マット・デイモンがリドリー・スコット監督の最新作『オデッセイ』で主演を務めている。本作で、彼は地球から遠く離れた火星でたったひとり取り残されながらも懸命に生き延びようとする男ワトニーを演じているが、この役はあの名優が自分で演じたいと声をあげるほど魅力的な役のようだ。その他の画像本作の原作は、日本でも邦訳されたアンディ・ウィアーのベストセラー小説『火星の人』。主人公マーク・ワトニーと仲間たちは火星で探査を行っているが、強烈な嵐に巻き込まれて脱出。マークはその途中で死亡したとされていたが、後に生存していたことが発覚する。水も空気も通信手段もない火星でたったひとり取り残されたマークは、残された物資とわずかな食料をかき集めて、知恵と強い意思をもって生き延びようとする。映画でデイモンは多くの場面でたったひとりでカメラの前に立ち、誰の声も聞えない、どれだけ助けを求めても届かない火星で生きる男を演じた。この役は魅力的な役どころのようで、俳優のトム・ハンクスはSNSに「アンディ・ウィアーの大傑作!マット・デイモンに嫉妬する!」と投稿。彼は『キャスト・アウェイ』で無人島に取り残された男を演じ、『ターミナル』では故郷を失って空港で暮す男を演じたが、ハンクスは『オデッセイ』の物語に先ほどの2作にはない要素、自身が俳優として嫉妬をおぼえるほどの魅力を感じたようだ。ちなみにハンクスは「誰が映画館の先頭に並ぶって?僕だよ!」と宣言している。ハンクスはハリウッドのトップクラスの俳優で、彼のもとには魅力的な企画や脚本が数多く集まってくるはずだ。彼の主演最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』はジョエル&イーサン・コーエンが脚本を書き、スティーヴン・スピルバーグが監督する作品で、早くも今年もオスカー候補入りがささやかれている。そんなハンクスが、デイモンが演じると決まってもなお、自分が演じたかったと声をあげるマーク・ワトニーとはどんな人物なのか? ワトニーは火星でたったひとりでどんな体験をするのか? 来年2月の公開が楽しみだ。『オデッセイ』2016年2月 TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー
2015年07月15日「このミステリーがすごい!」において、2009年版の海外編第1位にも選ばれたこともあるベストセラー小説が巨匠リドリー・スコットの製作で映画化!ソビエト連邦時代に実際に起きた連続殺人事件から着想を得て、ロシアでは発禁本となっている問題作が原作の映画『チャイルド44 森に消えた子供たち』がついにそのベールを脱ぎます。スターリン独裁政権下におかれていた1950年代のソ連で、9歳から14歳までの子供たち44人の変死体が次々と山間で発見されるという事件が起こる。しかし、「理想国家に殺人は起きない」という教えを掲げるスターリン政権では、事故としてすべて処理されていた。そんななか、疑問を抱いていた秘密警察の捜査官レオは事件解明に乗り出すも、捜査を阻止しようとする国家に狙われてしまう。さらに、愛する妻にスパイ容疑もかけられ、ますます追い詰められていくレオ。はたして、真犯人を見つけ出し、事件の真相を暴くことが出来るのか……?本作の舞台であるスターリンの恐怖政治下という緊迫した状況が、ピンと張りつめた糸のように全編を覆い、息をのむ展開にさらなる緊張感を与えています。そして、犯人ではなく、犯人を追う主人公の方が真相に迫れば迫るほどに追い込まれるという斬新な設定に、一瞬たりとも目が離せなくなり、未だかつてないミステリー体験を味わわせてくれるはずです。さらに、主人公レオを演じたトム・ハーディをはじめ、ゲイリー・オールドマンやヴァンサン・カッセルといった豪華俳優たちが放つ大人の男の色気にも思わずくぎ付けになること間違いなし。次々と繰り広げられる心理戦やかけひき、アクションなど多くの要素が含まれており、ただのミステリー映画ではありません!全世界を震撼させた問題作に、あなたの衝撃も止まらないはずです。イベントデータ:『チャイルド44 森に消えた子供たち』公開表記:7月3日(金)、TOHOシネマズみゆき座ほか全国順次ロードショー配給:ギャガ©2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2015年07月07日“モノポリー”映画の脚本を、『ガタカ』『トゥルーマン・ショー』のアンドリュー・ニコルが執筆することになった。ライオンズ・ゲートとハズブロが製作する。その他の情報モノポリー映画化の企画は何年も前からあり、一時はリドリー・スコットがプロデューサーにたずさわっていた。映画は、普通の少年が金持ちになるために努力していく様子を描くものになるようだ。モノポリーは1903年に発売され、114カ国で10億人以上の人々に楽しまれているという。大手おもちゃ会社ハズブロは、これまでに『トランスフォーマー』『バトルシップ』『Ouija』などを映画化してきた。この後は『ジェム&ホログラムズ(原題)』『Ouija 2』が控えている。ニコルの最新作は、イーサン・ホーク主演の『グッド・キル(原題)』。文:猿渡由紀
2015年07月02日『エクソダス:神と王』も記憶に新しいオスカー監督リドリー・スコットが、圧倒的演技派俳優マット・デイモンを主演に迎えた感動の超大作『オデッセイ』(原題:『The Martian』)の公開が2016年2月に決定し、全面にマットの微妙な表情が映る印象強いビジュアルが初お披露目された。火星での有人探査の最中、宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)は猛烈な嵐に巻き込まれ、死亡したと推測された。だが、奇跡的に生き延びていたワトニー。残りの乗組員は火星を去ってしまい、厳しい環境の惑星でたった一人取り残されたことに気づくも、彼は空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない状況で、知恵と精神力、創意工夫の才能を発揮して4年後のNASAの救出まで生き延びようとする。2億2530万km離れた地球では、NASAと各国から集められた科学者たちが、彼を生還させるための努力を続ける一方、ワトニーのチーム乗組員は協力し、不可能とも言える大胆な救出ミッションを計画するが…!?原作は、Amazonでの自費出版から感動の輪が広がり、NYタイムズのベストセラーリストに長期間ランクインされた大ヒット小説。“長い旅”を意味する邦題の『オデッセイ』は登場人物の苦難や絶望、そして希望に縁取られた長い旅路の先を予想させている。監督を務めるのは、科学的視点とリアリティを追求したストーリーテラーであり、1作ごとに注目を集める巨匠リドリー・スコット。そして、彼とタッグを組むのは、『ボーン』シリーズや『オーシャンズ』シリーズと、不動の人気を確立したマット・デイモン。また、彼を救おうと奮起する船長メリッサ・ルイス役には『ゼロ・ダーク・サーティ』でゴールデングローブ賞「主演女優賞」に輝いたジェシカ・チャスティン。NASAの広報責任者役には『LIFE!』のクリスティン・ウィグと常に注目されるキャストが集結した。到着したポスタービジュアルには、「70億人が彼の還りを待っている。」というシンプルだが壮大なキャッチコピー。これは火星に取り残された1人の男を助け出そうとする仲間たち、そしてその勇気に呼応するように世界中が団結し、ワトニー救出のため心を1つにして「彼を地球に還したい」と願う思いが込められたストーリーを、端的に映し出すメッセージになっている。ビジュアルやキャッチコピーだけでもスケールの大きい物語を連想させる本作の続報をお楽しみに。『オデッセイ』は2016年2月よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月01日巨匠リドリー・スコット監督が、マット・デイモンを主演に迎えた大作映画『オデッセイ』が来年2月に日本で公開されることが決定し、ポスター画像が公開になった。火星にたったひとり取り残されてしまった男のサバイバル劇と、彼を救いだそうと心をひとつにして奔走する仲間たちのドラマを描いた壮大な感動ドラマだ。本作は、日本でも邦訳されたアンディ・ウィアーのベストセラー小説『火星の人』が原作で、火星への有人飛行が可能になった未来が舞台だ。主人公マーク・ワトニーと仲間たちは火星で探査を行っているが、強烈な嵐に巻き込まれて脱出。マークはその途中で死亡したとされていたが、後に生存していたことが発覚する。水も空気も通信手段もない火星でたったひとり取り残されたマークは、残された物資とわずかな食料をかき集めて、知恵と強い意思をもって生き延びようとする。一方、NASAのメンバーは遠く離れた星に残された仲間を救いだすために大胆な計画を実行に移す。タイトルの“オデッセイ”はホメロスの長編叙事詩『オデュッセイア』から転じて“長い旅”を意味する言葉で、本作では地球から2億2530万キロメートルも離れた場所から帰還しようとする主人公と、彼を帰還させようとする人々のドラマが描かれる。スコット監督は『エイリアン』や『ブレードランナー』など伝説的な作品を手がけてきたことで知られているが、近年も『プロメテウス』『悪の法則』『エクソダス:神と王』など高評価を集める作品を次々に発表しており、本作も公開に向けて大きな注目を集めることになりそうだ。『オデッセイ』2016年2月 TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー
2015年07月01日マット・デイモンとベン・アフレックが、世間をにぎわせているFIFAのスキャンダルを映画化しようとしている。ワーナー・ブラザースの製作、配給で、ふたりはプロデューサーを務める予定だ。その他の情報監督はギャビン・オコーナー。オコーナーは、来年1月北米公開予定のスリラー映画『The Accountant』でアフレックと組んだばかりだ。『The Accountant』のほかアフレックには、来年、『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』と『Suicide Squad』の公開が控えている。デイモンの次回公開作は、リドリー・スコット監督のSF映画『The Martian』。現在は、中国を舞台にした『The Great Wall』を撮影している。監督はチャン・イーモウ。文:猿渡由紀
2015年06月29日リドリー・スコット監督が生んだSF映画の金字塔『エイリアン』の15年後を舞台にしたサバイバルホラーゲーム『ALIEN: ISOLATION -エイリアン アイソレーション-』が発売中だ。シガニー・ウィーバーが演じたエレン・リプリーの娘であるアマンダが、行方不明となった母の消息を求めて潜入した辺境の宇宙ステーション。そこには目を覆いたくなる地獄絵図が広がっていた……。その他の写真「今、流行りの“撃ちまくる”ゲームと違い、あくまでリドリー・スコット監督の映画第1作をリスペクトし、再現した内容。ですから、エイリアンは圧倒的強者であり、ただの人間が正面からエイリアンと遭遇すれば、死を免れません。“いかに遭遇しないか”という緊張感と生き残った瞬間の解放感を堪能してほしいですね」(株式会社セガゲームス ローカライズプロデューサー ジョン・ロジャース)実際にプレイを体験すると、登場人物になりきれる“没入感”に圧倒される。プレイヤー目線の状況と、エイリアンの動きを確認する動体検知器の情報が表示されるだけ…という無駄を排した画面構成が、文字通りのアイソレーション(孤立)を体感させてくれるのだ。発煙筒やノイズメーカーを駆使し、エイリアンの注意を逸らしながら、先を進むという頭脳プレイも本作の醍醐味である。映画の製作を手がけた20世紀フォックスが全面協力しており、美術設定や音響、効果音といった当時の資料が贅沢に反映されている点も見逃せない。さらに、原作映画の名シーンを追体験できる2つの「オリジンミッション」にはエレン、パーカー、ダラスといったおなじみのキャラクターが登場し、ウィーバーら映画オリジナルキャストが声優を務めるというファン垂涎の演出も施された。映画へのリスペクトはローカライズにも注がれており、字幕は『エイリアン』に造詣の深い映画コラムニストのジャンクハンター吉田氏に監修を受けており、一度に表示される文字数も洋画字幕の規格を研究しながら品質を高めている。「『エイリアン』を題材したゲームの代表作になれた」とジョンさん。映画『プロメテウス』の続編や、ニール・ブロムカンプ監督によるリブート企画なども進行する今こそ、ゲームを通して、その原点を体感してみては?『ALIEN: ISOLATION -エイリアン アイソレーション-』<パッケージ版>PlayStation 4/Xbox One(7990円/税別)<ダウンロード版>PlayStation 4(7990円/税別)Xbox One(7980円/税別)発売・販売:株式会社セガゲームス取材・文:内田涼
2015年06月23日早くも全世界3億ドルを越える大ヒットを記録、批評&観客たちから熱い支持を集める『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。シリーズ誕生から36年を経て完成した最新作の世界的な好評価は、メル・ギブソンに代わって主役を務めた英国人俳優トム・ハーディの“マックスぶり”が熱烈に歓迎された結果ともいえるだろう。この夏、6月20日(土)日本公開の本作を皮切りに、彼の主演作が3本連続で公開される。ジョージ・ミラー監督も絶賛する“繊細な野生”俳優が演じ分ける、ニッポンの夏を熱くする3つのキャラクターに迫った。ACT-1資源が枯渇し荒廃した砂漠を彷徨う、愛する家族を失った元警官『マッドマックス』といえば、当時、全く無名だったメル・ギブソンを大スターに押し上げた、彼の代表作。そのシリーズの創始者であるオーストラリアの映画監督ジョージ・ミラーが、今回、寡黙な肉体派という「新たなマックス」として白羽の矢を立てたのが、1977年生まれで現在37歳のトム・ハーディだ。名匠リドリー・スコットの『ブラックホーク・ダウン』(’01)でハリウッド・デビュー。演技派として注目を集めた『裏切りのサーカス』(’11)では、首刈り人リッキー役で異才を放ち、『Black & White/ブラック&ホワイト』(’12)では、リース・ウィザースプーンをクリス・パインと奪い合う三角関係ラブコメ・アクションにも挑戦。また、禁酒法時代を舞台にした『欲望のバージニア』(’12)では、寡黙だが不屈の長男を演じ、強い印象を残した。何より彼の名を一躍世界に知らしめたのは、クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』(’10)、そして、凶悪なマスクで顔を隠し冷酷な悪役ベインを演じた『ダークナイト ライジング』(’12)での怪演ぶりだろう。先日、来日したミラー監督は、「第1作の『マッドマックス』が公開されたとき、トムは生後6週間だった」と冗談を飛ばしながら、「新たな作品のためには、自分の中にマックスを見いだせる俳優が必要だった。ナイーブな一面と、何をしでかすかわからない、内に秘めた野生を兼ね備えた俳優、それがトム・ハーディだ」と、新マックスへの起用のポイントを明かしている。一方、トムは「メル・ギブソンのマックスは伝説だ」と言う。「でも、ジョージにこのキャラクターを演じてくれと言われたとき、僕は、この『怒りのデス・ロード』のストーリーに合ったマックスを創り直すため、ジョージとのコラボレーションを始めた。これはすばらしい題材であり、この役を演じるのは大きな名誉だよ」と語っている。メルとランチを共にし、“マックス”というバトンを渡されたトムは、本作でどんな熱演を見せているのか。スクリーンで確かめてみてほしい。ACT-2建築家としてのキャリアも家族をも捨て、ハイウェイをひた走る男6月27日(土)公開の『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』は、スクリーンに登場する人物は、BMWを運転して高速道路を走るトム1人だけ、という異色のワンシチュエーション・リアルタイム・サスペンス。わずか4日間のリハーサルと、8日間の撮影期間で完成されたこの作品は、大手建設会社の社員で、現場監督でもある主人公アイヴァンが、ある1本の電話を受けたことから、ロンドンへとハイウェイをひた走る姿を描いている。実はこのドライブは、彼にとって人生最大の転機となる86分間だ。車中では、ひっきりなしに電話が鳴る。部下へ指示を出し、上司からは叱咤を受け、そして家で待つ妻と息子とも話すトム。カメラは電話での会話と、刻一刻と変わる彼の表情だけをとらえていく。時に歯ぎしり、時に鼻をかみ、時に「MAD」と毒づきながら、翌日に迫った大規模な工事や家族との約束もかなぐり捨て、ただ走るだけ。トムは、本作でのミニマムな演技によって、LA批評家協会賞、トロント映画批評家協会賞で「主演男優賞」を見事受賞している。ACT-3国家保安省エリートから転落するも、国家が認めぬ殺人事件に挑む7月3日(金)から公開されるのは、2009年の「このミステリーがすごい!」海外編で第1位に輝いたベストセラー小説を、リドリー・スコットがプロデュースした『チャイルド44 森に消えた子供たち』。トムが演じるのは、愛する妻と仲間との友情のために命がけの捜査に挑むことになる元・国家保安省のエリート捜査官レオだ。1953年、スターリン政権下のソ連。戦争の英雄としても一目置かれていたレオは、ある日、愛する妻ライーサ(ノオミ・ラパス)にスパイ容疑かかけられる。妻を告発しなければならぬ立場に追い込まれた彼は、迷うことなくすべてを捨てて愛する妻と生きることを選択、結果、地方都市に左遷されてしまう。そこに待っていたのは、保身ばかりを考えるネステロフ将軍(『裏切りのサーカス』でも共演のゲイリー・オールドマン)。やがて、森の中で見つかった幼い少年の死体を見て彼は愕然とする。その死因は、国家保安省時代に見た戦友の息子に刻まれたものと全く同じだった。理想国家を掲げる社会主義国家では、犯罪など存在してはならない。相次ぐ子どもの変死体にレオは事件解明を決意するが、彼の前には容赦ない独裁国家による妨害が待ち受けていた…。同作では荒々しいアクションから、繊細な演技まで、感情の振り幅が広い難役をこなしているトム。待機作には、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作でディカプリオと共演する『The Revenant』、ミステリーサスペンス『London Road』、ギャングを演じる『Legend』(いずれも原題)などがあり、今後の活躍が最も期待される俳優の1人といわれている。そんなトムが、「新たなマックス」を皮切りに“すべてを失った男”を熱演する3作品。いずれも、今年の夏を熱くしてくれそうだ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほかにて2D/3D&IMAX3D 公開。『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』は6月27日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。『チャイルド44 森に消えた子供たち』は7月3日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月16日12回のオスカーノミネーションを誇る伝説の撮影監督ロジャー・ディーキンズが、『ブレードランナー』続編プロジェクトに参加することがわかった。監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。ふたりはヒュー・ジャックマン主演の『プリズナーズ』でコラボレーションをしている。その他の情報『ブレードランナー』続編は、リドリー・スコットと、オリジナル版の脚本家ハンプトン・ファンチャーが考案したストーリーを基盤に、ファンチャーとマイケル・グリーンが脚本を書き下ろした。ハリソン・フォードが再び主演することも決まっている。撮影開始は2016年夏。ディーキンズは『アンブロークン(原題)』で、今年のオスカー撮影部門にノミネートされた。最新作は、現在開催中のカンヌ映画祭にコンペ入りしている『Sicario』。文:猿渡由紀
2015年05月21日スコット・イーストウッドと言えば、クリント・イーストウッドを父に持ち、昨年末に公開されたブラッドピッド主演の映画『フューリー』に主演し話題となった俳優だ。また、今年ブレイクするハリウッド俳優として最近日本でも注目度が上昇中だとか。そんなスコットがサンタモニカでパパラッチされた画像が到着。スコットは、ブルージーンズにブラックキャップと、イタリアのアイウェアメーカー「ロッツァ」のスモークレンズと透け感のあるテンプルエンドがほどよくセクシーでクールな印象を与えるスクエアのメタルシェイプのサングラスのみを身に着けた姿。上半身は、引き締まった筋肉美を堂々さらしたヘルシーなスタイルだ。父・イーストウッドの監督作品『インビクタス/負けざる者たち』『グラントリノ』『父親たちの星条旗』などにも出演し、徐々に俳優としての力も養っているスコット。今年こそはブレイクしてみたいところ。今後の活躍に期待大!(text:Miwa Ogata)
2015年05月17日ここ数年、スティーヴン・スピルバーグをはじめ、リドリー・スコット、デヴィッド・フィンチャーらハリウッド映画のヒットメーカーがTVドラマを手掛けるのがひとつの主流となっている。そんな中、ついに真打ちとも言うべき映画監督がTV界に参戦してきた。M・ナイト・シャマラン。『シックス・センス』『サイン』などで知られ、多くのファンを魅了し続けているミステリー界の異才である。そんな彼が製作総指揮を務めるのが、5月15日よりFOXチャンネルで放送スタートとなる脱出ミステリー『ウェイワード・パインズ 出口のない街』。ドラマの放送を記念し、ヴェールに包まれた本シリーズの世界をひも解いていこう。○謎が謎を呼ぶストーリーはシャマランの真骨頂!アメリカのベストセラー小説「パインズ - 美しい地獄-」をもとに映像化されたミステリー『ウェイワード・パインズ 出口のない街』。物語の始まりはひとつの事故だった。シークレット・サービスの捜査官イーサンは、行方不明になった同僚ケイトを捜索中、ウェイワード・パインズという街の入口で交通事故に遭う。その後、森の中で意識を取り戻した彼は、閑静な住宅街へたどり着くが、なぜかIDや所持品がなくなっており、家族や職場への連絡手段がすべて絶たれていた。住民たちに助けを求めるイーサンだったが、誰ひとり助けの手を差し伸べる者はいないばかりか、特定の話題になるとあからさまに話をはぐらかすなどイーサンを翻弄。さらに街の至るところに無数の監視カメラが設置されており、街中での会話や行動は何者かに見張られているらしい。そんな中、行方不明だったケイトと再会するイーサンだが、彼女はなぜか面識のないふりをし、「あなたといると狙われる」と意味深なひと言を告げる。○ウェイワード・パインズの謎めいた掟【第1の掟】街の外に出るなイーサンは街の外に出ようと車を走らせるが、なぜか同じ場所に戻ってきてしまう。【第2の掟】過去について語るな虚言的行動でイーサンを振り回す住民たち。彼らは過去の記憶自体も曖昧なことが多い。【第3の掟】電話を無視するな街中の電話が鳴ったら、必ず応答しなければならない。一体誰からの着信なのか!?得体の知れない違和感に襲われる中、女バーテンダー、ビバリーの助言により、解決の糸口を探るイーサン。やがて彼は、美しい田舎の街に潜む驚愕の秘密にたどり着く。街の区域に出口なし、住民たちの虚言的行動、無数の監視カメラ、遮断された連絡手段--。幾重もの仕掛けを張り巡らせ、まさしく“出口の見えない”展開で、見る側も袋小路に追い込んでいく本作。これまでも謎が謎を呼ぶストーリーと大どんでん返しで見る者の予想を鮮やかに裏切ってきたシャマランだけに、今回も期待せずにはいられない!○マット・ディロンをはじめ豪華俳優陣が集結TVドラマの枠を超えたミステリーには、アカデミー賞受賞・ノミネート経験をもつ実力派のキャスト陣が顔をそろえた。謎めいた街からの脱出を試みるイーサン役には、80年代から活躍し、『クラッシュ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、映画界で着実にキャリアを重ねてきた俳優、マット・ディロン。初のTVシリーズ初主演作となった本作を「映画以上に映画並み」と称したディロン。優秀な捜査官だが、一方で過去に関わった事件についてのトラウマを抱えているという難しい役どころを抜群の安定感で演じ、ドラマを牽引していく。街で唯一の保安官ポープ役は、FOXチャンネルで放送のドラマ「Empire 成功の代償」にも主演するテレンス・ハワード。イーサンに監視の目を光らせ、時に行動を妨害してくるというミステリアスな役で存在感を発揮。イーサンに唯一協力する女バーテンダー、ビバリーを演じるのは、個性派女優として活躍してきたジュリエット・ルイス。イーサンの疑問に素直に答えるうち、自らも街での自分の存在に疑問を抱いていく女性を、繊細な演技で魅せる。ディロンをはじめとした実力派キャストたちが、主人公の焦りや葛藤、そして翻弄する側の不気味さをみごとに体現。脱出ミステリーとしてはもちろん、心理的サスペンスとしても堪能できるのが本作のもうひとつの魅力なのだ。いかがだっただろうか。まずはスカパー! オンデマンドで無料配信中のスペシャル動画をチェックしよう。
2015年05月13日「このミステリーがすごい!」で第1位を獲得した、トム・ロブ・スミス原作のミステリー小説をトム・ハーディ主演で映画化する『チャイルド44森に消えた子供たち』の予告編映像が、このほど解禁となった。1953年、スターリン政権下のソ連で、子どもたちの変死体が次々と発見される。年齢は9歳から14歳、現場は山間の線路沿い、全裸で胃は摘出され、死因は溺死。だが、殺人は“国家が掲げる思想に反する”ため、すべて事故として処理されることに。秘密警察の捜査官レオ(トム・ハーディ)は、親友の息子の死をきっかけに事件解明に乗り出すが、捜査が進むにつれ、元同僚の秘密警察に追われ、さらに愛する妻ライーサ(ノオミ・ラパス)にも不当な容疑がかけられてしまう…。08年英国にて刊行され、同年英国推理作家協会であるCWAのイアン・フレミング・スティール・ダガー賞を受賞しその年の最も優れたスパイ・冒険・スリラー小説に認定されたトム・ロブ・スミスの小説「チャイルド44」。日本でも09年に「このミステリーがすごい!」海外編第一位を獲得した話題の本作を、名匠リドリー・スコットが製作を務め映像化した本作。今年の夏、最注目のミステリー作品だ。今回公開となった予告編冒頭で描かれるのは、線路で一人遊ぶ少年に近づく黒いロングコートの男の影、そして少年の死。家族は殺人と主張するが、スターリン政権下のソ連では殺人はタブーとされているため、事故として処理されてしまう。やがて真実を追い求めていく主人公だが、次第に国家権力の魔の手が家族にも及び、苦悩する姿が描かれている。主人公を演じるトム・ハーディが助けを求める人物である警察署長のネテロフ将軍を演じるのは、『裏切りのサーカス』でもハーディと共演した名優ゲイリー・オールドマン。予告編中盤では、制服に身を包んだオールドマンの姿が登場し、並々ならぬ存在感を発揮している。真犯人を探すミステリーとしてはもちろん、50年代ソ連を舞台にしたクラシカルな衣装や本格的なビジュアルにも注目したい本作。『マッドマックス怒りのデス・ロード』の公開を控え、いま最も勢いのある俳優のひとりであるトム・ハーディから目が離せない。まずは予告編から、緊迫した彼の演技をのぞいてみて。『チャイルド44森に消えた子供たち』は、7月3日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャイルド44森に消えた子供たち 2015年7月、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2015年05月01日2009年版「このミステリーがすごい!」海外編で見事第1位を獲得した原作を、リドリー・スコット製作で映画化する『チャイルド44森に消えた子供たち』。その公開日が7月3日(金)に決定、あわせて緊迫感ただよう日本版ポスタービジュアルも到着した。1953年、スターリン政権下のソ連で起きた子どもたちの連続変死事件。現場は山間の線路沿い、溺死していた子どもの姿は全裸で胃は摘出されているという凄惨なものだった。だが、“国家の思想に反する”ためこれらの事件は事故扱いされた。秘密警察捜査官のレオ(トム・ハーディ)は親友の息子の死をきっかけに、事件解明に乗り出すものの、周りの愛する者が危険にさらされてしまう…。原作出版前から映画化権を獲得した『エクソダス:神と王』のリドリー・スコットが製作、『デンジャラス・ラン』のダニエル・エスピノーサが監督を務め、創り出す本作。公開になったポスタービジュアルは、歪曲した線で区画され、線路沿いに座り込む子どものモノクロ写真とともに、トム・ハーディ演じる主人公・レオを始め、捜査に協力する警察署長・ネステロフ将軍役のゲイリー・オールドマン、レオの愛妻・ライーサ役ノオミ・ラパスらがそれぞれ謎めいた表情を見せている。原作となったのは、2008年に刊行されたトム・ロブ・スミスによる「チャイルド44」。CWA(英国推理作家協会)の「イアン・フレミング・スティール・ダガー賞」を始め、数々の賞を受賞し、日本でも「このミス」第1位に選出された。原作者トム・ロブ・スミスは映画化にあたり、次のようなコメントを寄せている。「『チャイルド44』は実話がベースで、実在の刑事が事件を解決した話です。僕は、犯罪のストーリーを通して、ソ連という社会を描いていきました。推理小説とは、舞台となる社会を深く掘り下げていくものなんだと思っていて、その国や文化を理解していけるものなんだと思っています。映画化にあたっても、その部分を深く理解してくれていたと思います。本当にすばらしいのはキャストたちでした。脇役も含め全員、その役作りがよかったです。8年前の作品だから不思議な気分だったが、皆が熱心に映画化を進めてくれたことに感謝しています」。原作者もスタッフ・キャスト陣の熱意を称える本作。「真実は、歪められる。犯罪も、愛さえも」というミステリアスなコピーさえ歪む本ビジュアルだけでも、私たちを原作の世界に迷い込ませている。『チャイルド44森に消えた子供たち』は7月3日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月21日2009年版「このミステリーがすごい!」海外編で第1位を獲得した原作を、リドリー・スコット製作、トム・ハーディやゲイリー・オールドマンら豪華キャスト共演で映画化した『CHILD44』の邦題が、『チャイルド44森に消えた子供たち』に決定、7月に全国公開されることが決まった。1953年、スターリン政権下のソ連で、子どもたちの変死体が次々と発見される。年齢は9歳から14歳、現場は山間の線路沿い、全裸で胃は摘出され、死因は溺死。だが、殺人は“国家が掲げる思想に反する”ため、すべて事故として処理されることに。秘密警察の捜査官レオ(トム・ハーディ)は、親友の息子の死をきっかけに事件解明に乗り出すが、捜査が進むにつれ、元同僚の秘密警察に追われ、さらに愛する妻ライーサ(ノオミ・ラパス)にも不当な容疑がかけられてしまう…。原作は、ソ連で実際に起きた事件に着想を得たトム・ロブ・スミス原作のミステリー小説。日本でも「このミステリーがすごい!」海外編第1位を獲得するなど、ミステリーファンから注目を集めていた衝撃作を、原作の出版前から映画化権の獲得に乗り出した名匠リドリー・スコットが映画化。監督は『デンジャラス・ラン』のダニエル・エスピノーサ。国家への忠誠を翻してでも事件真相に迫ろうとする主人公レオ役には、6月に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の公開も控えるトム・ハーディ。また、レオの捜査に協力する謎の警察署長ネステロフ将軍役にはゲイリー・オールドマン、国家にスパイ容疑をかけられるレオの愛妻ライーサ役には『プロメテウス』『ミレニアム』のノオミ・ラパス。さらに、『ロボコップ』『ラン・オールナイト』のジョエル・キナマン、『ボーン・アルティメイタム』『パレードへようこそ』のパディ・コンシダイン、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』『猿の惑星:新世紀(ライジング)』のジェイソン・クラーク、そして『美女と野獣』のヴァンサン・カッセルと国を超えた豪華キャストが集結。原作発売以来、映画化が待望されていた極上のミステリー。併せて解禁となった、ハーディ演じる主人公がスパイ容疑をかけられる妻を守ろうとするメイン写真からも、ただならぬ緊迫感を伺い知ることができる。『チャイルド44森に消えた子供たち』は7月、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日リーアム・ニーソンが、愛する息子とともに真夜中のニューヨークで逃亡劇を繰り広げる主演最新作『ラン・オールナイト』。一瞬たりとも目が離せないノンストップ・アクションとなる本作から、リーアムの息子役で出演し、ハリウッドでも話題沸騰中の“北欧男子”ジョエル・キナマンのビジュアルが到着した。自らの家族を守るため、マフィアのボスの息子を殺してしまったジミー(リーアム・ニーソン)。マフィア、買収された警察、最強の暗殺者…一般市民までも敵となり、彼らを追う。勝負の時間は夜明けまで。街中が敵となったニューヨークで、彼らは生き延びることができるのか――?本作で主人公ジミーの息子、マイクを演じているジョエル・キナマンは、近年活躍の場を急激に広げているスウェーデン出身のイケメン俳優。映画デビュー作『イージーマネー』(’10)はスウェーデン史上最高額の収益をあげ、スウェーデンのアカデミー賞といわれるゴールデン・ビートル賞「最優秀男優賞」を受賞し、母国での確固たる知名度を築いた。そして、アメリカのTVシリーズ「キリング/26日間」「キリング/17人の沈黙」では、その端正な顔立ちと演技力で話題に。さらにリブート版『ロボコップ』で主演の座を掴んだ彼は、世界中にその存在を知られることになった。デヴィッド・フィンチャー監督の『ドラゴン・タトゥーの女』にも出演しており、今後はリドリー・スコット製作、トム・ハーディ&ゲイリー・オールドマン共演の『Child 44』(原題/4月全米公開)など、待機作品も数多い。本作では、危険な仕事のために家族を大切にすることができなかった父・ジミーのようになるまいと、自身の家族を大切にする良き父親を見事に表現。届いた劇中ビジュアルからも分かるように、かつてプロボクサーだったという設定通り、たくましい二の腕も披露している。190cm近い、すらりとした長身にワイルドさが加わった見た目と、家族を一番に思う優しさとのギャップには、日本でもファンが急増しそうだ。そんなジョエルには、監督のジャウム・コレット=セラも以前から注目していたという。「彼がキャストに加わってとても嬉しかった。彼はとても多くの意味で、精神的にも肉体的にも感情的にもパワフルであり、それをすべてこのマイクというキャラクターに注ぎ込んでくれたよ」とコメント。日本の伝説的コミック「AKIRA」の実写化を手がけることが決定している売れっ子監督も、彼の魅力の虜になった様子だ。いまや、ジョエルに代表される北欧出身の俳優は、ハリウッドでも高く評価され、一大ブームとなっている。その下地を築いたといえるのは、ステラン・スカルスガルドだろう。彼は『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』などから今月25日公開の『シンデレラ』まで、幅広い役柄を演じる名優として知られている。また、ステランの息子であるアレクサンダー・スカルスガルドは、人気ドラマ「トゥルーブラッド」で演じたセクシー過ぎるヴァンパイアが当たり役となり、その知名度を揺るぎないものに。実写版“ターザン”を演じる『Tarzan』(原題/2016年公開予定)も楽しみだ。そして、“北欧の至宝”といわれるマッツ・ミケルセンも、『007 カジノ・ロワイヤル』の悪役ぶりやTVシリーズ「ハンニバル」でレクター博士を怪演するなど、話題作には欠かせない存在となっている。イケメンであるだけでなく、確かな演技力に定評のある彼ら“北欧男子”の活躍から、今後も目が離せない。『ラン・オールナイト』は5月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月02日『ダイ・ハード』シリーズや『RED』シリーズなど、ハリウッドの第一線で活躍するブルース・ウィリスが、近未来都市を舞台に壮絶な戦いに挑む最新主演作『デッド・シティ2055』(5月23日公開)。本日3月19日、なんと60才の還暦を迎えるブルースから、激アツなコメントとともに渋いスーツ姿の初出し場面写真が到着した。本作は、セックス、ドラッグ、殺人…人間の欲望すべてを叶える未来都市“VICE(ヴァイス)”を舞台に、人間VSレプリカント(人造人間)の壮絶な闘いを描くSFアクションエンターテインメント。ブルースも出演したリュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』やリドリー・スコット監督の『ブレードランナー』を彷彿とさせる世界観の中で、彼が演じるのはVICEの支配者にして、巨大企業を牛耳るジュリアン・マイケルズ。本作は、ブルース史上、最も驚愕の未来が描かれているという。還暦を迎えてなお、ワイルドでダンディなブルースは、「自分が還暦を迎える年に公開されるこの作品、『デッド・シティ2055』に全身全霊を捧げたつもりだ」とコメント。「今回は自分のアーティスティックなビジョンのために、“ルック・ブック”を創ったんだ。キャラクターたちが生きている未来都市と現実世界という、二つの世界の要素の幅や質感、経済階級構造、そして絶望感さえも描き出し表現するために。渾身を込めた、この作品をぜひ多くの人に見て欲しいね」と、本作をアピールした。(ルック・ブック:主人公の役柄のカタログ、資料集)アクション大作シリーズに出演するかたわら、『フィフス・エレメント』を始め『12モンキーズ』『LOOPER/ルーパー』など意欲的なSF作品にも果敢に挑んできたブルース。その真骨頂ともいうべき本作に注目だ。『デッド・シティ2055』は有楽町スバル座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月19日エミー賞受賞の人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で注目を集める渋メン、ニコライ・コスター=ワルドーを主演に迎え、『未来を生きる君たちへ』で第83回アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞したデンマークの女性監督スサンネ・ビアが贈る最新作『真夜中のゆりかご』。このほど、その日本版予告編が解禁となった。敏腕刑事のアンドレアスは、美しい妻アナと息子とともに、湖畔の瀟洒な家で幸せに暮らし、夫婦交代で真夜中に夜泣きする息子を寝付かせる、愛に満ちた日々を送っていた。そんなある日、通報を受けて駆けつけた一室で、薬物依存の男女による壮絶な育児放棄の現場に遭遇する。そして、ある朝、思いもよらない悲劇がアンドレアスを襲い、彼の中で“善悪の境界線”が揺れ動いていく…。2011年、日本でも公開された『未来を生きる君たちへ』で2人の少年と彼らを取り巻く大人たちの暴力と贖罪を描き、オスカーを獲得したスサンネ・ビア監督が、その脚本家アナス・トーマス・イェンセンと再びコンビを組んだ本作。突如、幸せの絶頂から突き落とされた刑事の選んだ行動と、二転三転のさらなる衝撃を乗り越えた彼の魂が救済されるまでを、スリリングに、かつ北欧の情景豊かに描き出していく。主演を務めるのは、2014年エミー賞19部門ノミネートのアクション・スペクタクル巨編「ゲーム・オブ・スローンズ」のジェイミー・ラニスター役で世界的に人気上昇中、デンマーク出身のニコライ・コスター=ワルドー。リドリー・スコット監督『ブラックホーク・ダウン』やトム・クルーズ主演『オブリビオン』などハリウッド大作でも活躍し、ジュリエット・ビノシュ主演『おやみなさいを言いたくて』では彼女の夫役も務めた。ワルドーが満を持して主演を務める本作では、母国デンマークを代表するビア監督と組み、ハリウッドでの活躍を裏付ける確かな演技を披露する。ビア監督は、育児放棄、薬物依存など、現代社会に蔓延する問題を随所に盛り込み、過去作『ある愛の風景』や『アフター・ウェディング』にも通じる鋭い人間観察と心を揺さぶる精密な心理描写を表現。日本版予告編でも、幼い息子を失うという突然の悲劇に襲われた主人公が犯してしまった罪と、悲劇が善悪の境界線を曖昧にしていく様子をまざまざと見せつけ、監督が得意とする観客の倫理観をゆさぶるドラマを感じさせている。いま、ハリウッドでも脚光を浴びている北欧サスペンスの醍醐味にあふれた重厚なヒューマンドラマ。そのとき人は、どこまで正義を見失わずにいれるのか?という普遍の問いを、予告編からも観る者に投げかけている。『真夜中のゆりかご』は5月、TOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月11日『インターステラー』のジェシカ・チャステインが、『スノーホワイト』のスピンオフ映画『The Huntsman(原題)』に出演することがわかった。どんなキャラクターを演じるのかは不明だ。『The Huntsman』は、スノーホワイト(クリステン・スチュワート)を救ったエリック(クリス・ヘムズワース)を主人公に据える。ヘムズワースのほか、シャーリーズ・セロンも戻ってくるが、スチュワートは出演しない。ほかにエミリー・ブラントも新しく参加する。その他の情報監督にはフランク・ダラボンが決まっており、ダラボンは脚本の書き直しも手がけたが、後に降板。新しい監督にはセドリック・ニコラス=トライヤンが決定している。北米公開は来年4月22日。チャステインの最新作は、J・C・チャンダー監督の『モスト・バイオレント・イヤー(原題)』。今年はギレルモ・デル・トロ監督のホラー『Crimson Tide(原題)』と、リドリー・スコット監督の『The Martian(原題)』の北米公開が控えている。文:猿渡由紀
2015年02月25日ハリウッドの一流監督ダニー・ボイル、スティーヴン・ソダーバーグ、ウディ・アレン、リドリー・スコット、ロマン・ポランスキーら多くの巨匠たちの作品に出演する、イギリスが誇る名優ユアン・マクレガー。『トレインスポッティング』でヘロイン中毒の男を演じブレイクして以来、『スター・ウォーズ』シリーズのオビ・ワン=ケノービから、『ムーラン・ルージュ』のクリスチャンなど幅広い役をこなし、演劇とチャリティへの貢献が認められチャールズ皇太子から大英帝国勲章(OBE)を授与されるなど、公私ともに尊敬される人格者である彼の素顔に迫った。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』では、ジョニー演じるモルデカイの大学の同窓生でポエムが得意な刑事・マーランド役を好演しているが、彼はグウィネス・パルトロウ扮するモルデカイの妻・ジョアンナにゾッコン。「大学時代に恋に落ちてから大人になっても一方的に愛し続けてる。ロマンチストだよ」と笑顔を見せながら自身の役柄を語るユアン。また、本作ではジョニーと初共演!これにはイギリスの名優も興奮したようで「ずっと共演したかった!」と熱くなる。「共演はすごく楽しかった、彼にがっかりすることなんてなかったよ。彼の演技で大いに笑わされた。ジョニーは最高の俳優だよ。(人としても)寛大で面白い人だし、一緒に楽しい時を過ごしたよ」と大絶賛した。本作の演技プランも綿密に作り上げたようで、「この役で大切なのはトーンだと思う。茶番劇になりすぎると観客は離れてしまう。すごく微妙なラインなんだ。だからギリギリまでコメディー色を押し広げるけど、広げすぎないことが難しかった。さもないとただのバカげた映画になってしまう。バカげていたとしても、それなりの理由でバカげた物にしないといけない。何よりジョニーやグウィネスと演技すれば、コメディーのトーンや雰囲気はすぐに分かる」と、いかにも彼らしい。さらに、イギリス人の彼が関心したのは、主要キャストと監督の技量だという。「監督もジョニーもグウィネスもジェフ・ゴールドブラムもアメリカ人なのに、作品はイギリスの感じがすごくある。(この映画の)舞台はイギリスしか考えられない。アメリカじゃだめなんだ。すごく面白くて、本当にイギリスっぽいコメディーだよ」と大満足の作品となった様子。仕事に真面目、いつも笑顔で謙虚な印象がある彼は、ミニシアター系からハリウッド大作まで出演オファーが絶えず、映画関係者や老若男女のファンに愛され続けている。そんなユアンは『スター・ウォーズ』新シリーズ、うわさに上がる『トレインスポッティング』の続編など、次回作出演のうわさをメディアが書立てるが彼自身はクールだ。「(『スター・ウォーズ』は)まだ、オファーされないから分からないよ。でも、新シリーズの時代のストーリーではオビ=ワンは死んでるはずだよ(笑)。いつかはオビ=ワン・ケノービの1人で過ごした荒れ地での生活(エピソード3と4の間)を作りたいんだ。良いストーリーになると思うよ」と、質問に嫌な顔1つせず、楽しそうに答える。愛妻家で明るい性格、チャリティにも積極的、家族も大事にする彼に趣味を訊ねると「いまでもバイクが大好きだよ(笑)。毎日乗ってるし、何台も持ってる。70年初期からのモト・グッツィ(イタリアのバイク)をずっとコレクションしてる。夢中になりすぎてるから、そのうち心理学者が僕を研究に来るかもね(笑)。子どもと一緒じゃないときの移動は、必ずバイクだね。いまは予定はないけど、南アメリカを縦断するのが夢なんだ。いつかやるよ」と語った。最後に、「今作で久々に再共演したグウィネス(ジョアンナ役)とのシーンはすごく面白いよ。ジョニー(チャーリー・モルデカイ役)がアメリカへ行った後の自宅での軽く誘惑されるシーンは楽しかったね」と印象的なシーンを話すユアン。彼自身も、真面目に、そして楽しんで撮影した『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』。この作品で、名優の新たな一面を見られるだろう。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』はTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年02月09日俳優のクリスチャン・ベールが旧約聖書の英雄モーゼを演じる映画『エクソダス:神と王』(公開中)。このたび、自身の作品としては過去最大の168億円の製作費を投じたという、リドリー・スコット監督のインタビュー映像が公開され、代表作『グラディエーター』があったからこそ、本作が完成したという秘話が明らかになった。本作の最大の見どころは、細部まで忠実に再現したリアリティに加え、最新の視覚効果と3D技術を駆使し、語り継がれてきた奇跡の映像化を実現した点。古代エジプトの壮大な風景、強大なエジプト軍との熾烈なバトル、猛威を振るう"10の奇跡"などが、壮大なスケールで描かれている。公開されたインタビュー映像で、リドリー・スコット監督は「『グラディエーター』を製作して本当に良かった。製作前は歴史劇に対する世間の目がまだ冷たかった。スカートとサンダル姿の男に抵抗があったんだ(笑)。だが今は、古代の話に抵抗がない。『グラディエーター』が成功したおかげだと思っている」と語る。第73回アカデミー賞にて、作品賞・主演男優賞・衣裳デザイン賞・録音賞・視覚効果賞の5部門を受賞した『グラディエーター』の成功があったからこそ、本作が製作されたといっても過言ではない。本作は、イギリスのパインウッド・スタジオで屋内のシーンを撮影した後、地中海に面したスペインでロケ撮影が行われた。ラムセスの宮殿、ヘブライの貧民街、エジプトの街並みの巨大なセットが実際に建てられ、撮影のエキストラは延べ1万5,000人。戦争シーンではカメラ17台を投入し、馬55頭、騎手48人、エキストラ300人が一堂に会し、チャリオット(戦闘用の二輪馬車)での壮絶な戦いを繰り広げた。蛇、ラクダ、ワシ、チーター、象、そして400匹のカエルなど、多くの本物の生きた動物たちも登場している。制作関係者たちは「『グラディエーター』『ロビン・フッド』『キングダム・オブ・ヘブン』の3本を足しても本作の規模には及ばない」とコメントを寄せるほど、前代未聞の規模で撮影。そして、人類史上最古の英雄譚の映像化が実現したのだ。(C)2014 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2015年02月08日全米オープニング1位に輝いたリドリー・スコット監督最新作『エクソダス:神と王』(公開中)で、モーゼとラムセスを演じたクリスチャン・ベールとジョエル・エドガートンの特別映像がこのほど、公開された。本作の舞台は紀元前1300年、栄華を誇る王国エジプト。その王家の養子として育てられたモーゼは、兄弟同然に育てられたエジプトの王ラムセスに反旗を翻し、ヘブライの民40万人を救うため、"約束の地"を求める旅に出る。最大の戦闘シーンでは、馬55頭、騎手48人、エキストラ300人が一堂に会し、カメラが17台が使用されるほどのスケールで撮影したという本作。このたび公開された特別映像で、ベールとエドガートンは、撮影で一番楽しかったのは"戦闘シーン"だと明かし、「8歳児に戻ってはしゃいでしまう」「ヒーローの気分を味わえる」とそれぞれ語る。続けて、ベールは「ヤバイ、腰をやっちゃった。この後の撮影どうしよう」とピンチがあったことを告白した。さらに、エドガートンも「これが何時間も続くかと思うと、歴史上の戦いの過酷さがわかる」とコメント。そして、「本作では壮大な戦いが描かれているが単なるアクションシーンではない。リドリーが作り上げたのは壮大なスケールで描くヒューマンドラマだ」と分析すると、ベールも「この作品の究極の目標は、見る人の感情に訴え心を揺さぶることだ。何かを感じてもらえなければ意味がないんだ」と物語の要素としてのアクションであることに言及した。本作では、細部まで忠実に再現したリアリティに加え、最新の視覚効果と3D技術を駆使し、語り継がれてきた奇跡の映像化を実現。古代エジプトの壮大な風景、強大なエジプト軍との熾烈なバトル、猛威を振るう"10の奇跡"といったスペクタクルシーンがよみがえる。(C)2014 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2015年02月07日最新作『エクソダス:神と王』が本日公開となるリドリー・スコットが製作総指揮を務め、ニコール・キッドマン、コリン・ファースという2大オスカー俳優が謎に包まれた夫婦を演じる『Before I Go To Sleep』(原題)の邦題が『リピーテッド』に決定。5月23日(土)に公開されることになり、併せてミステリアスな予告映像が解禁となった。ニコール演じる主人公クリスティーンは、毎朝目覚める度に前日までの記憶が失われ、1日しか記憶が持たないという特殊な記憶障害を負っていた。献身的に尽くす夫(コリン・ファース)に支えられ暮らすクリスティーンの元に、ある日、医師を名乗る男“ドクター・ナッシュ”(マーク・ストロング)から1本の電話がかかってくる。夫には内緒でその医師の診察を受けていると聞かされたクリスティーンが目にした、信じられない事実とは…。原作は、英国ミステリー文学のベストセラー、SJ・ワトソンの著作「わたしが眠りにつく前に」。世界最高峰とも評されるミステリーを映像化するにあたり、巨匠リドリー・スコットが主役の夫婦に迎えたのは、ニコール・キッドマンとコリン・ファースのふたり。また、物語のカギを握る医師役を務めるのは、ベネディクト・カンバーバッチ主演の本年度オスカー候補作『イミテーションゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』にも出演するマーク・ストロング。到着した予告編を覗いてみると、映像はクリスティーンが目覚めるシーンからスタート。毎日新しい記憶へとリセットされてしまうクリスティーン同様、見ているこちらも彼女の置かれている状況をすぐには理解できない不安感が襲ってくる。いったい何が真実で、何がうそなのか…断片的に新事実が明かされていく様に、思わず息を呑んで見守ってしまうことだろう。また、御年47歳になるニコールのミステリアスな美しさは健在だ。ベテラン俳優たちが贈る、迫真の演技による上質なサスペンス・ミステリーを、まずはこちらの予告編から堪能してみて。『リピーテッド』は5月23日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月30日女優の杏が、ハリウッド大作『エクソダス:神と王』で、日本語吹き替え版の声優に初挑戦した。演じるのは主人公モーゼ(クリスチャン・ベイル)を支える妻ツィポラ役。女優として映画、ドラマと破竹の活躍を見せるなか「アフレコ用の台本に最初は戸惑いもありましたが、気持ち優先で演じることができ、未知なる世界に飛び込むことができた」と初の声優業に手応えを示した。その他の画像『グラディエーター』のリドリー・スコット監督が旧約聖書の「出エジプト記」に記されたモーゼの奇跡の数々を、最新VFX満載で描いた歴史スペクタクル。紀元前1300年、栄華を極めるエジプトの王家で養子として育ったモーゼが、兄弟同然のエジプト王・ラムセスに反旗を翻し、たった1人でヘブライの民40万人を救うため、約束の地を目指す。「モーゼの物語といえば、白髪のおじいさんが海を割るというイメージでしたが、映画を拝見しリアリズムを追求する映像づくりに驚きました。同時に衣装やセット、食べ物の描き方など細部へのこだわりが、スケール感を失うことなく世界観を増幅させていて、2時間半圧倒されっぱなしでした。聖書の世界になじみがなくても、エンタテインメントとして存分に楽しめる」(杏)清廉で風格を感じさせるイメージが、モーゼの妻・ツィポラにぴったりであることから白羽の矢が立った。自身が演じる役柄については「各地を旅するモーゼとは対照的に、ひとつの土地に根を張り、家族を守り続ける存在。でも決して視野や考え方が狭いわけではなく、いつまでも愛する夫を待つ純粋さがある。そんな強さと可愛らしさが声で表現できていれば」と語る。「奇跡を導くモーゼ、そして彼を信じるツィポラの人生の物語に仕上がっている。もちろん、今のように通信手段が発達しているわけではないので、旅立つ側も待つ側もすごい覚悟ですよね。それだけに感情的になり過ぎず、気持ちを押し殺すツィポラの姿は女性の胸に響くと思います」(杏)『エクソダス:神と王』1月30日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー※取材・文・写真:内田涼
2015年01月29日iTunes Storeでレンタル100円の「今週の映画」と、iBookstoreでおススメ電子書籍が1冊無料の「今週のブック」を見逃すな! iPhoneやiPadで上質なコンテンツをお得に楽しんじゃいましょう。お手軽価格&無料で利用できるので、レンタルや電子書籍未体験の方もこの機会に試してみては。関連作品やコンテンツ利用時に便利な機能・使い方のコツも紹介していますので、ぜひご活用ください。○100円で! 今週の映画ディレクターズカット版というと、劇場公開時に様々な事情で入れられなかったシーンなどを監督が再編集し、パッケージソフトに収録されるものです。監督が上映版に大して不満があった場合に出されることが多いようです。その点でいうと、この作品の上映版に監督・リドリー・スコットは大いにご不満だった模様。145分の上映版に対してディレクターズカットではなんと50分もの新規シーンが追加されています。テレビドラマ1本分のストーリーが追加されれば、作品全体の流れも大きく変わって当然。実際に、ファンの間ではディレクターズカット版こそが本来の作りたかったものであり、リドリー・スコット監督の代表作のひとつになる名作との声も上がっています。『ロード・オブ・ザ・リング』でエルフの王子・レゴラスを演じたオーランド・ブルームのイケメンぶりも十二分に堪能。見る価値のある名作です。(作品紹介)<< 「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのオーランド・ブルーム&「グラディエーター」のリドリー・スコット監督が挑むフルスケールのアクション・スペクタクル超大作 12世紀フランス。鍛冶屋の青年バリアンは妻子を失い生きる望みも失いつつあった。ある時、そんな彼の前に十字軍の騎士ゴッドフリーが現われ、自分が実の父親であるとバリアンに打ち明ける。勇敢で高潔なゴッドフリーは、本当の騎士道とは何かをバリアンに示し、聖地エルサレムへの旅へとバリアンをいざなう。つながり作品リドリー・スコットといえば『エイリアン』『ブレードランナー』『ブラック・レイン』『グラディエーター』など、数々の名作で知られる偉大な映画監督ですが、映画の前に広告業界でも大きな成功を収めています。世界的な大企業のCMを手がけており、アップルを世界に知らしめたあの『1984』も実は同監督の作品。1月30日より公開されるリドリー・スコット監督最新作『エクソダス:神と王』も楽しみです!○無料で! 今週のブックタイトルを見て、プルプルの女子高生が活躍するライトノベルだと思ったみなさん、残念です。こちらはまっとうなレシピ本です。いや、むしろそのほうが萌えるかも。だって、ババロアにムースにプリンにゼリーですよ。干からびた心もゼラチンのコラーゲン効果でプルプルになろうというものです。暑い時期にひんやり冷やして食べるゼリーも良いものですが、チョコレートが食べたくなるこの季節には、チョコレートムースやココアプリンが最高です。これから旬のイチゴなら、ミルクと合わせてババロアに。そんな一年を通して楽しめるプルプルなレシピを100種類収録。写真を見ているだけでも至福の一冊です。(作品紹介)<< ゼラチン1袋あれば手軽に作れるおいしいデザート&料理レシピ100品を紹介。美肌にもいいゼラチンを自分で使いこなして作れるおすすめな1冊。つながり作品レシピを探すならアプリやネット上でいくらでも見つかりますが、例えば「家庭の中華」「ケーキとクッキー」「時短献立」など、テーマに沿って学ぶにはやっぱり本の形にまとまっているものが見やすいし、頭に入ります。まとめて頭に入れたものがあれば、探したレシピを活用したり自分なりの応用ができるようになるものです。読書アイテムとしても、レシピ本を楽しんでみてください。○今週のTip作ってみたいレシピがあったら、そのページに"ふせん"をつけておきましょう。iPhoneで本を開いたら、ふせんをつけたいページで画面右上にあるリボンのマークをタップ。マークが見当たらない場合は、画面の中央付近を1回タップすると出てきます。ふせんをつけたページは、左側にある横線3本の目次ボタンをタップ。「ブックマーク」を選択すると、ふせんをつけたページが一覧でき、ここからそのページを直接開くことができます。材料を買いにいく時のメモ代わりにも便利です。
2015年01月28日リドリー・スコット監督が旧約聖書に綴られたモーゼの物語を基に描いたアドベンチャー映画『エクソダス:神と王』の公開を記念して24日(土)に東京のTOHOシネマズ六本木ヒルズで、本作の特別映像の“オープン・ドア・スクリーニング”が行われることが決定した。当日は15時30分から19時まで劇場の1スクリーンが貸切られ、観客は好きなタイミングで無料で映像を楽しむことができる。その他の写真本企画は、TOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン8で明日24日(土)の15時30分から19時まで実施。上映されるのは作品の魅力を凝縮した4分間の映像で、来場者全員にプレミアム シネマイク ポップコーン引換券が無料で配布される。これまでもスクリーンを無料で開放する企画は存在したが、劇場がもっともにぎわう土曜日の昼の時間帯で“無料”の上映企画が行われるのは前代未聞で、当日は他のスクリーンの上映に訪れた観客や、『エクソダス』の公開を待ちきれない観客が足を運ぶことになりそうだ。『エクソダス:神と王』は紀元前1300年を舞台に、最強の王国エジプトの王家の養子として育てられるも、兄弟同然に育ったエジプトの王ラムセスに反旗を翻した男モーゼの数奇な運命を描いた超大作。ヘブライの民を救うために繰り広げられるエジプト軍との壮絶な戦いや、有名な紅海の海が真っ二つに割れる場面も登場する。『エクソダス:神と王』1月30日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2015年01月23日リドリー・スコット監督、クリスチャン・ベイル主演で贈る映画『エクソダス:神と王』。全米オープニングNO.1に輝き、日本公開を目前に控えている本作から、最大の見どころであるモーゼの“10の奇跡”を捉えた劇中写真と、その舞台背景を専門家が語る特別映像が初公開。紅海の海割れを再現した驚きのモーションポスターも解禁された。紀元前1,300年、巨大王国エジプトの王家で、養子として育ったモーゼ(クリスチャン・ベイル)は兄弟同然の王ラムセス(ジョエル・エドガートン)に反旗を翻し、400年虐げられているヘブライの民40万を救うため、“約束の地”を目指し冒険の旅路へ就く…。スコット監督自身、過去最大の予算を投じて製作した本作で描かれるのは、古代エジプトの風景や猛威を振るう“10の奇跡”といったスペクタクルシーンの数々。「私はどちらかといえば、リアリティを重んじる傾向がある。手にした情報を元にして、それが現実に起こったとしたらどうかと考えるようにしている」と語るスコット監督の言葉通り、最新の視覚効果と3D技術を駆使して語り継がれてきた“奇跡”を映像化させることに成功した。イギリスのパインウッド・スタジオで屋内のシーンを撮影した後、地中海に面したスペインでロケ撮影を敢行。ラムセスの宮殿、ヘブライの貧民街といった街並の巨大セットを建て、撮影のエキストラは総勢1万5,000人。カメラ17台で捉えた戦闘シーンにも、馬55頭、騎手48人、エキストラ300人が一堂に会し、最大級なスケールに。また、リアリティを追求し、蛇やチーター、ラクダに象、また大量発生する400匹(!)の蛙など、本物の動物たちが登場し、より物語を引き立てている。公開された特別映像では、“奇跡の映像化”に、専門家も「古代エジプトを知ることができる。“10の奇跡”や、紅海を割る奇跡の数々。戦いも忠実に描かれている」と太鼓判を押す。まずはこちらのポスターや映像で、ひと足早くその世界観を確かめてみて。『エクソダス:神と王』は1月30日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エクソダス:神と王 2015年1月30日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2015年01月21日女優の杏が16日に都内で行われたスペクタクル大作『エクソダス:神と王』のPRイベントに出席した。リドリー・スコット監督が“モーゼの奇跡”を映画化した本作。杏は主人公モーゼを支える妻ツィポラ役で、日本語吹き替え版の声優に初挑戦しており「人々を奇跡に導く男性のドラマ。(上映時間の)2時間半、口を開けたままだった」とそのスケール感に圧倒されていた。その他の写真今回、「清廉で風格を感じさせるイメージ」が役柄にぴったりという理由で、抜てきされた杏は「実際の映像に、どう声をあてるか戸惑いもあった。『普段通りで』とご指示をいただき、気持ち優先で演じた」と苦労を明かした。また、自身が演じたツィポラについては「夫を信じ、待ち続けるすごいパワーの持ち主。芯のピュアな部分は変わらず、すごく素敵」と語っていた。ハリウッドきっての映像派として名高いスコット監督が、旧約聖書の『出エジプト記』に記されたモーゼの奇跡の数々を、最新VFXを駆使し描いた歴史スペクタクル。紀元前1300年、栄華を誇るエジプトの王家で養子として育てられたモーゼ(クリスチャン・ベイル)が、兄弟同然に育ったエジプト王ラムセスに反旗を翻し、40万人のヘブライの民を救おうと、約束の地を目指す。見どころは「衣装やセットなどディテールにこだわった映像はもちろん、家族の絆や夫婦愛、友情や博愛が描かれている」。イベントでは映画の世界観を再現したファッションショーに加えて、実際にキャスト陣が着用した劇中衣装もお披露目され「まるでタイムスリップした気分。私も実際に着てみたいですね」と笑顔を見せた。『エクソダス:神と王』1月30日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2015年01月16日マット・デイモンとリース・ウィザスプーンが、アレクサンダー・ペイン監督の次回作『Downsizing』に出演する。『サイドウェイ』で脚色賞を受賞したペインとジム・テイラーが書き下ろす、社会風刺コメディだ。ウィザスプーンは、ペインの初期の作品『ハイスクール白書優等生ギャルに気をつけろ!』に主演している。デイモンがペインとコラボレーションするのは初めて。デイモンは、現在、リドリー・スコット監督の『The Martian』を撮影中。その後は、ポール・グリーングラスと再び組む『ボーン』シリーズ最新作の撮影が控えており、『Downsizing』はその後になりそう。ウィザスプーンは、現在北米公開中の『Wild』でオスカー候補入り確実と見られており、しばらくはキャンペーン活動で多忙になる見込みだ。文:猿渡由紀
2015年01月09日俳優のクリスチャン・ベールが旧約聖書の英雄モーゼを演じるリドリー・スコット監督最新作『エクソダス:神と王』(2015年1月30日公開)が現在、東京・表参道をジャックしており、運勢を占う「エクソダスおみくじ」が実施されている。2014年12月29日~2015年1月4日、東京メトロの表参道駅改札を入った11本の柱が本作に染まり、柱の絵柄には「初詣の前に、初奇跡を起こそう。」「表参道で今日、何人が奇跡を目撃するのか?」「紀元前1300年。モーゼの奇跡。2015年。あなたの奇跡。」「モーゼは紅海で。あなたは表参道で。奇跡を起こす。」など、全11種類の啓示が描かれている。この11本の広告は、5台のデジタルサイネージと合わせて展開中のキャンペーン企画の一環。表示されるQRコードからキャンペーンサイトにスマホでアクセスし、スマホを振ると、運勢を占う「エクソダスおみくじ」を引くことができ、旅行券5万円が10人に当たる。配給元の20世紀フォックス映画担当者は「モーゼの奇跡を、身近に感じていただけるよう企画しました」とコメント。「本作ではあの有名な紅海の奇跡のほか、ナイル川が真っ赤な血に染まり、カエルやイナゴの大量発生、エジプト全土にひょうが降るなど、"10の奇跡"が圧倒的スペクタクルで描かれます。モーゼが体験した数々の奇跡にあやかり、ぜひ2015年最初のちょっとした奇跡を体験してください」と呼びかけている。(C)2014 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2015年01月01日26日早朝、東出昌大との元旦“電撃”入籍を発表した杏が、モーゼの妻役で日本語吹き替えに初挑戦するリドリー・スコット監督の最新作『エクソダス:神と王』。このたび、全米オープニングNo.1に輝いた本作中で表現された、あのモーゼ最大の奇跡“紅海の海割れ”のビジュアルが、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて再現されることが明らかとなり、またクリスチャン・ベイルらキャストたちが劇中で実際に使用した豪華絢爛な衣装の来日も決定した。紀元前1300年、巨大王国エジプトの王家で養子として育てられたモーゼ(クリスチャン・ベイル)は、兄弟同然のように育てられたエジプトの王ラムセス(ジョエル・エドガートン)に反旗を翻し、400年もの間虐げられるヘブライの民を救うため、“約束の地”を求める苦難と冒険の旅路に就く…。スコット監督自身が「過去最大の予算を投じた」という本作は、細部まで忠実に再現したリアリティと、最新の視覚効果と3D技術を駆使し、長らく語り継がれてきた“奇跡”を映像化。古代エジプトの壮大な風景と強大なエジプト軍との熾烈極める闘い、猛威を振るう“10の奇跡”といったスペクタクルシーンは観る者を圧巻させる。“モーゼ紅海の奇跡”を再現した幅およそ11mもあるビジュアルは、本日12月26日(金)から2015年1月29日(木)の約1か月間、TOHOシネマズ六本木ヒルズ内5階スクリーンへと続く回廊をジャック。また、『グラディエーター』でアカデミー賞「衣装デザイン賞」を受賞したスタッフが手掛けた英雄モーゼ、その妻ツィポラ、エジプト王ラムセス、エジプト王妃ネフェルタリなどの衣装が来日し、実際に撮影で使用されていた衣装を間近で目にすることができる。すべての衣装が、2014年12月27日(土)~2015年1月15日まで船橋のららぽーとTOKYO-BAYにて、その後ラムセス、ネフェルタリの衣装が1月20日(火)~1月29日(木)までTOHOシネマズ六本木ヒルズ、モーゼ、ツィポラの衣装が1月21日(水)~1月27日(火)まで大阪・阪急メンズ館、1月28日(水)~2月15日(日)神戸のOSシネマズミント神戸にて順次展示される予定だ。『エクソダス:神と王』は2015年1月30日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。2015年1月29日(木)には3D限定前夜特別上映(一部劇場を除く)。(text:cinemacafe.net)
2014年12月26日