ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描いた実体験の漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」の続編となります。前回、医師に「左胸のしこりを検査した結果、乳がんと判明しました」「この病院では手術できないため、転院先の病院を選んでください」と、がんの告知と同時に病院の選択を迫られたあり子さん。大きくショックを受け混乱するあり子さんですが、病院を選ばなければならず……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 病院選び ※ホルモン療法…薬剤を投与し、女性ホルモン(エストロゲン)の作用を低下させ、がん細胞の増殖を抑える治療法。※抗HER療法…がん細胞の増殖を促進するタンパク質「HER2」を、ピンポイントに攻撃する抗がん剤を用いた治療法。※化学療法…抗がん剤を用いた治療法。 このとき、医師に「治療のために通院する必要がありそうなので、自宅から通いやすい病院がいいかもしれませんね」と言われたあり子さんですが、どのような治療をするのか、まだ具体的なイメージが湧かなかったそうです。 A病院とB病院(どちらも自宅から1時間くらい)で迷い、夫の助言もあり、実家近くのA病院を転院先に選んだあり子さん。結果的にこの判断は正解で、化学療法(抗がん剤投与)をしたあとはフラフラするため、一旦実家で休んでから自宅に帰ることが多かったそうです。 がん治療をする上で、通院距離も大切なのですね。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年05月22日「河野(かわの)の日記を、亡くなって10年近くも読めずにいたのは、いくら夫婦とはいえ、他人の心をのぞき見るようなことはできないと思っていたからです。それから率直に言えば、見るのが怖いという思いもありました」こう話すのは、日本を代表する歌人で細胞生物学研究の第一人者でもある永田和宏さん(75)。「河野」と呼ぶのは10年8月12日に乳がんで亡くなった最愛の妻・河野裕子さん(享年64)のことだ。裕子さんは20代前半から歌人として頭角を現し、23歳で角川短歌賞を最年少受賞するなど活躍。夫妻は09年に宮中歌会始詠進歌選者をそろって務めて「初の夫婦同時の選者」となるなど上皇陛下、美智子さまをはじめ、皇族方との親交もつづけてきた。とはいえ夫妻の歌に特筆すべきは高尚で難解な作風でなく、日常のなにげない描写や心情を詠んだ「とっつきやすさ」にこそある。《このひとはだんだん子供のやうになるパンツ一枚で西瓜食ひゐる》(河野裕子)《いい夫婦であつたかどうかはわからねどおもろい夫婦ではあつたのだらう》(永田和宏)そんな「歌壇のおしどり夫婦」が死別したとき、夫は愛妻の遺品のなかに、ふたりが交わした300通の手紙とともに、10冊以上に及ぶ彼女の日記帳を見つけた。それを没後10年近く「読めずにいた」永田さんだったが、いまから3年前の19年のこと、意を決して手を伸ばしたのだという。「先立った河野は、本当に僕が夫でよかったのか?ほかにふさわしい選択はなかったのか?そんな疑問が頭をもたげたんです」すると日記には、裕子さんの胸の内が赤裸々につづられていた。《永田さんのお隣りにすわっていて、私たちはお互いに意識しあっていた。一緒にいるということは、何物にもかえがたい……》(67年10月16日)裕子さんにはこのころを詠んだと思われる次の一首もある。《陽にすかし葉脈くらきを見つめをり二人のひとを愛してしまへり》(『森のやうに獣のやうに』より)これらの日記や歌は、知り合った当初から、「ふたりの人を愛している」と打ち明けられた日までの記録である。「河野がこんなにいちずに思い詰めていたんだということ、人は愛にここまでいちずになれるんだということに、本当に驚きました……」■大学時代に出会ったふたり。裕子さんは《一目で好きになった》と書き残した永田さんは66年に京都大学理学部に合格し、京大短歌会に所属。翌年に裕子さんと運命的に出会う。46年生まれで1歳年上、京都女子大学2年だった裕子さんとの初対面は、学生たちの短歌同人誌『幻想派』創刊の顔合わせでのこと。「白いブラウスの彼女はいかにも繊細そうでいて、ちょっとしたことにもよく笑った。無防備な天真らんまんさと、不思議なキャラクターを感じました」お互い意識してはいるものの、「一目ぼれ」とはいえない初対面。それが「思慕の情」へと急進していくのは、その3カ月後の10月、2度目に会ってからとなる。「京大近くの喫茶店に先輩に連れられて行くと、河野も偶然、先輩と一緒に現れたんです」10月14日の裕子さんの日記には、心躍るさまが描かれている。《永田さん、一目で好きになったほんの一瞬の間でもやはりこころは傾いてしまう彼はふかくて寂しくて厳しい人のようだ》弱冠21歳の胸に、永田さんが、にわかに入り込んだ瞬間だった。一方、恋愛経験は「皆無に等しかった」永田さんの胸中も……。「僕が話しだせば必ず相づちを打って反応してくれる。自分の思いを重ね、質問したりするので話が途切れず、すぐに時間が過ぎていく。そんなことで月に一度会う間隔が、週に二、三度となるのにそう時間はかかりませんでした」こんなふうに《お互いに意識しあっていた》(10月16日の日記)のに1月5日には《あなたを傷つけてしまった》と、ひと悶着あったことを裕子さんは記している。この間に永田さんの“恋敵”の存在が明かされたのだ。正確に言えば、永田さんを好きになる以前から好きな男性がいたことが。「何度も会っているうちに、心に思い決めている男性がいるらしいことに、薄々感づいてはいた」と永田さんが顚末を振り返る。「私と頻繁に会うようになる2カ月ほど前、河野が短歌誌『コスモス』の全国大会で知り合ったのが、その『N』という青年でした」裕子さんのその時分の日記には、N青年に関する記述も見られた。《愛情について語った時、明らかに私は彼のひたひたとした愛情を感じた……》「全国大会の後、数カ月は文通が続いていたようです」と話す永田さんこそ、N青年との恋路に「割って入った」格好なのだが。約2カ月後、裕子さんの思いは振り子のように揺れ動いていた。《今、Nさんを失ったら、歌を創るはりもゆめもなくなってしまう……今、永田さんを失ってしまったら到底しゃんとしてはいられない》(12月21日)そしてとうとう《言ってはならぬことを言ってしまった……ふたりの人を愛していると》(1月7日)という衝撃の告白に至るのだ。こうして裕子さんに思いの丈をぶつけられた永田さんは、会って話し、息遣いを交わし、そのうえ手紙も重ねて意志を示した。《どちらかを選べというのは残酷だと思いますけれどどちらかでは困るのですぼくでないと困るのです》(1月31日 永田)2月3日、京都府立植物園。プラタナスの木の下で、ふたりは生まれて初めてキスをした。■裕子さんは亡くなる2日前まで歌を詠んだ。子どもたちには、「お父さんを頼みましたよ」72年5月、裕子さんは第一歌集『森のやうに獣のやうに』を出版。同月14日に永田さんと結婚した。73年に長男・淳さん(48)を、75年に長女・紅さん(46)を出産。永田さんは76年、勤務していた森永乳業を辞め、京大結核胸部疾患研究所の研究員になったが「無給で、生活のために塾の講師をしていました」と回顧する。「毎晩、帰宅は夜中の1時過ぎ。それから食事をとりコーヒーを入れ、作歌は深夜の作業だった」かたや裕子さんはこの時期を。《子育てでへとへとになっているけれども、負けちゃいられないと同じように櫓炬燵にへばりついて歌をつくっていた》(『シリーズ牧水賞の歌人たち 河野裕子』より)歌人同士「競い合うライバル心があった」と永田さんは懐かしむ。「夜中に炬燵を囲んでふたりで歌を作っていると、2階から子どもの泣き声がしてくる。どっちが面倒を見に行くかで、よくけんかになりました。醤油瓶が飛んだりして、壁にビャッと飛び散ってね」ユニークで忙しない作歌と育児の日々も、裕子さんが愛情を注ぐ優先順位は一にも二にも夫だった。《私は自分に自信がなくて、生きていくのがしんどくてしんどくてしようがないときに永田に会いました……そう。(永田に)すべての愛情をかけようと思いましたね》(『私の会った人びと』より)こんな一首を残している。《しつかりと飯を食はせて陽にあてしふとんにくるみて寝かす仕合せ》(『紅』より)子育てを詠んだ一首として定評があるが、長男・淳さんは「ご飯を食べさせ、日干しした布団に寝かせたい相手とは、父のことだったと思います」として続ける。「母は『子どもはしっかり食べさせれば放っておいても育つ。私は、子どもより永田和宏を大事にしてやってきました』と公言していた。《良妻であること何で悪かろか日向の赤まま扱きて歩む》(『紅』より)という一首には『良妻でいるのは素晴らしいことじゃないか』という母の主張が込められていたんです」淳さんは01年に歌集出版社の「青磁社」を立ち上げ今日に至る、三男一女の父である。長女・紅さんは01年に母と同じ現代歌人協会賞を受賞(親子で初)した一方、父と同じ細胞生物学を研究し、現在は京大特任助教だ。8歳の長女の母である彼女が、母在りし日の永田家を語る。「決して教育ママではなく、自分の興味、楽しみに兄と私を巻き込む母でした。父はそんな母に“褒められて育った”感じですね。父が出すアイデアに『それって面白い!』とすぐ呼応する。話し好きで、父が向かうところトイレまでついて行き、外から話しかけている……そんな母でした」大人になって両親の晩酌に参入すると、それはにぎやかだった。「夜遅くまでそれぞれ選歌したり、詠んだりで、夜中にリビングに集まってきて酒盛りが始まる。ワイン片手に話す父を私たちが囲み、父が酔ったころに母も飲み始めて」“歌壇のサザエさん一家”といわれるほど筒抜けで仲むつまじい家族。だがそこから、裕子さんひとり、病魔に引っぱられてしまう。《左脇の大きなしこりは何ならむ二つ三つあり卵大なり》(『日付のある歌』より)00年9月、彼女に下った診断は乳がん、リンパ節に転移あり。「河野は左乳房3分の2の切除術を受けた後、放射線療法に入りました。幸い経過はよく、その時点で再発の恐れはないという。僕らは日常に戻りつつありました」こう話す永田さんだが、もっともストレスを感じていたのは裕子さんだったと気づかされる。「術後の左側の痺れやこわばり、痛みがありました。それを誰もわかってくれないという不満。その矛先が僕に向けられたんです。どれくらいいたわってくれるか、わがままを聞いて耐えてくれるか、僕を試しているようでした……」裕子さんは永田さんの言葉尻をとらえて、責めてきたという。「がんがわかったとき僕は『俺にも半分責任がある』と言いました。夫として気づくべきだったと。しかしその言葉が独り歩きして、僕への非難になりました。『あんたのせいでこうなった』と」しかし、どんなに体がいうことをきかなくても、夫の食事だけは欠かさず作ってくれている妻に、永田さんは慈しみがまさるのだ。そして裕子さんは、そのころの出来事をこんなふうに詠んだ。《あの時の壊れたわたしを抱きしめてあなたは泣いた泣くより無くて》(『葦舟』より)「この一首で、僕は、それまでの河野の激情も、罵言も、すべて許せると思いました」歌を通じてわかり合い、より結びつきを強くした夫婦にも、永別のときは迫りくる。08年7月に再発・転移がわかると、裕子さんは次第に弱っていった。しかしそこから2年あまり、亡くなる2日前まで詠み続けた。《長生きして欲しいと誰彼数へつつつひにはあなたひとりを数ふ》(『蝉声』より)永田さんが声を湿らせる。「この一首は僕が口述筆記しました。河野の『あなたにだけは長く生きてほしい』という最後の願いが、僕のお守りとなりました」長男と長女は、こう伝えられた。「お父さんを頼みましたよ。お父さんはさびしい人なのだから、ひとりにしてはいけませんよ……」 そして次の歌が辞世の一首に。《手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が》(『蝉声』より)10年8月12日、裕子さんは64年の生涯に幕を下ろしたーー。(取材・文:鈴木利宗)【後編】75歳、人生の繁忙期歌人・永田和宏「天の妻はきっと褒めてくれる」へ続く
2022年05月22日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描いた実体験の漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」の続編となります。医師に「浸潤(しんじゅん)がんです」と宣告されて強いショックを受けたあり子さん。その後も続く医師の説明に、頭の整理が追いつかず……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 大パニック このとき、宣告直後のあり子さんはかなり混乱していたそうです。医師に「こちらが県内で治療を受けられる病院一覧です」と資料を渡されてもうまく頭が働かず、その中から自分が手術を受ける病院を選ぶこともできません。 とにかくパニックで、とりあえず夫に「どうしよう」「どうやって病院を選べばいい?」とまず相談したそうです。頼れる家族が一緒にきていて、本当によかったですね。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年05月21日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描いた実体験の漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」の続編となります。前回、生検(患部の組織を採取して顕微鏡などで詳しく調べる検査)の結果を聞くため、病院に足を運んだあり子さん。すると、何の前触れもなく医師から「悪性ですね」という言葉が出て、思わずフリーズしてしまいーー。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 浸潤がん ※HER2(ハーツー)…がん細胞の増殖に関係するタンパク質。 「悪性でした」という言葉で、頭が真っ白になってしまったあり子さん。続けて医師が検査結果の詳細を説明しますが、頭の中の整理が追いつかず、「生検ってこんなに詳しくわかるんだ」と、ぼんやり考えていたそうです。 浸潤(しんじゅん)がんとは、がん細胞が血管・リンパ管を通じて乳管の外に出てしまい、全身に移転するタイプのがんです。冷静になったあり子さんは、自分が浸潤がんであったことに大きなショックを受けたのでした。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年05月20日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描いた実体験の漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」の続編となります。前回、左胸のしこりに異常があったため、「生検(患部の組織を採取して顕微鏡などで詳しく調べる)」という検査を受けたあり子さん。生検から約2週間後、結果を聞きにいくことになり……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 生検の結果は? 生検から2週間後、夫とともに病院に結果を聞きに行ったあり子さん。以前、医師に「結果を受けてショックを受ける方もいるので、誰かと一緒にきてください」と言われていたのです。 そして、医師の口から唐突に飛び出した「悪性です」のひと言。 このとき、あり子さんは一瞬で頭が真っ白になって、「悪性」=「乳がん」だとは、すぐに認識できなかったそうです。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年05月19日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さん。自身の実体験をもとに、乳がんが見つかってから現在に至るまでをイラストで綴っています。しこりがある左胸の生検(患部の組織を採取して顕微鏡などで詳しく調べる検査)を受けた、あり子さん。検査当日は胸の傷が開かないよう、細心の注意を払う必要があり……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 ママはやくなおりますように 普段はあり子さんに抱っこしてもらいながら寝ている次女。でも、あり子さんの説明がうまく伝わったようで、今日は抱っこなしで寝ることを理解してくれました。 このとき、子どものやさしさや成長を感じたというあり子さん。子どもたちは、ママが大変な状況にいることをなんとなく察したのかもしれませんね。 監修/助産師REIKO 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年05月18日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さん。自身の実体験をもとに、乳がんが見つかってから現在に至るまでをイラストで綴っています。左胸のしこりに異変が見つかったため、生検(患部の組織を採取して顕微鏡などで詳しく調べる検査)を受けた、あり子さん。検査結果は後日出るらしく、この日は帰宅することに。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 生検が終わり… この日、あり子さんが受けた検査は「乳腺腫瘍画像ガイド下吸引術(マンモトーム生検)」と呼ばれるもので、費用は大体25,000円くらいだったそうです。 後々、あり子さんは違う病院でも生検を受けることになるのですが、このときに受付で「生検は手術扱いになるので医療保険などに加入していれば保険請求できますよ」と案内してもらったおかげで、2回とも費用負担が軽く済んだのだとか。 医療費は高額になることも多いため、こういった情報を事前に知っておくことは大切ですよね。 監修/助産師REIKO 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年05月17日40歳のときに初期の乳がんが見つかり、部分切除の手術をしました。術後の検診で、私の場合は女性ホルモンが影響してがん細胞が増殖することが判明。薬で女性ホルモンを抑える治療をおこなうことになりました。しかし、急に女性ホルモンを抑えたことから、更年期障害が始まったのです。乳がんの治療として始まったホルモン療法私の乳がんは、女性ホルモンを栄養源として増殖するタイプのがんでした。そのため、医師に「がん細胞の増殖を防ぐには女性ホルモンを抑える治療が有効です。しかし、この治療をしている間は偽閉経療法で排卵はしないので、子どもを授かることはできません。今すぐにでもお子さんを欲しいという希望はありますか? 」と聞かれました。そのとき私にはすでに2人の子どもがいたので、ホルモン剤での治療をおこなうことに迷いはなく、治療を開始しました。現在は3カ月に1度下腹部への注射を受け、毎日1錠の薬を飲んでいます。10年スパンの治療で、その間に閉経したら注射は必要なくなり、飲み薬だけの治療に切り替わるとのことでした。予期しなかった更年期障害の始まり治療を開始して3カ月ほどたったころから、体に違和感を覚えるように。初めは手の関節の痛みだけでしたが、首の痛み、膝の痛みと徐々にあちこちの関節が痛むようになりました。また、体がだるくて思うように動けなかったり、夜眠れなかったり、ほてりを感じたりすることも増えてきました。がん治療をおこなってくれている医師に相談したところ、女性ホルモンを抑える治療により更年期障害が急に出たのだろうとのこと。薬の副作用ではあるけれど、がんのことを考えると治療をやめるわけにはいかないので、少しでも痛みを緩和させるために整形外科を受診するようにと促されました。整形外科を受診しても良くならずしかし、紹介を受け整形外科で治療してもらっても、痛みは一向に良くなりません。痛み止めを飲んだり湿布を貼ったりしているときだけは痛みから解放されるものの、時間がたつとまた痛みが戻ってしまい、その場しのぎでしかありませんでした。まとめ更年期障害は加齢による仕方のないものと思っていましたが、実際自分の身に起こるとあまりの不調に驚くほどでした。特に私の場合はホルモン療法のせいで予想以上に早く更年期障害が起こってしまったので、本当に戸惑いました。更年期障害の症状を和らげるサプリメントや漢方薬などもあるようなので服用について医師に相談しながら、更年期障害を乗り切っていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※がんの治療中、サプリメントの使用は主治医に確認してください。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/しろいろしろくま(42歳)南の島で6歳の娘と3歳の息子、猫娘を育ています。 寝ることとラクをすることが好きで、日々おいしい話はないかなと探っている。音楽もお酒もロックが好き
2022年05月15日健康診断や人間ドックを毎年受けていますか?また、子宮頸がんや乳がんなど、女性特有の疾患の検査はいかがでしょうか。anan Beauty+ clubのメンバーに「健康診断」について聞いてみました。女性の健康診断や人間ドック事情をリサーチ毎年健康診断や人間ドックを受けていますか?なんと、健康診断または人間ドックを年に1回受診しているかたは6割弱。ほぼ毎年受診しているというかたを合わせても7割ちょっとという結果に。労働安全衛生法のもと、会社は労働者に医師による健康診断の実施義務があるので、多くの会社員は1年に1回健康診断を受けているはずなのですが。しかし、わざわざ時間を調整して受診しなければならないため面倒と感じたり、「もし病気が見つかったら…」との思いから尻込みしてしまったり、「また今度」と先延ばししているのかもしれません。また、主婦やフリーランスの人は自分で検診を申し込まねばばならず、「まだ若いから」「元気だから今年はナシで」と考えているかたが多い可能性もあります。コロナ禍の不安もありましたしね。「ほとんど受診しない」と回答したかたに理由を聞いてみました。「機会がないのと、面倒なので」(31歳・その他)「会社員として働いていないため、自分で予約しなければならず、どこでやったら良いかわからずなかなかできません」(38歳・自営業)「人間ドックは値段が高いイメージだし、健診は予約するのが面倒くさい。そして、どこで受ければいいいのかわからない」(34歳・専門職)「会社勤めしていた頃は毎年受けていたが、子どもを産んだばかりで時間がない」(28歳・主婦)このように、予約が面倒、時間がない、どこで受診するかわからない、と考えているかたが多いようです。健康診断や人間ドックの予約時に聞かれる「選択」や「オプション検査」についても聞いてみました。まずは胃の検査。「バリウム」か「胃カメラ」のどちらかを選択せねばなりません。みなさん、どちらで検査しているのでしょうか?胃の検査は胃カメラ?それともバリウム?それぞれ理由も聞いてみました。胃カメラ派「バリウムが苦手だから」(41歳・会社員)「胃カメラのほうが高精度と聞いたので」(37歳・契約社員)「以前、鎮静剤を使用して胃カメラで検査を受けたらめちゃくちゃ楽だったので」(34歳・専門職)バリウム派「会社の健康診断のデフォルトがバリウムだから」(37歳・会社員)「胃カメラにすると予約がとりにくいから」(39歳・自営業)どちらとも受けたことがある筆者は、断然胃カメラ派。以前はバリウム派でしたが、精密検査で胃カメラで検査することに。その時に、想像以上に楽だったので(毎回必ず緊張しますが…)、以降ずっと胃カメラで検査をしています。バリウムでの検査は、発泡剤とバリウムを短時間で飲み込むのはしんどく、さらに検査台に乗った後、げっぷするのを我慢しつつグルグルと回るのは至難の業でした。続いて「子宮頸がん」の検査について聞いてみました。子宮頚がん検診についてなんと、9割近いかたが「子宮頸がん検診」を受診しているという結果でした。健康診断や人間ドックを毎年受けている、または、ほぼ毎年受けているというかたは全体の71%だったので、女性たちの子宮頸がんに対する関心の高さがうかがえます。それぞれコメントを紹介します。検査をしている「かかりつけの婦人科で検査をしている」(39歳・自営業)「数年前に、高度異形性で癌になる可能性があると診断され、半年に一度のペースで女性医師のいるクリニックで検診をしています」(37歳・契約社員)「若くても子宮頸がんのリスクはあると聞いたことがあるから。自治体から送られてくる婦人科検診券で2年に1回受けている」(33歳・会社員)「癌家系で心配だから」(35歳・会社員)「知人で若くして子宮頸がんになった人がいるから検査をしている」(27歳・会社員)検査をしていない「検査をしたことがないが、しなければならないとは思っている。今度自治体の制度を利用して受けるつもり」(28歳・主婦)「30代になってからでいいかな?と思っている」(27歳・会社員)「検査しなければいけないと思いつつ、痛そうで怖いからまだしていない」(33歳・会社員)子宮頸がん検診を受けたことがない人は、将来的には検査の必要性を感じているのが特徴的でした。定期的な検査で万が一のことを見過ごさないようにしたいですね。続いて、「乳がん検査」について聞いてみました。乳がん検診についてこちらは、7割弱のかたが受けているという結果に。コメントを紹介します。受けている「会社で受けられる健康診断の項目に入っているから」(34歳・会社員)「あまり被爆しすぎるのも良くないと聞いて、数年に一回マンモグラフィ、毎年超音波の検査を受けてます」(37歳・契約社員)「2年に1度、職場で検査していました。親戚が乳がんになってしまったので、早期発見の大切さを実感しています」(30歳・会社員)「健康診断のオプションで数年に一度受けている」(34歳・会社員)「胸に繊維腺腫というしこりがあるため毎年経過観察を兼ねて検診を受けている」(28歳・主婦)受けていない「40歳以下だと自治体の検診はないため」(27歳・会社員)「気になっているが、自治体推奨は40代からなのでまだいいかなと思っています」(34歳・専門職)「受けたいと思っていますがまだ受けられていない」(35歳・会社員)子宮頸がん検査と同様、こちらも受診の有無にかかわらず「いつかは受けなけらばいけない」と感じているかたが多いように感じました。厚生労働省によると、子宮頸がんは20歳以上、乳がんは40歳以上でそれぞれ2年に1回の検査を推奨しています。お住いの自治体によっては、無料もしくは一部費用負担のクーポンがあるので、これらを上手に利用できるといいですね。最後に、健康診断や人間ドック時の失敗談について聞いてみました。「検診日は朝早いので、いつも寝坊遅刻との戦いです。タクシーに絶対乗っている気がします」(34歳・会社員)「採血が苦手で気分が悪くなったことがある」(31歳・会社員)「採血の時に怖がり過ぎて、ベッドを用意されるなどすごく手厚い対応を受けてしまった。倒れるとかではなく、血を見るのが苦手なだけだったので申し訳なかったです」(30歳・会社員)「採血があると知らず、ハンバーガーを食べてから健康診断に向かったら、数値がおかしなことになった」(25歳・会社員)「朝ごはん禁止なのに食べていってしまった」(35歳・会社員)「バリウムでどうしてもゲップが我慢できず、3倍の量のバリウムを飲むことになった。その後気持ち悪すぎてトラウマ」(38歳・専門職)採血にまつわる失敗談が一番多くありました。1年に1度の健康診断、体調を万全にして臨みたいですね。カラダの状態を知り、元気に過ごそう!健康診断や人間ドックは予約や日程調整が大変。そして、大丈夫と思っていても、診断結果を見るときは少しドキドキしてしまうし、内容によっては、再検査をしたり生活習慣を見直さなくてはならないことも。健康診断や人間ドック、がん検診は元気にに過ごすために大切なこと。定期的にカラダをチェックして、健やかな毎日を送りましょう!(C) Cavan Images/Getty Images文・小田原みみ
2022年05月14日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さん。自身の実体験をもとに、乳がんが見つかってから現在に至るまでをイラストで綴っています。【前回のあらすじ】生検(患部の組織を採取して顕微鏡などで詳しく調べる検査)を受けた、あり子さん。局所麻酔や注射での組織吸引が怖く、恐怖で意識がもうろうとするなか……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 傷口が開くかも? 傷口が開いてしまう恐れがあるため、今日は子どもを抱っこするのは避けてください、と医師から注意を受けるあり子さん。 次女はあり子さんの上に乗って寝るのが定番だそう。 実は、以前から次女が体の上に乗って寝るので、体の疲労が抜けないことに悩んでいたあり子さんは、一度「抱き枕作戦」を実行しました。次女が欲しがった巨大ネコの抱き枕を購入し、一緒に寝てもらうことに。しかし、次女は「やーや! ねこしゃんここ!」と抱き枕をどかし、絶対にあり子さんの体の上で寝ようとするそうです。 「今回は納得してもらいたいけど……」と不安になるあり子さんでした。 監修/助産師REIKO 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年05月12日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さん。自身の実体験をもとに、乳がんが見つかってから現在に至るまでをイラストで綴っています。生検(注射で患部の組織を吸引して採取し、顕微鏡などで詳しく調べる検査)をすることになったあり子さん。「では始めます」と医師に言われ、生検が始まり……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 痛くないけどひたすら怖い 極度の怖がりだというあり子さん。最初に麻酔をしてからは痛みはなかったのですが、ただただ恐怖と闘っていたそうです。 医師が「生検は親知らずを抜くときと似ている」と表現したのは、おそらく「局所麻酔をするときだけ少し痛いけれど、そのあとは痛みはなくすぐに終わる」という意味だったのかもしれません。 生検は、病気の早期発見のためにとても大切な検査。あり子さんは「もし可能ならもっと早く受けていればよかった」と語っています。 監修/助産師REIKO 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年05月08日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さん。自身の実体験をもとに、乳がんが見つかってから現在に至るまでをイラストで綴っています。MRI検査の結果を聞きに行くため、病院に予約の電話を入れたあり子さん。すると、電話口で「検査結果を聞きに来られる際に生検(※患部の組織の一部を採取して顕微鏡などで調べる検査)もおこないます」と言われてしまいました。生検をするとなると、左胸のしこりが悪化した可能性が高く、怯えるあり子さん。意を決してMRI検査の結果を聞きに行くと……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 付き添いが必要? 局所麻酔をするとはいえ、胸に太い針を刺して組織を吸引するだなんて、想像しただけでも痛そう……。ましてや、注射が苦手な方には恐怖でしかないはず。実際、あり子さんも恐怖のあまり、生検をしたときの記憶があいまいだそうです。 さらに、医師からの「2週間後に生検の結果を聞きにくるとき、誰か付き添いの方はいらっしゃいますか? ひとりで結果を聞いて動揺してしまう方もいるので……」という言葉に、思わずうろたえてしまうあり子さん。 病気を宣告される心構えなんて、そうそう簡単にできるものではありません。誰か付き添いがいたほうが、少しは安心して冷静に話を聞けるのかもしれませんね。 監修/助産師REIKO 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年04月30日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さん。自身の実体験をもとに、乳がんが見つかってから現在に至るまでをイラストで綴っています。【前回のあらすじ】左胸のしこりが悪化した可能性があるため、今まではエコーとマンモグラフィ検査だけだったものの、今回、新たにMRI検査を受けたあり子さん。MRI検査の結果は約1週間後に出るらしいのですが……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 生検をするってことは… 生検とは、局所麻酔をしてから患部の一部を採取して、顕微鏡などで調べる検査のこと。乳がんの恐れがある場合は、太い針を刺して組織を吸引します。生検があるということは、あり子さんの予想通り、良性と言われていた左胸のしこり部分に悪化の傾向が見られたことは確実……? 大の注射嫌いであるあり子さんは、生検を受けることに加え、悪性の恐れに大きく動揺。一連の流れについては、夫にも詳しく報告したそうです。 監修/助産師REIKO 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年04月29日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さん。自身の実体験をもとに、乳がんが見つかってから現在に至るまでをイラストで綴っています。【前回のあらすじ】良性と言われていた左胸のしこりに変化があり、MRI検査を受けることになったあり子さん。医師から説明を受け、着々と検査は進み……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 MRI検査スタート 造影剤とは、画像診断検査でより結果をわかりやすくするために使われる薬剤のこと。造影剤を注射されるのは初めてのあり子さんですが、体内に冷たい液体が流れている感覚が印象的だったそうです。 そして、MRI検査が終了。人生で初のMRI検査を終え、ホッとして放心状態になるあり子さんでした。 監修/助産師REIKO 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年04月28日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さん。自身の実体験をもとに、乳がんが見つかってから現在に至るまでをイラストで綴っています。【前回のあらすじ】医師に「エコーとマンモグラフィの検査をした結果、半年前と比べて左胸のしこり部分に変化が見られました。MRI検査もしてみますか?」と言われたあり子さん。すすめられるがままMRI検査を受けることが決定し、いよいよ検査当日に。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 初めてのMRI検査 ※造影剤とは画像診断検査をわかりやすくするために用いる薬剤を指します。注射薬剤のほか、バリウムなどが該当します。 最初は造影剤なしでMRIを撮り、次に造影剤を注射してからもう一度MRIを撮影することに。 MRI検査では、なぜかヘッドホンから流れる音量がとても小さかったのが印象的でした、と後日談で語っていたあり子さん。 果たしてヘッドホンをする意味はあるのでしょうか……? 監修/助産師REIKO 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年04月27日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さん。自身の実体験をもとに、乳がんが見つかってから現在に至るまでをイラストで綴っています。 【前回のあらすじ】左胸を触ってみると、しこり部分に何やら違和感が。不安に思いながらも、半年に1度の検査を受けに病院へと足を運んだあり子さん。すると、医師から「エコーとマンモグラフィをした結果、前回と比べて左胸に少し変化がありますね。MRIもしてみましょう」と言われ……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 頭が混乱! ※造影剤とは画像診断検査をわかりやすくするために用いる薬剤を指します。注射薬剤のほか、バリウムなどが該当します。 組織診は親知らずを抜くときと似ていて……というくだりから、何がなんやらわからなくなってきたあり子さん。次々に難しい説明がおこなわれ、大量の資料を手渡されてその日は帰宅。 医療用語って、聞いてもすぐに理解できないものばかりですよね。結局は自宅に帰ってから、ネットで調べてようやく自分の状況を理解する、という方もかなり多そうです。 監修/助産師REIKO 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年04月26日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さん。自身の実体験をもとに、乳がんが見つかってから現在に至るまでをイラストで綴っています。【前回のあらすじ】左胸に良性のしこりがあると判明してから半年後、再検査を受けたあり子さん。その結果、前回から特に変化はなく、さらに半年後に再検査をすることになりました。そして、最初に受けた乳がん検診から1年が過ぎようとしていたとき、久しぶりに自宅で左胸のセルフチェックをしてみると……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 嫌な予感…MRI検査を勧められ 最近、セルフチェックを怠ってしまっていたあり子さん。久しぶりに左胸を触って確認してみると、しこりの部分に何やら違和感が。「絶対におかしい!」というより、「右に比べると左が少し変かも……?」という程度で、確信は持てないようです。 その後、あり子さんが不安を感じながらも病院に再検査を受けに行き、「なんだか左胸に違和感があるような……」と医師に相談。すると、医師から「エコーとマンモグラフィで確認したところ、前回と比べて左胸に変化が見られます」と言われてしまい、念のためMRIもおこなうことになったのです。 あり子さんが不安を抱えていた左胸のしこりは、悪化してしまったのでしょうか……? 監修/助産師REIKO 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年04月25日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さん。自身の実体験をもとに、乳がんが見つかってから現在に至るまでをイラストで綴っています。【前回のあらすじ】2019年、人間ドックと併せて乳がん検診を受けたあり子さん。すると、「再検査が必要」と通知がきたため、ショックを受けつつもすぐに乳がんの検査を受け直すと……なんと、左胸にしこりがあることが判明! しかし、幸いなことに良性との診断。一旦経過観察をして、また半年後に病院を受診することになりました。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 左胸に違和感? 「毎月セルフチェックをしてくださいね」と医師に言われ、それからは自分でしこりのチェックをするようになった、あり子さん。そして、半年後の検査では前回と変化なしという結果に。次の半年後の検査で何もなければ、検査は年1回でいいと医師に言われ、ホッとしました。 しかし、バタバタしていて、その後はうっかりセルフチェックを怠ってしまったのです。さらに半年後、最初の乳がん検診から1年後の検査が近づいてきたとき、久しぶりに左胸を触ってみると……。 監修/助産師REIKO 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年04月24日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さん。自身の実体験をもとに、乳がんが見つかってから現在に至るまでをイラストで綴っています。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 乳がんが見つかった話 第1話 あり子さんの乳がんが判明したきっかけは、2019年に受けた人間ドック。再検査の通知がきたため、後日、違う病院で改めて乳がん検診を受けることになったのです。 触診では何も異常はなかったものの、エコーとマンモグラフィ検査によって、左胸にしこりがあることが判明。「良性」と判断されましたが、半年後にまた再検査をすることに。 女性ならば、他人事とは思えない乳がん疑惑。自分で胸を触ったときに「これ、もしかしてしこりかも……?」と、不安に思う方も少なくないそうです。 監修/助産師REIKO 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年04月23日レッスン数増設・新プログラム導入で多様なニーズにお応えします株式会社ルネサンス(本社:東京都墨田区、代表取締役社長執行役員:岡本利治、以下「当社」)は、当社のスタジオプログラムをオンラインで配信するサービス「RENAISSANCE Online Livestream®(以下、「本サービス」)」をリニューアルしたことをお知らせします。今回のリニューアルではレッスンの増設並びに新たなプログラムを導入し、より多くの方にご利用いただけるようにサービスを拡充しました。今後も多様な健康づくりのニーズにお応えし、ご自宅で安心して参加いただける、楽しい運動機会の創出をサポートしてまいります。■「RENAISSANCE Online Livestream®」について本サービスはパソコンやスマートフォンから参加して、エクササイズを楽しめるオンラインレッスンで、2020年5月よりスタートしました。ルネサンスの店舗で活躍するインストラクターがライブレッスンまたは ビデオレッスンを担当し、ヨガやピラティス、格闘技系やダンス系など、豊富なプログラムからお好きなレッスンをご利用いただけます。時間や場所を問わずに健康づくりを実施できるだけでなく、企業・健康保険組合の福利厚生や、学校の授業で活用される等、様々な場面でご利用いただいております。サービス開始から約2年間で、レッスンの累計受講回数は130万回を突破いたしました。オンラインフィットネス|ルネサンスオンラインLivestream(ライブストリーム) : ■リニューアルの背景2年間のレッスン受講データから、参加者はお一人だけでなく、同居に関わらずご家族一緒に受講されていたり、産後のお母さまが赤ちゃんと一緒に楽しまれているなど、周りの目を気にせず、プライベートな空間で受講できることを付加価値とされている方もいらっしゃることがわかりました。そこで、さらに多くの方にご満足いただけるよう、新プログラムの導入やレッスンの増設を決定いたしました。■リニューアルの内容①ライブレッスン・ビデオレッスンの増設お客様のご要望にお応えし、月間約240本のライブレッスンを新たに増設しました。これにより、ビデオレッスンも合わせ月間の開講本数は約3,000本となりました。②早朝~深夜までの24時間のレッスン受講が可能お客様お一人おひとりの生活リズムに合わせて、ほぼ24時間を通してレッスンの受講ができます。③予約締切時間の変更日常生活の隙間時間にもご活用いただけるように、これまではレッスン開始15分前までだった予約を開始時間直前まで可能としました。④多様なニーズにお応えする新プログラムの導入2022年4月より、下記の新プログラムを導入しました。◎おやすみヨガ(30分)セルフマッサージとヨガのポーズを楽しみながら、快適な眠りに導くことを目的としたプログラムです。平日の夜を中心に多数開講しております。◎乳がんエクササイズ(30分)/乳がんヨガ(60分)がん特化型運動施設 ルネサンス運動支援センターが監修したプログラムです。専門的な知識と技術をもった「大阪国際がんセンター認定 がん専門運動指導士」が、お一人おひとりに寄り添った 指導をします。◎フェイシャルセラピー(ビデオ)(30分)理学療法士が開発したオリジナルプログラムです。しわやたるみなどのお顔の悩みに対して従来の肌ではなく、ベースとなる筋・筋膜へアプローチすることでお顔の悩みを解消する効果が期待できます。プログラムの詳細URL: ■料金プラン一般定額プラン3,850円(税込)/月都度チケットプラン 1,100円(税込)/回※ルネサンス会員は通常の月会費のみで受講できます。※一部対象外のレッスンがあります。本リリースについてのお問い合わせ先株式会社ルネサンス経営企画部パブリックリレーションチーム:村角(むらずみ)・瀬戸TEL:03-5600-7811 MAIL: ml_pr@s-renaissance.co.jp URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月22日40歳独身で乳がんの告知を受けた、鳥野たみこさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回は、抗がん剤の影響で起きる口内トラブルと味覚障害についてのお話。島野さんは抗がん剤を投与して3日目に異変を感じて……。★最初から読む:「痛っ!」寝返りをしたら右胸がズキン! として… #40歳独身で乳がんになりました 1抗がん剤で粘膜が弱まると、口のトラブルが起こりやすくなります。人によっては味覚障害の症状もあり、どの味がダメになるかは個人差があるため、やってみないとわかりません……。私は抗がん剤を投与して3日目から口内に異変を感じ始めました(2020年初夏のできごとです)。口の中がヒリヒリして、舌がちょっと白くなって、口内炎が1個できていました。口内トラブル対策には気をつかっていたのですが、多少のトラブルはどうしても起こってしまいますね。腫れた部分の悪化を防げたらいいな、と思い対策を続けました。驚いたのは、味覚障害です。白湯を飲んだ瞬間「え、まっずい」と思うくらい変な味がしました。そのほかにもいろいろ試して探ってみたところ、OKなものとNGなものがわかりました。私の場合は、酸味のあるものは口内がヒリヒリして、ケチャップでさえしみて食べられませんでした。口内の痛みも味覚障害もとてもストレスでした。ただでさえ食欲がないのに、それに拍車をかけてくる……。しかも、まだ抗がん剤1回目。これがあと半年続くの? え? まだ7回あるの? と、すでに次の抗がん剤が嫌になってしまったのでした。次回に続きます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/島野たみこ(40歳)2020年5月、40歳独身で乳がん告知。術前抗がん剤→右胸全摘手術→放射線治療を経て、現在ホルモン療法中。治療に苦しんだり人生に思い悩んだりしながら、手探りで得た経験をインスタで投稿中。Instagram:@tamireport
2022年03月27日40歳独身で乳がんの告知を受けた、鳥野たみこさんの体験を描いたマンガを紹介します。初の抗がん剤を投与してから約48時間後、激しい胃痛が起きた島野さん。受診すると胃潰瘍だったそう。そうなってしまった原因は……?★最初から読む:「痛っ!」寝返りをしたら右胸がズキン! として… #40歳独身で乳がんになりました 1初めての抗がん剤投与から約48時間後、かきむしりたくなるような胸の不快感と、胃をひねられているような強烈な痛みが起きました(2020年初夏のできごとです)。胃薬は病院から処方されておらず、市販薬を飲もうかと思ったのですが……そもそもこの痛みが市販薬でどうにかなるレベルなのか? 飲み合わせは大丈夫なのか? と不安に。先生からは、何かしらの症状が出たときに原因の特定がしづらくなるため、市販のサプリメントなどは飲む前に確認してくださいと言われていたので、病院に電話しようと決めました。ですが……診療時間が過ぎていて、電話もつながらず。その夜は、気持ち悪さと痛みに苦しみながら、何も飲まずに翌日診察を受けました。診察の結果、ちょっとした胃潰瘍になっていて、原因はストレスとのこと。そっか、ストレスか……。そうだよな、がんになってストレスを感じない人なんていない!ポジティブに考えることに必死で、体からのシグナルを見ないふりしていたのかも、と反省しました。薬を飲むと、翌日には痛みはだいぶ和らぎました。入院しているわけではないので、自分の体の異変を察知するのも判断するのも自分。早めにアクションすることが大事だと学習しました。次回は、味覚障害と口内トラブルについてお話しします。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/島野たみこ(40歳)2020年5月、40歳独身で乳がん告知。術前抗がん剤→右胸全摘手術→放射線治療を経て、現在ホルモン療法中。治療に苦しんだり人生に思い悩んだりしながら、手探りで得た経験をインスタで投稿中。Instagram:@tamireport
2022年03月24日乳がん経験者のためのおしゃれなブラ・下着専門店 La neige(ラネイジュ)(所在地:愛知県知多郡東浦町、代表:竹内 香織)は手術で腕の可動域が小さくなってしまった乳がんサバイバーさんでも簡単に着脱できる「キュンとときめく前開きブラジャー」の制作費用を募るため、クラウドファンディングサイト「READYFOR」にてプロジェクトを開始いたしました。クラウドファンディング「READYFOR」クラウドファンディングサイト ■クラウドファンディング立ち上げ経緯「デザインは気に入ったのだけれど腕が後ろに回らなくて」このクラウドファンディング立ち上げのきっかけは、乳がん手術で腕の可動域が小さくなり後ろホックのブラジャーが着けられなくなったお客様からのお声でした。生きるために乳がん手術を受けた方の中には、後遺症で腕の可動域が小さくなってしまう方が沢山いらっしゃるのです。乳がんご経験者のための下着屋として、前開きのケアブラジャーは必須アイテムだと思い、この挑戦に至りました。■商品の特徴前開きのケアブラジャーは微調整が効かない美しさに欠ける従来品が多いですが、世界のトップブランドから選ばれるレースの女王「リバーレース」をあしらうことで美しく上品に仕上げ、デザインはスタイリストさんにお願いし、乳がんご経験者の意見を取り入れつつ乳がんサバイバーさんにお喜びいただける商品に仕上げます。商品:shalmii(シャルミー)商品:ricca(リッカ)商品:rucil(ルシル)■リターンについて心ばかりのありがとう5,000円コース:心の書画家 伊藤 一樹氏の日めくりカレンダー乳がんサバイバーさん向け新商品割引コース10,000円:心の書画家 伊藤 一樹氏の日めくりカレンダー新商品前開きブラジャー2割引特典(お一人様1点)応援30,000円コース :お礼状、プロジェクトご報告企業様限定200,000円コース:お礼状、プロジェクトご報告※その他5コース■プロジェクト概要プロジェクト名: 乳がんサバイバーさんに、キュンとときめく美しいケアブラジャーを!期間 : 2022年2月22日(火)午後2時~4月8日(金)午前11時URL : <製品概要>商品名 : chinaful(チナフル)※仮名種類 : 前開きケアブラジャーカラー : ボルドー販売場所: La neige(ラネイジュ)ECサイト■ショップ概要商号 : La neige(ラネイジュ)代表者 : 代表 竹内 香織所在地 : 〒470-2105 愛知県知多郡東浦町藤江ふじが丘36-9設立 : 2020年2月事業内容: 乳がんご経験者のためのおしゃれなブラジャー・下着専門店資本金 : 500万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】La neige(ラネイジュ)代表: 竹内 香織TEL : 0562-74-0229Mail: info@shop-laneige.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月23日私が40代に差しかかったころ、それまでとは違う疲れやすさやイライラなど、体の異変を感じるように…….。それは、まだまだ若いつもりでいた私に忍び寄ってきた更年期の始まりでした。現在55歳の私の40代を振り返って、プレ更年期の症状から、ホットフラッシュなどの更年期障害の治療のためにホルモン補充療法を選択した体験と、その経験から得た「気付き」をご紹介したいと思います。40代からの不調はプレ更年期だった!?40代に入ったころから肩凝りがひどくなって、妙に疲れやすくなり、夫のささいな言動にイライラしたり、寝付きが悪くなることが多くなりました。最初はかかりつけの内科の女医さんに相談して、漢方薬と、眠れないときに頓服で服用するように睡眠導入剤を出してもらいました。処方された漢方薬は「加味逍遙散(カミショウヨウサン)」で、一般的に更年期の肩凝り・疲れやすさ・イライラなどに効果があるとされているお薬でした。そのときはまだ40歳になったばかりで、女医さんから「更年期」という言葉は出なかったので、私はそれが更年期の症状だとは思ってもいませんでしたが、今思えば、あれがプレ更年期といわれるもので、適切な漢方薬を出してくださったのだなぁと思います。ただ私は、この漢方薬で症状がスッキリとはせず、寝込むほどではないものの、不調を抱えながらだましだまし生活していました。46歳で本格的に更年期障害を発症相変わらす疲れやすく、肩凝り以外に腰痛や関節痛にも悩まされるようになっていた私ですが、46歳になって生理不順が続くようになり、ある日突然、体がカーッと熱くなるのを感じるようになりました。私はハッと気付きました。母が中年以降にずっと暑い暑いといって、しょっちゅう汗だくになっていたことを……。私はそれがホットフラッシュだとすぐに悟りました。母がそうだったことで、なんとなく頭の片隅にはあったものの、「やっぱり私にも来てしまうのか……」とがくぜんとしたことを覚えています。そのときはまだ更年期と更年期障害についてよく知りませんでしたが、日本人女性の平均閉経年齢は約50歳で、この閉経前後5年間(45歳から55歳の期間)を一般的に更年期と呼ぶことや、「ほてり」「発汗」「不眠」などのいわゆる更年期症状で日常生活に支障を来す病態を更年期障害と呼ぶことも、その後いろいろと更年期について調べたなかで知ったのでした。婦人科でホルモン補充療法を開始それから数年、ホットフラッシュはほぼ1時間ごとに1回の頻繁さ、夜中でも2時間ごとに1回は体の熱さで目が覚めるという、地味にストレスフルな状態で、さらに動悸や息苦しさもひどくなって、日常生活にも支障を来すようになっていました。そんな私に内科の女医さんは、「もう婦人科に行ったほうが良いかも」と婦人科を紹介してくれました。紹介された婦人科の先生は、70代に差しかかろうかというおじいちゃん先生で、あまり話を聞いてくれるタイプではありませんでしたが、女性ホルモンの値を検査し、更年期障害であることを確認してくれました。私のようなホットフラッシュ・動悸・息苦しさは女性ホルモンの低下による自律神経の乱れだそうで、ホルモン補充療法(HRT)によって女性ホルモンを補うことで症状が緩和されると先生は話してくれました。ホルモン剤と聞いて私は「HRTは乳がんのリスクがある」というネットの情報や、同じように更年期障害に悩まされていた私の姉が「ホルモン剤は怖い」と薬を使うことを嫌って更年期を気力で乗り切ったこと、また私の友人の1人が「ホルモン剤を使用して副作用がつらかった」と話していたことを思い出しました。ホルモン剤は怖くない!?私は薬にはあまり抵抗感はありませんでしたが、前述したような周りの人の言葉の影響で、乳がんのリスクや副作用の不安が少しはあったのでネットで調べてみたところ、「これまではHRTで乳がんのリスクが懸念されてきたが、そのリスクは生活習慣や肥満、アルコールの摂取と変わらない」といった専門家の見解を記したサイトも数々あり、最終的には「HRTは5年以上の長期間でなければそんなに怖がらなくても大丈夫」という婦人科の先生の言葉を信じて、ホルモン補充療法を始める決意をしました。そしてホルモン剤の服用を始めてからは、毎月の生理を順調にコントロールできるようになり、つらい症状も半減しました。ホルモン剤の服用に伴う不正出血や胸が張るなどの副作用は幸い私にはなく、それから5年間ほどホルモン剤を服用して、ホットフラッシュが和らいできたところで服用をやめました。ホルモン剤をやめて3年ほどたった現在では、年齢から来ているであろう多少の不調を感じながらも、無理せず楽しく暮らすように心がけ、十分な睡眠と適度な運動といった生活の基本を大切にして、これまでこき使ってきた自分の体をいたわりながら更年期の終盤を過ごしています。まとめ同じ更年期の友だちや先輩方に聞くと、まったく更年期症状を感じずに過ぎたという人、更年期症状を感じるけど病院に行くほどではない人、私の母や姉のようにつらくても治療せずに乗り切る人、私のように薬でつらい症状を緩和して不調と付き合っていく人、本当にさまざまです。更年期の不調がある人にとっては厄介な時期ではあるけれど、そのなかで出会えた人たちや、その経験の一つひとつが私を成長させてくれたように感じますし、私にとっては「自分にやさしくできるようになるためのステップ」でもあった気がします。更年期が過ぎると老年期がやってきます。そのなかでまた新しい出会いや新しい経験を重ねていって、さらにステップアップしていく自分が楽しみです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/おざさお(55歳)年下外国人夫と結婚して21年。40代からは体の不調に振り回されながら猫3匹の下僕として生活を送る。念願のライター業に一歩を踏み出すも、高齢の両親のお世話も加わり、どうなる私の人生後半戦。
2022年03月21日●泣き叫ぶ母と叱責する父…「つらかった」2018年に公開され、ドキュメンタリー映画として異例のヒットを記録した『ぼけますから、よろしくお願いします。』。信友直子監督が、アルツハイマー型認知症の診断を受けた母親と耳の遠い父親という90代夫婦の暮らしを、娘だからこその視点で丁寧に描いた作品で、この続編となる『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』が、3月25日から全国順次公開される。1作目の公開直前に脳梗塞を発症し、入院してしまった母親。外出時に手押し車が欠かせない父親は、毎日1時間かけて妻を励ましに通うが、病状が進行していく上、新型コロナ感染拡大で面会も困難になるという事態に見舞われる……。そんな今作に、信友監督はどんな思いを込めたのか。撮影の裏側や公開を控えての両親への思い、そして今後の活動の展望など、たっぷりと話を聞いた――。○■“娘”と“ディレクター”という立場が共存前作の公開にあたってインタビューした際、「燃え尽きました」と語っていた信友監督。それは今思い返すと、「こんなに多くの人が見てくださると思っていなかったので、不安だったんだと思います」との心境だったそうで、「そんな燃え尽きた自分を奮い立たせてくれるくらい、お客さんがたくさん来てくださったので、『第2弾を作るぞ』という気持ちにどんどんなっていきましたね。やはり、見てくださった方が『この続きを見たい』とおっしゃってくれたのが、大きかったと思います」と背中を押され、今作の公開につながった。娘が取材者、両親が被写体という構図は、素の表情や内側を描きやすいという利点があるが、逆に身内だからこそ、一層心苦しくなるケースもある。一例が、認知症が進行して自身を悲観して泣き叫ぶ母親を、父親が厳しい言葉で叱責するという激しいケンカの場面で、信友監督も「これはつらかったです」と振り返る。それでも、「カメラを持っていたからこそ、救われていたところがあると思います。娘としてはすごく悲しいことなんだけど、ディレクターとしては『これはすごい映像だ! 記録しておかなければ』という興奮と使命感が、不思議と頭のどこかにあるんです」と、“娘”と“ディレクター”という2つの立場を自分の中で共存させながら撮影を続けた。「今冷静になって思い返すと、自分でも業が深いなと思うところではあります」というが、「長年のドキュメンタリーディレクターとしての経験の中で、取材相手に申し訳ないと思ってカメラを切ってしまい、後から『やっぱり(カメラを)回しておけば良かった』と思うことがいっぱいあったので、そうした失敗から、とにかく回せるものは回して、使うか使わないかは後から決めればいいと考えるんです。目に見えているだけでカメラを回していないと、幻になってしまいますから」と、ディレクターとしての本能が働いたのだ。ドラマチックな映像が撮れているとしても、家族の衝撃的な姿をさらすことに葛藤はなかったのだろうか。そこについては、自身の乳がん闘病記を撮影したドキュメンタリー『おっぱいと東京タワー~私の乳がん日記』(2009年)での経験に通じるものがあった。「自分のバストトップを出したのですが、それまで数多の人を取材して、中には精神的にストリップにするような質問も撮らせてもらっていたのに、自分がNGを出すのはダメだろうと思ったんです。『ぼけますから』も、その覚悟に近いものがあるかもしれないですね」○■人として諦めていない気持ちが描かれていたとにかくカメラを回し続けた後に“使う/使わない”を判断する基準は、作品のために必要なシーンであるかということ。母親がおもらしをしてしまい、廊下で途方に暮れている場面を撮影したが、「さすがに母のプライドを傷つけると思って、使いませんでした」と明かす。一方で、前述のケンカのシーンは、「ただの衝撃映像ではなく、父が母のことを人として諦めていないということが描かれていると思ったんです。母が認知症になってできなくなったことがいっぱいあっても、父は『わしが代わりにやればええことじゃけん』と言って家事をしていたんですが、あのケンカでは『感謝せえ!』と怒っていました。なぜかと言うと、母はいつもすぐに感謝が口に出る人だったのに、その美徳である感謝の気持ちまでなくしてしまったらダメだと。そこで父が、認知症だから何を言ってもダメだと諦めないで、ちゃんと向き合っているということが描けたと思って、カットせずに入れました。認知症のマニュアル本には『認知症の人には怒ってはいけません』と書いてあるのですが、父にとってそんなことは関係ないんです」と、作品において欠かすことのできない場面だった。夫婦ともに気遣いの人で、昔からケンカをしなかったというだけに、あのシーンは信友監督にとっても相当衝撃だったそう。これには後日談があり……「映画の第1弾を公開した後に、見てくださった方が父に『カッコ良かったです』と言ってくださったそうで、父がうれしそうにしてたんですよ(笑)。私は、普段怒る性格じゃない父が、あのシーンを使ったことを不満に思っていたらどうしようと不安もあったのですが、『“仁義なき戦い”みたいでカッコ良かったんかの?』と喜んでいたのを見て、思わず笑ってしまいました(笑)」この父親の明るい性格は、『ぼけますから』シリーズに欠かせない要素で、老老介護の大変な実態を映す中で、前向きな気持ちにさせてくれる。劇中で見せる、100歳にしてファミリーレストランの大きなハンバーグをペロッと平らげてしまう見事な食べっぷりにも注目だ。●映画上映はテレビより“体感”できる長年テレビディレクターとしてドキュメンタリー番組を手がけてきた信友監督。劇場映画の製作という点においては、どのような意識をしているのか。「映画のほうが余白を持って映像をつないでいます。そこで、見ていただくご自身の大切な人や、親御さんのことや、これからの人生のことなどに思いを馳せてもらえるようなリズムで作っているんです。テレビは説明要素を意識して作ることが必要なので。映画はナレーションも必要最低限にしています」『ぼけますから』シリーズは、フジテレビ『Mr.サンデー』や『ザ・ノンフィクション』で放送されているが、映画館は集中して見る環境であるため、テレビ放送時に比べてテロップも大幅に少ない。「暗闇の中で、その劇場の皆さんが1つのスクリーンを向いて見るわけじゃないですか。すすり泣く音とか、笑い声とか聞こえてくると、より“体感”するような見方になるんですよね。前作を見ていただいた方に、『これ、体感ムービーですね』と言われたのが印象的でした」○■鑑賞した人が「お父さん」「お母さん」と呼ぶ現象第1弾は、たった1館での上映から始まったが、口コミが広がって最終的に約100館まで拡大。単館系のドキュメンタリーとしては異例のヒットを記録したが、ここまで支持を受けたのは、「うちの両親がごくごく普通の夫婦で、皆さんが自分の親や自分の老後とかを重ねやすいから、感情移入しやすいのではないでしょうか」と分析。他人から見れば「おじいさん」「おばあさん」であるはずの信友監督の両親を、映画を見終わった観客が皆、「お父さん」「お母さん」と呼ぶという現象が起きるそうだが、まさに自分と重ねている裏付けと言える。このインタビューをする筆者も、自然とその呼び方になっていたことに気付かされた。「母が元気だった頃にたくさん撮っているので、ちょっと寂しい気持ちになったら、その映像を見ると、母に会えるんですよね。これがすごく良かったなと思います。写真と違って、やっぱりしゃべりや動きがあるのが大きくて、あの頃の気持ちに戻れるんです」としみじみ語るが、最近はスマートフォンで気軽に動画が撮れることから、「ビデオを撮るって、行事や旅行とか特別なときが多いと思いますが、晩ご飯を食べている様子など普通の生活を撮っておくと、後ですごくいい思い出になりますよ」と推奨。また、母親との別れまでの記録を作品という形にすることで、「亡くなってから悲しみに暮れて泣いてしまうということもあまりなくて、すごく安定した気持ちなんです。ある種のグリーフワーク(=死別の悲観を乗り越えるプロセス)になったのかもしれません」と感覚を明かした。●娘から見て「本当にうらやましい」と言える両親前作の公開後、父親は反響も含めてご満悦だっただけに、今作も公開を心待ちにしているのだそう。「この前、地元の友達から『道端でお父さんに会ったよ』と写真が送られてきたんですけど、それを見ると手押し車に丸めた映画のポスターとチラシが置いてあって、どうやら営業に回ってるようなんです(笑)。やっぱりいつまで経っても親は親で、娘の作ったものを応援してやりたいという気持ちもあるんだと思います」すでに先行上映で鑑賞したという父親は、映画で久しぶりに最愛の妻に会えた喜びもあったに違いない。そんな夫婦の姿に、仕事に没頭して独身を貫いてきた信友監督は「本当にうらやましいです。誰と結婚したらああいう関係になれるんだろう……」と話す。自分の両親を“うらやましい夫婦”と表現できるのも、とても幸せなことだ。第1弾を見た多くの人が、両親のことを“かわいい”と言っているのを聞くうちに、「昔はそんなことなかったんですけど、私もかわいいと思うようになりました(笑)」と、両親の写る今作のポスターをうれしそうに見つめているのが印象的だった。○■『ぼけますから』シリーズは「これで区切りかな」現在も帰省したときは、父親の姿を撮り続けているというが、今作の撮影で父親から“幸せな人生じゃった”という言葉を聞けたこともあり、『ぼけますから』シリーズは「これで区切りかなとも思っています」と意向を語る。「ここから先、父が1人で老いていくのを撮っていくことになると、あの明るさがどんどんなくなっていくと思いますし。自分の作風としては、幸せな気持ちで終わりたい。『ぼけますから』は暗いものにはしたくないんですよね」そんな信友監督の今後の活動の展望は、今作の劇場公開がひと段落した後に、全国を回って上映会を行うことだ。来場客とコミュニケーションの場を持つことで、「娘として『母が認知症になったことで、悪いことばかりではなくて、贈り物も結構あったんです』と、同じような境遇の方が少しでも楽になれるような話をしたいんです。認知症になって、脳梗塞になって亡くなったということだけを見たら、かわいそうにも思える母ですが、ずっと父に愛され、支えられて、幸せだったんだろうなと思いますから」と、伝えたいのだという。前作の公開後もこうした活動を行っており、「テレビだと皆さんお茶の間でご覧になるので、どのように見られているのか感覚がつかめないところがあったのですが、映画は『ここで泣いてくれるのか』とかも分かるし、見終わった後にどういう表情でいるのかも知れるし、そこで直接お話できたのがうれしかったんです。私なりに皆さんの悩みに答えられたりすると、すごくお役に立てた気持ちがしたので、コロナが収まればまた各地を回っていきたいですね」と意欲を示した。●信友直子1961年、広島県呉市生まれ。84年に東京大学文学部卒業、86年から映像制作に携わり、フジテレビ『NONFIX』や『ザ・ノンフィクション』で数多くのドキュメンタリー番組を手掛ける。『NONFIX「青山世多加」』で放送文化基金賞奨励賞、『ザ・ノンフィクション「おっぱいと東京タワー~私の乳がん日記」』でニューヨークフェスティバル銀賞・ギャラクシー賞奨励賞を受賞。ほかに、北朝鮮拉致問題・ひきこもり・若年認知症・ネットカフェ難民などの社会的なテーマから、アキバ系や草食男子などの生態という現代社会の一面を切り取ってきた。18年に『ぼけますから、よろしくお願いします。』で劇場映画初監督、22年3月25日から、続編となる『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』が全国で順次公開される。
2022年03月20日「40歳独身で乳がんになりました」第23話。40歳独身で乳がんの告知を受けた、鳥野たみこさん。初めて抗がんを剤与した夜、何だか手足が熱くなり……。さらに48時間後には強烈な痛みが襲ってきて……。初めて抗がん剤を投与した夜、何だか手足が熱く、熱がこもっているような感じがしました(2020年初夏のできごとです)。その夜は、1〜2時間おきに汗をビッショリとかいて目覚め、眠りたいのに眠れない。今まではどんな悩みがあっても睡眠だけは取れるタイプだったのですが、がん告知以来、寝汗をかくことが増えてぐっすり眠ることができなくなっていました。翌日は5時半に起床。思ったよりも食事が食べられなかったり、体がだるくて重く感じたりしたけれど、 初めてのことで、どのくらいのレベルなのかわからない。でも、好調ではないけれど、思っていたほどでもなかったので、「私、副作用軽いかも〜」と思っていました。ですが、昼ごろに胃の上あたりの痛みが増してきて……。始めは生理の影響かと思ったのですが、夕方にはかきむしりたくなるような胸の不快感と、胃をひねられているような強烈な痛みが……!まさか、胃痛があるとは思わず……。かなりうろたえました。抗がん剤投与から約48時間後のできごとでした。激しい胃痛の原因は何だったのか……次回に続きます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/島野たみこ(40歳)2020年5月、40歳独身で乳がん告知。術前抗がん剤→右胸全摘手術→放射線治療を経て、現在ホルモン療法中。治療に苦しんだり人生に思い悩んだりしながら、手探りで得た経験をインスタで投稿中。Instagram:@tamireport
2022年03月19日40歳独身で乳がんの告知を受けた、鳥野たみこさんの体験を描いたマンガを紹介します。初の抗がん剤を投与した島野さん。投与後に試してみたことがあるようで……。★最初から読む:「痛っ!」寝返りをしたら右胸がズキン! として… #40歳独身で乳がんになりました 1初回の抗がん剤投与では、相談員さんや看護師さんたち、薬剤師さんが入れ替わり立ち替わり来てくれました(2020年初夏のできごとです)。私が1番目の抗がん剤と投与したFEC(フルオロウラシル・エピルビシン・シクロホスファミド)の予想される副作用はさまざまありますが、どの副作用がどの程度出るかは個人差がありますが、やってみないとわかりません。副作用の一つである口内トラブル対策で、抗がん剤中に氷で口の中を冷やすと良いとネットで見たので、「食べようと思っているけれど、どうですか?」と薬剤師さんに聞いてみました。すると「している人はいるけれど、確実に副作用を防げるわけではないので、絶対やらないといけないことではないですよ」と言われ悩みましたが、やれるだけやった!というほうが納得できそうと思ったので、やってみることに。このとき対応してくれた薬剤師さんは「頑張り過ぎなくて良い」とも言っていました。化学治療の現場でさまざまな患者さんと接する内に、そう思うようになったみたいです。抗がん剤投与後は生理食塩水の点滴を30分おこないました。その日は、検査や診察も入れると半日かかり、帰るころにはすっかり夕方に。初めての抗がん剤治療は、血管痛以外はトラブルもなくひと安心。ちょっとフワフワするけれど、夕食も問題なく食べられたので、「このまま大したことなく過ごせるのかな?」「何だかいけそうな気がする」と前向きな気持ちでその日は幕を閉じました。そして、その後私はどうなったのか……次回に続きます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/島野たみこ(40歳)2020年5月、40歳独身で乳がん告知。術前抗がん剤→右胸全摘手術→放射線治療を経て、現在ホルモン療法中。治療に苦しんだり人生に思い悩んだりしながら、手探りで得た経験をインスタで投稿中。Instagram:@tamireport
2022年03月17日【モブ男ともこぞーの結婚まで 第15話】大学生のもこぞーと社会人のモブ男はプチ遠距離恋愛中。やさしい彼に支えられ、平和で幸せな日々が続くと思っていたが、ある日、衝撃の事実が判明しーー。前回、婦人科で乳がんと子宮がんの検査を終えたあと、「生理が重くて歩けないときもあるんです! それに性交痛もあって……」と、以前からの悩みを医師に相談した、もこぞーさん。すると、先生の回答は……。 モブ男ともこぞーの結婚まで 第15話 性交痛についてさらに先生から質問されたので、毎回痛いですと答える私。でも実は、モブ男には相談できてないんだよなぁ……。 その後、先生から「乳がん(検査)の方は特に問題ありませんでした」と言われ、ホッとしたのも束の間。「少し気になるのは子宮の方ですね」……えっ? どういうこと? すぐには意味が理解できず、思わず目が点に。 次回、先生からもこぞーさんに衝撃のひと言が……! 第16話に続きます。 監修/助産師REIKO もこぞーさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もこぞー夫・息子5歳・娘2歳・猫7歳。毎日やりたい放題自由に生きる家族♡いろんなことをマンガやイラストにしています!
2022年03月15日日本人の2人に1人がかかり、3人に1人の死亡原因となっている「がん」。40代、50代になるとさまざまな体調不良が出てきて、ふと「がんかも……?」とよぎることもあるのではないでしょうか。皆さんは女性がかかるがんのうち、死亡原因の1位となっているものをご存じですか? 消化器内科・内視鏡内科医師の里村仁志先生に聞きました。答えてくれたのは…里村クリニック院長里村仁志先生消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。40代から罹患率が上昇するがん国立がん研究センターがん対策情報センターの資料(2015年)を見てみましょう。これは、大腸がんにおける女性の年齢階級別罹患率です。40代から少しずつ増加していることがわかります。女性がかかるがんといえば、「乳がん」が思い浮かびますが、死亡原因では「大腸がん」が1位となっています。「かかるがんでは乳がんが1位なのですが、死亡原因となると大腸がんが1位です。乳がんは触診でわかるので早期発見しやすいのですが、大腸は体内を検査しないと診断できないのも原因の一つでしょう。男性の場合は肺がん、胃がんが高い死亡原因となりますが、女性は喫煙や飲酒がそれほど多くないことが一般的なので、大腸がんが上位にあがっていると思われます。また、一般的に40代を過ぎると太りやすくなる女性が増えますが、大腸がんは肥満も原因の一つとされています。肥満に至るまでの運動不足や食習慣が大腸がんを誘引していると考えられます」(里村先生)。コーヒーが予防に「この20年で大腸がんによる死亡数は1.5倍に拡大していて、生活習慣の欧米化(高脂肪・低繊維食)が関与していると考えられています。予防としては食習慣の改善、運動習慣などほかの病気への対策と変わりはないのですが、女性に関してはコーヒーの飲用に効果があるという研究結果があります」(里村先生)大腸がんとは?それでは、大腸がんとはどんな病気なのでしょうか。「大腸(結腸・直腸)に発生するがんのことを指します。良性のポリープががん化するものと、正常な粘膜から直接発生するものの2種類があります。約85%はポリープががん化するものです。ステージ0、ステージⅠの早期ではほとんど自覚症状がありません。しかし、進行すると血便(便に血が混じる)下血(腸からの出血により赤または赤黒い便が出る、便の表面に血液が付着する)下痢と便秘の繰り返し便が細くなるといった症状が見られるようになります」(里村先生)進行すると全身に転移「大腸の粘膜に発生した大腸がんは次第に大腸の壁に深く侵入し、やがて大腸の壁の外まで広がり腹腔内に散らばったり、あるいは、大腸の壁の中のリンパ液や血液の流れに乗って、リンパ節や肝臓、肺など別の臓器に転移したりします。転移が死亡原因となります」(里村先生)。大腸がんの早期発見の方法は?年1回の「便潜血検査」が有効早期ではほとんど自覚症状がないとなると、どのように発見できるのでしょうか。「現在、大腸がんの早期発見で最も有効な手段は『便潜血検査』です。健康診断や人間ドックに組み込まれていると思いますが、年に1回、40代を過ぎたら必ず受けてほしい検査です。 普通は便の中に血液は混ざっていないため陰性ですが、血液があると陽性になります。肉眼ではわからない、便に潜む血液を調べることができます。早期治療でほぼ完治大腸がんは早期に治療すれば『治りやすいがん』の一つです。がんが粘膜下層の浅い部分にとどまっている早期がんなら、治療後の5年生存率は9割以上で、ほぼ完治が見込めます。しかも、早期なら負担の軽い内視鏡治療で済みます」(里村先生)「便潜血検査」が陽性=「がん」ではない「便潜血検査」で陽性と診断されたらどんな病気の可能性があるのでしょうか。「検査で陽性が出ても、大腸がんの可能性は数パーセント。ポリープか痔であることがほとんどです。検査で陽性が出た場合、主に以下の病気の可能性があります。ポリープ痔憩室(腸粘膜にできる袋状のもの)潰瘍性大腸炎クローン病細菌性腸炎大腸がんなど検査で陽性が出たら放置せず、必ず精密検査を受けましょう」(里村先生)。陽性反応が出たら必ず精密検査を受けて「一般的な精密検査は、全大腸内視鏡検査または大腸CT検査です。全大腸内視鏡検査とは、いわゆる大腸カメラです。腸を空にした状態で、肛門から直径1cmほどの内視鏡を挿入して、大腸の内部を調べます。ポリープがあればそのまま切除することも可能です」(里村先生)。まとめ大腸がんと聞くと不治の病と思っていましたが、早期発見、早期治療をおこなえば完治できるといいます。一番大切なのは年に1度の「便潜血検査」。これまでさぼっていた、という人も40代を過ぎたら必ず受けるようにしたいですね。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/里村仁志先生里村クリニック院長(埼玉県さいたま市南区大谷口5320-1)。消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。
2022年03月13日40歳独身で乳がんの告知を受けた、鳥野たみこさんの体験を描いたマンガを紹介します。ついに抗がん剤を投与する島野さん。事前説明で聞いていたことや予習していたことが本当に起こり……。★最初から読む:「痛っ!」寝返りをしたら右胸がズキン! として… #40歳独身で乳がんになりました 1ついに抗がん剤投与がスタート(2020年初夏のできごとです)。抗がん剤を打ち始める前に、以下のことから、手術までは針を刺すのは右側にしてくださいと言われました。・抗がん剤は強い薬なので、静脈炎になる可能性があり、静脈炎になったルートは、抗がん剤投与に使えなくなる。・私の場合は手術で右側のリンパ節を取ることがほぼ確定していて、術後は右腕に針を刺したり傷付けたりすることがNGになる(浮腫や炎症が起こる可能性があるため)。つまり、治療に使える血管をできるだけ残しておきたいということだと解釈しました(術前の腕に負荷をかけないよう気を付ける必要はありますが、日常生活でちゃんと使えます)。投与前に、錠剤の吐きけ止めを飲み、その後吐きけ止めの点滴を15分しました。私は1番目の抗がん剤として、FEC(フルオロウラシル・エピルビシン・シクロホスファミド)を投与します。まず「エピルビシン」を5分間投与するのですが、投与すると赤い尿が出ると聞いていました。抗がん剤投与中は、副作用対策として水分を多めにとり、できるだけ早く抗がん剤を体外に排出すると良いと言われているため、しっかりと水分をとることを意識しました。エピルビシンは強めの薬のため、血管痛が起こりやすいとのことで、私も途中で針を刺している部分がうずうずして嫌な感じが。その部分を温めると緩和されるとのことで、湯たんぽで温めました。そして、「エピルビシン」投与が終わった時点で、1回目のトイレタイムを取ることに。通院治療センター内にある利用者専用のトイレへ行きます。この時点では、ちょっとふわふわする感じはありましたが、気持ち悪さなどはなかったです。そして、出した尿を見ると本当に赤い。このときは血管痛以外の症状がなかったので、赤い尿を見て初めて「私、抗がん剤したんだ〜」と実感しました。流すときは必ずフタをして2回流します。センター内の専用トイレを利用して、フタをして2回流すのは、抗がん剤が混じった排泄物がほかの人に影響を与えないためとのこと。それだけ強い薬を私は体に入れているんだ……。「私、順調にいっている!」と、普段よりポジティブな思考を心がけていたのですが、ふとした瞬間にネガティブに揺れ戻っては「いやいや前向きに!」の繰り返しでした。次回に続きます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/島野たみこ(40歳)2020年5月、40歳独身で乳がん告知。術前抗がん剤→右胸全摘手術→放射線治療を経て、現在ホルモン療法中。治療に苦しんだり人生に思い悩んだりしながら、手探りで得た経験をインスタで投稿中。Instagram:@tamireport
2022年03月13日