女優の芦田愛菜が主演を務める、映画『星の子』(10月9日公開)の新キャスト及び予告映像が18日、明らかになった。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子による同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きな父(永瀬正敏)と母(原田知世)から愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。ちひろが一目惚れする“南先生”役には、岡田将生が決定。学校で一番人気のイケメン先生だが、後にちひろの運命を大きく左右する。岡田は芦田との共演について「10年程前にCMで1度ご一緒したことがあるのですが、今回この作品で共演させて頂いて、大人になったなぁというのと、本当にしっかりしているなと。同世代の共演者の方と話をしている感覚で色々お話させて頂きました」と表した。ちひろの両親の目を覚ませる為に、ある事件を企てる“雄三おじさん”役で大友康平が出演し、高良健吾と黒木華が宗教団体の謎めいた幹部コンビである“海路さん”と“昇子さん”を演じる。ちひろの姉の“まーちゃん”役に是枝裕和監督に見出された蒔田彩珠(まきたあじゅ)、美人でかっこいいちひろの親友“なべちゃん”役に映画『まく子』(19)でヒロインに抜擢された新音(にのん)と、今後の活躍が気になるキャストも。公開された予告編では、幼少期に病弱だったちひろを救った“金星のめぐみ”と呼ばれる奇跡の水を信じ、水を浸したタオルを頭に載せて暮らす父と母の姿が映し出される。学校では大親友のなべちゃんから「偽物なんじゃない?」と水の真偽を指摘されるが、ちひろが夢中なのは新任でやってきたイケメンの南先生。ある日、憧れの南先生の車で家まで送ってもらうが、自宅前の公園で、全身緑のジャージで頭にタオルを乗せて水を掛け合う両親の姿を見られてしまう。「気づく時がくる」「空も飛ぶようになる」とちひろを諭そうとする宗教団体の幹部、両親の洗脳を解こうと作戦を企てる雄三おじさん、この家族の現状はちひろのせいだと言い切る姉のまーちゃんの姿が続き、少しずつ揺らぎ始める自分とちひろは闘い始める。(C)2020「星の子」製作委員会
2020年08月18日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、畳み掛ける技を持つ女性、「ナチュラルにポイントカードを勧める女」になりきり。人に物事をうまく勧めるためには想像力が不可欠!子どもが生まれる前、赤ちゃんのグッズを売っているお店に行った時に、「これからお買い物するとポイントが貯まるのでポイントカードを作ってください」と言われました。その時に「お子さんが生まれるとお母さんはなかなか来られなくなっちゃうので、お父さんも作ってほしいんです。ポイントは合算できないのですが…」と言われ、最初は、二人とも作る必要があるのかなと思いました。でも、確かにコンビニのポイントカードを持っていなくてケンカをしたことがあるなと思い当たり、それを見透かされているのもすごい。その後も、「紙のカードだと忘れてしまうこともあると思うので、アプリでぜひ」と、遊園地のアトラクションに乗る時のようにスムーズに誘導され、結果、カードを作っていました。子どもが生まれてからは、まんまと二人でポイントを貯めています(笑)。どの家族も当てはまるような便利なシチュエーションの伝え方や、お得なポイントの説明がうまい。表情一つ、目線一つからこちらの気持ちを読み取り、畳み掛けてくる。きっと、最初から「アプリを入れてください」と言われたら入れない可能性も高かった。と思うと、勧めるスキルが高い、この人に惚れてポイントカードを作ったのではないかという気持ちにすらなりました。ポイントカードを自然に作らせる女、すごいです!やっぱり、「あったほうがいいかも」と相手に思わせるような状況を想像する力がすごいのだと思います。自分自身がポイントカードを活用してみて、メリットとデメリットを知ることで、人にもうまく勧めることができそうですよね。あとは遊園地でバイトをして、誘導スキルを高めるのもよさそう。どんなシーンでもスムーズに物事を進める技が身につきそうです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年8月12日-19日合併号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年08月17日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、手間のかかる料理を作る女性、「トンカツを揚げる女」になりきり。手間も後片付けも大変な揚げ物を作る人を尊敬!先日、人生で初めてトンカツを作ってみました。“パン粉がないんだけど!”というところから始まり、無茶苦茶になるし、生焼けだし、硬い…。これは一体なんなんだろうとすら思いました。工程もたくさんあるし、フォークでお肉を潰したりと、とにかく手間がかかる。家でやると、油の処理や後片付けも大変で、コンロや床まで油でベタベタになっていたりと、トンカツを作るにあたって、立ちはだかる壁が、『SASUKE』のようにどんどん出てくるわけです(笑)。以来、トンカツをありがたくいただくようになりました。熟練すると、“揚げる音がシュワシュワからパチパチへと変わったら引き上げる”など、トンカツと会話ができるようになるといいますが、そんな域には到底、達せないと思います。トンカツだけじゃなく、揚げ物自体を作りたくないので、以前、旦那の実家でエビフライが出てきた時には驚きました。「カロリーがすごいのよ」と義母が言っていたけど、それは食べ物としてではなく、労力のことを言っているんだと今は思います。だからこそ、そんな手間も労力もかかる揚げ物を作る人は尊敬します。まずは、トンカツほど工程がない野菜の素揚げから始めて、揚げ物に慣れていくのはどうでしょうか。そうして目の前のステージを地道にクリアしていくと、恐怖心も減りそうです。ナスの揚げ浸しとかができるようになるといいですよね!それから、徐々に、ステージを上げて、唐揚げやトンカツなどのお肉に挑戦していくとよさそうです。そうして揚げ物マスターになったら、次はフランベに挑戦するかもしれません(笑)。フランベは、『SASUKE』でいうと最後の反り返った壁のような存在だけど、いずれ、できるように頑張りたいです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年8月5日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年08月08日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、日本のしきたりに詳しい女性「熨斗(のし)に詳しい女」になりきり。メッセージカード代わりに熨斗を活用してみよう!出産の内祝いをしようと買い物に行った時、店員さんに「お熨斗をつけますか?」「何の内祝いですか?」と聞かれました。出産ですと答えると、「それでは、蝶結びのものですね」と言われたんです。その時に、熨斗に描かれている水引は、結び方によって異なる意味を持つことに気づきました。さらに、出産祝いの場合は蝶結びの下に子どもの名前を書くのですが、「子どもの名前なんて、知りたいのかな?」と思って、自分の「横澤夏子」という名前を書いたんです。ある人には「なっちゃんが強い家庭なのね」と言われました。きちんと知っておかないと、家庭のパワーバランスまでバレてしまうんだと焦りました。やはり、ある程度のマナーは知っておかないといけないなと思いました。特に、冠婚葬祭に強くて損することはないし、日本古来のしきたりに詳しかったり、由緒正しいものを大事にしている人は素敵ですよね。その点、百貨店の店員さんは、ちゃんと知っているから尊敬します。ほかにも、熨斗の右上についている模様は、もともとアワビを細く切って干したものを贈っていたことの名残であることなど知らないことも多く、もっと早くに調べておけばよかったと思いました。まずは、熨斗を身近に感じることが大切です。デパートに行って、「あの人が結婚したらこれをあげようかな」と想像してみたり、プレゼントしたいものをリストアップしてみるのもよさそう。また、人に贈り物をする時に、メッセージを添える代わりに熨斗をつけることで、気持ちをのせてみるのもいいかもしれません。今の私の目標は、知恵袋をたくさん持っているおばあちゃんになること。そのためにも、熨斗にまつわる知識を身につけることは不可欠。勉強してみようと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年7月29日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年07月28日女優の芦田愛菜が主演を務める、映画『星の子』(10月公開)の第2弾キャストが21日、明らかになった。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。この度、第2弾キャストとしてちひろの父役を永瀬正敏、母役を原田知世が演じることが解禁された。永瀬と原田は同じ1983年にスクリーンデビューし、夫婦役では『紙屋悦子の青春』(06年)以来、実に14年ぶり2度目の共演となる。本作では、ちひろの成長を愛情たっぷりに見守る一方で、幼少期、病弱だったちひろを救った“水”と、その水を販売する“あやしい宗教”を深く信じてしまうことから、家が日に日に貧乏になり、挙句の果てにはフリーマーケットで買ったお揃いの緑ジャージしか着なくなる両親を演じる。芦田は大先輩の2人との共演を「永瀬正敏さんと原田知世さんの演じる両親の姿から、ちひろが大事に育てられてきたことを感じました。お二人とも本当の両親みたいにあたたかく接してくださり、待ち時間にもたくさんお話ができてとても嬉しかったです」と親子役として絆を深めたことを明かした。また、特報映像も公開。主人公ちひろが自らの思春期を思い悩み、ひとり遠くを見つめる姿から始まり、「私、この水飲むと風邪引かないんです」と先生に語るちひろのセリフからは、病弱だったちひろ自身を救った“あやしい宗教”を深く信じている父と母に対する、複雑な感情が垣間見られる。何かから逃げるように街を駆け抜けるちひろや、頭にタオルを乗せて水を掛け合う両親などの姿が描かれている。○永瀬正敏 コメント信じる事の“純粋さ”と、ある意味“狂気”を家族と言うかけがえのないものの中でどう表現していくのか?大森立嗣監督の真っ向からのチャレンジを芦田愛菜さん、原田知世さん方と共に、旅出来た事はとても光栄でした。そこに存在しているだけで愛しさが湧いてくる芦田さん、物語の中の同じ時を過ごして来たその想いを、自然に醸し出してリードして頂いた原田さん、そして再び大森監督の現場に立たせていただいた事、、、この作品に関わった全ての皆さんに感謝しています。“何かを心から信じる”事への“あるひとつの家族”の愛と葛藤の物語を、是非劇場でご覧いただければと思います。○原田知世 コメント「未熟児だって、、、ただただ健康に」映画の冒頭で、日記に書き綴られた母の祈り。そんな母の切実な思いを胸に演じました。赤ちゃんのちひろ、小学生のちひろ、そして、中学生になったちひろ。成長していく娘との一つ一つのシーンを演じていく中で、愛おしさが溢れ、同じ思いで娘を見つめる父、永瀬正敏さんの穏やかな温もりに支えられながら、ラストシーンを迎えることが出来ました。この作品に参加できたことをとてもしあわせに思います。(C)2020「星の子」製作委員会
2020年07月21日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、住む街を楽しむ女性、「ご近所情報を教えてくれる女」になりきり。近所の魚屋さんと話して、街に馴染めたと感じました。この間、予防接種で出会ったお母さんに住んでいる場所を伝えると、「私も前にそのあたりに住んでいて、知っているかもしれませんが、あの路地を曲がったところにお魚屋さんがあるんですよ」と教えてくれました。普段、美味しいお店を教えてもらうことはあるかもしれないけれど、近所の魚屋さんの情報を聞けることって、なかなかないですよね。ネットでよく紹介されているようなお店ではないし、『サザエさん』みたいな世界だと感じました。すぐに行ってみたのですが、店主の方に「どこから来たの~?」と聞かれ、話しているうちに、“この街に住んでいいんだ”と認められた気がしました。ほかにも、八百屋さんや、「このスーパーにあるパン屋さんのロールパンが美味しいよ」という情報も教えてくれて、仲間に入れた気持ちがして嬉しかったです。東京で暮らしていると、隣の家の人を知らなかったりすることもあるので、すごくいいと思ったし、ご近所さんは作るべきだなと感じました。それに、情報交換ができることはもちろん、災害など大変なことが起こった時に助け合えるのも大事ですよね。そう思って、同じマンションの人には会ったら挨拶をしようと決めています。ご近所さんと情報交換をするためにも、まずは、自分が住んでいる街のことやその周辺の事情をきちんとしっかり知っておくことが大事。お散歩をして小道に入ってみたり、キョロキョロしながら歩いてみましょう。また、自分なりの「食べログ」じゃないですが、頭の中に美味しかったお店のリストやマップを作ったりしておくと、会話も盛り上がりそうです。地元のお店にきちんとお金を落とすことも、地元に馴染むためには大切ですよね。せっかく住むのだから街を楽しみましょう~!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年7月22日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年07月18日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、役立つアドバイスをする女性、「後悔ポイントを教えてくれる女」になりきり。欠点を知っているのは、アイテムを熟知している証。最近、旦那と“マイホームをどうするか”という話をするようになりました。他の人はどんな家を建てているんだろうと気になり、インスタグラムを見ているのですが、本当にいろいろなタイプが出てきて面白い。特に、「#マイホーム後悔ポイント」というハッシュタグがあるのですが、それがついた投稿は、本当にタメになります。「ここをこうしてよかった!」という自慢話より、「もっとこうしておけばよかった」というエピソードの方が参考になる。たとえば、「クローゼットとドアの高さがずれているのが気持ち悪い」とか、「雨の日に自転車が置けるように、土間を広くしておけばよかった」など、家を建てたことがある人だからこそわかる情報が詰まっています。めちゃくちゃ「いいね!」を押しています(笑)。自分が失敗したことは普通なら隠したいものなのに、言いづらいことを教えてくれるのがありがたい。めちゃくちゃきれいな家の人が、後悔ポイントを教えてくれるというギャップもいいです。そもそも、家という日本の地図に載るものを作ったこと自体がすごいのに、失敗したところまで教えてくれるなんて心が広いですよね~。これは、家だけじゃなく、買ったものすべてに言えることだと思うんです。私は、「がオススメ」という人に、「欠点はどこですか?」と聞くようにしているのですが、その質問に答えられるというのは、アイテムをきちんと使っている証。欠点を知り、我慢できるかを考えて購入します。だからこそ、普段から「ここはよかったけど、ここはこう」と、買ったアイテムに向き合い、長所と短所の両方を言えるようにしておくことが大事。買い物での失敗も減るし、人に聞かれた時にいいアドバイスもできるはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年7月15日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年07月10日出会ってから3回目のデートで告白!せっかちを自称する横澤夏子さんならではの、スピード感を誇るアプローチ術をご紹介。恋愛&婚活はもちろん、日常生活でも役立つヒントがいっぱいです。出会い第一印象はお高くない女。初対面では気楽なムードを醸し出すことが重要。「華やかに着飾ると、どんな店に連れていけばいいか迷うからNG。仕事帰りに誘えそうなカジュアル系の女性はモテます!」(横澤さん)聞きにくい質問を自然に!キラークエスチョン。既婚・未婚や金銭感覚などのパーソナルな要素は、アプローチ前に知りたいけれど直接聞くのは憚られる面も。「探っているとバレずにさりげなく炙り出す、とっておきの質問がこちら」【彼女・妻子持ち?】朝ごはんは会社の近くで食べてるの?「朝から家で目玉焼きとかサラダを食べてる人は、家庭が存在してる可能性アリ。最近の夜ごはんを聞いてコンビニや外食が入ってこない場合もムムッ。単に自炊好きの場合もありますが」【金銭感覚は?】コンビニのアイスは何をよく買う?「年収よりもわかりづらいのがお金の使い方。“バニラに280円出すんだ”とか“あたり付きのアイス買っちゃうの好感度高い!”など、好きなコンビニアイスで経済感覚が大体わかります」【家族関係は?】家族とどれくらいのペースでごはん食べてる?「盆暮れ正月には帰省しているくらいがちょうどよさそう。仲良すぎても大変ですが、私は家族とそれなりに仲がいい人と結婚したかったので、そこの距離感はすごく大切にしていました」繋がる~交流アイコン?エアドロップ?さりげなく連絡先を入手しよう!「“アイコンで性格がわかるんだよ”と占いを装い、LINEを開いてもらった流れで連絡先を聞くと自然な印象に。一緒に写真を撮り、“エアドロしてないから送り先教えて”と言う技も」話が盛り上がる“し・た・し・げ”。「会話に困った時に役立つのが、“し(出身地)・た(食べ物)・し(仕事)・げ(芸能)”の話題。誰とでもトークが弾む上、なにげない回答から相手の生活や共通点が探り出せるんです」し(出身地)出身地を持たない人はいないため、聞けば何かしらの展開が見込める鉄板ネタ。「浦和ならサッカーとか、その土地について知っているワードを3つくらい出せば必ず会話が弾みます」た(食べ物)定番中の定番である食べ物の話題は、関係を進展させる絶好のチャンス。「好きな食べ物を聞き出し、“の美味しいお店を知っているのでぜひ行きましょう”と次のデートに繋げて」し(仕事)「大人の男性なら基本的に仕事しているから話に事欠かないし、無職回避のチェックにもなる(笑)。職業を聞けば土日休みなど相手の勤務形態がわかるので、誘いやすさがアップ!」げ(芸能)「ドラマやバラエティなど、好きなテレビ番組を聞くのが私の常套手段。“金曜の夜8時に家にいる人なんだ”とか、見ている番組の時間帯で相手の帰宅時間や生活リズムがわかります」デート“捨て誘い”をせよ。「気軽に誘える相手だと思わせるには、こっちから『今日飲みに行きません?』と断られてもいい“捨て誘い”を入れる作戦が有効。2回くらいジャブを打てば誘い返してくる可能性アリ」名残惜しい女になる。「もっと話したかった!またね!」「ダラ飲みして話すことがなくなるより、このセリフとともに2軒目で去るのが正解。かぐや姫的な引き裂かれ感を演出し、相手の気持ちを盛り上げて」。長く過ごすのは付き合ってから。告白仮定プラス大胆な質問で相手を意識させて。本気の告白の前に仕込んでおきたいのが、冗談めかしたライトな告白。「ドキッとさせて恋愛対象として見ていることを相手の脳裏に焼き付けて。次第に向こうも意識し始めるはず」究極の3択で一気にゴール!真剣告白は3回目のデートで。「結婚・交際・会わないの3択から選んでもらうことで、他と比べてソフトな“交際”を選択しやすくなるんです。ここで選ばない相手なら次に行くべし!」よこさわ・なつこ1990年生まれ、新潟県出身。2009年にピン芸人としてデビュー。テレビや劇場などで幅広く活躍し、2016年にR-1ぐらんぷりのファイナリストに選出。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)では、21歳から始めた婚活の経験と結婚までの軌跡が赤裸々かつユーモラスに綴られている。ブラウス¥9,500スカート¥14,500(共にLADYMADE TEL:03・6433・5786)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年7月8日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣スタイリスト・大瀧彩乃取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2020年07月06日婚活パーティに参加すること実に100回以上。様々な経験で築き上げた独自のルールのもと、幼い頃からの夢だった結婚を成し遂げた横澤夏子さん。誰よりも強い信念で愛と幸せを手に入れた彼女から恋の哲学を学んで。恋愛は場数がモノをいう。足を止めず、前へ前へGO!私、親からずっと「好きな人がいたらすぐに結婚しなさい」と言われて育ったんです。その影響で、小さな頃から人を好きになると結婚を意識。せっかちですよね(笑)。学生時代は7年間同じ人に片想いしていたんですが、想った年月が重さに変わりなかなか成仏できなくて。なので、上京後は好きでいる期限を決めることにしたんです。ズルズル行くと時間がもったいない。“今年の汚れ、今年のうちに”と同じように、毎年年末になるととりあえず告白。さっぱり終わらせて次に進んだ方が、自分のためになると思ったんですよね。本格的に婚活を始めたのは21歳の時。出会いがないと知り合いの女性に言ったら、「それはただのサボり。5年経つごとに誘われる数は半分になるから、今すぐ婚活しろ」と言われて。当時の誘われる回数がゼロだったので、永遠にゼロじゃんって思いましたけど(笑)。それはともかく、その頃から自然に任せず、自分で出会いをつかみに行く姿勢に変わりました。合コンは恋愛願望の有無など確認事項が多いので、せっかちな私は結婚に前向きな人しか来ない婚活パーティに行くことに。自分からガツガツ行くなんて…と思う人もいるだろうし、私も以前は運命的な出会いに憧れていました。でも婚活パーティだって人間が主催しているんだから、ある意味“知人の紹介”。それも運命だし、ストーリーにはなるなって思ったんです。この“ストーリーだと思い込む”っていう技はすごく使えて、婚活でヘコんだ時はドラマ風に「夏子は落ち込んだのであった。この後未来の夫に出会うとは知らずに…」とナレーションをつけるんです。“今は最終回前のちょっと泣かせる回なのね”と思うと、自分のドラマの来週が楽しみになって頑張れるんですよ。それと、私のケツを叩いてくれる女友達の存在もモチベーションになっていましたね。彼女らに会う時に“恋バナがない”と言いたくないがために動いていた感じでした。結局、結婚相手に出会うまでに100回以上婚活パーティに通ったんですが、続ける中で相手に求めるものが精査されていきました。最初は背が高い人を希望していたけれど、実際にそういう人に会っても“なんか違う…”と感じたり。少しずつ理想が削ぎ落とされて、80回目くらいで“好きでいてもらうために頑張るのは疲れるから、とにかく気が合う人がいい”という結論に達したんです。というのも、デートまで漕ぎ着けても2回目に繋がらないことって多いんですよ。そういう時は「私とは合わなかったんだな、早くフってくれてありがとう」と思っていました。婚活のリミットを自分に設けていたので、常にラストスパートをかけている感覚だったんです。そうやって1000人ほどと会い続け、ようやく出会ったのが今の夫。話した時に感覚が近く、こちらが緊張しない程度に面白くないトークがちょうどよかった(笑)。今までの恋愛遍歴を振り返ると、場数を踏みまくったことが成功のカギだった気がします。お笑いの先輩に「舞台は場数を踏めば絶対にうまくいく」と言われたことがあるんですが、恋愛も同じ。ケースバイケースの経験を積むほど、対応力がついていく。だから、目の前の相手は練習だと思うくらいがいいのかも。重く考えない、停滞しない。フットワーク軽く前へ前へと進めば、きっと道は拓けるはず!よこさわ・なつこ1990年生まれ、新潟県出身。2009年にピン芸人としてデビュー。テレビや劇場などで幅広く活躍し、2016年にR-1ぐらんぷりのファイナリストに選出。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)では、21歳から始めた婚活の経験と結婚までの軌跡が赤裸々かつユーモラスに綴られている。ブラウス¥9,500スカート¥14,500(共にLADYMADE TEL:03・6433・5786)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年7月8日号より。写真・中島慶子スタイリスト・大瀧彩乃取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2020年07月04日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、未来の自分を助けられる女性、「とにかく仕込む女」になりきり。コミュニケーションも料理と同じく下準備が大事。最近、YouTubeにアップされている、“1週間分のお肉や野菜の仕込みをしておく”という動画をよく見ています。結構な量の食材を切ったりすることは大変だけど、結果、楽になる。自分を助けることになるんです。料理人の仕事も、基本的に、最初は仕込みから始めることが多いですよね。そのくらい、仕込みというのは、料理の土台となる大切なものなんだと思います。以前、ドラマの『ちりとてちん』の中で、主人公がエビチリを作ろうとするシーンがあったんです。エビの背わたを取り終わり、“あとは炒めるだけ”という段階にきた時に、友人の女性がやってきてエビを勝手に炒めてしまい、キレるのですが、これはかなり嫌だし、私ならもう作りたくないとすら思いました(笑)。やっぱり、仕込みをちゃんとした人にこそ、胸を張って炒めるというメインのパートを担う権利があるはず。それに、料理だけじゃなく、人間関係においても仕込みは大事。例えば友だちとリモートで話す時も、見せたいものをパソコンの周りに並べておくと、話の引き出しが増えて盛り上がりやすいことに最近気がつきました。仕込むことは手間がかかるし面倒くさいので、“今日は仕込む日”と、きちんとスケジュールに組み込んでみると実現しやすそうです。“未来の私のために”と思えば頑張れそう。実際、後で“過去の私が助けてくれた。ありがとう!”と、自分に対して感謝の気持ちが芽生えるはず。それに、仕込みの動画を見ているだけでも楽しくなって、見ているうちに実践したくなるかもしれません。時短になるだけでなく、食材を腐らせて自分を責めてしまう、なんてこともなくなりますよね~。早速私も、動画をマネしながら、やってみたいと思います!仕込みを実践してみました~!私も野菜を仕込んでみました。大変ではあるものの、やってみると熱中できることが判明!ただし、これをどう使うかは、思い浮かびません…。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年7月8日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年07月02日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、適役を選ぶスキルがある女性、「人に託せる女」になりきり。誰かをサポートする時には、自分が一歩引くことも大事!産後、落ち込みやすくなっていた時期がありました。産後ケアホームに入院している時は、助産師さんの前で泣きたくないのに泣いてしまったり…。退院後も不安でしたが、区の訪問助産師さんが来てくださったことで、すごく気持ちが落ち着いたんです。その方に、「入院中、すごく辛かったんですよね~」と話したら、「みんな心配していたんですよ」と言われました。その時に初めて助産師さんたちにバレていたことに気づき、ちゃんと見てくれていたんだと、ありがたい気持ちになりました。また、入院中に仲良くなったお母さんと退院後も連絡を取っていて、「あなたがいてくれて心の支えになりました」と伝えたんです。すると、どうやら訪問助産師さんに、「横澤さんを支えてあげて。あなたなら力になれるから。メールとかいっぱいしてあげて」と言われていたようで、助産師さん本人がケアするのではなく、そのお母さんに託していたことに、感動したんです。間接的に伝わる優しさがあることを知りました。しかも、そのお母さん自身も、もともと私のことを気にかけてくださっていて“こんなに心の隙間に入ってくれる人、いる?”と思うような方。そして、訪問助産師さんに頼まれたことも一切言わず、ただただ親切にしてくれた。そんな人柄をわかっていた助産師さんは、本当にすごいなと思いました。そんな助産師さんのような人を目指すには、“私が私が!”と自分が何かをすることにこだわるのではなく、適役を見つけられるようになること。周りを観察し、周りの人たちの特性をきちんと知ることが大事です。そして一番向いている人にお願いし、自分が引くべきところでは、ちゃんと引ける。そうして誰かのために動けることは、本当にすごいと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年7月1日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年06月28日『日日是好日』の大森立嗣監督&スタッフが手掛ける、芦田愛菜6年ぶりの実写映画主演作『星の子』から、ティザービジュアルが到着した。本作は、芥川賞作家・今村夏子による同名小説の映画化。今村氏にとって、本作が初の映像化となる。主演の芦田さんが演じるのは、あやしい宗教を深く信じている両親のもとで、過酷な青春に翻弄される中学3年生の少女・ちひろ。今回到着したティザービジュアルでは、そんなちひろが赤く揺らぐ背景の前で真っ直ぐに遠くを見つめる姿が写し出されている。側には、「信じる。愛する。大人になる。」というコピーが添えられ、前を向いて生きようとする彼女の決意が感じられるようだ。ちひろを演じるにあたり、長い髪を30cm以上カットして撮影に臨んだ芦田さんは「少しずつ自分の環境に違和感を感じつつも、悩みながら素直に物事をうけとめて真っ直ぐに生きている女の子だと思います」と役柄について語っている。『星の子』は10月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年06月26日女優の芦田愛菜が主演を務める、映画『星の子』(10月公開)のティザービジュアルが26日、公開された。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。今回解禁されたティザービジュアルでは、赤く揺らぐ背景の前に力強く立ち、まっすぐに遠くを見つめる主人公のちひろに「信じる。愛する。大人になる。」というコピーが添えられる。多難な思春期から逃げ出さず、前を向いて生きようとする彼女の決意が表された。本作のため、トレードマークであった長い髪を30cm以上カットして臨んだ芦田愛菜は、そんなちひろについて「少しずつ自分の環境に違和感を感じつつも、悩みながら素直に物事をうけとめて真っ直ぐに生きている女の子だと思います」と語っている。(C)2020「星の子」製作委員会
2020年06月26日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、伝え上手な女性、「赤ちゃんの気持ちを代弁する女」になりきり。伝え方次第で、言われた側の気分は変わります!出産前から、赤ちゃんの気持ちを代弁する人がたくさん現れるようになりました。たとえば、なかなか子どもが生まれない時に「お母さんのお腹が気持ちいいからか~」と言ってくださった助産師さん。正直、“本当にわかるの?”と疑ったこともあるけれど、その方が「女の子はおしゃべりが好きなのよ」と言うと、お腹がポコポコいうことがあり、“本当にわかっているのかも…”と思うようになりました。そして、いざ出産となった時にも、「赤ちゃん、頑張ってるよ!」と言われ、“本当に頑張ってる?”と心配したものの、結果、知識がある方が言うなら間違いないだろうなと安心できました。まるで赤ちゃんが乗り移ったかのようにしゃべるイタコみたいな人もいて、「早く会いたいね~」「ママも頑張っているよ!」と、次から次へと名言が飛び出すことも。子どもの声として言われると、「そっか~」と素直に聞けますよね。早く生まれてほしくてイライラしていた時も、「お母さん、イライラしないで」ではなく、「のんびりしたいみたい」と言われて、すごく気分がよかったです。そういう人は、赤ちゃんだけじゃなく、人の気持ちを察することにも長けているはず。相手の気持ちを汲み取り、ポジティブな言葉に変えて代弁する。そのスキルを磨くことが大事だと思います。お世話になった病院には、そんな“代弁師”がたくさんいて本当に助かりました!出産後、子どもと一緒に生活するうちに、だんだんと泣く理由がわかるようになってはきたものの、韓国ドラマ『愛の不時着』の最後に出る通訳者のクレジットを見て、“赤ちゃんの通訳者が欲しい”と思ったことも。何人も子育てを経験しているお母さんも、赤ちゃんの気持ちがわかりそうですよね。尊敬します!新潟の山菜、美味しすぎます!地元新潟で採れた「こごみ」という山菜が実家から届きました。ザルのまま食べることも実家と変わらず、一度食べたらやめられない美味しさも変わらず!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年6月24日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年06月22日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は試験の時に助けてくれた女性、「チャイルドマインダーの問題を出す女」になりきり。学生時代のような気持ちになりました!出産前、チャイルドマインダーの資格を取るための勉強をしていました。ベビーシッターの資格は持っているのですが、さらにステップアップしたいと思い挑戦することに。チャイルドマインダーの資格を取ることで、0~12歳までの子供を訪問や在宅で、お預かりできるようになります。私と同じ日に資格試験を受けた人が一人いて、「頑張りましょう~」と励まし合っていたのですが、その人が「問題を出してもいいですか?」と言ってくださったんです。そして、「子供が熱を出した時の対策は?」「イチゴ舌になってしまう病気は何?」などと出題されて、私は、「え~、難しい~!」と返す。そのやりとりが、まるで学生時代のようで楽しかったんです。しかも、答えが合っていると「正解です!」と喜んでくれる。その人は一度、試験を受けたことがあるので問題の対策もできているし、対策講座も受けていて、「病気のことはめちゃめちゃ出ますよ!」と傾向を教えてくれる。「お子さんが生まれるなら、一回で受かりたいですよね!」と気持ちに寄り添ってくれたりもして、なんて優しい人だろうと思いました。話をしていると、私と同じ新潟の出身で、ユニクロの同じ服を着ていたりと、いろいろな共通点があって盛り上がったんです。普通、試験といえば、相手を蹴落としたいという気持ちになるはずなのに、“一緒に受かりましょう!”と、私のために問題を出してくれるのがすごいと思いました。彼女のように優しくできるようになるには、まず、しっかりと勉強をして、自分に余裕を持つことが第一です。しかも、その人は、「自分の勉強にもなるから~」と、私に気を使わせないようにしてくれて、そういう素敵なところも真似したいと思いました!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年6月17日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年06月11日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、人の悩みを解決できる女性、「道しるべを示してくれる女」になりきり。優しい光は人を素直にさせます!子どもが生まれると自然と授乳ができるものだと思っていたのですが、私の場合、ぜんぜん母乳が出ませんでした。しかも、いろいろとマッサージをして、ようやく出てくるようになったのに、今度は赤ちゃんが飲み方を知らなくて、おっぱいがちぎれるほど痛かったんです。上手にあげられず、“これから、どうやっていけばいいんだろう”“自分で搾乳して子どもにあげるのが、いつまで続くんだろう”と、途方に暮れました。さらに、夜にまったく寝てくれなかったんです。おっぱいをあげればいいのかもしれないけど、痛みが怖くてなかなかあげられない。そうして悩んでいた時に、助産師さんが、「おっぱいをちょっとくわえさせるだけで寝ますよ」と教えてくれました。本当かな、と思いつつも、朝4時まで寝てくれず限界だったので、“だまされたと思ってやってみるか”と試してみたところ、子どもが自然にパクッとくわえて上手に飲むことができたうえ、すぐに寝てくれたんです。もちろん、そこから完璧な授乳ができるようになったわけではないけれど、痛みに対する恐怖心が減り、ものすごく助かりました。私一人では、こんな手段を見つけることはできなかったので、道しるべを与えてくれたことに感謝すると同時に、そんな人助けができる人はすごいなと思いました。助産師さんはキャンプに使うようなランプを持って見回りをするのですが、その光がすごく優しいものに感じたし、マザー・テレサに見えました。「ヘンゼルとグレーテル」の世界に入ったような気持ちで、“灯りに照らされる方へ行きます”と素直に思えたんです。そんなすがれるような優しいライトを準備してみるのはどうでしょうか?自ずと解決策が見えてくるかもしれません!リモートでラジオ収録をしました!パソコンを使って、自宅の寝室から放送をお届けする私です。あまりにも家モードになりすぎて、いつも以上にダラダラしてしまいました…!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年6月10日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年06月08日洋菓子店で買い物した時や、冷蔵食品を購入した時など、さまざまな場所でもらえる『保冷剤』。「いつか使うかも」と思い、冷凍庫に入れっぱなしにする人は多いのではないでしょうか。横澤夏子のInstagramに寄せられた『保冷剤の活用方法』2020年5月27日、お笑いタレントの横澤夏子さんはInstagramを更新し、冷凍庫の保冷剤をすべて出したことを報告。「保冷剤を冷凍するためだけの冷凍庫な気がしてきた」と、あまりの量の多さに困っている様子でした。 View this post on Instagram A post shared by 横澤夏子 (@yokosawa_natsuko) on May 26, 2020 at 11:07pm PDTするとそれを見た一部のファンから、余った保冷剤の活用術を提案するコメントが寄せられたのです。保冷剤の成分と活用方法日本保冷剤工業会によると、保冷剤の中身は水と少量の『高吸水性ポリマー』をゲル化させて作られたもので、紙おむつなどに使用される一般的な物質とのこと。さらに防腐剤と安定剤を加えており、ゲルのカビ防止や菌の繁殖を抑え、安定した凍結をうながして破袋しにくいようになっています。『高吸水性ポリマー』は、基本的には人体や環境に無害な原料から作られているため、横澤さんのInstagramに寄せられたコメントに記された、こちらの通りの再利用が可能だそうです!・中身を瓶に取り出してアロマを少量たらすと、芳香剤や消臭剤になりますよ!・吸水性ポリマーの水分をこして乾かすと、簡易トイレの材料になります。ちなみに保冷剤を捨てる際は、地域によって埋め立てゴミだと判断される場合があるため、調べてから捨てるか、分からない場合は地域の役所や清掃局に問い合わせたほうがいいでしょう。活用方法を知っておけば、冷蔵庫や冷凍庫に保存している保冷剤を役立てることができそうです![文・構成/grape編集部]
2020年05月28日2020年4月29日、お笑いタレントの横澤夏子さんがInstagramを更新。同年2月に生まれたばかりの娘との動画を公開し、反響を呼びました。ぐずる赤ちゃんのあやし方動画では、ぐずって泣き出した娘を独特な方法であやす横澤さんの姿が映し出されています。 この投稿をInstagramで見る 横澤夏子(@yokosawa_natsuko)がシェアした投稿 - 2020年 4月月28日午後11時37分PDT泣き出した赤ちゃんに横澤さんは「え、ウソ!?」と驚いた振りをして対抗。ついには赤ちゃんも根負けしたのか、泣き止ませることに成功しました。横澤さんは動画に次のようなコメントを寄せています。#永遠にぐずぐずしてる時に#私は永遠に驚いてみたら#10分の1の確率で勝ったのよー!#10分の9は私なんでこんな驚いてるんだろうって思って終わるのよー!#うふ!yokosawa_natsukoーより引用お笑いタレントらしいユーモアあふれる育児に、ネット上では「2人ともかわいくてずっと見ていたい!」「笑いました。楽しく育児をするって大事ですね」「発想が面白い。私もやってみます」といった声が上がりました。赤ちゃんが泣き止まない時には、こんな方法も試してみるといいかもしれないですね![文・構成/grape編集部]
2020年05月06日お笑い芸人の横澤夏子(29)が2月27日に第一子の出産をブログやインスタグラムで報告した。投稿4時間で11.1万件もの“いいね”を記録。さらに女性たちからの祝福の声が相次いでいる。同日、子供と自身の足を比べた写真をアップし《#産まれました―――!#予定日を通り越してやっと会えましたー!》と報告した横澤。《#27センチの私の足と比べるととってもちっちゃいのよー!#これからありったけの愛情を注ごうと思いますー!#うふ!》とつづっている。17年7月、結婚を発表した横澤。その前月、本誌は彼女に取材。かねてから交際宣言をしていた横澤は「1年半ぐらい前に婚活パーティで出会って、すぐに付き合い始めました」と、2人の馴れ初めについて告白。さらに「子供はまなみ・しょうた・みくの3人ほしいです」と、自身のネタを交えながら子どもについての願望も語っていた。また19年9月の「週刊ヨコナツ砲」では、埼玉県・大宮にある吉本の劇場に託児所が設置された喜びを語っている。もともとベビーシッター経験のある横澤は「私もその託児所でお手伝いできることになり、嬉しい限りです!」と告白。その直後、横澤は妊娠5カ月を発表した。以降、妊娠の日々をSNSやメディアを通して報告してきた横澤。昨年12月にサンケイスポーツの取材に対し、第一子が女の子であることを公表。同月にはモデル・近藤千尋(30)のInstagramに登場し、マタニティ姿を披露していた。さらに今年2月には自身のブログで、少人数保育のスペシャリスト資格・チャイルドマインダーの検定試験に合格したことも報告している。そのマタニティライフは、多くの人々に見守られてきた。そのため、出産報告のコメント欄には様々な女性たちからの反応があった。公私ともに交流のある滝沢カレン(27)は《幸せの絶頂を味合わせてくれてありがとうございます(原文ママ)》と大量の絵文字をつけて歓喜。22日に結婚を発表したばかりのDream Ami(31)は《ほんとにほんとにほんとにほんとにおめでとう》とつづった。さらに“ぺこ”ことオクヒラテツコ(24)は《あしーーー ほんとにおめでとうございます》とコメント。足立梨花(27)も《おめでとうございます》と祝福している。
2020年02月27日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回から、妊娠中だからこそ出会えた素敵な人を紹介する“おめでた編”がスタート!初回となる今回は、「手を握って大丈夫と言う女」になりきり。ちょっとした言動で人の心は落ち着くもの。実は、すごく心配性の私。ちょっとしたことで、すぐ不安になるし、お腹が痛くなることもあるくらいなんです。先日、そんな時期でもないのに、“もしかして破水しているかも!?”と思う出来事がありました。とにかく心配性な私ですから、それはもう、即座に号泣!慌てふためきながら病院に行きました。診察室に入っても泣いて取り乱している私を見て、先生が助産師さんに「手、握ってあげて」と言ったんです。私は、“実のおばあちゃんでもない相手に、そんなことしてもらうなんて”と思い、「本当にいいですから!」と断ったんです。でも、助産師さんは、私の手を握ってくれました。ただ触るのではなく、ぎゅっと、“握りましたよ”という感覚がちゃんと伝わってきて、その瞬間、“人って温かいんだ…!”と実感。手からパワーをもらえたし、気持ちが落ち着きました。しかも、手を握りながらかけてくれた「大丈夫ですよ」という言葉に、むちゃくちゃ威力があるんです!また別の日の話ですが、新生児室を訪れた時に赤ちゃんが大きな声で泣いているのを聞いて、“私、ちゃんと育てられるのかな…”と不安になったことがありました。でも、その時にも、「絶対、大丈夫だから」と励ましてもらい、すごく落ち着いたんです。ちょっとしたことだけど、力を分け与えられるんだなと感じました。いきなり手を握るのはハードルが高いという人もいると思うので、まずは、腕や背中などをさするところから挑戦してみるといいのではないでしょうか。以前、麻酔をかけられた時、腕をさすられて不安が消えていったことがありました。大事なのは、相手を支えてあげたいという想いを込めて行うこと。その気持ちはきっと、手を通じて、伝わると思います!水天宮へ行ってきました!先日、安産のご利益で知られる水天宮へ行きました。“妊婦さんってこんなにたくさんいるんだ”と驚いたし、みんな、表情が幸せそうなのが印象的でした。ご祈祷してもらい、心が落ち着きました!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2020年1月15日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年01月11日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、積極的に色を試しメイクを楽しむ女性、「カラフルなアイシャドウを使いこなす女」になりきり。色で遊べる女性に憧れずにいられない!先日お会いした舞台監督さんが、カラフルなアイシャドウをつけていたんです。どうやら、その人はいいことがあった時は赤、嫌なことがあると青、怒っている時は黄色…と、気分によって使い分けているそう。それを見て、まぶたってこんなにメイクを楽しめる場所だったんだ、と気づかされたし、色で遊べる人って素敵だなと思いました。私は渡辺直美さんほどキラキラしているまぶたを見たことがありません。きっとアイシャドウで遊べる方は、“まぶたはパレットよ!”という感覚でいるに違いありません。また、別の日には、オレンジカラーメイクをしている婦警さんを見て、すごく驚きました。仕事中でも、許される範囲内でメイクを遊ぶ。その姿勢はすごくカッコいいし憧れますよね。しかも、メイクに対して意識が高い人は、似合うメイクをちゃんと知っているところがすごい!おそらく、いろいろなアイテムを積極的に試しているし、たとえ青などハードルの高い色であっても、似合うとわかっていれば使ってみる。そういう努力の結果、カラーメイクを楽しめるんだと思います。まずは、これまでに使ったことのないタイプも含め、いろいろな色を買って家でトライしてみるのはどうでしょうか。誰かに見られることもないから自由に試せるし、その結果、予想外に似合うものが見つかるかもしれません。買うのはハードルが高いという人は、メイク機能があるカメラアプリなどを活用してみると、手軽でいいですよね。それ以前に美意識を高めたい場合は、百貨店の化粧品売り場に足を運ぶと、それだけでも意識が上がるはず。美の塊でありプロであるビューティアドバイザーさんたちにアドバイスをもらうのも、新しい扉を開くきっかけになるかもしれません!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年1月1日-8日合併号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年01月04日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、どんな出会いも経験値に変える女性、「ホストクラブに通ったことがある女」になりきり。人間らしいドロドロした感情が成長のきっかけに。私の知り合いに、ホストクラブに通っていた女性がいます。“自分の担当ホストをお店で1番にしたい。勝たせてあげたい!”と、一時期とことん尽くしていたそうです。それはきっと大変だったとは思うのですが、その話を聞いて、私にはそこまで何かに夢中になった経験がないことに気づきました。人を一途に好きになる気持ちや、特別扱いされた時の優越感、ライバルに対する嫉妬など、彼女は、ひと通りの人間らしい、ドロドロした感情を味わったと思います。そうして、さまざまな経験をしたからこそ、人間として成長できたのではないでしょうか。きっと、学んだことは現実の恋愛でも役立つだろうし、そもそも、そんな目くるめく世界から現実に戻れたことがすごい!一つの大きな山を越えた感じがありますよね。実際、彼女は、「ドロ沼時代の話をしてもいい?」と笑いながら言えるようになったし、“ここまでなら大丈夫”という、気持ちの線引きも上手くできるように。そうやって何ごとも経験値にできる姿が、素敵だと思いました。それに、経験したことで、今、昔の彼女と同じ状態の人にアドバイスすることもできますよね。やっぱり、経験者だからこそ生まれる説得力というものがあると思うし、いずれは、恋愛の伝道師とか、ビッグマザー的な存在として愛されそう。もちろん、ホストクラブだけじゃなく、アイドルや好きな人を一途に思い続けた人も同様だと思います。誰かにハマった経験がない人は、恋愛シミュレーションゲームに挑戦してみると、少しは気持ちがわかるはず。今後の恋愛における免疫も生まれそうですよね。誰かを思い続けることは、パワーが必要だし大変だけど、自分が成長するきっかけになることも。どんな経験も、何かの糧になるはずです!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年12月25日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年12月20日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手を傷つけないフォロー上手な女性、「ピンチの時に巻き返せる女」になりきり。商店街のロケ番組には切り返しのヒントが満載!先日、有名な写真家さんに撮影していただく機会がありました。その方が、場を盛り上げてくださり楽しかったのですが、私はその日、腕時計を持っていませんでした。その後、次の現場へ行かなければいけないこともあり、スタッフさんに「何時ですか?」と確認したところ、写真家さんが私に気づき、「どうしたの?」と声をかけてくださったんです。それに対して「実はこの後、出なきゃいけないんです」と言い、早く現場を出たいオーラを出してしまって…。“あとどのくらいお話ができるんだろう”ということが知りたかっただけなのに、せかせかして、相手に違う意味合いで伝わってしまったのはよくないと思いました。こういう時に、「あ、まだたくさんお話しできますね!」など、機転を利かせた、相手の気持ちをフォローできるポジティブな言葉が出てくる人って、すごいと思うんです。私自身、巻き返されたことも多く、このあいだ友だちに「あれ、太った?」と聞かれて、落ち込んだ感じで「太っちゃったよ~」と返したところ、「だって、前がめちゃくちゃ痩せてたもんね」と切り返されて、上手いなと思いました。瞬発的に判断できることがすごいし、誰も傷つけない。そんなスキルを身につけると、自分がちょっと失敗をした時にも取り返すことができ、スッキリとした気持ちで過ごせますよね。商店街でのロケ番組には、いい切り返しのヒントがたくさん転がっているように思います。面白おかしくする必要はないけど、芸人さんの、初対面の一般の方の気持ちを上げる会話術には学ぶところがあるはずです。あと、いろいろなお客さんの相手をするスナックのママも、いい切り返し方を知っているに違いありません。学びに行ってみてはいかがでしょうか!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年12月18日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年12月16日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、温かいものを飲む時間と余裕がある女性、「急須を持っている女」になりきり。日本茶を楽しむ時間が心と体を温めて整えます。私のおばあちゃんは、「朝茶はその日の難逃れ」とおまじないのように言いながら、夏でも温かい緑茶を飲んでいました。たしかに、温かいお茶を両手で持って飲むと、ホッとします。お湯が沸いた音を聞いたり、湯飲みから立ち上る湯気を見るだけでも癒されるもの。茶柱が立つのを見た日には、幸せな気持ちにもなれます。そんな時間を持てるのは、家で温かいお茶を淹れて飲む習慣がある人だけ。お茶で体を温めようとする心がけも素敵だし、時間の使い方に余裕があって、穏やかな生活を送っているように感じます。さらに私がすごいと思うのは、急須でお茶を淹れる女性です。紅茶やハーブティーなど、いろいろな飲み物に使えるティーポットとは違い、急須は緑茶やほうじ茶など、使う用途は日本茶に限られています。しかも、注ぎ口のところが細くなっていて洗いづらさもある。にもかかわらず急須を持っているというのは、日本茶に並々ならぬこだわりと愛情がある証拠。きっと、出がらしの茶葉もすぐに捨てるのではなく、脱臭剤や緑茶風呂にするなど、無駄にせず再利用しているはずです!まずは、日本茶を買って味わってみることで、その魅力に気づき、飲む習慣ができるのではないでしょうか。また、お茶の専門店に行ってみるのもおすすめです。種類がたくさんある上、なかには最寄り駅に着いた時点でお茶のいい香りが漂ってくるお店もあって、テンションが上がること間違いなしです。専門店を探すのが面倒だという人は、回転寿司店に行ってみましょう。置いてある粉末の緑茶でも十分に美味しさを感じられるし、“茶葉ならもっと美味しいだろうな”と期待も膨らむはず。お茶を好きになって、ゆとりのある生活を送りましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年12月11日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年12月09日芥川賞作家・今村夏子の小説『星の子』が、主演・芦田愛菜×大森立嗣監督で実写化。映画『星の子』として、2020年10月9日(金)に全国公開される。家族の“信仰”に向き合う、中学生の成長を描いたストーリー原作者の今村夏子は、『むらさきのスカートの女』で、令和初となる第161回芥川賞を受賞した女性作家。今回実写化される『星の子』は、第157回芥川賞候補、第39回野間文芸人賞受賞作であり、本屋大賞にもランクインした人気作品だ。主人公となるのは、中学校3年生になるちひろ。お父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられてきたが、そんな両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を頑なに信じている。やがてその宗教が原因で少しずつ壊れていく家族。思春期まっさかりのちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑いはじめるー。芦田愛菜が主人公・ちひろに主人公ちひろに抜擢されたのは、幼少期から子役として活躍し、近年では『海獣の子供』で主演声優を務めた芦田愛菜。主演映画に出演するのは、『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』以来、5年ぶりの出来事となる。本作では、奇遇にもちひろと同学年の中学校3年生を迎えた芦田。“あやしい宗教”を深く信じている両親のもとで多難な⻘春に翻弄される、ちひろの複雑な感情をその演技力で表現した。芦田愛菜は「ちひろ」の役作りのために髪を30㎝以上カットし、映画『星の子』に挑む。芦田はこの役作りについて「原作を読ませて頂き、イメージしていたちひろを自分が演じる事を想像したとき、ちひろは前の自分のような髪の⾧さではないなと感じ、髪を切りたいと思いました。 」とコメント。この髪の長さは、映画『パシフィック・リム』に出演したときと同じくらいの長さだという。芦田愛菜にインタビュー - 「信じる」って何だろう『星の子』で「信じる」ことに対して揺れ動いていく主人公・ちひろを演じた芦田愛菜。思春期の真っただ中にある、中学3年生の繊細な心情を演じている。芦田愛菜は「信じる」ことに対してどう向き合ったのか、また、等身大のキャラクターともいえる“ちひろ”をどう演じたのかに迫る。『星の子』を実際に演じてみて今思うことは何ですか。私はこの作品を通じて、「“信じる”ってなんだろう?」ということについて深く考えました。「自分にとって信じるって何だろう」「自分にとって信じたいと思えるような人って誰だろう」「この人にはわかってほしいと思ってもらいたい、思いたい、大切な人って誰なんだろう」とか、「信じる」ことについて、改めて考えるきっかけになりました。『星の子』を観てくださる皆さんにとっても、この映画がそういう風に考えるきっかけになったら嬉しいなと思います。「信じる」がキーワードになっているのですね。はい。誰かを、何かを信じようとする時の難しさを感じました。自分の思いに反してでも信じてみようとすることもあれば、今まで信じていたものが、周りの人の“信じるもの”に左右されて見え方がガラッと変わることもある。たとえそれが自分の大切な人でも、迷わず信じ続けることはとても難しいな、と思いました。宗教を“信仰する”両親と両親を“信じたい”ちひろ『星の子』では、特殊な両親と中学生の女の子・ちひろの物語が描かれます。ちひろの両親は、ちひろが生まれた時の病気を治したい一心で宗教を信じ始め、どんどんのめり込んでいきます。両親はお揃いの緑のジャージを着ていたり、頭に水を掛け合う奇妙な儀式をしていたりと、見た目は変わっているのですが、ちひろは両親からすごく大切に育てられてきて、ちひろ自身もその両親の愛情を信じています。ちひろは愛情をかけて育ててくれた両親のことが大好きだけれども、とりまく環境や周りの人が“両親の信仰“に向けた想いを受けて心が揺れ動いていきます。両親の信仰に対して不信感を持つ人達がいる一方で、両親を“信じたい”ちひろは少しずつ違和感を抱いていきます。ちひろはどんな女の子だと思いますか?ちひろはクラスのリーダー的存在でもなく、かといって目立たない子でもない女の子。自分の気持ちをうまく表現できない部分があるけれど、両親について周りから色々言われたり、自分に不意に降りかかったりしたことについて、ちゃんと受け止めて自分で考えられる。両親のことを信じたいという意志を心の中に持っているんですよね。演じているうちにだんだんと、ちひろの“意志の強さ”に気付きました。“意志の強さ“、とはどんなところに現れていると思いますか?両親から大切に育てられてきたからこそ、今まで人の悪意を知らずに生きてきたのかなあ、と思ったんですよ。自分の目に見えるもの全てが信じていいことなのかな、と漠然と思っているような感じで。でも、両親の信仰について学校の先生や親戚のおじさんから“あやしい”とか“狂ってる”とか色々言われることで、気付きたくなかったことに気付き始めてしまう。ちひろはそれに対して反発するのではなくて、どうしたらいいか分からないなりに考えたり受け止めたりした上で、自分は“こうしたい”と決意していくことができるんです。周囲の反応によって気持ちは動くけれども、ちひろ自身の意見は持っている、と。そうですね。両親に対する周りの反応を受け止めていくうちに、両親の見た目や行動といった、外から見えることよりも“中身”の部分をあらためて信じたいと思えるようになったのだと思います。ちひろは両親の愛情を知っているからこそ心では両親と繋がっていて、一瞬突っぱねたくなったりもするけれど、それでもやっぱり大切に思っている。そのことに、徐々に気づいていったのではないかと思うんです。芦田さんご自身がちひろに共感する部分はありますか?落ち込んでいるちひろが泣きながら学校の友達に話を聞いてもらうシーンがあるのですが、親に相談できなくてずっと1人で悩んでいたことを心許せる友達になら話せる、というのが思春期ならではのリアルな一コマだなあ、と思って共感しました。ちひろは友達の前でなら、しがらみが無くありのままでいられるんですよね。友達は自分のことをわかってくれると信じているし、友達にはわかってほしいと思っているから。最後に、一番好きなシーンはどの場面ですか?ちひろが両親と3人で星空を眺めるシーンが1番好きでした。どこか希望を感じられるような場面になっていて、もしかしたらこの先ちひろが親元を離れて家族が離れ離れになっても、心では両親と繋がり合えている、ということを象徴しているような気がしています。父親役の永瀬正敏さんや、母親役の原田知世さんと一緒に演じている時も、お2人の演技から「ちひろって両親からとても大切に思われているんだろうな」というのをしみじみと感じて。「お父さん、お母さんはこの時何を思っているのだろう」と考えると涙が出てくるくらい、印象的なシーンになっています。ちひろの両親に永瀬正敏&原⽥知世ちひろの父役を永瀬正敏、母役を原田知世が務める。宗教を深く信じるがあまり日に日に貧乏になり、フリーマーケットで買ったお揃いの緑のジャージしか着なくなる両親を、抜群のコンビネーションで演じきる。岡田将生や高良健吾、黒木華ら実力派キャスト陣脇を固める豪華キャスト陣にも注目。ちひろが一目惚れする南先生役は、『さんかく窓の外側は夜』主演の岡田将生。生徒から人気を集める一方で、若さゆえの勢い余って時に善悪が分からなくなり、空気が読めなくなってしまう先⽣を熱演した。ちひろの両親の目を覚ます為に、ある事件を企てる雄三おじさん役には、大友康平が演じている。また、宗教団体の謎めいた幹部コンビである海路さん役、昇子さん役を、高良健吾と黒木華が務めるほか、ちひろの姉・まーちゃん役を蒔田彩珠、美人でかっこいいちひろの親友を『まく子』ヒロインの新音が演じる。監督に大森立嗣また監督・脚本は、『日日是好日』の大森立嗣が担当。本作の制作について、「『星の子』という小説を読んで思ったのは、 自分のことを置いといてでも人を思う気持ちです。敏感で多感な14歳の少女は風に揺れながら、飛んでいってしまいそうな小さな体で立っています。それでも自分のことのように人を思うのです。これなんだろう? と思ったら、優しさでした。この映画が清涼な一陣の風のように、 皆様を優しさで包み込むようになればと思っています。」とコメントを残している。あらすじ⼤好きなお⽗さんとお⺟さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親は、病弱だった幼少期のちひろを治した“あやしい宗教”を深く信じていた。中学3年になったちひろは、⼀目惚れしてしまった新任のイケメン先⽣に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を⾒られてしまう。そして、彼⼥の⼼を⼤きく揺さぶる事件が起きるー。詳細映画『星の子』公開時期:2020年10月9日(金)出演:芦田愛菜、岡田将生、大友康平、高良健吾、黒木華、蒔田彩珠、新音、永瀬正敏、原田知世監督・脚本:大森立嗣原作:今村夏子『星の子』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)配給:東京テアトル、ヨアケ
2019年12月05日女優の芦田愛菜(15)が、2020年に全国で公開予定の映画『星の子』の主演に抜擢された。本作で芦田は中学3年生の少女「ちひろ」という等身大の役を演じる。芦田が映画の主演を務めるのは14年に公開された『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』以来だ。本作は芥川賞作家・今村夏子氏の小説『星の子』を実写化した映画。病弱だったちひろの病を治したい一心から、ちひろの両親は新興宗教にのめり込んでしまう。思春期のちひろは学校や友人といった外の世界に触れることで、家族の“異変”に気づき始めるというストーリー。抜てきにあたって芦田は、《これからちひろをどんな風に演じていくか、そしてこの映画の中で“信じる”という事は何なのか?ちひろと共に探していきたいと思います》とコメントを寄せている。芦田といえば、連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合)での語りや劇場アニメ『海獣の子供』で主演声優を務めるなど活躍の幅を広げてきた。また最近では、11月9日に行われた「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で“国民の代表”として2分半もの祝辞を述べた。芦田の凛々しい立ち振舞いや、祝辞の文言は「15歳とは思えない」と称賛を集めたことも記憶に新しい。「芦田さんは“史上最年少”を更新してきた女優です。『さよならぼくたちのようちえん』(日本テレビ系)では、6歳で日本ドラマ史上最年少の初主演を務めました。また『第62回NHK紅白歌合戦』でも史上最年少の7歳で出演。さらに14歳で抜てきされた『まんぷく』では、全編通しての語りも史上最年少でした。様々な役をこなす芦田さんは、芝居する上で“想像を広げること”を最も大切にしています。『まんぷく』の語りでは、登場人物の気持ちを汲み取る見守り役に徹するとして感情移入し過ぎないように配慮していました。今年で役者デビュー10周年。すでに名女優です」(テレビ局関係者)そんな芦田の成長にネットでは期待の声が寄せられている。《これは楽しみです。彼女は決して期待を裏切らない、想像以上の演技を披露してくれると思います》《昔のイメージで見ないで、新しい役者さんとして見たい。これからが楽しみ》《とても素敵な成長されてますね。まだ中学生だという事にびっくりします。映画楽しみです》
2019年12月02日『日日是好日』の大森立嗣監督が、芥川賞作家・今村夏子の「星の子」を映画化することが決定。主演に芦田愛菜を迎え、彼女が演じる少女ちひろの成長と家族の行方を描く。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった“あやしい宗教”を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて両親と暮らす自分の世界を疑い始める…。先日は、天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」での祝辞が話題となった芦田さんが、『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(’14)以来、5年ぶりに実写映画主演を務める本作は、デビュー作「こちらあみ子」で第24回三島由紀夫賞受賞した今村氏の同名小説の実写化。第157回芥川賞候補となったほか、第39回野間文芸新人賞を受賞、2018年度本屋大賞では7位に入った話題作だ。芦田さんが演じるのは、自身と同じ中学3年生のちひろ。原作を読み、信じるということについて深く考えたという芦田さんは「誰かを、何かを、たとえそれが自分の大切な人でも迷わず信じ続けることはとても難しい」と感想を。また「私が演じさせて頂くちひろは、少しずつ自分の環境に違和感を感じつつも、悩みながら素直に物事をうけとめて真っ直ぐに生きている女の子だと思います」と演じる役柄について語り、「これからちひろをどんな風に演じていくか、そしてこの映画の中で“信じる″という事は何なのか?ちひろと共に探していきたいと思います」と意気込んでいる。そして、本作の監督・脚本を務めるのは、『さよなら渓谷』で第35回モスクワ国際映画祭審査員特別賞を受賞、『日日是好日』では報知映画賞の最優秀監督賞を受賞した大森監督。「この映画が清涼な一陣の風のように、皆様を優しさで包み込むようになればと思っています」とコメントを寄せた。最新作「むらさきのスカートの女」で令和初の芥川賞を受賞し、いま最も次作が気になる本作の原作者・今村氏は「信じる、信じない、の狭間にあるこの物語を、映画という形で味わえること、とても楽しみにしています。私が掴み損ねたかもしれない、ちひろの心の深部に映像を通じて触れられるのではないかと今から期待しています」と映画化への思いを明かしている。『星の子』は2020年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年12月02日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、会話のきっかけを作るのが上手な女性、「毎クール、ドラマの1話目は全部見る女」になりきり。まんべんなく作品を見ると新しい世界が広がることも!新しい季節になると、一斉に新ドラマが始まります。きっと、そのどれもが、多くの人に“何かを伝えたい!”と思って生まれた作品だと思うんです。今のご時世だからこそ見るべきメッセージが込められているはずだし、実際、『わたし、定時で帰ります。』のように、勉強になる作品もたくさんある。“今シーズンは医者モノが多いけど、これは医者不足だからなのかな…”などと考えたりするのも面白いですよね。ドラマには、そういう魅力があると思うんです。でも、自分が気になるものだけを選ぶと、どうしても見る作品に偏りが出てしまいがち。だからこそ、すべての作品の1話目をチェックしている人は、面白い発見ができる機会が増えるだろうし、新しい扉を開きやすいからいいですよね。ちなみに私は、ドラマに影響されやすく、今クールの『G線上のあなたと私』を見て、“バイオリンをやってみたいな”と思ったし、過去には『私が恋愛できない理由』を見て、主演の香里奈さんが着ていたモッズコートを買ったこともありました。それに、いろいろな作品を見ることで、好みの指標もできますよね!全ドラマの1話目を見るのは意外と労力がいるけど、まずは頑張って見てみましょう。たとえ見逃しても、あきらめないことが大事。あらすじをまとめたウェブサイトを探して読むと、意外とついていけます!または、気になる人が見ている作品だけでもチェックしてみては。“こういうのが好きなんですね”と、会話のきっかけになりそうです。それに、同じ作品を見ている場合はもちろん、たとえ相手が同じ作品を見ていなくても、あらすじを説明するだけで話は続くもの。会話を盛り上げるツールとしても、ドラマの1話目は活躍してくれそうです!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年12月4日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年11月29日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、スルースキルを身につけている女性、「『可愛い』と言って流せる女」になりきり。“可愛い”という言葉は距離を縮める第一歩に。このあいだ、『バチェラー・ジャパン シーズン3』を見ていたら、23歳の参加女性が10歳くらい年上のバチェラーに、「可愛い!」と言っている場面がありました。バチェラーは、その一言で、“年上らしくいなくていいんだ”と許された感じがしたようで、結果、二人の距離は近づくことに。その様子を見て、“可愛い”という言葉を人に使うことで、相手よりも“一歩大人”な空気を出すことができるんだと気づいたんです。また、好きな相手へのアプローチ法としてだけでなく、苦手な相手への対処法としても“可愛い”は有効だなと思いました。ムカつく人の言動を、あえて「可愛い~」と言うと、相手に対して一歩引いた、達観した気持ちになれる。次のステージに行った感じがあります。心の中で、“あー、この子、可愛いわ。ひよっこなのね”と思うと、イライラすることも防げそうです。そうして、流し、許してあげられるのだとしたら、嫌いな人への接し方として最強なのでは、と思いました。周りから見ると、心が広い人だと思われそうなところもいいですよね(笑)。まずは、自分が許せない人や、気を張って付き合っている相手のことを、“可愛い”と思ってみるところから始めてみるのはどうでしょうか。そして、相手を“可愛い”と思うことに慣れてきたら、実際に口に出してみる。また、上司など、距離を縮めたい人がいる場合にも、“可愛い”を使ってみるとよさそうです。たとえば、これまでは褒める時に「素敵」と言っていたとしたら、一気にカジュアルな雰囲気になり、壁が低くなるはずです。これまで使わなかった人への“可愛い”から、新しい、いい関係が生まれる可能性大。もちろん、TPOは考えながら、ぜひ、挑戦してみてください~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年11月27日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年11月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、季節の食材を楽しみに待っている女性、「初物をありがたがる女」になりきり。居酒屋のメニューで初物や旬を学ぼう!このあいだ、遊びにきた友だちに柿を出した時に、「初物だ!」と喜んでくれたんです。言われた身として嬉しかったし、私が収穫したわけじゃないのに、すごく幸せな気持ちになりました。今は初物を喜ぶ文化を知らない人も多いなか、何気なく言えるというのは素敵ですよね。季節の食べ物を待ちわびている感じまで伝わってきます。私の実家では、いろいろな野菜を作っていて、帰省すると裏の畑で採れたものが出てきます。すると、一緒に帰っている夫は「素材ばっかりだね」って言うんですよ。育てている姿を見ている私としては、“このすごさがわからないの!?”と言いたくなるわけです。ビニールハウス栽培など、農業技術の進歩のおかげで、季節にかかわらず、食材が味わえるようになったことは素晴らしいこと。でも、そんな時代だからこそ、初物を喜んだり、旬の美味しく栄養価の高い食べ物を楽しめるのは、風情があっていいと思うんです。なかなか初物や旬を知る機会がないという人は、居酒屋の“今日のおすすめ”メニューを見て、頼んで食べてみるとよさそうです。野菜はもちろん、サンマやカツオといった魚介類の旬もわかりやすいと思います。私の目標としては、「わ~!脂がのってて美味しい~!」と言えるレベルまで到達すること。だって、そのセリフは、魚の一生をそれなりに知っていない限り、なかなか言えないものじゃないですか(笑)。あと、私にとってはシチューも冬の訪れを感じさせる旬の食べ物の一つです。今年、まだ食べていない人は、旬だと感じながらいただいてみてください。夏だと、冷やし中華とか、そうめんがそうですよね。こんなふうに、普段から食べているものでも、初物体験ができることも。意識して食べてみましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年11月20日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年11月18日