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幼い子どもがいる親御さんには、小学校での勉強に子どもが置いていかれないようにと、いわゆる就学前教育を検討している人もいるはずです。でも、発達心理学と認知心理学の専門家である十文字学園女子大学の大宮明子先生は、「いわゆる先取り学習にはあまり意味がない」と語ります。しかし、就学前教育のやり方次第では、その後の学力の伸びを左右する大きな効果も期待できるのだそうです。その鍵を握るのは「語彙力」です。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)先取り学習にはあまり意味がない?就学前教育はおおまかに3つの種類にわけられます。ひとつはピアノなどの音楽、お絵描きといった芸術系の習い事。もうひとつがスイミング、体操、リトミックなどの体育系の習い事。そして3つ目が、小学校で学ぶ内容のいわゆる先取り学習、知育系の教育です。就学前教育といった場合、最後の知育教育をイメージする親御さんが多いようです。そして、その効果も気になるところ。たとえば幼児期に先取りして漢字を覚えれば、小学1年の段階ではやっていない子どもよりは国語の成績は良くなります。それは至って当然のことですよね。でも、追跡調査をしてみると、じつは小学2年の1学期が終わる頃にはほとんど差がなくなってしまうのです。つまり、先取り学習にはあまり意味がないといっていいかもしれません。ここで、多くの親御さんが持っている誤解を解いておきましょう。全国には49の国立大学付属幼稚園があります。いわゆるエリートコースの幼稚園と思われているのですから、それらの園では先取り学習をしていると思うのが自然ですよね。でも、実際のところ、いっさい勉強をしていません。ひらがななどの文字学習もまったくやらないのです。これには明確な意図があります。平成30年に幼稚園教育要領と保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領が改訂され、幼稚園や保育所では「遊びを主体とした学び」を小学校以降の学びにつなげていくという方針が明文化されました。国としても、幼いときには子ども一人ひとりが自主的に好きなことをとことんやっていく、遊んでいくことが将来的な学びの力につながると考えているわけです。幼児期の語彙力がその後の学力を予測するでも、親御さんはやっぱり不安なのでしょうね。「そうはいっても、小さいときから勉強をしたほうがいい」と考えてしまう。もちろん、知育系の教育にしろ、芸術系、体育系の習い事にしろ、子ども本人が「やりたい!」と思っていることなら、さまざまなものを得ることができるでしょう。そのなかでも、わたしが注目しているのが語彙力です。わたしも携わったある研究では、なんらかの習い事をしている子どもは、一切習い事をしていない子どもより語彙力が高いという結果が出ました。大好きな習い事をしていれば、先生や同じ教室に通う友だちとも積極的に話すことになります。そのコミュニケーションによって、語彙力が伸びたのだと推測できます。ただ、面白いことに、知育教育を受けた子どもが、たとえば体操教室に通った子どもより語彙力が高いかというと必ずしもそうではありませんでした。語彙力というと、知育教育で伸びるイメージを持つと思います。でも、なによりも言葉は実際に使わないと身につきません。語彙力の伸びという点では、習い事の種類ではなく、習い事をすること自体に意味があるのです。そして、語彙力と学力には非常に強い相関関係があります。幼児期の語彙力が高いほど、小学校以降の学力が伸びることがある研究であきらかになっているのです。その理由について、わたしの考えをお伝えしておきましょう。語彙力というと、たくさんの単語を知っていることだと思うものですよね?もちろん、ある程度の数の単語を知っていることも重要ですが、その使い方も知っておかなければ、本当の意味で語彙力があるとはいえません。小学校以降になると、たとえばテストの問題文に使われているそれぞれの単語がいったいどういう意味を持ち、ひとつの文としてなにを要求しているのかを理解する必要があります。幼児期に触れる具体物を指す言葉とちがって一気に抽象度が上がり、そういう内容も含めて理解できる語彙力が求められることになる。高い語彙力を幼児期に身につけておけば、勉強の最初の段階(小学校)でつまずくこともないでしょう。だからこそ、幼児期の語彙力が学力の伸びに大きく関与していると考えることができるのです。楽しく豊かな会話が子どもの語彙力を伸ばすそうなると、「幼いときから子どもの語彙力を伸ばしてあげたい」と親御さんは考えますよね。そのために親御さんができることは、日常で豊かな会話をするということ。豊かな会話とは、なるべく具体的な言葉を使う会話です。「こそあど言葉」を多用する家庭で育った子どもとそうではない子どもでは、後者のほうが小学校の成績が優秀だという研究結果があるほどです。「これ」とか「それ」は、会話相手が目の前にいるのなら通じる言葉ですよね。でも、隣の部屋にいる人に「それ、取って」といったところで、話は通じません。はっきりと対象物を名前でいって、どうしてほしいかということまで動作を表す言葉を使っていわなければ意図が伝わらないからです。「それ、取って」ではなくて、「テレビの横にあるリモコンをわたしのところに持ってきて」といった具合です。ちょっと回りくどいようですが、そういった積み重ねが子どもの語彙力を大きく伸ばすことになります。わたしもずいぶんたくさんの家庭を追跡調査してきましたが、やはり親御さんがきちんとした言葉を使っている家庭の子どもの語彙はとても豊富だという実感があります。子どもは周囲の大人を真似して言葉を覚えますから、それも当然のことかもしれませんね。ですが、「きちんと具体的に話さなきゃ……」と思うあまり、親御さんが自然にしゃべれなくなってしまっては本末転倒です。大人でもつねに厳密な日本語を使っているかというとそうではないですよね。こそあど言葉をなるべく使わないようにするという意識は重要ですが、そのことに余計に注意を向けることなく、まずは、子どもとの会話を楽しむことを心がけてください。お父さん、お母さんとの楽しい会話こそ、子どもの語彙を豊かにしていくものなのですから。『幼児期からの論理的思考の発達過程に関する研究』大宮明子 著/風間書房(2013)■ 十文字学園女子大学教授・大宮明子先生 インタビュー一覧第1回:東大・京大・司法試験・医師試験の合格者たちが、幼児期に共通してやっていたこと第2回:「ママがやって」と言われたら黄色信号。子どもの考える力を奪う親のNGワード第3回:「親の言葉遣い」に見る、成績優秀な子が育つヒント。語彙力が伸びる会話の特徴第4回:絵本の目的は学びにあらず。子どもの興味の芽を摘む、読み聞かせ後の「最悪の質問」(※近日公開)【プロフィール】大宮明子(おおみや・あきこ)6月5日生まれ、東京都出身。十文字学園女子大学人間生活学部幼児教育学科教授。1988年、中央大学法学部法律学科卒業。1997年、お茶の水女子大学教育学部教育学科心理学専攻3年次編入学。2001年、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科発達社会科学専攻博士前期課程修了。2008年、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻博士後期課程修了。人文科学博士。発達心理学、認知心理学、とくに子どもの思考の発達、乳幼児期の親子の関わりを専門研究分野とする。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年05月10日日常生活のなかで、子どもに対してどのような言葉をかけることが多いでしょうか?「○○しなさい!」「駄目でしょ!」といった類のものであるなら要注意。そういう声かけを続けていると……子どもは自分で考えられない人間になってしまうかもしれません。自ら学び、考えられる子どもに育てるための方法や注意点を、発達心理学と認知心理学の専門家である十文字学園女子大学の大宮明子先生が教えてくれました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)本を読むだけでは本当の語彙力は育たない子どもというのは、なにかを意識的に学ぼうとするのではなく、自分が好きなことを楽しんだ結果として学ぶという習性を持っています(インタビュー第1回参照)。そういう学びを日常的にできるかどうかは、親御さんのしつけのスタイルの影響がとても大きいといっていいでしょう。以前、2,700人くらいの未就学児とその親御さんを対象にある調査を実施しました。その調査の内容は、子どもには読み書きの力と語彙力の検査、親御さんにはどういうしつけをしているかというアンケートです。結果として、しつけのスタイルは大きく3つのタイプにわけることができました。ひとつが「共有型」で、これは子どもを主体としたスタイルです。子どもの自主性を大事にして、子どもの気持ちに親が寄り添うかたちでしつけをしていくようなイメージでしょうか。そういう親御さんの場合は、子どもに対する日常の接し方を見ても、子どもを認めたり褒めたりすることがとても多いのです。2つ目が「強制型」で、共有型とは対照的に親が主体のスタイルです。親の意のままにしつけをして、「○○しなさい!」「駄目でしょ!」といった指示・命令の言葉がすごく多く、子どもはそれに従うだけです。3つ目が「放任型」。これはただ放任しているというものの他、親御さんが育児不安などで精神的に参ってしまって子どもを放置しているというものも含まれます。興味深いことに、しつけのスタイルのちがいによって、子どもの語彙力にはっきりとしたちがいが見られました。想像できるかもしれませんが、共有型のしつけをされている家庭の子どもの語彙力は、強制型の家庭の子どものそれを大きく上回っていたのです。放任型に関しては一定の傾向はありませんでした。語彙力が高い子どももいれば、そうではない子どももいた。親に放置されていたとしても、たとえば本が好きな子どもの場合は語彙力がある程度伸びたということもあるのでしょう。しかし、それには限界があります。というのも、言葉の力はひとりでは育つものではないからです。なぜ、共有型の家庭の子どもの語彙力が大きく伸びていたのでしょうか。それは、親が子どもに寄り添うことによって、親子間のコミュニケーションが密になっているからです。本を読めば、たしかにある程度の語彙を手に入れることはできるでしょう。でも、言葉ですから、本当の意味で身につけるには、実際にその言葉を使ってやり取りをおこなうことがとても大事になる。かかわってくれる人がいなければ、子どもはせっかく知った言葉を使う練習をすることができないのです。答えを待つ子どもにしてしまう親の「先回り」しつけのスタイルは、これからの時代を生きる子どもに必要とされる「自ら学ぶ、考える」姿勢にも影響を与えます。たとえば、子どもが新聞紙で坂道をつくって、ペットボトルのキャップを転がすという遊びをはじめたとしましょう。子どもはキャップをなんとか真っすぐ転がそうとしますが、新聞紙は柔らかいので、なかなかうまくいかない。そこで、子どもは壁をつくってみるなどいろいろと工夫します。そういった試行錯誤こそ、子どもが「自ら学ぶ、考える」ということなのです。そして、一生懸命に工夫した結果、キャップが真っすぐ下まで転がったら、「やったー!」と大きな達成感を得ることになる。でも、お父さんやお母さんが「それじゃ駄目でしょ」「こうしたほうがいいんじゃない?」なんていってしまったらどうでしょうか?もちろん、親が子どもの遊びにかかわることは悪いことではありません。ただ、子どもが考える前から答えを与えてしまっては、子どもの試行錯誤、粘り強く頑張ること、その結果の達成感などをすべて奪い取ってしまうことになるのです。そんな「先回り」を繰り返していると、子どもに「遊びなさい」といったところで、「ママがやってよ」というようになる。小学校に上がって勉強をはじめる前から、答えを教えてくれることを待つ子どもになってしまうのです。そういう姿勢で育った人間は、残念ながらこれからの時代では活躍できないかもしれません。あちこちでいわれているように、これからの時代は多くの職業が機械(AI)に取って代わられるようになります。そんな時代に活躍するためには、機械にはできないことをできる人間にならなければなりません。そういう人間に必要なものこそ、「自ら学ぶ、考える」姿勢なのです。子どもと遊ぶときは「お友だちになったつもり」ででは、子どもの遊びに対して、親はどうかかわればいいのでしょうか。それは、もちろん子どもの気持ちに親が寄り添う共有型の関わりです。子どもと一緒に遊ぶ際には「大人を捨てる」ということをアドバイスしておきましょう。大人は行動の前につい頭で考えてしまいがちです。でも、子どもは「これをやったらどうなるのか」なんてことを考えず、ぱっと見て「わあ、面白そう!」「なにこれ!?」と感じた途端に動きはじめます。そういう子どもに寄り添うには、大人を捨てて子どもになればいいのです。子どもの仲良しのお友だちになったつもりで、ときにはわざと失敗する、知っていることも知らないふりをするというようなことをしてみてもいい。大人として子どもに接すると、子どもは「この人は大人だ」と思って構えてしまいます。とくに親の場合には、ときには叱る人だと思っていますから、なにか失敗したり変なことをいったりすると「怒られちゃうんじゃないか?」とか「おやつをくれないんじゃないか?」と思ったりもする。そう思った結果の子どもの振る舞いは、本来の自然な子どものものではないですよね。子どもと遊ぶときは、「子どもの仲良しのお友だちになったつもり」で――。そう心がければ、自然と共有型のスタイルで子どもに接することができるはずです。『幼児期からの論理的思考の発達過程に関する研究』大宮明子 著/風間書房(2013)■ 十文字学園女子大学教授・大宮明子先生 インタビュー一覧第1回:東大・京大・司法試験・医師試験の合格者たちが、幼児期に共通してやっていたこと第2回:「ママがやって」と言われたら黄色信号。子どもの考える力を奪う親のNGワード第3回:「親の言葉遣い」に見る、成績優秀な子が育つヒント。語彙力が伸びる会話の特徴(※近日公開)第4回:絵本の目的は学びにあらず。子どもの興味の芽を摘む、読み聞かせ後の「最悪の質問」(※近日公開)【プロフィール】大宮明子(おおみや・あきこ)6月5日生まれ、東京都出身。十文字学園女子大学人間生活学部幼児教育学科教授。1988年、中央大学法学部法律学科卒業。1997年、お茶の水女子大学教育学部教育学科心理学専攻3年次編入学。2001年、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科発達社会科学専攻博士前期課程修了。2008年、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻博士後期課程修了。人文科学博士。発達心理学、認知心理学、とくに子どもの思考の発達、乳幼児期の親子の関わりを専門研究分野とする。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年05月09日教育熱心な親御さんのなかには、「プレイフル・ラーニング」という言葉を耳にしたことがある人も多いかもしれません。いわゆる詰め込み型教育の対極にあるものとして、「遊びながら学ぶ」というイメージを持っているのではないでしょうか。でも、ちょっとだけ、そのとらえ方のニュアンスがちがうようです。では、そもそもプレイフル・ラーニングとはなにか。そして、家庭教育に生かすための方法にはどんなものがあるのかを、発達心理学と認知心理学の専門家である十文字学園女子大学の大宮明子先生に教えてもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)楽しんでいるなかに学びがあるプレイフル・ラーニングとは、同志社女子大学の上田信行先生が提唱された概念で、一般には2000年代前半頃から認知度が高まってきました。「プレイ」という言葉から、「遊びながら学ぶ」教育手法だと思われがちですが、プレイフル・ラーニングの根底にあるのは「楽しんでいるなかに、そもそも学びがある」という考え方です。「楽しんでいるとき」ですから、いわゆる「遊び」でない場合もあります。ただ、子どもの場合、楽しんでいるときにしていることというと、基本的には遊びが多いですよね。ですから、必然的に子どもにとっては遊びから学ぶことが多くなるのです。親御さんに意識しておいてほしいのは、大人と子どもの学び方はまったくちがうということ。決定的なちがいは、「目的や目標があるかどうか」という点です。大人が学ぶときには、ほとんどの場合はなにかのスキルを身につけたいといった目的や目標がありますよね。そして、その目的や目標を達成するために本を読んだり講座を受けたりするわけです。大人は、「学ぶこと」とはそういうものだと思っています。でも、子どもの場合は多くの学びがある遊びをするにも、なにかを学びたいといった目的や目標を持っていません。ただ楽しくお人形さんごっこをやっていたら、いつの間にか自分の着替えもできるようになった。これも立派な学びですが、その子は「着替えができるようになりたい」と思っていたわけではないのです。子どもの学び方は、あらかじめほしい結果があるのではなく、楽しく遊んでいたら、結果としてなにかを学んでいたというかたちだと思っていいでしょう。好きなことを追求していた難関突破経験者幼いときのプレイフル・ラーニングは、将来的には学力を大きく伸ばすことにもつながります。以前、先の上田先生、お茶の水女子大学の内田伸子先生とわたしの3人でおこなった研究を紹介しましょう。その研究では、東大や京大といった難関大学合格者、あるいは司法試験や医師試験の合格者という「難関突破経験者」とその親にウェブ調査をおこないました。調査内容は、幼児期になにをしていたことが難関突破につながったか、ということです。結果は、見事にプレイフル・ラーニングでした。普通、そういうエリートと呼ばれる人たちなら、小さいときから塾に通って先取り学習をするなど一生懸命に勉強していたのではないかと考えるのが自然です。でも、実際にはそうではなかった。彼らが幼いときになにをしていたかというと、それぞれが好きなことをとことんやり続けた。そして親は、子どもが好きなことに一緒に取り組むなどして、子どもを応援していたのです。たとえば、ある人は虫が大好きでひたすら網を持って虫取りばかりしていたそうです。他には、とことんサッカーをしていた、野球をしていたという人もいます。いわゆるお勉強からは程遠いことをしていた人たちばかりでした。それがなぜ知的なレベルの学習にもつながったのか?その部分にはみなさんも関心があるでしょう。その答えは、その人たちが幼いときにやっていたことは、親に強制されたものではなく、自分が好きなことだったということ。そして、親がそれを止めることなくやり続けさせた。そうして、持続力や集中力が身についたのだろうと推測できます。また、好きなことを通じて、彼らは自分なりに学びに向かうための方略を身につけていきました。虫好きの子どもなら、知らない虫を捕まえてくれば自分で図鑑を開いて調べる。そして、単にバラバラの知識を頭に入れるのではなく、「この虫とこの虫はここが似ているから、きっとこういう似た場所にいるのだろう」というふうにも考えたりもする。つまり、自ら学ぶ姿勢を身につけ、さらには自分で得た知識を体系立てる、構造化するということも、小学校に入る前からしていたというわけです。そんな学びの姿勢がある子どもの興味の対象が教科になったとしたらどうでしょうか?学力が一気に伸びることは明白ではありませんか。ものを過剰に買い与えることも要注意!大切なことは、子どもにとっては遊びのなかに学びがあるからといって、「はい、これで遊びなさい!」と強制してもなんの意味もないということ。子ども自身が「やりたいと思うこと」を思う存分やらせてあげることがポイントです。すると、「なるべく選択肢が多いほうがいいだろう」と考えて、いろいろなものを買い与えようとする親御さんもいるようです。しかし、その考えは要注意。大人にとっては珍しくもなんともないものでも、子どもにとっては「これ、なんだろう?」と思うものが家のなかにはあふれているものです。それこそ、単なるテレビのリモコンだって、幼い子どもにとっては興味の対象になるのです。それなのに、お店で少しでも子どもが興味を示したからと、あれやこれやと買い与えると、子ども部屋はものであふれかえります。すると、ものがあり過ぎるためにものが風景の一部になり、子どもはどこに注意を向けていいのかわからなくなり、かえってものに対して興味を示したり集中したりすることができなくなるのです。意識的にものを与えなくても、子どもは子どもなりに周囲のものに必ず興味を示します。そして、その興味を邪魔することなく、子どもの行動、遊びを見守ることを心がけてください。『幼児期からの論理的思考の発達過程に関する研究』大宮明子 著/風間書房(2013)■ 十文字学園女子大学教授・大宮明子先生 インタビュー一覧第1回:東大・京大・司法試験・医師試験の合格者たちが、幼児期に共通してやっていたこと第2回:「ママがやって」と言われたら黄色信号。子どもの考える力を奪う親のNGワード(※近日公開)第3回:「親の言葉遣い」に見る、成績優秀な子が育つヒント。語彙力が伸びる会話の特徴(※近日公開)第4回:絵本の目的は学びにあらず。子どもの興味の芽を摘む、読み聞かせ後の「最悪の質問」(※近日公開)【プロフィール】大宮明子(おおみや・あきこ)6月5日生まれ、東京都出身。十文字学園女子大学人間生活学部幼児教育学科教授。1988年、中央大学法学部法律学科卒業。1997年、お茶の水女子大学教育学部教育学科心理学専攻3年次編入学。2001年、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科発達社会科学専攻博士前期課程修了。2008年、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻博士後期課程修了。人文科学博士。発達心理学、認知心理学、とくに子どもの思考の発達、乳幼児期の親子の関わりを専門研究分野とする。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年05月07日小室圭さんが文書を発表し、金銭トラブルの解決に動き出したのは1月22日。それから1カ月以上が経過したが、進展は見られないようだ。皇室ジャーナリストは言う。「小室さんは文書の発表にあたって、眞子さまにその狙いを説明していたはずです。秋篠宮さまは昨年11月の会見で、お二人の婚約には《多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況》が必要だと述べられました。小室さんは、秋篠宮さまが定められたハードルを超えることを眞子さまに約束されたのでしょう。つまり借金トラブルを草々に解決し、国民の支持を得るという“2つの公約”を掲げたのだと思われます。しかし日に日に風当たりが強まる展開に、眞子さまは『約束を破られた』とお感じなっていることでしょう」ニューヨークに留学中の小室さんに代わって、借金トラブルの解決には代理人弁護士があたっている。この人選に疑問を呈するのは法曹関係者。「この借金トラブルは法的な決着よりも、道義的な解決を目指すべき案件でした。取材の様子などを見る限り、マスコミ対応に長けた弁護士だとは思えません。小室さんに対する不信感はテレビ報道を通じてむしろ強まる結果になっています」元検事で国際弁護士の清原博さんもこう指摘する。「小室さん側は、元婚約者男性から『返さなくていい』という趣旨の説明があったため、返金しなかったと主張しています。この債務免除があったかどうかは、裁判になった場合、小室さん側が証明しなければなりません。録音などの証拠がなければ、立証は難しいと思いますが……」こうした“戦略ミス”が重なり、X氏と和解する見通しはいまだに立っていない状況だ。さらに、小室さんの留学計画にも疑念が生じ始めている。「ニューヨークのフォーダム大学で法律の勉強に励んでいる小室さんですが、この留学は特例だらけなのです。授業料は大学からの奨学金で全額免除となっています。留学は3年間の予定と見られていましたが、一部週刊誌は『今年7月にニューヨーク州の司法試験を受けるのでは』とまで報じています」(前出・皇室担当記者)東京大学法学部出身で、ニューヨーク州弁護士の資格も持つ山口真由さんはこう指摘する。「私がハーバードのロースクールで学んだ時は、人生で一番といえるほど忙しい毎日でした。夜は眠気に耐えながら夜の12時まで勉強して、家と大学を往復するだけの日々が続きました。決して簡単な試験ではありません」東大出身で日本の弁護士資格も持つ山口さんでさえ、猛勉強が必要だったのだ。法学部出身ですらない小室さんが仮に7月の試験を受験しても、合格の可能性は低いと言わざるをえない。前出の皇室ジャーナリストは言う。「ただ、小室さんの留学はあまりにも特例だらけなので『合格基準も特別扱いなのでは』といった臆測が生じるのも無理はありません。小室さんが眞子さまのご婚約相手として報じられた当初、パラリーガルという職業が議論の的になりました。収入も多くはないため『内親王のお相手としてふさわしいのか』という声が一部にあったのです。小室さんとしては、一刻も早く国際弁護士の資格を取得して国民からの支持を得たいという思いがあるのかもしれません。しかし弁護士になるための留学がこれほど不透明な経緯では、国民は不信感を抱くばかりです。本末転倒としか言いようがありません」前出の皇室担当記者は言う。「“借金トラブルのスピード解決”も“国民の支持の獲得”も遠ざかるばかりです。小室さんの2つの“公約違反”に眞子さまは深く失望されたことでしょう。固かった結婚のご意志も揺らいでいるのではないでしょうか。眞子さまのお気持ちが薄れ始めれば、もはや秋篠宮ご夫妻が破談に躊躇する理由もなくなります」小室さんは自ら招いたピンチを乗り越え、眞子さまの“失望の涙”を拭うことができるのか――。
2019年03月06日「昨年末で司法研修所での勉強を終えています。今は裁判所、法律事務所などでの研修が始まっています。司法修習生仲間もできて、先日は飲み過ぎてしまいました。研修後、法律事務所への就職活動は大変だと思いますが、この人に依頼してよかったと思われる弁護士になりたいです」笑顔で語るのは、昨年9月、最難関の国家試験といわれる司法試験に、2度目の挑戦で合格した板原愛さん(28)だ。弁護士といえば、法廷で分厚い書面や六法全書を駆使しながら立ち回る姿を思い浮かべるが、愛さんは、角膜変性症という重度の視覚障がいがあり、視力は0.02~0.03で、視野も30度程度と狭い。文字を読むのも困難なのだ。「父(克介さん・70)も同じ視覚障がい者ですが、複数の福祉施設を営む社会福祉法人の理事長として、晴眼者と同じように社会生活を送っているので、私も社会に貢献できるはず。文章を読み上げるパソコンソフトや点字機器、記憶、そして熱意を武器に、優れた弁護士になるため研修に励んでいます」障がいがありながらも、人生の試練をくぐり抜けてきた愛さんは、勇壮なだんじり祭で有名な、大阪府岸和田市で生まれ育った。母親の和子さん(66)はこう振り返る。「外出するとき、人目が気になったことはあります。でも“親の私が引きこもっていては絶対ダメだ”と。障がいがあっても、堂々と外に出て、やりたいことを挑戦させようと、夫婦で決めていました」心配はつきなかったが、ほかの子どもたちと同じ体験をさせたい一心で、愛さんに自転車を与えたことも。車の交通量が少ない郊外とはいえ、ときには畑や溝に落ちたりしてしまったこともあったと愛さんは笑いながら振り返る。「普通の小学校に通いたいと言ったときは、教育委員会に交渉してくれたし、両親は私の挑戦を必ず応援してくれる。でも、始めたことは“やり遂げるまで諦めるな”と厳しく育てられました」(愛さん)小学校では、拡大文字の教科書を使用していたが、学年が進むにつれ、扱う文章も長くなり、拡大文字ではスムーズに読み進められない。勉強に遅れが出ないよう、中学校は東京の視覚特別支援学校へ入学。親元を離れての寮生活を始めた。「このとき、初めて弱視や全盲の人たちと触れ合いました。1人で外出できない仲間もいたし、後ろから声をかけても、見えないからと、振り返らずに前を向いたまま会話する子がいたのは、ショッキングでした」そういった環境に身を置きながら、愛さんはあえて繁華街へと出かけていった。「入学早々、寮の風呂場で髪の毛を茶髪にして、超ミニスカートとハイヒール姿で、門限ギリギリまで遊んでいたんです。たいして好きでもない男の人を彼氏にしたりして(笑)。きっと“自分は普通”と思いたかったのかもしれません」夜更かしした分、授業中は寝てばかり。勉強全般は嫌いだったが、生活と関わりのある政治・経済や、法律などには、興味が持てた。「中学時代、分厚い点字の憲法の本に夢中になり、修学旅行にも持参したりして(笑)。次第に司法に関わる仕事をしたいと考えるようになって、周りには『弁護士になる』と宣言していました」ところが、高等部への進学すらも危ぶまれるほど、成績は落ちていった――。「『あんたみたいな勉強嫌いが弁護士になりたいなんて、弁護士に失礼』なんて笑われたり。確かに偏差値30台の劣等生。先生からも『現実を見なさい』と叱られる始末で……」このとき、愛さんの夢を理解し、背中を押したのは、両親だった。「これまで、“見えないから”と何かを諦めることはさせなかったし、たとえ弁護士になれなくても、その努力は役立つと思い、“どの大学の法学部に行くの?”とすぐに娘と話し合いました」(和子さん)「障がいを持っていても、私は社会に貢献できるはず!」。そう信じて、見事に弁護士への切符を手にした愛さん。彼女を支えたのは、厳しくも温かい両親の言葉だった。
2019年01月17日「父(克介さん・70)も同じ視覚障がい者ですが、複数の福祉施設を営む社会福祉法人の理事長として、晴眼者と同じように社会生活を送っているので、私も社会に貢献できるはず。文章を読み上げるパソコンソフトや点字機器、記憶、そして熱意を武器に、優れた弁護士になるため研修に励んでいます」そう話すのは、昨年9月、最難関の国家試験といわれる司法試験に、2度目の挑戦で合格した板原愛さん(28)。弁護士といえば、法廷で分厚い書面や六法全書を駆使しながら立ち回る姿を思い浮かべるが、愛さんは、角膜変性症という重度の視覚障がいがあり、視力は0.02~0.03で、視野も30度程度と狭い。文字を読むのも困難だ。「昨年末で司法研修所での勉強を終えています。今は裁判所、法律事務所などでの研修が始まっています。司法修習生仲間もできて、先日は飲み過ぎてしまいました。研修後、法律事務所への就職活動は大変だと思いますが、この人に依頼してよかったと思われる弁護士になりたいです」障がいがありながらも、人生の試練をくぐり抜けてきた愛さんは、勇壮なだんじり祭で有名な、大阪府岸和田市で生まれ育った。「普通の小学校に通いたいと言ったときは、教育委員会に交渉してくれたし、両親は私の挑戦を必ず応援してくれる。でも、始めたことは“やり遂げるまで諦めるな”と厳しく育てられました」(愛さん・以下同)小学校では、拡大文字の教科書を使用していたが、学年が進むにつれ、扱う文章も長くなり、拡大文字ではスムーズに読み進められない。勉強に遅れが出ないよう、中学校は東京の視覚特別支援学校へ入学。親元を離れての寮生活を始めた。「中学時代、分厚い点字の憲法の本に夢中になり、修学旅行にも持参したりして(笑)。次第に司法に関わる仕事をしたいと考えるようになって、周りには『弁護士になる』と宣言していました」一浪して入学した青山学院大学法学部では、友人とダーツやビリヤードも楽しんだ、と笑顔で振り返る愛さん。卒業後は、本格的に司法試験に臨むため、法科大学院へ進学した。「早稲田大学の大学院法務研究科を選んだのは、司法試験の合格率が高かったこと、それに日本の大学では数少ない、障がい学生支援室が設置されているためです」愛さんのために板書が読み上げられるほどサポートは手厚く、教科書を作った出版社の協力もあって、文章を音声に変換することができた。同級生たちのなかには名門校出身も多く、刺激になったが、「優等生だったことが一度もない」という愛さんにとっては、気後れすることも多かった。そんなとき、希望の光となったのは、日本で初めて視覚障がい者として弁護士になった、野村茂樹氏が所属する奥野総合法律事務所に、計3週間、インターンとして受け入れてもらったことだ。「野村先生は、所長の奥野(善彦)先生に『弁護士に必要なのは書類を読むことよりも、判断力だ』と言われて、弁護士になることを決意したそうです。その話は、私にとって強い励みになりました」1度目の司法試験は不合格。くじけそうになったが、父親からは電話で「刀折れ、矢尽きるまで戦う覚悟で挑め」と励まされた。司法浪人としての1年間は、全力を尽くすことだけを考えた。「布団に入ると、『今日は勉強が少なかった』と不安になってしまう。だから、そんな余裕もないほど疲れ切るまで勉強しました。それで2度目の挑戦は、合格者の中で上位17%に入る成績でした」現在の研修生活が終われば、晴れて弁護士となる愛さん。「弱視の人は、多少は目が見える。そのため社会に出ると、頼まれた書類仕事などでオーバーワークになり、症状が悪化したり、休職・復職を繰り返すケースもあります。障がい者の人たちを助けるため、私だからこそできる活動をしたい。でも、これまで長く仕送りで生活してきたので、まずは、しっかりと一人前の弁護士として、自立して稼いでいきたいですね!」父と母から教え込まれた“諦めない”という強い気持ちが、愛さんからはあふれていた。
2019年01月17日育児をしながら仕事も楽しむママを紹介するシリーズ。今回は、ニューヨーク在住の筆者が、ニューヨークで料理教室を開催するHatsuneさんをご紹介。Hatsuneさんの教室「Five or under」は、スタート直後から口コミだけで満席が続いている人気の教室です。そのヒケツを取材してきました。4人の子どもを育てながら開催した料理教室が人気講座にニューヨークで人気の料理教室「Five or under」ですが、講師のHatsuneさんは、「半年前は、まさか私が料理教室を開催するなんて、想像もしなかった」というから驚きです。料理を教えるようになったきっかけは、SNSに投稿していた料理写真。日本人ママ向けに講座を提供している『ニューヨーク・ママサロン』の主宰者の目に止まり、「子育てをしながら、そんな華やかな料理が作れるなら、ぜひ教えてほしい」と声をかけられます。Hatsuneさんは、2人の男の子、双子の女の子の4児のママとして育児に専念中でしたが、チャレンジすることを決意。『ママサロン』で初めての料理教室を開催したところ、その後のリピーター率は9割で、満席続きとなっています。人気の理由は、「手に入れやすい素材、シンプルな調理法、おもてなしにも使える見栄え」(Hatsuneさん談)。特に、買い物に行けない忙しいママのことを思い、素材はすべて、オンラインでも購入できることを確認しているそうです。ちなみに、教室名「Five or under」は、「ひとつのメニューについて、素材は5つまで」というコンセプトを表しています。リラックスして食事を楽しむ、デモンストレーション型この日は、特別にニュージャージーの住宅の一室にて取材をさせてもらいました。今回のテーマは、ホームパーティーが多い季節に向けた「HOLIDAYサバイバルレシピ」。ドアを開けて部屋に入ると、ゴールドと赤を基調とした華やかなテーブルセッティングに迎えられ、テンションが上がります。「Five or under」は、デモンストレーション型で、参加者はウエルカムドリンクを片手に、Hatsuneさんが手際よく料理するのを見学しながら、素材の選び方や、おすすめの調理器具などについてのレクチャーを受けます。参加者同士で、子育て情報の交換なども楽しんでいる間に、スープ、メイン、サイド、デザートまでが、次々に完成しました。「日本人のママたちは、異国で仕事に育児にとがんばって疲れています。ここではリラックスして、食事を楽しんでほしい」とHatsuneさん。仏のホストマザーから基本を学び、NYでおもてなしのノウハウをマスターレシピのベースとなっているのは、高校2年生の時に留学したフランス・トゥールーズのホストマザーが作る家庭料理の味。仕事から帰宅したホストマザーが、あっという間においしい料理を作ることに感動したHatsuneさんは、ホストマザーに弟子入り。一緒にマルシェに買い出しに行き、毎日キッチンで料理の基本を教えてもらったといいます。日本に帰国後も、外国人に出会うチャンスがあれば、「家庭料理を教えて」と頼み込み、イタリア、トルコ、イスラエル、中国など、各国のママ達の秘伝レシピを習得していきます。さらに、30か国以上を旅して、世界の味を探求しました。とはいえ、料理はあくまで趣味として楽しみ、大学・大学院時代は、司法試験を目指して勉強に明け暮れていたとか。そんなHatsuneさんが、日本に留学中のアメリカ人男性との結婚を機に、ニューヨークに移住したのは2012年。今度は義母から、「アメリカの家庭の味」と「大家族をまとめるママの技」を伝授されました。さらに、ニューヨークで活躍するおもてなし料理家ひでこ・コルトンさんとの出会いによって、料理の腕はさらに磨かれ、洗練されていきます。ニューヨーク流の華やかなおもてなしのエッセンスは、すべてコルトンさんの「NY*おもてなし料理教室」で学んだとか。マスターコースまで進んだHatsuneさんは、ワインの知識からテーブルコーディネート、教室開催のノウハウにいたるまでをコルトンさんから教わり、現在の「Five or under」の教室スタイルのベースを確立します。家族のサポート体制も強力で、「お料理教室で提供するレシピは、夫、長男、次男の3人が揃って『おいしい』と言うまで、改良を重ねています」とのこと。まさに、究極の家庭料理ですね。料理を通じて、伝えたいメッセージがあるHatsuneさんには、料理教室を通して、日本人ママたちに伝えたいメッセージがあるそうです。「日本のママは、がんばりすぎる傾向があるので、うまく手を抜くことを覚えてくださいね。本当は、家族でリラックスする時間をお客様とシェアすることこそ、究極のおもてなしなのです。ホストがおもてなしで疲れてしまったら、本末転倒ですから」「Five or under」のレシピは、普段の食事にも活用できるものばかり。「まずは、ここで習ったレシピで、ママがハッピーになってほしい。ママのハッピーこそが、家族のハッピーですから」。Hatsuneさんが伝えたいのは、料理の先にある、ママと家族の幸せでした。<文:フリーランス記者鯰美紀>
2019年01月04日交際中の彼と、いずれは家庭を…と考えている女性は少なくないはず。そこで気になるのが、結婚するならいつ頃がいいのか?ということですよね。相手が社会人になってから、どのくらいの時期がベストなのでしょうか?男性がイメージする“婚約に適した時期”や“女性側からはアプローチしないほうがいいタイミング”などをリサーチしてみました。■結婚を意識するのは社会人何年目?結婚を考えるとしたら、仕事を始めてからどれくらい経った頃がいいと思いますか?男性の意見をご紹介します。◎1年目でも気にしない「本当に好きな女性となら、社会人になってすぐにでも結婚したい」(27歳/メーカー勤務)◎仕事に慣れてくる3年目「3年くらい経って仕事も覚え、独り立ちできてからが理想かな」(26歳/金融業)◎ある程度、地位を築ける5年目以降「しばらくは仕事に熱中したいし、家庭を持つなら、少しは出世して収入も上がってからがいいですね」(25歳/証券会社勤務)結婚する時期に関する考え方は人それぞれ。将来の話を切り出す前に、まずは仕事やライフスタイルに対する彼の信念を、それとなく確認しておくといいかもしれません。■結婚の話は控えたほうがいい時期続いて、女性側からアプローチをしてもうまくいかない可能性があるタイミングについて。◎仕事に集中したいタイミング「出世や資格試験など、大事な時期の直前だと、結婚の話題が出てもすぐには考えられないと思います」(27歳/エンジニア)◎これから遊べるというとき「仕事にも慣れて、これから独身生活を謳歌するぞ!という時期は、結婚の話をされても正直、重く感じてしまうかも。実際、それでお別れしたこともあります」(28歳/設計会社勤務)「仕事が第一で私生活は後まわし」といった男性もいれば、「人生を自由に楽しみたい」と考える人も。彼がこれらのタイプに当てはまる場合、タイミングを間違えるとうまくいかないこともあるので要注意です。■結婚話が進みやすい時期それでは、女性側から動かなくても結婚話が自然と進みやすい時期はいつなのでしょう?◎入社してすぐ「僕は小さい頃に母を亡くしたこともあり、早く家庭を持ちたいと考えるほうだったので、入社してすぐのタイミングで入籍。周りでも、同じような考えの奴は、やっぱり結婚するのが早かったですね」(30歳/研究職)◎部下や後輩が増えてきた頃「仕事で部下ができたり、後輩が増えたりしてきたら『そろそろ自分も家庭を…』と本気で考えるようになりました。ちょっと古風かもしれませんが、やっぱり男は家庭を持って一人前かなと思うので」(29歳/金融関係)◎大きな決断をするとき「もともとは公務員だったのですが、弁護士になりたくて仕事を辞め、司法試験合格を目指すことに。そのタイミングで思い切って彼女にプロポーズ。長く待たせても悪いし、そばで支えてほしかったのもあって」(32歳/法律事務所勤務)就職や転職、転勤、起業など、人生の転機を迎える場面で結婚を考える男性は少なくないようです。相手がこういったタイプなら、女性からアプローチしなくても男性側が行動を起こしてくれるはず。彼が社会人としての岐路に立っていると感じたら、どう出るのかをそっと見守るといいでしょう。■相手の立場や気持ちを理解して彼と幸せになるには、自分の気持ちだけで動くより、相手が今どのような状況に置かれ、どういう考えを持っているのかを、考慮して行動することが大切と言えそう。仕事の状況などもさり気なくチェックして、常に彼の気持ちに寄り添うことを意識してみてくださいね。
2018年12月05日冨樫義博による「週刊少年ジャンプ」の人気漫画『ハンター×ハンター(HUNTER×HUNTER)』が、リアル脱出ゲームとコラボレーション。“リアルハンター試験”ができるイベント「ハンター試験からの脱出」として、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡にて開催される。『ハンター×ハンター』は、「週刊少年ジャンプ」で1998年から連載されている、累計発行部数7000万部超えの人気漫画。主人公の少年、ゴン・フリークスが、幼いころに別れた父と同じプロハンターになるため、仲間とともに絆を深めながら冒険を繰り広げる物語だ。2018年11月26日(月)発売の「週刊少年ジャンプ」を最後に休載となったが、その休載期間中に、初の謎解きイベントが開催されることとなった。イベントは、1~4人の好きな人数で参加が可能。「ハンター試験」をテーマとし、ゴンが物語でそうであったように、参加者が受験生となり制限時間60分の間で謎を解いていく。なお、試験内容は、その場で発表される。■ストーリー「ハンター」とは、秘宝、賞金首、美食、遺跡、幻獣など、稀少な物を追い求める人々の総称である。あなたは、プロのハンターを目指し、合格率は数百万分の一とも言われるハンター試験を受験する。この試験の合格者にはライセンスが与えられ、最上級のあらゆる優遇措置を受けることができる。しかし、その会場では前代未聞の光景が次々と繰り広げられるのであった。試験官から発表される絶望的な難易度の課題。集まった猛者たちによる読み合い、そして殺し合い。不可解な能力によって巻き起こる超常的な事件。さらに、会場には怪しく微笑む奇術師ヒソカの姿が…‼あなたは持てるすべての力を使い、この苛裂な試験に合格することができるのだろうか?【詳細】ハンター試験からの脱出■東京会場期間:2019年3月9日(土)~6月場所:東京ミステリーサーカス B1F ヒミツキチラボ(大ホール)住所:東京都新宿区歌舞伎町1-27-5 APMビル時間:月~金 13:00/16:00/19:00、土日祝 9:50/12:20/14:50/17:20/19:50※一部開催していない日程あり。プレイ形式:各回100名ほどが同時に参加。1~4人で挑戦してもOK。参加方法:参加したい日時のチケットを購入し、当日受付時間に来場。1人につき1つずつゲームキットを受け渡し。■チケット料金前売:一般 3,600円、学生 3,300円、特典付き前売一般チケット 6,600円、特典付き前売学生チケット 6,300円当日:一般 4,100円、学生 3,800円※そのほか詳細は公式サイトにて確認。(※他会場については随時発表。©SCRAP©POT(冨樫義博)1998 年-2011 年 ©VAP・日本テレビ・マッドハウス
2018年11月29日織田裕二と中島裕翔の“バディ”が様々な難事件を解決、織田さんと鈴木保奈美が27年ぶりに共演していることも話題となっている月9「SUITS/スーツ」の第7話が11月19日に放送。本作は全米大ヒットドラマ「SUITS」の“日本版”としてドラマ化。“敏腕ながら傲慢なエリート弁護士”甲斐正午を織田さんが、“その日暮らしの天才フリーター”鈴木大輔を中島さんが演じ、甲斐の上司で「幸村・上杉法律事務所」の代表・幸村チカに鈴木さん、甲斐のライバル弁護士・蟹江貢に小手伸也、ファームでパラリーガルとして働く聖澤真琴に新木優子、大輔の悪友・谷元遊星に磯村勇斗、その妹・砂里に今田美桜、甲斐の秘書・玉井伽耶子に中村アンといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は企業合併を巡るストーリー。甲斐はクライアントである「桜庭リゾート&ホテル」社長・桜庭庸司から、大手ホテルグループ「KJO」から合併を提案されたと聞く。大手に飲み込まれることを懸念する甲斐だが合併交渉を引き受けることに。しかし相手側の代理人弁護士は大手ファーム「弁護士法人セイント」に移籍した木次谷公一(橋本さとし)。彼の息子はかつて大輔に替え玉受験を依頼、それをネタに1話で甲斐は事件を解決していた。一方、大輔は司法試験を目指しているものの受験恐怖症に悩んでいた真琴に協力、2人はさっそく試験対策に取り組み始める。その頃「幸村・上杉法律事務所」では新人の採用面接が行われていたが、そこに大輔が替え玉受験をしていた町田日向子(石橋静河)が現れる。しかも日向子は真琴の親友だった。さらに大輔は真琴の父が「セイント」の代表・聖澤敬一郎(竹中直人)であることを知る…というストーリー。劇中では大輔が女性の替え玉までしていたことを知り、甲斐が驚いた表情を見せるのだが、ネットでも「鈴木大貴が女装?!く!わ!し!く!」「大貴の女装バージョン興味ありすぎる~(笑)」「替え玉の女装も見たかった」などの声が続々上がる。さらに次回予告で中島さんと今田さんのキスシーンが流れると「時空が止まりました」「早く来週にならないか楽しみでもう落ち着かない」などの反応多数。終盤に向けさらに盛り上がりそうな「SUITS/スーツ」。来週も見逃せない展開になりそうだ。(笠緒)
2018年11月19日「政治に対する姿勢が本当にまじめで嘘をつかない。だから、後援会の方たちもついてきてくださいますし、私も頑張れる。もし夫が曲がったことをするような人だったら、私は“じゃあ、好きにすれば”と言ってしまうと思います。政治家の妻という立場でありますが、同志的な気持ちで一緒に頑張れるというところはありますね。でも、まだまだ志半ばなので、80点にしておきます」こう語るのは、“次の総理大臣を決める”自由民主党総裁選挙(9月7日告示、20日開票)に出馬する、衆議院議員の石破茂元幹事長(61)の妻・佳子さん(62)だ。石破議員のことを誰よりもよく知る佳子さん。じつはメディアの単独インタビューを受けるのは今回が初めてだ。“お堅い”イメージのある石破議員とは対照的に、よく笑うユーモアに富んだ佳子さんが、これまで明かしてこなかった夫婦の秘密を語ってくれた。石破議員と佳子さんは大学の同級生。’75年、2人は慶應義塾大学法学部法律学科に入学。1年生のとき、第2外国語でともにドイツ語を選択し、同じ授業を受けたのが出会ったきっかけ。大学2年の後期試験の前に、石破議員が開催した勉強会をきっかけに徐々に会話をするようになった2人。学校帰りにお茶を飲みに行ったり、週末にはドライブに行く仲に。卒業後、石破議員は銀行員、佳子さんは総合商社に就職することが決まる。そして石破議員は卒業式後に、生まれて初めて「結婚を前提に付き合ってください」と告白する。しかし佳子さんの答えは「NO」だった――。「当時、夫は司法試験を受けて弁護士になりたいなど、夢をいっぱい語っていました。それが私と結婚したいから夢を諦めて就職するというのは違うんじゃない?という話をしましたね」アタック失敗後、2人の関係は一時途絶えたが、それから約3年後に再会。互いの勤務先が東京・日本橋と竹橋であることが発覚し、会社の近くで一緒にランチを食べたり、デートをするようになった。2人の交際は順調に進み、’83年9月に結婚する。結婚を機に、佳子さんは石破議員の地元、鳥取に移り住んだ。そして’86年7月、石破議員が29歳のとき、旧鳥取県全県区より出馬。見事、全国最年少議員として衆議院議員初当選を果たした。初当選の翌年の’87年に長女が、’90年には次女が生まれている。結婚生活35年。佳子さんに夫婦円満の秘訣を聞くと――。「うーん、ほぼ毎日電話していることかな。でも、長電話はしません。ある新聞に、“1日30分以上話をしない夫婦は離婚率が上がる”と書いてありましたけど(笑)」円満にみえる石破夫妻だが、佳子さんには夫には伝えていない秘密があるという。「大学時代、夫は私によく手紙をくれたんです。情熱的なラブレターというよりも、今自分が考えていることなどを書いた手紙です。昔は携帯電話がないので、手紙をマメに書いてくれましたね。じつはその手紙、今でも保管しています。数十通はあると思います。夫や娘たちも知らないはずです(笑)」“安倍一強体制”が有利ともいわれる今回の総裁選だが、石破茂は「正直、公正」のスローガンで、真っ向勝負を挑む覚悟だ。石破議員本人はこう語る。「これまでも、こっちの生き方を選んだほうが楽ということがいくつもありました。楽な道を歩もうと思えばいくらでもできた。でも妻から“あなた本当にそれでいいのですか?”と問い掛けられることで、ふとわれに返れたことが何度もありました。いまの私があるのは、妻のおかげだと思っています。今回の総裁選では、“あなたが決めたことなら、しっかりやってください”とだけ言われました」夫婦で手を取り合い、一世一代の勝負に挑む。
2018年09月05日「あんな怖い顔つきをしていますが、人柄は優しいんですよ(笑)。おもしろいところも結構あって、とにかくマメです。時間があるときは、料理も手伝ってくれますね。私が大根をすろうとすると“これは僕がやる”とか、ポテトサラダ用のじゃがいもをつぶそうとすると“僕がつぶす”とか(笑)。家事も率先してやってくれます」こう語るのは、“次の総理大臣を決める”自由民主党総裁選挙(9月7日告示、20日開票)に出馬する、衆議院議員の石破茂元幹事長(61)の妻・佳子さん(62)だ。石破議員のことを誰よりもよく知る佳子さん。じつはメディアの単独インタビューを受けるのは今回が初めてだ。“お堅い”イメージのある石破議員とは対照的に、よく笑うユーモアに富んだ佳子さんが、これまで明かしてこなかった2人のなれ初めを語ってくれた。「本当は“忘れました”と言いたいんですけど、しっかり覚えています(笑)。私と夫は大学の同級生で、出会いは校内でした」’75年、2人は慶應義塾大学法学部法律学科に入学。1年生のとき、第2外国語でともにドイツ語を選択し、同じ授業を受けたのが出会ったきっかけ。佳子さんを初めて見た瞬間、石破議員は「“わぁ、こんなきれいな人がこの世にいるのか!”と思った」と、鈴木哲夫氏の著書『石破茂の「頭の中」』(ブックマン社)で語っている。だが、この授業で2人は会話をする機会はなかったという。「大学2年の後期試験の前に、彼が刑法の勉強会を開催するというので、お友達と一緒に参加したんです。そこで彼が試験問題を予想して、模範解答まで教えてくれました。そのときに初めて言葉を交わしました。“キミは女子学院出身でしょ?うちの姉もあの学校出身だからね~”と、何か意味ありげなしゃべり方をされたので、あまり第一印象がよくなかったことを覚えています(笑)」じつは佳子さんの出身校が自分の姉と同じだと知って、話のきっかけにしようと石破議員はずっと考えていたのだが、それが逆効果になったみたい。だが、勉強会をきっかけに徐々に会話をするようになった2人。学校帰りにお茶を飲みに行ったり、週末にはドライブに行く仲に。卒業後、石破議員は銀行員、佳子さんは総合商社に就職することが決まる。そして石破議員は卒業式後に、生まれて初めて「結婚を前提に付き合ってください」と告白する。しかし佳子さんの答えは「NO」だった――。「当時、夫は司法試験を受けて弁護士になりたいなど、夢をいっぱい語っていました。それが私と結婚したいから夢を諦めて就職するというのは違うんじゃない?という話をしましたね」アタック失敗後、2人の関係は一時途絶えたが、それから約3年後に再会する。「’81年9月、夫の父親・石破二朗さん(元自治大臣)が亡くなったことを、私の母が新聞で知り、教えてくれました。それで弔電を打つと、お礼の電話があり、再び連絡を取るようになりました」互いの勤務先が東京・日本橋と竹橋であることが発覚。会社の近くで一緒にランチを食べたり、デートをするようになった。ちなみに彼は、いつも自転車をかっ飛ばして、大好きな佳子さんのもとへと駆けつけた。「じつは再会する前、私は両親の勧めでお見合いを3回していました。2人で食事をしながらも、過去にお見合いをした相手の話もしたりして……」おそらく当時の石破議員の心中は穏やかではなかったはずだ。そして交際は順調に進み、’83年9月に結婚する。結婚生活35年。佳子さんに夫婦円満の秘訣を聞くと――。「うーん、ほぼ毎日電話していることかな。でも、長電話はしません。ある新聞に、“1日30分以上話をしない夫婦は離婚率が上がる”と書いてありましたけど(笑)」
2018年09月05日織田裕二と中島裕翔(「Hey! Say! JUMP」)がバディを組む、10月期のフジテレビ系月9ドラマ「SUITS/スーツ」。この度、本作に若手女優・新木優子が出演することが決定した。本作は全米大ヒットドラマ「SUITS」を原作に、“敏腕ながら傲慢なエリート弁護士”甲斐正午(織田さん)と、“その日暮らしの天才フリーター”鈴木大貴(中島さん)と、相いれることのない凸凹な2人がバディを組み、数々の難解な訴訟をあらゆる手段で解決していく、痛快エンターテインメント弁護士ドラマ。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」「トドメの接吻」「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON」などに出演する新木さんが演じるのは、「幸村・上杉法律事務所」に勤務するパラリーガルの聖澤真琴。敏腕弁護士の父を持ち、彼女も幼い頃から弁護士を目指していたが、司法試験に何度か挑戦したものの、肝心の本番で持っている実力を発揮できず、夢を叶えられていない…。また、右も左もわからず弁護士になった大貴にとって真琴は強い味方になり、職場恋愛に対しては慎重だが、大貴の人間的な魅力に徐々に惹かれていく――。今回の役柄について、「できる女性で自分に自信はあるものの、なかなか弁護士資格を取得できずに劣等感を抱えていて、強気で負けず嫌いだけど、どこかで一歩引いている女性」と説明する新木さん。原作ドラマでは、今年5月にイギリス王室のヘンリー王子と結婚したメーガン・マークルが演じたレイチェル・ゼインにあたるそうだが、新木さんは「メーガンさんは女優としてもご活躍され、私生活ではイギリス王室のヘンリー王子とご結婚されたわけですから、憧れますよね。メーガンさんはご結婚されて、イギリス国民の方々にすごく愛されているので、私も愛される人になりたいなと思います」と言い、「同じ月9ドラマ“コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON”の半人前な横峯あかりのイメージが皆さんの中で強いと思いますので、この作品では新たな一面を見せられたらな、と」と意気込みを見せている。今回が初共演となる織田さんについては「厳格でストイックで緊張感のある方というイメージを持っていましたが、初対面の際にもすごくニコニコされていて、良い意味でイメージが変わりました」と話し、一方、『僕らのごはんは明日で待ってる』以来の共演となる中島さんについては、撮影初日をふり返り「最初のシーンが一人きりではなく、中島さんと一緒のシーンで、本当に心強かったです」とコメントしている。現在放送中のTBS系ドラマ「チア☆ダン」にも出演中の新木さん。ドラマ出演が続く新木さんの活躍にも注目したい。「SUITS/スーツ」は10月、毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2018年08月28日「私と目が合うと、私が日本人だとわかったからでしょうか、向こうから自然に『こんにちは』と声をかけてきました。嫌みなくスッとこう言える人は、アメリカでも珍しいです。とても好印象を持ちました」そう本誌に語ったのは、ニューヨーク在住で大学関係者の女性。8月8日に渡米した小室圭さんは、13日からニューヨークのマンハッタンにあるフォーダム大学のロースクールに通っている。この女性は大学内で、男子学生と3人で談笑する小室さんに遭遇したという。女性が「写真をとってもいいですか」とお願いすると、小室さんは屈託のない笑顔で応じてくれた。「しばらくこちらにいらっしゃるんでしょ?」との質問に、「はい、しばらくいます。LL.M.(法学修士)とJ.D.(専門職の法学博士)を取りたいと思っているので」と小室さんは胸を張った。J.D.の学位を取得すればニューヨーク州の司法試験が受けられるが、小室さんはまず1年間、LL.M.の課程を受けることになっている。「今日もオリエンテーションを聞いていたのですが、本当にいろいろな分野があって大変ですよね」そして「眞子さまとのこと、ニュースで見ましたよ。頑張ってね」と声をかけると、「本当にありがとうございます!いろいろ教えてください。よろしくお願いします」と嬉しそうな笑顔を見せ、丁寧にお辞儀をしたのだった。女性は「本当に感じのいいナイスガイでした」と、すっかり小室さんに魅了されたそうだ。国際弁護士を目指し、3年間の留学に臨む小室さん。屈託のない笑顔の陰には、「眞子さまは絶対に待っていてくださる」という強い信頼があるのだろう――。
2018年08月24日日々、忙しく過ごしていると身も心も疲れちゃいますよね。「もうしんどい」「何もしたくない」そんな女性のみなさんに最高の癒しのご褒美=イケメンのインタビューをお届けします。しかも、そんじょそこらの、やわなイケメンではありません。登場するのは酸いも甘いも噛み分けた「大人のイケメン」ばかり!毎週木曜日は、ココロニプロロ編集部が厳選したイケメンたちの人生や仕事・恋愛にまつわるお話に耳を傾けてみましょう。そこにはあなたの恋や仕事に活かせるヒントが隠れているかもしれません。彼女いない歴3年…そろそろ恋がしたい!第4弾は、テレビでもご活躍の弁護士・佐藤大和さん。知的系イケメンの登場です。知り合いの編集者の紹介でつながったのですが、お話ししているうちに、ココロニプロロで連載中のヒロシさんの顧問弁護士であることがわかり、びっくり!しかも、同じくコラムを連載しているディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとも仲良しなのだそう。いろいろご縁を感じてしまいました。事務所を訪れた編集部スタッフは、佐藤さんの知性あふれる笑顔にキュン!そしてトークに大爆笑!その模様をお届けします!Q.21 初恋の思い出を教えてください初恋の相手は、小学5年生のときに転校してきた女の子です。初めて人を好きになって心が苦しくなったのを今でもはっきりと覚えています。そして中学のときは、学年のマドンナ的な女の子に恋をしました。身長も小さく、運動も勉強も全くダメだった自分には決して叶わない恋でしたが、本当に好きでしたね(笑)。今は、胸が苦しくなる瞬間とか、この子とずっとしゃべっていたい、どうでもいい話だけど延々と聞いていたい、っていうのが全くないですね(遠い目)。小学生のときに好きだった子は近くにいるだけでドキドキしました。中学のときに好きだった子は、中学2年生のときには隣の席だったんですよ。学年で一番かわいいと言われていた女の子だったけど、僕のことをすごく気にかけてくれました。勘違いかもしれませんが(笑)。制服のボタンを閉めてくれたり、「ノート貸して」って言ってきたりして。僕自身は遠くから見てニヤニヤするくらいの、それこそちょっとキモい男でした(笑)。好きだけど近づけない。好きな子にいじられるのが好き、みたいな感じでしたね。学校に行くのも楽しく、毎日キュンキュンしてました。ああいう経験は、もう二度とできないでしょうね。Q.22 好きになるのはどんな女性?◎好みのタイプは?2人とも、かわいくて性格が良くて人気者で…そういう輝いている女性が好きだったみたいです。今も優しくて内面からキラキラしているような人に憧れますが、自分を優しく支えてくれる人が一番いいですね。外見的にはあまりこだわりはありません。◎胸キュンするしぐさは?髪を結ぶしぐさが唯一、女性にキュンとする瞬間です。サイドの髪を少し垂らして、ポニーテールにしている姿が好きですね。うなじじゃないんですよ。サイドに髪が垂れているのがいいんです!◎年上、年下どっちがいい?どちらとも付き合ったことがありますが、特にこの世代、というのはありません。ただ、付き合う女性は、僕に対して優しく意見を言いつつも、しっかりと支えてくれる方がいいな。僕は欲張りで何でもしたがるタイプなので、背後からそっと見守ってくれるような女性を好きになりやすいですね。Q.23 忘れられない恋愛のエピソードを教えて!法科大学院のときに2ヶ月だけ付き合った女性がいたんです。大学時代のサークルの後輩だったんですけど、その人が初めて結婚を意識した女性だったから、印象に残っています。ものすごく情熱的な恋愛でした。あれほど燃え上がった恋愛は初めてだったかもしれません。一瞬で燃え上がって、そして一瞬で沈静化しましたが…。Q.24 恋人に仕事の話をしますか?もし聞かれたらどう答えますか?守秘義務があるので、弁護士業については一切話しません。タレント業の話はしますよ(笑)。あ、よく考えたら独立してメディア出演するようになってから、ずっと彼女がいないや。今のは妄想です(笑)。「今日、こんな番組に出たんだよ」って話せる相手に出会いたいですね。Q.25 理想のデートを語ってください今、約3年程度、恋愛していない僕としては、普通にデートや旅行をして手をつなぎたいです。で、彼女が「これおいしいから食べて」って言ったり、「ついてるよ」と口元を拭いてくれたり。そういうのに憧れますね。一緒に映画を観るのもいいな。あと、レストランで「ワイン入れようか」とか言ってみたいですね!最近は、ずっとこのような妄想の中で生きています(苦笑)。Q.26 仕事上、女性の裏表を見る機会が多いと思います。女性観は変わりましたか?やっぱり慎重にはなりましたね。もちろんマイナスな面ばかりでなく、プラスの面も見てきました。その中で、情熱的な女性や、相手を思いやることを大切にする女性もたくさんいらっしゃることがわかったんです。そういう意味では、以前よりもっと、女性を見た目ではなく内面から見るようになったかな。どんなふうに考えているか、どのような想いを抱いているかに注目しています。「この人、乱暴だな」とか「雑だな」「どこかで本性が出るタイプだな」っていうのは、ちょっとしたしぐさでわかるんです。人って忙しいときや動揺したときほど、本性が出やすいんですよ。そこは一番よく観察します。僕は、浮気されるのは構わないんですけど、嘘をつく人は絶対に嫌だから、嘘をつくかどうかは一つの判断基準になります。いい嘘、悪い嘘がありますが、人の信頼と信用を裏切る嘘は嫌なので、そこはしっかり見るようにしていますね。Q.27 恋愛と結婚は別もの?同じもの?別ものだと思っています。恋愛はお互いの楽しい時間、幸せな時間を共有することが多いけど、結婚はつらい時間や悲しい時間も共有しなければならないんだろうなと。その意味では、異性ということではなく、人間としてパートナーになれるかどうかが大事だと考えています。いろいろな離婚案件を見ていることもあって、そう思うんですけど、人間的な価値観だとか、支え合えるような共通の価値観だとかを持っていないと、結婚は成り立たない気がするんですね。恋愛はお互いに楽しく幸せな時間を共有できれば、価値観が違ってもいいんですよ。だけど、結婚はそうではありません。結婚においては、相手のことを思いやれる、お互いのために生きられる、自分を犠牲にできる。そういう価値観を含めて、異性ではなく人間として支えられるか、が大事なんじゃないかなと思います。Q.28 弁護士は女性の憧れの職業という印象があります。実際どうなのでしょう?ほとんどの女性がイメージしている弁護士像は幻想です。弁護士にもコミュニケーション能力が高い人、低い人、女性に対する接し方が上手い人、下手な人…さまざまな方がいます。知的レベルが高いかと言うと、決してそうではない人もいますし、どちらかといえば子どもっぽい、わがままな人も多いんです。僕もそうかもしれませんが(笑)。お金を持っている人も、持っていない人もいます。弁護士と言っても同じ人間であり、他の人たちとそんなに違いはありません。「弁護士だから誠実そう」と色眼鏡で見てしまうと、痛い目に遭いますよ。実は遊んでいる弁護士も多いですから。そういった弁護士に引っかかった、という相談もたまにあるので、そこは気をつけてほしいなと思います。弁護士だからではなく、人として見たほうがいいですね。Q.29 弁護士さんと出会いたい場合はどうすれば?やっぱり、知り合いの伝手を探すのが一番だと思いますよ。合コンや飲み会に来る弁護士は、真面目な方もいますが、遊んでいる方もいますからね。ちゃんとデートを重ねて、人間性を見極めた上でお付き合いしたほうがいいんじゃないでしょうか。もちろん、女性の側もそれでいいなら、遊びの恋だと割り切ってお付き合いするのもありですけどね。弁護士は、裁判所には必ずいます。だけど、裁判所に行っても、弁護士は仕事中ですし、婚活はできないので、もし探されるんだったら誰かの伝手で信頼できる弁護士を紹介してもらうのはいかがでしょうか。でも経験上、みなさんが求める理想の弁護士ってそうそういないかもな~と思っています(苦笑)。◎傍聴って誰でもできるんですか?はい、誰でもできます。裁判は月曜日から金曜日に行われていて、東京地方裁判所の1階には、どんな裁判が行われるかを記載してある電子データもあるので、それを見て選ぶといいですね。傍聴すると、法律を身近に感じることができますし、またいろいろな人の人生もわかってきます。そして、人間のドラマチックな部分を垣間見ることができるから、興味深いと思います。ご自身がお母さんになったときに、お子さんに教えられることも、きっとたくさんありますよ。特に刑事裁判の傍聴は、ぜひ経験していただきたいです。Q.30 ココロニプロロの読者へのメッセージをお願いします自分をもっと大事にしてください。僕は東北の震災で、身近な人の突然の死を経験したんですけど、そういうこともあって、みなさんに笑顔で生きて、笑顔で過ごしてほしいんです。最近は、人からどう見られるかということを過度に気にしてしまう方が非常に多いと感じています。でも僕は一番大事なのは、みなさん自身が笑顔で生きて、笑顔で過ごすことだと思うんです。そのためには何が必要なのか、何をしなければならないのか、という点をしっかり考えてください。ときには逃げること、人とのご縁を切ることも大切です。そういうことを恐れないでください。自分の笑顔を大事に生きていってください。これが僕からのメッセージです!とにかく爆笑しっぱなしだった佐藤大和さんのインタビューも、ついに最終回。「笑顔で過ごすために何をすべきか考える」…これって、人生の真理かもしれませんね。次回はイケメン・インタビュー第5弾がスタート!現役の神職であり、ミュージシャンでもある「歌う神主」こと壮紫さんが登場します。お楽しみに!プロフィール佐藤大和レイ法律事務所代表弁護士。東京弁護士会所属。弁護士、事務所経営をしながら、「バイキング」(フジテレビ)、「モーニングCROSS」(MXテレビ)など、テレビ、ラジオ、雑誌など多くのメディアに出演。また「リーガルハイ」(フジテレビ)、「緊急取調室」(テレビ朝日)などの人気ドラマ監修も手がける。日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」、厚生労働省「労働法教育に関する支援対策事業」教材作成委員などに携わり、法教育活動にも力を入れている。2017年には「日本エンターテイナーライツ協会(ERA)」を立ち上げ、共同代表理事を務める。著書に、『ずるい暗記術-偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法』(ダイヤモンド社)、『弁護士だけが知っている ムダにモメない33の方法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『二階堂弁護士は今日も仕事がない』(原作、マイナビ出版)などがある。
2018年06月14日日々、忙しく過ごしていると身も心も疲れちゃいますよね。「もうしんどい」「何もしたくない」そんな女性のみなさんに最高の癒しのご褒美=イケメンのインタビューをお届けします。しかも、そんじょそこらの、やわなイケメンではありません。登場するのは酸いも甘いも噛み分けた「大人のイケメン」ばかり!毎週木曜日は、ココロニプロロ編集部が厳選したイケメンたちの人生や仕事・恋愛にまつわるお話に耳を傾けてみましょう。そこにはあなたの恋や仕事に活かせるヒントが隠れているかもしれません。仕事運は上がるけどモテないパワースポットって?第4弾は、テレビでもご活躍の弁護士・佐藤大和さん。知的系イケメンの登場です。知り合いの編集者の紹介でつながったのですが、お話ししているうちに、ココロニプロロで連載中のヒロシさんの顧問弁護士であることがわかり、びっくり!しかも、同じくコラムを連載しているディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとも仲良しなのだそう。いろいろご縁を感じてしまいました。事務所を訪れた編集部スタッフは、佐藤さんの知性あふれる笑顔にキュン!そしてトークに大爆笑!その模様をお届けします!Q.15 趣味はどんなことですか?漫画を読むこと、食べること、最近は旅に出ること。あと、見たことがない、感じたことがない何かを経験すること。未知との遭遇ですね。食でも人でも経験でもいいのですが、とにかく未体験のものを経験するのが好きです。◎最近の“未知との遭遇”広島の宮島から見た景色!山に登ったんですけど、山頂の近くに神社があって、足を踏み入れたら、ぶわっと風が吹いたんですよ。あれは鳥肌ものでしたね。それから、最近は食べたことのないものを率先して食べるようにしています。先日、初めて食べた「麻婆刀削麺」は絶品でしたね。メニューを見て、食べたことがないと思ったら積極的に注文するんです。常に違う食感・味にチャレンジしたいなと思っていますね。なぜかと言うと脳への刺激が欲しいから。人間って、刺激があると頑張れるし、モチベーションを維持できるんです。いろいろな活動をしているので、そういう刺激が常にないとテンションを維持できないんですよ(苦笑)。◎最近のお気に入りの漫画は?『山と食欲と私』(バンチコミックス)です。これ以外も、食べる系の漫画にはとにかくハマりますね。クレヨンしんちゃんのお父さんが主人公の『野原ひろし昼メシの流儀』(アクションコミックス)や、ぐるなびが出資したアニメ『異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~』も面白いです!その他には、「異世界」ものにもハマっています。Q.16 バイタリティーを上げる秘訣は?寝ることですね。起きているときに120%の力を発揮するために、必ず7~8時間寝ています。夜は人と会う予定がなければ、ビールでエネルギーを補給することもありますよ(笑)。Q.17 お気に入りの場所は?◎京都…二条城と神泉苑お気に入りでもあり、パワースポットでもある場所は京都の「二条城」。その近くには、「神泉苑」という庭園があるんですけど、これらが僕にとっての、恐ろしいほどのパワースポットなんです!悩んだり苦しんだり、人生の岐路に立ったときは必ずその2つを訪れます。調べたら、実際にパワースポットだということがわかりました。二条城って大政奉還が行われた、つまり日本の歴史が変わった場所でもあるんですよ。僕は歴史を変えようとまでは思っていないですけど、そこに行くと「頑張ろう」「まだまだこれからだ」って気持ちになるんです。自然もきれいですしね。神泉苑には池があり、そこに願い事が叶うと言われている橋があります。僕も願い事をしながら歩いたりしたんですけど、そのお陰か、司法試験にも合格しました!願掛けをしに行く場所って感じですね。◎東京…護国寺今の事務所がある護国寺もパワースポットだと感じています。護国寺に移動してから、女性運はゼロになったけど(笑)、仕事運は上がり調子です。2015年に護国寺に来てからは、女性と関わろうとすると何か事件が起きたり、急な腹痛になったりとトラブルが起きるんですよ(苦笑)。でも、仕事運はガンガン上がっています。事務所も拡大したし、弁護士も10名となり、他の法律事務所にも負けない、なかなかの勢いだと思っています。実は、京都でもそうだったんですよね。三重の大学にいたときは、初めての彼女ができたりといろいろありましたが、京都の法科大学院にいたときは、みごとなほどモテませんでした。でも、勉強はすごくしやすくて、エネルギッシュに学んでいたから、司法試験も一回目で合格できたんだと思います。というわけで、京都と護国寺の環境は、僕に勉強や仕事の運をくれるみたいです。その分、女性運はゼロになるんですけどね…(泣笑)。でも、最近35歳になり結婚もしたいので、改善しようといろいろと頑張っていますよ(笑)。Q.18 座右の銘は?「進取独創、自ら進運を開拓すべし」。新しいものを取り入れて、自分の進む道を切り拓くという意味です。これは、出身校である石巻高校の校訓なんです。誰かが作ったレールの上を進むのではなく、自分の道を切り拓いていきたい、戦う人生でありたいと思います。実際、戦う人生なんでしょうね。だから休みたくても休めないし、そろそろ休めるかなと思っていると大きな事件が起きて仕事がドッと増えるんですよ。戦う人生、切り拓いてく人生なのかなと。もう一つ、「継続は力なり」も座右の銘ですね。多くの方は情熱を維持する力がないようなのですが、本当に「継続は力なり」なんです。正確に言うと、「正しい努力を継続すれば、力になる可能性が非常に高い」ってこと。この「正しい努力」をしない人が圧倒的に多いんです。ただ継続するだけでは意味がありません。それに、僕のような凡人が天才・秀才に勝とうと思ったら、ひたすら正しい努力をするしかないんです(笑)。きっと怠けたらどうなるかは、自分が凡人だからこそ知っているんです。Q.20 一言で言うと「自分は〇〇な男だ」に当てはまる言葉は?僕は「欲張りな男」だと思います。やりたいことは全てやりますから。自分の夢も全部実現します。人よりも欲張りなんじゃないかな? と思っています。もう少し言えば、「諦めを知らない男」。絶対に諦めないですね。レオナルド・ダ・ヴィンチは、あらゆる事柄についてスペシャリストだったんです。それが彼にできて、現代人の僕にできないわけがない、と。そのくらいのことを思って頑張っています。歴史を動かした人はたくさんいますよね。徳川家もそうだし、源氏や平家もそうかもしれないし。いろいろな人たちが歴史を動かして、今に続く世の中をつくってきたんです。じゃあ、なんで自分がそうなれない、というふうに思うんでしょう。やってみなければわからなじゃないですか。僕は諦めを知らない、自分を信じている男なんです。そして、まだまだやりたいことがあるから、全部やり遂げます!◎信念、努力を教えてくれた漫画たち『3月のライオン』(白泉社)の島田八段が好きです。主人公の零くんは天才肌ですが、島田さんは努力の男なんですよね。『NARUTO』(集英社)の脇役であるロック・リーやマイト・ガイも頑張る人ですけど、僕、そういう努力家が好きなんです。高橋陽一先生が描かれた『CHIBI』(集英社)をご存知ですか?いじめられっ子がボクシングでチャンピオンになるっていう話なのですが、これは僕の人生を変えた漫画の一つです。いじめられっ子でコミュニケーション能力も身長も低い男が、ボクシングを頑張って頑張って周りに認められていくのです。自分自身も体が小さくて、コミュニケーション能力も決して高くなかったため、そのことが僕の中ですごく印象に残っていて。信念を貫くってことが、いかに大切かをそこで学びました。努力・友情・勝利…ジャンプですね(笑)。そして、『食戟のソーマ』(集英社)の、創真という主人公も大好きです。彼は決して自分で自分を諦めません。しかも楽しんでワクワクしながら努力するんです。楽しみながら努力するって、すごい才能だと思います!実は、毎晩必ず読んでから寝ています(笑)。願い事が叶うという神泉苑の橋、ぜひとも渡ってみたいですね。恋愛運がゼロになってしまうのは問題ですが…。次回はお待ちかね、佐藤さんの恋バナをお届け。胸キュンするしぐさや好みのタイプも教えていただきました!プロフィール佐藤大和レイ法律事務所代表弁護士。東京弁護士会所属。弁護士、事務所経営をしながら、「バイキング」(フジテレビ)、「モーニングCROSS」(MXテレビ)など、テレビ、ラジオ、雑誌など多くのメディアに出演。また「リーガルハイ」(フジテレビ)、「緊急取調室」(テレビ朝日)などの人気ドラマ監修も手がける。日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」、厚生労働省「労働法教育に関する支援対策事業」教材作成委員などに携わり、法教育活動にも力を入れている。2017年には「日本エンターテイナーライツ協会(ERA)」を立ち上げ、共同代表理事を務める。著書に、『ずるい暗記術-偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法』(ダイヤモンド社)、『弁護士だけが知っている ムダにモメない33の方法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『二階堂弁護士は今日も仕事がない』(原作、マイナビ出版)などがある。
2018年06月07日日々、忙しく過ごしていると身も心も疲れちゃいますよね。「もうしんどい」「何もしたくない」そんな女性のみなさんに最高の癒しのご褒美=イケメンのインタビューをお届けします。しかも、そんじょそこらの、やわなイケメンではありません。登場するのは酸いも甘いも噛み分けた「大人のイケメン」ばかり!毎週木曜日は、ココロニプロロ編集部が厳選したイケメンたちの人生や仕事・恋愛にまつわるお話に耳を傾けてみましょう。そこにはあなたの恋や仕事に活かせるヒントが隠れているかもしれません。■結婚前につくりたい!離婚も防ぐ「婚前契約書」第4弾は、テレビでもご活躍の弁護士・佐藤大和さん。知的系イケメンの登場です。知り合いの編集者の紹介でつながったのですが、お話ししているうちに、ココロニプロロで連載中のヒロシさんの顧問弁護士であることがわかり、びっくり!しかも、同じくコラムを連載しているディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとも仲良しなのだそう。いろいろご縁を感じてしまいました。事務所を訪れた編集部スタッフは、佐藤さんの知性あふれる笑顔にキュン!そしてトークに大爆笑!その模様をお届けします!Q.10 独立しようと思ったきっかけは?弁護士で独立する人は多いのでしょうか?仕事をしていく中で、改めて自分の夢を見つけ、それを実現するために独立しようと思ったんです。その夢が法教育です。子どもたちを加害者にも被害者にもさせないように、自分にできることをしたいなと。独立する人は一定数いらっしゃいます。今は少なくなってきているかもしれませんが、もともと一人事務所が多い業界なんですよね。ある程度、仕事を経験したら独立して、一人でやっていきたいと考える先生は多いんじゃないでしょうか。ただ、実は弁護士は食べられない職業になりつつあると言われているため、独立してもなかなか厳しいかな、と思います。◎芸能人の権利を守る団体を立ち上げる独立したときに、芸能人やその業界を目指す方からの相談が多かったんです。芸能界って幅が広くて、地下アイドルと呼ばれる方々とか、芸能人を目指す方たちが、性的な被害に遭ったり、多額の違約金を請求されたり、脅されたり、不当に搾取されていたり、という実態もあります。そういう方たちは地位や立場とか弱いな、ってことに気づいたんですね。そこで、「日本エンターテイナーライツ協会(ERA)」を発起人として立ち上げました。今、一生懸命がんばっているタレントさんや芸能事務所もたくさんあるので、そういう芸能人や事務所のスタッフの方々が、笑顔で一生懸命、夢を追いかけることができるような健全な芸能界を作っていきたいと思っています。Q.11 ドラマの中の弁護士と実際の弁護士はやっぱり違う?同じ?◎ドラマの監修とは?ドラマの監修には、主にストーリー監修、台本監修、小道具監修、現場監修の4つがあります。1つ目のストーリー監修は「佐藤先生、こういうふうに考えてるんですけど、法律的に間違ってませんか?」という、台本や脚本になる前からドラマのストーリーを確認するという監修。2つ目の台本監修は、そこから台本や脚本に起こされた段階での監修です。3つ目は小道具監修。ドラマに出てくる訴状や書面など小道具の監修ですね。4つ目は現場監修。俳優さんが法廷などでどう動くか、どうしゃべるか、専門用語のアクセントなども監修します。一見楽しそうな作業に見えますが、実はかなりハードな仕事で、法律ドラマをガッツリ監修するとエネルギーを持っていかれます(苦笑)。◎ドラマと現実の違いドラマの場合はやっぱり、視聴者が面白いと思わなきゃいけないので、リアリティを意識しながら、あっと驚く展開や、大どんでん返しというのをすごく意識しますよね。でも、実際の弁護士の仕事では、大どんでん返しはそうそう起きないです(苦笑)。あと、ドラマみたいにお金をかけられません。あるドラマのように、実際に刑事事件などで再現VTRを作るとしても、あんなに協力してくれないですよ。ドラマを見ていて「家の再現とかムリ!」って思いますね。土壇場で証拠が出てくる、なんてこともほとんどありませんし。何より、実際の弁護士はもっと地味で裏方の仕事が多いです。地べたを這うような場合もありますし、そんなにかっこいい仕事ばっかりではないですね。ただ、面白いこともたくさんあります。ドラマ以上にドラマ性のあるような事件も多いですよ。事実は小説より奇なりって言いますけど、ドラマチックな展開が待っていることもありますしね。まあ、それでも地味な仕事も圧倒的に多い…これが実際の弁護士ですかね。それと、こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、弁護士にはイケメンも美女もそんなにいません(笑)。普通です(笑)。弁護士もイケメン、検察官もイケメン、裁判官までイケメンなんてことは、そうそうないですよ。Q.12 未婚の女性が弁護士に相談するといいことは?相談案件で多いのは、結婚している方々だったら、浮気、不倫、離婚。あとは介護の問題の相談。ハラスメント、相続トラブル、労働に関する相談もよくあります。僕自身、増やしていきたいなと思うのは「婚前契約」の仕事です。これから結婚する方々が、スムーズに結婚生活を営むために、弁護士に相談して結婚中のルールを決めましょう、と。今、3組に1組は離婚すると言われているので、だったら別れるときに備えて、あらかじめルールを決めておいてもいいんじゃないかなって。逆に、ルールがあることによって、夫婦仲良く過ごせる場合も多いんですよ。◎婚前契約書の内容って?「家事の分担」「浮気の慰謝料の金額」「飲み会は一週間に何回か」「お小遣いの金額はいくら」「育児の分担」「親との同居」とか、そういうのを定めることが多いです。もちろんそれが理不尽な内容ではダメですし、内容によっては、法律上、有効か無効かなどあるのですが、結婚前にいろいろとルールを決めておくんです。あと、結婚前に財産を明確に分けることもオススメしています。結婚前の財産はこれで、この分は離婚するときも自分の財産ですよ、とちゃんと言えるようにするわけです。結婚前と結婚後の財産を明確に分けないことによって、財産がごちゃごちゃになってしまい、離婚するときにもめるケースが非常に多いんです。喧嘩をしたり離婚の話し合いをしたりするときって、もうお互いに嫌いなんですよ。感情的になるので、そこからルールづくりをするのは、かなり難しいです。だから、仲がいいときにルールを決めておくといいと思いますね。仲がいいときに喧嘩や離婚の想定をしておくからいいんです!人間って愛が深ければ深いほど憎しみが強くなり、会いたくない、もう顔も見たくないってなります。一番仲がいいときほど、お互いに余裕があるから、相手を思いやったルールづくりができるんですよ。そのほうが女性側にもメリットが大きいです!だから僕は女性側のメリットを考えるんだったら、結婚するときに婚前契約で自分たちに少しでも有利なようにつくっておいたほうがいいと思います(笑)。Q.13 仕事のストレスはどう発散しているの?漫画を読むこと、アニメを見ること、たまに限界まで食べること。食べることもストレス発散になりつつあるから体重が減らないんです…。この取材、「イケメン企画」って言われてるのに(泣)。最近は旅行をするのもひとつのストレス発散法になっていますね。この間は青森に行って、先日は広島に行って。気の許せる友だちや仲間と、行ったことのない所で現地のおいしいものを食べる!これが一番ですね。Q.14 弁護士になっていなかったら、今何をしていると思いますか?何をしてるんでしょうね。自分は法学部ではなく、三重大学の人文学部だったので、あのままいけば、どこかの金融機関に入るか公務員になるか、そんな感じかな。ただ僕は、社会不適合者ではないとは思いますが、間違いなく会社不適合者なんですよ(苦笑)。司法修習生のときも思いましたけど、自分がリーダーではない場合の集団行動がとにかく苦手なんですよね。僕がなぜ大学からブレイクしたかというと、高校時代も含めて、学校や組織の中で生活ができないんです。大学だと自分で授業を選択できるじゃないですか。自由があるんですよ。だから大学で一気に能力を解放できたんですよ。となると、弁護士になってなかったとしても、おそらくどこかに勤めても、辞めて起業しているかもしれませんね。経営者をやってる可能性が高いです。ラーメン屋さんかな?(笑)女性側にメリットがある「婚前契約書」は、つくっておいて損はないはず。結婚を控えている方はぜひとも佐藤さんにご相談してみましょう。次回は、佐藤さんのプライベートに迫ります!仕事運はアップするけど恋愛運がゼロになるパワースポットのお話は必見です。プロフィール佐藤大和レイ法律事務所代表弁護士。東京弁護士会所属。弁護士、事務所経営をしながら、「バイキング」(フジテレビ)、「モーニングCROSS」(MXテレビ)など、テレビ、ラジオ、雑誌など多くのメディアに出演。また「リーガルハイ」(フジテレビ)、「緊急取調室」(テレビ朝日)などの人気ドラマ監修も手がける。日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」、厚生労働省「労働法教育に関する支援対策事業」教材作成委員などに携わり、法教育活動にも力を入れている。2017年には「日本エンターテイナーライツ協会(ERA)」を立ち上げ、共同代表理事を務める。著書に、『ずるい暗記術-偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法』(ダイヤモンド社)、『弁護士だけが知っている ムダにモメない33の方法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『二階堂弁護士は今日も仕事がない』(原作、マイナビ出版)などがある。
2018年05月31日日々、忙しく過ごしていると身も心も疲れちゃいますよね。「もうしんどい」「何もしたくない」そんな女性のみなさんに最高の癒しのご褒美=イケメンのインタビューをお届けします。しかも、そんじょそこらの、やわなイケメンではありません。登場するのは酸いも甘いも噛み分けた「大人のイケメン」ばかり!毎週木曜日は、ココロニプロロ編集部が厳選したイケメンたちの人生や仕事・恋愛にまつわるお話に耳を傾けてみましょう。そこにはあなたの恋や仕事に活かせるヒントが隠れているかもしれません。■ずるいほど効果的?独自の勉強法&案記述を発案!第4弾は、テレビでもご活躍の弁護士・佐藤大和さん。知的系イケメンの登場です。知り合いの編集者の紹介でつながったのですが、お話ししているうちに、ココロニプロロで連載中のヒロシさんの顧問弁護士であることがわかり、びっくり!しかも、同じくコラムを連載しているディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとも仲良しなのだそう。いろいろご縁を感じてしまいました。事務所を訪れた編集部スタッフは、佐藤さんの知性あふれる笑顔にキュン!そしてトークに大爆笑!その模様をお届けします!Q.5 弁護士を目指したきっかけは?学生時代のボランティアサークルで子どもたちに出会ったことがきっかけですね。僕は、子どもたちの笑顔を守りたい、人と人とのつながりを守りたい、と思ったんです。それで保育士になろうかな、と考えて、大学の民法の先生に相談したら「保育士は厳しいかもしれない。だけど佐藤くんには法律のセンスがある。人の笑顔を守りたいんだったら、弁護士を目指したら?」ってアドバイスしていただきました。しかも三重大学の人文学部で、現役で司法試験に合格した人はいない、という話だったので「じゃあ、俺かな」と調子に乗っちゃって。目指そうと決めたのは大学3年生の秋。そこから勉強を始めました。Q.6 どうやって司法試験を突破した?当時、司法試験を受験するためには、法科大学院に行く必要があったのですが、まずこの法科大学院に入ることが難しったですね。旧司法試験から新しい制度である新司法試験へ移行し始めた時期で、旧司法試験と並行して試験が行われたので、東大や京大出身で、数十年、司法試験を勉強しているような方々がライバルだったんです。周りに相談しても「やめろ、無謀だ」と言われて…。でも、両親だけは「大和がやりたいんだったら突き進みなさい」って信じて背中を押してくれました。僕は2浪して大学に入ってるから、勉強で苦しんだんですよ。大学入試の数学は、結局40点しか取れなかったし、浪人時代を含め、6年間勉強して「勉強の才能はないんだな」と思っていました。そのまま勉強して、10年、20年かかっても司法試験に合格できない、となると大変ですよね。お金がなくて予備校にも行けなかったですし。そんなとき、「まずは“勉強方法”から勉強してみよう」と思ったんです。その考えが人生を変えました。なぜ勉強方法から勉強しようと思ったか、記憶が定かではないのですが、本屋さんに行って勉強法の本を片っ端から読んだら、勉強法ってたくさんあるんだな、とわかりました。勉強法の極意は「いかに短時間で結果を出せるか」なんですけど、いろいろな勉強法を学んでいくうちに、無駄な方法もあるんだ、ということに気づいて。とにかくムダな勉強法を止めていったんですよ。その中で、僕が出した結論は「答えから見ていこう」という勉強法。答えから暗記していけば、短時間で、一番効率よく結果を出せるんじゃないかと思ったんです。そちらの方法を紹介しているのが、僕の『ずるい勉強法』『ずるい暗記術』(共にダイヤモンド社)という著書です。そんなふうに自己流の勉強法を編み出して、司法試験を突破しました。最初は長時間、勉強していましたが、この勉強法を編み出してからは1日数時間。普通の人の3分の1くらいの勉強時間だったと思います。◎ずるい暗記術の極意当時は1週間に1回、1日かけて本を100冊読む日を作ろうと決めていたんです。本を手に取り、パラパラめくる日ですね。人間って視覚的な効果が強いので、めくるだけで、気づいたら勝手に脳にインプットされているんですよ。それが、試験などでひらめきのように結びついて出てくることがあるんです。視覚記憶って言うんですけど、そういう訓練もしていましたね。それから、ちゃんと考えること。例えば「この法律って何であるんだろう?」という問いについて、目的・必要性からしっかり考えます。この法律はこういう理由から生まれた。だからこう解釈して、このような結論になるんだ、としっかり考えることも大事なので。散歩しながら、テレビを見ながら、お風呂に入りながら、ご飯を食べながら、寝ながら、常に「何で?」って考えるんです。仕事も同じで、結果が出る人間には、結果が出る人間の行動と思考方法があります。もし頑張っても結果が出ないなら、結果の出る人間から学び、その真似をしながら、何で自分は結果を出せないんだろう?と考えることが大事です。そうすることで、その人も結果を出せるようになっていくはずです。常に他人から謙虚に学ぶ、真似るという姿勢はすごく大事だと思います。◎モチベーション維持の秘訣は?自分の夢や情熱をちゃんと持ち、語り続けること。夢というのは形式的な欲求と本能的な欲求が大事だと思っていて、僕の場合、本能的な欲求は「人にモテたい」だったんです。キレイな女の子と付き合いたい。まあ、モテない男の発想ですね。形式的な欲求は「人助けをしたい」。自分の本能的な欲求と形式的な欲求を組み合わせることによって、これが僕のエネルギー源になったのかな、と。この2つの欲求があったからこそ、ずっと動き続けられたんだと思っています。こういった欲求に向き合うことが大事なんです。かっこつけない欲求ですね。人間って誰でも必ず欲求があるんですよ。「幸せになりたい」でも「お金持ちになりたい」でもいいんですけど、その自分の欲求と向き合うこと、それを表に出すことが大事です。人に馬鹿にされても、下世話と言われても、それが本能的な欲求ならモチベーションを高める最大の要素になるんです。そこから逃げちゃいけないと思います。Q.7 司法修習生時代のことを教えてください司法修習とは、司法試験に合格した人が1年間受ける研修です。はじめの8ヶ月は各都道府県に散らばって、裁判所、検察庁、弁護士事務所の研修を受けます。その後、埼玉の和光で2ヶ月研修して、最後にもう1回試験を受けました。これが通称「2回試験」と呼ばれるものです。弁護士事務所でお世話になった場合、弁護士の先生が立たれる裁判を見学したり、実際の記録を見て勉強したり。裁判所に行けば、実際の事件に携わって裁判官と一緒に勉強します。検察庁に行ったら、取り調べを経験したり、司法解剖の立会いをしたりします。あとは刑務所の見学も。そういった、いろいろなことを経験させてもらいましたね。だけど自分にとっては最悪と言っても過言ではない1年間でした。集団行動が合わなかったんです。人を引っ張るのは好きだけど、誰かの下で集団行動をするのは苦手だったみたいで。弁護士事務所でお世話になった先生は今でも本当に尊敬していますが、その他の研修先の一部の担当官ととにかく相性が悪くて、しょっちゅう怒鳴られたし、焼肉の焼き方、シュークリームの食べ方まで違うと長時間にわたり説教されたり、いま思えばあれこそが「パワーハラスメント」ですね。地獄でした(苦笑)。かけがえのないメンバーと出会えたことには感謝していますが、司法修習はもう2度と受けたくないですね。Q.8 弁護士の仕事をする中で、やりがいを感じることとは?やはり、笑顔や人と人の絆を守れる、誰かを助けられるというところに一番のやりがいを感じています。もちろん、敵味方に分かれて戦うこともあるし、相手方のことを考えた上で円満に解決するケースもある。理不尽な立場の人たちを助ける場合もあります。そういう、弁護士にしかできない仕事にもやりがいを感じますね。法教育で、子どもたちを加害者にも被害者にもしないための「法教育」も教えているんですけど、この活動にもやりがいを感じます。僕がテレビに出演している理由のひとつは、みなさんに顔を覚えてもらうこと。多少なりとも知名度があれば、いろいろな学校で「先生、見たことある!」とか「あの番組の法律を監修してるんですね?」と盛り上がるからです。そうすると、法律に興味を持ってくれるきっかけになるんですね。それは結果的に、加害者にも被害者にもならない生き方につながります。また、先ほどお話しした通り、『ずるい暗記術』という勉強法の本を出しているので、勉強に興味を持ってくれる方も増えるわけです。法律や勉強に興味を持てば、その方たちの人生はより豊かになりますよね。そこで僕は、彼ら・彼女らの人生にいかにいい影響を与えられるか、ということを考えているんです。そういうところにもやりがいを感じています。Q.9 悩んでいる人と向き合うときに気をつけていることは?その方自身が本当は何を思っているのか、何を感じているのか。表面的な部分ではなく、本心を知ろうとする努力をしています。みなさん、表面的なことを仰るんですけど、それでは解決に至らないことが多いんですよ。例えば「旦那さんと離婚したい」「彼女と別れたい」と言うけれど、それは決してゴールではないはずです。その先に何を考えているか、という部分としっかり向き合うことを大事にしています。そのためにも僕自身の思考ではなく、クライアントの思考になること。これを重要視していますね。とにかく話を聞いて、服装から、髪型から、視線から、全身から…すべてから出る SOSを受け止めようと頑張ります。◎ときにはぶつかることも恐れないよりよい方向に向かうために、ときにはクライアントとぶつかることも恐れません。僕が本気で意見を言ったためにケンカになったこともあります。「本当にそう思ってる?」「目先の問題を解決するだけでは違うからね」と言って、徹底的に話し合うんです。そういう意味では、僕は生やさしい弁護士ではないですね。クライアントが、お金を受け取ったことでちゃんと前を向けるんだったら、喜んで相手方からお金を取ります。でも僕の経験上、お金だけもらっても、その方自身にはきっと虚しさしか残りません。そういった虚しさに気づかせるためにはどうしたらいいか。そう考えているからこそ、僕は常に全身全霊でクライアントと向き合っています。今回は、弁護士になったきっかけや司法試験に向けた独自の勉強法、弁護士という仕事のやりがいなどをお聞きしました。次回は、法廷ドラマと現実の弁護士業の違いが明らかに。また、未婚のアラサー女性が弁護士に相談しておくべき「婚前契約書」って…?プロフィール佐藤大和レイ法律事務所代表弁護士。東京弁護士会所属。弁護士、事務所経営をしながら、「バイキング」(フジテレビ)、「モーニングCROSS」(MXテレビ)など、テレビ、ラジオ、雑誌など多くのメディアに出演。また「リーガルハイ」(フジテレビ)、「緊急取調室」(テレビ朝日)などの人気ドラマ監修も手がける。日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」、厚生労働省「労働法教育に関する支援対策事業」教材作成委員などに携わり、法教育活動にも力を入れている。2017年には「日本エンターテイナーライツ協会(ERA)」を立ち上げ、共同代表理事を務める。著書に、『ずるい暗記術-偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法』(ダイヤモンド社)、『弁護士だけが知っている ムダにモメない33の方法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『二階堂弁護士は今日も仕事がない』(原作、マイナビ出版)などがある。
2018年05月24日日々、忙しく過ごしていると身も心も疲れちゃいますよね。「もうしんどい」「何もしたくない」そんな女性のみなさんに最高の癒しのご褒美=イケメンのインタビューをお届けします。しかも、そんじょそこらの、やわなイケメンではありません。登場するのは酸いも甘いも噛み分けた「大人のイケメン」ばかり!毎週木曜日は、ココロニプロロ編集部が厳選したイケメンたちの人生や仕事・恋愛にまつわるお話に耳を傾けてみましょう。そこにはあなたの恋や仕事に活かせるヒントが隠れているかもしれません。■暗黒時代→彼女が欲しくてヴァンパイア!? そして…第4弾は、テレビでもご活躍の弁護士・佐藤大和さん。知的系イケメンの登場です。知り合いの編集者の紹介でつながったのですが、お話ししているうちに、ココロニプロロで連載中のヒロシさんの顧問弁護士であることがわかり、びっくり!しかも、同じくコラムを連載しているディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとも仲良しなのだそう。いろいろご縁を感じてしまいました。事務所を訪れた編集部スタッフは、佐藤さんの知性あふれる笑顔にキュン!そしてトークに大爆笑!その模様をお届けします!Q.1 簡単に自己紹介をお願いします弁護士の佐藤大和(さとうやまと)です。レイ法律事務所は、10名の弁護士を抱える弁護士事務所で、僕はその代表弁護士をしています。この事務所は、芸能人やアーティスト、スポーツ選手、YouTuberといったエンターテインメントに関わる方々の弁護士としての活動と、芸能事務所や音楽事務所などの顧問弁護士、代理人としての活動をしています。また、学校の退学やいじめ問題や刑事事件、相続問題、男女トラブル、インターネットの風評被害なども扱っている法律事務所です。昨年は、芸能人の権利を守る団体である「日本エンターテイナーライツ協会」を発起人として立ち上げました。今は共同代表理事を務め、エンターテインメントにまつわる法律の成立に向けた活動もしています。◎法教育法教育という形で、全国の小学校、中学校、高校、大学に行き、被害者にも加害者にもならないように、SNSのセミナーやハラスメントのセミナーなどをさせていただいております。なお、厚生労働省の「労働法教育」に基づいて、大学生に向けた労働法教育の教材を作成したり、今年も「過重労働」をテーマに、講演会や検討会を行う予定です。◎執筆業&メディア出演の顔も!会社経営と弁護士のほかに、本の執筆や法律系のドラマの監修もさせてもらっています。そのほか、『バイキング』(フジテレビ系)や『モーニングクロス』(MXテレビ)などのテレビ番組にも出演させていただいています。◎弁護士が経営する不動産仲介会社今後は、不動産仲介会社をつくる予定です。芸能人のセカンドキャリアなどを応援しつつ、芸能人や若い人、例えば大学生などをターゲットに、弁護士が経営している不動産会社だから安心・安全という点をアピールして、不動産の仲介などをしていきたいと考えています。Q.2 子どもの頃の将来の夢は?◎お店を持つお店屋さんを持つことです。今、レイ法律事務所の経営をしていますし、ほかにも会社を持っているので、そういう意味では「お店を持つ夢」は実現できたのかなと思っています。◎戦隊ヒーローもう一つ、戦隊ヒーローもののレッドになるのも夢でした。人助けをする…それは弁護士となったことで叶ったのかなと。◎ラーメン屋さんそしてラーメン屋さんを開くこと!これが僕の小学校の頃の夢だったんですよ。今はまだ実現できていないのですが、不動産会社を立ち上げて大きくした後、ラーメン屋さんを開業します!地元の石巻で、地元の海鮮物やにんにくを使ったラーメンをつくりたいと思っています。それが僕の夢です。Q.3 10代後半の頃はどんなことをして過ごしていましたか?◎暗黒の高校時代金髪で、とてもダメな少年時代でしたね。今とは真反対。努力するのがイヤ、人に合わせるのもイヤ、人の約束は破って当たり前。そういう、自己中心的でわがままで、人の痛みにも悲しみにも共感できない人間でした。これが僕の10代です。高校は一応、進学校に行きましたが、成績は学年ビリでしたし、当時は “3馬鹿の1人”と呼ばれていました。高校2年生のとき、先生に「国立大学に行きたい」って言ったら「佐藤くん、夢は寝てから見るもんだよ」と言われるくらい。何をやってもダメ。スポーツも勉強もできないし、彼女もできない。すべてができない。やさぐれていましたね。人には“僕にとっての暗黒時代”って言ってるのですが、何もかもが負の連鎖って感じでした。他人を認められない、信じられない、自分を信じられない。かと言って努力もしない。19歳の頃、大きな転換期が来るまではそんな少年時代でしたね。◎転換期その1きっかけのひとつは母親が倒れたこと。母親が一生懸命、働いて稼いだお金を、いかにムダに使っていたか。「おこづかい、おこづかい」と言って、稼ぐつらさ、大変さをわかっていなかったんです。母親以外は父親と男兄弟の、男3人という家だったので、やっぱり母親が倒れるってことは、当時の自分にとってはインパクトが大きかったんでしょうね。それで人生観が変わったかな。もっとちゃんとしなければ、と思ったんです。◎転換期その2もうひとつは、大学時代にボランティアサークルの部長になったこと。そのときに、初めて人前に立つことを勉強させてもらって。ボランティアというのは、自分勝手にやるのではなく、人のことを考えて自発的に行動することなんですよね。そういったことをしっかり学べたのが22歳のときです。そこから人生が変わっていきました。そのほかにもいくつか転換期はあります。例えば司法試験に合格したことや、今の事務所のメンバーと出会えたこともそうですが、すべてよい方向に動いているのかなと思っています。◎学生時代はさまざまなリーダーを経験大学時代に入ったのは「献血推進サークル・ヴァンパイア」というサークルです。「献血、お願いします」と呼びかけたり、献血に来ていただいた方のお子さんと遊んだりしていました。その頃、塾講師のアルバイトもやっていたので、子どもと触れ合う機会がすごく多かったんです。そこから、子どもたちの笑顔を守りたいと思い始めたんですね。サークルの部長をやりながら、ゼミの部長も務めました。そして塾講師の責任者にもなって。複数の場所でリーダーになり、責任を持って仕事をするうちに、いろいろなことが楽しくなってきたんです。モヤモヤが晴れて視界がクリアになったし、コミュニケーション能力も高まって…。リーダーシップも含め、さまざまな能力を、自分と向き合いながら磨いていきました。負けず嫌いというのもあったんでしょうね。そこから自分の中で何かが弾けて、今につながっているのかなと思います。◎彼女欲しさにボランティアサークルへ実は21歳まで女性とお付き合いしたことがなかったんですよ。手をつないだことすらありませんでした。その頃、周りのリア充たちは彼氏・彼女をつくるじゃないですか。僕も「ちょっと女の子の手を握りたい」「女性とお付き合いしたい!」という妄想がふくらんできて 。僕、2浪して大学に入っているから、同級生はみんな年下なんですね。1年生のとき、試しにテニスサークルに入ろうとしたら、2年生の子が僕より年下なんです。そうすると、ちょっとプライドもあったせいかギクシャクするんですよ。それで「サークルはあかんな」と。「でもモテたい!いや、モテたいんじゃない。彼女が欲しい!」みたいな(笑)。そこで、ボランティアサークルだ、と思ったんです。ボランティアなら優しい女性がいるだろうと。大学に看護学科もあったので、きっと僕みたいなイケてない男性にも、手を差し伸べてくれる女性がいるんじゃないかと思って、献血ボランティアサークルに入ったわけです。ところがどっとこい、このサークルには男2人しかいなかった!今でも覚えています。衝撃を受けました(笑)。◎松井くんの情熱に押されて2代目部長にボランティアサークルにはすぐに行かなくなりました。部長と副部長に「佐藤くん、おいでよ」って誘われても、「いやいや行かないですよ」って。そうして半年経ったときに、彼らの引退の時期が来たんです。副部長は松井くんという人なのですが、彼が急に「佐藤くんが引き継がないと、このサークルはつぶれる」と言いました。それを聞いて僕は「別にサークルがつぶれても仕方がない。もともと人数が少ないし」って思いました。すると松井くんは、僕を三重県の亀山までドライブに連れて行ってくれたんです。で、急に丘の上に立って「お前にこのサークルを託したいんだ!」って叫び始めたんですよ。松井くんが「献血というのは、目の前の方ではなく、その先にいる方々の命をつなぐんだ」と。「献血をすることによって人の命が救われる。その人だけじゃなく、家族だったり、友人だったり、かけがえのない方々の人生も救うんだ」ってことを一生懸命語ってくれたんです。そのときの松井くんの姿は、今でも忘れられません。当時、僕は「女の子、女の子」って言ってたんですけど、松井くんの背中にたぎる熱さを感じたときに、人ってここまで熱くなれるんだと思って。「じゃあ、僕が部長をやります!」と、引き継ぐことにしたんです。◎つぶれかけから大規模サークルに発展でも、部長になったときは、サークルには僕しかいませんでした。これはまずいなぁと思って、同級生に声をかけて。協力してくれる友だちと近くの大学の人や1年生に声をかけているうちに、あっという間に40人規模のサークルになったんです。近くの県立看護大学にもサークルをつくりました。いきなりでっかいサークルになったんですね。そうすると、みんなが部長である僕を頼ってくるので、献血番組のラジオやテレビ出演を取ってきたり、WEB掲示板をつくって全国の献血サークルと協力したり。急に何かに目覚めたようにアグレッシブになったんです。そこから人前に立って話すとか、新しい企画を立ち上げる、といったことが好きになっていったんでしょうね。学長に「もっと学生ボランティアを推進すべきだ」と言いに行ったこともあります。そうしたら「佐藤くん、団体をつくりなさい」と言われて、ボランティアサークルと大学を結ぶ「学生ボランティア推進協議会」というのをつくることになったんです。スイッチが入っちゃったんですね。そこで180度、人生が変わりました!松井くんに出会わなければ、僕はきっとここにはいないでしょう。すべての人生が人とのご縁によって生まれているなと思っています。Q.4 尊敬している人は?やっぱり松井くんかな。僕の人生を変えた1人なので、尊敬しています。あのときの松井くんの情熱が、未だに僕の心に火をつけたままですからね。経営者として尊敬しているのは Facebookのマーク・ザッカーバーグ。経営者のスタイルとして彼を真似しているんですよ。彼の名言「Move fast and break things(素早く行動し破壊せよ)」、つまりスピードで物事を突破すると言ってるんですけど、彼の生き方、考え方をすごく大事にしています。『バイキング』で共演している坂上忍さんから学ぶことも多いですね。坂上さんはすごく幅広く活動されています。キッズスクールの経営をする傍ら、いろいろな番組にメインで出演されていて、仕事に対する情熱と礼儀を大切にする方だと感じています。謙虚なんですよね。謙虚さと礼儀と厳しさを兼ね合わせた方なので、心から尊敬をしています。金髪のやさぐれ暗黒の10代を過ごし、運命の松井くんとの出会いで人生が変わった佐藤さん。次回は、弁護士を目指したきっかけや、司法試験の勉強法などをお聞きしています。お楽しみに!プロフィール佐藤大和レイ法律事務所代表弁護士。東京弁護士会所属。弁護士、事務所経営をしながら、「バイキング」(フジテレビ)、「モーニングCROSS」(MXテレビ)など、テレビ、ラジオ、雑誌など多くのメディアに出演。また「リーガルハイ」(フジテレビ)、「緊急取調室」(テレビ朝日)などの人気ドラマ監修も手がける。日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」、厚生労働省「労働法教育に関する支援対策事業」教材作成委員などに携わり、法教育活動にも力を入れている。2017年には「日本エンターテイナーライツ協会(ERA)」を立ち上げ、共同代表理事を務める。著書に、『ずるい暗記術-偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法』(ダイヤモンド社)、『弁護士だけが知っている ムダにモメない33の方法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『二階堂弁護士は今日も仕事がない』(原作、マイナビ出版)などがある。
2018年05月17日新潟県知事の米山隆一氏が週刊文春の報じた“パパ活疑惑”の責任を取るため、知事の職を辞任しました。 記事の中では複数女性に対して金銭の授受(買春行為)があったとのこと。会見ではこれを認めたものの、相手女性に対しては「お金を払うことで好かれたかった」といわば片思いであったと主張。ツッコミどころ満載であった本報道でしたが、注目がこれほどまでに集まった原因には知事の“凄すぎる経歴”と“出会いの場所”も関係していたように思います。 米山氏は元東大医学部卒で司法試験にも合格した異色の経歴を持つ県知事であり、過去には“天才”と呼ばれていたこともあったようです。経歴だけ見たらエリートで恋愛の場でもモテそうな気がしますが、彼は今回報じられた女性たちとの出会いの場として『マッチングアプリ』を活用していました。 ミスマッチな組み合わせにより、在任時の取り組みよりも注目を高めてしまった本報道。1つ1つの状況をみていくと、実はそこにはエリート中年の“闇”があるのかもしれません。 ■パパ活は本当に流行っているのか? 近年売春や買春行為をよりライトに「パパ活」と称することが多々あります。言葉の意味は曖昧ですが、パパ活とは一般的には20歳以上の男女が援助交際(売春行為)をすることをよりライトに言い換えた造語です。パパ活の種類にはデートや食事だけでお小遣いをもらう場合もあれば、肉体関係の見返りとして金銭をもらう場合も。今回の米山氏もこれにあたります。 一昔前なら“エンコー”と呼ばれ危険行為と思われていたものの、最近はマッチングアプリやSNSを用いたやり取りがおこなわれているといいます。「パパ活」という言葉が流行った2016年以降はバラエティ番組で特集が組まれたりパパ活専用のマッチングアプリがリリースされたりと、注目は今も高まっているといえます。 ちなみに筆者の友人男性(30代)はSNSで「出会いが欲しい」「夜が寂しい」的なことをつぶやいたら、パパ活希望女子と思われる女性から連絡がきたことがあったといいます。このように最近のSNSでは、女性から積極的な営業活動を行っている場合もあるようです。 フットワークの軽さに驚愕しますが、とはいえ仕事として考えると水商売とは異なり自己責任で全てを行わなくてはいけない点は危険度が高い。また長期的な収入源として女性が活用するには、まったくもって利害が一致してないなと個人的には思います。 ■なぜエリート中年が出会い系に救いを求めたのか「エリート知事が出会い系でパパ活をやっていた」 このインパクトが世間の感心を集めるのは理解出来ますし、一撃で米山氏の在任中の功績がくすんでしまうのは残念ではあります。しかし世間一般的には「頭が良くて高収入な男性はモテる」といわれているため、違和感を覚えた人もいるのではないでしょうか。 エリート男性は経歴重視の女性にモテがちというのは事実なのですが、中には当然あぶれてしまう男性もいます。モテない理由は人それぞれです。ただモテないという事実が突きつけられた後もこんな気質や考えを持って生き続けてしまうと、頭がよくても異性関係で挽回するのが難しいように思います。 ・頭の良さに女性がついてこられないと思っている 簡単に言うと「俺は頭がいい」を常にひけらかして女性と接する男性は、どんなに年収がよくて頭がよくても経歴が素晴らしくても女性に嫌われます。むしろこのタイプは見下していることを言葉の端々に無意識に匂わせていることがあり、女性に“モラハラされている”と感じさせてしまっている可能性があります。 過去出会った実例を挙げてみましょう。東大卒で上場企業の会社員男性と付き合っていた女性は何か間違うたび「こんな簡単なこともわからないの?」「本当キミっておバカさんだな」と小さく小さくディスられ続け、それが辛くて別れたのだとか。 頭がいいことは凄いこと。でももっと凄いのは頭がいいことを自覚した上で、自分と異なるタイプを見下すことなく受け入れる器の広さを持った人だと思うのです。 ・学歴や年収がよければ女性はいつだって見つけられる 年収がよくて経歴も肩書も凄ければ、たしかにそれで寄ってくる女性はいます。でも結局その先の人間性に問題があると思われたら、恋愛というのは成立しません。しかし頭が良い人の中には「経歴や年収が良いとモテる」という事実を合理的に捉えすぎた結果、「そこさえしっかりしていれば女性は来る」と結論づけてしまう場合もいるようです。 過去出会ったエリート独身男性の発言をご紹介すると、彼女とか作らないんですか?という質問に「だって僕が婚活したら、それなりに女性は集まってくるじゃないですか」と平然と答えていました。ちなみにその方はすでに40代中頃。キャリアはしっかりしていても、恋愛に対する考え方は大きな誤りがあるように思います。 恋愛は上手くおこなおうとすれば、自分に対する自信と寄り添おうとする謙虚さという相反する2つの要素が必要です。これらのバランスを崩すと自分の凄さにあぐらをかき、お金や肩書で解決してしまうことでしょう。でも女性は安心感という意味でお金や肩書きを求めるいっぽう、それよりも精神的な安心感のほうが優先順位は高かったりします。頭がよすぎるゆえの勘違いはいいことがありません。 辞任をした米山氏は今後医者になるのか弁護士になるのか、それともまた別のタイミングで政治家として復帰するのか。いくらでも道があるように思いますが、どの道に進んだとしても彼を支える優しき女性に今度は出会えるよう祈りたいと思います。
2018年04月29日弁護士・湯川久子さん(90)は’57年、29歳のときに福岡市で開業。九州で第一号の女性弁護士だった。それから60年余り。離婚問題や相続問題を中心に、扱った事件は優に1万件以上。卒寿を迎えたいまも現役で仕事を続けている。 湯川さんは’27年、熊本県に生まれた。8人きょうだいの次女で、父はやり手の弁護士、母は専業主婦だった。両親にかわいがられ、無邪気に少女時代を過ごしてきた。ところが10歳になるころ、その天真爛漫な表情に影がさす。母が急逝したのだ。 「前年の末に妹を出産したのですが、産後の肥立ちが悪く、そのまま亡くなってしまった。私はまだ4年生でした」 家の中は、たちまち火が消えたようになった。時を同じくして、日本も暗い時代に突入する。同年、日中戦争が勃発したのだ。 「大人も子どもも皆、日本が絶対勝つと信じてましたよ」 湯川さんが女学校に進学して間もなく、一家は中国・上海に移住。大都会の上海は、戦争景気に沸いていた。しかし、日本の戦況悪化とともにバブル景気は衰退。日本は負け、湯川さんは家族とともに故郷・熊本に引き揚げた。 「戦争に負けたのはショックでしたが、アメリカさんのおかげで日本も男女共学が始まって。私は父に『東京の大学に行きたい』と宣言しました。父は『法学部に行って弁護士か裁判官になるなら大学に行ってよし』と」 湯川さんは中央大学法学部に進学。女子学生は、わずかに4人だった。大学を卒業した湯川さんを待っていたのは、鬼教官と化した父のもとでの、司法試験の猛勉強だった。 「司法試験合格が大学に行く条件でしたからね、1日10時間、机に向かわされました。さらに、福岡の大学の研究室でも勉強を続け’54年、やっと司法試験にパスしました」 この試験勉強の最中に、運命の出会いがあった。 「大学の先生の助手に、ひと目ぼれしちゃったんです」 相手は5歳年上の洋さん。彼もまた法曹界を目指し、司法試験に挑んでいた。湯川さんが司法試験をパスした翌年の夏、2人は結婚。湯川さんは27歳だった。 「でも夫はまだ試験に通っとらんかったから、結婚も『合格するまで待ってくれ』と言われたんやけど、私は『待てん』と答えて(笑)。でも結局、待たんでよかったです。夫はそれから10年受け続けたのに、通らんかった。私と違って頑固なんが、いかんかった(笑)」 やがて長男、長女と2人の子宝にも恵まれた。 「夫は司法試験を諦めてから、恩師の口利きで大学で法律を教えましたが、それまでの10年間は、私が大黒柱。きつかったですよ。新米の私の、弁護士報酬だけですからね」 夫は、イクメンやカジダンとは程遠い“ザ・九州男児”。たとえ収入がなくても家事や育児はしない。弁護士の仕事に加えて、家事育児の一切を湯川さんが担った。 「でも、休日にはドライブに連れて行ってくれたり、いい夫でしたよ。その車ももちろん私が買いましたけど(笑)。友人や親戚に愚痴をこぼすと『それはほれた弱み、しょうがないよ』って、逆に冷やかされました。なんといっても、いい男やけん(笑)」 ’57年、弁護士として開業すると、湯川さんは地元のちょっとしたスターになった。“九州初の女性弁護士”には取材が殺到。地元紙ではコラムの連載も持った。その土地柄か、九州第二号の女性弁護士の登場まで、10年がかかった。湯川さんの30年後輩で、長年の仕事仲間である稲村鈴代弁護士が言う。 「女性弁護士が出始めてから、湯川先生は毎年、女性の新人に声をかけて一緒に仕事をしていました。私もそうやって経験を積ませてもらったんです。母に『湯川先生と一緒にやらせてもらえる』と伝えたら、大喜びでした。先生と同世代の九州女にとって、弁護士第一号の湯川先生は、憧れの存在だったんです」 稲村弁護士は湯川さんの「じっくり聞く」姿勢が、大いに勉強になったと話す。 「離婚の相談に来られる方は、混乱状態にあります。伴侶の浮気発覚の直後だったり、暴力を振るわれていたりで、パニックを起こしている人もいます」 概して、依頼者の最初の相談は、話が堂々巡りになる。 「そんなときでも、じっくりと聞くのが、湯川先生の素晴らしいところ。男性ベテラン弁護士のなかにはそうじゃない方もいるようですが……」 言いよどむ稲村弁護士の言葉を湯川さんが継いだ。 「男性弁護士に『“せからしかね、あんた、さっきから同じことばかり言いよろうが!”と怒られて……』と、泣きながら来た依頼者もおったね」 湯川さんは、同じ話が何度続いても、そのまま語らせる。 「男性は、理詰めの話は上手よ。でも、依頼者は説教を聞きたいわけじゃない。もともと、女の人の話というのは、話が出たり入ったり、いろいろありますでしょ。私はそういう話に慣れているから、ずっと聞いてられるのね。でも、男も女も、依頼者はそうやって、何度も同じ話をしながら、自分の気持ちに徐々に整理をつける。こちらは聞いているだけで、依頼者はおのずと結論にたどり着くとです」 離婚や相続といった“家事事件”では、結論を依頼者本人が出すことが重要と、湯川さんは考える。そして、依頼者の長い話に付き合ったのち、彼女はこう声をかける。「あなた、自分がどうしたいか、もうわかってるじゃない」。 「私たちが先回りして結論を示してしまえば、時間は短く済むかもしれません。だけど、本人が本心から受け入れていなければ、本当に幸せな解決にはならない。だから、まずはこちらが、相手を信用して話を聞く。それが依頼者のかたくなな心を解きほぐす、そう私は信じているんです」
2018年04月23日「あなたも、もっと早う、来とったらよかったのにねぇ」 取材の夜。九州最大の繁華街・天神のステーキ店で、カウンター席に並んで座る記者に向かって、彼女はこう言って笑った。 「90歳を過ぎたら、おしまいね(笑)。もうね、どんどん、忘れちゃうの。だから、私を取材するなら、せめてあと5年、早く来とかな、だめよ」 目の前の鉄板で、200グラムの肉の塊がジュージューと音を立てはじめた。シェフから焼き方を問われると、にっこり笑って、「中くらいで!」。 弁護士・湯川久子さん(90)は’57年、29歳のときに福岡市で開業。九州で第一号の女性弁護士だった。それから60年余り。離婚問題や相続問題を中心に、扱った事件は優に1万件以上。卒寿を迎えたいまも現役で仕事を続けている。 湯川さんの声は、喧騒に包まれる店の中でも、よく通った。湯川さんの趣味は能楽。弁護士になってすぐ宝生流の先生について、「仕舞(踊り)」や「謡(歌)」の稽古を始めた。高じて自宅に能楽の稽古場まで作り、能舞台にも何度も立ってきたほどの熱の入れようなのだ。 張りのある声に、ピンと伸びた背筋……とても90歳には見えない。きれいにそろった白い歯は、すべて自前。少しグレーがかった黒髪も地毛のままで、染めてすらいないという。 湯川さんが弁護士になったのは昭和30年代のこと。男尊女卑が当たり前の時代、なかでもその風潮が強い九州だ。完全な男社会の法曹界に、女性として初めて飛び込んだ苦労は、並大抵ではなかったはずだがーー。 「言ったでしょ。昔の苦労なんて、もう全部、忘れちゃったのよ」 こう言って、ぺろっと舌を出して笑うと、焼きあがったばかりのステーキを、自慢の歯でペロリと平らげた。 湯川さんは’27年、熊本県に生まれた。8人きょうだいの次女で、父はやり手の弁護士、母は専業主婦だった。両親にかわいがられ、無邪気に少女時代を過ごしてきた。ところが10歳になるころ、その天真爛漫な表情に影がさす。母が急逝したのだ。 「前年の末に妹を出産したのですが、産後の肥立ちが悪く、そのまま亡くなってしまった。私はまだ4年生でした」 家の中は、たちまち火が消えたようになった。 「生まれたばかりの赤ん坊を含め、子どもがごろごろおりますから、父は相当困っとったのでしょう。親戚の勧めで、夫を亡くしていた母の妹が、母が死んですぐ、私からしたら叔母が、新しい母になったんです」 継母には2人の子がいた。いとこたちが湯川さんの新しい姉と妹になった。 「新しい母はどこか冷たい感じがしたし、一つ違いの新しい妹は勝ち気で私とよくぶつかって。わがままいっぱいに育った私は、だんだん暗くなっていきました」 時を同じくして、日本も暗い時代に突入する。同年、日中戦争が勃発したのだ。 「大人も子どもも皆、日本が絶対勝つと信じてましたよ」 湯川さんが女学校に進学して間もなく、一家は中国・上海に移住。大都会の上海は、戦争景気に沸いていた。しかし、日本の戦況悪化とともにバブル景気は衰退。日本は負け、湯川さんは家族とともに故郷・熊本に引き揚げた。 「戦争に負けたのはショックでしたが、アメリカさんのおかげで日本も男女共学が始まって。私は父に『東京の大学に行きたい』と宣言しました」 向上心に燃えていたわけではない。折り合いの悪い新しい母や姉妹がいる家から、逃げ出したかったのだ。 「父は私のもくろみを見抜いていたんでしょう。文学少女だった私に、『法学部に行って弁護士か裁判官になるなら大学に行ってよし』と」 家を出ることを優先し、しぶしぶながら中央大学法学部に進学。女子学生は、わずかに4人だった。大学を卒業した湯川さんを待っていたのは、鬼教官と化した父のもとでの、司法試験の猛勉強だった。 「司法試験合格が大学に行く条件でしたからね、1日10時間、机に向かわされました。さらに、福岡の大学の研究室でも勉強を続け’54年、やっと司法試験にパスしました」 この試験勉強の最中に、運命の出会いがあった。 「大学の先生の助手に、ひと目ぼれしちゃったんです」 相手は5歳年上の洋さん。彼もまた法曹界を目指し、司法試験に挑んでいた。湯川さんが司法試験をパスした翌年の夏、2人は結婚。湯川さんは27歳だった。 「でも夫はまだ試験に通っとらんかったから、結婚も『合格するまで待ってくれ』と言われたんやけど、私は『待てん』と答えて(笑)。でも結局、待たんでよかったです。夫はそれから10年受け続けたのに、通らんかった。私と違って頑固なんが、いかんかった(笑)」 やがて長男、長女と2人の子宝にも恵まれた。 ’57年、弁護士として開業すると、湯川さんは地元のちょっとしたスターになった。“九州初の女性弁護士”には取材が殺到。地元紙ではコラムの連載も持った。その土地柄か、九州第二号の女性弁護士の登場まで、10年がかかった。湯川さんの30年後輩で、長年の仕事仲間である稲村鈴代弁護士が言う。 「女性弁護士が出始めてから、湯川先生は毎年、女性の新人に声をかけて一緒に仕事をしていました。私もそうやって経験を積ませてもらったんです。母に『湯川先生と一緒にやらせてもらえる』と伝えたら、大喜びでした。先生と同世代の九州女にとって、弁護士第一号の湯川先生は、憧れの存在だったんです」 昨年秋、湯川さんは長年の弁護士生活で培った生きる知恵を1冊の本『ほどよく距離を置きなさい』(サンマーク出版)にまとめた。すでに12万部を超えるベストセラーだ。湯川さんは本の中で、長生きで得た歳月を「ご褒美の時間」と呼んでいる。それは、「長生きは楽しい」という単純な意味ではない。 「年を取るのは、やっぱりつらいよ。体はしんどいし、聞いたそばから忘れてしまうし。でも、みんなそうなんだから。しょうがないと思えば、大丈夫なものよ。それにね……」 湯川さんは、継母から「長生きのご褒美」を受け取ったという。長年のわだかまりが、継母の晩年に解けたのだ。 「厳格な父の後妻となった継母の苦労は並大抵ではなかったはず。でも、子どもだった私は自分のことばかりで、ずいぶんひどいことも言ったでしょう。それでも、私が司法試験に合格したときは誰よりも喜んでくれた。いまとなっては『母』といって思い浮かぶのは実の母ではなく、2番目の母の顔なんです」 湯川さんは継母にずっと仕送りを続け、時間が許せば顔を見に出かけた。継母が長生きしてくれたおかげで「関係を結び直すことができた」と、湯川さんはいま、とても心穏やかだ。 そして、湯川さんが長生きしたことで、6年前に他界した最愛の夫から、いまも“ご褒美”が届けられている。 「大学教授だった夫の遺族年金に、ずいぶん助けてもらっています。あと4年生きれば、私が養っていた新婚時代と、夫の遺族年金をもらう期間が、おあいこになるとですよ」 こう言って、湯川さんは無邪気に笑う。 「だから私、あと4年は、長生きせんといけんの!」
2018年04月23日カンニング竹山(47)が4月22日放送の「アッコにおまかせ」(TBS系)に出演。米山隆一元新潟県知事(50)の女子大生“買春”騒動について、持論を述べた。 米山元県知事は東京大学大学院在学中に医師免許を取得し、司法試験にも合格。卒業後には、ハーバード大学付属マサチューセッツ総合病院の研究員を務めていた。16年10月、新潟県知事選に初当選。しかし今月19日、今回のスクープにより辞職。米山元県知事は複数の女性との援助交際について、事実関係を認めている。 華やかな経歴を眺めながら、同番組のMCを務める和田アキ子(68)は「女子大生にはその気はないのに……男ってバカだねぇ」と発言。すると竹山は、米山元県知事が会見で「中年男性がのぼせ上がったということなんだと思います」と謝罪したことついて、こうコメントした。 「結局どんなに学が良くて頭が良くても、人間ってね、恋には勝てないんですよ。恋ってそういうことなんですよ」 続けて、ゲスト出演していた須藤凛々花(21)も“恋”を容認する発言をした。 「その通りです。禁止されて我慢できる恋は恋じゃない」 しかしネットでは竹山と須藤の「恋だから仕方がない」というスタンスに、否定的な声が上がっている。 《大方は理性が勝つし、ましてや金で買うものではない》《相手が複数だから恋とは違う気がするけど》《道徳と色恋を秤にかけりゃ、道徳が重たい人間の世界……じゃない?》 また《自由すぎる感じに共感が持てない》といったコメントも。さらに米山元県知事について《恋ではなく、さみしさに勝てなかったのならまだわかる》といった声も上がっていた。
2018年04月23日お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(44)が1月13日、センター試験を受験したことを自身のTwitterで報告した。 田村は昨年9月青山学院大学受験を表明しており、2月の本試験を前にセンター試験を受験。 Twitterで、「センター試験終わりました!はじめての試験会場に困惑、緊張…」と感想を述べ「出来るだけ他の受験生に迷惑をかけないように、気づかれないよう息をひそめながら受験しました!僕に気づいたのは試験官だけだと思う。たぶん…」と報告した。 さらに、田村は試験終了後インターネットテレビ局AbemaTVの番組「偏差値32の田村淳が100日で青学一直線」に生出演し、「収録でもあんまり緊張しないんだけど、すごい緊張が高まって、めっちゃお腹が痛くなった」と感想を述べた。また、試験での時間配分について「日本史は大丈夫だったけど、英語がまったく足りなかった」と明かした。 これに対しファンは「いくつになってもどんな環境でも頑張り続ける姿勢、尊敬します。努力が報われますように!」「勉強だけじゃないですもんね仕事しながら努力されてる姿に関心と応援してます!」「お疲れ様でした。いい大人ががむしゃらに勉強するのかっこいいです」「とりあえずセンター試験お疲れさまでした。人に見つからないように努力しないといけないのも神経使うし大変でしたね。そういう意味では他の受験生よりも大変だったかも。次は2月!まだまだ頑張ってください」などの反応を見せている。
2018年01月14日「主婦にとって、いちばん“身近な犯罪”が万引きだと思います。データには『主婦』というくくりはないので、『成人女性』で見てみると、ブランド物など高額な品を盗むという傾向がみられます。しかも近所ではなく、家からなるべく遠いところで盗むことが多い。さらに、防犯カメラや警備員が存在しない店舗を調べたうえで、犯行に及んでいるケースも。高齢者であれば認知症の場合もありますし、子どもなら善悪の判断がまだついていないこともありますが、成人女性は“確信犯”が多いです。さらに言えば、万引きに手を染める女性のなかには、『家族と暮らしている』『家族を生きがいにしている』という人が多いというデータもあります」 こう話すのは、弁護士・菊間千乃さん(45)。『めざましテレビ』やバレーボール中継のMCなどで活躍する人気アナウンサーだった彼女が、フジテレビを退社したのは10年前の’07年。’10年には司法試験に合格し、さらに現在は、NPO法人「全国万引犯罪防止機構(以下・万防機構)の理事兼広報・政策委員長として万引き防止活動に力を注いでいる。 万防機構には小売業界の多くの店舗、協会のほか、警備会社なども加盟。地域の警察との連携も図りながら、万引きされない店作りや転売防止対策の働きかけなどを行っているという。 「被害弁償を行って謝罪すれば許してもらえて警察沙汰にならない、被害金額が軽微であれば不起訴になる、せいぜい罰金刑で済むと考えている方もいるかもしれません。しかし、転売目的であったり、手法が悪質な場合は、初犯であっても懲役刑となり、事案によっては実刑となることもあります。また窃盗罪を行った際に、追いかけてきた店員さんを振り払おうと暴力をふるえば、強盗と同様に扱われ、事後強盗罪という重い犯罪になることもあります。また、当然家族には知られてしまいますが、大切な家族からの信頼を失うのは、主婦の方にとって、いちばん大きな代償ではないでしょうか」(菊間さん・以下同) なかには、あまりに悲惨な結末を迎えたケースも……。 「2歳の子を持つ主婦が万引きで実刑判決を受け、2年に満たない刑期を受ける前日に自殺してしまったという事案があります」 ここまでのケースはまれとしても、自己犠牲が美徳とされる日本女性は誰もが罠に陥ってしまう可能性があるという。 「主婦の方は、皆さん頑張っていますよね。家族が疲れて帰ってくるのを全部受けとめて、慰めて……。そこにママ友やPTA、近所との付き合い、パートをしていれば、仕事のストレスまで加わって、もう本当に大変ですよね。しかも現代の女性って、『母としても、妻としても、職場でもいい女』であることがもてはやされています。でもそれが成立するのは周囲にたくさん手伝ってくれる人がいる一部の人だけで、一人で何もかもというのは絶対無理です。何もかも完璧にやろうとしてストレスをためこんで、犯罪に手を染めてしまったら元も子もありません。追い詰められそうになったら、どんどん手を抜く。どうか自分で自分を甘やかしてほしいですね」 万引きの罠に陥らないためには、家族だけではなく自分自身を大切にすることが必要なのだーー。
2017年10月18日「最近、政策委員長も兼ねることになりまして……。やることが増えましたねぇ(笑)」 そう語るのは、弁護士・菊間千乃さん(45)。『めざましテレビ』やバレーボール中継のMCなどで活躍する人気アナウンサーだった彼女が、フジテレビを退社したのは10年前の’07年。’10年には司法試験に合格し、さらに現在は、NPO法人「全国万引犯罪防止機構(以下・万防機構)の理事兼広報・政策委員長として万引き防止活動に力を注いでいるという。菊間さんが、万引きの実態について解説してくれた。 「万引きの再犯率は約50%と、非常に高いのです。国選弁護などで窃盗犯の担当となれば、本人に反省を促すいっぽうで、なんとか罪が軽くなるように活動をします。しかし、弁護により罪を軽くすることが、再犯につながっているのかもしれないとも感じていました。万防機構は『万引きそのものをなくす』ことを目指していますので、犯罪そのものを減らしたい、という私の弁護士としての信念と同じだと思いました」(菊間さん・以下同) 万防機構には小売業界の多くの店舗、協会のほか、警備会社なども加盟。地域の警察との連携も図りながら、万引きされない店作りや転売防止対策の働きかけなどを行っているという。 「日本では殺人や傷害なども含めた刑法犯罪全体の件数が減少しているなか、窃盗罪である万引きは、ほとんど減っていません。そのため割合としては増え続けていて、’00年が4.6%だったのに対し、’16年には倍以上の11.3%になっています。フリマアプリやインターネットオークションが普及したことで、個人情報を明かさず転売しやすくなったことが、原因のひとつかもしれません」 そしてもう1つの傾向は、高齢者の万引きが増えていること。’12年に、万引きで捕まる人の割合が少年と高齢者で逆転したのだ。 「『東京万引き防止官民合同会議』の資料によると、高齢者の犯行は、近所のお店で1000〜2000円程度の食料品を盗むケースが多いんですよ。でも、貧しいからではなく、みんなそれを買えるだけのお金を持っていることが多い。特に高齢男性の場合は交友関係がなく、一人暮らしの方が多いというデータがあります。ずっと家にいて会話をする相手もいなくて寂しかったから万引きしてしまった、ということ言う人もいます」 では、主婦と万引きは無関係かというと、決してそうではないという。 「むしろ主婦にとって、いちばん“身近な犯罪”が万引きだと思います。データには『主婦』というくくりはないので、『成人女性』で見てみると、ブランド物など高額な品を盗むという傾向がみられます。しかも近所ではなく、家からなるべく遠いところで盗むことが多い。さらに、防犯カメラや警備員が存在しない店舗を調べたうえで、犯行に及んでいるケースも。高齢者であれば認知症の場合もありますし、子どもなら善悪の判断がまだついていないこともありますが、成人女性は“確信犯”が多いです。さらに言えば、万引きに手を染める女性のなかには、『家族と暮らしている』『家族を生きがいにしている』という人が多いというデータもあります」
2017年10月18日*画像はイメージです:ある大学の名誉教授が日本語ワープロ検定の試験問題を事前に受検者に漏洩していたとの報道がありました。問題の漏洩や受験者のカンニングなどはしばしば発覚しますが、法的にはどういった問題点があるのか解説してみたいと思います。 ■問題漏洩にはどんな法的問題があるのかまず、今回の日本語ワープロ検定試験を主催しているのは同試験の検定協会である民間の機関です。これを前提として、試験問題の漏洩によりどのような被害が誰に生じているかについて考える必要があります。本件の漏洩行為により被害を被っているのは、この日本語ワープロ検定試験を実施している検定協会自体です。一般的に検定試験は、合格者に一定の能力を有することが保証されることに社会的意義が認められます。しかし、試験問題の漏洩行為が行われることにより、試験が有する適正な審査基準という機能が失われ、試験の信用性や社会的価値が損なわれることになります。その結果、検定試験の受験者が減少し、これを主催者の事業活動に支障をきたす場合があります。このような、人や法人の業務を妨害する行為について、刑法は、「虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて人の業務を妨害した者は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する(刑法233条後段)」と定めています(業務妨害罪)。特に本件では、偽計を用いて業務を妨害したとして、偽計業務妨害罪(刑法233条後段)が成立します。 ■偽計業務妨害罪とは偽計業務妨害罪について詳しく触れてみたいと思います。まず、この「偽計を用い」るとは、人を欺き誘惑し、または他人の無知や錯誤を利用することを指します。「偽計」というためには、他人の適正な判断又は業務の円滑な実施を誤らせるに足りる程度の手段、方法であることを要します。一般的な例としては、メーカーの販売する商品の品質について事実とは異なる誹謗中傷を行ったり、また会社へ繰り返し迷惑電話をかける行為などが挙げられます。今回の行為も、試験が行われる前に試験問題を漏洩することによって、試験の実施という業務の円滑な遂行を妨げているため、この「偽計」行為に当たります。また、試験問題を漏洩した者は、必ずしも試験主催者の業務を妨害してやろうという意思で漏洩行為を行ったわけではなく、生徒や受験者を合格させたいという気持ちでこのような行為に出たのかもしれませんが、行為の結果業務が妨害されることを認識していたのであれば、やはり本罪は成立します(「未必の故意」といいます)。 ■漏洩した試験問題により違いはあるのか次に、漏洩した試験問題を主催する機関の性質によって成立する犯罪が異なってきます。例えば、国家公務員法では「職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない」(法第100条第1項)と定めているところ、漏洩した者が国家公務員であるような場合は、この守秘義務違反行為を行ったとして、国家公務員法違反が成立します。また、例えば医療に関する資格試験などについては、医師法や歯科医師法で情報漏洩行為を罰する規定が定められており、試験委員等が受験者に試験情報を漏洩した場合にはこれらの規定が適用されることになります。なお、情報漏洩に伴う行為として、試験問題を管理している場所から問題用紙や解答を権限なく勝手に持ち去ったりするなどの行為については、建造物侵入罪(刑法130条)や窃盗罪(235条)等により、当然に処罰されます。 *著者:弁護士 渡部孝至(弁護士法人はるかぜ法律事務所代表弁護士。『身近な弁護士』をモットーに、ご依頼者様の目線で親切・丁寧・迅速な対応を行い、リーズナブルなご費用で良質なサービスを提供することを使命としている。)【画像】イメージです*kou / PIXTA(ピクスタ)
2017年10月17日衆院選を前に選挙報道が白熱していますね。この国の行方を案じて、ネットニュースをちょこちょこチェックしている人も多いのでは?ところで最近、政治家の恋愛スキャンダルがやたらと多い気がしませんか?しかも、以前は男性の不倫報道ばかりだったのに、女性のゲスネタが目立ち始めたような。女性議員が躍進するのはうれしいけれど、活躍の仕方を間違えないで…と思うのは筆者だけじゃないはず。■あのセンセイが生まれ持つ星は?国民の代表たる国会議員には、できれば清く正しく、私たちのお手本となるべき存在であってほしいもの。でも、政治家である以前に一人の人間、一人の女性なので、時と場合によっては恋に身を焦がし、周りが見えなくなることもあるでしょう。みなさん大人だし、アイドルじゃないから、大いに恋愛していただいて構いません。ただ、妻子ある男性と深い仲になったりダブル不倫したりするのはちょっと…。報道の真偽は定かではないけれど、火のない所に煙は立たないとも言いますしね。その手の話題で世間を騒がせる女性政治家は、いったいどのような星のもとに生まれたのでしょうか?150以上ある星相タイプで性格・相性・運勢が詳しくわかる島田秀平さん監修の占いサイト『星相』で、ちょっとお騒がせな美人政治家たちを占ってみました。■スピード不倫?な今井絵理子まずはこの方。アラサー以上の人なら、たぶん誰でも知っているSPEEDの元メンバーですね。1995年当時、まだ小・中学生だったにも関わらず、ハイクオリティな歌やダンスで魅せる女子4人のデビューに、かなりの衝撃を受けた人も多いのでは?ボーカルを担当していた今井さんは、結婚・出産・離婚…といろいろな人生経験を積み、2016年7月、参議院議員に初当選しました。が、その約1年後、週刊誌に不倫疑惑を報じられることに…。今井絵理子(1983年9月22日)現在34歳。今井さんの「基本性格(星相)」は、一番強い性質は【夢見る乙女星】でした。こういう性質を持っているから「この恋は運命!?」とか思っちゃったのかもしれませんね。政治家としては超若手だから【若気の至り星】もなるほどって感じだし、【さみしがり屋星】が入っているのも納得。極めつけは【仕事運停滞星】でしょうか…。ちなみに【おやびん星】を持つ人は、「助けてほしいと頼れば何とかしてくれる」「責任と権限を与えるとよく働く」といった特徴があるので、こんなコトにならなければ、政治家として意外といい仕事をしたかも?■初代アニーがW不倫?山尾志桜里美しい名前が印象的な山尾さんは東大法学部を卒業した後、司法試験に合格し、検察官として活躍した超エリートで、ご主人は会社経営者。少女時代は応募者1万数千人のオーディションを勝ち抜き、ミュージカル『アニー』の初代アニー役を射止めたそうです。そんな勝ち組人生を送ってきた山尾さんはこの9月、年下のイケメン弁護士とのダブル不倫疑惑を週刊誌にリークされました…。山尾志桜里(1974年7月24日)現在43歳。山尾さんの「基本性格(星相)」は、一番強い性質は【大吉星】、生まれつき運が良くラッキーな星相です。恵まれている状況が多いので、次第に自信もついてきて、運の良さをさらに生かすこともできるとのこと。これまで勝ち組人生を送ってこられたのは、この星の影響もあるのかもしれません。もちろん【コツコツ星】が表すように勉強家で、【イケイケ星】が示す通り、物事に勇敢に挑んできたからこそ、政調会長に抜擢されるほどの実力をつけられたのだとは思いますが。興味深いのは【小悪魔星】や【浮気星】を持っているところでしょうか。ちなみに【全力星】の持ち主は、トラブルが発生したときに驚異的な力を発揮するそう。心身共にタフで負けず嫌いらしいので、今のこの状況を自力で打破しちゃうかも?■炎上女王!不倫疑惑も…上西小百合「浪速のエリカ様」こと上西さん。サッカーの親善試合にまつわる暴言ツィートでの大炎上は記憶に新しいところですが、それ以外にもセクシーなフォト自叙伝を出したり、映画に出演したり、タレント転身計画があると言われていたり、何かとお騒がせなイメージがありますよね。2015年には週刊誌で、国会をサボって秘書とお泊まりデートをした疑惑が報じられたことも。現在、遠距離恋愛中の男性との結婚は来春あたり?なんて噂もあるようですが…。上西小百合(1983年4月30日)現在34歳。上西さんの「基本性格(星相)」は、一番強い性質は【無神経星】。失礼ながら、これはちょっと笑ってしまいました。【ポジティブ星】【素直になれません星】あたりも、なかなか。【素直になれません星】の持ち主は、何かにつけて反発したくなり、嫌われるとわかっていても、つい皮肉やイヤミを言ってしまう星相なんですって。で、【よちよち幼児星】は身のほどなんてわきまえず、やってみたいことを無邪気に実行しようとする星。なんだかいろいろ思い当たる部分があるような?ちなみに、【遺産星】を持っていると裕福な配偶者に恵まれるらしいので、結婚後の生活は安泰かも。炎上するのもいいけれど、今後は穏やかな幸せをつかんでほしいですね。■あなたが持っているのはどんな星?美人政治家3人の持って生まれた星を占ってみましたが、何と言うか…いずれも「当たりすぎ」と言ってもいいほど、当たっていますよね。普段は占いは「自分に都合のいいものだけ信じたい」スタンスですが、こういうふうに特徴がピタッと一致したりすると、面白いな~とワクワクしてしまいます。みなさんも占いサイト『星相』で、ご自身が生まれ持つ星をチェックしてみてはいかがでしょうか。サイトでは「トモダチ星相」「ふたりの共通点」「結婚相性」なども占えるし、“星相チェキ”を使えば、あなたとキャラがかぶる芸能人もわかります。【タレント星】と【やり手星】を持つバナナマン設楽さんと似ている、なんて言われたら、ついつい友達にシェアしたくなっちゃうかも?監修者紹介島田秀平お笑い芸人。2002年、お笑い芸人のかたわら“原宿の母”に弟子入りし、“代々木の甥”を襲名。歌謡界の大御所、お笑い、俳優、アイドル、モデル、政治家、ミュージシャン、アナウンサーなどの手相を片っ端から鑑定し、独自の「島田流手相術」を完成させる。「モテ線」「エロ線」「ギャンブル線」「あげまん線」等、誰もがわかりやすいネーミングが各界で話題を呼び、テレビ雑誌で幅広く活躍中。近年では、新たな誕生日占いを習得しテレビ雑誌で紹介している。
2017年10月13日「離党を考えたことはこれまで一度もありませんでした。感謝の気持ちでいっぱいであるのと同じだけ、大変申し訳なく、苦しい思いでおります」 9月7日、『週刊文春』での不倫報道を受け、民進党を離党した山尾志桜里議員(43)。会見に臨んだ彼女の目には、無念の涙が浮かんでいた。 山尾議員は74年、宮城県に生まれ、東京都武蔵野市で育った。幼い頃から利発で、常に注目を浴びる存在。“勝ち組人生”のスタートは小6のとき、応募者1万数千人のオーディションを勝ち抜き、舞台『アニー』の主役を射止めたことだった。舞台関係者が振り返る。 「ほとんどの“アニー”は1年で卒業しますが、志桜里ちゃんは2年連続で務めました。演劇界に留まっていれば、いまごろ大女優になっていたかもしれませんね。でも、ご両親の教育方針もあって、学業に専念する事になりました」 山尾議員は中学、高校は都内でもトップレベルの国立大学付属校に進学。学校の最寄り駅沿線では“すごい美少女がいる”と有名な存在だった。才色兼備の山尾議員は高校3年生の9月に裁判の傍聴を機に、検察官を目指し、東大法学部に進む。99年に大学を卒業し、司法試験に合格したのは02年。その後の司法修習生時代、“食事会”をきっかけに夫のA氏と交際を始める。前出のA氏の知人が言う。 「志桜里さんが司法試験の勉強中、Aは就職した大手通信会社を辞めて起業家になっています。2人が出会ったのは、まさにAが新進気鋭のIT会社社長のときでした。志桜里さんは見た目がワイルドなAにぞっこんになって、すぐに交際に発展したようです」 山尾議員は検察官として、A氏は経営者として頭角を現していく。A氏の知人は言う。 「Aは起業した会社を約2億円でライブドアに売却して、同社の役員にも就任しました。ところがライブドアは06年1月、不正な株取引をした容疑で社長だったホリエモン(堀江貴文)が東京地検特捜部に逮捕されています。Aの勤務先に特捜部が内偵しているのだから、志桜里さんの上司もそれとなくAとの交際を注意していたようです」 それでも2人の意思はかたかった。周囲の反対を押し切り06年に結婚。披露宴に出席した司法関係者は、こう語る。 「夫が元ライブドアという肩書きでは、検察で出世は望めなかったと思います。それが政界転身のきっかけとなったのではないでしょうか」 07年、山尾議員は退官し政治家の道を歩み始める。選挙資金を手助けしたのも夫のA氏だった。09年、縁もゆかりもない愛知7区から出馬するが、“小沢ガールズ”の一人として旧・民主党の追い風に乗って初当選を果たした。前出の司法関係者が明かす。 「ところがまったくの落下傘候補のため、山尾さんは次の選挙では落選しています。そんな彼女を金銭面、精神面で支えてきたのがAさんです。長く資金管理団体の会計責任者でもありました」 そして16年に山尾議員は国会で、個人ブログに書かれた『保育園落ちた日本死ね』という言葉を取り上げ、待機児童問題について安倍首相に鋭く切り込み、一躍時の人となる。そして民主党の幹事長へ……という矢先に、自らのスキャンダルで失脚をしてしまった。A氏の支えもあって、順調にステップアップしてきた山尾議員。彼女のサクセスストーリーは「誤解を生じさせるような行動」(会見でのコメント)で終わろうとしている。
2017年09月12日(写真:FLASH) 元衆議院議員でタレントの杉村太蔵(38)が9月10日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演。妻子ある弁護士との不倫疑惑により民進党を離党した、山尾志桜里衆院議員(43)について言及した。 杉村は山尾議員の離党に、「民進党にとっては痛いくらいのレベルではない。撃墜を(くらった)」とコメント。「よく比較されるのは(民進党の)蓮舫さん。でも、国会質疑を見ても、自民党にとっては比べ物にならないくらい山尾さんのほうが強敵。質疑もリズムで来るしね。さすが(元)検察官」と、山尾議員の脅威を語った。 山尾議員が、自身の“政策ブレーン”である倉持麟太郎弁護士(34)と週4回会っていたという報道に対しては、「(政治家が)政策ブレーンと週4回会うなんて、ざらにありますよ。四六時中会っている」と理解を示したものの、「ただ、どう考えても……」と、首をひねっていた。 また、TVプロデューサーのデーブ・スペクター(63)は、「民進党の危機管理はおかしいですよ」と疑問を呈した。「離党する必要はそこまでなかったと思うんです。(山尾議員という)これだけの中心人物なら、多くの議員がどんどん離党している中で、どうにかなったと思う。これ、(山尾議員が)平気で結局辞めちゃうというのは、民進党の問題もすごくある」と、民進党を批判した。 いっぽう、タレントの西川史子(46)は山尾議員について、「この経歴を見て、欲しいものを全部手に入れてきて、『なんとかなるだろう』『私の思い通りになるだろう』って考える人なんだろうなと。強欲な人だなぁと」と辛らつなコメント。 杉村は、「子どものころに(ミュージカル)『アニー』の主役になって、東大に出て、司法試験に合格して、検察官になって、衆議院議員になって、野党第一党の幹事長に内定した翌日に(週刊文春の)“文春砲”でしょ?人生初の挫折じゃないかと思いますね」と話した。
2017年09月10日