私は性交渉が大の苦手で、第2子を出産してから4年間レスでした。でも、3人目が欲しくて始めた妊活。フルタイム勤務と育児で毎日フラフラでした。月に1度、排卵前後3日間の夫婦生活にギブアップし、見つけた妊活アイテムを使うことに。妊活で変化した夫との関係についてお話しします。もう妊活に疲れてしまった3人の子どもをもつ共働き夫婦です。3人目を希望し、夫婦生活を積極的に始めました。しかしセックスは痛いだけの私。いつも夫に誘われるのを寝たふりで4年も避けていたため、内心イヤイヤです。それでも妊活のため、不妊外来で言われたタイミングで、月に排卵前後の3日間は夫のご機嫌をとり、夫婦生活をしました。 しかし、半年過ぎても思うように妊娠できませんでした。毎日の仕事と育児のあと、くたくた状態での妊活。私はなかなかうまくいかない妊活に、精神的にも肉体的にも疲れてしまいました。 「夫婦生活 きらい 妊活」で見つけた不妊外来でタイミングを言われるのもストレスで、通院を中断。私は少しノイローゼになっていたため同じ思いの人がいないか、「夫婦生活 きらい 妊活」でブログ検索を始めました。すると「わが家はシリンジで第2子をつくりました」という記事が。 実は4年間のセックスレス中、ひとりで済ませていた夫。そのせいか、私とのセックスでは最後までできず、「精子だけ直接注射できたら良いのにね」とボヤいていました。まさにコレ!と思った私は、さっそくシリンジキットを取り寄せてみました。 「精子製造機じゃない!」と焦る夫夫にシリンジキットを説明し、「じゃ、よろしく」と言うと、「待て、俺は精子製造機じゃない! することはする」と反抗姿勢。4年セックスレスだったので、また私から誘われなくなるのが心配だったようです。しかし通院は中断しても、個人的にタイミングをとっていた私。 次のタイミングの3日間、仕事から帰宅する夫に私が何度も誘おうとすると、「⋯⋯寝たい。ムリ。あれ持ってきて、トイレで出すから」とついに観念しました。それから第3子を授かると、予想通り夫婦生活はなくなりました。夫は「妊活のときはあんなに求めてきたのに」と、また嘆いています。 この妊活での夫の態度から、子どもができてからの私は、夫への愛情表現がなくなっていたことに気づきました。その後、夫婦生活はなくても、子ども抜きで一緒にお風呂へ入るなどスキンシップをとるようになった私たち。今では夫から夜も誘われなくなりましたが、アイテムを使用しての妊娠をきっかけに、夫婦の愛情は夫婦生活の行為よりも、お互いの意識の問題だと気づくことができました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:巳村 糸9歳、6歳、1歳の子どもを持つアラフォーママ。子育てを両親に頼っていたが、コロナ禍で突然孤独なワンオペが始まる。趣味は断捨離。産休中に収納アドバイザー2級を取得。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月04日妊活中の拓也と美咲。いつまでたっても妊娠の兆しがなく、美咲は焦っていますが、拓也はプレッシャーで及び腰になっています。ふたりのもとに赤ちゃんは来てくれるのでしょうか…子作りに必死な妻に叱られてばかりの日々苦しい日々…しかし待ちわびた奇跡が!なかなか子宝に恵まれないふたり。美咲の苦しみも、拓也に伝わってはいるのですが…しかしそんなふたりに一転、奇跡が訪れます。しかし…やっと妊娠したと喜んだのも束の間…夫婦の絆が試される大きな試練が待ち構えていたのでした。こちらは2023年12月18日よりウーマンエキサイトで公開されたちなきちの漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。試練と向き合う夫婦の姿に読者も涙子どもがほしい美咲とプレッシャーに負けそうな拓也。妊活というものについて読者の意見は?・辛い記事ですね。私は不妊治療はしていませんが子どもがいません。子どもを産むことに積極的ではなかったと思います。痛みや多額の費用を払ってまで自然ではない妊娠を望みませんでした。ただ 欲しくてたまらない人はこういう結果はとてもつらいでしょう。できれば望む方すべてにお子さんが授かればいいと思います。しかし、子どもがいないならいないなりの幸せな人生もあります。・自分は9周目で稽留流産と診断されて、愕然として、母からの電話でボロボロ泣きました。現在はきっと天国にいる私の父のもとにいるのかもしれないなと思えるようになりました。・もう子どもなんかいなくてもいいじゃないの。夫婦で仲良く生活したらええねん。子どもがいないと夫婦ちゃうとか思う時点で、その夫とは合わへんのよ。・子どもなんかいなきゃいないで、その方が幸せな場合もあります。同様に、いたらいたで楽しい場合もあるでしょう。すべてはなるようになるんですよ。こんなカリカリした夫婦の間に生まれたら、子どもだって苦労するだけですよ。実際、二人の時はラブラブだったのに、子どもが生まれて喧嘩が絶えずに離婚した夫婦を何組も知っています。子どもができなかったらできなかったで、夫婦ふたりの生活を楽しんでほしいと願う読者の声が届いていました。妊娠にまつわる願いは切実な場合が多いですが、妊活のプレッシャーに追いつめられる拓也に同情した読者も多かったようです。・生理来るたびにウジウジ泣かれたら、どんなに人間の出来た夫でもウンザリ来るで。・私がこの夫ならすぐに離婚する。それにこの妻、これで亭主がモノホンの鬱病にでもなったらどうするの?・男の立場からすると、子作りの強要、圧力ほど辛いものはない。断れない(実体験)・自分は家族を持つにあたって、子ども1人でキャパオーバーだった。妻がどうしても2人ほしいと希望し、2人目に協力してもらえないなら離婚も考えるというので、かなり悩んだ結果仕方なく協力して2人子どもを授かった。 しかし自分が耐えられなくなったので結局離婚した。無理やり子どもを授かると気持ちがすれ違うし、ライフスタイルが崩れた結果メンタルにも影響が出る。 協力しない夫が悪いように書かれることも多いけど、男だけが悪いわけじゃない。最後に、拓也と美咲に訪れた試練と奇跡の物語に感動の声が数多く寄せられていましたのでご紹介します。・このサイトの漫画が好きでよく読んでいますが、涙が零れそうになったのは初めてです。ステキなお話をありがとうございました。・感動で涙が出てきました。私自身が仕事中心で、家族に向き合うことがなかった、そして、今になって時間を戻せないという現実から、これから、少しでも妻と子どもたちにしてあげられることを考えるための「女性の気持ちを理解するための」とてもありがたい機会を頂きました。作者の先生にこの場を拝借して感謝の言葉を申し述べさせてください。・この漫画を通じて改めて「子育ての大変さ、それに携わる女性の心理と男性の心理」を学ばせて頂きました。妊活によるすれ違いを経てやっと和解し、奇跡に喜んだ拓也と美咲。しかしこの後悲劇に見舞われるのでした…。▼漫画「僕たちは親になりたい」
2024年03月17日優子(32)は妊活をはじめて半年が経過。妊活を始めたばかりの時は仲が良かったものの、最近は夫・光一とのすれ違いに悩んでいた。そんなある日、光一のワイシャツから香水の匂いがすることに気づく。そしてその日の夜、なんと自宅に“不倫相手”が突撃してくる事態に!?...光一の不倫相手が登場!?この後、自宅がドロ沼の修羅場と化す事態に…!原作:mamagirl編集部作画:タバタユミ
2024年03月15日お笑い芸人・おばたのお兄さんが9日に自身のアメブロを更新。妊活についての考えを明かした。この日、おばたのお兄さんは「最近よく不妊治療についての取材を受ける」と明かし「もともと妻から『不妊治療していることを発進していきたい』という話を受け、夫婦で話し合い、YouTube等で発信するようになった」(原文ママ)と自身のYouTubeチャンネル『おばたのお兄さんといっしょ』で不妊治療について妻でフジテレビ・山崎夕貴アナウンサーと話した動画を紹介した。続けて「ブログなどでも発信し少しでもいい影響が出たらいいなと思い続けてきた」といい「インスタのDM等でこういったメッセージが届くことが増えた」と述べ「不妊治療を経て授かり今は元気すぎる2歳児がいます」「参考にさせていただいて、この度第二子妊娠しました」と記されたメッセージのスクリーンショットを公開した。また「発信する意味をこうやって感じることが出来て、とても嬉しい気持ちになる」とコメント。「不妊についての調査で【男女両方に原因がある】+【男性側に原因がある】のパーセンテージが48%とのこと」といい「つまり、不妊の原因のほぼ半分が男性も関わっているらしい」と説明し「よく、夫婦二人三脚という表現をするけど妊活も本当にそうだと思う」と自身の考えをつづった。最後に「夫婦は足が繋がっているから、前に進むにはお互いが『せーのっ!』と息を合わせ、声を掛け合わなければ進めない」と述べ「ペースはどうする?歩幅はどうする?」「などを認識し合わなければならないのだ」とコメント。「認識することは、寄り添うこと。僕も妻としっかり肩を組み、進みたいと思います!」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月11日妊活スタイルとして家庭用シリンジ法キット「プレメントシリンジ」を販売する株式会社オンリースタイル(本社:東京都中野区)は、妊活中カップル(33組)を対象に6ヶ月間にわたる長期モニターを実施しました。なかなか聞けない「本音や妊活への思い」「製品の使用感や使用頻度」など計6回のアンケート結果を発表致します。実際に妊活をしていて負担に感じることとして、どんなことがあるのかを聞いてみました。(1)妊活で一番負担に感じることは何ですか?一番は「プレッシャー」。毎月、生理が来るたびに落ち込んで妊娠を責務のように思い、なかなか妊娠しないことでプレッシャーを感じたり、友人や知り合いの妊娠に焦りやストレスを感じたりしているようです。次は「時間的な制約」です。タイミングを取るのは、1カ月の間でも限られた期間ですし、女性は妊娠できる期間が限られています。これもプレッシャーや焦りにつながる要因の1つと言えます。次に「性行為」でした。これについてはご意見を伺い、「気持ちよくない」「痛い」「性行為が作業になってしまう」「気持ちがのらない」「排卵日付近でタイミングを取ることが夫のプレッシャーになっている」などが寄せられました。続いて、1か月に何回プレメントシリンジを利用したかを聞いてみました。(2)プレメントシリンジの利用回数は?プレメントシリンジ(シリンジ法)を1ヶ月に2回、または3回利用しているカップルが最も多い結果となりました。アンケート参加者の中にはクリニックで不妊治療を行っている方もおり、不妊治療(タイミング療法・人工授精)や性生活とプレメントシリンジ(シリンジ法)を併用していることが伺えます。そして、実際に6カ月間プレメントシリンジを使ってみた満足度も聞いてみました。(3)6か月間プレメントシリンジを使ってみた満足度は?6月から11月まで6カ月間使ってみた満足度は、とても満足が47%、そこそこ満足が42%と大半のカップルにご満足いただけていることがわかりました。また、今回のモニターアンケート期間中に1名の方が妊娠されました。妊活をする上で大切なことは、経済的・精神的・体力的負担も軽減しながら、タイミングを増やしていくことだと考えており、出来る限りストレスを軽減し、少しでも妊娠のチャンスを高めるための方法として、プレメントシリンジ(シリンジ法)を取り入れた妊活スタイルが定着してきています。アンケート結果の詳細は、下記プレメントWebサイトをご覧ください。▼アンケート結果の詳細はこちら▼ 【調査概要】対象 :妊活中プレメントシリンジモニター希望者調査方法 :インターネット調査人数 :33組(66名)アンケート調査期間:2023年6月~11月 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月04日近年、妊活に取り組む夫婦が増えており、不妊に悩む夫婦の割合も増加傾向にあります。※1 くるみは、身体に良い脂として知られる植物由来のオメガ3脂肪酸を豊富に含んだ食材です。妊娠に向けた身体づくりのため栄養補給を手助けするくるみのレシピをカリフォルニア くるみ協会の公式ウェブサイトで公開しています。( )2月おすすめレシピ「夫婦で妊活の日」は、妊娠は夫婦で二(2)人(2)三(3)脚で取り組むもの、という由来から、2020年にNPO法人「男性不妊ドクターズ」が制定された記念日です。妊活について正しい知識を広めるとともに、不妊問題の解決を図ることを目的としています。ナッツ類の中で唯一豊富に植物由来のオメガ3脂肪酸を含むくるみは、抗酸化物質や食物繊維、タンパク質など身体に良い栄養が詰まった食材です。ひとつかみのくるみ(約30g)で、1日の摂取に十分なオメガ3脂肪酸(2.7g)を摂ることができます。※2 海外の研究からも、くるみの摂取は男性の精子の質の改善※3や妊娠中の女性の健康に有益な可能性※4があることがわかっています。公式ウェブサイトでは、4レシピを紹介。野菜にディップしたりパンに乗せて気軽に楽しめる「レンズ豆とマッシュルームのくるみパテ」をはじめ、くるみのオメガ3脂肪酸といちごの葉酸が摂れる「くるみ、いちご、ベビーリーフのサラダ」、さつまいもにくるみとアボカドを乗せたグルテンフリーな「アボカドとくるみのさつまいもトースト」、くるみ特有の食感が楽しめる「くるみ衣のサーモンフィレ」です。どのレシピも、野菜や果物、豆や魚などを使用した地中海食を取り入れたレシピになっています。妊活中に摂りたいオメガ3脂肪酸がたっぷり詰まったヘルシーな食材、くるみ。ぜひ、妊活中の栄養補給に、手軽に取り入れてみませんか?(参考資料)●オメガ3が摂れるくるみの妊活レシピ■レンズ豆とマッシュルームのくるみパテレンズ豆とマッシュルームのくるみパテ材料エクストラバージンオリーブオイル…大さじ3玉ねぎ(みじん切り)…50gブラウンマッシュルーム(スライス)…15個ニンニク(細かくみじん切り)…3片(A)緑レンズ豆(加熱済み)…380gカリフォルニアくるみ(ローストする)…140gレモン絞り汁…大さじ2ココナッツアミノ…大さじ1コニャック…大さじ1(B)フレッシュイタリアンパセリ…15gフレッシュタイム(細かくみじん切り)…大さじ1フレッシュローズマリー…大さじ1塩・コショウ…適量作り方1. オリーブオイルをフライパンで熱し、玉ねぎを加えて火が通るまで約5分炒める。マッシュルームとガーリックを加え、さらに10分炒める。2. 1をフードプロセッサーに移す。Aを加え、ピューレ状になるまで攪拌する。コショウで味付けする。3. 2にBを加えて、さらに攪拌する。塩で味を整える。4. 器に盛り、バゲットやお好みの野菜といただく。■くるみ、いちご、ベビーリーフのサラダくるみ、いちご、ベビーリーフのサラダ材料(A)レモン絞り汁…大さじ2 1/2エクストラバージンオリーブオイル…大さじ2いちごジャム…大さじ2塩…小さじ1/4いちご(スライス)…250gベビーリーフ…140gカリフォルニアくるみ(ローストし、粗く刻む)…55gクランブルフェタチーズ…75g作り方1. Aをボウルに入れて混ぜる。2. 1にいちごを加え、ドレッシングを軽く絡める。ベビーリーフも加え、よく絡める。3. くるみを散らし、チーズを乗せる。■アボカドとくるみのさつまいもトーストアボカドとくるみのさつまいもトースト材料(さつまいも2本分)さつまいも…2本アボカド…2個カリフォルニアくるみ(粗く刻む)…55g唐辛子フレーク…小さじ1~1/2+好みで増量エクストラバージンオリーブオイル…小さじ4塩…小さじ3/4作り方1. さつまいもの端を縦に薄く切る。平らになった部分を下にして、縦長の5mmの厚さに切っていく。もう1本のさつまいもも同様に切る。2. (トースター使用の場合)1をトースターに入れ、柔らかくなるまでトーストする。(オーブン使用の場合)オーブンを170℃に予熱する。天板の内側に油を塗っておく。1を天板にを置き、両面を6~7分ずつ焼く。フォークが簡単に通るぐらい柔らかくなるまで焼く。3. さつまいもをオーブンから取り出し、器に乗せる。スライスしたアボカドを上に乗せ、アボカドをフォークで軽くつぶす。4. くるみを散らして、唐辛子フレークとオリーブオイル、塩をかける。■くるみ衣のサーモンフィレくるみ衣のサーモンフィレ材料(サーモン切り身6枚分)くるみ…165g(A)パン粉…大さじ3レモンの皮(細かく削る)…大さじ3エクストラバージンオリーブオイル…大さじ1 1/2フレッシュディル(刻む)…大さじ3塩・コショウ…適量サーモン切り身…6枚ディジョンマスタード…適量レモン絞り汁…小大さじ2作り方1. くるみをフードプロセッサーに入れ、粗く攪拌する。2. 1にAを加える。クランブル状になり全体にまとまるまで、さらに攪拌する。塩・コショウで味付けしたら置いておく。3. 天板にクッキングシートを敷く。サーモンの皮の方を下にして、天板に置く。ディジョンマスタードを表面に塗る。4. 2をそれぞれのサーモンの上に均等に乗せ、軽く押す。天板にラップをかけ、最長2時間冷蔵庫で寝かせる。※天板が冷蔵庫に入らない場合は、ラップでサーモンを個々に包み、冷蔵庫で保管。焼く前に天板に再度並べる。5. 天板を冷蔵庫から取り出し、170℃のオーブンで15分~20分焼く。6. オーブンから取り出し、器に盛る。提供する直前に、各サーモンにレモン絞り汁小さじ1をかける。●くるみには身体に必要な栄養素、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。くるみに豊富に含まれる植物由来のオメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸(ALA)は、身体の中では生成されない必須脂肪酸で、ナッツ類の中で唯一オメガ3脂肪酸を豊富に含みます5※。脂肪と聞くと悪いイメージを持たれがちですが、α-リノレン酸(ALA)は身体に良い脂肪なので、積極的に摂ることがおすすめです。厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』(2020年版)では、オメガ3脂肪酸の摂取量の目標値を決めており、18~29歳の男子で1日あたり2g以上、女子で1.6g以上としています6※。くるみひとつかみ(約30g)には2.7gのオメガ3脂肪酸が含まれます(米国農務省データ)。7※オメガ3●くるみの摂取がリプロダクティブヘルスに有益な可能性が最新研究により報告されています。Biology of Reproductionで発表された研究で、健康な若い男性に1日当たり75gのくるみを加えた食事を摂取してもらったところ、精子細胞の質を決定する主要要素である運動性(動き)や形態(正常な形状)が改善される可能性があることが示されました。※3 精子細胞の障害(脂質過酸化反応)の減少も見られたと報告されています。PLOS Oneで発表された臨床試験により、1日当たりくるみが半量のナッツ(くるみ50%、アーモンド25%、ヘーゼルナッツ25%)とエクストラバージンオリーブオイルを使用した地中海式食事法を摂取した妊娠女性は、標準的な妊娠管理を受けた女性と比べて妊娠糖尿病にかかるリスクが35%低く、体重増加が平均で1.25kg少なかったことがわかりました。※4【カリフォルニア くるみ協会について】1987年設立のカリフォルニア くるみ協会 California Walnut Commission(CWC)は、カリフォルニア州の4,000以上のくるみ生産者と、75社に及ぶ加工・販売業者を代表する機関です。カリフォルニア くるみ協会は、世界の輸出市場の開拓活動に関わり、くるみの健康に関する研究を実施しています。アメリカで生産されるくるみの99%以上は、カリフォルニア州の肥沃な土壌で栽培されており、世界で流通するくるみの50%以上を占めています。【カリフォルニア くるみ協会ホームページ】英語 : 日本語: ※1 公益社団法人 日本産科婦人科学会 ※2 Fleming JA, Kris-Etherton PM. The evidence for α-linolenic acid and cardiovascular disease benefits: comparisons with eicosapentaenoic acid and docosahexaenoic acid. Adv Nutr. 2014;5(6):863S-76S. doi: 10.3945/an.114.005850※3 Robbins WA, Xun L, FitzGerald LZ, et al. Walnuts improve semen quality in men consuming a Western-style diet: randomized control dietary intervention trial. Biol Reprod. 2012;87(4):101. doi:10.1095/biolreprod.112.101634※4 H Al Wattar B, Dodds J, Placzek A, et al. Mediterranean-style diet in pregnant women with metabolic risk factors (ESTEEM): A pragmatic multicentre randomised trial. PLoS Med. 2019;16(7):e1002857.doi:10.1371/journal.pmed.1002857※5 Fleming JA, Kris-Etherton PM. The evidence for α-linolenic acid and cardiovascular disease benefits: comparisons with eicosapentaenoic acid and docosahexaenoic acid. Adv Nutr. 2014;5(6):863S-76S. doi: 10.3945/an.114.005850※6日本人の食事摂取基準(2020年版) ※7 U.S. Department of Agriculture, Agricultural Research Service. Food Data Central, 2019. fdc.nal.usda.gov. 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月22日恋人がほしい、でも自分らしいオタ活を満喫したい、そんな欲求を同時に満たしたい人も多いかもしれませんね。それでは今回、オタ活でも恋活でも両方楽しみたい人が選んだ、恋人としての理想像をエピソードを通じて覗いてみましょう。一緒に趣味を楽しんでくれる恋人「シューティングゲームという男性受けはよくない趣味をもつ私。その趣味がきっかけで恋人と仲よくなりました。『女性では珍しい』と驚かれたものの結果的に彼はゲームに対する私の姿勢を受け入れてくれ、一緒にゲームを楽しむことができる上に、新作ゲーム発売時には店舗へ一緒に出向いてくれるようになりました。趣味を真摯に理解してくれる彼には感謝しています」(女性)恋人に趣味を制限されることは大きなストレス源となります。ですが、趣味を理解し、共有できる恋人がいれば、充実した日々をすごすことができますね。喜びを共感してくれる恋人「高校を卒業してから熱中している男性アイドル。男性に誤解されることを恐れて、一人でささやかに応援していました。そんな矢先、職場で仲よくなった同期の男性とつきあうことになり、アイドルが好きだということすら受け入れてくれる優しい彼『今まで興味がなかったけど、きちんと曲を聴いてみるといい曲が多いね』と言って、グッズを買うことも、ライブの当せんも、まるで自分のことのように喜んでくれます。彼と出会ってからの人生は素晴らしいものです」(女性)趣味について、恋人が一緒に喜んでくれたり、応援してくれることが最高の喜びです。恋愛と趣味、両方から幸せを得ることができ、そのような恋人が存在すると、一段と幸せを感じられるでしょう。すべてを受け入れてくれる恋人「半同棲状態の彼女が自分の趣味に興味を持とうと常に挑戦してくれる人でした。二人ですごしているときに、半ば冗談で言った『特撮モノの映画を一緒に見ないか?』という提案に『それなら見てみよう』と驚くべき返答が。普段なら一人で楽しむ特撮の世界を、二人で発見し、キャラクターを応援する至福の時間をすごしました」(男性)恋人が何でも受け入れてくれると、その恋人を深く信頼してしまいます。また、趣味に一緒に参加してくれる恋人の姿が愛らしく見えると、そのほかの時間も充実してくるでしょう。受け入れてくれる彼は大切にいかがだったでしょうか?自分自身の時間を大切にしたい場合は、すべてを含めて受け入れてくれる恋人を望んでいるかもしれません。(Grapps編集部)
2024年02月21日韓国芸能界を震撼させた性加害事件をきっかけに制作されたドキュメンタリー映画『成功したオタク』から、「私は被害者か加害者か」ファンの葛藤と苦悩を描く予告編と、本ビジュアル、「強制終了した推し活」が垣間見える新場面写真が解禁された。本作は、あるK-POPスターの熱狂的ファンで、「推し」に認知されテレビ共演も果たし「成功したオタク」と呼ばれたオ・セヨン監督が、推しが性加害者として逮捕されたことをきっかけに同じような経験をした友人たちの話を聞きに行き、真の「成功したオタク」とは何なのかを問うた作品。釜山国際映画祭ドキュメンタリー・コンペティション部門出品、韓国のアカデミー賞と称される大鐘賞映画祭最優秀ドキュメンタリー部門ノミネート、そして2022年に韓国国内で公開され大きな話題を呼んだ。今回解禁された予告編は、推し活が人生の全てだったオ・セヨン監督による「私は○○のファンで、“成功したオタク”だった」という独白から始まる。そして「性的動画拡散の疑いで○○氏に逮捕状が出ました」という衝撃のニュース映像が挟まれる。突然「犯罪者のファン」になってしまった彼女は受け入れ難い現実に苦悩し、混乱のなか自分は被害者なのか加害者なのか悩み、同じような経験をした友人たちに会いに行く。彼女たちは何を語るのか、本当の意味での「成功したオタク」とは果たして何なのか――。併せて解禁された本ビジュアルは、アニメーション作家、イラストレーターのぬQによるイラストがフィーチャーされたもの。「信頼や信仰、心の拠り所が、ある日を境になくなってしまった!どうしよう!という混乱やショック。魂を費やした時間や思い出が輝く間欠泉のように吹き出している様子を描きました」とは、ぬQ氏の談。また、ハングルを大胆に配したティザービジュアルに引き続きデザインを担当した潟見陽氏は「推しへ胸躍るときめきが裏切られ、複雑な悲しみを抱えることになったファンの気持ちを、絶妙なテイストでアーティストのぬQさんが描いてくださり、そのイラストをかつてのアイドル雑誌のフレームに入れることで、”無邪気に幸せだったあの頃が残酷にさえ思えてくる”そんなファンの心境を刻印するように表現してみました」とコメントしている。解禁となった新場面写真は、推しの影響で買ったはいいが壊れて仕舞い込んでいたギター、推しへの想いを綴ったかつての日記。長年大切にしてきたグッズにお別れする儀式など、「誰かのファンというアイデンティティを持って生きてきた年月は、そうでなかった時代よりも長い」と語る監督の「推し活とその終焉」が垣間見えるもの。強制終了した推し活を後にして「ファン一人ひとりの声、そして自分自身の声をきく番だ」とカメラを構えた作品がうかがえる場面写真となっている。『成功したオタク』は3月30日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:成功したオタク 2024年3月30日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開
2024年02月20日今回は、LINEをもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。【LINE】就活仲間の正体就活中の主人公はグループ面接で就活仲間ができました。ある日、就活仲間から面接での自己PRについて相談を受けます。主人公はグループ面接で起業経験や海外でのインターン経験を話しており…。就活仲間はその能力を見込んで相談してくれたのです。しかし主人公は「自己PRなんて適当に話を作ればいい!」と返信。なんと主人公が話していた経験はすべて嘘だったのです。その事実を知った就活仲間は…。内定はあきらめて出典:Youtube「Lineドラマ」「面接を受けた会社での内定はあきらめて」と言い放ちます。なんと就活仲間の正体は予想外の人物だったのです。問題さあ、ここで問題です。就活仲間の正体は何でしょう?ヒント就活仲間の正体に主人公は顔面蒼白になります。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「Lineドラマ」正解は「人事」でした。主人公が受けた会社は、就活生の素顔を知るために新たな施策を実行。それは「グループ面接に人事を加える」というもの。就活仲間の正体を知った主人公は「…は?」と絶句したのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月16日「若い頃に卵子凍結しておけば」(※画像は蒼井そらさんオフィシャルブログより)蒼井そらさんは2019年に双子の男児を出産。現在は第三子の妊娠を望み不妊治療中だといいますが、簡単にはいかず、「妊活のやめどき」に悩んでいるそうです。蒼井さんは2021年から2022年にかけて二度の人工授精を行い、一度は化学流産、二度めは稽留流産していたことを明かしています。もともと妊活は2022年いっぱいのつもりでしたが、同年4月に不妊治療が保険の適用対象になったことを受け、「年齢的に3回と言う回数制限付き」で体外受精にステップアップして2023年も継続していたそう。それからおよそ1年、蒼井さんは「自己注射や採卵が辛くて時には人工授精を挟みながら1年が経過しました」と、経過を報告。排卵誘発剤を使っても採卵できる卵子は増えず、なかなか妊娠には至らない現状に「いやーもう、年齢を目の当たりにしてるよ」「なんだかんだ排卵誘発すればできると思ってたよ。。」と、率直な本音を綴りました。37歳で双子を出産してから5年、現在は42歳ですが、もちろん産後すぐ次の妊娠・出産を考えられるわけではなかったといいます。双子が3歳になる頃、「今なら行ける!と思って」妊活を開始しましたが、「今考えると、もう1人欲しいとは思ってたからパートナーもいたわけだし双子を産んだ後に受精卵凍結の準備をしておけば良かった」と振り返った蒼井さん。さらに言えば、「でもその前に若い頃に卵子凍結しておけば良かった」と思うこともあるといいますが、今でこそ広まりつつある卵子凍結も10年以上前は珍しいものでした。また、数年にわたって不妊治療を続ける中で、妊活のやめどきを考えることもあると言及。新しい治療を耳にして調べてみたものの検査などで何ヶ月もかかってしまうことや、これから妊娠できても双子たちとの年齢差が大きくなること、自身もまもなく43歳の誕生日を迎えること、やっと旅行したりバリバリ働いたり自由な時間も増えてきたこと……などをあげ、「今、心の整理中。。」と綴っています。しかし一方では、毎月生理がくるたびに「まだ行けるんじゃないの? 年齢なんて関係ないでしょ?」と思ってしまい「諦めがつかない」。「いろんな理由を考えてはやっぱり産みたい、やっぱり諦める、の葛藤をひとり悶々としてる現状」があると、揺れる気持ちを明かしました。実は多い「続発性不妊」過去に妊娠・出産した経験のある女性が、その後妊娠しない状態となった場合のことを、医学的には「続発性不妊」といいます。一般的には「二人目不妊」などと呼ばれます。世界的な統計では、20歳から44歳で原発性不妊(一人目不妊)は2%、続発性不妊(二人目不妊)は10%~35%という結果が出ており[*1]、二人目不妊の割合の方が多いことがわかります。二人目がなかなか授からないという状態は、決して珍しくはないということです。主な原因としては加齢が挙げられます。晩婚晩産化の影響で、一人目の妊娠が高齢になるため、二人目を考える時点ではさらに高齢になり、妊娠率が低下することがあります。また、セックスレスも妊娠率に影響する要素です。一人目の育児のストレスのために性交渉が減少しているカップルも存在します。加えて、二人目をなかなか授からないことを不安に思っていても、不妊クリニックに通うために上の子を連れて行きにくいという悩みも多く耳にします。妊娠するには、受精できる卵子を排卵していることが重要ですが、45歳前後になると、規則的に月経(生理)がきていても排卵が起きていないこともあります。また、排卵が起きていたとしても、卵子の質は年齢とともに低下していくため、だんだんと妊娠しにくくなっていくのです。参照:【医師監修】二人目をなかなか妊娠しない原因は?1人目は自然妊娠でも起こりうる「2人目不妊」主な原因と対処法|生殖医療専門医解説【医師監修】妊娠できる年齢にはリミットがある!妊娠・出産しやすい年齢と高年出産のリスク参考:[*1]公益財団法人1 more baby応援団「自然妊娠するには二人目は不利?二人目不妊の原因とアドバイス」
2024年02月16日女優でタレントの蒼井そらが14日に自身のアメブロを更新。42歳での妊活で実感していることを明かした。この日、蒼井は「去年の3月に初めて移植をして」と振り返り「自己注射や採卵が辛くて時には人工授精を挟みながら1年が経過しました」と報告。「とりあえず、排卵誘発剤飲んでも注射しても採れる卵はひとつだけ」と明かし「コレって通常排卵じゃん。薬って意味あるの??」と不思議そうにコメントした。続けて「唯一採れた卵も受精卵になれず」だったといい「なったとしても胚盤胞まで到達せず」と説明。「もう、年齢を目の当たりにしてるよ。質の良い卵子ってもう育たないんか?」と述べ「双子ができたのは37歳。あれから5年経つけど、5年分質は落ちてるんだなぁと実感してる」と42歳での妊活で実感していることを明かした。また「排卵誘発すればできると思ってた」といい「双子を育てる中で次を産めるタイミングが来るか分からなかったけど3歳になる頃に今なら行ける!と思って妊活始めた」と説明。「その間卵子は着々と質が落ちているなんてね」と述べ「もう1人欲しいとは思ってたからパートナーもいたわけだし双子を産んだ後に受精卵凍結の準備をしておけば良かった」とつづった。さらに「若い頃に卵子凍結しておけば良かったって思うけど10年前には主流じゃなかった」と明かし「今、普通にできるようになってる訳だからお金はもちろんかかるんだけど若い卵子採っておいた方が良いよ」とコメント。「1回の採卵で数10個採れるんだから。羨ましい。若いって」と述べ「歳を重ねれば重ねるほど卵子の質が落ちて受精しなくなるよ!」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月15日■前回のあらすじ「これは私たちの愛が削られていく話」…休日の朝、家事育児に奮闘する奈美だったが、夫の正也はゆっくりと寝ている。起きてきてももう少し寝かせてほしいと機嫌悪く、奈美を手伝おうとはしない。もともと正也は結婚する前は誕生日にサプライズしてくれたり風邪の時に差し入れしてくれたりと尽くすタイプだった。しかし結婚すると豹変し、記念日の約束をすっぽかし、奈美が風邪をひいても冷たい態度をとるようになった。 >>1話目を見る 私は子どもが欲しく、正也も同じ気持ちだったため妊活に取り組んでいたのですが、1年経っても兆候はなく…私たちは不妊治療を始めることにしました。こういうことは夫婦で同じ方向を向いて乗り越えていくとばかり思っていましたが、正也はまるで他人事。こちらが必死で治療や準備をしているのに、「疲れた」の1点張りで…。「人工授精」という言葉が簡単に出てきたことにも愕然としました。子どもは欲しい。でも、こんな状態で不妊治療を続けていいのでしょうか…?※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く! 毎日更新!
2024年02月09日元タレントで現在はクリエーターとして活動するおかもとまりが7日に自身のアメブロを更新。34歳の自身の妊活の予定について言及した。この日、おかもとは「昨日も妊娠したんですか?とコメントいただきました」と明かし「妊娠はしていません!」と自身について説明。「本当はすぐにでも赤ちゃん欲しいです。欲を言えば後2人くらい産みたいです」と述べつつ「仕事の都合で妊活できません。3月から絵本の制作がスタートし、夏秋頃発売で、書店巡りもあり、、って考えると、まだ妊活出来ないんです」とつづった。続けて「何回も何回もいつなら妊娠しても大丈夫かな?って逆算しています」と明かすも「授かりものなので、逆算したところでわからないか。。って感じです」とコメント。「とりあえず3月に改めて仕事のことがわかるので、早くても妊活できるのは春以降かな」と述べ「今年35歳になるし、本当に赤ちゃん欲しいです」とつづった。また「今初産で40代でも元気に産んでいるお友達もいる」といい「まだ大丈夫!と気持ちを落ち着かせています」とコメント。「仕事気にしなければ今すぐに赤ちゃん授かりたいです」と述べ「友達の赤ちゃんです」と友人の子どもを抱いた自身と夫の写真を公開し、ブログを締めくくった。
2024年02月09日kikiさんが妊活を始めたのは、夫・てんさんと結婚して4年が経ったころ。自己流の妊活だったこともあり、半年経っても妊娠は叶いませんでした。そこでkikiさん夫婦は不妊治療専門のクリニックを受診。不妊の原因を調べるため、さまざまな検査を受けました。精子・血液・菌の検査をしても、結果は異常なし。さらに卵管造影検査(子宮の形や卵管の通りが悪くないかを造影剤を注入し、レントゲン撮影をして調べる)をしても特に異常は見られず、不妊の原因がわからないままタイミング療法を試すことになったのですがーー。 タイミング療法を開始!誤:俳卵正:排卵 誤:俳卵正:排卵 アプリを利用した自己流の妊活からステップアップし、医師が予測した排卵日をもとにタイミングをとって妊娠に向けて頑張る『タイミング療法』を開始したkikiさん夫婦。 しかし、1回目は妊娠に至らず、2回目は夫・てんさんの都合で1日だけタイミングを逃してしまいました。しっかりタイミングをとりたかったkikiさんは、妊活を開始して初めて泣いてしまうのでした……。 不妊治療を始めると、男性側に異常がない限り、主に病院へ通うのは女性側。精神的にも体にも負担がかかる妻と夫では、意識の差が生まれてしまいます。 4年半授からず、不妊の原因もわからず、1回目のタイミング療法もうまくいかなくて焦るkikiさんの気持ち……よくわかりますね。タイミング療法は、夫婦がお互いに協力し合うことが不可欠。夫側はタイミングを取れるようにできる限り協力し、難しい場合には妻の心に寄り添った言葉をかけてほしいですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※原因不明不妊は、“不妊の原因がない”訳ではなく、現在の医療では原因を究明できないということです。ただし、不妊の原因がわからないだけなので、妊娠できないという訳ではありません。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター kiki
2024年01月24日「フライング検査しては撃沈」(※画像は蒼井そらさんオフィシャルブログより)蒼井そらさんは2019年に双子の男児を出産。2021年の夏頃からは第三子の妊活をスタートしています。妊活を2年半続けているという蒼井さんは、2021年から2022年にかけて二度の人工授精を行い、一度は化学流産。2022年2月14日にふたたび妊娠したものの、稽留流産だったそうです。蒼井さんはブログで、「授からんなぁ〜」「一度稽留流産してからなんとなくすぐ戻って来てくれるんじゃないかと期待して待ってたけど全然戻って来てくれない!!」と、妊活の現状を説明。稽留流産後は「ステップアップをせずAIH(人工受精)で頑張って1年」「うんともすんともせず。フライング検査しては撃沈」という状況だと明かしました。もともと妊活は2022年いっぱいのつもりでしたが、2022年4月から不妊治療が保険の適用対象になったことから、2023年からは「年齢的に3回と言う回数制限付き」で体外受精にステップアップし、現在に至るようです。「妊活のやめどきね〜(遠い目)難しいよね〜」とこぼした蒼井さん。病院では毎回「今周期期はどうするか旦那さんと良く話し合ってくださいね」(原文ママ、以下同)と言われるといい、「良く話し合ってるから周期の始まりに今週期のスケジュール立てに来てるんじゃ!!」と本音を明かしていました。妊活は時間やお金がかかることはもちろん、自分やパートナーの意思や希望だけではどうすることもできないのが現実です。悩ましい問題だからこそ、精一杯考えて自分たちにとっての最良な選択ができるといいですね。(※画像は蒼井そらさんオフィシャルブログより)不妊の原因を特定できないケースもたくさんある排卵~妊娠が成立するまでの流れのうち、どこかに異常があれば妊娠は成立しません。そこで不妊治療という選択肢が出てきますが、妊娠を妨げる主な要因は実にさまざまです。たとえば、女性側の排卵機能や、卵管や子宮の状態、免疫異常など。また、虫垂炎(盲腸)など骨盤内の手術や子宮内膜症によって、卵管周囲の癒着が起こって不妊につながったり、生まれつき子宮が変形している(子宮奇形)ことが流産を繰り返す原因になったりする場合もあります。不妊の原因が男性側にあることも珍しくありません。男性器や精子の問題や、精巣上体・前立腺・精嚢といった臓器の問題などが妊娠の妨げになることがあります。そもそも不妊の検査をしたからといって、原因がすべて判明するわけではありません。中には原因が特定できないケースもあり、不妊を訴える夫婦の10~15%がこれに当たるといわれています[*1]。このほかにも妊娠を妨げる要因は多岐にわたり、複数が絡み合って起こることも多々あります。妊活や不妊治療がなかなか一筋縄ではいかないのは、そうした複雑さが影響しているといえます。参考文献:[*1]メディックメディア「病気がみえるvol.9婦人科・乳腺外科第4版」P.246参照:【医師監修】妊活中にできることとは?妊娠の可能性を高める4つの方法
2024年01月24日「転職したばかりなのに、妊活するのは……」妊娠をするかどうかの決断は、女性にとって非常に大きな選択です。とくにキャリア形成で重要になる転職が絡むとさらに難しい判断となりますよね……。今回のMOERDOORでは、妊娠に悩んだ女性が、当時の心境やその時の自分に伝えたいことなどを聞いてみました。当事者の声はさまざまですが、妊娠に関する悩みを抱える女性たちに、あくまで一例として、参考になれば幸いです。いつ妊娠するのがいいか30歳Aさんの場合結婚をした後に、私が転職して半年程でした。仕事を覚えるのに精一杯なうえに、一緒に住み始めたばかりということもあり、妊活をする気持ちに余裕がなくなり……。主人にそのことを相談したら、「仕事も妊活も両方大事にしてほしい」と言われ、100%仕事に身を注ぐ事はやめようと決めました。そのため、子どもも「いつか出来ればいいな」という考え方に。結果入籍から1年後に妊娠しました。当時悩んでいた自分のような人へ、声をかけるとしたら?子どもは実際産まれたら、それはそれは可愛い天使のような存在です。育児に苦労は付きものですが、それを上回る可愛さで毎日癒されてます。妊娠出産は全く仕事の妨げにはならないです。また、妊娠出産は喜ばしいことで妬み嫉みを言ってくる人は私の周りにはいないです。(30歳/パート)1人で抱えず相談してみて妊娠に関する決断は、それぞれの女性にとって独自の旅です。「職場への印象がよくないかも」「職場に迷惑をかけてしまうかも」という女性たちの声を数多く聞きます。ですが実際にいつ妊娠するか迷った方からは「妊娠出産は喜ばしいこと」とエールが届きました。Aさんと同じようにいつ妊娠するか悩んだ方たちは多くいます。今悩んでいる方には、「1人で悩まなくて大丈夫、まわりに味方がたくさんいます。まず最初に肩の荷を下ろしてくださいね」と伝えたいですね。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@mochi_mikan_0123)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年01月22日kikiさんが夫・てんさんと結婚して4年が経ったころ。女性の体調管理をサポートしてくれるアプリを利用して、自己流の妊活を開始。排卵予測日に合わせて妊活していましたが、半年経っても妊娠には至りませんでした。不妊症を疑い始めたkikiさんは、夫・てんさんにも相談して夫婦で不妊治療専門のクリニックを受診。初回は血液検査と内診の検査をして、不妊の原因を調べ始めました。 そして迎えた2回目の検査。今回はてんさんの精液検査もありーー。 さまざまな検査を重ねるも… ※費用は病院によって異なります。 さまざまな検査をしたものの、特に異常は見つかりませんでした。kikiさんは不妊の原因がわからないまま、タイミング療法を試すことになったのです。 不妊の原因がわかればその問題を解決するための治療ができますが、原因不明となるとどうしたら良いのかわからず、モヤモヤしてしまいますよね……。しかし『異常がない』とわかったことが最初の一歩。タイミング療法を頑張ってほしいですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター kiki
2024年01月19日「絶対にやめどきも考えなきゃいけなくなる」丸山さんは2020年に元サッカー日本代表ゴールキーパーの本並健治さんと結婚し、2023年2月に第一子となる長女・ぷくぷくちゃん(愛称)が誕生。今回は2024年の抱負についてYouTubeで語りました。年齢的なこともあり、もう一度「妊活」をしようと考えている一方で、仕事のことや育児などとの兼ね合いで、タイミングが難しいと感じているといいます。「本並さんと2人になる時間がなかなかないってのもあるし、今は時間があるならぷくぷくを2人で時間かけて育てたいってのもあるし」と、葛藤があるようです。第一子を授かるまでの自身の経験からも妊活は簡単にはいかないと感じたという丸山さん。年齢とともに妊娠の確率が下がっていくことも意識しつつ、「2~3人産めたらいいなってのはもちろんあるんだけど、その過程でできなかったとしても、それはもう縁がなかったっていうか。前向きに捉えていきたい」と話しました。ただ、「年齢的にどのぐらいで妊活って辞めるのかな? っていうのもある。45歳で産んでいる方もいる。私の知り合いで52歳で産んでいる方もいる」と、やはり迷いはあります。ただ妊娠出産は個人差が大きく、「それは一握り。絶対にやめどきも考えなきゃいけなくなるから、向き合いながら」と、覚悟を打ち明けました。また、2024年は本並さんが厄年。「厄払いとか連れて行って健康診断も連れて行って、本並さんの体を気遣いたいと思ってる」と夫を気遣う妻の一面も覗かせました。
2024年01月19日「絶対、絶対絶対女性の方が大変」おばたのお兄さんは2018年にフジテレビアナウンサーの山崎夕貴さんと結婚。昨年8月に第一子の男の子が誕生しました。不妊治療を経ての妊娠だったことも明かしており、おばたさんは8日に自身のブログを更新し、不妊治療や妊活について雑誌の取材を受けたと報告。「不妊治療って、いかにパートナーとコミュニケーションを取れているかが、うまくいく秘訣だと思う」と持論を綴っています。この場合の「うまくいく」は赤ちゃんを授かるかどうかということではなく、「妊活における夫婦間の話。良好な関係性のこと」をさします。「男性はどれだけ頑張っても自分のお腹に命が宿ることはない。妊娠〜出産において、奥さんよりも大変な想いをすることは無いんです」「絶対、絶対絶対女性の方が大変。我慢するモノ、事ばかりだし、つわりもくるし、ホルモンバランスも崩れるし僕だったら、と言うか男は耐えられないと思う」「男性はこれらに置いて『楽しみ』だけを選ぶことも出来てしまう」と、おばたさん。だからこそ、パートナーが大変であることを十分に理解して「2人でひとつだと思って自分のことを気にかけるように、常に相手を気にかけることが大切」だと記していました。相手が今「してほしい」と望んでいるであろうことを考えて実行する、そんな思いやりの積み重ねが、夫婦の絆を作っていくのですね。そんなおばたさんと山崎さんは今、長男の「夜泣き対応」に夫婦交代で対応しているのだそう。「これからが夜泣きの本領発揮」最近すっかり「寝不足」のおばたさん、その理由は「ここ数日、息子の夜泣きが凄くて1時間半ごとくらいに妻と交代で息子の夜泣き対応」しているためだといいます。これまで長男は「9時間連続で寝たり」「起きたとしても朝方5時くらいに一度起きるくらい」で、おばたさんがひどい寝不足になるようなこともなく、「もう夜泣きは終わったんだ」と思っていたそう。しかし山崎さんが調べたところによれば「これからが夜泣きの本領発揮」「むしろ4ヶ月の我が子は少し早くその時期が来てしまったとか、、、」。これは序の口で、今以上に夜泣きがひどくなることもあるかもしれません。おばたさんはこれから出演するミュージカルの本番が控える大事な時期。しかし、だからといってこの夜泣き対応を山崎さんに任せきりにしてしまうと「妻が逼迫(ひっぱく)してしまう」ため、困っているようです。このような状況ではあるものの、「また急にめっちゃ寝るようになるかもしれないしコロコロ変わっていくものだと思うので大人のこっちが順応していかないとね!」とポジティブに綴っていたおばたのお兄さん。「妻と話し合って作戦を立てよう」と、今後の対策を夫婦で話し合っていくとか。夜泣きは本当に大変ですが、いつか終わりは来るもの。なんとかこの時期を乗り越えられるといいですね。生後半年ごろまでは「睡眠リズムの変化」から夜泣きすることも夜泣きの医学的な定義はありませんが、一般的に「夜ある程度まとめて眠るようになってから突然泣き始めるもの」をいいます。始まる時期や程度は個人差が大きく、生後3ヶ月ごろから始まり、1歳を過ぎるとおさまることが比較的多く、3歳を過ぎるとほとんど見られなくなると言われています。中でも「生後6~11ヶ月」の赤ちゃんによくみられ、最も多いのは「生後7~9ヶ月」、つまり、生後8ヶ月前後と言われるので、生後4ヶ月は確かにやや早めかもしれません。生後半年ごろまでの赤ちゃんの場合は「睡眠のリズムが大きく変わりつつある」ことが夜泣きの原因になりやすいと考えられます。生後半年ごろまでの時期は、新生児期のこま切れ睡眠からまとまって眠るパターンへ大きく変わっているタイミングでもあるので、その途中で睡眠と覚醒をうまく切り替えられないこともあります。そのとき「眠いのに眠れない」「すっきり目覚められない」ために夜泣きにつながる場合があります。夜泣きは赤ちゃんの発達過程で起こることなので、何らかの対策をしたからといってすぐおさまるわけではありませんが、いつかは終わります。生活リズムや寝る部屋の環境を整えるなど工夫しつつ、パパとママで交代しながらお世話するなどして、大人も睡眠時間を確保しましょう。参照:【医師監修】子育ての悩み! 夜泣きのピークはいつまで?
2024年01月10日「新婚旅行に行くか妊活を優先するか……」ワタベウェディング株式会社の新婚旅行とフォトウェディングに関する調査によると、フォトウエディングを希望している20代~30代の既婚男女400名のうち新婚旅行を希望する人は約8割。行きたい新婚旅行先について、半数が「ハワイ」と回答しました。そんな中、「いつ妊娠するか」に悩む女性が増えています。その背景にはどんな壁があるのでしょうか?今回のMOREDOORは「いつ妊娠するのがいいか悩んだ背景」を女性たちに聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。いつ妊娠するのがいいか33歳Aさんの場合結婚後すぐコロナが流行り、海外へ新婚旅行に行きたかったので1、2年待ってました。20代後半で結婚し、年も年だったのでコロナが落ち着いて新婚旅行へ行ってから妊娠するか、すぐに妊娠するかかなり悩みました。パートナーとは、新婚旅行に行きたいか、妊活を優先したいかどっちがいいか相談しました。今振り返って当時の自分に伝えたいことは?妊活を始めてすぐに妊娠できるものではなく、結果的に不妊治療をする事になったのでその際は年齢の壁が大きくぶち当たります。新婚旅行に行った事には全く後悔はないけれど、子どもを授かりたいと思っても授かれるものではない事を知っておくべきと伝えたいです。(33歳/会社員)こんな理由も!20代後半で子どもを出産したいと初めの頃は考えていました。しかし実際に20代後半を迎えてみると、仕事に比重が傾いており、今は仕事を頑張る時だなぁと感じ、妊娠したいとは思いつつも行動が伴っていませんでした。その時の彼とはまだ籍を入れておらず、子どもが欲しいことは話していましたが進展がなくそのままお別れしてしまいました。今振り返って当時の自分に伝えたいことは?限られた時間の中で、妊娠が出来るかどうかも不確実なのだから、仕事も大切だけど何を優先したいかまずは自分の中で答えを出したら?と声をかけたいです。お金のこと、出産への不安、色んな心配はありますが、案ずるより産むが易しだよと言いたいです。(30歳/会社員)新婚旅行を優先するかどうか悩んだAさんと、仕事との兼ね合いで悩んだBさん。どちらも自分の大切なライフステージとの間で揺れていましたね。1人で抱えず相談してみて妊娠に関する決断は、女性それぞれの人生において異なる意味を持ちます。「自分自身のこころとからだを大切に」という視点を忘れずに、似た経験をした人の話もいろいろ聞いてみるとよいかもしれません。悩んでいる方には“決して1人で抱え込まなくて大丈夫”だと伝えていきたいですね。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@mochi_mikan_0123)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年01月07日■これまでのあらすじ早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかし「まずは1年頑張る」という目標と目途を決めたものの、美咲の生理周期が安定せず排卵日の予測が難しいためタイミングを増やすことに。ただ「諦めなければきっと自分たちのところにも赤ちゃんが来てくれる」と信じて過ごすが、結果が伴わず追い詰められていく。そして妊活をスタートして約1年、美咲から「今月も生理きちゃった」と報告があり、ふたりの心と体は限界に達してしまうのだった…。■妊娠なんて簡単だと思ってた■妊娠報告がきつい…妊娠なんてすぐできるものだと思っていた拓也だったが、妊活を始めてみて、それが簡単ではないという現実に打ちのめされて…。そして美咲に対して「ほかの人と比べるものじゃない」なんて思っていたくせに、自分も芸能人や周囲の人の妊娠報告を耳にするのが苦しくなっていることに気づきます。「たしかにこれはくるものがある」妊活をスタートして、拓也は美咲がこれまでひとりで抱えていた気持ちを同じように感じるようになるのでした…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月05日■これまでのあらすじ早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかし「まずは1年頑張る」という目標と目途を決めたものの、美咲の生理周期が安定せず排卵日の予測が難しいためタイミングを増やすことにした結果、拓也はどっと疲れるようになる。さらに、毎月「今月もダメだったみたい」と報告してくる美咲の悲しそうな顔を見るのが拓也には1番きつくて…。■諦めなければきっと…!■信じて頑張るが…なかなか結果が出ない妊活の現実。拓也は、これまで美咲ひとりにこの想いをさせてきたのだと知ります。たまらず会社の同僚に妊活の愚痴を漏らす拓也だったが、「諦めずに頑張ってくださいね」と言われ…。「そうだ、諦めなければ俺たちのところにも赤ちゃんが来てくれるはず…!」そう信じて、美咲とひたすら妊活を続けるのでした。しかし努力が報われることはなく、美咲からの「今月も生理きちゃった」の言葉に拓也は心が折れそうになり…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月03日■これまでのあらすじ拓也と美咲の夫婦には、まだ子どもがいない。妊活して早く子どもがほしい美咲だが拓也からは毎月かわされ続け、夫婦間に温度差があることにストレスや焦りを募らせていく。一方の拓也は、そんな美咲の姿を見ると、より妊活に対して後ろ向きに。しかし、大学の先輩に相談したことをキッカケに、拓也は美咲と向き合うことを決意し、「この1年頑張ってみないか?」と提案。子どもを持つことに恐怖や不安を抱いていた拓也だったが、美咲がそれは自分も同じだから「一緒に知っていこう」と声を掛け、ふたりは気持ちをひとつにして妊活をスタートさせるのだった…。■1年頑張れる!?■悩んだ末の解決策は…ついに始まった妊活。「まずは1年頑張る」と決めたふたりだったが、簡単にはいかなくて…。そもそもタイミングが月に一度しかない上に、美咲の生理周期がまちまちで排卵日の特定が難しいため、ふたりは頻度を増すことで確率を高めることにチャレンジする。しかし、それが拓也にはしんどくて…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月01日“妊活を女性だけのものにしない”を合言葉に掲げ、男性不妊の予防に着目したアイテムの販売や啓蒙活動をおこなっているウェルネスブランド「HOMTECH[オムテック]」から、男性・女性ふたりの妊活のためのカラダづくりをサポートする「はぐくむお出汁」が発売されました。「HOMTECH[オムテック]」はぐくむお出汁栄養機能食品:鉄、亜鉛 容量:140g 価格:2,300円(税込)男女どちらの妊活にも欠かせない栄養と美味しさが凝縮!「そろそろもうひとり…」と考え始めたときに大切なのは、パートナーとふたりで協力すること。妊活というと女性側の問題と捉える人も少なくないですが、じつはうまくいかない理由の約半分は男性側に原因があるともいわれています。そこで“ふたりで始める妊活”として取り入れやすいのが、日常生活に何かを加えるのではなく、日常生活そのものを妊活とすること。アンケート(※1)でも、「(具体的な妊活のスタートとして)まずは食生活を見直すことから始める」と回答した人が58%いたことからも、日常の食事を妊活習慣にアップデートすると、男性も女性もムリなく進められるようです。今回ご紹介する「はぐくむお出汁」は、そんな食事から始めるふたりの妊活アイテムとしてぴったり! 妊活に良いとされる素材に着目し、国産かつお節や国産牡蠣、11種の野菜(※3)をブレンドしたお出汁で、旨味やコクがプラスされた粉末タイプとなっています。定番のかつお節に野菜の甘みが加わり、さらに味をギュッと引き締めるコハク酸を含有する牡蠣をプラス。旨味成分が濃縮され、濃い褐色をした“にごり黄金お出汁”は絶妙なバランスの風味で、毎日摂っても飽きのこない美味しさです。また、男女ふたりのカラダづくりに欠かせない葉酸・鉄・亜鉛を中心に、その他8種類の成分(※2)を配合し、ふたりの妊活に大事な栄養を補給します。さらに、妊活に悪影響を及ぼすストレスや冷えへの対策として、生姜エキスとGABAを配合。温かいお出汁を飲むことで、カラダも心もホッとできるようなひとときをサポートしてくれます。銀座の名店の味で毎日美味しく続けられる!専門医監修の妊活お出汁お出汁の監修は、多くの美食家たちを魅了してきた銀座の名店「小熊」。和食・洋食・中華等、さまざまな料理に使用できる使いやすさや味にこだわっています。普段の料理が手間をかけずにワンランクアップするというのはうれしいですよね。なおかつ、妊活に必要な栄養も補ってくれて、美味しいから続けたくなるというのも高ポイントです。「HOMTECH[オムテック]」ブランドの監修をつとめているのは、日本でも数少ない生殖医療専門医で男性不妊治療のエキスパートでもある、辻村晃医師。「妊活を始めようとする方は、妊活のための行動として、生活習慣の見直しからスタートする方がほとんどです。なかでも、食事は重要なポイントのひとつです。栄養バランスを考えた食事を摂り、さらには男性であれば亜鉛、女性であれば葉酸など妊活に良いとされる成分を摂取することも良いでしょう。また、ストレスや冷えも妊活には良くないとされていますので、食事でリラックスさせたり、体を温めたり、といったことも大切です。そして、妊活は男女ふたりでの協力が欠かせません。そのためにも、ふたりでしっかり向き合うことが大切ですし、私ども医師としても予防啓発は勿論、妊活が上手くいかない場合にサポートできる環境をより整えていくことが、今後の役目だと思っております。一人でも不妊に悩む夫婦が減っていくことを目指していきます」(辻村先生)辻村 晃(つじむら あきら)プロフィール日本泌尿器科学会 専門医・指導医/日本生殖医学会 生殖医療専門医・指導医順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科 教授/Dクリニック東京 医師兵庫医科大学卒業。国立病院機構大阪医療センター勤務後、ニューヨーク大学に留学し細胞生物学臨床研究員を務める。大阪大学医学部泌尿器科准教授などを経て、順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科教授。Dクリニック東京でも従事。夫婦ふたりで始める妊活。まずは手軽に、毎日の食事から取り入れてみると気持ちのハードルが下がるかもしれませんね。【ご紹介した商品】 ・「HOMTECH[オムテック]」 はぐくむお出汁 お問い合わせ:アンファー ※1:アンファー調べ、2023年9月実施、20歳~40歳の男女300名※2:ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンD・DHA・EPA・アスタキサンチン※3:ケール、ブロッコリー、ヨモギ、アスパラガス、オクラ、コマツナ、カボチャ、ダイコン葉、パセリ、ホウレンソウ、生姜
2023年12月27日■これまでのあらすじ拓也と美咲の夫婦には、まだ子どもがいない。子どもがほしい美咲が、初めて拓也に妊活を拒否されたのは3年前。「疲れてるから」「また今度」と、毎月かわされ続けている。だから、そろそろ美咲の精神状態も限界。早く子どもがほしいのに、夫婦ふたりに温度差があり、気持ちがすれ違っていることにストレスや焦りが募っていく。一方の拓也は、そんな美咲の姿を見るとより妊活に対して萎えていく日々。そんな状態のある日、大学の先輩と飲みに行った拓也は、美咲に迫られるのが怖いこと、ふたりだけでも仲良くやっていける自信があるから妊活に必死になれないこと、子どもをそんなにかわいいと思えないことなど本音を打ち明け始め…。■親になったときの不安■先輩は何を語る!?拓也は、自分が子どもができたときのことを想像して不安になってしまうと言う。そんな不安が妊活から自分が逃げてしまう原因なのではないか、と言うのだ。しかし、拓也の妻、美咲が29歳だと知った先輩は「そりゃ焦るだろう? 男の29歳と女性の29歳は感覚が全然違うんじゃないかな」と返す。拓也はそれを聞き、自分が美咲の気持ちを本当の意味で理解していなかったことに気づくのだった…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2023年12月27日結婚7年目の34歳の翔子は、不妊治療をおこなっていました。経済的な理由と体の負担を考え、ステップアップ治療をしないと決めていたため、最後のチャンスと思い5回目の不妊治療を受けたのですが、結局赤ちゃんを授かることはできませんでした。最初は無理矢理笑顔を作っていた翔子でしたが、次第に心の限界を迎えてしまいます。そして2人で相談した結果、不妊治療を一旦休むことを決意。そんな中、夫の不妊治療に対する意識が変わる出来事が起こります。会社でもうすぐ還暦を迎える部長がパパになる話を耳にした夫は、部長に詳しい話を聞くことに。すると、部長も不妊治療をおこなっていた事実が判明したのです。夫は自分も不妊治療をおこなっていることを打ち明けると、部長は不妊の原因は男性にもあること、さらに精液検査を受ける重要性などを丁寧に教えてくれたのでした。 部長との会話で不妊治療に対する意識が変わり始めた夫。その夜、夫は男性不妊の原因について調べ始めると、自宅でできる精液検査のキットを購入します。キットが届きさっそく検査をおこなった夫でしたが、結果はなんと基準値を下回るものだったのです。 検査結果に落胆する夫。なかなか気持ちを切り替えることができず…©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー 岩盤浴から帰って来た妻の存在に気付いていながらも、精液検査の数字が基準値より下回ってしまったことに落胆した夫は、寝たふりをしていました。 (あれはあくまで簡易キットの結果であって、まだそうと決まったわけじゃ……) 翌日、夫は会社で考え込んでいると、ため息をつくところを上司に見られてしまいました。 「すごいため息だねー。どうした?何か息詰まった?」 「プログラムの修正とかならまた手伝うよ」 「ありがとうございます」 (プログラムの構成で遺伝子も操作や修正ができたらいいのにな) 夫がそんなことを考えていると、上司が話しかけてきました。 「片桐くん、検査に行くならひとりで行かないで、奥さんも一緒に誘いなさいね。それだけで奥さんの気持ちもラクになるよ」 「ごめんね。食堂で聞こえちゃって。なんか昔の自分たちを見てるような気分になっちゃって」 そう言うと、「自分の気持ちを語っていかなくちゃダメよ」と、アドバイスをしたのでした。 (もしも俺に原因があったら、翔子はどんな顔をするだろう……?) その日の夜、帰宅すると妻を誘った夫。 行為を終えると、「一緒に病院に行ってほしい」と伝えたのでした。 翌日、夫婦で泌尿器科を受診しました。 「先生からお話があるのでどうぞー」 「翔子、一緒に来て先生からの説明を聞いてくれる?」 2人が部屋に入ると、先生が話し始めました。 「精液検査と触診の結果、精索静脈瘤による乏精子症だと思われます」 「今の状態での自然妊娠は難しいでしょう」 厳しい現実を告げられたのでした。 「どんな結果でも受け入れる」と、覚悟を持って病院を受診した夫。しかし、医師から告げられた診断結果は、非常に残念なものでした。なかなか厳しい現実を受け入れるのはつらいと思うのですが、不妊の原因を知ることでこれからどうしていけばいいのか、しっかり向き合うことができると思います。2人で支え合って乗り越えていってほしいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 森脇葵
2023年12月26日私には10歳年上の夫と2人の子どもがいます。そして今は、第3子の妊活中。順調そうに見えるかもしれませんが、実は、私が第2子を授かる前、一時的なレスを経験しました。 結婚後、すぐに授かった第1子結婚前から生活リズムが合っていなかった私たち夫婦。夫は朝型で私は夜型。そして、夫は自分のペースを崩されることを嫌い、今でも自分が眠たければ子どもを1人で遊ばせて寝てしまいます。それでも結婚後は夫との性生活に不満はなく、すぐに第1子の長男を授かり出産、長男が1歳のころに第2子を考え始めました。わざと生活リズムをずらした私そして、次は女の子を熱望していた私たち。私は、「女の子を授かるためには……」とネットで調べ、情報収集に励みました。しかし、そんな私とは裏腹に、まったく興味を示さない夫。仕事が忙しくなったこともあり「疲れてるから」と理由をつけて寝てしまい……。指摘すると「女の子は望んでいない」と手のひらを返すようになりました。そんな夫に嫌気が差し、今度は私がセックスを拒否するように。夫が眠るまで寝室には行かない、夫が起床する前に起きるなど、生活リズムをずらすことで、セックスのタイミングをなくしたのです。そうするうちに、私にも第2子の女の子が欲しいという気持ちがいつの間にかなくなっていました。 話し合いの末、妊活を再開それから半年が経過したころ、「そろそろ本格的に第2子を考えてみないか」と、夫から話がありました。私は、これまでの不満をすべてぶつけた後、夫の話を聞いてみると、私からセックスを拒否されたこの半年間で、「女の子が欲しい」と強く思うようになったと言うのです。2人で話し合い再び妊活を再開すると、すぐに第2子を授かることができました。まとめ結果的には第2子も男の子だったのですが、私たち夫婦間のレスは解消されました。もし夫から切り出してくれなければずっとレスが続いていたかもしれません。お互いにぶっちゃけて話し合えたおかげで次男と出会えることができました。そして今は、「次こそは女の子を!」と第3子の妊活中です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/鈴本玲樺イラスト/さくら著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年12月26日結婚7年目の34歳の翔子は、不妊治療をおこなっていました。経済的な理由と体の負担を考え、ステップアップ治療をしないと決めていたため、最後のチャンスと思い5回目の不妊治療を受けたのですが、結局赤ちゃんを授かることはできませんでした。最初は無理矢理笑顔を作っていた翔子でしたが、次第に心の限界を迎えてしまいます。そして2人で相談した結果、不妊治療を一旦休むことを決意。そんな中、夫の不妊治療に対する意識が変わる出来事が起こります。会社でもうすぐ還暦を迎える部長がパパになる話を耳にした夫は、部長に詳しい話を聞くことに。すると、部長も不妊治療をおこなっていた事実が判明したのです。夫は自分も不妊治療をおこなっていることを打ち明けると、部長は不妊の原因は男性にもあること、さらに精液検査を受ける重要性などを丁寧に教えてくれたのでした。 部長との会話で不妊治療に対する意識が変わり始めた夫。その夜、夫は男性不妊の原因について調べ始めて……!? 調べれば調べるほど、莫大な量の情報が目に入ってきて…©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ※「精液検査の基準値」の出典:WHOラボマニュアル第5版より。(尚、最新の数値はWHOが2021年に更新した第6版のものとなっていて、以下の数字の通りになります) ※精液量…1.4ml以上、精子濃度…1600万/ml以上、運動率…42%以上、総精子数…3900万以上、正常形態率…4%以上 ©森脇葵/ビーグリー (うわ……こんなにあるんだ) 男性の不妊の原因について調べていると、たくさんの情報が出てきました。 (さすがに一晩じゃ読み切れなかった……) 翌日会社のデスクでぐったりしながら、反省をしていた夫。 (唯一得られた情報が、会社の近くに男性不妊をやっている泌尿器科があったことくらい) そんなことを考えていると、同僚が話しかけてきました。 同僚との会話から、夫は“最後にしたのいつだっけ?”と記憶をさかのぼっていたのでした。 退勤後、昨晩調べた泌尿器科で検査を受けようと思ったものの、なかなかクリニックの中に入る勇気が持てず、その場に立ち尽くしていた夫。 すると、泌尿器科の前で会いたくなかった同僚とバッタリ会ってしまったのです。 「あれー? 片桐じゃん。何今帰りなのー?」 「おー偶然だなー。ちょっと温泉でも行こうかなって思って、そこの旅行会社に来たんだよー」 そう嘘をつくと、「じゃ! 俺はここで!!」と、立ち去って行きました。 家に帰り、会社の側の泌尿器科に行くのは、やめておこうと反省した夫。 仕方なく入った旅行会社でもらった温泉旅行の冊子を机の上に置いておくと、翔子が反応してきました。 「最近旅行とか行ってなかったし、どうかなって思って」 「あー、いいねー。温泉行きたいねー」 2人で会話をしながら、“翔子もこんな気持ちだったのかな”と妻が不妊治療に取り組んでいたときの気持ちを想像する夫。 その日の夜、ネットを調べていると、自宅で精子のセルフチェックができるキットがあること知りました。 (とりあえずこれいってみるか) さっそく購入し、調べてみることに。 (へー……こんなんなってんだ) 精子をとり終わり、一連の流れに沿っておこないます。 (俺は大丈夫) 結果が出るまでの間、頭に不安がよぎりながらも、そう自分に言い聞かせていた夫。 しかし、出てきた結果は、WHOが定める精液検査の基準値を下回る数字だったのでした。 部長との会話をキッカケに、不妊治療に対する意識や向き合い方が変わり始めた夫。セルフチェックの数字は残念ながら基準値には届きませんでしたが、体調やストレスの状態によって検査結果が左右されやすいため、2回以上の検査がすすめられています。また、今回の夫のように自宅で精液検査がおこなえる簡易キットのほか、検査機関に精液を郵送して検査するキットなども売られていますが、きちんとした診断を受けるにはやはり医療機関で検査することをおすすめします。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 森脇葵
2023年12月25日結婚7年目の34歳の翔子は、なかなか子どもを授かることができず、不妊治療をおこなっていました。経済的な理由と体の負担を考え、ステップアップ治療をしないと決めていたため、最後のチャンスと思い5回目の不妊治療を受けたのですが、結局赤ちゃんを授かることはできませんでした。無理矢理笑顔を作って夫に報告したものの、心の中では相当なショックを受けていました。夫に心配されながらも翌日いつも通りに出社をした翔子でしたが、会社で望まない妊娠をしてしまった後輩と口論になってしまいます。その後、その場を逃げるように立ち去ると、夫に遭遇しました。ついに心の限界が来てしまった翔子は「ただ子どもが欲しいと願ってるだけなのに、なんで私には叶わないの!?」と泣きながら訴えたのでした。翔子の悲痛な叫びを聞いた夫は2人で話し合い、不妊治療は一旦休むこと決意。病院の先生に伝えると、あっさりと了承してくれました。 病院を出ると、草陰で座り込む1人の女性、淡路さんを発見した翔子。一緒に座って話を聞くと、淡路さんも不妊治療で悩んでいました。話しているうちに“友だちになりたい”という気持ちが芽生えた翔子は、連絡先を交換することに。 翌日、淡路さんに誘われて岩盤浴に行きました。そのとき、翔子が不妊治療のことを相談すると、「旦那さんの精子を一度検査をしてもらったほうがいい」という話になりました。淡路さんに相談したことで、“一度夫と話し合ったほうがいいかも……”と思った翔子でしたが、なかなか言い出すことができず……。 その日の夜、夫に誘われて久しぶりに妊活抜きの夜の営みをおこないました。行為が終わり2人で抱き合っていると、夫から「専門の病院で精液検査をしてもらいたい」と告げられたのでした。 還暦を迎える部長がパパに! 詳しく話を聞いてみると…©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー ※日本産婦人科学会によると、男性側に理由がある割合と、女性側に理由がある割合はほぼ半々だと言われています。©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー “もしかしたら、不妊治療に対してそこまで真剣に考えていなかったのかもしれない”と思い始めた夫。 この日、会社に行くと、もうすぐ還暦を迎えるという部長が来年パパになるという話を耳にしました。 同僚とその話をしていると、夫と目が合った部長が近づいてきました。 「あの……おめでとうございます。楽しみですね」 「あーいや……ははは……ありがとう。嫁にどうしてもとせがまれてね」 「いいなー。やっぱアレっすか。若い嫁さんだと自分も若くなったりするもんすかねー」 「ははは。だったらよかったんだけどなー」 「まぁいわゆる試験管ベビーってやつよ」 「詳しく知りたかったら個別に教えてやるぞ」 そう言うと、その場を立ち去って行きました。 その後、別の社員に話しかけられた夫。 健康診断の話について軽く話すと、言葉の節から“みんなそれぞれ事情があるのではないか?”と感じたのでした。 お昼の時間になると、朝の話が気になった夫は、部長の隣に行ってごはんを食べることに。 「あの……部長のところ、人工授精か体外受精をしたってことですか」 「ん? あ、子どものこと?何? 興味あんの?」 そう聞かれると、夫は治療をおこなっていたことを話し始めました。 「でもなかなかできなくて少し休もうかってなってて……。なんていうか男の俺にできることなんて何もなくて歯がゆいです」 「いやいやいや、お前にできることいっぱいあるだろ」 部長はそう言うと、男性ができる具体的なサポート例をいくつか挙げました。 さらに、夫に対して精液検査が済んでいるかを尋ねてきたのです。 「あ、それは婦人科で妻と一緒にやりました。問題なかったと聞いてます……」 「はい。ブッブー。アウト―。なんで妻から聞いてんの? 俺が聞いてんのは自分で行ったのかってことですー」 「産婦人科じゃなくて泌尿器科メンズへルース」 「泌尿……? それは行ってないです」 「なぜ!? WHY!?」 「妻はあなたは行かなくても大丈夫じゃないって……。仕事も忙しくて休めないし」 「嫁さんも仕事してんだろ?忙しいのは一緒じゃないの?」 「忙しいのを理由にしてるだけで、自分には必要ないと思ってるんじゃないの?」 厳しい部長の言葉にハッとすると、これまで何1つ祥子をサポートできていなかったことに気付いた夫。 また、部長との会話から、男性が不妊の原因の場合もあるということを知ると、その日の夜、男性不妊の原因についてを調べ始めたのでした。 精液検査は産婦人科でも受けられますが、精液検査のみになります。一方で泌尿器科では、精巣(睾丸)の状態を調べる詳しい検査や、必要に応じてホルモンの状態を調べる検査など、より詳しい検査を受けることが可能です。そのため、最初から泌尿器科で精液検査を受けるほうが、精液に問題があった場合の再検査などを省略することができます。子どもを望んでいる男性であれば、一度は泌尿器科で検査を受けてみるといいでしょう。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 森脇葵
2023年12月24日結婚7年目の34歳の翔子は、なかなか子どもを授かることができず、不妊治療をおこなっていました。経済的な理由と体の負担を考え、ステップアップ治療をしないと決めていたため、最後のチャンスと思い5回目の不妊治療を受けた翔子だったのですが、結局赤ちゃんを授かることはできませんでした。「やっぱダメだったわ」と無理矢理笑顔を作って夫に報告した翔子でしたが、心の中では相当なショックを受けていました。会社では妊娠を望まない後輩がつわりに苦しんでいて、翔子が慰めの言葉をかけると、言い合いに発展。「産みたくなんてなかったのに!」と吐き捨てる後輩に対して、「だったら私にその子ちょうだいよ!」と、強い口調で返した翔子。 その場を逃げるように立ち去った翔子は、夫に遭遇しました。心がズタズタになった翔子は「ただ子どもが欲しいと願ってるだけなのに、なんで私には叶わないの!?」と、泣きながら夫に訴えたのでした。 その翌日、会社を休んだ夫は祥子を散歩へ誘いました。2人でコーヒーを飲みながら、今後のことを話し合い、翔子の心は軽くなったのでした。そして、不妊治療は一旦休むこと決意。病院の先生に伝えると、あっさりと了承してくれました。 病院を出た翔子は、草陰で座り込む女性を発見します。翔子が話しかけると、女性の目から突然涙が……。女性は落ち着きを取り戻し、自らの不妊治療の体験を話し始めました。その話を聞いて、“もっと彼女と話をしてみたい”。そう思った翔子は連絡先を聞くことに。翔子は同じ悩みを持つ友だちができたことに、うれしさと心強さを感じていたのでした。 不妊の原因は夫かもしれないと思い始めて…©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー 新しくできた友人・淡路さんに教えてもらったホームセンターでネコ用の砂を買い、帰宅した翔子は夫と一緒に夕食を済ませました。 ベッドに入ると、男性不妊について検索をする翔子。 (裕ちゃんに原因があるとは思いたくないけど、やっぱり検査してもらったほうがいいのかな……) その翌日、翔子が仕事をしていると、淡路さんから連絡がきて、2人で会うことになりました。 「でも人工授精5回もやったんだよね?そのとき先生に何か言われなかったの?」 「実は2回ほど運動率が悪くてダメになったことがあって……」 「えっ、そうなの!?それって旦那さんは知ってるの……?」 「ううん。でも最初の検査ではギリギリだったけど、ストレスとか体調とかもあるけど、正常範囲ですって言われてたし……。私もなんか言いづらくて……」 翔子の話を聞いた淡路さんは、「原因がわかったほうが心も軽くなるよ?」と返しました。 その言葉を聞いて、夫を傷つけずに伝える方法を考え始めた翔子。 すると、淡路さんは自分の体験談を話し始めたのです。 「裕ちゃんもそうかなー……。やっぱり男の人からしたら、抵抗があるんでしょうか」 「自分の精子に問題があるとは思いたくないのかもしれないですね」 「どうやって説得したんですか?」 「プライドを傷つけないように、かつ理論的に、感情的にならずかわいくお願いしてみる感じでうちはやっと重い腰を上げてくれたけど……」 「うちはそのせいで未だに、治療に協力してる俺が抜けなくて、めんどくさいことになってますよ」 そう言うと、検査を受けるなら婦人かではなく、泌尿器科のほうがいいとアドバイスをした淡路さん。 (私なんて2年も治療してきてるのに、何も知らないもんな……) 淡路さんの話を聞いて、翔子はふと我に返ってしまったのでした。 不妊治療について夫とちゃんと話し合ったほうがいいと思いながらも、なかなか言い出せずにいました。 “サラッとなんてムリだ……” 頭の中でそんなことを考えると、猫に引っかかれてしまいます。 「大丈夫!?」 「あいたー油断した」 夫は祥子の引っかかれた傷口を見たあと、その手をグッとひっぱりました。 「ごめんしたくなった。そういうの抜きでしてもいいかな……?」 (今日はもういいや……) (なるべく義務にはならないようにしてきたつもりだったけど、やっぱり違ったんだな) 終わったあと、2人で抱き合っていると、「お願いがあるんだけど……」と切り出してきた夫。 「今度俺と一緒に病院に行ってくれる?」 「専門の病院で精液検査をしてもらいたいんだ」 祥子の目を見ながら夫はハッキリとそう言ったのでした。 突然「精液検査を受けたい」と言ってきた夫ですが、夫自身も薄々自分に原因があるのではないかと思っていたのかもしれないですね。“不妊の自分は原因かもしれない”と疑いたくない気持ちもわかるのですが、一度この機会に検査を受けてハッキリとしたほうが、2人のためになるのではないかと思いました。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 森脇葵
2023年12月23日