生理中でも彼氏とのデートは楽しみたいもの。しかし、経血漏れでつらい思いをしたという方もいます。そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」を2つご紹介します。おしゃれなレストランで……その日は、彼氏にとてもおしゃれなレストランに連れて行ってもらいました。白いワンピースを着ていったのですが、経血が漏れているのに気づかず、彼氏の前で他のお客さんに「血がついていますよ」と指摘されました。「せっかくおしゃれなレストランに連れてきてくれたのに最悪だ。穴があったら入りたい」と思いました。(30歳/派遣社員)漫画喫茶デートで……彼氏と漫画喫茶でデートをしたときのことです。カップルシートで漫画を読んだりゲームしたりして過ごしていたら、お尻に冷たさを感じました。あまり生理周期がズレることがなかったので、予想してなかったのですが、生理が早く始まっていました。しかも量がかなり多く、履いていたデニムのお尻部分が血で濡れてしまって、合皮のソファーにも血がついていました。恥ずかしさで泣いてしまいました。個室なので隠すこともできず……。まだ付き合って日も浅かったので、彼氏に嫌われるのではないかとパニックになりました。(29歳/会社員)トラブルに備えて……デート中に経血が漏れてしまい、恥ずかしかったというエピソード。このようなトラブルが起きても対処できるように、事前に準備をしておくことが大切ですね。今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年08月30日【ROPÉ PICNIC(ロペピクニック)】では可愛さダダ漏れの主役級スカートがお得なセール中! 今回は、ロペピクニックの「ドットマーメイドスカート」をご紹介します。完売前にぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?美シルエットでフェミニン度アップ出典:ROPÉ PICNIC美シルエットでフェミニン度アップが狙えるロングマーメイドスカートです。シワになりにくいポリエステル100%素材で、なめらかな肌触りが特徴になっています。女性らしさを引き立てるデザインで、カジュアルなロゴTシャツと合わせればメリハリのある甘辛コーデに◎夏のオールブラックコーデ出典:ROPÉ PICNICドットスカートとカットソーを合わせた夏のオールブラックコーデです。小物で白を取り入れることによって、重くなりすぎない仕上がりに。「ドット柄は可愛すぎる」と避けていた方にもおすすめの大人っぽいスタイリングです。リブニット合わせのレトロシックな着こなし出典:ROPÉ PICNICタイトなリブニットを合わせたレトロシックな着こなしです。全体的をホワイトカラーで統一することによって柄物でもすっきり見えが叶います。淡いカラーが中心のコーデの場合、足元を黒シューズで引き締めるとメリハリが出て◎お出かけにぴったりなモノトーンコーデ出典:ROPÉ PICNICボリュームトップスをインした今年らしいスタイル。夏のお出かけにぴったりなモノトーンコーデです。こちらのスカートは見た目以上にさらっとした素材感で着やすく、暑い時期にもぴったり。シワにもなりにくいので旅行にもおすすめですよ♡※すべての商品情報・画像はROPÉ PICNIC出典です。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。writer:yamako
2023年08月26日40代になって、「骨盤底筋」という言葉が気になるようになりました。大きなくしゃみをしたときに「もしかしたら尿漏れ?」とヒヤッとすることも理由の1つですが、私の場合、より怖かったのが将来的に「子宮脱」「膀胱脱」が起きないか……ということ。高齢者に多いというこの症状をできる限り避けたい、そのためにはどうすれば良いのかと考えるようになりました。★関連記事:腟から丸くて硬い何かが…「子宮脱」の一歩手前!?→子宮脱予防に私が始めたこととは骨盤底筋を鍛えようとしたけれど以前に聞いた話ですが、昔の日本女性は和式トイレを使っていたことで腹圧がかかるため、骨盤底筋の負担が大きく、高齢になってから子宮脱や膀胱脱になる方が多かったとか。私は和式トイレの経験は少ないですが、子宮脱や膀胱脱(子宮や膀胱が下がって体内から出てしまう症状)は高齢になってから発生すると知って怖くなり、今は大丈夫でも将来に備えたいと思うようになりました。まず簡単にできる方法として、骨盤底筋を鍛えるというアプリをスマホにいくつかダウンロードしました。画面に表示される画像のリズムやタイマーに合わせて腟を締めたり緩めたりして、骨盤底筋を鍛えるというもの。3つほどのアプリを順番に試したのですが、長続きしたものはありませんでした。それぞれのアプリは毎日継続できるように記録をつけられたり、日によってリズムが変わったりなど、さまざまに工夫がされていたのですが、私にとってはスマホを見ながら腟を締めたり緩めたりするという活動そのものが単調に感じられ、どれも継続できなかったのです。ヨガで骨盤底筋を鍛える試みも次に、オンラインで受けているヨガやピラティスのレッスンの際、なるべく骨盤底筋を意識して呼吸をするよう心がけてみました。一緒にレッスンを受けていた友人がヨガの先生に、骨盤底筋を意識する動きを質問しているのを聞いて、「そうか、ヨガの際に呼吸と合わせて、骨盤底筋を締めたり緩めたりすれば良いんだ!」と思ったのがきっかけです。ただ、ヨガの際の骨盤底筋の動きは思ったより難しく、通常のヨガの動きは「息を吸って筋肉を締める、息を吐いて筋肉を緩める」のですが、骨盤底筋に力を入れる動きは逆で、「吸って緩める、吐いて締める」のだとヨガの先生に教わりました。この通常とは逆の動きになかなか体がついていかず、頭で考えて動きが止まる……ということが増えてしまったのです。結果、私の場合はヨガをしながら骨盤底筋を鍛えるのはハードルが高いと諦めました。月経カップの使用で骨盤底筋を意識最後に試したのは、月経カップです。入手してからしばらくは使用する勇気がなく、2カ月ほどは使わずに放置していた月経カップ。ある日、ついに使ってみようと決心してから手元のリーフレットなどを熟読した際に、「月経カップの使用により骨盤底筋を意識できる」というコラムがありました。月経カップの使用により生理の不快感が軽減できるだけでなく、骨盤底筋を意識することもできるなんて!と、背中を押された気になりました。実際に使ってみると、たしかに月経カップを腟内に入れて過ごしている間や、腟内から取り出すとき、半ば無意識に骨盤底筋に力を入れています。これなら無理なく骨盤底筋を意識して過ごせるというのは、月経カップ使用の思わぬ副産物の1つでした。まとめ私の場合は、「骨盤底筋を鍛えよう!」と気合いを入れて運動するよりも、月にわずか数日でも、常に骨盤底筋を意識した時間を持つほうが、無理なく取り入れられる行動でした。実際にこれで骨盤底筋にどれだけ効果があるのかは未知数ですが、毎月のことなので細く長く続けていこうと思っています。いつかもう少し子育てに余裕ができたら、アプリやヨガでの骨盤底筋運動も復活できるかもしれません。そのときまでは焦らずに、月経カップ使用中に骨盤底筋を意識する時間を、継続していこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。イラスト/サトウユカ著者/まっちゃ (45歳)40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。
2023年08月13日ダイエットを開始して数カ月。ゲームでおこなう筋トレやダンスが習慣となり、体重は少しずつ減少してきました。開始前は、ダイエットで得られるものは整った体形と、目標達成による自信と予想していましたが、思わぬ副産物がありました。それは尿漏れ改善。ふと気が付けば、最近気が緩んだときの「しまった!」がありません。ダイエットのための運動が尿漏れ改善にも一役買った体験談です。★関連記事:出産後から続く頻尿、尿漏れ! 骨盤底筋を意識して過ごした結果、尿漏れパッドが不要に【体験談】40代になり尿漏れの症状が悪化30代のころ帝王切開で出産し、傷の痛みでおなかに力を入れられない時期が数カ月続きました。最初に尿漏れについて意識したのはそのころだったと思います。くしゃみをしたときなどにチョロッと漏れる尿。恥ずかしいと思いながらも、頻度はそこまで多くなく、子どもの面倒を見ながら自分のことにかまう余裕はありませんでした。帝王切開の傷が癒えるのと平行して改善したこともあり、放置したまま40代に。ところが40代になると、週に2〜3回と、見過ごせない頻度で尿漏れをしてしまうようになったのです。咳やくしゃみをしたとき、子どもと縄跳びをするとき、排尿を我慢した状態で笑ったときなどが危険なタイミング。困ってはいたものの、恥ずかしくて誰かに相談することなく処理していました。しかし、30代のころのように改善する気配はなく、気のせいか漏れる量も多くなったような気もします。特に生理前が頻回だったので、早めに生理用ナプキンを装着してしのいでいました。「尿漏れパッドを使ったらいよいよ初老だ」という自分の中の妙なボーダーラインを越えたくなかったのです。ダイエットで運動を続けると症状が軽減ダイエットを始めたばかりのころは、運動中もたまに尿漏れすることがありました。特にダンスでジャンプをしたタイミングなどに多く、必ずトイレに行ってから運動をしていました。尿漏れすることを折り込み済みで生活をしている時点ですでに初老のボーダーは越えているような気もしますが、慣れというのは怖いものです。そうやってゆるゆると尿漏れとの付き合いを続けていたのですが、ふとここ数カ月、生理の前にナプキンを使っていないことに気が付きました。ダイエットを開始して7カ月になりますが、思い返せばここ3カ月ほど、運動する前にトイレに行くことを意識していません。ダイエットを開始したこと以外に普段の生活スタイルは変わっていないので、「ダイエットメニューの中に、尿漏れ改善に効果のある運動が含まれていたのでは?」と思ったのです。下半身の筋トレが尿漏れに効いた?体の中でも大きい筋肉を鍛えるとダイエット効果が上がると聞いたことがあったので、私は下半身の筋トレを重点的におこなっています。頻度は週に2〜3回。特にスクワットは、使う筋肉ごとに広げる足の幅が違うので、毎回メニューに加えています。そのほか、内ももを鍛えるメニューや、腹筋を使うメニューに重点を置いて運動してきました。この運動が効いたと明確に言えるものはありませんが、尿漏れには骨盤底筋の筋肉を鍛えるのが有効と聞いたことがあるので、総合的な筋力アップが尿漏れ改善に役立ったのではないかと考えています。肩幅以上に足を広げておこなうワイドスクワットをするときには、自然とおしりの穴に力も入りますし、もともと尿漏れに気を付けて運動していたので、常におしりに緊張感はあったように思います。鴨がネギを背負ってくるとはまさにこのこと。ダイエットのために始めた運動が、尿漏れの悩みを解決してくれました。まとめダイエットのための運動は、痩せる以外にも良い影響がありました。もともと運動が苦手な私。減量さえできれば運動を続けるつもりはなかったのですが、少し気持ちが変化。運動を継続すれば体形も維持できますし、尿漏れにおびえる毎日を過ごすことを思えば、多少のつらさは我慢できます。尿漏れと運動をはかりにかけて、私は運動を継続する道を選びました。一度で二度おいしい運動、しんどいなと思う日もありますが、「少しだけ頑張ろう!」と自分で自分を励ましています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/もこもこぺん(41歳)夫と小学生になる息子の3人暮らし。近居の義父母から家庭菜園で取れたおいしい野菜や、おかずのおすそ分けをいただくうちに肥大化。一向に体重の変わらない夫を恨めしく見つめる日々。
2023年08月05日20代からおりものシートを愛用していた私がアラフォーになり、尿漏れを初めて経験。そのときはまだ妊娠も出産もしていなかったのに、です。おりものだけでなく、尿漏れ対策もできるシートにしたものの、今度は肌のかぶれに悩むように……。最終的に布製のシートに出合い、快適生活を手に入れるまでの体験談を紹介します。★関連記事:「出ちゃった…」40代更年期から急増する尿漏れ。どうして? 緩和できる?【医師監修】アラフォーになり、尿漏れ問題発生私はおりものシートが必要なくらいの量のおりものが出るため、20代からアラフォーの現在まで毎日シートを使用してきました。20代で最初に試した商品は、小林製薬の「サラサーティコットン100」です。過去に生理用ナプキンで肌がかぶれたことがあったため、“天然コットン100%の表面シート”という言葉に惹かれました。においが気になる時期は、小林製薬「サラサーティSARA・LI・E」のナチュラルリネンやホワイトブーケなどの香り付きを試しました。どちらかを装着するという毎日を送っていたアラフォーのある日、椅子から立ち上がった瞬間にじわっとした感覚が。トイレで確認すると、濡れ具合やにおいから明らかに尿漏れでした。驚いたものの、その後は尿漏れしてもすぐにシートを交換できる状態だったため、しばらくそれで様子を見ていました。ところが、初めての尿漏れから1週間。外出先での尿漏れが続くように。すぐにシートを交換できず、その不快感や周りににおうのではないかという不安から、これはもうおりものシートではダメだと思いました。おりもの・尿漏れ・消臭機能付きライナーとの出合い愛用のおりものシートに代わり、おりものと尿漏れを吸収でき、そして消臭機能付きのものを探すことにしました。そしてテレビCMで見た尿漏れ対策のパンティライナーを試すことにしました。パットサイズが14.5cm、17.5cm、19cmの3種類あり、14.5cmは無香料とフローラルソープの2種類が選べました。うれしいことに私の望みである、おりもの対策と尿漏れ対策が同時にでき、さらに消臭機能付きです。自分の尿漏れの量を把握していなかったため、初めて購入する際はサイズ選びに困りました。14.5cmと17.5cmのものを両方使ってみた結果、17.5cmは少し大きいと感じて、おりものシートの着け心地に近い14.5cmを使うことにしました。布製パンティライナーを試してみたおりもの・尿漏れ用パンティライナーの使用を始めて数年、パンティライナーに触れる部分がかぶれるようになりました。このころ妊娠・出産をしたことも関係しているかもしれませんが、原因はわかりません。かぶれによる不快感から何度も椅子に座り直したり、仕事に集中できなくなったりしてきたころ、SNSで初めての生理準備BOX「READY BOX」で布製パンティライナーを知り、試してみました。布製の生理用ナプキンの存在は知っていましたが、布製のパンティライナーがあることに驚きました。私が使い始めた布製パンティライナーは綿100%で、生理用の羽根つきナプキンの羽根の部分にスナップボタンがあり、下着と一体化させて使用します。この方法で今のところ布製パンティライナーがずれたことはありません。使用後の処理は、入浴時にさっと洗い洗濯機に入れるだけと、簡単。浸け置き洗いを覚悟していた私には驚きでした。繰り返し使えるので買い置きいらずでストックスペースが空くといううれしいメリットも。また、布製パンティライナーに替えてから肌がかぶれることもなくなりました。まとめアラフォーで尿漏れを経験し、それまでおりものシートから、おりもの・尿漏れ対応のパンティライナーを毎日愛用。その後、これまでのパンティライナーの使用が難しいなと感じたときに、布製パンティライナーと出合いました。使用後の洗濯は浸け置きすることなくさっと水洗いして洗濯機に入れるだけの手軽さ。布製パンティライナーに替えたことで買い忘れの心配からも解放され、快適なパンティライナー生活を手に入れることができました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。【駒形先生からのアドバイス】更年期は、主に膀胱の弾力性の低下、女性ホルモンのエストロゲンが減少することによる骨盤底筋の脆弱化、体重の増加といった3つのことから尿漏れしやすくなります。エストロゲンの減少は止められませんが腟を鍛えることで尿漏れを緩和することができます。骨盤底筋運動の一種である「腟トレ」をぜひおこなってほしいと思います。毎日続けて見ましょう。まずは、フェイスタオルを1枚用意します。①フェイスタオルを縦半分に折って横の端からくるくると巻きます。②服の上から①の巻いたタオルを会陰(股)に当てて、椅子に座ります。③タオルが当たる部分を意識しながら、タオルを挟むように意識して、会陰にクッと力を入れます。著者/えすたなか子供と2人暮らしの働くママです。季節の移りかわりを年中行事で子どもと楽しんでいます。
2023年07月29日私の過去の体験は、ひどい尿漏れを繰り返し、誰にも相談できず悩んでいたときのことです。友人との会話の中でも「恥ずかしい」という思いから話題になることは少なく、自然と避けていました。でも、CMなどで尿漏れケア商品が大々的に宣伝されていることを思うと、悩んでいる女性は想像以上に多いはず。何とか解決策を見出そうと試みて尿漏れが軽減した方法を紹介します。★関連記事:トイレが近くなり、尿漏れも…膀胱炎の再発かと思って検査した結果、まさかの疑いが!【体験談】高齢出産した私。産後に現れた症状は…アラフォー出産の私。駆け回る息子を追いかけて体はボロボロに。頻尿、そして尿漏れ症状が始まりました。「加齢もあるし、子育て中だから今だけだろう。何とかなる」と思い込んでいました。普段の生活でも、スーパーでのレジ待ちが耐えられず、列を外れてトイレに行くこともしばしば。尿漏れパッドに頼るも、それだけでは防ぐことができず、帰宅後に濡れた下着やズボンを交換することが多くなりました。過去に薬の副作用で長年悩まされたことがあったので、何とか病院や薬に頼らない方法はないか……と模索していました。意識してトイレ間隔を少しずつ伸ばすようにそんなときにテレビで、「ヨガでヒップアップ・生理痛緩和や尿漏れ防止」という見出しで、橋のポーズをしているのを見かけました。橋のポーズとは、あお向けに寝た状態からおしりを持ち上げて、両腕と両足で支えておこなうポーズです。これは布団の中でもできるので簡単でラクでした。しかし、運動習慣がなかった私は、そんなラクなポーズを毎日おこなうことですらひとりでは継続できませんでした。そこで、週1回のヨガ初心者クラスに通いました。最初は軽いヨガも苦痛で、効果も目に見えず……。ヨガは仲間との会話も楽しく、リフレッシュになっていましたが、先生がレッスン中に「尿を途中で止められたり、少し我慢できると良いですよ」と、会話を交えながら橋のポーズを取り入れてくれたので、悩んでいた私の心に響きました。橋のポーズをおこなうことで臓器を下側から支える「骨盤底筋」という筋肉を鍛えるそうです。「絶対、途中で尿を止めるなんて無理」と思いながらも、「トイレ中に尿を途中で止める」をできないながらも試し、また普段から「尿意があっても少し我慢する」という膀胱トレーニングを日常的に意識してみました。徐々に排尿コントロールができるように!自分のペースで骨盤底筋を意識し続けて2~3カ月後、スーパーでのレジ待ちができるようになりました。そして1年後には、尿漏れパッドが不要になりました。現在は、トイレに行こうかなと思ってから1時間は我慢でき、トイレ回数も1日10回以上から5~6回程度に。同時に尿漏れ回数が減りました。排尿コントロールができるということは、こんなに便利だったと初めて知りました。まとめ私は高齢の両親の介護経験から、老化は尿漏れ、さらには便漏れにもつながると痛感しています。今の私にも老化はすぐそこに待っていて、いつでも襲い掛かってくると実感しています。「週1回の初心者ヨガ」「日常的に意識する」これだけで、骨盤底筋トレーニングになったのだと思いました。過度の我慢は禁物ですが、今後も無理なくコントロールし続けたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/まるさかな(50代)50代の主婦。夫と息子の3人暮らし。猫、音楽、B級グルメ好き。夫の転勤、パート勤務、不妊治療を経て出産・育児でひと息ついたと思ったら、両親の介護に突入。
2023年07月27日39歳で膀胱炎や腎盂腎炎などの病気になって、40代は30代に比べてトイレが近くなりました。時にはくしゃみをするだけで漏れてしまうこともあり、尿漏れパッドを使うことも増えてきました。尿失禁(軽失禁)をする年齢でもないのにな……と思っていましたが、あることが疑われて……。★関連記事:尿漏れ、頻尿、ぽっこりおなかの原因は骨盤底筋群の緩みにあった!骨盤底筋群を鍛える「呼吸法」とは軽い尿失禁がたまに起きる膀胱炎や腎盂腎炎になって完治をしてから、トイレに行く間隔が短くなったような気がしていました。膀胱炎が再発しないように、トイレに行く間隔は短くするように意識はしていました。そのため、トイレの間隔が短くなっても仕方がなかったのですが、それにしても頻繁にトイレが近いのかなという感覚を感じるようになりました。そして、トイレが近くなったことと関係があるのかわかりませんが、生理中におなかの痛みを感じると軽い尿失禁をしたり、くしゃみや咳をすると漏れたりするようになりました。大した量ではありませんが、今までそのようなことがなかったのでちょっとショックを受けました。尿失禁は頻繁ではなかったし、生理中に多く、生理が終わると尿失禁なども起きなかったので、深く考えることはありませんでした。40代だからあり得ることなのかもしれないと思うようにして、病院などには行かず。結局、気を付けていたのですが、膀胱炎を再発したため病院へ行くことになりました。膀胱炎から過活動膀胱へ膀胱炎は頻繁になっていたので、薬を処方してもらえば落ち着くものだと安心していました。そのときに、いつもは気にしていない尿失禁について相談をしたのですが、医師から「過活動膀胱かもしれない」と告げられることに。膀胱が過敏状態になっていると過活動膀胱になる可能性が高く、私の場合も膀胱炎などを繰り返したことによって過敏状態になっている可能性があるということでした。膀胱炎の治療をするために過活動膀胱の薬を処方されませんでしたが、水分コントロールや骨盤底筋の訓練など必要とのことで説明を受けることにしました。膀胱炎であることで、できるだけ尿の排出で菌を出さなくてはいけないために、膀胱炎が落ち着いた時点で検査などを受けるほうが良いだろうということでした。膀胱炎から過活動膀胱になりやすいため、過活動膀胱になることは仕方のないことであるという話でしたが、膀胱炎のつもりで病院に行ったのに違う症状を発見されるとは思ってもみなかったので驚きました。過活動膀胱の検査を受けてみる膀胱炎が治まり、トイレの頻度も落ち着いたとき、過活動膀胱の検査を受けてみることにしました。正直トイレの頻度も尿失禁も落ち着いていたので、大丈夫ではないかと思っていました。しかし繰り返していたときもあり、またくしゃみなどで尿失禁をするのも嫌なので、調べておくことは必要だろうと判断しての検査でした。泌尿器科での検査で、検査自体は面倒なものではなかったのですが、意外と泌尿器科に通う人が多いことに驚きました。全員が全員過活動膀胱ではないのはわかっていても、泌尿器科の悩みを持つ人が多いということを知りました。それで、なんとなくホッとし、安心した気持ちで検査を終了。結果的には過活動膀胱との確定診断は受けませんでしたが、可能性はあるということでした。現時点で治療の必要はなく、女性の場合には軽い尿失禁は誰にでも起こる可能性があるものなので、深く考えることはないし、気になる場合にはまた相談に来ると良いでしょうとのこと。過活動膀胱ではありませんでしたが、膀胱炎が起きればまた過活動膀胱のような症状が起きかねないというのが現在の私の症状だということでした。まとめ過活動膀胱は特に女性に多い症状であり、膀胱炎や結石がある場合には発症しやすい症状のようです。知り合いなどに話をすると同じような症状で悩んでいる人も多いので、ありがちな病気なのかなと思いました。今回は過活動膀胱ではありませんでしたが、いつ私自身が過活動膀胱と診断されるかわかりません。繰り返すことの多い膀胱炎などにも気を付けながら、生活することが必要になりそうです。また同じような症状が起きたらすぐに病院に相談したいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/サトミオリ(45歳)小学生男子2人に振り回されながら毎日大騒ぎの育児。子どもたちに振り回されているせいか、年齢のせいなのか、次々と体の不調が出てきている。一つずつ完治をさせながらも、年になったなぁと凹んだりしていている。
2023年07月23日用を済ませてトイレを出たとき、股間にツーッと何かが垂れていく感覚が……。ズボンを見ると、ジワ〜とシミが!男性の「排尿後の尿もれ」(以下、尿もれ)は、ある程度の年齢以上になると誰もが経験する症状と思われるが、現在、男性用の尿もれパッドのテレビCMがゴールデンタイムでもさかんに流れているように、若い世代にも増えているようだ。そこで気になるのが、生活用品メーカーのライオンが行った2年前の調査。20〜60代の男性1,500人を対象にした調査では、便座に座っておしっこをする「座りション」の男性が60.1%にのぼった。「座りション」に変更した理由では《尿ハネでトイレが汚れる》《掃除をする妻の気持ちを考えて》などがあるようだ。とくに、子どもの頃から、座りスタイルで用を足している「座りション派」は、20代は25.7%。4人に1人は、便座に座ってオシッコをすることが「当たり前」なのだ。そうすると、座りションの普及と尿もれには何らかの関係があるのではないだろうか。専門医に話を聞いてみた。「まず尿もれは『排尿後尿滴下』といい、尿道に残った尿がうまく出し切れずに、出てしまうことです。陰茎(ペニス)の先端からオシッコを貯める膀胱まで続く尿道の途中、骨盤に入ったあたりに『外道尿括約筋』というオシッコを我慢する筋肉があります。この筋肉よりも奥(膀胱側)の尿道に残っている尿がもれるわけではありません。尿もれとは『外道尿括約筋』よりも前に残った尿が、用を足した後にズボンにしまったあとにツーッと垂れてくるのです」そう語るのは「おき泌尿器科クリニック」(大阪府富田林市)の沖貴士院長。「排尿後の尿もれが起きる要因のひとつは加齢による『前立腺トラブル』。尿が膀胱から出てすぐの場所にあるのが前立腺です。この前立腺の中を尿の通り道の尿道が陰茎の先端まで通っています。前立腺は年をとるにつれてだんだん大きくなり尿道を圧迫します。オシッコの勢いが弱くなることで、尿が尿道に残ってしまうのです。また、若い人でも、たとえば、映画の前にトイレを済ませておこうなど、日常生活の各ポイント(〜の前に)で用を足す習慣があるなど頻回にトイレに行く人は、尿の量が貯まる前にオシッコをするため、勢いが足りなくなります。その結果、トイレのあとに、ツーッといくことがあります」(沖院長・以下同)オシッコの勢いと尿もれは深い関係があるようだが、確かに、周りに聞いてみると「座りション」は〝尿道が圧迫されている気がして、スッキリ感がない〟という声が多い。「オランダ・ライデン大学医療センターの研究チームが、立ったときと、座った場合とで、オシッコの最大流量、排尿時間、残尿量(膀胱に残っている尿の量)を比較したところ、正常な排尿の人の場合では、どちらも変わりがなかったことが明らかになりました。また、前立腺肥大症などの排尿トラブルがある人は、座ったほうが、明らかに残尿量が少なくなり、勢いも良くなったことがわかりました」ええっ?座りションのほうが、勢いがある?「座った方が落ち着く、かがむことで腹圧がかかることなどが影響していると考えられます。当院でも、オシッコの勢いをはかる『尿流量測定』を行いますが、座って測定をされた方で後に『立ってやったほうが、勢いがでる』という方も。でも実際、立ってやっても勢いは変わりませんでした」座りションか、立ちションかということと、尿もれには直接の関係はないようだ。「とはいえ、男性の場合は、女性に比べて尿道が長いため、どんな姿勢でも、おしっこをした後、尿道に尿が残ってしまうことがあります。尿もれ予防には、できるだけ、オシッコをためて勢いをつけること。しっかりオシッコを出し切ってから下着やズボンをあげることです。それ加えて、尿もれがある人は、排尿後、睾丸と肛門の間を、指でペニスの先のほうに押していくことも効果的です。そこには尿道があって残っている尿をすべて出すことができます。この排尿後の尿もれの頻度が多い人は排尿障害の可能性があるので泌尿器科を受診して相談してください」トイレを汚さないためには、座りション派の男性のほうが、家族には好感を持たれることだろう。
2023年07月23日45歳ごろから始まった尿漏れ。50歳になった今も解決はしていませんが、たとえ漏れても漏れなくても、毎日尿漏れパッドを使うことで日常を送っています。尿漏れが起こったきっかけと、尿漏れによって運動するのもおっくうになった経験をお話しします。★関連記事:「出ちゃった…」40代更年期から急増する尿漏れ。どうして? 緩和できる?【医師監修】最初の尿漏れはくしゃみから始まった末っ子を産んだのは私が42歳のとき。その数年後から悩まされている症状があります。お恥ずかしいのですが……「尿漏れ」です。最初は、くしゃみをするときにいきんだ瞬間、尿漏れがありました。量としては多くはないのですが、若いママ友たちと公園で子どもたちの遊ぶ様子を見ているときだったので、理由をつけて急いで帰宅し、下着を取り換えました。出産後に尿漏れになる人が多いともうわさで聞いていたので、あまり深くは考えず、そのうち治るだろうと思っていました。しかし尿漏れは治まる気配がなく、その後何度もくしゃみのときにちょろっと、そして大声で笑ったときもちょろっと漏れるのです。セーフとアウトもそのとき次第。しばらくはおりものシートをつけて「ないよりはまし」としていました。漏れの不安から運動ができなくなったこのまま尿漏れ対策をしないでいると大変なことになると思ったのは、ダイエットを兼ねて子どもと近所をランニングしようというときでした。ランニングしていると軽く尿漏れしてしまうのです。またあるとき、家の前で子どもと縄跳びをすることになりました。「何回跳べるか競争しよう!」と子どもと一緒に跳び始めた瞬間にも尿漏れしてしまったのです。「着地した瞬間に漏れてしまうのなら、もう運動なんて何もできなくなるじゃない!」。そのとき自分のなかの「若さ」が失われてしまったような衝撃を感じました。恥ずかしくて友だちにも相談できないし、どうしよう……。なぜ尿漏れするのか知りたくて、ネットで尿漏れの原因を調べてみると、骨盤底筋の筋力低下と書いてありました。検索結果の中にトレーニング方法も見つけられたので定期的におこなってみましたが、それでも私の場合は尿漏れがなくなるわけではないなと感じました。尿漏れパッドのおかげで不安が解消尿漏れするたびに家に帰って下着を取り換えることはできないと判断した私は、ナプキンのような尿漏れパッドを購入して、いざというときの尿漏れに対応することにしました。まさか自分が自分のために尿漏れパッドを買う日が来るとは思っていなかったので、最初は買うことが恥ずかしかったです。しかし、今売られている尿漏れパッドは生理用品ともあまり違いがないようなパッケージで、とてもよく水分を吸収してくれます! たちまち私の頼れる相棒になってくれました。尿漏れパッドは15cc用、30cc用、50cc用……などと受け止められる水分の量が違っています。自分ではどのくらいの量を漏らしたか「何cc」という単位でわかるはずもなかったので50cc用のパッドからつけ始め、もう少し薄くても大丈夫だと思ったので30cc用にし、最近は15cc用をお守り代わりに毎日使っています。まとめ尿漏れパッドを使い始めてから、「多少漏れることがあってもパッドが受け止めてくれるから大丈夫」とゆったり構えながら日々を送ることができるように。突然出るくしゃみにも、もう不安は感じません。また生理が始まっても、尿漏れパッドを毎日着けていれば下着が汚れることもなくなり、良いことずくめです。ただ、いくら尿漏れパッドを着けていても、尿漏れの心配があると、なかなかスポーツには前向きになれません。このまま体を動かさなくなるとより一層老いてしまうような気もするし、パッドを着けながらスポーツは定期的にしたほうが良いのだろうな……。そんなふうに感じながら、日常を送っている今日このごろです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。【駒形先生からのアドバイス】更年期は、主に膀胱の弾力性の低下、女性ホルモンのエストロゲンが減少することによる骨盤底筋の脆弱化、体重の増加といった3つのことから尿漏れしやすくなります。エストロゲンの減少は止められませんが腟を鍛えることで尿漏れを緩和することができます。骨盤底筋運動の一種である「腟トレ」をぜひおこなってほしいと思います。毎日続けてみましょう。まずは、フェイスタオルを1枚用意します。①フェイスタオルを縦半分に折って横の端からくるくると巻きます。②服の上から①の巻いたタオルを会陰(股)に当てて、椅子に座ります。③タオルが当たる部分を意識しながら、タオルを挟むように意識して、会陰にクッと力を入れます。イラスト/サトウユカ著者/みやまこ(49歳)夫と小学生2人、物忘れがひどくなりつつある実母との生活。高齢で産んだ子どもはまだまだ手がかかる、母は毎日同じことを聞いてくる、夫は「かまってちゃん」でてんやわんやのワンオペ状態。最近めっきり疲れやすいし、作業効率も落ちてきているし、目はしょぼしょぼで白髪もしっかり。家族に隠れてお菓子を食べながらサスペンスドラマを見ているときだけが唯一の休息。
2023年07月19日体形が気になってランニングを始めて10年。ここ数年、トイレで用を足した後なのに、走り始めると尿が漏れるように。加えて、咳やくしゃみをした拍子にも、頻繁に尿漏れを起こすようになり、しまいには尿失禁まで。そこで、骨盤底筋を鍛える超簡単なエクササイズを毎日実践することに。尿漏れが改善した方法をお伝えします。★関連記事:「出ちゃった…」40代更年期から急増する尿漏れ。どうして? 緩和できる?【医師監修】尿漏れの原因の多くは骨盤底筋群の筋力低下日本泌尿器科学会のサイトによると、40歳以上の女性の多くが尿漏れを体験しているのだそうです。その主な原因は骨盤底筋群の筋力低下で、腹圧性尿失禁というものに分類されていました。加齢や出産経験のほか、ぜんそくや排便時にいきむことでも骨盤底筋群を痛めてしまい、筋力低下につながるのだと記載がありました。私の場合、気管支ぜんそくで強い咳をすることがあるので、加齢と咳が原因なのだと思いました。要するに腹圧が弱いことで尿漏れが起きてしまうのだなと思った私は、腹圧を高める運動として、ピラティスと骨盤ストレッチを毎日おこなうことにしました。骨盤ストレッチは腹圧をかけながら深い呼吸をするストレッチで就寝前におこなっていました。キツいストレッチではないため、とても気持ち良いのですが、逆に気持ち良すぎて途中で眠ってしまう難点が。ピラティスは朝の目覚めのストレッチ代わりにおこなっていましたが、出勤前は余裕がないことが多く、実行できないこともしばしばでした。腰の痛みのせいで尿失禁を起こすように相変わらずちょびっと尿漏れが続いていたころ、右足を大やけど! その右足をかばって歩行していたのが原因で、仙腸関節炎(せんちょうかんせつえん)になってしまいました。 仙腸関節炎による腰の痛みは尋常ではなく、歩行がままならない状態になってしまったため、トイレに行くのもひと苦労でした。そして、ついに尿失禁を起こすようになってしまいました。日本泌尿器科学会のホームページには機能性尿失禁とあり、歩行障害のためにトイレまで間に合わないことが原因と、記載がありました。尿失禁については歩行ができるようになればトイレまで行くことができるのでそこまでナーバスにはならなかったのですが、腰に激しい痛みがあるときはヨガとピラティスができずに骨盤低筋群の筋力がさらに弱まった感がありました。そのころから新型コロナウイルスの猛威により、私が通っていたヨガ・ピラティスのスタジオでもオンラインレッスンがスタート。なんでも、在宅時間が増加して尿漏れに悩む人が多くなっているとの話が先生からありました。リモート化によって通勤や通学などの日常で使っていた筋肉を使わなくなり、在宅だと緊張感が薄れることから全体の筋力が低下し、深層部にある骨盤底筋群の筋力低下につながっているのだそうです。そこで、全身の筋トレとともに尿漏れに悩みがある人は骨盤底筋群を鍛えましょうと、あるエクササイズを教えてくださいました。毎日実践、骨盤底筋エクササイズ先生が教えてくださったエクササイズは、エクササイズというほどのものではありませんでした。ただ、トイレで尿を出しながら、止める、出す、止める、出す、これの繰り返しです。単純に出しては止め、出しては止め……聞いたときは、「えー、そんなことで鍛えられるの?」と半信半疑でした。しかし、実際に試してみると、意外や意外、止められない。止まるけど、ポタっポタと出てしまう……。筋力が落ちているとポタポタ出てしまうと先生もおっしゃっていたので、「わぁ、本当だー」と、思いました。ただ、このエクササイズの難点が一つ、トイレに時間がかかるということです。出したり止めたりしますから、これまでの3倍くらいの時間がかかります。私はひとり暮らしなので時間がかかっても問題はなく、フルリモートワークで勤務していたのでオフィスのトイレ待ちで行列されることもなくて、このエクササイズを始めるタイミングとしてはラッキーでした。骨盤底筋エクササイズを始めて1年半が経過しました。最初は止めても尿がポタポタと出てしまっていたけれど、今ではまったく出ません。そして、咳とくしゃみでも尿漏れは起こさなくなりました。まとめ骨盤底筋エクササイズは最初は半信半疑で始めたのですが、その効果には驚きでした。また、このエクササイズの副産物でしょうか、おなか周りと太もも周りがとてもスッキリしたようで、以前からはいているデニムパンツがベルトをしないとずり落ちてきてしまうようになりました。特定健康診断の大腸がん検査の触診で、医師から腹筋が発達してるねー と褒められました。ただ、加齢とともに骨盤底筋群の筋力は低下していくと日本泌尿器科学会のサイトにも記載があるので、今後もこのエクササイズは続けていこうと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。イラスト/サトウユカ著者/cat herba (50歳)保護猫17匹のお世話をしているアラフィフ女子。近所の農家さんから畑を借りてオーガニック野菜を栽培し、収穫した野菜を使って発酵食品づくりを楽しんでいる。
2023年06月28日「尿漏れ=加齢にによるもの」のイメージはもう古い?尿漏れの経験をし始めた時期は「30代前半(21.3%)」「40代前半(18.4%)」「30代後半(17.9%)」と30代~40代前半が全体の約6割を占める結果となりました。また早い人は「10~20代(16.0%)」から経験しており、「尿漏れ」は女性にとって年代問わず身近な悩みであることがうかがえます。さらに尿漏れが起きる頻度は「週に1回以上(38.2%)」「1日1回以上(30.9%)」と回答。また、出産の経験の有無によって尿漏れの頻度が多くなるかを検証した結果、出産経験がある人のうち72.9%、出産経験なしの人のうち51.4%が「週に1回以上」または「1日1回以上」と高頻度の経験がある結果となりました。このことから、出産経験の有無が尿漏れに深くかかわっていると推測できます。精神的ダメージも大きい尿漏れ、今年の夏はますます負担が加速尿漏れが起きるシーンは1位「せき・くしゃみをしたとき(73.4%)」、2位「トイレを我慢したとき(49.8%)」、3位「走ったり、激しい運動をしたとき(38.6%)」という結果になりました。圧倒的な1位は「せき・くしゃみ」となりましたが、次いで2位「トイレを我慢したとき」と、4位「トイレを急いだとき」の「トイレまわり」のシーンが合わせて82.7%と、高い結果になっています。尿漏れで引き起こされる具体的な悩みとしては、1位「下着が濡れることによる不快感(82.6%)」、2位「下着が汚れる(63.3%)」、3位「におい(57.0%)」、次いで「精神的なショック」や「はずかしさ」を感じる人も多く、精神面に与える負担も大きいことが推測できます。今年は4年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークを迎えたり、この夏も大型休暇を取る人が増えると予想されます。外出や旅行を楽しむ人も多いと思われ、より尿漏れに対する悩みの程度も高まると言えそうです。尿漏れの悩みは大きいものの、根本的対策はあまりしていない悩みの程度は「かなり悩んでいる(35.3%)」と「まあまあ悩んでいる(52.7%)」を合わせると8割強となり、尿漏れ経験ありの人にとっては悩ましい症状であることがうかがえます。実際の尿漏れ対策については、1位「尿漏れパッドやショーツなどの対策アイテムを使用している(57.0%)」、2位「なにもしていないが、今後はなにかしたい(43.0%)」、3位「骨盤底筋などの筋力運動(18.8%)」と回答。2位「なにもしていないが、今後はなにかしたい(43.0%)」 に、「なにもしておらず、今後もする予定がない」「以前はしていたが今はしていない」を合わせると、現状対策をするとしても、対症療法的にパッドを使うなど、根本的な対策がなされていないことも推測できます。また、尿漏れは対策次第で改善できるかという設問に対して、「とてもそう思う(22.2%)」と「ややそう思う(56.5%)」で約8割が前向きな回答をしていることから、女性にとって尿漏れは「悩んでいるし、改善はしたい症状だが、現状はなにもしていない」という、悩み・改善意欲と現状にギャップがある症状であることがわかります。尿漏れは「加齢にひも付く現象」というイメージの強さが世の中に定着していることから、「誰にでも起こりうる、セルフケアとして向き合う症状」という認識まで遠いことが原因の一つと予測されます。その尿漏れに対するイメージが、現在進行形で起きている自分自身の経験との間にギャップが生じ、行動に移せていない要因なのかもしれません。調査概要・調査方法:WEBアンケート調査・調査期間:2023年5月・6月実施・調査対象:20代~60代以上女性207名/「AQUA LIFT」購入者、モニター者、一般の人を対象にアンケートを実施✅「子どもが欲しくない」女性が男性よりも多い!子供を望まない・望めない背景の1つに夫婦関係も影響?✅2割が知らない!?2024年に懸念されている「ある問題」とは?生活への影響を心配する人も多数
2023年06月27日若いころに比べておならが出やすくなっていると思っていたら今度は……。40代以降の女性の体の悩みで尿漏れは定番ですが、実は便漏れも悩みの一つ。病院に行くほど重い症状でもないけれど、他人にはあまり気軽に話せないだけに、ひとりで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。ここでは、ごくたまに少量の便漏れがあるという軽い症状の原因や対処法について、 産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:「出ちゃった…」40代更年期から急増する尿漏れ。どうして? 緩和できる?【医師監修】そもそも便漏れとは?便漏れは肛門括約筋の衰えが原因便漏れにもいくつか種類がありますが、ここでは加齢による「漏出性便失禁(ろうしゅつせいべんしっきん)」を取り上げます。自分で気付かないうちに便が漏れる症状です。「便は、大腸のぜん動運動によって運ばれます。便により直腸の壁が刺激されると、その刺激が脳に伝わり、脳は便意を感じます。その脳の指令により肛門括約筋を緩めて便を排せつします。 通常は肛門括約筋という肛門の筋肉が締まっているため、便は漏れません。しかし、何らかの原因により肛門括約筋や直腸、肛門、便を感じる神経などの働きに障害が起きることで便が漏れる“ 便失禁 ”を招くと考えられています」(駒形先生)。便失禁が40代、50代で起こる理由は?女性は骨盤底筋群が衰えやすい便失禁というと高齢者によくある症状というイメージですが、40代、50代女性に起こる場合、どんな原因が考えられるのでしょうか。「肛門括約筋は骨盤底筋群という筋肉の一部です。骨盤底筋群とは、 骨盤の底に位置する筋肉で、ハンモックのように骨盤内にある膀胱、子宮、直腸などの臓器を支え正しい位置に保ってくれます。 排便や排尿のコントロールする役割も持ちます。女性は子宮と卵巣があり、支える臓器が多いので内臓が下垂して骨盤底筋群が緩みがちです」内臓が下垂して便をためられず、腹圧が伝わりにくくなる「また、内臓が下垂すると直腸に便をためておく貯留能も低下し、便を出すときの腹圧も伝わりにくくなります。もともと筋肉量が少ない上に、40代、50代になると加齢と運動不足でさらに筋力が低下する女性は男性よりも便失禁が起きやすいとされています」(駒形先生)。気付いたときに肛門括約筋を意識して!病院に行くほどではないけれど便失禁は治したいという場合は、どうすれば良いでしょうか。「骨盤底筋群全体を鍛えることも有効なのですが、まずは肛門括約筋を鍛えることが先決です。小さな筋肉なので、鍛えるのは簡単です。立ち姿勢のほうが肛門括約筋を意識しやすいので、キッチンに立つときや外で人を待つとき、電車やバスの中で立つときなどに鍛えてみると良いでしょう。片方に重心を置く“偏り立ち”はせず、肛門括約筋を中心にして重心を置き、真っすぐ立ちます。そのとき、おしりの肉をめりこませるよう意識します。これを1日3回くらい続けるだけでも効果はあります」(駒形先生)。立つ機会があったら肛門を意識。これだけでも予防効果が期待できるそうです。まとめ尿漏れ、便漏れ、おならと続くと「もうそんな年齢なの!?」と思ってしまいますが、トレーニングで予防できるということ。しかも、“ながら”でできるトレーニングなので、気軽にできますね。気になる方は今すぐにでも始めてみてはいかがでしょうか?取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。イラスト/村澤綾香著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年06月18日私の働く会社には、和式トイレと洋式トイレがあります。和式トイレは最近ではほとんど見られなくなりましたが、和式トイレでスクワットをすることで更年期前後に感じる尿漏れ対策に効果を感じました。和式トイレが少ない中、洋式トイレではどうすれば良いのか考え、実践した洋式トイレでの尿漏れ対策をお伝えします。★関連記事:体力の衰えを実感…在宅ワークの合間に始めたスクワット10回を1カ月続けた結果、なんと!和式トイレでスクワット和式トイレは、しゃがむことで用を足すため、スクワットをしているような状態になる場合があります。そこで私は、和式トイレで用を足すたびに10回ほどスクワットをするようになりました。1日に4回から5回はトイレに行くので、合計50回くらいはスクワットができます。社内で体を動かす時間が確保できるので、運動不足の解消になっています。洋式トイレではおしりスクワット和式トイレとは反対に、洋式トイレではスクワットができないと思われそうですが、実はできます。それはおしりスクワットです。用を足して下着や洋服を元に戻した後、便座ギリギリまでおしりを下げます。そして最後におしりをキュッと引き締めます。膝はあまり曲げずにおしりを引き締めることを意識すると膝への負担も軽減できます。トイレでのスクワットを継続することでおしりが少し上がってスッキリして見えるようになりました。更年期世代に必要な運動を手軽に更年期世代になって仕事や子育てなどで忙しく、運動をする時間を確保するのは至難の業でした。しかし、忙しい中でもトイレには行きますのでその都度スクワットをすることで1日50回程度のスクワットが可能になり、尿漏れ対策やおしりの引き締めもできるようになりした。会社の同僚からも腰周りが引き締まったように見えると言われ、自信もつきました。まとめ更年期世代にとって、運動不足や筋肉の衰えからくる尿漏れなどの悩みは尽きることがありません。トイレでスクワットをする際は、周囲の広さ、安全性を十分確認することが必要です。また1度に何十回も取り組むとトイレに長居なんてことにもなるので、10回程度が良い感じでした。私の場合は軽い運動でストレス解消にも役立ちましたので、一石二鳥となりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/伊達 敦子(49歳)3児の母。会社員の傍ら、化粧品検定2級、1級を取得し、コスメコンシェルジュの認定を受けたエキスパート。人々の美しさと自信を引き出すため、日々活躍中。
2023年06月16日29歳で初産を終えた私のふにゃふにゃの下腹を触り、助産師さんは骨盤底筋群を鍛える「ケーゲル体操」をおこなうようにとアドバイスしてくれました。しかしそれに従わなかった私は、ひどい尿漏れを起こすようになってしまったのです。あわや公共の場で全漏れ……の状態から、どのように私の尿漏れが改善したのか経緯をお伝えします。★関連記事:「出ちゃった…」40代更年期から急増する尿漏れ。どうして? 緩和できる?【医師監修】助産師さんにケーゲル体操を勧められる29歳で初めての出産を経験した私。破水してから10時間ほどたって息子を産み、もうろうとしていた私の下腹を触って助産師さんが「ここ、落ちちゃってるから」と言っていたのをぼんやりと覚えています。最初はなんのことかよくわかりませんでした。その後、助産師さんは私のふにゃふにゃの内ももにも、ぺたぺたと触っていたように思います。そして妊婦教室のときに教えてくれた、骨盤底筋群を鍛えるケーゲル体操をするようにとアドバイスをしてくれたのです。初の出産、そしてそこからの赤ちゃんとの生活は嵐のようで、ケーゲル体操どころか、5本指ソックスに5本の指をきちんと入れてはくゆとりさえなかった私。あれから15年近くがたち、育児の細かいことは覚えていませんが、おっぱいはよく出たので、抱っこがつらくてすぐ横になって添い寝でおっぱいをあげていたことだけを覚えています。そして、あれはいつごろだったのか。気付いたら尿漏れが起こるようになっていたのです。くしゃみとともに不意に漏れてしまった尿その尿漏れも、ちょっとやそっとではないのです。覚えているのは、ブタクサアレルギーでくしゃみが止まらなくなったときのこと。突然襲ってくるくしゃみの衝撃に、耐え切れず漏れてしまうその量は全体量の20%ほどということもありました。まさか、自分が尿を漏らすなんて……とショックでしたが、きっと産後の影響だ、今に治る、なんて根拠もないことを自分に言い聞かせていたのです。産後2カ月ほどのころだったでしょうか。気分が落ち込みがちで、めまいなどの不調もあった私は、助産師さんの紹介で漢方医でもある内科医のところを訪れました。そして、その際に尿漏れのことを相談すると、簡単にできる対策として、トイレで用を足す際、尿を途中で止め、また出すことを繰り返すことを勧められたのです。ただ、簡単そうに聞こえたものの、やってみるとこれがかなり難しいのです。力を入れても尿を完全に止めることは難しく、ちょっと勢いが弱まる程度。なんだか情けなくなりましたが、トイレで思い出したときはおこなってみることにしました。しかし、なかなか効果は出ず、尿漏れ用のパッドや生理用ナプキンを当てて対処するのが当たり前になってしまいました。産後の疲れが長引いていたのか、子どもが保育園に入っても私はとにかくいつもぐったりしていました。尿漏れはもはや当たり前になり、まずいとは思うものの、時間をとって体操をするということもできませんでした。運動会で尿漏れ!ケーゲル体操を始めるしかし、あるきっかけで私は危機を感じます。それは、息子が小学生になって初めての運動会でのことでした。保護者が大縄跳びをしなければならなかったのです。このときの私は縄跳びと尿漏れの2つが結びついていませんでした。1回跳んで……油断もあったのでしょう、尿の30%ほどを出してしまいました。もう1回、衝撃に耐える自信はありませんでした。私はもはやここまでか、と思った瞬間に笛が鳴り、誰かが前のほうで縄に引っかかり、運よく大縄跳びは終了したのです。危なかった! この経験が私を駆り立てました。早速、この日の夜からケーゲル体操を始めました。調べてみると、ケーゲル体操は骨盤底筋群を鍛える体操全般を指し、トイレで尿を止めるトレーニングも大きく分けるとケーゲル体操に当てはまるようでした。助産院で私が習ったものは大きく足を広げてしゃがみ込み、両手は胸の前で合掌、肘で膝を外側へ押しつつ、膝は内側へと閉める、吸う呼吸で腟や肛門を緩め、吐く呼吸で締めることを繰り返します。これはお風呂のときと、思いついたときに1回1分ほどを1日3回するようにしました。トイレで尿を止めるトレーニングも忘れずに続けました。トイレでのトレーニング、しゃがみ込んでの体操の効果は徐々に表れ、3〜4カ月後、くしゃみが止まらなくなる季節が来ても尿漏れはほぼなくなったのです。まとめその後迎えた小学校2年目の運動会。大縄跳びをしても尿漏れはなし! 1年のトレーニングは確実に、骨盤底筋群を鍛えてくれたようでした。尿漏れが治まったためケーゲル体操をその後しばらくサボってしまい、再発してしまうこともありました。しかし体操を再開すると、骨盤底筋群を使う感覚を一度つかんでいるからか、以前よりも尿漏れが改善するまでの期間が短かかったように思います。現在43歳、これから先の体の衰えに備え、ケーゲル体操でコツコツと骨盤底筋群を鍛えていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。イラスト/村澤綾香著者/鯉生美絵(43歳)民宿経営とライターの兼業をしている2人の男子の母。痩せの大食いと言われた時代を過ぎ、気付いたら内臓と一緒に年を取っていた。YouTubeを先生にいろいろなエクササイズやファスティングを実践、浮き輪肉や不調と戦う昨今。
2023年06月13日娘が幼稚園の年長のころ、頻尿になってしまったことがありました。ちょうど発表会の練習が始まった時期だったので、精神的なものから来るのだろうと思いました。というのは、発表会の先生は厳しいことで有名だったのです……。私はかかりつけの医師にも相談することにしました。頻繁にトイレへ行く娘娘は普段から、周りを気にする繊細な性格です。娘の幼稚園は年長になると太鼓の発表会があるのですが、その練習は先生の指導が厳しく、かなりハードだとは聞いていました。 娘は練習が始まってしばらくすると、頻繁に「トイレに行きたい」と言うようになりました。しかし、トイレに行っても少ししか出ません。そしてまた、しばらくすると「トイレに行きたい」と……。私は、これは精神的なものから来ていると思い、担任の先生に相談しました。 かかりつけの医師に相談担任の先生曰く、練習しているとき、娘は何も注意を受けたりはしていないのだそう。けれども隣の子が注意を受けることがあるので、もしかすると自分も言われているように感じてつらくなっているのかもしれない、とのことでした。私はもともと太鼓の練習を担当している先生が厳しいと聞いていたため、娘は委縮しているのだと感じました。 娘は発表会が近づくにつれ、「発表会で漏らしてしまったらどうしよう……」と不安になり、ますます頻尿に。かかりつけの医師に相談したところ、娘にしっかり寄り添ってくださり、プラシーボとして整腸剤を処方してくれることになりました。 プラシーボとは偽薬の意味で、成分としてはほとんど薬理的影響のない偽物の薬なのだそうです。医師は薬を飲んだことで安心するかもしれないと言いました。私は不安を少しでも取り除けたらと、「これはトイレに行きたいと思わなくなる薬だよ」と言って数日間、娘に飲ませました。すると娘は、発表会で無事、素敵な太鼓を披露してくれたのです。 今回の悩みは、担任の先生とかかりつけの医師、周りの協力があってこそ解決したと思っています。発表会の最中も頻繁に声かけをしてくれた担任の先生や、精神的な悩みにも寄り添ってくれたかかりつけの医師には感謝してもしきれません。私はいつも、子どもに関する悩みは家族内で解決できないかと考えてしまいがちでしたが、この出来事をきっかけに「もっと第三者に頼っていいんだ」と思うようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:横山こなつ
2023年06月05日ちょっと水分を飲んだだけですぐにトイレ、気付けば1時間に1回はおしっこしないといられない……。40歳を過ぎれば多くの人が悩むようになる頻尿。頻尿に悩むモカさん(47歳)は、思い切ってあるアイテムを着けることで精神的な不安がなくなったそうです。★関連記事:40代以降に急増!頻尿・尿漏れは老化でなく病気?受診しないとダメ?【泌尿器科専門医】一番いい席のはずが…昔は映画の途中にトイレに行くなんてことは考えられなかったのに、今では120分の映画ならちょうどクライマックスの100分くらいで「もう我慢できない……」となってしまいます。つい先日も夫が映画のチケットを取ってくれたのですが、なんとその席が映画館のど真ん中の席。「すごーい! ありがとう」と言ったものの、もうその席をスマホの画面で確認しただけで「うわっ、水分がとれない」とがっかり。そして案の定、クライマックスでトイレに行ってしまいました。映画の最中ずっとトイレのタイミングばかり考えて、なんにも頭に入らない。できることなら20年前の膀胱に戻りたいと思いました。長時間眠れるのは若いしるし疲れているときは、20代のころなら23時に寝たら翌日のお昼くらいまで眠っていられたのに、今はもう無理。明け方5時くらいに必ず尿意で目覚めてしまいます。疲れていて眠いのにトイレに行きたい、しかも寒い季節は結局、目が覚めてしまい熟睡できないまま朝を迎えてしまいます。もっと寝ていたいのに本当に悔しいです。長時間眠れるのは、若ったからこそできていたのだと感じています。ナプキンにしか見えない「尿漏れパッド」「トイレに行きたくなったらどうしよう」とトイレのことで頭がいっぱいになるのが嫌で、「尿漏れパッド」を購入しました。「尿漏れパッド」というと結構抵抗感がある人は多いかもしれませんが、私も初めてドラッグストアの「尿漏れパッド」売り場に初めて行ったとき、抵抗がありました。売り場で長居せずすぐに買えるように事前に「平均的な大人の尿量」をしっかり調べてから行って、その分量のパッドを購入しました。ところが自宅に帰って「尿漏れパッド」を開いてみてびっくり。見かけは生理用ナプキンの夜用とほぼ同じなんです。例えばドライブで長時間トイレに行けない状態のときは、潔く尿漏れパッドを着けるようにしています。一度使うとあまりの快適さに手放せなくなりました。ちょっとした旅行やドライブなどのとき、生理用ナプキンと同じようにポーチに入れて持っていくようにしています。まとめ1本分の映画すら我慢できない、ドライブで渋滞にはまるのが怖くて遠出を控えているなど頻尿の悩みを解消するべく思い切って使ってみたのが「尿漏れパッド」。一見、夜用の生理用ナプキンにしか見えないので持ち運びやすくて、頻尿ストレスからも解放されました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/取材・文/茂原好子(43歳)8歳女児、6歳男児の母。出版社勤務を経て、出産を機に看護師資格を取得。病院に勤務したのち、看護師編集者に。
2023年06月04日残尿感は、多くの女性が経験したことのある症状かもしれません。しかし、症状が長期的に継続していると、不安になってしまいますよね。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。52歳/会社員Fさんの場合……子宮筋腫と診断されました。30代の頃に残尿感が残るようになり、クリニックを受診してレントゲンを撮ることに。以前患った膀胱炎とは違うと思っていましたが、産婦人科へ行くように指示され、そこで子宮筋腫があることが分かりました。すでにグレープフルーツ大までとなっており、これが膀胱を圧迫していたのが原因でした。原因が婦人科疾患だと気づかず本当に驚きました。どんな治療を受けましたか?いくつかクリニックに行き相談しやすい先生のクリニックに通うことに決めました。そして先生と話し合い、開腹手術で筋腫を切除しました。世の女性陣へ伝えたいことは?とにかく納得できるまで調べることと、信頼できる先生・治療法を見つけることです。また命に関わる病気でなくても心にかかる負担は大きいので、できれば身内や経験者に相談するのをおすすめします。周りに相談して心の負担を減らそう残尿感の原因は、膀胱炎ではなく子宮筋腫だと判明したFさん。Fさんは病院選びや治療法について苦労したようですが、信頼できる先生や治療法を見つけることで安心して治療を受けられるかもしれません。もし可能なら、周りの人に相談することも検討してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:新見正則医院院長、新見正則※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月30日家電のトラブルが発生した時、どう対処したらいいのかが分からず、パニックになってしまう人がほとんどでしょう。洗濯機から水漏れしたら、「修理業者に直してもらうまで、どうしようもできない」と絶望的な気持ちになるかもしれません。しかし、やり方のポイントさえ分かれば、ある程度のトラブルには、自分でも対処できるのです。プロが教える洗濯機の水漏れ対処水回りの修理やリフォームをしている株式会社クラシアンは、Instagramアカウントで、トラブルの対処法を発信しています。洗濯機が水漏れした時の対処法も、『給水部』『排水部』『洗濯機本体』の3回に分けて投稿。いざという時の参考になる内容をご紹介します!『給水部』からの水漏れ『給水部』から水漏れしている場合、原因はこちらの5点が考えられるといいます。・ナットの緩み。・蛇口内部の三角パッキンやコマパッキンの劣化。・蛇口と配管の隙間。・ニップルの接続。・ホースのパッキンの劣化。ハンドルのある単水栓で、ハンドル下から水漏れしている時は、六角形のナットが緩んでいる可能性あり。レンチで締め直すといいそうです。また、ハンドル下から漏水する原因として、パッキンの劣化も考えられるとか。蛇口内部の三角パッキンやコマパッキンを交換してみましょう。蛇口と壁の間から水漏れしていたら、配管との隙間を疑います。蛇口を取り外して、シールテープを巻き直し、付け直します。配管の補修が必要なケースもあるので、プロへの依頼も要検討ですね。給水ホースと蛇口をつなぐ4本ネジの器具『ニップル』がある場合は、ここもチェック!4つのネジを均等に締め直し、ホースとの接続部品も締め込みます。蛇口とホースとの接続部分からの水漏れの場合、ホースのパッキンが劣化している可能性も。給水ホースごと交換しましょう。 この投稿をInstagramで見る くらしあんしんクラシアン(@qracian_press)がシェアした投稿 『排水部』からの水漏れ『排水部』からの水漏れであれば、この3点を確認してください。・排水ホースの接続不良。・『エルボ』の詰まり。・排水ホースの破損。洗濯の振動や地震などの影響で、排水ホースが接続不良となっているかもしれません。排水ホースを一度抜き、排水口と接続し直してみましょう。また、排水ホースと排水口の接続に『エルボ』という部品を使用している場合、ゴミが溜まって詰まりを起こしている可能性が。排水トラップと『エルボ』を取り外して掃除するといいそうです。なんらかの原因で排水ホースに傷や亀裂が入り、水漏れしている時は、補修ではなく、新しい排水ホースに買い替えましょう。 この投稿をInstagramで見る くらしあんしんクラシアン(@qracian_press)がシェアした投稿 『洗濯機本体』が原因の水漏れ『洗濯機本体』が原因の水漏れの場合もあります。以下の2点を見てみましょう。・ゴミ取りフィルターの詰まり。・洗濯機本体の故障。フィルターにゴミが溜まっていると、せき止められた水が行き場を失い、あふれ出してくることがあるそうです。ゴミ取りフィルターは、こまめに掃除したいですね。最後に、『給水部』『排水部』とゴミ取りフィルターにも原因がない場合、洗濯機本体の故障が疑われます。その場合は、修理業者やメーカーなどプロに連絡をしましょう。 この投稿をInstagramで見る くらしあんしんクラシアン(@qracian_press)がシェアした投稿 トラブルに見舞われた時は、ある意味でチャンス。普段何気なく使っている洗濯機などの家電について、より詳しくなるきっかけとなるかもしれません。無理は禁物ですが、不具合の原因と照らし合わせつつ、ちょっとした手直しで修理できないかを確認してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年05月24日おりものやちょっとした尿漏れが気になるときや、ショーツを汚したくないときに便利な「パンティライナー」。今回は、約40種類以上もの月経用品を試した筆者が、おりものや尿漏れの不安軽減に役立つ最新のパンティライナーを2つご紹介します。最新のパンティライナー2種を使ってみた今回使ってみたのは、『エリエール』の「ナチュラ さら肌さらり コットン100% 軽やか吸水パンティライナー 17cm 3cc」と『ライムライム』の「パンティライナー」です。エリエール「ナチュラ さら肌さらり コットン100% 軽やか吸水パンティライナー」『エリエール』のナチュラシリーズから出ているパンティライナーは複数種類あります。今回ご紹介するのは、2023年4月に発売された「ナチュラ さら肌さらり コットン100% 軽やか吸水パンティライナー 17cm 3cc」です。デリケートゾーンに触れる表面シートには天然コットン100%が使われており、サラッとした触り心地。今回購入したサイズは17cmで、デリケートゾーンに当てるとちょうど良い大きさです。給水量が3ccのタイプは、おりものやちょっとした尿漏れにぴったり。尿吸収ポリマーが配合されているため、気になるにおいも防いでくれます。【商品情報】エリエール「ナチュラ さら肌さらり コットン100% 軽やか吸水パンティライナー 17cm 3cc」価格:オープン価格34枚入りライムライム「パンティライナー」こちらは2023年1月に発売された『ライムライム』の「パンティライナー」。『ライムライム』はSDGsを意識した、体と環境に優しいアイテムを展開しているブランドです。表面シートに竹繊維を使用しているのが特徴的。竹繊維には水分を吸収する作用のほか、抗菌・防臭効果、かゆみや不快感の原因となる静電気が起きにくいといったメリットがあるそう。無香料・無着色である以外にも、化学物質・塩素・石油由来の吸収体(ポリマー)不使用、ダイオキシンフリーなところがポイント。パンティライナーでかゆみを感じやすい人も安心して使えそうです。土に還元される素材が使われており、生分解比率は97%と環境にも配慮されています。サイズは15cmで、シルクのようになめらかな肌触り。薄めのシートなので、おりものが気になるときや、月経の終盤でショーツを汚したくないときなどにおすすめです。【商品情報】ライムライム「パンティライナー」価格:¥726サイズ:15cm20枚入り最新のパンティライナーはこだわりがすごい!生理用ナプキンと同様に、最近は素材やつけ心地、肌への優しさなどにこだわったパンティライナーがたくさん登場しています。【筆者のお気に入りポイント】『エリエール』の「ナチュラ さら肌さらり コットン100% 軽やか吸水パンティライナー 17cm 3cc」は、生理用ナプキンのようなクッション感が。おりものや尿漏れをしっかりキャッチしてくれるような安心感があり、肌ストレスも少ないと思いました。『ライムライム』の「パンティライナー」はシート系なので、日常使いしやすいと感じました。つけていることを忘れるくらいに薄く、つけ心地も快適です。今回ご紹介したパンティライナーは吸収量が少量なので、おりものやちょっとした尿漏れ、月経の終わりかけでショーツを汚したくないときにおすすめ。また、おりものや尿漏れの量が多い・頻度が高いと感じる人は、『ナチュラ』シリーズの吸水量が多いタイプや、『ライムライム』の吸水パッドもチェックしてみてくださいね。【参考】『エリエール』公式サイト『ライムライム』公式サイト寒川あゆみ大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty文/寒川あゆみ
2023年05月19日尿漏れや頻尿、ぽっこりおなかなど、40代を過ぎると出てくる悩み。その原因は「骨盤底筋群」が弱ることにあります。骨盤底筋群を鍛えるには、「骨盤底筋群体操」が定番ですが、産婦人科医の駒形依子先生によれば「呼吸を変えるだけでも骨盤底筋群を鍛えることは可能」と言います。その呼吸法とはどんなものなのか聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:ホットフラッシュ、頭痛、イライラ…つらい更年期症状に!産婦人科医が教える「おまたカイロ」の使い方更年期に弱る「骨盤底筋群」とは?子宮や膀胱、尿道などを下から支える筋肉まず、「骨盤底筋群」について教えてください。「骨盤底筋群とは、骨盤の底辺にあるインナーマッスルです。骨盤底筋群は、肛門挙筋や尿道括約筋などのいくつかの筋肉が合わさって、ハンモック状に子宮や膀胱、直腸を下から支えています。 また、排泄をつかさどる場所でもあり、尿道や肛門などの排泄口を開閉する働きもしています。妊娠や出産を経ることで大きなダメージが加わります。加齢により筋力が低下する上、女性ホルモン分泌の減少で弾力性が低下するため、年を重ねるほどに骨盤底筋群は弱くなっていきます。また、肥満も骨盤底筋群にダメージを与える原因となります」(駒形先生)。骨盤底筋群が弱るとどんな影響が出るのでしょうか。「骨盤底筋群の弾力や厚みが失われると、内臓が下がってきます。そのため尿道、腟、肛門の開け閉めがうまくいかず頻尿や尿漏れ、便失禁が起きやすくなります。悪化すると骨盤内の臓器の下垂や脱出が見られる骨盤臓器脱を起こすこともあります」(駒形先生)。「骨盤底筋群」を鍛えるには?体内で平行する「横隔膜」に注目放っておけばどんどん弱くなる「骨盤底筋群」。どのように鍛えるのでしょうか。「『骨盤底筋群体操』という体操があります。ただ、骨盤底筋群はインナーマッスルであるため、鍛えても効果を実感しにくいのです。続けておこなわないと効果がないのですが、途中で挫折してしまう人がとても多いのが現状です。とはいえ、骨盤底筋群は鍛えないとどんどん衰えていきます。少しでも鍛える方法はないか……と呼吸法に着目してみました」(駒形先生)。呼吸と骨盤、どのような関係があるのでしょうか。「骨盤底筋群は『骨盤の横隔膜』ともいえます。横隔膜と骨盤底筋群は上下で平行して向かい合って連動しており、横隔膜と骨盤底筋群が正しい位置にあれば、同じ動きをするようになっています。息を吸って横隔膜が下がっている時は骨盤底筋群も下がりますし、息を吐いて横隔膜が上がっているときは骨盤底筋群も上がります」(駒形先生)。「胸式呼吸」とは?吐くことに意識を集中して胸を上下させて呼吸をすれば骨盤底筋群は動いているんですね。では、生きている限り骨盤底筋群は動くので、何も特別なことはしなくて良いということですか?「息と呼吸は違います。大切なのは横隔膜を動かしているかどうか。息は横隔膜を動かさなくてもできます。胸をしっかり上下させて呼吸をすることで骨盤底筋群を動かすことができます。ポイントは以下の通りです。息を吐くことに重点を置きましょう。深呼吸であれば10秒かけて吸って、30~40秒かけてゆっくり吐くのが理想的です。吸うときは、胸とおなか、両方を膨らませてもOK。体幹や四肢の筋肉に力が入り体に無駄な力がかからなくなります。猫背や反り腰にならないよう、「正しい姿勢・体幹」を意識。横隔膜と骨盤底筋群が平行になる姿勢を意識します。横隔膜を動かすことで自律神経を刺激し、バランスを整える効果もあります。横隔膜には自律神経が密集しており、心臓や腸とは違い、自分でコントロールできる臓器です。まずは1日に数回、全力で呼吸する時間を取ってみましょう。最初は1日1回でも良いと思います」(駒形先生)。まとめ胸式呼吸をするタイミングは、まずは1日1回。慣れたら朝起きて、夜寝る前、さらに慣れたら数を増やす、と良いそうです。しかし、1回もしないよりは1回でもしたほうが良いので、回数にこだわらなくて大丈夫、ということでした。お金も道具も要らない健康法である「胸式呼吸」。気軽に始めてみてはいかがでしょうか。取材・文/mido(50歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年05月05日難産だった私は、産後にひどい尿漏れを経験しました。当時は助産師さんのアドバイスにより改善。しかしその後、40代になり再びひどくなり……。尿漏れ専用の吸水パッドを使うという手もありましたが、そのお金をケチった私が自力で尿漏れ改善に取り組んだ体験談です。★関連記事:「出ちゃった…」40代更年期から急増する尿漏れ。どうして? 緩和できる?【医師監修】産後にひどい尿漏れを体験産後にひどい尿漏れを経験しました。出産後数日はちょび漏れどころか全部漏れ。立ち上がっただけでおしっこが出てしまい、止めることができずに全部出てしまう状態。とてもショックでした。私は30歳で出産しましたが、分娩室に半日こもるほどの難産で、結局会陰切開して吸引分娩になりました。そのせいか、尿道周辺にも比較的大きなダメージを受けてしまったようです。立っただけで漏れてしまうようなことは数日でなくなりましたが、その後も笑ったりせきをしたりすると、尿漏れで下着がびしょびしょに。このまま一生こうなの? 尿漏れを気にしながら育児するの? と不安で悲しい気持ちになりました。助産師さんに相談したところ、やさしく「産後の尿漏れはよくあること。少しずつ良くなるから心配しないで」と慰めてくれました。また、骨盤底筋のトレーニングをすると回復が早くなることを教えてもらいました。方法は以下の通りです。あお向けに寝て足を肩幅くらいに開き、膝を曲げる。尿道・腟・肛門周りを意識して10秒ほどぎゅうっと締める。脱力し、また2のように締めるのを10回ほど繰り返す。 このトレーニングは寝たままでできるので、産後の添い寝時間などにまめにおこなっていました。トレーニングを続けた結果、尿漏れは徐々に軽くなり、数か月ほどでなくなりました。ふとしたはずみに漏れることがなくなり、安心したことを覚えています。40代になってから再び尿漏れが…しかし出産してから約10年、40代になってから再び尿漏れが始まりました。くしゃみやせきをすると、軽く尿が漏れてしまうのです。テレビで見かける尿漏れ用の吸水パッドのCMも気になるように……。年齢的に仕方ないのかな、と老いを感じて少し悲しくなりました。 そんなある日、ドラッグストアの女子トイレを借りたところ、「あなただけではありません、恥ずかしがらずに尿漏れ専用パッドを買いましょう」というそのお店手作りの宣伝ポスターが貼ってありました。しかし私はケチなので、生理用品を毎月買っているのに、さらに尿漏れパッドまで買うのはお金がもったいない! と思ってしまいました。もし尿漏れパッドに頼ることになれば、この先何年も買い続けることになりそうです。節約できるものは少しでも節約したい! そんなケチケチ精神から、産後のことを思い出し「トレーニングで尿漏れを解消しよう」と決意したのです。尿漏れ改善のためのトレーニングその日から、尿漏れパッド代を節約すべく、産後に実践していた骨盤底筋を鍛えるトレーニングを再開しました。これに加えて、ピラティス講師をしているアラフィフの友人から教わった以下のようなトレーニングもおこないました。こちらは立った姿勢でのトレーニングです。 肩幅くらいに足を開いて立つ。 腟で空気を吸い上げるようなイメージで、尿道・腟・肛門周りを引き上げるように締める。友人のアドバイスによれば、尿道周辺を締めるときには、箱からティッシュを引っ張り上げるようにシュッと腟を上に引き上げるイメージで力を入れると良いそうです。私はこのトレーニングを通勤中の電車でしています。電車はいつも混んでいるし、スカートをはいていることが多いので、ひそかにお股を締めていることは誰にも気付かれていないはず……。この駅とこの駅の間はすると決めて、定期的におこなっています。トレーニングを地道に続けて半年ほどたち、今ではせきをしても、思いっきりくしゃみしても尿漏れしなくなりました! トレーニングをさぼるとまた尿漏れが復活しそうな気配を感じるので、毎日の習慣として継続しています。できるだけ長く、自力で尿漏れを防いでいきたいです。 まとめ産後の経験を生かして、尿漏れをトレーニングにより改善できました。地道にトレーニングを続ければ、骨盤底筋は鍛えられるようです。これからも続け、できるだけ長く尿漏れパッドにお世話にならずに生活していきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/もめん(46歳)高校生の娘が1人の働く母。世界中のおいしいものが食べたい。特に甘い物が好き。おいしく食べるために常にダイエット中。食べること以外の趣味は、語学学習、読書、ヨガ、散歩。
2023年04月11日生理中、ナプキンだけでは漏れが心配、不快感が多いと悩んでいる方も多いはず。そこで今回は、「生理期間を快適にするために外せないグッズは何ですか?どんな人におすすめしたいですか?」と質問!アンケートの結果から、生理期間を快適にする生理用品を3つご紹介します。「タンポン」を使うという人は最初は抵抗があったものの、使ってみるともう手放せないと言う人が多数。量が多い日は、ナプキンとタンポンを併用することで漏れを防ぐことができ、快適な生活を送ることができそうですね。「体に付けるタイプの生理用品」を使うという人は体に付けるタイプの生理用品をいつものナプキンにプラスするだけで、吸収力が上がり、伝い漏れなどを防ぐことができるそう。不快感を軽減できるので、より快適に過ごすことができそうですね。「ショーツ型ナプキン」を使うという人は夜寝ている間の経血漏れは、朝起きた時に洗濯をするのも手間になってしまいます。ショーツ型のナプキンを使えば、安心感がありゆっくりと眠ることができそうですね!使いやすい生理用品を使って快適な生活をいかがでしたか。今回ご紹介したような生理用品を普段のナプキンの代わりに使ったり、普段のナプキンと併用したりすることで、生理中の不快感を軽減することができそうですね!今回のアンケートを参考に、生理期間の生活をより快適にするグッズをぜひ試してみてください。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年03月31日3月7日(火)、ベビーカレンダーは公式YouTubeチャンネルにて、家事や育児の合間にできる動画シリーズ「産後太り解消エクササイズ」の「ぽっこりおなか&尿漏れ解消ストレッチ」を公開しました。このシリーズは、座ったまま、寝転んだままできるものを中心に、音声オフでも一緒にトライできるので寝かしつけの合間にもできちゃいます!ぜひ毎日一緒にトライしてみてくださいね! 本編では、部位ごとに分けて産後太りを解消するエクササイズを紹介。今回紹介するのは、産後から気になり始める人が多い「ぽっこりおなか&尿漏れ解消」ストレッチ。第1回で紹介した骨盤まわりを整えるストレッチをプラスすれば、より血流も良くなって代謝もアップ! 痩せやすい体を目指せます。 布団の上で簡単トライ!ぽっこりおなか&尿漏れ解消♪ストレッチ<エクササイズ動画シリーズの特徴>・1日たった2~3分だけ!2~3つの動きを繰り返すだけなので、無理のない範囲でトライできます。 ・音声オフでも音声だけでもできる!家事中は「音声だけ」、寝かしつけ中は「音声なし」でもおこなえます。 ・子どもを寝かしつけしながらできる!座ったまま、寝転んだままできるメニューがメインです。子どもを寝かしつけする横でトライできちゃいますよ。 「ぽっこりおなか&尿漏れ解消」ストレッチのポイント「下っ腹が目立つようになった…」「出産後から尿漏れが気になるように…」「痩せにくくなった…」 そんな方は要チェック! まずは四つん這いになり、両足つま先立ちでおこなうストレッチからスタート。おなかを意識しながら、上下の動きを繰り返すだけでOK! 次に、床に腰をおろして両かかとをつけたまま足をV字に伸ばしていくストレッチをおこないます。この2つの動きを組み合わせるだけで、骨盤底筋と連動している内転筋(内ももの筋肉)が鍛えられ、尿漏れ解消を目指せます! 毎日2分でおこなえるストレッチなので、ぜひ寝る前にトライしてみてくださいね。 エクササイズの効果をより高めたいなら、まずは骨や筋肉を良い状態に整えることが大事。ベースとなる骨盤まわりからアプローチして、姿勢を正していくところから始めてみましょう! 骨盤まわりをほぐすストレッチも紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。 ▼詳しくは動画からチェック♪ ベビーカレンダーでは、さまざまな出産にフォーカスしたドキュメンタリーシリーズや、赤ちゃんとママの1日に密着したルーティン動画も公開中!
2023年03月27日トイレに行くのを我慢していたわけではないのに、くしゃみをしたり運動したりすると尿漏れが……。若いときはあまりない現象だったのではないでしょうか。実際、多くの更年期女性が尿漏れに悩んでいます。そこで、産婦人科医の駒形依子先生に、40~50代女性の尿漏れの原因や対策について聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:「大縄跳びでドバッ」アラフォーからの尿漏れの悩み。半年で改善した超簡単な方法とは【体験談】更年期に起こりやすい尿漏れとは?更年期の尿漏れはどんなときに起こりやすいのでしょうか。「突然のくしゃみやせきが出たときや、久しぶりに運動したときに漏れてしまうことが多いようです。また、頻尿になる人も多いので、急な尿意で間に合わず……ということもあるようです」(駒形先生)若いときは、こんなことなかったのに……と落ち込んでしまう人も多いのではないでしょうか。尿漏れが更年期になりやすいのには、いくつか理由があると言います。更年期になぜ尿漏れしやすくなる?駒形先生に、更年期に尿漏れが増える主な理由を挙げていただきました。女性ホルモンであるエストロゲンの減少により、以下の3つのような体の変化が原因になるそうです。1.膀胱の弾力性の低下膀胱の組織が弾力性を失い、伸びにくくなることで尿をたくさんためられなくなります。その結果、尿が少したまっただけで尿意が感じられ、頻尿になります。2.骨盤底筋の脆弱化女性ホルモンが減ると筋肉量が減少して弾力も低下するため、骨盤底筋が弱くなる傾向にあります。筋力が低下すると膀胱のコントロールがしにくくなり、尿漏れを起こしやすくなります。3.体重の増加エストロゲンの減少により太りやすく痩せにくくなる女性が増えます。骨盤底筋は上半身の体重ほとんどを支えているため、体重の増加によって負担がかかり骨盤内の臓器を支えられなくなり尿漏れが起こりやすくなります。腟を鍛えて尿漏れを防ごう!エストロゲンの減少は止められなくても、腟を鍛えることで尿漏れを緩和することができると駒形先生は言います。「腟トレは、骨盤底筋運動の一種。骨盤底筋運動は治療にも使われていますが、腟トレはよりおこないやすくアレンジしたものです。今からでも遅くないので、なるべく早く始めてほしいですね」(駒形先生)。腟トレの方法は以下のとおり。イラストも参考にしてみてください。フェイスタオルを1枚用意します。①フェイスタオルを縦半分に折って横の端からくるくると巻きます。②服の上から①の巻いたタオルを会陰(股)に当てて、椅子に座ります。③タオルが当たる部分を意識しながら、タオルを挟むように意識して、会陰にクッと力を入れます。「腟トレで一番動かしたいのは、腟括約筋です。自分の腟括約筋がどこにあるのかを認識し、その筋肉を意識してトレーニングすることで、初めてその筋肉を鍛えることができます」(駒形先生)。腟トレは尿漏れを防ぐだけでなく、性交痛にも効果があるトレーニング。気が付いたときでいいので、毎日続けることが大切だそうです。まとめ尿漏れは周囲に相談しにくく、人知れず悩んでいる女性も少なくないと思います。ですが、先生によればトレーニングで改善できるということ! できることから少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。参考文献/『子宮筋腫は自分で治せる』(マキノ出版/駒形依子著)取材・文/mido(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。イラスト/和田フミ江著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年03月07日お弁当の汁漏れ問題に悩んでいた投稿者さん。旦那さんのアドバイスに困惑してしまい……。今回は、実際にあった“お弁当トラブルエピソード”をご紹介します。お弁当作りで……お弁当の汁漏れ問題に悩んでいた私に、旦那が「ラップをかぶせて蓋をしたらいいんだよ!」と得意げに口出ししてきました。「そんなことしたらぐちゃぐちゃになっちゃうよ」と私が言うのにも関わらず、「絶対そうしたほうがいい」と引きませんでした。そして、弁当(作ったばかりの子どもの弁当)にラップをして蓋をし、くるっと逆さにしたのです。途端に漏れ出す汁。蓋を開けるとおかずもぐちゃぐちゃ。せっかく私が作ったのに悲しくなりました。「子どもが学校に行くまでに、もう一度同じものをつくってね」と旦那に言い、その場を離れました。(30歳/公務員)困惑する結果に……お弁当の汁漏れで悩んでいるときに、旦那さんがアドバイスをしてくれたものの、困惑する結果になってしまったというエピソード。思わぬアドバイスをされたとき、皆さんならどう対応しますか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年01月07日休みの日、「ママ、一緒に縄跳びしよう!」と娘に誘われて、家の玄関前で縄跳びを始めました。小さいころは縄跳びが得意だったので私は自信があったのですが、娘と一緒に10回目を飛んだあたりから、私は下半身に異変を感じました。その違和感の正体は尿漏れ! このままではいけないと思い私が始めたトレーニングについてお話しします。★関連記事:「大縄跳びでドバッ」アラフォーからの尿漏れの悩み。半年で改善した超簡単な方法とは【体験談】ジャンプするたび腹圧が…娘と一緒に縄跳びをしていたときのことです。娘が「どっちが長く飛んでられるか競争ね!」と言うので、「よーいスタート」の合図で縄跳びを開始しました。10回目まではとても順調だったのですが……。11、12、13と回数を重ねるごとにジュワッ、ジュワッ、ジュワッと下着が濡れるのを感じました。「ちょ、ちょっと待ってて!」と慌てて家に入り、トイレに駆け込んだ私。下着はびっしょり濡れており、尿ははいていたズボンにも到達していました。急いで下着とズボンをはき替え、下着には吸水シートを装着。娘の元に戻ると「どうしたの?」と聞かれたので、「動きづらかったから着替えてきた」と言ってごまかしました。腹圧性尿失禁が始まったのは妊娠中から実は尿漏れしたのは今回が初めてではありませんでした。初めて尿漏れをしたのは、第1子を妊娠している30歳のとき。妊娠6カ月ごろからくしゃみをするとジュワッと尿漏れするようになりました。しばらくは生理用ナプキンで対処していたのですが、だんだん尿漏れする回数が増え、量も増えたので吸水シートを使用することに。出産したら治るだろうと思っていたのですが、産後もふとしたときの尿漏れはなくなりませんでした。40歳から始めた骨盤底筋トレーニング娘との縄跳びで多量に尿漏れしてしまい「これはいよいよマズイかもしれない」と心配になったので、トレーニングをすることにしました。ネットで調べると、腹圧性尿失禁は骨盤底筋を鍛えることで改善できるということを知りました。筋トレには自信がありませんでしたが、骨盤底筋のトレーニングについて調べると、1日3回肛門や腟を5秒締めつけて緩めることを20回ずつおこなうとのことで簡単そうに思えました。しかし、実際におこなってみると予想以上に大変。特に昼間は忘れてしまうことが多く、朝起きたときと寝る前の1日2回、布団の上で骨盤底筋トレーニングをすると決めました。まとめ加齢によって体力がなくなり、子どもの遊びについていけなくなることは予測していましたが、まさか尿漏れが原因で縄跳びを中断するとは思いもしませんでした。子どもたちは小学生なので、まだまだ一緒に走り回ったり、遊んだりしたい年齢です。子どもたちとしっかり向き合えるように、体作りは大事だなと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。著者/あんらくりん総合病院に勤務していた元看護師で小学生になる子どもが2人いる。カラーコディネーターなどの資格も持っている。
2022年12月15日40代半ばから、食生活の乱れと運動不足がたたり激太りをしていったのを機に、常に尿漏れとの闘いになっていった私。くしゃみや咳のたびに漏れ、トイレの後もちょびっと漏れ、腰を上げただけでも漏れるようになっていました。何とか尿漏れを止めようと、くしゃみや咳をする前には立ち止まり、おまたにぐっと力を入れてみても無駄でした。もうこれは対策を講じるしかないと思い、骨盤底筋体操なるものを試してみることにした体験談を紹介します。★関連記事:40代以降に急増!頻尿・尿漏れは老化でなく病気?受診しないとダメ?【泌尿器科専門医】そもそも骨盤底筋って何?かつては尿漏れなど人に話すのは恥ずかしいと、誰にも言えずにひっそりと隠していた中高年女性が多かったそうですが、今はオープンになり、その悩み解決のための体操教室もあちこちで開催されています。そこで私は、その教室を手軽にオンラインで受けてみることにしました。最初に講師の先生より説明を受けたのが、人体模型を使って骨盤底筋の位置を確認すること。そこで骨盤底筋は筋肉だということを知りました。骨盤自体は腰周りをがっちり覆っているバケツ状の骨ですが、その底にあたる膀胱や直腸、子宮といった大切な臓器を支えている部分に骨はなく、骨盤底筋という筋肉しかないのです。しかも、女性には穴が3カ所あるではありませんか。何もケアをしていないと、徐々に骨盤底筋は弱ってしまい、それに連動するように膀胱の機能も衰えて締まりも悪くなり、尿漏れを発生させてしまうそうなのです。さらに放置していると、便失禁や臓器脱の恐れもあるということでした。ちなみに、骨盤底筋が弱る原因ですが、妊娠・出産だけではなく、肥満や加齢、便秘、姿勢の悪さなども関係しているのだとか。誰でも尿漏れの可能性があることを知り、少しほっとしました。まずは呼吸の仕方が大切だった骨盤底筋の説明後、早速、ピラティスと掛け合わせた骨盤底筋体操が始まりました。最初に教わったのが呼吸の仕方。正直なぜ呼吸が体操に関係があるの?と思ったのですが、これが大ありでした。大前提として、エクササイズであるピラティスは胸式呼吸になります。まず、しっかり肺に空気を送り込むために、鼻から息をたっぷり吸います。その後、口からすべての息を吐き出すのですが、ここが注意すべきポイントでした。おなかを薄く平らにし、上に上にと引き上げるようにしながら息を吐くのです。すると、3カ所の穴がキュッと締まる感覚があります。この感覚が持てて初めて、骨盤底筋に効果が出るそうなのです。そして、おなかを薄く引き上げる呼吸と合わせて、立ったり、あぐらをかいたり、あお向けになったり、おしりから腰を上げるショルダーブリッジをしたり、横向きになったりとさまざまな体勢でピラティスの簡単な動きをおこなっていきました。初めはなかなか呼吸も動きも習得できず、おなかをぐっとへこませてしまったり、腰やおしりに無駄な力が入ったりして、骨盤底筋を確認することができませんでした。焦らず、形だけにとらわれずに、自分の体と対話しながら続けていったのです。2カ月体操を続けてみた結果その当時の私は、かなりボリュームのある体でしたが、ゆっくりとした動きなので、挫折することなく骨盤底筋体操を継続することができました。ただ、3か所の穴がキュッと締まる感覚がわかるまでに1カ月ほどかかりました。一番最初にその感覚が把握できたのは、横向きの体勢だったのを覚えています。その後も毎日、オンライン講座を受ける、YouTube動画を見るなどしておこなった結果、2カ月で結果が出たのです!トイレの後の嫌な“ちょろっと漏れ”がなくなったのを皮切りに、くしゃみをしても咳をしても尿漏れすることはなくなりました。気が付けば、息を吐くときに(くしゃみや咳をするときも同じです)自然とおなかが引き上がるようになっていたのです。それに連動して3か所の穴も締まるので、漏れることがなくなったのですね。ただし、筋トレは注意が必要でした。私はダイエットのために、骨盤底筋体操と筋トレを並行しておこなっていたのですが、筋トレの際、瞬発的におなかにぐっと力を入れていたら、尿漏れが再発してしまいました。男性の筋トレと女性の筋トレはやり方が違うそうで、女性の場合は、あくまでもおなかにぐっと力を入れるのではなく、引き上げるようにしておこなうことが大切なのだそうです。まとめ半信半疑で始めた骨盤底筋体操でしたが、結果として2カ月間試しただけで効果が出ました。運動を始める前に、骨盤底筋が自分の体のどこにあり、どんな状態なのかを知ることができたのは有益だったと思います。尿漏れの原因を知り、鍛えるべき場所が事前にわかっていたため、焦らず体操を続けることできました。自分の体の仕組みを知ることは大切です。実は、この骨盤底筋体操を継続することで、尿漏れに効果があっただけではなく、姿勢も整い、おなかも平らになり、おしりの形も良くなりました。つくづく体はすべてつながっているのだと実感できました。これからも尿漏れ防止とスタイルアップのために骨盤底筋体操を続けていきます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。イラスト/村澤綾香著者/竹みか(46歳)小4男子と高1女子の母。食べるのも作るのも大好きぽっちゃりオバチャンでしたが、半年前に一念発起。ダイエットに目覚め、体重15kg、体脂肪率7%落とすのに成功。今も絶賛継続中!
2022年11月26日「膣トレ」とは、骨盤内にある膀胱や子宮、直腸などを支えているインナーマッスル“骨盤底筋”を鍛えること。膣トレを行うことで、尿漏れや便秘、ポッコリお腹の改善や、体幹強化なども期待できます。簡単にできるので、ぜひ今日から試してみてください!骨盤底筋を鍛えよう!お肌と同様に、年齢を重ねるごとに筋肉が衰え、様々なお悩みに繋がりやすくなります。特に出産を経験したことがある方や、尿もれや便秘にお悩みの方、ポッコリお腹を解消したい方、冷え性やむくみが気になる方は、“骨盤底筋”を鍛えることで様々な不調や悩みの解消が期待できるのです!今すぐできる膣トレの方法1.まずは姿勢を正して肩・首まわりの余計な力を抜く2.息を吸いながら骨盤の底から膣を引き上げるように意識3.引き上げたところで5秒そのままキープ4.吐く息とともに一気に力を緩める5.5〜10セット繰り返す※このときお尻や足、お腹は余計な力が入らないように注意しましょう。始めは5秒も引き上げ続けることが難しく感じるかもしれませんが、ぜひ繰り返し練習してみてくださいね。お腹痩せにも繋がるトレーニング\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり膝を立て、骨盤を地面と平行にする2.吐く息とともに骨盤を後傾させながら、尾てい骨を地面につけ、お腹を背中へ引き込む3.吸う息で骨盤を前傾させ、背中で地面を押す4.呼吸に合わせて数回繰り返す5.吐く息とともにゆっくりお尻を持ち上げる6.吸う呼吸で背骨一つ一つゆっくり地面に戻す意識で数回行う勢いよく動かすのではなく、ゆっくり丁寧に繰り返してみてください。日常から骨盤底筋を意識して過ごそうお仕事中座っているときや、電車に乗っているとき、歩いているときにも、骨盤底筋を意識してみてください。簡単トレーニングを続けることで、少しずつ変化が表れてくるはず。ご自身の体調に合わせて、ぜひ続けてみてくださいね。©BDLM/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年11月21日私は毎年受けている健康診断で、40代に入ったころからたびたび尿潜血で引っかかるようになりました。そのたびに病院を受診するも、毎回「異常なし」という診断結果で不思議に思っていました。しかし、あることをきっかけに「もしかしたら今までの尿潜血はこれが原因だったかも!」と思い当たり……。そんな私の体験談をお話しします。★関連記事:「えっ? 血尿かも?」脇腹が痛く、頭痛に吐き気、悪寒もして… #43歳で腎がんになった話 1健康診断でたびたび…私は毎年、健康診断を受けるようにしています。その際に尿検査をするのですが、40代に入ってからたびたび尿潜血で引っかかるようになりました。検査当日は生理でもないのに、これまで尿潜血(+1)が1回、(+2)が1回、(±)が2回という結果が出ていました。尿潜血は基準値を(−)としており、−なら陰性だそう。(+)(±)は要注意、2以上は異常とされているみたいです。(+1)と(+2)が出たときには病院で受診しましたが、病院では尿潜血が(-)で気になるところもないとのことで「異常なし」という診断でした。異常がなくて安心したものの「なぜこんなに尿潜血で引っかかるのかな?」とずっと気になっていました。膀胱が痛くなり病院へある日、膀胱が痛くなる感覚を初めて感じ、泌尿器科のある病院へ行ってみました。そこで尿検査をした結果は「膀胱炎」でした。私の中では、膀胱炎というと「尿が赤い」「尿が出にくい」「残尿感」といったイメージだったので、尿は赤くないし残尿感もない私が膀胱炎だとは思ってもみませんでした。そのときの医師の話によれば、膀胱炎は排尿を我慢したり、疲れやストレスがたまっているときにかかりやすくなるそうです。たしかに病院に行く前、習い事があって長時間トイレに行けず、排尿を我慢していました。今回はこれが膀胱炎の原因だったようです。抗生剤を服用して、膀胱炎をしっかり治すことができました。★関連記事:頻尿に尿漏れ…膀胱炎の再発かと思って検査した結果は…【体験談】思い返すとこれまでにも初めて医師に膀胱炎と言われ、これまでのことを思い返してみるとハッとしました。そういえば、これまでに尿が褐色だったり赤っぽい色をしていたことが何度かあったかも!そこで医師に「これまでも尿潜血で異常があることがあったんですけど、そのときの体調や疲れのせいという可能性はありますか?」と聞いてみると、「そういうこともあるかもね」と言われました。「水分不足のせいなのかな?」とそのときは気にもしていませんでした。しかし、考えてみると疲れがたまっていたり、体調が優れなかったり、排尿を何時間もしていなかったりしたときに尿がいつもと違っていた気がします。ただ、それで病院に行くことはなかったので、本当に膀胱炎だったのかどうかは今となってはわかりませんが、今回の膀胱炎の診断をきっかけにこれから気を付けようと思いました。★関連記事:「トイレに行く暇がなく我慢していたら…」突然の激しい痛みに襲われ入院寸前、完治まで3週間!【体験談】まとめ初めて医師から「膀胱炎」の診断を受けたことをきっかけに、これまで健康診断の尿潜血で引っかかっていたのも、実は気付かずに膀胱炎になっていたのかも? とハッと気付かされました。40代になった今、疲労を感じることが増えてきたので、体をいたわりつつ膀胱炎にならないよう気を付けたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。★生活のお悩み記事を読むならこちら!著者/中川 あかし出産後、訪問ヘルパーとして働いていたが、子どもの病気のため退職。趣味はお菓子作りとパン作り。
2022年11月15日いつでも見られる「もれ止めエクサ練習動画」も10月27日、女性に多い尿もれ対策のエクササイズを紹介する新刊『尿もれに効くうえ、お腹も凹む! 看護師考案のもれ止めエクサ』がKADOKAWAから発売された。A5判の単行本で112ページ、定価は1,430円である。著者は看護師でパーソナルトレーナー、ピラティス・ヨガインストラクターのMIKKO氏である。なお、同書限定の「もれ止めエクサ練習動画」を、スマートフォンなどから見られるようになっている。のべ11万人に指導「もれ止めエクサ」尿もれで悩んでいても、なかなか相談しづらいものである。尿もれで悩んでいる女性は多く、尿もれ経験がない女性のほうが少ないという。女性は男性よりも尿道が短く、腹圧の影響を受けやすい。また、女性は筋肉量が少なく、筋肉は年齢とともに低下していく。さらに妊娠・出産の影響もある。MIKKO氏自身も尿もれに悩んでいたが、看護師として解剖学的な知識を身につけ、尿もれのエクササイズを考案。現在、トレーナーとして「もれ止めエクサ」を指導し、その数はのべ11万人にもなる。女性の尿もれの主な原因は骨盤底筋群などの体の深層にあるインナーユニットの衰えだが、「もれ止めエクサ」はインナーユニットに働きかけるため、尿もれはもちろん、ぽっこりお腹や垂れ尻、臓器脱、猫背、腰痛、肩こりなどに対する効果も期待できるという。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※「尿もれに効くうえ、お腹も凹む! 看護師考案のもれ止めエクサ」 MIKKO【生活・実用書】 - KADOKAWA
2022年11月07日