幼稚園受験はお子さまよりも親御さんのほうが緊張しがちです。面接では何を聞かれ、どんな対策をとればいいのかなど悩みは尽きません。この記事では、幼稚園の面接を成功させるために知っておきたい面接の質問、対策法を解説していきます。幼稚園の面接ではどんな質問をされて、それに対しどう答えれば良いのでしょうか?幼稚園で面接を行う目的から知って、受験の注意点を確認しておきましょう。幼稚園受験で面接を行う目的は?多くの幼稚園は願書を提出して受理されると、入園はほぼ確定されます。しかし、お受験の幼稚園となると面接や子供の実技が試されます。お受験の幼稚園では、幼稚園の理念と家庭の教育方針が一致するかどうかを確認するために試験を行います。幼稚園によって教育理念や特徴、施設が異なるため、入園する前に確認をするのです。面接や子供の実技を通して子供の個性を知り、幼稚園に子供が合っているかどうかがチェックされます。●幼稚園の面接はなぜ行われる?願書の書面上だけでは、子供の個性を把握することは難しいといえます。幼稚園側としては、面接で特別に何かを求めているのではなく、いつも通りの子供の様子を観察したいと考えています。そのため面接では子供に直接質問したり、一緒にお遊びをしたりするのです。●面接は幼稚園の合否に関係する?首都圏にある幼稚園受験の激戦区、小学校の附属幼稚園の場合は、面接により合否が分かれることがあります。そのため、お受験の幼稚園に入るならば面接対策などを行う必要性があるのです。一方で、地方の幼稚園で行う面接は、家庭の教育方針や子供の様子を知るために行われることがほとんどです。この場合は特に面接によって合否が分けられることはありませんので安心して大丈夫です。幼稚園受験の面接で聞かれることとは?お受験の幼稚園でも地方の幼稚園でも、質問の内容は大きくは変わりません。ここからは、幼稚園受験の面接で聞かれる内容を確認しましょう。●保護者の面接保護者によくされる質問は以下の通りです。・志望理由・通園の方法・子供の長所と短所・子供の好きな遊び・子供のおむつが外れているか・子供の好きな食べ物、嫌いな食べ物。・食物アレルギーはあるか・子供の出来ること、出来ないこと(着替え、トイレなど)・幼稚園に希望すること・家庭の教育方針・PTA活動・幼稚園行事への参加の可否・最近の社会情勢やニュースなどの時事問題主に、子供が幼稚園で安全に過ごすために必要なポイントを聞かれます。●子どもの面接子供によくされる質問は以下の通りです。・自分の名前、年齢・好きな遊び・好きな食べ物、嫌いな食べ物・今日は誰と一緒にここまで来たか・朝食の内容・幼稚園の名前・絵本を用いて「これはなに?」の質問・誕生日・親の名前当日に備えて、定番の質問は前もって練習しておきましょう。幼稚園受験の面接に臨む前にお受験幼稚園の面接に臨む前に、前もって準備しておきたいことがあります。幼稚園での面接は、願書に記載されたことをもとに面接が行われます。自分が願書に書いた文章をもう一度目を通して、どんなことを聞かれても正確に答えられるようにしておくと良いでしょう。子供は初めて行く場所では緊張して上手く話せなくなることがあるので、面接前に子供と一緒に幼稚園を訪問しておくと安心です。いつもは自分の名前や好きな食べ物などしっかり話すすることができても、初めて行った場所では緊張します。初めて会った人の前では人見知りをして、言葉が出てこなくなってしまうこともあります。しかし面接前から幼稚園に訪れておくと、面接当日は緊張感がなくなり、上手く受け答えすることができます。幼稚園によっては未就園児対象のイベントなどもあるので、それを利用して子供が面接で緊張しすぎないように工夫してあげることも大切です。●面接時の服装面接時の服装は清潔感のあるフォーマルな服装で行きましょう。母親は紺色、黒、ベージュなどベーシックカラーのスーツ、インナーは清潔感のある白のシャツ、ブラウスを選んでください。女の子の服装は白のブラウスに紺のチェック柄スカート、男の子は襟付きの白いシャツに紺色のズボンや半ズボンが適しています。●面接の練習幼稚園の面接では親子に特別なことを求めているのではなく、普段の様子を確認し、どんな家庭なのかを知るために行われます。そのため答えるのが難しい質問をされることはありませんが、定番の質問だけは答えられるように準備しておきましょう。当日は子供よりもお母さんの方が緊張してしまうと思いますので、お父さんに面接官になってもらい練習すると良いでしょう。●母子分離できるようにしておく幼稚園の面接では、お母さんと子供は別室でそれぞれ面接が行われます。子供がお母さんと離れるときに、怖くなって泣いてしまうケースがよくあります。初めての場所で、知らない大人が前にいるので泣いてしまうことは問題ありません。しかし、いつまで経っても泣き止まずに面接できなくなった場合は、家庭環境が過保護だと判断されてしまいます。日頃からいつもお母さんと一緒の子供は一人になった事がなく、別室へ移動となったときに泣いてしまうケースが多いです。日頃から一人にさせる機会を与えるようにして、自立させるように工夫しておくことも大切です。子供部屋で一人で遊ばせる、寝るときは一人にするなど自発的に動けるように日頃から意識すると良いでしょう。幼稚園受験の面接中に気をつけるべきこといつもはおしゃべりが大好きで、家の中でお話をする子供でも、幼稚園受験になるとピタリと静かになってしまい、面接で答えられなくなってしまうケースがあります。名前を聞かれるぐらいなら大丈夫だろうと親は思っていても、初めて会う大人の前では人見知りをしてしまうかもしれません。面接の練習は、知らない大人が担当したり、場所を変えて面接対策をしたりするのも一つの方法です。子供の定番の質問は、絵本や動物の絵が書かれたカードを見せて「これは何?」と聞かれます。犬のことを「ワンワン」、猫のことを「にゃんにゃん」と教えていると、そのまま答えてしまうこともあるので、前もって直しておきましょう。幼稚園受験の面接まとめ初めての幼稚園の面接はとても緊張しますが、聞かれることは決まっているので、しっかり対策をしておけば自信を持って臨むことができます。お子様は初めて行った場所は緊張します。しかし前もって何度か訪れておけば慣れることができ、本番で力を発揮することができます。面接対策はお父さんや友人に協力をしてもらって、当日はスムーズに答えられるように準備をしておきましょう。●ライター/高須 亮
2019年06月03日こんにちは、はな@まるママです!わが家の3歳児まるが幼稚園へ通い始めて、早2ヶ月となりました。最近では幼稚園に行くことにもずいぶん慣れてきた様子で、朝から大泣きということはすっかりなくなったのですが、最初の3週間ほどは試行錯誤、闘いの日々でした…そんなまるが幼稚園へ通うことに慣れるまでの様子と、私の中で感じた“ターニングポイント”について書いていきたいと思います。■大泣きで大暴れの2日目初日は緊張した面持ちで、でも泣くことなく幼稚園バスへ乗ったまる。幼稚園に着いてからも楽しく遊べた様子を先生とまる本人からも聞けて、安心していたのですが…次の日の朝はというと、布団に引きこもり、大泣き、大暴れ…着替えさせることもまともに出来ない状態に。何とかなだめて外へ出て、泣き顔のまるを抱っこしながら幼稚園バスを待ちますが、いざバスが来るとまた大泣きでジタバタ…これはバスに乗らないと大暴れするかも…どうしても乗れなければ、やはりバスを諦めて送っていくべきか…等という考えも頭を過ぎりました。しかし…■先生の華麗な職人技に圧巻先生の何ともスムーズな対応であっという間にバスに乗車…!抱っこバトンタッチからシートベルト装着まで本当にあっという間でした!いやはや、素早く丁寧で、まさに匠の技ですね。ありがたい…ただ一つ、大泣きしながら小さく手を振るまるが見えて、結果的にまるをなだめて連れ出した時の言葉、『どうしてもダメなら乗らなくても良いから、その時はママが送っていくから…』は全くそれを選択する余地はなく、まるにとって嘘になってしまったかなぁという想いが私の中に残りました。もちろんその場しのぎのつもりで言ったつもりではなかったわけですが、結果的にあまり良くなかったなぁとちょっぴり反省したり。…と、そんな具合で何とかまるを送り出した後に思い出したのは、入園式での先生の言葉…頼もしく素敵な言葉を思い出せばこそ、お友達がいる事や、遊んだり楽しい事が大好きなまるはきっと大丈夫だなと。まるが帰ってきたら笑顔で迎えて、今朝頑張ってちゃんとバスに乗れた事も含めて褒めよう!と心に決めて。そしてその日帰ってきたまるに、楽しかった?と聞くと『うん!』と、なかなか良い笑顔で、ほっと一安心したのでした。幼稚園2日目にして朝大泣き大暴れの洗礼を受けて、正直次の日からの登園にも不安を感じつつも、朝さえ何とか穏送り出せれば大丈夫そうだ…と考えた私。次の日からは何とかして朝の準備を穏便に進めるための作戦を始める事になるのですが……続きはまた次回に…!
2019年05月28日こんにちは!甥&姪大好きおばバカ平八です!今回は「幼稚園の感想の聞き方」について、私が考えた「3つのルール」についてのお話をさせて頂きます! 今年の4月、甥が幼稚園に入園をしました。今までずっと一緒にいた甥と離れている間、気になるのはやはり幼稚園での様子…。気持ちとしては担任の先生を捕まえて根掘り葉掘り聞きたいところですが、親でもない私がそんなことをしたら不審者まっしぐらなので当然できません!! となると甥っ子本人に聞くしかないのですが、育児書やインターネットの情報で「子どもにとって幼稚園のことを詳細に聞かれるのは、大人が職場の様子をしつこく聞かれるのと同じくらい疲れる」と読んだことがあり、どの程度どんな風に話を聞いて良いものか悩みました。甥に負担はかけたくないし、でも全く幼稚園の感想を聞かないのも不自然な気がするし…。色々と悩んだ結果、自分の中で3つのルールを決めて感想を聞くことにしました!まず1つ目のルールは… 「最初にポジティブな質問とネガティブな質問の両方をする」ことです。ポジティブな質問だけすると、甥は大人が「幼稚園を楽しむこと」を求めていると察知し「辛いこと・困ったことは話してはいけない」というプレッシャーを感じるようになるかもしれない…と考え、ネガティブな質問も同時にするようにしました。幸い今はまだ「楽しかったー!」と元気なお返事が返ってくることが多いのですが、甥が「辛いことも話して良いんだ」という意識を持ってくれたらと思っています。そして2つ目のルールは 「できるだけ答えやすいように具体的に聞く」ことです。答えにくい質問だと甥は「むずかちい」と困ってしまうので、YES・NOで回答できる質問をしたり、回答の選択肢を提示するよう心がけています。最後に3つ目のルールは 「本人が話すことに乗り気でない素ぶりが見えたら質問タイムは終了!!」あまりしつこく聞くと甥の負担になりますし、今後あまり話をしてくれなくなるかもしれないので、甥が嫌がったら潔く質問を止めます。少し幼稚園に慣れてきた最近は、元々甥が喋り好きなこともあってか話してくれる内容も増えた気がします。 今後も、甥の方から「幼稚園のことをいっぱいお話したい!!」と思ってもらえる良い聞き役になれるよう努力していきたいです!
2019年05月21日「エデュテイメント」って知ってる?教育の分野でよく使われている言葉で、「学び」という意味の「エデュケーション」と、「娯楽」という意味の「エンターテインメント」を合わせた造語。あんふぁんでは今年度「学ぶって楽しい!エデュテイメント」をテーマに、学びと遊びの関係について考えていきます。入園、進級、おめでとうございます!幼稚園での毎日の中で、子どもたちは大きく成長します。それは、幼稚園での“遊び”が、成長のための“学び”につながっているから。遊びの大切さと、遊びを通して子どもたちがどう育っていくのか、聖心女子大学・教育学科教授の河邉貴子さんに聞きました。お話を聞いたのは聖心女子大学文学部教育学科教授河邉貴子さん東京都公立幼稚園で12 年間教諭として幼児教育に携わった経験を持つ。専門は幼児教育学。著書に『遊びを中心とした保育〜保育記録から読み解く「援助」と「展開」』(萌文書林)ほか。NHK Eテレ「すくすく子育て」でも活躍遊びを繰り返して発達に必要な経験を積み重ねる一見、ただ楽しく遊んでいるように見える幼稚園の日常。しかし、子どもにとってはすべてが大切な学びにつながっています。子どもは生まれながらにして外界の情報を取り込む力を持っています。面白いところに手を伸ばす、新しい刺激を追う…。手や足を動かして感じて、世の中を知る、それを“遊び”の中で体得していくのです。遊びの本質は、自分からやってみたいという気持ち、やっていて楽しいという感覚、やり遂げた達成感にあります。その中で、見通しを立てる力、最後までやり通す力など、さまざまな能力を獲得します。こうした感情や感覚は、大人に押し付けられたり、正解を先回りして教えられても身に付きません。「非認知能力」の重要性が問われていますが、これは幼少期の遊びの中で、興味を持ったものに夢中になり、試行錯誤することで養われます。「認知能力」が高まるには、「非認知能力」が大切との研究結果も出ています。幼児期の遊びが、子どもの自発性を育み、小学校に上がってからの学習への自発的な意欲につながっていくのです。Keyword非認知能力とは目標に向かって頑張る力や自己肯定感を持つといった自分に関する力や、他者への思いやりやコミュニケーション能力など、人間として生きていく上で大切な内面的な心の力のこと。対して、文字が読める、計算ができるなどIQで測れる力を「認知能力」といいます先生や友達との関わりの中で質の高い遊びに日本では初の幼稚園が開園した約140年前から、遊びを中心とした保育を行っていて、「幼稚園教育要領」でも「遊びは幼児にとって重要な学びである」と明記されています。幼稚園に入ると、子どもの世界は広がります。中でも大きく変わるのが「人との関わり」。はじめはひとりで遊んでいる子どもたちも、お友達に影響されて、興味の幅が広がります。もちろん、ケンカになることも多々ありますが、そんなときは、保育者がそれぞれの気持ちを代弁して、相手にも気持ちや意見があることを知ります。「仲よくしましょう」と言われてできるものではありません。ぶつかりあう経験を通して、人との関わり方を学んでいくのです。また、子どもたちを放任していると、同じことをずっと繰り返したり、遊びが停滞することがあります。そんなときは保育者が助言を与え、見守り寄り添うことで、ひとつの遊びがどんどん発展して膨らんでいき、「質の高い遊び」ができるようになるのです。幼児期の遊びで心も、体も、頭も育つ運動会や発表会などの行事を通して、子どもたちが成長した姿を実感することも多いでしょう。しかし大切なのは、当日の成果ではなく、そのプロセス。みんなでひとつのことをやり遂げる、人と一緒に頑張ることの楽しさを、子どもたちは学びます。当日うまくいかなかったとしても、それまでの頑張りをほめてあげてほしいですね。幼児期の遊びで、心も、体も、頭も育ちます。そして遊べば遊ぶほど、能動的な学び手となって成長するのです。幼児期に夢中になって遊んだ経験が、大人になっても持続的に幸せを感じる土台を作ると言われています。幼稚園でたくさん遊んで、どんどん成長していく子どもたちの毎日を、親は見守り、一緒に楽しんでください。読者ママアンケート「小学校に上がる前に幼稚園で身に付けてほしいことは?」(※上位3つを複数回答)1位自分の考えを人にちゃんと伝えることができる74.8%2位先生や親、友達の話をちゃんと聞くことができる51.2%3位最後まで諦めずにやり通すことができる40.2%※あんふぁんWebアンケート2019年1/9~2/5、有効回答数1296人河邊さんからのアドバイス小学校に入ると、子どもたちは人間関係をイチから作り上げる必要性があります。幼稚園時代は毎日を一緒に過ごす中で、お友達とも分かりあえる力が高まっていますが、それがすべてリセットされてしまうのです。その中で「自分の意見を言えること」「お友達や先生の意見を聞けること」が、新しい環境で自分の居場所を見つけるのに重要になってきます。その意味でもこの結果は、とてもいい願いですね。「小学生になったら人の話をちゃんと聞くんだよ」「自分の意見を言いなさい」と親や先生に言われたからといって、できることではありません。幼稚園時代に、人との関わりや遊びを通して、お友達の話を聞くと自分の意見も聞いてもらえることや、イヤなことをイヤと言う大切さなどを、体感することが必要なのです。幼稚園での“遊び”を通して、こんなに成長します!子どもたちは遊べば遊ぶほど、遊びの質がどんどん高まっていきます。幼稚園での遊びを通じて、どのように成長していくのか見てみましょう。◆年少ひとり遊びから始まり、同じことをする楽しさを知る始めは一人ひとりが好きなことをバラバラに遊びます。同じ動作をする他者を感じて楽しい気持ちになる「身体同調」という感覚がありますが、園の環境に慣れてくると、隣のお友達を見て、「楽しそう、やってみようかな」という気持ちが芽生えてきます。ままごとをしていたら、全員がお母さん役になっていても不都合を感じないのがこの時期です。◆年中役割を決めてお友達と一緒に楽しむ友達とのやり取りの経験を積むと、相手に気持ちがあることや、ケンカをしても言葉で解決できることが分かり、その都度、どうしたらいいかを考えられるようになってきます。ままごとをしていても役割分担を決めて一緒に遊べるように。仲良しの友達ができる反面、お互いの主張が対立してケンカになったりもします。◆年長ひとつの遊びを通して、どんどん世界が広がる見通しを立てて遊ぶことができるように。また、友達との関わりの中で、意見を出し合い、ひとつの遊びがどんどん発展したり、みんなで一緒にひとつのことを成し遂げる楽しさが分かるようになります。ままごとでも、見えない部分のシチュエーションを考えていたり、現実を取り入れたり、発想が豊かになり、遊びの世界がどんどん広がります。ママの心配事に答えますQ スマホの動画やゲームが好きでずっと遊んでいますが、遊びといえますか?A この時代に生きていると、スマホ・パソコンはそのうち絶対触れるものです。全てを否定するわけではないですが、遊びは実際の経験の中で楽しみを見つけていくもの。バーチャルで見ただけのことは遊びとはいえず、実は身に付いていないことも。園時代は、べちゃべちゃしたり、どろどろしたりといった、実際の手触りや感覚を大事にしてあげてほしいですね。バーチャルしか知らないと、寛容性が狭まる恐れもあります。見せるにしても時間を決めるなどのルールは必要です。Q 遊びに夢中で、ひらがなや数字に興味なし…、小学校へ行っても大丈夫?A 遊びの中で「看板に文字を書きたい」「お友達にお手紙を書きたい」など、興味を持ったときに教えてあげるのはOKですが、興味がない子に「“あ”を書いて」など無理やり教える必要はありません。また、字が汚いとか書き順が間違っているなど、子どものやる気を奪うようなことは幼稚園時代には言わないで。小学校に入るときに、自分の名前が読めて書けるくらいで十分です。遊びに夢中になれるのは素晴らしいこと!この時期に大切にしてほしいのは、習得ではなく、文字・数字に対しての豊かな経験。ママが本を読んでいる姿を見せたり、一緒に絵本を読んだりする体験を積んであげてください。Q ママにべったりで、幼稚園でママから離れてちゃんと遊べるか心配ですA 幼稚園に入ったのだから、しっかりさせなきゃと思うママもいるでしょうが、新しいところにすぐなじむ子もいれば、時間がかかる子もいます。自分の目で新しい環境をじっくり見て、安心できるところや、自分の居場所はどこかを子どもはしっかり考えています。見るだけで満足している場合もあります。ママは心配もあるでしょうが、「今日は何したの?」「今日はどうだった?」などと、矢継ぎ早に、問いただすようなことはしないで見守ってあげてください。一見何もしていないようでも、子どもたちはいろいろなことを学んでいますよ。ママも実感!幼稚園でわが子が成長したと感じたエピソード● 幼稚園の事を聞いてもいつも「分からん、知らん」と答えていましたが、最近になり、自分から「今日ね…」と話してくれるようになりました。言葉の発達、園生活でのいろんな感情、何よりも楽しんでいるからこそ少しずつ話してくれるようになったのかなーと思えてうれしくなります。(愛知県・年少ママ)● 作品展の制作で、あまりお友達や先生に意見を言う事のない息子が、初めて自分から意見を言い、それがみんなに好評価だったそう。それからは、何かあるたびに「こうした方が良いんじゃない?」とか「こうしたらどうかな?」と積極的に発言するようになりました。(愛知県・年少ママ)● 発表会で、年中までは声が小さくてセリフを聞き取れませんでしたが、年長では堂々と大きな声でセリフを話していて、その姿に成長を感じました。本人の自信になったようで、普段も積極性が出てきたと先生から聞きうれしくなりました。(青森県・年長ママ)● 友達と遊ぶ時、仲間と協力して大きな物を作ったり、新しいルールを決めてみたり。 大人との関係では築けないような、独創性や仲間意識が見られるようになりました。(東京都・年長ママ)● 縦割り保育で、上の学年の子たちから優しくしてもらったり、下の学年の子たちの面倒を見てあげたりすることを通して、自分の妹にも優しくいろいろ教えてあげたりできるようになってきました。(東京都・年中ママ)河邉さんからメッセージ子どもたちは幼稚園でプラスの体験、マイナスの体験を積んで育ちます友達との関わり、ダイナミックな遊び…、家でできないことをするのが幼稚園です。もちろん毎日、いろいろなことは起きるでしょう。まずは何事も、素晴らしい体験をしていると思って、園に委ねてください。子どもはプラスの体験だけでなく、マイナスの体験をして育っていきます。小さな失敗や挫折を乗り越えていくことが子どもを成長させるのです。ママが一緒に落ち込むと、その気持ちは子どもにも伝染します。共に悲しむのではなく、いい経験と前向きに捉えてみてください。入園当初はママも不安なことも多いでしょうが、気になることや心配事はどんどん先生に聞いたり相談してください。また、何かかができるようになることを焦ったり、周りと比べず、子どものできたことに目を向けてあげましょう。幼稚園で子どもたちは思いっきり遊んで、どんどん成長しますよ!イラスト/柴田ケイコ
2019年04月13日年度末、幼稚園から帰ってきた我が子の手にはでっかい手提げ袋が……。1年間に幼稚園で作った工作や絵は、結構な量になります。大量の「子どもの作品」をどのように整理すればいいのかを悩んでいるママさんも多いのではないでしょうか?しかも、我が子は工作が大好き!家でもせっせと毎日工作をしていて、その数は増えるばかり。なかなか処分してくれません。そこで、私なりにルールをつくりました。今回はそれを紹介します。■ 1.【まずは鑑賞】季節ものは家族みんなで十分に愛でる子どもが作るものって、面白いですよね。思わずニコッとしてしまうもの、季節の行事ものの工作(クリスマスリースやお雛様など)は飾って家族みんなで鑑賞することにしています。我が家には、リビングダイニングの一角に絵などを飾るスペースを作っています。その中に、子どもの作品も飾るようにしています。名画の隣にさりげなく子どもの作品を。雑然としたスペースですが、個人的にはとても気に入っています。■ 2.【とりあえず保存】「とりあえずのかご」にポンポン入れる紙工作好きの子どもの作品は、無限に増えていきます。作った工作は、その後2週間くらいは寝床に持っていって添い寝したり、子どもの目に入る場所に飾って(放置とも言う)いたりします。正直にいうと私はどんどん処分していきたいのですが、子どもはなかなか捨てる気にはならないみたいなので「とりあえずのかご」を設置することにしました。お見苦しくてすみません。このかごは、数年前までおむつ入れとして使っていたものを再利用しています。子どもがぱっぱと雑に放り込んでも、中がぐちゃぐちゃでもフタを閉めると、あら!スッキリ。「このかごが満タンになったら、あふれる分を処分する」というルールをつくりました。2か月に1度くらいのペースで、かごの点検をしています。たっぷり入るので、子どもも時間をかけて吟味できるらしく、あっさり捨ててくれることも多くなりました。■ 3.【作品ファイルに保存】幼稚園の工作は専用ファイルに収納幼稚園から持って帰ってくる作品や絵の数々、それからどうしても捨てられない自宅で作った工作や絵は保存します。子どもの作品って形もサイズも厚さも多種多様で、整理しにくいんですよねー。最初は、バンカーズボックスに収納しようと思ったのですが、大きくてかさばるので断念。もっといい方法はないかなーとネットをウロウロしていて見つけたのが、サクラクレパス 作品ファイルです。すでに我が家の作品ファイルはパンパンなので、学期末ごとに買い足してもいいかなと思っています。四つ切り画用紙など大きい絵は約30枚くらい収納できるし、立体的な作品は(子どもの許可を得て)ぺったんこにできるものは平たくして収めています。■ 4.【思い出保存】写真の中に思い出を閉じ込めようサクラクレパス 作品ファイルの嬉しいところは、クリアファイル型ポケットが付いているので、写真だったら60枚を収納できるところです。大きい作品や、どうしてもファイルに入りきれないものは写真を撮って保存することもできます。個々に撮影して保管できれば、思い出も残ります。いかがでしたか?我が家では、毎年春に子どもの作品を整理することにしています。新学期がスタートするタイミングで、皆さんもぜひ挑戦してみてください。
2019年03月27日幼稚園は基本給食でしたが、週一回お弁当の日がありました。その日を楽しみにしてくれている娘3歳(次女)から、ある夏の日にこんなリクエストがありましたよ。どうやってスイカを入れるか考えた結果…夏場は水分の多いものは入れたくないし、美味しくなさそうだし…代替え案を提示したものの、娘はとにかく頑固でした。一度言い出したら聞かないので、お弁当が多少どうなろうとも要求をのんだ結果・・・何かを悟ったようです(笑)汁の少ないぬるいスイカって・・・我ながら他に方法はなかったのかとも思いますが、娘はお弁当に入れるのにはあまり向かないってことを納得してくれたようなので結果オーライでした!子どものリクエストって時に難題ですが、経験の少ない子どもならではのことだったりします。言葉で説明して諦めさせなければならない時もありますが、よほどのことでない限り、それがどういうことなのか体感&体験して、その上で自分で判断していけばいいと思っています。
2019年03月21日子どもたちの入園入学、そして進級のこと。自分のことを自分でできるように、しっかりと整えておいてあげたいですよね。お母さんも子どもも肩の力を抜いて、イライラしない毎日を。イレギュラーなこともたくさん起こるだろうから、決まったことはルーティンにしておけば、あたふたしません。今回は入園編。わが家も今年幼稚園に入園する末っ子のために準備中。毎日のお支度ルーティン起きて、ごはんを食べて、歯を磨いたらお着替え、がわが家のルーティン。食べこぼしたり、歯磨きする時にびしょびしょになったりするので、幼稚園期は着替えを最後にしています。一方のママは、幼稚園のお弁当の準備、自分のメイクに、洗い物、お洗濯…!その間に何度も起こる「ママ手伝って!」コールに対応するために、子供のお仕度コーナーはリビングや、その近くにあるのが便利。支度コーナーには、毎日着る制服と帽子、バッグをひとまとめに。準備の動作を一ヵ所にまとめることがポイントです。忙しい朝にあちこち移動せず、リビングで登園準備を完了させます。子供の身長に合わせた支度コーナーをつくる親が手を貸さなくても自分でできるように、子供の身長に合わせた高さにフックを取り付けました。その下にはシンプルな収納ボックスを置いて完成。子供が取り出しやすい高さに。そして、親の目が届きやすい場所を選びます。制服と帽子はフックに。はじめは無理にハンガーにかけることを押し付けず、引っ掛ければOK!くらいの気持ちで。支度とお片付け、どちらも簡単な動作にしておいてあげることがポイントです。ポイッと1アクションでお片付け子供はポイッとお片付けが得意。出しっぱなしにしておくと乱雑になりがちなリュックや手提げバッグは、すっぽり隠れるボックスに。これなら子供でも簡単にお片付けできますよね。冬の上着や手袋などもここにポイ!少々荒っぽくても気になりません。わざわざ取り出さなくても、このままバッグの中身をチェックできるから、散らからないのもうれしいんです。自分でお弁当箱を入れたり、園からのお手紙を出したり…。子供が動作を起こしやすい高さにすることで、お片付けをエスコート。お絵かきセットとおみやげ保管ボックス園から帰ったら、バッグから出てくるおみやげたち。お弁当箱、着替え、タオル、連絡帳…持ち帰った本日の力作!バッグを開けたら、その日園で起こったいろんな出来事が溢れ出てくるようで、この時間は親子にとってお楽しみの時間。持ち帰った作品は、親が勝手に捨てるのではなく、子供の話をじっくり聞いて、「これはとっておく?」と聞くようにしています。じっくりとお話しすると納得するようで、「捨ててもいいもの」への踏ん切りがつく様子。「とっておきたいもの」は大切に保管ボックスに。保管ボックスを支度コーナーに一緒に置いておくといいですよね。お絵かきノートやクレパス、おりがみなどをセットにしたかごも。お友達とお手紙を交換したり、園で習ったおりがみを披露してくれたり…読み書きするものは、思いついたらいつでも自分で取り掛かれるように誘導しています。入園まであと3ヶ月。子供の成長をゆっくりと見守りながら、「自分でできる」を増やしてあげれるように。暮らしづくりに、子供の目線に合わせた工夫をぜひ取り入れてみてくださいね。 ■暮らしのはなし ■こどもと暮らす 連載:整理収納アドバイザーのお片付けノート お片付け 文・nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2019年03月10日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは。koyomeです。今日は「まさかお友達トラブル…?!」と親が焦ってしまったお話です。幼稚園から帰宅したムスメに何気なく、幼稚園で何をしたのか聞いたのですが…え!?仲間はずれ!?ケンカ?!いつもあまり、自分から幼稚園での話をしてこないムスメ。あまりこちらから聞くと嫌がるので、普段、質問しすぎないように気を付けていましたが、もっと突っ込んで聞き出すべきだったか…?それ以上は話してくれないし、特別、落ち込んでいるわけでもない。初めて聞く、トラブルの空気漂う会話に、むしろパニックになっているのは私の方でした。その日は1日中気になってしょうがなかったのですが、タイミングよく、次の日が個人懇談会だったので、先生に相談してみることに。すると…真実は、ムスメの言った通り。ただ、意地悪でもトラブルでもなんでもなく、「ただ起きたこと」でした。純粋な子どもたちの会話だったことを知って、ホッとするとともに、1人でパニックになって、疑って、焦っていた自分を反省。ムスメの様子は変わりなく、次の日も幼稚園を楽しみにしていたのに、1人で空回りしていました。ただこの先、ムスメも大なり小なりお友だちとトラブルは経験するはず。その時には、ムスメの力になれるように、どっしり構えて頼れる存在になりたいものです。ムスメとともに、母も成長してみせるよ!
2019年02月27日幼稚園や学校が大好きすぎる子どもたち幼稚園の朝のお見送りで泣いてしまう、学校に行きたくないという、これはよくある話です。それに対する先生方のお話として多いのが「ママが大好きだから」「おうちが居心地よいから」。わが家の子どもたちは幼稚園や小学校が大好きで、「行きたくない」ということがまったくなかったのですが、ふと、幼稚園や学校が大好きなうちの子は、「もしかして親をあまり好きではない?家の居心地が悪い?」と思ったのです。「気をもみ過ぎ?」と思いつつも、先生に聞いてみたら、意外な答えが返ってきたのでその話をします。家のお手伝いをしっかりしていると…まず先生から返ってきた答えは、「きょうだいも多いし、おうちではしっかりお手伝いもするほうじゃないですか?」というもの。意外な答えに驚いていると、先生は「幼稚園や学校では、注目されやすいカリキュラムや授業だけではなく、雑用的なことが意外とたくさんあります。そういうことに関して、自宅でお手伝いをしている子どもは、自分の役割をしっかり果たし、ほかのお友達の手伝いもスムーズです。その結果、褒められるのでうれしいですよね。家では“当然”なことも、学校の先生だときちんと褒めて認めてくれるということもあり、通えば通うだけ幼稚園や学校が好きになるということがあるようです」と言われたのです。幼児ではいつもおうちでしていることの延長で「先生のお手伝いをしてあげよう」という発想に結びつきやすく、小学校に上がってからも学校の掃除や配膳といったことがスムーズにこなせます。そのため、いろいろな場面で「できる」ことが多く、それは子どもにとっては楽しいことであるよう。また、自分でできるということが、本人の自信に結びつきやすいということもお話されていました。わが家の子どもたちのお手伝い事情わが家の場合は、子どもが多く、また近くに頼れる身内はいない状況だったので、下の子が産まれると、自然と小さな家事を任せるようにしてきました。例えば、洗濯物を畳む、モノを片づける、干せる範囲で洗濯物を干す、拭き掃除をする、水やりをする、お風呂掃除をするなどです。毎日決まったものをしっかりというわけでなく、何となく手が足りないときにお願いするゆるい感じです。ちなみに、先生のおうちでは、子どもたちにはしっかりと分担を決めてお手伝いをさせていたようで、小学校に上がってからも学校が楽しくて仕方ない様子で通っていたと言います。おうちのお手伝いより、学校での雑用の方が楽しくてラクだと小学6年生の子どもが話したのだとか。子どもたちの「お手伝いは家族として当然」という意識わが家と先生のお宅の共通点は、家族の役割分担として、お手伝いをお願いしていること。どうやらこの「お手伝いは家族として当然」というスタンスがポイントのようです。時には、子どもたちはお手伝いをしたくないけれど、役割として自分がしなければならない、ということもあります。けれど、自分がお手伝いすればみんなが助かる、親が喜ぶという経験を繰り返してきた子どもたちは、自分にとってちょっと負担なことでも、そのあとのことを想像して自分を律して動くことができるようになるようです。子どもたちが「お手伝いは家族して当然」という意識を持つために、わが家ではお手伝いをしたからといってモノを買ってあげたりお小遣いをあげたり、ということはあえてしていません。ただ、「ありがとう!助かったわー!」という声掛けは意識して行っています。それから、ちょっと大変かなと思うお手伝いを頼む時には「小さな下の子には、まだこれは頼めないからね」と口添えして、「お姉ちゃんだから頼める」ということを伝えています。「大きくなるにつれできることが増えるのだから、下の子よりもお手伝いの幅が広がる」という流れがあるため、「お手伝いは家族として当然」という意識も育ちやすいのだと思います。ママも助かるし、子どもの能力アップにもなるお手伝い。「家族の役割分担として当然」という意識が育っていく中で、その延長線上に「幼稚園や学校好き」という副産物もついてくるのかもしれません。
2019年02月03日ウーマンエキサイトで人気連載中のimo-nakさんの記事 「園でのお友達トラブル…親はどう対応するべきか悩んで私がとった行動とは」 で、保育園、幼稚園でのお友だちトラブルに関するアンケートを実施しました。子ども同士のトラブルは、まだ自分たちでの解決が難しいため、保護者の介入が必要となることもあります。アンケートには、トラブルの経験談やそのときのモヤモヤした気持ち、家庭でどのように対応しているかなどの回答が寄せられました。■保育園、幼稚園トラブルの経験者は7割以上!まず、保育園、幼稚園トラブルを実際に経験したことのある保護者はどれくらいいるのでしょうか? もっとも回答が多かったのが「たまにある」で51%。約半数の人が、なんらかの形で保育園トラブルを経験していることに。これに「よくある」の回答23%と合わせると、74%という数字になり、大多数の人がトラブルの当事者になっている現実が見えてきました。Q1.園でのお友達トラブルを経験したことはありますか?よくある 23%たまにある 51%ほとんどない 15%全くない 8%その他 3%保育園での子ども同士のトラブルは他人ごとではなく、いつか自分たちにも降りかかると思っておいたほうが良いのかもしれません。では、いったいどんなトラブル例があるのでしょうか? 保育園、幼稚園トラブルの実例を知っておくことで、どう対応すればいいのかヒントが見つかるかもしれません。寄せられたコメントを見てみましょう。■小さい年齢で多発する「かみつき」トラブル保育園、幼稚園トラブルとひと口にいっても、年齢や状況によってその内容はいろいろです。年齢が低く、発達にも差があるといわれる2歳ごろは、まだまだ言葉より手が先に出てしまうことも…。保育園に入りたてで集団行動に慣れていない時期の場合はなおさら、トラブルが発生しても不思議ではありません。突然お友だちがかんだという報告を受けました。うちの息子が何かしたわけでも、そのかんだ子の機嫌が悪かったわけでもなく、ガブッとかまれたそうですおもちゃで遊んでいる子の近くを通っただけらしいが、その子はおもちゃを取られてしまうと勘違いしたみたいでうちの子の顔をガブリとかんでしまい…。ようやく傷が薄くなり、いやな気持ちも薄まりました。が、当時は顔の傷がいたいたしくて、何とも言えない気持ちになりました。お友だちの女の子にかむクセがあり、よくかまれます。かさぶたができるほどのこともあり…。子ども同士のことだからとか先生も見てくれてるから…と思うと言いにくいですが、やはり傷口から菌が入ってきたらどうしようとか心配になります。保育園や幼稚園で、トラブルがあった際に、ケガをさせた相手を教えるかどうかは各施設の判断によって異なることだと思います。ただ最近の保育園や幼稚園などの施設では、かみつきなど、軽いケガの場合については、保護者に相手の名前を伝えないことが多い気がします。これは、「園や学校であったことは、施設側の責任」という考え方があるのかもしれません。ただ、もしかしたら保護者同士のトラブルを避けるためという考えもあるのかも。けがも「お互いさま」と思えるレベルならいいですが、傷がしばらく残るような場合は、やっぱり気になってしまいますよね。「園で話し合いの場を設けてほしい」というコメントもありました。■わが子がトラブルを起こす側になってしまった筆者の子どもが通っている施設でも「けがをしたこと」の報告はありますが、相手の名前は教えてもらえません。そして、こちらが「手を出した側」だった場合、トラブルがあった事実すら知らされないので少しだけモヤモヤする気持ちもあります。「けがをしたこと」があったとしても、おそらく、わが子も「やってしまったこと」があるのではないかと思うのですが…。コメントの中にも「相手の子を引っかいてしまった」「お友だちにしつこくしてしまった」などの報告がありました。お片付けをしないお友だちを注意したけど聞いてくれなくて、お友だちを引っかいてしまった。年中の娘です。とても遊びたいお友だちがいますが、毎回「遊ぼう」と誘っても「遊ばない」と言われ、とても悲しいそうです。私が「ほかに遊べるお友だちと遊んだら?」と言っても「明日もう一回がんばって言う」と、意地になっているようで困っています。相手の子もしつこくてイヤなのではと心配です。これらのコメントから、やはり子どものトラブルの原因の多くは「口でうまく伝えられない」「友だちとの距離感がまだつかめていない」というようなことではないかと感じます。成長とともにできるようになる部分が多くあると思いますが、見守るしかできない親としては、どうしたってハラハラしますよね。■仲間はずれやいじわるが始まると問題が複雑に…?imo-nakさんの記事では「男の子にいやなことを言われた」というトラブルが描かれていました。年齢があがり、子どもも自由に言葉が出るようになると、こういうケースが増えるイメージがあります。こうなってくると人間関係も本番というか…ただ「かみつかれた、たたかれた」という段階よりも、物ごとが複雑になり、親の対応も難しくなってくる印象です。年少の娘が、年長のお姉ちゃんたちが集まっているところに行こうとしたら「こっちはダメだよー」と集団で言われたようです。悪気はなかったと思うのですが、娘は悲しくて泣いてしまったみたい…。同じ年齢のグループで遊んでいるときに、下の年齢の子が来たら邪魔にしちゃうという構造って、子ども同士のトラブルの「あるある」ではないでしょうか。年長ぐらいでは、また自分のやったことで相手が傷つくという想像力がとぼしくても仕方ない気もします。でも、それをわかっていたとしても、実際にわが子が悲しんでいる姿を見るのは親にとってつらいこと。なかなか有効なアドバイスも難しいので、気持ちに寄り添うことくらいしかできず、歯がゆいパターンだと思います。また、上記のような悪気のない出来事とは違い、ひとりの相手からターゲットにされているというコメントも…。保育園年中の娘がいます。同い年の女の子が、うちの娘にことあるごとにちょっかいをかけてくるそうです。たとえば、娘が使おうとしていたおもちゃを横から先に奪い取る、使っていたものを少し置いた瞬間にサッと取る、横入りをするなど…。話を聞くと、どうやら娘をターゲットにしてやっているようです。私は、話を聞いて娘の感情に同調してから、当たり障りのないアドバイスをします。できれば、わが子には、トラブルでいやな思いをしてほしくない。でも集団生活をしていく上では、そういった人間関係も避けては通れません。またトラブルが起こったときに、わが子には対処する方法、気持ちを前向きにする方法も学んでほしい力のひとつです。そのためにも、親としてどういうアドバイスができるのかを家庭で考えておくといいのかもしれません。子どもの気持ちに寄り添いながら、子どもが対応する方法を見守っていかれればと思います。■どこまで大人が介入していいのか子どもの言うことをうのみにして介入してしまったら、過保護なのかも…。でも、わが子が泣いたと聞けば心配になるのが親心。そんなとき、どのように対応すればいいのでしょうか?頼りになるのは、やっぱり日中の子どもの様子を見てくれている先生たち。子どものお友だちのことで悩んでいたことも「相談」という形で話してみると、解決の糸口が見えたというコメントが。下の兄弟が生まれたばかりの女の子に、娘がいじわるをされました。赤ちゃん返りが理由かなと思い、娘の気持ちにも同調しつつ話を聞いていましたが、1年過ぎてもあまり変わらず。「娘も態度が悪かったのかもしれない、でも過保護と思われてもいい」と、保育所の先生にたずねると、その子はみんなにそのような態度だということを教えてくれました。ちょっと胸のつかえが取れた気がしました。その後、娘には受け流すように教えました。「●●ちゃんとケンカした」、「嫌いって言われた」、「もう遊ばないって言われたから、今日はずっと1人で遊んでたの…」、と悲しそうな顔で報告されたことがあります。娘、年中5歳です。「ついに女の子の人間関係がゴタゴタし始めたか?」と思いましたが、先生に話を聞いてみたらそんなに深刻なことではなく、「毎日ささいなことでケンカして、その後は抱き合って仲直り」というのを毎日繰り返していると。モヤモヤするなら先生に相談という形で聞いてみるといいと思います。子どもの話がすべてではありません。毎日ケンカして、でもすぐに仲直り! 子どもらしくて、ほっとするエピソードです。子どもの言うことをそのままうのみにせず、冷静に先生に聞いたからこそ、普段の様子がわかってよかったという例だと思います。寄せられたコメントにも「子どものことに、大人同士のような対応を求めない。お互いさまと考える」というものがありました。大人ですら人間関係に悩むことがあるというのに、まだ家庭以外での活動の場が広がったばかりの子どもでは、うまくいかないことの方があたり前なのかもしれませんね。これから小学校、中学と大きくなれば、人間関係はさらに複雑化し、悩みも深刻になっていく場合もあるかもしれません。そういったときに親は何がしてあげられるのか? いつまでも親がトラブルを未然に防ぐことはできないでしょう。保育園や幼稚園は、親の手元から離れて、子どもが社会とつながる第一歩となります。必要に応じて、先生に相談することも必要となるかもしれません。また子どもの話をよく聞いたり、普段の行動からどういった個性を持っているのかを観察することも大事でしょう。保育園、幼稚園のトラブル解決は、もしかしたら親子にとっても人間関係をどうわたり当たっていくのかの試練の一歩なのかもしれませんね。Q1.園でのお友達トラブルを経験したことはありますか?回答数:118Q2.園でのお友達トラブルについてのエピソードやご意見を教えてください。回答数:30アンケート集計期間:2018/11/29~12/27
2019年01月25日今回は、長女の幼稚園のお弁当事情についてのお話です。…が! クラスの女子の間で流行っていたのは…というわけで、ふりかけを持っていくことになった ひな子どもには子どものコミュニケーションツールがあったようです。もちろん手間のかかった可愛いお弁当も嬉しいだろうし、どんなお弁当にも愛情はつまっているもの。それぞれの家庭に合ったやり方で、楽しいお弁当ライフが送れるといいですね!
2019年01月06日幼稚園や学校が長期休みに入るタイミングで、帰省や旅行を計画するご家族も多いのではないでしょうか。「おじいちゃんやおばあちゃんと何をして遊ぼうかな~」「行った先でどんな美味しいものを食べようかな~」と、ワクワクした気持ちでいざ出発したものの、長時間の移動で子どもはぐずり親はぐったり……。小さいお子さんをお持ちのご家族なら、長距離移動が旅の楽しみを半減させてしまったこともあるかと思います。そこで今回は、長時間の移動に備えて、子どもが楽しめて知育にも役立つグッズや遊びをご紹介します。「これならうちの子も楽しめそう!」と思えるものがきっとあるはずですよ。2時間おとなしくしていられる子どもなんていない2018年にソニー損保が行った調査によると、帰省の際に利用する交通手段の割合は「自家用車:88.4%」「鉄道(電車・新幹線):13.6%」「飛行機:6%」(回答者1,000名)という結果でした。そして、帰省にかかる片道の移動時間の平均は、自家用車2.3時間、鉄道3.5時間、飛行機4.4時間でした。もちろん住んでいる地域や目的地にもよりますが、旅行に置き換えてみても、日常から離れるということは長距離・長時間の移動を覚悟しなければなりません。2時間~4時間、同じ場所でじっとできる子どもはほとんどいないでしょう。また、年齢が下になるほど、飽きて騒ぎ出してしまう子や、退屈から不機嫌になってしまう子、おしゃべりが好きなのにそれを止められてストレスが溜まってしまう子……さまざまなパターンで親御さんの悩みのタネになっているのではないでしょうか。また、「前回は効果があったのに、今回はまるでダメだわ……」と途方に暮れることも。そんな親御さんの不安を少しでも解消できるヒントをご紹介します。4歳までは道具を使う4歳くらいまでのお子さんは、絵本やおもちゃなどに頼りましょう。その際には、子どもだけにわたすのではなく、親子で一緒に楽しむことが鉄則です。持っていくおもちゃや絵本は、何度遊んでも飽きていない「実績のあるもの」と、念のため用意した「目新しいもの」の両方を持っていくと安心です。■磁石ブック磁石仕様の本ならば、乗り物でもパーツをなくしにくく、貼って剥がして長時間楽しめます。シールブックも同様に、何度でも繰り返し遊べます。■探し絵絵本『ウォーリーをさがせ!』シリーズなど、たくさんのキャラクターの中から指定された一人を見つけ出す絵本は、大人も夢中になってしまうほど集中して楽しめます。親子で一緒に探すだけではなく、「○○はど~こだ?」と問題を出してあげてもいいでしょう。■リングカードあたたかく優しい画風が魅力の人気絵本作家・いもとようこさんが手がける『あいうえおシリーズ』(金の星社)。お子さまが “あいうえお” を覚えるのにぴったりのリング式カードは、手に持ちやすい形でお出かけにも便利です。「まマma」というように、ひらがな以外の書き方も教えられます。■巾着袋おもちゃコンサルタントやあそびプランナーとして活躍中のツバメさんがおすすめするのは、巾着袋を使った「何が入っているかな?」ゲームです。巾着袋におもちゃやお菓子などを入れて、手の感触だけで中身を当てっこすると子どもは大喜び!出先で拾った石やどんぐりなどを入れて、「何個入っているかな?」と応用することも。指先を使うことで集中力がつきますよ。■紙とペン/ホワイトボード小さなメモ帳やスケッチブックと、携帯しやすい色鉛筆、クーピーなどをかばんに入れておけば、持ってきたおもちゃに飽きたときに役立ちます。ホワイトボードやマグネット式のお絵かきボードなどでもいいでしょう。・お絵かきしりとり親子で交互に「りんご」→「ゴリラ」→「ラッパ」……と、次の人にわかるように絵を描きます。しりとり遊びをしながら、伝える力と表現力も身につきます。・親と子でひとつの絵を完成させる子どもに○をひとつ描かせて、次に親が髪の毛を描く。次は……と順番に書き加えていくと、想像もしなかった不思議な絵が完成します。それは旅の思い出とともに、ずっと残しておきたい親子の宝物にもなるかもしれません。・シンプルですが、9マスのマルバツゲームも一緒に楽しめます。簡単なので、ルールを教えれば子どもでもすぐに覚えられるでしょう。5歳以降は頭を使う言葉の読み書きや意味への理解が進むこの時期は、子どもでもわかる簡単な単語をたくさん使って、“ことば遊び” を楽しみましょう。特別な道具がいらず、思い立ったらすぐできることば遊びは、楽しみながら子どもの成長を感じることもできます。■車窓から見えるものを探す移りゆく景色を眺めながら「一番背が高い建物はあるかな?」「赤いものは見える?」など、ゲーム感覚で競争しましょう。親御さんに褒めてもらおうとして、必死になって探すはずですよ。また、子ども自身に問題を考えてもらってもいいでしょう。■限定しりとりただのしりとりよりも、テーマを決めることで難易度が増し、子どもの思考力が高まります。「動物」「食べもの」といったオーソドックスなテーマに限らず、たとえば「ポケモンのキャラクター」など、お子さんが得意なジャンルでもいいでしょう。■最後から2文字目しりとり「やかん」→「かんきり」→「キリギリス」……と、最後の2文字を使ったしりとりです。普通のしりとりよりも、語彙力の豊富さや頭の回転が試されます。小学生からは想像力をフル回転させる小学生になると、乗り物のマナーは身についていることがほとんどでしょう。自分で選んだ本をじっと読んで過ごしたり、時間を決めてゲームで暇つぶしをしたりと、子どもなりに移動時間の過ごし方を考えることができるようになります。この時期からは、子どもの自主性に任せるといいでしょう。ただし、移動時間も家族の大切な思い出のひとつです。楽しみながら一緒に過ごしたい方には、想像力を使う遊びがおすすめです。■旅のわくわくクイズどんな所へ行き、どんな乗り物に乗り、どんなものを食べるのか、これから起きることをクイズにしてみましょう。このゲームは、国立青少年教育振興機構の理事長を務める鈴木みゆきさんも「先のことを見通せる年齢ならではの遊びです」と太鼓判を押しています。「このあと飛行機を降りたら、次に乗るのはな〜んだ?地下鉄?バス?タクシー?」と、子どもが答えやすいように質問することがポイントです。子どものイマジネーションを刺激することで、この行動の先にある楽しみを想像させて、より充実した移動時間を過ごすことができるでしょう。■連想ゲームあらかじめ答えを決めておいて、「それは動物ですか?」「それは大きいですか?」と、どんどん質問してもらいます。質問者と回答者を交互に演じることで、質問力や交渉力、伝える力を鍛えることができるでしょう。大人にとっても、いい「脳トレ」になりますよ。***不安で憂鬱だった長距離移動も、見方を変えれば濃密な「親子時間」です。目的地に着くまでの時間も、楽しい思い出づくりができるといいですね。(参考)リサリサ|2018年お盆の帰省に関する調査All About|帰省で長時間移動中の子どもの退屈にどう対処する?Study Hacker こどもまなび☆ラボ|絵本のさんぽみち|“はじめてのひらがな”はこれで決まり!人気絵本作家いもとようこさんの「あいうえおシリーズ」ベネッセ 教育情報サイト|年齢別・乗り物での過ごし方いこーよ|「スキマ遊び」で長距離移動も待ち時間も怖くない!(3歳以上編)TOKYO GAS ウチコト|【もう焦らない】電車で子供が飽きないための3つの方法とは
2018年12月27日2歳になったばかりの子どもや、学年が2歳になる子どものいるママたちのこの時期の話題はきっと、「プレ幼稚園は入る?入らない?」「どの幼稚園が良いの?」ということですよね。筆者の上の娘は今年3歳。昨年の今ごろがちょうどそうでした。その時感じたのは「集団生活の準備は意外と早くから進めるべき」ということ。そこで、筆者の体験を元にポイントを伝授したいと思います。まずは近所の幼稚園を調べよう!最初に大切なのは、自分の住んでいる地域にどんな幼稚園があるのかとその場所を把握することです。幼稚園を調べる時に抑えておきたい項目は・幼稚園?こども園?・給食はある?週何日お弁当?・バス通園は可能?自宅近くにバスが来るルートがある?・制服はある?体操着はある?・プレ幼稚園を行っている?プレ幼稚園に通えると集団生活の練習ができるし、その幼稚園に慣れることができるのでとてもオススメです。在園児や卒園児ママから話を聞こう!近所の幼稚園の場所や特徴が把握できると、だいたい希望の園が見えてくると思います。2.3カ所くらいに絞られてくると、次に気になるのは実際の雰囲気です。筆者は、児童館や近所で行っている子どもサークルのようなイベントなどに積極的に参加をして、同じくらいの子どもがいるママや、少し年上の子どもがいるママに聞いてみるのが一番参考になりました。とはいっても、人見知りで自分から話かけられない方も多いと思います。筆者もそうです。それでも、何回か顔を合わせて挨拶をするくらいの仲になってくると、自然と幼稚園どうするの?という話になります。そこで幼稚園を決める時に聞いておきたい情報はきちんと聞いておきましょう。一度に長く話せないときは、数回に分けて聞いてみるといいですよ。プレ幼稚園選びを重要視する理由は?プレ幼稚園はその幼稚園を決める前段階だから、「ちらっと体験」くらいの気持ちで決めてしまいがち。でもそれは危険なんです。なぜかというと、多くのプレ幼稚園は週1かそれ以上通うことが多く、期間も半年から1年です。そうなると、子どももその園に慣れてだんだんこの幼稚園に来年から通うんだ!という気持ちが芽生えて自然に仲の良いお友達ができてきます。ママ同士も挨拶だけをする仲から、だんだん幼稚園のこと、行事のこと、近所の話題など世間話をするようになり、そこから仲の良いママができるでしょう。子どももママも仲の良いお友達ができると、他の園に移りにくくなることが多く、自然とプレ幼稚園に通ったところに入園することが多いようです。またプレ幼稚園に通っていると、入園願書の時も優先的に入園枠に入れるというところが多いのです。プレ幼稚園募集までに、実際に雰囲気を確かめましょうプレ幼稚園を決める前に、園庭開放に行ってみたり、未就園児が参加できる行事などに参加して、実際に幼稚園の雰囲気を確認するのがオススメです。筆者も引っ越したばかりで知り合いのママがいなかったので、未就園児参加の運動会や見学などに参加をして、実際の幼稚園の雰囲気や先生の対応などで決めました。行事などに参加すると、同じ未就園児のママ、つまり未来の幼稚園ママはどんな方がいるのかを確認できます。幼稚園はママ同士も密な付き合いがあるので、気が合いそうな方がいるかどうかはかなり重要です。同じ幼稚園が良いなと思うママ同士なので、まったく気が合わないということは少ないと思いますが、年齢や服装、雰囲気などを知っておくと安心ですよ。プレ幼稚園の募集はだいたい1月から2月ころが多いと思いますので、参考にしてくださいね。<文・写真:フリーランスライターyuikitiiii>
2018年12月24日こんにちは!イラストライターのかままです!今回は娘の幼稚園を選んだ基準について、お話しさせていただきます!2人目出産と重なり、上の子のプレに通えない!長女が2歳になり、来年幼稚園入園を控えた冬、ママ友たちの間で、「どこの幼稚園のプレに入れるか」という話題が出始めました。私は地方の田舎育ちで、「幼稚園は家から一番近いところへ行くもの」という環境で育ったため、複数の幼稚園のプレへ通い、子どもにあった幼稚園を選ぶ という発想にまずビックリ!!私の周りのママ友は第一子の入園を控えたママが多く、みんな幼稚園選びに熱心で、3つの園のプレに通うと言うママもいました。「私も頑張らなければ!」そう思ったは良いものの、実はそのとき第二子妊娠中!プレが開始される4月には実家へ帰省して里帰り出産する予定でいました。仕方がないので出産後から幼稚園選びを開始することになったのです。実際に幼稚園に見学に行ってみた!第二子出産後、自宅に戻ってきてから、近場の幼稚園をピックアップ。資料を請求し、複数の園の中から3つの園を候補に選びました。お勉強に重きを置いているA園 運動に重きを置いているB園 特に何かに特化しているわけではないC園この3つの幼稚園に実際に見学へ行ってみたところ…A園とB園のハイレベルな園児たちの様子にただただ圧倒 されてしまったのです!!「え…?ウチの子、この中でやっていけるの??無理じゃない?」そう思ったものの、周りのママ友の子どもたちは4月からプレに通っているので、着々と入園に向けて園に馴染んでいる様子。私も「早く娘に合った幼稚園を探さねば」と日々悶々と悩みました。そして、必死になって情報収集に励んだ結果、逆にたくさん情報が集まりすぎて、一体何を重視すればいいのか分からない 状態に…。幼稚園選びに行き詰まった私に、夫がくれたアドバイス完全に行き詰まってしまった私は、どの園が一番娘の性格や身体能力に合致するか、夫に意見を求めました。すると夫からこんな質問が…。私はそれぞれの先生たちの印象をザックリと夫に伝えました。すると夫は悩むことなく「じゃ、C園で!」と即決したのです。私はいわゆる《お勉強園》や《運動系幼稚園》など、何かに特化した幼稚園に特別感を抱いていたため、夫の出した答えに思わず慌てました。「え?普通の幼稚園でいいの?せっかくだから特色のある園に入れた方が…」すると夫は一言、その一言を聞いて、目の前の霧がスーッと晴れていくような、「なるほど」と心が着地するような気持ちになり、今までの細々とした情報は、私たちにとって重要な決め手ではなかったことに気付かされました。「そうだ。特別なカリキュラムや園の設備に目が行きがちだったけど、そんなことよりも、娘がプレッシャーを感じずに、毎日笑って通える園 に行かせてあげたい!」そう思えるようになった途端、娘の幼稚園選びはとてもスムーズに進むようになりました。結局C園に入園し、あと半年経たないうちに娘はこの幼稚園を卒園する予定です。この時大切なことに気付けたおかげで、娘は2年半幼稚園を嫌がることなく、毎日楽しく通い続けることができました!保育園、幼稚園選びを経験して感じたこと幼稚園選びをした時、私はついついカリキュラムなどの目に付きやすい情報に振り回されてしまったのですが、そもそも私たち夫婦は、子どもの才能を開花させるために幼稚園に娘を入れたかった訳ではありません。初めての集団生活の場を幼稚園に求めていただけなのに、目的を見失っていました。「活発な子なので、運動に力を入れる幼稚園に入れたい」というのも立派な幼稚園選びの基準だと思います。ただ娘の場合、まだまだ心身ともに発達の途中で、どういう環境が合っているのか明確に分からない状況でした。そんな中で、娘の能力に合った幼稚園を探すことの方が無理があったと分かったのです。そして、夫に幼稚園選びについて相談した時、最後にこんなことを言われました。目から鱗とは正にことことでした。とりあえず初めての集団生活が軌道に乗った上で、娘の伸び代を見つけてサポートしよう! と提案してくれた夫。目の前の情報に振り回されることなく自分の意見をはっきりと示し、先のこともちゃんと考えてくれたことに、とても感謝したのを覚えています。娘の幼稚園選びを通じて、夫のことも見直す良い機会になりました♡●ライター/かまま
2018年12月13日娘の通う幼稚園は週2でお弁当です。毎日じゃないのがまだ救いですが、それでも毎回頭を悩ませます…。最初の頃は栄養バランスだとか彩りだとか気合い入り過ぎて、野菜だらけのお弁当になってましたが結局娘が食べないで残すなら意味ないなと思って最低限の野菜を入れてあとは娘が比較的食べてくれるおかずばかりになりました。(相変わらずぎゅうぎゅうですが…)そうして幼稚園生活も落ち着いてきたころデザートが1品だけ解禁に。子供にとっては一番の楽しみ。娘もお弁当の日はワクワクのようです。それからはデザートが追加になり、娘のお弁当はさらにボリュームアップ!大体こんな感じのローテーションが続きました。ちょっと多めかなーとは思ったんですが最近は家でもこれぐらいは食べるし、毎回ほぼ完食してくるので「娘もこのぐらいペロッと食べちゃうんだもんな。成長したなぁ…」なんて感慨深い気持ちに浸ったりしてました。…が!!月に一度の保護者会でそのボリューム満点のお弁当のせいで実は困ったことになっていたことが判明。担任の先生は「ちょっといろいろ行事があって言うタイミングがなかったんですけど…」と前置きしつつ、困惑した表情で一言どうやら、デザートが解禁してから量が増えて、子供たちが食べるのに時間がかかるようになってしまったようなのです。みかん丸ごと一個だと皮をむいてるうちにおかずを食べる時間がなくなっちゃうし、タッパーいっぱいのりんごはそれだけでお腹いっぱいに。ゼリーはうまく蓋をはがせない(切れない)で格闘してるうちに床に落としちゃったり…。先生の話を聞きながらほぼ私のお弁当のことですわ…と小さくなりつつも、「みなさん」てことは他のママさん方も同じような失敗してたんだ~とちょっと安心してみたり。結局お弁当は・ゼリー類は自分でスムーズに開けられるようになってから・フルーツはタッパーでなく、お弁当にちょっと添える程度で・お弁当はお昼ごはんの時間内に食べきれる量をということになりました。言われてみたらそりゃそうか、って思うんですけど親心としてはついつい「あれもこれも…」って入れたくなっちゃうんですよね~。改めて幼稚園は「集団生活を学ぶ場」なんだなと気づかされました。【お知らせ】 第2話 の記事下アンケート「Q1. 保護者会などの集まりは苦手ですか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「ママたちはみんな保護者会が苦手!乗り切るコツはメリットに目を向けること」
2018年12月11日こんにちは。5歳の双子の母、田仲ぱんだです。今回は双子が4歳、幼稚園の年少組だったときのエピソードです。親たちも参加できる幼稚園のクリスマス会がありました。■はじめて出会うサンタさんに驚く双子 双子たち、はじめてサンタさんを見たのでとってもびっくり。うれしいというより怖がっていました(笑)。娘だけではなく、同じ組の年少さんはみんなもそんな感じです。そんななか…一緒にいた年長組のお兄ちゃんが、唐突なネタバレ!■年長さんの指摘にサンタさんは…はじめ先生はなんとかごまかすすものの…お兄ちゃんのさらなる追撃にしどろもどろでした。はじめ先生、クオリティがアレだったのでね…さすがに年長組さんは騙せなかったようです(笑)
2018年12月10日2018年12月11日(火)、「株式会社ロッテ」よりがんばる受験生を応援する“受験応援商品”が発売されます。毎年人気のシリーズで、2018年は「クランキー」と「トッポ」が開運・ご利益を感じるデザインに変身。プチギフトに喜ばれることでしょう。運気UP間違いなし「受験応援!クランキー<袋>」「クランキー」で受験生を応援!サクサク食感が楽しい「クランキー」は株式会社ロッテの人気商品。“受験応援”バージョンには、袋のパッケージにげんかつぎの言葉が入っていたり、“桜咲く”をイメージさせる満開の桜が描かれています。袋を開けると、なかには一口サイズの「クランキー」が個包装になっています。「ご利益」をテーマにした、思わずくすっと笑ってしまうダジャレの応援メッセージが8種類印字されています。商品詳細発売日:2018年12月11日(火)発売地区:全国(コンビニエンスストア・駅売店を除く)内容量:127g(個包装込み)価格:オープン価格(想定小売価格:税抜 313円前後)おみくじ付き「受験応援!トッポ<袋>」「トッポ」を食べて勉強の息抜きに1994年から販売され若い女性を中心に大人気となった「トッポ」も“受験生応援”バージョンに変身。「トッポ」はなかにチョコが入っているので、手にチョコが付かないですよね。勉強の息抜きに甘いものが欲しくなったときにぴったりです。「受験応援!トッポ<袋>」には、8袋入っておりそれぞれの個包装のパッケージはおみくじ風のかわいいデザインです。もちろん良いことしか書いていないおみくじなので、受験生には嬉しい贈り物になりますよ。また、おみくじの運勢を書きこめる白紙のものも入っているので、友達や家族への応援メッセージを書いて渡してみませんか。商品詳細発売日:2018年12月11日(火)発売地区:全国(コンビニエンスストア・駅売店を除く)内容量:8袋入価格:オープン価格(想定小売価格:税抜 313円前後)毎年大人気!ロッテの“受験応援”商品2017年:「サクサクすすむ」受験応援シリーズ2017年は「サクサクすすむ」をテーマにした「受験応援!トッポ」「受験応援!クランキー<袋>」が登場しました。メッセージを書き込む欄が大きく、多くの受験生が贈り物として応援メッセージと共にお菓子をいただいたそう。2016年:「めざせ合格!」シリーズ2016年は「めざせ合格!」シリーズとして、「めざせ合格!コアラのマーチ」「めざせ合格!トッパ」「めざせ合格!クランキー受験応援パック」「めざせ合格!受験応援のど飴(袋)」の4種類を販売しました。大人気!「コアラのマーチ」の受験応援シリーズ株式会社ロッテのロングセラー商品「コアラのマーチ」も過去“受験応援”シリーズに数回登場した人気商品です。「コアラは寝ていても木から落ちない」ことから縁起の良いお菓子として受験生から支持されています。2013年:「HKT48」とタイアップ株式会社ロッテでは人気の企業やタレントとコラボレーションすることも。2013年には人気アイドルグループ「HKT48」とタイアップし、「がんばるキミへ!HKT48ボトルガム」と「がんばるキミへ!HKT48のど飴」を販売し好評だったそう。2018年もロッテのお菓子で受験生を応援して毎年受験生を応援してきた株式会社ロッテは、2018年も「サクサク願い叶う!?」をテーマに、がんばる受験生を応援します。最後の追い込みをかける受験生に、エールを贈りましょう。
2018年12月05日冬ごろになると、幼稚園のプレ保育・親子教室の受付が始まります。子どもの就園に向け、プレの入会を検討している人も多いでしょう。娘は早生まれのため、1歳になって間もなく4年保育の園の2歳児クラスの幼稚園プレに入会しました。当初は不安もありましたが、参加して半年経った今では、大きな成果を感じています。今回は、早生まれのわが子の幼稚園プレ体験談を紹介します。幼稚園プレへの入会を決めた理由筆者が住んでいる地域では4年保育を実施している幼稚園・子ども園が多く、子どもを通常の年少クラス(3~4歳)より下の最年少クラス(2~3歳)から就園させる家庭が少なくありません。筆者も在宅での仕事が日中子どもを見ながらでは難しくなってきたという事情があり、4年保育を考えるようになりました。4年保育の場合、幼稚園プレは子どもが2歳になる学年からスタートすることになります。筆者が入会を決めた主な理由は、入園を検討している幼稚園について詳しく知りたかったから。また、同学年の友だちを増やしたかったことや、筆者が出不精で子どもがヒマを持て余しているように感じ、出かけるきっかけがほしかったのも理由です。幼稚園プレのためにそろえた、子どものバッグと上靴、ママ用の上履きひたすら抱っこで大変だった最初の3か月娘の幼稚園プレは春からスタート。月2回の実施で、1年間のカリキュラムです。早生まれのわが子は1歳になったばかりで、同学年で4月生まれの子どもと比べると、1年近くの差がありました。上手におしゃべりできたり、ママの言うことをきちんと理解している子どももいる中、みんなについていけるか不安でした。娘が入会した幼稚園プレでは、ほかの親子と一緒に外国人の先生と英語で遊んだり、リズム遊びや絵本の読み聞かせなどが行われます。プレが始まって3か月くらいの間、娘はほかの子どもがたくさんいる環境が慣れなくてイヤだったのか、常に不機嫌でした。約1時間あるプレのうち、ほとんどの時間がママの抱っこ。まともに参加できたのは大好きな絵本を聞くときくらいで、ほかはひたすら抱っこ…。重い子どもをずっと抱っこしたまま歌ったり、ダンスしたり…筆者はいつもクタクタでした。月齢が上の子どもは比較的きちんと参加できているようだったので、抱っこばかりの娘と比べてしまったり、せっかくの英語やリズム遊びを学べるチャンスなのに…とがっかりすることも。でも、幼稚園の先生の「ママに抱っこされながらでも、子どもはちゃんと耳や体で感じてますよ」という言葉に励まされ、がんばって参加し続けました。プレに参加して半年、わが子の成長が見えた!幼稚園プレを始めて半年、今でも抱っこを求めて泣くことが多い娘ですが、以前よりも楽しそうに参加している時間が増えました。劇的に成長して月齢が上の子どもとの差が縮まったとまではいきませんが、ほかの子どもの言葉や動作をマネしようとしたり、いい刺激を受けているようです。幼稚園の先生から教わった歌あそびを自宅で披露してくれることもあり、そんな姿を見るたび、プレに入会してよかったと感じています。筆者自身もプレに慣れ、ほかの子どもとわが子を比べて落ち込むことがなくなりました。「将来、あんなことができるようになるんだな」「イヤイヤ期ってこんな感じなんだ」と、参考にさせてもらっています。さらに、プレに参加しているママたちと親しくなり、幼稚園についていろいろな話を聞けるようになったのもメリット。上の子がすでに幼稚園に通っている先輩ママや、ほかの幼稚園のプレに参加しているママもいて、今後の幼稚園選びに必要な情報を得ることができました。2歳児の幼稚園プレにはメリットあり!幼稚園の特色や先生たちの雰囲気といったものは、実際にプレなどに参加してみないと分かりにくいものです。評判がいいと聞いていた幼稚園だったのに、子どもには合わなかった…ということもあるかもしれません。今回、私は4年保育の幼稚園プレに参加していますが、4年保育をするつもりがない人にとっても、2歳児の幼稚園プレは何かメリットになることがあると感じています。早生まれだと最初のうちはママのサポートが大変かもしれませんが、子どもにとって良い経験になると思います。気になっている幼稚園がプレをしていないか、調べてみてくださいね。<文:フリーランス記者奥 汐紀>
2018年11月19日我が家は夫婦喧嘩はほとんどないのですが、たまに喧嘩になる時は大抵私が爆発するパターンが多いです。少し前になりますが娘が幼稚園に入園して間もない頃、保護者同伴の遠足がありましてその時にちょっとした喧嘩がありまして…当時私はまだ幼稚園のシステムに慣れず、仲のいいママ友もいなくて園の送り迎えすら苦痛の毎日でした。そんなある時、保護者会で「遠足」について説明があり、年少さんは保護者同伴で行くことを知らされました。子どもはバスで行き、保護者は現地で待つように言われたのですが、私は妊娠を期に夫の地元に引っ越してきたため土地勘がなく、更にママ友どころか知り合いも一人もいないため現地まで辿り着けるかが不安でした…。そこで先生に夫も行けるのか聞いてみたところとのことだったので、ちょうど仕事が休みだった夫にも一緒に行こうと誘ってみました。しかし、帰ってきた言葉は…夫のお気楽な発言&他人事な態度にカチーンときて私はついに爆発してしまいました。一方的に不満をぶつける私に夫は唖然。でもしばらく黙って聞き入った後、夫が静かに謝ってきました。あとから考えれば普通に「場所がわからないから一緒に来てほしい。娘もお父さんがきたら喜ぶと思うし」と言えばよかっただけなんですけどね。私と同じ…いや、それ以上にシャイな夫が、女性ばかりのところに行くのが勇気がいることだってのも理解できるし。そんなわけで、私も言い過ぎたことを謝り、夫とは「娘の初めての遠足を楽しい思い出にしてあげよう!」ということになりました。考えてみたらパパ同伴のご家庭は他にもいるんだからそんなに緊張しなくてもいいんだよね。もっと気楽に参加しよう!そして遠足当日。二人で現地にいってみるとそこには…ほぼママさんだけの集団が。パパらしき男性の姿などどこにも見当たりません。同じクラスのママさんには「パパさんわざわざお休みしてきたんですか!?」とか聞かれる始末。慌てて先生に確認したら苦笑いしつつ「昨年はもうちょっといたんですけどね…まぁ平日ですしね。あ、パパもいてもらって全然大丈夫ですよ~」って、めちゃくちゃ居づらいわ!! 私までなんか恥ずかしい…!!!ランチライムは、ママと子どもたちが小さなお弁当を広げて食べてる中、うちの家族だけデカいタッパー並べて食べてるのがいたたまれなさすぎてもう…。帰宅後、夫には平謝りでした。でもまぁ結果的に娘がすごく喜んでくれたし、今となっては笑い話です…!
2018年11月18日キッズネットサポーター:ゆきこ過去問は、大切な予行演習多くの塾では6年生の秋から過去問を解き始めます。娘の塾では過去問の準備について特に指導はありませんでしたが、わたしは受験生の親のブログを参考に、準備しました。過去問の背表紙を裁断する。問題用紙も解答用紙も、本番のサイズに合わせてコピーする。娘が受験した入試の問題用紙のサイズは全てA4ですが、過去問題集はB5サイズのものがほとんどです。本番のように、考えるために書き込める余白は、問題集にはほぼありません。子どもには「入試の予行演習」として過去問を解いてほしかったので、問題集を本番と同じA4サイズに拡大してコピーしました。このように裁断したあとに、実際のサイズに合わせpて、A4サイズに拡大コピーしました過去問の裁断は、「ビジネスコンビニ」と呼ばれる店舗でお願いしました。裁断料金は1センチメートルあたり108円でした。裁断することでコピーする際に「紙送り機能」が使用できて、とても便利です。裁断をした店舗のセルフコピー機でコピーも行なったので、1カ所で作業を終えることができ、時間と手間がかなり省けました。参考にしたブログによると、カッターで裁断する方もいるようです。自宅でも撮影できる、願書写真「できるだけ塾に通わず」頑張ってきた我が家では、願書の写真も父親が撮影して家庭で準備しました。わたしたち親は「プロに撮ってもらったら」とも言ったのですが、娘が「パパでいい!家で撮る!!」と主張し、自宅での撮影となりました。コツは、「望遠レンズをつかって、遠くから撮る」です。これにより、実物より顔が膨らむことを避けられます。自宅撮影はプロに比べると照明などが劣りますが、忙しい受験直前期に「写真館に行く時間と手間」を省けることは大きなメリットです。自宅でも様々なアプリをつかえば満足いくまで調整できます。余談ですが、我が家はパスポートの写真も自宅で撮影しています。申請の際に「あごに影が若干あるので、外国では確認されることもあるかもしれませんが、日本では問題ありません」と言われたものの、出入国の際にトラブルが起こったことはありません。想定外のプレッシャー【第1回中学受験と、親ばなれ・子ばなれ】のとおり、「中学受験に向けてがんばることは、いい経験になる」が、「努力をしても報われない可能性もある」。つまり不合格の場合もあることは、本人とはよく話し覚悟はしていました。しかし、娘の小学校は中学受験をする子が少なく、関心も知識もが少なかったためか、同級生たちは「中学受験=志望校へ進学」と思い込んでいるようでした。不合格になるかもしれないので放っておいてほしかったのですが、試験を受ける前から「〇〇中学校に行くんだー、すごいねー」と合格を前提に話されるのには参りました。志望中学校が知れ渡った理由は、担任の教師が教卓に置きっぱなしにした中学受験の書類を見たクラスメイトが、それを黒板に貼ったことでした。中学受験関係の書類は封筒に入れて見えないようにして提出することをおすすめします。さらに、下の子とは「お姉ちゃんが第一志望に合格したら、最新ゲームを買おう。だから受験が終わるまで協力してね」と約束したはずが、いつの間にか「受験はどうせ合格する。だから今すぐ」という解釈にすり替わっていました。何度も何度も「受験というものは、不合格もある。結果が分かる前に『きっと合格するから買って買って』と言うのはやめなさい」と言い聞かせても、全く理解できないようでした。「いつ買ってくれるの?」と何度も言われるのには、閉口したものです。下の子も同級生も、受験を経験したことがないため「受験=合格」と思いこんでいたようでした。このプレッシャーはなかなか手ごわいもの。子ども自身も「クラスメイトに『頭のいい中学に行くんでしょ?!』って言われたー」などと愚痴をこぼすことも多々あり、担任の先生に相談しようと思いましたが、娘に止められました。また、娘には「中学受験をするとクラスで話さないほうがいい」と伝えていましたが、中学受験をする別の子が自ら「わたしは中学受験するから地元中には行かない!」と教室で宣言したり、自分の志望校の良いところを話したりということがあったそうです。受験する子もしない子も、心が乱れる時期だったのかなと今になって思います。入試当日の「花道」入試当日の朝の風物詩といえば、激励のために試験会場に来た塾講師による「花道」ですね。この花道、娘が中学受験で一番緊張した瞬間だったそうです。花道があることは知っていたのですが、いざ目の当たりにするとやはりビックリしてしまったそうです。塾に通っていないと、この花道は「完全アウェー」となります。また、通塾していてもほかの塾の人数が多くて圧倒されたり、担当の先生が当日に来られなくて子どもが動揺したりすることもあります。入試当日のシミュレーションでは、「花道を通る」こともぜひやってみてください。通塾していない場合は、気にせず通過できるように心の準備をしましょう。進学塾のウェブサイトには、入試日の写真が紹介されています。写真を見て当日をイメージして、「塾の先生や友だちが多くいる人は、そのときは安心できるかもしれない。けれど試験本番では一人で問題を解くことは全員同じ。先生や友だちがいなくても大丈夫!」と伝えてあげるとよいと思います。通塾している場合は担当の先生が来るか事前に確認して、来ないのならば当日か前日夜に電話をかけてもらえるようにお願いするのも一案です。中学受験に【成功】するためにさまざまな理由で、年明けから小学校を休むお子さんもいるようです。我が家は受験対策のために小学校を休むつもりはなく、試験日以外は登校する予定でした。しかし、例年より早いインフルエンザの大流行で、いつ学級閉鎖になってもおかしくない状況となり、「インフルエンザに感染するのが怖いから」という理由で入試直前は小学校を休むことにしました。こんなことになるとは、年明け前のわたしには想像できないことでした。試験直前には、思ってもいなかったいろいろなことが起こると思います。インフルエンザの大流行、まさかのケガ、体調不良、兄弟姉妹のワガママなどなど・・・。想定外のできごとが起こったときこそ、親のサポートが重要です。親だってドキドキ・ハラハラして、子どもといっしょに焦ってしまうこともありますが、そんなときこそハリウッド女優気分でポジティブ思考を演じ、子どもをサポートしましょう。中学受験は面倒なことも多くありますが、子どもをこんなにサポートする機会、タッグを組んで挑む機会は最後かもしれません。貴重な時間と考えて、頑張りましょう。志望者が募集人数を上回れば、全員が合格することはありません。一生懸命に挑んでも、辛い結果になることもあります。しかし、人生の最終目標が中学受験ではありません。親子で中学受験に取り組むことで、子ども自身が自分の人生を切りひらき、親が子どもの自立をサポートできれば、どんな試験結果でも大成功といえるでしょう。七転八倒、怒鳴ったり叫んだり、親が何を言っても子どもは馬耳東風だったりもありますが(全て我が家でのことです。笑)、「中学受験をしてよかった」と思える、幸せな体験となりますように、みなさんの【成功】をお祈りします。ゆきこ(ゆきこ)40代。夫と長男長女との4人暮らし。食生活アドバイザー2級、食育アドバイザー、幼児食インストラクターの取得の際に、「試験勉強を続ける辛さ」「受験のプレッシャー」を身をもって知りました。毎日、学校で授業を受けて、宿題やテストに取り組んでいるだけでも、子どもたちは精一杯頑張っているとリスペクトしたいです。が、ついガミガミやっちゃいます・・・。
2018年11月15日キッズネットサポーター:ゆきこ予定より早く、算数のみ入塾子どもが小学5年生の11月。塾主催の適性検査型の無料模試を受けたら、答案返却の面談で冬期講習の受講をすすめられました。そのときは塾に入ることをまったく考えていませんでしたが、お試し価格でお得だったうえに、帰省の日程と重なっていなかったので何かの縁かなと思い、気楽な気持ちで受講することにしました。子どもはこの冬期講習を楽しんだものの、2月に習い事のイベントが続けて行なわれることもあり、けっきょく入塾はしませんでした。そうなんです、中学受験を考えつつ、小5の2月になっても2つの習い事を続けていたのです(2つのうち1つは6年生9月まで、もう1つは入試シーズンも休まず、小学校卒業の3月まで続けました)。そして習い事のイベント終了後、同じ塾で無料模試が行なわれることを知った子どもが、「また模試を受けたい!」と言い出しました。「お試し価格で冬期講習だけ受講して入塾は断ったのに、また無料の模試を受けるって・・・」と、さすがに図々しいわたしでもちゅうちょしたのですが、子どもがどうしてもというので渋々申し込むことに。2度目の答案返却では、さすがに塾側も勧誘作戦を変えてきて、「冬期講習は公立中高一貫・適性検査対策クラスを受講したので、春期講習では『国私立中学対策クラスの、まずは算数を受講しましょう。春期講習前の通常授業から体験してみませんか」と勧められました。そのクラスには、子どもが今まで出会ったことがないような、ケタ違いの天才・秀才たちがいました。当初の予定では志望校対策が始まる9月に入塾するつもりでしたが、毎日通う小学校とはまったく違った刺激を塾のクラスメイトから受けたこと、算数の学習の進め方に迷い始めた時期だったこともあり、塾側の言うとおり算数のみ入塾を決めました。中学受験に「先取り学習」は必須!子どもは算数が好きで、しかも得意科目と思っていましたが、先取り学習まではしていませんでした。入塾して間もなく、「え!中学受験をするのに、まだ円の面積の公式を知らないの?」と講師に絶句されたことも、今となっては笑い話です。入塾する前の算数の学習は、市販の問題集と通信教育のZ会の公立中高一貫校適性検査講座の受講でした。今思えば、“学力検査でなくて適性検査だから先取り学習は必要ないだろう”と判断した親の油断のせいで、学習内容も時間も足りなかったのではと反省しています。算数の進め方をもっと工夫できていたら、もっと入塾時期を遅らせることも、もっとスムーズに受験生活を過ごすこともできたのかもしれません。そんな反省だらけの算数の学習方法ですが、見つけてよかったと思う教材があります。出会いは子どもが小学校1年生のときのこと。年度末テストの算数がとくに高得点だったので「うちの子ってすごい?!」(笑)と浮かれたわたしが問題集選びを始めたときのことです。本屋の問題集売り場に行ってみたものの、あまりの種類の多さに、どれを選んだらいいのか途方にくれてしまいました。そんなとき、ある1冊の本に出会ったのです。宮本哲也先生との運命の出会い!?それが、『宮本算数教室の教材賢くなるパズル入門編』。はじめて買った、宮本先生の問題集「宮本算数教室の教材 賢くなるパズル入門編」宮本哲也著/学研プラス保護者向けの説明に「絶対に解き方を教えないでください」と書かれているのを見て「子どもの目の届くところに問題集を置いておくだけでいいんだー、解き方を教えなくていいなら親がラクでいいわー」と単純に考えて、購入しました。子どもには「答えが出なくてもいいから、自分で考えてごらん。すぐに答えが出ないとモヤモヤするだろうけど、答えが出なくても、答えを探して考えている時間に頭がよくなるから大丈夫。寝ている間に頭が整理されて、起きたらひらめくこともあるかもよ。だからよく眠りなさい」と伝えました。我が子が中学に入学してして間もなく、「すぐに解けなくてもいいから、まず自分で考える、考え抜くことが大切だと分かった」と言いました。そのとき、わたしは「宮本先生、ありがとう!!」と心の中で叫んでガッツポーズ!子どもは宮本先生の教材を全てやったわけではありませんし、わたしも宮本先生の著書を全て読んだわけではありません。けれども、「子どもは自ら学習しようとする本能がある、子どもが勉強嫌いになるのは親が邪魔をするから」といった宮本先生の言葉の数々や「子どもが本当に必要としている援助だけをして、信じて待つ」という姿勢は、わたしに大きな影響を与えました。今では、お会いしたことのない宮本先生を「我が心の師匠」とリスペクトしています。「焦らずじっくり」は自宅学習のメリット算数の学習方法については話題に事欠かない我が家ですが、焦らずじっくり時間をかけて算数の問題と向き合えたことは、できるだけ塾に通わずに自宅学習を進めたメリットだったと感じています。子どもが算数を好きで得意だと思い続けていられた助けになったのではと思っています。私立中学校の入試では、算数の配点割合を高くしたり、算数一科目だけに絞ったりといった算数重視型も増えてきました。算数重視型の入試は、公立中高一貫校の適性検査を目指しながら私立中学も受験したいと考える子どもたちの新たな選択肢になると思います。私立中学の入試の4教科を急いで仕上げるのは大変なことですが、算数だけなら間に合う可能性も高まります。実際に我が子も、私立中学校の算数重視型の入試を受けました。試験問題を解くのは時間との戦いになりますが、まずは土台作りとして、算数の問題にじっくり取り組むことが大切だと思います。算数を得意科目にできれば中学入試で有利になるのはもちろんのこと、中学から始まる数学にも、子どもが自らの将来を考えるときにも、心強い味方になるでしょう。ゆきこ(ゆきこ)40代。夫と長男長女との4人暮らし。食生活アドバイザー2級、食育アドバイザー、幼児食インストラクターの取得の際に、「試験勉強を続ける辛さ」「受験のプレッシャー」を身をもって知りました。毎日、学校で授業を受けて、宿題やテストに取り組んでいるだけでも、子どもたちは精一杯頑張っているとリスペクトしたいです。が、ついガミガミやっちゃいます・・・。
2018年10月12日自分の通う小学校は、自分で選ぶんだ!! だから、いこい ゆうた(4歳)お受験はじめます!!コンテンツ提供: ベビモフ 電子書籍はコチラ
2018年09月21日自分の通う小学校は、自分で選ぶんだ!! だから、いこい ゆうた(4歳)お受験はじめます!!コンテンツ提供: ベビモフ 電子書籍はコチラ
2018年09月20日入園してやっと幼稚園に慣れたものの、長い夏休みを経て、久しぶりの幼稚園に登園渋りをする子も少なくないですよね。我が家の次男も今年入園し、登園渋りが続いています。前日の夜から「幼稚園に行きたくない」と言い出し、朝は制服に着替えがるのを嫌がり、幼稚園に到着すれば大泣き。一旦上靴を脱いで靴箱に入れるものの、やっぱり嫌になってギャーギャー泣きながら裸足のまま逃走…なんてことも少なくありません。長男のときにも登園渋りを経験しているので、怒っても仕方ないことはわかっていました。抱っこしたり頭を撫でながら「頑張れ」と次男に声をかけたのですが、その様子を見た先輩ママが、ある言葉を次男にかけてくれました。焦っていた自分に気付かされたその先輩ママは次男に、「泣いてもいいんだよ、もう十分頑張ってるもんね。頑張らなくていいよ、ママと離れるのって寂しいよね」と声をかけてくれました。そこで筆者は、自分が焦っていることに気付かされました。頭の中では、「大人だって入学や入社に緊張するのだから、人生初めての社会進出はとてつもない緊張に違いない。どんなに泣いても、抱っこして安心させてあげて送り出そう」と思っていたはずです。しかし実際は、「頑張れ」と声をかける時点で、次男に「早く幼稚園に慣れて、泣かないで登園してほしい」と焦りを感じていたことに気付かされました。子どもが泣くのをやめると決める日まで付き合おう登園渋りをしている子どもは、既に十分頑張っています。頑張っているけれどやっぱりママと離れたくなくて、「行きたくない」と気持ちを言葉にしてみたり、着替えないなどの行動をとったりするのです。その表現方法はその子によって異なりますが、赤ちゃんの頃に比べたら、随分と自分の意志をアピールする術を身につけましたよね。これが年長まで登園渋りするのかというと、そんなことはありません。「ママと離れて幼稚園で遊ぼう」と子どもが自分で心に決め、登園渋りを止める日がいつか必ずくるのです。その時期を決めるのは、子ども自身。親が焦って怒るという形で介入してしまうと、逆に子どもの重荷になってしまいます。子どもが泣くのをやめると決める日までは、泣きたい気持ちに共感して付き合ってあげましょう。ママとしては朝から心が痛いですし、大変な思いもしますよね。自分へのご褒美や労わりも忘れずに、2学期も無理をしないでいきましょうね。PHOTO/Fotolia
2018年09月03日2019年10月から、幼稚園、保育園、認定こども園などの無償化が開始されることになりました。子育て世帯には非常に気になる幼児教育・保育の無償化ですが、今回は、幼稚園ではどのような補助が受けられるのかをみていきたいと思います。無償化上限額は月2万5700円今回の無償化政策では、公立幼稚園、私立幼稚園ともに、月2万5700円までが無料になります。世帯所得にも上限はありません。ただし、入園金や制服などの購入費、給食費、施設維持費などは無償化の対象外となります。また、0~2歳児に関しては、住民税非課税世帯(年収約250万円未満)に限ってのみ無償化の対象となる予定です。預かり保育が無償なのは「保育の必要性の認定事由に該当する子ども」のみ幼稚園における無償化政策の中で、家庭によっては対象外となるのが、預かり保育の無償化です。預かり保育は、「保育の必要性の認定事由に該当する子ども」に限ってのみ、幼稚園保育料の無償化上限額を含めて、月3万7000円までが無償となります。その他の家庭は、今まで通りの金額を支払って、預かり保育を利用することになります。では、「保育の必要性の認定事由に該当する」のは、どのような家庭なのでしょうか。「保育の必要性の認定事由に該当する」家庭とは?まず対象となるのは、共働き家庭、シングルで働いている家庭です。フルタイムに限らず、パートタイム、夜間など基本的にすべての就労形態が可とされています。ただし、一時預かりで対応可能な短時間勤務の場合は除外されます。就労の他に、「保育の必要性の認定事由に該当」するのは以下の場合になります。・妊娠、出産・保護者の疾病、障害・同居又は長期入院等している親族の介護・看護・兄弟姉妹の小児慢性疾患に伴う看護など、同居又は長期入院・入所している親族の常時の介護、看護・災害復旧・求職活動 (起業準備を含む)・就学 (職業訓練校等における職業訓練を含む)・虐待やDVのおそれがあること・育児休業取得時に、既に保育を利用している子どもがいて継続利用が必要であること・その他、上記に類する状態として市町村が認める場合預かり保育も、1年を通して考えると大きな金額になります。自分の家庭が「保育の必要性の認定事由に該当」するか心配な場合は、自治体に確認することをお勧めします。たくさんの未就学児が対象となる今回の幼児教育・保育の無償化。子育て世帯にとって、有益な政策となることを期待したいですね。PHOTO/Fotolia
2018年08月14日長い夏休みが明ける前に、ちょっぴりブルーになっている子どもが安心して幼稚園生活をスタートできるように、今からやっておきたい5つのことをわが家の体験を交えて紹介します。登園時になると足取りが重くなるわが子わが家の長男は幼稚園が好きで「楽しい!」と言っており、行ってしまえば大丈夫なものの…。毎朝、園の門をくぐると同時に私の手を強く引っ張り、急に足取りが重くなったものでした。特に連休明けや長期休み明けに見られたことです。周りのお友達と比較してしまっては悩んだり、自分自身のやり方が長男を不安にさせてしまっているのではないかと落ち込んだりする登園後。夫や先生、ママ友に相談しながら、そういった思いを子どもに見せないようになるべく気をつけていました。そこで、ほんの少しの工夫をしてみた結果、効果が感じられたことがあります。夏休み中に早めにやっておきたい2つのこと・休み中にやりたいと言われたことを思い残すことなくやっておく子どもから「〇〇がしたい!」、「〇〇に行きたい!」と言われていたことをなるべく叶えてあげられるように覚えておきます。大きなことでなく、ちょっとしたことでも子どもにとっては満足感があるはず。たとえば、わが家は「〇〇くん(従兄弟)と泳ぎたい!かき氷が食べたい!クッキー作りがしたい!」といった願いがあったので、約束を果たしたところです。・生活リズムを整える休み中はイベントや実家へのお泊まりなどがあり、就寝時間が遅くなりがちです。新学期がスタートしたときに困らないために、早めに通常モードへ切り替えて、気持ちも同時に切り替えてしまいましょう!当たり前のことだと思いがちですが、リズムが整ってくると心の安定感も変わってきます。登園が近づくタイミングでやっておきたい3つのこと・カレンダーにシールを貼る登園日をゴールにして、毎日お気に入りのシールを貼っていきます。日付の感覚がまだない子どもには効果的。宿題のワークブックがある幼稚園もあると思うので、それを活用しても良いと思います。・幼稚園のお友達と会う近所に仲良しのお友達がいる場合は、休み明け前に会っておくことをおすすめします。お友達との生活が再開することを意識するきっかけになり、また一緒に遊べるといった安心感を持ってもらえます。・“ごっこ遊び”を利用する子どもに幼稚園の先生役をお願いして、仕切ってもらいます。幼稚園ごっこ遊びを通じて、自然と幼稚園での様子を知ることができると同時に、園生活を思い出してもらうチャンスです。長男が張りきって先生役をやってくれるので、わが家ではこの方法が意外と1番効果的だったように思います。あくまでも楽しんでもらうための心の準備をすることがポイントなので、プレッシャーにならないように気をつけなければなりませんが、共通して言えることは、「安心感」と「満足感」、「園生活を思い出させる」ことです。一見すると私たち大人にとってみれば、大したことだとは思わないかもしれません。しかし、大人の立場に置き換えてみてください。長期休み明けに仕事復帰をすることを想像してから、5つのことにそれぞれ当てはめてみると…なんとなく理解できる気がしてきませんか?子どもの不安な気持ちに寄り添って、親子で一緒にまた楽しい幼稚園生活が送れますように。
2018年08月13日うちの子どもたちは、おなじ幼稚園の年長と年少です。去年はひとりで幼稚園にいっていたお姉ちゃんに憧れていた息子は、はれてこの春から入園してとても上機嫌です。幼稚園の自由遊びでも、一緒に遊んでいることが多いらしいふたり。家でもずっと一緒なので、一心同体のような気分なのでしょう。そんなある日、娘が熱を出し幼稚園を休むことになりました。あんなに大好きな幼稚園でしたが、幼稚園はふたりで一緒にいくものと思っているのか、自分も休みたいと言い出した息子。いつも一緒だった娘と離れることに抵抗があるのでしょう。準備をしながらもずっとごねていましたが、根負けしたのかしぶしぶながら行くことにしました。いつもは、バス停で子どもたちを幼稚園に送り出したあと、ほかのママたちと幼稚園の話やいろいろな情報交換(結局は井戸端会議)をしているのですが、この日はひとり早足で家路を急ぎました。帰ると、さっきまで寝ていた娘が、不安そうな顔で起きてきました。急いで帰ってよかった…!幼稚園のお迎えの時間になり、ドキドキしながらバスを待ちます(このころには熱の下がった娘も一緒に)。はじめてのひとりぼっちの幼稚園。小さな試練を乗り越えて、また少し大きくなりました。
2018年08月03日幼稚園、保育料以外にも地味にお金がかかります(;´∀`)その中の代表といえば「写真」。■かわいい写真ばかり! プロの写真撮影ポチポチポチ…注文しなくてもいいんですが…プロが撮った写真。めっちゃキレイに撮れてるんですよ! 素人の私じゃ撮れないわが子のかわいい写真がてんこ盛り!買わないわけがない!!!!!!!!毎回、「く…写真屋さん、こんなに撮りやがって…! 悔しいけど買ってしまう~~~~!! かわいい写真をありがとう~!」と思って注文してます(;´∀`)これからも娘のかわいい写真をよろしくお願いいたします、写真屋さん!!!!!
2018年08月03日幼稚園、年中の長男は好き嫌いの多い子です。そんな息子の幼稚園のお弁当事情はというと…その結果、どういうお弁当になったかというと友達と一緒に楽しくお弁当を食べるようになってからは、友達のお弁当を見て「きゅうり入れて」とか「レタス食べる」「チーズ入れてほしい」など、以前は入れても残していたものを入れてほしいと言ってくれるようになってきました。もちろん苦手なものを入れると残してくることが多いです。それでも食べてくれる日もあり、その時は大袈裟!ってくらいに大喜びして褒めちぎります。毎日チャレンジ食材を入れると、お昼の時間がまた嫌になってしまうかもしれないので、多くても週に1~2回、体調や様子を見て全く入れない週も作っています。友達と楽しく食べて、友達が美味しそうに食べる様子を見て、少しずつ食べられるものが増えていくといいなと思います。 ■マンガで読む「みんなのお弁当事情」>>
2018年08月03日次男の幼稚園では、給食とお弁当の頻度が自由に設定できます。4月に入園したばかりのころ、さてどうしようかと迷っていると…と、思わずブチ切れ!しかし、入園直前に引っ越してきたこともあり、最初の月は給食の事前申し込みができませんでした。仕方なく、毎日お弁当を持たせることに。すると…入園してしばらくたってからの親睦会にて衝撃の事実が判明したのです…。軽くショックを受けました。強制ではないはずなのですが、どういうわけか、みんなお弁当。全員がお弁当の教室で、わが子だけ給食というのは本人がどう思うだろうか…別に給食が悪いという印象なんて1mmもないけど「みんなと同じ」ということにうれしさを感じるお年頃…かも…?迷ったあげく、1学期はお弁当だけにすることにしました。それでもとにかく少しでも朝の仕事を楽をしたいのでミートボール、ナゲット、ミニトマトなど極力調理を必要としないものを常備。あとは手づくりのおかず1品、おにぎり、フルーツというルールをつくり忙しい朝を乗り越えました。でもやっぱり…新しい幼稚園にも慣れてきたし少しでも楽したいし…いろいろな味を知ってほしい。きっと栄養バランスも考えられているメニューだと思うので、そこにも期待。そしてさらにいうと、次男の幼稚園3年間のうちに、一度でいいから夫にもお弁当を作ってもらいたいと思っています。 ■マンガで読む「みんなのお弁当事情」>>
2018年08月02日