5月8日(水)放送のフジテレビ系「ホンマでっか!?TV」は2時間SPでお届け。長澤まさみ、東出昌大、小日向文世ら映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』メインキャスト3名がゲスト出演。また「石原軍団」から徳重聡、金児憲史、宮下裕治、神田穣の4人も登場する。本番組は明石家さんまがMCを担当、ゲストを迎えて強烈キャラの評論家軍団とともに様々なテーマでトークを繰り広げていくバラエティー。長澤さん、東出さん、小日向さんの3人は「ホンマでっか!?人生相談」パートに出演。東宝シンデレラ出身、『海街diary』『50回目のファーストキス』などの作品で知られる長澤さん、『GONIN サーガ』や『デスノート Light up the NEW world』などの東出さん、『HERO』『マスカレード・ホテル』など数多くの出演作を誇る小日向さん。順風満帆な俳優人生、芸能生活を歩んでいるように見える3人が抱える悩みに迫っていくほか、「東京」というテーマでもトークを展開。知っているようで知らない「東京」について語り合っていく。また徳重さんら石原軍団の若手4人は「ホンマでっか!?レストラン」に登場。今回は石原軍団を象徴する“炊き出し”の中でも一番人気だという「石原軍団特製“スペシャルカレー”」を振る舞ってくれる。長澤さん、東出さん、小日向さんが共演する映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』は月9枠で放送され人気を博したドラマ版から引き続き3人が扮するコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、欲望にまみれた人間からお金をだまし取っていく物語。小手伸也に江口洋介、岡田義徳、桜井ユキ、佐津川愛美、前田敦子、小池徹平、佐藤隆太らドラマ版キャストをはじめ、三浦春馬、竹内結子ら劇場版から参加の“強敵”たちとダー子、ボクちゃん、リチャードの壮大な騙し合いをお楽しみに。映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』は5月17日(金)より全国にて公開。「ホンマでっか!?TV」2時間SPは5月8日(水)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年05月08日WOWOWの『連続ドラマW 悪党~加害者追跡調査~』の完成披露試写会が4月25日に開催され、主演の東出昌大をはじめ、松重豊、青柳翔、新川優愛、瀬々敬久監督がそろって舞台挨拶に登壇した。昨年公開された映画『友罪』と同じく薬丸岳の原作を瀬々監督が映像化した本作。過去に家族を殺された経験を持つ佐伯は、勤務先の探偵事務所の所長の命令で、様々な犯罪加害者の現在の状況を調査することになるが……。犯罪被害者遺族、そして加害者を扱った物語とあって、現場の空気は「決して和気あいあいとしたものではなかった」と振り返る東出だが、この日の舞台挨拶の空気は和やか。高身長の松重は、公称188センチの東出の隣で「(東出と)こうやって並ぶと、大きさがわかんないでしょ?」とニンマリ。183センチの青柳も、東出との胸ぐらをつかみ合うシーンを振り返り「自分と同じくらいの身長の人に胸ぐらをつかまれたことはなかった」と楽しそう。そんな高身長の男たちに囲まれ、小さく見える新川だが、実は女性としてはかなり高身長の部類に入る。「166センチで、ヒールをはいてるので170センチはあるかなと思うんですが、このメンバーの中に入るとちょっとかわいく見えるかな?」と笑っていた。また、瀬々監督の現場の楽しさについて、松重は演じる上で、役柄の持つ二面性を表現することを求められる点に言及。「善人に見えるけどダークサイドもある――そういう部分を人間、だれしも持っているけど、監督はそこをえぐっていくので、果たしてこの人はどういう人なんだろう?というのをお客さんと一緒に探っていこうと、現場では何も考えず、監督の指示通りに動いていました。それでいいんだと思うし、そういう意味で、瀬々さんとの仕事は刺激的」と語る。瀬々監督は松重の言葉を受け「いまの話し方を聞いてもわかると思うけど、本当にそんなこと思っているのかな?と(笑)。そういう感じを(現場でも)出すんですね。本当にあんなにおいしそうに食ってるけど、本当においしいのか?これは某番組のことですが……(笑)」と松重の当たり役となった他局のドラマ『孤独のグルメ』を念頭に挑発的に語り、会場は笑いに包まれる。ちなみに東出も、現場で撮影の合間に松重が差し入れなどを食べて「おいしい」と言うのを見て、『孤独のグルメ』を思い出して心を躍らせていたと告白。「(探偵事務所の同僚役の)板谷由夏さんと僕で『おぉっ!いまの!』と反応してました(笑)。まさしく『孤独のグルメ』のそれで……」と楽しそうに笑っていた。また、作品にちなんで探偵に依頼するなら?という問いに、東出は「自分を見張ってほしい」と自分自身の尾行を希望。「僕自身、そこそこ真面目に仕事をしている自負もあるし、そこそこ家事もして家庭人の一面もあると思うけど、客観的に見てどっちかというとクズなのか? それとも『結構、頑張ってるよ』という方なのか?(仕事と私生活を)トータルで見てほしい」と明かした。取材・文・写真=黒豆直樹『連続ドラマW悪党 ~加害者追跡調査~』5月12日(日)スタート(全6話)毎週日曜夜10時よりWOWOWプライムにて放送第1話のみ、5月12日(日)夜11時~5月19日(日)夜10時まで無料放送
2019年04月26日4月15日(月)深夜の「映画天国」では東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、松坂桃李ら豪華キャストが共演した『デスノート Light up the NEW world』の特別版をオンエア。お馴染み「さらば青春の光」のコントは『キングダム』をテーマに披露される。2003年から連載され2006年には日本のメディア芸術100選マンガ部門に選ばれた大人気コミックを原作に、2006年に藤原竜也、松山ケンイチらの共演で実写映画化された『デスノート』。その後スピンオフなども作られ、世界で根強い人気を保ってきた本シリーズが復活。前作から10年後を舞台に完全オリジナルストーリーが展開する本作。今回は劇場公開時の本編を再編集した特別版をオンエア。「そのノートに名前を書かれた人間は、死ぬ」という死神のノート“デスノート”が人間界に再び現れ、謎の心臓麻痺で犯罪者たちが次々と死ぬ10年前の“キラ事件”と同様の事態が勃発する。警視庁デスノート対策本部の特別捜査官・三島創(東出さん)、「L」の後継者・竜崎(池松さん)が捜査に乗り出し、ある事件で1冊のデスノートを手に入れる。そのノートの持ち主・死神ベポ(声:松坂桃李)が口にしたのは「人間界に6冊のノートが存在する」という驚愕の事実だった――。昨年は『寝ても覚めても』『ビブリア古書堂の事件手帖』などに出演、月9ドラマの映画版となる『コンフィデンスマンJP』の公開も控える東出さん。昨年はカンヌ国際映画祭最高賞受賞作の『万引き家族』に出演、今年も『町田くんの世界』や『宮本から君へ』などの公開が控える池松さん。先日まで放送されていた「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も話題沸騰、この夏には『アルキメデスの大戦』の公開が控える菅田さん。この3人を主軸に、死神ベポの声に春ドラマ「パーフェクトワールド」で主演を務める松坂さん、大河ドラマ「いだてん」など各所に引っ張りだこの川栄李奈、さらに藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香、中村獅童らが前作から続投する。映画天国『デスノート Light up the NEW world 特別版』は4月15日(月)深夜25時59分~日本テレビでオンエア。(笠緒)
2019年04月15日長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が共演する映画『コンフィデンスマンJP』の公開に先駆け、この度映画にも出演する神出鬼没のコンフィデンスマン、五十嵐が主役となる“5夜連続ドラマ”「コンフィデンスマンIG」が放送されることが決定した。ダー子への想いを募らせ、献身的に協力してきたコンフィデンスマン五十嵐をメインに描く本作の舞台は、ダー子たちのアジトであるスイートルーム…の階下に位置する同じ間取りのスイートルームだ。ダー子たちが仕掛けるコンゲームのための道具や衣装などを置くための倉庫で、五十嵐、ちょび髭、そして五十嵐の舎弟の3人が、コンゲームのための地味な準備をする姿、五十嵐のダー子への一方的な恋模様を描くミニドラマとなっている。今回がドラマ初主演となった五十嵐役の小手さんは「何故『舎弟』が2話以降登場できなかったのか?何故『五十嵐』が1話に登場しなかったのか?ドラマ本編を見直したくなる仕掛けも満載だ」とアピールしつつ、「まぁぶっちゃけ映画の宣伝で実現した企画なんで、映画も宜しくお願いします」とコメントしている。また、脇を固めるのはダー子の子猫ちゃんのひとり、ちょび髭(瀧川英次)、ドラマ第2話「リゾート王編」で偽の小松武雄として登場した五十嵐の舎弟(小野塚勇人)。そして監督は、ドラマ第3話「美術商編」、第7話「家族編」の演出をした三橋利行。脚本は、引き続き古沢良太が担当する。「コンフィデンスマンIG」は5月13日(月)から16日(木)24時25分~、17日(金)24時55分~フジテレビにて放送(計5回)。※そのほか、FNS系にて放送予定『コンフィデンスマンJP』は5月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:コンフィデンスマンJP 2019年5月17日より全国東宝系にて公開©2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会
2019年04月15日東出昌大が主演を務め、『桐島、部活やめるってよ』以来7年ぶりに共演する太賀らを迎えたM&Oplaysプロデュースの舞台「二度目の夏」から、ビジュアル写真が到着した。にじんでいた景色が涙がひとつぶ落ちた時みたいにはっきり見えてきたのでした。そして知ったのです。嫉妬ではない、私は強く愛していただけなのだと。あれは、二度目の夏でした…。本作は、愛と嫉妬がうずまく、大人のための恋愛劇。裕福な家庭で何不自由なく育ち、美しい妻を迎えて誰もが羨むような人生を贈る半面、物語が進むにつれて嫉妬という自らの感情に押しつぶされ、追い詰められ壊れゆく主人公の“夫”を演じるのが東出さん。自身3度目の舞台で、初めてタッグを組む岩松了(作・演出)とどのような化学反応が生まれるのか、見逃せない。東出さん演じる“夫”の親友を演じるのは、岩松了作品は本作で4回目となる太賀。“妻”役には、「私のおじさん~WATAOJI~」朝ドラ「わろてんか」などにも出演していた注目の若手女優・水上京香。岩松了作品には本作が初出演となる。そして主人公たちを取り巻く個性豊かなキャラクターたちを、独特の存在感で舞台のみならず活躍の幅を広げている清水葉月、舞台経験豊富なベテラン俳優・菅原永二、さらに作・演出の岩松さんも出演。数々の作品で観る人の印象に残る名バイプレーヤー・片桐はいりという魅力的なキャストが集結。公開されたビジュアルには、真っ白な衣装に身を包み、夏らしさを感じさせつつも、それぞれが意味深な目線を向ける全キャストのビジュアル。湖畔の別荘を舞台に、ある夫婦と夫の親友、そして彼らの周りの男女が“嫉妬”をめぐり、どんなドラマを繰り広げられるのか、期待していて。M&Oplaysプロデュース「二度目の夏」は7月20日(土)~8月12日(月・祝)、東京・本多劇場にて公演(福岡、広島、静岡、大阪、名古屋、神奈川で公演あり)。(text:cinemacafe.net)
2019年03月29日長澤まさみ、東出昌大、小日向文世がコンフィデンスマン(信用詐欺師)に扮し、欲望にまみれた人間からお金をだまし取るドラマの劇場版『コンフィデンスマンJP』。この度、“何が嘘で何が本当”なのか、観るものに問いかけるような予告編が公開された。今回到着した予告編では、ドラマでは見ることのできなかったダー子(長澤さん)の秘めた恋心と、ボクちゃん(東出さん)やジェシー(三浦春馬)の溢れ出る想いが交錯、天才詐欺師たちでさえも欺くことのできない“愛”に苦悩する姿が描かれる。また、予告映像後半では流れが一変。先日出演が発表されたドラマ版に登場した小池徹平、佐藤隆太、前田敦子らの姿や、「好きなんだよお前が」とボクちゃんが告白、竹内結子演じる女帝ラン・リウが両手に拳銃を構える場面など、緊迫感あふれるセリフと表情が印象的な予告編となっている。さらに、本作の主題歌が4人組ピアノPOPバンド「Official髭男dism」の新曲「Pretender」に決定。昨年「ノーダウト」でドラマの主題歌に抜擢され、インディーズアーティスト(当時)として初の月9ドラマ主題歌への起用となった彼らが、ドラマ版から引き続き映画でも担当することに。到着した映像では、エモーショナルなその主題歌も挿入されている。「Official髭男dism」は「夢の中で『あっ、これは夢だ。』と気付く事ってありませんか?自分を騙し切って、夢の主人公を続けたいのに、夢だってまだ気付きたくないのに、叶わない。そんな寂しさと、儚さが、この映画に隠れているのを見つけた気がしました。そして生まれたのがこの『Pretender』でした」と楽曲について明かす。また、いち早く楽曲を聞いたダー子役の長澤さんは「恋愛の刹那的な感情を感じられる素敵な楽曲だなと思いました。この恋愛がいつか終わるのではないか、それは明日かもしれなくて、自分を信じられない事が怖くなったり、愛って何だろうって考えたり、友情が愛情になるのに違和感を感じたり。人ってやっぱり自分勝手なんだなって。ふわっと清々しい恋の歌でした」と印象を語っている。『コンフィデンスマンJP』は5月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:コンフィデンスマンJP 2019年5月17日より全国東宝系にて公開©2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会
2019年03月12日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。目と目が合ったとたん、恋に落ちる。そんな運命の出会いを体験したことはありませんか?冒頭からそんなシーンで始まる昨秋公開の映画『寝ても覚めても』が、早くもBlu-ray&DVDに。■『寝ても覚めても』Blu-ray&DVD3月6日発売。Blu-ray5,724円、DVD4,104円(価格はすべて税込み)。発売元/バップ主人公の朝子(唐田えり)はある写真展を訪れ、会場で見かけた青年・麦(東出昌大)に惹かれて後をつけます。路上で見つめ合ったとたん、2人は口づけを交わし、自然と付き合うことに。互いの友達にも会わせますが、自由奔放な麦は突然失踪します。失意の朝子は数年後上京し、カフェで働き始めますが、そこに麦とうりふたつの会社員、亮平が現れ、心をかき乱されます。序盤は、朝子と麦のアンニュイな恋愛が描かれ、まるでフランス映画のよう。ところが後半からは、火曜サスペンスのような緊張感に包まれます。予想を裏切る朝子の言動に、記者は思わず「うっそー!ありえない!」と声を出して言ってしまいました。ちなみに麦と朝子が初めて出会った場所は、難病のため36歳で夭折した実在の天才写真家・牛腸茂雄の写真展会場。朝子が亮平と近づくきっかけもまた牛腸の写真展だったために、朝子は運命を感じます。これって、デジャビュですよね。でも麦と亮平は顔意外、似て非なる別人格。結果は見る人によって意見が大きく分かれる映画なので、誰かと一緒に見るのがオススメ。きっと盛り上がります。
2019年03月04日俳優・東出昌大が、岩松了作・演出の舞台M&Oplaysプロデュース「二度目の夏」で主演を務めることが決定。共演には太賀、水上京香、片桐はいりらを迎え、夏、本多劇場にて東京公演が行われる。本公演はM&Oplaysと岩松さんが定期的に行っているプロデュース公演の最新作。これまで、宮藤官九郎主演の「アイドル、かくの如し」、「結びの庭」、小泉今日子主演の「家庭内失踪」、堀井新太や黒島結菜を中心とした若者の群像劇「少女ミウ」などを提供してきたこのシリーズ。今回は湖畔の別荘を舞台に、ある夫婦と夫の親友、そして彼らの周りの男女が繰り広げる、“嫉妬”をめぐるドラマを新たに岩松さんが書き下ろした。主演を務める東出さんは、昨年、主演作『寝ても覚めても』がカンヌ国際映画祭をはじめ多くの映画祭で上映され話題に。また、2度目の舞台となる三島由紀夫原作舞台「豊饒の海」では、複雑な心理の主人公を見事に演じ切ったが、今回自身3度目の舞台では、何不自由なく育ち、美しい妻を娶るなど誰もが羨むような人生を送る半面、物語が進むにつれて嫉妬に押しつぶされ、追い詰められ壊れゆく主人公の“夫”を演じる。また“夫”の親友役には、「今日から俺は!!」『母さんがどんなに僕を嫌いでも』など話題作に出演、東出さんとは『桐島、部活やめるってよ』以来7年ぶりの共演となる太賀さんに決定。今回、岩松さんと初タッグを組むこととなった東出さんは「役者にとって特別な下北沢の、憧れの本多劇場で、岩松了さん演出で舞台の上に立てるのは、光栄な思いと楽しみと恐れが入り混じった不思議な感覚です」と心境を明かしつつ、「必ずや、良い舞台にします。心より、お待ちしております」と意気込み。一方、岩松作品は今回が4回目となる太賀さんは「尊敬する岩松了さん、そして東出昌大さんをはじめとする素敵なキャストの方々と一緒に演劇をやれる事を大変嬉しく思います。お話を頂いてから、ずっと待ち焦がれてました。二度目の夏。是非観に来てください」と参加への喜びを語っている。さらに“妻”役には、連続テレビ小説「わろてんか」にも出演していた注目の若手女優・水上京香。そのほか、清水葉月、菅原永二、片桐はいり、そして岩松さんも出演。主人公たちを取り巻く個性豊かなキャラクターたちを演じる。<岩松了コメント>二度目の夏──湖畔の別荘を舞台に「男の嫉妬」がひき起こす、ある事件を描く物語です。主演に初めてご一緒する東出昌大さん。共演に何度も舞台でご一緒している太賀くんはじめ、素敵なキャストのみなさんに集まってもらいました。僕自身、今からとても楽しみにしています。ご期待下さい!!M&Oplaysプロデュース「二度目の夏」は7月20日(金)~8月12日(日)本多劇場(東京公演)にて上演、ほか、福岡、広島、静岡、大阪、名古屋、神奈川公演あり。(cinemacafe.net)
2019年03月04日ベストセラー作家・薬丸岳の小説「悪党」が、WOWOW連続ドラマW枠にて「悪党 ~加害者追跡調査~」のタイトルでドラマ化されることが決定。監督は『64-ロクヨン- 前編/後編』『友罪』の瀬々敬久、主演には東出昌大を迎える。刑事を辞め探偵事務所で働く佐伯修一は、とある夫婦から「息子を殺し、少年院を出て社会復帰している加害者の男を追跡調査してほしい」という依頼を受ける。彼自身も幼いころに姉を殺された被害者遺族で、犯人への復讐心を胸に抱えて生きてきた。調査を進めると、対象の男・坂上はさらなる犯罪に手を染めていた。夫婦は、坂上を観察していた佐伯に「その男を赦すべきか否か、その判断材料を見つけてほしい」と追加依頼。そして坂上に接触した佐伯は、ある結論を夫婦に告げる。その後も追跡調査を続けることになった佐伯。調査によって明らかになっていく犯罪加害者たちのその後。そして佐伯は、かつて姉を死に追いやった3人の「悪党」に辿り着く…。犯罪の加害者・被害者両面の心理を鋭く描き出し、数々のベストセラーを生み出している薬丸氏の「悪党」は、幼いころに姉を殺され失っている元刑事の探偵・佐伯修一と、佐伯が勤める探偵事務所の所長・木暮正人。罪を償い出所した犯罪加害者の現在の状況を調査することになった探偵たちが、自らの過去と忘れることのできない犯罪のその後に向き合い、葛藤する様を描いた。瀬々監督は、同じく薬丸岳原作の「友罪」を映画化させたが、加害者側からの贖罪や葛藤を描いた『有罪』と、被害者遺族側の姿を描いた今作は、まさに表裏を成す作品だ。探偵でありながら、被害者遺族としてのトラウマも抱える主人公・佐伯修一役には、本作が連続ドラマ初主演となる東出昌大。今回の出演に関して「『64-ロクヨン- 前編/後編』『友罪』を撮った瀬々監督で、犯罪にまつわる作品に携われることは、心強くもあり、また、プレッシャーもあります」と心境を明かすが、「しかし、このコメントを最後にプレッシャーの事はすっかり忘れて、新しい境地に皆で辿り着けるように、突き進みたいと思います」と意気込んでいる。また、探偵事務所所長の木暮正人を松重豊。脚本を読み「救いようのない部分もある中で、どうやって救済されるのか、憎しみの連鎖やそれぞれのやるせない感情の行き場がどこに辿り着くのかを想像させられました」と感想を語る松重さん。「お客さんにどういう気持ちで見ていただけるかというのを考えながら演じて、事件と向き合ってみたいと思います」と語る。さらに、今回が初共演となる東出さんと松重さん。印象については「他の現場で『松重さんとどっちがデカい?』と聞かれる事が多かったので、実際にお会いして、身長も体型もほぼ同じな事に驚きました」(東出さん)、「同じくらいの身長ですし背の大きな方とご一緒できるのは気持ちが楽です(笑)」(松重さん)とお互い身長についてコメントしている。ほかにも、情報源として佐伯を助け、次第に惹かれあうようになるキャバクラ嬢・はるか役を、「脳にスマホが埋められた!」「いつまでも白い羽根」の新川優愛が演じることも決定した。連続ドラマW「悪党 ~加害者追跡調査~」は5月、WOWOWプライムにて放送開始(全6話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2019年02月14日「7月期の日本テレビの連続ドラマで、杏さんが女優復帰することが内定したそうです。彼女が15年にヒロインを務めて大人気を博した『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)の続編になりそうだと聞いています」(テレビ局関係者)15年に東出昌大(30)と結婚し、16年に双子の女児(2)、17年に第3子となる男児(1)を出産した、女優の杏(32)。これまでは3児の育児に専念するため、女優業からは距離を置いてきた。そのため、東出は一家の大黒柱として多忙を極めていたが――。「東出さんは昨年映画6本にドラマ2本、さらには主演舞台までこなす多忙ぶりでした。それも、杏さんが子育てをしながら東出さんを支えていたからこそ。その恩返しという意味も込めて、東出さんは杏さんがクランクインする今春からは仕事量をセーブするように調整しているといいます。東出さんが出演する映画『コンフィデンスマンJP』が5月に公開された後は、杏さんとバトンタッチするということでしょう」(映画関係者)そんな家族ファーストの彼は、これまでも仕事をしながら積極的に育児参加してきた。「子どもたちをお風呂に入れるのが東出さんの担当で、上がった子どもたちの身体を拭いて服を着せるのが杏さんの担当、というように、うまく役割分担しているそうです。いまや東出さんはおむつ替えの達人(笑)。双子の女の子が同時にぐずってしまったときは、東出さんにしかあやせないといいます」(一家の知人)最近ではかわいい子どもたちの“お披露目会”が夫妻の楽しみとなっているという。「17年に広い一軒家を購入した夫妻は、芸能界の友人や仕事関係者を招いて頻繁にホームパーティを開いているそうです。そこでみんな子どもたちにメロメロになって、『現場にも連れてきて!』と大人気なんだとか。2人も『子どもたちがもう少し大きくなったら』と、今から楽しみにしているそうです」(前出・知人)「仕事も育児も」を叶えるためには、並々ならぬ夫婦連携の奮闘があった。
2019年01月31日女優の長澤まさみが主演を務める映画『コンフィデンスマンJP』(2019年5月17日公開)の予告編、及び出演者が16日、明らかになった。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。竹内結子が、香港マフィア「射手座集団」を束ねるボスの女性“ラン・リウ"を演じ、三浦春馬は詐欺師のジェシーを演じる。また、江口洋介はドラマの第1話でダー子達に大金を騙し取られた赤星を演じ、映画版では復讐を試みる。○竹内結子 コメント香港マフィア「射手座集団」を束ねるボスの女性“ラン・リウ”を演じました。気性が荒かったり穏やかだったり、振れ幅の大きい役で演じがいがありましたし、何より広東語を喋るという意味では、とても手に汗握る役作りでした! 作品はドラマ版から観ていたので、この世界に私も参加できる喜びと同時に、オファーして頂いたからには期待に応えないと、という緊張もありました。夢中で演じているうちに撮影が終わってしまったんですけど(笑)。ドラマ版から続いて騙されていくその展開の面白さと、演じている私自身も結末がどうなるか分からないという快感の渦の中に、一緒に飲み込まれていく楽しさが映画『コンフィデンスマンJP』一番の魅力だと思います。ぜひ私と一緒に劇場で騙されてください!○三浦春馬 コメント今回僕自身初めてとなる、詐欺師役を演じさせていただきました。二面性があるキャラクターだったので、とてもやりがいのある役どころでした。ロマンス編ということで、見え隠れするダー子との恋の展開に僕はグッと持っていかれましたし、それが甘酸っぱいものになるのか、はたまた大人な恋模様が醸し出されるものになるのかとても楽しみです。かなりエッジの効いた規格外の大どんでん返しが最後に待っていますので、是非そのどんでん返しを楽しみに、公開を待っていただければと思います。○江口洋介 コメントドラマの第1話では騙し合いの末敗北し、映画ではダー子達に復讐しようと手段を選ばない赤星という男を演じました。ドラマでは『ゴッドファーザー』に出てくる男たちを彷彿とさせるような仕草を演技に盛り込みましたが、今回も『アンタッチャブル』を連想させるシーンがあったりして、映画ファンも楽しめる内容になっているのではないかと思います。香港では、汗だくになりながら撮った見応えのあるシーンがたくさんあるので、映像から伝わる熱気と、アジアを股にかけたスケールアップした騙し合いを楽しんで頂きたいですね。騙すか騙されるか、勝つのは誰か。最後の最後まで引っ張って、「やられた!!」とお客さんが思うようなものになっていますので、ぜひ劇場で観て頂きたいと思います。(C)2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会
2019年01月16日毎年、多くの若手俳優・アーティストらが頭角を現すエンタメ界。来年は、次に紹介するジャンルの異なる4人のアラサー男子が活躍すること間違いなし。彼らの共通点は、偶然にも名前の頭文字に東西南北が入っていること。そんな彼らを“方角系男子”と名付け、その魅力を深掘りしてみた。“東”出昌大/『寝ても覚めても』で一人二役を熱演!30歳を迎え、物語に“深み”を与える俳優に同じ顔をした2人の男と、1人の女が織りなす恋愛ドラマで、「人は人の何に惹かれるのか」をテーマにした映画『寝ても覚めても』をはじめ、2018年は主演作や吹き替えなども含めると7本の映画が公開された東出昌大。特に同作では、常にヒロインを思いやる心優しいサラリーマン・亮平と、何を考えているか分からないミステリアスな雰囲気を漂わせる麦、という両極端な男性を見事に演じ分けた。その芝居が評価され、第10回TAMA映画賞では最優秀男優賞を受賞、さらにその年に公開された映画の中からベスト映画を決定する「エル シネマアワード」ではエル・メン賞に選ばれ、その活躍を称えられた。今年2月に30歳を迎え、作品に深みや味わいを与える俳優として急成長を続ける東出さんだが、2019年も人気を博した月9ドラマの劇場版『コンフィデンスマンJP』でヘタレな“ボクちゃん”役を続投するなど、話題作も待機中。2019年はスクリーンでどんな顔を見せてくれるのか、期待したい。“西”島隆弘(Nissy)/ソロプロジェクトでの新曲がロングセールスに!“Nissy”名義でソロプロジェクトを開始させ5周年を迎えた西島隆弘(AAA)もまた、今年活躍した“方角系男子”。10月に公開された映画『あのコの、トリコ。』では主題歌を担当し、Nissy自ら脚本を読み、作詞作曲を手掛けた「トリコ」がティーンを中心にロングセールスを記録!また、出演者の吉沢亮や新木優子らと披露した“トリコダンス”も「可愛すぎる!」とSNSで話題に。加えて、2019年の2月4日「Nissyの日」(日本記念日協会公認)には、自身初となるベストアルバム「Nissy Entertainment 5th Anniversary BEST」をリリース、日本人男性ソロアーティストとしては史上最年少での4大ドームツアーの開催も決定し、その活躍ぶりは飛ぶ鳥を落とす勢い。そんな西島さんの魅力は、アーティストとしての一面だけにはとどまらない。園子温(『愛のむきだし』)や故・蜷川幸雄(舞台「下谷万年町物語」)ら映画界や演劇界の鬼才からも愛され、俳優としての力量も名高い。マルチな活動を続ける西島さんは、来年も注目となりそうだ。“南”圭介/遅咲きの特撮俳優!2.5次元俳優としても確固たる地位を確立ミュージカル「テニスの王子様」で手塚国光役を演じたほか、その後も「ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ」などで2.5次元俳優として活躍してきた南圭介。昨年、スーパー戦隊シリーズ「宇宙戦隊キュウレンジャー」で新キャラクターの“鳳(おおとり)ツルギ/ホウオウソルジャー”役に抜擢された。2004年のデビューからテレビ、映画、舞台で着実にキャリアを重ねてきたが、10年近く前の戦隊オーディションに落ちた経験を持つ南さんは、この抜擢に「1つの夢が叶った」と語り、今年2月の放送終了まで並々ならぬ想いを胸に演じ切った。また、「スーパー戦隊VSシリーズ」の最新作である「ルパンレンジャー VS パトレンジャー VS キュウレンジャー」が2019年初夏に期間限定で劇場上映、さらに東映特撮ファンクラブ(TTFC)のオリジナル怪獣特撮ドラマ『シリーズ怪獣区 ギャラス』への出演が明らかにされており、来年も“特撮俳優”としての躍進は続いていきそうだ。“北”山宏光/初主演にして挑むのは、初の“猫役”!?来年は俳優としての魅力が開花する予感そして最後に紹介するのは、交通事故で死んでしまった売れない漫画家が猫の姿で生まれ変わり、家族とやり直そうとする30日間の物語を描いた、人気コミック(板羽 皆/集英社マーガレットコミックス刊)を実写化した映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』(2月15日公開)で初主演を飾る北山宏光。北山さんといえば、ジャニーズの人気グループ「Kis-My-Ft2」のメンバーでアーティストとしての顔はもちろん、ドラマ・舞台などにも出演し、さらにバラエティ番組ではMCを務めるなど、あらゆる場面でその多彩な才能を見せつけている。本作では、ついに映画初主演。北山さんが扮するのは、主人公の売れない漫画家・高畑寿々男。唯一の代表作「ネコマン」の連載中止後、漫画家としては鳴かず飛ばずで、妻がパートで稼いだお金をギャンブルに使い適当な生活を送る、いわゆる“ダメ夫”という役どころ。そんな寿々男を演じるにあたり、寿々男のだらしなさが出るよう髪型や体形など、見た目の上でもこだわりながら演じたという北山さん。チャランポランではあるが家族を愛し、どこか憎めずいつも笑顔を絶やさないポジティブな寿々男の姿は北山さん自身の明るいキャラクターともマッチしており、すでに公開された予告映像を観たファンからも「ハマり役すぎ!」という声も挙がっているほど。さらに劇中では、自らが“トラ猫”姿となり、猫として生まれ変わった寿々男も熱演!猫スーツに身を包み、ヒゲや肉球も着けてキュートなトラさん姿に変身し、初主演ながらも難役を巧みに演じ切っている。2019年は“俳優・北山宏光”の魅力が開花することになりそうだ。『トラさん~僕が猫になったワケ~』は2019年2月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのコの、トリコ。 2018年10月5日より全国にて公開Ⓒ2018 白石ユキ/小学館・「あのコの、トリコ。」製作委員会寝ても覚めても 2018年9月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネパレスほか全国にて公開©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会 / COMME DES CINÉMASトラさん~僕が猫になったワケ~ 2019年2月15日より全国にて公開© 板羽皆/集英社・「トラさん」製作委員会
2019年01月03日2019年5月17日公開の映画『コンフィデンスマンJP』のファンミーティングが19日、都内で行われ、小手伸也、織田梨沙、田中亮監督が登壇した。本作は、数々のヒット作を手掛けている脚本家・古沢良太のオリジナル作品をテレビドラマ化し、今年4~6月にフジテレビ系で放送された月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』の劇場版。コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、小心者のボクちゃん(東出昌大)、その2人と行動をともにするリチャード(小日向文世)らがあらゆる手段を使って金をだまし取る物語で、劇場版では香港を舞台に、すべてがスケールアップして描かれる。この日行われたイベントには、腕利きのコンフィデンスマン・五十嵐役を演じて話題を集めた小手伸也と田中亮監督が登壇。五十嵐役に続いて現在放映中のドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)では織田裕二扮する敏腕弁護士のライバル弁護士を熱演している小手は「今年はドラマが4本、CMがWEBを含めると3本、バラエティーが17本と去年からは考えられない動きです」と多忙ぶりで、「その度にSNSで『五十嵐が高校に潜入している』とか『五十嵐が企業買収を解説している』とか、『SUITS/スーツ』でも五十嵐に見えると言われています。『コンフィデンスマンJP』の風評被害ですよ」と笑いを誘いつつ、「いろいろ経験を積ませていただき、その最中の映画の撮影でしたから、だいぶパワーアップしていると思います」と劇場版をアピールした。イベントの途中からは、劇場版では100人の応募者からオーディションでダー子の弟子・モナコ役を射止めた織田梨沙が登壇。主演の長澤や東出、小日向といった芸達者なキャスト陣を前に体当たりの演技を披露した織田は「すごく貴重な経験でした。役としてももちろんですが、人としてもいい方々でしたので、色んなことを学ばせてもらったり刺激をいただきました」と共演者に感謝の言葉。そんな織田について小手は「あっという間に3人に溶け込んで、俺に対してのいじり方も一緒だったんですよ」と不満顔も、「すぐに現場の空気に溶け込み、お芝居をすることをすごく楽しんでやられる方なので、一緒に楽しめたのが大きいですね。本当のシンデレラガールが登場した以上、シンデレラおじさん的には立場が怪しいですよ(笑)」と話していた。映画『コンフィデンスマンJP』は、5月17日より全国公開。
2018年12月20日女優の長澤まさみが主演を務める映画『コンフィデンスマンJP』(2019年5月17日公開)のティザービジュアルが11日、公開された。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。今回公開されたティザービジュアルは14日よりチラシにて全国劇場に配布される。ダー子、ボクちゃん、リチャード3人のコンフィデンスマンを中心に、ウラオモテのある登場人物たちを形容する両面仕様のデザインに。一方は、真っ赤なリップで、ボクちゃんとリチャードが写りこむサングラスをかけて微笑むダー子。そしてもう一面にはヌンチャクを構え、香港のスターを思わせるボクちゃん&両手を上げて喜ぶリチャードが写りこんだサングラスを外し、凛とした眼差しで次のこちらを見つめる、狙うダー子の姿が写し出された。映画公開日は2019年5月17日に決定し、さらに19日には「第1回 子猫ちゃんたちの集い~忘年会編~」も開催される。自称子猫ちゃん筆頭の五十嵐(小手伸也)と共に、今年を振り返るファンミーティングイベントとなっている。メガホンをとった田中亮監督、さらに来年公開の映画に登場するダー子の弟子も参戦決定。五十嵐の生副音声付きドラマ振り返り上映のほか、映画最新情報も明らかになる。
2018年12月11日東出昌大と新田真剣佑が兄弟役で共演したことでも話題となった『OVER DRIVE-オーバードライブ-』のBlu-ray&DVDが12月19日(水)に発売となる。それに併せて、撮影の舞台裏を映したメイキング映像の一部が公開された。もっとも過酷な自動車競技「ラリー」の世界を舞台に、兄弟の熱い絆が描かれた『OVER DRIVE』。エンジニアである主人公の檜山篤洋を東出昌大、天才ドライバーで檜山の弟でもある檜山直純を新田真剣佑が演じた。またヒロインに森川葵、ほか北村匠海や町田啓太などの若手から、要潤、吉田鋼太郎など、実力派俳優の豪華共演が話題を呼んだ本作。監督は、『海猿』『MOZU』など数々のヒット作を生み出してきた羽住英一郎。カーレースというスピード感ある世界を、最新の撮影機材を駆使した圧倒的な映像で作り上げた。またリアリティを追求するため、メカニックチームを演じる俳優陣にはクランイン前からプロによる指導が行われ、ドライバーチームはプロのドライバーの運転する車に同乗し実際にレースの感覚を体験するなど、徹底的な作り込みがなされた。クランクアップを迎えた新田さんは「(この先)素晴らしい作品に出会えるのかなって心配になるほど、とても貴重で、楽しくて、厳しくて、挑戦的な現場でした」と挨拶。また、東出さんは別のインタビューで「監督がみんなに“バカが好きだ”とおっしゃっていて、とにかく空いている時間はみんなで“バカなことしろ”って言われて、そういう時間をずっと過ごしていた」と撮影時をふり返った。今回発売されるBlu-ray豪華版には、“男だらけ!のスペシャルなビジュアルコメンタリー”や、森川葵が初めてナレーションを務めたオリジナルメイキング映像、イベント映像などの貴重な映像特典が収録されている。今回はそのなかから、<Behind The Scenes 特別編集編>が公開されている。<『OVER DRIVE』Blu-ray&DVDリリース情報>12月19日(水)発売Blu‐ray 豪華版 ¥6,800+税DVD 通常版 ¥3,800+税(text:cinemacafe.net)■関連作品:OVER DRIVE-オーバードライブ- 2018年6月1日より全国東宝系にて公開© 映画「OVER DRIVE」製作委員会
2018年12月04日東出昌大の3年ぶり2度目の主演舞台となる『豊饒の海』が11月7日より東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて開幕した。本作は、三島由紀夫が自決する直前まで書いていた全四部からなる長編小説を、てがみ座・長田育恵が一つの演劇作品として練り直したもの。演出は、ロンドンで活躍するマックス・ウェブスターが担い、三島作品への新たな挑戦として、注目を集めている。ここでは、7日に行われた同劇場にて初日前会見と芝居の一部を披露する公開フォトコールについてレポートする。【チケット情報はこちら】元々、三島由紀夫の作品を愛読していたという東出は、今回は三島作品の「美」の象徴とも言うべき主人公・松枝清顕役に挑戦。公演に向けての意気込みを問われると、「三島作品というものを全く汚すことなく舞台上に表出させることができるという確信がある」と自信を覗かせた。東出演じる清顕の生まれ変わりである飯沼勲役を演じる宮沢氷魚は、「豊饒の海を全て舞台化するという無謀な挑戦ではあったが、稽古を通して素晴らしい作品になり、皆さんにお届けできるのがすごく楽しみになっていたので、初日を迎えられて嬉しい」とし、同じく生まれ変わりの安永透役を演じる上杉柊平は、「この作品は、僕にとっても、観に来られる皆さんにとっても、人生に持って帰っていただけるものと自信を持って言える」と各々作品の仕上がりについてアピールした。また、次々と生まれ変わる清顕の人生を見届ける本多繁邦を、青年期・中年期・老齢期に分けて3人の俳優が演じるのも本作の試みのひとつ。青年期を演ずる大鶴佐助が「興奮と恐怖が入り混じった気分であるが、言葉と頼もしい共演者を信じて、瞬間瞬間を楽しんでいきたい」と語ると、中年期を担う首藤康之も、「ひとつひとつの美しい言葉を、丁寧に喜びを持って発していきたい」と語った。老齢期の本多は、生前の三島と親交があり、実際に三島手ずから演出指導を受けたことがある笈田ヨシが演じる。「三島先生に最後にお会いしたときに、いろいろと先生のご決意などを伺い、それ以来早48年間の年月が流れ、先生の祥月命日である11月にこの芝居をやらせていただくのは、感無量である」と感慨にふけった。マックスの手により、四部作を通して三島が描いた人間の生きていく姿、その崇高さ、美しさが表現されているという本作。東京公演は12月2日(日)まで上演。その後12月8日(土)・9日(日)と大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演予定。チケット好評発売中。
2018年11月14日三島由紀夫がその思想と死生観のすべてを注ぎ込んだ長編小説であり、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺をする直前に、最終巻の原稿を渡したことでも知られる『豊饒の海』。この小説は『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の全4巻から成るが、根底に一貫して流れているテーマは“輪廻”だ。今回の公演では、文学作品の核心をすくいとり、舞台化する手腕に定評のある長田育恵が翻案と脚本を担当。さらに、昨年オールドヴィックシアター(ロンドン)のアソシエイトディレクターに就任したばかりの新鋭、マックス・ウェブスターが演出を手掛ける。長編小説をひとつの舞台作品として再構築するなか、三島の美しく深遠な世界観が、どのように立ち現われているのかに注目だ。いよいよ本日11月7日(水)に初日を迎えた本作で、華族の家に生まれ、幼馴染みの令嬢・聡子を愛しながらも、二十歳で世を去る松枝清顕を演じるのは東出昌大。物語が進むにつれ、清顕が転生する(と思われる)人物は別の役者が演じるが、もちろん東出の登場は序盤だけではないだろう。どういう形で舞台上に存在するのかも見どころだ。清顕の親友で、生涯を通して彼の転生に触れてゆく本多繁邦には、大鶴佐助(青年時代)と首藤康之(中年時代)、そして笈田ヨシ(老齢時代)と魅力的な配役が叶った。他にも、宮沢氷魚、上杉柊平、神野三鈴、初音映莉子ら盤石の役者たちがそろい、舞台を引き締める。本作のポスターには、海でたたずむ東出の写真と共に、「又、会ふぜ。きつと会ふ。」の文字が。その清顕の言葉がどんな意味を持つのか、ぜひ客席から見届けたい。12月2日まで紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAまで上演され、12月8日(土)・9日(日) には森ノ宮ピロティホールにて公演を行う。文: 佐藤さくら
2018年11月07日10月23日の夕方、都内の自宅から出てきた東出昌大(30)・杏(32)夫妻。東出の両手は双子の子どもたち(2)としっかり繋がれ、杏の胸元には赤ちゃん(11カ月)の姿が。向かった先は、近くの青果店。店内で買い物をしていると、双子たちがぐずって寝転ぶ場面も。だが東出は優しく注意。怒鳴ったりせず娘を諭す姿を、店員も微笑ましく眺めていた――。今でこそ真面目なイメージの東出だが、結婚前は随分とやんちゃだったという。10月16日に放送された『チマタの噺』(テレビ東京系)で、こう語っている。「10代後半から20代前半は『お金が足りない』『頭が足りない』『お酒が足りない』っていう連中と日々、ドンチャンやって。クズみたいな掃き溜めみたいなところで生活していた」そんな彼を変えたのが、他ならぬ妻の杏だった。番組で東出は、彼女と出会って「だいぶ更生された」と語っている。2人が結婚したのは15年の元日。16年5月に双子が生まれ、17年11月には第3子が誕生した。ただでさえ子育てには苦労させられるのに、3人ともなればなおさらたいへんだろう。NPO法人「ぎふ多胎ネット」が16年に発表した「ぎふ多胎家庭白書」では、双子や3つ子らの家庭から150人にアンケートを実施。妊娠期のトラブル発生やそれに伴う夫の負担増などをもとに、「単胎妊娠と比べて予想できないほど生活を変えてしまう」との考察がなされている。また13年に厚生労働省が発表した人口動態調査によると、双子以上の多胎児の出生数は年間約2万人。比率は全体の1.94%。70年の1.05%からほぼ倍増しており、苦労の多い多胎の母は徐々に増えてきている。「杏さんは最初に生まれたのが双子ということで、苦労も多かったようです。新生児のころはおむつを1日10回ほど変えますが、それが2人。授乳もなんでもすべて2回繰り返さなくてはなりません。しかも今は3人ですから、もっとハードに。なかでも3人同時に寝かしつけることが難しいみたいで、1人が寝ても1人が起きてしまう。そのため杏さんは慢性的に睡眠不足状態で、少しでもタイミングがあれば眠れるようにアイマスクを使っていました」(前出・芸能関係者)実質、“オフなし”の毎日を送っている杏。だからこそ、東出の協力は必須だった。「杏さんは、育児に関して持論を持っています。それは『夫婦で協力しながらやっていくのがこれからのスタンダード』という考え。もともと東出さんは育児について理解がありましたが、杏さんは結婚当初からそうした考え方を“調教”してきたようです。その効果はてきめん。結婚3年になりますが、彼は率先して子育てをしています。たとえばお風呂は東出さんの担当。まず1人をお風呂に入れ、きれいにしてから杏さんに渡す。杏さんがその子の体をふいている間に、もう1人をいれるといった感じで連携はバッチリです。東出さんは料理も得意ですし、他にも積極的に妻をサポート。最近は『1カ月間、育児だけしたい』と漏らすほどになっているそうです」(前出・芸能関係者)冒頭の青果店からの帰り道でも、東出はイクメンぶりを発揮。片手で子どもを抱っこし、もう片方の手もしっかりと子どもとつないでいる。決して義務感ではなく、進んで育児を楽しんでいるのが伝わってきた――。
2018年10月31日坂本美雨がパーソナリティをつとめるTOKYO FM『ディア・フレンズ』(毎週月曜~木曜 11:00~11:30)。17日の放送に俳優・東出昌大がゲスト出演する。『OVER DRIVE』や『パンク侍、 斬られて候』など、さまざまな映画に出演する東出は、 クランクアップとクランクインが連続するスケジュールだったという。そして、9月1日に公開された映画『寝ても覚めても』が出品されている釜山映画祭(10月4日~13日開催)について、現地を訪れた感想や台風による取材アクシデントなどのエピソードを紹介した。さらに11月3日より東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演される舞台『豊饒の海』について、「まず美しくあらねばならいと思っています。 共演者の姿形、 立ち振る舞いも美しい。 舞台に立った時に栄えるよう、 指先まで神経をとがらせています」と明かし、「脚本家さんの力あってでしょうが、 三島ファンの僕が原作の良さを全く損なわずにいる」とも語った。『ディア・フレンズ』では、15日に千原ジュニア、16日にOfficial髭男dism、18日に中川大志がゲストとして登場する。
2018年10月13日テレビ東京で放送中の「このマンガがすごい!」第2話が10月12日深夜オンエア。今回は俳優の東出昌大をゲストに迎え、剣道コミックの「龍-RON-」を“実写化”。東出さんの道着姿を見た視聴者からは「素晴らしくかっこいい」「道着姿ぱねぇ」など興奮の声が続々届いている。本作は女優の蒼井優がナビゲータとなり、毎回ゲストに迎える人気俳優の好きなマンガへの愛情とそのマンガのキャラクターを演じるための役作りへのアプローチをお届けするドキュメンタリードラマ。今回のゲストの東出さんはモデルとして活動した後、映画『桐島、部活やめるってよ』で俳優デビュー。数々の新人賞を受賞するとその後は朝ドラ「ごちそうさん」や『アオハライド』『寄生獣』『クローズEXPLODE』などで注目を集め『聖の青春』では日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。主演映画『寝ても覚めても』が第71回カンヌ映画祭コンペティション部門に正式出品されるなど実力派として知られる。そんな東出さんが今回“実写化”に挑むのは第41回小学館漫画賞青年一般部門を受賞した剣道コミックの「龍-RON-」。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。番組は蒼井さんと東出さんのトークからスタート。剣道経験者の東出さんだが「実は剣道が嫌い。今もやってるがそれは(教えている)子どもたちが可愛かったり、運動不足の解消のため」と語り、マンガの実写化について問われると「ファンが原作を好きな理由はどこにあるんだろう?そのエッセンスを抽出したいと思って演じてる」とマンガ実写化作品を演じるうえで気をつけている点を挙げた。その後は「役作り」のため北辰一刀流の本部へ。そこでの模擬刀を使った稽古のシーンなどが続き、学生時代からの東出さんの剣道仲間を呼んでマンガのシーンを再現する稽古の場面では、映像にマンガのコマがオーバーラップする。今回の出演で改めて「剣道への尊敬の念を感じた。(マンガの実写化も)原作に尊敬の念がないといけないと痛感した」と感想を語った東出さん。その様子を見ていた視聴者からは「今回の東出くんも役者の体幹を堪能できて面白い」「作り上げていく過程で東出氏が旧友(剣道仲間)と自然な会話をするところが良い」などの反応が。特に道着姿で激しい稽古を繰り返す東出さんの姿に「掛け声が凄くて、今度アクションやるときとかそのままやってほしい」「声の吹き上がりがとても良い 12気筒エンジンのスタートした時みたい」「こんだけ動いて打込んだ後に冗談言って笑い合ってる!恐るべし」といった声が多数寄せられている。(笠緒)
2018年10月13日10月4日より韓国・釜山にて開催中の「第23回釜山国際映画祭」。日本からは今年も多くの作品が出品され、台風の影響を受けつつも映画祭にはメインキャストを務める俳優陣が登場し、拍手喝采を浴びていた。■安田顕主演『愛しのアイリーン』(公開中 9/14~)主演の安田顕が“42歳ダメ男役”を演じ、物語のもう一人の主人公といえる少女役をフィリピンの新星ナッツ・シトイが演じる『愛しのアイリーン』。同映画祭「アジア映画の窓」部門(A Window on Asian Cinema)に出品された本作。オープニングセレモニーには、安田さん、ナッツ・シトイ、監督を務めた吉田恵輔が登場。安田顕、初の国際映画祭レッドカーペット! 「心から感謝」本作が「自分の代表作になるかもしれない」と語っていた安田さんは、「素直にうれしかった。アジア最大の映画祭という晴れやかな舞台を経験できたこと、そしてこの場に立たせてくれた『愛しのアイリーン』に関わった全ての人に心から感謝したいです」と歓喜。また、「見てくださった方たちからとてもいい感想をいただいていて、うれしく思っています。ご覧になった方の心に残る映画だったらいいなと思っています」とコメントし、今後も様々な国で上映されることについては「どんな反応がいただけるのか、今から楽しみ」と期待を語っていた。一方、20年前は塚本晋也監督のスタッフとして訪れ、今回は監督としてこの場に立つこととなった吉田監督は、「とにかくうれしいです。オープニングに参加したことはもちろん、見たのも初めてだったので」と興奮気味の様子だった。■白石和彌監督作『止められるか、俺たちを』(10月13日公開)若松孝二監督逝去から6年。若松プロダクション出身の白石和彌監督が、師匠・若松孝二が時代と共に駆け抜けた時代を描きだす映画『止められるか、俺たちを』。同映画祭「アジア映画の窓」に出品された本作からは、白石監督と、若松孝二役を演じた井浦新が登場し、舞台挨拶とQ&Aに参加した。真っ赤な旗を広げ、存在感たっぷりに登場!レッドカーペットでは、「止められるか、俺たちは」という文字と共に、たくさんのサインが書かれた真っ赤な旗を広げ歩いた白石監督ら。この旗は、白石監督が全国キャンペーンに持ち歩き、本作を応援してくれる人にサインをもらっていたのだという。歩き終わって口をついて出たのは、「やっぱり若松さんに見せたかったな」の一言。その言葉に、井浦さんも黙って頷いていた。井浦新、撮影をふり返り…「恩師とまた出会えたような」チケットは発売直後、秒殺で完売し、公式上映には満員の観客が詰めかけていた本作。上映後のQ&Aでは、観客から井浦さんへ「若松監督を演じて、一番大変だったところは?」と質問を投げかけられると、「撮影前は、自分に本当に演じらるのかとプレッシャーと不安で、本当に大変だった。しかし、撮影中は恩師とまた出会えたような夢の時間を過ごした」と回答。最後には、「この映画には、若松監督と若松プロに対する愛がいっぱい詰まっている。でも、それを知らない人にも真っ直ぐに伝わって欲しい」と思いを伝えると、会場からは盛大な拍手が送られていた。白石和彌監督コメントいつもと同じく暖かく迎えてくれた釜山映画祭ですが、『止められるか、俺たちを』を携えて来た釜山は少し景色が違って見えました。若松監督とキム・ジソクさんとまた会えたような気がします。なお、本作は2017年から新設された「キム・ジソク賞」にノミネートしており、こちらの受賞発表は本作の公開日と同日の13日(土)に行われる。■『十年 Ten Years Japan』(11月3日公開)日本映画界の若手の活躍の場を広げるため、是枝裕和監督が総合監修を務め取り組んだ国際共同プロジェクト『十年 Ten Years Japan』。こちらも台風が釜山を直撃したことで監督たちが現地に入れるかというピンチもあったが、撮影のために不参加となった石川慶監督以外の早川千絵監督、木下雄介監督、津野愛監督、藤村明世監督は無事なんとか現地入り。本作はオムニバス映画となっているが、今回その中のひとつ、『いたずら同盟』に主演し、同映画祭の審査員を務めている國村隼も駆けつけた。國村隼「ぜひこれは参加したい」オファーを受けた理由とは…上映後の舞台挨拶では、國村さんは「『十年』という映画は香港で始まったムーブメントですが、実は私は香港とは縁があります。香港が中国に返還される前、2~3年ほど滞在して5~6本の作品に出演しました。そのため、『十年』という企画は自分にとって身近に感じることができました。また、今度はその日本版が是枝裕和監督指揮のもと製作されることになり、木下監督にオファーをいただいたとき、ぜひこれは参加したいと思いました」と本作に参加した理由を明かす。また、各作品でメガホンをとった監督たちも、「高齢者に限らず、社会の役に立たない人は生きている価値がないという思想に対して恐れと憤りを持って、この作品を作ろうと思いました」(早川監督/『PLAN75』)、「これから先、記録というデータが多くなった時、曖昧な記憶の存在を忘れてしまうのではないか、目に見えず残らないものを忘れてしまうのではないかという危機感を持ち、この作品を作りました」(津野監督/『DATA』)。「自分の息子が生まれて3日後にこのプロジェクトの話をもらい、その時に10歳のこどもを描こうと決めました」(木下監督/『いたずら同盟』)、「東日本大震災と原子力発電所の事故により放射能で空気が汚染され、私はそれを経て『空気が怖い』と思うようになりました。10年前は『空気が怖い』と思うことなんて想像できませんでした。もしかしたら、10年後は、空気から逃げて、地下に住む未来がくることもあるのではないかと思い、このお話を作りました」(藤村監督/『その空気は見えない』)と、それぞれ製作の経緯を明かしていた。■『RAILWAYS』シリーズ最新作『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』(11月30日公開)國村隼&青木崇高、映画祭参加に喜び『RAILWAYS』シリーズ最新作となる有村架純と國村隼のW主演映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』。國村さん、青木崇高、吉田康弘監督、シリーズを手掛けてきた阿部秀司エグゼクティブプロデューサーが登壇した上映前の舞台挨拶では、釜山国際映画祭が大好きでプライベートも含め4度ほど来場しているという青木さんは、「國村さんは今回(コクソンの)悪魔のような役ではなく、とても素敵な役で出ていらっしゃるので映画を楽しんでください」と観客へコメントを送り、國村さんは「この釜山国際映画祭に戻ってこれて本当に嬉しいてす」と語り、「一般のお客様にご覧いただくのは今回が初めてで、それをこの映画祭のお客様に、目の肥えた韓国の方たちに届けられて本当に嬉しいことです」と喜びを噛み締めた。吉田監督「前作、前々作に負けない作品に」その後、エンドロールが終わると会場からは大きな拍手が巻き起こり、4名が再登壇。Q&Aでは、最初に吉田監督が本作に参加したきっかけを聞かれると、「前作、前々作に負けない作品にしたい、今作は違いを生み出すために女性運転士と義理の父のバディムービーにしたい想いから製作をしました」と明かした。10年前の映画を鑑賞した観客から、記憶の中でしか出てこない人物を演じての感想を聞かれた青木さんは、「撮影日数が1週間もなかった中で、全編を通して、重要な役柄として出演するキャラクターとどう向き合うのかを最初に考えました」と思いを述べ、また「(本編のシーンで駿也が父親を想い、泣くシーンに対して)なんとか父親として、駿也がリアルな感情からアプローチできるよう、彼と一緒に過ごし、撮影外でも親子の時間を作ることに専念しました」と役作りを明かす。主演のひとり、有村さんの起用についても、阿部氏は「新しい作品を作るにあたってテーマを変えて女性運転士をキーワードにした際、監督と2年前ほどに話して、有村さんが適任だ」とふり返り、吉田監督は「あまり過去の説明をしない映画にしたかったので、セリフ以外の表情でもすべてを繊細に表現できる有村さんだからこそ決めました」とキャスティングの裏話を語っていた。■『寝ても覚めても』(公開中 9/1~)東出昌大が主演する映画『寝ても覚めても』。カンヌ国際映画祭、トロント国際映画祭、サンセバスチャン国際映画祭、ニューヨーク映画祭、ロンドン映画祭に続いての正式上映となった今回。本作からは、同映画祭初参加となった東出さんとヒロインの唐田えりかが登場。東出昌大、韓国でも大人気!空港到着時から大きな歓声で迎えられ、ホテルチェックイン時も人だかりができるほどだった東出さん。レッドカーペット登場の際、2人の名前が読みあげられると満席の会場から割れんばかりの拍手と大きな歓声が響き渡たり、ゆっくりとレッドカーペットを歩き、随所で手を振ると会場からはさらなる大きな歓声が。また、会場にはプライベートで駆けつけた本作の出演者、渡辺大知(黒猫チェルシー)が2人に歓声を送るという一幕もあった。レッドカーペット後、「モデルをやっていたので、随分とレッドカーペット的なものは歩いてきましたけど、やはりアジアの最大級の釜山映画祭、色んな国の俳優さん、監督さん、映画祭の方々がいて凄く華やかだな、と感じました」(東出さん)、「韓国でも活動してきたので、釜山映画祭のオープニングセレモニーのレッドカーペットを歩くことができたのはとても嬉しかったです」(唐田さん)と、それぞれ歩いた喜びの感想を語っていた。■「ガラ・プレゼンテーション部門」に出品! 『斬、』(11月24日公開)池松壮亮&蒼井優、台風に阻まれ渡航叶わず…塚本晋也監督が初の時代劇に挑む『斬、』。ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門、トロント国際映画祭に続いての出品となった今回は、塚本監督と主演の池松壮亮、ヒロインの蒼井優が参加予定だったが、池松さんと蒼井さんは前日より猛威を振るっていた台風25号によって飛行機が欠航となり、成田空港まで駆けつけたものの釜山入りが叶わず、急遽塚本監督ひとりでの公式行事の参加となった。公式上映前の舞台挨拶では、塚本監督が「つい先ほどまで池松さんと蒼井さんは、全て準備して成田空港まで来ていたんです。今ふたりは別の作品の撮影中なのですが本日はお休みを頂いて、朝から釜山に向かう予定でした。ギリギリまで頑張って粘ってくれたのですが残念です」と2人の欠席を報告。上映が終わると、満員の客席からは大きな拍手が湧き起こり、一般の観客からの多くの質問が投げられていた。監督に会うためだけに今日のチケットを買ったという監督の熱心なファンからは、「揺れ動くカメラで、執拗に追いかけてゆく感じをいつも受けます。それをずっとやり通せる集中力が監督の映画からは見られます。その執拗な集中力はどこから得られるのでしょうか?」という質問が投げかけられ、それに対し監督は「客観的に観て『こういう話なのね』っていうのではなく、なるべく観客があたかも映画の中に入って一緒に体験している感じになってほしいといつも思っています。カメラはそれに付いてきているだけです。狙ってやっているわけではなく、生々しい感じにしたいのでやっています。しつこいということに関しては私の資質ですね。どこから来ているのかは、両親に聞きたいぐらいです(笑)」と答えるなど、熱い質問に時に笑いを交えながら丁寧に対応し、終了時間となっても熱心なファンからの質問が続いていた。「第23回釜山国際映画祭」は10月13日(土)まで開催。(cinemacafe.net)■関連作品:寝ても覚めても 2018年9月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネパレスほか全国にて公開©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会 / COMME DES CINÉMASかぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発― 2018年11月30日より全国にて公開©2018「かぞくいろ」製作委員会十年 Ten Years Japan 2018年11月3日よりテアトル新宿、シネ・リーブル梅田ほか全国にて順次公開©2018 “Ten Years Japan” Film Partners止められるか、俺たちを 2018年10月13日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開©2018若松プロダクション愛しのアイリーン 2018年9月14日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開Ⓒ 2018「愛しのアイリーン」フィルムパートナーズ斬、 2018年11月24日よりユーロスペースほか全国にて公開(C)SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
2018年10月10日長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が出演した4月期の月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」の映画化『コンフィデンスマンJP the movie』が、先日無事クランクアップ。3人からコメントも到着した。「コンフィデンスマンJP」とは――?「コンフィデンスマンJP」は、“欲望”や“金”をテーマに、一見平凡で善良そうな姿をした3人の信用詐欺師たち(=コンフィデンスマン)が、様々な業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で欲望にまみれた人間たちから大金をだまし取る、痛快エンターテインメントコメディー作品。総合視聴率の平均は15.1%を記録し、6月度ギャラクシー賞月間賞受賞や4月期コンフィデンスアワード・ドラマ賞の主演女優賞・脚本賞を受賞するなど、各所から高い評価を受けた本作が、今度は香港を舞台にスクリーンに帰ってくる!映画では、本作史上最大のターゲットを巡って、ダー子たちが壮大なコンゲームを繰り広げ、全てがスケールアップした内容となっている。ドラマに引き続き、天才的な知能と抜群の集中力を持ち合わせる主人公ダー子役の長澤さん、小心者でいつもダー子に振り回されてばかりのボクちゃん役の東出さん、百戦錬磨のベテランコンフィデンスマン・リチャード役の小日向さん、そして五十嵐役の小手伸也が出演。脚本も古沢良太が引き続き手掛け、監督は田中亮が務める。映画撮影がクランクアップ!撮影は約1か月半に及び、香港と日本の酷暑の中撮影、ついに先日クランクアップ。主な舞台・香港にあるダー子たちの拠点となるゲストハウスで、お馴染みのキャラクターたちが休息をとるシーンでクランクアップとなった。ダー子が一人起きて何か真剣に考えごとをしている中、気持ちよく寝ていびきをかく五十嵐と、眠りを害されて寝ぼけながら怒るボクちゃんとの掛け合いが繰り広げられ、スタッフ一同笑いをこらえるのに必死。製作スタッフが出演陣に渡す花束を持って待機する中、監督の「カット」がかかると、現場にいた全員が噴き出して撮影が終了した。今回クランクアップの報告と同時に、お馴染みの3人が見るものをコンフィデンスマンの世界へ誘う冒頭のシーンのカットも解禁された。クランクアップ時のコメント到着! 見どころは…?ダー子役・長澤まさみ「“愛”がテーマ」ドラマの第9話(ラス前回)で映画の告知をしたときに、これも詐欺なんじゃないかと思った方も多かったと聞きました。私たちとしては騙す気なんてさらさら無かったんですが(笑)。ドラマで4か月間、一緒に寒い冬を乗り越えたキャスト・スタッフだからこそ分かり合えた瞬間が沢山あって、映画の撮影時はお互いの持っているものを出し尽くせた実感があったので、毎日楽しかったです。とても豪華なゲストに加えて、色々な方々が助っ人で来てくださって、見応えのある作品になっていると思います。今回は“愛”がテーマということで、ダー子に対して人間味を感じられる物語になっているので、そこにも注目してほしいですね。ボクちゃん役・東出昌大「とにかく派手」4か月間、ドラマの現場を共にしたからこそ出来上がった仲の良い空気感で、撮影を乗り越えることが出来ました。今回はとにかく派手。舞台が香港なので、そこで撮れた街並みや料理、スケールアップした衣装、もちろん騙しも含め、ドラマでは見られないスケールの大きさになっていると思います。今までとは違う新しい『コンフィデンスマンJP』の世界を見ることができるのを僕も楽しみにしています。リチャード役・小日向文世「また騙されちゃいました」去年の12月にドラマがクランクインしてそこから4か月間、ドラマの撮影でこのメンバーとスタッフとがっつりやりましたからね。映画はその延長線上にあって、撮影初日からスッと入ることが出来ました。1か月半の撮影を振り返ると、香港はやっぱり強烈でしたね。色々な食べ物とか、泊まっている場所の周辺とか、非常に刺激的でした。映画の見どころはというと、やっぱり古沢さんの本が、見事に出来ているんですよ。また騙されちゃいましたから(笑)。最後まで見ると「うわっ!」と思えるようになっていますので、その騙しを是非、楽しみにしていてください。『コンフィデンスマンJP the movie』は2019年、全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:コンフィデンスマンJP the movie 2019年、全国東宝系にて公開予定©2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会
2018年10月04日『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の4冊からなる、三島由紀夫の長編小説『豊饒の海』。その舞台化が、てがみ座の長田育恵の脚本、ロンドンを拠点に活躍するマックス・ウェブスターの演出により実現する。そこで美しき夭逝の青年・松枝清顕を東出昌大が、清顕の魂を受け継ぐ若者・飯沼勲を宮沢氷魚が演じる。【チケット情報はこちら】三島作品を愛読するという、三島ファンである東出は『豊饒の海』というタイトルを聞いた時、「その壮大なスケールに戸惑い、恐れのようなものを感じました」と明かす。また宮沢も「4作全部ということで、これをどう舞台化するのか。その疑問はなかなか拭えませんでした」と続ける。だが今ふたりは、不安よりも楽しみの方が大きいのだと言う。その理由が……。ひとつは演出のウェブスターの存在。本稽古前にワークショップを行った際、彼がこう切り出したそう。「僕はみんなよりもちょっと有利な部分がある」と。その時のことを東出は「日本人は“三島”というのを神格化している部分があるけれども、彼はそれを知らずに原作を読み、舞台化出来ると思ったそうなんです。さらに“やることは人間のドラマを描くことだ”と。まさしくそうだと思いますし、血の通った人間のドラマとして描くことで、より生き生きとした『豊饒の海』が出来るのではと思います」と期待する。さらにもうひとつの理由が、大胆に翻案した長田の脚本だ。「長田さんが本当に上手に、4作の素晴らしいところを汲み取ってひとつの作品にしてくださいました。まるで新しい作品にも思えるほどです」と宮沢。さらに東出も「原作は三島の遺作であり最高傑作なので、文学的な表現がブイブイ」と笑い、「ただ今回は舞台だけで絶対に伝わると思いますし、初見の方でも安心して観ていただけると思います」と太鼓判を押す。それぞれ演じる清顕、勲という人物をどう捉えているのか問うと、東出は「4作全部読んでもわからない。それが正直なところです。でもそのわからないってところが、多分に魅力的に映る人物なのだと思います」と、謎めいた清顕像を三島ファンらしく紐解く。また宮沢は、「勲は覚悟がはっきりしていて、ピュアで、正義感に溢れた人物。そういった部分は大事にしていきたいですし、青年から大人になっていく、その変化もうまく表現していけたらなと思います」と難役への意欲を見せた。彼らの肉体を通し、三島の魂がどう体現されるのか。11月の開幕が待ち遠しい。公演は11月3日(土・祝)から12月2日(日)まで、東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA、12月8日(土)・9日(日)大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。取材・文:野上瑠美子ヘアメイク(東出):廣瀬瑠美ヘアメイク(宮沢): 川端富生スタイリスト:林 道雄
2018年09月27日9月1日に公開された映画『寝ても覚めても』が高評価を集めている。突然行方をくらました恋人を忘れられずにいる女性・朝子が、彼とうり二つの男性と出会って揺れ動くラブストーリー。コンペティション部門に出品されたカンヌ映画祭では10分間ものスタンディングオベーションが巻き起こった本作だが、twitter上でも《現時点で今年の邦画ベスト》《絶対に見て欲しい》と絶賛の声が上がっている。1人2役を演じる東出昌大(30)が話題を集める中、ヒロインを務めた唐田えりか(20)も《一番印象に残った》《朝子は彼女じゃなきゃダメ》と、その演技が高く評価されている。しかし唐田は演技に苦手意識があり、撮影前には不安を抱えていたという。「唐田さんはCMには多数出演していたものの、本格的な演技に挑戦するのはこの作品が初めてでした。オーディションを受ける前には、泣きながら母親に電話し『もうやめたい』とこぼしていたほどだそうです。そんな唐田さんをご飯に連れ出したり、積極的にコミュニケーションを取ったりしていたのが東出さんだったのです」(映画関係者)“新人女優”の唐田に早く打ち解けてもらおうと、東出はこんな気遣いも見せていたという。「東出さんは10歳も年下の唐田さんに『タメ口で話そう』と提案。さらに現場では『でっくん』とニックネームで呼んでほしいとお願いしていたようです」(前出・映画関係者)東出が相手役を務めたことについて「本当にありがたかったです。東出さんのお芝居によって、そのシーンごとに自然な感情が湧き出てきました」と感謝の言葉を述べていた唐田。東出のリードをきっかけに女優として一気に開花し、活躍の幅を広げていきそうだ。
2018年09月09日お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明と矢作兼が、7日深夜に放送されたラジオ番組『木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ/毎週木曜25:00~27:00)で、同番組のリスナーでもある俳優・東出昌大について語った。東出は2日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『おしゃれイズム』に出演し、『メガネびいき』をよく聴いていることを明かしていた。この放送について話題が及ぶと、矢作は「すごいね。愛を感じたね」と振り返った。小木は「ありがたいね。愛を感じた」と感謝しつつも、「本当に好きなんだと思うけど、東出君的にはそんなに得はしない気がするけどね(笑)。ラジオ聴いてるって。なんか浅い人間に見えちゃうよね(笑)。『メガネびいき』聴いてるって、他のラジオだったらもっと良く見えるかもしれないけど、よりによってこれがくだらないラジオじゃない」と自虐した。しかし小木は「本当うれしいよ」と語り、さらに『おしゃれイズム』のロケで東出が、番組グッズである"KSM(クソメン)キャップ"をかぶっていたことに言及。「あれも"クソメンキャップ"かぶってる人たちからしたら、うれしいよね」と小木が語ると、矢作も「そうだよ。自分と同じのを東出君がかぶってるんだから。だからさ、また2018年バージョンも出す予定だから」と明かし、2人は今後も毎年新しいグッズを出していこうと盛り上がっていた。
2018年09月07日旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫る日本テレビ系「おしゃれイズム」の9月2日(日)放送回に、俳優の東出昌大がゲスト出演。3年ぶりの出演となる東出さんの“弱点”を共演仲間たちが告白するほか、ロケ企画など盛りだくさんでお届けする。『桐島、部活やめるってよ』での演技が高く評価され第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後「あまちゃん」「ごちそうさん」と2作続けての朝ドラ出演に、大河ドラマ「花燃ゆ」出演。映画『アオハライド』『GONIN サーガ』『ヒーローマニア-生活-』『デスノート Light up the NEW world』と立て続けの主演作公開などで俳優として一気に躍進。春クールの「コンフィデンスマンJP」でみせるコメディセンスと『OVER DRIVE』でみせるクールななかに秘めた熱さが同居した“完璧男子”として各方面から今後に期待が集まっている東出さん。そんな“完璧男子”東出さんだがモノマネ下手?意外な弱点を共演仲間たちが告白。先輩俳優・小日向文世も嫉妬したモテ男ぶりや、瀬戸康史からは普段の行動に疑問が投げかけられ、さらにおぎやはぎからは“変人疑惑”まで。共演者たちが語る東出さんの素顔に注目。さらにマイチェーンソーでDIYを楽しむ休日の過ごし方や、MCの藤木さんとの海釣りロケなど、東出さんのいろんな面が見られる密度の濃い30分になりそう。今回のゲスト、東出さんが出演している映画『寝ても覚めても』がテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開中。大阪に住む21歳の朝子は青年・麦(バク)と運命的な恋に落ちるが、彼はある日忽然と彼女の前から姿を消す。2年後、東京に引っ越した朝子は麦にそっくりな顔をした男・亮平と出会う。麦のことを忘れられない朝子は亮平を避けようとするが朝子に亮平は好意を抱き、朝子も亮平に惹かれていく…。麦と亮平。同じ顔の2人の男性との過去の“恋”と現在の“愛”が朝子の心を揺らしていく…という物語。東出さんが麦/亮平の1人2役で主演。唐田えりかが朝子役を演じ、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知ら注目キャストが集結。東出さんの素顔を楽しめる「おしゃれイズム」は9月2日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:寝ても覚めても 2018年9月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネパレスほか全国にて公開©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会 / COMME DES CINÉMAS
2018年09月02日今年30歳になった東出昌大。“変わりませんね”と声をかけたら、「いやあ、年は取りましたよ、本当に」と答える。最新映画『寝ても覚めても』(9月1日公開)は、同じ顔をした2人の男と1人の女の物語。朝子(唐田えりか)の前から突然姿を消した恋人の麦(東出)。2年後、朝子は麦に行き写しの亮平(東出)と出会い、戸惑いながらも引かれていくが……。自分のことを「生まれ変わらないと直らないくらいの不器用の権化」と語る東出。話を聞くと、本人が言うとおり、不器用さがにじみ出たほほ笑ましい回答が。30歳になって心境の変化はありましたか?「20歳を迎えたときに近い驚きがありましたね。『もう30歳!?』と。理想としていた30歳に至ってないからだと思いますが、僕が20代のころ、先輩がみなさん口をそろえて『30を過ぎると楽になる』と言っていたんです。でもいざ自分が30歳になってみると、まったく楽になる気配がなくて。改めて『本当に楽になるんですか?』と聞いたら、『いや、なかなか楽にならないよ』って返ってきて。『こんにゃろ〜!』と思いました(笑)」(東出・以下同)20代はつらかった?「はい。とても恵まれていましたが、決して楽ではなかった。濁流のなかでアップアップもがいていたような感じで。デビューしてしばらくは、濁流を前に臆していたけれども、自分自身をごまかしながら飛び込んでいるうちに、そこそこ泳げる自信がついたのかなあ。もっともっと自由に泳ぎたいですね」映画『寝ても覚めても』では、ミステリアスな自由人の麦と、実直なサラリーマンの亮平という全く違う性格の2人を演じていますね。「最初に監督から『演じ分けをしないでください』という指示がありました。僕がそれぞれの役になれば自然と違う人に見える、と。『あなたのことはそれほど』(’17年)の涼太と、『コンフィデンスマンJP』(’18年)のボクちゃんが全く違う人物だったように、麦と亮平を偶然、同じ日に、同じ現場で演じているだけで、違う作品に出ているという感覚に近かったですね」ボクちゃんも大人気でしたね。「街を歩いていると、小学生が寄ってきて、『ボクちゃん!』って。ありがたいと思う半面、『齢30にして、なぜ俺は、小学生に“ボクちゃん”って言われなきゃならないんだ!』と(笑)。でも、最近うれしいんですよ。『ピッタリの役だったね』って言われることが増えて。これ以上ない褒め言葉です」私生活で凝っていることは?以前は料理がお好きでしたよね?「結婚してからはボチボチですね。しないといけない雰囲気かな?って思ったら、『何か作ろうか?』と提案はします。料理を作るのは好きだからイヤイヤではなく(笑)。凝っているといえば、家にストーブがあるので、冬支度のために薪をいっぱい集めています」この季節に薪割りですか?「薪って、乾燥させないといけないんです。この間、平日の午前中に木を切っていたら、通りがかりのおじいちゃんに『仕事は何やってるの?』と聞かれたんです。『役者です』と答えたら、『ああ、役所ね』って言われたので、僕も思わず、『はい、役所です』(笑)。まだ顔を知られてないんだという恥ずかしさもあるし、ふだんから職業を聞かれても、『一応、役者です』とあやふやに言ってしまうんです」40代になったら“一応”が取れますかね?「取れるときがくるのかなあ」
2018年09月01日テレビ東京系列にて10月から放送されるドキュメンタリードラマ「このマンガがすごい!」に出演するゲスト俳優がこのほど発表された。本番組では宝島社の人気マンガランキング本「このマンガがすごい!」とタッグを組み、毎回異なる豪華なゲスト俳優たちが好きなマンガについて語り、実際にそのマンガのキャラクターを演じるために、俳優たちがどのような役作りへのアプローチをするのかを放送していく。マンガのコマに俳優が入るという特殊な方法で、マンガを実写化するまでの過程を記録したドキュメンタリードラマだ。すでに、番組のナビゲーターには女優・蒼井優が決定しているが、今回新たに新井浩文&山本浩司、神野三鈴、塚本晋也、でんでん、中川大志、東出昌大、平岩紙、森川葵、森山未來、山本美月と、いま人気の若手俳優から海外作品でも活躍するベテラン俳優まで、豪華なゲスト俳優が決定(五十音順)。なお、今回発表されたゲスト俳優たちが実際に実写化する作品は、後日発表となるようだ。今後の追加情報に注目したい。ドラマ25「このマンガがすごい!」は10月より、毎週金曜日24:52~テレビ東京、テレビ大阪ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2018年08月27日東出昌大(30)主演映画「寝ても覚めても」が話題だ。濱口竜介監督(39)の作品で、今年5月に行われた「第71回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に選出されている。東出演じる2人の同じ顔をした男と、その間で揺れる女性の物語。各スポーツ紙によると、8月22日に行われた舞台挨拶で東出は「僕は問題作だと思っている」と表現。「でも僕はこの問題作が大好き」と語っていたという。「東出さんは今回の作品で、顔がうり二つの青年を“一人二役”でこなします。1人は奔放で謎めいた青年・麦で、もう1人は誠実なサラリーマン・亮平。パッと見ではどちらがどちらか判断しかねる難役ですが、共演者からはその切り替えぶりが大絶賛されています。好青年のイメージの強い東出さんですが、意外にも麦役の不思議めいたオーラがハマり役だったとも。あまりの凄みに監督も圧倒されたほどだったそうです」(映画関係者)同作で初めてカンヌのレッドカーペットを歩いた東出。俳優にとって憧れの場所を訪れたことで、ある思いが芽生えてきたという。「カンヌ映画祭に参加したことは、東出さんにとっても刺激になったといいます。カンヌでは一流のフォーマルな格好で参加するのが必須。東出さんはその異様な賑わいやキラメキに感動し、『いつかまたカンヌに!』と考えているそうです」(前出・映画関係者)再びのレッドカーペットに期待したい!
2018年08月23日第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された、東出昌大主演の『寝ても覚めても』。本作で初めての一人二役に挑戦した東出さんが演じたのは、つかみどころのない“元カレ”と優しく包み込んでくれる“今カレ”。まったくタイプのちがう2人の男性。あなたが心惹かれるのは、果たしてどちら?『PASSION』『ハッピーアワー』など、世界から注目を集める濱口竜介監督が芥川賞作家・柴崎友香による同名小説の映画化を熱望し完成した本作。5月に行われたカンヌ国際映画祭では、是枝裕和監督『万引き家族』と共にコンペティション部門に選出され、海外メディアからも絶賛された。■東出昌大演じる2人の男の魅力を徹底比較!東出さんが演じるのは、ミステリアスな自由人・麦(ばく)と誠実なサラーリマン・亮平。ヒロインの朝子は大阪で麦にひと目ぼれし、運命的な恋に落ちるが、麦は突然朝子の目の前から姿を消す。その数年後、東京で朝子は麦とそっくりな亮平に出会う。恋したら絶対危険!ヤケド必至のワイルド系イケメン・鳥居麦2009年、大阪で牛腸茂雄の写真展を見た後に朝子(唐田えりか)と麦は出会い、ひと目ぼれの恋に落ちる。ボサボサのロングヘアでサンダル履き、よれたTシャツ姿のワイルド系だが、語り口調は柔らかい。朝子と同じ大学に通う岡崎(渡辺大和)の遠縁で、彼の家に下宿している。朝子の親友・春代(伊藤沙莉)は「絶対アカンやつや、朝ちゃん、泣かされるで!」と忠告するも、朝子の耳には届かない。DJをこなし、バイクで朝子を海に連れていく麦。父親は北海道で穀物の研究をしており、妹の名前は米(まい)という、穀物しばりの名前の兄妹。ある日、「靴を買いに行く」と言って出掛けたまま、行方不明に。運命的に出会うも、一緒にいるといつも不安で…。だからこそ、好きにならずにいられなかった麦との刹那な時間。こんな人には2度と出会えないと思わせる、一生一度の恋だった。包容力、ユーモア、家事力、コミュ力…現代のハイスペック男・丸子亮平2011年、東京の喫茶店で働いている朝子はコーヒーのデリバリーをした清酒メイカー・紅錦の会議室で亮平と出会う。麦とそっくりな亮平に、朝子は取り乱し、“姫路出身”、“大学は大阪で関西弁を操る”、“一人っ子”…麦とは別人であることを認識してからはより避けるように。しかし、亮平に対して朝子がぎこちない態度をとればとるほど、亮平は朝子が気にかかり、好意を持つ。やがて、まっすぐな亮平の想いに朝子も応えるようになり、2人は結ばれる。仕事熱心で、人当たり良く、空気を読み、常に朝子を思いやる温かさと包容力を持つ。猫のジンタンと、亮平と朝子の生活は穏やかで安心感に満ちていた。朝子に対してだけでなく、周りにも気づかいのできる包容力のある大人の男だ。時期を異にして、そっくりな顔の2人と付き合ったなら、「いまの恋人が自分にとって最良の相手なのか?」「かつて大好きだった元恋人と再会したら?」といった妄想はふくらむばかり。東出さんが演じたタイプの異なる2人の男、どちらと過ごすのが刺激的か?幸せか?ぜひ劇場で、自分の恋愛観を確かめてみて。『寝ても覚めても』は9月1日(土)よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寝ても覚めても 2018年9月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネパレスほか全国にて公開©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会 / COMME DES CINÉMAS
2018年08月14日