生活に欠かせないライフラインですが、光熱費の値上げが続き、頭を抱えている方も多いのではないでしょうか?なかには、ガス代を節約するために工夫している方もいるようで……。そこで今回は、実際に募集した「ガス代の節約術」を2つご紹介します。給湯器をチェンジお風呂の湯沸かしのときにガスの使用量が増えるため、電熱式の給湯器に替えました。おかげでガス代が4分の1ほど削減できて、ビックリしています。電気代を考えても、明らかに得になりました。オール電化への切り替えも検討したのですが、以前、台風のときに停電になり2週間ほど電気が止まったことが……。プロパンガスだったからこそ料理だけは何とかできたということで、冗長化のためにガスも併用することに決めました。(42歳/会社員)追い焚き禁止これまではやかんでお茶を沸かしていたのですが、思い切ってお茶を作るのをやめ、1本35円のペットボトルの水を買うことで節約に。お風呂も夫婦で別々の時間に入っていたため、1日に何度も追い焚きをしている状態でした。しかし、ガス代を節約するために、お風呂が沸いたらすぐ入浴!夫婦で一緒の時間帯に入るようにしただけで、ガス代が去年よりも1,000円安くなりました。工夫してガス代を節約……皆さんそれぞれ工夫をして、ガス代を節約しているようですね。ガス代を節約するために、皆さんはどんなことを意識していますか?※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年03月15日「値上げ」というワードが気になる昨今。「少しでも節約を」と、小さなことでも工夫している人は多いのではないでしょうか。今回は、20~30代のanan総研メンバー約200人に聞いた「激推しの節約術」についてご紹介します!自分に合うものを見つけて、ぜひ試してみてくださいね。女性約200人に聞いた!効率的な節約術3つ大好きな趣味やお出かけ、美味しい食事に、話題のコスメやファッションに身を包むこと…、いろんなことをして人生を楽しみたいですよね。しかし、最近は電気や食料、日用品等の高騰が続き、「やりたいことも買いたいことも我慢が増えてしまった…」という方も多いのではないでしょうか。そんな時代だからこそ大切になってくるのが賢い節約術。今回は、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いた「激推しの節約術」をご紹介します!交通費は、自分の「足」をフル活用!「タクシー代や電車賃がもったいないので、晴れの日の都内は自転車移動をする」(34歳・会社員)「交通費がもったいなくて、よく歩くようになりました」(32歳・その他)回数が増えるとけっこうな金額になってしまいがちな交通費。特にタクシー利用だと一気に出費が増えてしまうこともありますよね。隣の駅までなど可能な範囲で歩くだけでも節約になったりしますが、なんといっても歩くことは健康的でダイエットにもつながり、さらに環境に対しても優しいですから、メリットだらけの節約術ですね。最安値・値引き品を購入「日用品はドラッグストア、食材はスーパーでの最安値の商品を選ぶ」(34歳・会社員)「できるだけ値引きされている食品を買う」(34歳・会社員)同じ商品でも、お店によっては実はかなりの差があったりする販売価格。今までは近くのコンビニやスーパーなどの買い物ついでに購入していた日用品も、地域最安値が期待できるドラッグストアで購入するだけで、月額でみるとけっこうな差が出ることもあるようです。またスーパーなどでは、同じ商品でも朝や夕方に貼られるお値下げシール品を狙って購入するとチリツモで節約になり、さらにフードロスへの貢献にもなりますね。できるだけ会社・公共施設で過ごす「会社はフルリモートOKなのですが、家にいるとそれだけで電気代がかかってしまうので、かなりの頻度で出社するようになりました」(29歳・会社員)「特にやることや予定がない日は、家のそばの図書館で過ごしたりしています。家にいると暖房やテレビをつけっぱなしでダラダラと電気代を増やしてしまうので…。本も読み放題で勉強にもなるし、ファッション誌などもそれなりに置いてあったりして、いろいろお得かなーと思ってます」(35歳・その他)光熱費、特に電気代は気づかない間にどんどん使ってしまいがち。人によっては、出社した方が集中して仕事ができるし無駄な出費も抑えられ一石二鳥なのかも。また、お休みの日は公共施設で過ごすことで、光熱費を削減する作戦も。ただ、外出時にお買い物で寄り道して出費が増えないよう、注意も必要ですね。節約だけで終わらせない!いかがでしたか。みなさんさまざまな工夫をして節約をしているようですが、ただ無駄な出費を削減するだけでなく、健康や知識を身に着けるなどのプラスアルファのメリットも得ているようです。節約というと我慢するイメージがありますが、そうではなく楽しみながらできると良いですよね。©Kinga Krzeminska/Getty Images©Cavan Images/Getty Images文・オリ子
2023年03月14日生活費が高騰している昨今では、節約できる家電や便利アイテムが人気になっています。そこで今回は、マリナ(marina_saku)さんのInstagramから、生活に便利な節約アイテムを7つご紹介します。どれも使う頻度が高いものばかりなので、これを期に生活を見直してみてはいかがでしょうか。生活の質と節約を両立させてくれる便利アイテムマリナさんがまずはじめに紹介しているのは、「ミラブルゼロ」です。通常のシャワーと違い、シャワーの水圧が強いため、汚れが落ちやすいようです。また、節水効果もあり、ガス代も安くなったとのこと。マリナさんのInstagramでは、ミラブルゼロの取り付け方や使い方を動画付きで解説しているので、参考にしてみてください。また、全自動エスプレッソマシンも紹介されています。こちらは専用のポーションなどはなく、コーヒー豆と牛乳だけでおいしいコーヒーが淹れられます。毎日コンビニやカフェでコーヒーを買っているなら、こちらで代用すると節約になるかもしれません。毎日の食事にヨーグルトメーカーや圧力鍋も続いては、毎日使うヨーグルトメーカーが紹介されています。1,000mlのペットボトル1本分をそのまま入れて使えるので、手間いらずで家計の節約にも貢献してくれます。また、毎日の料理に必要な鍋は「圧力鍋」に買い替えることで、ガス代が節約できます。例えば、肉じゃがならわずか1分で加圧が完了します。節約だけでなく時短にもなる、絶対に押さえておきたいアイテムです。次は、毎日掃除をしていると、すぐに消費してしまうスポンジ。買い替え時に「サンサンスポンジ」を選べば、長く使えるため、何回も買い替えるより節約できます。身の回りの生活にも節約のヒントが冬や冷える夜についつい暖房をつけすぎてしまうことはありませんか。電気代やガス代の高騰もあり、できるだけ省エネ生活を心がけたいところです。そこで、寝室は「マイクロファイバー敷パッド」に買い替えてみてはどうでしょう。敷パッドの保温効果で、暖房がなくても身体全体を温めてくれます。特に冬の節約効果は絶大です。最後に紹介するのは、女性なら出費が悩ましいネイル代の節約術。ohoraネイルを使えば、ネイルサロンに行く時間も費用も同時に節約できます。クオリティも高いので、ネイルにこだわりのある人も一考の余地ありです。以上、節約しながらQOLを上げられる便利アイテムを7つ紹介しました。長い目で見ればお得になるアイテムばかりなので、ぜひ日々の生活を見直す参考にしてみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年03月12日値上げが続くこのご時世、みなさんはどのようにやりくりしているのでしょうか。20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に「こっそり頑張っている節約術」を聞いてみました。ぜひ参考にしてください。【女性約200人調査】こっそりしてる節約術3つテレビをつければ値上げのニュースばかり。みなさんはこの物価高の世をどう乗り切っていますか。今回は、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いた「こっそり頑張っている節約術」についてご紹介します!フェイスパックの一滴まで逃さない!「フェイスパックを出して袋に残った化粧水にはコットンを浸します。部分パックとして使えますよ」(30歳・ウェブマーケティング)高いフェイスパックほど、その最後の一滴まで逃したくないですよね。部分パックとして十分利用できそうです。とにかくなんでも冷凍する「基本なんでも冷凍してしまい、賞味期限が多少切れていても食べています。魚、お肉、野菜、おにぎり、芋、いただきものの銘菓まで、全て凍らせてます!ちなみにお菓子を凍らせると、とっても美味しいです!」(31歳・会社員)節約だけでなくSDGsを意識することも大切なこの時代、フードロスを避けるのは大事なアクションの一つですよね。全て冷凍する理由には、「冷凍すると賞味期限をストップできる!?」という考えがあるのかもしれません。こちらは、やろうと思えば簡単に真似できちゃう節約術ですよね!ただ、生モノなど食材によっては冷凍しても長期保存できない食べ物もあるようなので、お腹を壊して逆に通院や薬代の出費が増えないよう注意は必要かもしれません。家の暖房に頼らず、毛布に包まってひたすら我慢!「暖房がもともと嫌いなのもあるのですが、少し寒くても毛布に包まればいいやと意地でも暖房をつけない時、自分ってケチだなって思います。心の中で、『私ってエコだよね』と言い聞かせるあたりも、自分でケチっぽい(笑)と思いつつやっています」(29歳・会社員)電気代の請求書を見て悲鳴を上げた人は少なくないでしょう。暖房を使わないだけで大きな節約につながるので、無理のない範囲でチャレンジしてみても良いのかもしれませんね。ちょっとした我慢と工夫でみんな節約上手「ちょっとケチくさいかも?」なんて思われてしまうこともある節約ですが、みなさんそれなりに努力をしているようです。日々の節約は、無駄遣いを防ぐだけでなく、自然エネルギーやフードロス削減など、地球のための素敵なアクションにつながることも。恥ずかしがらずに、堂々と節約を楽しみたいですね!©imran kadir photography/Getty Images©PeopleImages/Getty Images文・オリ子
2023年03月09日世は空前の値上げラッシュ。食品や電気代、各種サービスなどの必需品が高騰しており、生活費を切り詰めるのが大変ですよね。家族の人数が多ければなおさらのこと。3人兄妹を育てるhanemi (hanma_ma)さんも、家計のやりくりに悩むお母さんの1人です。「生活費で削れるものがもうない」と嘆くhanemiさんに、8歳の長男が声をかけてきて…。じつはジュースを水で薄めることによって、子供たちも節約に貢献させていたのでした。チリも積もればなんとやら、数百円のジュースもバカにできません。お母さんの涙ぐましい努力に頭が下がります。コメント欄には「うちもやるか!その方が体にもよさそう」という声もありました。ただ、この事実を知ってか知らずか、最近は「お父さんが入れるとおいしい」といわれているのだそう。さらには「もう少しで牛乳にまで手を出しそうになりました…」とも打ち明けるhanemiさん。さすがに牛乳は薄まったらバレてしまいそうですね。とはいえ、仮にバレたとしても、お母さんを気遣い「俺も何か削る?」という声がけをした長男くんなら、きっと許してくれるのではないでしょうか。家族で助け合って値上げの波を乗り越えたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月01日結婚式はいろんな費用がかかるもの。節約できるところは節約したいという方もいるでしょう。そこで今回は、「結婚式の出費で後悔したエピソード」をご紹介します!やめておけば良かった装飾品の購入ウェルカムスペースなどの装飾品にかかる出費をやめておけば良かったです。ウェルカムスペースの装飾のために雑貨店に何度も通って、かなりの金額の装飾品を購入したのですが、結婚式直前に式場側の装飾品を無料で借りられることが判明……。自分たちで購入した装飾品も使いましたが、式場側の用意してくれた装飾品がとても立派だったので、ほとんど式場側からの借り物で装飾を済ませてしまいました。おかげで自分たちで購入した装飾品はほとんど無駄になってしまい、家のスペースを取るばかり。式場側とちゃんと調整しておくべきだったと後悔しています。(26歳/会社員)やめておけば良かったアクセサリー類のレンタルかんざしなどの髪飾りや、イアリング、ネックレスなどのアクセサリー類をレンタルするのをやめておけば良かったです。結婚が決まってから式を挙げるまでにあまり日もなく、よく分からず勧められるままに式場で選んだのですが、後から思えばレンタルで1つ1万円や2万円の装飾品をつけるのなら、自分でアクセサリーショップに行ってもっと安く気に入るものを買えば良かったと思いました。(37歳/専業主婦)これからの人は参考に結婚式にかかる費用は式場によってもさまざま。今回の先輩方のエピソードを参考に、よく話し合ってみてくださいね!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年02月27日ここ1年で、物価や光熱費が驚くほど上昇しましたよね。「節約について、以前は気にしていなかったけど意識し始めた」という人も多いのではないでしょうか。そこで、健康、エコに関心の高い女性たちが集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、食費や被服費等で新たに取り入れ始めた節約習慣や意識していることについてアンケートを実施しました。【2023年最新版】女性たちの「節約事情」について大調査!anan Beauty+ clubのメンバーに、直近1年間で、取り入れている節約習慣や意識の変化について聞きました。私たちの生活に大きく関わる食費、被服費、その他のカテゴリ別にご紹介します。※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。食費の節約、どうしてる?まずは食費について。毎日の生活に食事は欠かせませんから、特に気になります。お肉は安い日に買って冷凍するようになった「お肉はスーパーの安くなる時間に行って買ってきたら冷凍。特に牛肉は安くなってるのしか買っていないです」(34歳・専門職)「食材の価格が上がっているのを感じてからは、ちょっとでも安い日に買っておいて冷凍しています。前よりも食費の節約を気にするようになりました」(31歳・会社員)1か所で購入せず、1番安いところを何軒かハシゴするようになった「スーパーで欲しいもの全てを買わないようになりました。肉は肉屋で、野菜は青果市場か八百屋で買うようにして節約。結果、お肉のクオリティが高くなったのに、安く買い物ができています。家でやる焼肉やしゃぶしゃぶがおいしすぎて外食いらずになった」(39歳・専門職)「家の近所に八百屋やスーパーが何軒かあるので、買い物へ行く時はどこが安いか見てから買うようにしています。育休中なので、お散歩にもなって一石二鳥です」(31歳・会社員)一度に買いすぎないように意識するようになった「多く買いすぎて時々ダメにしていたので、最近はこまめに買って食材を無駄にしないようにしている」(28歳・会社員)「節約のために、買いすぎないことを意識するようになりました」(35歳・会社員)ついついたくさん購入して食材を無駄にしてしまうこと、ありますよね…。安いときに購入するのはもちろん、冷凍しておけば日持ちするため節約に。お肉はもちろん、魚やパンなども冷凍OK。筆者は、上質でコスパがいいのでコストコで購入して冷凍することが多いです。他には「焼肉のタレやタコライスの素など、できている商品には頼らずに、自分でソースを混ぜたりして味付けするようにしている」(33歳・主婦)という回答も。調味料を買わずに、作れるものは自分で作ることで大幅な節約につながることも。外食の回数を減らして、自炊メインに「デリバリーやテイクアウトを買うのはなるべく減らして自炊しています」(31歳・会社員)「ファミレスにちょっと行って食べるというのもやめました。ファミレスに行くくらいならスーパーで買い物をして家で食べる。たまに外食をしたくなったら、地元のおいしい焼き肉屋とかに行くようにしています。その方が結果的に満足できる」(35歳・専門職)「夜の外食がすごく減りました。その分、お金が結構貯まる」(32歳・会社員)どうしても外食の方が高くついてしまいますから、家でおいしいものを楽しみたいという人が多いのでしょう。他にも「外食は極力控えて、旅行では贅沢している」(25歳・会社員) という声も。すべて節約して我慢するというよりは、メリハリを大切にして楽しんでいるようです。ファッション編美容好きな女性たち。ファッションについては、節約意識に変化はあったのでしょうか。ファストファッションを購入するようになった「結婚式や特別な用事が減ったため、ユニクロなどのファストファッションが増えた」(34歳・会社員)「前はおしゃれな服をファッションビルで買っていたけど、今は子どもと過ごすことがメインなので、おしゃれな服よりも汚れても気にならないガシガシ洗える服を選ぶようになった」(33歳・主婦)洋服を、あまり買わなくなった「在宅勤務であまり外に出ないので、洋服は買わなくなりました。買うときは流行に左右されないデザインやシンプルなカラーにして何年も着回せるように意識しています」(35歳・専門職)「家で着る服を数枚でいいと思うように。出かける用ではなく、質のいい部屋着を買うようになった」(39歳・専門職)「洋服はほとんど買わなくなった。元々いっぱいあるので買わなくても平気です」(31歳・会社員)セール中に、来年着られる服を買っておく「自分の服はあまり買わなくなりましたが、子どもの服はシーズンオフで安くなった時に来年着られる服を買うようにしています」(36歳・専門職)おしゃれで高めの服を買うというよりは、気にせず何度も着られるファストファッションを選ぶようになった人が多いようです。ここ数年、物価の上昇もありますが、コロナ禍で生活が変化している人も多数。筆者も、リモートワークで家にいることが多くなり、洋服を頻繁に買わなくても問題ないなと思うようになりました。洋服を買わないなんて嫌! という人は「セール中に、来年着られる服を買っておく」と節約に。ベーシックなアイテムや、トレンドに左右されないコートなど、セール期間なら通常の半額で買えることもありますからチェックしておくといいかも。ファッションビルのセールは冬は1月頃、夏は7月頃にセールになる場合が多いです。そのほかにも…「今はお金の使い時じゃないのかもと感じ、投資や貯蓄に回すようになりました」(31歳・会社員)「家計簿をつけて毎月の支出を見比べている」(39歳・会社員)「つみたてNISAを始めたり、ポイントを貯めたりしています」(31歳・公務員)「コツコツポイ活をするようになった」(33歳・会社員)「マイナンバーカードを作ってポイントをゲットしました」(33歳・会社員)節約を意識しつつも、投資やポイ活など、使えるお金を増やす活動をするようになった人も。筆者は、マイナンバーカードのポイントは簡単に、数千円分をPayPay残高としてゲットできたので、やっていない人はぜひやってみてほしいです。「無理をして節約する気はない。結局、物価高とか気にせずに圧倒的に稼げば良いのでは?と思っているタイプなので、仕事を頑張っています」(35歳・専門職) という声も。お金を増やすことができれば節約をしなくても生活は楽になるはず。節約を頑張ることは素敵なことですが、余裕のある人は、副業などにチャレンジするのもありかも。本当に必要かどうかを見極めることが、節約への第一歩いかがでしたか。物価が上がり、節約への関心がますます高くなっている女性たち。ただ単に欲しいものを買うのではなく、本当に必要なものかどうかをしっかりと吟味して、さらに安く買えるお店をチェックしてから購入している人が多いようです。我慢せずに、物価上昇と賢く付き合っていきたいものですね!(C)d3sign/Getty Images文・武市彩花
2023年02月25日ここ1年で、物価や光熱費が驚くほど上昇しましたよね。「節約について、以前は気にしていなかったけど意識し始めた」という人も多いのではないでしょうか。そこで、健康、エコに関心の高い女性たちが集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、新たに取り入れ始めた節約習慣や意識していることについてアンケートを実施しました。【2023年最新版】女性たちの「節約事情」について大調査!anan Beauty+ clubのメンバーに、直近1年間で、取り入れている節約習慣や意識の変化について聞きました。私たちの生活に特に大きく関わる光熱費、ネットショッピング費、旅行費のカテゴリ別にご紹介します。※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。光熱費の節約、どうしてる?まずは光熱費について。女性たちは、どんなことを意識するようになったのでしょうか。毎月の請求書を確認するようになった「電気代が高くなったと感じるので、毎月の請求書を見るようになりました」(28歳・会社員)「請求額をチェックし、昨年の同時期のものと見比べるようになった」(34歳・会社員)「今まで請求額を確認することはなかったが、欠かさずにチェックするようになった」(35歳・会社員)使わない家電はコンセントを抜く「最近電気代が高くて驚いています。そのため電源は元(コンセント)から消すようになりました」(34歳・会社員)「使っていないコンセントはこまめに抜く」(33歳・主婦)エアコンは、極力つけないようになった「電気代が最近とても高いので、ちょっとした時間のエアコンの使用は控えるようになりました」(31歳・会社員)「冬はエアコンではなく、ガスの床暖房にしてエアコンはほぼ使いません。電気代よりガス代の方が安いと思うので、毎日使うならガスの床暖房にした方が安いです」(34歳・会社員)「エアコンは日中なるべくつけないようにしています! 子どもがいるので寒い日はもちろんつけますが、晴れていて部屋に日が差し込む時は暖かいのでそういったときはなるべくつけずに過ごしています」(32歳・無職)今回の調査で最も多かったのは「電気代がとても高くなった」という声。ここ最近のニュースなどでもよく取り上げられていますが、電気代の高騰を実感している人が多いようです。節約のファーストステップは"固定費を見直す"ことが重要だと聞いたことがあります。毎月必ずかかる光熱費。こまめに電気を消したり、シャワーは流しっぱなしにしない、ガスを極力使わないよう浴室乾燥は控えるなど、できることから習慣にしておく方が賢いのかもしれません。少し面倒ですが…。ネットショッピング編続いては、ネットショッピングについて。便利なので、頻繁に使っている人も多いはず。ポイントを多くもらえる日にまとめて買う「欲しいものはなるべく目星をつけておいて、キャンペーンやポイントアップの日に買うようにしています」(31歳・会社員)「ポイントを多くもらえる日を気にするようになった」(32歳・会社員)「クーポンやポイントなど、還元される日を狙って買い物している」(33歳・主婦)本当にここでの購入がベストなのか、慎重に考えるようになった「Amazonと楽天で結構な価格の差があることに気づき、原則楽天でポイントを集めつつも安い方を選ぶようになった」(29歳・主婦)「他のサイトと念入りに比較して価格を確認してから買うようにした」(36歳・専門職)そもそもネットショッピング自体をしなくなった「ネットショッピングはもともとあまりしないのですが、さらにしなくなりました。やっぱり目で見て本当に欲しいものだけ買う方が最終的に節約になるので」(35歳・専門職)「店舗に行って現物を見てから、欲しいものを慎重に買うようになりました」(25歳・会社員)ネットショッピングなら、独自のポイント制度やキャンペーンがある場合が多いので、うまく活用すればお得に。筆者は、化粧品はQ10のメガ割で、電化製品はポイントを貯めるためにヨドバシカメラのウェブサイトで購入します。ですが簡単に購入できるからと、ついポチってしまいやすいのがネットショッピングの魅力。さほど必要でないのにその日の気分で買ってしまったり、いざ届いてみると思っていたものと異なっていたり…。節約のためには無駄買いは絶対NGですから「慎重に買うようになった」「ネットショッピング自体をしなくなった」という人が増えているのかもしれませんね。旅行編続いては、コロナ禍の影響で自粛していた旅行について。海外旅行したいと思わなくなった「円安や手続きが面倒になり海外に行かなくなった。国内も別荘や保養所を活用して宿泊費のかからない旅が増えた」(38歳・会社員)「円安やコロナの影響で新婚旅行を延期している」(28歳・会社員)「旅行は飛行機に乗らず、車で行ける温泉や、遠くに住むおばあちゃんに会いに行って、近くの宿に泊まったりするようになった」(33歳・主婦)コロナの影響が徐々におさまっているため、海外旅行をしたい人が多いと思いきや、円安の影響で行く気になれないという人多数。海外よりも、円安の影響がない国内旅行を楽しんでいる人が多いようです。筆者は、昨年ハワイに行きましたが、円安の影響で想像以上に出費が多くて、後日カード明細にショックを受けた経験があります…。節約は無理せず工夫が大切昨今、給与は上がらないのに、物価ばかり上がってしんどいですよね…。今回のアンケートでは、女性たちは、さまざまな節約方法を意識して取り入れ始めていることがわかりました。今日から簡単に実行できるものもありますから、ぜひトライしてみてください!(C)mixetto/Getty Images文・武市彩花
2023年02月23日物価の上昇、ガス代や電気代の高騰をきっかけに、節約を意識する方も増えたのでは。そこで今回は、女性約100人が所属するanan Beauty+ clubのメンバーに「お金がないときの節約術」にまつわるアンケートを実施しました。女性たちのリアルな回答をお届けします。食費節約のコツは?※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。まずは、食費についての節約方法をヒアリングしてみました。金欠のとき、節約のためにどんな食生活を送るか聞いてみると…。「100円で買えるビーフンを具なしで作る」(31歳・会社員)「外食をしない。お弁当も買わない。なんでもいいから自炊する」(39歳・専門職)「ストックしている缶詰や、乾麺などを食べる」(32歳・公務員)「ダイエットだと思って、炭水化物や間食を抜く。代わりにささみばかり食べていました」(39歳・無職)「とにかく外食を控えるようにする!」(25歳・会社員)「もやしのアレンジレシピで食いつないでいました」(32歳・無職)多く寄せられたのは「外食をしない」という方法。毎日のランチ代も、積み重なるとけっこうな出費になりますよね。また気を抜きがちですが「中食」にあたる、コンビニやファーストフード、パン屋さんなどでの買い物も、意外とお金がかかっているので要注意です。具なしビーフンや、もやし料理は極端な例ですが、自炊の方がコスパが良いのは間違いないですよね。ですが私は「自炊しているのに、出費が減らない!」と焦った経験があります。レシピ通りに料理をするために、様々な食材や調味料を買いすぎてしまったんです。さらに悪いことに、食べ残しを悪くしてしまったり、使いかけの野菜をしんなりするまで放っておいたり…。失敗した経験を活かして、冷蔵庫の中身を空っぽにしてから、スーパーに行くように。すると、買い物の頻度がグッと下がり、節約することができるようになりました。交通費、どうやって節約する?続いて、交通費についても質問してみました。「1時間以内なら歩いて移動する」(34歳・会社員)「終電を逃したときの、タクシー代がもったいない!学生時代の話ですが、夜中に1時間半くらい歩いたことがあります」(35歳・自由業)「電車に乗った方がラクだけれど、1駅先のスーパーに行くときは歩くようにする」(25歳・会社員)「若い頃は、電車賃を浮かせるために20km圏内くらいなら自転車を使っていました」(39歳・その他)「タクシーに乗らない」(39歳・自由業)交通費といえば、気になるのはタクシー代。会社の飲み会の日も、電車がまだ動いているうちに帰ってくるのが吉ですね。また、交通系ICカードをオートチャージの設定にしていると、日々の出費になかなか気づけないもの。節約を意識する期間は、あえてオートチャージを解除して、毎週どのくらいのお金を交通費に使っているのか確認してみるのも良いかもしれません。光熱費を減らすには…?値上がりが話題になっている光熱費は、みなさん特に削減したいポイントなのではないでしょうか。さっそく節約のコツを聞いてみました!「リビングのエアコンは切る。なるべく小さい部屋で、冷暖房の効率よく過ごす」(32歳・無職)「寒くてもエアコンをつけない(笑)。家でも上着を着ています」(32歳・公務員)「床暖房は、部屋全体ではなく、自分がいる場所だけつける。電気もこまめに消す」(35歳・専門職)「若い頃はシャワーを使わずに、バスタブのお湯をかけてカラダを洗っていました」(39歳・その他)「追い焚きはガス代がかかるのでしない。それだと湯船につかれる時間が短くなってしまうので、腰くらいまで溜まったら、お湯につかりはじめる」(31歳・会社員)使わない電気や冷暖房を切ると、節約にもエコにも貢献できて一石二鳥ですね。この記事を書きながら、私は慌てて隣室の電気を消してきました…。その他こんな工夫もおすすめ!また番外編として、交際費について、こんな節約術も寄せられました。「友達との約束は、なるべく期間をあける」(29歳・主婦)「若い頃の話ですが。年上の男性から食事に誘われたら、一度は『お金が無いので…』と断り、奢ってもらう流れを作っていました」(39歳・無職)「節約期間中は、遊びに誘われても『仕事が忙しいから』と断る」(39歳・専門職)飲み会や、おしゃれなランチ会は結構な出費になりますよね…。出かける頻度を落とすだけで、グッと節約できそうです。また、現代人ならではの見直し項目が「サブスク」。ほとんど見ていない動画サービスや、もう使わなくなったアプリに課金しつづけていませんか?毎月300円だったとしても、1年分だと3600円で飲み会1回相当に。クレジットカードと家計簿のアプリを連携させて、無駄なサブスクから引き落としがないか、チェックしてみては。いかがでしたか。さまざまな節約方法をご紹介しました。今日から使えるプチテクニックばかりなので、ぜひ意識してみてくださいね!(C)nabii/Getty Images文・牧ぐりこ
2023年02月17日「今日のおかずどうしよう」と考え込んでしまった時は旬のものや価格が安定している野菜と肉と組み立てていくと献立が見えてきます。日持ちする上価格が安定している「玉ネギ」は家計の味方。生姜焼きや串カツなどバリエーションの効く「豚肉」があれば万能おかずが作れます。今回の【材料2つで完成のおかず】シリーズは「玉ネギ×豚肉」黄金の組み合わせで作るコスパの良いレシピをご紹介していきます。■10分で完成!基本をマスター黄金比で作る生姜焼きレシピ砂糖としょうゆの黄金比を覚えておけば、味付けの失敗なく作れます。調理時間10分で完成の豚肉と玉ネギの殿堂入りレシピです。材料 ( 2 人分 )新玉ネギ1個豚肉(細切れ)200gサラダ油小さじ1サラダ菜4枚プチトマト4個 ショウガ(すりおろし)小さじ2 しょうゆ大さじ2 酒大さじ1 砂糖小さじ1【下準備】新玉ネギは幅1cmに切る。豚肉(細切れ)は3cmに切る。<タレ>の材料を混ぜ合わせる。【作り方】1、フライパンにサラダ油と豚肉(細切れ)を入れ、強めの中火で炒める。2、ほぐれてきたら新玉ネギを加えて軽く炒め、<タレ>を入れて強火で汁気をとばしながら炒める。お皿にサラダ菜をひいてショウガ焼きを盛り、プチトマトを添える。■手早く簡単「炒める・焼く」5選・ポークステーキ豚ロース肉を焼いて玉ネギソースをかけた一品は、おうちで作れるビストロ料理。ロース肉の代わりに豚こまをソテーして玉ネギソースをかけても良いですね。よく焼いてとろとろになった玉ネギのソースが甘くて美味。粒マスタードの量はお好みで調節してください。・ポークチャップ豚コマや薄切りでも作れるケチャップベースのポークチャップ。お子さんが喜ぶ味で白いご飯に合うおかずレシピです。味付けは市販のケチャップとウスターソースだけなので失敗なく作れます。・豚肉のマヨジンジャー炒めショウガを効かせたマヨ炒め。具材は豚肉と玉ネギでもOKです。マヨネーズは最後に入れるので焦がすことなく作れます。・豚ヒレ肉のオニオンマリネソテーすりおろし玉ネギでマリネした豚ヒレ肉をソテーにしました。マリネにすると肉が柔らかくなり、さっぱりといただけます。玉ネギも一緒に焼いて素材の甘みを味わいましょう。・串焼き豚炒め物をするには量が少ない時は、豚と玉ネギを交互に刺して串焼きに。豚こま肉やバラ肉などの薄切り肉は、玉ネギを巻いて串焼きにすると量増しできます。■食べ応え◎「揚げる」4選・定番の串カツおうちで作る串カツは甘いトンカツソースやさっぱりしたウスターソース、味変が楽しめるケチャップなどお好みのソースを用意して、色々ソースを変えて自由に楽しみましょう。・重ねトンカツの玉ネギソーストンカツ用の豚肉がなくても、豚コマ肉を重ねてトンカツにすると肉汁あふれるボリューミーなトンカツに仕上がります。チーズがあれば間にはさんでも良いですね。ソースとケチャップで作る玉ネギソースは、豚肉ステーキにも使えます。・豚肉と玉ネギのカリカリサラダカリッと揚げた豚肉をアクセントにしたオニオンサラダ。豚肉は、片栗粉をまぶして揚げると食感良く揚がります。豚肉が少し残ってどうやって使おうか迷った時のお助けレシピです。・玉ネギと豚肉の一口カツ玉ネギはざく切りに大きめに切って揚げましょう。トンカツ用の豚肉がない時は、豚こま肉を丸めてボール状にすると、食べ応えアップするカツが完成します。■コトコト「煮る」4選・豚丼甘辛い味付けで豚肉と玉ねぎをサッと煮て作る豚丼。食べ応え満点でコスパも良いお助けレシピ。忙しい日のランチや食べ盛りのお子さんの晩ごはんにオススメですよ。・ハッシュドポーク市販のデミグラスソースで簡単に作れるハッシュドポーク。最後にバターを加えてコクをプラス。薄切り肉がごちそうになる時短レシピです。・豚のしょうゆクリーム煮しょうゆで下味をつけた豚肉を玉ネギと炒めて生クリームと粒マスタードでサッと煮込んだクリーム煮。しょうゆの塩気で味付けはシンプルに塩のみでOKです。寒い日に食べたくなる優しい味のレシピです。・豚肉と玉ネギのココカレーいつものカレーにココナッツミルクを加えると、まろやかな甘みとエスニックテイストが加わり食べやすくなります。ご飯だけでなくうどんにも合いますよ。日持ちする玉ネギは節約できる家計の味方食材です。薄切り、厚切りどちらも万能に使えるビタミンパワーの豚肉と合わせて、毎日の献立作りに役立ててくださいね。
2023年02月05日物価高の今、簡単にできる節約術って気になりますよね。家族3人で食費月2万円を実践していた、元保育士で節約マニアのYuiさんに、無理なく節約できる買い物術をお聞きしました。毎日の献立作りに悩まなくなる簡単なコツも教えてくれます!知ってると断然得する!簡単に節約できる買い物術さまざまな分野において価格の上昇が止まりません。この上昇は今年2023年は徐々に下がるようですが、あくまでも上昇率の話であり、一度高くなった物価が下がることに期待はできないと言えそうです(※1)。日本経済を牽引する大手企業、ユニクロが40%もの賃金アップを発表しました(※2)が、他企業が追随するのかどうか、特に中小企業においては微妙なところですよね。というわけで、私たちが今もっともするべきことで、かつ簡単にできることは、節約なわけです。とはいえ、ケチケチして身も心も縮こまってしまうのはイヤですよね。そこで、元保育士で節約マニアのYuiさんが、誰でも無理なくできる、節約につながる買い物術を教えてくれます。また、毎日の献立作りに悩まないコツもご紹介。無駄買いを防ぎ、ストレスのない節約術を身につけましょう。Yuiさん数年前、子どもが幼児のときは家族3人で食費月2万円を実践していました。今は家族が増え、子どもの弁当作りもあり、もう少しかかっていますが節約ポイントはずっと変わらず心がけています。お金をかけない食事作りって、はっきり言えば限りなくできてしまうけど、栄養が足りなかったら、それは食事とは言えないですよね。なので、“栄養はしっかり”を基準に、私は節約術を考えてきました。今回は、買い物編です。肉、魚は値引きになっているものを購入し冷凍する肉、魚は、スーパーの特売日や、割引シールが貼られる夕方以降の時間帯を狙って、値引き品をまとめて購入し、下処理をして冷凍します。数日間はもちろん、1か月くらい保存できますので無駄なく使えて、通常価格で買うよりもかなり節約できます。パンも安い時にまとめて購入し冷凍するおもにシンプルな食事用のパンを購入することが多いです。まとめて買ったら、焼く前の状態のピザトーストにしてから冷凍したりしますよ。子どものおやつにぴったりです。ポイントが多くつく日に買い物する同じ量を買ったとすると、ポイント数が多いほうが当然ながら得ですよね。ですから、買い物はポイントが多くつく日にする、というのは鉄則です。ポイントは貯めておき、クリスマスや年末年始、誕生日などの特別料理を作る時に使用しています。財布の紐を緩めずに高級食材を買えて、お得感がさらに高まりますよ。商品によってスーパーを使い分けるスーパーによって力を入れている商品が違うので、箱アイスだったら〇〇スーパー、野菜なら〇〇マーケットなどと店を使い分けています。わりと近距離にスーパーが複数あるので、そこまで負担には感じず、買うたびにお得感を覚えていますね。ーーこれらを続ければかなりの節約ができそうですね。では、こうして無駄なくお得に買い物できた食材をどう調理するか、献立づくりって毎日となるとなかなかの負担になりますよね。Yuiさんは、どのようにして考えているのでしょうか。Yuiさん何にも考えたくない時や疲れている時は特に、夕飯のメニューを考えるのが苦痛ですよね。その解決策として、私は日頃から手帳にメインの料理をメモっています(写真)。唐揚げ、ハンバーグ、ぶりの照り焼き…など、料理名だけを書き留めればOKです。それを見返すと、何に考えずに「そろそろこれを作るかぁ~!」というメニューが見つかるんです。あ、外食の日は、店名を書いていますね(笑)。それだけでも、何を食べたかがパッと思い浮かび、そこから連想して料理を作ることもあります。ーー以上、Yuiさんの「節約につながる買い物術と献立作りに悩まないコツ」でした。何事も続けることが大切ですが、ストレスや苦痛を伴うことは継続なんてできませんよね。こちらを参考に負担を感じることなく節約を習慣化しましょう。(C)d3sign/Getty Images文・田中亜子
2023年01月21日食品や飲料の値上げラッシュが続いています。節約したいけど、何をどうすればいいのかわからない…。そんなビギナーのみなさんに、節約マニアのYuiさんが、今すぐできる食費の簡単節約術を教えてくれます。「家族3人、食費は月2万円」が無理なく実現できるかもしれません!今日から無理なく実践!食費を節約できる簡単なコツ7つさまざまな分野で相次ぐ価格の高騰。特に、私たちが生きるうえで欠かせない食料や飲料の値上がりは、家計を大きく圧迫し、これまで以上に節約を意識している人がほとんどではないでしょうか。そこで、元保育士で節約マニアのYuiさんに、今すぐできる簡単節約術をお聞きしました。Yuiさん子どもが幼児期の時は家族3人で食費は月2万円を実践していました。今は子どもが大きくなり、家族がさらに増えたり、弁当も作るようになったりで、さすがに維持することはできていませんが、これから紹介するコツはずっと続けていることです。節約って、やろうと思えばいくらでもできてしまいますが、栄養不足の食事は本末転倒ですよね。だから、節約しつつも栄養はしっかり摂ることを心がけています。これは、私の節約術において、揺らぐことのない重要な柱です。では、紹介しましょう。1.鶏もも肉を使う料理は、鶏むね肉を混ぜる牛、豚、鶏のなかでも手頃な価格の鶏肉。なかでも、もも肉はジューシーでおいしいですよね。唐揚げやチーズタッカルビ、油淋鶏などには、もも肉を使うことが多いと思いますが、そこに私はさらに安いむね肉を混ぜています。濃い下味やタレを絡ませるメニューだと、むね肉の淡泊さが気にならず、おいしく食べられますよ。2.牛挽き肉料理は、豚挽き肉を混ぜる部位別の肉よりも挽き肉のほうが手頃な価格ですが、牛挽き肉オンリーとなると少し高くついてしまいます。ですので私は、よりお安い豚挽き肉を混ぜています。タコライスやハンバーグなど、家族はモリモリ食べてくれますよ。3.手作りソースは使い回すソースやタレは多めに作り、別の料理にも使用することで無駄をなくすようにしています。また、作る手間と水道光熱費もチリツモながら浮きます。具体例は次の通りです。ハンバーグソース……ポテトフライのディップにぶりの照り焼きのタレ……ゆで玉子の味付けに油淋鶏のタレ……サラダのドレッシングに4.1つの食材で複数のメニューを作るこちらもソース同様に食材の無駄をなくすコツです。余すことなくおいしくいただいています。具体例は次の通り。レンコン……きんぴら、挟み揚げ、豚汁大根……サラダ、お味噌汁、煮物キャベツ……回鍋肉、ちゃんちゃん焼き、ミネストローネなど5.余った食材(野菜)は細かくして肉団子にする余った野菜は、フードプロフェッサーにかけて挽き肉と混ぜ、肉団子にしています。少ししなびた野菜でも、お肉と混ぜることで見た目が気にならなくなります。余り野菜の活用法はいろいろ試しましたが、肉団子が最適だと思います。6.牛乳を使用する料理には、豆乳を多めに入れる豆乳は日持ちするので安い時に購入しておき、シチュー、カボチャやさつまいものポタージュなどの牛乳を使用する料理に多めに使っています。牛乳と変わりなくおいしいですよ。7.揚げ物をする時は、おやつになるものを一緒に揚げるとんかつや唐揚げ、天ぷらなどを作る際は、さつまいもスティックやポテトフライなどおやつもついでに揚げてしまいます。同じ油で揚げることで、その都度新しい油を使うより、量や手間を節約できます。ーー以上、Yuiさんの簡単節約術でした。どれも無理なく取り入れやすいものばかりですね。心までひもじくならないよう、おいしく楽しい食生活を維持しましょう。(C)Yagi Studio/Getty Images文・田中亜子
2023年01月14日最近、あらゆるものの値上げが続いて、節約をしたいと思っている人も多いですよね。ただ、節約生活ってなかなか続けられない、何をしたらいいのか分からないと思ったことはありませんか?美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、オススメの節約術についてリサーチしました!1度で効果絶大の節約といえば※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。みなさんがこれまでに実践してきた数ある節約術の中から、まずは、1回するだけで節約につながった経験を教えてもらいました。「スマホの見直し。ソフトバンクから楽天モバイルに変えたら月々の料金が5,000円ほど安くなった。年間で考えると大きい」 (38歳・専門職)「あまり家から出なくなったので、ほとんどWi-Fiのあるところで生活しています。なのでギガを使わない基本プランへ変更しました」(30歳・会社員)多くの人が通信費を見直した結果、大きな節約につながっているようです。格安スマホへの乗り換えや、契約プランの見直しをして、数千円単位の節約に。なかには、7,000円も安くなったというもケースも!固定費は1度見直すと、節約効果が続けて得られるのもいいですよね。私も、今年、格安スマホに変更したのですが、月5,000円ほどの節約になりました。コロナで外出する機会が減り、データ通信量をあまり必要としなくなったことが、乗り換えのきっかけでした。コツコツの積み重ねが効く!オススメの節約術続いて、オススメの節約方法、節税法を教えてもらいました。「夕方遅い時間にスーパーへ行く。雨だとさらに安いのでまとめ買いする」(38歳・専門職)「安いスーパーや八百屋に行って、お肉や野菜をたくさん買い冷凍しておく」(30歳・会社員)スーパーでの割引やまとめ買いは、1回の節約金額は小さくても、塵も積もれば山となるので侮れませんよね。私も、スーパーに行くと予定になかったものまで買ってしまいがちなので、できるだけまとめ買いをして、スーパーに行く回数を減らすことを意識しています。そして、食材の冷凍保存をしている人も多くいました。野菜やお肉など、意外に冷凍できる食材は多いですよね。最近、納豆が冷凍できることを知って、とても驚きました。まだ実際に冷凍したことはないのですが…。他には、こんな節約術を実践している人もいました。「PayPayのキャンペーンをやってる街にいく」(32歳・会社員)「大田区に住んでるので、大田区の商品券を使う。20%分のポイントが付いてくるので2万5,000円分買って3万円使える」(38歳・専門職)最近は自治体の支援も充実していて、地域ごとに独自のクーポン発行や割引施策がありますよね。自治体の商品券を購入するために長蛇の列ができているというニュースもよく目にしました。私は、エリア限定や期間限定のサービスと聞くと、お財布の紐が緩んで、逆に使いすぎてしまうタイプです。お得なポイント活用法次に、最近の節約術としてもおなじみになってきた、電子決済やポイ活等の活用法を聞いてみました。「ポイントは基本なんでも貯める」(32歳・会社員)「楽天payを使うとさらにポイントがたまるので、スーパーやコンビニで使っています。大きな買い物は普通に買って、少ない金額の時にポイントで支払います」(30歳・会社員)「ソフトバンクに長期加入しているとPayPayのポイントがもらえるので、少しでも節約できているはず」(34歳・会社員)小さな積み重ねですが、いつのまにか大量のポイントが貯まっていたという経験ありますよね。キャッシュレス化が進み、私は最近あまり小銭を持ち歩かないので、ちょっとした金額や端数を支払うときにポイントが便利だなと感じています。また、効率よく貯めるために、クレジットカードやスマホなどさまざまなものを楽天にして、1種類のポイントを集約しているという人もいました。節約に大貢献するオススメのクーポンポイントの他にも、クーポンで割引を狙う方法もあります。オススメのクーポンや、よく使うクーポンを教えてもらいました。「マクドナルドのクーポンはよく使う。メルカリなどで店舗指定のポイント還元があるときに買う」(38歳・専門職)「ファミレスやマクドナルドのクーポン。行く時は先に調べてからクーポンのあるメニューを選ぶ」(38歳・無職)マクドナルドのクーポンを活用している人が多くいました。確かに、多くのクーポンを発行している印象があります。さまざまな店舗のクーポンのほか、LINEやメルカリなどのアプリ内で発行されるクーポンを活用している人もいました。私も、SNSや検索サイトのクーポンは普段からチェックするようにしています。来年こそは始めたいお金のこと最近は、節税や投資の新しい制度など、お金にまつわるいろいろな話題がありますよね。そこで、2023年に始めてみたいお金に関わることを聞いてみました。「制度が変わったら、NISAとiDeCoを増額する」(34歳・会社員)「つみたてNISAは今やっているので、株式投資にも挑戦してみたいなと思っています」(30歳・会社員)投資初心者でも比較的始めやすいと言われている、つみたてNISAやiDeCoに関心を持っている人が多くいました。私は、投資や税金の勉強は難しそうと思ってなかなか挑戦できずにいたのですが、数年前に「老後2,000万円問題」が話題になったタイミングで、つみたてNISAを始めました。他にも、個別株の投資や、保険の見直しなどを考えているという声があり、お金に関していろいろ学んだり、取り組んだりしてみたいというみなさんの意欲を感じました。続かなかった節約法最後に、やってみたけど続かなかった節約方法も聞いてみました。「食品の購入を週1回にすること。余らせたり、週半ばで足りない物を買うついでに他のものを買ったり、結局節約にならなかった」(34歳・会社員)「家計簿アプリ。最初は楽しく入力していたのですが、1か月も続きませんでした」(30歳・会社員)家計簿アプリは、私も挑戦したことがあるのですが、続きませんでした。1度レシートをもらい忘れたことをきっかけに、記録を怠りがちになってしまい、いつのまにか入力しなくなりました。最近は、せめて食費だけでも管理してみようかなという気持ちはあるのですが、まだ再開できていません。コツコツ続けることが大事とは分かっていても、行動にするのは難しいですね。楽しく続けられる節約法を!節約術のリサーチ、いかがでしたでしょうか。いろいろな節約方法がありましたが、挫折しないように楽しめるというのも、続けられる節約のポイントかもしれませんね。みなさんのエピソードを参考に、ぜひ自分に合った方法を探してみてください。(C)Hispanolistic/Getty Images(C)d3sign/Getty Images文・高橋あやか
2023年01月05日<節約・節電に関する実態調査>節約したい費用、第1位は「電気代/ガス代/水道代」 物価高や電気代上昇により、家計の負担増加を実感している人は約9割ダイキン工業株式会社は、電気料金が高騰している中、冬本番を迎えるタイミングで行われた12月1日からの節電要請を受け、全国530名の20歳~60歳代の男女を対象に「節約・節電に関する実態調査」を実施しました。昨今の円安や燃料費高騰により、食品をはじめ様々なものの値段が上がっています。電気料金は最高水準に達し、さらなる値上げも検討される中、電力消費が年間で最も大きくなる冬本番を迎えようとしています。これまで以上に家計への負担が想定される今冬、節約・節電は多くの人の関心事になっています。今回の調査で、9割以上の人が物価高や電気代上昇により家計への負担増加を実感し、節約のために多くの工夫をしていることがわかりました。中でも「電気代/ガス代/水道代」といった光熱費の節約が特に求められ、光熱費節約のために約85%もの人が暖房器具の使い方を工夫しようと思っている実態が明らかになりました。また、自宅で使用している暖房器具を聞いたところ75%の人が「エアコン」と回答し、最も多い結果となりました。この冬、上手に節電に取り組むにはエアコンの使い方の工夫が一層重要になりそうです。電気代高騰の環境下での冬本番に向けて実施した「節約・節電に関する実態調査」の内容とともに、ご家庭で取り組んでいただきたいエアコン暖房の上手な使い方についてご紹介します。物価高や電気代の上昇によって、9割以上の人が家計への負担増加を実感様々なものの値段が上昇している中、家計への負担増加を感じているか聞いたところ、56.6%の人が「とても感じている」と回答しました。「少し感じている」(35.9%)と合わせると、合計で9割以上の人が負担増加を感じているようです。節約したい費用、第1位は「電気代/ガス代/水道代」 「食費」以上の節約ニーズがあることが判明家計の中で節約したいと思っている費用の種類を聞いたところ、最も多かった回答が「電気代/ガス代/水道代」(62.6%)でした。毎月多くの品目の値上げが目立つ食料品ですが、そのような「食費」(48.3%)を抑えての首位になりました。「電気代/ガス代/水道代」を節約したい人の割合は、対象の全ての性年代において1位になりました。特に40代女性では77.4%と高く、様々な支出が増えやすい年代ほど光熱費の負担が重くのしかかっていると考えられます。節約・節電のためにしている工夫、「使わない照明や家電の電源を消す」 「特売の食品を買う、品数を減らす」「冬は厚着をする」などが上位節約・節電のために実際に行っている具体的な工夫を聞いたところ、最も多かった回答は「使わない照明や家電の電源を消すようにしている」(46.6%)でした。このほか上位には、「特売の食品を買ったり、品数を減らしたりしている」(42.5%)、「外食の頻度を減らしている」(38.9%)、「買い物で使えるポイントを積極的に貯めている」(38.3%)、「夏は薄着、冬は厚着をするようにしている」(30.0%)などが挙がりました。日常の生活の中で少しでも支出を抑えようという様々な工夫が行われていることが見られます。今年の夏の電気代が思っていたより高かったと感じた人は6割以上約半数の人は冬の電気代が夏以上に高くなる可能性を認識していない今年の夏の電気代について、思っていたより高かったと感じたかを質問したところ、64.5%の人が「高いと感じた」と回答しました。電気代上昇が続いていたことと、猛暑によりエアコンなどの機器を使う機会が多かったことが影響し、多くの人が電気代の高騰を実感したと考えられます。また、夏と冬でどちらの電気代の方が高いと思うかを伺ったところ、29.8%が「夏の方が高い」、18.3%が「同じくらいだと思う」と回答。合計で約半数(48.1%)が夏の方が高いもしくは同程度という回答をしました。しかし、実際は冬の方が電力消費量は上がる傾向にあります。また、10月から電力大手10社全てで電気料金が最高水準に達しています。今年の夏以上に冬の電気代は高くなると想定され、冬本番への節電対策が重要です。自宅で使われる暖房器具No.1はエアコン冬の光熱費を節約するために、エアコンの使い方は重要冬に使用する暖房器具には様々なものがありますが、自宅で使用している暖房器具を聞いたところ、75.1%の人が「エアコン」と回答しました。最も多くの人が活用し、生活インフラとなっているエアコンだからこそ、改めて使い方を見直し、ムダな電力消費を抑えることが大切だといえます。また、エアコンは空気中の熱を効果的に利用して室内の温度を調節する「ヒートポンプ」技術を活用しています。一見、エアコンの消費電力が大きくなりがちですが、ガスや石油等の化石燃料を燃やす暖房と比べて省エネ性が高く、温室効果ガスの排出量を少なくすることもできます。光熱費節約のために暖房器具の使い方を工夫しようと思う人は、8割以上一方で、思わない人の理由は「節約よりも快適性を重視したいから」がトップ冬本番を迎えるにあたり、この冬に光熱費節約のため暖房器具の使い方を工夫しようと思うか伺ったところ、暖房器具を使用している人のうち85.2%もの人が「工夫しようと思っている」と回答しました。暖房器具による節約・節電方法に多くの人が関心を寄せていると思われます。一方で、「工夫しようと思わない」(14.8%)と答えた人に対し、その理由を聞いたところ、「節約よりも快適性を重視して生活したいから」(38.2%)が最も多い理由で、次いで「効果がわかりづらい/効果が小さいと感じるから」(17.1%)、「工夫のしかたがわからないから」(14.5%)という回答が挙がりました。節約・節電というと我慢するイメージがありますが、そうとも限りません。暖房器具は使い方によって、本来の性能を発揮できずに電力をムダに消費してしまっていることもあるのです。上手な使い方を知って普段の使い方を見直し実践することが、節約・節電のための近道です。以上、今回の「節約・節電に関する実態調査」の内容について紹介してきました。電気代高騰の中、電力消費量が最大になる冬本番を迎えようとしています。家計負担軽減のために、この冬は節約・節電に取り組んで頂ければと思います。中でも重要なのが、最も多くの人が使用している暖房器具であるエアコンの使い方です。使い方次第で簡単に大きく電力消費を抑えることができます。以下では、エアコン暖房使用時の具体的な節約・節電の方法についてご紹介します。エアコン暖房による簡単節約術暖房時は、設定温度をたった1℃下げるだけで約10%もの省エネエアコンの設定温度は消費電力に大きく関わり、設定温度を1℃下げると約10%の節電になるとされています。暖房時の室温は、健康的な暮らしをする上での最低限の温度とされている18℃以上(エアコンの設定温度ではなく、室温が18℃以上になっている状態)を目安として、寒く感じる場合は少し厚着をするなどで調整しましょう。寒さを感じやすい首・手首・足首などをタートルネックやレッグウォーマーなどで保温するのもおすすめです。湿度が上がると体感温度もアップ人の体感温度は湿度によって変わります。冬時期は意識的に加湿することで体感温度を上げることができます。湿度の目安は40%~60%です。湿度が40%を下回るとウイルスが活発化したり、60%を超えるとカビやダニが繁殖しやすくなったりすると言われています。加湿器や加湿空気清浄機、加湿できるエアコンなどを使って上手に湿度コントロールしましょう。湿度を保って体感温度を上げることで、エアコンの設定温度の上げ過ぎも抑えられます。空気の性質による温度ムラを抑えて、設定温度の上げ過ぎを抑える暖かい空気は上昇する性質があるため、室内の天井側と床側には温度ムラができやすくなります。一般的にエアコンの温度センサーは室内機にあり、天井側の空気が設定温度に到達すると、床側がまだ暖かくなっていなくても運転を弱めてしまいます。こうした場合にエアコンの設定温度を上げて床側を暖めようとすると、その分、消費電力が増加します。空気清浄機、サーキュレーター、扇風機などで天井と床の空気を撹拌し、温度ムラを抑えましょう。特に加湿空気清浄機を使用すれば、空気の撹拌と加湿、空気清浄を同時にできるので一石二鳥です。こまめなオンオフは避け、短時間の外出であれば“つけっぱなし”にするエアコンは、寒い部屋を一気に暖める時に、多くの電気を使います。設定温度まで暖めた後、その設定温度を維持している時は、寒い部屋を暖める場合と比べてとても少ない電気ですみます。「部屋が暖かくなったらエアコンを止め、寒くなったら再びスイッチを入れる」というように、こまめにスイッチの入切を繰り返して温度調節を行うと、節電のつもりがかえって電気のムダ使いになる場合があります。部屋にいる時はスイッチの入切を控え、エアコンの温度調節機能に任せるのがおすすめです。定期的に室内機のフィルターをキレイにし、風の通りをよくするエアフィルターは、空気中のホコリが室内機の内部に入らないようにするための部品です。エアコンを長時間使った分だけエアフィルターにはホコリが堆積します。ホコリをそのままにしておくと、風の通りが悪くなり、消費電力の増加につながります。また、エアフィルターのホコリを放置することで、ホコリがエアフィルターの内側に入りやすくなり、熱交換器の汚れやニオイ、ドレン配管の詰まりにつながる場合もあります。なお、エアフィルターの自動お掃除機能が搭載されたエアコンには、ダストボックスが格納されたタイプもありますので、ダストボックスのお手入れも忘れずに行いましょう。エアコンの省エネ性能を意識して、環境負荷や電気代も把握するエアコンは機種によって省エネ性が異なります。省エネ性が高いほど年間にかかる消費電力量が抑えられ、環境負荷や電気代も変わってきます。エアコンの省エネ性や消費電力量は各メーカーのカタログなどで確認できます。省エネ性の高さは「通年エネルギー消費効率(APF)※1」や「省エネ基準達成率※2」が目安になります。年間にかかるおおよその消費電力量は「消費電力量期間合計(年間)※3」が目安で、これに「31円※4」を掛けると、大まかな年間の電気代も算出できます。エアコンは10年間の使用を想定して設計されています。次に買い換える時までの消費電力量や電気代をあらかじめ計算し、「環境」「快適性」「費用(初期費用と電気代)」の観点でエアコンを選ぶことも大切です。※1年間を通じてエアコンを使用したとき、1年間に必要な冷暖房能力を、1年間でエアコンが消費する電力量(期間消費電力量)で除した、性能評価指標です。この値が大きいほど省エネ性が高い〔一般社団法人 日本冷凍空調工業会ホームページより〕※2省エネ法(エネルギーの使用の合理化等に関する法律)に基づいて定められた製品(特定機器)ごとに設定されている省エネ性能の目標基準値を、どのくらい達成しているかを%(パーセント)で表したもの〔一般社団法人 日本電機工業会ホームページより〕※3エアコンの期間消費電力量について〔一般社団法人 日本冷凍空調工業会ホームページ〕 ※4新電力料金目安単価(税込)。〔令和4年⑦月改定 公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会〕<調査概要>調査名:節約・節電に関する実態調査調査期間:2022年11月24日(木)~11月25日(金)調査対象:全国の男女530名調査方法:スマートフォンリサーチ<参考ページ>ダイキン エアコン節電情報 ダイキン 空気の困りごとラボ 〔お問い合わせ〕ダイキン工業株式会社コーポレートコミュニケーション室大阪(06)6147-3321/東京(03)6716-0112 prg@daikin.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月05日出費が重なりやすい年末。いつも以上に節約を意識する人も多いのではないでしょうか。節約を始める前に、自分が何にお金を使いがちなのか知っておくと、より効率的に出費を抑えられるかもしれません。そこで今回は、やってみたい編み物を選んで「あなたが節約すべきもの」がわかる心理テストをご紹介します。Q.あなたが編み物をするなら、次のうちどれにしますか?A:手袋B:帽子C:靴下D:マフラーあなたはどれを選びましたか?さっそく結果を見てみましょう。この心理テストで診断できること「あなたが節約すべきもの」“編み物”は、コツコツと編み上げてひとつの作品を作り上げるもの。そのため深層心理においては、あなたの貯蓄傾向と密接だと言えます。さらに編みたいアイテムには、あなた自身がついお金を使ってしまう対象を反映。そのため、あなたが節約すべきものが分かるのです。A:「手袋」を選んだあなた……おしゃれやメイクあなたの持ち味は即断即決。何事もスピーディーに決断できるところにあるようです。そのため、自分の好みや流行にハマるものを見つけたら、すぐに飛びついて購入してしまうでしょう。特におしゃれへの感度が高いため、服やメイクなどにお金を使いがちな傾向が。出費を抑えるなら、「月に買う洋服は1着」などルールを作るのがおすすめ。毎日の支出もスマートフォンなどで管理して、常に残高を意識しながら買い物するようにしましょう。B:「帽子」を選んだあなた……友達との交際費あなたはお金を貯めることよりも、いかに使うかということに意識を向けているタイプかもしれません。親しい友人と美味しいものを食べたり飲んだりすることが、あなたの楽しみの一つなのでは?ケチケチせずにお金をドーンと使う姿勢は、周囲の人達からも好感を持たれているでしょう。でもその分、常に懐が寂しい状態になりがち。食事会や飲み会を無理に減らす必要はありませんが、安くて美味しいお店をリサーチしたり、必要以上に注文しないようにするだけでも、手元に残るお金の額は変わってくるはず。C:「靴下」を選んだあなた……セミナーや資格取得あなたはコツコツ努力して資格を取るなど、勉強家なタイプ。スキルアップのために自分磨きにいそしんで、お金を使う傾向があるようです。「自己投資」を言い訳にして、毎月クレジットカードを頼みにしていませんか?勉強に取り組むのはいいことですが、スクールや講座、習い事など高額なものもあるでしょう。まずは自力で勉強をしたり、やりたいことを絞ったりすれば、少しずつお金が貯まっていくはずです。D:「マフラー」を選んだあなた……エステや旅費あなたは安定的なお金の使い方を心得ているタイプです。自分の生活の中から不要な支出を見直すのが得意なので、基本的にお金を貯めることも苦にならないでしょう。その一方で、ここぞというときにドーンと使ってしまう一面も。たとえば高級エステや旅行に行くなど、頑張った自分へのご褒美なら、お金に糸目をつけない傾向が。高級志向なので、一度に出ていくお金が大きいと言えます。自分の身の丈に合った使い方で満足できるように意識してみて。おわりに節約のためには、お金を持ち過ぎないことが大切。頻繁に現金をおろしているという人は、毎月の収入と支出を把握した上で、決まった金額をまとめて引き出すようにしましょう。その範囲内でやりくりしながら、無理なく節約を続けてみてくださいね。©のはらりか/PIXTA(ピクスタ)文/脇田尚揮
2022年12月04日人に迷惑をかけたりお金にがめつい人、あなたの周りにもいませんか?今回はそんな非常識な場面を描いた漫画「人のお弁当のおかずをあてにするママ友」を紹介します!『人のお弁当のおかずをあてにするママ友』ママ友のヒサメは、「娘のため」と言って無茶苦茶な理論の節約をするケチママ。夫は海外に単身赴任中なので、ヒサメはやりたい放題…。しかし…!?他人に迷惑をかけながら無茶な節約をするので、ママ友や幼稚園の先生もうんざり…。注意をするも全く聞く耳を持ちません。ある日、ヒサメの行動が夫に耳に入り、緊急帰国!「私のATMが!」と恐れるヒサメですが、離婚届を突きつけられ、今まで使っていたお金も請求されることに…。華麗な成敗にスカッとしました!自分勝手なケチママに唖然…海外にいる夫のお金を好き勝手使い、人に迷惑をかけるケチママにはうんざりですね…。しっかりとお勤めをして反省してくれることを祈るばかりです。(lamile編集部)(イラスト/モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年11月21日相次ぐ値上げで火の車の家計。もっともっと節約しなきゃ!と思うあなた。一度、自分の節約の方法を見直しませんか?時代の変化も影響し、お金がたまるどころか減っていってしまう節約方法もあるんです…。「チラシで最安商品を見つけたり、スーパーで半額シールに出合うと『安い!』と飛びつく人がいます。でも、どれだけ安くてもいらないものを買うのは賢い節約とはいえません。誰でも不要なものを買って使い切れず、腐らせてしまった経験があると思いますが、もったいないですよね」そう話すのは家事アドバイザーでAll About節約ガイドの矢野きくのさん。「『安いから』と不要なものまで買ってしまうのは、ただの無駄遣い。買い物における“節約”は、“安いものを買うこと”ではなく“必要かどうかで選ぶこと”です」相次ぐ値上げで、ますます必要に迫られる節約だが、このように間違った方向に取り組んでいる人は少なくないというのだ。ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんも、節約の落とし穴をこう指摘する。「最近冷え込んできましたが、“自分がガマンすれば光熱費が浮く”とたくさん着込んでとにかく暖房はつけない、という人がいます。でも、風邪をひけば薬代や医療費がかかります。パートを休むと、その分給料が減ることもあるでしょう。ガマンして節約しても、その何倍もの損につながり、貯金が減ってしまえば意味がありません。無理して光熱費を抑えるより、健康でいることのほうが節約につながるんです」また、時代の変化によってこれまで正しかった節約の常識が通用しなくなることも……。「小銭貯金が好きな人もいると思いますが、多くの銀行で小銭を預けるには『硬貨入金手数料』が必要です。手数料額は硬貨の枚数しだいなので、1円玉が大量だと預入額がかなり目減りすることに。小銭はためずにセルフレジなどで使い切り、代わりに紙幣を貯金しましょう」(矢野さん)もちろん、間違った節約や、絶対にダメな節約というものは少ないと矢野さん。「待機電力カットのためにコンセントからプラグを抜く人がいますが、これもまったく節約できないわけではありません。でも、全部のプラグを抜いたところで、節約効果はほんのわずか。努力に見合う効果が得られない節約は、長続きもしにくいんです」■お風呂の保温を断固として避けるという無駄節約ここからは、矢野さんと丸山さんに聞いた残念な節約モンスターを紹介。当てはまる生態がないか、早速チェック&正しい節約法を学んで、貯金を増やそう!【その1】エアコンの空騒ぎ<生態>:「部屋全体を暖める」作戦に心血を注ぐエアコン暖房界のオニ。エアコンと扇風機(サーキュレーター)の二刀流で大々的に空気をかき回し、室温の均一感を追求する<正しい節約法>:エアコンと扇風機で暖気を循環させるのは◎。だが、部屋全体にこだわるのは×。正解は人のいるところだけ暖かくなるよう扇風機の位置や向きを工夫すること【その2】妖怪コンセント抜き<生態>:「電気代高騰中」を合言葉に節電に全集中。省エネが大好物で、敵は待機電力。使っていない家電コンセントの全抜きがミッション。時に家族に嫌われるが、まったく気にしない<正しい節約法>:家じゅうの待機電力でも消費電力の約5%。つまり待機電力を全カットしても節電効果は5%程度。テレビの視聴を減らしたり、照明をこまめに消すほうが効果大【その3】風呂水リサイクラー<生態>:風呂の残り湯さえも捨てたくないストイックなリサイクル活動家。ガス代節約のため自動保温は使わないが、追いだきには無頓着。残り湯を追いだきして、何日も使いまわす<正しい節約法>:追いだきは時間がかかり、ガス代も高くつく。ぬるくなったら高温の差し湯を。また残り湯は雑菌だらけ。健康のためにも、ガス代の面でもお湯を入れ直したほうがお得【その4】節約過激派<生態>:口癖は「もったいない」。急に寒くなっても、まだもったいない。自分1人だから、もったいない。暖房はもったいないから、やせガマンパワーと着ぶくれ圧力で寒さをしのぐ<正しい節約法>:服で調節できる程度ならいいが、度を越すと風邪をひくことも。体調を崩すだけでなく、薬代や医療費などが高くつく。健康な暮らしが実はもっとも低コスト【その5】最安ホイホイ<生態>:何枚ものチラシを吟味し、最安商品をあぶり出すのが得意技。ただ、見つけたら必ず買って収集せずにはいられないのが弱点<正しい節約法>:買い物回数が多いと、小さな無駄遣いが増え予算を守りにくい。ネットスーパーなら総額表示で予算管理が楽、カートに入れすぎても取り消しが簡単■無駄につながりやすい100均グッズ【その6】半額追跡者<生態>:日中は身を潜め、夕方遅めのスーパーに出没する。割引シールを貼る店員の真後ろを尾行し、半額シールのついた商品は迷わずゲット<正しい節約法>:必要なものが半額で買えたらお得だが、必要でないものを買うのはたとえ半額でも無駄遣い。安くても不要なものは買わず、買い物を減らすのが本当の節約【その7】100均収納の“ステ”シャリスト<生態>:100円ショップで収納用品を買うのが大好き。「100均最強説」を信じて大量購入し、中途半端で使えないグッズの山を築く。「失敗しても100円」と潔く捨てまくる一面も<正しい節約法>:必要なら、失敗しない買い物を。捨てると商品代が無駄になるだけでなく、自治体指定のゴミ袋など、捨てるコストもばかにならない【その8】送料無料マニア<生態>:送料を払うなんて許せないケチケチ性分。送料無料ラインを超えるまで、必死に買うものを探し続け、「ついでにこれもいかが?」の誘惑にはまってしまう<正しい節約法>:どんな理由でも不要なものを買うのは無駄遣い。必要なものだけで送料無料になるまで購入を待つか、送料は現地までの交通費と割り切ろう【その9】小銭貯金の罠<生態>:旅行資金100万円を目指して、財布の小銭を貯金箱に入れるのが日課。貯金箱を振ると妄想は膨らむが、銀行預金の残高は乏しい……<正しい節約法>:小銭の入金には「硬貨入金手数料」が必要なことが多い。せっかくためても小銭だと目減りしてしまう。小銭はセルフレジでせっせと使い、紙幣をためよう【その10】清貧仮面<生態>:私の分を買うのは贅沢、私の小遣いはカットが仮面流。でも「ひと口ちょうだい」「いらないならちょうだい」「ランチ代は家計から」。家族にとがめられたら「なによ、ケチ」<正しい節約法>:本人は節約のつもりでも、単なるタカリ魔になりがち。子どもに嫌がられ、家族仲が悪くなる危険性も。自分の小遣いも予算を立て、その範囲内でやりくりを
2022年11月16日食品や電気代などの値上げラッシュで、これまで節約には縁がなかった人も「節約しなきゃ!」と意気込むものの、うまくいかず、悩んでいませんか?そんな人が陥りがちな節約に関するお悩みを、ファイナンシャルプランナーの飯村久美さんに解決していただきます。この手があった!節約できないお悩みの解決策立て続けに続く「今月からを円値上げします」というニュースを目にすると、憂うつな気分になりますよね。家計もお財布の中身も厳しい状況。これまで節約をほとんどしたことがなかったという人も、何かしら対策が必要になってきているかもしれません。そんな節約初心者の方が抱えがちなのが、「電気代節約のためにエアコンのスイッチをこまめに切っているのにまったく効果が出ない」「洋服の無駄遣いを減らしたいのに、気がついたらクローゼットに服がどんどん増えていく」「スマホ代をもっと安くしたいけれど、これ以上は減らせない」などのお悩み。でも、これらのお悩み、節約のプロなら簡単に解決できちゃうんです。今回は、20年以上ファイナンシャルプランナーとして家計相談を受けている飯村久美さんに、お悩みの解決策を教えていただきました。電気代・洋服代・スマホ代節約のよくある悩みとおすすめ節約術1.【よくある悩み】電気代節約のためにこまめにスイッチを切っているが効果が出ない電気代節約といえば、こまめにスイッチを切ること。これからの季節、暖房が必要ですが、電気代がかかるので使わないときはできるだけ切ろうという考えの人も多いかもしれません。でも、それほど毎月の電気代に節約効果が表れないことも…。飯村さん電気のスイッチをこまめに消して、節約できたとしてもほんのわずかな額です。エアコンはつけたり消したりするより、一日中、つけっぱなしのほうが割安な省エネタイプの製品もあります。おすすめなのは、電力会社と契約しているプランのアンペア数を下げて、基本料金を下げること。例えば、40アンペアを、30アンペアに下げるだけで、基本料金は年間3,400円ほど節約できることも。ブレーカーが落ちるのが心配なら、消費電力の高い電子レンジやドライヤーなどを同時に使わないようにしましょう。電力会社乗り換えという方法もあります。私は数年前に電力会社を切り替えたところ、年間の電気料金が1.2万円削減できました。ただし契約した電力会社が倒産する可能性や、各社で提供されているプランのうち、市場の動きによって価格が変動する「市場連動型プラン」は、電気代が大幅に値上がりする可能性もあることを踏まえておきましょう。2.【よくある悩み】洋服を無駄に買ってしまうことが多いーー洋服好きの人にとっては定番の悩み。衝動買いやいつのまにか似たような服を買っていたなんてことは日常茶飯事で、クローゼットの中はごちゃごちゃ。洋服代を節約するのに効率的な方法は…?飯村さん洋服に限ったことではありませんが、「モノを持ちすぎている人」はお金が貯まりません。自分の持ち物を把握できていないのと、何でもすぐに買ってしまうのが原因です。すでに持っているのに同じようなものを買ってしまい、無駄な支出をしてしまうのです。そしてモノが増えていくという悪循環に…。お金が貯まる人は、ある程度、自分の持ち物を把握しています。自宅のクローゼットに何が入っているか、おおよそわかるため、似たような服を買ってしまうこともありません。そこで、モノを持ちすぎていると自覚している方には、クローゼットの中身をスマホなどで写真に撮って保存しておくことをおすすめしています。買い物前に見ることで同じものや偏ったものを買うのを予防できます。写真を撮って客観的に見る習慣をつけると、不思議と無駄なものを買わなくなり、要らないものをどんどん捨てられるようにもなります。最近では、クローゼットの衣類を管理できる「XZ(クローゼット)」や「JUSCLO(ジャスクロ)」といった便利なスマホアプリもありますので、それらを利用するのも良いでしょう。3.【よくある悩み】スマホ代が高すぎる!でもこれ以上減らせないーースマホ代は家計の中でも高い割合を占めるので、できるだけ削減したいけれど、データ使用量は減らしたくないし、これ以上は無理!というのはよくある悩みです。飯村さんスマホ通信料は半額以下にもできます。通信キャリアや機種、プランを乗り換えて最適化しましょう。格安スマホや格安SIMは、利用するデータ通信量が3GB~20GBくらいであれば、通信料が1,000円~3,000円台で済むこともあります。また、意外と盲点なのが、スマホの故障や画面割れ、水濡れなどが起きたときの修理代の一部を補償するサービス料です。必ずしも契約しているキャリアの補償に加入する必要はなく、機種によっては補償料(保証料)が月額1,000円以上の高額となる場合もあるのです。けれど、加入しないわけにもいかないでしょう。節約法としては、外部のスマホの保険を利用する方法です。必要な補償だけを付けてカスタマイズできる保険もあるので、自分に合った保険に最適化するのも良いでしょう。例えばスマホ保険の「スマホケ」は、ベースプランである「故障」の補償だけで良いなら、保険料は月々100円です。もし「破損」「水濡れ」「盗難」の補償も付けたいなら、各100円で付けられます。4つすべて補償する契約でも月々400円で、年間通算最大10万円まで補償されます(オプションは免責金額あり)。ーープロの電気代、洋服代、スマホ代の節約術、いかがでしたか?「その方法ならいけるかも!」と感じるものがあったなら、ぜひ取り入れて値上げラッシュを乗り切りましょう。Information教えてくれた人…飯村 久美(いいむら・くみ)さんファイナンシャルプランナー歴20年。わかりやすく、親しみやすく、セミナーやメディア等で、マネー情報を発信している。著書に「お金の先生!できるだけ簡単にお金を増やす方法を教えてください。」(アスコム)などがある。(C)triocean/Getty Images文・椎原茜
2022年11月10日ドレッシングやマヨネーズは使わない!万能「オリーブオイル」「グレープシードオイル」出典:byBirth筆者はよくサラダを食べるのですが、前まではドレッシングを活用していました。月に1回ペースでドレッシングを購入していたことから、思い切って購入するのをやめました。ドレッシングはオイルがベースとなっているため、「オリーブオイル」「グレープシードオイル」にレモン汁、ブラックペッパーを混ぜ合わせたものをドレッシングにしています。出典:byBirth「オリーブオイル」はオリーブの果実から抽出されており、オメガ9系のオレイン酸が豊富に含まれていて抗酸化作用が高いです。「グレープシードオイル」はぶどうの種子を圧搾したものから抽出されており、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸が豊富に含まれていて、ポリフェノールが豊富なことから活性酸素除去、抗酸化作用が高いです。ドレッシングの代わりに取り入れたり、炒めものなどにも使えて万能です。出典:byBirth「オイル」を取り入れて感じたメリット良質な油を適度に摂ることでお通じがよくなったオリーブオイルやグレープシードオイルは高い印象があるが、毎月のようにドレッシングを購入するよりもコスパが良いドレッシング、ヨーグルト、炒め物、パスタなど色々使える「冷凍フルーツ」でビタミンを補う出典:byBirth筆者は朝ご飯にヨーグルトとフルーツを食べています。以前は生のフルーツを購入していたのですが、長期間日持ちしづらかったり、一人暮らしだと量が多すぎると食べきれないため少量購入になる、何度もスーパーに行かなければならず支出が増えると感じました。フルーツをたまに食べる程度であれば、生のものやスーパーやコンビニで買える少量タイプの冷凍フルーツなどでも良いと思いますが、毎日食べたり、保存しやすいことから業務スーパーの冷凍フルーツ「チェリー入りミックスベリー」をリピートしています。出典:byBirthこのミックスベリーには、ラズベリー、ブラックベリー、ストロベリー、サワーチェリーの4種類が入っています。ラズベリーはビタミンEや葉酸、食物繊維、ブラックベリーはビタミンC、カリウム、ストロベリーはビタミンCやポリフェノール、サワーチェリーにはビタミンC、ビタミンE、アントシアニンなどが豊富に含まれているため、抗酸化作用が高く、美肌やエイジング予防にもおすすめです。出典:byBirth「冷凍フルーツ」を取り入れて感じたメリット毎日ビタミンを摂取できる肌荒れが減少した気がする冷凍保存がきく生フルーツよりも保存やコスパが良い「コーヒー」「アーモンドミルク」でカフェ代節約出典:byBirth筆者はコーヒーが好きなので、カフェに行ったりコンビニでコーヒーを購入することもあるのですが、1回数百円が毎日と考えた時にコーヒー代がかなりかかっているのではないかと感じました。こういったことからインスタントの「コーヒー」と「アーモンドミルク」を常備するようにしています。お気に入りなのは業務スーパーで購入できる「ヘーゼルナッツフレーバーコーヒー」と、スーパーやコンビニで購入できる「アーモンド効果」です。出典:byBirthこのコーヒーはヘーゼルナッツフレーバー以外にバニラやココナッツもあります。コーヒーの味にフレーバーの香りが楽しめます。出典:byBirthブラックで飲むとヘーゼルナッツの香りがふわっと広がり、気分もほっこりします。出典:byBirth味を変えたい時は「アーモンド効果」を入れてラテ風にします。自宅や職場などでのコーヒータイム、外出時にボトルに入れて持ち歩くなどで、カフェに行く頻度やコンビニでコーヒーを購入する回数が減りました。自分好みのコーヒーやミルクで色々楽しめるのでおすすめです。「おうちカフェ」を取り入れて感じたメリットカフェに行く頻度や、コンビニでコーヒーを購入する頻度が減ったことで月のカフェ代が減ったカップや容器のゴミが減ったナッツでビタミンを補えている気がするいかがだったでしょうか。節約という言葉を聞くと食事を我慢したり予算を減らすというイメージかもしれませんが、我慢によってストレスになるのも良くありません。日頃よく購入しているものの中で代用できるものに変える、コスパ面などを考えてみるだけで、ちょこちょこ買いの出費が減り節約になることもあるはず。不必要に揚げ物やお菓子を購入して体型を気にするよりも、良質なものや自分の体や肌に効果的なアイテムを選び、取り入れてみるのもおすすめですので、ぜひ参考にしてみてください。
2022年11月05日女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。63回目は、ecocoメンバーの山口寧乃さん。今回はリビングでやっている節約方法を教えてもらったのでご紹介します。簡単にすぐマネできる節約術!リビング編【最近やってるecoなこと】vol. 63リビングでの光熱費を削減する方法をご紹介します。普段おうちで生活するにあたって、大半をリビングで過ごす方が多いのではないでしょうか。リビングでも少し意識するだけで電気代を節約することができます。山口さんは次に紹介する方法で節約しているそうです。照明部屋の明るさを落とし、不要な照明を消す山口さん不要な照明は徹底して消すよう、家族で意識して生活しています。電球形蛍光ランプから電球形LEDランプに取り替える山口さん引っ越しとともにすべて電球形LEDランプにしました。寿命が延びて交換頻度も減ったので助かっています。電球形LEDランプは電球形蛍光ランプに比べ消費電力は約3/4、寿命は約4倍になるそうですよ。ただ、和室だけはどうしてもこだわったライトを付けたかったので電球形蛍光ランプを使用しています。でも、在宅勤務のときは手元にLEDライトをつけており、これだけで仕事できるくらい明るいので、日中はこれしか使わないようにして節電を心掛けています。エアコン日中はカーテンなどで窓からの日差しを和らげる山口さんカーテンやふすまを閉めたりして日差しをカットしています。ただ、家の構造上どうしても日が入ってくる場合もあるので、完全にではないです。できるだけ心がけています。外出時はカーテンを閉めておく山口さん外出する時は昼夜問わずカーテンを閉めておくと、室内温度が上がり過ぎないです。エアコンをつけていた部屋のドアも閉めて出かけるようにしています。少しでも冷気が逃げないようにしておくことで、帰宅時に部屋に入ると少し涼しいような気がします。エアコンだけでなく扇風機を併用する山口さんエアコンの風を循環させるのに、サーキュレーターが重宝しています。風が体に当たると涼しく感じるので、我が家の設定温度は基本的に28度と、けっこう高めです。室外機のまわりに物を置かない山口さん室外機のまわりに物を置くと冷房効果が下がるので物を置かないようにしています。室外機の横に水道があり子どもがよく遊んでいるので「ここにはものを置かないようにしようね〜」と教えています。我が家では日中は太陽光で電気を自家発電していて、自家発電量より多い電気を使っているときはすぐ画面でわかるようになっています。なので、そのサインを見たらすぐに無駄に使っている電気がないか、探して消すようにしています。ーー昔に比べてまだまだ暑い日も多く、エアコンを使わないことは難しいので、できる範囲の節電を心がけていきましょう。【経済産業省サイトから抜粋、リビングの省エネ節約】電球形LEDランプに取り替える・・・約2,430円の節約冷やしすぎに注意し、無理のない範囲で室内温度を上げる・・・約820円の節約冷房は必要なときだけつける(設定温度28度)・・・約510円の節約山口寧乃都内在住/34歳 人材紹介会社に勤務しながら、3歳7か月と1歳4か月の男の子を育てる2児のママ。子ども向け番組のダンスを子ども達と一緒に踊りながら、毎日仕事と育児に奮闘中です。Instagram:@sunosuno_0117(C)Carlina Teteris/Getty Images文・平野絢子 イラスト・宮本志保
2022年09月14日食品や電気代、ガス代など、身の回りのさまざまなものが値上がりしているいま、節約をより一層考えるようになった方も多いのではないでしょうか。今回はその中でも、電気代の節約方法をピックアップ。anan Beauty+で過去に配信した記事を参考に、節約上手の方たちのアイデアをまとめてご紹介します。リビング編1.短時間の外出なら冷暖房は切らない!在宅ワークが増えた今、電気代が高くなった人も多いですよね。会社によって補助が出るところもあるけれど、少しでも抑えたい電気代!ライフスタイルに関心の高い20代~30代の女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「節約術」を徹底リサーチしてみると…、「2~3時間の外出のときは冷暖房は切らない!立ち上がりに一番エネルギーがかかるので」(38歳・専門職)「電気はこまめに消す。エアコンはこまめに消さない」(31歳・無職)「昼間は、問題ないならリビングの電気はつけずに仕事。他の部屋は使用していないなら電気は消す。今までマンションでは1万を超えたことは1度もないです。無駄についている電気は消す、これを徹底すると良いと思います」(35歳・専門職)「滅多に使わない家電のコンセントは抜いておく」(28歳・主婦)「使っていない部屋は電気を消す。夜更かしの時は照明を落として、間接照明で過ごします。リラックスできて心地よいです」(45歳・専門職)「エアコンはこまめにオン・オフしない」「使っていない部屋の電気は消す」「使用していない家電のコンセントは抜く」この3つに回答が集中。家にいるときは毎日こまめに電気の状態を気にすると、電気代節約になるので忘れずに行って!※ 文・玉絵ゆきの※ 2022年5月19日配信2.電気をLEDにするエコ活動をする団体『ecoco』のメンバーである大矢さんは、電気代節約のために照明をLEDにしているとのこと。大矢さんリフォームのタイミングで電気をLEDにしました。玄関は人感センサーにして消し忘れをしないようにしました。長寿命だから電気交換の手間がなく、うっかり触っても熱くない。紫外線がないので虫が集まりにくいらしいです。大矢さんは3年半でまだ1度も電気交換をしていないそうです。※ 文・平野絢子※ 2021年9月15日配信キッチン編3.保温機能のある家電を使わない続いては、シンプル志向で整理収納アドバイザーとして活動するのぞみさんにキッチンでの節電方法を教えてもらいました!保温機能付きの炊飯器は使用せず、圧力鍋でご飯を炊くのも電気代節約のテクニック。圧力鍋を使用する場合、加圧時間はたったの3分だけで済んでいるので、炊飯器を使用するよりも光熱費の削減が可能です。お湯を使う場合は、少量だけ沸騰させる電気ケトルを利用しています。1日に何度もお湯を使うなら長時間保温できるポットも便利ですが、お茶1杯分だけのお湯を素早く用意するなら、電気ケトルがぴったり。沸騰する際の消費電力は比較的大きいので、ケトルの目盛りを確認しながら、必要最小限だけを沸かすようにしましょう。4.コンロを効率よく使う料理をする際に、ガスコンロを効率よく使うためには、5つのポイントを心がけています。・鍋の底の水分は、しっかりと拭き取る・鍋の底から炎がはみ出さないよう、火力を調整する・コンロが熱いうちに、次の調理を進める・野菜の下茹では、電子レンジを利用する・汚れで余分な火力を使わないよう、コンロ周りをこまめに掃除する一つひとつは小さなことですが、意識すると段取りよく調理でき、時短家事にもつながります。5.冷蔵庫を壁から離して設置する『ecoco』メンバーの大矢さんは、冷蔵庫の位置や冷蔵庫の中身を調整することで、節電対策を行っているようです。冷蔵庫の設置場所が悪いと冷蔵庫自体に熱がこもってしまい、それを冷やすために余計な消費電力がかかるらしく、壁から5~10cm程度の隙間を空けて設置することで、冷蔵庫の周囲の温度を下げて効率よく冷やすことができると聞きました。また、冷蔵庫の中のものを7割以下に、逆に冷凍庫は隙間なく詰めることも省エネ・節電効果に良いそうで、実践しています。※ 文・のぞみ※ 2022年5月29日配信※ 文・平野絢子※ 2021年9月15日配信お風呂編6.ドライヤーの使用を短時間に抑えるのぞみさんは、お風呂上りにもこんなことを意識しながら節電対策を行っています。お風呂上がりに使用するドライヤーも、家族が毎日使うとなると、電気代が気になるかもしれません。ヘアケアのためにも、ドライヤーの使用を短時間に抑えるポイントは3つです。・タオルでしっかりと髪の水分を拭き取る・最初は熱風で乾かし、ある程度乾いたら冷風にする・洗面所を換気して、湿度を下げておく浴室からの湿気が洗面所に充満したままだと、髪の水分が十分に乾かず、余計に時間がかかってしまうことも。ミニ扇風機を置いて、湿気を飛ばしながらドライヤーを使うのもおすすめです。また、熱風と冷風を上手に使い分けることでドライヤーによる電力消費を抑えながら、髪へのダメージも減らせるでしょう。多くの家電に共通して効果的な節約術は、こまめにスイッチを切ることと、ホコリや汚れを溜めずに定期的にメンテナンスすることです。※ 文・のぞみ※ 2022年5月29日配信トイレ編トイレで節電する方法なんてあるのでしょうか?『ecoco』メンバーの山口さんが実践している方法はこちら。7.便座の蓋を閉める温かさもキープされるので節電にもなるし、衛生的にも良いです。1年間で約924円の節約になるそうです。(※)【参考】※ 東京ガス「ウルトラ省エネブック」8.夏は便座の保温をオフにする夏の間は便座の保温をオフにしています。コンセントを外すことにより待機電力もなくせます。便座カバーを使用するのも良いですね。※ 文・平野絢子※ 2022年3月2日配信小さな節電対策をしながら節約上手になろう!今回紹介したアイデアの中には、今日から始められるものも多くありました。「電気はこまめに消す」「便座の蓋を閉める」など小さなことでも、続けることで必ず光熱費の節約ができるはず。電気代が上がりやすい今の時期こそ、節電対策を意識してみてくださいね。©fizkes, Ratchat/shutterstock文・玉絵ゆきの、平野絢子、のぞみ 再編集・Nana
2022年07月15日値上げラッシュが続きます。電気代などを節約しなければ、と思いつつ、エアコンをつけなければ熱中症が心配です。節約アドバイザーの和田由貴さんに、エアコンや買い物時の節約ポイント、そして節約をする際のマインドを教えていただきました!プロ直伝!電気代の節約術エアコンが欠かせない季節になりました。しかし、気なるのはその電気代。節約アドバイザーの和田由貴さんにエアコンをはじめ、電気代の節約術を教えてもらいました。Q. エアコンが一番電力を消費するのは、どんな時?A. 設定温度と室温の差が大きい時和田由貴さん設定温度と室温が離れているほど、電気代はかかります。一番良くないのは、“つけて涼しくなったから消す、また暑くなったからつける”を繰り返すこと。オンオフでなく設定温度で適温をキープするのがベストです。風量も弱風や微風では室温が下がりにくく、余計に電気を使うため、『自動』設定が最も省エネに。Q. エアコンの設定温度を1°C変えると電気代は何%変わる?A. 約10%和田由貴さん冷房運転で1°C上げる、また暖房運転で1°C下げるごとに、消費電力は10%も減るとされています。そのため、暑い時期は少しでも設定温度を高めにすると、節約につながります。冷やしたい時は扇風機の併用がベター。風があることで体感温度が下がるうえ、消費電力も少ないので、電気代を気にせずに使えます。Q. 意外と電気代が高くつきがちなエアコンの機能とは?A. ドライ機能和田由貴さんドライ機能は機種によって2方式。『弱冷房除湿』は、弱冷房とほぼ同じ機能で湿気がそこまで取れず、一方の『再熱除湿』も、結露は排出しますが、冷やした空気を再び温めるため電気代が高くつく。『冷えすぎない=節約』ではないので、暑さを我慢してドライ機能を使うくらいなら、コスト面では冷房がおすすめです。Q. 電気代の節約で、最初に注目すべきなのはどんな家電?A. “あたためる”家電和田由貴さん熱を発生させて何かをあたためる家電は、電力を多く消費します。特に料金が高くつくのは、ポットや炊飯器、温水洗浄便座、暖房器具など。本当に必要かどうか考え直すことで、節約できることがあります。たとえば電気ポットは、常にお湯を沸かしておく必要がないのであれば、電気ケトルのほうが節約になります。※ 『anan』2019年5月29日号より。イラスト・とくながあきこ取材、文・重信 綾(by anan編集部)※ 2019年5月24日配信プロ直伝!買い物にまつわる節約術値上げラッシュの今、誰もが必需品を少しでも安く買いたいと考えているのでは?引き続き、節約アドバイザーの和田由貴さんに買い物にまつわる節約術を教えてもらいました。Q. 食品や日用品がお買い得な、意外なお店はどこでしょう?A. ドラッグストアと家電量販店和田由貴さん最近のドラッグストアには、薬を“ついで買い”してもらうことを狙って、食料品を置いているところが多いです。食料品でもうけようと思っていないため、牛乳やお菓子が激安価格で販売されています。家電量販店で販売しているシャンプーや洗剤、お酒も同様の理由で安い。おいしいところをうまく利用しましょう。Q. まとめ買いをすると、結果的に損をする可能性があるものとは?A. お菓子や飲み物などの嗜好品和田由貴さんまとめ買いには節約マインドを邪魔しやすい一面が。お菓子やカップ麺、アルコール飲料は、買い置きがあると思うと空腹じゃなくても口にしたり、“もう一本飲もう”と無駄に消費する可能性が高いです。また、トイレットペーパーなどの消耗品も、買い置きがあると節約して使おうとしなくなるので、要注意です。Q. 一人暮らしの人が100円ショップで買うべき商品は?A. 調味料和田由貴さん“100均だから何でもおトク”というのは間違いです。ビニール袋や排水口用ネット、コピー用紙などの日用消耗品は、単価を考えるとドラッグストアやホームセンターで買うほうが安い場合も。でも、調味料や香辛料などは通常よりも少量で売られているのでロスが少なく、一人暮らしでも使い切れて便利です。※ 『anan』2019年5月29日号より。イラスト・とくながあきこ取材、文・重信 綾(by anan編集部)※ 2019年5月24日配信楽しく節約を続けるためのマインド節約と聞くと、“面倒…”“我慢しなきゃいけない”など、ネガティブなイメージを持ってしまう人も多いのではないでしょうか。節約アドバイザーの和田由貴さんに節約を続けるためのコツを教えてもらいました。節約3つの心得1、よくわからずに払っているお金をなくす。和田由貴さん生活をする上で、何に使っているのかわからないまま払っているお金がある人は要注意。“こういうものだから…”とスルーしていると、損をしていることに気づけません。一度、無駄がないか見直しましょう。2、節約の目的は「生きたお金の使い方」。和田由貴さんお金の目的は貯めることではなく使うこと。その過程で無駄を削ぎ、“使った感”を高めることが節約の役割です。同じ額を出すなら、何となくではなく、満足感のある“生きた使い方”をすることが大切です。3、生活が大きく変わらない部分から手をつける。和田由貴さん節約時、食費や交際費などから控え始めると、たとえば食費ならおかずが1品減るなど、生活の質がわかりやすく落ち、挫折しやすい。電気料金などの固定費をはじめ、生活が変わらない部分から手をつけて。和田由貴さん節約アドバイザー。「節約は、無理をしないで楽しく!」がモットー。TV出演や記事の執筆、講演など幅広く活躍。著書に『月3万円貯まるムダなし生活術』(ナガオカ文庫)など。※ 『anan』2019年5月29日号より。イラスト・とくながあきこ取材、文・重信 綾(by anan編集部)※ 2019年5月23日配信節約は知識だ!エアコンの温度設定のように、知っているかいないかが節約に繋がることが多くあります。節約術をたくさんインプットし、自分に合ったものをどんどん取り入れていきましょう!まとめ構成・小田原みみ
2022年06月27日毎年6月頃になると、各地で梅雨の季節を迎えます。連日続く雨とともにやって来るのが、ジメジメとした湿気。肌にまとわりつくような湿気に、暑さや不快感を抱く人も多いでしょう。ペットボトルで除湿するやり方が?ひろふみ(@hirokoujiKanpo)さんがTwitterに投稿した、簡単に湿度を下げる方法を紹介します。それは、単にエアコンの除湿器機能を使うというものではありません。部屋の中がひんやりとするだけでなく、エアコンの風が苦手という人にもよさそうなやり方がこちらです。ジメジメ蒸し暑くなってきました☀️湿度で夜寝づらいって人は凍らせたペットボトルをボールに入れて置いておこうペットボトルの周りに水滴がつく結露するよ予想以上に除湿出来るしお部屋もヒンヤリエアコンの除湿が嫌な人はやってみよう❗️ pic.twitter.com/GtbCk2SeR1 — ひろこうじ薬局ひろふみ 本出たよ(о´∀`о) (@hirokoujiKanpo) June 4, 2022 ひろふみさんが紹介したのは、凍らせたペットボトルをボウルに入れ、部屋の中に置くというもの!空気中の水分を集めて『結露』を発生させることにより、除湿につながるのだとか。また、凍ったペットボトルの中身が溶けた後は、水として飲むことも。夜中に目が覚めてノドが渇いた時に、水分補給にもなりますね。ひろふみさんが紹介した方法は、多くの人のタメになったようです。・このやり方は知らなかった…。節電にもなってよさそう!・エアコンが効きすぎて寒くなることあるから、これはやってみたい。・やってみたら、明らかに涼しくなってビックリした。電気代を節約したい人やエアコンが苦手な人は、試してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年06月06日ライフスタイルに関心の高い20代~30代の女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「節約術」を徹底リサーチ。原材料の高騰によりさまざまな商品の値上げが続く現在、メンバーが実際に行った節約術と感想をまとめました。Q. 実際にしたことがある(している)食費の節約方法と感想を教えてください。自炊に切り替えたら食費が15万から5万に!「コロナ前はランチも外食だったので、夫婦2人で食費は15万円程でした(笑)。でも自炊にしてから多分月に5万~7万程に。平日は徹底して自炊するようにして、コストコとスーパーを併用利用して、安くなっていて賞味期限が近い食品を購入し冷凍して管理しています。それが習慣づいた今は特に無理をして節約している気分にもなりません」(35歳・専門職)「夕ごはんの残り物を翌日使うようにして、余計な出費をおさえる」(34歳・会社員)「外食が多いので、少しでも支出を減らすために米だけは家で炊いておかずを買うなどする。節約メニュー(豆腐や納豆など豆類を多用すると食感的に満足感が得られやすい)を作る」(28歳・会社員)「平日は粗食、休日は少しリッチにする。節約できているかは……わかりません(笑)」(33歳・会社員)節約の基本「自炊」。外出制限により自炊に切り替えたことで食費が15万円から5万円に大幅ダウンしたのはすごい結果です。外食は、1回ごとの金額は大したことないように感じても、1か月単位で計算すると家計を圧迫していることが多いもの。「節約したい!」と思ったらまずはメンバーのように自炊に切り替えるとすぐ結果がでるかも。価格比較、特売品をメモ…スーパーを賢く利用する「家の近くにスーパーが2軒あるので、どちらも見比べてから安い方を買うようにしている。お惣菜やサラダは夕方に半額になっている物しか買わない」(38歳・無職)「近くにあるスーパーの商品の価格をメモ。バターならこの店、醤油ならこの店、のように買いわけをしていました!」(30歳・無職)「買い溜めはしないで、その日の値引きした食材でつくる」(31歳・無職)「ある程度の献立を考えてから買い物に行く。旬のものを取り入れた献立にすること」(38歳・無職)自宅付近にスーパーが数軒ある人は、欲しい商品ごとに最安値品を買いまわるのも手。また、旬な食材は数多く仕入れているスーパーが多いので、値引きされているケースがあります。栄養満点の旬な食材をお安くゲットできるので、今旬な食材は何か常にアンテナを張るようにしましょう!Q. 実際にしたことがある(している)電気代の節約方法と感想を教えてください。短時間の外出なら冷暖房は切らない!在宅ワークが増えた今、電気代が高くなった人も多いですよね。会社によって補助が出るところもあるけれど、少しでも抑えたい電気代!「2~3時間の外出のときは冷暖房は切らない!立ち上がりに一番エネルギーがかかるので」(38歳・専門職)「電気はこまめに消す。エアコンはこまめに消さない」(31歳・無職)「昼間は、問題ないならリビングの電気はつけずに仕事。他の部屋は使用していないなら電気は消す。今までマンションでは1万を超えたことは1度もないです。無駄についている電気は消す、これを徹底すると良いと思います」(35歳・専門職)「滅多に使わない家電のコンセントは抜いておく」(28歳・主婦)「使っていない部屋は電気を消す。夜更かしの時は照明を落として、間接照明で過ごします。リラックスできて心地よいです」(45歳・専門職)「エアコンはこまめにオン・オフしない」「使っていない部屋の電気は消す」「使用していない家電のコンセントは抜く」この3つに回答が集中。家にいるときは毎日こまめに電気の状態を気にすると、電気代節約になるので忘れずに行って!Q. 実際にしたことがある(している)水道代の節約方法を教えてください。「節約シャワーヘッド」利用者多数!「節水シャワーヘッドかつ、ワンタッチでお湯を止められるタイプにしたら、シャワー中に無駄な水を減らすことができた」(28歳・主婦)「節水シャワーヘッドに変更」(35歳・専門職)&(38歳・無職)&(38歳・専門職)「洗い物をする時に1回1回水道を止める」(34歳・会社員)「洗濯物は2日に1回にする」(33歳・会社員)自宅のシャワーヘッドを節水できるシャワーヘッドに切り替えているメンバーが多数いました。節約シャワーヘッドは各メーカーで節水力や水圧の強さが違うので購入を検討している人は下調べをよくすると意外と節約になるかも!?他には、洗い物やシャンプー中にお湯を出しっぱなしにしないなどこまめに止めることで、節約を心がけている様子。以上がアンケート結果でした。今日から自炊を心がけ、電気も水道も「こまめに消す・止める」ことを意識する生活をまずは1か月続けてみて、前後でコストを比較してみましょう。少しでもコストが減っていれば、今回取り入れた節約術を習慣化してみて!(C)d3sign/Getty Images(C)Witthaya Prasongsin/Getty Images文・玉絵ゆきの
2022年05月19日食品や生活用品の値上げが続くなかで、店頭で価格が高くなったと感じたり中身が少しずつ減ったりして、今までよりも食費にお金がかかると痛感する機会も増えたはず。そこで今回は、シンプル志向で整理収納アドバイザーである筆者が整理収納の視点も取り入れながら、食費節約の方法をご紹介します。1.買い物は週2回に分ける筆者は元々、1週間分の食材を週末にまとめ買いしていました。しかし、子どもが成長して買い物の量が増えるにともない、1週間分の買い物を1回で済ませようとすると、荷物がとても重くなって大変に。また、日持ちがする野菜としない野菜を分けて下ごしらえすることも、量が多いため手間がかかってストレスに感じていました。そのため、現在は週に2回、3~4日分ずつ買い物に行くようペースを変更。買い物を週2回に分けることで、冷蔵庫にもほどよく空間が生まれ、食材を整理しやすくなりました。食材の残量もしっかり把握できるので献立も考えやすくなり、食材のロスも減ったと感じています。2.冷蔵庫を見やすく整理する先ほども触れたように、冷蔵庫を見やすく整理すると消費期限切れの食材を減らすことができるため、結果的に食費の節約にもつながります。さらに、冷蔵庫の中にあれこれ詰め込みすぎると、食材が取り出しにくかったりうまく冷えなかったりして、ストレスを感じてしまうことも多くなりますが、どこに何があるかわかりやすいように普段からしっかり整理しておくことで、食材の迷子を減らせる上に、家事の時短にも繋がります。筆者は冷蔵庫内を整理するために、100均グッズなどを取り入れているので実用方法をいくつかご紹介します。(1)トレーを入れて引き出し式にする手が届きにくい奥のスペースは、トレーを活用して食材を取りやすくしています。ヨーグルトや豆腐、卵など、同じ食材をトレーに入れて縦一列にまとめておくと、在庫の管理がとてもラクになりますよ。毎日の朝食で使う食品やジャムなどのビン類など、一緒に使うものをトレーにまとめて置いておくと、食事の準備もスムーズになるでしょう。(2)ドアポケットに仕切りを入れるドアポケットの調味料スペースには、100均で買えるドアポケット専用の仕切りを入れて、指定席を決めています。逆さまにしたケチャップやマヨネーズは、ケースに入れて立てて収納。ビンなど液だれして汚れやすいものは、あらかじめ下にキッチンペーパーを敷いておくと、汚れが広がりにくく掃除もしやすくなります。(3)ちょっとした工夫で食材を最後まで使い切る引き出し式の冷凍庫や野菜室は、上から見て一目で在庫がわかりやすいよう、立てて整理しておく方が良いでしょう。在庫が把握しづらいと間違えて同じ食材を買ってきてしまい、食品ロスを増やすことに繋がりかねません。冷凍庫は食材の形を揃えて整理しやすさを重視。野菜室は仕切りを入れて見やすく、さらに汚れにくいように工夫してみましょう。冷凍庫肉や魚は、家族分の量に分けてビニール袋に入れ、バットで平らな状態にして冷凍保存。すると、板状に冷凍しておけるため、すべて同じ大きさに揃えられ、立てて収納しやすくなります。野菜室野菜が埋もれてしまわないように、ケースで仕切りを作って種類ごとに整理整頓することがポイントです。小松菜やきのこは、買ってきたら食べやすいサイズにカットしておき、すぐ使えるように半透明のプラスチック容器に移し替えます。使いかけの野菜は、野菜室の一番手前に置いて、使い忘れがないように常に目に入る位置に置きましょう。3.タレやドレッシングは食べる分だけ作る筆者宅では、焼き肉のタレやドレッシングを買っても、途中で味に飽きてしまい、最後まで使い切れないこともあり、もったいないと感じることがよくありました。現在は、市販のタレやドレッシングはほとんど買わず、当日に食べる分だけを作るようにしています。基本の調味料を組み合わせれば、味噌だれ・中華ダレ・塩ダレ・香味ダレなど、さまざまなバリエーションのタレを作れます。自作することで残っているタレやドレッシングの消費期限を気にする必要もなくなり、自分好みの味付けが可能です。使いかけやほとんど使わない調味料が冷蔵庫にある場合は、原材料表示を見て自分でも作れそうかどうか、ぜひ検討してみることをおすすめします。筆者は、冷蔵庫の中は“自分専用のスーパー”だと思っています。バイヤーである自分が使いやすい食材や調味料を、把握でき、使い切れる量だけをセレクトして陳列することで、冷蔵庫がより使いやすくなる上に食費の節約にもなります。買ってきた食材はおいしいうちに無駄なく使い切れるよう、買い物の量や回数をそれぞれのご家庭の事情にあわせて工夫してみてくださいね。のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2022年05月12日お給料は上がらないのに物価は上がるいっぽう。なんとか家計を切り詰めたい。そこで、anan Beauty+ clubに所属する女性約100人に節約術について聞いてみました。月に数万円も節約できた体験談から、節約のつもりがかえって出費がかさんでしまった...といった失敗談も!成功した節約方法とは?anan Beauty+ clubのメンバーに、まずは実践してよかった節約術を教えもらいました。どのくらいの節約につながったかも気になるところです。※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。飲み物を買わない「水筒を持ち歩く。月5,000円くらい節約できてると思う」(24歳・会社員)「コーヒー豆を買って自分でいれるようにしたら、カフェに行かなくなったのでかなり節約になった!」(32歳・主婦)「家で飲むものをすべて水にした。お茶やジュースを買うよりも経済的」(30歳・会社員)「職場近くのコンビニで買った2Lのペットボトルを休憩室に置いて飲んでいる。500mLのペットボトルより安く済む」(29歳・自由業)食材を冷凍「お肉を買ったらすぐに使わない分は冷凍して保存。余計な買い物が減り、食品ロスも激減」(32歳・自営業)外出・外食を減らす「外食を月1回にすることで数万円節約できた」(35歳・自由業)「外に出ないのが1番の節約だと思う。おうちでの趣味を増やす」(31歳・会社員)「リモートワークになり、ランチを自炊をすることで月1万3,000円ほど節約」(31歳・会社員)少し手間がかかっても、自炊したり、水筒やタンブラーを持参したりすることで、節約と同時に食品ロスやプラスチックごみを減らせるなら一石二鳥ですね。ペットボトル飲料は1本150円程度でも、チリが積もれば結構な金額に。自分が月にいくら飲料に使っているか、1度計算してみるといいかもしれません。ほかに、「レストランを事前に予約することでドリンクサービスをゲット!」(37歳・会社員)、「夜の外食より昼の外食を増やす」(31歳・会社員)など、工夫をして楽しみながら節約を実践している方々もいました。「家で暖房をつけるときはドアを閉める」(34歳・公務員)や、多くの方が回答してくれた「「エコバックを使う」のもエコと節約を兼ねていて、いいですね!また、節約のために見直したものについても聞いてみました。スマホの料金プラン「別会社にしたら6,000円くらい安くなった」(28歳・主婦)「スマホの契約会社を変えたら料金が3分の1になりました」(32歳・自営業)「スマホ料金。格安スマホに変えたら、月々7,000円くらい節約できた」(30歳・会社員)光熱費「1社にまとめたことで、月4,000円ほど減らせた」(28歳・主婦)美容代「黒髪にしてカラー代をうかせた!」(32歳・主婦)「スマホの料金プラン」と答えてくれた方が、圧倒的多数!平均すると、6,000〜7,000円減らすことができているようです。なかには「1万円安くなった」(31歳・会社員)という人も。ほかに、「月々の娯楽費や服代」(31歳・会社員)、「サブスク」(40歳・公務員)などを見直したという回答もありました。安けりゃいいってものじゃない?!最後に、やってはみたけれどかえって余計な出費につながったり、ストレスになったりして続かなかった節約術についてもたずねてみました。まとめ買い「100均で安いし便利と思って買っていたけど…きちんと計算したら割高なものがあった」(38歳・自営業)「お菓子をまとめ買いしたが、量が多くて飽きてしまい賞味期限切れに」(35歳・専門職)「ワインのまとめ買い。飲む量が増えただけだった...」(31歳・会社員)「特売で買った食材で自炊しようとするも、使い切れずに破棄。罪悪感を感じた」(40歳・会社員)好きなものをガマン「毎日の楽しみであるカフェラテをガマンするようになったら、ストレスがたまった。息抜きにはお金をかけていいかなと思った」(30歳・会社員)セール品・安い品を買う「セールでコスメを買ったが、結局使わなかった」(32歳・主婦)「容量が多くて単価が安くなるような冷凍食品。一人暮らし用の冷凍庫に収まらず失敗」(31歳・会社員)「ブランド品と見た目が似ている安い服を買ったが、結局着なかった」(40歳・会社員)買い物の時に「安い! 」と思っても、いったん落ち着いて「本当に必要か」、「使い切れるのか」をもう1度考えてから購入を決めた方がよさそうです。また、「暖房をなるべくつけずにいたら風邪をひいてしまった」(38歳・自営業)なんて声も。節約も健康あってこそ。無理はしすぎないようにしましょうね。節約はムリのない範囲で楽しみながらムダな出費はおさえたいですが、それによって生活が窮屈になってしまってはつまらないですよね。そのときどきで優先順位を決めて、出費を増やしたり減らしたり調節しつつ、ときには自分の楽しみのためにお金をドーンと使う余裕ももちたいもの。そのためにも、まずはできそうなものから節約してみませんか。(C)Hispanolistic/Getty Images(C)Valeriia Sviridova / EyeEm/Getty Images(C)mikroman6/Getty Images文・ちかまつ
2022年05月03日やりくり上手な人ほどつけているイメージが強い家計簿。でも、初心者こそチャレンジすべき節約術の一つなんです。それは、収支を把握するという、家計管理の基本につながっていくから。まずはアプリで試してみるのが。節約するためには、まず収支の確認を。普段どれくらいのお金を使っていて、本来ならどれくらいの予算でやりくりするべきなのか。当たり前のことのようで、節約がなかなかうまくいかない人の中には、収支の把握ができていない人もいるのでは?「既に家計をやりくりできている人は、無理に家計簿をつける必要はありません。ただ、思ったように節約できていないなら、家計簿を2か月~1年ほどつけてみて、予算を把握してみましょう」(節約アドバイザー、消費生活アドバイザー・和田由貴さん)収支を把握し、予算を考えるのが苦手な人にとって、補助輪のような役目を果たすのが家計簿。「日々の食費や、化粧品代一つとっても、個人差がありますよね。例えば、“20代女性の平均出費”のようなデータも相場を知る参考にはなりますが、それに無理やり当てはめると、なかなかうまくいきません。自分のライフスタイルに合った予算を導き出すには、家計簿をつけるのが近道です」いざ始めようと思ったら、何を使えばいい?初心者におすすめの家計簿を聞いてみると。「ノートやスマホアプリなど、自分が負担なくつけられるものを選ぶのがおすすめです。ただ、レシート読み取り機能や、銀行口座との紐付けなどのおかげで、より手間がかからないのはアプリ。どちらにしても大切なのは、つけっぱなしにしないで、定期的に見返して家計を把握、やりくりや節約に活用することです」おすすめ家計簿アプリ初心者にもおすすめの家計簿アプリを和田さんがチョイス。クレジットカードや銀行口座との紐付けや、レシート読み取りなど手間をかけずに家計簿をつけることができる優秀アプリが勢ぞろい。どれもダウンロードは無料なので、ぜひ試してみて。マネーフォワード ME家計の分析レポート機能も搭載。ゆくゆくは資産管理の味方に。レシート読み取り機能やクレジットカード連携など、家計簿アプリの基本をおさえた定番アプリ。銀行口座や証券口座など連携先の多さが魅力で、貯蓄ひいては長期的な資産管理もサポート。1年以上前のデータを振り返る機能や、家計レポート機能が追加されるプレミアムプランは月額¥480~。App StoreとGoogle Playで配信中。・連携した口座残高などの情報をまとめて閲覧できる。クレジットカードの引き落とし額お知らせ機能も便利。・月の支出をグラフでわかりやすく確認。項目ごとの家計に占める割合が一目瞭然なので、スムーズに現状把握できる。Zaimシンプルなデザインの自動家計簿。データを紙に出力しての保存も!アプリで自動でつけた家計簿を紙のプリント用に出力する「ふりかえりプリント」機能もあり、デジタルと紙の家計簿のいいとこ取りも可能。生涯にわたっての家計シミュレーションやお金の知識を提案してくれる「一生黒字プラン」などが使えるZaimプレミアム会員は月額¥440~。Web版や、App StoreとGoogle Playで配信中。・ホーム画面では、予算と進捗がわかるほか、家計簿をつけてきた記録が残るので、モチベーションもUPするはず。・レシート読み取り、自動入力機能も搭載。面倒な出費の入力も、レシートを撮るだけなら続けられそう!2秒家計簿 おカネレコ必要十分な機能で使いやすい。オフラインもOKな“2秒”家計簿。無料版はシンプルな手入力で、これまで紙の家計簿に慣れていた人もスムーズに使えそう。電波のないオフライン状態で問題なく利用できるのも安心ポイント。レシート読み取りや口座連携、データバックアップなど、デジタルならではの機能を追加するクラウド会員は月額¥480~。App StoreとGoogle Playで配信中。・アプリを開いてすぐに、“約2秒”で支出や収入を入力できるので、忘れないうちに家計簿をつけることができる。・目標の貯金額を設定することで、どれくらいのペースで貯金ができているか、達成度合いを可視化。Money tree通知機能を使いこなして予算やポイントの有効期限をチェック。銀行口座やクレジットカードを登録すれば、自動で支出を記録。高い基準での個人情報管理を証明するTRUSTeマークを取得したアプリ。食費などカテゴリーごとに設定した予算を超えそうになった際の通知機能や、CSV・Excelへの出力ができる有料プランMoneytree Growは月額¥360~。App StoreとGoogle Playで配信中。・マイルやポイントなど、どれくらい貯まっているか把握しにくい資産をまとめて見られるのもアプリの強み。・カードの引き落としや、ポイントの有効期限などを通知。つい忘れがちなお金にまつわる情報を管理できる。和田由貴さん節約アドバイザー、消費生活アドバイザー。テレビや雑誌などで活躍。著書に『和田由貴のシンプル節約術』(あさ出版)、監修本『超かんたん!はじめてのスマホ決済』(扶桑社)など。※『anan』2022年4月27日号より。イラスト・いいあい(by anan編集部)
2022年04月23日結婚すると、一人の頃よりも支出の把握が難しくなります。無駄遣いを防ぐためには、2人の節約意識が重要になるでしょう。そこで今回は、パートナーに最適な節約家男子の特徴を3つご紹介します。■ 車は燃費のよいECOカー車好きな男性が多い中、燃費を意識してECOカーに乗っている人は、節約の意識が高いとみて間違いないようです。「友達のご主人が大の車好きで、燃費の悪い海外の車に乗ったり、国産の車をカスタマイズしたり。一方、私の彼はECOカーで、見た目よりも燃費を気にするタイプ。ガソリン代も結構かかるのに、車の改造費までお金かけられて本当に困ると言っていた友達を見て、ECOカーを選ぶ男性と付き合えてよかったなと実感しています。長い目で見て必要な費用がどれくらいかかるのかを考えられるのは、節約家の素質があると思いました」(28歳女性/保育士)趣味への投資をめぐって不満が溜まらないように、賢いお金の使い方ができる男性をパートナーにしたいですよね。■ クーポンを活用して出費を抑えている抵抗なくクーポンアプリを使う男性は、節約の意識が高いと言えるでしょう。「彼は節約の意識が高くて、デートでは必ずクーポンアプリを提示して出費を抑えています。対象のクーポンがなくても嫌な顔をせず気前よく払ってくれるので、クーポンを毎回提示してもケチな雰囲気を感じることもないですし、嫌な気分にもなりません」(27歳女性/美容師)クーポンの対象になっていなくても嫌な顔をしないような男性は、ケチではなく節約家。ケースバイケースでクーポンアプリをうまく活用できる男性は、よいパートナーになりそうですね。■ プチプラアイテムを使いこなしているプチプラアイテムをおしゃれに着こなせる男性は、節約の意識を持っている可能性が高いと言えるようです。「友達の彼がアパレルの店員さんみたいにおしゃれだったので、後日聞いたら『プチプラブランドばかりだよ』と返ってきて驚きました。服にお金をかけるのが嫌で、安いアイテムを着まわしているそうです。お金をかけずにおしゃれなコーデを作れる男性は、結婚しても節約の意識が高いんだろうなと感じました」(30歳女性/トリマー)プチプラアイテムメインでも、おしゃれに着こなせるのはセンスのよさのあらわれですね。ブランドにこだわらず、賢くおしゃれができる男性はパートナーに向いているかも。おしゃれの楽しみ方に注目してみることも、節約家男子と出会うきっかけとなるでしょう。■ 豊かな生活が送れるかも?節約の意識がない男性が、結婚してからも散財するというのはよくあります。お金に困らないために、パートナーが節約家かどうかを見分けることは大切です。2人の心まで豊かに過ごせるように、ケチな人ではなく節約家男子を上手にゲットしましょう。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年04月08日「友人がクーポンを使って節約しているのを見たら、僕はえらいなあと思います。だったら僕もそう思われているに違いない。皆さんも堂々と節約しましょう」そう話すのは「カッチカチやぞ!」でおなじみのザブングル加藤さん。相方の芸能界引退で、現在はピン芸人としてバラエティ番組出演のほか俳優としても活躍している。『手取り20万円台からはじめる3,000万円貯金術大全』(宝島社)の著書もある加藤さんは、人気絶頂だった10年ほど前に、都内に約7,000万円の戸建てを購入。そのころから節約に目覚めたという。「住宅ローンを早く完済したいし、仕事がじわじわ減ってきた焦りもあって節約生活を始めました。その後いろいろありましたが、節約のおかげで今の家計は超安定です」(ザブングル加藤さん・以下同)闇営業問題、コロナショック、相方の引退を経て、節約の安心に目覚めた加藤さん。そんな彼の“ケチ生活”格言をピックアップ。【1】ダイエットは金をかけるものではない「カッチカチやぞ!」で見せる腕は筋肉モリモリ。鍛えているの?「全く鍛えていませんが、毎日10キロ歩くので、足はアスリート並みに鍛えられています。やせたい女性は、歩くといいですよ。そもそも、スポーツジムに行ったりやせるために何かを買ったり、ダイエットはお金をかけてやるものじゃなくて、歩いて交通費を浮かせたり、食べる量を減らして食費を節約したり、副収入を得ながらやるものです」加藤さんは、節約で浮いたお金を『副収入』と呼んでいる。「(歩くといいことは)健康になるしアイデアも浮かぶ、もちろん副収入も稼げる一石三鳥です。副収入は交通費だけじゃありません。僕は空のペットボトルに水道水を入れて飲んでいるので、毎日2本で300円の副収入です」【2】少しの不便は「節約のスパイス」節約生活は不便では?「たとえば電気。うちはいま30アンペアの契約です。家を買ったときは50アンペアでしたが、切り替えて月500円ほどの副収入ができました。ただ消費電力の大きなものを同時に使うとブレーカーが落ちます。これを不便だという人はいるでしょう。でもわが家では『電子レンジを使うときはエアコンを切る』のが当たり前。そうなると、何の不便も不自由も感じません」慣れるまでがたいへんでは?「どうしたら不便が解消できるか考えるのは楽しいですよ。少しの不便は、節約生活のスパイスです」【3】妻はよき節約パートナー節約生活に家族の反発は?「最初は妻も子どもも嫌がっていました。でも、慣れるものです。家計は僕が管理していますが、妻には給与明細から預金額、住宅ローンの残高などすべてを包み隠さず事細かに説明しています。保険に対する考え方なども何度も話して、徐々に洗脳して(笑)。おかげで、いまでは僕の考え方にそっくりのよき節約パートナーです」子どもたちは?「ゲームの課金がしたいとよく言いますが、『課金は“犯罪や”』くらいに教えています。エアコンがガンガン効いた快適な環境と違って、うちは『夏は暑い、冬は寒い、仕方ない』ですが、かえって丈夫に育っているのではないかと思います。僕も家族も風邪もひかず、みんな元気です」【4】ケチは「経済」の「知恵」ケチだと言われない?「言われますよ。面と向かって『ケチくさい』と言う人もいます。でも僕は、ケチとは『経済』の『知恵』だと思っています。僕は経済の知恵を駆使して、住宅ローンを早期完済し、副収入を稼いでiDeCoでガンガン貯めていますから、老後の心配もありません。ケチくさいと言う人には、『20年後に会いましょう』と返すことにしています。20年後、僕は不安のない生活をしている自信がありますが、経済の知恵がない人はどうなっているのでしょう」節約生活を続ける秘訣は?「『絶対ムダ遣いしない』ではたいへん。『ムダ遣いは基本しない』くらいのゆるめで、節約をゲーム感覚で楽しむのが一番です。それと人と比べないこと。うちの家族旅行はいつも近場ですが、交通費も浮くし、移動時間も短いから家族と遊ぶ時間が増えます。わが家なりの楽しみ方で十分満足。僕の人生、かなり楽しいです」
2022年02月09日昨年から続いている空前の値上げラッシュは、まだまだ終わりが見えない。家計がピンチの今だからこそ取り入れたい、ストレスフリーな節約術を教わりましたーー。「あらゆる買い物の場面で、『この消費はコスパがいいのか?』というのを常に自分に問いかけています。“コスパ”とはコストパフォーマンスの略で、“コスパがいい”というのは、かかったお金よりも得られる利益のほうが大きいということを指します」そう語るのは、元お笑い芸人で現在は個人投資家の井村俊哉さん。芸人時代は年収3万円だったが、アルバイトで貯めた100万円で投資をはじめ、現在は資産10億円に。巨大なお金を築いた陰には、投資だけでなく、無理なく続けられる“節約術”があったのだという。「節約はダイエットと同じで、我慢している状態だと長続きしません。欲しいものは買っていいんです。ただし、いい物をどう安く買うか。そこにはとことんこだわってください」(井村さん・以下同)そんな“ストレスフリー”で実践できる、8つの節約術を教えてもらった。「まずは値段だけ見るのではなく、内容量で比較することが大切です。ティッシュ1箱でも150組と200組では、容量が約25%も違います。1枚あたりの単価が安いほうを選ぶだけで節約につながるのです」【1】スーパーではグラム表示を見るべし「最近は値段は変えずに内容量だけ減らす“ステルス値上げ”が多いです。ポテチ58円は一見安そうだが30gでは割高。ティッシュも150組か200組かで容量が約30%も違う。トイレットペーパーも1ロール50mと40mがあるので容量に注意するクセをつけて!」【2】月1,000円買わないポイントカードは捨てるべし「スーパーなどのポイントカードの上限は5枚です。少ない枚数に厳選すると、ポイントがたまりやすく、期限切れなどの見落としも少なくなります。『ポイントカードの黄金比』を参考に、月1,000円も使わないお店のカードは思い切って捨てましょう!」〈ポイントカードの黄金比〉日用品のお買い物(ドラッグストア、スーパーなど):5枚前後共通ポイントカード(Tポイント、Ponta、楽天など):3枚前後専門店(家電、美容院、洋服など):極力持たない【3】食品の値段を記録すべし「買い物時は値段を感覚で覚えるのではなく、メモしておこう。オススメは『マイ底値リスト』というアプリ。食品や洗剤などの容量も登録でき、自動で単価を計算してくれます。コスパがよい方を比較するのに便利!」■献立をスーパーで考えるべき理由とは?【4】献立はスーパーで考えるべし「スーパーへ買い物に行くときに『今日は鍋にしよう』と先に献立を決めてしまうのはNG。なぜなら、その時点で買う食材が『白菜』『鶏肉』『豆腐』などと決まっていますよね。しかしその日に都合よく、欲しい食材が安く売っているとは限りません。夕方の割引セールがある場合もあるので、スーパーへ行って、お得な食材のなかから献立を考えるようにすることで、自然と節約につながるのです」【5】支払いはキャッシュレスにすべし「支払いは現金ではなくポイント還元などがあるクレジットカード、電子決済などのキャッシュレスがオススメ。年間消費の約1%を回収できます。月10万円のクレジットカード利用で年間1万2,000円以上もお得に!」【6】洋服は古着のチェーン店で買うべし「僕が着ているジャケットはブランドもので、1万円のものを古着屋さんで780円で買いました(笑)。ただし下北沢などのおしゃれな古着屋さんは高いことが多いため、古着のチェーン店、特に『トレジャーファクトリー』『セカンドストリート』『モードオフ』がオススメ。商品が多いお店ほど買取り時の品定めが簡素になっている場合があり、掘り出し品が眠っています」【7】家電の買い換えは3月にすべし「企業の決算期日は3月末の場合が多く、決算日までに売上業績を少しでも上げようとするため、3月に値段を下げてたくさん売ろうとします。また4月に商品をリニューアルすることも多く、3月中に現行の商品を売り切りたいため、値下げされる場合も。とくに高価な家電などは、種類にもよりますが1年でいちばんお得になりやすい3月末に行われる決算期末セールがねらい目です!」【8】卵・バナナ・納豆を食べるべし「『卵』『バナナ』『納豆』の“神スリー”食材は、いつでもスーパーに並んでおり、コスパのいいスグレモノ。卵は10個入り1パックが198円、バナナは1房で98円だったり、納豆は3パックで59円とかですよね。それでいて、納豆にはタンパク質が多く含まれていたりと、コストに対して得られる栄養素が高いんです。また1年を通して価格の変動も少ないので安定して食費を抑えられます」いまの生活クオリティーを下げずに、無理なく、無駄なく、続けられる節約術を習慣にして、家計を守っていきましょう!
2022年01月31日