「行動心理」について知りたいことや今話題の「行動心理」についての記事をチェック! (3/9)
好きな人からボディタッチをされると、相手の心理が気になりますよね。実は、どこを触っているかによって男性心理をある程度予想することが可能なのです。友情・愛情・下心など、様々なケースが考えられるため、見抜けるようになると恋愛のチャンスを掴みやすくなるはず。迷ったときのヒントにしてみてくださいね。■ 頭・髪頭をポンポンと撫でるのは、妹のように「かわいい」と思っているサイン。恋愛感情を抱いている場合も、そうでない場合も考えられます。優しくなぞるように撫でる場合、「恋愛感情がある」「ナルシスト」のどちらかでしょう。髪を触るのは見惚れていたり、意識させたいのかもしれません。髪は女性らしさを象徴するパーツだからこそ、思わず「好きな人の髪に触れたい」と考える男性が多いようです。「髪綺麗だね」「ふわふわだね」と何気なく触れている様子でも、内心は勇気を出してドキドキしながら触っているのかもしれませんよ。■ 肩・背中肩や背中を軽く触るだけなら、恋愛感情というより友情の可能性が高いです。相手を元気づけたり、リアクションの一つとして触れているのかもしれません。肩や背中に触れながらグッと引き寄せるのは、「頼って」「守るよ」などの愛情のサイン。精神的に女性と向き合いたい意思表示と考えられます。ムードのあるシチュエーションで抱き寄せたり、落ち込んでいる女性をギュッとしてくれるなら、さらに本気度は高いでしょう。■ 手偶然軽く手に触れるのは人との距離が近いだけかもしれません。パーソナルスペースが狭い男性は、ふとした拍子に手が触れても特に気にしていないことが多いです。意識的に握るのは「好き」か「下心」があるサイン。触れることで二人の関係性を進展させたいと望んでいます。男性にとって「手を握る」のは、女性が受け入れてくれるか確かめるためのアプローチ。その背景には「付き合いたい」「身体の関係になりたい」「後先は考えていない」など色々な心理が隠れているでしょう。■ 腕腕は肩や背中と同様に、恋愛感情なしで触る人が多いです。ピッタリくっついたり引き寄せるのは、「女性の愛情を確かめたい」「女性との距離を縮めたい」などの意図があるのかもしれません。腕は比較的触れやすいパーツ。そのため、女性の反応が良ければ「もっとアプローチしても大丈夫かも」と自信をつける可能性も考えられるでしょう。なかなかアプローチできない奥手な男性は、こうした自然体なスキンシップから試していく傾向があります。■ 腰・太もも腰・太ももへのボディタッチは下心の可能性が大。その先の展開を求めていて、受け入れてくれそうか女性の反応を確かめているのかもしれません。また、腰・太ももを触るのには勇気が必要です。スムーズに触れてきた場合、男性は女性へのアプローチに慣れていると考えられます。ある程度女性経験が豊富で、身体の関係になれるかチェックするためにボディタッチをしているのでしょう。■ ボディタッチに隠れた男性心理を見抜いて!好きな人や気になる人からボディタッチされると、とてもドキドキしますよね!しかし、ボディタッチにはさまざまな心理が隠れているため、「好かれてるかも」「両思い?」と期待するには早いかもしれません。今回ご紹介した男性心理を、「脈ナシな男性」や「下心で近づいている男性」を見抜くために活用してみましょう。特に太ももや腰へのボディタッチは要注意。早い段階で見抜けるようになると、本気度の高い男性との時間を優先できます。脈アリかもしれない男性との関係性をさらに深めていき、理想の恋人と付き合うチャンスを増やしましょう。(岡あい/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年11月03日付き合っている彼女がいるのに、ちょっかいを出してくる男性には困ってしまいますよね。一体どのような心理状態から、そのような行動を取るのでしょうか。今回は、「彼女がいる」のにちょっかいを出してくる男性の心理を紹介します。■ ちょっと「遊びたい」「彼女がいても、ほかの女の子ともちょっとは遊びたいという気持ちはあります。別に浮気をしたいとかいうことではなくて…」(31歳/男性/不動産関係)彼女がいるからといって、彼女以外の女性とは一切遊んではいけないというわけではありません。食事をしたりお酒を飲んだり、軽く遊んだりしたいという気持ちから、声をかけている場合もあるもの。変に踏み込んで深入りしてくるようなことがないのなら、気の合う友達のひとりとして、あなたのことを捉えている可能性が高いでしょう。■ 彼女よりも「魅力」を感じている「彼女よりも素敵だなって感じる女性に出会ってしまったら、その女性に近づこうとか仲良くなろうとか自然と考えると思う」(28歳/男性/音楽関係)魅力的な女性に出会ったら心をつかまれるでしょうし、次第に本気な思いになっていき、彼女よりも好きになることもあるでしょう。それが彼女との関係がうまくいっていないときであったら、さらにあなたに惹かれる気持ちは強くなるかも。ただ、あなたもその男性に気がある場合でも、ちゃんと彼女と別れるまでは、焦らずに深い関係にはならないほうがいいですよ。■ 「本能のまま」動いている「ものすごく好みの女性が現れたら、本能的にちょっかいを出してしまう。そればかりは抑えきれないです…」(31歳/男性/WEBデザイナー)彼女がいようがなんだろうが、後先などまったく考えずに、本能のままにアプローチしてくる男性もいます。かわいいから、自分好みだから、なんとなくイケそうな気がしたから、といった理由だけで動いてしまうタイプ。こういった男性は親しみやすさや接しやすさがあるかもしれませんが、色んな女性に声をかけている危険性も高いので、口車に乗せられてしまわないように注意してくださいね。■ 「あわよくば」を狙っている「もしかしたらという下心で、ほかの女性に近づいてしまうこともあるかも。特に、酔った勢いに任せてとかはありがちです」(27歳/男性/営業)彼女がいるのに平然と声をかけてくる男性の中には、「遊び目当て」の人も少なからずいるもの。浮気相手や都合のいい相手が見つかればと、あわよくばを狙って色々とちょっかいを出しているのでしょう。「彼女とはうまくいっていない」とか「もう別れるかも」なんてセリフをだしにして近づく男性もいるので、言葉ではなく行動で判断しないとダメですよ。■ おわりにいくらあなたに気があるからとはいえ、彼女がいる状態でアプローチをしてくる男性には注意が必要です。惑わされて遊ばれたりしないように、十分に気をつけてくださいね。(山田周平/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年10月07日付き合っている彼女と結婚したいと思っているとき、男性はどんな行動をとるのでしょうか?意外な行動やその心理をご紹介します。一緒に見ていきましょう!■ 1.妙にやさしくなる「ぼくの場合、彼女の前で妙にやさしくなります。彼女がどんなわがままを言おうと、それに対して腹を立てないとか……」(27歳/IT)アレンジパターンとして、彼女に高価な贈り物をするとか、そういうこともあるようです。男性って「この彼女と結婚したい」と思うと、無理をしたり背伸びをしたりする人が多い傾向がありますが、いざ結婚となったときに、彼女が思っていたほど彼に貯金がなかったとか、結婚したら釣った魚に餌をあげなくなったとか……「女子が感じる」場合があるわけです。なので、実際結婚したらケチになった!なんて女性が思う男性は、背伸びをしていたということなのでしょう。やさしい彼からのプロポーズはもちろん嬉しいかと思いますが、結婚前にお財布事情や生活習慣などはチェックしておいた方が安心できるかもしれませんね。■ 2.行動を把握したがる「彼女が誰とどこで遊んでいるのか……こういうことが気になりだすのが、結婚を意識したときです」(25歳/建築)もともと嫉妬深かったり、束縛の激しい男性はここでは論外ですが、もともとクールな男子であっても結婚を意識したとたんに、「今どこにいるの?誰といるの?」なんてことを心配してしまう傾向が。彼氏彼女といえど、あくまで他人なのだから、どこでなにをしていようと放置しておく……こんな芸当ができるクールな男性って、ごく少数ですよね。そんなクールな男性でさえも結婚を意識すると彼女の行動が気になるよう。急にあなたの行動を把握したがるようになったら、あなたを将来のパートナーとして意識し始めている……そんなサインかもしれません。■ 3.家族の話を聞きたがる「彼女との結婚を意識したとたんに、彼女の家族のことが気になって、家族のことについてよく質問するようになりました」(28歳/通信)これは当然といえば当然のことでしょう。逆に、彼に結婚を意識させたい女子は、みずから進んで自分の家族のことについて語ると、婚期が早まるかもしれません。家族の話は大切な人や信頼ししている人にしかしないもの。そんな大切な話をしてくれているということは「俺とのことを真剣に考えてくれているんだな」と、男性は意識してしまうようです。■ 4:仕事を頑張ってるアピールをする「結婚を意識したとたん、ぼくは仕事が忙しいアピールを始めます。やっぱり仕事ができない男となんて、結婚したくないと考えるのが女子でしょう?」(28歳/広告)「自分探し」なんて言葉がありますが、男性は自分を探すもなにも、「作って」いかないと、彼女に愛想を尽かされるという危機感を持っている人が多いようです。「男性はプライドが高いもの」ともよく言われるように「できる男」「頼りになる男」……そういう自分を作ってアピールするのは、彼女にもっと好きになってもらいたい・これから先も一緒にいて欲しいという思いからでしょう。■ おわりに男性って、「でっかいマンモスを狩ることができるやつ」と、彼女に見なされないと、結婚はおろか、恋愛すらできないと考えている節があります。だから彼女の前で、女子ウケするような見栄を張るとか、仕事が忙しいアピールを始めるとか、そういうことを彼がしたならば、それが「結婚したい」のサインのはずですよ。(ひとみしょう/ライター)presented by愛カツ ()
2020年08月17日家庭教育の話題としても耳にすることが増えている「アドラー心理学」。そもそも、アドラー心理学とはどんなもので、子育ての場面ではどのように生かせるのでしょうか。そのポイントを、株式会社子育て支援代表取締役であり、日本アドラー心理学会/日本個人心理学会の正会員でもある熊野英一さんが教えてくれました。熊野さんは、アドラー心理学の考え方を生かすことにより、親子間のコミュニケーションが格段にスムーズになると言います。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人一般人でも実践的に使えるアドラー心理学アドラー心理学は、心理学の一分野です。その創始者であるオーストリアの心理学者、アルフレッド・アドラーは、フロイト、ユングと並ぶ心理学の3大巨頭ですが、日本ではほかのふたりと比べて少しマイナーな存在でした。それが大きく変わったのが、2013年。アドラーの教えを伝える書籍『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社/岸見一郎・古賀史健 著)が大ヒットしたことで、日本にもアドラーの名が知れわたったのです。もちろん、アドラー心理学が注目を集めるようになった要因は、書籍のヒットだけではありません。なにより、その使い勝手の良さが大きかったと思います。アドラー心理学は、非常にシンプルでわかりやすい理論のため、子育てのほか、夫婦関係や職場での人間関係など、さまざまな対人関係に適用しやすいのです。では、アドラー心理学とは具体的にどういうものなのでしょうか。アドラーは、簡単に言うと、「どうすれば人は仲良くできるのか」ということを追求した人です。アドラー以前の心理学は、基本的に、心の問題を抱えている人を精神分析したりトラウマなど心の闇をまさぐったりして、「問題の原因を解明していく」というスタンスでした。でも、それでは即座に問題を解決することは難しい。いままさにけんかしている目の前の人とどうすれば仲直りできるのか、これから仲良くできるのか――。アドラーはそこにフォーカスしました。だからこそ、心理学について特別に学んでいない人たちであっても実践的に使える心理学として、アドラー心理学の注目度がどんどん増しているのだと思います。「子育ての最終目標」とは「子どもを自立させる」ことそのアドラー心理学の観点から、「子育ての最終目標」とは「子どもを自立させる」ことだと私は考えています。普通に考えると、親は子どもより長く生きることができません。そうであるなら、子どもが親から離れて自活し、自らの幸せをつかめるような人間に育てること、すなわち自立させることが親の役割だと言えます。また、自立に加えて、もうひとつの大事なキーワードが、アドラー心理学の専門用語で「共同体感覚」と呼ぶものです。わかりやすく言うと、「公共心」とか「思いやり」になるでしょうか。どんな人間にとっても自分は大事ですから、必要以上に自分を犠牲にする必要はありません。その一方で、社会生活を営む人間としては、「自分さえよければいい」という考え方はNGでしょう。自分を大事にして自らの幸せを追求しながらも、困っている他者に対して手を差し伸べることができる感覚――。共同体感覚を誰もがもっていたとしたら、その社会はきっとハッピーであるはずです。そういう点では、自分も他者も大事にできる共同体感覚をもっている人間が、自立している人間だと定義できるかもしれません。もちろん、アドラー心理学を学んだ経験がない人でも、親であれば誰もが「子どもに自立してほしい」「自分も他人も思いやれる人になってほしい」と願うものでしょう。ところが、実際の子育てとなると、さまざまな問題に直面します。その筆頭が、子どもに対する「イライラ」や「怒り」の感情ではないでしょうか。親は子どもを愛しているからこそ、イライラしてしまうでは、イライラや怒りとはなにか?それらは、心理学的には「二次感情」と呼ばれるものです。でも、二次感情以前に別の感情である「一次感情」があります。それらが増大して沸点に達した結果、イライラや怒りになるのです。代表的な一次感情は、「落胆」「心配」「不安」「寂しい」「悲しい」の5つ。「いい子に育ってほしい」と期待しているから落胆がある。「健康でいてほしい」と願うから心配するし不安にもなる。子どもと離れると寂しいし、子どもと愛し合えなくなったら悲しい。どれも親が子どもに対してもちやすい感情ですよね。つまり、これらの感情は親としての子どもへの愛情とセットのものです。親はみんな子どもを愛しています。だからこそ、一次感情が膨らんでイライラや怒りを抱えてしまうのです。つまり、親が子どもに対してイライラや怒りを覚えるのは当然のこと。問題は、親の気持ちの伝え方にあるのです。二次感情のイライラや怒りをそのままぶつけるから、親子関係がうまくいかなくなる。そうではなく、冷静に一次感情を伝えることを考えましょう。親子間に欠かせない「共感」は、「同意」とはまったくの別物そして、それ以前に子どもの話をきちんと聞くことを心がけてください。その際のキーワードとなるのが、「共感ファースト」。まずは子どもの話を聞いて、その思いに共感することが重要なポイントです。ただ、注意してほしいのは、「共感」と「同意」はまったく別物だということ。「共感=同意」だと考えると、すべて子どもの言いなりになるしかありません。それではやはり、親としては納得できない。「同意できないから、私は共感もしない」と考えてしまい、きちんと子どもの話を聞いてあげられなくなり、親子間の衝突が起きるのです。同意しなくてもいいのです。でも、まずは共感してみましょう。たとえば子どもが友だちに暴力をふるったとします。その行為自体はいいものではありませんから、絶対に同意はできないでしょう。でも、その行為の裏には、暴力をふるってでも守りたかった自分の正義があったのかもしれない。その本心をきちんと聞いて共感してあげないことには、子どもはいつまでたっても「どうしてわかってくれないんだ!」と親に対して不信感を募らせるだけです。でも、親がしっかり子どもの話を聞いて共感してくれたら、「お父さん、お母さんは、自分のことを本当にわかろうとしてくれているんだ」と子どもは思いますよね。そうすれば、そのあとのコミュニケーションもスムーズになる。「あなたの気持ちはよくわかった、でもやっぱり暴力はよくないと思う」と同意できないことを伝えても、自分に共感してくれた親の言葉になら、子どもは素直に耳を傾けてくれるはずです。『アドラー式働き方改革 仕事も家庭も充実させたいパパのための本』熊野英一 著/小学館(2018)■ 株式会社子育て支援代表取締役・熊野英一さん インタビュー記事一覧第1回:「○○ファースト」がポイント!アドラー心理学で親子間のコミュニケーションがうまくいく第2回:大事なのは我が子を無条件で信じる「信頼」。「信用」しかできないのはとても危険(※近日公開)第3回:子育てでは“ほめないこと”が大切なわけ。アドラー流・子どもを「ほめずに勇気づける」方法(※近日公開)第4回:つい叱りたくなるときでも、親は「インタビュアー」になれば落ち着いて我が子に向き合える(※近日公開)【プロフィール】熊野英一(くまの・えいいち)1972年1月22日生まれ、フランス・パリ出身。株式会社子育て支援代表取締役。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。メルセデス・ベンツ日本人事部門に勤務後、米国Indiana University Kelley School of Businessに留学(MBA/経営学修士)。製薬企業イーライ・リリー米国本社及び日本法人を経て、保育サービスの株式会社コティに統括部長として入社。約60の保育施設の立ち上げ・運営、ベビーシッター事業に従事。2007年、株式会社子育て支援を設立し、代表取締役に就任。日本アドラー心理学会/日本個人心理学会正会員。主な著書に『アドラー式子育て 家族を笑顔にしたいパパのための本』(小学館)、『アドラー子育て・親育て 家族の教科書 子どもの人格は、家族がつくる』(アルテ)、『アドラー子育て・親育て 育児の教科書 父母が学べば、子どもは伸びる』(アルテ)がある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年06月12日「性格の治し方を教えてください(辛口求む)」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。自分の思い通りにならない事があるとすぐ腹を立てる性格が原因で、毎回恋愛が上手くいかず失敗し、そのたびに後悔している……というトピ主さん。「自分の性格が嫌いで治したい」ものの、「ただ我慢するだけでは長続きしないとも感じている」と語り、アドバイスを求めています。人に怒りをぶつける際には、なんらかの「目的」がある何度も反省を繰り返してきたにも関わらず、大切なパートナーにイライラや怒りの感情をぶつけてしまう行為がやめられない。まずは、その心理的理由を探っていきましょう。人が怒りの感情を発露する際には、以下に挙げられるような、色々な「目的」があると言われています。(1)自分の思いどおりにするため、相手に言うことを聞かせるため(2)言うことを聞かない相手を「罰する」ため、上下関係を思い知らせるため(3)自分の「メンツ」や「プライド」を保つため(4)相手の攻撃や傷つけられることを予知し、先んじて回避するため(5)別のところで溜まったストレスやフラストレーションを解消するため(1)のように自分の主張を通すために声を荒げたり、威嚇したりして怒るようなケースもあれば、(2)のように「次からは反抗するなよ」といった脅迫にも近い感情表現をする人もいる。あるいは、コンプレックスや気にしていることに触れられたときに、急にカッとなる(3)のようなケースや、(4)のように相手の攻撃を避けるために先に攻撃する、“逆ギレ”に近い怒り行動もあります。さらに、普段から満たされない感情や不満があり、正当に見える攻撃理由を見つけたときにそれを発散する(5)のような例も。八つ当たりに近く、相手側からすれば理不尽極まりないですが、こうした不満解消の目的で怒る人は意外に少なくありません。職場や学校などで承認欲求や自己実現欲求が満たされず、イライラして恋人や家族、年下の相手に当たり散らす……といったケースは大変よく見られます。「怒りをぶつける効果」を、育つ過程で学んできた可能性もトピ主さんが(1)〜(5)のどの傾向が強いのか、投稿内容だけでは判断できませんが、もしも仕事やキャリア、家庭環境など恋愛以外での悩みや不満があるならば、そちらの解決に努めることが性格面に変化をもたらす可能性もあるでしょう。また、「幼い頃から甘やかされて生きてきた」のが原因かも……という記述もありますが、確かにこれは大きな原因のひとつと考えられます。「怒ったりイライラしたりすれば、相手に言うことを聞いてもらえる」という経験を積み重ねてきたのかもしれません。のちの投稿では「喜怒哀楽すべての感情が激しいタイプ」という自己分析もされていますが、もしかしたら両親や祖父母、兄弟姉妹などにも、そのような性格の方がいたのではないでしょうか。ご自身を含め、怒ることで主張を通す家族の姿を見るなかで、そうした行動が有効であると無意識に学んできたのかもしれませんね。「視点を変えてみる」習慣を付け、「許す心」を磨いていこう行動の目的や性格形成要因を探ることも改善の一歩ですが、最後に、具体的な「怒りをぶつけないためのコツ」についても触れたいと思います。色々な方法がありますが、個人的には「相手の視点に立って、その出来事を捉え直すこと」+「必ずひと呼吸置いてから、対応する癖をつけること」が最も有効と考えます。怒りを感じたら、一旦、目線を相手側に移して「彼は今こういう状況だから、ああ言ったのかもしれない」等々と、想像を巡らしてみる。その上で「どう対処するのが最善か」を決め、それから落ち着いて行動に移す――。よければ、ぜひ試してみてください。また長期的には、「許す心を磨くこと」も肝要です。ここでは『内観法』と呼ばれる方法をご紹介しますね。定期的に「相手にしてもらっていること、してもらったこと」を振り返り、それに対して「自分は相手に何をしたか」「どんな迷惑を相手にかけたか」を考察します。その結果、「何事も“お互いさま”だな」という境地に至ることができれば、許しの心につながるはずです。我慢するくらいなら別れた方がマシだと思ってしまう……という記述もありますが、彼の側だって同じように、何か我慢していることがあるかもしれない。そのように視点を変えて考えてみる習慣を付けると、感謝の気持ちも生まれやすくなるでしょう。人と一緒に生きる上では意見が食い違うこともあるでしょうが、「怒りをぶつける」以外のコミュニケーション方法を少しずつ体得していけるといいですね。一番近くにいる相手と敵対するのではなく、“許しあえる関係”を築ければ、それはとてもかけがえのないものになると思います。応援しています。(外山ゆひら)
2020年05月25日相手のことが好きなのに、ついつい冷たくしたり、そっけなく接してしまうことってありますせんか?このような行動を取ってしまう女性は意外と多いもの。原因は実は「好き避け」かもしれません。この記事では、好き避けの特徴や対処法についてご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。■好き避けとは「好き」という感情はあるものの、そっけなくしてしまう行動や心理はどのようなものでしょうか?好き避けについて詳しくおさえておきましょう。■好き避けの行動きちんと「好き」と気持ちを確認したのに、まるでその気持ちがウソのように感じる行動をされることが多いです。たとえば「付き合って」と言われたのに、デートのときに「手はつなぎたくない」と突き放されたりします。こういった好き避けする男性の行動は、女性から見ると「なにを考えているのかわからない」と感じる傾向にあります。好き避けされると女性によっては「私は嫌われたんだ」と思い込み、ふたりの仲がうまくいかなくなることもあるでしょう。そのため好き避けは女性へのアプローチには向いていません。■好き避けの心理好き避けはその言葉の通り「好きなのに避けてしまうこと」を言います。この好き避けの心理はふたつに分けることができます。一つ目は「恥ずかしい」という気持ちで、好きな人がせっかく話しかけてくれても「うん、うん・・・・・・」と興味のないふりをしてしまうでしょう。女性は愛情をストレートに表現された方が「うれしい」と感じるので、こうした好き避けは女性にはアプローチとは思ってもらえません。二つ目は「諦め」で「もう無理だ」と勝手に決めつけてせっかくお付き合いが決まっても途中で恋愛を放り出すことがあります。■好き避け男子の特徴1~恥ずかしい~先ほども少し触れましたが、好き避けをする男子の「恥ずかしい」という心理がどのような行動を生むのか一緒にチェックしていきましょう。■LINEは普通なのにリアルでは冷たいお互いの顔が見えないやり取りなので、好き避けはLINEではあまり起こりません。そのため「今度の日曜にデートしよう」と男性から誘ってくれたりします。いざ、おしゃれをしてきても「じゃ、行くよ」と目も合わさず先に行かれてしまったりするでしょう。「あれ?どうしてこんなに冷たいの?」と感じますが、実はこれは好き避けで「すごくかわいい・・・・・・」と思っているのに恥ずかしくて口にできないことを後悔しています。そっけない態度をとっていても心では恋心が燃え上がっていますが、女性には伝わっていません。■大勢とふたりきりとで態度が違う好き避けする男性は周りからの視線がとても気になり、大勢でいるときは声をかけてもあまり反応してくれなかったりするでしょう。「あのふたり付き合っているの?」「お互い気があるのでは?」と探られることが照れくさいと冷たい態度になりがちです。しかし、ほかにだれもいないふたりきりの空間になるとニコニコしながら楽しく会話をすることができます。ふたりなら、恥ずかしいという気持ちにならないので大勢のときとは違ってありのままの姿を見せてくれます。こうして好き避けがはっきりしていると、女性も性格上男性を理解しやすいでしょう。■好きって言ってくれたのに冷たい男性の方から「好きです、付き合ってください」と言われて交際をスタートしたものの、なぜか冷たくされることがあります。女性はその理由がわからず悩んでしまいますが、原因は好き避けで男性は「好きだけど愛情表現がうまくできない」と感じています。きちんとした愛の告白はしたけれど、その後あなたにどういう態度をとったらいいのか戸惑っているでしょう。こうした好き避けをされると女性は「もしかして本当は好きではないの?」と思ってしまうので、男性からの愛情表現が伝わりにくくなるでしょう。■目が合うと逸らされる自然と目が合ったのに、急に逸らされると「なにか悪いことでもしたかな?」と思いますよね。それだけ目を逸らされることはマイナスな印象を残します。しかし、男性は「好きだから目が合うとドキドキする」、「目が合ってもなにを話せばいいのかわからない」という気持ちになって、あなたを避けているでしょう。女性は目が合ったらニコっと笑い合えばいいと考えていますが、男性はそれ以上に意識してしまっています。この好き避けは女性に不安を感じさせるものだとわかっているものの「やめたい」と思ってもついやってしまいます。■好き避け男子の特徴2~諦め~好き避けの特徴のひとつである「恥ずかしい」は、男子の照れくさい気持ちがよく表れていましたね。今度は「諦め」について学んでいきましょう。■どうせ好かれないなら自分から拒否「かわいいから好きだな」と思っていても「どうせ叶わぬ恋だから」と勝手に決めて、好きな女性を拒否してしまうことがあります。たとえば「お似合いだから付き合えば?」と周りから言われても「それはあり得ない!」と好き避けで真逆のことを言ってしまうでしょう。交際する良いきっかけも素直に受け取れなくなっており「本当は好きなのに・・・・・・」と男性は思いつつも、本音を打ち明けることができません。最初からなにもかも諦めから入ってしまうため、せっかくのチャンスもものにできずにいます。■「好きだけど別れよう」発言交際も順調なのにいきなり別れ話になったらとてもびっくりしますよね。さらに「好きだけど別れよう」と意味のわからない言いまわしをされると理解に苦しみます。この好き避けで男性は「どうせふたりでいても幸せになれない」「そのうち嫌われてしまうから・・・・・・」と諦めの気持ちになりお付き合いを終わらせようとしがちです。そのため「好き」という気持ちは変わらないけれど「別れたい」と不思議な言葉を使うでしょう。この好き避けは、女性の気持ちを試す部分もあるので、きちんとした対応した方がよさそうです。■好きだけど付き合うのが難しいからブロック好きな女性がいても、接点がなかったり、モテたりするので付き合うことが難しいとアプローチもせず自分から気持ちをブロックしてしまうタイプがいます。これも好き避けのひとつの諦めで「付き合えない」と思い込んで、そのまま見守ってもいいのに完全にブロックしてしまいます。こういった好き避けはとても悪い印象を与えるものなので、女性は、性格上「苦手な人」だと思う傾向にあるでしょう。こうした諦めから女性を避けるようになったり、距離をとったりと悪循環に陥ります。■好き避け女子の特徴~相手が自分を好きだと無理~次は好き避け女子について触れていきます。男性が自分のことを好きになってくれたのに無理だといった、「女性の好き避けの特徴」について迫ります。■両思いになると気持ち悪くなる両思いになりたくていろいろと努力してきたのに、いざ相手が自分のことを好きになると気持ちが冷めてしまい「気持ち悪い」とさえ思う。これも好き避けなのですが、恋愛に自信がなく順調に進めば進むほど怖くなり、それが耐え難いレベルになってしまいます。「デートで失敗してしまうかも」「男性の気持ちが把握できない・・・・・・」と自己肯定感が低いので、両思いになったとたん不安に支配されてしまうでしょう。好きなのにこう思ってしまうため、先に進めなくなり男性を避けるようになります。■付き合ったらなぜか無理になるお付き合いする前までは恋愛テクニックを使って男性の気を惹いたりしていましたよね。たとえば、男性の足元に立って自然と上目遣いになるようにして「〇〇くんの優しいところが好きだな」とささやいたりしたでしょう。しかし、それが身についた恋愛テクニックではなくただ調べただけのものなので、アプローチの仕方しか知らず交際でどう振舞えばいいのかわかりません。彼氏から「好きだよ」とハグされるとドキドキしすぎて思わず払いのけてしまったりして、だんだんとうまくいかなくなり「もう無理」と言ってしまうでしょう。■好きだったのに付き合うのが辛くなるたとえば男性の「真面目なところ」や「物静かなところ」など惹かれた部分がありますよね。そこが好きになった理由なのに、その男性が彼氏になると少しずつ「真面目な人が私なんて相手にするわけがない」「無口すぎて沈黙が怖い」などマイナスな思考へと変わってしまいます。すべては自分の自信のなさがこうした好き避けを呼んでいますが、本人は自覚がないので「付き合いがなぜか辛い」という気持ちになるでしょう。知らず知らずのうちに心の負担となることばかり考えてしまうので、耐えられなくなっていきます。■グイグイこられる程嫌いになるお付き合いがスタートしたころはとてもうれしかったのに、だんだんと男性のことが嫌いになることもあります。たとえば「こんど手料理作ってよ!いつうちに来てくれる?」と男性からグイグイこられると「私はすぐに男性の家に行くような軽い女じゃない」と嫌気がさしてきます。女性はだれでも「軽い女」だと思われることを嫌うので、彼氏だとしてもそういう気持ちが見え隠れするとプライドを傷つけられてしまうでしょう。好き避けのなかでは「好きだったのに嫌いになった」に限りなく近い気持ちとなります。■好き避けの本心を知るには?気持ちがかなり複雑な好き避けですが、その本心をどうやって知ったらいいのでしょうか?好き避けの本心を知るコツをご紹介します。■好き避け男子ならふたりきりのときの会話を信じる先ほども少し触れましたが、好き避け男子はふたりきりになると素直に自分を出すことができます。そのため「どうして冷たいのかな?」と感じているのなら、ふたりきりになったときの男性との会話に注目してみてください。いつもは「別にそんなに好きじゃない・・・・・・」なんて寂しいことを言っても「本当はちゃんと好きだから」と言ってくれるのならその言葉を信じましょう。「恥ずかしいから好き避けをしているんだ」と先まわりして男性の気持ちを理解してあげる余裕があるといいですね。■好き避け女子なら周りの友達に本音を聞いてもらう女子なら悩みごとなどがあったら、ひとりで抱え込まず友達に相談してみましょう。つい男性にそっけなくしてしまう好き避け女子だと自分で思っているならば、友達に「最近男性を避けてしまうんだけど・・・・・・」と具体的なできごとをあげて相談してみてください。すると「そんなことないよ!好きだと言っていたよ」と本音を聞き出すことができるので、女性も男性も安心することができるはずです。女子は友達に本音を語る傾向にあるので、困ったら友達を頼るのもひとつの手となります。■好き避けは直せるの?好き避けしてしまう原因まず好き避けを直すために「なぜ好き避けをしてしまうの?」と考えてみてください。これから好き避けの原因をチェックしましょう。■男性の場合は恥ずかしさが先行している男性はとにかく「好き」という感情よりも「恥ずかしい」という気持ちが先行してしまうので、冷たい態度をとりがちです。たとえば、彼女がヘアスタイルを変えたときに「気がつかなかった」と口では言うものの「すごくかわいい」と心のなかでは思っています。ここでのポイントは自分でも「好き避けはやめてほめてあげたい」と思っていることです。恥ずかしさが先に出てしまうので女性に本心が伝わらないため、後悔することばかりとなります。自分の気持ちを恥ずかしくなく表現できるよう、ふたりきりになったりと作戦を練った方がよいでしょう。■女性の場合は自己肯定感の低さを治す好き避けをしてしまう女性の多くは「どうせ私なんて・・・・・・」と考え自己肯定感が低いです。たとえば男性が「明るくて一緒にいると楽しい」と言ってくれても「いや、私といてもいいことはないです」とマイナスに受け取ってしまうでしょう。そうすると、せっかく褒めてくれた男性の気持ちを台無しにしてしまいます。自己肯定感の低さを治したいのなら、照れくさくても「ありがとう!私も楽しい!」とほめ言葉を受け入れてみてください。そういったことの積み重ねで少しずつ自分のいいところを自覚していくことで、自己肯定感を高めることへつながっていきます。■好き避けと嫌い避け見極め方いままで抑えてきた好き避けは「恥ずかしさ」や「自信のなさ」などからくるものでしたね。これから、そんな好き避けとただ嫌いだからされる嫌い避けの見極め方を見ていきましょう。■LINEがいい感じに続くなら好き避けの可能性ありLINEは顔を見合ってするものではないので、比較的好き避けをしてしまう人でも気持ちをストレートに表現できます。デートの終わりに「またね」とサラッと帰ってしまっても、LINEでは「楽しい時間をありがとう」と本心を言ってくれたりします。こういったやり取りもただの嫌い避けならすぐに終わってしまいますが、「つぎはいつ会える?」「仕事が忙しくなるかも・・・・・・」「じゃあ、週明けに様子を見て決めようか?」と好感触のまま会話が続いていくのなら、それは好き避けの可能性があると言えます。■LINEも冷たいなら嫌い避け会っているときもそっけないけれど、LINEになってもその態度が変わらないようならただ嫌いだから避けられていると考えていいでしょう。あなたから「またデートしたいです!」とLINEでアプローチしても「仕事が忙しいから無理」、「疲れているからまた今度」とあいまいな言いまわしで断られるのなら、好意がないと判断できます。また「予定がわかったら連絡ください」とLINEをしてもそれっきりで、いつまで経っても返信がないのも嫌い避けのわかりやすい特徴となります。こうして会っても、LINEでも冷たくされるなら「嫌われている」と思って正解です。■好き避けをやめる方法は好き避けしてしまう原因がはっきりしたところで、これから好き避けをやめる方法をご紹介するので、ぜひ実践してみてください。■自意識過剰を自覚するとくに恥ずかしいから好き避けをしてしまう人は、周りの人の目などを気にしすぎる傾向にあります。「どう思われるかな?」といつも考えているかもしれませんが、周りはそれほどあなたを見ていません。自意識過剰だからそう感じてしまうと自覚することが大切です。たとえば、デートしているときに友達と偶然会ったら「そういう関係じゃないから」と自意識過剰から言うのはやめて「好きな人だよ」と素直に自分の気持ちを言ってみましょう。そうすれば意外と恥ずかしさを感じることなく、好き避けせずに過ごせますよ。■自分に自信が持てることを作る「どうせ私はダメだから・・・・・・」といつもマイナス思考なのは自分に自信が持てないからとなります。そこで自信が持てるようになるため前から憧れていることにチャレンジしてみましょう。「より美しくなりたい」のならエステ、「英語がペラペラになりたい」のなら英会話教室などに通ってみてもいいですね。たとえば「人からほめられるようになる」「英語の資格試験を受ける」など目標を立てるとその達成感から自信が持てるようになります。まずいまの自分を変えることを考えて「なりたい自分」をイメージしてみてください。■相手に伝えてゆっくり付き合ってもらう好き避けをしてしまうせいで、ふたりの仲がうまくいかないようなら自分の気持ちを相手にきちっと話してみてください。「真剣な話をしたい」と言ってゆっくり会話できるようふたりきりの空間を作ります。そこで「冷たくしてしまうけど、実はそれは好きだから」「恥ずかしくてついつい避けてしまう」などと伝えましょう。あなたの本心が聞けた相手は「そうだったんだね、話してくれてありがとう」と理解してくれるはずです。悪い方へ誤解されがちなので、しっかり話をしてあなたのペースに合わせたお付き合いをお願いしましょう。■まとめ好き避けはよく考えてみると中学生のころ恥ずかしくて好きな人を避けていた淡い恋に似ていますよね。それは成長して社会人になっても同じでほとんどの人が好き避けを経験する傾向にあるようです。もし好きな男性に冷たくされているのなら「本当はどう思っているのかな?」と隠された好き避けしてしまう本心をよく探ってみてください。また、あなた自身が好き避けしてしまう場合は原因をしっかり考えて、やめる方法を実践しながら少しずつ克服できるよう努力してみてください。好き避けからうまく抜け出して好きな人にきちっと思いが伝わるといいですね。(菜花明芽/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年04月24日「彼女とケンカしてしまい別れそうです。」と題する男性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは30歳。交際1年が経つ頃から、26歳の恋人に何度かプロポーズをもちかけられていたそうです。しかし先日、喧嘩の流れでつい「結婚の話題が重かった」と言ってしまったところ、彼女はひどく落ち込み、別れを切り出してきたとか。トピ主さんは彼女の大切さに気づき、今からプロポーズをしようと思うが不安です……と読者に助言を求めています。コミュニケーションから「逃げた」ことが最大の原因かも交際1年の記念日、彼女は遠回しにではなく、はっきりと「プロポーズしてくれると思ってた」「プロポーズして」と伝えてきたとか。かなり勇気を出したのでしょうね。「年齢的にも出来るだけ早くがいい」と言い、泣き出すこともあったといいます。何度ぶつかっても明言しないトピ主さんの様子に、不安をつのらせていたのでしょう。そこへ来て「重かった」と言われたことで、ぷつんと気持ちの糸が切れてしまったのだろうと推測します。交際1年目の記念日の際に、「彼女とのコミュニケーションから逃げたこと」が、今回の別れの決断につながった最大の原因だと思います。些細なことに思えるかもしれませんが、真正面から向き合おうとした彼女に対し、トピ主さんは逃げてしまった。今すぐにプロポーズができないにしても、「彼女と結婚するつもりがあるかどうか」「なぜ今じゃだめなのか」等々、できるかぎりの返事をしようとする姿勢があれば、彼女の受け取り方は違っていたかもしれません。彼女もそれまでは曇りなく幸せな未来を描けていたのでしょうが、トピ主さんが「コミュニケーションから逃げた」ことにより、自分と同じ考えではないのか、大切な存在だとは思われていないのか……といった疑心暗鬼が膨らみ、この交際の未来に希望を抱けなくなっていったのかもしれません。多くの女性は「感情」と向き合っている時間が長い個人差は大いにありますが、一般的に女性は自他の「感情」に関心が強く、日々向き合っている時間も長いです。カップル間で何かがあって少しでも気持ちが濁ると、女性はその状態を放置できず、時間を費やして悩みがちです。しかしながら、男性は「いざ」とならないと気持ちに向き合わない傾向が強く、そもそも「感情」に興味が薄い人も少なくない。女性の感情には毎回絶対に向き合うべき、ということではないのですが、男性がついつい女性が出す重要なサインを見落としたり、真剣な話が面倒で無視をしたりしているうちに、女性側の気持ちが冷めていってしまう……というケースは非常に多く見受けます。さらに、そうした時期に女性の近くに“自分の望む未来”を描けそうな別の男性が現れると、そちらに気持ちを移してしまうことも。トピ主さんに未練はあったとしても、今の彼女がすでに別れの意思を固めてしまっていて、しかも別の男性に出会っているとしたら、挽回はなかなか難しいかもしれません。しかしながら、今回の喧嘩は偶然の出来事の様子。「ケンカするまではほんとに仲がよくて、楽しく過ごせていたと思う」とのことですし、ポジティブに見るならば、彼女も多少の不安は抱えていたものの、別れることまでは考えていなかった……という推測もできます。もしそうであれば、ここから真摯に結婚や彼女の気持ちに向き合っていくことで、挽回できる可能性も大。復縁できた場合は、「相手がコミュニケーションを取ろうとしたときに、曖昧に逃げない姿勢」をしっかり心がけていくといいと思います。「自分が望む結婚の時期や形」についても、話し合ってみようただし、「別れを撤回してもらいたいから」という動機だけで感情的に動くことには、少し注意も必要。トピ主さんがのちのち冷静になったときに、「やっぱり結婚はまだ早かったかも」などと後悔してしまう可能性もあるからです。投稿には、「自分のタイミングでプロポーズするつもりだった」「結婚に必要なお金だの用意も充分だとは思えず、困惑していた」といった記述も見られます。彼女と話せる機会が持てたら、まずは「プロポーズしたい」という言葉から逃げたこと、そして「重かった」という発言について、謝罪をすることは必須です。ただし、そこからは必要以上に彼女のご機嫌取りをするのではなく、これまでなぜプロポーズができなかったのか=自分から言いたかった、金銭面に不安があった、それでもあなたと結婚したい気持ちは固まっていた……等々、自分が思っていたこともきちんと伝えてみましょう。今の時点で何より確認したいのは、お互いに「結婚はこの相手としたい」という気持ちがあるかどうか、ですよね? その確認ができたら、そこから具体的にお互いが望む結婚の時期や形について、話し合ってみるといいと思います。結婚生活を始めるための準備期間が不十分だと思うならば、「今年中に籍を入れよう」等、時期を区切った約束をしてみてはどうでしょうか。無論、今回のことで「彼女を絶対に離したくない」と気づけたならば、あまり先々には延ばしすぎないほうがいいようには感じます。二人の関係が「雨降って地固まる」となるといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2020年02月10日「彼氏のこと気持ち悪いと思ってしまった」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。同じ職場に年上の彼氏ができたトピ主さん。彼は「仕事ぶりはとても真面目でテキパキこなす」「連絡もマメだし思いやりもある」人物だそうですが、交際が始まってから好意を念押ししてきたり、漫画みたいなセリフを女性的な口調で言ったりと、急に“こじらせた中学生みたい”になり、トピ主さんは「キツい、気持ち悪い、重い」と思うようになったとか。この彼となんとか付き合っていく方法はありますか……と読者に問いかけています。恋愛モードの相手が「気持ち悪い」と感じる理由は?投稿には、「恋愛観の未熟さを除けば、真面目だし人を見下さない」「ご飯詳しいしお金かけてくれるしでデートはすごく楽しい」等々、彼の魅力についても言及されています。人としてはすてきだと思うけれど、恋愛の表情や態度を見せられると引いてしまう、受け入れがたいと感じる――。こういった場合の理由には、以下2つの可能性が考えられるかと思います。<A> お互いの気持ちに温度差がある二人の気持ちが同じくらい盛り上がっていれば、恋愛モードにある相手を「気持ち悪い」とか「重い」と感じることは少ないです。今回のケースも、彼のほうがトピ主さんへの気持ちや関心が強いために、こうした状況を生んだ可能性は大いにあるように感じました。交際初日に合鍵を渡されて戸惑った……といった記述もありますが、交際を決めた段階では、彼のほうが前のめりで、トピ主さんの気持ちはまだ育ちきっていなかったのでしょう。その後も交際を始められた喜びからか、彼のほうはさらにどんどんと盛り上がっていく一方で、それを受け止められないトピ主さんの気持ちは、比例するように冷めていった。そのために、「気持ち悪い」と感じる機会が増えてきたのだろうと推測します。<B> そもそも恋愛に対する価値観・スタンスが違うもし自分の大好きな相手や芸能人が、彼と同じような言動をしてきたとしたら、トピ主さんはどう感じるでしょうか? 過去の交際などを顧みつつ、ぜひ考えてみてください。「大好きな相手なら大丈夫」ということならば、(A)である可能性が高いでしょう。逆に、自分のほうが好きでたまらない相手からでも、「ああいうテンションや態度で来られると重い、気持ち悪い」と感じる……ということであれば、そもそも恋愛観やスタンスの違いが原因である可能性も。もしそうであれば、恋愛の相性はあまり良くないかもしれませんね。このあたりの価値観が異なると、お互いを喜ばせたり、居心地の良さを感じたりすることが難しくなりがちです。要望を伝えてみることで、良い変化が起こる可能性ももし(A)だった場合、「トピ主さんの気持ちが育つ期間」を作ることができれば、この先うまくいく可能性もゼロではないと思います。ただ、そのためには、彼に一旦「伝える」ことが必要になります。「本音を言うと超傷つけてしまいそうで怖い」「変にスネたり卑屈になったりされても困るし」とのことですが、もしも彼との関係を断ち切るのが惜しい、と思っているのであれば、少し勇気を出してみてはいかがでしょうか。彼の言動をあからさまに否定する必要はありませんので、「あまり恋愛モードで接されると、気持ちがついていかない」「もう少しゆっくり距離を縮めたい」等々、トピ主さんの“要望”として伝えるといいと思います。とはいえ、「友達としては良いのですが」といった一文にもあるとおり、すでにトピ主さんのなかでの答えは出ているような印象も受けます。気持ちが相当に冷めてしまっているのであれば、今から何を伝えたところで関係修復は難しいかもしれません。「縁を切るのは惜しい」という気持ちさえ湧いてこないようであれば、早めに別れを決断することも検討してみては。その場合は、わざわざ彼を傷つけるようなことを言わず、ただ「別れたい」「合わないと感じた」と伝えるのがベストのように思います。「交際前の期間」もしっかり設けてみよう「こんな経験今までなかった」とのことですが、今後同じような事態を避けるためには、「交際までの期間」を大事にしてみるのも一案です。海外などでは一般的なようですが、何度もデートを重ね、「色々な部分で価値観が合う、真剣な関係になりたい」とお互いが確信できてから、正式に交際をスタートする形です。今回の彼にしても、そういった期間を設けていれば「急いで付き合うことで破綻してしまう」といった流れは避けられたかもしれません。気持ちが完璧に育っていないと思ったら、「とりあえず付き合う」のではなく、「まだ気持ちが固まっていないけど、楽しいからデートは続けたい」などと伝える選択もあることは、頭の隅に置いておくといいかもしれません。お互いに“お試し期間”だという意識があれば、ゆっくり距離を縮めていきやすいですし、しっかり気持ちが高まった段階で、愛の言葉を交わしあえる関係になれることも期待できるでしょう。もし新しい道を進むのであれば、今後の参考にしてみてくださいね。応援しています。(外山ゆひら)
2020年01月27日「婚約者の服装がだらしない」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。入籍を控えているトピ主さん。お互いに30代半ばだそうですが、その彼の服装が「とにかくだらしない」「ダサい」ということに悩んでいます。指摘すると、「人の服装にとやかく言うな」と言われてしまうとか。彼と結婚するにあたって、気の持ちようについてアドバイスを求めています。今までは大丈夫だったのに、急に気になり始めた理由は?同じように服装にとやかく言われたら自分も嫌だと思うものの、「(服の)好き嫌い以前に、だらしない。だらしなくないはあるのでは」と主張しているトピ主さん。「裾をズルズル引きずってほつれたチノパン」「腰が丸見え」と詳細な様子も書かれていますが、たしかに人を不快にさせないような清潔感はある程度、社会人としてのマナーとされている部分もありますよね。今回の問題を紐解くにあたって、ひとつ注目したいのは「付き合うには(だらしない服装でも)別にいいやと思っていた」という一文です。ファッションへのこだわりが強い人、他人からの評価を気にしやすい人であれば、恋人時代から相手の服装は気になるのが一般的。「街で一緒に並んで歩くときに、彼氏(彼女)の格好が少し恥ずかしい」といった相談もよく見かけます。しかしトピ主さんの場合、今まではそうではなかったものの、いざ結婚するとなって気になり始めた。“結婚”が悩みの引き金になったということですね。結婚すると、社会的にひとつのユニットになりますから、おそらく「彼の評価が自分の評価にもなる」と強く感じ始めたのでしょう。恋人ならば「自己責任」の範疇だけれど、結婚相手となればそうは思えない。要するに、彼のだらしなさを「身内の恥」だと思うようになった……ということなのだろうと推測します。「人様から見て恥ずかしい」では、説得は難しい彼がトピ主さんの意見を頑なに聞き入れないのは、そうした動機を感じ取っているからかもしれません。実際、「人様から見て恥ずかしいから」という説得は、なかなか心に響きません。“世間体や人様の目”というのは非常にあいまいなものですし、そうしたものを重んじる度合いは、個人差も大きいからです。ということで、一度「(世間様から見て)だらしない」ではなく、「その服装はあんまり私の好みじゃないかも」「私はこういう服装が好きだな、時々は着てくれたら嬉しい」といった言い方をしてみてはいかがでしょうか。他の誰かではなく、「私が」がそう思う、という形で伝えるのですね。好きな女性からそう言われたら、ほとんどの方は多少なりとも気にすると思いますよ。その場では反発したとしても、いざデートとなれば少し小綺麗にしようか……という気持ちが生じてくることも期待できます。彼は「自分のことは自分で決める」と主張しているとのこと。誰かに強要されるのではなく「自分で変えようと思えれば、変える」という可能性も感じました。ファッションには、思い込みやコンプレックスも影響する彼は極寒の北国にいながら、わざわざ薄いコートを着て、Yシャツの中にダウンベストを着用して着ぶくれしている……とのこと。確かにあまり一般的ではない着方をしているようですね。しかし投稿を読む限り、「それがカッコイイと思っている」というこだわりも感じられますし、ファッションに完全に無頓着というわけでもなさそうです。もしかしたら、過去の誰かの言葉に影響されているか、自分なりのコンプレックスが影響している……ということもあるかもしれません。たとえば、自分の憧れのミュージシャンや俳優がそういう着こなしをしていた。昔好きだった女性が、そういう服の男性を「カッコイイ」と言っていた。あるいは「厚いコートを着ると太って見えるね」「スーツが似合わない」と誰かに言われた……などなど。強い動機づけがあると、それこそが正しいんだ、と強く信じ込んでしまうことは少なくありません。自分に置き換えてみると理解しやすいと思いますが、「足が太いから、絶対にミニスカートは履かない」「友達が似合うと言ってくれたから、赤い服をよく買う」等々、自分なりのこだわりって結構あったりしますよね。どんな洋服も着こなせるモデルさんならば話は別ですが、着たい服があっても「自分には似合わない」という信じ込みから、一方的に諦めることだってある。彼にも何かしら、そうした背景があってのチョイスなのかもしれません。二人で楽しく落ち着いて話せるタイミングがあれば、服のこだわりが何に由来しているのか、うまく聞き出してみるのもひとつ。「実は昔こんなことがあって、こういう服がいいと思っている」といった話を聞けたら、彼の思い込みをポジティブな方向に持っていく働きかけもしやすくなるかと思います。彼の服装が変わるかどうかは未知数ですが、一生を共にすると決めた相手。結婚自体に迷いはないようですし、彼の個性と受け止めつつ、自分から服装を変えてみようと思うような方向に持っていく“施策”を、少し時間をかけて気長に試してみてはいかがでしょうか。「だらしなくても好きだよ。でも清潔感を出してくれたら、もっと好きになっちゃうな〜」なんて言ってみれば、案外簡単に、彼の頑なな気持ちがほどける、なんてこともあるかもしれません。結婚を迎えた幸せを存分に謳歌しつつ、楽しむ気持ちも持ちながら、色々と試してみてくださいね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年12月16日恋をすれば、その相手といつも一緒にいたいと思うもの。好きな人に会いたいと思うのは恋愛におけるごく自然の心理です。しかし、思うようにいかないのも恋愛の難しいところで、自分はこんなに会いたいと思っていても相手からのアクションがなければ不安になることもあるでしょう。女性からすると、自分が会いたいと思う気持ちと同じように男性にもそう思ってもらいたいのが女性の心理です。では、どうすれば好きな男性に会いたいと思ってもらえるのでしょうか。好きな人に追いかけてもらいたいのが女性としての本音ですよね。そこで今回は、会いたくなる男性心理や、また会いたい女になる10の方法などについてご紹介します。ぜひ参考にして、好きな人に会いたいと思われるような女になってくださいね。■会いたいって私ばかり言ってない?恋愛では、追いかけたり追いかけられたりといったシーソーゲームのような関係になる場合があります。そこにはお互いの心理や、それに伴う行動が大きく関係していて、気付くと自分ばかりが「会いたい」と言っているといったケースもあることでしょう。■たまには男性から会いたいといって欲しい好きな人に夢中になると、無性に会いたいという心理が生まれ一方的に会いたいという気持ちを押し付けてしまうことがあるのです。そうすると、自分ばかりがいつも会いたいと言っていることに気付くことがあります。そこで、相手との気持ちの大きさの違いに不満や不安が生じ、たまには男性から会いたいと言って欲しいという気持ちになるのです。男性にも会いたいと言ってもらえれば、愛されているという安心感が生まれ、心のバランスが保たれます。■男性が会いたくなる女になりたい好きな人に会いたいと言ってもらうためには、当たり前ですが相手の男性を会いたいという心理にさせる必要があります。そのためにも、男性が会いたくなる女になりたいと思うことでしょう。しかし、やみくもに自分から会いたい気持ちを押し付けているだけでは、男性から会いたいと思わせる女にはなれません。男性が会いたくなる女になるためには、男性心理を利用した恋愛の駆け引きも大切になってくるのです。■会いたくなる女性とは?男性心理編男性を会いたい心理にさせる女性になることができれば、好きな人が会いたくなる女性になれるでしょう。そのためにも、男性が会いたいと思うときの心理について女性が理解しておかなくてはいけません。では、どうすれば男性を会いたい心理にさせる女性になれるのでしょうか。そこで、男性が会いたくなる女性について、その心理をご紹介します。■自分からアクションしないとつれない女女性から会いたいとアプローチされ続けている状態では、男性には安心感と余裕があります。自分からアクションを起こさなくても「この女はいつでもつれるから大丈夫」と思われ、心理的に優位に立っている状態になっているのです。そのため、この状態では男性が会いたいという気持ちを伝える心理にはなりにくいといえます。男性に会いたいと思われるには、自分からアクションしないと手に入らない女だと思わせることが大切です。つまり、男性の安心感や余裕を失わせることで、自分から会いたいという心理にさせるということです。■会うと癒される女男性が心理的に求める女性が、会うと癒される女です。多くの男性は自分を癒してくれる女性が好きな傾向にあります。そのため、しつこく「会いたい」と言ってくる女性に煩わしさを感じた場合には、男性が会いたいと思う気持ちや心理を抱かない可能性もあるのです。男性が求めてきたときに会ってあげたり、話を聞いてあげたりといった包容力を持つことで会いたいという心理が生まれます。自分の気持ちを押し付けるのではく、男性を心地よくさせてあげる気遣いが大切だということです。■会うと自分が素になれる女人によって会っていても落ち着かなかったり無理をしたりする相手もいます。しかし、会うと自分が素になれる女と一緒にいれば心地よさを感じるはずです。そんな女性に、男性は会いたいと思うものです。男性が無理をしなくてもいい、素の姿を受け入れる姿勢が会いたいという気持ちに繋がるということです。■ムラムラした時に応えてくれそうな女注意したいのが、男性は恋愛感情だけではなく、性欲のはけ口として女性にコンタクトをとってくるケースもあることです。ムラムラした時に応えてくれそうな女だと思われている場合も、男性は会いたいという心理になります。ただし、簡単に男性の要求に応えてしまえば、その後も体が目的で会う関係になってしまう可能性もありますので気をつけましょう。■自分を受け入れてくれそうな女男性としては自分を受け入れてくれそうな女に会いたいという気持ちが生まれます。つまり、自分のことを愛してくれるという期待感を抱かせてくれる女性に対し、男性は会いたいという心理になるということです。逆に期待感を抱くことができない女性に、男性は会いたいとは思いません。ただ会いたいという気持ちだけではなく、相手を受け入れるという姿勢が大切です。■忙しい男性でもまた会いたい女になる10の方法仕事などで忙しい男性は女性と会う時間を作るのも大変です。空いた時間にはひとりでゆっくりと心身の疲れを癒したいことでしょう。しかし、忙しいからこそ、また会いたくなる女性もいるのです。では、自分ひとりの時間が欲しいはずの男性が会いたくなる女になるにはどうすればいいのでしょうか。そこで、忙しい男性でもまた会いたい女になる10の方法をご紹介します。■1.男性を労う言葉をかけるどんなに忙しくても、男性は自分を癒してくれる女性には会いたいと思います。忙しい男性を労う言葉をかけるのも癒しを与える方法のひとつです。会えば労う言葉をかけてくれる女性には優しさや包容力を感じます。男性はそういう女性に、また会いたいと思うのです。小さな気遣いができるかどうかが、忙しい男が会いたくなる女になることに繋がっています。■2.会うといつも笑顔でポジティブ女性の笑顔やポジティブなところに男性は好感を抱きます。そのため、会うといつも笑顔でポジティブな女性にはまた会いたいと思うはずです。忙しくて疲れている時には尚更、女性の笑顔やポジティブさに元気をもらいたいと思うことでしょう。いつもしかめっ面で愚痴ばかり言う女性に、忙しい男性がわざわざ会いたいと思うはずがありません。そんな女性に会っても益々疲れるだけです。笑顔と前向きな姿勢で男性を癒し元気を与えてくれる女性に、男性は忙しい時でもまた会いたくなるのです。■3.相手の話を受け止める忙しい男性はストレスを抱え、誰かに聞いてもらいたい不満や愚痴もあるものです。会った時に、相手の話を受け止める姿勢もまた会いたいと思われるためには大切です。むしろ、普段忙しい男性は「自分の話を受け止めてくれる女性」を求めているといえます。そういう存在になってあげることで、男性にとって忙しい時でもまた会いたい女になれるのです。女性にも話したいことがたくさんあると思いますが、自分の話ばかりするのではなく、じっと相手の話を受け止めてあげましょう。そのような女性が、忙しい男性でもふと会いたくなる人だということです。■4.相手の趣味にも付き合える男性は、忙しい時の合間には趣味に没頭してリフレッシュもしたくなります。そんな、相手の趣味にも付き合える女性に忙しい男性もまた会いたいと感じます。自分と趣味を共有できる女性に男性は惹かれるからです。一緒に同じことに向き合い共有することで、一体感も生まれ絆も深まっていくことでしょう。男性も、忙しくても自分の趣味に付き合ってくれる女性には無性に会いたい心理が湧いてきます。■5.相手を否定せず励ます忙しい男性と会って話を聞いてあげたら、相手を否定せず励ます姿勢も、またこの女性に会いたいと思われるための秘訣です。忙しい時には、男性は弱音やネガティブなことも話したくなることでしょう。そんな男性の姿を否定することなく励ましてあげることで、男性からも自分にとって必要な女性だと思われ、また無性に会いたいという心理にさせることができます。相手を否定しないというのは意外と難しいもので、人の弱音やネガティブな発言にはつい「ああすればいい」「こうすればいい」などと意見したくなることもあります。そうではなく、相手の言っていることをまずは認めてあげることが大切なのです。■6.自分を押し付けず相手を受け入れる疲れている男性がウンザリするのが、自分の気持ちばかりを押し付けてくる女性の態度です。たとえ会いたいという気持ちが大きくても、自分を押し付けず相手を受け入れるという気持ちを忘れないようにしましょう。そういう姿勢こそが忙しい男性にでもまた会いたい女だと思われることに繋がるのです。そして、自分を押し付けず相手を受け入れる姿勢が男性を心地よくさせることになり、いつも一緒にいたいという気持ちにもなってもらえるはずです。■7.連れて歩きたいくらいかわいいか美人になる精神的なことだけではなく、視覚的に好印象を持ってもらうことでも、忙しい男性にもまた会いたいと思われることが可能です。それは、連れて歩きたいくらいかわいいか美人になるということです。そのためにも、メイクやファッションなど外見的に自分を磨くことが大切です。連れて歩きたいと思うほどかわいい女性や美人と会うことで、男性は優越感を感じるのです。そういった男性心理を揺さぶることで、忙しい男性でもまた会いたいと思わせることができるでしょう。■8.おいしいご飯を作ってあげる会った時にはおいしいご飯を作ってあげるのも、忙しい男性にも会いたいともってもらう女になるためには効果的です。忙しくて疲れている男性だからこそ、食事も外食や弁当などが多くなり、家庭的な手料理に飢えている場合も多くなります。そんな男性に会っておいしいご飯を作ってあげれば好感度も上がり、いくら忙しくてもまた会いたくてたまらなくなるのが男性心理です。男性の心を捕まえるのは胃袋を満足させてあげるのが有効だということです。■9.怒ったりわがままを言わない忙しいのにせっかく会ってくれたにもかかわらず、怒ったりわがままを言ったりしてしまっては、また会いたいと思われる可能性が格段に低くなってしまいます。よほど愛されているのであれば別ですが、はっきりいってウザいと思われてしまうこと間違いありません。そもそも愛されている女性であればなにもしなくても男性のほうからから会いたいというアクションがあるはずです。特に、忙しくて疲れている男性には怒ったりわがままを言ったりせず、相手が一緒にいて心地よい気分になれる存在になってあげられるように心がけましょう。それが忙しい男が会いたくなる女なのです。■10.めんどくさくなさそうな女になる普段から自己アピールばかりして、いろいろと干渉してくる女性はめんどくさいと思われる可能性が高くなります。積極的なのは大切ですが、あまりにもしつこいとめんどくさい女だと思われるので注意が必要しましょう。紙一重ですが、相手を気遣って話を聞いてあげることと、しつこく立ち入ることは別なのです。めんどくさいと思われてしまっては、忙しい男性に「また会いたい」と思われることはありません。■男性が会いたくなるLINEテクLINEによるメッセージの送り方でも、男性が会いたいと思う心理を女性に抱かせることができます。好きな人とのLINEでは、つい会いたいという気持ちばかりが先走った内容のメッセージを送りがちになってしまうかもしれません。そんな気持ちを抑えて相手に会いたいと思ってもらえるようなLINEでの連絡を心がけましょう。では、どのようなLINEのやりとりで、男性を会いたくなる心理にさせることができるのでしょうか。そこで、男性が会いたくなるLINEテクについてご紹介します。■相手を思いやり、短文で送るLINEやメールでは要点を絞って短文でメッセージを送るというのが相手を思いやる意味でも鉄則です。好きな人に送るLINEは、いろいろな思いを詰め込み過ぎて長文になるケースもあります。しかしそれでは相手はなにが伝えたいのかわかりずらくなってしまいます。そうすると相手は返信するのはもちろん、会いたいという気持ちにもなりません。そのため、LINEでは相手を思いやり、短文で送るように心がけましょう。■相手のペースに合わせたテンポにする好きな人と少しでも繋がっていたいからといって、相手の都合も考えず頻繁にLINEを送ったりメッセージを連発して送ったりするようなこともNGです。好きな人にLINEを送りたいという気持ちを抑え、相手のペースに合わせたテンポでのやりとりをすることが大切です。相手のペースやテンポを考えずにLINEを送り続けるのは迷惑となる可能性もあり、会いたいと思われるどころか、嫌われて返信さえしてもらえなくなってしまうことにもなります。■具体的で答えやすいLINEを送る相手とのやりとりをスムーズに行うには、具体的で答えやすいLINEを送ることが大切です。具体的でわかりやすいLINEを送ることで、相手は答えやすくなるのはもちろん、やりとりでの会話も盛り上がり会う約束にも繋がりやすくなるでしょう。その場合のポイントとして、具体的なお店やスポットを話題に出して「行ってみたい」などの会話に持ち込むのが効果的です。そうすることで、相手も「じゃあ一緒に行こうよ」と気軽に誘うことができます。短く具体的に送ることで、誘っても大丈夫なんだという心理になるからです。長文で具体性がないLINEの場合、いくらお店などの話題を盛り込んでも、相手はどうして欲しいのかがわからなくなってしまうのです。■相手を褒める&労う男性に会いたいという気持ちにさせるのに、LINEなどの連絡の際のやりとりで相手を褒める&労うというテクニックがあります。そうすると男性もその女性に対し心を許し、自分のことをわかってくれる人だという気持ちになり親近感を覚えます。そのため、その女性に会いたくてたまらない気持ちになり、直接会って癒して欲しくなるのが男性心理なのです。ポイントは、自分の気持ちばかりを込めたLINEを送るのではなく、相手の話を引き出して、それに対して褒めたり労ったりして、会いたいという気持ちになってくれるのを待ってあげるということです。■男性が元カノに会いたくなる心理なかには元カレのことが忘れられなくて、「また会いたい」あるいは「やり直したい」と思っている女性もいることでしょう。別れたとしても友達としての関係が築けている場合もありますが、連絡も取らなくなってしまったという人も多いはずです。しかし、元カレにすでに新しい彼女や好きな人がいれば別ですが、フリーの場合には元カノに会いたいという心理になっている可能性もあります。別れた当初はもう会わないと思っていたかもしれませんが、時が経てば高い確率で女性を求めるようになるからです。では、どういうときに男性は元カノに会いたくなる心理になるのでしょうか。そこで、男性が元カノに会いたくなる心理にいついてご紹介します。■一度受け入れてもらった心地よさを求めている元カノというのは、男性にとって一度自分を受け入れてくれた女性ということになります。恋愛が成就した幸福感を味わうことができた相手でもあるのです。そのため、一度受け入れてもらった心地よさを求めている場合に、元カノに会いたくなる心理になります。その心理を探るためには、別れてからある程度の時間を置いてから「久しぶり、元気?」のような連絡をとってみましょう。それから、すぐに元カレからなんらかの返信が来たら元カノに会いたくなっている可能性も高いといえます。■ワンチャンあるんじゃないか期待している元カノと別れてからしばらく時間が経っても彼女がいない場合、男性は元カノを思い出してワンチャンあるんじゃないかと期待している場合もあります。元カノというのは一度は恋をした女性であり、基本的には好みの女性であることは間違いありません。別れるときにはいろいろなことがあって一緒にいたくない気持ちになったとしても、時が経てば嫌なことがあった感情は薄れます。そうすると再び元カノへの期待も高まってくる可能性も高いのです。ある程度の時間が経てば元カノに期待を抱いているケースは充分に考えられます。■まとめ今回は女性に会いたくなる男性心理や、また会いたい女になる10の方法などについてご紹介してきました。男性に会いたいと思わせたいなら、駆け引きと思いやりが必要となります。男性が会いたいという心理になる駆け引きと思いやりで、好きな人が会いたいと思う女性になりましょう。男性が会いたいと思う女性になって、好きな人とふたりで素敵な時間を過ごしてくださいね。(探偵N/ライター)(ハウコレ編集部)
2019年12月06日「当日にデートの時間を連絡してくる男性」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。気になる男子と2回デートをしたというトピ主さん。3回目に会う際、日程は決めたものの当日まで連絡がないことが続いて口論になり、その後、連絡を無視されてしまったのだか。進展の希望は途絶えたものの、「気になっていた人なので責められて少し悲しくなった」とのこと。私はどうすれば良かったのか……と問いかけています。デートのスムーズさは、相性の指針にもなる「自分は悪くない」と思っているものの望まない結末となってしまい、彼の態度も自身の挙動も責めている様子のトピ主さん。今回のケースはどちらが良い悪い、ということではないように思います。デートの約束がスムーズに運ばない場合は何かしら原因があるケースが多く、主に以下の3パターンが挙げられるかと思います。(1)時間感覚や、ストレスを感じるポイントなどの相性が合っていない「せめて前日までには時間を決めて連絡がほしい、というのは真面目すぎるのでしょうか」とのことですが、男女問わず、時間の感覚は個人差が非常に大きいです。世の中には「早々に詳細を確定しないと落ち着かない」という人もいれば、「当日の気分次第で動きたい」という人まで、様々にいます。ビジネスシーンであれば、マナーという意味でも“律儀な側”が正当と判断されがちですが、恋愛のシーンにおいては、それよりも「お互いがストレスを感じないかどうか」が重要になってきます。そういった意味で、「時間感覚」も重要な相性のひとつと言えるでしょう。(2)タイミングが合っていない社会人の恋愛では、タイミングも非常に重要です。仕事自体が忙しい時期もあれば、社内やクライアントとの社交に時間を使いたい時期があったり、ストレスや疲れで異性と会う気力・体力が湧いてこなかったりする日もある。こうしたタイミングが合わないと、お互いに気にはなっていても関係が流れてしまう、というケースも実際に少なくありません。「会いたい」「会える」というタイミングが合うことも、“縁”の一種なのかもしれません。(3)お互いの熱量が異なっているお互いへの恋心(熱量)に差がある場合も、デートが実現しにくいです。「気持ちの盛り上がり度合」が異なる場合、“熱量の低い側”のペースを無視して強引に会おうとすると、関係が切れてしまいがちです。(4)「異性との時間」を必要とする頻度が違う異性との時間を必要とする頻度がそもそも異なっている、という場合もあります。「恋人に会うのは月に一度で満足」という人もいれば、「毎日でも会いたい」という人もいる。この相性があまりに違っていると、うまくいかなくなるケースは多いようです。今回の場合、お互いに「3回目も会おう」とする姿勢はあったようですし、熱量や必要な頻度はそれほど違ってはいなかったのかもしれません。しかし時間感覚の相性が悪いのであれば、仮に交際できたとしても、デートの約束をするたびストレスや衝突が生じる可能性も。そう思えば、ここですっぱり縁が切れてよかった!という考え方もできますし、「ストレスなく、スムーズに会う約束ができる男性」の貴重さにも気付けることでしょう。これからは時間の相性が合う相手を探そう、という指針にもできるはずです。義務として押し付けず、「自分はこうしたい」を主張しようトピ主さんは今、連絡を無視されている……と感じているそうですが、このまま放っておけば案外、彼のほうから連絡がまた来るかもしれません。彼の反応を少し待ってみるにしろ、彼以外の男性に目を向けるにしろ、「約束を守らない相手には興味が減った」くらいの意識でいたほうが、好循環が起きやすいようにも思います。もし彼から連絡があったときは、「私は早めに時間が確定しないとストレスが溜まるタイプだから、今後も会うならば確実な日時に約束をしたい」とこちらの考えを伝えてみるのも一案です。女性から明確に「こうしてほしい」という主張を聞くと、「そういうもの」として対処を考え始めるのも男性に多い傾向。逆に、何も主張してこないのに女性に苛つかれている……という状況のほうが、男性にはストレスになりやすいようです。加えて、「恋愛初期に男性に義務を感じさせると、関係は壊れやすい」ということも心得ておくといいかもしれません。気持ちや関係が安定してからは義務に従う人も多いですが、恋愛になるかならないかの段階で“正論”を盾にして義務を押し付けられると、男性の恋心は冷めてしまいやすい傾向がある。せめて交際が始まるまでは、「特定の相手との約束の実現」にあまり固執すぎず、「お互いに会いたいから会っている、という気持ちが濁らないようにすること」を最優先に考え、少し長いスパンで見ながら関係を進めていくのもおすすめです。上記はあくまで傾向ではありますが、今後の参考になれば幸いです。彼に限らずですが、今後はできるだけストレスのないデートが実現していくといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年11月25日男性は好きな女性に対して、普段から何かしらのサインを送っているもの。もちろん積極的にアプローチするのが苦手な男性もいますが、彼らも好きな女性にだけこっそり見せる行動があるようなのです。そこで今回は、男性が好きな人にだけとる行動や何気ない質問についてご紹介。普段何気なく男性から聞かれる質問は、実は好意を示すものだったりするかもしれませんよ!■【内容別】男性からのその質問は脈あり?職場の男性や男友達から、プライベートな質問を受けたり、個人的な話題で盛り上がったりすることは、日々の暮らしのなかで普通にあることですよね。しかし男性からしたら、好意のある女性にしかしない質問があるのです。女性側としても、気になる男性から一歩踏み込んだ質問をされると、思わずドキッとして、相手の本心を探りたくなるもの…。男性からの質問にはどんなメッセージが込められているのか、質問内容・状況別に解説していきます。▼「彼氏いるの?」と聞く男性心理さりげない会話のなかで「彼氏いるの?」と聞かれることもありますよね。その質問に意味がある場合もない場合もあり、状況によってさまざま。考えられる状況は、以下の通り。1. 話題の流れでなんとなく聞いてみた2. 真面目に付き合いたいと思っている3. 女性として興味を持っている1は恋愛感情はないけれど、コミュニケーションの一つとしてなんとなく「彼氏いるの?」と質問するケース。例えば恋愛についてや普段の生活について話が及んだときなどに、相手のことを知る情報の一つとして、流れで聞くことが多いようです。年下の女性との会話で話題に困ったときなどに、年上の男性が場を盛り上げる話題として、彼氏の有無を聞くこともあるようです。2は男性が真面目に好意を持っていて、アプローチしていいかの確認のために聞くケース。多くの女性たちにとっては、好きな人に「彼氏いるの?」と聞かれたら、「付き合いたい」のメッセージが含まれているこのケースを一番期待しているのではないでしょうか。3は女性として魅力を感じているけれど、付き合うまでの気持ちに至っていないケース。これから関係が発展する健全な関係性もあれば、体目的として聞かれることもあるため、「彼氏いるの?」と聞かれても自分に好意があるかもなんて、勘違いしないようにしましょう。▼住んでいる場所を聞いてくる男性心理単純に話題を広げるために住んでいる場所を聞いて、もし知っている土地なら「あそこに◯◯っていうお店があるよね〜」と話を盛り上げるための質問であるケースもあります。しかし、飲み会などのはじめましてのシチュエーションで「どこに住んでるの?」という質問は脈アリの可能性大。お互いの家の距離は恋愛するにあたり大切なポイントにもなります。もし今後デートするとしたら、どこで会うのがベストか、探るために住んでいる場所を聞いていることが考えられます。▼休みの日を聞く男性の心理男性が休みの日についてたずねるのは、相手の生活パターンについて知りたいとき。デートに誘うためには休みの日の情報は必須です。何曜日が休みなのか、休みの日は何をしているのかなど、色々と質問される場合は好意を持たれている可能性が高いでしょう。さらに「休みの日は何してる?」の質問も、会話の糸口を探るためになんとなく質問するケースもありますが、なかにはどんな女性なのか知りたかったり、自分と趣味が合うどうかを確認したかったり、その後の発展を考えて質問をする場合もあります。もしあなたが質問してきた男性に好意があるのなら、その話の流れで自分からデートに誘うのもアリですよ!▼「最近どう」とLINEしてくる男性心理昔からの男友達や知り合いから突然「最近どう?」というLINEを受け取り、戸惑った経験はありませんか?そこにはどんな意図があるのか、特に意中の男性だった場合に気になってしまいますよね。「最近どう?」とLINEしてくる男性の考えられる心理は以下の通り。1. 暇つぶしに連絡してきた2. 相談ごとがある3. 酔った勢いで女性にカラミたかった4. 友達として現状が気になった5. 気になる相手の現状が知りたい6. 遊べる相手を探している好意があり、現状を探りたかったり、デートに誘うきっかけ作りとしてLINEを送ってくることももちろん考えられます。しかしそれ以外にも、単純に仲のよい友達の一人として現状確認のために連絡してくることもあれば、相談にのってほしいことがあり、そのきっかけとして「最近どう?」とLINEしてくるケースもあります。ただ注意したいのは1, 2, 6のパターン。確実に自分都合であり、あなたのことを軽く見ている証拠かも。体目的の遊び対象として扱われる可能性があるので、慎重に対応しましょう。▼「結婚しないの?」と聞く男性の心理「結婚しないの?」は聞かれる相手や状況によってデリカシーがないと感じてしまうことのある質問。好意を匂わせて質問してくることもあれば、単純な興味関心としてたずねられることもあります。「告白して付き合いたい」と思っているけれど、今後の結婚に対して相手がどう思っているのか、結婚観について知りたいとき。それ以外に、男性自身が年齢的に結婚を意識していて、同世代で結婚していない女性と考えを共有したり、考えを知りたいとき。そのほか、女性として魅力を感じているけれど、単純に遊び目的のため、遊びに適した相手を見定めるために質問をするケースもあるので要注意です。▼「◯◯は興味ある?」と特定の趣味について聞く男性心理趣味の話題は会話をつなぐために用いられることもあるため、ただ趣味について聞かれたからといってそこに恋愛感情があるとは言えません。しかし男性が好きなものや特定の趣味に対して「興味ある?」と聞いてくる場合は、あなたに好意を持っている可能性は大きいでしょう。男性にとって、付き合う女性と同じ趣味を持てるかは重要なポイントであるため、あなたのことを「いいな」と感じているけれど、付き合ってうまくいくかなと確認している状況とも言えるでしょう。▼「結婚してるの?」と聞く男性心理恋愛感情がなくても、話の流れや単純な興味から「結婚してるの?」と男性から聞かれることもあるでしょう。職場の男性社員と個人的な話題について会話になった時などがそのケースです。しかしお互いに恋愛感情が入る余地のない関係ならまだしも、通常男性が「結婚してるの?」と聞く場合は、少なからずあなたに魅力を感じている証拠でもあります。真面目に好意を抱いていて、今後の発展性のために質問するケースもあれば、女性として単純に魅力を感じたのでデートに誘ってもいいかを確認したくて聞くケースも。ただ前向きに好意を抱いてくれているならば問題はありませんが、遊び目的の関係として興味を持たれている可能性もあるため、男性の言動から本心をしっかり見極めることが重要です。■付き合う前に「俺のこと好き?」と聞かれたら!? 正しい返答方法付き合ってもいない男性から「俺のこと好き?」と聞かれたら、どんな女性だって戸惑ってしまいますよね。一体男性はどんな意図で質問をしているのでしょうか? 「俺のこと好き?」と聞かれて困ったときの返答方法についても解説します。▼付き合う前に「俺のこと好き?」と聞く男性心理そもそもこのような質問をする場合は、男性があなたに好意を抱いているのが大前提。ただ細かい意図は以下の通りです。1, 自分に好意を持っているかの確認2. 「私も好き」の言葉を待っている3. 自分から告白しようと思っている女性側の本心が知りたいと思っている場合や女性側の好意にも気づいていて、相手から告白してほしいと思っている場合、さらに告白の前置きとして聞いていることも考えられます。ただどちらにせよ、多くの場合、男性が正式にあなたと付き合いたいと考えるいるのは間違いないでしょう。▼付き合う前に「俺のこと好き?」と聞かれた場合の返答方法あなた自身も男性に好意がある場合は、ストレートに「好き」と伝えてみるのがよいでしょう。せっかく好きな男性に告白じみたことを言われているのに、この期に及んでじらしても逆にマイナス効果しかありません。ただ問題は、好意のない男性に聞かれた場合。曖昧な返事をしてしまうと、男性も「YES」だと勘違いしてしまったり、ずるずるとアプローチが続いてしまうので、気持ちがない場合ははっきりと好意がないことを言葉にすることがお互いにとってもよい方法でしょう。■まとめ女性側も好きな男性にしかとらない態度があるように、男性も同じく好きな女性にしか言わない言葉やふるまいがあります。ただ今回ご紹介した質問について前提となるのは、あなたとの関係性です。相手から全く恋愛感情を感じないようであれば、質問の1つひとつはあまり意味がないでしょう。しかし男女の関係としてお互いにどこか意識している雰囲気ならば、質問の内容も前向きに捉えることもできます。あくまで自分自身の勘に頼りながら、今回ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね!
2019年11月23日「キツイ言い方を治したい、自己主張が強過ぎる」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは、恋愛相手や対企業の場合に、厳しい物言いになってしまうことに悩んでいます。恋人とはきちんと意見を交わしたいものの、大抵の相手は根負けし、「付き合いきれない」と言われてしまうのだとか。「このままでは一生独り」という思いもあるので変わりたい、癒し系で周りから好かれる人はどんなことに気をつけているのか……と読者にアドバイスを求めています。恋人にばかり、当たりが厳しくなる理由は?投稿によれば、トピ主さんは友だちや女性相手なら追い詰めずにいられるのに、彼氏や仕事相手にはキツくなってしまうとのこと。実は恋愛の相談では、逆のパターンもよくあるのです。「友だちには素を出せてキツいことも言えるのに、恋人や好きな人には何も言えなくなってしまう」というタイプの人ですね。両者はどこが違うのか。なぜ“その相手”にはキツく接してしまうのか。投稿には「恋愛では、素を出せない相手とはやっていけない思いが強く、求め過ぎている」という記述が見られます。おそらくトピ主さんは恋人に対し、「自分をわかってほしい」という思いが強いのでしょう。自分のすべてを正確に理解してほしい、それこそが愛情だと感じているのかもしれませんね。逆に、「恋人にだけキツい態度ができない」という人は、自分に自信がなかったり、素の部分を見せるのが怖かったり……という傾向が強いです。トピ主さんと同様、「本当の自分をわかってほしい」気持ちがあり、しかし幻滅されたくないから自然に振る舞えない、という葛藤を抱えやすい。両者とも「自分をわかってほしい、大切に思ってほしい」という気持ちを、相手にまっすぐに伝えられていないのは共通です。トピ主さんは攻め立ててしまい、後者のタイプの人は内に抱え込んでしまう。気持ちがうまく伝わっていないために望んでいない方向に話がこじれ、関係性が悪化してしまう悪循環が起きやすい……と推測できます。「感情ことば」を使い慣れていこう理詰めで主張し、相手を追い詰めてしまうことが多い、というトピ主さん。例えばデートをドタキャンされると、「怒る、説教、ネチネチ」をやりすぎて謝っている彼を追い詰め、音信不通にされてしまうそうです。こうした状況を変えるためには、「感情ことば」を使う癖を付けていくのがおすすめです。物分かりのいいふりをする必要はないのですが、相手の行為に対する“自分の気持ち”を伝えるようにすると、相手を追い詰めるような会話にはなりにくいです。例えば、ドタキャンされた際も、「大事にされていないみたいで嫌だ、傷ついた」「楽しみにしていたから寂しい」等々、自分の気持ちをまず伝えます。自分の気持ちがよくわからないときは、「どうして、こんなにイライラしているんだろう?」と立ち止まって、一旦自分の心に向き合ってみる。言葉がすぐに出ないときは、急いで返事をしなくてもいい、と心得ておきましょう。それに恋人とはいえ、究極的には相手の行動や決断を責めたり、縛ったりする権利はないですよね。そこを責めるような言い方になっているために、相手が会話をシャットアウトしてしまうのかもしれません。「『私はあなたの行動に対してこう感じた』という内容なら、正々堂々と主張できる!」なんて考えてみるのも一案です「情緒が安定している人」は結婚向き「キツイ言い方を治したい」のことですが、弁舌鋭い人は、実は面白がられることもしばしばあります。ただし、それが「話す相手に対しての“攻撃”ではなく」かつ「情緒が安定した状態で話していれば」です。その場合、言葉のキツさはマイナスポイントにならず、時にその人の魅力や個性になることもある。「恋人とはちゃんと意見を交わしたい」という要望についても、落ち着いて話し合えるならば、相手もそこまで負担に感じないことでしょう。もし思い当たる部分があれば、今後はまず“情緒を安定させる工夫”をしてみると効果があるかもしれません。もし激しい感情が込み上げてきたら、相手にぶつける前に一旦、ブレイクを入れるようにしてみましょう。深呼吸をしたり、温かい飲み物を飲んだり、洗面室へ行って鏡を見たり等々、ひと息つける行動がおすすめです。5分程度でいいので、その感情から目をそらし、別のことをしてみる。少し激情が収まれば、「自分はなぜ怒りを感じたのか」「相手に本当に伝えたいのは何か」という点を見つめ直すこともできるでしょう。情緒の揺れが小さくなれば、ドタキャンをされたとしても「予定を振り回されるのはいい気分がしないから、今度ちゃんと埋め合わせして」とひと言で終わらせられるかもしれないし、たまには「ムカつくから、ちょっと頭冷やしてもらおうっと」と返事をしばらく控える……等々、今よりも余裕のある対応ができるようになることが期待できます。大切な人との関係性を守っていけるよう、「感情ことば」や「ひと息つく」習慣、宜しければぜひ意識してみてくださいね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年10月28日「付き合い始めたばかりの彼氏が、最近やたらとボディタッチを手や腕にしてくるんです。そのときの、男性の心理やほんとうの意味を知りたいし、またボディタッチされたらどんな反応をすべきですか?」と、戸惑っている女性がいます。そこで心理カウンセラーが、ボディタッチを手や腕にしてくる男性の心理やほんとうの意味など、またボディタッチされたらどんな反応をすべきか?女性から好きな人にボディタッチはありなのか?など、細かく解説していきたいと思います。■手や腕にボディタッチする男の心理まずは、手や腕にボディタッチする男の心理から、細かく解説していきます。様々な男性の心理があるようです。男性心理を考える上で参考にしてください。■二の腕を触ってみたい手や腕にボディタッチする男の心理は、プニュプニュした二の腕を触ってみたいのでしょう。確かに白くてプニュプニュしたポッチャリ感のある二の腕は、男性からしてみれば細くて長い二の腕より、遥かに魅力的で触りたくなるのです。その触り心地は、乳房を触った時の感触を思い起こさせるほどの柔らかさで、触り心地は抜群でしょう。彼女と言えども、いつでもそう簡単に胸を触れるわけではないので、二の腕なら何気なく触っても不自然ではないとボディタッチをするのだと思います。■手を繋ぎたい手や腕にボディタッチする男の心理は、手を繋ぎたいという気持ちもあるのでしょう。しかし、いきなり手を繫ぐのは恥ずかしさもあり、手や腕にボディタッチをしてみるのでしょう。女性からすれば、「そんな面倒臭いことしないで、サッと手を取り繫げばいいじゃない!」と、思いますよね。ところが最近の草食系男性は、シャイで意外にも手を繫ぐことでさえもハードルが高かったりするのです。手や腕に軽くボディタッチをして様子を見てしまうのでしょう。困ったものですね。そんなときは女性の方から、手を繫いであげてもいいかも知れませんね。■近づきたい&触れたい手や腕にボディタッチする男の心理は、近づきたい&触れたいという感じもあると思います。男性として正直な感覚で、近づきたい&触れたいは、好意を寄せている証拠でもあるのです。しかしどうして良いかわからず、無意識の内に手や腕にボディタッチをしているのではないかと思われます。近づきたい&触れたいは、男性にして見れば好きな女性に対して、本能的な感覚でもあるのです。しかしこちらも恥ずかしさが先行して、手や腕にボディタッチするのが精一杯なのかも知れませんね。草食系男性が増えてきているということでしょうか?■接触が許されるかの確認手や腕にボディタッチする男の心理は、接触が許されるかの確認とも考えられます。本当はもっと違う所に触れたいしそれ以上先に進めるのか、手や腕にボディタッチをして様子を見ていることが、接触が許されるかの確認なのでしょう。そして手や腕にボディタッチをして、接触が許されるかの確認が取れたら、どのように先に進むかなども男性の感覚として、脳裏をかすめていると思われます。とても女性では考えられないことですが、男性は本能的に、このような感覚が鋭くなり神経が研ぎ澄まされる時があるのです。■キスまでの助走手や腕にボディタッチする男の心理は、キスまでの助走とも考えられるのです。すでに先のことを考えて手や腕にボディタッチをすることが、キスまでの助走なのでしょう。ちゃんと先を読んで順番を踏んでいるので、ボディタッチからスムーズにキスまでいけると思います。このように手や腕にボディタッチをしながら、キスまでの助走、そしてその先までと一瞬に思いを巡らせているのです。普段はとてもそこまで頭が回らない男性でも、こういうことは鋭く頭が回るのは、まさに男の本能とも言えるでしょう。■手や腕にボディタッチする男の本当の意味次に、手や腕にボディタッチする男の本当の意味について、解説していきます。こちらも微妙な男の本能が出てたりするので、参考になるでしょう。■欲求のまま触れてしまった手や腕にボディタッチする男の本当の意味は、欲求のまま触れてしまったと言うことなのでしょう。この欲求のまま触れてしまったが、正直な感覚で手や腕にボディタッチする男の本当の意味のように思われます。このように、欲求のまま触れてしまいたいとう感覚は本能でもあり、好きな女性の前では男性として当然のことなのです。ところが最近は草食系男性の出現で、そういう男の本能が欠如している男性もいて、中々交際がスムーズにいかない場合も多くなっていると思われます。■今後のことを考えた試しアクション手や腕にボディタッチする男の本当の意味は、今後のことを考えた試しアクションとも言えるでしょう。今後のことを考えるからこそ、ストレートにもっと先にいくのではなく、ちょっと様子を見ようと今後のことを考えた試しアクションなのでしょう。ある意味こなれた感じの男性に多く見られる、今後のことを考えた試しアクションなのです。試した後は次にどうしようかと思いながらも、こなれた男性はスマートに女性をエスコートしていけると思います。余裕のあるこなれた男性の技でもあるでしょう。■ボディタッチで腕を掴む男性の心理続いて、ボディタッチで腕を掴む男性の心理について、解説します。女性でも似たような心理があり、理解できそうな男性の心理をご覧ください。■離れるのが名残惜しいボディタッチで腕を掴む男性の心理は、離れるのが名残惜しいことが考えられるでしょう。確かに離れるのが名残惜しい時には、女性でも腕を掴みたくなるものです。好きな女性で、離れるのが名残惜しい時は特に、腕を掴みそのまま引き寄せキスもありそうですね。意外にもこういう男性の強引さに、女性は弱いものなのです。あまり様子を伺うばかりの消極的なボディタッチは、女性も何を考えているのだろうと敬遠しがちになります。そこはタイミングを計り、離れるのが名残惜しいと思うのであれば、強引さも必要になってくると思います。■伝えたいことがあるボディタッチで腕を掴む男性の心理は、伝えたいことがある場合があります。この伝えたいことは、女性に対する意思表示だったりストレートに「離れたくない!このままでいたい!」だったりするでしょう。要するに、男性の好きな気持を伝えたいということになると思います。女性もこの気持ちはわかりますよね?別れ際に、何か伝えたいことがあるような気がして男性の腕を掴むのは、本当は好きな自分の気持を相手に伝えたいのですよね?いずれにせよ、好きな気持がボディタッチで腕を掴むことをさせると思われます。■もっと一緒にいたいボディタッチで腕を掴む男性の心理は、もっと一緒にいたいも当然アリですね。腕を掴み「もっと一緒にいたい!」は、ストレートな気持の表れで一番分かりやすい気がします。そう言いながら、女性を引き寄せ別れ際の強引なキスもいいですね。映画みたいで女性が憧れのキスシーンになります。しかし草食系男性が多い昨今は、こんな強引な男性も少なく、ボディタッチで腕を掴みせいぜい「もっと一緒にいたい!」と言うのが関の山だったりするのです。バリバリのキャリアウーマンが「もっと一緒にいたい!」と、思ったら、こんな男性をエスコートしたいぐらいですよね。■ボディタッチされたらどんな反応をすべき?そして、ボディタッチされたらどんな反応をすべきかご紹介します。好きな男性からボディタッチされたら問題はないように思われがちですが、ボディタッチが嫌だった場合も含めボディタッチされたらどんな反応をすべきか、細かくご紹介していきましょう。■好きな人にボディタッチされたらボディタッチされたらどんな反応をすべきか、好きな人にボディタッチされたら、恥ずかしそうにしながらも、素直に応じれば良いと思います。なぜなら変に拒否したりすると、そのボディタッチが嫌なのではなく、自分を嫌がってるのではないかと誤解されかねないからです。男性が女性に好意があればあるほど、女性の反応が気になると思います。恐らくどんな些細な反応も見逃さず、良ければ次に進みたいと思っているのです。その中で少しでも拒絶したら、ショックも大きいのではないかと思います。意外にも男性は、傷つきやすい側面も持ち合わせているのです。■軽くじゃれ返すボディタッチされたらどんな反応をすべきか、軽くじゃれ返すのがよいと思います。拒否したわけでもなく、軽くじゃれ返すのは男性も嫌な感じはしないでしょう。お互い軽くじゃれ合えば良いことだと思います。その方がふざけ半分本心半分で、彼氏もそれ以上先に進めずよい場合もあるでしょう。ふたりだけならまだしも、公衆の面前では軽くじゃれ合う程度にしておいた方がよいような気がしますね。そうじゃないと彼氏のボディタッチが、エスカレートしては困ることもあるからです。軽くじゃれ返すのも、あくまでも公衆の面前では控えめにした方が無難でしょう。■恥ずかしそうにするボディタッチされたらどんな反応をすべきか、恥ずかしそうにするのは、嫌いな相手ではない限り女性として可愛くて良いことだと思います。恥ずかしそうにするからこそ、男性もその気になりボディタッチを続けてしまうのです。女性の恥ずかしそうな仕草には、男心をくすぐる力があると思います。そのが逆に恥ずかしそうにしないで、待ってましたとばかりに応じてしまうと、男性はちょっと引いてしまうかも知れません。女性はこの恥じらいがあるからこそ、男性も次へと想像が膨らむのです。好きな男性には、恥ずかしそうにするのはもってこいのモテ仕草だと思います。■自分もしかけてみるボディタッチされたらどんな反応をすべきか、自分もしかけてみるのもよいかも知れません。自分からも同じように、手や腕にボディタッチしてみましょう。そして、男性のちょっと大きなシャツの袖を、つまんでみるのも可愛いですね。男性はそんなことでも、意外にキュンとすると思います。それから男性の腰や背中へのボディタッチも、男性からして見るとドキドキしながら、とても嬉しいことだと思います。やはり次への妄想が膨むでしょう。こらえきれずに、直ぐに抱きしめてくるかも知れません。公衆の面前では、自分からしかけるのは少し控えた方がよいかも知れませんね。■ボディタッチが嫌だった場合ボディタッチされたらどんな反応をすべきか、ボディタッチが嫌だった場合もあるでしょう。そんな時は急に追い払うのではなく、優しく手を取って「ごめんなさい!後でね。」とでも言っておきましょう。好きな相手でも、やたらと人前でボディタッチされたら、嫌な時もありますよね。だからと言って、あからさまに嫌な顔をしたり、あからさまに拒絶するのも、普通の女性として大人気ない態度なのです。ボディタッチを断る時も、スマートにいきましょう。さり気なく気分を害さないような断り方も女性は、日頃訓練しておくとよいと思います。■離れるボディタッチされたらどんな反応をすべきか、離れることもひとつの手だと思います。嫌だったら、ちょっとした隙に離れることもアリでしょう。「ちょっと、おトイレに・・・・・・」とか「喉が渇いたので、飲み物買ってくるね!」などと言ってその場から離れれば良いと思います。そのとき、いかにも避けてるような態度ではなく、自然にその場から離れるようにしましょう。あくまでも用事があって、離れると思わせなければなりません。こんなちょっとしたことでも傷つく男性がいることを忘れないでいてくださいね。■やんわりと手をどかすボディタッチされたらどんな反応をすべきか、やんわりと手をどかす方法もありますね。母親が子供をたしなめるように、やんわりと「いけませんよ」とでも言ってるかのように手をもどすとよいでしょう。思わず「うん!」と言ってしまいたいくらいだと思います。そんなパフォーマンスをわからない男性には、やんわりと手をどかしながら「ダメよ!人が見てるじゃないの」と、小声で言ってあげましょう。このとき人が居なくても、あくまでもふたりきりじゃないからダメなのよ!と、思わせなければならないと思います。■苦手だと伝えるボディタッチされたらどんな反応をすべきか、苦手だと伝えることも必要に思います。やたらとボディタッチをしてくる彼氏に、いつもいつも合わせてばかりいないで、そういうことが嫌だったら、苦手だと伝えてもいいでしょう。苦手な時もあることをわかっていてもらわないと、いつでも合わせてくれるとか、あるいはいつも同じ気持なんだと男性は都合のいいように、勘違いする場合があるのです。勘違いさせれないように、意思表示をハッキリさせておくことも必要に思います。■女性から好きな人にボディタッチはあり?さらに、女性から好きな人にボディタッチはありなのか、見ていきたいと思います。■あんまり人前だと恥ずかしいという人も女性から好きな人にボディタッチはありなのか、あんまり人前だと恥ずかしいという人もいるでしょう。女性からのボディタッチは、あってもよいとは思いますが、やはりふたりだけの方がタッチしやすいと思います。もちろん、人前だと恥ずかしいという人がいても当たり前なのです。むしろ、好きな相手だからと人前でも恥ずかしくなくボディタッチができるようでは、男性も引いてしまうでしょう。■さりげないボディタッチは効果的女性から好きな人にボディタッチはありなのか、さりげないボディタッチは効果的だと思います。女性からのボディタッチは、やはりさり気なく行うのがよいと思います。その方が男性もハッとしながらも、男心をくすぐられ効果的なのです。女性から堂々とボディタッチをされては、男性もドキドキする半面どこか冷めていく感じがするでしょう。■ボディタッチは相手の反応をみながらしてみよう最後に、やはりボディタッチは相手の反応をみながらすることが、大事なことを伝えておきます。ボディタッチをしたいと思っても、ボディタッチをされる側の気持もあるのです。いつも感情のおもむくままに、強引に推し進めればよいというものではありません。昨日はよくても、今日は気が進まないという時もあるのです。ですので、ボディタッチは相手の反応をみながらすることをおすすめしたいと思います。■まとめいままで、ボディタッチを手や腕にしてくる男性の心理とほんとうの意味について、細かく解説してきました。そして、ボディタッチで腕を掴む男性の心理やボディタッチされたらどんな反応をすべきか、さらに女性から好きな人にボディタッチはありなのかまで、解説しました。手や腕にボディタッチする男の心理は、二の腕を触ってみたいや手を繋ぎたい、近づき触れたい、さらに接触許可の確認とキスまでの助走でした。そして、手や腕にボディタッチする男の本当の意味は、欲求のまま触れたと先を考えた試しアクションとわかったと思います。また、ボディタッチで腕を掴む男性の心理では、離れるのが名残惜しいや伝えたいことがある、そしてもっと一緒にいたいでした。ボディタッチされたらどんな反応をすべきかでは、好きな人にボディタッチされたら、恥ずかしそうにしながらも素直に受け入れること。あとは軽くじゃれ返すやまた自分もしかけてみるなどがありました。さらにボディタッチが嫌な場合の対処法は、離れることややんわり手をどかす、または苦手だと伝えることも大事なのです。そして、女性から好きな人にボディタッチはありか?には、人前だと恥ずかしいけどさりげないボディタッチは効果的、また好意をにおわせることができるのでありなのです。要するに男性も女性も、ボディタッチは相手の反応と状況を見ながらすべきしましょう。(HIKARI/ライター)(ハウコレ編集部)
2019年10月23日「婚活を諦めて・・」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。42歳のトピ主さんは昨年、婚活を休んでみたところ、「結婚がどうでもよくなって諦めることにした」そうです。しかし婚活をやめたら、土日も平日の仕事帰りに何もすることが無くなってしまい、「暇すぎる時間を持て余している」とのこと。「健康で仕事ができているだけありがたいと思わなくてはいけないのはわかっていますが、この先、何も無い人生をどう過ごしたらよいのか」と、読者にアドバイスを求めています。まずは「気力」を取り戻す方法を考えてみよう婚活をやめた理由について、「結婚しなくても、安定した収入、そこそこの貯蓄、生活への満足度もそれなりにあると気づいて、結婚によって背負うリスクが大きいと気づいた」「40歳を過ぎて結婚して、失敗しても・・我慢を続ける気力、やり直す時間も無い」とつづっているトピ主さん。このままでも安心して暮らしていける環境を持てており、精神的にも大きな変化を受け入れる余力はない。現時点では、このまま単身で心穏やかに暮らしていこう、という道を選択されたわけですね。しかしながら、今まではオフの時間をすべて婚活に費やしていたため、手持ち無沙汰になってしまった。「無気力のまま、親を見送ったら何の役目も無い人生になるんだなぁと思うと虚しくなってしまう」という記述も見られます。これらを読む限り、実は「時間を持て余していること」それ自体ではなく、「無気力」「虚しい」という気持ちになっていること、そして「何もない人生」だと感じていることがトピ主さんの一番の悩みの種なのではないか……と感じました。これらの気持ちが変われば、時間は自然に有意義に使えるようになると思います。楽しく有意義に過ごすには、「仲間を作る」「夢中になる」がキーワードそもそも、「結婚をしよう」と思っていたところから、「しないと決める」というのは、人生設計の上では、かなり大きな方向転換で、今はひと息ついているだけ、という捉え方もできます。時間が経てば気力も回復するだろうと考え、飽きるまでのんびりと過ごしてみるのもひとつです。何もせずに居続けるのも意外と難しいもので、通常は1か月〜数か月、長くて半年もすれば、どこかしら出かけてみようかな、なんて気持ちになりやすいです。いち早く今の生活を変えたいのであれば、まずは新しい人生設計をしてみましょう。仕事を辞めるようなプランは考えていないようですし、もし「今の仕事は続けつつ、人生を有意義に楽しめるようなプランを考えたい!」ということであれば、「その時々で“仲間”を作る」「その時々で何かに“夢中”になる」というポイントをぜひ意識してみてください。楽しく有意義に時間を使うには、片方、あるいは両方の要素が不可欠です。具体的に考えていきましょう。時間もある、自分のために使えるお金もある……となれば、「趣味」や「お稽古ごと」に打ち込むのは一番気軽な選択肢ですよね。今の時代、ほぼあらゆる趣味にアプローチできますし、場や仲間を見つけることも簡単になっているので、少しでも興味を感じたものをどんどん体験してみると、一時的にでも“ハマる”ものに出会えるかもしれません。「人との交流」を楽しみとするのも一案です。趣味活動にしても、実際はそこで出会える色々な人たちとの交流が一番の目的、という人も少なくありません。性別や年齢の違いも問わず、何かしらの行動や活動を一緒に楽しむ“ゆるやかな仲間”ができれば、オフの時間も充足させやすいでしょう。あるいは意欲があれば、今以上に「仕事」に励んでみるのもいいのではないでしょうか。今の会社での挑戦でもいいし、副業や起業、独立といった選択肢もあります。地位や成果を得る達成感、意義あることを成し遂げる手応え、収入や貯金が増える充足感、贅沢ができる生活……等々、自分らしい原動力を糧にして頑張ってみるのもひとつです。興味があれば、「社会的活動」という選択肢も。緊急時だけでなく、高齢者施設や障がい者支援団体、動物愛護団体等々、定期的にボランティアを募っているところもあります。人との交流もできますし、「誰かのために何かをすること」が自分の存在意義を感じさせてくれることもあるでしょう。このほかにも選択肢はありますので、ぜひ自分が手を伸ばしてみたい世界を色々と考えてみてくださいね。満足を得るには、どんな人生でも「自分なりの努力」が必要なのかも自分が興味を持てるものを見つけたり、そのために行動したりすることにも、婚活と同じくらい面倒で疲れる部分はあるかもしれません。投稿に書かれているように、結婚には失敗のリスクや多少の我慢もセットですが、今のように時間の使い方で悩む機会はおそらく減るわけで、つまりはどんな人生を選んでも、そのなかで自分なりに頑張ることがあるのだな……ということに気づけるのではないでしょうか。どんな道を選んでも、パーフェクトでお気楽な人生なんてない、ということなのかもしれませんね。結婚するかどうかに関わらず、「自分の選んだ道のなかで、めげずに自分なりの努力を続けること」が満足度の高い人生を生きる秘訣だとしたら、私は今からどんなことをしてみよう――。ぜひそんな視点からも考えてみるといいと思います。応援しています。(外山ゆひら)
2019年10月21日「復縁について」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。数年前に1年半ほど交際したものの、ひどく傷つける形で別れてしまった男性がいる……というトピ主さん。しかしその後、他の男性と交際しても長続きせず、改めて元彼の優しさや自分の気持ちに気づいたそうで、現在、復縁を希望しています。「どうすれば彼とやりなおせるのか」と読者のアドバイスを求めています。「今の自分と相手」なら、うまくやっていけそう?投稿によれば、トピ主さんは人を疑いやすい性格で、一方の彼は優しすぎて時に優柔不断。当時はそんな彼を本心から信じることができなくなり、トピ主さんがひどい言葉を突きつける形で別れてしまったそうです。今回のケースに限りませんが、復縁を持ちかける前には一度、検討すべきポイントがあります。それは、「今の2人なら、過去に起きた問題を乗り越えられる」と思えるかどうか。通常、男女の破局にはそれなりに理由があり、それは喧嘩や揉め事で済ませられるような問題ではなかったから別れた、ということでもあります。そこを考えずに未練や人恋しさだけで復縁してしまうと、結局はまた同じ問題に直面して再び別れる……といった堂々巡りを繰り返してしまうことも。ブログを見る限り、現在の彼は好調の様子で、「彼女はいなさそうだけれど、当時上手くいっていなかった仕事が上手くいき、忙しくなってきた模様」とのこと。交際当時は不調だった彼の仕事がうまくいき始めたのは、トピ主さんとのつらい別れが引き金になった可能性も考えられますし、今が充実しているならば、彼としては(色々うまくいっていなかった)過去には戻りたくない……と思うかもしれません。しかしながら、「彼は私の事が本当に大好きで」「何にでも私を一番に考えてくれていました」とのこと。それほど真剣に好きでいてくれたならば、彼のほうにも未練が残っているかもしれず、真剣に復縁を持ちかければ前向きに考えてくれる可能性もあるように思います。お互いに結婚を考えるような時期であれば、そのタイミングや考え方が合致するかどうか……もポイントになるかもしれませんね。一度壊れた信頼の回復は、そう簡単ではない「一人になり、彼なりの優しさ、心配り、気遣い、彼の事が本当は好きだった自分の気持ちに気付く事ができた」とトピ主さん。復縁できたら、「疑ってしまった事を謝罪し彼に尽くしたい」といった決意も記されています。“大切な人を失った痛み”は、大きな学びと成長をくれますよね。しかしその学びを生かせるのは、なぜか次に交際する(まっさらな関係を築ける)相手であるケースがほとんどです。そのくらい、男女間で一度決定的に壊れてしまった信頼を築き直すのは簡単ではない、ということなのかもしれません。普段は円満でも、ふとした拍子に過去と同じ揉め事やいさかいに発展してしまうケースは少なくないようです。そう考えれば、2人が復縁後うまくやっていくためには、お互いに同じ揉め事を繰り返さないための努力と、強い決心が必要。もし復縁できた暁には、最初に「たとえ喧嘩をしても過去のことは水に流し、未来を見ていこう」などと話し合っておくのもおすすめです。相手の真意を知りたいなら、真面目に連絡してみよう彼のブログを通じ、1年ぶりに「元気?おめでとう」と連絡を取ってみた……というトピ主さん。返事はひと言のみで、それ以外には返信がなかったとか。「彼はもう私への気持ちは無くなってしまったのでしょうか」とのことですが、彼にとってトピ主さんは“元彼女”。気兼ねのない友達という関係ではないわけですし、そこは差し引いて考えてみては。無論、煩わしく思われた可能性もあるでしょうが、どう返事すればいいか分からず、身構えてしまっただけ、といった推測もできます。彼の性格にもよりますが、今回のように「ちょっと思い出して連絡を取ってみた」というライトな雰囲気で近寄っても、トピ主さんが知りたい“彼の真意”は見えてこないように思います。本気で復縁を願うならば、真面目に「会って話したいことがある」と連絡をしてみるのがベストかもしれません。離れている間にお互いを少し美化していたり、価値観や人生観が多少変わったりしている可能性は大。それがプラスに働けば、「やっぱりこの人だ!」と確信が強まり、双方の気持ちが高まっていくかもしれないし、逆にマイナスに働けば、「今さら人生を寄り添わせることは難しそうだ」と気づくこともあるかもしれません。それに、恋愛感情は偶発的に起こるものですが、きちんと復縁をするには“決意”が必要。その時期の心境や状況、タイミングが合致するかどうかにも大きく左右されるので、それを知るためにも、まずは一度会えるよう働きかけてみてはいかがでしょうか。会うこと自体を断られれば、今の彼にはとりあえず「トピ主さんとの関係を前に進める気はない」ということ。つらいでしょうが前に進む決心ができ、それも長い目で見れば、プラスの出来事だと捉えることもできると思います。トピ主さんが幸せを感じられる選択肢に進めますように。応援しています。(外山ゆひら)
2019年09月30日「奢ってと冗談を言う彼氏」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。交際2か月になる1歳下の恋人がいるトピ主さんですが、その彼が時折、「奢って」「罰としてお金ちょうだい」などと“お金の無心”のようなメッセージを送ってくることに悩んでいます。トピ主さんは「冗談とは思っていても、言われる度にヒモ狙いなの?とショックを受けてしまう」「このまま続けば嫌いになってしまいそう」と心境をつづり、この先どうすればいいかアドバイスを求めています。話題が出る=お金のことが気になっている証拠!?彼が「奢って」と言ってくるのは、掃除機やプリペイドカード、競馬代など、「なんで(それを私が)払わないといけないの?」と思うようなものばかりなのだとか。最初は冗談だと思わず「買おうか?」と返事したところ、彼は「なんかヒモみたい、いらないいらない」と断ってきたそうです。食事やデート代ならば冗談だと思わず払うし、割り勘も考える……とトピ主さん。実際、デート代は3、4回に一度「ここは私が」と自分から出しており、彼から「出して」などと言われたことはないそうです。デートのときの彼は、「こんなに尽くされてもいいのかな」と思うほどに紳士的で、思いやりもある。そのギャップもあってか、トピ主さんは彼の“お金を無心する”発言が気になってしまうようです。お金の話題が頻繁に出てくる以上、彼の意識が少なからず「お金」に向いていることは間違いないでしょう。とはいえ、言葉のまま「トピ主さんに奢ってほしい」という単純な話ではない可能性も。本気で奢られそうになったら拒むし、デート代を出してくれる頻度も多いし、払ってとも言ってこない。もしかしたら、彼には「男としてのメンツもあるし、かっこよく思われたいけど、本当はそんなに余裕があるわけじゃない」といった葛藤があり、ついついその心情が漏れ出しているのかもしれませんね。さらに深読みをするならば、トピ主さんの懐事情や金銭感覚を知りたい気持ちがあり、そのせいで自然とお金に関する話題が口をついて出てしまう……なんて可能性も考えられるでしょう。彼の中に“満たされていない感情”があるのかも心理的な推測をするならば、「カッコよく思われたいけど、本当は甘えたい」「背伸びをしている自分に気づかれたくないけれど、褒めて労ってほしい気持ちもある」等々の相反する気持ちを抱えているために、発言と行動が矛盾してしまう、という理由も考えられます。もしそうならば、彼が本当に満たされていないのは、実は“お金”の面ではなく「トピ主さんを喜ばせようと頑張っている自分」を評価してほしい、という“気持ち”のほうなのかもしれません。トピ主さんが毎回、素晴らしいデートだと感じているということは、おそらく彼はデートのためにとても頑張ってくれているのでしょう。それに対しての感想や喜び、感謝などをトピ主さんが今以上にどんどん伝えていくようにすると、彼の気持ちが満たされ、お金のことで甘えるような発言も少なくなっていくこともあるかもしれませんね。話し合いでは、「自分の気持ち」を中心に伝えようその後の投稿で、「次言われた時ショックを受けている事伝えてみようと思う」と決意をつづっているトピ主さん。きちんと話しあってみるのは良案ですね。ただ、お金のような繊細なテーマについて話す際には、少しご注意を。一番のおすすめは、「あまり良い気分がしないから、そういう発言はやめてほしい」などと“自分の気持ち”だけを伝えることです。「ヒモみたいな発言はしないで」「お金が苦しいならデート代は出すけど、私に関係ないお金を払うつもりはない」などと言ってしまうと、彼は完全にへそを曲げてしまい、元の関係に戻れなくなってしまう可能性も。トピ主さんがもし「男性に甘えられるのは嫌い」「お金や感謝を求めてくる性格の人には付き合いきれないかも」などと感じ始めているならば、思っていることをハッキリ言ってみるのもひとつです。しかし、あくまで「交際は続けたい、この発言だけをやめてほしい」ということならば、できるだけ言葉は丁寧に選び、あまり彼への“攻撃”にならないよう、「そういう類の発言を聞くと困ってしまう、いい気分がしない」ということだけをまずは伝えてみるといいでしょう。交際2か月となれば、そろそろ相手の素顔も見えてくる時期。“デートで素晴らしく尽くしてくれる彼”だけではない一面を見たとき、それを受け容れて一緒にやっていこう、と思えるかどうか。うまく不満を溜めない関係性を作り、気持ちよく足並みを揃えていける相手かどうか――。今回の件を通じて、少し見えてくるものもあるかもしれません。ふたりの“本当の距離”を縮めるきっかけとなるといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年08月19日「男性を立てるとは具体的には?」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは職場の人たちと話している際、「女性にはやはり男性を立てて欲しいな」という意見を聞き、「できないふりをしてお願いすればいいのか」と問い返したところ、「できないふりをするのも違う」と言われたのだとか。トピ主さんは、それなら男性より能力が高い女性はどうすべきなのか……と疑問に感じたそうで、具体的にどう振る舞えば「男性を立てる」ことになるのかと問いかけています。異性の言う「理想の異性像」は話半分に聞こう今回まずお伝えしたいのは、異性が持つ“異性への理想”を必ずしも体現する必要はない、ということです。自分の理想の異性については、多くの男女が饒舌に語りますよね。でも実際はどうでしょうか。「女性が男性を立てているカップル」だけが円満な関係かというと、決してそうではないはず。「自分を立ててほしい」なんて言っている男性が、実際は好きな女性の”尻に敷かれる”関係になっているケースも複数見受けます。それと同様、今回の職場の男性の発言も、おそらく「女性に立ててもらえたら嬉しいなぁ、頑張っちゃうなぁ」程度のライトな意味で、聞き流していい部類のものである可能性も高いように感じました。生育過程の影響もあり、女性は比較的、「周囲の期待や望みに応えること=正しい」という価値観を持ちやすいです。そのため「男性からの期待にも応えなければ」と捉われすぎてしまう人もいます。トピ主さんも真面目な方で、そう思ってしまったのかもしれませんね。あるいはもしかしたら、その男性に好意を持っているのかもしれません。「好きな人の理想の女性になりたい」と思うのは恋の必然ですが、加減にはどうぞご注意を。人は必ずしも“自分の期待に合わせてくれる異性”を好きになるとは限らない(むしろ逆のケースも多くある)、という事実は知っておくといいように思います。「あなたは価値があると感じさせてもらう」のは誰でも嬉しい男性が女性に立ててもらえると嬉しいのは、「自分には女性を支える力がある」と感じ、男性として認められている感覚を得られるから、だと言われます。女性に置き換えるならば、丁寧に接されることで「あなたは大切にされるべき女性だ」と感じさせてもらう感覚と近いのかもしれません。王様扱い・お姫様扱いというと極端かもしれませんが、「『あなたは価値ある人だ』と感じさせてもらえると嬉しい」という感覚は、男女とも共通なのかもしれませんね。日頃から異性を喜ばせる言動が自然にできる人は、世渡り上手にもなりやすく、それもソーシャルスキルのひとつと言えるのかもしれません。彼らは経験値から「男性(女性)はこうしたほうが喜ぶ」ということを感覚で学んでおり、それを体現しているのでしょう。またトピ主さんは、特定のパートナーシップにおいて「男性を立てること」についても知りたい様子。「男性より年収が高くなっても黙っておく」「男性が『おごる』と言えばそれを受け入れる」等の具体例を挙げていますが、恋人にそうした行動をされて喜ぶかどうかは、人によっても違います。大事な関係においては、相手の人となりをよく知った上で、「この人はこうしたら喜ぶだろうな、喜ばせたいな」と心から思えたときにそうしてあげるのが、双方にとって一番、幸せなことではないでしょうか。お互いを“気持ちよく喜ばせあえる”好循環ができているカップルは、何十年も仲良くやっているケースが少なくないと感じます。「おかしい」と思う風潮なら、従わない選択もある有名な小説『風と共に去りぬ』から、「無知な女のふりをして男性に頼るべき」「賢い女性だと思われると結婚相手として選ばれない」等々の台詞を引用し、結局150年前から変わっていない、女性の給料も低いままだ……と現状を憂いている様子のトピ主さん。今後は「手柄をひけらかさない、謙虚でいる、控えめでいる、男性のできることには手出ししないで任せる」という態度でいればいいのか……ともつづっていますが、「女性が高い能力を隠して生きるのはおかしい」と感じているならば、その風潮に従わない選択もあることはぜひ覚えておいてくださいね。無論、男性に嫌われたくないし、主流の価値観に迎合したほうが生きやすいから……という考え方もあるでしょう。それもひとつの選択です。しかしながら、トピ主さんと同じく女性の地位の低さを「おかしい」と感じ、諦めず動き続けた人たちの力によって、実際に立場向上を叶えてきている国もあります。「おかしい」と感じる人から声を上げなければ、世の中も変わっていかないのかもしれません。足が痛くなるハイヒールだって「社会に強制されて履く」のと「オシャレをしたくて、自分が履きたいときに履く」のでは、全く意味が違いますよね。それと同様、男性を立てることについても「心の底から自分がそうしたい(=この相手を喜ばせたいな)と思ったときにだけする」と決めてみるのも一案です。渋々と、無理して持ち上げてもらっても嬉しくない、という男性も案外少なくないと思いますよ。トピ主さんは今、幸運にも、女性が恐怖や強制によって虐げられる機会が比較的少ない国と時代に生きています。もし「お互いの能力や頑張りを対等に認めあえるようなパートナーを見つけたい」と思うなら、その志をしっかり持っていれば、叶えることは難しくないと思います。そうした相手は世界にたったひとり、いればいいのですから。そのあたりも含めて、ぜひ「周りがこう言うから」ではなく、「自分はこう思うから、こうしていこう」というスタンスを考えてみてくださいね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年08月12日「『女医だから好き』と言われた」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。女性医師であるトピ主さんには、交際数か月になる彼氏がいますが、お互いのどこが好きかという話題になった際、彼は真っ先に「医師であること」を挙げたのだとか。トピ主さんは後になって、「少しうがった見方をすれば金目当てということもありうるのか」と気になってきたそうです。「職業で選ばれたと思うと何となく釈然としない気持ちがある」と心境をつづり、この発言に対する意見を求めています。「自分が思いたいように解釈する」癖は付けないのがベター「女医だから好き」は、いかようにも解釈できる発言ですよね。「人々のために貢献しているトピ主さんが誇らしい」「努力や知性を尊敬する」という意味にも取れますが、見方を変えれば「周囲に自慢できるから好き」「高収入で良い生活が享受できる」といったニュアンスにも聞こえますし、ともすれば「女医という職業に興味がある、興奮する」なんて極端な理由である可能性も示唆できます。のちの投稿で、トピ主さんは今後また同じことを言われたら、彼の愛情を素直に受け止めプライドを持ってその言葉を受け入れることができるように精進したい……といった決意をつづっていますが、相手の言葉を「自分がそう思いたいように解釈する」のは、あまりおすすめしません。これが癖になると、“自分が幸せにならない道”を選んでしまいやすくなるからです。彼がいかに素晴らしいか、優しいかをアピールし、「彼は真剣にトピ主さんを愛していると思う」という賛同者をたくさん集めたところで、それは全く真実ではないこともありえるわけです。「彼の愛が本物かどうか」は、トピ主さん自身の未来のために、トピ主さん自身が見極めるしかないのですね。そういった意味で、「私のどこが好きか」という質問はシンプルですが、非常に重要です。この答えに不信を感じた、納得して受け止められなかった……ということは、トピ主さんが彼をまだ信じきれていない、ということの表れだと思います。とはいえ、二人はまだ交際数か月。今はお互いをよく知り、信頼関係を構築している段階だと考えれば、当然のことという気もします。闇雲に「彼を信じよう」とするのではなく、「本当に一緒に生きていける人かどうかを見極めている最中なんだ」という、少し落ち着いたスタンスで接していくことをおすすめします。自分の気持ちを大事にして、しっかりコミュニケーションを取ろう加えて、「相手の言葉を聞いて不信感や違和感があった」ときは、その都度、真意を尋ねる癖をつけていきましょう。「自分の気持ち」を無視せず大切に扱うことは、身勝手なことではありません。そうしたコミュニケーションの積み重ねこそが、お互いの理解や良好な関係構築につながっていきます。この件についても、引っかかっているならば、近々リラックスして話せそうなタイミングで改めて聞き直してみてはどうでしょうか。彼が言葉下手なタイプならば、「どんなときに、私を好きだと思う?」「私といて、どんな気持ちになる?」といった聞き方をしてみてもいいかもしれません。その際、ポジティブな感情や具体的なエピソードが出てきたり、自分でも気づかないような面を褒めてくれたりしたならば、彼が普段からトピ主さんの言動をしっかり意識し、受け止めてくれている証。喜ばしい答えや納得できる返事が聞ける=トピ主さんが望むような恋愛関係が育めている、ということでもあります。逆に、あまり嬉しくない答えが返ってきたり、具体的なエピソードが何ひとつ出てこなかったりするようであれば、彼は交際への真剣度が低く、“トピ主さんが望まないような意図”で付き合っている可能性も考えられます。返答によっては、「将来まで考えているのかどうか」も感じ取れるでしょう。「この人は、本当に私のことが好きなんだな」と思える関係を交際にあたって、「自分が相手を好きなこと」は非常に大事ですよね。それが欠けている交際関係は、むなしいものです。しかしながら、一生モノの幸せなパートナーシップを築くためには、「相手が自分を真剣に好きなこと」も不可欠です。「私がこの人を好きだ」というのと同じくらい、「この人は、本当に私が好きなんだな」と疑いなく思えることは、幸せなパートナーシップの必須要素だと言えるでしょう。そうした関係を手に入れるためには、「彼がその相手なのか、しっかり見ていこう」という意識が大切です。彼が善人か悪人かの二択で考えるのではなく、彼の良いところは良いところとして受け止めつつ、しかし「私は女医であろうとなかろうと、変わらず愛しあって歩んでいけるパートナーを求めているんだ」というブレない信念を持って接していきましょう。彼がその相手かどうかはわかりませんが、ぜひそうした過程を経て、“迷いのない相手”を見つけてくださいね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年08月05日「性格悪い女」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。30歳手前のトピ主さんは根っからの負けず嫌いで、「振られた男性を惚れさせて振り返す」ような恋愛パターンを繰り返しているとか。「こんなんじゃ一生まともに愛せる人見つからない」と悩める心境をつづり、どうすれば色々な気持ちをコントロールして、好きな人に愛し愛されることができるのか……と問いかけています。仕返しも、「愛してほしい」の裏返しかも性格が擦れている、根性の曲がり具合と意地の強さが本当にダメ人間、私なんかとかかわると面倒くさい……などなど、相当な自己嫌悪に陥っている様子のトピ主さん。状況を変えるヒントを探りたいですよね。なぜ「振られた相手にしがみつき、結局は自ら別れを告げる」ような“後味最悪”の恋愛パターンを繰り返してしまうのか。この理由から見ていきましょう。人は愛情を求めるとき、さまざまな表現をします。小さな子どもを見ているとよくわかりますが、素直に抱きつき、「遊んで」「あのね」と声をかけることもあれば、わざと遠くで騒いだり、イタズラをしたりして「かまって」とアピールをすることもある。トピ主さんが振られた男性に仕返しをしてしまうのも、これと同様、「私を見て、私を愛して」という感情表現の一種ではないかと推測します。おそらくトピ主さんは、「好意を素直に表現する」のが苦手なのかもしれませんね。相手の好意を感じられるうちは多少素直に好意を出せても、少しでも拒否されたり、交際を断られたりすると気持ちが不安定になり、「私を気にして、愛して」という気持ちが“攻撃的な言動”として表れてしまう。「逃げれば追いかけてきてくれる」という経験則もあり、離れたりくっついたりして相手の関心を得ようと努力するものの、そもそも愛情に不信感があり、不安定な心の状態で関わっているため結局うまくいかなくなる……というのが、問題のカラクリなのではないかと感じました。「幸せに満ちた関係性を得ること=勝利」と考える加えて、負けず嫌いな性格だと「関わった全ての試合で勝たなければ」という思考にもなりやすいです。トピ主さんの脳内には「振られる=負け」という認識があり、「負けたままで終わるもんか!」という悔しさもあって、相手に執着してしまいやすいのかもしれません。しかし恋愛では、特定の“対戦”にこだわりすぎると、人生の時間や精神力を膨大に費やすことも多く(それも本人の選択ではありますが)、のちのちひどく後悔する、というケースも見受けます。思春期の恋愛ならば、「片思いし続けること」も美談となりやすいですが、大人の恋は自立心とセット。自分が幸せになれないだろうと薄々感じている相手に時間を費やすならば、ある種の覚悟を持って、人生をかけて行う必要があります。そこでひとつ、提案です。これからは「好きな相手を振り向かせること=勝利」ではなく、「幸せに満ちた関係性を得ること=勝利」だと考えてみませんか? 「自分が一緒に人生を歩める人と結ばれること」を、最終目標(ゴール)と考えるのですね。本気でそう認識できるようになれば、誰かに拒否されたと傷ついては振り向かせることだけに躍起になるような、現状の恋愛パターンをやめられるかもしれません。仮に交際を断られることがあっても、「それで私の魅力が減るわけではない」という揺るがぬ自負を持って結果を受け止め、自分の人生のゆくえに責任を持って、“この私と寄り添えるパートナー”を求めていけるようになると、幸せな恋愛・結婚は確実に近づいてくると思います。良好な人間関係を築き、心を安定させていこう仕事ばかりにのめり込んだ結果、友達とも遠ざかり、ひとりぼっちなのかも……とつづっているトピ主さん。日頃もらっている小さな愛情を見つけようと努力してみるのも一案ですが、孤独だと感じているのであれば、恋愛は一旦お休みし、「自分は周りの人に愛情をもらっているな」と、じんわり心が温かく感じられるような状態になることを、まずは目指してみては。そのためには、自分から周りの人の素敵なところをどんどん見つけて、言葉で伝えていくのが早道です。そして自分も好きなものを積極的に増やし、その世界を心から楽しんでみる。過去の自分も思いきって笑い飛ばし、プライドも見栄も捨て、「この私でやっていこう!」とぜひ決意してみてください。友達がいないと思うなら、これから作ればいいだけです。特別な親友でなくとも、その時々で気の合う人たちと遊び、交流を楽しむだけで十分だと思いますよ。そうして「恋人がいてもいなくても、私は私でいられる」という安定した状態になれたとき、あるいは「周りにも愛を与えられる自分」になれたとき、恋愛も含めた様々な好循環が始まっていく可能性は高いと思います。有名な曲の歌詞にもありますが、「探すのをやめたときに見つかる」なんてことも、人生には多々あるもの。少し肩の力を抜いて、目の前の一日一日を楽しいものにする努力をするところから始めてみてはいかがでしょうか。30歳前とのこと、人生は本当にまだまだ、これからです! 応援しています。(外山ゆひら)
2019年07月29日「下にみられてるって感じたらすぐ絶縁してしまいます。」と題する男性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。上から目線が嫌でならないというトピ主さん。「いくら好きな女性でも、相手が自分を下にみているって分かったらすぐ嫌いになってしまう」と人付き合いでの傾向を語り、自分はおかしいのか、それくらいで関わりを断とうとするのは自分の器が小さいだけなのか……と問いかけています。“惚れた弱み”を握られたくないならば…… のちの投稿では、そう思うに至った今回の経緯もつづられています。トピ主さんには社内に“恋愛未満”の女性がおり、周囲に勘づかれそうになった際に、彼女から「今度その人たちに相談したら(関係を)切る!」「今度言ったら忠告無視したってことだから怒るよ」といったメールが来たそうです。さらに、同僚に対しても「なんなのあいつ!」などと罵っていたことを伝え聞いたのだとか。こうしたことから、トピ主さんは「彼女は自分を軽んじてる、下に見ている」と感じ、「切られるくらいなら自ら去った方が傷が深くならずに済む」「もう関わりたくない」という心境になっているようです。下に見ているかはさておき、確かに彼女の言動はちょっと横柄な印象を受けますね。元々の性格が全く関係ないとは言いませんが、おそらくトピ主さんが自分を好きなことを自覚しているからこその言動なのでしょう。「多少横柄に振る舞ってもトピ主さんは怒らない、許してくれる」と感じているのかもしれません。これは恋愛で起こりやすい力関係のせいだと思います。相手への想いが強い側にはどうしても“惚れた弱み”が生まれやすく、対等なはずなのに、表面的に少し上下関係を感じるような場面が出てきやすいのですね。そのように適当にあしらわれたり振り回されたり、あるいは一方的に甘えられたりするのが嫌で、誰かを本気で好きになることや、“惚れた者負け”になる状況を絶対的に避ける人もいます。トピ主さんも今後は、「自分が相手を好きな気持ちと同じくらいか、それ以上に自分を好きになってくれる相手」との恋愛を選んでいけば、見下されるなどと感じる機会は確実に減ることでしょう。自分の性格や「望む恋愛の形」を考えてみようしかしながら、そのような場合、恋愛ならではの高揚感が少ないのも事実。「相手の気持ちや態度がどうあれ、自分が相手のことを好きなんだ!」という状況のほうが、心に湧き立つ感情や振り向いてくれた喜びは大きいからです。相手が自分の思いどおりにならないからこそ、より相手を好きになってしまう……ということも珍しくありません。ということで、あとは選択次第。恋愛感情は完璧にコントロールできないものですが、その相手との関係を先に進めるかどうかは、自分の考えで選択が可能です。今後の恋愛で、トピ主さんは今回のように「多少傷つくリスクがあっても、胸が高鳴るような幸福感や喜びを感じられる関係」を望むのか。もしくは、「恋愛の高揚感は少なくとも、互いに平穏に思いやりあえる関係」や「相手が自分を強く想ってくれる、不安のない関係」を望むのか。これは人としての向き不向きもあり、どちらが良い悪いとか、幸せ不幸せという話ではありません。世の中には、「好きな人がいること」が生きるエネルギーになるタイプもおり、そういった人は傷つくリスクがあっても、主体的な恋愛をしたほうが満足度も幸福度も高いでしょう。逆に、そこまで恋愛体質ではないならば、あるいは早々に結婚を望むのであれば、一概には言えませんが、後者のような関係のほうがうまくいきやすい傾向はあるように思います。見下されないコツは、早めに「不快」を示すこと投稿では、恋愛以外の人間関係についても触れられています。「人に見下されないようにしたい」「怒り散らすような人と関わりたくない」と思うのであれば、面倒でも嫌われるのが怖くても、その都度「不快だ」ときちんと表明する癖をつけるのがおすすめです。落ち着いて「そういうのは不快だから、やめてほしい」と言葉にできればベストですが、どうしても言えないときは、表情で不快さを伝える、黙り込む、その場から離れるなど、どうにかして「不快に感じていること」を相手に発信していきましょう。嫌なことをされると、誰でも即絶縁しがち……とのことですが、自分から“捨てる”関係に執着がないのであれば、それは個々の自由です。器が小さいか大きいかもすべて主観的な意見ですので、気にすることはないでしょう。ただし、上記のように早めに意思表示をしていけば、絶縁にまで至らずに済むケースは増えると思います。限界に至る前に意思表示をする癖を付けていくと、周囲との関係性にも変化が起きることが期待できます。「傍若無人な言動がエスカレートする前に止めてあげたほうが、自分にも相手のためにもいいはず」などと考えてみるのも一案です。周囲に気持ちのいい人間関係が増えていくといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年07月01日「彼女が料理をしないのです。」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。6歳下の女性と同棲中という、40歳のトピ主さん。共働きでの結婚を考えているそうですが、彼女は料理嫌いで「毎晩コンビニ飯で構わない」というタイプ。トピ主さんは自身の体のことを思って仕方なく毎晩、料理をしているそうです。今後どのような心構えで結婚生活をすればいいのか、彼女に料理をしてもらうにはどのように接すればいいのか……と問いかけています。 料理をしない相手との結婚例は多いけれど…共働きで“料理をまったくしない相手”との結婚生活をしている例は、世の中に無数にあります。男女を逆にして考えてみれば、イメージしやすいはず。結婚したからと言って、どちらにも料理をする“義務”があるわけではなく、極端な話、お互いに好きなものを買ったり作ったりで、別々の晩御飯を食べてもいいわけです。とはいえ健康も気になるし、まとめて作った方が経済的だし、一緒の食事を楽しみたいし……といったことから、どちらかがメインで料理をする形が一般的ですよね。トピ主さんたちも同様の同棲生活を続けてきたようですが、いざ結婚となり、気になってきたようです。 “理想”にこだわるか、“妥協”をするかさて、結婚ということで言えば、世の中には「好きな相手との“違い”に妥協点を見つけながら、やっていく結婚」もあれば、「最初からできるだけ“自分の望む生活を叶えてくれる相手”を選ぶ結婚」もあります。絶対に彼女と結婚をすると決めているのであれば、「そういう価値観の人なのだから」と料理のことは諦め、自分も無理をしすぎないようにして、たまに家事の外注なども利用してみる……というのが一番円満な解決策だと思います。外食や家事外注に多少お金がかかる分、他のものを節約してみたり、料理以外で一緒に楽しめることを考えてみたりするのも一案。「一緒に食事の時間を楽しめるなら、買ってきたものでもいいや」などと前向きに捉えてみるのもおすすめです。ただ投稿には、料理を交代で作ったり、一緒に作ったりする生活にあこがれている……という記述もあります。彼女が本気で「コンビニご飯の生活でいい」と思っているのであれば、「一緒に料理をする楽しさ」を感じてもらうのは、中々難しいかもしれません。たとえばですが、運動にまったく興味がない相手に「マラソン大会に一緒に出てよ」としつこく勧めても、煙たがられそうですよね。自分の理想にこだわるなら、元々食に興味がある相手と結婚したほうが、思い描くような結婚生活ができる可能性は高いでしょう。もちろん価値観は変わることもありますし、この先病気になったり、子どもや親のご飯を作る必要に迫られたりして、渋々でも彼女が料理をし始める日が来ないとも限りません。とはいえ、最初からそれに期待しすぎるのは最善策ではないので、“今の状態の相手”と結婚してうまくやっていけそうか、上述のような解決策でトピ主さんが“納得して”やっていけそうかどうか、一度しっかり検討してみるといいでしょう。自分たちの家庭なりの“運営方針”を作っていこう実はトピ主さんは料理だけでなく、「掃除や食器洗い、ごみ捨て等も大抵担当している」とのこと。家賃や光熱費も全額負担しており、「料理担当とか言われており正直良い気分がしない」という不満もつづられています。不満に思っていても強く言い出せず、金銭面でも家事面でも“彼女のお世話”をし続けている状況なのであれば、そもそもの関係性に問題がある可能性も考えられます。恋愛では相手への想いが強く、「離れたくない」と感じている側の立場が、どうしても弱くなりがちです。お世話をしている側が“支える手応え”を感じている場合はあまり大きな問題になりませんが、トピ主さんの場合はそうではないようですね。関係性は時間の積み重ねでできるものなので、いきなりの変化は難しいと思いますが、対等な関係を目指すのであれば「ここまで非協力的だと、結婚は難しい」と告げるなどして、一度、強い意思を示してみては。しばらく離れて暮らしてみるなど、彼女に真剣に今の状況を見直してもらう機会や時間を作るのもいいでしょう。そうして「今のままでは良くない」という危機感を彼女に意識してもらえたら、自分たちなりの家庭運営の方針づくりを持ちかけてみては。「料理と食器洗いは自分、他の家事は彼女」「平日は自分、土日は彼女」といった分担を徹底させるもよし、あるいは「費用負担を平等にする」「平日の食事はお互いに構わない」といったルールを作るのも一案です。今回のことは、「お互いに気持ちよく生活するための協力や努力をしてくれる相手かどうか」「二人が異なる価値観をうまく擦り合わせることができるか」を知るいいきっかけになるはず。この過程や態度次第で、結婚の最終判断をしてもいいように思いました。納得のいく結論がでるといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年06月24日「話すことが苦手で婚約破棄されそうです。」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。2年間、交際している男性がいるトピ主さん。彼には以前から何度も「もっと色々話してほしい」「たくさんお喋りできる関係が良い」と言われており、最近ついに、このままなら結婚しない方がいいと思う……とまで言われてしまったとか。「何も話すことが思い浮かんでこない自分が情けなくて毎日涙が出てきます」と心境を語り、恋人との会話はどうすれば弾むのか、と問いかけています。恋人に上手に心を開けない理由投稿内容からは、トピ主さんの3つの顔が見えてきます。職場では“外ヅラ”がよく「明るくて話しやすいよね」と言われる。男女問わず心許せる友達には何でも話せるし、むしろ相手を笑わせるタイプ。これだけを見ると、話すことが苦手な印象は全く受けません。しかし、恋人に対してだけは「黙り込んでしまう」。以前の恋人にも同じ指摘をされた経験があるそうです。その理由も、自己分析されています。恋人には何年付き合っても気を遣いすぎてしまい、「相手が楽しいと思う話をしなければ」と一方的にプレッシャーを感じてしまう。本当の意見を言うのが怖いし、自分を出すことが“異常に”恥ずかしく、嫌われるのが怖いし、格好つけたいのだと思う……とのこと。そのように、自分自身に意識が向きすぎてしまうのが恋の特徴だとも言えますが、過度にビクビクしてしまうのは、恋人という存在が自分を脅かす危険因子を握っていると感じているからでしょう。一般的に生き物には危険を察知して身構える本能が備わっていますが、トピ主さんも、「下手なことを言えば魅力的でないと思われ、愛想をつかされるかもしれない」と感じており、その恐れから強い緊張感が生まれ、気楽に会話ができない状況を作り出しているのだろうと推測します。“別れのリスクから自分を守るため”に無意識に取っている態度が、良好なパートナーシップの構築を阻害しているのであれば本末転倒ですよね。最初から安心して一緒にいられる人を、恋人にするというのも有力な解決策ですが、リラックスできる相手と付き合っても、「つまらない話をすれば嫌われる」という思い込みを外さない限り、どんな相手でも恋人になった途端、うまく話せなくなってしまう可能性も。ご自身の思い込みを、良い方向へ変換することに注力していきましょう。言葉より「事実」を見つめてみよう思い込みを外すには、まず「事実」を見つめてみることが肝心です。彼はトピ主さんと2年間交際し、婚約もした。彼の主張は朝夕でコロコロ変わる。投稿にはそうした事実が挙げられています。トピ主さん発信の会話が少ないことは、2年も経たずとも気づけたはず。でもなんだかんだ言って、二人は別れていない。行動で伝えあえている愛情もきっとあるのだろうと思います。もしトピ主さんが婚約解消の申し出を受け入れたら、彼は本気でそうすると思いますか? 試しに「そんなこと言ったって、どうせ私から離れられないんでしょ?」くらいの気持ちになってみませんか?こう提案するのは、そのことでトピ主さんの緊張状態が和らぐことが期待できるからです。彼は常に仕えなくてはならない殿様でもなければ、こちらの処遇を握っている王様でもない。「一緒に日常生活をやっていこう」という、身近で対等なひとりの男性なのです。「そうしたい」と互いに思いあえたから、二人は結婚を決めた。その事実に誇りを持ち、試しに「彼にだって、この私が必要なんだ」と信じてみてはいかがでしょうか。寄り添って生きるには、“良い加減”が必要受け身であまり喋らない自分と、ちょっと気分屋な彼氏。「完璧ではないのはお互い様♪」くらいに思っておくのも一案です。“完璧”を望みあえば、パートナーシップは多くのケースで壊れます。「相手の望むとおりにはなれないけど、寄り添えるところは多少頑張ってみるよ」くらいの“良い加減”を心がけてみてください。それに、交際初期は相手の美点しか見えないものですが、そのうち弱点も欠点も分かってきて、どんなカップルでも多少の小競り合いは発生するもの。それでも「一緒にいたい」と思えるから、一緒にいる。そこまでの気持ちを抱きあえる相手かどうか、試される時期が来ているのかもしれませんね。「会話力」に悩む人は少なくない 作家の武者小路実篤や森鴎外も、自分は話し下手だと公言していたとか。言葉に長けた人ですらそう感じるのですから、「会話力は、実は多くの人が悩んでいることなのかも!?」なんて捉えてみるのも一案です。普段から日記などで思っていることを言語化する習慣をつけておくと、考えがまとまりやすいのでオススメです。とはいえ、トピ主さんは元々、会話上手な様子。「恋も結婚もなるようにしかならないものだ」と開き直り、“彼を射止めた自分”にも自信を持って、できるだけ友達や同僚といるときのように接するだけで十分だと思います。彼の言う「話題を提供してくれたり楽しそうに話してくれる子が理想」というのは、つまり「一方的にネガティブになって身構えないで、もっとあっけらかんと接してほしい」ということのようにも感じました。このコラムが何らかのヒントになることを祈っています。(外山ゆひら)
2019年06月10日「彼氏と別れ友達にも疲れた」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。1か月交際した彼氏に別れを告げられたばかりだというトピ主さん。別れる際、社会人サークル仲間も巻き込んでしまい、そのことについて苦言も呈されてしまったそうです。「彼氏も友達も失った気分でいっぱい」「暫くは誰とも連絡もとりたくない」と心境をつづり、「このまま(人間関係を)フェードアウトしてもいいのでしょうか?」と問いかけています。人間関係をフェードアウトしたくなる理由と、その対策トピ主さんは彼と別れるにあたり、周囲に相談に乗ってもらったり、荷物の受け渡しに立ち会ってもらったりした。そのことで周りも“疲弊した感じ”になり、先輩からは苦言を呈され、友達に謝罪しても、うっとうしがられてしまった……とのこと。失恋の上に、そうした状況が重なれば、さぞかし辛かっただろうと思います。今回はまず、「人間関係をフェードアウトしたくなる」理由について考えてみましょう。個々の性格にもよりますが、以下の理由が多く見受けられます。(1)「嫌われた」「恥ずかしい」「気まずい」等、自意識(公的自己意識)が強くネガティブに働くとき(2)楽しさや意義など、その関係を続ける“メリット”が感じられないとき(3)「価値観が合わない」「面倒が多い」「お金がかかる」など、関係維持に何らかの“負担”を感じるとき投稿から察するに、今回は1の理由が大きいようですね。ですが、トピ主さんは本当に“嫌われた”のでしょうか。今回の件に関わった先輩は、「(またサークルに)いつでもおいで」と言ってくれたとか。つまり、トピ主さんがした“行動”には苦言を呈したものの、“トピ主さん自体”を拒んだわけではなく、今も仲間の一員だと思っている。その点に気づいてみると、状況の感じ方も少し和らいでくるかと思います。「また自分がうっとうしいことを言いそうな気がして(参加は)無理そう」とのことですが、無理せずしばらく休んで、元気な自分になってから復帰しても遅くはないと思いますよ。連絡をフェードアウトするかどうかは、トピ主さん次第。「もうこのコミュニティは失ってもいいや」「関わるのが辛い」と思うならば、誰の許可も要りません。ただ、コミュニティにまだ未練がある、あるいはその先輩に感謝や有難みを感じているならば、「また元気になったら参加させてください。色々本当にありがとうございます」などと、ひと言返事をしてから距離を置くといいと思います。その上で、トピ主さんが今すべきことは、自分が心地よくいられる場所でエネルギーをチャージして、気分を切り替えること。家族や昔の同級生と過ごすのもいいですし、旅先の人や動物と触れ合ったり、全く新しい別のコミュニティに参加してみたりもいいでしょう。幅広く世の中を見て、気持ちがホッとするような時間や場所を探していきましょう。“恋愛がらみの失敗”は、多くの人が経験すること恋愛感情は人の理性やモラル意識を奪いやすく、その分、身勝手さや甘え、依存心等が表に出てしまうことも少なくありません。そのために人は恥ずかしい・気まずい思いをしたり、時には取り返しのつかないトラブルを起こしてしまったりもします。でも、そうした“恋愛がらみの失敗”は、程度に差はあれ、人生の中で多くの人が経験することなので、あまり悲観しなくても大丈夫。時が解決してくれます。ただし、「どう思われても仕方ない、自分がしたことだ」と責任を持って受け止められるかどうかは重要です。心のどこかに相手や周りのせいにする気持ちがあると、またいずれ同じような“恋愛感情の暴走”を引き起こし、もっと多くのものを失ってしまう……なんてことも。起こしてしまったことを受け止め、素直に悲しみ、それからそんな自分も失敗も許して、次回への教訓にする。それができれば、たとえ今回人間関係を失ったとしても、次回はうまく対応できるでしょう。メッセージツールで人間関係を壊さないコツLINEでも「友達や先輩にうっとうしいことを送って」しまっていた、というトピ主さん。メッセージツールの恐ろしいところは、ボタンひとつで、いくらでも“一方的に”自分の気持ちを垂れ流せてしまう点。相手の顔色が見えない分、プラスαの配慮をしていないと、人間関係に亀裂を走らせてしまうことも少なくありません。送信前には必ず一呼吸置いて見直したり、「電話してまで伝えたい内容だろうか?」と一考したりする習慣を。メッセージツールは約束事の連絡にとどめ、誤解を生じやすい気持ちの話や謝罪などは会ったときに言う……などとルールを決めて使うのもおすすめです。人間関係には誰でも多かれ少なかれ、疲れるものです。それでも、関わることでしか得られない喜びや楽しさ、意義や面白さがあるから、人は関わりを求める――。トピ主さんもきっと、サークルでそんな気持ちを感じられた時期があったはず。まずは元気を取り戻して、また人と関わる楽しさが蘇ってくるといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年04月08日「好きかどうか自分の気持ちがわかりません」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。20歳代後半のトピ主さんは、1年ほど前から何度も一緒に出かけている男性がいます。何度か「付き合おう」と言われているものの、トピ主さんは自分が彼をどう思っているのかわからず、「煮え切らない態度をとって困らせて」いるそうです。「どうしたら自分の気持ちを見定めることができるのでしょうか?」と問いかけています。友情と恋愛の違いは、感情の“質”にあるこれまで恋愛や交際の経験がないというトピ主さん。好きになってくれた人は何人かいるものの、自分から男性を好きになったことはほとんどなく、しかし「いつかは本当に大切に思える人とずっと一緒にいたい、結婚したい」と思っているそうです。彼のことは「人として好き」で、「会いたいとか話したいと思うし、一緒にいて楽しいので、断ることで会えなくなるのは寂しい」けれども、話したい・楽しいというのは友達にも抱く感情ではないか?という疑問も感じている。「(身体的な)欲求が湧かないのは男性経験のなさゆえ」かもしれない……とのことですが、恋愛と友情は感情の“質”にも大きな違いがあります。古くギリシャ時代から、「愛」の定義はいくつかに分類されていました。エロス(性愛)、フィリア(友愛)、ストルゲ(家族愛)、アガペー(無償の愛)等がその代表的なものですが、日本で一般的に言われている“レンアイ”は、エロスに該当します。エロスには、「嫉妬・不安・苦悩・欠如」といった感情が含まれることが知られており、具体的には、相手に関わる異性に嫉妬を覚えたり、些細なことで不安が生じたり、自分に欠けているものを渇望するような気持ちになったりします。もちろん、そうした感情も乗り越えた上で素晴らしいパートナーシップを築いている方々もいますが、同じ「好き」でもそのような感情の揺れや葛藤を含むかどうかが、恋愛か友情かを分ける大きな違いと言えるでしょう。自分の恋愛感情の有無を知る方法は?上記を踏まえた上で、トピ主さんにぜひ自問自答してみてほしいことがあります。それは「今後の人生で、運命とも思えるような恋愛を絶対に経験したい!と思っているのかどうか」です。YESならば、この彼ではそれを叶えるのが難しい可能性が高いので、お断りするのがベターかもしれませんね。逆に、そうした恋愛に特段憧れを持っていない、切ない・苦しい思いはしたくない、穏やかな交際や家庭を望む気持ちが強いならば、この彼も十分に候補にはなり得ると思います。「会いたい、話したい」という気持ちはあるようですし、情熱的ではなくとも、楽しい交際ができる可能性は感じました。「その答えも分からない、とにかく彼に対して恋愛感情を持てているのかどうかを知りたい」ということならば、一度スッパリと距離を置いてみるのも一案です。多くの哲学者たちも述べていますが、人の欲望は“手に入っているもの”を軽んじ、“手に入っていないもの”を渇望する……という傾向があるのは確か。失ってから相手への恋愛感情を自覚する人も少なくありませんし、当たり前に彼と会える関係だからこそ、恋愛感情を抱きにくくなっている可能性も。しばらく距離を置いて、「やっぱり彼を失いたくない」「彼が他の女性に心を移したら嫌だ」といった感情が湧いてくるかどうかを確かめてみるのもひとつです。「自分の人生には、恋愛感情がどのくらい大事なのか」を知っていこう恋愛を始める時期や出会いのタイミングは人それぞれ。ただ世の中には、いわゆる“恋愛感情”が湧きにくいタイプの人、嫉妬や不安などの不安定な感情の世界が苦手な人もおり、その場合、友情や家族愛、生き物や万物への愛など、異なる種類の愛情を大切にしている例も少なくありません。異性がそれなりにいる環境で過ごしてきても、異性に心惹かれた経験が一度もないならば、「私は恋愛のときめきがなくても楽しく生きられるタイプなのかも?」と判断し、その上で人生を選択していくのもひとつの有意義な生き方だと思います。同様に、運命の相手や恋を信じて突き進む人生を選ぶのも、大いに自由です。受け身にならず、自分からどんどん“ときめくもの”を探すようにしていれば、そのうちに恋愛感情を抱ける相手を見つける可能性もあり、そうした経験を通じて、「自分の人生にどのくらい“恋愛”というものが必要なのか」「自分にはどういう相手が最適なのか」等々、見えてくるものもあるでしょう。いずれにしても、「愛の種類はひとつではない」「恋愛感情を抱けること=幸せな交際や結婚・幸せな人生につながるとは限らない」という点だけは心得ておくと、今後の選択の上で有効なヒントになると思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。(外山ゆひら)
2019年04月01日「彼氏に気を遣いすぎて疲れる」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。24歳のトピ主さんには交際1か月になる29歳の恋人がいますが、彼は極度の寂しがり屋のため「彼が寂しく思ってる時に私は彼を安心させなきゃいけない、慰めなきゃいけない」とトピ主さんが常に気にかけてあげるような関係になっているそうです。どうすればこのようなタイプの男性とうまくやっていけるでしょうか? とアドバイスを求めています。親密な人間関係において「疲れてしまう」原因は「彼の掴みどころがない所が魅力」だと感じてはいるものの、自分に余裕がない状況のため、彼に合わせるのが疲れてきた……とトピ主さん。「相性が良くないのは重々承知して」おり、「付き合ったら絶対に苦労する」と自覚した上で交際をスタートさせたそうです。そのため、別れるという選択肢は今のところ考えていないとのこと。交際を継続する前提で考えていきますね。まず、恋人など親密な人間関係において「疲れる」と感じるのは、どんなときが多いのか。主に以下のような状況があげられるかと思います。(1)自分のほうが払っている犠牲が多いと感じるとき(2)相手に対する期待が叶えられないとき(3)自分が快適だと感じる距離よりも相手が近すぎる、または遠すぎるとき(4)意思疎通がうまくいかないとき例えば、トピ主さんはメールの文言にもかなり気を遣っており、意識的に多めに連絡しているとか。しかしこちらが頑張っても、彼は「返事返ってこなかったり遅かったりとかなり自由」な態度。自分は相手のために頑張っているのに、相手は自分のために頑張ってくれない……というのは(1)や(2)のストレスと言えるでしょう。また、彼は「自由人」「他の人とは違う世界観で生きている人」という記述もあり、意思疎通が思うように成り立っていないストレスは(4)に属するかと思います。できるだけ疲れないようにするためには、上記の4つの状況を感じる機会を減らすことが肝心です。つまり、「犠牲を払っていると感じてしまう行動はしない」「相手に過度な期待をしない」「自分が心地いいと感じる距離感の調整に励む」「もっと積極的かつ工夫して意思疎通を試みる、あるいは完全な意思疎通はある程度、諦める」といったことになるかと思います。「理想の女性を演じてしまった」のはなぜだろう?要するに、今よりも少し自分勝手になったり、自分らしさを貫いたりすることが肝心だと総括できそうですね。しかしトピ主さんは、今までそうあることが難しかった。「包容力のある甘えさせてくれる女性が好きなんだなと勝手に理想の女性像を作り出し、そうなろうと必死でした」とのことですが、なぜそのような無理をしてしまったのかについても、良い機会なので考えておきましょう。投稿には、「尽くしても思った反応が返ってこず勝手に怒って空回りしていた」「自分に自信がなく」という記述があります。ここから分かるのは、トピ主さんの心の奥に、「もっと彼に愛されていると感じたい(愛されている自信を得たい)」という願望があること。それを叶えてほしくて、「わがままな彼のため」という大義名分を掲げつつも、自分から積極的に働きかけてしまっていたのかもしれませんね。「自分が彼の愛情を感じたい、彼にもっと愛情深く関わってほしいと思っていること」を、まずは丸ごと認めてあげましょう。その上で、3つのことを心がけるといいと思います。ひとつ目は、変に大人ぶらずに素直になること。「連絡はこのくらいがいい」「こういうときは優しくしてもらえたら嬉しい」と自分の願望を素直に表現し、彼からの働きかけがあったときは素直に喜んでいれば、片方だけが我慢することのない関係性が築きやすいと思います。二つ目は、自分の中で“基準”を持ち、判断しながら行動をすること。彼に望まれたとしても、やりたくないことはやらない、でも心からやってあげたいと思うことはやってあげる。そのような無理のない愛情であれば彼も息苦しくないでしょうし、こちらから“相手を尊重する愛し方”を示すことができるでしょう。三つ目、彼に頼らなくても“安心した心持ち”でいられるよう努力することも大切です。“クレクレ病”になりすぎないよう、恋愛中だからこそ恋愛にばかり頼らず、振り回されすぎず、自分らしさや自分の時間を大切にする心がけをしていきましょう。大好きな彼が付き合おうと決めたのは他ならぬトピ主さんなのですから、「もっと安心して穏やかに、肩の力を抜いてマイペースに進めていこう!」と思っているくらいでいいのではないかなと思いました。好きな人と付き合えたのですから、ぜひ目一杯、幸せな気持ちで楽しんでくださいね。ただし、どう試行錯誤しても不安にさせられるような相手ならば、交際を考え直すことも検討してみるといいと思います。応援しています。(外山ゆひら)
2019年03月25日「彼氏の真意について」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。26歳のトピ主さんは最近、交際1年になる彼氏が元カノをご飯に誘っている内容のLINEを見てしまったそうです。「結局これって私は彼のキープってことですよね? それとも私は遊び相手か何かなのでしょうか?」と問いかけています。「見てしまう」ことで、自分自身が失うものもあるLINEを見るまで、トピ主さんは二人の関係に問題を感じていたわけではなかったようです。告白をしてきた時の彼は真剣に見えたし、結婚前提とも言ってくれているし、イベントの時はプレゼントをくれるなど喜ばせてくれる……といった記述も見られます。今回のことでよく実感できたかと思いますが、他人のプライベートなやりとりを見る場合には、相応の“覚悟”が必要。「彼の人間性をしっかり見極めて、伴侶にふさわしいか判断したい」「嘘や悪事を暴いて、別れの決心をしたい」といった気持ちで行動するならば話は別ですが、そのような覚悟がないまま見てしまうと、自分自身を大いに苦しめることになります。見てしまったら、見る前には戻れません。どんなに見なかったふりをしようと思っても、心に黒いものを抱えてしまいますし、「詮索」という行動によって信頼関係に溝ができてしまう可能性もある。結果、二人の交際がうまくいかなくなる大きな原因と成り得てしまいます。恋人のプライベートが気になる気持ちはよくわかりますが、詮索行動をする場合は、必ず事前に「もし不誠実なやりとりを見つけたら、自分はどうするのか」を考えておくこと。実際にそうした事実を目にしたときに「つらいけど、結婚を決める前に真実を知れてよかった」と思えそうならば、行動しても後悔は少ないでしょう。そうした覚悟ができない、あるいは現状の関係に満足していて手放したくないと思うならば、自分の手を汚してまで詮索はしない、という選択もあります。自ら暴くような行動はせず、しかし「もし不誠実な相手だと分かったときには、迷わず別れる」と決心しておく。「自分が幸せな状態でいられること」を何よりも大切にする……という行動指針もあるとぜひ覚えておいてくださいね。“被害者”にならず、今後の方針を決めようとはいえ、元カノを誘っている彼の態度を正当化しているわけではありません。トピ主さんが今後取れるスタンスとしては、以下3つの選択肢があるかと思います。1)「自分は本命なの?キープなの?」と不安を抱えたまま、付き合い続ける2)彼に対して「不誠実な態度を改めなければ別れる」と意思表示をする3)「元カノには振られるだろうし、いざとなればこちらから去ればいい」と肝を据えて、泰然と様子見をする悲しい気持ちになるのは当然ですが、1のように自分を可哀想な立場だと捉えて悲観的にならないよう、どうか踏ん張ってほしいなと思います。“被害者”になっても、状況が良くなることはありません。詮索したことを責められたとしても、2のように毅然と「勝手に見たのは悪かったけど、不誠実な相手とは一緒にいられない」とトピ主さん側が主張してもいいわけです。あるいは3の選択肢もあります。元カノは彼の誘いを無視しているようですし、復縁の意思もなさそうな状況。「元カノへの未練を引きずっていたものの、結局うまくいかず、時間とともに新しい彼女との愛情が深まっていき、最終的に結婚した」といった実例も知っています。「どうせ私から離れられない」「他に行くところなんてないはず」くらいにドンと構えられるならば、様子見をしてみるのもひとつ。あまり長くフラフラしている様子であれば、友達なども巻き込みつつ釘を刺すか、私を軽んじることは許さないという意思を”態度で”伝えていくのも一案です。「自分たちの関係強化」が最大の武器に元恋人や新しく知り合う異性など、交際中も誘惑は色々とありますよね。牽制したり、相手の言動を束縛したりして防げるものも多少はありますが、別々の人間である以上、相手を縛ることには限界があります。それよりも「自分たちの関係を強固にしていくこと」に注力したほうが、いい結果が得られることもしばしば。「この相手と過ごす時間が一番楽しくて、有意義で、幸せだ」と感じ合えるほど、自然にそちらに足が向き、他の異性が色褪せて見えてしまうことも多いように思います。彼の不誠実な態度が判明した以上、「私を不安にさせるような恋人は要らない、誠実に私だけを愛してくれる人を探す!」と決心する選択もありますが、もし今後も彼と交際を続けようと決めるならば、「自分たちの関係強化」についても今以上に尽力してみることをおすすめします。応援しています。(外山ゆひら)
2019年03月11日「連絡も取れない元彼と会いたい」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。最近結婚が決まり、遠方に引っ越すことになったというトピ主さん。「引越前にやりたいことや会いたい人」を考えたところ、元カレの存在が浮かび上がってきたそうです。電話には出てくれないものの、共通の友達もいるため「会おうと思えば会える」そうで、一度でいいので彼に会うか話すかしたい、と思いをつづっています。相手側の意向は、「行動」からも推測できる彼はもともと長い間、友人だった男性。とてもいい関係で、居なくなってほしくないという思いから、「恋愛感情ではないのに告白してしまった」とか。しかし結局、交際は上手くいかず振られてしまい、その際、トピ主さんは彼にひどいことも言ってしまったそうです。別れて1年後、彼が怪我をしたと聞いて電話をかけ、「私のことを許してくれたら連絡してほしい」と伝えたものの、その後3年間、トピ主さんがお酒の勢いで何度か電話をかけてみても、彼は出なかったそうです。電話の際、こちらが酔っているかどうかは相手が知り得ないこと。つまりこの3年間、彼は「トピ主さんと話すこと」を望まなかった、ということでしょう。気持ちはどうあれ、少しでもトピ主さんと話したければ一度くらいは電話に出たでしょうし、出られなくとも「かけなおす」という選択肢があったはずです。「行動しない」というのも、ひとつの大きな意思表示。そう考えれば、「彼は自分と連絡を取りたくないのだろう」と判断し、そっとしておくのもひとつの愛情・思いやりの形ではないか……とも感じました。「自分の気が済むほう」を選択すれば、さらに距離ができる可能性もさりながら、投稿には「会えば必ず嫌な顔はしないのはわかっている」という記述も。彼はきっとこれまでも、トピ主さんの気持ちに寄り添ってくれるような人だったのでしょうね。「私の自己満で彼を苦しめていいのか」と気遣う気持ちもつづられていますが、今のトピ主さんは「とにかく一度会って全てを伝えれば、もう酔って電話もしないし、自分の気も済むだろう!」という強い思いに駆られているようです。連絡をしてみないことには諦められない! と思うならば、できるだけ真摯に、友人づてにでも会いたい気持ちを伝えてみるのが一番だと思います。ただし、相手の気持ちよりも、自分の気が済むほうを優先すれば、よりいっそう心の距離は遠のいてしまうかもしれない。彼のなかでの“思い出”の印象をさらに濁してしまう可能性があることは、心得ておくといいでしょう。また、今の彼には大切な女性がいて、その人を傷つけるようなことはしたくないから電話に出ない、という可能性も考えられます。トピ主さんの婚約者だって、元彼に連絡をしたことを知れば傷つかないとも限らない。連絡を取ることで、「自分と彼以外にも影響を与える可能性がある」という点も考慮はしておきましょう。“感傷”をどう処理するのがベストか、考えてみよう投稿から察するに、トピ主さんは今も「彼に許してほしい」という気持ちがあるようですね。「(彼の)おかげで人に愛されることに怯えないで、結婚を決められた」といった感謝の気持ちも伝えたい……とのこと。ただ、トピ主さんは既に一度、電話で謝っています。その後、連絡が取れないということは、彼の中では「済んだこと」あるいは「もう考えたくないこと」になっている可能性も感じます。悪いことをしたと反省するときは、まず謝るのが先決です。しかし謝ってもダメならば、責任を持って自分のしたことを受け止め、その後の教訓としていくほかありません。「暴言を吐いて彼を傷つけたのは事実だし、その行動に責任を取ろう」というふうに考えてみると、諦めがつきやすいかもしれませんね。思いが募って苦しいならば、“出さない手紙”だと割り切って、紙やメモに気持ちを書きつづってみるのがおすすめです。直接、相手に渡したり送ったりしなければ、誰に迷惑をかけることもない。昇華できない思いというのは古今東西、多くの芸術作品にもなっていますよね。感傷はとかく独りよがりなものですし、“甘く苦い青春の思い出”として、自分だけのものにしておくのも一種の美学ではないかな、とは思います。もちろん、それが絶対的な正解ということではありませんし、連絡をした結果「彼に会えて話して満足」となる可能性もゼロではありません。気持ちをぶつけてみなければ気が済まない! 拒否される(嫌われる)覚悟も持てる! ということならば思いきって連絡してみるのもひとつです。行動がもたらす影響や結果を十分に検討した上で、最終的には、ご自身の信念と照らし合わせながら判断してみてはいかがでしょうか。(外山ゆひら)
2019年03月04日「生活費と家事の分担は比例でしょうか」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。同棲中の彼との家事分担について、不満を抱えているトピ主さん。以前、共働きをしていた頃は、彼も幾つかの家事を担当してくれていたものの、今は脱いだ靴下ひとつ片付けないそうです。同棲によって彼の支出は増えておらず、「お小遣いを頂いているわけではない為、養われている感覚は薄い」とのこと。「生活費を出してもらっている上で家事もしてほしいと思うのはやはり図々しいでしょうか」と問いかけています。「私ができるのはここまで」というラインを明確にしようトピ主さんは、介護を理由に一旦退職したものの、株配当などで現在も収入があるとのこと。今は教習所やボランティア活動で多忙だし、近々再就職先も決まっているそうです。以前は互いに得意な家事を負担しあえており、きれい好きなところも彼の好きなところだった。しかしトピ主さんが退職して以降、「脱いだ靴下は脱ぎっぱなし、出された料理のお皿も出しっぱなし、ゴミは何日でも無視」という状況になってしまったといいます。「どんなに私が忙しくても、在宅雑務だと暇なように思われるのか」とのことですが、トピ主さんが「やってしまう」ことで、彼に「やってもらえる」と思われてしまった可能性を感じました。家にいる時間が長くなると、家事の必要性にも先に気づきやすいですよね。渋々でもトピ主さんが多くの家事をやっていた結果、彼は「自分がやらなくても大丈夫なのだな」と理解してしまったのかも。トピ主さんが再就職すれば状況も変わるかもしれませんが、おそらく一緒に暮らしたことで、以前より二人の関係に緊張感がなくなっていることも影響しているのでしょう。家庭運営には、双方の「意思」と「合意」が必要そもそも、「片方は家事(+育児)、片方は仕事」という分担で円満にやっていけるのは、(A)双方に「共に家庭を作っていこう」という“意思”があり、(B)双方が「分担するのが家庭にとって合理的だ」と実感できている場合に限られるように思います。同棲は(A)を満たしていないですよね。投稿にも「一生養われる夫婦であればまだわかりますがただの同棲です」という一文がありますが、何の約束もないまま負担を強いられているからこそ、いっそう不満が募っているのでしょう。このまま一緒に暮らしていても嫌悪感を募らせるだけならば、思いきって一旦、同棲を解消するか、結婚について具体的に話してみるのもひとつです。その際には、ぜひ「お互いに合理的だと思える家事と生活費負担のバランス」についても話し合い、折り合えるポイントを探っていきましょう。今は変化の過渡期。どうすればうまく家事分担できる?2016年に総務省が行った「社会生活基本調査」によれば、共働き夫婦が担う家事の一日の平均時間は夫14分、妻180分。家庭差はあれど、男女の家事負担のアンバランスは、先進国のなかでもかなり特異なようです。「家事は女性がするもの」と認識している人がまだまだ男女共に少なくない現在の日本で、この価値観や習慣を変えるのは一朝一夕には難しいですよね。男女それぞれが自立した生活習慣と経済観念を持つことが必要ですし、会社の仕組みも変わらなくてはなりません。少しずつ変化も見られていますが、言ってみれば、今は価値観や制度の“過渡期”。だからと言って、諦めずに自分の家庭だけでもどうにかしたい!と思うなら、とにかくよく話し合う習慣をつけることが一助になると思います。日本はハイコンテクスト文化の国で、「察してほしい」「言わなくても分かるだろう」「交渉や議論が苦手」という人が多いのは事実。「今ある不満や感情をぶつけるため」ではなく、「人生のパートナーとして、どうしたらこの問題を解決できるか」という視点から何度でも話し合い、双方が譲歩できる形を探していく。時間はかかりますが、そうした地道なコミュニケーションこそが、良好な関係維持を支えてくれるでしょう。今のトピ主さんたちの場合は、「二人のための話し合いや努力ができる相手かどうか」ということを、同棲を通じて見ていってもいいかもしれませんね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年01月14日心理学にも詳しい、インテリアコーディネーターの深澤将さん。片付けにまつわる記事には、心理学から見た考察が含まれ、毎回ドキッとさせられます。大掃除を前に、心理学を応用した”魔法の片付け”のヒントをチェックしておくと、面倒な作業もサクサク進みそうです。3本まとめてご紹介しますので、ぜひこれからの大掃除や片付けにお役立てください!■ 1.片付け前の「よし、やるぞ!」は言わない方が良い?CORA / PIXTA(ピクスタ)片付けをするとき、「よし、やるぞ!」と気合いを入れてから取り掛かるのは、実はあまり良くないそうです。イリノイ大学の研究者、イブラヒム・シネイ氏の実験では、問題を解く前に「よし、やるぞ!」と気合を入れたグループよりも「本当にできるだろうか?」と自問自答して始めたグループの方が1.5倍も多く問題を解くことができたのだとか。「気合いを入れる」「決意を固める」という行為は、心理学的にみると、実はまったく無意味なようです。では、片付けを行うとき、どのようにすればうまくいくのでしょうか。脳のメカニズムを分かりやすく解説しながら、誰にでも簡単にできる効率アップの方法をお伝えします!詳しくは記事をチェック!片付けの前に気合いを入れちゃダメ!? 心理学を応用した片付け習慣・その5■ 2.「片付けをしよう」を行動に結び付ける魔法の法則yukiotoko / PIXTA(ピクスタ)片付けをしようと思っても「やる気はあるのに、なぜかできなかった」という経験をしたことはありませんか?ダイエットをしているのにレストランでデザートを頼んでしまった、運動のために階段を上ろうと決めたのにエレベーターを使ってしまった……なんて行動にも共通していることですが、「やろうと思っていることを行動に移せなかった」のには、実は理由があるんです。それは「忘れていた」から。アリゾナ州立大学の名誉教授で心理学とマーケティングの学者、ロバート・チャルディーニ氏は、これについて「行動するのに適切なタイミングを逃しているだけ」と分析します。タイミングを作り出し、確実に片付けを行動に移すことができる魔法の法則とは?!詳しくは記事をチェック!「やる気はあるのに、できない!」の意外な理由とは?心理学を応用した片付け習慣・その8■ 3.片付けがいつも時間オーバーになる理由とは?Ushico / PIXTA(ピクスタ)大掃除や片付けを行う前は「どれくらい時間がかかるか」を想定して動きますよね。しかし「このくらいの時間で終わるだろう」と思っても、いざ始めてみると時間が足りないということがよくあります。時間内に作業が終わらないと、焦る気持ちやうんざりした気分がふくらみ、片付けへのモチベーションが低下してしまいます。この「予想時間」というのは、とても曖昧なもの。Ushico / PIXTA(ピクスタ)人は無意識に都合の良い条件で考えてしまい、希望的観測を目標設定にしてしまう傾向があるのだとか。片付けをする前に「このくらいの時間で終わるだろう」と考えた時間は、実は「ベストな条件下での最短時間」であり、実際はもっとかかる可能性が高いのです。計画通りに片付けを終わらせるために、時間設定をどのように考えればよいのか、心理学の観点からヒントをお届けします。詳しくは記事をチェック!片付けが予測した時間内に終わらない理由!心理学を応用した片付け習慣・その17
2018年12月29日