今回は、子どもが拾ってきた、「これ、いらなくない?」というモノを捨てる方法について。「捨てていい?」っていうと絶対「ダメ」っていうから…私はこうして捨ててます!!■捨てないとどんどん増えていく、子どものよくわからないモノそして、このペースでモノをとっておくと、あっという間に家がいらないものであふれてしまうのです…。■そんなとき、私はこうして捨ててます!捨てなくてよかった気持ち半分、捨てられなくて残念な気持ち半分です…!!
2019年12月25日「親の介護に直面して初めて自分の親が“毒親”であったことに気づくケースもあります」そう語るのは、家族問題や児童虐待を長く取材してきたジャーナリストの石川結貴さん。今、介護問題の新しい形に言及した新刊『毒親介護』(文藝春秋)が話題を呼んでいる。“毒親介護”とは石川さんの造語で、50代、60代の娘が母親との関係にトラウマを抱えながら、介護を強いられる状況のこと。幼少期から「殴る、蹴る」といった虐待を受けたり、育児放棄状態のまま育つなどした娘たちが、高齢化した親の介護を担うようになった現場を取材し続ける石川さんはこう分析する。「虐待を受けたにもかかわらず介護を続ける娘さんからは、責任感の強さや、『親から一度は認められたい』『感謝の言葉が欲しい』と切望する屈折した動機がうかがえます。はたから見れば『そんな親はさっさと捨てればいいでしょ』と思うような状況でも介護する背景には、長きにわたって醸成された親子の深い闇があるのです」今回、「毒母介護」という闇に陥らないための心得4を石川さんに教えてもらった。【1】「毒親は捨てる」と腹をくくる「“毒親介護”の泥沼に陥っている人たちは、『私がいなければ』と共依存の状態になっていたり、追い詰められて『介護離職してでも』と周りが見えなくなっているケースが目立ちます。本当に親を捨てるかはさておき、『決別する』という選択もあると思うことでメンタルは救われます。そもそも子どものいない高齢者でも、適切な行政サービスを受ければ生活は成り立ちます。具体的には、まず家を出て別居することで、親の施設入所が早まる場合もあります」【2】“親からの”ではなく“自分の”評価を大切に「毒親からの『ありがとう』を求めすぎていたり、必要以上の承認欲求を抱いていたりするケースも。大人になったのだから親からの評価からは解放され、『私なりによく頑張った』と自己肯定し、自分を褒める習慣をつけましょう」【3】“要介護認定”は医者から本人に告げてもらう「要介護認定をかたくなに拒む親は多く、いきなりケアマネジャーさんを呼ぶことはおすすめしません。高齢者の多くは医療機関にお世話になっているので、信頼している医師から『いいサービスがあるから手続きしよう』と促してもらうと『先生がそう言うなら』と素直になるケースが多いです」【4】ケアマネさんに自分の事情や思いを伝える「ケアマネさんの来訪時に見えを張らず、親に苦しめられた事実や心理的に追い詰められている現状を正直に打ち明けておくこと。仕事も辞めたくないなど、置かれた状況を隠さず伝えることで配慮のあるプランを立ててもらえます」ほかにも「身元保証人にはなる」「万が一の時は、葬式だけは出す」など、親とかかわる範囲を決めておくことも泥沼に陥らない対応策になると石川さんはアドバイスする。「うちも危ない!」と思ったら、介護が始まる前にまずはプランを立て、その時に備えよう。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月24日2014年公開された『STAND BY ME ドラえもん』に続く物語、『STAND BY ME ドラえもん2』の公開が決定。3DCGアニメーションで名作「おばあちゃんのおもいで」を描く。さらに、早くも本作の特別映像も到着した。2020年は「ドラえもん」連載開始から50年。そんな記念の年に、春の映画ドラえもんシリーズ最新作『映画ドラえもん のび太の新恐竜』に加え、3DCGアニメーションで描かれる『STAND BY ME ドラえもん2』が公開されることに。前作『STAND BY ME ドラえもん』は、原作者の藤子・F・不二雄生誕80周年記念作品として「ドラえもん」史上初の3DCGアニメとして公開。日本中に感動の渦を巻き起こした本作は、興行収入83.8億円を記録。世界中でも公開され、全世界興行収入が100億円を突破するなど、映画史に残る大ヒットを記録した。今回の続編では、前作に引き続き脚本・監督:山崎貴×監督:八木竜一の名コンビがタッグを組み、山崎監督が前作で描きたくても実現できなかった、原作の中でも名作として知られる、3歳ののび太といまは亡きのび太のおばあちゃんを描いた「おばあちゃんのおもいで」(原作4巻)をベースに、新たなオリジナル要素を加えて再構築。さらに、しずかちゃんとのび太の結婚をめぐるラブストーリーが描かれた『STAND BY ME ドラえもん』に続く物語になってる。現在絶賛製作中だという本作。山崎監督は「正直難産でした」とプロジェクトスタート時をふり返り、「あの物語を膨らます方向を見極めるのに何度も集まりミーティングを繰り返し、四苦八苦していた時間がすごく長かった気がします」と明かす。「今回我々がたどり着いた物語の芽はおばあちゃんが物語の終わり際に発した一言の中にきっちりと内包されていました。『あんたのお嫁さんをひと目見たくなっちゃったねぇ』なんとか大好きなおばあちゃんにお嫁さん(つまり大人になったしずかちゃんですが)を一目会わそうとして、のび太とドラえもんの大冒険が始まります。当然一筋縄でいくはずもなく、その過程で二人は様々な大変な経験を重ねていきますが、その中で二人はいつしか家族というものの温かさを再発見していくことになります」と内容について語っている。また八木監督も「今回は『1日』を描きます。のび太とドラえもんが、何度も時間を飛び越えて、過去や未来を行ったり来たり、いろんな『1日』を、ひみつ道具を使って乗り切ったり、ピンチになったり、それはもう大変な事が起こっちゃいます」とストーリーについて触れ、前作からのスケールアップを約束。「前回出せなかった新しいひみつ道具、前回大変すぎて出来なかった場所などなど、世界を拡げて皆さんにお届けします」と強い自信をのぞかせた。ストーリー22世紀から来たネコ型ロボット・ドラえもん。ドラえもんとのび太が一緒にいるのが日常になった<現在>のある日、のび太は部屋でくまのぬいぐるみを見つける。それは幼稚園の頃に亡くなってしまったおばあちゃんが繕ってくれた、大切な思い出の品だった。大好きだったおばあちゃんを思い出し、涙が止まらなくなったのび太は、タイムマシンでおばあちゃんに会いに行きたいと提案する。反対するドラえもんだったが、直接会わずに様子を見たらすぐ帰ることを条件に、のび太が3歳だった<過去>へ出発!会いたい気持ちを抑え、陰からこっそり見ていたのび太だったが、ひょんなことからおばあちゃんに見つかってしまう。小学生になったのび太の姿を見て驚きつつ、あの頃と同じく優しく受け入れてくれるおばあちゃん。すると、「のびちゃんのお嫁さんをひと目見たくなっちゃった」とふとつぶやくのだった。大好きなおばあちゃんの願いを叶えるため、<過去>、<現在>、そして<未来>を舞台に、ドラえもんとのび太の大冒険が始まる――。『STAND BY ME ドラえもん2』は2020年8月7日(金)より全国にて公開。『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は2020年3月6日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:STAND BY ME ドラえもん 2014年8月8日より全国東宝系にて公開© 2014「STAND BY ME ドラえもん」製作委員会
2019年12月12日長男6歳、次男2歳。日々片付けても片付けても散らかっていく生活の中で最も困るのは…長男の作るダンボール作品。うちに届く宅配便のダンボール箱のほとんどが彼の制作物の材料へ。そのほとんどがかなり大きなもので、しかも完成するでもなく放置されていく…このままでは一部屋占領されるのでは? と危機感を抱いて、古いものから処分していこうと直接相談するも、全却下される。気付かれないようにこっそり処分しようにも、あとになって「あれ捨てた?」と長男が気付いてしまったら大変な事態になるのでそれはそれで手を出せず…一体どうしたものかと長きにわたって悩みの種でしたが、作ったプラレールの線路の片付けもしぶっていた長男が、いつからか片付けを促された際に「写真を撮ってからなら片付けていい」と言うように…「あれっ? もしかしてダンボール工作も写真撮ったら処分していいかも?」と気付いて長男に提案したら、ついにOKが出ました。というわけで、その後は長男の作品(未完成含む)を写真に撮って了承を得てから、処分するようにしています。写真がたまったらプリントしてアルバムにする…と本人は言っていましたが、もっと簡単な方法を発見しました!!それはインスタにアップすること!先日私も子供の作ったものを載せるためのアカウントを作りました。→ 今まで撮りためていた写真をアップしてあります。並べてみるとよい思い出になりますし、もっと撮っておけば良かったな~と感じます。管理が簡単ですし、本人にも見せたらすごく喜んでいましたのでおすすめです!これからバンバン撮って、どしどし載せるぞ!
2019年12月09日こんにちは、ねここあんな。です!前回、「おばあちゃん」「ばあば」などの呼び名に苦しみ、人に言えない憂鬱(ゆううつ)を抱えていた私の母の話をしました。今回はその続きになります!!▼前回までのお話“友人のような関係”だった母と私が親子喧嘩したことをキッカケに、母が長年抱えていたトラウマや葛藤が明らかに。若くして「おばあちゃん」となった母は、「おばあちゃん」「ばあば」と呼ばれることに戸惑いながらも、「理想のおばあちゃん像」を追い求め、自分を苦しめていたのでした…。 「おばあちゃんって呼ばないで! 若くして祖母になった母の心の叫び(前編)」【息子愛が止まらない!! 第24話】 ■「ばあば」と呼ばれたくない自分を隠し、理想像を求めた母母は気づかぬうちに、「おばあちゃん=優しくてなんでもにっこり話す」という理想像を描いていました。その理想像に近づくため、母は自分を出さないようになっていました。私が出産するまでは、何でも悩みを話す友達のような親子だった私たち。孫が生まれて幸せ! な傍らで実は「おばあちゃん」という立ち位置に戸惑う母…。とはいえ娘の私に、まさか「孫ができて、おばあちゃんと呼ばれるのがつらい」なんて話せなかったそうです。なぜなら孫の存在を疎ましく思っていると捉えられたら、悲しいから。(もちろん母が孫の存在を否定するような気持ちはみじんもないのですが、娘家族には悟られてはいけない悩みだと思っていたそうです。)それを言えずに丸2年がたち、家族からも「ばあば」呼びが定着していました。そして「おばあちゃん」「ばあば」と呼ばれるうちに母は「おばあちゃんだからこうあるべき」と、自分ではない誰かになっていったというのです。 「懐の広いおばあちゃん」としての見栄があったのだそう。しかも一度掲げた看板はなかなかおろせなかったのです。自分の気持ちをだましていくうちに、だんだんと疲れていったと、母は話していました。■娘との喧嘩をキッカケに気づいた自分の本当の気持ちそこへきて、私たちが「実家に泊まる」と言い出します。娘家族のために部屋を一生懸命掃除をしているうちに、ふと気がつく…。そう気がついた時に、母の心は叫んだ。その勢いで、親子で衝突したわけです。結果、今まで言わないでいたことを、ようやく言うことができたのだそう。もちろん喧嘩の内容自体は私たちにも原因があったので申し訳なく思い、お互いルールを決め一件落着しました。が、母の感情が爆発したのは、実は人に言えない憂鬱を抱え続けていたことも原因のひとつでした。憂鬱が積もりに積もって、「喧嘩」という引き金を引いてしまったのだというのです。その憂鬱こそが「私をおばあちゃんと呼ばないで!」という心の叫びでした。たしかに以前までの「言いたいことを言えない母」は、正直私の知っている母ではありませんでした。何か違和感を感じていましたが、理由がわかりすべて納得しました。■自分の気持ちを認めたことで、元の姿に戻った母その後…「自分は自分! おばあちゃんというイメージなんか捨てちゃえ!」そんなふうに意識を変えることで、悩みは晴れたようです。ただ、人に伝えられずに一人モンモンとしていたことも良くなかったのかもしれません。打ち明けてからの母は、憑き物が取れたようになんだかハツラツとしていました!ちなみに「まだまだ現役でありたいから」という理由で、母は家族に「ばあば」と呼ぶのをやめてもらいました。現役であり続けたいからこそ、日々の体力作りや食生活などに気をつけている母。だから、周りがモチベーションを下げる発言はやめてね、ということです。私たちもよく母親になってから「〇〇ちゃんのママ」だけでなく、「○○ちゃんのオバちゃん」なんて呼ばれることもありますよね。名前で呼ばれないと、自分じゃなくなるような何とも言えない感覚…それに「○○ちゃんママ」ならまだ良いけど…「オバちゃん」はやめて欲しいなぁ…なんて思ったことないですか。(私だったらやっぱり「オバちゃん」って呼び名は嫌です!)それがさらに「おばあちゃん」になるわけですから、戸惑うのも無理はないのかなと思いました。■初めて気づいた、自分の母世代の持つ悩みや葛藤今回のことで、もしかしたら私たちの母親の世代も似た悩みを抱えているのかもしれないなぁと気づかされました。ちなみに私の母と私の夫の母(義母)は頻繁に電話をする仲なのですが、同じ気持ちを抱えたことはないだろうか…と思い、母が最近勇気を出して聞いてみたところ……やっぱり??気軽に「ばあば」って定着させていたけど、心の隅では抵抗があったことを知りました。今度から私の口から「ばあば」って言うのはやめようかなと思いました。そして、私の母はというと、今となってはすっかり、ジムにヨガに英会話になど自分磨きを楽しんでいます。勝手な「おばあちゃん」イメージに振り回されていたときの母よりも、「自分を大切にしている母」の方がステキだなと思いました!衝突自体は必ずしも良いものではありませんが、母が素直に生きることのキッカケになったことは良かったと思いました。また、母の世代は、実は打ち明けられないだけで本当は悩みや葛藤を抱えているという方もいるのかなと思います。世代が違うからこそ、少しでも気持ちを理解してあげることで傷つく人も減るのかも…そう思って記事を書かせていただきました!
2019年11月12日モノを捨てるのって、なんだか辛くて気が進みませんよね。古くて動かなくなった、取っ手が壊れたなど、物理的に使えなくなってしまったモノを捨てるのでさえちょっぴり罪悪感を覚えるのに、ましてや使おうと思えばまだ使えるモノを捨てるなんて、無理ー!!!このように「捨てる」という行為が嫌だから、苦手だから、ついついモノを溜め込んでしまう人は多いと思います。捨てるのはもったいないし、いつか使うかもしれないし...と、たくさんのモノを捨てずに持っている。使ってもいないのに。■暮らしを健康に保つために「捨てる」は必要使っていないモノを多く抱えている暮らしをイメージすると、どこか不健康に感じると思います。食べて活動して老廃物を捨てていく人間のカラダと同じく、暮らしもモノを買って使い、不要になったら捨てなくては、健康であり続けることはできません。スッキリ気持ちよく暮らすためには、家の中のモノの循環をよくする必要があるのです。適正な量のモノを持ち、それらすべてを日々しっかりと使い、使い切ったら捨て、また新しく買う。この一連のモノの流れをスムーズにするためにも、「捨てる」行為はとても大切です。そう考えると、捨てることへの後ろめたさが少し消えませんか?■気持ちよく捨てるために心がけたい3つのこと日々の家事のなかで意識して「捨てる」を実践することで、暮らしは確実に快適になります。そうはいっても何をどのタイミングに捨てたらいいのか分からない… という場合は、次の3つを念頭に置いておくと捨てやすくなりますよ。●1.「使えるけれど使わないモノ」を追い出す景品や粗品でもらった文具やタオルなど、家のどこかで眠ったままになっていませんか? なんとなく買い足しているうちに増えてしまったお皿やマグカップ、全部ちゃんと使っていますか?使えるから「とりあえず取っておく」では死蔵品が増えるだけ。今の暮らしに必要かどうかを考え、使わないと決めたモノはすぐに手放しましょう。「いつか使うかもしれない」もNGです! 今、実際に使っているモノの量が、ちょうどいい量なのです。それ以外は、じつはなくても困らないモノのはず。目の前のいつもの暮らしを快適に、充実させることに集中しましょう。●2.「買う」ことと対で考える買い物って楽しいですよね。買うことで元気が出たり、お気に入りを持つことで幸せを感じたり。ですのでモノが増えるからという理由で買い物をガマンする必要はありません。その代わり、「新しいモノを迎え入れたら、何かを手放す」ということを少し意識するようにしましょう。新しい服を数枚買ったら、その分の収納場所が必要になるわけですから、最近あまり身につけていない衣類を数枚処分する、といった具合です。これを習慣にしてしまえば、モノの量が増えることはありません。●3.「使い切るルール」を作る食材や調味料、歯磨き粉やティッシュペーパーなど、目に見えて減るモノは使い切った! と認識しやすいのですが、使い切ったかどうか迷うモノも多いです。例えばタオル。擦り切れるまでタオルを使い倒す人は少ないと思いますが、ではどのタイミングで使い切ったと判断して新しいタオルと交換するのか? これは人によって、各家庭によってさまざまだと思います。お箸もそうです。折れるまで使うのが、使い切ったということでもないはず…。ハブラシや下着、スポンジなども同じです。これらに決められた新旧交代のタイミングはないので、肌触りが悪くなってきたらタオルを交換する、お箸は毎年お正月に新調するなど、自分なりに納得できるルールを作りましょう。マイルールに従うことで、気持ちよくラクにモノとお別れすることができるはずです。■衣類はウエスにして、とことん使い切る!衣替えシーズンの今は、衣服を見直すのに最適です。サイズが小さくなった子ども服や着古したTシャツなど、不要な衣類をこのタイミングに洗い出し、暮らしの循環から追い出しましょう。新品に近いものは、面倒でなければ人に譲るのもアリです。不要なモノは処分していいのですが、ウエスとして利用してから捨てるのがおすすめ。ウエスとは、着古した服やボロ布などを小さく切り、掃除に使ってから捨てる“使い捨て雑巾”のことです。ウエスは大小2サイズ作っておくと便利です。大きめサイズは窓ガラスや鏡などの広い面積のものを拭く時に、小さめサイズは調理中に飛び散った調味料や容器の口から垂れた油などを拭く時に重宝します。サッと吹いてそのままポイッと捨てられるので、掃除がノンストレス! フライパンやお皿に残った油なども、ウエスで拭き取ってから洗うとラクですよ。洗面所のちょっとした汚れなどもウエスでひと拭き。こんな感じに日々使うので、小さめウエスはまとめて容器に入れ、キッチンと洗面コーナーにそれぞれ置いています。時短掃除になるだけでなく、最後まで使い切った! という充実感を得られるのもウエスの魅力です。モノに感謝して気持よくサヨナラし、そして新しいモノを喜んで迎え入れる、こんなモノとの付き合い方ができる暮らしが理想ですね。
2019年11月01日私が子どもの頃、親のしつけはそれなりに厳しかったような気がします。小学校のうちは、子どもだけで買い食いはダメ、休日は友だちと遊ぶのではなく家族と過ごす、夜10時には寝る、無駄なものは買わない、サンタさんは5000円以下(笑)…。わりと「ダメなものはダメ!」と言う親でした。さて、そんな親ですが、孫が産まれると…。■厳しかった親だったのに…「あまぁぁぁぁーーーい!」小沢さんかよ。他にも100均でなんか買ったり、セールで「かわいい」という理由で服買ったり…。なんか私のときとだいぶ違う。そしてそんな母に対して、上の子が小さいときは、「甘やかさないで!」と思っていました。ただ、上の子が5歳になった今…。■ママの建前を立て、子どもの気持ちを満たしてくれる親子どもが5歳になり、適当…もとい程良く力が抜けたので、こういう対応がありがたくなりました!そして元々あまり小さい子が得意ではない父は…めちゃめちゃかわいがってくれてます!ありがたや…!孫が産まれて、甘くなったばぁばとじぃじ。そして、子どもが産まれて、親への感謝の気持ちがどんどん大きくなる私。これからも楽しい時間を一緒に過ごせたらいいなぁと思います!
2019年10月28日本屋で「実家を片付ける」…みたいな本を目にすると、思わずピクッと反応してしまう私です。この世代の親子あるあるかもしれませんが、使わないものはなるべく捨てたい私と、もったいない精神にあふれた母はいつも攻防戦を繰り広げています。■使えるものは捨てられない母にモヤモヤ■でも捨てないことの、良い部分もある?捨てないことの、良い部分もあるんですよね!!と思うこともありつつ、やっぱり物をためこむ母にモヤモヤすることもあり、その繰り返しです。
2019年09月25日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは、ぐっちぃです。「親」というものになってもう少しで10年。こうして日々を過ごしていると、自分の親のありがたさ、すごさが身に染みてわかるようになりました。今回は親になって「反省するところ」と「感謝するところ」をひとつずつ挙げてみようと思います。◆親になって「反省するところ」日々反省ばかりではあるんだけど、やはりダントツは「料理」じゃないでしょうか。思い返せば、私が学生の頃…。このやりとり!いま過去に戻れるなら、当時の自分に腹パンチしてやりたい!毎日食事のメニューを考える&つくることの大変さは家を出て気づいたし、それを残された悲しみは親になってからわかりました。実際、私も何回かキレたことがありましたし。テレビでもたまに思春期の子が「ごはんいらない」って言ってるシーンを見ると、胸がギュっと痛くなりますもんね。帰ってきて温かい料理が出てくることのありがたさはもっと早く気づき、感謝するべきだったなと思います。とはいえ、やっぱり家族だってその日食べたい、食べたくないという気分もあるだろうし、最近は各自食べられる量を自分で盛るシステムに変更しています。盛ってから「いらない」と言われるよりダメージが少ないです(残ったら翌日の私のお昼ごはんにできますし)。◆親になって「感謝するところ」 これもいろいろありますが、一番最近思ったのはズバリ「習い事をさせてくれたこと」です。たとえば、夏休みや冬休みで習字の課題が出たのですが…。とめ、はね、はらいのコツを教えてあげることができました! 習字は数年ぶりだったけど、体が覚えてるもんですな。習い事はわりと長く通っていたんですが、それを活かせないまま大人になり、正直「もったいないな」と思っていたんです。でも、そんなことはなかった! こうして娘たちのピンチに教えることができたし、習わせてくれた親に感謝です。社会人になって数年、「いろいろ資格も取ったけど何も役に立たなかったな」と思っていたのですが、いつどこで活躍するかわからないなので、娘たちが大きくなるまで、他の資格の活躍の場もあきらめずに待っていようと思います。そして娘たちにも自分と同じように、いろいろと経験させてあげたいなと思っています。
2019年09月22日ウーマンエキサイトのみなさん、こんにちは! ねここあんな。です!今回のテーマは「親になって強くなったなぁ」と思うこと。正直数え上げたらきりがないぐらい、強くなったような気がします…。■大嫌いだった注射も、蚊に刺されるようなもの?まずは「痛み」!出産を経験してから、明らかに「痛み」に対する免疫がつきました!!もともと子どもの頃からけがが多かったので、「けがの痛み」には耐えられる自信がありました。が、注射だけは本当に大嫌い!注射の針だけは怖くてしかたない!!!!!それにも一応理由がありまして…。子どもの頃、血液検査をしたときに、腕はぷにぷにな上に血管が細くて見つからないという理由で何度も失敗されていたのです。ただでさえ針を刺すということがこわいのに…。私は注射針を刺されるたび、ただひたすらに目をそむけていました…。さすがに7回も失敗され、大泣きしました。その後、うしろで見守っていた女医さんが一発で成功。さすがに私の腕に7回も穴をあけた(大げさ)男性を、子どもながらににらみつけた思い出があります(笑)のちの女医さんとの会話でわかったんですが、どうも新米さんだったようです。新人の方の教育…という考えはわからなくありませんが、3回ぐらい失敗したら選手交代してくれ! と、思いますね。がしかし、「陣痛」そして「出産」を経て私が得たもの…。それは「注射や採血なんて陣痛に比べたら蚊に刺されたのと変わらない」ということ。何様っという感じですが(笑)ついつい慣れ具合とか見てしまいます!「失敗なんて誰にでもあるよね~」「血管が細い人の練習台にしな~」ぐらいのモチベーションでいられるようになりました!…なんて逆に相手にプレッシャーを与えていたりしたら申し訳ない話ですが…!■苦手な幽霊や虫にも強くなった! そのワケとは?さらには幽霊ものや虫への免疫もかなり強くなったと思います!昔からホラー漫画や映画は好きだったのですが、見た後にトイレへ行くのが怖い…なんて思ってた若い頃。真夜中の病院で、共同トイレに行くなんて…昔の私では絶対にできませんでした!しかし親子同室の産院だったので、いつ赤ちゃんが起きてしまうかわからない状態。「寝られる時に寝る!」「行ける時にトイレは行く!」ということがどれだけ大切か思い知らされたのです。そしてこんな場面でも強くなってきました。もはや強くなったと言うか、かなりポジティブな思考になったような気がします。「子どもの糧になる」という発想があると、子どもの好奇心をつぶさないのかなと思います。虫が苦手な私のせいで息子に「虫は拒むもの」という先入観を与えたくないんです。そう思ってなるべく「平気!」という態度をとっているうちに、だいぶ克服しました!■どんなこともポジティブに乗り越えられるようになった“親の強さ”…そのかわり、というか、親になってダメになったものもあります。感情移入しすぎて「こんなこと我が子に起きたらつらすぎる!!」と、見たあと1週間ぐらい引きずるので見たいと思えなくなりました。親になるって、趣味とか好きなものでさえも変えてしまう力があるんだなぁとつくづく思います!でもどちらかというと、趣味が変わったというよりは、どんなことも「ポジティブに乗り越えられるようになった」んだと思っています!そうじゃなきゃ毎日振り回されっぱなしになる育児ですから…(笑)
2019年09月19日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは!koyomeです。今回「親になって強くなったこと」を考えてみました。正直、あんまりないんですよね…。(むしろ、娘達を産んで、弱点が増えたような気もしますがその話はまたいずれ。)ただ、ひとつだけ強くなったなぁと思うことがあったので、それを描いてみました。スーパーなどに買い物に行ったときのこと。昔から、忙しそうな店員さんに話しかけるタイミングをうかがうのが苦手というかタイミングがわからないというか…。気にしすぎと言われればそれまでですが、結局は人見知りなんですけどね。とにかく、苦手意識がありました。そして、子どもを連れた今現在はというと…トイレの場所を探す、お迎えの時間が迫っていて急いで買い物を終わらせなきゃ…とギリギリなことが多く、恥ずかしいとか言ってる場合ではなく、必然的に店員さんに話しかけ、時には頼ることも増えました。店員さんのやさしさに触れることも多く、本当にありがたいです。ただし現在、時々1人で買い物に行ったりすると…まだ…こうなることもあります。幼稚園や習い事でも、知らないママさんに話しかけなければいけない場面や、逆に話しかけられる機会も増えました。娘たちのおかげで、行動せざるを得ないことが増えて、人見知りなんていってられない!!…強くなったなぁと思います。
2019年08月19日親に言われたり、されたりして傷ついたエピソードを、20~30代女性の集まるアンアン総研メンバー200人にリサーチしました。親の立場になってみれば、わからなくもないセリフもありますが、多くは「酷い」のひと言につきます。これから親になるみなさん、既に親となっている方も、ぜひとも反面教師にしてくださいね!文・田中亜子【アンアン総研リサーチ】いまも忘れない! 親の非情な言葉「いろいろありましたが、一番呪いになっているのは『こんなに美人な私から(母はかつてモデル)、こんなデブでブスな子どもが生まれるとは思わなかった』です」(30歳・公務員)「兄と弟がいるのですが、お手伝いは私にしか頼まず、私がなんで私にばかり頼むのと聞いたら、『女の子でしょ!』と言われたこと。何かにつけて女の子なんだからと兄弟と扱いが違っていた」(32歳・主婦)「親の立場に立てば理解できる話ですが、中学生の時に将来なりたい夢を話したら『あんたには才能がないからムリだよ。普通の会社に働いて暮らしなさい』みたいに言われたこと。自分にもし子どもができたら、もう少しうまく伝えてあげたいなと思います」(31歳・自営業)「勉強して現役で国立大学に合格することができたのですが、それを親に報告したら『今からでもいいから医学部医学科を受け直さないか?』と言われ、大人になってからも『医者になっていたらよかったのに』と言われます。確かに医者になっていたら給与は格段に上だったんでしょうけど、言われるたびにもやもやします」(32歳・専門職)「『バカばっかり産んで』っと泣きながら自分のお腹を叩く母親。子ども達はすごい学歴でもないので本気の発言だったのだろうが、忘れられない」(34歳・会社員)どれも怒りが湧いてしまうきっかけがあって出た言葉だと仮定して、親もひとりの人間。頭に血がのぼり、理性を失ってしまうこともあるのかも。それでも、子どもの前では、いつも笑顔であり続けたいものです。信じられない! 親の最低な行動「門限を破ってしまい、母親からかかと落としされた」(32歳・会社員)「揉めるとすぐ暴力に結びつける父。でも、初めて私が父を倒してからは、父の暴力はなくなった」(34歳・公務員)「夏休み、友達に会えないように、服を全部捨てられたり、携帯を取り上げられたり、電話線を切られた」(31歳・自由業)「父親と大喧嘩した後日、家の鍵が知らない間に変わってて家に入れなかった」(27歳・会社員)「何かで怒らせたらしく。自分の誕生日会前日の夜に買いに行ったジュースを、帰り道の途中でその場に全部捨てられた。いまだに忘れられません」(30歳・会社員)「子どものころ、肺炎で入院しているとき、お見舞いに来てくれた両親が「車を見てくる」という嘘をついて帰ったこと。話の途中で、そういったので私は病院のベットでずっと待っていた。看護婦さんに帰ったことを知らされて嘘をつかれたことを知った。素直に言えばいいのに、なんで嘘をつくのか疑問で悲しかった」(30歳・自営業)思春期になり、反抗的な態度をとる子どもに、親はつい手を出してしまうかもしれませんが、いかなる理由があっても、暴力はいけません。別の方法を模索して親子関係を少しでも良好に保ちたいですね。最後に、自分の親ではない大人から傷つけられたエピソードもご紹介します。「両親は共働きだったので、私はかぎっ子でした。けっこう頻繁に周りの親たちから、『さみしい思いしてない? かわいそうに』などと言われていて、それが普通と思っていた自分は、その生活を楽しんでいたのですが、あまりにも周りが言うものだから、“私ってさみしい子なの?”“私ってかわいそうなの?”と思うようになりました。例えかわいそうと思っても、それがしあわせな子もいるのだから、周りはとやかく言うことはないと思いました。私は、働く母を尊敬してるし、それが誇り。私が親になって、鍵っ子ちゃんがいても“お母さんかっこいいね!”って言いたいです」(33歳・専門職)これは独身の方や子どものいない人にも刺さるお話ではないでしょうか。何気ない言葉が子どもを傷つけることもあります。言葉の持つ影響力を考え、相手の立場になる想像力を働かせて、軽はずみな言葉かけは慎みたいものですね。©Esther Moreno Martinez / EyeEm/Gettyimages©ljubaphoto/Gettyimages
2019年08月18日前回に引き続き、実母との関係を振り返りながら、現在の子育てについて思うところをホリカンさんがつづります。幼稚園、小学生、中学生など、それぞれの年代で悩みが出てくるじゃないですか。その悩みを親に聞いてもらいたい…と思って母に話すのですが、途中から母の話にすり替わるのです。で気がついたらいつもの愚痴…。(あれ…? 今、私の話をしてたんじゃなかったっけ…??)私の記憶にないだけで、全く聞いてもらえなかった…ということはないと思うのですが、私が悩みの相談をしたとしても毎回この流れになるので、『あ、私は完全な聞き役なのだな』と毎回思い知らされていました。(このことがあったからか、大人になった今でも人と話をするのが(自分が喋るのが)苦手です)結婚前、子どもが好きで児童絵画の講師をしていたんですが、その時間は『子どもに絵を楽しく描いてもらう』という、具体的な内容が決まっていたので悩むことはありませんでした。が、『子育て』となると別だったようで、ふとした時に、《どう接してあげたら喜ぶのか》ということが分からなくなる瞬間がありました。子どもが出来たときに、《実母のようにはならない》という思いが強すぎたためか、肩に力が入りすぎ…子どもを喜ばせたい!!楽しく子育てしたい!!でも、具体的にどうしてあげたら子どもって喜ぶの…??ということが急に分からなくなり、よく夫に相談していました。子どもの頃の嬉しかった事と言ったら、公園に連れて行ってもらったとか、玩具を買ってもらったなどの記憶はあるのですが、『接し方で嬉しかった事』というのがどうしても思い出せず。夫に『自分がされて嬉しかった事をしてあげたらいい』と言われても、嬉しいと感じる《接し方》をされた記憶がない私は…え…? じゃあ、何か買ってあげるとかそういうこと…?? と、全然ピンとこず…。私が子どもの頃に、母親にして欲しかった事ってなんだろう…愚痴を聞かせないで欲しい…私の意見を無視して自分の意見を押しつけないで欲しい…やめて欲しかった事はいっぱい出てくるのに、して欲しかった事って出てこない…。そこで行き着いた方法が…!夫に他の子ども達を任せて、『一対一でデートに行く』という方法。普段、子どもが多いこともあってゆっくりと話を聞く機会が少ないので、意識的に一対一の時間を作って、ゆっくりと子どもの話を聞くようにしています。《ゆっくりと話を聞く》私が子どもの頃にして欲しかった事ってこういう事だったんだなと思いました。子ども達には私と同じ辛い思いをしないで育って欲しいと思います。今でも過去を思い出して色々と悩む事もありますが、夫に相談にのってもらったり、色んな人に協力してもらいながらこれからも頑張って行きたいと思います。
2019年08月14日先日まで全8話にわたって長女との中学受験実録シリーズをお届けしてきました、もりりんパパです。いつも読んでいただき本当にありがとうございます。今回はその総括的なお話、我が家の経験から見えてきた家庭学習での親のあり方を書くことにしました。が、その前に…。僕は前回の記事にて”特集:私がコミックライターになるまで”に参加させていただいたんですよね。その中で自身の毒親疑惑の部分、そしてそれをブログに助けられたことについて少し触れてみました。で、僕はブログやウーマンエキサイトさんでの連載を嫁さんや子ども・両親・親族等に伝えています。子どもたちの成長状況を記事で伝えることも含めて。そして、前回の話を見た長女から言われたんです。…うん。ですよね(-"-;その辺も含めて今回のお話を書き進めていきたいと思います。少しダークなお話になるかと思いますが、どうかお付き合いください。教育で毒親にならないために…僕が長女の勉強に携わりだしたのは彼女が小学3年生の頃。元々は嫁さんが宿題を見ることが多かったんです。しかし、その年の夏休みに…。ずっと様子を見ていた嫁さんがギブアップしてしまいまして。で、ここでバトンタッチをして僕が長女の勉強を見ることになったんです。勉強を見るにあたってその時点で気をつけたいと思ったこと、それは…・主役(勉強をする)はあくまで長女本人・教える側(僕)は基本静観して必要な時のみ声かけくらいでした。しかし、実際は…実際はこのような感じでした。後に長女に尋ねると、それはもう恐ろしい親だったそうです。自分でも今振り返ると…ありえない親だったかもしれません。せっかく一緒に勉強に取り組んでも思い通りに動かない子ども。時には僕は声を荒げ、物を投げてしまうことも…。それが日々続き、自分の感情がエスカレートしていくのが分かりました。これではいけない、それは分かっている。でも感情が爆発すると止まらない、止められない。勉強はきちんとして欲しい、だけど思い通りにならない。どうすればよいのか、分からない…!!まさに負のスパイラル。その流れを止めてくれたのは…。他でもない、長女からのSOSとそれを重く受け止めた嫁さんの存在でした。もちろん、嫁さんに言われてすぐに全て納得出来たわけではありません。それでも、少しづつ自分の中に落とし込んで気をつけていくようにしました。子どもは子ども、親は親。長女は僕自身ではありません。こうやって文字にしてみると当たり前のことですが、それが自分の感情がコントロール出来なくなると分からなくなり、無理強いをしていたのだと思います。まずは親である僕の…自分の気持ちに余裕を持つこと。それが出来ない時は一旦勉強をやめ、環境を変えて思い切ってリフレッシュすること。長女には長女の考えがありますし、もしかしたらだらけているように見えても実は考えがあるのかもしれません。そう気づいたのは、彼女が6年生の頃。中学受験への取り組みをしていた時でした。気づくのに時間がかかりすぎて、長女を中心に、家族には辛い思いをさせてしまったと思います。今だって、正しいと思い行っている育児や教育が、実は間違っているかもしれませんが…。最初に書いたように、長女の人生は長女が主人公。まだ全てを彼女が決めて生きていけるわけではないので、親として時に注意し、時に一緒に笑いながら今この時をともに生きているのだとは思います。でも、そんな中で親としての僕の感情が爆発してしまった時。それを一方的に攻撃的にぶつけてしまうのは違います。自分はあくまで支える側。自分の役割をきちんと考えておかないと、家庭学習にはとくに様々なリスクが潜むと感じました。親としての自身のコントロール。難しいですが…それを怠るとエスカレートし、止まらなくなっていつしか”毒親”となってしまう。大げさではなく、そう感じるようになりました。そうならないためにも、前回の記事に書いたようにブログを書くことで自分の視点を変えて行ったり。また、主役である子ども自身の心の声に耳を傾けて考えていく。そう考えながら接していくことがより良い関係性を築けるのでは…そう考えながら日々家族みんなで過ごしています。以上、前回の続きのお話でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。
2019年08月14日お金の話って、親とは話しづらいもの。勇気をもって切り出してもけんかになることも多い。そんな悩みを解決するコツを伝授します!「5月の連休で実家に帰ったとき、75歳の父が『物忘れが激しいんだ』という話になったんです。その流れで、『だったら銀行の通帳の置き場所、教えておいてよ!もしものときに困るから』と私が言ったら、父は『なんだ、金の話に来たのか!』と激高して……。いまは、お金の話が聞けない雰囲気なんです」(50歳専業主婦)「元気が出るお金の相談所」所長でマネーセラピストの安田まゆみさんは、次のように話す。「自分の“老い”を自覚することが大きなストレスなのに、子の世代から単刀直入に切り出されたら、親世代は警戒して態度は硬化するばかり。逆効果でしかありません」これまでに多くの「親子間の財産トラブル」を見てきた安田さんによると、トラブルになりがちな親子の典型があるのだという。「ほとんどの場合、『親の状況を把握できていない』んです。その親の状況とは『財産、健康、気持ち』の3つです。そのうち、子の世代がいちばん見落としがちなのが親の『気持ち』。逆に言えば、『気持ち』を大切にしてあげれば、『財産』の話もずいぶんとしやすくなるはずです」親と顔を合わせるチャンスのお盆。親に介護施設への入所を検討してほしい&遺言状を書いてもらいたい――そう思っている人に安田さんがアドバイス。「お金の話を、親を怒らせず、うまく切り出すための5フレーズ」を教えてくれた。■「この年でこんなに元気なのはすごいわ」「まずは気持ちを和らげること。そこで、ほめることから会話を始めてみましょう。なにがどう素晴らしいのか、すごいのか、具体的に言ってあげると安心感を得られます」■「でも、もっと年を取ったとき、不安じゃない?」「冒頭の主婦の『通帳の置き場所、教えてよ!』という言い方は直接すぎます。聞き方を変えてみましょう。親の物忘れが激しくなっているのなら、『この先も年を取るわけだから、もっと不安になるね。どうしたらいいかな』と、質問形式で聞いてみるんです。『もっと年を取る』=『将来』という含みを持たせれば、『うん、そうだね』と親も答えやすくなるはずです」■「孫も『もっと近くに住んでいたらいいのに』と言っているわよ」「父が亡くなった後、実家でひとり暮らししている母が心配……。実家の売却費用を原資に、介護施設に入ってもらいたいのですが、『50年も暮らしてきた家だから離れたくない』と母は悲しい顔で嫌がるのです」(52歳主婦)50代に多いこんな悩み。だが、「心配しているのに」というのは、「自己中心の考え方」だと、安田さんは指摘する。「『心配しているのに』の後に『聞いてくれない親は困ったものだ』という思いが続いていませんか?それが、提案がお母さんに響かない理由です。まずは、お母さんの気持ちになって、とことん希望を聞いてみることから始めましょう。そして『お母さんの気持ちに沿える方法としては、○○という選択肢もあるよ』と提案してみるべきです」たとえば、母が「孫ともっと会いたい」という気持ちがあることがわかれば「ウチの近くの施設だったら、毎週、孫の顔を見られるよ」と説得できる可能性もある。■「お母さん、お父さんに遺言状を書くようにお願いしてみたら?」「両親を前に遺言の話をする……想像するだけで冷や汗ものですが、なにも両親がそろってないと切り出せないものでもない。たとえば父がキーマンの場合、母から切り崩すのも手です。お母さんと女同士の会話の中で『ねぇ、ちゃんと形で残しておいておらわないと、お母さんも心配よね?』などと“同意”を得ておきましょう。いざ両親に話を切り出したとき、母が『私も書くから、まずはエンディングノートから始めましょうよ』と味方になってくれます」■「○○家って遺産相続でもめているみたいね」いざ両親に向かうとき、なにから切り出したらいいだろう?安田さんは「手近にあるアイテムを活用すべき」と教えてくれた。「『女性自身』などで報じられている“芸能人の遺産トラブル”とか“介護問題”なんかを引き合いに出すといいと思います。報道されるニュースには、どの家庭にも共通する構造が必ずあるはず。『あの家庭も大変よね』と言って『そうよねえ』と同意を引き出したうえで『ところでウチは……』と切り出すといいでしょう」
2019年08月03日ウーマンエキサイトで人気連載中のモチコさんの記事 「『あの子、嫌い』という子どもの発言…親はどこまで口出していいの?」 には、ある日突然、娘ちゃんが幼稚園のお友だちのことを「嫌い」と言い出してしまったエピソードについて書かれていました。保育園や幼稚園は集団生活の始まりの場所です。小さな子ども同士だから、けんかやトラブルが起きることは当然だと思います。だけど、いきなり「嫌い」という強い言葉が出てくると大人はびっくりしてしまいますよね。そこで今回のアンケートでは、子どもの発言に悩んだことがあるかどうか。また、子どもの発言に関するエピソードについて聞いてみました。■子どもの発言に悩んだことあるが、約8割!子どもの発言に悩んだことがあるかアンケートを実施したところ、一番多い回答が「とてもある」48%、そして「たまにある」33%と続きました。上位の回答を合わせると、約8割の人が悩みを抱えているという結果に。「少しだけある」も合わせると、今回のアンケートでは87%もの人が、子どもの発言を気にしていることがわかります。Q1.子どもの発言にどう答えるか悩んだことはありますか?とてもある 48%たまにある 33%少しだけある 6%ほとんどない 7%その他 6%集団生活はお友だちと遊んだり、家庭ではできないことを経験できたりなど、たくさんのメリットがあります。しかし、家庭という小さな集団で生活してきた子どもにとっては、個人差はあるといえストレスを感じることもあるでしょう。お友だちとのけんかだったり、自分の思うようにできないことへの憤りだったり…。それらが子どものなかで積もることによって、大人がドキッとするような発言につながっていることもあるかもしれません。では、保護者の方は、子どものどんな発言に悩んでいるのでしょうか? 具体的なエピソードを見てみましょう。■「あの子、嫌い!」友だちへの拒絶に悩む親たち集団生活が始まると子どもにも人間関係ができ、そうなると「合う」「合わない」といった相性の問題からも避けては通れないのだと思います。大人であれば、「必要以上に関わらないようにする」などといった対策を自分で取ることができます。また、「嫌い」などの強い言葉を本人に言うこともないでしょう。でも、子どもはまだ発達の途中ということもあり、お友だちとの距離感を見誤ってしまうこともしばしばあるようで…。「3歳の息子の話です。遊ぶ女の子とはケンカが絶えず、会うと必ず揉めます。家でたまに『●●ちゃん嫌い!』とか『●●ちゃんにはコレ貸さないよ〜』と言うので、何とも言えずどうしたものかと思います。女の子に拒否されてしまう息子を見ると親としても悲しくなるので、息子がそう言うのもわからんでもない。ただ、仲良く遊べるときもあるのですが…」「年少のときから仲の良い双子の友だちがいるのですが、その子たちが、娘とケンカすると『キライ!』『もう遊ばない!』『嫌な子!』と言われることが。うちの娘は悲しそうな顔で何も言わず、泣くことを我慢していました。ケンカの原因はうちの娘にも悪い部分もあるので、『次から気をつけようね』という言葉がけしかできませんでした」「このあいだまで、『○○ちゃん大好き!』って言っていたのに、最近は『○○ちゃんはもう飽きた!』って言うんです。嫌い怖いもそうですが『飽きた!』はさすがに良くないし、お友だちに直接言わないように言いましたが、伝わってない様子…」仲良く遊んでいたのにちょっとしたことでタイミングが合わなくなったり、相手の拒否が強すぎてもめたり…。そんなとき、まだそんなに語彙の多くない子どもは「嫌い」という言葉で自分の感情をなんとか表そうとしているのかもしれません。「うちは小学4年生になりますが、同じように、『●●ちゃん嫌い!』と言ったり、芸能人も『この人嫌い』」とハッキリ言っちゃうので、わざわざ嫌いな人言わんでエエよと伝えてます。あまり聞きたくないですよねぇ。でも翌日に遊んで、『やっぱそんな嫌いじゃないわ』なんてケロッと言ってて、同じだなぁと思いました!」汚い言葉や気持ちよくない言葉を子どもが使ったときに、その言葉が相手を傷つけることは伝えていきたいところです。でもモチコさんのエピソードと同じように「嫌い」と言っていても、すぐまた一緒に遊んでいたというコメントも寄せられました。あまり深刻にならなくてもいいのかもしれませんが、でも、もしかしたら、なにか困りごとのサインという場合もあるかもしれない…。考え出すと止まりません!そして、本当にお友だち同士で問題が起こっている場合であっても、どこまで親が口を出していいのかも悩ましいところです。■子どもがだれかと比較するのは親が原因!?大人が不安に感じる子どもの発言は「嫌い」という言葉以外にもあります。たとえば、できる子とできない子を比べたり、友だちを「悪い子」だと断定したり…。小学生くらいのお子さんになってくると、あえて相手を傷つけるような言葉を使うこともあるようで、みなさん悩まれている様子…。どのように子どもの発言と向き合っていくのがいいのでしょうか。「幼稚園のとき『●●ちゃんはあれができなかった』『●●くんが怒られた』というマイナスな発言を聞くようになりました。きっとそこまでには何か理由があると思うけど、何だかモヤモヤ。でも考えたら親である私が『このあいだはこれできたのに、何でできなかったの?』など、他人や過去のことと比べる言葉をたくさん使っていたからだと気付きました。それからはなるべく褒めることを優先するようにしています。『いろんな子に優しくできると、すてきだよね!』など、なるべく具体的に」「わが家の息子は甘えん坊。できることも『ママ~お願い』とかわいく頼んで来ることもしばしば…。そこでまわりの大人が『4歳でしょ? できないの?』など言ってたら、ある日『●●くん、5歳なのにおしゃべりできないんだよ?』と…。成長のスピードはそれぞれだと言うことをわかりやすく伝えましたが、ドキッとさせられた発言でした」ご紹介したエピソードは、子どもの発言から、叱り方など親の側の普段の発言について考えさせられたというパターンです。子どもを注意するとき、ついつい「あの子はこんなこともうできているよ」とできる子を引き合いに出してしまったり、「昨日はちゃんとできたでしょ!」と過去と比較してしまったり…。子どもは良いことも悪いことも、どんどん吸収していきます。それこそ、小さい子どもは善悪の判断もあいまいで、覚えた言葉をただ使いたいだけという側面すらあるかもしれません。だから大人のほうこそ、普段の言い方を気をつけなければ…とあらためて感じました。「ある日、息子が『●●君な、悪い子やねん』と、その子のことを家で話し始めました。『だってな、みんなが座ってるときに立ってるし、並ばなアカンときに並んでないねん』と。少し返答に迷いましたが『じゃあ、息子はなにもかも全部カンペキにできる? 先生に注意されたりしない?』と聞くと、『あ、ホンマや、僕と一緒や!』と妙に納得した顔をしていました。このときは『みんな同じなんだよ』と教えてみました」「できることとできないことがあるのはみんな同じ」であり、「得意不得意は人それぞれ」…。大人になった今だからそう思えますが、成長途中の子どもにとっては、いろいろ経験して学ぶことのひとつなのだと思います。■子どもにとっての味方でいるために。親ができることは?ただ、家庭内で思ったことをなんでも言えるのは、子どもにとって悪いことではないような気がします。小学生、中学生と成長をしていって、もっと困ったことに直面したとき、相談をしてもらえないほうが親はつらいのではないでしょうか。ただ、「嫌い」という言葉はあまり聞いていて気持ちがよくない言葉。だから「どうにかしたい」と思うのもわかります。親はそのとき、どんな対応ができるのでしょうか?▼子どもなりの思いを聞く。嫌いは苦手野菜と一緒?「子どもには子どもなりの思いがあっての発言だと思うので、母親としては一旦は受け止めたいとおもいます。家の中でだけは、本音で話させてあげたいので」「うちも『嫌い』って言うときありました! とりあえず子どもの気持ちを肯定してあげます。そのあと話の前後の繋がりで相手目線からのお話をし、その子のいいところを聞いてます。嫌いじゃなくて苦手って言えるように誘導したり…小さいころは、苦手野菜と同じような感覚かなと」「まずは親の主観を挟まず、しっかり聞いてあげるように心がけてます。同じトラブルが数回あったとき、はじめて、対処方法を一緒に考えたり、先生に相談したりするようにしてます。子どもは、幼いうちは気まぐれで大人が思うほど、深刻な問題は少ないように思います。8年育児をしてきて、いまだからこそ、そう思います。幼少期は、小さなことで、いちいち振り回されてました」苦手野菜と同じような感覚の「嫌い」。これは、少し気がラクになりますね! まずは、子どもの主張に耳をかたむけることが、基本であって一番大切なことなのかも。▼子どもの言葉に親ができる具体策はある?子どもの発言に対しての具体的な対応案もいろいろと寄せられました。「いろんなところから仕入れてくる言葉のなかでも、相手に対して攻撃的な言葉は、やはりドキッとします。年長になった娘に、きちんと意味が説明できるように、私が昔に使っていた分厚い辞書を手元に置くようにしました。本が好きな娘には良かったようです。なぜなぜにも答えられ、親も助かっています。きちんと意味をわかって言葉を使える、相手にどんな風に届くのかを想像できるような大人に育って欲しいです」「習いごと先に苦手な子がいたようです。行きたがらないので『●●くんが苦手なの?』って聞いたら、『うん』と言ったので、曜日を変更しました。苦手な子がいるからといって、習い事まで嫌になるのは私もどうなのかなぁと思ったので」子どもの性格や普段の親子関係から、家庭にあった対応ができるのは理想的だなと思いました。習いごとなど、時間や曜日を変更することが可能な場合は、一度離れてみるという手もありますよね。子どもはたくさんの言葉をテレビやお友だちからインプットして、使ってみようとしますよね。だから、家庭ではできるだけ気持ちいいポジティブな言葉を使ってみると、子どももどんどん使ってみるような気がします。逆に、自身が子どものころ頭ごなしに「そういうことは言っちゃダメ」と注意され、傷ついたというエピソードもありました。「私が幼稚園のころ、母に『(私が)イヤって言ってることやるから、●●ちゃん嫌い』と話をしました。しかし母は私に『そういうこと言っちゃダメ!』とひと言。私は『そうなの? そうしたら先生にお話してみたらどうかな? でもお友だちに嫌いなんて言ったら悲しむよ』などの言葉が返ってくると思っていたのですが、まさかの返し。母は私の味方ではないのかとトラウマになってしまいました。自分の子どもには、同じ思いをさせないようにしたいと心から思いました」自分が子どものころに親から受けた対応って、けっこう覚えているものなんですよね…。それに納得がいっていなければなおさらです。家族に弱いところを見せられたり、愚痴が言えたりするのは、きっと家庭が安全地帯になっている証拠の気がします。まずは自分の気持ちを吐露できる場を作れていたことで親としての第一関門は突破できたと思えると、少し気持ちも落ち着きそう。子どもの意見にはしっかり耳を傾けつつ、必要なときにはアドバイスをし、基本的には見守ってあげられる…。こんな親を目指したいところだけれど、でもこれらは、大人同士のつきあいだって簡単なことじゃないですよね。「あの子、嫌い」は、子どもが家庭から外に踏み出していくなかで出会うチャレンジの1つかもしれません。人付き合いは一生続いていく課題でもあり、力にもなる。だから親子で一緒に、成長していかれるといいですね。Q1. 子どもの発言にどう答えるか悩んだことはありますか?回答数:206Q2. 子どもの発言についてエピソードやご意見を教えてください回答数:46アンケート集計期間:2019/3/21~4/18
2019年06月03日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子が生まれてからというもの、毎日近所のスーパーまでお散歩していたら、おばあちゃんがたくさん話しかけてくれて、おばあちゃんのお友だちがたくさん増えた気になってたのですが、実は、私個人のお友だちができたわけではなく「赤ちゃんを連れてるお母さんで毎日ここを通る人」に話しかけてくれてただけだったという残念なお話を前回描かせていただきました。 やっぱり若いころに出産&育児を体験したであろうおばあちゃんたちは赤ちゃんが大好きなんだな〜と思いました。 それからというもの、エレベーターなどでおばあちゃんと一緒になると「かわいらしいなぁ〜男の子? 女の子? 何カ月? お母さん頑張りや〜」と優しい言葉をかけてるれるのが当然だと思っていたのですが、ある日、全くもって完全無視のおばあちゃんに遭遇しました。 なぬ〜〜〜〜!!!ホラホラ、おばあちゃんの大好きな赤ちゃんでっせ! と驚愕しましたが、そりゃあ赤ちゃんが好きでないおばあちゃんや話しかけるのが苦手なおばあちゃんもいますよね。喋りかけてくれるのを当たり前みたいに待ち構えててちょいとハズい気持ちになりました。えへへ。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。
2019年06月02日親であれば、訪れる前から気になるのが子どもの反抗期ではないでしょうか。すでに反抗期を迎えた子どもとの接し方に悩んでいるという人も多いはずです。そこで話を伺ったのは、アンガーマネジメントの専門家であり、「キレやすい子ども」をテーマにした著書も多い早稲田大学教育学部教授・本田恵子先生。反抗期とはいったいどういうものなのか?その意義も含め、反抗期の子どもとの接し方についてアドバイスをもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)子どもに訪れる3つの反抗期子どもの反抗期には大きく3つの段階があります。ひとつは3歳くらいで訪れるもの。いわゆるイヤイヤ期と呼ばれるもので、これは自我が出てきたことによるものです。もちろん、自我がなければひとりの人間としてきちんと成長していくことなんてできませんから、イヤイヤ期は親としては歓迎すべきものでしょう。次が10歳頃の反抗期。これはさまざまな試行錯誤をして創造力が伸びる時期だからこそ出てくる反抗です。この時期にはルールで縛りつけ過ぎないように注意しなければなりません。「こうしたほうがいいよ」と親の理想を押しつけると、お手本どおりの解答はできるけど、独自性がない子どもに育ってしまうからです。独自性がないまま育つと、作文を書くにも、綺麗だけど面白みはない、どこかの誰かが書いたような文章しか書けなくなる。「個性が大事だ」とよくいわれますが、そう願うのなら、この時期の子どもには思い切り自由に発想力や創造力を働かせてあげてほしいのです。そうさせるうち、子どもは自分で自分なりのルールをつくるようになっていくでしょう。最後が14、15歳で訪れる反抗期です。反抗期というと、一般的にはこの時期のものをイメージするでしょう。この時期の反抗は、親などの大人や世のなかの価値観に対する反抗で、それらに対して「なぜ?」と疑問を持ち、その解決を通じて大人になっていくわけです。そういう意味でも、とくに14、15歳の反抗期にある子どもには、自分としっかり向き合ってくれて「世のなかとはこうだ」と答えてくれる大人の存在が必要です。そういう大人に対して子どもは自分の論理をぶつけて話し合う。そうしていきながら、大人になるために重要な道徳性や倫理を学ぶのであって、反抗してあたりまえなのです。対立するふたりのあいだに仲介者が入る対立解消法先に10歳頃の反抗期には、思い切り自由にさせてあげることが大切だとお伝えしました。ですが、親からすれば子どもに反抗されるのですから、「話し合いが必要だ」という場合もあるでしょう。でも、14、15歳の子どもとはちがって、10歳の子どもの場合は言葉が未熟なので、自分の論理をきちんと表現できないということもあります。そういう場合には、誰かがあいだに入ってあげるという対立解消の方法があります。仮にお父さんと子どもが対立しているのなら、お母さんがあいだに入って仲介する。こういう親子間の対立の場合、よくよく見てみると揉めているのは「方法論」だけという場合もよくあるケースです。たとえば、「子どもの成績を上げたい」と、お父さんは「あの塾に行くべきだ」と主張しているとします。それに対して、子どもは「別の塾に行きたい」「通信教育を受けたい」と主張しているといった具合です。この場合、「成績を上げたい」という目標はお父さんも子どもも共通しています。そうであるのなら、仲介者であるお母さんが「目標は共通している」ということを指摘して、お父さんと子どもを向かい合わせることができますよね。子どもは親の思いどおりには育たないここまでですでにおわかりとは思いますが、反抗期というのは子どもの成長に欠かせないものであり、あってあたりまえのものです。逆にいえば、反抗期がなければ「うちの子は大丈夫かな」と不安になってしまうかもしれませんね。でも、なかには本当に穏やかに育って反抗期がないという子どもも存在します。それは、子どもの欲求を上手に親が受け止めていた場合です。そういうケースにあてはまるかどうかはともかく、反抗期がないからと不安になる必要はありません。ただ、代わりに自分の言動はつねにチェックしてほしい。大切なのは、子どもの意見をきちんと聞いているかということ。子どもがなにかをいいだしたときに、子どもの言い分を最後までさえぎらずに聞いているか。それだけは意識的にチェックしてください。なぜ子どもの言い分を聞くことが大切なのか。それは、子どもをひとりの人格を持つ人間として考えることの証明だからです。親が自分の思いどおりに子どもを育てようとするのではなく、子ども自身がどのように育ちたいのかということをちゃんと受け止めることが大切です。子どもというのは、親の思いどおりには育ちません。子どもは親とは遺伝子もちがいますし、子どもをめぐる友だちや学校などの環境の影響も大きく受けます。それこそ、ジャガイモという同じ材料であっても、それをコロッケにするのか肉じゃがにするのかを決めるのは子ども自身なのです。そういう意味では、きちんと「自分で決められる」子どもに育てることこそ親が重視すべきことだと思うのです。自分で選んで自分で判断する――その力を子どもにつけてあげることこそ、親にとっての大事な役割だと思います。『キレやすい子へのアンガーマネージメント―段階を追った個別指導のためのワークとタイプ別事例集』本田恵子 著/ほんの森出版(2010)■ 早稲田大学教育学部教授・本田恵子先生 インタビュー一覧第1回:子どもが「キレやすい」人間に育ってしまう、“絶対にNG”な親の振る舞い方第2回:意外と言いがち!子どもがますます反抗する、親のフレーズ3パターン第3回:「10歳の反抗期」に親がすべきこと。子どもは親の思いどおりには育たない!【プロフィール】本田恵子(ほんだ・けいこ)早稲田大学教育学部教授。中学、高校の教員を経験したあと、教育現場にカウンセリングの必要性を感じて渡米。アメリカにて特別支援教育、危機介入法などを学び、カウンセリング心理学博士号取得。帰国後にスクールカウンセラー、玉川大学人間学科助教授等を経て現職。学校、家庭、地域と連携しながら、児童、生徒を支援する包括的スクールカウセリングを広めている。2000年代からは、矯正教育の専門家を対象としたアンガーマネジメント研修の講師も務める。著書に『改訂版 包括的スクールカウンセリングの理論と実践』(金子書房)、『脳科学を活かした授業をつくる 子どもが生き生きと学ぶために』(みくに出版)などがある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年05月23日私も夫も関西出身ですが、現在は東京暮らし。子どもたちがおじいちゃん、おばあちゃんに会えるのは盆と正月くらいです。おばあちゃんが帰ってしまい、さみしそうな子どもたち。しかし、突然え? 歯ブラシ? それおばあちゃん嬉しくないんじゃない?? お化粧のニオイとか、柔軟剤のニオイとかかと思ったよ。今度会った時に「おばあちゃんってハブラシのニオイするね」なんて言わないように必死に阻止したいです!
2019年04月10日物を捨てずに溜め込むクセがあると、いつのまにか不要品だらけで部屋がぎゅうぎゅうになってしまいます。部屋に物が多いと、いつも散らかっているように見えますし、動線が圧迫されて住み心地も悪くなります。ストレスなくいらない物を片付けられるようになるための実践アドバイスを、3本まとめてご紹介します!■ あるある!家の中でつい増えてしまう物とは?物はたくさん持つより、本当に必要なものだけを取捨選択して持つ方が気持ちよく暮らせます。思い切って物を捨てると、部屋を広く使えるようになるので、家族みんながのびのび過ごせますよ。「家の中でつい増えてしまうもの」にはどんなものがあるのでしょうか。片付けに悩む主婦たちに尋ねると、以下のような回答が寄せられました。充電器空き容器試供品やアメニティハンカチタオルや靴下取扱説明書趣味のもの「我が家も同じ……」と、ギクッとした人もいるのでは?捨てにくいもの、処分に困るものを上手に整理する方法を身に付ければ、使わないアイテムで収納スペースを占領されることもなくなります。詳しくは記事をチェック!物を捨てられない!家の中でつい増えてしまう…と主婦が嘆く物6つ■ 「子ども服」を後悔なく手放すための気持ちの整理術思い出が絡むものは、処分しようにも迷いが生じてしまい、辛いですよね。特に子ども服は、我が子の成長を実感したり、いろいろな思い出がよみがえって、なかなか手放せないものです。ナオ / PIXTA(ピクスタ)自分の気持ちに蓋をして無理に捨てると、後で後悔してしまうおそれもあるため、大切なものを処分するときは、以下のような「気持ちを整理する手順」をふまえることが重要です。月齢や年齢に分け、枚数を決めてとっておく別のアイテムにカタチを変えてしまうお金に替えるおゆずりして使ってもらうその方法は人それぞれ。自分はどの方法なら一番納得がいくのか、先輩ママの声を参考にしながら、ぜひ考えてみてください。詳しくは記事をチェック!子ども服が捨てられない! ストレスなく手放す3つの方法って?■ 片付けが苦手な人でも簡単!サクサクと部屋の整理が進む方法Graphs / PIXTA(ピクスタ)物を溜め込んでしまうクセがある人の中には、「必要か不必要かを判断するのが苦手」というパターンもあります。正確な判断できないために不要な物まで必要と思い保管してしまったり、判断するのが苦手で取捨選択を先送りしてしまったりと、そんな行動に心当たりはありませんか?整理収納は、まず要・不要を分ける作業からスタートします。この要・不要の判断が苦手な人にオススメなのが、「直近1か月で使わなかったものを選んで、ダンボールに詰め込む」という方法です。「直近1か月」なら、とても分かりやすい指標になりますね。これなら部屋の中の不要品をサクサク集められそうです。この不要品を集めたダンボールをどのように保管するかで、さらに、ものの取捨選択がはかどりますよ。片付けに苦手意識がある人にこそ、ぜひ試してみてほしい整理術です。詳しくは記事をチェック!1か月使ってないモノは不要!「捨てられない人」のための整理法
2019年03月03日ショッパー(紙袋)はデザインが凝っていてカワイイものも多く、なかなか捨てられないですよね。だからといって好きなだけストックしてしまうと、どんどん量が増えてしまいます。そこで今回は、筆者が実践しているショッパー(紙袋)のリメイク法を4つご紹介します。■ まずはいらないショッパー(紙袋)を処分!まず最初にすることは、残すショッパー(紙袋)と処分するショッパー(紙袋)に分けることです。いらないものは、ここで断捨離してしまいましょう。このひと手間を惜しまないことで、クローゼットの整理にも繋げることができます。取っておきたいもの、不要なものを分類するのは労力を必要とする作業なので、なるべく何かのついでに行ってしまいましょう。これで後々の掃除が少しだけ楽になります。■ 1.「ティッシュケース」にリメイクまずはショッパー(紙袋)にティッシュを引き出せるだけの穴をあけていきましょう。穴をあける前にティッシュを横に置いて穴の位置を確かめると間違いがありません。穴をあけたら、その中にティッシュのボックスを入れるだけ。壁にかけられるので便利ですよ。■ 2.「マスクケース」に活用これからの季節、マスクの買い置きをする人も多いと思います。でもマスクのケースって、意外にいいデザインのものがなく、「うちのインテリアには合わない」と感じている人もいると思います。そこでショッパー(紙袋)を活用。こちらも壁から吊るすことができるのがやっぱり便利。おしゃれなデザインのものなら、生活感が出にくいのもメリットですね。■ 3.「フォトフレーム」に入れてインテリアに雰囲気のいいフォトフレームを用意して、そこに好きな部分をカットして入れれば、オシャレなインテリアとして活用できます。■ 4.造花を入れる「フラワーベース」代わりに雰囲気のあるショッパー(紙袋)なら、造花を入れてフラワーベースとして使用するのもアリ。もし安定が悪いようなら、花瓶やコップなどを重り代わりとして中に入れれば安定が良くなります。いかがでしたか?ショッパー(紙袋)の活用術、ぜひお試しください。
2019年03月01日こんにちは!ゆめちちです。若いうちに孫が産まれ、孫におばあちゃんと呼ばれたくない!という私の母のことについて書いていきたいと思います。「きー」と「ママ」に分けて言わせると、ちゃんと言えるのに「きーママ」と続けて言うのは難しかったようで、何故か「んーま」に(笑)母は思わず「わしは馬か!」と娘にツッコんでいて、笑ってしまいました。私が娘に母のことを「ばーば」と教えるとすごく怒られたので、「きーママ」と教えようと思います…(笑)●ライター/ゆめちち
2019年02月07日auのテレビCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの「おばあちゃん」編が、2月1日より全国で放映開始される。同CMには、神木隆之介演じる高杉くんのおばあちゃん役として宮崎美子が初登場。また、これまでずっと制服姿だった神木と松本穂香が、今回初めて私服姿を披露している。同CMは、松本さん(松本穂香)がアルバイトをするカフェを舞台に、孫の高杉くん(神木)と協力しながら、おばあちゃん(宮崎)が“映える”写真をスマホで撮ろうとするストーリー。スマホを使いこなすおばあちゃんの様子を通じて、使い方サポートの充実や、60歳以上の人は国内通話料無料で利用できるサービスの魅力を伝える。松本さんがアルバイトをするカフェのテラスで、「ヴェル! ウェイ、グッガール」と言いながら犬の写真をスマホで撮る高杉くんのおばあちゃん。そんな光景を高杉くんが微笑ましく見ていると、松本さんがドリンクを持って「若いね、高杉くんのおばあちゃん」と、声をかける。撮影した写真を「アップしよー」と言いながらスマホを操作するおばあちゃんに「(ガラケーではなくて)スマホなんですね」と話しかける松本さん。おばあちゃんの「ガラケー女子のままじゃね?」という言葉に思わず「女子・・・」と反応してしまう松本さんに、おばあちゃんは念を押すように「女子!」と言い張る。2人の間に不穏な空気が流れる中、「auは使い方のサポートも充実だしね」と、話題を変える高杉くん。「いいよね」と言いながら、掛かってきた電話に「ママ~?」と出ておばあちゃんが席を外すと、松本さんは「ママって?」と尋ね、高杉くんが「ひいおばあちゃん。いっつも長電話」と答える。席に戻ったおばあちゃんが、注文したアサイーボウルを「映える~」と言いながらスマホで撮る横で、「めざせ、インフルエンサー!」と、お盆を使って光の調整を手伝う高杉くんの様子を見て、松本さんは「意識高すぎ、おばあちゃん」とつぶやく。今回、新キャラクターとして、高杉くんのおばあちゃん役に宮崎美子、愛犬役にヴェルディちゃんが出演。スマホデビューして間もないおばあちゃんがイマドキ女子のようにスマホを使いこなし、“映える写真”を高杉くんと協力して撮影するシーンでは、銀トレーを使って光を反射させるという、神木自身のアイデアを採用。CMでのキャラクター同様、神木の意識の高さが見られた。撮影の合間には、神木と松本がヴェルディちゃんにおやつをあげたり、一緒に写真を撮ったりするなど、終始和やかなムードの撮影となった。
2019年02月01日年末年始の大掃除、捨てにくいからとそのままになっていたものや、決心がつかずなかなか捨てられなかったものをやっと処分したという人もけっこう多いのではないでしょうか。そして、もしかしたらその“どさくさに紛れて”夫の私物も捨てたという人もいるかもしれないとリサーチしてみた結果、全体的には「勝手に捨てたことはない」という意見が多かったものの、一定数「捨てたものがある」という人がいたので、ここにまとめてみようと思います。■ 趣味のものを処分!マンガ「あまりにも大量にあって邪魔だったので、古本屋に持ち込みました。ちなみにまだ気づかれていません」(35歳/パート)フィギュアSoutaBank / PIXTA(ピクスタ)「箱に入れて、押入れの奥底にあった。たぶん購入した夫も買ったことすら忘れているものだから別にいいかなと思って」(38歳/フルタイム)このほか少数ではありましたが、部屋のテイストに合わないから、そのものの価値がわからないから、といった理由で処分している人もいるようでした。■ 日用品や手紙類を処分!ヨレヨレの下着や洋服類Graphs / PIXTA(ピクスタ)「身だしなみは大事。事故などで救急搬送……なんてことがあったらヨレヨレだとみっともないから」(40歳/専業主婦)古い年賀状や手紙類「古い手紙や年賀状などが大量にあり、ただ捨てるのはしのびないのでスキャンしてデータにまとめまてから捨てました」(38歳/パート)日常生活で気になっていたものを処分した、というような形ですよね。ただ、仮にヨレヨレだったとしても愛着があり、思い出の品である場合もあるので、そのあたりの確認はしておいたほうが良さそうですね。■ 勝手な処分はトラブルのもと!勝手に処分してしまっているという人は、一定期間使用していないなど、独断ではありつつもいらなそうだと判断したもの、いくらなんでも……というようなアイテム、データに変えてパソコン内に残せるものなど、基本的には処分しても何ら問題のないものに限って捨てているという結果になりました。ただ、マンガなど趣味のものを処分している人も中にはいるようでしたが……。黙って捨てたことがバレればケンカの原因となり得ますし、関係性に亀裂が入る可能性だって否めません。いくら家族とはいえ、他人のものを勝手に捨てるのはマナー違反。処分したいときには、しっかりとお伺いを立ててからにするようにして、トラブルを防ぎましょう。
2019年01月25日新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。新年一発目の記事は、「しつけ」についてです!約1年半前のことです。上の子イチコは3歳。0歳の子どもがいる友だち、1歳になりたての子どもがいる友だちと集まりました。そこであることを聞かれたのです。3歳のイチコに注意することが日常すぎて、いつから声かけをし始めたか、まったく覚えていませんでした!育児って目の前のことに必死すぎて、振り返ると本当いろんなこと忘れてる…。その後どうだったか記憶をたぐり…そしてふと思い出したんです!イチコが0歳のとき私も同じことで悩んで、近くの保育園の先生に聞いたことを…!先生のおっしゃるとおり、泣かずにおもちゃを貸せるようになるのは、3歳の終わり…いや、4歳になってからだったと思います(まさかのそこ曖昧)。でも先生の言う、「親が『まだわからんやろ』『できひんやろ』と決めつけて何も言わないより、子どもがわかってなさそうでも、できなくても伝え続ける」って大事な気がします。いつかわかってくれるときは来るし、それを行動に移してくれるときも来る。それを想像して…いまイヤイヤ期でおもちゃを貸せない二太郎に、「貸してあげようね」と言い聞かせる日々です。ふぅぅぅ…。(デカめのため息)
2019年01月07日現在のがん保険は「掛け捨て」タイプの商品が多いと言われています。「掛け捨て」と聞くとなんだか損をするようなイメージをお持ちの方も多いでしょう。逆に「掛け捨て」ではないタイプの商品はあるのでしょうか?今回はがん保険の「掛け捨て」について分かりやすく説明していきたいと思います。そもそも保険商品での「掛け捨て」とはどういう意味?生命保険や生命保険の商品についてネットで調べていると、「掛け捨て」という言葉に出会うことが多いと思います。がん保険も含まれる生命保険でいうところの「掛け捨て」とはどういうことを意味しているのでしょうか?「掛け捨て」とは、保険の終わる時(満了する時)に、「掛け」たお金が戻ってこない、すなわち掛け金とも言われる保険料が、満期金となって戻ってこない、ということです。言い換えれば、貯蓄ではない、ということになります。また「掛け捨て」には、保険の終わる時ではなく、途中で保険をやめる時にも、返戻金が無い、という意味でも使われることがあります。まとめると、「掛け捨て」とは、自分が支払った保険料が、保険の終わる時や保険を途中でやめる時に、満期金や返戻金という形でお金が戻ってこないことであり、貯蓄性がない、ということになります。したがって、「掛け捨て」のがん保険とは、保険の終わる時や途中でやめる時に、加入者にお金が返ってこない商品ということになります。がん保険掛け捨てタイプの特徴がん保険掛け捨てタイプのメリット「掛け捨て」と聞くとなんだか損をするようなイメージを持たれる方が多いですが、本当に「掛け捨て」は損をする、ということなのでしょうか?そんなことはありません。「掛け捨て」ということは、がん保障に必要な分だけの掛け金を払っている(保険料を負担している)ということです。「掛け捨て」られたわけではなく、がん保障にしっかりと充当されているわけです。結果、必要以上の保険料を支払いませんので、同じ保障を用意するなら、保険料の負担が軽いということが出来ます。がん保険掛け捨てタイプのデメリット保険期間が終わった時(保険期間満了時)や保険をやめる時(解約時)に、保険の加入者に払い戻されるお金がないかったり、あってもごくわずかであることです。実際にある「がん保険掛け捨てタイプ」商品の金額や保証内容を確認では、がん保険の「掛け捨て」タイプにはどのような商品があるのでしょうか?具体的な商品を取り上げて確認していきましょう。「掛け捨て」のがん保険:定期型まず最初に紹介するのは、定期型の「掛け捨て」がん保険である、東京海上日動あんしん生命の「がん治療支援保険NEO(10年タイプ)」です。10年タイプということは、10年間という一定期間だけ、がんの保障をする、ということになります。これを「定期型」の商品といいます。そして、この商品は10年間経過して、保険の終わる時には満期金がありません。また途中で解約した時も返戻金はありません。まさに「掛け捨て」の商品です。保障内容を確認しましょう。<がん治療支援保険NEO(10年タイプ)>・保険期間:10年・保険料払込期間:10年・月払保険料(30歳女性):1,582円今回のケースでは、30歳女性の月払保険料は1,582円となっています。のちほどご紹介する「掛け捨て」ではない貯蓄性のある商品(がん診断保険R)で同じ30歳女性の保険料は4,030円ですから、「掛け捨て」タイプの保険料負担の軽さがお分かりいただけると思います。「掛け捨て」のがん保険:終身型では次に、終身型のがん保険を考えてみましょう。保険期間が10年間などを「定期型」と呼ぶのに対して、「終身型」というのは、一生涯の期間、すなわち亡くなるまでがんの保障をしてくれる、という商品です。また、保険料も一生涯にわたって払い続ける必要があります。こちらも具体的な商品を取り上げて確認していきましょう。紹介するのは、先ほどと同じ東京海上日動あんしん生命の「がん治療支援保険NEO(終身タイプ)」です。<がん治療支援保険NEO(終身タイプ)>・保険期間:終身・保険料払込期間:終身・月払保険料(30歳女性):2,975円保障内容は先ほどの10年タイプとほぼ同じですが、1点だけ重要な相違点があります。それは保険料支払免除の機能がついているということです。10年タイプと異なり、終身タイプは長期間の保障となり、保険料も長期に支払っていくことになります。がんに罹患した以降は、保険料払込負担を軽減するという意図から、以後の保険料支払いを免除するという保障が付いています。こちらの商品は、途中で保険をやめる時には、返戻金が無いか、あってもごくわずかです。したがって、終身型(保険期間および保険料払込期間が終身)の商品も「掛け捨て」タイプに分類されるのです。逆に「掛け捨てではない」がん保険の金額や保証内容を確認では、がん保険で「掛け捨て」ではない商品はないのでしょうか?実は、がん保険にも「掛け捨て」ではない商品はあります。ここではそうした商品を紹介していきましょう。貯蓄性のある「がん保険」先ほどの「掛け捨て」商品との比較を容易にするため、再度東京海上日動あんしん生命の商品に登場してもらいましょう。「がん診断保険R」です。まずは保障内容を確認してみましょう。<がん診断保険R>・保険期間:終身・保険料払込期間:終身・月払保険料(30歳女性):4,030円(注)70歳までの払込保険料から、それまでに支払った診断給付金(100万円)を差し引いた金額をお受け取りいただけます。保障内容をご覧になってお分かりの通り、健康還付給付金が貯蓄性の部分になります。もし、がんにならずに70歳まで継続したとすると、151万2千円が支払われる、ということになります。(その後も保険は継続となります。)仮に70歳までにがんになって診断給付金100万円をすでに受け取っていたとしたら、健康還付給付金は51万2千円となります。30歳から70歳まで毎月4,030円を支払うと総払込保険料は1,934,400円となりますので151万2千円を受け取るとしたら、割合は78.2%、約8割が戻ってくる、ということになります。まとめがん保険は「掛け捨て」タイプが多いと言われていますが、「掛け捨て」にはどのような特徴(良い点と注意点)があるのかを確認してみました。「掛け捨て」というと損をする、というようなイメージが先行しますが、「掛け捨て」にしたことで、毎月の保険料の支払い負担を軽減できるのは、「掛け捨て」の良いポイントです。・掛け捨てだからといって損するというイメージではなく、保険料負担を抑えながら、必要な保障が得られるというメリットは大きいのです。逆に注意点は「掛け捨て」の言葉通り、保険期間が終わった時(保険期間満了時)や保険をやめる時(解約時)に、保険の加入者に払い戻されるお金がないかったり、あってもごくわずかであることです。一方で「掛け捨て」ではないタイプの商品もあります。70歳など一定の年齢まで継続した時に健康還付給付金というような名称で、払込保険料総額の8割程度が支払われる商品がその一例です。その代わりに保険料が「掛け捨て」タイプの商品よりも割高になっています。
2018年12月29日数年前から「毒親」という言葉を目にする機会が多くなりましたよね。「毒親」とは文字通り、子どもにとって毒になる親のこと。いわゆる、虐待する親などを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、子ども対して精神的にプレッシャーをかけたり、暴言を吐いたり、気分で振り回したりするのも「毒親」のようです。■あなたの家は大丈夫?家族の問題は、他の家と比べるのが難しいので、傍から見れば「毒親」でも、当の子どもは「これが普通」と思い、気づかないまま大人になるケースも多いもの。また、大人になってからも「毒親」に支配され続けるパターンもあり、そういう女性は恋愛や結婚をするうえで支障が出るという話も……。そんな「毒親」にまつわる本をご紹介しますね。あなたの両親は、毒親ではないでしょうか?■毒親の娘は自己肯定感が低くなる?『母がしんどい』(KADOKAWA)まず「毒親」の本と言えば、漫画家の田房永子さん。「毒親」関連の著書が多く、自身が親になってからも、子どもに対する自分の行動に苦しみます。そんな田房さんの代表作は『母がしんどい』(KADOKAWA)です。かわいい絵柄のコミックエッセイで読みやすいのですが、内容は壮絶。幼少期から社会になるまでの、母親の数々のエピソードが書かれています。個人的に強烈だったのは「ブラジャーを買ってくれない」(要は娘が年頃になることを認めない)というお話。「アルバイトや学校行事を邪魔され、参加できない」「娘の友達と仲良くなろうとする」などもびっくり。でも田房さんは、母親を嫌うなんて自分がいけないんだ、と罪悪感を持ってしまい親から離れられないのです。「バカ」「ブタ」といった暴言を吐かれても自分を責め、自己肯定感が低くなった彼女……。自己肯定感が低い人は「自分には人から愛される価値などない」と思い込む傾向があって、相手の好意を信じられなかったり、素直に愛情表現できなかったりしがち。だから恋愛下手な人が多いと言われています。また、親から認められる異性と結婚しなければ、という強烈なプレッシャーにさらされるようです。自分の親ももしかして?と思っている人にとってこの本は、何らかの気づきを与えてくれるかもしれません。■母娘は女同士だからこそ難しい『「毒親」の正体精神科医の診察室から』(新潮新書)2冊目は、精神科医・水島広子さんの著書『「毒親」の正体精神科医の診察室から』(新潮新書)。全8章で構成され、毒親の実態を論理的に説いている本です。症例も豊富で、「毒親」の被害にあっている当事者のケアだけでなく、親サイドの原因も分析。そして「毒親」に育てられた子どもの心のケア方法、問題の手放し方などにも言及しています。第6章の「こじれる母娘問題の『女』について」では、母と娘がまさに「女VS.女」の構図になっていることを解説。ここを読んで、娘の結婚には、少なからず母親が影響を与えていることがわかりました。「毒親」の存在に心を痛めている人は必読。「毒親」とは何かを学ぶのにもおすすめです。■恋愛下手な理由がわかるかも両親が「毒親」とまではいかないまでも、自分の恋愛観や結婚観に親が影響を及ぼしている、と感じる人はぜひ一読を!あなたの恋愛や婚活がスムーズに進まない理由が見つかるかもしれません。
2018年12月11日ある朝のことです。靴下、イチコもお気に入りやったもんねぇ…あまりに泣くので…お気に入りのキャラクターの靴下…。そのキャラクターのテーマパークで、2歳の誕生日プレゼントに買った靴下…お気に入りで乾くのが待ち切れなかった靴下…穴が空く度に繕って、底はすり減って薄くなるほど履いた靴下…うん、私もイチコも捨てられない!思い出も思い入れもたっぷり…!このまま捨てずに思い出ボックス行きになりそうです。
2018年11月12日親の高齢に伴い、同居の話が出てくることがあります。なかには「親と同居したくない」と思う家族もいるでしょう。同居は、経済的な援助や親と子どもを同時に見守ることができるため、メリットがないわけではありません。メリットを活かしつつ、デメリットとなる部分を回避できるように同居前に話し合いを持つことが必要不可欠です。■ 同居を始めた2家族の体験談体験談1Aさん(当時34歳)宅は、夫(当時39歳)と子ども4人の6人家族です。家を建てたことで、ご主人が両親と同居したいと言ってきました。建てた家は二世帯ではないため、Aさんは嫌でしたが、ご主人の強い希望もあり、高齢の義両親と同居することになりました。生活習慣全般が違うため、相当苦労したそうです。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)Aさんは、「話し合いの場を夫とも義両親とも持てば良かった。救いは子ども達が手伝ってくれることと、義両親が子ども達をかわいがってくれることですね」しかし、その2年後介護が必要となりダブルケアをすることになったそうです。体験談2これは筆者宅の話です。筆者は、結婚前から義両親と同居したいと夫から言われていました。Aさんのことを聞いていましたので、最初は夫と、その後で義両親を交えて話し合いをしました。生活習慣の違いがあることはわかっていましたので、生活のこと・家事分担・生活費の負担について主に話し合ったのを覚えています。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)特に介護のことは「お世話ができないので、介護が必要になったら、専門の人にお願いしたいと考えています」と伝えました。義母からは、「お互いの生活がありますから、干渉のし過ぎには注意します。でも、困ったことがあったら協力してほしい。介護のこともわかりました」と言われました。それから15年、大きないざこざもなく生活できています。■ 話し合いは「夫婦のみ」「両親を交えて」の最低2回はするべき!私の経験上、「夫婦のみ」「両親を交えて」の2回は最低でも必要です。夫婦である程度、同居する際の決まり事などを最初に話し合います。shimi / PIXTA(ピクスタ)なるべく、同居を希望する側が、お願いする側と条件を一致させておくようにしましょう。両親を交えて話し合いをする際もお互いの条件をしっかり言い合うことが大切です。Taka / PIXTA(ピクスタ)そうしないと、どちらかが後になって「聞いてない」なんてことになり、揉め事に発展する可能性が出てきます。特に、生活し始めたときに共用となる部分についての利用状況は、良く話し合うようにした方がいいです。■ 同居前に話し合っておく大切なポイント夫婦間では本音で話し合いますが、次のポイントは必ず話題に出して答えを出すようにします。金銭面の負担両親の生活パターン介護になった際のこと(主に女性側にのしかかってくるものですので必須です)これらをメインに話し合いましょう。Rina / PIXTA(ピクスタ)両親を交えての話し合いの際は、以下のことを話題に出しましょう。金銭面のどこを負担し合うか(家屋の保険・水道光熱費・食費など)家事分担(夕食の準備を頼めるか、洗濯物は別で洗うかなど)介護関係(妻側がお世話をできるか、ディサービスなどを利用したいのかなど)お互いのやり方に口を出さないことなどです。bino / PIXTA(ピクスタ)介護は今すぐに必要になるものではありません。そのため、「今そんなことを言わなくても……」と言われることもあります。しかし、同居するとほとんどの場合、負担は家族にのしかかってきます。前述で紹介しました体験談のAさんの例もありますから、最初に話をしておくことは大切です。そして、一緒に住み出すと、家事育児に口出し(干渉)をすることがほとんどです。これが原因でいざこざが起こります。そうならないためにも最初に言っておくことは大切です。maroke / PIXTA(ピクスタ)いかがでしたか。同居を始めると、価値観の違いや食生活など、さまざまな違いが出てきます。話し合ったとしても、小さいことは生活を始めないとわからないこともあります。そこから少しずつすり合わせていくものですが、基本的な部分だけはしっかり話し合っておきましょう。
2018年09月27日揚げ物に使った油、1回で捨てる?捨てない?再利用のルールも教えてね唐揚げやエビフライ、天ぷらにコロッケ…揚げ物をしたあとの油、どうしていますか?あんふぁんWebの「どっちだポン!」コーナーで「揚げ油は1回で捨てる?捨てない?」の投票を実施した結果、63.5%が「捨てないで再利用する」と回答。(投票期間/2018年8月29日〜9月12日)「捨てないで再利用する」63.5%「1回使用したら捨てる」27.5%「決まっていない(時と場合による)」9%1回だけなんてもったいない!「捨てないで再利用」■ 1回で捨てるのはもったいなく、ろ過するポットに入れて再利用しています。(ぱんさーさん/34歳)■ もったいないので3回は普通に使います(笑)(おはなさん/32歳)■ 野菜炒めなどに使っています。 その後の残り油の処理が知りたいです。(サザエさん/44歳)■ 1回で捨てるのはもったいないので、だいたい2、3回使ったあと捨てます。でも、2回目まで使わないまま1か月など長時間経過してしまったときは1回だけの使用で捨てることもあります。(ゆうぽんたさん/42歳)■ 油の汚れ具合にもよりますが、大体2~3回使用してから廃棄します。(Honeyさん/33歳)■ もったいないので、油こし機に通して、2回は使う。濁ったりしてたら捨てる。(りーにゃんさん/28歳)■ お弁当のおかずで揚げ物をよくするので何度か揚げ物に使用して、お好み焼きなどを焼くときにも使います。(みんみんさん/47歳)■ フライはパン粉が落ちるので、あまり再利用はしないです。 天ぷらや素あげにした油は、5日~1週間以内なら使います。なので、天ぷらのあとは、揚げ物が続きます(笑)(しのママさん/33歳)■ 1回で捨てるなんてとんでもない!(さやきちさん/42歳)■ ひどく汚れた以外は、2回使って捨てると決めている。(コトチャンマンさん/46歳)酸化が気になるので…「1回で破棄」■ 母が油は酸化するからと言って1回で捨てているのを見て育ってきたので、なんとなく捨ててますが、心の中ではもったいない気持ちでいっぱいです…。(まるさん/28歳)■ 以前はカートリッジタイプのオイルフィルターで何度か使ってましたが、油の酸化の健康不安もあり、今は1回の使用で捨てます。(ドラミさん/55歳)■ 酸化するので、1回で捨てます。 揚げ物も揚げ焼き程度にして、オーブン調理するなど、低カロリーになるよう調理しています。(あきさん/34歳)■ 油の酸化が嫌なので 油は使い捨てしています。(杏奏ママさん/41歳)■ 基本、揚げ焼きで少な目の油で済ませているので捨てています。 ポットに移しても、こぼれたりしてベトベトになるのが嫌なので…(shizumiyaさん/33歳)■ またすぐに使うかわからないし、油のニオイが変わってくるから。(ももげんさん/41歳)■ 揚げ物は大体オリーブオイルを使用します。 もったいないので出来る限りの少量にしてキッチンペーパーで拭き取って終わり!(うえさん/32歳)■ 大量の油を使わないので、1回使ったら、次も新しい油で揚げたいし、捨ててます^ ^(揚げ物は苦手さん/29歳)揚げたものによるので「決まっていない」■ 肉、野菜なら再利用。魚介類なら1回で捨てます。(くみちゃんさん)■ 唐揚げなど油が汚れる料理の時は捨てる。 素揚げなどさほど汚れていない時は再利用している。(エルマーさん/41歳)■ 魚を揚げた時はニオイが気になるので捨てますが、それ以外は2、3度利用します。保存は揚げたあと油が少し冷めたら濾過紙に通して冷暗所で保管。(高葵おかんさん/46歳)■ 何を揚げたかによって決めます。(kazahana51012さん/25歳)■ 白身魚など、まだ使えそうな時は置いてて、トンカツ等の肉類は1回で捨てています。置いていても酸化するのか早そうなので。(オリーブさん/42歳)■ 今日は唐揚げ、明日は天ぷらなど続く時はとっておくが、あとは捨てる(kimuさん/41歳)■ 大量に揚げた時は1回で処分しますが、少量の時は揚げカスを頑張って取って再利用します。 初回利用から3回目まで、2週間以内と決めていて、処分は吸い取るタイプの廃油処理袋を使っています。(おひるねうさぎさん/47歳)……いつも以上にたくさんのコメントが寄せられた今回のテーマ。それぞれに工夫している様子が伝わってきました。再利用が多数派となりましたが、「捨てどき」がよくわからない、という声も。以下のサイトで油の使い方について紹介されていますので、参考にしてくださいね。「教えて!油のき・ほ・ん日清オイリオ’sキッチン」<あんふぁんWeb編集部>
2018年09月17日