吉岡里帆が、4月放送予定の鈴木亮平主演フジテレビ新木曜劇場「レンアイ漫画家」に出演することが決定。ヒロイン役で鈴木さんと初共演する。同名漫画を原作とした本作は、愛を知らない恋愛漫画家と、愛を見つけたい迷える女子によるコミック・ラブストーリー。木曜劇場初出演となる吉岡さんが演じるのは、ダメ男ホイホイと呼ばれる崖っぷち女子・久遠あいこ。夢無し、彼無し、お金無しの彼女は、気立てが良くてお人よし、裏表のない性格で人を疑うことを知らずに騙されてしまうことも多い。いつか運命の人生の相方が現れることを夢見ているが、男運も悪く、30歳を目前にして人生模索中。ある日、葬儀屋で働いていたあいこが、初恋の人の葬儀でその兄・刈部清一郎(鈴木さん)と衝撃的な出会いを果たす。不躾にも清一郎は出会い頭に「俺のためにレンアイしろ!」と、漫画のネタのために疑似恋愛のミッションをしろ、と要求。仕事をクビになったあいこは、お金のために恋愛ミッションという名のリアル体験取材をスタートさせ、清一郎のむちゃぶりの指令のもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、発展しなかったりを繰り返す…。また劇中では、“恋愛ミッション”に応えるために、丸の内OL、ギャル、あざとかわいい女子など、さまざまなクセのあるキャラクターを見事に演じ切る。「“ド直球ラブコメ”作品への出演経験がほとんどないので、すごく新鮮」と今作への出演を喜んだ吉岡さんは、「適度に生活に疲れていて、キャピキャピすることも卒業して、恋愛も少し諦めてしまっている女性です。でも、清一郎に出会うことによって、“もう少しがんばってみよう!”というエネルギーに再び火がつくんです!」と自身が演じるキャラクターについて説明。撮影現場の様子については「作品に込められた明るいメッセージやエネルギーを伝えたいという願いであふれているので、現場は明るく温かいです」と言い、鈴木さんとの初共演は「お会いする前からストイックな方だと伺っていました。現場でも“ラブコメといっても、どこで人はキュンとするのか?”とかを一緒に話し合いながらシーンを重ねていけるのが本当に楽しいです。キュンも二人でストイックに考えています!本編の清一郎とあいこにも通じる感じですね(笑)」と明かしている。「レンアイ漫画家」は4月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年02月09日松坂桃李が主演する映画『孤狼の血 LEVEL2』の公開日が8月20日(金)に決定。同時に鈴木亮平、村上虹郎、西野七瀬、中村梅雀、早乙女太一、斎藤工、吉田鋼太郎が出演することも発表となった。「第42回日本アカデミー賞」をはじめ数々の映画賞を総なめにした映画『孤狼の血』(2018年)。この続編となるのが本作『孤狼の血 LEVEL2』である。タイトルには、前作を超えるほど刺激的で熱狂的な興奮を生み出す映画を作りだすという、白石和彌監督をはじめとする製作陣・キャスト、映画に携わる全員の熱量が込められている。舞台は前作から3年後。広島の架空都市・呉原市の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上章吾(役所広司)亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一の“その後”が描かれる映画完全オリジナルストーリーだ。日岡秀一役は前作から引き続き、松坂桃李。松坂は、前作で「第42回 日本アカデミー賞」で最優秀助演男優賞、さらに翌年2020年には『新聞記者』で「第43回日本アカデミー賞」では最優秀主演男優賞を獲得した。今回は髪をバッサリ切って現場に臨み、建物3階から飛び降りるスタントやカーアクションにも挑戦している。そして、日岡の前に立ちはだかる“悪魔”の男、上林組組長・上林成浩役を演じるのは鈴木亮平。2018年大河ドラマ『西郷どん』主演や2019年『テセウスの船』、ドラマ『レンアイ漫画家』で主演をつとめるなど話題作への出演が続く。上林のキャラクターを表現するため徹底的に役に入り込み、圧倒的存在感で日岡の前に立ちはだかる。また、強烈な個性を持つキャラクターもさまざま。近田幸太(通称:チンタ)役を演じるのは村上虹郎。彼の姉であり、スタンド「華」のママ・近田真緒役は西野七瀬が演じる。さらに、呉原市の暴力団・尾谷組の組員・花田優に早乙女太一が、尾谷組の若頭・橘雄馬に斎藤工が抜擢された。さらに殺人事件を日岡と共に捜査することになる広島県警本部・捜査一課の刑事・瀬島孝之役は中村梅雀。そして広島仁正会という巨大組織を治める会長・綿船陽三役を演じるのが吉田鋼太郎だ。前作以上のスケール感と組織同士の激しいぶつかり合いに期待が高まる。キャストからのコメントは以下の通り。松坂桃李(呉原東署・刑事二課:日岡秀一役)本作の製作が正式に決まったことを聞いた時、遂に前作『孤狼の血』のクランクアップ時に役所さんからいただいて、3年間御守りのように肌身離さずもっていたライターの出番だ!と思いました。キャストやスタッフ全員で、前作を超えるものにする、という熱量を各々が抱いて現場に臨んでいたと思います。コロナ禍の中での撮影で様々な制約があったり、前作以上の激しいアクションに思わず「僕はトム・クルーズじゃないんだから」となりましたが(笑)、今の自分にできうることは精一杯やりきれたので悔いはないです。心強い白石組のスタッフさん、共演者のみなさんに支えていただいたので、最高の作品をお届けできると思います。鈴木亮平(五十子会上林組組長:上林成浩役)白石監督からオファーをいただいた際に、「上林を日本映画史に残る悪役にしてほしい」という言葉をいただきました。続編ということに非常にプレッシャーを感じましたが、脚本を読んで、“これはお受けしないわけにはいかない”と強く感じ、挑戦することを決心しました。松坂さんが主役として中心にいてくれるからこそ、本作から参加する私も、思う存分好き勝手に暴れることができました。上林として思い通りに生きさせていただけて本当に幸せでした。村上虹郎(五十子会上林組・組員:近田幸太役)孤狼の血、続編、格別でした。こんなに愉しい現場は存在してもいいのかと。前作に続き広島の呉という町で日々、僕の目にはしっかり“火花”が視えていました。チンタ、いい役です。というか皆さん、最高です。大いに、幸せな時間でした。乞うご期待。西野七瀬(スタンド「華」のママ、チンタの姉:近田真緒役)オファーをいただいた時は何かの間違いなんじゃないかと、とてもびっくりしました。でも本当に嬉しかったので、参加するからにはできること全部やりたいなと思って演じました。髪色もですし、人の頭を叩くのも初めてで本気で叩きました(笑)真緒という役を演じることで、自分自身も何か変われたらいいなと思い挑戦することができた作品です。早乙女太一(尾谷組・組員:花田優役)久しぶりの映画の現場が強面の方ばかりだったので少々戸惑いました。自分は血の気の多い役でしたが、その中でも恐怖を感じることはあるだろうし、そういった人間らしさをリアルに表現しようとしました。また、キャスト・スタッフの皆さんが作り上げてくれた集中した空気の中で、撮影に臨むことができました。斎藤工(尾谷組・若頭:橘雄馬役)前作を見た後の衝撃が凄まじく、どんな役でもいいから出たい!と思い、今回念願叶いました。尾谷組という組織の中で際立つ橘という役をいただき、最高の登場の仕方をさせてもらいました。前作から受け継がれている熱量もあって、この映画は日本映画にとってものすごい1ページを刻む作品だと感じました。中村梅雀(広島県警本部・捜査一課:瀬島孝之役)台本を読んで、人間模様や組織関係がとても緻密に面白く書かれていて、現場がとても楽しみでした。日岡の相棒である瀬島を演じましたが、日岡が実の息子であるかのように接して関係を表現していきました。松坂さんはどんな役も自然体で演じられていて、本当に素晴らしかったです。この映画に出られたことを光栄に思います!吉田鋼太郎(広島仁正会・会長:綿船陽三役)クレイジーで、エンターテインメントとして抜群に面白い『孤狼の血』の続編に出られると聞いて、ワクワクしましたし、気合を入れないとと思いました。はじめは役所さんの代わりの役かな?とか思っていましたが、全然違いましたね(笑)組織のトップという役柄でしたが、貫禄がありつつも、ユーモラスなお芝居もできて、緩急があってとても演じ甲斐がありました。『孤狼の血LEVEL2』8月20日(金)公開
2021年02月04日鈴木亮平が民放連続ドラマ単独初主演、新境地となるラブコメに挑む「レンアイ漫画家」が、フジテレビ4月期の木曜劇場にて放送決定。鈴木さんはプロのもとで特訓を積み、天才漫画家役に初挑戦する。主人公は、漫画一筋で恋愛下手なレンアイ漫画家・刈部清一郎(かりべ・せいいちろう)。人付き合いが苦手で、外に出ることもほとんどなく、常人には理解できない思考回路を持つ天才漫画家。アシスタントもつけず一人きりで、少女漫画の金字塔と呼ばれる大ヒット漫画の連載を続けている。顔出しは一切せず、女性名のペンネームで正体を隠し、そのプライベートは謎に包まれている。そんなある日、弟の忘れ形見を引き取ることになり、孤高の生活が変わり始める…。一方、夢なし、彼なし、仕事なしのアラサー女子・久遠(くおん)あいこは、初恋の人の葬儀で、その兄の清一郎と衝撃の出会いを果たす。「俺のためにレンアイしろ!」清一郎が出したとんでもない仕事の依頼は、漫画のネタのために疑似恋愛のミッションをする、というものだった。清一郎のむちゃぶりのもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、発展しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。清一郎と侃々諤々の丁々発止のやりとりを繰り広げていたが…。恋愛を始めることが難しい現代に、不器用だらけのコミック・ラブストーリーが始まっていく。鈴木亮平が新境地、王道ラブコメに挑む!主人公・刈部清一郎を演じる鈴木さんが、地上波民放連続ドラマの主演を単独で務めるのは今作が初。同時に、木曜劇場も初出演となる。フジテレビ系ドラマへの出演は「全開ガール」(2011年7月期)以来、約10年ぶり。大河ドラマ「西郷どん」主演ほか、朝ドラ「花子とアン」、日曜劇場「天皇の料理番」「テセウスの船」といった話題作で重要な役どころを務め、シリアスからコメディまで幅広い作品で、数々の難役を演じてきた鈴木さん。実力派俳優として確固たる地位を築いた彼が、王道ラブコメの主演という新境地に挑む。恋に悩む不器用な男を時にコミカルに、時に切なく演じる姿には注目。また、著作「行った気になる世界遺産」で自ら挿絵を描き下ろすほど、巧みな絵の腕前を持つ鈴木さんだが、撮影に先立って漫画監修のプロのもと特訓を積み、プロ顔負けのペン運びや所作を習得。天才漫画家っぷりも見どころのひとつとなる。「今作のようなキラキラした王道恋愛ドラマは自分には縁遠いのかなと思っていたので、新しい挑戦になる」と言いつつも「とはいえ、かなりアクの強いキャラクター」と鈴木さん。「現代版の“美女と野獣”のようです。家に引きこもっていた恋愛下手の野獣が、あいこという芯のブレない女の子と出会うことで心の奥に閉まっていた優しさ、恋する感情を思い出し、人間として成長していく……。清一郎は偏屈な天才で、口が悪いけれどとてもピュア。自分に恋愛など起こるはずがないと思っていて、だからこそ作品に恋愛を描いてきた人です」と役柄を解説する。「そんなある種“こじらせた男”がキュンに目覚めていく様は、皆様に“恋愛っていいな”と思っていただけると思います。回を追うごとに、皆様にこの清一郎という不器用な人間を好きになってもらえるように魅力的に演じたいと思います」と、愛着を込めてコメント。そして「“ちょっと疲れているな”と思う時に、皆様の心の栄養剤になりますように」とメッセージを贈る。「サイレーン」山崎紗也夏の原作を「タラレバ娘」松田裕子脚本でドラマ化原作は講談社モーニングKC刊で2010年から2012年の間、連載されていた同名コミックスで、全5巻を発刊。原作者の山崎紗也夏は、女性の心情をリアルに描くことに定評がある漫画家で、「シマシマ」や「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」などの作品が映像化され話題となったことも記憶に新しい。脚本を務めるのは、「花咲舞が黙ってない」シリーズや、鈴木さんも出演していた「東京タラレバ娘」などを手掛けた松田裕子。原作の楽しいキャラクターや怒涛のコミカル展開をベースに、ほっこりした空気感をもつラブストーリーに仕上げている。演出を務めるのは、「リーガルハイ」シリーズや映画『ミックス。』などの石川淳一。鈴木さんとは「メイちゃんの執事」(2009年)以来のタッグとなる。「20代の頃、フジテレビ、共同テレビ制作のドラマにたくさん出演させていただき、育てていただきました」とふり返る鈴木さんは、今回が民放連続ドラマ単独初主演、「その時何度もご一緒した石川監督とタッグを組ませていただけるということで、全幅の信頼を置いて撮影に臨んでいます」とコメント。また、「脚本の松田裕子さんが生み出すセリフの一つ一つがとにかく面白く、“キュン”や温かい涙だけで終わらない、感情大渋滞の作品になっています。清一郎はあいこにミッションとして疑似恋愛をさせるのですが、毎回登場するクセのある男性陣にもぜひ注目してください」と語る。さらに、「主演がまさかの鈴木亮平さんということで、大変感激しました」という原作者:山崎さんは「脚本のテンポが良く、自分の描いた漫画以上の世界観の広がりに驚いています。コロナ禍の中、ドラマチームの皆さんは大変な仕事になっただろうと思いますが、多くの人に楽しんでいただければ幸いです」と期待を込めて語っている。「レンアイ漫画家」は4月、毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年01月25日現在、木曜22:30から放送されている『世界はほしいモノにあふれてる ~旅するバイヤー極上リスト~』(NHK総合)。昨年10月8日の放送回から鈴木亮平(37)が三浦春馬さん(享年30)の後任として、MCを引き継いだ。そして今年1月で3カ月が経った。物腰柔らかな口調で、世界遺産検定1級をもつほど博識な鈴木。そんな彼が番組内で、三浦さんに触れる一幕があった。1月21日の放送回では、ポルトガルの国民食と呼ばれる “バカリャウ”(塩漬けしたタラの干物)の缶詰を紹介。スタジオで試食する際、鈴木は「春馬くんもめちゃくちゃ好きだったんですよね?」とさりげなくJUJUに語りかけたのだ。すると彼女も、「そうですね、春馬くんも私も」と回想していた。このやりとりに、Twitterでは反響が続々と広がった。《鈴木亮平さんは、常に春馬君ファンのせかほし視聴者の事を想ってくれている気がしますさりげなく春馬君の名前を出してくれる心遣いがたまらなく温かい》《バカリャウの時の会話で突然しかも自然に名前が出てくるとドキッとすると同時に温かい気持ちになり素敵な番組だなぁと思う亮平さんとJUJUさんのせかほし》《亮平さんが引き継いでくれて良かったなって改めて思った》昨年9月11日、「せかほし」のMCに起用されたことをブログで報告した鈴木。彼にとって三浦さんは、《とっても大切な友人》だったという。鈴木は《彼が愛し、作り上げてきたこの素晴らしい番組を大事に受け継いでいくことが、彼が彼らしく、真っ直ぐに生きてきた証になると信じました》と、思いをつづった。そして、《いつか彼に再会した時、『亮平さん!良かったですよー!』とあの笑顔で言ってもらえるよう、自分にできる最善を尽くさせていただく所存です》と決意を記していた。「鈴木さんは世界遺産への造詣が深く、三浦さんは日本の文化や伝統、歴史などを学んでいました。その熱量は、どちらも書籍を出すほど。また三浦さんは一昨年、メディアのインタビューで『世界の遺産や風習を知りたい!』と興味津々。『日常会話くらいはできるように』と、英語の勉強も続けていました。そんな彼らは役作りにもストイックで研究熱心。2人で同じ師匠のもとに、殺陣を習いに通っていたこともありました。鈴木さんが《大切な友達》と呼ぶように、たくさん通じ合うところがあったのでしょう」(芸能関係者)そんな鈴木は、「せかほし」で春馬さんの遺志をしっかり受け継いでいるようだ。「JUJUさんとコミカルな掛け合いを楽しむなど、番組に馴染んでいるようです。三浦さんは生前、“ホームグラウンド”と呼ぶほどスタッフや番組を愛していました。残されたJUJUさんやスタッフたちの思いを、鈴木さんはよく理解しているのでしょう。番組で紹介される土地や人々、さまざまな“モノ”に敬意を持って接しています。三浦さんの後任として、まさに適任といえるでしょう」(テレビ局関係者)きっと三浦さんも、“せかほしファミリー”を天国から見守っていることだろうーー。
2021年01月24日Snow Manの向井康二と阿部亮平が新たにセブンネットショッピングの新商品ネックレス「SILVER SNOW」のイメージキャラクターに就任し、7日から全国で放送される新CM「SILVER SNOW」編に出演する。日本のCMで初となる、先進的な自由視点映像生成技術を用いた「ボリュメトリックビデオ」を使用した本CMでは、雪の結晶をイメージしたステージで向井と阿部が華麗なアクションを披露。現実にはありえない視点やスピード感を表現した映像を制作するため、空間映像のエキスパートを招集し、151台の4K高画質カメラを用いた最先端の技術が採用された。20日に発売されるSnow Manのニューシングル「Grandeur」がテーマソングとなっている。撮影当日、まずは通常カメラでのセリフシーンからと伝えられ「いきなりセリフとは思わなかった。緊張するわ~」と動揺しながらも「クール系な感じですか?」とイメージを確認する2人。本番前に練習をすると、あまりにもキレイにハモったお互いの声に驚きながら「めっちゃハモってる~!」と爆笑。一気に緊張がほぐれ、撮影はスムーズに進行していく。本番の合間には、向井のボケに対し阿部が絶妙なタイミングでツッコむという完成された漫才のような掛け合いが続き、スタジオ内は常に笑いに包まれた。数テイクで撮り終えた向井が上機嫌で「君と僕のキズナ~♪」と、CMのキャッチコピーで即興の歌を披露すると、阿部が「本当にありそうな歌! 名曲の予感! CMソングにどうですか!?」と続け、息の合ったコンビネーションを見せるワンシーンも。アクションの振付は、人気振付師・振付稼業air:manが担当した。キックボクシングの経験がある向井はキックを取り入れた動き、阿部はエレガントなポーズを軸に、クリスタルを撒くイメージのアクションに挑戦。短時間での練習となったが、わずか数分の指導だけで完璧にマスターし、監督も称賛を送った。日本のCM初となる最新技術について向井は「“初”なんですね。“初”でできるのは本当にうれしい」と喜びをあらわに。阿部が撮影について「『どんな画になるんだろう』と思っていたけど、確認したら、すごい! 空間を冷凍保存して、いろいろな角度から見られる……みたいな」と表現すると、「動いてたから“冷凍保存”ではなくない? 上手いこと言ってるみたいだけど(笑)」と今後は向井がツッコむ。キャッチコピー「君と僕のキズナ」にちなみ2人の“キズナ”について聞くと、向井が「昨日、久しぶりにふたりで食事をしたら奢ってくれたんです。キズナを感じましたね~。準備してレジに行こうと思ったら、もう払ってくれてて」と阿部とのキズナエピソードを披露。また「阿部ちゃんは免許を持ってるけど運転に慣れてないので『運転を教えてほしい』と言われて、頼られてるのかな」と続けると、阿部は「ドライブ行きたいねって前から話してたんです。落ち着いたら行きましょう、約束ね」と応えた。
2021年01月06日上野樹里主演、法医学者と刑事の父娘を描く「監察医 朝顔」。この度、第2シーズンからの新たな登場人物を演じるキャストとして、ともさかりえと大谷亮平の出演が明らかになった。今回2人は、第2話以降から登場。「東京DOGS」以来、11年ぶりの月9ドラマ出演となるともさかさんが演じるのは、信用金庫に務める忍。曲がったことが大嫌いな忍は、物心ついた頃から抱いていたある夢があり、その夢を叶えるため、退職を決意。夢の仕事に就くため、忍は一直線に進んでいく。また物語が進むにつれ、忍と朝顔の仰天の繋がりも明らかに。一方、日本でのドラマデビューを飾った「ラヴソング」以来、4年ぶりの月9ドラマ出演となる大谷さんが演じるのは素性は一切不明の謎の男性・若林。どうやら夏目茶子(山口智子)と関わり合いがあるようで、若林と茶子は人目を忍んで2人きりで会い、彼らにしか分からないような話をしている…。第1シーズンのラストで前へ一歩踏み出し、母の実家があり、母が被災した東北の海辺の街を再び訪れることができた朝顔(上野さん)。その翌年の5月を舞台に本作は始まる。2クール連続放送するにあたり、物語においても第1シーズンより多様な事故や事件を扱っていく中、自らが母の生きた証を探すことになり、前作よりも深く大震災と母の死に向き合う朝顔を通して、被災した土地のいまにより具体的に迫り、長期的な視点で被災者の心を見つめていく。「監察医 朝顔」は11月2日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。※初回30分拡大(cinemacafe.net)
2020年11月02日俳優として数々のドラマや映画で活躍している鈴木亮平(すずき・りょうへい)さん。その明るく優しい人柄と抜群の演技力で老若男女問わず、人気を博しています。そんな鈴木亮平さんが結婚をブログで報告したことや妻、子供、連続テレビ小説『花子とアン』(NHK)の結婚エピソードなど、さまざまな情報をご紹介します!鈴木亮平が結婚をブログで報告映画『俺物語!!』やドラマ『銭形警部』(日本テレビ系)などの数々の作品で主役を務め、活躍している鈴木亮平さん。プライベートでは2011年7月に年上の一般女性と結婚しており、同年12月には第1子が生まれる予定であることをブログを通じて報告しています。いつも、大きなご声援ありがとうございます。今日は、突然のことで驚かせてしまうことになり申し訳ないのですが、皆さんにきちんとご報告しておきたいことがあります。この度、私鈴木亮平は、かねてよりお付き合いさせていただいておりました女性と結婚することになりました。学生時代からお付き合いしていた年上の女性で、一般の方です。先日挙式をさせていただき、そして、12月に誕生予定の新しい命も授かっています。この年に新たな命を授かったこと、その意味をかみしめながら、子供という奇跡が時代の希望として生まれてきてくれることを心待ちにしています。守るものを得られたことで今、ようやく男としてのスタートラインに立てたという想いです。まだまだ未熟な自分ですが、それでもこうして今の自分があるのは、間違いなく、応援し支えてくれる皆さんのおかげです。今後も地に足をつけ、これまで以上の情熱と誠意を持って表現者としての自分を磨いていきますので、これからの鈴木亮平にもご期待いただければ幸いです。繰り返しになりますが、突然のご報告で驚かせてしまってすみません。変わらぬご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。2011年7月28日 鈴木亮平鈴木亮平オフィシャルブログーより引用この報告にファンは「おめでとうございます」と祝福。その一方で、「ショック…」「悲しいけど、幸せそうで何よりです」といった悲喜こもごもな反応を示しています。 この投稿をInstagramで見る まだまだオフショットも。タキシードを着た早坂さん。誰かを見つめているのか、優しい目線…。最終回の早坂さん、本当に破壊力あります。全女子必見! #タラレバ #東京タラレバ娘 #東村アキコ #3月22日最終回 #理想の旦那像凝縮したら #きっとそれは早坂さん #見つめる先に何があるのか #それは最終回を見てのお楽しみ #優しい笑顔も見納めかと思うと #寂し #鈴木亮平 スペシャルドラマ『東京タラレバ娘2020』【公式】 (@tarareba_ntv)がシェアした投稿 - 2017年 3月月20日午前2時33分PDT鈴木亮平さんは結婚報告から3日後に『感謝』というタイトルでブログを更新。ファンから寄せられた祝福のメッセージに答える形で謝辞をつづっています。こんにちは。皆さんからの沢山のメッセージ、本当にありがとうございます。大事に読ませていただきました。そして、あらためて、自分は本当に人に恵まれ、支えられているなと、感動しました。また、この2日間で仲のいい友達や知り合いからも沢山のメールと電話をもらいました。周りへの感謝を忘れずにいたいと、あらためて思いました。これからも、想いと言葉を大切にしながら、皆さんと向かい合っていきたいと思います。本当にありがとう。今後とも、どうぞよろしくお願いします。鈴木亮平オフィシャルブログーより引用真面目で誠実な人柄の鈴木亮平さんらしい文章ですね。そして、心の底から妻と子供を幸せにしたいという気持ちが伝わってきました。鈴木亮平の妻は年上!鈴木亮平さんの妻は年上の一般女性。結婚する6年前に知人の紹介で知り合い、学生時代から交際をスタートさせています。妻はどんな人かというと、マイペースな性格なのだとか。鈴木亮平さんは、自分にないものを持っているところに惹かれたとコメントし、「彼女となら互いを尊重し、よりよい人生を歩んでいけると思い結婚を決意した」と話しています。 この投稿をInstagramで見る 早坂さんみたいな人、いそうでいないんだよな〜。いるけど気づいてないだけ?とにかく今夜は早坂さんに癒されたい気分。 #タラレバ #東京タラレバ娘 #東村アキコ #第4話まであと3日 #日テレ #好きなタイプが #結局は優しい人に落ち着く #若い頃には気づかないかもだけど #てか好きなタイプってなんなんだ #結局は好きになった人がタイプ #そーゆーもんだよ #鈴木亮平 スペシャルドラマ『東京タラレバ娘2020』【公式】 (@tarareba_ntv)がシェアした投稿 - 2017年 2月月5日午前3時44分PST鈴木亮平の子供は女の子!2011年11月に無事、第1子となる女の子が誕生したことを報告している鈴木亮平さん。当日は出産に立ち会い、感動の瞬間を目の当たりにしたようです。そして、ブログには生まれてきてくれたことへの喜びとともに、父親としての決意をつづっています。いつも温かい応援、本当にありがとうございます。皆様に、今日は大切な報告をさせていただきます。本日午後12時53分、都内の病院にて、無事に女の子が誕生いたしました。予定日より早い出産でしたので体重は2440gと小さめですが、母子共に健康で、泣き声の大きな女の子です。出産にも立ち会うことができ、生命が生まれる奇跡を肌で感じることができました。今隣で息をしている小さな命を見つめていると、これまで経験したことのない大きな感情が沸き上がってくるのを感じます。これからも、決意を新たに、表現者として、父親として、人間として、より一層精進していきますので、変わらぬご声援の程、どうかよろしくお願いいたします。感謝2011年11月17日 鈴木亮平鈴木亮平オフィシャルブログーより引用鈴木亮平さんは『花子とアン』やドラマ『テセウスの船』(TBS系)などの作品で優しい父親を演じていました。 この投稿をInstagramで見る 和子お母さん❣️ おたん生日おめでとう❣️ 慎吾〜❗️ ケーキの下で雨宿りしちゃだめぇ〜☔️ #テセウスの船 #佐野家 #和子お母さん #文吾お父さん #心さん #心さんと一緒 TBS日曜劇場「テセウスの船」公式 (@theseus_tbs)がシェアした投稿 - 2020年 2月月14日午前12時12分PSTそして、実生活でもイクメンぶりを発揮しており、娘の幼稚園の送り迎えをする姿などが目撃されています。これからも愛する妻と娘を支える、一家の大黒柱として活躍してほしいですね。鈴木亮平が『花子とアン』での結婚について語る!鈴木亮平さんは『花子とアン』で女優の吉高由里子(よしたか・ゆりこ)さん演じるヒロイン・花子の夫となる村岡英治役を好演。物腰柔らかで知的な御曹司という役どころがぴったりとハマり、その名が世間に広く知れ渡るきっかけになりました。そして、村岡英治が花子にプロポーズする回について鈴木亮平さんは「朝ドラ史上に残るプロポーズシーンの1つになった」と豪語。その言葉通り、視聴者の反応も上々で同放送回は視聴率23.5%を記録しています。そんな鈴木亮平さんが2014年7月27日にブログを更新。結婚式のシーンで着用した羽織姿の写真を公開しています。2人の結婚式のシーンでは、ヒロインの父親役を演じた俳優の伊原剛志さんがおかしなセリフをいい出したことをきっかけに、ほかの共演者もつられ、グダグダな雰囲気に。すると、吉高由里子さんがツボにハマり、笑いが止まらなくなるという事件が起こります。それでも表情を一切崩さず、その場面を乗り切った鈴木亮平さん。「僕は役にしっかり入り込むタイプなので」といい、吉高由里子さんから「ずるいわー」とつっこまれています。和気あいあいとした雰囲気の撮影現場だったことが伝わってきますね。そんな同作には関東大震災や戦争といった悲しい時代背景も描かれていることから、鈴木亮平さんはブログに「村岡家にとって大きな意味を持つ撮影だった」とつづっています。先週の予告にもありましたが、明日からの花子とアンは震災を描く、とても重要な週の放送になります。村岡家にとっても、宮本家や安東家にとっても、そして僕自身にとっても大きな意味を持つ撮影でした。鈴木亮平オフィシャルブログーより引用この作品を通じて、改めて家族の絆の強さを確認したのでしょうか。つらい出来事があっても支えあいながら前に進んでいく夫婦の姿は多くの人を勇気付けています。鈴木亮平さんにはこれからも妻と子供を守り抜いて、素敵な役者人生を送ってほしいですね。鈴木亮平プロフィール生年月日:1983年3月29日出身地:兵庫県身長:1863最終学歴:東京外国語大学英語専攻特技:英会話、英検1級、テーブルマジック、裁縫所属事務所:ホリプロダクション2006年、ドラマ『レガッタ〜君といた永遠〜』(テレビ朝日系)で俳優デビュー後、2007年に映画『椿三十郎』でスクリーンデビューを果たす。そして2013年には映画『HK/変態仮面』で主演を務め、人気俳優の地位を確立。2014年に連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインの夫役を好演してさらに知名度を高めた。2018年には大河ドラマ『西郷どん』(NHK)で主演・西郷隆盛役に抜擢。現在もドラマや映画、CMなどで活躍している。鈴木亮平の体は変幻自在?結婚した時の言葉や、役者としての考え方がカッコイイ![文・構成/grape編集部]
2020年10月12日藤原竜也と鈴木亮平のW主演で昨年秋に上演された舞台「渦が森団地の眠れない子たち」のDVDが12月16日(水)にリリースされることが決定した。佐山鉄志(藤原竜也)と田口圭一郎(鈴木亮平)は、同じ団地に住む小学生。圭一郎が低学年で団地に越してきて以来、鉄志とは親友。しかし、ある事件をきっかけに2人は対立し、次第に団地の王座をかけて争うように…。「消えていくなら朝」で第6回ハヤカワ悲劇喜劇賞を受賞し注目を集める劇作家で演出家の蓬莱竜太が作・演出を務め、藤原さんと鈴木さんの同級生コンビが“小学生”役でW主演し話題となった本作。2人の芝居合戦、蓬莱さんによるただ楽しい日常だけではない、世界の縮図ともいえる子どもたちの視点から見た世界が圧倒的なリアリティで描かれ、“団地大河ドラマ”ともいうべき見応えのある群像劇が繰り広げられた。昨年10月から11月にかけて、東京・国立劇場を皮切りに、佐賀や大阪、名古屋、広島、仙台にて全36公演行われた本舞台。今回のDVDリリースでは、本編137分に加え、特典20分を収録。映像特典の内容は、藤原さん、鈴木さん、蓬莱さんによる3ショットインタビューとなっている。舞台「渦が森団地の眠れない子たち」DVDは12月16日(水)リリース。(cinemacafe.net)
2020年10月09日2020年7月18日、俳優として活躍していた三浦春馬さんが亡くなったことが報じられました。30歳という若さでこの世を旅立った、三浦さん。あまりにも突然すぎる三浦さんの訃報に多くの人が悲しみの声を上げました。三浦春馬がMCを務めた『せかほし』後任の鈴木亮平が想いをつづる2018年から放送されている紀行番組『世界はほしいモノにあふれてる 〜旅するバイヤー極上リスト〜(以下、せかほし)』(NHK)では、番組放送当初からMCを務めていた三浦さん。もう1人のMCである歌手のJUJUさんとともに、2人で番組を作り上げてきました。三浦さんの訃報を受け、『せかほし』のTwitterアカウントは感謝の気持ちを込めたメッセージを公開しています。「絶対見る」「泣いてしまう」三浦春馬出演の未公開『せかほし』が放送へその後、2020年9月11日、同番組は新MCを俳優の鈴木亮平さんが務めることを発表。同日、鈴木さんは自身のブログで三浦さんの後任を務めることについて、このように想いをつづりました。10月8日より、NHK『世界はほしいモノにあふれてる』のMCを、担当させていただくことになりました。番組のファンの皆様はもちろん、特に、三浦春馬君のファンの皆様におかれましては、当然ながら様々なご意見があることと思います。それでも私は、彼が愛し、作り上げてきたこの素晴らしい番組を大事に受け継いでいくことが、彼が彼らしく、真っ直ぐに生きてきた証になると信じました。春馬君は、私にとっても大切な友人でした。いつか彼に再会した時、「亮平さん!良かったですよー!」とあの笑顔で言ってもらえるよう、自分にできる最善を尽くさせていただく所存です。10月8日より、皆様に引き続き愛していただける番組を目指し、JUJUさんと共に精一杯やらせていただきます。どうか、変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。鈴木亮平 オフィシャルブログーより引用また、同年10月8日、鈴木さんは改めて自身のTwitterアカウントに番組への意欲を投稿しています。本日夜22時30分よりNHK『世界はほしいモノにあふれてる』生放送です。大切に、大切に、友人の笑顔を思い出しながら、彼の分まで存分に楽しみ、皆さんと一緒に素敵なモノを発見していきたいと思っています。今週のテーマは「チーズ」。これも特別なテーマですね。美味しいチーズに出会えますように。— 鈴木亮平 (@ryoheiheisuzuki) October 8, 2020 鈴木さんのコメントに、同番組のファンからは応援のコメントが寄せられました。・とても大変で重い決断だったと思います。三浦さんの友人である鈴木さんがMCを継いでくれることに、感謝の気持ちでいっぱいです。・鈴木さんの個性も加わって、笑顔あふれる、よりあたたかい番組になりますよう願っています。・鈴木さんの投稿で、なんだか心があたたかくなりました。これまでの『せかほし』を受け継ぎつつ、JUJUさんと亮平さんらしい素敵な番組を作り上げてください。今夜の生放送、楽しみにしています。鈴木さんが新MCとして登場する放送は、同月8日22時30分から生放送です。これまでの『せかほし』を受け継いで新たな1歩を歩み始める同番組を、温かく応援したいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月08日吉高由里子、榮倉奈々、大島優子が演じる“タラレバ娘”たちの3年後を描くスペシャルドラマ「東京タラレバ娘2020」から、放送直前に見どころがギュッと詰まった3分の特別動画が日テレ公式チャンネルで先行公開された。2017年の連続ドラマから3年。それぞれ33歳になった3人の“タラレバ娘”。倫子(吉高由里子)がついに結婚へと向かう中、それぞれに悩みを抱えた香(榮倉奈々)、小雪(大島優子)も奮闘する姿が描かれる。あらすじ「タラレバ」ばかり言いながら、恋に仕事に悪戦苦闘した日々から3年。倫子(吉高由里子)、香(榮倉奈々)、小雪(大島優子)は33歳になった。香は小学校時代の同級生ゆう(渡辺大知)とスピード婚を果たし、小雪は念願だったカフェの開店準備に追われ、そして倫子は脚本家としては相変わらずパッとしない状況だが、プライベートでは図書館に勤める朝倉(松下洸平)と交際し、1年になろうとしていた。香や小雪から「そろそろプロポーズされるのでは?」と煽られて“結婚”を意識し始めた倫子。ある日デート中に、つい「私たち、結婚してみるっていうのはどうかな」と言ってしまい、慌てて取り消そうとするが、朝倉は驚きながらも笑顔で受け入れ、2人は本当に結婚することに!人生最高の浮かれ具合で香と小雪に報告する倫子。まさに幸せの絶頂…のはずだったのだが、そこに、俳優としてアメリカに渡っていたKEY(坂口健太郎)が現れる。3年前にいろいろあった男の登場に動揺を隠せない倫子の様子に、香たちも「このタイミングで再会ってやばくない?」と心配するが…。倫子の結婚準備が進む中、香は、夫・ゆうとの結婚生活に小さな違和感を覚え始め、小雪も、2人に先を越されて1人取り残された現実をひしひしと感じていた。そしてKEYも、早坂(鈴木亮平)から「いいの?このまま倫子さんが結婚しちゃっても」と問いかけられ、心が揺れて…。それぞれの思いが交錯する中、倫子の結婚式の日がやってきた。果たしてタラレバ娘たちは、幸せを手に入れることができるのか――?スペシャルドラマ「東京タラレバ娘2020」は10月7日(水)21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年09月29日吉高由里子、榮倉奈々、大島優子が再結集するスペシャルドラマ「東京タラレバ娘2020」が10月に放送決定。坂口健太郎、鈴木亮平、田中圭、平岡祐太ら連続ドラマからのキャストも勢ぞろいすることが分かった。東村アキコの同名大ヒットコミックを2017年1月期に連続ドラマ化、倫子(吉高由里子)、香(榮倉奈々)、小雪(大島優子)の“タラレバ娘”が3年ぶりにスペシャルドラマとして帰ってくる。金髪姿が鮮烈だったモデル・KEY役の坂口さんは、3年ぶりのタラレバ娘の現場に「あっという間でしたが、楽しかったです。連ドラを経て今回のスペシャルでタラレバ娘たちも紆余曲折があって、それぞれに悩みがあって、すごく笑えて、でもどこかでちょっとチクっとする…最終的には『とっても穏やかな気持ちになれる』ドラマになったと思っています」と期待を寄せてコメント。また、倫子に想いを寄せていた早坂哲朗役の鈴木さんは、「3年前、演じていた時に、僕だけじゃなくみんなが好きな作品だったので『あ~帰ってきたな』というのと『やっぱり面白いな』という気持ちのままに、撮影が『もう終わったか~』という感じでした」と若干物足りない様子も!?「3人の女性がそれぞれ状況は変わっていくけども、そこに変わらぬ友情がある。僕は、そこがこの作品の1番の魅力だと思います。3人それぞれの細やかなお芝居とテンポ感。タラレバ娘ならではのスピード感あるシーンをぜひ楽しんで僕も観たいなと思います」と語っている。3年ぶりに小雪との再会する丸井良男役を演じる田中さんは、「ベタな甘酸っぱさとチクっと来るほろ苦さがあって。決して正しいことではなかったけれど、愛したという事は偉大で。2人の歩む別々の未来に、どんな形で刻まれるのかはわかりませんが、久々に丸井を生きてみて、貴重な感情を体験できました」とコメント。「個人的には、みんな幸せになれよー!!って思いました(笑)」と、それぞれのキャラクターに思い入れたっぷり。そして、「もう登場することはないかもと思っていましたが、3年ぶりに涼ちゃんも戻ってきます!」というのは香の元彼・鮫島涼役の平岡さん。「少しおバカだけど、どこか憎めない、そんな彼を楽しく演じられて嬉しかったです。久々に再会したタラレバ娘3人の井戸端会議、僕もオンエアーを楽しみにしてます!」と語っている。そのほか、倫子にしか見えないタラ(声)役の加藤諒とレバ(声)役のあ~ちゃん(Perfume)、黒沢マミ役の石川恋、小雪の父・鳥居安男役の金田明夫の続投も決定している。スペシャルドラマ「東京タラレバ娘2020」は10月、日本テレビ系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年08月07日ファッションブランド・メゾン エウレカ(MAISON EUREKA)と、アーティスト・佐々木亮平によるコラボ企画展「BETTER THAN BEFORE BREAKING」が、伊勢丹新宿店メンズ館2階のギャラリースペース「ART UP/アート アップ」にて、7月10日まで開催中。福岡を拠点とするアーティストの佐々木亮平と、今、ファッション業界から熱い注目を集めるメゾン エウレカのデザイナー、中津由利加との偶然の出会いによって生まれた今回のコラボレーション企画。「BETTER THAN BEFORE BREAKING」と題した本展は、割れた陶器を修復する「金継ぎ」から着想し、壊れても再構築することでさらに良いモノが生まれる日本ならではの文化と、昨今のコロナ禍で壊れてしまった日常が回復して、より良くなっていくことへの願いや想いが込められている。会場では、お互いの作品からインスピレーションを受けて共同制作したTシャツやスニーカーが販売されるほか、佐々木氏のアート作品やポストカードの展示販売も行われている。MAISON EUREKA × RYOHEI SASAKI Tシャツ 各21,780円 ProfileRYOHEI SASAKI 1985 年⽣まれ、福岡県出⾝。2007 年よりライブペインターとして福岡を拠点に活動開始。⽯や岩、⽔など⽇常的な⾃然物をモチーフにし版画の⽤に⾒える⼿書きの作品が特徴的。2013 年開催のLIVEPAINTING DOJOにてkaikaikikiよりGEISAI 賞を受賞。その後東京都での個展開催や、雑誌「THE DAY」や「BEAMS 原宿」へファッションアイテムのデザインを提供するなど活動の幅を広げている。中津 由利加/MAISON EUREKA 1984年福岡県生まれ。セレクトショップバイヤー、シューズデザイナーとして活躍後、2011年にドイツを訪れ出会ったベルリン特有のアンダーグラウンド且つクリエイティブなカルチャーやライフスタイルに共感し、2013年ベルリンへ移住した後2014年に自身のブランド・メゾン エレウカ(MAISON EUREKA)をスタートし現在に至る。Interview友達の友達が繋がって実現した、運命的なコラボレーション――そもそも、二人はどんなきっかけで出会ったのだろうか。【中津】もともと共通の友人がいまして、その友人を介してっていう感じですね。私が昔、ロンドンに住んでいたときの友人の旦那さんの出身が私と同じ福岡県で。そして佐々木さんも福岡の出身なんですけど、その友人の旦那さんがたまたま佐々木さんのお友達で、私の展示会に連れてきてくださったんです。【佐々木】もともと僕も由利加さんが福岡の出身で、洋服を作っている方だっていうことを友人を介して聞いていたのですが、どういう服を作られているのかっていう情報が無いなかで展示会にうかがって。実際に行ってみたら、すごく立派な展示をされていたのでびっくりしました(笑)。そこでお会いしたときに僕自身がアーティストであるということはお伝えしたのですが、具体的に作品をお見せすることができなかったので、次にお会いする機会を由利加さんに作ってもらって、その時にZINE(自費出版作品)にまとめた自分の作品をお見せしました。RYOHEI SASAKI ※今回の展示会ではこちらの作品展示はございません。【中津】佐々木さんはガラスペンを使って作品を描いていらっしゃるのですが、私から見て佐々木さんはなんでもできるんですよ。センスがすごく良くて、どんなテイストの絵でも、ある程度クリアできるといいますか。でもそういった器用さがあるゆえに何でもできてしまうから、その中に自分のスタイルを入れつつ試行錯誤をして模索しながら制作されているように見えます。――今回コラボレーションをするにあたり、どのように制作を進めていったのですか?【中津】私はテキスタイルや柄を作って欲しいってお願いをしたのと、あと以前見せてもらったZINEに載っていたような、ガラスペンで描いたイラストのタッチがいいということも伝えて。具体的にどんな柄にするとかは、LINE電話やSlackを使って話し合いました。佐々木さんは佐々木さんなりに私の好きなテイストをキャッチしてくれて、さらにそこから掘り下げてデザインパターンを作ってくれました。ミーティングは結構しましたね。【佐々木】最初はガラスペンやインクを使って自分で描いたパターンを提案させていただきました。それと、僕が個人的にいろいろな情報を集めて、そこから着想を得たものも加えて提案させていただきました。そのなかで由利加さんにキャッチしてもらったのが、僕が独自にリサーチをして見つけたものをコラージュしたもので。そこからはわりとすんなり進んでいったと思います。お互いに発信し合う心地よい刺激が、次の創作やアイデアに繋がる――今回のコラボを通じて改めて感じたことがあるそう。【中津】やりとりはけっこう大変ですけど、でもそれ以上に一緒に考えたりすることは楽しいですし、それがお互いの制作にとって良い影響になったらいいじゃないですか。この経験が学びにもなったり、広がりにもなったり、いいこともたくさんありますから。作品を通じて仲良くなって、おでん屋さんに行ったりもできるし(笑)。そこからまた佐々木さんのお友達が私のブランドを知っていて、そのお友達とも繋がって。そのお友達ももともと東京にいてファッション業界で働いてらっしゃった方で、共通のお友達がまたそこにもいたりとか。他にもいろいろと繋がりがあるんですけど、すごい不思議なご縁ですよね(笑)。【佐々木】今回の展示を機に、また新たなご縁ができるかもしれないですね。【中津】たしかに。出会うべくして出会うっていう感じはしますよね。タイルモチーフのアイコニックな柄など、二人の“好き”が詰まった展示――今回の展示ならではの魅力はどのようなところでしょうか。【佐々木】テーマに掲げたのが「BETTER THAN BEFORE BREAKING」。最初は、僕も由利加さんもお互いにモノに興味があるという部分から入りました。モノって壊れるじゃないですか。例えば陶器なら落とせば割れるし。でも日本には、そういったものを修復する文化で「金継ぎ」って、ありますよね。壊れてしまったモノを捨てるよりも、それを加工することで再構築し、壊れる前よりもさらに愛着が湧いたりとか、そういう感覚が素敵だなと思って。以前から自分でも修復をしたりていますし、これは今回の展示のお話をいただく前から思っていたんですけど、今ってコロナ禍で大変な状況ですよね。今までの日常は壊れてしまったけど、でもそれがまた回復したころには世の中がもっと良くなっていたらいいなって。今回の展示を通じて、そういった部分は伝えていけたらいいなと思っています。MAISON EUREKA × RYOHEI SASAKI スニーカー 31,900円【中津】今回のコラボレーションとの関連性を持たせたもので、ほかの展示ではやらないようなことをしようっていうことを意識して、佐々木さんと話合ってきました。<メゾン エウレカ>として出させていただくものは、今販売されている今季のアイテムが並ぶのですが、ほかには特別に佐々木さんに手描きで仕上げていただいたコラボレーションのスニーカーを限定で作っています。私も大好きなんですが、佐々木さんのアイコニックなアートワークである、タイルの模様に細かな色を塗ったスニーカーです。他にも佐々木さんの作品のポストカードなど、展示されているものは全て購入できますし、価格も買いやすく設定されているので、本当にあまり今までアートに触れてこなかった方にとっては、本当によい機会になると思います。そして、これまでの佐々木さんの展示会はわりと玄人向けと言いますか、本当にアートに興味のある方しか絶対に足を運ばないような展示でしたが、伊勢丹新宿店メンズ館だったら、アートに詳しい方だけでなく、興味はあるけどあまり詳しくない方まで、さまざまな方に見ていただける機会になるだろうと思います。今回の展示を通じて、アートに興味を持ってもらえたら嬉しいですね。イセタンメンズ公式メディア「IMn」内の「ART UP by MEN’S CREATORS」では、バイヤー独⾃の視点でキュレーションした、アーティストとその作品にフォーカスし、ファッション分野との密な繋がりを見せるアートの世界を探り情報を発信している。Interview:Kei Osawa【イベント情報】MAISON EUREKA × RYOHEI SASAKI 企画展「BETTER THAN BEFORE BREAKING」会期:6月10日〜7月10日場所:伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ内「ART UP/アートアップ」時間:10:00〜20:00(*6月12日までは午前11時から午後7時まで)コラボレーションアイテムの一部商品は三越伊勢丹オンラインストアでも販売中
2020年06月12日俳優の鈴木亮平が3日、オフィシャルブログを更新し、緊急事態宣言下での外出自粛中の生活や仕事を再開した近況を明かした。約2カ月ぶりに投稿した記事のタイトルは「自粛が明けて」。「全国的に自粛期間が明けて約一週間。皆さん、いかがお過ごしでしょうか? 体調崩されていませんか?」とファンに問い掛け、「長かった自粛期間。僕も仕事はほぼ全てが延期や停止になりましたが、ジタバタしても仕方がないと覚悟を決め、のんびりと自宅で過ごしていました」と外出自粛生活を振り返った。「皆さんからいただいたバースデーレターを読ませていただいたり、ベランダでパクチーを育ててみたり、剪定したウンベラータからだんだんと芽が生えてくるのを観察して喜んでみたり(笑)」と具体的に行っていたことを挙げ、「自粛期間が明けてからは、なまった体を起こすために運動を再開したり、久しぶりに出かけてみたり、少しずついつもの日常を取り戻そうと努めています」と報告。そして、「今週とても嬉しいことがありました。一時停止になっていた作品のうちの一つが、ついに動き出したのです。少人数交代制での本読みだったのですが、なんと言っても久しぶりの演技。何といいますか……ちょっと緊張しますねやっぱり(笑)」と仕事も再開し始めたことを伝え、「ただ、短時間の本読みだけだったけれど、めちゃくちゃ楽しかった。やっぱり、演じていると生きている実感が湧くというか……『他の人間になりきると生きている実感がする』なんて妙な響きですよね。でもそれが『演技』というものの不思議な魅力でして」「ソーシャルディスタンスはキープしつつ、マスクをつけたままの本読みで、撮影ではフェイスシールドも多用することになりそうですが、それでもまたこの仕事に戻って来られて、今とても幸せです」と演じることの喜びを噛み締めているようだ。「感染症だけでなく、世界中で痛ましい事件や人種差別など、心を痛める出来事が続いています。ニュースを見ていると心がモヤモヤしてしまいがちですが、それでも気持ちだけは、何とか前を向いて、希望の見える方向に進んでいきたいですね」と心境をつづる鈴木。「最後に、今日も最前線で戦っておられる医療関係者の方々とそのご家族に、大きな感謝と敬意を表します」とメッセージを送り、「ではでは、撮影に向けて徐々にエンジンかけていきますよ。皆さんも、どうか引き続き心身共に健康でいてくださいね。鈴木亮平でした。自宅より」と結んでいる。
2020年06月04日車に乗った仮面ライダーで鮮烈に登場し、下町の技術者として人工弁の開発にいそしみ、あるときは過保護な女子大生と恋に落ち、あるときは苦悩と不屈の長距離ランナーに。さらに、ひねくれ者のセンセイとなって胸キュン映画のその先を見せたかと思えば、最近では過去と現在を行き来し、父の冤罪を晴らすために奔走していた俳優・竹内涼真。中村倫也や横浜流星とともに、2016年の初めに“ネクストブレイク俳優”として取り上げてからというもの躍進を続け、爽やかで、情に厚いキャラクターを数多く演じて、その熱い演技で魅了してきた竹内さん。特に“泣きの演技”は、観る者を物語に引き込ませる迫力とニュアンスを持ち合わせている。今年、映画・連続ドラマが連動したメガプロジェクト「太陽は動かない」では百戦錬磨の“先輩”・藤原竜也と共演し、大々的な海外ロケにも挑んだことで、さらにひと回り大きく成長したようだ。仮面ライダーで注目!正統派イケメンの爽やかさが人気に1993年生まれ、東京都出身の竹内さんは、4月26日に27歳となったばかり。5歳からサッカーを始め、東京ヴェルディのユースチームに所属していたことで知られ、当時のチームメイトには日本代表として活躍している選手も。しかし、プロサッカー選手の道は断念、2013年に次なる夢・俳優を目指してファッション誌「mina」の男性専属モデルオーディションでグランプリを獲得してデビューする。“新人俳優の登竜門”となる特撮シリーズ「仮面ライダードライブ」(2014年10月~2015年9月)にて主演に抜擢、憧れの仮面ライダーとなって4本の劇場映画にも出演、注目を集めた。続いて日曜劇場「下町ロケット」に起用されると、後半の「ガウディ計画編」で佃製作所開発チームのリーダーとなる立花洋介としてメキメキと存在感を発揮。壁にぶち当たった製品開発に涙を流しながら悔しさをにじませる姿は「この男、絶対来る!」と確信させる熱演で、3年後に放送された続編でも成長した姿を見せた。続いて2016年は、新たな視点で描かれたドラマ「時をかける少女」で黒島結菜、菊池風磨(Sexy Zone)と三角関係になるクラスメイト・浅倉吾朗役で出演し、その真っ直ぐさで視聴者を魅了。土屋太鳳とのW主演映画『青空エール』でも甲子園出場を夢見るキャッチャー・山田大介として“青春”を体現したかと思えば、斎藤工と窪田正孝がバディを組んだ「臨床犯罪学者火村英生の推理」では初のヒール役にも挑戦した。2017年「ひよっこ」から売れっ子へ飛躍の年となったのは2017年。菅田将暉ら同世代の若手俳優が大集結した『帝一の國』の快男児・大鷹弾役で、改めて爽やかイケメンぶりを見せつけ、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」ではヒロイン・みね子(有村架純)の初恋の相手、慶應ボーイの御曹司・島谷純一郎役で視聴者を惹きつけた。「ひよっこ」での出演が終わった直後にスタートした「過保護のカホコ」では180度異なる苦学生・麦野初役も好評を呼び、それぞれ島谷ロス、麦野ロスを生み出すことに。10月期には日曜劇場「陸王」でもキーパーソンとなる実業団ランナーを好演して、老若男女、さらに幅広い世代から支持を集めた。この年、「日経トレンディ」が選ぶ「2017年ヒットの人」に選ばれ、翌年「エランドール賞」新人賞、『帝一の國』の演技により第41回日本アカデミー賞新人俳優賞と第30回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎新人賞を受賞するなど、破竹の勢いで若手トップ俳優に仲間入り。メナード「薬用ビューネ」やロッテ「クーリッシュ」などCMでも活躍し、“国民の彼氏”と呼ばれるまでになった。2019年7月19日に配信された史上初の試み「ライブ配信で聞いてよビューネくん」アーカイブ動画また、いわゆる“マーベル男子”として知られ、「東京コミコン」ではアメコミ界の重鎮、故スタン・リーと対面したことも。2018年にシネマカフェが実施した読者アンケート「マーベル作品に出演してほしい日本人俳優は?」では、Huluの海外ドラマ出演も話題の山下智久に続いて第2位に選ばれている。すっかり日曜劇場の“顔”!? 引き込まれる涙の演技2018年4月期には再び日曜劇場の「ブラックペアン」で初期研修医・世良雅志役に。「嵐」二宮和也演じる、“オペ室の悪魔”と呼ばれる手術成功率100%の外科医・渡海征司郎の下につくも、冷徹で口が悪く、破天荒な孤高の天才に振り回される世良は視聴者に最も近い存在でもあった。先の「テセウスの船」で、なんと日曜劇場5度目の登場にして初主演。これまで役所広司や阿部寛といったベテラン陣の仕事ぶりを間近で見てきた竹内さんが、同作では実年齢10歳差の先輩・鈴木亮平と時を超えた“親子”となり、真実を追う主人公・田村心(しん)を熱演。姿の見えぬ真犯人に翻弄され、何度も困難に直面しながら、一番に家族の幸せを願い苦悩する心の姿は、従来のイメージにはない“弱さを隠さない”竹内涼真で、どこか新鮮ですらあった。こうしてクールなふりしたヒーローも、強がりなアウトローも演じてきた竹内さんだが、芯から熱い男であることは誰もが認めるところだろう。そして、彼の隣にはいつも、同じ志を持ち、夢に向かって共闘するバディ的な存在が欠かせなかった。刑事としても奮闘「仮面ライダードライブ」バイクではなく、“車”に乗る仮面ライダーに変身する刑事・泊進ノ介を演じた竹内さんの第一印象は、初々しくも精悍であり、自らアクションに臨み身体能力の高さを披露していたのが印象的。やはりライダーシリーズは、ほぼ新人の俳優が徐々に成長していくのが見どころ。竹内さんもまた、“グローバルフリーズ”という世界中を巻き込んだテロに遭遇し同僚に大ケガを負わせたことがトラウマとなった主人公が、仮面ライダーとして闘うことで自分を取り戻していく物語でポテンシャルを発揮した。ネクタイを締め直すポーズで“エンジンがかかり”、「脳細胞はトップギアだぜ」「ひとっ走り、付き合えよ!」といった竹内さんが放つからこその名セリフも多々、ライダーベルトに呼び捨ては失礼だからと「ベルトさん」と呼ぶギャップも可愛い。助手席に同乗し、同じ傷を抱える“相棒”を演じたのが、「おっさんずラブ」や「来世ではちゃんとします」の内田理央。キャラ変も話題に「THE LAST COP/ラストコップ」神奈川県警本部のエリート刑事・若山省吾として登場。“昭和の熱血刑事”京極浩介(唐沢寿明)と“平成の若手刑事”望月亮太(窪田正孝)を「うわさのスタジャンと痩せマッチョ」と言い捨て、藤木直人演じるクールな県警のエース・松浦と組んで何かと張り合うことに。ところが…第3話のバーベキューあたりからイケメンキャラ崩壊といわれ、コマネチ連発、変顔、まさかの腹踊りなど、その振り切れ演技がフルスロットルに(いまとなっては微妙な描写も…)。亮太とは「省ちゃん」「もっちゃん」と呼び合う同期であり、闇のファイトクラブでムエタイ選手となって対決!?コンビシャッフル回も見どころとなった。“キモ山”と名づけられ、“残念なイケメン”キャラという新境地を開拓した本シリーズの映画『ラストコップTHE MOVIE』の初日舞台挨拶では、「台本を読んで、これは試されているなあって。自分を解放するチャンスだと思ったので、やるしかないとどんどん解放していきました(笑)」とふり返った竹内さん。すると、唐沢さんから「キモ山なんていう隠し玉があったなんて…完全に食われました。いずれつぶすからな!」との発言が飛び出し、ネットニュースでも取り上げられていた。“少女漫画の実写化”のようなスーパー高校生『帝一の國』日本一の名門・海帝高校を舞台に繰り広げられる生徒会選挙を描いた今作には、主人公・赤場帝一役の菅田さんをはじめ、志尊淳、千葉雄大ら特撮出身者がずらり。その中で、「周りに影響されない立ち位置や、少しピントがズレているところなど自分と共通する部分があり、親近感を覚えています」と自らコメントしたように、天賦のカリスマ性を持つ好青年・大鷹弾がハマり役となった。大きな影響を与え、信頼関係を築いた帝一役の菅田さんからは、日本アカデミー賞授賞式で「爽やかすぎて格好よすぎて笑える役だったんです。まんまだな、って」と言われ、ブレない正義感や人たらし的な快活さは竹内さんの代名詞に。うざ可愛い!? ハジメ君「過保護のカホコ」その一面に、家族の愛情を知らずに育った影を与えた役が、ハジメくんこと麦野初といえるかもしれない。超過保護な“究極の箱入り娘”カホコ(高畑充希)に、「世間知らずのお嬢様に何がわかる」と家族も言えないことをズバズバと口にすることで、カホコも、彼女の家族たちも変えていき、彼らとの関わりによって自身も大きく成長した青年だ。本来の優しさをひた隠しにするハジメの愛に飢えたハートは、常に周囲の愛で満たされていたカホコだからこそ埋めることができる。愛情表現に素直さがすぎるカホコのことが大好きなハジメくんを、私たちは大好きになった。特に、実の母親と対峙するシーンは多くの涙を誘い、「カホコォ~」と甘えっ子に豹変したハジメくんは、いまでいう“沼”を作り出すことに。2人の新婚生活を描くスペシャル「過保護のカホコ2018~ラブ&ドリーム~」も放送された。こはぜ屋との二人三脚に落涙「陸王」学生時代に箱根を走った有力選手で、実業団「ダイワ食品」期待の新人だったが、国際マラソンで膝を痛めてしまった陸上部員の茂木裕人役に。オーディションを勝ち抜き、この役を射止めたという竹内さんは、挫折したスポーツ選手に自分自身を重ねた。青山学院大学陸上競技部の原晋氏のもと、約半年間ランナーとしてのトレーニングを積んだだけあり、体つきもサッカー選手から陸上選手へ。「今回のこの『陸王』はホンマもんですね。もうまさしくリアル!」と太鼓判を押される、走りのシーンでドラマを盛り立てた。自分に合ったシューズで、自分らしく走りたい、という茂木の泥くさく、貪欲なまでの追求に心動かされた老舗足袋業者「こはぜ屋」の社長・宮沢(役所広司)やカリスマシューフィッター・村野(市川右團次)たちと、大手スポーツメーカー「アトランティス」の妨害にも負けず、再びフルマラソン完走を目指す終盤は胸アツ。しかも、ライバルは「仮面ライダー鎧武(ガイム)」の佐野岳とあれば、余計に負けられない!?浜辺美波とハイテンションラブ!?『センセイ君主』これまでになくクールで、ヒネクレ者な高校の数学教師・弘光由貴として、味の素「クックドゥ」のCMでも共演する浜辺美波と繰り広げたハイテンションラブコメもまた新たな沼を生み出した。メガホンをとった『君の膵臓をたべたい』の月川翔監督も言うように、「実際会ってみてもやっぱり最高。眩しい。物腰、目、左利きの大きな手…。挙げたらキリがないですが、こりゃ惚れてしまう」と絶賛。金八先生のものまねをするあゆは(浜辺さん)にキラキラ笑顔を見せ、あゆはの顔を包み込んで、“あっちに行っていなさい”と諭すシーン(しかもアドリブ!)など“胸キュンシーン”満載。とはいえ、それだけでなく、“漫然と生きる”日々に一歩踏み出せとエールを贈る映画でもあり、全力には全力で返す、初の教師役がハマったともいえる。世界一有名なポケモンとバディに『名探偵ピカチュウ』ハリウッド版ゴジラシリーズを製作するレジェンダリー・ピクチャーズとワーナー、東宝に株式会社ポケモンが加わり、世界中であらゆる世代に愛される「ピカチュウ」を実写映画化。ゲーム「名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~」を原作にしており、見た目はしわカワ(?)、中身はおっさんな名探偵ピカチュウと行方不明の父を探す青年ティム(ジャスティス・スミス)とのバディムービーとなっている。「生まれて初めて映画館で観た映画は『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』」とインタビューで明かしていた竹内さんも生粋のポケモン世代だけに、人間とポケモンが共生する世界が見事に描かれた今作で、ピカチュウの相棒の日本語吹き替えを務めたことは格別の喜びだったよう。さらに、ロブ・レターマン監督に“ひと目惚れ”され、ポケモントレーナーの役で竹内さん本人もカメオ出演、「夢に一歩近づくことができました!」と明かしていた。ピカチュウ役西島秀俊のかつてない声の演技にも注目。藤原竜也とのバディに続編希望!?「太陽は動かない」マーベル映画やハリウッドへの憧れを度々口にしてきた竹内さんが、「陸王」で見せたシャープな陸上選手の体格から一変、約半年間にわたって身体を作り込み、ひと回り大きくなって帰ってきた「太陽は動かない」。映画では東欧ブルガリアにて約1か月にも及ぶ海外ロケを敢行、列車を丸ごと1日貸し切り、実際に走行させながら撮影した本格アクションシーンにも挑んでおり、キリッとした3ピーススーツで潜入捜査も行うエージェント・田岡亮一として新たな魅力を堪能できるはずだ。それに先立ち、YouTubeにて第1話が先行無料配信、WOWOWにて放送される連続ドラマ版「-THE ECLIPSE-」では、藤原竜也演じる敏腕エージェント・鷹野一彦との出会い、バディとしての初仕事などが描かれている。映画顔負けのアクションはもちろんだが、心臓に小型爆弾が埋め込まれた若きエージェントとしての恐怖、自身への過去との対峙などで感情を表出させるシーンも多く、苦悩が溢れ出す“泣きの演技”にさらに磨きがかかっている。大人の色気も漂わせる年ごろになってきた竹内さん。藤原さんと挑んだ新境地のバディは必見となりそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:太陽は動かない 2020年、全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2020年05月24日竹内涼真や鈴木亮平、榮倉奈々、安藤政信、上野樹里らが出演したドラマ「テセウスの船」が、5月11日(月)から5月22日(金)まで「テセウスの船ネタバレSP」として再放送が決定した。今年1月期の日曜劇場枠で放送された本作は、「モーニング」(講談社)で連載されていた東元俊哉による人気の同名漫画が原作。平成元年に警察官の父親が起こした殺人事件により世間からずっと後ろ指をさされ生きてきた主人公・田村心が、事件当時にタイムスリップし、父・佐野文吾と共に事件の真相を追う本格ミステリードラマだ。今回の再放送では、真犯人がTwitter上でリアルタイムに心情をつぶやいていくネタバレ企画を実施。本放送中にも密かに運営されていた真犯人のTwitterアカウント“おじいさんの古い斧”(@gfsoldaxe)で展開される。犯人目線のネタバレと併せて、より一層楽しめるに違いない。さらに本放送はスペシャル・エディション。最終話では大幅な未公開シーンも登場するという。主人公・田村心を演じた竹内さんは「再放送されることをとてもうれしく思います」と今回の企画を喜び、「大変な時期だと思いますが、少しでも再放送を観てくださった方のお家の時間が充実したり、楽しいひとときになることを願っています」とコメントを寄せている。なお、TBS公式YouTubeチャンネル「TBS公式YouTuboo」などでは佐野家の名シーンなどを使用したSP動画を公開中。外出の自粛や手洗いなど、ひとりひとりがいま心がけたい行動を呼びかけている。「テセウスの船ネタバレSP」は5月11日(月)深夜23時56分~TBSにて放送(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2020年04月30日岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』が、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、公開日を延期することが7日、明らかになった。同作の製作委員会は、「この度、2020年5月22日(金)より公開を予定しておりました『燃えよ剣』につきまして、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、公開日を延期することを決定いたしましたことお知らせいたします」と報告。続けて、「作品の公開を楽しみにお待ち頂いていた皆様には誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます」と謝意を示した。今後の公開予定については、「速やかに『燃えよ剣』公式ホームページにてお知らせいたします」としている。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。
2020年04月07日TBS系日曜劇場「テセウスの船」に佐野文吾役で出演した俳優の鈴木亮平が3月29日、自身の37歳の誕生日にアメーバオフィシャルブログを更新。共演した俳優の竹内涼真との父子ショットとともに「本当に、本当に、ありがとうございました」とファンや視聴者に向けて語った。原作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載されていた東元俊哉氏による同名漫画。今年6月20日に発売された「モーニング」29号でドラマ化を発表し、翌週発売の30号で最終回を迎えた。警察官の父親が起こし、家族の運命を変えた殺人事件の謎を追う青年・田村心が主人公。心は父親が逮捕されてからずっと、世間から後ろ指をさされ、身を隠すように生きてきたが、ある日、妻から「お父さんを信じてみて」と言われ、拘置所にいる父に会おうと決意。しかし、昔の事件現場に向かうと突然の霧に包まれ、事件直前の1989(平成元)年、事件現場となる雪深い村にタイムスリップしてしまう。突然、平成元年にタイムスリップして父が逮捕された殺人事件の謎を追うことになる主人公・心役を演じたのは、TBSの連続ドラマ初主演となった竹内さん。鈴木さんは、心が過去で出会う“父”佐野文吾を演じ、母・佐野和子は榮倉奈々、心を支える妻・由紀は上野樹里が演じて、好評のうちに幕を閉じたばかり。「誕生日」と題してブログを更新した鈴木さんは「こんばんは。沢山のお祝いメッセージありがとうございます。本日無事37回目の誕生日を迎えることができました。鈴木亮平です」と感謝を述べ、「今日の東京は季節外れの大雪で、さらに新型ウィルスのこの騒動もあって、忘れられない特別な誕生日になりました」と綴り、「読者の皆さんもくれぐれもお体に気を付けて、何より心も不安に負けないように、みんなで踏ん張っていきましょうね」と呼びかけた。また、最終回(3月22日放送)の平均視聴率が19.6%と番組最高を記録した同ドラマについて、役衣装に身を包み、大きな花束を持った達成感溢れる笑顔の竹内さんとの父子ショットとともに「本当に、本当に、ありがとうございました」「竹内涼真くんと共に歩んだこの4ヶ月。こんなに日本中の方々に愛していただける作品になるとは。。。本当に嬉しく思います」と感謝と喜びを綴った。さらに鈴木さんは、撮影風景の写真やモニターに写る佐野文吾の写真、娘で心の姉にあたる鈴を演じた子役の白鳥玉季との笑顔のハイタッチ写真も公開しながら、「テレビドラマってすごい」「この仕事をやれて幸せものだ」と改めて実感することが出来たとふり返り、「これからも、皆さんの心に残り続けるような作品に出会えるように」と願いを込め、「心に届くお芝居ができるよう自分を磨いて、前に進みます。これからもよろしくお願いしますね。2020年3月29日 佐野文吾こと鈴木亮平 いつもありがとう」と意気込みを新たにブログを締めくくった。この投稿にファンからは、お祝いのメッセージとともに「素晴らしい作品をありがとうございました!!」「何度も繰り返し観ています!!文吾さんと心さん…本当の親子みたいで大好きです!」「警官姿がとってもとってもお似合いでした」「熱のある演技、いつも見惚れております」といった感想の声や、「テセウスロスから抜け出せません…泣」とまだ“ロス”になっている声なども多く寄せられている。(text:cinemacafe.net)
2020年03月30日竹内涼真主演、鈴木亮平、上野樹里らが共演する日曜劇場「テセウスの船」の4話が2月9日放送。現代に戻った心は由紀と妻としてではなく、事件を追う記者として再会する。そんな由紀を演じる上野さんに「迫真の演技で泣いた」と言った声が上がっている。竹内さん演じる田村心は父が大量殺人犯として逮捕され、加害者家族として生きていた。心が父の事件に向き合おうと決意しかつての事件現場を訪れると霧に包まれ、心は事件が起きる直前の平成元年にタイムスリップする…という本作。心の父・文吾に鈴木さん、心の妻・由紀に上野さん、心の母・和子に榮倉奈々、事件の舞台となる殺人事件があった小学校の教員・木村さつきに麻生祐未といったキャストが共演する。心は平成元年で事件を防ごうとするが、事件について記されたノートを誰かに奪われ、歴史が変わり始める。文吾は心を息子だと受け入れ共に未来を変えようと決意するが、その矢先、心は現代に戻ってしまう…というのが前回までのあらすじ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。心が歴史を変えたことで戻ってきた現代では母と兄が心中して亡くなっており、生き残った姉は行方知れず。タイムスリップ前の歴史では亡くなった由紀は生きていたものの、心とは結婚せず週刊誌記者として音臼小事件を追っていた。自分が過去を変えたことで最悪の歴史に変わってしまったことに心は深く後悔する。拘置所の文吾と涙の再会を果たし、生き別れになっていた姉を訪ねると、姉は整形し名前を変えて村田藍(貫地谷しほり)として生きていたが、藍は贖罪のため事件の被害者となったみきお(安藤政信)と結婚していた。新たな証言を得ようと被害者の会に乗り込もうとする心だが、自分の顔を知るさつきが出席しており、姉の幸せを奪いたくない心は会に乗り込むのをあきらめる。するとその場にいた由紀は代わりに会で、被害者たちに新たな証言を求める…というのが今回のストーリー。そんな由紀の姿に「上野樹里が戻って来た!しかも今度は妻としてではなく、唯一心を助ける心強い味方として!鳥肌が立ちまくり」「由紀(上野樹里)の迫真の演技で泣いた」「上野樹里さんは正義感強い役で本当輝く」などの声が続出。一方、かつての優しげな姿から一変、現代で自宅に監視カメラを設置、藍を監視して、薬物の瓶も所持するなど怪しげな様子をみせるさつきにも「優しかったのに何があったの?」「何を隠そうとしているんだろう?」「真犯人に監視するように頼まれてるとしか思えない。共犯者がいるんじゃないかな」などの声が多数。“真犯人”を巡る推理合戦も加速中だ。(笠緒)
2020年02月09日「僕が演じる田村心は、殺人犯の父親(鈴木亮平)を持ち、背負っているものが大きすぎる人。感情の部分でかなり繊細な表現が必要になってくるので、自分の気持ちの流れと集中力を切らさないように心がけています」ドラマ『テセウスの船』(TBS系・日曜21時~)で主演を務める竹内涼真(26)。演じるのは殺人犯の父親を持つ主人公だ。警察官の父親が起こした殺人事件のため身を隠すように生きてきた主人公・田村心(竹内)。突然、31年前にタイムスリップした心は事件によって失われた家族の笑顔を取り戻すため、過去を変える決意をするが……。「心は父親が事件を起こす直前にタイムスリップしてしまいますが、父を知らずに生きてきた彼が、初めて父親と対面したときにどんな表情をするのか。2人が出会ってからの距離間をいちばん大切に演じていきたいと思っています」(竹内・以下同)共演者との関係も良好のよう。「亮平さんにもいろいろ相談に乗ってもらっていますし、子役さんのお芝居が感受性豊かで素晴らしいんですよ。家族の絆というものを感じていただけるとうれしいです」竹内にとって、思い出の日曜劇場での初主演となる。「『下町ロケット』、『陸王』など僕自身にとっても思い出のある日曜劇場。主演として出演させていただくことが決まったときは、本当にうれしかったです。すごくやりがいのある作品ですし、ここは勝負だと思っています。これまでは、阿部寛さんや役所広司さんがいらしたから自由にやれた部分がありました。先輩方がそうだったように、この作品に関わる誰よりも頑張らなきゃいけないという気合はあります」そして、竹内はこう続ける。「でも本音を言えば、かなりキツいです。毎晩ぶっ倒れるほどですから(笑)。本当の意味で、主演の喜びを感じられるのはドラマが終わって、みなさんが面白かったと言ってくださったときじゃないのかなあと思います」「女性自身」2020年2月4日号 掲載
2020年01月26日「先日、’22年のNHK大河ドラマに主演することが発表された小栗旬ですが、実は11月公開予定の『ゴジラVSコング(邦題未定)』のほかに、もう1本、ハリウッドの大作映画に出演することが決まったそうです」そう語るのは、映画関係者。小栗旬(37)が主演する大河ドラマは『鎌倉殿の13人』。1月8日には脚本を手掛ける三谷幸喜が記者会見を行ったが、主演の小栗旬は、家族といっしょにアメリカ・ロサンゼルスに滞在していたため、出席しなかった。前出の映画関係者が続ける。「俳優として大きな仕事を控えているだけでなく、今年は彼にとって大きな飛躍の年になりそうです。所属事務所である『トライストーン・エンタテイメント』(以下・トライストーン)の社長に就任するのです」トライストーンといえば小栗以外にも、田中圭(35)、綾野剛(37)、木村文乃(32)など、人気俳優を多数抱えている大手芸能プロダクション。「小栗は若いころから映画監督やプロデュースなどにも興味を抱いており、09年には同社の取締役に名を連ねています。またプロダクションの垣根を越えて、多くの俳優たちと交流を続けている彼は、同じころから“俳優の労働組合”の必要性を訴えるようになりました」(前出・映画関係者)’10年6月、初監督映画『シュアリー・サムデイ』の完成披露イベントで、小栗は次のように語っていた。「将来、日本の俳優のユニオン(組合)を作りたい。もっと、俳優が自由に意見できて、責任を持てる環境を作りたい」だが、“自分の手で日本の芸能界を変える”という夢は、彼の人脈をもってしても一朝一夕で実現できるものではなかった。4年後の、鈴木亮平(36)との対談では、こんな弱音ももらすようになっていたのだ。《(俳優労組結成については)ここのところはちょっとね、負け始めています。組織に。やっぱり組織ってとてつもなくでかいから、「自分は誰かに殺されるかもしれない」くらいの覚悟で戦わないと、日本の芸能界を変えるのは相当難しいっすね》(『クイック・ジャパン』’14年8月号)“組織”とは、日本の芸能界そのもののことなのだろうか?この対談で小栗は言及していない。「このころから彼は、俳優の労働組合を設立することよりも、まずは会社という組織のトップに立つことから、芸能界全体を変えていこうという考えを持つようになったようです。彼のそんな思いに理解を示しているのが、トライストーンの現社長・山本又一朗氏なのだそうです。山本氏は小栗に社長を任せ、自身は会長として後見していくことを考えていると聞いています」(前出・映画関係者)そこで本誌は、山本氏に電話取材を試みた。――小栗旬さんが今年、トライストーンの社長に就任すると伺っています。「そうですね、確かにそんな構想や予定があるのは間違いありません」山本氏は、時期こそ明言しなかったが、“小栗旬・社長就任構想”については認めた。また就任時期を明かせない理由について、山本氏は次のように語った。「本人は(会社の)経営なんてやったことがないわけですからね。それなりの準備も必要ですし、(社長を)引き継ぎするためには、それこそ(私と小栗で)並走しながら、マラソンのようにいっしょに何キロも走っていかなければいけません。でも(彼を社長にという)方向としては、そう考えていますし、彼にもそう認識してもらうようにしています」――『ゴジラVSコング』以外にも、ハリウッド作品への出演が決まっていると聞きました。大河ドラマもありますし、今後の俳優活動もかなり忙しいのではないでしょうか?「おっしゃるとおり、『ゴジラ~』のほかにも(ハリウッドで)決まっている作品はあります。まだ発表できる段階ではないのですが……。ただ “ハリウッド進出”というのは、少し誤解があるかもしれません。確かにいまは家族といっしょにロスで生活していますし、ハリウッドからオファーがあればそのつど検討すると思います。しかし米国滞在の目的は英語の勉強です。週5日間は毎日3時間半ずつ、英語のレッスンに取り組んでいます」――あくまでも軸足は日本に置くということですか?「そうです。小栗にはあくまでも“日本のスター”であってほしいと思います。とにかくいまも仕事が立て続けに入りますので、(社長就任準備に関する)時間が足りないというのが実情です。経営者になるというのは責任もありますし、簡単な話ではありません。でも彼は、その方向を目指して頑張っています」前出の映画関係者によれば、小栗は忙しい合間を縫って、所属俳優たちと連絡をとり、彼らのケアにも留意しているという。10年前から抱いていた“芸能界を変える”という夢の実現のために、彼は疾走を続けているのだ。「女性自身」2020年2月4日号 掲載
2020年01月21日竹内涼真主演、鈴木亮平、榮倉奈々、上野樹里らが出演する日曜劇場「テセウスの船」が1月19日放送開始。スピード感と重厚感が両立した展開に引き込まれる視聴者が続出、さらに鈴木さんの演技にも絶賛の声が寄せられている。原作は「モーニング」(講談社)で連載されていた東元俊哉による同名コミック。竹内さんが生まれる前に父・文吾が大量殺人犯として逮捕され、母と姉兄と共に加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、人目を気にして笑うことも許されぬ人生を送ってきた田村心を演じ、父の事件と向き合う決意をした心が平成元年にタイムトラベルすることから物語は始まる。心の父で平成元年には警察官をしている佐野文吾に鈴木さん。心の母・和子に榮倉さん。心の苦悩を受け入れ励ます最愛の妻・由紀に上野さん。平成元年の時代で心の正体を暴こうとする刑事・金丸茂雄にユースケ・サンタマリア。文吾が犯したとされる殺人事件があった小学校の教員・木村さつきに麻生祐未。事件の舞台となる音臼村の村人として竜星涼、笹野高史、六平直政、今野浩喜、父親の介護のため音臼村に通っている田中正志に「霜降り明星」せいや。令和の時代で車椅子生活を送る男の役で安藤政信。心の姉で車椅子の男と暮らす田村鈴に貫地谷しほりといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。自分の境遇を受け入れ支えてきた身重の妻・由紀が妊娠中毒症にかかり亡くなった心は、改めて父に向き合う決意をして、父・文吾が犯した事件の現場を訪れる。すると突如霧に包まれ気づくと平成元年にタイムスリップしていた。そこで若き日の文吾と出会った心は、過去を変えようと由紀が遺してくれた当時の新聞記事を基に村で起きるはずの事件を防いでいく。姉・鈴を、雪崩に巻き込まれるはずだった男性を助けたことで和子の信頼を得た心は、佐野家に住まわせてもらうことになるが、心の行動を怪しむ金丸に連行され取り調べを受けることになってしまう。そんな矢先、1月16日に失踪するはずの音臼小学校の児童、三島明音が行方不明に。探しに向かった心は文吾が命がけで明音を救おうとする姿を見て、自らの父は殺人犯ではないと確信する…というのが1話の物語。1話を見た視聴者からは「先が気になる面白さ。」「掴みかなりいい!」「盛り上げ方上手くて普通に見入る」「久しぶりに毎週見たいと思えるドラマ」など視聴者を引き込んでいく演出と脚本を讃える声が多数。また「鈴木亮平の目つきが怖すぎ」「やっぱり鈴木亮平さん!文吾役にぴったり」「悪い顔から優しい顔まで…さすが」「ドラマが引き締まってた」など、優しげな表情を見せたかと思えば、鋭い目線で心をにらみつけるなど、振り幅の広い演技で文吾を演じた鈴木さんの演技にも絶賛の声が集まっている。(笠緒)
2020年01月19日1月9日(木)今夜の「櫻井・有吉THE夜会」は3週連続豪華俳優コラボ祭りの第1弾を放送。ゲストに伊藤英明、中谷美紀、ムロツヨシ、松本穂香を迎えるほか、鈴木亮平が持ち込み企画でMC陣とバトルする。「嵐」櫻井翔と有吉弘行がMCをつとめ、旬のゲストの表と裏の素顔に迫るトークバラエティである本番組。1月は“3週連続豪華俳優コラボ祭り”と題し、12名の超豪華俳優とのコラボでお届け。その第1弾となる今夜は1月クールの金曜ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」から主演の伊藤さんをはじめ中谷さん、ムロさん、松本さんら共演する俳優陣が登場。なんと伊藤さん、中谷さん、ムロさんの3人が同級生ということでテレビ初出しとなる“マル秘ぶっちゃけトーク”が連発。中谷さんが20年前に結婚を約束したという元天才子役の捜索も。中谷さんの“元フィアンセ(?)”の現在は!?また松本さんが一度は食べてみたかったという激甘スイーツにも注目。さらに新日曜劇場「テセウスの船」に出演する鈴木さんの持ち込み企画「ドラマ対抗そっくりさん診断対決」も実施。豪華俳優陣が話題のアプリで3週にわたりバトルを展開するので、こちらもお楽しみに。今夜ゲスト出演する伊藤さんが主演を務める「病室で念仏を唱えないでください」は伊藤さん演じる僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円を通して、「生きること」を問う医療ヒューマンドラマ。松本と意見を異にしつつも実力を認め協力しあう女医・三宅涼子役で中谷さん。松本と度々衝突する心臓血管外科医・濱田達哉役でムロさん。濱田の下で働く新人心臓血管外科医・児嶋眞白役で松本さんが出演。そのほか松本と考え方や行動が全く真逆なサトリ世代の研修医・田中玲一役で片寄涼太。余貴美子、萩原聖人、堀内健、唐田えりか、宮崎美子、泉谷しげる、土村芳といったキャストが脇を固める。また鈴木さんが出演する新日曜劇場「テセウスの船」は、父親の逮捕で世間から後ろ指をさされ続けてきた主人公・田村心を竹内涼真が演じ、心が1989年にタイムスリップ、若き日の父と出会う…というストーリー。鈴木さんは心の父・佐野文吾を演じ榮倉奈々、上野樹里らも共演する。「病室で念仏を唱えないでください」は1月17日(金)22時~TBS系で放送開始。日曜劇場「テセウスの船」は1月19日(日)21時~TBS系で放送開始。「櫻井・有吉THE夜会」は1月9日(木)今夜22時~TBS系で放送。(笠緒)
2020年01月09日俳優・佐藤健が、現在公開中の主演作『ひとよ』を引っさげ、本作公開前の台湾を訪問。空港にも多くのファンが駆けつけ、熱烈な歓迎を受けていた。日本では昨年11月8日より全国公開スタートした本作は、第74回毎日映画コンクールや、第62回ブルーリボン賞にて作品賞・監督賞など多くの部門でノミネートされている話題作。そんな本作が台湾では1月3日より公開。今回これに先駆けて1月2日、佐藤さんが台湾・台北市内で行われた記者会見&公開記念舞台挨拶イベントに登場した。大ヒット作『るろうに剣心』(’12)や『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(’14)以来、約6年ぶり3回目の佐藤さんの台湾訪問ということで、平日昼間にも関わらず台北松山空港にはファンが約100名、マスコミも15社が駆けつけた。そして、佐藤さんがロビーに姿を現すと、ファンから大歓声があがり、熱烈な歓迎に驚きながらも「こんにちは、佐藤健です。台湾の皆さんに会いに来れてとても嬉しいです」と手を振りながら挨拶した。記者会見では37社ものマスコミが駆けつけ、質疑応答の際には、白石和彌監督との初タッグについて「白石組にずっと参加してみたかった、白石組の雰囲気は想像したのと違って、とても和やかでスピーディーだった」と実際に参加した感想を明かし、また母役の田中裕子との初共演ついても「田中さんの演技にゾクっとした」と撮影の日々をふり返った。一方、佐藤さん自身の忘れられない“ひとよ”は?という質問には「ひとよではありませんが、今の事務所に声かけられた日はある意味で人生を変えた日でしたので、忘れられない“ひと日”でした」と言い、さらに早速台湾を堪能したようで、「早速食べたかった小籠包いただきました!」と報告もしていた。そして夜には3回舞台挨拶が行われ、発売されると即完売となったチケットを幸運にも入手したのべ1000人以上が来場。ファンと集合写真撮影を行ったり、事前に観客から募集した質問に佐藤さんが次々と回答し、ファンとの交流を楽しんだ。作品の話題から役者としての目標、家族の話、そして2020年の新年祈願まで質問は多岐にわたったが、“忘れられないひとよ”という質問に対しては「今晩なのではないか」と答え、場内の盛り上がりは最高潮となった。主演の佐藤さんをはじめ、鈴木亮平、松岡茉優、音尾琢真、佐々木蔵之介、そして田中裕子といった豪華俳優陣が出演する本作は、いまを強く生きる人間たちへの賛歌を圧倒的な熱量で描いてきた白石監督が、「いつかは撮らねばならない」と感じていたテーマ“家族”へ初めて真正面から挑んだ映画。15年前の事件によって家族の岐路に立たされたひとりの母親とその子どもたち三兄妹のその後が描かれる。『ひとよ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ひとよ 2019年11月8日より全国にて公開(c)2019「ひとよ」製作委員会
2020年01月06日現在公開中の感涙ヒューマンドラマ『ひとよ』の白石和彌監督のティーチインイベントが11月17日(日)に行われ、本作の主演・佐藤健が飛び入り参加し観客を沸かせた。イベントでは観客との質疑応答を1問終え、白石監督が「誰か来られないか?とTwitterでつぶやいたら、音尾琢真君がすぐに『行けない』と返答してきた」とジョークで笑わせつつ、サプライズで登場したのは次男・雄二役の佐藤さん。残念ながら本編には登場しない“カット”されたシーンもあるというが、佐藤さんは「カットされることに関して僕は前向き。残念には思わない」と語り、「良くなかったからカットされたわけで、カットされてありがとうぐらいに思う役者です」と俳優としてのポリシーを明かす。なお、そんなカットシーンのひとつに、鈴木亮平演じる長男・大樹と別居中の妻(MEGUMI)との激しい口論シーンがあったそうで、白石監督は「いいシーンだったけれど、それがあると長男のシーンが続きすぎて、長男の映画になり過ぎると思った」とカット理由を打ち明けていた。またラストシーンについて「監督が急にバナナを持ってきて驚いた」と明かす佐藤さん。白石監督は「筑前煮も撮影場所のタクシー会社の方々が出してくれたもので、とても美味しくて。それもその場の判断で雄二に持って行かせようと思った。田舎って何かをお土産に持って行かせようとすることってありますよね」とリアリティを追求したという。さらに、こだわりは稲村家の家族写真にも。佐藤さんは「もらったバナナを持って写真に写ろうとか、(稲村家の長女・園子役の)松岡茉優さんがはじけたバージョンとか、数パターンを撮影したけれど、使用されたのは全員が真面目な顔の写真でした」と裏話を明かした。ラストの車中のシーンは2テイク撮影したそうだが、使われているのはファーストテイクだという。白石監督は「健君の目に涙が溜まっている感じがよかった」と選んだ理由を述べ、「実はそのシーンでは、僕が健君の横でヤドカリみたいに小さく丸まって隠れていました。現場は結構グチャグチャでしたよね」とふり返っていた。そして、今回が初めてとなった佐藤健×白石和彌監督のタッグ。今後の再タッグへ向けて佐藤さんは「色々なアイデアがあります。一つには絞れない」と構想を練っているようで、「いつか時代劇をやりたいと白石監督は現場でおしゃっていましたよね?」と確認する場面も。これに白石監督は「まだ一度も時代劇はやったことがないので。アクションものの時代劇もいいかも」と意欲を見せていた。『ひとよ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ひとよ 2019年11月8日より全国にて公開(c)2019「ひとよ」製作委員会
2019年11月18日11月9日、10日の全国映画動員ランキングは、アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトンが再集結した『ターミネーター:ニュー・フェイト』(全国378館)が初登場で首位を飾った。先週トップの『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(全国352館)は公開2週目は2位に。人気キャラクター“すみっコぐらし”初の劇場版アニメ『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(全国114館)は初登場3位に入った。公開6週目の『ジョーカー』(全国329館)は先週2位から4位に。公開2週目の『マチネの終わりに』(全国324館)は先週3位から5位になった。そのほか新作では、長月達平の人気ライトノベルをテレビアニメ化した第1期の前日談を描く『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』(全国79館)が初登場6位に。佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、田中裕子らが出演する『ひとよ』(全国268館)は初登場7位になった。次週は『i-新聞記者ドキュメント-』『アイリッシュマン』『エンド・オブ・ステイツ』『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』『影踏み』『殺さない彼と死なない彼女』『地獄少女』『ブライトバーン/恐怖の拡散者』『ベル・カント とらわれのアリア』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ターミネーター:ニュー・フェイト』2位『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』3位『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』4位『ジョーカー』5位『マチネの終わりに』6位『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』7位『ひとよ』8位『世界から希望が消えたなら。』9位『マレフィセント2』10位『冴えない彼女の育てかた Fine』
2019年11月12日11月8日に公開された『ひとよ』は、劇作家・桑原裕子の同名舞台を、『孤狼の血』などで知られる白石和彌監督の手によって映画化した作品だ。降りしきる雨の夜。小さなタクシー会社を営む一家で事件は来た。家族に凄惨な暴力を振い続ける父に苦しめられる母と3人の子どもたち。子どもたちを守るため、母・こはる(田中裕子)は夫を殺害してしまう。事件はマスコミによって、センセーショナルに報道され、「一夜(ひとよ)」にして家族をとりまく環境は一変してしまう。そして15年後、3人の子どもたちは、それぞれの道を歩んでいた。事件の傷を抱えたまま。兄の大樹(鈴木亮平)は地元の電気店、弟の雄二(佐藤健)は東京でフリーライター、そして妹の園子は地元のスナックで働いている。鈴木亮平演じる長男の大樹は、吃音を抱えている寡黙な青年だ。兄妹の中で唯一、妻と子どもという「家族」を持っているが、それも崩壊寸前だ。そんなある日、刑期が終わってからも、姿を見せなかった母が、15年ぶりに家族のもとに帰ってきたーー。白石監督作品に初出演する鈴木。監督の手がける映画は“強さ”があると語る。「映画の“強さ”を持っている人だと思います。観客を飽きさせないような意志、エンタテインメント性を持っていますし、空気感や雰囲気で曖昧に押し通すのではなくて、芝居の付け方も“強い”というか。現場は監督やスタッフはリラックスした環境を演出するのが上手で、緊張感を求めるのではなく、役者が自然に実力を発揮できるような空間でした。ただ、そうなると役者の個人にかかってくるという責任はありますね」鈴木亮平といえば、『西郷どん』や『俺物語!!』などの、「気は優しくて力持ち」的な役どころのイメージがある。しかし本作の大樹は、内向的で自分の気持ちを上手く他人に、家族にすらも伝えることが出来ない。そして、いなくなったはずの父の影に怯え続けている、不器用な男なのだ。「役を作る上で、監督とはかなり話し合いを重ねました。実際に吃音症の方、先生ともお会いして勉強させていただいて、その上で監督と話し合いました。僕なりに役への解釈を伝えたりして、一部台本を変えてもらったりしたこともありました」大樹は、“溜め込んでしまう”役柄だと語る鈴木。 「これまでにも、内向的というか“静かな人”を演じることはあったのですが、今回は“溜め込んでいる”役なんですよね。言いたいことを口にせずに溜め込んでいく役は初めてで、新鮮な経験でした。吃音はもちろんのこと、事件の加害者の遺族でもあり、被害者の遺族でもある。虐待の記憶もあいまって、彼(大樹)は自分の感情を他人とシェアしない、できない人間になってしまった」家族という関係は、“絆”でもあり、それが“鎖”になってしまうこともある。鈴木は、大樹の不器用な生き方は“長男”という立場にも原因があると語る。「彼は長男で、親からの暴力を最初に受けた子どもです。上がいないから、自分ひとりの中で気持ちを処理するしかなかったんです。自分が殴られる原因もわからないし、反発すらできない。原作の舞台には、大樹の人差し指が曲がっているという設定があるんです。セリフなどで言及しているわけではありませんが、映画でもそこは残しているんです。よく見ると分かります。当初、その設定は映画ではなくそうという話もあったのですが、原作者の桑原さんとお話する機会があって、人差し指について尋ねたんです。“子どもの頃に親の暴力で指を脱臼してしまった。でもそれを言うと、また暴力を振るわれるから黙っていた”とおっしゃっていて。そこに大樹の生き方が集約されていると思って、クランクイン二日目くらいに監督に“あの設定、復活させてください”と、メールしたんです」大樹という役に対して、誠実に取り組んでいることが伺えるエピソードだ。兄妹のなかで、いち早く“家族”を作った大樹だが、それは“復讐”だという鈴木。「僕の中で、あれは、親父への復讐なんですよね。“自分は父親とは違う”という証明をしたくて。だからこそ、早く結婚して幸せな家庭を作りたかった。だけど、何が“幸せな家庭”なんて知らないから、上手く行かないんです。今でも父親を強烈に意識して生きている。おそらくは3人の子どもの中で1番。悲しいですよね」観る者の家族観に訴えかけてくるような本作。様々な立場によって、印象が変わってくる作品だ。「僕の友人で、離婚を経験した人は大樹の目線でしか、この映画を観ることが出来ないと言っていました。僕の周りでは、こはる、お母さんの目線の人も多かった。そういう方は“痛いほど気持ちがわかる。子どもたちはどうしてわかってあげないんだ”とおっしゃっていて。無論、雄二や園子の視点で観る人もいます。そういう映画ですよね。完全に分かり合うことは出来ないけれど、どこかつながっているのが家族なのかもしれないですね」『ひとよ』全国公開中撮影/奥田耕平、取材・文/藤谷千明
2019年11月11日11月8日(金)から公開中の映画『ひとよ』で父親を殺害した母親の長男を演じた鈴木亮平さんのサイン入りチェキを1名様に!応募はぴあ(アプリ)にて11月18日(月)まで受付中。ぜひご応募下さい!お申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=39e7f65c-1792-4cf3-836d-b081b4f18d3d)
2019年11月11日「(田中裕子さんが演じる)母親に抱きしめられたとき、僕の中にふわっと匂いが入ってきたんです。子どものころに親に抱きしめられたときの圧倒的な安心感というか、理屈じゃない、本能的に惹かれる匂い。もちろん自分の母親の匂いとは違いますが、田中さんに抱きしめられたときに母親のことを思い出しました」そう語るのは、映画『ひとよ』(11月8日全国ロードショー)で3兄弟の長男・稲村大樹を演じた鈴木亮平(36)。15年前、母親が起こした殺人事件のせいで、それぞれにひずみを抱えて生きてきた子どもたち。母との久しぶりの再会に困惑する。「この作品って、誰の視点から見るかによって見た人の感想がまったく違うんです。母親目線で見ている人は、『子どもたちは、なんで母親のことをわかってやらないの?』と言いますけど、僕自身は、最後まで『この人、わかんない!』と大樹の視点で見てしまう。いろんな発見があるのは面白いですね」次男・雄二を演じる佐藤健とはドラマ『天皇の料理番』(’15年)以来の兄弟役だ。「今回の健は、結構やさぐれた役ですが、ふだんの彼も少し似たような空気感があるんです。世の中を斜に構えて見ているようなところとか、雄二に重なるところもあって、自然に兄弟になれました」
2019年11月11日「この作品って、誰の視点から見るかによって見た人の感想がまったく違うんです。母親目線で見ている人は、『子どもたちは、なんで母親のことをわかってやらないの?』と言いますけど、僕自身は、最後まで『この人、わかんない!』と大樹の視点で見てしまう。いろんな発見があるのは面白いですね」そう語るのは、映画『ひとよ』(11月8日全国ロードショー)で3兄弟の長男・稲村大樹を演じた鈴木亮平(36)。15年前、母親が起こした殺人事件のせいで、それぞれにひずみを抱えて生きてきた子どもたち。母との久しぶりの再会に困惑する。実生活では、兄と妹のいる次男。「役では長男が多いんですけど、完全に(本作の次男)雄二タイプです。俳優の仕事を選んだのも反骨精神みたいなものの表れでしょうね。親は、やりたいことは自分の責任でなんでも好きにやれ!と言うような放任主義。俳優をやると言ったときも、『大学まで行かせたのに、なんで俳優になるの?』みたいなことはいっさい言いませんでした」映画は、ひとよ(一夜)の出来事で家族の人生が大きく変わる話。鈴木自身の人生の転換期は?「やっぱり、『西郷どん』は非常に大きかったですね。芝居に対する意識が90度くらい変わった気がします。自分の中に演じる人間がしっかりできていれば、セリフの言い回しとかで説明する必要はないなあ、と。感情を自然に出すこと以外、テクニック的なものは考えないようになりました」これから目指す役者像は?「大河以降、役者人生の第2章に入ったと思っています。また新人に戻ったつもりで、とは言いすぎかもしれないですけど、まだまだ未熟者。本物の表現者になるための努力を惜しまず、新しいことに挑戦していきたいなあと思います」
2019年11月11日映画『ひとよ』(11月8日公開)の公開記念舞台挨拶が9日に都内で行われ、佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、MEGUMI、佐々木蔵之介、白石和彌監督が登場した。同作は鶴屋南北戯曲賞、読売文学賞戯曲・シナリオ賞などを受賞した注目の劇作家・桑原裕子率いる劇団KAKUTAの代表舞台作品『ひとよ』を実写映画化。15年前、ある家族に起きた一夜の事件が、母と三兄妹の運命を大きく狂わせた。一家は別々の人生を歩み、15年後に再会。葛藤と戸惑いの中で、一度崩壊した絆を取り戻そうともがき続ける。三兄妹でぶつかり合うシーンもあったが、松岡は「私がスナックで怒るシーンで、監督が『これを佐藤さんに投げてください』って、小鉢のピーナッツを持ってきたんですよ。何回目かのテイクで、佐藤さんの髪にピーナッツが。ピーナッツNGが出たんですよ! でも使われてるのは ピーナッツカットだった」と暴露。白石監督は「ピーナッツがついてるのが最高にかわいくて。こんなにピーナッツつけてかっこいい人いるかなと思った」と意外な角度から称賛する。鈴木が「結局、『やめよう』って言ってとったから、直後のカットからピーナッツついてないんですよね」と指摘すると、佐藤は「僕がこうやって取りましたから。結構痛かったんですよあれ、実は」と裏設定を披露し、苦笑する。また鈴木は「俺は監督から『雄二(佐藤)に振り払われてこけてくれ』って言われて、『どうしよう、この体格差で振り払われてこけるかな……』と考えた際の演技だった」と告白。「よく言われるのは、『あなた思った以上に力があるので加減してください』って。自分ではわからないから」と力を持て余している鈴木に、松岡は「パーマンみたい」と喩えていた。
2019年11月09日