都立公園の取り組みをご紹介します都立公園ではだれもが遊べる児童遊具広場の整備を進めています。「だれもが遊べる遊具広場」とは、障がいの有無や国籍などに関わらず、あらゆる子ども達が一緒に遊べる遊具広場です。互いの違いを理解しあい、支え合いながら遊ぶインクルーシブな遊び場です。今回、都立公園の指定管理者である東京都公園協会では、「ユニバーサルデザイン遊具のある公園」についてわかりやすく紹介した動画を作成いたしました。ぜひご覧ください。「だれでも遊べる遊具広場」のある都立公園について■誰もが遊べる遊具広場の特集ページはこちら 砧公園「みんなのひろば」(世田谷区)『みんなのひろば』で、障がいのある子もない子も、みんなで一緒に楽しく遊ぼう!利用時間:4月1日から8月31日まで 午前9時から午後5時まで9月1日から3月31日まで 午前9時から午後4時までお問い合わせ:03-3700-0414 (砧公園サービスセンター)■利用者の皆さんのモニタリング結果をもとに、夏の暑さ対策としてヨシズを張ったり、入り口の扉に色を塗ってわかりやすくするなど、皆さんの意見や声を反映した管理運営を行っています。ひろば内には、皆さんや私たち公園職員がコミュニケーションツールとして利用できる専用の掲示板を設置しているほか、障がいを持つ子どもの支援団体によるアートワークショップなども行い、誰もが心地よく過ごせる空間づくりを進めていますkinuta_hirobasetumei.pdf : 砧公園HP「公園へ行こう!」 : 府中の森公園「もり公園にじいろ広場」(府中市)車椅子のお子さまでも遊べる、ユニバーサル遊具のある広場。フェンス内利用時間(西エリア)4/1~8/31AM9:00~PM5:009/1~3/31AM9:00~PM4:00※フェンス外の遊具もあります。お問い合わせ:042-364-8021(府中の森公園サービスセンター)■広場と遊具の愛称は、近隣施設の子どもたちに候補を考えてもらい、3,500票を超える投票で決まりました。遊具の案内板やリーフレットにも載せているので、覚えてもらえると嬉しいです。また、公園・広場の情報を発信する「もり公園だより」の発行やイベントなども行っています。だれもが楽しめる優しい場所になるよう、みなさんと一緒に広場を育てていきたいと考えています。fuchu_PR_print_cream.pdf : 府中の森公園HP「公園へ行こう!」 : 公益財団法人東京都公園協会について都立公園と庭園・霊園及び隅田川テラス等の施設の維持管理を行うとともに、駐車場、売店、喫茶、ボート場等の運営を行っています。都民が緑と水の魅力を知り、楽しみ、親しむことのできる事業を目指すとともに、緑と水の市民カレッジ(日比谷公園内)を開校し、花と緑と水に関する知識や技術を身に付ける機会と場を提供しています。また、都民の皆様からのご寄付等で「東京都都市緑化基金」を設け、「もっと緑を東京に」を目指して民有地緑化のための助成を行っています。東京水辺ライン(水上バス)では、隅田川や臨海部をめぐり、水辺環境や町並みに触れあえる定期観光船や季節感溢れる各種クルージングを行い、楽しんでいただいています。公式HP公益財団法人東京都公園協会 : 東京都公園協会広報Twitter : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月27日「誰でも、好きな時に、好きな場所へ」を企業理念に掲げ、複数の希少難病や障がい当事者自らが運営する旅行会社、櫻スタートラベル合同会社(所在地:大阪府大阪市、代表:櫻井 純、以下 櫻スタートラベル)は、年齢や障がいの有無に関わらず気兼ねなく参加でき、マリンアクティビティの体験を楽しめる沖縄旅行を、2022年7月2日(土)、3日(日)、4日(月)の2泊3日で企画しています。チェアボート体験の様子本ツアーは、櫻スタートラベルの得意とする、難病等、基礎疾患のある方が苦手とされる動作や身体機能を事前にきちんと把握したうえで、お客様のご希望を細かく聞き取りしながら、カスタマイズしてご提案させていただいた旅行です。【本旅行企画の背景】櫻スタートラベルは、難病や障がい当事者が自ら働き社会参加を目指すことを目標として創設し、6年目になります。これまでも当事者の視点で、「失語症者とともに創る白浜団体バスツアー」や「車いすと杖で行くウルル&シドニー6日間」など、各種疾患や障がいが原因としてこれまで旅を諦めていた配慮の必要な人でも、不安なく旅行いただけるよう、多くのお客様の旅を実現してきました。こうしたご要望にお応えすべく、新たな旅の選択肢として、車いすをご利用のお客さまや歩行に不安があるお客さまが、バリアフリーで沖縄のアクティビティをお楽しみいただけるご提案をします。なお、本ツアーでご宿泊いただくホテルやマリンアクティビティなどは、櫻スタートラベルの社員自ら、バリアフリー対応に関する調査を事前におこない、車いす利用者の観点から安心してお楽しみいただけるものを厳選しています。【実施概要】企画名 :『車いすで海体験と沖縄民謡に癒される沖縄リゾートステイ』(手配旅行)旅行期間:2022年7月2日(土)~4日(月)2泊3日前泊手配の方は、7月1日(金)~3泊4日交通機関:航空機、貸切福祉車両出発地 :神戸空港発 SKY便、中部国際空港セントレア発 ANA便、羽田空港発 JAL便宿泊施設:7月1日(金) ホテルリソルトリニティ那覇(前泊の方のみ)7月2日(土) ホテル日航アリビラ7月3日(日) ザ・ビーチタワー沖縄ここ2年のコロナ禍において、病気が進行する中で旅行機会が失われたことは、旅行会社を運営する私達にとっても、旅行を希望されるお客様にとっても非常に厳しく苦しい時期となりました。難病当事者が運営する旅行会社として、自分たちが少しでも元気なうちに、配慮が必要な方も不安なく外出や旅行が楽しめるサービスが世の中に普及し、観光産業全体のモデルケースとなることを目指して活動をしています。また、櫻スタートラベルの取り組みは旅行業界でも高い評価を受けており、日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)主催の、ジャパン・ツーリズム・アワードにて、2年連続で受賞しています。難病や障がい当事者の方もみんなが同じ景色や体験を共有することが可能となるよう、丁寧にご希望をお伺いしながら、施設側とお客様の間の調整や交渉をすることで旅行への不安を解消し、旅行実現へ向けたオーダーメイド旅行企画を手がけてきました。個人・団体問わず、障がい・病気・ご高齢などで配慮の必要な方もお気軽にご相談ください。また、これまでのたくさんの実績を踏まえてお客様を受け入れる観光施設や宿泊施設に対しても、配慮が必要な方への接遇サービスの方法をお伝えするとともに、バリアフリー調査、各種がいや疾患理解のための講演活動や執筆なども承っています。【会社概要】会社名:櫻スタートラベル合同会社代表者:櫻井 純所在地:大阪市浪速区桜川2-3-30-810資本金:6,600,000円設立 :2021年10月19日(2016年11月29日創業)登録 :大阪府知事登録旅行業 第3-3101号【事業目的】1. 旅行業法に基づく旅行業(国内及び海外)2. 障がい児者の療育・教育・福祉に関する教育研修、セミナー、講演の企画・運営3. 障がい者の外出サポート及び相談業務4. 失語症者に対する意思疎通支援5. ユニバーサルデザインに関する調査・製品開発・アドバイザリー業務6. 人材育成コンサルタント業7. インターネット等を利用した通信販売業及び小売業8. 前各号に附帯する一切の事業【関連URL】HP : Twitter : Instagram: YouTube : Facebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月23日おからさんは人付き合いが苦手な、いわゆる「コミュ障」さん。そんなおからさんには仲良しのママ友はいません。この日は子どもが小学校に入学して初めての保護者会。「ママ友できるかな?」とドキドキしながら教室の扉を開けると……?え?もうグループできてるじゃん! 扉を開けてビックリ! もうすでにママ友のグループができていたのです。 「同じ幼稚園」ママ 「習い事一緒」ママ 「幼なじみ」ママ などグループはさまざま。開始早々グループができていることに気付き、おからさんはますますママ友作りが不安になってしまうのでした。 初めての保護者会で、すでにママ友グループができていると声をかけづらく感じる方は多いかもしれません。けれど、隣のママは「子どもが同じ年で同じクラス」。すでに共通点があるので、勇気を出して声をかけたら良い反応が得られた! なんてこともあるのではないでしょうか。どうしても苦手な方は「保護者会は情報を得るための会」と割り切ってしまうのもひとつかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター おから小学生の娘がおり、ほぼワンオペで子育て、家事、仕事をこなしている。マイペースで小心者、人付き合いが苦手。日々の鬱憤や寂しさをSNSで解消しながら、娘のためにママ友を作ろうと奮闘の日々を送っている。「ママ友と付き合わなかったらウチの娘がハブられた」(KADOKAWA)の原作を担当。
2022年06月15日アートを通じて障がい者支援を行う一般社団法人キャンバス(所在地:東京都千代田区)が2022年7月1日(金)から開催する「寄付者が選ぶ障がい者アートコンテスト(キャンバスアートコンテスト)」の応募数が300作品を突破しました。応募作品公式サイト: ■『キャンバスアートコンテスト』についてキャンバスアートコンテストは、寄付者の投票によって、入賞作品を選ぶ障がい者アートコンテストです。寄付者が応援したい作品を選び、直接選考に携わる形式にすることで、より多くの方が障がい者アーティストの作品を知るきっかけを作ると同時に、寄付にふれる機会を増やすことを目的にしております。2022年4月7日(木)~2022年6月15日(水)の約2か月に渡って、アートコンテストの作品を応募しており、コンテストへの応募数は300作品を超えました。■アートコンテストの詳細実施期間: 2022年7月1日(金)~2022年8月31日(水)最優秀賞: 賞金20万円 一般社団法人キャンバス優秀賞 : 賞金10万円 ※寄付額によって優秀賞の本数を増やします。URL : コンテストへの参加(寄付)方法は公式サイトをご覧ください。■「コンテスト」開催の背景障がい者の貧困率は、障がいのない方に比べ2倍以上という研究結果[*1]があります。支援手段のひとつとして、障がい者が描いた絵画に注目しました。障がい者は、プログラムの一環として福祉施設等で絵を描くことが多いのですが、誰の目にも止まらず埋もれてしまうケースもあります。作品のテーマ・サイズ・発送等の出品規定を設けず、時間をかけて作ったこれまでの作品も簡単に応募できるコンテストです。“きもち”を“かたち”に障がい者の“きもち”をアートという“かたち”に。障がい者アーティストを応援したい“きもち”を寄付という“かたち”に。■応募作品を先行公開中公式サイトに先立ち、以下のサイトで応募作品を順次公開し始めました。Instagram: READYFOR : ■法人概要商号 : 一般社団法人キャンバス代表者 : 代表理事 中澤 俊太所在地 : 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-3-6 BIZMARKS麹町2F設立 : 2022年2月事業内容: アートを通じた障がい者支援URL : 【お客様からのお問い合わせ先】商号 :一般社団法人キャンバスお問い合わせフォーム: 参考にした文献/書籍/データ[*1]令和3年内閣府「障害者白書」参照 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月14日対人関係の構築に苦手意識を感じたり、なんらかの強いこだわりを持っていたりといった症状を持つ『自閉スペクトラム症』。発達障害の1つで、他者との会話が難しいことや、言葉を話せない場合があります。3児の母親である@seikunnoouchiさんが、Twitterに投稿した、子供たちの姿に反響が寄せられました。『自閉スペクトラム症』の次男に、長男が必ずすること投稿者さんの次男は、『自閉スペクトラム症』で言葉を話すことができません。普段、周囲の人とコミュニケーションをとる際は、絵が描かれたカードや手話を使っています。そんな次男に対し、中学2年生の長男は、必ずあることをしながら、コミュニケーションをとるのだとか。次男が生まれてから、ずっと、長男がしているというコミュニケーションの方法がこちらです。長男(中2)は弟に話しかける時、必ず手を握ります。これは息子が生まれてからずっと。手を握りながら話をすると、弟と自然に目が合う事が嬉しいのかもしれません。息子のコミュニケーションスキルが格段に上がったのも、長男の影響はかなり大きいはずです。家族に大切なことを教えてくれてありがとう。 pic.twitter.com/cqptO0gQ1b — *イケメン自閉症せいくん*ブログ更新中* (@seikunnoouchi) June 3, 2022 コミュニケーションの方法とは、話しかける際に、必ず弟の手を握るというものです。長男は、次男が生まれてからずっと、何かを伝える際は、弟の手を握りながら話しかけているといいます。両手をぎゅっとつなぎながら、向かい合って話す兄弟の姿からは、お互いに対する思いやりや愛情がにじみ出ているようです。投稿者さんいわく、次男のコミュニケーションスキルは格段に上がっているのだとか。そんな状況について、投稿者さんは「長男の影響はかなり大きいはず」と語っています。【ネットの声】・会話は心でするものなんだね。子供から学ばされることって多い。・素敵な写真に、自然と涙が出てきました。素敵なお兄さんですね。・手を握って話すことで安心感が生まれるのかも。優しいお兄ちゃんの想いは、弟の心にもしっかりと届いていることでしょう。これからも兄弟で助け合いながら、仲よく成長していってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月04日【前編】「歌を歌って」息子が歌手目指すきっかけ作った耳の聞こえない母からの“お願い”より続く第94回アカデミー賞で、作品賞・助演男優賞・脚色賞の3部門を受賞した『コーダあいのうた』(以下、『コーダ』)。タイトルのコーダとは、“Children of Deaf Adults”の頭文字で、聴覚障がいの親を持つ子どものこと。映画は両親と兄の4人家族の中でただ一人だけ耳が聞こえる主人公の少女が、通訳として家族を支えながら歌うことへの夢を追う、コーダとしての葛藤を描いた物語だ。「映画では、家族が聞こえず少女ひとりだけ聞こえる話ですが、私の場合は、家族みんなが聞こえて、私だけが聞こえない。だから、家族とぶつかる少女の気持ちがよくわかります」そう語るのは、重度聴覚障がい者の安藤美紀さん(52)。口の形を見て、相手が話していることを読み取ったり、言葉を話すことはできるが、生まれつき耳は全く聞こえない。映画では、コーダとして育つ少女にスポットライトが当たっている。耳の聞こえない人の子育ては、どのようなものなのだろうか?美紀さんは、そもそも子供を産むこと自体、周囲から猛反対されたという。「それでもこの子を産みたいという気持ちがとても強かったので、どれだけ反対されても産もうと思いましたね。なぜ反対するのときいたら、聴こえないから、とだけで片付けられて、それはすごく嫌でした」意を決して出産した美紀さんだが、子育てには不安がつきまとった。「夜寝るときはとくに、赤ちゃんが泣いてもわからないのが心配でした。それで、動いたらわかるように、毎晩赤ちゃんと私の手をハンカチで縛って寝ていました。でもそのうち、泣くよりも私の体に触れたほうが気付いてもらえると、自然にわかったみたいです。寝返りができるようになると、私の体に当たったり、ミルクを飲みたいときは哺乳瓶をトントンと叩いたり。赤ちゃんってわかるんだなぁと感心しました」また、唇を読み取って相手の言葉を理解する美紀さんには、思春期の息子の“照れ”はコミュニケーションをとる際の大きなハードルとなった。「小学校6年生までは私の顔をみて、口の形が見えるようにお話をしてくれたんですけど、だんだん大きくなると、恥ずかしいというか、私の目をちらちら見ながらも、あいまいな言葉が増えてきました。それで、『なに?もう一回言って』というと、『もういいよ!』と言われてしまって。携帯のメールでやりとりするようにして、乗り越えましたね。あと、一成はお腹が空いているとイライラするので、先にご飯を食べさせてから、話しかけたり(笑)」反抗期に一成さんが喧嘩をして帰ってきても、美紀さんは決して一成さんを責めなかったという。「普通は、怒られると思うんです。母は、なんでそうなったの、きちんと理由を聞いてくれる。それが僕にはありがたかった。なぜ、こんな喧嘩になったのかと、大丈夫?と聞いてくれた。とても優しかったし、母をみて聴こえない人になにか届けたいと思ったのも、母のやさしさを感じていたからだと思います」(一成さん)“毒親”“親ガチャ”という言葉が流行し、障がいのあるなしに関係なく、親子関係に問題を抱える人も少なくない時代。そんな中で、一成さんはさらりと「母を尊敬している」と話す。「音を伝える役目のあるコーダだからこそ、母とのコミュニケーションは普通の子どもよりも密です。母はいつも、やりたいことはやってみなさいと応援してくれました。凄まじい努力をしてきた母が味方だと思うと、自信がもてますし、安心感があります」(一成さん)いま、親子で聴導犬の普及活動などを行うNPO法人MAMIE(マミー)を運営し、美紀さんが座長を務める舞台「みきまる座」で、一成さんは音楽や映像を担当する。美紀さんは言う。「わたしも自分の親といろいろあって、理解しあうまでにすごく時間がかかりました。だから、家族ってなんだろうなあ、聴こえる聴こえないってなんだろうなあと、お互いに分かり合えないのかなあと心の中でずっと思っていたんです。だからこそ、子どもを信じ、何があっても大丈夫だよと子供のことを支えたかった。こんなお母さんでもあなたのそばにいますよと、安心感を与え続けることを何よりも大事にしてきたんです」
2022年06月04日目が見えない人や、見えにくい人が、安全に歩くためのサポートをしてくれる、盲導犬。視覚障がいをもつ人にとって、盲導犬は常に行動をともにするパートナーといえます。視覚障がいをもつ男性と初めて会った盲導犬が?アーティストのポール・キャッスルさんは16歳の時に、網膜色素変性症と診断されました。この病気によって、彼の視野は非常に狭く、ストローで覗いているように見えるといいます。2022年5月、ポールさんは自身のパートナーとなる盲導犬と初対面しました。これから一緒に生活していくわけですから、盲導犬との相性は大事です。やや緊張した様子で、待っているポールさん。そこに、盲導犬がやってきて…。@paulcastlestudio This was one of those moments that will live forever in my memory #guidedog #servicedog #dogstory #legalyblind #visuallyimpaired #labrador ♬ Epic Emotional - AShamaluevMusicポールさんを見るなり、彼に抱きついた盲導犬のメープル。「よろしくね!」というように、しっぽをブンブン振って、すでにポールさんのことが大好きな様子です。初対面とは思えないほど打ち解けた、ポールさんとメープルの出会いに、多くの人たちが笑顔になったようです。・メープルが彼のヒザの上に乗った瞬間に、涙があふれた!・彼らは一瞬で心が通じ合ったね。・メープルは間違いなく、きみのための犬だ。彼もそれが分かっているんだよ。ポールさんとメープルは2週間、ペアで行動するためのトレーニングを受けました。人懐こいだけでなく、優秀な盲導犬であるメープルは、すべてのテストに合格。こうして彼らは、ポールさんの自宅での生活を順調にスタートしています。@paulcastlestudio I follow him wherever he goes #guidedog #servicedog #dogstory #visuallyimpaired ♬ Follow You - Imagine Dragonsまるで長年一緒に暮らしている飼い主と愛犬のような、ポールさんとメープル。まだ出会って数週間なのに、彼らの間にはしっかりと信頼関係ができているのが伝わります。メープルはポールさんの夫のこともすぐに大好きになり、すっかり家族の一員として馴染んでいるそう。これから先、メープルはポールさんを支える盲導犬であるだけでなく、彼の親友としてたくさんの喜びをもたらしてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年05月27日アートを通じて障がい者支援を行う一般社団法人キャンバス(所在地:東京都千代田区)は、寄付者が選ぶ障がい者アートコンテスト開催のため、クラウドファンディングをREADYFORにて5月24日(火)から開始いたします。READYFORプロジェクトページ: 寄付■『コンテスト』開催の背景障がい者の貧困率は、障がいのない方に比べ2倍以上という研究結果[*1]があります。支援手段のひとつとして、障がい者が描いた絵画に注目しました。障がい者は、プログラムの一環として福祉施設等で絵を描くことが多いのですが、誰の目にも止まらず埋もれてしまうケースもあります。作品のテーマ・サイズ・発送等の出品規定を設けず、時間をかけて作ったこれまでの作品も簡単に応募できるコンテストを実施します。■『コンテスト』について寄付者の投票によって、最優秀賞と優秀賞が選ばれるコンテストです。寄付者が応援したい作品を選び、直接選考に携わる形式にした理由は、より多くの方が障がい者アーティストの作品に興味を持つきっかけを作ると同時に、寄付にふれる機会を作りたかったからです。ふるさと納税により寄付文化が浸透してきましたが、日本のGDPにおける寄付額は、欧米に比べ少ない結果[*2]となっています。その理由のひとつが寄付に接する機会が少ないからと考えています。寄付に関するグラフ他人のためにお金を使った人は、自分のために使った人より幸せ指数が高く、寄付することは家庭の所得を2倍にするのと同じくらいの幸福度に貢献するという調査結果[*3]を参考に、「寄付者」と「障がい者」がともに豊かになれるコンテストを目指します。“きもち”を“かたち”に障がい者の“きもち”をアートという“かたち”に。障がい者アーティストを応援したい“きもち”を寄付という“かたち”に。■クラウドファンディング詳細実施期間 : 2022年5月24日(火)~7月12日(火)URL : 目標金額 : 50万円支援金の使い道: コンテストの賞金リターン : コンテストの受賞作品を決める投票権1万円寄付 10票の投票権3万円寄付 30票の投票権 など継続的に障がい者アーティストが活躍する場として、年2回を目標にコンテストの開催を計画しており、寄付額に応じて優秀賞(賞金10万円)を増やし、より多くの障がい者アーティストの支援をして参ります。本来であれば当法人が運営するサイトからの寄付で賞金を含めた費用を賄いたいところですが、2022年2月に立ち上げ、認知度も低いため、今回は賞金分をクラウドファンディングで皆様のご協力を仰げたらと考えています。応募者制作中の様子■法人概要商号 : 一般社団法人キャンバス代表者 : 代表理事 中澤 俊太所在地 : 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-3-6 BIZMARKS麹町2F設立 : 2022年2月事業内容: アートを通じた障がい者支援URL : ■参考にした文献/書籍/データ[*1] 令和3年内閣府「障害者白書」参照[*2] 日本ファンドレイジング協会「寄付白書2021」[*3] エリザベス・ダン、マイケル・ノートン「『幸せをお金で買う』5つの授業」、KADOKAWA、2014年2月、185-192ページ【本件に関するお問い合わせ先】一般社団法人キャンバス 事務局お問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月24日Twitterに、長男、長女、次男の日常を投稿している@seikunnoouchiさん。投稿者さんの次男には、『自閉スペクトラム症』と呼ばれる、発達障がいがあります。次男の場合、言葉を話せないものの、絵カードや手話によるコミュニケーションができるそうです。次男のため、長女は『サポートブック』を作成。『サポートブック』は、子供が家族以外の支援者と関わる際に、新しい場所や初対面の人とでも、安心して過ごすための大きな助けになるとされています。投稿者さんは、長女が作った次男の『サポートブック』に、感銘を受けたようです。長女(小6)が弟のプロフィールを作ってくれました。障害のある子には"サポートブック"があると知り、作りたくなったそうです。このプロフィールの良いところは、息子の良いところしか書かれていないことです。そして長女の想いも込められています。私も、人の良いところをもっと見ようと思いました。 pic.twitter.com/b6YM2LkQc6 — *イケメン自閉症せいくん*ブログ更新中* (@seikunnoouchi) May 14, 2022 『サポートブック』に書かれていたのは、次男が最近食べられるようになったもの、頑張っていること、特技や好きなものなど。次男のよいところだけを、長女は取り上げて書いたのです!『サポートブック』の最後には、次男へのメッセージも書かれています。次男を普段からよく見ており、大切にしている長女の人柄が伝わってきますね。投稿者さんは、長女が作った『サポートブック』を見て、「人のいいところをもっと見よう」と気付きを得たようです。長女が次男のために作った『サポートブック』に、多くの人が心を打たれました。・最後のひと言で涙腺崩壊しました。愛情がいっぱい詰まった、素敵なプロフィールですね。・読んでいて、朝から涙が…。人として、何が大切なのかを学ばせてもらいました。・人の悪いところだけを見ようとするのは簡単ですが、いいところだけ見るのはとても難しいことだと思います。 それができるお姉ちゃんは素敵ですね。長女は、次男が周囲の人たちとコミュニケーションを取ることが難しいと思ったのでしょう。自分のよいところだけを探してまとめた『サポートブック』があると、周囲に馴染んでいきやすくなりますよね。また、それは日々の生きる糧となり、心を支えてくれるはずです。次男を常日頃想っている、長女が作ってくれたものなのですから。[文・構成/grape編集部]
2022年05月18日咲田栞里 著『発達障がい・グレーゾーンの子どもがのびのび育つ接し方と言葉がけ』2022年5月12日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は咲田栞里 著『発達障がい・グレーゾーンの子どもが のびのび育つ接し方と言葉がけ』 を2022年5月12日に刊行いたします。大切なのは、お子さんの“特性”に合わせた接し方発達障がい・グレーゾーンのお子さんをお持ちの親ごさんにとっては、進学、クラス替えなどがある新年度最初の1カ月は、お子さんがうまく環境になじんでくれるだろうか、といつも以上に気が休まらない日々をお過ごしかもしれません。本書の著者であり、“ハンデのある子どもの育て方アドバイザー”の咲田先生は、発達障がいやグレーゾーンは、発達の“特性”であり、それは、お子さんの個性、そして、強みになりえるものだとおっしゃいます。その個性を活かし、強みにしてあげるには、世の中の「普通」や「平均」に合わせた育て方ではなく、お子さんの特性に合わせた育て方・言葉がけが重要です。本書は、年間のべ2000人以上の発達障がい・グレーゾーンのお子さんをサポートし続けてきた著者が、お子さんの特性を伸ばすために必要な考え方や接し方、適切な言葉がけをご紹介しております。すぐに活用できるものもありますので、お役立てください。※以下、本書より一部抜粋要約発達に特性があることもお子さんの個性です障がいの程度や現れ方、感覚の敏感さなどは、1人ひとり違います。お子さんならではの特性、個性を見ていくことが大切です。人それぞれ苦手なこともあれば、得意なこともあります。発達障がい・グレーゾーンのお子さんも同じで、他のお子さんと比べて苦手なことがあっても、お子さんだからこそできること、得意なことがあります。お子さんが特性を生かして活躍する例・高い探求心と自身のこだわりを活かし、特定の分野のスペシャリストとして活躍する・高い知的好奇心や、発想力、アイデアを活かせる自由度の高い職業で活躍する・教室へのタブレットの持ち込みなど、合理的配慮によって学力を伸ばす特性のある子の心が育つための接し方と言葉がけ 例肯定・ポジティブ・質問・委ねる・感謝を伝える特性のある子の心が育つための接し方と言葉がけ 例お子さんには、「否定・ネガティブ・詰問・強制・当たり前」にあたる言葉ではなく、「肯定・ポジティブ・質問・委ねる・感謝」の言葉を使いましょう。発達に特性のあるお子さんは、できないことも多いため、周りから否定されたり、ネガティブな言葉を言われたりする場面も多いです。できることなら聞きたくありません。「肯定・ポジティブ・質問・委ねる・感謝」の視点、言葉で伝えることで、お子さんにとっては、新鮮で嬉しい内容となり、話を聞こうとします。言葉かけ例否定:「早くしなさい。遅れるでしょ」➡肯定:「早くできたら、間に合うよ」ネガティブ:「片づけないとだめでしょ」➡ポジティブ:「きれいになると気持ちいいよね」スキンシップで楽しく学ぶ発達に特性のあるお子さんの中には、肌が敏感で直接触れられるのが苦手だったり、人と向き合うことが苦手で恥ずかしがったりするお子さんもいらっしゃいます。そういうお子さんは、ゲームを活用したスキンシップで、他の人と触れ合うことに慣れていくようにするのもいいです。遊びやゲームにすることで、スキンシップをはかるだけでなく、お子さんたちにとって、コミュニケーションのヒントになったり、言葉を身につけることができたりします。本書で紹介するゲーム例・伝える力と聞いたことを形にする力を養うゲーム・「前向きな言葉」を考えることで自己肯定感を高めていくゲーム・こんな時、なんて言う? あなたならどうする? どんな気持ち? を考えるゲームなど「前向きな言葉」を考えることで自己肯定感を高めていくゲームサポートブック(お子さんの取扱説明書)をつくりましょうサポートブック(お子さんの取扱説明書)書き方例進学や新学期によるクラス替えなどがあると、新しい先生やお友達は、お子さんのことをよく知りません。そのため、悪気なくお子さんに適さない接し方、言葉かけをしてしまい、お子さんが傷ついたり、トラブルになってしまいかねません。お子さんのことを先生に理解してもらうために、こういうことにこだわりがある、こういう性格で、こういう特性があって、ということをメモしたお子さんの取り扱い説明書となる「サポートブック」をつくり、お渡ししましょう。そうすることで、お子さんの特性に合った接し方、言葉かけをすることができ、お子さんにとってもより適した環境にしてあげることができます。書籍情報表紙タイトル:発達障がい・グレーゾーンの子どもが のびのび育つ接し方と言葉がけ著者:咲田栞里ページ数:208ページ価格:1,540円(10%税込)発行日:2022年5月12日ISBN:978-4-86667-355-4 amazon: 楽天: 目次第1章子どもに合った接し方は特性を知ることから見つかる第2章子どもの成長を支えるための接し方第3章特性のある子の心が育つための接し方と言葉がけ第4章特性のある子の親として整えておきたいあり方第5章なかなか聞けないお悩みQ&A10巻末付録お子さんのことについていつでも頼れる相談窓口著者プロフィール咲田栞里(さきた・しおり)著者:咲田栞里「特性ある子供の能力を引き出す」発達支援トレーナー合同会社フォルテアンワークスジャパン 代表1973年生まれ。岡山県出身。両親から育児放棄に遭い、養父母のもとで育つ。23歳でシングルマザーとなり、飲食店勤務などを経て高齢者介護、知的障がい更生施設、障がい 者居宅介護の仕事に従事し、33歳から障がい福祉サービス業に勤務。発達に特性があっても充実した日々を過ごすためには、親へのサポートが重要だと感じ、 障がい福祉事業の会社 合同会社フォルテアンワークスジャパンを設立。 年間のべ2000人以上の発達障がい・グレーゾーンのお子さんのほか、不登校・引きこ もり、障がいのあるお子さん等の支援を行っている。社会に送り出した卒業生の多くが実際に活躍している。また、親自身も自分の心を大切にし、心に余裕を持てる子育てを提案するなど、孤独な子育てをしている親のサポートも行っていることから、全国から発達障がい・グレーゾーンのお子さんを持つ親ごさんの相談を受けるようになる。 現在は、SNS、講演等で、情報・アドバイスを発信し、発達障がい・グレーゾーンの子どもの育児に励んでいる親、教育関係者を応援し続けている。【報道関係各位】『発達障がい・グレーゾーンの子どもがのびのび育つ接し方と言葉がけ』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月11日2018年、ブリタニー・アナベルさんは、ディクシーというメス犬の里親になりました。ディクシーは後ろ脚が両脚ともマヒしていて、脚を引きずりながら歩くことで大きな傷ができていたのです。ウェブメディア『The Dodo』によると、ブリタニーさんは毎日、ディクシーの絆創膏を交換し、傷口を消毒しなければならなかったそう。ディクシーは痛みは感じていませんでしたが、動かない両脚の重さは、ディクシーの体の大きな負担になっていたと思われます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Brittany Annabelle (@pups_on_wheels) 愛犬の両脚を切断した結果?ブリタニーさんはディクシーが後ろ脚を引きずらずに歩けるように、車いすを買ってあげます。ところがディクシーはあまり喜んでいない様子だったのだとか。自由に動くために装着している車いすが、ディクシーにとっては邪魔だったよう。そうしているうちに、ディクシーは脚の傷が原因で骨の感染症を起こしてしまいます。あらゆる治療法を試しても感染症が治らず、ブリタニーさんはディクシーの両脚を切断することに決めました。手術の前に彼女は獣医師から、「切断後は、犬が順応するまで少し時間がかかるかもしれません」といわれていたそう。ところが手術後、ディクシーは医師も驚くほどすんなりと新しい体に慣れていったのです。それどころか、ディクシーは「やっと自由になれた」というように明るさを取り戻し、どんどん活発になっていきました。@pups_on_wheels0 From a walk to a run #run #fyp #disabled #paralyzed #biped #strong @Sam Smith ♬ Like I Can - Sam Smithディクシーは2本の前脚で力強く歩き、階段もジャンプして上り下りできます。今では毎日、約3.2kmもの距離を散歩するのだとか!@pups_on_wheels0 Happy 3rd gotcha day! #biped #paralyzed #disabled #happy #walk #run ♬ Welcome Home, Son (Remastered) - Radical Face楽しそうに歩くディクシーの動画には、驚きや称賛などたくさんのコメントが寄せられています。・なんてユニークでかわいい犬。幸せに生きてほしい。・犬はどんな状況でも決して生きることを諦めない。私たちは彼らから学ぶべき。・この犬はファイターだ! View this post on Instagram A post shared by Brittany Annabelle (@pups_on_wheels) 後ろ脚を切断後、ディクシーはより独立精神旺盛になり、自信にあふれているのだそう。4本脚だった時よりも、今のほうがずっと幸せそうに見えるといいます。ブリタニーさんは、そんな愛犬の姿から「頑張り続けることを教えてもらった」と話しています。2本の脚で元気いっぱいに生きるディクシーは、多くの人を勇気づけてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年04月27日アートを通じて障がい者支援を行う一般社団法人キャンバス(所在地:東京都千代田区)は、寄付者が選ぶ障がい者アートコンテスト開催のため、障がい者アーティストの作品を2022年4月7日から募集を開始します。登録ページ: キービジュアル■「コンテスト」開催の背景障がい者の貧困率は、障がいのない方に比べ2倍以上という研究結果[*1]があります。支援手段のひとつとして、障がい者が描いた絵画に注目しました。障がい者は、プログラムの一環として福祉施設等で絵を描くことが多いのですが、誰の目にも止まらず埋もれてしまうケースもあります。特定のサイズやテーマを絞らず、時間をかけて作ったこれまでの作品も応募できるコンテストを実施します。■『コンテスト』の応募について作品原画を郵送することなく、障害者手帳をお持ちの方であれば誰でも簡単に参加できます。また代理での応募登録も受け付けております。(応募作品は、著作権、商標権、肖像権など第三者の権利を侵害しないものに限ります。)募集期間:2022年4月7日~6月15日賞品 :最優秀賞:20万円優秀賞 :10万円 ※寄付額によって優秀賞の本数は変動します参加方法:公式ホームページの応募フォーム(下記URL)より投稿 提出物 :作品(作品を写真に撮るか、もしくはスキャンして画像ファイルとして送信すること)選考方法:寄付者による投票(特設寄付サイト上の、寄付額に応じて選考)その他 :企業とのコラボで商品化やデザイン利用された場合、別途報酬をお支払いいたします。(その際は原画の郵送が必要になる場合があります)■『コンテスト』について寄付者の投票によって、最優秀賞と優秀賞が選ばれるコンテストです。寄付者が応援したい作品を選び、直接選考に携わる形式にした理由は、より多くの方が障がい者アーティストの作品に興味を持つきっかけを作ると同時に、寄付にふれる機会を作りたかったからです。ふるさと納税により寄付文化が浸透してきましたが、日本のGDPにおける寄付額は、欧米に比べ少ない結果[*2]となっています。その理由のひとつが寄付に接する機会が少ないからと考えています。日本の寄付について他人のためにお金を使った人は、自分のために使った人より幸せ指数が高く、寄付することは家庭の所得を2倍にするのと同じくらいの幸福度に貢献するという調査結果[*3]を参考に、「寄付者」と「障がい者」がともに豊かになれるコンテストを目指します。“きもち”を“かたち”に障がい者の“きもち”をアートという“かたち”に。障がい者アーティストを応援したい“きもち”を寄付という“かたち”に。■法人概要商号 : 一般社団法人キャンバス代表者 : 代表理事 中澤 俊太所在地 : 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-3-6 BIZMARKS麹町設立 : 2022年2月事業内容: 障がい者アーティストのブランディングURL : 参考にした文献/書籍/データ[*1] 令和3年内閣府「障害者白書」参照[*2] 日本ファンドレイジング協会「寄付白書2021」[*3] エリザベス・ダン, マイケル・ノートン「『幸せをお金で買う』5つの授業」,KADOKAWA,2014年2月,185-192ページ【本件に関するお問い合わせ先】一般社団法人キャンバス 事務局お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月07日生まれつき耳が聞こえないミカヅキユミ(@mikazuki_yumi)さん。9歳の息子さんと、5歳の娘さんを育てる中で、大人と子供の関係性について悩むことがあったといいます。その理由の1つは、子供の頃の経験。小学生の頃、ミカヅキさんは先生に教わりながら文章を書く練習をしていました。日常の出来事や自身の想いをつづることが楽しかったという、ミカヅキさん。しかし、先生のコメントをきっかけに、自身を抑えつける『黒い手』の存在に気付いたのです。子供の頃に見えていた『黒い手』『黒い手』という名の、大人からの否定『黒い手』を振り切ったものの…?気付いたら、自分も『黒い手』を持つ側の人間に!?子どものころ見えていた「黒い手」の話(4/4) pic.twitter.com/k7VxNcnEGV — ミカヅキユミ (@mikazuki_yumi) April 2, 2022 子供の頃、自身がよく理解しているはずの『聴こえない』という感覚を大人に否定され、ショックを受けたミカヅキさん。きっと、ほとんどの子供は「大人は正しい」と思い込んでいるはず。当時のミカヅキさんも、例外ではありませんでした。だからこそ、否定されたことで「自分が間違っているのかも」「この感覚は間違いなの?」と悩んでしまったのでしょう。ミカヅキさんの漫画は拡散され、多くの人が共感する声を寄せました。・「そうか、子供の頃に感じたあのモヤモヤは『黒い手』だったんだ…」とハッとした。・自分も『黒い手』があります。最後のコマの言葉が心に刺さる…。・とてもいい終着点だった。自分も考え続けていきたい。多くの大人が無意識のうちに持っているであろう『黒い手』は、これまでの人生によって形成された価値観やプライドによるものといえます。簡単に『黒い手』を捨てることはできません。ですが、自身に『黒い手』があることを認め、向き合い続けることが大事なのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年04月04日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードを2本ご紹介します!「無神経なママ友」うちの長女には障がいがあります。ある日のママ友との会話が長女の障がいのことになり…。「障がいって遺伝だけではなく誰のところにも障がいを持って産まれてくることがある」「お母さんが悪い訳じゃないよ」と私が以前お世話になっている先生から言われたことを話しました。私は自分を責めた時期もあったのでその言葉が嬉しかった、という気持ちで話したのですが…。ママ友は食いぎみで「じゃあ私も!?産むかも知れんってこと!?」と言ってきて…。それから私はこのママ友には長女の話をしなくなりました。(女性/パート)「水を差すママ友」ママ友とわが家でクリスマス会をしたときのことです。わが家の子ども達はわりとのびのびしており「パーティーなのだから」とお菓子やジュースも喜んで食べて飲んでいました。しかし、ママ友の子どもは普段からあまり甘いお菓子など食べていないようで「〇〇ちゃん、こんなの食べたらダメよ」と私や私の子ども達の目の前で、そう言っていて…。とてもモヤっとしました…。(女性)こちらの気持ちはお構いなしで対応してくるようなママ友だと、距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月03日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!「孫の成長に口出しする義母」私がまだ新婚当時、長男を嫁の実家に連れて行ったときの話です。長男は障がいを抱えていたため、私たち夫婦は彼の成長をゆっくり優しく見守っていました。3歳だった息子はまだ二本足で歩くことができず、ハイハイで歩いていました(ハイハイで歩くスピードは速かったです)。それを見た義母は私たちに「ちゃんと孫をしつけなさい!」と説教してきたのです…。義父は「まあ、いいじゃないか」と言ってくれましたが…私たちは悩みました。結局長男が保育所に通った所、問題は解決しました。(サービス業)「距離ナシな義理の妹」義理の妹の衝撃的な言動に引きました。初対面から人の前でいちゃついたりと気になることはあったのですが、私の両親にいきなりタメ口で話しかけていて驚きました…。まだそんな会ったこともなく、親しくもないはずなのに…若いって怖いなと思いました。親は気にしていないようでしたが、見てて良い気はしなかったです。(会社員)いかがでしたか?こんな義実家と付き合うとなると骨が折れそうですね。せめて旦那さんだけは味方でいて欲しいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月02日障がいを抱えた弟と心が壊れてしまった母親との生活を描いた大人気マンガシリーズ、「弟が生まれて壊れた母との18年間」。 今回は作者のかっぱ太郎(@kappataro3)さんに、漫画執筆のきっかけなどをインタビューしました。「弟が生まれて壊れた母との18年間」みどころきれいで優しい母親との幸せな生活を送るあさこさんでしたが、“障がいのある弟”が生まれてから、生活は一変。母は弟に付きっきりになり、食事の用意も忘れるほどになります。弟の心無い行動で、色々と辛い思いをするあさこさん。しかし、母はそんなあさこさんには構わず、弟のことばかり…。
2022年03月31日女性特有の障壁や悩みを解決アディダス ジャパン株式会社は、女性のインクルーシビティ(人種、性別、体型、障がいなどにかかわらず、すべての人を受け入れること)にフォーカスを当てた新キャンペーン「I’m Possible / ジブンを信じきる。」に併せ、国際女性デーである3月8日(火)から、女性ランナーが感じる障壁や悩みを解決する様々な活動をスタートさせました。この取り組みは2020年より継続しているグローバルブランドキャンペーン「Impossible Is Nothing」(「不可能」なんて、ありえない。)の一環です。仕事や子育てによりランニングの時間が作りにくい、夜間のランニングが怖い、バストの揺れが気になる、といった女性特有の壁や悩みを解決するため、同社のコミュニティ「ADIDAS RUNNERS TOKYO」にて、女性限定のランニングセッションなどを開催します。ウルトラブースト22のニューカラーモデルもまた同社は、女性のみで構成されたチームにより女性のために開発されたプレミアムランニングシューズ「Ultraboost 22(ウルトラブースト 22)」の新色や、プロアスリートが着用する最新モデルを2022年3月3日(木)から一般発売しています。セッションでは、ウルトラブースト22やランニング用ハイサポートブラの貸し出しも実施予定です。(画像はプレスリリースより)【参考】※アディダス オンラインショップ
2022年03月20日優しい飼い主さんと暮らす猫のブレックファースト・サンドイッチは、小脳低形成という病気を患っています。そのため、うまく歩けない時がありますが、毎日を元気に過ごしていました。障がいをもつ猫におもちゃをあげようとしたら?ある日、飼い主さんはブレックファースト・サンドイッチにドーナツ型のおもちゃをあげようとしました。「ここにおもちゃがあるよ」と猫に話しかけると、なぜか犬のスープが近付いてきます。「あなたに話しかけたんじゃないんだけど…まあいいわ」と、スープにおもちゃをあげる飼い主さん。すると次の瞬間…スープが飼い主さんが驚かせた理由がこちらです。@little.tunnyLOVE IS REAL♬ original sound - Little Tunny隣の部屋へ戻ったスープは、おもちゃをブレックファースト・サンドイッチの前に置きます。スープは、ブレックファースト・サンドイッチのためにおもちゃを取りに行ってあげたのです。そのことに気付いた飼い主さんは感動。「どうもありがとうね」とスープをなでてあげました。この動画には170万件の『いいね』が集まり、スープの優しさを称賛する声が寄せられています。・猫に対してこんなに優しい犬を初めて見たよ。・いい子すぎる!涙があふれた。・この猫には介助犬がついているんだね。誰に教わったわけでもなく、ブレックファースト・サンドイッチのサポートをしているスープ。ブレックファースト・サンドイッチが子猫の頃から一緒に過ごしているので、たまに助けが必要だということが分かっているのでしょう。犬の賢さと思いやりの深さには、本当に驚かされますね。[文・構成/grape編集部]
2022年02月28日自宅にいながら、食べ物の配達を依頼できる、宅配サービス『Uber Eats(ウーバーイーツ)』。いつでも注文ができて、便利なため、たびたび利用している人もいるでしょう。2022年2月16日にTwitterに投稿された、Uber Eatsにまつわるエピソードをご紹介します。Uber Eatsの配達員として働いている、投稿者(@the_musyoku)さん。ある日、玄関での受け渡しを希望する客のもとに、注文の品を届けました。玄関で待っていると、登場したのは、車いすを利用する客でした。客は、投稿者さんに対して、こう声をかけたのです。「病気で歩けなくなって、すごく助かる。配達員さんは、寒い中、本当にありがとう」客がお礼を告げた後、部屋の奥からは子供が出てきて、投稿者さんに飲み物とチョコレート菓子を手渡してくれました。投稿者さんは、客である親子の優しい振る舞いに、嬉しい気持ちがこみ上げたといいます。※ 写真はイメージウーバーの届け先が玄関での受け渡しだったので行ったら、車椅子の方が出てこられて病気で歩けなくなって凄く助かる。配達員さんは寒い中本当にありがとう。とお礼を言われて奥からお子さんが飲み物とチョコ菓子を持ってきてくれて手渡されてこの世の悪よ滅びろ善意よ世界に満ちろモードになってる— 明るい無職(農業研修中) (@the_musyoku) February 16, 2022 車いすユーザーの客にとって、Uber Eatsの存在はとてもありがたく、感謝の気持ちを直接伝えたかったのかもしれません。投稿者さんは、貴重な体験に感動しつつ「配達員としては、注文をしてもらえるだけで嬉しいです」と、想いをつづっています。補足配達員は注文をして貰えるだけで嬉しいです今回は状況もかなりレア中のレアなため嬉しさが限界突破してツイートしましたが、基本的には置き配という便利なシステムがあるのでそちらがオススメです!注文が無いのが1番辛いです(笑)— 明るい無職(農業研修中) (@the_musyoku) February 17, 2022 一連の出来事はネット上で拡散され、10万件を超える『いいね』を集めました。・なんて優しい世界…。読んでいて心が温かくなりました。・同じような経験があるので共感しました。お客さんからの優しい言葉は、励みになりますよね。・配達員さん、ありがとうございます。自分もよくUber Eatsを利用していて、とても助かっています。心をこめて伝えた感謝の言葉は、相手を幸せな気持ちにさせるもの。こういった優しさの輪を広げていけたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2022年02月20日皆さんは周りの人たちと上手く付き合えていますか…?中には人間関係がややこしくなったり、いらぬ恨みを買うことも…!?。 今回は実際に募集した職場トラブル体験談エピソード「勤務日数の変化」をご紹介します!「勤務日数の変化」私は、“障がいを持つお子さんを預かる仕事”をしています。もうすでに5年は働いており、パートタイマーですがベテランの域に入っている私。娘が1人おり将来の学費のことを考えると、体が元気なうちになるべく働いて貯金をしておこうと扶養控除のギリギリまで働いていました。もちろん、この仕事が好きで“続けられると思っていた”のですが…。職場の経営体制が変わり…2年ほど前に職場が吸収合併することになりました。条件の変更などはなかったので、私は継続して働くことに。ただ、新しい社長は必要もないのにどんどん新しい職員を入れているのです…。しかも雇うのは正職員。正職員の労働時間を減らすわけにはいかないので、私たちの勤務日数を減らされることになってしまいました。そして給料は勤務が少ない月は“今までの半分”に…。相談したものの…このまま黙っているわけにはいかないので、責任者に相談しました。いろいろと言われましたが、結局は正職員の勤務は減らすことができないので、これ以上は入れてあげることはできないの一点張り…。長い間子どもたちのために一生懸命働いてきて、それなりに評価もされてきたと思ったのですが、別にあなたでなくてもいいといわれたような気分でした。しばらくはやるせない気持ちで過ごしていました。新しい職場を…今現在、我が家は受験生を抱えていることもあって、コロナを理由に仕事をお休みしております。というのは半分表向きで、転職活動をしています。正直悔しいのですが、いつまでもこの感情にとらわれていては前に進みませんし、給料はどう頑張っても増えることはありません。いつか、辞めてよかったと思えるようにこの先も頑張るつもりです。パートで働いている人の立場はどうしても弱くなってしまうことがあるようですね。そんな職場は早々に見切りをつけて、新しい所を探したほうがいいのかもしれません…。以上、職場トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年02月16日昭和5年創業、年間2千万冊以上のノートを製造する大栗紙工株式会社(所在地:大阪市生野区/代表取締役社長:大栗康英)の、発達障がい当事者の声から生まれた「mahora(まほら)シート」が、人気文房具屋さんが世の中で最も価値のある逸品を選定する「文房具屋さん大賞2022」デザイン賞を受賞しました。■“細部にこだわった誰でも使いやすいデザイン”など審査員からのコメント『発達障がいの特性を持つ人が使いやすいノートを作るというコンセプトでスタートした「まほら」。白い紙がまぶしい、罫線が認識しづらいなど、健常者が考えたことのなかった視点を広く世に知らしめたが、そうして完成したノートは発達障がい当事者でなくても使いやすいことは、驚きの副産物であった。新作はノートに綴じず、シートのままということで、レポート用紙としても、また穴を開ければファイリングもできるようになり、すべての人が使いやすいユニバーサルな商品』『「あったらいいな」をかき集めて形にしたシート!この心地よさは今後の世界標準になる』『これまであまり注目されてこなかったことを見直しながら、おしゃれでもあるところがいい』など審査員からのコメントをいただきました。選べる罫線、選べるカラバリ!文房具屋さん大賞デザイン賞ロゴ■それぞれが抱える多様な困りごとの解消を目指して「mahoraノート」は、発達障がい者を支援するOffice UnBalance(所在地:大阪府茨木市/代表:元村祐子)と共に、当事者約100人の声を集めて開発したものです。「光の反射を抑えた中紙」「識別しやすい罫線」「シンプルなデザイン」が特徴です。2020年2月の発売後に寄せられた「支援学級では使用方法の自由度がより高いシートタイプがほしい」という声に応え、2021年2月に発売したmahoraシートが、このたび受賞となりました。今後も、少数派であっても困りごとを抱える人に寄り添った製品づくりを目指します。【文房具屋さん大賞】 文房具屋さんは、文房具の目利きとして日々、現場を仕切るプロである。そんな人たちが、世の中で最も価値のある逸品を選定する「文房具屋さん大賞」が2013年にスタート。今年も、文房具ファンにはおなじみの人気文房具屋さん11社から最強の審査員が集結。審査員や各メーカーより推薦のあった文房具の中から、デザイン、機能、アイデアごとにポイントをつけ、総合点で頂点を極めた「大賞」をはじめ、「デザイン賞」「機能賞」「アイデア賞」「各部門賞」を決める。主催:株式会社扶桑社 「文房具屋さん大賞」実行委員会審査参加社(あいうえお順):石丸文行堂、うさぎや、オフィスベンダー、コーチャンフォー、蔦屋書店、東急ハンズ、ナガサワ文具センター、ノベルティ研究所、丸善ジュンク堂書店、有隣堂、ロフト【審査員からのコメント】●細部にこだわった誰でも使いやすいやさしいデザイン発達障がいの特性を持つ人が使いやすいノートを作るというコンセプトでスタートした「まほら」。白い紙がまぶしい、罫線が認識しづらいなど、健常者が考えたことのなかった視点を広く世に知らしめたが、そうして完成したノートは発達障がい当事者でなくても使いやすいことは、驚きの副産物であった。新作はノートに綴じず、シートのままということで、レポート用紙としても、また穴を開ければファイリングもできるようになり、すべての人が使いやすいユニバーサルな商品として、市場が広がりそうだ。(高木芳紀氏)●「あったらいいな」をかき集めて形にしたシート!この心地よさは今後の世界標準になる。(猪口フミヒロ氏)●これまであまり注目されてこなかったことを見直しながら、おしゃれでもあるところがいい。(菅未里氏)【mahoraシート概要】mahoraシート概要mahoraオンラインストア: mahora紹介ページ : 【mahoraの特徴】●光の反射を抑えた、中紙を採用mahoraの中紙は、白い紙に比べ光の反射を抑えられる、13色の国産色上質紙の中から、発達障がい当事者の皆さまに選んでいただき、その中でもまぶしさがもっとも気にならなかった「レモン」「ラベンダー」「ミント」の3色を採用。また、今回採用した国産色上質紙は、通常のノートの中紙に比べ約10%程度厚くなっているので、強い筆圧でも紙がへこみにくく次のページへの影響が軽減されます。さらに紙肌がなめらかなので、消しゴムで消す際も紙がクシャクシャにならず綺麗に消すことができます。●行の識別がしやすい、mahora独自の罫線発達障がい当事者の皆さまの中には「中紙に印刷された罫線が見分けにくく、書いているうちに行が変わってしまったり歪んでしまったりする」との声がありました。それらの悩みを解消させたのが、アンケートやヒアリングによってうまれた、mahora独自の2種類の罫線です。●ノートの開きが良く、耐久性も優れた無線とじ製本長年ノート製造に携わってきた製本技術による業界トップクラスの高品質な無線とじ。ノートの開きが良いのでページの端まで文字が書きやすく、また耐久性にも優れているので長期間の使用でもノートがばらける心配はありません。●無駄な要素をなくしたシンプル設計「中紙に印刷された日付などの余計な情報が気になり集中できない」との声にも耳を傾け、中紙の印刷からは日付欄などの罫線以外の情報は全てなくしました。またそのことによって、横書き・縦書きも気にすることなく使える自由なノートになりました。【mahoraシートの特徴】・レポート用紙のように1枚ずつ自由に使えます。・簡単パンチ穴ガイド付きなので、穴を開ければバインダーにまとめて綴じることができます。レモン太細交互横罫使用例ラベンダーあみかけ横罫使用例バインダーにファイリング可能【『mahora(まほら)』という名前について】『まほら』は「住みやすい場所」や「素晴らしい場所」、「すぐれたよい所・国」を意味する日本の古語で、『まほろば』の元となった言葉です。私たちが作るノートがみなさまにとって「使いやすいノート」「心地よく使っていただけるノート」であってほしいという願いから、『mahora』と名付けました。そして日本だけでなく、多くの国の人々に使っていただけるノートになってほしいという願いも込めて、アルファベット表記の『mahora』としました。【発達障がいとは】発達障がいは、生まれつき脳の発達が通常と違っているために、幼児のうちから症状が現れ、通常の育児ではうまくいかないことがあります。成長するにつれ、自分自身のもつ不得手な部分に気づき、生きにくさを感じることがあるかもしれません。ですが、発達障がいはその特性を本人や家族・周囲の人がよく理解し、その人にあったやり方で日常的な暮らしや学校や職場での過ごし方を工夫することが出来れば、持っている本来の力がしっかり生かされるようになります。(出典:厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」から)そうした発達障がいと診断された人は48万1,000人と推計されます(H28年「生活のしづらさなどに関する調査/厚生労働省」)が、実態は全人口の6%~7%は存在するとも言われます。その中には「視覚過敏」と呼ばれる特性を持つ人もいて、特定の光や色によって受ける視覚のストレスが大きく、日常生活に支障をきたしてしまうこともあり、例えばノートを開くだけでも辛いと言う人もいて、決して知的能力に問題があるわけではないにもかかわらず、学習に支障が出るケースと言うのも起こりうるのです。【会社概要】社名 :大栗紙工株式会社代表者 :代表取締役社長 大栗康英所在地 :〒544-0004 大阪市生野区巽北3-15-7設立 :創業 昭和5年/設立 昭和40年資本金 :1,000万円社員数 :32人事業内容:無線とじノートの製造 2,700万冊(年間)・電解水生成装置の販売 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月15日2021年8~10月に開催された、エッセイコンテスト『grape Award 2021』。『心に響く』というテーマを軸に、コロナ禍により変化した生活スタイルが続く中、自分の周りであった心温まるエピソードや、心が癒されるような体験談を募集しました。寄せられた376本もの応募作品の中から、最優秀賞が1作品、タカラレーベン賞が1作品、優秀賞が2作品、選ばれています。今回は、応募作品の中から優秀賞に選ばれた『心も温まるラーメン屋さん』をご紹介します。「今日のお昼ご飯は、何ですか?」「ラーメン」週末、電車の中で交わす息子との会話。息子は11歳。知的には1歳。自閉症。単語は少し言えますが、パターンになっていない会話は難しい。急に大きな声を出すこともあります。コロナ禍になり、マスクをすること、静かにすることが当たり前の世の中になった。しかし、両方苦手な彼にとってストレスな世の中になってしまった。そんな中でも、週末に通うトランポリン教室が楽しみだった。教室へ行く途中、外食をするのが習慣だった。しかし、コロナ禍になり、店内での飲食は、大声禁止。難しくなった。電車で教室に向かっている途中、西新井駅のホームへ降りた。立ち食いラーメン店があった。ここなら、外だし、電車が通るから大きな声を出しても誰も気にしないかも。しかし、彼にとって、食事は座ってするもの。立って食べることができるだろうか?ドキドキしながら挑戦。大丈夫だった。しかも、このラーメンをとても気に入った。それから、週末通うようになった。常連になり、店員さんと話すようになった。いつも息子に「こんにちは」「元気?」「おいしかった?」彼が答えることはほとんどないが、普通に話しかけてくれる。大体の人は、息子の障がいがわかると、私に話しかけてくる。もしかして、障がいがあることに気づいてないのかも?と思っていたある日、「ここにはいろんな人が来てね、ヘルパーさんと一緒にラーメンを食べにくる子もいるよ。ホームで大きな声でアナウンスの真似をしている子もいるよ。いつも大きな声で独り言を言っているから、聞こえないときは、今日はいないのかなと寂しくなってしまう。」と。私は、息子がいつも大きな声を出すたびに、ハラハラドキドキして、一生懸命止めていた。周りからの視線も気になり、皆に迷惑がられていると思っていた。それを、その子の存在と思ってくれる人がいてくれることに、とても心が救われ感動した。帰り際、いつも通り息子に「いつもいっぱい食べてくれるね」と。私は「ありがとうは?」と言葉を促した。すると、「言わなくてもわかっているから大丈夫」と、彼のペースを尊重してくれた。こんなに彼のことを理解してくれていることに、感謝の気持ちでいっぱいになった。私たち家族が安心して出かけることができる心のオアシスとなった。今週も、西新井の駅が近づくと車窓から外を見て、ワクワクする息子。らーめんの看板をみつけ、下車した瞬間「キー」と大きな声で叫びながら、ラーメン店に走っていく。その声を聞いて、「今日も来てくれたね」と、優しくほほえみかけてくれる店員さん。コロナ禍にならなかったら、なかった出会い。西新井駅のホームには、心も温まるラーメン店があります。grape Award 2021 応募作品タイトル:『心も温まるラーメン屋さん』作者名:イルミ※この作品は、3分7秒からご聴取いただけます。ほかの受賞作品も知りたい人は、こちらをご覧ください!grape Award 2021受賞作品が決定!心に響くエピソードがPodcastで楽しめる『grape Award 2021』詳細はこちら[文・構成/grape編集部](function($) { $(function() { if (window.playerjs) { var p = new playerjs.Player( document.getElementById("award_player") ); p.grid = location.href.match(/[0-9]+/)[0]; p.psnd = false; p.on(’play’, function() { if (window.gtag && !this.psnd) { gtag(’event’, ’play’, {event_category:’Audio’, event_label:this.grid + ":心も温まるラーメン屋さん", value:1}); this.psnd = true; } return; }); } return; });})(jQuery);
2022年02月09日「JFAグラスルーツ宣言」に賛同するチームを認定し、つながりを作ることで、グラスルーツの環境改善を目指すJFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度。引退なし、補欠ゼロ、障がい者サッカー、女子サッカー、施設の確保、社会課題への取り組み、という6つのテーマに、それぞれ賛同するチームが認可を受けています。今回グラスルーツ推進グループの松田薫二さんと荒谷潤さんがお話を聞いたのは、千葉県浦安市に拠点を置くフットサルチームバルドラール浦安デフィオの監督兼選手として活動する泉洋史さん。グラスルーツ推進パートナーとしてどんな活動をしているか伺いました。(取材・文:松尾祐希写真提供:バルドラール浦安)チャレンジフットサルでの集合写真(提供:バルドラール浦安)<グラスルーツ推進6つのテーマ>■障がいのある子たちを主体としたチャレンジフットサルなどの活動も松田:バルドラール浦安の下部組織としてデフィオは活動されていますが、具体的にはどのような取り組みをされているのでしょうか。泉:私たちはインクルーシブのチームとして活動しています。2014年に立ち上がったチームで、今は聴覚障がい者、知的障がい者、精神障がい者、視覚障がい者、健常者が在籍しています。その中で私たちのチームは主に2つの活動を行っています。1つ目は健常者のリーグにチャレンジする競技活動。2つ目は障がいのある子どもたちを主体としフットサル教室を主催する社会貢献活動です。私たちは競技と社会貢献の両方をやっていきたいと考えています。■チャレンジしたくてもできない状況があった2014年のチーム立ち上げ当初(提供:バルドラール浦安)松田:なぜデフィオやチャレンジフットサルの取り組みをされようと思われたんですか?泉:障がいのある方がチャレンジしたくてもできない状況があると知ったからです。聴覚障がいの方がプレーするデフサッカーの存在を知り、一般的な健常者のチームではなかなか馴染めないという声や、健常者のリーグにエントリーしたくても耳が聞こえない理由で受理されない事例があったみたいなんです。そうした現状を変えたいという気持ちでチームを立ち上げました。また、元々自分はバルドラール浦安のセカンドチームでトップ昇格を目指してプレーしつつ、特別支援学校の教員免許を取るために学校へ通っていたんです。そこで耳が聞こえない友人ができ、それがきっかけで聴覚障がい者のフットサルがあるというのを知りました。バルドラール浦安でトップチームを目指してやっていく夢を追いながら、仕事では特別支援学校の教員になりたい。自分が持っている二つの夢が合わさった世界があるかもしれないと気が付き、そこから関心を持つようになったんです。いろんなイベントに足を運び、チャレンジがしたくてもできない人がいることを知りました。今後の活動目標として、障がいがある人と健常者が一緒にプレーできる場をもっと作りたいと思うきっかけになりました。■聞こえる人、聞こえない人をセパレートしたら意味がないと思った松田:その中でバルドラールの下部組織としてチームを作られたのはどういう経緯だったのでしょうか?泉:実はバルドラールでチームを作ろうとは思っておらず、イベントで知り合った方々と一緒に、チームを作ろうという構想を立てていました。ただ、タイミング的にはFリーグでの挑戦を終えてからと思っていました。しかし、引退を決めた時にトップチームのコーチ就任を打診され、チームを立ち上げるのであれば、このコーチの経験が活きると思ったので、1年間やらせてもらいました。そこで経験を積んだので、いよいよチームを立ち上げようとなった時にその想いをクラブの方に伝えたら、浦安で立ち上げないかと言ってもらったんです。松田:バルドラールのどなたと話されたのですか?泉:バルドラールで当時監督をやっていた岡山さんと話していく中で、今経験していることを活かし、障がい者スポーツとフットサルが連携できるチームを作りたいと相談しました。そこで賛同を得て、最初は東京などで立ち上げる話をしていたんです。そこから塩谷社長とお話する機会がありました。自分としては障がいのある方がチャレンジできる場を作りたかったし、クラブとしてもFリーグのクラブとして社会貢献を行うメリットがあると考えていました。素人みたいなプレゼンだったかもしれませんが、社長に伝えたらやってみるかといってもらえました。ただ、チームを立ち上げていく中で、自分としてはデフメンバー主体としつつ、いろんな人が関われる場にしたいという想いがあったんです。もちろん、デフの人だけにしても良かったのですが、セパレートしたら意味がないと思っていました。ただ、聞こえる人はあくまでサポートとしての位置付けで、デフの人が主体になるチーム。そこからさらに高みを目指せるチームをイメージして作りました。■「健常者と戦う所に価値を求めている」正直な気持ちが受け入れられた松田:現在、デフィオは健常者とともに千葉県リーグの3部に所属しています。参加するための過程はかなり大変だったのでは?泉:そうですね。自分は前例を調べ、どこで断られたとか、どこでうまくいかなかった理由を聞いていたので、申請が通らない可能性があると思っていました。ですが、エントリーをして代表者会議があった時に、「実は僕たちは耳が聞こえないメンバーが大半で、コミュニケーションの部分で工夫が必要なチームです。健常者と一緒に戦うところに価値を求めているのでお願いします」という気持ちを話させてもらったところ、拍手をもらったんです。自分としては「なにそのチーム?」って思われると考えていたのですが、後から考えれば、バルドラール浦安の中にチームを作らせてもらったことも大きかったと感じます。皆さんが全く知らないチームではないので、スムーズにエントリーできたのかもしれません。■聞こえないことでの工夫を、「こうすればできるんだ」というチャレンジとして見せたい松田:実際に健常者の人たちと同じリーグを戦ってみての難しさはありましたか?泉:リーグに加盟した当初、ホイッスルが聞こえづらいのに一緒にできるの?という疑問を持たれていたんです。他のチームの方などはあまり言葉にされていませんが、実際にはあったと思うんです。でも、デフのメンバーはプレーを見て判断できますし、聞こえていなくても周りがサポートをしてきました。聞こえていなければ、ベンチから身振り手振りでサインを送ったり、手話も使って伝えたんです。一見大変に見えるところをデフィオなりに工夫してきました。やっぱり、健常者と同じステージで戦うことに価値がある。一般の人にこうすればできるんだとか、こんなチャレンジがあるんだと思ってもらいたいんです。僕自身も最初はこのチャレンジを躊躇していましたが、自分たちを見て新しいことを始めるきっかけにしてくれたら嬉しいですね。なので、リーグ戦を戦う上で色んな壁に当たりましたが、常にポジティブに考えて難しいことも工夫して乗り越えようという想いで取り組んでいます。■試合で笛を吹く際は、サポートできる体制をとっている松田:例えば、リーグ戦ではチームから第1審判以外のレフリーを出す必要があります。そこはどのようにされていたんですか?泉:デフィオのメンバーも審判の資格を取りに行きました。知り合いを通じて、講習会に手話通訳の方に来てもらい、補助することで審判資格を取得してもらいました。実際に試合で笛を吹く際は、自分も近くにいて、何かあったらサポートする体制を取っていました。3部の場合は第2審判と第3審判とタイムキーパーを努めますが、フットサルは第1審判と第2審判でジャッジをするので役割は大きいです。難しい部分もありますが、一緒の条件でオフィシャル業務も行っています。
2022年02月08日米沢織で作られたストールの企画・販売を行う、クレッシェンド・ヨネザワ(粟野商事株式会社ストール部、所在地:山形県米沢市)は、福祉施設と協力し、障がいを持つ方が描いた絵を広めるためのブランド「ニジハコ」を立ち上げ、先駆けに米沢市でニットストールを製作。多くの方に知ってもらい、支援してほしいという思いでクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて2022年1月10日までプロジェクトを実施いたします。「CAMPFIRE」クラウドファンディングサイト クラウドファンディング開始■開発背景3年前、福祉施設で描かれた一枚の絵と出会い、この素晴らしい絵を沢山の方に伝えたいと思いプロジェクトを始めました。「描く人」「作る人」「使う人」みんなが笑顔になるよう願いを込めて、「ニジハコ」というブランドを立ち上げ、多くの人に福祉施設で描かれたアートと米沢織の産地の素晴らしさを知ってもらいたいという思いをこのプロジェクトに込めております。■特徴*障がい者アートの素晴らしさについて福祉施設で数えきれないほど描かれている、素晴らしいアート。「障がい者の作品だから買う」ではなく、「いいもの」「素敵なもの」だから買う。と思ってもらえるものづくりをしていきたいと考えております。*ニットストールについてメードイン米沢のニットストールは米沢市の「青文テキスタイル」で作られました。ウールとコットンを使用し、ふわふわで柔らかい、温かみのあるストールです。ストールとして首に巻くのはもちろん、コート代わりに羽織ったり、ひざ掛けやインテリアとしてもご使用いただけます。*施設について京都で障がい者就労支援施設のものづくり支援をされている「NPO法人子育ては親育て・みのりのもり劇場」の皆様のご協力のもと、「アトリエやっほぅ!!」と「天才アートKYOTO」二つの施設で描かれた絵を使用しストールを作らせていただきました。■リターンについて15,000円:ニットストール1枚(パンダ・泣かないで笑ってよ・宇宙華丸)18,000円:ニジハコのきっかけとなった、黒山羊ニットストール40,000円:5,000円お得なニットストールセット(パンダ・泣かないで笑ってよ・宇宙華丸)7,500円 :クラウドファンディング限定パッケージ 一乗寺ブリュワリーとのコラボクラフトビール※クラフトビールは未成年の方はお選びいただけません■プロジェクト概要プロジェクト名: 1作品でも多く!大胆な障がい者アートを「着る」メードイン米沢ストールプロジェクト期間 : 2021年12月6日(月)12:00~2022年1月10日(月)23:59URL : <製品概要>商品名 :ニットストール種類 :パンダ/泣かないで笑ってよ/鶏は恐竜の祖先だよ。謹んで食べなきゃ。宇宙華丸サイズ :約 70×180cm素材 :(パンダ、泣かないで笑ってよ)ウール68%・コットン32%(鶏は恐竜の祖先だよ。謹んで食べなきゃ。宇宙華丸)ウール70%コットン30%商品名 :黒山羊ニットストールサイズ :約 80×160cm(フリンジ込)素材 :ウール67%・コットン33%■会社概要商号 : 粟野商事株式会社代表者 : 代表取締役 粟野 修也所在地 : 〒992-0045 山形県米沢市中央1-7-32設立 : 1953年4月事業内容: 繊維卸売業資本金 : 2,000万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】粟野商事株式会社TEL:0238-22-2320 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月24日株式会社ぶどう社(所在地:東京都世田谷区、代表者:市毛 未知子)は、新刊「だって、生まれたんだもん」(重い障がいがあるけど、みんなと私らしく生きてます。)を2021年12月23日に発売いたしました。「だって、生まれたんだもん」定価1,760円(税込)詳細URL: ●内容生まれたときから重い障害がある西田江里さんは、気管切開、胃ろうの手術をして、医療的ケアを必要としています。そんな彼女が選択した生き方は、24時間365日の支援を受けながら、ヘルパーと一緒に自宅でひとり暮らしをすること。彼女は普段、「指談」でヘルパーに自分の思い、意志を伝えています。彼女が、生きる意味とは、命とは、幸せとは、自分の生き方、生活、自分のこと、みんなに知ってほしいことを本に綴りました。【私は、西田江里です。障がい者です。私の「生きる意味」は、「障がいがあっても、自分らしく生きていいんだよ」ってみんなに伝えることです。それは、私がこの30年間でわかったことです。私は、生まれてきて良かったと思うし、生きていたいって思うのです。(はじめにより)】江里さんを生み、育て、法人を立ち上げて、江里さんが生きるために必要なサービスや制度を、沢山の人とつくってきたママと、江里さんのそばで仕事をしてきたヘルパーもいっしょに、江里さんを通した「江里さんの世界」を綴ります。●もくじまえがき 西田江里まえがき 西田良枝(ママ)<1部 私の生活>1章 私が生まれた私らしく・西田江里娘の誕生・西田良枝(ママ)ママ・西田江里親離れ・子離れ・西田良枝(ママ)2章 私にできること仕事・西田江里「社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも」をつくる・西田良枝(ママ)3章 私の暮らしとヘルパーひとり暮らし・西田江里親と子の人生のために支援を受ける・西田良枝(ママ)ヘルパーと私・西田江里ヘルパーになって・岡村あかね(ヘルパー)ヘルパーになって・花田恵(ヘルパー)ヘルパーがいる・ 西田良枝(ママ)<2部 私が生きる>4章 私のこと私の大事なこと・西田江里一緒に・岡村あかね(ヘルパー)私の毎日(生活)のこと・西田江里夜勤・花田恵(ヘルパー)可能性・西田良枝(ママ)5章 私は生きている幸せを感じる力・西田江里生きるために・西田良枝(ママ)あとがき・西田江里あとがき・西田良枝(ママ)●著者紹介西田江里(にしだ えり)1989年生まれ。生後7カ月で障がいがあることがわかる。療育を受けながら幼稚園・地元の小学校・中学校の普通学級で学ぶ。高校は養護学校高等部に入るが登校できず訪問学級に転籍。地元のフリースクールも併用して過ごす。高校卒業までに全国47都道府県巡りを達成。2006年「社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも」に入職、現在に至る。毎年アトレ新浦安で開催する「アウトサイダーアート展」や「浦安市美術展」に出展。2016年からヘルパーをはじめとする支援者に支えられながら自宅でひとり暮らしをしている。西田良枝(にしだ よしえ)「社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも」理事長。千葉県浦安市在住。1992年、浦安市の福祉と教育の改善を求めて「浦安共に歩む会」を発足。行政への政策提言などをする一方、子どもたちの療育、親たちのつながりやセルフヘルプ、学びの場としても活動。2001年、ニーズをわかっている自分たちがサービスの担い手になろうと、「NPO法人パーソナル・アシスタンスとも」を設立。2006年、社会福祉法人に変更、現在に至る。●書籍概要発行 :株式会社ぶどう社著者 :西田江里版形 :A5判頁数 :168ページISBN :978-4-89240-253-1Cコード:0036定価 :1,760円(税込)<販売サイト>Amazon: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月23日障がい福祉サービスを提供する株式会社ティーサービス(所在地:静岡県静岡市、代表:小澤 満雄)は、障がい者の独創的な世界観に着目し、障がい者アートを刺繍デザインにした“ハンドタオル”を、当社が運営する多機能型就労継続支援事業所・こころ彩(いろ)(以下:こころ彩)にて、販売開始いたしました。※ブランド名:iroasobi(イロアソビ)商品タオル■利用者=アーティストこころ彩は『Let'sわくわく!』をスローガンとし、「わくわくのこころが未来を彩り、笑顔になるよう、みなさまに活かされ、生きる施設づくり」を目指しています。昨今新型コロナウイルス感染症の影響で多くの方が苦しんでいる中、日々気分が明るくなるようなこころ彩ならではの商品提供ができないかと考えていました。そんな中、就労の一環で気軽に絵を描く機会があり、利用者の中にイラストを描くことが好きな方や独創的な発想で描き上げる方がいることに気づいたのです。そこで利用者=アーティストとしての可能性に着目し、この絵でコロナ禍の日々を少しでも明るくできないかと考え『手洗いを楽しみに』をコンセプトに、利用者のイラストをハンドタオルに刺繍でデザインする事業を思いつきました。作業風景■商品の特徴個性あふれるアーティスト一人ひとりの世界をハンドタオルというカタチにし、お客様の日々の生活に彩りをお届けします。ハンドタオルはアーティストのサイン入りの複製原画とセットで販売され、パッケージは中の商品を引き立たせるためスタイリッシュな円筒形のクリアケースを採用しています。商品は市内の飲食店「本格讃岐うどん こころ彩」の物販コーナーで販売され、いずれは通販サイトでの販売も開始いたします。イラストが刺繍デザインに■販売計画販売時期 :令和3年11月6日販売場所 :本格讃岐うどん こころ彩(住所:静岡市駿河区高松2576)価格帯 :580~1,080円(平均価格帯:730円)通販サイト :令和4年開設予定月間販売当初予定個数:1,000個■会社概要社名 : 株式会社ティーサービス代表 : 小澤 満雄設立 : 2012年10月19日従業員数: 50名所在地 : 静岡県静岡市駿河区高松2576業種 : 福祉事業内容: 就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業所、共同生活援助事業所、住宅型有料老人ホーム、訪問介護事業所URL : iroasobi: 事業所外観 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月06日・とても素敵なやりとりに、こちらまで嬉しくなってしまいました。・ご両親の熱心さと、愛の賜物(たまもの)ですね。・こんなツールがあるなんて、初めて知りました。ありがとうございます。cocoro(@cocoro25272019)さんが投稿した親子のエピソードに、そんな感動と驚きの声が寄せられています。「息子の心の声がたくさん聞こえる」投稿者さんの9歳の息子さんは、重度知的障害をともなう自閉症で、言葉を発することはありませんでした。また、今後も発語の可能性は極めて低いものと予想されていた息子さんですが、伝えたい思いや言葉がないというわけではありません。そうした息子さんの『心の声』を聞けるようにしたのが、『PECS』と呼ばれる、絵が描かれたカードを用いたコミュニケーション方法でした。『PECS』により、心の声を目に見える形で表現できるようになった息子さん。実際に、息子さんが投稿者さんに伝えた願いは、とてもかわいらしいものだったといいます。重度知的障害で発語がない息子。今後、発語の可能性は極めて低いと予想される中、PECSに出会わなければ息子の心の声を聞く事は未だなかっただろう。たくさんの要求、こんなに細かい表出が出来る。息子の心の声がたくさん聞こえる。一緒に寝てちょうだいだってよ。かわゆす。 pic.twitter.com/QeXNPjPAhx — cocoro (@cocoro25272019) November 26, 2021 「一緒に寝てほしい」と伝えてきた息子さんに、嬉しさと喜びを隠しきれない投稿者さん。また、「PECSに出会わなければ息子の心の声を聞くことは、いまだになかっただろう」「息子の心の声がたくさん聞こえる」と感慨深げにつづります。なんとも感動的な投稿者さんの親子のエピソードですが、この後、クスッとしてしまう『オチ』が待っていました…。しかし私はパパが寝室に来るまでの中継ぎなので、パパが来ると御役御免になる。 pic.twitter.com/593Rsmed5T — cocoro (@cocoro25272019) November 26, 2021 父親が寝室に来ると、母親である投稿者さんの出番は終了。「ママ、バイバイ」と別れを告げられてしまうのだといいます…!しかし、ちゃんと「バイバイ」と伝えてくれるところも、投稿者さんには息子さんを愛おしく感じられる模様。どんな内容であっても、我が子の『声』を聞けるのは、親にとっては喜ばしいことなのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年11月29日「どうして歌を歌っている私のもとに、神様は耳が聞こえない子供を授けたのだろうと思いました」こう話すのはかつてSPEEDのメンバーとして活躍し、現在は参議院議員として活動する今井絵理子氏(38)。そんな今井氏の一丁目一番地は「障害者政策」。それは今井氏が聴覚障がいのある我が子・礼夢くんを育ててきたからだ。今井氏は生後わずか3日目で、我が子の耳が聞こえないことを知った。「突然、何の知識も何の情報もなく、障がいのある子どもを育てる母親になるわけなんです。障がいとはどういうことなのだろう、耳が聞こえない子どもにはどんな支援が必要なのだろう……。とにかく不安で、どうしたらいいのかまったくわかりませんでした。子どもに対しても、五体満足に産んであげられなくて申し訳ない気持ちでいっぱいで、涙ってこんなに流れるものなんだというぐらい、涙が枯れ果てるまで泣き続けました」だが今井氏は翌日、病室に差し込む朝の光を浴びながら、我が子を抱きしめ、こう誓ったという。「『どんなときも笑顔でいこう』と誓いました。隣りにいる母親が、障がいを受け入れ、笑顔で育てなくちゃだめだろうと思ったんです。息子にとってはたったひとりのお母さんなのだから、しっかり前を向いていこうと。息子は耳が聞こえないぶん、目から入る視覚の情報がすべて。その中でお母さんがずっと泣いていたり、くよくよしていたら、自己肯定感が育たないと思ったんです。これからいろいろな壁があるかもしれないけど、ちゃんと乗り越えられるんだよ、という姿を、私が見せていかなくちゃと思いました」目からの情報がすべてである息子の礼夢くんのため、礼夢くんが今井氏や友達と楽しく笑っている写真を並べた。四季を感じてもらうために、春は桜を見に行き、夏は沖縄の海へ、秋は栗拾い、冬は雪だるまを作った。息子の感性を豊かにすることとともに彼女が子育てでいちばんこだわってきたのは、息子の意思を尊重することだった。「私自身、デビューの話をいただいて、12歳で沖縄の親元を離れて東京に出てきて、夢を叶えるために頑張ってきました。今だからわかるんですが、両親も心配で仕方なかったと思います。それでも最後は『あなたが決めたことだから』という言葉で送り出してもらったので、息子にもいろいろな選択肢を与えて、決めるのは自分だよ、と教えることを大切にしてきました。例えば雨の日に履いていく靴について。私は汚れるし濡れるから長靴を履いてほしいんですが、息子はサンダルを履きたいと。そういうときは息子の意思を尊重して、サンダルを履かせて送り出します。すると、濡れて気持ち悪いとか寒いということに、自分で気がつくんですよね。そこで『そういえば、お母さんは長靴がいいと言ってたな』と思い出す。ここで親子の信頼関係も生まれるわけです。あくまで自分で決めさせることが大事。もちろん失敗もするだろうし、困ることもある、悔しい思いをすることもあると思います。でも、失敗を乗り越える強さは誰にでもあると思うんです。自分で気がついて、学びとして受け止められる人間に育ってほしいと思っています」息子の礼夢くんは、今年17歳。中学卒業後、プロレスラーになるという夢を叶えるために、プロレス団体「ヒートアップ」の試験に合格。昨年12月、見事プロレスラーとしてリングに上った。「息子がプロレスラーを目指すと言い出したときはさすがに驚きましたが、一つずつ問題をクリアしてく息子のひたむきな姿を見て、人間の可能性が無限大だということを、改めて教えてもらいました。私も息子が生後3日目で耳が聞こえないと知ったときはどうしていいかわかりませんでしたが、その事実をネガティブに思うのかポジティブに思うのかは、きっと自分の心次第。捉え方次第で、すべてが変わっていくのではないかと思います。そう思って、私は息子の子育てを楽しんできました。知らない世界を教えてくれた息子には感謝していますし、息子と私のこの先の人生を想像すると、ワクワクします」11月10日に著書『動かなきゃ、何も始まらない』を刊行したばかりの今井氏。その中でも語っているように、コロナ禍で多くの不安や悩みを抱える子育て世代のお母さんたちに向けてこうエールを送る。「私自身、母親やまわりの人、ママ友などの助けがなければ息子を育ててこられなかったと思います。人は絶対に1人では生きていけないので、誰かに頼っていいと思うんです。悩みや迷いのある方には、相談窓口などを活用して、少しでも精神的な負担を軽くしてほしいと思います。今はSNSで政治家とも繋がれる時代ですから、うまく政治家を活用してほしいと思います」
2021年11月13日株式会社クロス・カンパニー(X-Company, Inc、通称:クロスチーム、CROSS TEAM)は、障がい者とプロフェッショナルの共創により、障がい者が社会の一員として垣根のないキラキラと輝く社会の創造を目指しています。また、自閉症、知的障がい持つ子供の親たちに、我が子の可能性に少しでも希望が持てればと、共感をエネルギーに参画した障がい者の家族やプロのデザイナーをはじめ多彩なメンバーが参加しています。今回、障がい者とプロフェッショナルが共に創り上げるプロセスをストーリーで伝える『共創のデザイン展』を羽田空港にて開催したく、2021年9月24日、クラウドファンディングサイト『READYFOR』にて初のクラウドファンディングに挑戦しました。クラウドファンディングプロジェクトページ: クラウドファンディングイメージ■これまでの活動■当社では、これまで地域の養護学校、特別支援学校と共同でアート・ワークショップを開催し、その中で生まれた個性豊かで色使い鮮やかな作品たちはプロのデザイナーによって全力で想いを込めたデザインへと仕上げられ、企業の限定商品デザインやホテルの装飾、自動販売機デザインなどに採用され、学校には売上げの一部を寄付還元しながら活動をしてきました。また、最近では当社への問い合わせや発注も増え続けており、企業のCSRやSDGsへの関心の高まりを実感しています。ホテルロビー装飾■Challenged Designerとしてイキイキと活躍してほしい、という障がい者の家族としての願い■欧米では障がい者を「challenged person」「potential person」と呼ぶ時代。(注:差別・区別ではなく、挑戦する・可能性のある人々との意味を込めている)多くの支援を受けながらも進学も就労も選択肢が限られる人生を歩んでいる彼ら・彼女たちの現状を知っているからこそ、障がい者にも新たなワークスタイルがあっても良いのでは、という障がい者の家族の切なる願いをこの提案に込めています。■日本の玄関口 羽田空港での開催を決意■一人では乗り越えられない壁も、「共創」の力で乗り越えられるという確信に変わったとき、まずは活動を知ってもらう必要性を実感し、選んだ舞台は“空港”でした。クロスチームの活動を知った羽田空港からアプローチがあり、第二ターミナルの国内線搭乗口66番付近にクロスチームの作品がウォールアートとして壁面を彩ることが決定したことでこの想いに拍車がかかり、「様々な人生が行き交う日本の玄関口羽田空港で、クロスチームの想いを作品に乗せて展示できたなら、そこから飛び立つ皆さんと共に未来へ羽ばたける一歩になるのではないか」という想いのもと、これまでの共創で生まれた数々の作品・デザイン画を通して、新たな働き方の可能性を見出す機会にしたいと考えています。■『共創のデザイン展 Challenged Design Collection』開催概要開催日時:2021年12月1日~20日(予定)開催場所:羽田空港第2ターミナル 5F羽田空港展示イメージ 1羽田空港展示会場イメージ 2■将来の展開■障がい者が社会の一員として垣根のない世の中になることを今後の大きな目標と位置付け、その理想に近づく歩みとして、誰でもが集える「CROSSS SQUARE」を構想しています。障がい者やその家族、地域の方々や企業、障がい者と触れ合う機会がなかった人まで、分け隔てなく気楽に・気軽に・気兼ねなく集える場、「CROSSS SQUARE」を理想としてチャレンジし続けます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月05日父親と息子がキャッチボールをするのは、日常でよく見られる光景です。「息子ができたら一緒にキャッチボールをするのが夢」という男性もいるのではないでしょうか。ジョセフ・ワンプラーさんはある時、父親のスティーヴンさんから、こういわれたそうです。「ほかのお父さんたちみたいに、一緒にキャッチボールができなくてごめんな」スティーヴンさんは生まれつき脳性まひを患っていて、ボールを投げることができないのです。そんな父親の言葉を聞いたジョセフさんは、1本の動画を作りました。彼が父親へ伝えたい思いが詰まった、短い動画がこちらです。@the.wampler.wayIf any little league teams need a coach, he’s the best out there! ##fyp ##fypシ ##disability ##happy♬ You Are Enough - Sleeping At Last映っているのは、ジョセフさんが誕生してからずっと、笑顔で息子の成長を見守ってきたスティーヴンさんの写真。バックに流れているのは スリーピング・アット・ラストの『You Are Enough』という曲。ジョセフさんは「そのままの父さんで十分だよ」というメッセージを伝えたかったのです。この動画を見たスティーヴンさんのリアクションをご覧ください。@the.wampler.way##greenscreenvideo The reactions may or may not be my favorite part:) ##fyp ##fypシ ##disability ##happy♬ original sound - The Wampler Way息子の思いを知って、嬉しそうな表情を見せるスティーヴンさん。今にもあふれそうな涙をこらえているようにも見えますね。この動画には300万件を超える『いいね』が集まり、涙する人が続出しました。・動画を見て、こんなにすぐに号泣したのは初めて。・涙が止まらなくてトイレから出られない。・きみには最高のお父さんがいるんだね。うらやましいよ。 View this post on Instagram A post shared by The Wampler Way (@the.wampler.way) スティーヴンさんは若い頃、自分は結婚することも、子供を持つこともないだろうと思っていたのだそう。ところが今では優しい妻と2人の子供に恵まれて、毎日笑顔で暮らしているといいます。愛は目には見えません。だからこそ、言葉や行動にしなくても、ちゃんと感じることができるのではないでしょうか。父親からのあふれんばかりの愛情を受け取って、ジョセフさんはこれからも幸せに成長していくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年09月29日