みなさんは「離婚」というワードをよく口にしますか?なかなか口に出したいワードではないですよね。 今回は「離婚」というワードを何かにつけて口に出す義母を描いた漫画を紹介します!『何かにつけて”離婚”を武器に暴れる義母の末路』主人公は「離婚よ!」が口癖の姑を持つソラ。嫁であろうが、義父であろうが気に食わないことがあるとすぐに「離婚だ!」と言い出します。出典:lamire復讐を目論むソラ…そんな姑にうんざりしていた頃、ソラは我慢の限界を迎え、復讐をすることに。この日は、義両親とのお食事会。出前の皿を洗っていない!と怒る義母。ソラは「片付けもできないなら離婚しかないわねえ」という義母に、「プレゼントです」と言って離婚届を突きつけます。あまりの急展開に驚く一同。まさかのハッピーエンド!出典:lamireしかし、義父が本当に離婚届を書こうとし、改心する義母。結果、義両親の夫婦仲は改善されたのでした…。(lamile編集部)(イラスト/モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年11月19日妻が離婚を決意し実家へ娘を連れて帰ってしまった。その後地震が発生し、妻子と義両親は伯父の家で生活。夫は新幹線で家族の元へ通いながら、家族との時間をつくっていった。夫は少しずつ娘に向き合うようになったものの、妻はまだ今後どうするのか決めかねていた。ある夜、夫と妻は当時のことを話し合った。 妻は自分の気持ちに正直になって、今度こそ夫にしっかり伝えようと決めた。しかし、謝罪する夫から出てくるのは、自分や妻の話ばかり。ショックを受け絶望した妻は、離婚する決意を固めた。 だがその直後、夫を見つけた娘が嬉しそうに歩み寄り、笑顔でぎゅっと抱きしめている様子を目の当たりにして、「幸せになってほしいと言いながら、その幸せを奪おうとしてるかもしれない」と困惑してしまって……。 「なんでこんなに結は嬉しそうなの?」確信が揺らいで カズ君って本当に結に関心がなかったんだっけ? なんでこんなに結は嬉しそうなの? もしかしたら私が知らないだけで、二人はちゃんと関係を築けていたんじゃ? あまりにも嬉しそうな娘の笑顔と声。これまで「夫は娘に関心がない」と思っていたけれど、自分の思い違いなのかもしれない。確信が揺らいできてしまった。 離婚の決意が揺らいでしまうほど、嬉しそうな娘の笑顔。離婚すべき? しないほうがいい? 妻は思い悩んでしまって……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年11月08日lamireの大人気コンテンツ”連載漫画”の中から、編集部のおすすめ記事をピックアップ! 今回は『何かにつけて”離婚”を武器に暴れる義母の末路』のシーンをご紹介します。『何かにつけて”離婚”を武器に暴れる義母の末路』義母のクロハは何かにつけて離婚を連発し、自分の意見を通してきます。それは夫婦間だけではなく嫁のソラにまで押し付けられていました。そんなに言うなら…会うたびに些細なことで離婚を押し付けられるソラは限界を迎えてしまいました。そして反撃のために武器を用意したのです。話は意外な方向へ…その場にいて、離婚届を手にした義父は、すんなりと離婚を承諾しました。それは、クロハへの愛情が無くなったことが理由ではなく…。仕返しのはずだったのに仕返しのつもりで用意した離婚届が、逆に2人の関係を健全化!その後離婚という言葉を使わなくなったクロハは、幸せな夫婦生活を送れるようになったのです。離婚を押し付けられたら…クロハから日常的に離婚と脅され続けていた義父の純粋な愛情に感動しました。お互いを見つめ直すきっかけになったソラのイタズラ心に感謝ですね。以上、「何かにつけて”離婚”を武器に暴れる義母の末路」のご紹介でした。(lamile編集部)(イラスト/エトラちゃんは見た!)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年11月08日妻が離婚を決意し実家へ娘を連れて帰ってしまった。その後地震が発生し、妻子と義両親は伯父の家で生活。夫は新幹線で家族の元へ通いながら、家族との時間をつくっていった。夫は少しずつ娘に向き合うようになったものの、妻はまだ今後どうするのか決めかねていた。ある夜、夫と妻は当時のことを話し合った。 妻は自分の気持ちに正直になって、今度こそ夫にしっかり伝えようと決めた。しかし、謝罪する夫から出てくるのは、自分や妻の話ばかり。娘に無関心な人だとわかっていたけれど、やはり悲しみが大きく、ショックを受けた妻。 「もうこの人とは無理だ。結のことを考えてくれない人なんて、いらない」 夫に絶望した妻は、離婚する決意を固めた。しかしその直後、夫を見つけた娘が嬉しそうに歩み寄り、笑顔でぎゅっと抱きしめている様子を目の当たりにして、心が揺らいでしまう。 私が「結の幸せ」を奪おうとしてる? 「このまま父親と離してしまったら、結に悲しい思いをさせたり、我慢させてしまうことがたくさんあるかもしれない」 「幸せになってほしいと言いながら、その幸せを奪おうとしてるかもしれない」 あまりにも嬉しそうな娘の表情を見て、『離婚したほうが娘のためになる』という確信が持てなくなってしまった。 「結のことを考えてくれない人なんていらない」そう思っていたけれど、結から父親を取り上げることは、結の幸せを奪うことになってしまうのかもしれない。 妻は困惑してしまって……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年11月07日妻が離婚を決意し実家へ娘を連れて帰ってしまった。その後地震が発生し、妻子と義両親は伯父の家で生活。夫は新幹線で家族の元へ通いながら、家族との時間をつくっていった。夫は少しずつ娘に向き合うようになったものの、妻はまだ今後どうするのか決めかねていた。ある夜、夫と妻は当時のことを話し合った。妻は自分が働いていないことに負い目を感じ、つらくても大変でも育児と家事を必死にやってきた。 そんなとき、ありのままの自分で良いと自信を取り戻させてくれたのは娘の存在だった。 自分の気持ちに正直になって、今度こそ夫にしっかり伝えようと決めた。でも、久しぶりに再会した夫の謝罪の言葉に、娘の名前が全然出てこなかった。 娘に関心がない人なんだってわかってはいたけれど、それを目の当たりにするとやはり悲しみが大きく、ショックを受けた妻。しかし妻の心を揺さぶる光景を目にしてしまって……!? 「この人は無理だ、いらない」妻が決意した瞬間 「もうこの人とは無理だ」 「結のことを考えてくれない人なんて、いらない」 謝罪する夫から出てくるのは、自分や妻のことばかり。違う……、そうじゃないのに。 娘のことを考えてくれない父親なんて、いらない。 娘へ無関心すぎる夫に絶望した妻は、離婚する決意を固めた。 しかしその直後、夫を見つけた娘が嬉しそうに歩み寄り、笑顔でぎゅっと抱きしめている様子を目の当たりにして、心が揺らいでしまって……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年11月06日妻が離婚を決意し実家へ戻ってしまった。夫はこれまで妻子にしてきた言動を後悔し、関係修復を図るため、育休を取ると決意。しかし、義実家へ向かう途中、妻子の住む場所で大地震が発生してしまい、必要な物を買い込んで家族の待つ避難所に到着した。妻が地震がきたときの話をしてくれた。娘にお茶を飲ませているときに大きく揺れ、食器棚の一部が娘に向かって飛んできたという。 妻は「怖かった……」と、膝を抱えて座り込んでしまった。 「ありがとう! 結を守ってくれて……近くにいてあげられなくてごめん!」 地震が来たとき、もしすぐそばに妻がいてくれなかったら、今ごろ娘は……。とにかく無事でよかった……! 娘を守ってくれた妻には感謝しかない。うなだれる妻をただギュッと、強く抱きしめた。 そして、避難場所として借りられることになった叔父さんの家まで、友田さんに義両親を送ってもらい、夫と妻、娘の3人は別の車で向かうことに。 友田さんとの別れ「応援しています」 夫は避難所へ向かう道中で、友田さんに家族のこと、これまでの後悔していることを打ち明けていた。 「その……応援しています」 離婚したい妻と、関係を修復して家族を続けたいと望む夫。友田さんは夫の心中を察して、手を差し出した。 その様子を怪訝な表情で見つめる妻……。 重い空気のなか、車を出す。しかし、なんだか娘の様子がおかしい。対応しようとすると、妻から辛辣な指摘を受けることに……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年10月09日■前回のあらすじ母を傷つけるとわかっていて別れを告げた咲希。それでもいずれ母は訪ねて来るだろうと心配する咲希に、勇人は姉の好意に甘えて引っ越そうと提案する。さらに、離婚届の話を切り出し…。 >>1話目を見る 僕と咲希は、遠回りしてようやく家族になれた気がします。お互いに相手を気にして、本心を告げず、そして同じ場所で何度も行ったり来たりしてしまった日々。でもこの苦しみからふたりで脱することができた僕たちは、もう過去を振り返らずに家族として前に進んでいこうと思っています。▼ 前編『里帰りした妻が帰ってこない』 次回に続く(全21話)毎日18時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年09月05日タレントのryuchell(りゅうちぇる)さんとともに、今後は夫と妻ではなく「新しい家族の形で過ごしていく」と公表した、モデルでタレントのpeco(ぺこ)さんが、2022年8月27日にInstagramを更新。『新しい家族の形』に寄せられた反響について、公表後、初めてコメントしました。りゅうちぇる&ぺこが離婚へ2人のコメントに「そんな事情が」「本当にビックリ」ぺこ、離婚後初のコメント夫婦という関係にとらわれない、新しい家族の形を選択した2人に対して、賛否両論さまざまな反響が寄せられる中、ぺこさんは同日の投稿で「りゅうちぇるの決断や勇気は生半可なものじゃない」と改めて言及。また、「家族でいたいというのはお互いの純粋な気持ち」として、今後の家族の形に関してつづっています。そして、仕方のないことなのは重々承知ですが、いろいろな憶測などがあるため、もうひとつだけ、わたしからお伝えしておきたいことがあります。夫と妻ではなくなったとしても、家族でいたいというのはお互いの純粋な気持ちであり、たかが戸籍かもしれませんが、息子にもはっきりと胸をはり法律上でも家族なんだと、そして、りゅうちぇるの決断や勇気は生半可なものじゃないんだと示すためにも、戸籍上でも、夫婦ではなくしても家族という枠にいられるよう、今最善の方法を見つけて進めようとしているところです。pecotecoooーより引用世間から寄せられている戸惑いの声に理解を示しつつも、「これが、私たちが決めた、進もうとしている、新しい家族の形」と強い意志を明かしたぺこさん。投稿には「理解のできない人も多いですが応援してます」「それぞれがベストな選択をできたらいい」と応援のコメントも目立ちます。夫という立場から、メディアで発信する機会が多かったりゅうちぇるさんだったからこそ、困惑の声が寄せられるのも仕方がないことでしょう。しかし、ぺこさんとりゅうちぇるさんが選んだ決定は、同じ悩みを抱える人を救う大きな一歩となるかもしれません。2人が強い意志のもと決定した選択は、きっと誰かの背中を押し、勇気付けてくれるはずです。[文・構成/grape編集部]
2022年08月27日2児のシングルマザー・りりこさんは、Instagramで3万人のフォロワーを抱え、自身の離婚体験談やフォロワーさんたちの離婚・シングルマザーとしてのあれこれについてシェアしています。今回は、りりこさんが離婚を決意したあと、夫に離婚をしたいと伝えた時の体験談を紹介します。 すぐに逃げられる準備をして、子どもを預けました結婚1年目からうまくいかず、10年間我慢しつづけついに心身ともに不調をきたしてしまいました。引越しや子どもの心の準備期間などを考えて、離婚したい日の1カ月くらい前に、夫へ離婚を告げることにしました。 まずは下準備。子どもたちをお友達のママにお願いして、預かってもらいました。離婚を告げることで激高し、暴力を受けるおそれもあったので、自宅ではなく人が多い外で伝えようと決めていました。夫の様子によってはすぐに逃げられるように、アパートを契約しておきました。 「お別れしたい」カフェで離婚の意思を伝えました「子どもたちが今度お友達の家に遊びに行くの。久しぶりに二人でごはんでも行かない?」と夫を誘い出しました。 レストランでランチをしながら伝えようと思っていたのですが、静かなレストランで周りに丸聞こえになってしまいそうでなかなかか言い出せず、食後賑やかなカフェに入りました。どきどきしながら、いざ夫へ伝えます。 「実は……お別れしたいなって思って」 今までずっと寂しかったこと、離婚を決意したけっかけなどを伝えていると、感情が出てきてしまい、泣きながら一生懸命言葉にしました。 動揺する夫、もう限界の私「このタイミングで? 子どもたちが成人してからじゃダメなの?」と、夫は動揺した様子でいろんなことを聞いてきました。でも、私はずっとずっと、もう10年以上我慢してきて限界だということ、もう耐えられないと答えました。 カフェを出たあと、夫はなぜか「海に行こう」と言い出し、ドライブして帰りました。恐れていた「キレられる」「暴力を振るわれる」ということもありませんでした。そして翌日、夫は豹変しました。 まるで別人のように豹変した夫夫は人が変わったようにやさしく、家族思いの夫・父親に変わりました。夫は控えめに「離婚したくない」という思いを伝えてきましたが、私の心はもう変わりません。今さら急にやさしくなっても、もう遅いんです。 今までどれだけ私が努力しても何も変わろうとしなかったのに、離婚を切り出された瞬間に豹変するなんて……。もしこれで「やっぱり離婚はやめておこう」なんて言ったら、数カ月後にはきっと元通りになるのが目に見えています。騙されちゃいけない。離婚を告げてやっと、普通の人間として接してもらえるようになりました。 「どうして家族を大切にしなかったの?」衝撃の答え夫が急にやさしくなったことで「どうして家族でいるとき、大切にしようと思わなかったの?」と疑問に思い、聞いてみました。すると、驚きの答えが返ってきました。 「結婚したから、いなくならないと思ってた」 結婚したから、いなくならない。だから、大切にしなくていいし、ひどいことを言ったり、したりしても許される……そんな思いもよらない考えを本人の口から聞いて、改めて「離婚して本当良かったー!」と思いました。 今では子どもたちと平穏で幸せな日々を送っています。夫との生活を無理して続けて泣きながら暮らすより、離婚して子どもたちと笑顔で暮らす選択は間違っていなかったと思っています。 著者:シングルマザーりりこ2児のシングルマザー。フォロワー3万人を超えるInstagram(@sinmama_life)では、自身の離婚体験談やフォロワーさんたちの離婚・シングルマザーとしてのあれこれについてシェアしている。
2022年08月12日《YouTubeでは自分の株価上げて、優しい旦那演じてますけどこれが本当の本性です。離婚したい。出て行きたい》《とにかく今の私は全然幸せではありません》8月7日にInstagramのストーリーで、夫をこう“告発”したのは坂口杏里(31)だ。杏里はちょうど2ヵ月前の6月8日、バーの店長で、ホスト格闘技イベント『宴 -UTAGE-』にも出演する進一氏との結婚を発表したばかり。ところが“告発”に際し、杏里は進一氏に約40万円を貸していると明かし、さらに返済を求めたところ《きれられました》と説明。また《なんかあったらすぐ暴れる》と綴り、進一氏が椅子を蹴ったり叫んだりする様子も動画でアップしている。実は杏里の離婚危機は今回だけではない。先月13日にもストーリーで《まじでいい旦那アピールやめなぁ》といい、進一氏との金銭トラブルについて投稿。さらに杏里が「フラッシュバックするのでやめてほしい」と伝えているものの、進一氏が大声で怒鳴りつけたり物に当たったりするとも明かしていた。「1度目の離婚危機では、杏里さんを心配する声がネットで続々と上がっていました。そこで進一さんはストーリーで《妻のことでご心配をお掛けしまして誠に申し訳ございません》と謝罪。《妻を傷付けてしまった過去は変えられないのでそうしない為に努める毎日です》と綴りました。それに対して、杏里さんはストーリーで進一さんに離婚届を書いてもらったと明かしつつも《私は簡単には彼を手放し離婚はしません》とコメント。さらに同月18日には夫婦でYouTubeチャンネルも開設。ネットでは安堵の声が上がっていました」(スポーツ紙記者)しかし2度目の離婚危機となる今回は、反応が一転しているようだ。「SNSでの告発に対して、ネットでは『夫婦のことを公にするのはどうなの?』との声が。さらに杏里さんは前回も今回も、進一さんについて『結婚するまで、こんな人だとは思わなかった』と述べていますが『選んだのは自分では?』とあまり共感が得られていない様子です。また杏里さんはYouTubeで夫婦の仲良しぶりをアピールしていました。にもかかわらず、再びの告発。そのため大変な目に遭っていたとしても、真剣に受け止められなくなってきているんです」(前出・スポーツ紙記者)暗雲漂う杏里に、光は射すだろうか?
2022年08月08日離婚済み2児シンママ・モグさんと顔がタイプのモラハラ元夫との体験談です。お義母さんが合鍵を作って、突然家に入り込んできたときの話。「合鍵問題」がいつの間にか家族問題に……?!勝手に合鍵を作って突然家に押しかけてきたお義母さん。2人目が産まれることを待ち望んでいるお義母さんは、夫婦生活にまで踏み込み始め…… 挙句、産み分けに関する本を渡されたうえに、不妊の心配もしてきて……?! 合鍵の一件から広がる不穏な空気…… 「マロは大丈夫よ!」 自信満々に返してくるお義母さんの一方的な言い方が気になり、「不妊は女性側だけの問題ではない」ということを自分の言葉で言えたことに少しだけスッキリしたものの…… お義母さんが仕事に戻ったあと、帰宅した夫が何か言い出さないかヒヤヒヤしていたモグさん。 触れたくない妊活の話は夫の口から出てくる気配はなく、ちょっと安心したところで、お義母さんが持っていた合鍵について話を振ってみたところ…… 「別によくない? 母さんを悪者にすんなって」 仮に夫が家に一人でいるときに、急に私の親が勝手に入ってきたらどう思うのでしょうか……。 「決して夫の家族を悪者扱いしているつもりはないけれど、夫の目には自分の親を悪く言うひどい奥さんに見えているのかも」というモグさん。 ムスっとした顔をした夫は、さらにモグさんを追い詰めるような言葉を浴びせるのだった…… 著者:マンガ家・イラストレーター モグ2児の母でシングルマザー。顔が好みの夫と結婚したら結婚後モラハラ夫に豹変。数年間のモラハラ結婚生活体験談を鳥頭ゆばさんによりマンガ化。
2022年06月10日「女の人はよくしゃべると言っただけだ。本当の話をするので叱られる」「本当の話を政治家がしないから、世の中がおかしくなっている」こう語ったのは、森喜朗元首相(84)だ。『共同通信』によると森元首相は6月7日、東京都内で開かれた自民党議員のパーティーで、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を辞任する原因となった自身の発言への批判に対して不満を表明したという。ここで森元首相の問題発言を振り返りたい。森元首相は昨年2月、日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で、元JOC会長の竹田恆和氏(74)や現会長の山下泰裕氏(65)について「(竹田氏は)立派な方なので自分で何か意思をおっしゃることはなかった」「(山下氏は)しゃべり方だけではなく、理路整然と1つ1つしっかりした話をされていました」と“男性の話し方”を讃えてコメント。そして、その後こう語ったのだ。「これはテレビがあるからやりにくいんだが、女性理事を4割というのは、女性がたくさん入っている理事会、理事会は時間がかかります。これもうちの恥を言います。ラグビー協会は倍の時間がかかる。女性がいま5人か。女性は競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分もやらなきゃいけないと思うんでしょうね、それでみんな発言されるんです。結局、女性はそういう、あまり私が言うと、これはまた悪口を言ったと書かれるが、必ずしも数で増やす場合は、時間も規制しないとなかなか終わらないと困る。そんなこともあります。私どもの組織委にも、女性は何人いますか。7人くらいおられるが、みんなわきまえておられる。みんな競技団体のご出身で、国際的に大きな場所を踏んでおられる方ばかり、ですからお話もきちんとした的を射た、そういうご発言されていたばかりです」男性の話し方を讃えた上で、偏見に基づいて“女性は話が長い”とした森元首相。そして「わきまえる」といったフレーズもあるため、「女性蔑視だ」との指摘が殺到することとなった。その後、会見を開き「発言については撤回したい」と釈明した森元首相。しかし記者の質問を遮るシーンや、「オリンピック精神に反する人が会長を続けるのは適任か?」との問いに「さあ?」と返答。さらに記者が問いを重ねるにつれ、「面白おかしくしたいから聞いてんだろ?」とすごむシーンも。辞任を表明したものの“逆ギレ会見”と揶揄され、再び世界中から厳しい声が上がっていた。そんななか飛び出した今回の「本当の話をするので叱られる」という発言。ネットでは《「あなた不細工ですね」と言って、本当の事だからと叩かれないと思ってるのかな》《そもそも森喜朗が言ってる事は本当の事じゃないんですが》《昔から失言するたびに反省したふりをしてたじゃん。本当のことを言っていないのは、オマエだ!》と呆れる声が上がっている。■小藪と兼近が“切り取り”とコメント…そして、今なお根強い擁護の声“反省しない”森元首相への批判が相次ぐいっぽう、擁護する人も少なくないようだ。森元首相が問題発言をした当時、芸人の小籔千豊(48)は「一部の発言を切り取って、印象を強めようという報道は別に今回だけでない」「全文読んだら、たぶんみんな印象変わると思うんですよ」と情報番組で擁護。またEXITの兼近大樹(31)も『Abema Prime』(ABEMA)で「『本当に全文聞いたのか?』っていう。全員がすべて聞いたわけじゃないと思うんですよ。ただ誰かが言っているから、『こんな酷いこと言ってるんだ』っていう切り取りの文字を読んで攻撃している人もたくさんいるなって感じた」とコメントしていた。そして、今回の発言でも森元首相を擁護する声は根強い。ネットでは、「切り取りだ」とする声がこう相次いでいる。《だいたい森喜朗氏の全文読んでればたいしたことを言ってないのは明白なのにメディアなどが切り取りをして、それをフェミニストたちが炎上させようとしました》《そもそもの蔑視発言とされた話自体切り取り報道ではないか?前後の脈絡なく、鬼の首をとった様に馬鹿騒ぎをしているだけではないか》《見出しと切り取りに踊らされた人が多く出たのはマスコミの策略が上手くはまったのでしょう》
2022年06月09日漫画家として活躍している、あららぎ菜名(@Araragi_Nana_23)さんは、美術大学の中でも、日本最高峰といわれる東京藝術大学を卒業しています。東京藝術大学に入学できるのは、ほんの一握りの人だけです。あららぎさんは、高校を卒業後、予備校へ通う学費を自分で稼ぎながら、絵の勉強もするという、過酷な浪人時代を過ごしました。数年に渡った浪人時代の話を聞けば、多くの人が「苦労したね」ということでしょう。『よくいわれるんですが』あららぎさんは、さまざまな人から、「若いうちから苦労したほうがいいよ~」という言葉を聞くそうです。そういった意見に対し、あららぎさんが思うことは…。「よく言われるんですが」 #創作漫画 #エッセイ漫画 #コミックエッセイ #日常 #漫画が読めるハッシュタグ #コルクラボマンガ専科 pic.twitter.com/4UySH3ExYQ — あららぎ菜名/漫画家@書籍発売中 (@Araragi_Nana_23) May 13, 2022 「あららぎさんも苦労したでしょう」と問いかける、年上の人。あららぎさんの過去を知っているからこそ、同意を求めたのかもしれません。しかし、実際に苦労を重ねてきたあららぎさんは「苦労をしなくていいなら、しないほうがいいっすね!」とばっさり。あららぎさんの返答に、共感の声が上がっています。・こういう言葉ってだいたい、図々しい人間にいいように搾取される時に使われますよね。あららぎさんの回答にスッキリした!・本当にそう!死ぬまで幸せに暮らして何がいけないんだろう。人によって『苦労』と感じる度合いも違うしね。・もうすぐ25歳になるのですが、「何も苦労してない、情けない…」と思っていた心が軽くなりました。・心身ともにズタボロになるだけの苦労はしなくていい。苦労ではなく、経験を積もう。あららぎさんは「『苦労しろ』ではなく、『いろいろな経験をしろ』なら分かる」とも付け加えています。ただ身心を疲弊させるだけの『苦労』ではなく、自分の人生の糧になる『経験』を積みたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2022年05月15日■前回のあらすじ離婚を切り出され、勇人を責める咲希。しかし、「大事な家族の生活を捨てたのは君だ」と言われて動転する。一方、義母はその夜電話で「孫と娘を押し付けてお金を出さないのか!」と激しい怒りを勇人にぶつけてくるのだった。 >>1話目を見る その後、咲希から「離婚を取り消して」か「私と子どもたちの生活のことを考えて」と、何度も連絡が来ました。そんなあるとき、電話で僕が抱えていた想いを伝える機会が…。それを聞いて咲希は何を思っただろう? そう考えていた週末、芽衣と瑠衣を連れて突然咲希が自宅にやってきました…。次回に続く(全13話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年03月19日重岡大毅主演、木村文乃、仲野太賀、岸井ゆきのら共演の「#家族募集します」第9話が9月17日放送。銀治の“本当の家族”が現れる…その願いに視聴者から様々な声が送られるとともに、めいくの“新曲”にも「歌声が落ち着く」などの感想が寄せられている。妻が海外で死去、シングルファーザーとして5歳の息子・陽を育てる主人公が、幼馴染と再会したことから始まる、性格も価値観もバラバラな男女4人と子ども3人が家族になっていく姿を描いた新時代のホームドラマとなる本作。絵本作家をしていた妻の遺志を継いで、新たな絵本作りを始めた赤城俊平を重岡さんが演じるほか、5歳の娘・雫を育てているシングルマザーで小学校教師をしている桃田礼に木村さん。俊平の学童時代の幼馴染みで、住み込みで働いているお好み焼き屋「にじや」に新たな“家族”を作ろうとする小山内蒼介に仲野さん。音楽活動を続けながら6歳の息子・大地を育てる横瀬めいくに岸井さん。大手建設会社で働き、8歳の娘・いつきを預かることになった黒崎徹に橋本じゅん。「にじや」の店主で蒼介の提案を受け入れ2階を提供、前回のラストで倒れてしまった野田銀治に石橋蓮司。絵本作家だったが取材中に事故に遭い亡くなった俊平の妻・赤城みどりに山本美月といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。大地(三浦綺羅)とキャッチボールをしていた銀治が突然倒れる。大地はどうしていいかわからず、めいくに電話するが、蒼介と話していためいくは気づかない。そこで大地は旅行中の俊平に連絡。電話を受けた俊平と礼は急遽東京に戻ることに。その際俊平は「家族だから」と黒崎にもメッセージを送り、にじやの“家族”たちは病院に集まる。俊平たちは銀治の“本当の家族”に連絡を入れるべきではないかと考えるが、銀治は家族について何も語ってこなかったため、SNSを使って銀治の家族を探すことを思いつき、めいくの歌とともにすると銀治の昔の写真を投稿すると、投稿を見た銀治の息子の妻・久実子(ヒコロヒー)が現れる…というのが今回のストーリー。久実子は夫が銀治と6年前から絶縁状態だと語ったうえで、かつて蒼介が撮影した写真を見て「ほんとはまたこんな風に暮らせたらなって…もう叶わないことかもしれないけど」と口にし、その様子を見た蒼介は複雑な表情を見せる。この事態に「明け渡す……なんてこともあるのだろうか」「本物の家族を住まわせるために身を引く?」「そうか、ほんとの家族が戻ってくる場所がなくなったってことってことなのか…」「蒼ちゃんの理想の家族を取り戻すためには蒼ちゃんがつくりあげた家族を手放さないといけなくなるのか……」といった声が次々と投稿される。一方、銀治の家族を探すための投稿に添えられためいくの新曲に「めいくさんの歌が出来てる~~!!」「めいくちゃんほんと綺麗な歌声だなぁ~」「めいくちゃんの歌もメロディーも好き」「めいくちゃんの歌声が落ち着く」といった感想が集まる。まためいくの歌を聴きながらエアドラムを叩く蒼介にも「エアドラムでノッてくれる蒼ちゃんに恋をした」「音聞こえてきそうだったわw」などの声が寄せられている。(笠緒)
2021年09月18日福原愛(32)が7月8日、江宏傑(32)との離婚を発表した。各メディアによると2人は連名の声明で「夫婦で協議した結果、双方合意のうえで離婚が成立いたしました」といい、さらに「私共の子供達については、共同親権となります」とつづったという。16年9月に結婚した2人。二児が誕生しただけでなく、台湾のテレビ番組でキスを披露するなど夫婦仲は順風満帆に思われた。ところが、今年3月に事態は急転する。『女性セブン』によって福原の不倫疑惑が報じられたのだ。「同誌によると愛さんは江さん、そして彼女のお母さんである千代さんや子供たちを台湾に残し、今年1月に1人で帰国。そして2月下旬、一流企業に勤める長身の男性と横浜中華街でデート。彼の持つソフトクリームを食べようと愛さんが背伸びをするほどのラブラブぶりで、2人は同じホテルに1泊。その翌日、買い物を楽しんだあと愛さんの自宅で2人はまた1泊したそうです」(芸能関係者)不倫疑惑が報じられた当時、福原は「一緒の部屋に宿泊した事実はありません」とのコメントを発表。また『NEWS ポストセブン』の取材に対しても「ホテルの部屋は2部屋取っていました」と頑なに不倫を否定していた。しかし、日本では『説明が不自然』などいぶかしむ声も多数あった。「千代さんは介護が必要で、さらに2人のお子さんはまだ幼い。にもかかわらず愛さんは台湾の自宅を不在にし、男性と会っていたということです。そしてその間、江さん一家が彼女の家族の面倒をずっと看ていたといいます。さらに千代さんが帰国する際、台湾の空港まで送り届けた江さんはInstagramでその安全を祈願。いっぽう愛さんは子供たちと3ヵ月以上も会っていないと伝えられていました。そのため『それでも平気なの?』と、台湾でも愛さんのイメージは急降下することとなりました」(台湾に住む芸能関係者)■家族でタピオカ店経営、そして親孝行ビジネスも計画そんな福原だが、結婚当初からある夢を描いていた。それは“家族ビジネス”だ。「愛さんは台湾生活のなかで、タピオカミルクティーに大ハマりすることに。台湾はタピオカの本場ですから、味の種類も豊富。感動のあまり、1日で5杯飲んだこともあったそうです。そのうち『いつか夫婦でタピオカミルクティーの店を開きたい!』と考えるようになったといいます」(台湾在住ライター)さらに彼女の夢は膨らむ。「愛さんはタピオカのお店を開いたら『台湾名物のパイナップルケーキや台湾の小物も一緒に売り出したい』と考えていたと聞きました。親しい記者たちに『低カロリーで美味しい店を開きたいので、ツテがあれば紹介してください!』とお願いまでしていたそうです」(前出・台湾在住ライター)しかし、その夢も離婚で幻に。またビジネスといえば不倫報道直前の今年2月、彼女は『株式会社omusubi』を設立したと発表。そして「これまで応援いただいた皆さまに、社会貢献活動を通じて恩返しをする」と謳っていた。しかしomusubiは、設立からわずか2ヵ月でオフィスを閉鎖することに。「それも“スポーツ教育を盛り込んだ保育所”を作るために動き始めた矢先のことだったそうです。omusubiを設立したのは卓球一筋だったお母さんが腰を悪くし、車いす生活になったことがキッカケ。『ハンディキャップがあっても不自由なくスポーツができるようにしたい』と愛さんは考えていたそうです。しかし、離婚によって広告契約をしていた企業に莫大な違約金を支払うのではともささやかれています。“親孝行ビジネス”の夢も一旦潰えることになりそうですね……」(スポーツ紙記者)約5年で幕を下ろした結婚生活。福原はイチからすべてをやり直すことになりそうだ。
2021年07月09日一度は家族を捨てた父と発達障がいのある息子が、約30年ぶりに一緒に暮らすことになり、悪戦苦闘しながら本当の親子関係を築くまでを描いた映画『靴ひも』。来月の公開に先駆けこの度、一足早く本作を鑑賞した各界著名人から絶賛と共感のコメントが到着した。「映画を通して人々の障害に対する意識を変えたい」母の突然の死により、一緒に暮らすことになった父ルーベンとその息子ガディ。ガディは明るく誰に対してもフレンドリーだが、皿の上の食べ物の配置から、寝る前のルーティンにまで、生活習慣への独自のこだわりが強く、苦手なことも多い。父はどう接したらよいか手探りで戸惑ってばかりだったが、ようやく打ち解けた頃、ルーベンは末期の腎不全と診断されてしまう。そして、ソーシャルワーカーの勧めで特別給付金を申請することに。ガディは、その面接の場で特別な支援が必要であるとアピールするため、“靴ひも”が結べないふりをする…。本国イスラエル・アカデミー賞では8部門ノミネート、父親役のドヴ・グリックマンが助演男優賞に輝き、アメリカ各地の映画祭で観客賞を多数受賞した本作。監督のヤコブ・ゴールドヴァッサー自身が発達障がいのある息子を持ち、テーマが身近であるだけに困難な挑戦だったというが、「映画を通して人々の障害に対する意識を変えたい」と本作製作に至った。各界著名人から絶賛と共感のコメントが到着タイトルの“靴ひも”は、息子の苦手な動作の一つである「靴ひもを結ぶこと」からきている。お仕事とお昼ごはん、どっちも大事な息子と、長年にわたり家族と疎遠だった父親との関係の変化と成長の象徴として、劇中に3度登場。女優・東ちづるは「『結ばなかった』靴ひも。『結べなかった』靴ひも。そして・・・。あのシーン、いいなあ。大好きだなあ」とコメントしている。また、昭和大学医学部精神医学講座教授・岩波明は「『レインマン』以来の傑作であり、多くの人に見て頂きたい」と勧め、「発達障害を一緒に語る会」主宰・山本純一郎は「僕はガディそのもの」と自身のエピソードと重ねている。なお、本作は日本劇場公開に際して、「東京都推奨映画」「文部科学省選定(青年/成人)」に認定されている。著名人コメント(順不同)東ちづる(女優・一般社団法人Get in touch代表)「サポートしなければならない」から、「サポートしあえる」「頼りにしあえる」家族になると、あんなに柔らかい笑顔に。成長に年齢は関係ない。「結ばなかった」靴ひも。「結べなかった」靴ひも。そして・・・。あのシーン、いいなあ。大好きだなあ。柳家花緑(落語家)主人公ガディの成長と父親の心の変化に後半は涙が止まらなかった。学習障害のある私も成長することを諦めずに生きて行きたいと、この映画を観て強く背中を押されました。ガディは優しくて魅力的だったなぁ。誰の人生にも困難は付き物。サポートを受けながら生きて行くのもとても大事なことだと思いました。健常者だって完璧な人間はいないのだから障害有り無し関係なく、我々はもっともっと愛と感謝を表現して生きて行こうよ!って観ていて思いました。岩波明(昭和大学医学部精神医学講座教授)ここには、自閉症スペクトラム障害(ASD)の「生きざま」が見事に描写されている。ASDは従来の自閉症やアスペルガー症候群を含む発達障害であるが、誤解されている面も多い。「空気が読めない」「どこか変わったところがある」ことがASDの特徴とみなされる傾向があるが、実際はこの映画にあるように、ASDの人は独自の生活に関する「こだわり」を持ち、そのために世の中のルールからはずれてしまうのだ。発達障害をテーマにした作品は数多いが、この映画は「レインマン」以来の傑作であり、多くの人に見て頂きたい作品である。山本純一郎(「発達障害を一緒に語る会」主宰/「マイノリティ先生」講師)◆初めて靴ひもつきの上履きを履かされた小4の始業式。結べなくて泣きべそを掻いた日のことを思い出す。僕を叱責するばかりの先生と、隣で不思議そうに僕を見つめていた転校生の女の子。初めて好きになったのも、その子でした。そんな僕はガディそのものだった。◆なかなか友達ができなかった学生時代。初めて仲良くなってくれたのは、クラスメイトではなく、バイト先の仲間だった。なぜか接客をさせてもらえず、「君に皿洗いをさせたら世界一だ」と店長におだてられ、皿ばかり洗っていた。かなわぬ恋をしては周りを笑わせる、そんな僕はガディそのものだった。小栗謙一(映画監督/ドキュメンタリー映画『Challenged チャレンジド』)小さい頃、誰かに結んでもらっていた「靴ひも」私たちはいつ結べるようになったのだろう。知的発達障がいのある人が、自分の手で「靴ひも」を結べた日それは、自立できた証の記念日なのだ。『靴ひも』は10月17日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2020年09月28日こんにちは、婚活FP山本です。嘘か誠か、新型コロナウィルスによる長い自粛生活で、「コロナ離婚」と呼ばれる離婚が増えているといわれています。愛し合ったからこそ結婚した夫婦なのですから、長く一緒にいれば愛が深まりそうにも思えますが、本当にコロナ離婚が増えているなら残念といえます。そこで今回は、コロナ離婚の真偽とその原因、さらに夫婦関係の見直しポイントについて詳しくお伝えします。あなたの人生に、お役立てくださいませ。確かにコロナ離婚は増えている!まずは、コロナ離婚が本当に増えているのかどうかをお伝えします。結論からいえば、コロナ離婚が増えているのは事実です。ニュースやネット記事でも頻繁に見かけるでしょうが、確かにコロナ離婚は今、すごい勢いで増えているといえます。強いていえば、離婚にまでいたっていなくても、コロナ離婚を考えるほどに夫婦仲が悪くなっている世帯は多いのが実情です。もっとも、元々不仲な夫婦もいれば、コロナによって不仲になった、相手の欠点が見えて嫌になった方までさまざまなので、原因は一概にはいえません。少なくともコロナ離婚が増えている状況なのですから、既婚者は全員が離婚を警戒すべき時期といえます。「ウチは絶対大丈夫」などと油断することなく、まずは自身の言動や立ち振る舞いを自己分析しましょう。コロナ離婚相談も急増中!実際に、筆者の元へコロナ離婚相談をしに来られる方も急増中です。直接的な相談でなくても、周囲でコロナ離婚を検討中という声は頻繁に届いています。さらにコロナ離婚でなくとも、夫婦間だけでは息が詰まり、愚痴という形でのガス抜きを要望される方も多いです。どちらかといえば、体感的には「愛が深まった夫婦」は残念ながら少数派といえます。ただ一方で、逆の「コロナ婚活」を希望する方も増えていますから、まずはこのような大局観を知っておきましょう。理由・原因はさまざまだが「価値観の相違」が多い次に、コロナ離婚の理由・原因についてお伝えします。直接的な理由は本当にバラバラですが、総じて「価値観の相違」が多いです。そして相手との違いが少しずつ、しかし確実に苦痛を感じ、そして自粛生活という逃げ場がない状況で苦痛が増大し、最終的にコロナ離婚を決意されています。少し注意が必要なのが、コロナ離婚では「年収」が関係ないことも多いという点です。分かりやすく年収が下がったから離婚というケースもありますが、1000万円程度の年収を保っていても離婚というケースもあります。特に年収が高い方は、要注意です。価値観も相手の心情も、目には見えません。自分は大丈夫と思っていても、ある日突然に相手から離婚を突き付けられることも多々あります。少なくとも今は十分に警戒しておきましょう。ストレス増やコロナへの警戒感の相違も要因になりがちただでさえ今は、コロナの自粛生活でストレスが増えて皆がピリピリしています。そしてコロナへの警戒感も人それぞれですから、この相違もコロナ離婚の要因になりがちです。収入が減った、雇用を失ったという方も多く、今は本当に誰もが離婚しやすい状況といえます。この状況をコロナ離婚せずに乗り切れるかどうかは、本当に「夫婦次第」です。普段以上にコロナ離婚を警戒して、相手と接するときには注意を払いましょう。コロナ離婚せずとも熟年離婚しそうなケースが多い次は、別角度でコロナ離婚の原因・理由をお伝えします。簡単にいえば、コロナ離婚は今、離婚をしなくても将来的に熟年離婚しそうなケースが多いです。どちらに転んでも最終的に離婚しそうな夫婦で、それが早まっただけといえるのがコロナ離婚といえます。そして熟年離婚もコロナ離婚も、基本的には「夫婦間の思いやりやコミュニケーションの不足」が最たる原因です。これらを増やそうとしなかった、大切にしなかった結果ともいえます。大切にしているはずが、相手からすれば大切にしていないと思われた結果ということも多いです。家族のためを思って一生懸命に働いた結果、「仕事が好きなだけ」と家族をないがしろにしてきたと思われるような方は本当に多いといえます。しっかりと、夫婦間の歩調を合わせていきましょう。なぜ離婚されるのか本気で分からない方も……コロナ離婚も熟年離婚も、どちらも双方が分かりやすく不仲と思っているケースもありますが、なぜ離婚されるのか本気で分からない方もいます。しかし思い当たる理由があってもなくても、実質的に離婚は夫婦の一方が望めば成立してしまうのが現実です。仮に法律上、離婚は回避できたとしても、恋人時代のような関係性に戻ることは不可能に近いといえます。一方が真剣に離婚を考える事態になってからでは手遅れですから、そんな事態になる前に対処していきましょう。夫婦関係の見直しには「コミュニケーション」が必須今度は、夫婦関係の見直しポイントについてお伝えします。結論からいえば、夫婦関係も人間関係の一種ですから、やはり「コミュニケーション」がポイントです。またここでいうコミュニケーションでは、「負の感情をともなうもの」を話し合えているかがポイントになります。たとえば、あなたが嫌だなと感じた相手の言動を、しっかり相手に嫌だと伝えているでしょうか。そして相手はそれを聞き入れ、謝罪や改善をしているでしょうか。離婚になる夫婦の多くは、このようなコミュニケーションを取れていないからこその離婚です。一般的には、女性は伝える努力を怠り、男性は聞き入れる努力を怠ることが多いといえます。そもそも夫婦は互いに生まれも育ちも性別も違いますから、普通や常識も違って当然です。ぜひ良質なコミュニケーションを通して、互いに歩み寄るよう配慮していきましょう。夫婦双方が在宅勤務や家事育児への思いやりが大切多くのコロナ離婚の事例を見聞きした結果、離婚の最初の引き金は「慣れない在宅勤務によるテレワーク」であることも多いです。一方が、あるいは両方が在宅勤務なのに、家事育児への配慮・思いやりが不足したことが原因といえます。現代は共働きが主流であるとともに、家事育児も共同作業なのが基本です。離婚の最初のきっかけは「実に些細なこと」がほとんどですから、些細なことのうちにコミュニケーションを図って改善していきましょう。[adsense_middle]コロナ離婚するなら事前にマネープランを立ててから!最後に、コロナ離婚を考えている方に大切なことをお伝えします。コロナ離婚するかどうかは当人の自由です。たとえ子供がいたとしても、不仲な関係性を見せ続けるくらいなら離婚したほうがよいこともあります。ただ、コロナ離婚するなら事前にマネープランを立ててから離婚しましょう。というのも熟年離婚も含めてですが、離婚したほうが幸せと思っていたら、主に経済面が原因でかえって不幸を感じているという方が少なくありません。どうしても離婚を考える場合は感情的になりがちで、多少の収入源があればなおさらですが、それでも警戒が必要です。実際にコロナ離婚相談で、離婚後のお金の面をシミュレーションした結果、全然生活できないというケースも実に多いといえます。特に子供がいる場合は教育費が誤算になりがちです。十分な見通しと準備のうえで、コロナ離婚を実行しましょう。恋人関係の破局ではない。「離婚の意味」を理解しようそもそも現代は「老後資金2000万円問題」が立ちはだかっており、多くの場合で結婚していないと生き抜けない時代です。コロナ離婚後に再婚活するにしても、すでに結婚適齢期を大幅に過ぎている方も多いといえます。コロナ離婚は、若い頃の恋人関係の破局とは意味合いが全然違うのが実情です。まずはマネープランを通して金銭面を確認し、そのうえで本当にコロナ離婚するのか考えましょう。コロナ離婚したほうが幸せとは限らない!コロナ前から、そもそも現代は3組に1組が離婚するような時代です。それだけ離婚も一般的とさえいえますが、少なくとも「コロナ離婚したほうが幸せ」とは限りません。コロナ離婚を考えるほどに今は追い詰められているでしょうが、最低限の冷静さだけは失わずに判断していきましょう。
2020年06月13日絵に描いた幸せな家族であっても、実は問題を抱えていることがあるかもしれません。反対に血の繋がりだけではない、家族があってもいいのではないかと気付かされます。YouTubeチャンネル『漫画エンジェルネコオカ』にアップロードされた動画に、そんな家族のあり方を考えさせられます。家族ぐるみで仲良しの家族に…主人公の両親とアオイさんの両親は親友同士。1歳違いの2人は、小さいころからよく遊んでいました。ある日、交通事故で主人公の両親が他界…。天涯孤独になってしまった主人公でしたが、両親の親友であったアオイさんの親が引き取り、養子にしてくれます。親身になって心配してくれるアオイさんの親を、主人公は本当の両親のように慕い「お父さん、お母さん」と呼ぶまでに。家族を養うためと働きに出ている親に、申し訳ない気持ちでいっぱいの主人公でしたが、アオイさんはそんな主人公にこう語り掛けます。アオイ:「一緒に立派な大人になってお父さんとお母さんにいっぱい親孝行しようね!」主人公:「…うん…」幸せな日々はそう長く続かなかった…それから月日が過ぎ…。主人公は行きたい大学へ行かせてもらい、立派に成長しました。そして、大手企業に就職が決まり、親も喜んでくれました。一方、アオイさんは大学時代から付き合っていた恋人とめでたく結婚。家族は順調満帆で、これからもっと幸せが続くと思っていたのですが…。なんと親が2人とも事故で亡くなってしまったのです!これからたくさん親孝行させてもらおうと思っていた矢先の出来事で、主人公の頭の中は真っ白。そして、悲劇は続き、アオイさんの夫が脳卒中に倒れ、治療もむなしく亡くなってしまいます。残されたアオイさんは妊娠中期。自分たちが大好きだった人が皆いなくなってしまい、主人公とアオイさんは失意のどん底にいました。アオイさんは自分自身を責め、「お腹にいる赤ちゃんも主人公もきっといなくなる」と悲観。そこで主人公は「俺はいなくなったりしない!」と約束するのでした。その後、アオイさんは無事に出産。主人公はアオイさんや赤ちゃんを守るために籍を入れたのです。しかし、近所の人たちからは「信じられない!」と噂のタネに…。感動する結末は、ぜひ動画をご覧ください。家族のあり方を考えさせられる物語でした。家族には、他人には分からないこと、見えないことがたくさんあるでしょう。たとえ血が繋がっていなくても、家族を守ろうと過ごした日々は、素晴らしいものだったのではないでしょうか。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年04月30日【今週の悩めるマダム】夫との愛がなくなってもうずいぶんと長い月日がたちます。弁護士に離婚相談をしに行ったのですが、離婚理由などから、私に有利になる離婚はできない、と。さらに嫁いだ一人娘にも相談したら「今更やめて」と言われました。このまま愛のない結婚生活を死ぬまで続けるのでしょうか?(愛知県在住・60代主婦)60代というのは確かにある意味「今更」の年齢でもありますが、仮に奥様が70代や80代だとしても起こり得る問題だと思うのです。愛がないのに一緒にいることの苦しみは計り知れません。女として愛されたいと思うのは当然ですし、そういう意味で60代という年齢は「今更」ではないと思います。まだまだやり直せる年齢です。僕ももうすぐ還暦ですが、自分が還暦であることが信じられないくらいにまだ若いのです。離婚をした時には本当に老けました。未練たらしいことは言いたくないですが、家族みんなで幸せになると僕一人勝手に信じていたので、離婚を突き付けられた時の人生への絶望感は壮絶なものがありました。そこから怒濤の子育て生活が始まるのですが、それが逆に生きる糧になりました。その子も、この9月にフランスで高校生になったんですよ。長い間子育てに専念できたことで、僕は絶望から立ち直ることができたというわけです。還暦を直前に控えて、前よりも元気になったかな、と思っています。息子に感謝ですね。さて、話を本題に戻しましょう。僕が気にすることじゃないかもしれませんが、ご主人は離婚の可能性など毛頭考えていないと思うのです。そこでいきなり離婚を突き付けられると、ご主人がおいくつか分からないですが、相当なショックを受けられることでしょう。奥様は自由になられるからいいですが、ご主人の喪失感は半端ないんじゃないか、と想像できます。それとも、もう愛がないので、そこはまったく気にならないのでしょうか?「辻さん。でも、私の人生はどうしたらいいの?どこまで我慢をし続ければいいのですか?私だって生きているんです」そういう声が戻ってくるでしょうね。難しい問題です。そこで提案なのですが、一度、〝お試し離婚〟をしてみるというのはどうでしょう?ご主人と話し合い、お互いが同意したなら、仮の離婚をしてみる。真実味を出すため、周りに離婚したと伝えてもいいと思います。でも戸籍上は離婚をせず、あくまでも仮の離婚形態をとるわけです。そして、同居はしばらく続けるのです。とはいえ夫婦ではなくなったので、お互い何をしても自由ということがいちばんのポイント。それで様子をみて、気が変わったら復縁もあり、と最初に決めておいてください。面倒くさいと思われるかもしれませんが、ここまで時間をかけて夫婦をやってきたわけですから、もし解消するにしても、それなりの時間をかけるほうがいいと思います。いきなり離婚を突き付けるのではなく、お互い面と向かってしっかりと話し合ってみてください。そこに保険のこと、生活費のこと、年金のこと、娘さんのことなど、いろいろな事情が関わってきます。そのお試し期間を経たうえで、本当の離婚に踏み切るのか、思いとどまるかは奥様次第です。【JINSEIの格言】いきなり離婚を突き付けるのではなく、“お試し離婚”はどうでしょう?お互い何をしても自由ということがポイント。それで様子をみて、最終的な判断をしてみるといいと思います。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2019年10月01日「“介護離婚”の多くは熟年離婚になりますが、熟年離婚は経済的に厳しいのが現実です。それでも精神の解放を求めて『離婚したい!』と思うなら、一度きりの人生、後悔のないようにしてほしいですね」そう語るのはマネーセラピストの安田まゆみさん。最後の手段ともいえる、介護離婚という難しい結論。そんな介護離婚についての知っておくべきお金の話を安田さんに聞いた(会社員の夫を持つ専業主婦」を想定)。「まず、婚姻中に夫婦が築いた共同財産は離婚時に財産分与の対象になり、基本は夫婦半々。預貯金のほか夫の厚生年金や結婚後に購入した自宅などが対象です」(安田さん・以下同)一聞すると収入の少ない主婦にとっては福音だが、いざ試算すると現実は甘くない。「たとえば40~50代の夫婦なら、子どもにお金がかかる時期なので、いざ介護離婚となっても預貯金が少ないことがほとんど。仮に自宅を売却しても多くはローンの残債もあり、1,000万円も残ればいいほうです。そうすると、妻がもらえるのは500万円にすぎません。介護が始まると身動きがとれなくなることが多いので、不安がある人はいまのうちに正社員などの安定した職を得て、かつ共同財産の額を増やしておきましょう」離婚には初期費用も必要だ。「安く見ても引っ越し関連で80万円。また、裁判や調停費用に備えて、80万円は用意しておきたいところです」いっぽう60代以降ともなると、就職は難しい。そのため、夫の退職金などまとまった財産があればそれを分け、あとは年金分割でやりくりすることが基本になる。「現在、夫婦合わせた年金の支給額は月に22万~23万円ぐらいです。そのうち、仮に妻の年金受給額が老齢基礎年金(6.5万円)と結婚前に加入していた厚生年金を合計した7万円だとしたら、夫の受給額は差し引き約15万円。このうち、年金分割の対象になるのは夫の老齢基礎年金分を除いた8.5万円のなかから、勤めていた期間のうちの結婚期間分だけなので、妻がもらえるのは半分で多くても4万円弱。つまりこの場合、離婚後の年金収入は7万円+4万円強で月11万円と少しです。財産分与があれば手元のお金は増えますが、離婚後も数十年生きることを考えれば、1カ月あたりのプラスは数万円でしょう」なお、夫に介護を丸投げされたことが離婚の火種になったとしても「それで慰謝料を請求するのは難しいでしょう」と安田さん。離婚を検討するなら、まずは“いまできること”を考えてみよう。
2019年06月07日日本の離婚率と言えば、「夫婦の3組に1組が離婚」といった数字を聞いたことがある人が多いと思います。日本の離婚率は高いように思いますが、はたしてそうなのでしょうか?本記事では、日本の離婚率について解説し、日本では離婚率が高いと言われる理由についても検証します。日本の「離婚率」が高いというのは本当?厚生労働省「平成29年人口動態統計月報年計(概数)の概況人口動態総覧(率)の国際比較」日本の離婚率の推移日本の離婚率は、近年上昇しているのでしょうか?戦後の日本の離婚件数及び離婚率の推移は、次のグラフのとおりです。厚生労働省「平成29年(2017)人口動態統計月報年計(概数)の概況結果の概要」このデータによると、同居期間15年未満の夫婦の離婚件数は、平成17年をピークに概ね減少傾向です。しかし、同居期間15年以上の夫婦の離婚件数は、それほど減っていません。同居期間35年以上に限っては、平成17年よりも平成29年の方が多くなっています。同居期間が長い夫婦というのは、熟年離婚ということです。つまり、離婚全体に占める熟年離婚の割合が増えているのです。離婚率が高いと言われるのは熟年離婚が増えたから近年離婚件数はむしろ減少傾向です。けれど、これまで離婚しなかった40~50代以上の夫婦の離婚が増えたため、離婚率が高くなった気がするのではないかと思います。熟年離婚が増えているのはなぜ?熟年離婚が増えている理由としては、以下のような点が考えられます。共働き夫婦が増えた女性は離婚するとなると経済的な心配があります。今は40代以上でも働いている女性が多いですから、離婚後に直ちに困るといったケースが少なくなってきています。年金分割制度の創設平成20年度から、離婚時に夫の年金保険料納付記録を分けてもらえる「離婚時年金分割」の制度が始まりました。年金だけで生活していくことは難しいですが、年金分割すれば多少なりとも年金が増えることで、専業主婦やパートの人でも離婚しやすくなったというのがあります。高齢化により寿命が長くなった寿命の短かった昔は、夫婦で余生を過ごす時間はそれほど長くはありませんでした。しかし、現在では寿命が延びたため、子供が巣立ったり仕事を引退したりした後も、夫婦でいる時間が増えてしまったというのがあります。残りの人生、今のパートナーと過ごすのではなく、自分の好きなように生きたいという人も増えています。相手の介護をしたくないという理由もあるでしょう。婚姻期間が長くなったということは、離婚できる期間も長くなったということです。長い人生の中で、離婚という選択肢を取る余裕ができたことも熟年離婚が増えた理由と考えられます。熟年夫婦の離婚理由では、熟年夫婦はどういった理由で離婚しているのでしょうか?一般に、離婚原因として、最も多いのは、性格の不一致です。離婚原因については、こちらの記事をご参照ください。熟年夫婦であっても、離婚理由の中心的なものは、性格の不一致です。と言っても、長年一緒にいる夫婦はお互いの性格をよく知っているはずですから、性格の不一致で即離婚を決めているわけではありません。熟年夫婦の場合、長い夫婦の歴史の中で、浮気、浪費、親族との不和など、いろいろな事件を経験しています。その時々には離婚せずに乗り切ったけれど、納得いかないことを積み重ねた結果、最終的に性格の不一致として離婚を決めているケースが多いように思います。日本の離婚率:まとめ日本の離婚件数は、平成14年をピークに減少しており、離婚率も低下しています。近年、離婚が増えているようなイメージがあるのは、熟年離婚が多くなっているからです。寿命が長くなったことにより、性格の合わないパートナーと余生を過ごすよりも、残りの人生自分の好きなように生きたいと考える人もいるでしょう。熟年離婚にはリスクもありますから、しっかり準備して臨むのがおすすめです。
2019年03月26日離婚する夫婦は増えていると言われていますが、どのような理由で離婚をしているのかが気になるのではないでしょうか?ここでは、夫婦の離婚原因についてランキング形式でご紹介します。男性、女性がそれぞれ離婚を考える場合の離婚原因の違いについても知っておきましょう。離婚原因ランキング1位から10位は?夫婦がどんな理由で離婚しているかを知るためには、裁判所の発表している司法統計が参考になります。司法統計には、家庭裁判所に申し立てがあった婚姻関係事件(主に離婚調停)の申立人に「申し立ての動機」の調査を行って、男女別にまとめたものがあります。最新の司法統計のデータから、離婚原因をランキング形式でみてみましょう。※この調査は、複数の選択肢の中から、1人3個まで回答ができるものです。()内に、全体の何%の人がその理由を挙げているかを付記しました。妻から申し立てた場合の離婚原因ランキング平成29年度、家庭裁判所に離婚調停などの申し立てがあった件数は、妻側からが4万7,807件、夫側からは1万7,918件と、妻側からが圧倒的に多くなっています。妻側の申し立ての動機のランキングは、次のとおりです。1位性格が合わない(39%)女性が離婚原因とする中で最も多いのは、性格の不一致です。他の原因がある場合でも、性格も合わないと考える人は多いでしょう。2位生活費を渡さない(28%)夫から生活費を渡してもらえないことで離婚を考える女性はかなり多いようです。生活費を渡さないのは、経済的虐待と言えるでしょう。3位精神的に虐待する(25%)精神的虐待を理由に挙げる人も多くなっています。いわゆるモラハラです。4位暴力をふるう(21%)夫に暴力をふるわれると、当然離婚を考えることもあるでしょう。かなりの女性が夫の暴力を受けているようです。5位異性関係(16%)異性関係は、夫婦の関係に亀裂を及ぼします。夫が浮気すれば、夫を信頼できなくなってしまいますから、離婚を考えるのも当然でしょう。6位浪費する(10%)夫婦の財布は1つです。夫の浪費により生活に支障が出るようなら、離婚原因にもなるでしょう。7位家族を捨てて省みない(8%)夫婦というのは協力して家庭を築くものです。夫が仕事や他のことで全く家庭を省みなければ、何のために結婚しているのかもわからなくなるでしょう。8位性的不調和(7%)性交渉拒否、性的不能、異常な性癖、セックスレスなど、性的な問題は夫婦にとって大きな障壁となります。離婚の原因として夫との性的不調和を挙げる人も少なくありません。9位家族親族と折り合いが悪い(6%)今は夫の親との同居が少なくなったとはいえ、夫の家族や親族との付き合いをしなければならない場面はあります。家族や親族とうまくいかずに離婚を考える人もいます。10位酒を飲み過ぎる(6%)お酒を飲み過ぎ、問題を起こしてしまう夫はいます。夫の酒癖の悪さから、離婚を考えることもあるでしょう。夫から申し立てた場合の離婚原因ランキング夫が申し立てた場合の申し立ての動機は、次のような順位になっています。1位性格が合わない(61%)夫が申し立てた場合でも、やはり性格の不一致がトップです。男性の場合は、半数以上が性格が合わないことを離婚原因の1つとして挙げています。2位精神的に虐待する(20%)夫が妻から精神的虐待を受けているケースも多いようです。妻の性格がきつ過ぎる場合、夫側は虐待と捉えていることもあるでしょう。3位異性関係(14%)夫婦間には貞操義務がありますから、妻の浮気がわかれば、夫も離婚を考えるのは当然です。男女問わず、異性関係は離婚原因の代表的なものです。4位家族親族と折り合いが悪い(13%)夫が妻側の親族と折り合いが悪いこともあります。相手の親族との不調和を挙げる人の割合は、男性の方が大きいようです。5位性的不調和(12%)男性では、離婚を考える原因として性的不調和を挙げる人の割合が、女性の倍近くになっています。男性の方が、性的な問題を重視する傾向があります。6位浪費する(12%)妻の浪費も家庭生活に影響を及ぼします。夫が妻の浪費により離婚を考えることもあるでしょう。7位同居に応じない(8%)相手が同居に応じないことは、女性では圏外(12位)ですが、男性では7位にランクインしています。女性が出て行って戻ってこないケースが多いことがうかがわれます。8位暴力をふるう(8%)暴力をふるうのは男性だけではありません。妻の暴力を理由に挙げる男性も、相当数います。9位家族を捨てて省みない(5%)妻が家族を捨てて省みないこともあります。この場合には、夫の方が離婚を考えることもあるでしょう。10位生活費を渡さない(4%)妻が財布を握っていて、夫に生活費を渡さないこともあるでしょう。女性側ほどではありませんが、生活費を渡してもらえないことを理由に挙げる男性もいます。法律上の離婚原因となるものは限られている離婚原因が何であれ、夫婦が離婚することに合意していれば、協議離婚ができます。もし相手が離婚に合意しない場合には、裁判所を通じて離婚することを考えなければなりません。離婚調停は話し合いの延長ですから、両者が合意すれば離婚は可能です。しかし、裁判では、法律(民法)上の離婚原因がない限り、簡単に離婚はできないことになっています。民法上の離婚原因民法770条1項1~5号に離婚原因として定められているのは、次の5つになります。配偶者に不貞な行為があったとき配偶者から悪意で遺棄されたとき配偶者の生死が3年以上明らかでないとき配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないときその他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき性格の不一致、経済的・精神的虐待、暴力、酒癖などは離婚原因になる?上の司法統計で挙げられている離婚原因のうち、「異性関係」は民法770条1項1号の不貞行為に、「生活費を渡さない」は2号の悪意の遺棄に該当します。その他の離婚原因は、5号の「その他婚姻を継続し難い重大な事由」に該当しない限り、法律上の離婚原因とはなりません。どんな場合に「婚姻を継続し難い重大な事由」となるかは、ケースバイケースの判断が必要になります。男女とも多くが離婚の原因と考える「性格の不一致」も、それだけでは法律上の離婚原因にはなりません。努力してもどうしようもないなら離婚原因になる「婚姻を継続し難い重大な事由」として離婚原因になるのは、共同生活の回復が見込めない程度に夫婦関係が破綻している場合、すなわち努力しても修復不可能な場合です。性格の不一致というだけでは離婚できませんが、性格の不一致により夫婦関係が実質的に破綻しているなら、離婚が認められる可能性はあります。離婚原因を作れば慰謝料を払わなければならないことがある法律上の離婚原因がある場合、離婚原因を作った側は、相手に対して慰謝料の支払義務を負うことがあります。ただし、離婚原因があれば必ず慰謝料が発生するわけではありません。慰謝料を払わなければならないのは、離婚原因となった行為に、違法性がある場合です。不貞行為や暴力、悪意の遺棄などでは慰謝料を請求できます。それ以外の離婚原因でも、違法性があると言えるレベルなら、慰謝料請求できる可能性があります。離婚原因を作った側でも親権者になれる夫婦間の離婚の原因と子供の親権とは関係ありません。たとえば、母親が不貞行為をして離婚原因を作った場合でも、母親は子供の親権者になることができます。子供の親権者は、子供にとってどちらの親に育てられるのが良いかを基準に決めます。夫婦の問題と親子の問題は切り離して考えるということです。夫婦の離婚原因まとめ日本では、法律上の離婚原因に該当していなくても、お互いが合意さえすれば離婚できるシステムになっています。全体の約9割が協議離婚ですから、大部分が「性格の不一致」など法律上の離婚原因とまでは言えない理由で離婚しているものと思われます。もし相手が離婚に同意しなかったら、簡単に離婚はできません。離婚したいけれど相手が拒否している場合には、離婚原因があることの証拠が必要になりますから、弁護士などに相談して対処しましょう。
2019年03月18日30代男性のAさんは、妻から「離婚してほしい」と迫られ、困惑しています。その理由は、「妻に離婚したいワケ」を聞いても、言おうとしないからだそう。Aさんは「仕事で家を空けることが多く寂しい思いをさせてしまったのは事実だが、収入もそれなりにあり、幸せな生活を送っていると思っていたのに。もしかすると不倫しているのでは?」と憤りを覚えています。結婚生活を続けたいAさんですが、妻は「できない」の一点張り。「せめて理由を教えろ」と言っているのですが…。このような場合、離婚は認められるのでしょうか?法律事務所アルシエンの日高義允弁護士に見解を伺いました。 Q.妻が離婚を申し出ているが、理由を言わない。離婚することはできる?A.裁判離婚まで進むと、理由を説明しないで離婚することはできません日高弁護士:「離婚は、協議、調停、訴訟と段階的に進んでいきます。協議や調停は話し合いで解決する場ですので、夫側が離婚に応じない限り、離婚は成立しません。そのため、妻側としては、夫が協議ないし調停離婚に応じないのであれば、離婚訴訟をする必要があります。離婚訴訟では、離婚を求める妻側で離婚原因を主張立証しなければならず、理由を明らかにしないまま訴訟で離婚を求めることは困難になります。そのため、夫側がどうしても理由を知りたいのであれば、理由を説明しない限り離婚に応じないと頑なになってしまえば、妻側は、遅くとも裁判をして離婚原因を明らかにするか、裁判自体をあきらめる(=離婚自体をあきらめる)かということになります。もっとも、裁判で明らかにしなければならない「離婚原因」というのは、不貞など民法で列挙されている事情に限ります。明かにされる理由は、その限度ですので、例えば、「ほかに好きな人ができた」とか「性格が合わない」とかいったように、民法の離婚原因に該当しにくい理由については、必ずしも明らかになるわけではないですし、本音が分かるわけではありません。」「理由は言えないけど離婚したい」という希望を聞くことはありますが、裁判まで進むのは心理的にも、時間的にも負担がかかります。円満な離婚を望むのであれば、できる限り理由をきちんと説明して、相手の納得を得ることが望まれます。*取材対応弁護士:日高義允(法律事務所アルシエンIT法務と刑事事件に注力しています。IT法務では、システム開発、アプリ開発、WEBサービス等をめぐる紛争や契約書・利用規約作成等に対応しています。また、刑事事件では、若手経営者からの依頼も多く、経営周りも含めたサポートを心がけています)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)妻が「離婚したい」と一点張りで理由の説明を一切拒否!これで離婚できるの?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。妻が「離婚したい」と一点張りで理由の説明を一切拒否!これで離婚できるの?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2018年11月26日離婚につきものなのが、慰謝料の話題。芸能人の離婚ニュースであれば「慰謝料は●●億円」といった高額慰謝料も注目を集めます。過去には大物歌手が50億円の慰謝料を支払った、なんて話も。そもそもなぜ芸能...
2018年10月17日・離婚したい・離婚させたくないいまのあなたはどちらの心境でしょうか。離婚に悩む夫婦や離婚を未然に防ぎたい夫婦に向けて、パピマミ編集部が、離婚の「原因」とその「解決策」、そして「予防」について、お話しします。離婚の原因パターンを知ろう!風邪を引く原因が様々なように、離婚をする原因も様々 です。風邪を引いた原因が「昨日お風呂に浸かりすぎたからだ!」とは思いませんよね。もちろん1つの要因かもしれませんが、いくつかの問題が合わさったときに、風邪の症状が出るもの。風邪と同じように離婚の原因も1つではなく、複数の問題があると思って問題ありません 。だからこそ、いろんなパターンの離婚原因を知る必要があるのです。●離婚しそうな考え方の特徴「破局するのはどのタイプ? 周囲で“離婚”した夫婦の特徴と対処法」や「辛党でお酒好きはキケン? 離婚しがちな人に見られる特徴3選 」を読むとわかるように、離婚する夫婦の話を聞いていると、一定の法則のようなものが見えてきます。価値観が違っていたり、金銭感覚が違っていたり。結婚する前は優しかったのに、結婚したらDVに変貌したり。あなたはどうでしょうか。極端な考え方をしていませんか?もし自分の考え方に疑問を持ったのであれば、「あなたにも訪れる?産後の離婚危機の考え方 」を読んでみてください。夫婦に亀裂が入る1つのパターン を理解できます。妻や夫にイライラしていても、イライラするだけなら問題ありません。ありませんが、その思いを口に出してしまうと離婚の危機につながります。「言っちゃってるカモ? 夫が離婚を考える“妻の無神経な一言”3つ」に書かれている3つの言葉は、男女問わず言われたら傷つく言葉です。離婚したくなるのも頷けます。自分が相手に対して、ヒドイ言葉を言っていないか、確認してみてください。●繋がっていたと思っていたのは自分だけ?離婚を切り出した経験のある方のお話を聞くと、相手がものすごく驚く、とおっしゃいます。ネット上では、・女は男の浮気をわかる・男は何も知らないというような意見であふれていますよね。しかし現実は、「20年待った!? トツゼン離婚を切り出す夫の気持ちと対処法」に書かれているような状況になり得ます。20年も前から離婚したいと思っていたことに、妻は一切気付いていなかった わけですから。「仲良しだったのにナゼ!? おしどり夫婦が突然離婚してしまう理由」を読んでもわかるように、周りからおしどり夫婦だと思われていて、片方が本当におしどり夫婦だと思っていも、もう片方はウンザリ しているかもしれません。自分たちは本当につながっているのか?を考えるのは、離婚を防ぐ上で大切なのではないでしょうか。実体験からわかる離婚問題を解決する方法離婚の原因がわかったら、次は離婚を解決する方法を考えてみましょう。解決といっても、「夫婦円満に戻りたい」「もう終わらせたい」など、十人十色ですよね。ここでは、離婚を防ぐための解決策 をご紹介します。●夫婦間での価値観のすり合わせ離婚危機に陥る夫婦の問題は、「夫婦の「すれ違い離婚」を防ぐ3つの方法」にも書いたように、価値観のすり合わせ を行なっていない夫婦は、離婚率が高いうえ、夫婦の満足度も低い傾向にあります。価値観や金銭感覚がズレているのは、ガソリンで動く車を水で動かそうとするようなもの。結婚の前提としてムリ が生じてきます。「離婚の危機にまで発展!私は産後の夫婦関係の危機をこう乗り越えた」には、すり合っていなかった価値観を元に戻すことによって、離婚を乗り越えたエピソードが紹介されています。「不倫から修復した例も!? 主婦たちが離婚危機を乗り越えたエピソード3つ」の3つのエピソードも、解決策は「価値観 」が重要になっています。ぜひ、自分の家庭と照らし合わせてみてください。●離婚を突きつけられたときの対処法「離婚するor許す? 夫が不倫したときに妻たちがとる対応ランキング」は、パピマミ編集部が453人にアンケートを取った結果から導き出されています。1位が「話し合いの上で判断する 」。2位が「問答無用で離婚する」でした。このランキングは妻にアンケートを取っていますが、夫に取っても1位は同じになるでしょう。結婚した相手ですから、問答無用で離婚を考えたりはしないはず。その点を踏まえると、離婚しようか迷っているときに、参考になるのではないでしょうか。パピマミ編集部が593人にアンケートを取った「問答無用で離婚? 夫が専業主夫を希望したときの妻の対応ランキング」のランキングも興味深く、夫が主夫になりたいと提案したときの妻たちの対処法を紹介しています。5位に、「離婚する」があり、すぐさま離婚しようとはならない様子。もし離婚を突きつけられたのであれば、まずは「話し合う」ことが何よりも大事ですね。まとめ離婚の問題は人それぞれで、やり方も考え方も違ってきますよね。「自分たちはどうすればいいんだろう?」としっかりと夫婦で考えて、納得のいく答えを出していきましょう。あなたが幸せになることを願っています。
2018年10月15日映画『ジュリアン』が、2019年1月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国の劇場で順次公開される。離婚した両親の間で揺れ動く少年、サスペンスを超えた家族ドラマ映画『ジュリアン』は、離婚した両親の間で揺れ動く少年ジュリアンを主人公に、張り詰めた緊張が走る繊細な家族関係を描いたサスペンス。本作が長編監督デビュー作となるフランスの新星グザヴィエ・ルグランが監督・脚本を務めた。脚本執筆時には、ロバート・ベントン監督・脚本の『クレイマー、クレイマー』、スタンリー・キューブリックによる傑作ホラー『シャイニング』を念頭に置いていたと語っており、その2作品を彷彿させる、ドラマ性の高さと濃密なサスペンス要素が絡む作品となっている。“子どもが何か言うのではなく、何かを隠さなければならない状況”「子どもが何か言うのではなく、何かを隠さなければならない状況を大事にした」とはルグランの言葉で、口を真一文字に結んだジュリアンの苦悩する表情からも伝わる“物言わぬ名演技”も、見所の一つとなりそうだ。賞レースにおいては、第74回ヴェネチア国際映画祭で最優秀監督賞にあたる銀獅子賞を受賞。また、本国フランスでは40万人を動員するロングランヒットを記録しているほか、アメリカの有名映画批評サイト「ロッテン・トマト」でも94%の高評価を得ている。ストーリー両親が離婚したため、母ミリアム、姉と暮らすことになった11歳の少年ジュリアン。離婚調整の取り決めで親権は共同となり、彼は隔週の週末ごとに別れた父アントワーヌと過ごさねばならなくなった。母ミリアムはかたくなに父アントワーヌに会おうとせず、電話番号さえも教えない。アントワーヌは共同親権を盾にジュリアンを通じて母の連絡先を突き止めようとする。ジュリアンは母を守るために必死で父に嘘をつき続けるが、それゆえに父アントワーヌの不満は徐々に溜まっていく。家族の関係に緊張が走る中、想像を超える衝撃の展開が待っていた。作品情報映画『ジュリアン』公開日:2019年1月25日(金)監督・脚本:グザヴィエ・ルグラン出演:レア・ドリュッケール、ドゥニ・メノーシェ、トーマス・ジオリア、マティルド・オネヴ原題:Jusqu’a la garde
2018年09月14日女優の羽田美智子(49)が9日、自身のブログを更新し、水中カメラマンの広部俊明氏(52)と昨年離婚していたことを発表した。羽田美智子羽田は、広部氏と連名で「私たちは、昨年中に離婚という道を選び、お互いに新しい人生をスタートすることになりました」と報告。「元々仲の良い友人同士であり、人生をともに歩めたことはかけがえのない時間でしたが、拠点の違う二人にとって家族としての時間を築くのは簡単なものではありませんでした」と説明した。続けて、「ただ、これからもお互い大切な友人であり続けることは変わらないと思います」とし、「たくさんのご祝辞をいただいてどこか申し訳ないような気持ちになりますが、それぞれの道を尊重して人生をリスタートさせた私たちを温かくお見守りいただけたら幸いに存じます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。2人は、2011年5月5日に結婚した。
2018年03月09日昨年12月に厚生労働省が発表した「平成29年(2017)人口動態統計の年間推計」によると、離婚件数は21万2000組。最近では、「熟年離婚」や「死後離婚」といった言葉を耳にする機会も増え、離婚が珍しいものではなくなった印象も…。「離婚を考えたことがある」女性が多数派!?もっと身近な人たちの声を聞いてみたいと思い、ママテナでは、女性181名に「もしも夫にされたら真剣に離婚を考える行動(期間:2017年7月19日~7月21日まで)」という独自のインターネットアンケート調査を実施しました。同調査では、まず「これまで離婚を考えたことがあるかどうか」を聞いたのですが、その結果は以下の通り。Q. 今までに真剣に離婚について考えたことはありますか?・現在離婚の手続きをしている(1.1%)・離婚について夫と話し合ったことがある(26.5%)・離婚について考えたことはあるが夫には伝えていない(41.4%)・離婚について考えたことはない(30.9%)実際に手続きをしている途中の人がいれば、自分の中でだけ考えたことがある人もいて、離婚の検討度合いに多少の差はあるものの、約7割の女性が“真剣に”離婚を考えた経験があるということがわかりました。離婚が珍しくなくなってきたとはいえ、こんなに多いとは思わなかったので、少し驚いてしまいました…。「DV」「お金」は離婚のきっかけになりやすい?「離婚を考えたことがある」との回答が多数派であることがわかりましたが、女性たちはいったいどんなタイミング、きっかけで離婚を考えるのでしょうか?こちらは、TOP10までのランキング形式で見ていきましょう。Q. もしも夫にされたら真剣に離婚を考える行動1位:DV(78.5%)2位:生活費を入れない(76.2%)3位:浮気(60.8%)4位:借金(55.8%)5位:モラハラ(52.5%)6位:ギャンブル(49.2%)7位:愛情が感じられない(43.6%)8位:育児放棄(34.8%)9位:家事をまったくしない(18.2%)10位:親の面倒をみない(17.1%)「DV」には、「身体的暴力」や「精神的暴力」、「経済的暴力」など、種類も多様化していて、大きな社会問題のひとつとなっています。なかには、子どもに対しての暴力や子どもに「危害を加える」と脅すなどもあるようなので、1位になるのもうなずけます。また、TOP10には、「生活費」「借金」「ギャンブル」といったお金にまつわる項目が多くランクインしていて、離婚を考える上で重要視されていることがわかります。もうひとつ興味深いのは、9位「家事をまったくしない」の項目。18.2%とほかの項目に比べポイント数は高くはありませんが、共働き世帯が増えていることも関係しているのか、「家事は女性のやること」という考えがなくなってきている証拠ともいえそうです。出来ることなら、いつまでも円満に過ごしていきたいものですが、妻も夫も、そして子どももみんなひとりの人間。うまくいかないことがあって当然なのかも…。とはいえ、離婚というのは人生の大きな決断。ゆっくり時間をかけて考えて、決断すべきなのかもしれませんね。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年03月05日結婚してしばらく経ってから「こんなハズじゃなかった……!」と、嘆く女性たち。モヤモヤした日々を送った結果、“離婚”という選択をする人も珍しくない時代に。幸せそうなフリはやめ、離婚を決断した女性たちの理由は……? 今回は夫のひどすぎる交友関係が原因で離婚した女性に真相を直撃ッ♡文・並木まき「お金を無心して居候までする友達が…」「いろいろあって離婚しましたが、決定的だったのは、夫が家にお金を入れず友達を助けてばかりいたことです。結婚するまで気づかなかったんですけど、元夫の周りにいた友達って、タチが悪いって言うか……。お金がなくなると、夫に借りにくる人が何人かいて。仲間うちで大学に行ったのは元夫だけで、他はみんな中学や高校を出てそのまま働いていて、社会人経験は長いくせに、とにかくお金にルーズなんです。最初のうちは“親友が金に困っている”とお金を貸す夫を見て“凄いな~”と思っていたんですけど、あまりにも頻度と人数が多くて……。前回分が返ってきていないのに貸しちゃうし、そのうち家に入れる生活費を削られるようになりました。夫に文句を言ったのですが、『お前より、友達のほうが付き合いが長い』と開き直られてしまって……。さらにそのうちの1人が、自分でやってたお店が潰れたとかでうちに居候するように。もう限界だと思って離婚しました」(リコ・30歳/飲食店勤務)夫の友達関係に頭をかかえる妻になったら大変!みなさま、こんにちは。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする恋愛模様研究家の並木まきです。リコさんのように、夫の悪い仲間に妻が頭を抱えているパターン、実はそこまで珍しくないんです。男って、周りにいい格好をしたがるから、そのしわ寄せが妻にきてしまうというわけ。家庭を一番に考えてほしいですよね。夫が変わらない限り、“離婚”に至っても仕方ありません。こんな事態を避けるためにも、結婚前から彼の交友関係はチェックしておいたほうが良さそうです。交友関係は結婚前にしっかりチェックを!結婚後のトラブルを避けるためにも、彼の身近な友達には一通り会っておくのがベスト。ここで彼が、あなたに会わせるのを渋る場合には、良くない友達がいるデンジャラスサインかも。“あいつを彼女に会わせたら、彼女は引くだろう”と察していて、結婚するまでわざと会わせないでおくことも。“結婚するまで、彼の友達の実態が分からなかった!”と嘆く前に、彼の親しい友達に会わせてもらい、彼らの本性ををチェックしておきましょう。(C) Fabiana Ponzi / Shutterstock(C) Africa Studio / Shutterstock(C) Roman Samborskyi / Shutterstock(C) Motortion Films / Shutterstock
2018年02月28日