劇場大ヒットとなった傑作エンタテインンメント時代劇、 映画『引っ越し大名!』のBlu-ray&DVDが4月8日(水)より発売開始。この度、Blu-ray&DVDの豪華版(初回限定生産・2枚組)に収録されている、70分以上もの特典映像のダイジェストが特別に公開された。主演に星野源、共演に高橋一生、高畑充希らキャスト陣を迎え、劇中歌振付・監修を野村萬斎が、主題歌をユニコーンが担当という、超豪華布陣の『引っ越し大名!』。彼らをまとめ、メガホンを取ったのは、『猫は抱くもの』『最高の人生の見つけ方』などの犬童一心監督だ。公開された特典映像のダイジェストでは、撮影風景を収めたメイキング映像の中、キャスト陣の声が重なるもの。主演の星野は、「台本を見ただけで笑っちゃう」「(濱田岳さんは)難クセ大名!」などと発言し、高橋は「(共演者について)ピッタリ。もうこの人以外考えられない!っていう方たちでした」と述べている。また高畑は、「春之介さん(=星野)とどうなる(恋のゆくえが)!?っていう」「(星野)源さんにおまんじゅうを投げるシーンがありまして、1回目投げたら右目にヒットしました」などと語っている。■販売情報『引っ越し大名!』・Blu-ray豪華版:6,700円+税(初回限定生産・2枚組:本編BD+特典DVD)・DVD豪華版:5,800円+税(初回限定生産・2枚組:本編DVD+特典DVD)・Blu-ray通常版:4,700円+税・DVD通常版:3,800円+税4月8日(水)より発売開始
2020年04月01日玉木宏と高橋一生が初共演で双子役を演じる4月期の新火9ドラマ「竜の道二つの顔の復讐者」の第1話の予告編が到着した。白川道の未完の同名小説をドラマ化する本作。復讐のために心を捨て、顔も名前も変え、裏社会に身を投じる主人公・竜一を玉木さんが、竜一の双子の弟で運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を高橋さんが演じる。そして今回、4月から放送開始となる本作の予告映像が到着。波乱万丈の復讐劇の幕開けを感じさせる映像となっている。また、映像には本作のために書き下ろされた「SEKAI NO OWARI」の新曲「umbrella」の音源が一部挿入。「SEKAI NO OWARI」Fukaseは、本楽曲の制作をふり返り「監督・プロデューサーなど実際にドラマを作っている皆さんと直接お会いしたり、先に脚本も読ませていただいたりしました。その中にあるいくつかのキーワードを元にしながら、“傘の擬人法”がテーマになってこの『umbrella』は生まれました」と明かし、「ドラマ制作陣の皆さんとも何度もやり取りさせていただき、いつも以上に多くの試行錯誤を重ねた楽曲になりました」とコメントしている。「竜の道二つの顔の復讐者」は4月14日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回20分拡大(cinemacafe.net)
2020年03月31日玉木宏が主演し、初共演の高橋一生と双子の兄弟を演じるサスペンスドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」。この度、本作に遠藤憲一、西郷輝彦、斉藤由貴、細田善彦の出演が決定した。本作は、両親を自殺に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描く物語。復讐のために心を捨て、顔も名前も変え裏社会に身を投じる主人公・竜一を玉さん、竜一の双子の弟・竜二を高橋さん、双子にとって血のつながりのない妹・吉江美佐を松本穂香が演じる。そんな竜一と竜二の復讐相手となる、広島の小さな運送会社を全国規模の大企業へと育て上げたワンマン社長・霧島源平を演じるのが、「ドクターX~外科医・大門未知子~」「民王」などに出演する遠藤さん。竜一と竜二の育ての両親が営む運送会社に悪質な乗っ取りを行い、両親を自殺に追い込むが、本人は覚えてさえいない。やがて、2人の復讐の標的となるが、政財界や裏社会とのつながりを狡猾に利用しながら対抗していく。「悪役を本格的にやることがしばらくなかったので、頭の中の隅では『もう一回やりたいなあ』と常に思っていました」と久しぶりの悪役に喜ぶ遠藤さんだが、「コメディーで滑稽な役もいっぱいやってきたので、逆におかしさが怖さになることもあるだろうし、今まで培ったものを出したいですね。でも、初回が終わった時に嫌われまくって、もう悪役しか来なくなっちゃったりして…(苦笑)。最近は自分でも『ウソだろ!?』って思うくらい小学生が慕ってくれるようになりましたが、まず子供たちがドン引きするだろうなあ(笑)」と少し心配する様子も。さらに、復讐劇のキーパーソンとなる個性豊かな登場人物たちも決定。政財界とつながり、裏社会で圧倒的な力を持つ巨大ヤクザ組織の会長・曽根村始役には、歌手で俳優の西郷さん。政略結婚で夫婦となった源平の妻・霧島芙有子役を「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」の斉藤さん。源平と芙有子の長男で、キリシマ急便の社員・霧島晃役を「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」の出演が記憶に新しい細田さんが演じる。西郷さんは「私にとって現代劇のヤクザは初めての出来事です。政界、財界にも顔が利くフィクサーでもありますが、隠せない裏社会の顔も楽しみたいところです」と意気込み、「現場では私が最長老であることは間違いなく、若い監督や俳優さん方の中で沢山のことを学びたいと思います」とコメント。源平と芙有子の関係性も物語が進むにつれ、竜一と竜二の復讐計画の鍵となっていくという本作。斉藤さんは「幼い兄弟に起きた悲劇の復讐もの、と定義つけてしまうのは早計かとは思いますが、憎しみという感情の持つ強い力が、物語の起爆剤となり、引っ張ってゆく、そんな強いドラマになるのではと思っています」と期待し、「遠藤憲一さんの妻の役ですが、遠藤さんは、顔は怖いですが心の優しいユーモアに溢れた人だと感じますので、夫婦間もそんな、隠れた感情が行間に表れてきたらいいな、と考えています」と話している。そして源平を反面教師にし、社員や家族思いの性格の晃は、その正義感を利用しようと竜一と竜二が近づいてきて、復讐劇に巻き込まれることに。「脚本にとても魅了されています」と語る細田さんは、「連続ドラマの醍醐味である、次回が気になるという気持ちに毎話させてくれる作品だと思います。『復讐劇』というと、日常とかけ離れた世界の様に感じる方もいらっしゃると思いますが、登場人物それぞれが持つ信念が、この物語を躍動させていくので、復讐劇から始まるストーリーが身近な人間ドラマに変化していく様がこの作品の持つ魅力なのかもしれません」と見どころを説明。「撮影の楽しみとして、玉木さん、高橋さん、そして、遠藤さんと対峙するシーンがいくつも登場します。先輩方からいただけるエネルギーを存分に味わえたらと思います」と楽しみな点を明かしている。なお、今夜21時放送の「10の秘密」内でドラマのスペシャル予告映像が初放送される。「竜の道 二つの顔の復讐者」は4月14日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回20分拡大(cinemacafe.net)
2020年03月10日玉木宏と高橋一生が初共演で双子を演じる、フジテレビ火9枠の新ドラマ「竜の道二つの顔の復讐者」に、ヒロイン役として松本穂香の出演が決定した。本ドラマは、養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓った双子の兄弟を描いたサスペンス。復讐のために心を捨て、顔も名前も変え、裏社会に身を投じた主人公・竜一を玉木さんが演じ、竜一の双子の弟で、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を高橋さんが演じる。松本さんが演じる吉江美佐は、竜一と竜二が養子として引き取られた吉江家に誕生した血のつながりのない妹。両親が自殺した5歳当時の記憶はなく、事故死と教えられてきた。その後は2人の兄と共にささやかに暮らしてきたが、美佐が12歳のときに双子の復讐計画が始動。美佐は竜一が亡くなったものと思い込んでおり、整形して別人になり替わったことは知らない。再び家族を失った悲しみを抱えることになった美佐は、国土交通省の官僚となった竜二のサポートを受けながら大学へ進学し、卒業後は小学校教師の道に進む。幼い頃、竜一に教えられた通り、逆境に負けない強い女性へと成長していった。もう一人の兄・竜二とは、血のつながりがないと分かってからも兄妹としての関係を続けてきたが、竜二は成長した美佐にいつしか妹以上の感情を抱くように。また、別人になった竜一は、美佐にとっては「過去に死んだ兄」であるため、決して名乗り出られない切なさとジレンマを抱えていく。そんななか、美佐は徐々に竜二が自分に隠し事をしていることに気づき、自分たち家族の過去を調べ始める。竜一と竜二にとっては、唯一の守るべき存在である美佐の行動が、皮肉にも復讐計画のみならず、双子の絆をも狂わせる事態に発展していくことに。激しい復讐心の裏で、三兄妹の強い絆が物語に波乱を巻き起こしていく。ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」や映画『酔うと化け物になる父がつらい』など、話題作への出演が続く松本さんは、今作で復讐劇に初挑戦。演じる美佐は、両親を亡くし、さらに慕ってきた兄の1人も亡くすという複雑な環境で育ってきた女性で、純粋さと芯の強さを併せ持つ役どころ。竜一と竜二と接するなかで揺れ動く繊細な心境や、純粋だからこそ復讐を企てる2人にとっての大きな障壁となっていく姿をどう演じていくのか。彼女の新たな一面に出会えるはずだ。玉木さん、高橋さんと三兄妹を演じるが、「(2人の)たくさんの作品を見させていただいて、その役の印象が強く残っています。とにかくお二人とも役への入り込み方がすごいという印象があります。私としては、余計なことは考えず、ただ妹として竜一と竜二のことを、兄として愛することで美佐という役を作っていけたらと思っています」と明かす松本さん。「こういう復讐モノの作品に出演するのは初めてなので、この美佐を私にとっても、見てくださる方々にとっても忘れられない役にしたい」と意気込みを語り、「強くならざるを得ない人生を歩んできた女性だと思います。なので、優しいけれど弱くはない、『優しくて、芯が強い女性』ということは、意識して演じていきたい」とコメントしている。「竜の道 二つの顔の復讐者」は4月14日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年03月06日玉木宏主演、共演に高橋一生を迎えたドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」がこの春、フジテレビ系火9枠にて放送決定。2人は初共演で双子役に挑戦、ドラマの特報映像も公開された。原作は、2015年に急逝した作家・白川道の未完の同名小説「竜の道」(幻冬舎文庫)。今回のドラマでは、オリジナルの展開と共に、波乱に満ちた竜一と竜二による復讐劇を結末まで描いていく。生まれてまもなく実の親に捨てられたところを、小さな運送会社を営む吉江夫妻に養子として引き取られた双子の兄弟、竜一と竜二。その後、夫妻の間に生まれた妹の美佐を加え仲良く暮らしていたが、霧島源平率いる運送会社の悪質な乗っ取りに遭い、多額の借金を抱えた両親は自殺をしてしまう。追い詰められる両親の姿を見ていた2人は、霧島への復讐を誓い合う。それから7年後、竜一は焼死に見せかけて他人の戸籍を奪い、整形で別人になり替わり、裏社会と関わりを持ち始める。一方、竜二は名字を出生時の「矢端」に戻し、運送会社を監督する国土交通省に入省。竜一が生きていることは美佐も知らない2人だけの秘密…。正反対の立場の双子による、波乱万丈の復讐劇がいま、幕を開ける――。主演の玉木さんが演じるのは、復讐のために心を捨て、顔も名前も変え、裏社会に身を投じる竜一。竜二の前で見せる心優しい兄という本来の姿も含め、まるで一人三役のように巧みに演じ分ける。また高橋さんが演じるのは、竜一の双子の弟・竜二。エリート官僚として職場で見せるスマートな表の顔と裏腹に、竜一と同様に激しい復讐心を抱く二面性を持つキャラクターだ。今回双子役を演じる2人だが、今作が初共演。玉木さんは「高橋一生さんと、性格の違いはありますが同じベクトルを向いた双子の兄弟役として共演することはすごく楽しみです。竜一と竜二はそれぞれ違うパートを生きていきながら、最終的なゴールは同じだと思うので、『二人で一つ』ということは頭の中におきつつ、劇中で『汚いことは俺がやる』といった竜一の言葉があるように、それぞれのやるべきことを全うする意識を持って芝居に臨みたいと思います」と話し、一方の高橋さんは「今回、初めて玉木さんにお会いしましたが、その際に自分が感じた玉木さんの動きや話し方といった居住まいを、お芝居に活かしていきたいと思います」と語る。「過去が深く関わってくる物語で、現在とのつながりに重点を置いたお芝居になるのがとても楽しみ」と撮影に期待を寄せた高橋さんは、「まずは『恨みでしか成就できない何か』を信じてしまっている竜一と竜二の気持ちをしっかりと理解していかなくてはいけないと思っています」と話し、「僕自身、復讐の果てに何があるのかまだ検討もつきません。愛憎だけではなく、とてつもない代償を払うのか? そういった結末を見てくださった方がそれぞれ感じていただくことがメッセージになると思います。個人的にはハッピーエンドになるといいんですけれど(笑)」と希望を述べた。そして竜一だけではなく、時代ごとに斉藤一成や和田猛といった役柄も演じる玉木さん。「本来の自分を捨てて生きるとはいえ、やはり人間なので、竜二がいることによってブレーキがかかる時もきっと出てくると思います。そういう意味で三役というか、完全に他の人物になりきる時もありつつ、でも少し『本来の竜一』を匂わせるというバランスを探りながら形にしていかなければと思っています」とまるで3役演じるかのような今回の役柄についてコメントし、視聴者へ向けて「ある意味、誇張されたドラマの世界ではありますが、根底にある気持ちはきっと共感していただけると思うので、僕たち兄弟を応援するような気持ちで見届けていただけたらと思います」と呼びかけている。さらに今回、早くも特報映像が到着。玉木さんと高橋さんが本作について説明する場面や、ポスター&ティザー・メイキングの映像と共に2人のコメントも収録されている。「竜の道 二つの顔の復讐者」は4月14日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2020年02月27日俳優・高橋一生が、8Kで制作中の蒼井優主演×黒沢清監督スペシャルドラマ「スパイの妻」に出演することが決定した。1940年代の神戸を舞台に、戦争という時代の大きなうねりに翻弄されながらも、自らの信念と愛を貫き通そうとする女性の姿を描く本作。濱口竜介が、野原位、黒沢監督と共に脚本を担当した。現在公開中の『ロマンスドール』では蒼井さんと大人のラブストーリーを紡いでいる高橋さんが今作で演じるのは、蒼井さん演じる主人公・福原聡子の夫で、神戸の貿易商「福原物産」の社長・福原優作。高橋さんは「クラシックな物語性と新しい試み。リズムに還元されてしまいそうな劇的な台詞の数々。初めての黒沢組は終わって欲しくない程充実した時間の中でお芝居をさせていただきました」と撮影をふり返り、「この作品の完成が心から楽しみです」と期待を寄せている。また音楽は「ペトロールズ」のフロントマンであり、「東京事変」では浮雲の名で活動するギタリスト、長岡亮介が担当することも決定。「欲しいなと思うものを自分勝手に夢想して、そのイメージを歌や演奏に気ままに落とし込んでいく、自分が作る音楽は大体そういう感じでした。今回は作品が放つイメージに自分のイメージを重ねていく、という初めての作業。興味深く加わらせていただきました。シンプルに、を心がけました」とこれまでとは違っていることを告白している。ストーリー1940年、第二次世界大戦前夜の神戸。時代の不穏な空気を感じ取っていた貿易商・福原優作(高橋一生)は、妻・聡子(蒼井優)を残し、甥である竹下文雄と共に満洲に赴く。優作は偶然そこで目にした非道な行いを世界に知らしめなければならないと心に決め、行動に移そうとする。その頃、聡子は幼なじみである憲兵・津森泰治に呼び出され、優作が満州から連れ帰ったという女の死を告げられる。嫉妬に駆られた聡子は優作を問い詰めるも、やがてその意志を知り、彼の身の安全と2人の幸せのために驚くべき行動に出る。幸福で平穏な日常が戦争という時代の波に翻弄される中、果たして、聡子と優作がたどり着く運命とは?スペシャルドラマ「スパイの妻」は6月、BS8Kにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年02月14日「それでも、生きていく」「最高の離婚」「カルテット」「anone」など、ヒットドラマの脚本家として活躍する坂元裕二の朗読劇「坂元裕二 朗読劇2020」の公演が4月14日(火)から東京・よみうり大手町ホールにて、25日(土)・26日(日)に大阪・松下IMPホールにて上演されることが決定した。坂元裕二 朗読劇2020 「忘れえぬ 忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」のチケット情報脚本家・坂元裕二が、今、書きたいものを書き、自ら演出する「坂元裕二 朗読劇2020」。今作は、書籍「往復書簡初恋と不倫」に収載の「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、「カラシニコフ不倫海峡」の2作品に加え、本公演のために書き下ろした新作「忘れえぬ 忘れえぬ」の、計3作品を上演する。坂元の作品を表現するのは、男女2名の豪華俳優陣。東京公演では高橋一生×酒井若菜、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優の3組が、3作品を回がわりで上演。大阪公演では新作の「忘れえぬ 忘れえぬ」と、「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」の2作品を上演、風間×松岡ペアが出演する。上演に際して、坂元からのコメントも到着。「ただ往復する手紙による物語で、今回で三作目になります。これまでに多くの方に朗読していただきましたが、読み手が変わるたびに、声という個性によってその色合いだけではなく、物語そのものが変わって感じられるのが何よりの面白さです。言葉と声しかない最小限の空間に浸り、楽しんでいただければ幸いです」と上演への意気込みを語った。また、音楽は新進気鋭のアーティスト、諭吉佳作/menが担当することも発表。この公演のために書き下ろされた新曲が作品を彩る。 坂元裕二による繊細で観る人を魅了する男女の会話劇、上演を楽しみに待ちたい。公演は4月14日(火)から22日(水)まで、東京・よみうり大手町ホールにて、4月25日(土)・26日(日)大阪・松下IMPホールにて。チケットぴあでは3月上旬よりチケットの先行発売を実施。一般発売は東京公演が3月14日(土)10:00、大阪公演が3月22日(日)10:00より。
2020年02月12日モデルの高橋ユウが7日、オフィシャルブログを更新し、姉で女優・高橋メアリージュンの言葉に感謝した。先月28日に第1男児を無事に出産したユウ。この日のブログでは、「退院して家に帰ってきて、慣れない沐浴を母とひろくん(夫の格闘家・卜部弘嵩)の協力のもとやっていて、私も余裕が無くてピリピリしちゃってお母さんにもひろくんにも当たりが強くなっちゃったんです」「『お母さん水止めて!!』『ひろくん耳!!』て感じで」と反省の思いをつづった。そのことを姉・メアリージュンに話したところ、返ってきた言葉は「そりゃそうや。この子の命最優先やもん」。さらに、メアリージュンは愛息に「良かったねー。ママがちゃんと守ってくれたよー」と語りかけてくれたという。この言葉に救われ、「めちゃくちゃ涙こらえるの我慢しました。ちょっとこぼれた。笑」と恥ずかしそうにつづるユウ。「姉のこういうところ、本当に驚かされます。深い優しさの持ち主です」とその人柄を褒め、「ひろくんも母も全然気にしてないというか気になってなかったみたい」と夫と母の支えにも感謝していた。
2020年02月07日男性に「この女性となら結婚しても安心だな…」と思わせられるかどうかが、溺愛される女性になるための分かれ目なのです。料理で胃袋をつかむ「男の心は胃袋でつかむ」って、よく聞きますよね。果たして料理で男性を釣ることはできるのでしょうか?いろんな男性から意見を聞いてみると、胃袋をつかまれたことがきっかけで恋愛に発展するケースは多いのです。相手が料理のできない女性であることがわかると、男性は「この女性とは、お腹が空くたびに外食しなければならないのか…」という印象を持ってしまいます。しかし、アウトドアデートのときに女性がササッとお弁当を作ってきてくれて、美味しい手料理を味わうことができると、男性は「この女性とは、結婚しても安心だな」なんて想像するのです。そんな想像をさせられるかどうかが、一生愛されるための重要ポイントです。簡単料理で安心感を与えるデートでのお弁当はすごく凝ったものにする必要はなく、一般家庭のお弁当にちょっと女の子っぽい盛り付けをプラスするだけで十分です。男性は女性の手料理に対して、安心してほっこりできるかどうかを重視する傾向があります。「今日は、ベトナム料理に挑戦してみました~」と、変わったものを食べさせられるより、「季節の野菜を使って、ミニハンバーグを作りました!」のほうが、好感度が高いのです。男性に「この女性の手料理をまた食べたい!」と思ってもらうためにも、普段の会話で「子どものころの給食で、好きなメニューは何だった?」などと自然に聞き出して、相手の好みを把握しておきましょう。アドバイスで愛情を伝えるまだ手料理をふるまえる段階でない場合どうすればいいのでしょうか?その段階では、料理に詳しいことをアピールすればいいのです。たとえば男性が仕事で疲れているときは、「ネギと生姜をたっぷり入れたスープを飲むと疲労回復になるよ」などです。料理に関する知識を伝えて、アドバイスで男性を支えましょう。「家庭的だな、身体に優しいな」と思わせて男性の心をグッとつかむことが、溺愛される女性になるためのメソッドなのです。
2020年02月06日ピエール瀧(52)が俳優業を再開すると、2月3日に報じられた。復帰作は竹中直人(63)・山田孝之(36)・斎藤工(38)が共同監督する映画『ゾッキ』(21年公開予定)だという。19年6月、麻薬取締法違反罪で懲役1年6月・執行猶予3年の有罪判決を受けていた瀧。執行猶予期間中の“異例”な早期復帰となるため、ネットでも波紋を呼んでいる。《いくら何でも早過ぎやろ。芸能界ってホント激甘やな!》《執行猶予期間は活動自粛するとかいう感覚はないんだな。ていうか芸能界って本当に薬物に甘いな》《こんなに早く復帰してもいいのに、いだてんの編集とかほんと馬鹿らしいな》19年3月に逮捕されてから11カ月ぶりの復帰。当初出演が決まっていたNHK大河ドラマ『いだてん』や映画『居眠り磐音』といった数々の作品は、代役を立てての撮り直しを余儀なくされた。しかし、中には「作品に罪はない」として公開に踏み切った作品も。ピエールが出演した映画『麻雀放浪記』は、逮捕直後の19年4月に予定通り公開された。また高橋一生(39)が主演を務める映画『ロマンスドール』は瀧の逮捕を受けて公開延期となったが、今年1月24日に公開された。影響は、音楽活動にも波及した。石野卓球(52)と瀧からなるテクノユニット「電気グルーヴ」も、19年7月に所属していたソニー・ミュージックから契約解除。CDや映像商品の出荷停止や店頭在庫の回収、さらに音源や映像のデジタル配信も停止となった。以降、瀧の音楽活動はまだ本格的に再開されていない。そんななか、相方の石野が同日にTwitterを更新。瀧の復帰が「早過ぎる」という声に、こう反論した。《その人に需要があれば仕事はある、需要が無ければ仕事は無い。それだけ》そのため、こんな声も上がっている。《ピエール瀧さんの復帰が早いという声が出ているし、そういう声が出るのもわかるけど、これ以上冷や飯を食わせてどうするのか。現場復帰してもらい納税してもらう。良い演技をして視聴者を楽しませる。立ち直ることができるという見本を示す。これこそが社会貢献だと思います》《瀧さん復帰するのね。電気グルーヴの音源も早く聴けるようになるといいな~。音楽に罪は無いからね》《彼が仕事復帰するということは、電気グルーヴの楽曲の配信停止も解除されるのかな。そうであるのなら、とても嬉しい》音楽活動には一定の“需要”がある様子。20代から薬物を使用していたという瀧。復帰が早いだけに、同じ過ちを犯さないか一層注目されそうだ。
2020年02月03日彼氏には一時的にチヤホヤされるより一生愛されたいと願う女性は少なくないのではないでしょうか?今回は一生愛されるタイプの女性がしている愛される秘訣をご紹介します!チヤホヤはずっとは続かない男性にチヤホヤして貰えるのは悪い気はしませんよね。しかしチヤホヤされる女性というのはあくまでも初対面やまだ交流が浅いうちに見た目の可愛さなどで持て囃されているにすぎない事は少なくありません。そのため男性がチヤホヤしてくれるのはあくまで知り合ったばかりの最初の方であり、慣れとともにチヤホヤされることはなくなっていきます。ずっと男性から愛情を受け続ける事のできる「愛される女性」になるためには、しっかりと男性に外見だけでない女性の魅力を伝える必要があるでしょう。一生愛される女性は自分の意見を言えるチヤホヤされる女性は男性の言葉すべてに同調する傾向にあるので、男性も一時的には気分が良くなって女性をチヤホヤしてくれますが、ちゃんとした話をしたい時などはこの「なんにでも同意で返す対応」は相手の考えていることがわからず男性としては距離を置かれているように感じてしまいます。男性に愛される女性は自分の意見は例え男性と異なる物であっても臆せず言うことのできる特徴があります。もちろん敵対するように意見をぶつけるのではなく自分と相手お互いの意見を尊重する様な言い方をしますが、違うと思ったことを言うことに躊躇はしません。男性からするとこれは「ちゃんと考えて応えてくれている」「話をちゃんと聞いてくれている」という形で受け取られますし、知的な女性だと感じ魅力的だと思うようになります。人としての尊敬を感じているので一時的なチヤホヤではなく、一人の人間として長く愛される魅力につながるのです。一生愛される女性は男性任せにしない一生愛される女性はデートなども男性任せにせず、自分の行きたい場所の希望や提案などをする特徴があります。一生愛される女性にとってデートは「一緒に楽しい思い出を作る物」であり、「男性におもてなししてもらう事」ではありません。男性任せのデートでは最初こそ良いものの、男性も次第に自分ひとりでデートプランを考えることに疲れてしまい、助成に対する愛に陰りが出てしまいます。しかし一生愛されるタイプの女性は一緒にデートプランを考えてくれるので負担も少なく、行く場所に迷った時なども意見を出してくれるので非常にスムーズにことが進み男性も女性とのデートがより楽しみだと感じやすくなります。一緒に過ごす時間が楽しいのですから当然愛も深まりやすく、ずっと愛される状態が続きやすいのです。
2020年02月03日現在公開中の映画『ロマンスドール』より、主演の高橋一生演じる新人造形士ときたろう演じる師匠のクスッと笑える本編映像がシネマカフェに到着した。すでに本作を鑑賞した人たちからは、切なすぎる夫婦愛に心打たれたという感想が続々と寄せられているが、一方できたろうさん演じる相川と、高橋さん演じる哲雄の掛け合いにも大きな注目が集まっている。そして今回、そんな2人の可愛らしさも感じさせる軽妙な掛け合いシーンが到着した。ドール制作工場の久保田商会に入社したての哲雄と、彼の師匠的存在でドール造形士の相川は、“ドールの胸”を限りなくリアルに再現するため、医療用と偽って美術モデルを工場に呼び、本物の女性の胸から型取りをすることに。そして白衣を購入、着てみる2人だったが、相川の白衣はピッタリなレディース…。“医療用”という建前にリアリティを出すべく購入した白衣だったが、明らかに違和感ある姿にばかばかしくなった哲雄は白衣を脱ごうとするも、何としても型取りをやり遂げたい相川は、ギュッと抱きしめて阻止。するとそこへ、美術モデルとして園子(蒼井優)が登場。このシーンは、哲雄と園子の運命的出会いであり、結婚してからもつき続けることになる些細な嘘の始まりでもあるのだ。また相川と哲雄の2人の軽妙なやり取りはこれだけでなく、劇中様々な場面で見られ、どれも思わず笑ってしまうものばかり。さらに、相川のシーンにはまさかの泣けるシーンもあり、相川登場シーンはどれも見逃せない。『ロマンスドール』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ロマンスドール 2020年1月24日より全国にて公開©2019「ロマンスドール」製作委員会
2020年01月31日俳優の高橋一生と女優の蒼井優が24日、都内で行われた映画「ロマンスドール」初日舞台あいさつに、共演の渡辺えり、きたろう、メガホンをとったタナダユキ監督とともに登壇した。同作は、1人のラブドール職人と、彼が一目で恋に落ち結婚した妻との日々を描いた同タイトルの小説を、原作者であるタナダ監督自身が映画化した大人のラブストーリーで、美大を卒業してからのフリーター生活を送り、ひょんなことからラブドール制作工場で働き始めることとなった北村哲雄(高橋)と、その妻・園子(蒼井)の姿を映し出す。高橋と蒼井は『リリイ・シュシュのすべて』以来、19年ぶりの共演となった。最初に脚本を読んだ際に「蒼井さんとご一緒できることがとても楽しみになった本でした」と思ったという高橋は、印象的な蒼井との共演シーンを聞かれると「結婚式が終わった日に『よろしくお願いします』っていうシーンがあったんですけど、役者冥利に尽きると言いますか、疑似体験できてとっても幸せな気分になりました」と笑顔を見せ、蒼井も「ああいうシーンってありがたいですよね。本当に温かい気持ちになるので、私も楽しかったです」と声を弾ませた。また、現場の様子を語り始めた渡辺は「高橋さんが現場で『結婚したくてしょうがない』って言っていて、『蒼井優ちゃん独身だからいいんじゃない?アタックすれば』って私が言ったら、『意識するからやだなあ』って言っていたら、(蒼井が山里亮太と)結婚しちゃったから残念でしたね」とエピソードを明かすと、高橋は「そんなに『結婚したい』って言ってないですよ」と否定したが、渡辺は「言ったよ!言った、言った!」と主張。続けて、高橋は「やたら裏で2人が蒼井さんを勧めてくるんですよ」と打ち明けると、蒼井も「私も打ち上げのときに、きたろうさんに言われましたもん。『一生くん1人だよ』って」と回顧。これに高橋は「うるさいなあと思って。ほっといてくれよって思って…」と苦笑した。さらに、夫婦の10年間を描いた同作にちなみ、10年前の自分に今だから言えることはあるか質問されると、蒼井は20歳のころに出演した舞台がうまく行かず、落ち込んでいた際に、同舞台を観劇したタナダ監督から大好きな地井武男さんのサイン本をもらったというエピソードを紹介し「すっごい嬉しくて、ずっと大事にしていたんです」とニッコリ。しかし、そのサインは偽物でタナダ監督が書いたものだったらしく、蒼井は「その頃の私に『それは偽物だぞ』って教えてあげたいです(笑)」と回答。タナダ監督は「きれいな心の人を騙してしまったんだって、めちゃくちゃ反省しました」と悔やんだ。また、ミステリアスだと思う人を指差す一幕もあり、高橋を指差した蒼井は「赤ちゃんみたいなときと、仙人みたいなときのギャップがすごくて、素の一生さんはどれなんだろうって。まったく掴めない方です」と理由を説明し、どんなところで赤ちゃんっぽいと感じるのか追求されると「さっきも裏で宣伝さんが用意してくださったポップコーンを、この舞台挨拶の説明を聞きながらずっと、すごい勢いで食べていて、私の友だちの赤ちゃんもこんな感じだなって見ていました(笑)」とコメント。これに高橋は「キャラメル味が大好きで、目の前にポップコーンがあると食べちゃうんですよね…。本当にごめんなさい」と恥ずかしそうに下を向いた。
2020年01月27日もしも高橋一生さんと結婚したら……なんて妄想したことはありませんか?朝起きると隣に彼がいて、目が合った瞬間、あの声、あの笑顔で「おはよ」って言われたり。並んでキッチンに立ち、彼主導でご飯を作ったり。エアロバイクを漕ぐ彼をちら見しつつ、読書したり犬と遊んだり。思い描くだけで心がほかほかしてきて、2年くらいは寿命が延びそうな気がします。■高橋一生との結婚生活を疑似体験?ここ数年、「結婚したい男ランキング」や「抱かれたい男ランキング」で常に上位にランクインしている高橋さん。このタイミングで結婚報道が出たら、ロスに陥る女性が大量発生し、阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられるのは間違いないでしょう。そんな高橋さんとの結婚生活を疑似体験できる(?)映画『ロマンスドール』が1月24日に公開。しかも妻役は蒼井優さんという最高のキャスティング!これは観ないわけにはいきません。◎『ロマンスドール』とは?ラブドール職人(高橋さん)と、彼が一目で恋に落ち、結婚した妻(蒼井さん)との10年の歳月を描いたラブストーリー。夫の嘘と妻の秘密……恋焦がれ、愛し合って結ばれた夫婦の移り変わる感情をリアルに映し出した作品です。原作は『百万円と苦虫女』『お父さんと伊藤さん』のタナダユキ監督が雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載した同名小説。ラブドール職人というユニークな設定とセンセーショナルな展開が話題となった著書を、10年の歳月を経て、自ら実写化(脚本・監督)しました。ポスターの、ベッドの上で寄り添う高橋さん&蒼井さんの気だるげな眼差しや「誰かを愛することは、やっかいで、幸せだ。」ってコピーも魅力的。一目見て、すっかりヤラれてしまった人も多いのでは?■モテ男だけど、なぜか結婚できない?30代に入ってから遅咲きブレイクを果たした後、日本中の女性を虜にする存在へとシフトした高橋さん。セクシーな声にクシャクシャの笑顔(失礼!)、スナフキン的な独特の存在感、料理上手で博識……とまあ、ずるいほどモテ要素が満載な人ですよね。にも関わらず、映画の公開記念イベントでは「(結婚)できるかな?という恐怖はある」「(結婚)したいけど、相手がいないと始まらない」と苦笑いしていたようで。選びまくっている、もしくは、まだその気になっていないだけでしょ?と思いますが……彼に合う相手とはどんな女性なのか?気になる~。そこで、高橋さんと相性抜群の人の見つけ方をお届け!世界最高峰とも言われるアストロロジャー(占星術師)ジョン・ヘイズ氏直伝の、星座でわかる「恋愛の相性」がいい相手と「結婚の相性」がいい相手を少しだけご紹介します。■射手座の高橋一生と相性がいい人は?高橋さんの太陽星座(※)は「射手座」。ジョン・ヘイズ氏いわく、射手座と相性がいいのは以下の星座なのだそうです。【射手座と恋愛の相性がいい星座】牡羊座・天秤座・水瓶座・魚座【射手座と結婚の相性がいい星座】牡羊座・双子座・獅子座彼と恋愛を楽しみ、結婚後も上手くいくのは「牡羊座」一択のようですね。牡羊座生まれの人は、好きな人が高橋さんと同じ射手座だったらチャンスかも。双子座さん、獅子座さんも「恋愛はそこそこでもいいから、結婚後、幸せになりたい」と思うなら射手座男子はおすすめ!ちなみに蒼井さんは「獅子座」なので、高橋さんと結婚相性がよさそうです。映画の中では幸せとは言い切れないけど、一目ぼれされて愛し合い、結婚……という役どころはある意味、ぴったりだったのかもしれません。※太陽星座:生まれたときに太陽が何座の位置にいたかを示すもの。いわゆる「私は〇〇座」と言うときの星座■蒼井優と山里亮太の相性は?蒼井さんのリアルのご主人・山里亮太さんは「牡羊座」生まれ。牡羊座と相性がいい星座はこちらになります。【牡羊座と恋愛の相性がいい星座】双子座・獅子座・水瓶座【牡羊座と結婚の相性がいい星座】獅子座・天秤座・射手座恋愛・結婚、どちらの相性もいいのはなんと蒼井さんの「獅子座」!占い的にも結婚して正解だったみたいですね。前述のトークショーで、独身生活から結婚生活への変化を「“車線変更”って感じです。大きく道が変わるというわけでもない感じ」と表現した蒼井さん。山里さんの前では、1人の時間と同じくらい自然体でいられるってことなのでしょうか?もしかしたらそれも“相性のよさ”ゆえ?などと考えてしまいます。う~ん、もはや運命!?■あなたと相性がいい人は?とっても余計なお世話ですが、高橋さんにもそういう相手が見つかったらいいなぁと。……でも結婚したら、やっぱり寂しいか。もちろん幸せになってくれるのが一番ですが!このコラムでは、射手座の高橋さん、そして牡羊座の山里さんと相性のいい星座をご紹介しましたが、もちろん12星座すべてに恋愛相性・結婚相性がいい星座があります。あなたや好きな人は何座でしょうか?付き合っているのにすれ違いが多いとか、この人と結婚していいのかな?と悩んだときは、参考にしてみては。星座ごとの恋愛傾向もわかりますよ!
2020年01月24日高橋一生と蒼井優、意外なようで、何だかしっくりくる取り合わせだったりもする。ともに10代から俳優としての道を歩き、多くの作品で経験を積み、30代の今、磨き上げた演技力が彼らの強い脚力になっている。ふたりは男と女であるし、築いてきたキャリアの彩りも異なる。けれど、誰にも似つかない存在感で柔らかな光を放ち、気づけば魅力の渦に落とされるような面こそ、共通するところかもしれない。高橋さんと蒼井さんが19年ぶりに本格的な映画共演となった『ロマンスドール』は、タナダユキの小説を、タナダ自身が脚本・監督として作り上げた1作で、ふたりは初の夫婦役となった。一目惚れをして結婚した園子(蒼井優)と幸せな日常を過ごしながらも、後ろめたい気持ちから、自分がラブドール職人であることを隠し続けている哲雄(高橋一生)。哲雄が仕事にのめり込むにつれ、園子とはセックスレスになっていく。いよいよ夫婦の危機が訪れそうになったとき、園子から、ある秘密を打ち明けられるのだが…。痺れるような会話劇、一転、会話のない肉体を通してのやり取りが、作品の色となり薄いヴェールに包まれたような世界観を染め上げていく。まるで「玄人技」とも呼びたくなる見事な演技のハーモニーについて告げれば、高橋さんと蒼井さんは、「ありがたいですね」、「うれしいですね」と小鳥のように囁き合って微笑んだ。互いだからこそ引き出し合い、預け合えたと語る、胸に迫る芝居について聞いた。『ロマンスドール』はファンタジー要素もあり、ものすごく残酷な部分もある――即決に近い形で出演を決められたそうですが、タナダ監督の作品の魅力について、どう感じていますか?高橋:ファンタジーであっても結構肉薄というか、タナダさんの冷静な目線みたいなものが、映画そのものにすごく効いているところが魅力だと感じています。人生って、急にファンタジーっぽくなったりもする。そんなファンタジー要素もありつつ、非常にシニカルだったり、ものすごく残酷な部分もあったりして。そのバランスが、僕らが生きていて何かを感じてしまうときに、限りなく近いんじゃないかなと思っています。蒼井:私は、仕事をやっている上で、タナダさんという存在がすごく大きくて。もし、タナダさんの名前を伏せていたとしてもわかるぐらい、安心できる台本だと思っています。勝手にですけど…、感性が似ていると思っているので「タナダさんといつかお仕事できるかもしれない」という希望が自分の中にあったりしました。自分の地元があるみたいな感じ、とでもいうのかな(笑)。高橋:地元ね(笑)。蒼井:地元ほど、いつでも帰れるわけではないですし、緊張はしますけど、タナダさんと組むと、後天的ではなく、先天的な感覚でお仕事ができるんです。「そうそう、私はこういうことで照れるんだ」とか、「こういうことに、はにかむんだ」とかを思い出させてくれる場所で、「ここは頑張らなきゃ」とか、「ここはこれでいいんだ、この世界は」みたいなことではなく、居させてくれる現場なんです。だから、すごく大きな存在です。タナダさんの作品は心強いんですよね。「やっぱり優ちゃんとでないと出せない」「すごくいい体験、いい時間」――信頼感のある台本の上、さらにおふたりが真ん中に立っていると、鬼に金棒感もあります。お互いだからこそ到達できたようなシーン、演技の瞬間はありましたか?高橋:園子と哲雄が会話する食卓のシーンです。よく芝居はキャッチボールと言いますが、ジャグリングだと思いました。会話という球をテーブルの上で投げ合うと同時に、テーブルの下で違う球を何個も投げ合っているような。「この感じは、やっぱり優ちゃんとでないと出せないな」と思いました。お芝居という会話の中で、台詞を言ったから相手が台詞を返す、という次元ではないんです。優ちゃんとだと、いくつもの球が同時に飛んでいる。そういうことは、今こうやって僕らが会話をしていてもあることだと思います。作品によっては、わかりやすくするために、ひとつの球を受けて返すということも必要になると思います。けれど、この作品では多くの球を同時に渡していくことを許してもらえる感覚でしたし、それはかなり高度なことだと僕は思っていて。本当に、優ちゃんとでないと成立しなかったんじゃないかと思います。蒼井:ありがとうございます。私から言えば、台詞を覚えてさえいれば、何かを自分でやらなくても、自然とその台詞に行き着く安心感がありました。「この台詞の後は、私はこう言うんだ」とかがないから、カメラの前で、本当に呼吸をさせてもらっていた感じでした。息を詰めたり、鼓動が速くなったりが映らないことをきちんと体感しながら、ワンカット、ワンカット積み重ねることができたからこそ、すごくいい映画『ロマンスドール』ができたのかな…、うれしい、というのが正直な気持ちです。もちろん自分の芝居に関しては、反省点もいっぱいありますけど、すごくいい体験、いい時間を過ごさせてもらったなと思っているんです。――「いくつもの球」が飛び交い、呼吸しながら演技ができたという本作なので、台本に載っている言葉や物語以上のものが、完成作には詰まっていると言えそうですね。高橋:実は僕、台本は完璧には覚えていないんです。蒼井:そうそう。台本にしがみつかなかったです。高橋:たとえ台詞が一行が抜けてしまっていても会話できたんです。なんだか不思議でした。後でタナダさんに、「台詞2個抜けてた。もしかしたら、これいらないかもね」と言われたりもして。そんなことが何回かあったでしょうか。言われた僕も「あっ、そう言えばそうだ」と思うぐらい。結局、合間が抜けても成立してしまうほどの空気感だったんです。普通だったら構築していかなくてはいけないものがあるし、順番もあるけれど、お互いに会話を受け取っているから、そうなれたのかもしれないです。蒼井:そう、受け取っているからですね。お互いが違和感を覚えて、「一生くん、セリフ抜けてたよ」みたいなことじゃなく、お互い気づかずに普通に会話を積み重ねたりして。高橋:そう。そのような会話や呼吸が、どれだけ現場で重要視されていて、どれだけそれが自然にできたか、ということだったと思います。高橋一生&蒼井優が思う「理想の現場」――キャリアの長いおふたりに、ご自身が思う「いい現場」について伺いたく。特に『ロマンスドール』はそういう現場だったのかもしれなませんが、いい演技ができたりする環境について、理想を教えていただきたいです。高橋:僕は「俳優部」として捉えてくれているスタッフの方々がいる現場って、結構好きかもしれません。「俳優さん」というふうに捉えられると、柔らかいんですけど、意外と気持ち悪くなってしまうというか。俳優部は俳優部、演出部は演出部という部でちゃんと分けられていて、それが合致して作品を作っていくことを感じられる方々がいる現場は、すごく素敵な現場だなと、常々思っています。蒼井:私も同じです。演出部、美術部、とかと同じように俳優部、と。映画は、監督がいて、その周りの全員がスタッフみたいな形で、監督が撮りたいものをみんなでどう作っていくかというものだと思うんです。私が一番好きな形は、だからこそ、部の壁がなくなって、手伝えるところは手伝い合えるのがすごく好きで。塚本(晋也)監督の現場とかが、そうで。高橋:そうなんだ。――『斬、』では蒼井さんや池松壮亮さんら俳優部の皆さんが、ほかの部と一緒に動いていたと聞きました。蒼井:本当に、そうでした。ものづくりの美しさを全部見せられた、と思いました。撮影の確認とかをやっている間にダラダラ休憩したり、コーヒーを飲んだりしているわけじゃなくて、この現場にとって誰かが楽になることをずっとみんなが考えて動いている、素敵な現場だったんです。高橋:思いやりがある現場がいいですね。蒼井:そうですよね。気遣うとか、気を遣うとかじゃなくて、思いやりのある現場が理想です。(text:赤山恭子/photo:Madoka Shibazaki)■関連作品:ロマンスドール 2020年1月24日より全国にて公開©2019「ロマンスドール」製作委員会
2020年01月24日◼︎切ないラブストーリー2本が同日公開へDRESS読者のみなさま、あけましておめでとうございます!新年いかがお過ごしでしょうか?1月も終わりに近づき、そろそろお正月気分も抜けてくる時期ですね。みなさまに新年最初にご紹介したいのは、今をときめく旬な俳優の切ないラブストーリーを堪能できる2作品!2020年1月24日(金)公開の映画『ロマンスドール』と『his』です。■『ロマンスドール』まず1作目は、タナダユキ監督が、初のオリジナル同名小説を自ら実写化した『ロマンスドール』。TVドラマ『民王』の秘書・貝原茂平に始まり、『カルテット』での家森諭高、『凪のお暇』での我聞慎二と、癖のある、一風変わったこじらせ男子を演じ、私たちを魅了し続けてきた高橋一生。本作では妻に自らがラブドール職人であることを明かすことのできない夫・哲雄役を演じます。蒼井優の演じる妻・園子との大胆なベッドシーンは、切なく美しく、TVドラマでは見ることのできない俳優・高橋一生の魅力を思いっきり堪能できる素晴らしいシーンに仕上がっています!『ロマンスドール』のストーリー美大の彫刻家を卒業して、フリーターとして暮らしていた哲雄(高橋一生)は、大学時代の先輩から紹介され、ラブドールの制作工場で働くことになる。ある日、社長(ピエール瀧)から「シリコン素材でリアルな人肌に近い人形」の開発を命じられた哲雄と師匠の相川(きたろう)は、生身の女性から乳房の型取りをすることを思いつく。美術モデルの園子(蒼井優)を工場に呼び、「医療用」と偽り乳房の型取りをさせてもらった哲雄は園子に一目惚れし、突然「あなたのことが好きです。好きになってしまいました」と告白するのだった。1年後に結婚し、平穏な夫婦生活を始めた哲雄と園子だったが、園子の乳房の型でラブドールを制作した哲雄は、後ろめたさから自分がラブドール職人であることを言い出せないままでいた。園子の型で作った新作ドールは爆発的な売り上げが続き、日に日に忙しくなっていく哲雄は、徐々に園子ともセックスレスになっていく。いよいよ夫婦の危機が訪れそうになったその時、園子は哲雄に胸の中に抱えていた秘密を打ち明け……。『ロマンスドール』の見どころは?夫の嘘と、妻の秘密。高橋一生が「この作品は、結婚してからはじまるラブストーリー。結婚がエンディングではなく、その先のお互いの想いや愛の形がどう変化するか、どこに落ち着いていくのか。激しさだけではなく、淡々として日常の中で本当の愛が見えてくるような、ある意味究極の作品だと思っています」と語る通り、本作ではそれぞれに嘘や秘密を抱えながら、夫婦としての答えを見つけようともがくふたりの日常が、淡々と、しかし丁寧に描かれます。リアリティのあるラブドールの造形士を演じるため、資料を読み込んだ上で、実際の製造工程の実習にも複数回参加したという高橋一生。個人的に、彼の「手」の演技はとてもセクシーだと感じているのですが、今回も単なる売り物としてのドール作りではなく、工芸的な感覚で作品としてのドールづくりを行うという職人としてのリアリティを見事に体現しています。また、物語の深い余韻を残す主題歌「やさしいままで」を手がけるのは、高橋一生の弟・安部勇磨がボーカルをつとめるnever young beach。こちらも要チェックです!■『his』続いて2作目の『his』は、『愛がなんだ』で知られる今泉力哉監督が男性ふたりの恋や葛藤を描いたラブストーリー。主人公・迅を演じる宮沢氷魚は、俳優としてのキャリアは浅いながらも、TVドラマ『偽装不倫』での杏演じるヒロインと恋に落ちる年下のカメラマン役にキュンキュンした人も少なくないはず……!持ち前の繊細さと品性を最大限に活かし、ゲイとしての自分と周囲との関係や、忘れられない恋人への想いとの間で、静かに葛藤する主人公を魅力たっぷりに演じます。『his』のストーリー2010年、ベッドでふざけあう恋人同士の迅(宮沢氷魚)と渚(藤原季節)のふたりだったが、そのとき突然、渚は「別れよっか」と告げる。あまりに突然の一言に、迅は何も言い返せないのだった。2018年、自分がゲイであることを知られることを恐れ、岐阜県白川町に移住した迅は、近隣の人々に助けられながら畑仕事をする穏やかな日々を過ごしていた。そんなある日、迅の前に幼い女の子が現れる。女の子の「パパー!」という声に振り返った迅の前に、かつての恋人・渚が立っていた。迅と別れた後、プロサーファーになるためオーストラリアに留学した渚は、そこで通訳の仕事をしていた女性と出会い、結婚し、一児の父となっていたのだった。結婚後は家事と育児に専念していたが、現在は離婚前提で別居中という渚の突然の来訪を、迅は拒むことができない。渚と彼の娘の空(そら)をしぶしぶ受け入れた迅は、3人で同居生活を始めることになり……。『his』の見どころは?「同性愛をメインの題材として扱うことは、ある意味利用しているというか、ひとつの差別じゃないか」と感じ、これまで避けていたという今泉監督。結果として、感情や葛藤は男女と違いはなかったといいます。また、本作の監修には、同性パートナーであり、共に弁護士でもある吉田昌史氏と結婚式を挙げ、法律事務所を開設した南和行氏が携わり、離婚訴訟の法廷シーンや、同性愛者が身を置く社会のリアリティがきっちりと描かれます。恋愛の行く末だけではなく、同性のふたりが「家族」として世間とどう向き合い、生きていくのかというところまで描いた本作。子供を連れて昔の恋人に会いに行って、うだうだとどっち着かずの情けない男・渚と、田舎に逃げ込んできた迅が、渚の娘・空の存在を尊重しながらも前を向き、互いの境界線を超えて進んでいく姿に、静かな感動と、一歩踏み出す勇気をもらえます。2作品どちらにも共通するのは、主人公たちが打ち明けられない秘密や嘘を抱えていること、そして一緒に生きていくことを選択したふたりの恋人たちの想いや葛藤を丁寧に描いていることでしょう。DRESS世代の女性たちから不動の人気を誇る高橋一生と、人気急上昇中の若手俳優・宮沢氷魚。それぞれの魅力を堪能しながら味わえる、切なくも美しいラブストーリーに、あなたも心揺さぶられてみませんか?『ロマンスドール』と『his』は、2020年1月24日(金)より全国公開です。◼︎作品情報『ロマンスドール』2020年1月24日(金)全国ロードショー脚本・監督:タナダユキ(『百万円と苦虫女』『夫のちんぽが入らない』)原作:タナダユキ「ロマンスドール」(角川文庫刊)出演:高橋一生、蒼井優、浜野謙太、三浦透子、大倉孝ニ、ピエール瀧、渡辺えり、きたろう配給:KADOKAWA上映時間:123分公式サイト:romancedoll.jp(c)2019「ロマンスドール」製作委員会
2020年01月23日高橋一生と蒼井優が共演し、タナダユキが自らの小説を脚本&監督し映画にした『ロマンスドール』。この度、本作の主題歌「never young beach」が歌う「やさしいままで」の映画本編を使用したフル尺版特別映像が到着した。現在配信中の主題歌「やさしいままで」。到着した映像では、この楽曲に合わせて高橋さん演じる哲雄と蒼井さん演じる園子、変わりゆく男女の様子が映し出される。出会いのシーンからスタートし、引っ越したばかりの段ボールが散らかった部屋でのじゃれあい、神前式での指輪交換の場面、言い合いをして少し険悪な雰囲気の様子など、2人の10年間の結婚生活が流れていく。そして映像後半では、ドール作りと真剣に向き合う哲雄の様子と夫婦の時間が重なり合い、楽曲と相まってどこか物哀しさも感じられる。なお、本映像は1月26日(日)から3月26日(木)までの期間限定のカラオケ配信映像としてDAMで特別配信される。『ロマンスドール』は1月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ロマンスドール 2020年1月24日より全国にて公開©2019「ロマンスドール」製作委員会
2020年01月23日人間同士のセックスは、愛情を表現し合うもの夫婦って、なんだろう。セックスって、なんだろう。上映が終わったばかりのざわめく劇場で、そんなことを密やかに考える極上の映画が誕生した。それが、1月24日(金)から公開の『ロマンスドール』だ。物語に登場するのは、ある嘘と秘密を抱えた1組の夫妻。ひと目で恋におち、幸せなゴールを迎えた哲雄と園子。しかし、ハッピーエンドのその先には時間と共に少しずつ愛情が目減りしていく現実が待っている。そんな夫婦の10年を、監督のタナダユキが繊細にすくいとっていく。セックスの本来の目的は、あくまで生殖行為。だけど、劇中で描かれる夫婦のセックスを見ていると、何かもっと別の意味合いがあるのだと感じずにはいられない。「僕も同じことを感じました。実は魂のようなものは人間だけに託されているんじゃないかと。命が物理的なものだとしたら、魂はもっと精神的なもの。たとえ命がなくなっても、魂は残り続ける。そういうことを思考する能力を与えられているのは人間だけなのではないのかと感じました」そう夫の哲雄役を演じた高橋一生は、静かに語りはじめた。「人間同士のセックスは愛情を表現し合うものであり、肉体を重ねているわけだけれども、重ねているのは肉体だけではない気がします。そんなことを感じながら、試写を観ていました」劇中では、妻の園子との夫婦の営みの場面が何度か描かれる。それは、生々しく、官能的な香りをたたえながら、それでいて優しく、不思議な儚さに満ちていた。「ベッドシーンに関しては、下品なものにはしたくないという気持ちがありました。タナダさんなら、きっとファンタジックになりすぎず、過剰に生々しくもなりすぎないものを撮ってくださるだろうという信頼を皮膚感覚で感じていたので、何も考えずに現場に行くことができました」特に終盤で描かれる夫婦の営みは、ある種の神秘さえ感じてしまう。「不思議な感じです。なんだか哲雄の中でも世界が分断されているような感覚でした。園子と同じ世界に住んでいるようで、住んでいない。この映画は哲雄のモノローグから始まっているので、もしかしたらここに出てくる園子は哲雄によって美化された園子なのかもしれないと思っていて。ある意味、“哲雄にとってのミューズ”の側面が強く出ていたりもするんですが、そもそもそういうものなんだと思うんです、人が人を見るときって。そういう奇妙な生々しさが伴っているシーンだと思います」会話はキャッチボールじゃない妻の園子を演じるのは蒼井優。ふたりのシーンで特に強く印象に残るのが、夫婦がテーブルを挟んで離婚について話し合う場面だ。高橋一生と、蒼井優。優れた俳優ふたりの見えない糸を引き合うような演技が、緊張感とおかしみをつくり出す。「あそこは監督から『一連(カットを割らないこと)でやっていい?』と聞かれて。『もちろんいいですよ』と答えて、何パターンか一連で撮ったんです。会話はキャッチボールじゃないんだ、ということがわかるシーンでした」よく息の合ったお芝居はキャッチボールに例えられる。けれど、高橋一生の考えは違う。「キャッチボールと言うと、相手がフォームをとって投げてくるまでの間、僕はグローブを構えたまま。けれど、本来、会話は同時進行でいろんなことが進んでいる。敢えて例えるなら、卓球台の上で1つの球を打ち合いながら、台の下で球を5〜6個同時に投げているようなもの。そういうお芝居ができたのは、相手が蒼井優さんだからこそでした」蒼井優とは、『リリィ・シュシュのすべて』以来、映画では実に19年ぶりの共演となった。「優ちゃんが素敵だなと思うのは、自分のことを女優だとは思っていないんです。あくまで俳優部の一員という感覚で。その姿が見ていて気持ちいいですし、シンパシーも感じます。映画づくりには、演出部、衣装部、メイク部など、たくさんの作り手の方々がいて、僕たちはたまたま表側の見えやすい部署に立っているだけ。それを過剰に持ち上げられたりすると、気持ち悪くなってしまうこともあるんですが、この現場はそういう居心地の悪さをまったく感じなかった。職人たちが集まった、気持ちのいい現場でした」何か足りないものがあるとわかった上でドールをつくっている「職人」で言えば、高橋一生が演じた哲雄もまた職人だ。哲雄は、ラブドールをつくることで生計を立てている。ラブドールとは、不思議だ。単純に快楽だけを目的とするなら、人間の形をしている必要はない。けれど、人はそれに人間の形を与え、そして人間の形をしたそれをまるで本物の恋人のように愛する。欲望や愚かさ、いとおしさ。そんな人間の業そのものを形にしたのが、ラブドールと言えるのかもしれない。「ただの道具では足りないものがあったとして、それが人型になったところでどれだけ変わるのかと言ったら、想像力で補って本当の人間のように思う人もいれば、もしかしたらとてつもない虚しさが襲ってくる人もいるのかもしれません。どう捉えるかによってドールの価値が変わってしまうところは、おっしゃるような業につながるところなのかもしれないと感じます」そう前置きをした上で、高橋一生は撮影前に指導を受けたドール造形士の人々の姿を思い返した。「しっかりとお話をしたわけではないのでわからないですが、造形士の方も『決定的に何か足りないものがある』ことを気づくためにドールを作っている気がしました。血管まで見えて、まるで本当の人間のようなドールが目の前にあっても、やっぱりわかるんです、欠落した何かがあることを。魂がないですから」限りなく人間に近づけるために、できる努力と工夫はすべてする。だけど、どれだけ知恵と技術を尽くしても届かない領域があることを、造形士たちは自覚しながらドールづくりに臨んでいる。そう感じたと高橋一生は言う。「ちらっと『機械工学のスペシャリストとタッグを組めば、ドールが動くことも可能ですね』という話をしたら、『そうなってしまったら怖いですけどね』とおっしゃっていました。それを聞いて、やっぱりそこに命を宿らせようとするところまでは行き着かないようにしているのかなと思ったんです。なぜなら、完全なものができてしまったら、人は想像力がなくなってしまうから。できれば想像力をのりしろとして残しておきたいと無意識の内に思っていらっしゃるんじゃないかなと」僕らのやっていることは、どこまでいっても「ごっこ遊び」そう考えると、造形士と俳優のやっていることは通じるものがあるのかもしれない。ドールが完璧な人間ではないように、俳優もまたどれだけ役に近づこうと全身全霊を傾けても、あくまでそれは架空の世界だ。「僕らのやっていることは、どこまでいっても『ごっこ遊び』だと思います。その『ごっこ遊び』にどれだけ自分が没入できるか、自分を騙せるか、であって。極端な例を挙げれば、人殺しの役をやるからと言って本当に人を殺してしまうわけにはいかない。あくまで役との間に冷静さを持つことは必要だと思います」高橋一生は、今や余人をもって替えがたい俳優だ。憑依する、とはまた違う。圧倒的な集中力と研鑽を積んだ技術で、与えられた役を人肌が感じられるまでにリアルに造形する姿は、まさに職人的ですらある。そう伝えると、高橋一生はくしゃっと笑ってから、控えめにかぶりを振る。「そんな高尚なものだとは思っていないです。役者は、ひとつの人格をつくるんだなんて似非オカルトチックなシャーマニズムみたいなものを引き合いに出すつもりもまったくないですし。僕が目標にしていることは、監督やプロデューサーの方に『一生くんでよかった』と喜んでもらえるような仕事をすること。自分に仕事を与えてくれた方々に『高橋一生だからこの世界観が成立した』と言ってもらえることが喜びです。そのために淡々とやるべきことをやっていくだけ。そして、それをそのまま撮っていただくだけです。これといった大仰な何かは自分の職業に対して思っていないんです」俳優は、オファーを待つのが仕事。だからこそ、自分にオファーをくれた人のために、できる限りのことを尽くす。高橋一生が作品の中で常に絶妙な存在感を示しているのは、そんなスタンスに由来しているのかもしれない。そして、この『ロマンスドール』で高橋一生はその役目を果たした。幻想的でありながら奥行きをもった世界が奇跡のバランスで成立した理由のひとつは、間違いなく高橋一生が担っている。『ロマンスドール』1月24日(金)公開撮影/高橋那月、取材・文/横川良明
2020年01月21日高橋一生と蒼井優が18年ぶりの共演で、男女が強く惹かれ合い、時間とともに変わりゆく感情と関係を繊細に体現する『ロマンスドール』。これまで、『人のセックスを笑うな』から『凶悪』『娼年』『アンダー・ユア・ベッド』『悪の華』など、センセーショナルな作品を数多く手掛けてきた今作のプロデューサー・永田芳弘(株式会社ハピネット)が、本作の映画化までの流れや、タナダユキ監督の原作小説の映像化に踏み切った理由を明かした。「夫婦の形は人それぞれあって良い」決めるのは二人永田氏は自身が担当する作品を選ぶ際の基準や、作品に込めてきたメッセージやテーマ性について、「確かにセンセーショナルなものを意識はしています(笑)但し、センセーショナルなだけでは無く、その先に観客に何を届けられるかどうかを大事にしています」と言う。「例えば、『ロマンスドール』は主人公・哲雄の職業に興味が湧いて、その夫婦の10年間って何だろうから始まった企画です。今の世の中、男女関係や結婚についていろいろな価値観があり、何が正しいか迷われている人が多いと思います。私は夫婦の形は人それぞれあって良いと思いますし、それを決めるのは当事者である二人。幸せの形は自分たちが決める。今回、観客の皆様に伝えたいのはそこです。なので、結婚、恋愛に悩んでいる男女にまず観て欲しいですね」と、本作に込めた思いを話した。10年ぶりに原作に触れ、夫婦の「10年間の変遷がより理解できた」本作『ロマンスドール』の原作小説は、2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載された。なぜ発表から12年経ったいま、映画化なのかについて尋ねると、実は2009年に単行本が出版された際から映画化の話はあったのだという。「原作は主人公の哲雄の心情が痛いほどわかって、冷静に読めなかったですね。とにかく哲雄がただ単にいい人ではなく、情けなくてちょっぴり狡い。彼を他人事に思えなかったのを覚えています。その時点で映画化を決意しなかったのは、映画にしたいと当時私に言ってくれた映画監督と原作が自分の中で結びつかなかったことと、ラブドールという題材にピンとこなかった、これは今考えると単に私の勉強不足だったのですが、平たく言えばこの原作をプロデュースする力量がまだ私にはなかったという事だったと思います」と、謙遜を交えながら当時をふり返る。そのうえで、なぜ“いま”映画化なのかという点については、「2017年にタナダさんから『ロマンスドール』の映画を一緒にやりませんか?と提案され、原作を10年ぶりに読みました。この『10年ぶり』というのが本当に良かったです。自分自身も10年の歳月を重ねた事で、原作にある哲雄とその妻・園子の10年間の変遷がより理解できたというか、読んでいてとても共感できました」と永田氏。「これは私の為の企画、まさに私がプロデュースをしなければならない企画だと思いました。また、これはタナダ監督から教えていただいたのですが、2017年にラブドールの国内ナンバー1メーカー『オリエント工業』の商品展示会が渋谷で開催され、それに若い女性が殺到した事実があります。彼女たちは精巧なラブドールの造形の素晴らしさ美しさに魅了されたんでしようね。確かにラブドールの現状を調べると、この10年の技術革新が凄い。これが私のプロデューサーアンテナに引っかかったのは事実です」。そして、「時代が確実に変わっている、いや時代が『ロマンスドール』に歩み寄っている、これは映画の企画としてはありだと思い、映画化を決意しました」とコメント。10年という歳月が永田氏にとって、一個人としてもプロデューサーとしても、そして何よりも作品にとって、必要な時間だったようだ。『ヴァイブレータ』『人のセックスを笑うな』から「少しもぶれてない」長い年月をかけて完成した映画について彼は、“永田色”満載だと語る。「この作品を試写で観てくれた友人から『『ロマンスドール』は永田色が満載の映画ですね』と言われました。永田色って何なんだろうと考えると、冒頭に言いましたセンセーショナルな題材を纏った男女の普遍的なドラマなのかなと思います。その上で、観た人が少しだけですが前向きになれる。実はこれが映画を作る上で私が一番大切にしていることかもしれません」。「デビュー作の『ヴァイブレータ』(03年/廣木隆一監督)から『人のセックスを笑うな』(08年/井口奈己監督)、『ピース オブ ケイク』(13年/田口トモロヲ監督)、今回の『ロマンスドール』まで、20年近く映画を作っていますが、どれもが男女の話。少しもぶれてないことに自分でも驚いてます」。高橋一生と蒼井優という日本を代表する役者を迎えて描かれる、センセーショナルを纏った、あくまでも普遍的な愛のドラマ。それが実現した本作は、いまの時代に見逃せないラブストーリーといえそうだ。『ロマンスドール』は1月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロマンスドール 2020年1月24日より全国にて公開©2019「ロマンスドール」製作委員会
2020年01月19日映画『ふがいない僕は空を見た』やNetflix配信ドラマ『夫のちんぽが入らない』など、もがきながらも必死に自らの人生を模索していく人々を描いてきたタナダユキ監督。その監督が‘09年に自身初のオリジナル小説として発表した同名作品を自ら映画化した『ロマンスドール』。一目惚れから始まり、ふたりは夫婦になるが、年月の経過とともに互いを思いやりながらも、忙しさやちょっとした遠慮、後ろめたさから、少しずつすれ違っていく。夫婦の危機が訪れようとした時、ふたりの前に思わぬ運命が立ちはだかる…。果たしてふたりの選択した道とは。タナダユキ監督が探る、恋愛感情のその先。恋愛だけでは乗り越えられない夫婦という関係を描きたかった。夫婦って不思議な関係ですよね。恋に落ちた男女が共に暮らすという意味では同棲と同じなのに、結婚という形をとることで恋人から家族に変わる。夫婦の間に子供ができても、ふたりが絶対的に他人であることに変わりはない。お互いに背負うものがあるなかで何十年も一緒に生活をするって、恋愛感情だけでは乗り越えられないもの。それでも…子育てという共通のミッションを持たなかったとしても、他人同士が添い遂げられるのなら…。それってすごい希望ですよね。『ロマンスドール』では、そういうものを描いてみたかったんです。もともと本作は、小説として発表したものです。小説と映画との違いは、関わる人数が圧倒的に違うということ。映画には撮影部や照明部、俳優部といったいろんな部があり、それぞれの部が台本という設計図から自分なりに解釈し提示してくるものを、最終的にひとつの作品にしていくわけです。監督である私の作業は、自分のやりたいことと、各部から提示されたいくつかのものを、取捨選択しながら正解を探し続けること。小説は自分の世界を描くという部分で自由度は高いですが、私は映画では自分の考えに固執するつもりはないんです。多くの人が携わるのは面倒な部分もあるけれど、予想外のアイデアが出てくることがあって、それがすごく面白い。そういう意味で、高橋一生さんと蒼井優さんは、毎回台本や原作以上のものを提示してくださるおふたりです。ふとした瞬間、私自身も想像していなかった哲雄や園子の表情を見せてくれる。今回、そんなおふたりに助けられた部分はすごく多かったです。私は、その時にしか撮れないものを写し取ろうとつねに考えていますが、まさに二度と撮れない瞬間を積み重ねた作品になったと思います。人が人に与える影響ってすごく大きくて、間違いなく恋愛もそのひとつ。他人と深く関わるなかで、そこにうれしい感情とうれしくない感情の両方が生まれて、そのどちらとも付き合っていかなくてはいけない。成就したら終わりではないんですよね。たとえその恋が失敗したとしても、その経験が次の成功のもとになってくれるはず。私は恋愛を通して、人が何を思ってどう生きようとするか、その変化を描きたいのかもしれません。どんなに素晴らしい恋もいずれは変化するもの。美大の彫刻科を卒業しフリーター生活をしていた哲雄(高橋)。ひょんなことからラブドールを製作する「久保田商会」で働き始め、徐々にその面白さにのめり込んでいく。ある日、生身の女性の乳房の型取りをする話が持ち上がり、医療用と偽ってモデルを雇うことに。そのモデルの園子(蒼井)に一目惚れした哲雄は、その日に告白するのだった。1年後にふたりは結婚するが、哲雄は園子に自分がラブドール職人であることを言い出せずにいた。そんななか、工場が忙しくなり、次第にふたりはすれ違うように。©2019「ロマンスドール」製作委員会タナダユキ監督1975年生まれ、福岡県出身。‘01年に自身が脚本・主演も兼ねた初監督作品『モル』が第23回PFFアワードグランプリおよびブリリアント賞を受賞し注目を集める。その後の監督作に、『百万円と苦虫女』『ふがいない僕は空を見た』など。近年はテレビドラマの演出、小説やコラムの執筆も手掛ける。何気ない日常の風景を積み上げ、登場人物の心情を浮き彫りにする作風にファンが多い。『ロマンスドール』は1月24日より全国公開。※『anan』2020年1月15日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年01月14日俳優の松坂桃李(31)が、柊あおい氏を原作とする『耳をすませば』の実写映画版で主演・天沢聖司役に抜擢された。またヒロイン・月島雫役には清野菜名(25)が松坂とダブル主演を務め、9月18日から全国公開される。原作は高校受験を控えながらも小説の執筆に励む雫と、ヴァイオリン職人を目指す同級生の聖司との恋模様を描いた物語だ。同作品は95年にスタジオジブリが長編アニメ映画化し、大ヒット作となった。各メディアによると、実写映画版は原作で描かれた青春時代に10年後のオリジナルストーリーが加えられるという。出版社で児童小説の編集者になった24歳の雫(清野)と、夢を追い続け海外で暮らす聖司(松坂)の“現在”が描かれる。ネットでは同作の実写映画化に注目が集まるとともに、松坂の主演抜擢に歓喜の声が上がっている。《なんとまたまた嬉しいニュースジブリ好きな桃李さんならきっと素敵な作品になるはずツナグの平川監督なんですね》《娼年や新聞記者を経た松坂桃李の演技が楽しみすぎる!》《桃李くんこのオファーは嬉しかったんじゃないかな~ 『耳をすませば』好きだもんね!むか~しブログで書いてた!w10年後の聖司…ピッタリすぎる!!》いっぽうで、アニメ映画版は当時15歳だった高橋一生(39)が聖司役の声優を務めたことでも名高い作品だ。そのため、往年のファンからは高橋を推す声が続出。Twitterでは松坂と高橋の名前が連なってトレンド入りするほどだった。《いままで実写化は「それはそれ」っていう精神でいたけど 耳をすませばの実写で高橋一生を使わないのは見過ごせねぇ… 彼はまじで天沢聖司なんだよ…》《「耳をすませば」の実写映画化発表で高橋一生さんの名前がトレンド入りするのもよく判る(笑)実写化があと10年早ければ》《耳をすませばの実写化。聖司じゃないならバロンで高橋一生に一票》果たして、高橋のカメオ出演といったサプライズもあるのだろうか!?
2020年01月14日俳優の高橋一生と女優の蒼井優が13日、都内で開催された映画『ロマンスドール』公開直前!プライベート試写会に登壇。高橋は自身の結婚観について「できるかなっていう恐怖はありますよ」と明かした。タナダユキ監督が自らの原作を映画化した本作は、美大を卒業してからのフリーター生活を送り、ひょんなことからラブドール制作工場で働き始めることとなった北村哲雄(高橋)と、その妻・園子(蒼井)の姿を映し出す。高橋と蒼井は『リリイ・シュシュのすべて』以来、19年ぶりの共演となった。結婚することに怖さがあるというファンから、本作への出演を機に結婚に対する意識が変わったか、そして結婚に対する恐怖があるか聞かれた高橋は「結婚できるかなっていう恐怖はありますよ。むしろ逆に。このくらいの年になってくると」とコメント。「孤独ですよ。ほんとに」と続けるも「あ、全然笑ってくれねえや。切実だったのかな、今の言い方(笑)」と自虐して会場を沸かせた。そんな高橋は「結婚に対してイメージしているものが少ないんですよね」としつつ「蒼井さんと去年の1月に、新婚生活の撮影をしているのは、ちょっと僕、楽しかったですね」と述懐。「新しい段ボールとか荷物とか持って帰ってきて。『よろしくお願いします』なんて言ってるのは、『俳優冥利に尽きるな』なんて思ってましたね」と撮影を振り返った。その後、蒼井に結婚したいのか問われると「したいですけど、相手がいなかったら始まらないですからね」と答え、蒼井は「ちょっと話を伺ってると、ほぼ家から出ないじゃないですか。ずっと家の中で自転車漕いでて」と高橋の生活を暴露。自転車で脚の筋肉を鍛えているという高橋は「想像できます? 逆にそれを見守っている奥さんという存在って(笑)。想像つかないんですよね。だから、多分ないんじゃないかと思っています」と本音を明かし、これを受けた蒼井は「だから私はそれを捨てた方がいいと思っている(笑)。その脚力で外に出るべき」と提案して高橋を笑わせていた。
2020年01月14日タナダユキ監督が2009年に自身初のオリジナル小説として発表した同名作品を自ら映画化した『ロマンスドール』。この作品に出演する高橋一生さんにお話を伺いました。ふたりの言葉ではない間や目線のやり取りが大事な作品だった。恋愛って人が成長する根源的なものでもあると思うんです。若い頃の衝動的な恋は、どこか野性の本能に近いけれど、大人になるとそれだけで突っ走ることはできなくて、自分自身がこの先、生きていくこととか仕事のこととか、いろんなことを考えてしまう。『ロマンスドール』の、そんな人間の重層的な部分が描かれているところに惹かれました。タナダさんは、俳優のことを信頼して任せてくださる方。監督によっては、最初にカメラワークを決めて、そのフレームの中での芝居を求めるかたもいらっしゃいますが、タナダさんは逆。俳優を信頼してくれているんだと思います。それぞれのやり方があり、どちらが正しいというわけではないのですが、フレームのことを考えず自由に動けるほうが僕自身は芝居がしやすくはあります。ただ、俳優に任せれば、監督自身の世界観から外れてしまう心配もある。タナダさんの素晴らしいところは、俳優に委ねながらも、その芝居をきちんとご自身の世界観のなかに収めてくれるところ。それは柔軟でありながら、ブレない芯をお持ちだからなんだと思います。哲雄と園子は、テーブルの上で会話しながら、同時にテーブルの下の見えないところで口に出さない言葉をやり取りしているようなところがあります。語らないけれど、間や目線で伝わる何か…今回、タナダさんが大事にされていたのは、そんな口に出さない部分だったと思っています。蒼井優ちゃんは一緒にお芝居をやっていて非常に楽しい相手でした。僕は、俳優というのは台本に書かれたことを自分なりのニュアンスに解釈して提示する職業だと思っているんですが、優ちゃんもたぶんそういう人。言葉よりも先にまずはやってみるタイプのかたなので、躊躇なく自分の思う哲雄と園子を提示できたんです。そうやって、お互いに思う居心地の良さや夫婦っぽさを感覚的に探り合って作っていった気がします。優ちゃんは、本番ギリギリまで違う話をしていても、すぐに役にスイッチングできる。僕としては、哲雄と園子になれるスイッチを握られていたような気がします(笑)。どんなに素晴らしい恋もいずれは変化するもの。美大の彫刻科を卒業しフリーター生活をしていた哲雄(高橋)。ひょんなことからラブドールを製作する「久保田商会」で働き始め、徐々にその面白さにのめり込んでいく。ある日、生身の女性の乳房の型取りをする話が持ち上がり、医療用と偽ってモデルを雇うことに。そのモデルの園子(蒼井)に一目惚れした哲雄は、その日に告白するのだった。1年後にふたりは結婚するが、哲雄は園子に自分がラブドール職人であることを言い出せずにいた。そんななか、工場が忙しくなり、次第にふたりはすれ違うように。©2019「ロマンスドール」製作委員会たかはし・いっせい1980年12月9日生まれ、東京都出身。タナダさんとは、‘17年の資生堂のショートドラマ『Laundry Snow』以来。2月より舞台『天保十二年のシェイクスピア』に出演。ニット¥32,000(ウィーウィル/ウィーウィル ギンザ TEL:03・6264・4447)パンツ¥42,000(08サーカス/08ブック TEL:03・5329・0801)※『anan』2020年1月15日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・秋山貴紀ヘア&メイク・田中真維(マービイ)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年01月12日あなたは、男性のどんな行動に惹かれますか?多くの女性は、仕事をバリバリとこなしている姿に心ときめくはず。一生懸命な人というのは、まわりの人の心を動かすものです。同様に、女性の一生懸命な姿も人の心を動かすことができます。いままであなたに恋愛感情を持っていなかった男性ですら、一生懸命な姿に惹かれ、恋心を抱くこともあるでしょう。それだけ、一生懸命な人というのは人の心を動かす力があるということ。そして、一生懸命に頑張っている女性はモテます。「どうすればモテるのだろう?」「私も男性にモテたい」と思っているのであれば、自分磨きや仕事に一生懸命に取り組んでみませんか。■一生懸命な女性がモテる理由って?一生懸命と聞くと、「ウザイ」と思う人もいるもの。確かに、一生懸命さがわざとらしく映れば、「ウザイ」「重い」と思う人もいるでしょう。しかし、本気で一生懸命なにかに取り組んでいる姿というのは、自然と心をひきつけるはず。そして、そのまま恋心へと変わることもあります。では、なぜ一生懸命な女性はモテるのか、その理由についてご紹介しましょう。■見ていて応援したくなるスポーツ観戦などをしている時、負けていても諦めずに戦っている姿を見ると、知らない人であっても「頑張れ」と応援したくなるもの。どんなことでも一生懸命に取り組んでいる人というのは、誰から見てもキラキラ輝いて、素敵に映るものです。同様に、同じ職場で仕事を一生懸命頑張っている女性を見ると、男性は「頑張れ」と思うもの。男性心理からすると、一生懸命な女性を見ると自然と応援したくなるものです。そして、その応援がいつの間にか恋心に変わることもあるでしょう。■頑張っている姿がかわいいなにかに一生懸命な姿というのは、とても素敵なもの。無心でなにかに取り組んでいる時には、自分をよく見せようなんて気持ちはありませんから、素の姿を見せることにもなります。この一生懸命に頑張っている女性の姿というのは、男性からすると「かわいい」と映るそうです。普段は見せないような真剣なまなざしや行動というのは、男性からするとドキッとするものがあるのかもしれません。■恋愛でも一生懸命になってくれると感じるためどんなに仕事ができるイケメン男性であっても、プライベートがチャラチャラしているとわかれば、恋愛対象にはならないはず。男性も同様に、外見がタイプというだけでなく、恋愛対象になる女性かどうかちゃんと見極めています。何事にも一生懸命に取り組んでいる女性は男性にとって、「恋愛にも一生懸命になってくれそう」と思える存在。だからこそ、一生懸命な女性はモテるのです。■仕事とプライベートのギャップ萌えがある恋に落ちるきっかけは様々ですが、ギャップ萌えから恋がはじまることもあります。たとえば、職場では一生懸命に仕事をこなし、まわりからも頼られている女性が、プライベートではおっちょこちょいの部分を見せたり......。弱い部分を見せると、男性はそれだけでギャップに惹かれてしまうもの。「女性らしい部分もあるんだ」「かわいらしい部分もあるんだ」と気づくことで、恋に落ちてしまう男性も少なくありません。■交際したら助け合っていけそうだから一生懸命になにかを頑張る女性は、プライベートなことでも一生懸命になれるはず。それを、男性はちゃんと見抜いています。そのため、「交際したら、互いに助け合って乗り越えていける関係が築けそう」とイメージします。どんなにかわいらしい女性でも、常にわがままや頼りっきりの女性となると、男性にとっては負担が大きくなるもの。その点、助け合える相手となれば、男性にとっても負担が少なく、居心地のよい存在になれるのではないでしょうか。■憧れが好意に変わっていく仕事を一生懸命こなしている女性は、男性から見ても憧れるもの。「あんな風に俺も仕事を頑張らなくちゃ」と背中を押されることもあるでしょう。そして、この憧れという感覚は恋心に変わることも少なくありません。元々、憧れるということは惹かれているということですから、好意に変わるのも自然なことといえるでしょう。■モテる秘訣!一生懸命な女性の特徴って?「モテたい」と思う女性は、「私も一生懸命になりたい」と思っているでしょう。しかし、一生懸命といわれても、漠然としたイメージしか沸かず、「なにをしたらよいのかわからない」という女性も多いはず。では、一生懸命な女性にはどういった特徴があるのかご紹介します。■努力をし続けている一生懸命な女性は、常に努力をしています。仕事に関わる資格取得に挑んでいる人もいれば、スキルアップのために勉強などをしている人もいるでしょう。もちろん一生懸命取り組む内容は人によって変わってきますから、プライベートのことでもOK。「メイクが苦手」「洋服選びが苦手」という人は、こういったプライベートな部分の勉強をし、自分磨きに一生懸命取り組むのもよいでしょう。■失敗を恐れない行動力がある新しいことにチャレンジするのは誰だって怖いものですし、勇気が必要です。しかし、いつまでも怖がってばかりでは前に進むことができませんし、成長することができません。一生懸命な女性は、新しいことにチャレンジする際にも失敗を恐れることなく、どんどんチャレンジすることができます。やりたいこと、興味あることが見つかった時には、まずは行動を起こすことが第一歩となるでしょう。■ポジティブ思考一生懸命な女性も、時には失敗することもあります。しかし、その失敗もプラスに受け取ることができ、「これを生かして、次に進もう」と考えられるポジティブな思考を持っています。だからこそ、どんどんと前に突き進むことができるのです。失敗してしまうのは誰だって怖いですし、苦しいもの。しかし、「それも経験のひとつ」と捉えることができれば、見え方も変わってきて、取り組む姿勢も変わってくるのではないでしょうか。■イキイキしている何事にも一生懸命に頑張っている女性というのは、誰から見てもイキイキとして見えるもの。これも、一所懸命な女性の大きな特徴といえるでしょう。なぜイキイキして見えるのかというと、やりたいこと、興味あることを全力で取り組んでいるから。「もっとスキルを身につけたい」「上を目指したい」といった向上心と、実際に一生懸命に取り組めている自分に、自信を持っているからではないでしょうか。■なんでもそれなりにこなす一生懸命な女性は、得意な分野だけをこなすのではなく、なんでもそれなりにこなせてしまうのもひとつの特徴。たとえば、バリバリと仕事をこなしている女性を見ると、「家事は苦手そう」と思われがちですが、一生懸命な女性は家事も一通りこなすことができます。もちろん、苦手なことはありますが、一生懸命な女性はなんでも一生懸命に取り組むため、苦手な事でも諦めません。その結果、なんでもそれなりにこなせるようになるのではないでしょうか。■全力を出し切っているあなたは、大人になってから「全力で頑張った」といえることがありますか。一生懸命な女性は、何事にも一生懸命に取り組むのも特徴。すべてに関して全力で取り組むため、あとから「もっと頑張ればよかった」なんて後悔することはありません。常に全力で頑張っているからこそ、失敗もプラスに捉えることができるのでしょう。■忙しそうだけど笑顔が絶えない毎日忙しく過ごしていると、ついついイライラしてしまうことも。人に当たってしまったり、口調が強くなってしまい、後々後悔してしまうこともあるでしょう。その点、一生懸命な女性はどんなに忙しくても笑顔が絶えません。いつ会っても、同じ笑顔で答えてくれるはず。自分のやりたいこと、やるべきことに真剣に取り組んでいるからこそ、心に余裕を持てるのかもしれません。■一生懸命な女性になるメリット一生懸命な女性は、男性から好意を抱かれやすいもの。同性から見ても、「頑張れ」と応援したくなるものです。「私も、そんな一生懸命な女性になろう」と思い、いざ自分が一生懸命な女性になろうとすると、「そこまでして、モテたいのか?」と冷静な気持ちも生まれるもの。しかし、一生懸命になることで得られるメリットは、モテるだけではありません。では、一生懸命な女性になるとどんなメリットがついてくるのか、ご紹介しましょう。■真剣な恋愛においてモテる一生懸命な女性は、モテるというのは嬉しいメリット。しかし、一生懸命な女性は単にモテるのではなく、真剣な恋愛においてモテるというメリットがあります。真剣な恋愛とは、結婚を考えたお付き合いということ。男性のなかには、「恋愛はしたいけれど、結婚はしたくない」「いまは結婚は考えられない」という人もいますから、結婚願望がある女性にとっては、理想的な相手と巡り合える可能性が高まります。■まわりの人から信頼されるどんなことにも一生懸命に取り組める女性は、まわりから信頼される存在になります。「この人に任せれば間違いない」「この人であれば、安心してお願いできる」と頼もしい存在になるはず。仕事だけでなく、プライベートの関係もよい関係を築くことができ、人間関係もスムーズになるでしょう。■お金が貯まる女性のなかには、「洋服が好き」「コスメが好き」という人が多いはず。そのため、お給料が入る度に好きなものを購入し、「なかなか貯金ができない」という人も少なくありません。実は、一生懸命な女性はお金が貯まるというメリットも。なぜお金が貯まるかというと、一生懸命に仕事に取り組んでいることで、資格取得をしたり、スキルアップしていき、昇給することができるため。休日も勉強に励むようになれば、買い物に出かける回数も減るため、お金を使う機会も減っていき、自然とお金が貯まりやすくなります。■スキルが身に付く仕事や好きなことに一生懸命取り組んでいる間には、さまざまなことを調べ、チャレンジしていくことになります。その結果、知らず知らずのうちにスキルアップしていくことに。いままで知らなかった知識が身についていたり、新しい対処法を見つかることもあるでしょう。自分なりの仕事のやり方が身に付けば、効率のよい仕事の進め方ができるようになり、仕事スピードもアップします。■人として成長できる大人になると、子供の頃のように「成長したな」と実感することは少ないもの。「学生の頃とあまり変わっていないな」と感じている人も多いのではないでしょうか。しかし、いつも一生懸命な女性は日々成長しています。なぜなら、常に一生懸命に取り組んでいるため、様々なことを吸収しているから。毎日真剣に取り組んでいるからこそ、失敗もちゃんと糧にすることができ、自分の武器としてちゃんと身に着けることができるでしょう。■一生懸命な女性になる方法って?一生懸命な女性になろうと思っても、そう簡単になれるものではありません。様々なメリットを得られる一生懸命な女性になるためには、それなりの努力が必要ということ。ということは、努力次第では誰だって一生懸命な女性になれるということです。では、一生懸命な女性になるためには、どういったことをしていけばよいのか、その方法をご紹介しましょう。■人前ではダラダラしないあなたは職場など、まわりに人がいるにも関わらず、ダラダラと過ごしてしまうことはありませんか。仕事をしていれば疲れることもありますから、休憩することは必要です。しかし、人前でダラダラとした姿を見せるのはNG。休憩をするにしても、まわりに人がいることを意識するだけで過ごし方は変わってくるはず。家に帰れば、ダラダラと過ごすことが出来る訳ですから、人前ではいつもシャキッとした姿を見せるように意識しましょう。これだけでも、あなたが与える印象は変わってくるはずです。■目標に向かって頑張る「なにに頑張ったらよいのかわからない」と感じている女性は、新たな目標を立ててみるとよいでしょう。たとえば、仕事に関することであれば資格を取得する、新たな仕事にチャレンジすることがオススメ。プライベートであればダイエットに励んだり、おしゃれに取り組むのもよいでしょう。大人になると、なかなか目標に向かって取り組む機会が少なくなるため、達成感を味わうこともなくなってしまいます。「一生懸命な女性になりたいけれど、なにを頑張ればよいかわからない」という人は、新たな目標をたてて取り組んでみましょう。目標をクリアした際には、きっと忘れかけていた達成感を得ることができ、「頑張ってよかった」「また新しい目標をたてたい」と思えるはずです。■スキルアップのための活動をするあなたは、いまの自分の仕事に満足していますか?スキルアップというと「特殊な仕事や専門職でなければ無理」と思いがちですが、どんな仕事でもスキルアップは可能です。たとえば販売の仕事をしている人であれば、これから増えるであろう外国人観光客のために英語を勉強するのもよいですし、ラッピング技術を磨いたり、接客術を身につけることもできます。事務職であれば、パソコンスキルを上げたり、扱っている商品に対しての知識を高めることもできるでしょう。スキルアップは、やる気次第でなんでもチャレンジできるということ。一生懸命にスキルアップに励むことができれば、なにかしらの形であなたに戻ってくるはずです。■何事も全力で取り組む「なにを頑張ればよいかわからない」という人のなかには、「この仕事は私の仕事ではない」「こんな仕事したくない」と思っている人も少なくありません。頑張り方がわからない人は、まずは与えられたことすべてにおいて全力で取り組むようにしましょう。なんでも全力で取り組めば、「こんな仕事」と思っていた仕事が、後々あなたの力になってくれることもあります。どんなに細かい仕事、面倒な仕事であっても無駄なことはありません。すべてにおいて全力で取り組んでいれば、必ずあなたの糧になるはずです。■失敗してもめげない失敗をすると誰しも「もう自信がない」「私には、この仕事は無理」と諦めてしまう人もいるでしょう。しかし、一生懸命に頑張りたいと思うのであれば、一度や二度の失敗でめげないこと。今回は失敗してしまったかもしれませんが、その失敗を生かせば、次は必ず成功させることができるはず。本当の失敗は、そのまま諦めてしまうこと。諦めてしまえば、そこであなたの成長はストップしてしまいます。失敗がトラウマになってしまうかもしれませんが、「今度こそ」という前向きな気持ちでチャレンジしましょう。■一生懸命な女性を観察して取り入れていくあなたの周りに、一生懸命な女性はいますか「同僚に一生懸命な女性がいる」という人はラッキー。まわりに一生懸命な女性がいるのであれば、身近なお手本がいる訳ですから、日々その人を観察してみるとよいでしょう。観察していると「こんなことまで一生懸命にやっているの?」と驚くこともあれば、「そんな風に対応しているんだ」と勉強になることもあるはず。そして、「すごいな」「素敵だな」と思うことを、どんどん真似していきましょう。真似だって、続けていればいつの間にか自分のものになるはずです。■一生懸命な女性になって恋も仕事も成功させよう!一生懸命な女性は、同性からみても「素敵だな」と思うもの。なにかに一生懸命に取り組んでいる姿は、他人から見ればキラキラと輝いて素敵に映るものです。当然、そんな女性は男性から見れば心惹かれるはず。最初は、単なる同僚として接していたはずの男性も、「こんな女性と付き合えたら、幸せだろうな」「こんな人なら、結婚相手としても相応しいな」と徐々に恋心を抱くようになるでしょう。そんな男性を惹きつける一生懸命な女性になりたいと思うのであれば、努力しなければいけません。この努力は恋愛だけでなく、仕事でもあなたをバックアップしてくれるはずです。(NaonN/ライター)(ハウコレ編集部)
2019年12月23日小説発表から10年、タナダユキ自らがメガホンを取った純愛と性愛が交差する大人のラブストーリー『ロマンスドール』。この度、『リリイ・シュシュのすべて』(’01)以来、映画では19年ぶりの共演となる主演・高橋一生とヒロイン・蒼井優の新たなビジュアルが到着した。岩井俊二監督が「遺作を選べたら、これにしたい」と話すほど思い入れのある『リリイ・シュシュのすべて』は、市原隼人や忍成修吾ら、高橋さんと蒼井さんと同世代の俳優が多く出演。蒼井さんにとっては映画初出演作になり、また10歳からキャリアをスタートさせていた高橋さんにとっても20歳という記念碑的な時期に撮影した特別な作品だ。それ以来の映画共演となった今回、初の夫婦役を演じた2人。公開された新ビジュアルは、2人がベッドで寄り添う夫婦の日常を切り取ったような1枚に。ラブドール職人であることを妻に打ち明けられない不器用な哲雄を演じる高橋さんと、聞き分けがよく完璧に見えていたが実は秘密を抱えている妻・園子役の蒼井さん。背中合わせで寄り添い合う2人の表情から、互いを信頼し愛し合っていることが感じ取れる一方、それぞれの眼差しからは、何か秘めた思いも感じさせる。『ロマンスドール』は2020年1月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ロマンスドール 2020年1月24日より全国にて公開©2019「ロマンスドール」製作委員会
2019年12月20日2020年1月24日公開の映画『ロマンスドール』完成披露試写会が18日、都内で行われ、高橋一生、蒼井優、三浦透子、きたろう、タナダユキ監督が出席した。一目で恋に落ち結婚した妻との日々を描き、型破りな設定とセンセーショナルな展開に多くの話題と共感を呼んだ、タナダユキの小説 『ロマンスドール』。本作は原作者でもあるタナダユキ自らが脚本と監督をつとめ、高橋一生と蒼井優が演じた一組の夫婦を通して、変わりゆく男女の感情をリアルに映し出す。蒼井とは19年ぶりの共演にして初めての夫婦を演じた高橋は「蒼井さんとはご一緒したいとずっと思っていたので、まさか夫婦の関係性でご一緒できるとは思ってもいませんでした。最初は『リリイ・シュシュのすべて』(2001年公開)で初めてお会いしたんですが、その時蒼井さんは14歳で僕は20歳を過ぎていました」と当時を懐かしく振り返り、「ご一緒できて本当にうれしかったです」と笑顔を見せた。蒼井は「初めての現場で何も知らない状態の私を一生さんは見ていらっしゃるので、『リリイ・シュシュのすべて』でご一緒した方は地元の知り合いみたいな感覚で親近感があるんです。今回も現場で"一生くん"と呼ばせてもらいましたが、途中でハッとしてすごい先輩なんだなと。でも今更"高橋さん"と呼ぶのも変ですから、14歳の無礼さを未だに持ちつつ、恐る恐る"一生くん"と呼びました(笑)」と話すと、高橋は「うれしかったですよ。地元の感じで。地元の覇気のないお兄ちゃんみたいで良かったです」と再会を喜んだ。蒼井の役者としての印象について高橋は「お芝居をさせていただく時に会話はキャッチボールだからと演出家に言われるんですけど、蒼井さんとお芝居するとジャグリングのように玉が常に行き交っている感じなんです」と感想を述べると、きたろうから「エッチしているときも?」と質問されて「エッチしている時もジャグリングですよ」と回答。その答えにきたろうは「あれはもっとエッチになって欲しかったんだけど、キレイなんだもん。2人がリアルだと思うのは、お互いに恥ずかしそうなのよ。それが良いんですよね。2人が恋に落ちる瞬間も俺の中ではものすごくリアル」と高橋と蒼井の演技を絶賛した。高橋ときたろうのやり取りに思わず笑みをこぼしていた蒼井も、高橋の演技について「もう心でお芝居されているということと、技術で持っていくという両刀の方なので無敵だと思いました。瞬発力で行くところは行くし、そうじゃない持続力も技術の裏打ちとしてあるので、ご自身の状態がどうであれ、理想のところにたどり着かれるんです。私は一生さんの台詞を聞いて素直に返すだけでした」と称賛していた。映画『ロマンスドール』は、2020年1月24日より全国公開。
2019年12月19日高橋一生と蒼井優が夫婦役となった映画『ロマンスドール』完成披露試写会が12月18日(水)、新宿バルト9にて行われ、高橋さん&蒼井さんがそろって登場し、共演のきたろうの歯に衣着せぬつっこみに、たじたじになっていた。『ロマンスドール』は、タナダユキ監督が10年前に発表した同名小説を、自らの手によって映画化。一目惚れをして結婚した園子(蒼井さん)と幸せな日常を過ごしながらも、気まずさから、ラブドール職人であることを隠し続けている哲雄(高橋さん)。仕事にのめり込むうち、次第にセックスレスになっていく夫婦。夫婦の危機が訪れそうになったあるとき、園子は突然秘密を打ち明けることになる。高橋さん&蒼井さんのシーンにきたろうさんが一言『リリイ・シュシュのすべて』以来、がっつりの共演は19年ぶりとなったふたり。久々の共演に、蒼井さんは「初めての現場で何も知らない状態を一生さんは見ているので、地元の知り合いみたいな感覚で、勝手に親近感を持ってしまっています。普段は“一生くん”と呼んでいるんですが、途中ですごい先輩だ…と気づいたけど、これから“高橋さん”と呼んでもなって…」と照れながらエピソードを語る。高橋さんは「それもすごいショックですね(笑)。(一生くんと呼ばれて)うれしかったですよ、地元の感じ、地元の覇気のないお兄ちゃん、みたいな感じで」とにこやかに蒼井さんに微笑み返した。高橋さんも、蒼井さんとの共演について、「お芝居をさせていただくときに、よく“会話はキャッチボールだから、そうしてくれ”と演出家に言われたりするんですけど、蒼井さんとお芝居すると、ジャグリングのようで、玉が常に行き交っている」と表現。高橋さん、蒼井さんのやり取りをじいっと聞いていたきたろうさんだったが、しびれを切らした様子で、「エッチをしているときはどう?」と、劇中ふたりの濃密なシーンに突然、触れた。いきなりの突っ込みに、高橋さん&蒼井さんも爆笑だったが、きたろうさんは、「なかなかキレイだよね!俺はもっとエッチになってほしかったんだけど、残念でした」と感想を述べ、場内を騒然とさせた。高橋さん、恋人は「本当にいないんです、いよいよ困りますよ」さらに、2019年秘密にしていたことというお題を振られたときも、きたろうさんは大暴れ。きたろうさんは、高橋さんに「恋人いるんじゃないの?」とぶっこむが、高橋さんは慣れた様子で「本当にいないんですよ。いよいよ困りますよ。いつできるんですかね?わからないです(笑)」と苦笑。すると、きたろうさんは勝手知ったる顔で「急に恋に落ちるよ(笑)」と大人なアドバイスを寄せ、高橋さんをさらに笑顔にさせていた。そのほか、完成披露試写会には出演する三浦透子、タナダユキ監督が登壇した。『ロマンスドール』は2020年1月24日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ロマンスドール 2020年1月24日より全国にて公開©2019「ロマンスドール」製作委員会
2019年12月18日近年「東京独身男子」「凪のお暇」なども話題となった高橋一生が、本日12月9日に39歳の誕生日を迎えた。そんな高橋さんが主演する美しく儚い、大人のラブストーリー映画『ロマンスドール』から、鋭い目つきで造形に挑むラブドール造形士の姿が公開された。高橋さん演じる哲雄は、美大の彫刻科を卒業してフリーター生活をしていたが、お金のため、ラブドール職人として働くことを決意。公開された場面写真では、そんな哲雄がドールに向き合う姿が切り取られている。何かに取り憑かれたような鋭い瞳からは、真剣なモノづくりの様子が伝わってくるようだ。今作では、リアリティのある造形士を演じるため、高橋さんは「南極1号伝説」「愛人形 Love Dollの軌跡~オリエント工業40周年記念書籍~」などの資料を読み込んだ上で、実際にオリエント工業を訪問し、製造工程の実習に複数回参加。かつては舞台の大道具なども経験がある高橋さんは飲み込みが早く、指導に当たったオリエント工業造形士も驚くほどで、役作りは完璧。その見学について、高橋さんは「そこにいるのはまさに職人の方々で、工芸的な感覚でひとつの作品として作ってらっしゃる姿を見て、自分も哲雄を演じる心構えができました」とコメント。心身共に万全の準備を整え撮影に挑んだという高橋さんの姿に注目だ。『ロマンスドール』は2020年1月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ロマンスドール 2020年1月24日より全国にて公開©2019「ロマンスドール」製作委員会
2019年12月09日俳優の高橋英樹が3日、オフィシャルブログを更新し、同日に第1子妊娠を発表した娘でタレント・高橋真麻への思いをつづった。英樹は「おかげさま!で」と題した記事で、「真麻から赤ちゃんができました!報告をうけました」と回顧。喜びを噛み締めつつ、「ただただ無事でありますようにと願うばかりです」と吐露した。「うちの奥さんが真麻の出産までに三度の流産をして八年の月日がかかりましたので安定期に入ったとはいえまだまだ心配しています」と胸の内を明かしつつ、「来年の春」「元気に生まれてくることをひたすら願っています」と母子の無事を祈る。「皆様からのパワーも頂き『ヒデジイ?』に無事になれますよう(笑)」と英樹。「これからの日々真麻には大事に過ごしてほしいと思っています」と娘への切実な思いを記している。
2019年12月03日単に容姿が整っていたり、ファッションが決まっていたりするだけでは、男性にとって「綺麗な人だな」止まりで、「一生一緒にいたい!」と思われる女性ではないようです……。では、男性が「一生一緒にいたい!」と思う女性には、どんな特徴があるのでしょうか。今回は、男性の体験談を元に、男性が生涯のパートナーを選ぶとき、見ているポイントをご紹介します。■ 肩の力を抜いて一緒にいられる女性「これまでの恋愛では、デートと言えば奮発して高級レストランに連れて行ったり、クリスマスには彼女が喜んでくれそうな旅行を計画したりしてましたけど、どこか疲れてしまって続きませんでした。今の彼女は、同じくらいデートプランも頑張ってますけど、ラーメン屋でものんびりできたり、自宅でDVDを観るだけでも笑顔でいてくれたり、自分もほっとするんですよね。肩の力を抜いて一緒にいられるというか。そろそろプロポーズしようって思ってます!」(33歳/営業)恋人と夫婦では、男性が女性に求めるものが、違うのかもしれません。「一生一緒にいたい!」と思われる女性には、肩の力を抜いて一緒にいられるという特徴があります。毎回ファミレスデートでは、味気がないですが……。時にはファーストフードでの軽食でも文句を言わなかったり、2人で公園を散歩するだけの何気ないデートにも、幸せを感じられたりするような女性になりたいですね。■ 落ち込んでいるときに励ましてくれる女性「今婚約中です。彼女との結婚を意識したのは、仕事で失敗して落ち込んでいるときでした。『今日の失敗はいつか笑える日が来るから、明日からまだがんばろ!』って励ましてくれたんです。明るい家庭を築いていけそうだなと思いました」(27歳/プランナー)自分が落ち込んだときに励ましてくれるような女性に、結婚を意識するという男性も多いようです。彼が落ち込んでいるときに、ゆっくり話を聞いてあげるのも◎。彼をひっぱっていけるような、ポジティブシンキングを磨きたいですね。■ 自分の軸をしっかり持っている女性「自分の世界だったり軸をしっかり持っている女性を見ると、単純に尊敬しますし、『一生一緒にいたいな』って感じますね。結婚してもお互いの世界を応援しながら、成長しあえるパートナーでいたいので」(28歳/デザイン関係)仕事や趣味など、自分の軸をしっかり持っている女性は魅力的なもの……。週末一日中暇というよりも、デートに誘っても「仕事は休みだけど、昼は趣味の集まりがあるから夜なら空いてるよ」くらいの方が彼からのポイントもあがりますよ。恋愛関係も大切にしながら、自分自身を高めていけるなにかを持っていたいですね。■ 外見だけでなく内面を磨いて素敵なパートナーをゲットしよう!男性は、生涯を共にするパートナーに対して、癒しや励まし、尊敬できるかどうかなども見ているようです。外見だけでなく内面もしっかり磨いていれば、それは自然と自分の言動として表れますよ。素敵な男性と出会ったとき、「この女性と一生一緒にいたいな」と思われるはず。また女性の方も、男性を見る目を養って、外見にとらわれず芯のある男性を選びたいですね。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年12月01日