なっぱさんは夫のべじ太との間に子どもを授かりました。出産予定日の2日後に妊婦健診を再び受けたところ、むくみと血圧が高めだったため急きょ入院に。陣痛促進剤を服用後、強烈な陣痛が始まり、夫も必死でサポートします。そして陣痛開始から15時間後、やっと分娩台に移動できたのですが、なんと陣痛が遠のいてしまったのです。疲労困憊の夫も立ち合い、分娩台に登ったなっぱさん。あとひと息だと思っていた矢先……!? スタッフ増員!? この状況は…? 陣痛の間隔が長くなっていることで、医師は陣痛促進剤を追加して一気に出産するという考えを示しました。 しかし、なっぱさんの血圧が高いので最悪の場合は脳出血のリスクもあると説明。それでもなっぱさんは同意書にサインし、医師の提案通りに進めてもらうことにしました。痛みが増す中、気がつくと自分を取り囲む人の数が増えていたため、なんだか気まずく感じたなっぱさん。一発芸でもして気を紛らわせたい気持ちはあるものの、もう体力の限界でした。 苦しんでいる赤ちゃんのことも考え、最後の力を振り絞ってなっぱさんはいきみます。そして、陣痛開始から約19時間半が経ったとき、ついに赤ちゃんが誕生。 生まれてきてくれた長女の元気な産声を聞き、なっぱさんと夫は涙を流して喜びます。そして、3人で記念撮影をし、生まれてきてくれたことに感謝をしたのでした。 長時間に及ぶ出産になり、なっぱさんはもちろん、夫も赤ちゃんもとても頑張りましたね。出産することの大変さと、生まれてきてくれた赤ちゃんの尊さを、みなさんも改めて考えさせられたのではないでしょうか。 やさしく頼れる夫となっぱさんの出産の様子は、今後の育児の礎にもなったでしょう。この困難を乗り越えられた2人での育児は、とても幸せなものになりそうですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター べじべじなっぱ
2024年03月12日なっぱさんは夫のべじ太との間に子どもを授かりました。出産予定日を迎え妊婦健診をしてもらいますが、出産の兆候はまだなく……。2日後の再健診で、むくみと血圧が高めだったため、急きょ入院に。陣痛促進剤を服用してから強烈な陣痛が始まり、夫の必死のサポートを受け続け、やがて8時間が経過していました。長時間、なっぱさんの肛門を押し続けていた夫は、ついに体力の限界が見えてきます。しかし、ここであきらめるわけにはいきません……! あきらめるものか…! ※全開 → 全開大 陣痛開始から10時間が経過したころ、なっぱさんはもう子宮口が全開大だと確信します。しかし、助産師さんを呼び、子宮口を見てもらうとまだ4cm。先が見えないなっぱさんは、もう限界だからおなかを切ってほしい……と弱音を吐きます。しかし、助産師さんに一喝されて再び闘い始める2人。 そして、陣痛開始から15時間が経ち、子宮口が7cmまで開いたところで分娩台へ徒歩で移動することに。歩く力もないなっぱさんですが、自称健脚のなっちゃんと自らを鼓舞し、力を振り絞ります。 力尽きたはずのべじ太さんも、あきらめず立ち合いに来てくれたのですが、ここへ来てまさかの展開が。なんと、陣痛が遠ざかってしまったのでした……。 立ち合い出産のために、休むことなく同行する夫のべじ太さん。全力でなっぱさんの力になろうとする夫の姿に、感動した方も多いのではないでしょうか。べじ太さんのような夫がそばにいてくれると、激しい陣痛も乗り越えられるような気がしますよね。 監修/助産師 松田玲子 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター べじべじなっぱ
2024年03月11日なっぱさんは夫のべじ太さんとの間に子どもを授かりました。臨月になり足のむくみがひどく、解消を目指し懸命に努力をするなっぱさん。しかし改善しないまま出産予定日を迎え、妊婦健診では出産の兆候はまだありませんでした。2日後の再健診で、むくみと血圧が高めだったため、急きょ入院に。陣痛促進剤を服用後、ついに陣痛が来たのです。ついに始まった陣痛。その痛みとの闘いのゴングが鳴り響いたとき、なっぱさんは……!? 想定外だ…誰か助けて! なっぱさんは、下腹部でお祭り騒ぎが起こっているかのような陣痛に襲われます。尋常ではない痛みに耐えること2時間……。夫のべじ太さんがやっと病院に到着。 助産師さんはべじ太さんに、陣痛が来たらグーで肛門を強く押してあげてと教えました。戸惑いながらも、陣痛が来たタイミングで無我夢中に肛門を押し、べじ太さんは懸命になっぱさんを助けます。 毎日プロテインを飲んでいる体を生かして、陣痛のたびに必死にグーで押し続けること8時間……。べじ太さんの体力は限界を迎えそうになりますが、愛しいわが子に会えるのを想像して力を振り絞るのでした。 8時間もの間、陣痛で苦しむなっぱさんを全力で助けるべく肛門を押し続けるべじ太さんの姿は、まさに一緒に出産をしているも同然かもしれません。 長時間痛みと闘っているなっぱさん自身も、体力の限界が来ていることでしょう。夫婦でここまで出産に全力を注いだことが、長女が無事に生まれることで良い思い出となると良いですね。 監修/助産師 松田玲子 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター べじべじなっぱ
2024年03月10日この記事では、2024年2月に妊娠・出産を発表した芸能人や有名人をご紹介! 妊娠・出産時期が自分と近い芸能人や有名人には、なんとなく親近感がわくものですよね。小澤陽子さん、竹内 渉さんなど、多方面でご活躍中の方々からおめでたいニュースが届きました。俳優・タレントなど、8名の出産のニュースをお届けします。 出産発表木南清香(42歳)ミュージカル俳優・木南晴夏の姉出産発表:2024年2月9日(1人目・女児)ブログ・SNS:Instagram(@kinami_sayaka)鈴木まりや(32歳)タレント・元AKB48 ※夫は根本 悠(38歳)お笑いコンビ・ゴールデンルールズ 妊娠発表:2023年10月26日(1人目) 出産発表:2024年2月10日(男児・3,075g) ブログ・SNS:X(@mariyannu_s)ケリー(39歳)モデル出産発表:2024年2月11日(1人目・男児)ブログ・SNS:Instagram(@kellymisawa)小澤陽子(32歳)フジテレビアナウンサー 妊娠発表:2023年8月26日(1人目)出産発表:2024年2月13日 ブログ・SNS:Instagram(@yoko.ozawa729)竹内 渉(37歳)タレント ※夫は白洲 迅(31歳)俳優妊娠発表:2023年11月2日(1人目)出産発表:2024年2月16日(男児・出産は1月)ブログ・SNS:Instagram(@ayumu_takeuchi)木村ミサ(33歳)モデル・アイドルプロデューサー妊娠発表:2023年11月1日(1人目)出産発表:2024年2月18日(男児)ブログ・SNS:Instagram(@misaxmas)パパになった芸能人・有名人宮地謙典(47歳)放送作家・芸人出産日:2024年2月6日(2人目・男児)ブログ・SNS:X(@nibugomiyaji)小島よしお(43歳)お笑い芸人出産発表:2024年2月23日(1人目)気になる芸能人や有名人はリストの中にいましたか? 同じくらいの妊娠週数だったり、わが子と近い月齢の赤ちゃんが登場したりする芸能人のブログには、マタニティライフや子育てのヒントがあるかもしれません。家事や子育ての息抜きにチェックしてみてはいかがでしょうか。
2024年03月10日なっぱさんは夫のべじ太さんとの間に子どもを授かります。妊娠9カ月のころ、新居が完成するまでの間はべじ太さんの実家に住むことになりました。臨月になり足のむくみがひどく、改善を目指し懸命に努力をするなっぱさん。しかし、改善しないまま出産予定日を迎えたのでした。まるで力士のような歩き方になってしまうほどの足のむくみがある中、期待と不安を抱えて妊婦健診へ向かったなっぱさんですが……!? 落ち着け自分! 出産予定日当日の妊婦健診では、赤ちゃんの様子は順調だったものの、子宮口がまだ1cmしか開いていません。ですが、それを聞いたなっぱさんは、このままトントン拍子でお産に向かうだろうと前向きでした。 翌日も受診するなっぱさん。しかし、子宮口は変わらず1cmしか開いておらず……。いつ陣痛が来るのか不安でならないなっぱさんは、必死に雑巾がけをして陣痛を促そうとします。その翌日、むくみがひどく血圧も高めだったので即入院に。 動揺しながらも入院したなっぱさんは、陣痛促進剤を服用し2時間後……。ついに、副作用の嘔吐とともに陣痛がやってきたのです。 出産予定日を過ぎても陣痛が来ないと、精神的に不安になってしまいますよね。不安な中、パワフルで前向きななっぱさんの姿勢には、心を打たれます。 むくみや血圧も心配なところですが、ここにきてやっと出産のための入院できたことは、なっぱさんや夫、義両親にとっても安心材料となったのではないでしょうか。 監修/助産師 松田玲子 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター べじべじなっぱ
2024年03月09日この記事では、2024年2月に妊娠を発表した芸能人や有名人をご紹介! 妊娠・出産時期が自分と近い芸能人や有名人には、なんとなく親近感がわくものですよね。徳島えりかさん、舘山聖奈さんなど、多方面でご活躍中の方々からおめでたいニュースが届きました。俳優、アナウンサーなど、8名の妊娠のニュースをお届けします。 妊娠発表徳島えりか(35歳)日本テレビアナウンサー 妊娠発表:2024年2月4日(1人目) 出産予定:初夏橋本ゆき(31歳)元アイドルグループ仮面女子メンバー・渋谷区議会議員妊娠発表:2024年2月4日(1人目)出産予定:2024年6月ごろブログ・SNS:X(@yuki_12hsm)花乃まりあ(31歳)俳優・元宝塚歌劇団花組トップ娘役 妊娠発表:2024年2月12日(1人目) ブログ・SNS:Instagram(@mariakano_official)篠原かをり(29歳)動物作家・昆虫研究家・タレント ※夫は河村拓哉(30歳)YouTuber・クイズプレイヤー妊娠発表:2024年2月14日(1人目)ブログ・SNS:Instagram(@kawori_rat)Megu(34歳)3人組アイドルグループ・Negicco ※夫は山下 賢・ミュージシャン妊娠発表:2024年2月17日(2人目)出産予定:夏ごろブログ・SNS:公式サイト中鉢明子(42歳)俳優・モデル 妊娠発表:2024年2月22日(4人目) ブログ・SNS:Instagram(@akiko_harlem)舘山聖奈(26歳)関西テレビアナウンサー ※夫は中村帆高(26歳)プロサッカー選手 妊娠発表:2024年2月24日(1人目) ブログ・SNS:Instagram(@seina_tateyama_)パパになる芸能人・有名人橋本 稜(32歳)お笑いコンビ・スクールゾーン妊娠発表:2024年2月26日(2人目)ブログ・SNS:Instagram(@schoolzonehsm)気になる芸能人や有名人はリストの中にいましたか? 同じくらいの妊娠週数だったり、わが子と近い月齢の赤ちゃんが登場したりする芸能人のブログには、マタニティライフや子育てのヒントがあるかもしれません。家事や子育ての息抜きにチェックしてみてはいかがでしょうか。
2024年03月09日私は8歳の長男と6歳の次男、そして4歳の三男の3人の子どもを育てています。にぎやかな日々を楽しく過ごしていますが、実は3人目を妊娠したときに、産むかどうしようかかなり悩んでしまったのです。葛藤した当時の体験談をお話しします。4歳と2歳の育児に追われる日々当時4歳のわんぱくな長男と2歳の泣き虫な次男の子育てに追われる日々の中、仕事復帰をした私。そんなときに予想外の妊娠をしました。当時の私は家事や育児、仕事の両立でメンタルがギリギリの状態でした。 こんな私に子どもを3人も育てられるのだろうか? また、経済的不安もあり、人工妊娠中絶も考えてしまいます。夫に相談したところ、できれば産んでほしいが最終的には私が決めてという返答だったので、人工妊娠中絶について調べるとともに、同じ悩みを抱えている人がいるのでは?とインターネットで探しました。 同じ悩みを持つ人が意外に多かった…3人目の妊娠についていろいろと調べているうちに、意外にも同じような悩みを抱えている人が多くいることがわかりました。その中で、人工妊娠中絶が可能な病院自体、少ないことを知ったのです。そのときの私は3人目を育てる自信をなくしていたので、近くで人工妊娠中絶ができる病院があるか、電話で問い合わせて見つけました。 いざ病院に行くと、先生は中絶を希望する理由などは聞かず、「まだ手術をするには早いから、次回までにどうするか決めてきてね」と言いました。私にもう一度考え直す時間を与えるかのような先生の対応により、私の中で何かが変わっていったような気がしました。 自分を見つめ直して考え方を改めた先生が何かを察してくれたかのように感じた私は、考え方を改めてみようと思いました。私の場合は、そのときの現状でいっぱいいっぱいとなっていることから、新たな子育てへの不安を感じていたのです。そこで、家事などもう少し手を抜けるところは抜くことにしました。 また、きょうだいも2人より3人いたほうがうれしいのではないかと思えるようになり、経済的な不安については働きながら節約できるところはするなど、どうにかなるだろうと考え、私は「産もう」と決意しました。このことから、いろいろな物事に対して、今だけではなく先のことも考えながら行動するようになりました。 無事に三男も生まれてきてくれ、現在は、3人で仲良く遊んでいる姿がよく見られます。次男も三男のお世話をよくしてくれるようになり、私は大変どころか上の子に大変助けられています。手を抜くところは抜いて、子どもたちと向き合って過ごすことの大切さを実感しました。そして3人の子どもたちと楽しく過ごしている今、産むという決断をしてよかったと思っています。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/シュー子著者:太田 ゆみ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月08日なっぱさんは夫のべじ太さんとの間に子どもを授かります。妊娠9カ月のころ、新居が完成するまでの間はべじ太さんの実家に住むことになりました。なっぱさんは義両親からの提案に甘え、なんとか引っ越し作業もこなし義実家へ。義両親との生活は快適で、不自由なく過ごしていましたが……? 体に感じた異変… 第一子妊娠中、べじ太さんの両親は、なっぱさん夫婦に「新居が完成するまでうちで暮らしていい」と言ってくれました。 なっぱさんは、妊娠中の体で義両親に気をつかう生活は……と不安に感じますが、前向きに考えてその提案を受け入れます。同居が始まると心配していたストレスもなく、家事全般を義母が担ってくれて、快適な毎日を過ごしていました。 そんな中、妊娠10カ月を迎え、足のむくみがひどくなっていることに気づくなっぱさん。足を上げてストレッチをしたり、ウォーキングを試みたり、食事に気をつかったりもしましたが、一向に良くならず……。むくみが解消されないまま出産の日を迎えることになったのでした。 ◇ ◇ ◇ 妊娠経過に伴うホルモンバランスの変化や、大きくなる子宮の影響や体重の増加などの影響で起こる、治療の必要がない不快な症状を「マイナートラブル」と言います。むくみもその1つですが、何らかの異常がある場合もあるため、症状がつらいときは無理せずに、かかりつけ医に相談しましょう。 監修/助産師 松田玲子 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター べじべじなっぱ
2024年03月08日元夫の浮気が原因で離婚して早数年。私は再婚して、今の夫との子どもを出産するための準備を進めていました。そんなある日、出産を控えた私のもとに、元夫を略奪した女性から「もういい加減にしてよ!」「彼はもう私の旦那なの!復縁しようなんて思わないことね!」と怒りの電話が。離婚したっきり、元夫とは連絡を取っていないというのに……。 元夫の現妻によると、毎日私から手紙が届いているとのこと。しかも、郵便切手は貼られておらず、直接ポストに入れに来ているそう。それだけでなく、インターホンを1時間以上鳴らされたりと、彼女はだいぶ参っている様子でした。 身に覚えのない手紙しかし、私にはまったく身に覚えがありません。手紙なんてここ数年書いたこともありませんし、そもそも浮気男との復縁なんてしたくもないです。それに、元夫たちの住んでいるところも知りませんし……。 そう説明しても、頭に血がのぼった彼女は聞く耳を持ってくれません。防犯カメラの設置をすすめてみたものの、「なんで犯人があんただってわかってるのに、わざわざ高い金を出してそんなもの設置しないといけないのよ!」「未練たらしく復縁なんて求めてんじゃないわよ!このブス!負け組女!!」と言いたい放題。 さらには、「彼のことはもう金輪際諦めてちょうだい!」「次手紙なんて入れたら、あんたの家に殴り込みに行くからね!」と言ってブチっと電話を切ってしまったのです。 心配性の夫元夫の現妻との電話でモヤモヤしていた私は、帰宅した夫に先ほどの話をすべて打ち明けることに。 すると、「実は……」と切り出した夫。「ここ最近、君の元旦那からの電話がしつこいんだ……」と話し始めました。 夫によると、元夫は私が再婚しているのを知らなかったようで、とても驚いていたそう。にもかかわらず、「直接会って話がしたい。俺はあいつともう一度やり直したいんだ」と何度も電話をかけてくるのだそうです。 妊娠中の私を心配した夫は、電話をすべて自分に転送するように設定。さらに、元夫が家に来ることも考え、玄関に防犯カメラを設置していたのです。 夫の気遣いに胸が熱くなった私。そこからは話題を切り替え、2人で入院準備を進めたのでした。 略奪婚の末路翌日――。 またも元夫の現妻から私のもとに電話が。いやいやながら出ると、「もう本当にいい加減にして!何度嫌がらせをしても無駄なんだからね!」といきなりヒステリックに叫ばれました。 彼女によると、今朝またも変な手紙とインターホン攻撃にあったそうです。犯人が私だと決めつけて、責め立ててくる元夫の現妻。何度も冤罪だと言っているのに……。 「次家に来たら本当に警察に通報するからね!」「彼がブスの元嫁に戻るわけないでしょう!」「私、入院中ですけど」「え?」 呆気に取られた様子の彼女に、私が再婚して子どもを妊娠していることを告げました。もちろん、今朝無事出産したこと、その動画があることも。 続けて、元夫から私の夫のもとに何度も「復縁したい」と連絡が入っていることも話しました。言葉を発さなくなってしまった彼女に、「犯人は私じゃないってことはわかったわよね?」「手紙の内容から考えるに、女関係のトラブルだろうからまずはあなたの旦那とよく話し合いなさい」と言って、私は電話を切りました。 これはあとから聞いた話なのですが、その頃夫は元夫と対峙していたそう。夫の読み通り、元夫は私たちの家に来たのです。 夫によると、元夫は私と別れて現妻と結婚してからも女遊びをやめていなかったそう。しかも、その浮気相手のうちの1人がなかなか重い女性だったようで、どうしようもなくなって私にすがろうとしていたとのことでした。夫はこの様子を録画。音声も入っているので元夫の浮気の自白証拠がとれているのです。 「元嫁だから助けてくれるはずだ」「頼むから会わせてくれ」と泣き落とし作戦に出た元夫でしたが、夫が「防犯カメラの映像と音声を全部今の奥さんに見せますよ?」と言ったら、慌てて逃げだしたそうです。 その後――。 現妻の方は「離婚する!あんなろくでもない男を私に押し付けた責任を取って、お前が私に慰謝料を払え!」と斜め上の発言をしてきたりしましたが、私はまったくの無関係。どうやら元夫の家に浮気相手の1人が包丁を持って乗り込んでくるなど、元夫と現妻は散々な目に遭った様子。 「あなたの旦那さん、その子以外にも複数人浮気相手がいるわよ?」「証拠を持ってるけど、そんなこと言われるなら無料であげるのやーめた☆」と言って連絡を遮断。その後、元夫と現妻と連絡を取り合うのは夫のみとし、私は生まれたわが子のお世話に専念しました。 しかし、うちの夫が防犯カメラの映像をちらつかせたところ、現妻は言い値で買い取ってくれました。その証拠映像をもとに、現妻は元夫と離婚して、夫は現妻に慰謝料をたっぷり請求されることでしょう。自業自得です。私は2人のことは忘れて、いつも私を気にかけてくれるやさしい夫と一緒に、わが子に愛情をたっぷり注いで穏やかに暮らそうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月07日12時間かかった出産を無事に終えた私の元に、義父母が面会に来てくれました。しかし、義母は生まれたばかりの息子を見ると、開口一番に信じられない発言をしてきて……。 義母の無神経な発言を聞いて…妊娠39週目の朝方から陣痛が来て、分娩室に入ってから12時間で息子を出産しました。生まれたての息子の体重は約4,000g。出産中の上の血圧は200を超えて出血多量。とても大変なお産でした。 しかし出産の翌日に義父母が病院に来てくれたのですが、息子を見た義母が「ねぇ、2人目はいつ?」とまさかのひと言……。長時間の大変な出産を乗り越えた直後の私に対してねぎらいの言葉もなく、次の子どもを望む言葉を投げかける義母にひどく驚いてしまいました。息子を産んで1日しか経っていないのに、次の出産のことは考えられません。 義母には「今は目の前のこの子との時間を大切にしたいので、しばらく予定はないですよ」と答えました。純粋にかわいい孫がたくさん欲しいというおばあちゃん心から出た言葉なのかもしれませんが、私への配慮をもう少ししてほしかったです。 作画/森田家著者:内田 あや
2024年03月07日私は3歳の男の子と0歳の女の子のママです。長男の妊娠期は切迫早産で長期入院になり、2人目は妊娠がわかった妊娠5週ごろから自宅で安静に過ごすよう医師から指示を受けました。それでも切迫流産、切迫早産になってしまったのですが、そんななかで、私が家族に対して後悔していることをお話ししたいと思います。急な里帰り安静期間が長くなるにつれ、私は動けないストレスで精神的にもボロボロ。当時2歳になったばかりでイヤイヤ期の長男にも、ちょっとしたイタズラ程度でも大声で怒鳴るように……。一方、夫は仕事と家事をひとりでこなし、とても疲れている状態でした。 そんなとき、妊娠32週の妊婦健診で医師から子宮頸管があと少しでも短くなったら入院だと告げられたのです。私が入院になると、夫の仕事中に長男のことをみる人がいません。夫と話し合い、私の両親に頼んで妊娠32週に里帰りをすることにしました。 イライラが今度は両親に……実家でお世話になり始めると、普段はあまり両親には頼らず子育てをしているせいか、長男も両親もどのように関わればいいのか模索しているようでした。私からも長男の食事の味つけや、してはいけないことをしたときに注意するポイントなど両親に前もって伝えましたが……。 「やめて」と言っても隠れてお菓子をあげようとする、スマホばかり見せる父や、長男の食事についてなかなか理解してくれない母にイライラして、何度か怒ってしまいました。両親も私がものすごい剣幕で怒るので、驚いていました。 イライラしないためにしたこと両親にまでイライラしてしまう自分が、情けなくてつらくてたまりませんでした。そんなとき、夫に相談すると「ちゃんとご両親に何でイライラしているか、家でもイライラしていたことを伝えたら?」とアドバイスを受けました。 後日、両親に今は入院せずに過ごせるかとても不安なこと、長男のイヤイヤ期も重なり、育児が自分の思うようにいかずにつらいことなどを伝えると、両親は「わかっているから大丈夫だよ」と言ってくれて、安心と同時に少しイライラが緩和されました。 その後もイライラを抑えることは難しかったですが、正期産の時期に入ると動けるようになり、少しずつイライラは軽減されました。夫は長男と外出、母は私の愚痴を聞いてくれて、父は甘い物を買ってきてくれるなど心遣いがうれしかったです。ひどいことばかり言ってしまった私に寄り添い、気遣ってくれた家族のおかげで無事に出産でき、とても感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:八木さつき2歳男児、0歳女児の母。ケアマネージャーの資格を取得。妊娠・出産・子育てに関する体験談を執筆している。
2024年03月03日エステの講師として働いている亜子さんは、優しい夫に出会い幸せな新婚生活を送っています。そんな夫とは対照に義母は少々無神経。早く孫をとプレッシャーをかけられていた亜子さんでしたが、やがて妊娠します。すると、義母は合鍵を要求したり、亜子さんの退職を厳しく責めたり……。亜子さんの夫から「もう話したくない」「うちに来るな」と激怒されたことで、謝罪の電話までしてきた義母。しかし、亜子さんがすでにチャイルドシートを買ったことを伝えると、義母は「なんで勝手に買うのよ!」と怒り出しました。電話から数日後、「親戚からベビーカーをいただいたから見にいらっしゃい」と義母から連絡を受けた亜子さんは、不安を抱えながら夫と共に義実家を訪れました。 自信満々な義母が見せてくれたのは、ボロボロでほこりまみれのベビーカーでした。「ちょっと古いけどメーカー品だし問題ないでしょ」と義母は言いますが、そのベビーカーは亜子さんの力では十分に動かせないことが判明。 亜子さんの夫は「いらない!」と憤り、気まずい雰囲気に。空気を変えようと手土産のシュークリームを差し出した亜子さんの機転によって、話題は立ち会い出産へと移り変わり和やかな空気に。しかし、義母が立ち会いを希望する発言をしたのを機に、またまた空気が凍る事態になって――!? 立ち会いを希望する義母のホンネは ベビーカーの件が一段落した直後――。 義母は立ち会い出産について、亜子さんに尋ねてきました。夫が立ち会う予定であることを亜子さんが話すと、義母は身を乗り出して「私もいちゃダメかしら?」と発言し、亜子さんを驚かせます。 病院の方針により、出産時に立ち会えるのはパートナーのみであること、亜子さんが実母を呼ばないつもりであることを告げると、義母は「よかったわ」とほっとした様子。亜子さんの実母が呼ばれて、自分だけ呼ばれないのは悔しいと思っていたと言うのです。そんな義母に呆れた亜子さんの夫も、再び義母に釘を刺しました。 続けて亜子さんが病院の指示により、出産後の連絡や訪問を控えてほしいとお願いすると、義母は「私は祖母になるのよ!」「何が悪いのよ!」と怒り出しました。 しかし、ここでとどめをさしたのが亜子さんの夫。「母さんみたいな突撃ばぁばがいるからだろ?」のひと言で、すっかり義母は固まってしまい、その場の空気は凍りついたのでした。 ◇◇◇ 立ち会い出産は赤ちゃんの誕生の瞬間に一緒に立ち会える素敵な経験ですが、家族と言えど義理の家族には抵抗を感じる方も少なくないかもしれませんね。助産師さん曰く、昨今は立ち会い出産をする人の割合が増えているそうですが、産院によって立ち会える人は夫のみや、夫と実母のみなど、ルールはさまざまなのだそう。産院のルールを把握したうえで、夫婦で一緒に考えて、家族みんなが納得のいく答えを見つけられるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター おーちゃん 著者:原作者 ココ
2024年03月02日私が、第2子の息子を妊娠していたときの話です。飲み会に出かける夫を送り出し、自分のごはんやお風呂を済ませて眠りにつくと、玄関チャイムの音で目が覚めました。時計を見ると、夜中の2時。夫は鍵を持って飲み会に行っているし、こんな時間にいったい誰!? 恐る恐るドアを開けてみると、そこには……。 息子が生まれる前からデレデレの夫私が息子を妊娠しているとき、夫はできる限り妊婦健診にも付き添い、両親教室にも積極的に参加し、毎日おなかの息子に話しかけるなど、息子が生まれる前からデレデレ。立ち会い出産ができる病院で出産予定だったので、「もし生まれそうになったら仕事中でも職場に電話してよ! 絶対行くから!」と何度も言っていたのです。 妊娠は順調に経過し、臨月に入ってすぐのころに、夫が友だちと飲みに行くことになりました。臨月だからと夫は行くのを躊躇していたようですが、「息子が生まれたら飲みに行く暇なんてなくなるだろうから、行っておいで!」と送り出しました。 夜中2時に玄関チャイムが! ドアを開けると……私は自分のごはんやお風呂を済ませ、妊娠中は眠気が強かったので夫の帰りを待たず寝ることに。眠っていると、いきなり「ピンポーン!」と玄関チャイムが鳴りました。時刻は深夜2時。「こんな時間に誰!?」と思いながら、恐る恐るドアを開けると、そこには警察官の姿が。「夫に何かあったのか?!」とすぐに外に出ると、そこには警察官と玄関にもたれる夫。 慌てている私に、警察官が「こちらの方は、ご主人でお間違いないですか? 道路で寝ている人がいると通報がありました」と説明してくれました。警察官に謝罪し、夫を受け取ると尋常ではないお酒の臭い。水を持ってきて飲ませ、すぐに夫をベッドに寝かせましたが、私は悲しいやら情けないやらで涙が出てきて一睡もできず。 私の怒りは爆発! 父親になる自覚ある?翌朝目を覚ました夫から「ごめんなさい」と言われましたが、気持ちの整理がついていなかった私はすぐに許すことができず、「立ち会い出産してほしくない」と伝えました。「どうして臨月の妻がいるのにそこまで飲むのか、他人にも迷惑をかけて恥ずかしいと思わないのか。理解できない!」と怒りが爆発し、それに対し「返す言葉がない。〇〇(私)の言う通り。本当にごめんなさい」と何度も謝罪する夫。 そこから2日間は本当に夫のことを受け入れることができず、同じ空気を吸うのも嫌なぐらいだったので避けていました。3日経って私の気持ちが落ち着き、今回の件は許しましたが、「次はない、同じようなことがあれば離婚も考える」と夫に伝えました。 せっかく気持ちよく送り出した夫の飲み会でしたが、最悪の結果になってしまいました。「私は妊娠してからお酒も飲めないのに……」など、いろいろな怒りがこみ上げましたが、最終的には夫の謝罪を受け入れ、立ち会い出産もしました。けれども、夫にも伝えたように、二度目はないと思っています。 著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年03月02日私は主婦をしながら、フリーランスでイラストを描いて生活しています。子どもを望んでいますが、なかなか妊娠しないので不妊治療を始めました。治療を始めて1年。まだ妊娠には至っていません。近ごろの夫は非協力的で、タイミング法に合わせて行動することも嫌がるようになりました。子どももいらないと言い出し……。 その夫の言い分がとてもひどくて、私はショックを隠せませんでした。今さら子どもを作っても、物心ついたころには自分の母親がババアでかわいそうだと言うのです。しかし、同じように歳をとるので夫もジジイのはず。けれども、夫は自信満々。男は年齢が上がるほどモテるのだそうです。 離婚届を突きつけられて…最近、夫は会社の後輩からカッコイイなどと言われて、調子に乗っているようなのです。挙げ句、私がもうすこしマシな外見になったら、自分もやる気が出るかもしれないなどと言う始末。 ですが、その1カ月後には離婚届を突きつけてきました。理由は、子どもができないこと。 私のほうは病院の検査で問題がないとわかっており、できることを一生懸命してきたつもりです。夫は何の検査もせず、最近はやる気もなくて……。それなのに、一方的に離婚だなんてひどすぎます。 話し合うなかで、学生時代に恋人を妊娠させた過去があると夫が話し始めました。それを言うということは、内心やはり私に原因があって子どもができないと思っているようです。 そのくせ、今別れるのはお互いのためだとも話します。女性が妊娠する期間は限られているのだから、他の男性を見つければいいだろうと……。本人いわく、私とはもう無理だそうです。 偶然の再会で発覚した事実離婚してから3年。私はイラストレーターとして経験を積み、公私共に順調な毎日を過ごしていました。 ある日のこと、元夫から挙式用のウェルカムボード制作の依頼がありました。再婚した会社の後輩が私のイラストのファンだそうで……。急な依頼は受け付けていませんが、ツーショット写真を送りつけてきました。しかも、ふだんの10分の1の価格、5000円で作れと言われても困ってしまいます。 制作をかなり無理強いしてきたので断ると、離婚して人の幸せを願えなくなったんだなと嫌味まで言ってきて……。「お前捨てて再婚して正解」今度は若い奥さんの自慢をしてきました。本当にうっとうしい男です。 「よかったわね! もうすぐ子どもが生まれるんでしょ」じつは先日、産婦人科で元夫の再婚相手に会ったのです。送りつけられた写真を見て、びっくりしました。世間話をしたあの女性が、再婚相手だったなんて。世間は狭い……。ですが、もっと驚いたのは元夫が放ったセリフです。「は? まだできていないけど?」「奥さん臨月なのに?」 ここしばらく奥さんは実父の看病で実家に帰っており、元夫はおなかが大きいことすら知らなかったそうです。その後、彼は奥さんを問い詰めて修羅場になったと風の便りに聞きました。なんと奥さんから離婚届を突きつけられたそうです。おなかの子どもの父親と結婚するのだと……。 元夫が二度目の離婚。そして…赤ちゃんの父親は、元夫より一回りも若い男性。おじさんとはもう暮らしたくないと、結婚前数百万円もつぎ込んだ奥さんに言われたそうです。 離婚が決定的になると、元夫は手のひらを返したように私にすり寄ってきました。もとさやに戻るのが一番だなんて言ってきて、本当に気持ちが悪いです。 なぜ私が、産婦人科で再婚相手に出会ったのか。それは、今の夫との子どもがおなかにいるから。それを知って、子どもごと自分のところに戻ってこいと元夫が言い出したときには、驚きを通り越してあきれました。 しばらくして私は出産し、子育てに家事に仕事にと大忙し。今の夫は理解があるので、すべて分担しながら仲良く暮らしています。 ◇ ◇ ◇ 妻に寄り添うこともせず、自己中な夫とは別れてよかったのかもしれません。気づいたら自分の周りに人がいない……ということにならないよう、言動には気をつけたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月01日病院に勤務していた私は、待望の第4子の妊娠が判明して間もなく、衝撃的な体験をしました。病棟の師長に妊娠の報告をした際、思いもよらない言葉を言われ……。 妊娠報告をしたら悲しい反応私は病棟の看護師として、3人の子育てをしながら働いていました。もう1人子どもがほしいなと考えていたとき、第4子の妊娠が判明。看護師の仕事はハードなので、胎児心拍が無事に確認されたら師長に報告することにしました。 その病棟の師長は、普段から気に入らない職員をいじめたり、突然怒りだしたり、とても威圧的な態度の人。パートで、子どもの熱で休むことがある私を、師長はいいように思っていないようでした。しかし、さすがに妊娠の報告は理解してもらえるだろうと思っていたのですが……。 師長と2人だけの部屋で妊娠の報告をすると、「なんで避妊しなかったん? 私はあなたの妊娠は喜べない。自分でみんなに報告して」と睨みながらきつい口調で言い放たれたのです。 あまりの言葉に私は開いた口がふさがらず、このとき「おなかの子を守れるのは私しかいない」と思いました。幸いにも他のスタッフは妊娠を喜び、体の心配をしてくれて、その後も勤務中にとても助けられました。 マタハラを受けたその後…このまま師長の元で働き続けることは難しいと思い、師長から言われたことを部長に相談することに。部長は親身になって話を聞いてくれ、最終的に院長にもこの話が伝えられて、病院の今後の対策として『マタハラ報告書』というものが作成されました。 師長は、マタハラ報告書で反省文を書いたようですが、私に対する謝罪は一切ありませんでした。しかし、師長という役職からおろされる結果に。マタハラ後も師長は普段通り私に話しかけてきましたが、必要最低限の業務上の会話のみ。体調のことは理解ある主任にすべて話せたので、出産までなんとか働くことができましたが、精神的にとてもきつかったです。その後、私は無事に第4子を出産。そして子どもが1歳になり、私は別の病院で仕事を再開させました。マタハラがトラウマになってしまい、師長のいる病院へは復帰できず退職したのです。4年経った今でも、師長に言われた言葉は鮮明に覚えています。 “マタハラ”という言葉を聞いたことはありましたが、まさか自分が受けるとは思わず、妊娠初期の不安定な時期にとてもショックな出来事でした。妊婦さんが私のようなつらい経験をせずに安心して働ける職場が増えてほしい……、そしてマタハラがない世の中になってほしいと切に願っています。 著者:さとう あおいイラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年02月28日妊活を始めて3年。休職をした時期もありましたが、結果は思うようにいきませんでした。夫との関係もギスギスし始めてしまい……。最近私たち夫婦は、子どものいない生活を思い描くように。周囲から過度な期待をかけられることはありませんでしたが、妊活をしていた3年間は精神的な疲れやストレスがたまりやすく、私たち夫婦を疲弊させました。 両親も私の気持ちを尊重してくれていますが、実妹だけはすこし違って……。たまに連絡をしてきては、私の気持ちを逆なでします。 妹の妊娠を喜んだのも束の間…妹も結婚しており、出産報告を受けたときは心からお祝いの言葉を贈りました。妹は私を差し置いて妊娠したことをすこし気に病んだ様子でしたが、それも一瞬のこと。ちゃっかり出産祝いも要求してきましたし。 そして、妹は無事出産。お祝いを渡しにいき、帰宅すると怒りのメッセージが届きました。「出産祝いが1円ってどういう事!?」「祝っていないからね」「ほんと最低のクズ姉」「不妊だからって嫉妬しないで」 そんなことでお祝いをケチるなんてことはしません。それにしても、妹はいつまで隠すつもりなのでしょう。生まれた子どもは、私の夫との子どもだということを……。 ある日、たまたま目にしてしまったのです。夫のメッセージアプリが開いており、そこには妹との不倫の証拠がずらり。すぐに義弟へ連絡。生まれたばかりの子どものDNA鑑定をしたところ、義弟とは血縁関係がないとわかったのです。 妹が産んだ子どもは…不倫発覚後、私と義弟は必死に我慢して耐えてきました。それもこれも、今日というXデーに夫と妹をきっちり罰するため。その間、私は夫の顔を見るたびにむしずが走りました。 以前から妹は夫をイケメンだと言い、気に入っていました。きっと、疲れた夫の病んだ心の隙を突いたのでしょう。この2人には何を言われても信用できません。 妹は、私の妊活をずっと応援してきたのに信用してくれないのかと食い下がってきました。しかし、私は夫から聞いていたのです。子どもを授からない私のことを、口汚い言葉で侮辱していたと……。 その後、2組の夫婦とその家族が集まって今後について話し合おうとしましたが、妹はその場に姿を現しませんでした。結局2組とも離婚することに。妹は金銭面に不安があり、子どもを育てられないと言う始末で……。 妹からの提案にがく然として…妹は何を思ったのか、自分が代理出産したと思ってくれたらいい、子どもを渡すと言ってきました。あまりにひどい言い方で、私はがく然としました。私のことを侮辱した後に、よく自分の大事な子どもを託せるものだなと。本当にあきれました。 妹と元夫は子どもの養育についてもめにもめ、実家の両親が引き取ることになったのです。私は離婚して実家に戻っているので、こうなった以上は子育てを手伝うことにしました。 妹は家族と縁を切りました。ですが、私たち家族でこの子を大切に育てたいと思っています。産みの親と暮らすより、ずっとずっと幸せにしてみせます。 ◇ ◇ ◇ 元夫と妹は何でも周囲に押し付けるのではなく、少しは責任ある行動をとってほしかったですね。お姉さんはもちろん、生まれた子も幸せに暮らしてほしいです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月25日私はつい先日までバリバリ働いていましたが、現在は産休中。毎日夜遅くまで頑張る年下夫が居心地よく過ごせるよう、隅々まで気を配っています。臨月になり、予定日に娘を出産。夫は出産に駆けつけると言っていたのに、仕事が忙しいと何日たっても病院に顔を出しません。娘の写真を送っても、返事すらまともに返ってこず……。 会いに来てほしいと連絡すると、夫は休日も返上して妻と娘のために働いているのに足を引っ張るなと言ってきました。夫の子どもでもあるのに、こんな冷たい態度ってあるのでしょうか。 玄関で突きつけられた離婚届いよいよ退院の日を迎えました。娘と一緒に自宅へ戻ると、そこには夫の姿が。そしてなんと玄関先で、離婚届を突きつけられたのです。夫はこの家で不倫相手と暮らすと言い、出ていけと迫ってきました。 ぼう然としていると、スーツケースを1つ手渡されました。身の回りのものは詰めておいてやったぞと、得意顔の夫。あとの荷物は貸倉庫に預けたそうです。この数日見舞いにも来ず、せっせと私の荷物を片付けていたとは……。 「離婚届に早くサインしろよ」「お前の居場所はないんだから」この人、何も知らないようです。ここは、私が結婚前に購入したマンション。それがどんな意味をもつか、だいたいの人は知っていると思うのですが……。「いいけど後悔するよ?」「子持ちババアと離婚して後悔するかよ」 夫は年上で経済的に余裕のあった私の資産を目当てに、交際と結婚を申し込んできたようです。今ようやくわかりました。 夫にとっては“大誤算”だった離婚夫があまりにめちゃくちゃなことをしてくるおかげで、私は逆に落ち着きを取り戻しました。そして結婚生活に見切りをつけるため、冷静かつ迅速に行動し始めたのです。 すぐに離婚届を出し、マンションは売りに出しました。元夫は退去宣告されたようで、慌てて私に連絡してきました。独身時代に購入した資産が財産分与の対象外だということを知らず、自分のものにしようと思っていたようです。 元夫はマンションが手に入らないと知ると、財産分与のお金を要求してきました。どうやら私が、元夫と不倫相手の双方に慰謝料請求することを完全に失念しています。 私たちの結婚生活は2年間ですから、その間の共有財産なんてたかが知れており……。計算すると、財産分与のお金はすべて慰謝料に消えてしまいます。どうやら元夫は私の独身時代の貯金も当てにしており、大誤算をしたようです。 現実を知ると、元夫はあっという間に手のひらを返しました。私と娘に会いたいと懇願してきたのです。お金を払いたくないがために、謝罪したい、不倫相手と別れる、やっぱり父親になりたい、真面目に家族と向き合うよ……、ですって。そんな夫、そんな父親なんて、必要ありません。 元夫と不倫相手は結局…元夫は慰謝料やマンションからの追い出しの件で不倫相手ともめ、結局別れたと聞きました。彼と復縁する気はありませんが、今回の言動は心から反省してほしいと思っています。 彼は戸籍上、娘の父親。その事実は消せないので、少しでもまともな人間として生きていってほしいと願うばかりです。私は娘と2人、笑顔をたやさず暮らしていきたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 元夫にはお金しか見えていなかったのかもしれませんが、結婚や子育てが何かということをもう少し考えてほしかったですね。今後は自分の行動に責任をもち、しっかり働いて養育費を支払ってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月24日1人目の子どもを妊娠中、臨月に入るまで私は車通勤でパートをしていました。妊娠が判明してからは体調も経過も順調だったため、車の運転くらい大丈夫だろうと安心しきっていた私。でも妊娠8カ月になったとき、まさかの交通事故を起こしてしまったのです。今回は妊娠中に赤ちゃんを危ない目に遭わせてしまってごめんね……と反省した体験談をお話しします。 通勤時に車をぶつけてしまった!妊娠8カ月になるころ、いつものように車で通勤して駐車しようとしていたときでした。アクセルとブレーキを踏み間違え、目の前に停まっていた車に突っ込んでしまったのです! はっきりとは覚えていませんが、そのときの私はぼーっとしながら、今後のことや赤ちゃんのことなどを考えていたように思います。ぶつけてしまった瞬間はびっくりしすぎて唖然としていましたが、震える手で警察やパート先に電話をしました。 母子ともに無傷でよかった…幸いにも怪我をしたりおなかをぶつけたりもしなかったので、母子ともに無傷でした。またぶつけてしまった車には誰もいなかったので、怪我人はいませんでした。とはいえ、ぶつけてしまったことへの申し訳なさを感じ、人生で初めての事故を妊娠中に起こしたことも精神的にショックが大きく、かなり落ち込んでしまった私。 それにこれから出産や子育てでお金もかかってくるのに、車の修理費等の出費がかさむ心配も出てきました。しかし、夫には「そんなことよりも無事でよかった」と言われて確かにそうだ……と思い直し、それから出産までは車の運転をやめました。 妊娠中は普段以上に身の回りのことに気をつけないと、何が起こるかわからないんだと改めて実感した出来事でした。自分の考えが甘かったせいで、まさかおなかの中の赤ちゃんを交通事故に巻き込んでしまうなんて……。いくら経過が順調でも自分ひとりの体ではないので、大切にしなければならないと身をもって感じました。 ※妊娠中車を運転しなければならない場合は、妊娠をしていないときよりも慎重に、注意を払って安全運転を心がけましょう。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/おもち著者:小松潤子2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。
2024年02月24日妊娠3カ月のころの話。夫は父親が経営する企業に勤めており、次男ながらも跡継ぎとして期待されていました。私は結婚してから、ずっと義理の両親から無視され続けていました。母子家庭に育ったこと、大学に進学していないことなど、義理の両親が思い描いていたお嫁さん像から私がかけ離れていたのが原因でした。 お盆に親戚が集まった際には、私はお手伝いさんとして紹介されていました。ただ初孫が生まれたら、義父母たちもすこし変わってくれるかもしれないと思い、おなかの子どもを大切に育てようと思っていました。我が子、初孫への期待安定期に入り、私たち夫婦は義実家へ妊娠の報告に出向きました。期待したほどの反応はなく相変わらずの無愛想でしたが、義両親が会社では従業員にうれしそうに話していると夫から聞きました。このままどんどんと良い方向へ進むと良いと思っていたのですが……。 そのころから夫は忙しくなり、家には帰らず会社近くの実家に泊まることも多くなりました。私はおなかも大きくなり、動くのも大変になってきていました。 そんなとき、義母からある提案が。産後を義実家で過ごしたらどうかと誘ってくれたのです。それを夫から聞いたとき、私はすこし不安を覚えました。もし産後も相変わらずの態度が続くようであれば、夫が注意してくれると言い、そんなときはいつでも自宅に戻っていいとの話だったので、前向きに検討していました。 そして、夫はおなかの子が男の子だとわかると、後継ぎができたと大喜びでした。突然の三行半ある日突然、義実家に住む義兄から連絡が。すこし前に実家へ戻ってきた義兄ですが、やはり私のことを他の義家族同様嫌っているようで、たまに会ってもほぼ話しかけてこない人でした。それがいきなり直接に連絡してきたため、本当に驚いていました。 「できれば弟と離婚してくれ」「それが出来ないなら二度とうちの実家に来るな」「お義兄さん、急に何を……」私が戸惑っていると、「うちの家族を信用するな」意味がわからず、理由を教えてほしいと懇願すると、義兄は思いもよらない話を聞かせてくれたのです。 実は、義理の両親と夫は、私から赤ちゃんを奪う計画を立てていると言うのです。産後義実家で休養するよう誘ってきたのもそのためだと……。もっと現実に目を向けたほうがいいと義兄は言い、最近夫の帰りが遅いことについても言及。なんと夫は残業をしておらず帰宅しているのは、実家でもないというのです……。愚かな親子の成れの果て私はすぐに家を出ました。それに夫が気づいたのは、1週間後。夫はメッセージしかよこさず、帰宅していなかったため、私がいなくなったことにまったく気づかなかったようです。慌てて連絡してきた夫でしたが、私は家に帰るつもりがなく、このまま離婚したいと告げました。 私は、夫が本命の家に通っている証拠も息子を奪う算段を義父母としている証拠も持っていると話し、「絶対に子どもは渡さない」と宣言しました。それを聞いた夫はすこし動揺したものの、「戻ってきてほしい、それがダメなら子どもをお金で譲ってほしい」と言ってきたのです。 あまりにもふざけた発言に、私は怒り心頭。血を途絶えさせないためには養子ではダメだと義父母に言われているらしく、血のつながった子を養育するのであれば本命の彼女と結婚してもいいと言われているのだそうです。私や息子の人生を軽視した発言に、腸が煮えくり返りました。境遇が境遇とはいえお金で私がなびくと思われたことも、本当に心外でした。 その後私はさっさと離婚し、危険人物たちから逃れることに。慰謝料はしっかりもらいましたので、しばらくは子育てに専念できます。義兄には真実を教えてもらったことだけでもありがたく思っていたのですが、さらに出産祝いもたくさんいただくことになり感謝の気持でいっぱいです。 人間として終わっている一家は、経営者としても終わっていたようで。後日脱税が判明し、廃業したそうです。元夫はその前に本命彼女と別れ、取引先の娘さんと再婚。実家に援助をしてもらっている都合上、いくら気に入らないことがあっても離婚できないのだそう。聞いたところによると跡継ぎ目的の奥さんだそうですから、元夫とお似合いですね。 「お金を払うから子どもを譲ってほしい」というのは、誰が聞いてもおかしい言葉ですよね。子どもは会社や後継のために生まれてくるのではありません。ママにはつらい出来事でしたが、義兄のおかげで夫や義両親が作戦を実行する前にわかってよかったです。息子さんとふたりで新しい人生を歩んでいってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月20日私は29歳の兼業主婦。同じ年の夫と2人暮らしです。温厚な性格で少し気が弱いところがある夫と、穏やかな日々を過ごしていました。結婚して1年が経ったころ、義両親から頻繁に電話がかかってくるようになりました。その内容は……。 外面ばかり気にする義両親「私が送った葉酸サプリ、ちゃんと今日も飲んだの!?」「本家の嫁として、跡継ぎは絶対に産んでもらわないと困るのよ!」と孫に関することばかり。 義実家は特に裕福な家ではないのですが、とにかく見栄っ張り。跡継ぎのことばかり聞いてくるようになりました。それどころか金使いも荒い義両親は、月20万円もの仕送りまで要求してきます。 夫は私を庇ってくれないばかりか、義両親の言いなりになって勝手に仕送りをしていたことが発覚! 怒り心頭の私は夫に離婚届を記入させ、次に隠れてお金を渡したら離婚することを宣言しました。 義実家に手伝いに行っていたはずの夫が……そんなある日、「母さんが腰痛で家事ができないらしい」と夫から連絡がありました。私が家事を手伝いに行かなければいけないと思っていましたが、私も働いていますし毎日通うことはできません。そこで夫が仕事終わりや休日に義実家へ通ってくれることになりました。 夫とすれ違いの日々が続いて数カ月したある日、夫の部屋を掃除しているときに、ごみ箱をひっくり返してしまいました。拾ったごみを何気なく見てみると、なんと金融会社の明細書が出てきたのです。 私に内緒で借金をしていたことが発覚し、最近夫が実家の手伝いと言いつつ、何をしているのか不安になった私は、夫の身辺調査をしてもらうことにしました。 義実家から出てきたのは身辺調査の結果、ある衝撃の事実が発覚。我慢の限界に達した私は、夫がいる義実家に突撃することにしました。すると、中から出てきたのはおなかの大きな女性と夫!そして部屋の奥から元気そうな義両親も出てきました。 私の顔を見るなり、「はぁ~バレちゃったか。実は彼女との間に子どもができたから、結婚したいと思って義実家で暮らしているんだ。別れてくれないか?」と夫。相手の女性は資産家の娘らしく、お金に困っていた義両親も、2人の結婚には大賛成の様子。義母からは「跡継ぎができたからアンタは不要!」と笑顔で言われました。 しかし、私は「離婚? するわけないじゃん。だって……もう離婚成立してるから」と、既に離婚届を出したことを報告。 見え張り義家族の末路驚いている夫に、「あなたの身辺調査のついでに、その女性も調べてもらったけれど、今はお金ないはずだよ」と女性の素性を暴露。実は彼女は素行が悪いうえお金遣いが荒すぎて、資産家の父から縁を切られて家を出ていたのです。夫と結婚するために、資産家の娘だと嘘をついていたよう。 事実を知った義両親と夫は「騙された!」と激怒! しかし、時すでに遅し。私は不貞を働いた2人に慰謝料を請求しました。私は実家にもどり、両親と一緒に暮らし始めました。これからは、しばらくできていなかった親孝行をするつもりです。 周囲の目ばかり気にして、見栄をはった生活をするのではなく、堅実に身の程にあった生活を心がけたいものですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月20日第二子を出産後、パートを辞め、専業主婦をしていました。乳幼児2人を育てながらの家事は、想像以上に大変で……。毎日育児と家事でヘトヘトになっていた私。夫は帰りが遅く、手伝ってくれませんでした。 義母が孫の顔を見に遊びに来てくれるときは、食材をいろいろ届けてもらえてくれます。わが家は子どもたちの将来のために節約し、貯蓄をしているので、ありがたい思いでいっぱいでした。 義母は、私の疲れた顔を見てとても心配し、いたわりの言葉をかけてくれました。夫が家事育児すべてを任せっきりにし、私に負担をかけていると謝ってもくれ、とても救われた気持ちになったのですが……。ない!!ある日私は銀行の残高を確認し、あ然としました。貯蓄口座の残高がゼロになっていたのです。それは「子どもたちのための口座」でした。他の口座も調べると、なんとほぼ全部の口座がゼロになっていました。慌てて夫に何か知らないかと尋ねると、思ってもみない返事が返ってきたのです。「義母にお金を無心されて渡してしまった」と。 夫に先立たれ、女手一つで夫を育てた義母には、これまでそれなりの苦労があったことでしょう。しかしまだ現役でバリバリ働いているので、義母にはひとりで生活するには十分な稼ぎがあるはずでした。 しかもそのお金は、私たちが節約に節約を重ねて捻出したものです。そんなお金を平気で使うなんて信じられず、怒りが抑えられない私は、翌日義母に抗議の連絡をしました。 「お義母さん、もううちに来ないでください」「孫の貯金を奪うとか最低です」私の猛攻に、義母はあっけに取られている様子でした。「お金なら私が送っているでしょ」今度は、私がきょとんとする番でした。「え? 知りませんけど……」 本当の犯人義母は「あなたが気にするからと口止めされていたのだけれど……」 と前置きし、話し始めました。実はすこし前から、夫が義母にお金の無心をしていたのだそうです。「学資保険が支払えない」「子どもたちの貯蓄に手が回らない」と言われ、毎月6万円も援助してくれていたのだと聞きました。 しかも、上の娘の誕生日プレゼントとして「電子ピアノセットを買ってほしい」と言われ、その代金も支払ったということ。私は、その話も夫から聞いたことがありませんでした。 そういえば、夫に今年の誕生日会にも義母を呼ぼうと言ったら、日程が合わなくて断られたと言っていたのを思い出しました。あれは、プレゼントの件がばれないようにするためのうそだったのです。 私は義母にひどい口を利いてしまったことを謝罪し、また義母は、バカ息子がしでかした罪について涙ながらに謝罪してきました。そして真実を知るため、私たちは協力することを誓い合ったのです。後悔先に立たず後日義母が夫を問い詰めた結果、夫は不倫相手にお金を貸して逃げられたことを告白したそうです。その時点で私も義母も、真実は知っていました。義母に頼まれて、夫の携帯電話をチェックしたところ、必死に不倫相手に連絡を取ろうとしていた形跡を見つけていたのです。お金を返せと何度もメッセージを送ったようですが、相手からは音沙汰なしだったよう。 そんな話をしていたころ、私は荷物をまとめて子どもたちと実家へ避難していました。帰宅した夫は、もぬけの殻になった自宅に大慌てしたようです。私は義母にお願いし、離婚を言い渡してもらいました。 私たち夫婦は、何度も話し合いを重ね、ようやく離婚。毎回話し合いのたびに号泣する元夫には、本当にあきれました……。義母から聞いた話ですが、元夫は離婚後人が変わったように真面目になったそうです。これなら毎月の養育費をきちんと支払ってもらえるのではないかとのこと。 その後義母が手を尽くし、詐欺師と化した不倫相手は見つかりました。貸したお金はなんとか戻ってきたそうです。子どもたちの口座にも無事お金が戻ってきて、ホッとしました。私は元夫と不倫相手双方に慰謝料を請求できたので、しばらくはお金の心配をしないでも暮らせそうです。 後悔先に立たずと言います。お金も大切ですが、失うと再び手に入れられない大切なものも世の中にはあります。失って初めてその大切さに気づく、そんなことがないようにしたいものです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月19日2人目の妊娠が判明したのは産後4カ月のときでした。順調にいけば、12、3カ月差の年子になります。思いのほか早く妊娠したことで、現実的にワンオペでの妊娠、出産、育児が可能なのか悩み、葛藤した話をお伝えします。2人目妊娠はいつでもよいと思っていた私は1人目を出産するときに、以前勤めていた職場を退職しました。そのときは専業主婦となり2カ月ほどで1人目を出産し、育児に専念中でした。 私も夫も2人目の妊娠については、子どもは授かりものだから妊娠したときが良い時期なのだと、楽観的に考えていました。さらにそのときは仕事に縛られないことや周りにも年子が多くいたこともあり、2人目は早くてもいいのかなと思っていた産後4カ月目……妊娠が判明したのです。 このまま出産して本当に大丈夫なのか出産予定日は上の子の誕生日の1カ月後でした。周りに年子が多くいたとはいえ、さすがにこの年齢差の年子の知り合いはいません。妊娠が現実となり、2人目の妊娠時期を楽観的に考えすぎていたのかなと思い始めました。つわりや臨月になっても上の子のお世話をちゃんとできるのか、出産したあとに2人の育児をできるのか真剣に悩みました。 年子は子どもが小さいうちはすごく大変でも、大きくなったら一緒に遊ぶようになって一気にラクになるとも聞きます。私は、少なくとも子どもが小さいうちはワンオペで育児をしなければならないので、自分が耐えられるのかたくさん考えました。 結論、産むことに最終的には産む決心がつきました。私は以前から婦人科系の疾患で妊娠しにくい可能性があると言われていたこともあり、順調に2人目を自然妊娠で授かったということは奇跡なのではないかと思いました。 さらにそのときは仕事もしていませんでしたので、縛られることもないタイミングで良い時期だったと感じます。産む決心がついてからはインスタなどを通じて同じ境遇のママさんの投稿を見て励まされたり情報を得たりして、今も育児の参考にしています。 わが家では思っていたよりも早く2人目を妊娠・出産しましたが、年子を産めてよかったと思っています。たしかに産後1年間は壮絶な日々が続きました。今は1歳と2歳になり、喧嘩もよくしますが、それ以上に一緒に遊ぶ姿をみる機会も増え、微笑ましい光景がみられます。あっという間に時が過ぎていってしまうので、日々噛みしめて2人の成長を見守っていきたいです。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:雨宮春季13カ月差の年子姉妹、1歳児と2歳児の母。前職の看護師を辞めて現在は育児に専念中。次女が重くなってきて2人を連れての外出に限界を感じてきた今日この頃。最近は家に引きこもりがち。
2024年02月18日kikiさんが妊活を始めたのは、夫・てんさんと結婚して4年が経ったころ。しかしなかなか妊娠は叶わず……。不妊治療専門のクリニックでさまざまな検査を受けましたが、不妊の原因はわかりません。妊活は人工授精へステップアップ。2回の人工授精をおこないましたが、残念ながら妊娠には至りませんでした。再び人工授精を頑張ろうと誓ったkikiさん。3回目の人工授精をしようとした矢先、てんさんの長期出張が決まりました。 妊活は2カ月ほどお休みに……。貴重なチャンスを逃すことに不安や怒りを覚えたものの、kikiさんにとってこの2カ月が大きなリフレッシュ期間となったのでした。 妊活の行方 ※誤:人工受精正:人工授精 最後と決めていた3回目の人工授精も妊娠に至らず。いつも泣いていたkikiさんでしたが、今回の結果で踏ん切りがつき、体外受精へステップアップする決意ができたのでした。 Kikiさんが不妊治療をしていたとき、まだ不妊治療は保険が適用されず、全額実費負担だったそう。しかし、不妊に悩む夫婦の割合は年々増加傾向にあり、2022年4月から体外受精や顕微授精を含む、基本的な不妊治療が保険適用となりました。 それでも決して安くはありませんが、これは大きな一歩だと感じますね。妊娠・出産・子育てにはたくさんのお金がかかります。もっと子どもを持ちやすい世の中になることを願います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター kiki
2024年02月17日kikiさんが妊活を始めたのは、夫・てんさんと結婚して4年が経ったころ。しかしなかなか妊娠は叶わず……。不妊治療専門のクリニックでさまざまな検査を受けましたが、不妊の原因はわかりません。妊活は人工授精へステップアップ。2回の人工授精をおこないましたが、残念ながら妊娠には至りませんでした。つらい気持ちを乗り越えて、再び人工授精を頑張ろうと誓ったkikiさん。ちょうどそのころ、右耳が聞こえづらくなってしまいました。耳鼻科を受診するとーー。 上司に診断結果を報告すると… ※料金は病院によって異なります。※誤:こ事 正:事 ※誤:人工受精正:人工授精 ※誤:人工受精正:人工授精 ※誤:人工受精正:人工授精 2カ月ほど妊活をお休みすることになったkikiさん。妊活ができないという焦りもありましたが、出張の間は妊活のことを考えなくてすみ、心からリフレッシュできたようです。 それは、単なるお休みではなく、出張という“どうしても治療ができない状況”だったからこそあきらめがつき、気持ちを切り替えられたのだと言います。 耳の不調も治り、気持ちもリフレッシュし、また新たな気持ちで妊活に臨めるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター kiki
2024年02月15日第2子の出産エピソードです。コロナ禍での出産だったため、立ち会い出産はできないと言われていました。そこで、生まれる瞬間を見せてあげられない代わりに、産声だけは録音したいと希望を伝えていたのですが……。思ってもいない展開となったのです。バースプランでは産声の録音を希望今回の出産はコロナ禍ということで、立ち会い出産はできないと産院から言われていました。そこで、バースプランには「できれば赤ちゃんの産声だけでも録りたい」と希望を伝えました。 助産師さんからは、「昼間の出産や人手が足りている時間帯なら、看護師にスマホを渡したら録画してくれるかもしれないけど、夜の出産だと難しいかもしれない」とのこと。なので、昼間の出産で運がよければ録音できるかな……程度に思っていました。 深夜の出産で録音はあきらめかけて…出産予定日の前日、夜の11時ごろにおなかが痛くなってきました。陣痛カウンターで確認すると6分間隔で陣痛が! 産院へ連絡をしてすぐにタクシーで向かいました。 診てもらうと、子宮口6cm。診察台から分娩台へ移動することになりました。夜中ということもあり、分娩台で横になっている私の様子を数十分おきに見にきてくれるのは、助産師さん1人と看護師さん1人でした。「人少なそうだし、産声を録音するのは無理そうだな……」とぼんやり考えながら、腰をさすって過ごしていました。 いきんでいると助産師さんが!?時間が進むにつれて、どんどん陣痛が痛くなり、午前3時ごろ、ついに出産の時がやってきました! 助産師さんの声に合わせて、いきんではまた力を抜いてを何度も繰り返し、途中で破水もしながら、陣痛と共に徐々に誕生の瞬間が近づいてきました。 助産師さんに「赤ちゃんの頭もう見えてきてるよ!」 と言われて、「あぁ、もうすぐ生まれるんだ。夫にも息子にも生まれる瞬間を見せてあげられなかったな。録音もできなかったな」と、頭の隅でぼんやり考えながら、次の陣痛でいきむと、助産師さんに「赤ちゃんの頭出た! もうすぐ産声あげるから! 録画用意 !!」と言われ、「えっ?! 録画用意?」と私は混乱と驚きで固まってしまいました。助産師さんにもう一度「もうすぐ産声あげるから、スマホ起動させて動画の用意!」と言われて、私は慌ててテーブルに置いていたスマホを起動して、自分の下半身にカメラを向けました。 出産の瞬間をスマホで自撮り!次の陣痛でいきむと、赤ちゃんが出てくる姿がスマホの画面を通してハッキリと見えました! そして元気な「おぎゃー、おぎゃー」という産声も! 助産師さんはテキパキと赤ちゃんの体を拭きながら、「希望通り赤ちゃんの産声録れてよかったね」と、マスク越しでもわかる笑顔で話しかけてくれました。 希望通りなのかは少し疑問でしたが、たしかに無事に赤ちゃんの産声は動画付きで撮ることができました。まさか出産シーンを自撮りすることになるとは思ってもみなかったので驚きです。1人目のときは、30時間を越える分娩で記憶も途切れ途切れでしたが、今回は陣痛から6時間ほどと安産だったこともあり、そのあとは胎盤を見せてもらったり、赤ちゃんが入っていた卵膜の破れた部分を説明してもらったりと、イベント盛りだくさんの出産になりました! その後、落ち着いてから録画を見てみると、産声はちゃんと撮れていました。ただ、赤ちゃんの声より大きい私の叫び声もバッチリ撮れていました(笑)。 無我夢中で撮りましたが、恥ずかしくて将来、子どもに見せられるかなぁ……と悩ましい動画となったのでした。 1回目の長男のときとはまったく違う体験をして、出産は1人ひとりまったく違うんだなと身をもって感じました。今回、出産しながら自分で動画を撮れたことで、何だか少し母としてたくましくなれたような気がします。とても良い経験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:かずママ手のかかるわんぱくな3歳と抱っこ大好き0歳の2児の母。現在は産休中。 監修者:医師 おおたレディースクリニック院長 太田 篤之 先生
2024年02月15日現在6歳の長男が2歳半のころに2人目の妊娠が判明しました。2人目はもう少しあとでも良いと思っていた私は心の準備ができていませんでした。妊娠中は自分が思うように動けず、長男にキツく当たってしまうことが増えてしまいました。長男は怒られてもケロッとしているため、長男の気持ちをあまり考えていなかった私。しかし、出産を終えて退院したとき、ようやく長男の気持ちに気がつきました……。思うように育児ができず苛立つ毎日妊娠4カ月ごろからつわりが始まりました。1日中体調が悪く、寝込んでしまう日が多くありました。長男はまだ未就園児で毎日家にいたため、2人きりで過ごすときはテレビを見せ続けてしまうことも。 長男に「遊んで」と言われても相手をしてあげられない私。これではいけないとわかっているのにどうすることもできない状況に、イライラしてしまいました。そしてその苛立ちが長男に向かってしまうことも……。妊娠前には感じることのなかったイライラや気分の落ち込みに自分自身でも戸惑ってしまいました。 妊娠と長男のイヤイヤ期が重なって……当時長男はイヤイヤ期真っ最中。抱っこをせがまれることが多かったのですが、「おなかに赤ちゃんがいるからできないよ!」と強く言ってしまうことがありました。また、おなかめがけて飛びついてくる長男を叱ることもありました。私は申し訳ない気持ちがありながらも、自分に余裕がなかったのでやさしく伝えることができなかったのです。 長男は泣いたりいじけたりすることなく、怒られてもケロっとしていたので、私は長男の気持ちを考えずに強く言ってしまうことが増えていきました。 2人目を出産。退院後、長男の元へ向かうと出産による入院中の7日間、長男は夫や私の両親と過ごすことに。長男はママに会いたいと泣くことはほとんどなかったようで、面会で私に会いにきた帰り際もニコニコしていました。出産を終えた私は退院してすぐに実家で待っていた長男の元へ向かいました。そして、遊んでいた長男に「ただいま、よく頑張ったね」と伝えました。 すると、長男は急に泣き出してしまったのです。それを見て私も思わず長男を抱きしめて泣いてしまいました。そしてこのとき初めて私は、長男にたくさんの我慢やつらい思いをさせてしまっていたことに気づいたのでした。 妊娠中や入院の間、長男が不満を言ったり泣いたりすることがほとんどなかったので、私は勝手に長男はつらくないんだと思い込んでしまっていたのです。でも退院後の長男の涙を見て、ずっとつらい思いを我慢していたことに気づき、深く反省しました。おしゃべりができても自分の思いを言葉にするのは子どもにとって難しいことだと思います。しっかりと親が汲み取って理解してあげなくてはいけないなと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:水沢 雫6歳男の子と3歳女の子の2児の母で、夜勤ありの夫と4人暮らし。アパレル販売員の経験があり、ファッションやショッピングが趣味。
2024年02月14日kikiさんが妊活を始めたのは、夫・てんさんと結婚して4年が経ったころ。しかしなかなか妊娠せず、不妊治療専門のクリニックでさまざまな検査を受けましたが、不妊の原因はわかりませんでした。妊活は人工授精へステップアップ。2回の人工授精をおこないましたが、残念ながら妊娠に至らずでーー。落ち込むkikiさんは、てんさんの顔を見た途端涙が溢れてしまいました。不安な思いを吐露するkikiさんを、てんさんはやさしく抱きしめるのでした。 不妊治療中、体に起きた異変とは ※誤:偏頭痛正:片頭痛 ※誤:顕微受精正:顕微授精 ※誤:人工受精正:人工授精 原因のわからない耳の不調のため、kikiさんは耳鼻科を受診しました。そこで出会ったのは、同じクリニックで不妊治療を受けていた看護師さん。 思わぬ場所で妊活の体験談を聞かせてもらえ、とてもうれしい気持ちになったのでした。 耳鼻科では「メンタルケアもしてくれる病院なのか?」と思うほど、話を聞いてくれたそうです。同じクリニックでの不妊治療を経験し2児のママになった人の存在は、とても心強く感じますね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター kiki
2024年02月13日コロナ禍で夫・進さんの立ち合いがない中、24歳で初めての妊娠・出産に挑んだまほさん。これは、出産のときに起きた思わぬ事件のお話です。出産時、自分の体から聞こえた聞きなれない音に違和感を持つものの、痛みもなくただ喜びに包まれていたまほさん。しかし病室へ移動することになり、車椅子に乗り換えた瞬間、体を激痛が襲います。寝食もままならないほどの痛みに骨盤ベルトをつけますが、痛みは一向に回復しません。退院後も続く痛みに、整形外科を受診したまほさん。そこで衝撃の事実を知ったのでした。医師から尾てい骨を骨折しているとを告げられたまほさん。自然治癒を待つしかないと言われます。さらに衝撃だったのが……? 産後の骨折、地獄すぎる…! ※登場人物のマスクは省略しています。 産後まだ1週間足らずで母乳育児中ということもあり、湿布や痛み止めも使えないという状況に絶望するまほさん。それでも毎日の育児は続き、痛みも約1年続きました。娘が2歳になったことで夫と第2子について相談することもありますが、まほさんは出産そのものよりも、再び骨折する可能性を考えてしまうと恐ろしく、未だ悩んでいるそうです。 自然治癒を待つしかない状態で痛み止めも使えないとなると、やはりつらいですよね。それに加えて初めての育児でこれまでの生活とは大きく状況が変わっているため、想像以上に大変だったでしょう……。まほさんのように、出産時にまさかのトラブルが起こる場合もあると思うので、「これは大丈夫なの?」と何か不安があれば、助産師さんや医師に相談してみても良いかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2024年02月13日コロナ禍で夫・進さんの立ち合いがない中、24歳で初めての妊娠・出産に挑んだまほさん。これは、出産のときに起きた思わぬ事件のお話です。8時間陣痛の痛みに耐え続けたまほさんは、子宮口が全開大になったことでようやく分娩台へ!30分後、無事赤ちゃんが生まれました。出産時、自分の体から聞こえた聞きなれない音に違和感を持つものの、痛みもなくただ喜びに包まれていたまほさん。しかし病室へ移動することになり、車椅子に乗り換えた瞬間、体を激痛が襲います。寝食もままならないほどの痛みに骨盤ベルトをつけるものの、痛みは一向に回復しません。退院後も痛みは続き、ついに1週間が経とうとしていました。 嘘でしょ…こんなことってある? ※登場人物のマスクは省略しています。 あまりに長引く痛みに、ついに整形外科を受診したまほさん。レントゲン検査と診察の結果、痛みの原因は尾てい骨が骨折していることだと判明しました。そして、まほさんは、医師から「自然に治るのを待つしかなく、後遺症が残って痛みが消えない場合もある」という衝撃の話を突きつけられてしまったのでした。 出産時に聞こえたあの音は、尾てい骨が骨折する音だったようですね……。まさかそんなところが折れているとは、まほさんも思っていなかったのではないでしょうか。どうかまほさんの痛みがこれ以上強くならないことを祈るばかりです。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2024年02月12日妊娠をきっかけに、夫・進さんと結婚した田中まほさん。妊娠初期から悩まされたつわりは、安定期に入っても続きました。そして妊娠40週のころ、ついに陣痛が!夫に送ってもらい訪れた病院では、診察の結果すぐに入院が決まりました。コロナ禍のためひとりで出産に挑むまほさん。8時間痛みに耐え続け、子宮口が全開大になったことでようやく分娩台へ! 30分後、無事赤ちゃんが生まれました。出産時に自分の体から聞こえた聞きなれない音に違和感を持つものの、痛みもなくただ喜びに包まれていたまほさん。しかし病室へ移動することになり、車椅子に乗り換えた瞬間、体を激痛が襲います。分娩台から車椅子へ移り、腰を下ろそうとしたまほさん。しかし、そのとき信じられない痛みが駆け抜けて……? わかるよ、ママも泣きたいよ! ※登場人物のマスクは省略しています。 おしりの痛みは陣痛や会陰切開よりも痛く感じ、まほさんは「痛い……」と言い続けることしかできず……。病室へ移動後も、どんな体勢になっても痛みを感じて眠れず、ごはんを食べることさえできません。助産師さんから骨盤ベルトの装着をすすめられて過ごすものの、一向におさまらない痛み。その痛みは退院したあとも続き、痛みと闘いながら初めての育児がスタートしたのでした。 陣痛や会陰切開よりも強い痛みが、退院後にも続くという状況。想像するだけで地獄のような時間ですね。最悪のコンディションで始まる初めての育児……。前途多難な幕開けですが、痛みと育児の忙しさが相まってまほさんが心身ともに疲労困憊とならないでほしいところです。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2024年02月11日ぽこちゃんです&どんちゃんです
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両手に男児