2歳児健診で言葉が少し遅いと指摘された長男は発達相談を受け、体操教室にも通いました。一方、次男には言葉の遅さ以外にも困っている特性があり、2歳児健診で必ず指摘があると思っていたのですが、保健師さんからは問題はないと言われてモヤモヤしたまま帰宅。しかし、やはり多動気味の次男に悩むゆーとぴあさんは、再度保健センターに行き親子教室へ通いたいと相談。療育園や子育て支援センターなども積極的に参加します。その甲斐あってか、おむつも無事外れて幼稚園に通う準備が整いました。春休み、2人を連れてショッピングモールに出かけましたが、ポップコーンの自販機でひと悶着が。キャラメル味を選ぼうとした長男と、親目線で塩味のボタンを押したゆーとぴあさん。こだわりの強い長男は勝手に味を決められたことにかんしゃくを起こして大騒ぎ。帰りたいのに、自販機に引き返そうとする長男との攻防が続きます。そこへ、同じく小学3年生ぐらいの男の子2人を連れたママから「頑張って!」と声をかけられ、心が救われるのでした。 毎日、こんな状態で幼稚園通えるの? 次男の入園式当日。何かを察して制服や帽子を身につけたがらない次男。幼稚園に着いても上履きを履かず、すぐに走り出してしまうため引き止めと抱っこを何度も繰り返すゆーとぴあさん。 しかもその日は午後から3歳児健診があり、保健センターへ。すでに疲れている次男は機嫌が悪く、身長も体重も計るのを嫌がります。次男ひとりでの計測が難しいため、体重はゆーとぴあさんと一緒に体重計に乗って計ることに。その後も視力は計れず、歯のフッ素もギャン泣き……。 身も心もクタクタになったゆーとぴあさん。これから無事に幼稚園に通えるのでしょうか。 ◇◇◇ 初めての登園は親子ともに緊張しますよね。じっとしているのが得意じゃない次男にとって椅子に座ったり、話を聞いたりするのも慣れないことで大変だったはず。 さらにこの日は、3歳児健診もあるというハードスケジュール。すでに疲れて機嫌の悪い次男の健診は困難を極めているというのに、まさかの自分の体重を公開されるというメンタル面のショックも受けたゆーとぴあさん。本当にお疲れ様でしたとねぎらいの言葉をかけたいですね。 ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年09月09日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。大きい病院で詳しい検査を行い、赤ちゃんの病気を報告しに行くため義両親宅へ。温かく迎えてくれた義両親にどう反応されるのだろうか……と不安になりながら、赤ちゃんの病気について話し出しました。赤ちゃんの病気についてすべて話し、やさしい義父母がどんな反応するのだろうかと不安で義両親の顔を見ることができないまま、頭を下げると……。 義両親が夫婦にかけた言葉とは…… この後、お二人は義妹の話をしてくれました。義妹は生後4日で心臓に異常が見つかり、すぐ投薬治療が始まったそうです。 生まれたての小さな体にたくさんの管がつけられて驚いたと明るく話してくださいました。 その当時のお二人の気持ちは想像してもしきれません。そんな経験をした義両親だからこそ出てきた言葉だったのかなと思います。 赤ちゃんの病気について、どんな反応をされ、何を言われるのかずっと不安だったちょるりさん。ちょるりさんは、義母の「新しい命を授かれただけでよかった」という温かい言葉と義父の「何も心配しなくていいよ」という心強い言葉に、胸がいっぱいになりました。 赤ちゃんがお母さんのおなかの中で大きく育っていってくれているだけで十分幸せなこと。そう思ってくれている家族が周りにいるだけで、心の支えになり、不安も減っていきますよね。たくさんの愛を持っているちょるりさんの義両親は、赤ちゃんが生まれてきてからも、きっと赤ちゃんに温かい愛情を注いでくれるのではないでしょうか。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月09日2歳児健診で言葉が少し遅いと指摘された長男は発達相談を受け、体操教室にも通いました。一方、次男には言葉の遅さ以外にも困っている特性があるので、2歳児健診で必ず指摘があると思っていたのですが、保健師さんからは特に問題はないと言われてモヤモヤしたまま帰宅。しかし、やはり多動気味の次男に悩むゆーとぴあさんは、再度保健センターに行くことにしたのでした。保健センターで次男を親子教室に通わせたいと伝えると、3歳児健診まで待つようにとの返答。早生まれの次男はそれでは間に合わないと言うと、状況を理解してくれ、数カ月待ったのち参加できることに。ゆーとぴあさんは、保健センターのほかの施設で実施している教室にも積極的に参加します。その甲斐あってか、晴れて次男のおむつが外れ、幼稚園に入る準備が整いました。 ショッピングモールで大騒ぎ。無の境地だった私にーー 次男が幼稚園通園前、長男が新年長の春休み、2人を連れてショッピングモールへ出かけました。ひとしきり遊んだあと、ポップコーンを買って帰ることに。手間や添加物など親目線で考え、強引に味を決めてしまったゆーとぴあさん。 こだわりの強い長男はかんしゃくを起こし、その場所で地団駄を踏んでいます。しまったと思いますが、ポップコーンを買い直すわけにもいかないので駐車場まで連れて行こうとしますが、何度もポップコーンの自販機へ引き返そうとする長男との攻防が続きます。 ほかのお客さんもいるので周囲の視線も刺さるのですが、もはや無の境地で2人の手を引くゆーとぴあさん。そこへ、ゆーとぴあさんと同じくひとりで小学3年生ぐらいの男の子2人を連れていたママに「頑張って!」と声をかけられます。あのママも子育てが大変なときがあって、エールを送ってくれたのでしょうか。心で感謝しながら、いつかあのママのようにゆっくりショッピングできる日を夢見るのでした。 ◇◇◇ 子どもが食べたいおやつも、つい親目線で手間や添加物などがないものを排除して選んでしまうことはよくある状況ですよね。でも、何も言わずに決めてしまうのは子どもも納得がいかないと思うので、ひと声かけて相談ができるとよかったですね。 食べたかった味を選べず、かんしゃくを起こしてしまって何度も自販機に戻ろうとする長男との攻防で、もはや周囲の目も気にしていられなくなったゆーとぴあさんにかけられた、通りすがりのママのエールは心温まりますね。 ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年09月08日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。大きい病院に行き、医師から口唇口蓋裂とその他の合併症について伝えられました。不安になるちょるりさんでしたが、医師からもらった「赤ちゃんのために一緒に心構えをしておきませんか? 」という言葉に励まされ、詳しい検査をおこない、義両親に報告をしに行くため車を走らせました。赤ちゃんは受け入れてもらえるのか……。そんな不安な気持ちを抱いたまま義両親宅へ。 赤ちゃんのことを伝えたらどんな反応をされるんだろう 抱えた気持ちとは裏腹に、明るくやさしい義両親の笑顔に胸が締め付けられ、余計に不安が募っていく。 義両親とお互いに近況を報告しあった後、赤ちゃんのことについて話を切り出した夫。夫からの話に、義両親がどんな顔をしているのか怖くて見ることができず、そのまま夫と一緒に頭を下げた。 そのとき、義母からでた言葉は……。 義両親がいい人たちだからこそ、余計にどんな反応をされるのか怖くなってしまい、義両親の顔を見ることができなかったちょるりさん。ちょるりさんの不安を知っているパパは、ちょるりさんよりも先に話を切り出してくれましたね。子どもが元気に、安心して生まれてきてくれるように一緒に考えて行動し、支え合っていける夫婦は素敵ですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月08日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。大きい病院に行き、誤診であることを願いますが、期待ははずれ落胆。しかし、医師からの「赤ちゃんのために一緒に心構えをしておきませんか? 」という寄り添った言葉を胸に、ちょるりさんは口唇口蓋裂とその他の合併症を受け入れ、赤ちゃんを守っていく覚悟を決めました。おなかの子が口唇口蓋裂と宣告され、詳しく検査をするため紹介された病院を訪れた。そこで、お医者さんからしっかりとした説明を受け、翌週診察を受けることに。 詳しい検査を受け、義両親に報告へ 病院での検査で、合併症がないことがわかり一安心。今わかる赤ちゃんのすべての情報が揃い、次やるべきことは 「義両親への報告」 なんと言われるのか不安なまま義両親宅へ……。 生まれるまで安心はできないですが、合併症がなく安心したちょるりさん。今の赤ちゃんの状態がわかったため義両親の家に行くことに。 「自分の子は受け入れてもらえるのか」、「口唇口蓋裂のことを伝えたらどう反応されるのか」と考えることは、親にとって、とてもつらいことですよね。 しかし、赤ちゃんは生まれてきてくれるだけで尊い存在。 ちょるりさんのように他の人に赤ちゃんのことを伝えるとき、ママ・パパが心配や不安を感じずに相談できるような、理解のある世の中になるといいですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月07日妊娠中はひとりで過ごすことが多かった、すやすや子さん。今住んでいる場所には知り合いもおらず、夫は出張がち。ひとりの時間も好きだけど、出産したら話せるママ友がほしいと思っていました。妊婦健診のある日、待合室でセレブ感あふれる妊婦さんに話しかけられたすや子さんですが……。現在は仕事をしておらず、夫は出張がち。住んでいる場所は実家も遠く周囲に友だちもいません。ひとりの時間は嫌いじゃないけれど、孤独を感じています。 出産したら知り合いを作ろうと思っていたけどーー ※産後うつとは、マタニティブルーズとは異なり、産後数週間から数カ月、長い場合は1年ほど続くこともある極度の不安や悲しみが続き、それに伴う無気力や不眠などの症状が出る状態を言います。 外出から戻って、ペットのハムスターに話しかけたり、ネットで調理方法を質問したり。ひとりで過ごす時間が多いスヤ子さんは、出産後に知り合いを増やそうという思いを抱きます。 「出産予定日いつですか?」ある妊婦健診の日、待合室で隣に座っていたセレブ感いっぱいの妊婦さんから話しかけられたすや子さん。なんと出産予定日が1日違いということがわかって盛り上がる2人。 健診後、雨が降ってきて傘を持って来ていないすや子さんが産婦人科の玄関で立ち尽くしていると、先ほどのセレブ妊婦さんが車で送ると言ってくれるのですが、思わず断ってしまいます。キレイめの装いの彼女に対して、その日は適当な格好で来ていたすや子さんはなんとなく気が引けてしまい、そのやさしさに感謝しながら高級車を見送るのでした。 出産後、産後うつ気味になったすや子さん。SNSで偶然、妊婦健診で会ったあのセレブ妊婦さんを見つけます。同じ日に出産し、子どもの性別も同じ。でも子どもの発達はわが子よりも早い。 このころ、自己肯定感が低かったすや子さんはショックを受け、わが子の発達の遅さは自分の育て方のせいかもしれないと暗い気持ちが渦巻いてしまうため、彼女のSNSを見るのをやめました。 産後うつから回復したころ、ファッション雑誌のスナップページで彼女を見つけます。さらにその後、友人の友人だったことが判明したそう。一瞬、SNSでメッセージを送ろうかと思ったすや子さんですが、健診日の自分の格好と、自分のことは忘れているかもと思い、結局連絡は取らなかったとのこと。 ◇◇◇ 妊娠中は産後に知り合いを作ろうと思っていましたが、実際はメンタルが落ちてしまって思うように動けなかったすや子さん。SNSで妊婦健診時に出会った彼女が、同じ日に、同じ男の子を出産しているだけに、発達のスピードが違うと気持ちがどんどん落ちていきますよね。彼女のSNSを見ることをやめたのは賢明な判断です。 気持ちが回復してきたころに今度はファッション誌で彼女を見つけ、SNSで連絡してみようかと思ったものの、あの日の格好を思い出してやめたというすや子さん。きっと相手はそんなことを気にしていないでしょうし、出産予定日が1日違いのすや子さんを忘れてはいないと思いますが、こうした気持ちはこの状況以外でもよく共感できますよね。 著者:マンガ家・イラストレーター すやすや子
2023年09月06日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。口唇口蓋裂について調べるとその壮絶さに愕然。不安でいっぱいになってしまうちょるりさんでしたが、 「生まれてくるのは口唇口蓋裂児ではなく僕たちの子」「不安以上に楽しみや期待が大きい」と話す夫の言葉に少しずつ前を向けるようになっていきました。おなかの子が口唇口蓋裂と宣告されてから約1週間後。紹介された病院で詳しく検査してもらうことに。 夫の言葉を胸に病院へ受診しに行くと… 先生は併わせて「語弊があるかもだけど、口唇口蓋裂は手術で治していくことができるし、命に関わることはまずありません」とも仰っていました。 「口唇口蓋裂というだけで悲観することはない」ということと、「現状を受け入れ心構えをしておくように」ということをやさしく諭してくださったのだと思います。 そして心構えをする必要があるのは、私たち夫婦以外にもいて……。 「口唇口蓋裂ではないかも…!?」と期待を持つちょるりさんでしたが、期待通りにはならず、落胆。さらに、医師からの「合併症」のお話に心配が大きくなっていきます。しかし、医師の「赤ちゃんのために一緒に心構えをしておきませんか?」という言葉を胸に、ちょるりさんは口唇口蓋裂と合併症を受け入れ、赤ちゃんを守る覚悟を決めました。 自分の子どもの病気と向き合っていくのは不安や悩み、心配事も多く、ひとりで抱え込んでしまっているママも多いかもしれません。そんなとき、ちょるりさんが出会った医師のような、赤ちゃんとママのこれからを一緒に考えて寄り添ってくれる人がいると、ママもパパも安心できますよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月06日妊婦健診でおなかの赤ちゃんに「口唇口蓋裂」の可能性があると告げられた私。ショックのあまり放心状態に……。そんな私に先生がかけてくれた言葉は。おなかの赤ちゃんには、先天性疾患「口唇口蓋裂」の可能性があるらしい。 口唇口蓋裂って、どんな疾患? 聞き慣れない病名に放心状態になりつつも、「ちゃんと大きくなれますか?」それだけはなんとか聞いた……。 「大丈夫、大きくなれます!」力強い先生の応援に励まされたのでした。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月03日妊娠23週の妊婦健診の日。いつもより検査に時間がかかったけれど、最初は何の疑いもしていなかった。診察室に呼ばれるとそこには院長先生が。告げられた衝撃の言葉とは……。普段と違って検査に時間のかかった妊婦健診。赤ちゃんは大きくなっているか聞こうとすると……。 妊婦健診でのエコー写真。写っていたお顔には… ※訂正:(誤)検診の意味→(正)健診の意味 院長先生から告げられたのは「口唇口蓋裂」の可能性。体中の血の気が引く思いをしたちょるりさん……。 ちょるりさんは現実を受け止めようとしています。 でも「普通って当たり前じゃない」頭でわかっていても、 私には関係ないと思ってしまいがちですよね。 自分ごと、と捉えることの難しさを感じてしまいます。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月02日「やっと赤ちゃんに会える」と思った出産直後、赤ちゃんは検査へと連れていかれてしまった。顔を見ることも抱っこもしてあげられないまま……。妊婦健診にやけに時間がかかったのは、赤ちゃんに異常が見つかったからだった。念願の次女を授かり、いよいよ出産の日。「おめでとうございます。女の子ですよ」無事に生まれてよかった! 早く赤ちゃんに会いたい! 約2時間のスピード出産。赤ちゃんを抱っこしようとすると… やけに時間のかかった妊婦健診。このときはまだ、のんきに構えていた。 だって自分の赤ちゃんに何かあるかもなんて、夢にも思っていなかったから。 妊娠中にお子さんの病気や異常がわかった方は、どのように受け止められましたか? 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月01日2歳児健診で言葉が少し遅いと指摘された長男は発達相談を受け、体操教室にも通いました。一方、次男には言葉の遅さ以外にも困っている特性があるので、2歳児健診で必ず指摘があると思っていたのですが、保健師さんからは特に問題はないと言われてモヤモヤしたまま帰宅したのでした。ある日、次男の昼寝の寝かしつけをしていたゆーとぴあさんは一緒に寝入ってしまい、先に次男が起きてしまいます。ゆーとぴあさんが遅れて目覚めると、隣にいたはずの次男がいないことに気づき、家中探しても見つからず、外に探しに出ると義父に連れられた次男が。義父からはしっかり見ておくようにと責められますが、次男はゆーとぴあさんの隙をうかがっているので、四六時中見張ることは容易ではありません。毎回注意をしてもまだ2歳で理解もできているわけではない次男。困ったゆーとぴあさんは、再度保健センターへ行くことにしました。 健診では問題なしと言われたけど、次男の発達が心配でーー ※訂正:(誤)保険センター→(正)保健センター ※訂正:(誤)進められた→(正)勧められた ※訂正:(誤)参出来る→(正)参加出来る 次男の発達が気がかりで、個人的に保健センターへ出向いたゆーとぴあさん。受付で次男の2歳児健診では何も言われなかったこと、でも発達に悩んでいて長男のときにすすめられた親子教室に入りたいと伝えました。 受付の女性は親子教室がいっぱいで新しい子どもが入れないため、3歳児健診のときにまた案内するので待つようにと説明してくれました。教室は就園前の子どもが対象で、次男は3月生まれ。3歳児健診がおこなわれる4月では間に合わないことを説明すると、事情を理解した受付の女性は卒業者が出て空きができ次第、紹介すると返答してくれました。 4カ月ほど待って保健センターの親子教室の参加をはじめ、療育教室や子育て支援センターなど、積極的に参加した成果があったのか、幼稚園が始まる直前の3歳の3月、晴れて次男のおむつが外れました。 夫や母の協力もあまり得られず、ワンオペで育児に捧げてきたゆーとぴあさん。次男の幼稚園通園でやっと子育てから少し解放されるんだと喜びを噛み締めていました。 ◇◇◇ これまで夫には次男を2回ほどしか預けたことがなく、母にも落ち着きがなさすぎて見るのが嫌と言われるなど、ほぼワンオペ育児の状態だったゆーとぴさん。その6年間、ほぼ自分の時間が取れなかったということなので、本当にお疲れ様でしたと伝えたいですね。少し子育てから解放され、自分の時間を満喫できることを祈るばかりです。 ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年08月28日2歳児健診で言葉が少し遅いと指摘された長男。母親のゆーとぴあさんもそのことは気づいていましたが、生後すぐに手術経験があるため元気が一番だと思っていました。保健師から発達相談の指導をもらってーー。長男の言葉のスピードについて、優先順位が高くなかったゆーとぴあさん。しかし、2歳児健診で言葉の遅さの指摘を受け、さらに親として気になることがないか尋ねられます。質問に答えると発達相談をすすめられ、そこでも言葉の遅れの指摘が。そして保健センターで開催している体操教室に誘われたのでした。 育てやすいと思った次男だけど、落ち着きがなくて大変! ※「2歳児検診」…正しくは「2歳児健診」と書きます。 保健師さんから誘われた体操教室。この時点では発達に遅れがあるだけだと思っていたゆーとぴあさん。無料利用できることもありこの教室に数カ月ほど通いましたが、途中で次男を妊娠・出産。親子教室は卒業しました。 育児に余裕ができた2人目。母乳をよく飲み夜泣きもほとんどなく、長男と違って育てやすかった次男。しかし、生後8カ月ごろからじっとしていることが難しく、歩き始めると2秒と目を離していられません。ゆーとぴあさんは身を削って育児と家事に追われ、疲弊する毎日を過ごしていました。 そして次男の2歳児健診。次男も言葉が遅く脱走癖もあるため、長男のときと同様、発達相談の指摘を受けるはずと、ある意味覚悟を持って臨みました。すると、保健師さんから特に問題なしと言われて終了しました。え、なぜーー? ◇◇◇ 長男が3歳のときに生まれた次男。はじめは長男と違って育てやすさを感じていたのですが、次第にじっとしていられない個性があることがわかり、少しの時間も目を離せず疲労困憊のゆーとぴあさん。長男と同じく、言葉の遅さもあるので次男の2歳児健診も必ずひっかかると思って、勢い込んで臨んだのに、指摘はなく終了。母親として一番身近にいてその特性を感じているのに、この結果は逆に心配してしまいますよね。 ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年08月25日体育座りが苦手、じっとしていられない自閉スペクトラム症の園児発達障害の専門家が出会った発達が気になる子どもたちや、その保護者の抱えていたリアルな「困った!」をもとに、対応策などをドキュメントタッチで解説します。今回は、自閉スペクトラム症の園児のエピソードです。体育座りが苦手で、じっとしていられない。友達と一緒に遊ぶことが難しい。園の先生からわが子が困っている様子を聞いた保護者は、健診で「体幹が弱い」と言われたことを思い出して……。Upload By 専門家体験談Upload By 専門家体験談Upload By 専門家体験談解説:マンツーマンの理学療法だからできることーー理学療法士今回は、自閉スペクトラム症の園児のエピソードをもとにお届けしました。幼稚園・保育園などの大きな集団の中では見過ごされてしまったり対応が難しいことも多くあります。マンツーマンの理学療法を通して、お子さんの持っている良い部分をたくさん引き出すことができ、お子さんに満足感や達成感を与え、自信をつけさせてあげることができたように思います。保護者の方に伝えたことお子さんの身体の特性として、基本的には低緊張で筋肉や関節が柔らかいため、筋力が発揮しにくかったり、姿勢保持、応用的な活動が難しいと考えられること。そして、自信がない、注意や集中力が続かない、対人社会性、コミュニケーションなどの課題にも影響している可能性があることを説明しました。そして、まずは身体を使って遊ぶ楽しさを知り自信をつけていくこと、人とのやり取りを楽しんでできることを目標にしていきましょうとお話ししました。プログラムについてお子さんが安心して、見通しが持てるような流れでプログラムを組み立て、毎回、同じ流れ・順番になるように心がけました。また、マンガでも描かれているように、プログラムの順番を絵カードや写真カードでホワイトボードに提示し、本人に開始時に説明、一緒に順番を確認しました。一つ終わるごとにマグネットシートを貼りつけてある絵カードや写真カードをひっくり返し、残りのプログラムの見通しをつけました。具体的なプログラムは、バランスボード立位、バランスボードに立ちながらキャッチボール、トランポリン、自転車補助なし(後方バーつきで介助しながら)、スポーツリハビリ(バスケットシュート、風船バトミントン、野球バッティングなど)が主な内容でした。どれも低緊張での姿勢保持困難さを改善するための、姿勢保持練習や、身体への意識を高めること、足元への注意、両手動作による体幹安定性の向上などを目的としたプログラムです。そして最後に、ご褒美のような形でお子さんにやりたい課題を選んでもらい、一つだけ行いました。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年08月23日2歳児健診で言葉が少し遅いと指摘された長男。母親のゆーとぴあさんもそのことは気づいていましたが、生後すぐに手術経験があるため元気が一番だと思っていました。特に相談することでもないはずだけどーー?長男の2歳児健診で保健センターにやってきたゆーとぴあさんと長男。前回の1歳半健診は待たされたので、今回は早めにやってきました。 生きているだけで十分と思ってたけど、そうじゃないの? ※「一歳半検診」…正しくは「一歳半健診」と書きます。 ※「保険センター」…正しくは「保健センター」と書きます。 1歳半健診では保健師さんから積み木と言葉の指摘がありましたが、まだ幼いので気にしていなかったゆーとぴあさん。 生後すぐに大きめの手術をしたことから、生きていることが第一で、言葉についてはおおらかに考えていました。 ですが、やはり今回も言葉の遅さを指摘され、保健師さんからほかに気になることを聞かれたので、集中して遊べないこと、癇癪を起こすことに困っていると答えました。すると、施設内の発達相談をすすめられ、待つように言われたのです。 待つこと数十分。やはり言葉の遅れが気になると言われ、保健センターでおこなっている体操教室への参加を促されます。何か問題があるのでしょうか? ◇◇◇ 親としては、わが子が元気でいてくれることが最優先です。ましてや、生まれてすぐに手術や大病があったとなれば、まずは生きていてくれるだけでありがたいと思いますよね。 成長のスピードも個人差があり、育児をするうえでの困りごとはつきものなので、保健師さんからの指摘に驚くゆーとぴあさん。これからどうなるのでしょうか? ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年08月22日会社の先輩が妊娠し、社内が祝福ムードに包まれる中、「妊婦でも特別扱いはしない」と宣言する上司。そしてさっそく、妊婦である須田さんに「あれ買ってきて」と指示をしました。上司の言う「あれ」を知った山本さんは怒りでワナワナ。さらに恐れていた事態が起きてしまいます。上司の命令で、重い荷物を両手に持たされたまま座らせてもらえなかった妊娠中の先輩。それが直接の原因かは不明ですが、切迫早産で自宅安静になってしまったのです! これを知った山本さんは、取引先のバイヤーさんを見てあることを思いつきました。 課長、勘違いしていません? 数日後、取引先のバイヤーと次長が山本さんたちの工場に来訪。「手土産は?」とささやく課長に、「もちろん♡」と山本さんが用意したものは……。なんと、課長お気に入りの羊羹ではなくラブリーなマカロンでした! 「妊娠中は重いもの持たない方がいいかな~と思って」 腹部をさする山本さんの説明に、激怒する課長。 「まさか君も妊娠!? 余計なことをするな! 指示された仕事もせずに特別扱いされたいなら辞めていい」 来客の面前で山本さんを叱った課長でしたが、山本さんは冷静に切り返します。 「課長、勘違いしていません? 妊娠しているのは私じゃないです」 そう、妊婦なのはバイヤーだったのです! 前回の商談時にマタニティマークに気づいた山本さん。マカロン好きも調査済みでした。さらに、一部始終を見ていた先方の次長が極め付きの鉄槌を下してくれたのです! 「彼女の気づかいは余計なことではない。気づかいもできない人の方が会社にはいらない。弊社の社員なら、そちらが辞めていただきたい」 その後、切迫早産だった先輩は無事に出産。お祝いに駆けつけた山本さんは、ことの顛末を語ります。課長はあの場で怒られただけでなく、先方の次長がメールでマタハラについて指摘したため会社の管理体制まで問われ、厳重注意されたのだとか。反省したのか、手土産についても口出ししないようになったそうです。 ◇◇◇ 先方のバイヤーも妊娠中だったことに気づかなかった課長。山本さんの購入した手土産を見て、指示と違うと取引先の前でマタハラぶりを披露してしまいました。事情がわかってギョッとする課長に、先方の次長も課長のマタハラぶりに怒りをあらわにしましたね。妊婦をいたわるこんな男性上司がいたら女性社員はうれしいですよね。課長は会社からたっぷり注意を受けたようですが、心から反省したことを願うばかりです。先輩が無事元気な赤ちゃんを出産できて、本当によかったですね。 ※妊娠中は、おなかに力が入ることで子宮が収縮しておなかの張りを感じる、出血するなど、いろいろな問題が起こる可能性があります。また、靭帯が緩んでいるため腰痛も起こしやすいと言われています。おなかに力が入ったり腰に負担がかかっていると感じたりする物は持たないようにしましょう。 著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
2023年08月16日このお話は作者おたんこ助産師さんのご友人のエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。こんにちは、おたんこ助産師です。今回は、友人のお話です。無知は悪いことではない。けど、無知はときに差別につながることがある。だから、知ってほしい。私の友人のこと…。■今日はお顔見せてくれるかな?■驚きの事実が発覚…!妊娠6ヶ月。健診に訪れた夫婦はエコー検査で、赤ちゃんの顔が見られるのを楽しみにしていました。しかし、想像もしなかった事実を耳にすることになるのです…。次回に続く「どうして私のおくちは割れてるの?」(全31話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者に寄せられた体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年07月20日■前回のあらすじ長女の療育手帳を取得。療育手帳とは知的な障害がある人に交付される手帳で、さまざまなサービスを受けられる。この日を迎えるまでどんな出来事があり、どんな思いを持って行動したのか。当時を振り返ると…。■いわゆる育てやすい子だった?■3歳の頃困っていたこと長女ゆいは健診で発達について指摘されることもなく、特に気になるところもなく成長してきました。しかし3歳の頃、困っていたことを思い出し…。次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年06月01日現在小学校1年生の娘が1歳半のときの話です。家ではよく言葉を発していた娘ですが、極度な人見知りで、外では言葉を発することがほとんどありませんでした。1歳半健診で自分の名前や指さしの受け答えがあると聞いていた私は、娘が初めて会う人と会話できるかと心配していました。そして健診当日を迎え……。ひと言も言葉を発しない娘健診のあとにそのまま実母と予定があったので、私と娘と実母の3人で会場に行き、順番が呼ばれるのを待っていました。 娘の番になり、身長や体重などの身体測定のあと、別室でついに担当の保健師さんとの面談。やはり娘は名前を聞かれても、イラストを指さしされても、ひと言も発言せずに固まっていました。担当の職員さんも「普段、家では話すのよね?」と判断を迷っている様子でした。そんなとき……。 廊下にいる私の母を発見して…娘が、廊下で待っていた実母を見つけて「○○(実母の名前)さん!」「ちて(来て)」と叫んだのです。すると実母は、廊下からうれしそうな顔で娘に手を振ってくれました。 そのあと保健師さんが再度、娘の名前を聞いても、イラストの指さしをしても、やはり娘はひと言も言葉を発することはなく面談は終了。しかし担当してくれた保健師さんは、「緊張しちゃったんだね。おうちでできていることもわかったので大丈夫」と言ってくれました。 何か娘の発達について指摘されるのではと不安に思っていた私は、実母のおかげで娘の普段の様子を見せることができ、ホッと安心しました。あとで実母にこのエピソードを伝えると、そんなことになっていたとはまったく気が付いていなかったそうです。健診が終わった私たちを笑顔で迎えてくれた実母の顔を見て、何歳になっても母が一緒だとやっぱり心強いなと感謝した出来事です。 著者:河原りさ
2023年05月17日出産を間近に控えた妊婦健診で、初めておなかの中の赤ちゃんの様子について「異常」と診断されました。生まれてから調べると「卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)」という病気であることが判明。病気がわかってから現在まで、定期的に大学病院で診察を受けています。今回は、この病気にまつわる出産までの体験と、現在の子どもの様子をお話ししたいと思います。 出産直前、エコー検査で異常ありおなかの中ですくすく育つ赤ちゃん。妊娠の経過は順調でしたが、出産を間近にひかえた妊娠33週目の健診のことです。超音波検査で「異常あり」と言われてしまいました。 よく聞くと「赤ちゃんの腹部に、通常では見られない影がある」とのこと。思いがけない診断結果に慌てふためいたものの、「生まれてからでないとしっかりした検査はできない」と先生に言われ、すぐにできることはありませんでした。 おなかの中の赤ちゃんがどのような様子なのか、病気なのか、苦しんでいるのではないかなどとさまざまな考えが巡り、その日からはとても不安な日々を過ごしていました。 超音波検査で4cmの卵巣嚢腫が見つかる出産予定日とほぼ同日、無事に出産しました。不安な中での出産でしたが、3,000gを超える元気な赤ちゃんで安心したことを覚えています。 しかし、ほっとしたのもつかの間。小児科の先生にお越しいただき、赤ちゃんの超音波検査を受けることとなりました。結果は「4cm大の卵巣嚢腫がある」とのこと。 悪性のものではないものの、大きくなると捻転してしまう可能性もあるとのことで、定期的に大学病院に通院することとなりました。 生後1年が経過…卵巣嚢腫は小さくなった 卵巣嚢腫というと大人の女性が抱える病気のイメージがありますが、赤ちゃんもかかることがある病気で、原因ははっきりわかっていませんが母親のホルモンバランスの影響という説があるそうです。 また、最近は超音波の技術が発達して、赤ちゃんの卵巣嚢腫が発見されることは少なくないそうです。ですが、小児科で「ママじゃなくて赤ちゃん?」と尋ねられることもあり、体験談も調べてもほとんど出てこず、孤独で不安な毎日を過ごしていました。 わが子は4cmの卵巣嚢腫がありましたが、出生後徐々に小さくなり、生後1年たった今、1.5cmまでになりました。完全になくなるまでは半年に1回、エコーで検査をしてもらいますが、「ここまで小さければ、ほとんど問題ないだろう」とのことで、現在は問題なく元気に過ごしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/まきこんぶ監修/助産師 松田玲子著者:河相 さくら国内外問わず旅行が大好きな1歳女の子のママ。育休中に小学校英語指導者資格を取得。主に子育て・英語育児を中心に執筆中。
2023年05月02日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。こんにちは、リコロコです。今回は妊娠・出産のお話です。私自身も3人子どもがおりますが、ありがたいことに妊娠出産と順調に進むことができました。ですが、ふと振り返ると、本当に奇跡の連続で今があるんだなと思います。今回のお話も、みんなと同じように妊娠し、順調に出産に至れるはずだった、ある女性とその家族のお話です。ほぼ実話をそのまま漫画化させて頂いております。長いお話になるかもしれませんがぜひお付き合いください。■2人目を妊娠■安心して出産できる思っていたのに…順調に成長していると思っていたお腹の子の肺に水が…!?この日から、主人公・芽衣の妊婦生活は一転するのです。次回に続く「天使が生きる奇跡」(全29話)は12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年04月23日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回は、1歳半健診を受けたときのお話です。 想定内の質問は楽勝! しかし、想定外の質問をされると… 前回に引き続き、1歳半健診の思い出です。 娘の普段の食事について質問されたときのこと。 娘の食事については問題なしと言われホッとしたのですが、「ご両親は普段どんなものを食べてますか?」の質問には固まってしまいました。 フルタイム共働きの、私たち夫婦。 娘の食事だけはしっかりととらせていますが、自分たちは後回しの生活……。 時間がない中ではパンやドリンクだけ、なんてこともしょっちゅう。 あまり胸を張っては言えない食生活に、思わず口籠もってしまったのでした。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2023年03月10日息子が生後4カ月のとき、毎日の寝不足で産後一番追い込まれていました。そんな中、生後3・4カ月健診の際に担当してくださった先生に、息子が寝ないことを相談するとショックな言葉が返ってきたのです。しかし、その後の保健師さんの面談で気持ちがとても軽くなったエピソードを紹介します。毎日の寝不足で限界息子は新生児のころから何時間も泣き続けるような子でした。生後3カ月からさらに眠らなくなってしまい、夜泣きは1時間起き、日中はトータル30分寝てくれたら良いほう。息子も眠いはずなのにうまく寝れないためか、起きているときはいつもグズグズで機嫌が悪く、四六時中抱っこをしてあやす日々でした。 コロナ禍での出産だったため夫以外の人には誰にも頼れず、産後の体がまだ回復していない状態での寝不足が続いたことで心身ともに追い詰められ、死にたいと思ってしまうことがあるほどでした。そんな時期に生後3・4カ月健診があったのです。 先生に鼻で笑われモヤモヤ健診の問診票には息子がまったく寝てくれないため悩んでいることを記入し、受付に提出。50代くらいの男性の先生が息子の体重や身体測定をしてくださいました。健診の最後に、私が提出した問診票を見てフッと鼻で笑ったあと「寝てくれないと書いていますが、赤ちゃんはそういうものですから。今だけだと思って頑張ってください」と言われたのです。 たしかに先生がおっしゃる通り、赤ちゃんが寝てくれないのは今だけだと頭では理解していたつもりです。しかし、どうしても体と心がついていかず、藁にもすがる思いで問診票に記入したのに……。当時の私は先生の言葉を聞いて「母親のくせに」と責められたように感じてしまい、モヤモヤしたまま保健師さんとの面談になりました。 保健師さんの言葉に涙面談では育児で何か困っていることはないか聞かれました。私の一番の悩みは赤ちゃんが寝ないことでしたが、先ほど先生に言われた言葉が忘れられず保健師さんに何となく悩みを打ち明けることができませんでした。しかし、保健師さんはいろいろな言い回しで私の気持ちや状態を聞きだしてくれたのです。 「赤ちゃんの夜泣きはどれくらい? 日中は寝てくれる? ママの体調や気持ちはどう? ごはんやトイレ、睡眠はとれてる?」。保健師さんの質問に答えているうちに自然と涙がポロポロとこぼれてしまい、育児でつらいことをすべて打ち明けることができました。 保健師さんは「ママは本当によく頑張っているから自分を責めないで。赤ちゃんのためだと思ってもっと力を抜いていいんだよ」と言ってくれたのです。そして自治体でおこなっている育児や家事のサポート制度と育児相談ができる電話番号を教えてくださり、何かあればいつでも相談してねと心強い言葉をくれたのでした。 その後、保健師さんから教えていただいた育児・家事のサポート制度を利用したり、夫へ子どもをお願いして私は昼寝をするなど自分を大切にするように。保健師さんとの面談前は、母親なんだからと休むことに罪悪感を感じていました。でも今は子どものために少し休もうと思うことができ、結果私が笑顔でいることが家族のために繋がると気付くことができました。 監修/助産師 松田玲子著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2023年03月07日4人の息子がいる、いであいさんの育児マンガを紹介します。四男くんの1歳半健診で、医師からある思いもよらないアドバイスを受けました。「あー4人目かぁ……」しかめっ面をしながら医師はそう言ったかと思うと……!? 四男の1歳半健診で医師から言われたのは… 四男くんを1歳半健診に連れていくと、医師は「あー、4人目かぁ……」と言いました。 そして2点、注意事項を告げられました。 ひとつは、たくさん四男くんに話しかけること。兄弟が話しかけるだろうけれど、お母さんは疎かになるかもしれないと言います。 ふたつ目は、写真をたくさん撮るようにすること。上の子の写真はたくさんあるのに下の子の写真が全然ないということにならないようにという、忠告でした。 健康面では指摘がないことにホッとしつつ、この医師の四男を想うやさしい気持ちが伝わってきて、幸せを感じるいであいさんでした。 ◇◇◇ SNSでこのマンガを読んだ方から「やさしい先生! 末っ子の悲劇を熟知しておられる!!!(末っ子より)」というコメントがありました。もしかしてこのお医者さまも末っ子なのでしょうか。健康面で問題ないからと、さくっと診断を終えるのではなく、真剣なまなざしで子育てをアドバイスしてくださるお医者さま。子育てを応援してくださっているようで、なんだか温かい気持ちになりますね。著者:マンガ家・イラストレーター いで あい4人の男の子のママです! ゆる〜く育児マンガを描いたり、イラストのお仕事をしています。
2023年01月31日現在2歳の次男を出産したときのことです。自宅近くの人気産婦人科で分娩予約をした私。きれいな個室に入院できるというのが売りの産婦人科でした。妊婦健診のときに個室を見学すると、大きな窓からさわやかな風が入り、トイレや洗面台もある広々としたお部屋で、「赤ちゃんとこんな素敵なお部屋で過ごせるなんて楽しみだな」と胸をときめかせていました。でもいざ出産したときには、想定外の展開になってしまいました。 看護師さんから衝撃のひと言出産予定日前日の朝、陣痛が始まり入院。その日の正午ごろに次男が誕生しました。出産直後、私は分娩台で会陰を縫ってもらいながら「早く素敵な個室でお昼寝をしたいな」なんてワクワクしていました。 そのまま分娩台で少し体を休ませたあと、看護師さんが迎えにきてくれ、車椅子に乗りました。すると看護師さんから「出産ラッシュでお部屋が空いていないので、別のお部屋に行きますね」と衝撃の告白をされたのです。 狭くて暗い処置室へ連れて行ってもらった部屋のドアには「処置室」と書かれ、室内にあるのはベッドと小さなテレビのみ。狭くて圧迫感がありました。小さい窓が天井近くにあるだけで、薄暗い印象。トイレや洗面台はないため、お見舞いにきた人が使う共用のトイレまで歩いて行かなければなりません。 看護師さん曰く、私の出産日の2日前が出産ラッシュだったとのこと。20室ほどある個室が、私が入院する直前に埋まってしまったのでした。看護師さんからは「個室が空き次第移動できるので、それまで我慢してほしい」と言われました。 本当に移動できるのか不安「ちゃんと個室分の予約金を払ったのに」とか「いつ個室へ移動できるんだろう」とイライラしてしまう一方、「出産ラッシュは誰のせいでもない」という気持ちもあり、モヤモヤ……。 病院スタッフの皆さんは、入院患者が多くていつも以上に仕事が大変だというのもわかるので、不満も言えません。結局、2晩を処置室で過ごし、母子同室が始まる日の朝、やっと個室へ移動できました。次男との同室生活は、予定通りの個室で過ごせたのが救いでした。 想定外の入院生活になってしまいましたが、退院時に個室分として払っていた予約金が数万円返ってくるという臨時収入もありました。このお金で少し質のいいおむつなどを買えたので、今では結果オーライかなと思えるようになりました。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/そら著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
2023年01月30日定型発達だと思っていた次女私には二人の娘がいます。長女のまゆみは自閉スペクトラム症と知的障害の診断がついており、次女のあずさはいわゆるグレーゾーンの自閉傾向があると指摘されています。現在は4歳と2歳の娘たちですが、1歳半健診はそれぞれに思い出深いものがあります。まゆみのときは、誰が見ても「何か困りごとのある子だな」と分かるくらい意思疎通が難しい子どもで、騒ぎすぎて別室待機になったことや、相談ごとが多すぎて帰宅が夕方になったことを今でも覚えています。やがて次女のあずさも1歳半健診を受ける時期になりましたが、母子手帳のチェックリストにある“指差し”や“言葉での簡単なやりとり”などもできていたため、私は安心しきって「この子の1歳半健診はすぐに帰れるだろう」と考えていました。結果として、その1歳半健診で初めてあずさの発達面の違和感に気づき、その半年後に改めて自閉傾向の指摘を受けたことから、療育を始めることになります。「この子は問題ないだろう」と思いながら向かった次女の1歳半健診次女のあずさと1歳半健診の会場に着いてすぐ、「あれ?」と感じました。ほかの子どもたちはおとなしくお母さんの横で待っているのに、あずさだけがウロウロと待合室を練り歩くのです。「こっちにおいで」「ママのお膝で待とう」「大好きな絵本もあるよ」など、どれだけ声をかけても振り返りません。いつもなら呼んだら来るし、振り返って笑うのに、一体どうして?と思いました。仕方なく抱きかかえて席に戻ろうとすると、今度は大暴れ。どうにか席に座らせても、じっとできずにすぐウロウロ…。また捕まえても、私の手から逃れようとどんどん機嫌が悪くなってしまいます。探索に夢中になって指示が通らないその様子は、長女まゆみの小さいころを彷彿とさせました。Upload By にれ検査が終わるたびにあっちこっち行きながらも、検査自体は引っかかることなく進んでいきました。この点は予想通りだったものの、まさか待ち時間でこんなに苦労するとは想定外でした。『次の人』として待機している少しの間にも、あずさは床のシートを剥がして裏側を確かめています。そんなことをしているのは会場であずさだけでした。私はそんな娘の様子に不安を感じ、その場にいた保健師さんに聞いてみました。「この子、多動でしょうか。こんなに落ち着きがないなんて」保健師さんも観察してくれていたようで、「確かによく動く子ですね、いつもこうですか?」と聞かれました。確かにあずさは普段からよく歩き、よく遊ぶ子どもです。ただ、制止しているにも関わらずこんなに好奇心のまま動き回る様子は記憶にありません。考えてみると、あずさは病院にかかったことがほぼなく、予防接種も予約制で、移動もマイカーばかりのため、「じっとして待ってね」と声をかける機会があまりなかったように思います。1歳半健診はあずさにとって、初めての「じっと待つべき場」だったのです。不安が膨らみ、長女の療育先に相談「異常なし」として1歳半健診が済んだあずさ。けれど、一度抱いた不安は私の中で膨れ上がりました。ひと月ほど悩んだのち、私は長女の通う療育施設に「次女も多動傾向で困りごとが出てきた」と相談させてもらいました。幸いなことに、療育先は発達外来のある病院と提携しており、あまり待たずに心理士の方に診てもらうことができました。ただ、その時点では「異常とまではいえない」という結果で、「言葉もよく出ており、おもちゃを介して遊んだときに“ちょうだい”も“どうぞ”もできるので現時点では発達上問題ないといえます。よく動きたがるのはお姉ちゃんの行動を見て学んでいるとも考えられますし、性格的にも好奇心が強いようです。場所見知りと人見知りのなさは見られますが、そう心配はいらないでしょう」ということでした。「そうか、あずさの中ではまゆみの行動がスタンダードになってるんだ。もっと同年代の子の振る舞いを見る機会をつくらないと」と納得した私は、支援センターや児童館に行く回数を増やすことを安心材料にしていました。半年経って、強まってきた特性そうして1歳半健診から半年が過ぎました。その間、多動ぶりに困らされることが多くなってきて、「定型発達だろう」から「何らかの特性があるかもしれない」に私の意識も変わりつつありました。さらに、2歳を迎えてイヤイヤ期も最高潮。外へ行きたがるので1時間半から2時間ほど散歩に出る日が多いのですが、帰宅して私がクタクタになっていても、あずさは玄関でひっくり返って「おさんぽーーー!!もっかい!!いこうよーーーーー!!!!」と30分近く大泣きする日もしばしばでした。日ごろはいつもニコニコして、スーパーへ行くと周りのおじいさんおばあさんから「愛嬌のある子だねぇ~」と人気者になることも多いあずさですが、ひとたび癇癪が大爆発すると、親を叩いたりおもちゃを投げたりと手がつけられないようになってきたのです。Upload By にれそれでも私は「これがイヤイヤ期かぁ。大変だけど、まゆみはイヤイヤ期がまだ来ていないから新鮮だなぁ」とのんきに考えていました。転機になったのは、あずさを観客として連れて行ったまゆみの療育先の運動会でした。特性が大爆発!もう一度診察を受けることになって地域の体育館を借りて行われた運動会で、外に出たがったあずさが大癇癪を起こしたのです。あずさをなだめるのに抱っこして外へ出ようとすると、母親がいなくなるのを察知したまゆみが泣き出すというカオスな状況で、先生方も2人を泣き止ませようとあの手この手を尽くしてくれました。Upload By にれあとから聞いたのですが、差し出された風船を怒りのまま叩き落とすあずさを見て、先生方も「癇癪の様子がただごとではない」と感じたそうです。そこから「詳しく話を」ということになり、今度は心理士に加えて医師にも診ていただくことになりました。一番の困りごとというと多動だったので、私はてっきり「発達障害があるとしてもADHDの傾向だろう」とばかり思っていました。ところが、医師と心理士さんが問題視したのは多動や癇癪の強さよりも場所見知りと人見知りを全くしないことの方で、「現時点で診断をつけるとするなら自閉スペクトラム症」と告げられました。これには本当に驚きましたが、ADHDの診断は3歳ごろまでつけづらいという理由のほか、よくよく考えると、「周囲の様子を見ることなく自分の欲求を優先してしまう」という自閉的な傾向が場所見知りと人見知りのなさにつながっていたのか!とそこで初めて気づきました。いつもニコニコ人懐こい印象だったので、「あずさは物怖じしない性格なんだ」と思い込んでいたのです。そのまま療育をすすめられ、「療育に診断書の要る自治体だったら書いているところだけど、うちの市は診断書がなくても療育が受けられるので正式な診断はまだつけないでおきますね」と言われました。あずさはいわゆるグレーゾーンに当たる子どもなのだろうと思いました。ショックを受けつつも、心に芽生えた気持ち長女に続いて次女にも自閉傾向があるという事実はショックでしたが、2歳という早期から療育を受けられることになったのはあずさにとって良かったと思っています。指差しや受け答えができても自閉スペクトラム症とされる場合もあるのだと、私にとっても大きな学びになりました。あずさは今後、とりあえず1年間療育に通わせて様子を見るつもりでいます。Upload By にれ先生方にとって、保護者に子どもの発達の指摘をするのは勇気の要ることだと思います。元々相談実績があったとはいえ、運動会のあとに指摘してくださったことは本当に感謝しています。また、あずさの場合は気づきにくいタイプの自閉スペクトラム症だったこともあり、おそらく長女の存在なしには発達の違和感に気づけなかったんじゃないかとも思います。次女のあずさの特性の早期発見と、早期療育につながることができたのは、その前にお姉ちゃんのまゆみに発達障害があることが分かったことがきっかけで母親の私が徐々に理解を深めてこられたためでもあるので、まゆみにもありがとうと言いたいです。この先どうなっていくか未知な部分はたくさんありますが、姉妹の特性をよく理解して、親も子も笑顔を忘れないようにしていこうと思います。執筆/にれ(監修:初川先生より)次女あずさちゃんが療育につながったエピソードのシェアをありがとうございます。人の多い場面でじっと待てないことに違和感を感じたり、多動さや癇癪などに対応するのに苦労したり、そうしたことに瞬間瞬間でそう感じることはあっても、日々の子育てでそうしたことが流れていくなどして、なかなか相談する機会も持ちづらい面もあるかもしれません。にれさんが健診や長女まゆみちゃんの療育機関でそうした気配や不安をお話されたことがまずとても良かったと思います。にれさんも書かれているように、早期に療育につながったことは、あずさちゃんのより良い成長発達の面ではとても良いターニングポイントになったでしょう。相談して、何もないなら何もないで見守る。その後にまた違和感を感じたら、また改めて相談する。そうして複数の目で子どもの発達を見て、できることをする。そうした営みがとても良いなぁと感じました。
2023年01月19日乳幼児健診(0歳児健診)とは?健診を受けるとなにが分かるの?乳幼児健診(0歳児健診)は身長や体重を測るだけではなく、赤ちゃんが健康に成長・発達しているかを確認し、栄養状態、先天性疾患を含む病気の有無、予防接種の時期や種類の確認などを行い、疾病の早期発見・早期治療につなげる上で役立てられています。乳幼児健診は日本では1960年代から関東を中心に少しずつ広まってきました。心臓や子宮がんなどの単一臓器の「検診」と違って乳幼児健診は全身を診るので健康診断を略して「健診」と呼ばれています。このコラムでは乳幼児健診はいつ受けるのか、どんな検査をするのか、どんな持ち物を用意すれば良いのかなどの情報と、首のすわりが遅い、視線が合いづらい、お座り、寝返りなどができないなど、どのような場合に要観察になるのか、気になる発達の目安について解説します。乳幼児健診(0歳児健診)のスケジュールとは?全部で何回受診する?0歳児に行われる主な健診は、次の4回です(※)。1ヶ月健診3、4ヶ月健診6、7ヶ月健診9、10ヶ月健診母子健康法により「1歳6ヶ月」と「3歳」の健診は法的義務とされています。0歳児での健診は義務化はされていないものの、3、4ヶ月健診はほとんどの自治体で実施されています。また、自治体から指定されていない月齢でも、任意で乳幼児健診を受けることが可能です。保護者の都合等で当日健診に行けない場合は、かかりつけ医にも相談してみてください。(※)自治体によって異なる場合があります。ここでは、一般的な健診スケジュールと健診内容、要観察になる目安を紹介しています。1ヶ月健診主に発育・発達の具合を診ます生後1ヶ月の健診は、母体の状態を診るための産後健診と合わせ、主に出産した産院で行われます。チェックするのは次のような項目です。基本的には1日30g以上体重が増えているか成長を確認します。つまり産科退院時より1ヶ月経って1kg以上体重が増えていれば問題ありません。身長を測る際に両脚を伸ばすと股関節脱臼しやすいので注意が必要です。モロー反射(原始反射)が左右対称かどうか、鎖骨骨折や四肢麻痺の有無を確認します。難聴がある場合は反射が出ず、音過敏がある場合は反射の頻度が多くなります。臍ヘルニア(でべそ)と湿りを指摘された場合は、小児科を受診しましょう。臍ヘルニアはスポンジ圧迫法、湿っていれば硝酸銀で焼いて外来のみで修復可能です。斜頸の場合、曲がっているほうの首の横の筋肉(胸鎖乳突筋)が張っています。股関節脱臼があるとオムツを替えるときなどで股を広げたときにコリっという音がします。いずれの場合も症状があれば、整形外科へ紹介されることがあります。新生児は足を伸ばすと股関節脱臼しやすいので、なるべくがに股にして抱っこをしましょう。便の色が白いと、胆汁の出ない胆道閉鎖症の可能性があるため、小児外科を紹介されます。一過性ならばロタウイルスの検査が必要です。個人差はありますが、母乳の場合はやまぶき色で比較的軟らかく、ミルクの場合は薄めの黄色で比較的硬くと、母乳とミルクとでは便の色や硬さは異なります。3、4ヶ月健診主に首のすわりを中心に確認します2ヶ月になるとほとんどの赤ちゃんはうつぶせで頭を地面から離して上げられます。4ヶ月で首がすわっていなければ、運動発達の遅れがある場合があるので小児科で精査が必要です。原始反応とは、さまざまな刺激によって無意識的に反応する反射動作です。赤ちゃんの脳の発達により、自然に消えていく原始反射ですが、反対に言えば、原始反射が消えていない場合は、次の発達に移行できないと言われています。また、そのような場合には成長や発達に何か問題がある可能性も考えられるので、小児科の神経専門外来の受診を勧められることがあります。斜頸は傾いている側の首の横にある筋肉(胸鎖乳突筋)が張っていたり、股関節脱臼があると股を広げたときにコリっという音がしたりするなど、症状があれば、整形外科へ紹介されることがあります。臍ヘルニア(でべそ)または湿りを指摘された場合は、小児科を受診しましょう。臍ヘルニアはスポンジ圧迫法、湿っていれば硝酸銀で焼いて外来のみで修復可能です。ガラガラなどの握り方に左右差があれば、麻痺の可能性があるため、小児科の神経専門外来へ紹介されることがあります。1ヶ月でもほほえみ反応はありますが、あやしたときに声を出して笑えるかどうか、ミルクを飲ませるときに親と視線を合わせるかどうかがチェックポイントとなります。視線が合いづらいなどの場合は、要観察となります。6、7ヶ月健診主に運動(筋)や神経(脳)の発達を診察します5ヶ月から7ヶ月くらいになるとゴロゴロと寝返りができますが、原始反射が残っていると寝返りの妨げになってしまうこともあります。原子反射が消失していない場合、脳に何か問題がある可能性が考えられるので、小児科の神経専門外来を紹介される場合があります。まだお座りが安定していない場合でも両手をついて座りますが、徐々に背筋が伸びて手をつかないで座れるようになっていきます。欲しいものに手を伸ばして取るとき、親指が使えるかどうかを確認します。うまくつかめない場合は、小児科の神経専門外来や整形外科へ紹介される場合もあります。斜頸は傾いている側の首の横にある筋肉(胸鎖乳突筋)が張っていたり、股関節脱臼があると股を広げたときにコリっという音がしたりするなど、症状があれば、整形外科へ紹介されることがあります。顔に布をかけるとそれを取ろうとする様子、足の裏が床についたときピョンピョンする様子を確認します。何らかの問題があれば、要観察となります。9、10ヶ月健診主に運動と心の発達を確認します手をつかずに安定して座れるかを確認します。背中がそって座れないことがあるような場合は、リハビリなどを検討することもあります。9、10ヶ月では座卓や椅子などにつかまって立つことができるようになる子どもも多いです。お馬さんごっこのような四つん這いで「はいはい」ができるかチェックします。ずりばい、シャフリング、高這いなどを行う子どももいます。なかなかはいはいをしようとしない場合、お腹の下に座布団やクッションを入れ、四つん這いの姿勢から訓練するといいでしょう。パラシュート反射とは、突然転びそうになったとき、とっさに手を前について体を打たないようにする反射のことです。側方と前方の確認が行われます。前方パラシュート反射は体を抱き上げ、逆さにして頭から落下するような姿勢にすると、両腕を伸ばし、両手のひらを開く動作がみられます。側方パラシュート反射は座っている状態で右、左に倒したときに倒れる方に腕を伸ばし、手のひらをつく動作がみられます。8ヶ月ごろからみられます。親指と対立した指で物をつかめるか、いわゆるUFOキャッチャーのようにつまめるか確認します。大人のまねをする様子、人見知りの有無、「アーウー」などの喃語の発達(1字か2字か)、アイコンタクトの有無を確認します。日頃、嚥下でむせることが多い場合は、言語聴覚士による嚥下訓練が必要になる場合があります。8ヶ月前後から前歯が生えてきます。定期的な歯磨きをしてあげましょう。子どもに虫歯が多い場合などネグレクトを疑われる場合があります。上あごよりも下あごが出ている反対咬合の場合は、口腔外科へ相談をするといいでしょう。アイスの棒のようなもの(木の舌圧子)を噛ませて調整することもあります(使用の前に口腔外科や歯医者などで正しい使い方を教わりましょう)。逆に1歳を過ぎてもおしゃぶりをしすぎると、下あごよりも上あごが出すぎて出っ歯になる傾向があるので要注意です。保護者が子育てに困難を感じるようなら、いつでもいいので早めに保健師さんへ相談してみましょう。乳幼児健診の持ち物、時間などは?当日慌てないように事前に持ち物や時間を確認しておきましょう。母子手帳の健診ページは、必ず左側のチェック項目の当てはまるところに〇を記入しましょう。「子育てに困難を感じますか?」の問いで、「はい」「どちらともいえない」に〇をつけても、健診の際には「様子を見ましょう」で終わってしまうことも多いので、困難のある場合には早めの医療機関の受診をおすすめします。乳幼児健診の持ち物は健康保険証乳児医療証母子手帳乳児健康診査受診票などです。その他、いつものお出かけと同様におむつ、タオル、お着替えなどを持っていくとよいでしょう。乳幼児健診の時間は自治体によって違います。時間が選べるようなら、赤ちゃんが疲れておらず、また機嫌が良く、昼寝の時間を避けた午前中がおすすめです。乳幼児健診で発達の遅れなどを指摘されたときは?健診で何らかの問題を指摘された場合は、「様子を見る」だけではなく、下記の対応を進めましょう。可能ならできる限り、早めに小児科の神経専門外来などを受診して、医師の診察を受けることも重要です。1.助言・事後指導2.センターによる継続支援地区担当保健師による個別支援、フォローアップ教室による集団支援、個別発達相談、親子心理相談など3.関係機関との連携による継続支援地域の子育てグループ、保育園・幼稚園、医療機関、療育相談センター、児童相談所など発達のために家庭でできること赤ちゃんは数ヶ月の差で、体格や能力などに大きな違いが出てくるものです。そのため、成長に合わせた離乳食や接し方、遊びなどを選んであげることが大切です。月齢ごとに保護者の方に取り組んでほしいことをご紹介します。3、4ヶ月ごろに家庭で取り組んでほしいこと離乳食の知識や準備をしましょう。ミルクアレルギーの場合は下痢をしやすいです。アレルギーの心配があれば、かかりつけ医で血中IgE値のチェックをしましょう。絵本や身近な興味のあるおもちゃを使って遊びましょう。また、いろいろな姿勢をさせる、笑顔のやり取りもおすすめです。地域とつながっていくことが大切です。ご近所さんや公園、児童館などでほかの親子とコミュニケーションを取るといいでしょう。6、7ヶ月ごろに家庭で取り組んでほしいこと触れ合い、遊び、スキンシップなどを積極的に行い、遊びのバリエーションを増やしましょう。離乳食が始まるこの時期は、子どもが食に興味を持つよう、保護者がおいしそうに食事を食べる姿を見せるのがおすすめです。母親が父親に育児を教えるなどし、父親が積極的に育児に参加できる環境を作っていきましょう。抱っこばかりせず寝返りで移動できる喜びを養いましょう。床に落ちているものを口にするのでキレイに片づけましょう。また、段差から落ちるので柵などを設けましょう。9、10ヶ月ごろに家庭で取り組んでほしいこと歯が生え始める離乳食後期のこの時期は、離乳食を手づかみで食べさせましょう。前歯で噛みきり、歯ぐきでつぶす練習も大切です。話すことはできなくても、親の言葉を理解し始めるので、積極的に言葉をかけてあげましょう。TVをはじめ電子メディアの見過ぎなどにも注意が必要です。離乳食が3回に増えたり、行動範囲が広がったり、お世話内容の幅が出てきたりするので、夫婦の役割(お願い事)を確認しておくと安心です。環境面では誤飲、転倒、お風呂場での溺水など、家庭内の事故に気をつけましょう。例えば、トイレットペーパーの芯の中を通る大きさのものは誤嚥する可能性があるので、与えないようにするなどです。特に誤飲で多いのはボタン電池、ホウ酸団子、洗剤、灯油、タバコ、コイン、薬剤包装(PTP)など。床に落ちているものは何でも口にするので、日頃からの整理整頓が重要です。階段や縁側から落ちないように柵も設けましょう。お風呂では残り湯での溺水が多いので、ドアを施錠するなどの対策も忘れずに。日頃から成長過程を把握しておきましょう乳幼児健診(0歳児健診)は医師(必ずしも小児科医とは限らない)をはじめ、歯科医師、保健師、助産師、看護師、心理士、栄養士、歯科衛生士など、 母子保健に関与する専門家に相談できる貴重な機会です(※自治体により相談できる専門家は違います)。気になっていることや育児への不安やストレスがあれば、ぜひ相談してみてください。そのためにも、日頃から赤ちゃんの成長過程を把握し、相談したいことは母子手帳などにメモをしておくといいです。きっと、後々の思い出にもなることでしょう。
2022年12月30日第2子の妊娠中、妊婦健診も特に問題なく過ごしていた私。しかし妊娠32週で突然切迫早産と診断されてしまいました。緊急入院の翌日に出産となったのですが、医師も助産師さんも私も驚いたエピソードを紹介します。 妊娠32週で突然、切迫早産に第2子妊娠中、出血があり病院を受診すると、切迫早産と診断されそのまま入院に。すぐ内診や血液検査、モニターで赤ちゃんの状態を確認しました。その後医師から診察結果の説明を受け、「赤ちゃんはおそらくすぐに生まれる状況ではなく元気だが、今は絶対安静が必要で、容態が安定すれば1週間ほどで退院を目指せる」とのこと。 また、もしすぐに生まれてきた場合、まだ呼吸器官が未熟なため今日と明日の2度、念のため私がステロイド注射を打つとのこと。注射は24時間空けて打つ必要があり、すぐに当日分を注射してもらいました。「すぐには生まれなそうだけど、なんだかエライことになってしまった……」と、どこかこの急展開についていけていない自分がいました。 大丈夫と思っていたら、翌朝に陣痛が説明ではすぐに生まれる可能性は低いとのことでしたが、翌朝なんだかおなかが痛いような……トイレに行くとまた出血がありました。助産師さんに診てもらうと、子宮口が3、4cm開いていると! 腹痛は、まさかの陣痛でした。 すぐに分娩室に移動し再度医師の内診を受け、モニターを開始。そのあと子宮収縮を抑えて陣痛を逃す点滴をしましたが、午前中のうちに子宮口は5cmまで開いてきました。そのため2回目のステロイド注射を打ったらもう子宮伸縮を抑える点滴は外し、お産を進めることに! まさか緊急入院の翌日に産むことになるとは……。 もう出てる? 早くない??昼過ぎに子宮口は8cmに。15時ごろ2度目のステロイド注射を打ちましたが陣痛の間隔がなかなか縮まらず、17時の内診では子宮口がほぼ全開大となったものの、まだ陣痛は不規則です。そして18時45分に陣痛促進剤を投与し、陣痛が5分間隔になってきました。ただ痛みはまだまだ耐えられる程度。19時25分ごろ、いよいよ痛みが本格的になり、医師が内診をしたその瞬間、内診が刺激となって一気に痛みが襲ってきました。 助産師さんがナースコールで「生まれます!!!」と叫び、バタバタと複数の先生や助産師さんが駆けつけました。「いきんでいいよ!!」の掛け声でいきむと、破水した感覚が。そしてすぐに先生から「頭が出てるよ! 見える!?」と言われ、おなかのほうをのぞき込むと、なんともう赤ちゃんの頭が見えたのです! ホワイトボードを見て、驚愕!!助産師さんの声に合わせて数回いきむと「生まれましたよ! おめでとうございます!」と言われ、元気な産声が聞こえました。内診から赤ちゃんが出てくるまでが早すぎて、私は出産の痛みを感じる余裕がほとんどありませんでした。生まれた娘は2,047gと小さいものの自分で呼吸ができ、検査を受けるため小児科へ移動しました。 分娩室は回復室も兼ねているLDRだったため、出産後の処置が終わると私はその部屋でひとりで過ごすことに。そのとき、ふと壁のホワイトボードを見て驚きました。ボードには破水・子宮口全開大・出生・胎盤とそれぞれの時間が手書きで記されていたのですが、「破水19:27」「出生19:31」と、破水からわずか4分で出産していたのです。まさかそんなに早かったとは、自分でも驚愕のスピード出産です……! 入院中に助産師さんとお産の振り返りがあり「先生も私たちも早くてびっくりだったよ~」と笑顔で言われ、私も驚きでしたと心の中でつぶやきました。まさかの出産、そして驚異的な速さで生まれてきた娘。スピード出産で生まれたときから親孝行だった娘は、そのまま1カ月ほど入院。妊娠週数でいうと36週で退院し、すくすくと元気に成長しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/大福監修/助産師 REIKO著者:森まり子1歳3カ月差の兄妹ママで、長女は妊娠32週で生まれた低出生体重児。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの記事を中心に執筆している。
2022年12月28日息子の歯が生え始めたのは生後7カ月のころ。下の前歯2本から生え始め、順調に生えそろってきたと思っていたのですが、1歳半健診で歯科医からまさかのひと言が! 生えてきたことに安心し、歯みがきさえしていれば大丈夫だと思っていました。ところが歯の不安は虫歯だけでなく、これからいろいろな問題があるのだと実感した体験談をお話しします。 歯が生え始めてうれしい反面息子は生後7カ月のころ、下の歯2本から生え始め、順調にそろってきていました。離乳食が始まったころから歯みがきもスタート。自分で歯ブラシをくわえて歯ブラシに慣れるところから、仕上げみがきもしっかりとしていました。 ところが1歳半健診で、「この子は乳歯から歯が大きく歯と歯の間隔が狭いから、永久歯に生え変わったときに歯並びが心配だね」と言われたのです。まさか歯の大きさについて指摘を受けるとは思ってもいなかったので、どうしたらいいのかと不安になるばかりでした。 歯が大きいとどうなる?歯科医と歯みがき指導の方から、歯が大きいとどうなるのか説明を受けました。一般的に乳歯は小さいから歯と歯の間が空いているものなのですが、大きいことによって間がつまっているため、より虫歯に気を付けること。永久歯に生え変わったときにすき間がないので、歯並びがきれいにならないかもしれないということを言われました。 虫歯は歯みがきやフッ素の塗布などでケアすることできますが、歯の大きさはどうにもできません。ただ、顎の発達次第では歯並びが悪くならいよう、対策できるかもしれないと知りました。 噛むことが大事歯の大きさと顎の発達は大きく関係があるそうで、顎が小さければ歯が収まりきらず歯並びが悪くなるため、早いうちから顎を発達させることが大事ということでした。そこで、よく噛む食事が大切で、小さいうちはやわらかい食べ物が中心ですが、食べられるようになれば少し固めの物、おやつならおせんべいや小魚などよく噛むものにすると良いそう。 それからはよく噛んで食べるおやつや食事を意識するようになりました。小学生では生え変わりの時期ということもあり歯並びも不安定でしたが、永久歯に生えそろうと心配していたほど歯並びは悪くなりませんでした。 1歳半という早い時期に歯のケアについて話を聞いていたので、早めの対策ができて本当によかったと思います。息子は虫歯では学校から歯科に行くようお知らせがきましたが、歯並びについての指摘はありません。本人も気にすることがないほどの歯並びになりました。歯のケアは大きくなってからを考えて、早めにすることが大事だと実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/Michika 監修/助産師 REIKO著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年12月25日腹痛に襲われたミロチさんは、総合病院へ転院になる前に、通院していた帝王切開ができない個人病院で診てもらうことに。「本当に下から出てくる? もし回旋異常が起きたら、大きすぎて裂けたら……赤ちゃんも私も、無事に帰って来られるの?」。急に怖くなったミロチさんですが、病院へ向かって……。 部屋に案内され早々に… 病院へ到着したミロチさんは、階段をのぼるのもひと苦労……。 通されたのは、前回の出産のときと同じ部屋。 助産師さんがお産セットを渡しながら「今は3〜4分間隔で痛みは弱いけど、2人目だから急に早まるかもしれない……」と続け、「便意が来たらそれは赤ちゃんだからグッと我慢して、呼び出しボタンを押してね!」と言われました。 すると、ミロチさんは息を切らしながら……「あの……出そうです」 「もう便意が、お尻の内側から蹴破ろうとしています!」 その言葉を受けた助産師さんは「ぶ……分娩台に行きましょう!」と、病院到着早々に分娩台へ上がることに! これにはパパも「展開早すぎませんか!?」と驚きを隠せませんでした。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ミロチ
2022年12月24日補助が受けられる妊婦健診の最後の日、エコーで胎児を見ると、平均を軽く超えた大きな胎児が画面に映っていました!それでもまだまだ陣痛がきそうな気配はなし。骨盤を通れない場合は大きい病院へ引き継いで帝王切開になるため、レントゲンを撮影。 初めての出産、2人目の妊娠中からずっとお世話になってきたこの産院で産みたい、と思うミロチさんでしたが、果たして結果は……? 「早く出したい?」 レントゲンの結果、骨盤を胎児の頭が余裕で通るとわかりました。そして、出産予定日に陣痛が来なければ陣痛誘発剤を投与する方法をすすめられたミロチさん。 「早く出したい?」という医師に対し、「出したいです」と即答! 出産予定日に陣痛が来なければ、出産・入院する準備をして産院へ行くことが決まりました。 1人だけど頑張らなきゃ……と意気込むミロチさんでしたが!? 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ミロチ
2022年12月08日めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
こどもと見つけた小さな発見日誌
育児に遅れと混乱が生じてる !!