「保育園」について知りたいことや今話題の「保育園」についての記事をチェック! (10/32)
自閉スペクトラム症がある息子の入園時の様子Upload By まる先生の話によると、息子は入園当初の4月5月は、部屋にいることができず教室から出て行ってしまう、椅子に座っていることができない、登園後の支度も先生が一緒にやろうとしても嫌がる、などがあり、先生も必死で接してくれていた様子だ。今思い出すとそのころはお迎えに行くと子どもたちはみんな大きなホールで待っているが、息子だけ「ホールにいたくなかったみたいで…」と別の部屋から先生と2人で出てきたりすることが多かった。私も息子が座っていられない、教室から出たがるなどは絶対しているだろうなと思っていて、入園当初は加配保育といえども、「これではうちでは見れません、辞めてください」と言われるのではないかとハラハラしていた。ただ今思い出すと、入園してからずっと保育園側から「リュウちゃん全然座っていられなくて…」などのマイナスな連絡はいっさいない。送迎時はほかの保護者も多くバタバタしているので、そんなにお話しする時間もないということもあるだろうけど、「静かな部屋に入って行って絵本読んでました」や「今日はこんなことしてましたよ」などのお話だけでにこやかに対応してくれていた。今回面談をして4月、5月ごろの息子の様子を詳しく聞けて、改めて先生方に感謝すると共に、息子の成長がうれしくなった。現在の保育園での息子Upload By まる入園当初、座っていられず教室から出て行きたがっていた息子は、なんと今は朝の回も帰りの回もお昼ご飯の時間でさえしっかり座っていられるというのだ。登園後の支度なども、荷物をリュックから出してタオルはここに置く、着替えはここに置く、など一連の流れができているそう。ほかの子どものように完璧に1人でできるわけではないので、先生がある程度ついててくれているようだがきちんと動けているらしく、「リュウちゃんすごいんですよ!」と先生もうれしそうに教えてくれた。息子は食べることが大好きなので、お昼ご飯も保育園の楽しみの一つになっていると思う。ママとのご飯のときは自分が食べ終わったらすぐに動く!の息子だが、保育園の集団の中では、時間が来るまで席を立ってはいけないということが分かったようだ。食べるのが早いのですぐに食べ終わってしまい、以前は食べ終わったらウロウロ動き出して先生が介入していたようだが、「今はつまらなそうにしてるけど、ちゃんと席に座ってごちそうさまするのを待っているんですよ…!」と聞くことができ、私も嘘でしょ!?とビックリするほどだ。自分で考えて居場所を見つけているUpload By まる少人数の保育園から急に人数の多い園に入ったことによって居場所が分からず、環境にも慣れていないために教室から出て行くなどして逃げ回っていたようだが、今は保育園に慣れて楽しんでいる様子だ。話を聞いていると、自分なりに気持ちの落ち着く場所を探して移動したりしていることが分かった。息子はおっとりとしたおとなしい性格のため人が多い場所や騒がしかったり盛り上がっている空間が苦手なようで、教室で自分の周りが騒がしくなってきたりするとスッと教室内での居場所を変えるなどしているらしい。でも毎回いなくなるわけではなく、みんなと一緒になってキャーキャーはしゃいでいるときもある様子。同じ空間の中で不機嫌にならずに自分の気持ちで場所を移動して生活できていることに成長を感じた。友達と会話ができない息子、母が一番心配なことは…Upload By まる私が一番心配なのは友達関係だ。発語はあるがまだ言葉のやりとりが全くできないので、保育園では基本的に先生と一緒に行動していて、同年代の子どもと一緒に遊ぶ姿はなかなか見られない様子。会話が成立するまで友達関係を築くことは難しいだろうと私も思っているので、無理にでも子ども同士の関わりを持たせて欲しいなどは望まないが、毎回お迎えのときに子ども同士で遊んでいる中1人でいる息子を見ると少し寂しい気持ちにもなる。でも息子が保育園を休むとクラスのお友達が「今日リュウちゃんは?」と気にかけてくる様子があったり、たまにだが絡んでくる子どももいるようで、お友達との関係性は時間をかけて様子を見守ることとなった。保育園にお迎えに行くと「リュウちゃん!ママきたよー!」と叫んで教えてくれる子どもが多く、ちゃんと息子を認識してくれているんだなと分かり、今はそれだけでうれしい。執筆/まる(監修:初川先生より)入園から8ヶ月が経ち、リュウくんが保育園に慣れてきている様子で何よりです。環境の変化を理解して馴染みつつ、自分のできること・できないこととの折り合いのつけ方を少しずつ身につけているようですね。ただ座っている(座って待つ)は実は結構難しいことなのですが、それをそういうものだとして取り込んでいるのはすごいなと感じました。先生方がきっとそれができたら即時で褒めてくれるなど、本人にとっていいことがないと、なかなかそこは身につきにくい習慣ではあります。さて、お友達関係について。園生活にも慣れてきたので、友達について考えられるようになってきたということでもありますね。大人の思う「友達」と園児たちの思う「ともだち」とはおそらく違ったものを指していると思います。もしかしたら、園の子どもたちにとっては、同じ園にいるだけで「ともだち」であることに何の疑いも持たないかもしれません。友達なのかどうか、ほかの子どもと関わるには、ということを広く考えるとなかなか雲をつかむような話です。そこで要素に分けて考える。「友達」として外から見て分かりやすいところで言えば、挨拶をする、一緒に遊ぶ、声をかける・かけられる、話をするなどがあります。そういうそれぞれの場面において、まずどこなら取り組みやすそうか、どこならうまくいきそうか(相手の子どもたちがうまく対応できそうか)というところから見ていきましょう。そして、きっとこういうことは園の先生方はうまく仕組むのがとてもお上手ですし、そういう場面をつくりたいと日ごろから考えていらっしゃるのではないでしょうか。そういうことも日々の先生方とのやりとりや面談時などで話題にしてみると良いかもしれませんね。
2023年01月19日第1子である長女を妊娠・出産したのは、私が20歳のときでした。周りの友人たちは、まだ独身ばかり。保育園のママたちは“怖い”というイメージがあり、仲良くなれず……。当時、私にはママ友と呼べる存在がいませんでした。相談できる友人、同僚がいなかった私が20歳で第1子の妊娠・出産をした当時、周りの友人たちは、子どもはおろか結婚もしていませんでした。また、当時働いていた職場にも結婚している人や、子どもがいる人がいなかったのです。 私には実母がおらず、義理の母も遠方に住んでいるため、身近に妊娠や育児の相談をできる相手がいませんでした。育児でわからないことを聞くのは、もっぱら医師や保健師さん。もっと気軽に相談や話を聞いてくれる存在が欲しかったです。 他のママたちが怖く思えて避けるようにまだ若かった私は、他のママたちから良く思われないのではないかと思い、乳幼児健診や子どもが入園した保育園で、他のママたちとあまり接しないようにしていました。 また、“保育園のママたち=怖い”というイメージがあり、「ママ友なんて必要ない」と思っていたのです。そのため、第1子である長女が年長組(6歳)になるまで、保育園のママたちとはほとんど話したこともありませんでした。 先輩ママの助言を受け、ハッとした長女が6歳のとき、医療事務の資格を取るために職業訓練校に通ったのですが、そこで中学生の子どもを持つ女性と親しくなりました。その女性がいろいろと子どもの話をしてくれて、「子どもが小学校に入る前に、ママ友を作っておいたほうがいい」とアドバイスをくれたのです。 ママ友がいると情報共有や相談ができる他に子どもの友だち作りにも役立つと言われ、ハッとしました。自分のことばかりで、子どものことを考えていなかったと気がついたのです。 考えを改めママ友づくりに挑戦!「若いから良く思われない」と思い、他のママたちとの交流をもたないまま、6年が経過していました。今から間に合うのかと不安に思いながらも、まずは長女と仲のいい友だちのママたちに話しかけてみることに。 するとフレンドリーなママたちばかりで、年長組の1年間であっという間に仲良くなれました。家に呼んでもらったり一緒に出かけたりするようになり、私だけではなく、子どもにも友だちが増えたのです。こんなことなら、最初から変な壁を作らなければよかったと後悔しました。 今では「若いから……」と、自分で周りに壁を作っていたことを後悔しています。6年間ママ友がいませんでしたが、先輩ママの助言と長女の交友関係のおかげで、今ではたくさんのママ友がいます。育児の相談や愚痴、保育園や学校でわからないことなど、気軽に話したり聞いたりすることができます。ママ友がいなかった時期より、今のほうが子育てをより楽しめています。 監修/助産師 松田玲子 著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2023年01月14日保育士の中田馨さんが、連絡帳を記入する際に「やってほしいこと」や「困ること」について教えてくれました。保育園と家庭のコミュニケーションにもつながる連絡帳。基本の書き方を覚えておけば、スムーズに記入することができますね。こんにちは。保育士の中田馨です。保育園と家庭のコミュニケーションの一つが「連絡帳」。私の保育園では、この連絡帳を親御さんと保育園の交換日記のようにしてとても重要なものとしています。保育園によって連絡帳の項目が違ったりすると思いますが、今回は私の保育園の連絡帳を基本に、その書き方についてお話しします。 連絡事項の欄は1文でもいい!ママたちが連絡帳で一番悩むのが「連絡事項」の欄ではないでしょうか?私の保育園は定員5名の小規模保育園ですが毎年5人中1~2名、この連絡事項の欄を書くことに「悩むんだろうな」と言った親御さんがいます。中には、1年間空欄の方も。 「朝は忙しい」「文章が苦手」「何を書けばいいかそもそも分からない」など理由はそれぞれだと思います。無理なものは無理ですので、書けない時は書かなくてもいいのです。でも、できれば1文でもいいので書いてくださったら、保育士はうれしいものです。 「今日は朝食のおにぎりを自分で食べました。」「昨日はパパとお風呂に入りました。」「最近、ミッキーが大好きです。」そんな子どもの姿を書いてくださったらと思います。難しく考えずに、保育者と交換日記をする感覚で書いてみてくださいね! 連絡事項で必須なのは「体調面」保育者との交換日記の感覚で!とお伝えした連絡事項ですが、書いてほしい最も重要なことは「体調面」です。 例えば、「今日は、朝から機嫌が悪い。」「昨日37度8分まで熱が上がった。」「テーブルの角でおでこをぶつけて赤くなっている。」「3日間うんちが出ていない。」などを書いていただくと助かります。もちろん、口頭でも伝えていただけるとさらに助かりますが、このような体調面の情報が保育士に伝わらずに1日の園生活が始まると困ることがあります。 以前、保育中に発熱した子どもがいました。お迎えに来てもらったらママが一言。「昨夜39度まで上がって熱さましを入れていたんです」。正直ヒヤリとしました。もし、その情報を朝知っていれば、まず受け入れできるかどうかを検討しますし、受け入れたとしても部屋でゆったりと過ごします。このように、連絡事項に体調面を書くことは、子どものためにも大切なのです。 食事の内容と量の記載「食事の内容と量の記載」の部分も重要です。食事の内容は、我が家の食卓をのぞかれている感覚になるかもしれませんが、前の晩と当日の朝に子どもが、何をどれくらい食べてきているか?を知ることも実は保育園で生活するうえで大切なのです。 例えば、いつも朝ご飯をしっかり食べてきている子が、今日は「パン1口」としか書かれていなかったら?心配になりますよね。パン1口しか食べていないなんて知ったら、それだけで「体調が悪くなる前兆ではないか?」「あまり食べていないし、今日は外遊びはやめておこう」などの判断材料になります。 また、おうちでは何を好んで食べているのか?その子の好みが分かりますので、給食時間の援助のヒントになる場合もあります。 排便や睡眠の記載「排便や睡眠」は健康のバロメータなので、やっぱりこの欄も大切です。毎日うんちが出ている子が、ここ3日間おうちでも保育園でもうんちが出ていなかったら?おむつ替えの時におなかを「のの字のマッサージ」してみたり、水分をいつも以上に意識的に与えてみたりなどの対策ができますね。 以前、おうちでの排便の記載が数日なく、保育園でもなかったので「最近、うんち出ていませんね」と心配して親御さんに声をかけると「え?家では毎日出ていますよ」と言われ、ずっこけそうになったことがありました。 また睡眠時間の記載も大切です。普段の睡眠が21時~7時の子が、23時に寝ていても、5時に起きていても「今朝は眠たいから、ゆったり過ごそう」と判断できます。ここの欄が空欄だと「いつも通りに過ごしても大丈夫か?」と思いつつ保育がスタートすることになります。 毎日の連絡帳のやり取りが、実は日々の保育に生かされているのです。連絡帳は保護者と保育者の橋渡しと思い書いていただけたらうれしいです。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2023年01月12日生後10カ月で保育園に入園した娘ですが、私が気になったのは、連日、口の周りに給食の食べカスをつけて帰ってくること。「汚れに気づかないってことは、先生は娘の顔を見てくれていないの?」と心配になっていました。しかしある日、もっととんでもない汚れをつけて帰ってきたことで、私は我慢できなくなってしまったのです……。連日、娘の口の周りに食べカスが……わが家の娘は生後10カ月で保育園に入園しました。当時はまだおしゃべりができなかったので、本人の口から保育園の様子を聞くことはかなわず、またコロナ禍で規制が厳しかったため保育室の様子を見ることもできない状況。私は娘がどのように保育園で過ごしているのか、とにかく心配でなりませんでした。 そんな中、私が気になっていたのは、連日、娘が口の周りに給食の食べカスの汚れをつけたまま帰ってくることです。「口の周りの汚れに気づかないってことは、先生は娘の顔を見て接してくれていないのかな?」と、ますます心配を募らせていました。 今度は娘の足の裏に、アレがついていた!また別のある日、帰宅した娘の靴下を脱がせると、足の裏には、なんとうんちがべったり! 当時、娘がおむつ替えの最中に動いて足が汚れてしまうことは家でもあり、保育園でも同じ状況が起こったのだとは思いますが、まさか拭いてもらえずに帰ってくるとは……。 娘の保育園は日中みんな裸足で過ごしているので、おそらく娘は汚い足で保育室を歩いています。そうなるとお友だちの衛生面も心配です。また、万が一おむつ替えの場では汚れに気づかなくとも、降園時に靴下を履かせるときなど、気づくチャンスは他にもあるように思います。先生は気づいていたのにそのままにしていたのかなと感じてしまい、大切な娘がぞんざいに扱われているようでとても悲しくなってしまいました。 先生に要望を伝えるのはクレーマー?連日の汚れについて先生に要望を伝えたい気持ちはあったのですが、入園したばかりで関係性もできていないまま伝えることは勇気がいり、尻込みしていました。また、私が先生にクレーマーだと思われたら、娘に不利益があるのではないかとの心配もありました。 しかし、うんちの件で我慢できなくなってしまった私。客観的な意見を聞いてみようと、保育士をしている友だちに一連の出来事を話し、先生に要望を伝えるのはどうか聞いてみることに。すると友だちは「子どもの汚れをキレイにするのは、保育士として当たり前だよ。ただ文句を言うんじゃなくて、どうしてほしいかを冷静に伝えればきっと大丈夫!」と背中を押してくれました。 連絡帳で要望を伝えると……友だちの助言に勇気をもらった私は、早速連絡帳に、娘の足の裏にうんちがついていたこと、給食の食べカスがしばしば口の周りについていること、もし気づいたときにはお手数ですが拭いてあげてほしいことを書きました。 すると連絡帳を渡した日の帰りに、先生が「気づかずすみませんでした。これから注意して見ていきます」と声をかけてくださったのです。さらに娘にも「気持ち悪い思いをさせてしまってごめんね」と謝罪が。そしてそれ以降、娘が汚れたまま帰ってくることはなくなりました。 関係性ができていない状態で先生に要望を伝えるのは勇気が入りましたが、伝えないままだったらきっと、「先生は娘のことを全然見てくれていない!」と先生を信用できなくなっていただろうと思います。思い切って伝えてみて、改善していただけて本当によかったです。また、娘のことを思って、すぐに改善してくださった先生にも感謝しています。 著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2023年01月12日千葉県内に認可保育園を13園運営する株式会社ハイフライヤーズ( 本社:千葉県千葉市、代表取締役:日向 高志、以下 ハイフライヤーズ)は自社が運営する認可保育園『キートス』にてアイリスオーヤマ株式会社( 本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘、以下 アイリスオーヤマ)のDX清掃ロボット『Whiz i アイリスエディション』(以下『Whiz i アイリスエディション』)を導入し、運用を開始しました。DX清掃ロボット■清掃ロボット導入までの背景新型コロナウイルス感染症のまん延をきっかけに、保育園の清掃・除菌作業はさらにレベルの高いものを求められるようになりました。当園でお預かりしている0~6歳の子どもたちはマスクを着用したり密を避けるということは難しいため、園内は感染症が広がりやすい環境です。そのため、園内の設備や日々使用する玩具には細心の注意を払って、1日に複数回清掃・除菌作業を実施しています。しかし、人間が行う清掃・除菌にはどうしても限界があり、汚れているように見えなくても、目に見えない雑菌が残っている可能性があります。現状よりさらに清掃・除菌作業に注力をすることは業務負担となり、保育者を疲弊させ、ひいては離職・人材不足に繋がってしまうことを危惧しました。そこで、アイリスオーヤマのDX清掃ロボット『Whiz i アイリスエディション』を導入することを検討しました。導入によるメリットは以下の3つです。(1)保育室をさらに清潔で安全な空間にできる空間に浮遊する菌量の削減や、ウイルス・細菌を除菌してくれるため、導入前と導入後での菌の量を76%※減らすことができました(ATP検査での実績値)。設定したルートに沿って自動運転されるため、人によるムラや“掃除残り“もありません。*ATPとは菌などの微生物、肉、魚や野菜などの食べ物、ヒトの汗、唾液などの体液といった、生き物を含む多くの有機物に含まれている物質のことで、この物質がどの程度残っているかを検査した数字を菌の量の指標としました。*カメラがついており人間や障害物を識別して自動回避するため危険はありませんが、清掃は子どもがいない時間帯に実施しております。検査結果※測定器(キッコーマンバイオケミファ株式会社の計測器、ルミテスター Smartを使用)を用いて、清掃前後における床面の隠れダスト量の変化を測定。キートスチャイルドケア美郷台の保育室の床の一部(10cm×10cm四方)において、『Whiz i アイリスエディション』を稼働する前と9日後(うち4日間は『Whiz i アイリスエディション』を稼働)の同箇所を検査して比較しました。(2)コストが抑えられる日給に換算すると約1,000円。清掃・除菌作業専任の従業員を雇用することも検討しましたが、この『Whiz i アイリスエディション』を導入する方がより安価で確実な作業が可能になります。(3)子どもたちが喜んでくれるこれが一番嬉しいメリットですが、導入後子どもたちは“新しいお友達“に大喜びでした。現代社会で当たり前に身の回りにあるロボットやAIに触れ親しむ機会を創ることができます。DX清掃ロボットと子ども保育者からは以下のような意見が上がりました。「私たちももちろん今まで通り清掃・除菌作業をしますが、プラスアルファでロボットが清潔にしてくれるので安心。」「目に見えない菌まで綺麗にしてくれるから心理的な負担が減った。」「子どもたちが、お掃除ロボットが隣のお部屋に来ると「あ!おそうじろぼ〜!」と言ってみんなで見ていたり、終わって事務所に入るときに『綺麗にしてくれてありがとう〜』と言っていて楽しんでいる。」実際に毎日保育者が掃除をした後、見た目ではこんなに綺麗な室内でも、保育室『Whiz i アイリスエディション』を稼働させてみると…1週間分のゴミこんなにもたくさんの細かいゴミや、目に見えない菌を集めてくれました。■今後の展開走行中のDX清掃ロボット新型コロナウイルスに限らず、保育園では乳幼児が集団で生活をする施設の特性から季節ごとの感染症が流行することが多くあります。通常通りの清掃・除菌作業に加え、保育者の負担を増やすことなくさらに除菌効果を見込むことができる『Whiz i アイリスエディション』の導入により、お預かりする子どもたちの安全・安心を向上させることができると考えています。子どもたちが保育園を卒園して生きていくこれからの未来は、当たり前にロボットやAIが身の回りにある環境です。保育園は子どもたちが一番最初に出会う社会。幼い頃からロボットと自然に触れ合うことは、子どもたちにとって生きる力を育むことに繋がります。現代社会に合わせて保育園も柔軟に仕組みや設備をアップデートしていきたいと思っています。【会社概要】ハイフライヤーズ本社千葉県内にて認可保育園「キートスチャイルドケア」・「キートスベビーケア」を運営しています。保育園が持つ固定観念を払拭し、保育業務のDXを推進する事で社員が自発的にイノベーションを生み出せる組織を目指しています。株式会社として正しく認可保育園を運営し、子どもたちをはじめ保護者、社員、全てのステークホルダーに対して最大限利益を還元し利用者満足度を向上させることをミッションとして保育サービスを提供しています。人とのつながりを大切にし、子どもたちだけでなく、保護者や社員にとっての「また明日も来たい保育園」であるために今後も様々なことに取り組んでまいります。【各種お問い合わせ先】お問い合わせ先 : kiitos@highflyers.co.jp / 043-301-2633園見学お申し込み: 取材お申し込み : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月11日運動会の保育園からの配慮Upload By まる運動会数日前に保育園より面談の話が出た。通常の面談の時期なので運動会後に面談でもいいのだが、息子は加配保育でほかの子どもとは対応が違ってくるため、ついでに運動会のことも話したいという感じだった。私も運動会の対応が気になっていたのでちょうどいいと思い面談の日にちを決めたのだが、ちょうど面談の日に息子が体調を崩してしまったのだ。面談は延期になったが担任の先生が電話で詳細を話してくれた。基本的に先生が一人息子につくこと、競技でポックリをやるのだが、息子のポックリだけほかの子どものものより面積が広く高さが低くなっていること、かけっこの競技は先生と手をつないで走ることになるだろうということ。大体予想通りのお話だったので特に驚くこともなかったが、ポックリを息子の分だけ形を変えてつくってくれていたことは知らなかったので、その配慮がとてもうれしかった。運動会当日、いつもと違う雰囲気に息子のテンションはみるみる下がり…Upload By まる運動会当日、保護者2人まで参加可能ということでわが家はまたじぃじが一緒に行くことになった。前回一緒に行った保育園のイベントの夏祭りは、息子が大泣きで何も参加できずに帰宅。イベントをよく見に来てくれるがいつも不機嫌な孫しか見せられていないので、今回も期待しないでね…と伝えて出発した。保育園に着くや否やいつもと違う雰囲気を感じ取ったのか息子のテンションがみるみる下がっていく。園児は一度玄関で待機して保護者は園庭で観覧なのだが、玄関から大泣きが始まった。ほかには泣いている子など一人もいない。大泣きの息子を抱えながら「お母さんたちは園庭に行ってください!」と言う保育士さんにすみません…と思いながら観覧席で待つことにした。先生に手を引かれながら参加したリズム競技Upload By まる先生の紹介により年少さんの子どもたちが園庭に入場してくる。みんなしっかりと整列してニコニコ笑顔の中、一番最後に先生に手を引かれながら泣き顔の息子が出てきた。立つこともしたくないのか先生の膝の上に座って一人だけベソベソしている。そのまま最初の競技のリズムが始まった。リズムはピアノの音に合わせてウサギの真似をしたり馬の真似をしたりしながら園庭を走る。みんな上手に走り回っている中、息子は先生に手を引かれてゆっくりと歩きながらスタイで顔を隠していた。せっかく動画を撮っているのにまったく顔が映らない。それはそれでおもしろかったが、まったく顔を写すことができないまま、リズムの競技は終わってしまった…。最後までこのままかと思いきや…?Upload By まるポックリの競技が始まった。園児が一人ずつポックリに乗ってコースを一周する。息子は相変わらず先生の膝の上に座っていた。もう今日は最後までこのまま不機嫌かもね…とじぃじに言うと「うーんまぁ仕方ないね」と慣れた返答が来た。さすが自閉スペクトラム症のある孫をもう数年見ているだけある。しかしできれば少しでも参加しているところを見せてあげたいなぁと思っていたら、いつのまにかポックリに乗って笑顔でスタート地点に立っている息子がいた。いつの間に泣き止んだの!?というかできるの!?とカメラを構え見守っていると、上手にポックリに乗って歩いているではないか。隣でうれしそうにじぃじがシャッターを切る音が聞こえてきた。ポックリのコースは保護者の前をぐるっと一周するようになっている。息子は笑顔でこちらを見ながら途中までコースを歩き、そのままコースを外れて一直線にママの元へ来てくれた。息子が楽しそうにしていることも、途中までだけどしっかりと競技に参加できたことも、ママのもとに一直線に来てくれたことも全てものすごいうれしかった。先生も無理に制御することはせずに、息子のやりたいことに合わせて付き添ってくれ、いいタイミングで次の競技に連れて行ってくれた。最後の競技はかけっこ。息子のペースで走り切ったUpload By まる最後はかけっこだ。もう息子は調子を取り戻したようでニコニコで先生に手をつながれながら順番が来るのを待っている。かけっこはそのまま先生と一緒に走るのかと思っていた。よーい、ドン!の合図と共に駆け出す子どもたち、息子は先生に背中を押されてワンテンポ遅れてゆっくりとスタートした。そしてそのまま先生の手を離れのんびりした走りだが一人で走り切ることができた。今日は最初から最後まで泣いてても仕方ないや、そう思いながら来たのに息子は思った以上の成長を見せてくれた。今回成長の喜びと同時に、分かってはいたけれども、ほかの子どもと比べてだいぶ発達の差があるなということも強く感じてしまった。かけっこでみんな同時にスタートして、みんながゴールしたあとゆっくり走りきる息子を見て、このかけっこの差くらい発達の差があるんだろうなとしみじみ感じた。これから先、無理にほかの子どもに合わせて進むよりも、息子に合ったスピードでゆっくり進んでいける場所をちゃんと探していってあげたい。執筆/まる(監修:初川先生より)息子くんにとって初めての運動会。成長を感じる機会となったようで何よりです。これまでの行事での息子くんのコラムも拝読していたので、今回のコラムは読んでいて私もとてもうれしい気持ちになりました。さて、運動会のような行事に関しては、発達的な難しさのあるお子さんに関しては園・学校の先生と事前によく打ち合わせしておけると良いですね。今回も面談の機会を設定いただき良かったなぁと思います。練習の中で、ここはみんなと同じように、ここは特別な配慮をして、ということを先生方は掴んでいらっしゃるので、そこを共有し、保護者の方も承知したうえでのさまざまな配慮がなされることが安心につながります。行事では普段はいない保護者がたくさん参集したり、みんなテンションが高かったり、「いつもと違う」が多いので自閉傾向の強めのお子さんにはしんどい面もあります。ですが、一度経験することで、次回は少し予想がつくため、より一層、取り組みやすくなるでしょう。今回撮られた動画や写真を来年度の運動会の前に予習として見ながら、心の準備もきっと進むことと思います。
2023年01月06日息子が生後8カ月のときに仕事復帰することとなった私。息子が入園する保育園は、おむつを入れる巾着袋や着替えを入れるバッグ、布団などが必要でした。こんなにたくさんのものを毎日・毎週どうやって管理すればいいのかわからず、忙しい夫には保育園のことは頼めない……。そんな私が見つけたのは、「カラフルキャンディスタイル」というショップでした。忘れっぽい私は保育園の準備で悩む仕事復帰を控えて入園説明会の資料を見た私は、おむつを入れる巾着袋や着替えを入れるバッグ、布団など、準備する物の多さにびっくりしました。そこで、どうやったらスムーズに保育園に持っていく物を準備できるだろうかと考え始めたのです。 必要な持ち物を忘れたら、先生方に迷惑がかかります。そこで忘れ物をしないように、準備をするときに「息子が保育園に持っていく物だ」と一目でわかるように、持ち物の模様を統一したらどうだろうかと思いついたのです。 選んで楽しい、用意するときも楽しい♪ 息子が入園する保育園では巾着や布団などを個人で用意する必要がありました。息子の持ち物の模様を統一するために、ネットで「入園グッズ 模様 統一」と検索。息子の持ち物だと見てわかりやすくするために、「カラフルキャンディスタイル」という入園・入学グッズ等を販売しているショップの商品で統一することにしたのです。 カラフルキャンディスタイルには入園グッズの種類が豊富にあり、子どもが喜びそうな模様からシンプルな模様まで選ぶことができました。また、コップやスプーンといったランチグッズも、巾着やバッグなどの布ものと同じ模様があるのが特徴です。買うときに模様を選ぶ楽しさがありましたし、保育園のお迎えのときに息子の物だとすぐわかるので、帰り支度がスムーズにできました。 準備はラクラク! しかも先生に褒められる 入園からしばらくして、担任の先生から「息子さんの保育園グッズは同じ模様なので、すごくわかりやすいです。どちらで購入されたのですか?」と聞かれました。さらに担任の先生だけでなく、他の先生にも「たくさんの子どもがいるので、こういった工夫はとってもありがたいです」と言っていただきました。 私が購入した当時の価格は「レッスンバッグ」が2,831円(税込み)、「巾着3点セット」は3,850円(税込み)でした。最初はAmazonで購入し、その後、追加で必要になった物は楽天市場でも購入しました。他に公式オンラインショップもあるようです。 カラフルキャンディスタイルの商品は飽きがこないデザインが豊富に揃っていて、選ぶ楽しみがありました。息子の持ち物を同じ模様に統一することで、忙しいときも準備や片づけがスムーズにできるため、先生方にも好評でした。しかも、作りがしっかりとしているので、息子が年長になった今でも現役。保育園グッズを統一できる、カラフルキャンディスタイルの商品に出合えてよかったです。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 著者:佐々木ゆり17歳・5歳・3歳の母。15年の保育士歴を生かして育児や保育士向けの記事を執筆している。遠距離恋愛で結婚した夫とおいしいランチを食べることが一番の休息時間。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年01月06日新しい保育園へ移ったはちみつこさんは、長時間の労働や、同僚とのすれ違いなど様々な問題に悩まされます。そんな中、ロッカーに閉まっておいた財布からお金が盗まれてしまいました。さらに、同僚の先生の代わりに、保育中の子どものけがの報告を任されます。激務に、色々な問題が重なって心身ともに限界なはちみつこさんは上手に気分転換も出来なくなり、どんどん追いこまれていきます。そんな時に個人面談があり「辞めたい」と伝えようとしますが、園長先生に散々嫌味を言われ、何も言えないままに個人面談は終了。お寺の日 黒井奈保育園の園長先生は、園長であると同時に、お寺の住職の奥さんでもあります。保育士は月に1〜2回ほど、お寺まで足を運び、掃除をしたり物を運ぶ手伝いをしなければいけません。 はちみつこさんは「保育業務と関係ない、こんなところで何をしているのだろう」とぼんやりしていると、森先生に「大丈夫?」と声を掛けられます。 “いや、もうずっと私は大丈夫なんかじゃないです”と心の中で答えたあとに、「退職させてください」と頭を下げました。 保育士としてさらに成長したくて、新しい保育園に移ったはちみつこさんは「なぜ自分の仕事を終えたあとに、お寺に行って座布団やパイプ椅子を運んでいるのか」疑問で頭がいっぱいでした。そして、ついに「辞めたい」と伝えることができました。今まで大変な思いをしてきたので、何事もなく辞められると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年01月03日3児のママ小児科医・保田典子先生のコラム。今回は、入園してから慌てないために、今からしておきたいことを、保田先生の経験を交えてお話しいただきます。こんにちは、小児科医の保田典子です。私生活では子育て中の3児の母です。4月保育園入園を希望して書類を出された方も多いのではないでしょうか。4月入園ができた場合、入園できるまであと3カ月。入園してから慌てないために、今からしておきたいことを、私の経験を交えてお話ししたいと思います。 4月入園あるある4月はたくさんの0歳、1歳、2歳さんが保育園に進入園をして、(主に)ママが仕事復帰をする季節です。私も17年以上新入園児さんを小児科医として見てきて、3人の子どもを保育園にお願いしてきました。そのなかで保育園ならではの入園あるあるがあります。 0歳児さんあるある0歳前半だと、まだ人見知りもあまりないので、慣らし保育などは意外にすんなり乗り越えられたりします。ただ、まだ月齢が浅いので、保育園に入って風邪の洗礼を受けるとゼイゼイと呼吸が苦しくなりやすく、長期化することがあります。 0歳後半だと、人見知りが始まり、預けるときに大泣き!ということがよくあります。人見知りが強いとハンガーストライキ(飲まず食わずで主張をおこなうこと)を起こす子も。育児用ミルクを飲んでくれなくて予想外に慣らし保育が長くなることがあったりします。もちろん、園に入れば風邪を引きやすくもなります。 1歳児さんあるあるやっぱり0歳後半さんと同じで、人見知りで預けるときに大変になることが多いです。また、1歳になってくると周りを見ることができるようになり、保育園で予想以上に気を張って頑張る子が多いです。 そうやって気が張ってくると、4月後半から6月にかけて疲れがたまり、風邪からこじらせて肺炎になってしまって入院することになる……というケースもよくあります。(今年、私のところではなかったです)。 呼び出し時の対応を決めておこう!保育園に入れてみないとわからないことが多いのですが、風邪をひきやすい子もいれば、ひきにくい子もいます。ひきやすい子は本当に毎日のように、毎週のように呼び出しをされることがあります。 わが家はみんな平熱が高かったため、風邪でもないのに毎日電話が鳴っていた時期がかなり長期間ありました。保育園に入る前に“毎日呼び出されてもいいように”対策を練っておくことをおすすめします。 わが家は、私が外来の日などは絶対に休めないので、「○日午前はパパ当番、△日午後はママ当番、□日はどっちも無理だからシッターやファミリーサポートを使おう」など、毎日呼び出され当番を決めていました。使うにしても使わないにしても病児保育や病後児保育、シッターの登録などをしておくといいと思います。私も無料のところはとりあえず登録しておき、有料のところは困ったときに決めたりしていました。 冬の3カ月でしっかり充電を♪風邪対策だけではなく、0歳後半以降の子は預けるたびにギャン泣きされて、パパ・ママも子どももつらい数週間が待っているかもしれません。泣かれるのはつらいですが、それだけ親との信頼関係が強くできているという証拠でもあります。冬の3カ月でしっかりスキンシップをたくさんとって、親も子もメンタル的にも充電をたっぷりしておくといいですよ。入園準備や復帰準備で忙しい時期でもありますが、親子で楽しいことをたくさんしてくださいね。 監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。2021年、高円寺こどもクリニック開院。3児の母。
2022年12月31日ある朝、なかきはらあきこさんが起きると、娘さんの顔が引きつっていました。しかし、顔の引きつり以外は元気な娘さん。なかきはらあきこさんは、ひとまず保育園の先生に相談することにしました。保育園の先生は「ちょっとひきつってますかね?」「様子をみますね!」と思ったより、深刻な雰囲気ではなく「心配しすぎたかな?」と思ったなかきはらあきこさん。しかし、顔面麻痺について調べると、子どもの顔面麻痺については出てこず、なかきはらあきこさんは、不安になりました。ストレスを感じる入院生活娘を早退させ、病院に行くと、大きな病院をすすめられた。そのまま紹介された病院に行くと、「顔面麻痺」と診断され……。 顔面麻痺の原因がわからず、医師に「原因はストレスですか?」と聞いてみた。 医師によると、ストレスが直接的な原因ではないそう。 ストレスが原因とは考えにくいと聞き、安心したが、医師が発した「腫瘍」という言葉が引っかかった。 医師は、顔面麻痺は腫瘍が原因の場合もあるため、その際は手術になるのだと言う。 とにかく入院して、炎症を抑える点滴をしつつ、原因を探ることになった。 私が風邪をひいていることもあり(PCR検査は陰性)個室に入ったのだが、部屋から出られず、なかなかストレスフルな入院生活が始まった。 娘も同様に限界が来ていたので、夫に「追加で家のおもちゃを持ってきてほしい」と電話すると、夫から出たのは「今日は残業があるから無理だよー」という言葉だった。 なかきはらあきこさんと娘さんの入院生活は、コロナ禍で面会などはまったくできず、荷物の受け渡しも看護師さんを通して行う形だったそうです。 ただでさえ、不安な入院生活。人に会えず、せまい部屋にずっといるのはつらいですよね。コロナ禍で出産されたママやご自身の入院、お子さんの入院の付き添いをされたママは共感できる部分があるのではないでしょうか。新型コロナウイルスが早く収束することを願うばかりですね。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター なかきはら あきこおっちょこちょいな1児の母であり、イラストレーター。マンガで日々のことを描いている。
2022年12月29日ある朝、なかきはらあきこさんが起きると、娘さんの顔が引きつっていました。しかし、顔の引きつり以外は元気な娘さん。なかきはらあきこさんは、ひとまず保育園の先生に相談することに。保育園の先生は、「ちょっとひきつってますかね?」「様子をみますね!」と思ったより、深刻な雰囲気ではなく、「心配しすぎたかな?」と思った、なかきはらあきこさんでしたが……。娘のそばにいられるのは…子どもの顔面麻痺の情報がほとんど見つからず、不安になった。私は、娘を早退させ、病院に行くことにし……。 子どもの顔面麻痺について調べたところ、ほとんど出てこなかった。 大人の顔面麻痺(私調べ)では、早期に治療した場合、ほとんどが治ることを知った。 そのため、娘を早退させ、近くの病院へ。 娘を見てもらうと、医師からは「紹介状を書くので、大きな病院で診てもらってください」「多分、入院になると思います」と言われた。 さらにコロナ禍で、私の風邪が原因で病院探しに手間取るかもしれないため、「ご家族で他に付き添える方はいますか?」と聞かれた。 夫は仕事を休まないだろうし、フリーランスで在宅で仕事をしている私が付き添うことに。 1時間後、無事に診察してくれる大きな病院が見つかり、そのまま紹介された病院に向かうことに。 診察後、やはり「顔面麻痺」だったらしい。 もしかして原因は「ストレスなのかな……」と思い、医師に聞いてみると……。 突然の娘さんの入院に不安を感じた、なかきはらあきこさん。娘さんに何かあったときに、おうちで仕事をしているなかきはらあきこさんが、付き添えることはすぐに状況に対応できて安心ですよね。しかし、なかきはらあきこさん自身も初めてのことばかり。やはり相談できる相手がそばにいてくれるほうが安心しますよね。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター なかきはら あきこおっちょこちょいな1児の母であり、イラストレーター。マンガで日々のことを描いている。
2022年12月28日2019年春生まれ、3歳の男の子・とこくんの日常を描いた育児マンガ。とこママさんが、『少しでも笑ってくれる人を増やしたい』『笑って楽しく子育てしてほしい』という思いを込めて描いた、とこくんエピソードをご紹介します! とこくんが、新しい保育園に通い始めたときのエピソード。最初はなかなか慣れなくて、登園のたびに泣いてしまう、とこくんでしたが……。え…泣くと思ったのに!?3歳のとこくん。 1歳のころからお世話になっていた保育園から、新しい保育園に転園することになりました。 これは泣いてしまう……! 頑張ってくれているのをわかっているだけに、すべてを受け入れて前に進もうとしているとこくんの姿に成長を感じますね。 「ママ、おつかれさま! おむかえ、ありがとね!」なんて声をかけられたら、その日の疲れもすべて吹き飛んでしまいそう……! とこママさんも、「たくさん頑張っているとこくんを見て、本当に成長を感じます。“我慢すること”を自分なりに理解し、頑張ってくれている姿に泣けてきます!」とのこと。 頑張っている姿をママがわかってくれているからこそ、とこくんは勇気を出して一歩踏み出せたのかもしれませんね。 子どもたちも、保護者のみなさまも、毎日本当にお疲れさまです! 著者:マンガ家・イラストレーター とこママ2019年春生まれ、3歳の男の子・とこくんのママ。北海道で生まれ、北海道LOVE♡な親子。日常のとこくんエピソードを通して、少しでも笑ってくれる人を増やしたい、笑って楽しく子育てしてほしいという思いを込めて、育児マンガを描いています。
2022年12月25日わが家には4人の子どもがいるため、保育園には長年通っていて送迎には慣れていました。しかし、次女が3歳で、私が次男を妊娠中でもう臨月というときに、あわや事故になりそうな出来事が起こりました。私はパニックになり、過呼吸になってしまったのです……!いつものように保育園から帰るはずが長男から長年お世話になっている保育園は大きな公園のすぐ横にあり、保育園を出ると公園の駐車場があります。いつもは通り過ぎるだけの道ですが、その日は前の車が駐車場に入ろうとしていたため、止まっていると、道路上でその車がどんどんバックしてきたのです。 距離を取っていたものの近づいてくるので、私は後ろを確認しました。すると、後ろには他の車が止まっています。若干パニックになりながらも、私はクラクションを鳴らすことしかできませんでした。 事故にはならずも発作が……隣には次女、私はおなかの大きい状態で、もうぶつからないことを祈るしかありませんでした。クラクションを鳴らしていると、どうやらその車と待ち合わせをしていた人が気づき、ぶつかる寸前で車は止まりました。私はドキドキが止まらずそのまま過呼吸に。次女の手をにぎりながらも動けずにいました。 するとクラクションの音を聞いた保育園の先生が駆けつけてきてくれて、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのです。運転できる状態ではなかった私を後部座席に移動させて、車を安全なところに移動させてくれました。 先生の対応に感謝しばらくして発作はおさまったものの、私はそれからというもの、運転が怖くなってしまいました。すると主任の先生が園長先生と2人で来てくれて、わが家まで運転して送ってくれることに。次の日はちょうど妊婦健診だったので、おなかの子の無事を確認し、先生方にもお礼を伝えました。そのとき、うちの連絡先を相手の方に教えていいか聞かれ、後日、相手の方がお詫びに来ました。 ぶつかりそうになった相手は保育園児の祖父で、お迎えにきたもののチャイルドシートを積んでいなかったので、それをもらうために公園で園児のママである娘さんと待ち合わせしていたのだそうです。娘さんの車を見つけ、行き過ぎたため後方を確認せずにバックをしたということでした。後方を確認しなかったため、私に発作が起きていることにも気づかなかったようです。保育園に預けているママが申し訳なさそうでした。 クラクションの音を聞いて飛び出してきてくれ、対応してくださった先生には感謝しかありません。次男は無事に生まれ、今もその保育園にお世話になっています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年12月22日義母は、私の夫と夫のお兄さん(義兄)の2人の息子を働きながら育てました。それに対し、私は長男を出産する前に退職したため専業主婦です。そして私の母もまた専業主婦でした。私は長男を育てるにあたり、幼稚園へ入園させたいと思っていたのですが、義母はそうではなかったのです……。※コロナ禍前の体験談です 早く保育園に預けるほうが社会性が育つ?義母は65歳になりますが、今でも現役で農家として朝から夕方まで働いています。子育て中も家計を支えるため、バリバリ働きづめだったそう。そんな義母は、子どもが1歳になったら預けて働くのが当たり前のような感覚でした。 私にも、長男が1歳になるのを前に「◯◯ちゃん(私のこと)も早く働いて早く(長男を)保育園に預けなさい。社会性も育つし、わがまま言わなくなるから」と言うのです。私は“保育園に預ける=社会性が育つ・わがままを言わなくなる”、という義母の主張にモヤモヤしました。 保育園に預けて働くことも検討しましたが、私は自分が育った環境からか幼稚園に入れたいと思っていました。 親がしっかり話し合って決断!幼稚園へ行くにしても、保育園へ行くにしても、どのように育つかはその子次第であって、どちらが良いか正解はないと思います。結局、私は「長男が1歳になったら働いて保育園に預ければ?」という義母の提案には乗らず、現在も専業主婦です。義母の意見も踏まえつつ、夫婦でしっかりと話し合い決めました。 現在3歳になった長男は、満3歳クラスへ入園を検討中で、絶賛幼稚園選び中です。ここまでの道のりは大変なことも多かったけれど、楽しいと思える瞬間が多かったのは間違いありません。これから長男の幼稚園生活が楽しいものであることを祈っています。 著者:森下ミメカ3歳男児と1歳男児の母。長男妊娠を機に専業主婦に。2歳差育児の大変さを痛感中。現在、子育てや暮らしについてのブログや体験談を執筆している。
2022年12月21日夫・ノリオの単身赴任が翌月に決まり、それに合わせて娘・ハナと息子・ユウを保育園へ預けることにしたサキ夫婦。そしてサキは気分転換にヘアカラーを明るい色にチェンジしました。サキが帰宅すると……「なんなのその頭! 恥ずかしい!」と驚き慌てる義母。サキがパート先でも問題ない髪色であることを告げても、義母はずっと不機嫌なまま……。さらに、ユウにダメな母親だと言い始める義母。そこでサキは「お義母さんちょっといいですか?」と義母に話しかけ……? 保育園へ預けることを報告すると… 「ハナとユウを預かってくれるところが見つかったので、来月から面倒を見てもらわなくて結構です」保育園が見つかったことをサキが報告すると……「はぁ!? 何ですって!?」突然のことに驚きながら怒り始める義母。 「ユウはこの家の跡取りだよ! 私が跡取りとして育てるんだよ!」突然の跡取り発言に驚くサキ。 「確かにユウはお義母さんの孫ですが、ユウの将来を決めるのはあなたじゃない」サキの反論に義母は……「嫁の分際で姑に言い返すのかい!?」さらに火がついた様子。 「言うべきことは言うことにしました。それと子どもの前で怒鳴らないでください」ついにサキと義母の戦いが始まってしまいました……。 少しの小言なら我慢して義母との平穏な同居生活を優先する、と言う方も多いと思います。しかし、孫差別でこれから長女のハナが悲しい思いをすることが増えると予測できるため、サキは“言うべきことは言う”と決心しました。そんななか、長男・ユウを跡取りとして自分が育てると発言したり、“嫁の分際で”と言ってしまう古い価値観の義母。夫不在で、サキはこれからどうやって義母と同居生活を過ごすのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター とりまるねこぽちゃ
2022年12月13日新しい保育園へ移ったはちみつこさんは、長時間の労働や、同僚とのすれ違いなど様々な問題に悩まされます。そんな中、ロッカーに閉まっておいた財布からお金が盗れてしまいました。さらに、同僚の先生から「保育中の子どもにけがをさせてしまったけど、自分のクラスの子どもではないから、代わりにけがの報告と謝罪を任せる」と言われて保護者に謝罪をします。その直後に、十文字先生に「協力し合おうや」と強く言われてしまい、納得できないはちみつこさんは……。心身ともに限界だったはちみつこさんは、お母さんに「仕事が辛くて辞めたい」と電話で伝えようとしますが、妹が仕事に就けずに困っていたので、自分の話を出来ませんでした。“けがをして入院でもすれば仕事に行かずに済むのに……”そんな暗い気持ちを吹き飛ばそうと、音楽やテレビで気分転換をしようと試みますが、気持ちが受け付けません。上手に気分転換も出来なくなり、どんどん追いこまれていくはちみつこさん。 辞めるチャンス…!? モヤモヤが続いている中、主任の森先生から「来週、面談がある」と伝えられたはちみつこさんは、「辞めたいと伝えるチャンス!?」と期待しますが……。 面談当日に現れたのは、森先生1人ではなく園長先生も一緒! 「どんなことでも言ってもらって構いませんよ」と言われますが、「辞めたい」という言葉を心にしまいます。 さらには「うちの園は、B女子大卒しか毎年採用していないのにラッキーよ。なぜ、幼稚園教諭の免許を持っていないのかしら」と、新年度初日に言われた嫌味を繰り返す園長先生。 園長先生も同席することによって、言いたいことも言えなくなってしまったはちみつこさん。早く、辞めたいと伝えられると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2022年12月09日私には2人の子どもがいます。下の子が生まれたとき、上の子は3歳になったばかり。まだ保育園や幼稚園には通っていませんでした。2人を連れてある施設へ行くと、職員の女性に話しかけられた上の子。そこで言われた言葉に、私はなんだかモヤモヤしてしまい……。子ども2人を連れて手続きへ2人目の里帰り出産を終え、自宅に帰って数日後、子どもに関する手続きのため、私は子どもたちを連れてとある公共施設へ行きました。施設に着いて順番を待っていると、上の子は初めての場所に落ち着かない様子。 すると手続きを担当してくれた女性が「お姉ちゃん何歳?」などと話しかけてくれました。まだ緊張しながらも指を3本立てて見せる上の子。私は微笑ましいなと思いながら見ていたのですが、次にその女性から聞こえてきたのは、「そっか、じゃあ春から2人一緒に保育園へ行くのかな?」という言葉でした。 育休中ではないのに……上の子が年少クラスの年になる春、下の子は生後8カ月。育休を終え、仕事へ復帰するタイミングとしてはちょうど良いと考える人が多いのかもしれません。しかしこのとき私は育休中ではなく、無職の状態。夫が転勤のある仕事をしているため、私は結婚後すぐに退職していたのです。 夫以外に頼れる人が近くにいないこともあり、まだ新しく仕事をするつもりはなく、上の子は春から幼稚園へ入園する予定。少しずつ準備をしながら、下の子が幼稚園に入園するころ、仕事をしようと私は考えていました。 私は普通ではない? と不安に私は「上の子は幼稚園へ通う予定なんです」と言いたかったのですが、すぐに「次はこちらですよ」と案内され、結局何も言えないまま次の窓口へ。その女性とはもう話すことはありませんでした。 職員の女性はわが家の事情を知っているわけではないし、上の子へ話しかけるために何気なく言っただけだと思います。それでも、初めて会った人に「2人で保育園かな?」と言われたことに私は少しショックを受けました。出産後1年以内に働くのが普通で、私は普通ではないんだ、おかしいのかな、という考えも頭をよぎりました。 結婚しても働くことが当たり前の世の中になり、産休や育休をとることも当たり前と考える人も増えていると思います。しかし、仕事復帰のタイミングは人それぞれ。事情があって働きたくても働けない人もいます。私は自分の選んだ道を後悔していませんが、あのときの言葉は、数年たった今でもときどき思い出します。 著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2022年12月09日明るくておもしろい夫。おかげで保育園では息子のお友だちや先生に人気があり、行事にも前向きに参加してくれていました。人見知りの私にとって、とても助かる存在。しかし、ハイスペック夫に頼りきっていた私は、痛い目を見ることになったのです。 保育園の行事に積極的な夫夫はお笑い芸人のようなキャラクター。誰とでもすぐに仲良くなり、人見知りの私とは正反対の性格です。あいさつの声は誰よりも大きく、息子の送り迎えのときは先生やお友だちをどうやって笑わせようか……と考えているような人。もちろん行事でも目立つ存在です。 人が大勢集まるイベントが苦手な私の代わりに、いろいろと頑張ってくれていました。お友だちや先生方からも「〇〇くんパパ!」と人気があり、自慢の夫です。夫が目立ってくれいている分、私はひっそりとしていられてラッキーとも思っていました。 職業を知られて人気急上昇夫は高校・大学受験の塾の講師をしています。ある日何気なく1人のママ友に話したところ、またたく間に広まりました。ママ友に勉強や受験の相談をされることもあり、夫は「僕って人気だね!」とのんきな様子。夫の職業を知ったとたん、あいさつ程度の関わりだったのが急にグイグイ話しかけてくるママ友もいて、私としてはあまり気分がよくありませんでした。 妻の私から見ても、夫はとても魅力的な人だと思います。夫の人柄を評価してもらえるのはとてもうれしいのですが、有益な情報を持っているかもしれない人として近寄られるのは何だか嫌だなと感じていました。 保護者に言われるのは「パパ来ないの?」保護者のみの食事会が年に数回あり、私が参加すると決まって言われるのは「今日はパパ来ないの? 聞きたいことあったのになぁ」というセリフ。たしかに私じゃ力不足だよね……とさみしい気持ちになりました。 私はママ友たちの輪にうまく入れず、みんなの話に相づちを打つだけ。自分のコミュニケーション能力のせいもありますが、私が参加すると期待外れだと思われているような感じがして、情けない気持ちになってしまいました。 保育園の行事など、表に出る場面では夫に頼り切っていた私。おかげで私はママ友の輪にうまく入れなくなってしまいました。少しずつでも頑張って自分を出していくべきだったなと反省しています。夫は「気にすることない。苦手なことは無理する必要ないよ」と言ってくれますが、これからは努力していこうと思います。 監修/助産師REIKO作画/ぐら子著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。
2022年12月08日新しい保育園へ移ったはちみつこさんは、意地悪な同僚、理不尽な仕事の分担、不審な給料明細など様々な問題に悩まされます。さらには、谷先生とはちみつこさんだけ、残業代はつかないのに保育園に拘束される時間が増え続けたある朝、谷先生が保育園に来ません。はちみつこさんは家まで行き、話を聞きます。落ち着いた谷先生は「明日から頑張る」と言ってくれたのですが、本当に辞めたいと思っているのは自分だったことに気づいたはちみつこさんにさらなる悲劇が……。谷先生は話した翌日から出勤し、落ち着いた一方で、はちみつこさんは体調に異変が!1つは、睡眠不足による体の不調。もう一1つは、腰痛の悪化。痛み止めに頼りながら何とか過ごしていたのですが、ある日、痛み止めを更衣室に取りに行くと……。「あれ、ロッカーが空いてる。まさか……、お金がない」財布からお金が盗られていました。 お金がない… 朝、コンビニで4千円のお釣りを貰ったのに、千円しか入っていない! “たった1回、ロッカーの鍵をかけ忘れただけなのに……” お金を盗んだ犯人は、はちみつこさんが黒井奈保育園を辞めた後に、意外な形で判明するのですが、それはもう少し先のお話です。 落ち込んでいる時に同僚の先生から声をかけられ、「もも組のりく君が友達にひっかかれちゃったんだけど、はち先生にけがの報告をお願いしても良いー?」 はちみつこさんが以前勤めていた保育園では、けがの報告と謝罪はお部屋で保育していた先生が対応していました。なので、「先生のクラスの子どもなんだから、代わりに謝って」と言われたことに驚きました。皆さんのお子さんは、保育園でけがをしてしまったことはありますか?そのときはどのような形で報告を受けましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2022年12月05日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは! PUKUTY(プクティ)です!1歳の次男が保育園に登園を始めて早3ヶ月が経ちました。超人見知り場所見知りだった次男がどう変化しているのか、ご紹介したいと思います。■登園開始慣らし保育から始めた次男ですが、最初はもちろんギャン泣き。預けた後はしばらくは泣いているものの、だんだんと落ち着いていって先生に張り付きながらもおもちゃで遊んだりして楽しんではいるようでした。登園から1ヶ月も経つと、だんだんと預ける時に泣かないようになりました!先生も教室ではあまり人見知りもなく、みんなと楽しそうに遊んでいますよと言っていて、さすが保育園だなと安心していたのですが…■発熱このまま順調に保育園生活を楽しんでくれたらと思っていたのですが…とうとう保育園に通い始めたら誰もが受けるであろう洗礼を受けることに。保育園に入ってすぐはしょっちゅう体調を崩すと聞いて構えてはいたものの、いざ発熱するとなかなか治らず…保育園を休んだり復活してはまたすぐ休んでを繰り返したせいで、次男は保育園に行くのが嫌になってしまい、預ける際にまた大泣きするようになってしまいました。■登園拒否しかも休日でも出かけようとすると、「保育園に連れていかれるのでは?」と思って大泣き。休日のお出かけさえも大変になってしまいました。現在はようやく熱は出さなくなったものの、いつも鼻水は垂れている状態です。体力がつくまでまだまだいろんな病気にかかるとは思いますが、早く色々乗り越えて強くなって、保育園も大好きな場所になってくれるといいなと願うばかりです。
2022年11月24日Instagramにて2021年生まれの息子さん・ごうくんとの日常を描いている、はちななさん。今回は、ごうくんの保育園にお迎えに行ったときのエピソードをご紹介します。0歳の息子を保育園に入れて… もともと仕事があったため、保育園に入れる気満々でしたが、0歳で保育園に入れることに悩ましい思いもありました。(単純に私が息子と一緒にいたかっただけもありますが)。 しかし、息子が保育園に入ると、保育園ではたくさんのことを経験させてくれました。 家にいただけでは関わることのできない年の近い子どもたちとの交流もあり、ごうくんの成長の一助になっていると思っているので、私としては保育園に入れて本当によかったと感じています。 息子・ごうくんが、0歳で保育園に入ることに「後悔しないか」と悩んでいた、はちななさん。保育園に申し込んだのは、生後4カ月のときだったそう。生まれたばかりのわが子と離れる時間があるのは寂しさを感じてしまいますよね。ですが、はちななさんの息子さんのように、いろいろな人に会い、たくさん経験もさせてくれる場所に行くというのも、子どもの世界を広げてくれる良いきっかけになりますよね。 著者:マンガ家・イラストレーター はちななフルタイムで働きながら、趣味で家族のことや息子との思い出をイラストや漫画にしています。
2022年11月23日ニッカホーム中部株式会社(所在地:愛知県名古屋市緑区相原郷一丁目2609番地、代表取締役:成田 友輝)は、名古屋市立上飯田保育園(所在地:愛知県名古屋市北区上飯田南町4-1)にて新たな日除けシェードを取付け寄贈し、DIY教育を兼ねた企画として「DIY大作戦in上飯田保育園」を2022年7月9日・10日の2日間にて開催し、11月4日に寄贈式典を実施いたしました。工事前の調査の様子DIY大作戦 完了【プロジェクト開始の背景】ニッカホーム中部株式会社は、これまでにも公共性の高い施設や建物を学生やボランティアスタッフと共にDIYで改修・リフォームする「DIY大作戦」を行ってきました。今回、ご縁を頂いた対象施設におけるお悩みは、現在使用している日除けの老朽化でした。日除けのスタイルシェードを設置し利便性の向上と、エアコンの電気使用量を削減し環境への配慮をすることが目的となります。そして、DIY大作戦に参加する学生に「モノづくり」を体験して自主性を学んでもらいたいと思っております。【プロジェクトの目的】1) 保育園の暑さ対策と利便性向上をスタイルシェードは熱中症対策として有効です。夏場室内に入ってくる熱の70%は窓からといわれており、一般のカーテンが太陽の熱を45%カットすると言われていますが、スタイルシェードは83%カット、紫外線を99%カットすることができます。またスタイルシェードは簡単な操作性が特徴です。上のボックスに収納されており、少ない力で下に引き下げてフックに引掛けるだけで設置可能です。2) 学生に体験型教育をDIYの言葉の由来は“Do-it-yourself”直訳すると『自分自身でやる』であり、モノづくりを通して自主性を学んでもらう事を目的としています。【プロジェクト概要】プロジェクト名:DIY大作戦in上飯田保育園工事実施期間 :2022年7月9日~2022年7月10日寄贈式典 :2022年11月4日 13時~14時寄贈式典(園長先生とニッカホーム中部社長)■会社概要商号 : ニッカホーム中部株式会社代表者 : 代表取締役 成田 友輝所在地 : 〒458-0033 愛知県名古屋市緑区相原郷一丁目2609番地設立 : 2016年10月事業内容: 住宅リフォーム資本金 : 8,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月23日長男が1歳9カ月ごろの話です。私は39度の高熱が出て動けない状態に。夫は出張中、実両親も旅行中で頼れず、保育園への子どもの送迎を義母にお願いしました。しかし、グズる子どもを見て「連れて行けない」と拒否。そして義母から信じられない言葉を言われ、悲しくなった出来事をお伝えします。高熱で育児ができない!長男が通っていた保育園は保護者が病気のときも預かり可になっていたのですが、私は高熱でもうろうとしていたので送迎が難しい状態でした。出張中の夫に相談したところ、義母を呼べばいいと言われ、夫から義母に電話してもらうことに。そして、快く引き受けてくれるとのことだったので甘えることにしました。義父の運転で40分ほどかけて駆けつけてくれて、本当にありがたい思いでした。 グズって行きたがらない長男義父母がくる前に、なんとか保育園の準備は完了しました。あとは保育園に連れて行くだけだったのですが、長男が激しく嫌がり私のそばから離れません。保育園に行く前に泣くことはよくありましたが、行けばケロッと遊んでくれることはわかっていました。そのため、「泣いてもいいので連れて行ってくれませんか?」と義母に伝えると、「泣いている子を保育園に連れて行くなんて嫌よ!」と断られてしまったのです。仕方なく保育園に連れて行くのは諦めて、家で面倒を見ることに。義父母は「熱がひどいなら長男と一緒に家にくる?」と言ってくれましたが、私はもともと車酔いしやすく、熱もあり、とても車に乗れる状態ではなかったので断りました。 帰り際の義母からショックなひと言私が断ったことに腹が立ったのか、義母は「次から自分の親を呼びなさいよね!」と言い残し、帰ってしまったのです。その後、私が長男の相手をしようとしましたが、熱でもうろうとしてどうしても無理でした。結局フラフラしながら保育園に行き、事情を話し長男を預けることに。その後、お迎えの時間まで寝ることができました。どうやら義母はもとから保育園に連れて行くつもりはなく、私も子どもも義実家に連れて行く気だったようです。私→夫→義母との伝言がうまく伝わっておらず、夫は義母が義実家に連れていくつもりと知っていましたが、私がラクができればどちらでも良いと思ったようです。うまく伝えてくれなかった夫にもイライラしてしまい、その後大喧嘩をしてしまいました。 後日、義母からこの件について謝罪を受けました。私も熱でイライラしてしまい、義母が保育園に連れて行かないとなったあと、態度が悪かったことを謝りました。また、義母に苦手意識があり直接連絡をせず、夫に伝言を頼んだことも反省。今は義母に頼みがあるときは夫から伝えてもらうのではなく、自分からお願いするようにしています。 著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年11月21日新しい保育園へ移ったはちみつこさんは、意地悪な同僚や園長先生、理不尽な仕事の分担、不審な給料明細など様々な問題に悩まされます。さらに、早番の6:30に勤務を開始しても、皆んなが帰る夜の19〜20時くらいまで帰れない黒井奈保育園。なぜか、はちみつこさんと谷先生は早番ばかりで、2人の勤務時間はとんでもないことになっていました。ある日、出勤日なのに谷先生が保育園に来ず、話を聞きに家まで行くと……。はちみつこさんと話して落ち着いた谷先生は「大変だけど、1年は頑張って続ける」と思い直してくれました。良かったと思う反面、本当に辞めたいのは自分だと気づいた、はちみつこさん。この時は、まだ5月。「入ったばかりで辞められない」と、必死に自分を奮い立たせていましたが、今は子どもと一緒に泣きたくなっている情けない自分に、胸を張って「保育士です!」と言えるのか、不安でいっぱいに……。 月曜日に異変が 谷先生は話した翌日から出勤し、落ち着いた一方で、はちみつこさんは体調に異変が。 1つは、睡眠不足による体の不調。もう一1つは、腰痛の悪化。 痛み止めに頼りながら何とか過ごしていたのですが、ある日、痛み止めを更衣室に取りに行くと……。 「あれ、ロッカーが空いてる。まさか……、お金がない」 財布からお金が盗られていました。 まさかの事態が発生です。この時、はちみつこさんは交通費も全額支給されずに赤字で、お給料も求人票で見ていたよりも安く、100円でも惜しい状態でした。次から次へと起こるハプニングに、心が折れてしまいそうです。早く解決してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2022年11月15日ママ友の付き合いに参加できなかったことで親子ともに仲間外れにされた保育園時代。娘のはるちゃんが小学校に入学したのを機にママ友をつくるために一念発起し、ついに迎えた保護者会の日のお話。好感度の高いファッションや親しみやすいキャラ設定などを研究して迎えた保護者会の当日。保育園時代に悲しい思いをさせた娘のはるちゃんのためにも、ママ友づくりという名の戦いに挑むものの……!? 負けるわけにはいかない! 鼻息荒く乗り込んだ保護者会でしたが、同じ幼稚園や習い事、地元出身の顔見知りのママたちのグループがすでにでき上っていました。ここで、小学校に入学する前からママ友づくりという名のレースが始まっていたことを知ったおからさん。「でも、こんなところで負けるわけにはいかない!」と、勇気を出して何人かのママに声をかけるものの……。 見事に撃沈したおからさん。理想とする「やさしくて穏やかなママ」を横目に、壁に飾ってある絵を見ながら寂しさを噛みしめるほかありませんでした。 知り合いがいない環境で、みなさんならどんなふうに声をかけられたらうれしいですか? 作画/モリコヨリ ---------------------------------「ママ友と付き合わなかったらウチの娘がハブられた 」のマンガは、下記にて掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪>>Comic Walker「ママ友と付き合わなかったらウチの娘がハブられた 」--------------------------------- 著者:ライター おから小学生の娘がおり、ほぼワンオペで子育て、家事、仕事をこなしている。マイペースで小心者、人付き合いが苦手。日々の鬱憤や寂しさをSNSで解消しながら、娘のためにママ友を作ろうと奮闘の日々を送っている。「ママ友と付き合わなかったらウチの娘がハブられた」(KADOKAWA)の原作を担当。
2022年11月14日私には3人の子どもがいます。下の2人は1歳から保育園に通い始めましたが、1番上の長男は保育園に入る3歳までの時期を自宅で過ごしました。保育園に入園する前に経験したことが、園生活を送るうえでの基盤になったと思っています。長男と一緒に過ごした未就園の時期に、私が実践してよかった3つのことをお話しします。市の支援センターでお友だちと触れ合う長男が生後4カ月のころから、市の子育て支援センターへ遊びに行くようになりました。同じ年齢の子どもが集う広場がときどき開催されていたので、母子ともにお友だちを増やす目的で通い始めたのです。広場が開催されていない日も子育て支援センターに通うようになり、次第に顔見知りのお友だちも増えていきました。 そして長男はお友だちと触れ合うことで、おもちゃの順番を待つ、譲るなど思いやりの心が育まれたと思っています。おかげで保育園に入ってからもすんなりお友だちと遊ぶことができました。 いろいろな場所に連れて行く長男が未就園のころは、とにかくいろいろな場所に遊びに行きました。わが家は夫が平日休みのため、就園後はあまりお出かけできなくなると思ったからです。大きい公園や動物園など自然に触れられる場所や、市のイベントなどにも参加しました。 私にとってはリフレッシュになり、長男にとっても良い刺激になったようです。お出かけ先では動物や植物など絵本で見たものに直接触れることができ、語彙力も増えました。現在9歳になった長男は、好奇心旺盛で感受性豊かな性格に育っています。 たくさんお散歩をする長男は体力があり、夜もなかなか寝つけないタイプだったので、毎日お散歩をしていました。朝と夕方の2回お散歩をすることもあり、1歳半ごろからはベビーカーにはあまり乗せずに自分で歩かせるようにしていました。 長男の体を動かすことが目的でしたが、自分の足で歩くことにより地面の石や落ち葉などにも興味を持つようになったと思います。そして何より長男の足どりがしっかりしてきて、保育園へ通うようになってからも自分の足で歩いて通園することができました。おかげで小学校に入ってからもへこたれることなく、毎日坂道を歩いて通学できています。 私が長男の未就園時期に実践した3つのことは、園生活を送るうえでの基盤になってくれたと思います。思いやりの心を学び好奇心が高まり、語彙力や体力がつき精神的にも肉体的にも成長できました。現在保育園に通う2歳の弟がいますが、平日は直接触れ合える時間が少ない分、休日にたくさんの経験をさせてあげたいなと思っています。 著者:河津明香/女性・ライター。2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年11月14日新しい保育園へ移ったはちみつこさんは、意地悪な同僚や交通費の赤字、理不尽な仕事の分担、園長先生からの嫌味、不審な給料明細など様々な問題に悩まされます。さらに、早番の6:30に勤務を開始しても、皆んなが帰る夜の19〜20時くらいまで帰れない黒井奈保育園。そんな時に、保育科時代からの友達から連絡があり、張り詰めていた緊張の糸が切れてしまい……。限界が来ていたのははちみつこさんだけではありませんでした。ある月曜日、出勤日なのに谷先生が保育園に来ません。谷先生の家は保育園から近いため、森先生が家に行こうと思って電話をかけたのですが「はち先生と話したい」と言うばかりで……。 もう無理かもしれない 谷先生の家に話を聞きに行くと、謝罪と共に「初めて無理かもしれないって思ってしまって……。やっぱり、黒井奈保育園って変なんですか?」と聞かれたはちみつこさん。 以前、働いていた保育園の休憩の様子を話しました。 思い返すと、前の保育園の休憩中も働いてはいましたが、1時間を自分で好きなように過ごせるだけで「休憩したー!」という感覚はありました。 黒井奈保育園はトイレ以外部屋から出られず、トイレ掃除をしたり、起きてしまった子どもたちを寝かしつけたり。 「はち先生、私……」 はちみつこさんの嫌な予感は当たってしまうのでしょうか。子どもたちの為に働いている保育士さんの労働環境が改善されると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2022年11月13日現在は小学生になった長男。共働きで実家も遠方のわが家は、長男を生後9カ月から保育園に預けました。第一子で離れるのが不安だったけれど、意を決して預けた保育園。自分の子を預けてまで働く必要があるのか?と自問自答しながら通わせた保育園は、私の想像以上にトラブルが続きました。1歳では無理だろうと泣く泣く0歳で入園第一子の育児は私にとって未知のことばかりで大変でしたが、最愛のわが子と幸せな毎日を過ごしていました。しかし、そんな毎日はあっという間に過ぎていき、職場復帰を考える時期がやってきます。 当時は待機児童が問題になっていたころで保育園入園はとても厳しく、役所に入園の相談に行った私は、入園担当の方に「この地域では1歳児での入園はまず無理。0歳児クラスの4月入園しか選択肢がない」と言われ、生後9カ月で入園しないといけない事実を突きつけられてしまったのです。 入園後は、発熱とケガの連発入園後は、慣れるまでは熱が出て欠席や早退になる子が多い、とうわさではよく聞いていましたが、長男もそうでした。職場復帰をした私の携帯には、連日保育園からの呼び出しコールが。 時には会社に辿り着く前に電話が鳴り、引き返すこともありました。そして、長男も保育園での生活に慣れたのか熱が出なくなったころ、今度はケガをしたという保育園からの連絡が頻繁にくるようになるのです。 あまりに多いケガに、退園&退職を検討「わが子を預けてまで働くべきなのか……」と悩んでいた私には、連日ケガをしてくる長男の姿はつら過ぎました。軽いケガは日常的で、病院に連れて行かれるほどのケガも。つかまり立ちやよちよち歩きのころ転んで目の上をぶつけた青あざは、治るのに1カ月近くかかりました。 噛み癖のある他児とのトラブルで週に3~4回噛まれてきたときには、心配すぎてもう私も夫も穏やかな気持ちではいられなくなり、「どうしてこんなにケガをするのか」と保育園にクレームを入れることに……。 保育園へクレームを入れ、面談することに私は保育園での安全対策はどうなっているのか、とお迎えのときにクレームを入れました。「こんなにケガをするのはうちの子だけ? みんなこうなのですか? 安心して預けられません」。すると、クレームから数日後、園長と主任、担任との面談に呼ばれ、丁重な説明と謝罪がありました。 主任から説明された内容は、「園でこれまでのケガの記録を調べたところ、早番と遅番の引き継ぎなどで手薄になった時間帯に、ケガや他児から噛みつかれることが多い。人員を増やすなどの工夫で今後の再発防止を心がける」ということ。それ以降、保育園は説明通りの改善をしてくれたようで、長男のケガの連絡は減っていきました。 今後の保育園生活が気まずくなると困ると思い、保育園に意見を言うのは気が引けましたが、結果的にはきちんとこちらの意見を言い説明をもらったことで、わだかまりは解消されました。その後、保育園との信頼関係も構築でき、長男は卒園までお世話になり、次男は現在も在籍しています。 監修/助産師REIKO著者:黒河レイ6歳4歳0歳の3兄弟の母。夫婦ともにフルタイムの会社員の仕事の他、育児や生活情報、映画に関する記事などの執筆活動も。現在は産後の体型を戻すことがもっぱらの課題。
2022年11月13日保育園時代、朝起きると家の中に誰もいない……ということが度々あった魚田コットンさん。そのうち帰ってきてくれるよね? そう信じてひとりでずっとテレビを見て過ごしていたのですが……目覚めたら誰もいない、ある日。その日は何を思ったか、魚田コットンさんは近所に住むお友だちの家に突撃してしまい……!? 放置子に対する周りの大人の反応は… 登園前に近所の子が突然やってきて驚く友だちのお母さん。「えぇっ! 家に誰もいない!? ほんとに誰もいないの?」「うん」「お母さんに何も言われてない? 困ったね……じゃぁ……一緒に保育園へ連れてってあげるよ!」友だちのお母さんのおかげで、この日は事なきを得ました。 友だちの家へ行ったのはこの1度だけ。しかし、「やっぱりうちはちょっとオカシかったのかもしれない」と回顧する魚田コットンさん。 近所の人がどう思っていたのかはわからないものの、妙にやさしくしてくれた大人と、冷たくする大人に二極化していたそう……。 そんな魚田コットンさんの、大好きだったお父さんがいたときの記憶……。魚田コットンさんが6歳になるころには、お父さんは家にほとんど帰ってこなくなっていました。 魚田コットンさんはお父さんともっと一緒に居たくて、タバコを取り上げて意地悪したことがありました。 「仕事に遅刻しちゃうから返して」困ったように笑うお父さん。嫌われるのが怖くて、結局すぐに返しました。 「またすぐ帰ってくるからね」 どうせまたしばらく帰ってこないくせに。心のなかでそう思いながらも、「うん、行ってらっしゃい」そう返事をしてお父さんを送り出す魚田コットンさんなのでした。 周りの大人は魚田コットンさんが放置子、あるいは家庭に問題のある子どもだと認識して、助けようとしてやさしくする人、関わりたくなくてあえて冷たくする人に二極化していたのかもしれません。さらに、お父さんは仕事が忙しいのではなく、お母さんとの不仲が原因であまり帰ってこない様子。子どもの精神衛生上あまり良くないですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 魚田コットン
2022年11月12日保育園の歯科検診で、指しゃぶりによる歯並びの悪さを指摘された1歳の娘。私は指しゃぶりをなんとかやめさせようと焦りました。しかし指しゃぶりが精神安定剤になっている娘に、急にやめさせるのはかわいそうだという思いも。そこで歯医者さんに相談してみると、私では考えつかなかったナイスな方法を提案してくれたのです。指しゃぶりで気持ちを落ち着けている娘娘は、生後半年ごろから指しゃぶりをするようになりました。落ち着きたいときや眠いときには指が恋しくなるようで、指しゃぶりが娘の精神安定剤のような役割を果たしていました。 歯並びへの影響が心配で、やめさせたほうがいいかなという考えがよぎったこともあったのですが、当時読んだ育児本には「その子が見つけた心を落ち着ける手段なのだから、指しゃぶり=悪ではない」との記載が。 これを読んでからは私も、「指しゃぶりをすれば自分で入眠してくれるし、泣き止んでくれるしありがたいな」と指しゃぶりをポジティブにとらえていました。 指しゃぶり卒業にチャレンジするも…指しゃぶりが大好きなまま、娘は1歳から保育園に通い始めました。そんな中、入園後すぐの歯科検診で、指しゃぶりによって前歯が出てきていることを指摘されたのです。「これはまずい、早速娘に指しゃぶりをやめさせなければ!」思った私。 娘が指を吸っていたら「お指ポイよ」と声をかけたり、手遊びなどで気をそらしたりしました。しかし、娘が指を離すのはほんの一瞬で、なかなかうまくいかないことに、ついイライラしてしまう私。 一方で、慣れない保育園生活を頑張っている娘に、指しゃぶりのことで家でもさらに負担をかけるのはどうだろうかという迷いもありました。そこで私は思い切って歯医者さんに相談に行くことにしたのです。 ※赤ちゃんの指しゃぶりは自然な行為なので無理にやめさせる必要はありません。2〜3歳くらいを目安にやめられるよう、お子さんのペースにあわせて徐々に頻度を減らしていくと良いでしょう。 指しゃぶりを「減らす」という選択肢早速、歯医者さんに行ってみると、先生は「指しゃぶりをやめるのは難しいから、少しずつ吸う時間を減らしていきましょう」と提案してくださいました。やめるか続けるかしかないと思い込んでいた私にとって、「減らす」という選択肢は目からウロコ! 先生いわく、入眠時の指しゃぶりはそのままに、寝付いたあとはすぐ指を外してあげるだけで、長期的にみると歯にかかる負荷はだいぶ少なくなるとのこと。これなら娘にも負担なくできそうです。この日からは保育園の先生とも方針を共有し、無理のない範囲で声かけと並行しながら、娘が寝付いたあとに指を吸う時間を減らすようにしていきました。 歯への負担を減らすために指しゃぶりを「減らす」という方法は、指しゃぶりが精神安定剤となっている娘にも、やめられないとイライラしがちな私にも無理がなくぴったりでした。2歳を過ぎた今も娘の指しゃぶりは続いていますが、声かけの成果か、以前と比べるとだいぶ少なくなってきています。今後も少しずつ指しゃぶりの時間を減らして、いずれ卒業を迎えられたらいいなと、今はゆったり考えています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2022年11月12日私の愛すべき家族
育児に遅れと混乱が生じてる !!
こどもと見つけた小さな発見日誌