娘・まるちゃんと、息子・たまくんの年子を育てている丸田さん。まるちゃんが4歳のころ、大きな病院で検査を受け、下腹部の片方だけ『そけいヘルニア』になっていることが判明。日帰りの手術でそけいヘルニアの整復術(腸がもとの位置から出てこないようにする手術)を受けることに。手術当日、手術の順番が最後になった丸田さん親子は病室で3時間以上待機。ようやくまるちゃんの手術の順番になり、手術室へ向かいましたが、そこからは保護者は入れません。丸田さんは病院で使う携帯を渡されて、「終わったら連絡します」と言われました。「お母さん待ってるからね、大丈夫よ」と声をかけ、丸田さんはまるちゃんの姿が見えなくなるまで見送りました。まるちゃんが手術している間に残っている事務手続きをして、急いで昼食を済ませると、あっという間に手術終了の連絡が来ました。医師から無事に手術が終わったと告げられ、ホッとした丸田さん。まるちゃんはまだ麻酔が効いているため、無理に起こさず、そばにいて経過を観察し、何かあったらすぐにナースコールするよう説明を受けました。そして手術を受けたまるちゃんが、ストレッチャーで運ばれて戻ってきたのですが……!? 「怖かったよね」目を覚さない娘の手を握り… ストレッチャーで運ばれてきたまるちゃんは小さく丸まって、まるで何かに怯えるようにすすり泣いていました。 子どもが“伝える手段”として泣くときとは違う、とても静かに涙を流していました。ただ、このときのまるちゃんははっきり意識があるわけではなく、半分は眠っているような状態。術後にしっかり目が覚めるには、早い子でも30分かかると言われていて、まるちゃんの場合は、1時間半経っても目を覚ましませんでした。 途中、悪夢にうなされるかのように、大きな声で泣いたり、叫ぶように「お母さん」と言うものの、丸田さんが声をかけても反応はなし。至近距離にいても目が合いませんでした。そんなまるちゃんを見て、丸田さんは終始「何かあったらどうしよう」と不安で、まるちゃんの手を握りながらずっと「痛くなかったかな」「つらくなかったかな」と同じことを考えていました。 2時間が経ったころ、まるちゃんがようやく目を覚ましました。術後の体のチェックを受けた結果、浮腫んで目が腫れぼったくなっている程度で特に問題はなく、ごはんを食べて、トイレができたら帰宅できると告げられました。 まるちゃんは丸田さんが用意した、幼稚園に持って行っているお弁当と同じものを時間をかけて完食。それを見た丸田さんはようやく肩の荷がおり、少しだけ涙を流したのでした。 術後、寝ている子どもが突然大きな声で泣いたり、「お母さん」と叫ばれて声をかけてもまったく反応がなかったら……最悪の事態を考えて不安になりますよね。また、麻酔から覚めたあとは、目が回ったような感覚もあるそうです。まるちゃんは目が腫れていただけで体に異常はなく、食欲もあり、あとはトイレができれば無事に退院できるそう。早く元気になって心から安心できる日がくるといいですね。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター 丸田マノ
2023年07月27日長男が1歳になる前に、おしっこをするところをふと見ると、長男の下半身が風船のように膨らんでいることに気がつきました。そして長男もおしっこが出るとき、痛そうにすることがありました。異性の体についてまったく知識がなかった私は、夫に相談してみることに。すると、「病院に行ったほうがいい」と言われ、小児科を受診することになったのですが……。 男の子はむいてあげるべきだった?小児科に連れて行き「おしっこがでるときに性器が風船のように膨らむんです」と先生に訴えると、先生は長男をベッドに寝かせ、性器が見えるくらいまでおむつをずらしました。先生は長男の性器の皮の部分を持ち、ずりおろそうとしましたが、当時はまったくむけていなかった長男。「う〜ん、爪楊枝の先くらいしかむけてないから、おしっこが出にくいんだね」と言われました。先生からは特に病名は伝えられませんでしたが、1日2回、「リンデロン」という薬を性器に塗るように、そしておむつ替えのたびに“むきむき体操”をするように言われました。むきむき体操とは、男の赤ちゃんの性器の皮を根元側に軽く引っ張ってむき、性器を清潔に保つ体操のことです。先生のお話では、子どもの皮膚は大人に比べて柔らかいから、性器をむいてあげるのは早いほうが良いということでした。男の子の性器は、母親がむいてあげたほうが良いと聞いたことがありましたが、自然に任せるほうが良いのではと考え、長男の性器トラブルになかなか気づいてあげられなかったことを反省しました。 長男とむきむき体操最初はほとんどむけていない長男の性器。ほんの少しずりおろすのも不可能な状態でした。むきむき体操をし、薬を塗ると、1日〜2日で長男の性器は少しだけむけるように。その後も続けていくと、毎日少しずつむけていくようになりました。正直、むきむきするのは痛そうなので、ちゅうちょしてしまう気持ちもありました。しかし、わが子の場合はむけていないことが性器トラブルの原因になってしまったため、母親である私が頑張ってやらないと、大人になって苦しむのは長男だ!と自分に言い聞かせ、毎日頑張ったのです。 むきむき体操を続けた結果すると、1週間後には尿道がしっかりと見えるくらいにむけてきました。そのまま続けていくと、2カ月後くらいにはだいぶむけるようになりました。しかし、慣れてきたころに油断をし、むきむき体操をさぼってしまったり、薬を塗らない日々が続くと、またむけにくくなってしまう長男の性器。薬とむきむき体操をなんとか続けた結果、半年後には完全にむけるようになりました。初めて完全にむけた性器には、たっぷりと汚れが付着していました。むけないと、こんなにも汚れがたまっているものなのかと衝撃を受けました。 薬とむきむき体操のおかげで、現在3歳になる長男の性器は完全にむけた状態です。男児の性器をむく・むかないというのは、専門家によっても意見が割れるそうです。今の時期にむけていることが必要というわけではないと思いますが、わが家の長男の場合、排尿時の問題もあったのでむけてよかったと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:平田ひかり6歳と3歳と1歳の子どもを持つ母。地元を離れての子育てに奮闘中。教員免許を取得しており、子どもとの関わり方や教育に関心がある。主に子育て体験談を執筆中。
2023年07月27日生後10日で高熱を出した赤ちゃん。病院へ連れて行く際に付き添ってくれた義母が、そこで信じられない一言を放ったという体験談です。 生後10日ほどで高熱を出してしまった息子。念のため総合病院で検査をすることになり、近くに住んでいる義母が付き添ってくれました。付き添ってくれたのはうれしかったのですが、そこで耳を疑う一言を聞いたのです⋯⋯。 生後10日で高熱!第三子となる息子が生まれ、無事退院したのも束の間。39度近い高熱が出て、口内炎のようなものがたくさんできてしまい、哺乳もままならない状態に。かかりつけの小児科に行ったものの、まだ生まれて10日ほどしか経っていなかったため、念のため総合病院で検査してもらうよう言われました。3人目の子どもとはいえ、生後10日で高熱を出すことは初めてだったので、さすがに不安になりました。 義母が付き添ってくれることに……そのことを義母に話すと、心配だからと付き添ってくれることに。不安も募っていたため、付き添ってくれるのはとてもありがたいし、心強く感じました。 そして総合病院の小児科で検査するべく待合室に座って待っていると、診察の順番が来たことを知らせる画面に息子の名前が表示されました。そのとき、義母が信じられない一言を放ったのです。 それ、今言う必要ある!?画面に表示された息子の名前を見て義母が言い放ったのは、 「やっぱり、なんか格好悪い名前よね〜」 ⋯⋯一瞬、何を言っているのか理解できないほど衝撃的な一言でした。 診察を受けながら少しずつ怒りが込み上げてきて、「そう思っていたとしても、今この状況で言う必要ある!? 」 と、心のなかでイライラが募りました。 検査は無事終わりましたがその日に結果に出ず、なんだかモヤモヤした1日でした。 その後、検査結果をひとりで聞きに行き、異常は特になく、息子の体調もよくなりました。 病院での一件以来も、義母はまったく悪びれた様子もなく接してきますし、孫のこともかわいがってくれています。義母の好みの名前ではないという本音が、とっさにポロっと出てしまったのでしょう。名付けたばかりでその名前を否定されるのは正直悲しいものがありましたが、状況的に私も少し気にしすぎてしまった部分があったと思います。今後はあまり細かい発言は気にせず、義母とは良い関係を保ちたいと思います。 イラストレーター/まっふ著者:松本寛子結婚を機に地方へ引っ越し出産。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年07月27日寒いねさんの生後3週間の息子が肥厚性幽門狭窄症(ひこうせいゆうもんきょうさくしょう)になって手術したときのお話です。寒いねさんは、ある日、息子の吐き戻しが茶色いことに気付きました。そしてにおいを嗅ぐと鉄の臭いがしたのです。これが、異変に気付くきかっけでした……。姉妹で同日出産した寒いねさん。妹と育児を楽しめると思っていましたが、吐き戻しが多いなつくんのお世話に追われ、余裕のない日々を過ごしていました。ある日、なつくんの吐き戻しが茶色くなっていることに気が付きました。そして大量に吐き出したため、救急を受診することになって――!? 小さな体に起きていた異変とは…? ※胃はとても賢い臓器です。食べた食事を消化してから十二指腸に送ります。幽門(ゆうもん)は消化されていないものを胃から十二指腸に流れないようにしてくれています。幽門の働きが強すぎると肥厚性幽門狭窄症になると言われています。 寒いねさんは病院へ向かう間、泣きながら「大丈夫」となつくんに言い聞かせていました。病院へ到着後、血液検査、エコー検査、レントゲン撮影をおこなったなつくん。栄養と水分補給のために点滴をするため入院となりました。 検査の結果、胃の内容物がほとんど腸に行っておらず、そのせいで胃に溜まったミルクを吐き戻してしまっていることがわかりました。 考えられる原因を医師から説明された寒いねさん。「肥厚性幽門狭窄症(ひこうせいゆうもんきょうさくしょう)」である場合は、胃と腸をつないでいる筋肉が厚くなってしまい、通りが悪くなるため、切開して道を広げる手術が必要とのこと。寒いねさんは「手術」の言葉に驚きます。 救急で処置を終えたなつくんは手に点滴をされ、いろいろな管につながれて痛々しい姿になっていました。そして翌日、寒いねさんは医師からなつくんの病気について聞かされます。なつくんは、やはり「肥厚性幽門狭窄症」とのこと。 ミルクが飲めるよう、早めの手術が好ましいという話でした。寒いねさんはその場で手術をお願いしました。そして、なつくんの大学病院への転院が決まりました。 まだ生まれたばかりの小さな体に手術と聞くと、つらい気持ちになってしまいますよね。けれども大量に吐き出したり、なにも口にできなかったりする状態はとても心配ですし、原因がわかってほっとした部分もあるのではないでしょうか。寒いねさんのお母さんの判断のもと、急きょ受診してよかったですね。いつもと違うと思うことがあれば、病院に相談することが大切ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター 寒いね
2023年07月26日娘・まるちゃんと、息子・たまくんの年子を育てている丸田さん。まるちゃんが4歳のころ、大きな病院で検査を受け、下腹部の片方だけ『そけいヘルニア』になっていることが判明。日帰りの手術でそけいヘルニアを除去することになり、丸田さんは、まるちゃんに病院へ通っている理由と手術のことについて話しました。それ日以降、手術のことや病院のことを質問して、小さいなりに心の準備をするまるちゃん。そしてついに手術当日を迎えました。丸田さん親子が通されたのは、4人部屋。まるちゃんの手術は最後になると告げられました。丸田さん自身、手術が最後になった理由はわかっていました。本来ならば絶飲食が始まっている時間に少しの水を飲ませてしまったのです。そうして待機していた時間は3時間以上。その間は持ってきた塗り絵やシールブックが活躍! そしてついに、まるちゃんの手術の順番がやってきて……!? 最後だった娘の順番が回ってきてついに… 名前が呼ばれたまるちゃんは、看護師さんによってかわいいベビーストレッチャーに乗せられました。かわいい毛布が敷かれていて、喜ぶまるちゃんの姿に、これから楽しいところに行くようで、丸田さんは胸が痛みました。 手術室に保護者は入れません。そのため、病院で使う携帯を渡され「終わったら連絡します」と言われた丸田さん。 「お母さん待ってるからね、大丈夫よ」 まるちゃんは最後までよくわからなかったようで、丸田さんが見送っていると、楽しそうに話しかけてくるまるちゃん。丸田さんと別れた後も、まるちゃんは病院のスタッフさんにもずっと話しかけていました。そんなまるちゃんの姿が見えなくなるまで、丸田さんはずっと見守りました。 まるちゃんを見送った丸田さんは、残っている事務手続きを済ませ、急いで昼食を済ませました。そしてあっという間に手術終了の連絡が来たのです。緊張して向かうと、医師から無事に手術が終った報告を受け、ホッとする丸田さん。 まるちゃんはまだ麻酔が効いているので、半分眠っているような状態。無理に起こしたりせず、そばにいて経過を観察すること、何かあったらすぐにナースコールするよう告げられました。説明のあと、まるちゃんはすぐにストレッチャーで運ばれて戻ってきました。しかし、その姿に丸田さんは思わず息を飲んでしまうのでした。 まだ4歳なら、自分がどんなところに連れて行かれるのか、どんなことをされるのか、理解できないのも無理はありません。でも、かわいいベビーストレッチャーや壁紙が用意されていたり、看護師さんたちのやさしい気遣いだったり、子どもに恐怖を与えないフォローが徹底されているとママとしても安心できるのではないでしょうか。何より、手術が無事に成功してよかったですね。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター 丸田マノ
2023年07月26日シングルマザーとして、4歳の娘と2歳の息子を育てています。私には、相談できる家族が近くに住んでいます。さらに、みんな仕事や子育てをしているので、相当な理由がない限り子どもたちを預けることはありません。そんな状況の中「ひとりで子育てをすることがこんなにもつらいのか」と感じた出来事がありました……。 家族全員が胃腸炎に…!シングルマザーになってから、大黒柱である私が体調を崩したらいけないと思い、体調管理には気をつけていたつもりでした。しかし、保育園で流行っていた胃腸炎が家族全員に移ってしまったのです。 私は、袋を抱えながらトイレに行ったり来たり。その合間に、いつ嘔吐・下痢をするのかわからない状態の子どもの世話をしていました。ふらふらになりながらも、症状のひどい2日間をなんとか過ごすことができました。 自分の体と子どもたちの看病がつらいだけでなく、その間の仕事・家事はどんどん溜まっていきます。仕事の場合は、他の人にお願いをしたり担当を外してもらうこともできました。 でも家事に関しては代わりがいません。当時は経済的な理由で家事代行を頼むわけにもいかず、溜まった家事を自分ひとりでこなさなければいけませんでした。 経済的な余裕ができたときには、今後同じような状況が発生した場合、自分のためにも子どもたちのためにも行政のサポートやベビーシッターさんに頼ることも視野に入れたいとこのとき思いました。そして、今後も大変な場面はあると思いますが、気持ちの面では、「いつか終わる」と自分に言い聞かせて、なるべく前向きな気持ちで乗り切りたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち監修/助産師 松田玲子著者:本田りか天真らんまんな4歳の娘と、やんちゃで甘えん坊な2歳の息子を育てているコスメ大好きママ。営業事務の仕事をしながらライターとしても活動中。
2023年07月25日2人目の子である息子が小学校1年生のときに起こった出来事です。学校から連絡が来たときにはとても驚き焦り、さらには救急車まで……。そんなわが家の息子に起きたヒヤッとした事件のお話です。 学校からの電話に慌てる現在小学校2年生の息子が1年生のころ、授業中である時間に突然担任の先生から私の携帯電話に電話がかかって来ました。「息子さんが休み時間中に教室で転んで机に頭をぶつけてしまい、出血しています。救急車で病院へ行くので、お母さん同乗できますか?」とのこと。 突然のことで私はパニックになりつつも、下の子を連れて学校まで走りました。普段だったら徒歩10分の距離ですが、その道中、頭の中では「脳に損傷はないだろうか、「傷は残りはしないだろうか」といろいろなことを考えていました。 救急車に乗って病院へ学校へ到着すると、息子はすでに救急車内で座っていました。出血は止まっていたものの泣きはらした涙の跡に血が張り付き、とても痛々しい……。どうやら教室内で友だちと遊んでいた際に滑って転倒し、その転んだ先に机の角があり、ぶつけて出血してしまったらしいと先生から説明を受けました。傷自体は小さいものでしたが、頭をぶつけていたので念のため救急車で病院へ……。 私は処置中は部屋の外で待っていたのですが、息子は処置室の外まで聞こえるくらい泣きながら、5針縫うという痛い処置を頑張ったようです。幸い傷口は生え際のあたりの傷痕が目立ちにくい場所でしたが、しばらくは消毒などの処置をしてもらうために皮膚科へ通う日々を過ごしました。 最初学校から連絡が来たときは生きた心地がしませんでしたが、息子の顔を見て、私が慌てていたら息子が不安になってしまうと感じ、冷静になることができました。たまたま家にいてよかったです。息子はその後毎日元気に学校へ行っていますが、いつ何が起こるかはわからないので、普段から私自身の行動も考えなくてはいけないな、と思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ふくふく監修/助産師 松田玲子著者:高山ななみ
2023年07月25日娘・まるちゃんと、息子・たまくんの年子を育てている丸田さん。まるちゃんが4歳のころ、大きな病院で検査を受け、下腹部の片方だけ『そけいヘルニア』になっていることが判明。日帰りの手術でそけいヘルニアの整復術(腸がもとの位置から出てこないようにする手術)を受けることになり、”まるちゃんは元気になる”と信じ、落ち込んでいた丸田さんも気持ちを前向きにしました。そしてついに丸田さんは、まるちゃんに病院へ通っている理由と手術のことについて話すことにしました。「最近病院に通ってる理由は、まるちゃんのおなかの“ぽっこり”を治すためなんだ」それを説明して以降、まるちゃんは手術のことや病院のことを質問してくるようになり、まるちゃんなりに心の準備をしていました。そしてついに手術当日を迎えたのですが……!? 予想以上に長い待機時間に活躍したのは…!? 事務手続きを済ませて丸田さん親子が通されたのは、4人部屋。まるちゃんが用意された服に着替えると、「まるちゃんの順番は、最後になります」と告げられました。 本来ならば当日の朝6時以降は絶飲食だったのにもかかわらず、その時間を少し過ぎてからまるちゃんに水を飲ませてしまいました。手術を待つ部屋に来る前の問診で、そのことを正直に伝え、直接理由は言われなかったものの手術の順番は最後になったのでした。 その後、待機していた時間は3時間以上。その間は持ってきた塗り絵やシールブックで、ひたすらまるちゃんと一緒に遊んでいると、向かいのベッドで同じ手術を予定している男の子が泣き始めました。 なだめるお母さんと、家に帰りたいと泣く子どもに、丸田さんはたくさん持ってきた折り紙などを少し分けてあげました。その親子は朝から来て昼まで待つとは想定していなかったため、待ち時間を潰すものがなかったのです。 そのうちにその男の子が呼ばれ、それから40分後。ついにまるちゃんの手術の順番がやってきたのでした。 暑い時期だと熱中症や脱水症状が心配で、飲み物を飲ませてあげたくなりますが、水分は手術中の点滴から摂取できるそう。また、麻酔を使用する手術では、水分や食事をとってしまうとおなかの動きが悪くなり、嘔吐の原因となることも。手術などで絶飲食と決まっていたら、必ず守るようにしましょう。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター 丸田マノ
2023年07月25日寒いねさんの生後3週間の息子が肥厚性幽門狭窄症(ひこうせいゆうもんきょうさくしょう)になって手術したときのお話です。寒いねさんは、ある日、息子の吐き戻しが茶色いことに気付きました。そしてにおいを嗅ぐと鉄の臭いがしたのです。これが、異変に気付くきかっけでした……。 ベテラン保育士の母さえも慌てた症状 ※ 誤)人工破水→正)人工破膜※「本陣痛」はここでは短い間隔でどんどん痛くなる陣痛のことを指していますが、医学的用語ではありません。※「内診グリグリ」というのはあくまで俗称で、正式には「卵膜剥離(らんまくはくり)」と言われます。卵膜剥離とは、卵膜を子宮口付近の子宮壁から剥がす行為で、これによって分娩誘発への効果が期待できると言われています。 里帰り出産で息子のなつくんを出産した寒いねさん。なんと、妹も同じ日に同じ産院で2人目の男の子を出産しました。里帰り中は実家で一緒に育つ姿を見られると思っていた寒いねさんでしたが、なつくんが実家で過ごせたのはたったの5日間でした。 なつくんは急きょ入院することになったからです……。 ある日、なつくんは授乳後に大量の吐き戻しをしてしまいました。母乳の出が良くなっているのかもしれないと思い、育児用ミルクをあげるのをやめてみました。すると泣く回数が増えて1日通して全然寝ません。翌日よく寝ていて、6時間も寝たことに寒いねさんはビックリ。起こして飲ませようとしましたが、すぐ寝てしまい全然飲ませられませんでした。 その日の夕方、ふと見るとなつくんが吐き戻していました。そして液体は茶色く、鉄の臭いが……。保育士である妹に相談すると、出血しているのかなと言いました。 そうこうしているとなつくんが目を覚ましたので、さっそく寒いねさんはおっぱいをあげようとしました。すると大量に茶色いものを嘔吐したのです。 寒いねさんのお母さんはベテラン保育士。吐いたものを見て、救急に電話するよう寒いねさんに言いました。電話では、「朝まで様子を見て外来を受診してください」と言われますが、また大量に茶色い液体を吐き出したなつくんを見て、お母さんが救急に電話しました。するとようやく病院へ連れていくことに。 2度目の嘔吐は寝ながらだったけれど、なつくん自身に何の反応もなく、それが寒いねさんにとっては怖くてたまらなかったそうです。お母さんがベテラン保育士さんで、心強かったでしょうね。なお、助産師さん曰く、赤ちゃんの胃の形はもともと吐きやすい構造になっているので、授乳後に吐くことはよくあるようです。けれども嘔吐がきかっけとなって見つかる病気もあるのだとか。なつくんのように心配な症状がみられたら自分で判断せず、病院に相談して指示を仰ぐのがよさそうですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター 寒いね
2023年07月24日娘・まるちゃんと、息子・たまくんの年子を育てている丸田さん。まるちゃんが4歳のころ、大きな病院で検査を受け、下腹部の片方だけ『そけいヘルニア』になっていることが判明。医師から手術の説明を受けた丸田さんは、ヘルニアが見つかった片方のみ、腸がもとの位置から出てこないようにする手術(整復術)を受ける選択をします。手術の同意書を読むと、さまざまな注意書きや手術に伴うリスクが書かれていました。落ち込みながらも、手術の合同説明会に参加して話を聞き、さらに過去に自分や家族がそけいヘルニアだったと言う方の経験談を聞き、手術を乗り越えた人は皆、元気に毎日を過ごしているのを知って、”まるちゃんもそうなる”と、自身の気持ちを前向きにしました。そして、とうとうまるちゃん本人に手術のことを打ち明けるのですが……!? 娘にも説明し、いよいよ手術当日を迎え… 丸田さんはついに娘・まるちゃんに、病院へ通っている理由と手術のことについて話しました。「最近病院に通ってる理由は、まるちゃんのおなかの“ぽっこり”を治すためなんだ」。 それを聞いたまるちゃんがこの日丸田さんへ質問してきたのは、すぐ終わるのか、 痛くないのか、という2点のみ。「うん、すぐ終わる。お医者さん上手だからきっと痛くないはずだよ」。丸田さんがそう答えると、「そうなんだ。わかったー」と言って、まるちゃんとの手術の話は終了しました。 その日以降のまるちゃんは、次はいつ病院に行くのか、お医者さんはどんな人か、終わったらご褒美はあるのかなど、さまざまな質問を丸田さんへしてくるようになりました。まるちゃんなりに不安を抱え、心の準備をしていたのかも……丸田さんはなんとなくそう感じていました。 そんなまるちゃんが手術当日に少しでも緊張しないよう、丸田さんは病院で1日を過ごすための荷造りをしました。 そして手術前日の夜。丸田さんさんは、まるちゃんの手術が日帰りではなくなった場合と万が一のことがあった場合について考えていました。術後の具合の良し悪しによっては、延泊の可能性があるため、もし泊まることになった場合は、きっと泣いてしまうけれど、たまくんはパパにお願いするしかありません。 でも……まるちゃんに何かあった場合のことは、考えても考えても……いくら考えても想像ができませんでした。そうして迎えた手術当日。丸田さんとまるちゃんの忘れられない1日が始まったのでした。 万が一のことを想定して備えるのは、もちろんどんな場面でも大切ですよね。ただ、手術中または術後の子どもに何かあったら……なんて感情が先に立ってしまい、丸田さんのように理性で物事を考えられなくなってしまうことも。まるちゃんが何事もなく手術を終えることを祈りたいですね。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター 丸田マノ
2023年07月24日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。同級生のモモちゃんの家で遊ぶことになったすみかさん。おやつにケーキが出てくるモモちゃんの家庭環境に驚きを隠せません。マイペースで周りに振り回されず、すみかさんを手助けしてくれるモモちゃんに、すみかさんは惹かれます。しかし、内心では嫌なことがひとつでも起こることを恐れていました。そんなとき、すみかさん一家の新居が完成。小学2年生になる春に転校を控えたすみかさんは、誰も自分のことを知らない新しい学校でやり直そうと決意を固めるのでした。転校初日、自己紹介のときにとても緊張していたすみかさん。さらに、話したこともない人から陰口を言われ、落ち込んでしまいます。話しかけてくれる子たちにも、「嫌われたくない」「意地悪されたくない」という気持ちが先行してしまい、話せなくなってしまいます。気が付くと、すみかさんはいつもひとりぼっちで休み時間を過ごすように。しかし、あることをきっかけに、すみかさんはルンルンで登校するようになり……!? ただひたすら時間が過ぎるのを待つだけだ 転校初日から一緒に下校することになった、隣のクラスのいーちゃん。毎日一緒に下校するうちに慣れて、すみかさんもいーちゃんとは話せるようになりました。休み時間には担任の先生が気を遣って、同級生たちにひとりぼっちのすみかさんを仲間に入れてあげるように言いますが、すみかさん自身は「邪魔してごめん……」と申し訳なく思ってしまいます。 ある日、すみかさんは先生に図書室に連れて行ってもらいます。先生に見られながら何の気なしに選んだ一冊をきっかけに、すみかさんは読書にハマります。休み時間に退屈することもなくなり、図書室に行くためにルンルンで登校するようになったのです。たまにクラスメイトにイタズラされることはありましたが、本の世界に没頭しているすみかさんはあまり気にしないのでした。 すみかさんのつまらなかった学校生活は、ある一冊の本をきっかけにガラッと変わります。何にも邪魔されない自分だけの「好き」は、生きていくうえで最大の武器になることも。みなさんは人生や生活を一変させるような「好き」と出会ったことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年07月21日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。学校が嫌いなすみかさんも、力の強いお父さんにはかないません。戦意喪失したすみかさんは、しばしばお父さんに車で学校まで送り届けられるのでした。クラスメイトから上履きを高いところに置かれたり、字を下手くそと言われたりする嫌がらせを受けましたが、相手を意気地なしだと思っていたため、相手にしていませんでした。しかし、嫌がらせはエスカレート。プールの授業の時に上から押さえつけられ、溺れそうになってしまいます。すみかさんは自分に向けられた悪意にただ戸惑うばかりでした。ある日、同級生のモモちゃんの家で遊ぶことになったすみかさん。誕生日でもないのに、おやつにケーキが出てくるモモちゃんの家庭環境に驚きを隠せません。マイペースで周りに振り回されず、すみかさんを手助けしてくれるモモちゃんに、すみかさんは惹かれます。しかし、内心では嫌なことがひとつでも起こることを恐れていました。そんなとき、すみかさん一家の新居が完成。小学2年生になる春に転校を控えたすみかさんは、誰も自分のことを知らない新しい学校でやり直そうと決意を固めるのでした。そして転校初日、すみかさんは新たな問題に直面し……!? 親切にしてくれた子にもありがとうが言えない… 新居への引っ越しとともに、転校することとなったすみかさん。転校後、お祭りで前の学校の担任の先生に出くわします。前の学校でのことを根に持っていたすみかさんは、親しげに話しかけてきた先生に対して「なんで私に会えてうれしいんだろう?私はうれしくないけど……」と思ってしまいます。さっきまで怒っていた親や先生がすぐに何もなかったように笑って話しかけてくることにも疑問を感じていましたが、「大人って忘れん坊なのかな?」と自分を納得させていました。 新居に引っ越しし、何の不安もなく過ごしていたすみかさん。しかし、転校初日の自己紹介のときに、とても緊張してしまいます。さらに、話したこともない人から陰口を言われ、落ち込んでしまうすみかさん。話しかけてくれる子たちにも、「嫌われたくない」「意地悪されたくない」という気持ちが先行してしまい、話せなくなってしまいます。気が付くと、いつもひとりぼっちで休み時間を過ごすようになっていました。 前の学校で受けた嫌がらせの経験から、新たな学校では極度に緊張してしまっているのかもしれません。話しかけてきてくれた人に対して、言葉を返せないのはもどかしいですよね。みなさんは、緊張から言葉をうまく話せなくなってしまった経験はありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年07月20日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。小学生になると、怒ると叩いたり廊下に立たせたりする担任の先生を「オニ」と呼び、怖がっていました。持ち物検査や爪の長さをチェックされたり、さらに、すみかさんが描いたお父さんの絵にも「顔全部同じ色で塗って!」「子どもみたいな絵!」と文句をつけられたりしました。何が違って何が合っているのかを教えてもらえず、癇癪を起こしてしまったすみかさん。「みんな嫌い!全部嫌い!」「何も言われない普通の子になりたい」と大泣きしてしまうのでした。学校が嫌いなすみかさんも、力の強いお父さんにはかないません。戦意喪失したすみかさんは、しばしばお父さんに車で学校まで送り届けられるのでした。泣き虫でわがままだと自覚していたすみかさん。クラスメイトから上履きを高いところに置かれたり、字を下手くそと言われたりする嫌がらせを受けましたが、相手を意気地なしだと思っていたため、相手にしていませんでした。しかし、嫌がらせはエスカレート。プールの授業の時に上から押さえつけられ、溺れそうになってしまいます。すみかさんは自分に向けられた悪意にただ戸惑うばかりでした。しかし、そんなすみかさんにも心を許せる友達ができて……? 家にいるのが絶対安全なんだよ… ある日、同級生のモモちゃんの家で遊ぶことになったすみかさん。誕生日でもないのに、おやつにケーキが出てくるモモちゃんの家庭環境に驚きを隠せません。マイペースで周りに振り回されず、すみかさんを手助けしてくれるモモちゃんに、すみかさんは惹かれます。 毎朝学校に行くのを嫌がっていたすみかさんですが、楽しいことがあった日はにこにこして帰宅していました。しかし、内心では嫌なことがひとつでも起こることを恐れていたのです。 そんなとき、すみかさん一家の新居が完成。小学2年生になる春に転校を控えたすみかさんは、誰も自分のことを知らない新しい学校でやり直そうと決意を固めるのでした。 せっかく楽しい一日だったのに、たったひとつの嫌なことがあっただけで、台無しになってしまう経験は誰しもあるのではないでしょうか。嫌なことにとらわれすぎず、楽しかったことに焦点をあてられるようになるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年07月19日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。幼稚園での退屈な時間が苦手だったすみかさん。退屈な話をする園長先生を敵と認識し、蹴ってしまうことも。当然ですが、先生から怒られてしまいます。そんなある日、幼稚園をズル休みしたすみかさんは、お母さんから「お休みしたクセに遊んで……」と小言を言われてしまいます。翌日、幼稚園の先生からも嫌味を言われ、幼稚園を休んではいけないということを知ります。小学生になると、怒ると叩いたり廊下に立たせたりする担任の先生を「オニ」と呼び、怖がっていました。持ち物検査や爪の長さをチェックされたり、さらに、すみかさんが描いたお父さんの絵にも「顔全部同じ色で塗って!」「子どもみたいな絵!」と文句をつけられたりしました。何が違って何が合っているのかを教えてもらえず、癇癪を起こしてしまったすみかさん。「みんな嫌い!全部嫌い!」「何も言われない普通の子になりたい」と大泣きしてしまうのでした。毎朝学校へ行き渋り……!? 泣き虫でわがままだから誰かに嫌われてるんだ 学校が嫌いなすみかさんは、毎朝行くのを嫌がるようになってしまいました。そんなすみかさんも、力の強いお父さんにはかないません。戦意喪失したすみかさんは、しばしばお父さんに車で学校まで送り届けられるのでした。 泣き虫でわがままだと自覚していたすみかさん。クラスメイトから上履きを高いところに置かれたり、字を下手くそと言われたりする嫌がらせを受けましたが、相手を意気地なしだと思っていたため、相手にしていませんでした。しかし、嫌がらせはエスカレート。プールの授業のときに上から押さえつけられ、溺れそうになってしまいます。すみかさんは自分に向けられた悪意に、ただ戸惑うばかりでした。 いじめられていることを親や先生に話すのは、多くの子どもにとって勇気がいることです。子どもたちが安心して大人を頼れるような環境をつくりたいものですね。もしも子どもがうまく周りの大人に言えないようならば、チャイルドラインの利用も検討してみてください。 ▼チャイルドライン18歳までの子どものための無料相談窓口です。名前や学校名を出さずに、いまの自分の思いや悩みを打ち明けられます。電話の他に、チャットでの相談も受け付けています。電話番号:0120–99-7777 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年07月18日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けた主婦のすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。卒園を迎え、園長先生から「賢くなるよ」と頭を撫でられたすみかさん。もう幼稚園に行かなくていいんだと喜んだのも束の間、すみかさんは小学校に毎日通わなくてはならない事実にショックを受けます。寝起きの悪いすみかさんとお母さんの朝の戦いは、小学生になっても続くのでした。幼稚園での退屈な時間が苦手だったすみかさん。退屈な話をする園長先生を敵と認識し、蹴ってしまうことも。そんなある日、すみかさんは幼稚園をズル休みしました。お母さんから「元気なら幼稚園行けよ」と小言を言われてしまいます。翌日、幼稚園の先生からも嫌味を言われ、幼稚園を休んではいけないということを知ります。そんなすみかさんも卒園を迎え、敵だと思っていた園長先生から「賢くなるよ」と頭を撫でられました。もう幼稚園に行かなくてよいことを知り、喜んだのも束の間、すみかさんは小学校に毎日通わなくてはならない事実にショックを受けます。寝起きの悪いすみかさんとお母さんの朝の戦いは、小学生になっても続き……!? 何も言われない普通の子になりたい! 小学校に上がったすみかさん。怒ると叩いたり、廊下に立たせたりする担任の先生を「オニ」と呼び、怖がっていました。とくに恐れていたのは忘れ物。持ち物検査と同時に爪の長さもチェックされると聞き、すみかさんは恐怖から自分の爪を噛みちぎってしまいます。しかし、先生が指摘したのは鉛筆の少なさでした。次の持ち物検査の時には鉛筆を大量に用意していったすみかさんですが、今度は「こんなにいらないでしょ」と言われてしまいます。 担任の先生は、すみかさんが描いたお父さんの絵にも「顔全部同じ色で塗って!」「子どもみたいな絵!」と文句をつけました。すみかさんは戸惑いながらも肌をカラフルな色で塗りますが、当然「へんな色」と言われてしまいます。何が違って何が合っているのかを教えてもらえず、癇癪を起こしてしまったすみかさん。掃除をせずに帰ろうとすると、同級生からは引き止められ、上級生から「うるさい」と怒られてしまいます。すみかさんは「みんな嫌い!全部嫌い!」「何も言われない普通の子になりたい」と大泣きしてしまうのでした。 一昔前は体罰を課す教師も黙認されていたようです。しかし、学校は集団生活を学ぶ場でもあり、教師が恐怖政治を敷いていいところではありません。もしもすみかさんのように、教師を異常に怖がる子どもがいたら、周りの大人たちが話を聞いてあげられるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年07月17日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けた主婦のすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。2つ年上のお姉さんといつも一緒に遊んでいましたが、イライラするとすみかさんはすぐに泣き出してしまいます。すみかさんが泣き出すと、お姉さんは何も言わずに部屋を出て行き、大人な対応を見せるのでした。そして、妹のミキカさんが生まれると、お母さんはミキカさんを優先します。頭ではわかっていても、お母さんを独り占めできないことにすみかさんはまた癇癪を起こしてしまうのでした。ある日、2階の自分の部屋でタバコを吸っているお母さんの姿を目撃したすみかさん。お母さんはすみかさんを押し出し、すみかさんの心は傷ついてしまいます。幼稚園に通うすみかさんは、思い通りにいかないことの連続で癇癪を頻発。2人組を作らなくてはいけないときでも、1人ぽつんと取り残されてしまいます。「自分から動くんだよ!」と先生にこんこんと説教をされながら、すみかさんは「またみんなと同じようにできなかった」と、子どもながらに思うのでした。そんなすみかさんは園長先生を見つけると……!? ずっとおうちにいて良いんじゃないの? 幼稚園での退屈な時間が苦手だったすみかさん。退屈な話をする園長先生を敵と認識し、蹴ってしまうことも。当然ですが、先生から怒られてしまいます。 ある日、すみかさんは幼稚園をズル休みしました。お母さんから「お休みしたクセに遊んで……」「元気なら幼稚園行けよ」と小言を言われてしまいます。翌日、幼稚園の先生からも「昨日ズル休みしたんだよねー?」と嫌味を言われ、幼稚園を休んではいけないということを知ります。 そんなすみかさんも卒園を迎え、敵だと思っていた園長先生から「賢くなるよ」と頭を撫でられました。もう幼稚園に行かなくてよいことを知り、喜んだのも束の間、すみかさんは小学校に毎日通わなくてはならない事実にショックを受けます。寝起きの悪いすみかさんとお母さんの朝の戦いは、小学生になっても続くのでした。 体調不良に限らず、誰しも休みたくなるときはあるものですよね。「休むことを悪いこととしない」という人もいると思いますが、もしわが子が「学校を休みたい」と言ってきたら、みなさんだったらどんな言葉をかけますか? 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年07月16日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けた主婦のすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。自分の思い通りにならないと、どうすれば良いかわからなくなってしまうすみかさん。同じくらいの子どもから「変な子」と言われ、恥ずかしさや苦しさを感じるのに、自分ではどうしようもできないため、すみかさんはもどかしさを感じます。そんなすみかさんを案じて、お母さんはカルシウムの豊富な魚粉などをすみかさんに与えるのでした。2つ年上のお姉さんといつも一緒に遊んでいた、幼いすみかさん。しかし、イライラするとすみかさんはすぐに泣き出してしまいます。すみかさんが泣き出すと、お姉さんは何も言わずに部屋を出て行き、大人な対応を見せるのでした。すみかさんは寝る前にお母さんに絵本を読んでもらうのを楽しみにしていました。そして目が覚めた時に隣にお母さんがいないと、ショックを受けて泣き出してしまうこともしばしば。しかし、妹のミキカさんが生まれると、お母さんはミキカさんを優先します。頭ではわかっていても、お母さんを独り占めできないことにすみかさんはまた癇癪を起こしてしまうのでした。そんなお母さんには、ある秘密があって……!? 押された…お母さんが押した… すみかさんのお母さんは、2階の自分の部屋に行くとしばらく出てきませんでした。ある日、うまく描けた絵をお母さんに見せたくなったすみかさんは、お母さんの部屋の扉を開きます。すると、そこにはタバコを吸っているお母さんの姿が。お母さんはすみかさんを押し出し、すみかさんの心は傷ついてしまいます。 幼稚園に通うすみかさんは、思い通りにいかないことの連続で癇癪を頻発。2人組を作らなくてはいけないときでも、1人ぽつんと取り残されてしまいます。「自分から動くんだよ!」と先生にこんこんと説教をされながら、すみかさんは「またみんなと同じようにできなかった」と、子どもながらに思うのでした。 子どもたちのいないところでタバコを吸っていたすみかさんのお母さん。しかし、すみかさんはお母さんに押し出された記憶で、長年苦しめられてしまいます。大人にとっては些細なことでも、幼い子どもにとっては一生のトラウマになってしまうことも。子どもたちが苦しまないよう、周りの大人はしっかりと配慮しなければなりませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年07月15日主婦のすみかさんは、幼いころに癇癪を頻発。自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けた幼少期の記憶をたどります。生まれたばかりのすみかさんを抱っこした祖母は「この子は育てるの大変そうだねぇ」と予言めいたことを言いました。大人になったすみかさんはその言葉の意味を実感し、「自分として生きるのが大変だった」と半生を振り返ります。小さなころのすみかさんは、泣くとお母さんに抱っこを求めていました。しかし、すみかさんの泣き方は尋常じゃなかったらしく、耐えられなくなったお母さんはすみかさんを物置に閉じ込めます。ようやくお母さんに抱っこしてもらえても、「なんか……今じゃない……」と傷ついてしまうのでした。自分の思い通りにならないと、どうすれば良いかわからなくなってしまうすみかさん。頭に血がのぼると泣いて暴れ、物に当たったり、はだしで家から逃げたり……。悪いことだとわかっていてもやってしまうため、その後は後悔の念に苛まれます。言葉にすれば伝わることなのに、先に涙が出てしまうすみかさん。本当はお母さんとしっかり話して納得したいのに、泣いてしまい、その度にお母さんは怒り出してしまいます。同じくらいの子どもから「変な子」と言われ、恥ずかしさや苦しさを感じるのに、自分ではどうしようもできません。そんなすみかさんを案じて、お母さんはカルシウムの豊富な魚粉などをすみかさんに与えるのでした。一方、すみかさんの姉は大人びていて……!? 実に理不尽! 2つ年上のお姉さんといつも一緒に遊んでいた、幼いすみかさん。しかし、イライラするとすみかさんはすぐに泣き出してしまいます。すみかさんが泣き出すと、お姉さんは何も言わずに部屋を出て行き、大人な対応を見せるのでした。 すみかさんは寝る前にお母さんに絵本を読んでもらうのを楽しみにしていました。そして目が覚めたときに隣にお母さんがいないと、ショックを受けて泣き出してしまうこともしばしば。しかし、妹のミキカさんが生まれると、お母さんはミキカさんを優先します。頭ではわかっていても、お母さんを独り占めできないことにすみかさんはまた癇癪を起こしてしまうのでした。 自分より下の子が生まれると、お母さんがとられてしまったと感じて、赤ちゃん返りしてしまう子どももよくいるそう。赤ちゃんに手がかかるのは仕方ありませんが、上の子の気持ちを受け止め、たっぷりと愛情を伝える時間も確保できるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年07月14日自身の体験をもとにマンガを描いている主婦のすみかさん。幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けた幼少期の記憶をたどります。生まれたばかりのすみかさんを抱っこした祖母は「この子は育てるの大変そうだねぇ」と予言めいたことを言いました。大人になったすみかさんはその言葉の意味を実感し、「自分として生きるのが大変だった」と半生を振り返ります。小さなころのすみかさんは、泣くとお母さんに抱っこを求めていました。しかし、すみかさんの泣き方は尋常じゃなかったらしく、耐えられなくなったお母さんはすみかさんを物置に閉じ込めます。ようやくお母さんに抱っこしてもらえても、「なんか……今じゃない……」と傷ついてしまうのでした。そんなすみかさんは小さいころから悩みを抱えていて――。 泣いて暴れ始めたら止められない 自分の思い通りにならないと、どうすれば良いかわからなくなってしまうすみかさん。頭に血がのぼると泣いて暴れ、物に当たったり、はだしで家から逃げたりは日常茶飯事。食事中でもイライラすると、手づかみで食べたり、スプーンでテーブルを傷つけたりしてしまいます。悪いことだとわかっていてもやってしまうため、その後は後悔の念に苛まされてしまうすみかさん。寝る前には「私のせいでおうち壊れちゃったらどうしよう…」と怖くなってしまうのでした。 言葉にすれば伝わることなのに、先に涙が出てしまうすみかさん。本当はお母さんとしっかり話して納得したいのに、泣いてしまい、その度にお母さんは怒り出してしまいます。同じくらいの子どもから「変な子」と言われ、恥ずかしさや苦しさを感じるのに、自分ではどうしようもできないため、すみかさんはもどかしさを感じます。そんなすみかさんを案じて、お母さんはカルシウムの豊富な魚粉などをすみかさんに与えるのでした。 子どもに限らず、大人でも感情が高ぶると言葉より先に涙が出てしまうことはありますよね。みなさんはそういうときに、どのようにして自分の気持ちを落ち着けていますか? 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年07月13日自身の体験をもとにマンガを描いている主婦のすみかさん。幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けた幼少期の記憶をたどります。自分の内面に悩み続けた半生を振り返り、マンガを描いている主婦のすみかさん。小さなころから癇癪を頻発し、生きることの大変さを痛感しています。時はさかのぼり、すみかさんが生まれたばかりの頃。すみかさんを抱っこした祖母は、とある予言をしますが……!? この子は育てるの大変そうだねぇ 19××年の8月、3,600グラムで誕生したすみかさん。生まれたばかりのすみかさんを抱っこした祖母は「この子は育てるの大変そうだねぇ」と予言めいたことを言いました。大人になったすみかさんはその言葉の意味を実感し、「自分として生きるのが大変だった」と半生を振り返るのでした。 小さなころのすみかさんは、泣くとお母さんに抱っこを求めていました。しかし、すみかさんの泣き方は尋常じゃなかったらしく、耐えられなくなったお母さんはすみかさんを物置に閉じ込めます。物置で少し落ち着いたすみかさんはようやくお母さんに抱っこしてもらえるのですが、「なんか……今じゃない……」と傷ついてしまうのでした。 同じ親から生まれた姉妹でも、それぞれ性格は異なるもの。すみかさんは自分の生まれ持った性質に長年悩まされてきたようです。みなさんは兄弟や姉妹との性格の違いを感じたことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年07月12日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。出産当日、赤ちゃんと息子が心配であまり眠れなかった水無月さん。翌朝、助産師さんから「産院では出生証明書を出してあげられない」と、衝撃の事実を告げられます。産院に到着する前に胎盤まで出てしまうと、分娩後に来たと見なされ、その産院で産んだことにはならないそう。助産師さんによると、その産院で胎盤が出てから来た妊婦さんは水無月さんが初で、市役所への確認が必要とのこと。助産師さんは「ひとりでよく頑張ったね」とほめた直後に、「次は……わかってるわよね……」と続け、水無月さんは反省するのでした。市役所に電話し、胎盤が出てから産院に行ったことを話した水無月さん。折り返しの電話で告げられたのは、出生届とともに提出しなければならない書類があるということでした。メモを取りながら聞いていたものの、あまりの必要書類の多さにびっくりしてしまった水無月さん。同時に、「もっと早く産婦人科に行っていたら……」「陣痛タクシーを呼んでいたら……」と後悔するのでした。その次の日、ついに水無月さんは赤ちゃんと面会できることになり……!? 生まれてきてくれて本当にありがとう… ※検診→正しくは「健診」 市役所職員から、出生届の期限内、つまり14日以内に必要書類をできるだけ用意して提出してくださいと告げられた水無月さん。必要書類の多さにため息をつきつつ、夫に連絡するのでした。 次の日、赤ちゃんの検査が終わり、午後から面会できることに。小ささとかわいらしさに感動しながらも、水無月さんは「こんなお母さんでごめんね……」と思わずにはいられません。そしてその1週間後、水無月さんと赤ちゃんは無事退院するのでした。 水無月さんの退院後、夫は何度も市役所へ。聞き取り調査など、すべてが終わって出生届が受理されるまでかかった期間は、なんと約2カ月。退院した水無月さんは産院の医師や助産師、救急車を呼んでくれた陣痛タクシーの運転手にお礼を伝えるのでした。 月日は流れ、自宅出産で生まれた娘、ゆうかちゃんも無事1歳を迎えました。何が起こるかわからない出産。家族が笑って過ごせるのも、たくさんの人が自身の出産に関わり、助けてくれたおかげだと水無月さんは振り返ります。 水無月さんにも、娘のゆうかちゃんも無事で本当によかったですね。水無月さんの言う通り、出産は何が起こるかわかりません。自分の判断で「大丈夫だ」と決めつけず、違和感を抱いたら、早めにかかりつけの産院へ相談すると安心ですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年07月11日私には4歳の娘と生後9カ月の息子がいます。妊娠中から弟の誕生を楽しみにしていた娘。しかしいざ生まれると、やはりすんなりお姉さんになれるわけでもなく、時々赤ちゃん返りをするようになりました。そして娘にチックの症状が出てきたのです……。お姉さん、時々、爆発最初こそお姉さんとして下の子をかわいがっていた娘。しかし時間が経つにつれ、娘の不満は溜まっていき、「お姉さん、時々、わがまま爆発」の状態になりました。いつもは良き姉として弟をかまってくれるのですが、私に甘えたいときに弟の世話が入ってしまうと、大泣きで暴れて手がつけられないほどに。 私も私で2人目育児で余裕がなく、きつく当たってしまうこともありました。そんな状態が2カ月ほど続きましたが、だんだんと弟のいる生活に慣れてきたのか、娘は随分と聞き分けのいい状態になったと思った矢先でした。息子が生後半年のときに、娘に気になる症状が出てきたのです。 チックの症状と診断され…テレビを観ているときや、人と話しているときにまばたきが多いのです。最初は目が乾燥しているのかな?と思いましたが、何日も続くので「あ、これはチックの症状だ」と夫婦で思い至りました。後日病院で相談すると、そのときにもまばたきが多くなり、「チック症状ですね」とのことでした。 わがままの爆発が減った分、チックの症状が出てきた娘。夫婦で話し合った結果、甘やかし作戦を実行することにしました。チックを指摘しないほうが良いと言われたので、まばたきに言及はしませんが、まばたきをしているかな?と思ったら「甘えたいサインだ!」と判断。積極的に娘を触ったり、会話をしたり、隣で絵を描いているのを見たり、夫婦2人で全力で娘をかまうようにしたのです。 わがままを「言えている」と捉える甘やかし作戦の甲斐あってか、2カ月が過ぎるころにはチックの症状は消えていました。そしてその代わりに再び出てきたのが、わがままの爆発。「今度はこっちか」と思いつつ、今は「わがままをきちんと『言えている』状態」なんだと考えるようにしようと夫婦で共有。 不思議とそう考えることで、娘がわがままを言い始めても、「お、よしよし、今日もわがまま言えているな」と前向きに捉えられるようになりました。娘の気持ちに寄り添う対応を可能な限りしていると、このわがままの爆発も1カ月ほどで消えていきました。 チック症状があったことで、「今、娘はストレスを感じている状態だ」と客観的に知ることができ、娘の気持ちに寄り添うことができました。毎回のわがままに寄り添えるほど立派な親にはなれていませんが、可能な限り子どもをドンと構えて受け入れられる母親・父親でいようと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2023年07月11日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。自宅出産後、産院の分娩室で処置を受けながら、医師は「よくひとりで頑張ったね」と水無月さんの気持ちに寄り添ってくれました。赤ちゃんは低体温になってはいたものの、症状は軽いとのこと。しかし、黄疸が出やすくなる可能性や感染症の詳しい検査があると告げられます。水無月さんは「私が早く病院に行かなかったから……」と自責の念にかられます。出産当日、赤ちゃんと息子が心配であまり眠れなかった水無月さん。翌朝、助産師さんから「産院では出生証明書を書いてあげられない」と、衝撃の事実を告げられます。産院に到着する前に胎盤まで出てしまうと、分娩後に来たと見なされ、その産院で産んだことにはならないそう。助産師さんによると、その産院で胎盤が出てから来た妊婦さんは水無月さんが初で、市役所への確認が必要とのこと。助産師さんに言われた通り、市役所に電話する水無月さん。折り返しの電話で告げられた内容とは……!? 私がもっと早く産婦人科に行っていたら… ※出産届→正しくは「出生証明書」。出生届(用紙の左側部分)は子どもの父母が記入。出生証明書(用紙の右側部分)は出産に立ち会った医師または助産師が記入します。 市役所に電話し、胎盤が出てから産院に行ったことを話した水無月さん。折り返しの電話で告げられたのは、出生届とともに提出しなければならない書類があるということでした。 わかる範囲で記入した出生届・出生証明書、搬送証明書、へその緒を切った救急隊員の記述書、水無月さんが妊娠しているとわかる写真、生まれた赤ちゃんが水無月さんの子どもだと証明できる写真、出産当日の様子を詳しく書いた経緯書、産院で産後の処置をした医師の証明書、母子健康手帳……このすべてが必要書類。メモを取りながら聞いていたものの、あまりの必要書類の多さにびっくりしてしまった水無月さん。同時に、「もっと早く産婦人科に行っていたら……」「陣痛タクシーを呼んでいたら……」と後悔するのでした。 水無月さんのように産院から出生証明書を書いてもらえなかった場合、出生届とともに必要書類を提出することが一般的です。ただし、必要書類は出産の状況や市区町村によって異なるため、電話や役所の公式ホームページにて確認しましょう。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年07月10日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。倒れてしまった水無月さんが気が付くと隣に救急隊員がいて、名前や電話番号、そして出産時の様子を細かく質問されました。少し落ち着いた水無月さんは、救急隊員が10人以上いることに驚きます。胎盤まで出てしまう現場は珍しく、救急車が3台出動したことを消防職員の夫から聞かされるのでした。胎盤をおなかの上に乗せたまま、銀色の保温シートにまかれて救急車に乗せられた水無月さん。産院に到着した水無月さんは、不安気に赤ちゃんの様子を尋ねます。赤ちゃんは大丈夫とのことで、水無月さん自身の体調チェックが始まるのでした。産院の分娩室で、血圧と心拍のモニターをつけることになった水無月さん。会陰裂傷を縫うために、医師がやってきます。「よくひとりで頑張ったね……」と水無月さんの気持ちに寄り添ってくれました。そんな医師の言葉に、水無月さんの涙は止まらなくなってしまうのでした。赤ちゃんは低体温になってはいたものの、症状は軽いとのこと。しかし、臍の緒に繋がれていた時間が長かったため、黄疸が出やすくなる可能性もあるということでした。加えて、医師からは感染症の詳しい検査もすると告げられます。水無月さんは「私が早く病院に行かなかったから…」と自責の念にかられます。その翌朝、助産師さんから衝撃の言葉が……!? 出生証明書がもらえない!? ※出産届→正しくは「出生証明書」。出生届(用紙の左側部分)は子どもの父母が記入。出生証明書(用紙の右側部分)は出産に立ち会った医師または助産師が記入します。 出産当日、赤ちゃんと息子が心配であまり眠れなかった水無月さん。翌朝、助産師さんから「産院では出生証明書を書いてあげられない」と、衝撃の事実を告げられます。水無月さんのケースでは、産院に到着する前に胎盤まで出てしまうと、分娩後に来たと見なされ、その産院で産んだことにはならないそう。 助産師さんによると、その産院で胎盤が出てから来た妊婦さんは水無月さんが初で、市役所への確認が必要とのこと。助産師さんは「本当によく頑張ったね」とほめた直後に、「次は……わかってるわよね…」と続け、水無月さんは反省するのでした。 生まれた子どもの戸籍を取得するには、役所への出生届が必要です。その届出の際には、医師や助産師が作成した出生証明書も必要になります。救急隊員の前で赤ちゃんや胎盤が出てきた場合は、救急隊員に書いてもらえることもあるようですが、水無月さんはいずれにも当てはまりません。水無月さんと同じような状況になってしまった場合は、提出先の役所へ早めに確認することをおすすめします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年07月09日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。自宅で出産後、突然の痛みに「もう1人生まれる?」とパニックになりますが、激しい痛みとともに出てきたのは胎盤でした。ようやく到着した救急車に、水無月さんは安堵します。救急隊員たちは、未だに泣いているかおるくんの対応や、へその緒の処置、赤ちゃんの保温など、テキパキと処置を進めるのでした。そこに夫も帰宅し、水無月さんは安心からかその場に倒れ込んでしまいます。水無月さんが気が付くと隣に救急隊員がいて、名前や電話番号、そして出産時の様子を細かく質問されました。少し落ち着いた水無月さんは、救急隊員が10人以上いることに驚きます。胎盤まで出てしまう現場は珍しく、救急車が3台出動したことを消防職員の夫から聞かされるのでした。胎盤をおなかの上に乗せたまま、銀色の保温シートにまかれて救急車に乗せられた水無月さん。産院に到着した水無月さんは、不安気に赤ちゃんの様子を尋ねます。赤ちゃんは大丈夫とのことで、水無月さん自身の体調チェックが始まるのですが……!? 本当によく頑張ったね 産院の分娩室で、血圧と心拍のモニターをつけることになった水無月さん。会陰裂傷を縫うために、医師がやってきます。医師は「なんでもっと早く来なかったの!」と言いながらも、「よくひとりで頑張ったね……怖かったでしょ……」と水無月さんの気持ちに寄り添ってくれました。そんな医師の言葉に、水無月さんの涙は止まらなくなってしまうのでした。 そこへ、赤ちゃんの様子を伝えに助産師さんがやってきました。低体温になってはいたものの、症状は軽いとのこと。しかし、臍の緒に繋がれていた時間が長かったため、黄疸が出やすくなる可能性もあるということでした。加えて、医師からは感染症の詳しい検査もすると告げられます。 水無月さんは「私が早く病院に行かなかったから……」と自責の念にかられてしまいます。赤ちゃんがNICU(新生児集中治療室)に入ることを告げた助産師さんは、水無月さんのスマホを借りて、ある写真を撮ってきてくれました。そこには夫とかおるくん、そして生まれたての赤ちゃんの姿がありました。 生まれてすぐにNICUに入ることになった水無月さんの赤ちゃん。助産師さんが赤ちゃんの写真を撮ってきてくれたことで、水無月さんの不安もいくらか和らいだのではないでしょうか。十分な準備のないままに自宅出産をすると、母体にも赤ちゃんにも危険が及ぶ可能性も。自宅などで予期せぬ出産となってしまった場合は、必ず救急車を呼ぶようにしましょう。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年07月08日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。電話に出た産院の斎藤先生は、産院の玄関で水無月さんが出産したと勘違い。産院の医師ですらびっくりする状況に苦笑しつつ、赤ちゃんが泣かないことを伝える水無月さん。詳しく赤ちゃんの様子を尋ねた斎藤先生は、「とりあえずは大丈夫」と伝えてくれました。救急車が来るまであと10分ほど。産院のほうでも受け入れの準備を進めてくれるようです。しかし、電話を切ってひと息ついた水無月さんに、再び痛みが襲いかかるのでした。突然の痛みに、「もう1人生まれる?」とパニックになる水無月さん。しかし、激しい痛みとともに出てきたのは胎盤でした。ようやく到着した救急車に、水無月さんは安堵します。救急隊員たちは、未だに泣いているかおるくんの対応や、へその緒の処置、赤ちゃんの保温など、テキパキと処置を進めるのでした。そこに夫も帰宅し、安心からかその場に倒れ込んでしまった水無月さん。次に目を開けると、隣に救急隊員がいて……!? あの…赤ちゃんは大丈夫ですか…? 夫が来てくれた安心感から、倒れてしまった水無月さん。気が付くと隣に救急隊員がいて、名前や電話番号、そして出産時の様子を細かく質問されました。少し落ち着いた水無月さんは、救急隊員が10人以上いることに驚きます。胎盤まで出てしまう現場は珍しく、救急車が3台出動したことを消防職員の夫から聞かされるのでした。 胎盤をおなかの上に乗せたまま、銀色の保温シートにまかれて救急車に乗せられた水無月さん。産院に到着した水無月さんは、不安気に赤ちゃんの様子を尋ねます。赤ちゃんはどうやら大丈夫とのことで、水無月さん自身の体調チェックが始まるのでした。 救急車3台、救急隊員10人以上のてんやわんやな状況ですが、たくさんの人のおかげで緊迫状況を乗り越えられて本当によかったですね。何よりも、「赤ちゃんは無事」という言葉が聞けてホッとしたのではないでしょうか。今は出産を終えたばかりの体をゆっくりと休ませてあげたいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年07月07日私の夫は娘に熱があっても他人事のように仕事に行き、いつも私が仕事を休まなければいけませんでした。そんな夫の姿に私はイライラし、夫婦仲ギクシャクしてしまいました。娘の体調不良問題を乗り切った、私たち夫婦のエピソードです。 夫にとって娘の熱は他人事?娘が1歳のころ、私は保育園に娘を預けて正社員として働いていました。私の住む地域では37.5℃以上熱があるときは、解熱してから24時間は保育園には登園できないというルールがありました。このルールもあって、私は娘の熱で1週間丸々仕事を休まないといけないということも。 娘の熱で頻繁に仕事を休み、職場に負担をかけてしまっていた私は、かなり肩身の狭い思いをしながら働いていました。一方で夫は、娘に熱があっても何事もなく「じゃあ行ってくるね!」と仕事に行きます。夫の仕事は激務なので「仕方ないのかな……」と私はただ我慢する日々でした。 目が傷ついたから今週は在宅ワーク!?そんなあるとき、夫が「目が傷ついてコンタクトレンズを着けられないから、今週は在宅ワークにする!」と言いました。続けて夫は「娘が熱を出したって言ったら職場に快くOKしてもらえてよかったわ!」と言ったのです。 それを聞いた私は怒り心頭。私は夫に「在宅ワークできるなら、本当に娘が熱を出したときにも在宅ワークにしてよ!」と言いました。夫は「娘がいたら家で仕事にならないし……」と不満そうに言っていました。 娘が熱のときに夫に在宅ワークをお願いその後、娘が熱を出したときに夫に在宅ワークをしながら娘を家で見るようにお願いしました。夫はかなり迷惑そうな顔をして、「今回だけだよ!」と。私は心の中で、「私は娘が熱を出すたびに仕事を休んで肩身の狭い思いをしているのに……」などと思いながら、娘を夫に託して仕事に行きました。 私が仕事から帰宅すると夫はまた機嫌悪そうに「全然仕事できなかった。あとは頼むわ!」と言って、自分の部屋にこもってしまいました。私はそんな夫を見て、今後娘が熱のときにまた夫に頼むのは無理そうだな……と思ったのです。 私が働き方を変えることで解決もともと仲がよかった私たち夫婦。しかし、娘が体調不良時の夫の他人事感に私はイライラしてしまい、夫婦関係も少しずつギクシャクするように……。家族のために仕事をしているはずなのに、私が仕事を続けることって家族のためになっているのかなと考え始めました。 夫に相談すると、「仕事は続けても辞めてもどちらでもいいよ」とのことでした。そこで、私は在宅でできる仕事を探すことに。それからは、フリーランスとして在宅でできる仕事に変え、娘の体調優先で働くようにしました。夫婦関係も、娘が生まれる前のように改善することができたのです。 娘が熱を出したときに、夫が他人事のように仕事に行く姿勢にイライラを募らせてしまった私。夫婦仲が悪くなってまで、今と同じ働き方を続ける必要はあるのか考えました。私自身が娘の体調不良時にも対応しやすい働き方に変えたことで、夫へのイライラを解決することができました。 作画/ぐら子著者:本田 ひな2歳女児の母。管理栄養士として保育園に10年勤務した経験と、投資歴13年の経験を生かし、栄養やお金について執筆中。
2023年07月02日実際の体験談をマンガ化しているまめねこさんの「身近にあるかもしれない物語」から「『会食恐怖症』を知っていますか?」をご紹介します。子どものころから「会食恐怖症」に悩んでいる体験者のPさん。人前での食事に耐えがたい不安や恐怖を感じてしまう会食恐怖症になったきっかけは、幼稚園の年少のときの出来事だったそうです……。 私だけじゃなかった… 幼稚園のころから会食恐怖症に悩まされてきたPさん。きっかけはささいな出来事でした。しかし、小学校では給食、中学校ではお弁当の時間があり、毎日が苦痛でたまりません。 休日、友だちと入ったお店でも口にできたのはジュースやスープのみ。ひどいときはお店に入ることすらできませんでした。 しかし、修学旅行で3、4日食事がまともにとれなかったPさんが思い切って先生に相談すると、先生は別室を用意し、Pさんのために食事を運んできてくれました。 「ここでゆっくり食べたらいいからね」 スクールカウンセラーのカウンセリングも始まり、少しずつ周囲が理解を示してくれるようにー。症状はなかなか改善しなかったものの、つらい経験から、少しずつ自分なりの会食恐怖症とのつきあい方を身に着けていきました。 大きかったのは「会食恐怖症」の名前を知ったこと。自分だけじゃないと知り、救われた気がしたと言います。 その後、Pさんは、「自分と同じように悩む子が1人でも減ってほしい」という想いから保育士に。つらい給食時間は園の理解のもと、次第に緊張がとけていきます。 今も完全に克服できたわけではなく、不安を抱えているPさん。 同じように悩む人とラクになるヒントをシェアし合うことを願っているそうです。 ◇◇◇ 給食に感じていた緊張がほぐれていったPさん。悩んでいる人が相談できるように、「会食恐怖症」について多くの人が知り、理解を深めておくことが大切なのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2023年07月01日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。自宅で無事に生まれてきた赤ちゃんをキャッチした水無月さん。赤ちゃんの体を冷やさないようにバスタオルでくるみ、トントンすると、ようやく赤ちゃんは小さな声で泣き始めました。駆け付けた陣痛タクシーの運転手さんは、水無月さんたちの様子を見て驚いたものの、すぐに救急車を手配してくれることに。水無月さんが産院に連絡すると、助産師さんもびっくり。慌てた様子で、医師に電話を繋ぐのでした。一度泣いたあと、なかなか泣いてくれない赤ちゃんに不安を覚える水無月さん。産院の斎藤医師から「とりあえずは大丈夫」と言われて、ほっとします。ところが、救急車が到着するまでもう少しというところで、謎の痛みに襲われることに……。パニックになった水無月さんは……!? き…救急車キタ―――――!! 突然の痛みに、「もう1人生まれる?」とパニックになる水無月さん。しかし、激しい痛みとともに出てきたのは胎盤でした。 ようやく到着した救急車に、水無月さんは安堵します。救急隊員たちは、未だに泣いているかおるくんの対応や、へその緒の処置、赤ちゃんの保温など、テキパキと処置を進めるのでした。そこに夫も帰宅し、水無月さんは安心からかその場に倒れ込んでしまうのでした。 通常、出産後に胎盤が剥離し、数分~30分程度で娩出するそうです。胎盤が出てこなかったり、一部が子宮内に残ってしまったりしていると、出血や感染の原因になることも。自宅で出産した後も、赤ちゃんだけでなく母体のほうも病院でしっかりと診てもらう必要があるのです。予期せぬお産に疲れ切った水無月さん。まずは管理が行き届いた病院でしっかり診てもらい、ゆっくり休んでほしいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年06月30日ある日、同学年の子どもが集まるイベントに参加した1歳5カ月のたまお君とママ。ひとりだけ様子が違うたまお君を見て、だんだん心配になってきました。息子の発達に不安を覚えたママが療育に通う決断をするまでの体験談マンガです。初めての療育センターに緊張気味のたまおくん。好きなおもちゃを前にしても、固まってしまいました。 病院で詳しい検査を受けたほうがいいのか悩んでいるママは、療育センターの先生に聞いてみることに。しかし、「緊張しているみたいで、普段の様子をしっかりと見れていないので何とも言えないですね……」と言われてしまいました。 結局、ママとパパで判断するしかなく……。 見間違いじゃないよね…!? 検査を受けさせるべきか悩んでいるママは、ひたすらインターネットで検索。「何かあるかもしれないし、検査しておこうかな……」と思っていた矢先、なんとたまおくんが立ち上がったのです。 後日、たまおくんが立ち上がった姿の動画を見た医師からは「様子見をしましょう」と言われます。 その後は自力で立ち上がり、手をつないで歩けるように。2歳になったたまおくんは小走りもできるようになりました。病院や療育センターの医師からは、「検査の必要もないし、目覚ましい進歩ですね」と言われるまでに成長。 今まで不安な日々を送ってきましたが、いろいろと行動してよかったと思ったママでした。 ◇ ◇ ◇ 無事たまおくんが立ち上がって本当によかったです。インターネットで検索したり、検査を受けさせたり保護者ができることは限られています。いろいろと悩むかもしれませんが、ママやパパが後悔しない行動が一番重要なのかもしれないですね。 著者:マンガ家・イラストレーター くら
2023年06月30日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々