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今回はさ行で始まる男の子の名前に着目し、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」TOP100に入っている名前をご紹介します。さ行の音を使うことで、爽やかでかっこいい印象の名前になるそうですよ! 湊(そう)名前ランキング3位の「湊」は、船が集まる“みなと”を表す漢字。漢字ランキング15位に入っており、男の子の名づけに人気の漢字でもあります。また、22位には「颯(そう)」もランクイン。風が吹く様を表す漢字で、こちらも漢字ランキング11位に入っています。どちらも爽やかで凛とした印象の名前です。 颯真(そうま)16位にランクインした「颯真」は、漢字ランキング11位の「颯」と5位の「真」を組み合わせたイマドキネーム。どちらも爽やかで男らしいイメージの漢字であり、「ま」で止めることで落ち着いた印象になります。 蒼大(そうた)30位にランクインする「蒼大」。実は「そうた」とよむ名前は、よみランキング2位の大人気ネームで、32位「颯太」、41位「奏汰」、47位「颯汰」、65位「奏多」、69位「蒼太」、85位「颯大」、94位「湊太」と、TOP100以内に8つもランクインしています。どれも人気漢字を組み合わせており、最旬ネームと言えるでしょう。 朔(さく)39位にランクインしている「朔」は、「はじめ」「最初」という意味のある漢字。「逆方向」や「元に戻る」という意味を表す「屰」に「月」を組み合わせて、「月が元に戻ること」を表したのが由来だそう。月に起因するということで、なんとなくロマンチックな印象の名前です。 翔太(しょうた)毎年人気の「翔太」は44位。81位には「翔大」もランクインしています。大きく羽ばたくことを意味する「翔」は漢字ランキング3位にも入っており、男の子の名づけに人気の漢字。「太」や「大」がつくことでさらに男らしく、明るく元気な印象の名前になります。 蒼空(そら)65位にランクインしたのは「蒼空」。「蒼」は、草木が青々と生い茂る様子を表す漢字。本来「蒼」は「そう」、そして「空」だけで「そら」と読みますが、それらを組み合わせることで美しい青空が広がる様子を連想させます。85位には「空」もランクインしています。 翔真(しょうま)意外にも、「翔真」は95位に初ランクイン。こちらも「翔」と「真」の人気漢字を組み合わせた、最旬イマドキネームです。「翔」で明るく元気な印象を、「真」で安定感のある落ち着いた印象を与えます。「真っすぐ、大きく羽ばたいてほしい」という願いも込められていそうです。 男の子のさ行で始まる名前は、海や空、風などが由来になっているものが多く、スケールの大きさと爽やかさが求められている印象。男の子の名づけの参考にしてみてくださいね!【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、男の子44,460件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年07月03日近年の赤ちゃんの名前には、陸(大地を連想させる名前)、海(海や港を連想させる名前)、空(太陽や空などを連想させる名前)を連想させる「陸海空ネーム」が多いようです。今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、陸海空ネーム~男の子編~をお届けします。 樹(いつき・たつき)大きな樹木を意味する「樹」は、名前ランキング6位に、「いつき」という読みは10位にランクイン。大地に根を張り、冬の寒い日も風の強い日もそこに立ち続ける姿から、力強く凛とした印象の陸ネームです。 陸(りく)陸ネームそのものである「陸」は、9位にランクイン。ほかにも、50位に「陸斗(りくと)」、93位に「陸翔(りくと)」、99位に「陸人(りくと)」と、「陸」を使った名前が4つ入っています。どこまでも続く壮大な陸地を連想させる名前「りく」は、よみランキング5位にも入っている人気ネームです。 岳(がく)名前ランキング43位の「岳」は、高く険しい山を意味する漢字。スケールが大きく、心の強い男の子になってほしい、というパパ・ママの願いが込められていそうです。 大地(だいち)陸ネームの代表格とも言える「大地」は、53位にランクイン。毎年必ず100位以内に入る、男の子の人気ネームです。 湊(そう・みなと)名前ランキング3位に入った「湊」は、海上の船などが集まる港を指す漢字。25位には「湊斗(みなと)」、94位に「湊太(そうた)」も入っています。「みなと」はよみランキング6位、「湊」は漢字ランキング15位にもランクインしており、男の子の最旬ネームとも言えます。 海翔(かいと)名前ランキング33位に「海翔(かいと)」がランクイン。「海」は漢字ランキング30位、大きく羽ばたくことを意味する「翔」は3位にランクインしている人気の漢字です。「海」を使った男の子の名前では、62位に「海斗(かいと)」、88位に「拓海(たくみ)」もランクインしています。 航大(こうた・こうだい)69位にランクインしている「航大」の「航」は、船で水を渡ることを意味する漢字。「航海」や「航路」といった熟語を連想させ、大海原を船で渡る壮大なイメージが湧きます。77位には「航(こう・わたる)」もランクインしています。 陽翔(はると・ひなと)男女ともに人気の「陽」を使った名前は、明るい太陽を連想させる空ネーム。5位の「陽翔(はると・ひなと)」を筆頭に、8位「陽太(ひなた・ようた)」、11位「朝陽(あさひ)」、13位「陽向(ひなた)」、19位「陽斗(あきと・はると)」、38位「陽(はる・よう)」と、「陽」を使った名前が6つランクインしています。 翼(つばさ)50位にランクインした「翼(つばさ)」は、空を大きく羽ばたくイメージから空ネームとしてカウント。2017年の27位からはランクダウンしたものの、毎年ランクインする人気の名前です。 蒼空(そら)「蒼空(そら)」は、名前ランキング65位。草木が茂る様子や深い青緑色を意味する「蒼」という漢字は、漢字ランキング10位。「空」も毎年人気の漢字で、2017年・2018年ともに31位にランクイン。人気の漢字を組み合わせた近年名づけで好まれる名前です。名前ランキングの85位には「空(そら)」も入っており、空ネームの根強い人気を感じます。 男の子の名前は、女の子以上に陸・海・空ネームが多い印象でした。やはり男の子には、力強さや広大さといった、スケール感を重視した名前が人気のよう。男の子の名づけの参考になれば幸いです! 【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年06月19日最近、男の子の名前で優しげな響きの名前が多いと感じることはありませんか?たくましく元気な響きの名前もすてきですが、優しくやわらかい響きの名前も捨てがたい! なかでも「な行」や「や行」、「長音(「えい」「そう」など長く引き伸ばす音)」の名前は優しく感じられるといわれているようです。 今回は、2018年「赤ちゃんの名前のよみランキング」にランクインしていた男の子の名前から、人気の優しい響きの名前を紹介します。 えいた俳優の瑛太さんの影響もあるのか、男の子に人気の名前。「た」で止まる名前は男の子らしい印象がありますが、「えい」の響きで優しさがプラスされますね。 えいとこちらも「えい」の優しい響きが印象的な名前。数字の「8(eight)」と同じよみということもあり、海外でも通用するのが人気の理由かも。 けい呼びやすさがバツグンの親しみやすい名前。プロテニスプレーヤーの錦織圭さんなどのイメージもあり、将来海外で活躍できるように願いをこめて。 こうせい長音の優しいイメージと同時に、大きくて伸びやかで心が広い男の子を連想させます。思わず呼びかけたくなってしまう名前ですね。 そうすけ呼んだだけで明るくさわやかな印象を受ける名前。スポーツが得意で活発そうな男の子を連想させてくれます。 そうた男の子の名前のよみランキング2位の大人気名前。「そう」というさわやかな響きと、男の子らしい「た」の組み合わせから、バランスの良さを感じます。 たいせい音の響きから、大らかで何事にも動じない強さと同時に、穏やかさを感じさせてくれます。将来「大成」できるように、という願いも込めて。 ゆいと「ゆい」という優しい音が、男の子に人気。「結」「唯」の字が当てられることが多いようです。 ゆうせい頭に「ゆう」が付くだけで、優しく、やわらかい印象を与えてくれます。長音同士の組み合わせなので、呼びやすいのもいいですね。 ゆうと男の子の名前のよみランキング3位の名前。優しいイメージなのに、凛々しい少年のようなイメージもある名前です。漢字の組み合わせもたくさんありそうですね。 優しい響きの名前が増えているのは、男女を問わず、「優しさ」や「癒し」を求められている時代だからなのかもしれませんね。男の子の名前を考えている人は、“響き”もポイントに検討してみては?(TEXT:樋口由夏)
2019年06月17日男の子の名前に使われる漢字のなかでも人気の高い「蒼」。「草木が生い茂る」という意味から、すくすくと育つ植物のような、さわやかで健康的なイメージです。2018年の名前ランキングのなかから、「蒼」を使った人気の名前TOP7を紹介します。 1.蒼(あお、あおい)「蒼」一文字の名前で、印象的。「あおい」というよみも2018年のランキングでは19位と人気です。見た目も響きも、りりしさやさわやかさが感じられます。 2.蒼大(あおと、そうた)のびのびと大きく育つように、という願いを込められる名前です。「大」は男の子の名前の漢字ランキングで毎年1位、2位に挙がる人気漢字。「あおと」「そうた」はどちらも人気の高いよみ方です。 3.蒼真(あおま、そうま)男の子の名前に使われる漢字で人気の高い「真」を組み合わせた名前。「~ま」で終わる名前でやさしい響きになります。 4.蒼空(そら)「空」と合わせて「そら」と読ませる当て字名前。漢字が表す通り、さわやかに晴れ渡った大空をイメージさせ、同時によびやすさも併せ持った名前です。 5.蒼太(そうた)俳優の福士蒼汰さんの名前と漢字違いで、男の子の人気漢字「太」を使った名前です。元気にたくましく育ってほしいという願いにぴったり。 6.蒼士(あおし、そうし)2018年男の子の名前のよみランキングでは「そうし」がランクイン。「士」を合わせることで、古風な印象がアップ。きりっとしたりりしさや芯の強さを感じさせる印象に。 7.蒼生(あおい、いぶき)「生」という漢字を使うと、よりいきいきとした印象に。また「いぶき」とよませることで、漢字で見た印象と合わせて、若々しく生命力のあふれた人を連想させます。 「蒼」は人気が高い漢字なので、知り合いと名前が被ることを気にする方もいるかもしれません。ただ、「あお」「そう」と複数のよみがあるので、合わせる漢字によってバリエーションが広がります。個性的な名前を考えることもできそうですね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年06月15日近年の赤ちゃんの名前は、自然を連想させる漢字を取り入れるのがトレンド。今回はその中でも、陸(大地を連想させる名前)、海(海や港を連想させる名前)、空(太陽や空などを連想させる名前)に注目してみました。赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、陸海空ネーム~女の子編~をお届けします。 楓(かえで)名前ランキング10位の「楓(かえで)」は、秋に美しい紅葉が楽しめる木の一種。「木」へんに「風」という漢字がさわやかで、清々しい大地を連想させる陸ネームです。2017年では人気の名前1位と、近年人気の名前です。 花(はな)女の子の陸ネームでもっとも多いのは「花」を使った名前。25位に「花(はな)」がランクインしているほか、45位「和花(わか、のどか)」、47位「一花(いちか)」、62位「彩花(あやか、いろは)」、65位「花音(かのん)」、79位「百花(ももか)、84位「優花(ゆか、ゆうか)」、99位「唯花(ゆいか)」と、8つの名前がランクインしています。 すみれ45位にランクインしている「すみれ」は、濃い紫色が美しい花の名前。可憐な印象です。ほかにも、34位「蘭(らん)」や64位「桜(さくら)」など、花の名前を取り入れた陸ネームがランクインしています。 あかり19位にランクインした「あかり」は、太陽を連想させる空ネームのひとつです。「あかり」と読む名前は30位「朱莉」、78位「明莉」、94位「朱里」がランク入り。「朱里」は山間や田園地帯、人里といった意味を持つ「里」という漢字を取り入れることで、のどかで穏やかな印象に。「あかり」はよみランキング2位の人気ネームでもあります。 夏帆(かほ)夏らしい印象の「夏帆(かほ)」は、44位にランクイン。「帆」という漢字は、風を受けるために船に張った布のこと。夏生まれの女の子に特に人気の名前です。86位には「莉帆(りほ)」もランクインしています。 七海(ななみ)65位にランクインしている「七海(ななみ)」は、海ネームそのもの。世界にある7つの海「南太平洋」「北太平洋」「南大西洋」「北大西洋」「インド洋」「北極海」「南極海」を総じたSeven Seasを和訳すると「七海(ななみ)」になります。この名前も夏生まれ、特に7月生まれの女の子の名前によく使われているようです。 凪(なぎ)「凪」とは、風がやんで波が穏やかになる状態のこと。そのため、「風」という漢字の中が「止」になっています。海と風が一体となり、壮大でありながら穏やかな風景を連想する海ネームです。 渚(なぎさ)海の波打ち際のことを指す「渚(なぎさ)」は、100位にランクイン。明るい夏の海をイメージさせる漢字で、夏生まれの女の子に人気の海ネームです。 陽菜(はるな・ひな)空ネームでは、明るい太陽を連想させる「陽」を使った名前が男女ともに人気。女の子では、5位の「陽菜(はるな・ひな)」を筆頭に、6位「陽葵(ひな・ひなた)」、48位「心陽(こはる)」、83位「陽菜乃(ひなの)」がランクインしています。 結月(ゆづき)女の子の空ネームで圧倒的人気を誇る、「月」を使った名前。中でも1番人気は8位の「結月(ゆづき)」で、その後13位「美月(みづき)」、31位「菜月(なつき)」、39位「葉月(はづき)」、74位「柚月(ゆずき・ゆづき)」、92位「優月(ゆつき・ゆづき)」と、6つの名前がランクインしています。 自然を連想させたり、自然からインスピレーションを受けたりした名前は多いのですが、中でも今回は「陸・空・海」にちなんだ名前をご紹介しました。女の子の名づけの参考になれば幸いです! 【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年06月12日「月」は女の子の名前に使われる漢字ランキングの上位に挙がる漢字のひとつ。2018年の女の子の名前ランキングにも「月」を使った名前がランクインしました。夜空に光り輝く月はやさしさや美しさを連想させ、女の子の名前に使いたいパパ、ママも多いようです。そこでランキングに挙がった「月」を使った名前のTOP6を紹介します。 1.結月(ゆづき)女の子の名前に使われる漢字として人気の高い「結」と組み合わせた名前。「ゆづき」というよみも人気です。やさしい響きで、おだやかな美しさを感じさせます。 2.美月(みつき、みづき)やさしく光り輝く月のイメージをより一層印象づける名前。人をひきつける魅力も感じさせます。女優の山本美月さんの名前としても思い浮かびます。 3.菜月(なつき)「菜」は健康的で素直さを連想させる漢字。2018年女の子の名前の漢字ランキングでは1位の人気漢字です。響きも名前のイメージもおだやかな印象に。 4.葉月(はづき)八月を表す言葉で古風な印象の名前。いきいきとしたイメージで、特に8月生まれの女の子にぴったりです。 5.柚月(ゆずき、ゆづき)ゆずの実のような、さわやかさやみずみずしさと、りんとした美しさを感じさせる名前。ゆずは冬が旬の果実なので、冬生まれの女の子にも似合いますね。 6.優月(ゆつき、ゆづき)人気の高い「結月」の漢字違い。「優」を使うと、やさしく、知性や才能を持つ人に、という願いを込められます。 「月」を当てられそうな名前のよみそのほか、2018年女の子の名前のよみランキングにも「月」を当てられそうなよみがランクイン。「ゆづき」「みづき」などのほかには「さつき」というよみも人気のようでした。「さつき」の「さ」には、「彩」「早」「咲」などの漢字を合わせることができます。 丸く輝く満月や三日月など、月は満ち欠けによって印象が変わるもの。やさしい光で人を包み込むイメージもあれば、クールでりんとしたイメージも。赤ちゃんが生まれた日に見た月の印象を名前に込めてもいいかもしれませんね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年06月07日「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」のなかで、名前の最後に「か」がつく、「か」止めネームに着目! 「か」止めネームは女の子らしく可憐な印象です。今回は、2018年よみランキングTOP100に入っている9つの名前をご紹介します。 1位ほのかよみランキング15位だった「ほのか」が、「か」止めネーム1位でした。ほんわかと優しい印象の名前です。ひらがなで書くと全体が丸みを帯びており、どこか古風でかわいらしい雰囲気も。また、2017年7生まれの女の子3,185人の調査結果では、よみランキング2位にランクインしており、夏生まれの女の子の名前として人気が高いようです。 2位いちか2017年よみランキング23位から、2018年は17位にランクアップ。名前ランキングでは47位に「一花」、51位に「一華」が入っています。「花」や「華」は女の子の名前に人気の漢字で、「花」は漢字ランキング3位、「華」は22位。「一」をつけることで、第1子であること、オンリーワンであること、1つのことを成し遂げてほしいなど、それぞれの意味が加わっていそうです。 3位ももか2017年よみランキング41位から、2018年は29位にランクアップ。「百花」と書くことが多く、桃の花を表します。そのため、桃の花の開花時期である初春に生まれる女の子に人気の名前です。桃色のかわいらしい花は、ひな祭りでも女の子の健やかな成長を願って飾られます。 4位はるかこちらも2017年よみランキング73位から、2018年は36位に大幅ランクアップ。「はる」がつく名前は男女問わず人気です。漢字は「陽」「春」「晴」が多く、男女ともに人気の漢字です。そこに「花」や「華」などをつけることで、ぐっと女の子らしい印象になりますね。 5位りんか名前ランキング2位に「凛」、よみランキング6位に「りん」が入っており、近年大人気の「凛」という名前。そこに「花」「香」「夏」などをつけて、「りんか」とする「か」止めネームです。漢字の意味の通り凛とした印象と、どこかかわいらしさもある響きで、よみランキングでは41位にランクインしています。 6位ゆいかよみランキング43位の「ゆいか」は、名前ランキング99位に「唯花」がランクイン。こちらは2017年まではランク外だった名前で、2018年に人気が上がった名前です。「唯」は漢字ランキング51位に入っており、「唯一」という熟語で使われる漢字。「この世にひとりだけ」「かけがえのない」という意味があります。 7位ふうか漢字ランキング44位に「楓」が入っており、「楓佳」「楓香」などが考えられます。「楓」は「かえで」ともよみ、秋の紅葉が美しい落葉樹。「風」という漢字が入っていることで爽やかな印象もあり、秋生まれの女の子に多く採用される名前です。 8位ゆうかよみランキング63位。名前ランキングには84位に「優花」がランクイン。「花」は漢字ランキング3位、「優」は18位と、流行り廃りのない女の子の最強ネームともいえる名前です。優しく美しい女の子に育ってほしい、というパパ・ママの願いが込められていそうです。 9位あやかよみランキング67位の「あやか」は、名前ランキングでは「彩花」が62位に新規ランクイン。「彩」は漢字ランキング12位にも入っており、「色」をイメージさせるため、美しく華やかな印象に。また、「あや」のよみは愛らしく、しとやかな雰囲気も持っています。 漢字ランキングのなかで「か」と読める漢字は、「花」「夏」「華」「香」「佳」でした。実は女の子の名前でテッパンの漢字が多かったのです! 愛らしく華やかな印象になる「か」止めネーム、検討してみてはいかが?【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー)
2019年06月03日「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」の男の子よみランキングを見ていて気付きました。「と」止めの名前が非常に多いことに……! なんとTOP100のうち、21の名前が「と」止め! 今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、2018年に人気だった「と」止めネームTOP10をご紹介します。 1位はるとよみランキング1位は「はると」でした! 名前ランキングにも5位に「陽翔」、9位に「悠人」がランクイン。ほかにも、「陽斗」「悠翔」「悠斗」「晴翔」「悠仁」とたくさんの「はると」と読む名前がランクインしており、大変人気のある名前です。全体的に伸びやかで明るい漢字が使われることが多く、のびのびと元気な男の子に育ちそうですね。 2位ゆうと「ゆうと」はよみランキング3位にランクインしており、「悠人」「結翔」「悠翔」「悠斗」と、男の子に人気の漢字を組み合わせた「ゆうと」がたくさん。名前ランキング77位には新規で「優斗」もランクインしており、その人気は衰えません。 3位みなとよみランキングでは6位、名前ランキングでは3位に「湊」がランクイン。たくさんの船が集まる「湊」は、人気者になるように……という願いを込めてつけるパパ・ママが多いそう。また、海や船を連想させる漢字は男の子の名前に人気で、大きく爽やかな印象が男の子にぴったりです。 4位ゆいとよみランキング7位の「ゆいと」は、「結翔」「結斗」「結仁」「結人」と「結」という漢字を使って組み合わせるのが定番化。良縁で恵まれるように、強い絆で結ばれるようにと、パパ・ママの願いが込められていそうです。 5位あおとよみランキングでは11位、漢字では「蒼大」「碧斗」「碧人」が100位以内に入っています。「蒼」は、植物がすくすくと育ち生い茂る様子を表す漢字。「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表します。どちらも自然の強さや美しさをイメージさせる漢字で、近年男の子の名前に人気です。 6位ひろと「ひろと」は2017年のよみランキングでは6位でしたが、2018年では12位にランクダウン。しかしながら名前ランキングの2位に「大翔」がランクインしており、2017年も3位と、根強い人気がある名前です。大きく羽ばたくという意味を持った「翔」は、漢字ランキング3位に入っています。 7位かいとよみランキング18位の「かいと」は、「海翔」「海斗」と書くのが人気。「斗」はひしゃくを意味し、北斗七星を連想させて美しく神秘的なイメージの漢字。「海」は、特に夏生まれの男の子に人気の漢字です。 8位はやとよみランキング20位の「はやと」。「颯斗」「颯人」と、風が吹く様を表す「颯」という漢字が人気。「風」と「立」を組み合わせた漢字の印象が良く、「颯爽」という熟語を連想するので、爽やかできりっとした雰囲気になります。 9位あきとよみランキング23位にランクイン。名前ランキング19位に「陽斗(あきと)」が入っており、人気漢字である「陽」を少しひねって読ませた名前です。漢字ランキング6位の「陽」は「よう」のほか、「あき」「きよ」「はる」「ひ」などと読む場合も。 10位りくとよみランキング25位にランクイン。名前ランキング9位に「陸(りく)」、50位に「陸斗(りくと)」が入っており、「陸」という漢字の人気ぶりが伺えます。壮大で力強く、地に足のついた印象の漢字です。 このほかにも「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」のよみTOP100には、「えいと」「けんと」「あやと」「やまと」「かなと」「れんと」「けいと」「まなと」「ゆきと」「さくと」「たくと」と、実に多くの「と」止めネームがありました! ちなみに、2017年1位は「みなと」、2016年1位は「はると」と、3年連続で「と」止めネームがよみランキング1位を獲得しています。近年「と」止めネームのトレンドであり、定着化してきていることがうかがえました。男の子の名づけの参考にしてみてくださいね。【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:男の子:44,460件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年05月29日寝かしつけ育児書の定番! 出版前から3000人のママが実践し、ネット上で絶賛されてきた赤ちゃんの眠りの悩みを解決するヒントをまとめた清水悦子著『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』より。(全5回 連載)安眠スケジュールを見て、低月齢のうちは、夜7時就寝になっていることに驚いた方も多いと思います。これは、7時に寝かせたほうが絶対にいいといっているのではありません。早い時間に設定したのには理由があります。■早く寝かせる工夫をする日本の赤ちゃんは世界一の夜更かしで、赤ちゃんの夜型化がどんどん進んでいます。つい30年ほど前まで、小学生の子どもでも夜8時までに寝るのが当たり前でした。それが今は、早寝早起きをすすめている育児書ですら、夜9時就寝の赤ちゃんに対して「早寝でいいですね」という小児科医のコメントがついていたりします。大人の生活リズムの夜型化が進むにつれて、赤ちゃんの寝る時間もどんどん遅くなり、その分睡眠時間が短くなっています。はたしてそれで日本の赤ちゃんは大丈夫なのでしょうか。私は心配でなりません。このような理由から、赤ちゃんの寝かしつけの時間を夜7時としているのです。ドイツでは、3歳以下の子どもが寝床に入る時間は平均夜6時48分です。それを考えると、夜7時に寝かしつけを始めるのは、赤ちゃんにとって早すぎるわけではないということがわかっていただけると思います。人は本来、暗くなったら眠る動物です。夕方から夜にかけて赤ちゃんの機嫌が悪くなるのは、眠いと訴えているのかもしれません。機嫌の悪い赤ちゃんとイライラしながら過ごすより、早めに寝かせてあげたほうが、お互いストレスなく過ごせるという場合も多くあります。とはいえ、親の仕事や兄弟がいると、寝かせるのがどうしても夜9時頃になってしまう家庭も多いのが現実でしょう。そのような場合も、それ以上遅くならないように気をつけたり、どうしたらもう少し早くに寝かせてあげられるかなと工夫するきっかけになればと願っています。もちろん、7時に寝かさないと夜泣きはなくならないよ、ということでは決してありません。■早起き赤ちゃんへの対応は?夏が近づくと、朝5時前後に目を覚まし、親を悩ませる赤ちゃんが急に増えてきます。赤ちゃんが朝5時頃に目覚めるのは、朝日に反応していることが多く、これは体内時計がしっかり働いている証拠で、実はとても好ましいことなのです。光に敏感なタイプの赤ちゃんは、外の明るさに合わせて、夏は起きる時間が早くなり、冬は遅くなります。全体の睡眠時間も、夏は短く、冬は長くなるのは自然なことです。そうはいっても5時前に起きられたら困るというのが、親の本音ですよね。そこで、早起き赤ちゃんへの対処法として、私は遮光カーテンをおすすめしています。遮光カーテンは、夜、街灯や向かいのマンションの明かりが部屋に差し込むのを防ぎ、安眠を促します。朝は、朝日が入ってくるのを防ぐことができ、必要以上に早く起きてしまうのを防ぐことができます。ただし、注意したいのは、親も起きにくくなるということです。親も朝日を感じながら、徐々に朝の覚醒に向かうのが通常ですが、それがなくなってしまうので、目覚まし時計などを利用して、かなり意識して起きるようにする必要があります。それができるようであれば、とても便利な文明の利器といえます。朝、赤ちゃんを起こすときは、起きてほしい時間の10~30分ほど前に、遮光カーテンを全開にして、朝日に反応して自然と目を覚ますように促してあげましょう。 『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』 著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)★本書のマンガ版『マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』も好評発売中です。
2019年05月28日昔から女の子の名前に多く選ばれる「美」という字。文字どおり、美しくあってほしいという親の願いが込められている名前で、今でもその人気は健在のよう。今回は2018年の「赤ちゃんの名前ランキング」で上位に入っていた、「美」のつく名前を紹介します。 美月(みつき、みづき)女優の山本美月さんの影響もあるのか、上位にランクイン。「月」がつく女の子の名前は人気ですが、その中でも「美」がつくことで、華やかさがよりアップした名前。 美咲(みさ、みさき)漢字から受けるイメージも、名前を呼んだときの印象も、女性らしいイメージの名前。名前の通り、花が咲くような美しい女性に育ってほしいという願いを込めて。 美織(みおり)文字も響きも、どこか古風でしとやかな印象を受ける名前。美しく、彩りのある人生を織りなしていってほしいという願いが込められています。 美桜(みお、みさき)美しく咲く桜のように、誰からも愛される、日本人らしい名前です。桜の咲く時季に生まれた女の子にはぴったりの名前ですね。 美琴(みこと)「琴」の字の古風なイメージがかえって新しく、おしゃれな印象を与えてくれます。「こと」という音もかわいらしいですが、漢字を当てはめるとさらに愛らしく。 美羽(みう、みわ)美しい羽を持った鳥のように、大きく羽ばたいていけるような印象の名前。「みう」「みわ」どちらの読み方も、かわいらしい女の子の名前として人気です。 2018年の女の子の名前ランキングを見ると、「美」のつく名前に関して、共通していることがありました。それは、「○美」のように、名前の最後に「美」を使うのではなく、一文字目に「美」を取り入れていること。それがここ最近の「美」のつく名前の傾向のようです。「美」のつく名前は、女の子ならでは。ぜひ、名づけの参考にしてみてくださいね。(TEXT:樋口由夏)
2019年05月27日寝かしつけ育児書の定番! 出版前から3000人のママが実践し、ネット上で絶賛されてきた赤ちゃんの眠りの悩みを解決するヒントをまとめた清水悦子著『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』より。(全5回 連載)「安眠スケジュール」とは、赤ちゃんの一般的な睡眠発達などをもとに作成した、赤ちゃんが快適に過ごせる目安となるスケジュールです。■安眠スケジュールの2つの目的この安眠スケジュールの目的は2つあります。1つ目は、ママが赤ちゃんとの生活時間の流れをイメージしやすくすることです。どんな流れで1日を過ごすかがわかっていると、これまでの何が起こるかわからなかった日々よりも、赤ちゃんと楽しい1日を過ごせるようになります。2つ目は、赤ちゃんの成長に伴ってお昼寝などの睡眠がどのように変化していくのかという流れを知ることです。睡眠の発達過程が具体的にわかるようになると、目の前の問題だけでなく先を見通すことができるようになり、ある程度気持ちがラクになると思います。また、安眠のための簡単3ステップで、いまいちわが子の眠りのリズムがつかめなかった場合は、この安眠スケジュールを参考に生活リズムを整えてみてもいいでしょう。まずは型どおりにやってみると、それぞれの赤ちゃんの生活リズムの個性がよく見えてくることもありますので参考にしてみてください。でもここで間違えてはいけないのが、このスケジュールに赤ちゃんを合わせるのではないということです。赤ちゃんの生活リズムが見えてきたら、赤ちゃんの個性に合わせてスケジュールのほうを変更してあげてください。ここを間違えると、「このスケジュール通りにならない」と、余計に自分を苦しめる結果になってしまいます。必要な睡眠時間も、授乳の間隔も、赤ちゃんそれぞれが違うのは当たり前。まずは、ポイントをしっかり押さえましょう。■安眠スケジュールを行う前のポイント安眠スケジュールを行う前のポイント(1)安眠スケジュールは、3ステップでよくなった赤ちゃんは試す必要はありませんので、成長の流れだけ参考に見てみましょう。試す場合も、まずは0~5歳までの全体のスケジュールを確認して、赤ちゃんの成長の流れをつかんでください。(2)1週間くらい継続してできるよう、帰省や旅行などの大きなイベントのない時期を選んでください。(3)赤ちゃんの体調のいいときに始めましょう。特に鼻づまりは、眠りを浅くするもとですので、治ってからにしましょう。(4)次の月齢に進むときは、いきなり変更するのではなく、徐々に移行していきましょう。(5)スケジュールに赤ちゃんを合わせるのではありません。「赤ちゃんの生活リズムの個性をつかむために行っている」ということを、忘れないようにしましょう。 『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』 著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)★本書のマンガ版『マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』も好評発売中です。
2019年05月26日近年の名前ランキングには、男女ともに「二音ネーム」が多い傾向があります。二音の名前は凛とした印象になり、呼びやすく、覚えやすいのが特長。そんな二音ネームに注目し、今回は赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、男の子の人気二音ネームをピックアップしてご紹介します。 蓮(れん)2017年2位から、2018年はついに人気の名前1位に! 「れん」という響きが涼しげで、洗練されたイメージです。蓮は泥水の中から育ち、夏に大きく美しい花を咲かせる植物。そのことから、周囲に染まらない清らかさを感じさせます。 陸・陸翔(りく)2018年ランキング9位の「陸(りく)」は、2017年の32位から大幅にランクアップ! 「りく」は、男の子の名前よみランキングでも5位と人気。真面目で地に足の着いた印象になると同時に、広大な陸地から心の広さをイメージさせる名前です。 蒼・碧(あお)「蒼」は2017年26位から2018年15位に、「碧」は2017年74位から2018年47位と、どちらも近年人気になりつつある名前です。「あおい」と読む場合もあります。「蒼」は植物が青々と生い茂る様子を、「碧」は自然が生み出す青緑色を表す漢字。どちらも広く美しい自然をイメージさせる名前です。 律(りつ)2018年ランキング21位に加わった、新たな人気ネーム。「定め」や「手本」を意味する「律」は、「規律」「法律」といった固い言葉に使われるほか、「旋律」や「調律」など音楽の分野でもよく使われる漢字。意志の強さや自立心の強さをイメージさせるほか、芸術性や創造性を願って名づけるパパやママも多いよう。また、2018年9月に最終回を迎えた、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の主人公の名前も同じ「律」。人気が影響しているかもしれませんね。 朔(さく)近年50位以内に入ることが多い「朔」は、39位にランクイン。陰暦における月の第1日目を表す漢字で、見た目や読み方はどこか古風な印象でありながら、「はじまり」「新しい」といった意味を持ちます。「朔」は1990年から名前に使える漢字として登録されました。 岳(がく)「岳」は、2018年43位でした。高い岩山を意味することから、「スケールが大きくてたくましい男性になってほしい」「山のように大きな心、高い志で、自分なりの頂上を目指してほしい」といった、パパ・ママの願いが込められているようです。 悠・暖・晴(はる)2018年ランキング50位以内に3つの「はる」がランクイン。よみランキングでも、1位「はると」、4位「はるき」と、「はる」がつく名前は近年人気です。どの漢字もあたたかさや明るさ、そして親しみやすさが感じられ、男の子の名前によく使われます。 全体を見ると、自然を連想させる漢字を使った二音ネームが多いよう。他には、「そら」「れお」「るい」「けい」「こう」なども人気でした。どの名前も呼びやすい反面、洗練された印象も併せ持っていますね。男の子の赤ちゃんの名付けの参考にしてみてはいかがでしょうか。調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件(男の子:44,460件/女の子:43,647件)調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー)著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年05月17日元気なイメージや響きの「き」。「~き」で終わる名前は女の子だけでなく、男の子にも人気です。そこで、2018年の名前ランキングに挙がった、男の子の「き」止め名前と、人気の高い「き」止め名前のよみを紹介します。 1.樹(いつき、たつき)毎年、名前ランキングの上位に入る「樹」。一字名で印象に残りやすい名前です。「いつき」「たつき」と二通り読むことができるので、イメージに合わせて選ぶことができますね。 2.悠生(はるき、ゆうき)前年度75位から39位にランクアップした人気名前。「悠」を使うことで、ゆったりとして落ち着きのあるイメージの名前に。のびのびと育ってほしいという願いが込められます。 3.一颯(いぶき)生命の息吹をイメージさせる「いぶき」というよみに、ランキングの上位に入る人気漢字「一」「颯」を当てた名前。元気のよさと同時に、さわやかさや飛躍を感じさせます。 4.大輝(だいき)漢字ランキング2位の「大」を使った「き」止めネーム。字のごとく、大きく輝く子になってほしい、という将来への願いを込められますね。 5.一輝(かずき)シンプルで、印象に残りやすい名前。輝かしい未来や成功を収めることのできる人を連想させます。 6.蒼生(いぶき)「蒼」も漢字ランキング10位に入る人気の漢字。漢字からくるイメージも、音の響きも若々しさやみずみずしさを感じさせる名前です。 名前のよみランキングに挙がった「き」止め名前よみランキングには「こうき」「ともき」「みつき」「りつき」「みずき」などの「き」止め名前もランクインしています。「き」にあたる漢字には「生」「希」「輝」「樹」「紀」「喜」などがあるので、イメージに合う漢字と組み合わせて考えるのもいいですね。 「き」止め名前は、呼びやすさも人気の理由かもしれません。実際に、候補にあがった名前を声に出してみて、呼んだときを想像して、しっくりくるかどうかも決め手になりますね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年05月15日2018年女の子の名前のよみランキングには「ゆい」「ゆあ」「ゆな」など、「ゆ」の音から始まる名前が多くランクイン。人気のよみと漢字の組み合わせ例をランキングから紹介します! ゆい2018年の女の子の名前のよみランキングで1位の「ゆい」。毎年上位に挙がる人気のよみです。名前ランキングで見てみると、「結衣」が4位。ほかに「結」の一字名や「優衣」なども挙がっていました。 ゆあやさしい響きの「ゆあ」。「ゆ」の音で人気の漢字「結」に「愛」を組み合わせた「結愛」が名前ランキングの13位に入っています。「ゆめ」と読むこともでき、絆や愛を感じさせる名前に。 ゆな・ゆうな「ゆな」「ゆうな」は同じ漢字でどちらにも読ませることができる名前。名前ランキングには「結菜」や「優奈」が挙がっていますが、「結奈」「優菜」と漢字の組み合わせをイメージや、ママ、パパの願いによって変えてもいいですね。「結菜」は「ゆいな」と読ませることもできます。 ゆづき・ゆずきやさしさと元気のよさをあわせもった響きの「ゆづき」「ゆずき」。「結月」「柚月」「優月」「柚希」など、「結」「優」「柚」に「月」を組み合わせた名前が人気です。 ゆいか名前のよみランキングでは43位の「ゆいか」。名前ランキングでは「唯花」が挙がっています。世界にたったひとつだけの大切な宝物、という願いを込められる素敵な名前ですね。 ゆずはさわやかでみずみずしいイメージの「柚」を使った「柚葉」は51位にランキング。「葉」を組み合わせることで、のびのびと育っていく人を連想させます。 ゆうか・ゆか「ゆう」や「ゆ」と読ませる漢字に「結」が多いなかで、「優」を使った「優花」(ゆうか・ゆか)がランキングTOP100にランクイン。漢字の意味も、響きもやさしい、穏やかなイメージを持った名前です。 いかがでしたか? 紹介したよみ以外にも「ゆうり」「ゆの」「ゆず」などが名前のよみランキングに挙がっていました。「ゆ」「ゆう」と読ませる漢字には「結」「優」「友」などを使うと、願いが込めやすく、女の子らしいイメージの名前が考えられそうですね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年05月14日女の子の名前のよみランキングでは「~な」「~か」「~き」で終わる名前が人気です。使う漢字だけでなく、響きにも女の子らしいやさしさを求めるママ、パパが多いよう。今回は2018年の名前ランキング100位のなかから、人気の「き」止めの名前TOP11を紹介します。 1.結月(ゆづき)人との結びつきや縁を感じさせる漢字「結」に、輝きや静かな美しさを感じさせる「月」を組み合わせた名前。どちらも人気の漢字で、やさしい響きに。 2.美月(みつき、みづき)女優の山本美月さんからもイメージできる、清潔感のある美しい名前。光輝く人生を送ってほしいという願いにぴったりですね。 3.咲希(さき)「咲」「希」どちらの漢字も未来を切り開くイメージが。花が大きく開き、希望に満ちあふれた人生であるように、という願いが込められる名前。 4.菜月(なつき)健康的で素直な印象の「菜」を使った名前。響きも漢字もおだやかで、春生まれの女の子に合いますね。 5.美咲(みさき)人生が大きく花開き、字のごとく「美しく咲くように」という願いが込められる名前。字のつくりもすっきりとしています。 6.柚希(ゆずき)「柚」はゆずの実のように、さわやかでみずみずしさをイメージさせる漢字。「希」を合わせることで、“夢あふれる子に”という願いが込められます。 7.葉月(はづき)八月を表す言葉。この時期に生まれる女の子にもふさわしい名前。古風でありながら、いきいきとして元気なイメージにもなります。 8.美桜(みさき)日本の情緒を感じさせる桜の漢字を使った名前。落ち着いた印象と美しさを連想させます。春生まれの女の子にぴったり。 9.柚月(ゆずき、ゆづき)6位の「柚希」の漢字違いバーション。「月」を合わせることで、りんとした美しさや知的な印象を感じさせます。 10.咲(さき)「咲」は、毎年、女の子の名前に使われる漢字のトップ10に入る人気漢字。一文字で「さき」と読ませると、とても印象的な名前になりますね。 11.優月(ゆつき、ゆづき)「ゆづき」という響きで「優」を使った名前。やさしい、すぐれるなど良い意味を多く持つ漢字で、知性や才能を持つ人を連想させます。 「き」の響きは、元気ではつらつとした印象がありますね。使う漢字によって、そのままの元気なイメージにも、やわらかさややさしいイメージにもできます。呼ぶときに愛おしさが増すような素敵な名前を考えてくださいね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年04月29日第一子を妊娠してすぐ、夫と一緒にわが子の名前を考え始めました。一生懸命考えたわが子の名前。無事に出産した報告を含め、生まれてきたわが子の名前をLINEで初めて義母に伝えたところ……!? 初めての出産報告が、とても悲しい思い出になってしまったエピソードを紹介します。 夫婦で一生懸命考えたわが子の名前待望の第一子妊娠! 夫の苗字がごく一般的なものなので、わが子は下の名前で覚えてもらえるような、特徴のある名前を付けてあげたいと思っていました。夫と2人で、姓名判断などを考慮しながら検討。臨月に入ったころ、やっと2人の思いが詰まった名前が決まりました。 私の実家には事前に名前を報告し、家族から賛成してもらいました。義理の実家からは、「夫婦で決めた名前だからどんな名前でも賛成だよ!」と言われていたため、実際の名前は伝えず、生まれてからのお楽しみにしました。 無事出産! その直後、悲しみのどん底に長い陣痛の末、やっとの思いでわが子を出産。出産に立ち会った夫も、初めてわが子を抱いて大興奮、大感激でした。わが子を抱いた写真とともに、初めてわが子の名前を夫が義母にLINEで伝えました。 その後、夫や私の両親は喜び勇んで朝食を食べに行き、私は産後の安静のため、分娩台でひとり待っていました。すると、私と夫と義母のグループLINEに、義母から「がっかりしました。名前は反対です」とメッセージが……。産後、初めてかけられたのがこんなに悲しい言葉だなんて……。 双方の歩み寄りが足りなかった義母も私たちに名づけを任せる気持ちに嘘はなく、私たちも自分たちで考えた名前なら絶対喜んでくれると思い込んでしまっていたことが、最大の失敗要因でした。義母は、想定外の名前にびっくりしてしまったのだと思います。 結局、長男の名前は、生まれてから考えた新しい名前に落ち着きました。めでたい事柄だからこそ、事前にしっかり相談し、報告しておけば、初めての出産報告がこんなに苦い思い出にならなくて済んだのに……と反省するばかりです。 わが子は両親にとっても大切な孫であることを、もっと認識しなければなりませんでした。名づけだけでなく、そのほかの帰省スケジュールや初節句についてなど、両親としっかり連携できるように努めることが大切ですね。著者:鍜治すみの生後6カ月と2歳、2男の母。長男妊娠時の切迫早産により、9年続けた製薬会社のMR職を退職。前職では主に産婦人科領域製剤を担当。培った知識をフルに活かし執筆活動や育児に奮闘中。
2019年04月18日2018年の「赤ちゃんの名前ランキング」で女の子の名前1位、2位とランクインしたのは漢字一文字名前。一文字の名前は毎年人気です。使われる漢字はやさしいイメージや美しさを感じさせるもの、古風なものなどが多く、印象的。今回は名前ランキングから、漢字一文字名前のTOP10を紹介します。 1.葵(あおい)落ち着いた雰囲気で、気品のあるイメージ。葵の花のようなかわいらしさも併せ持っています。 2.凛(りん)かわいらしい響きでも人気の名前。漢字の示す通り、りりしさや、きびきびとした美しさ、気品のある人の印象に。 3.楓(かえで)秋に美しく色づくかえでの、おだかやでやさしい雰囲気を感じさせます。響きも漢字も落ち着いた印象に。 4.凜(りん)2位の凛と同様、りりしさやきりっとした気品をイメージさせる名前。知性や強さを持ってほしい、という願いにぴったりです。 5.杏(あん)あんず、からももを表す字。響きも愛らしく、実り多い、豊かな人生を送ってほしいという願いを込められます。 6.紬(つむぎ)つむぎ糸で織った絹織物を表す漢字。古風な印象でありながら、気品を感じさせます。「つむぎ」という響きも印象的。 7.澪(みお)船が通れる深い水路を意味します。おだやかでやさしく包むこむような印象で、信頼される人をイメージさせます。 8.花(はな)ストレートに愛らしさ、美しさをイメージできる名前。シンプルさがかえって個性を引き立たせてくれます。 9.結(ゆい)人との結びつきを大切にする人、ひとつにまとめる力を持つ人、夢を実現する人、といった願いが込められる名前。 10.蘭(らん)香り高く、華やかな蘭の花をイメージさせます。響きも印象もあでやかさ、気品が感じられる名前に。 一文字で美しさや愛らしさ、おだやかさなどを感じさせる名前がたくさんありますね。ママとパパの願いに合った、素敵な漢字を探してみてください。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年04月18日子供が生まれることが決まったとき、心配するポイントはたくさんありますが、やはり気になるのは「どんな名前をつけようかな」ということではないでしょうか? 赤ちゃんの名前は、両親から贈る一生もののプレゼントだと言えます。だからこそ、なかなか決められずに悩んでしまいますよね。「将来こんな子に育ってほしい」、「あまりかぶらない名前にしたい」、「この漢字を使いたい」、「姓名判断でダメだと言われた…」など、考えることはたくさん。そこで今回は、 赤ちゃん名づけ が発表する名づけトレンド情報をもとに、名前を決めるときに参考にしていただきたい、人気の名前ランキングを男の子・女の子別にご紹介します。■2018年度版人気名前ランキングまずは、2018年度上半期の人気名前ランキングを、男の子・女の子別で見ていきましょう。子供の名前には、前年のトレンドが反映される傾向があります。最近はキラキラネームに反して「シワシワネーム」と呼ばれる古風な名前をつけることも流行りつつあるのです。▼男の子第1位は「颯(かける、そう など)」です。ここ数年のランキングでも、常に上位にランクインする人気ぶりで、2018年度は1位を獲得しました。「かっこよく、たくましく」という意味合いが込められることが多く、ポジティブな印象を受ける名前でしょう。第2位は、「悠斗(ゆうと、はると など)」。「悠」という字も毎年上位にランクインする人気漢字。おおらかなイメージを与える漢字ですね。しかし、2004年から常に男の子の名前ランキングベスト3にランクインするほどの人気なので、その分友達とかぶる確率も高くなりそうです。第3位「誠(まこと、せい など) 」、第4位は「一郎(いちろう、そろ など)」と続きます。これがいわゆる「シワシワネーム」に分類されるであろう、古風な名前ですよね。最近は読みにくい名前がどんどん増えていくなかで、あえて日本人らしい古風な名前をつける人が増えている傾向にあります。第5位は「大樹(だいき、ひろき など)」、第6位「駿(しゅん、はやお など)」、第7位「和雄(かずお など)」、第8位「陽(よう、あさひ など)」、第9位「英明(ひであき)」、第10位「湊斗(みなと、かなと など)」という結果に。「大樹」は今年が初めてのランクインです。「和雄」や「英明」も古風な名前ですよね。また、「樹」、「陽」、「湊」のように、自然を連想させる漢字の使用も人気が上がっています。▼女の子女の子の名前ランキング第1位は「恵(めぐみ、けい など)」。昨年から大きく順位をあげる結果になりました。ポジティブなイメージを持つ漢字で、「思いやりを持った子に育ってほしい」といった思いが込められることが多いでしょう。第2位は「心桜(こころ、こはる など)」。「桜のようにみんなから愛される優しい子に」といった思いを込めてつけられて、2014年ごろから根強い人気を持っています。読み方にバリエーションが多いのも人気の理由でしょう。第3位は「桜咲(さき など)」。読み方は古風ですが、漢字の組み合わせで今っぽいのも流行の傾向。4位は「萌衣(めい など)」、5位「麻衣(まい など)」6位「美波(みなみ など)」、7位「凜(りん など)」、8位「美由紀(みゆき など)、9位「文子(ふみこ など)」、10位「紬(つむぎ など)」という結果に。「麻衣」「美波」「美由紀」「文子」など、古風な名前の人気が復活の傾向にあります。ここまで、2018年上半期の男の子・女の子の名前ランキングトップ10を見てきました。例年よりも、キラキラネームは減少傾向にあることがうかがえますね。<関連記事>■2017年度版人気名前ランキングここからは、2017年度版の人気名前ランキングを、男の子と女の子別で見ていきましょう。前年は、1文字の名前の人気が強くありましたが、ほかにはどのような傾向があるのでしょうか。▼男の子第1位は「颯(はやて など)」。2018年度でも1位を獲得しており、根強い人気を見せています。第2位は「凛空(りく、など)」。「凛」という文字は、女の子の名前でも昨今人気を集めています。「空」という字と組み合わせ、さわやかなイメージを持つ「りく」という男の子らしい響きの読みが、人気の理由につながっているのかもしれませんね。第3位は「陽翔(はると など)」。「は」から始まる3文字の名前も、人気の傾向にあります。第4位は「凰(おう など)」、第5位「大翔(ひろと など)」、第6位「柊希(しゅうき など)」、第7位「瑛(あきら など)」と続いています。6位の「希」という文字は、男女ともに根強い人気のある文字ですね。第8位には「蒼大(そうた など)」がランクイン。2016年度から見ると急上昇しています。字は違いますが、俳優の福士蒼汰(ふくしそうた)さん、棋士の藤井聡太(ふじいそうた)さんの影響もあるのではないでしょうか。第9位は「湊斗(みなと など)」。「湊」という文字には、「人や物が集まる」「活気があふれる」といった意味もあり、「仲間に恵まれる温かい人になってほしい」という願いを込めて名付けられることも多くあります。第10位は「主税(ちから など)」。この年に初めてランクインした名前で、武士・赤穂浪士の大石内蔵助の息子「大石主税」の通称として有名です。この名前は、30〜40代の男性にもよくつけられているようで、キラキラネームというよりも過去の流行が戻ってきている傾向ではないでしょうか。全体的に男の子の4文字の名前はかなり減少しており、外国での呼びやすさも意識した3文字以下の名前が増えている傾向にあります。▼女の子第1位は「紬(つむぎ など)」。2016年度あたりから人気上昇傾向にあり、「幸せな人間関係をつむいでほしい」という願いが込められています。第2位は、2018年同様「心桜(こころ など)」。第3位は「咲花(えみか など)」がランクイン。女優・武井咲(たけいえみ)さんの名前は、「咲」を「えみ」と読ませるとして有名ですよね。「使用したい文字」を前提に、「呼びたい響き」を組み合わせるという、近年の赤ちゃんの名付け方を代表するトレンドの名前です。第4位は「希心(のぞみ など)」、第5位「心陽(こはる など)」、第6位「栞奈(かんな など)」、第7位「澪(みお など)」、第8位「千愛(ちな など)」、第9位「凛(りん など)」、第10位は漢字違いで「凜(りん など)」と続きます。全体的に、「心」「陽」「咲」「愛」などの温かな心や花をイメージさせるような漢字の名前に、人気が集まっている傾向があります。また、男女ともに1文字の名前が増加傾向にあるといえるでしょう。女の子の名前ランキングは、男の子に比べて毎年入れ替わりが激しいといいます。というのも、女の子の名前は響きや文字のかわいさを追求するため、例年入れ替わる傾向にあるのです。<関連記事>■キラキラ?!変わった名前ランキング2000年以降、いわゆる「キラキラネーム」と呼ばれる少し変わった名前が増加傾向にあり、メディアでも大きく取り上げられることがありました。芸能人の夫婦でも、子供にキラキラネームをつける家庭が多く見受けられましたよね。近年は落ち着いている傾向にありますが、安易にキラキラネームをつけてしまうと、将来子どもが苦労することになるかもしれません…。そこで、実在するキラキラネームの中にはどんなものがあるのか、2016年のキラキラネームランキングの一部を見ていきましょう。▼男の子で1番人気は「碧空(みらん、あとむ、など)」男女合わせた総合ランキングで2位に輝いた「碧空(みらん、あとむ、など)」。字面はすてきですが、漢字から読み方を連想するのはなかなか難しいのではないでしょうか。総合ランキング第5位の「奏夢(りずむ、など)」。音楽好きのママ・パパたちに人気を集めそうなすてきな名前です。第10位は「輝星(べが、だいや、など)」。こちらも漢字はかっこいいのですが、なかなか読みが連想しづらいですよね。当て字感が強い印象を受けてしまいます。第19位にランクインしているのは、なんと「黄熊(ぷう、など)」。アニメキャラクターをつい連想してしまう名前ですね。▼女の子のキラキラネーム第1位は「唯愛(いちか、ゆめ など)」総合ランキング第1位は「唯愛(いちか、ゆめか、など)」。キラキラネームの中でも多いのが、「愛」という字を「か」や「あ」と読ませる読み方です。第3位は「優杏(ゆず、など)」。最近は、「ゆ」から始まる名前が人気な傾向があります。第4位は「海音(まりん、など)」。第6位は「妃(ひな、きらり、など」。第7位は「一心(ぴゅあ、など)」。第8位は「愛翔(らぶは、など)」。第9位は「七海(まりん、など)」。人気の漢字を使用した名前ではありますが、読み仮名がないとわからない人も多いでしょう。なかでもインパクトのあるキラキラネームが第24位の「希星(きてぃ、きらら、など)」。有名キャラクターを連想させる読みですが、こちらはかなりのキラキラ感が漂います。やはりキラキラネームだけあって、全体的に普段カタカナで書くような当て字を使った名前が多い傾向にあります。さらに「海」や「空」、「星」といった自然を連想させる漢字が人気を集めているようです。■歴代の名前ランキングが検索できるサイト最後に、歴代の赤ちゃんの名前ランキングが検索できるサイトを2つご紹介します。年によって名前の流行も変動するので、ぜひ参考程度に見てみてくださいね。▼ たまひよ 「たまひよ」では、2005年からの赤ちゃんの「たまひよ名前ランキング」が発表されています。その年ごとに、流行の傾向・名前ランキング・読みランキング・漢字ランキングというように、カテゴリー別にチェック可能。名付けるときの参考にできるでしょう。そのほか、名付けに関するコラムなども用意されているので、一度見てみて損はないサイトです。▼ 赤ちゃん名付け こちらのサイトでは、アクセス数の多かった名前をランキング形式で掲載しています。通常の年別・男女別ランキングだけではなく、「春にまつわる名前ランキング」「ひらがなの名前ランキング」など、イメージごとのランキングも。「こんな名前にしたい!」というイメージはあるけれど、具体的にどんなものにしようか決まっていない…。そんなときは、参考として見てみてはいかがでしょうか。■まとめ名前もファッションのようにトレンドがあり、年によって流行に変動があります。子供にとって名前は、一生つきあっていく親からもらった宝物。ぜひ後悔しないような名前をつけてあげられるといいですね。とはいえ、最も大切なのは、子供のためを思って一生懸命悩んで決めてあげることです。すてきな名前とともに、お子さんもすてきな子に育つことを願っています。<参考サイト> ・赤ちゃん名づけ「2018年上半期 赤ちゃん名づけトレンド」 ・赤ちゃん名づけ「2017年 赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」 ・赤ちゃん名づけ「2016年年間 キラキラネームランキング」
2018年10月11日両親から子どもへ、初めての贈り物と言われる名前。どんな子に育ってほしいのか、意味や願いを込めて名前を考えることでしょう。そのなかで、やっぱり男の子にはかっこいい名前を付けたいですよね。いつかお子さんに聞かれたときのためにも、しっかりと由来を説明できるようにしたいもの。この記事ではかっこいい名前と、使う漢字のなりたちや意味、他の読み方をご紹介します。外国で人気の名前も紹介しますので、これからの国際社会に向けて海外にも通用する名前をつけたいという人は、ぜひ参考にしてくださいね。■かっこいい漢字一字の男の子の名前まずは漢字一文字のかっこいい名前をまとめました。一生使う名前なので、書きやすいことも大切なポイントです。一文字だと画数も少なめで書きやすいですね。▼颯(はやて)はやてとは「急に激しい風が吹く風」という意味。漢字は、風の吹く様子、きよらかな様子、きびきびした様子、疾風を表しています。「さつ」「そう」とも読みますよ。▼仁(じん)漢字の意味は、おもいやり、いつくしみ、人。他の読み方は、ひとし、きみ、しのぶ、さと、さとし、まさしです。▼匠(たくみ)「匚」と「斤」から成り立っている漢字。匚はさしがね(定規のような工具の一種)、斤はおのを表しています。ここから職人、工夫、かしら(先頭に立つもの)という意味になりました。しょう、なる、という読み方もできます。▼涼(りょう)京は高い丘の上にある建物を意味し、さんずいがつくことで風通しが良く、水が冷たい様子も表しています。あつ、きよ、すけとも読みますよ。▼司(つかさ)まつりの旗と、口(祈りの言葉)が合わさってできた文字で、まつりごとを行う人を表しています。転じて「つかさどる」という意味に。し、おさむ、かず、じ、つとむ、もと、もりという読みも。▼蓮(れん)蓮は「はす」とも読み、花の名前です。蓮の花は仏教で極楽浄土の象徴。泥の中にしっかり根を張って、美しい花を咲かせることがその由来。清らかな心や神性を意味しています。▼圭(けい)古代中国で、優秀な人に与えられる装飾品を表す漢字。転じて潔い(いさぎよい)という意味があります。か、かど、きよし、け、よしとも読みますよ。▼翔(しょう)「飛翔」という言葉のように、高く飛び立つイメージのある漢字。イメージの通り、鳥が羽を広げて飛ぶ様子を表しています。かけるとも読みます。▼塁(るい)何かが重なっている様子を表す漢字です。土地の神を祭るために柱状に固めた土が合わさって、砦(とりで)や重なりを意味しています。▼要(かなめ)人が両手を腰に当てている様子から、腰や重要なポイントを表す「かなめ」という意味になりました。よう、しの、とし、め、もとむ、やす、とも読みます。■和風・古風な男の子の名前続いて和風・古風なかっこいい名前をご紹介。和風・古風な名前は、男らしくてかっこいい印象を持たれ、最近人気の傾向にもあります。▼大和(やまと)日本を意味する言葉。漢字はおおらかで広い心をもち、人の和を大切にするという意味です。▼龍之介(りゅうのすけ)龍は、へびに似た想像上の動物、之は近いもの、介は間に入ってうまくまとまるように助けるという意味を表します。龍の字は辰年にちなんで、この年に生まれた赤ちゃんに多く使われる漢字です。▼楽(がく)どんぐりをつけた楽器の象形文字から音楽を意味します。それが転じて楽しいの意味に。ほかに、らく、ぎょう、こう、ささ、たのし、もと、よし、という読み方がありますよ。▼慶(けい)獣、勝訴したときの首の飾り、下向きの足の形からなる漢字。人の喜びを祝いに行くことを表します。ここから喜び、祝い、めでたいという意味になりました。ちか、のり、みち、やす、よし、とも読みます。▼敦(あつし)厚手の土器・羊の首・ボクッという音・右手と4つの象形と擬声語が組み合わさってできた漢字。「手厚い」という意味。転じて人情が暑い、思いやりが強いという意味を持っています。他の読み方は、おさむ・たい・つとむ・つる・とし・のぶ・とん。▼功(いさお)エは工具、力は力強い腕を表し、仕事・手柄の意味です。現在では、りっぱな成果、技、たくみという意味で使われる漢字です。こう、く、あつ、いさ、いさおし、かた、かつ、こと、つとむ、なる、のり、という読みも。▼永遠(とわ)永遠(えいえん)とは、いつまでも果てしなく続くという意味です。▼右京(うきょう)京は、古風なイメージの代表的な漢字です。▼瑛士(えいじ)瑛は美しく輝く透明な玉、士は武士・戦士・侍などを表しています。士は左右対称で縁起のいい漢字と言われています。▼蒼士(そうし)蒼は草木が青く茂る様子、士は武士・戦士・侍などを表しています。■男らしさを感じる名前男の子には男らしく育ってほしいもの。そんな願いを込めた男らしさを感じるかっこいい名前を集めてみました。▼剛(ごう)強い刀を表しており、強くてかたい、丈夫なという意味を持っています。他の読み方は、かた、こわし、たか、たかし、たけ、たけし、つよし、ひさ、まさ、よし。▼尊(たかし)酒樽と両手を表し、両手で酒樽をささげるさまから、敬(うやま)う・尊(とうと)ぶ・身分が高いという意味となりました。みこと、きみ、たか、たけるとも読みます。▼毅(つよし)むやみやたらに怒ることを表していましたが、そこから転じて強い、意志がかたいという意味に。他にはたけし、かた、こわし、たか、たけ、つよ、つよき、とし、のり、はた、はたす、と読みます。▼武(たける)矛(ほこ)と立ち止まる足の象形からできた漢字で、矛を持って戦いに行く様子を表しています。意味は強い、武器、武士、継ぐ、一歩ふみだす。読みは、いさ、いさむ、たけし、たつ、ふか、ん、ぶ、む。▼暁(あきら)暁は「夜明け」を表す漢字です。転じて悟る、明らか、さとす、告げるという意味に。あかつき、さとる、あき、あけ、かつ、さとし、とき、とし、とも読みます。▼航(わたる)舟で水を渡るさまを表しています。その後「空を飛び回る」という意味でも使われるように。こう、かず、つら、ふね、という読みも。▼理(おさむ)この漢字の元の意味は整える、おさめる。転じて物事の道筋、条理、ことわり、道理という意味になりました。他の読み方は、あや、さ、さだむ、さと、すけ、たか、ただ、ただし、ただす、とし、のり、まさ、まろ、みち、よし。▼蒼(そう)草と倉の象形から草木が青く茂る様子を表す漢字です。あお、しげ、あおい、しげる、ひろ、とも読みます。▼篤(あつし)馬がゆっくり歩く様子を表した漢字。そこから手厚い、親切・丁寧・思いやりの意味を持つようになりました。しげ、すみ、とく、ひろ、という読みも。▼勝利(しょうり)この言葉の持つ意味や、響きから力強さを感じる名前です。「かつとし」とも読みます。■自然をイメージした男の子の名前自然をイメージしたかっこいい名前です。どの名前も、聞くと雄大で力強い光景が目の前に広がってくるようです。▼樹(いつき)植える、立てるを表し、転じて木、植物の総称の意味を持っています。じゅ、しげ、しげる、じ、たかし、たつ、たつき、な、のぶ、みき、むら、とも読みます。▼嵐(あらし)山と風の象形文字を組み合わせ、文字通りあらしを表す漢字となりました。他の読み方は、らん。▼陽(あきら)太陽や日の当たる場所を表す漢字。よう、ひ、あき、お、おき、きよ、きよし、たか、なか、はる、や、とも読みます。▼晴(せい)雲がない青空、良い天気など文字通り晴れた天気を意味しています。青には澄んでいるという意味があり、太陽を表す日を組み合わせて、天気を表す漢字になりました。心の状態を表す意味でも使われます。他にはきよし、てる、なり、はる、はれ、と読みます。▼響(ひびき)向き合うことと音を表す象形文字を組み合わせた漢字。響き、響くの意味として使われています。きょう、おと、とも読みます。▼陸(りく)高い場所、丘を意味し、転じて陸地を表すようになりました。あつ、あつし、くが、たかし、ひとし、みち、む、むつ、という読みもあります。▼虹(こう)文字通り「にじ」を表している漢字ですが、虫とつらぬくを表す象形文字を組み合わせてできています。天空をつらぬくへびを表していて、虹は竜の一種と考えられていたとか。▼海(かい)水と黒を表す象形からなり、広く深い「うみ」を表しています。うみ、あま、うな、か、み、とも読みます。英語ではKaiと表記し、外国でも人気の名前です。▼昴(すばる)昴とは、おうし座の中にある星の集合体の名前。おうし座の男の子の名前としておすすめです。ぼうとも読みます。▼凪(なぎ)風を受けてふくらむ帆と、立ち止まる足の象形から、風や波が止んだおだやかな状態を表す漢字です。■漢字三文字のかっこいい名前漢字三文字の名前は貫禄があり、かっこいいですね。使う漢字の選択肢も増えますので、いろいろな思いを込められます。▼蔵之介(くらのすけ)蔵はものをしまっておく所、之は近いもの、介は間に入ってうまくまとまるように助けるという意味を表します。▼京之介(きょうのすけ)京はみやこ、之は近いもの、介は間に入ってうまくまとまるように助けるという意味です。▼虎太郎(こたろう)虎は文字通りとら、太はふとい・豊か、郎は良い男を意味しています。▼慎一郎(しんいちろう)慎はつつしむ、おろそかにしない、注意深く大切にするという意味。一は数字の1を表し、はじめ、郎は良い男の意味です。▼隆之介(りゅうのすけ)隆は豊かに大きくなる、之は近いもの、介は間に入ってうまくまとまるように助けるという意味を表します。▼慶一郎(けいいちろう慶は人の喜び、お祝い、おめでたい、一は数字の1をあらわし、はじめという意味、郎は良い男の意味です。▼孝士郎(こうしろう)孝は親につくすこと、士は武士・戦士・侍、郎は良い男を表しています。▼剣士郎(けんしろう)剣はつるぎ、士は武士・戦士・侍、郎は良い男を意味します。▼淳之介(じゅんのすけ)淳は情が厚く素直なこと、之は近いもの、介は間に入ってうまくまとまるように助けるという意味を表します。▼龍太郎(りゅうたろう)龍はへびに似た想像上の動物、太はふとい・豊かなこと、郎は良い男を意味しています。■歴史上の人物からとった名前歴史上の人物からとった名前は、古風・和風な名前の中でも代表的なもの。由来がはっきりしていて、人気の名付け方法です。お父さん、お母さんがかっこいいと思う人物から、名前を考えてみるのはいかがでしょうか。▼謙(けん)上杉謙信(うえすぎけんしん)にちなんだ「謙」。上杉謙信とは、越後国(現在の新潟県)を統一して繁栄させた、戦国時代の武将です。武田信玄や織田信長と戦ったこともあるんですよ。謙にはつつしむ、へりくだる、うやまう、という意味があります。▼総司(そうし)新撰組(江戸時代の末期に警察活動をした組織)一番隊組長の沖田総司(おきたそうじ)からとった名前。沖田総司は剣術の名人でした。総は多くのものをまとめる、たばねる、司はつかさどるという意味です。▼勇(いさむ)こちらも新撰組から、近藤勇(こんどういさみ)にちなんだ名前。最高指揮官である局長をつとめ、江戸幕府に尽くした人物です。勇はいさましい、思い切りが良いという意味の漢字。▼尊治(たかはる)後醍醐天皇の実名です。後醍醐天皇は、鎌倉時代末期から南北朝時代の始まりにかけて天皇に即位していました。尊は敬(うやま)う・尊(とうと)ぶ・身分が高い、治はおさめるという意味。▼聖(ひじり)聖徳太子にちなんだ「聖」。聖徳太子は、1万円札に印刷されていたことのある、有名な人物。飛鳥時代に推古天皇の摂生(天皇が子どもや女性の場合に、代わって政治を行う役職)として活躍しました。聖は知徳に優れた道理に明るい人を表す漢字。ひじり、あきら、せい、さとし、さとる、きよ、こうき、さとる、とも読みますよ。▼光秀(みつひで)戦国時代から安土桃山時代に活躍した武将・大名である明智光秀にちなんだ名前。光はひかりやめぐみ、秀はすぐれていることを意味しています。▼武蔵(むさし)江戸時代初期の兵法家(武芸を教える人)である宮本武蔵にちなんだ「武蔵」。二刀流の彼は、日本最強と言われていました。武は強い、武器、武士、継ぐ、一歩ふみだすこと、蔵はものをしまっておく所を意味します。▼小次郎(こじろう)安土桃山時代から江戸時代にかけての剣術の名人、佐々木小次郎より。上に紹介した宮本武蔵との「巌流島の戦い」が有名です。▼博文(ひろぶみ)幕末の武士であり、日本の初代総理大臣、伊藤博文よりとった名前。博は広い、文は文字、文書、学問を意味する漢字です。▼幸之助(こうのすけ)パナソニックの創業者、松下幸之助より。「経営の神様」という異名を持っている人物です。■カタカナでもあり?!カタカナのかっこいい名前最近はカタカナの名前も増えてきましたね。響きがかっこい名前をカタカナで表記すると、さらにかっこいい印象になります。シンプルな名前なら外国人も呼びやすいし、説明も簡単ですよ。▼レイ英語でRay(レイ)は光の意味。名前として使うときは、堂々としているようすを表します。▼レオ英語ではLeoと表記するのが一般的。ライオンを意味するラテン語系の名前です。フランス語で勇敢な様子を表す名前、レオンの愛称としても知られています。▼アダムアメリカで人気の名前、アダム(Adam)。語源はヘブライ語で、赤い地球を意味します。■外国のかっこいい名前外国で人気の名前から、日本でも使えそうなかっこいい響きの名前をご紹介します。外国由来の名前は、外国人に説明するときにすぐに分かってもらえます。これからの国際社会に生きていくお子さんのために、外国のかっこいい名前から名付けを考えてみては?▼維庵(いあん)アメリカの人気名にもランクインされている名前。英語表記はIan。維はつなぐ、庵は草でおおわれた屋根の小さな家を意味する漢字です。▼暖(だん)アメリカで男の子の人気ランキングに入る名前、ダニエル。ダンはダニエルの愛称として広く知られています。暖は文字通り暖かいイメージです。カタカナで書くと、おしゃれでかっこいい印象ですね。▼伊礼(いらい)英語ではEliと書き、イーライと読む人気の名前です。語源はヘブライ語で、神様や気高いことを意味します。▼乃阿(のあ)Noahの語源はヘブライ語で、休息や心地良さを意味する名前。聖書に出てくるノアの箱舟のエピソードも有名ですね。■女の子でもかっこいい名前女の子にはかわいい名前も良いですが、かっこいい名前を付けたいというお父さん、お母さんもいるでしょう。女の子に使える名前をピックアップしましたよ。性別がわかる前から名付けておきたい場合にも。▼凛(りん)「凛とした」「凛々しい」という言葉があるように、かっこいい印象を受けます。この字が表しているのは、冬の厳しい寒さ。ここから転じて、厳しくひきしまっているさまを意味します。▼礼(あや)「儀式」や「礼儀作法」という意味を持つ漢字。あき、あきら、あや、いや、うや、かた、と、なり、のり、ひろ、ひろし、まさ、まさし、みち、ゆき、よし、とも読みます。▼麗(うらら)「容姿端麗」や「綺麗」など美しいものを表すときによく使われる漢字。形がすっきり整って美しいという意味です。他の読み方は、れい、り、あきら、かず、つぐ、つら、よし、より。▼ 蘭(らん)草、門、袋に詰めるの象形から、良い香りを閉じ込めたらんの花を意味する漢字です。▼葵(あおい)草と方角を知るための器具の象形から、太陽に向かって成長する植物、つまりあおいの花を意味しています。き、ぎ、まもる、とも読みます。▼雅(みやび)みやびやか(上品で美しい)、上品、正しいという意味を持つ漢字です。が、ただ、つね、のり、まさ、まさし、まさる、もと、という読みも。▼茜(あかね)アカネという植物を意味する漢字。夕焼けのような赤い染料に使われ、植物だけでなく色を表す言葉としても使われています。▼伊織(いおり)もともとは男の子の名前として使われてきましたが、現代では女の子にも多く使われています。そのため中性的なイメージがあり、かっこいい印象です。伊は聖職者、織は織物や布を織ることを意味します。▼碧(あお・みどり)宝石、輝き、石の象形が合わさり、宝石のように輝く石を表します。転じて青や緑の意味に。へき、あおい、きよし、たま、とも読みます。▼飛鳥(あすか)字の通り飛ぶ鳥を表す言葉。あすかと呼ばれるようになった理由は諸説あり、真相は解明されていません。■まとめご自身のお子さんの候補となるかっこいい名前はありましたか? 名前は一生使う、その人を表すものですので、悩んでしまうかもしれません。意味や由来、口にした響きなどを考慮し、お子さんが誇れるような名前をつけてあげてくださいね。<参考サイト>
2018年09月27日男の子の名前を考えるとき、「かっこいい名前」「古風な名前」「自然なイメージの名前」などテーマをもって検討していく方が多いのではないでしょうか。ママやパパがさまざまな想いを込めてつける名前。子どもも気に入ってくれる名前にするためにも、ランキングなども参考にしながら、わが子の名前を考えていきましょう!名前のランキングのほか、テーマ別に人気のある名前や名づけのポイントをご紹介します。■【2017〜2018年】男の子の名前ランキングいま、男の子の名前はどんなものが人気なのか、ランキングをチェックしてみましょう。人気のある名前にあやかるのか、人気のある名前はかぶりやすいから避けるのか。ランキングを見ながら夫婦で話合うのもいいですね。▼明治安田生命『名前(漢字)ランキング』明治安田生命では、例年子どもの名前ランキングを調査・発表しています。個人保険や個人年金保険の加入者(約1,251万件)の中から2017年9月までの加入者までを対象とした2017年版のランキング(男の子8,300人/女の子8,030人)の名前から作成しているものが次の表です。1位 悠真1位 悠人1位 陽翔4位 湊5位 蓮5位 蒼7位 新8位 陽大9位 陽太9位 大和11位 朝陽12位 悠12位 瑛太14位 颯太14位 颯真16位 颯16位 岳18位 大翔18位 樹18位 旭(20位以下省略)「悠」「陽」「颯」という漢字がよく使われています。爽やかなイメージの漢字が多く使われている印象です。出展:明治安田生命「名前ランキング2017」 ▼明治安田生命『名前(読み方)ランキング』同じ明治安田生命の調査では読み方のランキングも発表されています。1位 ハルト2位 ソウタ3位 ユウト4位 ハルキ5位 リク5位 ソウスケ7位 ミナト8位 アオト9位 ヒナタ10位 コウキ10位 ユウセイ12位 カナタ12位 ソウマ14位 アオイ14位 カイト16位 ハヤト17位 ハル18位 アサヒ19位 ユウマ20位 リクト(20位以下省略)二文字2つ、四文字2つ、そのほかはすべて三文字の読み方という結果に。圧倒的に三文字の読み方が人気な様子が伺えます。出展:明治安田生命「名前ランキング2017」 ▼2017-2018リクスタの『2017〜2018年男の子の名前ランキング』 リセマムとは、スマホ向けアプリの『赤ちゃん名づけ』を提供している会社。同社が行っている調査のなかから、2017年2月〜2018年1月にアクセスの多かった男の子の名前ランキングをご紹介します。1位 颯(かける、など)2位 陽翔(はると、など)3位 湊斗(みなと、など)4位 凛空(りく、など)5位 悠斗(ゆうと、など)6位 蒼大(あおと、など)7位 凰(おう、など)8位 大樹(だいき、など)9位 一郎(いちろう、など)10位 優空(ゆうく、など)11位 大翔(だいと、など)12位 黎(れい、など)13位 駿(しゅん、など)14位 碧(あおい、など)15位 陽(よう、など)16位 主税(ちから、など)17位 瑛(あきら、など)18位 和雄(かずお、など)19位 誠(まこと、など)20位 英明(ひであき、など)(20位以下省略)こちらのランキングはあくまで検索数上位のもののため、実際に名づけに使用されている名前ではありませんが、明治安田生命のランキング結果にも見られる名前がいくつか出てきています。なかには「一郎」などの昔から名づけに使われている名前もあり、古風な名前が今後も人気を集めそうなランキング結果となっていますね。出典:赤ちゃん名づけ(株式会社リクスタ) ▼ランキング結果から見えてくる”今”の傾向とは?今回調べた2つのランキング結果から見えてきた“今”の傾向は、漢字は一文字か二文字で、読み方三文字の名前が多くつけられているということ。女の子の名前にも使われることのある「悠」の文字は、ゆったりと時が流れていくような柔らかいイメージをもっています。このように、男の子も柔らかな印象の文字を名前に使う傾向が、このランキングからは見られます。また、「陽」「湊」「蓮」「旭」「樹」など自然由来の文字も多く使われていることから、ナチュラルなイメージの名前が人気なようですね。【ママコラム】わが家の3兄弟は全員、自然由来の名前をつけています。とくに兄弟でつながるように意識したことはありませんが、三男につけた名前によって、兄弟それぞれの名前が自然界でも循環しているようなつながりのあるものとなりました。名づけのときにはランキングはまったく見ていませんでしたが、あとから見てみると“今”の傾向に当てはまりそうだなと感じています。<関連記事> 赤ちゃんの名前人気ランキング! 1位は「蓮」と「葵」 ■男の子の名前は画数が重要?子どもの名前を決めるときに気になる画数での姓名判断。とくに男の子は、結婚で名字が変わることの多い女の子と違い、一生同じ姓名で過ごすケースが多いため、どこまで意識すべきか悩んでしまうママやパパもいるのではないでしょうか。姓名判断の扱い方や名付けのタイミングなどをまとめました。▼画数などの姓名判断はすべき?名前がもつ運勢などを画数で診断するアプリやWebサイト、書籍はたくさんあり、名付けのときにはそれらの結果が気になるというママ・パパも多くいます。たしかに、そうした姓名判断でいい結果が出る名前をつけてあげたくなるところですよね。でも、興味本位で自分の名前を入力してみたら運勢が悪かったり、診断結果に納得がいかなかったりということも。また、姓名判断はどんな方法で運勢の良し悪しを判断しているかによって結果が大きく変わってくるため、サイトや書籍によって真逆の結果が出ることもあります。いろいろな姓名判断に一喜一憂しすぎてしまうと、なかなか決まらなくなってしまいます。もし姓名判断で名前を考えたいときは、「これを信じる」というものをひとつ決めて、ママもパパも同じものを見て確認するようにしましょう。ママとパパとで違う姓名判断のものを見ていると、ママのほうでは運勢が良くてもパパの見ているものでは悪い結果が出たからダメ、など意見が対立しやすくなってしまいますので、注意しましょう。姓名判断は必ずしも必要なものではありません。それぞれの家庭で姓名判断をする・しないを決めたうえで、姓名判断をするなら家族でこれと決めたひとつだけを見てチェックするようにしましょう。<関連記事> 赤ちゃんの名付けに活用!無料の姓名判断アプリでおすすめは? アルファベットの画数で運気アップ?【ハンコ王子・ロマくんの教えて!姓名鑑定】vol.11 ▼そもそも名付けはどのタイミングでしたらいいの?子どもの名付けはどんなタイミングで行っても問題なく、「こうしなさい」という決まりはありません。ただし、生後14日以内に地方自治体の役所に子どもの名前を書いた出生届けを出さなければならないため、生まれてから14日以内までに決めるという縛りはあります。妊娠したとわかったときや、性別が判明してからなど名付けタイミングはさまざまですが、詳しくは後半でご紹介します!▼お七夜ってなに?“お七夜”を知っていますか? 生まれた日を1日目として7日目の日に子どもに名前を付けるという儀式のことを差しています。この風習は日本で昔から受け継がれてきたもので、今でも、生まれてから7日目に儀式を執り行うこともあるので覚えておきましょう。ちなみに、お七夜の由来は江戸時代の将軍家に伝わる命名の儀式にあるそう。諸説あるのですが、昔は生まれてすぐに亡くなってしまうことも多く、生後9日目までの奇数日(1・3・5・7日)にお祝いをしていたようです。その風習が、江戸時代の命名の儀=お七夜につながって庶民にも広まっていったのが“お七夜”のはじまりとされています。現代では、命名書=子どもの名前を書いた和紙を用意し、ベビーベッドや子どもが普段寝ているところのそばに和紙を貼ってお祝いするなど、簡易な儀式を行うケースが多いようです。<関連記事> お七夜とは? 何をするの? 準備するものは?新米パパママへのマナー講座】 ■【男の子の名前】シンプルな一文字の名前湊(みなと)、蒼(あお/あおい)、創(はじめ/つくる)、仁(じん)、龍(りゅう)、佑/匡(たすく)、現/源(げん)、岳(がく)、理/修/統(おさむ)、匠/工(たくみ)、隼(はやと)、新(あらた)、陽(よう/あきら/はる)、大(だい)、翼(つばさ)、亘/渉(わたる)、青(あお)、丈(じょう)、駆(かける)、翔(しょう)<関連記事> 漢字一文字の名前が人気?「男女両方に人気の漢字」最新版 ■【男の子の名前】和風が多い? 二文字の名前大和(やまと)、恭平(きょうへい)、祐介/裕介(ゆうすけ)、健太(けんた)、智也/朋也(ともや)、将大(まさひろ)、翔平(しょうへい)、蒼太/颯太(そうた)、航大(こうた/こうだい)、陽馬(はるま)、幸樹(こうき)、遥生(はるき)、宗介/壮亮(そうすけ)、将之/雅之(まさゆき)、俊介/駿佑(しゅんすけ)、大輔/大祐(だいすけ)、彰典/晃教(あきのり)、涼真(りょうま)■【男の子の名前】かっこいい古風な名前護(まもる)、尊(たける)、龍馬(りょうま)、謙信(けんしん)、宗久(むねひさ)、総司(そうし)、賢治(けんじ)昇(のぼる)、穣(みのる)、朝臣(あさおみ)、右京(うきょう)、小次郎(こじろう)、由紀夫(ゆきお)、光太郎(こうたろう)、大雅(たいが)、京太(けいた)、武蔵(むさし)■【男の子の名前】外国でも通用する名前の読み方けん/けんと、たいが、じょう、りき、しょう、けい、じん、べん、れい、じょうじ、ゆうじん、はく、じゅん、かい■【男の子の名前】男の子らしい自然を取り入れた名前岳(がく)、空/宙(そら)、樹(いつき/たつき)、海(うみ)、海斗/海人(かいと)、蓮(れん)、晴(はる)、陸(りく)、天(そら/たかし)、光(ひかる/みつる)、晴人/陽人(はると)、大地(だいち)、草平(そうへい)、港太(こうた)、凪人(なぎと)、湘(しょう)、颯(はやて)、葉(よう)、逸月(いつき)、北斗(ほくと)、昴(すばる)、佑月(ゆづき)■季節によって名前を変えたいときは生まれた季節からイメージされる名前を付けたいときの参考に春夏秋冬別の名前と使われることの多い漢字をピックアップしました。▼春の場合陽太(ようた)、日向(ひなた)、桜一郎(おういちろう)、咲也(さくや)、颯介(そうすけ)、春人(はると)…など、陽・日・春・桜などを使った名前<関連記事> 5月・6月生まれの男の子にオススメ!「季語・誕生石」にちなんだ名前集 4月生まれの子につけたい男の子・女の子の名前まとめ ▼夏の場合湊人(みなと)、海青(かいせい)、夏大(かんた)、爽馬(そうま)、一星(いっせい)、太陽(たいよう)…など、海や夏、爽などを使った名前<関連記事> 【男の子の名付け】夏生まれの赤ちゃんにつけたい名前は?7月・8月編 ▼秋の場合実(みのる)、結月(ゆづき)、秋人(あきと)、清治(きよはる)、真澄(ますみ)…など実、月、秋、清などを使った名前▼冬の場合冬斗(ふゆと)、冬馬(とうま)、雪成(ゆきなり)、隆白(たかし)、聖(しょう)…など冬、雪、白、聖を使った名前■名付けのタイミングはいつがいい?名付けのタイミングはさまざま。妊娠したときや性別がわかったとき、生まれた瞬間、生まれてきてからじっくりなど、名付けのタイミングはさまざま。なかには、妊娠する前から、子どもに付けたい名前を考えていたという人もいるのではないでしょうか?ここでは、妊娠したとき〜生後落ち着いてまでの4つのタイミングそれぞれで名付けたときの注意点やポイントをご紹介します。▼妊娠がわかったとき妊娠していることがわかったときから考え始める子どもの名前。まだ性別がわからないので男の子バージョンと女の子バージョンの2とおりを考えたり、どちらにも使える名前を探してみたりと、夢がどんどん膨らんでいく時期です。とくに妊娠したての頃は、子どものいる生活や子ども自体のことも現実的に考えきれないことも多いので、あれこれ妄想しながら自分の好みで名前を決められます。一方で、性別もわかっていない時期に女の子の名前ばかりを考えていたら、生まれてみたら男の子で「せっかく考えた名前が使えない」なんてことも。ただ、この時期から考えていると、あれこれじっくり調べて考えられるので、漢字の意外な意味やパッとは思い浮かばなかった“いい名前”が出てくることもあります。また、おなかの中にいるときから名前で呼ぶこともでき、出産時にはすっかり名前に愛着が湧いている可能性も。いずれにしても、まだ出産までは間があるのでひとつひとつゆっくりママとパパとで相談しながら考えていくようにするのがポイントです。▼性別がわかったとき妊娠したてのころにはまだ性別がわからないから名前までは考えていなくとも、性別が判明したタイミングで検討し始めるケースも多くあるでしょう。性別がわかっていれば「せっかく挙げた候補は男の子用/女の子用だから使えない」ということにもなりません。ただ、妊娠中に判定される性別はよほどエコーにしっかりと写っていない限り、間違えている可能性もあります。男の子/女の子と先生に言われたからと、その性別を信じ切っていると出産時にまさかの展開になることも…! まだこのタイミングでは、念のため判定された性別ではないパターンも考えておくと安心です。▼生まれた瞬間や顔をゆっくり見たとき事前に「この名前がいい」と決めていても、実際に子どもの顔を見たら全然違った…、という話はよく耳にします。生まれた瞬間や子どもの顔をゆっくりと見たときのインスピレーションで決めるのもいい方法です。ここまで明確には名前を決めずなんとなく「この漢字を使いたいな」、「こんな名前がいいな」と考えていたのが、赤ちゃんの顔を見たこのタイミングで決定することもあるので、名前候補を頭の片隅でも置いておくのがおすすめです。▼落ち着いてから出産直後は慌ただしく、また出産で消耗した体力の回復に努めているうちに退院の日を迎えてしまった、というケースもよくあります。自宅や実家に帰って落ち着いてから、あらためて子どもと向き合って名前を決めるというのもいいものです。落ち着いてから決めれば、ゆっくりママとパパとで話し合うこともでき、2人が納得する名前を付けられます。ただし、生後14日以内に決めないと出生届の提出に間に合わなくなってしまうので、期限は意識しておくようにしましょう。【ママコラム】わが家の3兄弟はみなおなかの中にいるときに名前をほぼ決めていました。長男は妊娠5ヶ月で「男の子」と医師に聞いていたので男の子の名前で候補を2案まで絞り、生まれてきて顔を見てから名前を決定しています。次男と三男は生まれてくるまで性別を聞かずに過ごしていたので、出てくるまで「女の子なら◯◯、男の子だったら◯◯」と夫婦でワクワクしながら考えていました。ただ、3人とも、最終的に決定したのはすべてママである私だったと思います。とくに三男は女の子だったとしても同じ名前にすると私は決めていて、夫にも了承を得ていたのでそのまま名付けています。どのタイミングで決めるかは、子どもによっても違うのでそのときそのときで楽しみながら考えるのもいい思い出になりますよ。■名付けのときに気をつけたい8個のポイント名付けのときに気をつけておきたいポイントは、名付け前と候補がいくつか挙がってきたときにチェックして名前を決定するようにしましょう。子どもの名付けのときには、次の8個のポイントを押さえて決めていくのがおすすめです。どんな点に注意したらよいのかチェックしておきましょう。▼ポイント1:男の子は名字+名前を生涯使う可能性が高い男の子は結婚で名字の変わるケースが多い女の子と違い、生涯同じ名字+名前で過ごす可能性が高いです。このため一生同じ名字との組みわせで使うかもしれないということを頭の片隅入れつつ、名前だけのイメージばかり考えるのではなく、名字と合わせてみながら決めていくのがおすすめです。<関連記事> 子どもの「名付け」、10人に1人の親が“後悔” その理由とは? ▼ポイント2:使用可能漢字から選ぶじつは、名前には使用できる漢字と使用できない漢字があり、こだわってつけた名前の漢字が使えないものだった、となってしまうことがあります。出生届を出したときに「この漢字は使えません」と戻されてしまい届けが受理されないことも…! そうならないよう、名前に漢字を使うときには使用可能なものであるかを一度確認しておくようにしましょう。法務省:子の名に使える漢字 ▼ポイント3:ひらがなのみだとかわいらしい印象になるかも小さい子どもも読みやすく、漢字の読み方間違いによる名前の呼び違いなども起こらない、ひらがなのみの名前。メリットもありますが、ひらがなのみの名前はかわいらしい印象になる可能性もあるので注意が必要です。女の子は、ひらがなのみの名前がランキングにも上がってくることがあるほど人気があります。しかし男の子ではあまり見かけられないのも、かわいい印象が強いためというのが理由のひとつとして考えられそうです。大人になって、今のパパと同じくらいの年齢になったときやおじいちゃんになったわが子のことはあまり想像できないかもしれませんが、いつかはわが子もその年齢を迎えることになります。名前は一生使うものだということを意識して名付けるようにしましょう。▼ポイント4:からかわれやすい名前になっていないかチェック子どもが小学生くらいになったときに、名前でからかわれないように漢字の別の読み方や名字と並べたときに区切り方を変えると面白くなってしまうような名前になっていないかチェックしておくと安心です。注意しておきたいのが、漢字の音読み訓読みでの違い。大人が見れば、「フツウ◯◯と読むだろう」と思う漢字でも、その漢字を学校で習うときには音訓読み両方を学ぶことも。あとになれば忘れてしまうような読み方でも、習ったばかりの時期にはホットな話題となります。気にしすぎているとなかなか名前が決められなくなってしまうこともあるので、どちらの漢字にしようか悩んだときなどに、名前の読み方をあれこれ変えて、からかわれやすい名前になっていないかという観点で比較してみる方法を取り入れてはいかがでしょうか。<関連記事> イメージが違う!? 名付け時に知っておきたい「意外な意味の漢字」4つ ▼ポイント5:読み方・漢字のかぶりの許容範囲を夫婦で相談しよう身近な親族・友人・知人に、同じ読み方や漢字の人がいないかも要チェックポイントです。あえて名前をいただくこともあるため、かぶるのがいけないということではないですがまるっきり同じになってしまうのは避けたいという人も多くいます。何より、夫婦で意見が分かれていると後々も問題になりかねません。どこまでならOKとするのか、必ず夫婦ですり合わせをしておくようにしましょう。とくに、親族から名前を一字もらってつけたいという希望や家族の習慣があるときには慎重に夫婦で話し合いお互いが納得できるよう相談することをおすすめします。▼ポイント6:パソコンで表示しにくい文字だと苦労するかも?現代では、多くの場面でパソコンやスマホなどが使われているため、“スムーズに漢字が変換できるかどうか”もひとつのポイントとなってきます。ただ、漢字の変換も登録してしまえば一度の手間で済むため、苦労する機会もそこまでないかもしれません。漢字選びで悩んだときなどに、「スムーズに変換されるほうはどっちかな」と判断材料のひとつとしてチェックしてみるのもひとつの手です。▼ポイント7:語れるような由来があるといい小学生になると、名前の由来を聞いてくることが宿題として出されることも。また、子どもがふとした拍子に自分の名前の意味を聞いてくることもあります。そのときに「なんとなくつけたんだよ」というのではなく「こんな意味を込めたんだよ」「◯◯(いつも笑顔/幸せ、など)になってほしくてつけたんだ」と語れる由来があると子どもも喜びます。【ママコラム】わが家の長男は5歳のときに「どうして僕は◯◯って名前なの?」と聞いてきました。ちょうど三男が生まれたころで、“名前”に興味をもったようです。長男の名前は、名字や夫婦で好きなものから広くたどっていくと「なるほど!」となるような意味を込めていて、由来を話すと、本人もとても納得していました。いまは次男も自分の名前の意味を知っていて、事あるごとに「僕は◯◯って意味の名前」とお互いに言い合っていますよ。▼ポイント8:ママとパパが愛着をもてる名前を選ぼう名付けのときにはあれこれ考えて悩むものですが、一番大切にしたいのがママとパパが愛着のもてる名前を選ぶこと。ママとパパが愛着をもっている名前であれば子どもも自然と愛着をもつようになっていくはずです。名前の候補がいくつかあるときは「どれが一番愛着をもてるか」で選んでみませんか。<関連記事> 名付けで重視することランキング! 3位は「キラキラネームを〇〇」 <関連記事> 現役保育士が証言! 半数以上の子どもの名前が読めない!?【パパママの本音調査】 Vol.10 ■まとめ名前は一生使うもの。そんな大事な名前を決める名付けは親から子へ贈る最初のプレゼントと言われてもいます。細かなことまで気になって悩んでしまうこともありますが、夫婦でしっかり話し合い、家族が笑顔になれるような名前を考えていきましょう。参考サイト明治安田生命「名前ランキング2017」 赤ちゃん名づけ(株式会社リクスタ)
2018年09月20日赤ちゃんが誕生したとき、「命名」するというのは、お父さん・お母さんにとっても一大イベント。「こんな子に育ってほしい」と将来への思いを込めて名付ける家庭も多いでしょう。漢字のもつ意味や画数、名字とのバランスなど、名前を決めるポイントはたくさんあります。その子が一生背負っていく名前だからこそ、なかなか決めるのが難しいですよね。そこで今回は、最新ランキングとなる2018年上半期・人気の名前TOP10や、命名するときに考えたい4つのポイント、命名をサポートしてくれるサイトをご紹介します。■命名とは? 赤ちゃんの名付け「命名」とは、子どもに名前を授けること。名前こそ、両親から子どもに贈る最初のプレゼントともいえるでしょう。名前には、両親からわが子への思いや、将来どんな子に育ってほしいかという願いがこめられています。子どもは、その名前とともに成長していくことになるのです。■命名「2018年上半期 人気の名前ランキングTOP10」子どもの名前にも、そのとき活躍したスポーツ選手や人気の女優さんの名前が反映されるなど、流行があるもの。以前は「●●子」「●●郎」のような名前が多い傾向にありましたが、それも時代に合わせて変化しつつあるのです。今回は、2018年人気の名前TOP10を、男の子と女の子別でご紹介します。なお、この結果はアカチャンホンポが発表した 「2018年上半期赤ちゃん命名・お名前ランキング」 によるものです。▼2018年上半期「男の子の名前」TOP10男の子の1番人気は「蓮(れん)」。2位は「大翔(ひろと)」、3位「陽翔(はると)」、4位「樹(いつき)」、5位「陽太(ようた)」、6位「大和(やまと」、同率6位「湊(みなと)」、8位「悠人(ゆうと)」、9位「悠真(ゆうま)」、10位「陽斗(はると)」という結果に。「翔」「陽」「悠」という字を使った名前が多く、おおらかなイメージや大空をはばたく印象の名前が人気です。「蓮」「湊」という名前も自然を連想させる漢字。また、「はると」という名前は、漢字は違いますが、2018年4月から6月に放送されたドラマ『花のち晴れ』に登場する神楽木晴(はると)の影響もあるかもしれませんね。▼2018年上半期「女の子の名前」TOP10女の子の名前は「咲良(さくら)」と「結菜(ゆうな)」が同率1位。3位「莉子(りこ)」、4位「芽衣(めい)」、5位「紬(つむぎ)」、同率5位で「結愛(ゆあ)」、7位「さくら」、8位「凜(りん)」、同率8位で「陽菜(ひな)」、10位「結衣(ゆい)」という結果に。「咲良」は、2017年も同様に1位で根強い人気をみせています。ほかにも、春を意識したような名前も多くみられるのが特徴。また、「菜」「莉」「咲」のような草花にまつわる漢字も多くみられます。「結」という字は男の子でも人気があり、人とのつながりを求める昨今の風潮や、スケート選手の羽生結弦選手の人気ぶりからきていることが予想されますね。■命名はいつまでにすればいいの?赤ちゃんがまだおなかの中にいる段階から名前を考える方もいれば、生まれてから決めたいという方も少なくありません。生まれたわが子の顔や雰囲気をみて、命名するのもすてきですよね。しかし、命名はいつまでにすればいいのでしょうか。一般的には、お七夜が行われる、生まれてから7日目。とはいえ、お七夜は絶対に行わなければならない行事ではないので、正式なタイムリミットではありません。法的には、生まれてから14日目といえるでしょう。というのも、赤ちゃんの名前を記入した「出生届」というものを役所・役場に提出する期限が、生後14日以内と定められているからです。海外で出産した場合は、3カ月以内に提出することが義務付けられています。万が一遅れてしまっても、受け付けてもらえないということはありません。期限を過ぎてしまっても絶対に提出するようにしましょう。■命名するときに考えるポイント4つ赤ちゃんの名前を考えるとき、あなたはなにを最優先に考えますか? 「ほかの子と被らないような名前にしたいな」「こんな意味のある名前にしたいな」という気持ちはもちろん、いざ声に出したときの呼びやすさや使いたい漢字から決めるなどさまざま。「悩みすぎて気が付けば出生届の締め切りが迫っていた」なんてことも…。そうならないためにも、命名するときに必ずおさえておきたいポイントを4つご紹介します。▼命名ポイント1:読み(響き・音)名前を呼んだときの響きや音のリズムは、命名する際の重要なポイントになります。呼びやすい名前や響きが良い名前だと、周りからも覚えてもらいやすいでしょう。しかし、ここで注意したいのが、当て字で漢字をつける場合。読みから名前を決めるときは、読み方に合わせて漢字を後から決めることが多いですよね。このとき、「パッと見ではかっこいい」「かわいいイメージの名前になった」と思ったら、実はあまり名前にはふさわしくない意味を持っていた…なんてことも。例えば、男の子に「しんた」という名前をつけたくて「心太」という漢字を当てたとしましょう。しかし、実はこの漢字、「ところてん」とも読めるんです。漢字そのもの自体は普通でも、名前としてはあまりふさわしくない感じがしますよね。読みや響きから名前を決めて、後から漢字を当てるような場合には、漢字や熟語としての意味もよく調べるように。字面や全体の文字バランスもみて、決めるようにしましょう。▼命名ポイント2:漢字の意味漢字の使い方を知っていても、その成り立ちや意味までを把握している人は少ないでしょう。日常で使っている分にはそれで問題ありませんが、名前に使用するとなればそうはいきません。漢字には、その一つひとつにさまざまな成り立ちや意味があります。日本で名前に使える漢字は戸籍法で定められていて、その数なんと2998字。しかし、その中にもよくよく意味を調べてみると、縁起が悪かったりあまりよくない意味を持っていたりする場合も…。「知らずに命名してしまって、あとから気づいて後悔する」なんてことのないように、命名前には漢字の意味についても調べておきましょう。また、使おうとしている漢字や読み方が常用漢字として認められているかどうか、も重要なポイント。大人になったとき、「電話口で相手に名前を伝えようと思ってもなかなか伝わらない」というような苦労を強いてしまう可能性があるからです。▼命名ポイント3:画数命名するときに、姓名判断を利用する家庭も多いのではないでしょうか。やはり一生ものになる名前だからこそ、少しでも子どもにとってプラスになるような良い名前を贈りたいですよね。姓名判断では、総画数や字画数などを用いて、良い運気を呼び寄せる名前かどうかを診断します。名前だけではなく名字と組み合わせることによって、総画数が変わり運勢が決まるため、「いくつかの名前の候補から悩んでいる」という場合にも選択の助けになってくれることでしょう。姓名判断をするなら、インターネット上で無料診断できるサイトが多数あります。しかし、流派や占う方法によって結果が変わることもあるので、「少しでも信ぴょう性の高い結果が欲しい」という場合には、専門の占い師の方にお願いするといいでしょう。あまり気にしすぎると、命名すること自体を難しく感じてしまうため、あくまでも参考程度にとどめておくといいかもしれませんね。▼命名ポイント4:家族との関連性家柄によっては先祖代々、家長から漢字を一字取って名前をつけている家庭もあるでしょう。お父さんやお母さん、祖父母の名前に使われている漢字や、夫婦の間や家系の中で大切にしている漢字から考えてもいいかもしれませんね。あなたの名前も、両親からもらったすてきな名前です。その一部をまた子どもが受け継いでいくのも、とてもすてきなことですよね。また、漢字ではなく読みからとって、漢字を当てはめてもいいかもしれません。すでに第一子が誕生していて、第二子以降である場合には、きょうだいで関連性のある名前にするのもいいでしょう。「和也」「達也」のように漢字の一部を合わせたり、「けんと」「ゆいと」のように音でそろえたりするなど、いろいろなケースがあります。また、名前の漢字や読み方に共通点がみられなくても、どちらも「空」をイメージした名前で決める、などの関連性もあるでしょう。■命名したら「お七夜」を行おう赤ちゃんが生まれてから初めて行うお祝いごととされている「お七夜」。赤ちゃんが誕生してたくさん悩んで命名できたら、家族やお世話になった人たちと一緒にお祝いをしてあげましょう。▼お七夜とは「お七夜」とは、赤ちゃんが生まれてから7日目の夜のことを指します。赤ちゃんの健やかな成長を祈願して、家族や親族と祝い膳を囲んでお祝いし、赤ちゃんのお披露目、誕生の報告をする日。日本の平安時代からの風習で、昔は赤ちゃんの生存率が低かったことから、生まれてから無事1週間経過したことをお祝いしたようです。現代では、赤ちゃんとお母さんの退院祝いのような意味合いで、両家の両親や夫婦のみでゆっくりとお祝いするようなケースが増えている傾向にあります。また、お七夜では同時に、命名した名前をお披露目する「命名式」も行います。原則7日目の夜となっていますが、お母さんの体調がすぐれなかったり親族との予定が合わなかったりする場合もあり得るでしょう。そのような場合には、無理をして7日目にこだわらず、日程を調節して後日ゆっくりとお祝いするのもいいでしょう。▼お七夜はどうお祝いするの?お七夜の食事には、おめでたい席にだす「祝い膳」を用意して、みんなで囲み祝うのが正式な方法です。具体的には、お赤飯や尾頭付きの鯛、ハマグリのお吸い物、なます、お刺身などを用意するといいでしょう。しかし、産後間もないお母さんがこれらの料理を準備するのは、非常に大変なこと。そのため、自由に好きな料理を用意する家庭も増えてきています。祝い膳のケータリングや出前を利用する方法も。現代ではあまり慣習にとらわれ過ぎずに、家族で楽しくお祝いできるように用意するといいでしょう。また、命名式を同時に行う場合、赤ちゃんの名前を命名書に書き、家族に披露します。命名書を作るのは難しそうに感じるかもしれませんが、最近では文房具店でも命名紙を購入できますし、インターネット上にもいろいろな種類のテンプレートが公開されています。色紙タイプのものも販売されており、名前だけでなく赤ちゃんの手形や足型、写真、身長、体重なども一緒に記録として残せますよ。台紙付きなので、丈夫なこともメリットですね。■命名をサポートしてくれるサイト4選ここまで、人気の名前ランキングや、命名のときにおさえたいポイントについてまとめてきましたが、「それでもやっぱり決められない!」と悩んでいる人も少なくないでしょう。最後に、そんなママパパのために、命名をサポートしてくれるサイトを4つご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。▼赤ちゃん命名.com~名付けサポート~命名支援サイト「赤ちゃん命名.com~名付けサポート~」では、名前の判定はもちろん、名字から名前の良い画数の候補を探し出せます。姓名判断の大きな悩みは、流派によって違いがあること。「赤ちゃん命名.com~名付けサポート~」では、姓名判断の判定方法を設定で切り替えられるのです。また、名字に合う名前の画数を検索でき、そこからさらに名付けに使う漢字を検索することも可能。最適な画数を探してから、画数に合う好きな漢字を探せるのはうれしいですね。どの機能もすべて無料で利用できます。 ・赤ちゃん命名.com~名付けサポート~ ▼私の赤ちゃん「私の赤ちゃん」では、4つの名付けツールが用意されています。ひとつ目は「イメージから名付け」。季節・自然・性格・雰囲気など、男の子・女の子それぞれ24カテゴリーの中から、イメージに合わせたものを選べます。ふたつ目は「漢字から名付け」。こちらも男の子・女の子に分かれていて、名前によく使われる漢字が50音順で検索できます。使いたい漢字に合わせて名前を選択するといいでしょう。3つ目は「読みから名付け」。こちらも男の子・女の子に分かれています。よく使われる名前の読みが50音順で検索でき、そこからどのような漢字が使われているのかをさらに一覧で見られますよ。4つ目は「姓名判断」。旧字体での画数で鑑定し、天運を除く四運の鑑定結果が表示されます。また、名前による相性診断や、日刊の男の子・女の子別の名前ランキングも見られるので、こちらも合わせて参考にしてみてはいかがでしょうか。 ・私の赤ちゃん ▼いいなまえねっと「いいなまえねっと」では、面倒な画数の計算を排除して、姓名判断による赤ちゃんの名付けをサポートしてくれます。検索フォームに名字を入力し、男の子か女の子かを選択して検索するだけ。そうすることで、赤ちゃんの名前データベースから、姓に合う良運な画数の名前のみを検索・表示してくれるのです。どれも姓名判断で画数の良い名前ばかりなので、候補を絞り込むには有効な手段でしょう。ほかにも、漢字から名前を検索したり、名前に使える漢字かどうかを調べたりすることも可能。毎月どの漢字や読みがよく検索されているのかも、ランキング形式でチェックできますよ。相談できる掲示板も設置されているので、こちらも合わせて参考にしてみてはいかがでしょうか。 ・いいなまえねっと ▼良運命名「良運命名」は、姓名判断に基づいた赤ちゃんの名付け専門サービス。無料で利用できるウェブ鑑定はもちろん、オーダーメイドで利用できる「名付け本」のサービスも。「名付け本」とは、鑑定したい名字を申し込むことで、姓名判断に基づきその名字に合う良運の名前がリストアップされた本が届くサービス。自分の名字に合わせて作る、世界でたったひとつの「名付け本」なのです。子どもにまつわる思い出としても残しておけるでしょう。最大1,000件の名前をリストアップしてくれて、1冊3,000円(税込)。送料は無料ですよ。 ・良運命名 ■命名まとめ赤ちゃんの名前は、両親から最初に贈る一生もののプレゼント。名前を決めるポイントはたくさんありますが、最も大切なのは、やはり親が子を大切に思う気持ちそのものでしょう。たくさん悩んで、お父さん・お母さんが納得できる、すてきな名前をつけてあげてくださいね。
2018年08月31日赤ちゃんの名前を考えている時間は、とても幸せですよね。名前は、両親から子供に贈る最初のプレゼント。まだ見ぬ顔を想像しながら、「こんな名前がいいかな」「こんな人になってほしいな」といろいろ迷っている方も多いことでしょう。名づけの際に「姓名判断」の結果も気になりますよね。このページでは、姓名判断について、見方やサイトをご紹介します。■姓名判断とは?姓名判断とは、文字通り、苗字と名前の字画をもとに運勢を診断する占いのようなもののこと。「あなたの名前は字画がいいものを選んだんだよ」と両親から聞かされたことがある方もいるでしょう。もっともメジャーな判断方法は、字画による五格です。方法はいたってシンプル。氏名の文字の画数から、「苗字部分の合計」「苗字の最後の文字+名前の最初の文字」「名前部分の合計」「苗字の最後の文字と名前の最初の文字以外の文字の合計」「氏名全部の合計」の5種類の足し算を行います。これらには、それぞれ名称がつけられています。天画数:苗字部分の合計人格数:苗字の最後の文字+名前の最初の文字地格数:名前部分の合計外角数:苗字の最後の文字と名前の最初の文字(人格数)以外の文字の合計総画数:氏名全部の合計これらの数が、良いか悪いかを判断するのが「姓名判断」です。そのほか、「陰陽配列」や「三才配置」といった判断方法もあります。■名づけのとき姓名判断は参考にするもの?子どもに幸せな人生を送ってもらいたい。親は、そんな想いを抱いて名づけを考えるものです。「姓名判断も参考にしなければいけないのでは」と思っている方も多いと思いますが、名づけにおいて、姓名判断は必ずしも重要視しなければならないものではありません。姓名判断とひとくちにいっても、流派はさまざま。流派によって画数の数え方やルールに違いがあるため、ひとつの姓名判断で「大吉」と出た名前であっても、他方の流派では「大凶」になるといったことも起こりうるのです。また、「どうしてもこの漢字を使いたいけれど、姓名判断の結果が悪い…」という際も、必ずしも姓名判断を優先させなければならないわけではありません。あまり姓名判断にこだわりすぎず、幸せなイメージを膨らませてみてください。■赤ちゃんの名づけに役立つサイトサイト7選わざわざ姓名判断の本を買わなくても、今はネット上で簡単に姓名判断が行えます。このページでは、赤ちゃんの姓名判断に使えるおすすめのサイトを7種類ご紹介します。なかには、名前の参考になるメニューを揃えているサイトも。名づけの参考にしてみてくださいね。▼赤ちゃん命名ガイド「赤ちゃん命名ガイド」では、パパ・ママの苗字と読み方、子どもの性別を登録するだけで、21万件以上の名前データベースから字画のいい名前を調べられます。名前の案がまったく思い浮かばないパパ・ママや、字画の良さを優先したい方に役立つサイトでしょう。男の子・女の子別のお名前辞典やランキングも掲載されているため、本格的に考え始める前に眺めてみることもおすすめです。もちろん、候補の名前を入力しての姓名判断サービスもあり。「この漢字、人名に使えるの?」ということも調べられますよ。無事に命名が決まったあとは、自宅プリンターやコンビニプリントサービスで印刷して使える命名紙のデータダウンロードサービスも利用できます。・ ▼いい名前ねっと「いい名前ネット」は、ベーシックな姓名判断が行えるサイトです。姓・名をそれぞれ入力し、男の子か女の子か選んで診断ボタンをクリックするだけで、候補の名前の字画の良し悪しが一目でわかります。また、字画で判断する「五格」のほか、「陰陽配列」や「三才配置」といった異なる判定結果も合わせて確認できるため、総合的に調べてみたいという方にもおすすめ。陰陽配列は、画数の奇数(陽)、偶数(陰)の配列で吉凶を占うもの。三才配置は、五格の内、「天格」「人格」「地格」を「木」「土」「金」「水」にあてはめ、その配置で吉凶を占うものです。・ ▼赤ちゃんの名づけ命名「赤ちゃんの名づけ命名」は、姓名、男の子・女の子を入力して運勢を占うサイトです。判断方法は五格。2009年から、性別ごとの人気名前ランキングも掲載されているため、とっかかりとして見てみることもおすすめです。名づけに大事な5つのポイントとして、「親の責任を自覚する」「名前は子どもへの愛情は願いの結晶」「苗字とのバランス、読み、発音、覚えやすさ」「姓名判断の運勢にこだわりすぎない」「個性的な名前であっても奇抜すぎない」という内容が紹介されています。心に留めておきたいですね。・ ▼良運命名「良運命名」は、赤ちゃんの名づけに関するさまざまなサポートが行われているサイトです。すでに名前の候補がある方は通常の姓名判断を、候補が絞れていない方は、苗字から運勢の良い名前を一覧でチェックできますよ。そのほか、音の響きから合う漢字を調べられたり、使いたい漢字を用いた名前を調べられたりと、幅広い方向から名づけを考えられるでしょう。無料で使えるWEB版のほか、3,000円で注文できるオーダーメイドの名づけ本も。名づけに関する体験談も掲載されています。・ ▼ハピネム「ハピネム」は、無料で行える姓名判断ほか、「イメージから命名」「響きから命名」「漢字から命名」と、さまざまな方法で名づけを考えられるサイトです。ぼんやりとしたイメージしか湧いていなくても、出てくる名前を見ているうちに候補が定まっていくのではないでしょうか。男の子・女の子それぞれの週間人気ランキングのTOP5もチェックできるため、参考にしてみてはいかがでしょうか。・ ▼赤ちゃん名づけ「赤ちゃん名づけ」では、通常の姓名判断のほか、苗字と字画の相性が良い名前を検索できます。苗字と男の子・女の子の入力をして検索をするだけでも相性が良い名前が見られますが、おすすめは「詳細条件を指定」すること。名前の字数・名前に入れたい文字・読み方の希望など、「ここまでは決まっている」という条件を入力できます。また、詳細は決まっていないけれど、「明るい雰囲気がいい」「雄大な印象がいい」「春をイメージした名前がいい」といった名前が与えるイメージも選択可能です。・ ▼赤ちゃん命名.com「赤ちゃん命名.com」は、「五格」と「陰陽五行」の2種類から姓名判断が行えるサイトです。そのほか、「良名検索」では苗字に合う名前を検索できます。五格の条件は、それぞれ「大吉」「吉以上」「半吉以上」「凶でも可」から選択可能。とはいえ、すべての運勢が「大吉」になる名前はまれ。「総画」「地格」が吉になればOKというコメントも添えられています。五十音順に並んだ、名前のみの一覧もチェックできますよ。・ ■姓名判断の見方姓名判断を見るときに、まずわからないのが判定結果の見方ではないでしょうか。冒頭で五格について軽く触れましたが、各字画がどうあれば良いといえるのかがわからない方は多いでしょう。ここでは、代表的な3つの判断方法について、結果の見方をご紹介します。▼五格五格は、冒頭でご紹介したように、姓名判断のなかでもメジャーな判断方法です。氏名の文字を一文字ずつ分解し、それぞれの画数を足し算した数で運勢を判断します。一文字の苗字や名前の場合は、その外側に1を加えて計算するのが一般的です。名前は、その人の「過去」「現在」「未来」を暗示していると考えられており、それに基づき、「天格」「人格」「地格」「外格」「総画」に分けられるとされています。・天格数(苗字の和):先祖代々引き継がれる「宿命運」。凶数の場合は名前(地格)で補うと良い・人格(姓の最後と名の最初の和):性格や才能を表す。対人関係や仕事、結婚に影響を及ぼす・地格(名の総和):内面的な性格・個性を表す。素質・能力・体力・知力に影響を及ぼす・外格(総画から人格を引いたもの):周囲から与えられる影響を表す。家庭・職場での生活環境に影響する・総画(姓名すべての和):人生のあらゆることに影響をおよぼす、全体運を表す。画数の数え方が流派によって異なるため、吉凶の判断が変わることも少なくありません。▼陰陽配列奇数を陽、偶数を陰とし、その配列で吉凶を占う判断方法です。陽ばかり、陰ばかりとどちらかに偏った名前は「大凶名」とされます。運勢が落ち着かず、世の変動の影響を受けやすくなるため、避けた方が良いとされているのです。字画がいくら良い名前であったとしても、陰陽のバランスが悪いと、せっかくの運勢も弱くなってしまうと考えられています。姓名判断を考慮して名づけをする際は、五格や、この後ご紹介する「三才配置」だけではなく、字画の陰陽のバランスも考えてみることをおすすめします。▼三才配置「三才配置」は、五格のうち、「天格」「人格」「地格」の3つの配置で判断するものを指します。これは、人は天と地の恵みの間に生かされているものであるという考え方が理由。「天格」「人格」「地格」を、それぞれ「木」「火」「土」「金」「水」に当てはめ、その配置で吉凶を占います。それぞれの下一桁の数字を見て当てはめましょう。当てはめ方は以下の通りです。1・2:木3・4:火5・6:土7・8:金9・0:水「吉」となる関係性は、「木→火」「火→土」「土→金」「金→水」「水→木」。一方、「凶」とされる関係性は、「木→土」「土→水」「水→火」「火→金」「金→木」。字画が良くても、三才の配置が凶の場合、順風満帆にはいかないとされています。■名づけ・命名で有名な神社姓名判断の観点も含めて、命名のアドバイスをしている神社もあります。「いろいろ気にすることがありすぎて、自分で考えるのが難しい」と名づけに行き詰ってしまった方は、神社側に良い名前の候補をいくつかいただくことも可能です。▼武信稲荷神社「武信稲荷神社(たけのぶいなりじんじゃ)」は、平安時代の初期に建てられた京都にある神社です。昔話「一寸法師」では、一寸法師が京に出てきて住み込みで奉公したとされる神社として登場します。自分たちで考えた名前の姓名判断のほか、命名をお願いすることも可能。姓名判断をお願いする名前は、いくつ候補を出しても良いそうです。申し込みには、それぞれ費用が掛かります。これは「初穂料(はつほりょう)」として、本来は金額に決まりがないものですが、武信稲荷神社では、現在以下のように定められています。・姓名判断:5,000円・命名:1万円~ ※2018年8月時点の情報です遠方にお住まいの方は、銀行振り込みで初穂料を収め、メールやFAXで判断結果の連絡をしてもらえます。なお、「命名」の場合は、赤ちゃんの生年月日と生まれた時間も必要なのだとか。生まれた日・時間の運勢の強さも名づけに考慮するのがベストなのだそうですよ。・ ▼神田明神「神田明神」は、東京にある1300年近くの歴史をもつ由緒ある神社です。大黒様の名前で知られる「大己貴命(おおなむちのみこと)」、恵比寿様の名前で知られる「少彦名命(すくなひこなのみこと)」、「平将門命(たいらのまさかどのみこと)」の3柱を祀っています。赤ちゃんの命名は、自身の候補名の姓名判断のほか、神社から出してもらった候補から選ぶことも可能です。姓名判断をお願いする際の名前の候補は10つまで。こちらも、名前の決定は赤ちゃんが生まれ、生年月日等が確定してから。また、武信稲荷神社とは異なり、神田明神での命名は、名づけ後に命名書を直接取りに行ける方のみとなっています。初穂料は2万円です。※2018年8月時点の情報です・ ■芸能人の子どもの名前芸能人の子どもの名前も、チェックしてみてください。個性的な名前も多いですが、発想が参考になるかも!▼男の子の名前・鈴木おさむさん・大島美幸さん:笑福(えふ)くん・大竹一樹さん・中村仁美さん:龍臣(りゅうじん)くん・泰雅(たいが)くん・中村勘九郎さん・前田愛さん:七緒八(なおや)くん・哲之(のりゆき)くん・織田信成さん:信太朗(しんたろう)くん・信之介(しんのすけ)くん・葉加瀬太郎さん・高田万由子さん:万太郎(まんたろう)くん・本木雅弘さん・内田也哉子さん:雅楽(うた)くん・玄兔(げんと)くん・野澤直子さん:海(かい)くん▼女の子の名前・森渉さん・金田朋子さん:千笑(ちえ)ちゃん・藤本敏史さん・木下優樹菜さん:莉々菜(りりな)ちゃん・茉叶菜(まかな)ちゃん・木村拓哉・工藤静香さん:心美(ここみ)ちゃん・光希(みつき)ちゃん・安めぐみさん:詩歌(うた)ちゃん・市川海老蔵さん・小林麻央さん:麗禾(れいか)ちゃん・葉加瀬太郎さん・高田麻由子さん:向日葵(ひまり)ちゃん・本木雅弘さん・内田也哉子さん:伽羅(きゃら)ちゃん・設楽統さん:奈々葉(ななは)ちゃん・松本人志さん:てらちゃん・野澤直子さん:真珠(しんじゅ)ちゃん・珊瑚(さんご)ちゃん■まとめ名前は赤ちゃんへの最初の贈りもの。「幸せな人生を歩んでほしい」「いい縁に恵まれますように」「健康であってほしい」など、名前に込めたい願いは数えきれないほどありますよね。姓名判断の結果に縛られ過ぎず、漢字の意味や、名前から受ける印象や画数などいろいろな視点で見てみることも大事です。これからたくさん繰り返し呼び続ける名前。どうか、トータルで考えて納得のいく名前をつけてあげてくださいね。
2018年08月28日■子どもの名前を決めるポイント「子どもの名前ってどのように付けたらいいのか分からない」と悩んでしまいますよね。初めての子どもだったらなおのこと。愛おしい我が子のためにも、誇りを持てる名前にしてあげたいと思うでしょう。まずは、子どもの名前を決めるポイントをピックアップしていきます。▼画数まずポイントとして挙げるのが、名前の画数。あまりにも画数が多すぎると、名前を書く場面で苦労してしまいます。画数が多い複雑な漢字は、名前に使うのは避けるのが無難かもしれません。また、画数占いがあるように、名前の画数は運勢に関わるという考え方もあります。運勢を重視するなら、画数占いをしてみてはいかがでしょうか?▼漢字どのような漢字を付けるのかも、名前を決めるポイントのひとつ。漢字にはそれぞれ意味があるので、付けた漢字によって名前の印象も変わってきます。よく知らないで選んでしまうと、一生後悔することになってしまうかもしれません。名前に付けようとしている漢字がどんな意味を持つのかを、しっかりと調べてくださいね。▼診断・姓名判断画数のところでも触れましたが、診断・姓名判断をするのもポイントになります。画数や漢字の響き、組み合わせによって、子どもの人生の吉凶や運命に影響が出るという考え方があります。あまり気にしないなら診断・姓名判断をする必要はありませんが、気になる場合は占ってみるのも良いでしょう。▼違和感なく読みやすい「違和感なく読みやすいか」という項目も、重要なポイントとして挙げられます。読むのに違和感がある名前だと、呼びにくいというデメリットがあるのです。また、読みにくい漢字にすると、初対面の人と会ったときに「なんて読むですか?」と毎回聞かれてしまいます。間違った読み方で呼ばれてしまうかもしれません。▼名前の由来を子どもに説明できる子どもが物心ついたときには、高確率で「なんでこの名前にしたの?」と由来を聞かれることもあるでしょう。そこで「特に意味はないよ」と答えてしまうと、子どもはショックを受けてしまいます。そのため、由来を子どもに説明できるように、ステキな意味を持つ名前を付けてあげてくださいね。■女の子の子どもの名前15選名前は、子どもの印象を左右する重要なポイント。「女の子らしく育つように、かわいらしい名前にしたい」「美しい女性に育つよう、上品な名前にしたい」など、さまざまな希望があるのではないでしょうか?人気がある女の子の名前をピックアップしていくので、名付けの際の参考にしてくださいね。▼古風な名前古風な名前は、美しい日本の和を思わせます。そのため、昔の日本人女性特有のおしとやかな雰囲気に育てたい親に人気です。近年は、海外の人の名前を漢字にするなど、個性的な名前が増えてきていますが、古風な名前も昔から変わらない人気を誇っていますよ。夏帆(かほ)「夏の太陽みたいに周りを明るく照らす元気な子に。そして、船の帆を大きく広げて人生を航海してほしい」。そんな思いから名付けられる女の子が多い名前です。夏らしく、元気なイメージを与えてくれるでしょう。帆乃夏・帆乃花(ほのか)「帆」が入っていることで、帆を広げて海に航海していくようなイメージを連想させます。響きはおしとやかで女の子らしく、日本人女性にぴったりの名前ですよ。「夏」を入れるとさらに元気な子どもに、「花」を入れると美しさあふれる子どもに。柔らかいイメージにしたいのなら、ひらがなで書くのもおすすめです。紫乃(しの)気品があるイメージの「紫」に、昔という意味を持つ「乃」。そんなふたつの漢字を合わせた「紫乃」という名前は、和を重んじる高貴な女の子を連想させます。「紫」は12画と画数が多めですが、「乃」は2画と画数が少ないので、名前を書く場面でもそれほど手間にならないといえるでしょう。理乃(りの)ことわりやおさめるとも読める漢字「理」は、道理という意味もあり、知的なイメージを与えます。昔という意味を持つ「乃」と組み合わさると、知的で古風な女の子を連想させますよ。また、ハワイ語で「りの」は、まぶしいや輝くといった意味があります。ハワイが好きな方やおしゃれな由来の名前を付けたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。紗世(さよ)うすぎぬという意味がある「紗」と、世の中という意味を表す「世」。このふたつの漢字が組み合わさった名前「紗世」は、繊細な女の子のイメージを与えます。「薄い絹のように柔軟な優しさを持ち、世の中に貢献して活躍するような女性になってほしい」。そんな思いで名付けられる女の子も多いんですよ。琴音(ことね)日本ならではの伝統的な楽器「琴」。「琴音」という名前は、美しい和の心が感じられる琴の音色をイメージさせます。琴は、一音ごとに弦をはじく必要がある楽器です。そのため、「一歩一歩しっかりと大地を踏みしめて歩いていってほしい」と願いを込めて名付けられる場合も多くありますよ。菜緒(なお)野菜の「菜」と糸口を表す「緒」を組み合わせた名前「菜緒」。「畑で育つ野菜のように強くたくましく、人とのつながりを大切にする子に育ってほしい」といった由来から名付けられています。また、古風でありながら呼びやすい名前なので、親しみやすさも込めて名付けられる赤ちゃんも。「男の子や女の子関係なく、誰からも好かれるような子どもになってほしい」と、名前に思いが込められていますよ。詩織(しおり)うたと読む「詩」と織り物の「織」を組み合わせた名前「詩織」。「人々を感動させる芸術性を持ち、ていねいに糸を紡ぐように繊細な女の子に育ってほしい」。そんな思いから名付けられています。感情表現が豊かで、やさしいイメージを与える名前です。ただ、「詩」の画数は13画、「織」の画数は18画と少し多め。名前を書くときには、少々時間がかかってしまうかもしれません。▼漢字一文字の名前女の子の名前の中で、漢字一文字の名前もかわいらしいと人気があります。我が子への思いを一文字に込めるので、名前がより印象的になるでしょう。また、漢字一文字だと、シンプルで覚えやすく書きやすいメリットも。そこで、特に人気が高い、漢字一文字の名前をピックアップしていきますね。女の子らしさあふれる名前が盛りだくさんですよ。詩(うた)芸術的センスが高いイメージを与える名前「詩」。文学のうたを表現しているので、「高い表現力を持ってほしい」「感性豊かな子どもに育ってほしい」という思いから名付けられています。文学好きな親が、子どもに名付ける場合も。東貴博さんと安めぐみさんの子どもも、漢字一文字ではありませんが、「詩歌」と書いてうたと読みます。詩を書いて読むような、ロマンチックなイメージがありますね。奏(かなで)楽器を奏するという意味を持つ漢字「奏」。「そう」という名前で読まれる場合もありますが、一般的には「かなで」と読みます。美しい音色を奏でながら音楽を紡ぎだすように、しなやかで繊細なイメージを与えますよ。女の子だけではなく、男の子の名前としても人気がある漢字です。桜(さくら)「桜」といえば、日本の春を象徴する花。春のように温かみがあって、薄いピンク色のようにかわいらしいイメージを与えます。「桜のように、美しさと華やかさを兼ね備えた女の子に育ってほしい」といった願いを込めて、名付けられている場合が多数。タレントの上原さくらさんやプロゴルファーの横峯さくらさんのように、ひらがなで名付けるのも女の子らしくておすすめです。蛍(ほたる)一匹一匹が美しい光を放っている「蛍」。その光は、ほのかでやわらかくありながら、力強くもあります。そのため、「蛍のように、自立しながら美しく輝いてほしい」と願いを込めて名付けられている場合が多いんです。「蛍」という言葉は、和歌や俳句の中でもひんぱんに登場するので、和風なイメージも与えてくれますよ。紫(ゆかり)「紫」と書いて「ゆかり」と読む女の子の名前は、なかなか見かけないですよね。珍しいからこそ、出会う人に強い印象を与えられます。紫は、聖徳太子が生きていた時代に「気品がある色」として崇められてきました。そのため、高貴で美しいイメージがありますよ。葵(あおい)2015年の人気名前ランキングベスト100から、漢字一文字の名前の中でトップに輝いた「葵」(株式会社ベネッセコーポレーションの「たまひよ 赤ちゃんのしあわせ名前事典 2016~2017年版」による)。夏に花開くアオイ科の植物を意味する漢字で、夏の風情を感じさせます。花びらのように心ゆかしい雰囲気も兼ね備えた、活発な女の子のイメージを与えられますよ。華(はな)古風な名前でありながら、華やかさを兼ね備えていて現代風の名前でもある「華」。この名前には、「華やかで誰からも愛される女の子に育ってほしい」と願いが込められています。なじみがある名前なので、覚えてもらいやすいメリットも。■男の子の子どもの名前10選女の子の名前と同様、男の子に名前を付けるときも、どのように名付けようか悩んでしまいますよね。「かっこよくて男らしい名前を付けたい」「古風な名前にして個性を出したい」など、希望はさまざまでしょう。そこで、人気がある男の子の名前をピックアップしていくので、参考にしてくださいね。▼古風な名前和を感じさせる古風な名前は、日本男児のかっこよさを表現してくれます。そのため、男の子に古風な名前を付けるのも人気です。中には、「信長」「秀吉」など、戦国武将の名前を付ける方も。歴史上の人物の名前は、誰にでもわかりやすい古風な名前といえるでしょう。大河(たいが)歴史を綴った大河ドラマという言葉からも感じられる、古風な名前「大河」。「大きい河のように、スケールの大きな人生を歩む男の子になってほしい」と願いが込められています。「大」の画数は3画、「河」の画数は8画なので、比較的書きやすい漢字といえますよ。帆澄(ほづみ)航海に欠かせない船の「帆」と、清く透き通っている意味を表す「澄」。このふたつの漢字が組み合わさると、さわやかで活発なイメージを与えます。「順風満帆な道を歩み、いつまでも純粋な心を忘れないでいてほしい」と願いも込められていますよ。「帆」の画数は6画、「澄」の画数は15画と多めに感じます。しかし、姓名判断をすると、運勢は大吉と出るようです(諸説あり)。蒼涼(そうすけ)ブルーの絵の具をベタ塗りしたような「蒼」と、涼しいという意味を持つ「涼」。このふたつの漢字が組み合わさると、さわやかな雰囲気を醸し出す男の子をイメージさせます。「蒼」の画数は13画、「涼」の画数は11画と多いですが、姓名判断をすると運勢が良い傾向にありますよ(諸説あり)。▼漢字一文字の名前男の子で漢字一文字の名前は、最近増えていてトレンドになっています。明治安田生命の「2015年名前ランキング」を見てみると、漢字一文字の名前が10位以内に3つも入る結果に。女の子の名前と同じく、親の願いが漢字一文字に込められるので、印象強くなりますよ。そこで、特に人気の高い、漢字一文字の名前を挙げていきますね。かっこいい名前やさわやかな名前がそろっています。優・悠(ゆう)「ゆう」という名前は、男の子も女の子も名付けられますが、「悠」と書くことで男の子っぽさが生まれます。はるか遠く尽きないといった意味があるので、「子どもの人生にある幸せが尽きないように」と願いが込められていますよ。また、「優」という漢字は、男の子も女の子も使える名前なので、性別が分からない段階から名付けられている場合が多め。漢字の意味の通り、「優しい子どもに育ちますように」と思いが詰まっています。誠(まこと)真実の心という意味を持つ漢字「誠」。誠実でまごころあふれる男の子をイメージさせます。誠は、新撰組の隊旗にも書かれている文字なので、古風な印象も与えるでしょう。「心が豊かで誠実な思いを持って生きてほしい」と願いを込めて、名付けられています。凪(なぎ)波や風が静かになるという意味を持つ漢字「凪」。落ち着きがあってやわらかなイメージを与えます。「平和な人生をのんびりと歩んでいってほしい」と願いが込められた名前です。男の子だけではなく、女の子にも名付けられています。幸(こう)「幸」という漢字には、しあわせやさいわいといった意味があります。そのため、子どもに名付けるときも「幸せな人生を切り拓いてほしい」と願いが込められているのです。シンプルだけれども、親の思いが力強く伝わってくる「幸」。愛が詰まっていて、ステキな名前ですね。湊(みなと)「湊」という漢字が持つのは、人や物が集まる場所といった意味。もともと船着場を表していて、水が集まるところと言われていました。そのため、「周りにたくさんの人が集まってくる、魅力的な男の子になってほしい」と願いを込めて名付けられています。蓮(れん)はすという植物を意味する「蓮」。はすは連なっている植物なので、蓮という名前には「周りにいるたくさんの人に支えてもらいながら、人のことを支えられるような男の子になってほしい」と思いが込められています。また、はすの花言葉は「神聖」「清い心」など。「純粋で美しい心を持ち続けてほしい」といった親の願いが表現されていますよ。翔(しょう・かける)高く飛ぶという意味を持つ漢字「翔」。「しょう」とも「かける」とも読めますが、「しょう」と名付けられる場合が多くあります。「たくさんのことを吸収しながら、のびのびと自由に育ってほしい」「高い目標を持って飛躍してほしい」といった思いが込められていますよ。■兄弟姉妹で名前をそろえる方法初めての赤ちゃんに名前を付けるときも迷いますが、弟や妹が生まれたときにも名付けで悩んでしまうのではないでしょうか?どうせなら、名前をそろえて兄弟・姉妹感を出したいですよね。しかし、どのような名前を付けたら一体感が生まれるのかは難しいところ。そこで、兄弟・姉妹で名前をそろえる方法についてご紹介します。「初めての出産だけれども、次の子どもを考えている」という方も、ぜひ参考にしてくださいね。▼イメージをそろえるまず、名前をそろえる方法としてピックアップしたいのが、イメージをそろえること。「植物」「動物」のようにテーマを一緒にすることで、名前におそろい感が生まれるのです。太陽をイメージした「陽斗」「昇太」明るい陽が差す「陽斗(はると)」と太陽が昇る「昇太(しょうた)」は、どちらの名前も太陽をイメージしています。暗い場所も明るく照らして元気を与えてくれるイメージなので、「明るく元気に育ってもらいたい」と願いを込める際におすすめしたい名前です。男の子の兄弟にぴったりでしょう。月をイメージした「沙月」「瑠奈」「沙月(さつき)」と「月梨(るな)」は、どちらの名前にも「月」が入っています。優しい光で照らしてくれるイメージなので、「人々の心を癒やす存在になってほしい」と願いを込めたいならおすすめしたい名前です。女の子の姉妹にぴったりでしょう。▼初め・最後の音をそろえる名前の意味や見た目ではなく、発音でそろえる方法もあります。初めや最後の音をそろえることによって、名前におそろい感が生まれますよ。ただ、音をそろえることにこだわりすぎて、由来を考えていないのはNG。子どもに名前の由来を聞かれたとき、自信たっぷりに答えられる、ステキな名前を付けてくださいね。「えりな」「かりな」「えりな」と「かりな」は、最後の「な」という発音が共通しています。ほかにも「まりな」「さりな」などが、女の子に人気の名前です。「しゅう」「りゅう」「しゅう」と「りゅう」は、拗音(小さい文字を含む発音)と、最後の「う」という発音が共通しています。もし、男の子と女の子の兄弟ならば、女の子は「みゅう」にするのもありですね。▼同じ文字を入れる名前に同じ文字を入れるのも、兄弟・姉妹で名前をそろえる方法として挙げられます。同じ漢字を使って構成される名前はたくさんあるので、どんどん兄弟が増えてもそろえやすい方法ですよ。「拓哉」「智哉」「拓哉」と「智哉」には、共通して「哉」という漢字が使われています。単体では大きな意味を持たない漢字なので、名前の由来は組み合わせる漢字に左右されますよ。「綾乃」「梨乃」「綾乃」と「梨乃」には、共通して「乃」という漢字が使われています。「むかし」の意味を持つ漢字なので、古風な名前にしたい場合にもぴったりでしょう。▼文字数をそろえる先述した3つの方法よりは効果が少ないですが、文字数をそろえる方法もあります。ただし、二文字だと名前の幅が広くておそろい感がなくなってしまうため、一文字か三文字がおすすめですよ。一文字でそろえた「翔」「蓮」人気がある男の子の名前としてもピックアップした「翔」と「蓮」。男の子の名前を一文字にするのはトレンドなので、ぜひ検討してみてくださいね。三文字でそろえた「凛々花」「由衣果」「凛々花(りりか)」と「由衣果(ゆいか)」は、文字数だけではなく、最後の文字の音もそろっています。統一感が大きいため、姉妹の場合はイチオシの名前ですよ。■名前は子どもへの最初のプレゼントこれから一生背負っていく「名前」。大切な子どもに幸せな人生を歩んでもらうためにも、納得がいくまで考えたいですね。名前は、親から赤ちゃんに与えられる最初のプレゼント。子どもの宝物となるような名前を付けましょう。
2018年07月31日かわいい名前をつけてあげたい女の子の名付け。生まれてくる前から「どんな名前がいいかな?」とあれこれ考えるものですよね。そんな女の子の名前は今何が人気なのでしょう。近頃では、キラキラネームのような個性が光る名前も注目を集めていますが、日本的な美しさが映える古風な名前も人気のようですよ。ランキング結果と8つの名付けのポイントをチェックして、わが子の名前を考えましょう!■女の子の名前ランキング【2017〜2018年】今のはやりに乗るのも乗らないのも自由ですが、まずは2017〜2018年の女の子の名前ランキングを見て、「わが子にはどんな名前をつけよう…」とイメージを膨らませてみましょう。▼明治安田生命『名前(漢字)ランキング』明治安田生命では、毎年個人保険や個人年金保険の加入者約1,251万件を調査し、子どもの名前ランキングを発表しています。2017年9月までの加入者までを対象とした2017年版は、男の子8,300人、女の子8,030人の名前からランキングを作成しています。1位 結菜1位 咲良3位 陽葵4位 莉子5位 芽依6位 さくら6位 結衣6位 杏9位 結愛9位 凜11位 紬12位 陽菜12位 あかり14位 葵14位 凛16位 花17位 美月18位 杏奈18位 澪20位 結月(20位以下省略)「結ぶ」の文字が多く使われていたり、「凛」と「凜」など漢字へのこだわりも見られますね。「さくら」や「葵」といった、和の雰囲気がある古風な名前もランクインしています。出展:明治安田生命「名前ランキング2017」 ▼明治安田生命『名前(読み方)ランキング』同じ明治安田生命の調査では読み方のランキングも発表されています。1位 サクラ2位 ユイ3位 アカリ4位 メイ5位 ハナ5位 サナ7位 リオ8位 ヒマリ9位 コハル10位 アオイ11位 ホノカ12位 リコ13位 ミオ14位 サキ15位 ミユ16位 イチカ17位 リン18位 エマ19位 ツムギ20位 ユイナ(20位以下省略)二文字の読み方が11、三文字の読み方が9と、文字数での差はほとんどありません。名前の漢字ランキングからイメージする読み方も多くランクインしていますね。出展:明治安田生命「名前ランキング2017」 ▼リクスタの『2017〜2018年女の子の名前ランキング』 スマホ向けアプリ『赤ちゃん名づけ』を提供するリクスタより、同社が行っている調査のなかから、2017年2月〜2018年1月にアクセスの多かった女の子の名前ランキングをご紹介します。1位 希心(のぞみ、など)2位 心桜(こころ、など)3位 咲花(えみか、など)4位 紬(つむぎ)5位 千愛(ちな、など)6位 澪(みお、など)7位 心陽(こはる、など)8位 栞奈(かんな)9位 恵(けい、など)10位 凛(りん、など)11位 凜(りん、など)12位 奏音(かのん、など)13位 結音(ゆいね、など)14位 唯愛(ちな、など)15位 麻衣(まい)16位 陽葵(ひまり、など)17位 桜咲(さくら、など)18位 碧莉(みどり、など)19位 文子(ふみこ、など)20位 美波(みなみ、など)(20位以下省略)こちらは実際に名付けた名前ではなく、検索結果のみのランキングではありますが、明治安田生命のランキング結果と同じ名前も出ているので、名付けの参考になりそうですね。出典:赤ちゃん名づけ(株式会社リクスタ) ▼古風な名前も人気再来!? ランキング結果から見えてくる”今”の傾向とは?ランキング結果を並べてみると、「結」「紬」といった人と人との結びつきやつながりを感じられるものや、「サクラ」「葵」などの花の名前に由来するものが多く見られます。中には、「文子」「恵」など昔から使われている名前も見られ、古風と言われる名前も人気が高まりそうです。<関連記事> 赤ちゃんの名前人気ランキング! 1位は「蓮」と「葵」 ■名付けの日? お七夜って何?名付けの日として“お七夜”という言葉を聞いたことはありませんか? 日本には昔から生まれた日を1日目として、7日目に名前を付けるという儀式を行う風習があり、今もその習わしにのっとって、生まれてから7日目のお七夜に名付けをすることがあります。お七夜の由来は諸説ありますが、古くは子どもが生まれて9日目までの奇数日にお祝いをしていたところから、江戸時代に将軍家でお七夜に命名の儀を執り行っていたのが庶民にも広まったのがはじまりとされています。現代ではお七夜に、命名書=子どもの名前を書いた和紙などをベビーベッドに貼ってお祝いするなどの方法で儀式を行うケースが多いようです。<関連記事> お七夜とは? 何をするの? 準備するものは?新米パパママへのマナー講座】 ■女の子の名前はどう決めたらいいの?▼そもそも名付けはどのタイミングでしたらいいの?名付けのタイミングは、「これ」と決められたものはありません。おなかの中にいるときに決めてしまってもいいですし、生まれてきた顔を見てから決めるのでも問題ありません。お七夜の儀式を執り行う場合でも、名前を発表するのがその日になるだけで事前に名前は決めておくことのほうが多いでしょう。ただし、生後14日以内(生まれた日を1日目とする)に最寄りの自治体に出生届けを出さなかえればなりません。その日までには決めないといけないため、悩めるのは生まれてから14日までであることは忘れずに、できれば余裕をもって出生届を出せるように決めていきたいですね。▼画数で判断したほうがいいの?名付けの際に悩むことのひとつが画数などで判断する姓名診断をするかどうか。さまざまな姓名診断の本やサイトがあるので、いくつも見てすべてで「よし」とされる名前にしたほうがいいのでは…、とあれこれチェックしがちですよね。でも、本やサイトによって書かれている内容が違うことも多いものです。何を信じるのか軸となるものを決めて、その本やサイト以外は見ずに決めるのがオススメです。【ママコラム】わが家でも一番上の子のときにはいくつものサイトを見てみましたが、そのほとんどがマイナスのことしか書かれておらず「もうこの名前は諦めたほうがいいのでは…」と悩みました。唯一、いいことが書かれていたサイトをなんとか発見し、それだけを信じて名付けをしましたよ。<関連記事> 赤ちゃんの名付けに活用!無料の姓名判断アプリでおすすめは? アルファベットの画数で運気アップ?【ハンコ王子・ロマくんの教えて!姓名鑑定】vol.11 ▼結婚して名字が変わることも意識すべき?女の子の場合気になるのが、結婚して名字が変わったときのことまで考えたほうがいのでは? ということ。夫婦別姓や婿養子など選択肢はさまざまありますが、やはりまだ結婚したら女性が姓を変えるのが一般的です。どこまで意識するかは、ママとパパとが話し合って決めるのが一番ですが、「その子がどんな名字の方と結婚するか」はわからないものです。「結婚したら有名な女優さんと同じ姓名になった」「結婚後、名前のゴロがちょっとおもしろくなった」というのは周りでもよく耳にする話ですよね。あまり結婚後のことまで考えすぎて煮詰まってしまうようなら、名前自体に思いを込めることを優先してあげるのがオススメです。■【女の子の名前】かっこいい! 漢字一文字の名前凛/凜(りん)、椿(つばき)、葵(あおい)、悠/遥(はるか、など)、鈴(すず/りんなど)、要(かなめ)、史(ふみ)、南(みなみ)、陽(はる/あきら/ひなた、など)、翠(みどり/あきら、など)、蓮(れん)、音(おと)、彩(あや/いろは、など) など文字が持つ美しさが映える漢字一文字の名前は、古風でありながらも現代的な雰囲気が漂います。<関連記事> 漢字一文字の名前が人気?「男女両方に人気の漢字」最新版 ■【女の子の名前】女の子らしい響きが多い漢字二文字の名前花奈(はな)、香菜(かな)、優衣(ゆい)、芽依(めい)、美緒(みお)、咲希(さき)、沙南(さな)、梨央(りお)、沙羅(さら)、夏帆(かほ)、音羽(おとは)、詩音(しおん)、琴子(ことこ)、花乃(かの)、彩香(あやか、さやか)、樹里(じゅり)七海(ななみ)、菜月(なつき)、陽菜(はるな)、紗衣(さえ)、和子(わこ)、志保(しほ)、菜穂(なほ) など「琴子(ことこ)」や「和子(わこ)」といった名前は、個性的な名前が多い近年において、特に古風でかわいらしさが際立つ名前でもあります。■【女の子の名前】いつの時代も人気の漢字三文字の名前夏菜子(かなこ)、菜津子(なつこ)、花乃葉(かのは)、千沙都(ちさと)、紗絵子(さえこ)、桂里奈(かりな)、麻里奈(まりな)、由香里(ゆかり)、和歌子(わかこ)、明日香(あすか)、優樹菜(ゆきな)、有希子(ゆきこ) など安定感のある人気を誇る漢字三文字の名前は、古風で親しみやすいのが魅力ですね。■【女の子の名前】”今”だからこそ映える古風なイメージの名前五月(さつき)、千代乃(ちよの)、櫻子(さくらこ)、恵(めぐみ)、都/京(みやこ)、文子(ふみこ/あやこ)、色葉(いろは)、歌子(うたこ)、雅(みやび)、瑠璃子(るりこ)、桃子(ももこ)、美樹(みき)、美穂(みほ)、小梅(こうめ) など品を感じる古風な名前は、あらためて人気を集めている名前でもあります。■【女の子の名前】外国でも通用する名前の読み方あん、じゅん、りな、さくら、なな、めい、なおみ、あい、けい、しょう、めぐ、れい、りさ、えり、さら、えま、ひろ、はな、れな、えみり など最近では、「海外でもなじみやすい」という基準で名前を決めるママ・パパも増えているようです。発音しやすく、覚えやすいのが魅力ですね。■【女の子の名前】かわいい花の名前菫(すみれ)、椿(つばき)、桜/さくら(さくら)、椛(もみじ)、菖蒲/菖(あやめ)蘭(らん)、百合(ゆり)、桃(もも) など花の名前は、字面も響きも美しく、古風で品のある雰囲気が漂います。年齢を重ねて、ますます魅力が増す深みのある名前でもあります。<関連記事> 5・6月生まれの女の子に付けたい!お花&誕生石にちなんだ名前集 ■【女の子の名前】ナチュラル派におすすめの自然を取り入れた名前空(そら)、雫(しずく)、樹(いつき)、柚(ゆず)、凪(なぎ)、渚(なぎざ/なぎ)、波(なみ)、苗(なえ)、海(うみ)、実(みのり)、雪(ゆき)、胡桃(くるみ)、柚月(ゆづき) などナチュラル派におすすめの爽やかなイメージの名前。夏生まれには、「波(なみ)」、冬生まれには「雪(ゆき)」といった具合に、季節感を名前に込めてみるのも素敵ですね。■名付けのときに気をつけたい8つのポイント名付けのときに気をつけておきたいポイントは、名付け前と候補がいくつか挙がってきたときにチェックして名前を決定するようにしましょう。▼ポイント1:名前は一生もの当たり前のことですが、名前は一生ものです。基本的には名付けた名前を一生使うことになります。そのことを事前に深く考えてから名前をつけるようにしましょう。子どもはいつまでも小さいわけではありません。むしろ子どもでいる時期は人生のほんの短い間だけ。社会に出るようになってからのことやおばあちゃんになってからも使うことまで考えて名付けるのがオススメです。<関連記事> 子どもの「名付け」、10人に1人の親が“後悔” その理由とは? ▼ポイント2:名前に使える漢字は決められている実は、名前に使える漢字は決まりがあり、使えない漢字も多くあります。法律によって定められた子どもの名前に使える漢字は、常用漢字表と人名用漢字表に含まれているものだけ。「こだわって名付けた漢字が出生届を出してみたら使えない漢字だった…」ということもよく起こります。できれば出生届を出す前に、一度確認をしておくと安心して提出ができますよ。法務省:子の名に使える漢字 ▼ポイント3:名字と組み合わせたときにバランスが悪くないか名前を考えるときには、名字との組み合わせもしっかりチェックしておきたいところです。名前に意識が集中していると名字と組み合わせたときに名前にもたせていたイメージと離れてしまう、ということも。名字にピッタリ合う名前にこだわりすぎる必要はありませんが、複数候補が出た時点で名字と組み合わせてみてイメージに合うものを選ぶ方法もオススメです。▼ポイント4:読み方によってからかわれてしまう名前になっていないか名前に使う漢字は、音読み・訓読みによって読み方が変わるものもたくさんあります。カワイイ名前だと思って組み合わせた漢字を音読み・訓読みそれぞれで見てみて、読み方によってはからかわれてしまうような名前になっていないかを確認しておきましょう。子どもは小学生以上になって漢字を習いだすと、音読みも訓読みもどちらも習うようになります。一般的には訓読みしかしない漢字で音読みでの読み方もあるもののあまり使われないというケースでは、大人がイメージで確認するだけでは見落としてしまうことも。あるとき、子どもが学校で習ってきた音読みの読み方でハッ! と気がついたとしてもカンタンには名前は変えられません。からかわれるのは一時的だとしても子どもの心が傷つきそうなことはできるだけ避けておきたいですよね。読み方は一通り確認しておくのと安心です。<関連記事> イメージが違う!? 名付け時に知っておきたい「意外な意味の漢字」4つ ▼ポイント5:身近な人と読み方、漢字がかぶっていないかできれば、身近な人とは読み方や漢字などはかぶらないほうがベターです。特に読み方がかぶると、「どっちを呼んだの?」と混乱しやくなってしまいます。ただ、同じ名前や読み方にしてはいけないというルールはないため、あえてかぶせていたり、少し遠い存在だからかぶっていてもOK、と思えたりするなら問題ありません。また、ママやパパ、おじいちゃんおばあちゃんから一文字もらって名付ける、などもステキな方法ですよね。どこまでを譲り受けていくのか、夫婦でよく話し合って決めるようにしましょう。▼ポイント6:パソコンで表示しにくい文字だと苦労するかも?現在では、さまざまな書類がパソコンで作成されています。基本的に、法律で定められている漢字であれば表示が可能なケースも多いですが、読み方によってはなかなか表示されなかったり、登録が必要だったりすることも。子どもが大きくなってきたときに「私の名前はすぐに表示されない」と書類づくりなどで苦労する可能性も…。登録さえしてしまえば問題ないですし、気にしすぎる必要はありませんが、どっちにしよう…と迷ったときには「表示されやすいほうを選ぶ」、または「他の人とかぶらなそうなほうを選ぶ」、など方針によって決めていくようにしましょう。▼ポイント7:大きくなったときに由来を説明できるものだと◎小学生になると、名前の由来を聞いてくることが宿題として出されることがあります。そのときに、「こんな意味があるんだよ」「こう願って名付けたんだよ」と由来を説明できると、子どもも自分の名前に愛着をもてるようになるかもしれません。半分成人式といって10歳になったときに“名前の由来を聞いてくる”“小さいときに使っていたものを持ってくる”などを発表する場が設けられている学校も多くあります。胸を張って発表している成長したわが子を見る場面を想像するだけでも、ぐっとくるものがありますよね。「こう思ってつけたんだよ」などのカンタンな由来で十分なので、何か伝えられるように考えていきましょう。<関連記事> 名付けで重視することランキング! 3位は「キラキラネームを〇〇」 ▼ポイント8:ママとパパが愛着をもてる名前ならOKここまで7つのポイントをお伝えしてきましたが、ママとパパが愛着をもてる名前なら、それが一番です。ママとパパが愛着をもって、日々たくさん呼んであげることが子どもの安心感を育てます。あれこれ考えすぎて煮詰まってしまったときには原点に戻って、ママとパパが愛着をもてる名前かどうか、を考えるようにしましょう。<関連記事> 現役保育士が証言! 半数以上の子どもの名前が読めない!?【パパママの本音調査】 Vol.10 ■まとめ名前は一生を左右する大事なママとパパからの贈り物です。女の子の名前で悩んだら、さまざまな情報を元に、自分たちが愛着をもって呼べる名前を考えていくようにしましょう。悩んだ時間もあとから振り返ると、とても大事な思い出になります。楽しみながら名前を考えるようにしてくださいね。参考サイト明治安田生命「名前ランキング2017」 赤ちゃん名づけ(株式会社リクスタ)
2018年06月30日かわいらしい赤ちゃんを見ると、自然としたくなってしまうのが“いないいないばぁ”。どんな赤ちゃんも笑顔にすることができる、魔法の遊びですね。 日本だけではなく、世界中で似たような遊びが古くから愛され続けています。ところでこのシンプルな遊びが、赤ちゃんの社会性や認知の発達に大変よい影響を与えることをご存じですか?今回は“いないいないばぁ”がもたらす驚きのメリットを、認知発達の側面から紹介していきましょう。●“ものの永続性”、“短期記憶”、“予測する力”……“いないいないばぁ”を楽しむ3本の柱そもそも、なぜ赤ちゃんは“いないいないばぁ”をあんなにも喜ぶのでしょうか。そこには認知の発達が深く関わっていました。実は、生後しばらくのあいだ赤ちゃんには、モノが“見えなくなること”と“なくなること”の区別がつきません。見えなくなってしまったものは全て“消えた、消滅した”と思ってしまうのです。これはだいたい生後7か月くらいまで続きます。7か月ごろになると、「見えなくなっても、隠れているだけ。ちゃんと存在しているのだ」ということが分かるようになってきます。児童心理学者のピアジェはこれを『ものの永続性 』と名付け、認知発達として理論づけました。『ものの永続性』を理解すると赤ちゃんは、“いないいないばぁ”を少しずつ楽しめるようになってきます。見えなくなったママの顔は消滅したわけではなく、手の向こう側に存在しているのだということが分かるようになる のです。さらに同じ頃、赤ちゃんには“短期記憶”が発達してきます。“いないいない”でいなくなり、“ばぁ”で現れることを繰り返していくと、その経験が記憶として蓄積されるようになるのです。やがて、“いないいない”をするだけで、「これは前にも経験したパターンだぞ。きっと“ばぁ”でママの顔が出てくるに違いない」と予測を立て、それを楽しみに待つようになります。そして“ばぁ”で顔が出てくると、自分が期待した通りのことが起きたと喜ぶのです。赤ちゃんが“いないいないばぁ”で笑顔になる裏には、このような認知発達のメカニズムが隠されていたのですね。●認知や社会性の発達を促せる!? “いないいないばぁ”の大きなメリット“いないいないばぁ”で遊んでいるときに使っている“短期記憶”、“予測する力”、“期待する気持ち”。これらは全てその後の認知や思考力、情緒の発達に必要な能力 です。“いないいないばぁ”を繰り返し行うことで刺激を与え、これらの能力をさらに伸ばすことができるようになるといわれています。メリットがあるのは乳児期だけに限りません。月齢が上がり、1歳半頃になっても“いないいないばぁ”はすばらしい効果をもたらします。このころ、子どもは自分の足で自由に移動することができるようになってきます。すると今度は自らが物陰に隠れ、いないいないばぁをしかけてくるようになるのです。今までは遊んでもらう側でいつづけた赤ちゃんが、今度は遊んであげる側に立つ。これは『役割交代の能力 』といって、その後の社会性を発達させるための大切なチカラです。例えばかくれんぼ。これはオニの役割を交代しながら、“かくれる・みつける”を繰り返していく遊びですよね。鬼ごっこや缶蹴りなど、子どもの集団遊びのほとんどはこの“役割交代”がベースになっています。幼児期にお友達とスムーズに集団遊びができるようになるためには、役割交代能力が問題なく備わっている必要がある のです。ですから、もしもお子さんが“いないいないばぁ”をしかけてきたら、ママは上手に乗ってあげてください。ひとしきり驚いてあげたあとは、「よーし、今度はママが隠れるよ〜」と言って交代してあげるとよりよいでしょう。●ゆっくり、たっぷり、しっかり……“いないいないばぁ”をするときのポイント最後に、上手な“いないいないばぁ”のためのポイントを2つ挙げておきましょう。・“いないいない”と“ばあ”の間をたっぷりあけること・目はしっかりと手でかくすこと既に述べたとおり、“いないいないばぁ”の楽しみは「“いないいない”で目の前にいた人がいなくなったけど、きっと“ばあ”で出てくる!」と予想することです。“いないいない”と“ばあ”の間がたっぷりないと、この予想をする時間がなくなってしまいます 。期待でドキドキする感覚も得られないため、効果が激減してしまうのです。注意しましょう。また、赤ちゃんが人の顔の中で最も重視しているのが目です。ママの目が赤ちゃんから見えてしまっていては、どんなに“いないいない”をしていても無意味です。かわいいわが子の反応を確かめたい気持ちはわかりますが、ここはグッとこらえて、目もしっかり覆い隠しましょうね。----------いかがでしたか?単なる遊びやコミュニケーションの枠を超え、想像以上のメリットをもたらしてくれる“いないいないばぁ”。小さな赤ちゃんがいるママ・パパたちには、ぜひオススメしたいですね。●文/パピマミ編集部
2016年08月30日こんにちは。イラストレーターの栗生です。今年もまた暑い季節がやってきましたね。四季の移ろいが早すぎて、爽やかだった5月や6月頃の残像が見えるようです。そういえば去年の夏、赤子はどんなだったかな、何してたっけかなぁとiPadのアルバムを見返したところ、ブレブレの写真が多数。どうやらムチムチボディを躍動させて遊ぶわが子が写っているようです。去年の7月には寝返りをすっかりマスターし、四つんばいの練習に励んだり、腹ばいになって頭と両手足を浮かせてバタバタ羽ばたいていたりしたっけ…。世の中にはこのしぐさ(腹ばいで両手足をバタバタさせる)をする赤ちゃんばかりではなく、うつぶせが嫌いで泣いてしまう子もいると聞きます。長女がまさに「(腹ばいでも手足をバタバタ)しない子」だったので、下の子で初めて目にしたときは「おお、これがうわさの飛行機ブーン!」と身悶え、ひたすら写真に収めまくったのでした。1年前は立つことも座ることもできなかった赤子ですが、1歳5ヶ月の現在は歩くことに夢中です。本人は布団の上で一生懸命羽ばたいていたことなんて、きっと覚えてもいないでしょう。と思うと、なんだかこのしぐさが急に懐かしく思えてきました。またいつかどこかでお目にかかりたいものです。今日のカルタ「両手両足羽ばたかせ」
2016年07月13日どうもこんにちは、栗生です。皆さんのお子さん、夜はどんな感じで寝ていますか?わが家の上の子は1~2歳の頃まで抱っこして歩いたり揺れたりしないと寝なかったのですが、4歳の今では何もしなくてもすっと眠れるようになりました。たまに眠れないときは「トントンして」と言ってきます。トントンする部位はどこでもよく、一定のリズムで刺激を受けるのがポイントのよう。一方、下の赤子の寝かしつけは、だいたい添い乳か抱っこで歩くスタイル。眠そうにしているとき、布団に寝かせてトントンすると、ものすごく嫌そうに手を振り払ってきます。そういえば私も法事でお坊さんの読経と木魚のリズムに聞き入りすぎてふっと意識が飛んだことが何度かありますが、一定のリズムで刺激を与えられると眠くなるというのは、大人も同様なのでしょうか。暗い室内で、一定のリズムでの揺れを意識しながら赤子を抱っこして歩いていると、自分のほうがガクッと落ちそうになってヒヤヒヤする時があります。日頃、子どもとの寝落ちに甘んじている私ですが、せめて布団の上で横になるまでこらえる力は残しておきたいですね…。今日のカルタ「揺れれば寝ます」
2016年06月17日どうもこんにちは、栗生です。季節の変わり目ゆえか赤子が熱を出してしまい、久しぶりに小児科を受診してきました。小児科に行けば必ずと言っていいほど赤子の泣き叫ぶ声を聞くことになるのですが、我が家の赤子は泣き声が聞こえた途端緊張した面持ちになり、まだ何もされていないのに泣いてしまうこともしばしば。そういえば、産後すぐの赤ちゃんも、ほかの赤ちゃんに共鳴するかのように泣いていた気がします。私が出産した産院では、食事のときはダイニングルームに移動するのですが、そのとき赤子も一緒にベッドに乗せて移動します。ママたちが食事をしている間、壁際にずらりと並んだ新生児たち。そのうち1人が泣き出すと、ほかの子もザワ…ザワ…となり、つられ泣き。最初は「誰かな~」「うちかな~」「新生児の泣き声似てるね~」などと談笑しているのですが、泣きが本格的になってくると、お母さんがたは食事もそこそこに赤子のベッドを押して去っていくのでした。また、上の子が生まれて半年ほど経った頃、赤ちゃんがいる知り合いのお宅にお邪魔したときのこと。赤ちゃんはそれぞれ床に転がったり抱っこされたりして、おとなしくしていたのですが、一緒に写真を撮りましょー!と隣同士に並ばされた途端、片方がヘアー!と大泣き。それを見たもう片方もなんだかわからんがホゲアー!と泣き始め、大人たちはアラアラマアマアと言いながら各自赤子をあやしたのでした。赤ちゃんの泣きの連鎖、面白いですね。今日のカルタ「もらい泣き つられ泣き」
2016年06月08日どうもこんにちは、イラストレーターの栗生です。 いま1歳くらいのお子さんをお持ちの方、「赤ちゃんが幼児に進化した!」と感じるときはありますか?わが家の1歳児はまさに今、幼児期の階段を登っている最中。歩くことはまだおぼつかないけれど、ハイハイはだいぶレベルアップし、方向転換のキレや加速の良さに日夜磨きがかかってきました。また、食事や歯磨き、着替えの際の強烈なローリングイヤイヤの発動には、「自我が芽生えてきたな~、これ幼児期入っちゃったな~」との思いがよぎります。それから、表情。0歳の頃よりも随分豊かに、めまぐるしく変わるようになってきました。赤ちゃんって意外と真顔でいることが多いですよね。生後1~2ヶ月の頃、授乳中に膝の上で寝たのでそのまま仕事をしていたのですが、気がつくと真顔でじっとこちらを見ており、飲んでいたお茶をリアルに噴いたことがあります。そんなに私を見て、一体何を考えているんだ、君は…。でも、そんなクールな赤子が好き…。おとなしく抱っこされ、こちらをじっと見ていた赤ちゃんの時代はもう過ぎ去ってしまったと思うと一抹の寂しさがありますが、寂しさを感じている間は、まだ余裕があるということなのかもしれません。来たる怒涛のイヤイヤ期の予感に怯えるこの頃です。今日のカルタ「真顔でこっちを見る」
2016年05月11日こんにちは、イラストレーターの栗生です。何だかあっという間に連休ですね。連休ですが、幼児2人とずっと一緒だと思うと「むしろ連勤だな~」という気持ちになります。体力がゼロにならないよう策を練らないと…。さて、今回の赤ちゃんカルタは「へ」です。赤ちゃんと暮らした経験がある方は聞いたことがあるかもしれません。赤子が漏らす、音とも何ともつかない「へ~」という声を…。実際何割ほどの赤ちゃんがそんな声を出すのかわかりませんが、去年出産を終えた私は、たしかに新生児が「へ~」という音をさせていたのを聞きました。意図していないのにうっかり口から漏れちゃった、みたいな風情と、天上の音曲であるかのような今まで聞いたことのない音色。新生児のたまらん萌えポイントとしてイラストにも描いていたのに、どんな音だったのか、どういう声だったのか、今となってはまったく思い出せないのです。そういえば上の子が産まれたときはどうだったっけ…と記憶をたどってみましたが、「へ~」という声を聞いたかどうかすら思い出せないという…。1年前の私よ、そんなにかわいかったのなら録音しておくべきだったよ! 時が経ってからいつでも思い出せるなんてことなかったよ!今日のカルタ「へ~って言う」
2016年04月27日私の愛すべき家族
育児に遅れと混乱が生じてる !!
こどもと見つけた小さな発見日誌