アメブロで大人気のブログ「脅える?子育て日記」。園田花ヨウさんが描く、長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをウーマンエキサイトでご紹介!今回は、平太郎君が2歳の時のバラエティ豊かな起こし方をご紹介します。■2歳児の起こし方季節の変わり目になると凄く眠くなりますが、平太郎がすぐに起こしてくれるので助かります。平太郎ありがとう!<園田・花・ヨウさんプロフィール>長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをアメブロにて執筆中!「脅える? 子育て日記」
2017年08月30日ライブドアブログで大人気のブログ「うちのこざんまい」の内野こめこさんが描く、長男コウくんとの日々をつづった育児コミックエッセイが、ウーマンエキサイトに登場!待望の最新刊『うちのこざんまい コウくん、お兄ちゃんになる!』の発売を記念して、書籍からのダイジェストをたっぷり紹介します。■第6話:その1「くぐりぬけろ!」第6話は、選りすぐりの4コマ漫画をお届け!■第6話:その2「1個ずつ」■第6話:その3「父と子の歯磨き」■第6話:その4「手をつなごうよ!!」大人気の『うちのこざんまい』。次回からは、いよいよ内野こめこさんによる書き下ろし漫画をお届けします。次回の更新は8月17日。お楽しみに!内野こめこ著 『うちのこざんまい コウくん、お兄ちゃんになる!』 (KADOKAWA/1100円+税)
2017年08月10日3歳になり、できることやわかることが増えてきたはずなのに、どうしてイヤイヤ期が終わらないのかという方や、3歳からイヤイヤ期が始まってしまったという方もいるでしょう。そんな方のために、3歳のイヤイヤ期をうまく乗り切る対処法をご紹介します。3歳児のイヤイヤ期とは3歳児のイヤイヤ期は、2歳児に比べ、“パパ・ママの意識が違う”という大きな特徴があります。2歳児は言葉の発達も未熟で、まだまだできないことがあり、助けの手が必要なことも多いでしょう。そして、親もそのような気持ちで向き合っていますよね。それが、3歳児になってくると、「もうできるでしょ」「もうわかるでしょ」という気持ちが親に芽生えてくるのです。しかし、じつはまだ、子どもが伝えようとしていることを親が理解できていない場合がたくさんあります。その“理解されない気持ち”を、癇癪、泣く、手が出る、物を投げるという行動で伝えているのでしょう。それは自分を理解してほしい、甘えたいという気持ちの表れなのです。また、言葉で伝えられるようになりますので「キライ! イヤ!」とハッキリ言ってしまい、パパ・ママも頭ではわかっていても、傷ついたり、つい叱ってしまうのではないでしょうか。時には、ご飯を食べないという抵抗を見せるケースもありますし、保育園へ行くのを嫌がったり、保育園から帰りたがらなかったり。これは、甘えたい気持ちや家で一緒に過ごしたいという気持ちが、受け入れられないことに対して、反抗している現れとも捉えられます。家に帰っても気持ちが満たされないなどの理由で、保育園から帰りたがらないということもあるかもしれません。3歳児のイヤイヤ期は、親と子どもの意見のぶつかり合いです。子どもは自分の気持ちを伝えたいという思いから「自己主張」します。親は「できるでしょ」「わかるでしょ」という思いから「反抗」だと思ってしまうのです。しかし、悪いことばかりではありません。親子ともに労力を必要とするイヤイヤ期ですが、この気持ちのぶつかり合いを通して、子どもは自己主張とコミュニケーションの方法を学んでいるのです。気持ちが通じ合わず、ケンカや言い争いになるとどんな気持ちになるのか、我慢や相手の気持ち思いやることの大切さなど、多くを学んでいます。3歳児のイヤイヤ期がひどいと感じる特徴3歳児のイヤイヤ期が成長過程だとわかっていても、やっぱり親としてはイライラしてしまいます。3歳児に知恵がついてきたからこそ、時には親がその言動に悩まされてしまうかもしれません。例えば、「やる」「やらない」を瞬時に繰り返すちぐはぐな行動で親が振り回されてしまうことがあります。言葉が発達し、理解力もついてきますので、子どもが親の行動を評価することもあるでしょう。子どもによっては「ママだってやってるじゃん」「私はダメでママはいいの?」「それはしちゃダメなんでしょ!」など屁理屈を言ってくることも。そんな3歳の子どもの言動に、「いい加減にして!」という気持ちになったり、イライラが募って叱りつけてしまったりすることがあるでしょう。この3歳児のイヤイヤ期は、親にとっても子どもにとっても大変な時期です。しかし、成長のための経験とポジティブにとらえ、次にご紹介する対処法を参考に、乗り越えていきましょう。イヤイヤ期の子どもと上手に関わるための対処法それでは、3歳のイヤイヤ期はどう乗り越えればよいのでしょうか。先ほども言いましたが、3歳児のイヤイヤ期は、親と子どもの意見のぶつかり合いです。大人でも自分の気持ちや意見を理解してもらえないと、決して良い気持ちはしません。それは子どもも同じです。子どもは自分の気持ちや意見を伝えていますので、その気持ちを理解し、意見を受け入れてあげることが重要になります。▼共感し、気持ちを受けとめ、理由を聞く「嫌だよね」「やりたくないよね」などと、子どもの気持ちに共感し、その気持ちを受けとめてあげることから始めます。そして、どうしてそう思ったのか、理由をしっかりと聞いてあげましょう。子どもが首を縦や横に振って答えられるように「~だからさみしかったの?」など、子どもの気持ちを想像しながら質問しても良いでしょう。子どもは親が自分を理解しようとしてくれているとわかると、心が満たされた気持ちになります。▼スキンシップ子どもの本音は、「親に甘えたい」です。ギュっと抱きしめてあげたり、頭を撫でてあげたりするなど、スキンシップをたくさんしてあげましょう。そうすると、子どもは親が受け入れてくれたと感じ、安心します。▼満足できるまでやらせてみる親にしてみればやめてほしいと思うようなことを、どうしてもやりたいときが子どもにはあります。例えば、雨の日、水たまりにわざと入ってびしょ濡れになってしまうまで遊ぶなどです。しかし、時には子ども自身が納得できるまでやらせてみることも必要です。そうすると満足感が得られますので、時期が来れば自然とやらなくなります。▼好きなものへ興味を持っていく何をやっても泣き止まないなど、うまくいかないというときがあります。そんなときは、子どもが好きな物や好きなものに興味を移せるように手助けをしましょう。気持ちが切り替わり、落ち着くようになるでしょう。▼自分で選ばせる洋服や外食で食べたいものなど、親が「これにしなさい」と選ぶのではなく、子ども自身に選ぶように声をかけます。子どもは認められた気持ちになり、自分で選んだものに責任感が生まれます。▼ポジティブな言葉表現「ダメ」「いけない」と叱るのではなく、「~しようね」とやってほしい行動を伝えます。子どもは否定された気持ちにならずに、意欲的に行動できるでしょう。▼その場で褒めるどんな小さなことでも良いので、その場で褒めるようにします。朝「おはよう」と言えたら褒める、ひとりで靴がはけたら褒めるなど、できて当たり前だと思っていることでもその場でしっかりと褒めましょう。子どもは褒められると嬉しさを感じ、認められた気持ちになり、次への意欲にもつながります。▼絵本の読み聞かせ絵本の読み聞かせでは、子どもがその話の中に入り込み、主人公の気持ちになって物語を体験できます。その体験を通して、自分自身や相手の気持ちを理解できるようになりますので、伝えたいメッセージのある絵本を選んで読んであげましょう。▼家族で一緒に過ごす時間を増やすイヤイヤ期には、甘えたい、自分のことをわかってほしいといった気持ちが理解されないさみしさを抱いています。家族で一緒に過ごし楽しい経験を増やすし、さみしさをなくしてあげましょう。3歳のイヤイヤ期、パパママが前向きになるための乗り越え方イヤイヤ期は、パパママにとっても心を悩ませる大変な期間です。しかし、親自身が気持ちに余裕を持つとスムーズに乗り越える力をつけることができます。そのためにも、無理をしないようにすることも大切です。家族や友だち、先生など、身近な人に相談したり、手伝ってもらったりなど、周りの意見も聞きながら自分の気持ちを整理しましょう。家族にも協力してもらい、時には自分だけの時間をつくることも大切です。また、子どもと二人でいるとぶつかり合いが増えてしまうかもしれません。たまにはママ友とその子どもを含めて、みんなで一緒に遊ぶ時間をつくりましょう。意外とそのときは、子どもは素直だったりします。親が気持ちに余裕を持つと、子どもとの関わり方も変わり、3歳児イヤイヤ期を上手に乗り越えていけるでしょう。
2017年06月27日息子が1~3歳までの2年間通った初めての保育園。夫婦揃って内気な僕たちは、保育園でもママさんパパさん達と話す機会を作れずにいた。そこは1歳児と2歳児だけの保育園で、総勢30名程度。のんびりした雰囲気が漂う場所で好きだった。1歳クラスの時の子ども達はまだ言葉も多くないので、息子のお友達といってもキャラクターがハッキリとはしなかった。それが2歳クラスになったある日、いつものように僕が息子を迎えに行くと同じクラスの女の子達が騒いでいた。「ヘンな顔~」「ヘンな顔~」女子の視線は完全に僕の顔面を捉えている。2歳も後半に差し掛かかり、他人をおちょくって笑うという程度には言語が発達している子ども達。標的は僕に限らず迎えに来たパパ達を片っ端から「ヘンな顔~」と牽制して笑っている。お望み通り軽く変顔を作ってから周りのパパ達に「いやあ、参りましたなあ」的な目配せをする。そんな日をきっかけにして一言二言パパさん達と話が出来るようになった。帰宅後、そのつたない会話に十分な手応えを感じて「〇くんパパとしゃべったよ!」と妻に大事件のテンションで報告した。ちょうど妻も子ども達を通じてママさん達との会話が増え始めたようで嬉しそうにしていた。2歳児よりも遥かに会話に手こずっている情けない30代。自分には無関係だろうと思っていた「パパ友」「ママ友」というワードが少し身近に感じられたのもこの時期だった。少し会話が始まると、だんだん周りのパパさん達に興味が沸いてきた。特に自分と送迎ルートやお迎え時間が近いパパさんとは急速に仲良くなった。保育園の草むしりがあった日曜日、パパさん達と汗だくになって作業を終えた後のひととき、誰からともなく子どもの話、家庭の話、そして仕事の話まで冷たい麦茶を片手に語り合った。職業の話になって、お迎えを担当しているパパさん達がライターや出版業など自分に近い業界のお仕事だったことに驚いた。帰り道、一人のパパさんと話し足りず一緒に僕の自宅前まで自転車で移動して、そのまま1時間ほど立ち話をしてしまった。まるで中学生の部活帰り。こうなるともう話題は尽きず、時にはファミレス、または居酒屋で何度もご一緒する仲となった。パパさん達とご一緒する際は息子達もご一緒で、ファミレスでハムスターのように机の下やソファーの上をはい回る子ども達を無視して「マイホームは購入か賃貸か」の議論を繰り広げたりした。Kちゃん(女児)のパパはキャンプに誘ってくれた。野外音楽フェスとキャンプが一体になったイベントだった。我が家は引っ越して息子の保育園も変わっていたが、それでも変わらず声を掛けてもらえるのは嬉しかった。Kちゃん一家は年に4~5回はキャンプに行くという。僕たち一家はそのパパさんのお陰で初のテント泊を体験することが出来た。Kちゃんのパパがフェス会場に移動するため手荷物を出来るだけ減らそうと工夫を凝らす中、Kちゃんは「メルちゃん」という名の人形をとても大事そうに抱きかかえている。Kパパが「それ、いるかあ…?」とため息を漏らすが、Kちゃんは断固として「メルちゃんを連れて行く」と言う。その後、キャンプ場近くの野外フェス会場に到着した僕たち。ライブの爆音が響き渡る中、まさかのタイミングで寝てしまった息子。ちょうどお昼時の爆睡だったので、仕方なく息子を抱えたままベンチを確保して腰掛け、妻に昼食のそばを買ってきてもらってそのままの姿勢で食べた。しばらくして息子が起きて、ようやく体が解放されたかと思うと今度はKちゃんが「メルちゃんもお昼寝したいんだって」と言って僕の膝にメルちゃんを丁寧に寝かせた。その所作はお人形遊びというよりももう一人の友達という雰囲気だったので、とても粗末には扱えず、僕の膝はまたしばらく休憩所として利用された。パパ友との付き合いが出来るとこうして息子以外の子どもの成長が見られるのもまた面白い。新しい保育園でも会話のチャンスを虎視眈々と狙っている。つづく
2017年05月30日こんにちは。イラストレーターの栗生です。1歳児ってなんとなくマイペースで生きているイメージだったんですが、わが家の1歳児が明らかに周囲の反応を見てネタをやっているように思えて仕方ないので、今回はその話について書きたいと思います。ネタその1「腹見せ興行」誰かがお風呂に入っていると必ずやるのがこちら。以前、まんまるなお腹を家族で笑いながら愛でたのがきっかけだと思います。この歳で笑いを取った時の快感を知ってしまったというのでしょうか。何度も見せに来て、そのたびに他の家族に強制退場させられるという芸が仕上がってしまいました。ネタその2 「流行りのネタ」これは集団生活をしている子どもに顕著かもしれません。2016年冬、保育園にてわが子が仕込まれた芸は「アイハバ?」「ペン!(天高く拳を突き上げる)」「ペッペッペー」(トレンディエンジェルのネタ)でした。パ行は1歳児でも発音しやすいので、まだうまくしゃべれない園児への浸透力もバッチリです。ネタその3「いないいない変顔」保育士さんにウケたネタらしく、これもまたお風呂に入っている家族に披露しにいきます。どうもお風呂は新しいネタを見せるところらしいのです…。保育園に迎えに行くと、毎日のように保育士さんに「おもしろくて笑っちゃいました~」と言われる(お世辞かもしれないけど…)1歳児。次はどんなネタを披露してくれるのか楽しみです。
2017年02月06日2歳に近づいてくるころからはじまる「アレやだ」「コレもいやだ」「やだ・やだ・やだ」のイヤイヤ期。第一次反抗期といわれることもある2歳児は“魔の2歳児”とも呼ばれています。まさにイヤイヤ期真っ盛りのお子さんをもつ方もこれから始まるイヤイヤ期にドキドキしている方も必見の、2歳児のイヤイヤ期を上手に乗り越えるためのコツを6つご紹介します。2歳児のイヤイヤ期とは? 子どもは、2歳前後から、「○○しようね」と促しても「イヤだ」と自己主張するようになってきます。それまでは、素直にママやパパなど周りの大人の言うことを聞いていたのに、反抗しているような様子を見せてくるのが、イヤイヤ期と呼ばれる状態です。▼なんでも自分でやりたがるまだうまく自分でできないことでも、自分でやりたがるようになります。たとえば、“靴下を履く”“お茶をコップに注ぐ”など、これまで大人がやってあげていたようなことを「自分でやる!」と主張しはじめるのはイヤイヤ期の大きな特徴です。主張はするものの、まだまだできないことも多いため、挑戦したもののうまくいかずにイライラして泣いたり、暴れたりします。それでも、自分でやらないと気が済まないのが2歳頃のイヤイヤ期なのです。▼まずイヤがるママやパパから何か提案されると、本当はやりたいことであったとしても、まずは「イヤ」と否定してしまうのもこの時期の特徴です。「お散歩に行こう」「ヤダ」、「ごはん食べようか」「イヤ」と何を聞いても、最初に返ってくる答えは「ヤダ」や「イヤ」なので、一緒にいて疲れてしまうというママやパパも多いのではないでしょうか。「イヤ」と言ったものの、本当はやりたかったことである可能性も高いため少し経ってから「やっぱり行く/やる」と言い出すこともしばしば起こります。そんなときにも「そういう時期だから仕方ない」と割り切った対処法にするようにしましょう。▼夜泣きをすることも授乳することもほとんどなくなり、離乳している子も多い2歳のイヤイヤ期に突然夜泣きがはじまることがあります。2歳過ぎからはじまる夜泣きは、怖い夢を見たり、昼間にあったことを思い出していたりすることが理由だと言われています。特にイヤイヤ期は、日中に「イヤイヤ!」と激しく興奮したことで、夜中にその気持ちを思い出して泣いてしまい、夜泣きしやすくなる時期です。ひどいときには、一度起こして「大丈夫だよ」と安心させてあげると収まることがあるため、試してみてくださいね。▼イヤイヤ期って結局どんなものなの? 早い子で1歳半頃からその兆候が見られるようになってくることがありますが、2歳を過ぎ2語文(2つの単語を組み合わせること)以上の長い文を話せるようになってくると、より主張する機会が増えてきます。それは、それまで「こうしたい」という自我がなかったり、自分の思いを言葉で表現したりできなかった状態から、「ぼく/わたしは、こうしたい」という思いが芽生え、言葉で言い表せられるようになってきた証拠でもあります。イヤイヤ期の様子を“魔の2歳児”と表現し、「言うことを聞かなくなる手のかかる時期」だとする見方も多くありますが、これは“自我の芽生え”という大事な成長過程のひとつです。「イヤイヤ」が出てきたら「自我が芽生えてきたな」「順調に成長している証だ」と考えて受け止めてあげましょう。イヤイヤ期はいつから始まっていつ終わるのかイヤイヤ期は「この日からはじまって、○週間で終わる」という決まった期間はありません。個人差も大きいため、同じ兄弟でもイヤイヤ期があっとう間に終わってしまう子もいれば、「まだ終わらないの」と長く感じてしまう子もいます。一般的に、自我が芽生え、言葉が出てくる2歳頃からはじまり、3〜4歳頃にかけて徐々に収まっていくといわれています。終わるタイミングも、ある日突然「イヤイヤ」と言わなくなるのではなく、徐々に自分でできることが増えていき、自分の思いとそのときしなければならないことの折り合いを心のなかでつけることができるようになっていくことで、少しずつ変化が現れるようになっていきます。「いつかはイヤイヤとの格闘も終わる」と気長に構えておくと、ママやパパの気持ちもラクになっていきます。それまでは、コツを押さえた対処法で乗り切るようにしましょう。2歳児のイヤイヤ期にしつけは必要? 「2歳児のイヤイヤ期でのしつけがその後にかかってくる」と言われることもありますが、2歳の自己主張をすべてわがままと捉えて叱ってしまうと、ママやパパも疲れてしまいます。家庭のルールを決め、主張している内容によって必要なときにはしつけをするスタイルを取れるように、まずはママとパパとで話し合っておくのがおすすめです。具体的には、「自分で何かしたい」という欲求から、大人がやってあげようとしたことを「自分でやる」と主張しているときにはできるだけ聞いてあげるようにしても、夜寝る時間になっても「○○したいから寝ない」という主張を通そうとするのは「いけない」こととして言い聞かせるようにするなどです。イヤイヤ期の自己主張は、成長の過程においては重要なポイントとなるものです。ただのわがままなのか、成長のために必要な自己主張なのかの判断は難しいところもありますが、「言うことを聞かせたいのは、ママやパパの思い通りにしたいからではないか」「家のルールに沿えていないことなのか」を常に意識しながら対応し、必要なときにしつけをするようにしていきましょう。2歳児のイヤイヤ期に上手に対応する6つのコツ2歳児のイヤイヤ期にも上手に対応するためのコツを押さえておくことで、ママやパパも笑顔で気持ちよく過ごすことができるようになっていきます。まずは、そのコツを知り対処法を変えてみるようにしましょう。1.時間に余裕をもつと心のゆとりが生まれる イヤイヤ期に、大人がイライラさせられてしまう原因のひとつが“時間”です。特に朝は、サッと準備をして家を出たいのに「靴下や靴を自分で履きたい!」と主張し、やってあげようとするとイヤイヤされてしまうと、待っている間中、大人はイライラしてしまいます。このイライラを解決するコツは大人が“時間に余裕をもつこと”です。家を出るには15分かかると見込んで計画を立てておけば、スムーズに準備ができて5分で出られたらラッキーと思えるようになります。さまざまな場面で想定の倍以上の時間がかかると予想し行動していると、大人がイライラしてしまう回数も減っていき、心のゆとりができるため笑顔で対応してあげることができます。イヤイヤ期には、とにかく時間に余裕をもてるようにすることを最優先にして考えておくのがおすすめです。2.“急がばまわれ”で気の済むまでまずやらせる 急いでいるときほど、「自分でやる!」と言われても「時間がないからママ/パパがやるね」と、自分でやらせずに手を出したくなってしまいます。自分でやりたいと思っているのに、手を出されると子どもは泣いて暴れることもありますよね。結局、やってあげることもできず時間だけがどんどん過ぎてしまったり、無理やりやってあげてしまったことでその後ずっと子どもが不機嫌になっていつもならできることもできなくなったりというパターンも多く見られます。急いでいるときに、「自分で」と主張されたら、まずは気の済むまでやらせてみましょう。まだ自分でうまくできないことであっても、まずはやりたいという気持ちを受け入れてやらせてあげ、途中で「手伝ってもいい?」と声をかけてから手をだすようにします。子どもが自分から「ママやパパにやってもらいたい」という気持ちになるよう、うまくできなくてイライラしてきそうなタイミングを見計らうのがコツです。 “急がば回れ”と心でつぶやきながら、まずは見守るようにしてみましょう。3.選択肢を提示して”選ばせる”「○○して」と声をかけると「イヤだ」という答えが返ってきてしまいます。そのため、何かをやらせたいときには、「自分でやるのと、ママ/パパがやってあげるの、どっちがいい?」と視点を“すべきこと”をするかしないか、ではなく“だれがやるのか”に変えた質問するようにしましょう。イヤイヤ期の子どもにとって大切なことは「自分で選んだ」という事実です。「○○しなさい」「ママ/パパがやってあげる」と伝えてしまうと、「イヤだ/いいよ」の2択から選ぶことになってしまい、多くの子どもは「イヤ」を選んでしまいます。ところが「自分でやるか、やってもらうか」の2択を提示されると、“自分でママやパパにやってもらうことを選んだ”ことに満足してくれるため、無理やりやってあげようとするよりも、スムーズに受け入れてくれることも多くなるのです。選択肢はどちらも“やってほしいこと”にするか、“自分でやるかやってもらうか”にしておくと失敗せずに促すことができます。4.イライラしたら深呼吸あれこれ対策をたてていても、イヤイヤ期にはどうしてもイライラしてしまうものです。特にひどいイヤイヤ状態に陥って、どこでも寝そべってイヤイヤしてしまうようなときには、イライラも増していきます。イヤイヤ期の子どもと接していて、イライラしてしまったときにはまず深呼吸をするようにしましょう。特に、鼻から息を吸い、口からゆっくり吐き出す深呼吸方法がおすすめです。子どもが危なくない状況であれば目を閉じて深呼吸するのも効果的です。5.多少泣かせてもひとりになって落ち着く時間をつくる家のなかでイヤイヤされてイライラして怒ってしまいそうになったときには、多少泣かせたままにしても、トイレや別の部屋に行って、ひとりになる時間をもちましょう。何十分も離れてしまうのは危険ですが、5分程度であれば安全性を確保している部屋に置いておいても大丈夫です。思わず手が出そうになってしまったときにも落ち着く時間をもつことは効果的です。息が詰まりそうだと感じたときには、別室でひとりになるようにしましょう。6.イヤイヤは大事な成長過程だと理解するイヤイヤ期は、心の成長にとってとても大事な成長過程のひとつです。自己主張をし、自分でやろうとする気持ちが育ってきた証拠でもあり、“自分の気持ちとすべきこととの折り合いをどうつけていくか”や“我慢を覚える”ということにもつながっていきます。イヤイヤ期真っ盛りには、とにかく早く終わってほしいと願うものですが、面倒な時期ではなく、子どもの成長を強く感じられる期間だと考えを変えて対応するようにしてみましょう。イヤイヤしている姿を見て、「自己主張できるようになってきたなんて順調に成長しているな」と思えるようになったら、ママやパパにとってもこの時期が楽しいものとなっていくはずですよ。イヤイヤ期にパパにしてほしいこと子どもと接している時間はママのほうが長いというケースも多く、イヤイヤ期に対応するのもママであることは多いものです。何もかもが一筋縄ではいかないイヤイヤ期には、ママもイライラしたり、フツウに過ごすだけでもぐったり疲れてしまったりします。そんなときに、パパにしてほしいことは「大変だということを理解する」「ママと話し合って家庭のルールを認識しておく」の2つです。まずは、どうしてママがそこまで疲れているのかイヤイヤ期の大変さを理解してあげましょう。子どもと一緒に過ごすことで大変さを知ることもできますが、まずはママの話を聞いてあげるのがおすすめです。日々どんな大変なことがあったのかを聞いておくことで、子どもの姿をイメージしやすくなります。話を聞くときにはアドバイスしようとするよりも、ただママの話を聞いてあげるようにすることもポイントです。また、ママを休ませてあげたいと子どもと一緒に過ごすときに、パパがママとは違った対応をしてしまうと子どもは「どちらが正しいのか」がわからず混乱してしまうことがあります。ママと話し合って家庭のルールを把握し、イヤイヤ期の接し方を身につけておきましょう。2歳児なのにイヤイヤ期がない!? 2歳を過ぎてしばらく経ってもイヤイヤ期が一向にやってこないように思える子もなかにはいます。「イヤイヤ期がなくていい子だな」と思っていたら自己主張がうまくできない子だったということもあるため、まったくないときには注意して見てあげることも必要です。しかし、なかには、ママやパパの自然な対応が子どもに合っていて、自己主張はしっかりしているものの、いわゆるイヤイヤ期と言われる状態になっていなかったり、それをイヤイヤ期だと認識していなかったりするケースも見られます。イヤイヤ期は、絶対あるものでも必ず大変になるものでもありません。「イヤイヤ期がないかも?」と思ったときには、「自分はこうしたい」「自分でやってみたい」という自我がしっかり芽生えているかを見てあげ、問題なく成長している様子が見られれば心配ありません。「ないと思っていたら突然はじまった」ということもあるので、「そのうちはじまるかもしれない」とおおらかな気持ちで構えておくことをおすすめします。イヤイヤ期の子どもと接していると、イライラしたり、つい叱りすぎてしまったりとママやパパも疲れてしまいがちです。今回ご紹介した6つのコツを押さえて上手に乗り越えて、家族みんな笑顔で過ごせるようにしていきましょう!<参考>『乳児保育の実践と子育て支援』榊原洋一・今井和子編著/ミネルヴァ書房/2007年4月20日初版第4刷発行
2017年02月01日こんにちは、イラストレーターの栗生ゑゐこです。「魔の2歳」という言葉があるように、イヤイヤ期と言えば2歳児の印象が強いですよね。しかし、赤子の面影を残す1歳児もその片鱗をチラつかせつつあり、なかなか油断なりません。今回は、わが家で観測された1歳児のイヤイヤポーズをご紹介いたします。1歳児のイヤイヤその1 伸びちぢみする小さい子が、抱っこされたくないときにこんな姿勢をとることはありませんか? わが子は湯船から出されたくないとき、全身をまっすぐにし、こんなイヤイヤ体勢をとります。あまりにも体がまっすぐになるので笑っていたら、どうやら味を占めたらしく、2回目以降はわざとやっているフシがあります。もはや様式美ですね。着地は体を「く」の字に折りたたんで抵抗するか、バレエダンサーのようにつま先を伸ばし、そのまま床に置かれないような工夫を施したりしています。そこそこ重量があるので、いつか腰がやられそうでドキドキしています。1歳児のイヤイヤその2 反り返る自転車や車のチャイルドシート、飲食店のベビーチェアの上で見られるイヤイヤポーズ。「バネが入っているのかな?」と思うほど勢いよく反り返るのですが、時間が差し迫っている時などにこれが始まると「…チッ!」と心の中で舌打ちしてしまう私がいます。1歳児のイヤイヤその3 全力死守先が尖っているペンのような、持って欲しくないものを取り上げようとすると全力で死守しようとします。取り上げようとしていることを気づかれたり、もみ合いになるとかえって危ないので、刺激しないよう優しく説得しつつ、油断した瞬間さっと取り上げます。人質をとって立て篭り中の犯人にスピーカーで語りかける母親と、裏から突撃する機動隊を頭に思い描きつつ…。1歳児のイヤイヤその4 横になるこちらはイヤイヤ期のお手本のようなごろ寝ポーズ。仰向けのまま上方へずりあがってみたり、もも上げ運動のように両足をバッタンバッタンさせるなどのアレンジを観測したこともあります。面白いのが、「えーん えーん」とわざとらしい泣き声をあげながら親の様子をチラチラとうかがっている時。バリエーション豊かなイヤイヤフォームに1歳児の成長を感じずにはおれません。イヤイヤは子どもの成長の証。とは言え、実際接する人間としては「そんな悠長なこと言っていられないわ!」という場合がほとんどです。じっくり鑑賞できるくらいの余裕を持ちたいなと思うこのごろです。
2017年01月18日みなさま、新年あけましておめでとうございます。二児の母、イラストレーターの栗生でございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。年初めの今回は「ここが謎だよ1歳児スペシャル」をお送りしたいと思います。イチから育ててみて初めて知る幼子の生態や行動。この数年、私は毎日それを実感しています。ちなみに上のイラストはみかんを両手で握りつぶす1歳児。服についた汁はもう取れません…。本日の元旦号は、このみかんを握りつぶすように「なんなのこの行動は…」と、ある意味感じいった1歳児の行動を、一部ですがご紹介いたします。ここが謎だよ1 次の行動が読めない次の行動が読めないのは幼児全般に言えることですが、1歳児の行動は輪をかけて読めません。先日などは歩行途中で立ち止まり、突然糸巻き巻きをキメていました。他にもいきなり座り込みを始め、アリや落ち葉の観察を行うなど、1歳児の自由度の高さには定評があります。危険な行動は阻止しないといけませんが、そうでないものはエラーを起こしまくるからくり人形を見ているようでかわいらしい。1歳児の重要な萌えポイントとして、わたくしは「謎かわいい」という概念を提唱したいです。ここが謎だよ2 靴を左右反対に履く1歳8-9ヶ月頃を過ぎたあたりから、意識高くなんでも「ジブンデ!」とやりたがるようになった幼子。かなりの確率で靴を履けるようになりましたが、玄関で「デチタ!!(できた)」と万歳しているので見に行ったら、必ず左右逆に履いているのが謎です。ちなみに、あらかじめ逆に置いておくとどうなるか試してみたところ、逆のまま履いていました。何故なんだ。そして、現在「履きたくない期」が到来中です。ここが謎だよ3 口に食べ物を詰め込みすぎる食欲旺盛な我が家の1歳児は、小さく刻んだ食べ物を拒否します。必ずより大きい方、より多い方を食べようとします。そして「ちょっとずつ食べようねー」「一個ずつねー」「よく噛もうねー」などの声掛けにうなずきつつも、隙あらば口いっぱいに詰め込もうとして油断がなりません。ご飯の早い段階で(食べているものを)強制撤去する毎日です。ここが謎だよ4 お風呂のお湯を飲むお風呂やシャワーのお湯で濡れたガーゼをチューチューすることに全力を注ぐ1歳児。ちなみに姉4歳も「見ないで!」などと言いながら風呂桶のお湯を飲んでいます。風呂のお湯の何がそんなに幼子らを惹きつけるのでしょうか。このほかにも「どんぐりをしまいこむ」「土下座したまま寝る」など、1歳児の気になる行動はたくさんありますが、それはまた別の機会にご報告させてください。それではまた次回!
2017年01月01日睡眠は、健やかな成長に欠かせないもの。子どもが寝ようとアドバイザーしないと心配になりますね。自身も子どもの睡眠で悩んだ経験がある、夜泣き専門保育士の清水悦子さんに話を聞きました。Q、昼寝をしないで夕方まで遊んでも大丈夫ですか?2歳7カ月の娘がいます。保育園では必ず昼寝をしますが、休日に友達と遊んでいると昼寝をしないで遊びたいと言い、日頃の睡眠リズムが崩れてしまいます。昼寝をしない日は夕方まで思いっ切り遊ばせて早めに就寝しても大丈夫でしょうか?1日トータルで何時間の睡眠が必要なのでしょうか。[兵庫県・こころ]illustrationATFT GRAPHICS.A、昼寝をしない日は早寝を習慣にしましょう乳幼児の睡眠は個人差が大きいものです。生まれたときからあまり昼寝をしない子もいれば、昼寝の回数が多い子もいますが、月齢とともに昼寝の時間は徐々に減っていきます。普段は全く昼寝をしない子も、例えばプール遊びが始まると疲れて昼寝をするようになることもあり、寝たり寝なかったりする状況がゆらゆら続きながら徐々に昼寝をしなくなっていく。これが子どもの昼寝の特徴です。2歳7カ月なら体力が付いてきていますから、昼寝をしない日があっても問題ありません。お子さんが毎日を元気で過ごせているなら、あまり神経質にならなくても大丈夫ですよ。昼寝をしないと夕方に疲れて眠ってしまうことがありますね。そういうときは早めに起こして、夜はいつもより早い時間に寝るように習慣付けていきましょう。睡眠時間の目安としては、1日に9 ~ 11時間くらい眠れていれば安心です。毎朝7時に起きるなら21時には寝かせたいもの。昼寝をしない日は20時くらいには寝るようにするといいと思います。
2016年09月21日子どもが2歳にさしかかったころ、何に対しても「イヤ!」と駄々をこね、言うことを聞かなくなるようになります。これは「魔の2歳児」とか「第1次反抗期」などと呼ばれる現象で、たいていの子どもが示すものです。「反抗期」というと何か悪いことのように捉えがちですが、実際にはこれは子どもにとっては大事な成長のプロセスです。この第1次反抗期をはじめ、反抗的になった子どもにどう接していけばよいかについて見ていきましょう。「魔の2歳児」がやってくる子どもは2歳から3歳ぐらいの時期になると、それまで素直に言うことに従っていたのとは打って変わって、親が言うことに対していちいち反抗するようになります。この時期の子どもには以前よりも知恵がつき、自分のことを自分でしたいという意識、すなわち自我が表れ始めてきています。それによって、このような反抗をするようになるのです。ただでさえ育児や家事で大変なところに駄々をこねられたら、親は疲れてしまうものです。しかし、親からすればただの反抗的態度に見えるものも、子どもにとっては成長していくために欠かせないもの。子どもの反抗を「悪いこと」「やめさせるべきこと」ととらえずに、子どもと同じ次元でやりとりしてしまわないように注意したいものです。子どもの反抗に対して対応する際に注意したい点を3つほどあげてみましょう。反抗期が来たことをむしろ喜ぶ子どもが反抗するのは、覚えた言葉も増えて、知恵がついてきたからです。つまり、すくすくと成長してきた結果なのです。子どもの駄々を悪いものと捉えるのではなく、「無事にここまで成長したんだなあ」という思いを持って見るようにしてみてください。ただし、子どものわがままの言いなりになるような対応は後に禍根(かこん)を残しますので、「子どもがもっと成長していけるように」という点を考えて対応をすることが、大切になってきます。子どもと同じ次元で怒らない子どもの成長をより促すための対応として大事なのは、子どもが反抗した時に、親も一緒に感情的になって怒らないように気をつけることです。それでは子どもの駄々こねと同じ次元で怒っているだけのことになってしまいます。子どもとは違って、親は成熟した大人であるわけですから、子どもの反抗の理由や背景についても冷静に考えることができるはずです。どうして「イヤ!」なのかについてちゃんと理由を尋ね、子どもの主張にも一理あると感じたのであれば、子どもに共感を示してみせることも必要です。守らなければならない社会のルールがあるのであれば、共感を示すのとは別に、教え諭せばいいわけです。親子でよく考え、納得させる子どもがわがままを言い出した時に、頭ごなしに「ダメ!」とやってしまうのではなく、どうしてそういうわがままを言うのかをきちんと聞いた上で対応するというやり方です。たとえば、子どもが店頭でドーナツを食べたがって駄々をこねた時、「とにかくダメなものはダメ!」とはせずに、何故ドーナツを欲しがるのかの理由を尋ねるようにします。「今日は、おうちに帰ってからケーキを食べようって約束したはずだけど、今じゃないとダメなの?」であるとか、「さっきアイス食べたいって言ってたんじゃないの?」といったように、子どもにいろいろと尋ねながら、ドーナツを欲しがる理由を探っていくようにしてみてください。ただし、注意点として、矢継ぎ早に次から次へと質問をしたり、厳しい口調で問い詰めたりしてはいけません。また、何か1つの正しい結論を出すことが目的ではないので、そこそこの答えが見えてきたところで切り上げるようにするといいでしょう。そういったやりとりを通して、場合によって子どもの立場でものを見たり、親の気持ちを子どもに伝えたりすることが大事なのです。(子育ての達人)次回は、子どもの反抗期について、掘り下げていきます。
2015年11月14日子どもの成長の速度や経ていく過程は千差万別。成長速度は、もともと持っている気質にもよりますが、性格や周囲の環境による影響が大きいといわれています。ここでは、 0歳児編 、 1歳児編 、 2歳児編 に続き、3歳児の一般的な成長段階に照らし合わせて、親や周囲が促せるサポートや遊び方をご紹介します。■3歳児の遊び<この頃の特長>・体や手足の動きがますます活発になり、手先もだんだん器用になってくる・言葉が著しく発達し、「大きい⇔小さい」「長い⇔短い」などの違いがわかるようになったり、名前や年齢の質問に答えられるようになったりする・友だちとの関わりが増え、社会性が身についてくる・「欲しい」「買いたい」という欲求に対して、言い聞かせが通用するようになってくる・やってよいことと悪いことの区別がだんだんつくようになり、悪いと思うことはやらないようになってくる・自分で靴を履いたり、自分で洋服を着たりなど、自立した行動が目立つようになる3歳は、子どもが自分でできることも増えてくる時期なので、生活リズムや習慣を身につけるには良いタイミングです。親の真似をしたい時期でもあるので、ママがお手本を見せてあげながら、手洗いやお片付けなどの習慣を身につけていきましょう。特に、箸の練習やはさみ、子ども包丁などにも挑戦させて、なるべく手先を使うようにすることが、この時期の子どもにとって大切なことだといわれています。遊びの要素を取り入れながら、いろいろな経験をさせてあげましょう。そして、子どもの「やりたい」「やってみたい」という気持ちを認め、選択が必要な時はなるべく子どもに選ばせるようにしていくとよいでしょう。子どもにとっては、親が自分の意見を聞いてくれたことで、「自分を認めてくれた」という自己肯定感が育ちます。その結果、自信を持っていろんなことに興味を抱き、自分のしたいことを主張できる、理解能力の高い子どもになる確率が高まっていくでしょう。<3歳児の遊び例>(1)ジェスチャーゲームその名の通り、子どもと大人が順番に身振り手振り(ジェスチャー)をして、それが何かを当てるゲームです。子どもにとっては表現力を身につける練習になりますし、答えを知ることで語彙力を増やすことにもつながります。最初のうちは、「食べ物」や「スーパーに売っているもの」とテーマを限定し、「オレンジ色で」「丸くて」「食べるとちょっとすっぱくておいしい」など、ジェスチャーと言葉を交えながら行ってもよいでしょう。ちなみに答えは、おわかりの通り「みかん」です。(2)宝さがしゲームママやパパが紙に絵を描き、それを子どもにはさみで切ってもらいます。切ったものを、子どもが目をつぶっている間に部屋のどこかにテープで貼ります。それを探してもらうゲームです。我が家の長女は、3歳の時、「きんぎょがにげた」という絵本が好きでした。ですから、紙をきんぎょ型に切って、「きんぎょがにげた! 探そう!」と、絵本に関連付けて楽しみました。(3)保育園や幼稚園でも大人気! ごっこ遊び3歳児はごっこ遊びが大好きです。定番はやはりお店屋さんごっこ。お財布やお金を紙とはさみで手作りして、リアリティを出すとさらにGOOD! おもちゃやぬいぐるみ、お菓子などを並べれば、すぐにお店屋さんができます。店員さん役は子どもに任せて、パパやママはお客さんになるとよいでしょう。「いくらですか?」「10円です」「100円でいいですか?」「なら1円でいいです」という、おもしろい会話が生まれることもあります。たまには、リアルな食材でサンドイッチ屋さんやハンバーガー屋さんをやってみては? 具材をテーブルに並べ、注文して子どもに作ってもらいます。「これがおすすめですよ~」と、注文したものと違う具材のものができたりもしますが(笑)、お手伝いや食育に繋がる部分もあるのでおすすめです! 3歳を過ぎると、できることの幅がグンと広がります。親子でコミュニケーションを楽しみながら、よりリアリティを追求した遊びを楽しんでくださいね。
2014年12月16日子どもの成長の速度や経ていく過程は千差万別。成長速度は、もともと持っている気質にもよりますが、性格や周囲の環境による影響が大きいといわれています。ここでは、 0歳児編 、 1歳児編 に続き、2歳児の一般的な成長段階に照らし合わせて、親や周囲が促せるサポートや遊び方をご紹介します。■2歳~2歳5ヵ月頃の遊び<この頃の特長>・自分でやる!という気持ちや自己主張が一層強くなる・できないこともやりたがり、できないと癇癪(かんしゃく)を起こすことも・大人の世界に憧れ、まねをするようになる・大人のまねっこから生活習慣の自立が進む・2つ以上の事柄をつなげてするようになり、言葉の面では2語文を話す<2歳~2歳5ヵ月頃の遊び例>2歳前半の子どもは、まねっこからさまざまなことを習得します。お手本をしっかり見せ、生活体験と結び付ける遊びをしましょう。気持ちの面では、子どもの「自分でやる!」という気持ちをなるべく尊重し、助けを求めるまで手を差し伸べない心の余裕をママやパパが持つことがポイントです。なかなか難しいところですが、子どもが頑張っていると思って、親も頑張りましょう。そして、親が手を差し伸べてあげる場合も、子どもが「できた!」と達成感を感じることのできる部分は、しっかり残しておいてあげましょう。そんな時期におすすめなのは、「ごっこ遊び」。友だち同士でも、お店屋さんごっこなどを楽しみだす時期ですね。(1)おままごとママになりきって料理をつくったり、赤ちゃんの面倒をみたりと、面白いように普段の自分のママを再現して楽しんでいます。よくママが作ってくれている料理を提供したり、時には「●●ちゃん、早く食べなさい」なんて口ぐせをまねしたりすることもあるようです。おままごとは、身近な人(=ママ)の真似をする→再現する、人とやり取りをする、小さな道具を使うことで手先が器用になるなど、たくさんのメリットがある遊びです。「おままごとは女の子が遊ぶもの」と思っている親御さん! 男の子にもぜひ、おままごとを楽しませてあげてくださいね。(2)こぶた・たぬき・きつね・ねこ「♪こぶた~ たぬき~ きつね~ ねこ~」という歌を聞いたことがありませんか? ジェスチャーでその動物になりきる歌遊びです。実は、この歌遊びの重要なポイントが「まねる」→「再現する」こと。動物を見て、観察して、動きに反映する…なかなか脳を使います。そして、たとえば、たぬきはぽんぽこぽんとお腹を叩くジェスチャーをする→動物(物事)を特長的に捉える感覚を身に着ける、というちょっと高度な技術も備わった遊びなので、子どもと一緒にするにはおすすめです。実際に動物園でいろいろな動物の動きを確認して、親子でまねっこ動物園を開くのも楽しいでしょう。■2歳6ヵ月~3歳までの遊び<この頃の特長>・俗にいう「イヤイヤ期」のピークで、自己の存在主張が激しくなる・失敗を繰り返しながらも、いろいろなことができるようになってくる・「大きい・小さい」「長い・短い」といった比較や、色の区別もわかるようになる・「なぜ?」「どうして?」といった疑問や問いかけをしてくる<2歳6ヵ月~3歳までの遊び例>「 子供の運動神経は伸ばせる!? 運動能力を高める育て方 」にも書きましたが、2歳という年齢は子どもの運動能力が飛躍的に上がる時期。公園の遊具を使ったり、ボールを使ったりしながら、「走る」「のぼる」「おりる」「投げる」「蹴る」などの遊びを通して、さまざまな運動体験をさせてあげましょう。同時に、「なぜ?」「どうして?」といった問いかけが多くなるように、たくさんの疑問を抱く時期でもあります。子どもからそうした問いかけがあった時は、正解かどうかにこだわらず、きちんと答えてあげることが大切です。(1)風船でキャッチボール(投げる・蹴る)子どもが大好きな風船で投げる・蹴る、相手からもらうという経験をさせてあげましょう。自分で投げたり、蹴ったりしたものが戻ってくるというのは楽しいコミュニケーションにも繋がります。風船なら、外でも家の中でも気軽にキャッチボールができますね。(2)かくれんぼ家族でかくれんぼをしたり、人形やおもちゃを隠して探すゲームをしたりしてみましょう。「どこに隠そうか? 隠れようか?」と考えたり、隠れた人やものを探したりすることは、一生懸命頭を使うので、脳にもとてもよい刺激になります。見つかった時や見つけた時の気持ちのたかぶりもよい経験になるでしょう。懐中電灯を持たせるとより臨場感が出て、楽しめそうですね。遊びは、楽しみながらいろんな能力や感覚を養っていくもの。まずは親子で楽しくコミュニケーションしながら遊びましょう。
2014年11月25日子どもの成長の速度や経ていく過程は千差万別。成長速度は、もともと持っている気質にもよりますが、性格や周囲の環境による影響が大きいといわれています。ここでは、 前回の0歳児編 に続き、1歳児の一般的な成長段階に照らし合わせて、親や周囲が促せるサポートや遊び方をご紹介します。■歩きはじめの頃(1歳~1歳5ヶ月くらい)の遊び<歩き始めの頃の特長>・簡単な言葉の意味はわかり、自分も要求や気持ちを伝えたい欲求が生まれている・頭の中でたくさんの言葉を蓄えはじめる・重心を足の裏に移し、つかまり立ち→歩くようになる・くの字型だった足の形がだんだんまっすぐになる・尻もちをたくさんつくことでゆっくりしゃがむことができるようになる・ひざの曲げ伸ばし感覚を知り、地面に対し垂直の重心を身につける →まっすぐ立つ(足首・背骨・背筋が連動)<歩きはじめの頃の遊び例>子どもが理解できる簡単な言葉でのやり取りを楽しみながら、新しく何かができた時(たとえば、1歩を踏み出して歩けた時)は、たっぷりほめてあげましょう。ひとり歩きは偶然と本人の勇気が必要。なかなか最初の1歩が出なかったり、家の中や建物の中では歩くのに外のアスファルトの上では歩こうとしなかったり、というケースもよくあります。そのため、この時期は「上手なあんよを促す遊び」がおすすめです。(1)あんよはじょうず昔からある遊びなのでご存じの方も多いと思います。子どもと向かい合って立ち、両手を持って「♪あんよはじょうず~♪あんよはじょうず~」と言いながら一緒に歩いていきます。「おもちゃのところまでいってみようか?」などと目標を決めてあげると、なおよいでしょう。「じょうず」という褒め言葉も入っているので、子どももなんだか嬉しくなるはずです。(2)ペンギンさんママが子どもの後ろに立ち、ママの足の甲部分に子どもの足を乗せます。そして、ママが子どもの手をそれぞれ持ち「ペンギンさん、ペンギンさん」と言いながら歩いていきます。ペンギンのところを、子どもの好きな動物に変えてもいいですね。■1歳6ヵ月~の遊び<1歳6カ月の頃の特長>・個性が育つ・生まれ持った気質と環境により、性格がかたまってくる・個人差があるが、言葉を発するようになる・歩くことがだいぶ上手になり、でこぼこ道や坂道、階段など歩きにくいところにチャレンジしたくなる・「何かをつまむ」など、細かい手の動きもできるようになる・絵を描く・積み木で形を作るなど、その場にない物を記憶から引き出し、イメージして形作る遊びができるようになる<1歳6ヵ月頃からの子どもと遊び例>個性がはっきり出てくる時期なので、それぞれの個性を大切にしつつ、ダイナミックな動きを取り入れて、楽しさや嬉しさをたくさん引き出してあげるようにしましょう。(1)飛行機ブーン子どもの体を飛行機に見立て、腹ばいになった子どもの上半身とひざのあたりを支えるように抱きかかえます。そして、「飛行機出発しま~す! どこへ行きますか?」といった言葉のやり取りをしながら、「ブーン」と左右に大きく動かしてあげましょう。ママでは体力的に大変なことが多いので、パパにやってもらうとよいでしょう。(2)積み木を積む→壊す→積むだんだん手先が器用になり、細かいものも指先でつまむことができるようになってくるので、積み木遊びはおすすめです。いろいろな形の積み木を組み合わせて積んでいくことは脳の活性化にも繋がりますし、さらに積んだ積み木をダイナミックにガラガラ倒すこともやってみるとよいでしょう。形あるものが壊れることを体感できるとともに、一気に崩れ落ちるさまを見ると、子どもは大喜びするはずです。今回は1歳児のおすすめの遊びをご紹介しました。子どもの成長を促す遊びを通じて、親子のコミュニケーションをたくさん育んでくださいね。
2014年10月06日あり子のワーママ奮闘記
PUKUTY(プクティ)只今育児奮闘中!
たんこんちは ボロボロゆかい
ムニムニほっぺの赤ちゃんをご紹介!生後100日の記念に写真撮影へ。スタジオのスタッフさんがムニムニほっぺに触ると……!?写真スタジオで記念撮影にチャレンジ!赤ちゃんの笑顔を引き出すために…生後100日の記念に写真を撮りに来た赤ちゃん。緊張しているのか、最初は少し硬い表情です。そこで…… 撮影スタッフさんがムニムニのほっぺを下から触ってみます! しかし、何度やっても表情はちょっぴり硬いまま。それならば…… 次はムニムニのほっぺを横から挟む作戦に! すると徐々に口元が緩んで…… 最終的にはこんなに素敵な笑顔が見られましたよ♡ 動画のコメント欄には、 「一瞬を撮るカメラマンがさすが!」「ほっぺがかわいすぎる♡」「ちょっと写真館の求人探してくるわ!」などの声が集まり、あまりのかわいさに思わずカメラマンになりたくなった人も♪最初の緊張から始まって、徐々笑顔が出てくるまで、かわいすぎて目が離せません!たぷんとしたムニムニのほっぺが愛らしいですね♡ これからの成長が楽しみです! 画像提供・協力/@ginchan_0410さん
2024年04月29日お昼寝をしていた双子くん。弟の方が先に起きたと思ったら…!?優しさを溢れるまさかの行動に注目ですよ♪ おはよー♪ お昼寝をしていた双子のあお君とそら君。先に弟のそら君がお目覚めです♪ 「おはよー!たくさん眠れたかな?」 あお君はまだ寝てるかな? 先に目覚めたそら君ですが、どうやらあお君の様子が気になるようです。 「まだ寝てるみたい」と、あお君を見て確認します♪あお君のことを思いやるそら君の姿に癒されますね。 健気な姿にキュン♡ そら君、ママの方にすぐにやってくるかと思ったら… どうやら、寝ているあお君のことを気遣って、扉を閉めてあげるようです。 「あおくん、扉開いてたら眩しいかな?」と一生懸命扉を閉めようとしてくれますよ。 さらに… 泣いてるかな??今度はあお君が起きたようで、泣き声がしてきました! すると… 「よいしょっ!よいしょっ!」あお君のことを心配して、扉を開けようと頑張っています。 扉を開けてお部屋の中を覗き込み、あお君の様子を確認! 双子ならではの絆なのでしょうか。赤ちゃんとは思えない、優しさ溢れるそら君の行動にびっくり! この様子はぜひ動画でもご覧くださいね。「すごい!」「優しい」「以心伝心♡」などのコメントがたくさん寄せられていましたよ♪ 大丈夫だよ♪ そら君が扉を開けてくれたので、あお君も泣きながらも一生懸命そら君やママのもとへやってきました! 「あお君もおはよう〜♪」 安心したかな♡ 無事ママのもとに辿り着いたあお君。ママに「よしよし」もしてもらって、安心できたかな♡ そら君、ありがとう♪ 扉を開けてくれたり、泣いているあお君を心配してくれたそら君。優しさ溢れる行動の数々にママもびっくり!「そら君、ありがとうね♪」 YouTube「双子と僕@aosora_twins」では、他にも思わず笑顔になれる動画がたくさん配信されていますよ。双子ならではのほっこり動画や、お兄ちゃんとの仲良しな姿はどれも癒されるものばかり!インスタグラムも更新しているので、そちらもぜひご覧くださいね。 赤ちゃんって空気読めるの!?|双子と僕画像提供・協力/双子と僕
2024年04月29日現在、0歳の娘を育てています。これは私が娘を妊娠中、性別がわかったときの周りの反応について、悲しい思いからスカッとした気持ちになった体験談をご紹介します。男の子を望んでいる義父妊娠がわかったとき、報告した際に「でかした!」と、とっても喜んでくれた義父。その後、何度かおいしい物を食べて体力をつけるようにと、食事に連れて行ってくれました。 ある日、信憑性は定かではないですが、義父が「肉をよく食べると男の子が生まれやすいから」と言ったことに少しプレッシャーを感じていました。今までステーキや焼肉など肉料理が多かったのもあり、「男の子を望んでいるのかな?」と……。 そんな中、妊娠8カ月ころに女の子とわかり、さっそく伝えると素っ気ない態度。食事にも誘われることがなくなりました。あからさまに態度が変わったので、悲しんでいる私を夫は慰めながら義父に怒ったり、義姉にも伝えていたりしていました。 モヤモヤしたまま……報告から数日後、義父の還暦祝いで食事会があり、参加するか迷いましたが、いつも優しくしてくれる夫に免じて行くことに。 食事会では、義姉が「ごめんね、うちの父親が。昭和的な考えでしか物を言わなくて、だいぶ失礼な態度をしちゃったみたいで。古くさい考えしかできないから気にしないで、赤ちゃんには関係ないんだし! 元気な子を産んでね」と、優しく言ってくれました。 おかげで少し出産に対しての思いはスッキリしましたが、義父本人に対してはまだモヤモヤしていました。悲しい思いもしたけれど……そんなある日、義父から花束が送られてきました。突然の品に夫は「お詫びの品じゃない?」と。後日、お会いしたときにお礼を言うと、「気にしてしまうようなことをしてしまったようで、すまない」と謝ってくれました。夫からは、義姉が義父に対してこてんぱんに怒っていたことを、こっそり教えてくれました。 そのときから現在は体調を気にしてくれたり、出産して退院時も何か手伝おうとしてくれたりしました。そんな姿を見て悲しい思いをさせられた分、スカッとする気持ちもありました。 悲しい思いをしたことで、「女の子ではなく、男の子ならよかったのに」と思ってしまうことが何度かありました。今はかわいい娘が生まれてきてくれて本当によかったと思う反面、そんな娘に申し訳なくなります。他人に何かを言われても、「あまり気にしないでいることが、ときには必要かもしれない」と感じた体験でした。 著者:おまゆ新生児の娘の初心者母。今は育休中だが、休暇前は保育士をしている。幼稚園での職務経験もアリ。
2024年04月29日先日、義実家に遊びに行った際、もうすぐ小学生になる長男の勉強机を買おうか迷っているという話をしました。すると、義両親からプレゼントしてくれると提案があり、私たちはとてもうれしく思っていたのですが……。 予想外のものが登場!?某有名家具屋さんで買うか、ネットで買うかどうしようか長男や夫と話していると、義母から2階へ来るよう言われ、2階へ上がりました。すると、びっくり……夫が子どものころに使っていた勉強机をくれるというではありませんか! 義両親的からしてみれば、古い勉強机とはいえまだ使えるものなので、大切な孫にプレゼントしたいと思ったのでしょう。義両親の気持ちはうれしかったですが、新品を長男に買うことを想像していたので私はやんわり断ることにしました。新品を勝手に想像した私もよくなかったなと反省。その後、机そのものではなく、現金を入学祝いとしていただきました。 作画/加藤みちか著者:佐藤京子 結婚7年目の専業主婦。義両親は徒歩5分のところに住んでいる。
2024年04月29日北海道放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報札幌市にあらたに放課後等デイサービスがOPENします!脳科学×コーチングの専門家が顧問となっており、楽しいだけではない、科学的に根拠のある発達支援を提供する教室です。「unicoメソッド」は、最先端の脳科学教授、そして第一線の教育コーチング実践の先生の監修のもと、セラピストや心理士といった専門性の高いスタッフによって開発されました。北海道の放課後等デイサービスをもっとみる北海道児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報unico中島公園教室は2024年4月に開所した施設です。脳科学×コーチングの分野の専門家が顧問の科学的に根拠のある発達支援を提供しています。「褒められたい」「叱られたくない」「言われたから」ではなく、「知りたい」「楽しい」「おもしろい」といったお子さんの心の内側から湧き上がってくる意欲を引き出すことで学習効果を高めるコミュニケーション技法「unicoメソッド」を実践している教室です。北海道の児童発達支援をもっとみる神奈川県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報コペルプラスジュニア戸塚教室は、JR・横浜市営地下鉄ブルーライン【戸塚駅】より徒歩5分、コペルプラス(児童発達支援)と併設している教室です。スタッフの方々は、子どもたちが「人を思いやる心」を育んでゆけるような接し方を常に心がけています。お子さんの発達過程の姿に寄り添い、個別または小集団のレッスンを提供しています。お子さんの発達に関するさまざまな知識を持つスタッフが、お子さん一人ひとりの成長や自己肯定感の育成を全力でサポートしている教室です。神奈川県の放課後等デイサービスをもっとみる神奈川県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラスいずみ中央教室は、相鉄いずみ野線 いずみ中央駅より徒歩3分の通いやすい場所にある教室です。お子さんがが自ら能力を発揮する楽しい発達支援を提供し、できることを伸ばすアプローチを採用しています。専門知識を持つスタッフが継続的な研修を受け専門性を磨いています。一人ひとりに合わせた個別支援計画を作成し、2000種類以上の教材で学びを深め、お子さんの成長をサポートします。ご興味をお持ちの方向けに、体験教室も随時開催しています。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス上矢部教室は、JR東海道線 JR横須賀線 戸塚駅より神奈川中央交通バス 「上矢部停留所」より徒歩5分の教室です。駐車場は2台分完備されており、車でも来所いただけます。お子さん一人ひとりに寄り添いながら個々の発達を理解し、発達支援を通して成長につなげています。そして、お子さんの自己肯定感を向上し、持っている潜在能力を引き出すことを目指しているそうです。スタッフの皆さんは有資格者で、お子さんの「できた!」を大切に日々レッスンを行っています。神奈川県の児童発達支援をもっとみる埼玉県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報コペルプラスジュニア蒲生教室は、東武スカイツリーライン蒲生駅東口より徒歩1分の交通アクセスの良い教室です。お車でお越しの方は、川口信用金庫蒲生支店のコインパーキングをご利用ください。「できないことに対する訓練」ではなく、できないことの背景に存在する課題に焦点をあて、「能力を引き出すための発達支援」を行なっている教室です。学習支援は発達段階により個別対応で行っています。保護者の方は、マジックミラー越しにレッスンに取り組む姿や表情を確認することができます。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラスジュニア岩槻教室では「できないことに対する訓練」ではなく、「能力を引き出すための発達支援」をモットーに、お子さんたちの自発的な取り組みを通じて個性と能力の発展を促しています。個別または小集団レッスンを提供し、お子さんの発達に適した「個別支援計画」を作成しています。スタッフは全員が有資格者で、専門的な知識と継続的な研修を通じて、お子さんたちの成長と自己肯定感の向上を支援します。無料体験レッスンをいつでも受け付けているとのことで、お気軽に問い合わせてみてください。Upload By 発達ナビ施設情報放課後等デイサービスすきっぷ上青木西教室は、京浜東北線 蕨駅東口よりバス乗車、『上青木北西公園』バス停 下車 徒歩3分の教室です。預かるだけではなく、運動と学習を中心とした発達支援を行うことによって、お子さんの自立をサポートしたいと考えている教室です。「運動」と「学習」により「やってみたい!」という挑戦心、「できた!」という達成感、「一緒に!」という協調心を育みます。そして、発達の特性による生きづらさを改善し、将来自立して生きていける力をつけられるように全力で取り組んでいる教室です。埼玉県の放課後等デイサービスをもっとみる埼玉県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス蒲生教室は、東武スカイツリーライン蒲生駅より徒歩1分のアクセスの良い教室です。お子さんの「より良い自分になりたい」という気持ちを大切にしながら、楽しい遊びを通して「できること」を増やし、お子さん自身が世界を広げていけるようなお手伝いをしています。「お子さんたちの笑顔が一番の喜び!」と熱い気持ちのスタッフの方々が、皆さんとの出会いを楽しみに待っています。その笑顔がいつまでも続くことを願い、日々の発達支援に思いを込め、より良い発達支援を目指している教室です。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス岩槻教室は、東武アーバンパークライン岩槻駅より徒歩20分、駐車場5台完備している、国道16号沿いにある教室です。教室内はとても広く、のびのびと身体を動かすことができ、専門資格を持つスタッフが、お子さんが「楽しい」と思えるような発達支援を提供しています。できないことに目を向けるのではなく、できることを最大限に引き出し、お子さん一人ひとりに合った発達支援を提供し、お子さんの自己肯定感を育んでくれます。2000種類以上のオリジナル教材・さまざまな感覚を育てる遊具で、元気で明るい指導員と一緒に、楽しくレッスンが受けられます。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス志木教室は、「志木駅」より、3分のところにあります。近辺には有料駐車場もあるので、車でも来所可能です。施設には、言葉の遅れが気になる、じっとして座っていられない、文字の読み書きが不安、体幹が弱い、感情のコントロールが苦手など、発達の遅れが気になるお子さんが利用されているそうです。スタッフは、お子さんに寄り添い、お子さんの成長を保護者の方と一緒に喜び、楽しい発達支援を実施しています。お子さんの成長段階に応じてより良いサービスを提供するため、保護者面談やスタッフの会議などを大切にしている施設です。埼玉県の児童発達支援をもっとみる愛知県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス豊田教室は、愛知環状鉄道 新豊田駅から名鉄バス 八迫山より徒歩1分の教室で、駐車場も3台完備している通いやすい教室です。お子さんの自己肯定感を育めるよう、一人ひとりに寄り添った楽しみながら学べる発達支援を目指しています。専門的知識を持つスタッフが個別支援計画を作成し、2000種類以上の教材や楽しい遊びや運動を通してお子さんの無限の可能性を見つけ、ご家族の皆さんと共にお子さまの成長を見守ってくれます。マジックミラー越しにお子さんの成長を見守り、成長を感じられます。愛知県の児童発達支援をもっとみる静岡県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報コペルプラスジュニア藤枝教室は、JR東海道本線 藤枝駅南口から徒歩3分の教室です。駐車場と自転車置き場があるので、車や自転車を利用して通うことができます。藤枝教室は、瞳が輝くような楽しい発達支援を通して、お子さんが自発的に取り組み、自ら能力を発揮していく姿をサポートしている教室です。さまざまな感覚や幅広い認知を育てるための多種多様な教材を通じ、「できないことに対する訓練」ではなく、できないことの背景に存在する課題に焦点をあて「能力を引き出すための発達支援」を行なっています静岡県の放課後等デイサービスをもっとみる大阪府放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報ここっとnicoは、令和6年5月にオープン予定の施設です。お子さんにとって、ご家族にとって、時には心を休められる器であり、居場所でありたい。いつも一緒に寄り添える施設でありたい。そんな想いをもっており、お子さんそれぞれの個性を尊重する中で、強みを⽣かし苦⼿に挑戦するできる⼀⼈ひとりの課題に沿った発達支援・カリキュラムの構成を⾏っています。スタッフは、さまざまな専門職員が在籍しており、ニーズに合わせた発達支援はもちろん、多方面からアプローチをしています。現在、見学会も実施中です。大阪府の放課後等デイサービスをもっとみる大阪府児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス羽曳野教室は令和5年9月に開校した児童発達支援事業所です。コペルプラスでは「できるようにする」ことを目指すのではなく、「そのままのあなたを愛しているよ」と今の姿を認めることを第一に考えているそうです。安心感を感じたお子さんが自分から「やりたい!」と瞳を輝かせた状態、「成長する力」「学ぶ力」を引き出してくれます。無料体験レッスンでは、お子さんの成長を一緒に喜んでくれる明るいスタッフが待っていますUpload By 発達ナビ施設情報コペルプラス生野教室は、千日前線南巽駅から徒歩5分、千日前線北巽駅から徒歩10分です。お子さん自身の「学びたい・成長したい」という意欲を最大限に引き出すことを第一に考える教室です。「訓練」ではなく「楽しい遊び」であること「いやでも頑張る」ではなく「楽しいからやりたい」であること。お子さんの瞳が輝くような「発達支援」を通じ、自発的に取り組み、能力を発揮するお子さんの姿をサポートする教室です。保護者の方は、マジックミラー越しにレッスンに取り組む姿や表情を確認することができます。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス南摂津教室は大阪モノレール 南摂津駅 より徒歩3分。駐車場・駐輪場完備(どちらも2時間無料です!)一人ひとりの発達段階に合った課題を楽しみながら行うことで、成功体験を積み重ね、自信に繋げます。スタッフがアイデアを出し合いながら『おもしろそう!やってみたい!』レッスンのための工夫を研究し続けているそうです。コペルプラスのスタッフは、お子さんの発達に関するさまざまな知識を持っており、お子さん一人ひとりの成長や自己肯定感の育成を全力でサポートしています。Upload By 発達ナビ施設情報ここっとnicoは5月1日にOPEN予定の『ここっと。』グループ4店舗目の施設です。お子さんにとって、ご家族にとって、時には心を休められる器であり、居場所でありたい。いつも一緒に寄り添える施設でありたい。そんな思いをもった専門職員がニーズに合わせた発達支援を行ってくれます。見る・聞く・記憶の認知課題はじっくり個別指導。集団の中では、興味の幅を広げつつ、実践でしか学べない非認知課題を伸ばせるよう、個別指導・集団活動で一人ひとりの課題に沿った発達支援・カリキュラムを構成しています。大阪府の児童発達支援をもっとみる兵庫県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報コペルプラスジュニア三宮教室は、神戸市営地下鉄 海岸線 三宮・花時計前駅より徒歩3分、阪神電鉄 神戸三宮駅より徒歩5分、JR 三ノ宮駅より徒歩7分の教室です。「できることが増えるのは世界が広がること、楽しいことが増えること」を合言葉に、お子さんが自ら幸せになる姿、そして、笑顔あふれるお子さんの未来を目指しているそうです。「自分には、力がある!」「いろんなことにチャレンジしたい!」と感じるセルフイメージを育て、子どもの未来に輝きをもてる、そんな教室でありたいという思いを持っている施設です。兵庫県の放課後等デイサービスをもっとみる兵庫県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス三宮教室は神戸市営地下鉄 海岸線 三宮・花時計前駅より徒歩3分、阪神電鉄 神戸三宮駅より徒歩5分、JR 三ノ宮駅より徒歩7分と非常に交通アクセスの良い教室です。発達が気になるお子さんの自己肯定を育むことから始め、できないことの訓練ではなく、楽しい遊びを通して内なる能力を引き出しています。ご興味をお持ちの方向けに、体験教室も随時開催しています。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。兵庫県の児童発達支援をもっとみる奈良県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報コペルプラス五位堂教室は、2023年10月に新規開校した、近鉄五位堂駅北口の階段を降りてすぐの場所にある教室です。パーキングチケットをご用意いただいているとのことで、近隣のコインパーキングの利用も可能です。「できることが増えるのは世界が広がること、楽しいことが増えること」を合言葉に、学校や社会生活の中でお子さんの必要なスキルを高めるための課題に取り組でいます。また、学習支援は発達段階により個別で対応をされています。お子さんの発達過程の姿に寄り添い、個別または小集団のレッスンを提供しています。奈良県の放課後等デイサービスをもっとみる福岡県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報久留米花畑教室は、西鉄花畑駅直結。駅1階に開設した教室です。お車でお越しの際は「花畑駅駐車場」を2時間無料でご利用いただけるとのことで、車での通所も可能です。2000種類以上の豊富な教材を使用しながら、遊びを通してお子さんの発達へとアプローチしています。できたことをたくさん褒めて自尊心を育み、お子さんの本来の力を引き出していきます。また、保護者の方に一緒に通っていただき、お子さんの普段の生活やご家庭に寄り添いながら、保護者の方と共にお子さんの未来を考えることを目指している教室です。Upload By 発達ナビ施設情報お子さんが自分の能力を最大限に発揮できるよう「できた!」という達成感を積み重ね、自己肯定感を高める楽しい発達支援を提供しています。この教室では、「できないことをなくす」のではなく、「できることを伸ばす」を理念に、お子さんたちの個性を認め、積極的な姿勢を育てます。個別や小集団のレッスンを通じて、お子さんの発達に寄り添い、保護者の方の要望を聞きながら、一人ひとりに合った支援計画を作成します。また、スタッフ全員が有資格者であり、継続的な研修を受けながら、お子さんの成長をサポートするための専門性を磨いています。福岡県の児童発達支援をもっとみる「もっと施設の情報を詳しく知りたい!」「見学をしてみたい!」と思ったら、WEBからもお問い合わせが可能です。施設情報ページでは、掲載されている施設の情報を地域ごとに検索して見ることができますよ。
2024年04月29日ある日、いつものように義実家に遊びに行ったとき、義母から衝撃的な告白をされました。それは到底笑って許せるものではなかったのですが、義母はことの重大さを認識していないような態度。今後の義母との付き合いが非常に不安になった体験談です。 ※生後1年未満の乳幼児は、乳児ボツリヌス症にかかるおそれがあるため、はちみつを与えてはいけません。義母から3年越しの衝撃告白義実家に私と2人の子どもで遊びに行ったとき、「おいしい食パンがあるよ!」と義母がおやつに出してくれました。2人ともいただこうとしましたが、ふと気づいて原材料を確認してみると、そこには「はちみつ」の文字が。4歳の娘はおいしくいただきましたが、そのとき生後9カ月だった息子はその食パンは遠慮しました。 それを見つめていた義母。「そうよねー。昔はそんなこと言わなかったけど、1歳になるまではちみつは食べられないものね」とニコニコ。そこからひと呼吸おいて、「実はね、まだ娘ちゃんが1歳になってないときに、はちみつ食べさせちゃったことがあったの」といきなり話し始めました。 「え?」まさかの事実に固まる私…義母の唐突な告白に理解が追いつかない私。「え? 娘って、この子のことですか? いつですか?」と確認しながら頭の中を必死に整理しようとした私。「そうそう、今さらなんだけどね。あげたお菓子に入ってたことがあって。すぐに気づいたんだけど申し訳なくて言えなくてねぇ」と心苦しそうな表情で私に言いました。 そして「まあでも、何もなかったんだからよかったよねぇ。結果オーライ」と締めくくりました。いきなりの衝撃告白に、私はすぐには言葉が出てきませんでした。 そのときに言ってよ! 夫も義母に激怒やっと状況を飲み込んだところで、「あの、今後もし同じようなことがあったら、ちゃんと伝えていただきたいので、お願いします」と言葉を絞り出しました。すると義母は「うんうん、そうだよねぇ」とわかっているのかいないのか……。 のんびりとした口調で返事をするので、「何かあってからでは遅いので」とくぎを刺すと「りょうかいりょうかーい」と手をひらひらと振り、この話は終わりになりました。帰宅後、夫にもこの事実を伝えると夫は激怒。すぐに義母に電話をかけていましたが、義母は私のときと同じ調子で答えていたそうです。 場合によっては命にかかわる事態だったかもしれません。当時、もし娘が体調を崩して、その原因がわからないままだったとしたら、適切な対処ができなかった可能性もあります。子どもたちのために、言いにくいことでもすぐに報告してほしいと、今後何度も義母に念押ししていかなければと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/キヨ 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2024年04月29日息子はなかなか首がすわらず、ハイハイもおすわりも遅めでした。歩けるようになってからも、あまり体を動かしません。勝手にどこかへ行ったりしない分、面倒を見るのはラクだったのですが、どこか体に良くないところがあるのではないかと心配になっていました。しかし、息子が2歳になったころ、体を動かさないのには理由があったことがわかったのです――。 息子が運動をしたがらなかった衝撃の理由ある日、「お母さんと運動しよう」と子どもに声をかけた私。しかし、子どもから「お母さんが動いちゃダメって言ったんだよ」と言われたのです。 子どもが生まれてから、「動いちゃダメ」なんて言った記憶はありません。「動いちゃダメって私が言ったの?」と尋ねると、子どもは「うん」と頷きました。 「おなかにいたときに言ったんだよ」「『おなか痛いから、もう動かないで』って」 それを聞いた私はぞっとしました。たしかに、おなかにいたときはよく動いていたのです。あまりに激しく動くものだから、よく言っていました。でもまさか、聞こえていたなんて……そして、生まれてからもそれを守っていたなんて、にわかには信じられませんでした。 子どもには「体を動かすと気持ちいいんだよ」「今はお母さんのおなかは痛くならないから、気にしないでいっぱい体を動かしてね」と伝えました。 すると、だんだんと体を動かすように。かけっこも大好きになっていきました。私の言ったことを守って、体を動かさないようにしていたとは思えないものの、偶然の出来事にドキッとした私。今後も子どもといろいろなお話をしながら、他にどのようなことを覚えているのか聞いてみたいと思っています。 イラスト/まげよ著者:井本桜子監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月29日三姉妹を出産したときの義両親の反応をご紹介します。 そんなこと言われても…長女を出産後育休中に義実家を訪問したときのことです。義母に「お休みしてて暇なんだからもう1人、続けて産んじゃえばいいんじゃない」と言われました。「いやいや、そんな簡単に言われても」と思い、また仕事のこともあるので「自分たちのペース」でと思いながら数年後。2人目を妊娠しました。 2人目の性別が女の子とわかるとあからさまに残念そうな反応の義両親。出産前に一緒にごはんを食べに行ったとき、義父に「万が一性別がひっくり返ることはないのか」と言われびっくりしました。3人目のときにはもう性別は聞かれても言わないと心に決めましたが、3人目の妊娠を告げたとき、次こそは男の子という気持ちがひしひしと伝わってきました。 結果3人目も女の子で私はうれしかったけれど、義両親はまた女の子かとあきらかに残念そうな表情でした。ただ結果的には、三姉妹でもデレデレのじぃじ、ばぁばに!性別なんて関係ない、健康なことが一番だって言ってやりたいと思った出来事でした。 作画/きょこ著者:山田陽子 結婚10年目。三姉妹を育てる母。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月29日自然を連想させる「ネイチャーネーム」は女の子の名づけでも大人気♡植物の持つ可憐さや美しさ、太陽や空の持つ包み込むようなあたたかみ、水の持つ凛とした雰囲気など、子どもへの願いが込めやすいこともあり、近年ランキングの上位を独占するようになりました。2024年3月生まれの女の子3,295名の名前から、人気の「ネイチャーネーム」ランキングTOP10を紹介します。女の子に人気の「ネイチャーネーム」ランキングTOP10 ネイチャーネームランキング上位の名前は、2024年3月の総合ランキングでも上位にランクインしていることがわかります。 寒い冬が終わり、植物が芽吹き、花が咲き始める春だからこそ、ネイチャーネームが増える傾向にあるのかもしれませんね!春に人気の「植物をイメージさせる名前」は? 3月に人気のネイチャーネームランキングでは、自然の中でも特に植物をイメージさせる名前が数多く見られました。 ネイチャーネームの3位にランクインした「杏(主なよみ:あん、あんず)」は、2023年の年間ランキングでは19位。常に上位にランクインする名前ではありませんが、花を咲かせる3月から4月に人気を見せる名前です。 あんずの花は、一見桜の花によく似ています。美しい花を咲かせることはもちろん、花が散った後に実を結ぶことから「願いが実を結ぶ人生になるように」という願いが込められるようです。 そのほか、「芽吹く」と言う意味合いを込めた「芽依(主なよみ:めい)」、「花が咲く」と言う意味合いを込めた「咲良(主なよみ:さくら)」「咲茉(主なよみ:えま)」のように、自然が見せる春の営みをイメージした名前も見られました。春の花、桜を名前に…桜の開花を待ち侘びる3月は、桜をイメージさせる名前が毎年上位にランクインしています。 桜をよみに用いた「咲良(主なよみ:さくら)」は、例年3月と4月に多く名付けられる名前です。2024年2月の総合ランキングでは87位、1月のランキングでは100位外でしたが、3月の総合ランキングでは急上昇し、 5位にランクインしました。 また、桜の美しさをシンプルに名前に込めた「美桜(主なよみ:みお)」も同様で、2023年3月の総合ランキングでは9位、4月には1位と、春になると人気が出る傾向にある名前です。 女の子の名前には、季節の花の名前や自然の情景にちなんだ「ネイチャーネーム」が人気です。その時期にしかない美しさを込めた名前がつけられるのは、四季があり、季節によって違った花を咲かせる日本ならではかもしれませんね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2024年3月1日(金)〜2024年3月25日(月)調査件数:3,295件(女の子)
2024年04月29日マキノさんは長女が1歳9カ月のとき、めでたく第2子を妊娠。妊娠中でありながらも、平日はほぼワンオペ育児をおこない、毎日がつわりとの闘いでした。娘を育児しながらの生活の妊娠生活は想像以上に大変で、抱っこをせがまれればその都度応じていたマキノさん。しかし、ある日突然不正出血が……! 不安になったため、次の日に病院を受診すると、医師からは「異常なし」と言われホッとしていました。その後、安静にしていると出血はなくなったのですが、その後も何回か出血をしたり、治まったり……というのを繰り返していたため、再び病院を受診することに。出血の頻度を指摘し、「娘の抱っこは控えるように」と伝える医師。その言葉を真摯に受け止め、安静にした生活を送っていると出血は治まったのでした。 それから月日は流れ、妊娠7カ月を迎えたマキノさん。すでにおなかが大きくなっていたのですが、別の悩みが出てきて……? 妊娠7カ月を迎えると、不正出血の悩みは解決。しかし… 妊娠7カ月に入り、不正出血がなくなったマキノさん。 しかし、その分おなかが前に出てきたため、日々の生活が大変になっていきました。 おむつ替えや食べこぼしを拾う際など、育児中はしゃがむ場面がとにかく多く、マキノさんはしんどい思いをしていました。 実家のお母さんとの電話中、「しゃがむのがしんどくて、お風呂入れるのとか限界やわ……」と、思わず本音がこぼれてしまいます。 「そんなんやったら里帰り早めたら?」 「そやなぁ……。ちょっとパパに相談してみるわ」 妊娠中の娘を気づかうお母さんの提案に、マキノさんはそう返したのでした。 確かに育児中は何かとしゃがむ場面が多いので、おなかの大きい妊婦さんにとってはかなり大変ですよね。そんな中で、お母さんが「里帰り出産の時期を早めたら?」と言ってくれたのは、かなりありがたい提案だったのではないでしょうか。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:マンガ家・イラストレーター マキノ食べることが大好きな元気な姉弟、くうちゃん、へうくんの母親。真面目で優しいパパと、二人の子どもたちとの4人暮らしです。SNSで、日常の笑ったこと、泣いたこと、感じた事など、絵にしています。
2024年04月29日もうすぐ生まれてくる子どものことを思うとわくわくしました。性別は調べなかったのでどちらが生まれてもいいように赤ちゃんのものをそろえていました。勝手に決めないで!!そんなたのしい日々を壊したのが夫の両親です。 義理実家に行ったときに名前は決まったのか聞かれました。顔を見てから決めたいと伝えたらもう決めておきなさいと言われてしまいました。 どんな名前にするのかいくつか考えていました。しかし性別も分からないので生まれてから決めます。と言ったら今すぐに決めなさいと言われました。 そしてとんでもないことを言いだしたのです。「初めの子は夫の名前から一文字とってつけるべき」と決めつけられました。 何も言わない夫に腹がたったので赤ちゃんの名前は生まれてから自分たちで決めると言ってもらいました。 もちろん夫の名前から1文字つけませんでした。 名前をつけるときに義理両親の意見を聞き入れなかったことを2年たった今でも文句を言っています。 子どもの名前のことで文句を言われるので義理実家に行くのを控えるようにしています。 ◇ ◇ ◇ 名前は子どもへの初めてのプレゼントになるので、夫婦で納得した名前に決めたいですよね。もちろん、お互いの親の意見を取り入れる選択肢もありますが、決めつけられると嫌な気持ちになりますよね。今後は、旦那さんの協力も得ながら、義両親とも良好な関係を築けるといいですね。 作画/さくら著者:竹内香苗30代、2歳の男の子を育てる母。夫婦でカフェ経営。趣味はラジオを聴くこと。
2024年04月29日子どもが生後4カ月半のときに、義母との同居生活が始まりました。そもそも同居を始めたのは夫の仕事の都合で、夫の地元に転居が必要になったから。私は盆暮れにしか会わない義母に対して悪い印象は一切なく、初めての子育てで大変な思いをしていたので助けてもらえるかもしれない、とむしろ同居を歓迎していたくらい。しかし、いざ同居生活が始まるとそううまくは進みませんでした。 唯一の共通点は子どもそれでも、私と義母は子ども(義母にとっては孫)が大切だという認識は一致していました。何かトラブルが起きたときに「子どもの負担が少なくてすむ方法は何か」といった視点から解決策を考えることも多々。例えば義母が夕食の準備をしてくれる日。義母の昼間のスケジュールの都合で夕食の時間が遅くなることがありました。 しかしそうすると、おなかがすき過ぎた子どもは機嫌が悪くなる、食事もスムーズに進まない、寝る時間も遅くなる、ということが起こるのです。そこで義母は自ら夕食開始の時間を固定し、逆算して1日のスケジュールを組むようにしてくれました。 3年経って体制が整いました同居生活が3年になるころにはだいぶ体制が整いました。家事の役割分担や平日のタイムテーブル、休日のスケジュールの調整など。また毎日顔を合わせ、言葉を交わしていくうちにお互い親しみや好感、信頼感が増してきているようにも感じています。 まだまだ手がかかる子ども中心の生活ではありますが、それぞれが役割を果たして、どうしたい、どうしてほしいかをはっきりと言葉にしてコミュニケーションをとるというわが家のスタイルが確立されています。これから家族が歳を重ね、社会も変化していくと思いますが、わが家もそれに合わせて変化し続けていけそうです。 同居を続けて思うのは、歳を重ねた義母を近くで見られる安心感、家事を分担できるラクさ、子育てに関わってもらえるありがたさです。「同居」というとナーバスなイメージがつきまといますが、良いこともいっぱいあると私は感じています。 著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しおみ なおこ
2024年04月29日マンションを売却し、家が建つまでの間、義実家で4カ月同居していました。私は3人目を妊娠しており、長男は3歳、次男は1歳でした。元々義父は厳格な人で孫にも叱ったり、三つ子の魂百までという考えで、何度も嫌な思いをしたことはありました。義父の態度にイラッ!!その日は、長男が機嫌が悪く何をするにも怒っていました。いつもは義父の隣で食事中する長男が「ママの隣がいい!!」と言い出しました。すると、長男に向かって「お前いい加減にしろよ、ワガママ言いすぎだ!」と義父が怒鳴り、叱って来たのです。ママの隣に座りたい、ただそれだけのことだったのですが、それまでの機嫌の悪さを見ていた義父からすると、ワガママばかりだと思ったのでしょう。義父が夫に連れて行け!と言い、2階の部屋に連れて行きました。満足げな義父を見て、私は怖くて手が震え涙が出てきてしまいました。 私は次男を義母にお願いし、長男のいる2階へ行き抱きしめて泣き止むのを待ちました。その日は、義父とは一切言葉を交わしませんでした。翌日、義父が仕事から帰ってくると、私に対してごめんねと謝って来ました。私にではなく、長男に謝って欲しかったです。 ◇ ◇ ◇ 義父がいる前で、子ども達が機嫌が悪かったりワガママを言ったときは、別室に移動するようにしました。義父は昔から仕事が忙しく子育てを全くしなかったので、子どものイヤイヤ期やわがままも許せないようです。今回は家が建つまでの間の同居でしたが、この先同居することは2度とないと誓いました。 作画/まげよ著者:藤木奈美子30代、5歳、3歳、2歳の兄妹を育てる母。医療機関に勤務。趣味はドラマ鑑賞。
2024年04月29日義実家に訪れたときのこと。まだチョコを食べさせていなかった娘に、義母がおやつとして出してきたのは、チョココーティングのバニラ棒アイス。チョコはまだ食べさせていないことを伝えると、義母はまさかの行動に出て……。チョコつきアイスを娘に食べさせようとする義母に…3歳になったばかりの娘と夫、私の3人で、車で30分ほどの義実家を訪れたときのことです。 娘にはまだチョコレート菓子を食べさせていなかったのですが、突然義母が3時のおやつにと、チョコでバニラアイスをコーティングした棒アイスを出してくれたのです。 娘にまだチョコを与えていないことを私が義母に伝えると、「あら、そうなの?」と言って、なんと義母は袋を開け、チョココーティングの部分だけをベロンベロン舐め始めたのです。そしてバニラだけになった棒アイスを「どうぞ」と笑顔で娘に渡そうとするので、私は思わず「いや! 大丈夫です!」と断ってしまいました。 そんな私の態度に憤慨した義母は、「だったらはじめから食べないって言ってよ! かわいそうじゃない、どうせ食べさせてあげないなら!」と言ってきました。私は心の中で「突然アイスを出してきたのはそっちじゃない……」と思い、モヤモヤが残りました。 義母の性格が無頓着なのか、義母が育児をした時代がそうだったのかはわかりませんが、今は食べ物や食べさせ方について、とてもデリケートに考えるものだと思っています。こんな育児観のギャップを理解してくれない義母には、何を言っても無駄だなと思いました。 ※幼児は、棒付きアイスの棒で喉を突く恐れがあります。食べさせる場合も、必ずそばで見守り、誤飲やケガに注意しましょう。 作画/きりぷち著者:青井ひまり監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月28日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変で、母親に助けを求めた夫。しかし「妊娠は病気じゃない。手伝ってほしいなんて贅沢」と一喝されてしまい、八方塞がりでした。入れ替わってから初めての妊婦健診。もちろん、夫にとっては何もかもが初めてのことでした。とにかく、つわりをなんとかしたいと思って先生につらいと訴えますが、薬を処方してもらえるわけでもなく、励まされただけ……。 しかし、エコーで小さいながらも懸命に生きる赤ちゃんの姿を見て感動した夫は、「おなかの子も絶対に守ってやる!」とあらためて心に誓いました。これまでのことを謝りたい… ママとしての生活はやることが多く、夫にとって時間との戦い。夕食は簡単にうどんで済ませようと思い、たしかストックがあったはず……と、冷凍庫を探していると「パパ用からあげ」と書かれた袋を見つけました。それは夫の大好物。他にも、煮魚や餃子、コロッケ……。 きついつわりに耐えながら、好物をたくさん作ってくれていたことに気付いた夫は、涙が止まりません。そして、何も知らずに当たり前のように食べていた自分を思い返し、またも後悔……。入れ替わったままでもいいから、せめて会いたい。会って、これまでのことを謝りたい。たくさん話したい。夫は泣きながら、心の中で何度もそう呟いていました。 つわりで体調がわるくても、夫には手作りの料理を食べてほしい。できるだけ温かいものを食べてほしい。冷凍のストックには、りささんのそんな思いが詰まっていますね。ワンオペの中、そこまで準備をするのは簡単ではないはず。ちゃんと顔を合わせて、お礼を伝えられる日が来ると信じたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年04月28日藤井爽子(そうこ)はやさしい夫・拓也、3歳の娘・未来(みくる)と慌ただしくも幸せな毎日を送っていた。ある日、爽子は家の掃除中に、娘と同じ「未来」という名前の女性に宛てた夫の手紙を発見、さらに身内の形見だと言って結婚指輪の代わりに身につけている指輪に「MIKURU」という刻印があることを知ってしまった。どうやら、夫には娘と同じ名前の恋人がいたようだ。不信感を抱えたまま、2人目の妊活を考え始めた爽子だが、娘が慕う保育園の先生の先生の下の名前が未来(みくる)であることを知ってしまう。そこから新たな疑惑が芽生え……。 自分の中で一番大切な…「保育園のカナエ先生が夫の元恋人なのか」という疑惑を解消するため、会社の先輩と夫が通っていた大学へ赴いた爽子。 夫を知る教授からアルバムを見せてもらうと、そこには、若かりしカナエ先生が夫とのペアリングをして笑う写真があった──。 やはり、カナエ先生が「未来(みくる」だった。 その夜、爽子は夫を外に呼びだした。そして「何か言うことない?例えば未来の名前のこととか」と切り出した。 驚く夫に爽子は、未来という女性に向けた手紙を見つけたこと、指輪の裏に「MIKURU」と刻印がしてあるのを発見したこと、そして大学でカナエ先生の写真を見つけたことを明かした。 夫が言うには、確かに大学のときにカナエ先生と付き合っていたという。しかし結果的にすごく傷つけて別れることになってしまい、保育園で偶然再会。そして、いまはメンタルが不安定なカナエ先生のために「支えになりたくて」と言った。娘の名前についても、「そのときはその名前が一番いいと思った。自分の中で一番大切な…」と語った。 爽子は愛されていると思っていた間にも、夫の中にはカナエ先生がいたと言うことがどうしても許せず、悲しかった。感情のあまり夫の頬を平手打ち。結婚指輪を投げつけて夫の前から去った。そして、置き手紙をして娘とともに家を出たのだった。 ◇◇◇ ついに夫とカナエ先生の関係が明確になりました。誰しも大切な元恋人との思い出はあると思いますが、結婚してからも元恋人の「支えになりたい」というのは今のパートナーからすれば気持ちのいいものではありません。ましてや娘に元恋人の名前をつけるなんて言語道断ではないでしょうか。爽子さんのショックはいかばかりだったでしょう。これからどういった道を選んでいくのか。爽子さんにとってつらいことだと思いますが、頑張ってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 樹ユウマ
2024年04月28日亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?何を伝えてもいつも屁理屈ばかりの麻耶さんに、亮太さんはいつしか「話し合うだけ無駄」と考えるように。その内亮太さんは体や心の異変を感じ始め、とうとう仕事に集中できなくなってしまいます。そんな亮太さんの様子を見た社長は、体調を心配して早退させることに。ところが、帰宅した亮太さんの耳に聞こえてきたのは、麻耶さんが浮気相手らしき男性と電話している声だったのです。 思わずその場で麻耶さんを問い詰めそうになる亮太さんですが、子どもの手前、夫婦喧嘩するわけにはいきません。 ところが、肝心の和馬君の姿はリビングに見当たらず……? まさか、ひとりで外に…? 亮太さんは家中を探し回りますが、和馬君の姿はどこにもありません。 麻耶さんは心当たりのある庭を探そうとしますが、なぜか庭へ続くリビングの窓には鍵がかかっています。 結局和馬君は庭にもおらず、麻耶さんは、自分がいつどのタイミングで窓の鍵をかけたのか思い出せないままです。 母親として無責任な麻耶さんの態度に亮太さんは苛立ちを感じますが、今は和馬君を探すのが先決! 2人協力して和馬君をもう一度探すことにしたのでした。 「いつもこうだから」「今まではこんなことしなかったから」が通用しないのが、子育てというもの。 子どもの成長はあっという間で、親が知らないうちに、本当にさまざまなことができるようになるからです。 今できなくても明日できるようになることもあるということを念頭において、先回りした事故ケガ対策をしていきたいですね。とにかく今はただ、和馬君が無事に見つかることを祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年04月28日