明治安田生命保険は20日、「いい夫婦の日」に関するアンケート調査の結果を発表した。それによると、妻のへそくり金額は夫の3.4倍に上ることがわかった。同調査は、2014年10月17日~21日にインターネット上で行われ、20代~70代の既婚者1,589人から有効回答を得た。夫婦のへそくりについて尋ねたところ、へそくりを持っている人は全体の40.2%。夫・妻別に見ると、夫は33.0%、妻は47.4%と、妻の方がへそくりを持っている割合が高かった。妻のへそくり金額の平均は118万7,775円で、夫の35万2,064円の3.4倍。夫・妻別では、妻は前年から約7万円増加したのに対し、夫は約5万円減少し、夫婦間の格差はさらに拡大した。20代~50代のへそくり平均金額は、前年(75万9,668円)比9,462円増の76万9,130円となった。へそくりの使用目的を聞くと、「いざというときのため」が平均70.9%(妻74.8%、夫65.3%)でトップ。次に多かったのは、夫が「趣味のため」で51.5%、妻が「将来のため」で34.5%だった。同調査では、妻のほうが経済情勢や老後に対する不安を強く感じ、将来に備えてしっかりと貯めているのかもしれない、と分析している。また、夫婦のお小遣いについて調べたところ、月平均金額は前年比604円減の2万7,296円と4年連続で減少。夫・妻別では、夫が同3,479円減の3万1,868円と4年ぶりに減少した一方、妻は同2,212円増の2万2,707円と2年ぶりに増加した。
2014年11月21日2012年に東京のみで上演されたNODA・MAP『エッグ』が、2015年、オリジナルキャストで再演される。本作は、架空のスポーツ“エッグ”に情熱を注ぎ、オリンピックで頂点に立つ日を夢見るふたりのアスリートと、ひとりの女性シンガーソングライターを軸に展開する物語。妻夫木聡、深津絵里、仲村トオルらとともに名を連ねる藤井隆に、心境を訊いた。NODA・MAP第19回公演『エッグ』チケット情報「初演の『エッグ』は本当に“楽しかった!”という記憶しかないくらい、すごく居心地が良くて、アットホーム感があったんですね。橋爪功さんが家庭菜園で作られたお野菜を持ってきてくださったり、大倉孝二さんがサロンみたいに楽屋でレコードをかけてくださったり(笑)。だから、また初演のキャストが揃い、自分もその中に入れていただけたことが本当に嬉しいなと思います」。稽古場でも刺激的な日々を送っていたという藤井。「どの舞台でもそうなんですが、セットがないお稽古場で、どんな風にいたらいいのかなって、みんなで想像しながら作り上げていく作業がすごく楽しいんです!野田さんのアイデアを美術さんが模型にされたのを見て『すごいな~!』ってワクワクしたり。そんな瞬間がお稽古中に何度もあるので、本当に毎日刺激的なんです。今回は再演でどうなるかはわかりませんが、今からとても楽しみです」。演じるのは、深津扮する人気シンガーソングライター、苺イチエの振付師・お床山(おとこやま)。劇中歌をはじめ、すべての音楽は、椎名林檎が書き下ろした楽曲だ。「芸能界やスポーツ界が大衆に与える影響が描かれていて、僕はスターのすぐそばにいる人の役。その中で、気持ちが引き裂かれそうになるくらい苦しい場面もあります。ですが本番中、共演者の皆さんと一緒に走らせていただく快感を味わわせていただきました。それと、深津さんが歌われるシーンが大好きなんです!とにかく可愛いんですよ。あの姿をもう一度近くで観られるのがすごく嬉しいですし、お客様にも味わっていただきたいです」。藤井にとって、同じ作品に同じ役で出演するのは初めての経験だ。しかも今回は大阪、北九州、パリでも上演される。「自分がどう変わるかも含めて、新たな楽しみがありますね。稽古で積み重ねてきても、お客様の反応で気付かされることもありますので、各地域での反応も楽しみにしています」。公演は、2015年2月3日(火)から22日(日)まで東京・東京芸術劇場プレイハウス、2015年3月26日(木)から4月8日(水)まで大阪・シアターBRAVA!、2015年4月16日(木)から19日(日)まで福岡・北九州芸術劇場 大ホールにて。チケットは12月13日(土)より一般発売開始。なお、11月13日(木)11:00まで東京・大阪公演、11月30日(日)11:00より九州公演の、チケット先行抽選「プレリザーブ」を実施。取材・文:黒石悦子
2014年11月12日最新作『神さまの言うとおり』の公開を控える三池崇史監督が11月6日(木)、自身が主催するトークイベント「三池崇史 presents 大人だけの空間」を東京・六本木のビルボードライブ東京で行い、同作にホームレス役で出演するリリー・フランキーと語り合った。過去にも妻夫木聡、伊藤英明、大沢たかお、伊勢谷友介、山田孝之、満島ひかりら豪華ゲストが登場したこのイベントも今回で13回目。喫煙OK、来場者はアルコールを味わいながら至近距離でトークを楽しむという、文字通り“大人だけの空間”で毎回、三池監督による「台本なし!」の暴走ぶっちゃけトークが注目を集めている。映画は平凡な日常を過ごしていたはずの高校生が、不気味なダルマや招き猫、コケシ、シロクマ、マトリョーシカらが仕掛ける「命を賭けた謎のゲーム」に巻き込まれる不条理を描いたサスペンスアクション。福士蒼汰、神木隆之介、染谷将太ら活きのいい若手俳優が勢揃いするなか、リリーさんは謎めいた長髪のホームレスを演じており、「事務所の人間から『三池さんの作品で、どうやらホームレス役らしい』と言われて、すぐ『やる!』と決めた」と出演は即決だったのだとか。エクステ&付けひげを装着し、ホームレスに変身するには「準備に2時間半はかかる」(リリーさん)と言い、「初日、午前2時に現場入りしたら、雨でロケが中止になって(笑)。こんな無益な徹夜は久しぶり」と苦労話を明かしていた。そんなリリーさんといえば、本業のイラストや俳優業に加えて、エッセイスト、小説家、絵本作家、ミュージシャン、演出家、番組MC、写真家と幅広いジャンルでその多才ぶりを発揮中。三池監督から「いま、本業って何なの?」と聞かれると、「一応、確定申告では本業をイラストレーターにしているけど、イラストの収入は減っていて、税理士もその辺に気づき始めている」と話していた。三池監督が“俳優”リリーさんを起用するのは本作、そして2015年公開の『極道大戦争』と早くも2回目で、「『そして父になる』のお芝居と存在感には、思わずため息が出たし、『凶悪』のリリーさんにはシビれた。リリーさんが演じると、台本から生まれたキャラクターじゃなくなる」と絶賛。当のリリーさんは「演じている間?たぶん何も考えていない」と涼しい顔だった。『神さまの言うとおり』は11月15日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:神さまの言うとおり 2014年11月15日より全国東宝系にて公開(C) 2014「神さまの言うとおり」製作委員会
2014年11月07日歴史的に中国大陸などとも国交があった福岡県。「福岡さんが多いのは福岡県」と思いきや、実は全国平均よりもずっと少ないようだ。そんな福岡県に多い名字をランキングしてみた。○福岡県らしさが現れた「古賀」姓福岡県で1番多い名字は「田中」さんで、福岡県にはおよそ9万2,000人の「田中」さんが住んでいる。「田中」姓の語源は、田の中に居住して四方の田を管理・占有していた人が名乗ったことにあるという。また、水田の開発は文化の発展した地方から進んでいったと考えられており、中国大陸や朝鮮半島との交易で古代から栄えていた福岡県に、「田中」姓を名乗る人が多く現れたという説もある。なお、現在では全国でも4番目に多い名字となっている。2位は「中村」さん。福岡県の人口ではおよそ6万人だった。「中村」姓は、小さな村が発展して大きくなり、やがて分村ができた時に元々あった村である本村を「中村」と呼んだところにルーツがあると言われている。「中村」さんの全国順位は8位であり、福岡県の他に石川県と熊本県でも2位にランクインしている。3位は「古賀」さんで、およそ5万2,000人の「古賀」さんが福岡県に在住。「古賀」さんの全国人数はおよそ10万2,000人なので、50%以上が福岡県民ということになる。現在の佐賀県と長崎県にあたる肥前の大族・狛姓古賀族や帰化族の劉姓古賀氏が、筑後国三潴郡古賀村に移って「古賀」を称したともいわれ、「古賀」姓は福岡県など九州北部に多い名字となっている。○「福岡」姓のルーツは兵庫県!?全国順位では100位以下であっても、福岡県ではベスト30以内の上位にランクインした名字もある。それが、3位の「古賀」さん(全国順位221位)、20位の「石橋」さん(全国順位186位)、28位「野田」さん(全国順位155位)。各名字の日本国民に対する福岡県民の割合は、「古賀」さんがおよそ51%、「石橋」さんがおよそ16%、「野田」さんはおよそ12%となっている。なお、福岡県生まれの有名人には、バルセロナオリンピックの柔道金メダリスト「古賀稔彦」さん、ブリヂストンの創業者「石橋正二郎」さんなどがいる。福岡県にみられる珍しい名字もチェックしてみよう。例を挙げると、「笠(りゅう)」さん、「八尋(やひろ)」さん、「五郎丸(ごろうまる)」さん、「不老(ふろう)」さん、「留守(るす)」さん、「妻夫木(つまぶき)」さんなどがあり、実際に俳優の「妻夫木聡」さんは福岡県の出身だ。県名と同じ「福岡」さんは、福岡県におよそ1,100人いる。全国順位は411位だが、福岡県ではやや下がって719位。「福岡」姓のルーツは現在の兵庫県北部である但馬国七美郡福岡村や、現在の岡山県東部の備前国邑久郡福岡などとされているので、特に福岡県に「福岡」さんが多いということではないようだ。ちなみに「福岡県」の名前は、今話題の「黒田官兵衛」の嫡男である「黒田長政」がキーパーソンのよう。黒田長政は関ヶ原の戦いの後に当時の筑前国を与えられ、黒田家に縁がある備前国邑久郡福岡の地名を取り、「福岡城」「福岡藩」と名づけたと言われている。福岡県の人口は509万人(平成25年10月1日現在 総務省統計局調べ)であり、今回ランキングの上位5位(田中さん、中村さん、古賀さん、井上さん、山本さん)の人数を合計するとおよそ29万2,000人となる。全国におけるこの5つの姓の人数は合計でおよそ431万8,000人であるため、これらの名字の方々のおよそ7%が福岡県民という計算になる。※ランキングは、月間400万アクセスの「名字由来 net」アプリと「名字由来 net(Web)」の名字データベースから、電話帳データをもとに福岡県で実世帯が確認できるもののみを集計し、人数の多い順に抽出。100人未満四捨五入により算出している。本文と写真は関係ありません○筆者プロフィール : 名字由来 net(リクルーティング スタジオ)月間400万アクセスの「名字由来 net(アプリ・Web)」や月間200万アクセスの「無料 赤ちゃん名づけ」アプリなど、名字・名前・家系図に特化したサービスをアプリとWebで提供している。「名字由来 net」はApp Store 総合第1位200万ダウンロード、「無料 赤ちゃん名づけ」は App Store ジャンル第1位の実績。2014年5月には、名字情報を生かしたシミュレーションゲームアプリ「戦国村を作ろう」をリリースした。
2014年10月22日映画『バンクーバーの朝日』の完成披露試写会が10月15日(水)に開催され、上映直後の舞台挨拶に妻夫木聡、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、宮崎あおい、石井裕也監督が登壇した。戦前、カナダのバンクーバーで日系移民の希望の星となった野球チーム「バンクーバー朝日」の軌跡を描き出す本作。先日、開催されたバンクーバー国際映画祭では見事に「観客賞」に輝いたが、日本で観客の目に触れるのはこの日が初めてとなった。雨がぱらつくあいにくの天気にもかかわらず、開場前から会場の外には長蛇の列が出来ていた。上映後、妻夫木さんら登壇陣は、会場の後方の扉から、客席の間に敷かれた野球場の芝生に見立てたグリーンカーペットを通って登壇し、喝采を浴びる。妻夫木さんは「日本の方に観ていただき、(観客に)お会いするのは初めてで緊張していますがいかがでしたか?」と呼びかけると大きな拍手が沸き起こり、これには一同ホッとした様子だった。この日、登壇した男性キャストのほとんどが小学校・中学・高校のどこかで野球に打ち込んだ経験があったが、唯一、チームのキャプテンである妻夫木さんだけがほとんど野球経験がなかったという。妻夫木さんは「すいません(苦笑)、どうしてもやりたかったんです、この作品」と語り、ほかのメンバーに追いつくために自主練習も含め、かなり練習に打ち込んだことを明かす。亀梨さんは、そんなキャプテンについて「すごく練習されてました。硬式球ってすごく大変なんですよ。グローブもバットも当時のもので、最初は指にボールが当たったりして大変だったんですが、それでもやるところがキャプテンでした!」と称える。そういう亀梨さんのエースとしての活躍も本作のみどころ!かつて、高校野球の強豪・横浜高の野球部に在籍し、キャッチャーとして高校時代の松坂大輔投手の球を受けた経験もある上地さんは、本作でもキャッチャーを務めたが「僕がいままで受けた中で一番のピッチャー!」と大真面目に亀梨さんの投球を絶賛!亀梨さんは「それは松坂さんでしょ(笑)!」と恐縮していたが、客席からは歓声が沸き起こった。ちなみに、メンバーの中で最も野球が上手いのは誰か?という質問では一同、池松さんを指さす。池松さん自身は「小中高とセンターで1番(バッター)だった」とのこと。およそひと回り年上の妻夫木キャプテンからは「若い!若さだね。大事だよ(笑)!」と羨望の声も…。宮崎さんは、そんな朝日軍の面々をスタンドから見守ったが「青春って感じでした。みんなキラキラしてて羨ましかったです」と語る。石井監督も「最高のキャストですから、僕は見守ってるだけでした。チームワークを見せてもらいました」と満足そうにうなずいていた。『バンクーバーの朝日』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月16日映画『バンクーバーの朝日』の完成報告会見が10月15日(水)、都内で開催され、主演の妻夫木聡を始め、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、高畑充希、宮崎あおい、石井裕也監督が出席した。『舟を編む』で昨年の日本アカデミー賞最優秀作品賞、監督賞を受賞した石井監督を迎え、戦前のカナダ・バンクーバーで貧困や差別に喘ぎながらもひたむきに戦い、日系移民の希望の星となった野球チーム「バンクーバー朝日」のドラマを描く。先日、まさにバンクーバーで開催されたバンクーバー国際映画祭にて本作は観客の投票による「観客賞」に輝いた。石井監督は「海外を舞台にした日本映画を作るというのはチャレンジだった」とふり返りつつ、今回の受賞で「努力が報われたと思ったし、作品の“強度”を証明できたと思います」と言葉に力を込める。妻夫木さんは映画祭での人々の反応について「僕がバントを決めて必死に走るカットで大笑いしてくれて、その瞬間、感動して涙が出てきました。受け入れてくれたんだという思いでした。どこかで不安があったと思うけど、それが払拭されて、この作品をやってよかったと心から思ったし、生きててよかったと思いました」と感激を口にした。映画の撮影、野球を通じてキャスト陣はチームワークを深めたようで亀梨さんは、「いまでも会うと、あの時代からタイムスリップしたかのような感覚になります」と笑う。池松さんは「すごい映画が出来たと思っています。本当のプロが集まった現場ですごくいいチームでした」と頷く。スタンドからグラウンドで戦う面々を見守る立場だった高畑さんも「ひとりひとり、『絶対に良い映画にするぞ』という熱があふれていました」と現場の様子を明かした。当然、野球のシーンも真剣そのもの。妻夫木さんはメンバーの中では一番野球経験が少なかったそうだが、夜中に自宅近くの公園で壁にボールを投げて練習したこともあったという。「気持ちは朝日軍なんですが体は33歳でした」と苦笑するが、宮崎さんは、そんな男たちの姿について「うらやましかったです」と本音をのぞかせた。また、クランクアップの日は熱い涙に明け暮れたようで、妻夫木さんは「久しぶりに青春しました!肩を組んで『キャプテン、ひと言』と言われたけど涙で何を言ってるか分からなくなりました…」と照れくさそうに熱い現場の様子を明かしてくれた。『バンクーバーの朝日』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日第33回バンクーバー国際映画祭に招待されていた映画『バンクーバーの朝日』(12月20日公開)が現地時間の10日、「観客賞(Rogers People’s Choice Award)」を受賞した。同映画は、第33回バンクーバー国際映画祭(9月25日~10月10日)「特別招待作品(ガラプレゼンテーション)部門」に正式招待され、ワールドプレミア上映を実施。妻夫木聡、亀梨和也、石井裕也監督が現地を訪れ、現地の日系人やカナダ人から熱烈な歓迎を受けた。バンクーバー国際映画祭は1982年よりカナダの都市バンクーバーで開催されている、北米最大規模の国際映画祭の1つ。国内外の映像作品を紹介し、北米の映画産業活性化の一助になっているとともに、東アジア作品の発掘と育成にも力を入れている。「観客賞」は、同映画祭で最も観客から支持を得た作品に贈られており、昨年は、福山雅治主演の『そして父になる』(2013年、是枝裕和監督)が受賞。2年連続で日本の作品が観客賞に選ばれることとなった。映画『バンクーバーの朝日』は、戦前のカナダ・バンクーバーで、差別や貧困の中にあってもフェアプレーの精神で戦い抜き、白人社会からも賞賛と圧倒的な人気を勝ち得た野球チーム"バンクーバー朝日"を題材にした作品。監督は石井裕也、出演は妻夫木聡、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、佐藤浩市ほか。(C)2014「バンクーバーの朝日」製作委員会
2014年10月14日3か月って本当にあっという間ですよね。気がつけば、楽しい楽しい夏休みも、そして幅広いジャンルのドラマが詰まりに詰まった7月クールも終了してしまいました。そこで今日は、毎度“勝手ながら”選ばせていただいております、お気に入りのドラマランキングを発表!う~ん、今回は悩みに悩んだ結果、熱き男たちの演技がキラリ光ったこちらの3作品をセレクトさせていただきました。■第1位:13年経っても変わらない久利生公平に“ほっ”――伝説のドラマ「HERO」2014年の夏クールは、このドラマ無くして語ることはできません。フジテレビ・月9に13年ぶりに見事返り咲いた伝説のドラマ「HERO」です。これまで【ドラマニア】コラムでも何度かご紹介して参りましたが、最終回を終え平均視聴率21.3%と、昨今の同枠数字と比較してとても好調な結果に。「キャストが変わって大丈夫か!?」「今の時代に久利生公平は合うのか?」など、続編放送に高まる心配の声を大きく撥ねのけ、新生「HERO」(メンバーの変化はあくまで“時代の流れ”。久利生自身も、変わっている部分と変わっていない部分が非常にリアリティあふれる形で再現されていましたよね!)として復活を遂げました。2001年の時のように、木村拓哉さん演じる久利生検事の恋愛面が描かれることがなかったのがやや残念ではありましたが…、その分、2014年らしい角度での事件・法律、深く考えさせられる部分が非常に多かった気が致します。勝村政信さんや大塚寧々さんなど懐かしいキャストのゲスト出演や、初回から大きな話題を呼んだ児玉清さんの写真出演など、作品に携わる全ての人が一丸となって挑んでいる情熱が伝わってくるドラマに仕上がっていたのではないでしょうか。先日フジテレビ社長が「また続編を…」なんておっしゃっている発言がニュースとなっていましたが、果たしてどうなる!?今後の動向から、まだまだ目が離せませんよ~。■第2位:“マニア”にはたまらない!?――10名のベテラン脚本家が描いた「おやじの背中」日曜劇場でオムニバスだなんて大丈夫!?最初はそう思ったこちらのドラマ。しかしながら、豪華10名の脚本家さんの名前を見た瞬間から、その不安は一気に期待に変わりました。実際に全ての放送を終えた今でも、「やっぱりベテランの皆さんはさすがだな」という感想を抱いております。中でも、具体的に強く印象に残っているのは、以下の3作品。坂元裕二さんの「ウエディング・マッチ」(役所広司・満島ひかり)、木皿泉さんの「ドブコ」(堀北真希・遠藤憲一)、三谷幸喜さんの「北別府さん、どうぞ」(小林隆)です。いずれの作品も、感動の“涙”はもちろん、どんな時でも決して“笑顔”を忘れないで…というメッセージが自ずと伝わってくるような、とてもコミカルな仕上がりになっていましたよね。親子ってどう描いても、つい恥ずかしくなってしまいがちな部分なのに…、それを笑わせてくれるところが本当にスゴイなぁと感動。このように、見る人によって十人十色な楽しみ方ができるのがオムニバスドラマの良いところです。自分のお気に入りの物語を見つけて、是非大切な誰かと一緒に見ていただきたいドラマとなっていますよ。■第3位:現代を代表する“演技派”が勢揃い!――涙ナシでは見られない「若者たち 2014」「昼顔」や「同窓生」など、恋愛面で面白いドラマもたくさんラインナップされていたので、今回は本当にセレクトに悩みました。…ですが、そんな中でも、様々な要素で視聴者の胸を強く打ってくれた「若者たち 2014」を抜かすことはできませんでしたね。皆さんはこのドラマ、ご覧になりましたでしょうか?主演の妻夫木聡さんを始め、瑛太さん、満島ひかりさん、柄本佑さん、野村周平さんら佐藤兄弟に、毎話「これでもか!」というくらい泣かされたこのドラマ(今思い出しても涙が出てきます…泣)。劇中の台詞にもありましが、“どこか古い臭い生き方”をしている主人公の背中が、お金の大切さ、恋愛の意義、そして“生きる”ということ難しさ…。誰もが一度はぶつかったことがあるであろう壁を、不器用ながらにブチ破っていく姿がとても印象的に映し出されていましたね。また、3人の監督が毎回それぞれの視点で演出するという試みも非常に面白く、「世代によって強調する部分が違うのかな?」と素人ながらに楽しませていただきました。役者一人一人のアップの演技に耐えうるというか、とにかく皆さん上手いんです!圧巻とはまさにこのこと(笑)。ある意味同業のライバルとして映る兄弟役の皆さんの姿を見ていて、これからのドラマ・映画界が益々楽しみになってくる、そんな一作だったのではないでしょうか。さて、次回の【ドラマニア】では10月クールドラマのラインナップをご紹介予定です。お楽しみに~。(text:Yuki Watanabe)
2014年10月08日日本映画界に大論争を巻き起こした、中島哲也監督の最新作にして『告白』以上の問題作となる『渇き。』が、ついにブルーレイ&DVD化されることが決定した。本作は、その激しい描写から映像化は不可能といわれた、「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生のデビュー作「果てしなき渇き」を、中島監督自身の読後感を基に脚色し、独自のポップな世界観を交えて映画化したものだ。主人公となるのは、元刑事のロクデナシ親父・藤島昭和(役所広司)。そんな彼にある日、離婚した元妻(黒沢あすか)から連絡が入る。成績優秀、容姿端麗で学園のカリスマといわれた女子高生の娘・加奈子(小松菜奈)が失踪したという。自分のせいで全てを失った藤島は、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うことに。だが、娘の交友関係をたどって行く先々で語られる、“知らない加奈子像” に戸惑う藤島。娘の正体を知れば知るほど、藤島の激情は果てしない暴走を始めるのだった…。6月に全国公開されるや、その衝撃的な内容から各方面に賛否両論を巻き起こした本作。先日、米テキサス州オースティンで開催されたファンタスティック映画祭のFantastic Features部門(ファンタジー作品を主に上映する部門)において、見事「最優秀脚本賞」を受賞したことでも話題となった。『蜩ノ記』の公開も控える名優・役所広司に、妻夫木聡、二階堂ふみ、橋本愛、オダギリジョー、國村隼、中谷美紀と、日本映画界を代表する豪華俳優陣がアクの強すぎる登場人物をそれぞれ熱演する中、オーディションで「その姿を見た瞬間、確信した!」と中島監督に大抜擢された小松さんが、イノセントな妖しさと危うさが同居する加奈子役を見事に演じ切っている。プレミアム・エディションの特典には、新鋭・山戸結希監督が、小松さんの素顔に迫ったスペシャル・メイキング、役所さんと中島監督が“藤島”の人物像や『渇き。』にかけた思いについて語った映像、原作者の深町さんのインタビューなど、1時間30分を超える貴重映像を収録。また、サントラには「でんぱ組.inc」の「でんでんぱっしょん」を始め、菅野よう子が本作のために作曲したスペシャル楽曲、 さらにエンディング曲のディーン・マーティンによる「Everybody Loves Somebody」など、20曲以上が収録される。本作は、釜山国際映画祭(10月2日~10月11日)のミッドナイト・パッション部門、中島作品としては初となるBFIロンドン映画祭(10月8日~10月19日)デア部門など、今後、そのほかの海外映画祭にも引き続き出品される予定だ。『渇き。』ブルーレイ&DVDは12月19日(金)より発売、11月19日 (水)よりTSUTAYAにてレンタル先行リリース。[期間限定]デジタルコピー付き※ダウンロード可能期間:12月19日~2015年6月30日まで■Blu-rayプレミアム・エディション<2枚組+サントラCD付>【数量限定】価格:5,800円(税抜)■DVDプレミアム・エディション<2枚組+サントラCD付>【数量限定】価格:4,800円(税抜)セル 発売・販売元:ギャガレンタル 発売元:ギャガ販売元:TSUTAYA(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年10月03日『舟を編む』『ぼくたちの家族』を手がけた石井裕也監督が、実在した野球チームを基に描いた映画『バンクーバーの朝日』。現在カナダ・バンクーバーにて開催されている第33回バンクーバー国際映画祭で本作のワールドプレミア上映が行われ、主演の妻夫木聡と亀梨和也(KAT-TUN)が石井監督と共に現地に赴き映画祭に参加した。本作は、戦前カナダ・バンクーバーに実在した日系カナダ移民の二世を中心とした、“サムライ野球”の原点ともいわれる野球チーム「バンクーバー朝日」の奮闘を描く。キャストには妻夫木さん、亀梨さんを始め、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮が野球チームの一員として参加。彼らを支えるヒロインに高畑充希、宮崎あおい、貫地谷しほりら“朝ドラ女優”たちが集結している。今回、「特別招待作品(ガラプレゼンテーション)部門」にて招待された石井監督は、「ドラゴン&タイガー部門」を含め、当映画祭への出品は今回で5回目。現地マスコミからの関心も高く会見では、「バンクーバー国際映画祭には7年前に初めて来てから何度か参加しており、親しみを持っていましたが、こうしてバンクーバーを舞台にした映画を作ることになり、非常に縁を感じています」とコメントした。続くレッドカーペットには、あいにくの雨模様にも関わらず約1,000人のギャラリーが詰めかけ、妻夫木さん、亀梨さん、石井監督は、辺り一帯を埋め尽くすファンの声援に迎えられ会場入り。上映前に登壇し、「ここに来ることができてとても嬉しいです」(妻夫木さん)、「いまとても興奮しています。映画を楽しんで行ってください」(亀梨さん)とそれぞれ英語で挨拶した。さらにこの日、“バンクーバー朝日”で実際にプレーし、現在もカナダに在住しているケイ上西功一さんが会場に駆け付け、キャスト・監督と熱い握手を交わした。「この映画を作るため何度も日本からカナダにおみえになり、私もインタビューに臨んだ結果、映画が出来上がり、このバンクーバー国際映画祭にて世界初公開されることを大変有難く思う次第でございます」と喜びを語った。上映中は、本物の野球観戦さながらに、劇中の登場人物たちが逆転すると拍手が起き、「うまい!」「がんばれ朝日!」などといった掛け声も。上映が終わると、場内にはスタンディングオベーションが起こり、作品を称える声にあふれた。一緒に鑑賞していた妻夫木さんは、「きっと受け入れてくれると信じて今日ここにやって来ましたが、想像を越えていて、映画を観ながら応援する声や笑い声を聞いた瞬間に涙が出てきました。こんな映画に自分が関わっているということが誇らしいですし、僕たちが刻み込んだ想いは、確実にバンクーバーの人たちにも伝わっていると身をもって感じました」と喜びのコメント。亀梨さんも「この地で、この映画をバンクーバーの方たちと観ることができ、とても嬉しいです。ここで改めて客観的に映画を観て、自分の中で色々なものがさらに色濃く繋がっていったという感じです。こんな映画に参加させていただいていたんだなあと、幸せに感じました」と今回の映画祭で実感したようだ。石井監督は、「バンクーバーで上映することで少なからず心配はありましたが、上映中、観客のみなさんも一緒になって朝日のことを応援してくれたのは嬉しかったですし、単純に、本当に来てよかったと思っています。バンクーバーのお客さんたちの反応は“強くてでかい”という印象です。一生懸命なプレーへの声援ともいえる“笑い”が温かったです」と語った。『バンクーバーの朝日』は12月20(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月01日「あれ、なんだか今回のクールは“不倫”を扱ったものが多い気がする…」そう感じたあなたはなかなかのドラマ通かも!?7月夏クールとなる今回は、主に女性向けの作品として、ちょっぴりドロッとした恋愛ドラマが顔を揃えていますよね。そこで今日は、日常にハラハラドキドキが足りていない皆さんにオススメ!視聴する度、つい登場人物に感情移入し過ぎて、手に汗握ってしまう恋愛ドラマ3作をご紹介します。今、まさに“不倫ドラマ”がアツい理由とはいったい?■夫に隠れて録画視聴する人も!?――上戸彩&吉瀬美智子が魅惑の「昼顔」妻を熱演毎週木曜22時からフジテレビ系列にて放送中のドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」。今、アラサー・アラフォー世代の女性たちが、夫や彼氏に隠れてこっそり本作を視聴する驚きの現象が起きていることをご存知でしょうか。オンエア前から、「あの上戸彩さんが不倫妻に!?」「吉瀬美智子さんが浮気とか…無敵過ぎる!」と話題を呼んでいたこの作品。放送開始と共に、「これはパートナーと一緒には見られない」「一人で静かに堪能したい」と、秘かにハマる女性たちが急増していると言うのです。その大きな理由は、本作がテーマとする“妻の不倫”にあると言えるでしょう。刺激の足りない毎日にうんざりしていた主人公・紗和(上戸)は、ある日勤務先のスーパーで近隣に住むセレブ主婦・利佳子(吉瀬)と出会い、“昼顔妻”として新たな恋に目覚めてしまいます。紗和と恋に落ちる相手・北野を、今まさに旬の俳優、斎藤工さんが。また、利佳子の想い人・加藤をダンディズム満載の北村一輝さんが熱演していることからも、視聴者にとっては胸キュン以上のハラハラドキドキ感を味わう絶好の時間と言えるのかも!?実際には「こんなことアリエナイ」と頭で分かっていても、「でも、もしかしたらどこかにこんな恋が落ちているのかも…」と時折リアリティあふれる描写が妙に心に刺さってしまうんですよね。シチュエーションや台詞、仕草など、手に汗握る展開が散りばめられていて、ある意味、恋愛ドラマというよりミステリーを見ているのに近い感覚とでも言いましょうか。一時間まるっと没頭してしまう作品という意味では、非常に珍しい感覚と言えるのかもしれません。果たして、彼女たちが最後に見るのは天国か、地獄か。最後まで目の離せない展開を楽しみたいと思います。■「同窓生」ってこんな感じ…?――思わず“初恋の相手”に会いたくなる木曜21時また、上記ドラマと並んで注目されているのが、同じく木曜日21時からTBS系列にて放送されているドラマ「同窓生~人は、三度、恋をする~」です。これまでにも“同窓会で再会して恋に落ちる”というテーマのドラマは多く見受けられましたが、今回はそんな中でも特に大人向けという設定がさらに注目度を上げているポイント。中心となる人物は、主人公の健太(井浦新)を始め、昔の恋人・あけひ(稲森いずみ)、クラスのマドンナ・薫子(板谷由夏)、学年イチのモテ男・遼介(松岡昌宏)の4人。彼らのうち2人は現在既婚という中で、懐かしの恋がそれぞれのタイミングで再熱していきます。特に、健太とあけひの恋は典型的な“初恋あるある”で、15歳の頃、短い時間ながら付き合っていた2人は、お互いに嫌いで別れたワケではありませんでした。若さゆえとはいえ、一度でも「ずっと一緒にいたい」と誓った懐かしくもアツい想いは、大人になるまでの間経験した数々の恋の中でも、比較対象として必ず胸の奥に存在していたことでしょう。同窓会へ足を運ぶ際も、きっと頭の隅に相手の存在を思い描いていたはず…。恋に必要なのは“運とタイミング”なんてよく言いますが、もし大人になった今だからこそ改めて伝えたい想いがあるとしたら?あなたはその一歩を踏みとどまることができるでしょうか。■「理屈じゃねぇんだよ」――数ある愛の形を、様々な角度から描いた「若者たち 2014」そして最後にピックアップするのがこちらの作品。1966年に放送された同名ドラマのリバイバルとして現在水曜22時枠・フジテレビ系にて放送されている「若者たち 2014」です。物語の軸となる佐藤家の長男に妻夫木聡さんが。次男役に瑛太さん、長女役に満島ひかりさん、三男役に柄本佑さん、四男役に野村周平さんと豪華キャストが顔を揃えたこのドラマ。一見“不倫”なんてテーマ、全く関係無さそうにも見えますが…実は、家族それぞれが抱える仕事や恋愛、将来への問題が意外にもドロドロしているのが、“2014”と銘打っているだけあって非常にリアルで面白いところなんです!中でも、唯一の女性兄弟として登場するひかり。兄も弟もみんな彼女には“誰よりも幸せになってもらいたい”と願っているものの、当の本人は、大学病院の小児センター看護師という難しい現場で働く心の支えとして、医師で既婚者の新城正臣(吉岡秀隆)を選びます。その選択が決して“正しいことではない”と分かっている、ひかりと兄弟たち。そのことで、時に殴り合いの喧嘩になることも…。「正しいを選択すること」はもちろん正しい生き方です。しかしながら、時に迷い壁にぶつかり、転んで支え起こされながら生きていくことも大切なのかも知れない。そう痛感させられる一作となっていますので、どんなに心苦しいシーンでも最後までしっかり目を開けて彼らの不器用な生き方を見守ってみてくださいね。いかがでしたか?こんな時代だからこそ、人はドラマとリアルの狭間をふわり旅してみたいと願うのかもしれません。引き続き、2014年夏クールのドラマをお楽しみあれ!(text:Yuki Watanabe)
2014年08月28日妻夫木聡を始め、瑛太、満島ひかり、柄本佑、野村周平5人が演じる極貧兄弟たちが、懸命に生きる姿を描いた、ドラマ「若者たち2014」(フジテレビ)。7月30日(水)放送の第4話に特別ゲストとして、広末涼子が出演していることが明らかとなった。1966年に同局で放送された連続テレビドラマ「若者たち」を、「北の国から」で知られる稀代の演出家・杉田成道が演出を務め、現代版として蘇らせることで注目を集めている本作。主人公となるのは、妻夫木さん演じる佐藤家の長男・旭、ひかり(満島さん)、陽(柄本さん)、旦(野村さん)、さらにとある事情で家を離れた次男の暁(瑛太さん)の5人を通して、現代に生きる若者たちの様々な葛藤を描き出す。満島さんを始め、蒼井優、長澤まさみ、橋本愛といずれも主役級の旬な女優陣の競演も見どころの本作だが今回、第4話の豪華ゲストとして広末さんが加わることとなる。広末さんが演じるのは、壮絶な過去を持つ女性・吉川瑞貴。瑛太さん演じる暁の元恋人であり、かつては舞台女優を目指していたという過去をもつ。彼女と面識があるのは兄弟の中で三男の陽のみで、ほかにも誰もその存在を知らない。だが、新城正臣(吉岡秀隆)はなぜか彼女のことをよく知っていて…という、絶妙な立ち位置のキャラクターだ。第4話では、三男・陽がいよいよ永原香澄(橋本愛)をヒロインに、舞台「飛龍伝」を上演することになるが、広末さん演じる瑞貴もかつてその「飛龍伝」の舞台に立ちたかったという設定だ。舞台「飛龍伝」といえば、劇作家・演出家・小説家と活躍するつかこうへい氏の代表作で、2003年には広末さんが主演を務め、チケット入手が困難と話題になるほど好評となった伝説の舞台だ。60年代安保闘争の最中、全共闘40万率いる東大生・神林美智子が、革命の夢と現実、恋の情熱と策略に翻弄されながら、機動隊との決戦に挑む物語だ。オリジナル版の「若者たち」と同じ60年代という舞台設定で、本作に負けず劣らずのハイテンションな台詞が機関銃のように乱射される、この伝説の舞台。広末さんが過去に演じた、カリスマ性と内に秘めた怒りをもった孤高のヒロインが、11年ぶりに蘇ることになる。今回のこの異色のコラボレーションに広末さんは、「つかさんの世界観・セリフ、やはり時が経っても色あせることなく、素晴らしい時間を過ごさせて頂きました。『飛龍伝』の情熱と感動を改めて実感しました」とその再演をふり返っている。果たしてどんな登場となるのか、注目が集まりそうだ。<「若者たち2014」第4話見どころ>佐藤旭(妻夫木聡)と澤辺梓(蒼井優)は暁(瑛太)ら弟妹に見守られながら、婚姻届けにサインをした。1か月後、陽(柄本佑)が演出を手がける舞台「飛龍伝」のチケットとチラシが出来上がってきた。しかし、旭は苦しい家計を助けるために芝居など辞めて就職しろ、と文句を言う。自分の就職が決まらないから、夢を諦めろというのは筋違いだ、と言い返す陽に、暁もひかり(満島ひかり)も旦(野村周平)も賛同する。そんな中、劇団の資金30万円を劇団員の斉藤が持ち逃げするという事件が起こる。舞台の上演のために必要な経費がなくなり、陽たちは途方に暮れるが、今や女優として芝居に打ち込む永原香澄(橋本愛)は、斉藤を探そう、と諦めない。病院にいたひかりは、同僚の内海弘喜(馬場徹)から新城正臣(吉岡秀隆)が不倫をしているらしいと聞きドキリとするが、その証拠だと言って新城のデスクから取り出した写真には自分ではない女性(広末涼子)が写っていた。ひかりはそこに書かれた「キッカワミズキ」という名前が気にかかる。斉藤が見つからず、資金繰りに苦労し劇団の統制も失われた陽は舞台の中止を決める。弟妹たちは仕方がないと励ますが、それを聞いた旭は、お前に覚悟がないからこうなったのだと怒り、舞台を上演しろ、と命じる。しなければ家から出て行け、と怒る旭に、弟妹たちは唖然とする。フジテレビ開局55周年記念ドラマ「若者たち2014」は毎週水曜22時~22時54分放送。※第4話(7月30日)、第5話(8月6日)、第6話(8月20日)は15分拡大放送。(text:cinemacafe.net)
2014年07月29日先週末公開を迎えた、『嫌われ松子の一生』や『告白』と次々の傑作を生み出してきた、中島哲也監督の最新作『渇き。』。このほど主演の役所広司を始め、妻夫木聡、オダギリジョーら豪華な大人キャストたちが演じた、それぞれのキャラクター映像が到着した。本作は、成績優秀なうえ、容姿端麗、学園のカリスマでもある女子高生の娘・加奈子が失踪し、元刑事のロクデナシ親父に離婚した元妻から連絡が入ることから物語は始まる。自らのせいで全てを失った男が、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うが、娘の交友関係をたどって行く先々で語られるのは、“知らなかった加奈子”の本性、踏み入れるほどに見失う娘の正体だった…。今回、到着したキャラクター映像は6種。役所広司が演じる、失踪した娘を探すロクデナシ親父・藤島。妻夫木聡がニヤニヤと不気味な軽薄な男、藤島の大宮北署刑事での元後輩・浅井。オダギリジョー演じる、狂気を孕んだ男・大宮北署刑事の愛川。『嫌われ松子の一生』で主演を務めた中谷美紀演じる、加奈子の中学時代の担任教師・東。黒沢あすかが演じる、藤島の元妻で、加奈子の母親・桐子。そして國村隼演じる、加奈子が通う神経科医・辻村医師。◆失踪した娘を探すロクデナシ親父・藤島(役所広司)元刑事のロクデナシ親父・藤島を演じるのは、役所広司。消えた“家族”を異様な執念で追い求め、やがて狂気を一身に宿していく、観客の共感をいっさい許さない日本映画史上屈指の最低にして最狂な男の姿は、凄まじい迫力!今回の映像では「うるせー!クソ野郎!」と暴言吐き、血まみれで狂っている姿が切り取られている。まさに”狂犬“!◆大宮北署刑事。藤島の元後輩・浅井(妻夫木聡)藤島の元後輩で大宮北署刑事・浅井に扮するのは、妻夫木聡。ある事件を追っていくうちに浅井も加奈子にたどり着くことに。今回の映像では、「先輩」と言いながらも軽薄な態度をとり、「頭…壊れてません?」と言いながら、あざ笑う様が映し出され、今までの見たことのない妻夫木が見られそうだ!◆大宮北署刑事・愛川(オダギリジョー)浅井と同じ大宮北署刑事で、愛妻家の愛川役には、オダギリジョーが扮する。今回公開された映像には、藤島との銃撃戦シーンが映し出される。役所もオダギリも血まみれの銃撃戦は何が原因で起こったのか?加奈子はどう関わっているのか?高笑いするオダジョーの姿は狂っているとしか思えない!こんなオダジョー見たことない!◆加奈子の中学時代の担任教師・東(中谷美紀)娘が失踪した藤島が加奈子のことを捜索するために、中谷美紀演じる中学時代の担任教師・東に会いに行く。「偽善」と書かれた文字が意味することとは?◆藤島の元妻、加奈子の母親・桐子(黒沢あすか)藤島の元妻で、加奈子の母親役を演じたのは、黒沢あすか。「死んでよ、あんたなんか」と心の底から夫・藤島を恨むも、娘が失踪して夫に頼ることしかできず、本当は娘のことを何も知らなかったことに気付き、茫然とするその様は、哀愁が漂う。◆加奈子が通う神経科医・辻村医師(國村隼)加奈子が通う神経科医・辻村医師に扮するは、個性的なキャラターを演じることが多い國村隼。「家庭には少々、問題あったようですが」と語り、加奈子がなぜバケモノになってしまったのかを知る重要な手掛かりをにぎっていそうだ。血走った眼に、ニヤケ顔、悲痛な嘆き…それぞれの欲望を抱き、ダークな雰囲気を漂わせる大人たち。過去にはクリーンな役柄も演じたこともあるこの6人だが、そんなこれまでの演技は幻だったのでは…そう思わせるほどのアクの強さに注目してみて。『渇き。』はTOHOシネマズ、六本木ヒルズほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年07月04日西島秀俊・主演のドラマ「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」で、謎多き記憶喪失の男・新谷を演じ、回を追うごとに視聴者を驚愕させている池松壮亮。2014年の年頭に“ネクスト・ブレイク男子”として紹介したとおり、門脇麦・共演の『愛の渦』、橋本愛・共演の『大人ドロップ』を始め今年の公開作はなんと8本にも及び、その卓越した確かな演技力と類いまれなる存在感で圧倒的な魅力を放っている。その池松さんは、5月24日(土)より公開となった『舟を編む』の石井裕也監督の最新作『ぼくたちの家族』では、妻夫木聡と兄弟役に。少年時代、妻夫木さんに「似ていると言われていた」だけに、初共演とは思えないほどの絶妙のケミストリーを醸し出している。60歳を過ぎ、物忘れが激しくなった母・玲子(原田美枝子)。だが、そんなことは誰でもあると、長男・浩介(妻夫木聡)も次男・俊平(池松壮亮)も父・克明(長塚京三)も全く気にしていなかった。だが、浩介の妻・深雪(黒川芽以)の妊娠が分かり、双方の家族で会食した席での出来事をきっかけに病院で検査を受けると、結果は「脳腫瘍」。しかも「余命1週間」と宣告されてしまう…。原作は、2008年に映画化もされた「ひゃくはち」の作家・早見和真の実体験を元にした同名小説。突然の母の病気で明らかになった、多額のローンに生活破綻…。病気のせいで、無垢な少女のように本音をさらけ出し始めた母が教えてくれたのは、“とっくにぶっ壊れていた家族”の姿だった。中学時代に引きこもっていたことへの負い目を感じてか、そんな家族を何とか引っ張っていこうとする兄・浩介役の妻夫木さんに対し、弟・俊平役の池松さんは、どこか斜に構えた態度。“家族の絆なんてくだらない”と微妙に家族と距離を置き、感じたままを口にしてしまう母の言動にも調子よくつき合っていく。浩介はそんな俊平の態度にも、ふがいのない父親にも、そして自分自身にもイライラしっぱなし。だが、あるときから、俊平を巻き込みつつ、浩介も変わり始めていくのだ。この2人、本作で見せるふとした表情は確かに「似ている」と思わせる瞬間があり、ともに早くから実力派として注目され、真摯に演技に向かう姿勢や独特の色気も含めて、“兄弟”というのが実にしっくりくる。キャスティングの際、石井監督も「2人の顔が同時に浮かんだ」というのもうなずける。生真面目な長男・浩介とは対照的に、俊平の周りを冷静に観察しながらの素直なお調子者ぶりは、「MOZU」で見せた狂気の殺戮者とはとても同一人物には思えないほど。こんな次男坊って、“いるいる”と思わせる、年相応のごく普通の青年そのもの。やがて、そんな池松さん演じる“ザ・次男坊”が、予想外の力を発揮し、大ピンチの家族をある展開へと導いていくキーパーソンとなっていることにも注目だ。妻夫木さんとは、同じく石井監督の『バンクーバーの朝日』(12月公開)でも共演し、高校まで続けていた野球を披露する池松さん。本作以降も、6月14日(土)には松山ケンイチ主演の『春を背負って』、榮倉奈々&加瀬亮共演の『わたしのハワイの歩きかた』が公開されるほか、夏には『愛の渦』の監督、三浦大輔(ポツドール)作・演出の舞台「母に欲す」にも参加する。さらには、市川由衣と濃厚なラブシーンを演じる青春文学の映画化『海を感じる時』(9月13日公開)、宮沢りえ演じる平凡な主婦の“快楽と転落”の元凶の年下男子役となる『紙の月』(11月公開)と、シリアスで官能的な役柄も控えているだけに、これからもますます目が離せない存在であることは間違いない。『ぼくたちの家族』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぼくたちの家族 2014年5月24日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013「ぼくたちの家族」製作委員会
2014年05月27日のび太を演じる妻夫木聡を始め、ドラえもん役のジャン・レノ、“イケメン”スネ夫な山下智久、ジャイ子を演じる前田敦子――と豪華すぎるキャストで注目を集めてきた「実写版・ドラえもんCM」シリーズ。このほど5月9日(金)より、同シリーズでしずかちゃん役の水川あさみを起用したトヨタの新CMが放送されることが明らかとなった。今回の新CMは、4月14日より発売されたトヨタの「ハートを磨け!PASSO」キャンペーンの第2弾CM。高熱効率・低燃費のエンジンを搭載し、ガソリンエンジン登録車トップ(※1)の低燃費27,6km/l(※2)のエンジンを始めとした多数の燃費向上技術の改良を「ハートを磨け!」と題し、様々なキャンペーンが展開されていくこととなる。新たに放送される新CMでは、水川さんに加えて、“TOYOTOWN”の住人である満島ひかり、吉高由里子ら共演したTOYOTOWN PASSO「しずかの選択」篇、「しずかと低燃費」篇の2種類。ストーリーは、しずかちゃん(水川さん)が友人である吉高さんと、エステを受け、自分に磨きをかけているところから始まる。吉高さんが「しずかさんって、なんであの人と付き合ってるんですか?なんか頼りないっていうか…」とガールズトークが始まる。続いて2人は、ホットヨガへ。するとそこでも吉高さんは、ドラえもんを指し「それにタヌキみたいなロボット飼ってますよね」とぼそり。しずかちゃんは「猫なんですけど…」とプチ反論も心の中はモヤモヤ。ところ変わって、今度は同じく友人・満島さんとボクササイズにて。激しくパンチする満島さん。すると、ふと「でも優しい人なんじゃないですか?人って結局、ハートですもんね」と。しずかちゃんは、その一言で何かに気付いくのだが、そんな時、のび太(妻夫木さん)から電話がかかってきて――。意外にも水川さんと、吉高さん・満島さんはそれぞれ仕事では初共演。撮影中は和気あいあいの雰囲気だったそうで、スタッフには「初共演だけど、どう?ドヤ?ドラマみたい!?」と自由全開の“吉高節”も炸裂したそう。さらに、エステのシーンでは実際にプロのエステティシャンがマッサージを施したそうだが、水川さんと吉高さんは「やばーい!」「昇天しちゃう…」と思わずうめきっぱなしで笑顔が止まらなかったとか。一方、ボクササイズの撮影では、妙に腰の入ったパンチを放つ、満島さんの姿が印象的だったそう。多少の心得があったとのことで、撮影が進むにつれ、体も温まってくると、息遣いも本格的に。それを見ていた水川さん、「(満島さんが)シュッ、シュッって言い出した(笑)」とツッコミを入れ、現場は大いに笑いに包まれたそうだ。そんな豪華女優たちの“自分磨き”も見どころのこの新CM。周囲に流されることなく、 自分の価値観で突き進む。賢くて、ちょっと“男前”な女の子・しずかちゃんが、時に迷い、揺れ動きながらもまっすぐに生きていく。女を磨きながら、心を磨いていく。そんな“しずかちゃん的生き方”に注目してみて。また、スマホサイト「TOYOTOWN」では、アミダくじで“しずかちゃん的生き方”を占うことができる「PASSO AMIDA DRIVE」も公開中。トヨタの新CM、TOYOTOWN PASSO「しずかの選択」篇&「しずかと低燃費」篇は5月9日(金)より放送開始。※1:2014年4月現在。ガソリンエンジン登録車(除くハイブリッド車・プラグインハイブリッド車)。トヨタ自動車(株)調べ。※2:JC08モード燃料消費率(国土交通省審査値)、1.0L(2WD)車の場合。燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて異なる。(text:cinemacafe.net)
2014年05月08日『嫌われ松子の一生』『告白』の中島哲也監督が、役所広司を主演に迎えた新作映画『渇き。』がすべての仕上げ作業を終えてついに完成し、7月4日(金)から公開されることが決定した。その他の情報本作は、“第3回このミステリーがすごい!大賞”を深町秋生のデビュー作『果てしなき渇き』が原作。突然、失踪してしまった優等生の娘を、元刑事の父親が捜索するうちに想像もしていなかった事態に巻き込まれていく姿を描く。主人公の元・刑事、藤島昭和を役所が、娘の加奈子役を新人の小松菜奈が演じ、妻夫木聡、オダギリジョー、中谷美紀、二階堂ふみ、橋本愛が共演する。本作は昨年末にクランクアップし、夏の公開を目指して仕上げ作業が行われていた。先月初旬に開催された配給会社GAGAのインアップ発表会に登場した中島監督は「今までの僕の作品ともまったく違う映画になりそうなので、ハラハラドキドキしながら仕上げの作業をやっている最中。きちんと映像化できれば、今までにない相当新しい映画となって、面白くお客様に観て頂けるんじゃないかなと思う」と宣言していたが、映画はこのほど完成。これまでの中島作品の衝撃を上回る過激なエンターテインメント作品になっているという。前作『告白』が大きな反響を巻き起こした中島監督の“次の一手”となる本作には、制作発表時からネットなどで期待のコメントが多くあがっており、7月の公開時にはこれまで以上の盛り上がりを見せることになりそうだ。『渇き。』7月4日(金) TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
2014年04月04日映画会社・ギャガの「2014年ラインナップ発表会」が6日、東京・内幸町のイイノホールで行われ、映画『渇き。』(7月公開予定)の登壇舞台あいさつが開催。役所広司、小松菜奈、中島哲也監督が出席した。湊かなえのデビュー作『告白』を映画化した中島哲也監督の最新作となる本作は、「第3回このミステリーがすごい!大賞」(2004年)を受賞した深町秋生のデビュー作となる小説『果てしなき渇き』を映画化。主人公の藤島には役所広司が扮し、破格のテンションで狂気を宿して暴走するダメ父親を熱演する。また、失踪する娘の加奈子に小松菜奈が抜てきされ、フレッシュな透明感と妖しさの同居する圧倒的きらめきを放っている。そのほか、妻夫木聡、二階堂ふみ、橋本愛、オダギリジョー、中谷美紀といった豪華キャストが揃う。中島監督の作品は2008年公開の『パコと魔法の絵本』以来となる主演の役所は「中島監督の作品には今まで酷い人間がたくさん出てきましたが、今回はナンバー1の最悪人間らしいです(笑)。喋ること、やることは単純な男ですが、自分が壊した家族や娘に対しての愛情があるのか複雑で難しくもあり、非常に挑戦しがいのある役でした」と満足げ。娘役の小松については「小松さんは新人ならではの初々しさと透明感がありました」と絶賛すると、小松は「役所さんは本当に酷いお父さん役でしたが、緊張していた私に役所さんが声を掛けて下さって『優しい人だな~』と思いました。撮影中も行き詰まった時に優しく声を掛けて下さり、自分の気持ちが楽になって演技をすることができました」と役所の優しい気配りに感謝しきりだった。本作のメガフォンを執った中島哲也監督は小松が演じた加奈子役を「原作でも相当なミステリアスな役柄で、映画ではさらに謎の多い女の子になりますから、実際にピッタリの女優さんが見つかるのか心配してました」と明かしつつも、「小松さんとオーディションで出会い、この娘しかいないと思いましたね」ときっぱり。さらに「小松さんは出演者の半分以上の人とキスシーンがあります。新人にしてはものすごいハードルが高かったと思いますよ。國村隼さんともキスシーンがありましたから、本当に頑張ってました」と新人らしからぬ小松の奮闘ぶりを褒め称えていた。
2014年03月07日「ソチオリンピック」が盛り上がっている現在、同年代の選手が活躍する姿を見て「すごい!」と感じている人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、主に30代の男性を対象に、「一番すごい!」と思っている著名人について伺いました。いわゆる「松坂世代」などを含む彼らが、“同世代で一番すごい”と思う人は誰なのでしょうか?■トップアスリート、中でも野球とサッカーに人気が集中!やはりどの世代にとっても“トップアスリート”は憧れの象徴。中でも野球選手とサッカー選手を推す声が多く上げられました。『松坂大輔』・努力が身になった人(ホテル・旅行・アミューズメント/33歳)・松坂世代という言葉を作るぐらいの影響力を持って活躍したこと(情報・IT/27歳)・甲子園優勝からWBC2大会連続MVPなど実績が段違い。(機械・精密機器/31歳)・実力社会を勝ち抜いてきた典型例だと思うから。(運輸・倉庫/34歳)最も多く票を集めたのはなんと『松坂大輔』投手。甲子園決勝でのノーヒットノーラン、高卒新人での最多勝、WBCで2度のMVP……その圧倒的なスター性は「松坂世代」という言葉を生み出したほど。とりわけ80年前後に生まれた方にとっては文句なしに同世代の象徴と言えるのではないでしょうか。『イチロー』・自分にストイックで、プロ意識が高いところ(アパレル・繊維/35歳)・努力と才能で、長期間メジャーリーグで活躍しているから。(情報・IT/39歳)・プロ意識やメジャーとしての記録と記憶。(建設・土木/42歳)次いで野球選手で支持を得たのは『イチロー』選手。やはりその孤高のスタイルに象徴されるストイックさ、プロ意識の高さは、男心に「格好良い」と思わせるものがあるようです。世界的な実績を持っているうえ怪我に強く、長く結果を残し続けている点を尊敬する声も見られました。『中村俊輔』・ベテランになってからもプレーの内容が衰えず、トップレベルで活躍しているところ。(建設・土木/33歳)・去年の活躍は全盛期を思わせる素晴らしい活躍だったし、まだまだプレイできそうなくらい元気だから(その他/34歳)・体にキレがあるし、普通の30代はあそこまで動けない。(情報・IT/34歳)・一流の著名人として心から尊敬(団体・公益法人・官公庁/31歳)サッカー選手で最も多かったのは『中村俊輔』さん。かつてヨーロッパを渡り歩き、ベテランとして日本で戦っている今もなおプレーの衰えを感じさせないところが尊敬を集めている理由のようです。あのプレースキックはいつ見ても惚れ惚れしますね!『澤穂希』・1つのことで世界一になることはとても偉大なことだから(小売店/31歳)・女性としても、人間としてもかっこいい。(情報・IT/30歳)・チームを引っ張って行ってるところ(不動産/39歳)次いで多かったサッカー選手は『澤穂希』さん。2011年のFIFA女子ワールドカップにて、なでしこJAPANが優勝した光景を覚えている人は多いことでしょう。サッカーというメジャースポーツで、日本人が世界を制した、その象徴たる澤選手はやはり人気のようです。他には『松井秀喜』さん、『中田英寿』さん、『長谷部誠』さんらの名前を挙げる声が見られました。本当に甲乙つけがたいですね!■俳優・女優の2トップはこのお二人!『岡田准一』・人気を維持している。(学校・教育関連/26歳)・いつまでも第一線でいるから(小売店/33歳)・人気で実力があるところ(医療・福祉/27歳)男性俳優で最も票数を多く集めたのは『岡田准一』さん。数多くの人気ドラマや映画作品に出演し、今年は大河ドラマの主役を務めています。「イケメンの鑑」という声もあり、30代男性にとってカッコよさのシンボルの一人なのかもしれません。『菅野美穂』・年齢を感じさせないかわいさ(食品・飲料/30歳)・いつまでも変わらない容姿でありながら深みが出てきているからすごい。(団体・公益法人・官公庁/36歳)・実際に会った時の行動や仕草が可愛らしくて驚いた。(人材派遣・人材紹介/36歳)女優で人気が高かったのは『菅野美穂』さん。20代の頃と変わらない可愛らしさを維持しつつ、30代ならではの深みが出てきているのが人気の理由のようです。それにしても、実際に会えた人、うらやましすぎです!■その人ならではの個性が光る芸能人・文化人『滝川クリステル』・同年代とは思えない(建設・土木/32歳)・オリンピックのプレゼンのおもてなし(電機/33歳)2020年東京オリンピック招致成功――このおめでたいニュースの中で、とりわけ存在感を放っていたのが『滝川クリステル』さん。日本の魅力を伝えるプレゼンテーションの象徴である「お・も・て・な・し」の言葉は流行語大賞にも選ばれました。『有吉弘行』・仕事ゼロのどん底から這い上がって、現在、活躍しているところ(その他/33歳)今やバラエティ番組には欠かせない存在となっている『有吉弘行』さん。猿岩石時代の絶頂から一転して仕事ゼロの不遇の時期を過ごし、そこから這い上がって現在の地位を築いたところを「すごい!」と言う声が目立ちました。『尾田栄一郎』・ワンピースを描く偉大な作者なので。(学校・教育関連/30歳)・あれだけのヒット作を生み出したから。(39歳/その他)文化人枠としては『ワンピース』(集英社)の作者・『尾田栄一郎』先生。ちょうど今の30代が中高生くらいのころに「週刊少年ジャンプ」での連載が始まり、国民的な人気コミックへの階段を駆け上っていた同作品。その作者がいま39歳とあっては、「すごい!」と思われるのも頷けますね。他にも本当に沢山の名前が挙がり、『櫻井翔』さん、『長瀬智也』さん、『妻夫木聡』さん、『堀江貴文』さん、『岩瀬大輔』さん、『水樹奈々』さん、『荒川静香』さん、『北島康介』さん……など本当にバラエティ豊か。まさに回答者の数だけ「すごい人」がいる、といった結果になりました。いかがだったでしょうか。同年代で誰が一番すごいと思う?――そう聞かれて思い浮かべた人。それが誰なのか、なぜその人なのかを考えてみると、自分がふだん大切にしている価値観や、いつまでも憧れにできるものが改めて見えてくるのかもしれません。【アンケート対象】調査時期:2014年1月24日~2月6日調査対象:マイナビニュース会員(独身男性限定)調査数:182人調査方法:インターネットログイン式アンケート
2014年02月13日山田洋次監督の82作目となる新作『小さいおうち』が間もなく公開になる前に、本作でタイトルになった“小さいおうち”で女中として働くタキを演じた黒木華がインタビューに応じた。その他の画像本作は、中島京子の直木賞受賞小説を映画化したもので、60年前に東京郊外に建つ赤い屋根の“小さいおうち”で女中として働いていたタキが見た“秘められた愛”に隠された秘密を、当時のドラマと現代のドラマを織り交ぜて描く。黒木のほかに、松たか子、片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子らが出演する。モダンな文化が華やかな時代から戦争へと突入していく昭和の時代を生きた人々を描いた本作。黒木演じるタキは“おうち”の奥様・時子や家族と確かな絆で結ばれていく。「女中の役なので、昔の女中がどのような暮らしをしていたのか勉強しました。着物でお手伝いをするので、着物に慣れることや掃除などの日常のことを改めて勉強して少しずつタキちゃんに近づけたらいいかなと思いました」という黒木は、オーディションでタキ役を射止めた。「選んでいただいた山田監督には本当に感謝しています。オーディションの時は奥様が松さんだとは知らなかったので、本当に松さんと聞いて嬉しかったです」。中でも自身が生まれて初めて観た舞台に出ていた松との共演は念願だったという。「私が松さんを好きだから、タキちゃんと同じ気持ちだったのかもしれないです。タキちゃんは女中さんとして奥さんをずっと見守っていましたし、私は松さんに憧れがある。その部分で私とタキちゃんは重なっているんだと思います」劇中に登場する時子とタキは、単なる主人と使用人を超えた関係を築いており、ふたりの関係を考えるだけで、映画の見え方そのものが大きく変わってしまうほどだ。「ふたりの間にはいろんな気持ちがあったんだと思うんです。ある時はお姉さんのように面倒を見てあげるときもあったり、時には憧れだったり、それを超えた家族の愛だったり。いろんな感情が折り重なって、織り交ざって、ああいう事件になったんだと思います。人間は出会いで出来ている。それは普遍的なことだと思うので、若い人が観ても楽しめる映画だと思いました」ちなみに黒木自身も多くの共演者や演出家と出会い、急速に成長を遂げている。本人は「昨年は本当に多くの作品との出会いがあったので、ありがたいという気持ちだけです」と謙そんするが今後、彼女は年齢を重ね、さらに魅力的な女優になりそうだ。「私はまだ23歳なので、何年後かにこの映画を観たら奥様の気持ちがわかるようになるかもしれないし、おばあちゃんになったタキちゃんのセリフがもっと現実味をもって感じるかもしれない。そういう意味で、長く付き合っていける映画に出させていただいたんだな、と思います」『小さいおうち』1月25日(土)全国ロードショー
2014年01月24日2014年1月11日公開の映画『ジャッジ!』のレッドカーペット・セレモニー&舞台あいさつが19日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、妻夫木聡、北川景子、木村祐一、チャド・マレーン、脚本を担当した澤本嘉光、永井聡監督らが出席した。本作は、CMプランナーの澤本嘉光が手掛けた脚本を長編映画としてはデビュー作となるCMディレクターの永井聡監督がメガホンを執った作品。世界一のテレビCMを決める国際広告祭でグランプリを取らなければクビになってしまう落ちこぼれ広告マンの活躍を描く。この日はレッドカーペットイベントにキャスト&スタッフ陣が登場し、その後に試写会前の舞台あいさつ。主人公の太田喜一郎役を演じた妻夫木は「最近は馬鹿な役が来るんです」と不満を漏らしつつ、「想像以上に面白くて、『ウォーターボーイズ』を見た時と同じ感覚に陥りました。ダメな男が一つのことを成し遂げる成長物語で、最後は喜一郎に感情移入して感動を感じられました。笑ってばかりだったのに、最後は感動した自分がいましたね」と満足げ。その妻夫木扮する喜一郎の同僚でツンデレな大田ヒカリを演じた北川は「お芝居的に妻夫木さんを殴ったり蹴ったり罵倒するんですけど、最初は遠慮していました。そしたら監督さんが『そんなんじゃダメです。もっと強くやって下さい』と仰るので、結果的に何度もやることになり…。初めて暴力的な女性をやりましたが、これから開花していきたいですね(笑)」と初の暴力女役に満更でもない様子だった。そんな2人について永井聡監督が「おふたりはすごく相性がいいんですよ。仲が悪い役なのに仲が良くて、『あんまり仲良くしない方がいいよ~』と思いながら見てました。2人が仲良くしてたから入り込めなかったですよ」とエピソードを明かした。すると妻夫木が「言えば良かったじゃん! イチャイチャしてたという振りやめてよ。普通に現場を楽しんでいただけだから!」と否定していた。映画『ジャッジ!』は、2014年1月11日より全国公開。
2013年12月20日2014年度の米国アカデミー賞「最優秀外国語映画部門」の日本代表作品に選出された『舟を編む』を手がけた石井裕也監督の最新作『ぼくたちの家族』が来春公開となる。先日、妻夫木聡と池松壮亮が兄弟役で出演していることで話題となったが、このほどこの家族を取り巻く人々を、板谷由夏やユースケ・サンタマリアらが演じていることが明らかとなった。60歳を過ぎ、物忘れが激しくなった母・玲子。だが、そんなことは誰でもあるものと、兄・浩介も弟・俊平も父・克明も全く気にしていなかった。しかし、あることをきっかけに病院で検査を受け、結果は「脳腫瘍」と判明、余命わずか1週間。「家族がバラバラになるのは、あたし怖いよ」、その一言を最後に母はそれまでの母ではなくなってしまう…。いま出版業界が注目する新進作家・早見和真の原作を映画化した本作。小さな会社の社長だが、やがて多大な借金を抱えてしまった父親役に長塚京三、突然の脳腫瘍に襲われ、少女化していく母・玲子に原田美枝子。その母の病気に奔走する長男・浩介に妻夫木さん、家族なんて茶番だと決め付けている弟に池松さんが扮し、現代に生きる家族の形を描き出す。そして今回、新たなキャストが発表。浩介の事情を汲んで、優しくフォローする浩介の上司役を演じるユースケさんを始め、義母の病気による自分たちの家族への影響を心配しながらも、夫の支えになろうと務める浩介の妻役に黒川芽以。俊平が母の病気を治そうとまわった病院先で出会った医師役には鶴見辰吾と板谷由夏。俊平を励ます友人に市川実日子など、個性豊かなキャストが脇を固めている。多額のローンに、生活破綻、親への不信、子への依存。脳腫瘍を患った母が、包み隠さず本音をさらけ出し始めたことで、浮かび上がってきた家族の問題…。“がん”というテーマを明るく描き、現在の家族像を見事に浮かび上がらせている。今回、発表された追加キャストたちがこの問題山積の一家をどう支えていくのだろうか?『ぼくたちの家族』は2014年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぼくたちの家族 2014年、全国にて公開
2013年10月16日作・後藤ひろひと、演出・G2の人気舞台『Paco~パコと魔法の絵本~from「ガマ王子vsザリガニ魔人』(2014年2月に上演)で、ヒロイン・パコ役のオーディションが実施され、新人・キッド咲麗花(キッドさりか)の出演が決定した。キッドは、現在小学6年生の12歳。日本人の母とオーストラリア人の父を持つハーフで、先日“17年ぶりの復活”で話題となった、新生「東京パフォーマンスドール」の研修生「TPD DASH!!」に所属。今回がキッドの初舞台で、同じく初舞台となる人気子役の谷花音とWキャストでヒロインを演じる。同作は2004年に『MIDSUMMER CAROL~ガマ王子vsザリガニ魔人~』のタイトルで初演、2008年には『パコと魔法の絵本』として映画化(役所広司、妻夫木聡他出演)され、大ヒットを記録した名作。病院を舞台に、1日しか記憶を保てない少女パコと、変人揃いの入院患者がパコの愛読書「ガマ王子VSザリガニ魔人」を通じて心を通わせる物語。今回は2008年に続いて再々演となる。谷花音とキッド咲麗花は、お互いの印象について「すごくやさしくて、こんなお姉さんがいたらいいなと思いました。」(谷)、「私にはお姉さんしかいませんが、花音ちゃんは妹みたいで、話しやすくて仲良くなれそうです」(キッド)とコメント。谷は「パコちゃんは、すごく元気な女の子だけど、かわいそうだなと思うところもあります。初めての舞台ですが、自分だけのパコを演じられたらと思います」、キッドは「パコちゃんは、元気で明るい誰にでもやさしい素直な女の子だと思います。パコちゃんの気持ちを大事に、毎回新鮮に演じたいです。オーディションは、もしイメージに合わなくても、自分らしくやってみよう!と思って受けました。選ばれたと聞いた時は、本当に嬉しかったです。演技は初めてなので、まだ分からない事ばかりですが、皆さんに感動して頂けるように頑張ります!」とそれぞれ意気込みを話した。再々演を控えて演出のG2は「映画化もされましたが、今回は『本家』の意地を見せたいと思います。演劇は観客の想像力をいかに引き出せるかが勝負。皆さんの想像力が加わってこそ、奇跡は舞台上に、劇場空間の中に現れ、心をゆさぶり、感動の嵐を呼ぶのです。映画でこの作品を知った方にもぜひ、体感的エンターテインメントである「演劇」の素晴らしさをとことん味わって頂きたい」とアピールした。共演は西岡徳馬、松下優也、安倍なつみ、吉田栄作ほか。公演は2014年2月7日(金)から25日(火)まで東京・シアタークリエ、3月6日(木)から9日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。チケットの一般発売は東京公演が11月9日(土)、大阪公演が11月30日(土)より。
2013年09月27日主演に妻夫木聡、ヒロインに北川景子を迎えて、大手広告代理店を舞台に描いたコメディ映画『ジャッジ!』が2014年の1月に公開されることが決定した。妻夫木さん演じる主人公・太田喜一郎は、大手広告代理店に勤める新人広告マン。会社の上司に押し付けられ、世界最大の広告祭に審査員として参加することになる。さらに、毎夜開かれるパーティに同伴者が必要なため、「太田」喜一郎と同じ苗字の、会社の同僚「大田」ひかり(北川景子)は、“偽夫婦”として嫌々ながらも同行することになるのだが…。脚本はCMプランナーとしてソフトバンクの「ホワイト家族」シリーズや、妻夫木さんがのび太役で出演しているトヨタの「ドラえもん」シリーズなどを手がける澤本嘉光。監督は、CMディレクターとしてトヨタの「TOYOTOWN」やサントリー「グリーンDAKARA」などの話題作を多数手掛け、2012年にACC CM FESTIVAL クラフト部門「ディレクター賞」を受賞した永井聡。CM業界の酸いも甘いも知り尽くした2人だから描くことのできる、世界観や演出に映画ファンのみならず、クリエティブに携わる全ての人が思わず興味を抱くはずだ。そんな2人からは、「犬のお父さんなどのCMを作って来て得てきたものを100%以上注ぎ込んだ映画にできそうです」(澤本さん)、「自分が普段働いている業界が舞台なので、ノンフィクションの部分を楽しんで探してもらえればと思います」(永井さん)と意気込み十分のコメントも寄せれられている。三谷幸喜監督作品(『ザ・マジックアワー』、『ステキな金縛り』)や矢口史靖監督作品(『ハッピーフライト』、『ロボジー』)などの数々のヒット作を世に送り出してきたフジテレビが、松竹とタッグを組み、新たな才能とともに取り組むこのビッグプロジェクト。映画『ジャッジ!』は、今年8月上旬にクランクイン、9月中旬にクランクアップを予定。公開は2014年1月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャッジ! 2014年1月、全国にて公開
2013年07月09日資生堂 ウーノが「YouTube」画面を使った斬新な新TVCMを2013年3月29日(金)よりオンエア開始。妻夫木聡、小栗旬、瑛太、三浦春馬が ワイルドな洗顔で全身ずぶ濡れになる男らしさ全開なCMに!資生堂は、男性用化粧品ブランド「ウーノ」より2013年2月21日(木)発売の洗顔料「ウーノ ホイップウォッシュ」の新TVCMに俳優の妻夫木聡、小栗旬、瑛太、三浦春馬を起用した『洗顔、なめんじゃねーぞ。』篇を、2013年3月29日(金)から放映している。今回のTVCMは、資生堂では初の取り組みとなる、動画共有サービス「YouTube」の画面デザインを採用し、TVなのに「YouTube」の画面かと思ってしまうような、インパクトのある斬新な構成となっている。また、ウーノ公式「YouTube」ブランドチャンネルにて、TVCM未公開映像を使って自分好みのオリジナルCMが作れる「CMリミックスマシーン」を「YouTube」限定スペシャルコンテンツとして、TVCMと同時に公開。ここでしか見られない4人のTV未公開映像も閲覧可能。新TVCMでは、ワイルドな洗顔シーンで4人が全身ビショビショに濡れる、まさに“水も滴るいい男”が、大多数の「なんとなく洗顔料を選んでいる」男性に対して、「洗顔、なめんじゃねーぞ。」というメッセージを発信。さらに、CM曲は人気ロックバンドRISEのベーシストであるKenKenが作曲。スラップ奏法を駆使した迫力のあるベース音が容赦なく映像を盛り上げる。元の記事を読む
2013年03月30日映画『東京家族』が1月19日(土)に公開を迎え、山田洋次監督を始め、橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、林家正蔵、妻夫木聡が都内劇場で行われた第1回上映後の舞台挨拶に登壇した。山田監督の監督生活50周年を記念して、小津安二郎監督の名作『東京物語』をモチーフに制作された本作。田舎から成人した息子たちに会うために上京してきた老夫婦と、両親を気にかけつつも自らの生活にかまけてすれ違ってしまう子供たちの姿を通して、失われつつある家族の在り方を描き出す。見終わったばかりの観客の拍手に迎えられた山田監督。2010年の秋に始動したものの、東日本大震災の発生を受けての延期があった上でようやく公開にこぎつけたことに「長い間、心待ちにしていた日でした」と感慨深げ。震災を経て日本の家族の姿の変化を感じたということで「悩みましたが延期してよかったと思います」としみじみと明かした。橋爪さんはエンドロールでカップルごとに出演者の名前が出てくることに触れ、「あそこが好きで、いい映画に出させてもらったなという気持ちが最後に込み上げてきました」と嬉しそう。撮影時のエピソードを尋ねると、監督とは家が近く、訪れたマッサージ店が偶然にも監督も通っている店だったことを明かし、「2度目に行ったとき、店の人に『いま、監督が奥にいらっしゃいますけど何かお伝えしますか?』と言われて、『いらない!』って断りました。せっかくリラックスしに行ってるのに」と語り笑いを誘っていた。吉行さんは劇中、妻夫木さんが演じた次男の部屋を訪れ、そこで彼の恋人(蒼井優)と対面するが「そんなこと一生ないと思ってたので、役のこととはいえウキウキしました」と満面の笑み。撮影が終わっても子供たち、特に末っ子の妻夫木さんのことが気にかかるそうだが「以前に出た作品を観たら、クレイジーな役ばかりやってるから気持ちが吹っ切れました」とも。妻夫木さんは慌てて「今度、温かいやつをお送りします」と苦笑いを浮かべていた。医者の長男を演じた西村さんは、母が次男ばかりをかわいがることに嫉妬気味?司会者にそうツッコまれると「僕はそんな小さな人間じゃないので大丈夫です」とスネたような口調で語り、会場は再び笑いに包まれた。妻夫木さんは、橋爪さが演じた父とはなかなか心を開くことができない役柄ということで、意識的に現場で橋爪さんと距離を置こうとしたそうだが「橋爪さんが割とよくしゃべる方で距離を近づけてきてくださるので…(笑)」と述懐。すかさず橋爪さんがムッとした口調で「迷惑だった?」と返し、妻夫木さんは「そんなことないです」としどろもどろ。妻夫木さんが「橋爪さん」と言おうとして、吉行さんと混ざって「ハシユキさん」と言ってしまい、橋爪さんに詰め寄られる一幕もあり、最後まで笑いの絶えない舞台挨拶となった。なお、本作はベルリン国際映画祭にてベルリナーレ・スペシャル部門において上映されることが決定。香港、台湾、シンガポールでの公開も決定すると共に欧州、北米、インド、韓国など世界各国から劇場公開のオファーが届いていることも明らかになった。『東京家族』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:東京家族 2013年1月19日より全国にて公開(C) 2013「東京家族」製作委員会
2013年01月20日日本の映画やドラマを見て印象に残った、これからも注目していきたい役者さんを、日本に住む外国人20人に聞いてみました!■高倉健。彼の任侠(にんきょう)映画は母国でもファンが多い(オランダ/男性/30代前半)「昭和残侠伝」「日本侠客伝」そして「網走番外地」、たくさんの任侠映画に出演している高倉健さん。任侠映画の世界観と健さんの渋さに引き込まれたようですね。最近では「任侠ヘルパー」にも出演されています。往年の任侠シリーズとはちょっと違いますが。■水谷豊。独自のオーラがあり、日本人らしい性格は持っていないが、日本の良さをはっきり主張しながら表している、素晴らしい個性派俳優だから(フランス/女性/20代後半)年齢などを考慮すると「相棒」を見てのことでしょうか。水谷さんが好きなら「傷だらけの天使」もぜひどうぞ!こちらは刑事ではなく探偵ものです。そういえばフランスには「ワイン探偵ルベル」というドラマがありますね。■松嶋菜々子。演技がうまい、家政婦のミタ(中国/男性/20代後半)ミタさんでの松嶋さんは、無表情で謎めいていながらも優しさを感じさせる独特の役がぴったりとハマっていましたね!■小栗旬と山田優。二人とも結婚したし応援したい。小栗の演技はいいと思う、山田はすごくきれいです(アメリカ/女性/20代後半)■松ケンと小雪。松ケンは演技がとても上手で好きでした。小雪はラストサムライで昔から好きな人(タイ/女性/30代前半)ご夫婦で注目されています。小栗の、山田は、とちょっぴり上からなのが気になるところですが(笑)■特にないが、渡辺謙や吹越満はお名前を聞いて顔が分かります。演技力が素晴らしいと思ったからです(ロシア/女性/20代後半)渡辺健さんはハリウッド映画に出演されているので顔が売れていますね。吹越満さんの名前が出たのが何となくうれしいです!■冨永愛。私はカメラマンで、とてもすてきなモデルだと思ってて、いつか撮らせてもらいたいと思ってます(アルゼンチン/男性/20代後半)冨永さんは映画出演もありますが、なんてったってスーパーモデル!カメラマン心をくすぐられるのですね。さあ、次の方は注目の俳優・女優がたくさんいるようですよ!■俳優さんは竹中直人、内野聖陽。女優は北川景子、綾瀬はるか、香里奈、上野樹里とかかな。竹中直人はなにをやっても最高に面白いです。内野聖陽の竜馬も最高にかっこよかったです。「ハンサム・スーツ」の時の北川景子はとてもかわいかったです。「謎解きはディナーの後」の時も面白かったです。「仁」と「おっぱいバレー」の時の綾瀬はるかは素敵でした。「僕の彼女はサイボーグ」の時もきれいでした。「美咲ナンバーワン」の香里奈はとてもよかったです。上野樹里は、ドラマの「のだめカンタービレ」がとても好きだからです(イタリア/男性/30代前半)すごいですね……。日本の映画やドラマをたくさん見ていることが十分すぎるほど伝わりました。時間が、いや文字数が許せばまだまだ語ってくれそうです。と思えば、次のような方もいます。■実は日本の俳優、女優は関心まったくない。日本のドラマとか見ない。中国やアメリカの方が好き(ベトナム/女性/20代前半)あ、ちょっと寂しい……。でも日本人でもこのようなご意見の方いますよね。筆者はケーブルテレビで放送しているアメリカドラマを、視聴料の元を取る勢いで見ています!ほかにも、大沢たかおさん、柴咲コウさん、上戸彩さん、織田裕二さん、黒木瞳さん、向井理さん、妻夫木聡さんの名前があげられていました。みなさんいろいろな日本の映画やドラマを見ているようです。日本語の勉強にも役立てているのかもしれませんね。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月22日山田洋次監督の81作目となる監督作『東京家族』の完成披露試写会が12日、都内で行われ、山田監督をはじめ、橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優ら“家族”が勢ぞろいした。名匠・小津安二郎の『東京物語』(1953)へのオマージュとして、現代を舞台に家族の絆を描いた監督生活50周年を記念する本作。山田監督は「ここにいる8人全員が主役。すてきな八重奏のアンサンブルを奏でてくれた」とキャスト陣をたたえた。その他の写真2012年5月の東京を舞台に、橋爪と吉行演じる老夫婦が、成長した子どもと会うため瀬戸内海の小島から上京する姿を通して、家族の絆や老い・死についてメッセージを投げかける本作。昨年の東日本大震災を受け、製作が約1年延期されただけに「お披露目の日を迎えて、本当に特別な感慨があります」と山田監督も感無量。この日は小津監督の110回目の誕生日でもあり「先祖の仕事を受け継ぎ、伝承しながら、この映画は完成した。感謝したい気持ちでいっぱい」。また、先日は2012年度文化勲章を受章し「ビックリしているが、映画界を代表し、章をいただこうと思う」と語った。主演を務める橋爪は「ぜひ皆さんの満足したお顔を見ることができれば」と上映を前に静かな自信。吉行とは3度目の夫婦役で「撮影が終わると、吉行さんと一緒に帰りそうになった」(橋爪)、「いい意味で緊張感なく共演できた」(吉行)と本当の夫婦のよう。「緊張で今も胸がいっぱい」(西村)、「誇りであり、今後大きな影響を与える作品」(夏川)、「撮影中は楽しくて、楽しくて。出演できた幸せをかみしめた」(中嶋)、「家族って本当にいいなと思える作品」(正蔵)とキャストたちは山田作品への強い思いを明かした。妻夫木にとっては、初めての山田組参加で「嬉しいと同時に、現場では緊張するんじゃないかと不安もあった」と告白。それでも「監督の丁寧な演出から、愛情を感じた。人間って、家族っていいなと思える作品なので、幸せの連鎖が生まれれば」と“山田マジック”にすっかり魅了された様子。恋人役で共演する蒼井は、『おとうと』以来2度目の山田組で「実家に帰ってきた感じ」。これにはベテラン俳優の橋爪も「うまいこと言うね」と感心していた。『東京家族』2013年1月19日(土)全国ロードショー
2012年12月13日『男はつらいよ』や『学校』シリーズの山田洋次監督の最新作『東京家族』の完成披露試写会が12月12日(水)に、東京・有楽町の丸の内ピカデリーにて都内で行われた。この日のイベントには、先日、文化勲章を受章した山田監督を始め、主演を務めた橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優たち本作で共に暮らした“家族”が勢揃いした。『東京家族』は2013年1月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:東京家族 2013年1月19日より全国にて公開© 2013「東京家族」製作委員会
2012年12月12日山田洋次監督の81作目となる最新作『東京家族』の完成披露試写会が12月12日(水)に都内で行われ、山田監督を始め、主演を務める橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優ら“家族”が顔を揃えた。震災を受けて、当初の予定から1年延期しての製作及び完成に、山田監督は「本当に特別な感慨がある。ここにいる8人全員が主役であり、素晴らしい家族のアンサンブルを奏でてくれた」としみじみ語っていた。小津安二郎監督の不朽の名作『東京物語』をモチーフに、山田監督が2012年の東京を舞台に“今の家族”の物語を描いた本作。2012年5月、瀬戸内海の小島で暮らす平山周吉(橋爪さん)ととみこ(吉行さん)夫婦が上京する。東京の郊外で個人病院を営む長男・幸一(西村さん)、美容院経営者の長女・滋子(中嶋さん)、舞台美術の仕事をしている次男・昌次(妻夫木さん)たちは、東京滞在中は両親に楽しく過ごしてもらいたいと世話を焼くが、のんびりとした暮らしをしてきた2人とは、あまりにも生活のリズムが違い、家族の間には少しずつ隙間ができ始める…。橋爪さんと吉行さんは、今回で夫婦役を演じるのは3度目となり「撮影が終わると、吉行さんと一緒に帰りそうになるほど」(橋爪さん)、「でも私のこと、古女房だと思っているのか、ちっとも話しかけてくれない」(吉行さん)とさすがのコンビネーション。一方、山田組に初参加した妻夫木さんは「最初は緊張で演技ができないんじゃないかと思っていた。でも実際には丁寧な演出をしていただき、そこから監督の愛情を感じた」のだとか。その妻夫木さんと恋人役で共演した蒼井さんは「まるで実家に帰ってくる感覚」と『おとうと』以来2度目となった山田監督との仕事をふり返っていた。先日にはその功績が称えられ、2012年度文化勲章を受章した山田監督。「かなりびっくり。映画界を代表し、章をいただきましたが、いまの日本映画界は厳しい状況。今後も一丸となって頑張っていくと共に、国もしっかり(映画製作を)サポートしなきゃいけない」と巨匠になったいまもまだ、監督として邁進する姿勢を見せる。また、この日は小津安二郎監督の110回目の誕生日で「こうして『東京家族』が完成したのも、小津さんのおかげ。感謝したい気持ちでいっぱい」と挨拶した。『東京家族』は2013年1月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:東京家族 2013年1月19日より全国にて公開© 2013「東京家族」製作委員会
2012年12月12日セクシーな細マッチョがお好き? ちょっと太ってきたおなかもかわいい?? 世の妻たちは夫に性的な魅力は感じているのだろうか。マイナビニュース既婚女性会員200名に、夫の性的な魅力について尋ねた。「夫に性的な魅力を今も感じますか」という問いに対して、「はい」は56.0%、「いいえ」が44.0%と、「はい」がやや上回る結果となった。「はい」の人には、夫のどういったところに性的魅力を感じるか、また「いいえ」の人にはなぜ性的魅力を感じなくなったのか、答えてもらった。>>男性編も見る■いろいろなフェチがあります・「旦那のニオイをかぐのが好きで、そこに魅力を感じる」(37歳女性/その他/その他)・「手が大きいところ」(27歳女性/その他/販売職・サービス系)・「ひげが伸びてたりするとドキッとする」(26歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「お風呂あがりなどの背中を見たとき」(22歳女性/その他/その他)・「彼の耳やうなじ、わき腹が大好きです」(24歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)・「腕の血管が浮き出てるだけで満足」(27歳女性/建設・土木/技術職)■男の仕事姿はやっぱりそそられる!・「スーツをビシッと着こなしたときはたまに感じます」(31歳女性/食品・飲料/その他)・「仕事モードでキリッとしているとき」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「何かに集中しているときの横顔、車の運転中とか」(28歳女性/小売店/販売職・サービス系)■性格面での魅力も性的魅力につながる・「疲れているときにやさしくしてくれるから」(25歳女性/その他/その他)・「男らしいしいざとなったら頼りになる」(33歳女性/食品・飲料/事務系専門職)・「いつも真剣」(25歳女性/金融・証券/専門職)■夫に性的魅力を感じなくなった人の意見・「私のいる前で、平気でおならやゲップをしたりするので、魅力がなくなってきた」(31歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「だらしない格好でダラダラしてるから」(28歳女性/食品・飲料/営業職)・「甘えてくるから大きな子供に見えてきた」(28歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)■「ダーリン」から「お父さん」へ・「もう、家族となってしまうと男に見えない」(27歳女性/その他/販売職・サービス系)・「子供が生まれてそれどころではなくなった」(32歳女性/建設・土木/事務系専門職)・「何か夫に対して性的な思いを抱くこと自体が気恥ずかしい」(38歳女性/不動産/事務系専門職)■こんな元も子もないご意見も……・「性的な魅力だけならば、他に魅力的な男性がたくさんいる」(31歳女性/通信/技術職)■総評夫に性的魅力を感じる、と答えた女性は、素直に「かっこいい」「好きだから」とノロけている人が多数。特に、手や腕、たくましい筋肉などにキュンときている人が多く、女性は男性らしさを連想させる部位を色っぽいと感じているようだ。ただ「プニプニのおなか」という回答もあったり、ニオイ・体臭好きも意外に多く、女性は十人十色の好みがあることをうかがわせた。身体面だけでなく、「やさしさ」や「頼りがい」「包容力」など、メンタルな面でも男性らしさを発揮すると、妻はドキッとして愛情を再確認するようだ。対して、夫に性的魅力を感じなくなったという人は、子育て・妊娠を機に何となく、という声が多かった。子育てに必死で、夫にまでとても気が回らない!! という状況は容易に想像できる。また、「マンネリ」「新鮮でなくなった」など、愛情が減ってしまったのかな、と思われるような回答も少なくなかった。確かに、自由回答にあったように性的魅力だけなら若い俳優やアスリート、ハリウッドスターなどのほうが格段に上とはいえる。でもまずは一番近くにいる男性に興味をもって、仲良くしていきたいもの。結果的にそれがお互いの幸せにもつながるのだから……。(文・アリウープ 中嶋絵里) 調査時期: 2012年11月6日~2012年11月10日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性200名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月12日右手に指輪をする夫
兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい