天童荒太の直木賞受賞作を高良健吾、石田ゆり子の共演で映画化する『悼む人』のキャストと監督による完成披露舞台あいさつが、1月26日(月)に丸の内TOEIで開催される。当日は、原作者の天童荒太も登壇する。その他の写真本作は、天童が7年を費やして書き上げ2008年の直木賞に輝いた小説を、原作に惚れ込み舞台化も実現させた堤幸彦監督が映画化。事故や事件で亡くなった縁もゆかりもない人たちを悼みながら旅をする青年を中心に、生と死を見つめる4人のドラマを描き出す。堤監督が直々に指名した高良と、原作に惚れ込んで名乗りを上げた石田が主演を務め、井浦新、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶらが出演する。完成披露舞台あいさつは、丸の内TOEIで行われ、高良、石田、貫地谷、大竹、天童、堤監督が登壇する。チケットは1月17日(土)午前10時より一般発売が開始される。なお本イベントは15歳以上の観客が参加できる。『悼む人』完成披露舞台あいさつ1月26日(月)会場:丸の内TOEI(東京都)開場18:00/開映18:30登壇者(予定):高良健吾、石田ゆり子、貫地谷しほり、大竹しのぶ、天童荒太、堤幸彦監督料金:大人 2000円、大学・高校生 1700円 ※当日要学生証、中学生 1200円 ※15歳以上 当日要学生証、シニア 1300円 ※60歳以上、障がい者手帳お持ちの方 1200円 ※当日要障がい者手帳チケット発売:1月17日(土)10:00AMより
2015年01月15日2012年に向井理・主演で舞台化された天童荒太の直木賞受賞作を、今度は高良健吾を主演に迎え映画化する『悼む人』。このほど、本作から2種類の予告編が到着した。地に跪き、右手を頭上に挙げて空中に漂う何かを捕らえるように自分の胸へ運ぶ。左手は地面すれすれに下ろして大地の息吹をすくうかのように胸へ運び、右手の上に重ねる。そのまま、目を閉じて、何かを唱えるように唇を動かす青年。週刊誌記者・蒔野抗太郎が出逢った坂築静人(高良健吾)は、そうして死者を“悼む”ために全国を放浪している男だった。だが、人の善意を信じられぬ、猜疑心の塊のような蒔野は、静人の不可解な行動(=悼み)に疑念を持ち、彼の身辺を調べ始める。一方、家庭内暴力を受けた女性たちをかくまい「仏様の生まれ変わり」とまで言われていた夫・甲水朔也を殺害し、4年の刑期を終えた奈義倖世(石田ゆり子)。身寄りもなく、行く宛もない彼女は、二度と足を踏み入れぬつもりだった東北の町を訪ね、その殺害現場で朔也を“悼む”静人と出会い…。「トリック」や「SPEC」シリーズなどヒット作を世に送り出してきた、堤幸彦監督がメガホンを握る本作。主演の高良さんを始め、ヒロインには石田ゆり子、ほかにも椎名桔平、貫地谷しほり、井浦新、大竹しのぶといった堤組の豪華な常連たちも出演している。このほど完成した2種類の予告編映像はどちらも、高良さん演じる“悼む人”静人に、石田さん演じる倖世が出会うシーンから始まり、椎名さん、井浦さん、貫地谷さん、大竹さんなどそれぞれの登場人物たちの捻じれて歪んだ過去が映し出される。後半になると2種類の映像でそれぞれに違いが。1本は高良さんの情感にあふれたセリフが、もう一本では「<悼む>=愛を覚えておくこと」「あなたは思い出す。誰に愛され、誰を愛していたか。」という胸が苦しくなるような本作のキャッチコピーが一気に押し寄せるという仕上がりとなっている。映画『悼む人』は2015年2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月22日天童荒太の直木賞受賞のベストセラーを映画化した『悼む人』の完成報告会見が12月1日(月)に開催され、原作者の天童さんに堤幸彦監督、主演の高良健吾、石田ゆり子、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶが出席した。堤監督の演出で、向井理を主演に舞台化もされた本作。日本各地を旅し、名も知らぬ死者に追悼の祈りを捧げる青年・静人の姿を描く。高良さんにとってはデビュー10年目の節目の年に撮影された本作。完成した映画、そして静人という役に対し強い思いを持っているようで「10代の後半から20代の半ばまで、人を殺したり、自ら死を選ぶような役ばかりで、楽しくない毎日でした(苦笑)。仕事の“おかげ”なのか“せい”なのか、(死や命について)考えてきたようなところがあり、この役に出会って、これまでずっとこの役の準備をしてきたのかな?と思えました。いままでやって来たこと全部、この役のために必要なことだったと思えた役でした」と語る。石田さんは以前、天童さん原作のドラマ「永遠の仔」に出演しているが、本作に関して「原作を読んで、映像化されるならぜひ参加したいと自分から立候補した」という。「それなのに『本当にできるのか?』と思うような日々でしたが(笑)、集中して演じるしかないという思いでした」と語る。高良さんとの撮影の日々の中で「静人にずっとくっついて演じていて、(自身が演じた)倖世の気持ちが分かりました」と微笑んだ。椎名さんも「永遠の仔」に出演しており、同じころには映画『溺れる魚』で堤監督とも仕事をしているが、当時、堤監督との会話で「ホテルの部屋で飲みながら『いつか、世に問う作品を作ろう』と話したんですが、それがこの作品だという実感があります」とうなずく。貫地谷さんもこれまでたびたび堤作品に出演し、今回同様に堤監督がメガホンを握り、天童さんが原作の『包帯クラブ』にも出演している。大竹さんと親子役を演じる機会も以前あったということで「初日から家族のような空気で幸せでした」とニッコリ。完成した映画について「関わった人たちの熱量を感じました。参加できて幸せです」と語った。大竹さんは、かつてバラエティ番組で一度だけ仕事をした経験のある堤監督との映画での仕事に感慨深げ。原作も以前から読んでいたそうで、オファーが来て「ぜひ!」と即決したという。高良さん演じる静人の末期がんの母親を演じたが「高良くんの撮影のシーンを初日に見せてもらい、悼む姿が美しくて『静人、好きに生きなさい』と思いました」と述懐。撮影終盤で2日半だけ実際に高良さんと一緒のシーンがあったが「スタジオの陰で、実際に『悼む姿をやって』とお願いしてやってもらったんですが、この子が生まれてきてよかったと思いました。自分だけは何があってもこの子を愛している、この子の味方だという思いを強くしました」と強い思いを語った。原作者の天童さんは、多くの映像化オファーの中で「唯一、撮影をする当人(=監督)が企画書を出してくれたのが堤さんだった」と明かし、完成した映画も絶賛。堤監督は「これまでのキャリアを横において、真摯に向き合った作品。この原作だけはどうしても作品にしたかった」と力強く語り、本作への特別な思いをうかがわせた。『悼む人』は2015年2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月01日自主制作した短編『フミコの告白』で注目を集め、『陽なたのアオシグレ』で劇場デビューを果たした石田祐康監督が、YKKとスタジオコロリドのコラボレーション作品『FASTENIG DAYS』を完成させた。“ファスナー”を題材にしたアクション作品だ。その他の写真本作は近未来を舞台に、主人公ケイとヨージがファスナーを使ったハイテクマシンで街を守り、人の気持ちを“つないで”いく様を描いた短編作品。劇中には伸張性ファスナーや水密ファスナー、蓄光ファスナーなどYKKのアイテムをモチーフにしたファスナーが登場。現在、Youtubeで全編が無料公開されており、好評を集めている。石田監督は4人の仲間と短編『フミコの告白』を、次作『rain town』を自身を含む2人だけで制作した。しかし、現在はスタジオコロリドに籍を置き、数十人のスタッフを率いて制作にあたっている。「最初の頃はスタッフに自分の意図を伝えるのが大変でしたけど、今では自分ひとりではなしえない物量、アイデア、クオリティを求められるので、集団でやる意味を感じています。この作品に登場する“ファスニングマシン”のメカニックなアイデアや、アクションのアイデアも、別のスタッフが考えてくれたんです」。一方で石田監督は、規模は大きくなっても自身と“つながり”を持てるスタッフと作品づくりをしていきたいと考えているようだ。「これから少数精鋭で、共通理解をちゃんと得られる人たちと、“濃い”ものを作っていきたいですね。少数精鋭のスタッフが各々に“想い”を込められるような度量のある作品が濃くなると思います」。監督の“想い”は日本だけでなく、世界各地のファンにも伝わっている。石田監督はデビュー時から作品をネットにアップしており、観客は世界各国に存在するからだ。「感想は励みになりますね。海外の感想を日本語訳してくれているサイトを見つけて読んだりしていますし、海外からの反応は何よりもうれしいです。ネットに触れる以前から何かを描いて人に見せることが前提というか、人に見せてコメントをもらうことが楽しかったので、それが原動力になっていますね。それはアニメーションを作るようになってからも変わらなくて、笑ってくれたり、話のネタにしてくれたり、人にアクションを起こさせることが楽しいんです」。石田監督にとって作品づくりは“表現”だけではなく、その先の“コミュニケーション”も含んでいる。デジタル技術の進化によって少数でのアニメ制作が可能になり、ネットにアップすることで瞬時に世界中に作品を送り出し、観客とつながることができる現在、石田監督の作品は今後も多くの観客をつなぎ、そのネットワークを広げていくだろう。『FASTENINGDAYS』公式サイト、YouTubeで公開中
2014年11月28日女優の永作博美が10月15日(土)、東京都内で行われたNHK総合のドラマ10「さよなら私」の女子会トークショーに出席した。入れ替わりをテーマにした内容にちなんで、観客の女性が「3歳の子どもと入れ替わってみたい」と言うと、二児の母親でもある永作さんは「日々の生活の中で子どもの気持ちが分かれば、時短が出来ますもんね」と深々と共感しながら「わかります」と頷いていた。同作は、高校時代の親友と心と体が入れ替わってしまった女性2人の数奇な運命を描くドラマ。誰もが羨むような幸せな家庭を築いていた専業主婦の友美(永作さん)が、久々に再会した高校時代の親友・薫(石田ゆり子)の何気ない一言によって、薫と夫の不倫関係を疑う。不倫が事実であると発覚した途端、衝撃的な出来事が友美と薫に降りかかる。藤木直人演じる夫から“セックスの似合わない女”と言われてしまう役どころの永作さんは「ドキッとしますね。自分に対して(そのセリフが)書かれているんだと思うと、『なるほどな』と。喋らなければそんな風に見えなくもないのかな」と苦笑い。佳境を迎えているドラマについては「(脚本を)読めば読むほど考え抜いた物語だと思うし、やる方も大変だけれど、これを作り出したのは凄いこと。この先の展開も緻密ですし、切ないですね」と残り3話への期待を煽り、「思い出したら…」と感極まりながら涙をこらえていた。NHK総合ドラマ10「さよなら私」は毎週火曜22:00~放送中。(text:cinemacafe.net)
2014年11月17日ファスナーのトップメーカーYKKがブランディングショートアニメ『FASTENINGDAYS』を製作し、『フミコの告白』で注目を集める石田祐康が監督を、砂原良徳が音楽を、Perfumeがエンディングテーマを務めることが発表された。『FASTENINGDAYS』YKKは創業以来80年に渡ってファスナーや繊維テープなどの分野で世界をリードしているトップメーカー。世界各国でもYKKの製品は圧倒的な信頼を得ており、Fasten=“つなぐ”ことの大切さをさらに広めるために新作アニメーションを製作することになった。監督を務める石田は2009年に手がけた『フミコの告白』が文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞するなど高い評価を集め、昨年には『陽なたのアオシグレ』で劇場デビューも果たした人物。本作では近未来を舞台に、主人公ケイとヨージがファスナーを使ったハイテクマシンで街を守る姿を描いており、劇中には伸張性ファスナーや水密ファスナー、蓄光ファスナーなどYKKのアイテムをモチーフにしたファスナーがたくさん描かれる。ケイの声を白石涼子が、ヨージの声を大浦冬華が務め、Perfumeの『Hurly Burly』がエンディングテーマに起用される。作品は公式サイトとYoutubeで全編無料公開中で、英語、スペイン語、フランス語、中国語の4か国語で全世界向けに公開されるほか、各国のYouTube上でコマーシャル映像として展開される予定。『FASTENINGDAYS』公式サイト、YouTubeで公開中
2014年10月30日今年9月に漫画誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で最終回を迎えた、石田スイによる人気漫画『東京喰種トーキョーグール』公式サイトにて、「:re」「石田スイ」「…始動。」という予告がアナウンスされている。公式サイトでは「:re」というワードを背景に、「石田スイ」「…始動。」という予告がFlashで掲載され、詳細は明かされていないものの続編を示唆する内容に。石田氏は、9月の連載終了時、自身のTwitterアカウントにて「時期が来て何かしらの発表があるときはヤングジャンプ、もしくは東京喰種の公式のサイト等でアナウンスあるかと思います。大変申し訳ありませんがもう少しだけ、お待ちいただければ幸いです」と呼びかけていた。『東京喰種トーキョーグール』は、漫画誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で2011年より連載がスタートし、9月18日発売の42号にて連載を終了。人を喰らう怪人"喰種(グール)"が跋扈する東京が舞台で、喰種に襲われ瀕死となった平凡な大学生の金木研が、喰種の臓器を移植されたことでその能力を受け継ぐ半喰種に。人間でありたいと願いながら、人を喰いたい衝動に耐える金木研は、自分の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、喰種と捜査官、そして謎の組織との過酷なバトルに身を投じていく姿が描かれた。コミックスは現在13巻まで発売され、累計発行部数は720万部を突破。巻数を重ねるたびに人気を獲得していき、9月の突然の連載終了から続編を求める声が多く上がっていた。TVアニメ化も果たし、2014年7月より9月までTOKYO MXほかにて放送。なお、10月17日にはコミックス14巻とフルカラーイラスト集『東京喰種トーキョーグール【zakki】』の発売が予定されている。(C)石田スイ/集英社
2014年10月03日恋愛・結婚マッチングサイトのマッチ・ドットコム ジャパンはこのほど、全国の25~34歳の独身男性240名を対象に実施した、年上女性との恋愛や結婚に関する調査の結果を発表した。調査は6月14日、インターネットにて行われた。調査ではまず「年上女性との交際経験はありますか?」と質問。「ある」は36.3%で、約3人に1人が年上女性との交際経験があることが分かった。「ある」と答えた人に直近の相手との年齢差を聞いたところ、平均5歳差という結果になった。さらに、交際の感想としては、「こちらがリードしなくてはと気負わずに済んで、自然体でいられた(29歳)」、「甘えさせてくれる(30歳)」など、大人の女性ならではの包容力や余裕に居心地の良さを感じたとの意見が多く見られたという。一方で、「上から目線のときがある(34歳)」、「口うるさい(26歳)」など、経験値が高いが故に相手の言動に口を挟んでしまうというマイナス面も少数ながら挙がったとのこと。「年上女性で、結婚対象として考えられるのは何歳上までですか?」と聞いた質問では、「年上は考えにくい」という9.2%の人を除くと、9割以上の男性が年上女性を結婚対象として考えられるという結果になった。考えられる年齢差は、「5歳上まで」が37.1%と最も多く、理由は「話が合いそうだから(34歳)」「離れ過ぎると価値観が違うので(29歳)」「5歳くらいの歳の差は誤差だと思うので(26歳)」など。5歳差程度であれば、そもそもあまり歳の差を感じないという意見が多くみられた。次に多かったのが「歳の差は気にしない」で、21.3%の人が、年齢を結婚の条件には考えていないことが分かった。理由は、「価値観の違いを認め合えるかが大事だから(31歳)」「恋愛や結婚に年の差は不問だと感じているから(34歳)」などが挙がった。回答理由に女性の出産年齢を挙げている人は、全体の4.2%と少数だった。「10歳上だと、子供が産めるかどうか心配(29歳)」「子供が欲しいので5歳上くらいまで(28歳)」といった意見もあったが、全体的に、価値観や話題が合うかどうかといった、本人同士の相性の方を重視している人が多い傾向が見られたという。「結婚したいと思うアラフォー独身有名人は誰か?」という質問では、踊る大捜査線シリーズなどでおなじみの深津絵里さんが、一番結婚したいアラフォー独身有名人1位に選ばれた。理由は、「キレイで好きだから(30歳)」「やさしそうだから(25歳)」「しっかりしていて頼れそう(30歳)」「かわいくて、かっこいい(27歳)」「同性からの支持も高そうなので(32歳)」などで、女性としての様々な魅力を全てバランスよく兼ね備えているところが人気の理由だと推察される。2位以下は、中谷美紀さん、石田ゆり子さん、米倉涼子さん、観月ありささんと個性派・実力派の女優陣が続き、6位、7位には、若年層からの支持が厚いaikoさん、昨年末に復帰を果たした華原朋美さんの歌手2人がランクインした。aikoさんは「一緒にいて楽しそう(31歳)」「かわいくて親近感がある(26歳)」、華原朋美さんは「年齢より若く見える(30歳)」「結婚生活が楽しくにぎやかになりそう(34歳)」などの意見が寄せられたという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月18日1位はモダンな着物が似合いそうなあの女優!お正月や成人式など、1月は着物を着た女性を見る機会も多いですよね。社会人になるとなかなか着る機会はありませんが、日本人女性の美しさを引き立てる伝統的な衣装なので、一枚は良いものを手に入れたいですよね。今回はそんな着物についてのアンケートです。着物が似合うと思う女優さんについて629名の女性にお聞きしました!>>男性編も見るQ.着物が似合うと思う女優を教えてください(複数回答)1位蒼井優21.1%2位仲間由紀恵19.1%3位綾瀬はるか16.9%4位石田ゆり子16.7%5位小雪15.3%(敬称略)■蒼井優……・「『おせん』のときの着物がかわいかった」(28歳/商社・卸/事務系専門職)・「日本人っぽい顔つきだし、身長もそれほど高くなさそうなので、とても似合いそう。清楚な着物を着こなしてほしい」(30歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「髪質と肌の色が和っぽい。江戸の普段着で使われていた、ちょっと厚手の緩い帯の着物を着てほしい」(25歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「蒼井優にはハイカラな感じの着こなしをしてほしい」(30歳/自動車関連/技術職)・「『KIMONO姫』という雑誌でカバーガールをしていた印象が強いです。大正~昭和初期のモダンな柄ものを着てほしい」(28歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■仲間由紀恵……・「黒髪だし着物が似合っている。青とか黒い着物を着てほしい」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「日本風美人という感じ。華やかなのを着てほしい」(27歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「『ごくせん』のときに着物が似合っていた」(21歳/そのほか)■綾瀬はるか……・「『JIN -仁-』での着物姿はすばらしかった。奥ゆかしさがある」(27歳/医薬品・化粧品/営業職)・「『ホタルノヒカリ』で見た着物姿がすてきだった。今どきの柄ではなくて、昔ながらの着物をすてきに着こなしてほしいです」(25歳/医療・福祉/専門職)・「女性らしさがあるから。淡い色の着物が似合いそう」(28歳/食品・飲料/事務系専門職)■石田ゆり子……・「清楚な顔立ちだから。オーソドックスな柄が似合いそう」(31歳/そのほか/販売職・サービス系)・「きれいでかわいらしいから優しい色のものが似合いそう」(24歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「日本美人だから」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)■小雪……・「日本を代表する、大人の女性という感じがするから。大きな柄物をドレスのような感覚で着てほしい」(24歳/そのほか)・「色白なので似合いそうだと思った」(28歳/不動産/秘書・アシスタント職)・「以前映画で着ていて似合っていたから」(25歳/学校・教育関連/事務系専門職)総評着物が似合う女優ナンバーワンに輝いたのは、蒼井優さんでした。女性編ではドラマ『おせん』での印象が強く、ドラマで着ていたようなモダンな着こなしをしてほしいという声が多く寄せられていました。2位は仲間由紀恵さんがランクイン。NHK大河ドラマ『巧名が辻』や『ごくせん』での着物姿がすてきでしたよね。デビュー当時から変わらない黒髪のワンレングスが、着物姿をより一層ひきたてています。4位には石田ゆり子さん、5位には小雪さんがランクイン。お二方とも、色白で日本人ならではの美しさを持つ女優さんです。近年は、欧米的なファッションやメイクも人気ですが、やっぱり日本で暮らしているからには着物を着こなせるようなしっとりとした女性になりたいですよね。(文・ペンダコ)調査時期:2011年11月9日~11月20日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性629名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】上司になってほしい女優【ランキング女性編】一目ぼれしてしまう異性の格好旬なランキング一覧はこちら完全版(画像などあり)を見る
2012年01月26日映画『親愛なるきみへ』のトークイベントに石田純一と東尾理子夫妻が登場。結婚後も変わらぬラブラブっぷりを見せつけた。2週間の休暇で帰京した軍人のジョンと偶然その地を訪れていたサヴァナ。2人は恋に落ちるが、ジョンが戦地に赴き遠い距離を隔てることに。その間も手紙で愛を確かめ合う2人だったが…。物語にちなんで、映画公式ホームページ上で遠距離恋愛中のカップルを募集し、見事当選したたった一組のカップルのためだけにこの日の試写会を開催。上映後にサプライズで石田さんと東尾さんが登場した。石田さんと東尾さんも独身時代は東京と神戸で離れて暮らす遠距離恋愛カップルだった。石田さんが「僕らも遠距離恋愛をしていて、会いたくても会えない時期を送っていました。でも、そういう時期も一生に一度のことなので、大切に愛を育んでほしい」とアドバイスを贈ると、東尾さんも「不安なことがあったら、心配したり、ひとりで抱えていることが無駄だから、気になることはすぐに本人に聞いていました。そして彼もそれにちゃんと答えてくれたから上手くいったんだなと思います。近い距離にいたら肌を触れ合って愛を確かめることもできるけど、遠くにいるとそれもできずに不安になってしまいますよね。でも、2人とも東京にいたらいまの関係はなかったかもしれないとも感じるので、離れていた時期も大切な時間だったなって思います」としみじみとふり返る。石田さんは、遠距離恋愛中に励ましの言葉を綴ったノートを東尾さんにプレゼントしたという。この日はその中の一説「安定したスコアを出すためには安定した考え方をする必要がある。ショット前の正しいルーティンと精神的手順がそれを容易にする。以上、頑張ってね!Always with you, Lots of love」を披露。東尾さんは「すごく読みやすい字で書きためてくれていて嬉しかったです。学生の頃に心理学を勉強していたので、内容自体は目新しいものは特になかったんですけど、それも知った上で時間をかけて作ってくれたということが、とても嬉しかったですね」と改めて感謝の気持ちを口にした。こんなにうまく行っている2人だが、嘘をついたことは?と問われると石田さんは「ありますよ!嘘っていうか、言わなかっただけ(笑)」と少し動揺。東尾さんは「幸いなことに、全部バレるんですよ。嘘をつくならお茶目につくこと!『あぁ、頑張って嘘ついてるなーかわいいなー』って思えるような」とニヤリ。東尾さんがしっかりと夫婦の主導権を握っているようで、石田さんは苦笑いを浮かべていた。『親愛なるきみへ』は9月23日(金・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:親愛なるきみへ 2011年9月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 DEAR JOHN, LLC. All rights reserved.■関連記事:いまだからこそ!手紙が2人の距離を縮める『親愛なるきみへ』に見る手紙の効力たった1組に贈る素敵なひととき『親愛なるきみへ』遠距離恋愛・応援プロジェクト2人の愛は世界に引き裂かれる『親愛なるきみへ』試写会に100組200名様ご招待全米大ヒットに導いた理由はここから?『親愛なるきみへ』切なき手紙に隠された秘密全米No.1珠玉の恋物語『親愛なるきみへ』女性限定独占試写会に35組70名様ご招待
2011年09月21日スタジオジブリの最新作で、長澤まさみが主人公の少女・海(うみ)の声を、そしてV6の岡田准一が、海が心惹かれる少年・俊の声を担当することが明らかになった。「なかよし」(講談社刊)で1980年に連載された全8話からなる少女漫画を原作とした本作。物語の舞台は東京オリンピックの開催を目前に控えた1963年の横浜の高校。16歳の海と17歳の俊の出会いと交流、高度成長に学園紛争など揺れ動く時代の中で真っ直ぐに生きる若者たちの姿を瑞々しく描き出す。2006年の『ゲド戦記』に続いて宮崎吾朗監督がメガホンを握るが、その声優陣がついに発表された。これまで、アニメ版「デトロイト・メタル・シティ」に、スタジオジブリがアニメーション作画を担当したニンテンドーDSのゲーム「二ノ国漆黒の魔導士」のボイスキャストや映画『つみきのいえ』のナレーションなどを担当してきた長澤さんだが、長編アニメーションで声優を担当するのは今回が初めて。海難事故で父を亡くしており、多忙な母を助けながら「コクリク荘」の下宿人を含む6人の“大家族”の面倒を見るしっかり者・海を演じる。長澤さんは「喜びと同時に、ジブリ作品が大好きなので私で大丈夫かなと少し不安もありますが、とにかく楽しむことを忘れないように自分らしくできたらと思います。(長編アニメーションの)声優は初めてのことですが、海ちゃんのしっかりとした芯のあるところをキチンと出せるよう、丁寧に落ち着いて取り組みたいです。(脚本を読んで)私たちに何が本当に必要なのか考える時間を持ってみることも大切なのではないかと思いました」と物語から感じた思いと意気込みを明かす。「海ちゃん役の長澤さんに関しては、三谷幸喜さん脚本のドラマ『わが家の歴史』での彼女のお芝居が良かったので、決めました」と鈴木敏夫プロデューサー。すでにアフレコが進められているが、宮崎吾朗監督は「長澤さんを選んだのはカンです。カンは大当たりでした」と手応えを感じている様子だ。そして、海と惹かれ合う高校三年生の新聞部部長・風間俊を演じるのは、宮崎監督の信を受け『ゲド戦記』に続いての参加となる岡田さん。「宮崎吾朗監督とは、二度目のお仕事になりますが、今回もお話をいただけたこと、そして大好きなジブリ作品に参加させていただけることを大変光栄に思います。監督やキャスト、スタッフの皆様に支えていただき、いつまでも観続けられるジブリ作品の力に、少しでもなれるように精一杯演じたいと思います」と出演の喜びを語っている。2人のほかに、海の祖母に竹下景子、コクリク荘に下宿する研修医の北斗役に石田ゆり子、そして海と俊の両親の旧友である小野寺に内藤剛志と、ジブリ作品常連の俳優陣が顔を揃え、海の母・良子役の風吹ジュン、徳丸社長役の香川照之など岡田さん同様に『ゲド戦記』に続いての参加となる面々も。加えて“ジブリ初参加組”も豪華!俊の親友である水沼を風間俊介、俊の父を大森南朋がそれぞれ演じる。プロの声優ではない俳優や著名人をボイスキャストに数多く起用するのはジブリ作品のひとつの特徴だが、これだけの名優たちがキャストに名を連ねるのは近年のジブリ作品においても異例と言える。長澤さん、岡田さんにとっては生を受ける数十年前の日本を舞台にした本作。どのような仕上がりとなっているのか期待が高まる。映画の制作状況は、3月の会見で鈴木プロデューサーの言葉にもあったように、依然として遅れてはいるが、5月より主要キャストのアフレコも開始。完成に向け着々と進められている。昨年の12月に「上を向いて歩こう」はキャッチコピーとして決まり、坂本九による同名の名曲が挿入歌として使用されるが、奇しくもこの言葉は、東日本大震災の発生後に多くの人々の口から日本中で発せられることになった。いまを生きる全ての日本人にスタジオジブリが贈る『コクリコ坂』は7月16日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:宮崎駿「自分たちが何を作ってゆくのか問われている」
2011年05月13日映画『死にゆく妻との旅路』が2月26日(土)に公開を迎え、主演の三浦友和、石田ゆり子に塙幸成監督が都内劇場での舞台挨拶に登壇した。実話を基に、借金を背負った夫と末期がんの妻の272日、6,000キロにおよぶ車での旅路を描く本作。三浦さんは満員の客席に目をやり「ずっと寝ていたい土曜日にこうして来ていただいて感無量です」と笑顔で挨拶。石田さんも「本当にいろんなことがあったので…感無量です」と公開を迎えた喜びを語った。低予算のロードムービーということで、スタッフが車を運転し、鳥取、姫路、明石などを1日の強行スケジュールで回り、撮影が進められたとのことだが、三浦さんは各地での撮影を「それぞれ思い出深いです。土日の高速道路が千円の日に行きましたね(笑)。(土日で)観光客が多くて、姫路城ではちょっと大変でしたね」とふり返った。石田さんは「私は結婚していないので『奥さんの空気をどう出したらいいか?』と…。しかも、孫までいるのは初めてで、戸惑いました」と苦労を明かしつつ「素敵な友和さんとずっと一緒にいられて嬉しかったです」と笑顔を見せた。劇中、三浦さんが車の中で石田さんを介護するシーンもあるが、三浦さんが「(石田さんに)頭の扱いが乱暴と怒られた」と明かす一幕も。この日は、映画の原作となった手記の作者である清水久典さんが、亡くなられた妻のひとみさんに宛てて書いた手紙、さらに公開前に映画を鑑賞した観客のひとりが妻に描いた手紙が三浦さんと石田さんから紹介されたが、清水さんの「いつでも会うことができるよ。ずっとひとみに生かされているよ。ありがとう、がんばるよ」という言葉に2人とも感動した様子。さらに、もう一通の中で書かれた、「結婚10周年にありがとうを10回言わせてほしい。50周年には50回言いたいけど、もし数が数えられなくなっていたら、君の指を貸してほしい」という内容に、石田さんは「(こういう言葉を)言われてみたい。奥様がうらやましい」と漏らした。三浦さんは劇中、妻が夫に「名前で呼んでほしい」とお願いするシーンに言及。「女性はそう思う方が多いみたいですね」としみじみ語るも、「まあ、かといって僕は呼ばないんですが」とケロッとした表情を見せ、会場は笑いに包まれた。『死にゆく妻との旅路』はヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開中。■関連作品:死にゆく妻との旅路 2011年2月19日よりワーナーマイカルシネマズ金沢、ワーナーマイカルシネマズ御経塚、TOHOシネマズ高岡で先行上映、2月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開© 2011「死にゆく妻との旅路」製作委員会■関連記事:三浦友和インタビュー妻を名前で呼ぶのは「男は照れますよ(笑)!」三浦友和妻、山口百恵への愛情を表現「せっかく出会った人をホント大事にしないと」三浦友和、“妻”石田ゆり子を「素敵な奥さん」と絶賛も18歳差にショック!?深くて繊細かつ壮絶なる愛の実話『死にゆく妻との旅路』試写会に15組30名様ご招待
2011年02月26日1999年12月、地方紙の社会面にひとりの男の逮捕記事が小さく載った。罪状は保護責任者遺棄致死。男が、がんを患った妻に適切な処置を取らずに車の中で死に至らしめたというこの事件。だがその裏には2人の深い愛があった――。映画『死にゆく妻との旅路』はまさに、死がこの夫婦を分かつまでの9か月間にわたる旅路を描いた作品である。夫婦役を演じたのは三浦友和と石田ゆり子。およそ18歳離れた2人が、役の上では11歳差の夫婦を、わきあがるような夫婦愛を渾身の力で謳い上げる。「夫婦とは?」そんな問いに「本能みたいなものですよ」と少し照れくさそうに、そっけなく語る三浦さんだが、この作品に込めた思いとは?濃密な時間が生み出したある夫婦関係「この2人に何が起きたんだろう――?」最初に脚本を読み、わきあがった疑問と興味。ここから三浦さんはこの作品に携わっていくことになる。「脚本を読んで、事件を報じる記事――本当に小さな、小さな記事ですが――を読んで、それから清水さん(※三浦さんが演じた男性)の手記を読んでも、どうしても分からない部分が多かった。やはり、この2人にしか分からないことが多いんだろうな、と。でも、これが現実に起きていたわけです。その現実を前に、自分は俳優として何をすればいいんだろう?と考えましたね。ただ、資料は決して多くないけれどご本人に会うとやりづらくなるだろうと、撮影中もお会いはしてません」。“絵に描いたような幸せそうな”とは言えないまでも、ごく普通の夫婦として20数年を共に過ごしてきた2人。三浦さんはこの夫婦像にどのようなイメージを持って臨んだのだろう?「この映画で描かれる以前の2人は本当にごく普通の奥さんと夫なんですよね、愛に満ち満ちているわけでもないし。浮気もするし、11歳差というのは少し特殊かもしれないけれど、それすらもごくありがち。でも、借金を背負って旅に出るとなったとき、奥さんも付いて行くと言うわ、しかも病気だわで特殊な環境に身を置くことになる。そこから9か月間、車の中での濃い生活を送る中で、やはり生まれてくる“何か”があるんでしょうね。そうして、普通とは言えない、常識の範囲を超えた夫婦関係ができていくわけですが、その流れ、過程が今回の映画の一番面白い部分なんですね。それをどう作るかがポイントでした。実際に、ワンボックスカーに入ってみると、本当に狭いんです。毎日、そこで過ごしていると『2人にはこの空間しかないんだ』というのが強く感じられる。実際の撮影では、普段と違って周りにスタッフがいない状態で、2台の小型カメラだけが車中に据え付けられて、石田さんと2人きりでお芝居していました。本物の清水さん夫妻には及ばないまでも、疑似体験の積み重ねから、何か…ある感情が僕と石田さんの間に芽生えてきたのかな、と思うんです」。旅の途中、石田さん演じる妻が、ひとみという名前で自分を呼んでほしいと言う。彼女のセリフも胸に突き刺さるが、その言葉に対する三浦さんの「そやな…」とポツリと返事をする姿も非常に印象深い。「あれは、清水さんの手記にも実際に書いてあることなんですが、本当にあったやり取りだからこそ深いんですね。自分の生活をふり返っても、確かに妻を名前で呼ぶことってないな、と。周囲も含め、子供が生まれるとどうしても『お父さん、お母さん』となってしまうんですよね。でも、ある瞬間の心境の変化…それは病気があったからこそなんでしょうが、妻が『名前で呼んでほしい』と言う。その瞬間はすごく新鮮に映りましたね。普通の生活の中で女房からいきなりそんなこと言われたら『何言ってるんだ?』ってなるけど(笑)。男にとってはやっぱり照れるわけですよ。僕?そりゃそうです(笑)!」息子・三浦貴大の演技に…ニヤリ特にこの10年ほどだろうか。大作と言われるものからごく小さな規模の作品まで、とにかく三浦さんが携わった作品はかなりの数に上る。いつのまにか、共演者もスタッフも大部分が自分よりも年下になった。「若い人と仕事しているという意識は当然ありますよ。なぜなら僕が年を取ったから。あと1年で還暦ですからね(笑)。その中で、映画との関わり方を言うなら、僕らは“過渡期”の俳優なんですね。映画産業が斜陽を迎えた昭和40年代にこの世界に入って、それまでは、俳優は脚本もらって現場に行って、いい仕事をするというものだった。でも、お金が使えなくなっていく中で、いろんなアイディアを出しながら作っていくというのが主流になった。いまでは企画から携わっていくのがベストだと感じています」。では、その中で若い人たちを“育てていく”という意識も?「いや、育てるとか育てられるとかっていうのはないんですよ。あの監督、プロデューサーがあの俳優を育てたなんて話は全部ウソです(笑)。芝居なんて自分で学んで掴むもの。みんな互角でただ、平等にみんな年を取っていくだけ。そういう世界だから面白いんでしょうね」。ちなみに少し前に、次男で先日、日本アカデミー賞新人賞に輝いた三浦貴大に話を聞く機会を得たが、そのとき彼は「父と仕事の話をすることはほとんどない」と語っていた。話を向けると父も「確かにね」とニヤリ。だが、息子の主演作について「いかがでしたか?」とそれとなくこちらに逆取材する一幕も…。いつか、2人が家族を演じるならどんな“色”の家族を見せてくれるのか?映画を観て、話を聞いてふとそんなことを思った。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:死にゆく妻との旅路 2011年2月19日よりワーナーマイカルシネマズ金沢、ワーナーマイカルシネマズ御経塚、TOHOシネマズ高岡で先行上映、2月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開© 2011「死にゆく妻との旅路」製作委員会■関連記事:三浦友和妻、山口百恵への愛情を表現「せっかく出会った人をホント大事にしないと」三浦友和、“妻”石田ゆり子を「素敵な奥さん」と絶賛も18歳差にショック!?深くて繊細かつ壮絶なる愛の実話『死にゆく妻との旅路』試写会に15組30名様ご招待
2011年02月24日俳優の三浦友和が夫婦の日にあたる2月22日(火)、東京・中央区のヒューマントラストシネマ有楽町で行われた主演映画『死にゆく妻との旅路』(塙幸成監督)のトークイベント付き試写会にゲストで出席。元歌手で女優の妻、山口百恵さんとの現在の夫婦関係について語った。末期がんの妻と約9か月間、ワゴン車で日本各地を旅した後に看取り、保護責任者遺棄致死で逮捕された清水久典さんの実話を綴った手記を映画化したもの。清水さんの役を演じた三浦さんは、司会者から「奥様との関係を見つめ直すきっかけになった?」と聞かれると、「なりましたね。奇跡的な出会いという台詞が出てきますが、そうだと思います。地上に60億以上の人がいて、10代、20代の頃はこんなに女性がいたら選べないよね、とか言っていましたけど、そういうことを超えて結びつき結婚したんですよね」としみじみ。「せっかく出会った人をホント大事にしないと、と痛切に思いました。普段から大事にはしているんですけどね」と百恵さんへの深い愛情をのぞかせた。現在59歳で「あと1年くらいで還暦で、そんなに長く生きられないんだな」と苦笑い。「子供たちは巣立っていった感じですし、これから2人でどう過ごしていくか、話し合っている訳ではないけど、感覚としてそういうことを感じ合っていると思います」と言葉に思いを込めた。観賞後の観客数人から感想が述べられる中、その内のひとりが清水さんが罪に問われたことについて「いいとか悪いとか言えることではないと思います」と述べると、「そうだと思います」と真摯に自身の意見を述べるひと幕も。「いろいろな受け取り方があって、この清水さんの妻の生き方が分からないと言う方もいれば、幸せだと思うと言う方も。いろいろなご意見があるのは監督の狙い通り。この作品は本当に夫婦で観てもらって、夫婦のあり方について考えてもらえれば」と真摯に呼びかけていた。映画『死にゆく妻との旅路』は2月26日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:死にゆく妻との旅路 2011年2月19日よりワーナーマイカルシネマズ金沢、ワーナーマイカルシネマズ御経塚、TOHOシネマズ高岡で先行上映、2月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開© 2011「死にゆく妻との旅路」製作委員会■関連記事:三浦友和、“妻”石田ゆり子を「素敵な奥さん」と絶賛も18歳差にショック!?深くて繊細かつ壮絶なる愛の実話『死にゆく妻との旅路』試写会に15組30名様ご招待
2011年02月22日映画『死にゆく妻との旅路』の完成披露試写会が2月2日(水)に東京・有楽町のよみうりホールで開催され、夫婦役を演じた三浦友和と石田ゆり子が、塙幸成監督と共に上映前の舞台挨拶に登壇。劇中で11歳差カップルを演じた2人の軽妙なトークに会場は大きな盛り上がりを見せた。実際に起こった事件に基づき、借金を背負った夫と末期がんを患った妻の、切なくも愛に満ちた最初で最後の旅が綴られる本作。三浦さんは「一昨年の夏と昨年の1月に撮影を行いました。夏のパートの後、もしかすると(製作が)やめになってしまうかもという状況にも陥ったのですが、いろんな方のお力で出来上がりました」と感慨深げ。石田さんも「いろんなことがあって、こうしてみなさんにお披露目できることができて涙が出そうです」としみじみと語った。未婚の石田さんの“妻っぷり”について三浦さんは「素敵な奥さんでした!」と感謝の弁。「(石田さんの魅力は)透明感ですよね」と力強く語るも、隣りで石田さんが吹き出してしまい「何笑ってるんですか!?」と心外そう。石田さんは「無理しないでください」と控えめに語るも三浦さんは「ただでさえスレンダーなのに、(役作りのために)もっとやせなくちゃいけなくて、みんなと一緒に食事にも行かず、小さなおにぎり食べてました」と石田さんの苦労を代弁。石田さんは「そうですか?いつもおいしいものをごちそうになってた記憶しかないですよ…」と照れくさそうに謙遜。そんなやり取りの中からも2人が撮影を通じて育んだ夫婦のきずなが垣間見えた。11歳差の夫婦を演じた2人だが、実際の年齢差は18歳。石田さんは、三浦さんとの共演について「(三浦さんは)光り輝くスターで、子供の頃…小学生の頃から拝見してましたので。そんな素敵な三浦さんを(劇中で)“おっさん”と呼ばなくてはならず、いたたまれない気持ちでした」と申し訳なさそうに告白。一方の三浦さんは18歳差を改めて痛感したのかちょっぴり渋い顔で、会場は笑いに包まれた。この作品に出たことで夫婦について改めて考えさせらたのでは?という質問に三浦さんは「何らかの影響は受けていると思います」と照れくさそうにかわしつつ「まあ、普段からちゃんとしてますので」とポツリ。これには会場から拍手が沸き起こった。一方、未婚の石田さんは「演じながら、弱ってきたときに誰かがそばにいてくれたら…と現実的に考えましたね」と本音を漏らし、すかさず三浦さんから「いい人見つけてくださいよ!」と突っ込まれ、再び会場は温かい笑いに包まれた。『死にゆく妻との旅路』は2月19日(土)より石川県、富山県にて先行上映ののち、2月26日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開。■関連作品:死にゆく妻との旅路 2011年2月19日よりワーナーマイカルシネマズ金沢、ワーナーマイカルシネマズ御経塚、TOHOシネマズ高岡で先行上映、2月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開© 2011「死にゆく妻との旅路」製作委員会■関連記事:深くて繊細かつ壮絶なる愛の実話『死にゆく妻との旅路』試写会に15組30名様ご招待
2011年02月02日辻仁成の人気小説を、彼の妻で女優の中山美穂主演で映画化した『サヨナライツカ』が1月23日(土)に公開を迎え、都内の劇場で中山さんと共演の西島秀俊、石田ゆり子を迎えて舞台挨拶が行われた。タイのバンコクを舞台にした、婚約者(石田さん)との結婚を控えたサラリーマンの豊(西島さん)と、自由奔放な女・沓子(中山さん)の燃えるような恋、さらにその25年後を描いた本作。12年ぶりの映画主演を果たした中山さんに、客席から「おかえり!」という声援が飛び、「緊張して昨夜は眠れなかった」という中山さんもホッとしたような笑顔を見せた。3人には、これまでに試写会などで映画を観た観客から寄せられた質問が投げかけられた。「“女の本性”、“男の本性”を感じさせられたシーンは?」という質問に、中山さんは「(石田さん演じる)光子に対して、本性というか妻としての強さを感じました」と回答。中山さん自身、この12年の間に妻となり、母となっただけになかなか興味深い答え。石田さんも「光子が沓子に会いに行く“怖いシーン”は女の本性を感じます(笑)。優しい顔して『いなくなって』って言うんですからね。キツイことを言うときは余裕を持っていたい、という気持ちでしょうか」とうなずいた。一方、西島さんは婚約者がいながらも、魅力的な女性を前に、恋に落ちてしまうところに“男の本性”を感じたようで「初めて沓子と結ばれるシーンは…まあ、しょうがないんじゃないかと(苦笑)。いろんな人に『ひどい男だね』とか言われましたが、しょうがないんじゃないかなぁ…」と苦笑いを浮かべつつ「しょうがない」を連発していた。西島さんは劇中、タイ語での演技を披露しているが、タイ語の難しさ…というよりもイ・ジェハン監督の要求にかなり苦労した様子。「一応、勉強して現場に行ったんですが、監督はひどい人で、撮影直前に違うセリフを持ってくるんですよ、『これ覚えて』って」。そんな西島さんにタイ語のセリフの再現をお願いすると「やれますよ!」と快諾。タイ語でバンコクの長〜い正式名称を諳んじてみせ、会場は大きな拍手に包まれた。3人にはさらに、また海外の監督と仕事がしたいか?という質問が。中山さんは「スペイン映画に出てみたい」、西島さんも「一緒に仕事をしてみたい人はたくさんいます」と乗り気。石田さんは「私は、メリル・ストリープさんが大好きなので、おこがましいですが、ご一緒にお仕事できるなら何でもやります!」と語った。最後に、中山さんはこの“サヨナライツカ”というタイトルが持つ意味について「私は“始まり”を意味するニュアンスを持っていると思います。人生の中にはたくさんのサヨナラがありますが、同じ数だけ出会いもある。その繰り返しの中で永遠が見えてくるのではないでしょうか」と語り、観客に向けて「25年後に、もう一度観られたらいかがでしょうか?」と粋な言葉で呼びかけた。『サヨナライツカ』は新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開中。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:【シネマモード】恋する女心を解く鍵は衣裳にあり?『サヨナライツカ』を彩るのは…中山美穂号泣、中島美嘉の歌声に「心に響いてきた」主演作『サヨナライツカ』試写会『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ川島なお美、ワケあり恋愛を一刀両断「頭と心と身体が一つになって本当の恋愛!」中山美穂12年ぶり主演作の女のバトルに、辛酸なめ子が“本妻”支持!?
2010年01月23日女優の中山美穂が、1月19日(火)、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で行われた主演映画『サヨナライツカ』ジャパン・プレミアで、主題歌「ALWAYS」を担当する歌手、中島美嘉のナマ歌披露に感極まって号泣した。タイ・バンコクを舞台に、自由奔放に生きる女性・沓子(中山さん)と、婚約者・光子(石田ゆり子)のいるエリートサラリーマン・豊(西島秀俊)の25年越しの恋を描くラブストーリー。サプライズゲストとして来場した中島さんの歌を、舞台脇の椅子に座って聴いていた中山さんは、歌が終わったところで大粒の涙をボロボロ。ハンカチで拭いながら隣にいた西島さんに何かを囁きかける姿を見せていた。歌い終わった中島さんが「緊張しました、すいませんでした、でも楽しかったです。この曲もこの映画も本当に好きなので、邪魔しないよう気持ちを前面に出して頑張りました」と照れ笑い。すかさず中山さんは「すごくよかったです。涙が出てきちゃいました」とまた涙をポロリ。“愛する”西島さんが差し出したハンカチで涙を拭うと「映画にピッタリで彼女(中島さん)の歌声が心に響いてきて、いいなと思いました」と中島さんに笑顔を向けた。一方、演じた役柄について西島さんは「ひどい男ですね、一般的には」と苦笑いしつつも「一生に一度の溺れるような恋に落ちた男の話。どこか憧れますね」と“不倫願望”をポロリ。小悪魔的であり一途という沓子について「(豊は)どちらの面にも惹かれたと思います。ウエディング姿の沓子もベッドシーンの妖艶な姿の沓子もどちらも本当に美しいです」と絶賛した。中山さんは「25年は短い時間ではないですね。でも愛する心を秘めて生きていくと決めた、孤独を選んだんだと思います。人ってなかなか強く人を愛して生きるってできないですよね。沓子の強さが好きですし、強さをもらえました」と共感と思い入れタップリ。左肩を出しボディラインがクッキリ出るデザインのピンク色のドレスを着こなしたセクシーな装いと表情で、終始カメラマンのフラッシュ放射を浴びていた。『サヨナライツカ』は1月23日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ川島なお美、ワケあり恋愛を一刀両断「頭と心と身体が一つになって本当の恋愛!」中山美穂12年ぶり主演作の女のバトルに、辛酸なめ子が“本妻”支持!?チョン・ウソンが中山美穂主演『サヨナライツカ』を絶賛3月来日イベント開催も決定中山美穂&西島秀俊も登壇!『サヨナライツカ』ジャパン・プレミアに80組160名様ご招待
2010年01月19日果たして彼女は天使か悪魔か?少なくとも“小悪魔”などというかわいげな存在ではなさそうだ。さらに、付け加えるならとてつもなく美しい。前途洋々たる“好青年”の前に突然現れ、嵐のような恋へと巻き込んでゆく――。中山美穂は、自由奔放で、激しくもどこか寂しげ、そして何より魅力的なこの女性・沓子という役で12年ぶりのスクリーン復帰を果たした。原作は夫でもある辻仁成の同名小説。そして、監督を務めたのは、『私の頭の中の消しゴム』で感動を呼んだ韓国人監督イ・ジェハン。『サヨナライツカ』公開を前に、中山さんとジェハン監督に話を聞いた。「原作を読んだときに感じた思いが滲み出てきたのかも」12年ぶりの映画復帰。このインタビューと同日に開かれた会見では、詰めかけた報道陣を前に「現場ではブランクは感じなかったんですが、(会見の)いまこの瞬間、緊張しています」と笑っていた。改めて中山さんに、久々の映画の現場、これまでとの変化をふり返ってもらった。「何でしょうね…(笑)。演じているときはすごく楽しかったですね。集中の仕方が以前と変わったような気がします。すごく集中してましたね」。本作は、長い年月をかけて遂に映画化が実現した作品。久々の現場であり、以前から思い入れが強い作品であるだけに、撮影の中でそれまで“封印”してきた感情があふれ出るような感覚に襲われることはなかったのだろうか?「撮影中に、デ・ジャヴュのようなものが見えたんです。きっとそれは原作を読んだときに感じた思いや、初めて企画が持ち上がったときに抱いた思いが滲み出てきたのかもしれないですね。演じながら『あ、見たことある』という感覚に何度か陥りました」。では、ジェハン監督から見た女優・中山美穂の魅力とは?そんな質問に、監督は撮影中のエピソードを交えてこう答えてくれた。「中山さんにはシーンごとに全く違う表情を注文しました。衣裳を替えてトレーラーから出てくるのですが、そのたびに惹きこまれてしまいましたね。最初に沓子が登場するバンコクのジャズバーでのシーン。彼女が入ってきて、ジャケットを脱ぐと、中は肩が見えるドレスで、周りの男たちが圧倒されるんです。実際にそのシーンの撮影で中山さんがジャケットを脱いだ瞬間、私も(共演の)西島秀俊さんもすごく驚いたんです。隠されていた美しい何かが外に出てくる瞬間を見た思いでした」。原作にはない女2人の微笑を湛えた“決闘”映画では、原作にはないエピソードも印象的な形で挿入されている。西島さん扮する“好青年”豊の婚約者で、石田ゆり子さん扮する光子が、豊には黙って沓子に会いに来るというシーンもそのひとつ。全く異なるタイプの女性2人が対峙し、“美しい不協和音”とでも言うべき緊迫感と不思議な心地良さが同居するシーンに仕上がっている。監督はこのシーンを「ナイフで切り合う、銃で打ち合うような“決闘”という言葉がふさわしい」と表現する。「岐路に立った2人の戦い。欲望を内面で感じているさまを表現する中山さん、石田さん共に非常に高い演技力が求められるシーンでした。沓子がベッドに座り、光子が窓際に立っている場面。微笑みを湛えながらも、内面的には非常に深い悲しみを抱えて、最後に涙が自然と流れ出てくる。これはものすごく複雑な感情を表現しなければいけないわけです。ここで2人とも絶対に頭を下げないんですね、お互いに対して。終始、微笑を湛えているんです」。中山さんもまた2人の対峙を「女の戦い」と勇ましく表現する。「それを豊が知らない、というところが大きなポイントですよね。余裕でいることがすごく悲しみを誘う――。(光子から)あれだけ微笑まれたら、悔しいでしょうが、きっと沓子なら余裕の気持ちでいたいんじゃないか、そう思って演じました」。「突発的に自分の中から出てくるものを大切にした」このシーンを含め、シーンごとの感情表現について「現場で感じたリアルな感情で演じた」と中山さんはふり返る。「とにかく現場のスタッフの方がみなさん優秀で、すごく集中力と団結力があって。その中で、私も短時間の本番で、バンコクの空や聞こえてくる騒音、そういうものを感じながら、突発的に自分の中から出てくるものを大切にして演じましたし、それがフィルムに刻まれていたらいいなと思います」。現場では各シーンについてかなり話し合ったという中山さんとジェハン監督。「逆に、全く言葉を交わさずとも分かり合えた瞬間が、撮影の中で幾度となくありました」(監督)。「良いショットが撮れたときは互いに見つめ合ってニヤニヤしていました(笑)」(中山さん)。「奇跡の積み重ね」(中山さん)という言葉がふさわしい。厚い信頼関係で結ばれた監督と俳優たちが織りなす“一瞬の出会いと永遠の愛”が交錯する物語をじっくりと堪能してほしい。(photo:HIRAROCK/hairmake:Kazuko Komatsu/stylist:Hiroko Sogawa<ca-co-ca-lo>)衣装提供:ETRO■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:川島なお美、ワケあり恋愛を一刀両断「頭と心と身体が一つになって本当の恋愛!」中山美穂12年ぶり主演作の女のバトルに、辛酸なめ子が“本妻”支持!?チョン・ウソンが中山美穂主演『サヨナライツカ』を絶賛3月来日イベント開催も決定中山美穂&西島秀俊も登壇!『サヨナライツカ』ジャパン・プレミアに80組160名様ご招待中山美穂、久々にファンの前へ!石田ゆり子と舞台上で西島秀俊の取り合い?
2010年01月15日中山美穂が12年ぶりの主演として、体当たりの演技で愛に翻弄されていく女性を演じたことで注目を集める『サヨナライツカ』。本作の公開を記念して、1月12日(火)、女優として本作にも出演する傍ら、大学で客員教授として恋愛論の講義も実施する川島なお美と、カリスマキャバ嬢時代の大恋愛について綴った著書「ユダ」(祥伝社刊)で注目される立花胡桃によるトークショー付き試写会が行われ、独自の恋愛論を展開した。覆面恋愛試写会と題した同イベントに集まったのは、「大恋愛の経験がある」「ワケあり男女」の観客たち。覆面だから話せる、大恋愛のエピソードや大人の恋愛の本音を全員の前で告白してもらった。本作にちなんで、“禁断の恋”について募ると、一人の女性が「5年以上付き合っている彼氏がいて、別れる気がないのにほかの人と恋愛してしまった…」と告白。これに対して、川島さんは「頭と、心と、身体がバラバラの状態なのね。それぞれが一つになったときに、初めて『本当の恋愛』ができると思いますよ」と落ち着いたアドバイス。続いて、“ワケあり”恋エピソードでは、元カレの暴力がトラウマになっている女性も。「2人きりのときは優しいのに、仕事中はみんなの前で私を強く叱ったり、蹴ってきたり…。次に付き合った人が『暴力をふるわないなんて、なんて優しい人なんだろう!』と思ってしまったり」と告白すると、立花さんは「そういう“プレイ”じゃないですよね!?」と驚愕、川島さんと揃って「暴力反対!」と声を上げた。さらに、男性からも「10代のときに付き合った彼女。(中山さん扮する)沓子のように小悪魔っぽい彼女、年に一度僕の前に現れるので僕はずっと忘れられない!」との告白。「もう一度彼女と付き合うという選択肢は?」と立花さんが投げかけても「僕は好きだけど彼女はきっとそうではないと思う」と自信なさげ。すると、川島さんが「わからないよ。25年後に何が起こるか!?」と映画に絡めて励ましの言葉を寄せた。実は、本作が入籍前の独身最後の出演作となったという川島さん。「とても思い出深い作品になりました。タイでのロケの現場では、ほとんど日本人キャストでしょう。そこに韓国スタッフで、ロケ地はタイ!3か国の文化が入り乱れる感じでした(笑)」と笑顔で撮影をふり返った。一方、立花さんは本作の感想を求められ、「私は5年間ひとりの男性を好きでいたんですが、彼とは『再会』の約束があったから、ずっと好きでいられたんです。沓子のように『再会』の約束がなかったら…と思うと、つらいなと思いますね」と深く共感の言葉を寄せた。『サヨナライツカ』は1月23日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂12年ぶり主演作の女のバトルに、辛酸なめ子が“本妻”支持!?チョン・ウソンが中山美穂主演『サヨナライツカ』を絶賛3月来日イベント開催も決定中山美穂&西島秀俊も登壇!『サヨナライツカ』ジャパン・プレミアに80組160名様ご招待中山美穂、久々にファンの前へ!石田ゆり子と舞台上で西島秀俊の取り合い?中山美穂、撮影現場よりも久々の会見に緊張?現場では西島秀俊に嫉妬も!
2010年01月13日漫画家でコラムニストの辛酸なめ子が1月9日(土)、東京・渋谷シアターTSUTAYAで行われた映画『サヨナライツカ』のイベントにトークゲストで出席し、恋愛観を披露した。同作は、女優・中山美穂が夫の作家・辻仁成の同名小説を原作に12年ぶりに主演し、タイ・バンコクに赴任したエリートサラリーマン・豊(西島秀俊)とそこで出会った自由奔放な女性・沓子(とうこ/中山さん)、豊が日本に残してきた婚約者・光子(石田ゆり子)の揺れる恋愛模様を描くラブストーリー。日本でもヒットした韓国映画『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督がメガホンを取っている。辛酸さんは、まず石田さん扮する光子について「一番ヤリ手。おっとりした温厚な雰囲気なのに、浮気されても動じず決着をつける強い女性。『死ぬ前に、愛したことを思い出しますか、それとも愛されたことを思い出しますか』と男性的な言葉で呪縛にかけて夫を縛る。全てを陰で動かしているのかなって思いましたねぇ」と鋭い洞察眼(?)を通じた感想。さっそく観客約40人の笑いを誘った。“中山さん”こと沓子と光子のどちらが好き?と司会者から聞かれると、「光子さんですね。自分が本命だと自信を持っているところがいいなと」と即答し、さらに会場の笑いを誘発。もし豊の立場に立ったら?の質問には「両方いきます。奔放な女性に振り回されたい願望は誰にでもあると思います。でも仕事に支障が出るとマズイので(両方の女性にいくのは)短期間がいいと思います」と理性的な考え。同じ質問に、同じくゲストのタイ古式マッサージ師の宮原由佳は「でも2人ともある意味純愛で一途なんですよね」と劇中のライバル同士の女性2人に温かい眼差し。一方、インテリア・コーディネーターの岩田博文さんは「魅力的な女性が現れたら…」。フードコーディネーターの寺田真二郎さんも「タイプの女性であれば流れてしまうと思う。実際、沓子も光子も味わってみたい」と肩書に合わせて本音をポロリ。男性ゲスト2人で女性の観客を苦笑いさせていた。『サヨナライツカ』は1月23日(土)、新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:チョン・ウソンが中山美穂主演『サヨナライツカ』を絶賛3月来日イベント開催も決定中山美穂&西島秀俊も登壇!『サヨナライツカ』ジャパン・プレミアに80組160名様ご招待中山美穂、久々にファンの前へ!石田ゆり子と舞台上で西島秀俊の取り合い?中山美穂、撮影現場よりも久々の会見に緊張?現場では西島秀俊に嫉妬も!中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?
2010年01月09日韓国のトップ俳優、チョン・ウソンからまもなく公開を迎える『サヨナライツカ』を絶賛する応援メッセージが到着した。辻仁成の同名小説を原作に、辻さんの妻である中山美穂が12年ぶりに映画主演を果たした作品として注目を浴びる本作。なにゆえ、韓国の名優からメッセージが到着が届いたのか?本作でメガホンを取ったのは韓国の名匠イ・ジェハン。ジェハン監督の名を韓国のみならず日本にも知らしめ、いまなお日本国内で上映された韓国映画の中で歴代1位の興行記録を持っているのがウソンが主演を務めた『私の頭の中の消しゴム』なのである。韓国ではウソンのみならず、ジェハン監督の次回作へ出演予定のクォン・サンウや、昨年の日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得し日本でも人気の「Big Bang」のT.O.Pや俳優のチャ・スンウォンらが、映画の完成をいまいまかと待ちわびていたとか。また、今回のメッセージ発表とあわせて、ウソンの3月の来日も決定。3月27日(土)には単独来日イベントが開催されることも決まった。ウソンは『サヨナライツカ』について「完成前に、編集室で少し拝見する機会があったのですが、イ・ジェハン監督のオリジナリティあふれる映像美がとても素晴らしかったです!映像の一部を観ただけで、さらに先を観たくなる、気になる映画でした」と手放しで絶賛。続けて「韓国でも、『私の頭の中の消しゴム』以来、みなが待ち焦がれていたイ・ジェハン監督の作品!監督が時間をかけて温めてきた大切な映画です。日本のみなさまには、とても感動的で素敵な時間を過ごしていただけると思います。映画の成功を願うとともに、祝福いたします」とのコメントを寄せてくれた。2010年の初泣きはこの映画?『サヨナライツカ』は1月23日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。チョン・ウソンイベント 情報日時:3月27日(土)14:00開場/15:00開演場所:日比谷公会堂チョン・ウソン公式サイト:■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂&西島秀俊も登壇!『サヨナライツカ』ジャパン・プレミアに80組160名様ご招待中山美穂、久々にファンの前へ!石田ゆり子と舞台上で西島秀俊の取り合い?中山美穂、撮影現場よりも久々の会見に緊張?現場では西島秀俊に嫉妬も!中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2010年01月08日山田洋次監督の最新作『おとうと』の完成披露試写会が12月1日(火)に行われ、山田監督に主演の吉永小百合と笑福亭鶴瓶、小林稔侍、石田ゆり子が舞台挨拶に登壇したのに加え、スペシャルゲストとして鳩山由紀夫総理大臣も出席。思わぬ大物ゲストの登場に会場は大きな盛り上がりを見せた。東京で真面目に生きる姉と放蕩を尽くす弟の姿を描いた本作。鳩山首相は「私も、弟ともっといい関係になりたい。今日も弟は私のことを何か言っているようですが…」と弟の鳩山邦夫氏との関係性に触れ、会場は大きな笑いに包まれた。12月1日は「映画の日」に制定されており、首相は映画という芸術の素晴らしさについて熱弁をふるいながらも「事業仕分けされないようにしたい」、「妻(幸夫人)は『亭主の面倒見るよりも映画を作りたい』と言っています」などと語り、観客の笑いを誘った。残念ながら首相は挨拶のみで、映画を鑑賞することは出来なかったが、代わりに幸夫人が二階席に座り、しっかりと映画を最後まで鑑賞!山田監督は「新しい政府を担う鳩山総理に映画の発展のためにご協力いただけたら」と語った。首相の降壇後、キャスト陣の挨拶がスタート。吉永さんが「私は1959年に初めて映画に出演いたしまして、とうとう50年が経ちました。あっという間で信じられない気持ちです」と語ると会場からは大きな拍手が。続けて「新しい技術に、心の部分が置いていかれそうで、私はついていけないのでは?と思うこともありましたが山田組はいまでもみんなで手作りで映画を作っています」と、優しい笑みを湛えながら語った。あれこれと問題を起こし、姉(吉永さん)に迷惑ばかりかける弟役の鶴瓶さんは「どうも。(弟の役が)私で申し訳ございません」と笑顔で挨拶。そして、吉永さんについては「初々しい!」と感想を語り「何でそんなに初々しいのか?50年ですよ!それで、メイク室で直接聞いてみたんです。そしたら『慣れてないんです』って。私は反省しました。慣れちゃいけませんよ!」としみじみと語った。石田さんは「憧れの山田監督の作品に出演できて、嬉しくてたまりませんでした。私の役はモデルとなった方が実在するのですが、身寄りのない人々や病が芳しくない方々を看取られていらっしゃるんです。こんなに心の美しい人の役を私が演じていいのか?という気持ちでした」と心境を明かした。小林さんは、首相夫妻の登場でかなり緊張している様子。首相が去った後も「えー、奥様がいらっしゃるということで…」とガチガチ。すかさず鶴瓶さんが「さっきまでずっと、石田さんにセクハラしてたのに」と暴露し、会場は再び大きな笑いに包まれた。『おとうと』は2010年1月30日(土)より全国にて公開。■関連作品:おとうと 2010年1月30日より全国にて公開© 2010「おとうと」製作委員会■関連記事:山田洋次が描く日本の“家族”『おとうと』試写会に20組40名様ご招待“ダメ弟”鶴瓶、吉永小百合に甘えっぱなし!蒼井優のことは「この女」呼ばわり
2009年12月02日中山美穂の12年ぶりの映画出演作となる『サヨナライツカ』の完成披露試写会が、記者会見に続いて10月27日(火)の夜に行われ、中山さんを始め西島秀俊、石田ゆり子、そしてイ・ジェハン監督が上映前の舞台挨拶に登場した。中山さんは昼間の会見時の肩出しドレスとは趣きを変えて、華やかな黄色いワンピースで登場。作品について「何度でも観たくなる作品になっています」と力強くアピールした。久々の映画出演を決めた経緯に話が及ぶと、「話をいただいたときは驚きましたが、以前、一度(本作の映画化の)お話があったときの気持ちが甦り、演じたいと思いました」と語った。西島さんは、婚約者(石田さん)がいながら、中山さん扮する奔放な女性、沓子との愛に溺れていくサラリーマンを演じたが、その中山さんを西島さんは絶賛!「中山さんじゃなかったら、この映画は完成しなかったと思います。役柄を演じるだけでなく、現場を支えてくださいました。中山さんは、自分のことは全く考えず、作品のことだけを考える人なんです。そんな姿勢に勇気づけられました」と称賛を惜しまない。中山さんは少し照れくさそうに「西島さんも、すごく忍耐強い方で、スタッフを盛り上げたりとかしてくださって、私も現場で支えられました」と笑顔で返した。こんな2人の相思相愛ぶりに石田さんは少し嫉妬気味?西島さんは「石田さんが現場にいらっしゃるとホッとするんですよ」と語るも、石田さんは「西島さんは、本当は私に対して、特に感想はないと思います…。いいんです、私は。この2人(中山さん&西島さん)の素晴らしいラブストーリーになってますので」と寂しそうな笑顔を浮かべての自虐コメントで、会場は笑いに包まれた。イ・ジェハン監督は「全てのシーンを丁寧に作り上げました。細かいところまで観ていただければ嬉しいです」と静かな口調ながら自信をにじませた。最後に中山さんは、詰めかけた観客に「観終わったらみなさん、いろんな感想をお持ちになっていろんなお話をしたくなると思います。それは、愛についてであったり、人生についてであったり、生きるということについてだったりするでしょう。そんな話を日本中の人々がしてくれたら嬉しいです。壮大なラブストーリーになっています!」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。『サヨナライツカ』は2010年1月23日(土)より、新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂、撮影現場よりも久々の会見に緊張?現場では西島秀俊に嫉妬も!中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2009年10月28日中山美穂の12年ぶりの映画主演作となる『サヨナライツカ』の完成記者会見が10月27日(火)に開かれ、中山さんと共演の西島秀俊、石田ゆり子にメガホンを握った韓国人監督のイ・ジェハンが出席した。映画は辻仁成の小説を原作に、25年にもわたる男女の愛を描いており、中山さんは自由奔放な女・沓子を、西島さんは沓子と燃えるような恋に落ちる豊を、そして石田さんは豊の貞淑なる婚約者・光子を演じている。左肩を大胆に出したシックなドレスで登場した中山さん。「現場では不思議とブランクを感じなかったんですが、いま、この瞬間、(会見への出席が)すごく久しぶりだな、という気がしてすごく緊張してます」と語った。そんな彼女に質疑応答では質問が集中!12年ぶりに映画に出演する気になったきっかけを尋ねられると「以前からこの作品を映画化するというお話は伺ってました。沓子という女性に魅力を感じていましたが、まさか自分が演じるなんて思ってもみなかったです。ただ、監督からお話をいただいて、眠っていた感情が甦って、どうしても演じたい…沓子のような自由奔放な女性の役をやりたいって思ったんです」と語った。相手役の西島さんは撮影をふり返り「一番大変だったのは、監督がシーンごとに説明をしてくださるんですが、そこで要求される感情がひとつじゃないんです。喜びと悲しみとあきらめと…という感じで。全シーンがそうで、それを表現できるまでOKを出さないんです。辛く、やりがいのある現場でした」と充実した表情を見せた。が…一方で中山さんは「私には、大きな注文はなかったです。(厳しい要求を受ける)西島さんにちょっと嫉妬しました」といたずらっぽく笑った。石田さんは自身の役について「武家の妻のようですね。家庭を守り、夫を支えるのが自分のやるべきことであるという揺るぎない気持ちを持っている女性です。私なりに、彼女の美学を考えて演じました。監督には『優しく、やわらかく、包み込むように』という注文をいただきました」と説明した。劇中では2人の全く違うタイプの女性の間で揺れ動く男を演じた西島さんだが、個人的にはどちらに惹かれるか?という質問に西島さんはかなり困った表情。「両方が一番いいんですが…(苦笑)。豊が揺れ動く気持ちがよく分かります。僕が豊の立場でも揺れると思います。そうですね…映画を観ていただいてそれぞれに感じていただければ…」と何とか逃げ切った。逆に女性陣2人に沓子と光子、どちらに魅力や共感を感じるか?と尋ねると、石田さんは「本来、全ての女性は沓子と光子の2人の部分を少なからず持っていると思います。気持ちの上で、この2人は表裏一体なのかな、と。でも完成した映画を観たら『沓子、魅力的だな…。男ならこっちを選ぶかな』と正直、思いました(笑)」と明かした。中山さんもこれにうなずき、「光子には共感しますし、沓子のような女性への憧れの気持ちもあります」と答えた。さらに、中山さんには(現在、住まいのある)パリでの7年の生活が何か影響を与えたことは?という質問が投げかけられたが「ブランクが明けて、演じる上で、このブランクの間に変わった部分が演技ににじみ出ればいいな、という思いでした。ただ、自分の中で(ブランクが)どのように影響したか、ということは私にも分かりません」という答えが返ってきた。『私の頭の中の消しゴム』を手がけた鬼才として日本でも人気の高いイ・ジェハン監督は「原作を読んで、光子が書く詩に感動し、“岐路”というワードを見たときにこれを映画化したいと思いました。別れたくても別れられない、2人の胸の痛みを映像にしたかったんです」と作品に込めた思いを明かした。『サヨナライツカ』は2010年1月23日(土)より、新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2009年10月27日16年前に、ある島で起きた恐ろしい事件がひとりの“悪魔”を生み出した。事件によって地獄を背負うことになった男が犯罪に手を染めながら正義とは何かを問いただす――。生誕80周年を迎える手塚治虫の禁断の作品を映画化した『MW -ムウ-』が7月4日(土)に公開を迎え、山田孝之、山下リオ、石田ゆり子、石橋凌、そして岩本仁志監督による舞台挨拶が行われた。事件の生き残りの一人である神父・賀来を演じた山田さんだが、この日は映画の中の険しい表情とは打って変わって、リラックスした様子で「山田です。えー、どうも。ありがとうございます。無事、初日を迎えることが出来て華やかな気持ちです」と挨拶。この日は残念ながら不在の、主人公・結城役の玉木さんとの共演に話が及ぶと「結城との親密さが伝わるように『玉木さん、かっこいいな…。かっこいいな、いいなあ〜』って自分で盛り上げながら演じました」と説明。どんなところがかっこいいのか?とさらに深く突っ込まれると「顔が良くて背が高く、声もいいし、いたずら好きのかわいいところもあって…いい男ですね〜」と際限なくほめ続けた。新聞記者の京子を演じた石田さんは、初日を迎え「『MW-ムウ-』に携わった人間全員がこの日を待ちわびていました」と笑顔を見せた。作品については「最初に企画書を読んだときは『これ、どうやって映像化するんだろう?』って思いましたが、完成した映画を観て『見たことのないものを見た!』って思いました」と興奮気味に語った。さらに「三半規管が弱い人は注意してください!スピードとカメラワークがものすごいので。後は、社交的な玉木さんと人見知りの山田くんがいいコントラストになってますのでお楽しみに」とこれから映画を観る観客の期待を煽った。石橋さんは、結城に疑いを抱く刑事・沢木に扮したが「今日は、玉木くんが潜水艦に乗ってまして…」と先日公開された玉木さんの主演作『真夏のオリオン』に因んだコメントで会場の笑いを誘った。バンコクでの激しいカーチェイスのシーンについて「タイの警察、空軍の協力の下、いい関係で素晴らしい仕事ができました」と充実した表情を見せた。賀来の教会で孤児たちの世話をする少女・美香を演じた山下さんは、玉木さんと山田さんの印象を尋ねられ「玉木さんはお兄ちゃんみたいで、すごくかっこよかったです。山田さんは優しいです。すごく役に入られていて、見習うところがたくさんありました」と笑顔でふり返った。これには山田さん、隣りで「優しいですねぇ」とニンマリ。最後に登壇者から一言ずつ、観客に向けてメッセージをもらったが、玉木さんからはビデオメッセージが!「ぼくが最初にこのお話をいただいたのは5年くらい前でした。いままでのイメージを壊したいと思っていて、悪役にチャレンジしたかったので、その意味でこの作品はぜひやりたい作品でした。『何が善で何が悪か?』というテーマが詰まったアクションであり、観たことのない日本映画になってます」という、スクリーン越しの玉木さんの言葉に客席から拍手がわき起こった。さて、この玉木さんのビデオメッセージについて山田さんが何を思ったかというと、もちろん…「かっこいいな」。予想を裏切らないコメントで会場を笑いに包んだ。『MW -ムウ-』は丸の内ルーブルほか全国にて公開中。■関連作品:MW -ムウ- 2009年7月4日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009 MW PRODUCTION COMMITTEE■関連記事:ダーク・ヒーロー役で新境地玉木宏、その変貌を語る「飽きられることが一番怖い」あなたがいま最も気になる“肉食系”を投票!「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼント手塚治虫の問題作が映画化!『MW -ムウ-』試写会に15組30名様ご招待『MW』撮影現場で山下リオにそっと優しさを見せたのは玉木宏?それとも山田孝之?山田孝之「異なる役を楽しんでます。『ムチャクチャな顔にしてやる!』って(笑)」
2009年07月06日私、「サレ妻予備軍」になりました。
編集部の「これ、気になる!」
兄の連れてきた婚約者は…
顔まわりの印象をスッキリとシャープに演出してくれる「Vネックトップス」。首元からデコルテまわりを程よく見せることで、女性の魅力を引き立ててくれます。今回は、大人な雰囲気をまとえそうな、おすすめのVネックトップスをご紹介。こなれ感を意識した引き算コーデで、大人きれいを目指しましょう!プレーンなVネックニットが使い勝手◎出典:Instagram【ユニクロ】の「Vネックショートセーター」は、やや浅めのVネックが上品な印象。露出を抑えた大人スタイルを楽しみたい方におすすめのアイテムです。@mikiaobaさんは、タック入りのワイドジーンズに合わせたカジュアルコーデを投稿。ごつめのベルトとブーツを合わせることで、クールな仕上がりに。インナーで印象を変えられるVネックカーデ出典:Instagram【ur’s(ユアーズ)】の「Vネックボリュームスリーブニットカーディガン」は、シャープな印象のV開き。@mi.chua.kさんのようにホワイトのインナーを合わせれば、清潔感のあるヘルシーな装いに。出典:InstagramバックスタイルもV開きで、首元を美しく演出してくれます。Vネック × フリルの大人かわいいブラウス出典:Instagram続いてご紹介するのは【RANAN(ラナン)】の「ビッグカラーフリルブラウス」。大胆なデザインですが、Vネックで甘さがセーブされ大人かわいい雰囲気です。ネックラインに収まるようなショートネックレスと合わせれば、コーデの完成度がさらにアップ。柔らかな印象に仕上がる浅めVネック出典:Instagram【AnriettMusee(アンリエットミュゼ)】の「カットジャガードタックブラウス」。やや浅めのVネックですが、背中側が大きく開いたデザインで抜け感のあるスタイルを楽しめます。ゆるっとリラクシーなシルエットなのに、カジュアルすぎない雰囲気に仕上がるのも魅力。ジーンズとのワンツーコーデでこなれ度アップ。ざっくりVニットで楽しむレイヤードスタイル出典:.st【BAYFLOW(ベイフロー)】の「メッシュレースプルオーバー」は、レイヤードスタイルを楽しみたいニット。ざっくり開いたVネックデザインなので、インナーとの組み合わせ次第で着こなしの幅も広がります。スタッフのaikoさんはインナーにブラックをチョイス。Vネックデザインをより一層美しく引き立て、コントラストのある配色がシックでモダンなスタイリングを完成させます。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事では.st、@mikiaoba様、@mi.chua.k様、@mika_____akim様、@miki__uchikoshi様のInstagram投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。writer:chia
2024年05月03日皆さんは、生活のなかで思わず驚いてしまったことはありますか?この記事では、読んでいて驚いてしまうようなマンガを紹介します!どんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:にちゃん@エッセイ漫画(@nichan_comi)ぼったくり店と戦った話主人公の誕生日に、彼が予約してくれた店を2人で訪れた主人公。しかしサイトで事前に確認した内装とは違っていて…。カラオケルームをカーテンで仕切っただけの店内に彼は不安を抱きました。そして運ばれてきた料理を見て、違和感を抱いた彼。彼は主人公のために誕生日のコースメニューを予約していましたが…。運ばれてきた料理は事前に確認したものとはかけ離れていたのです。次の料理が運ばれてきたが…出典:Instagram「え、やっぱ変だ…」と抗議することにした彼。しかし店員は「変更もキャンセルもできません」と言ってきました。続けて「でも…」と店員は主人公たちが耳を疑うようなことを言い放ったのです。問題さあ、ここで問題です。店員が言い放ったこととは何でしょうか?ヒント主人公はその言葉に納得できませんでした。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Instagram正解は「500円ぐらいだったら割引できるかもしれない」でした。普段は強く抗議できる彼ですが、主人公の誕生日なので躊躇します。しかしどうしても納得のいかない主人公。主人公は「上の人呼んでください」と反撃を開始するのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2024年05月03日この漫画は書籍『私、「サレ妻予備軍」になりました。』(著:サレ妻予備軍ちゃん/作画:ぱんがゆ/編集協力:リアコミ)の内容から一部を掲載しています(全11話)。 ■これまでのあらすじ仕事が多忙なため夫にお風呂掃除を頼むと、非協力的な態度をとられたミコト。いつもなら流せることでも「裏切られている」状況では、夫の些細な言動にもイライラしてしまいます。絶対証拠を見つけて苦しめてやる…と夫のスマホを見ることを画策。あるとき、夫のスマホのパスワードをゲットするチャンスが訪れ、全神経を集中させてパスワードの特定に成功! 夫のスマホをこっそり拝借しながら浮気の証拠を集める日々…しかしいつになっても、夫と相手女性の連絡手段を見つけることができなかったのでした。ビンゴ! 職場で使用しているチャットツールで相手女性ユナとやり取りしていたフウマ。2人の会話を見たミコトは、生々しいやり取りに動悸がしてくるのでした。辛いと思っていてもフウマのスマホのチェックをやめられなくなってしまったミコト。すると、ある日フウマが相手女性とのメッセージを削除していて…。証拠隠滅に動いたフウマを完全にクロだと認定したミコト。さらに相手女性は取引先の女性だと判明し、吐き気がするのでした。次回に続く(全11話)「私、「サレ妻予備軍」になりました。」連載は7時更新! 『私、「サレ妻予備軍」になりました。』 著:サレ妻予備軍ちゃん/作画:ぱんがゆ/編集協力:リアコミ(KADOKAWA) 『私、「サレ妻予備軍」になりました。』はこちら サレ妻漫画の編集者のミコトは、実生活でもサレ妻になってしまった!?浮気相手のSNSの匂わせ投稿で夫の浮気を感じつつも確証がもてないままモヤモヤ。自身もSNSアカウントを立ち上げて、フォロワーたちを味方に夫の浮気を暴いていくのでした。
2024年05月03日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:くまお(@kumaonomanga)≪HPはこちら≫休日に呼び出された話主人公は牛丼屋の店長をしています。忙しい日々を過ごす中、久しぶりに息子と休日を過ごせることに。ウキウキで休日を迎える主人公。久々の息子との休日出典:Instagram息子と食事していると…出典:Instagram息子との食事中、お店から電話がかかってきます。ここでクイズ主人公のもとになぜ電話がかかってきたのでしょう?ヒント!主人公はすぐにお店に向かいました。お店でトラブルが発生出典:Instagram正解は…正解は「客と店員の大喧嘩が勃発したため」でした。主人公は店員から「店長、すぐ来てください!」と言われます。事情を聞くと、どうやら客と店員が大喧嘩をしているようでした。いつもクレームを言う客が「つゆが小さじ一杯足りない、作り直せ」と言ったため…。我慢できなくなった店員が激怒してしまったのです。収拾がつかなくなったため、主人公に電話がかかってきたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(愛カツ編集部)
2024年05月03日今回は「大好きなファストフードを食べすぎた男の末路」を紹介します。休日はファーストフード店巡りをしている主人公。ハンバーガーショップのドライブスルーで注文し、食べることを楽しみに帰宅。袋の中身を確認すると…。ケーキが入っていなかった電話でケーキが入っていなかったことを伝えると…後日お買い求めくださいと言われる店員の態度に怒る男…後日店に行った結果【次回予告】お店に電話で伝えると「品切れのため後日お買い求めください」と言われました。そのまま電話を切られてしまったのでした。後日、店に直接行きケーキをいただくことができたのですが…。作画:倖原案:愛カツ編集部編集:愛カツ編集部
2024年05月03日