在宅ワークの定番化により、考えたいのが自宅の快適な空間作り。仕事と生活環境が混ざって「なんだか落ち着かない」問題をよく耳にします。仕事道具はここにひとまとめ、ほっと一息つきたい時はこうする。そんな風にシンプル化できれば、業務効率もよくなるはず。そこで、在宅ワークを快適にする「作業効率UP&落ち着く環境」が手軽に取り入れられるアイテムをまとめてみました。機能はもちろん、見た目にもこだわった厳選6アイテムです。【1】リモートワークの救世主。デスクをすっきりさせる万能バスケットお仕事で使うアイテムが散乱しがちなデスク。メモ帳、電卓、眼鏡、ボールペンなど、こまごまとしたモノをひとまとめにしてくれるアイテムがこちら。在宅ワークやリビング学習で、置き場所が困るアイテムのために「新たな収納スペースを生む」、サイドバスケット クランパーです。使いやすさの理由は、こんなところにも。・「挟む」ことができる場所であればテーブル以外にも対応・大きすぎないから出し入れしやすい・着脱らくちん、クランプで簡単設置デスク横などに設置することで、手元スッキリでスムーズに作業に取り組めます。 【ご紹介したアイテム】テーブルの横に取り付けるだけで、テーブルの上に散らかってしまう書類や筆記具、メモや電卓などの収納が可能に。リビングテーブルにつけてリモコン入れとしても◎です。⇒ サイドバスケット クランパー 【2】このコンパクトさが欲しかった!出番が豊富なデスク&チェアーおうちでお仕事をするたび「作業スペースが欲しい」と悩んでいた方へ。作業スペースが十分に確保できる、絶妙なサイズ感のデスクがありますよ。奥行39㎝のミニマムサイズの、イデアコ スリムデスク Pallet PCH。天然木の質感と圧迫感のない見た目で、今までそこにあったような心地よい存在感を放ってくれます。収納が2カ所あり、A3を横にして入れられる大きさ。作業に必要な細かいものは、箱やケースに入れて収納するとおさまりが良いです。工具不要で届いて10分で組み立てられる、ちょっとした作業スペースを作る頼れる存在。なかなか手を出しにくい、寝室のドレッサーにも◎。セットの椅子と組み合わせてお使いいただけます。 【ご紹介したアイテム】奥行39cmとミニマムサイズで、リビングの空きスペースに設置しやすい絶妙サイズのリビング机。在宅ワークやリビング学習用として。インテリアの邪魔をしないシンプルデスクです。⇒ イデアコ スリムデスク Pallet PCH/ideaco【送料無料】 【ご紹介したアイテム】奥行39cmとミニマムサイズで、リビングの空きスペースに設置しやすい絶妙サイズのリビング机。在宅ワークやリビング学習用として。インテリアの邪魔をしないシンプルデスクです。⇒ イデアコ スツール Lift stool/ideaco【送料無料】 【3】個人情報の後始末。カンタンに安心を手に入れたいならコレ。ペーパーレスが進んでるとはいっても、やはり出てくるのが紙の書類。処分にめんどくささを感じたら、こちら。パーソナルシュレッダPUTは、コンパクトで出しっぱなしでも生活感があまり出ないシュレッダー。一般家庭用なのでご自宅のゴミ箱にそのまま装着ができて、ゴミの心配もありません。大型のシュレッダーは置きたくないけれど、この小ささなら欲しかった!そんな方へ、手のひらサイズのシュレッダーが活躍してくれます。 【ご紹介したアイテム】物や書類の処分をしたいときだけにセットできる、超コンパクトサイズの家庭用シュレッダー。電動だから使用もラクラク。リモートワークにも便利です。⇒ bon moment パーソナルシュレッダPUT(プット)/ナカバヤシ 【4】ほっと一息にすぐ対応、置くだけで絵になる魔法瓶仕事中にキッチンに足を運ばなくても、すぐに温かいお茶が飲めたらいいのに。そんな仕事で手が離せない時も、スムーズに水分補給ができるのがこちらのアイテム。デンマークのステンレスメーカー Stelton (ステルトン) 社が手掛ける、Emmaバキュームジャグは、モダンで暖かみのあるデザインが特徴。丸みを帯びた注ぎ口だから中身が一気に出過ぎず、誤ってデスク上のPCを濡らしてしまう心配もありません。もちろん保温力もバツグン。35度以上で約24時間、65度以上で約6時間程度あたたかさをキープしてくれます。朝お仕事前に沸かしたお湯入れておけば、お昼休憩でもあたたかなお茶を入れることができます。冷たい飲み物にも対応しているので、暑い季節にも活躍してくれる、1つは欲しい優れものです。 【ご紹介したアイテム】デザイン性だけではなく、機能性にもこだわったコーヒージャグとティージャグ。ステンレスと木目がマッチングする、美しき北欧デザインのテーブルウェアです。⇒ ステルトン/エマEmmaバキュームジャグTea1L/Coffee1.2L/Stelton【送料無料】 【5】あると便利「衛生的に」ながら食べできるミニトングお仕事の合間のお菓子休憩。パソコンを触った手でお菓子を触るのも、お菓子を触った手でパソコンを触るのも抵抗が。。見過ごされがちですが、そんなお菓子タイムに取り入れたいアイテムがポテトングミニです。お箸で代用している方もいると思うのですが、専用アイテムだからこそ、こんなメリットがあるんです。・お菓子に触れる先端が部分が浮いていて、机に触れないから汚れない・机にポンと置いても転がらない・ギザギザ形状でお菓子をしっかりキャッチお箸だと先端が汚れないように配慮したり、転がりやすく地面に落としたりすることもありますが、そんなプチストレスから解消されますよ。デスクやポーチの中でも邪魔にならない、ミニサイズ&ケース付きです。 【ご紹介したアイテム】スナックなどのお菓子を手を汚さずに食べられる、おやつ用の小さなトング。直接触れないので衛生的に間食を楽しめます。外出先でも使えるケース付き。⇒ ポテトングミニ お家で過ごす時間が多ければ多いほど、より快適で暮らしやすくしたいもの。慌ただしい平日は特に、ONとOFFを切り替えることができれば、それがそのまま心の余裕につながります。お気に入りのスペースを作り上げて、心ゆくまでお家時間を楽しみましょう! ■暮らしのはなし お片付け y.fukuokaアンジェ編集部。アクセサリー作り、探検が心の癒し。誰かにワクワクを届けたい、ハリネズミと夫の2人+1匹暮らし。
2021年02月17日テレワークをぐっと快適にするカギは、「いかに効率的に作業ができるか」。片づけているつもりでも、どこか雑然とした印象がぬぐえなかったり、どうにもすっきりせず落ち着かなかったり……。自分が作業しやすい「収納」「空間」を作ることで、使い勝手のよさも、見た目のスッキリさも、同時にかなえることができます。そこで今回は「こんなの使ってみたかった!」と思える、テレワーク快適グッズをご紹介。ちょっと気が利く便利アイテムが続々登場しますよ。隠れた収納スペース利用!1ヶ所にまとめて作業効率化デスクワークが増えて散らかりがちな机の上。突然のミーティングで「あれ、イヤホンはどこだっけ」とあたふた、、卓上が狭くて、作業中に机から落下するマウス。そんな経験はありませんか?そうはいっても、収納はどこにも増やせない!という場面でもサッと設置できる、秘密の引き出しが登場。デスク下に収納するスペースを作れるから、卓上のごちゃごちゃをスマートに解決してくれますよ。さまざまなシーンで使える優れものです。・テレワークグッズ電卓、ホチキス、ペン、はさみ、印鑑、付箋など・子どもの学習グッズクレヨン、鉛筆、のり、消しゴムなど・ファッション小物サングラス、イヤリング、ネックレス、指輪・キッチン小物割りばし、調味料、ラッピンググッズ使用頻度が高い物がサッと使えて、お仕事の効率をUPできます。収納場所が近くにあるから、子供たちが面倒がらずに片付け習慣を身に付けてくれるかも。 【ご紹介したアイテム】引き出しのないダイニングテーブルやデスクに、簡易的な引き出しをあとづけ出来るグッズです。A4ノートも入るから、ドリルや絵本をしまっても◎⇒ 後付けできる引き出し ワイド ただ入れるだけでOK!持ち運べて置いても様になる、万能グッズ。とりあえずスッキリさせたい時のお助けアイテム。「テーブルのスペースを空けたいからパッと仕事道具を片付けたい」「インテリアに馴染んで、使わない時にコンパクトにしまえるものがあれば」そんな時にサッと取り出して使える、タープバッグ ラウンド。シンプルなデザインだから、今すぐスッキリさせたい!という時に床置きでも部屋に馴染んで置けます。晩御飯の前、仕事で使ったPCや充電コード、A4の書類をしまいたい時に。いざという時にひとまずサッとしまえる、そんな安心をお家にひとつ。 【ご紹介したアイテム】アウトドアにも使える防水素材でできたタープバッグ。お家の片付かないものもざっくり収納でき、使わないときは畳めばコンパクトに。省スペースに持ち歩きもできます。⇒ タープバッグ ラウンド S(16L) モダン&ミニマルの、効率を極めた「見せる収納」暮らしを自分好みにしつつ、すっきり収納できる空間を作るのは案外難しいもの。そんなときは「マガジンファイル208S/Fellowes」で、自分で収納アイテムをカスタマイズ。こちらは誕生から100年以上経った今でも使われ続けている収納の定番バンカーズボックス。自由に書き込んだりセルフカスタムしたいという、現代のニーズに応えるデザインなんです。A4サイズ(703S)やハーフサイズ(743S)にちょうど3個入るサイズで、いろんなサイズ展開があって組み合わせやすいのも◎。仕事の書類やノートをカテゴリごとに分けて、分かりやすいように目印をつけてカスタマイズ!必要な時に迷わず物が取れると、思っていたよりもぐっと快適に生活できますよ。キッチンのカッティングボードをまとめたり、子供の絵本置きにも使えます。 【ご紹介したアイテム】雑誌や書類、クリアファイルも収納しやすいファイルボックス。白を基調とし、丸みのないシンプルデザインで、デッドスペースを作ることなくスッキリ書類を整理できます。⇒ 【3個1セット】マガジンファイル 208S/Fellowes ここの見栄えを良くしたい!絵になる「延長コード」収納アイテムにはこだわるけれど、配線のごちゃごちゃ問題は後回しにしがち。この前ほどいたのに、また絡まってる!ここだけお家の景観を邪魔しているんだよね。。という方もいらっしゃるのではないでしょうか。絡まって非効率&インテリアに馴染まない配線は、混線しにくい&お家に馴染みやすいデザインの延長コードで解決。そこで「木目調デザイン電源タップ」の出番です。配線を1カ所にあつめられて、繋ぎ口が180°クルっと回るから、仕事の合間にいちいち絡まった線をほどく手間ナシ。・日本の住宅に馴染む木目デザイン・差込口はホコリが入らない、シャッターが閉まる仕様・雷サージガード搭載・自動ブレーカー機能仕事の忙しい時間に絡まりを直したり、足をひっかけて転んでしまったり。そんなコンセント関係の煩わしさが、これ一つで解決できますよ。 【ご紹介したアイテム】木目調の風合いがインテリアを優しく彩る、150cmの電源タップ。ACコンセントだけでなくUSBも2ポート付き、スマホやノートPCも同時充電できる便利な延長コード。⇒ 木目調デザイン電源タップ3個口150cm ⇒ 木目調デザイン電源タップ6個口180cm【送料無料】 テレワークのお供にも。絵になる佇まいで快適暮らしリラックスして仕事がしたい時、ソファで使えるちょっとした机があったら。。「差し込みサイドテーブル」は体の側にグッと引き寄せて使えるから、作業スペースをより快適にできるんです。ちょっとした作業台が欲しい。そんな空間作りに、頼りになるグッズです。コンパクトだから、ライフスタイルが変わっても気軽に模様替えできます。空間に馴染む洗練デザインだから、お仕事や作業以外にも、ベッドサイドにおいたり、観葉植物などのインテリアグッズも飾れる、使い勝手よしのアイテムです。 【ご紹介したアイテム】テーブルの土台をソファやベッドの下に差し込んで使えるサイドテーブル。スペースをとらず、また体に近い位置できます。テレワーク(リモートワーク)用の簡易デスクにも。⇒ PLAIN 差し込みサイドテーブル/プレーン【送料無料】 いかがでしたか。ライフスタイルが変わって、それに合わせてお家もカスタマイズできれば、今よりもっとテレワークを快適にできそうです。※ご紹介している商品は、タイミングによって在庫切れの場合もございます。あらかじめご了承ください。
2021年02月14日職業柄、たくさんの収納アイテムを試すことが多いのですが、その中でいつも期待に応えてくれるのがtowerの商品。様々な場所で、「こんなふうにできたら便利なのに…」という暮らしの問題を解決してくれます。リフォームやDIYなどの大掛かりなものでなく、アイテムを1点投入すれば問題解決!そんな気軽さも魅力です。私もtower商品をこよなく愛するファンの一人。この度、気になって取り入れたのが「towerシンク下伸縮鍋蓋収納バー」。鍋のフタを収納しやすくするアイテムなのですが、シンク下でいろんな使い方ができそうなので、実験してみました。今回は、その実験内容をご紹介したいと思います。シンク下の引き出し収納を傷つけず、使いやすく改造できる!わが家ではフライパンと鍋は、取っ手が取れるタイプのものを愛用。取っ手を外すことができるので、別々に洗うこともできるし、食洗機でお皿と一緒に洗うこともできるので、ずっとお世話になっているアイテムです。これに合わせてシンク下の収納も、こんなふうになっています。〈before〉フライパンは、IHコンロの下の引き出しに収納しています。使う場所のすぐ近くに収めると、その場所に立ったまま道具を手に取ることができるので、ここがベストポジション。ファイルボックスを収納にはめ込み、フライパンを立てて取り出しやすくしています。鍋のフタは、左下のマスに収納。16㎝、20㎝、26㎝の3つのサイズのフタをここに詰め込んでいて、引っかかってしまい、片付けづらいのがネックでした。「できれば重ならないように、取り出しやすく、1アクションで収めたい。」これは、収納の基本。鍋のフタを片付けやすくできる工夫を探っていたところ、発見したのがこの「シンク下伸縮鍋フタ収納バー」。商品の箱を開けると、4本のバーが入っているのですが、同じ形のバー同士をこんなふうにつなげます。低いバーと高いバー、2種類が完成。引き出し内の両サイドにある、サイドバーを渡して設置。わが家はファイルボックスに頼るように低いバーを固定。そして、手前に高いバーを取り付けました。横から見ると、こんなふうに。これで設置完了です!カンタンだし、キッチンに傷をつけることなく完成。取り付け部分の裏側には、ちゃんとクッションも付いています。鍋のフタをスリムに取り出しやすく収納!マスが完成した引き出し収納に、必要なものを収めていきましょう。収めていくものの優先順位は、よく使うものから。道具が取り出しやすく、片付けやすいようにイメージしながら進めていきます。まずは、フライパンと鍋から。次に、鍋のフタを。うれしいことに、わが家は手持ちの3つものがぴったりでした。3つが重なり合わず、快適そうに並ぶ姿に大満足!やっと納得のいく収納方法に出会えて、実験は大成功です。残りの道具も収めていきます。ここに収めることで、家事がラクになる道具たちを。アルミホイル、クッキングペーパー、麦茶パック、おもち…など。ファイルボックスで仕切ったことによってできた手前の空間を、「シンク下伸縮鍋蓋収納バー」で有効活用。アルミホイルや卵焼き用フライパンもスリムに収納できました。家事問屋の「フライパンで蒸し料理ができる蒸しかご」は、カチャカチャ動かないように、フックで固定。暮らしのもやもや問題が、また1つ解決してすっきり〜!鍋のフタ以外にもこんな活用方法が!towerの「シンク下伸縮鍋蓋収納バー」は、スライドするだけで、横の長さを調整できるカンタン優れもの。システムキッチンのシンク下の引き出しはそれぞれ違うサイズなのですが、コンロ下に限らず、別の引き出しでも使うことができます。対応できるのは、55.5cm〜90.5cm。小さな幅の引き出しには使用できませんので、気を付けてくださいね。流し台の下の引き出しでも実験してみました。奥をファイルボックスで横に仕切って、手前の空いたスペースを悩める水筒収納に。家族みんなの持ち歩き用の水筒をすっきりと並べることができます。琺瑯容器やバッドも入れ子にして立てて収納。調味料ボトルなどの収納にもいいですね。引き出し収納は、よく使うものを手前に、あまり使わないものを奥にと意識することで、使い勝手がUPしますので、ぜひ参考にしてみくださいね。いかがでしたか?引き出しを仕切るおもしろさ。キッチンの引き出し収納をより使いやすくするきっかけに、towerの「シンク下伸縮鍋蓋収納バー」の活用術が参考になればうれしいです。 【ご紹介したアイテム】キッチンのシンク下の収納を、サイドバーを利用して横に仕切るアイテム。鍋のフタや、水筒を美しく整列。⇒ tower シンク下伸縮鍋蓋収納バーセット タワー ■食のはなし お片付け nami sasaki整理収納アドバイザー。夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。
2021年01月29日子どものオムツに日用品、雑貨とよくネットショップを利用しているわが家。多いときは週に4回の頻度で荷物が届くこともあるのですが、そんな時いつもプチストレスなのが段ボールを解体すること。シューズクロークの中にカッターを収納しているものの、扉を開けてカッターを取り出す一手間が億劫でした。そんな手間を解消してくれたのが、「玄関ドアにくっつくダンボールカッター」です。マグネット仕様で玄関ドアにくっつくので、取り出す手間がなくなってストレスフリー! カッターとは思えない、丸いフォルムがまたかわいいんです。今日は、さらに使いやすく進化したダンボールカッターについて紹介いたします。リニューアルして、さらに快適な使い心地にこちらのダンボールカッターは、直径5cmと手のひらにすっぽり収まるコンパクトなサイズ感。一見カッターとは思えないシンプルな見た目で、生活感を感じさせません。リニューアル後は両面マグマネット仕様になり、どの面でもドアや冷蔵庫、金属製のテーブルの脚にくっつけられるので付け外しが更に快適になりました。奥行きが1.5cmと薄く、重さも17gと軽いのでドアにつけても場所を取らず、重くてズルズル落ちてくる…ということもありませんよ。小さくて軽いので、ポーチやカバンに入れて持ち運びにも◎。また、リニューアルしたダンボールカッターは刃の向きを変えることが可能になり、刃を反転して未使用の部分をセットすれば新しい刃として使えるように。刃の交換はできませんが、刃の向きを変えることで長く使うことができるのも進化したダンボールカッターの魅力です。玄関に溜まる段ボールの山とさよなら!手に取りやすい場所にあるから、面倒だった解体がラクに▲カッターは開閉式で、パカッと開くと手にフィットして使いやすい形に早速玄関ドアにくっつけて、使ってみました。今までは収納していたシューズクロークからカッターを取り出すのが面倒で、段ボールを受け取ってもしばらく玄関に放置し、2~3箱溜まったらしぶしぶカッターを取り出して解体する…というズボラぶりを発揮していたわたし。それがこちらをお迎えしてから、段ボールを受け取る→玄関を閉める際にドアにつけてあるダンボールカッターを取る→段ボールを解体する→カッターをドアに戻すという一連の流れができ段ボールが玄関に溜まることがなくなったんです!ワンアクションでカッターを取れるようになっただけで、こんなにも変化があるとは驚きました。刃はセラミック製なので錆びにくく、ガムテープのベタベタがくっつかないのも嬉しいポイントです。サッと取りやすい場所にカッターがあるから段ボールが溜まることがなくなって、玄関がスッキリして気持ちいい!刃が小さく握りやすいから、子どもの工作にも工作が大好きなわが家の5歳の長男、最近は切り紙にハマっています。一般的なカッターだと刃を出しすぎたり、先端が尖っているため指先を切ってしまうんじゃないかという不安から、まだカッターは使わせていませんでした。でも「ダンボールカッター」なら刃が小さく、カッター本体が握りやすいので興味津々だった長男にも使わせてみたところ、上手に使うことができました。折り紙の真ん中に穴を開けることが楽しかったよう。子どもでも安心して使うことができるので、はじめてのカッターの練習にも最適です。(力を入れなくてもスーッと切れるので、小さなお子さまが使用するときは必ず大人の方がそばで見守っていてくださいね。)段ボールの解体に、工作にわが家の必需品となった「ダンボールカッター」。さまざまなシーンで活躍してくれるので、1つ手元にあるだけで重宝すること間違いなしですよ。 【ご紹介したアイテム】玄関のドアにマグネットでくっつけられるダンボールカッター。ダンボールのテープを切るのにちょうど良い、コンパクトなセラミック刃のオープナーです。⇒ 玄関ドアにくっつく ダンボールカッター ■暮らしのはなし お片付け 中村綾子1LDKの賃貸アパートに4人暮らし。賃貸でも心地よく暮らしたい。おいしいパン屋さんを見つけるのが最近の楽しみ。
2021年01月24日台所の常温野菜たち、どんなふうに収納していますか?風通しのいい場所で保管するのが良いとされる常温野菜は、どこのおうちでも工夫されている収納の一つ。家族の人数や、お野菜を譲り受けるなどの背景によっても保管数が違い、収納方法もいろんな工夫がされていておもしろいものです。わが家もこれまで何度も台所の収納を見直し、その度にいろいろな収納方法を試してきました。ベジタブルストッカーに入れたり、かごに収納したり。模様替えついでにその光景を楽しんで、自分のごきげん取りをしてみたりして。最近は、インテリア的にも納得のいくお野菜の収納方法に出会ったところです。古き良き伝統を、今の暮らしにちょうどよく。最近ずっと気になっていた、「奈良蚊帳で作った野菜袋」。奈良の伝統産業の一つである蚊帳(かや)生地を使ったものなのですが、どことなくインテリアに取り入れたくなるようなデザインが魅力的。日本っぽさの中に、今の暮らしに心地よさそうな、自然素材の温かみのある野菜袋。プラスチック生活から離れ、木やかごなどの温かみのあるアイテムを探すわが家にぴったりなような。なんだか気になって気になって仕方のない存在でした。そんな「奈良蚊帳で作った野菜袋」の生地は、通気性バツグンの綿100%。蚊帳は、“蚊を通さず、風は通す。”と言われる日本の伝統産業品でもあります。風通しの良い環境でお野菜を保管するのにぴったり。形は、底にマチがあるトート型。少し短めな持ち手がついていて、その紐の部分は「真田紐」という、こちらも伝統工芸の織物が使われています。伸びにくく丈夫な織物で、日本では昔から茶道具や桐箱の紐などの暮らしの道具に使われていたそう。この背景を想像するだけで、ワクワクします。良いものはずっと昔から使われ続け、親しまれ、これからの暮らしにも残されていくのですね。「真田紐」がアクセントとなった、日本らしいデザインがなんとも素敵。お野菜がかわいく見える、ごきげん収納。「奈良蚊帳で作った野菜袋」でお野菜を大事に守りたい。気になって仕方なかった野菜袋をお迎えして、無印良品の「壁に付けられる家具・3連ハンガー」を使い、キッチンの勝手口横の壁に常温野菜コーナーをつくりました。ここはわが家のキッチンの中でも風通しのいい環境。木と蚊帳生地の相性が良くて、お野菜がまるでインテリアの一部のよう。常温野菜は湿気に弱いことから、玄関や土間に置く方も多いですよね。こんなふうに空いたスペースを利用して、吊るす収納が実現できれば、キッチンの手が届く場所に置くことができて便利。効率の良い動線を図ることができて、キッチンでの動きもスムーズに。サイズは、特大・大・小と3種類。特大サイズは、長さのあるさつまいもなどはもちろん、特売の日にたくさん買う玉ねぎをたっぷり入れるのにもぴったりなサイズです。大サイズは、スーパーで買うじゃがいも1袋分にちょうどいいくらい。小サイズは、ニンニク専用に。5人家族のわが家では、お野菜もたくさんなので、3サイズセットに特大サイズを1つ追加しました。一目で在庫も把握できる。買い物メモ要らずに。お野菜の吊るし収納は、通気性がよく、お野菜が傷むのを防げます。今まで琺瑯のたらいや、無印のトタンボックス、ベジタブルストッカーなどを使ってお野菜収納をいろいろ試してきたのですが、お野菜が腐らないように、紙袋で仕切ったり、クラフト紙を敷いたりして工夫を凝らしてきたのですが、床面にお野菜が当たると傷みやすいのが悩みでした。安売りの時にたくさん買っても、結局下の方に置いたお野菜が傷んでしまう…なんて失敗も。吊るして収納しておくことで、目でも把握しやすく、お野菜を無駄にすることなく管理できそう。また、蚊帳生地は粗目なのですが、野菜ネットよりはずっと細目。お野菜の土くずを床に落とさないところもノンストレスです。汚れが気になったら洗うこともできるので、くり返し長く愛用できます。洗った後の、くたっと感もまた好き◎「奈良蚊帳で作った野菜袋」を使うようになって、改善されたうれしい点はもう1つ。常温野菜を目隠しして収納していた時は、まだストックがあるのに二度買いしてしまう…と在庫チェックを見逃しがちだったのですが、見せる収納にすることで解決。目に付くところに収納できるようになって、いつでも手放しでチェックできるので、買い物メモも不要!家事がラクになる、うれしい収納方法だったのです。いかがでしたか?古き良き伝統産業品の「奈良蚊帳で作った野菜袋」を取り入れて、台所の循環をスムーズに。日本の台所らしい工夫が詰まったアイテムです。 【ご紹介したアイテム】お野菜をかわいく吊るす収納に。風を通しながら、お野菜を大切に守る、蚊帳生地のお野菜袋です。⇒ 奈良の蚊帳生地で作った 野菜袋 3サイズセット/BAN INOUE ■食のはなし お片付け nami sasaki整理収納アドバイザー。夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。
2021年01月15日自宅内の収納はどこもいっぱい。そんなとき、家具を買い足さずとも収納スペースを確保できるアイテムがbon moment(ボンモマン)の「目隠しできる 帆布素材の収納トート」。大きな家具よりも身軽なアイテムです。サイズはS・Lの2サイズ展開で、どちらとも幅広く使えそう!と思いわが家にお迎えしました。インテリアに馴染んで、出しっぱなしにしてもOKなデザインが◎。前回ご紹介したSサイズに加えて、今日は抱っこ紐や子どもの作品グッズなど、かさばるものや大きさのあるものを入れるのにピッタリなLサイズについて、わが家の使い方をご紹介いたします。⇒ 小物収納に便利。何個でも持っていたくなる「目隠しできる収納トート S」 家族4人分のパジャマが入る、たっぷり容量Sサイズと比べてLサイズは入る容量が多いので、わが家では脱いだパジャマ類の一時置きとして使用しています。クローゼットは寝室にあるのですが、なぜか夫も子どももリビングでパジャマを脱ぐことがほとんど。お風呂上がりも脱衣所が狭いため、リビングでパジャマに着替えるのでリビングにあるTV台の横に「目隠しできる帆布素材の収納トート」のLサイズを置いて収納しています。▲4人分のパジャマがすっきり収納できます。インテリアに馴染むカラーなので、リビングに置いていても存在感がありません。パジャマをポンポン放り込んでいるだけですが、このトートに収納しているだけで「ちゃんと収納してる」気分になって朝から気分よく過ごせます。パジャマの行方不明もなくなり、スッキリ。かさばる抱っこ紐がすっぽり。使用頻度の高いものは、手間がかからないトート収納が◎長男の幼稚園や習い事の送迎など、毎回抱っこ紐に入れられて付き合わされる1歳の次男。おろしたと思ったらまた抱っこして出掛けたり用事を済ませたり使用頻度の多い抱っこ紐。ハンガーに掛けたり吊るしたり、いろいろ試してみたけれどどれも長続きしない。。そこで試しにLサイズの収納トートに入れてみたら、かさばる抱っこ紐がピッタリ。掛けたり吊るしたり手間がかからないのも気に入って、抱っこ紐の定位置はこのトートに落ち着きました。トートだと放り込むだけなので帰宅してすぐに片付けられるし、必要になったときもすぐに取り出せるので便利です。毎日使うバッグの収納にもオススメ。持ち手がついているので、このまま抱っこ紐を入れてベビーカーに引っ掛けることも◎。お出掛けの支度もグンと楽になりました。次々増える子どもの作品も、角が折れ曲がることなくまとめて収納幼稚園や小学校から持ち帰る子どもの作品グッズや工作たち。長男の幼稚園では毎年学期末に作品集として1つにまとめてくださるのですが、なかなかすっぽり入るものがなく、無理に手持ちの収納ボックスに入れようとすると角が折れてしまうのが気がかりでした。でも、こちらのLサイズなら開口が広いので大きな画用紙の作品でも角が折れたりすることなく、きれいに収納することができたんです!持ち手があることでクローゼットなどの高い場所に置いても出し入れがしやすく、片付けのハードルも下がります。またフラップ付きなので、埃を気にせず子どもの作品を大切に傷付けずに収納できるのも嬉しいアイテムです。2週にわたってSサイズ・Lサイズと紹介してきましたが、いかがでしたか?置きっぱなしにしたり、吊るしたり、持ち運んだり…暮らしを楽しみながら収納できるのがボンモマンの目隠しできる 帆布素材の収納トートの魅力だと感じています。新しい年の始まり、ボンモマンの収納トートでお部屋をもっと居心地よくしてみませんか。 【ご紹介したアイテム】20オンス厚手の帆布素材で作ったトート型収納Lサイズ。フラップがあるので、中のものが丸見えになりません。⇒ bon moment 目隠しできる 帆布素材の収納トート L/ボンモマン ■暮らしのはなし お片付け 中村綾子1LDKの賃貸アパートに4人暮らし。賃貸でも心地よく暮らしたい。おいしいパン屋さんを見つけるのが最近の楽しみ。
2021年01月07日お部屋の片付け。エンドレスなこの家事を、どうにかこうにかラクにしたいと考えていた時に出会ったのが「タープバック」。隠したいものはポイッと入れられる、とっさの移動がラク、使わない時は畳んでしまえると、とにかく便利。どこに置いておいても違和感のないデザインも好きです。我が家のタープバックの使い方をご紹介します。書類やPCにちょうどいい。ダイニングテーブルをすっきりさせるにはSサイズ在宅ワーク、子どもの勉強やお絵かき…書類やチラシがどうしても集まってしまう我が家のダイニングテーブル。面積の広いダイニングテーブルが散らかっていると部屋の印象が乱雑になってしまうから、そこだけはキレイにしておきたいと思いつつ、なかなか実現せず。毎日毎日、書類を整理するのはズボラな私には無理でした。そこで、タープバックを投入したんです。▲タープバックに入れるだけで、こんなにすっきり!Sサイズは、A4サイズの書類やファイルにちょうどいい大きさ。とにかく、その日にポストに来ていたDMや夫の書類など、判断に迷うものはタープバックに直行。ダイニングのベンチがタープバックの定位置です。マットな質感がインテリアにもよく馴染みます。座る時はベンチの奥や下にすっと移動できるし、来客時は別の部屋に持っていくだけでお片付け終了〜!と、とにかくラクで便利です。在宅ワークが増えてきた夫のノートパソコンや充電器のコンセントなどもすっきりはいります。パソコンや書類が広がってご飯がのせられない!という時に、ポイポイッと収納出来て便利。パソコンは書類や本の間に挟んで、壊れないようにしています。大容量のMサイズは洗濯物入れに今まで洗濯物入れには、プラスチック製のカゴを使っていました。洗濯物をたたむために、いつもソファの横に置いていたのですが…ある日走り回っていた息子が激突。目の下にアザが出来たのを見て、柔らかい洗濯物入れにしようと決意して選んだのがタープバックです。▲洗濯物を入れる時は、タープバックの口部分を折り返しておくと使いやすいこれが大正解!家族4人分の洋服にタオル類もたっぷり入る大容量と、それを抱えて持てる柔らかさ。引きずっても床が傷つかないし、置きっぱなしにしたままリビングで子ども達が遊んでいても安心です。ソファの色と合わせてグレーを選んだから、洗濯物を片付けなくても部屋がすっきりして見えます。▲洗濯物をたたんだらタープバックもたたんで、一気に省スペース使わない時は畳んで収納。35リットルも入るのに、たたむと洗剤ボトルよりもコンパクトに。以前は、洗濯物を片付けた後に洗濯物入れカゴを持て余していたので、これは助かっています。アウトドアで本領発揮!大きいもの、重たいものもどんどんこい!Mサイズはお出かけにも便利。大きな公園に行くことが増えて、出番の増えたレジャーシートやアウトドア用のテーブルもすっぽり入ります。ブランケットやボールも詰めて、車のトランクにのせてお出かけ。フタは開きっぱなしですが、マチがしっかりあって安定感があるのでトランクでも倒れません。公園に行くまでに、ドリンクやランチを買っても、タープバックにはまだ余裕あり。もともとアウトドア素材だから、芝生においても濡れないし、汚れもつきにくい・落としやすくて、オススメです。タープバックは、隠したい物の避難先にもいいし、おもちゃ入れなどの収納としても、大容量のバックとしても使えます。床に直置きしても格好がつくのが、さらに良いところ。ズボラさんにこそおすすめしたい、お片付けグッズです! 【ご紹介したアイテム】家じゅうの、かさばる物もざっくり入れて収納上手⇒ タープバックラウンド M 【ご紹介したアイテム】家じゅうの、かさばる物もざっくり入れて収納上手⇒ タープバックラウンドS ■暮らしのはなし c.tanoue時短や手間抜きが大好物。収納の少ないマンション暮らし。無理せず楽しく、美味しく、快適に暮らしたいから、買い物は見た目の良さと汎用性の高さを慎重に吟味しています。
2021年01月06日自宅内の収納はどこもいっぱい。そんなとき、家具を買い足さずとも収納スペースを確保できるアイテムがbon moment(ボンモマン)の「目隠しできる 帆布素材の収納トート」。大きな家具よりも身軽なアイテムです。サイズはS・Lの2サイズ展開で、どちらとも幅広く使えそう!と思いわが家にお迎えしました。インテリアに馴染んで、出しっぱなしにしてもOKなデザインが◎。今日はリビングや玄関で細々したものをまとめておくのにちょうどいいSサイズについて、わが家の使い方をご紹介いたします。出し入れが簡単だから、子どものおもちゃ収納にピッタリ家族みんなが集うリビングは、居心地よくすっきりした空間にしたいし、日々使うものはいつもスムーズに手に取りたいもの。とりわけわが家の間取りは1LDKでリビングの一角に子どものおもちゃを収納しているため、おもちゃを収納できるアイテムはリビングに置いても邪魔をしないデザインのものを必然的選んでいます。ボンモマンの収納トートはリビングにあるおもちゃスペースに並べても見た目がこんなにスッキリ。▲ 高さがないので置き場所を選びません。大きく口があいているので子どもでも簡単に出し入れができるし(1歳の次男でもできました)、型くずれしにくく入れる物を選ばないのでおもちゃの収納にピッタリだと気に入っています。かさばるおもちゃを入れても倒れたりしないのも◎。硬さのあるブロックなどをポイポイ入れても傷がつきにくいのも助かっています。更に嬉しいのが、目隠しができるフラップ付きなところ。来客があるときはカラフルなおもちゃを隠すことができるので普段はそのまま、来客がある際はフラップを使って目隠しをするなど使い分けできるのも魅力のひとつです。冬小物の迷子防止に今の季節、毎日のように使う手袋やマフラー、子どもの帽子。玄関のイスの上にまとめてバサッと置いていましたが見た目も悪いし、下に置いているものを取ろうとすると上のものが床に落ちたり何かと不便でした。なので、こちらのSサイズにマフラーや手袋、帽子をまとめて収納して玄関前のフックに掛けて置く場所を見直すことに。▲持ち手がついているのでフックに掛けることができて◎。下のものを取るときもトートの中で探せるのでものが落ちることがなくなり、出かける時の動線もスムーズになりました!帰ってきた後も玄関での脱ぎ忘れがなくなり重宝しています。外にも持っていけるデザインが◎。図書館の本の一時置きにも2週に一度のペースで図書館に行っているのですが、困るのが保管場所。エコバッグを持って本を借りに行き、帰ってきたら家の本との混在を防ぐため別のカゴへ移していたのですが、この手間がプチストレス。かといってエコバッグの中に入れたままリビングに置いておくと、バッグ自体が自立しないので本の重みでバッグが倒れる。。そんな悩みをこちらの収納トートが解決してくれました。厚手なので中に本を入れてもしっかりと自立してくれます。また、外にも持っていけるデザインなのでそのまま図書館まで持って行くことができるのもお気に入り。持ち帰ったらそのままリビングのソファー横にポンっと置いても、インテリアを邪魔することはありません。借りきてきた本を出し入れする必要がなくなり、とっても快適です。他にも掃除グッズをまとめたり、オムツ、スリッパ、アイロン、ペットのお世話グッズ、ストック品の収納…と使い方はアイディア次第!行き場のない荷物を入れるのもオススメですよ。次回はLサイズのわが家での使い方について紹介します。お楽しみに! 【ご紹介したアイテム】20オンス厚手の帆布素材で作ったトート型収納Sサイズ。フラップがあるので、中のものが丸見えになりません。⇒ bon moment 目隠しできる 帆布素材の収納トート S/ボンモマン ■暮らしのはなし お片付け 中村綾子1LDKの賃貸アパートに4人暮らし。賃貸でも心地よく暮らしたい。おいしいパン屋さんを見つけるのが最近の楽しみ。
2020年12月28日収納に困るもの、暮らしの中でたくさんありますよね。生活に必要なものなのに、収める場所が決まってないと、使うことも片付けることも億劫になってしまうんです。これを解決するのが整理と収納。私は整理収納アドバイザーの仕事をしていますので、「モノを持つ時は必ず収める場所が決まってから持つ」というのを徹底していますが、その“収める場所”をどうやってつくればいいのか悩んでいる方は多いはず。今回はそんな収納問題を1つ解決できるアイテムをご紹介します。オーブンレンジの天板のような、平たくて大きなものを取り出しやすく収納できる、towerの「トレースタンド」。収納に困るものを1つ解決してくれる、頼れる収納グッズです。重いものを収納しても倒れない、安定感。平たくて表面積が大きく、場所を取ってしまうものって、暮らしの中でたくさんありますよね。例えば、オーブンのトレー、ホットプレートの替えプレート、お食事用のトレーなど。キッチンでよく使うトレー形状のアイテムたちが、間違った収納により収納場所を多く奪ってしまっていませんか?平たくて大きなものは、平置きするとたくさんの収納スペースを使うことになり、作業スペースを圧迫してしまいます。「立てて収納」して、スリムに省スペースで収納することがオススメです。これを解決してくれるのが、towerの「トレースタンド」。キッチンや洗面所の、収納にまつわる「困った!」をいくつも解決してくれたtower商品は、丈夫で錆びにくいスチール製。水回りでも快適に使え、また掃除のメンテナンスも簡単なところが人気の秘訣。わが家のオーブンレンジの使用頻度は、レンジとしての使用回数が多く、オーブンとしてはほとんど使いません。使用頻度の低いオーブンレンジの天板をオーブンの上に平置きすると、使っていない間に埃の受け皿になってしまい、いざ使おうとした時に濯ぎ洗いしなくてはいけない…。その作業が手間になっていませんか?これを解決するのが「立てる収納」。towerの「トレースタンド」を使って、オーブンの横に天板の「立てる収納」スペースをつくります。重たい天板を立てても傾かない安定感。上げたり下ろしたりが大変な重たい天板を、スライド式にラクに取り出せるようになりました。取り出すことと片付けることが両方ラクになることで、オーブンの使用回数もグンとUPしそう。焼き網も一緒に収納できて、作業もスムーズです。頻繁にお菓子づくりやパンづくりをするご家庭にも、うれしいアイテム。みんなが不便で悩んでいるものだからこそ、開発され続けている収納グッズがあるのですね。シンク下収納で立てる収納にもtowerの「トレースタンド」はシンク下の引き出しにも応用がきくアイテム。シンク下の深い引き出し収納に、「トレースタンド」を置けば、重たいものも上から取り出しやすく収納できますよ。ホットサンドメーカーの替えプレートなども、シンク下の引き出しに収納すれば、上から見渡せて選びやすい。グリラーにも。コンロを使わず、トースターや魚グリルでオーブン料理を作れるグリラー。調理してテーブルにそのまま出せるとはいえ、オーブンに入れる焼きものを食器棚に収めるのは抵抗があるもの。わが家はシンク下の引き出し収納に収納しています。フタと本体が、ガチャン!とぶつかることなく、分けて収納できるので取り出しやすい。さらにウッドプレートと3点まとめて収納できるので、グリラーファンにおすすめです。お料理中、濡れた手でも手際よく。お料理の作業がスムーズにはかどります。ちなみに、クッキングスケールなどの小さな調理用具は、寸法が合わずNGでした。「トレースタンド」のサイズより小さなものを収納するのには向きませんので、ぜひ参考にしてみてくださいね。お食事用トレーの収納に家族で晩ごはんを食べる時に、わが家がいつも使っている木製トレー。ここにお箸、お茶碗、汁椀、プレート、豆皿…とお皿を並べていくと、その日につくる晩ごはんのメニューが決めやすくて、長年愛用しているわが家の定番アイテム。毎日必ず使うアイテムだからこそ、家族みんなが取り出しやすい場所に収納するよう心掛けています。towerの「トレースタンド」は自立できる据え置きタイプ。シンプルなデザインなので、見えるところに置いても、インテリアを損ねず利便性がUP!種類の違う家族5人分の木製トレーが、余白を与えながら整えて収納できるように。食事後、汚れたトレイを布巾で拭いてくれるのは夫なのですが、これは片付けやすさも好評。モノが片づけやすいと、家族も手伝ってくれるというのが、収納のうれしい効果。よく使うものこそ、towerの「トレースタンド」を。悩んでいるものの収納をラクに整えてみてくださいね。 【ご紹介したアイテム】オーブンのすぐ横で使えたり、パントリーの中の整理で使えたりと、用途が広がるシンプルなトレイスタンド。しっかりとした素材で、安定感があります。⇒ tower トレースタンド/タワー ■食のはなし お片付け nami sasaki整理収納アドバイザー。夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。
2020年12月08日毎日きちんと片づけているつもりでも、なんとなく散らかったままのリビング。片付けても片付けてもなんだかしっくりこない…そんな悩みを持っている人は多いはず。ダイニングの上、カウンターの上、ソファーの横。家族が集まるリビングは、ちょっと気を抜いただけで無法地帯になってしまう場所がたくさんあるのです。今日は、そんなお片付けエンドレスに悩んでいる方にお勧めしたい収納アイテムをご紹介。bon momentの「目隠しできる帆布素材の収納トート」を使って、リビングがかわいく片付く方法をご紹介します。トートバッグ収納、すぐに悩みを解決してくれるとっておきのアイテムになりますよ。リビングリセットに欠かせない、トート収納ワザ。朝出かける前にリビングリセットを行うのが、わが家のルーティン.帰宅した時、リビングがすっきり整っていると気持ちがいいもの。帰ってすぐに家事に取り掛かれると、スムーズで得した気分になります。とはいえ、朝の出かける前の時間は忙しさのピーク。ゆっくりと片付けている余裕なんてないですよね。リビングで散らかりやすいものと言えば、脱ぎっぱなしの部屋着、読みかけの本、リモコン、ブランケット、子供のおもちゃ…と思い浮かぶものはたくさん!散らからないコツは、・カテゴリー別に分けて収納すること・すべてのモノに定位置をつくることなのですが、こういう分類しづらいものがリビングで溢れてしまいがち。分類しづらいものは、ひとまとめにしてトート収納に。中身は、ブランケットとリモコン。そして時々、私の部屋着も。朝子供がソファーで二度寝する時に引っ張り出して使うブランケットと、いつも出しっぱなしにされるリモコンをひとまとめにし、ソファーからの最短距離収納を実現。いつも散らかったままのアイテムが、Lサイズトートにすっぽり。使う時はまたソファーに座ったまま、ここから出せるので便利です。直置きももちろんかわいいのですが、わが家はソファーの背もたれを利用して、引っ掛けて収納。トート収納のうれしいポイントは、持ち手を利用して、浮かせる収納ができるところ。浮かせる収納は、足元が広々するのもいいですよね。床にモノを置かないことで、掃除機をかけるのもスムーズなのがうれしい。朝、散らかっているものをまとめて片付けて、リビングリセット完了!いつも置き場に困っていたものを、ひとまとめに解決してくれるのが、便利なトート収納なのです。本棚×Sサイズ=マンガを目隠し収納長年私を悩ませている、夫のマンガ。本棚にマンガを並べるのはインテリア面で納得できず、悩んできたアイテムの一つです。そこで、「目隠しできる帆布素材の収納トート」のSサイズに、マンガを収納。本棚として使っているリンゴ箱に、Sサイズを並べ、目隠し収納にしました。雑誌の奥行に合わせ、マンガも同じ奥行で揃えて収納することができるので、見た目もすっきり!「目隠しできる帆布素材の収納トート」は、帆布20オンスの厚手生地なので、重いものや硬いものを入れることができ、しっかり自立。マンガを入れると、四角い角のあるトートに変身します。目隠しフラップを使えば、埃避けにも。見せたくない中身を隠し、インテリアの完成度が高い。さらに、ファスナーのように開け閉めの必要がなく、1アクションで簡単に取り出せるので、収納アイテムとしての使い勝手バツグンなのです。ついにマンガをインテリアになじませることに成功。トート収納だから、このままリビングに持ち出すことも。ベッド脇や子供の部屋にも使えそう!クローゼット×Lサイズ=ファッション小物を収納Lサイズはクローゼットの棚上に並べ、帽子やマフラーなどのファッション小物を収納。以前は、ファスナー付きの収納ボックスに収めていたのですが、衣替え時のファスナーの開け閉めが面倒で…。「目隠しできる帆布素材の収納トート」なら、フラップで埃避けをしながら、開け閉めの動作が簡単なので、中身を確認しやすく、すぐに取り出せます。Lサイズは衣類を収めやすいサイズ感で、クローゼットの奥行ともぴったり。クローゼット内もインテリアにこだわりたい人に、うれしいアイテム。パントリーや日用品などのストック収納にもよさそう。ボックスだと重くて取り出すのが億劫…という場所にも、トート収納なら軽くて負担になりませんよね。いかがでしたか?インテリアと、収納のしやすさ、どちらも兼ね備えたトート収納。使いたい場所が次々と浮かんで、どんどん片付いていきそうなうれしい予感。 【ご紹介したアイテム】散らかりやすいものを収納し、ごちゃつきを解決してくれる便利なトート収納。ボックスより軽く、気軽に持ち運べる便利さ、収納のしやすさに加え、目隠しのフラップを付けたインテリア好きな方にぴったりなアイテムです。⇒ bon moment 目隠しできる 帆布素材の収納トート L/ボンモマン ⇒ bon moment 目隠しできる 帆布素材の収納トート S/ボンモマン
2020年11月02日毎日の子どもの学習環境、みなさんのお家ではどうされていますか?ここ数年ですっかり定着したリビング学習。ダイニングやリビングの一角で、時には見守りながら、時には隣で教えたり。親子にとって、大切な時間ですよね。「今日もよく頑張りました〜」。ふと周りを見渡すと、消しカスの山、山、山…。食事の準備に入る前に台拭きで集めて掃除をするのが小さな悩み。毎日となると結構なストレスになるもの。そんなお悩みを解決してくれるのが卓上クリーナー。 「Vaccumi (バキューミ)」のベル型卓上クリーナー は消しカスストレスの頼もしい救世主!アンジェでも登場以来の人気モノなのですが、その理由の一つがダイニングやリビングに置きっぱなしにしておいてもOKなデザインの良さ。素敵なインテリアのインスタグラマーさんのご自宅でも早速活躍しているご様子。吸引力は?実際使いやすいの?気になる使い勝手を、3人のママインスタグラマーさん達の使用レポでご紹介します。消しカスどうにかしてー!のストレスに、この卓上掃除機で解決しました♪シンプルで整ったインテリアでのお子さまとの暮らしが素敵な rin_life22 さまのお家では、ダイニングテーブルでのリビング学習が日常。お悩みだった消しカスストレスに、バキューミをお迎え、ご愛用いただいています!リビング学習の我が家。子供たちも、私もダイニングテーブルで勉強します。終わったあとの消しカス。毎日毎日、「消しカスどうにかしてー!!!」とストレスだったんですが、この卓上掃除機で解決しました♪出典:@rin_life22さまアタッチメントを付け替えたらミニ掃除機にも毛玉取り機にもなる便利な物。卓上掃除機は他にも色々出てますが、電池式が苦手な私には、充電式というのが購入ポイントでした出典:@rin_life22さま卓上掃除機欲しいけど、収納スペース作れないな、と思っていたので、輪っかが付いてるのも嬉しい!1番よく使う、ダイニングテーブルにぶら下げておくことにしました。出典:@rin_life22さまお手伝い大好きな「小さい母さん」にもぴったりのアイテムです♪ナチュラルなインテリアと、お二人のお子さまとのにぎやかな暮らしに、ほっこり癒される siippo さま。3歳になる小さなお母さんも一緒にお掃除してくれているそうです。消しゴムを使ったあとの掃除にもとっても便利◎ スイッチも簡単にオンオフ出来るので、お手伝い大好きな小さい母さんにもぴったりのアイテムです♪小さいゴミを見つけては、お掃除してくれる小さい母さん。これからも頼みますね〜!出典:@siippoさま娘の公文の勉強タイムに。掃除機と毛玉取りの2wayって便利がすぎる!暖かみのあるインテリアと洗練された暮らしのアイテム達が素敵な ak__ie__ie さまのお家にもお迎えいただきました。娘さんの公文のお勉強タイムや、お手伝いにも活躍してくれているそうです。初回分が即完売して手に入らなかったのですが再入荷のタイミングで飛び付きました!今まで使っていた消しかすクリーナーは消しかす以外を吸い込むことのできない仕様で、うっかり髪の毛なんかを吸い込んじゃうとカラカラカラ、、、と嫌な予感のする音を立てていたので消しかす以外もOKなものに変えました◎出典:@ak__ie__ie さま早速公文をがんばる娘に試してもらったところ、「ハンドベルみたいで持ちやすい」という感想を聞かせてくれました。たしかにハンドベルにそっくりなデザイン。出典:@ak__ie__ie さまさらにこちらアタッチメントが2種類付いていてめちゃくちゃ使える子なんです。こまかいところの掃除に便利なノズルは巾木の掃除にぴったり。チョコ1個で娘が1階の巾木を全部お掃除してくれました。笑もうひとつは毛玉取りアタッチメント。ちょっと毛玉を取りたいときにサッと使えそう。掃除機と毛玉取りの2wayって便利がすぎる!しかもアタッチメントはすべてて水洗い可!出典:@ak__ie__ie さま 【ご紹介したアイテム】ハンドベルのようなスタイリッシュなデザインで、大人も小さな手の子供も握りやすい卓上掃除機。毛玉取り機にもなるので、テーブルの消しカス掃除からちょっとした毛玉取りまで活躍。⇒ 【正規品】吊るせるベル型 卓上掃除機&毛玉取り器 ハンディ掃除機 ミニ掃除機/Vaccumi バキューミ 3名のママインスタグラマーさん達の使用感をまとめると、□消しカスストレスが解決!□お子さまでも握りやすいハンドベル型と簡単操作が◎。□掃除機と毛玉取りの2wayが便利!(充電式なのも高ポイント)子どもでも握りやすく操作も安全&簡単だから、勉強したあとのお掃除までを習慣化するのも良さそう。毎日のお手伝いシーンも増えそうです。親の消しカスストレスも解消!家族みんながハッピーになるアイテムかもしれません。 お片付け インスタグラマーさんの話 ■暮らしのはなし 苅谷知美アンジェ広報。最後のアラサーを満喫中。美味しいものと楽しいお酒が大好き。
2020年11月01日片付けが苦手な30代主婦のAさんは、「断捨離をしよう!」と思っても面倒でなかなか行動に移せずにいました。「価格が高かったから」「いつか使うかもしれないし」と、いろんな理由をつけて物を手放せずにいましたが、あるきっかけで断捨離が進むようになり、楽しくなったそうです。いったいどんなきっかけがあったのでしょうか。貯金が出来ている人と持ち物を比べてみたら…SNSで貯金ができている人を見てみると、収納用の棚やクローゼットの中を含め、部屋がとてもきれいで整っていました。片付けが苦手で、かつ貯金ができていなかったAさん宅と比べると、明らかに物が少ないことに気付きます。決してミニマリストというほど物が少ないというわけではなく、Aさんが今まで手放せずにいた「高価なのでもったいない」「いつかは使うかもしれない…」という理由で置いてある物が、貯金ができている人の家にはありませんでした。高価な物でも使っていなければ宝の持ち腐れです。「持っていたらいつかは使えるかもしれない」と思っていたけれど、実は1年以上使っていない物もありました。貯金ができている人の持ち物と比べてみると、なくても困らない物や使われていない物であふれていたことに気付き、Aさんの断捨離が動き出したそうです。片付け苦手の原因は物の量だった!?「いくら片付けても散らかるし、とにかく面倒くさい!」というイメージから、収納が苦手だと長年思っていたAさん。しかし、なくても困らない物や使われていない物を少しずつ手放してみると、物が減ったことで収納に空きスペースができるようになりました。すると、散らかる頻度が格段に変わり、片付けが楽になったそうです。「片付けが苦手だから」と苦手意識を持って行動するのが億劫だったAさんでしたが、少しずつ物を見直すことに。まずは「1年以上使っていない物は不要」とみなして、いさぎよく捨てて物自体を減らすことで、すぐ片付けられるように変わりました。『苦手』ではなくただ『物が多かっただけ』なのかもしれません。持ち物が減ると、自然と何がどこにあるのか整理もしやすくなり、暮らしやすくなったことを実感できます。それに慣れた結果、断捨離することにあまり罪悪感を感じなくなり、定期的に物を見直す習慣がついたそうです。不用品を売ってみたら意外な物も収入になった!Aさんの家には、「使ってないけれど、いざとなったら売れそう」と思って、そのままの状態にしている物がたくさんありました。フリマアプリを使って購入希望者とやりとりしたり、送料を引いた分の利益などを考えたりするのが億劫で、なかなか動き出せずにいたのです。しかし利益をあまり気にせず、とにかく手放すことを一番に考えるように、考え方を変更。そこで、以下の物などを出品してみたところ、約半年で80個の物が売れ、気付けば売上金が10万円を超えていたそうです!・子供の頃に使っていたおもちゃ・何年も着ていない洋服・使っていない食器類使っていない物を手放したことで、欲しいと思っていた物を買う軍資金にすることもでき、断捨離が楽しくなりました。売上金は近くのスーパーマーケットでちょっとした食材を買う際の支払いにも利用でき、食費の節約にもなったそうです。断捨離をすることで、家が片付くだけではなく家事が楽になりお金も貯まるようになります!片付けることや物を手放すことは面倒かもしれませんが、少しずつでもいいので周囲を見直してみると、楽しい生活が待っているかもしれませんね。AIPONさんの記事はこちら※記事中の写真はすべてイメージ[文/AIPON構成/grape編集部]
2020年10月30日本をおしゃれに収納したい。毎日インテリアや収納とにらめっこの私ですが、これがなかなか難しいのです。本は、大きさも色もバラバラ。絵本ひとつとっても、そのサイズの豊富さに、収納方法を悩みます。目指すのは、子供が思わず手に取りたくなるような収納。お片付けも上手にできたらいいなぁ。さらに、おしゃれなインテリアに仕上がれば最高ですよね。今日は、木のぬくもり溢れるインテリアが大好きなわが家がお迎えした、「本の家」をご紹介します。大人も子供も遊び心くすぐられる、本のためのインテリアアイテムですよ。思わず手が伸びる、本のおうち。桐材でつくられた「本の家」。桐材は昔から、着物や食物など、腐らせたくない大切なものを守る箱として使われていました。それは防腐・防虫に優れた素材だから。乾燥と湿度の調整をしてくれる桐材は、本の管理にも最適。大切な書物を傷むことなく守ってくれる、まさに「本のおうち」なのですね。部屋の片隅にあるだけでほっこりとする、木のインテリアの存在感。3サイズセットは、それぞれ奥行がバラバラの大・中・小の3つがセットになっています。わが家は、階段ディスプレイに置いてみました。中サイズと小サイズを、階段の壁に寄せて配置。中サイズには、読みかけの本やお気に入りの本を収納しました。2階のベッドルームに上がる際に、思わず手に取りたくなるように。インテリアのディスプレイなのだけど、収納も兼ねた「本の家」。きちんと意図があって作られたインテリアは、使い勝手もよいのです。小サイズは、こんなふうにお気に入りの雑貨をプラスするのにも、ちょうどいいサイズ感です。リビングの棚などに配置するのも素敵ですよね。大サイズは、雑誌が収まるサイズ。リビングの片隅に、ちょこんと置いておくだけでかわいい。使わない時は、3つを重ねて置くだけで、ディスプレイにも。思わず眺めてしまいたくなる、白木の美しさ。暮らしの時間に、ゆったりとした読書の時間を生み出してくれますよ。はじめよう、絵本の「おかたづけ育」。子供に絵本の楽しさを知ってもらおうと、収納方法や配置を何度も変えて試行錯誤を繰り返しているわが家。おもしろいことに、模様替えをして本棚の置き場所を変えるだけで、空間が新鮮になり、子供が本に向き合う時間が増えることがあります。そうなれば、模様替えは大成功!たとえば、夜寝る前に読み聞かせをしていた時は、ベッドルームに絵本棚を配置してみたり。子供部屋を読書コーナーのように模様替えしてみたり。絵本収納は配置する場所次第で、子供の読書環境を整え、本に触れることに導く効果があるので、ぜひ試してみて。自粛生活からすっかりゲーム時間が増えてしまった子供たちに、読書の時間を取り戻してもらいたい!そんなわが家は、この度リビングに絵本コーナーを設置。寝る前の読み聞かせスタイルから、リビングの片隅でスッと手が伸びる収納に見直してみたところです。ここには「本の家」の単品Sサイズを、絵本収納のブックエンドとして配置。4歳の末っ子の背丈に合った高さにしてあげることで、出し入れもスムーズです。「本の家」で本と本を仕切ってあげることで、余白を生み、手に取りやすくしました。1冊は表紙を正面に向けて、まるで本屋さんの絵本コーナーのように。「今月のおすすめの本」コーナー。子供が自分で手を伸ばして、絵本を選び、「ママ、これ読んで〜!」と言われると、忙しくてもつい読んであげたくなっちゃう。取り出しやすさはもちろんのこと、片付けやすさもポイント。小さな子供にとって、ぎゅうぎゅうに並んだ本棚に本を収めるのは難しいこと。ブックエンドのような「本の家」で、ゆとりのある収納に変えると子供も片づけやすい。子供の「お片付けできた!」を増やしてあげられるといいですね。大人も子供も使える「本の家」サイズ感を見比べてみました。3サイズセットを絵本収納に使うなら、● 大サイズ…図鑑、大きめな絵本● 中サイズ…B6サイズの絵本● 小サイズ…文庫本、奥行のない小さなタイプの絵本3サイズセットを大人用に使うなら、● 大サイズ…雑誌やファイル● 中サイズ…単行本● 小サイズ…文庫本「本の家」で、大人も子供も楽しくなっちゃう読書時間。手持ちの本を改めて読み返したくなるような気持ちにしてくれますよ。 【ご紹介したアイテム】ブックエンドとして仕切りに使ったり、本棚の上にプラスして収納スペースを増やしたり。思わず本に手を伸ばしたくなる、本のためのおうち「本の家」。⇒ 本の家 3サイズセット Book House Nest/増田桐箱店 ⇒ 本の家 Book House S 18×31cm 単行本サイズ ⇒ 本の家 Book House M 18×42cm 雑誌サイズ ■暮らしのはなし ■こどもと暮らす お片付け nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2020年09月18日帰宅した家族がバッグを放りっぱなしのまま片付けてくれない…!そんな悩みをもっている方は多いはず。家族が外出している時はすっきりしているのに、帰ってくると散らかるリビング。それではせっかくのおうちがリラックスできない空間になってしまいます。バッグの収納方法って、コレ!という収納方法が見つかりにくいものなのですよね。自分が毎日使っているバッグでさえ、どこに置くのが正解なのか悩ましいもの。今日はそんなお悩みを解決してくれる、バッグのための収納アイテム「バッグハンガー」をご紹介します。バッグのための収納用品「バッグハンガー」帰宅して、部屋の隅にちょこんと直置きしてしまうバッグ。そのままそこが定位置に…なんてことありませんか?バッグの直置きは、お部屋が乱雑に見えてしまう原因に。「床」以外に片付ける定位置を決めておくことが、散らかり防止の一番の解決につながります。インテリアをすっきり見せるポイントは、床にモノをおかないということがとっても重要なのです。底面のないクタッと倒れるバッグなどは特に、どこに置いていいものか悩ましいもの。そんな収納に役立つのが「バッグハンガー」。「バッグハンガー」をクローゼットのポールにハンガーのように掛け、バッグを引っ掛けて収納。クローゼット内で、バッグを浮かせて収納できるというアイテムです。バッグのために作られた「バッグハンガー」なら、大切なバッグを傷つけず、型崩れさせません。S字フックではバッグに当たる表面積が狭く、ハンドルを傷つけがちだったのですが、「バッグハンガー」はカーブ状のフックに沿って、ハンドルの形をきれいにキープ。革製品のバッグなども安心して任せられる形なのです。クローゼット内でお洋服と一緒に収納できるのもうれしいポイント。出掛ける支度をする時に、お洋服に合わせてバッグを選ぶ時も、一緒に収納してあると動線がラクですよね。「バッグハンガー」は両面がフックになっているので、バッグを2つ収納可能。耐荷重は2㎏なので、荷物が入った状態のバッグも引っ掛けられる安心さ。バッグに限らず、ストールやマフラーなどを一緒に引っ掛けて置くこともできるので、身に付ける荷物が多い冬の季節は、身支度や片付けがうんとラクになりますよ。さらにS字フックと大きく違う点は、フックが回転式であるというところ。360度クルッと回転するフックだから、取り出す時も向きを変えられてストレスフリー!クローゼット内でバッグに合わせて、取り出しやすいバッグの向きを調整できるのです。<収納実例1>玄関クローゼットわが家の悩みは、夫が会社から帰宅した時に、ビジネスバッグを床に置いたままにすることでした。いつも帰ったら一直線でなぜかリビングの決められた場所にドーン!と直置きされたビジネスバッグ。一気に散らかるリビングの様子に耐え兼ね、片付ける場所をあれこれ模索して試してみるものの、なかなかうまくいかず頭を抱えていたのでした。そこで玄関クローゼットに「バッグハンガー」をセット。冬の間は、帰宅したらアウターを玄関クローゼットに掛けることが習慣になっている夫の行動に着目してここにしました。すると、玄関で靴を脱いで、「バッグハンガー」にバッグを掛けて、リビングに入るようになった夫。今までリビングで直置きされて邪魔になっていたバッグが、ウソのように解決したのでした。収納の動線を考える時、使う人の動きの習慣に合わせて設置すると、協力を得やすく成功のカギとなりますよ。<収納実例2>クローゼット内のバッグ収納クローゼットの中でのバッグ収納にも「バッグハンガー」が大活躍。毎日使うバッグをお洋服と一緒に収納するのはもちろん、普段使わないバッグを保管するのにもいいですよね。自立するバッグはクローゼットの棚上に置いて、そうでないバッグは「バッグハンガー」に掛けて、ポールに収納。手に取りやすい高さで、お洋服と一緒にバッグを選ぶ楽しみも。子供に使いやすくするなら、クローゼット内に子供の使いやすい高さにつっぱり棒を設置するのがおすすめ。そこに「バッグハンガー」をセットすれば、子供が簡単にバッグをお片付けできるクローゼットをつくることができますよ。クローゼット内の直置き防げば、クローゼット内も散らからないのです。リュックなら2つのフックを利用して収納することも◎いかがでしたか?「バッグハンガー」でいろんなバッグの収納方法を試して、使う人の使いやすい方法を見つけてみてくださいね。きっと散らかるお悩みを解決してくれるはず。 【ご紹介したアイテム】バッグを傷めない、バッグのための収納アイテム「バッグハンガー」。直置きを防いで、リビングやクローゼット散らかり防止にも。⇒ バッグハンガー ダブル 2個セット
2020年08月30日5人家族、男の子三兄弟。子供部屋の収納をきちんと整える前は、散らかし放題だった子供たち。毎日家にあるおもちゃ箱をあちこちとひっくり返しては、遊びたいおもちゃを探し、遊ぶ。「思いっきり遊ぶのは子供のお仕事だから。」小さな三男が怪我をしないよう目を光らせながら、幾度と家事を中断して一緒にお片付けし、しばらくしてまた散らかったら、子供を寝かしつけた後に夫と二人で片付ける。そんな片付けエンドレスは、子育てでは当たり前のことだと思っていました。そんなわが家が、どうやって今はこんなにすっきりした暮らしを続けていられるのか。今回は、ママがラクになるキッズスペース収納術をお伝えしたいと思います。「よく使う1軍」と「たまに使う2軍」に分ける子供がよく使うおもちゃは、いつでも遊べるようにリビングに1軍おもちゃとしてかごに収納しています。それとは別にたまにしか使わないおもちゃは2軍と考えて、2階の子供部屋に。持っているおもちゃすべてを一ヵ所に置かず、1軍と2軍に分けることにより、子供にとっての「考えやすい収納」=「片付けやすい収納」をつくり出します。そもそも、大人でもうまくいかないお片付け。きっかけは、子供に頭ごなしに「片づけなさい!」とただ叱っても、無理なんじゃないかな…と思ったことからでした。大人がある程度のシステムをつくってあげ、それに沿ってお片付け術を身に付けていく。その方がシンプルに伝わりやすいと感じたのです。毎日使うものではないモノが身の回りに溢れていたら、大人でさえも混乱する。だから、いつも過ごすリビングには「よく使う1軍」のおもちゃしか置かないように整えていきました。こうして2階の子供部屋は三兄弟の「おもちゃ部屋」と呼ばれるように。時々、思いついたら必要なおもちゃを取りに行き、遊び終わったら寝る前に元の場所に片付ける。時には、休日にゆったり過ごす日に遊ぶ部屋となり、またお友達が遊びに来てくれた日は、子供たちはそこでくつろぐ。そんなふうに、「おもちゃ部屋」としての機能を果たすようになったのです。「お兄ちゃんゾーン」と「赤ちゃんゾーン」に分ける「おもちゃ部屋」に入るとさらに用途によって「ゾーン分け」してあります。三男がまだ1歳の頃に見直したこの「おもちゃ部屋」。当時はまだおもちゃを口に入れて遊ぶ時期だったため、お兄ちゃんたちの細々したおもちゃを誤飲してしまわないかと、ひやひやしながら3人を見ていたのを思い出します。なんでも興味がある好奇心旺盛な1歳児。お兄ちゃんたちのおもちゃが目につかないように、三男には手が届かないクローゼットの中に収納しました。それが「お兄ちゃんゾーン」。赤ちゃん三男にとっては危険なもの。でも、お兄ちゃんたちにとっては触られたくない大切なおもちゃたち。三男の手が届かない場所に「ゾーン分け」して置くことで、むやみに散らかることを防ぎました。一方、「赤ちゃんゾーン」は部屋の中央に。カラーボックスとラタンバスケットを組み合わせて、おもちゃ収納を。三男の目線に合わせて、お気に入りのおもちゃはすぐに出せるよう、一番下の段に収め、あまり遊ばないものは上の段に置きました。飽きたらこっちに移動して別のおもちゃで遊んだり…。子供たちが大きくなるまで物置になりそうだった子供部屋が、子供たちにとって夢のようなお部屋に蘇ったのを実感しました。気づくと三男は安全に遊べて、ママはゆったり見守れる空間に。子供たちみんなの目線に立って考えたアイデアでしたが、結果的にママを助ける収納にもなったのでした。続きは後編をお楽しみに。 ■こどもと暮らす 連載:整理収納アドバイザーのお片付けノート ■暮らしのはなし お片付け nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2020年07月10日どうしても片付けが苦手・嫌いという人にこそおすすめしたい!マグネットで貼り付けられる100均キッチンツールの紹介です。使い終わったら冷蔵庫にペタッと貼り付けておけば、出し入れの面倒が省けて時短にもなるし、何をどこに入れたか迷子になることもないので便利ですよ! 使用頻度が高いハサミは貼り付けておくと便利 キッチン周りで使うことが意外と多いのがハサミ。食品の袋を開けたり、テープを切ったりするときにサッと取り出せてサッと片付けられれば便利ですよね。そんなふうに使用頻度が高いものこそ、貼り付け収納をおすすめします! ピーラーも貼り付ける時代 こちらも使用頻度高め! 野菜の下ごしらえに必要なビーラーもマグネットタイプが登場しています。シリコン製のアタッチメントで刃の部分をカバーできるので、安全かつ使いやすい! 冷蔵庫に貼り付ける定番! キッチンタイマー 冷蔵庫に貼り付けておく定番ツールといえば、キッチンタイマー。100均のものでも十分機能を果たしてくれます。ダイソーでは100円のほかに機能が充実した200円、300円の商品も売られていました。 めちゃくちゃ便利! レトルトカッター こちらは持っているとめちゃくちゃ便利な、マグネットタイプのレトルトカッターです。上部の黒い部分でレトルトカレーやソースの袋をカットできて、下部の白い二股部分で袋を絞れます。 カッター部分のアップはこんな感じ。小さな突起が刃になっていて、袋を挟んでスライドさせるとスパッと切れます。 使用頻度は低いけど欲しいときが必ずある、ビンオープナー いつも使うものではないけど欲しいと思う場面がたびたび訪れる、「あったら便利」なビンオープナー。ビン詰めやボトル類など、フタが固くて開かないときに重宝します。力が入らないご年配の方にあげるのもいいですね。 ちょっとした収納に便利なマグネットポケット こちらはペン類など、ちょっとしたものを入れておくのに便利なマグネットタイプの収納ポケット。冷蔵庫保管の日付を書くのに、冷蔵庫に1本ペンがあれば便利ですよね。また。ポケットの下にはフックが付いているので、輪ゴムやテープなどを引っ掛けておくこともできて便利。 以上、冷蔵庫に貼り付けておける100均キッチンツールの紹介でした。片付けのアクションが最小限なので、いろいろな動作がラクになって良いですね。見た目より機能面を重視したマグネット収納術、ぜひ活用してみてください! ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。記事の内容は個人の感想です。※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。
2020年06月26日肌寒くなる日も過ぎ、少しずつ夏に近づいていくのを感じるこの頃。そろそろお布団の衣替えをされた方も多いのでは?これからの季節は、冬の間に使っていた厚手のお布団を片付けることで、収納スペースがその分冬よりたくさん必要になる時期。リビングで使っていたラグを薄手のものに変えたり、こたつやブランケットを収めたり…。そう。夏は冬よりたくさんのモノが押し入れやクローゼットに収まる季節なのです。無理やり押し込むのは後々のストレスにもつながるし、お布団をバランスよく収めるために、下の方のお布団をあれこれ引っ張り出すのは重労働。お布団の衣替えは、「なんとかスムーズにこの作業が終われたらなぁ…」と感じる、大掛かりな家事の一つですよね。今回は、新たにお布団収納の選択肢が一つ増えるアイテム、「掛け布団収納ケース」をご紹介。ちょっと変わった収納ワザに、目からウロコ!です。布団圧縮袋よりもラクに収納!この冬、子供が自分専用のベッドを使うようになり、シングル布団を一式買い足したわが家。これまでかさばるお布団は、布団圧縮袋でコンパクトに収納していたのですが、省スペースで収納できるメリットの反面、掃除機で空気を抜く時間がかかるデメリットが…。家族5人分となると、収納スペースだけでなく、費やす時間までも大掛かり。そこで見つけた「掛け布団収納ケース」は、シングル掛け布団を畳んで詰め込めばクッションになるという優れもの。わが家は早速、子供たちが使う厚手の冬用シングル掛け布団を詰め込んでみました。まず、クッションカバーを広げて置いて、それに合わせたサイズにお布団を畳む。お布団を詰め込んでファスナーを閉めれば、ふかふか大きめクッションの完成。作業は、圧縮袋に密閉するよりも断然ラク!厚手のお布団でも十分に入り、まだ少し余裕があるかな?といった印象で、素早く収めることができるのです。さらに、ケースの側面に持ち手がついているので、部屋から部屋への移動もラクチン。押入れから出す時も、持ち手を引っ張ればラクに引き出すことができますよ。シーズンオフは子供部屋のソファに変身!早速、出来上がったクッションは押入れ…ではなく、わが家は子供部屋に。少しずつ自立に向けて整えている子供部屋に、「掛け布団収納ケース」を2つ並べてソファスペースをつくりました。中身がお布団だなんて思えない出来栄え。お布団を使っていない間にクッションの中綿として活用できるなんて!クッションカバーの素材はソファに使われるしっかりした生地なので、布団収納袋としてだけでなく、インテリアとしても◎インテリアの中に布団を潜ませることができるのです。収納スペースが少ないお悩みのおうちには、敢えて出しっぱなしにできるという方法は、とてもうれしい選択肢。お布団なら、詰め込んでも出した時にはまたふんわりですものね。子供たちがここでのんびり本を読んだり、寝転んだりできるスペースに。ソファを買うよりローコストで子供部屋を充実させることができ、しかも中身は自分のお布団。子供たちがそれぞれの自分の部屋を持つようになったら、お布団が軽くなって広々した季節だけ出すソファとして使う作戦。もちろん、ケースはネットに入れてお洗濯も可能だから、汚れてもへっちゃら。子供用の掛け布団は、洗濯機で丸洗いできるものを選んでいるわが家だから、洗えるクッションカバー+洗える中綿=子供が汚しても安心の法則が完成!なんだか子供部屋にちょうどいい使い方が見つかって、大満足。こたつ布団の収納にもこんな使い方も。毎年冬にこたつを愛用しているわが家は、暖かくなると、こたつ布団も押入れに収めます。こたつ布団・こたつ布団カバー・こたつラグをセットにして、「掛け布団収納ケース」の中にIN!「こたつ布団セット」にして収めておけば、使いたい時にまたセットで取り出せるので、こたつを出す時の作業がスムーズに。持ち手を引っ張れば、スッと引き出せて、重いものもラクラク取り出せる。季節ものは、重くて出しいれが大掛かりになりがちなのですが、「掛け布団収納ケース」は家事がラクになる工夫がたくさん詰まっています。シンプルで、余計なものがないこのデザインだからこそ、いろんなシーンに対応できる。「収納ケース」としての機能性と、「インテリアグッズ」としてのデザイン性を兼ね備えた、優秀なアイテムなのです。収納スペースが少なくて困っているおうちにももちろんですが、これから子供のためにお部屋を準備するおうちにも。収納に困る「かさばるもの」を別の方法で活用するという選択肢を取り入れてみるのはいかが。 【ご紹介したアイテム】シングル掛け布団を畳んで詰めて、クッションに変身。かさばるお布団収納ももうスペースに悩みません。⇒ bon moment リビングクッションになる 掛け布団収納ケース/ボンモマン ■暮らしのはなし お片付け nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2020年06月01日食器棚はその人の「食」生活をあらわしているよう。一つ一つの食材や用途に合わせて、器にこだわりを持つ人。おもてなしが好きな人。食器棚に並ぶ風景そのものが暮らしの愉しみである人。毎日の「食」の軸となる食器棚なのだから、すっきりと清潔感のある場所にしたいものですね。不思議なことに食器棚を整えると、ごはんを作るのがはかどり、楽しくなります。すっきりと整った食器棚は、見た目も清々しく、気持ちがいいもの。「食」の循環を心地よく整えてくれる場所でもあります。食器棚を整えて、おうちごはんの時間を楽しく変えてみませんか?まず、基本は「全部出す」お片付けの基本は、まず全部出すことから。普段は面倒でなかなか食器を全部出すなんてやらないですよね。でもこれが一番の基本なので、ぜひやってみてほしい。全部出してキレイに拭き上げると、今までなんとなくくすんで見えていた食器棚も透き通った空気が流れるようになります。そして、今までの先入観を取り払えるというメリットも。よく使うものを使いやすい場所に変えたり、収納の区画を整えたりするためにも、一度ゼロの状態にすることは大切なことなのです。一からつくる食器棚はきっと今までと違う景色に蘇るはず。処分にマイルールを持つ食器棚の中身をテーブルに全部並べていくうちに、出てくる出てくる、要らないモノ。処分するのに迷って作業が進まない時は、食器の「いる・いらない」を見極めるマイルールを決めるといいですよ。例えば、これが私のマイルール。■Rule1> 欠けているものは潔く手放すわが家の場合は、子供にお手伝いを頼むことも多く、大人も子供も一緒に使うものばかり。割れたり、欠けてしまったり、ヒビが入ってしまったものは、危ないので潔く処分します。ペアで買って片方だけ割れてしまったものは、捨てる前に、それ一つで別の用途がないかをまず考えます。使い道が浮かばず、持っていて負担になるのならば手放すのも一つの手段。例えば夫婦茶碗は、片方が割れたのなら、それをいいタイミングと捉え、新しいお茶碗に買い替える。心機一転するのもいいと思うのです。わが家ではスープ椀として使っていたこちら。片方が割れてしまったタイミングで、スープ椀として使うのをやめ、一人で飲むお抹茶の茶器として使うことに。特別な役割を改めて与えられたスープ椀は、視点を変えてまた新たなお気に入りとしてここに佇むのです。■Rule2> 何年も出番がこなかったものは「なくてもいい」食器を全部出すと、「これいつの〜?」と思うものもたくさん出てきます。「新婚旅行で買ったから」とか、「義母にいただいたものだから…」などとしがらみで捨てられないものに多いのがこれ。お気に入りじゃないものは無理して持たなくてもいい。使っていないのに場所を取ってしまっている時点で、それはもう負担となってしまっています。気持ちだけはしっかりと胸の奥にしまって、手放してみれば、案外すっきりするものです。わが家は手放す食器をかごに入れ、欲しいと言ってくれる方にお譲りするように。振り返って1年使う機会がなかったなら、今後なくても暮らしていけるもの。そう思えば、代わりに新しい器を手に入れるスペースの方が魅力的だと思いませんか?■Rule3> プラスチック製品から離れる子供が生まれてグンと増えたのが、割れないプラスチック製のお皿。わが家はこれを一気に断捨離しました。カラフルで見た目もかわいいのですが、洗い残しがあった時にどっと疲れが出てしまうのが負担でした。そこで考えたのが、木の器を取り入れるということ。木の器も同じく割れませんし、大人のおやつタイムにも楽しめる器。共有で使えるものなら、2つ持つものも1つでよくなるし、大人も子供もおしゃれに使えるなんて「取り入れない手はない!」と思いました。例えばこの器は、普段は小さな末っ子のお味噌汁椀。時には、ちいさなクッキーのおやつ入れにもなります。末っ子が大きく成長して大人のお味噌汁椀と同じものを使うようになったら、朝食のフルーツ皿にもいいかも。・・・こうして、お気に入りの食器ばかりが集まった「眺めて愉しむ食器棚」をつくる準備が整っていくのです。 ■暮らしのはなし 連載:整理収納アドバイザーのお片付けノート nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2020年05月24日宿題をしていてもすぐに気が散って、ほかのことを始めてしまう……そんな子どものことでお困りではありませんか?もしかしたらその原因は、「片付けができていない」ことにあるかもしれません。収納カウンセラーの飯田久恵先生が言うには、勉強への集中力は片付けによって引き出せるのだそうです。さらには、収納次第で子どもの知的興味を誘うこともできるのだとか。そのための具体的な収納テクニックを、飯田先生がStudyHackerこどもまなび☆ラボ読者のためにたくさん教えてくれました。取材・文 /木原昌子(ハイキックス)写真/児玉大輔(インタビューカット)片付けで、子どもが集中できる環境を作りだす子どもに片付けの習慣を身につけさせるために、モノの指定席を決め、欲しいモノがすぐに出せる状態にするのはとても大切です(インタビュー第1回参照)。と同時に、目の前のことに集中するためにも、片付けのテクニックは大いに役立ちます。子どもは気が散りやすいもの。目に入ったものに気を取られると、なかなかひとつのことに集中できません。勉強しなさいと言われても、視界の中に好きなマンガが入ってくれば、どうしても読みたくなって手を伸ばしてしまいます。そこで、おもちゃやゲームやマンガなど、子どもの気を散らすモノの指定席を変えてあげましょう。そうすれば、子どもが目の前の勉強だけに集中できる環境が生まれます。同時に、勉強に必要なモノがすぐ取り出せるような指定席作りをしておけば、時間の無駄なく勉強に取りかかることもできるでしょう。片付けは、子どもの教育にとっても良いのです。「目に見える収納」と「目に見えない収納」を使い分ける子どもたちの集中や興味を上手に引き出してあげるには、目に見える収納、目に見えない収納を使い分けるのもひとつの方法です。かつてカウンセリングをしたおうちでは、キッチンカウンターの下に扉付き収納棚があり、絵本や図鑑がきれいに収納されていました。ですが、本が扉の中にあって普段目に入らないと、その本の存在を忘れてしまうこともあります。そこで、ねじを外して扉を取り払い、棚の中の本が見えるようにしました。すると子どもが棚の前に座って本を見るようになったのです。あえて視界に入るようにしたことで、子どもが本に興味を持つようになったというわけです。また、部屋のレイアウトも、子どもが勉強に集中できるように考えてみましょう。勉強机の横にベッドがありどうしても横になってしまうようであれば、机とベッドの位置を離すなどして配置を変えてみるのもいいかもしれません。子どもに勉強をうながすリビングの作り方子どもが小さいうちは、リビングが生活の中心になるでしょう。リビングで勉強する子も多いはず。子どもがリビングで落ち着いて勉強するためには、やはり気の散るものが目に入らないよう、リビングを片付けておくことが大切です。先ほど述べた「子どもの気を散らすモノの指定席を変える」という方法は、リビングでもぜひ実践してください。大人の中には、家よりもカフェのほうが集中して勉強できる、という人がいますよね。家にいると、自分に関係のある情報が入ってきたり、つい手に取りたくなるモノがいろいろ置いてあったりするので、なかなか勉強に集中できないもの。一方、カフェは静かではないにしても周りの会話は自分と関係がありませんし、余計なモノも置いてありません。だから集中できるのです。気を散らすモノがあるかないかで、勉強への集中力が変わる。これは大人も子どもも同じだというわけです。さらに、勉強道具を入れた子ども専用の棚や入れ物を用意し、それを勉強するテーブルの近くに置くと、リビングにいながらにしていつでも勉強道具をすぐに手にできるようになります。ここでも、棚には扉や引き出しを作らないことがコツ。置いてあるものがいつでも目につく状態になっていることが重要です。勉強道具入れの例学校のプリント置き場を作る子どもが小学生になると、幼稚園・保育園の頃に比べて、学校や塾からの連絡プリントが多くなります。そこで、プリント用紙の置き場所のルールを子どもと一緒に決めてみましょう。A4の紙が入るスタッキングトレーを用意してください。最近では100円ショップでも売られていますね。プリントには子ども向け、親向けのものがあります。親向けのプリントには重要な連絡が書かれていることも多いので、すぐ見ることができるようにダイニングやリビングなどいつもいる場所にトレーを設置し、その中にプリントを入れるようにするのがおすすめです。こうすれば、子どもは持ち帰ったプリントをその場所に置くことが習慣になりますし、プリントが散らかったりなくなったりしなくなるので、親にとっても管理が容易になります。兄弟姉妹がいる場合は、それぞれの専用トレイを用意するとよいでしょう。モノがあふれたら、子どもに「捨てる」ことを教えるチャンス一度は部屋をきれいにしてモノの指定席を作ったとしても、新しくおもちゃを買ったり、小学生になって教科書や道具が増えたり、ライフイベントを重ねたりすることによって、家の中のモノはどんどん増えていきます。おもちゃなどの持ち物が増えたときには、ぜひ子どもと一緒にモノの取捨選択をしてみてください。「このスペースに置けるぶんしかおもちゃを持てないから、ここに入るだけのものを選びなさい」と子どもに考えさせ、捨てるということを教えてあげるのです。3歳の子どもでも、「これはいる、これはいらない」と意外にもちゃんと考えて仕分けしていくもの。むしろ親御さんのほうが、思い出に引きずられてなかなか捨てられないことが多いようです。その過程で子どもは、「これがなぜ大切なの?」と親が思うようなモノを残すと言ったり、大切にしていたはずのモノを捨てる選択をしたりするかもしれませんが、そこは子ども本人の意思を尊重しつつ、必要に応じてアドバイスをしましょう。子どもは、自分でモノを取捨選択することで持ち物を把握し、自分で管理しているという意識を持つことができるのです。片付けは、子どもの生きる力を伸ばす最後にお伝えしたいのは、「片付けは、自立への道である」ということです。片付けを子どものころに覚えないと、できないまま大人になってしまいます。大人になるとモノの管理だけでなく、時間の管理、お金の管理もしなければなりません。モノの管理ができない人が、時間やお金の管理までできるでしょうか?家も時間もお金もキャパシティが決まっています。その中でどうやりくりするかが生きる知恵であるということは、大人の親御さんであれば十分に実感していることだと思います。片付けの習慣は、そういった管理すべて、つまり「生きる力」につながっているのです。***片付けには、子どもの集中力や知的好奇心を高めるほか、さまざまな教育的効果があります。そうとわかれば、いつまでも家の中を散らかしておくわけにはいきませんね。まずは、モノの指定席を決めるところから。飯田先生のお話をヒントに、ぜひ親子で一緒に片付けの習慣づくりにチャレンジしてみませんか。『頭のよい子が育つ片づけ術』飯田久恵 著/学陽書房(2009)■ 収納カウンセラー・飯田久恵先生 インタビュー記事一覧第1回:子どもがモノを散らかしてばかりなのは、親が「○○」を決めていないから。第2回:勉強への集中力、学びへの興味を引き出す「片付けテク」を、収納カウンセラーが伝授!【プロフィール】飯田久恵(いいだ・ひさえ)収納コンサルティング会社(社)日本収納カウンセラー協会(旧社名「ゆとり工房」)主宰。結婚、子育てを経て、システムキッチンや収納家具の設計に従事。そこでの経験をもとに独自の収納の法則を編み出す。新職種「収納カウンセラー」を確立し、家庭の収納相談や、マンション・ハウスメーカーの、収納設計・提案の仕事を行っている。またテレビや雑誌の仕事、執筆、講演、商品開発などにも携わる。片づけやすさを「収納指数」という数値で表すことを2001年に編み出し、その人にとって、無理しなくても片づけられる、シンプルな収納を目指す。著書に『頭のよい子が育つ片づけ術』(学陽書房)、『家庭も仕事もうまくいく 一流の収納術』(ぱる出版)など多数。近著に『服を1着買ったら、2着捨てなさい』(内外出版社)。
2020年05月05日冬から春への寝具の衣替えのシーズンが、今年もまたやってきました。収納が極端に少ないわが家にとって、使わない寝具の置き場所は長年の悩みのタネ。スペースの都合上「仕舞い込む」ということができず、部屋の隅に追いやるしかありません。かさばる冬物がこれから約半年間、部屋の一角を陣取ることになるのかと思うと、、ああ憂鬱。今回わたしが試してみたbon moment(ボンモマン)の掛け布団ケースは、そんな寝具収納のお悩みを解決するお助けアイテム。ただの便利グッズというだけでなく、きちんとインテリアとして機能するクオリティの高さに注目です。ぶ厚い羽毛掛け布団がスッポリbon moment(ボンモマン)の掛け布団ケースは、座布団をひと回り大きくして厚みを出したようなサイズ感。分厚い羽毛掛け布団と比べると随分小さく見えます。本当にここに入るのかな、、?入れはじめはケースから布団が溢れる状態。それをグッと押し込みながらファスナーを閉めていきます。入りました!ケースのファスナーがコの字型についているので口が大きく開き、思ったよりも簡単におさめることができました。出しっぱなしが恥ずかしくないこの掛け布団ケースの魅力は、きちんとインテリア性が備わっていること。実際にソファとして使われる生地を採用しているため、収納グッズにありがちな安っぽさがなく、高見えします。わが家では今まで、布団を収納袋に入れて部屋の隅に重ねていました。できるだけナチュラルな収納袋を選んでいましたが、それでも寝具を置いていることがバレバレ。でもこのケースだと中身が布団だと気付きにくく、部屋に置きっぱなしにしても違和感ナシ。縦置きすれば省スペース化も図れます。一般的なクッションと比べるとボリュームがあるので、普段は縦置きにし、必要な時だけ出して使うというスタイルに。こまめな出し入れも、持ち手があるおかげでストレスを感じません。クッションとしての使い心地は?リラックス感のある大きさしっかりとした大きさがあるので体全体をゆだねることができ、普通のクッションよりもリラックスできます。男性でもゆったり使えそう。フカフカ感の目安わたしの好みでいうと、分厚い羽毛掛け布団1枚がちょうど良い感じ。家にあった別の羽毛掛け布団(冬物だけどそこまで分厚くない)だと、ちょっと物足りなく感じました。毛布を入れるとやや固めの感触に物足りない時は他の寝具を入れて調整できるのが、この収納ケースの便利なところ。毛布を足すと羽毛布団だけの時より硬さが出るので、いろいろ組み合わせて自分好みの硬さのクッションにするのがいいかなと思います。掛け布団以外の収納はできる?家の中でかさばるのは冬物の掛け布団だけではありません。持て余している寝具などを試しに収納してみました。来客用の布団セット収納したもの・・掛け布団×1、毛布×2、枕×2枕も含めてコンパクトにおさまり、出し入れしやすくなりました。使わなくなったベビー寝具収納したもの・・冬用掛け布団×1、合い物用掛け布団×1、敷き布団×1ベビーサイズの寝具はおさまりが悪く、いい感じに平らにならなかったです。収納はできますがクッションとして使うとゴロゴロしました。年に数回しか使わない座布団収納したもの・・座布団×6周囲に少し余りが出るものの、厚さ的には6枚がピッタリ。ずっと座布団の収納に困っていたわたしにとっては嬉しい発見。収納とインテリア、どちらも妥協しない掛け布団収納ケース。来客時でも自信を持って置きっぱなしにできますし、大きなクッションは子どもの遊び道具としても活躍しています。今まで使っていたスペースを布団以外に使うことができるようになって、収納が少ないわが家にはありがたい存在となりました。 【ご紹介したアイテム】収納にかさばる布団をリビングに出しっぱなしにできる、アンジェオリジナル掛け布団ケース。掛け布団ケースが、そのままくつろげるリビングクッションに変身します。⇒ bon moment リビングクッションになる 掛け布団収納ケース/ボンモマン ■暮らしのはなし お片付け 池田奈未好きなものは、まち歩き、カメラ、淹れたてコーヒー。収納の少ない家で3人暮らし。すっきり心地よい暮らしを目指しています。
2020年04月14日子どもに教える事のひとつに「お片付け」ってありますよね?「オモチャを使ったらおお片付けしなさ~い!」自分が出来るかできないかは置いておいて、お母さんは子どもにお片付けを教える、そういうもんなんです。これは当時3歳の長男と私のお片付けにまつわるエピソードです。■片付けをしない長男との戦い夜、寝る前におもちゃ部屋を見渡したらすごく散らかっていたんです。そこで私は、「お片付けしよう」と長男に声をかけました。すると、なんということでしょう。 な…なに…!?立派な拒否が返ってきました。およよよ…あーた… そう来るか。そんなにケロっとした顔で「イヤ」と言われると逆に「じゃぁ仕方ないか!」とか言ってしまいそうになってしまいます。いやいやいや、ダメだダメだ。3つ子の魂100までっていうし教え込むなら今だわ。(当時、この3つ子の魂説にとらわれていました)よし、こういう時にはこの攻撃だ! それっ!はい出ました。伝家の宝刀、「じゃぁ捨てるよ!」です。(またの名を脅しとも呼ぶ…)すると返ってきた返事は、 えええええーーーーー!!!!い…いらないの!?思わず拍子抜けしてしまいました。てっきりいつもみたいに号泣して「捨てないで~!」となるかと思っていたのに、まさかの「いいよ」。私:「え!! いらないの!? このオモチャ全部いらないの!?」長男:「うん、もう使ってないたら。」(にっこり)え…えぇーーーっと…(考)別にスネるような感じでもなく本当に心から、「別になくってもいい」と思ってる様子なのです。そそ…そんな…そう言われる方が対応に困るんですけどーー(笑)とりあえず、もう一度聞いておくか。そしたら、やはり、 だってーーー。あなたそんなにあっさりと!!ど…どうしよ…困ったな…恒例の「イヤだ!捨てたくない! お片付けする!!」が理想のゴールなのにこのままじゃ全く導けない。よし…じゃぁ、次はこれだ!サンタさん、もう来ないよ攻撃だーーー!それっ!私:「それだったら、もう、サンタさんにプレゼントもらわなくってもいいね? もう、オモチャいらないんだもんね!?」捨てるのは許せても、サンタが来ないのは許せないでしょうよ。へっへっへ!!!!勝利を確信していたら…長男:「うん。サンタさんいらない」へぇぇぇぇぇ!!!? そんな~~~!!!!!!そうなの!?いらないの!?あのサンタさんですよ!? 1年に一回プレゼントを持ってきてくれる、あのサンタクロウスですよ!!!? 私:「サンタさん、来なくってもいいの? プレゼントもらえなくなっちゃうよ!?」何回聞くねん。 ……絶句。いいんかーーーーーい!!!!サンタさん切り札、むなしくも砕け散る。私:「じゃぁ…捨てるね…あれだけ遊んだ車も電車も、絵本も、もう、いらないのね?」長男:「うん、いいよ(にっこり)」捨てる捨てるって言いながら何回も確認する私(笑)私も別に怒ってるわけでもないし、長男も別にスネてるわけでもないですし、長男は本当にもう欲しいオモチャがないんだと思うんです。ただ単に、このオモチャは無くても困らない、と思ってるだけなんだと思うのですが、それを、「捨てるよ!?」とか安易に脅しに使ったもんだから、私の方が逆に引くに引けなくなっちゃってしまいました。とりあえず、ゴミ袋に詰めて、…外に出しましたよ。そしたら、長男:「じゃ、寝よっか!」とか言って、寝る気マンマンで寝室に向かっていくんじゃないですか。ちょーーーーいちょいちょいちょい!!ちょい待てぃ!!(笑)このまま本当に隠したままにしておいて、後日、オモチャがないことに気付いて思い知らせるべきか?いや、もう1回、ちゃんと話をするべきか? どうすんのが正しいの!!何が正解なの!!!自分で言い出した事なのに自分の首を絞める展開に。うん…やっぱり、ちゃんと片付けさせよう。そう決めた私は、 「お外に出されたオモチャたち、袋の中で泣いてるんじゃない?」と切り出す事にしました。長男:「……うん」私:「だよねー。かわいそうだから、お部屋の中に戻してあげよっか」長男:「うん」私:「こんなぐちゃぐちゃのところ(ゴミ袋)に放り込まれたらオモチャもかわいそうだから、ちゃんとお片付けしてあげよっか」長男:「うん」というわけで、結局一度捨てたおもちゃを部屋の中に持って入って、2人で棚になおしたのでした…。こうなるんなら、最初っから脅さなかったらよかったのにね。棚にきちんと片付けたオモチャを見て、私:「うん、喜んでるよ」長男:「どって?(どうして?)」私:「おうちに(棚)帰れてよかったーー! って」長男:「……」オモチャが喜んでたかどうかはよくわからないですが、それっぽい展開で終了させることが出来ました(笑)今まではオモチャの片付けをしなかったときの最終兵器として、「もう、オモチャ捨てちゃうよ!」を使っていたけどそろそろこの使い方もやめないとな…。てゆうか、片付けないなら捨てる…て。よく考えたら暴論だな。私たちが子どもを育ててるつもりでいるけれど、実は子どもの成長に私たちがあとから付いていってるのかもしれないと思った出来事でした。
2020年04月03日突然ですが、お裁縫道具の収納ってどうされていますか?お裁縫は衣食住の「衣」の中では欠かせない家事の一つ。ボタンの縫い付けをしたり、ほつれたズボンの裾を直したり、子供のワッペンを取り付けたり…。お裁縫を趣味としなくても、お洋服のメンテナンスなどで度々と出番がくるお裁縫道具。収納にこだわる私は、長い間ずっと‟ちょうどいいお裁縫箱”を探していました。憧れの木製のお裁縫箱はお値段が立派でなかなか手が出せなくて…。代用して空箱に入れてみたり、籐のかごに入れてみたり。そんなふうに自分流の収納アイデアで工夫しているうちに、裁縫箱を使いやすくする収納のポイントに気づいたのです。そんな時に目に留まったのが、towerから新しく発売されたこの裁縫箱。「これだ!」と閃き、すぐに詰め替えてしっくり。細やかな物で溢れ、収納が難しい裁縫箱はもうこれで解決です!お裁縫の作業、2分割のススメ。「考えなくてもモノをうまくまとめてくれる」tower。その裁縫箱のサイズ感は至ってコンパクトです。スリムなtowerの裁縫箱は、ミシンと並べて置いても作業スペースの邪魔にならないサイズ感。裁縫箱はたくさんの小物を詰め込もうとしすぎて、かえって机の上に大きく場所を取ってしまいがちなのですが、最小限に収められるこのサイズ感なら持ち運びもカンタン。私が裁縫箱の収納で大切にしていることは、生地と糸を分けて収納すること。収納は欲張ってあれもこれも収めようとすると、うまくいかないことが多いのです。特に裁縫道具は、糸と糸が絡まって乱れやすい。材料ごとに分けて収めれば、裁縫道具の収納はとても考えやすくなりますよ。さらに気を付けている点は、 手縫い作業のものとミシン作業のもので分けると こと。一緒にしようとすると裁縫道具がどーん!と大きくなり、作業まで大掛かりになりがち。家事の隙間時間にできる手縫いのものはすぐに取り出せるように、ミシン用品はミシンとセットに…と、収納で作業を2分割して仕組みを整えます。(左/tower裁縫箱にはミシン用品。右/無印のツールボックスには手縫い用品。)towerの裁縫箱にミシン糸がズラリ。「ミシン作業」の道具を一つにまとめることで、モノを管理しやすくし、気持ちよく収めることができました。ミシンを使う時は、ミシンと一緒にtowerの裁縫箱を取り出して、作業の傍らに。「手縫い作業」の道具は、もっとコンパクトなツールボックスに入れ、手元で収まる作業に。この収納で、お裁縫の作業がうんと手軽になりました。気の利く構造はシンプルデザインゆえtowerの裁縫箱の「これだ!」と思ったポイントは木製のフタ。ナチュラルな木製のフタは、見た目がおしゃれなだけでなく、機能的にも優秀。よく売られている裁縫箱は、本体とフタが一体化しているものが多く、凹凸のあるデザインがほとんどなのですが、towerの裁縫箱はフタが離脱でき、かつフラットなデザイン。そのデザインは、座ってする裁縫作業をスムーズにし、作業効率をアップさせてくれます。目が届く高さに作業を収めることができれば、立ったり座ったりの動作が減り、もっと効率的に作業が進むハズ。フラットなデザインは重ね置きもでき、狭い収納スペースでも有効に収納できますものね。さすがtower!作業中は、木フタをひっくり返せば木製トレーになり、小物を置くスペースに早変わり。細々とした作業が多いお裁縫をスムーズになるよう手助けしてくれますよ。散らばりやすい細やかな道具も、スッキリ収納。中のスライド式のトレーには、ボビンや細々とした部品を収納してみました。ぴったりサイズのシンプルな針山は、取り外し可能なので、手縫いツールボックスの方へ移動しても◎自由に工夫して、自分の使いやすい裁縫箱を楽めるのです。はさみは、トレーを避けて隙間にスッキリ収納。収納が苦手…という方でも、簡単に整理整頓ができちゃうデザインがtowerの魅力なのです。裁縫箱のごちゃごちゃ問題が解決。いかがでしたか?「こんなの待ってた!」と思われる方もきっと多いはず。カラーはブラックとホワイトの2カラー。インテリアに合わせたスタイリッシュなお裁縫箱に変えて、家事時間をもっと豊かなものにしてみては?お洋服のメンテナンスもきっと楽しくなるはず。 【ご紹介したアイテム】スタイリッシュなtowerのお裁縫箱。細々とした道具をスッキリと収納し、デザインだけでなく収納空間もスタイリッシュに変えてくれます。⇒ tower 裁縫箱/タワー ■暮らしのはなし お片付け nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2020年03月27日コロナウイルスによる休校の影響で、家にいることが多くなった子どもたち。そんな今だからこそ、新年度に向けて親子で片付けをしてみませんか?「春は年度が変わるので、進級や進学にともない必要でなくなるモノがたくさん出てきます。だから絶好のお片付けのチャンスです」と話すのは、整理収納アドバイザーの藤野ことさん。新年度に向けてどんなモノを片付けたらいいのかを教えてもらいました。■ 教科書やプリントは新年度を迎える前に整理3〜4月は季節の変わり目。冬に使っていたモノや新年度とともに使わなくなるモノを整理するのにピッタリの時期です。子どもの成長とともに保管するモノは変わっていくもの。不要となったモノはどんどん処分していきましょう。まずはじめは学校関係のもの。学年が変わると、これまで使っていたプリントや教科書などは必要なくなります。そのまま溜め込んでしまうと処分するきっかけを失ってしまいます。処分の基準は「今後、子どもが見直すことがあるかどうか」です。学校からのおたよりは年度末に処分するよりも、そのつど処分してしまうほうがラク。年度末は年間行事予定表のように1年間保管が必要だったプリントを処分します。学年だよりやクラスだよりなどを思い出として保管しておきたいのであれば、きちんとファイルして見返せるようにしましょう。思い出ボックスを用意すると管理しやすくなります。■ 冬物の子ども服は成長度合いを見計らって処分そろそろコートやセーターなどの冬物をしまう時期ですが、子ども服の場合、次のシーズンまで着られるとは限りません。子どもの成長度合いを見計らって、冬物を処分するかどうかを決めます。ボロボロの服は捨ててもいいですが、まだ着られそうな服は以下の3つの方法で手放すのがおすすめです。知り合いにお下がりとして譲るフリマアプリで売る引き取りサービスを利用する簡単に捨ててしまうのではなく、賢く処分していきたいですね。■ 使わなくなったおもちゃや絵本は子どもと相談しながらおもちゃや絵本は入園や入学を機に、保有し続けるかどうかを検討する対象です。子どもの好みは変わっていくもの。ですが、親の独断で処分するのではなく、トラブル防止のために子どもと十分な話し合いが必要です。親がどんなに必要ないと思っても、子どもにとっては宝物もあるでしょう。無理強いは禁物です。手放し方としては、洋服と同様に知り合いに譲ったり、フリマアプリで売ったりするのが簡単。卒園した幼稚園や保育園に相談すれば引き取ってくれる場合もあります。■ 片付けは子どもと一緒に!新年度を迎えると、新しい教科書や制服、学習教材など新しいモノが増えていきます。年度末のうちに必要なくなったモノを処分して収納を見直しておけば、モノが増えてもごちゃごちゃになりません。片付けは親だけがやるのではなく、子どもも一緒にやることが大切。自分のモノを管理する力、整理できる力を少しずつ身につけさせるためにも、ぜひお子さんと一緒にお片付けしてください。親子でスッキリとした新年度を迎えましょう!
2020年03月25日「ここに収納がつくれたらなぁ…。」そんな場所ってありますよね。わが家でいうと、それはシューズクローク!持ち家戸建てのわが家は、なるべく作り付けの収納を作らず、その時の生活スタイルに合わせて収納用品をはめ込むようにしているのですが、子どもたちが大きくなるにつれて、収納が足りなくなってしまうことが増えてきました。「このスペースに置きたいものがたくさんあるのに、収納が足りない! もっとつくっておけばよかった〜!」ということは、暮らしの中によく起こりうる問題。そんな時はモノを減らすことが整理収納の第一歩なのですが、それでもどうしても難しい場合は、その場所に適した収納用品を探します。わが家が目を付けたのは、「グリッドコンテナー」。今回は、わが家のシューズクロークにしっくりきたこのグリッドコンテナーをご紹介します。「CUBE」と「STANDARD」グリッドコンテナーにはサイズが2種類。省スペースなキューブ型「CUBE」と、たっぷり入る長方形の「STANDARD」があります。わが家は、容量38.5Lを収納することができる「STANDARD」を。シューズクロークの空スペースにグリッドコンテナー「STANDARD」を配置してみました。ここに置きたかったもうひとつの理由は、グリッドコンテナーがベンチとして使えること。家族でお出かけをする前に、玄関が大混雑してしまうわが家は、玄関の動線上にグリッドコンテナーを置いて、準備ができた子どもたちの腰掛けスペースに。お出かけ前のママの支度を待つ子ども用ベンチとして役立っています。グリッドコンテナーは100kgの重さに耐えることができる力持ち。そして、頼れる日本製。高さ約30cmだから、子どもが靴を履くのにも腰掛けるにもちょうどいいのです。シューズクロークの空きスペースを有効活用し、居心地のいい空間にすることができました。インテリアとしても文句ないシンプルデザイン。わが家は狭い玄関の空間を広く見せる狙いで、ホワイトを選びました。玄関に子どもたちの居場所となる、ほっこりとした光景がプラスされたのでした。玄関に溢れがちな外遊びグッズの収納にさて、ここに何を収納しようかわくわく。男の子3人兄弟のわが家は、子どもたちが大きくなるにつれ、それぞれの習い事グッズや外遊びグッズ、スポーツ用品がたくさん増えてきました。どんどん手狭になるシューズクロークには、収納したいアイテムがたくさん!例えば、外遊びグッズ収納に。玄関に溢れがちだったスポーツグッズを、見た目もすっきり、隠して収納してくれます。グリッドコンテナーは複雑な部品がなく、開閉もカンタン。子どもでも使いやすい高さで、フタは乗せるだけで開けたり閉めたりすることができます。1アクションで開けたり閉めたりができるから、子どもが面倒がらずお片付けできるのもポイント。フタは軽いので、小さな子どもが自分でおもちゃを出すにも、安心して見守ることができますよ。タープや、レジャーシートを収納すれば、ピクニック用品や、キャンプ用品の収納にも。「今日は本格的な外遊び!」という日には、グリッドコンテナーを丸ごと持ち運べば、忘れものもありません。グリッドコンテナーのフタの上面には、ブロックのようなくぼみがあり、積み重ねて使うことが可能。キャンプ用品などたくさんの荷物を移動する時に、スタッキングして車の荷台に。オシャレキャンパーの収納グッズとしても注目したいアイテム。キャンプ場でも、ベンチとして大活躍してくれます。モノを手放す前の「保存ボックス」として玄関にすっきりとした暮らしを保持するために、断捨離大会を頻繁に行うわが家。捨てようか迷ったものは、まずそれがない生活を試してみます。そんな時に役立つのが「保存ボックス」。整理収納を行う際には、この保存ボックスをつくると、捨てにくいものを一時的に保管することができ、「本当に必要?なくても暮らせるものなのでは?」と、手放す前にモノと向き合う時間を設けることができます。やっぱりわが家には不要! と判断できた時、これらは潔く処分。新しいモノを買って、「家の入口=玄関 」から入ってきたら、その代わりに何か「家の出口=玄関」から押し出す。そんなイメージで、家の中の循環を整え、暮らしの中に不要なものが溢れないよう工夫しています。まるで体内の循環を整えるように。そうすると、必要なものだけに囲まれた暮らしができるようになるのです。そして、グリッドコンテナー自体も、使わない時は折り畳んでコンパクトに収納することができる優れもの。便利だな〜と思って買ってみても、使わない時に場所を取る収納用品ってたくさんあるのですが、こんなにスリムにコンパクトに収納できれば困りません。隙間に立て掛けて、スリムに収納。収納に悩む場所に使いたいものだからこそ、嬉しい工夫が詰まったアイテムなのです。【ご紹介したアイテム】 時にはベンチにもなり、使っていない時はコンパクトにもなる、スタッキング収納も可能な、おしゃれで力持ちな収納ボックスです。⇒ 【日本製】グリッドコンテナー(折りたたみ収納コンテナ)スタンダード ■暮らしのはなし お片付け nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2020年02月16日ウイルス性の胃腸炎などの場合、親が嘔吐物の片付けをしているときなどに家庭内でのウイルス感染が起きることが多くあります。自分自身や他の家族への感染を防ぐためにも、正しい消毒や片付け方を知りましょう。 嘔吐の原因になる病気は?嘔吐などの急性の胃腸炎をおこすウイルスとしては、ノロウイルスやロタウイルスがあります。これらのウイルスは感染力が非常に強いため、適切な処理をしないと、家族間で感染をしてしまうことがあります。感染しても潜伏期間があり、発症に時間差があることがあります。 赤ちゃんが嘔吐してしまったらまず何をする?まずは部屋の換気をします。 次に処理するのに、必要な物品を用意します。・使い捨てのマスク・使い捨てのビニールエプロン・使い捨てのビニール手袋(ゴム製やビニール性)・キッチンペーパー(吐物を拭いたり片付ける場合には、なるべく使い捨てのものを使用します)これらは使用後、ビニール袋に入れ口をしっかり結んで捨てましょう。 吐物がついたシーツや洋服も基本的にはビニール袋に入れてしっかり口を縛り、捨ててしまったほうがよいと思います。捨てたくないものでしたら、キッチンペーパー等で吐物を除去したあとに周りに飛び散らないように大きめのゴミ袋などでカバーしながら手洗いしてから消毒をしましょう。 消毒方法と消毒液の作り方は?嘔吐の場合、「次亜塩素酸ナトリウム」を使って消毒するのが確実です。アルコールでの消毒はノロウイルスやロタウイルスなどの消毒効果は不十分です。次亜塩素酸ナトリウムは、衣類・台所用の塩素系漂白剤、哺乳瓶用の消毒剤にも含まれるものがあります。人体には使用できないので注意しましょう。 【消毒方法】床などに飛び散った吐物などを拭き取ったあとは、次亜塩素酸ナトリウムで浸すように床を拭き取り、そのあと水拭きをします。また、おむつや拭き取りに使用したキッチンペーパー等をビニール袋に密閉して廃棄する際は、ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウムを入れることが望ましいとされています。また、食器などの下洗いや嘔吐後にうがいをした場所なども次亜塩素酸ナトリウムで消毒後、洗剤を使って掃除をするようにしてください。 【消毒液の作り方】消毒には、業務用の次亜塩素酸ナトリウム、または家庭用の塩素系漂白剤を水で薄めて作る「塩素液」を使います。以下は、いずれも一般的な家庭用の漂白剤(製品の濃度:6%)で作る場合です。 ●消毒や拭き取りに使う場合(200ppmの濃度の塩素液)液10mlに対して、3Lの水で薄めて作ります。●嘔吐などの廃棄物を袋の中で浸す場合(1000ppmの濃度の塩素液)液50mlに対して、水3Lで薄めて作ります。 赤ちゃんが嘔吐してしまうと、心配で焦ってしまうかと思います。赤ちゃんの安全を確保しつつ、家族内の感染が広がらないように冷静に処置するようにしましょう。 <参考>・厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」・厚生労働省「冬は特にご注意!ノロウイルスによる食中毒」 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2020年02月15日お正月を家族でのんびりと過ごし、わが家にも少しずつ日常が戻ってきました。忙しい日常に戻った中でも、暮らしのリズムを大切にすることで、ゆとりを取り戻すような感覚になります。お正月にしつらえたお正月飾りの後片付けに向き合い、次の行事に整える。そんな時間を楽しみながら、今年も一年、日々を丁寧に味わっていくことができますように。お正月飾りの後片付けお正月にしつらえた、しめ縄や鏡餅。わが家のお正月飾りは、インテリアの空間を楽しみながら使えるコンパクトなものばかり。今年も家族が集まるリビングのニッチに、小さな鏡餅を置いて、お正月を迎えました。今年は、松の造花が仲間入り。神様を迎えるという玄関にはしめ縄を。こちらもわが家の玄関の空間にちょうどいいサイズの、大きすぎない華奢なもの。お正月の伝統を自分らしく暮らしに取り入れ、わが家に合ったスタイルを味わいます。地域にもよると思いますが、わが家が正月飾りをしつらえ始めるのは、クリスマスを終えた頃。クリスマスツリーを片付け、ちょうど入れ替えるようなイメージで、おうちの中をお正月に向けて整えていくように意識します。年が明けたら、七草の日の1月7日にしめ縄を後片付け。鏡開きの1月11日を過ぎたら、今度はニッチの鏡餅を収める。さみしくなったニッチは、日常らしいインテリアのディスプレイに戻します。こんなふうに暮らしの中でインテリアと行事をリンクさせて楽しんでいます。今年は2月3日の節分へ向けて、何かかわいい置物を飾りたいと思っているところ。年賀状は住所録と兼用する年賀状の収納は、住所録と兼用しています。100円ショップで見つけた「はがきケース」は、2つのボックスを重ねて収納できるシンプルな形。片方には今年届いた年賀状を入れ、もう片方のフタの方には去年届いた年賀状を住所録として収納して使っています。手作り感溢れるアナログな住所録ですが、宛て名を手書きする私にはぴったり。戴いた年賀状を見直しながら、新年のご挨拶をしたためるのが年末の楽しみ。毎年年賀状を作成する時期に、住所録も一緒に整理することができるところも気に入っています。年賀状の保管は1年分のみ。年賀状のお年玉くじをチェックしたら、去年のものは処分し、今年のものを50音順に並べ入れ、住所録を情報更新させるという流れ。片方のボックスは空っぽになり、喪中はがきを控えておくボックスにと役割交代します。お正月明けの家仕事を終えたら、これらは「お年賀セット」として1セットにしてボックスに保管。こうしてまた、1年が過ぎていくのをここでじっと待ってくれているようで、なんだか暮らしの仕事ひとつひとつが楽しく思えるのです。「お年賀セット」の箱の中普段はカラフルなアイテムをあまり持たない私ですが、お正月アイテムはやっぱり赤。「お年賀セット」の箱を開けると赤いものが勢ぞろい。marimekkoの小さながま口のポーチには、初詣のための5円玉をたくさん入れて準備しておくのが毎年末のルーティン。お賽銭で使い切り、空になったポーチは、次の年末まで細々したお守りの保管ポーチに役立ちます。初詣の際に、神社の古札入れに忘れず返すことができるのです。無印のシンプルな赤いポチ袋は、子供たちに渡すお年玉用。マスキングテープを貼って、オリジナルお年玉袋に。まだ今年が始まったばかりだけれど、この年末もバタバタしないように買い足しておこう…。と、こんなふうに年末のドタバタ劇を先回りしてお手伝い。一年の「暮らしのリズムの繰り返す」ことにより、日々が穏やかに整う心掛けています。さぁ。今年も一年、楽しく暮らしが営めますように。 ■暮らしのはなし 連載:整理収納アドバイザーのお片付けノート お片付け nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2020年01月10日年末の大掃除で頑張って片づけて掃除したキッチン。せっかくなら新しい年もキレイなままキープしたいですよね。毎日気持ち良く暮らすためには掃除も大切ですが、片付けがしやすいように収納を見直すのも重要なポイントです。そこで今回は、大掃除を無駄にしないスッキリ暮らす収納のコツを紹介します。時短で掃除ができる、キッチンの整理整頓術毎日の料理作りで汚れがちな台所も、大掃除でピカピカに。せっかくならキレイをキープしたまま使いたいですよね。そこで次に見直したいのが収納です。もちろんこまめな掃除も大事ですが、効率よく時短で掃除するためにはスッキリ収納することが重要なんです。調理器具や鍋、食器類が整理整頓されていると料理もテキパキできてモチベーションが上がりますよ。それでは、キッチンを使いやすくする収納アイデアを紹介していきます。シンク下も、つっぱり棒で工夫してスッキリ収納シンク下の収納って難しいですよね。使用しているキッチンによって異なりますが、扉式の収納は配管があって物をしまいにくかったり、引き出し式の収納は引き出しが大きすぎて整理がしづらかったりすることも。ところが、どちらのタイプもつっぱり棒を使うことで、収納を増やしたり、細かいものを入れる引き出しを作って整理できます。《手順》1.つっぱり棒を2本用意して、収納内の手前と奥に同じ高さで設置します。2.つっぱり棒の上にワイヤーネットを渡します。3.ワイヤーネットがつっぱり棒から落ちないように、前後左右を結束バンドでとめます。4.ワイヤーネットの上にカゴやトレーを乗せれば、扉式にも引き出し式収納にも対応の整理棚が完成!ワイヤーバスケットなど大きなカゴを使う場合は、つっぱり棒を手前は低く、奥は高くして高低差を出し、斜めにカゴをいれて結束バンドでとめると物が取り出しやすくなりますよ。シンデレラフィットを目指してボックスで整理キッチンは大きな収納が多いですが、その広さと深さを使いこなせていない人が多いのも事実です。収納のコツは「立てる」と「高さ」。整理の手助けをしてくれる色々な種類のボックスを使えば、簡単に使いやすい収納をつくれますよ。広くて深い引き出し収納があるのに整理が難しいと感じたら、仕切りを入れてみましょう。収納のサイズに合わせて高さがあるファイルボックスやプラスチックケースを入れるのがおすすめです。大きさをうまく組み合わせれば、ぴったりサイズの収納ができます。鍋のふたや大きなお皿を「立てて」収納できるので、お料理の際に探しやすくて取り出しやすいですよ。見落としてはもったいない、扉裏とすき間の活用アイデアキッチンの中で見落としている収納スペースはありませんか?扉の裏や冷蔵庫のすき間など意外な場所が便利な収納スペースに早変わりすることもあります。自宅のキッチンに合わせて探してみてくださいね。扉を開ければ調理器具、サッと使えて衛生的シンク下の収納は完璧!という人も、まだ見落としている部分がありませんか?何もない扉の裏も便利な収納スペースになります。方法はとっても簡単。100円ショップの貼り付け式フックを扉裏に貼り、おたまやフライ返しの持ち手にある穴をフックに引っ掛けるだけで、取り出しやすい調理器具収納スペースのできあがりです。トングなどを引っ掛けることもできますし、シート式のまな板の隅に穴を空けて、紐を付けて引っ掛けると調理スペースまで片付いちゃいます。壁と冷蔵庫のすき間も立派な収納スぺース冷蔵庫の位置を調整すると壁との間にすき間が生まれませんか?10センチメートル以上すき間があれば市販のすき間収納ラックや積んで高さを出すゴミ箱をいれることも可能です。そんなにすき間がないという方や家具を増やしたくないという方には、マグネット式の収納ケースがおすすめ。冷蔵庫に貼り付けて、ラップやキッチンペーパー、ティッシュなどとっさに取り出したいものを収納したり、テーブルに散らばりがちな書類を家族の名前ごとに分けて収納するのも便利です。100円ショップやホームセンターに売っているものを使ったり、強力マグネットとちょうどいい大きさのカゴを接着剤などで貼り付けて手づくりするのもおすすめですよ。収納したいものに合わせて選んでみてくださいね。整頓されたキッチンで料理のモチベーションもアップ!鍋や食器類、調理器具が整理整頓されていると、料理がしやすく片付けもラクラクで一石二鳥です。収納アイテムを思い切ってお気に入りの色やイメージで統一するのも整理のモチベーションが上がりますよ。いろいろ工夫して自分だけのお気に入りキッチンを作ってみてくださいね。《ARUHIマガジン》では、「住まい」や「お金」に関するさまざまな情報を掲載中です。専門家の書いた記事や役立つコラムを読んで、暮らしのさまざまな疑問について理解を深めてみませんか?家事に関するトピックもたくさんあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。〔ARUHIマガジン〕はこちら
2020年01月09日「家事」とひとくくりに言うけれど、掃除・洗濯・料理…と、やることはたくさん。家事は毎日を円滑に過ごしていくために欠かせない暮らしの一部分。とはいえ、がんばっても報酬のない、やらなければ豊かさを失う、ちょっと境界線があいまいなこと。そして、うちの中で誰かが舵を取り、家族みんなが使いやすい環境をつくっておかなければ、一瞬にしてぐちゃぐちゃに乱れてしまう厄介ごと。けれど、そんな家事をもっと簡単に、シンプルに考えてみてほしい。負担を減らして、他のことに時間を費やせるように充実した暮らしを営めば、家族みんなが同等でいきいきと過ごせるはず。「肩の力を入れなくても、ちょっと動けばキレイに元どおりにしてくれる。」私は、収納がそんな暮らしの近道だと思っています。さて、今日は、毎日毎日5人家族のごはんをこしらえる、わが家の台所のおはなし。たくさんのごはんをこしらえ、きれいに後片付けをし、時には夫婦で分担をして、きれいな状態を維持しているコツをお話ししたいと思います。忙しくたって、力を抜いたって、家事をきちんとこなせるコツがあるのです。家事の景色を楽しむ「どうしてこんなにすっきりしているの?」と聞かれることが多いのですが、それはきっと目障りなものを収めるようにしているから。食材に触れる調理道具はなるべく、汚れないようにシンク下の引き出しに収め、表に出るものは濡れたままの手でもサッと取れて家事がスムーズにいくものだけ、と決めています。そして、心掛けているのは、それらを自分が好きなデザインで選ぶこと。まさに「見せる収納」です。私は色ものがたくさん並ぶ風景より、白く澄み渡ったすっきりとした光景が好き。木やかごが好きなので、ついいろいろと並べたい気分の時もあるのですが、自分が疲れている時や忙しい時に、エイッ!と片付けたくなってしまうことに気づきました。それが私のバロメーターになり、白と木のバランスを時々整え、自分の気分でキッチンの光景を楽しむようにしています。「使っていないものは、持たない。飾らない。」というのも、ポイントです。使っていないものをキッチンに飾っていても、そこで埃をかぶり続けていきますし、掃除の手間を招いてしまうから。油の舞うキッチンは特に、使うものだけでインテリアを彩り、動きを与え続けることで、気づいたときに汚れを拭き取るよう心掛けています。大掃除の時にお掃除リストは作らず、こうしたらもっとラクになるかな〜と閃いた時に、模様替えのように収納を見直し、ついでにその引き出しの中をお掃除する。そんなことを繰り返していると、不思議と汚れはたまらないのです。最近変えてみたのは包丁入れ。もともとついていた包丁収納はネジで取り付けられており、汚れていても見えない場所でした。開けてみて汚れにびっくり仰天!それから自分好みの木の包丁入れを探し、「分解して洗えるもの」に絞り込み、アップデートされた調理道具が新しく仲間入りしたのでした。引き出しを開けると、お気に入りが目に入り、家事の景色そのものが楽しい。これは何よりも私の家事のモチベーションとなるのです。動線を考えて引き出しを埋める例えば、水栓のあるシンク下の収納には、水を使う道具を収めます。ボウルや軽量カップは、取り出して水栓まで一直線の動線を図れるように。また、毎日必ず使う水筒は食洗機にお任せするので、食洗器の近くであるここの引き出しにしています。働き終わった食洗器を引き出したら、シンク下の引き出しも全部開けて、次々とここに収めていくのです。キッチンの中を歩き回ることなく、ここに立ったまま作業がスイスイ進むので、片付けがスムーズです。まな板と包丁はセットで収納。そしてボウルも。一つの引き出しを開ければ、調理の第一段階が迷わず進むという仕組みを作り出します。夕方ごはんを作る時間に、どんなに疲れていても身体にスイッチが入り、勝手に動き出してしまうという、魔法の収納方法です。まな板と包丁を取り出し、ボウルに水を張り、お野菜を洗う。切る。次はダイニングテーブルにお皿を並べる作業へ。・・・後編をお楽しみに。 ■暮らしのはなし 連載:整理収納アドバイザーのお片付けノート お片付け nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2020年01月08日わが家の夕飯の支度にかかる時間は1時間。忙しい日も、家族5人分1時間あればおいしいごはんが出来上がるようにしています。そのコツは、家事のルーティン化。献立をルーティン化するのではなく、動きをルーティン化するのです。トレイと食器でルーティン化を図るわが家の夕飯づくりに欠かせないのが、このトレイ。夕飯のメニューが決まったら、ダイニングテーブルをきれいに拭き上げ、テーブルに家族みんなのトレイを並べます。コップ。お箸。メインのお皿。トレイを並べるとスイッチが入ったように器を並べやすくなり、「主菜と副菜をどう盛り付けよう?」と、イメージがどんどん湧いてきます。メインのお皿は、どんなメニューでも合う白いお皿。かさばらず、重ねた状態もシンクで場所を取らない形。食洗機の中で並ぶ姿も美しく、均一に洗え、取り出す作業もスムーズなこの1枚がわが家では万能の1枚に選ばれています。その日の食材によって、食材が器を日替わりで彩ってくれる感じが好き。そして、シンクが洗い物でごった返しになっていても、白い器だと気持ちが荒立たない気がします。プラスチックのお皿では油汚れが残るから、子供も同じものを。小さな三男には、同じお皿でワンプレートメニューのように盛り付けて楽しみます。みんなで同じ食器を使うだけで、夕飯の支度をスムーズに行えるようになりました。道具箱のようなキッチンツール収納コンロ下の収納には、火の回りで使う調理道具を収納。鍋、フライパン、土鍋など、重い調理道具でもサッと1アクションで取り出せるよう、フライパンなどは立てて収納するのが便利です。贅沢な収納に見えますが、こうして収納に制限を与えることで、本当に必要な道具を見極め、必要以上に持たなくなります。これが作業がサクサクと進むコツ。どこに何があるか分かりやすく収納することが、夫婦で分担できる秘訣です。フライパンの横に置いているのは、麦茶パックとおもち。不自然に仲間違いがいるように見えますが、これがポイント。やかんや鍋に水を張り、沸騰したらその場で麦茶パックやおもちを投入できるという仕組み。近くにはおもちのパックをカットするハサミも置き、隣の調味料用の引き出しにはきなこも収納してあります。この動線づくりによって、高学年の長男は、自分で兄弟みんなの「きなこもち」を作るように。キッチンでバタバタ動き回るような動線ではないので、私も安心してお任せしています。調理に使う菜箸やおたまなどのキッチンツールもコンロ近くの引き出しに収納。ツールスタンドに立てる収納に密かに憧れを持っていますが、掃除の手間を省きたい私には埃を溜める形は向いていないと、ここはきっぱり諦めています。調理が済んだ後に、台所用ふきんで何も置かれていないコンロ周りを一気に拭き上げる、という方法を毎日ルーティン化。「モノをいちいち避けてお掃除するのは面倒。」というめんどくさがり屋の自分をよく知ってのことです。調味料容器は効率重視で選ぶ調味料を入れる容器にも、すっきり収まることと、時短のためのモノ選びのこだわりが詰まっています。容器はすべて、1アクション方式のものに詰め替えて使用。長年愛用している「フレッシュロック」は、四角いフォルムで収納に無駄な隙間を作らず、1アクションでパカッ!と開けることができます。これを使い始めて、揚げ物料理の下ごしらえがかなり楽になりました。調味料容器を選ぶ基準は、必ず一度で詰め替えられる、容量に合ったものを。何度も補充しなくていいように。そして、賞味期限が混ざらないように。その手間を省くだけで、かなりの効率アップになりますよ。ちょっと地味だけれど、小さな工夫。その小さな工夫をたくさん積み重ねると、実はたくさんの時間を得していることに気づくことがあります。作業がスムーズにいく自分に、拍手喝采。台所でのごく普通の光景で、小さな成功の積み重ねを感じる瞬間が好きなのです。 ■暮らしのはなし 連載:整理収納アドバイザーのお片付けノート お片付け nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2020年01月08日■いらなくなった子ども服は、オトクに手放す昨年の年末、着られなくなった子ども服を整理したら、ゴミ袋2つ分くらいになりました。そのときはお古をあげられるような知り合いもいなかったので、古い衣類を買い取りしてくれるお店に持ち込んでみると…なんと5000円くらいになりました!そのお店では人気のあるブランドのものだと高めに買い取りをしてもらえるようで、捨てようと思っていた古着が思いがけずお金となり、すごく得した気分になりました。衣類のほかにも、子どものもので処分するときに頭を悩ませるのは「子どもの作品」です。■増え続ける「作品」、子どもにある提案をしてみたら…長女も小さい頃などは、工作を捨てるのを特に嫌がっていたので、なかなか部屋がきれいになることはなく…。しかし、このままではまずいと思い、娘が本当にとっておきたいものは残しておくことにして、そうでないものは写真に残しておこうと提案しました。すると、娘は捨てるものを選んだものの、写真を撮るときに悲しくなってしまったのか、泣いてしまい…。親が勝手に判断して捨ててしまうのではなく、子どもが自分自身で判断できるようになるといいなと思っていたのですが、なかなか思うようにいかないこともあるなとそのときは感じました。■整理整頓で感じた、子どもの成長しかしそれから時が経ち、年長さんになって幼稚園でのお片づけにも慣れてきたからでしょうか、同じように作品の整頓をしようと長女に提案したら、そのときは笑顔で分別することができるようになっていました。「いるもの」と「いらないもの」を自分で決められるようになったというのは、大きな成長だなと感じました。また、片づけをしていて感じたのは、分別をひとりですると孤独で修行みたいに感じますが、親子でいっしょにやると、案外楽しいなということです。片づけながら、当時のことを思い出してはしゃいだりする子どもの姿を見ているだけで、とても幸せな気持ちになれます。子どもの物の片づけは、親の私が勝手にやってしまうのでなく、これからも子どもの気持ちを尊重しながら進めていきたいなと思います。
2019年12月16日