2020年3月に50周年を迎えたananとほぼ“同期”であり、これまで多くの企画を通じて新しい価値観を提案し続けてくれている松任谷由実さん。常に時代を切り拓き未知の世界を見せてくれるユーミンに、小誌との歴史や時代との向き合い方について語ってもらいました。1972年にシンガーソングライターとしてデビュー。以来、音楽シーンのみならず、時代そのものを牽引し続けているユーミン。生み出す楽曲はもちろん、都会的なファッションやブレのない生き方が幅広い層に支持され、時に社会現象を巻き起こすことも。そんな発信するものすべてが多大な影響力を持つ“時代のアイコン”は、ananにも多数登場。対談企画やコラム連載、お悩み相談などあらゆるテーマで活躍し、初登場から40年以上にわたって共に誌面を作り上げてきたユーミンが小誌との思い出を語ってくれた。「初めて登場したのは、’70年代の終わり頃だったかな。当時はまだ“スタイリスト”という職業が確立されていなくて、誌面で着る衣装はすべて自分でコーディネートを組んでいました。昔は世に出ていないクリエイターとセッションしてよく作品撮りをしていたんですが、ananでのスタンスはその感覚に近かったかもしれないですね。編集者の意図を理解して、スタイリングや写真、テキストへと落とし込んでいく。その中で思わぬ化学反応が生まれて、面白いページができていった。ananって、常にちょっとエッジーな存在でしょう?当初から企画やレイアウトにオリジナリティとプライドが感じられた。それもあって、ファッションやメイクを含めて他ではできないことにも挑戦できた気がします」過去の誌面を見ると、登場する企画ごとにイメージがガラリと変わっている点に気づかされる。いずれも一切古さを感じさせないどころか、今見ても新しい。「企画に合わせてはいるものの、’80年代後半のスタイルは今見るとアゲアゲ(笑)。’90年代に入ってくると、一転して抑えたムードになっています。スーパーモデルがもてはやされていた時代から、ケイト・モスのような脱力系が支持されるようになっていったのがこの時くらいから。不思議なもので、自分の中で違和感を抱きだすと、自然と世の中も変わっていくんですよ。私の場合は動物的なカンが働くのか、流れが一般化するより3~5年ほど早いみたい。その感覚は昔からありますね」時代の数歩先を行く感覚の鋭さは現在も変わることなく、最新の音楽事情やファッショントレンドにも精通。今回の撮影では、ズラリと並んだ衣装の中からオリエンタルな柄のドレスをセレクトし、「少し先には、またこんなムードが来る気がしています」と語る。とはいえ、本人は時系列上での“古い/新しい”の線引きは特に意識していないという。「音楽でもファッションでも、好き嫌いがハッキリしている方がスムーズに時代に乗っていけると思うんです。古いものでも自分が好きだと感じたらそれが最新だし、新しいものでもピンとこなければスルーしていく。そこはブレない方がいい。先日テレビのチャート番組を見ていたらウェスタンとヒップホップのハイブリッドみたいな曲が流れていて、面白いなって感じたんです。以前なら絶対に混ざらなかったであろうものが合わさっていて、スゴいとこ突くなって。たまにそういう発見があるのはやっぱり楽しいですね。でもね、私ってやっぱり鼻が利くみたいで(笑)。イントロで“これイイ!”って思ったものは、長くヒットしたりするんです」そう話す表情は、茶目っ気たっぷり。半世紀近くトップランナーであり続けることのプレッシャーや葛藤は想像を絶するけれど、時代に向き合うことをどこか楽しんでいるようにも感じられる。「新しいものに出合うのって億劫じゃないですか。エネルギーも必要になるけれど、そこにはきっと何かがある。そう思って、出合うための労力を惜しまないようにしています。年齢とともにモチベーションの保ち方も変わってきて、今はモチベーションを上げることが大変になりつつある。でも、やめたらそこで終わってしまうでしょう?だからファッションしかり美容しかり、どんな手を使っても先に進みたいと思っているんです。もちろん、すべての前に音楽ありきですが」“どんな手を使っても”という、強い言葉に驚く。溢れるほどの才能に恵まれ、アーティストとしてこれ以上ないほど成功している現在も、さらなる進化の道を選び続ける――。色褪せることのない輝きの裏には、強い覚悟と決意があった。「自己分析をした時に、実はストレスがあるくらいの方が精神的に安定するってわかったんです。私にとってストレスがない状態は、白いトンネルの中にいるようなもの。ビジョンがないことが逆にストレスになってしまうんですよね。なので、周りに協力してもらいながら自分に適度な負荷をかけて、ちょうどいいバランスを常に探っているんです」この3月にはSuchmosのライブにゲストボーカリストとして出演するなど、新たな取り組みにも果敢に挑戦。音楽配信を通じ、国や世代を超えたファンも増え続けている。凄まじいスピードで世界が変化していく中、今なお時代から求められることについて本人はどう感じているのか聞いてみた。「“何かヒントが欲しい”“新しいものに出合いたい”と思っている人に応えることが私の役割なのかなって感じることがあります。意識的に提示しているわけではないけれど、誰かが何かを求めている時に必要なメッセージを私や私の楽曲から受け取ることがよく起こっているそうなんです。そういう意味では、神様のような存在に曲を書かされている部分もあるのかもしれないですね。私自身も、ツアー先に漂う空気や人の気を感じながら昔のナンバーを歌った時に、“この曲はこういう意味だったんだ”って改めて気づかされることがあるんです」千本の手であまねく衆生を救済する千手観音のように、多くの楽曲をリリースすることで時代が求めるヒントを提供し続けているユーミン。常に先を見据えて進化を遂げていく一方で、変わらずに守り続けているものがあるのだとか。「時代とともに変わっているのは、現象として見える部分だけ。目に見えない部分は変わっていないと思う。むしろ本質を変えないために、見える部分を変えているのだと言えるかもしれません」変えたくないもの(=本質)を守るためには、変化していくことが必要。それは、雑誌にも共通する部分があるという。「ananも時代に合わせて変化していますよね。でも、目に見えないところにきちんとカラーが存在している。50年の歴史から立ち上ってくるその“スピリット”のようなものを作り手の方々が感じ取ることができれば、今後さらに出版界が変化していってもananの“イズム”は続いていくと思う。アウトプットの仕方が変わっていく中、信じるべきはただそこだけ。これからもその本質を変えることなく、時代の先陣を切るとんがった雑誌であり続けてほしいと願っています」まつとうや・ゆみ東京都出身。1972年にシンガーソングライターとしてデビューし、38枚のオリジナルアルバムをリリース。『TIME MACHINE TOUR』のDVD/Blu‐rayが発売中。シャツドレス¥249,000ネックレス¥57,000(共にマルニ/マルニ 表参道 TEL:03・3403・8660)ピアス¥30,000(カミーユエンリコ/アイクエスト ショールーム TEL:03・6433・5208)※『anan』2020年3月11日号より。写真・下村一喜(AGENCE HIRATA)スタイリスト・槇原亜加音ヘア&メイク・遠山直樹取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2020年03月05日’80年にデビューして以来、常に女性の新しい生き方を提示し続けてきた松田聖子(57)が今年、40周年を迎える。そこで、読者世代の“一番星”と言うべき存在の素顔に迫るべく、デビュー前から知る人物に話を聞いた。「『文学的なイメージを打ち出し、音楽的に見せよう』という2つのコンセプトを掲げました。聖子は物覚えが早く、勘もいい。根性は並外れてあり、作品を自分のものにする力も持っていました」デビュー後は瞬く間に大ブレークした松田聖子。一過性で終わらせてなるものかと、松田聖子を見いだしたプロデューサーの若松宗雄さんは2つのコンセプトを掲げる。そして、デビュー曲のイメージに満足せず、楽曲は松本隆、松任谷由実、佐野元春ら、才能あるアーティストを次々と起用していった。デビュー当時は「結婚したら、かわいいお嫁さんになりたいから引退」と語っていた聖子だったが、ママドルの先駆者となり、日本の女性の生き方を変えたといわれる存在に。「最初から聖子が意図していたというより、歌い続けるなかで生き方が変わってきたのでしょう」(若松さん)そんな松田聖子の代表曲のなかから、“大ヒット曲”の秘話を若松さんに教えてもらった。■『裸足の季節』(’80年4月)資生堂の「エクボ洗顔フォーム」とタイアップしたデビュー曲。作詞・三浦徳子、作曲・小田裕一郎のコンビが担当。「担当者に一度、聖子は『エクボが出ない』と外されかけたが、博報堂のプロデューサーの『ダメになるのはもったいないコだから』というプッシュがあり、CMソングに起用。女性向けの雑誌をヒントに、当時のタイトルはほぼ私が考えていました」(若松さん・以下同)■『青い珊瑚礁』(’80年7月)2枚目のシングル。オリコン最高2位。『ザ・ベストテン』で1位を獲得し、スタジオから久留米に電話して「お母さ〜ん」と大泣きした場面は有名。「『青い珊瑚礁』は、当時大人気のブルック・シールズの映画から。このころから聖子の売り出しに気乗りしていなかった社内(CBS・ソニー)のムードも一変、『若松さん、売れるコなんだってもっとちゃんと言っといて』なんて言われるくらいでした」■『チェリーブラッサム(’81年1月)4枚目のシングル。「年明けに出すにふさわしい楽曲と思ったが、レコーディング直前に『なんとなく、あまり好きじゃない』と聖子。財津和夫さんの作曲で曲調が変わり、違和感があったようで、その場は一度解散し、再度集合。気合を入れ直してのレコーディングは無事終了し、苦労しましたが、楽曲は大ヒット。大村雅朗くんのアレンジが、さらに曲のよさを際立たせてくれました」■『白いパラソル』(’81年7月)6曲目で作詞を松本隆に依頼。「アルバムに提供してもらった『白い貝のブローチ』が秀逸だったから。5作目までの三浦徳子さんも素晴らしく、『なんで私ではだめなの?』と責められたが、決断。仕上げはエンジニアと一緒に悪戦苦闘しながら完成させました。聖子からは『(当時の所属事務所・サンミュージック/故人)相沢社長からこれは地味だから早く次の曲を作ってもらえと言われました』と(笑)。もちろん大ヒットしました」■『赤いスイートピー』(’82年1月)作詞・松本隆、作曲は呉田軽穂(松任谷由実)の黄金コンビによる代表曲。「ユーミンはすでに大スターでしたが、失礼ながら直してもらいました。彼女は謙虚で、私の『尾瀬に春が来たような感じにしたいので、あまり弾まないように。だが、最後は上がる感じに』などの抽象的な要望に『わかりました』と。私は音楽家ではないので、『なんか違う』と言うと『じゃ、こんな感じ?』とまた直してくれて。でも後日、ユーミンは『私、リテーク依頼は初めてよ』とほほ笑んでくれました」「女性自身」2020年2月4日号 掲載
2020年01月27日若者に大人気のKing GnuやRADWIMPSからAI美空ひばりと、幅広い世代に向けたラインナップを揃えた令和初の『第70回NHK紅白歌合戦』。第2部の関東での平均視聴率が37.3%と過去最低を記録する形となったが、舞台裏では数々の“事件”が起きていた。今回のハイライトとなったのが、デビュー40周年目にして紅白初出場となった竹内まりや(64)だ。生命の尊さについて歌った竹内だが、そこには“亡き後輩”への思いが秘められていた。「視聴者から募集した大切な人との写真を映像で投影する演出だったのですが、そこに竹内さんと故・岡田有希子さん(享年18)の2ショット写真もありました。実は竹内さんが今までにもっとも多く曲を提供したのが岡田さん。昨年にそれらの曲をまとめたアルバムが発売された際にも『(岡田さんが)生きていたら52歳……』とコメントするなど、道半ばにして亡くなって自ら命を絶ってしまった岡田さんのことを今でも気にかけているそうです。そこで竹内さんサイドから『岡田さんも一緒に出してあげたい』と希望して、写真を使うことになったと聞いています」(NHK関係者)いっぽう、2年連続の出場となった松任谷由実(65)の周辺には緊迫した空気が流れていたという。「実は、各出演者サイドに、『松任谷さんへの楽屋挨拶は控えてください』というお触れがNHKから出ていたんです。楽屋の場所すら明かさない徹底ぶりでした。松任谷さんは歌う前の準備を大切にする人。特に今回はテレビ初披露する曲ということもあり、静かに気持ちを整えたかったのでしょう」(レコード会社関係者)名曲『ノーサイド』初披露の裏には、大御所ならではの“ルーティン”があったようだ――。「女性自身」2020年1月21日号 掲載
2020年01月06日シンガーソングライター・松任谷由実(65)が12月19日、大晦日のNHK紅白歌合戦に出場すると発表された。松任谷は84年リリースのアルバム『NO SIDE』に収録されている、『ノーサイド』を歌唱する。ラグビーをテーマに作られた同曲は、戦う選手を見守る女性の気持ちが描かれている。さらに松任谷と共に、稲垣啓太(29)や姫野和樹(25)といったラグビーW杯で活躍した選手もスペシャルゲストで登場する。松任谷は紅白歌合戦の公式サイトにコメントを寄せた。「先ずは、日本中に興奮と感動を与えてくれたラグビーワールドカップ日本代表の方々に、ひとりのファンとして、感謝の気持ちをお伝えしたいです」とし、「当日は、ラグビーワールドカップ日本代表の選手の皆さん、そして、これまで日本のラグビーを築いてきた全てのラガーマンに届くよう、勇姿を胸に歌いたいと思っています」と意気込んだ。松任谷にとって、同曲はテレビ初歌唱となる。だが、これまでもラグビーと縁を紡いできた楽曲だ。05年から08年に渡り、「全国高等学校ラグビーフットボール大会」で公式テーマ曲として起用。13年12月1日に行われた「ラグビー関東大学対抗戦明治大学vs早稲田大学」でも、松任谷が国立競技場で生歌を披露していた。また10月27日に放送された『サンデースポーツ2020』(NHK総合)では、ラグビーW杯日本代表の活躍を振り返るVTRの音楽としても起用された。ネットでは期待の声が上がっている。《想像するだけで泣けます!》《ウワーそれは凄い!!デビュー以来のユーミンフアンとしても、そしてONE TEAMフアンとして今年の紅白は楽しみ~!!》《紅白でユーミンが「ノーサイド」を歌うんだね。 今年は、ラグビーが盛り上がったから、最高の選曲。 これは、聞いてみたい》音楽ファンもラグビーファンも盛り上がりそうだ。
2019年12月19日メジャーデビュー5周年を迎え、5枚目となるアルバム『濡れゆく私小説』をリリースする、indigo la End。川谷絵音(Vo/Gt)、長田カーティス(Gt)、後鳥亮介(Ba)、佐藤栄太郎(Dr)からなる4人組だ。音楽は基本、湿った私小説だと思う。叙情的な風景の中で描かれる繊細な心情がバンドサウンドの中で美しく鳴り響く――そんな音楽世界を貫いてきたindigo la Endはこの5年を振り返ってこう語る。「indigo la Endはこういうバンドだ、みたいな部分をあまり出さずに活動をしてきました。その分、音楽の純度の高さが持ち味な気もしています。今回のアルバム『濡れゆく私小説』ではようやく自分たちの形がわかったというか、気負わず曲単位で良いものを作れた。バンドとしてすごく健康な状態です」(川谷)今作は切ないラブソング「通り恋」など、エモーショナルに心情を吐露する曲たちが何度もドラマを生む。かと思いきやシティ・ポップ風のサウンドが心地よい「心の実」など、新たなポップ感も備えている。「確かに今作では、絵音くんの詞やメロディの感じも昔とはまた違う段階に行ってると思います」(長田)「今回の制作において『心の実』は仮タイトルが『ヤマタツ(仮)』で、『花傘』は『ユーミン(仮)』(笑)。そういうテーマ設定は最初からありました。でも僕ら、こういう音楽性はずっとやってきたことでもあるんですよね。4年前に出した『夏夜のマジック』が今になって再評価されたりしてますけど。今までやってきたことを、あらためてちゃんとやってみようと」(川谷)そう、最近ではTikTokで4年前にリリースされた「夏夜のマジック」が人気を集め、YouTubeでは780万回再生を突破した。「ツイッターで『夏夜のマジック』がTikTokで使われてますと書かれてて、見たら女の子の映像に俺らの曲が流れてた。こういうふうに音楽が使われることもあるんだ、って思いました(笑)」(川谷)誰もが物語の主人公になりたいと思うような世界観は、今作『濡れゆく私小説』においてもさらに際立つ。ちなみにこのタイトルに関しては?「音楽は基本、私小説だと思うし、僕の歌詞もそう。湿ってる曲が多いけど、ずぶ濡れってわけでもない。『濡れゆく』という、未来を予想させるような言葉がいいなと」(川谷)『濡れゆく私小説』は「結び様」の<好きにならなきゃよかった>というフレーズで切なく幕を閉じる。「例えばサブスクでたまたまインディゴを聴いた人にも、『何この人たち!?』って良い意味で思ってもらえるような作品だと思います」(佐藤)「親バカかもですが(笑)、長く聴いてもらえたら嬉しいです」(後鳥)映画『ごっこ』の主題歌「ほころびごっこ」やドラマのタイアップ曲など含む全11曲。Major5th Album『濡れゆく私小説』【初回限定盤CD+DVD】¥4,000【通常盤CD】¥3,000(ワーナーミュージック)インディゴ ラ エンド川谷絵音(Vo/Gt)、長田カーティス(Gt)、後鳥亮介(Ba)、佐藤栄太郎(Dr)からなる4人組。2010年に結成され、‘15年に現在の編成に。メロディアスで繊細な楽曲世界でリスナーを魅了し続け、今年12月には中国ツアーも開催。※『anan』2019年10月23日号より。写真・伊藤元気(symphonic)ヘア&メイク・久保純子取材、文・上野三樹(by anan編集部)池田エライザさんのヘルシービューティのヒミツ
2019年10月17日首都圏オーケストラの祭典「フェスタサマーミューザKASWASAKI 2019」が絶賛開催中だ(7月27日〜8月12日:ミューザ川崎シンフォニーホール)。15年目を迎える今年は、首都圏主要オーケストラの他、東北の名門「仙台フィルハーモニー管弦楽団(8月4日)」や、バーンスタインの遺志を受け継ぐ札幌のユースオーケストラ「PMFオーケストラ(8月2日)」などの参加によって、全国規模のオーケストラフェスへと進む道筋も見え始めたように感じられる。各オーケストラが趣向を凝らしたプログラムを覗いてみるのはなんとも贅沢。でも「多すぎて選びきれない」という方におすすめしたいのが、名曲中の名曲を集めた「東京フィルハーモニー交響楽団(8月11日)」公演だ。“現存する日本最古のオーケストラ”との異名を持つ彼らの気合は半端ではない。同団常任指揮者ダン・エッティンガーの指揮のもと、ワ−グナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』前奏曲に、モーツァルトの『フルート協奏曲第1番』&チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」と並んだプログラムは、料理に例えれば、まさに“上質なフルコースメニュー”。しかもソリストは日本を代表するフルーティスト高木綾子なのだから素敵だ。このゴージャスなプログラムを、ミューザ川崎の素晴らしい音響の中で体験する快感を是非ご堪能あれ。イベント詳細:8月11日(日)開場14:30開演15:00ミューザ川崎シンフォニーホール●ダン・エッティンガー(指揮)2010年4月より東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者。2015年4月より同団桂冠指揮者に就任。シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、イスラエル・オペラ及びイスラエル交響楽団音楽監督。マンハイム国民劇場音楽総監督も務めた。英国ロイヤル・オペラ、パリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、メトロポリタン・オペラなど世界の主要歌劇場に定期的に出演。2003年から2008年までベルリン国立歌劇場カペルマイスター兼音楽監督(ダニエル・バレンボイム)助手。新国立劇場には2004年『ファルスタッフ』以来数多く登場し、2006年新制作モーツァルト『イドメネオ』をはじめ、2009・2010年ワーグナー『ニーベルングの指環』全曲公演等、東京フィルとの共演で大好評を博した。東京フィルには2005年4月定期公演以来定期的に登場し、創造性あふれる指揮で大きな反響を呼んでいる。●高木 綾子(フルート)(C)FUMI高木綾子は、確かなテクニックと、個性溢れる音色、ジャンルを超えた音楽性で、今最も注目を集める実力派フルート奏者である。テレビ・ラジオへの出演やCM出演など従来のクラシック演奏家の枠にとらわれない幅広い活動とレパートリーで各方面から注目を集めている。愛知県豊田市生まれ。3歳よりピアノ、8歳よりフルートを始める。東京芸術大学付属高校、東京芸術大学を経て、同大学院修了。これまでにフルートを西村智江、橋本量至、G.ノアック、小坂哲也、村上成美、金昌国、P.マイゼンの各氏に、室内楽を岡崎耕治氏に師事。高校、大学在学中よりその実力は高く評価されており、毎日新聞社主催全日本学生音楽コンクール東京大会第1位(1995年)、神戸国際フルートコンクール奨励賞(1997年)、大学内にてNTT Docomo奨学金を受け、安宅賞(1997年)、宝塚べガコンクール優勝(1999年)、日本フルートコンベンションコンクール優勝、併せてオーディエンス賞(1999年)、第17回日本管打楽器コンクール、フルート部門第1位及び特別賞(2000年)、第70回日本音楽コンクールフルート部門第1位(2001年)、第12回新日鐵音楽賞フレッシュアーティスト賞(2001年) 、ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール第3位(2005年)、神戸国際フルートコンクール第3位(2005年)など多数の受賞歴を誇る。一方で、大学在学中より本格的な演奏活動を開始。これまでに国内主要オーケストラとの共演はもとより、新イタリア合奏団、シュトゥットガルト室内管弦楽団、ミラノ弦楽合奏団、サンクトペテルブルク交響楽団、フランツ・リスト室内管弦楽団などと共演。2004年秋にはパリ室内管弦楽団との共演でパリ・デビュー。それに続く日本ツアーにも同行し好評を博した。同時に各地でのリサイタルや室内楽など活発な演奏活動を行っている。2010年には、デビュー10周年を迎え、秋に記念リサイタルを行った。CD録音も活発に行っており、2000年3月には「シシリエンヌ~フルート名曲集」、「卒業写真~プレイズ・ユーミン・オン・フルート」を同時リリースしてCDデビュー。その後、「ジェントル・ドリームズ~20世紀のフルート音楽」、「青春の輝き~プレイズ・カーペンターズ」を同時リリース、クラシックからボサノバまでラテンアメリカの作品を集めた「南の想い」、17世紀から現代までのフルート・ソロ曲を集めた「エール・ブルー~青の余白」、イタリアで収録した新イタリア合奏団との共演による初めての協奏曲アルバム「イタリア」、大地、自然、生命の息吹をテーマにしたフルート名曲集「EARTH」、ギターの福田進一とのデュオアルバム「海へ」をリリースしてそのすべてが高い評価とセールス実績を残している。2010年には、デビュー10周年を記念して、ベスト盤(日本コロムビア)とモーツァルト:フルート協奏曲集(エイべックス・クラシックス)をリリース。2011年7月には、モーツァルトのフルート四重奏曲全曲集(エイベックス・クラシックス)よりリリースして好評を博す。現在東京藝術大学准教授、および洗足学園大学客員教授、日本大学藝術学部、武蔵野音楽大学、桐朋学園大学の非常勤講師として後進の指導にもあたっている。
2019年08月05日タレントでデザイナーとしても活動する篠原ともえ(40)が今年1月に結婚していたことを、一部スポーツ紙が報じた。記事によるとお相手は、大手広告代理店に勤務する売れっ子アートディレクター(37)。これまで大手企業の仕事を数多く手掛け、多数の広告賞を受賞。昨年9月に篠原のアートワークの原画展監修を男性が務めたことで知り合い、すぐに意気投合。交際に発展し、今年1月末に婚姻届を提出。現在はヨーロッパへ新婚旅行に出かけているという。篠原といえば90年代、個性的なファッションで「シノラーブーム」を巻き起こした。ハイテンションなキャラクターを活かしてバラエティー番組などで人気だったが、その人気に浮かれることなく努力を続けていた。「もともと短大に推薦入学したものの、裁縫技術を学ぶため別の短大の服装学科に一般受験で再入学。学業と芸能活動を両立させ、卒業しました」(テレビ局関係者)2013年には音楽プロデューサー・松任谷正隆氏(67)のラジオ出演をきっかけに、正隆氏の妻でユーミンこと松任谷由実(65)のコンサートで衣装デザイナーに抜擢された。以後、さまざまなテレビ番組への露出が激増。再ブレークを果たした。「デザイナーとして一躍知名度を上げたことで、鳥取県の観光PR・星取県のプロジェクトのシンボルマークもデザイン。東京都水道局ペットボトル・東京水の新デザインアドバイザーをつとめるなど、自治体からの仕事も舞い込んでいます」(芸能記者)そんな篠原の結婚が明らかになったことで、ネット上では《ドレスもデザインするのかな》《ウエディングドレスはともえちゃんデザイン?》など、ウエディングドレスにも注目が集まっている。今後、ますますテレビ出演オファーも殺到しそうだ。
2019年05月04日家入レオさんの6枚目のアルバムは『DUO』。歌詞の世界観や様々なサウンドプロダクションで聴かせる12曲は、“家入レオ劇場”と呼びたくなるほど、いまの彼女の全身全霊が映し出されているような作品だ。「昨年リリースした『TIME』は、みんなの“背景”になりたくて作った普遍的なアルバムでした。聴いた人が自分の思いを託しやすい作品に、と願っていましたが、一方でツアーに出てステージで歌いながら、いろんなことを感じたんですよね。私に求められているものは普遍的なものではなく、家入レオそのもの、私しか歌えないものなんじゃないか。そんなことを改めて考えました」その確信からスタートした本作には、King Gnuの常田大希、シンガーソングライターの小谷美紗子、相対性理論の永井聖一ら、彼女自身がコラボレーションを熱望したクリエイターが参加。共に家入レオしか歌えない歌を作り上げていった。「この人とやりたい!と思っても、スタッフの方にオファーを出してもらって共演するのでは、ずっと残る音楽は作れないと思いました。だから私自身がライブに行ったり、直接お話をして自分を知ってもらった上で、曲を提供していただいたんです。楽曲は、お芝居の世界にある“あて書き”みたいに、私を主人公にして書いてもらいました。制作自体も“二重奏=DUO”でしたね」リード曲の「Prime Numbers」(テレビ朝日系4月期木曜ドラマ『緊急取調室』主題歌)は、以前、家入さんが松任谷由実さんに会ったとき「あなた素数ね。どこにいても馴染めないでしょう」と言われたことで生まれた曲とか。「ずっと場に馴染めなかったり、孤立しがちだったりする理由を言い当てられた気がしたと同時に、新しい名前を付けてもらったような気がしました。特殊で孤独な数字である“素数”(Prime Numbers)同士が出会うような歌詞を書いてほしいと、作詞家の松尾潔さんにお願いしてできた曲です」また、提供曲の歌詞にある言葉には徹底的にこだわり、自分が発しないようなフレーズはすべて直してもらったという。まさにアルバム全体が“家入レオ劇場”に値するコラボレーションアルバムになった。「自分のことがより分かってきたことで、本当に新たなモードに変化してきているな、という意識が生まれてきました。自分がやりたかった形を、しっかり実現できた一枚になったと思います」そんな歌たちはツアーではファンを巻き込む“二重奏”になるはずだ。6th Album『DUO』【初回限定盤A CD+DVD】¥4,900DVDには昨年10月の女性限定FCライブの模様を収録。【初回限定盤B CD+DVD】¥3,500「Prime Numbers」のMVとメイキングがDVDに。【通常盤CD】¥3,000(Colourful Records)いえいり・れお1994年生まれ、福岡県出身。2012年にメジャーデビュー。1年ぶりの全国ツアーが5/10からスタートする。ファイナルは7/27の千葉・幕張メッセ国際展示場。Tシャツ¥9,000スカート¥34,000ストール¥9,000(以上ティート トウキョウ/シアン PR TEL:03・6662・5525)※『anan』2019年5月1日-8日合併号より。写真・映美スタイリスト・高田勇人ヘア&メイク・奥原清一取材、文・北條尚子(by anan編集部)
2019年04月26日現在の日本人女性の平均寿命は約87歳。いままで、80代と50代が多かった母娘間の介護も、高齢化によって90代と60代まで上がっている。そんな“90歳を超えた老母の介護と看取り”を当事者が自らの経験を語る――。「ごめんなさい……母の姿を思い出すと、いまでも涙が出るんです」涙がその頬を伝ったのは、女優の藤真利子さん(63)。直木賞作家の藤原審爾(’84年没)を父に持ち、映画『薄化粧』『吉原炎上』など数々の名作に出演してきた藤さんは、’16年11月7日、脳梗塞で倒れた母・藤原静枝さんを11年の介護の末、自宅で看取っている(享年92)。丸2年を経ても、晩年の母を思い出すと涙が出るという。「在宅介護しか選択肢がないなか、仕事をセーブしてまで介護して母を看取った経験を、私は『恵まれている』とさえ思う。みんながみんな、機会があることではないからです。だから、介護がつらいだなんて思ったことはなかった」そう気丈に話す藤さんだが、介護生活のあいだはやはり、心労がたたっていたのだろう。同じく母を看取っている友人で作家の林真理子さんは、親身になって相談に乗ってくれた。その林さんに、最近になって、こう言われた。「あのころのフジマリちゃんは、女優の顔をしていなかった」弱り目の藤さんに寄り添ってくれる友人は、ほかにもいた。「ユーミンは、ご夫妻で励ましてくれました。生前、コンサートに行くのが、母の楽しみでもあったんです。それから、安藤加津さんには、母の介護のアドバイスをいただいた。介護って母と娘だと“密室”になってしまうものだけど、私はそんな、見守ってくれる存在に恵まれたんです」’17年には介護体験を綴った『ママを殺した』(幻冬舎)を出版した。冒頭で「喪失感」を吐露した藤さんだが、いまも自宅では……。「介護生活のときと同じように、介護ベッドがあったところに母の遺影を置いて、私は横に布団を敷いて寝ているんです」一方、母の形見として「ひとつも捨てられなかった洋服」は。「火事で家が全焼してしまった近所の友人に、緊急の暖として、ごっそりあげちゃったんです」そうして自然な形で“卒介護”にシフトするいま、あらためて、介護経験を振り返って話す。「一人娘の私を女手ひとつで育ててくれた母は、私のなかで“絶対に死なない存在”でした。それまで私のライフプランには、『母を介護する』というのがなかったんです。でも、介護した11年間に、世間で“介護”や“在宅”という言葉がどんどん現実問題となり、直面する人が急増しました。今後は、はじめての介護で右往左往している人のために、講演活動も積極的にしていきたいと思っているんです」80代50代から90代60代へ、介護問題が新しい局面を迎えても、変わらないのは、そこにある母娘の絆なのだ。
2019年03月07日松任谷由実(65)が2月4日、冬の恒例公演「SURF&SNOW」を新潟・苗場プリンスホテルで開幕。開演前の会見では、先日活動休止を発表した嵐について言及する一幕があった。各メディアによると松任谷は嵐の休止について「素晴らしいんじゃないかと思います」とコメント。さらに「1年くらい充電期間をおいてモチベーションをさらに上げて、もっと大きいグループ、個人になるのでは。竹も節があるから伸びていくし」と語り、「再起動に5倍、10倍のエネルギーがいる。でも皆さん、必ずやると思いますよ」と復帰に期待を寄せたという。昨年3月の「嵐にしやがれ」(日本テレビ系)におも出演している松任谷だが、各メディアによると嵐の印象について「それぞれナチュラルでウイットに富んでいて仲良しで素敵」と魅力を語った。さらに親交のある松本潤(35)については「時間ができたら飲みに行きたい」とも明かしたという。72年にデビューした松任谷はミュージシャン生活46年以上。そんな大先輩からのエールに、Twitterでは嵐ファンが感激の声を上げている。《「竹も節があるから伸びる」ユーミンが嵐の活動休止によせて、こう仰ったそうです。なんて素敵な言葉》《嵐さんは幸せ者ですね 予言もしてくれて嬉しいです 是非嵐さんに作詞作曲を提供してください》《ユーミン、ありがとう 嵐もっともっともっともっともっと大きくなるよ》「共演した際、嵐のメンバーはユーミンの話を興味津々で聞いていたそうです。というのも櫻井翔さん(37)は、ユーミンの『シャングリラ』の大ファン。そうした“ユーミン愛”を感じていたからこそ彼女も今回、エールを送ったのでしょう」(音楽関係者)
2019年02月05日ADHD息子のリュウ太は、運動オンチUpload By かなしろにゃんこ。スポーツが得意じゃない息子リュウ太。ボディイメージが悪いし不器用なので、頭でイメージしたように体を動かすことが苦手です。球技は思った方向に球が飛ばない、跳び箱は跳ねる場所とかタイミングがよくわからない、縄跳びは腕とジャンプのタイミングをうまく合わせられない…。なんでもソコソコできるようになるまでに、時間がかかります。「運動キライ、だるい!」と体育はヤル気がなく体育館の床に寝てばかりで怠惰に過ごすこともありました。スポーツには苦手意識しかなかった息子、「自分にはスポーツは無縁」であると思っていたようなのですが…。リュウ太、スキーデビュー!滑れるのか…!?Upload By かなしろにゃんこ。小学校4年生のときに、父親の弟(リュウ太にとっての叔父)にスキーに誘われ、なんと雪山に行くことになりました。最初は乗り気ではなく「スキーは恐いよ!ボク滑れないからヤダ!スキーじゃなくてソリがしたいんだよっ」とだだをこねます。「スキーは力もいらないし快適に移動できる楽しいスポーツだよ!」とか「やってみると意外とおもしろいんだよ!」など、アレコレとスキーのイメージを伝えてなんとかヤル気にさせていったのでした。一度ソリをやりたいと思ったら、やるまで考えを曲げませんからスキー脳にするのにも時間がかかり説得するのが大変です、やれやれ(涙)でもなんとか、スキーをはかせることに成功しました。意外にも、1日で滑れるようにUpload By かなしろにゃんこ。ゲレンデに行くと、リュウ太と同い年くらいの子ども達がスキー教室でレッスンを受けています。子どもでも上手に滑っている、なだらかな斜面で安全に滑れる、とわかってくれたようで、まずは午前中にスキー教室で2時間プロのレッスンを受けることに。ボーゲンや転んだときの起き上がり方など丁寧に教えてもらうと、転ばずにすいーっと滑れるようになってきました。スキーを楽しむ余裕が出てきたのか、午後も滑りたいといいます。ボクも滑れるんだ!自信がついた息子Upload By かなしろにゃんこ。そこで、午後はスキーが上手な叔父と同い年の従妹との3人で初心者コースを滑ることに。叔父がほぼマンツーマンで教えてくれました。私は息子の面倒をみられるほどスキーが上手ではないので、息子の滑りのジャマにならない程度の距離で見守ろうと思っていたのですが…、20年ぶりのスキーだったので、見守るどころじゃありません!弱った内腿の筋肉のせいで転ぶ転ぶ(笑)叔父は、息子のヘッポコな滑りでもいいところをほめてくれるので、やる気が出てきたそう。リュウ太曰く、「少し恐いな~と思う斜面でも、叔父さんを信頼してついていったら楽しくなってきた」。「ボクも滑れるんだ」という自信がついてきたようです。スキーを楽しめたリュウ太を見て、叔父は小4から高校受験に入る中2まで、毎年スキーに誘ってくれました。ある年には、上級者コースにも挑戦!その時、高い山の上から見下ろした雪景色がとてもキレイで、感動したといいます。山の上の気温は-12℃、「スゴイ寒かったけれど普段体験できないような気温や美しい景色が見られてサイコーだった」と教えてくれました。え…?私は息子と滑らないのか?って?息子にスキーはいいぞ!と教えた張本人ですけど自分は高所恐怖症でリフトが苦手なものですから、息子のことはお任せしてゲレンデのカフェテラスでユーミンや広瀬香美とか聴きながらほぼお茶していました(笑)スポーツ苦手な息子、初めて友だちの前で余裕を見せられたUpload By かなしろにゃんこ。初めてのスキーにいい印象を持って取り組めたのは、叔父の「スキーを好きになってもらいたい」という思いや、励ましてくれたり褒めてくれたり、ときにはハイタッチしなど、リュウ太ががんばれるように指導してくれたおかげだと思っています。それに運動が苦手でも、スキーは「走る」「跳ぶ」などと同じ”粗大運動”中心だからやりやすかったのかもしれません。その上、息子はスピード大好きなので、スキーのスピード感にわくわくしたことのも、好きになった一因かもしれません。ADHDがあって、ボディイメージがいまいちな子には、スキーって意外とぴったりなスポーツだったのかも!学校行事など集団で何かする際は必ずテンパってきた息子でしたが高校で行ったスキー合宿では「オレ滑れるぜ」とみんなの前で初めて余裕を見せられたと言っていました。スキーを通して、「苦手意識があるものでも飛び込んでやってみると面白い」って経験ができたんじゃないかと思います。
2019年01月08日「あいみょんさん(23)から北島三郎さん(82)まで老若男女楽しめるラインナップ。また、チコちゃんや『筋肉体操』の武田真治さん(46)には出演者も大盛り上がり。ネットでは“神回”と呼ばれるなど、近年まれにみる人気ぶりでした」(NHK関係者)大好評のうちに幕を閉じた『第69回NHK紅白歌合戦』。平均視聴率は41.5%。平成最後を飾るにふさわしく、2年ぶりに40%代の大台を記録した。そんな夢の舞台裏に本誌記者が密着。リハーサルから本番までの3日間、テレビに映らない仰天ハプニングの数々をキャッチした!まず最大の見せ場となったのが、特別枠で最後に登場したサザンオールスターズ。代表曲『勝手にシンドバッド』では、出演者が舞台上に勢ぞろい。その際に松任谷由実(64)が桑田佳祐(62)の頬へキスした“夢のコラボ”は、紅白史に残る名シーンとなった。そこには2人が抱えた積年の思いがあったという。「2人が共演したのは87年のテレビ番組以来31年ぶり。これまでも何度かそのチャンスはあったんですが、スケジュールが合わなくてすれ違いが続いていました。なので、今回は喜びもひとしおだったのでしょう。実は、桑田さんが演奏中に『サブちゃん!』と連呼したので『私も忘れないで!』と、松任谷さん自ら前に出ていってコラボが実現したんです。長年の夢がかなった松任谷さんはかなり上機嫌でした。打ち上げの際も、スピーチで除夜の鐘にかけて『ゴーン! ゴーン!』とカルロス・ゴーン氏(64)をいじるスピーチまで披露していました」(スポーツ紙記者)続いて注目を集めたのが、同じく特別枠で5年ぶりに出場した北島三郎(82)。30日のリハで総合司会の内村光良(54)から紹介されると、「特別枠で出るのは初めて。新人の北島三郎です。頑張ります!」と挨拶。北島の登場に会場中が沸いていた。「移動する際に嵐の大野智さん(38)が腰に手を添えてエスコートするなど、出演者全員で北島さんを盛り立てていました。北島さんも、待ち時間に桑田さんや五木ひろしさん(70)と記念撮影。久しぶりの紅白を満喫していました」(前出・スポーツ紙記者)数々の伝説を残した平成最後の紅白。新元号初の紅白のハードルを上げすぎてしまったかも!?
2019年01月05日昨年大みそかに放送された「第69回NHK紅白歌合戦」の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が1月2日に発表され、各メディアが報じている。気になる視聴率は前半(第1部、午後7時15分から)が37.7%、後半(第2部、午後9時から)が41.5%。おととしの第2部視聴率は39.4%。2部制になった1989年以降で歴代3位の記録となったが、今回は2.1ポイント上昇。16年の40.2%以来、2年ぶりに40%の“大台”へと回復した。「後半は紅白に5年ぶりの復帰となった北島三郎さん(82)が代表曲『まつり』を熱唱。テレビ初の生熱唱となる米津玄師さん(27)が、故郷・徳島からの中継でヒット曲『Lemon』を披露しました。そしてフィナーレにサザンオールスターズが登場。代表曲『勝手にシンドバッド』を歌唱した桑田佳祐さん(62)と松任谷由実さん(64)が絶妙な掛け合いを見せました。NHKとしても、第2部での高視聴率獲得を意識していたようです」(紅白を取材した記者)その甲斐あって、大成功をおさめた今回の紅白。だが今年の年末は「新元号初」で70年目のメモリアルイヤーを迎えるにもかかわらず、早くも不安要素がたっぷりだというのだ。「現状、出演者の顔触れのみで視聴率の浮沈がかかるような番組構成になっています。しかしサザン、北島、米津、ユーミンらが勢ぞろいした豪華ステージとなったのは、平成最後という“大義名分”があったからこそ。今後、これ以上の目玉を集めるのは難しいのではないでしょうか。このあたりで、出演者の顔触れを抜きにしても高視聴率となるような構成に変えることが求められそうです」(放送担当記者)注目されればされるほど、要求も厳しくなるもの。果たして紅白は、今年の年末も数字を伸ばすことができるのだろうか。
2019年01月02日サザンオールスターズが12月31日に放送された「第69回NHK紅白歌合戦」(NHK総合)に出演。大トリを務めた嵐の後に登場したが、そのパフォーマンスは大きな反響を呼んでいる。平成最後の紅白となった今回。サザンは「希望の轍」とデビュー曲の「勝手にシンドバッド」の2曲を披露した。「希望の轍」を終えると、会場には一斉にダンサーの大群が登場。さながらカーニバルの様相のまま「勝手にシンドバッド」へとなだれ込み、会場のボルテージは最高潮を迎えた。さらに曲中、ボーカルを務める桑田佳祐(62)は松任谷由実(64)に急接近。2人は肩を組んだ挙句、松任谷のほうから桑田の頬にキス。また“胸さわぎの腰つき”というリフレインでは、密着して腰をくねらせたりとまさに豪華共演で大団円を迎えた。サザンと松任谷といえばともに昭和から活動しており、その芸歴は40年以上を誇る。Twitterではパフォーマンスの凄さを讃える声が上がっている。《昭和から走り抜けてきたサザンとユーミンが有無を言わさぬ力技で平成を終わらせた、みたいな紅白だった》《平成最後の紅白を昭和の人たちが持ってった》《紅白のサザン、俺たちの平成をよりにもよってとっくに死んだと思ってた昭和で葬送しようとしてやがる》いっぽうその二組の大胆なパフォーマンスから、平成ミュージシャンを憂う声も。《紅白のサザンみると、結局、平成30年の歌謡コンテンツで昭和のレベルを超えたやつはいなかったという強烈なメッセージが余韻として残された気する》《平成最後の紅白の大トリ曲が昭和53年発売の勝手にシンドバッドとは誰が予想したであろうか》《あれ、僕らの生きた平成っていったい……!?》「サザンとユーミンは、時代を超える別格。今回のパフォーマンスは多くのミュージシャンに夢を与えたのではないでしょうか。また現在でも星野源さん(37)を筆頭に、みんなで楽しめる賑やかなパフォーマンスの似合うアーティストはいます。平成のスターもいつか、サザンやユーミンのように貫禄あるパフォーマンスを見せてくれるはずです」(音楽関係者)
2019年01月02日東京・丸の内エリアでは“北欧”をテーマにし、ユーミンこと「松任谷由実」さんとコラボしたクリスマスイベント「Marunouchi Bright Christmas(マルノウチブライトクリスマス)2018~北欧から届いたクリスマス with Yuming~」を開催しています。ルトロン編集部おすすめモデルコース!イベント期間中、丸の内一帯がイルミネーション空間に。道にはアート作品も飾ってあります。街を散歩しながら、北欧イルミを巡ってみませんか。ルトロン編集部のおすすめルートをご紹介します。「東京駅」から巡るコース目玉となる丸ビルのイルミネーションは、最後のお楽しみに残しておくのがおすすめ。まずは、丸の内オアゾの“幸せを運ぶ馬”をモチーフにしたクリスマスツリーを見に行きましょう。次に、新丸ビルの冬の湖畔をイメージしたクリスマスツリー、国際ビルの北欧の妖精をモチーフにしたクリスマスツリーを満喫。北欧に彩られたクリスマス空間に浸ってみて。丸ビルに行く前に、丸の内ブリックスクエアのオブジェを見に立ち寄って。1号館の広場に、幸運のお守り・ヒンメリをクリスマス風にアレンジしたオブジェが光り輝いていますよ。そしていよいよ最後のお楽しみ。丸ビルで、イルミネーション×ユーミンの世界を堪能してください。フォトスポット巡り通りのイルミネーションを撮影したいなら、行幸通りを背に丸の内仲通りを通るのがおすすめです。短い間隔できれいにイルミネーションが並んでいるので、美しい一枚が撮れますよ。また、仲通り1.2kmの連続したアート×イルミネーションの飾り付けも見どころです。丸ビルがユーミンとコラボ!「Knit Tree with Yuming」ユーミンの名曲×イルミネーション丸ビル1Fでは「Knit Tree with Yuming(ニットツリーウィズユーミン)」を開催中。ユーミンの名曲に合わせて、クリスマスツリーが華やかにライトアップされます。「Knit Tree with Yuming」のクリスマスツリーのデコレーションはなんとニットで作られています。1Fから近くで見るとその質感がよくわかりますよ。クリスマスらしい暖かさの感じるデコレーションです。上から見ても外から見ても美しい15分毎に約5分間ユーミンの曲に合わせてイルミネーションを実施します。その間は3Fから見るのもおすすめですよ。壁・床などビル全体に投影されているイルミネーションは、美しく見惚れてしまいます。丸ビルはガラス張りのビルなので、外からもクリスマスツリーを見ることができます。イルミネーション実施中は、外から見ても迫力満点です。街全体が煌めいているように見えることでしょう。「Knit Tree with Yuming」詳細・開催期間:2018年11月8日(木)~12月25日(火)・開催場所:丸ビル1F マルキューブ・開催時間:17:30~21:00(15分間隔で約5分間実施)新丸ビル「silver lake」フィンランドの冬の湖畔新丸ビル3Fにはホワイトとシルバーが美しいクリスマスツリーが設置されています。フィンランドの冬の湖畔をモチーフとしたクリスマスツリーです。雪の結晶がクリスマスツリーを美しく飾っています。透き通った美しい湖がまわりの景色を映し出している様子もイメージしているそう。キラキラと輝く姿にうっとりしてしまいますよ。ブランコに乗って撮影して「silver lake」のクリスマスツリーの前には、白銀のブランコがあります。ぜひこのブランコに乗って、記念撮影をしてくださいね。“いいね”間違い無しのフォトスポットです。詳細・開催場所:新丸ビル 3F アトリウム・観覧時間:11:00~21:00丸の内ブリックスクエア「bright Himmeli」光り輝く“幸運のお守り”丸の内ブリックスクエアに1号館広場には、フィンランドの伝統的なモビール・ヒンメリを、クリスマス風にアレンジしたオブジェ「bright Himmeli(ブライトヒンメリ)」があります。ヒンメリは“幸運のお守り”と言われており、フィンランドではお家のインテリアとして飾っている方も多いそう。周りの木と一緒に撮影して大きなヒンメリのなかにいくつもの光り輝くヒンメリが連なっています。写真を撮るときは、「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」側から撮影するのがおすすめです。オブジェの奥にあるツリーのイルミネーションが映り込むように撮影すると、「bright Himmeli」がさらに輝いて見えますよ。自撮りするときはオブジェを中心にし、周りにある木々も映り込むように工夫するとバランスよく撮影できます。ぜひ試してみてくださいね。詳細・開催場所:丸の内ブリックスクエア 1号館広場・観覧時間:6:00~24:00※点灯時間:17:00~23:00(12月は24:00まで)国際ビル「Tonttu Tree」妖精をモチーフにしたツリー北欧で昔から愛されている妖精・Tonttu(トントゥ)をモチーフにしたクリスマスツリー「Tonttu Tree」は、国際ビルで見ることができます。赤い帽子が特徴的で、クリスマスツリーの前にはTonttuのオブジェも一緒に佇んでいますよ。「Tonttu Tree」のオーナメントにも、赤い帽子が被せられていてアクセントになっています。Tonttuを大きめに撮影して写真を撮影するときはTonttuを大きめに切り取ると、よりSNS映えする写真に仕上がります。全体像のほかにTonttuメインの写真も撮影してください。かわいらしいTonttuの魅力を写真で伝えませんか。詳細・開催場所:国際ビル1F エントランス・観覧時間:平日 8:00~23:00/土曜 8:00~22:00/日・祝 10:00~22:00丸の内オアゾ「Lucky Horse Tree 」“幸せを運ぶ馬”がモチーフ丸の内オアゾでは、“幸せを運ぶ馬”と言われるダーラナホースをモチーフにしたクリスマスツリー「Lucky Horse Tree(ラッキー ホース ツリー)」を展示中です。ダーラナホースはスウェーデン・ダーラナ地方発の伝統工芸品。「Lucky Horse Tree」も木の温かさを感じるクリスマスツリーに仕上げました。ジオラマ風に撮影して正面から撮影するのも全体がわかって素敵な写真ですが、女性におすすめなのは2Fからジオラマ風に撮影する方法。全体がスッキリ見えてよりかわいさがアップします。詳細・開催場所:丸の内オアゾ 1F OO広場(おおひろば)・観覧時間:6:00~24:00丸ビル「Play!Yuming!」でピアニスト気分アートピアノでユーミンの曲を演奏!「松任谷由実」さんとコラボした丸ビルでは、ユーミンの名曲を弾ける「Play!Yuming!」も同時開催中。若手クリエイターが手がけたフォトジェニックなアートピアノに、ユーミンの楽譜が置いてあります。どなたでも弾けるのでぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。「Play!Yuming!」詳細・場所:丸ビル 3F回廊・演奏可能時間:11:00~17:00「Marunouchi Christmas Market」北欧風のクリスマスマーケット丸ビルと新丸ビルにて期間限定のクリスマスマーケットが開催しています。北欧風のクリスマスマーケット「Marunouchi Christmas Market(マルウノウチクリスマスマーケット)」では、手土産にぴったりなスイーツから自分用にほしい雑貨まで勢揃い。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。詳細:丸ビル(北欧雑貨)・開催場所:丸ビル 1F マルキューブ・開催時間:11:00~20:00詳細:新丸ビル(スイーツ)・開催場所:新丸ビル 3F アトリウム・開催時間:11:00~20:00丸の内エリアでクリスマスを満喫しようお仕事や連休のお出かけに「東京駅」を利用する方も多いのではないでしょうか。乗り換えの路線も多くありアクセスしやすい「東京駅」丸の内エリアで、クリスマスツリーを巡ってみませんか。クリスマスのお出かけスポットにぜひ加わてみてください。イベント情報イベント名:Marunouchi Bright Christmas 2018催行期間:2018年11月08日 〜 2018年12月25日住所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル
2018年12月21日サザンオールスターズの桑田佳祐(62)が12月2日、パシフィコ横浜でコンサート『平成三十年度!第三回ひとり紅白歌合戦』の最終公演(全3公演)を行った。3時間45分にわたり、昭和から平成まで55の名曲を歌いきった桑田。なかでも感動を呼んだのが今年他界した西城秀樹さん(享年63)、さくらももこさん(享年53)に捧げたメドレーだった。総立ちの観客とともに西城さん最大のヒット曲『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』を熱唱。Y.M.C.A.の振り付けで会場が一体となるなか、そのメロディーに乗せて突如スクリーンには「M.O.M.O.K.O.」の文字が。続けざまに始まったのは’12年から5年半にわたりアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)のエンディングテーマだった『100万年の幸せ!!』。さくらさん自身が桑田にオファーして制作された思い出の曲で、11月のさくらさんをしのぶ会でも歌われていた。Twitter上では観客から《ヒデキからのまる子ちゃんには本当に泣かされました》《涙腺が爆発》といったツイートが。感涙を呼んだ“追悼熱唱”だが、実は伏線があったと音楽関係者が語る。「このメドレーの直前に桑田さんは、松任谷由実さんの『真夏の夜の夢』に続けて同じくユーミンの『ひこうき雲』をワンフレーズだけ歌ったのです。1歌手1曲というこのライブ原則を破った不思議な選曲でしたが、『ひこうき雲』は若くしてこの世を去った人をひこうき雲になぞらえた歌。天国の西城さん、さくらさんへの思いをこめた1曲だったのでしょう」桑田の歌声は、西城さん、さくらさんにも届いただろうか――。
2018年12月03日丸の内エリアのクリスマスイベント「Marunouchi Bright Christmas 2018 〜北欧から届いたクリスマス with Yuming〜」が、2018年11月8日(木)から12月25日(火)まで開催される。今年は「北欧のクリスマス」をテーマに、ツリーの装飾やイベントを行う。中でも注目は、かつて自身の音楽のルーツを探るため北欧を旅し、北欧をイメージした作曲もしていたというシンガーソングライター松任谷由実の楽曲とコラボレーションした、高さ8メートルのクリスマスツリー「Knit Tree with Yuming」だ。今年でデビュー46周年目を迎えた松任谷由実の名曲に合わせ、音と光が幻想的な空間を作り出すショーを期間中開催するほか、これまでにリリースしてきた楽曲全てを楽しむことができる「Yuming Juke Wall」が11月8日(木)に開業する「二重橋スクエア」に設置されるなど、丸の内が"ユーミン"の音楽で溢れる特別な期間となる。また、新丸ビル、丸の内ブリックスクエア、国際ビル、丸の内オアゾにもそれぞれクリスマスツリーが現れる。なお、丸ビルと新丸ビルでは、北欧雑貨やスイーツなどを販売するクリスマスマーケットを12月より期間限定で開催。有名店も出店するので見逃せない。さらに、冬の風物詩である「丸の内イルミネーション2018」も同日開催される。【詳細】Marunouchi Bright Christmas 2018 〜北欧から届いたクリスマス with Yuming〜開催期間:2018年11月8日(木)~12月25日(火)実施場所:丸ビル、新丸ビル、二重橋スクエア、丸の内ブリックスクエア、丸の内オアゾ、国際ビル 他■丸ビル「Knit Tree with Yuming」設置場所:丸ビル1階 マルキューブ観覧時間:6:00~24:00・ライティングショー実施時間:17:30~15分毎に約5分のショーを実施。※最終回は21:00~。11/8は点灯式開催のため、11/22、26~29は別イベント開催のため実施スケジュールが異なる。※11/30は別イベント開催のため全日休止。■Marunouchi Christmas Market・丸ビル1階 マルキューブ(北欧雑貨)開催日時:2018年12月2日(日)~25日(火) 各日11:00~20:00参加店舗:Marimekko丸の内、イッタラ丸の内、ロイヤルコペンハーゲン本店、Octa Hotel、丸の内LOFT、北欧屋台・新丸ビル3階 アトリウム(スイーツ)開催日時:2018年12月1日(土)~25日(火) 各日11:00~20:00参加店舗:Mallorca(マヨルカ)、ラデュレ、TERAKOYA【問い合わせ先】丸の内コールセンターTEL:03-5218-5100(11:00~21:00)※但し日曜祝日は20:00まで(連休の場合は最終日のみ20:00まで)
2018年10月27日ユーミンの愛称で親しまれる松任谷由実が、荒井由実時代を含むデビューから45年間にリリースした全424曲をSpotifyで配信した。楽曲解禁を記念し、彼女の名曲を100曲集めたプレイリスト『This Is 松任谷由実 』も公開。さらに各年代別のヒット曲を集めたSpotify公式プレイリスト『My Generation』でも70年代、80年代、90年代、00年代のそれぞれのカバーを各時代のユーミンの写真で展開している。世代を超えて引き継がれる名曲が詰まったプレイリストで時代の風を感じてみてはいかがでしょうか?配信2日間で最も聴かれた曲のトップ51.Hello, my friend2.やさしさに包まれたなら3.守ってあげたい4.ひこうき雲5.リフレインが叫んでる■My Generation: ’701975年に当時21歳だった荒井由実がリリースした「あの日にかえりたい」がトップに登場。秋吉久美子主演のTBSドラマ『家庭の秘密』(1975年放送)の主題歌にも起用され、荒井由実デビュー初のオリコン1位を記録した。 そのほか、渡辺真知子「かもめが翔んだ日」やカーペンターズ「Close to you」など、忙しい毎日の束の間の休息に聴きたいプレイリストとなっている。■My Generation: ’80s薬師丸ひろ子が主演を務めた映画『ねらわれた学園』の主題歌に起用された、1981年リリースの「守ってあげたい」がトップに登場。 そのほか、『3年B組金八先生』(TBS系)第1シリーズの主題歌だった海援隊「贈る言葉」や薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」など、当時の流行やヒット作品までを懐古できるようなプレイリストとなっている。■My Generation: ’90s1993年にリリースされ、セールスもシングルでは初のミリオンセラーを記録した『真夏の夜の夢』がトップに登場。そのほか、TRF「Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜」や篠原涼子「愛しさと切なさと心強さと」など時代を席巻した“小室ブーム”やMr.Children「Tomorrow never knows」、スピッツ「ロビンソン」などミリオンヒットが連発した激動の音楽シーンを象徴しているプレイリストとなっている。■My Generation: ’00s2001年にリリースされた「幸せになるために」がトップに登場。 ゆず「栄光の架橋」や福山雅治「虹」など今なお聴かれ続ける名曲や、ヴァネッサ・カールトン「A Thousand Miles」、ブリトニー・ スピアーズ「Oops!... I Did It Again」など日本で人気の洋楽アーティストまで2000年代のヒット作の中から厳選された100曲が登録されている。毎日気になる面白い音楽プレイリスト情報を配信。あなたの音楽ライフをより楽しく。プレイリスト専門webマガジン「DIGLE MAGAZINE」
2018年10月01日9月24日(月・祝)に東京・東京文化会館大ホールで開催されるポップス×オーケストラ音楽の祭典、「ビルボードクラシックス・フェスティバル2018」。同公演出演アーティストのコメントが公開された。【チケット情報はこちら】今春初のフルオーケストラ公演ツアーで話題をさらったNOKKOは「今回は『フレンズ』『人魚』のほか、児童合唱団の皆さんと一緒にユーミンの名曲『卒業写真』も歌います。彼らのピュアな歌声とともに、混じりけのない気持ちで音楽と向き合えている、そんな今の私の心を皆さんにお届けできたら嬉しいです」とコメント。また同公演初参加となるCrystal Kayは「今回こういう形で自分の曲を贅沢にフルオーケストラとパフォーマンスができるということでとても嬉しいです!!一度限りのコラボレーションのように、みんなで一緒に音を作り上げる素晴らしい機会なので、楽しんで歌いたいと思います!!」と意気込んだ。初回から同公演に参加してきた八神純子は「緊張?YES!でも、皆さまの前に立つとそれを超えた“歌う喜び”に包まれます」と意欲を見せた。現代と未来のJ-POPシーンに輝くアーティストが結集した祝祭の大舞台が実現。珠玉の名曲20作品余がオーケストラの壮大な旋律とともに次々と披露される。まさに、百花繚乱の"音色のヴィーナス"たちによる豪華絢爛の舞台がいよいよ誕生する。チケットは発売中。■ビルボード・クラシックス・フェスティバル20189月24日(月・祝)東京文化会館 大ホール(東京都)出演:八神純子 / NOKKO / 辛島美登里 / Crystal Kay / 福原美穂 / 手嶌葵 / 川井郁子(順不同)指揮:栗田博文管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団合唱:浦和児童合唱団、ソウルバードクワイア料金:6,800円 / ペアチケット12,000円(税込・全席指定)※特製プログラム付、未就学児入場不可
2018年09月19日常に前を見て、道を拓き続ける。デビュー以来45年間、ポップス界の最前線でそれを実践する松任谷由実さんが、読者からの人生相談に答えてくれました!お悩み本当に好きな彼は美容師。収入が不安定&生活リズムも合わない。もっと好条件な人で好意を感じる人がいるけど、将来を考えてどちらを選ぶべきでしょう。ユーミンの答えどちらの人を選んでも、結局別れると思います。「2人の男性をそういう考え方で選ぼうとしている時点で、どちらを選んでも結局別れちゃうと思うなあ。そんな基準で結婚する人を判断してはダメ。確かに生活リズムはとても大切だけど、人にとって仕事もとても重要なこと。お互いが無理をして仕事がおろそかになったり、辞めてしまうとか、我慢するのでは、結婚生活など続かないと思う。本当に好きならもう少しお付き合いを続けて。ずっと一緒にいたくなるような人、二人の未来が見えるような人を選んでください」お悩み同棲を始めて3年。彼は仕事を頑張っているけど、結婚のことはまるで考えていないよう。この付き合い、どうやったら次の段階(結婚)に進める?ユーミンの答え男性には女性より強い、結婚適齢期があるんです。「おそらく彼は今、適齢期じゃないんです。男性側にも適齢期があって、そうでない時は、いくら結婚を望んでも、男の気持ちは動かない。むしろ適齢期が来ると『え、その子?』みたいな女性と結婚してしまうもの(笑)。これは答えにならないかもしれないけど、私が思う結婚生活とは“服従こそ支配”。相手にむかついても、常に楽しい気分にさせる。すると男ってそこから離れられなくなります(笑)。優れた部下は手放せないって感じでしょうか?でも実は操っているのはこっちだよと(笑)」お悩み残業も多く、古い体質の今の会社に辟易。早く辞めたいけど、同期がどんどん先に辞めてしまい、いまさら簡単には辞められず。自分を大切にして転職するか、今の会社に残るか。踏ん切りがつきません。ユーミンの答え次の場の前に、きっちり自分のスキルアップを心がけて。「人にはおのおの自分が持つエネルギー量があって、それが遊びや仕事、それぞれに配分されています。エネルギー量が少ない時は、何をやってもダメ。仕事も、次に何かをやりたいという強い思いがなければ、行く先々でまた同じ気持ちになると思います。まずは今の仕事をきっちりこなしながら、次のステップをリサーチしては?29歳、39歳など、年齢的に次のステージに行く前が仕事やプライベートの変換期。自分が試される時だと思い、それまでにスキルをしっかり上げておきましょう」お悩み自分を成長させたい。そんな気持ちで、仕事の後や休日は、習い事やワークショップなどにチャレンジしています。新しいことを始めると楽しいけれど、なんだか満たされず、自分に成長も感じられません。私はどうしたらよいのでしょう。ユーミンの答えむやみな習い事は、沼に宝石を投げ込むよう。「やみくもに習っても満たされないのは当然のことで、ちょっともったいないよね。自己点検が不足してる。私も一昨年、80ステージのツアーを前に習い事をしたんですよ。ボイトレとか瞑想やアレクサンダーテクニークという力を抜くメソッドとか。それらは自分の“ここ”を直したい、向上させたいと思ってしたこと。だからボーカルを含め、いろいろな部分に反映されました。さっきも話したけど、人のエネルギー量は決まっているのだから、本当に必要なものを見極め、目的を明快にすべき」お悩み起業したい夢があり、まずは資金を貯めようと、昼も夜も休みなくバイトをしています。実家暮らしで、帰宅が遅くなる日はネットカフェで仮眠。夢があるから頑張れるのですが、貯金は思ったほど増えません。この生活で夢は叶うのでしょうか。ユーミンの答え夢が何なのか、イメージをしっかり持って、向かうこと。「夢を諦めなければいいのだけど、そこがブレたら水の泡。いつの間にかお金を貯めるのが目的になっていませんか?夢にもう一度立ち返り、どういう会社を作りたいのか、どう働きたいのかをしっかりイメージしないと。そのイメージがあれば、きつい仕事に耐えられるぐらい強くなれるかも。またむやみに節約するだけでなく、これだけの生活費で栄養バランス良く食事を摂るにはどうする?などと、工夫や考えることも必要。今している苦労や努力は、すべて人生の勉強なんですから」まつとうや・ゆみ45周年記念ベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』(ユニバーサルミュージック)が好評発売中。9月より、全国アリーナにてタイムマシンツアーを開催する。ビスチエ風トップス¥38,000(furuta/MACHBARtokyoinfo@machbartokyo.com)ピアス¥93,000ネックレス¥114,000(共にSOPHIE BUHAI/バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター TEL:0120・137・007)右指のリング¥21,000(GEM KINGDOM/H.P.FRANCE〈本社〉)シャツはスタイリスト私物※『anan』2018年4月25日号より。写真・下村一喜スタイリスト・槇原亜加音ヘア&メイク・遠山直樹(イリス)取材、文・今井 恵(by anan編集部)
2018年04月18日日本ポップス界の女王、ユーミンこと松任谷由実さん。10代で荒井由実としてデビューして以来、音楽シーンを牽引し、新しいユーミンを見せ続けてくれる。その変わらぬ道の拓き方とは。「楽せず、苦労せず。適度な負荷を自分にかけ続けることかな」順風満帆に見えていたユーミンにも、実はスランプがあった。「22歳で結婚して活動休止。その後、レコード売り上げがどーんと落ち、コンサート会場にお客さんが半分、という時代がありました。自分でも信じられなかった。でもそこで下を見ず、会場をいっぱいにする努力をしないと、この先のキャリアがないなと思いました」この時のブレイクスルーには、いわく「自分史上最大のカロリーを消費した」そう。「他人へ楽曲を提供したり、かなりたくさんの仕事をしました。しかもクオリティを落とさないためにと、かける意気込みも相当で。今思えばそこは人生のプラットフォーム。次に伸びるために力を溜め、その先を信じて力を抜かない、諦めない時期だったと思います」その一方で、意識せず道を切り拓く、天性の性分的なところも。「小さい頃からあった好奇心こそが、新しいものを見つける原動力かな。あそこに面白そうなお店がある。面白そうな人がいる。飛び込んでみたら居心地がいい。試してみたら美味しい、面白いと人に言いたくなる。それが業界に噂としてヒタヒタと広がり、ブームになる。そんな感じでした(笑)」常に流行の発信者だったユーミン。さまざまな出会いをきっかけに、波に乗るように自分を高めてもいたようだ。そんなユーミンがデビュー45周年を記念して発売する3枚組のベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』では、自身が今の時代に聴いてほしい45曲を、伝えたい3つのテーマに分け選曲。「そのうちのひとつが、〈旅を、やめない。〉。これは自分をバージョンアップさせるのにぴったりな言葉だと思う」ユーミンの旅好きは有名。そこで得たインスピレーションを基に、数々の名曲を生み出している。「旅に出て、今まで知らなかったことに出合うと、私は3日目ぐらいに知恵熱が出るんです。原因不明の高熱が。とくに僻地に行くと、そうなりがち。熱が下がった後はその土地のモードになって、また旅が楽しめる。そして都会に戻ってくると、まるでデトックスされたように頭がクリアに、いい人になって、旅で得た情報や吸収したものを着々と整理して、前に進めるんです。熱で漂白されるような時間が、純粋な自分を連れ戻してくれるのかな。これがもうひとつのテーマ〈純粋さを、捨てない。〉という気持ちにつながりますね」そして最後のキーワード〈“私”で、生きてゆく。〉。「最近は旅より人に会って“気付かされる”ことが多いんです。先日、嵐の番組に出て清水ミチコさんに会ったんだけど、昔の私は清水さんがする私の真似を『なぜ彼女は私の気に入らない部分をデフォルメするのかなあ』と思っていたんです。それがいつの頃か『清水さんの真似、すごい』に変わり、尊敬し、彼女が真似している私のことも好きになっていた。それって好きな自分も嫌いな自分も、私自身が受け入れたってこと。自分のことを好きになれば、きっと他人のことも好きになる。誰もが嫌いな人っていると思うけど、それは自分の嫌いな部分を投影して見えるから、なんですよ」自分の気持ちひとつで幸せがつかめる。これぞ、ユーミン流の究極の道の拓き方。まつとうや・ゆみ45周年記念ベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』(ユニバーサルミュージック)が好評発売中。9月より、全国アリーナにてタイムマシンツアーを開催する。ビスチエ風トップス¥38,000パンツ¥53,000(共にfuruta/MACHBARtokyoinfo@machbartokyo.com)ピアス¥93,000ネックレス¥114,000(共にSOPHIE BUHAI/バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター TEL:0120・137・007)バングル(大)¥32,000左指のリング¥10,000(共にDELPHINE CHARLOTTE PARMENTIER/H.P.FRANCE〈本社〉 TEL:03・5778・2022)右指のリング¥21,000(GEM KINGDOM/H.P.FRANCE〈本社〉)バングル(シルバー)¥22,000バングル(ゴールド)¥24,000(共にIOSSELLIANI/H.P.FRANCE〈本社〉)シャツはスタイリスト私物※『anan』2018年4月25日号より。写真・下村一喜スタイリスト・槇原亜加音ヘア&メイク・遠山直樹(イリス)取材、文・今井 恵(by anan編集部)
2018年04月18日先日、とある女子(25歳)と話をしていたとき、彼女はこう言いました――恋愛にすごく悩んでいた頃は、ハウツー記事をよく読んでいたけど、最近はあんま恋愛に悩まないから読まなくなった、というか必要なくなった――恋愛のハウツー記事に、「読み始め」と「読み納め」がある女子もいるのだね。そういうの、はじめて知りました。とまあ、いろんな話をしたわけですが、彼女は純粋さという言葉こそ口にしなかったけれど、彼女の話の端々(はしばし)に純粋さがにおっていたので、今回は恋愛と純粋さについてお話したいと思います。こういうところでもないと、純粋さって言葉、あまり口にしないですしね。あなたがもし、人生とか純粋さという言葉を使って友達と気軽に話せていたら、あなたは「たいした人」です。■■恋愛相談って誰にしますか?さて、ちょっと前、Yahoo!に「恋愛相談って誰にしますか?」というアンケートの結果が載っていて、たぶん40代限定で答えていたんですが、トップは「誰にもしない」で、なんと8割くらいの人が誰にもしないと答えたそうです。今40代くらいの人が20代の頃やっていた恋愛と、今の20代の人の恋愛って、なにがちがうかといえば、スマホがあるかないかのちがいくらいで、ほとんどなにもちがわないです。「もしもし電話」でデートの約束をしていたとか、ショートメールでやり取りしていたとか、そういうのがLINEに取って代わられたくらいで、なにも変わっていません。その当時は、今のように恋愛コラムのサイトってありませんでした。もちろんこの『ハウコレ』もなかったです。ハウコレという言葉じたいがなかった。では人々は恋に悩んだらどうしていたのかといえば、おそらく多くの人はラブソングを聴いていたと記憶しています。で、たとえばユーミンが恋愛の教祖みたいなポジションで(みたいなというか、本当に恋愛の教祖様と呼ばれていた)、ユーミンに恋愛相談したい人は、FMの彼女の番組に投稿していたわけです。■■ちょっと口にするのが恥ずかしいで、その番組を毎週欠かさず聴いていたわたくしの所見を述べるなら、ユーミンは恋愛のハウツーをほとんど語らなかったように記憶しています。切なさとかピュアな心とか、そういうのをリスナーと共有する番組だったように記憶しています。今、こんなにもたくさんの恋愛ハウツーの記事があって、しかもそれらを無料で読める時代で、ハウツーはもうすでにネット上でも、あなたの心の中でも飽和状態かもしれないなと思います。なので、こういう時はどうすべき?とか、彼にこう言われたけどどうすべき?というソッコーで効きそうなハウツーじゃないものを、今ふたたび見直してみてはどうかなと思います。こっちが飽和しているということは、ほかのところがお留守になっているということだから。ほかのところとは、あなたもわたくしもちょっと口にするのが恥ずかしい、純粋さとかピュアなハートとか、そういうものです。■■純粋さがあるから、「わたし」でいられる恋愛における最大の武器というか、恋愛を恋愛たらしめるものって、ピュアなハートなんですよね。ホントは。純粋さがあるから、「わたし」でいられるし、純粋さがあるから恋という旅をやってみたいと思えるってこと。冒頭にご紹介した女子(25歳)は、ハウツーをたくさん実践してきたからか、生まれつきの性格なのか、なかなか腹黒いものをお持ちでしたwでもしかし、彼女ははっきりとした声でこう言いました――わたし、2年後くらいに結婚するって自分でわかるんですよね。彼女は占い師でもないし、ちょっとイッチャッテル人でもありません。すがるような思いで恋愛ハウツーを読み、実践してきたなかで、なにが本当に自分の人生を支えてくれるものなのかを、自分で知ったということでしょう。純粋さって、生命力、つまり心の底から「生きたい」と思える力のことです。(ひとみしょう/文筆家)(ハウコレ編集部)
2018年04月15日歌手の松任谷由実が、16日に放送されるニッポン放送『八木亜希子のユーミンオールタイムリクエスト~それはオールナイトニッポンからはじまった 名曲「瞳を閉じて」の真実~』(18:00~)に出演する。松任谷由実 -ニッポン放送1988年から1999年まで11年間続いた『オールナイトニッポン』や、現在放送中の『オールナイトニッポンGOLD』のパーソナリティーを務めるなど、ニッポン放送との関わりが深い松任谷。今回の特別番組では、フリーアナウンサーの八木亜希子をパーソナリティーに迎え、松任谷とオールナイトニッポンの関係の中で生まれた様々なエピソードを紹介していく。また、リスナーからの想い出の紹介と共に、番組では松任谷の楽曲をオンエアしていく。数多くある松任谷の曲の中でも、11日にデビュー45周年を記念して発売されたベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』の1曲目に収録された「瞳を閉じて」は、『オールナイトニッポン』のあるコーナーに、女子高生が「校歌を作ってください」と投稿したことから生まれた。1974年にリリースされた同曲にはどんな誕生秘話があるのか、松任谷本人と共に振り返っていく。他にも、松任谷由実の『オールナイトニッポン』の名物コーナーだった「お色直しジャック」が復活するなど、盛りだくさんな内容となっている。
2018年04月12日4月7日に放送された『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)の2時間スペシャルに松任谷由実(64)がゲストとして初登場し、話題になっている。 番組では「松任谷由実記念館」と題した企画で松任谷の半生を振り返った。54年、東京・八王子にある老舗呉服屋店の二女に生まれた松任谷は66年にお嬢様学校・立教女学院中学校へ入学。小学校時代はオール5の成績で優等生だったという。しかし、中学校時代はカツラをベッドに置いて夜遊びするなど“やんちゃ”だったことを明かした。 半面、音楽の才能はこのころ一気に開花。なんと中学生にして六本木の老舗イタリア料理店『キャンティ』に出入りしていたというのだ。当時、『キャンティ』は黒澤明監督(享年・88)やイヴ・サンローラン(享年・71)など名だたる文化人の社交場として知られていた。 そこで才能を見出され、弱冠14歳で作曲家デビュー。ザ・タイガースのメンバー、加橋かつみ(70)に『愛は突然に…』を提供した。 このエピソードについてミッツ・マングローブ(42)が「14歳でしょ、中2って大体。14歳ってね、ちょっと面白い年で。実は、世の中の天才と呼ばれる人って何かが14歳で起きてることが多くって。安室ちゃんも14歳デビューなの。宇多田ヒカルさんもそう」と言及。 安室奈美恵(40)は14歳だった91年に『SUPAER MONKEY’S』のメンバーに選出されている。宇多田ヒカル(35)は98年のデビュー当時はすでに15歳になっていたが、14歳のころから作詞を始めていた。 この鋭い指摘にスタジオでは「将棋の藤井聡太くんもだ!」という声が上がった。「14歳なんかあった?」と振られた平成ノブシコブシの吉村崇(37)は「鼻垂らしてたわ」と笑いを誘っていた。 ミッツの言う通り、14歳でデビューを果たすスターは多い。 番組では名前が上がらなかったが、米歌手のジャスティン・ビーバー(24)もそのひとり。往年の歌姫・山口百恵(59)も73年に『としごろ』歌手デビューし、同級生の桜田淳子(59)、森昌子(59)とともに“花の中三トリオ”と呼ばれていた。 14歳で何かを始めていれば、その世界で大成するかも!?
2018年04月09日「嵐」の大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人が司会を務め、ゲストとともにトークやゲームで盛り上がるバラエティー「嵐にしやがれ」に、世界的大スターYOSHIKIが初登場することが分かった。また小栗旬が「This is MJ」で松本潤と対決する。「今夜、直接聞きたい!YOSHIKI伝説ウワサの真相!」と題し、「小学生のときに、専用トースターを持参!?」「シャワーが熱すぎて、仕事をキャンセル!?」など、まことしやかに囁かれているYOSHIKIさんの都市伝説的な逸話の真相を直接聞いて解明。「デスマッチ」ではYOSHIKIさんが人生初の早押しクイズに挑む。意外な実力に「嵐」も仰天!チョコレート、ウニ、肉、ラーメンなど、YOSHIKIさんの大好物を賭けた戦いは、番組史上初の前代未聞の展開になるという。また、小学生から大ファンだったという櫻井さんのリクエストで、「Forever Love」を生披露。さらに“「嵐」をイメージした曲を”というリクエストに即興ピアノ演奏で応えるという。これには櫻井さんも「膝から崩れ落ちそう…」とメンバーも超感動したようす。そして、デビュー45周年、松任谷由実も初登場。「ユーミンの大切なもの」として「マイケル・ジャクソンのお宝」から、日常買い物に使う「電動自転車」までがスタジオに登場。いままで見たことないユーミンの歴史が次々と明らかになる。「This is MJ」には、小栗旬が初登場。プライベートでも親友同士の2人だが、まさにラスボスともいえる相手の登場にMJも燃える!どこを切り取っても目が離せない「嵐にしやがれ」2時間スペシャルは、4月7日(土)21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年04月04日歌手の松任谷由実が11日に45周年記念ベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』を発売することを記念し、TOKYO FMで「ユーミンワンデースペシャル」が13日に行われることが決定した。松任谷由実 -TOKYO FM提供「ユーミンワンデースペシャル」と題して、13日に松任谷は『Blue Ocean』(毎週月曜~金曜 8:55~11:00)でパーソナリティの住吉美紀と、『よんぱち』(毎週金曜 13:00~16:30)でパーソナリティの放送作家・鈴木おさむと対談する。また13日には自身のレギュラー番組『Yuming Chord』(毎週金曜 11:00~11:30)も放送され、600曲の中から選りすぐりの45曲の『ユーミンからの、恋のうた。』収録曲について語られる。さらに松任谷は14日にも、恵俊彰がパーソナリティを務める『東京海上日動Challenge Stories~人生は、挑戦であふれている~』(毎週土曜 15:30~15:55)、脳科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめる『ドリームハート』(毎週土曜 22:00~22:30)にそれぞれ出演する。
2018年04月03日昨年12月23日夕刻から目黒のライブハウス「ブルースアレイジャパン」で行われた一夜限りのクリスマスライブ。ピアノの前で、名曲『異邦人』を歌うのは久米小百合さん(59)。 かつては「久保田早紀」の芸名で、この曲により150万枚のミリオンヒットを成し遂げながら、わずか5年で芸能界を引退。以降は本名に戻り、音楽を通じてキリストの福音を伝えるミュージック・ミッショナリー(音楽伝道師)として活動している。 この日は、賛美歌CD『7 carats+1』の発売記念ライブ。共にゴスペル界で活躍する本田路津子さん、Kishikoさんと共演したこのCDは、同ジャンルでは異例のヒットとなっていて、その勢いに乗ってのジョイントライブでもあった。 《ちょっとふり向いてみただけの異邦人~》 サビの部分では、会場を埋めた同世代の観客たちも、当時を懐かしむかのように一緒に口ずさむ光景も見られた。 「今日は、久保田早紀を思い出して来られた方も、そうでない方も(笑)いらっしゃると思います。ふだんは、教会やミッション系の学校などで歌うことが多くて、こうしたライブハウスでの公演はほぼ20年ぶり、昔ながらのアレンジの『異邦人』は実に34年ぶりでした!」 芸能界を引退後は、自身のキャリアを生かして、誰にでもなじみやすいオリジナルの賛美歌なども、精力的に発表し続けている。 かつて、歌うことが苦しい時期があった。デビュー曲がいきなりチャート1位に駆け上がり、シンデレラガールと称された。しかし、待っていたのはスターの名声に戸惑い、苦悩する日々。当時の心境をこんなたとえで表現した。 「気付くと、“久保田早紀という名の暴走列車”から降りられなくなってしまった」(久米さん・以下同) ’58年5月11日に東京都国立市で生まれた久米さんは、4歳からピアノを習い始めたが小6のときやめてしまう。一方で、小3のころから、友達に誘われて近所の教会の日曜学校に通い始めた。 「うちはクリスチャンではありませんでしたが、最初はカードやお菓子をもらえるのがうれしくて。そのうち『主われを愛す』など、意味はわかりませんが、賛美歌が大好きになりました」 同時に夢中になっていたのが、歌謡曲やフォークソングなど。やがてビートルズなどの洋楽にも目覚めた。父の転職を機に引っ越した八王子の中学時代のこと。同級生の男子3人組が『学生街の喫茶店』で人気のガロのコピーバンドをしていて、「おまえ、ピアノ弾けるんだってな」と、声をかけてきた。 「文化祭にキーボードとして参加したり。このころから、なんちゃってシンガー・ソングライターで(笑)。オマセな女友達の詞に、頼まれて曲をつけたりもしていましたね」 共立女子第二高校から、短期大学文科へと進学。文芸部に所属してしたが、ずっとオリジナルの詞や曲をノートに書きためていた。学生最後の思い出にと、CBSソニーに自作の曲を送ったのは、短大2年の春。 「いずれは就職して、結婚と考えていましたが、プロの方に自作曲の評価を一度も聞くことなく卒業するのは寂しいな、と思ったんです」 そのオーディションが実はアイドル候補向けとわかり、2次の水着審査で辞退。ところが2カ月後、先方から電話があり、個別オーディションを受けて合格となった。自宅とソニー・スタジオの往復時に乗るJR中央線の車窓から、偶然、空き地で小学生たちが遊ぶ姿を見かけた刹那、あの「子供たちが空に向かい」という詞が浮かんだ。 当初、『白い朝』と題されていたフォークロック調の曲は、プロのプロデューサーやアレンジャーによって、1年の準備期間を経て『異邦人』として生まれ変わり、芸名も著名な占い師の助言で『久保田早紀』と決まって、デビューへ。 小さなライブハウスでこつこつと実績を重ね、いつか大ホールでコンサートができたら……。そんな少女の夢を振り落とすように、早々にCMタイアップも決まり、彼女を乗せた列車は、始発駅から猛スピードで走り出す。 ’79年10月、『異邦人』リリース。発売3週目でオリコン9位、人気歌番組『ザ・ベストテン』でも3週連続1位を達成するなど、新人としては異例の快進撃が続いていく。 「スタジオで収録を終えて楽屋に戻ると、ずっと憧れていた歌手の方々が隣にいて。まだ学生気分も抜けていなくて『サイン、ください』と言いたくなるのを我慢してたり。憧れだったユーミンさん(松任谷由実)にご挨拶したのも、デビュー10カ月目でした」 いきなり大ホールでのコンサートの準備が始まるなど、自分を置き去りに、周囲はどんどん突き進んでいく。 「私自身は、もともと曲作りが楽しいだけで、当初は『異邦人』も、歌うのは誰か別の人がやってくれると思っていたほどでした。ですから、正直、売れたという喜びもなく、自分の実力とは別物のように感じていました」 あるとき、旬のアイドルが表紙を飾ることで知られる月刊芸能誌の撮影に出向いたときのこと。 「超有名な男性アイドルの方がいて、カメラマンが『頬と頬をもっとくっつけて』と。注文には応じながら、胸の内では“私がやりたかったのはこんなことじゃない”と悔しさをこらえていました」 私は、どこへ向かっているんだろう……。虚像と実像のギャップを少しでも埋めようとしたとき、久米さんが試みたのは、自分の音楽のルーツに立ち返ることだった。 「本来、音楽は楽しいものだったはず。それで好きだったユーミンさんからガロ、ビートルズ、フォークソング、グループサウンズとさかのぼっていって、たどり着いたのが賛美歌だったんです」 都内のプロテスタントの教会で洗礼を受けたのは、デビューからちょうど2年目。そして、’84年11月のコンサートで、「久保田早紀商店は、今日で閉店です!」と宣言して、引退。4カ月後には26歳で結婚し、本名の久米小百合に戻って、音楽伝道師となった。 現在、久米さんは依頼に応じて、日本中の教会でライブや講演会を行っている。教会には信者だけでなく、ふらりと立ち寄る人も少なくない。 「『異邦人』の久保田が来るならと思って初めて教会に来て、のちに洗礼を受けたいという方もいるんですよ。音楽伝道師冥利に尽きます」
2018年02月03日ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』が、東京・帝国劇場にて上演中だ。ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』チケット情報本作は、ミュージカルとも従来の音楽劇とも違う新しい試みとして2012年に始まった「ユーミン×帝劇」シリーズの第3弾。脚本・演出は松任谷正隆が手掛け、ユーミンの歌と俳優の演技、劇場空間が一体となり描かれる純愛物語が好評を博している。今作では、松任谷由実(ユーミン)と寺脇康文がW主演を務め、宮澤佐江、六平直政、斎藤洋介らが出演。ユーミンの楽曲『朝陽の中で微笑んで』をタイトルに、今から500年後の未来を舞台にした、寺脇と宮澤による時を超えた愛の物語を中心に描かれる。11月27日に開幕した本作は劇評も続々と到着。その中で、ユーミンの歌については「愛の形は『恋人同士』『父娘』『母息子』という3つの集合のベン図を描き、すべてが交わる位置にユーミンがいる。愛する女性、娘、母は、いわばユーミンの分身で、分身らの感情に歌声が、歌声に分身らが揺さぶられる。歌にセリフや動作がかぶる。過去作に比べ、歌と演技の有機的連関が著しい」(著:米原範彦/2017年12月4日朝日新聞/17-6555)、「多くが時について歌い、永遠、宇宙、未来といった壮大な歌詞も含む。それらは過去2作以上に物語に密接に絡み感動を高める。紗幕に当てる映像、抽象画風の背景などで未来や追憶の情景が浮かぶ中、俳優たちに寄り添って優しく力強く歌われるのだ。例えば、鳴沢と沙良が初めて会話した場面の後は『雨に願いを』という曲。『心を促す見えない時計は止められない』という歌詞が2人の運命を暗示する」(著:祐成秀樹/12月5日読売新聞)と、これまでの作品以上に芝居と歌の融合が注目される。また、俳優陣による芝居についても「人のことを思い、悩む登場人物たちを見るうち、脳内に像を結ぶのは刹那の愛や命の輝き。未来でも変わらぬ、人を愛すること、思いやること、切なさ―。時が流れても心の美しさは色あせないでほしいという、祈りが感じられた。今回も泣ける」(前出・読売新聞)、「沙良は絶望的存在であるだけに、宮澤のひたむきな姿は哀感を誘う。寺脇は2度の別れの苦しみにのたうつ。大崎の娘役の水上京香らのセリフに、臓腑からしぼり出されるような”愛の吐血”が垣間見られる」(前出・朝日新聞)と、観客の心を揺さぶる熱演が語られている。「舞台は、目に映るすべてのものだけでなく、目に映らぬものもメッセージとして伝え、感動のさざ波を小やみなく送り込んでくる」(前出・朝日新聞)という本作は、12月20日(水)まで東京・帝国劇場にて上演中。
2017年12月08日ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』が11月27日に開幕。それに先駆け、公開ゲネプロと囲み取材が行われ、取材には松任谷由実(ユーミン)、寺脇康文、宮澤佐江、六平直政、斎藤洋介、脚本・演出を手掛ける松任谷正隆が登壇した。ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』チケット情報ユーミンの歌、俳優の演技、劇場空間が一体となる、ミュージカルとも従来の音楽劇とも違う舞台「ユーミン×帝劇」シリーズの第3弾となる本作。幕が開くと、帝国劇場の空間全体を使った舞台美術や美しいパフォーマンスが幻想的な世界をつくりだし、歌とストーリーテリングを担当するユーミンが観客を物語の世界へと連れていった。シリーズで初めて、キャストが決まったうえで脚本を書く“あてがき”で書かれた、寺脇と宮澤の純愛物語。舞台は500年先の世界だが、描かれているのはどんなに進化しても変わらない“人と人との交わり”。生命の時間すらデータでわかる時代の中で、登場人物たちの“生きる”姿が熱演されている。そのさまざまなシーンに寄り添うのが、本作の最大の魅力とも言えるユーミンの歌だ。タイトルでもある「朝陽の中で微笑んで」をはじめ、「Autumn Park」「未来は霧の中」など全14曲の歌唱が、そこに生きる人々をやさしく包み込んでいく。特に今作はこれまで以上に歌と芝居が重なり合った印象で、物語や芝居と歌がシンクロし、より深い感情を生み出していた。会見で、寺脇が「僕らの芝居がユーミンさんにエネルギーを与えられて、ユーミンさんが芝居に魔法の粉をかけてくださって。ライブでもない、芝居でもない、新しいエンタテインメント」と評した本作。ユーミンはゲネプロを終えての感想として「もう胸が詰まって声がかすれたりして…。これは素晴らしい演技のせいにできるなって(笑)。もちろん真面目に丁寧にアップしてお届けしようと思っていますが、そのくらい演技から影響を受けて歌っております」と熱く語る。芝居の中で唯一ユーミンと目が合うシーンがある宮澤が「そのときだけはどこかで『由実さんと目が合って今、ステージにいる』と客観的に見えてる自分がいます。心から出てくる感情が毎回違って、ワクワクするシーンです」と明かすと、六平も「ユーミンさんが、素晴らしい歌手が出てきて歌っているのではなくて、ひとつ“役”に見えるところがいっぱいある」とその不思議な存在感を熱弁。正隆も「“作品”が主役で、由実さんが主役ではない。そういう芝居だと僕は思っているので、今のバランスはものすごく自然」と、歌と芝居が混じり合う本作ならではの魅力を伝えた。公演は12月20日(水)まで東京・帝国劇場にて上演中。取材・文:中川實穂
2017年11月28日シンガーソングライターの松任谷由実が27日、東京・帝国劇場で初日を迎えたユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』の特別カーテンコールに登場した。同作は2012年に開場101周年目の新たなスタートとなった帝劇と、デビュー40周年を迎えた松任谷のコラボレーションとして誕生したシリーズの3作目。俳優の演技と、松任谷の歌が一体となった空間を作り出す。今回は500年後を舞台に、職を失った中年男性・鳴沢肇(寺脇康文)が、20年前に結婚を約束した女性に生き写しの女性・紗良(宮澤佐江)に出会う。松任谷が1976年に発表したアルバム『14番目の月』に収められた「朝陽の中で微笑んで」がタイトルに選ばれた。座長・松任谷からは、23日に行われた舞台稽古の初日にメインキャストへ楽屋のれんが贈られた。松任谷自ら楽屋のキャスをと訪ね届けられたのれんは、何百もの色見本から、各キャストの色を松任谷が選んだという。また、初日を迎えた27日には、座長弁当200個が差し入れられた。初日公演後のカーテンコールでは、名曲「やさしさに包まれたなら」を披露。客席もスタンディングオベーションで熱気に包まれる中、松任谷自らキャスト・アーティスト一人一人を名前を呼んで紹介し、全員で手をつないで歓声を受ける。感極まった男性の観客が「ユーミン!!」と名前を呼ぶ場面もあった。同作にはほか、水上京香、中別府葵、島ゆいか、山田ジェームズ武、入絵加奈子、六平直政、斉藤洋介らが出演。帝国劇場で12月20日まで上演される。
2017年11月28日