秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が内定している小室圭さんが4月8日、金銭トラブルについて説明する文書を公表した。文書は小室さん自身の名前で書かれており、「文書の概略」が4ページ、「文書本体」が8章構成で24ページという長文。概略と本体、36個の脚注を合わせて、文量は約4万字というボリュームになっている。本記事では、「文書本体」のうち「3 基本的な方針について」「4 平成31年(2019年)1月22日に文書を公表した理由及び同文書の誤解されている点について」の全文と、その脚注を公開する。なお、原文中の脚注表記などについてもそのまま記載している。◆3 基本的な方針について私や母と元婚約者の方との間にこれまであったやりとり等について説明する前に、私と母が、基本的にどのような考えに基づいて金銭トラブルと言われている事柄に対応してきたのかを説明したいと思います。ある時期から一貫して優先して考えてきたのは、元婚約者の方ときちんと話し合い、ご理解を得たうえで解決するためにはどうすればよいか、ということでした。平成29年(2017年)12月12日に最初に金銭トラブルと言われている事柄についての報道が出てその後も報道が過熱していくなかで、どのように対応すべきなのかを考えるにあたって、私と母は、自分たちだけの判断で動くのではなく色々な方に相談したうえで対応を決めようと考えました。そしてその一環として、複数の弁護士に相談しました。その際にどの弁護士からも共通してアドバイスされたのは、反応すべきではなく何もしない方がよい、いずれにしろ話し合いで解決するのは困難だろう[注4]といったことでした。このようなアドバイスの理由としては、報道されている内容や報道の加熱具合から推測すると元婚約者の方と冷静な話し合いができる状態にはないように思えるというものや、元婚約者の方の目的がお金ではない可能性があるというものもありました。これらのアドバイスは、報道を見ていて私や母が感じたことと重なっていました。まず私や母が報道を受けて感じたのは、元婚約者の方のご真意が分からないということです。確かに、お金を取り戻したいだけといったことや、感謝の一言もないのが気に入らないので感謝して欲しいだけといったことが、元婚約者の方のご真意として報道されているのは見ましたが、報道されている情報の多くが事実と異なる以上、元婚約者の方のご真意として報道されている言葉も同様に事実と異なる可能性があり、報道されているものを額面どおりに受け取ることはできませんでした。■「侮辱的な内容のものが見られた」更に、支援のことだけに言及したいのであれば必要ないようなエピソードとして事実でないかつ侮辱的な内容のものが見られたことで、私や母の恐怖は倍増しました。ここまでの攻撃をされるというのは、ご真意とされているもの以上のお考えがあるように思えてなりませんでした(もちろん、これは、私や母がどう感じたかということに過ぎません)。ただ、何もせず話し合いもしないとなると、元婚約者の方との関係が悪化し報道も過熱していくおそれがありました。そこで、早く解決することを考えると、ひとまず報道されている元婚者の方のご真意とされているものをそのまま受け止めて対応を考えるしかないと思いました。元婚約者の方は縁のある方で一時期私と母に支援をしてくださった方(詳しくは「5」(1)(2)で説明します)ですし、当時は有り難い思いで支援を受けていましたが、今となって振り返ってみれば、元婚約者の方の善意に頼りすぎてしまった、というのが客観的に見た当時の状況だと思います。そのことを考えると、報道が事実と異なることに思うところはありましたが、解決金をお渡しして和解することができればそれがよいのではと考えました。そこで、この考えについて再び複数の弁護士に意見を求めたところ、たとえ解決金としてお金を渡したとしても、そのお金は借金の返済だったと誤解されてしまうだろう、世間からはやはり借金だったのだと見られてしまうだろうがそれでもかまわないか、といったアドバイスを受けました。報道のされ方を見ていると、確かにお金をお渡しすれば借金だったことにされてしまう可能性は高いように思えました。お金を渡してしまえば借金の返済だったと誤解されてしまうだろうとか、世間からはやはり借金だったのだと見られてしまうだろうというのは考えすぎだ、私がきちんと事情を説明すれば世間は信じてくれたはずだ、とおっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんが、当時の報道をみると、全くそうは思えませんでした。こうして、何の話し合いもせずにお金をお渡しするという選択はしないことに決めました。借りたお金であろうがなかろうが一括でお金を渡せば済む話なのになぜそうしないのか、といった意見が当初からあることについては承知しています。どのみち支援を受けたのは事実なのだから元婚約者の方がお金を返して欲しいと言うのであれば渡せばよいではないか、たとえ元婚約者の方のおっしゃることが事実でないとしても支援に感謝しているのならお金を渡すべきだ、といった意見もあったと思います。それでもそうしなかったのは、どのような理由があろうと、早期解決と引き換えに借金でなかったものが借金であったことにされてしまう事態を受け入れることはできないと考えたからです。借金だったことにされてしまえば、元婚約者の方のおっしゃることが正しかったということになり、私や母は借金を踏み倒そうとしていた人間だったのだということになります。これは、将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続けるということを意味します。それを仕方のないことだとは思いませんでした。一般的には金銭トラブルと呼ばれていますが、切実に名誉の問題でもありましたし、今でも、同じように受け止めています。そうは言っても、現在まで続いている報道の状況をみると、お金をお渡しして借金だったことにされる方がまだ良かったのではないか、と思われる方が多いかもしれません。しかし、名誉を傷つけられるような疑いをかけられ、その疑いが事実でないにも関わらず早く苦しい状況から抜け出したいと思うあまり事実でないことを事実として認めるのと変わらないことをしてしまえば、一時期はそれで良くてもそのことが一生重く付きまといます。いろいろと悩みはしたものの、一生の後悔となる可能性のある選択はできませんでした。この考え方を理解出来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、あらゆる可能性を考えたうえで決めたことでした。このような経緯で、たとえ話し合いでの解決が困難だとしてもこれを試みてみるのが最もよい選択[注5]だと判断し、元婚約者の方とお互いの認識についてきちんと話し合い、ご理解を得たうえで解決するためにはどうすればよいか、考えながら対応していくことに決めました。解決金については、これまで元婚約者の方にご提案することはしていません。きちんと話し合いをすることなく解決金を材料に話し合いを終わらせるのは本当の意味での解決にはなりませんし、本当の意味での解決にならなければ、解決金をお渡ししても借金だったことにされる可能性は否定できないままで本末転倒になると考えたためです。過去の経緯に関する認識の食い違いについてお互いが納得できた場合には、解決案の1つとしてご提案する可能性を考慮しながら母や母の代理人とも随時話し合ってきましたが、結局元婚約者の方との話し合いが進まなかった(詳しくは後出の「6」で説明します)ことからそうした提案には至っていません。■「解決済みの事柄である」と公に主張したことはない4 平成31年(2019年)1月22日に文書を公表した理由及び同文書の誤解されている点について平成31年(2019年)1月22日[注6]に私が公表した文書(以下「平成31年(2019年)の文書」とします)は、元婚約者の方との話し合いを始めるにあたって、少なくともこれだけは公にしておかなくてはならないと考えた内容を書いたものです。私と母は「2」で書いたように、当事者間での話し合いを円滑に進めるためには、自分たちの認識をみだりに公にするのはなるべく控えるべきだと考えました。一方で、母と元婚約者の方という一般人同士の事柄が私と眞子様の結婚というより大きな話題に発展してしまっている状況では、何の発信もしないまま話し合いを始めて沈黙し続けるわけにはいきませんでした。そこで平成31年(2019年)の文書を公表したのですが、同文書内では金銭トラブルと言われている事柄の経緯を詳しく説明することはせず、最小限の内容にとどめました。具体的な経緯は元婚約者の方のプライバシーにも関わる事柄であるため、経緯を明らかにし過ぎることによって元婚約者の方のプライバシーを必要以上に晒すのは避けるべきだと判断したことが理由です[注7]。平成31年(2019年)の文書では、母と元婚約者の方との過去の関係について説明するとともに、報道されている元婚約者の方の認識と、私と母の認識が異なっていること及びその核心部分について説明し、私も母も認識の食い違いについて元婚約者の方と話し合いをしたうえでご理解をいただき問題を解決したいという気持ちであることを書きました。私が平成31年(2019年)の文書で、金銭に関することは「解決済みの事柄である」と主張していると誤解されている方がいらっしゃいますが、それは誤りです[注8]。「贈与を受けたのだから返さなくてよい」、「もらったものだから返済しなくてよい」といった主張をしていると誤解されている方もいまだに少なくありませんが、平成31年(2019年)の文書でもそれ以外でも、私や母がそのような主張を公にしたことはありません[注9]。平成31年(2019年)の文書を公表した後、令和元年(2019年)5月から元婚約者の方との話し合いが始まることになるのですが、その詳細については「6」で説明します。■解決済みと主張していると誤解された理由【脚注】[注4]元婚約者の方の「返してもらうつもりはなかった」というご発言を録音した音声データが存在します(詳しくは後出の「5」注14で説明します)。それを複数の弁護士に聞いてもらったうえでのアドバイスでした。[注5]元婚約者の方と対立することは極力避けたいと思ったため、対立するという選択はしませんでした。元婚約者の方が縁のある方で一時期私と母に支援をしてくださった方である(詳しくは後出の「5」(1)(2)で説明します)というのも大きな理由でした。[注6]平成31年(2019)の文書を公表するまでの間に時間を要したのは、複数の弁護士に相談したうえであらゆる可能性を考えて方針を決める必要があったことに加え、母の代理人を引き受けて元婚約者の方との話し合いを担当してもらう弁護士を選定するまでに相応の時間がかかったこと等が理由でした。[注7]たとえ具体的でなくともプライバシーに関わる事柄であることに変わりはありませんが、私と母の認識を一定の範囲で説明せざるを得ない状況にあると判断し、やむを得ないと考えて公表したのが平成31年(2019年)の文書の内容でした。そして、この時から更に状況が変わったことにより、どこまでが「必要以上」に当たるかどうかの線引きを見直して公表したのが今回の文書です。元婚約者の方のプライバシーへの配慮と公表できる内容の範囲に制約があることについては「1」注1を参照してください。[注8]平成31年(2019年)の文書で「このような経緯ですから母も私も元婚約者の方からの支援については解決済みの事柄であると理解してまいりました。そのため、平成29年(2017年)12月から元婚約者の方のコメントだとされるものが連日報道される事態となり、私も母もたいへん困惑いたしました。元婚約者の方のご意向を測りかねたからです」と書いたことから、私と母が「解決済みの事柄である」と主張しているかのように誤解されてしまったのだと思います。しかし、私と母が「解決済みの事柄である」と理解してきたのは、平成29年(2017年)12月以降に金銭トラブルと言われている事柄が週刊誌で数多く取り上げられたことで元婚約者の方との間に認識の食い違いがありそうだと考えるようになった時点までのことです。「解決済みの事柄であると理解してまいりました」という表現は、現在完了形ではなく過去完了形としての表現として書いたものです。更に、その後の段落を続けて読んでいただければ分かるように、平成31年(2019年)の文書では「私も母も元婚約者の方からご支援を受けたことには今も感謝しておりますので、今後は元婚約者の方からご理解を得ることができるよう努めたいと考えております」と書いているように、その後は元婚約者の方とお互いの認識についてきちんと話し合い、ご理解を得た上で解決することを目指してきました。「解決済みの事柄である」と主張するのであれば話し合いは必要ありません。後出の「7」でも触れますが、週刊現代の記事にも、私と母が解決済みと主張していると誤解した記事が掲載されています。■小室佳代さんから元婚約者への「お手紙」[注9]公にではありませんが、私と母が、贈与を受けたものだから金銭について返済する気持ちはありませんといった主張をしたことが過去に一度あります。母が婚約を解消されて1年ほど経った平成25年(2013年)8月、元婚約者の方から、婚約解消時に元婚約者の方が「返してもらうつもりはなかった」とおっしゃったことと正反対の要求を手紙でいただいたことに対し、私と母は相談した弁護士のアドバイスに従って、同月6日、贈与を受けたものだと認識しているので要求には応じかねますと口頭で伝えるとともに、同じ内容のお手紙をお渡ししました(後出の「5」(4)でもこの手紙に触れています)。手紙には、婚姻解消の際に元婚約者の方が「返してもらうつもりはなかった」(手紙の記載は「差し上げたものだ。当初より返済を求めるつもりはありませんでした」となっていますが、これについては後出の「5」注15で説明します)ことを根拠に、「ですから貴殿の返済請求している4,093,000円は小室佳代が貴殿から贈与を受けたものであって貸し付けを受けたものではありません。従いまして金銭について返済する気持ちはありません」、「貴殿は2012年9月14日小室佳代に対し一方的に婚約破棄しておりその理由を具体的に明らかにしておりません。小室佳代は理由も告げられない一方的破棄により精神的に傷を負っております。それに対し謝罪もそれに対する補償も無い状態でこのような請求を受けることについては納得出来ません」と記載しました。この手紙が流布されたこと、そして私や母が否定しなかったことがきっかけとなってあたかも私と母が「贈与を受けたのだから返さなくてよい」、「もらったものだから返済しなくてよい」と今でも反論し主張し続けているかのような誤解を招くことになったのだと思います。しかし、平成25年(2013年)8月以降、私や母が贈与を受けたものだから返済は不要だという主張をしたことはありません。報道が出てから私と母は実際の経緯について、あらためて弁護士に相談し、次の【1】【2】のように整理し直しました。その結果、返済する気持ちはありませんという主張をする際に述べた理由(元婚約者の方の発言を根拠にしていることと損害賠償請求との清算を踏まえたこと)自体を見直す必要はないものの、この理由を説明するにあたって「贈与」という表現をしたのは、必ずしも十分ではなかったと考えるに至りました。この表現は元婚約者の方が「返してもらうつもりはなかった」とおっしゃったことに沿って用いたものであり、私や母はそのことを強調したつもりだったのですが、当時の私や母の言葉は十分ではなく、もう少し意を尽くした説明の仕方があったように思います。■母・佳代さんの「ヘルプ」メールの真相【1】平成23年(2011年)4月から元婚約者の方が母との婚約を破棄するまでの間に母と元婚約者の方がやり取りしたお金について、個々のお金が貸し付け(借金)であったのかいただいたもの(贈与)であったのかは必ずしも明確ではありません。母が「お借りできますか」と表現したものと「ヘルプ」と表現したものの両方があったようですから、このことからもどちらのケースもあった可能性があります。母は元婚約者の方と婚約する際に金銭の使い途等についてお話をした(詳しくは後出の「5」(1)で説明します)ことから、基本的には結婚したら同じ家族になるということを前提にいただいているお金であって借金だとは思っていなかったようですが、一方で、お借りしてお返しするつもりで支援をお願いしたこともありました。お願いしたときには母としては借り入れのつもりであったものでも、その後に元婚約者の方からあげたものだと口頭で言われたということもありました。当時の2人ですら毎度明確な確認をしていたわけではないというのが実情でしょうし、万一確認をしていたとしても、証書もなく主なやり取りが口頭で(メールも一部あるようです)交わされていたため、当時の金員のやり取り全てを個別にとらえて、事後的に、あれが貸付であったのかそれとも贈与であったのかを明確にすることは困難です。更に、本人たちの認識が食い違っているものもある(詳しくは後出の「5」注11で説明します)ことを考慮すると、婚約破棄の時点までは、貸し付けであったとすべきお金と贈与であったとすべきお金の両方が存在していた可能性があると整理するのが妥当だと思われます。それが、平成24年(2012年)9月13日に元婚約者の方がおっしゃった「返してもらうつもりはなかった」という言葉によって、貸付金だったものについては(贈与だったことに転化するのではなく)母の返済義務が免除されたことになるでしょうし、贈与金だったものについては当初から贈与であったことが2人の間であらためて確認されたということになるでしょう。あらためて弁護士に相談して以上のように整理してみると、元婚約者の方からのお金について一律に「贈与」と表現するのではなく、「返してもらうつもりはなかった」と言われたことをそのまま説明するのがより的確な説明だったと思います。【2】元婚約者の方からの一方的な婚約破棄とこれに対する母の対応に従って整理すると、次のように整理することができます。母は、元婚約者の方の「返してもらうつもりはなかった」との言葉を受けて、婚約破棄に関する損害賠償を請求する権利を放棄したと考えられます。この元婚約者の方の言葉と母の対応によって、たとえ元婚約者の方が金銭の返還を請求する権利を持っていたとしても、それは母の権利(損害賠償請求権)と共に清算されたことになり、母が元婚約者の方へ金銭を返済する義務はなくなったと解釈することができます。これに関しても、あらためて弁護士に相談して以上のように整理してみると、婚約破棄の時点までは貸付であった可能性のあるお金が贈与に転化するわけではありませんから、元婚約者の方からのお金を一律に「贈与」と表現したのは十分ではなく、「返してもらうつもりはなかった」と言われたことをそのまま説明するのがより的確な説明だったと思います。金銭トラブルといわれる事柄が取り上げられるようになった後に、私と母はあらためて以上のように整理をし直しました。そのため、平成31年(2019年)の文書でも「贈与」という表現はしていません。同文書では、婚約解消時に元婚約者の方がおっしゃった「返してもらうつもりはなかった」という言葉を根拠に、当初の金銭授受の趣旨がどうであれ、【1】【2】の整理に基づいて、既に返済義務は一切ないと確認したと認識したことを説明しています。【1】の整理は元婚約者の方の発言を根拠にしており、【2】の整理は損害賠償請求との清算を踏まえています。上にも書いていますが、【1】【2】の整理の根本となる理由そのものは、平成25年(2013年)8月に元婚約者の方にお渡しした手紙で、返済する気持ちはありませんという主張をする際に述べた理由(元婚約者の方の発言を根拠にしていることと損害賠償請求との清算を踏まえたこと)と同じです。ここで説明しているのは、あくまで、その理由を表現する言葉として私と母が「贈与」を用いたのは十分ではなく「返してもらうつもりはなかった」と言われたことをそのまま説明するのがより的確な説明だったと考えている、ということです。なお、法的には理由を告げない一方的な婚約破棄は損害賠償請求の理由となる余地があるとは言え、支援を受けていたのであれば損害賠償を考えるというのは理解し難いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。この考え方はあくまで過去の出来事を振り返って法的に評価をしていただいたものです。
2021年04月08日婚約したはいいものの、冷静に考え直すとこの人じゃないかもと思うケースは少なくありません。婚約破棄を行うならできるだけ早めに済ませるのが余計なトラブルを避けるコツです。婚約破棄をスムーズに進める方法について学びましょう。婚約していることを証明する方法について婚約は恋人同士で結婚の約束を交わすことですが、結婚のように役所に届け出るものではなく、あくまでも当事者の口約束に過ぎません。しかし、それぞれの親族に挨拶を行っている、結婚式場や新婚旅行の予約を行うなど、結婚を予定していることが客観的に証明できれば婚約していると見なされます。どんな理由でも必ず婚約破棄ができるとは限らない婚約破棄は、結婚の約束を一方的に反故にする行為です。恋人同士で決めた約束を一方の都合で取り消すため、場合によっては婚約破棄ができないこともあります。何となく相性が良くないなど、あいまいな理由では婚約破棄は非常に難しいと言えるでしょう。また、親族や友人に反対された、相手側の親族に犯罪者がいたなどの理由も正当な理由にはならないと見なされます。その一方で相手から暴力を振るわれている、借金があることを秘密にされていたなど結婚後の生活に大きな支障を及ぼす問題が判明した場合は婚約破棄が容易です。弁護士に相談するのがもっとも確かな方法婚約そのものは明確な手続きを必要としない口約束ですが、それだけに破棄することは簡単ではありません。一方が婚約破棄を望んでももう一方が頑なに拒み、水掛け論になってしまうおそれがあるためです。当事者同士だけでは話がこじれやすくなるので、速やかに婚約破棄を成立させるなら法律の専門家である弁護士に相談するのがもっとも確実な方法と言えるでしょう。法律の知識に基づいたサポートを行うのが弁護士の仕事なので、婚約破棄についても依頼した側の理由に正当性があることを証明するのに役立ってくれます。また、弁護士という肩書きは社会的な影響力が強く、相手側にプレッシャーを与える効果がある点も見逃せません。婚約破棄は話し合いがこじれると、稀に金銭トラブルや暴力行為に至ることがあります。しかし、弁護士を間に立てることによって婚約破棄には正当な理由があることをアピールできる他、早まった真似をしないように圧力をかける効果も期待できると言えるでしょう。迅速かつ冷静な行動こそが婚約破棄を成立させる秘訣婚約破棄は速やかに成立させるのが余計なトラブルに遭わないための条件ですが、その一方で無計画に動くのも良くありません。一方的に結婚の約束を破る行為なので、自分側に正当性があることを示す必要があります。弁護士を間に立てて、自分が有利になるように話を進めるのが良い結果を得る秘訣です。
2021年01月19日婚約まで至っていても、女性側が別れを決意するパターンは決して珍しくありません。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、婚約中の彼と別れを決めた女性たちの切実な理由に迫ります。文・並木まき1:過干渉な義母の存在「結婚の話が出るまでは、元婚約者の義母に会ったことがなかったのですが、結婚の挨拶に行ったときに初めて会って以降、やたらと私たちのことに口出ししてくるようになりました。結婚式場から、私の料理や掃除の仕方、洋服の好みに至るまで口うるさく指示をしてくる義母に対し、かなり疲弊しました。そんな義母の態度に悩み、元婚約者に相談をすると、まさかのマザコンも発覚。『嫁に来るんだし、母さんの言う通りにやれよ』と言い放たれ、愕然としましたし、一気に彼への愛情も失せました。さんざん悩みましたが、マザコンの夫との生活も難しそうだし、過干渉な義母の存在も耐えがたいと思い、実家の両親と相談した結果、こちらから婚約破棄をしました」(34歳女性/不動産)婚約前に相手の親に会うカップルは、意外と少ないかもしれません。いざ結婚となり、顔を合わせてみたら強烈な違和感を覚えた……となれば、こちらも結婚を考え直す原因になりやすいでしょう。2:お金の問題「婚約していた彼のお金の遣い方に疑問が残り、婚約解消をしたことがあります。何かに遣うわけでもないのに、月末になるとお金がないと言い出し、私にご飯代や日用品の買い物代などを出させる人でした。派手な生活をしている様子はなかったけれど、浪費癖があるようで、何に使っているのかを尋ねても、よく分からなくて……。ただ、結婚したらお金の価値観はとても大事になると思ったので、悩んだ挙句に入籍するのをやめました。結婚してからも、お金のことで揉めるのが目に見えていたからです。実は、婚約破棄をしたのは結婚式場を予約した後だったので、そのキャンセル料は私が支払うことになったんです。しかし、結婚は一生ものなので、あのときに思い切って婚約破棄をして良かったと思っています」(29歳女性/美容関係)結婚が具体化するまで、それぞれの本当の“懐事情”は見えにくいのも事実。しかし、入籍前に見過ごせないほどの違和感を覚えたのであれば、結婚についてもう一度考えてみるのをおすすめします。3:他に好きな人が現れた「自分でも“ありえない”と思いますが……。3年間付き合っていた彼氏からプロポーズされ、ウキウキだった婚約期間中に、職場に転勤してきた男性にまさかの一目惚れ。相手も私に惚れていたようなのですが、そこからが苦悩の日々の始まりで……。婚約している立場で浮気をするわけにはいかないので、相手の男性にも事情を説明し、一度は想いを断ち切ろうとしたのですが、私もその人も、どうしてもお互いを諦めることができず、私はそんな気持ちのまま結婚するわけにもいかずで、私から婚約破棄を申し出ました。隠し事をしたくなかったので、事情はすべて当時の婚約者に話しました。『むしろ浮気をしてくれたほうが、諦めがついたし慰謝料を請求できたのに……』と言われたのが印象に残っています。婚約破棄後、一目惚れの相手との交際をはじめ、今も順調に続いています」(34歳女性/IT)結婚が決まっていても、雷に打たれたかのような運命の出会いをしてしまう人も存在します。自分の気持ちを騙して結婚をするよりも、一度立ち止まって、自分の本心に正直な道を選ぶのも正解なのかもしれません。一度は婚約まで至ったものの、なんらかの事情によって結婚には至らない男女もいます。違和感に目をつむってゴールインしても、その先で離婚にいたれば幸せへの遠回りに。違和感が強烈であるときほど、立ち止まる勇気も必要と言えるのではないでしょうか。©skynesher/gettyimages©Igor Ustynskyy/gettyimages
2021年01月05日婚約指輪を買おうかどうしようか迷っているときには、買わなかった夫婦の声も聞いてみたいですよね。どうして婚約指輪を買わないという選択をしたのか、カップルたちの本音を紹介します。お金がもったいないから「婚約指輪は高いから買わなくていい」と女性側から婚約指輪を断ったケースがありますが、実はこの理由意外に多数派なんです。これから家計のやりくりをしていくことを考えると、何十万円もするような婚約指輪を買うよりも貯金しておこう…と堅実な考え方で買わなかったという夫婦は多くなっています。一生つける指輪は結婚指輪で良いから、婚約から結婚式までの間は我慢するという女性も多いのです。婚約する時点で結婚式の時期も相談してしまい、納得の上で結婚指輪を買えば十分!という理由で節約をしたケースもあります。つけるときが少ないから婚約指輪を買っても、つけるときがほとんどないから…といった理由で指輪を買わなかった夫婦も目立ちます。仕事が水回りだったり力仕事だったりして、つけているタイミングがないから買わなくても良いのではないか?とお互いに思ったのが典型的なパターンです。自宅にいるときや親戚に挨拶に行くときにだけ付けるのではあまり意味がないと考える、堅実なカップルたちです。プロポーズのときに用意がなかったから婚約指輪はプロポーズのときに男性に用意しておいて欲しい…!と願っている女性も多いですよね。ただ、男性もプロポーズを前から準備する人と、急に「今だ!」と思わずしてしまう人の2パターンに分かれます。そのため、指輪がない場合のプロポーズもないわけではないのです。女性としては指輪もないのか…とがっかりする人もいれば、指輪などなくてもその気持ちが嬉しい!と、気にしない人もいます。そのため、特に用意をされていなかった場合は、後々自分からねだることでもないと、そのままにしてしまう場合も。男性自身も婚約指輪の重要性を自覚していない場合は、女性に言われない限りは気づかないので、自然と婚約指輪は無しになった夫婦もいます。指輪以外の記念品を買ったから婚約指輪は買わなかったけれど、他の記念品を買ったというケースも多くあります。指輪は付けるのを好まないからネックレスにした、一緒に住むときに飾るインテリアグッズを買ったなどといった形が典型ですね。記念写真をフォトスタジオで撮ったから十分だと思ったという夫婦もいて、記念になるものなら指輪にこだわる必要はないという考え方も広まってきています。婚約指輪は必ず買わなければならないものではありません。プロポーズのときに欲しいのなら男性にそっと伝えておき、婚約指輪はいらないのなら事前に相談して互いに納得しておきましょう。他の記念品を購入することも含めて、二人で満足できる方法を選んで婚約するのが最も大切です。
2020年10月23日「私の夫は家事をしない男」です。交際中、夫は実家の一軒家に一人暮らしで、「親の家だから、結婚するまでは家に呼ばない」と言っていたため夫の家事能力を実際みることはありませんでした。それでも「一人暮らししているんだし、人並みにできるのだろう」と考えていました。しかし、婚約後夫の家に初めて招待されて、その考えが甘かったことに気がつきました。■「家事をしない夫」のこれまでのあらすじ「子どもが産まれたら家事をする」と誓ったはずが、実際には妻が骨折しても体調不良で寝込んでも、動くことはなくて…。■汚すぎる家、掃除しない夫…もう婚約破棄したい!夫の寝る場所以外はものが散乱し、フローリングは埃が積もって茶色のはずなのに白い! シンクに溜まっている洗い物にはカビが生えているし、トイレなんておぞましくてひと目で逃げました。しかし、「結婚後はこの家に住みたい」と言う夫の希望があったので、意を決して掃除を開始! その掃除も「2人で協力しあって」と思っていたのに、蓋を開けてみたら掃除をするのは私だけ…。夫の家で、夫が汚したものなのに。夫のスタンスは「したい人がすればいい。俺はこのままで困らない」。それは、新婚生活に向けて気持ちよくスタートさせるための努力をするつもりはないと、私は感じました。夫は、専業主婦の母親がすべての家事を担う家庭で育ち、私も母は専業主婦でしたが、父は休日に家事を行う家庭で育ちました。この育ってきた環境による価値観の違いが、新婚生活がはじまる前の家の掃除で発覚。夫の希望を叶えるために家の掃除をしようとしているのに、まったく協力するつもりがない夫に不信感が募っていき…。とうとう婚約破棄の相談を実父にしたのでした…!■婚約が破断できないない…そして結婚生活は…!?しかし、実家は私にとって居心地のいい場所ではなく、父からも「帰ってこられても…」と難色をしめされます。こうして私は、モヤモヤを抱えながらも結婚に踏み切ることに。結婚後は、夫の家に引越したために職場への通勤時間が大幅に増え、さらには夫の家事分担がのぞめないことから、勤務日数を減らした派遣社員になりました。しかしそれでも平日は忙しく朝7時に家を出て、22時前に帰宅する生活。夫は帰りこそ22時半と遅いのですが、朝は8時半に家を出るので、実態としては私の方が家にいる時間は少ない状態。それでも家事はすべて私。この理不尽さに苛立ちが隠せず、夫との新婚生活はけんかが多くなり、「疲れた。実家に帰りたい」と思うこともしばしばだったのです。■逃げ場所がない私に、夫の暴言はさらに加速そして実家という逃げ場所が私にはないということをわかっているからか、夫も言いたい放題になっていきます。私も働いていたとはいえ、大黒柱の夫からの「俺のことをしなくてもいいから、俺の稼いだお金、使っていいよ」の言葉は「使うな」と言われるよりも収入による家事比重を考えさせられてきつい一言でした。ただ、私は一緒に家事をして一緒にゆっくりする時間を持ちたかっただけ。それなのに夫は「責められてる」と感じるようで、私の人格否定をする発言をさらに被せてきて、最後は私が黙るしかない状態に持っていきます。しかし…夫にも良心はあるようで…あまりにひどいことを私に言った時は言葉とは裏腹にこっそりと家事を少しだけして、私への謝罪の気持ちを表わしてきます。夫の私への態度は簡単に許せるものではなくマイナスポイントがどんどん積み重なってきてはいますが…、憎めないところもある、いいところもあるのでそこに目を向けて褒めて伸ばしての夫育てを頑張っていきたいと思っている最中です。
2020年08月27日お互いに一生涯共に歩んでいこうと決意し、婚約したものの、婚約破棄に至ってしまうケースが少なくないと言います。婚約破棄の理由は一体どのようなものなのでしょうか。今回は婚約破棄の原因について解説していきます。結婚準備で価値観の違いを実感婚約後に本格的に結婚に向けて準備をするカップルは多いでしょう。両親への挨拶や、結婚式準備など二人で話し合い行動しなくてはいけないことが増えていきます。いつにするのか、どこにするのかなど細かいことも決めなくてはならず、そのような時に相手の本質が見えてくるものです。人任せにしたり、自分の都合だけを押し付けてくるような人もいるでしょう。話し合いの上、意見が分かれることはあってもどこかで帳尻を合わせなければ進むものも進みません。話し合いが一向に進まず、婚約したという事実だけが重くのしかかるようになるのです。幸せになる為の準備のはずが、どんどん辛いものに変化していくと、本当に結婚していいのかといった気持ちが芽生えてきて、婚約破棄に至ってしまうケースも珍しくありません。両親からの反対が原因で婚約破棄結婚の約束をした当人同士にとって、婚約というのは形を持つものですが、双方の両親たちがそれを了承したわけではありません。結婚は当人同士の問題が一番大きいとは言え、親族付き合いなども必須なものなので、両親の承諾というのは必要不可欠になります。二人の中では結婚する意志が固まっていたとは言え、両親にとってはそうではありません。結婚をしたい旨を伝え、両親の承諾が済めば次のステージに進むことができますが、婚約破棄に至ってしまうカップルの多くがこの段階で破棄になると言われています。両親の承諾を得るために何度も説得を繰り返していくうちに、気持ちが伝わらないことに苛立ってきてしまったり、喧嘩が増えてしまうなどによって不仲になってしまうことがあるのです。金銭感覚の違い結婚は恋愛とは違い、生活というものがメインとなります。愛があればどんな苦労も乗り越えられるといった人もいるでしょうが、多くの人はお金が大切なことを理解しています。婚約後は、二人で暮らす新居や、家具や家電の購入、結婚式準備、新婚旅行などお金がかかる事柄が増えていき、お互いがどのような金銭感覚を持っているのかが露呈されていきます。同じような金銭感覚であれば問題ありませんが、片方が倹約型、片方が散財型であればどちらかに合わせる必要が出てきたり、その都度お互いの妥協点を見つけなくてはいけず、金銭感覚の違いがどうしても折り合いがつかない場合には婚約破棄に至るケースもあります。結婚へのビジョンが異なる婚約をした後は、結婚に向けて行動していくようになります。お互いが結婚に対してどのように思っているのかなどのビジョンを垣間見る機会が増えていきます。子供が欲しい人もいれば、夫婦だけの生活を望む人もいるでしょう。仕事をやめて家庭に入ってほしいと望む男性もいるでしょうし、仕事と家庭の両立を望む女性もいます。結婚というのはお互いの生活や希望を守りながら、歩み寄っていく必要があるものです。些細なことであれば帳尻を合わせることはできますが、大きなズレというのは埋まるものではありません。結婚に向けての話し合いが原因になることが多い婚約破棄に至ってしまうカップルの多くが、結婚への価値観の相違が原因と言われています。中には両親から反対されて婚約破棄に至るケースもあります。また、お互いの価値観や感覚のズレが露呈されやすくなり、喧嘩が増えることによって愛情までもが無くなってしまうケースも少なくないのです。
2020年08月24日結婚する前は素敵な男性だと思っていたのに、結婚してから人が変わってしまったようにダメになった、ということは決して珍しくありません。では、結婚前に苦労する男性かどうか見極めることは出来るでしょうか。店員さんへの接し方を見る男性にも女性にもたまにいる、店員さんへの接し方が高圧的な方は結婚後にパートナーに対して傲慢な態度をとることが多く、結婚後苦労するパートナーの特徴と言えそうです。なぜなら、店員さんはお客さんからの要望を聞き入れる存在であるため、お客さんから見れば気を遣わなくてもいい存在です。マウントを取った、と態度が横柄になる男性を見かけることが少なくないでしょう。結婚すれば、最も気を遣わなくても良い相手はパートナーになる可能性があり、そうした高慢な態度をとる男性が同じような振る舞いを妻にしてしまう可能性がある、ということは憶えておいたほうがいいかもしれません。生活を取り繕う男子の実態普通の会社員のはずなのに、デートの時は素敵なブランド物の服を必ず着てくる、高級なレストランに必ず連れて行って奢ってくれる、という方の全てが高給取りであるわけではありません。中には無理して彼女にいいところを見せようと必死になっているだけかもしれないのです。そうした背伸びは結婚後、家計を共にした時に浪費癖となって露見したり、金銭感覚の違いとなって不和の原因にもなります。その男性の金銭感覚も結婚前から知っておいた方が、結婚後の不和の原因が少なくて済むでしょう。彼女を家に入れない男性は要注意結婚を前提に付き合っているのに、決して彼女を家に入れない男性。その原因が潔癖症で自分以外の人には家に入って欲しくない、と考えているのだとしたら、それはそれで結婚後の生活に苦労しそうですが、他にも彼女には決して見られたくない何かを隠している場合があります。それが趣味なのか、不真面目な生活態度を咎められたくないのか、という点は男性によって異なりますが、出来ればお互い隠し事は最小限のほうが結婚生活に踏み出していく障害は少なくなるでしょう。結婚後の生活をより円満にしたいなら性格や趣味のことも含めて、お互いのことをもっと結婚前から知っておくべきなのです。結婚後苦労しないために完璧な男性は決して多くありませんが、困ったところの多い男性と結婚することで結婚生活が暗礁に乗り上げてしまうのも良くありません。結婚する前からパートナーがどのような相手に、どのように振舞っているのかを見て、パートナーの本質を冷静に見定めることも恋愛には必要なことなのです。
2020年08月19日婚約をしたものの些細なことから喧嘩になり、まさかの婚約破棄寸前といった状態に陥ってしまうカップルも少なくありません。このような危機的状況をどのようにして解決したのか詳しく解説していきます。婚約破棄に至る原因とは婚約したからといって関係性が良くなるばかりではありません。中には婚約後に関係が悪化し、そのまま婚約破棄に陥ってしまったという人もいるのです。なぜそのような事態になってしまうのか、その原因は婚約したといった安心感が背景にあります。将来を誓いあったことによって安心感が生まれ、相手に対して遠慮が無くなってしまうようです。今まではお互いを気遣い、相手を敬いながら交際を続けてきたものが、お互いが一つの結論に至ったことで、気持ちにゆるみが生まれるのです。男性の場合は結婚前にしたいことをここぞとばかりしようとする傾向があることもあり、浮気などに走るケースも少なくなく、それも婚約破棄の原因としてよくある話です。また、結婚式準備やお互いの親族への挨拶などで喧嘩が増え、婚約破棄となることも多いでしょう。カップルによって原因は異なりますが、このようなことが原因となりやすいことを覚えておきましょう。距離を置くことが大切婚約破棄寸前の状態になったら、一端距離を置くことが大切です。一緒に居続けると自分の気持ちが分からなくなってしまいますし、顔を合わせることで感情的になってしまいます。その為、一度距離を置くことで本当の自分の気持ちに気付くことができるでしょう。一時的なマリッジブルーなのであれば、時間を置くことで冷静さを取り戻すことができます。この期間は、なるべく婚約のことを考えず、自分の人生を優先して考えてください。結婚をするというのは大きな決断です。プロポーズされたから婚約したという人の多くが、実はあまり結婚に対して真剣に考えず、結婚準備に進んでしまいます。まずは自分の気持ちと向き合い、本当に結婚してもいい相手なのかをじっくり見極めてください。実際に結婚準備をしていく中で喧嘩ばかり繰り返し、婚約破棄寸前まで陥ったカップルが、距離を置くことでお互いへの気持ちを確認し、危機的状況を乗り切ったケースもありますので、まずは冷静さを取り戻すことから始めましょう。言いたいことを伝えあった婚約破棄になった原因によっても異なるものの、お互いへの不平不満を溜め込んでしまい、婚約破棄へと発展してしまうことが多いといいます。その為、大切なのはお互いに対して思っていることをしっかり伝え合うということです。相手に対して言いたいことを我慢したままですと、いつかその張りつめた糸が切れてしまいます。そうなる前に、気持ちを伝えることが大切です。ただし、何でも言っていいわけではありません。相手を傷つけるような言葉は言わないようにしてください。婚約破棄を乗り越えたカップルの多くが、たくさんの話し合いを重ね、お互いの気持ちを伝えあったと言います。我慢することも時には必要ですが、我慢のし過ぎは状況を悪化させてしまいますので注意が必要です。冷静に判断することが大切婚約破棄に至るまでには何らかの原因が必ずあります。その原因を解決しないまま結婚するよりも、この段階でその問題と向き合うことができたのだと前向きに考えることが大切です。お互いに対しての気持ちを確認する為に距離を置いたり、じっくり話し合うことで解決できることもありますので試してみましょう。
2020年07月02日結婚前提で付き合っていたのに、破局に陥ってしまうカップルは少なからずいます。「結婚前提」は「婚約」とは違うのでしょうか?それではどうして破局に陥ってしまうのでしょうか?普通のお付き合いとは何が違うの?結婚を前提としたお付き合いは普通のお付き合いとも婚約とも少し異なります。普通のお付き合いはあくまで恋愛を楽しむことが目的です。勿論それで最終的に結婚に至ることもありますが、最初のお付き合いの目的は必ずしも結婚であるという訳ではないのです。一方で結婚を前提にお付き合いというのは目的が結婚です。付き合っていって問題がなければそのまま結婚をしましょうということで、確たる約束ではありません。もしも別れたとしても問題はないのです。婚約の場合には結婚するという確実な約束をしている状態になります。そのためお付き合いとは違って婚約を破棄すると婚約不履行になり、慰謝料を支払う必要が出てくるのです。もしも別れた場合、どんな問題が生じるの?婚約をしている場合には慰謝料問題が生じてきますが、結婚を前提としたお付き合いでは別れに関しては普通のお付き合いと変わりません。しかし場合によっては普通のお付き合いと違って、別れに問題が生じることがあります。問題が生じるのは結婚の準備を始めている場合です。結婚を前提にしていると両親に報告をしていたり、結婚式場を予約していたりと結婚の準備をしている場合があります。両親に別れの報告をしたりキャンセルをしたりしなければいけません。結婚を前提にお付き合いしているという状態はまだ婚約していないから強制力はないということを意識する必要があります。どうして別れてしまうの?普通のお付き合いであれば好きだからまぁ良いかな、とお付き合いが継続していく可能性がありますが、結婚を前提にお付き合いしていると「結婚をできない」ということが理由になります。例えばモラハラ発言が多い、家事は一切やらない、食べている時のマナーが悪い等様々なことが挙げられます。付き合っている分には問題ありませんが、結婚してずっと一緒にいると思うと嫌ですよね。そういったところが普通のお付き合いと違ってくるのです。結婚を前提にしていても油断大敵!結婚を前提としていたとしても婚約と違って法的な拘束力がある訳ではないのです。結婚を前提にしているからといって安心してはいけません。お付き合いの間は相手を見極め、同時に自分も見極められている大事な期間になります。本当に結婚をしても大丈夫かな?ということをよく考えるようにしましょう。
2020年06月13日回を経るごとに過激さを増している、Amazon Prime Video製作の婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シーズン3。10月24日の24時に第9話と最終回直前トークスペシャル、そして最終話が一挙に公開されると、日本中のファンたちがおおいに色めきだった。最終話でついに最後のバラが1人の女性に渡されて無事婚約となったわけだが、バチェラー熱はまだ冷めやらない。というのも26日に特別編が公開されることになり、その内容が“婚約破棄”を想起させるような内容なのだ。同番組のナビゲーターである指原莉乃(26)らは衝撃の結末に驚きを隠せない様子だった。同時に話題を呼んでいるのが、最終話でバチェラー・友永真也のもとを去った岩間恵のインスタグラムの投稿だ。ひとつは8月20日の投稿。《もう8月も後半かーなんかもっと夏らしいことしたいな~》というコメントとともに、どこかの展望台にいる岩間が振り返っている写真がアップされている。この展望台がバチェラーの故郷・神戸にある展望台に酷似していることから、フォロワーたちから《ネタバレやめてください…見る気失せてしまいました》といった指摘が殺到した。もうひとつは、9月20日の投稿。《家族と人生2回目のゴルフ!》というコメントとともに5本の動画がアップされているのだが、番組内で岩間とバチェラーがゴルフデートに行っていたため、《匂わせですか?》《ネタバレやったらちょっと考えてほしい。残念》というコメントが並んだ。岩間はすぐさま《これは軽井沢で兄とゴルフでした!不快な思いをさせて申し訳ありません》と弁解したのだが、一部のフォロワーからはバチェラーの関西弁が岩間に移っているのでは?という疑惑もあがっていた。こうした“匂わせSNS”を受けて、ツイッター上では最後に選ばれた水田あゆみとの“婚約破棄”の展開を心配する声が殺到している。《これでやっぱり岩間さんってなったらもう水田さんは婚約破棄で訴えてもいいレベル》《水田さんが二度も婚約破棄されて悲しむのは見たくない》真偽は定かではないが、ツイッター上ではイタリアローマのコロッセオ広場と思われる場所で岩間とバチェラーにそっくりなカップルの目撃情報まで出る事態に。これがすべて“匂わせ”や情報流出ではなく番組の演出だとしたら、感服せざるを得ないのだが――。
2019年10月25日波瑠、中川大志、松下由樹らが出演する新ドラマ「G線上のあなたと私」に、鈴木伸之と桜井ユキが出演することが分かった。本作は、波瑠さん演じる寿退社間近に婚約破棄され、仕事も結婚も失った小暮也映子が通い始める、“大人のバイオリン教室”を舞台に繰り広げられる恋と友情の物語。今回新たに発表された鈴木さんが演じるのは、也映子がたまたま興味を持ち通い始めた大人のバイオリン教室で出会うイケメン大学生・加瀬理人(中川さん)の兄・侑人。波瑠さん主演で放送された「あなたのことはそれほど」ではダメ男を演じ話題となった鈴木さんだが、今作では、婚約者・眞於がいながらも、別の女性との子どもをもうけ、眞於とは婚約破棄、その女性と結婚するという人物を演じる。鈴木さんは「キャラクター的にも今まで演じた役とは違う雰囲気」と役柄の印象を語り、「中川くんとは8年前に一度共演して以来、初めての兄弟役なので今から撮影がとても楽しみです。波瑠さんとも2年ぶりに同じ組で再会できてとてもうれしいです」と心境を明かす。また「日常のなかで大きな出来事が起こる訳ではないですが、誰もが共感できて、登場人物に感情移入できるようなストーリーになっていると思うので、たくさんの方に楽しんでいただけたらうれしいです」と呼びかけている。そして、その侑人の元婚約者・眞於を、『リアル鬼ごっこ』「東京独身男子」の桜井さんが演じる。眞於は、也映子たちが通うバイオリン教室の講師で、美人でおしとやか、いかにも男性にモテそうな女性。理人は初めて出会ったときから彼女のことが気になっており、偶然の再会から想いを募らせている。自身が演じる眞於について、「柔らかくてふわふわしているようで、実はとても芯がしっかりしていて、そしてどこか闇を持っている」と印象を明かした桜井さんは、そこを大事に演じたいとコメント。またバイオリン講師という役どころだが、バイオリンは今回が初めてだそう。「半年前から教えていただいていますが、とても素敵な楽器なのでうまくなりたいです。バイオリンの講師という役なので、ただ弾けるだけではなく立ち姿からも、プロの方に見られても恥ずかしくないよう終わる頃には頑張ってうまくなっていたいです」と意気込みを語っている。「G線上のあなたと私」は10月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年08月22日婚約中だったSさん(20代・男性)は、婚約破棄を決断します。その理由は家族からの反対。相手方の家族と反りが合わないそうで破局と相成りました。2人はつきあい始めたあと一度破局し、その際脅迫的な行為を相手の家族から受けたそうです。そのことで不興を買い、心証が悪くなったとのこと。その後家族の反対を押し切り復縁したSさんですが、家族に婚約を伝えると「結婚するなら勘当する」などといわれてしまいます。「幸せになることはできない」と猛反対されたSさんは、結局婚約を破棄することにしたそうです。 家族が慰謝料を請求Sさんは婚約相手に事情を話したそうで、当初泣いていた彼女も最終的に受け入れます。一度結婚の約束をした2人にとって、「親がネック」で婚約破棄とはかなり寂しい結末です。ところがこの話には続きがあります。婚約破棄後、相手方の家族が「精神的苦痛を受けたので慰謝料を払え」と主張してきます。彼女は慰謝料を主張していないそうで、家族が「苦痛を受けた」と言っているとのこと。Sさんは彼女に慰謝料を払うことは致し方ないと思っているものの、家族が主張していることに違和感を覚えています。また、彼女自身は慰謝料を請求する意志がないそう。婚約破棄時、家族が「精神的苦痛を受けた」として慰謝料を要求することは法的に認められるのでしょうか?高島総合法律事務所の理崎智英弁護士に見解を伺いました。 慰謝料を家族に払う必要はある?理崎弁護士:「婚約は、将来において適法な婚姻をすることを目的とする契約でありそれを不当に破棄した者は慰謝料の支払義務を負うことになります。婚約当事者の一方が婚約を不当に破棄した場合、慰謝料を請求することが出来るのは婚約を破棄された側の当事者ということになります。すなわち、原則として、婚約を破棄された側の当事者の親としてはたとえ婚約破棄によって精神的苦痛を与えられたとしても婚約を破棄した当事者に対して慰謝料を請求することは出来ません。もっとも、婚約を破棄した側の当事者が、婚約を破棄された側の当事者の親に対して積極的に精神的苦痛を加える目的で婚約を破棄したような場合には、慰謝料の支払義務が発生する余地はあるかもしれません」まとめ婚約破棄はあくまでも当人同士の問題であり、その過程や結末にについて家族側から慰謝料を請求することは、基本的にはできないようです。従って、Sさんも相手方に慰謝料を支払う義務はありません。ただし、今回の件についてはSさんの振る舞いに問題があったことも否めません。責任を果たすなら、相手側の女性に慰謝料を支払うべきかもしれませんね。 *取材対応弁護士: 理崎智英(高島総合法律事務所。弁護士登録以来、離婚や不倫問題を中心に取り扱っており、多数の解決実績がある)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)婚約破棄した相手の家族から「苦痛を受けた」と慰謝料請求…支払う義務はある?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。婚約破棄した相手の家族から「苦痛を受けた」と慰謝料請求…支払う義務はある?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2019年07月31日「話すことが苦手で婚約破棄されそうです。」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。2年間、交際している男性がいるトピ主さん。彼には以前から何度も「もっと色々話してほしい」「たくさんお喋りできる関係が良い」と言われており、最近ついに、このままなら結婚しない方がいいと思う……とまで言われてしまったとか。「何も話すことが思い浮かんでこない自分が情けなくて毎日涙が出てきます」と心境を語り、恋人との会話はどうすれば弾むのか、と問いかけています。恋人に上手に心を開けない理由投稿内容からは、トピ主さんの3つの顔が見えてきます。職場では“外ヅラ”がよく「明るくて話しやすいよね」と言われる。男女問わず心許せる友達には何でも話せるし、むしろ相手を笑わせるタイプ。これだけを見ると、話すことが苦手な印象は全く受けません。しかし、恋人に対してだけは「黙り込んでしまう」。以前の恋人にも同じ指摘をされた経験があるそうです。その理由も、自己分析されています。恋人には何年付き合っても気を遣いすぎてしまい、「相手が楽しいと思う話をしなければ」と一方的にプレッシャーを感じてしまう。本当の意見を言うのが怖いし、自分を出すことが“異常に”恥ずかしく、嫌われるのが怖いし、格好つけたいのだと思う……とのこと。そのように、自分自身に意識が向きすぎてしまうのが恋の特徴だとも言えますが、過度にビクビクしてしまうのは、恋人という存在が自分を脅かす危険因子を握っていると感じているからでしょう。一般的に生き物には危険を察知して身構える本能が備わっていますが、トピ主さんも、「下手なことを言えば魅力的でないと思われ、愛想をつかされるかもしれない」と感じており、その恐れから強い緊張感が生まれ、気楽に会話ができない状況を作り出しているのだろうと推測します。“別れのリスクから自分を守るため”に無意識に取っている態度が、良好なパートナーシップの構築を阻害しているのであれば本末転倒ですよね。最初から安心して一緒にいられる人を、恋人にするというのも有力な解決策ですが、リラックスできる相手と付き合っても、「つまらない話をすれば嫌われる」という思い込みを外さない限り、どんな相手でも恋人になった途端、うまく話せなくなってしまう可能性も。ご自身の思い込みを、良い方向へ変換することに注力していきましょう。言葉より「事実」を見つめてみよう思い込みを外すには、まず「事実」を見つめてみることが肝心です。彼はトピ主さんと2年間交際し、婚約もした。彼の主張は朝夕でコロコロ変わる。投稿にはそうした事実が挙げられています。トピ主さん発信の会話が少ないことは、2年も経たずとも気づけたはず。でもなんだかんだ言って、二人は別れていない。行動で伝えあえている愛情もきっとあるのだろうと思います。もしトピ主さんが婚約解消の申し出を受け入れたら、彼は本気でそうすると思いますか? 試しに「そんなこと言ったって、どうせ私から離れられないんでしょ?」くらいの気持ちになってみませんか?こう提案するのは、そのことでトピ主さんの緊張状態が和らぐことが期待できるからです。彼は常に仕えなくてはならない殿様でもなければ、こちらの処遇を握っている王様でもない。「一緒に日常生活をやっていこう」という、身近で対等なひとりの男性なのです。「そうしたい」と互いに思いあえたから、二人は結婚を決めた。その事実に誇りを持ち、試しに「彼にだって、この私が必要なんだ」と信じてみてはいかがでしょうか。寄り添って生きるには、“良い加減”が必要受け身であまり喋らない自分と、ちょっと気分屋な彼氏。「完璧ではないのはお互い様♪」くらいに思っておくのも一案です。“完璧”を望みあえば、パートナーシップは多くのケースで壊れます。「相手の望むとおりにはなれないけど、寄り添えるところは多少頑張ってみるよ」くらいの“良い加減”を心がけてみてください。それに、交際初期は相手の美点しか見えないものですが、そのうち弱点も欠点も分かってきて、どんなカップルでも多少の小競り合いは発生するもの。それでも「一緒にいたい」と思えるから、一緒にいる。そこまでの気持ちを抱きあえる相手かどうか、試される時期が来ているのかもしれませんね。「会話力」に悩む人は少なくない 作家の武者小路実篤や森鴎外も、自分は話し下手だと公言していたとか。言葉に長けた人ですらそう感じるのですから、「会話力は、実は多くの人が悩んでいることなのかも!?」なんて捉えてみるのも一案です。普段から日記などで思っていることを言語化する習慣をつけておくと、考えがまとまりやすいのでオススメです。とはいえ、トピ主さんは元々、会話上手な様子。「恋も結婚もなるようにしかならないものだ」と開き直り、“彼を射止めた自分”にも自信を持って、できるだけ友達や同僚といるときのように接するだけで十分だと思います。彼の言う「話題を提供してくれたり楽しそうに話してくれる子が理想」というのは、つまり「一方的にネガティブになって身構えないで、もっとあっけらかんと接してほしい」ということのようにも感じました。このコラムが何らかのヒントになることを祈っています。(外山ゆひら)
2019年06月10日婚約指輪は女性の憧れですが、そのお返しは必ずしなくてはならないというマナーはないのです。しかし、お返しは彼にも喜んでもらえるもののため、用意してみることがオススメです。お返しの相場とは婚約指輪のお返しは一般的に、半返しつまりもらったものの半額程度のものをお開始することが一般的です。相場としては10〜15万円程度の価格帯のお返しをしている人が多いとされています。しかし、結婚後はまとまったお金が必要になることも多く、少しでもお金はこれからの生活のために使いたいと思っている場合には、無理をしない範囲で用意することをオススメします。お返しを贈るタイミングとしては1〜3週間の間がマナーです。婚約指輪と交換するのも良いとされています。定番のお返しとはお返しの品は色々なものがありますが、やはり定番かつ実用的なのが「腕時計」です。腕時計なら毎日でもつけることができ、イニシャルやメッセージ、記念日を刻印するなど一緒に時間を刻むという意味を込めて贈る人もいます。また、長く形に残るという意味でもオススメとなります。すでにお気に入りの時計を持っている、という男性にはスーツなどがオススメです。スーツは何着あっても困らないものですし、憧れのブランドスーツやフォーマル仕様のものは一枚あると便利です。そのほか、ブランド物の財布やネクタイピンなども人気となっています。欲しがっていたものを贈る前から彼が欲しがっていたものを贈る、というのも喜ばれて記憶に残るお返しとなります。趣味に関係するものであれば、あなたのことを考えて選んだという気持ちがより伝わります。また、通勤や趣味で自転車やバイクを乗っている場合には、お返しに新調してみるというのもオススメです。日常的に使うものを選べば、毎日使ってもらえます。ネクタイや時計など定番のものを贈るのも良いですが、普段使っているものや趣味のものであれば思い出に残しやすくなると考えられます。定番以外のお返し特に彼が希望するものがないという場合には、二人でいける旅行券などがオススメです。婚前旅行として彼の行きたかった場所や行ったことない場所に旅行に行けば、彼だけではなく二人の思い出作りになります。彼が電化製品が欲しいという場合には、電化製品でお返しをするというのも一つの手段です。新しいタブレットなどは実用的なので喜んでもらえそうです。
2019年05月26日誰もが夢見る幸せな結婚生活。だが世の中にはそんな幸せを食い物にするラブデストロイヤー、通称ラブデスが存在します。ここはラブデスの生態を解明し、襲撃から身を守るよう警告を促すために設立された研究所。明日は我が身かもしれません。心してご覧あれ……。文・イラスト 伊藤沙帆ラブデスファイル03 コンヤクハッキンドラーYさん(男性/当時27歳)は、職場の同じ部署の後輩と2年間の交際を経て、プロポーズし無事婚約しました。彼女は、社内男性みんなが憧れる高嶺の花。そんな彼女を射止めたYさんは、鼻高々だったそうです。「1日でも早くYさんのお嫁さんになりたい!」という彼女の想いに応えるべく、プロポーズ後間もなく両家顔合わせを済ませ、式場探しを始めたYさん。彼女の希望は都内の某高級ホテルでした。Yさんは、愛する彼女のためなら……と、相当な出費を覚悟しつつも、迷わず予約しました。それからは、仕事と式の準備に追われる日々。それに伴い、彼女とのちょっとした揉め事が増えましたが、Yさんはよくあることだと思い、気には留めませんでした。式まで2ヵ月を切ったある日。Yさんは、彼女から電話で、近所の喫茶店に呼び出されました。待ち合わせ場所に向かうと、そこにはただならぬ雰囲気の彼女が。恐る恐る話を聞いてみると、彼女は「本当にごめんなさい……。婚約を、なかったことにさせてください……」と言いました。ここ最近、多忙な様子のYさんを見て、これからの結婚生活に不安を抱いてしまったとのこと。心優しいYさんは、己の至らなさを責め、彼女の思いを受け止めました。その後、2人は婚約関係を解消しましたが、交際自体は続けることに決めました。もちろん結婚式はキャンセル。しかし時期も時期なので、支払った前金は返還されず、キャンセル料も支払うことに……。婚約破棄から1年後、Yさんは懲りずに、再び彼女にプロポーズをし、彼女も快諾。彼女が2度目の式場に選んだのは、都内の某高級レストランでした。式まで1ヵ月を切ったある日、Yさんは彼女に呼び出されました。一抹の不安を抱えながら待ち合わせ場所に向かうと、そこには、やはりただならぬ雰囲気の彼女が。今回も、「ごめんなさい……。やっぱり私、あなたとは結婚できない……」と言いました。婚約解消の理由も、前回と同じだったようです。話し合いの結果、婚約は解消するものの、交際自体は続けることに。しかし、Yさんが頑張って貯めたお金は、再び水の泡になってしまいました。そして、2回目の婚約破棄から1年後、一向に懲りないYさんは、3度目(!)のプロポーズをしました。今回の挙式はハワイに決め、準備を進めている最中、またもや彼女からの呼び出しが。「ごめんなさい。結婚はなかったことに……。あと、別れてください……」3度の婚約破棄を経て、ついに2人は別々の道へ。その後、彼女はというと、なんとYさんの後輩と結婚したそうです。一方のYさんは、今でも女性不信で、結婚できていないのだとか……。ラブデス研究所の見解これはこれは……出ましたね。襲撃されれば相当なダメージを受けることになる、非常に凶暴なラブデス、その名も『コンヤクハッキンドラー』ですね。 ハッキンドラーに関しては、過去いくつかの被害報告がありますが、今回はその中でも最悪のケースと言えるでしょう!Yさんの場合、3回も同じハッキンドラーから攻撃を受けているんですね。いい加減学習せぇよ……失礼しました。Yさん、お気の毒に!ハッキンドラーの恐ろしいところは、被害者の心だけでなく、お財布にも大打撃を与えることなんです。婚約指輪はもちろん、式場のキャンセル料も相当な額になることでしょう。また、我が研究所に寄せられるハッキンドラーの被害報告なのですが、不思議なことに、被害者の多くがハッキンドラーに憎しみを抱いていないのです。心理的・経済的に深手を負ったにも関わらず、僕の方に悪いところがあったはずだ……と、被害者が自身を責めてしまうことが多いようです。被害者に被害者意識を感じさせずに攻撃する点も、ハッキンドラーの恐ろしい特徴だと言えるでしょう。それでは、我々は、どうやってハッキンドラーの襲撃から身を守ればよいのでしょうか。我が研究所の長年の研究の結果、ずばり、独身でいること が最も確実だという結果にたどり着きました!婚約というエサをチラつかせなければ、ハッキンドラーは決して襲撃してきません。しかし、お付き合いを続けている限り、いつかは婚約の話になります。つまり、ハッキンドラーの魔の手から逃れるためには、最初から誰ともお付き合いせず、独身を貫き通すのが一番なのです!みな様も、ハッキンドラーの餌食になってしまわぬよう、くれぐれもご注意を。それではまたお会いしましょう。
2019年04月17日女性磨きのためだけでなく彼との結婚を近づけるためにも、資格を持っていることは役に立ちます。結婚するのにプラスに働くのはどんな資格でしょうか?看護師や医療事務など医療系の資格どの時代も安定的に好印象の資格は、看護師や医療事務など医療に関わる資格です。医療に携わっているというだけで献身的なイメージが湧き、いいお嫁さんになりそうというプラスのイメージも働きます。また、医療現場はどの地域にもあるので場所を選ばずに働けることも魅力の一つです。栄養士や野菜ソムリエなど料理関係の資格やはり料理が得意な女性は、結婚相手にふさわしいと思ってもらいやすいです。彼氏は勿論のこと、彼の親にとっても、栄養について知識のある女性であれば健康管理も任せることができて安心です。料理に関係する食育アドバイザーや栄養士といった資格を持っていれば、きっと高い評価をもらえるでしょう。近年では、野菜ソムリエといった資格も人気を呼んでいます。料理教室に通うだけでなく、資格も取ってみてはどうでしょうか。育児の助けになりそうな保育士やチャイルドマインダーなど子供好きで保育に関する分野を得意とする女性は、良い母親になりそうですよね。育児をするにあたっても、保育士やチャイルドマインダーなどの資格を持っていれば役に立つはずです。彼も心強いですし、育児ノイローゼなどになる不安も減りますね。育児関係の資格を持っている女性は、明るくて元気なイメージを持たれやすいのも結婚を考えたときにプラスに働くはずです。勿論、共働きするとなったときにも力強いですよね。華道や茶道といった女性らしい資格上品で女性らしさが溢れる彼女であれば、彼も親に合せやすいものです。華道や茶道、着付けなどの指導者資格を持っている女性は、まさに古き良き時代の理想の女性像として重宝されるのではないでしょうか。茶道などの資格は、礼儀作法やマナーも身に付きます。常識と品のある彼女は、彼氏の親にも気に入られることでしょう。収納マイスターやファイナンシャルプランナー結婚すれば家計を上手にやりくりしていかなければなりません。その際に、節約アドバイザーやファイナンシャルプランナーといった資格を取っていれば、堅実な主婦として貯蓄もしていけそうですね。結婚するにあたって、そうした資格保持者の女性は歓迎されるはずです。そのほかにも収納マイスターの資格があれば、部屋の片付け・整理整頓をスムーズに行うことができるでしょう。「できる主婦」としてみなされたいなら、こうした資格を勉強してみては?
2019年03月29日女優のジェニファー・ローレンスが婚約したようだ。ジェニファーが大きな指輪を身につけていたことから、ニューヨークの画廊に勤める恋人クック・マロニーと婚約したという噂が立っていたが、彼女の代理人がこのたび2人の婚約を認めた。昨年春から交際していたとみられる2人だが、交際については口を閉ざしたままだった。昨年6月にニューヨークで一緒にいるところを目撃されて以来、2人は世界各地で熱愛ぶりを目撃されていた。さらに交際が明らかになった2カ月後には、数日間パリでバカンスを楽しんだようで、2人が手を握っているところを目撃されていた。昨年6月に夕食デート後の姿を目にされた当時、ジェニファーはマロニーとの交際で幸せそうだと関係者は話していた。「2人は夕食の間中、イチャイチャしていました。とても優しそうで、お互いに一緒にいて心地よさそうでした。彼女はとても幸せなんです。隠れることなんてしません。これはもう本物のようです」マロニーは、レナ・ダナムの父親キャロル・ダナムやリチャード・プリンス、アニッシュ・カプーア、ビョークの元パートナーであるマシュー・バーニーなどのアーティストの代理人をしているニューヨークのグラッドストーン・ギャラリーで働いているほか、芸術関連の社交界ではよく知られた存在で、有名なガゴシアン・ギャラリーで働いていたこともあるという。ジェニファーは、親友ローラ・シンプソンの紹介でマロニーと知り合ったそうだ。(C)BANG Media International
2019年02月07日理由は不明ですが、日本ではクリスマスは彼氏・彼女と過ごすものとされており、独り身にはつらい日となっています。実際のところ、「仕事をする」あるいは「まったく普通に過ごす」人も多いようなのですが。そんなクリスマスにつらい思いをしているのが、遠距離恋愛中のカップル。パートナーがいながら会えない場合、不貞に走るケースも多いと聞きます。婚約者がイブに風俗通いAさん(20代女性)は、遠距離恋愛を実らせて婚約。今年のクリスマスイブはAさんが仕事のため、会えずじまいでしたが、翌日から会うことになっていたそうです。25日に会い一緒に食事をして会計をしてみると、彼の財布から一枚の名刺が落ちます。拾ってみると、それは風俗嬢の名刺。しかも裏には「いつもありがとう。イブに癒されました」などと書かれており、定期的に通っている形跡がありました。 Aさんは激怒彼を信じていたAさんは大激怒。風俗が不貞であるかどうかは微妙ですが、「そんな男は気持ち悪い。絶対に嫌」と婚約破棄を決意。彼氏にも当然その旨を伝えます。しかし彼氏側は「結婚したい」と考えており、現在説得を試みているそうです。心が離れてしまった以上、仕方のないことのように思えますが、Aさんは友達から「風俗は不貞じゃないし、そんなんじゃ破棄は認められないよ」と助言を受けたそうです。婚約者の風俗通い、そしてクリスマスイブにも行ってたという事実は、婚約破棄の正当な理由になるのでしょうか?秋葉原よすが法律事務所の近藤美香弁護士に見解を伺いました! 正当な理由なく破棄すれば損害賠償義務を追う可能性近藤弁護士:「婚約は、将来婚姻しようという男女間の契約です。婚約が成立するには、理屈上は、真意に基づいて結婚の約束がなされればそれで足りると考えられます。一方で、婚約が成立したとしても、それを破棄すること自体は、一方の当事者が自由に行うことができます。しかし、婚約の程度によっては、正当な理由がないのに破棄した場合、相手方に対して損害賠償義務を負う可能性があります。すなわち、婚約したことをそれぞれの両親に紹介し、食事会や結納、婚約指輪の購入、結婚式場の予約など、結婚に向けて具体的な準備がある程度進んでから正当な理由なく婚約を破棄したような場合は、結婚のために費消した金額が損害と認められる可能性があります。また、婚約破棄の理由によっては、精神的な損害(慰謝料の支払い)が認められる可能性もあるでしょう。」 今回のパターンは正当な理由になるのか?近藤弁護士:「本件の場合はどうでしょうか。結婚準備がある程度進んだ状態で婚約破棄したとしたら、彼氏が風俗店に行ったことが、婚約破棄の正当な理由と考えられるかどうかが問題となります。この問題については明確な解答があるわけではありませんので、一義的に解答するのは難しいです。風俗の具体的態様や、2人のそれまでの関係性や生活環境なども影響するかもしれません。私としては、原則として「正当な理由」に該当し、仮に彼氏から損害賠償請求がなされたとしても、認められないのではないかと思います。ただし、最終的な答えは裁判所の判断次第ということになり、上記の具体的な状況によって、結論が異なる可能性があると考えられます。」 難しいケースだが…非常に難しいケースですが、婚約者がいながら風俗に通うことが一般的に「感心されない行為」であることは間違いありません。Aさんの婚約者が嘘をつき、それがバレてしまっており、離婚問題に精通した近藤弁護士の目から見ても「婚約破棄の正当な理由になり得る」とのことですから、やはり婚約破棄を認めるしかないのかもしれませんね。 *取材協力弁護士: 近藤美香(秋葉原よすが法律事務所。家事事件を専門的に取り扱い、500件以上の家事事件を取り扱った経験を持つ。JADP認定の夫婦カウンセラーの資格を保持している。)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)クリスマスイブに婚約者が風俗店に通っていたことが発覚! 激怒し別れを決意した彼女の言い分は通る?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。クリスマスイブに婚約者が風俗店に通っていたことが発覚! 激怒し別れを決意した彼女の言い分は通る?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2018年12月26日クリスマスは本来、イエス・キリストの生誕を祝うイベントですが、日本では「男女が仲を深め合う日」として親しまれています。交際相手がいる人や既婚者は、パートナーと一緒に過ごしたいと考える人が多いでしょう。そんな特別な日に、別れを切り出されてしまったのがNさん(20代・男性)です。クリスマスイブに突然、婚約者から「別れたい」とLINEが入り、連絡が取れなくなってしまいました。憤りを隠せないNさん寂しいクリスマスイブを過ごすことになったNさん。理由は不明ですが、元婚約者は恐らく別の男性と過ごしていると思われます。「クリスマス」というタイミングで別れを切りされたことに激しい憤りを感じており、損害賠償などを請求したいと考えています。金額についても、「クリスマスに別れを切り出されたのは遺憾。損害賠償額を2倍にしてもらいたい」とかなりご立腹。これはさすがに難しいと思うのですが…。損害賠償を取ることはできるのか、そしてクリスマスであることが考慮されることはあるのか。虎ノ門法律経済事務所池袋支店の齋藤健博弁護士に見解をお伺いしました。別れが「クリスマス」であることは法的に考慮されるのか?齋藤弁護士:「婚姻予約の債務不履行、ないし期待権侵害を原因とする不法行為責任の追及という問題ですね。前者は、予約が成立していたか、後者は期待権侵害、成熟度の問題になります。難しいことはさておき、クリスマスに急に別れを切り出されたことそのものが、法律的に考慮の対象となるわけではありません。しかし、成熟度を見ていくのに、「いきなりクリスマスに別れを切り出した」ということは、例えば別の人とお付き合いを継続していたですとか、何かしら決定打のようなものが得られる場合はありえるかもしれません。この意味では、諦めてはいけないのではないでしょうか。」 諦めずに行動を「クリスマスに別れを切り出された」ことが法律的な考慮対象になることはありませんが、そこに不貞があったとすれば損害賠償を請求できる余地はあるようです。自分がそのような被害に遭ってしまったとき、どうしても何かしらの補償がほしい場合は、弁護士に相談しましょう。 *取材協力弁護士: 虎ノ門法律経済事務所池袋支店齋藤健博弁護士(弁護士登録以降、某大手弁護士検索サイトで1位を獲得。LINEでも連絡がとれる、超迅速弁護士としてさまざまな相談に対応。特に離婚・男女問題には解決に定評。今日も多くの依頼者の相談に乗っている。弁護士業務とは別の顔として、慶應義塾大学において助教も勤める。) *取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)よりによってクリスマスに婚約破棄…。「特別な日の別れ」で損害賠償請求できる?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。よりによってクリスマスに婚約破棄…。「特別な日の別れ」で損害賠償請求できる?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2018年12月14日Aさんの友人Bさん(20代・男性)は、ある女性と婚約していましたが、さまざまな理由で「婚約破棄」を決意したそうです。いくら理由を聞いても口を割らないため、わからないのですが、Bさんは大金を叩いて購入し、女性に渡した「結婚指輪」を返してほしいと考えていますが、相手は返す素振りも見せないそう。Aさんに「どうすればいいのか」相談があったとのことです。「そんなん知らん!」と言いたいところですが、長年の付き合いもあり、何とかしてあげたいそう。返してもらうことはできるのでしょうか?秋葉原よすが法律事務所の近藤美香弁護士に見解を伺いました!婚約指輪を取り返すことはできる?近藤弁護士:「婚約指輪を返してほしいと請求しても、返してくれない場合は、裁判での返還請求を検討することになります。もし、所有権がTさんにあるなら、返還請求が認められますが、所有権がなければ認められません。それでは、所有権は誰にあるのでしょうか。法律的に考えると、婚約指輪を渡す行為は、贈与に該当します。贈与するということは、簡単に言えば、あげてしまうことなので、所有権は彼女のものになると考えられます。ただし、Tさんと彼女との間に「いったん渡しても入籍しない場合には返却する」という趣旨の合意があったと判断されるような場合は、入籍しない場合は所有権がTさんに戻ると考えられる余地もあります。また、婚約指輪は入籍を前提とするものだから入籍しない場合は返還すべき、という考えが社会通念上当たり前といえるような場合は、2人の間に返還の合意があったと認定されることがあるかもしれません。」 費用を別途請求できるケースも近藤弁護士:「微妙な判断になりますが、今の日本において、そこまでの社会通念があるとまではいえないのではないでしょうか。したがって、何も言わず婚約指輪を渡した場合に、そのような合意があったと判断される可能性は小さいのではないかと思います。以上より、彼女が自由意思で返してくれる場合はともかく、そうでない場合に取り返すのは難しいのではないでしょうか。したがって、彼女が指輪を質に入れたりして売ってしまったとしても、自分の財産を処分したにすぎないと考えられるため、罪にはならないでしょう。なお、彼女が不合理な理由で婚約破棄をしたような場合には、婚約破棄に対する慰謝料を別途請求できる余地があります。その場合は、婚約指輪の購入費用も損害と認められる可能性があります。」 遠慮せず行動を婚約破棄というケース自体がそう多くはないと思いますが、仮にそうなった場合、指輪を購入した側が「返してほしい」と考えるのは当然のこと。しかし、実際に返還される可能性は、残念ながら低いようです。ただ、不合理な婚約破棄の場合は、購入費用を損害として別途請求できる余地はあるとのこと。男性の場合、「男らしくない」という目を向けられてしまうかもしれませんが、理不尽な措置を受けた場合は、弁護士に相談の上、しかるべき措置を取りましょう! *取材協力弁護士: 近藤美香(秋葉原よすが法律事務所。家事事件を専門的に取り扱い、500件以上の家事事件を取り扱った経験を持つ。JADP認定の夫婦カウンセラーの資格を保持している。)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)取り返せると思ったのに!婚約破棄したときの婚約指輪の行方はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。取り返せると思ったのに!婚約破棄したときの婚約指輪の行方はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2018年12月13日マッチングアプリ。最近になって浸透してきましたよね。ただ、「出会い系」とも言われるサービスであり、まだまだ抵抗のある人も多い。 ゴールデンウィーク前の婚約破棄後、マッチングアプリを使って戦略的に恋人を作った私が、どのように動いたか、そしてその後どうなったかを書いていこうと思う。 恋人を作りたいけど誰も紹介してくれない、こっそり活動したい、という人に、またどんな人が自分の恋人にふさわしいかが分からない、という人に、何かしら届くと嬉しい。 そもそも何でマッチングアプリなのか 筆者は知り合いが多い。婚約破棄したものの、結婚はしたいし、子供も産みたいし、第一歩として彼氏を早く作りたい。そう思っていたので、紹介してもらえないかを周りに友人知人にお願いしたが、一向に紹介がない。 そんなある日、「マッチングアプリで知り合って付き合った人と、結婚する」という先輩の話を聞き、これだ!と思いすぐに登録した。 マッチングアプリを使いたかったからというより、誰も紹介してくれなかったので、自分で探しに行けるマッチングアプリを使った、ということである。 今思えば、マッチングアプリはすごい。スペック・価値観など、自分が大切にしたい軸をもとに人を探すことができ、マッチングした場合はその時点でお互いに「まんざらでもない」状態からスタートできる上に、お互いの出会いの目的が比較的ハッキリとしているので、付き合うまでのスピードはかなり早いのではないかと思う。 ちなみにほとんどのサービスは女性無料、男性有料だ。 どうやって動いたのか 実は私は、社会人になってから、例の婚約破棄した人しか知らない。結婚をしたくて恋人探しをするくせに、圧倒的に結婚相手探しの軸を作るもとになる、「N数」が足りなかったのである。 そこで、まずは「生理的に受け付ける」という人に片っ端から会ってみようと考えた。 1ヶ月半で、16人の男の人に会った。 ランチしたり、飲みに行ったり。カラオケに行くこともあった。その場その場は楽しい瞬間が多いが、結果的に、知らない人と楽しむことがメインになってしまって疲れてしまった。 そこからが勝負だった。一旦、社会人男性のN数は16名も増えた。でもその場で楽しむことがメインになってしまっている以上、結婚相手は見つけられない。 自分にとって、男の人に求めることなど、「軸」がまだ確立されていないのだと再認識した。 そこで、16人と会ってきた中で、どういう瞬間に自分の心が動き、どういう人・デートなら2回目以降も会いたいと思ったのか、振り返りをしてみた。 そこで見えてきた仮説が、以下3点。・自分の話を聞いて受け止めてくれる人が好き・でも、何かを決めるときにリーダーシップをとってくれる人が好き・とにかくサポートされたい この3つの仮説をもとに、引き続きマッチングアプリを使って恋人探しをするならば、何かしらのスペックなどのデータに落とし込む必要があると感じた。 最終的に、「医療・介護系の現場で働いている人は、サポートする力がある人ではないか」と置き、今度は「生理的に受け付ける」以外に、「医療・介護系の現場で働いている人」という条件でマッチングアプリを再開した。そして、ついに、彼氏ができた。 付き合ってみて見えた、自分の見極めの甘さ 付き合う前、お互いの仕事の話をしていく中で、相手のサポートの力を感じた。私にはないところだったし、私にもそんなふうに接してくれるのではと考え、いいなと思うようになった。 いざ付き合ってみて、「仕事」での能力の発揮の仕方と、「プライベート」での能力の発揮の仕方は異なるのだということに気がついた。 彼の仕事は激務だったこともあり、私をサポートする余裕などなかった。そんな彼に対して、どうして!?とイライラしてしまう自分。どんどん、一緒にいて苦しい時間が増えていった。 付き合って3ヶ月。 結婚を前提に付き合う、という約束だったが、その時点ですでに、「この人と結婚できないな」と感じていた。 楽しいことだけをしているなら良いが、自分が苦しい時やしんどい時に時間を共有出来る相手ではないと感じてしまったのだ。 そして、私たちは別れることを選択した。 マッチングアプリを使って恋人を作ったことの振り返り 今回は、私の見極める力が足りず、結果的にミスマッチになってしまったが、マッチングアプリはすごい。 普通なら出会えないような人との出会いを創出してくれるし、その人は高確率で自分に「合う」人のことが多いから。 今回、3ヶ月間のフィジビリティ期間を経て、大きな気づきがあった。それは、私がサポートしてほしいと思えるのは、自分よりも時間と心に余裕のある人である、ということ。 私はこれから、その気づきをもとに再度自分の軸を見つめ直す。こうやって、「失敗」と「気づき」を繰り返し、爆速でPDCAをまわしていくのだろう。 マッチングアプリには、たくさんの異性がいる。爆速PDCAサイクルを作れるだけの出会いが、そこにはある。 「頭で恋愛をしている」とつっこまれたら 今回の一連の話をすると、こんなことを言われた。 「頭で恋愛をしていて、恋愛の醍醐味がないように感じる」「そんな仕事みたいに恋愛してる人は嫌だ」 確かに、ロボット的に感じるかもしれない。 でもそれは、マッチングするまでのこと。 マッチングした後は、人と人のやりとりであり、感情が動けばその相手との道を作っていけば良いし、感情が動かなければ他の人との道を作っていけば良い。 頭で恋愛をしているのではなく、頭で出会いを作り、その後感情で恋愛をしているのだ。 恋愛こそ、自由であれ。 たくさんのことを話したけれど、伝えたいのは「マッチングアプリの素晴らしさ」ではない。 恋愛とは自由なのである。 今まで出会った人の中から恋に落ちなければならない、なんてことは一切ない。自分の目的や、自分の状況に合った方法で出会いを作り、そこから恋愛を始めたら良いと思う。 私の場合は、マッチングアプリがちょうどいい手段だっただけの話。 なので、もし、自分から動かないと出会いがない・・と気づき始めた人がいたら、世間体を気にして可能性を狭めることはやめて、一度アプリも使ってみても良いかもしれない。 恋愛こそ、自由であれ。 当たって砕けて、爆速でPDCAを回してみたらいいと思う。
2018年11月27日まもなく訪れる忘年会シーズン。2018年は “平成最後の忘年会” ということで、いつも以上に気合を入れている人も多いのでは?そんなワクワク感が高まるこの時期、ぐるなびが平成最後の忘年会について調査を実施。幹事さん必見の「一番食べたいもの」情報や、驚愕の失敗エピソードもご紹介します!20代が一番食べたいものは?まずは、幹事さんが最も気になる「忘年会に食べたい料理」について、ぐるなびがインターネット調査した結果を見てみましょう。30代を除くすべての年代で「刺身の盛り合わせ」がトップ。あとは焼鳥や串焼き、鍋などがどの世代にもランクインしています。かなり意外だったのが、20代の回答。食欲旺盛な年代なので、肉をガッツリ食べたいのかと思っていたのですが、牛肉料理はまさかの5位。でも「刺身の盛り合わせ」が人気なら、会社の忘年会を担当する幹事さんにとっては、店を決めやすいかもしれませんね。いかにも肉を食べそうな若い世代が刺身で喜んでくれるなら、昭和の上司たちともうまく折り合いがつきそうです。ちなみに、ぐるなびの調査によると、最も忘年会が好きな世代は20代だったとのこと。「好き」な理由の1位は「にぎやかな雰囲気が好き」でした。若者の忘年会離れ、といわれていますが、実際はそうでもないようですね。忘年会で30代がやりたいことは?続いては、平成最後の忘年会で「やりたいこと」の回答をご紹介。まず、「いやなことは全て忘れて飲みまくりたい」と回答した人は、30代が33.7%でトップ、2位は40代でした。20代の回答が最も多かった項目は「平成のヒットメドレーをカラオケで熱唱したい」、「SNSに#平成最後の忘年会を投稿したい」など。逆に、「人間関係を深めたい」と答えた20代は少なく、忘年会をコミュニケーションの場と捉えている昭和世代とのギャップが際だっています。ちなみに…平成初期の忘年会も経験している(!)私にとって、会社員時代の忘年会は、職場の人たちと1年分の喜びや苦しみを振り返る親睦の場。気持ちよく新年を迎えるための大切なイベントでした。婚約破棄も…!恐怖の失敗エピソード最後は、忘年会の失敗エピソードについての自由回答結果をご紹介!まずは、あるある系の失敗談から。「飲み過ぎて秘密にしていたことを話してしまった」(23歳・女性、学生)「酔っぱらって社長にタメ口」(37歳・女性、会社員)「反対方向の新幹線に飛び乗った」(48歳・女性、自由業)次は、ちょっと危険レベルに達しているもの。「歌舞伎町の路上で寝ながら年越しをして新年を迎えた」(27歳・男性会社員)「あごにアザができたが記憶がないこと」(29歳・女性、会社員)「悪酔いして社長に『給料少ねえ~』って発言した」(46歳・男性、会社員)最後は、かなり深刻なケース。「彼女と別れた」(26歳・男性、会社員)「行方不明になった」(39歳・女性、主婦)「婚約破棄」(50代・女性、自由業)みなさん、すごいことになってますね。彼女と別れたなんて、まだ序の口。婚約破棄のほか、離婚という回答もありました。いったいどんな忘年会をされたのか…詳しくお話をお聞きしてみたいものです。平成最後の忘年会レポート、いかがでしたか? この年末は、例年以上に忘年会を楽しもうとしている人も多いと思いますので、とんでもない武勇伝も飛び出しそうですね。でも、大切な人と穏やかな新年を迎えられるよう、お酒はほどほどに!Information取材協力:ぐるなび©Yuri_Arcurs/Gettyimages
2018年11月17日ライター&コラムニストharakoが、実際に既婚女性100人にインタビューをし、結婚までのプロセスや心境の変化をお伝えする連載です。第21回目は、お互いが同じタイミングで婚約破棄をしたSさんのお話です。張り詰めていた糸が切れた瞬間……。【実録♡ 結婚プロセス100人インタビュー 】vol. 21あれは、私が20代後半にさしかかろうとしていた時の話。プロポーズを受けて、お互いの両親にも挨拶を終えて、結婚する準備を進めていたのですが……。“結婚”することに、ワクワクを感じない妙なモヤモヤがあって、結婚準備が進む日々を正直楽しめていない自分がいました。というのも、彼がかなりの束縛タイプだったのです。出かける時も、「今日は誰とどこに行くの?」と確認されて、電話をしていたら「まさか、男じゃないよね? 声を聞かせてよ」と性別確認までしてくる始末。「まあ、愛されている証拠かなー?」と、これも幸せのひとつだと信じていたのですが、エスカレートする束縛に逆らうように、「独身最後だし!」と夜な夜な遊びに行くことで発散するようになっていく私がいました。「結婚するんだし、もういいじゃん! 自由にさせてよ」独身最後の贅沢な時間を過ごさせてほしいという願いから、荒れ狂うように飲み会やコンパ、会社の同僚たち(男性)と、彼には嘘をついて遊び歩く毎日を繰り返していた矢先——。その嘘を知ってか知らずか、突然、彼から「もういいわ、勝手にしろ」と突き放されてしまったのです。彼は東京、私は大阪に住んでいたのですが、怒った次の日に新幹線で帰っていく彼を必死に追いかけました。「ごめん、そんなつもりじゃない! 結婚するって決めたし、覚悟はできているよ。でも、独身最後だと思ってつい……」……時すでに遅し。私も大阪から東京に追いかけて行ったのですが、「今ついたよ!どこにいる?」と鬼のように連絡しても、「は? もういないよ」と冷たーーくあしらわれてしまいました。今でも覚えているのですが、その時あまりの虚しさに駅の地べたに座りこんでボーッと上を見ながら感じたひとつの答え。それは「結婚ってこんなに心が苦しくなるもの?」と虚しい疑問。幸せになるはずなのに、「マリッジブルー」とか「束縛から逃れるため」「最後の独身生活」なんて、バカバカしい。——私も、もう疲れたよ。こうして婚約破棄をし、結婚に対しての執着や雑念をなくしてリセットしていきました。「婚約破棄? ああ、俺もさ……」落ち込んでいた私は、友達を交えて数人で食事をしたり飲んだりすることで、ぽっかり空いた穴を埋めていきました。そこで、出会ったのが偶然私と同じ時期に婚約破棄をしていたひとりの男性。年下のかわいい彼女にベタ惚れだったようで、「贅沢な暮らし」「素敵な旅行」を理想とする彼女に尽くしまくっていたとか。ちょっと無理してでもプレゼントを買ってあげたり、休日に仕事を増やしてまでお金を稼いだり……。聞けば聞くほど、素直で一途な男性だったのです。もちろん、私も結婚破棄した時のことを思い出すと、相手だけが悪いとは思いません。しかし、あまりにも窮屈な束縛に耐えられなかったことに反発してしまったのと、毎回報告しなければ遊びに行けない状態に、結婚した後の生活に不安しか見えなかったんです。その同時期に婚約破棄した男性も、私と同じ理由が決め手だったとか。「かわいいし、喜んでくれる彼女は大切にしたいけれど、結婚した後も俺は幸せを感じ続けることができるだろうか?」と、我に帰った時、長くは続かないかもしれない。これが本音だったと言います。この価値観に意気投合し、お互いの辛かった経験を素直に共有できたことで、すんなり私たちは新しい結婚相手を見つけることができました。結婚してから幸せになれる相手って?私も夫も、一度は結婚を本気で考えた経験があるからこそ、「結婚はスタート」だと強く思っています。もし、「長く付き合ったから」「どうしても好きだから手放したくない」という “粘り強さ” で結婚に縛られているならば、その人と10年後も20年後も一緒にい続けることができるのかを考えてほしいですね。私たちは、あの時の婚約破棄がお互いにあったから、ほどよい距離感とそばに居てくれるパートナーへのありがたみを感じることができています。楽しいことだけじゃなくて、悩んだことや挫折、落ち込んだ気持ちも共有しながらこれからも結婚生活を続けていきたいです。お話を聞いて……。夫婦は、「お互いの気持ちのバランスが保てていることが大切」だと、Sさんのお話を聞いて感じました。また、“結婚”の言葉に縛られてハッピーになれないと想像できるなら、それは自分にとってタイミングじゃない証拠。このお二人は、出会うべくして出会ったバランスの良い関係だと思います。これからも、お幸せに……♡©fizkes/Gettyimages©skynesher/Gettyimages©TriggerPhoto/Gettyimages
2018年10月23日ピート・デヴィッドソンとの婚約解消を切り出したのはアリアナ・グランデのほうだったようだ。交際スタートからわずか1カ月の6月に電撃婚約していた2人は、先週末に別れを迎えたと言われているが、最終的な決断を下したのは先月に元恋人マック・ミラーが急逝してからひどく動揺していると言われるアリアナだったと言われている。関係者は『エンターテイメント・トゥナイト』にこう話す。「アリアナが最終的に決めたことです。2人にはまだ早いと気づく頃でした。ピートはとても傷ついていますが。まだ彼女のことを愛していますから。アリアナを中心に世界が回っていたのですが、アリアナのほうが気持ちに余裕がなかったんです。ピートもアリアナが周囲や全ての環境からのプレッシャーで限界に達してきていることに気づいていました。ですからピートは愛するアリアナのためにそのスペースを与えてあげる必要があったのです」2人はまだ深く愛し合っているというが、最近には自分をいたわるために音楽活動からもしばらく離れることを発表していたアリアナには、癒やしの時間が必要だと言われている。前述の関係者は「アリアナとピートはこのような突然の破局を予想していたわけではありませんが、今の自分たちにとっては最良の決断だと考えています」「家族も友人も正しい選択だと同意していますし、アリアナのスタッフたちもこのことで癒やしの時間が取れると感じています」「2人はあまりにも気が合ったので婚約しましたし、別れた今でもとても愛し合っています。ただタイミングがとにかく悪かったので、今上手くやっていくことは無理だったんです。2人には特別な心の絆があります。ピートはアリアナが辛い時期にそばにいましたしね。アリアナからピートへの感謝の気持ちがなくなることはないでしょう」と続けた。その一方で、別れてからも2人は毎日のように話をしているようで、「2人は別れを決めてからも常に話をしています。親しい友人関係を維持していくつもりですし、いつかそれ以上の関係にまたなるということもあり得るかもしれません。2人は前向きな姿勢を保ち、親友という関係での将来を楽しみにしています。いつか恋人としても上手くやっていく可能性も捨ててはいません」とその関係者は2人に復縁の可能性も十分にあると説明した。(C)BANG Media International
2018年10月17日今年6月に婚約したことを公表した歌手のアリアナ・グランデ(25)が、フィアンセと破局してしまったようだ。婚約が正式に破棄されたとTMZが伝えている。今年6月、コメディアンのピート・デヴィッドソン(24)とわずか1カ月の交際を経て婚約。その熱愛ぶりは凄まじく、グランデは連日Instagramでデヴィッドソンとの写真をシェアし、デヴィッドソンもグランデのアルバムのロゴにインスパイアされたウサギのタトゥーを耳の後ろに入れるなど、自分たちの関係をアピール。大粒のダイヤモンドを使ったエンゲージメントリングは10万ドルを下らないと言われていた。しかし、9月頃からグランデのInstagramからデヴィッドソンはフェイドアウト。デヴィッドソンの耳裏のタトゥーもウサギからハートマークに変わっていた。情報提供者によると、2人が完全に破局したのはこの週末のことだったとか。今は関係を進めるのに相応しい時期ではない、と双方が認め、婚約を取り下げたという。グランデは、デヴィッドソンと出会う直前に別れていた元恋人マック・ミラーが9月7日に薬物の過剰摂取で亡くなったことに大きなショックを受けていたとも伝えられており、この悲劇が2人の関係にブレーキをかけたと見る向きもある。グランデは2014年に映画『ティファニーで朝食を』から引用した「Mille tendresse(千の優しさ)」という一節のタトゥーをうなじに入れており、デヴィッドソンもこれを真似して全く同じものを同じ場所に彫っていた。
2018年10月15日結婚が決まると同時に、結婚式や引っ越しなど考えることも山ほど出てきます。指輪の用意もその一つ。ここ数年、結婚指輪は買うけれど婚約指輪は買わないという人が増えています。本当にいらないものなのでしょうか?そもそも婚約指輪ってどういう位置づけのものなの?婚約指輪とはエンゲージリングとも言います。映画やドラマで、プロポーズの時に男性が女性に贈るシーンを観たことがある人は多いのではないでしょうか。婚約指輪は、正式に言うと婚約期間につける指輪です。つまり、プロポーズを受けて結婚の約束をしてから、入籍するまでの期間ということになります。非常に短い期間ですよね。男性から女性に贈るものであることに変わりはありませんが、最近はカップルで一緒に選ぶというスタイルが主流となっています。女性側としては好きなデザインやブランドを選べますし、男性側としては好みを探ったり悩んだりするということがなくて済むので、合理的な方法と言えます。もちろん、サプライズで贈るという人も多く、ジュエリーショップではプロポーズを応援するサービスなども用意されていますよ。そんなに短い期間しかつけられないならいらないのでは?婚約指輪は安いものではありません。もちろん、品質やデザインなどによって価格の幅はありますが、高価な買い物になります。「ほんの短い時間しかつけられないならお金がもったいないかも。だったら新婚旅行や新生活準備に使いたい!」という合理的なカップルや、「毎日つけるものではないのに、彼に負担をかけるのは…」とあきらめてしまう花嫁が増えているため、婚約指輪を買わないという選択もメジャーになってきました。意味合いだけで言えば、婚約期間につける指輪ではありますが、結婚後も休日のお出かけや友人の結婚式などにつけることができます。近頃は、結婚指輪に重ねづけすることを前提としたデザインもたくさんあるので、職場のルールに反さなければ毎日つけることも可能なのです。何よりも、決意と約束が込められたものだから婚約指輪には、男性側の結婚への決意や、ずっと一緒にいようという約束の思いが込められているものです。見えないものを形にしたものが婚約指輪ですので、価格や使用頻度にかかわらず用意したいものなのです。また、両親の視点から考えても婚約指輪は大切な役割を果たします。男性側の両親としては、きちんとしたものを贈れるだけ成長したと感じられますし、女性側の両親としては、娘を大切にしてくれる人だと感じることができるのです。贈ってもらったということは一生涯にわたり忘れられない思い出になりますし、子どもたちに贈りつなぐこともできます。買わないという選択肢も現実的で良いですが、一生に一度のことですので、じっくり考えてみてはいかがでしょうか。
2018年10月13日子供がほしいと考えている人は多いでしょう。しかし、さまざまな事情で妊娠することが難しくなることがあります。そのようなとき、どうしても子供がほしいという人は、別れるという選択肢が浮かぶかもしれません。一方、「別れたくない」という感情から、不妊を抱えている側はそれを隠したいと思うこともあり得ます。 後に不妊が発覚するケースも少なくない事例として、不妊であることを隠し婚約し、後に発覚してしまうケースがあります。こうなると、事実を知った側は少なからずショックを受けてしまい、婚約の破棄を検討することもあるでしょう。さらに「許せない」と感じた場合は、慰謝料の請求なども検討したいところ。そのようなことは可能なのでしょうか? 高島総合法律事務所の理崎智英弁護士に見解を伺いました。 正当な理由があれば婚約破棄は可能理崎弁護士:「一度有効に成立した婚約であっても、その後絶対に破棄することが出来ないということはありません。ただし、婚約解消に「正当な理由」がなければ、相手に対して慰謝料を支払う義務が生じます。正当な理由は、離婚事由(民法770条1項)と同じように考えればよいでしょう。すわなち、婚約者が浮気をしたとか、婚約者に暴力をふるわれたとか、婚約者が回復不能な精神病にかかったなどの事実があれば、婚約破棄の正当な理由として認められると考えます」 不妊は「正当な理由に」該当する?理崎弁護士:「それでは、配偶者の不妊は、婚約破棄の「正当な理由」として認められるのでしょうか。この点、古い裁判例ですが、婚約成立後、男性が性的に不能であることが判明したため、女性のほうから婚約を解消したことに対して、男性が女性に婚約の不当破棄を理由に慰謝料の支払いを求めた事案において、裁判所は、婚約の解消には正当な理由があるとして、男性からの慰謝料請求を認めませんでした(千葉地裁佐倉支部昭和28年1月23日判決)。上記裁判例の判断に従えば、本件でも女性の不妊が判明した以上、男性からの婚約解消には「正当な理由」が認められ、女性の男性に対する慰謝料請求は認められないように思われます。この点、今から自分の子孫を残す、ということは婚姻生活において重要な要素の一つだと考えられますので、婚約相手の不妊が判明した以上、婚約を破棄するだけの正当な理由にはなり得ると思います。ただし、上記裁判例が出たのは今から65年も前のものであり、その後、夫婦の結婚観、子ども観は相当変化しておりますので、上記裁判例の判断が現在でもそのまま通用するとは言えないと思います。また、婚約者が結婚に期待することは人それぞれですので、婚約者の不妊が判明したことだけで、即婚約破棄の正当理由とすることは妥当ではないと考えます」「不妊での婚約破棄」が正当な理由になるか否かについては、判例が少ないだけに意見の分かれるところであるようです。不妊が発覚した場合でも、交際相手を愛するのが「真の愛情」のように思えますが、事情は人それぞれ。悩んでいる場合は弁護士に相談してみるとよいかもしれませんね。 *取材対応弁護士: 理崎智英(高島総合法律事務所。弁護士登録以来、離婚や不倫問題を中心に取り扱っており、多数の解決実績がある)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)婚約後、相手の不妊が発覚!慰謝料の請求は可能?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。婚約後、相手の不妊が発覚!慰謝料の請求は可能?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2018年10月09日最近多くの反響をいただいている、シェアしたくなる法律相談所の【実録】シリーズ!今回は、私の友人から聞いたトンデモ話をご紹介します! ことのはじまりSさんは結婚して4年目。やり手個人事業主の旦那さん(以下、Aさん)と息子の3人で、何不自由自由無い暮らしをしていました。しかし、とあるきっかけで知人男性(以下Bさん)とダブル不倫の関係に発展してしまいます。 SさんとBさんのダブル不倫は半年以上継続し、しばらくするうちに「お互い今の相手と離婚して結婚しよう」という誓いを立てました。 …その後、ある日SさんはひょんなことからAさんに不倫関係がバレてしまいます。Sさんはその際に離婚話を切り出すととともに家を出て、Bさんのもとへ向かいました。そして、Aさんに不倫を打ち明けたこと、離婚したいと切り出したことを話しました。 ですが、Bさんの回答は、「やっぱり僕には今の家内と離婚して、君と結婚する決断はできない…」と、結婚を断られてしまいます。 かくしてSさんは、旦那のAさんにも不倫相手のBさんにも見捨てられてしまいました。専業主婦だったSさんには手持ちのお金もありません。男も子供もすべてを失い茫然自失。しばらくの間、実家に戻って空虚な生活を送っていましたが…。1週間経ったある日、Aさんから連絡がありました。 「君がやり直す気があるのであれば、戻ってきてほしい、子供もお母さんに会いたがっているよ」 …と。 Aさんのイケメン具合ヤバくないですか!?こんなにいい旦那さんがいるのに、不倫するなんてけしからんですよまったく!! この連絡に、Sさんはもちろん大喜び。急いで家に戻り、今ではまるで新婚さんかのようにAさんとの惚気話をするほどまで関係修復できたようです。 …しかし、話はこれだけで終わらないのです! その後、トンデモ展開が待っていた!!ここで終わってしまったら、「ただただAさんがイケメンだった」で終わってしまう話なんですよ。 本題はここから…。なんとAさんとSさんのふたりは、「Bさんを訴える!」と言いはじめたそうです。「あたしと旦那の仲を引き裂こうとたぶらかしたんだから慰謝料払え!」って、いちゃもんをつけている訳ですね。自分たちが幸せになっただけでは満足いかず、Bさんを訴えようとしているそのお前らの神経なんなんだよ!! …さて、今回のケースで、SさんとAさんは訴訟を起こして果たして勝てるのでしょうか!?そもそも、SさんとAさんは、Bさんを訴えることができるのでしょうか? 高島総合法律事務所の理崎智英弁護士に見解をお伺いしました! 理崎弁護士:まず、Sさんは不貞行為の当事者(加害者)なので、Bさんを訴えることはできません。Aさんは、Bさんに対して不貞行為を理由とする慰謝料請求をすることができます。次に、Sさんとしては、婚約破棄を理由とする慰謝料請求をすることが考えられます。しかし、SさんとBさんが結婚を約束したのは、ダブル不倫中であり、そのような約束は法的には保護されないので(婚約が成立したとは言えない)、婚約破棄を理由とする慰謝料請求をすることも難しいでしょう。 ――やはり、加害者であるSさんは訴えることができないようですね。ただ、被害者であるAさんは訴えることができるみたいです。ただ、Bさんの妻から反撃を食らうのではないかという可能性も浮上してきたので、こちらに関しても聞いてみました。 編集部:訴えることによって、Bさんの妻から、Sさんが不倫慰謝料請求をされてしまうといった状況も考えられるかと思います。その他、訴えることによってどのようなことが起こるのでしょうか。 理崎弁護士:Bさんの妻としても、AさんがBさんに対してするのと同様に、Sさんに対して慰謝料請求をすることができます。AさんがBさんを訴えたことによって、SさんとBさんの不貞行為がBさんの妻に発覚してしまい、不貞の慰謝料請求のきっかけを与えてしまうということは十分にあり得る話です。SさんもBさんも離婚はしないということであれば、AさんがBさんから慰謝料の支払いを受ける一方、Bさんの妻がSさんから慰謝料の支払いを受けるということは、結局、Sさん夫婦が受け取ったお金が、Bさん夫婦に戻るだけなので、夫婦の財布の紐が共通であるということを考慮すると、Aさんとしても、Bさんの妻としても、慰謝料請求の訴訟を起こすことはあまり意味がないかもしれません。 こちらが離婚しないのでは、訴訟の勝敗がどうあれどのみち意味がないように思えますね…。ただ、ここで訴える側のSさんとAさんが手を組み、Bさんの夫婦関係を壊すという名目であれば、負けのないケンカを吹っかけていることになるのでは…?やり手個人事業主のAさんはお金持ち。慰謝料払うだけで復讐できるのなら安いものなのではっ!? 理崎弁護士:なお、SさんとAさんが結託して、Bさんの夫婦関係を壊すという不当な目的で訴訟を提起した場合であって、訴訟上そのような目的が立証された場合には、Bさんとしては、Sさん及びAさんに対して、不当請求を理由とする慰謝料請求が認められる余地があります。 …さすがにそんなことが許されないようになっているようです。 SさんとAさんは、自分たちの仲が修復できたなら過去を見つめずに、未来を見据えて今後の夫婦生活を送っていただきたいものですね。とはいえ、私はSさんがコロコロと態度を変えて自分に都合の良い男になびくその神経が許せませんけどね…。 *執筆・取材:アシロ シェア法編集部(シェア法を盛り上げようと日々奮闘中。執筆いただける弁護士先生募集中です。)*監修弁護士:理崎智英弁護士(高島総合法律事務所。弁護士登録以来、離婚や不倫問題を中心に取り扱っており、多数の解決実績がある。)【実録】元不倫相手に「あたしと旦那の仲をたぶらかした!慰謝料払え!」は認められる?弁護士に見解を聞いた!はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。【実録】元不倫相手に「あたしと旦那の仲をたぶらかした!慰謝料払え!」は認められる?弁護士に見解を聞いた!はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2018年10月02日付き合っている相手との結婚を考えていたけれど、目前にして「やっぱり結婚できない!」「もっと他にいい人がいるのでは…」と心配になることってありますよね。まだ籍を入れたわけでも式を挙げてもいない婚約の状態であれば婚約破棄をすることによって相手との関係を断ち切ることは可能です。しかし、婚約破棄は揉めることも多く、うまく相手と関係を断ち切るのは容易ではありません。今回は婚約破棄をする際のコツについてご紹介します。1. 婚約解消したいなら早めに切り出すこと婚約破棄をしたいと考える女性の多くは、結婚を目前にしてマリッジブルーになってしまっていることもあるので、もう一度よく考えてみることが大事です。しかし、それでも婚約破棄したいという場合にはなるべく相手に迷惑や負担をかけないように関係を絶つことが必要となります。結婚相手が浮気をしていた、暴力をふってきた、仕事を辞めてしまったなどの相手に非がある場合は、それを理由に婚約破棄することは比較的簡単です。ところが、相手に問題はないけれど、なんとなく結婚相手として見れなくなった…結婚するのが嫌になったという場合は、揉めることが多いのでとにかく早めに婚約破棄を切り出す必要があります。 (1) 式場の予約をする前実は、婚約を破棄したいと考える人の多くは、結婚式場を選んでいる時期、結婚式の準備をしている時期に相手との将来が不安になりマリッジブルーになってしまうのです。この時期は決め事が多く、相手と衝突することもしばしば。本当にこの人と一生やっていけるのだろうか…と心配になってしまうのです。一時的なマリッジブルーになるのはよくあることですが、それでも婚約を解消したいなら、式場の予約をする前をおすすめします。結婚式場を予約してしまうと、キャンセル料が発生して負担がかかります。式の当日が近づけば近づくほど、支払いの額は大きくなるので、既に式場予約をしている場合は、早めにキャンセルしましょう。 (2) 勤め先への報告をする前婚約を解消するなら、自分と結婚相手がお互いに会社に結婚の報告を行う前がよいでしょう。もし、婚約解消を考えているなら、結婚相手の男性にも職場への結婚報告は待ってもらうようにしましょう。会社で、結婚することが発表されてしまうと、その後、婚約が解消されたときの説明が非常に面倒です。周囲の人から噂されたり、恥ずかしい思いをするでしょう。報告するならまずは上司のみにとどめ、他の同僚には言わないようにしてもらう方法もあります。2. 結婚相手との関係を上手に断ち切る方法婚約の破棄は、相手に非がある場合はそれを理由に婚約解消できるので比較的、簡単です。しかし、相手の男性にこれといった問題がないにもかかわらず婚約破棄する場合はできるだけ相手に迷惑や負担をかけないように注意しましょう。結婚相手との関係を上手に断ち切るためにはしっかりとした話し合いがもっとも重要で、金銭の支払いが発生することもあります。婚約を解消するのは、どうしても相手の男性に精神的負担をかけることになるので、新郎側のご両親にも納得のいく対応をすることが必要となってきます。 (1) 両家でよく話し合いを行う婚約を解消するためにはもはや、結婚相手と自分の二人だけの話し合いではおさまりません。婚約を破棄したいのであれば、自分の両親と共に新郎側のご家族と新郎に謝罪をしなくてはなりません。すでに、結納を済ませていて、男性側から結納金をもらっていた場合は、すべて返金するようにしましょう。正当な理由がない婚約の解消は中々、相手側に納得してもらえないでしょう。とにかく、自分の両親にも頭を下げてもらって、お願いをする他ありません。 (2) 慰謝料を請求された場合は素直に応じる婚約の解消では慰謝料を請求されることもあります。まだ籍をいれたわけでもありませんが、相手に迷惑や心労をかけることは間違いありません。相手の男性に何かしらの問題がある場合には、支払いをする必要はありませんが、特に正当な理由がない場合には慰謝料の支払いを求められたら、素直に応じて金銭を支払ったほうが相手も納得して婚約解消に応じてくれるでしょう。ちなみに相手の性格が嫌になったから婚約破棄したい、相手の男性と価値観が合わないなどの漠然とした言い訳は正当な理由とはならないので注意してください。婚約の解消は、自分も相手の男性もお互いに心身共にダメージを受けます。できることなら婚約を破棄することは避けたいので、まだ本気で結婚の意志が固まっていないのであれば婚約もすべきではありません。また、婚約してからマリッジブルーに陥ってしまい、結婚生活に不安を感じてしまっているだけという場合もあります。婚約を解消したいと思っても、周りの友達や両親に相談をすることで考え方は変わるかもしれません。それでも、婚約解消したい場合は、以上のことを是非参考にしてみてくださいね。
2018年10月01日「婚約破棄」と聞くと、構えてしまう人も多いだろう。想像して、ゾッとしたり、悲しい気持ちになる人も多いだろう。今回は、私が実際に経験した、婚約破棄の話を書こうと思う。この記事を読んで、少しでも多くの人に勇気を分けられたら嬉しい。 本当に婚約していたのか?婚約破棄したことを話すと、よく「本当に婚約してたんだ…?」と半分信じられないような反応をされる。どれくらい本気で婚約していたか、前提条件を共通認識として揃えたい。 彼とは2016年から交際開始。10ヶ月後、同棲開始。同棲して約1年、プロポーズを受け、ゴールデンウィークには私の親に結婚のご挨拶に行こうと約束をしていた。ね?本気でしょ? 彼には抑うつの症状があった。感情の起伏が激しく、時に強く当たられたりしたが、本心ではないと知っていたので、私が必ず支えようと心に決めていた。彼の良いところも悪いところも、心の不安定さも、まるごと受け入れる覚悟はできていた。 景色が変わった日前提条件が揃ったところで、本題に入りたい。 忘れもしない、4月20日(金)ーー。朝7時、彼の浮気を発見した。 もともと、「ん?」と思うことは2回ほどあった。朝帰りもしないような彼が、翌日の夜まで帰ってこなかった日。平日の仕事終わりに、彼のワイシャツから普段は乗らない車のにおいがした日。その2回の出来事が妙に引っかかってはいた。 その日、朝起きて出勤の準備をしていると、彼ものそのそと起きてきた。朝シャンする、と言って、お風呂場へ。携帯が私の目の前のテーブルの上に置かれた。彼は普段、洗面所まで携帯を持って行き、ジップロックに携帯を入れて音楽を聴きながらお風呂に入る。シャワーの時もそう。なので、携帯が放置されることはとても珍しい。 ふと、私の脳内に声がおりてきた。「この人、浮気してる。」目の前には彼の携帯。私はすっと携帯を手にとり、もともと知っていた彼のパスコードを入力した。 ロック解除後の画面は、カカオトークのトークルームだった。トークの相手は「みか」という女性。 今思い返しても不気味だけど、その時は異常に冷静で、「本当に浮気か」「いつからなのか」「どこで出会ったのか」「あれば相手の写真」を確認しようと思った。 こちとらIT系企業で働いていた経験もある身。リテラシーはそこそこ高い。ハンバーガーメニューをタップすれば、検索のヒントがたくさんあると知っていた。最近のカカオトークはすごい。トーク相手とのスケジュールも入れられる。 メニューを開いて最初に目についたのは、「デート❤️」の字だった。 ピンときた。デートの日付に合わせて、トークをさかのぼれば、やることやってるかどうか分かる! カレンダー検索で、デートの日付にジャンプ。 「気持ちよかったね!」「相性いいと思うんだー」 チェックメイト。 もう一度、カレンダー検索に戻る。最初のやり取りは…2月20日。 プロポーズを受けたのが3月14日なので、プロポーズ前も、後も、ずっと浮気されていたことになる。 もしかしたら、この「みかちゃん」は、私の存在など知らないかもしれない。彼は、どんな気持ちで「みかちゃん」に「大好きだよ。愛してる」と送っていたのだろう。 デートは2週間に1回程度、初めてのデートは2月23日。すぐ会っとるがな毎回のようにホテルに行き、楽しんでいたようだ。朝帰りならぬ夜帰りした日も、車のにおいがした日も、彼は「みかちゃん」とホテルに行き、またはドライブデートをしていた。 始まりは、掲示板のようなトークアプリ。(どんなものだ?と思いダウンロードしてみてびっくり。そういう目的のお誘いがたくさんきた。) 「みかちゃん」はとてもマメな子で、会うたびにアルバムを作っていた。ツーショットも出てきた。幸の薄そうな、ちょっとぽっちゃりした女の子。ツンとした表情の彼と、幸せそうに笑う彼女。 みかちゃん、あんた男の見る目ないよ。そいつ、他の女と結婚しようとしてるよ。 そう思いながら、ハッと我に帰り、携帯を元のトーク画面に戻し、ロックした。彼は朝シャン中。もう出てくる。出勤前の朝の10分で、私は現実を突きつけられた。 あとは行動するのみ。決めた女は強いとりあえず出勤し、仕事をした。あっという間に夜になり、帰宅。 彼は今日も遅い。もしかしたら、「みかちゃん」と会ってるのかもしれない。その日は先に寝た。 翌朝、起きた瞬間、明るい空を見て決めた。「別れよう」 その日のうちに母親に連絡し、ゴールデンウィークの挨拶の予定をキャンセル。お店もキャンセルした。夜は職場の先輩とご飯に行く約束だったので、話を聞いてもらい、ネクストアクションを設定。 彼はプライドの高い人だったので、せめて一番プライドが傷つく方法で別れたい。この時点で、彼には何も知らせず、同棲中の家を引き払って引っ越しすることを決めた。 別れ際には色々と言ってやりたい…が、問題が1つ。彼は抑うつ。感情の起伏が激しく、いつスイッチが入るかわからない。実際、暴力を振るわれかけたこともあった。まともに話せないかも。 引越し当日までは今まで通り過ごし、置き手紙で気持ちを伝えて家を出ることにした。 少し賢い女は敵に回すとこわい そこからが早かった。 その日のうちに次に住みたい物件を問い合わせ、休み明けには相談に行った。物件探しと並行して、同棲中の家を解約。さらに並行して、引っ越し業者の手配。浮気発覚の5日後、次に住む家の鍵を受け取り、4月28日、家を出た。 それまでの間、完璧な彼女を演じ切った。家電や自分の荷物を全て搬出し、置き手紙だけ残して家を出た後、彼の母親に連絡した。「浮気をされたので、家を出てきました。」プライドの高い彼のことだから、別れた理由を自分から語ることはないだろう。ましてや自分の母親に、自分が浮気したことなんて、言うわけない。そう思って、先に彼の家族に伝えておいた。 その後、彼から連絡も来たが、結局は荷物のやり取りのみで終わった。 振り返ってみて思うこと 正直、虚しい気持ちもあった。 生まれて初めて彼氏の浮気を発見したが、正直、最初に感じたのはネガティブな感情よりも「ほっ」とした感覚だった。 抑うつの彼。その時の感情に任せて、私の人格まで否定したり、時には私のことが大好きだったり。正直、疲れてしまっていたんだと思う。支える!と決めたつもりだったから、そこから逃げられず、意地になっていたように思う。 浮気されるような隙と余計な余裕を与えてしまったことは自分も悪い。ただ、浮気するような人と結婚しなくてよかった。 そして何よりポジティブな気持ちになれたのは、「もう一度恋愛できる!」という気付きのおかげだった。あと少しで、彼が最後の恋愛だったのかも。彼でいいと思っていたけど、もう一度、また誰かと、あのドキドキや、お互いを知っていく喜びを共有できるのだ。 こんなに素晴らしいことがあるだろうか。また誰かと、深い関係を築けるのだ!! 失恋した人に伝えたいこと失恋とは辛いものである。婚約破棄もしんどいものである。 その気持ちは、分かる。めちゃくちゃ、分かる。何なら、痛いほど、分かる。 それでも、考えてみてほしい。 また、恋愛できる。また、ドキドキできる。 もしかしたら時間はかかるかもしれないけど、きっとできる。 婚約破棄から2ヶ月半後、私は新しく恋人ができた。またドキドキできたし、付き合ってからもドキドキしている。(この話はまた別の機会に…) 私は「気持ちの切り替えがはやすぎる」とよく言われるが、その通り過ぎて言い返すこともできない。でも、それは私にとって褒め言葉。なので言い返す必要もない。 そんな私でも、失恋した後は、気持ちが切り替わりにくい。悔しいし、悲しいし、辛い。 でも、別れた後になって、「あの頃は良かった」と嘆く自分が一番ダサくて、一番悲しい。だからこそ、「今が一番幸せ」と思えるように、常に行動し続けるだけ。 全ては、明日の私がもっと楽しく生きるために。
2018年09月07日