テレビ東京ドラマ25枠の「直ちゃんは小学三年生」が1月8日深夜放送開始。竹原ピストル演じる“小学三年生”に「完全に子ども」「可愛い」などの声が殺到。前枠「バイプレイヤーズ」のED曲を渋く歌う姿とのギャップにも驚きの声が広がっている。杉野遥亮、渡邊圭祐、前原滉、竹原さんの4人がリアルな小学三年生役を演じ、彼らが見慣れないものを拾って大騒ぎしたり、些細なことで喧嘩したりと「今」を一生懸命生きる姿を描き、彼らの日常にクスッとなりつつ、少しブラック味のあるヒューマンコメディドラマにもなっている本作。杉野さんが純粋で真っ直ぐな直ちゃんを、渡邊さんがお金持ちで頭のいい少年のきんべを、前原さんが貧乏でガサツな少年のてつちんを、竹原さんが心優しい泣き虫な少年の山ちょを演じるほか、平埜生成、やついいちろう(エレキコミック)、堀田茜、水嶋凜、岡山天音らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話はある日の放課後、公園で見慣れないカードで遊ぶ直ちゃん、てつちん、山ちょのもとに後から駆けつけたきんべが、そのカードがICカード「NORUMO」だと教える。もしかしたら大金が入ってるかもしれない“すごいモノ”を手に入れてしまったと4人は、緊張しつつもNORUMOで買い物を試みるが、駄菓子屋では使えない。残高を確認しようと自販機に向かうが、タッチすることを知らない直ちゃんは、紙幣の返却口にNORUMOを入れようとするなど上手くいかない。いったんNORUMOを宝箱に隠す4人だが、友達のさのっちの親が給食費を払ってないことを立ち聞きした直ちゃんが、他の3人にそのことを報告したことで、4人の持ち合わせちNORUMOの残高で代わりに給食費を払おうということになり…というストーリーが展開。1話を見ていた視聴者の視線は、4人のなかでいじられキャラ的な立ち位置の山ちょをオーバーオール姿で演じる竹原さんに集中。「もう完全に子どもにしか見えない。頭おかしくなりそう」「竹原ピストルさんのビジュアルで、ちょっと気弱な小学生役にしたキャスティングの人、個人的MVP」などの声が殺到。また「竹原ピストルのさっきのエンディングとのギャップ…」など、本作の前の時間帯に放送されているドラマ24「バイプレイヤーズ」ではエンディングテーマ「今宵もかろうじて歌い切る」を担当する竹原さんが、弾き語りで歌うエンドタイトルバックの直後に小学三年生姿で登場するそのギャップも大きな反響を呼んでいる模様だ。(笠緒)
2021年01月09日■ 前回 のあらすじ子どもたちに続々と異変が…。教育委員会もあてにならないし、何かに気付いても泣き寝入りするしかない状況。しかし、体育の授業中にある事件が…小学4~5年でおこなうハードルの授業を、1年生に強いてきた先生。あつぼね先生に促され、焦って走り出したクラスメイトでしたが…!次回へ続く※あくまで個人の体験談です。先生にまつわるお話になりますが、「すべての教師がそうだ」と誤解のないようお願いします。※実話をベースとしたフィクションです。登場人物はゆっぺさん含めすべてフェイクです。コミックライター: ゆっぺ 【同じテーマの連載はこちら】 4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家 この連載の全話を見る >>
2021年01月08日2021年がスタートしましたね!新年あけましておめでとうございます。Upload By SAKURA昨年は、世界的に大変な1年でしたね。子どもたちの学校の休校・休園も多く、いつもよりたくさん子どもたちと向き合った1年でした。自宅で過ごすことも多く、イベントもほとんどない年でしたが、例年より1年が過ぎるのがとても早かったです。気がつけば、広汎性発達障害の娘は、あと数か月で小学5年生になります。Upload By SAKURA小学1年・・・2年・・・3年・・・4年・・・と、ちゃんと経験してきているのに、何年生かを、飛ばしたんじゃないかと思うくらいあっという間でした。春には5年生になる娘。目標を聞いてみると...また一つ学年が上がる娘に、今年(5年生)の目標を聞いてみました。Upload By SAKURA心理テストの本で「真面目じゃない」と出てしまったことが、ショックだったようでした。しかし、娘は昔から超がつくほど真面目。その特性上、ルールはきちんと守るし、妥協や変更もなかなか受け入れられないタイプです。私は、逆にもっと融通の利くようになってくれたら、本人的にも楽なのに・・・と思っていました。Upload By SAKURA優しくなりたいなんて...私があーさんを見習って、優しくなりたいと思っているぐらい、もう十分優しい!!Upload By SAKURA特に思いつかなかった娘。しばらく考えてみるというので、私は5年生になってから聞いてみようとそのまま保留にすることにしました。そして数日後...娘が決めた目標は!?Upload By SAKURA小学校生活も残り2年。中学生になる日も近づいてきました。5年生、6年生は、中学に目標を置いた学校生活になってくるでしょう。今まで難しかったことにも少しずつチャレンジして慣れてもらいたいし、自分でできることも増えていってほしい!娘が5年生になったら新しいことにチャレンジできるように、私も受け入れ態勢を整えて、サポートしていきたいと思います。Upload By SAKURAちなみに私の目標は、引き続き現状維持!健康面に気をつけつつ、コラムを通して、娘の成長や試練、私の思いなど、皆さまにお届けできたらいいなと思っています。今年も引き続きよろしくお願いいたします。Upload By SAKURALITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年01月06日こんにちは、ゆっぺです。今回のお話のコンセプトは、「大人の考えが全て正しいわけではない」です!子どもに向かって理不尽なことを言ってしまったり、「大人」であることを利用して、ねじ伏せてしまったり…。理不尽に思いながらも従っていた経験、従わせてしまった経験があるのではないでしょうか。学校生活では、先生の発言が基本となります。今回は、先生にまつわるお話ですが、あくまで個人の体験談なので、「全ての教師がそうだ」と誤解のないようお願いします。また、複数のお話をまとめて描きますので、時系列バラバラで登場人物もゆっぺを含め全てフェイクとなります。それでは、どうぞ!かくしてその正体は…モンスターペアレントならぬ、モンスターティーチャー!次回へ続く※あくまで個人の体験談です。先生にまつわるお話になりますが、「すべての教師がそうだ」と誤解のないようお願いします。※実話をベースとしたフィクションです。登場人物はゆっぺさん含めすべてフェイクです。コミックライター: ゆっぺ 【同じテーマの連載はこちら】 4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家 この連載の全話を見る >> わが子のために親が知っておくべきこと 2017 この連載の全話を見る >>
2020年12月20日米カンザス州にある小学校のオンライン授業中の様子が話題となっている。3年生のクラスを受け待つエマ・ギンダー先生は、授業中の雰囲気を明るくしたいと考えて一計を案じた。おならの音が鳴るおもちゃをこっそり使ったのだ。ほとんどの生徒がヘッドフォンをしていたため、その音ははっきりと耳に届いた。ギンダー先生の「あっ……」という表情で何が起こったのか気づき始める生徒たち。「今の何?」「先生、おならしたんじゃない……?」「けっこう大きかったよね!」突然の“事件”に、生徒たちは驚きつつも大爆笑。授業は一気にリラックスした雰囲気に包まれた。特に男子の喜びようは顕著で、顔を真っ赤にしながら体をよじって笑う子もいた。ギンダー先生が生徒たちのリアクションをまとめた動画をFacebookに投稿すると、「最高のアイディア!」「子どもたちがかわいい!」と6千件を超えるコメントがついている。
2020年12月18日俳優の桐谷健太が、15日から放送される小学館「児童学習誌『小学一年生』」の新CM「ピッカピカの一年生」のCMソングを歌う。“ピッカピカの 一年生♪”というおなじみのフレーズ。昨年、このフレーズが使われたCMが約25年の時を経て復活すると、Twitterで960万回以上、YouTubeで360万回以上再生されるなど大反響を呼んだ。今回は、来年春に小学一年生となる子どもたちをカメラに収めた2021年度版を公開。CMだけでなく、YouTubeやTwitter、Instagramの「小学一年生 編集部公式アカウント」からも見ることができる。このメロディを歌うのは、来年春に子どもが小学一年生になる桐谷。「僕もこのCMは子どもの頃から見ていたので、まさか自分がこうやってCMソングを歌わせていただくことになるとは夢にも思いませんでした」と驚きつつも、「とっても嬉しいです」と喜びをあらわに。さらに今年を振り返り「2020年は大変なことがたくさんありましたが、そんな時でも変わらずピッカピカに輝く小学一年生たち。お父さんやお母さんだけでなく、日本中もきっと彼らの輝きで元気になってくれるはずです。ピッカピカの一年生がいる限り、未来は絶対に明るいと思います」と、力強いコメントを寄せた。
2020年12月15日小学校教諭のぽんた(@Pontamama12345)さんは、ある日学校で起きたエピソードをTwitterに投稿。対応に反響が上がっています。職員室で仕事をしていた、ぽんたさん。すると、事務職の人から声をかけられました。「ぽんた先生…どこの子か分からない子が校庭にいます。対応できる人がほかに誰もいないので、お願いします」校庭にいたのは、変形した学ランを着て眉毛のない大柄な中学生でした。ぽんたさんは、「男性の先生が戻ってきたら、ヘルプをよろしく」と頼んで中学生に声をかけることに。「おーい、まだ在校生がいる時間だから校庭に入ってきてはダメだよー!で、きみ、誰?」すると、男子中学生は「なんだよ、教え子の顔を忘れたのかよ」と返してきました。男子中学生は、ぽんたさんの教え子ではないものの、この小学校の卒業生だったのです。ぽんたさんは、「直接は教えてないでしょ、同じ学年だったけど。3年前は声変わりしてなくて小柄で眉毛もあった○○くんだなんて、担任の△△先生でも分からないよ」と告げます。風貌は変わってしまったものの、男子中学生が小学校に通っていた時のことはしっかりと覚えていたのです。小学校を訪れた理由をいわない男子中学生。「特に用がある訳じゃない」とはぐらかしていましたが、ぽんたさんは男子中学生に質問をしていきます。「中学校、行ってる?その格好で校舎に入れてもらえてる?」「給食は食べたの?」「遅刻して給食に間に合わなくて食べ損ねた?」どの質問にも回答しない男子中学生。ぽんたさんは、その様子を見てこのように続けました。「先生が残業用に買ってあるおにぎりがあるから、あげるよ。在校生に見られないように、こっちに来て食べなさい」実は、ぽんたさんは「困った時は街をうろつくんじゃなくて小学校に来なさい」という言葉を、卒業生に贈っていたのです。男子中学生は何もいいませんでしたが、困ったことがあったのでしょう。とりとめない話をしたあと、男子中学生は中学校へ戻っていたといいます。ぽんたさんは、「またおいでね。困った時じゃなくてもいいからさ」と声をかけて送りました。空き(事務)時間「…ぽんた先生…どこの子か分からない子が校庭に」管理職ほか誰も居ないので対応して下さい、と事務職。変形の学ラン。眉毛無し。大柄。男の先生が戻ってきたら、ヘルプよろしく。「おーい、まだ在校生が居る時間だから校庭に入ってきてはダメだよー!で?きみ、誰?」— ぽんた (@Pontamama12345) November 28, 2020 投稿を読んだ人たちからは、たくさんのコメントが寄せられていました。・男の子は、心が軽くなっただろうな。先生にしかできないことですね。・読んで涙が出てきました。心のよりどころがあってよかった。・心が温かくなった。こんな素敵な先生に出会いたかったです。・めちゃくちゃいい話。当事者じゃないけど感謝したい。ぽんたさんが「その格好はダサすぎるよ」と男子中学生にいうと、初めて笑顔を見せたといいます。男子中学生は、小学校を卒業したあと家庭の事情に悩んでいたものの、弱みを見せたくなく、虚勢を張っていたのだとか。しかし、それは本当の自分ではないことに、苦しんでいたようです。「小学校で自分に戻れるなら、傷を癒せるなら、遠慮しないで。パックご飯と梅干しとインスタント味噌汁は常にストックがあるからね」と優しい言葉を送ったぽんたさん。今回の対応について、「子供の居場所を作るのは市と、市の教育委員会の方針なので、私が特別なことをしたつもりはありません。ほかの教諭も同様のことをしたはずです」とコメントしています。「居場所がある」ということだけでも、子供にとっては安心の材料となるでしょう。困った時に、手を差し伸べられるような環境を作りたいですね。投稿全文はこちら空き(事務)時間「…ぽんた先生…どこの子か分からない子が校庭に」管理職ほか誰も居ないので対応して下さい、と事務職。変形の学ラン。眉毛無し。大柄。男の先生が戻ってきたら、ヘルプよろしく。「おーい、まだ在校生が居る時間だから校庭に入ってきてはダメだよー!で?きみ、誰?」— ぽんた (@Pontamama12345) November 28, 2020 「なんだよ、教え子の顔を忘れたのかよ」「直接は教えてないでしょ、同じ学年だったけど。3年前は声変わりしてなくて小柄で眉毛もあった○○くんだなんて担任の△△先生でも分からないよ」「なんだよ、分かってるんじゃねえか」「そうかなと思ったけど、あまりに変わってて自信なかったんだよ」— ぽんた (@Pontamama12345) November 28, 2020 「卒業以来じゃないの。どうしたの△△先生を訪ねてきたの?」「別に。特に用がある訳じゃない」3年ぶりに小学校に来てるのに?「…中学校、行ってる?その格好で校舎に入れてもらえてる?」「…」「給食は食べたの?」「…」「遅刻し過ぎて給食に間に合わなくて食べ損ねた?」「…」— ぽんた (@Pontamama12345) November 28, 2020 「先生が残業用に買ってあるおにぎりがあるから、あげるよ。在校生に見られないように、こっちに来て食べなさい」いいんだよ、正解だよ。「困った時は街をうろつくんじゃなくて小学校に来なさい」卒業生に贈った言葉。覚えていてくれて思い出してくれて、ありがとう。— ぽんた (@Pontamama12345) November 28, 2020 「またおいでね。困った時じゃなくてもいいからさ」「先生、変わってるよな」「そう?きみほどじゃないと思うけど?言わせてもらうけどその格好はダサ過ぎるよ」やっと笑顔を見せた彼。街中の「先輩」を頼らず小学校を頼ってくれてありがと。精一杯の虚勢を張っている彼。何があったんだろう— ぽんた (@Pontamama12345) November 28, 2020 好きなアイドルとかYouTubeの話とか、とりとめない話をしてこのあとどうする?と尋ねたら「中学校に顔出す」と。「じゃ、本当に顔出したか、中学校の先生に確認の電話入れるからね」「いいよ」本当に彼は中学校へ戻っていた。小学校を卒業したあと家庭的に色々あって悩んでいたけど弱みを— ぽんた (@Pontamama12345) November 28, 2020 見せたくなくて虚勢を張って。でもそれは本当の自分じゃなくて、苦しんで。またおいで。小学校で自分に戻れるなら傷を癒せるなら遠慮しないで。街をうろつくんじゃなくて小学校においで。パックご飯と梅干しとインスタント味噌汁は常にストックがあるからね。— ぽんた (@Pontamama12345) November 28, 2020 [文・構成/grape編集部]
2020年11月29日この時期、年長さんは就学時健診のお知らせが届いたり、ランドセルを選んだり、少しずつ小学校入学へむけて準備を進めているのではないでしょうか。年が明けてから入学説明会がある家庭では、今の時期どんなことを準備しておけばいいのか、分からないことも多いと思います。今回は元小学校教諭として1年生を担任した経験と、娘を今年度入学させた経験から、今この時期から準備しておくといいなと思ったことをお伝えします。自分のことは自分でできるようにする幼稚園や保育園では先生が手厚くみてくれているかと思いますが、小学生になると「自分のことは自分で行う」のが基本です。最初は持ち物の詳細は学校からのお便りで保護者に連絡されますが、徐々に連絡帳にメモをしたり、先生の話を聞いて自分でそろえていくようになっていきます。体育の時間には体操着に着替えて、洋服はたたみます。夏には水着への着替えもあります。給食の時間には自分たちで盛りつけ、配膳をします。教室の掃除も自分たちで行います。完璧にできるようになっておく必要はありませんが、まるで初めてのことをいきなり学校でやるよりは、どのようなことをするのかをイメージして、少しでも経験しておくと子どもたちも安心なのではないかと思います。自分の持ち物を自分で管理する小学校では準備するものがたくさんあります。国語の授業だけでも教科書、ノート、漢字ドリル、漢字ノート、カタカナノート…とたくさんです。・鉛筆は毎日削っていく・給食で使うランチョンマットは毎日洗ってあるものに替えていく・週の初めには体操着と上履きを持っていく・鍵盤ハーモニカや絵の具を準備するなど、持ち物を準備して管理しなくてはいけません。学校では、忘れ物をしないように、連絡帳に書かせる、絵の具など使う日が決まっているものは何日か前に持ってくるように伝える、どうしたら忘れ物をしないか子どもと話し合うなどいろいろ工夫します。親が準備するのではなく自分でできるようにでも忘れ物をしなければそれでいい、というわけでもありません。子どもたちと話していて気になったのは「どうして忘れたの?」と聞いたときに「お母さんが入れてくれなかったから」と答える子がいたことです。後日お母さんに聞いてみたところ、普段はお母さんがすべて持ち物を準備しているとのことでした。自分で用意をさせておいて、夜こっそり確認して足りないものを入れているという保護者もいました。入学して最初のころはそれでもいいかと思いますが、できれば自分のものは自分で管理できるようにしたいものです。まずは休日のおでかけで練習を幼稚園や保育園に持っていくものを自分で準備できると練習になりますが、朝の忙しい時間では難しいこともあると思います。そこでまずは休日のお出かけの準備をしてみるのはどうでしょうか。最初は一緒に準備をして、何が必要かを確認します。覚えてきたら任せてみましょう。忘れ物をするのも経験のうちです。忘れたときはどう工夫するか、忘れないためにどうするか、考えていけるようになるとよいと思います。わが家の娘は筆箱を忘れたり、水筒を忘れたりとまだちょこちょこ忘れ物をしていますが、体操着も上履きも全部ランドセルに詰め込んで忘れないようにしてみたり、先生にお願いして貸してもらったり、その日はお茶を飲むのをガマンしたり、本人なりに考えて行動しているようです。そういう経験を積んで、自分の持ち物や準備物の管理ができていくと思います。道路の歩き方を練習する今まではどこへ行くのも大人と一緒でしたが、小学校へはひとりで通います。自分の身は自分で守らなくてはいけません。一緒に歩ける今のうちに、安全な道路の歩き方を覚えさせておくと安心です。曲がり角では必ず止まる、道路は端を歩く、信号では曲がってくる車に注意するなど繰り返し伝えて自分で注意できるようになるといいですね。学校への通学路だけではなく、その周辺も歩きながら、暗くて危険な道や通行量が多い道も一緒に確認してみてください。ひとりで出かけるようになると一気に行動範囲が広がります。自転車での移動が多いママやパパもたまには一緒に歩いて近所をお散歩してみてくださいね。お手伝いを通していろいろな経験をしておく学校生活において経験の差が出てくるのが給食や掃除の時間です。給食の配膳は、普段から食事の準備を手伝っている子は手際よくできますが、やっていない子はしゃもじの使い方も知りません。掃除の時間、ほうきを力いっぱい床に押しつけて使う子や雑巾をビショビショのまま使う子もいました。一度もやったことがなければわからなくて当然ですね。家庭でお手伝いをしていると、いろいろなことを学べますのでぜひこの時期からチャレンジさせてみてください。困ったことを自分で伝えるどんなにいろいろ準備しても、いろんなことを経験しておいても、学校生活で困ることはなにかしら出てくるものです。そうなったときに自分で解決していく力も必要です。先生に「トイレに行きたい」と言えずにおもらしをしてしまう子が年に何人かいました。お友達に意地悪されていると言えなくて、大きなトラブルに発展して初めてわかったこともあります。何に困っているのか、どうしてほしいのか、自分で伝えられるようにしておくと学校生活でも安心です。親は子どもが何に困っているか察して何も言われなくても対応できてしまいますが、そこをあえて言葉にして言わせてみましょう。第三者と話す経験として、「お友達のお母さんと話してみる」「病院の先生に自分で症状を伝えてみる」「お店の人に品物の場所を聞いてみる」「図書館で司書さんと話してみる」などの経験をさせるのもいいと思います。相手に自分のことを伝えるのは練習が必要ですので、ぜひ機会をつくってみてください。就学準備というと勉強のことに目がいきがちですが、1年生の勉強はそれほど難しいものではありません。それよりもいろいろなことを経験し、自分のことは自分でやっていけるようにして、自信をもって小学校へ行けるようになってほしいなと思います。<文・写真:ライターHIDE>
2020年11月16日子育てする中で行っているしつけ。さまざまな場面で、「こういう時はこうするものだよ」とか「こういうことはいけないよ」と子どもたちに伝えてはいるものの、これで十分かと問われると、私は自信がもてない状態でした。そんな時にわが家が出合ったある一冊の絵本。子どもたちが小学校入学までに身につけておきたいこと、知っておいてほしいことについてのヒントがつまった内容だったので紹介します。子どもへのしつけ、これで足りているのかな?子どもたちに伝えてきた世の中のルールや生きる上での約束。でもこれで足りているのかな?と思うことも。考えてみれば、しつけの教科書があるわけでもなく、自分が親にしてもらったことを頼りに、夫婦の考えを日々の生活で伝えていました。現在、息子は年中さん。年長さんの先輩ママたちはもうランドセルは買ったおうちも多く、小学校入学に向かって一直線という雰囲気。来年の今頃はこんな感じなのかなと思いつつ、小学校入学までに何がどの程度できたらよいのかなと考えるようになっていました。わが家が取り入れたのはその名も『おやくそくえほん』そんなある日、ある絵本のレビューを目にし、興味がわいたのでさっそく購入してみました。小学校入学までに身につけたい「おやくそく」が子どもにもわかりやすくまとめられていて、まさにわが家にピッタリ!まずは私がひとりで一気に読んでみました。「おやくそくえほん: はじめての「よのなかルールブック」(日本図書センター) 監修/高濱正伸、イラスト/林ユミ内容がわかりやすく、絵のタッチもかわいい!何より「これって大事だけど今までちゃんと伝えられてこなかったな」とか、「私もできてない…!?」とハッとさせられる内容もありました。挨拶、早寝早起きといった生活の基本のことから、「イヤと感じたことはきちんと相手に伝える」「自分を好きでいる」といった生き方の基本となる大事なことが、なぜ?も含めてわかりやすく載っています。次は?次は?と食いついてくる!4歳年中の長男と2歳半の娘に読んでみると、ふむふむと分かったように頷きながら、「次は?次は?」ととても食いついてきました。息子には知っている「おやくそく」もあるし、初めて聞く「おやくそく」もあったようです。ふたりにわかりやすいように、実際に自分たちに起きた具体的な話を一緒に思い出して話をしながら読んでいきました。それからは、毎日の絵本の読み聞かせの前に、「おやくそくえほん」を数ページ読むのがわが家の定番に。2周目、3周目になってからは、「これってどうするんだっけ?」とクイズのような形式で読み進めています。子どもたちがその答えをただ覚えて言うのではなく、「おやくそく」について考えながら身についていってほしいなと思いながら。子どもたちの変化は?「この本を知ってから、ふたりともお約束を守るとってもよい子になりました!」ということは、もちろんありません(笑)。ただひとつ変わったことは、「世の中には大事なおやくそくがある」ということを理解してくれたと感じています。守れなかったときも、「あ!こういうおやくそくあったんだ」と自分で気づいて思い出してくれるようになっただけでも成長したなと思います。「おふろやトイレはきれいにつかうというおやくそく」私は、子どもはトイレを汚すものだと割り切っていて、本人にきれいにさせるという意識がありませんでした。でも、この「おふろやトイレはきれいにつかうというおやくそく」を親子で共有してからは、トイレが汚れていたら私が掃除するのではなく、息子に「これじゃ次に使う人は気持ちよくないね」と声をかけ、自分で掃除をさせるようにしました。息子自身もイヤイヤ掃除をするのではなく、「そうだったそうだった!」と「おやくそく」を思い出して、自分から掃除をしてくれています。たとえ家族であっても、自分以外の人ことも考えて生活をする大切さを学んでくれたように思います。親の変化は?私自身の変化としては、この絵本を読んだことで、やってほしいことや知ってほしいことなどの伝え方が上手になったように思います。たとえば、靴をそろえるという行為。今までは、「脱いだ靴はそろえて!」と言っていましたが、この本を読んでからは、「こうやって靴が置いあって気持ちいいかな?」「次に履くときにどうなっていたらいいと思う?」と、まずは本人が考えて行動するように声かけしています。それは、この本に「なぜそのおやくそくが大事なのか」が書かれていたからです。それを親子の間で共有できているので、「なんて書いてあったっけ?」と思い出させることで行動につなげられるのです。「〇〇しなさい!」と怒って言わなくていいということで、私の心にちょっと心に余裕ができたように思います。「じぶんをすきでいるというおやくそく」私自身に響いたのが「じぶんをすきでいるというおやくそく」。常々、子どもたちに「自分を好きでいてほしいな」と願ってはいたものの、何だかうまく伝えられる気がしなくて、それを口にしたり子どもたちと共有したことはありませんでした。この絵本をきっかけに、自分を好きでいることとの大切さ、パパとママもあなたたちをとても大好きで大事にしていることを伝えることができました。それを聞いて、子どもたちもニコニコしていて、改めて言葉で伝えることが大事だなと感じました。親子で理由を共有するのが大事子どもたちを育てる中で親として、物事の善悪は一生懸命に伝えてきたけど、ほかにどんなことを伝えたらよいのだろうかと思っていました。この絵本の内容を親子で共有できたことで、「なぜそのことをしなくてはいけないか」「どうしてこれはよくないのか」という「なぜ?」を一緒に考えられたのがよかったです。これから子どもたちが少しずつ自立していくときに大切なことばかりだと感じています。引き続き、繰り返し一緒に読んでいき、毎日の生活に生かしていきたいと思います。<文・写真:ライターさつき>
2020年10月13日むっくんの小学校生活Upload By ウチノコ一人で行かせるかどうか、悩ましい登下校問題。我が家は、むっくんの交通ルールに対する理解と友達へのかかわり方への不安が拭えず、当分の間登下校に付き添うことに決めました。父、母、祖母で協力して送迎しているものの少し大変です。ただ、思わぬメリットもありました。送迎することで先生に毎日会え、諸々相談がしやすいことや、登下校中に親子並んで歩くおかげで、むっくんと良いコミュニケーションが取れているように感じています。学校に慣れる段階にいる今は、送迎の大変さよりもメリットの方が大きいように感じています。また、登下校中に親がいることで友達付き合いに影響がでるかも?と心配していましたが、家に迎えに来てくれる子や、登下校中に会ってそのまま一緒に登校する友達もいて、問題なさそうです。むっくんの小学校には同じ保育園出身の子が多く、私たち親とも顔見知り。そのためか、お友達は親がいても気に留めず過ごしてくれています。だけど、友達が気にかけてくれても、むっくんは日によって友達を受け入れられる時とそうでない時があります。特に調子の悪い日はトラブルも起こしがちなので、今は親が近くで様子を見極めて、友達とのかかわり方をフォローをすることが必要だと感じています。Upload By ウチノコむっくんは現在、特別支援学級で給食を食べています。苦手な食べものが多い子ども達が集まっているので、「給食はどうしているのだろう?」と思っていたのですが、どうやら「クラス全員の力を合わせて完食を目指す」というシステムとのこと。むっくんが苦手なシイタケは、代わりにシイタケが食べられる友達が食べてくれる。そして友達が嫌いなピーマンはむっくんが食べてあげる。むっくんは嫌いな食べ物のことよりも「友達の役に立っている!」と給食をポジティブに受け止めており、このシステムは素敵だなぁと感動しました。Upload By ウチノコ休憩時間にむっくんは、外で遊んだり、教室で過ごしたり好きなことをして自由に楽しんでいるようです。グラウンドで交流学級の友達と遊ぶ日もあるようで、上級生にからかわれて怒って帰ってくることもあります。また、むっくんの特別支援学級の教室は図書が充実しているので、疲れている時は静かに本を読んで過ごしているそう。疲れやすいむっくんにとって、自分の調子を見極めて休憩時間をどこでどう過ごすか考えるのも、大切なことだと感じています。Upload By ウチノコ「少しでも濡れたら着替える」というこだわりがあり、水濡れが我慢できないむっくん。保育園と違い、小学校では着替えの常備は難しいかなと不安だったのですが、学校に相談すると「着替えるだけで安心できるのなら、置いてもらえる方が助かります!」ということで、上下、下着、靴下を常備させてもらいました。週に1、2回は着替えて帰ってきますが安心です。更にじっと座ることが苦手なむっくんをサポートする、座った姿勢を補助するグッズも二つ返事で許可がおり、家庭から持参したものを椅子に設置してもらっています。このあたりの受け入れ態勢は、私が小学生のころとはずいぶん変わったなぁと感動するばかりです。Upload By ウチノコ私の場合、保護者としての所属は交流学級ではなく特別支援学級になっています。特別支援学級全体からも何名か役員を選出するのですが、むっくんの小学校では特別支援学級では高学年の親御さんが役員を担当することに決まっていました。「低学年の親御さんは何かと大変だから…」という理由のようで、先輩方の温かい計らいに涙・・・。私もむっくんが高学年になったときは、潔く引き受けたいものです。Upload By ウチノコゆっくり、でも確実に成長中前後編でお届けした、むっくんの小学校生活。学校によって様子やシステムには違いがあるので、全ての小学校に当てはまるわけではないと思いますが、少しでも特別支援学級での生活をイメージする参考になると嬉しいです。入学前は通常学級と特別支援学級どちらにするか悩み、自分の選択に不安もありましたが、むっくんを理解し大切にしようと思ってくださることが伝わってきて、今では特別支援学級にしてよかったと心から思っています。むっくんも「学校行きたくない!」と大騒ぎする朝もありますが、基本的には学校楽しい、先生もクラスメイトも大好きという感じです。最近では今まで以上の成長を感じることもあり、これからもむっくんの成長をゆっくり見守っていきたいと思っています。Upload By ウチノコ
2020年09月27日私が小学校で1年生の担任をしているときに、保護者からよく相談されていたのが「宿題」に関してです。小学校に入ったばかりのころや新学年になった初めのころは張り切って取り組んでいても、だんだんとやるのを嫌がったり、忘れてしまったり、後回しにしてしまったり…ということが出てくるものです。今回は、宿題の対策と取り組みについてお話しします。低学年の宿題は家庭学習の定着が目的1年生の宿題は、ひらがなの練習、運筆、音読、数字の書き取り、簡単な計算練習といった内容が多いと思います。高学年や中学生のようにやっておかないと授業についていけない…なんてことはなく、やってもやらなくても授業内で十分理解できる子がほとんどです。では、「なぜ宿題が出されるのか」というと、家で勉強をする習慣をつけることが目的です。学年が上がるにつれて、勉強の内容が難しくなり、予習や復習が必要になっていきます。そのときに家庭で学習することが当然になっていると、自分でどんどん勉強を進めていけるようになります。この習慣は、一朝一夕には身につきません。そのため、低学年のうちに短時間から練習しておくのがいいとされています。なので、1年生の宿題の内容自体はそんなに難しいものではなく、自分の力でできるものが中心です。宿題についてのルールは自分で決めさせる宿題は先生との「約束」「やりなさいと言わないと、一向にやらないんです」「毎日、宿題をやるやらないでケンカになってしまいます」そんな相談をよく受けました。毎日そんなやり取りをしていると、子どもも大人もストレスになってしまいますね。まず、「宿題は先生との約束である」ということを説明しましょう。1年生は1週間先、1か月先…という見通しは立てるのが難しいですよね。とはいえ、社会に出れば書類やレポートなど定められた期限までに提出を求められます。その練習として、「次の日までにこの宿題をやってくる」と先生と約束をし、それを守り、期限内に提出することを繰り返していくのです。子どもの考えを尊重しましょう次に、宿題についてのルールを一緒に決めます。一方的に親が「ゲームは宿題が終わってから!」「宿題が終わるまでは遊びに行くの禁止!」などと決めてしまうと、子どもは納得していないので、そのルールを守ることを渋ります。そして親は守らせるために必死になり…ということになりかねません。ルールは子ども主体で決めるのがいいと思います。「宿題はいつやるの?」と聞いて、子どもの考えを尊重します。「おなかがすくとできないから、おやつを食べたらやる」「すぐ終わる宿題だから、夜寝る前にする」「今日は友達と遊びたいから、帰ってからやる」など、子どもなりに考えられると思います。寝る前なんかにしたら、眠くなってできないじゃないか、遊びに行ってからだと忘れてしまうのではないかなど、大人は先を見通してやきもきしてしまうものですが、失敗も含めて、どんどん経験させましょう。サポートは子どもから求められたことだけをやる時間を決めるには、「〇時からやると時間を決める方法」と「〇〇が終わったら(帰ってきたら、夕飯が終わったらなど)とタイミングを決める方法」があります。どう手伝ったらいいかを確認し、言われたことだけ手伝いましょう。タイマーをセットしておいてあげる、忘れていたら1回だけ声をかける…といったように。宿題の時間になったら、親も近くに座って、一緒に過ごしましょう。子どもの勉強を見張るのではなく、自分も本を読んだり、家計簿をつけたり、これを機に資格の勉強をするのもいいですね。もしやらなかったらどうなるかも経験させるそれでもやらなかったら、しつこく声をかけるのではなく、忘れたらどうなるかを経験させましょう。先生に怒られてしまうかもしれません。休み時間にやるように言われるかもしれません。放課後に残ってやることになるかもしれません。次の日の宿題に前日の分のものがプラスされるかもしれません。宿題を忘れたことでどうしようとドキドキするかもしれません。一方でちゃんとやってきたクラスメイトは、先生に褒めてもらえるかもしれません。そして、休み時間は最初からお友達と遊べることでしょう。そういったことを経験したり、先生と忘れないためにどうしたらいいかを話し合ったり、自分でも考えたりしながら工夫して、家庭学習の習慣がついていけばいいと思います。できたときはそれを認める声かけを「今日は自分から宿題をやることができたね」「ひらがなが丁寧に書けたね」「毎日やっているから、音読が上手になったね」など、できたことを認める声かけをしていくと、子どものやる気が引き出されると思います。量が多いときは相談してみるのも一生懸命やっているのに、宿題に時間がかかってほかのことをする時間がないというときは、その子にとって宿題が多すぎるのかもしれません。家庭学習の目安は「学年×10分+10分程度」と言われていますので、1年生は20分ほどです。遊びながらダラダラやっているわけではなく、頑張ってやっているのに、1時間も2時間もかかるようであれば担任の先生に相談してみてもいいと思います。ただ、そのときに「先生の出す宿題の量が多すぎます!」と批判的に言ってしまうと、よかれと思って出している先生はショックを受けてしまいます。そこで、「宿題を一生懸命やっているのに2時間もかかり、寝るのが遅くなってしまいます。どうしたらいいでしょうか」というように、困っていることを具体的に伝えてみてください。当然ながら、宿題は子どもを苦しめるために出しているのではなく、学力をつけてほしいと願って出しているものです。上手につきあって、家庭学習の習慣を身につけ、将来につなげていけるといいなと思います。<文・写真:ライターHIDE>
2020年09月24日成長と共に“特性の現れ方”も少しずつ変化をしていて…?Upload By 丸山さとこ先生からの個別の声かけや“小まめで具体的な指示”のおかげで小学1年生は大きなトラブルもなく過ぎていったコウですが、2年生になれば“自主的な判断”や“臨機応変な対応”が求められることも増えていきます。『大丈夫かな?1年生の時より集団行動は難しくなっているのでは…?』と気にかけていた2年生の1学期でしたが、意外にも担任の先生からは太鼓判を押されるくらい、学校生活は順調な様子でした。毎日楽しそうに出かけていくコウの様子を見ながらほっと一安心したのも束の間、予想外の方向から問題はやってきたのです。息子の特性の変遷――並べる、クレーン、オウム返し。「ASDあるある」が目立つが対応しやすかった頃【幼児期~1年生編】まず、2学期に入った頃から「連絡帳に宿題や忘れ物を書いてこない(ので親が気付かない)」ということが急に増えてきました。先生から連絡をいただいて初めて気が付いたので、とても驚き反省したのを覚えています。Upload By 丸山さとこ1年生から2年生の初めにかけて宿題の漏れが殆ど無かったことからすっかり油断をした私は、マメにチェックをしていませんでした。基本的には家事をしながら「机に向かっているな」と遠目に見ておしまいです。そんな行動を深く反省しつつ、同時に「え?たまたまチェックした日だけ宿題をしていたってこと?」と混乱もしました。おそらく連絡帳に全ての宿題を書いていないのだろうと察しはつきましたが、そうであれば連絡帳に赤ペンでの“忘れ物の記載”がある筈です。急にどうしたのか…宿題が難しいのか面倒なのかと本人に聞いたり先生に確認したりしたところ、どうやら2年生から始まった新ルールが影響していたようでした。本来は「宿題の大切さ」を教えるためのルールだった筈が…!?先生のお話によると、「宿題は必ず出さなければいけない」という方針に基づき、2年生になってからは“宿題をしていない児童は、登校後所定の時間内に終わらせて提出する”という新しいルールがあったのだそうです。それは多分、「宿題をすること・きちんと提出することの大切さ」を教えるためのルールだったのでしょう。けれど、コウは「登校後に終わらせれば大丈夫。家ではしたい読書や勉強をしよう!」と考えて動くようになってしまったのです。Upload By 丸山さとこ私はルール自体に大きな穴があったとは考えていません。コウの言う理屈は一般的には屁理屈とされるものですし、宿題未提出の逃げ切りを防ぐことで一定の効果もあったのではないかと思います。ただ、「コウならそう考えるだろうなー…!」と頭を抱えました。2年生になり、先生の指示や児童の行動に「臨機応変さ」が出てきたことも、コウの「自分にとって都合の良い解釈」に拍車をかけたようです。物事の背景が見えにくいコウにとっては、「皆、自分の都合に合わせてルールを変えていく」のが新しいルールに見えているところもあったのかな?と思います。本人としては「自分はしっかりルールを守っている。何も問題はない」という意識があったそうです。コウはそれ以降、自宅で宿題をやりたがらなくなりました。チェックが強化されてからは、チェックをすり抜けられるよう連絡帳から宿題の記載を消すようにもなりました。コウも理屈の上では宿題をする必要があるのだと分かっています。けれども、コウからしてみれば「宿題をしていなくても何も困らない」のです。Upload By 丸山さとこ見落とし多発、見通し下手な発達障害息子、脱・「やってもらって当然」へ…!助けを求めるスキル、ただいま習得中この頃のコウはADHDによる不注意やうっかりミスが強く目立ってきた頃だったので、「宿題やったよ」と本人が言っていても宿題の範囲を間違えたりページが飛んでいたりすることが多く、手書きの文字を読むのが苦手な私にとって、彼の宿題をチェックするのは難しい作業でした。それでも何とかチェックを済ませ、宿題が終わっているのを確認したとしても、「あ、忘れてた」「あれ?学校では見つからなかったんだけどな…?」と宿題を未提出のまま持って帰ってくることも珍しくありませんでした。(後に、「チェックは私には難しい」ということで夫に担当してもらうことになりました。)一度「ルーズであること」「嘘をつくこと(その場の利益が得られる行動をとった結果嘘になること)」の旨味を知ったコウは中々手強く、4年生まで2年半かけて“お父さんにチェックをお願いする”という習慣が身につくようになりました。1つ1つ“解説”していく日々コウが宿題をしたくない理由は明快です。「学校から帰ったら疲れてる。疲れている時にしたくないことはしたくない。宿題より他にもっとしたいことがある」ただそれだけです。Upload By 丸山さとこ親としては「それは通らないよ」と言いたくなるようなコウの主張ですが、苦痛が大きく必要性の見えないことをするのが嫌だという気持ち自体は分かる部分もあります。実際、学校から帰ってきたコウは「1クラスにいる人間の数が多い…いるだけで疲れちゃう…」とかなりグッタリしていますし、宿題は学力をつけるためだと言われても、コウからすれば「宿題をしなくても漢字や計算はもう覚えてるよ」といったところでしょう。コウの気持ちは分かる。でも親としては「そうではないよ」と思う。気持ちだけで動くと“コウが望んだ通りの結果”にならなかったりする。その辺りを伝えるのは私が比較的向いているということで、チェックのメインは夫、説得(?)は私がすることになりました。Upload By 丸山さとこ見落とし多発、見通し下手な発達障害息子、脱・「やってもらって当然」へ…!助けを求めるスキル、ただいま習得中チェックのメインが夫なのは、「一緒にいる時間が長い私がチェックをすると細かくなり過ぎてしまうだろうな」という予想もあってのことです。思春期に入っていく今、「見て見ぬふり」をする技術は私の今後の課題なのかもしれません。コウは“理屈を理解する力”そのものは高い一方、その場の気持ちだけで見通しなく動くところがあります。なので、理屈を理解したからといって即行動を変えるわけではありません。そのこと自体は何も珍しくはないことなのだろうと思います。「甘いものばかり食べていてはいけないと知っていてもついつい食べてしまう」「明日の朝が辛いと分かっていてもスマホに手が伸びてしまう」「運動をした方が健康に良いと分かっているが面倒」どれも珍しくはない話です。もし「分かっているのに何で!?」と聞かれたら、「したかったから(したくなかったから)…」としか答えようがないのではないかと思います。私がコウに理屈を伝えるのは、もちろん彼の行動を変えて欲しいからです。同時に、理屈を知って納得をすることで、彼の「理不尽だ!」という辛い思いを少しでも減らせたらいいなとも考えています。Upload By 丸山さとこ全てのことを理屈で解説するのは実際のところ無理なことです。どうしても納得いかない!と思うこともあるでしょう。けれど、そういう時に「納得いかない!と思ったけれど、後から考えたらそうでもなかったな」と思い出したら、「仕方ない、一回やってみるか」と思えるかもしれません。その上で「どうしても嫌だ!おかしいと思う!」と感じるのであれば、その時は考えたり聞いてみたり止めてみたりしてもいいのかな?と思います。その時々に合わせて、少しずつこうして改めて振り返ってみると、コウの特性の現れ方はその時々によってかなり違っているのだなと感じます。2年生から忘れ物などのミスが増えるようになったのは、コウが「忘れ物をしてもパニックにならなくなった」という意味では成長と捉えられるのかもしれません。大人から見れば悪知恵にしかならない理屈を繰り出すのも、成長による知恵の1つと言えそうです。Upload By 丸山さとこ環境という面から見れば、保育園~1年生まで忘れ物などが目立たなかったのは「親がフォローできたから」という部分も大きかったのだろうなと思います。そうして考えてみると、その時々によって現れ方が様々なように見える特性そのものは、実はあまり変化していないのかもしれません。今後もコウ自身の成長や環境の変化によって“現れ方”が変わっていくであろう特性を「ゆっくり見ていけたらいいな」と思う、何かと焦りがちな私です。コウのノンビリさを、少し見習っていくといいのかもしれません。
2020年08月24日やっと始まった小学校生活でしたが、私たち親子にとって、保育園時代とは段違いにハードでした…!!■娘は忙しい朝もなぜかのんびりで…!?ひとりで慌てまくる母と、冷静にのんびりしている娘…なんでそんな優雅でいられるのか…!?「もしや時計が読めないからでは?」とも考えたのですが、起きぬけに宿題ができちゃうメンタルを考慮すると、ただ単にマイペースなだけなのかもしれません。頼むから…もう少し焦っておくれ…。ただ「このままでは良くない!」と思い、対策を講じてみました。■母と娘のモーニングルーティン「疲れてるだろうな…」と娘を気づかう気持ちと、ただ単に強く言うのが面倒なことが重なり、ドタバタしてしまっていた訳ですが気持ち良く朝を過ごすため、こんなふうにお約束をしてみました。実行してから数週間が経過しましたが、徐々に自分から動いてくれるようになり、私に対して「麦茶入れて!」などと指示を飛ばしてくれるまでになりました。しっかりと認識を共有するのって大事ですね。もうすっかり立場、逆転しています…。
2020年08月05日学校・学童が再開!ミミは大丈夫?6月に学校が再開し、少しずつ慣れてきた小学校生活。毎日の宿題や持ち物、連絡帳などの確認事項が多く、私は混乱気味です。毎日の体温を記入する健康観察カードは3ヶ月間学校で保存するそう。Upload By taeko登校班を途中まで見送った後、私は在宅勤務。夕方になって学童に迎えに行くと、私の心配をよそに楽しそうに遊んでいるミミ。同級生の名前を良く覚えて「○○君はアレルギー対応」なんていうことも教えてくれたりします。学童に大好きなスタッフさんができて、なついている様子。学童へ行く楽しみができて良かった。Upload By taekoスクールカウンセラーさんと2回目の面談。カウンセラーさんは2人いて、それぞれ別の曜日に週1回来てカウンセリングするほか、教室を回って生徒を見守ってくれています。カウンセリングでは、学校での様子を担任の先生以外の大人から知ることができて、私も安心。カウンセラーさんの話では、ミミなりに学校生活を楽しんでいるそう。家でも落ち着いているので私からは特別な相談事はなく、話した時間は20分ほど。次回の面談の予約をして終了。ミミも同席していたけど、出入り口付近をウロウロして早く帰りたいアピール...。時々面談することで私の悩み相談もできるし、ミミも学校で相談できる大人がいることが分かって安心できるかな。Upload By taeko7月から週に2時間、特別支援教室で指導を受ける、通級がスタート。保護者会は当面延期なので、先生のことや授業の様子は、連携ノートとミミに聞いて知ることができています。最初の1時間目は先生と一対一。2時間目は小集団(と言っても2人)。ミミに感想を聞くと、「楽しかった」そう。連携ノートには、人との関わり方を楽しく学んだ授業内容や、授業中のミミの様子がビッシリ書かれていました。その中に、ミミは「手先が器用」とのコメントも。ミミは不器用さがあるので作業療法に行ってるけれど、私の思い込みもあって、実は器用なのかもしれない。先生によっていろいろな見方があるんだなと思いました。前日に「明日は○○教室だよ~」と伝えると、大抵「え~行きたくない」と言うけれど、行けば楽しんでいる様子。Upload By taeko偏食のミミ。給食は食べられなくて当然と思っています。一応、何を食べたか聞くと牛乳だけは飲んでいる様子。他は、食べられた物は覚えているけど、そうでない物は「忘れた」とのこと...。それでも、周りのお友達が食べていると影響を受けるようで、食べたことのない物に挑戦しているらしい!!そんな日はたくさん褒める!!偏食でも身長は伸びているし、いろいろと成長しているようです。最初は心配だったけど、学校生活を楽しんでいて良かった!!
2020年07月31日お子さんたちは、元気に学校に通っていますか?わが家の小学1年生の娘は、学校が再開されてから毎日楽しそうに通っています。保護者のみなさんは、わが子が学校ではどう過ごしているのかな?と気になることも出てきたのではないでしょうか。学校によって時期は異なりますが、夏休み前から夏休み中にかけて個人面談が行われるところが多いように思います。個人面談は、子どもたちの学校での様子を知るチャンスです。個人面談ってどんなことを言われるの?何を話せばいいの?という人のために、今回は元小学校教諭の立場から個人面談についてお伝えします。先生から伝えたいこともちろん、先生によって話す内容は異なりますが、基本的には学校での様子、学習の定着具合、授業態度などをお伝えしていきます。普段使っているノートや図工などで作った制作物、テストなどを実際に見せてお話しすることもあります。高学年になってくると学習のことがメインになりますが、低学年のうちは給食の時間のことや休み時間の様子、掃除の時間のことなど、学校生活全般について話します。ただ、先生も数十人をひとりで見ていますので、問題なく過ごしている子は「特に問題なく、楽しそうに過ごしています」程度で終わってしまうことも。本当にそうなの?家とは違う!と思うこともあるかもしれませんが、学校での顔と家での顔は違うことも多いものです。逆に先生から見ると、学校ではこんなにしっかりしているのに、家ではそんな様子なんですか!?と驚くことも多いです。保護者に話してほしいこと保護者の方には、主に家での様子をお聞きします。困っていること、悩んでいることがあれば遠慮せずに話してみましょう。先生たちはいろいろな子どもたちを相手にしてきていますので、解決するための方法もたくさんもっています。学校と家で協力してサポートすることで解決できる問題もあるかもしれません。楽しみにしていること、不満に思っていること、やってほしいと思っていることなど話してもらえるととても参考になります。習い事について聞くこともあります。ピアノを習っていれば伴奏を頼んでみようかなとか、水泳を習っていればプールの授業でお手本をやってもらおうかなと目星をつけたり、空手を習っている子に休み時間に型をみせてもらって会話の糸口にしたり。学校で疲れている様子を見せたり、宿題の提出があまりできていない子は、習い事と学校のバランスはどうかな?なんて探っているときもあります。習い事でなくても家で頑張っていることを伝えておくと、学校で声をかけるときのヒントになります。頑張っていることを先生に認めてもらえるのは子どもたちにとって嬉しいことです。私は面談で、その子のお母さんから「ひらがなの練習を一生懸命頑張っています」と聞いたことがありました。宿題にとっても時間をかけて丁寧に取り組んでいたそうです。お手本みたいな字を書く子だなと思っていたのですが、努力あってのものだったんだなということがわかり、学校でも積極的に「今日も頑張って練習してきたんだね!」「たくさんきれいな字が書けたね」などと声をかけていきました。その後もその子の努力は続き、冬の書初め大会では学校代表に選ばれ、区展に展示されることになりました。本人もお母さんもとても喜んでいたのが印象的でした。どんなことを相談する?困っていること、悩んでいること、なんでも話してみて大丈夫です。「学校でなんとかしてください!」と言われると困ってしまうこともありますが、協力して解決していこうとタッグを組めればとても心強いです。「好き嫌いが多い」「宿題を自分からやってくれない」「きょうだいとの関係が悪い」「朝起きられない」「学校に行きたがらない」「友達がいないので心配」…。宿題は、「親から言われてもやらなかったのに、先生に言われてできるようになった」という子もいましたし、学習面で心配されている保護者に「学校ではちゃんとやれているので大丈夫ですよ」と伝えて安心される場合もありました。また、この話は担任と保護者だけではなく、ほかの人の協力も必要だと感じれば、スクールカウンセラーを紹介したり、専門機関につなぐこともできます。話した内容で気になるものはほかの先生とも共有するので、担任の先生以外からも声をかけてもらえるようになることも。ちょっと気になるという程度のことでも話してみてくださいね。話すことがないときは家で困ったこともないし、学校も楽しそうに通っているため、特に話すことも浮かばない…ということもあると思います。そんなときは家で熱中していることや頑張っていること、子どもの自慢話でもいいのでざっくばらんにいろいろお話してみてください。雑談をして、先生と仲良くなっておくのもよいと思います。今後、なにかあったときに相談しやすくなると思いますし、先生からもこの保護者の方なら話しやすいなと安心してもらえると思います。双方が話しやすい環境をつくっておくことで、問題が小さいうちに相談しあって解決できるようになります。先生だって人間ですから、なんでも学校のせいにして怒ってくる保護者より、ともに前向きに子どものことを考えられる方とお話ししたいと思うものです。個人面談は、何を言われるのだろうと緊張することもあると思いますが、意外と先生も緊張しているものです。せっかく先生とゆっくり話ができる機会ですので、うまく時間を使って、子どもたちのよいところを伸ばせる時間にしてくださいね。<文・写真:ライターHIDE>
2020年07月20日ピョンちゃん(@miramania56)さんの家庭で行われた『息子が予算千円で晩ご飯を作る』という取り組みが話題となっています。2020年3月、息子さんが中学校を卒業するタイミングで、ピョンちゃんさんは「7日間だけ、1日千円で晩ご飯を作ってみない?」と息子さんに提案しました。予算千円以内に収められた場合、残りのお金は息子さんのおこづかいにすると約束したそうです。息子が作る、予算『千円』の晩ご飯!同年3月10日から始まったこの取り組み。息子さんが作った晩ご飯の一部を紹介します!息子さんが作った1日目の晩ご飯がこちらです。1日目メインだけでなく、サラダとスープも付いておいしそうですね。2日目2日目は生姜焼きとナムルでした。3日目3日目から、『タンパク質を1種類、そして汁物を付けること』というルールが追加。この日は、料理コラムニストである山本ゆりさんのレシピ本を参考に料理を作りました。4日目4日目も、山本さんのレシピ本を参考にしながら晩ご飯を作った息子さん。「山本さんのレシピにはハズレがない」と感動したそうです。7日間の結果は…?その後、1週間で予算7千円に対し、晩ご飯代を3336円で収めた息子さん。おこづかいとして得た金額は3664円でした!7日間だけだったはずが…「続ける」と宣言した息子当初、7日間限定で行うはずでしたが、息子さんは「この取り組みを続けたい」と宣言し、新型コロナウイルス感染症による臨時休校の期間も晩ご飯を作り続けたのだとか。母の日には苺ムースを作ってくれたり、父親のリクエストを受け、お刺身定食を作ったり。母親の目から見ても、日に日に要領がよくなっていったそうです。すっかり料理上手に!56日間の結果は…?これまで息子さんが予算千円で晩ご飯を作ったのは56日間。その期間で息子さんが得た金額は19669円でした!息子(高1)が作る晩ご飯56日目。昨日で8週間だったので精算しました。息子の取り分は2866円合計で19669円でした。卒業してから約3カ月、コロナによる長い休みに食と経済について、大分勉強になったと思います。ほとんどのレシピを山本ゆりさん @syunkon0507 にお世話になりました!ありがとう! pic.twitter.com/g8285Sg3SN — ピョンちゃん (@miramania56) June 29, 2020 この56日間で息子さんはこのようなことに気が付いたそうです。・鶏もも肉は高い。・魚は鶏もも肉よりももっと高い。・ごま油最高!・食器は料理を担当しなかった人が片付けてほしい。・大抵の料理はレシピがあれば作れる。・山本ゆりさんのレシピにハズレはない。この投稿に、山本さん本人から「本当にすごい!こちらこそありがとうございます」とコメントも。【ネットの声】・全部おいしそうだし、盛り付けのセンスもいい!・すごい…!僕も高校生ですが、見習いたいと思います。・毎日やりくりしながら献立を考えて料理して…大人の私でもここまではできないなぁ。・家族のためにご飯を作る息子さんも、それを応援するピョンさんも素敵です!普段料理をしないという人も、1日の予算を決めて晩ご飯を作ってみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年07月01日小学1年生は、これまで以上に行動範囲が広がり、自分1人でできることも増えます。子供自身としてもやる気に満ちあふれる時期かもしれません。しかし、時にその前向きな行動力が親の想像を上回り、思いがけないトラブルを起こすこともしばしばです。2人の娘を育てるナナイロペリカン(nanairopelican)さんが、小学1年生の次女、キミ子ちゃんとスーパーマーケットに出掛けた時に起きた出来事とは…。次女の失踪家から2分のスーパーマーケットに一緒に買い物に行った母子。キミ子ちゃんは「1人でもおつかいができる!」といいましたがナナイロペリカンさんは心配だったため、付いていくことにしました。その後、キミ子ちゃんは駄菓子を見るため、ナナイロペリカンさんと別行動に。買い物を済ませた後に合流するはずでしたが…。10分後、駄菓子コーナーに行ってみるとキミ子ちゃんの姿はなく、トイレをはじめ店中を探しましたが見つかりませんでした。家からすぐ近くの店だったため、「自分のお小遣いでお菓子を買って、1人で帰ったのかもしれない」と思ったナナイロペリカンさん。また、最初からキミ子ちゃんが「お母さんは家の買い物、自分はお菓子の買い物をそれぞれする」と思い込んでいた可能性もあると考え、一旦帰宅することにしました。しかし自宅に戻ってみるとキミ子ちゃんが帰宅した形跡はなく、ナナイロペリカンさんは一気に不安に襲われたといいます。キミ子ちゃんは一体どこへ行ってしまったのでしょうか…。スーパーに戻って大捜索夫にキミ子ちゃんがいなくなったことを告げ、もう一度探しにスーパーマーケットに戻った、ナナイロペリカンさん。店の人も一緒に店内を捜索してくれたそうです。カプセルトイの売り場にもいないと分かり、途方に暮れていると…。店の外で夫がキミ子ちゃんを無事に発見!なんと、『店内の駄菓子コーナー』でなく、最初から店の外にある『駄菓子店』に行っていたのです。小学1年生になり、親の付き添いなしで登校をし始め、1人で出掛けられることを覚えたキミ子ちゃん。新型コロナウイルス感染症による外出自粛で我慢していた気持ちや、登下校の帰り道に見かける駄菓子店に1人で行ってみたい気持ちなどが、あふれたゆえの行動だったのかもしれません。ナナイロペリカンさんは「こういう油断って日常によく潜んでいるなと思い、注意喚起になればと書いてみました」と語っています。今後はスーパーに子供と行くときは小学生でも目を離さないようにすべきと思ったし登校に関しても「学校から帰るとき寄り道をしない」「もし道に迷ったらどうするか」など「事故に遭わないように」トラブルがあったときのためによく子供と話し合う必要が合うなと思いました。今回のことでご心配をおかけしてしまいましたが何かある前に反省できてよかったです…。たまご絵日記ーより引用読者からもたくさんの感想が寄せられました。・一気に老けたその気持ち、よく分かります。本当に一瞬目を放したすきに、ヒヤヒヤしたことは誰もがあるはずです。・うちも最近1人でも登下校できるようになって気がゆるみかけてきてましたが、この記事を読んでハッとしました!・無事でよかったです。子供の誘拐や性被害は現実に起こっていることです。子供たちを守るのは、親だけでなく社会全体の役目と思います。コメントの中には「お菓子コーナーやトイレに子供を1人で行かせるのは危険」といった声も上がっています。子供の行動は時に予測不可能。小学生でも低学年のうちはまだ自分の想いのままに動きがちなので、何かの拍子に迷子になることもあります。また、身近な場所であったとしても、犯罪に巻き込まれる危険がないとはいい切れません。とはいえ、好奇心旺盛な子供の行動を、すべて親が把握して管理をすることは難しいものです。外出の際は、親子で約束事をしっかり決めて、迷子になってしまった時の対応についても話し合っておくといいかもしれないですね。ナナイロペリカンさんは、ほかにも子育てや日常を描いた漫画をブログ上で公開しています。ぜひチェックしてみてください!たまご絵日記[文・構成/grape編集部]
2020年06月30日人の心は移ろいやすいもの。でも、小学校1年生から高校1年生までの10年間、付き合っている恋人だけは、ずっと同じ気持ちでいると信じたい…。Youtubeチャンネル『漫画エンジェルネコオカ』では、そんな気持ちを抱えているクラスの地味系女子が、恋人の言葉に感動する動画が配信されています。10年経ってもトキメキが…シズカは、地味系女子の高校1年生。実は、そんなシズカには小学校1年生のころから付き合っている恋人がいます。恋人のアキラは、荷物を待ってくれたり、喜ぶ顔が見たいとシズカ好みのカフェを見つけてくれたりと、とても優しくしてくれます。昔ながらのホットケーキが好きだというシズカを『らしい』といって笑うアキラ。10年も付き合っていながら、シズカは、今もアキラのやさしい言葉や態度に心をときめかせています。過去の2人小学1年生のころのアキラは、少し変わった男の子でした。ブラックコーヒーが好きで、いつも辞書を持ち歩き、どこか理屈っぽい。子ども心に、そんなアキラに心を奪われて告白したシズカ。アキラはシズカの告白をあっさりと受け止め、2人は穏やかに交際を続けていました。そんな2人に変化が…高校生になって身だしなみを整えたアキラは、見違えるほどかっこよく女子生徒たちにも大評判。シズカがアキラと付き合っていることが、派手な女子たちの間で噂になってしまいます。学校のマドンナであるヒカリは、「2人は、どう見ても釣り合わない」と、シズカに詰め寄ります。そして、冗談だと笑っていたにもかかわらず、ヒカリはアキラに告白しました。そんなヒカリの告白に、アキラは…気になる続きは、ぜひ動画をご覧ください。人を好きになる気持ちは、誰にも止められません。でも、自分の気持ちを伝えるために誰かのことを悪くいうのは、自分のことだけしか考えていない、独りよがりな行為なのかもしれません。そして、一見、地味に見える人も、深く知ることで、その人の持っているステキな魅力を発見できるのでしょう。ラストのアキラが、超カッコイ~イ動画でしたね![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年06月30日お手伝いが休校中の課題に!休校中の課題の中に「お手伝い」がありました。しまった、今まで全くお手伝いをさせていなかった...!以前、お皿を下げるお手伝いをお願いした時にミミが嫌な顔をしたので、「ミミにはお手伝いは難しいんだな。発達障害があるからかな。自分でやった方が早いし」と思い、ミミにお手伝いをお願いするという考えが私の頭から消えていました。でも、小学校の課題で出たからにはダメモトでも挑戦しないと...。いざ、お手伝いをしてもらおうと思っても、どうやって働きかければ良いのでしょう。学校の算数や国語のドリルだけでも疲れてるだろうし、遊びや動画を見始めると止められないミミ。Upload By taekoお手伝いのヒントを探すために子育て動画などを見ていると、お手伝いの大切さを知ることに。手の動きなどにも良いし、自分でできることが増えれば、親もラクになるし、家族の一員としての意識が芽生えそうです。とりあえず、ミミができそうな「食後のお皿を下げる」をお願いしてみたところ、意外にもすんなりやってくれました。私は「ありがとう~助かるわ」と大げさに喜ぶ!すると恥ずかしいのか、照れ隠しに動物の鳴き真似をするミミ。2回目以降は嫌な顔をしながらも渋々やったり、席を立った後だと面倒くさがり拒否することも。「こんな簡単なこともやらないで...!」と思ってしまい、不機嫌な態度になる私。それを感じ取ってミミは「ごめんね」「なんでイライラしてるの?」と聞いてきます。これではお互いに良くないと思い、お手伝いを嫌がっても「いいよ!明日はできそう?」と笑顔で返すようにしてみたのでした。Upload By taeko席を立った後だと「お皿を下げる」ことを嫌がることが分かってから、声をかけるタイミングを意識。食事が終わり手を洗いに行く時に、「手を洗った後、ゴミ捨てに一緒に行かない?」、動画を見ていたら「その話が終わったら、トイレにスプレーしてくれる?」など、キリの良いタイミングにできそうなお手伝いだけをお願いしてみました。動画が終わるまで待ってる間に私がやってしまえば早く終わるけれど、ミミのために待つ...。トイレ掃除はスプレーだけなら喜んでやってくれました。Upload By taeko動画でオススメしていた「寝起きにぎゅーっと数秒間抱っこ」することもやり始めました。まだまだ甘えたい時期なんですね。ミミはとても喜びました。寝起き以外でも、なるべく抱きしめることに。Upload By taekoその効果もあるのか?ふとした時に「お手伝い、お皿もゴミ捨ても手伝うね」と言ってくれることも。お手伝いを嫌がっても「あの時やるって言ったでしょ」とは言わないようにガマンしています。お互いに気持ちよく!を模索中6月から小学校の分散登校が始まりました。慣れない環境でも頑張って過ごしているミミを思うと「暑いし、新しい環境で疲れてるだろうから...」と、お手伝いは減らしています。小学校生活に慣れてきたら、夏頃に水遊び感覚でできそうなお風呂掃除を手伝って欲しいと思っています。どうやったらお互いに気持ちよくできるのか、模索は続きます。
2020年06月26日こんにちは! あん子です。前回の幼稚園のお友達トラブルを描きましたが、今回は長女が小学生になってからのお友達トラブルを描こうと思います。▼前回の記事■クラス替え後に起きた問題長女が6年生に上がると5年生の頃に仲良くしていたお友達とは別々のクラスになりました。その話を聞いて少し心配していましたが、新学期が始まるとと話してくれる長女の姿を見て安心していました。ところが6月の終わり頃からです。長女が、「今、仲良くしているグループの1人から嫌なことを言われるんだ」と言うようになりました。「どんなことを言ってくるの?」と聞くと、私から見て、長女の髪の毛がボサボサだと感じたことはありませんでした。そして長女は、ジーパンにパーカーといったボーイッシュな格好が好きだったので、そのお友達とは服装の好みが違っていたのかもしれません。長女は急に態度が変わった友達に困惑し、そしてその言葉に傷ついたと言っていました。でも人前で泣くことは絶対したくなかったので、学校のトイレの中でよく泣いていたそうです。「つらかったね。教えてくれてありがとう。お母さんは、自分のお母さんにいろいろ話せなかったけど、長女は勇気を出して話してくれたんだね。お母さんより全然強いと思うし、話して楽になるならいくらでも話、聞くからね!でもなんでそんなことを言うんだろうね…、聞いてみた?」と聞きました。すると長女は、「聞いたよ。そしたら…と、鼻で笑いながら言われた」と言いました。「他の友達はその時どうしてるの?」「その子がグループのリーダー格だから誰も反論したり助けたりしてくれない」と言いました。以前は、なんでも先生に相談していた長女ですが、小学校中高学年にもなると「チクった!」と言ってくる子もいるようで…。4年生ぐらいの頃から、先生には言いにくい雰囲気がでてきたそうです。そこで私は、長女と話し合うことにしました。■長女と話し合ったこと大人になっても考え方や意見が合わない人はいますよね。言った側は、すぐに忘れてしまうことでも、言われた側の心の傷はそう簡単には治らない時もあります。長女には、今日おきている悩みが、明日は続かないことに力を入れようと話し合いました。具体的には、・イジメは、誰にでも起こりうる可能性があることであって、決して恥ずかしいことではないこと・自分が嫌だと感じたことを他人にはしない、言わないこと・相手が自分を見下すような言い方をしたとしても、それで自分を否定したり責める必要性は全くないということ・自分を攻撃してくる友達とは、距離を置いて自分の安全を最優先に考えること・つらいことがあったら我慢せず大人に相談することという内容を話しました。その後、長女はその友達と距離を置き、他のグループにうつったそうです。しかし、その友達は「なんで離れていくの?」と、以前よりしつこく絡んでくるようになりました。長女は学校を休みたがるようになりました。私は担任の先生に今までの状況を相談したところ、先生はすぐに対応をしてくれました。驚いたことにその子は、他のお友達に数万円単位の額のお金を持ってくるよう強要しており、他の親御さんからも何件か相談が寄せられていたそうです。その後、長女に対する嫌がらせは、一切なくなりました。■長女に嫌がらせをした理由は…私は、なぜその子が長女に嫌がらせをしたのかが気になっていました。長女側からしか話を聞いておらず、一方的にその子を責めることはよくない、何か理由があったのかもしれない、と考えていたからです。そこで、担任の先生に聞いてみたところ、その友達は「ヒエラルキーのトップになりたかったから」と言ったそうです。その後、長女は、新しいグループで仲良しの友達と無事卒業まで楽しく過ごせました。ありがたいことに、私の住んでいる地域では、トラブルがあったという情報を中学校に引き継いでくれて、クラスを別々にしてくれるなどの配慮をしていただけるようです。なので、今は安心しています。子どもにとって親に話すということは勇気がいることだったと思います。今考えればもっと早くに先生と情報を共有してもよかったのではと思います。大人になればたいして気にしないことでも、学校という限定された空間での友達トラブルは本当に悩ましい問題です。これからも悩んだり考えることがあると思います。そんな時は、1人で悩まず口に出してほしい。1人で頑張りすぎなくていいんだよ。お父さん、お母さんはどんな時でもあなたの味方だからねと娘には伝えています。
2020年06月18日《8年生で卒業がラストチャンスなのでがんばってはいるのですが…》こうInstagramにつづったのは土屋太鳳(25)だ。大学8年生の彼女は6月16日、仕事が再開されるいっぽうで大学のオンライン授業を受けていると報告。レポートの期限が重なっており苦心しているようだが、《周りの人からパワーをもらいながら がんばってます》とつづった。「土屋さんは現在、体育大学で舞踊学を専攻。演技に活かすため、身体や表情での表現を学んでいます。実技が中心のため、単位を取るには授業への出席が肝心。ですが、朝ドラ『まれ』(NHK総合)の撮影が始まった14年ごろから欠席が増え、留年が重なってしまったようです」(学校関係者)土屋は18年11月、参加したイベントで「先生方が心配してくださってるので、しっかり卒業できれば」と決意を語っていた。「多忙な日々を送る土屋さんですが、大学での授業が大好きなんです。学内公演の際、『舞踊学専攻は私にとって誇りです』とも語っていました。もともと負けず嫌いで、投げ出すこともイヤな性格。友人には『何としても大学を卒業する!』と話していたそうです。新型コロナウイルスの影響で出演舞台が延期となりましたし、一旦女優業をストップしたことで、学業に専念できる時間が増えたようです」(前出・学校関係者)4度目の留年という苦渋の決断をし、女優業との両立に奮闘する土屋。Instagramの投稿は7.8万もの“いいね”を記録し、コメント欄にはこんなエールが上がっている。《太鳳ちゃんの何事も真摯に向き合い、努力なさっている姿、本当に本当に尊敬しています。学業とお仕事の両立は大変だと思いますが心から応援しています!!》《大学の授業頑張ってください 私も大学生でたおちゃんが頑張ってるなら私も頑張れそうです!!》《学業に仕事に大変だと思いますけど、それも若い今だからできること!楽しんで頑張ってください》
2020年06月17日私には新1年生になった娘がいます。新型コロナウイルスの影響で入学式と始業式に出たきり小学校に行っていなかったため、小学生になったという実感はあまりありませんでした。長い間、学校で勉強ができないため、家で取り組む課題を出してくれたのですが、家で勉強をさせるのは予想以上に大変だったのです……。 学校に課題を取りに行く当初5月6日までと言われていた緊急事態宣言は、大方の予想どおり延長されることになりました。そこで小学校から、ゴールデンウィーク明けの5月8日に家で取り組む課題を取りに来てくださいと連絡が。 きちんと手を消毒し、間隔を開けて並ぶという厳戒態勢のなか、担任の先生から受け取ったのはプリント、ドリル、算数セット、図画工作で使う粘土、アサガオの栽培セットでした。 家で勉強させるのは難しい受け取りの際、先生から学校の時間割に合わせてスケジュールを立て、勉強に取り組むよう言われました。休み時間やお昼も挟みますが、授業開始は8時40分からで、終わるのは14時30分。私はそのことを聞いたときに愕然としました。家で20分間、通信教育をやらせるのも結構大変なのに……。 実際に家で時間割どおりに進めようと頑張ってみましたが、娘の集中力はそんなに続きません。2時間目ぐらいからすでに不機嫌で投げやり。字がどんどんと汚くなっていき、指摘するとふてくされ、やらなくなってしまいました。 妹がいるからさらに大変わが家には新1年生の娘の他に、2歳の娘がいます。1年生の娘はまだひとりで勉強を進めることができません。私が「このページをやろうね」とドリルを開いてあげ、問題文を一緒に読まないと意味を理解することが難しいため、勉強中はほとんどつきっきり。 2歳の娘がその間おとなしく待てるはずもなく、「遊んで」「テレビつけて」と寄ってきました。お姉ちゃんにつきっきりなので嫉妬もしていました。しかたなく2歳の娘の相手をしながら勉強を見るのですが、近くで遊んでいるとお姉ちゃんも集中できなかったのです。 家で自宅学習をさせようと思っても、なかなか思うように進みませんでした。学校と先生のありがたみをひしひしと感じる日々。自宅学習させている間、勉強嫌いになっては元も子もないので、なるべくガミガミ言わないように気をつけていました。 著者:小川恵子6歳と2歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2020年06月16日子どもたちの学校でのお楽しみといえば給食!カレーや揚げパン、シチューにゼリー、毎日の献立を楽しみに学校に通う子どもたちは多いです。一方、保護者の方からの相談が多いのも給食。小学1年生の個人面談ではほとんどの方が話題にあげています。学校ではどうしている?家でやっておくべきことは?元小学校教諭の私が、今までに相談を受けた代表的な質問にお答えします。お悩み1~好き嫌いが多いのですが、給食ちゃんと食べられますか?~なんでも全部大好き!なんていう子はほぼいません。ほとんどの子どもが何かしら苦手な食材があるものです。野菜全般が食べられない、果物が苦手、魚はムリ、肉は食べたくない…。でも、意外と食わず嫌いなだけだったり、給食の調理法だったら食べられたなんていう子も多いです。先生の考え方にもよりますが、「嫌いなものも規定量を食べさせる」ということはそうありません。基本的には、まずひと口食べることから始めます。そして、ちょっとでも口にできたら、「わぁっ!食べられたね~」と声をかけます。先生や友達にほめてもらえて、うれしくなってもっと食べてみよう!とチャレンジする子もいましたよ。好き嫌いばかりだった子が、おかわりの列に並ぶように「あれもこれも嫌い!給食があるから学校に行きたくない!」なんて言っていた子が、1年生の終わりにはおかわりの列に並ぶ常連さんになっていたことも。給食は、毎日いろんなメニューで出されますので、毎日何にも食べられないということはありません。気長に見てあげてください。意外とあるのが食べ方が分からなくて残してしまうパターン。特に柑橘類が多かったです。4~8分の1にカットされたグレープフルーツなどが出されるのですが、1年生たちはこれに大苦戦。柑橘類はいつもむいて出しているという家庭は、自分でむいて食べることにも挑戦させてみてくださいね。お悩み2~牛乳が飲めないのですが、大丈夫ですか?~好き嫌いの問題で、牛乳が飲めない子は、まずはひと口から始めました。ストローで吸っていって、ちょっと口に入ったところで初日は終わり…なんていう子もいましたが、今日は2口、次の日はもう少し多く、そのうち半分…とやっているうちに1本飲めるようになりました。夏場はノドも乾き、冷たく冷やされた牛乳がおいしく感じるようで、残す子も少なくなります。「あんまり好きじゃないから、先に飲んじゃう!」と自分なりに工夫する子も出てくるなど、意外と子どもたちは対応していくものです。家では飲まなくても、給食ではおかわりするなんて子もいますので、飲めなくてもあまり気にせずにいて大丈夫だと思います。お悩み3~食べるのが遅いのですが、時間内に食べきれますか?~学校は様々な活動の時間があるので、もちろん給食の時間も限られます。低学年のうちは配膳にも時間がかかるので、食事時間はせいぜい20分。家ではゆっくり食べているので心配ですと言われることも多くありました。学校では「なんで食べるのが遅いのか」と原因を探りながら、時間内に食べ終えることを練習していきます。一度に口に入れる量が極端に少なければ、もう少し多くスプーンにすくうよう声をかけてみる。口の中がなくなってから次に口に入れるまでに時間がかかるようだったらスピードアップするように言ってみる。おしゃべりしたり遊んだりして食事に集中できないのが原因であれば、クラス全体で黙って食べる時間を設けてみる…といったように。お箸やスプーンがうまく使えずに時間がかかる子もいましたが、1年たてば上達するもの。だんだんと時間の使い方も上手になっていきます。「おかわりしたいから、頑張って食べるんだ!」という子も。家庭でも時間がかかるときは「早く食べなさい!」と言うだけでなく、なんで時間がかかるのか?をよく見て、具体的にアドバイスをするとよくなるかもしれませんね。食道が細くて多くの量を飲み込めない、アゴが弱くてうまく噛めないなど、身体的な理由で早く食べられない子もいます。そういったときは先生と相談して、食べはじめを少し早めてもらうなど対策をすることもできます。お悩み4~小食で少ししか食べません。食べられるようにするべき?~体の大きさや活動量によって食べる量には個人差があります。以前は一定の量を、全部食べきらなければいけないという指導が行われていたようですが、現在は自分が食べきれる量を把握し、その量を食べきるようにしていることが多いと思います。大事なのはみんなと同じ量を食べることではなく、バランスよく食べること。ごはんはたくさん食べるけれど、おかずはちょっぴり。好きなものはおかわりするけれど、あとのものは残してしまうということのないようにしていけばいいかなと思います。学校でも給食の時間以外で、食に関する勉強の時間もあります。体が大きくなり、活動量が増えてくると自然と食べる量も増えていきますので、日々元気に活動できていれば食べる量が少なくても大丈夫です。各家庭でやっておくといいことは「給食の時間がイヤだ」「給食が怖い」という気持ちをもってしまうと、学校生活も憂鬱になってしまうもの。「お母さんが小学生のときは、このメニューが楽しみだったんだよ」「お友達とお話ししながら楽しく食べたんだよ」など、給食が楽しみになるような話をしてあげてください。各家庭で配膳の練習をするのもおすすめ日ごろからごはんをよそったり、みそ汁を盛りつけたりしておくと、給食当番のときに活躍でき、先生や友達にほめてもらえて給食の時間が楽しみに!なんてこともあると思います。また、意外と子どもたちが苦労するのが、お盆の上にお皿をのせて歩くこと。これも日ごろの生活やおままごと遊びの中で経験しておくとよいと思います。給食ではお箸しか出ないこともありますので、お箸がまだ上手に使えない人はちょっぴり頑張っておくとよいと思いますよ。給食が学校生活での楽しみのひとつになり、みんなが元気に過ごせるために、参考にしてみてくださいね。<文・写真:ライターHIDE>
2020年06月07日私には新1年生になった娘がいます。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、入学式と始業式に出たきり学校へ行っていないので、小学生になったという実感はあまりありませんが……。幼稚園は3月初めから休園となったため、すでに2カ月ほど休みが続いています。 臨時休校が続いている幼稚園が休園になった当初は、娘のペースで生活していました。好きなときに好きなことをして遊び、寝る時間が遅くなるので朝は8時ぐらいまで寝てしまい、私も合わせて起きるのが遅くなっていました。しかし、緊急事態宣言が出て、私が住む市の小学校の臨時休校期間は5月6日までとなりました。 当時私は、この期間は更に延長され、長丁場のものになるのではないかと懸念していました。そして予想どおり、緊急事態宣言の期間は延長され、5月末まで休校が続きました。「何カ月も親子でぐうたらな生活をしてはいけない」と思い、一念発起して1日のスケジュールを2人で考え、実行することにしました。 タイムスケジュールを作ったスケジュール作りは自主性が大切だと思い、娘主体で考えさせました。「朝のうちにやらなくてはいけないことは済ませたほうが良い」と娘にアドバイスしたので、勉強時間は朝の身支度ができたらすぐです。 娘はまだ集中力が続かないので、勉強時間は15分ほど。その他にやらなくてはいけないこととして、朝のトイレ、ごはん、ラジオ体操、手伝い、お風呂などを組み込んでいます。 19時半から絵本の読み聞かせをして20時には寝ます。すると次の日は自然と6時半には起きるようになった娘。スケジュールを立てる前はダラダラと観ていたYouTubeとテレビですが、時間に区切りができたため、連続して長時間見ることはなくなりました。 タイムスケジュールに沿って生活した結果娘は律儀な性格で自分で決めたことはやり通すため、3日坊主にはならず毎日作ったタイムスケジュールに沿って生活をしています。きっちりするのが好きな娘に合っている方法だったようです。タイムスケジュールに沿って娘が生活してくれることで、私も図らずしてメリハリのある生活が送れるようになりました。 なぜなら、「娘がこの時間は勉強するからそばで見守ってあげないといけない」「この時間はテレビを観ているから家事をしておこう」など、自分が何をしないといけないかも見えてきたからです。 新型コロナウイルスは私たちの生活を大きく変えてしまいました。そして、この状況はいつまで続くのかわかりません。本来なら、新1年生は今ごろ学校のルールやお友だちに慣れてくるころです。しかし今はさせてあげられないのだから、せめて家でできることを引き続き頑張ろうと思います。 著者:小川恵子6歳と2歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2020年06月03日編集部:学研キッズネット編集部MS&ADインシュアランス グループの三井ダイレクト損害保険株式会社は、おもに6月から学校が再開する小学1年生のママ・パパを対象に、交通安全意識の実態調査を行いました。調査の背景家族や園が送り迎えをすることが多い幼稚園、保育園までと異なり、子どもたち自身で歩いて登校するようになる小学生。今年の小学1年生は、この環境の変化を緊急事態宣言による外出自粛の中で4月を迎えており、「ひとり歩きデビュー」の準備ができていないお子様も多いのではないでしょうか?今回、緊急事態宣言の解除後に学校が再開し、学校への登校がはじまるにあたり、1年生のママ・パパはどう考えているか調査することとなりました。【調査対象】5月14日以降も緊急事態宣言が継続した8都道府県在住の、小学1年生の子どもがいる30~49歳の男女※エリア:北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、京都府、兵庫県【結果のポイント】・ママ・パパの8割が子どもの「ひとり歩き」を不安視・登校デビューは約半数のママ・パパが「学校または途中まで付き添う」・7割の家庭が交通安全マナーを自身で子どもに指導するなど意識の高さが判明・ドライバーに期待することは、「余裕をもった運転」「スピードへの配慮」■緊急事態宣言解除後のお子さまの交通事故について不安はありますか?【小学生の交通事故の特徴(2014~2018年)】(警察庁調査)・学年別にみると最も多いのは小学校1年生で、最も少ないのは小学校6年生・小学校1年生の歩行中の死者・重傷者数は6年生の約3.6倍、死者に絞ると5.6倍過年度(2014~2018年)の調査結果によると、月別では「4月~7月」が多く、最多は5月。今年度は緊急事態宣言解除後の増加が懸念されています。時間帯では、「午前7時台」「午後3時台~5時台」が多く、最多は午後4時台。下校や遊び(遊戯、訪問)のために外出した際に事故が多いことが分かります。最多は「下校中」という結果に。月別の死者・重傷者数時間帯別の死者・重傷者数※資料:警察庁「歩行中児童の交通事故の特徴等について」より調査結果一覧集団登校ではない回答者のうち、約半数が学校または途中まで付き添うと回答しました。また、近所の友達や兄弟姉妹と一緒の場合を含めると、8割弱が同行する方法を検討しています。■これから小学1年生のお子さまの登校がはじまりますが、どのように登校させますか?※集団登校ではないと回答された方にお聞きします。緊急事態宣言中、お子さまは主にどのような生活を過ごしたかの質問(複数回答可)では、「ほぼ自宅で過ごした(87.7%)」と約9割が外出を控えたことがわかりました。■緊急事態宣言中、お子さまは主にどのような生活を過ごしていましたか?緊急事態宣言中、子どもだけの外出の機会は、「おもに家族と一緒に外出し、ひとりでは外出していない(47.7%)」「ほとんど外出していない(34.4%)」で、約8割がひとりで外出する経験が少ない実態となりました。■緊急事態宣言中、小学1年生のお子さまだけで外出する機会はありましたか?緊急事態宣言中に学校へのルートを覚えたかという質問では、「完璧に覚えた(33.5%)」「だいたい覚えた(36.5%)」と7割がマスターした結果となり再開に備えていることがわかりました。■お子さまは、緊急事態宣言中に、学校へのルートを覚えましたか?緊急事態宣言中、交通量の減少を8割が実感しています。緊急事態宣言の発令により、休校やテレワークの増加、不要不急の外出などによる結果となりました。■緊急事態宣言中に交通量が減ったと思いますか?緊急事態宣言中、近隣エリアでスピードを出す車が多いと感じた経験が「おおいにあった(13.1%)」「あった(14.4%)」「どちらかといえばあった(12.9%)」と半数近くにのぼり、道がすいてることでスピードを出す車が増えている傾向がうかがえる結果となりました。■緊急事態宣言中に飛ばす車が多いと感じたことはありますか?登下校中に不安を感じる事は、多い順に「新型コロナウイルスによる感染(62.8%)」「自動車(自転車)との事故(57.1%)」「知らない人に声を掛けられる・誘拐(41.4%)」「友人関係・いじめ(37.8%)」「不安は感じていない(10.1%)」となりました。■学校が再開されることで、おもに子どもの登下校中において、どのようなことに不安を覚えますか?交通安全による指導交通安全の知識を自身で指導しているか問う質問では、「とてもよくしている(32.4%)」「たまにしている(49.4%)」で7割に達し、交通安全の意識の高さがわかりました。■登下校や子どもたちで遊びに行く際の交通安全の知識をご自身で指導していますか?指導の内容は、歩行する時の位置や標識の見方、交差点の正しい渡り方、車の危険性など、ひとりで歩く際に気を付けるポイントを、具体的に指導していることがわかりました。■指導はどのような内容ですか?(主な自由回答)・青信号でも左右を確認する、道の端を歩く、狭い歩道での信号待ちの場所・左右をよく確認する、交差点では少し下がって待つ、幹線道路はひとりで渡ってはいけない・信号を渡る時は、信号だけでなくクルマが止まったのを確認してから渡る・耳をすませる。車や自転車、バイクの音が後ろから聞こえたら振り向いて避ける・歩道を歩いている際に車がでてくる場所や交通が多い曲がり角など危険な場所を注意■ママ・パパと離れて過ごす時間を見据えて、子どものためにしてきたこと(したいこと)はありますか?(主な自由回答)・スマホを契約、見守りアプリの使用・登下校時のメールでの通知機能を申し込み・非常ベルや防犯ブザーを実際に鳴らしてみる・学校から支給されているGPS機能を登下校に合わせて確認するママ・パパと離れて過ごす時間が増えることを見据え、スマートフォンのアプリやGPS機能の活用、防犯ブザーやメール通知機能の設定といった対策を進めていることがわかりました。■子どもの交通安全を考えて、どのような取り組みに期待しますか?子どもの交通安全に対して、どのような取り組みに期待するかという質問(複数回答可)では、「学校や地域の交通安全教室(56.7%)」「学級内での担任の指導(53.2%)」「通学路の整備(50.1%)」と半数を超え高い期待が伺えました。■ご自身が車を運転する立場として、外出自粛明けの運転に不安はありますか?ドライバーの立場として運転に不安があるかという問いには「おおいにある(16.9%)」「ある(17.5%)」「どちらかといえばある(11.6%)」で、約半数が不安に思っていることがわかりました。■自粛明けのお子さまの交通事故について不安はありますか?学校再開にともない交通事故の不安を抱えるママ・パパ。「おおいにある(30.8%)」「ある(34.8%)」「どちらかといえばある(20.6%)」で8割を越え、不慣れな1年生のひとり歩きに不安を抱えています。■小学1年生のお子さまの通学路を走行するドライバーに期待することはありますか?(主な自由回答)・自粛後に起こる危険を予想して行動してほしい・子どもが飛び出して来るかもしれないと思って欲しい子どもの通学路を通るドライバーに期待すること(複数回答可)は「余裕をもって運転してほしい(73.8%)」「スピードに配慮してほしい(72.9%)」と高く、「分散登校で時間や曜日が異なることに注意してほしい(35.5%)」「体格に配慮・注意してほしい(39.8%)」は4割にのぼりました。当社は、これからもお子さまの交通安全に向けた有益な情報発信等を通じて、「無事故社会の実現」に向けた取組みを展開して参ります。■調査の概要調査期間:2020年5月23日~5月25日調査対象:下記都市部の30~49歳の小学1年生の子どもがいる男女(北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、京都府、兵庫県)※複数の子どもがいる場合、小学1年生の子どもを想定し回答調査方法:インターネット調査回答数:543人<会社概要>商号:三井ダイレクト損害保険株式会社英文名:Mitsui Direct General Insurance Company, Limited代表者:取締役社長宮本晃雄所在地:東京都文京区後楽1丁目5番3号企業サイト:学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月29日徐々に休校解除になった地域も増えてきましたが、私が住む地域は、5月31日までの休校が決定しています。学校が再開したとしても元通りに通えるようになるにはまだ時間がかかるのかな…と思います。元小学校教諭の経験をもとに、自宅でできることをと新1年生の娘といろいろと取り組んできましたが、お友達と一緒に学ぶ機会も作ってあげたいと思い立ち、先日、オンラインで勉強会を3日間行ってみました。これがとてもよかったので紹介します。オンライン授業、いろいろ増えてきたけれど…学習塾や通信教育会社、芸能人やスポーツ選手、いろいろなところでいろいろな人が休校対策の動画を盛んに発信していますね。利用されている方も多いのではないでしょうか。しかし、テレビアニメなら何時間でも集中して見ていられるのに、学習動画はなかなか見てくれない…。見てはいるけれど、内容が頭に入っているか心配…なんて声も。大人でも動画を見ながら、自分で勉強を進めていくのはなかなか大変。それを、まだ学校へ何日も通っていない新1年生が一方的に説明される動画を見て、自分のこととして捉え、自分で勉強を進めていくのはかなりハードルが高いなと感じています。自分が発信したことになにか反応が返ってくる、身近なお友達の発言について自分なりに考える、そんな経験ができたら学習にも興味が出るかなと思いました。ママ同士で相談!オンライン勉強会をやってみた家庭学習ではできなくて、学校ならできることといえば、やはりお友達と一緒に勉強することです。自分の考えと違う考えを聞く、お友達の前で自分の意見を発表する、お友達と力を合わせて物事をやり遂げる…。そんな経験を少しでも家庭でできないかなと考え、仲良しのママ友グループにオンライン勉強会を提案しました。「一緒にやってもいいよ」という人が何人か集まったので日時を調整、私から内容を提案し、準備するものを伝えました。先にある程度やる内容をママたちに伝えてあったので、オンライン勉強会中に、私の説明では理解しにくそうだった子ども達も、それぞれのママたちがサポートしてくれていました。進めやすいオンライン勉強会のポイントはオンライン勉強会は、LINEのビデオ通話機能やzoomなどのアプリを使用して行いました。■メンバー幼稚園・保育園のころのお友達や近所の公園での遊び仲間で、連絡先を交換している人がいれば声を掛け合ってすぐにできます。私は子育てサークルのOBメンバーと一緒に取り組みました。■参加人数人数はあまり多すぎると収拾がつかなくなりますし、子ども達は自分のことを見てほしいと思うもの。目が行き届く3~8名程度がよいと思います。■勉強会の内容勉強会といっても、黙々とワークやドリルに取り組んだり、話し合いをしたり、といったことは低学年には難しいので、内容はゲームや工作にしました。■開催時間低学年は、長い時間集中するのは厳しいので、少し物足りないと感じるくらい(20~30分程度)で終わらせるようにしました。子どもたちがイキイキ!関わり合う大切さを実感今回取り組んだ内容を詳しく紹介します。■工作食品トレー、厚紙とストローなどを使って登り人形を作りました。ヒモを引っ張ると人形がぐんぐん登っていくおもちゃです。作り方を説明した後、仕掛け部分を一緒に作り、その後は自由にお絵描きタイム。みんなでできあがった作品を見せ合ったり、遊んでいるところを映したり。娘はお友達の作品を見て、次はあれを作ってみたい!と次々に作っていました。ひとりで作っていたら、ここまで発想は広がらなかったかもしれないなと思いました。次はアルミホイルと紙コップなどを使ってけん玉づくりをしようかなと考えています。■ビンゴゲーム3×3や5×5のマスに数字を書いて、ビンゴゲームをしました。最初は数字のカードを使って同じ数字に丸をつけるだけでしたが、慣れてきたあとは計算カードを使って、計算の答えの数字に丸をつける方法もやってみました。年中のお友達も参加してくれましたが、お母さんにサポートしてもらいながら一緒にできました。数字だけでなく、ひらがなやアルファベット、色などを入れてやってもいいかなと思います。■言葉集め「あ」のつく言葉を探してみよう!などとお題を出し、みんなで順番に言っていきます。最初に少し、個人で考える時間をとってからみんなの前で発表していきます。個人対抗も良いですが、2チーム・3チームに分けてチーム戦にしても盛り上がります。それぞれの活動がちょうど30分程度でした。1日に1回、1つのテーマで行いました。子どもからもママからも「またやりたい」の声今回のオンライン勉強会は元小学校教諭という経験があるため、私が進行役を務めましたが、特にそんな経験がなくても大丈夫です。家に遊びに来たお友達と一緒にゲームや工作をする感覚で進められます。ママ達も画面の向こうでサポートしてくれました。子ども達は久しぶりにお友達と顔を合わせることもでき、みんな楽しそうに活動していました。「またやってね!」の声が子ども達からもママ達からもたくさん寄せられ、わが子も活動に大満足。やってよかったなと思いました。元気いっぱいに学校に通える日が早くくることを願いつつ、今後もいろいろ工夫しながらサポートしていきたいと思います。<文・写真:ライターHIDE>
2020年05月22日編集部:学研キッズネット編集部株式会社Study Valleyは、AIを活用した算数のオンライン学習サービス「アンカー」において、小学1年生を対象に、2021年3月末まで全教材を無料で提供するサービスを開始しました。提供する教材は、1年生の1学期〜3学期までの全ての授業動画と練習問題です。併せて、小学2〜6年生を対象に、お試し教材(授業動画・練習問題)の公開も始めました。キャンペーン実施の背景小学校という新しい環境に加え、新型コロナウイルスの影響で不安が募る1年生を応援するための新しい取り組みとして、会員登録をすると、数種類の動画の視聴と、練習問題をお試しいただくことができるキャンペーンを実施しました。1週間無料キャンペーンも行っていますので、通常サービスに加えて、たくさんの授業動画・練習問題をご利用いただくことができます。■「アンカー」とはアンカーは、小学1年生から6年生向けの算数オンライン学習サービスです。AIを活用し、算数の「できる」をふやすことをコンセプトに、2020年2月にサービスの提供を開始しました。通常サービスでは、学校のテストや宿題、家庭学習のプリントなどを写真で登録いただくと、その内容をAIが分析・苦手な分野を特定し、お子さま一人ひとりに合った教材(授業動画や練習問題)を提供します。 苦手な分野にフォーカスすることで、短い時間で効率良く基礎力を身に付けることができます。■アンカーの特長1.学校のテストや宿題、家庭学習のプリントなどをアップロードするだけで、苦手な部分を特定!学校の宿題やプリントを、AIが分析し、お子さまの苦手な分野を特定します。苦手な部分に絞って学ぶことで、無駄なく効率よく学習することができます。満点の場合は、応用問題を提供することでさらに学力を伸ばすサポートをします。2.一人ひとりにあった学習内容を提案お子さまの実力に合わせて、本当に必要な分野の教材のみをセレクトします。オンラインだからこそ実現できる、一人ひとりにあった教材をご提供します。3.ベテランの元小学校教師が教える、10分程度の「授業動画」最後まで集中して視聴できるよう、編集をして数分から10分程度の短い授業動画にまとめたり、効果音を入れたりしています。また、子どもが楽しめるように冗談を交えたり、途中にクイズを挟んだりするなど、様々な工夫をしています。4.授業動画と連動している「練習問題」授業動画視聴後、学んだことがしっかり定着するよう「練習問題」と「解答」をご用意しています。短時間で効率よく学べるよう、必要最低限の数問の問題に絞ってご提供します。アンカー利用の流れ1.学校などのテストや宿題などをスマホで写真に撮り、アプリまたはwebからアップロード。2.AIで分析し、苦手な分野を特定3.お子さまにあった教材(授業動画・練習問題)をご提供4.提供された授業動画を視聴5.提供された練習問題を解く6.解答をもとに採点して完了※4-6まで20分程度を想定しています■YouTubeLive「おもしろ算数」をライブ授業!「つまらない勉強」を少しでも楽しめるように、簡単な算数で楽しめる授業をYouTubeLiveでライブ放映しました。家族や友達にすぐに試したくなるマジックのような算数をご紹介し、たくさんの子ども達や保護者の皆様にご視聴いただきました。現在、ご登録いただくとこちらの動画を無料でご提供しています。また、YouTubeでご覧いただくこともできます。YouTubeLiveアーカイブ:■新型コロナウイルスの影響にともなう対応新型コロナウイルスの影響による小学校の休校要請を受け、3月から特別に教材提供を行ってきました。現在も、5月末日までにご登録いただいた方には、ご利用の教科書に合わせて4〜5月の学習教材を無料提供しています。ご登録から1週間は無料でご利用いただけます。アンカーサービス紹介サイト:ブラウザ版:版アプリ:版アプリ:■株式会社Study Valley(スタディーバレー)について2020年1月23日に設立し、テクノロジーを活用し、教育における課題を解決することをミッションに掲げている会社です。小学生向けのオンライン学習サービス「アンカー」に加えて、学校教職員の業務効率を支援するサービスなども展開を予定しております。会社公式サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月21日休校延長が決定された自治体も多くなってきましたね。私が住む地区も5月末までの休校が決定しました。休校になってから、子どもの友達のママからは学力についての心配をよく聞きます。学校から宿題や課題が出され、取り組んでいる人も多いと思いますが、小学校の新1年生に関しては具体的に学習を進めるような宿題はあまり出ていないのではないでしょうか。今回は、元小学校教諭で、小学1年生の担任をしていた経験から、この時期に取り組めることを紹介します。これらは、今わが家の新小1の娘がやっていることです。1学期にコツコツと積み上げるものから9月新学年スタートの案もあるそうですが、現段階で考えると、私は夏休みの短縮や土曜授業で補填(ほてん)をしていく可能性が高いのかなと思っています。であるならば、やるべきことは、最初の1学期にコツコツと積み上げる形で身につけるはずだった学習と夏休みの先取りではないかと。そこで、まずはコツコツ系から紹介します。国語:音読と先生あのね毎日短時間でも音読を早い段階で毎日の宿題になるのが音読です。音読が上手な子ほど文章の読み取りが上手だった印象があります。同じ文章を繰り返し読むことで、だんだんスラスラと読めるようになっていきます。音読をやったことがない子や苦手な子は、まず短い文章から始めましょう。国語の教科書がもう手元にある人は、その中から選ぶとよいと思います。お気に入りの絵本を選んでも楽しいですね。全部読むのが大変だったら読むページを区切って、上手になったら次のページへ…と進んでいくとよいと思います。読むのが上手な子、音読を楽しめる子はお母さんと交代で一文ずつ交代で読んでみたり、一緒に声を合わせて読んでみたりして変化をつけるのもおすすめです。テーマを決めて書いてみようひらがながおおむね書けるようになっていれば、作文や日記に挑戦すると書く力がつきます。1年生はよく、「せんせい、あのね」という作文の宿題が出されます。「せんせい、あのね~」から始める作文で、その日にあったことや自分のことで先生に知らせたいことを書いていくものです。「〇〇くんとあそんだよ」「ゆうごはんは〇〇だったよ」などと、先生に話しているように書いていきます。書くテーマはなんでもOKですが、なんでもよいと言われると意外と書くのが難しいという場合もあるので、いくつか提案してみましょう。《テーマの例》・自分の好きなもの(食べ物・スポーツ・歌・人・花・動物など)・今日食べたもの(夕ご飯のおかずでうれしかったもの・おやつで食べたものなど)・今日遊んだこと(どんな遊びをしたのか・どんなことをしてみたいかなど)・学校で楽しみにしていることわが家では「お父さんに伝えたいこと」を書いています。娘は、ですます調で書くほうが書きやすいということなので、そのように書いています。書き終わったものは、父親の前で実際に読んでみます。声に出して読むことで、文章におかしいところがないか、確認にもなります。最初はどんな内容を書きたいのか聞き出して、一緒に文を考えてあげましょう。書き始めのころは自分で文を考えるのは難しいですが、だんだんと慣れていきますよ。算数:計算練習百マス計算にゲーム性をもたせて算数で身につけておきたいのは計算力です。学校で習っていなくても、簡単なたし算、引き算ならできるという子は多いと思います。計算は速くできたほうが、算数が楽しくなります。市販のドリルやダウンロードできるワークシートを使うのもよいと思います。ただひたすら計算するのはちょっと…という子は百マス計算の簡単なものを使ってタイムを計測してゲーム性をもたせるのも手です。手元に算数セットがあるのであれば計算カードも使ってみてください。意外と答えの数字を書くのに手間取ってしまい、それがもとで計算がイヤになってしまうこともありますので、口頭で答えを言っていくだけでもいいと思います。繰り上がりのない足し算、繰り下がりのない引き算なら授業で習っていなくてもできる子が多いと思います。全部やるのが大変だったら、最初はカードの数を減らしたり、簡単なものだけ集めたりして、楽しんでやってみましょう。わが家ではタイムを計測したり、今日は何周やった!なんて言いながら取り組んでいます。生活科:植物の観察とお手伝い植物観察でたくさんの発見をみつけよう以前の記事()でも紹介しましたが、種をまいて、芽が出てきたり、葉っぱが増えてきたりしたら観察をしてみましょう。葉っぱの数はどうかな?大きさは?形は?植物によってそれぞれ違うので見比べてみるのも楽しいです。最初に出てくる葉と次に出てくる葉の形も違います。たくさんの発見をみつかるはずですよ。食事の配膳、雑巾絞りの練習生活科の単元の中にはお手伝いもでてきます。時間のある今、できることは積極的にやってもらえるといいですね。給食当番での食事の配膳や、掃除の時間の雑巾絞りなどは家庭での経験の差がかなり出てくるものです。家の仕事にはどんなものがあるかを一緒に考え、できそうなものを一緒に探してみてください。夏休みの先取り:自由課題夏休みが短くなるかも!?今から準備するのも◎次に、わが家では夏休みの先取りを考えています。夏休みの宿題でよく出されるのが自由課題です。自由研究と言っている学校もあると思います。自由課題ってなにをすればいいの?とよく聞かれますが、低学年のうちは工作・絵画などをやってくる子が多いです。いろいろな材料を準備して、自由に工作をしてみる、日曜大工が趣味のおうちの方がいればパチンコや箱を作ってみる、紙粘土で人形を作る、ビーズでマスコットを作ったり、アイロンビーズでままごとセットを作ったり、フェルトでカバンを作ったりなど手芸もいいですね。作った料理の写真を集めてレシピブックを作ったり、好きな恐竜の絵を描いて手作りの図鑑を作ったりするのも立派な研究です。夏休みが短くなりそうなので、今のうちにいろいろ取り組んでみるのもいいかなと思います。いろいろ挙げてきましたが、1年生は長時間集中するのはまだ難しく、最初のうちは15分続けばよいと言われています。一つの取り組みに関してそんなに長い時間をかけなくて大丈夫です。これからしばらく続きそうな休校期間。子どもたちそれぞれが、好きなこと・夢中になれることをいろいろ見つけられる時間にできればなと思っています。わが家の日々の学習カード。毎日全部はできていませんが、少しずつ取り組んでいます!<文・写真:ライターHIDE>
2020年05月10日学童1日目はあいにくの雨Upload By taeko4月1日、小学校の入学式はまだですがこの日から学童がスタートしました。同じ保育園のお友達が3人いるけれど、あとは初めてのお友達や職員さんばかり。昨年末に1回見学に行っていましたが、やっぱり不安でした。朝から冷たい雨。今まで傘を持つのを嫌がって、持っても手に力が入っていなくてグラグラするので、ずっとカッパを着せていましたが、試しに傘を持たせてみたら...しっかり持てました!あきらめていたことができてびっくり。Upload By taeko学童は、小学校の中の一室にあります。学童に到着すると、すでに畳に置かれた机で子どもたちが遊んでいて、すぐにミミも加わりました。自治体の就学支援シートを活用Upload By taeko学童の面談の時に、ミミがASDであることを職員さんに伝えていました。たくさんの子どもがいるので、埋れてしまわないように何度も伝えていこうと思っています。ミミは就学準備として、自治体が役所や幼稚園・保育園・療育機関などで配布している「就学支援シート」を作成しました。「就学支援シート」には、得意なこと、好きなこと、苦手なこと、配慮してほしいことなどを記入します。保護者記入欄だけでなく、「就学前機関記入欄」があるので、ミミの保育園や療育での成長の様子をそれぞれの担任の先生に書いてもらいました。先生方が枠からあふれるほど詳しく丁寧に書いてくれて感動...!ミミの小学校には特別支援学級とミミが利用する特別支援教室があり、この学童はすべての生徒が利用することができます。基本的にはどの子どもにも同じ様に接し、配慮が必要な際は職員さんが協力し合って対応してくれるそうです。私は「就学支援シート」と診断書のコピーを小学校の担任の先生だけでなく、学童の職員さんにもお渡しして読んでもらい、ミミへの配慮をお願いしました。Upload By taeko学童に持って行く物はけっこう多いです!小学校の授業がお休みの時はお弁当も必要です。偏食のミミのお弁当はいつも同じ内容だから、私はラクかも。嬉しい関わりと勉強も...充実した1日Upload By taekoトイレの場所を確認しようと職員さんに聞いたら、近くにいた年上の子が聞いていて、ミミを案内してくれました。こういう関わりってありがたい!安心して私は仕事へ行くことができました。Upload By taeko仕事を終えて迎えに行くと、ミミは体育館で伸び伸びと遊んでいて、私を見つけるとニコニコ顔で走ってきました。楽しんでいたみたいで良かった!学童では勉強をする時間もあり、ドリルが数ページできていてびっくり。ミミ、初日からバッチリだね。
2020年04月24日新型コロナウイルス感染症の広がりで休校となり、家にいる時間がとても長い毎日ですね。わが家も3人の子どもたちと自宅で過ごす時間が多くなりました。休校で授業がない中、心配になるのが学力。国語や算数はワークを買ってきたり、プリントを印刷したりして取り組めても、小学校1年生のもう一つの主教科である「生活科」は、何をしたらいいかわからない人もいるのではないでしょうか。今回は、元小学校1年生担任の立場から、自宅でもできる生活科の取り組みを紹介したいと思います。生活科ってなにをするの?生活科では自分の身の回りの自然、社会、人々について活動や体験を通して学んでいきます。外に出かけて花や木、生き物を観察して季節を感じる。学校や町を探検して設備や道具を見つけたり、働いている人に会って役割を知ったりする。デイサービスに出かけて行き、高齢の方と交流したり、幼稚園や保育園の子どもたちを招待して学校のことを紹介するなど。また、お手伝いを通して家庭の役割を知ったり、自分の生い立ちを振り返ってみたり…。地域や学校によって活動内容はさまざまです。自宅でできる生活科…植物の栽培家にいてもできることとしておすすめなのが、植物の栽培です。このまま休校が延びて、植えるタイミングがなくなったり、授業がカットされたりするのでは…との思いもあり、わが家でも取り組んでいます。広い庭がなくても、ベランダで十分育ちますよ!用意するものはホームセンターや100円ショップでそろいます。【用意するもの】・鉢やプランター(そんなに大きくなくて大丈夫)・園芸用の土・肥料・じょうろ(使用済みのペットボトルでもOK)・種・支柱(ツル性の植物を育てる場合)【おすすめの植物】・アサガオ(1年生が育ててもほとんど失敗がありません。)・フウセンカズラ(種が取れやすく、翌年も育てられます。)・マリーゴールド(強いので育てやすいです。)・オジギソウ(葉っぱがお辞儀をする様子がかわいい。)・ミニヒマワリ(普通のヒマワリだと背丈がとても大きくなりますので、家に庭がある場合はそちらでも。)上記にあげたものは春に種をまくと、夏ごろには花が咲きます。短期間でぐんぐん成長するので、様子を観察するのが楽しみになります。ミニトマトやナスなど食べられるものは?と思うかもしれませんが、こちらは種から育てるのは難しいです。1年生が初めに育てるものとしては、種をまいたら芽が出て、葉がつき、成長し、花が咲き、花の部分に実がなり、実から種が取れ、最初の形に戻るというサイクルを観察・体験できるものがよいと思います。まずは種をしっかりと観察してみよう準備ができたらさっそく種まきを…の前に、ぜひやってみたいのが種の観察です。できれば複数種類準備して、比べながら観察できると楽しめます。「生活科・ワークシート」などで検索すると、ワークシートがダウンロードできるホームページがたくさん出てきます。わが家では自作のこちらを使用しました。虫眼鏡の中に書くことで、大きく描く意識がもてます。形や色を一緒によく見ます。本物の虫眼鏡があると観察も楽しいですよ(使用するときには、虫眼鏡越しに太陽を見ないように注意してくださいね)。字が書ければ気づいたことを文章にしておくのもいいです。子どもたちの発想は驚くほど豊かです。否定したり、誘導したりせず、思ったままに書けるよう「そんなところに気づけたなんてすごい!」「本当だね。〇〇に似ているね」などと、共感する声掛けをすると楽しく取り組めると思います。どうしても書くことが思いつかないときは「色はどうかな?」「形は何に似ているかな?」などと聞いてみるのもよいでしょう。まだ文字が書けないときは代わりに書いてあげたり、うすく書いてなぞらせてあげるのもよいと思います。新1年生の長女がかいたワークシート。どんなかたちかな?大きさはどうかな?と声をかけながら取り組みました新年中、長男がかいたワークシート。ひらがなはまだ練習中なので、聞き取って書いたり、なぞってもらったりしましたいよいよ種まき!そのあとのお世話は子どもに任せて種を観察したら、さっそく種まきをしましょう。地域によりますが、気温が下がらなくなる4月下旬~ゴールデンウイーク頃がおすすめです。種のまき方は種が入っている袋に書いてありますので参考にして。あとはお世話をしますが、基本的には水やりさえしっかりやって日当たりのよいところに置いておけば育っていきます。植物を育てるには水と太陽の光が必要なことを話して、お世話を子どもに任せます。水やりのチェックシートを作ってもよいですね。土が乾いてから水をあげるのが理想ですが、それは難しいので毎日の日課にしてしまっても大丈夫です。芽が出た、葉が増えてきた、つぼみができた、花が咲いた…と変化があったときに記録を残しておくと、観察日記ができます。ミニヒマワリの種をまいたプランターアサガオの種をまいた鉢。アサガオは後で支柱を立てるので、鉢のほうが扱いやすいです自分の手で育てて大きくなっていく、というのは子どもたちにとって大きな喜びです。家にいる時間が多い今、ぜひ挑戦してみてください。<文・写真:ライターHIDE>
2020年04月21日