R Plays Company(代表:佐藤玲)主催、桐山知也が構成・演出を手掛ける『“名作に触れる”シリーズ 第一回「江戸川乱歩 短編集」』が2024年3月15日 (金) ~2024年3月17日 (日)にザムザ阿佐谷(東京都杉並区阿佐谷北2丁目12-21ラピュタビル B1F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて2月25日(日)19:00より発売開始です。カンフェティにて2月25日(日)19:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 江戸川乱歩の『お勢登場』『二癈人』『人間椅子』『指』と、全く違う世界観を持った珠玉の四作品を、舞台演出家・桐山知也氏が構成、演出を手掛ける“名作に触れる”第一回 『江戸川乱歩 短編集』が、3/15(金)~3/17(日)にザムザ阿佐谷にて朗読劇として上演が決定!江戸川乱歩の不思議な世界に豪華キャストが集結!全公演に出演するのは、主演映画『憶の居場所』や、NETFLIX リアリティショー『韓国ドラマな恋がしたい』など国内外問わず活躍中の山下リオ。QuizKnock から独立し個人チャンネルを開設ばかりで今後の動向が注目されている朗読劇初参加のこうちゃん。登録者数 30 万人を突破した大人気YouTube チャンネル「しゅくろーから夜ふかし」に参加、自らも脚本・監督・主演などの作品制作も手掛けるクリエイターでもあり、最近ではテレビ朝日「あざとくて何が悪いの?」でも注目を集めた和田崇太郎。日替わりゲストには、読売テレビ『帰ってきたらいっぱいして』が放送中、6月には小川絵梨子演出『デカローグ』9&10 が控えるなどはっぱりだこの宮崎秋人(15日)。特撮ドラマ『ウルトラマンオーブ』でのジャグラスジャグラーの怪演で脚光を浴び、現在放送中の BS 松竹東急ドラマ『アイドル失格』や数々の舞台に出演数など実力派の青柳尊哉(15日)。昨年は、ライブ・スペクタル「NARUTO-ナルト-」~忍びの生きる道~や、舞台『セトウツミ』など演劇を中心に確かな演技力で観る人の印象に残る納谷健(16日)。昨年『東京リベンジャーズ』- 聖夜決戦編で佐野エマ役で注目を浴びるなど、ファンクラブのでの活動も行っている元フェアリーズの伊藤萌々香(16日)。『苦闘のラブリーロバー』や『スターライドオーダー』など昨年だけでも7本もの舞台作品に参加するなど、自身のファンクラブでも多くのイベントを発表している高士幸也(17日)。そして、AKB48の元メンバーであり、現在では女優業のみならず小説『おかえり、めだか荘』を発表するなどマルチな才能を発信し続ける北原里英(17日)が参加する。企画・プロデュースは俳優でもある佐藤玲が手掛け、本作が佐藤にとって2本目の舞台制作となる。公演概要“名作に触れる”第一回『江戸川乱歩 短編集』公演期間:2024年3月15日 (金) ~2024年3月17日 (日)会場:ザムザ阿佐谷(東京都杉並区阿佐谷北2丁目12-21 ラピュタビル B1F)【公演内容】数多くの名作を送り出した稀代のミステリー作家、江戸川乱歩。俳優たちによる朗読に誘われて知る人ぞ知る珠玉の名作、その不思議な世界へ 足を踏み入れてみませんか?■公演スケジュール全6ステージ3/15(金) 14:00、19:003/16(土) 13:30、19:003/17(日) 13:30、18:00※開場は、開演の30分前です。上演時間は約120分前後の予定。■出演者【全公演】山下リオ、こうちゃん、和田崇太郎【15 日】宮崎秋人・青柳尊哉、【16 日】納谷健・伊藤萌々花、【17 日】北原里英・高士幸也■スタッフ演出:桐山和也舞台監督:藤本貴行(RESON)照明:堀井香里(Lighting Office altiplano)音響:宮崎裕之(predawn)、渡辺望(飛行天幕)制作:堀萌々子(劇団5454)■チケット料金2/25(日)19:00 発売【前売り】6,800 円 【当日券】7,300 円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月21日2月27日(火) から3月3日(日)にかけて東京・銀座 博品館劇場で上演される『江戸川乱歩 名作朗読劇「怪人二十面相-暗黒星-」』の全キャストが発表された。日本の近代的な推理小説の礎を築いた江戸川乱歩の『怪人二十面相』を、第一線で活躍中の声優たちが回替わりで出演する本作。演出は、映画監督、舞台演出家として活躍する深作健太。朗読劇ながら、ただ戯曲を読むだけではなく、作品を立体的に浮かび上がらせるような演出で、声だけにはとどまらない声優の表現力を最大限に引き出す。チケット料金、発売日の詳細は、後日発表される。<公演情報>『江戸川乱歩 名作朗読劇「怪人二十面相-暗黒星-」』原作:江戸川乱歩構成・演出:深作健太【公演日時】2月27日(火) 19:00 開演出演:重松千晴山口智広山中真尋土屋李央2月28日(水) 19:00 開演出演:吉野裕行畠中祐汐谷文康逢田梨香子2月29日(木) 19:00 開演出演:浪川大輔神尾晋一郎濱健人法元明菜3月1日(金) 19:00 開演出演:高橋広樹井上和彦高塚智人夏川椎菜3月2日(土) 13:00 開演出演:中島ヨシキ石谷春貴増元拓也佐藤日向3月2日(土) 19:00 開演出演:駒田航石谷春貴増元拓也降幡愛3月3日(日) 12:30 開演出演:堀江瞬市川蒼狩野翔直田姫奈3月3日(日) 18:00 開演出演:堀江瞬市川蒼永塚拓馬千本木彩花会場:銀座 博品館劇場【チケット料金】全席指定:7,800円(税込)※チケット料金、発売日につきましては、後日公式サイトにてご案内いたします。公式サイト:
2024年01月15日中島健人主演映画『おまえの罪を自白しろ』が、3月20日(水)にBlu-ray&DVD、そしてデジタル配信としてもリリースされる。本作は、江戸川乱歩賞ほか数々の賞を受賞している社会派ミステリーのヒットメーカー、真保裕一の同名小説を、議員秘書・宇田晄司役を中島さん、その父で国会議員・宇田清治郎役を堤真一が演じるほか、池田エライザ、山崎育三郎らを迎えて映画化。今回のリリースでは、数量限定生産・2枚組の特別版Blu-rayには、各種特典が満載。メイキングやイベント映像集などが約101分収録されているほか、音声特典として、劇場公開時の特別上映でも話題となった、中島さんと監督・水田伸生によるオーディオコメンタリーを搭載。中島さんと堤さんのコメント映像も到着し、中島さんは「何度でも、そして細部までお楽しみください!」とメッセージを寄せている。▼『おまえの罪を自白しろ』Blu-ray・DVD商品概要●特別版Blu-ray:数量限定生産・2枚組(本編BD+特典DVD)価格:7,370円(税込)品番:SHBR-0726●通常版DVD価格:4,620円(税込)品番:DASH-0130発売日:2024年3月20日(水)※同日レンタル開始発売・販売元:松竹(シネマカフェ編集部)■関連作品:おまえの罪を自白しろ 2023年10月20日より公開(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会
2024年01月14日2024年に開場25周年を迎える博多座。「二月花形歌舞伎」では、松本幸四郎と市川染五郎が博多座初の親子共演。演目は、江戸川乱歩の「人間豹」を原作にした『江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)』と、歌舞伎初上演となるユーモラスな舞踊劇『鵜の殿様』(うのとのさま)。父子ともに「思い入れが強い」という『江戸宵闇妖鉤爪』の見どころ、注目の親子共演について幸四郎が語った。混沌とした幕末の江戸を舞台に、“人間豹”と呼ばれる半人半獣の殺人鬼・恩田と、明智小五郎の対決を描く『江戸宵闇妖鉤爪』。幸四郎の発案から10年、父・松本白鸚が演出を手掛け、2008年に初演された本作は、妖しくも耽美な世界観で<乱歩歌舞伎>と呼ばれ好評を博し、今回の博多座で3回目の上演。「インテリでモダンな新作歌舞伎を…とたどり着いたのがこの原作。勧善懲悪、絢爛豪華な歌舞伎とはまた違った世界観が特徴です」。白鸚のスケッチから生まれたという人間豹の衣裳や、モノトーンの隈取、小道具、音楽、早替り、フライングなど、大仕掛けから細部にまでこだわった演出が見もの。かつて白鸚が演じた明智小五郎を幸四郎が、幸四郎が演じた人間豹(恩田)と色男・神谷の2役を染五郎が演じる、時代を超えた親子共演も大きな見どころの1つだ。「人間豹は、染五郎が幼いころから憧れていた役。博多座初お目見えで演じられるのは染五郎にも意義深い」と語り、当時使っていた自分のかつらが、染五郎にもぴったりだったというエピソードを披露し、作品との巡り合わせを感じさせた。また舞踊劇の『鵜の殿様』は、幸四郎が日本舞踊の公演で知り、ぜひ歌舞伎で上演したいと思った作品。太郎冠者を幸四郎、大名を染五郎が演じるところも注目だ。「これだけ大名が踊る舞踊は珍しい。<乱歩歌舞伎>とはまた違った親子共演をお楽しみいただきたい」と笑顔を見せる。「母の故郷・博多は、自分にとっても第二の故郷」と語る幸四郎。特別な舞台・博多座で果たす息子・染五郎との共演への意気込みは充分だ。「博多座は客席から見えない部分も広く、劇場としてのポテンシャルも大きい。かつての作品を大切にしつつ、フライングなどあっと驚く仕掛けで博多座でしかできない新しい舞台をお見せしたい」。 “博多座ならでは”のダイナミックな<乱歩歌舞伎>に注目したい。公演は2024年2月3日(土)~18日(日)、博多座にて。チケットは12月9日(土)より一般発売開始。
2023年12月08日株式会社はたけのみかた(所在地:滋賀県湖南市)が製造・販売するベビーフード「manma(マンマ) 四季の離乳食」を、東京都江戸川区独自の保育制度である「保育ママ事業」の給食に採用いただきました。生後9ヶ月以降のお子さま最大200名ほど(見込み)に区から無償で提供され、今まで利用者の持参だった「昼食」の負担を削減し、より利便性の高い保育の現場づくりに貢献いたします。保育ママ宅での給食風景◆採用の経緯保育ママ事業は、江戸川区役所が認定した「保育ママ」が、少人数の乳児を家庭的な環境で保育する制度です。より細部まで目の届きやすい環境で子どもたちを保育できると好評の制度ですが、これまで昼食については利用者の持参となっていました。常温で長期間の保存ができ、急な休みがあっても無駄が生じないベビーフードは、体調を崩しやすい乳幼児期の昼食としては利便性が高いものですが、「給食」として採用された例は多くありません。そのような中、契約農家から仕入れた野菜を丁寧に下処理し独自のレシピで仕上げた、優しい味わいの離乳食で赤ちゃんと食事の楽しみを共有するというmanmaシリーズの特徴を評価いただき、このたびの採用が決定しました。「素材の味をそのまま感じられる、温かみのある美味しさ」「常温で長期間保存可能で、急な休みがあっても無駄が生じない」「専用の調理場所・スタッフが必要ない」「毎日宅配で届ける必要がない」「赤ちゃんの離乳食の進み具合に応じた月齢別のラインナップを展開」「アレルギー特定原材料8品目不使用」「商品を通じ、地域の農業の持続に貢献」といった特徴の数々が、評価のポイントです。給食では「とまとの鯛おじや」「かぼちゃの鶏そぼろおじや」「さつまいものおじや」など、季節に応じたラインナップを提供予定です。株式会社はたけのみかたは、乳幼児を育てる保護者の困りごとに寄り添い、育児の負担を軽くし、楽しみを一層大きくできるような取り組みを、今後も続けてまいります。manma 四季の離乳食◆保育ママ事業とは昭和44年に江戸川区独自の制度としてスタートした、区の認定を受けた保育ママの自宅で、乳児を預かる制度です。1~2名というごく少人数の赤ちゃんを家庭的な環境で保育するのが特徴で、利用者の満足度が高く、リピーターも多い傾向にあります。◆manma四季の離乳食について滋賀県産の「旬」の野菜を使用したベビーフード。素材の味が「そのまんま」感じられる素材の味を活かした優しい風味が特徴で、すべての商品を自社工場で生産しています。「環境に配慮した農業を営む小規模生産者の有力な販路となる」、「規格外の野菜が生じても、食用に適したものであれば統一価格で取引する」など、ビジネスを通した地元農業への還元もミッションとしています。manma四季の離乳食は、はたけのみかたオンラインストア、または各地の取扱店にてご購入いただけます。希望小売価格490円(税込)から。◆会社概要会社名 : 株式会社はたけのみかた代表取締役 : 河村 幸奈(旧姓:武村)所在地 : 滋賀県湖南市三雲407-2設立 : 2014年11月事業内容 : ベビーフードの製造・販売、滋賀県の農業従事者支援URL : 電話 : 0748-76-4789お問い合わせ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月13日インペリアル・エンタープライズ株式会社(所在地:東京都荒川区、代表取締役社長:原 良郎)は、「名探偵コナン ウオッチ」2種(江戸川コナン/怪盗キッド)を販売開始いたしました。『名探偵コナン』より、コナンとキッドをイメージしたスタイリッシュな腕時計が登場しました。爽やかなブルーフェイスの「江戸川コナンモデル」は、犯人追跡メガネと蝶ネクタイ型変声機がモチーフ。クールなシルバーフェイスの「怪盗キッドモデル」は、さりげなく忍ばせたモノクルのインダイヤルと“1412”のナンバーがポイント。ストップウオッチ機能を搭載したクロノグラフモデルで、裏蓋には『DETECTIVE CONAN』のロゴと、コナンとキッドそれぞれのイラストが刻印されています。専用の特製ボックス入り。ボックスの天面には、コナンとキッドそれぞれのシルエットの箔押しが施されています。2023年8月16日(水)より、各種オンラインショップにて販売開始いたしました。【江戸川コナン】コナンのジャケットをイメージしたブルーの文字盤が印象的なクロノグラフ。3つのインダイヤルは、犯人追跡メガネや蝶ネクタイ型変声機をモチーフにデザインされています。赤いクロノグラフ秒針には、鍵穴のモチーフが。クロノグラフ機構や24時間針、カレンダー機能を搭載。裏蓋には、カッコよくポーズを決めたコナンの姿と『DETECTIVE CONAN』のロゴを刻印。江戸川コナンモデルは、コナンのシルエットの箔押しが施されたブルーの特製ボックスに収めてお届け。【怪盗キッド】怪盗キッドのモチーフであるモノクルと四つ葉のクローバーをインダイヤルにさりげなく忍ばせたクールなデザイン。シルバーの文字盤には、“1412”のナンバーが刻印されています。クロノグラフ機構や24時間針、カレンダー機能を搭載。裏蓋には、シルクハットで決めた怪盗キッドの姿と『DETECTIVE CONAN』のロゴを刻印。怪盗キッドモデルは、キッドのシルエットの箔押しが施されたホワイトの特製ボックスに収めてお届け。■商品情報商品名:名探偵コナン ウオッチ種類 :全2種(江戸川コナン/怪盗キッド)価格 :各24,800円(税込27,280円)発売日:2023年8月16日(水)発売元:インペリアル・エンタープライズ株式会社主な取扱店:I・E・Iオンラインショップ Yahoo!店 少年サンデープレミアムSHOP アニメイト通販 タイムタイム オンラインストア (c)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996■商品仕様材質 :ケース・裏蓋・バンド=ステンレススチール 風防=クリスタルガラスケースサイズ(約):縦43.5×横36.5×厚さ10.5mm腕周りの長さ(約):14.2~18cmムーブメント:日本製クオーツ(月差±20秒以内)防水性能:5気圧防水保証 :1年間品質保証生産国:中国■会社概要会社名:インペリアル・エンタープライズ株式会社所在地:東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル代表者:代表取締役社長 原 良郎設 立:昭和57年(1982年)9月1日資本金:100,000千円URL: 事業内容:通信販売■お問い合わせ先<商品内容等> フリーダイヤル:0120-989-808(9:30~17:00/土日祝休)※本リリースに記載しております内容は、発表日現在の内容となります。予告なしに内容が変更される場合もございますので、予めご了承ください。※製品の仕様は、改良のため一部予告なく変更される場合がございます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月16日「魔法の文学館」が、東京都江戸川区の「なぎさ公園」内に、2023年11月3日(金・祝)に開館する。10月3日(火)より、日時指定の事前予約を受け付ける。『魔女の宅急便』作者・角野栄子の世界観を表現「魔法の文学館」角野栄子は、『魔女の宅急便』の作者として知られる児童文学作家。3歳から23歳まで江戸川区北小岩で過ごし、1970年に作家デビューを果たす。代表作『魔女の宅急便』は、1989年にスタジオジブリ作品としてアニメーション映画化され、大きな話題となった。2018年には児童文学の「小さなノーベル賞」と言われる国際アンデルセン賞作家賞を受賞した。「魔法の文学館」は、そんな角野栄子の想像力溢れる夢いっぱいな物語の世界観を表現する施設。同時に、児童文学の素晴らしさを発信することを目指している。また建物の建築は、日本を代表する建築家・隈研吾が担当。白を基調にした洗練された外装が特徴だ。「いちご色」の空間に並ぶ約10,000冊の児童書建物の内部は、『魔女の宅急便』の舞台となった「コリコの町」をイメージしたポップな「いちご色」で彩られているのがポイント。たとえば1階エリアには、小さな“おうち”が集まったかのような本棚、ソファなど、いちご色に彩られた空間が広がる。このエリアに足を踏み入れると、角野の代表作のキャラクターたちが登場するプロジェクションマッピングが壁一面に映し出される様子も見ることができる。1階「黒猫シアター」1階の細長い廊下を進んだ先には、隠れ家のような「黒猫シアター」が出現。4面スクリーンにより、『おばけのアッチ』や『リンゴちゃん』など、人気キャラクターが登場するインタラクティブなプログラムを体験可能だ。2階「ライブラリー」1階の「コリコの町」と同様に、いちご色の本棚が並ぶ2階「ライブラリー」には、角野の著作はもちろんのこと、魔法の文学館の館長でもある角野がセレクトした“とびっきりワクワクする”、“思わず手を伸ばしたくなるような”世界の児童書や絵本約10,000冊が勢揃い。訪れた子どもたちが自由に本を選び、手に取り本に親しみ、さらには夢の膨らむ想像力を育むことができる。2階「栄子さんのアトリエ」角野の仕事場を模したコーナーも設置。ここでは、デスクに置かれた直筆原稿や絵具などの文房具、さらには棚に並んだ愛読書や旅先で集めた美しい小物を鑑賞できる。2階「ギャラリー」では企画展を開催また、“魔女の家”をテーマとした内装の2階のギャラリーでは、角野や児童文学にまつわる企画展を半年ごとに開催する。オープンに合わせて開催される第1回となる企画展は、「魔女まじょ展」。角野が世界各地から集めた“魔法人形”コレクションを紹介する。“いちご色”グッズなどを販売するショップやカフェ館内には、ショップやカフェもオープン。ショップでは、 “いちご色”のオリジナルグッズや角野作品のキャラクターグッズ、角野が愛用するアトリエコートやセレクト雑貨など、ここでしか手に入らないオリジナルグッズなどを販売する。さらに、3階にオープンする「カフェ・キキ」では、角野作品に登場するスペシャルメニューなど、多数のスイーツ・フードメニューを用意。旧江戸川を一望できる、見晴らしの良い空間にて、角野作品の世界観に浸ることができる。施設概要「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)オープン日:2023年11月3日(金・祝)所在地:東京都江戸川区南葛西7-3-1 なぎさ公園内開館時間:9:30~17:30(最終入館 16:30)休館日:火曜日、年末年始(12月29日~1月3日)入館料:一般(15歳以上) 700円(500円)、子ども(4歳~中学生) 300円(200円)※( )内は江戸川区在住・在勤・在学者割引料金。入館時に証明できるものを提示すること。※3歳以下は無料。高齢者割引なし。※20名以上の団体は2割引き。来館希望日の3ヶ月前までに要申し込み。<入館方法>チケット抽選申込予約開始日:2023年10月3日(火)10:00予約受付:・入館日時をインターネット予約にて受付。・予約方法は抽選式と先着順を組み合わせ。・抽選式は2週間後から2ヵ月先まで申し込みが可能。・先着順受付期間は直近の2週間前。・当日窓口にて予約画面を提示の上、入館料を支払い。当日受付:・予約状況に余裕がある場合は、館の窓口にて予約なしで受け付け。・受付状況は公式サイトの「当日受付状況」で確認可能。
2023年08月07日ライト・イア合同会社は独自に開発し現在好評販売中のピロースピーカーを、江戸川区が主催する「快適睡眠フェア2023」で展示試聴いただける機会を設けます。ピロースピーカー当社のピロースピーカーは布団の上に置き枕を乗せて使いますが、当日はリクライニングチェアの背もたれに掛けるヘッドレスト型の試作を使用し椅子に座り背もたれを倒した状態で試聴いただけます。音源はバイノーラル音源またはそれに近いものをお勧めしていますが、当日は今回新たに用意するオリジナルのバイノーラル音源を試聴いただけます。ピロースピーカーを試聴できる貴重な機会となりますのでこの機会を是非ご利用ください。試聴用のヘッドレスト型試作■ピロースピーカーの概要全面ダイレクトドライブ(WSDD)型平面振動板スピーカードライバー DR-7070-2を搭載し、スマートホンやタブレット、Bluetooth レシーバー、PC、ラジカセなどイヤホン端子を装備した機器に接続して使います。有線イヤホンと同じパッシブタイプで電源は不要です。製品の詳細は当社ホームページをご覧ください。 ■快適睡眠フェア2023 概要展示会名: 快適睡眠フェア2023開催日 : 令和5年3月17日(金曜日)・18日(土曜日)午前10時から午後4時会場 : タワーホール船堀 東京都江戸川区船堀4-1-1主催 : 東京都江戸川区入場料 : 無料URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月08日江戸川乱歩 名作朗読劇『孤島の鬼』が、1月24日(火)に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて開幕した。同タイトルの長編小説をベースに、原作では登場しない乱歩作品の探偵・明智小五郎や小林(芳雄)少年が“狂言回し”として劇世界を支える。恋人と友人を立て続けに殺された主人公・箕浦金之助の回想シーンが多くを占める本作の中で異彩を放つのは、金之助に想いを寄せる先輩・諸戸道雄の存在感だ。構成・演出は、声優による朗読劇シリーズを数多く手がけてきた深作健太が続投している。取材日だった初日のキャスティングは、山口智広・神尾晋一郎・井上和彦・青山なぎさの組み合わせ。山口・神尾・青山は白を、井上は黒を基調とする衣装に身を包み、マイクの前に立つ。その背後にはドライフラワーを思わせる植物を束ねた異形の美術が控え、おどろおどろしく得体の知れない乱歩独特の世界観を立ち上げていた。客入れ時から時計の秒針が鳴り響くなど物語の始まりを予感させる演出のもと、4人はゆっくり台本を開く──。殺人事件の真相に迫り死者に報いようとする<箕浦>を演じたのは、山口。たどり着いた孤島で出会った“片輪”の少女<秀代>との邂逅や、タイトルロールである<孤島の鬼>や<諸戸>に翻弄される様子を瑞々しく体現する。神尾は、事件のキーパーソンとも言える<諸戸>のあらゆる葛藤を知的に造形。苦悶の中における妖しい囁きやうめき声にうっとりした観客も多かったのではなかろうか。紅一点の青山は、箕浦の恋人<初代>と<秀代>、そして<小林少年>役など演じた。声色や口調を自在に使い分け、あらゆる役回りを器用にこなして劇世界に貢献する。<明智>と箕浦の友人で殺人鬼の餌食になってしまう<深山木>に扮した井上は、本作の屋台骨ともいえる安定した朗読で作品を支えていた。声のみ出演だった銀河万丈による<諸戸丈五郎>の雄弁さも特筆しておきたい。上演時間は100分強(休憩なし)。公演は1月29日(日)まで。回替わりキャストスケジュールは以下の通り。1月26日(木)19:00=夏川椎菜、松田岳、笠間淳、牧野由依1月27日(金)19:00=重松千晴、汐谷文康、宮地大介、逢田梨香子1月28日(土)13:00=岡本信彦、堀江瞬、鳥海浩輔、久保田未夢1月28日(土)19:00=岡本信彦、佐藤拓也、畠中祐、久保田未夢1月29日(日)12:30=土田玲央、中澤まさとも、高橋広樹、青山吉能1月29日(日)18:00=市川蒼、葉山翔太、山中真尋、逢田梨香子取材・文:岡山朋代
2023年01月26日ランニング初心者も上級者もみんなで楽しもう!2023年1月28日、UP RUN実行委員会が主催するイベント『第48回UPRUN市川江戸川河川敷マラソン大会』が市川江戸川河川敷緑地周辺で開催されます。コースは市川江戸川河川敷緑地周辺から江戸川大橋まで(片道2.5km)を予定。ランナーに人気のフラットで走りやすいコースとなっているため、ランニング初心者にもオススメです。ハーフや5kmなど4種目を用意『第48回UPRUN市川江戸川河川敷マラソン大会』では、「ハーフ男女中学以上(200名)」「10km 男女中学以上(100名)」「5km 誰でも可(100名)」「5km親子3歳から小学生のお子様と保護者(50名)」の4種目を用意しています。参加料はハーフが4,000円、10kmが3,500円、5kmが3,000円、5km親子が3,500円(一組)です。10kmと5kmにはお得なペア割もあります。当日は8:30から受付がスタート。各種目、スタートの30分前までに受付を済ませる必要があります。各種目の開始時間はハーフマラソンの部が9:30、10km、5km、5km親子の部が10:00からとなっています。チケットは、Peatixにて1月27日17:00まで販売しています。(画像はUP RUNより)【参考】※Peatix※UP RUN
2023年01月12日ノサカラボ主催、『名探偵の継承』~乱歩とポー~朗読劇「黒蜥蜴」が2023年1月18日 (水) ~2023年1月22日 (日)にMixalive TOKYO Theater Mixa(東京都豊島区東池袋1-14-3Mixalive TOKYO 6F)にて上演されます。この度、Confetti Streaming Theaterにて全公演のライブ配信が決定しました。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて1月9日(月)10:00より配信チケット発売開始です。カンフェティにて1月9日(月)10:00より配信チケット発売開始 公式ホームページ Twitter(@nosakalabo) 日本ミステリーの育ての親・推理小説家江戸川乱歩の「黒蜥蜴」を、今をときめく実力派の豪華声優陣によるシャッフルキャストで上演。この度、全公演のライブ配信が決定しました。日本の推理小説の草分け的存在である作家・江戸川乱歩。そして彼の推理小説の代表的、そして日本三大探偵にも数えられる名探偵「明智小五郎」。本公演では、その「明智もの」の中でも三島由紀夫の戯曲としても有名な小説「黒蜥蜴」を朗読劇としてお届けします。ノサカラボ「ノサカラボ」は、人気演出家・野坂実を中心に2021年より始動した、世界中にある名作ミステリーを舞台化・上演していく長期プロジェクトです。世界には数え切れないほどのミステリー作品が生まれ、人々に愛され続けています。例えば、世界でもっとも有名な探偵『シャーロック・ホームズ』シリーズは、60篇もの長短編があります。その他にも、明智小五郎・ポアロ・金田一耕助などの探偵シリーズをはじめ、あげればキリがありません。わたしたち「ノサカラボ」は、数多あるミステリー作品の中でも、人々を長く魅了し続ける名作ミステリーをひとつずつ丁寧に舞台化し上演していきます。さまざまな事件あるいは謎を解決していく伏線やトリック。読みはじめると止まらないワクワクドキドキ。そして、読書とはまたひと味違うミステリー体験を、皆様にお届けいたします。公演概要ノサカラボ『名探偵の継承』~乱歩とポー~朗読劇「黒蜥蜴」公演期間:2023年1月18日 (水) ~2023年1月22日 (日)会場:Mixalive TOKYO Theater Mixa(東京都豊島区東池袋1-14-3Mixalive TOKYO 6F)配信:Confetti Streaming Theater原作:江戸川乱歩脚本:穴吹一朗構成/演出:野坂実◇1月18日(水) 18:00公演黒蜥蜴:福圓美里 / 早苗:明坂聡美明智小五郎:野島健児 / 雨宮潤一:梶原岳人◆1月19日(木) 18:00公演黒蜥蜴:桑島法子 / 早苗:明坂聡美明智小五郎:佐藤拓也 / 雨宮潤一:今井文也◇1月20日(金) 13:00公演黒蜥蜴:名塚佳織 / 早苗:能登麻美子明智小五郎:吉野裕行 / 雨宮潤一:今井文也◆1月20日(金) 18:00公演黒蜥蜴:能登麻美子 / 早苗:大原さやか明智小五郎:吉野裕行 / 雨宮潤一:今井文也◇1月21日(土) 13:00公演黒蜥蜴:大原さやか / 早苗:佐藤利奈明智小五郎:関智一 / 雨宮潤一:安元洋貴◆1月21日(土) 18:00公演黒蜥蜴:佐藤利奈 / 早苗:明坂聡美明智小五郎:安元洋貴 / 雨宮潤一:関智一◇1月22日(日) 12:00公演黒蜥蜴:釘宮理恵 / 早苗:福圓美里明智小五郎:竹内栄治 / 雨宮潤一:関智一◆1月22日(日) 17:00公演黒蜥蜴:茅野愛衣 / 早苗:名塚佳織明智小五郎:関智一 / 雨宮潤一:竹内栄治■チケット料金前売:7,000円当日:7,500円(全席指定・税込)ライブ配信視聴券:3,800円(税込)※ライブ配信 + 1週間のアーカイブあり 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月07日「江戸川乱歩名作朗読劇『孤島の鬼』」が2023年1月24日(火)から29日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで開催される。江戸川乱歩のミステリー小説『孤島の鬼』を人気声優が朗読『孤島の鬼』は、日本の近代的な推理小説の礎を築いた江戸川乱歩が手掛けたミステリー小説。今回は、山口智広、神尾晋一郎、井上和彦、青山なぎさなど、第一線で活躍中の声優が回替わりで出演し、声だけにはとどまらない声優の表現力を最大限に生かした朗読劇を届ける。演出に深作健太演出は、映画監督・舞台演出家として活躍する深作健太が担当。「江戸川乱歩名作朗読劇『孤島の鬼』」では、朗読劇ながら、ただ戯曲を読むだけではなく、作品を立体的に浮かび上がらせるような演出を行う。【詳細】「江戸川乱歩名作朗読劇『孤島の鬼』」原作:江戸川乱歩構成・演出:深作健太出演:山口智広、神尾晋一郎、井上和彦、青山なぎさ、吉野裕行、中島ヨシキ、増元拓也、吉武千颯、夏川椎菜、松田岳、笠間淳、牧野由依、重松千晴、汐谷文康、宮地大介、逢田梨香子、岡本信彦、堀江瞬、鳥海浩輔、久保田未夢、佐藤拓也、畠中祐、土田玲央、中澤まさとも、高橋広樹、青山吉能、市川蒼、葉山翔太、山中真尋■公演情報上演期間:2023年1月24日(火)~29日(日)場所:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA住所:東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目24−2 タカシマヤタイムズスクエア南館7F公演日時:2023年1月24日(火) 19:00開演 出演:山口智広 神尾晋一郎 井上和彦 青山なぎさ2023年1月25日(水) 19:00開演 出演:吉野裕行 中島ヨシキ 増元拓也 吉武千颯2023年1月26日(木) 19:00開演 出演:夏川椎菜 松田岳 笠間淳 牧野由依2023年1月27日(金) 19:00開演 出演:重松千晴 汐谷文康 宮地大介 逢田梨香子2023年1月28日(土) 13:00開演 出演:岡本信彦 堀江瞬 鳥海浩輔 久保田未夢2023年1月28日(土) 19:00開演 出演:岡本信彦 佐藤拓也 畠中祐 久保田未夢2023年1月29日(日) 12:30開演 出演:土田玲央 中澤まさとも 高橋広樹 青山吉能2023年1月29日(日) 18:00開演 出演:市川蒼 葉山翔太 山中真尋 逢田梨香子※チケット料金、発売日については、後日公式サイトにて告知。
2022年12月04日知られざる江戸川乱歩の誕生秘話を描くドラマ「探偵ロマンス」の制作開始が発表された。20世紀初頭、帝都。世界大戦による好景気は終焉し、超格差社会となり、街にはスラムがあふれ、スペイン風邪がまん延し、犯罪や強盗がはびこり、人びとはヒーローの誕生を待ち望んでいた。のちに江戸川乱歩となる平井太郎は、海外の推理小説家に憧れながらも、まだ何者でも無く、安い賃金の仕事を転々としながら、友人・初之助と、その日の飯にありつくのがやっとの貧乏生活を送っていた。全く相手にされない太郎の小説に、いつも感想を送ってくれる文通相手の村山隆子からの手紙が、唯一の心の救い。そんな太郎が初老の名探偵・白井三郎と出会い、魅了される。そして2人はバディを組み、探偵稼業へと乗り出していく。やがて太郎は覚醒し、明智小五郎や怪人二十面相など、乱歩作品お馴染みのキャラクターが躍動する物語を生み出していく――。1923年に作家デビューを果たした江戸川乱歩。それから100年という節目に放送するのが、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」制作チームが贈る、ロマンスあり、笑いあり、涙あり、魂の叫びあり、アクションありのいまを生きる人々の心に響く珠玉のエンターテイメント活劇。キャストには、後に日本を代表する推理小説家・江戸川乱歩となる平井太郎を濱田岳、名探偵・白井三郎を草刈正雄が演じることが決定。濱田さんは「演出は、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』、『心の傷を癒すということ』でご一緒した安達もじりさん。誰もが信頼している数少ないディレクターの元で、台本の一番手に名前が載るようなポジションでやらせていただけるというのは、ものすごく役者冥利に尽きることです。現場は今、もじりさんが演出する人間模様やハートの部分のやりとりとアクションシーンが化学反応を起こしつつあるところ。ゴールには必ずこの化学反応が起きると思うので、視聴者の皆さまにも楽しんでいただけると思います。撮影を進めながら日々自信がついていくのを体感しているので、安心して楽しみに待っていてくださいね」と呼びかけ、草刈さんは「時代背景や衣装など見どころが沢山ありますので楽しんで頂けたらうれしいです」とコメント。平井太郎役の濱田岳また、太郎ゆかりの人々として、文通相手・村山隆子役で石橋静河、友人・郷田初之助役で泉澤祐希、古本屋を営む時子役で本上まなみが出演。石橋さんは「濱田岳さんをはじめとするすばらしいキャスト・スタッフの皆さんと作品づくりができて、とても幸せです」と話し、泉澤さんは「最終的にどのような結末を迎えるのか、見て下さる皆様も度肝を抜かれることでしょう」と語る。本上さんは「もしもタイムトリップできるなら 一度でいいから 大正時代を見てみたい、というのは私の夢のひとつ。今回の『探偵ロマンス』出演で、それが叶えられました」と夢が実現したという。村山隆子役の石橋静河ほかにも、帝都新聞の記者・梅澤潤二役を森本慎太郎(SixTONES)、警部・狭間勇役を大友康平、踊り子・お百役を世古口凌、オペラ館の客引き・ラッパ役を浅香航大、バーのマスター・伝兵衛役を岸部一徳、会員制の秘密倶楽部「赤の部屋」の女主人役を松本若菜、その会員役を近藤芳正、尾上菊之助が演じる。梅澤潤二役の森本慎太郎森本さんは「梅澤潤二の秘めた熱さ、ペン一本にかける思いを、作品の魅力と一緒に伝えていけたらと思います」と意気込み、大友さんは「見どころ満載です。とにかく第一話から目が離せません」とアピール。世古口さんは「日々ワクワクしながら撮影に参加させていただいております」と報告。浅香さんは「夢を追いもがく若者の一人です」と自身の役柄を説明し、岸部さんは「リアリティを超えた不思議な乱歩の世界が見えたらとてもうれしいです」とコメント。ラッパ役の浅香航大松本さんは「濱田岳さんと草刈正雄さんはハードボイルドのような姿の時もあれば、クスっと笑ってしまう時もある、唯一無二のコンビネーションになっていました」と明かし、近藤さんは「今作品も“秘密”がキーになってるかと」話し、菊之助さんは「ぜひ謎解きを楽しんでいただきたいです」と呼びかけている。「赤の部屋」女主人役の松本若菜なお、本作の音楽・主題歌は大橋トリオが担当することも決定している。「探偵ロマンス」は2023年1月21日より毎週土曜日22時~NHK総合にて放送(全4回)。(cinemacafe.net)
2022年11月01日江戸川乱歩賞を史上最年少、満場一致で受賞した荒木あかねさんの『此の世の果ての殺人』が話題だ。終末世界で女性2人組が謎を追う。満場一致の江戸川乱歩賞受賞作!小惑星が日本に衝突すると発表され、約2か月後に人類滅亡が確定となった世界。それでも太宰府の教習所に通い続ける小春は、車のトランクに他殺体を発見。教官の女性、イサガワと犯人捜しをすることに…。「教習所に通っていた頃、あまりにも自分の運転が下手で憂鬱で。気持ちを上げるために、教習所が出てくるミステリーを考えようと思いました(笑)」ではなぜ、終末という設定に?「自動車学校の教官と生徒を探偵役にして、女性二人の連帯を書きたかったんです。警察が機能していない状況にする必要があって、人類が混乱に陥っている設定を考えました」閉鎖直前の警察署で、二人は他にも殺人事件が発生していると知る。もうすぐ人類がみんな死ぬのに、犯人はなぜわざわざ殺すのか。「連続殺人にしたのは、不謹慎ですが、最初は次々展開したほうが読者も飽きないと思ったんです。でも犯人の動機などを考えていくうちに、連続殺人事件にした意味が出来上がっていきました」手がかりを求めて自動車で移動する二人には出会いもある。少しでも安全な場所を求めて逃亡を画策する人もいれば、人助けを行い続けている人も。そのなかで、太宰府周辺の実際の土地が登場し、インフラなどの現状も見えてくる。「冒険する話にしたかったんです。地名は具体的にしてできるだけ現実味を出しました。インフラについても、曖昧なままだと読者のみなさんが物語の中に入りにくい気がしたので掘り下げて考えました。携帯電話の電波について調べていくうちに、事件解決に繋がる発想も生まれたのでよかったです」犯人の証拠や新たな謎も次々出てきて飽きさせないなか、極限状況で生きる人たちの姿が見えてくる。新人にしてこんな極上のミステリーを書き上げた荒木さん。執筆を開始したのは、中学3年生の時だという。「有栖川有栖さんの短編『探偵、青の時代』を読んで、面白い、私も推理作家になりたいと思ったんです。新人賞の投稿をはじめたのは大学生になってからでした」そして23歳で見事デビューを果たしたのだ。今後も女性が活躍するミステリーを書きたいと、荒木さん。「私自身が今まで、フィクションの中の連帯する女性たちの姿に勇気づけられてきたんです」ちなみに好きな作品は?「雑誌『文藝』の〈覚醒するシスターフッド〉特集号に掲載されていた作品はどれも好きですが、特に王谷晶さんの『ババヤガの夜』はもう、最高で。主人公が大好きです。自分もあんな作品が書けたら嬉しいです」荒木あかね『此の世の果ての殺人』もうすぐ人類が滅亡する世界。自動車学校の車のトランクに死体を発見した小春は、教官で元警察官のイサガワと犯人捜しをはじめる。講談社1815円あらき・あかね1998年、福岡県生まれ。九州大学文学部卒業。2022年、第68回江戸川乱歩賞を受賞した本作でデビュー。大学卒業後は会社に勤務。現在次回作の構想を練っているという。©森清※『anan』2022年11月2日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2022年10月30日今回、ご紹介するのは、映画『人でなしの恋』。江戸川乱歩の同名小説を現代劇として映画化した意欲作です。主人公の京子と結婚する美青年・門野をミステリアスなムードたっぷりに演じた、細田善彦さんにお話をうかがいました。「時代に関係なく普遍性があるテーマだと思います」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 113映画『人でなしの恋』の原案は、日本を代表する推理小説家・江戸川乱歩が、数ある執筆作のなかでお気に入りを公言した同名小説。本作は令和の時代を舞台にする大胆なアレンジにより、新たな魅力を生み出しています。主人公は、失恋して落ち込んでいた独身女性・京子。マッチングアプリで美青年・門野と出会い、お互い惹かれあって結婚しますが、次第に夫が自分以外の誰かを愛しているのではと疑惑の念に駆られるようになります。探偵の野村を雇い、ようやく真相に辿り着いた京子は、想像を超えた衝撃的な光景を目の当たりにします。京子役は、ヌードモデルとして女性からも支持を集め、女優としてリム・カーワイ監督作『COME&GO』(2021年)に出演した兎丸愛美さん。京子の夫・門野役には、NHK朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』、NHK大河ドラマ『真田丸』(2016年)『青天に衝け』(2021年)など数多くの作品に出演する実力派・細田善彦さん。そして、依頼者の京子とただならぬ関係になる探偵・野村役に、『仮面ライダー』シリーズで知られる渋江譲二さんが出演しています。ーー本作への出演オファーをいただいたときのお気持ちを教えてください。細田さんラブストーリーを演じたいと思っていたときにオファーをいただき、うれしかったです。いただいた脚本を読んで、誰が“人でなし”なんだろうという疑問を抱きました。そこは意見が分かれるところだろうと思いました。どのような男女の関係であっても、自分のすべてを相手にさらけ出すことは難しいことです。愛しているからこそ、もし、相手に受け入れられなかったらどうしようという悩みも生まれます。そういう意味で、江戸川乱歩が本作で描いているものは、時代に関係なく普遍性があるテーマだと思います。ーー門野に共感したところは?細田さんパートナーにどこまで話すべきかという問題は、誰もが共感できるところだと思います。それと同時に、京子が好きな人のことを何でも知りたいという気持ち、野村が依頼者である京子に情が移るところにも共感できます。門野だけでなく、メインの3人の登場人物全員に共感するところがありました。ーー演じる際に、工夫したところを教えてください。細田さん門野は、心の奥深くに秘密を抱えています。どこから見ても良い人だけれど、つかみどころがない。僕にとって、門野の謎めいた雰囲気を出すところが最大の挑戦でした。その雰囲気が出せなければ、映画が成り立たなくなりますから。ーー本作には濃厚なラブシーンもあります。細田さん京子役の兎丸さんとは、劇中、密なコミュニケーションを取るからこそ、あまりお話をしないようにしていました。そうすることで、演技に緊張感が生まれますし、お互いのミステリアスな部分を守りながら、撮影を進めることができたと思います。ーー監督から、どのような演技指導を?細田さん本読みやリハーサルの際に、儚げなイメージで演じてほしいと言われました。その言葉をずっと心に留めて、挑みました。井上監督は、異世界感をとても大切にしていて。新宿で撮影したシーンにすら、マスク姿の方がひとりも映り込んでいないんです。さらに言えば、門野の周りにいる女性たちが、同じ髪型をしているところにも注目していただきたいです。本編を観ればその理由が分かると思いますが、髪型ひとつを取っても、異世界感が表れていると思います。ーー本作では、細田さんのセクシーな裸も堪能できます(笑)。細田さんそういう意味では、メインキャスト3人がみんな脱いでいます(笑)。ーーほかの作品でここまで脱いでいるものはないですよね?細田さんそうです。ーーファンの方、必見ですね!最後に、本作の見どころをお願いいたします。細田さん若い世代の方にとって、江戸川乱歩の文芸作品はとっつきにくい印象があるかもしれませんが、本作は井上監督が現代的なアレンジを施し、オリジナル・ストーリーとして生まれ変わっています。江戸川乱歩はたくさんの面白い小説を書いていますので、映画『人でなしの恋』を楽しんでいただくと同時に、本作が乱歩を知るきっかけになれば、うれしいです。インタビューのこぼれ話プライベートで、長く犬を飼っている細田さん。「僕がいないと何もできないので、全力でお世話しています。必ず1日1時間は、愛犬を連れて公園を散歩しています」。ちなみに、愛犬の名前は諭吉で、約13㎏の中型犬だそうです。もし、近所の公園で、中型犬を連れた長身のイケメンに遭遇したら、その方は細田さんかもしれません!?Information映画『人でなしの恋』6月25日(土)より、池袋HUMAXシネマズにて公開出演:兎丸愛美、細田善彦、渋江譲二、上野なつひほか監督・脚本・編集:井上博貴配給:BBB©2022BBB文・田嶋真理 スタイリスト・カワサキタカフミヘアメイク・石橋遥(ADDICT_CASE)文・田嶋真理 スタイリスト・カワサキタカフミ ヘアメイク・石橋遥(ADDICT_CASE)
2022年06月24日江戸川乱歩の迷宮テイストを盛り込み、倉持裕が新たに生み出した“稀代の悪女の物語”、『お勢、断行』がいよいよ開幕!コロナ禍による全公演中止という2年前の苦難を乗り越え、パワーアップしての再始動だ。時は大正末期、ある資産家の屋敷を舞台に、人々の思惑が絡み合って起こる惨劇とは……、そこに関わっていく女流作家・お勢の断行とは果たして……!?主人公・お勢を演じる倉科カナ、資産家の娘・晶を演じる福本莉子、姉妹のように心を通わす微笑ましいふたりが、『お勢、断行』の魅惑の劇世界を朗らかに語り合った。2年を経ての稽古はタイムリープ? パラレルワールド?――倉科さんは2年ぶり、福本さんは新たに参加で『お勢、断行』の稽古に入られて、今現在の感触などを教えていただけますか。倉科2年前に稽古をした時の映像が残っていまして、それを確認しながら稽古を進めているんですけど、なんだかタイムリープしているような感覚があって(笑)。でも物語の舞台となる“松成家”の娘、晶の役を、今回は新たに福本ちゃんが演じてくださっているので、その違いにパラレルワールド感もあったりして、すごく不思議な感覚です。福本ちゃんと堀井新太さんが新しく参加してくださったことで、2年前とは違う『お勢、断行』になるだろうなと。2年前に中止になったのはとても悔しい出来事でしたけど、その間で得てきたものもあるとと思うので、それを今回の『お勢、断行』にぶつけていきたいです。福本私は、2年前にこの舞台が中止になった時のことを覚えていまして。なので、まさかそこに自分が参加することになるとは思いもよらず、びっくりしました。一度完成までたどり着いた作品に、新たに参加するのはとても不安でしたね。でも皆さんが私のことを調べてくださったようで(笑)、稽古場でいろいろと質問してくださったり、気にかけてくださるのが嬉しくて。皆さんの優しさに助けられながら、毎日稽古をしています。最初の本読みは衝撃でしたね。皆さんのやりとりのテンポが良過ぎて、もう完成している! と思って。私の番が来る! ってすごくドキドキしながらの本読みでした(笑)。倉科でも福本ちゃんはとても落ち着いていて、凄いんです。私は2年前に蓄積したものがあるから、ある程度のレベルまですぐに行けるけど、福本ちゃんはそれにしっかりついてくるから、ちょっと待って! って(笑)吸収が早すぎて驚きました。福本いえいえ、毎日必死に台本を見て、とりあえず台詞を覚えて……みたいな状態です。稽古のスピードがとにかく早くて、一週間で全部終わっちゃうくらいなんです。――とても順調で、濃い時間のようですね。福本さんは、稽古に入る前は緊張されましたか?福本緊張していました。でも、初めて倉持さんにお会いした時に「この作品に出演してくださってありがとうございます」って言われたんです。いえいえ、そんな!私、出たかったんです! って恐縮しちゃって(笑)。今回のお話をいただく前に、倉持さん作・演出の『鎌塚氏、舞い散る』を観ていて、すごく面白い!いつか出てみたい……と思っていたんですね。「わからないことがあったら何でも聞いてね」とおっしゃっていただいて、優しい方でよかった〜と思いました。暇つぶしに悪事を働くお勢と純粋無垢な晶――稽古場で見えてきた、作品の新たな印象などはいかがですか?倉科あらためて、面白いな! と。シーンがリプレイされる構成になっていて、それによってそれぞれのキャラクターが多角的に見えてくるんですよね。お勢に関しては、結構人間味が滲み出ているなと感じています。福本台本を初めて読んだ時は、素直に難しいなと思いました。それで倉持さんに「ここの台詞はどういう意味ですか?」って聞いたら、倉持さんも「ちょっと待ってね……、自分で書いたけど、難しいなコレ」って。(一同笑)それで「晶はすごく難しいキャラクターだよね」という話になって。一見純粋無垢なんだけど、彼女の本音の部分を考えると混乱してしまう。「晶は台本のまんま、素直な感情でいいんじゃない?」とアドバイスをいただきました。ちょっとダークな雰囲気の中に、倉持さんの笑いのセンスが散りばめられていて、怪しげだけど面白い作品だなと思いましたね。――倉科さんが演じる、松成家の屋敷に身を寄せている作家の“お勢”、福本さんが演じる松成家令嬢の“晶”、それぞれの人物をどうとらえているのでしょうか。倉科お勢って、ものすごくエネルギーが余っているんですよ(笑)。暇つぶしに悪事を働くタイプなので、だから悪とも思っていない、騒ぎを起こすことが日常なんですよね。ただ、私もまだ彼女を完全に捉えられていなくて。2年前も、お勢は結構空白の多い女性だったのでそこを埋めていきたいと思っていますが、まだ迷っていますね。晶に対する気持ちは、少しずつ見えて来ていて。自分とは真逆な晶の純度、育ちの良さに惹かれるお勢の気持ちはすごくわかるし、純粋無垢で真っ白だからこそ、汚してみたいという好奇心もあったり(笑)。難しいですね。福本晶は令嬢で、育ちが良くて、習い事もたくさんしていて……。ここに出てくる人物の中では、一番薄味といいますか(笑)。倉科ほかの皆さんが濃いからね(笑)。福本はい(笑)。純粋無垢な晶が、個性豊かな皆さんに惑わされ、かき乱されていくので、観客の方々の立場に一番近いのかな……とも思いますね。皆さんそれぞれに思惑があり、仕掛けてくる中で、晶はどの情報を選択して、その事態にどう対処していくのかが見どころなのかなと。お嬢様なので、所作も可愛らしく見えたらいいなと思っていて、口調も「何々していらっしゃったわ」なんて喋り方を普段はしないから(笑)、もっと自分の言葉として話せるように出来れば、と現時点では考えています。江戸川乱歩の怪しげな雰囲気×倉持演出のユーモラスな味わい――福本さんはストレートプレイ初挑戦と伺っていますが、とても緻密に分析されていて頼もしいですね。倉科すごく頼もしいです!しっかりしているんですよ〜。福本いえいえ、しっかりしているように見えるだけです(笑)。倉科最初にお会いした時は、小柄で可愛らしい方だな〜と思っていて、いざ稽古に入ってみたら、すっごく芯がしっかりしていて!素晴らしいポテンシャルを秘めていらして、今後が楽しみだなと思います。あと、気さくですね!福本ハハハ!倉科稽古2日目くらいで、おすすめの筋膜リリースのグッズを教えてもらって、お揃いのものを買ったりして(笑)。仲良くさせていただいています。福本こちらこそ〜。最初に倉科さんのほうから話しかけてくださって、嬉しかったです。晶とお勢って結構顔と顔が近いシーンがあるんですけど、稽古中、年上の方に失礼かもしれませんが、可愛い〜!って思っちゃって(笑)。普段は可愛らしいのに、お勢の時はちょっと悪女っぽくて、そのギャップがまた素敵です。倉科私も、可愛いな〜と思いながら見つめています!(笑)。――息の合った和やかな空気が伝わって来ます。あらためて今、実感されている本作の魅力について教えてください。倉科そうですね。江戸川乱歩原案による怪しげな雰囲気と、倉持さんのユーモラスな味わいも見どころのひとつですよね。登場人物たちのいろんな欲が渦巻いていて、各々内に秘めていたものがいきなりギラッと剥き出しになる瞬間が要所要所にあります。それが倉持さんの演出で色濃く表出されていって。『お勢、断行』なのでお勢が主役ではあるのですが、松成家の人たちが悪事を働いて物語が進んでいくんです。その悪に対してお勢がなにをどう思ったり、どう断行していくのかは、終盤にならないとわからなかったりして、そこが難しく、また面白いところではあるなと感じています。福本倉科さんがおっしゃるように、お勢だけでなく、ほかの皆さんのストーリーもしっかり描かれているので、見ていて「この人たち、どうするんだろう」ってとっても気になるんです。本当に全員が輝いていて、それぞれの思惑が入り乱れるユニークさもあって……、こういう舞台は観たことがなかったので、新鮮ですね。江戸川乱歩の独特の世界観のなかで、舞台セットも、衣裳も、斎藤ネコさんの音楽も素晴らしい。まさしく総合芸術で、私たちもお客さんもその世界にどっぷり浸れると思います。2年前の悔しさを糧に――2年間待ちわびていた方も多いでしょう。危うい魅力に満ちた劇空間での、色濃い人間ドラマを楽しみにしています。倉科2年前の悔しさを糧に、キャスト一同、スタッフさんも含めて皆、気合が入っていますので、ぜひ劇場にお越しいただけたら嬉しいです。福本いろんな人の思いがたくさん詰まった作品に参加させていただけたのは、すごく光栄なことです。私はぜひ、若い方にも劇場に足を運んでいただきたいんです。テレビやネットは気軽に作品に触れられて便利ではあるけれど、劇場に行く、そのひと手間をするだけで全然違ったエンタテインメントに出会えます。面白そう、行ってみようかな〜くらいの軽い気持ちで、高校生とかも友達を誘って、ぜひ来てほしいなと思いますね。倉科素晴らしい!福本ちゃんのその言葉が、私は嬉しいです!(一同笑)取材・文=上野紀子撮影=You Ishii倉科カナ/ヘアメイク:草場妙子スタイリスト:清原愛花衣装:ドレス/ERDEM(メゾン・ディセット)ピアス、リング/ともにBOUCHERON(ブシュロン クライアントサービス)シューズ/JIMMY CHOO(ジミー チュウ)福本莉子/ヘアメイク:伏屋陽子(ESPER)スタイリスト:中井彩乃<公演情報>『お勢、断行』2022年5月11日(水) ~5月24日(火)会場:世田谷パブリックシアター兵庫・愛知・長野・福岡・島根ツアー公演あり
2022年05月06日舞台『お勢、断行』が東京・世田谷パブリックシアターで2022年5月11日(水)から5月24日(火)まで上演される。その後、兵庫、愛知、長野、福岡、島根にてツアー公演を実施。主演は倉科カナ、作・演出は倉持裕。江戸川乱歩の迷宮世界を極彩色で描く、演出は倉持裕『お勢、断行』は、江戸川乱歩の作品に登場する稀代の悪女・お勢をモチーフに、善悪せめぎあう謀略の物語を描く作品。数々の舞台作品でその卓越した構成力を印象付けてきた劇作家・倉持裕が2017年の『お勢登場』に続き作・演出を担当し、極彩色に広がる妖しげな乱歩ワールドを踏襲しつつもまったく新しいストーリーへと昇華させた。悪女・お勢が活躍する舞台となるのは大正末期、資産家の松成千代吉の屋敷。そこでは、千代吉の全財産を狙う代議士の男と千代吉の後妻の謀略をきっかけに、ある殺人事件が勃発してしまう。屋敷中の人間模様が変化する中、善悪の観念も目まぐるしく入れ替わり…。正義と悪の暴力を巡り、時にユーモアを、時に背筋が凍るような恐ろしさを交えつつ、個性豊かでチャーミングな俳優たちが乱歩的迷宮を駆け巡っていく。“狂騒的で混沌とした雰囲気”演出する音楽大正末期から昭和初期の狂騒的で混沌とした世界観を構築するにあたり、大きな鍵を握るのが「舞台音楽」。本作では椎名林檎をはじめ多くのミュージシャンの作品に参加し、多彩な活動を続ける斎藤ネコが音楽を担当。物語の蠱惑的なムードを引き立てた。稀代の悪女・お勢役に倉科カナ舞台をいきいきと彩るキャストにも注目だ。自らも悪事に染まりながら、企みを巡らす人間たちに正義の鉄槌を下さんとする主人公・お勢を演じるのは、あどけない表情と凛とした佇まいの対照的な魅力が光る倉科カナ。資産家の娘役に福本莉子物語の中心となる謀略の被害者・資産家の娘で、おっとりとしたお嬢様らしい外見ながらも強い意志を秘める役どころを、第8回東宝シンデレラのグランプリに輝き、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』での柔らかな透明感が印象的な福本莉子が演じる。さらに、これまでも倉持作品に出演してきた江口のりこ、池谷のぶえ、堀井新太、粕谷吉洋、千葉雅子、大空ゆうひ、正名僕蔵、梶原善ら豪華俳優陣が脇を固める。『お勢、断行』ストーリー大正末期、資産家の松成千代吉の屋敷に身を寄せた女流作家、お勢(倉科カナ)がいる。その屋敷には、千代吉の娘(福本莉子)と住み込みの女中(江口のりこ)、そして千代吉と小姑(池谷のぶえ)からの圧力に苦しむ後妻(大空ゆうひ)がいた。ある日、千代吉に屈辱を受けた代議士(梶原善)は、後妻と結託し、松成家の財産をすべて奪い去ろうと千代吉を狂人に仕立て上げる計画を練る。女中、精神病院の医院長(正名僕蔵)、貧しい電灯工事夫(堀井新太)らを巻き込み首尾よく進むかに見えたが、第一の殺人がおき、計画は思わぬ惨劇へと突き進むーーー。公演詳細原案:江戸川乱歩作・演出:倉持裕音楽:斎藤ネコ出演:倉科カナ、福本莉子、江口のりこ、池谷のぶえ、堀井新太、粕谷吉洋、千葉雅子、大空ゆうひ、正名僕蔵、梶原善美術:二村周作 照明:杉本公亮 音響:高塩顕 衣装:太田雅公 ヘアメイク:宮内宏明 映像:横山翼 舞台監督:橋本加奈子、鈴木章友 演出助手:相田剛志■東京公演上映日程:2022年5月11日(水)~5月24日(火)会場:世田谷パブリックシアターチケット一般発売:2022年3月6日(日)チケット料金:<一般>S席(1階席・2階席)7,500円、A席(3階席)5,500円※ほか高校生以下、U24など各種割引あり ※託児サービスあり ※車椅子スペース取扱ありチケット取扱い:世田谷パブリックシアターチケットセンター TEL 03-5432-1515(10:00 ~19:00)※年末年始を除く、世田谷パブリックシアターオンラインチケット問い合わせ先:世田谷パブリックシアターチケットセンター TEL 03-5432-1515■兵庫公演上映日程:5月28日(土)12:00/17:00、5月29日(日)12:00会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールチケット取扱い・問い合わせ先:芸術文化センターチケットオフィス TEL 0798-68-0255(10:00~17:00 月曜休/祝日の場合翌日)■愛知公演上映日程:6月4日(土)18:00、6月5日(日)13:00会場:春日井市民会館住所:愛知県春日井市鳥居松町5-44チケット取扱い・問い合わせ先:公益財団法人かすがい市民文化財団 TEL 0568-85-6868 (9:00~21:30 月曜休/祝休の場合翌日)■長野公演上映日程:6月12日(日)13:00会場:まつもと市民芸術館 主ホールチケット取扱い・問い合わせ先:まつもと市民芸術館チケットセンター TEL 0263-33-2200(10:00~18:00)■福岡公演上映日程:6月16日(木)19:00会場:福岡市民会館 大ホールチケット取扱い・問い合わせ先:スリーオクロック TEL 092-732-1688 (平日 10:00~18:30)、公式サイト■島根公演日程:6月19日(日)14:00会場:島根県民会館 大ホールチケット取扱い・問い合わせ先:島根県民会館チケットコーナー 0852-22-5556(10:00~18:00)※休館日:第2・第4月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日)/臨時休館日あり
2022年01月09日劇作家 / 演出家・倉持裕の舞台『お勢、断行』が2022年5月から世田谷パブリックシアターで上演されることが決定した。本作は江戸川乱歩の蠱惑的な迷宮世界を踏襲しながらも、全く新たな物語で稀代の悪女・お勢を描く。当初は2017年の『お勢登場』に続く世田谷パブリックシアター×倉持裕のタッグで、2020年2~3月に上演を予定していたが、開幕の2日前、新型コロナウイルス感染症の拡散防止のためツアー公演含め全公演をやむなく中止となっていた。そのため、この度は2年の時を経た待望の上演となる。『お勢登場』では、江戸川乱歩によるケレン味あふれた8本の短編を、卓越した構成力で見事舞台化し好評を得た倉持。今回は乱歩の迷宮世界を踏襲しながらも、稀代の悪女・お勢という魅力的なキャラクターをモチーフに、善悪せめぎ合う全く新たな謀略の物語を立ち上げる。独自の世界観を構築するにあたり、大きな要素となる音楽を担当するのは、椎名林檎を始め多くのミュージシャンの作品に参加し、多彩な活動を続ける斎藤ネコ。「大正末期から昭和初期の時代が持つ、狂騒的で混沌とした雰囲気を出してくださると思います」と倉持も期待の様子だ。出演者も魅力的な俳優が勢ぞろい。自らも悪事に染まりながら、企みを巡らす人間たちに正義の鉄槌を下さんとする主人公・お勢には、あどけない表情と凛とした佇まいの対照的な魅力が光る倉科カナ。倉持作品には本作が2度目の登場となる。第8回東宝シンデレラグランプリで、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』での柔らかな透明感と確かな演技力が印象的な福本莉子は、倉持とは本作が初顔合わせ。物語の中心となる謀略の被害者・資産家の娘で、おっとりとしたお嬢様らしい外見ながら、強い意志を感じさせる役どころを演じる。また、これまでも倉持作品に出演してきた江口のりこや池谷のぶえ、堀井新太、粕谷吉洋、千葉雅子、大空ゆうひ、正名僕蔵、梶原善と、強力な布陣が作品を彩る。目まぐるしく展開する人間模様の中、正義と悪の暴力について、時にユーモアを、時に背筋が凍るような恐ろしさを交えつつ、倉持独自の感性で紡がれる新たなストーリー。個性豊かでチャーミングな俳優たちが、乱歩的迷宮を駆け巡る新作現代演劇に期待だ。<倉持 裕(作 / 演出)・コメント>江戸川乱歩『お勢登場』の主人公である悪女お勢を、大正末期から昭和初期という時代背景はそのままに、また別の欲望渦巻く場所で活躍させたい、と思ったのが始まりだった。財産目当ての謀略を巡り、善悪が目まぐるしく入れ替わる物語。これは 2020年2月に作り、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、開幕直前に全公演中止になってしまった芝居である。あれからおよそ2年。ウイルスから派生した様々な問題に関し、世界中で対立が生まれ、大勢がそれぞれの立場で正義と悪を生み出した。これは善悪を巡る芝居である。当時より鮮明に映えると思う。<倉科カナ・コメント>2年前、初の緊急事態宣言発令により公演中止となった舞台『お勢、断行』の公演がついに決まりました!本当にあの時はやり場のない、そして行き場のない悔しさが溢れ、ゲネが終わってずっと涙がとまらなかったのを覚えています。一度頂いた役をそのままというのは心に蟠りがあったのですが、この度公演が決まり本当に嬉しく!また、2年前に「絶対公演しようね!!また会おうね!!」とキャスト、スタッフさんと言っていたことが実現できると思うと喜びもひとしおです!あのときの悔しさを胸に、カンパニー一同2年前より良い作品を作っていこうと思います。ぜひ、『お勢、断行』観にいらして下さい!<福本莉子・コメント>2年前に『鎌塚氏、舞い散る』を観劇して、倉持さんが創り出す世界に憧れを抱きました。そして今回ご一緒する念願が叶いとても嬉しく思います。前回とほぼ同じキャストの中、今回新たに参加させて頂くので不安もありますが、憧れの倉持作品なので気合十分で私なりの晶を演じたいと思っています。また、ミュージカル、音楽劇の経験はありますが、ストレートプレイは初めてなので、経験豊かな先輩方からたくさん学べるよう、一瞬一瞬を大切に、身を引き締めて稽古に励みたいと思います。是非劇場にいらして下さい。■公演情報『お勢、断行』2022年5月~6月上演会場:世田谷パブリックシアター原案:江戸川乱歩作・演出:倉持 裕音楽:斎藤ネコ出演:倉科カナ福本莉子江口のりこ池谷のぶえ 堀井新太 粕谷吉洋千葉雅子大空ゆうひ正名僕蔵 梶原 善日程:2022年5~6月会場:世田谷パブリックシアター※兵庫 ・ 愛知 ・ 長野 ・ 福岡 ・ 島根 にてツアー公演あり
2021年11月04日本日11月1日をもって26年の歴史に幕を下ろすV6が、東京・江戸川区立なぎさ公園に「ブイロクの木」と名付けたオリーブの木を寄贈した。江戸川区は、区民一人当たり10本の植樹を行うなど、長きに亘り都市の機能性と自然との共生施策を実施。また国連持続可能な開発目標(SDGs)を積極的に推進しており、東京ガールズコレクションプロデュースのSDGs推進月間「SDGs Month in EDOGAWA」でも、「水と緑」をテーマとしたファッションショーを行うこととなった。このような同区の自然環境との共生推進やSDGsを積極的に推進している活動に対しV6が賛同し、11月1日、区立なぎさ公園に「ブイロクの木」と名付けたオリーブの木を寄贈した。オリーブの木には「平和」という花言葉がある。平和な世の中に欠かすことができない緑豊かな自然環境への貢献を目指して、平和の象徴であるオリーブの木を寄贈したV6の思いを大切に、同区では、「ブイロクの木」がたくさんの笑顔が集る場所であり続けるよう、オリーブの大樹の保全活動などを通じて、人と地球の共生社会を目指す象徴として次世代につなぎ、SDGsを推進する活動に取り組んでいくという。○■斉藤猛江戸川区長コメントご寄贈にあたっては、V6の皆様に御礼申し上げます。「ブイロクの木」が区民のみならず、日本中の皆様の平和の象徴として愛されるよう、大切に保全して参ります。○■V6コメントV6が最後に出来ること。ずっとそれを考えてきました。いい時も、そうでない時も、笑顔で歩いてきた僕たちが、最後に出来ることはなんなのか。僕たちのライブには、子供たちもたくさん来てくれます。学生時代からV6を応援してくれていたファンが大人になり、お子さんを連れて遊びに来てくれるからです。キラキラした目で手を振ってくれる子供たちを見るたび、「笑顔でいて欲しいね」とメンバーで話してきました。僕たちに出来ること。それは、未来のある子供たちに何かを残すことなのかもしれません。どんな時も笑顔で、仲間と力を合わせ、負けない心を持って欲しい。そんな僕たちの思いを、子育て支援や環境問題にも積極的に取り組んでいらっしゃる江戸川区が賛同してくださいました。提供してくださったのは、子供たちも安心して遊べて、家族でも訪れやすい「江戸川区立なぎさ公園」です。ここに「平和、知恵、勝利」の象徴でもあるオリーブの木を「ブイロクの木」と名づけ、植樹させていただくこととなりました。平和を願い、みんなの知恵を使って、起こりうるあらゆる困難に打ち勝つ精神を残したいと思います。春には色とりどりの花が咲く穏やかな公園です。ファンの方だけでなく、たくさんの方に愛されることを願っています。一本でも多くの緑を一人でも多くの笑顔を未来ある子供たちのために今、僕たちにできることをやらせていただきたいと思います。
2021年11月01日「モボ朗読劇『二十面相』〜遠藤平吉って誰?〜」が、6月19日(土)に開幕し、初日前に行われたゲネプロが報道陣に公開された。舞台の中央には椅子に座った顔のないマネキン人形。下手と上手には演奏者の楽器群。マネキンの奥には俳優が朗読するためのスペース。上演が始まると明智小五郎役の矢花黎(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)が「明智は二十面相、二十面相は明智……」と意味深な台詞を繰り返し呟きながらマネキンを移動させ、上手にあるスタンドマイクとベースを手に中央に立ち、キレのあるビートに粘っこく絡みつく大嶋吾郎のエレキギターのリフに合わせて卓抜なベースの演奏を披露。ロックナンバー「誰でもない」を朗々と歌い上げる。舞台袖から豊田陸人(少年忍者/ジャニーズJr.)、カズマ・スパーキン、栗原英雄が朗読用の椅子に座り、推理小説作家である江戸川乱歩の小説に登場する“怪人二十面相”と、彼と火花を散らし合うライバル“明智小五郎”のストーリーを語り始める――。俳優の各々に役はあるが、時には読者の視点、江戸川乱歩の内面、彼の小説の抜粋などを4人の俳優がテンポよく代わるがわる読み上げることで、虚構と現実が次々に現れては消え、スリリングな展開を見せる。真実と嘘の境目が薄れ、観客は虚実皮膜の演劇世界に引き込まれてしまう。(c)モボ朗読劇『二十面相』製作委員会(撮影:伊藤智美)アマチュア推理作家で明智小五郎役の矢花黎は、初主演ながら堂々とした佇まいで真ん中にいて、シャウトしながら歌い、狂気に満ちた笑い声を響かせ、声色を巧みに使い分けながら喜怒哀楽のグラデーションを表現。二十面相の本質を暴き出そうとする野心溢れる芝居が圧巻だった。推理小説ファンと明智小五郎の助手で小林芳雄少年役の豊田陸人も美声を響かせ、コミカルな歌や踊りでコメディリリーフとして丁寧に演じていた。文芸評論家で江戸川乱歩役のカズマ・スパーキンと江戸川乱歩研究家で怪人二十面相役の栗原英雄は、バリトンボイスの渋みのある陰影のついた見事な演技。さらに、今作を特徴づけるのは音楽。ギターやドラムなどの大嶋吾郎、ベースやバイオリンなどのあさいまりの生演奏によるセッションはクールで、時に情感豊かに表情を変えながら、大正時代の小説のモダンでレトロな雰囲気を饒舌に醸し出した。“怪人二十面相”とは何者か?その答えは提示されない。探究心をくすぐり続ける終わりの見えない壮大な推理小説を読んでいる感覚を味わえる。俳優の声と音楽を聴きながら、どんな二十面相の顔を、今作の象徴として居座る顔のないマネキン人形に投影させるかで捉え方が変わる。観客の数だけ結末がある。様々な示唆に富み、何度観ても楽しめるはず。公演は27日(日)まで。取材・文:竹下力初日公演直前キャストコメントカズマ・スパーキン(江戸川乱歩役)普通に公演ができるということが奇跡的な今の世の中で、無事初日を迎えることができました。本当にいろんな方のおかげだと思っております。その感謝の心を、気合に変えて、最後まで走り抜けようと思います。皆さんよろしくお願いします。栗原英雄(怪人二十面相役)今言おうとしたことを、言われてしまったのですが・・・、無事に開幕を迎えられるといったことができない状況で、今日を迎えられたことを本当に感謝しております。そして、今日この舞台技術を最後ピースであるお客様を迎え入れることができることをとてもうれしく思っております。今日から、矢花くん、豊田くん、カズマさん、吾郎さん、まりさんと毎日フレッシュなセッションをしていけたらと思います。よろしくお願いします。豊田陸人(小林芳雄少年役)僕は、二人みたいに面白いことは言えないですけど・・・(笑)、今回、朗読劇というのが、僕にとって初めてで、練習で声の色を変えたら、全く違うイメージっていうのが浮かんできてて、本当に奥が深いなぁって思いました。矢花くんは明智(役)で、僕は小林(少年の役)なんですね、だから僕は全公演、矢花くんの足を引っ張って、千秋楽までずっと焦られてしまおうと(笑)、そんな感じの公演にしたいと思っています(笑)。よろしくお願いします。矢花黎(明智小五郎役)ここまでいろいろな台詞をしゃべるという舞台は、ほぼ初めての感じでして挑ませてもらいました。ついこの前まで、同じメンバーの本髙と今野が、同じような朗読劇で、スズカツさんと吾郎さんのタッグのもとでやってたんで、そのプレッシャーはすごく大きかったですけど、カズマさん、栗原さん、そして心強い豊田陸人といった仲間がいて、それから、あさいまりさん、大嶋吾郎さんと、皆さんとても優しいかたで、すごくリラックスして、稽古にのぞめました。カズマさん、栗原さんが、おっしゃってましたけど、本当にこういう時世の中、こうして無事に幕を開けられるということに、本当に幸せなことなんだと思いますし、お客さんの中でもチケットを持っていても来るのをためらおうかなぁなど、いろいろな決断をなさってご来場いただいていると思います。僕はこれなかった人が、ほんとうに悔しい思いをしているのは十分承知しているので、そうした選択をした人のためにも気を抜かずに、最後まで突っ走りたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。(c)モボ朗読劇『二十面相』製作委員会(撮影:伊藤智美)「モボ朗読劇 『二十面相』 ~遠藤平吉って誰?~」原作:江戸川乱歩上演台本・演出:鈴木勝秀音楽:大嶋吾郎出演:矢花黎 / 豊田陸人 / カズマ・スパーキン / 栗原英雄演奏:大嶋吾郎 / あさいまり2021年6月19日(土)~2021年6月27日(日)会場:東京・品川プリンスホテル ステラボール
2021年06月20日名画『グランド・ホテル』といえば、ホテル内で複数の人間のドラマが同時進行で進む名作映画。下村敦史さんの新作『ヴィクトリアン・ホテル』はまさにこの“グランド・ホテル方式”に則った作品だ。高級ホテルに来た訳ありな人たち。巧妙な伏線に驚愕必至のミステリー。「最初は爆弾テロ計画などの犯罪事件も考えましたが、今回は人間模様を重視することにしました」と言いつつ、巧妙な伏線が仕掛けられる本作。老舗ホテルにやってくるのは悩みを抱えた女優、人生を諦めた老夫婦、宣伝マン、パーティ会場で新人賞の授賞式に臨む若手作家、借金まみれのスリら。彼らの運命が思わぬところで交錯していく。「もちろん、ミステリーとして面白いこと、驚かせることを考えました。と同時に、新しい視点を提示したかった。もとの映画がお金と愛情がテーマになっているようにひとつのテーマで登場人物を結びつけるのも方法だと思って。自分は“優しさ”でいくことにしました。前作『同姓同名』で悪意を徹底的に書いて毒素が全部出されたのか、今回は善意がメインになりました(笑)」だが、ほのぼのした内容なわけではない。たとえば女優は駅で困っていた人を助けた行為がSNSで「騙されたのでは」「犯罪を助長する」と非難されてしまった。「当事者同士は喜んでいるのに関係ない人が批判してくる。そうすると、もう人に親切にするのはやめておこう、となってしまう」作家も、作品内の人物造形について理不尽な批判を受けて悩んでいる。「たとえ多くの人からいい反応を得た小説でも、必ず怒ったり批判してくる人がいる。作中で作家同士が語る場面は、自分なりに答えを導きたいという気持ちで書きました」悩める人たちが交錯する本作。ホテル内で誰がいつどこにいて、どんな影響を誰に与えるのか、タイムテーブルを作るのは至難の業だったという。そのなかで、状況によって同一人物の印象が変わることも。「何か失敗した人を、その一部分だけ取り上げていつまで裁き続けるのかということはよく疑問に思うので、それが小説の中に表れていますね」そんな人間ドラマを堪能しているうちに、終盤、読者は実に巧妙な仕掛けに気づいて唖然とすることに。帯の「一気読み&二度読み必至!」の惹句、これ、本当です!高級ホテルにやってきた訳ありの人々。ロビーや廊下、レストランやパーティ会場で彼らが出会う時、運命の番狂わせが起きることに。実業之日本社1600円しもむら・あつし1981年、京都府生まれ。2014年『闇に香る嘘』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。以降、社会派ミステリーで人気を博す。著書に『生還者』『コープス・ハント』『同姓同名』など。※『anan』2021年3月31日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2021年03月30日次々と新たなスターが生まれるジャニーズJr.内のユニット、少年忍者の12名が主演を務める『WOWOWオリジナルドラマ 文豪少年!~ジャニーズJr.で名作を読み解いた~』関連番組が3月14日(日)、WOWOWプライムにて無料放送(WOWOWオンデマンドで見逃し配信)されることが決定した。本作は、夏目漱石、太宰治、芥川龍之介、江戸川乱歩、小泉八雲といった日本が誇る文豪たちの傑作小説群を新規に解釈した1話完結のオムニバスドラマ。過去の名作をただそのまま映像化するのではなく、現代的な視点で描いたり、異色の角度から捉えたりすることで、日本文学の持つ面白さを、若者を中心に幅広い世代に伝え、日本のエンタテインメント界の発展、継承に寄与、未来のクリエイターの誕生のきっかけにしようという野心的な試みだ。少年忍者は2018年に結成された、総勢22名のグループ。平均年齢16.7歳という若さだが、パフォーマンスに定評があり、次世代のエンタテインメント界を担っていくであろう才能が揃っている。今回がドラマ初主演であることはもちろん、初出演というメンバーもおり、彼らのエンターテイナーとしての経歴に大きな一歩を刻むシリーズになることは間違いない。また、物語の拠点となるブックカフェのマスター役には、イッセー尾形が決定。一人芝居・映画・ドラマ・ナレーションなど幅広く活躍する名俳優が、少年たちを物語の世界へと誘う案内人役を務め、シリーズ全体を引き締める。そして関連番組『文才少年!~ジャニーズJr.が文豪の心で番宣してみた~』は各話の主演を務める少年忍者12人が、ドラマの放送に先駆けて、それぞれの「文才」を活かして、各主演作の魅力を伝えるPR番組。メンバーたちは、与えられた2つのキーワードをうまく組み込みながら、即興でプレゼンを披露し、自身の主演作の見どころを制限時間20秒でアピールする。収録では思いがけないキーワードを引いて悪戦苦闘する中、一同が感心するほどのプレゼンも登場し、全力で主演作をアピールした。ドラマをすでに待ち望んでいる方だけでなく、ドラマの情報をこれからチェックする視聴者の方にも、出演者やドラマの内容に興味を持って頂ける親しみやすい番組となっているので、ぜひチェックしてほしい。【関連番組情報】『文才少年!~ジャニーズJr.が文豪の心で番宣してみた~』3月14日(日)11:15より、WOWOWプライムにて無料放送 / WOWOWオンデマンドで見逃し配信【番組情報】『WOWOWオリジナルドラマ 文豪少年!~ジャニーズJr.で名作を読み解いた~』(全10話)3月21日(日)より放送スタート ※第1話無料放送毎週日曜日23:00より、WOWOWプライムにて放送 / WOWOWオンデマンドで見逃し配信番組公式サイト: 番組公式Twitter:
2021年02月06日岡田将生&志尊淳がW主演を務める映画『さんかく窓の外側は夜』が公開中だ。ヤマシタトモコによる人気ミステリー作品を実写化した同作は、霊を祓うことができる男=冷川理人(岡田将生)と、霊を視ることができる男=三角康介(志尊淳)が心霊探偵バディを組み、不可解な連続殺人事件の謎を追っていく。キーパーソンとなる女子高生・非浦英莉可役には平手友梨奈が抜擢された。これまでに多くのCMなどを手掛け、初の長編映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』では第39回ヨコハマ映画祭 森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞した森ガキ侑大監督が、漫画原作を実写化するにあたって、何を思っていたのか。また、キャスティングの理由などについても話を聞いた。○■岡田&志尊の品、唯一無二の平手――岡田将生さん(冷川理人役)、志尊淳さん(三角康介役)、平手友梨奈さん(非浦英莉可役)というキャスティングは、どのように決まっていったのでしょう?主演の2人については「品のあるイケメンがいいね」と相談している中で名前が挙がり、快く引き受けていただきました。非浦英莉可については、平手さんしかいないと思ってたんです。原作を読んでいても、気づけば英莉可を平手さんとして見ている自分がいたりして。だからプロデューサーたちと平手さんの事務所に2〜3回通って「ほかの候補は考えてないです」「平手さんが芝居できる環境を一生懸命作ります」とお伝えしてお願いしました。たぶん、原作を読んでいる方にもイメージ通りだったんじゃないかと思います。――映画を拝見して、志尊さんが演じる三角のキャラクターが原作とは結構違う部分もあるな、と感じました。原作では最初から芯の強さを持つ青年ですが、映画だと序盤は自分が置かれた状況への戸惑いが強いですよね。こうした変更を加えられたのはなぜなんでしょうか?マンガは長尺で表現できますが、映画は2時間以内に全部を表現しないといけないんですよね。そうなると、役柄のチューニングが必要になってくる。三角は幽霊が見えることでトラウマを抱えています。それを克服していく過程を描くことで、観る人が自分の悩みや葛藤とリンクさせて共感できる部分をつくりたいと思ったんです。2時間でその成長を描くために、最初は内向的で感情をうまく表現できないというふうに変更をしました。――既刊が9巻ある未完(取材時点)の作品を映画にするのは大変だろうな、と想像しました。そうですね、ドキドキしました。でも、マンガはマンガで映画は映画、と割り切って考えるようにしてました。もちろんテイストは残しながら。企画のお話をいただいたときに、映画化にあたっていちばん大事にしたいポイントが1個あったんです。三者三様に望まない能力を持った3人の孤独さと、それぞれが葛藤しながら成長していく物語であるところですね。そこだけはぶらさずに、映画ならではのゴールをつくろうと考えていました。――冷川と三角のバディ関係も原作の魅力のひとつだと思います。映画化にあたって、2人の関係性の描き方でこだわった部分はありますか?望まない能力を持っているという点は共通していながら、180度違うキャラクターにしたいと思っていました。三角は母親の愛情をしっかり受けて育って、人間味というか社会性が残っている。一方で冷川は、その部分がすべて壊れているんですよね。だからちょっと壊れている人と壊れていない人というキャラクターをしっかりつけていった感じです。――心が壊れていて社会性がない冷川を、岡田さんは見事に演じていましたね。志尊くんも「冷川の役だったらめちゃくちゃ難しかっただろうなぁ」って言ってました。岡田くんはすごく熱演してくれましたね。本人も「こういう役はあんまりやったことがないから挑戦ですね」と言っていました。――個人的に、以前からどことなく岡田さんに冷たい凄みのようなものを感じていたので、すごくハマる役だなと思いました。勝手な僕の憶測ですけど、本当は岡田くんもどこかブラックなところがあって、心のなかで悶々としている部分があるのかなって。――一方で三角も劇中で成長していくにしたがって、志尊さんが持つ強さが反映されてるのかなと思いました。そうですね。誰にも弱音を吐けず、自分の能力にずっと耐えて生きることって普通だったら乗り越えられないくらいつらいことだと思うんです。三角はずっとそうだったわけで、忍耐力がある。「本当は芯の強い子なんだろうね」と志尊くんと話してました。志尊くんは頭がいいし勘もすごく鋭いんですよ。「この場面では三角の感情はこうだと思う」という僕と彼の解釈の答え合わせが、撮影しながら日々変化していきました。同じ方向を向いて役について話せたと思います。――除霊シーンをはじめ2人が肉体的に接触するシーンが多いですが、どう演出されたんでしょう?段取りっぽくないように、役柄の中で心が先行して触れ合うことをすごく大事にしました。「タイミングも自由でいいから、心が動いたら触ってください」と話していましたね。撮影を通じて岡田くんと志尊くんがプライベートでも仲良くなっていたので、僕が何かひと言言うと2人で狙い通りにやってくれるんです。阿吽の呼吸ができあがって、自然とバディ感が強くなっていっていました。――予告編にもあったように、原作では三角を通じて冷川が幽霊をぶん投げる除霊スタイルが、手かざしになっていますよね。あれはなぜですか?マンガだと、人の体から手がブワッと出てきて幽霊を掴んでドーン! とするのがおもしろいですよね。ただ、映像にするときは、なるべくリアルに見えたほうがいいなと思ったんです。メインキャラクターの3人がもしかしたらこの世に本当にいるのかもしれない、と観る人に思わせたかったので、実際にお寺の方がやっているような祓い方に近い表現にしたほうがリアリティがあるかな、と。――本作は幽霊の描き方も独特でした。いわゆるホラーらしい幽霊の見せ方をするんじゃなくて、普通に社会のそこらへんにフッと立っているように見せたいなと思いました。僕自身、『さんかく窓』をやるまでは幽霊の存在をまったく信じてなくて、いないと思ってたんです。でもこの映画を撮るにあたっていろんな本を読んで勉強するうちに「いるな」と。セリフにもある通り「幽霊よりも生きてる人間のほうがよっぽど怖い」と思いますが、幽霊は幽霊で昔からいるんだろうな、と今は思ってます。■森ガキ侑大監督1983年生まれ。広島県出身。グラブル、資生堂、ソフトバンク、日清カップヌードル、dマガジン、DAIHATSU、JRAなどのCMを手掛け、CANNES LIONS ACCシルバーなど多数受賞。18年、初の長編映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』で第39回ヨコハマ映画祭 森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞したほか、海外映画祭でも高い評価を得る。『満島ひかり×江戸川乱歩』シリーズ(16年・18年)、『坂の途中の家』『時効警察はじめました』(19年)、などテレビドラマでも活躍。(C)2021映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会(C)Tomoko Yamashita/libre
2021年01月22日夏目漱石、太宰治、芥川龍之介、江戸川乱歩、小泉八雲といった日本が誇る文豪たちの傑作小説群を新規に解釈する1話完結のオムニバスドラマ「文豪少年!~ジャニーズJr.で名作を読み解いた~」の放送が決定。各話の主演は、ジャニーズJr.内のユニット「少年忍者」が務める。本作は、過去の名作をただそのまま映像化するのではなく、現代的な視点で描いたり、異色の角度から捉えたりすることで、日本文学の持つ面白さを、若者を中心に幅広い世代に伝え、日本のエンターテインメント界の発展、継承に寄与、未来のクリエイターの誕生のきっかけにしようという野心的な試み。今回映像化するのは、太宰治「走れメロス」、芥川龍之介「蜘蛛の糸」、宮沢賢治「注文の多い料理店」、夏目漱石「二百十日」、森鴎外「高瀬舟」、小泉八雲「雪女」、江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」、谷崎潤一郎「秘密」、泉鏡花「外科室」、そして夢野久作「空を飛ぶパラソル」といった10作品。そして各話の主演は、総勢22人のグループ「少年忍者」より、黒田光輝(第1話)、ヴァサイェガ渉(第2話)、田村海琉&小田将聖(第3話)、川崎皇輝(第4話)、檜山光成&安嶋秀生(第5話)、深田竜生(第6話)、織山尚大(第7話)、北川拓実(第8話)、元木湧(第9話)、内村颯太(第10話)の12人が務める。今作がドラマ初主演となった彼ら。黒田さんは「映像の仕事が初めてなので、不安はないと言ったらウソになりますが、ワクワクしている自分もいます」、安嶋さんも「ドラマに出演するのが初めてなので、最初は『夢なのかな』と思い、しばらくはソワソワして、実感が湧きませんでした。緊張もしているけど、檜山(光成)と二人で主演ということで安心感はあります」と心境を明かす。田村さんは「原作はちょっと怖い話だけど、面白い描写がたくさんありました。それがこのドラマでどうアレンジされて映像になるのかが楽しみ」と期待し、川崎さんは「犯人側の視点で物語が描かれているので、視聴者の皆さんにもスリルを共感していただきたい」とメッセージ。檜山さんは「原作を読んでからドラマを見てもいいですし、ドラマを見たことがきっかけで原作に興味を持っていただけたらうれしいです」とコメントし、元木さんも「今回のドラマを見て、原作に興味を持ってもらえたらうれしいです!」と話した。また「僕の演じる原作は誰もが知っている作品なので、プレッシャーも大きいですが、それ以上に自信があります!」(ヴァサイェガさん)、「いっぱい練習して良いものを作りたいです」(小田さん)、「主演というのはプレッシャーですが、メンバーと一緒に頑張りたいと思います」(深田さん)、「最近は本を読む人自体が少なくなっていると思うので、僕たちのドラマがきっかけとなって、本を読む環境にたくさんの人を連れていきたい」(織山さん)、「不安はあるけれど、いつかやりたいと思っていたお芝居の仕事なので、役を大切に演じたい」(北川さん)、「主人公の行動にはあまり共感できないけれど、それでも演じている間は、なり切って役に入り込みたい」(内村さん)と意気込んでいる。そして、図書館で本を手に取った少年たちが、めくるめく文学の世界へといざなわれる様子をイメージした特報映像も公開された。「WOWOWオリジナルドラマ 文豪少年!~ジャニーズJr.で名作を読み解いた~」は3月21日より毎週日曜日23時~WOWOWプライムにて放送予定(第1話無料放送/全10話)。WOWOWオンデマンドで見逃し配信。(cinemacafe.net)
2021年01月09日乃木坂46山崎怜奈が、東京江戸川区の会議体「えどがわ未来カンファレンス」の委員に選ばれた。「誰もが安心して自分らしく暮らせる共生社会の実現」に向けて発足したこのカンファレンス。山崎は9月28日に斉藤猛区長を表敬訪問し、江戸川区出身者として地元の話題からSDGsや共生社会への考え方、自身の抱負について会話した。12日には初会合となる会議が予定されており、幅広いジャンルから18名が出席予定。山崎も委員として共生社会の実現に向け会議に参加する。■山崎怜奈 コメント乃木坂46の山崎怜奈です。この度、えどがわ未来カンファレンスのメンバーに就任させていただくことになりました。新たな取り組みに参加させていただくことを嬉しく思います。江戸川区で生まれ育った身として実感していたのは、区内の居住者の年齢層が幅広く、教育現場などでも世代間を超えてコミュニケーションをとる機会が多かったということです。一方で、在留外国人の方々も多く居住されているので、多文化・多言語の共生について改めて考え直す必要があると思います。多文化・多言語の共生は、多くの社会に共通するテーマでもあります。地域活性化の実現だけでなく、区内にお住まいの方々のより心地良く豊かな生活を願っています。大学を卒業したばかりの23歳には未だ分からない問題や懸念も、多々あると存じます。参加に際して、私自身も学ばせていただき、思考を深めながら、取り組みたいと考えています。そして、芸能面での様々な活動や、学生時代に多くの先生方からご教示いただいたことが、本カンファレンスの一助となれば幸いです。よろしくお願い致します。
2020年10月06日TBS系新金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」が9月11日(金)より放送スタート。本作でバディを組む山田涼介と田中圭を写したポスタービジュアルが公開された。本作は、江戸川乱歩賞を受賞した横関大による刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」のドラマ化。人情派の生真面目キャリア刑事・神崎隆一と超破天荒なキレ者刑事・黒木賢司がバディを組み、池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む痛快刑事ドラマ。性格も価値観も捜査方針も正反対の超凸凹バディで、実は異母兄弟の神崎と黒木を演じるのは、山田さんと田中さん。今回到着したビジュアルは、時にぶつかりながらも、正義のために奔走する2人の力強さを感じるデザインとなっている。なお、このポスターは駅や街中に登場する予定だ。ドラマにはほかにも、2人が勤務する池袋署刑事課強行犯係のメンバーとして、ジェシー(SixTONES)、八嶋智人、江口のりこ、奥山かずさらが出演する。「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」は9月11日より毎週金曜日22時~TBSにて放送(初回は15分拡大)。(cinemacafe.net)
2020年08月17日「Hey! Say! JUMP」山田涼介主演のTBS新金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」に、椎名桔平が出演することが決定。山田さんと田中圭が演じる凸凹異母兄弟の父親を演じる。本作は、第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大の刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」のドラマ化。人情派の生真面目キャリア刑事・神崎隆一と超破天荒なキレ者刑事・黒木賢司がバディを組み、池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む痛快刑事ドラマだ。神崎役を山田さん、黒木役を田中さんが演じるほか、2人が勤務する池袋署刑事課・強行犯係のメンバーとして、ジェシー(SixTONES)、八嶋智人、江口のりこ、奥山かずさら個性豊かな面々が参加する。今回新たに出演が発表された椎名さんが演じる父・神崎賢造は、元警察官。退職した現在は、長野で蕎麦屋を営んでいる。心優しき父親だが、実はある事件によって人生を大きく変えられていた…。椎名さんは「神崎と黒木という正反対の性格の2人の息子への接し方には、とくに意識しながら演じています。賢造は2人の息子には特別な感情があるので、その部分を見せていけたらなと思っています」と意気込む。また、息子役の2人については「山田くんとは映画で共演したことがありますが、とても自然体で好感度満点! 田中くんとは今作が初共演ですが、どこかチャーミングな感じがして撮影が楽しみです。2人と良い親子関係を築いていけたらと思っています」とコメントしている。「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」は9月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年07月30日山田涼介と田中圭が最強凸凹バディを組む、9月スタートの新金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」。この度、彼らが勤務する池袋署刑事課・強行犯係の個性派刑事たちを演じるキャストが明らかになった。本作は、第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大による刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」のドラマ化。人情派の生真面目キャリア刑事・神崎隆一と超破天荒なキレ者刑事・黒木賢司がバディを組み、池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む痛快刑事ドラマ。山田さんが主人公の神崎隆一を、田中さんが黒木賢司を演じる。今回新たに出演が発表されたのは、今年1月に「SixTONES」としてCDデビューしたジェシー、コミカルからシリアスまで幅広い演技力に定評のある八嶋智人、数々の作品で存在感を示す実力派女優・江口のりこ、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」で本格女優デビューを果たした奥山かずさの4名。ジェシーさんが演じるのは、真面目で仕事への真摯な姿勢と対応能力の高さが認められ、交番勤務から即刑事課に配属された優秀な若手刑事・諸星一朗。刑事役初挑戦となるジェシーさんは「山田君とお仕事するのは僕がJr.の時にHey! Say! JUMPさんのバックについていたぶりなので、今回ガッツリお仕事を一緒にできるということがとてもうれしく、沢山勉強させていただきたいと思います」と先輩との共演を喜ぶ。八嶋さんが演じるのは、強行犯係の統括係長・末長光一。神崎と黒木に振り回されながらも、2人をフォローする頼れる上司だ。「山田君との共演は『スクラップ・ティーチャー 教師再生』(2008年・NTV)以来。当時から演技に対して真摯でとてもしっかりしていましたが、さらに度量が増し、僕の無茶ぶりも慌てることなく受け止めてくれるので、一緒に演じていて楽しいです。田中君演じる黒木は、物語を動かしていくプレーヤー的な要素もあるので、それを背負いながら演じる姿がとても頼もしいですね」と山田さん、田中さんの印象を明かした八嶋さん。「刑事ドラマなので事件解決の痛快さも見どころですが、異母兄弟である神崎と黒木がこれまでどういう風に生きてきたのか、そしてどうなるのか・・・。性格も考え方も正反対の2人の共通点みたいなものを、周りからサポートできれば」とコメントした。江口さんが演じるのは、強行犯係の頼れる姉貴的な存在の女刑事・木村ともこ。「このドラマの見どころが、池袋署・強行犯係のシーンになればいいなぁ」と話す江口さんは、「チーム一丸となって、楽しんで撮影していきたいです」と意気込んでいる。そして奥山さんは、同じく強行犯係のメンバー・石館美空を演じる。TBS連続ドラマ初出演となる奥山さんは「石館美空は刑事ですが、玉の輿を狙い、寿退社を目指しているなんとも明るい人です。なので演じていてとても楽しいです! 強行犯係・末長班はお一人お一人個性が強いので、そこにうまく馴染めるよう頑張ります」と役どころを明かしている。この強行犯係のメンバー6名が初めて勢揃いする池袋署刑事課・強行犯係のセット収録初日には、事件を解決すべく捜査を進める場という緊張感のある雰囲気の中でも、自然と笑いがあふれたそう。本作は、仲間たちのチームワークと力強い結束力にも注目だ。「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」は9月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年07月08日山田涼介が新米刑事役でTBS連続ドラマ初主演、田中圭演じる破天荒刑事と強力初タッグを組む金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」が今夏スタートすることになった。原作は、第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大による刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」。人情派の生真面目キャリア刑事・神崎隆一が、超破天荒なキレ者刑事・黒木賢司とタッグを組み、池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む痛快刑事ドラマ。神崎と黒木は、性格も価値観も捜査方針も正反対の超凸凹バディ。事件捜査のたびにお互いの主義主張がぶつかり合い、衝突を繰り返す。そんな超凸凹バディには、誰にも知られてはいけない“キワドい”秘密があった!主人公となる、人情派の生真面目な刑事・神崎隆一を演じるのは、2006年の「探偵学園Q」(NTV)でドラマデビューから15年目を迎え、今回TBS連続ドラマ初出演、初主演となる山田涼介。その後も数多くのドラマや映画に引っ張りだこの山田さんは、シリアスからコミカルまで幅広い役柄を演じ分け、第39回日本アカデミー賞では新人俳優賞を受賞。今年1月に公開された主演映画『記憶屋 あなたを忘れない』では雨の中での号泣シーンで役者魂を見せつけ、近日公開予定の『燃えよ剣』では初めて本格時代劇に挑み、『大怪獣のあとしまつ』(2020年以降公開予定)では本格的なコメディ映画に初挑戦するなど、着実に役者としての活躍の場を広げている。山田さんが今回演じる神崎隆一は、正しい道こそが正義の道と信じるキャリア刑事。警察官だった父に憧れ、父親譲りの強い正義感から自らも刑事となった。しかし、正義感が強すぎるあまりに困っている人を放っておけず、時にお節介が過ぎてしまうことも…。人間の良い部分を信じたいという「人を信じる」強さが、事件捜査の難局を乗り越える武器になっていく。そして、ルール無用、事件解決のためなら手段を選ばない、直感派の破天荒刑事・黒木賢司役に田中圭が決定。主演映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』も控え(公開日未定)、ドラマや映画と出演作品が途切れることなく、さらにはバラエティ番組でも活躍する田中さん。TBSのGP帯連続ドラマに出演するのは、2016年の「家族ノカタチ」以来、4年ぶりとなる。本作で演じる黒木賢司は、直観力と洞察力がピカイチで、検挙率NO.1。「人を疑う」強さを武器に、事件を読み解くキレ者刑事。どんなことよりも“人命第一・事件解決”を判断基準とするため、ときに既存のルールを破った破天荒な捜査方針をとり、神崎をキワドい捜査に巻き込むことも。普段は飄々としているように見えるが、誰かを守るためなら自らを犠牲にする、型破りな正義漢だ。そんな性格も価値観も捜査方針も正反対な凸凹バディは、周囲に知られてはいけないある秘密が…。なんと2人は幼少期から全く別の人生を歩んでいた異母兄弟。時にぶつかりながらも池袋の街を守るために事件捜査に繰り出す神崎と黒木は、難事件の解決を通して、強固な絆を築いていけるのか!?山田さんと田中さんは今作が初共演。いま引く手あまたの2人が強力タッグを組み、池袋で巻き起こる事件に立ち向かう。「今はまだ『田中さん』『山田さん』で呼び合っているので、そこを徐々に崩して、可愛がってもらえるように懐に入っていけたらいいなと思っています。最終的には『圭ちゃん』と呼べるくらい、関係を深めていけたらいいですね」と、山田さん。「対照的な2人の刑事ドラマであると共に、異母兄弟の絆の物語でもあるので、僕らの成長を温かく見守っていただければうれしいです。凸凹バディのチグハグなやりとりもぜひ楽しみに」と語る。一方、田中さんは「検挙率NO.1のエース刑事という、ちょっとプレッシャーを感じる役」と言いながらも、山田さんについては「以前からすごくステキなお芝居をする俳優さんだなという印象だったので、今回の撮影を通して、いい意味でお互いに刺激を与え合いながら、2人の関係値も上がっていけば」と期待を込める。「なんといっても、相性の悪い、まったく似ていないけど、出会うべくして出会った2人がこれからどんなバディになっていくのか…。僕ら異母兄弟が最終的にどうなるのか…。その部分も楽しみにしていただけたら」とアピールした。あらすじ池袋署の刑事課強行犯係に配属されたキャリア刑事の神崎隆一(山田涼介)。神崎の初出勤日、相棒となる先輩刑事の黒木賢司(田中圭)は無断欠勤をしており、強行犯係の係長から行方の分からない黒木を探しだすよう命じられる。黒木の前夜の動向を調べるとガールズバーを訪れており、店員の女性と店を後にしているが、その後の足取りがまったくつかめない。そんな矢先、神崎は急ブレーキをかけたであろうタイヤ跡のそばで血の付いた黒木の警察手帳を見つけ、黒木が誘拐事件に巻き込まれたと予想する。だが、強行犯係には行方をくらましていた黒木から電話が入り…。金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」は夏、毎週金曜22時~TBS系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2020年06月15日江戸川乱歩による極彩色の迷宮世界を、倉持裕が新たな物語へと進化させる舞台『お勢、断行』が2月28日(金)に開幕する。倉持が「お勢」というヒロインの物語に取り組むのはこれで2回目だ。2017年に上演された『お勢登場』で、江戸川乱歩による8本の短編を舞台劇へと織り上げた。今回は、乱歩の世界観を踏襲しながら、稀代の悪女・お勢を軸に、善悪せめぎあう謀略の物語を立ち上げる。大正末期、女流作家のお勢は資産家の屋敷に身を寄せている。ある日、資産家からの屈辱に歯噛みする代議士が、その資産をすべて奪い去ろうと、資産家を狂人に仕立て上げる策略を思いつく。しかし、殺人事件が発生。事態はむごい惨劇へと一直線に転がり始める……。お勢役を演じるのは、奔放な明るさと謎めいた表情を併せ持つ倉科カナ。謀略の被害者となる資産家の娘を、倉持とは初顔合わせとなる上白石萌歌が演じる。また、倉持作品に出演歴のある江口のりこ、池谷のぶえ、粕谷吉洋、千葉雅子、大空ゆうひ、梶原善が脇を固め、柳下大、正名僕蔵が新鮮な風を吹き込む。極限状態に置かれた登場人物たちの滑稽さ、そして身の毛もよだつ恐ろしさ。正義とはなにか、悪とはなにか、ふたつの価値観の間で揺れ動く人間たちの姿を、倉持が感性豊かに描き出す。公演は3月11日(水)まで東京・世田谷パブリックシアター、3月14日(土)に愛知・春日井市民会館、3月17日(火)に島根県芸術文化センター「グラントワ」大ホール、3月21日(土)・22日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、3月25日(水)に香川・サンポートホール高松3階大ホール、3月28日(土)に長野・まつもと市民芸術館 主ホールにて上演。文:小川志津子
2020年02月25日