俳優の池松壮亮(29)が9月28日、都内で行われた主演映画「宮本から君へ」の公開記念舞台挨拶に出席した。新卒の営業マン・宮本浩(池松)が、仕事に恋に不器用に奮闘しながら成長する姿を描いたストーリー。一部スポーツ紙によると、サプライズで同作の主題歌「Doyouremember?」を歌うロックバンド・エレファントカシマシの宮本浩次(53)が登場。池松は「見えないかもしれませんが、鳥肌が立った」と大興奮で、「主題歌が映画のレベルをものすごく上げてくれた」と感謝したという。「若いころから演技派として注目を浴びていた池松さんですが、以前は『一番苦手なものは舞台挨拶』と公言するほど。あまり気の利いたコメントができませんでしたが、場数を踏んでいるうちにどんどんコメント力もアップ。今回も絶妙なコメントで会場をわかせていました」(舞台あいさつを取材した記者)同作は、出演するピエール瀧(52)が麻薬取締法違反で有罪判決となったことでも話題に。製作委員会の判断が注目されたが、最終的には改編や追加撮影は行わず公開することが決定していた。「8月に行われた完成披露試写の舞台あいさつで、池松さんはピエールさんについて言及。『共演者として、ピエールさんを一番近くで見ていた。あの人の目は本気でした。作品に大きな力を注いでくれた』など15分にわたって熱弁したのです。以前ならば考えられないような彼の姿に、観客や共演者らも心打たれたようでした」(前出・取材記者)
2019年09月29日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「8050問題」です。100万人以上の人がひきこもりになっている時代。ひきこもり状態が長期化し、50代のひきこもりの子供を80代前後の親が養い続ける事態が起きています。子供だけでなく、高齢になり、精神的・経済的に限界を迎えた親も孤立。これを称したのが「8050問題」です。5月に起きた川崎市登戸通り魔事件や、元官僚がひきこもりの息子を刺殺した練馬の事件をきっかけに、世間で広く注目されるようになりました。ひきこもりの定義は「自宅にひきこもり、社会参加をしない状態が6か月以上持続し、精神障がいが、その第一の原因とは考えにくいもの」です。ひきこもりは、2000年代から継続的に調査されていたのですが、調査対象が15~34歳だったため、若年層の問題のように捉えられていました。しかし、近年の調査で、中高年層のひきこもりの実態が明るみになり、2019年3月時点で、40~64歳の中高年のひきこもり人口は61万3000人。若年層も合わせると日本には100万人以上のひきこもりがいる計算になります。親が健在なうちは、50代の子供も働かなくても、実家暮らしで生活は成り立ちますが、将来、親が他界したあとが問題です。ひきこもりの支援団体の中には、「精神の問題だ」と、恫喝して強制的に外に連れ出し、立ち直らせようとするところもあります。しかし、そのやり方は当人の尊厳を傷つけますし、間違った行為だと思います。いまの社会慣習の枠に無理やり当てはめることは正しい解決法とは思えません。もう一つ大きな問題は、5月の事件もそうですが、報道で「加害者はひきこもりでした」「8050問題です」と言われることで、ひきこもりが犯罪者の予備軍かのようなレッテルを貼られてしまうことです。そのことが余計に、ひきこもりやその家族を孤立化させ、問題を深刻化させてしまいます。家から出なくても、オンライン上で仕事をしたり、社会活動に参加できるかもしれません。また、定義からすれば、職場になじめず退職し、半年ほど実家で休養するうちに働く気力がなくなり家にこもった状態にある人も、「ひきこもり」になります。本人の自覚がなくても、多くの人がひきこもりになり得る時代になってきているんです。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2019年9月25日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年09月20日9月15日、日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)の最終回が放送された。ドラマは20分拡大で放送。君嶋隼人(大泉洋)率いるラグビーチーム「アストロズ」対「サイクロンズ」のリーグ優勝をかけた対決が繰り広げられた。ドラマとは思えないリアルな試合シーンに、手に汗握る視聴者が続出した。《本当に感動しました。素晴らしいドラマでした。最終回、思わず、テレビに向かって、「行け!行け!」と、応援してしまいました。 ラグビー、以前は、全然分からなくて、興味がなかったのですが、ワールドカップは、ぜひ観て応援したいです》《まだ興奮してます!最高に面白かったです!ドラマのおかげでラグビーに出合えて感謝です!W杯も観ます!ありがとうございます》さらにネットでは、最終回に仕組まれた“サプライズ”にも注目が集まった。ドラマ序盤では、「ラグビーワールドカップ2019日本大会」(日本テレビ系)のスペシャルサポーターである「嵐」の櫻井翔(37)が友情出演。櫻井はドラマで浜畑譲を演じた廣瀬俊朗(37)と慶應義塾大学の同級生でもある。櫻井は別チームのゼネラルマネージャーとして「アストロズ」の練習場に現れ、視聴者を沸かせた。他にも、ドラマ放送日にTwitterの公式アカウントではこんな予告がされた。《なんと米津玄師さんご自身が描かれた主題歌「馬と鹿」のジャケット写真が、本日の最終回のどこかに登場しますどこに登場するのか、80分間瞬きなしでご覧ください》《なんて素敵なサプライズ》《馬と鹿のジャケット探すのも楽しみの1つですね》と視聴者から歓喜の声が上がった。さらに15年、18年に放送された「下町ロケット」(TBS系)に登場した「帝国重工」や「アイチモータース」の名前がスポンサー企業として映し出された。この「下町ロケット」は「ノーサイド・ゲーム」と同じく、池井戸潤氏(56)が原作者のドラマだ。このクロスオーバーぶりに、視聴者からこんな声も上がった。《帝国重工とアイチモータースの横断幕が!!!やるねー!》《Japanix、ダイワ食品、イツワ電器、Yamatani、アイチモータース…池井戸作品の架空企業の広告幕にニヤニヤ》同ドラマは、第1話でも事前発表されていなかった主題歌がドラマ放送途中に突如流れて解禁された。また、第9話では濱田岳(31)が登場。濱田が「3年B組金八先生」(TBS系)で演じた役名「狩野伸太郎」で出演するなど視聴者を沸かせてきた。ドラマ内に散りばめられた数々の“サプライズ”は視聴者の心を掴む要素となったようだ。
2019年09月16日池井戸潤原作、大泉洋主演、松たか子らが出演する「ノーサイド・ゲーム」が9月15日放送で最終回を迎えた。「嵐」櫻井翔のゲスト出演に米津玄師の主題歌「馬と鹿」ジャケット画の登場、さらに圧巻の決勝戦と見どころ満載の最終回に視聴者の反応は!?大手自動車メーカー「トキワ自動車」の低迷ラグビーチーム「アストロズ」のGMとなり、改革を推し進め優勝を狙えるまでにした君嶋隼人に大泉さん。そんな君嶋を力強く支える妻の真希に松さん。君嶋の“天敵上司”だった滝川桂一郎に上川隆也。君嶋とは大学の同期で「アストロズ」監督の柴門琢磨に大谷亮平。君嶋の新たな“天敵”脇坂賢治に石川禅。アストロズのエース・浜畑譲に廣瀬俊朗。同じポジションを争う七尾圭太に眞栄田郷敦といった俳優陣が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。君嶋がGMとなって2シーズン目、アストロズとサイクロンズによる最終戦が迫る一方、取締役会では脇坂がアストロズの予算削減を提案、これが可決されれはアストロズは廃部に追い込まれてしまう。そんななか謎の男性がアストロズの練習場にやってくる。選手たちはサイクロンズのスパイでは!?と怪しむが、実はブルズのGM・赤木で、アストロズの改革を研究しに来ていた…。そのブルズGMを演じたのが「嵐」櫻井さん。「櫻井翔さんしょっぱなから出てるー!」「櫻井は別チームのGM役だったのか」などいきなりの櫻井さん登場に沸き立つタイムライン。また脇坂の悪事を暴こうと調査する君嶋が滝川のもとを訪れるシーンでは、滝川の部屋に主題歌「馬と鹿」のジャケ画が飾ってあるのを見つけた視聴者から「馬と鹿の絵が滝川の部屋に!」「馬と鹿の絵見つけた!!」など興奮の声も。その後蹴球協会も改革に向け動き出し、アストロズの存続も決定。物語はサイクロンズとの決戦へ収斂していく。決戦に向け柴門が用意していた“秘策”、それは浜畑と七尾の両方が出場するダブルスタンドオフ。ラストは負傷し足を引きずる浜畑が託したボールを七尾が受けとりトライ。逆転優勝を決めるというものだった。圧巻の試合映像と感動のラストに「大学一年のときに秩父宮でラグビー見たときの気持ち思い出す」「ノーサイドゲーム見てると本当のラグビーの試合見てみたくなる」などの感想や「浜畑さん鬼気迫るわ」「9/20からはリアルノーサイドゲームのはじまりだー」など本作をきっかけにラグビーに興味を抱いた視聴者からのツイートが続々寄せられ続けている。(笠緒)
2019年09月16日大泉洋、松たか子、上川隆也、大谷亮平らをキャストに迎え、池井戸潤書き下ろし小説をドラマ化する「ノーサイド・ゲーム」の第8話が9月1日放送。し烈なポジション争いを繰り広げる「アストロズ」の選手たち。その結末に感動の声が集まっている。大手自動車メーカー「トキワ自動車」に勤務、ラグビーチーム「アストロズ」のGMとなった君嶋隼人役で大泉さんが主演。君嶋の妻・真希に松さん、自らが進めるカザマ商事買収に反対した君嶋を左遷した“天敵”滝川桂一郎に上川さん、君嶋とは大学時代の同級生でアストロズ監督を務める柴門琢磨に大谷さん。故障でいったんラグビーを辞めたもののアストロズで復帰する七尾圭太に眞栄田郷敦、七尾とポジション争いを繰り広げることになるアストロズのエース・浜畑譲に廣瀬俊朗、カザマ商事三代目社長の風間有也に中村芝翫といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。滝川のカザマ商事買収話は大詰めを迎え、社内でも滝川の力は増大していた。一方、開幕に向けて激しいレギュラー争いを繰り広げるアストロズの本拠地・府中工場にはゴルフ場建設反対派が再び集結するようになっていた。君嶋が反対派リーダーの苗場(金山一彦)に声をかけ懇親会を開くと、そこで以前は反対派の先頭を切っていた森下教授(辻萬長)が5か月前に突如運動を辞めたことを知る。森下はタンカー座礁事件でカザマ商事のオイルを検証した人物だった。森下には病気の娘がおり、君嶋は森下がカザマ商事に娘の治療費を肩代わりしてもらう代わりにオイルのデータを偽装したのではないかと疑う。君嶋がカザマ商事の疑惑に迫っていた頃、アストロズでは七尾のスタミナ不足の原因が膝の故障にあると見抜いた浜畑が針治療を受けさせる。針で膝が回復した七尾と浜畑は開幕メンバーを決める部内マッチで対決。結果は七尾がメンバーに選ばれる。悔しさをにじませながらも浜畑は七尾を抱きしめ激励するのだった…というのが今回の展開。ライバルと最高の状態で闘ったうえで、負けても相手を祝福する…そんな浜畑のスポーツマンシップと、それを讃えるチームメイトたちに「辛い辛い、浜畑の涙辛い」「浜畑(廣瀬さん)がいい!涙で前が見えない」「正面から正々堂々と闘う姿は、人の心を動かす」「浜畑さんの悔しさと応援する気持ちと監督の苦渋の決断、仲間の動揺、ぐちゃぐちゃになって涙出た」など感動の声が殺到、放送後もSNSには投稿が続々とアップされ続けている。(笠緒)
2019年09月01日池井戸潤の書き下ろし新作小説を大泉洋主演でドラマ化した日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」。その第7話が8月25日にオンエア。シーズン開幕直前、アストロズを襲った危機…主力選手の引き抜きに君嶋らはどう対峙したのか?視聴者からの反応は!?大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマンだが、上司の企業買収に異を唱えた結果、本社から府中の工場に左遷され低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMを任された君嶋隼人を大泉さんが演じる。君嶋の妻の真希には松たか子、君嶋を左遷した“天敵上司”であり、いまや社長の座を狙う滝川桂一郎に上川隆也。君嶋の大学時代の学友で「アストロズ」監督となった柴門琢磨に大谷亮平。「アストロズ」の主力選手・浜畑譲にラグビー日本代表の廣瀬俊朗。里村亮太に佳久創。海外でのプレー経験がある若手・七尾圭太に眞栄田郷敦。佐々一に林家たま平。宿敵「サイクロンズ」のGM・鍵原誠に松尾諭。柴門を城南大学ラグビー部の監督から更迭した「サイクロンズ」監督・津田三郎に渡辺裕之といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「アストロズ」の弱体化を狙う「サイクロンズ」の津田は主力である浜畑を引き抜こうとするが、浜畑は誘いを固辞する。しかし津田と鍵原は里村にも移籍を打診しており、日本代表でプレーすることを願う里村はサイクロンズに移籍することを決意、アストロズに激震が走る。移籍承諾書を発行しなければ里村は1年間プレイできない。GMの戦略としては承諾書を出さないべきだが…悩んだ君嶋が出した結論は!?というのが今回のストーリー。「まさか里村が移籍するとは」「他チームの弱体化が目的の移籍につぶされなきゃいいけど」「アマチュアだから移籍金とかないのか、サイクロンズに行く気持ちも分かる」など里村の移籍に衝撃を受ける視聴者が続出。よりよい環境でプレーしたいという里村に、今まで育ててきたチームや会社を裏切るのかと憤る君嶋だが、結果承諾書を発行、チームメイトとともに里村に熱いエールを送る。感動のラストに「最初はチームや人間関係のドロドロバラバラな面見せておいて、着地点はスポーツマンらしい所で良かった」「浜畑が里村の胸を叩いたとき、不覚にもグッときた」などの声が続々。また「最終回は彼らの対戦を見ることになるのか」「里村との関係は、サイクロンズとの決戦でのキーポイントになりそう」と里村が今後の展開に深く関わりそうだという意見も多数投稿されていた。(笠緒)
2019年08月25日池松壮亮主演映画『宮本から君へ』の公開に先立ち、先日行われた完成披露舞台挨拶に池松さんをはじめ、蒼井優、井浦新、一ノ瀬ワタル、真利子哲也監督らが参加した。この日、盛大な拍手で迎えられたキャストたち。主人公・宮本を演じた池松さんは「いよいよこういう日を迎えられて幸せに思います」と挨拶。出演しているピエール瀧について「あの人の目は本気でしたし、この作品にとんでもなく大きな力を注いでくれていたと思っています」と触れつつ、「もうあの瞬間に戻ることはできないというくらいスタッフ全員がパワーを注ぎ込んだ作品となっています」と並ならぬ思いを語っていた。また、ヒロイン・中野靖子役の蒼井さんも「生半可な気持ちでは立ち向かえない作品でした。すごい熱量の作品でしたので、自分たちもぼろぼろになりながら平成の終わりにみんなで挑みました」と言い、「その熱量が少しでも観客の方々に届けば」とコメント。さらに、靖子の心に住み着く元彼・風間裕二役の井浦さんは「これからとんでもないことが起きるので宮本から振り落とされないようにしっかりとしがみついて楽しんでください」と観客の期待を煽った。また、撮影中の驚きのエピソードを披露する場面も。愛する人のため“絶対に勝たなきゃいけないケンカ”に挑む撮影では、なんと、池松さんが撮影で自らの“歯”を抜こうとしていたという!「多くの人の人生のバイブルになっている作品なので、歯くらい捧げないと原作の新井先生にも認めてもらえないんじゃないだろうか」と心配していたゆえの行動だったそうだが、新井さんらに止められ、蒼井さんにも「歯は大事だよ」と言われた池松さんは、「なんか母親に止められているような、妙な説得力があって…皆さんも踏みとどまりたいことがあったら、蒼井さんに止めてもらうといいですよ」と会場の笑いを誘った。そして最後に、池松さんが「人間讃歌であり、壮大なラブレターのような作品になったと思います」とメッセージを送ると、真利子監督も「もちろん新井さんの描かれた『宮本から君へ』があってこそですが、自分が客観的に見てもすごい映画になりました」と本作への自信を覗かせていた。『宮本から君へ』は9月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:宮本から君へ 2019年9月27日より全国にて公開Ⓒ2019「宮本から君へ」製作委員会
2019年08月23日池井戸潤の新作小説を大泉洋主演、松たか子、上川隆也らの出演でドラマ化した「ノーサイド・ゲーム」。注目の6話が8月18日放送。今回は眞栄田郷敦演じる七尾圭太がついに試合に参加。その圧倒的“神業”に多くの視聴者が興奮の声を上げている。大手自動車メーカー「トキワ自動車」に勤務、カザマ商事買収に反対したことで左遷され低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMとなった君嶋隼人に大泉さん。君嶋を力強く支える妻の真希に松さん。カザマ商事買収を進める中心的存在で君嶋を左遷した“天敵上司”の滝川桂一郎に上川さん。君嶋とは大学時代の同級生で「アストロズ」監督となった柴門琢磨に大谷亮平。ラグビーに思い入れがあり「アストロズ」を見守るトキワ自動車の社長・島本博に西郷輝彦。ラグビーの才能がありながら挫折、トキワ自動車に新卒で入社した七尾圭太に眞栄田郷敦といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。プラチナリーグを2位という好成績で終えたアストロズ。奇跡のような躍進ぶりをみせたものの、優勝という目標を達成できず収支も改善していない状況で、役員会議では昨年に続き滝川から責められることに。島本社長が進退をかけ予算を承認したことで、辛くも予算は承認された。数日後、君嶋は脇坂(石川禅)から本社に戻らないかと誘われ、GMを続けるべきか本社に戻るべきか迷う君嶋だったが、GMを続ける決意を固める…というのが今回のあらすじ。海外で挫折し帰国、ラグビーを封印しビジネスマンとして「トキワ自動車」に入社したいと考えていた圭太を君嶋が説得、その後アストロズの試合を見た圭太は柴門のもとを訪れラグビー部への入部を希望。そして今回の終盤、ファン感謝祭での紅白戦に出場。難易度の高い“神業”ドロップゴールを決めるなど大活躍する…そんな圭太に「七尾圭太が想像を超えた神だった!」「七尾くん、アストロズどころか、日本ラグビーを救いそう」などの感想が。圭太を演じている眞栄田さんにも「眞栄田郷敦くん、マジカッコいい」「ラグビー未経験だと思うけど、さすがに運動能力高そう」などの声が上がっており、今後の活躍に期待する視聴者からの熱い視線が寄せられている。(笠緒)
2019年08月18日池井戸潤書き下ろしの同名新作小説を大泉洋主演、松たか子、上川隆也らの出演でドラマ化する「ノーサイド・ゲーム」。その第4話が8月4日オンエア。今回は控えながらチームのために愚直に努力する佐々に君嶋がかけた言葉に感動の声が集まっている。大泉さんが主人公の君嶋隼人を演じ主演、君嶋の妻・真希に松さん、君嶋の“天敵”滝川桂一郎に上川さん、「アストロズ」のアナリストでもある総務部員・佐倉多英に笹本玲奈、君嶋とは大学時代に同級生だったアストロズ監督・柴門琢磨に大谷亮平、君嶋が勤務するトキワ自動車の社長・島本博に西郷輝彦、海外で挫折し日本でビジネスマンとしてやり直そうとする七尾圭太に眞栄田郷敦といったキャストが出演。大泉さん演じる大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人は、上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、本社から府中の工場に左遷され、低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMを兼務することになる。ラグビーに嫌な思い出がある君嶋は当初、毎年14億もの予算を使いながら弱小チームであるアストロズを廃部にしようと考えるが、部員達の境遇や自分の左遷が滝川の策略だと知り、アストロズを優勝に導こうと決意。大学時代の因縁の存在でもある柴門に声をかけ監督として招聘。アストロズの認知を上げるため地域活動に力を入れるなど地道な努力を重ねた結果、シーズン開幕には1万4千人もの観客が押し寄せる…というのがこれまでの展開。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。プラチナリーグ勝利と集客を滝川に報告する君嶋だが、滝川からは厳しい言葉を浴びせられる。いまのままではプロモーションに限界があると感じた君嶋はビジネス誌に取材してもらうことに。レギュラー選手たちが写真を撮られている脇で、佐々(林家たま平)たち控え選手は雑用をこなしながら自分も取材されたいと闘志を燃やす。だが、取材の情報を知ったサイクロンズのGM・鍵原誠(松尾諭)は雑誌に出稿、記事内容を差し替えさせてしまう。さらに佐々が「府中グリーンカントリークラブ」の責任者・青野(濱津隆之)の機嫌を損ね、9000万もの取引が破談になってしまう…というのが今回のストーリー。実は取引が破談になったのは佐々のせいではなく、逆に青野は佐々の熱意を見てアストロズの試合を観戦する…というラストだった。エース選手と自分の人気の差を感じ、そこに数々の失態が重なって落胆、ラグビー部を辞めようとする佐々に君嶋が「みんな信頼してる。アストロズには君が必要だ」と声をかけ勇気づける…このシーンに「こんな風にちゃんと見てくれる上司に巡り会えて、幸せだね」「一生懸命な佐々さんが報われてよかった」「こつこつ実直に頑張っていたことを認められる話が堪らなく好き」「不器用な人が報われる話って本当に気持ちが入るわ」など感動の声が続々。佐々を演じているのは9代目林家正蔵を父に持つ落語家の林家たま平。ラグビー経験もあるというたま平さんの筋骨隆々に鍛え上げられた肉体にも「佐々くんてこぶ平さん(正蔵さん)のお子さんなの。驚」など驚きの反応が寄せられている。(笠緒)
2019年08月04日池井戸潤書き下ろし新作小説を大泉洋主演でドラマ化する「ノーサイド・ゲーム」の第3話が7月28日オンエア。チームの強化と同時に収益改善にも取り組む君嶋が直面する新たな難問…そして開幕戦。感動のラストに震える視聴者が続出している。大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマンで、上司の企業買収に異を唱えた結果、本社から府中の工場に左遷され、低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMを兼務することになる君嶋隼人に大泉さん。厳しくも愛を持って君嶋を支える妻の真希に松たか子、君嶋を左遷した“天敵上司”で社長の座を狙う滝川桂一郎に上川隆也、君嶋とは大学時代の同級生で「アストロズ」の監督となった柴門琢磨に大谷亮平。ラグビーに詳しい府中工場の総務部員・佐倉多英に笹本玲奈、君嶋の考えに理解を示す「アストロズ」キャプテンの岸和田徹に高橋光臣、トキワ自動車社長・島本博を西郷輝彦がそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話では君嶋がGMとして「アストロズ」の強化だけでなく黒字化にも取り組もうとする。アストロズは観客動員が低いだけでなく、プラチナリーグに参加している企業チームは日本蹴球協会に高額の参加費を払っているが、それに見合うリターンもない。そのことをGM会議で訴えても相手にされず、観客動員の改善のためボランティアなど地域に密着した活動に力を入れようと提案する。しかしその結果、練習にボランティアと選手たちの負担は増え、とうとうボランティアをボイコットする選手が現れ始める。そんななか心身ともに疲弊した岸和田がケガをしてしまう。岸和田は入院先で以前サインボールを渡した少年と再会、少年たちの姿に勇気をもらう。そしてプラチナリーグが開幕を迎える。自分達の活動が集客に結び付くか疑問を抱いていた選手だが、いざ開幕するとスタジアムには大勢の観客が。選手たちの活動はムダではなかった……というラスト。諦めムードの選手たちを大勢の観客が大歓声で迎える…感動的なサプライズラストに、「ドラマァッ!て感じで最後は気持ちが良いわ」「話熱いからラグビーにこれで興味持つ人多そう」など感動の声が多数。またラグビーの様々な“裏側”も丁寧に描く展開に、ラグビー経験者らしきアカウントからの「自分は選手側も経験してるしスタッフ側も経験してるから色々分かる」といった共感の声や、「ラクビーの現状を訴えかけたり、経営や運営の観点にも踏み込んだ視点があり面白い」といった感動の声も寄せられている。(笠緒)
2019年07月28日米津玄師は、新曲「馬と鹿」を2019年9月11日(水)にリリース。8月12日(月)0時より先行フル配信がスタートする。「海の幽霊」に続く新シングル「馬と鹿」前作「海の幽霊」では、はじめて映画主題歌を手掛けた米津玄師。新曲「馬と鹿」は、池井戸潤の小説を映像化した大泉洋主演の『ノーサイド・ゲーム』の主題歌として書き下ろした。シングルCDは、「ノーサイド盤」「映像盤」「通常盤」の3形態で展開し、CDには3曲を収録。「馬と鹿」とともに前作「海の幽霊」と、新たな楽曲「でしょましょ」を加えた。紙ジャケットで展開される「映像盤」は、2019年1月より全国を巡った「米津玄師2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」ライブ映像のティザーを収録しており、「Lemon」をはじめ、「Flamingo」や「TEENAGE RIOT」など最新シングル曲を含む全11曲を楽しめる豪華内容となっている。なお、「ノーサイド盤」には、レザージャケット仕様で、音の鳴る“ホイッスル型ペンダント”が付属する。米津本人が手掛けたジャケットイラストジャケットのイラストは、米津玄師本人が書き下ろした。「Lemon」などのCDジャケットおよびツアーグッズのイラストをこれまで自身で手掛けてきた米津が、楽曲タイトルにちなんで馬と鹿をあわせた架空の動物を描いた。最新ビジュアルも公開「馬と鹿」のリリースに先駆けて、最新のアーティストビジュアルを公開。2色の石が混ざり合うことなく左右に分かれ、その間にたたずむ、淡い水色の髪をした米津に光が差す幻想的なビジュアルに仕上がっている。撮影は、写真家・小浪次郎が手がけた。米津がツイッターでコメント米津本人は、ツイッターで「TBS日曜劇場「ノーサイドゲーム」の主題歌を担当させて頂きました。「馬と鹿」という曲です。大泉洋さん演じる君嶋が、逆境の中をひとつひとつ進んでいく様をどうにか音楽にできないかと探っていった末にこの曲ができました。素敵なドラマとご一緒できて嬉しいです。どうかよろしくお願いします。」と楽曲に対する想いを語った。【詳細】米津玄師 新シングル「馬と鹿」発売日:2019年9月11日(水)■商品形態・ノーサイド盤(初回限定):CD+ホイッスル型ペンダント(レザージャケット) 1,900円+税・映像盤(初回限定):CD+DVD(紙ジャケ) 1,500円+税通常盤:CDのみ 1,000円+税■収録内容-CD-(全形態共通)1.馬と鹿2.海の幽霊3.でしょましょ-DVD-(「映像盤(初回限定)」のみに収録)1. 「米津玄師2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」LIVE Teaser2. 「海の幽霊」MV■購入者店舗特典共通特典あり(詳細は後日発表)※特典は「先着」となり、数に限りあり。一部の店舗/ECサイトでは特典が付かない場合あり。予約購入は、特典の有無を店頭/ECサイトで確認。■先行フル配信配信日:2019年8月12日(月)配信先:
2019年07月15日池井戸潤書き下ろしの同名新作小説を大泉洋主演でドラマ化する日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」の第2話が7月14日放送。大谷亮平演じる柴門琢磨が選手たちに送った“手紙”に「素敵だ」と感動の声がSNS上に溢れている。大泉さんが左遷され低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMとなった君嶋隼人を演じ主演。そんな君嶋を力強く支える妻の真希に松たか子。君嶋を左遷した“天敵上司”・滝川桂一郎に上川隆也、ラグビーの知識と分析能力が豊富な総務部員・佐倉多英に笹本玲奈、君嶋とは大学時代に同級生だったラグビー監督・柴門琢磨に大谷さん、君嶋が勤務するトキワ自動車の社長・島本博に西郷輝彦といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」のGMとなった君嶋は新監督人事のことで悩んでいた。君嶋はこれまで培ってきた経営戦略室での経験から、チームを優勝させるには優勝経験を持つ者を監督にしたいと考えるが、前GMの吉原(村田雄浩)が残していった候補者には優勝経験がなかった。そんな折、柴門が城南大学の監督を退任。君嶋は柴門に監督就任を打診するが柴門からは取り付くしまもなく断られてしまう、実は2年前、滝川が監督のオファーしていたがその後断っていたのだ。誠心誠意謝るしかないと君嶋は謝罪の“手紙”を送る。するとそこに書かれた君嶋の名前を見た柴門から連絡が…というのが第2話の展開。今回は監督を受けるに当たり柴門が選手に対し送った“手紙”に多くの視聴者が反応。過去の試合の映像などを徹底的に分析し、選手1人1人の課題を的確に指摘した直筆の手紙はアストロズの選手たちの心を打ち、結果全員が柴門の監督招へいを受け入れるという展開になったのだが、視聴者からは「柴門さん試合も映像で見て全部手書きの手紙とかすごいな」「この人すごいな…昔のプレイを見て一人一人に手紙出すって」「全員に手紙とか惚れる」といった感想が続々と寄せられた。柴門の心を開くための君嶋の手紙と、選手の心を開くために柴門が送った手紙。「人の心を揺り動かすキーとして『直筆の手紙』があるの、このLINEやメールの御時世に何ともアナログで原点回帰な感じがして好き」「手紙作戦はシンプルだけにごまかしが効かない分、胸に届くんやろなあ」と、“手紙”がキーとなった今回のストーリーに感動した視聴者からの声がSNSに溢れている。(笠緒)
2019年07月15日7月7日、日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)の第1話が放送された。本ドラマは小説家・池井戸潤氏(56)の最新作が原作。放送後、主人公の君嶋隼人を演じる大泉洋(46)に《心のこもった演技は人の胸を打つね》と絶賛の声があがった。いっぽうで、主人公と対立する“悪役”の滝川常務を演じた上川隆也(54)にも絶賛の声が寄せられている。《悪役ぶり痺れます》《役者上川隆也の真髄を見せつけられた気がする》《上川さんの悪役最高 優しい口調だけど出世のために人を貶める邪悪な上司》池井戸氏の作品は、過去にも日曜劇場で「半沢直樹」(’13年)や「陸王」(’17年)などがドラマ化された。いずれも主人公が組織の中で奮闘し、苦境の中から成功をつかみとる逆転劇が特徴的。この「池井戸作品」に引き込まれるファンは多い。悪役も「池井戸作品」のドラマにとって重要な存在だ。たとえば、「半沢直樹」で悪役を演じた香川照之(53)は強烈なインパクトを残した。さまざまな顔芸や悪態をつき、最後には土下座で主人公に屈した。このように悪役はインパクトが強いほど、主人公が成功した時の反響も大きい。本ドラマで上川が演じる滝川常務は、皮肉を利かせて鼻先で相手をせせら笑うような冷徹上司。そんな上川は先月まで「執事 西園寺の名推理」(テレビ東京系)で、スマートな“善人”の執事を演じたばかりだ。それだけに上川のギャップに驚きの声があがった。《西園寺と滝川常務 同じ人が演じてるとは思えない》《“奥様の仰せのままに”の執事の時には感じられなかった色っぽさが炸裂》《滑舌の良い上川さんがわざと口をあまり開けずに喋ることで嫌な感じを強調してる》ドラマはスタートを切ったばかりだが、《上川さんの演技で大泉さんもより輝く、そう思いました》《もっともっと悪くなってほしい》と重要な役どころを担う上川に期待の声も。上川の悪役ぶりが、今後のドラマの行方を左右しそうだ。
2019年07月08日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「政党の広告戦略」です。SNSを使った政党の広告手法。気軽に流されないで。今年は選挙イヤー。春に統一地方選挙があり、夏には参議院議員通常選挙が予定されています。投票可能な年齢が20歳から18歳に下がり、いずれ行われるかもしれない国民投票も視野に入れながら、各政党は若年層をとりこもうと広告戦略に余念がありません。まず3月に共産党がTikTokに公式アカウントを開設したことがニュースになりました。自民党は令和が始まると同時に「#自民党2019」プロジェクトの特設サイトをオープン。安倍首相ら自民党の7人を描いた屋外広告を街中に展開。動画CMでは10代のアーティストらを登場させ、話題を呼びました。与党の自民党は予算があるため、クオリティの高い広告を大量に作っていますが、どの政党も様々な手法で宣伝しています。皆が話題にあげ、SNSで拡散されることを狙っているのです。ただ、イメージの良い政党=自分の希望する社会を作る政党、とは限りません。広告では具体的な政策は語られず、スローガンを謳うだけです。「現実的な政策を広告で述べたところで、国民は耳を傾けてはくれないだろう」というのが政党側の意見です。イデオロギーを人の心に植え付けるとき、声高にメッセージを掲げるのではなく、美しい、かっこいい、悲しいなど、感情に訴え、知らず知らずにそう思わせるのがプロパガンダ(大衆操作)です。戦時中、ナチスはワーグナーの音楽やかっこいい映像を使い、ドイツが特別な国家だと国民に思わせましたし、アメリカはディズニーのドナルドダックを反ナチス映画に使いました。政治家がアートやスポーツをプロパガンダに利用する歴史は連綿と続いています。ですから、「なんとなくいいな」と思ったときには、誰かがそう思うように感情に訴えたのかもしれないと肝に銘じてください。そして、「なぜ、自分はよいと思ったのだろう?」と冷静に自問することが大事です。10年後20年後、どんな社会であってほしいですか?自分はどうありたいですか?具体的なビジョンを描けなければ、政策の是非も判断できません。イメージで選んだ政治の、その先の民主主義は足元が脆いと思います。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2019年7月10日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年07月08日大泉洋主演で池井戸潤書き下ろしの同名新作小説をドラマ化する新・日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」が7月7日から放送開始。本作がTBS連ドラ初主演となる大泉さんの熱い演技と、ラグビー部員役で出演している廣瀬俊朗、また眞栄田郷敦らに大きな注目が集まっている。本作は大泉さん演じる大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人が主人公。君嶋は上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、本社から府中の工場に左遷され、低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMを兼務することになる。君嶋を支える妻・真希に松たか子、君嶋を左遷した“天敵上司”であるトキワ自動車の常務取締役営業本部長・滝川桂一郎に上川隆也、府中工場の総務部員・佐倉多英に笹本玲奈、「アストロズ」キャプテンの岸和田徹に高橋光臣、トキワ自動車の社長・島本博に西郷輝彦といった俳優陣が共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トキワ自動車の経営戦略室で働く君嶋が、ある企業の買収を推し進めようとする滝川に異を唱えたことで府中工場の総務部長兼「アストロズ」のGMとなり、早速予算案をまとめようとするがその低迷ぶりと14億もの巨額赤字、そして君嶋自身の“ラグビー嫌い”から廃部を決意。だが部員達の境遇や自分の左遷が滝川の策略だと知った君嶋が「アストロズ」を優勝に導こうと決意する…というのが1話のストーリー。大泉さん初のTBS連ドラ、それも日曜劇場の主演ということで多くの視聴者が注目した第1話。「大泉さんの良いとこが詰まったドラマや…大泉さんの株が爆上がり」「大泉さんの熱演っぷりが素晴らしかった」などの声が上がる。特に終盤のアストロズの部員たちを前に熱く語りかける長ゼリフには「大泉洋の長台詞に引き込まれた」「長ゼリフは心に来るな。聞いてるこっちまで熱くなる」など感動の声が集まっている。また「アストロズ」の部員・浜畑譲で出演している廣瀬俊朗はラグビー日本代表経験もある本物のラガーマンだが、その演技に「廣瀬さん演技上手いな!」などの反応が多数。さらに1話では数シーンの登場だったが七尾圭太役で出演する眞栄田郷敦にも「兄の新田真剣佑君とはまた違った魅力」「役作りで15kg増量は意気込みを感じる」といった投稿が寄せられている。(笠緒)
2019年07月07日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「米中貿易摩擦」です。アメリカも中国も譲らない状態がまだまだ続きそう。先日福岡で開催されたG20財務大臣・中央銀行総裁会議で、多くの国から、アメリカと中国の貿易摩擦が激化すれば、世界経済に大きなリスクを負わせるのではという意見が出ました。関税を巡る米中の貿易摩擦が表面化したのは昨年からです。トランプ大統領は就任前から、アメリカの貿易赤字を問題視しており、輸入品に高い関税をかけ、自国製品が売れるようにしたいと考えていました。昨年7月、中国製品に高い関税をかけ始めたところ、中国は反発。アメリカからの大豆や牛肉などに高い関税をかけ、対立が加速したのです。今年になり、アメリカは、「中国製の携帯電話はアメリカの技術を盗み取ったもの」と、中国の特定企業との取引を停止させました。対する中国は、半導体の元となる「レアアース」のアメリカへの輸出制限を示唆。アメリカは中国からの輸入品のほとんどの関税を引き上げましたが、さらに3000億ドルに相当する品目も、最大で25%まで引き上げるかどうか、6月末に決めると発表しました。『ウォール・ストリート・ジャーナル』の記者は、両者の勝負はしばらく膠着状態だろうと見立てており、中国研究の第一人者・遠藤誉さんは、「GDPで世界1位になるまで中国は退かないだろう」と話していました。中国外務省は先日、「米国が貿易摩擦を激化させたいのであれば、断固たる決意で対応する」と強い態度を示しました。いま中国は一帯一路構想により、アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカまでの巨大貿易ルートを確保しようとしています。各国に巨額の支援や融資を施し、中国側に引き入れようと画策。例えばカンボジアのフンセン政権は、中国の支援に対し、プノンペンに中国人のための街を建設。強制退去させられた地元の人々の不満が募っています。アメリカもまた、中東地域の戦争や、自国内でも不法移民問題で人権を抑圧。人々の不満が積もれば、いつかほころびを見せるのではないでしょうか。いまこそ日本には、目先の利益にとらわれず、人権を守る協調体制が求められます。アメリカや中国、その他の国々との橋渡し役になることが、長期的には自国を守る術にもなるでしょう。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2019年7月3日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年06月28日千葉真一(80)の次男で新田真剣佑(22)の弟・眞栄田郷敦(19)が、7月スタートのTBS系ドラマ「ノーサイド・ゲーム」で連続ドラ初出演を果たす。一部スポーツ紙が報じた。同ドラマは作家・池井戸潤氏の同名小説が原作。本社から工場に左遷された大手自動車メーカー勤務の主人公を大泉洋(46)が熱演。成績不振にあえぐ同社ラグビーチームのGMに就任して奮闘する姿を描く。記事によると眞栄田が演じるのはニュージーランドからの帰国子女で、自動車メーカーの海外事業部に所属する社員。今年俳優デビューしたばかりだが、3度のオーディションで物語の重要な役どころに抜擢された。そんな眞栄田はラグビー・トップリーグのパナソニックの練習に参加。さらには筋トレで体重を15kg増量するなど、並々ならぬ意気込みで役作りに励んでいるという。「眞栄田さんは昨年秋のファッション関係イベントで芸能界デビュー。兄と同じくイケメンですが、父に空手を仕込まれ大会で優勝した経験もあります。過酷な役作りに耐えられる精神力も持っています」(芸能記者)芸能界入り前、岡山県内の私立高校に通っていたという眞栄田。そこでは、意外な才能も発揮していた。「所属していたのは吹奏楽部。17年には部長をつとめ、アルトサックスを担当。部員を率いて『全日本吹奏楽コンクール』に出場し、銅賞を獲得しています。大会に出場した他校の女子生徒の間では、そのイケメンぶりが話題になっていたそうです」(前出・芸能記者)抜群の運動神経に加え、リーダーシップも持ち合わせている眞栄田。その華麗なる経験をテレビで披露する日も近そうだ。
2019年06月23日池井戸潤原作ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演する新たなキャストが決定。松たか子、上川隆也、八代目中村芝翫が、大泉洋扮する主人公・君嶋隼人を取り巻くキャラクターを演じる。出世の道を絶たれた君嶋の再起をかけた戦いが描かれる本作。女優で歌手の松さんが演じるのは、君嶋の最大の理解者にして“夫を尻に敷く”妻・真希。池井戸作品初参加となった松さんは「池井戸さんの作品は“日々を生きている人に寄り添う”イメージで、コツコツ生きている人の大きな夢を描いたり、現実と理想を一致させてくれる展開が、見る人・読む人の共感を呼ぶのかなぁと思っています。その世界観になじんでいけるように頑張りたいと思います」と意気込み、「真希の言動で旦那さんが一歩踏み出せたりするような、無意識でも補い合えるチームワークを夫婦間・家族間で作れたらいいなと思っています」とコメントしている。また、君嶋が工場に飛ばされる原因となった企業買収先の「カザマ商事」3代目社長・風間有也役を、歌舞伎俳優の芝翫さん。君嶋を府中工場に飛ばし、ことあるごとに君嶋の前に立ちはだかる天敵、トキワ自動車常務取締役営業本部長・滝川桂一郎役を、現在「執事 西園寺の名推理」で“執事”を好演中の上川さんに決定した。大泉さんについて「“音のいい役者さん”」と表現する芝翫さんは、「今回がっちり組んでお芝居ができることで、わたしの中の新しい部分を引き出していただけると楽しみにしております」と共演に期待。上川さんは「大泉さんと現場でご一緒する機会は、これまで一度しかないのですが、画面を通して彼の姿を数限りなく見ている気がします。朗らかな印象が強いですが、今回の役回りはこれまでと一味違う『才気溢れていながら苦悩を強いられる役回り』で、わたしはその苦悩を強いる男・滝川を演じます。今までにない新鮮味を覚えています」と語り、「滝川を演じるにあたり、小細工せずにいけたらと思います。“企みながら企まない”というようなアプローチで臨みたいと考えています」とコメントしている。「ノーサイド・ゲーム」は7月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年06月08日7月スタートの新・日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」の主演・大泉洋が、先日クランクインを迎え、初日の感想を明かした。本作は、6月13日(木)にダイヤモンド社から刊行される池井戸潤書き下ろしの同名新作小説が原作。左遷された男が低迷するラグビー部と共に、再起を目指す物語を描く。大泉さんが演じるのは、大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人。出世レースの先頭に立ち、幹部候補とまで言われていたが、上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、本社から府中工場に飛ばされてしまい、しかも低迷するトキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーとの兼務まですることに――。そんな大泉さんが、今回クランクインし最初に撮影したのは、トキワ自動車の本社がある設定の丸の内界隈を歩くシーン。異動が決まった君嶋は、肩を落とす…。撮影が行われたのは、休日の早朝。約300人のエキストラが集まり、休日とは思えない、まるでオフィスタイムのような喧騒を再現。そんな光景に大泉さんも「早朝からとんでもない数のエキストラがいらっしゃってました。演出の福澤さんらしい大変豪華な迫力のある映像と、エキストラの数はやっぱスゴイなと思いました」と驚いた様子。大泉さんとエキストラは、カメラの位置や角度を変えて撮影するため、一定の距離を何度も歩いた。また、大泉さんは「先日の顔合わせのときに福澤さんが『日曜のよる9時にこの「ノーサイド・ゲーム」を見て日本国民に元気になってほしいんだ』と仰っていて、その言葉がすごくしっくりきました。そういう大きな使命をもって私もこのドラマに挑もうと思いましたよ。私たちはこの『ノーサイド・ゲーム』で日本国民を元気にします!(笑)」と改めてこれからの撮影に力を入れた。W杯の日本開催でラグビーにますます注目が集まる中、出世の道を絶たれた男の再起をかけた戦いに期待したい。「ノーサイド・ゲーム」は7月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年06月06日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「留学生失踪」です。留学生を経営難の私大の水増し要員にしてよいのか?東京福祉大学では、昨年度だけで約700人の留学生が所在不明となり、この3年間で不明者はおよそ1400人に上ることがわかり、問題になりました。正規の留学生には定員があり、試験に合格することが必須です。ところが同大学では2016年度から「研究生」という枠組みで募集、3年間に留学生の定員の約6倍、5700人が入学していました。なかには日本語が全くできない学生も。これにより学費収益は12億円増加。収益を上げるために、受け入れを拡大していた可能性があり、文科省で調査を進めています。少子化により、厳しい経営状態に追いやられている私立学校は増えています。日本私立学校振興・共済事業団によると、大学・短大を運営する660法人の17%・112法人が経営困難な状態であることが判明。そのうち21法人は経営改善をしないと2019年度末までに破綻する恐れが出てきています。昨年から、18歳人口が減少期に入っており、経営環境の悪化が懸念されています。これに対し留学生の数はうなぎ上り。日本学生支援機構によると、2018年5月時点で大学院、大学・短大、専門学校、日本語学校などの留学生は29万8980人。10年前と比べ約2.5倍に膨らんでいます。東京福祉大学の研究生枠は、日本に出稼ぎに来たい外国人にとって、簡単に受け入れてもらえる受け皿になっていたともいえます。ここまで極端でなくても、ほかの私学でも似たケースはあり得ると思います。最初は学ぶつもりで日本に来た留学生も、学費と生活費を稼ぐためにアルバイトに明け暮れ、そのうちに勉強する意欲を失い、学費も支払えなくなり、失踪してしまう。もしかしたら、人手不足のコンビニを支えているのは、こういう学生たちなのかもしれません。しかし、単に労働力のみを求めるのではなく、外国人の若者たちをどのように教育し、コミュニティの一員として機能してもらうかを真剣に考えなければなりません。政府はいま、大学教育の無償化を掲げていますが、経営能力もなく外国人で水増ししているような学校まで無償化となると、大学行政も根本から考え直す必要があると思います。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2019年5月29日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年05月24日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「景気回復」です。景気実感を得るには、新しい仕事を自分で生み出さないと。政府は、4月の月例経済報告にて、「輸出や生産の一部に弱さも見られるが、緩やかに回復している」と発表。日銀が発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、企業の業況判断指数が、大企業・製造業でプラス12。昨年12月から7ポイント悪化しています。景気の問題が頻繁に取り上げられている理由は、豊かさがなかなか実感できず、不安感が広がっているからです。実質賃金は横ばいかやや下降が続いています。安倍政権はデフレから脱却するため、物価を上げたいと思っていますが、日銀が設定した2%の物価上昇率は達成されず、賃金は下降。世界的に、原材料や資材価格は高騰。人手不足で人件費も上がり、企業は収益を給与に反映できずにいます。このまま進むと、賃金は上がらないにもかかわらず、物価は上昇する「スタグフレーション」という最悪の事態を引き起こしかねません。しかし、企業からすれば、リーマンショックのように突発的に景気が悪くなることに備え、資金を会社に留保しておきたいのです。空前の人手不足だから、そのうち賃金も上がるだろうと楽観視する人もいますが、日本はこの春から外国人材の受け入れを拡大しています。日本に働きに来る外国人が増えれば、賃金が抑えられた状況は続くでしょう。いま、景気を底上げしているのは、株や為替など金融資産を持つ人たちです。金融取引により蓄財を増やしていますが、それができる人は一部。SMBCコンシューマーファイナンスの意識調査によると、30~40代で貯蓄額が0万円の人は23.1%。1万~50万円の人が24.6%。約半数の人たちが、投資を始める余裕がありません。与野党も、納めた税金が社会保障として還元される仕組みを作ろうと言っていますが、具体策は見えてきません。私たちが実感を得られるような景気回復は、待っていても起こりません。誰も気づいていないニーズを掘り起こし、新しい仕事を開拓していかないと厳しいでしょう。一つの勤め先だけに頼るのではなく、あちらこちらで仕事をしていく。一人一人が自分自身で新たな付加価値を生み出す、創造的な働き方が求められています。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2019年5月22日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年05月17日池松壮亮が主演、蒼井優がヒロインを務める映画『宮本から君へ』の新キャストが発表された。映画では原作の漫画の後半をベースに、池松さん演じる宮本浩と、蒼井さん演じる中野靖子の前に立ちはだかる「究極の愛の試練」を克服していく姿が描かれる。そんな2人の関係をつなぐ重要なキャラクター、風間裕二役を、今年は『こはく』『嵐電』と2本の主演作が控える井浦新。裕二は、どうしようもない遊び人で、靖子の心に棲みつく元恋人だ。井浦さんは「撮影時、この作品が放つ生命感溢れる熱量に吹き飛ばされまいと、全身全霊で現場にしがみついていた。その中心で熱苦しいほどのエネルギーを生み出している池松君と蒼井さんのぶつかり合いは、正に鬼神の如く、その凄まじさを余すことなく味わえたことが、大きな喜びでした」と撮影をふり返り、「関わったシーンでの撮影では毎回がクライマックス、しかし初号を観たら始まりから終わりまで全編がクライマックスに漲っていた。なんてべらぼうな映画だ」と絶賛している。また、本作では“高層マンションの階段での決闘シーン”も描かれる。その注目のシーンで、宮本が立ち向かう怪物・真淵拓馬を演じるのは、元格闘家の一ノ瀬ワタル。ラグビー部に所属する巨漢にして怪力の持ち主で、紳士的な表と欲望に忠実な裏の2つの顔をもつ役どころだ。今回一ノ瀬さんは、体重を33kg増量し、撮影に挑んだそう。「僕が原作に出会った直後にこの役をやれるチャンスを頂き運命的なものを感じました。真淵拓馬は絶対に自分にしか出来ないという自信と強い想いがあります。この作品を撮り終わったら死んでも良いと覚悟して挑んだ作品です」と力強く語っている。さらに、真淵拓馬の父で宮本の得意先の部長・真淵敬三をピエール瀧。真淵敬三の親友・大野平八郎を佐藤二朗が演じることも発表された。原作漫画の大ファンであることから出演を即決したという佐藤さんは「僕が新井英樹作品を大好きな理由の1つが、何かを引きかえに描いてるとしか思えない、壮絶で豊饒なキャラクターたちだ。今回、そのキャラクターの1人を演じられることに悦びと畏れを感じつつ、皆で渾身の思いで拵えた作品です」と出演できたことへの喜びを語っている。なお、本作の製作委員会は“映画「宮本から君へ」の公開に際してのお知らせ”と題して、ピエール瀧の出演に関して説明する文書も発表した。以下、発表文書本作品には、麻薬取締法違反容疑で逮捕、同法違反罪で起訴されたピエール瀧氏が本作に出演をしております。尚、本作品の撮影は昨年9月29日~10月30日の期間に完了しております。事件発覚後、映画「宮本から君へ」製作委員会は幾度となく協議を重ねてまいりました。その結果、ピエール瀧氏は、今後も法律に従って裁定が下されることになり、それ以上の措置について、本作品が関与するものではないという結論に至り、製作委員会の総意として、本作品の改編・追加撮影を行わないまま、劇場公開することと致しました。議論を経ての結論であることをご理解頂ければ幸いに存じます。引き続きのご支援・ご鞭撻をお願い申し上げます。『宮本から君へ』は今秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:宮本から君へ 2019年秋、全国にて公開予定Ⓒ2019「宮本から君へ」製作委員会
2019年05月16日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「コンビニの時短営業」です。コンビニの問題から自身の働き方もぜひ振り返ってみて。セブン‐イレブンの東大阪南上小阪店が、スタッフを確保できず夜中の営業を中断したところ、本部から契約解除と違約金1700万円を請求されました。メディアで問題視され、請求はすぐに取り下げられましたが、コンビニエンスストアの時短営業について、各所で議論されるようになりました。現在、コンビニスタッフの人手不足は深刻な問題になっています。結果、オーナー家族に負荷がかかり、心身を壊すという事態が起きているのです。いまやコンビニは、モノを売るだけの場所ではありません。ATMがあり、公共料金の支払いや宅配便の窓口でもあり、各種チケットの発券、コピーやプリンターなど行えることは多岐にわたります。地方では、夜間の町の防犯の意味でも大事な存在になっています。とても便利で私たちの生活は助けられていますが、本当に24時間営業が必要なのかどうか。ヨーロッパなどで、ほとんどの店が日が暮れたら閉まる光景を目にすると、日本の経済活動の過剰さを痛感します。24時間店を開けるということは、商品や電力、資源もそのぶん消費しているということです。ローソンの統計によると、2017年度の売れ残り食品は1店舗あたり1日9.2kgでした。食品廃棄物のうち40%以上はリサイクルをしているそうですが、それでも少なくはない数字です。コンビニ大手も人手不足対策を相次いで打ち出しています。セブン-イレブンとローソンでは、「セルフレジ」を年内に全店で導入することにしました。時短営業もセブンの一部の店舗で実験的に行われています。ただ、「24時間営業」が前提の経営スタイルなので、簡単には時短営業店舗が広がっていくという流れにはならない模様です。4月5日には経済産業省がコンビニ8社に対し、オーナーの不満を解消する行動計画を出すよう指示。今回の件は、オーナーによる訴えに対してメディアが反応し、企業側も反応し、社会が問題を注視するようになった、示唆に富む出来事でした。無理を強いられているのはコンビニに限りません。働き方改革は様々な形があります。自分の働き方を見直し、権利を守ることに意識が向けばいいなと思います。堀潤ジャーナリスト。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2019年5月1日‐8日合併号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年05月02日自分に厳しく、相手にも自分の理想を押し付けてしまう「完璧主義」な人、周りにいませんか?ジャニーズ・嵐の松本潤さんこと松潤も「完璧主義」なんてよく言われているようで…。コンサートなどでの力の入れよう、妥協を許さない姿勢はまさにプロフェッショナル。そんな「完璧主義者」の松潤。今回はその名前から恋愛傾向や噂されている結婚を読み解くべく、モバイルサイト『開運姓名鑑定』で占ってみました。国民的アイドルグループの恋愛事情も、由緒正しい「姓名鑑定」でみれば新しい発見があるかも?◆外格「9画」は神経質?自分勝手?名前からみた松潤は…熊﨑式の姓名鑑定は、人の姓名を構成する文字の画数を使ってあらわす「五格」と五行の相性などで、全体の運勢や恋愛・仕事運などを導きます。松本潤さんの姓名画数表※熊﨑式では姓または名が1文字の方は、仮数「一」を加えて画数を計算します。松本潤さん(以降松潤)の、外格の「9画」は字数的に「大凶」を表しており、性格的には神経質で、情緒性が濃く感情的になる傾向になるとか。また何でも賢く進めていこうとする性質をもっているとのことで、自分なりの「こだわりの強さ」が出てしまうのがうかがえます。他にも、---地格が17の名前には「衝突、成功、固執」といった意味があります。競争心を発揮してしまうので、人との意見の対立も少なくないでしょう。…(中略)…あまり自分の考えを相手に押しつけてしまうことが無いように意識すべきでしょう。---「超完璧主義」とか「思ったことをすぐに口にしてしまう」なんて言われている松潤。こだわりのために、ぶつかる…そんなところが名前からあらわれているようです。ちなみに、『開運姓名鑑定』では、名前の運勢を数値化している棒グラフもありました。これをみると松潤、「仕事運はすごく高いのに、結婚運・恋愛運…低っ!ろくな恋愛してなさそう!」と思わずつぶやいてしまうような結果です。確かに、本命(といわれる)相手とも別れたのではなんて噂もあったり、フライデーのあの人ともごたごたしているし…と、松潤の恋愛状況が頭によぎってしまいますね。この表だけで読み解くならば、「仕事は超できるけど、痛い恋愛をしがちなオトコ」といった感じです。(あくまで表から読み解くと…ですよ!)◆松潤の「運命の人」は…やっぱりあの人?恋愛運は残念な感じの松潤。彼の「運命の人」はどんな人なのかも占ってみたところ…---◎あなたの運命の人、その「容姿」についてあなたの運命の人は顔立ちそのものには、ほとんどクセがなく、…いわゆる万人受けするような容姿の持ち主で…(略)…初対面では、無難にまとまりすぎていて、あまり強い印象に残らないかもしれません。その人柄を知れば知るほど、魅力的に見えてくるでしょう。------◎あなたの運命の人、その「人柄」についてあなたの運命の人は、気さくで、親しみやすい人柄をお持ちでのようです。気軽に声をかけやすいタイプを想像していただければと思います。また、あまり周りの意見に左右されず、何事に対しても、地道にこつこつと自分のペースで進めようとされる面が見受けられます。…---容姿は美人だけどあまり印象に残らないタイプ。親しみやすそうな人柄で周りの意見に左右されずしっかりとした人のようです。これはもしかしたら?---◎あなたの運命の人、その「周囲からの評価」についてあなたの運命の人の周囲からの評価は、おおむね一定していて、好ましいものとなっているようです。特にその人の気さくで親しみやすい人柄に関しては、周囲の人に好感を持たれていることでしょう。…---松潤の相手といえば、もうすぐ結婚?と噂されている女優の井上真央さん。イメージとしては運命の人にぴったりとあてはまりそうです。少なくとも、フライデーで騒がせてしまった彼女の方ではなさそうなイメージですね。◆噂の彼女と結婚するの?外格9画同士の結婚は…?ではそのお相手、井上真央さんを姓名鑑定で見てみましょう。松潤と同じ外格9画をもっていることがわかります。井上真央さんの姓名画数表そんな二人の相性はというと、---(松潤は)何事も積極的にきっちりやっていかないと気が済まない性格なので、彼女のルーズな面に耐えられないこともあるようです。一方的に責めてしまい、そのまま破局という可能性も…(略)…厳しくしめつけるのではなく、お互いを尊重して、ゆっくりと時間をかけて距離を縮めていくことが長続きの秘訣になるでしょう。---「運命の人」のイメージは強かったのに、相性はあまり良くなさそうですね。先ほど外格の9画は「大凶」と紹介しましたが、その影響で家庭運があまり良くないようです。---二人は外格に9をもっていることで、家庭運があまりよくありません。感情をぶつけ合うこともあるので結婚まで進むかは微妙です。結婚まで進んだとしても松本さんの指導力が家庭内で強引さとなって表れたり、逆に井上さんから束縛されるようになって二人の間に溝ができ、長続きしない心配がありますので、あまり良くないでしょう。---結婚までの道のりも長そうですが、結婚後もなんだか茨の道といった感じです。---もっとおおらかで、寛大な心を保つように努力する必要があるでしょう。(略)…絆を深め合えるように努力することで、お互い、理想の夫婦の姿に一歩ずつ近寄っていけるのです。---仕事は完璧主義だけれど、その完璧さが恋愛では裏目に出ているような松潤。そんな彼が結婚に踏み切るのは「余裕」が生まれてからが濃厚そう。2020年までは嵐メンバーとして多忙な日々を送るため、結婚へのステップを踏みだすのはその後になりそうですね。◆ライター:akkyu◆占い監修:五聖閣創業90年の歴史を持つ姓名判断の宗家「熊﨑式姓名学」。日本の姓名学の始祖である熊﨑健翁が昭和3年に東京・大森に設立。運命学の分野において姓名鑑定という領域を初めて切り拓いた、いわば姓名学の宗家として、命名、改名、社名、芸名など名前を中心に鑑定を行っている。●モバイルサイト『開運姓名鑑定』
2019年04月26日乾燥肌や敏感肌は砂糖スクラブでケアかゆみ肌や乾燥肌、敏感肌を改善する「みんなの肌潤糖~アトケアタイプ~」が4月4日、リニューアル発売された。「みんなの肌潤糖~アトケアタイプ~」は、砂糖と植物性オイルを主原料としたスクラブ。優れた浸透力と高保水力を持つ「砂糖」に着目した商品である。砂糖には肌本来の成分であるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成を促し、ダメージ肌を改善する作用がある。砂糖を肌に浸透させるため、均一なパウダーに粉砕し、一粒一粒を植物性オイルでコーティングして、より一層肌になじみやすくした。角質層から潤いを与えることで、肌のバリア効果を修復。かゆみを抑えて、しっとりとした肌へと導いてくれる。肌成分に近い植物性オイルで浸透力アップ今回のリニューアルでは、砂糖の浸透力を高めるために、植物性オイルの配合を改良した。人間の皮膚の成分に近い「ホホバオイル」。そして体内で作られる物質と同質の、サトウキビから抽出した「シュガースクワランオイルを、独自技術で配合しているのが特徴だ。植物性オイルの作用で肌に素早く浸透すると同時に保湿力を高め、肌の皮脂膜の再生を強力にサポートする。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社北の達人コーポレーションのプレスリリース※株式会社北の達人コーポレーションのホームページ
2019年04月05日メイクはただの魔法じゃないの ビギナーズ3月13日、メイクやコスメの基本的な疑問に答えるコミックエッセイ『メイクはただの魔法じゃないの ビギナーズ』が発売された。著者は元美容部員で、漫画家の六多(ろった)なるみ氏である。この新刊には漫画アプリ「Palcy」で配信された作品がまとめられており、A5判で136ページ、900円(税別)の価格で講談社より発売されている。まずはベースメイクから化粧品メーカーの美容部員を経て漫画家へと転身した六多なるみ氏は、池井戸潤氏原作でドラマ化もされた『花咲舞が黙ってない』のコミック版を担当。六多氏はTwitterなどにコスメやメイクについて投稿することが多く、フォロワーから相談を受けることも増えているという。雑誌やインターネット上には無数のメイクに関する記事が存在するが、そこにはメイク用語が並べられ、読者がそれらの言葉の意味を理解していることを前提に作られている。また、わかっているつもりの読者も、本当にメイクの基礎知識を理解しているかどうかはわからない。新刊ではこれまであまりメイクをしてこなかった人にも、わかりやすくコミックの形でメイクとコスメを基礎から解説している。ベースメイクから始まり、デパートコスメの買い方、眉、マスカラ、チーク、リップのポイント、クレンジングとスキンケア、コンシーラーなどについて掲載している。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※『メイクはただの魔法じゃないのビギナーズ』(六多 いくみ) - 講談社コミックプラス
2019年03月19日2019年3月14日(木)より、「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」にて、ヒーリングプラネタリウム作品『Milky Way & The Moon -忘れられない、天の川へ-』が上映されます。俳優・池松壮亮さんがナレーションを担当することが決定しました。「コニカミノルタプラネタリウム“満天”」とは?東京・池袋「サンシャインシティ」にある「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」は、全天ドームスクリーンで最新鋭の投影機「Infinium Σ」から映し出される、臨場感あふれるプラネタリウム体験ができる施設です。「雲シート」「芝シート」でゆったり鑑賞できるひじ掛けつきのリクライニングシートのほか、雲のように白くてふわふわの5組限定シート「雲シート」や寝転んだまま星空鑑賞ができる3組限定の「芝シート」も完備。カップルやお友達と一緒に、ゆったりと鑑賞したい方におすすめです。『Milky Way & The Moon -忘れられない、天の川へ-』2019年3月20日(水)に施設開業15周年を迎える「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」。『Milky Way & The Moon -忘れられない、天の川へ-』は、15周年を記念して上映されるヒーリングプラネタリウム作品です。奇跡の夜を再現!天の川と満月の物語満月に近い夜は月明りが暗い星々の輝きを妨げてしまうため、「天の川と月は一度に見られない」といわれていますが、「月食」では満月の夜でも天の川を見ることができます。本作では、特に深い食分(欠けた部分の全体に対する割合)だったといわれる、2000年の夏の夜に起きた月食を再現。美しい天の川と月の共演をプラネタリウムで体験できます。ASMRを取り入れた極上のプラネタリウム体験本作は、音や視覚全般から得られる“心地よさ”を感じられる「ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)」の発想を取り入れて制作されています。「波の音」「雨の音」など、人間が心地よいと感じる環境音とやさしいナレーションから、星の瞬きや香りまで、極上の癒やし空間を創出します。俳優・池松壮亮さんがナレーションを担当本作のナレーションは、ハリウッド映画『ラストサムライ』への出演以降、多くの映画・ドラマに出演し活躍する、実力派俳優・池松壮亮さんが担当します。予告編で一足先に池松さんのナレーションを体感してみて!公式HPで公開中の予告編は、人間の頭部や耳の構造を模した「ダミーヘッドマイク」を用いて収録されています。公開に先駆けて池松さんのナレーションを体感できるので、ぜひヘッドフォンやイヤフォンの良音で聴いてみてくださいね。英語副音声ナレーションはシンガーソングライター・LUCAさんが担当英語副音声ナレーションは、坂本龍一さんのアルバムにヴォーカリストとしての参加経験を持つ、シンガーソングライター・LUCAさんが担当。確かな表現力で、海外のお客さまにも本作の感動を伝えていきます。「haruka nakamura」の完全オリジナル楽曲作中では、独自の世界観で高い支持を集める音楽家・haruka nakamuraさんが、全編にわたって書き下ろした完全オリジナル楽曲を使用。さらに、唯一無二の歌声と称されるAimer(エメ)さんの代表曲をリミックスした楽曲も使用されます。“満天”が誇る圧倒的にリアルな星空のなかで響き渡る、淡く美しいピアノの旋律とAimerさんの歌声は、感動必至です。「NEAL'S YARD REMEDIES」のアロマの香りでリラックス上映中は、英国発祥のスキンケアブランド「NEAL’S YARD REMEDIES(ニールズヤード レメディーズ)」のアロマの香りに包まれる、香りの演出も楽しめます。レモンの果皮から丁寧に抽出したフレッシュな香りの「レモン オーガニック」と、ブレンドエッセンシャルオイルのなかでも一番人気の「ウーマンズ バランス」の2種のアロマを使用。天然のやさしいアロマが心地よく香り、リラックスできますよ。『Milky Way & The Moon -忘れられない、天の川へ-』作品概要上映期間2019年3月14日(木)~上映時間約45分鑑賞料金一般シート 1,700円/芝シート 3,900円/雲シート 4,200円※芝シート・雲シートは上記金額に大人2名分の料金を含んでいます。製作音楽:haruka nakamura/Aimerナレーション:池松壮亮英語副音声:LUCAアロマ提供:NEAL’S YARD REMEDIES※上映時間・休館日・追加上映回などはシーズンによって異なります。最新情報はウェブサイトでご確認ください。スポット情報スポット名:コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City住所:東京都豊島区東池袋3-1-3 サンシャインシティワールドインポートマートビル屋上電話番号:03-3989-3546
2019年03月07日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「中枢中核都市」です。地方の都市に集中させる目論見だが、理想通りには…。昨年12月18日に内閣府は82の市を“中枢中核都市”に選びました。人口が東京、神奈川、千葉、埼玉の東京圏に集中するのを抑えるためになされた地方創生政策のひとつです。2018年に東京圏に転入したのは約14万人。2020年時点で、東京圏と地方の転入・転出が均衡を保てるようになることを目標にしています。選ばれたのは、北海道ならば、札幌、函館、旭川。福島県では福島、郡山、いわきの3市。1県に1市のみのところも数多くあります。東京圏以外の、政令指定都市や県庁所在地、中核市。つまり、ある程度大きな街です。自治体の財政が厳しいいま、地方全体を活性化させるのは難しい。そこで、“地方創生推進交付金”の上限を引き上げ、企業誘致や住宅団地の再生などを支援し、地方のなかで、潜在的な成長が見込める都市に、人も仕事も集めて活性化させようという計画なのです。しかし、日本には792の市、東京都の特別区が23、743の町、183の村の合計1741の自治体があります。そのうち東京圏を除いた約1500からたった82市に絞り込んだわけですから、将来的には、数多くの田舎町が切り捨てられることになるでしょう。しかし、この政策を成功させるのは難しいのではないかと僕は思います。同じ県内でも、習慣や言葉、文化が異なります。いくら交付金を出し、「さあ、ここに集まってください」とお膳立てしても、あくまで東京目線。地方創生は、地方発信で進めないかぎり、壁にぶち当たるのではないでしょうか。平成の中頃までは地方分権の機運があり、地方は自分たちで支え、国と県とは対等の立場で緊張関係を持とうとしていました。そんななか、大阪府では橋下徹知事が出てきました。しかし、安倍政権になり霞ヶ関の中央官庁出身の配下を地方の知事に据えたため、地方と国のパイプが強くなり、中央主導が基本の関係になってしまいました。各州が独立して独自の法を持ち、その土地の文化を守っているアメリカのように、北海道や九州が独立して、“日本合衆国”になるくらいドラスティックに変わらないと、本当の意味での地方創生は実現しないのかもしれません。堀潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2019年2月27日号より。写真・中島慶子題字&イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年02月26日2月16日~17日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表され、前週まで2週連続首位だった「七つの会議」(福澤克雄監督)は3位に後退。それでも週末2日間で動員12万5,000人、興業収入1億6,500万円を記録。累計動員は120万人、興収は15億円を突破しヒット中だ。池井戸潤氏の原作を映画化した同作。狂言師の野村萬斎(52)演じる主人公の中堅電機メーカーの万年係長・八角民夫が、上司をパワハラで提訴。それによって人命にかかわる製品の強度偽装、データの改ざんなどが明らかになっていく群像劇だ。「池井戸氏の作品のなかでも映像化が難しいと言われていた作品です。萬斎さんは原作を読み込んだうえで自身のアイディアも取り入れ、観客に受け入れられる八角像を作り上げました。香川照之さん(52)や及川光博さん(48)、片岡愛之助さん(46)ら“池井戸オールスターズ”による丁々発止のセリフの掛け合いも見どころとなっています」(映画関係者)能楽狂言方和泉流野村万蔵家の名跡である萬斎だが、85年に公開された故・黒澤明監督の映画「乱」で俳優デビュー。本業で多忙なだけに出演作はそれほど多くはないものの、実は映画界に絶大な貢献を果たしているのだ。「01年公開の『陰陽師』、03年公開の『陰陽師II』はいずれも興収が30億円を突破。12年の『のぼうの城』も28億円を超える大ヒットとなりました。さらに16年に公開され82.5億の大ヒット作となった『シン・ゴジラ』のゴジラは、萬斎さんの動きをモーションキャプチャーで取り込んだもの。これまでにない動きをすることで、ゴジラファンにも受け入れられました」(芸能記者)「七つの会議」では、自身の最高興収を上回ることができるのか。注目といえそうだ。
2019年02月20日大泉洋(45)主演で、池井戸潤(55)の新作小説「ノーサイド(仮題)」がTBS系で連続ドラマ化されると2月18日にわかった。小説は今夏に刊行予定であり、ドラマも7月から放送されるという。各メディアによると同作は出世コースから外れた中堅サラリーマンが、左遷先で会社のラグビーチームのゼネラルマネージャーを任されるというストーリー。低迷するチームが再起に向けて奮闘する様が描かれるという。大泉は「私自身も今まで放送されてきた、数々の池井戸作品のファンでありましたので、その池井戸さんの新作ドラマで、主演させていただくのはとても嬉しく、光栄であります。」とコメント。さらにこう意気込みを見せた。「日本でラグビーのワールドカップが開催されるという年に書きおろされる池井戸さんのラグビーを題材にした新作を読者として、純粋に楽しみにもしています。絶対面白いでしょ!!」「ノーサイド」が放映されるのは、これまでも「半沢直樹」「下町ロケット」といった池井戸作品で大ヒットを生んできた日曜劇場枠。60年以上の歴史を持つドラマ枠であり、ネットでは主演を務める大泉の出演に歓喜する声が上がっている。《大泉洋さん凄いね。日曜日TBS9時の主演だよ。まさかこんな日が来るとは。楽しみです応援してます》《大泉さんはずっと映画に出てて、ドラマで観たかったから嬉しい!まさか、主演で日曜劇場とは想像つかなかった……》また大泉もコメントしたように、今年はラグビーW杯が日本で開催され注目度も抜群。さらに大ヒットを期待できる理由があるという。「北海道のローカルタレントから出発した大泉さんですが、今や日本を代表する俳優の1人。昨年末に公開された主演映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』も公開1ヵ月で興行収入10億円を突破しました。さらに池井戸さんといえば現在、原作を務めた映画『七つの会議』が上映中。2月1日に公開したところ、2週間足らずで動員数が100万人を突破しています。業界ではその相乗効果で、すでに『ノーサイドは大ヒット確実!』といった声も上がっています」(テレビ局関係者)大泉洋と池井戸作品の化学反応に今から期待が膨らむばかりだ――。
2019年02月18日