普通の鍋よりも高温で調理できるため、料理の時間短縮が可能である、圧力鍋。とても便利な一方で、使い方を間違えると大きなケガにつながることもあります。消費者庁によると、ケガの多くは高温の内容物に触れた火傷で、治療期間が1か月以上になる事故も多く発生しているそうです。事故を起こさないために必ず守るべき注意点として、消費者庁はウェブサイトで次の3つを紹介しています。(1)使用前には、蒸気口など圧力調整部分に詰まりがないか確認しましょう。また、蓋と本体の間のパッキンにぬめりや劣化がないか確認しましょう。使用後は、特に蓋やパッキンの汚れをしっかりと落としてください。(2)水と食材を合わせて2/3以下、豆類・麺類の場合は水と合わせて1/3以下の内容量で調理しましょう。(3)完全に蓋を閉めた状態で調理を行い、鍋の中の圧力が下がったことを確認してから蓋を開けましょう。消費者庁ーより引用蒸気口や圧力調整部分が詰まっていると、安全装置が正常に動かず、フタや内容物が吹き飛ぶ可能性があるとのこと。また、定められた内容量を超えて調理をした場合も、内容物が噴き出す原因になるそうです。圧力鍋はメーカーや機種によって構造は異なりますが、3つの注意点は必ず守るように、消費者庁は呼びかけています。それだけでなく、取扱説明書や注意表示をよく読むことも大切だそうです。使い慣れているからと油断をせずに、再三の注意を怠らないように心がけたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年06月21日いくら注意をしていても、絶対に起こらないとはいい切れない、交通事故。警視庁の発表では2022年には2610人が交通事故で命を落としています。常に気を付けるべきですが、より意識して注意をすべき時間帯があるのをご存じですか。警視庁によると2017年から2021年までの5年間では、日が沈み始める17時台、18時台、19時台に死亡事故が多く発生しているとのこと。そのため警察庁では、日の入り前後の1時間を『薄暮時間帯』と呼んでいるそうです。さらに『薄暮時間帯』での死亡事故は7月から増加する傾向にあり、10~12月に最も多く発生しています。内閣府大臣官房政府広報室(以下、政府広報室)は、夕暮れ時の交通事故を防ぐために気を付けるポイントをウェブサイトで紹介していました。夕暮れ時に歩行者が気を付けることは?政府広報室は夕暮れ時に、歩行者が気を付けるポイントとして次の3つを挙げています。・道路横断に関する交通ルールの遵守夕暮れ時における横断中の事故に遭わないよう、歩行者は次のような道路を横断するときの交通ルールを守らなければいけません。・横断歩道が近くにあるところでは、横断歩道を横断する。・道路を斜めに横断しない(横断距離、時間が長くなり危険)。※交差点において道路標識等により、斜めに道路を横断できる場合を除きます。・進行中や停車中の自動車等車両の直前または直後を横断しない(左右の見通しがきかず危険)。・歩行者横断禁止(下図参照)の標識により、横断が禁止されている道路を横断しない。・明るい服装で出かけましょう。夕暮れ時の交通事故に巻き込まれないためには、歩行者自身がドライバーから見えやすくする工夫が大切です。夕暮れ時や夜間は、歩行者から自動車は見えても、反対にドライバーからは歩行者が見えにくいことがあります。また、黒など暗い色の服装は、ドライバーから見えにくいので、事故を防ぐためには、ドライバーから見えやすいように、歩行者は明るい色の服を着るなど工夫をすることが重要です。・反射材用品・ライトを活用しましょう反射材は、受けた光を、光が来た方向に強く反射する素材をいいます。反射材用品には、靴や杖、カートにつけるシールやキーホルダーのほか、足首・手首のバンド、たすきなど様々なものがあります。このほか、あらかじめ反射材が組み込まれた靴、衣類、バッグなどもあります。また、歩行者がライトを活用することも効果的です。反射材用品・ライトは、ドライバーなどに早めに自分の存在を知らせることができますので、自分の生活スタイルに合わせて活用しましょう。政府広報オンラインーより引用歩行者の法令違反によって起こる事故は珍しくないとのこと。基本的なことですが、自分の命を守るために交通ルールの順守はとても重要です。気を付けすぎて損をすることは決してありません。被害者にも加害者にもならないよう、常に注意をしながら生活をしましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年06月19日国際的に認められた乳幼児のためのサバイバルスイミングレッスン『ISR(インファント・スイミング・リソース)』。この『ISR』の資格をもった水泳インストラクターが、TikTokに投稿した動画が話題になっています。「腕をタオルで覆わないで」インストラクターが注意自身も母親である水泳インストラクターのニッキー・スカルナーティさんが紹介したのは、『子供の身体を正しくタオルで覆う方法』です。子供がプールから上がったら、身体が冷えないようにすぐにタオルで拭いてあげる必要があります。その場合、子供の身体を包み込むように肩からタオルをかけてあげる人が多いといいます。しかしニッキーさんいわく、この方法はよくないのだとか。理由は、もし子供がその状態のまま水に落ちてしまったら、タオルによって腕と脚の動きが制限されて、溺れる可能性が高くなるからです。ニッキーさんが勧めるのは、子供の身体を拭く場合はまず腕を拭いた後、両腕を上げさせて、腕より下で身体をタオルで覆う方法。そうすれば腕が自由に動かせるため、万が一そのまま水に落ちても子供が自力で泳げるということです。@scarnati.swim Thats right! Make sure your towel is UNDER your littles arms. NOT on top. Follow along for more water safety content #selfrescue #selfrescueswimming #selfrescueswim #watersafety #drowningpreventionawareness #drowningprevention #springhillisr ♬ original sound - Nikki Scarnati動画の中でニッキーさんは「タオルで子供の肩から覆う人をたくさん見て来たし、私自身も親としてそうしていました」と語っています。この動画を見た人たちも、彼女が勧める方法を「初めて知った」という人が多いようです。・これは正しいといえる。私は2歳の時、タオルを腕にかけたままプールに落ちて、救助されたから。・いいポイントをついているよね。役に立つ情報をありがとう。・万が一、子供がつまずいて転んだ場合でも、これなら顔ではなく手をつくことができるよね。子供がプールサイドを歩いていて、うっかりプールに落ちてしまう可能性は十分にあります。ニッキーさんのいうように、腕がタオルで覆われていた場合、子供の小さな身体はあっという間に水を吸ったタオルの重みで身動きができなくなってしまうかもしれません。ISRの資格をもった水泳インストラクターであるニッキーさんだからこそ気付けた、タオルの安全な使い方。幼い子供がいる人にはぜひ知っておいてもらいたい情報ですね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月19日水産物が豊富にとれる日本では、普段から魚料理を食べる機会がとても多くあります。しかし魚を食べる際に気を付けなくてはならないのが、骨です。ウッカリ飲み込んでしまい、ノドに骨が刺さってしまった経験を持つ人も珍しくはありません。大人でも慌ててしまう、ノドに骨が刺さるという出来事。それがもし子供だった場合には、大人以上にパニックになってしまうでしょう。消費者庁は、子供のノドに魚の骨が刺さってしまった時の対応を、ウェブサイトで紹介していました。もしも魚の骨が刺さったら?消費者庁は魚の骨が刺さった際の注意点として、次の2つを挙げていました。・ご飯を丸飲みさせない魚の骨がより深く刺さってしまうおそれがあります。深く入り込んだ場合、医療機関でも簡単に取り除くことが難しくなります。・無理して取ろうとせずに、耳鼻咽喉科を受診見えているからと言ってピンセットなどで取ろうとすると、口の中を傷つけてしまうことも考えられるため、無理せずに耳鼻咽喉科を受診しましょう。消費者庁ーより引用よく耳にする『魚の骨が刺さったら、ご飯を丸飲みする』という話は、危険なので絶対にやらないようにしましょう。また、消費者庁によると、ノドに刺さった魚の骨は、自然に抜けることもあるそうです。しかし刺さったまま抜けずに、症状が悪化することもあるため注意が必要とのこと。勝手な判断で「大丈夫だ」と安心せずに、なるべくなら耳鼻咽喉科を受診するのがいいようです。魚の骨が刺さったことによる事故過去には幼い子供のノドにブリの骨が刺さってしまい、全身麻酔での摘出手術のため3日間入院した事例もあるそうです。ほかには、全身麻酔と気管切開にてサケの骨を摘出した1歳児の事故も報告されています。油断をしていると手術にまで発展してしまう可能性がある、魚の骨。子供たちが安心して魚を食べられるように、あらかじめピンセットなどで骨を取り除くか、ほぐした状態のものを与えるのもオススメです。子供だけでなく、大人もノドに骨が刺さる可能性はあります。その際は慌てずに、消費者庁の呼びかけを思い出し、適切な対応を心掛けたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月14日2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症の位置付けが、季節性インフルエンザなど同じ、5類感染症へと移行しました。それに伴い行動制限も緩和され、長期休暇などを利用して、海外への旅行計画を立てている人もいるのではないでしょうか。とある日本人カップルの投稿が話題に同年6月、世界一周に挑戦中の日本人カップルがSNSに投稿した内容が、議論の対象となっています。カップルは、日々世界一周中のエピソードや、写真などを投稿。その中で、中央アジアをヒッチハイクで移動する様子や、南アジアで夜に現地で知り合った男性数人と写った写真なども投稿されました。※写真はイメージ笑顔の写真が多く、カップルが自由に世界一周の旅を楽しんでいることが伝わってきます。しかし、これらの投稿に対し、SNS上では賛否の声が多く集まる事態になったのです。【否定的な意見】・日本と同じ感覚でいたらダメです。若い頃バックパッカーで色々旅をしていたけど、日本人女性が悲惨な事件に巻き込まれる話は珍しくない。・外国に行ったら夜は特に出歩かないほうがいいです。本当に無事では済まされない事態になりますよ!・私も過去に世界一周をしたけど、夜は出歩いてなかったな~。海外旅行は『念には念を入れる』ことが大切だと思う。【肯定的な意見】・「こういう体験を独身の若い頃にしておきたかったな」って思います。うらやましい。応援してます!・発信していないところで工夫していたり、安全に配慮していたりするから、今まで無事なのでは?病気にも気を付けてください。楽しい旅を!・気をつけてほしいのは分かるが、他人がとやかくいうことじゃないだろう。否定的な声の多くは「夜に出歩くな」「若い女性を連れてヒッチハイクをするな」という安全意識に関する意見でした。その後カップルは、動画にて心配のコメントに感謝しつつ、「安全に気を付けて旅を続けていく」と発信しいています。安全に海外を楽しむには…今後、海外旅行に行く人の中には『初めての海外』という人や、旅行に不慣れな人もいるでしょう。海外を安全に楽しむためには、最低限知っておきたい事項がいくつかあります。外務省や一般社団法人海外邦人安全協会などは、日本人海外旅行者の安全のためのマニュアルを公開中です。細かくはサイトにより異なりますが、大きくは下記の5つが上げられます。・現地の法律を守り、文化や習慣を尊重する。・危険な場所には近づかず、夜間の外出は控える。・多額の現金や、貴重品は持ち歩かず、買い物は信用のおける店を選ぶ。・見知らぬ人を安易に信用しない。・もしも犯罪にあったら抵抗しない。約3年続いた自粛期間に我慢していたぶん、旅行に出かけたならば、思いっきり羽を伸ばしたくなるものです。しかし、海外には日本とは異なる美しい景色や文化などに触れることができる一方、危険があることも忘れてはいけません。特に、不案内な土地での夜の外出は、暗がりに乗じたスリや強盗など、犯罪に巻き込まれるリスクも高いため、控えたほうがよいでしょう。旅の思い出を素敵なものにするためにも、海外へ行く際には、事前に行き先の文化や治安などをよく調べ、安全に配慮しつつ楽しみたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月12日暑い時期、家庭によってはエアコンだけでなく、扇風機も使うことでしょう。夏の本番を前に、「今年もお世話になります」という気持ちで、長年使っている扇風機を収納場所から出した家庭も多いはず。電源をつけたら、涼しい風を浴びて極楽な気分…ですが、長年使用している扇風機には、ある危険が潜んでいました。古い扇風機は火災の原因に!内閣府大臣官房政府広報室が運営するポータルサイト『政府広報オンライン』では、古い扇風機の使用について注意喚起をしています。同ポータルサイトによると、扇風機の火災事故が、製造から10年以上経っている製品で多く発生しているとのこと。※写真はイメージ主な原因として、長年の使用によって製品内部の部品が劣化する『経年劣化』が挙げられています。使用中に、劣化した部品が発熱や発火をして、家屋の全焼や死亡事故につながった例もあるとか。例えば長期使用により、内部配線が『首振り機能』などで繰り返し折り曲げられることで断線すると、スパークが発生し、発火するといいます。火災を避けるために、扇風機を使っている家庭は、こちらのような異常がないかを確認してみてください。・スイッチを入れても、羽根が回らない・羽根が回っても、回転が異常に遅かったり不規則だったりする・羽根が回転するときに異常な音や振動がする・モーター部分が異常に熱かったり、焦げくさいにおいがしたりする・羽根にヒビが入っている。ガードが変形している・電源コードが折れ曲がっていたり破損したりしている・使っている時に電源コードに触れると、羽根が回ったり回らなかったりと不安定である政府広報オンラインーより引用1つでも該当する場合は使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜いて、メーカーや販売店などに相談したほうがいいそうです。また、紹介したような異常がなくとも、長年同じ扇風機を使用している家庭は、買い替えを検討してはいかがでしょうか。家電を見直して、火災の心配なく夏を越せるようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月12日2023年6月9日、ロックバンド『GLAY』がウェブサイトに掲載した『大切なお願い』の内容が、物議をかもしています。GLAY、一部の非常識なファンに呼びかけ掲載された内容はマナー向上を呼び掛けるもので、一部のファンの間で、コンサートツアーの移動時に『GLAY』のメンバーを追いかけたり待ち伏せたりする、迷惑行為が見受けられるとのこと。それだけではなく、メンバーの自宅や実家に押しかけるファンがいるほか、タクシーの運転手が『GLAY』に関係している場所へ誘うという事例も確認されているといいます。<メンバーの自宅、実家、スタジオと思われる場所に押しかける行為について>ごく一部の方ではありますが、メンバーの自宅、実家、スタジオと考える場所に押しかけ、インターホンを鳴らしたり、待伏せや周辺をたむろしたり、進入を試みたりする迷惑行為が見られます。これはメンバー・関係者のみならず、周辺住民の方にも多大なご迷惑をおかけしてしまう行為であり、メンバーにも多大な心的ストレスをかける行為です。絶対におやめくださいますようお願いいたします。また一部ではありますが、タクシー乗務員の方から「〇〇の実家(orスタジオ)に連れて行ってあげる」などと誘われる事例もあるようです。こちらについては、GLAY及び弊社は一切許可を出しておらずオフィシャルなものではありませんので、ファンの皆様にはご理解いただき、該当場所へのご利用は何卒お控えくださいますようお願いいたします。GLAY公式サイトーより引用ファンの迷惑行為に頭を悩ませる著名人は決して珍しくありません。行き過ぎたファンによる迷惑行為は、もはや犯罪すれすれのものも。これまで多くの著名人が、ファンにマナー向上を呼び掛けてきたものの、いまだに迷惑行為を働く人が後を絶たないのが現実です。今回、『GLAY』がウェブサイトを通じて呼びかけた内容は広く注目を集め、一部のファンによる過激な行為に憤りの声もあがりました。・さすがに実家まで押しかけるのはヤバい。・タクシーの運転手からの誘ってくるとか、会社的にどうなの?・ファンなら、応援しているアーティストが嫌がる行為をしないのは当然のこと。応援しているアーティストへの気持ちが強いほど、そうした過激な行為に走りたくなるファンの心理は理解できます。しかし、実際に行動に移すと、それはアーティストに迷惑がかかる行為にしかなりません。決められた範囲内で応援するのが、ファンというもの。モラルなき行動は、もはやファンとは呼べないのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年06月10日今や生活必需品といっても過言ではない存在となった、Wi-Fi。パソコンやスマホだけでなく、さまざまな機器で利用することができます。街中には、無料で誰でも使えるフリーWi-Fiが飛び交っており、多くの人が利用したことがあるでしょう。しかし、フリーWi-Fiにはたくさんの危険が潜んでいるそうです。内閣府政府広報室のInstagramアカウントでは、フリーWi-Fiを使う上で知っておきたい『最低限の情報セキュリティ対策』が公開されています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 内閣府政府広報(@gov_online)がシェアした投稿 対策をしないままフリーWi-Fiを使うと、悪質なウイルスを送り込まれる可能性があるとのこと。通信内容や個人情報が盗み見られるだけでなく、無断で端末にアクセスし、遠隔操作される危険性もあるのだとか。内閣府政府広報室は、安全にフリーWi-Fiを使うための3つのポイントを挙げています。・施設や店舗が正規に提供しているWi-Fiなのかを確認する。・暗号化されていないフリーWi-Fiには接続しない。鍵マークが付いているかをチェックする。・URLが『https:』ではないサイトを見ない。フリーWi-Fiの中には、店舗が提供しているかのように、なりすましているものもあるそうです。少しでも怪しいと思ったら、利用しないように心がけましょう。さらに気を付けるべきポイントとして、フリーWi-Fiを使う時は『ファイル共有機能』を解除することも大切とのこと。ただしここまでの対策をすべて取ったからといって、『絶対に安全』とはいい切れません。フリーWi-Fiの自動接続をオフにするなど、日頃から危険性を意識する必要があるとのことです。「自分は大丈夫だろう」と油断をせず、セキュリティ対策をしっかりおこなってから、フリーWi-FIを利用するようにしましょう![文・構成/grape編集部]
2023年06月08日梅雨前線の活動が活発になったことで、広い範囲で災害級の大雨に見舞われた2023年6月。災害時の備えについて、今一度見直そうと考える人も多いでしょう。自然災害が発生した場合、食中毒にも注意が必要なことをご存じですか。「災害時も食中毒への備えを!」内閣府が呼びかけ内閣府の食品安全委員会によると、災害が発生しライフラインが寸断することで、食品の低温管理や、衛生的な水の確保が難しくなり、食中毒が発生しやすくなるとのこと。災害時の食中毒対策として、細菌を『つけない』『ふやさない』『やっつける』の3段階で紹介しています。1.細菌を『つけない』食中毒は、細菌やウイルスが付着した食べ物を口にすることで、下痢や腹痛などの症状を引き起こす病気です。ウイルスを付着させないために、調理や食事の前には、なるべく手を洗うようにしましょう。もし水が十分に確保できず、手を洗うことが難しい場合には、ウエットティッシュやおしぼりで汚れを落としたり、アルコール消毒を行ったりしてください。食品を直接手で触らないよう、ラップやビニール手袋などを準備しておくことも効果的だといいます。※写真はイメージ2.細菌を『ふやさない』停電などにより運転が止まった冷蔵庫の中の食品は、細菌が繁殖している可能性があるため、なるべく食べないでください。炊き出しの食事なども、長時間常温に置かれると細菌が繁殖する可能性があるため、早めに食べましょう。常温で保存可能な食品と水をストックローテーションしておくと安心です。3.細菌を『やっつける』細菌やウイルス、寄生虫は、加熱によって死滅するといわれています。生鮮食品、特に生の肉類などは、十分な加熱が必要です。また、くみ置きをして古くなった水や、未殺菌の井戸水を飲む場合には煮沸しましょう。災害時には、まず身の安全の確保が最優先になります。しかし、せっかく安全に避難することができても、食中毒に感染してしまえば、命に関わる事態になりかねません。災害時の食中毒対策についてもよく確認し、万一の場合に備えましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年06月08日人は、現実を受け入れがたい状況に立たされると、鼓動が激しくなり、強い恐怖心や不安から身の毛がよだちます。協力したり、気持ちを分かり合ったりする人がそばにいるならともかく、1人でアクシデントに見舞われた際は、平常心を保つことすら難しいといえるでしょう。ある日、まさに『ゾッとする状況』に立たされたのは、ゆずこ(yuju_comic)さん。いつものように寝室の掃除をしていたゆずこさんは、部屋から出るべく、ドアノブに手を伸ばしました。そこで、強い衝撃を受けたのです。なぜならば、部屋のドアが突然開かなくなってしまったのですから…。部屋のドアが開かなくなった『まさかの理由』『S.O.S』に夫気付かず!予想外の原因とは…壁を叩いて夫に『S.O.S.』のサインを出し、ゆずこさんはなんとか部屋から脱出することができました。閉じ込められた原因は、なんと傘立て!ちょうど傘が当たり、ドアノブが下がらなくなってしまったのです。自分の行動が原因だったことを知り、衝撃を受けた、ゆずこさん。「今後は、ドアの前に物を置かないようにしよう」と心に固く誓ったのでした。その状況を想像しただけで恐ろしさが分かるエピソードに、漫画を読んだ人からさまざまな声が寄せられています。・想像しただけでゾッとする…。夫も家にいて本当によかった…!・ドアが開かないとパニックになるよね。心霊現象よりも怖い!・そんな原因があったとは…。自分も気を付けよう。被害報告相次ぐ『物による閉じ込め』こういった、『物がつっかえてしまい、個室に閉じ込められてしまう』というケースは少なくありません。ネット上ではたびたび、同様の被害報告や注意喚起が上がっています。中でも多いのは、壁に立てかけておいた荷物が倒れ、外開きのドアと廊下の壁の間につっかえてしまう…というもの。ドアが内開きの場合は問題ありませんが、外開きだと、何かがつっかえた状態では開けることができません。同居人がいたり、携帯電話を所持していたりする場合は、助けを呼ぶことができますが、一人暮らしで連絡手段もないとなると…想像しただけで身の毛がよだちます。対策は、ドアの前にはできるだけ物を置かないこと。ちょっとしたミスで恐怖体験をしないよう、心掛けていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月07日歯ブラシ事故の再現映像歯ブラシ事故の衝撃がどのくらい強力かご存知でしょうか?毎年6月4日~10日の「歯と口の健康週間」にあわせ、東京消防庁の公式Twitterアカウントが、歯ブラシ事故の再現実験映像を公開し、注意を促しています。※動画を閲覧できない場合はこちらからご覧ください毎年30件以上の事故が発生東京消防庁管内では平成30年~令和4年までの5年間において、5歳以下の乳幼児182人が、歯みがき中に歯ブラシで受傷した事故によって救急搬送されたと公表しています。[*1]なお、この人数(下図)は東京消防庁管内での集計となるため、日本全国ではもっと多くの事故が発生していることが予想されます。1〜2歳はとくに注意事故がおこった年齢では、1歳が最も多く73人、次いで2歳が54人となっています。[*1]1〜2歳の子どもに歯磨きをする際はとくに注意が必要だと考えられます。75%以上が「歩いたり、走ったりして転倒」事故の原因では、「歩いたり、走ったりして転倒」が75.8%で、最も多くなっています。[*1]その他の理由は「人や物とぶつかる」「踏み台等から転落」など。子どもの歯磨き中に保護者が付き添って見守ってあげることで、多くの歯ブラシ事故は防ぐことができます。「入院の必要あり」が15%以上歯ブラシ事故による受傷では、入院の必要がある中等症以上が29人(15.9%)を占めています。[*1]歯ブラシという身近なアイテムの危険性を改めて考えさせる結果となっています。事故を未然に防ぐ3つの対策多くの歯ブラシ事故は未然に防ぐことができます。以下の3つの対策を心がけることにとって身近な歯ブラシ事故からお子様を守ってあげましょう。---------------------------✅床にすわって歯みがきをする✅保護者の目が届く範囲で歯磨きをする✅いす、踏み台等に乗って歯みがきをしない---------------------------(マイナビ子育て編集部)参考[*1] 東京消防庁HP「乳幼児の歯みがき中の事故に注意!」
2023年06月06日夏になり気温が高くなると、エアコンや扇風機を使う機会が増えるでしょう。その一方で使用頻度の増加に伴い、エアコンや扇風機に関する事故が多く発生しているそうです。経済産業省所管の製品評価技術基盤機構(以下、NITE)によると、エアコンと扇風機による事故は、2018年度から2022年度の5年間に409件発生。特に6月から8月の夏場だけで約半数の186件が発生し、事故のほとんどは火災事故だそうです。NITEは、エアコンや扇風機を使用する際に気を付けるポイントとして、次のように紹介しています。■エアコンの気を付けるポイント・不具合(水漏れ・異音や異臭がする・エラー表示が出る・意図せず停止する)がないか点検する。・取り付け・取り外し・内部洗浄といった工事や作業は、専門の知識や資格を有する業者に依頼する。■扇風機の気を付けるポイント・不具合(動きが悪い・異音や異臭がする・モーター部分が異常に熱い)がないか点検する。・使用しないときは電源プラグをコンセントから抜く。製品評価技術基盤機構ーより引用定期的に点検をすることで、事故を防げる可能性は大いに高まるそうです。エアコンや扇風機を点検して、少しでも異常がある場合には使用を中止し、専門の知識や資格を持つ業者に再度点検してもらいましょう。また、古い製品やリコール対象製品は、これまで問題なく使えていたとしても経年劣化などにより事故のリスクが高まります。リコール対象ではないか確認し、該当製品だった場合は使うのをやめ、事業者に連絡してください。快適な夏を過ごせるように、日頃からエアコンや扇風機の状態を気にかけるようにしたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年06月02日2023年5月31日、千葉県はウェブサイトを更新し、県内で発生した食中毒の事例について公表。同月29日、同県にある夷隅(いすみ)郡の消防本部から、住民7名の集団救急搬送が報告されたといいます。前夜の行動が原因で、7名もの人々がほぼ同時に体調不良を訴えた、今回のケース。その元凶は、食材の勘違いでした。スイセンの球根をタマネギと勘違いし、7人が救急搬送に同県の健康福祉部衛生指導課によると、今回の集団救急搬送の直接的な原因は、スイセンの球根の誤食。搬送の前日である同月28日夜、71~87歳の男性2名と、女性5名は知人から譲り受けたスイセンの球根をタマネギと勘違いし、ポトフを調理したといいます。食事からおよそ半日後、ポトフを口にした7名は全員、嘔吐や腹痛などの症状をもよおし、医療機関を受診する結果になったのだとか。幸い、ポトフを口にした7名は回復が確認されており、入院の必要はないといいます。※写真はイメージ全国で報告される『スイセンの誤食』による食中毒今回のような、スイセンと食材を勘違いしたことによる食中毒は、これまでも全国で報告されています。2023年3月には茨城県で、スイセンの球根をタマネギと勘違いし、カレーを食べた一家3名が食中毒になったケースもありました。植物に詳しくない人は、「なぜ、そんな間違いが起こってしまうのか」と疑問に思うことでしょう。しかし、スイセンの球根とタマネギの誤食は珍しいことではないのです。スイセンの球根タマネギ有毒の植物であり、中でも球根の部分には多くの毒成分が含まれている、スイセン。口にすると嘔吐や下痢などの症状をもよおし、海外では食中毒による死亡例も報告されています。また、ニラによく似た葉の部分にも毒成分が含まれており、こちらも誤って口にした人が食中毒になる事例が絶えません。千葉県で起こった今回のケースに対し、ネットからは「スイセンが有毒だなんて知らなかった…」「全員に症状が出るだなんてゾッとする」といった声が上がっています。誤食による食中毒を防ぐには?有毒の身近な植物は、スイセン以外にも存在します。そのため、すべての有毒植物を覚えるのは難しいでしょう。よく原因として報告されるのが、『近所の人にもらった植物を、野菜と勘違いした』というもの。誤食による食中毒を防ぐため、各自治体は「人からもらったものは、安易に口にしない」という対策を呼び掛けています。近所付き合いで、近隣の人から自家栽培した『野菜』をおすそ分けしてもらっても、なんらかの勘違いが生じているかもしれません。有毒の植物を手渡される可能性もあるのです。最悪の場合、命を落とす可能性もある食中毒。直接体内に取り入れるものだからこそ、料理の際は慎重になりたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月01日5~6月は熱中症に注意!気象学的には春に分類される5月ですが、近年では5月でもムシムシと汗ばむ暑さを感じる機会が増えてきました。5月17日には全国の299地点で30度以上の真夏日が観測されており、いよいよ「熱中症」への対策が必要な時期に入ったというのは体感だけでなく、データからも納得できます。実は熱中症は5月から多く発生しており、体が暑さに慣れていない時期は例年、熱中症による救急搬送者や死亡者数が急増する傾向にあるといいます。この状況を受け、政府広報オンラインのTwitterでは「熱中症のチェックと応急処置方法」について注意喚起しています。乳幼児は特に要注意脱水症は熱中症のリスクを高めるといわれていますが、人間の体重に占める水分量は子供の方が多いとされています。・新生児:約80%・乳児、幼児:約65~70%・成人:約55~65%・高齢者:約50~55%これを見ると、新生児や乳幼児は水分量が多いので熱中症にかかりにくいと誤解される方も多いですが、むしろ熱中症を引き起こしやすいと言われています。その理由を2つ解説します。①汗腺が未発達で体温調節がうまくできない乳幼児は汗っかきなイメージですが、大人に比べ汗腺の発達が未熟で、暑さを感じてから汗をかくまでに時間がかかるため、体温をすぐに下げられません。また、体に占める水分の割合が高いため、外気温の影響を受けやすく、自分の体温よりも温度が高い場所では、短時間で体温が急上昇するので注意が必要です。②身長が低く地面に近い大人よりも身長が小さい子供にとって、地面からの照り返しは大きく影響します。大人にとって32度の感覚でも、子供の顔の高さではさらに高い35度の感覚と考えるといいでしょう。歩いている時だけでなく、子どもをベビーカーに乗せて外出するときにも注意が必要です。熱中症かと思ったらどんなに注意をしていても、体調によっては熱中症になってしまうこともあるかもしれません。そんな時のために熱中症の症状と対策を知っておきましょう。重症度・主な症状Ⅰ度(軽症)現場での応急処置が可能主な症状は、めまい、失神、筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)、大量の発汗などⅡ度(中等症)病院への搬送が必要主な症状は、頭痛、気分の不快、吐き気、おう吐、力が入らない、体がぐったりする(熱疲労、熱疲弊)などⅢ度(重症)入院・集中治療の必要主な症状は、けいれん、意識がなくなる、歩けない、刺激への反応がおかしい、高体温(熱射病)などⅡ度(中等症)以上では病院への搬送が必要になるので、お子様の症状が上記に該当する場合は迷わず救急車を呼びましょう。対応(応急処置)上記はあくまで応急処置です。ぐったりしていたり会話ができなかったりする場合は迷わず救急車を呼びましょう。もしものとき、パニックにならないためチェック「症状と対策を理解できた!」とは言っても、もし我が子が目の前で熱中症になったらパニックになってしまう可能性があります。いざというときのために、環境省の「熱中症予防情報サイト」で公開されている、応急処置における簡単なチェックシートを確認しておきましょう。このチェックシートに沿って判断すればパニックにならずにすむはず。もしもに備えてスマホに保存しておきましょう。「熱中症警戒アラート」を活用しよう一番大切なことは「熱中症を未然に防ぐこと」ですよね。最後に、熱中症を未然に防ぐために活用できる「暑さ指数」をご紹介します。暑さ指数って?暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい① 湿度② 日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境③ 気温の3つを取り入れた指標です。暑さ指数(WBGT)が28(厳重警戒)を超えると熱中症患者が著しく増加します。(環境省「熱中症予防情報サイト」より)熱中症には気温以外の条件も大きくかかわっているということですね。ちなみに、翌日の暑さ指数の値が33以上と予測された場合、前日17時頃と当日5時頃、対象都道府県に対して気象庁と環境省から「熱中症警戒アラート」が発表されるので、チェックしておくとよいでしょう。熱中症警戒アラートはいつチェックすればいい?お子様とお出かけする予定日の前日と当日朝にチェックするようにしましょう。もしアラートが出ていた場合は、不要不急の外出は控えたり、自宅で過ごす際もクーラーで涼しくして過ごしましょう。2022年は6月下旬に本州で初めて熱中症警戒アラートが発令されています。2023年もそろそろ本格的に意識しておきたいですね。(文:神戸大地 薬剤師/メディカルライター、監修:甲斐沼 孟 先生)参照)政府広報オンライン:熱中症は予防が大事!熱中症警戒アラートを活用して、十分な対策をとりましょう環境省:熱中症警戒アラート※この記事は、マイナビ子育て編集部の企画編集により制作し、医師の監修を経た上で掲載しました※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねますこの記事は、医療健康情報を含むコンテンツを公開前の段階で専門医がオンライン上で確認する「メディコレWEB」の認証を受けていますこの記事の監修ドクター 医師甲斐沼 孟 先生TOTO関西支社健康管理室産業医大阪市立大学(現:大阪公立大学)医学部医学科卒業。大阪急性期総合医療センター 外科後期臨床研修医/大阪労災病院 心臓血管外科後期臨床研修医 /国立病院機構大阪医療センター 心臓血管外科医員 /大阪大学医学部附属病院 心臓血管外科非常勤医師 / 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医員 / 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医長を務めたのち、現職。この記事の執筆者薬剤師/メディカルライター神戸大地薬剤師として臨床経験を重ねた後、医師向けの医療学習コンテンツ制作に従事。製薬メーカーとの協業により医療レベルの底上げに尽力する。現在はメディカルライターとして、「健康は手段!」を合言葉に日本人の健康リテラシー向上に寄与する傍ら、NPO法人で中高生のキャリア教育支援にも力を入れる等、業界の垣根をこえて躍動している。→記事一覧へ
2023年05月31日世の中にいる人は、善良な心の持ち主だけではありません。残念なことに、他者をだまして金銭を手に入れようとする卑劣な輩も、多く存在するのが現実です。エェコ(nkr_aik)さんは、そういった類の人からターゲットにされそうになった1人。注意喚起も兼ねて、『修理詐欺』に遭いそうになったエピソードを漫画で描きました。突然「あなたの家は修理が必要ですよ」といわれ…!?笑顔でやってきた『詐欺師』の撃退法本物の業者が語る『詐欺の恐ろしい手口』とは…エェコさんによると、突然家にやってきた男性は「本当に、あなたの家が心配だからお声がけをしたんです」というかのような、親切心が伝わってくる優しい口調だったのだとか。しかし、これは全国で報告が上がっている詐欺の手口。現に、エェコさんの周囲の家でも、同様の被害が続出していたといいます。また、漫画を読んだ人からも「これ、うちにも来た!」「何度も来たことがある。怖すぎる…」といった声が寄せられました。彼らはこういった手口で他人の自宅に上がり込むと、ありもしない劣化を報告してきたり、相場以上での修理を提案してきたりするのです。幸い、エェコさんはそういった詐欺の手口を事前に把握していたため、難を逃れることができました。しかし情報に疎く、加齢によって判断力が鈍った高齢者は、まんまと口車に乗せられてしまう可能性が高いでしょう。巧妙な『修理詐欺』から身を守るためには?人心掌握に長け、言葉巧みにだまそうとしてくる詐欺師。私たちはどのようにして、魔の手を見抜けばいいのでしょうか。自治体などが発信している、『屋根の修理をかたった詐欺』の見抜き方をご紹介します。【こんな言動があったら要注意!】・「今すぐに修理をしないと危険」などといって判断を急かし、やたらと家主の不安をあおろうとしてくる。・非常に高額の修理費がかかるはずが、不自然なほどの値引きを提案してくる。・「実際に見てみないと分からない」などといい、強引に自宅に上がり込もうとしてくる。屋根の修理をかたった詐欺に限らず、人をだまそうとする人たちは、決まって判断を急かします。周囲の人に相談をしたり、ネットで検索したりするのを防ぐためでしょう。不安をあおられた時、人は判断力が低下するものです。これまでは詐欺の事件を耳にしても、どこかに「自分は大丈夫」という気持ちがあったという、エェコさん。しかし、「今回は大丈夫だったけれど、違う手口でこられたら、自分もだまされてしまうかもしれない」と思ったといいます。詐欺師は、言葉巧みに人をだまそうとしてきます。決して自分を過信せず、しっかりと対策方法を把握した上で、警戒心を持ち続けたいですね。この漫画を描いたエェコさんは、ブログでも日常のエピソードを漫画で公開しています。気になる人はチェックしてくださいね。ヲタママだっていーじゃない![文・構成/grape編集部]
2023年05月26日掃除に使う洗剤は、用途によってさまざま。株式会社グラフィコが販売する、酸素系漂白剤の洗剤ブランド『オキシクリーン』は、家中の掃除に活用できるため、多くの家庭が愛用しているようです。実際に使ってよかった点をまとめた動画が、SNS上にあふれていることからも、人気の高さがうかがえるでしょう。知らないと危険?『オキシクリーン』の注意点使い勝手がいい『オキシクリーン』ですが、知らないと事故が起こるかもしれない注意点があります。『オキシクリーン』のInstagramアカウントでは、エピソードを交えて、使用上の注意点について呼びかけました。衝撃で麦茶ポットが割れる事故は、同アカウントの運営をしている社員の家で発生しました。ある日、家事の手伝いをしていた小学生の子供が、麦茶ポットをきれいにするため、『オキシクリーン』の粉末をお湯に溶かした溶液を使っていたそう。食器を漬け置き洗いする『オキシ漬け』にしようと、麦茶ポットに溶液を入れて、フタをして放置。すると、2~3時間後にフタが吹き飛ぶとともに、容器に亀裂が入ったのです…!妻から話を聞いた社員は、「子供にケガがなくてよかった」と思うと同時に「本当にそうなるんだ…」と衝撃を受けたのでした。『オキシクリーン』は酵素を出し続けているため、粉末を完全密閉の容器に保存したり、溶液をスプレーボトルに入れたりしないよう、注意事項に記されているのです。※画像が複数枚あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 【公式】オキシクリーン(@graphico_oxiclean)がシェアした投稿 別の容器に詰め替える際には、気密性の高い完全密閉タイプの容器を避けることが大切。家の雰囲気に合わせて、おしゃれな容器に詰め替えている人は、密閉していないかを確認しましょう。なお、同アカウントによると、日本オリジナルパッケージ版には、キャップ部分にガス抜きの小さな穴が開いているそうです。※画像が複数枚あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 【公式】オキシクリーン(@graphico_oxiclean)がシェアした投稿 便利なアイテムも、使い方次第で危険なものへと変わってしまいます。購入したら注意事項をよく読んで、間違った使用をしないようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月25日インターネットの配達や、スマホなどの電子機器などの普及により、多くの人がネット通販を利用している2023年5月現在。いつでもどこでも欲しいものをその場で注文でき、自宅や職場など指定の場所で受け取れるため、非常に便利ですよね。中でも、消耗品の1つに数えられる化粧品は、ネット通販でしかあまり見かけないような商品が販売されていることがあります。「自分に合っていそうだから一度試してみよう」と、軽い気持ちで購入するのは、危険かもしれません。消費生活センターが『化粧品の購入』に対し注意呼びかけ商品やサービスなど、消費生活全般に関する苦情や問い合わせなどを受け付けている新潟県消費生活センターによると、寄せられた相談のうち、化粧品に関するものが前年度から急増。性別を問わず、化粧品の購入をめぐるトラブルに巻き込まれるケースが増えているといいます。公開された資料によると、2021年度に新潟県消費生活センターに寄せられた、化粧品にまつわる相談は150件。2022年度には263件と、2021年度に比べて75%増加と深刻化しているのです。※写真はイメージ実際にどんなトラブルがあるの?化粧品に関する相談とは、実際にどういうものを指すか、新潟県消費者センターが2022年12月に公開した相談事例をご紹介します。お試しのつもりで注文した美容液やサプリメントが届いたら、次回発送日が記載されていて初めて定期購入と分かった。また、回数縛りの無い定期購入で、初回のみ受け取り、2回目以降を解約するため電話しても事業者に繋がらない、解約のメールを送ったのに商品が送られてきた等のトラブルです。新潟県ホームページーより引用このように、ネット通販でお試しとして購入した化粧品が、いつの間にか一定の間隔で同様の商品を自動購入する『定期購入』になっているケースが多発。2回目以降の注文を解約するために電話しても、事業者につながらず、解約のメールを送っても商品が送られてきたなどのトラブルが相次いでいるのです。こうしたトラブルに見舞われないためにも、化粧品を購入する際は、定期購入であるか否かはもちろん、解約方法や最終画面の確認を徹底するよう呼びかけています。また、念のため、購入した時のスクリーンショットを残しておくのも有効でしょう。ネット通販で気軽に商品が購入できるのは喜ばしいことですが、一方で、それを逆手に取った悪質な事業者が増えていることも事実。自衛の徹底や、消費者ホットライン『188』を利用するなどし、被害を未然に防ぐことが大切です。[文・構成/grape編集部]
2023年05月24日暑い季節に無性に食べたくなる『カレー』。野菜と肉のうまみがつまったスパイシーな味は、低下しがちな夏の食欲をかき立ててくれますよね。なかには、一晩寝かせて翌日に食べるという人もいるのではないでしょうか。しかし、翌日のカレーには、食中毒を引き起こす危険があるので注意が必要です。内閣府『食品安全委員会』が食中毒に注意するよう呼びかけ内閣府の食品安全委員会が呼びかけたのは、集団感染の危険もあるウエルシュ菌による食中毒予防。食中毒は、細菌やウイルスが付着した食べ物を口にすることで、下痢や腹痛などの症状を引き起こす病気ですが、「加熱すれば大丈夫」と思っている人も多いでしょう。しかし、ウエルシュ菌は100℃の加熱でも死滅しない、怖い食中毒なのです。加熱しても死滅しない『ウエルシュ菌』とは人間や動物の腸管内、土壌、下水、食品など自然界に広く分布しているという、ウエルシュ菌。100℃の加熱でも1~6時間生存するとされており、一般的な調理の加熱では死滅しないのです。特に、カレーやシチューなどの煮込み料理で多くみられ、調理後そのまま放置することで温度が下がって菌の発育に適した環境になり、増殖するといいます。すぐに食べない場合はすみやかに冷蔵庫へ!ウエルシュ菌は自然界に広く存在するため、食品に「付着させない」のは不可能なのだそう。そのため、菌を増やさないことが最も重要です。作った料理は、鍋のまま室温で放置せず、小分けにしてすぐ冷まし、すみやかに冷蔵庫に入れるようにしましょう。「ふやさない」ための対策・作った料理は早めに食べ切る。・すぐ食べない時は、室温で長時間放置せず、小分けしてすみやかに冷蔵庫に入れて、10℃以下で保存する。・野外の場合は、保冷バッグなどで保存する。内閣府食品安全委員会ーより引用「冷蔵庫に入らないから」「明日食べるから大丈夫」といった理由で、常温保存していたという人も多いのではないでしょうか。ネットでは、「初めて聞きました」「気を付けよう」などの声が上がっています。楽しく食事するためにも、正しい知識をしっかりと頭にいれて、対策をしていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月22日利用客と直接コミュニケーションをとる、店頭での接客業。「お客さんの喜ぶ顔を見ることができる」という長所がある一方で、対面での接客では、より臨機応変な対応が求められます。直接顔を合わせるからこそ起こりやすい、接客業ならではのトラブル。その1つとして、ネット上ではたびたび店員への付きまとい行為が話題になります。アパレル店員への『付きまとい行為』に企業が苦言2023年5月18日、東京都渋谷区のファッションビル『SHIBUYA109』などに店舗を構える、ファッションブランド『ハニーシナモン』は、SNSで『お客様へのお願い』を投稿。投稿によると、店舗で働いているアパレル店員に対し、犯罪まがいの付きまとい行為をしている客がいるといいます。基本的に、店員は客に対して親身に接するもの。しかし、その優しさを恋愛的な行為と勘違いしてしまう人も存在するのだとか。週に何度も店を訪れて長時間滞在したり、休憩時間や退勤時間を狙って待ち伏せ行為をしたりと、店員にしつこく付きまとうという、一部の客。一方的な好意でストーカーまがいの被害を受けた店員が覚える不安は、多くの人が想像できるでしょう。【お客様へのお願い】 pic.twitter.com/0mKfS9R1l6 — ハニーシナモンHoneyCinnamon (@honeyc0214) May 18, 2023 こういった迷惑行為が行われると、店員はもちろんのこと、周囲の利用客も不安を覚えるはず。同店は、店員の心身や利用客を守るためにも、こういったケースが今後も起こった場合はしかるべき処置をとることを発表しました。店員への付きまとい行為に、被害経験者からも同情の声悲しいことに、こういった店員への付きまという行為は珍しくありません。同店の対応を称賛する声が上がるほか、こういった付きまとい行為の被害に遭ったことのある人からは、同情する声が寄せられました。・こういう人ってどこにでも出るよね…。店員さんに心から同情する。・接客業の厚意は恋愛的な好意ではない!その謎のポジティブな発想は一体なんなんだ。・こ、怖すぎる…。何が怖いって、接客業では珍しい話じゃないこと。店頭での接客業では、店員が本名の書かれた名札を付けていることもあるため、ネットで「名札は個人を特定しやすいので、危険ではないか」という声が上がることも。そのため、昨今は店舗が名札を廃止するほか、偽名を使ったり、イニシャルにしたりといった店員の個人情報を守る動きが広まっています。「人の嫌がることはしないで」と呼びかけるのは簡単ですが、付きまとい行為をしている人に悪意はなく、迷惑行為をしている自覚がないのかもしれません。だからこそ、企業側が自衛策をとり、はっきりと店員を守る姿勢を示すのが大事なのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月21日これ本当に、いまだに思い出しては、なんともいえない気持ちになります。そういって、田辺ヒカリ(tanabehikari)さんは、約30年前の出来事をInstagramに投稿しました。当時、小学生だった田辺さんが、家で1人で過ごしていた時のこと。家のチャイムが鳴り、見知らぬ男性が訪ねてきたといいます。廃品回収の前日だったこともあり、田辺さんの自宅の玄関前には、束ねた不要な本や雑誌が置いてありました。訪ねてきた男性は、その本をもらえないかたずねてきたといいます。男性のお願いを快諾した当時の投稿者さんですが、その善意は後日、裏切られることになったのでした。警察が電話をかけてきた理由を知り、愕然…今となっては、男性が不要になった本を譲ってほしかった本当の理由は分かりません。しかし、不法投棄という最悪な形で処分されていたことや、それにより警察から電話がかかってきた出来事は、当時の投稿者さんにとって、とてもショッキングなものでした。【ネットの声】・大人の立場で考えても、結構ゾッとしますね…。私も、子供たちには十分気を付けるよう、いい聞かせます。・めっちゃ悔しいですよね!人の行為を、仇で返すとは。・大事には至らなくてよかった。でも、こういうショックは大人になってもジワっと思い出しますよね。残念なことに、相手の善意につけこんで悪事を働いたり、利用しようとくわだてたりする人はいます。まだ世の中の善悪を知らず、判断力も弱い子供であれば、見ず知らずの大人であっても、疑うことなく信じてしまう場合もあるでしょう。だからこそ、親になった今、投稿者さんは自身の経験を教訓として、我が子に伝えているといいます。自衛は大切ですが、本来大人は子供を守るべき立場です。だからこそ、「子供が思っているより、悪い大人はいる」という悲しい事実が、少しでも減ることを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2023年05月19日夏のレジャーの1つとして人気の場所である海水浴場。天気がよく暑い日には、家族で海へ出かけるという人も多いのではないでしょうか。楽しい場所である海水浴場には、危険も潜んでいるので注意が必要です。海岸に漂着した『カツオノエボシ』に注意2023年5月、神奈川県はウェブサイトで注意喚起を行いました。県内の海岸で、強い毒をもつ『カツオノエボシ』の漂着が確認されたといいます。※写真はイメージカツオノエボシは、青くてきれいな見た目をしていながら、強い毒をもつクダクラゲの一種。刺されると電気ショックを受けたような痛みがあり、ショック死する恐れもあるという危険な生物です。神奈川県はウェブサイトで、県民に向けて次のように呼びかけました。本県では、台風等で南風が強く吹くとカツオノエボシが海岸に漂着することがあります。カツオノエボシは触手に強い毒を持つクダクラゲの一種で、刺されると電気ショックを受けたような痛みがあります。また、二度目に刺されるとアナフィラキシーを起こし、ショック死することもあります。死んだものも危険なので、見つけても絶対に触らないでください。神奈川県ホームページーより引用もし刺されてしまったら?万が一刺されてしまった場合は、皮膚に刺さった触手をそっとはがし、速やかに医療機関で医師の診察を受けるようにとのこと。この時、素手で触手を触ってはいけません。また、消毒に真水や酢を用いることは逆効果となるため、使わないようにしましょう。海に潜む危険な生物に、ネットでは「怖すぎます」「こんなの絶対触っちゃう…」などの声が寄せられました。カツオノエボシはきれいな見た目をしているため、特に小さい子供は近づいたり触ってみたりしたくなるかもしれません。子供の身に危険がおよばないよう、カツオノエボシの特徴をきちんと伝えた上で、注意をうながすことも大切でしょう。せっかくのレジャーを楽しい思い出にするためにも、海に遊びに行く際には、周囲に気を付けながら安全に楽しみたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月19日2023年5月16日、西日本を中心に30℃を超える気温を観測するなど、各地が季節外れの猛暑に見舞われました。防災情報を発信している気象庁のTwitterアカウントによると、同月18日にかけて暑い日が続くことが見込まれ、熱中症など体調管理に注意が必要だとしています。熱中症は、夏以外でも注意が必要!「熱中症は夏の病気」というイメージが強いですが、高温多湿な環境に長時間いることで発症するため、夏以外の季節でも注意が必要です。急な気温の上昇に備えて、症状や予防法について理解を深め、対策するようにしましょう。以下では、熱中症に関する過去記事をご紹介します。熱中症の症状と、対策・応急処置について学ぶ熱中症の仕組みや健康への影響について、お笑いタレントの、しゅんしゅんクリニックPさんが動画で解説しています。医師免許を取得している、しゅんしゅんクリニックPさんは、予防法や応急処置、そして水分補給を行う際のアドバイスも紹介。「まずは全体的な知識を押さえておきたい」という人におすすめです。しゅんPが教える、熱中症の対策と応急処置まずく感じる経口補水液には…外出する時は…必携の『お役立ちアイテム』を作ろう熱中症の応急処置や予防をするにあたって、特に大切なのが、身体を冷やすこと。デザイナーで、イラストレーターとしても活動するMiyataMiho(@miho_kivi)さんが、応急処置に役立つ『凍らせハンドタオル』の作り方を、イラストで説明しています。お出かけの際に不安な人は、前もって『凍らせハンドタオル』を準備しておくと役に立つでしょう。「これは便利!」「早速やろう」熱中症対策の『凍らせタオル』が話題に!熱中症になってしまった時、冷やすべき身体の部位は「身体を冷やす必要があるのは分かったけど、どのあたりを冷やすべきなのかが知りたい…」という人もいるのではないでしょうか。熱中症の症状が出始めている人に、応急処置のアドバイスをすることが多いという琥珀(@AmberSuika)さんは、タレントのビートたけしさんを引き合いにした、簡単な覚え方を紹介しています。「冷やすべき場所が一発で伝わる」というアドバイスは、ビートたけしさんの『あのギャグ』が関係しています。ビートたけしの往年のギャグが熱中症対策に役立つ「一発で理解した」注意すべきは、自分だけではなく…?熱中症は天気によって発症することが多いため、自分自身だけでなく、身の周りの人にも注意を向けることが必要です。暑さの中、体調がすぐれない人を見かけたら、基本的な応急処置を行ったり、必要に応じて救急車を呼ぶようにしましょう。紹介した記事のほかにも、厚生労働省や環境省などが、熱中症について学べるウェブサイトを用意しています。本格的な暑さを迎える前に、一度覗いてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年05月17日5~6月の時期、側溝の中や家屋の縁の下から、真っ黒な動物の赤ちゃんを見つけることがよくあるそうです。2023年5月12日、神奈川県厚木市にある神奈川県自然環境保全センターは、Twitterである野生動物の保護について、次のような注意喚起を行いました。仔ダヌキの #誤認保護 の事案が増えています。側溝の中で仔ネコのような声が聞こえ、真っ黒な動物の赤ちゃんを保護してしまうというケースです。でも、ちょっと待って!親ダヌキは戻ってきます。@hozenc_kanagawaーより引用※写真はイメージ鳴き声や見た目から、子猫と間違えられやすいという、子ダヌキ。偶然に見つけた人が、親とはぐれたと思い保護してしまうケースが相次いでいるといいます。しかし、近くに親がいないからといって、子ダヌキが迷子だとは限らないそうです。子ダヌキを保護してはいけない理由とは人間の生活圏の近くで子育てを行うことがある、タヌキ。同センターによると、親がエサを探しに行く際は、子ダヌキを残して出かけているそうです。また、雨が降ったり、なにか危険を察知した際には、子ダヌキを1匹ずつ順番に運んで別の巣に引っ越すこともあるといいます。人間が子ダヌキを保護してしまうと、親と引き離すことになり、自然界で生きていく機会を奪ってしまう可能性があります。また、人間の匂いが付くことで、親が警戒して子ダヌキの世話を放棄してしまうケースもあるそうです。「見つけても触らず、そのままにしてください」とつづっていた、同センター。投稿は拡散され「子猫や子犬とそっくり…」「側溝で見つけたら、タヌキだって分からない。これは大事なお知らせですね」「知らなかった!気を付けよう」などのコメントが寄せられていました。善意のつもりで勝手に手を出すと、親子を引き離すことになり、親ダヌキを悲しませる結果につながりかねません。動物の赤ちゃんを見つけた場合は、野生動物の可能性もあるので、むやみに触らずよく確認することが大切ですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月15日カタクチイワシや、マイワシの稚魚であるシラス。おいしいだけでなく、手軽にカルシウムなどの栄養を摂れるとあって、家庭によってご飯にのせたり、料理に添えたりして食べているようです。シラスのパック内を確認すると、まれに別の魚の稚魚や、小さいイカやタコなどが混入していることも。以前は『ちりめんモンスター』と呼ばれ、人々に親しまれていましたが、昨今では漁業者や製造業者の努力もあって、あまり見られなくなりました。混入の減少をさびしく思う人もいますが、余計なものは排除したほうが安全といえるかもしれません。『生食用釜揚げしらす』に有毒魚が混入2023年5月12日に神奈川県は、三浦市内のスーパーマーケットで売られていた、台湾が原産国の『生食用釜揚げしらす』に、サバフグの仲間が混入していたことを発表しました。販売店では同日、当該ロット品を自主回収するとともに、その旨を店頭で告知しています。なお、販売を開始した同月9日から12日の間に、鎌倉保健福祉事務所三崎センターおよび販売店に健康被害の届出はないとのこと。神奈川県はウェブサイトで、県民と営業者に向けて次のように呼びかけています。【県民の皆様へ】購入した魚介類等に違う種類のものが混入していた場合は、食べずに、販売店又は最寄りの保健福祉事務所等にご相談ください。【営業者の皆様へ】魚介類やその加工品を小分けして販売する際は、ふぐなどの有毒魚が混入しないよう、確実に選別をしてください。神奈川県ホームページーより引用神奈川県の発表から、SNSではフグの混入について話題に。フグのサイズから、深刻な事態ととらえている人は少数なものの、混入について改めて考える機会となっているようです。【ネットの声】・『ちりめんモンスター』を楽しんで食べていた世代なので、気にせずパクッといってしまいそう。・このサイズでどれほど人体に危険なのかは分からないけど、有毒魚が入っているのは気持ち的に嫌だなぁ。・素人には魚の見分けができないから、事前に余計なものは除いてくれると助かる。・食品衛生法上、どんなに小さなフグでも有毒部位を含めた丸ごとの流通はNGなんだろうな。シラスに混ざる、ほかの生き物たちが排除されると、小さな命が無駄になるように思えて、嫌な人もいるかもしれません。しかし、混入を除く選択は、人々の健康や命を守るためなのです。シラスを購入した時はもちろん、ほかの食材を買った時も、混入しているものがないかをチェックしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月13日子供をあやすため、親はさまざまな工夫をしています。泣き出した時、子供の注意を引くものを一時的に持たせるのは、よくある手段。しかし、うっかり渡してはいけないものを持たせると、事故につながる危険があります。娘の、うーちゃんが生後9か月の頃に起こった出来事をInstagramで紹介したのは、ぴく子(picko.ig)さん。同じミスを起こす人が減るよう、漫画を通して注意喚起をしています。『子供を車にとじこめてしまいJAFをよんだはなし』鍵を見つけやすいように、目印となる何かしらをつけている人は大勢いることでしょう。ぴく子さんは、車の鍵にクマのぬいぐるみをつけていました。娘さんがぬいぐるみを気に入ったため、買い物に出かける準備中、一時的に持たせたのですが…それが間違いのもとだったのです。まだぴく子さんが乗り込んでいないタイミングで、娘さんは鍵のボタンを押し、車のドアをロック!スペアキーは自宅にあるものの、家の鍵も車内の荷物の中です。娘さんにはなんとか、もう一度鍵のボタンを押して、ロック解除をしてほしいところですが…。絶望からの切り替え娘さんが鍵を投げたのを見た、ぴく子さんは即切り替え、ロードサービスを提供している『JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)』に助けを求めました。幸いなことに10分程度でスタッフが到着し、速やかに開錠。さらに、支払いよりもまず、子供のケアを優先させてくれたスタッフの優しさに、ぴく子さんは感動しました!なお、この騒動の一件後、車の鍵からぬいぐるみは取り外したといいます。また、車の鍵の管理や、ドアを閉めることに慎重になったとのこと。同様の体験をした人は少なくないようで、共感などのコメントが多数寄せられています。・同じ経験があります。車内からベビーカーをおろす隙にやられました…。・私も同士です。頭が真っ白になり、ガラスを割ろうかと思うくらい取り乱しました!・恋人がJAFの人で、「夏場に多く、気を遣う案件だ」と聞いています。・我が家の車は、鍵が車内にある場合、それでロックはかけられない仕組み。全メーカーが参考にしてほしい…。ぬいぐるみをつけていなくとも、子供はボタン自体を触りたがることがよくあるので、手の届く範囲に持って行くのは要注意です。とはいえ、ミスを完全にゼロにすることは困難でしょう。炎天下の日に子供が車に閉じ込められた場合、救助方法の1つとして、119番通報もすすめられています。その場合は、ドアの開錠ではなく、窓を割っての救助となることもありますが、命には代えられません。いざという時のために、覚えておきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月13日神奈川県横浜市の金沢八景や、東京都世田谷区の下北沢などを舞台に、主人公が高校生同士でロックバンドを結成し、音楽活動を通じて成長していく、テレビアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』(TOKYO MX)。2023年5月9日、同作のウェブサイトが、『作中モデル地への訪問に関して』という告知を公開しました。作中に登場している場所を訪れる、いわゆる『聖地巡礼』を行う際は、店舗などの関係者や近隣住民に配慮し、迷惑行為を控えるよう、ファンに対して注意を呼び掛けています。2度目の注意喚起に「悲しい」「複雑な気分」『聖地巡礼』に関しては、同年1月9日にも、ウェブサイトで注意が行われていました。当時は、主にライブハウスについて言及されていたのに対し、今回は、特に近隣住民や地域に対して迷惑にならないよう呼び掛ける内容に。また、日本語以外の言語でも呼び掛けられており、観光などで日本を訪れた、外国人のファンにも向けられているものとみられます。ウェブサイトでの注意喚起を受けて、一連の出来事を残念に思うファンが、ネット上にコメントを投稿しました。・『ファン』という括りで、モラルのある人たちも一緒くたに叩かれてしまうのは、悲しいです。・漫画の連載初期から応援してきた者としては、複雑な気分になる…。・『聖地』が活気づくのはいいことだけど、迷惑行為だけはやめてほしいよね!『聖地巡礼』にまつわる迷惑行為は、『ぼっち・ざ・ろっく!』だけの話ではありません。たとえば、人気バスケットボール漫画『スラムダンク』に登場する、神奈川県鎌倉市の鎌倉高校前駅には、外国人観光客が『聖地巡礼』をしに訪れています。しかし、FNNプライムオンラインによると、観光客が道路の真ん中で写真撮影をしたり、ごみをポイ捨てしてしまったりと、迷惑行為が多発。近隣住民から苦情が出ているそうです。『聖地巡礼』を、よりよい思い出にするにはある作品の『聖地』に足を運ぶ人が増えるのは、地域にとってプラスになることもあります。産経ニュースによると、和歌山県和歌山市は、同市の離島を舞台にした漫画『サマータイムレンダ』の影響で、近くの地域だけでなく、関東圏や、外国からも観光客が訪れるようになったのだとか。自分が好きな作品に登場する場所を訪れて、まるで作品の世界にいるような感覚に浸れるのは、ファンにとって大きな楽しみでしょう。ただ、その場所で働き、暮らす人たちがいることも、忘れずにいたいものです。『聖地』を訪れる人も、その場所の人も、お互いと作品に対して敬意を払い、よりよい思い出を作れたらいいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月10日インターネットの進化によって、どんどん便利になっていく私たちの生活。さまざまな手続きが、ネット経由で簡単にできるようになりましたよね。しかし、その手軽さを利用した犯罪行為も、同時に増加しています。社会の変化に合わせて、犯罪の手口も巧妙になってきているのです。代表的なのが詐欺メール。パソコンや携帯電話を持つようになってから、誰しもが一度は詐欺メールを受け取った経験があるのではないでしょうか。クロネコヤマトをかたった『詐欺メール』の増加を注意喚起2023年5月9日、ヤマト運輸株式会社(通称:クロネコヤマト)は、ウェブサイトやSNSを通して注意喚起を行いました。同社によると、クロネコヤマトをかたった詐欺のメールや電話の報告が急増しているといいます。電話やメールを通して、セキュリティに必要な個人情報を聞き出そうとしてくる、巧妙な詐欺。直近では、クレジットカード情報を入力させようとする手口も増加しているのだとか。クロネコヤマトは、実際に報告されている詐欺の手口を参考に、本物か偽物かを見分ける3つのコツを発表しました。1.不在連絡や配達予定の通知URLが『~.com』詐欺メールは、さまざまな手口でURLに誘導してきます。「重要な情報があるから確認してほしい」「告知があるのでウェブサイトを見てほしい」といったウソの情報で、ウェブサイトへのアクセスをうながすのです。メールに記載されたURLのドメインが『~.com』の場合、リンク先は確実にクロネコヤマトのウェブサイトではありません。2.不在連絡や配達予定の通知がSMSでくる携帯の電話番号宛てにメッセージを送ることができる、SMS(ショートメッセージサービス)。しかし、クロネコヤマトはSMSを使っての不在連絡や、配達予定の通知は行っていません。また、セキュリティに必要な認証番号を確認することもないといいます。3.電話でセキュリティに必要な情報を確認してくるクロネコヤマトを装い、セキュリティに必要な認証番号を電話で聞き出そうとする手口も多数報告されているのだとか。前述したように、クロネコヤマト側が利用者のセキュリティに関わる情報や、クレジットカードの暗証番号を聞き出すことはありません。注意喚起に「自分も同様の詐欺メールが来た」という声通販サイトを使い、気軽に買い物ができる現代。クロネコヤマトをはじめ、運送会社には日頃からお世話になっている人が多いでしょう。注意喚起はまたたく間にネットで拡散され、多くの人から「気を付けないと…」「犯罪を防ぐためにも、この呼びかけはもっと広まるべき」といった声が上がっています。中には、すでにクロネコヤマトをかたった詐欺メールを受け取ったことがあったり、電話がかかってきたりした経験のある人も。上記3つのポイントを覚えておくだけでも、詐欺被害を防ぐことができるはず。しっかりと自営をして、忍び寄る魔の手を振り払いたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月10日多くの人たちがリフレッシュをする長期連休。2023年のゴールデンウィークは、5月7日で終わりの人がほとんどでしょう。連休が終わって仕事に戻った時、気を付けたいことがあります。休み明けはサイバー攻撃されていないかを要チェック愛知県警察の生活安全総務課は、長期休暇後にやっておいたほうがいいこととして、『サイバーセキュリティの対策』を挙げています。『サイバーセキュリティの対策』とは、コンピューターのネットワークを介して、システムの破壊や情報の窃盗などを行う『サイバー攻撃』の危険を防ぐこと。同課のInstagramによると、次の5点をチェックする必要があるといいます。長期休暇後のサイバーセキュリティ対策1 電源を切っていた機器のファームウェアなどを最新にアップデート2 OSなどのソフトウェアを最新にアップデート3 不正プログラムに感染していないかチェック4 各種ログを確認し、不正なアクセスがないかチェック5 不審なメールの添付ファイルを開いたり、リンク先にアクセスしたりしないap_seianーより引用 この投稿をInstagramで見る 愛知県警察 生活安全総務課【公式】(@ap_seian)がシェアした投稿 機器のさまざまな機能を制御するソフトウェア『ファームウェア』や、コンピューター全体の動作を管理している『OS』を最新の状態にアップデート。また、不審な動きがなかったかをチェックするとともに、休暇中に届いたメールの添付を安易に開いたり、リンク先に飛んだりしないよう気を付ける必要があるそうです。『サイバーセキュリティの対策』を怠り、休み明けから仕事に支障が出たら大変!コンピュータ関連が苦手な人は、社内の担当者などにも確認しながら、対策をしておきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月06日春は、歓迎会や新年会をはじめ、飲み会が増える時期です。お酒の席は、普段接する機会が少ない人とのコミュニケーションをとることができて楽しい反面、場合によって危険もあります。ふわとろぷろ子(fuwatoro_proko)さんは、自身が参加した会社の飲み会での恐怖体験を漫画にし、Instagramに投稿しました。会社の飲み会で、背筋がゾッとする体験をした女性会社の飲み会には、30人ほどが参加し、かなりの大所帯だったといいます。その中で、ぷろ子さんは仲のよい友人と2~3人で、部屋のすみで楽しく飲んでいました。席に戻ると、なぜか途中まで飲んでいたドリンクは片付けられ、別のものがすでに注文されていました。執拗に新しいドリンクを飲ませてこようとする、友人の異様な雰囲気を、ぷろ子さんは感じ取ります。違和感を覚えたぷろ子さんは…?異様な雰囲気を感じ取ったものの、友人には何か目的があり、その場では伝えられないことだと察知したぷろ子さんは、いわれた通り用意されたドリンクを飲むことに。飲み会が終わり、その友人と2人きりになったタイミングで理由を問うと、自分が置かれていた状況を知り、ゾッとしたといいます…。友人が教えてくれた、自分が席を外していた時の状況自分の使っていたコップを舐めまわされていて、さらには気付かずに使っていたかもしれないと思うと、十分気持ちが悪いことです。しかし、世の中には、より悪質なことを働く人もいます。『デートレイプドラッグ』と呼ばれる睡眠薬などの薬を入れられ、意識を失っている間に、犯罪に巻き込まれていたという被害報告は、決して珍しいものではありません。だからこそ、ぷろ子さんは注意喚起の意味を含め、自身の体験談をInstagramに投稿しました。お酒が入ると、よくも悪くも心のガードが緩み、注意力も散漫になります。ぷろ子さんと、友人のような信頼関係ができているならば問題はないですが、初対面やあまり人となりを知らない相手には、注意の意識を持っておきたいもの。疑ってかかる意識は、相手に失礼な気がしても、何かが起こってからでは遅いのですから。[文・構成/grape編集部]
2023年05月06日過ごしやすい気候になると、自然を楽しむレジャーが人気を集めます。連休中、キャンプやバーベキューなどに、出かける予定がある人もいるのではないでしょうか。屋外での食事に気分が上がりますが、気を付けなければ体調を崩してしまうかもしれません。キャンプやバーベキューで押さえておきたいポイント農林水産省は、アウトドアレジャー中に起きやすい食中毒についての注意喚起をしています。同省のYouTubeチャンネル『maffchannel』では、キャンプ場での調理やバーベキューを安全に楽しむために、どのような点に気を付けたらいいのかを前後編に分けて、動画で紹介しました。あなたは、動画で紹介されているポイントのうち、いくつ守れていますか。こちらを見て、ぜひ確かめてみてください!使用する水や、食料の保存方法、調理に気を付けないと食中毒の危険が。また、ゴミの処理を間違えると、野生動物の迷惑となることもあるようです。動画で紹介されたポイントは次の通り。1.使用する水・飲料水や調理に使う水は、水道水や飲用が認められている水を利用しましょう。・きれいに見えても川や沢の水は使わないようにしましょう。2.食品の保存等・食材を運ぶときは、クーラーボックスを利用しましょう。・また、肉や魚はそれぞれ別のビニール袋に入れ、他の食品に触れないようにしましょう。3.調理・調理や食事の前は、しっかりと手洗いをしましょう。・肉を焼くときは、中心まで火が通るよう十分に加熱しましょう。・調理前の生肉や魚介類に用いる箸やトング等の調理器具は、他の食材に使わないようにしましょう。4.ゴミの処理・食べ残しやゴミは持ち帰るか、指定の場所に捨てましょう。農林水産省ーより引用家の中では普段できていることも、レジャー中は楽しい雰囲気にのまれて、気を抜きがち。動画で改めて注意ポイントを確認し、気を引き締めた人たちからこんな声が上がっています。・浮かれておろそかにしてしまうかも。気を付けよう。・当たり前だけど、大切なことですね。・いい機会なので、子供にも教えたいです。楽しい思い出のまま終えるためにも、体調を崩さないよう、参加者全員でチェックしていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月06日