米泌尿器科医開発の骨盤底筋エクササイズ3月24日、東京都港区六本木にあるSANKOビルの5階「ウェルネス・スタジオ ZESTAR六本木」で、健康講座「【産後ママのアフターケア】(ボディデザインストレッチ)」が開催される。この講座ではアメリカ泌尿器科医開発の骨盤底筋エクササイズを講習。講師はボディデザイナーの鈴木純子氏が務め、参加費は5,400円(税込)である。腰痛予防・骨粗鬆症予防にも講師の鈴木純子氏はタイ政府認定ルーシーダットンインストラクターの資格など、多数のトレーナー資格を取得し、その対象も一般からアスリートまでと幅広く受け持っている。また、メディアにおいても大相撲貴乃花親方考案のエクササイズDVD「シコアサイズ」の制作監修を担当、出演もしている。妊娠は女性の身体に大きな変化をもたらすが、産後においても、下半身の体型が元に戻らないなどの悩みを抱えがちになる。この講座では、骨盤底筋のトレーニングに加え、腹筋とヒップのストレッチで、より効果的なエクササイズを行う。さらにこのトレーニングで腰痛予防、骨粗鬆症予防にもなるという。日時: 3月24日(土) 15:30~17:00場所: ウェルネス・スタジオ ZESTAR六本木東京都港区六本木4-12-12 SANKOビル 5F六本木駅7番出口 徒歩1分費用: 5,400円申込: 受付中(ZESTARウェルネス・スタジオのサイトより引用)申し込み方法など、詳しい情報は以下URLのZESTARウェルネス・スタジオのサイトで確認を。(画像はZESTARウェルネス・スタジオのサイトより)【参考】※【産後ママのアフターケア】(ボディデザインストレッチ)
2018年03月14日マガジンハウスより680円にて発売中1月11日、女性のスタイルや姿勢改善のための運動プログラムを掲載した「Tarzan特別編集 女性のための 肩甲骨&骨盤エクササイズ」が発売された。76ページ、価格は680円 (税込)にて、マガジンハウスより発売中である。1986年創刊、月2回発刊されるアクティブ・ライフスタイル・マガジンの「Tarzan」は、スポーツやフィットネス、健康情報などを掲載し、効果的な筋トレやストレッチを紹介している。マガジンハウスはこれまでも「Tarzan特別編集」として、「ストレッチ 本当に効くランキング」や「丸の内OL1000人調査でわかった 女性のお悩み解消BOOK」などを発売している。2週間・朝晩1日2回・1回3分で美しく新刊の「女性のための 肩甲骨&骨盤エクササイズ」では、肩甲骨と骨盤に綺麗になるための秘訣があると考え、スタイルをよくしたい、姿勢を美しくしたいという女性の願いをかなえるべく、2週間の期間で朝晩1日2回、1回3分の時短エクササイズを紹介している。二の腕やヒップなど部分別エクササイズも掲載。さらに「分食ダイエット」と題された食事メソッドのページも設けられている。(画像はマガジンハウスのサイトより)【参考】※Tarzan特別編集 女性のための 肩甲骨&骨盤エクササイズ(マガジンハウス 編)
2018年01月18日こんにちは、美LIFEクリエイター長谷川朋美です。「経血コントロール」という言葉を聞いたことがありますか?経血とは、生理のときに出る血液のことです。その経血を、ただ紙ナプキンに垂れ流しにするのではなく、子宮から経血が降りてきたら、膣を締めておいてトイレで排泄することをいいます。■経血コントロールのしくみ最初は、そんなことできるの!?とびっくりされるかもしれませんが、尿や便はきちんとトイレで排泄できるのに、経血だけができないワケはないのです。ただ、日頃から、骨盤底筋群※を鍛え、膣を締めておく意識が必要です。※骨盤底筋群とは、骨盤の一番下にある3層構造でハンモックのように内臓を支えている筋肉のこと。女性は赤ちゃんを産める体であるため、恥骨と尾骨の間には骨はなく、大きな穴のようになっています。その穴から子宮が落ちないのは、骨盤底筋が支えているからです。ですが近年、この骨盤底筋が弱っている女性が多く、子宮が膣から出てきてしまう病気“子宮脱”や、尿漏れなどが問題になっています。これは主に年配女性や出産後に多い症状ですが、最近は出産経験のない若い女性の間でも増えていると聞きます。■骨盤底筋を鍛えることによる効果・インナーマッスルも鍛えられて姿勢が良くなりスタイルアップ・体の循環機能がアップし、体や肌の調子が良くなる・経血コントロールができるようになる・生理が軽くなる・出産や産後が楽になる・セックスで快感を得られやすくなる・尿漏れや子宮脱などの病気の心配がなくなる■骨盤底筋の鍛え方/経血コントロールの仕方1.最初は骨盤底筋を意識することから始めましょう普段から膣を締めて、子宮側(上方)に絞り上げるようなイメージで。膣を締めておくとインナーマッスルも鍛えられるので、自然に姿勢もよくなり、体の循環機能もアップします。見た目にも美しく、健康になっていきます。2.今度はトイレでおしっこをするときに、おしっこを途中で止める練習をしましょう特に朝起きて最初にいくトイレは、寝ている間の水分が出るので、勢いがよく、量も多いと思いますが、そのときに意識して何度か止めてみましょう。これだけでも骨盤底筋はだいぶ鍛えられます。他にも、なるべく階段を使う・毎日スクワットをするなどで鍛えられます。3.ここでいよいよ経血をトイレで出す練習ですただし、注意点がひとつ。ずっと子宮や膣に力を入れて、絞って止めておかないでください。あくまで、子宮に経血が溜まってきたなと思ったら、最初は子宮の入り口や膣をキュッと締めておくようにして、そのままトイレに向かい、トイレで排泄するのです。慣れるまでは、生理の間は30分から1時間おきにこまめにトイレに行って、排泄する練習をするのがおすすめです。慣れてくると、子宮に経血が溜まる量や、経血が膣に降りてくる感覚がよくわかるようになり、そこまでマメにトイレに行かなくても、降りてきたら出す、ということが習慣になっていきます。■布ナプキンをおすすめする理由私はこの経血コントロールを5年以上続けていますが、まったくナプキンいらず!というワケではありません。ただ、ほとんどをトイレで排泄することができるので、あまりナプキンを汚しません。経血コントロールのトレーニングのためにも、体のためにも、布ナプキンを使うことをおすすめしていて、私はもうずっと布ナプキンを使っています(この記事で伝えていることをたくさんの女性に知ってもらいたく、布ナプキンも製造・販売しています)。紙ナプキンを当てていると、“どうせ捨てるから、まぁいいや”と経血に関心が向きづらいのではないでしょうか。布ナプキンだと自分で洗うことになって、毎回経血の状態をきちんと確認することができ、それが自分の体に関心を持つ、いいきっかけになるのです。実際、お気に入りの布ナプキンを当てていると、なるべく汚したくないので、きちんとトイレで排泄しないと!と思いますしね(笑)。骨盤底筋の話や経血コントロール・布ナプキンの話など、そこまで広くは普及していない知識ですが、これを意識することによって、女性の体や心は大きく変化していきます。この記事をきっかけに、自分を振り返っていただけたら幸いです。長谷川朋美オフィシャルサイト記事「すべての女性に知ってほしい布ナプキンのこと」長谷川朋美オフィシャルブログ「2月8日★月経血調整ヨガ×布ナプキンプチセミナー付きランチ交流会in材木座テラスのお知らせ★」
2017年12月29日ワコールは、骨盤をサポートするショーツ「美ショーツ 骨盤サポート」を8月中旬より発売しました。■「美ショーツ 骨盤サポート」の特徴「美ショーツ 骨盤サポート」は多くの女性が関心を持っている“骨盤の動きのゆがみ”に着目して開発した商品で、ワコール独自のサポート構造で左右バランスのよい骨盤の動きにととのえます。日常生活における歩き方や姿勢により、骨盤の動きには左右差が生じています。その動きの左右差を少なくするために、フロント部分へ引き寄せるラインで骨盤の中心部を安定させ、サイドから支えるラインが骨盤の動きをやさしくサポート。いつも同じ肩・腕でバッグを持つ、座ったときに同じ脚ばかり組んでしまうなど、気づかないうちに習慣化している日常のくせに対応するため、毎日着用するショーツに骨盤をサポートする機能をプラスしました。毎日履くことを考えて、肌ざわりのよさや、華やかなデザインにもこだわったショーツです。■商品概要品番:PPG・160M・L・LLサイズ全5色BL(ブラック)、BR(ブラウン)、OC(ベージュ)、SP(ピンク)、WI(ワイン)¥3000+税(LLサイズは¥3200+税)(お問い合わせ先)株式会社ワコール お客様センター TEL0120-307-056
2017年08月18日整骨院・整骨院が手掛ける骨盤痩身サロン株式会社くまのみは、2016年11月24日(木)に、整体の理論・技術に基づいた施術と最新の美容マシンを融合させたエステサロン「プレミアムボディバランス銀座(Premium Body Balance GINZA)」を、東京・銀座にオープンした。くまのみ整骨院・整体院グループは、現在、埼玉県内に4店舗の整骨院と、3店舗の「プレミアムボディバランス」を運営しており、「プレミアムボディバランス銀座」は4店舗目となる。整体による骨格改善&最新美容マシンを導入整体メニューでは、骨格を改善して神経・血液の流れを正すことで、全身の巡りが活性化され、代謝がアップして体重を減らすことができるほか、従来の体がもつ機能を手に入れることができる。また、メディアで話題となっている、痩身高周波を使った「ハイパーナイフ」や、キャビテーション・超音波・EMSが1台になった「CAVI=MAX」といった最新の美容マシンを導入し、女性の美をトータル的にサポートする。店舗までのアクセスは、東京メトロ「銀座」駅と「銀座一丁目」駅から徒歩2分、「東銀座」駅から徒歩4分で、平日・土曜は11:00~20:00、日曜は10:00~18:00まで営業している。9室全てが個室となっており、ゆっくりとくつろぐことができるサロンだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社くまのみプレスリリース(ValuePress!)
2016年11月30日【ママからのご相談】赤ちゃんを出産し2か月が経ちましたが、なかなか体重が落ちません。産後とても腰周りがグラグラしていて骨盤も開いてしまっている感じがするのですが、この骨盤状態が体重が戻らない原因なのでしょうか?よくある整骨院などの骨盤矯正も気になってはいますが、効果があるのかが知りたいです。●A. 骨盤を整えるケアを試す価値はあります!ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。骨盤は全身を支えている体の基盤となる部位です。骨盤が歪んだり開いたりしていることにより、美容面だけでなく健康面でもさまざまなマイナートラブルが起こりえます。もちろん産後の女性だけでなく仕事をしている女性や男性にも骨盤の歪みや開きは生じ、それがさまざまな体の不調の原因となっていることがあるのです。お金をかけて骨盤矯正の整体院へ通う方法もありますが、自分でできる骨盤矯正の方法もあります。今回は、骨盤矯正の効果とそのやり方についてご紹介します。●骨盤矯正をすることで期待できる効果骨盤の“開き”と“歪み”は別の原因からなるものです。骨盤の開きは出産や肥満が原因で、歪みは生活習慣(片方に重心が偏る、足を組むなど)からなるという違いがあります。骨盤の開きや歪みを矯正すると、以下のマイナートラブルの改善が期待できます。・頭痛・腰痛・肩こり・むくみ・姿勢・冷え・不妊症・便秘・O脚また、産後6か月は骨盤が開いてとても不安定な状態ですので、この時期に適切な骨盤のケアをすると、産前よりも美しく健康的な体になることもできる のです。●骨盤矯正の方法●(1)自宅で骨盤矯正体操【お尻歩き】お尻歩きは骨盤矯正におすすめの体操。お尻に体の全体重をかけて左右に動かして進むため、骨盤矯正に大変効果があり、インナーマッスルも鍛えられます。【バスタオルを使ってストレッチ】バスタオルを「骨盤枕」に見立てて使用する骨盤矯正方法です。動画サイトで詳しくやり方が説明されているので参考にしましょう。【お尻をキュッと閉めるトレーニング】排尿時におしっこを止めるような感覚で、膣とおしりに力を入れてキュッキュッと小刻みに閉めます。テレビを見ているときや思い出したときに10回やるようにしてみましょう。骨盤を支える役割を持つ骨盤底筋を鍛えることができます。●(2)骨盤矯正の整体院に通うご自身で骨盤矯正の習慣がなかなかつけられない方は、骨盤矯正のプロに任せてみるのも一つの手。施術はもちろん、自宅での骨盤ケア方法を伝授してくれる整体院もあります。1度の通院では効果が出ないことが多いので、短期間集中で週1~2回通院し、トータルで5回~10回通うことがすすめられています。●(3)骨盤矯正ベルトをつける骨盤ベルトやガードルなどを身につけてみましょう。産後の骨盤が不安定な時期は骨盤ベルトで骨盤を支えるだけでも快適度が違いますよ。ベルトは正しい位置でつけることが大切なので、整骨院や助産師さんにサポートしてもらって着用することをおすすめします。●骨盤矯正は継続が大切いずれの方法にせよ、骨盤矯正は“続けること ”が重要。1度や2度の取り組みでは改善されません。自宅での骨盤矯正ストレッチはなるべく毎日行い、習慣化させてしまいましょう。お尻閉めは育児や仕事の合間に取り入れられるのでおすすめですよ。しっかりと骨盤矯正をすることで体の芯から美しく健やかになれば、毎日がもっと明るく快適になります。効果は人それぞれ異なりますが、やってみる価値は十分あります。ぜひ試してみてください。【参考リンク】・1日3分!美しいプロポーションを手に入れられる骨盤矯正ダイエット | 鶴間こころ整骨院()●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/香南
2016年11月21日体の土台ともいわれる骨盤。上半身と下半身をつなぐ大きな骨ですが、この骨盤に問題があると、見た目だけでなく体の不調も引き起こすといわれています。多くの女性が悩んでいる二十顎やぽっこりお腹にも影響を与えているのだとか……。もしかしてあなたを悩ませているのは、すべて骨盤の影響かもしれませんよ。骨盤の位置は姿勢や見た目に大きく影響開いた骨盤を閉めるとか、骨盤のゆがみを改善するなどの記事が多く出回っている昨今、骨盤ケアを意識している人も多いのでは?しかし、実際は骨盤そのものがゆがんだり、開いたりすることはないのだそうです。ただ、骨盤の位置が悪い人は増えているのだとか。本来あるべきところに骨盤がない、ずれてしまっているせいで美しい姿勢を保つことが困難になり、猫背になったり、首に負荷がかかるため二十顎になったりする可能性があるそうです。そのほか、ぽっこりお腹や肩こり、バストが垂れるなどの原因となることも。ちなみに骨盤は、坐骨から背骨に向けてまっすぐ立っている状態が正しい位置なのだそうです。最近は骨盤が後ろに傾いた「後傾型骨盤」が増えているそうですし、年齢とともに後ろに傾きがちだというので、私たちANGIE世代の女性は特に気をつけたいですね。あなたの骨盤の位置をセルフチェック!肩こりや猫背、腰痛など体のちょっとした不調。たいしたことないと放っておいてはいませんか?実はそれ、骨盤の位置の悪さが原因かもしれません。まずは、あなたの骨盤の状態をチェックしてみましょう。・首の深いしわや二十顎が悩みだ・最近お腹のぽっこりが気になる・足をよく組む癖がある・ハイヒールをよくはく・デスクワークが多く、動く機会が少ない・立った状態で靴下をはくのがつらい1つでも当てはまるものがあった場合、骨盤が正しい位置にない可能性も考えられます。骨盤のケアにオススメのエクササイズセルフチェックで骨盤の位置が悪いことがわかったら、それを正常な状態に戻してあげることが重要です。オススメのエクササイズをご紹介しましょう。椅子やデスクで簡単スクワット肩幅に足を開き、椅子の背に手を添え、そのまま背筋はまっすぐに膝を曲げてスクワットをします。90度膝を曲げた姿勢で10秒キープ。これを、10回程度行いましょう。椅子に座ったまま太ももアップ椅子の背に背中をつけず、背筋を伸ばした状態で椅子に座ります。そのままの姿勢で太ももを、左右交互に計20回上げましょう。無理のない高さでかまいません。どちらもオフィスで空いた時間にできる簡単スクワットなので、眠気覚ましや気分転換にもオススメです。エクササイズのあとは、まっすぐに立ってかかとをお尻につけるように足首をもって曲げて、簡単ストレッチするのも◎。毎日続ければ骨盤が正しい位置に戻り、スタイルアップも夢じゃないかもしれませんよ。
2016年10月06日産後ママにとって気になるのは、産後の“体形戻し”。体重は落ちたのに、妊娠前に履いていたズボンが入らない!?ということはありませんか?それはもしかすると骨盤のゆがみが関係しているかもしれません。最近は入院グッズの中に“骨盤ベルト”の指示がある産院もあるほど。私も出産前に骨盤ベルトを購入したのですが、帝王切開で出産したため傷の痛みもありすぐには付けることが出来ませんでした。産後しばらく経って、体形も気になるし傷口の痛みも減ってきたのでそろそろ……と思ってつけてみることに。でもなんだか正しく使えているのか不安。そこで、プロの力を借りることにしました。骨盤のゆがみは、放っておくと大変?!そこで、骨盤矯正を行っている整骨院へ。検査を受けたところ、私の骨盤は通常よりも20度もずれていました。でも出産後はみんなこのくらいずれているものですよ、とのこと。出産のため、色々な骨をつないでいるじん帯を緩めるホルモンが妊娠中から出続け、さらに出産によって骨盤が開き、育児による無理な姿勢がかさなりこのようなことが起きるそう。このゆがみを放っておくと、体形のくずれや腰痛などだけでなく更年期の症状も重くなってしまう可能性があるそうです……。産後の骨盤矯正は、思った以上に大切そうです。骨盤矯正ってどんなことをするの?産後のママケアにはマッサージや整体などもありますが、骨盤矯正を行っている整骨院は“柔道整復師”という国家資格を持っている先生が施術をしてくれます。専門的な知識を持った方に施術していただけるので、私も身体のメカニズムを理解しながら治療を進められました。私がはじめて受けたのは産後ケアコース。はじめに写真を撮ってゆがみを確認し、産後ママの身体に起こっていることを教えていただきながら治療方針を決めて行きます。その結果、①骨盤まわりを中心とした骨を元の位置に戻す②筋肉のバランスを整える③おなかと背中のインナーマッスルを鍛えるという3つのアプローチをすることに。骨盤を元に戻すだけでなく、腹筋背筋を鍛えることで正しい位置に矯正された骨盤をキープすることで、くびれができて体形維持ができるそうです。整骨院での骨盤矯正、メリット・デメリットは?《メリット》・プロの手で正しく骨盤矯正ができる・育児ででてくる腰の痛みなどにも事前に予防できる・体形のもどりがよくなる・更年期になったときに症状が軽くなる可能性がある・姿勢がよくなることによって抱っこなども楽になる《デメリット》・費用がかかる(料金設定は様々ですが、平均5〜6000円/回)・小さな赤ちゃんがいるなか、通わなければならない(週1〜2回を3ヶ月が目安)やっぱり一番のデメリットはお金がかかることと、赤ちゃんを預けて通うのが大変なこと。しかし、思い切って集中してケアをし早めに身体を整えていくことで育児が楽になれば結果的にはお得かもしれません!骨盤矯正をするベストなタイミングって?じん帯を緩めるホルモンのおかげで、産後1年は骨盤のゆがみが比較的戻りやすいと言われています。骨盤矯正は産後2ヶ月くらいからできるそうですが、体力も回復し悪露も落ち着いた頃がいいそうで、3ヶ月くらいから通われる方が多いそう。私は5ヶ月から始めましたが、まだまだ間に合うとのこと。産後の身体の状態や赤ちゃんの状態、さらに通うことが負担にならないタイミングを選ぶのがいいかと思います。子連れでも安心な整骨院が増えている!“結婚式を挙げるか挙げないかと同じくらい、産後の骨盤矯正をするかしないかを選ぶのは大切なこと”と先生は言っていました。私自身通ってみてよかったなと思うことは、産後の身体に最も負担がかかる時期に定期的に身体のメンテナンスをしてもらえることで身体的に育児が楽になったこと。毎回行く度に「腰痛はありますか?」など身体のこと聞いてくださり、安心。おかげで腰痛知らず!産後はネイルサロンや美容院などに行く時間がどうしても減ってしまいがちですが、、自分をケアする時間が心のゆとりにつながっていると思います。赤ちゃんをなかなか預けることが難しいママ向けにバウンサーを用意してくれたり、赤ちゃんを見てくれるスタッフがいる子連れ歓迎の整骨院も増えているそう!向き不向きもあるので一度話を聞きに行くのもおすすめです。人生の中で数回しかない出産は、大きく身体の変わるタイミング。慣れない育児に追われてしまいがちですが、これから長く続く子育てのためにも自分に合ったママケアを探してみてください♪
2016年08月25日東急スポーツオアシスが開発した骨盤運動マシン「ショップジャパン」では、2016年4月6日(水)より骨盤運動マシン「ながらウォーク」を本格的に発売中。「ながらウォーク」は、株式会社東急スポーツオアシスによる開発。座って体を揺らすことで骨盤の矯正・補正をおこない、引き締まった体型を実現する。「ながらウォーク」の特徴「ながらウォーク」は、座るだけで骨盤が立ち正しい姿勢が保てる「ヒップフィットクッション」を採用しており、座って「ゆらゆら」するだけで、美しい姿へ近づくことができる。お腹まわりに刺激を最大の特徴は、360度回転する「オールアラウンドスプリングシステム」。横揺れ・縦揺れ、前後左右に動くことによって骨盤の補正をおこなう。また、フィギュアエイト運動(8の字を描くもの)をおこなえば、「腹直筋」「内腹斜筋」「外腹斜筋」「腹横筋」などを刺激。美しいくびれを作ることができる。価格紹介「ながらウォーク」は、22,800円(税抜き)、色は、ピンク、ブラウンの2色だ。ワークアウトDVDやサポートグリップもついているため、安心だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・【ショップジャパン】座って“ゆらゆら”するだけで下っ腹をシェイプ!「ながらウォーク」本格発売!
2016年04月15日みなさんは、骨盤矯正を体験したことはあるだろうか?先輩ママは言う「産後は絶対骨盤を元に戻しておいた方がいいよ! 体形が戻らなくなっちゃうから」と。確かに産後の骨盤は開いており、体はゆがみやすい。授乳するたびに猫背になるし、添い乳(寝ながら授乳すること)なんてしようものならおかしな体制になり、背骨は更に歪む。毎日の抱っこで腰はどんどん痛みを増していき、産後2カ月が経ったわたしの体は、ガタガタ。あっという間に息子の体重は、生後間もない時に比べ2倍近くになっていた。そりゃあ、腰に負担が来るわけだ。今気をつけておかないと、みるみるうちに子どもは10キロ代に到達し、赤ちゃんから子どもへと成長するのだから、腰痛はますますひどくなるだろう。先輩ママのアドバイス通り、ここは骨盤を整えるべく、骨盤矯正というやつを試してみようかな。近所に住んでいる友達が評判の整骨院を紹介してくれた。保険適応外なので、少々高くつくけれど、効果覿面なのでおすすめだと言う。聞けば、赤ちゃん同伴でも問題なし。1回20分程度で5,000円程度かかると言う。しかも、最初の数カ月は毎週通わなくてはならないとのこと。「うーん、割と高いな…」でも、そんなに良いなら行ってみたい。彼女が通院する際、わたしも一緒に施術をお願いすることにした。その整骨院は世田谷のマンションの一室にあり、男の先生がたった一人で営業している。完全予約制でドアを開けると、清潔感のある空間が広がり、無駄なものが何一つとしてない。「こんにちは!」威勢の良い声で先生が出迎えてくれた。お?想像していた硬派な感じのイメージと異なり、先生はまさにサーファーのような装いだった。ぱっちりとした二重、浅黒い肌、筋肉隆々、そしてゆるやかなパーマのかかったヘアスタイル。おそらく40代であろう。どうやってみても、整骨院の先生ではない。この人がわたしの腰痛を治せるのだろうか?友達が言うには、通院しなくなった途端、調子が悪くなる。とのことで、どんなゆがみも直せる素晴らしい先生だと言う。さっそく先生に診てもらうことになり、診察ベッドに横になる。道具を一切使わずに、体のゆがみを全身を使って整えていく。施術が終わったころには、さっきまで手の届かなかった場所に手が届いたり、硬直した筋肉がしなやかになり、痛みの強かった場所は少し和らいでいるような気がした。おぉ、これはすごい!紹介してくれた友人に感謝をしてその日は無事初診を終えた。「これは続けたらきっと効果があるだろう! 腰痛も和らいでいくに違いない。スタイルも良くなったりして! あはは~」。そして、翌週受診日を迎えた。その時はまだ、あんなことになろうとは思いもしなかった…。先週に引き続き、痛みを和らげるため少しずつ筋肉を延ばしていく。ずれてしまった骨の位置を整えるために、先生は親指の力で骨にプレッシャーをかけていく。うぐぐぐぐ…。なんだか今回はちょっと痛みが強いな。きっと効いている証拠だ…。そんなことを考えながら、施術は続く。ちょうど腰の下、おしりの両側の筋肉を先生はまたしてもプッシュ! プッシュ!!!激痛が走る!!「うおおおおおお痛い~! 痛いです、せんせえ、痛い」それでも先生は止まらない。「うぉぉぉぉぉぉぉ~、はがががががあああぁぁぁあ 痛い!! 痛いぃぃぃ!!!!その声に息子も驚いたのか泣き出してしまいわたしの叫びと、息子の大きな鳴き声で部屋中が不協和音に包まれた!強烈な激痛と戦い抜いて、その日の施術は終わった。「はぁ!はぁ!」先生も全身の力を注いだのか、額に汗をかいていた。「いや~かなり筋肉が固まってますね!」と、先生。「ありがとうございました……」。よくぞ、痛みに耐えたぞ! 自分を励ましつつ、お尻を抑えながら家路に着いた。夜になり、息子をお風呂に入れようと脱衣所で服を脱ぎ、シャワーを浴びる。そして、鏡に映った自分の姿を見て唖然とする。どうりで痛いと思った!!!お尻にきれいな青タンが2つくっきりと出来ているではないか!あぁ、なんということだ。31歳、母になって、息子と同じ蒙古斑のような青タンができるとは…。こうしてわたしは骨盤矯正を途中で断念し、未だ腰痛に悩まされるのであった。トホホ…。(Boojil)つづく次回は「お父さんはどっち?夫が双子による問題」
2015年12月31日パナソニックは10月13日、「骨盤に関する調査」の結果を発表した。調査は8月21~24日の期間にインターネット上で行われ、20~49歳の男女500名ずつ、あわせて1,000名から回答を得た。はじめに、女性の回答者全員に対して骨盤ケアについての調査を行ったところ、13.8%の人が日頃から骨盤ケアをしていることがわかった。その上で、骨盤ケアをしている女性を対象に、どういう効果を実感しているか聞いた。結果は「姿勢がよくなった」(44%)が1位で、次いで「疲れにくくなった」(16%)、「冷え性がなくなった」(14%)が続いた。同社は「骨盤をケアすると血流や代謝もよくなるといわれており、その結果、こういった効果を感じている人が多いと考えられます」と分析している。一方で、骨盤をケアしている頻度を調べると、86%の人が週に1回未満しかケアを行えていないことがわかった。また、できれば毎日ケアしたいと考えている人は88%にのぼった。次に、骨盤のゆがみによる影響が最も顕著に出る「後ろ姿」について男性の回答者全員に聞いた。「後ろ姿美人は好きですか? 」という質問には76.2%の人が好きだと回答。さらに「後ろ姿で一目ぼれした経験はありますか? 」という項目でも「はい」と回答した人が26.8%いた。さらに、骨盤ケアを行っている女性をどう思うか男性の回答者全員に尋ねると、「良い」と回答した人が35.2%いた。回答理由としては「健康的」(66.6%)、「女性的」(21.2%)、「真面目そう」(14.4%)などがあがり、同社は骨盤をケアしている女性に対して「好意的に捉えている男性が多い」と分析している。最後に女性には「理想の後ろ姿のタレント」、男性には「後ろ姿がセクシーだと思うタレント」について答えてもらった。すると、男女共に2位と20ポイント以上の差をつけて石原さとみさんが1位になった。桐谷美玲さんもそれぞれ2位にランクインした。同社は「男女共に支持される理想の後ろ姿になるためには、石原さとみさんのようなスッとした美しい姿勢や腰まわりを目指していくとよさそうです」とコメントしている。
2015年10月14日「anan」1975号10/14発売は「骨盤と背骨。」特集。今週の表紙撮影ストーリーを紹介します。かわいくてハンサムでしなやかでいてタフで性格がよくて…全知全能かよ! 石原さとみさん。今回、表紙に登場してくれたのは押しも押されもせぬ人気の女優・石原さとみさん。 朝ドラ『てるてる家族』(いまも私のオールタイムベスト!)から勝手に見守り続け早幾年…。最初はボーイッシュなイメージだった石原さんもいつの間にか大人の色香をまとい、その見た目の最強さでいまや全女子が「成り代わりたい」と憧れる存在に。私もお会いするまでは甘い顔で甘えた口調で話す、まさに『失恋ショコラティエ』で石原さんが演じたサエコのような“女子の中の女子”を イメージしていたのですが、実際撮影で接してみて、そのイメージは打ち砕かれることに。というのも、見た目はもちろんテレビのまま、とろけるようにかわいい“女子”なのですが、しゃべりだした途端に、男前になる石原さん。「やや露出が多いかも…」 とこちらがちょっとためらう衣装も「とりあえず着てみよう!」と思い切りがいいし、その衣装がいざ撮影してみてポーズがとりにくいとなれば 「よし、着替えよう!」と潔い(そして瞬時に着替えて出てくるという)。年下なのに思わず“センパイ!”や“親方!”と呼びたくなるようなその頼もしさ、顔とギャップがありすぎて最初は戸惑いましたが、おかげで撮影はスムーズに進むし、気づくと石原さんの背中を恋にも似た熱いまなざしで見つめていました。そんな石原さんのハンサムさも垣間見られるグラビア、ぜひ本誌でご確認を‼(N)
2015年10月14日美尻ってなんでしょう? プリッとしたお尻、小さなお尻、セクシーなお尻…、人によって好みは違うものですが、共通するのは立体的であること。理想の大きさは違っても、ハート型に近い丸いお尻です。「昔からヒップアップには定番エクササイズがありましたし、最近では“美尻スクワット”が流行していますね。でも、アラフォー以降の女性が、そんなにいつもお尻を締めてばかりいては”ピーマン尻”にまっしぐら! 素敵なヒップの形からは遠ざかってしまうと思うんです」と、女子のお尻トレーニングに注意を促すのは、ボディワークプロデューサーのkyo先生。オリジナルの自己骨盤調整メソッド「ビューティ・ペルヴィス®」を展開し、日本女性の身体を美しく整えてきたスペシャリストです。「美しいお尻は、機能美・健康美を兼ね備えているべきだと思っています。男性は男性らしく、女性は女性らしくということ。男性と女性では骨盤の形が違いますし、骨盤底筋に至っては、構造からして大きく異なるんですから」(kyo先生)女性の骨盤は妊娠・出産に適応するよう横に広い形をしているのに対し、男性は動きに特化するため細い形になっています。しかも男性の骨盤底には穴が1つ(肛門)しかなく、骨盤底筋も縦に細いので、お尻の穴を締めるだけで瞬発的に骨盤底筋を収縮させることができる。即ち、一瞬で力をこめることができます。一方、女性の骨盤底筋は、支えている臓器が男性より多い上に、穴が3つ(肛門、膣、尿道)あり、面積が横に広く筋肉が複雑に重なり合っています。そのため、一気にすべての骨盤底筋を収縮させることが難しい構造です。男性と同じようにお尻の穴を締めても、お尻側の骨盤底筋しか収縮されないので、後ろから前まで意識してまんべんなく鍛えなければならない。なかなか鍛えにくいので、女性は高齢になると尿もれしやすくなるというわけです。男性と女性、外国人と日本人、ヒップを鍛えるトレーニング法は違うはず!「骨盤底筋のしくみを考えてもわかるように、そもそもスポーツは全般的に男性向けにできています。お尻や腰を含む骨盤周りも、男と女では鍛え方も違うはず。ヒップアップしたいからといって男性と同じようにお尻を締め続けていたら、お尻が硬くなって凹んでいくばかり。特にアラフォー世代からは、それで丸いヒップに近づくことは難しいでしょう。女性のお尻は、中心の骨盤底筋はしっかり弾力があって強く、外側はある程度脂肪が付いていて柔らかいのが理想。『芯の強い女性が魅力的』なんて言われるのはそこから来ているのかもしれません。逆に男性は、外側がガッチリ硬く締まっているのがカッコイイじゃないですか。女性のお尻の締めすぎは禁物です!」(kyo先生)たとえば、人気の「美尻スクワット」も、ちょっとした注意が必要。やり方によっては締めすぎて、固く男っぽいお尻を作ってしまうことになりかねません。特に沈み込んでから立ち上がるとき、膝を伸ばしきってお尻をギュッと締めすぎないこと。膝は伸ばしきらずに、お腹と骨盤底筋を引き上げる意識が大切です。膝を開かずに、両脚を平行にしてやったほうがお尻によけいな力が入りません。そもそも美尻スクワットは、アメリカで人気でした。欧米人やアフリカ人は、立体的で豊かなヒップの女性が多いもの。筋肉量・脂肪量が日本人とは違う上、腰椎のカーブも異なります。日本人は腰椎のカーブが小さめで偏平。しかも現代女性は椅子に深く座らず、悪い姿勢でスマホを使い続けることが多くなったせいで、S字カーブが不自然で、骨盤が後傾している人も少なくないそうです。今まで見たこともないほど楽ちん! 日本人仕様の美尻メイクエクササイズ「長年かけて固めてしまった筋肉、その習慣でゆがませた骨格は、すぐに矯正することは難しいもの。それは、いったんゆるめて再教育するしかありません。骨盤周りをゆるめるには、ゆらしたり叩いたり、が最適。よくほぐれて柔らかくなったら、締めすぎないようにヒップアップ効果のあるエクササイズをしましょう。寝る前の数分間でできることなら、毎日続けられますね!」(kyo先生)さあ、動画で見てみましょう。思った以上に簡単だと思いませんか? お尻をゆるめるポイントは、完全に脱力したかかとで叩くこと。幼児が「ヤダヤダヤダヤダ〜」と駄々をこねているような感じです。200回、300回とたくさん叩くほどほぐれます。この駄々っ子エクササイズは、O脚やX脚の調整にも効果があるそう。kyo先生のレッスンを受けていた高齢の女性は、最初、膝が湾曲していたのですが、1日300回の宿題を続けているうちに、脚が真っ直ぐになってきたのだそうです。お尻周りがゆるんだ後、うつぶせになり、骨盤底筋ごとお尻を締めたりゆるめたり…。これだけでハート型の美尻ができるなら、今夜からやらない手はありません!kyo(小林 亨)プロフィールボディワークプロデューサー。1983年より幼児体操から大人の健康づくりの体育指導を始め、2001年からはフィットネス業界にて、骨盤を中心に全身を整えるプログラムをスタート。2005年にはスタジオ・ヨギーにてオリジナルの自己骨盤調整メソッド「ビューティ・ペルヴィス®」を展開。2015年5月、現代人の体にマッチしたプログラムを発信するスタジオ「b-i Style」(ビィスタイル)を外苑前にオープン。しなやかな美ボディを目指す男女に人気を得ている。同時に、指導者の育成にも努める。骨盤や骨盤底筋に特化した著書も多く、近著は「ビューティ・ペルヴィス®骨盤調整でキレイになる3週間プログラム」(主婦の友社)。画像協力:有限会社ラウンドフラット発行「見るみるわかる 骨盤ナビ」
2015年09月10日人には「利き手」「利き目」「利き足」などがあるように、身体は長い年月に渡り、偏った動きを繰り返しています。アラフォー以上の年齢になると、そういった動作のクセにより筋肉が頑固に凝り固まり、特に骨盤周りにひずみをつくり出します。それが、さまざまな不調につながってしまうのです。「動きづらくなった、筋肉が凝る、関節が痛い、などの不調は、骨盤周りから来ていることが多いもの。また、骨盤周りの血流が悪くなることは、そのまま内臓や生殖器にまで影響を及ぼします。とりわけ、女性の骨盤には釣り鐘のように子宮が納まっているので、子宮や卵巣系の病気の元にもなりかねません。アラフォー以降は意識的にゆがみをリセットすることがとても大事。日々リセット&リセットです! まさに、骨盤メンテナンスが必要な年齢になったと思いましょう」こう説明してくれるのは、ボディワークプロデューサーのkyo先生。「骨盤」がこれほど注目されるずっと前から、オリジナルの自己骨盤調整メソッド「ビューティ・ペルヴィス®」を展開し、確実に日本女性の身体を変えてきたエキスパートです。kyo先生によれば、骨盤周りにしなやかな弾力がなくなり、カチカチに固まっていくことは、即ち「老化」を促進してしまうことなのだそう。老化の速度をできるだけゆっくりさせるためにも、骨盤周りを固めないようにするのがアラフォー女子の課題だと言います。「もちろん、個人差があります。年齢以上に硬くなっている人もいれば、ゆるみ過ぎている人もいます。それを自分で気づき、自分で整えられたら理想的でしょう!」(kyo先生)では、そのセルフメンテナンス法とは?今日から、心地よく骨盤周りを“ゆらゆら”揺り動かそう!「骨盤メンテナンス」というと、さまざまなストレッチやエクササイズを思い浮かべますが、kyo先生の場合は、どんなことをするのでしょう?「私のスタジオで教えている骨盤のセルフ調整メソッドは、いろいろな動きを組み合わせ、1回の調整で3日から1週間はもつように作られたものです。確かに一度レッスンを受けただけでは覚えられないかもしれません。でも、毎日行うメンテナンスは、もっと簡単なことでOKなんです。大切なのは“凝り固まった筋肉をゆるめる”ということ。つまり“骨盤周りをゆるめる”ことが重要なんです」「そのために毎日1人でできることは、“揺する”、“振る”、“ゆらゆら揺り動かす”などの動き。特にゆらゆらさせることは簡単で効果があります。それだけで、いつも使っている筋肉を開放してあげられるのです。立派なリセット法、メンテナンスと言えますね」(kyo先生)ゆらゆら…ですね。さあ、実際に見て見ましょう。【動画】睡眠の質も上がる、骨盤メンテナンス術kyo先生自ら実演する、超基本の骨盤メンテナンスがこちら!「えーっ?これだけ〜?」と思ったことでしょう? そう、たったこれだけ。誰でも今夜からすぐにできそうですね!「びっくりするくらい簡単でしょう? ひたすら“ゆらゆら” “もぞもぞ”です。骨盤が緩むと同時に、寝る前に脱力することでリラックスでき、確実に眠りが深くなります。こんな簡単なことで睡眠の質が上がるんですよね。寝つきが悪い人やいつもイライラしてしまう人にも最適!もし、余力のある人は、ここからさらに骨盤調整メソッドをしていただくといいと思います。詳しくは私のスタジオで教えていますので、興味のある方はぜひいらしてくださいね」(kyo先生)kyo(小林 亨)プロフィールボディワークプロデューサー。1983年より幼児体操から大人の健康づくりの体育指導を始め、2001年からはフィットネス業界にて、骨盤を中心に全身を整えるプログラムをスタート。2005年にはスタジオ・ヨギーにてオリジナルの自己骨盤調整メソッド「ビューティ・ペルヴィス®」を展開。2015年5月、現代人の体にマッチしたプログラムを発信するスタジオ「b-i Style」(ビィスタイル)を外苑前にオープン。しなやかな美ボディを目指す男女に人気を得ている。同時に、指導者の育成にも努める。骨盤や骨盤底筋に特化した著書も多く、近著は「ビューティ・ペルヴィス®骨盤調整でキレイになる3週間プログラム」(主婦の友社)。
2015年09月04日骨盤ダイエット、骨盤のゆがみ、骨盤体操、骨盤矯正…「骨盤」が注目され始めてからだいぶ経ちます。ただ、流行のように骨盤という言葉だけがひとり歩きして、実際に何がどうよいのかわからず仕舞いだった人も多いのでは?「30代以降の女性にこそ、骨盤の何がどう大切なのかをきちんと見極めてほしい」とアドバイスするのは、ボディワークプロデューサーのkyo先生。骨盤がもてはやされるずっと前から、オリジナルの自己骨盤調整メソッド「ビューティ・ペルヴィス®」を展開し、確実に女性の身体を変えてきたエキスパートです。「筋肉を鍛えている」だけでは、健康になれない?!実は、kyo先生が骨盤調整のメソッドを考案した背景には自身の不調がありました。もともとエアロビクスやアクアビクスのインストラクターだった先生は、30代になり、疲労感や倦怠感が抜けず、あちこちに不調を感じるようになったのです。「同僚も皆同じでした。健康を売り物にしているインストラクター自身が次々と不調を訴えて、整体などに通っていたんです。骨格や体幹などがまだ注目されていなかった時代、表面的に筋肉を鍛えることにばかり躍起になっていましたからね。土台を無視してはいけない、まずは土台をなんとかしなければ…という発想から骨盤のメンテナンスに辿り着いたんです。骨盤をゆるめるというメソッドによって、今の健康的な自分があると思っています」(kyo先生)そもそも「骨盤」って何でしょう? 骨盤はまさに身体の中心にあり、上半身と下半身をつないでいる部分。骨盤という名前の骨があるわけではなく、いくつかの骨が一体化した部分を指す名称です。二足歩行であるヒトは、横になっているとき以外、骨盤が動きの要。しかも、腸、膀胱、子宮などの内臓や生殖器を守るという重要な役割を果たしています。だからこそ骨盤と骨格・筋肉、骨盤と臓器のバランスの崩れは、全身の不調につながるというわけです!「骨盤がゆがむ」ってどういうこと? 骨盤のしくみを知るでは、骨盤とはどの部分を指すのか、詳しく見てみましょう。骨盤を構成しているのは、大きく分けて寛骨(左右1つずつ)、仙骨(1つ)、尾骨(1つ)という、3種4個の骨です。このうちいちばん大きな面積を占める寛骨は、腸骨・恥骨・坐骨という3つの骨が合体したもの。生まれたときはこれら3つの骨が分離していますが、10代半ば頃から融合し、成人になるまでに完全にくっつきます。ですから、恥骨や坐骨などを指し示す場合、はっきりした境目がわかるわけではありません。このことを知っている人はあまりいないですよね? また、左右の「寛骨」は、前中心でクッション性のある軟骨によってつながれていて、この部分を「恥骨結合」と呼びます。普段は関節としての可動性はほぼありませんが、女性は出産の際に靱帯が緩み、可動性が増して骨盤がやや広がり、出産を助けます。左右の寛骨の後側は仙骨へつながっています。「仙骨」は骨盤の後面を覆っている三角形をした骨。5つの仙椎からなり、こちらも生まれたときは5つに分かれていますが、成人するまでに結合して1つの骨になるのです。「仙骨」と「寛骨」(腸骨)の連結部のことを「仙腸関節」と言います。以前、仙腸関節の動きはないものとされていましたが、近年では数ミリの可動性があると言われることのほうが多くなりました。「尾骨」は、ヒトの進化の過程でシッポが退化したものと考えらている部分。仙骨と連結し、若干の可動性があります。「こんなふうに、骨盤は骨のつなぎめに若干の遊びがある程度で、骨自体が大きく動くというわけではないんです。いつも上半身・下半身の動きに反応して傾いたり、微妙に緩んだり締まったりを繰り返しています。そして骨盤を大きくしなやかに動かしているのは、周りを複雑に取り囲むたくさんの筋肉と靱帯。人の日常動作には必ず独自のクセがあり、そのクセが筋肉をこわばらせ、骨格にも影響しています。骨盤がゆがむと言われるのはそのため。実際に骨盤の形が大きく変わってしまうのではなく、凝り固まった筋肉によって身体の中心にある骨格にひずみができてしまうと思ってくださいね」(kyo先生)誰にでもある日常の動作のクセは、言わば個性。例えクセではなくても、人には「利き手」「利き目」「利き足」などがあるのですから、日常動作は偏りばかりです。毎日の偏った動きの繰り返しがその人の姿勢に影響し、それが形状を記憶していき、やがて頑固な骨盤のゆがみとなっていくのです。長い時間をかけて「自分で作り上げてきたゆがみ」と言えます。とくに30代後半からは、定期的に「骨盤メンテナンス」を!多少の骨盤のゆがみは誰にでも起こるもの。ゆがみが出ると、人には自力で元に戻す力があります。バランスを取ろうとして無意識に軽く動いたり、睡眠中の寝返りなどもそういったストレッチの一つ。寝ている間は、自然にリセットしやすい時間帯です。特に若いうちは筋肉や骨格に弾力があるため、日々リセットが効きます。子供は寝相が悪いことからもわかるように、睡眠中の動きがとても大きく、無意識にゆがみを調整するのがとても上手。それが大人になるにつれて、無意識だけではなかなかリセットしにくく、リセットできなかったゆがみが徐々に蓄積されていくのです。しかもそれが30代後半になるとどうでしょう? 長年に渡ってクセづけられた骨盤のゆがみはなかなか戻しにくく、全身に影響を与えてしまうことは想像がつきます。「動きづらい、筋肉が凝る、関節が痛い、などの不調が起こるのはそのため。また、骨盤周りの血流が悪くなることは、そのまま内臓や生殖器にまで影響を及ぼします。とりわけ、女性の骨盤には釣り鐘のように子宮が納まっているので、子宮や卵巣系の病気の元にもなりかねません。だから、30代後半以降は意識的にゆがみをリセットすることがとても大事。リセット&リセットですね! まさに、骨盤メンテナンスが必要な年齢だと思いましょう」(kyo先生)整体は3日で元に戻る。だからこそセルフケアをメンテナンスのためには、整体などに行くのがいいのでしょうか?「整体などで調整してもらった“良い状態”がもつのは、一般的に72時間と言われています。ゆがみをリセットしてもらったとしても、3日で元に戻ってしまうということですね。3日に一度、通い続けらればいいんですが、なかなかそうはいかないもの。それなら、自力で調整できたほうがいいじゃないですか。私が骨盤調整の方法をみなさんに伝え続けているのはそういう理屈なんですよね」(kyo先生)さあ、では、その方法とはどんなもの? 次回は「骨盤調整のセルフケア」をkyo先生から教えていただきます!kyo(小林 亨)プロフィールボディワークプロデューサー。1983年より幼児体操から大人の健康づくりの体育指導を始め、2001年からはフィットネス業界にて、骨盤を中心に全身を整えるプログラムをスタート。2005年にはスタジオ・ヨギーにてオリジナルの自己骨盤調整メソッド「ビューティ・ペルヴィス®」を展開。2015年5月、現代人の体にマッチしたプログラムを発信するスタジオ「b-i Style」(ビィスタイル)を外苑前にオープン。しなやかな美ボディを目指す男女に人気を得ている。同時に、指導者の育成にも努める。骨盤や骨盤底筋に特化した著書も多く、近著は「ビューティ・ペルヴィス®骨盤調整でキレイになる3週間プログラム」(主婦の友社)。画像協力:有限会社ラウンドフラット発行「見るみるわかる 骨盤ナビ」
2015年08月27日パナソニックは8月25日、骨盤まわりから太ももにかけて使用するエアーマッサージャー「骨盤おしりリフレ EW-NA75」を発表した。発売は10月21日。価格はオープンで、推定市場価格は税別25,000円前後だ。EW-NA75は、骨盤まわり、おしり、太ももをケアするエアーマッサージャー。ベルトに内蔵された12個のエアーバッグによって、骨盤まわりを締め付けて下半身をもみほぐす。エアーの力を逃さないよう設計された「X(クロス)サポートライン」、おしりの筋肉を支える「ヒップストッパー」を採用し、下半身をサポートしながらマッサージする。立った姿勢、座った姿勢、横になった姿勢のいずれでも使用可能だ。マッサージプログラムとして、骨盤まわりの「しめつけ」と「もみほぐし」、おしりの「ひきあげ」、太ももの「もみほぐし」の4コースを搭載。マッサージの強さは弱・中・強の3段階から選択できる。肘で押す感覚をイメージして突起を設けた「ほぐしパッド」が2個付属。ほぐしパッドをベルトと身体の間に挟むことで効果的にマッサージできるという。サイズはベルトがW1,310×D30×H290mm、操作器がW50×D52×H170mm、ベルトと操作器を合わせた重量は750g。ベルト対応サイズは巻きつけ周囲約80cm~約110cm。定格消費電力は9W。
2015年08月26日アラフォー世代の美と健康にとって、最重要項目といえるのが “セルフケア” 力です。とはいえ、何から手をつけるのが確実でベストといえるのでしょうか? そこで、すべての現代女性に向けて「一生モノのセルフケア力を身につける」をテーマに、雑誌はじめ多数のメディアで『ムーンヨガ』を提唱してきた、セルフケアコーディネーターの石田ミユキさんにお話を伺いました。石田ミユキさん PROFILEタイ流セルフケアサロンOM NAMO(オナモ)代表。シューフィッターとして足元からの健康を学んだ後、タイへ渡りタイマッサージとルーシーダットンを修得、インド中央政府認定ヨーガ療法士の資格も持つ。現在はセルフケアに関わる分野で活動、ITM渋谷ヌアライフスクールも主宰し人材育成も行っている。どんなセルフケア法でも、すべての土台は「呼吸」血液やリンパの巡りを良くするタイマッサージや、タイ式ヨガと呼ばれるルーシーダットンを実践するうちに、ひどい月経不順や重い月経痛から解放されていったという石田さん。その経験に加え、ヒマラヤまで赴きヨーガ療法を修めるなど、心身に関わるいくつもの学びが積み上がって考案されたのが、呼吸からはじまる女性のためのセルフケアメソッド『ムーンヨガ』です。「セルフケアに取り組まれるきっかけは、みなさんさまざまだと思うのですが、どの健康法においても大前提といえるのが“呼吸”。呼吸をきちんと使いきることが、体(エネルギー代謝)にとっても、メンタル(自律神経のバランス)にとってもスイッチであり、要です。」「緊張した体」や「呼吸不足」では、運動しても逆効果「呼吸には大きく分けて、胸式呼吸と腹式呼吸、2つの方法があります。王道のヨーガは男性が得意とする腹式呼吸が基本ですが、女性の体はもともと胸式呼吸のほうが得意な構造になっています。まずは胸式で、息を吸いきる、そして吐ききることが出来ているか確認した上で、腹式呼吸に取り組みましょう」たくさんの女性の体に触れてきた石田さんによると、デスクワークや立ち仕事など、体を緊張させて働いている女性は、胸式呼吸すらまともに出来なくなっていることが多いのだそう。そのような状態でエクササイズなどに励むと、かえって体をしんどい状態に追い込んでしまうことに…。 「心」と「体」を調えるための “こきゅトレ”を!そこで今すぐ実践できるセルフケアの第一歩が、著書『月経周期を味方につけて毎日を快適に過ごす ムーンヨガ』で提唱されている“こきゅトレ”。ノド、肩、胸、背中、お腹、お尻、骨盤底筋群、横隔膜、呼吸に関わる主な筋肉の動きの確認とトレーニングができます。■こきゅトレ の方法呼吸を調えて、お腹からあばら骨、首、肩、背中へ…と手を移動させていきます。それぞれの部位を意識して、ゆっくりと呼吸をするトレーニングです。(1)呼吸を意識あぐらになり骨盤を立てて座る。手を太ももの上に置いて目を閉じ、呼吸に意識を向ける。★骨盤の立て方:お尻の下に両手を入れて上半身を前後にゆっくり揺らし、坐骨がグサリと手指に垂直にのる感覚があったら骨盤が立った状態なので、そこで両手を引き抜く。(2)お腹呼吸が落ち着いたら、両手をお腹に当て、数回の呼吸に合わせて両手でお腹の動きを感じる。(3)あばら骨両手を左右のあばら骨のところに当て、数回の呼吸に合わせて両手であばら骨の開閉を感じる。(4)首と肩の付け根両手をクロス、首と肩の付け根にそろえた指を置き、数回の呼吸に合わせて肩の上下動を感じる。(5)胸と背中片手を胸の真ん中、もう一方の手は甲を背中に当て、数回の呼吸に合わせて胸と背中の斜めの動きを感じる。(6)お尻、恥骨、膣、肛門付近最後は(1)と同じ体勢に戻り、数回の呼吸に合わせてお尻まわりの筋肉の動き、慣れてきたら膀胱のある恥骨のあたり、膣、肛門付近の動きまで観察してみる。 呼吸で、「未来の心と体の快適さ」も手に入れて神経をコントロールできない自律神経も、呼吸を使えば意図的に調えることが可能となり、さらには自律神経と同じ間脳の視床下部でコントロールされている女性ホルモンの調整にも繋がります。「また、呼吸と連動して膣の動きが出てくることにより、骨盤の内部を温める機能もアップ。冷えにくくなり、月経痛や腰痛が楽になる人は多いです」ノド、肩、胸、背中、お腹、お尻まで動かしての呼吸は、腸や骨盤底部、膣、恥骨、肛門まわりなどの動きとも連動しています。年齢を経ていくにあたり心配な頑固な便秘や尿もれといった症状と無縁でいるためにも、毎日の“こきゅトレ”を習慣にしたいですね。ムーンヨガをはじめてみたい方、興味のある方は是非、書籍でも詳細をチェックしてみてください。参考書籍:『月経周期を味方につけて毎日を快適に過ごす ムーンヨガ』(BAB出版)
2015年08月19日アンチエイジングやダイエットの特集などで「インナーマッスル」を鍛えることが重要とよく言われます。インナーマッスルとは、そのまま「内部にある筋肉」という意味で、表面からは見たり触ったりなかなかできない深層筋のこと。これが衰えると姿勢が悪くなったりメタボに拍車がかかったりすることは、なんとなくわかっていると思います。でも、女性にとって極めて重要なインナーマッスルが「骨盤底筋」であること、これこそ鍛えておくべき深層筋であること、知っていましたか? 女性の骨盤底筋に詳しい、ボディワークプロデューサーのkyo先生に詳しく聞いてみましょう。kyo(小林 亨)プロフィールボディワークプロデューサー。1983年より幼児体操から大人の健康づくりの体育指導を始め、2001年からはフィットネス業界にて、骨盤を中心に全身を整えるプログラムをスタート。2005年にはスタジオ・ヨギーにてオリジナルの自己骨盤調整メソッド「ビューティ・ペルヴィス®」を展開。2015年5月、現代人の体にマッチしたプログラムを発信するスタジオ「b-i Style」(ビィスタイル)を外苑前にオープン。しなやかな美ボディを目指す男女に人気を得ている。同時に、指導者の育成にも努める。骨盤や骨盤底筋に特化した著書も多く、近著は「ビューティ・ペルヴィス®骨盤調整でキレイになる3週間プログラム」(主婦の友社)。お尻だけじゃダメ! 女性の「骨盤底筋」は “賢く鍛える”べし「男性に比べると、とても繊細で複雑に出来ているのが女性の骨盤底筋。男性の骨盤底には穴が1つ(肛門)しかなく、骨盤底筋もそれほど複雑ではないため、瞬発的にギュッと収縮できる構造になっています。対して女性は、支えている臓器が男性より多い上に、穴が3つ(肛門、膣、尿道)。骨盤底筋も面積が広く複雑に重なり合っているため、一気にすべての骨盤底筋を収縮させることが難しいんですよ」(kyo先生)そのため、女性は加齢や運動不足によっていつのまにか骨盤底筋が衰えやすく、弾力を失ってしまいます。高齢になって特に女性に「尿もれ」や「頻尿」が多くなるのもこれが理由です。また、出産によってダメージを受け、緩む人も多いよう。若くても尿もれしたり、女性ホルモンに関わるさまざまな不調が起こったり、下腹部がポッコリと出てきたり…。ひどいと“子宮脱(子宮が膣から脱出してしまうこと)”を招くことに。だからこそアラフォー世代は、骨盤底筋を率先して鍛えておきたいもの。そして、骨盤底筋を鍛えることはまさに「膣トレ」でもあります。セクシーな身体になって、パートナーに喜ばれるメリットも!「もちろんスポーツクラブや、ヨガ、ピラティスなどでも、骨盤底筋を鍛える指導はよくされています。でも、男性のトレーナーの中には『お尻を締めて』と一辺倒の指示を出す人が少なくありません。男性への指導はそれで良くても、女性に対してはそれではNG。女性は、複雑に重なり合っている骨盤底筋を後ろから前までまんべんなく鍛えなければなりません。お尻側の骨盤底筋ばかり締めると、テコの原理で前側が緩んでしまう女性だっているんですよ。よく、『運動をしているのになかなか痩せない、生理不順や尿もれがある』と不思議がる人にありがちなパターン。頑張ってお尻を締めるばかりで、実は骨盤底筋全体を正しく鍛えていない、インナーマッスルを全然上手く使えていないということなんです! 思い当たる人、いるでしょう?」(kyo先生)脱・ピーマン尻! “弾力のある” 骨盤底筋を手に入れるには?「そもそも、お尻の筋肉を締めつけてばかりいると、ふんわりした女性美からは遠ざかりますよね。いちばん大きな筋肉、大殿筋をきゅーっと締め続けたら、三角形の男性的なヒップになるのは目に見えています。アラフォー以降にそれをやったら、わざわざピーマン尻をつくっているのと同じことなんですよ」(kyo先生)アラフォー女性が目指すべきは、女性美。そして、弾力のある骨盤底筋。「弾力のある」というところがポイントで、そのためには、締めるだけでなく緩めることも大事です。本来、骨盤底筋はトイレに入ったときに意識して使えているもの。でも、なかなか骨盤底筋を意識できない人も多いのではないでしょうか?「骨盤底筋をきちんと意識できている人は、鍛えるのは簡単です。おしっこを途中でしっかり止めたり出したりできる人は、前側の骨盤底筋をきちんと使えている証拠。後ろ側はうんちを我慢するときに使っているものです。いつでもどこにいても、その感覚を思い出せば、骨盤底筋は鍛えられるものですが、うまく行かない人には、確実に意識しながらしっかり鍛えられるエクササイズをお勧めします。あえて仰向けに寝て、内臓を支えている骨盤底筋をフリーにして、重力から解放された状態で行うととても効果的です」動画でチェック!寝たままできる、1日3分の骨盤底筋エクササイズでは、kyo先生実演の動画で気軽にトライできる「骨盤底筋エクササイズ」を見てみましょう。いかがでしたか? これなら、きちんと意識を向けて鍛えられそうですね! また、スポーツをし続けている人、特にお尻を締めるクセが付いている人の中には、お尻の筋肉がカチカチに固まったり凝っていて、なかなか緩められない人もいます。そんなときは、お尻を手で叩いてほぐすのがいちばんだそう。特に叩いて緩めたいのが「梨状筋」(りじょうきん)。梨状筋は大腿骨頭と仙骨の間をつないでいる深層筋ですが、厳密にこだわる必要はなく、骨を叩かないように気をつけながら、お尻全体を叩いていきます。「握りこぶしよりは、手のひらの下側(手首に近い部分)で、丁寧に叩いて緩めましょう。柔らかくなった~と感じられるまで続けてみてください。骨盤底筋を誤った方法で締めつけてピーマン尻になってしまった方も、これを続けるとふんわり丸みのあるヒップになります。何より、骨盤底筋のゴールデンバランスを取り戻し、弾力のあるインナーマッスルに近づいていくと思います」(kyo先生)画像協力:有限会社ラウンドフラット発行「見るみるわかる 骨盤ナビ」
2015年08月17日「骨盤」が美と健康に大切な役割を果たしていることは、今やすっかり浸透していますが、「骨盤底筋」の重要性を知っている人は少ないかもしれません。でも実は、この骨盤底筋を意識しているかいないかで、女性の人生が左右される?! ほど “美の要” であることをご存じでしょうか。これまであまり語られなかった女性の骨盤底筋のこと、知っておくべき “美の秘密” について、ボディワークプロデューサーのkyo先生にお話を伺います。そもそも「骨盤底筋」って、どこにあるの?骨盤底筋(たくさんの筋肉でできているので「骨盤底筋群」と呼ばれることもありますが、ここでは骨盤底筋と呼ぶことにします)は、あまりクローズアップされることも少なく、どこの筋肉かよくわからない人もいるでしょう。若いうちは「中高年になってからの尿もれと関係がある」…そんなイメージではないでしょうか? 「骨盤底筋は、文字からわかるように骨盤の下側にある筋肉です。女性の場合、自転車に乗ってサドルに腰掛けたときに、サドルに当たっている部分がほぼ全部骨盤底筋だと思ってください。普段の生活で、この骨盤底筋を意識している人は少ないですよね。でも、ここを意識できるかできないかで、今後の人生にもとても大きな影響を与えます。この筋肉は、他では類を見ないくらい男女差がありますから、特に女性にとっては美の要なんです」(kyo先生)女性にとって、骨盤底筋がどうしてそんなに大切なのかといえば、その役割を考えてみればわかります。人間は2足歩行になったことで、骨盤は下側にぽっかり穴が空いたような構造になってしまいました。その穴から臓器が落ちないように下から支えている筋肉が骨盤底筋。同時に、尿や便、女性なら月経血を排泄する役割。また性交や出産を助ける重要な役目も果たしています。「支えるには筋肉は強靱でなくてはなりませんが、さまざまな動きに対応するには柔軟さも必要。そのため、骨盤底筋は細かな筋肉を何層にも重ねることで繊細な動きが可能になっています。そう、理想は“弾力のある骨盤底筋”なんですよ!」(kyo先生)では、男女別に骨盤底筋を見てみましょう。加齢や運動不足、出産… 「骨盤底筋」が衰えるとどうなるの?男性と女性では、そもそも骨盤底筋の構造が異なっています。男女では何が違うのかというと・・・【女性】・穴が3つ(尿道・膣・肛門)・横長で広い。支えているものが多い(腸・膀胱・子宮・卵巣)【男性】・穴が1つ(肛門)・縦長で狭い。支えているものが少ない(腸・膀胱)「縦に細くて穴が1つという男性の骨盤底筋は、瞬発的にギュッと収縮でき、重いものを持つのにも適しています。対して女性は、支えているものもたくさんある上に、穴が3つで面積が広いため、一気にすべてを収縮させるのに向いていません。素早い動き、大きな力を発揮しにくい弱さから、レディーファーストが生まれたといっても過言ではないと思いますね」(kyo先生)そんなふうに複雑な女性の骨盤底筋は、他の筋肉と同じように加齢や運動不足によっていつのまにか衰えて弾力を失ってしまいます。ましてや出産によってダメージを受け、緩む人もいます。そうなると、尿もれどころかさまざまな不調の原因になったり、下腹部がポッコリと出てきたり…。ひどいと“子宮脱(子宮が膣から脱出してしまうこと)”を招きます。骨盤底筋を見くびってはいけない理由はそこにあります。体幹を支える「骨盤底筋」、若いうちは9cm、衰えると3cmに! 女性の骨盤底筋を詳しく見てみると、本当に複雑にできていることがわかります。次の図は女性の骨盤底筋を下から見たところ。自分の体に置き換えて想像してみてください。すごいでしょう? 骨盤底筋は、排泄や性交の時の感覚からわかるように、尿道、膣、肛門を引き締めたり緩めたりしています。その証拠に、筋肉の一部が肛門で一周、尿道と膣で一周していて、8の字型を描いていますね。女性の骨盤底筋の面積は120〜150平方cmくらいで、若い女性なら9cm程度の厚みがあると言われます。9cm! そんなに厚いとはびっくりです。骨盤底筋を横から見てみると、3層構造になっていることがわかります。いちばん深いところ、内臓側にあるのが骨盤腔内の臓器の間を埋める「内骨盤筋膜」。次の層は骨盤内の臓器を持ち上げて支える「骨盤隔膜」、いちばん浅い表面の層、つまり下側から手でも筋肉の動きが感じられるのが「尿生殖隔膜」です。それぞれの層はさらに細かな筋肉で構成されており、とても複雑な構造となっています。これら3層は、尿道、膣、肛門を収縮させるほかに、腹腔内のインナーユニットと協調して、体幹を安定させる役目も果たしています。骨盤底筋がダメージを受けたり、衰えてしまったりすると9cmもあった骨盤底筋は、わずか3cmほどに薄くなってしまうのだそう! さまざまな不具合が出てくるのもわかります。「特に日本は、昔に比べて骨盤底筋が早く衰えてしまうライフスタイルになっています。昔は畳の生活、和式トイレ、床の雑巾がけ、草むしりなど、しゃがむという行動、歩く時間も長く、日常生活そのもので骨盤底筋が鍛えられていました。現代人は便利な家電や交通機関、デスクワーク、椅子に座る生活によって、衰えるのも早くなっているんですよ。しかも昔は、骨盤底筋に弾力のある若いうちに出産するので、ダメージを受けても回復が早かったのですが、現在のように30代40代の出産では、産前産後のケアが必要でしょう」(kyo先生)フランスでは大人の女性の常識! 骨盤底筋ケア欧米諸国では、骨盤底筋は女性にとってとても重要だという考え方が広く根付いています。特にその意識が高いのがフランス。フランスでは、妊娠、出産、産後ケアがひとつの流れ。リハビリ施設が一般的に普及していて、産後に関わらず、骨盤底筋ケアにかかる費用は保険が適用されています。「フランスなどは、年を重ねても女性らしくありたい、美しくありたいという思いが強い国民性。また、骨盤底筋を鍛えることはホルモンバランスが整うだけでなく、実質的な“膣トレ”にもなるので、パートナーにも喜ばれることは間違いありません。日本女性も、これからはそういった意識を持ってほしいと思いますね」(kyo先生)弾力のある骨盤底筋なら、生理のコントロールもできる!また、最近は布ナプキンの普及によって「月経血コントロール」を意識する人がわずかながら増えてきました。よく考えてみると昔の女性は、みんな経血コントロールができていたのですね。月経血コントロールとは、生理中に膣口を軽く締めて経血を膣の奥や子宮内にためておき、トイレに行ったときに腹圧をかけて一気に排出すること。そんなことができれば、量の多い日にトイレに行けずにハラハラしたりすることもなくなります。「昔は生理用品もなく、布や脱脂綿を使っていたので、経血が漏れることは必至だったと想像できます。だから自らのコントロールが必要だった。膣を締めたり緩めたりできるような弾力のある骨盤底筋を保つ必要があったんですね。意識的に鍛えれば、誰でもできるようになると思いますよ」(kyo先生)次回は、骨盤底筋の鍛え方レッスンをお届けします。kyo(小林 亨)プロフィールボディワークプロデューサー。1983年より幼児体操から大人の健康づくりの体育指導を始め、2001年からはフィットネス業界にて、骨盤を中心に全身を整えるプログラムをスタート。2005年にはスタジオ・ヨギーにてオリジナルの自己骨盤調整メソッド「ビューティ・ペルヴィス®」を展開。2015年5月、現代人の体にマッチしたプログラムを発信するスタジオ「b-i Style」(ビィスタイル)を外苑前にオープン。しなやかな美ボディを目指す男女に人気を得ている。同時に、指導者の育成にも努める。骨盤や骨盤底筋に特化した著書も多く、近著は「ビューティ・ペルヴィス®骨盤調整でキレイになる3週間プログラム」(主婦の友社)。画像協力:有限会社ラウンドフラット発行「見るみるわかる 骨盤ナビ」
2015年08月10日整体師のりょうです。骨盤のゆがみは自らの生活習慣が原因になっていることをお話ししながら、骨盤の矯正法をご紹介しております。3回目の今回は、生活習慣の言葉の意味についてお話したいと思います。○生活習慣とは癖のことです生活習慣は日常においてよく聞く言葉ですが、「身体に良くない生活習慣」というのは、癖のことなんです。癖というのは自分では気づいていないことが多いですよね。気づいていないものを正すことなんてなかなかできません。だからこそ、生活習慣を正すことは難しいのです。皆さん、骨盤はゆがんでいるものとしてストレッチすることで、気づいていないゆがみを正すことも可能ですよ。○足を左右に動かすことで骨盤矯正ができるでは今回の矯正ストレッチをご紹介しましょう。まず、足の下に敷く少し高さのあるもの(クッション、枕、座布団など)をご用意ください最初に右の骨盤から矯正しますので、右の太ももの下にクッションを入れてうつぶせになり、肘を立てます。右足を曲げて床と90度くらいになるようにしましょう。○ゆっくり左右に足を動かしますではここからストレッチを行っていきます。90度の状態から、足先を左へゆっくり倒してみましょう。無理せずいけるところまで倒してください。ある程度まで倒したらゆっくり戻し、今度は右側へ倒しましょう。右側も同じくいけるところまで無理なく倒してください。そしてまた中央へ戻します。この一連の動きを1回として、これを10回繰り返し行います。○骨盤が動くことをしっかり意識しましょう一見、足の運動のように見えますが、やってみると骨盤の右側がグーっと動くため、骨盤に効いていることが分かります。骨盤を矯正するということは、骨盤周りの筋肉を柔軟にするということなのです。その動きを意識することが大事です。ストレッチをする際は、動きや部位などを意識するのとしないのとでは、その効果が半減します。身体の硬い人は、写真のような角度までいかずにあまり足が倒れないと思いますが、無理せずご自身のできる範囲で行ってください。今回はクッションを敷きましたが、このクッションがとても重要な役割を果たしていますので必ず使用してくださいね。右側ができたら左側も同様に行ってください。毎日行うことが大切です。○著者プロフィール鮎川 良奈良県の学園前にて「RYO整体院」を営む整体師ランナー。整体師だからこそ分かる身体のメカニズムを基に、ストレッチの重要性を説き、クリニックも開催する。ストイックにタイムを追求するよりも、健康で楽しいマラソンライフを提案。筋肉痛になりにくい身体作りや疲労回復のケア方法、自身が提唱する疲れにくいランニングフォーム「エンジョイラン走法」で、フルマラソン走破を目指す人のサポートをしている。著書に『がんばらないで楽に長く走る』(学研パブリッシング)がある。また、累計240万アクセス超の人気ブログ「整体師に学ぶ~マラソンによる筋肉痛改善方法と、フル完走ノウハウ」も執筆している。
2015年01月29日服の下に着ける『骨盤バランスソフトクロスサポーター』発売株式会社ポーラは、笠原接骨院院長の笠原巖氏監修のもと開発した、骨盤と股関節をケアするサポーター『骨盤バランスソフトクロスサポーター』(4色3,900円~4,100円)を2015年2月3日に発売する。全国のポーラレディ、コスメ&エステショップ「ポーラザビューティ」約600店を含む全国約4800店舗のポーラのお店、カタログ販売にて取り扱う。『骨盤バランスソフトクロスサポーター』M・L3,900円(税込4,212円)LL4,100円(税込4,428円)「カラー」ブラック、ベージュ、ミント(限定)、マンゴー(限定)「素材」身生地:ナイロン92%、ポリウレタン8%レース部:ナイロン・ポリウレタン※日本製(プレスリリースより引用)『骨盤バランスソフトクロスサポーター』の特長フロントのクロス型立体テーピング編みにより、骨盤と股関節をサポートする。テーピング部を骨盤と股関節の位置にあたるよう着用すれば、優れた伸縮性により下腹をキュッと押さえ、気になるお腹のシルエットもスッキリとさせる。骨盤と股関節のケアをしながら、快適な着け心地を実現するべく、マチをなくしているため通気性にも優れている、バックはヒップをすっぽり包む丈となっており、裾にレースを使用し、デザイン面でも、段になりにくく、服の下に着けても目立ちにくい、見た目のオシャレを妨げない仕様だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・ポーラ株式会社プレスリリース/日経プレスリリース
2015年01月16日整体師のりょうです。さまざまなメディアなどで、「多くの人の骨盤がゆがんでいる」と見聞きしても、「自分は大丈夫」と思っていませんか? 骨盤は、ある日突然ゆがむものではありません。年齢と共に少しずつゆがんでいくメカニズムについて解説しながら、骨盤を矯正するストレッチを紹介します。○首だけ横に向けず、身体ごとまっすぐ骨盤は生活習慣からゆがむということを前回に少し触れましたが、その"生活習慣"にはこんなことも含まれるのですよ。■食卓テーブルでは座る位置がいつも決まっている■テレビを見るときに身体がまっすぐになっていない「こんなことでゆがむの? 」と思われるかもしれませんが、この2つの例は身体がまっすぐ向かず、首だけ横を向いている可能性のある姿勢です。日常のささいな行動が身体のゆがみを作りだしていることに、ご自身で早く気づきましょう。○グッと足を引き上げるでは骨盤の矯正をするストレッチをご紹介しましょう。前回と形が似ていますが、足を後ろへ出す角度が違いますのでよくご覧ください。まずは四つん這(ば)いになります。ストレッチは片足ずつ行いますが、写真では右足を動かしますので、骨盤の右側に意識を集中させます。一連の運動を10回繰り返しましょう。大事なポイントは、足を後ろへ蹴り出すときに息を吐き、息を吸いながら胸に近づけることです。前回よりも骨盤周辺の筋肉がしっかり動くはずですので、どの程度、どの筋肉が動いているのかを意識することが重要です。○骨盤をしっかり動かすストレッチを横から見てみましょう。一人ひとりで身体の硬さが違いますので、ご自身の身体に合わせて無理なく行ってください。このストレッチが10回できましたら、足を変えて同様に行ってください。左足を動かすときは、左の骨盤を意識してくださいね。なお、写真では膝の下にクッションを置いています。床に直接当たると膝を痛めることがありますので、保護材を敷くことをオススメします。骨盤のゆがみを気にされている人は、ぜひ試してみてくださいね。○著者プロフィール鮎川 良奈良県の学園前にて「RYO整体院」を営む整体師ランナー。整体師だからこそ分かる身体のメカニズムを基に、ストレッチの重要性を説き、クリニックも開催する。ストイックにタイムを追求するよりも、健康で楽しいマラソンライフを提案。筋肉痛になりにくい身体作りや疲労回復のケア方法、自身が提唱する疲れにくいランニングフォーム「エンジョイラン走法」で、フルマラソン走破を目指す人のサポートをしている。著書に『がんばらないで楽に長く走る』(学研パブリッシング)がある。また、累計240万アクセス超の人気ブログ「整体師に学ぶ~マラソンによる筋肉痛改善方法と、フル完走ノウハウ」も執筆している。
2015年01月14日季節はすっかり秋。気候がいいと、気分までポジティブになれますよね。読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋などといわれていますが、実は「骨盤の秋」でもあるのです。夏の暑さでゆるんでしまった体は秋を迎えるために少しずつ締まってくるそうで、骨盤を整えるのにぴったり。女性の心身にさまざまな影響を及ぼす骨盤のゆがみ、今のうちに矯正しちゃいましょう!<骨盤は女子力と直結!>◆骨盤の役割「骨盤のゆがみは良くない」とわかっていても、その理由が曖昧な方も多いのではないでしょうか。まずは骨盤の役割からおさらいしてみましょう。骨盤とは、大腿骨(だいたいこつ)と背骨の間に位置している骨のことで、「仙骨(せんこつ)」、「寛骨(かんこつ)」、「尾骨(びこつ)」という3つの骨から成り立っています。体の中心にあるため、上半身と下半身をつなぐ重要な役割を果たすところ。また骨盤は生殖器や内臓を守る役目もあります。ところが「仙骨」と「腸骨」をつなぐのは「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」という関節のみ。その周りは筋肉と靭帯の力だけで支えられているため、骨盤はゆがみやすいのです。ゆがんでしまうと血行不良が起こりがちで、冷えやむくみ、生理痛の原因になる他、骨盤や周囲の筋肉に痛みが起こることもあります。骨盤のゆがみは、まさに女性の美容と健康の大敵ですね!◆ゆがみ方にもタイプがある?ヘルスケア製品「ピップエレキバン」や「スリムアップウォーク」でおなじみのピップ社によると、骨盤には3種類のゆがみ方があり、それによって不調の出方も変わってくるそうです。【1】反る…下腹部ポッコリ・出っ尻・猫背【2】左右に開く…ヒップが四角くなる・O脚【3】前後や上下にずれる…左右非対称なくびれ・ももが太くなる女性にとっては重大な、プロポーションの崩れを招くことがよくわかりますね。放置したら、もちろん健康面にも影響してきますから、すぐにケアすることが大切です。<骨盤のゆがみを徹底ケア>◆まずはゆがみをチェック!【1】両足を肩幅に広げて立ち、リラックスした状態で両手を広げます。目を閉じて人差し指を立てます。【2】目を閉じたまま、両手を顔の正面まで動かし、左右の人差し指を合わせます。無理に合わせようと意識しすぎず、自然な状態で行ってください。【3】目を開けて、指先がどのような状態かを確認します。・指がぴったり合っている→ゆがみはありません。・右手の位置が高い→右肩、右骨盤が上がっているゆがみです。・左手の位置が高い→左肩、左骨盤が上がっているゆがみです。・右手が前に交差する→右肩、右骨盤が前にねじれています。・左手が前に交差する→左肩、左骨盤が前にねじれています。◆ストレッチモデルの道端カレンさんは、以下の骨盤ストレッチを実践しているそうです。出産を経てもなお、抜群のプロポーションをキープし続ける彼女が行っていると聞けば、説得力がありますよね。・骨盤周りの筋肉をほぐす筋肉のコリや緊張をほぐしながら、骨盤の位置を整えていきます。【1】両足を肩幅に広げ、腰を時計回りに回します。このとき、上半身全体を回さないように注意してください。【2】同じ体勢で反時計回りに回します。☆【1】と【2】をセットで10回行ってください。・骨盤底筋を鍛えるゆがみを治すとともに骨盤の筋力を鍛えることで、より健康な体を手に入れましょう。背もたれのない椅子に座ってやってみてください。【1】椅子に座り、足を肩幅に広げます。【2】腰(骨盤)を後ろに倒しながら(骨盤だけが背もたれによりかかるような姿勢をイメージしてください)、肛門を締めます。頭の位置をできるだけ変えないようにしましょう。【3】骨盤を元の位置に戻してください。いかがでしたか?女性の美と健康は、骨盤にかかっているといっても過言ではありません。ゆがみリセットはまさに今がチャンス。さっそく今日から美しい骨盤づくりに励んでみませんか?(文=mayu110)【プロフィール】人間観察とショッピングが大好きな韓国通ライター。日本と韓国を股にかけ、ミーハーな視点で人々の恋愛事情を探ります。あなたの運命がゆがんでしまった理由【無料占い】
2014年10月27日よく「骨盤が歪んでいる」というコトバを見聞きします。骨盤が歪むとは、どんなことなのでしょうか 。こんにちは。ゆる体質改善アドバイザーの佐々木メグミです。ストイックに短期的にではなく、ゆるーく続けられる体質改善を広めています。たとえば、「生理痛がきつい」「腰痛持ち」「靴の減り方が左右で違う」「動いているうちにスカートがまわってしまう」など、心当たりのある方は骨盤が歪んでいるかもしれません。■「骨盤のゆがみ」とは? ゆがみと聞くと怖い気がしますが、骨盤はカラダの真ん中に位置し、上半身と下半身のバランスをとっています。そのため、多少左右に傾いたりしています。カラダはつながっているため骨盤だけが歪むのでありません。日常動作の癖などがあり、結果として骨盤にも負担がかかっていたりします。そのため根本的な原因を見つけないと、骨盤だけケアしてもすぐにもとに戻ってしまいがちです。でも骨盤体操を習慣にすることで、骨盤まわりの筋肉の緊張を取り、痛みの緩和や血流を良くすることが期待できるのです。筋力アップになるので、今までと同じ動作をしても症状が現れにくくなります。骨盤矯正などに通っている方も、実は自分で簡単にできるのです。まずは、やってみしょう。■ウォーミングアップのツボ押し衝門(しょうもん)というツボです。足の付け根にあり、動脈の拍動が触れるところにあります。ツボでもあり、リンパの流れる際に重要な場所でもあります。腰痛持ちや、骨盤に違和感のある方はこの場所が固く感じたり、凝り固まっているため痛みを感じるかもしれません。もみほぐすことで次に行う「おしり歩き」がラクに行えます。仰向けに寝て、指の腹を使い2〜3分ぐるぐる円を描くようにマッサージしておきます。■おしり歩きで骨盤を整えよう1.床に座り、両足をまっすぐに伸ばします。2.右のおしりを持ち上げ、おしりから一歩前に進みます。このとき両足はまっすぐ伸ばした状態です。右足と右肩が同時に前にでます。3.左のおしりを持ち上げ、おしりから一歩前に進みます。両足はまっすぐ伸ばし、おしりだけで歩きます。左足と左肩が同時に前にでます。4.これを3分程度行います。上半身の重みが骨盤に乗るため、矯正力があります。おしり歩きを習慣にすると、骨盤まわりの筋肉が強化されることで腰痛や運動不足による便秘が改善されたり、血流がよくなって生理痛の緩和も期待できるのです。代謝があがるためダイエットにもつながります。効果は1つだけでなく、複数あるのが嬉しいですね。1日では劇的な変化を実感しにくいですが、これが積み重なると1ヵ月後、3ヵ月後のカラダはかなり良い方に改善されているはずです。コツコツ頑張ると、その先に今より健康で美しい自分が待っています。楽しみながらやってみましょう!
2014年10月11日出産の後も意外と体重って減らないよ、という経産婦さんの言葉を聞いたことはありませんか? 実際に私も、妊娠中に7kg増えた体重が産後すぐでは3kgしか減っていなくて、残り4kgは脂肪!? と驚愕しましたものです。とはいえ、産後は骨盤が緩んでいる時期なので体型を整える絶好のチャンスです。出産を機に、妊娠前よりもスタイルが良くなったという人もいます。私は、骨盤ケアと授乳効果で、産後1ヵ月で妊娠前より2kg痩せることができました。そこで今回は、自分でできる産後骨盤矯正についてお伝えします。■あなたの骨盤はどのくらいゆがんでいますか?まずは骨盤のゆがみ具合をチェックしてみましょう。仰向けに寝て両足を腰幅に開き、左右の骨盤の一番高いところに親指を、床に中指をつけて、高さを比べてみましょう。骨盤の左右で高さに差があれば、骨盤がゆがんでいるサインです。もっと簡単に見分ける方法として、靴底の減り方を見る方法もあります。靴底の内と外のすり減り方に違いがあれば、骨盤がゆがんでいるといえます。■お尻歩き体操私が産後行った骨盤矯正運動とは「お尻歩き体操」です。やり方は簡単。1.足を伸ばして床に座る2.腕を体の前で組んで、お尻を左右交互に動かしながら前に10歩、後ろに10歩移動を繰り返すというものです。進む時にはお尻が床から離れないように注意してくださいね。■骨盤ケアベルトを使ってみましょう骨盤は分娩台から降りる一歩目からゆがむといわれています。そのため、産後はすぐに「さらし」で骨盤を締めるのが効果的です。私も、産後2ヵ月間は24時間骨盤ベルトをするようにしていました。骨盤は正しい位置でしっかりと固定されると、ウエストの引き締めやO脚改善にも効果があります。ただし、つける位置を間違えると骨盤がゆがんだ状態で固定されてしまうので逆効果になることも。しっかりと着け方を確認し、「気持ちいい」「楽」と感じる場合は着用を続けてください。妊娠中についた脂肪は、水分を多く含んでいて落ちやすい脂肪だといわれています。しかし、産後6ヵ月を過ぎると、それも定着した脂肪になってしまいます。そうなる前に、しっかりと骨盤ケアをして、妊娠中についた脂肪を落としましょう。
2014年08月24日ドリームが展開する"骨盤を科学する"ブランド「ラボネッツ」はこのほど、「ニッポンのコツバン~おそらく日本初の骨盤実態大調査~」の結果を発表した。同調査は2013年10月8日~11月30日にインターネット上で実施。10代~80代の男女4,318名から回答を得た。○若い時は「骨盤前傾」、年を重ねるほど「骨盤後傾」に「お尻の状態」を尋ねたところ、35歳未満では40%以上が、20歳未満では49.6%と約半数の人が「出っ尻・反り腰」であることがわかった。55歳以上で16.5%、60歳以上では1割以下だった。また、「恥骨が腸骨よりも前に出ている」と回答した人も年代が上がるにつれて減少。若い人ほど「出っ尻・反り腰」を傾向としてもつ「骨盤前傾」、年を重ねるほど「扁平尻」を傾向としてもつ「骨盤後傾」だった。○"若者の骨盤"が危ない!?うつぶせ寝が多い、頬杖をつく、O脚比率が高い、あひる座りなど各種の動作習慣を調べたところ、若い世代ほど、骨盤の状態に悪影響を与える動作習慣(うつぶせ寝、あひる座り、頬杖)や、歩きの不均等から引き起こされる状態(O脚など)が高い割合で見られた。とくにO脚であると答えた人は、34歳以下では半数以上、20歳未満では53.4%もいた。「家で座ってくつろぐときの姿勢」については、20歳未満では「横座り」が27.1%、「あひる座り」が21.6%と多く、骨盤へ悪影響を与える座り方が目立つ傾向にあった。
2014年03月28日現代人は、パソコン作業や運動不足による筋肉の硬直、ストレスなど、様々なことが原因で、骨盤が歪みがちになります。骨盤は、子宮やお腹を守る体の中でも女性にとって大切な部分です。そして骨盤の歪みは、太りやすい体質になりダイエットの大敵です。そこで今回は、日々の生活から骨盤を整え骨盤力をUPする方法をお伝えしたいと思います! ■骨盤が大切な理由美肌や美ボディー作りには、「大切なこと」を意識しながらケアすることが結果の出るポイントとなります。骨盤が大切な理由は下記の2つです。・大切な内臓(子宮・消化器官など)がおさめられている・骨盤の周りには、体を支え、移動させる大きな筋肉(太もも、お尻、腹筋、背筋)がある骨盤の動きを良くし正しく整えると、関係している骨や内臓の働きが活発になるので、体の調子が良くなります。さらに、骨盤を整えることで下垂している内臓が正常な位置に戻ると、便秘や下痢、冷え性などの症状も緩和されるので、美肌の効果も高まります。特に、女性の場合、子宮や卵巣に負担がかからなくなるので、ホルモンバランスが整い、女性特有の悩みも改善されることになります。また、普段のライフスタイルで歪みがちな背骨や腰椎が矯正されるので、姿勢も良くなり、バストアップも期待できるのです! 逆に骨盤が歪んでいると、その中にある内臓や筋肉などが正常に機能しなくなったり、負担が大きくなったりするので、色んな箇所に悪影響をおよぼします。さらには、正しく内臓がおさめられていないと、ポッコリお腹の原因に…恐るべし、骨盤の歪みです。■日々の生活で骨盤力UP!! 女性らしさを保ち健康的なライフスタイルを送るためには、骨盤力を身につけることが大切。日常生活での行動を意識すると、徐々に骨盤が整ってきます。1.立つ「歩く」「走る」ための器官である足ですが、女性の場合は、卵巣の一部と言っても過言ではないほど足は生殖器の動きと連動していると言われています。卵巣は、足首と深く関係があると言われているので、足首の緊張を取ると良いでしょう。立つ事は、卵巣や子宮を元気にするために大切なこと。普段の何気ない立つ動作は、ついおろそかにしがちですので、足の裏の感覚を大切にして足裏全体で大地を掴むように立ってみましょう。2.歩く歩くことは美しい骨盤作りのためには必要不可欠です。沢山歩けば骨盤周囲が活発になり、動きも柔らかくなります。 そして歩くと、物ごとを論理的に組み立てる時に働く腰椎に刺激が伝わるので、頭の中を整理する事ができると言われます。また、腹横筋や骨盤底筋など体幹を安定させる筋肉が鍛えられるので、骨盤だけでなく腰痛や肩こり、外反母趾を予防する効果もあります。3.座る日本人は骨盤が重いので、それを支える筋肉が必要です。正座や和式トイレなど、昔からの日本人の動作は、全て重心が下にあるので、骨盤にとってはとても良い動きです。「立つ・しゃがむ」を繰り返すと、骨盤を支えてしなやかに動ける筋力が発達します。雑巾がけや姿勢を正しく座ることによって、骨盤力がUPします。美しい骨盤作りは、特別な運動もそうですが、基本的な動作を大切にすることが大切。日々の意識で、骨盤力をUPさせましょう!
2014年01月24日その症状、骨盤のズレかも?山本縫製工場はダイエットや産後ケアのための女性用骨盤矯正ベルト「なでしこSlim」を2013年11月1日(金)に発売しました。年齢を重ねるごとに体型の崩れ、腰痛、肩こり、冷え性などが気になってきませんか?その症状、毎日の生活で骨盤にズレが生じたことが原因かもしれません。女性に優しいポイントがたくさん「なでしこSlim」は、腹圧を高め、骨盤を正しい位置に戻すことで様々な症状を緩和するための骨盤矯正ベルトです。また、従来の骨盤矯正ベルトは、動いているとズレてきてしまったり、ゴム素材のものが多く、直接着けているとすぐに蒸れてしまったりすることも多かったと思いますが、「なでしこSlim」は立体裁断を採用することでズレを防止し、吸水機能の高い素材を速乾性素材で挟んだ三層構造で蒸れの防止を実現しました。ベージュや白が多かった骨盤矯正ベルトですが、「なでしこSlim」は小花・ボーダー・水玉などの柄のバリエーションや、オレンジやブルーなどの色も豊富で、ソフトな着け心地かつ、薄型でアウターに響かないのも女性に優しいポイント。また、職人が一枚ずつ丁寧に縫製しているメイド・イン・ジャパンなのも嬉しいところです。■商品概要【素材】メイン生地:ポリエステル100%、サブ生地:ナイロン100%、表面生地:綿100%中綿:アクリル40%、レーヨン20%、ポリエステル20%、指定外繊維20%【サイズ】S、M、L、LL【カラー】ベージュ、ブラック、オレンジピンク、ブルーグリーン、グレー、ボーダー(ネイビー、グレー)、小花、水玉【価格】6,900円(税込)(引用:プレスリリースより)【参考リンク】▼「なでしこSlim」プレスリリース
2013年11月08日骨盤と肩甲骨が女性らしさのポイントWACOAL BODYBOOK(ワコールボディブック)「教えてドクター」において、美しい姿勢や動作と、骨盤と肩甲骨の関係について特集されています。肩甲骨の動きをよくすると"しぐさ年齢"が若返り、女性らしさもアップ、女性の美に肩甲骨が深く関わっていることがわかりました。今回も、肩甲骨について、引き続き山口光國先生にお話をお伺いしています。(News2u.netより)これによると、骨盤と肩甲骨はセットで動くものであり、片方が歪むともう片方も歪んでしまい姿勢や動作が悪くなるのだそうです。女性らしく美しい姿勢や動作をつくるには、骨盤と肩甲骨の両方が柔軟に動き、正しく整っていることが重要とのことです。歪みのもとは下着にある美しい姿勢や動作をつくるのに重要な、骨盤や肩甲骨が歪んでしまう原因は、その人の動きの癖など、様々なことが挙げられます。その一つとして、着用する下着も歪みの原因となるようです。自分に合っていない小さいサイズの下着を着用していると、肩が前に引っ張られ、背中の筋肉が張った状態になるため、肩甲骨にも負担がかかり歪みの原因となるのです。肩甲骨が歪むと骨盤も歪んでしまいます。骨盤と肩甲骨が歪んでしまっては、美しい姿勢や動作は得られません。下着を購入する際は、サイズをしっかりと測り、適正な下着を着用することが勧められます。【参考リンク】▼ワコールボディブック元の記事を読む
2013年06月24日骨盤のゆがみはO脚や肥満、便秘、不眠、肌荒れ等、様々な女性のキレイを妨げる原因となります。足を組むクセがある、手足が冷える、歩いているうちにスカートが回転してしまう、仰向けに寝ると左右の足の長さが違うなど、骨盤のゆがみの特徴に心当たりがある方は要注目! これからご紹介する骨盤のゆがみを矯正してくれるストレッチを試してみて下さい。■上半身を動かして骨盤のゆがみをリセットあぐらをかいて座り背筋をピンと伸ばします。タオルの両端を肩幅より少し広めにつかんで腕を前に伸ばしたら、息を吸いながら腕を頭上に持ち上げます。このときヒジを曲げないように注意。ゆっくり息を吐きながら腕を後ろに回し、息を吸いながら前に戻すのを3回繰り返しましょう。次にタオルの両端を持って頭上に上げ、息を吐きながら横に倒します。この体勢をキープしたまま、伸ばしている側の斜め上を見つめ、ゆっくりと深呼吸を5回繰り返しましょう。反対側も同様に3回繰り返して。このときお尻が浮かないように注意しましょう! ■下半身を動かして骨盤のゆがみをリセット仰向けに寝転んだら、片足の裏にタオルをかけて両手で持ち、脚の後ろ側をピンと真っすぐ上に伸ばします。かかとを前に押し出すようにして、太ももやふくらはぎの後ろ側を伸ばしながら、ゆっくりと5回深呼吸を繰り返します。反対側の脚も同様に行います。カラダが硬くて足を真っすぐ伸ばせない人は、ヒザを軽く曲げながら行いましょう。気持ちいい程度に脚の後ろ側が伸びていればオッケーです。次は左足の裏にタオルをかけて、タオルの両端を合わせて左手で持ちます。かかとを突き出すようにして脚を真っすぐ伸ばし、そのまま45度くらい外側に倒した状態で深呼吸を5回行います。このとき右側の骨盤の上に右手を置いて、お尻が床から浮かないようにそっと押さえましょう。今度はタオルを右手に持ち替えて、脚を内側に45度くらい倒します。左の手の平を床につけて肩が浮かないようにするのがポイント。この姿勢をキープしたまま、深呼吸を5回くり返します。この骨盤矯正ストレッチは寝る前に行うのがおすすめ。全身をほぐしながら骨盤のゆがみをリセットすることで、副交感神経が活発になって心地よい眠りにつけますよ。一日の終わりに気持ちよく骨盤の凝りほぐして、若々しくキレイなカラダを手に入れましょう!
2013年04月14日