カナダのバンクーバーでタクシーの運転手に心を救われたという、なにわ(amore_naniwa)さん。当時、パニック障害の発作が多かったなにわさんは、移動する際によくタクシーを利用していました。パニック障害は、人ごみや電車、バスなどの空間でめまいや動悸、呼吸困難などの症状を起こしやすいため、タクシーは比較的リスクが低かったのです。パニック障害と闘っていることを口にしてしまったなにわさんが、相手に気を遣わせないよう自虐をし始めていると…。パニック障害で日常生活が困難な状態にもかかわらず、相手に気を遣わせないよう「バカげてる」と自虐をしたなにわさん。そんな彼女に対し、タクシーの運転手は真剣に「君は頑張っていてすごい。恥ずかしことなんかじゃない」と告げたのです。この後、運転手は笑顔でこういいました。「お仕事、楽しんでおいで!頑張らなくていいから。これはとても大事なことだよ」パニック障害の正確な原因は分かっていませんが、ストレスが大きな影響を及ぼすとされています。早く回復をするために無理をすると、症状が悪化する可能性も。だからこそ、運転手は優しくそう声をかけたのでしょう。運転手の言葉に心打たれたなにわさんは、何度もお礼の言葉を告げてタクシーを降りました。その後は、とても安心して出勤をすることができたといいます。漫画には、同じように病気で苦しんでいる人から「泣いた…」「なんて素晴らしい運転手なんだろう」といった声が寄せられました。言葉は時に、誰かの心身に染み渡る『薬』になるのですね。[文・構成/grape編集部]
2022年01月09日女性特有の症状であり、加えて女性間でも個人差が大きいことから、多くの女性にとって悩みの種である月経(以下、生理)。中でも若い人の場合は、まだ生理に慣れていないため、苦労をする人が多いといいます。スカートに『血のシミ』がついている女の子、を電車で助けたら…ある日、最寄り駅から電車に乗った、しらゆき(@lovenomaho)さんはハッとしました。同じ駅から電車に乗った女の子のスカートに、赤いシミが付着していたのを目撃したのです。きっと、生理の血がにじみ出てしまったのでしょう。女の子が電車から降りる際、しらゆきさんは彼女の背後を隠すようにして、一緒に降車することに。こっそりと女の子に「血がにじんでいますよ」と告げた、しらゆきさん。すると、にじんだ血に気付いた女の子は、「着替えを持っていない」と泣き出してしまったといいます。そこで、しらゆきさんは駅ビルに入っている店に急いで向かい、スカートを購入することに!女の子はしらゆきさんが買ってきたスカートに履き替え、ことなきを得ることができました。それから3か月後、女の子と再会し…?その出来事があった3か月後、いつものように電車を利用していたしらゆきさんは、あの日の女の子に声をかけられました。彼女がしらゆきさんに手渡したのは、お礼の品。なんと女の子は3か月間、ずっとお礼の品を持ち歩いていたというのです。女の子としらゆきさんは最寄り駅が同じで、くだんの件より前から、何度か姿を目にすることがあったといいます。だからこそ、女の子は「また会えるはず」と思い、ずっとお礼の品を持ち歩いていたのでしょう。同じ駅から電車に乗った女の子。駅に着いて立ったらスカートに赤いシミが。とっさに背中にくっ付くように隠して一緒に降りたの。経血が…って教えたら着替えがないと泣き出して。急いで駅ビルでスカートを買って渡したの。後日、お礼にとなんと3ヶ月もの間、私に会うまでずっと持ち歩いてたそうです pic.twitter.com/mw3KuCHwJh — しらゆきちゃん (@lovenomaho) January 4, 2022 外出中にスカートに血のシミが付いてしまい、焦りや不安、恥ずかしさで泣いてしまった女の子。そんな状況で急いで新しいスカートを買って来てくれたしらゆきさんに、心から救われたのでしょう。投稿に対する「優しい世界」「素晴らしい!」といった反響を受け、しらゆきさんはこのように呼びかけました。痴漢被害に遭った女の子を助ける話を読んで、「女性が女性を守るって、とても大事なんだ」と思いました。ほんのちょっとの勇気があれば、困ってる人を助けることができる。どうすればいいかが思い浮かばなくても、とりあえず『声をかける、行動に移す』で助かる人がいる。優しいつながりが増えたら、素敵な世界になると思います。見知らぬ人を助けるのは、簡単なようで勇気が要るもの。しかし、しらゆきさんのように行動に移す人が1人でも増えれば、他人を助けるハードルは下がっていくかもしれません。また、こういったエピソードが拡散されることで、「自分も、困った人を助けられる人になろう!」と思う人が増えるでしょう。『優しいつながり』は、今回のエピソードでも世の中に広がったのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年01月07日「難しいとは思いますが、この感謝の気持ちが届きますように」2022年の正月に、そういったメッセージをTwitterに投稿したのは、まよい(@mayoi_torihiki)さん。元旦に、まよいさんは息子さんを連れ、愛知県名古屋市にある熱田神宮を参拝していました。しかし、境内を歩いていたところ、息子さんは補聴器である人工内耳をどこかに落としてしまったのです。聴覚障害を持つ息子さんにとって、補聴器は身体の一部も同然。身に着けていないと、息子さんの日常生活にも支障が出てしまいます。まよいさんたちが境内を探す中、声をかけてきたのは20歳前後とみられる3~4人の男性たち。なんと彼らは並んでいた出店の列を抜けると、補聴器を探すため協力をしてくれたのです!【拡散希望】本日1月1日、熱田神宮の境内にて歩行中に落としてしまった息子の人工内耳(補聴器)を探してくださった、20歳前後の3〜4人の男性グループの皆様。その節は誠にありがとうございました。無事に見つかりました!碌にお礼も言えず後悔しております。難しいと思いますが感謝が届きますように pic.twitter.com/xrG26cBizA — まよい@取引アカ (@mayoi_torihiki) January 1, 2022 先述したように、補聴器は息子さんの身体の一部。また保険適用外のため、紛失すると高価な機器を買い直す必要が生じてしまいます。補聴器を探していた時は気が動転しており、男性たちに感謝の言葉を満足に伝えられなかったという、まよいさん。彼らの親切な行動に心打たれ、「感謝の気持ちが届きますように」という一心でTwitterに投稿しました。その想いは多くの人に伝わり、投稿は8万回以上にわたって拡散され続けています。このまま男性たちの目に留まるといいですね。「情けは人のためならず」ということわざのように、他人にかけた情けは巡りめぐって、いつかその人に返って来るといわれています。困っていた親子を助けた男性たちに福が訪れるよう、投稿を見た多くの人が願ったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年01月03日あつきん(@atsukinman)さんがTwitterに投稿した、父親とのエピソードをご紹介します。投稿者さんの父親が、自宅で療養していた時のこと。父親は、投稿者さんに対してこんな望みを口にしていました。「山に行きたい」そこで、投稿者さんは家庭用ゲーム機『Nintendo Switch』のゲーム『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』で、父親に登山を疑似体験してもらうことにします。投稿者さんは、父親に『Nintendo Switch』に付いている着脱式のコントローラー『Joy-Con(ジョイコン)』を、一緒に手を添える形で持たせて、操作。すると、ゲームを一切やったことがない父親は「おお、落ちる」と怖がりながらも、嬉しそうな笑顔を見せてくれたといいます。さらに、ゲームから流れ出る、リアルな鳥のさえずりや足音、水や風の音を聞いて「お、柔らかい土だな」「南にいい風吹いてるな」と感想をつぶやいていたのだとか。病床の中「山に行きたい」と親父が言っていたので俺が一緒にジョイコンに手を添えてブレワイの登山をさせてやったら「おお、落ちる」と怖がりながら嬉しい笑顔を見せてくれたので本当にゼルダを作ってくれた任天堂には感謝してしてもしきれない。— あつきん (@atsukinman) December 27, 2021 ゲームを一切やった事もなく視野も大分狭くなっていたのだが、鳥のさえずり、足音、水や風の音で「お、柔らかい土だな」「南にいい風吹いてるな」とか俺が思わない感想も出たり…あれは唯一良い想い出だ。そんな俺は未だ攻略を一切見ないでコログの実を集めている。新作までにコンプ出来るだろうか?— あつきん (@atsukinman) December 27, 2021 投稿者さんは、父親とゲームをした思い出を振り返り、「ゼルダを作ってくれた任天堂には、感謝してもしきれない」とつづっています。山に行きたくても行けない状況だった父親にとって、ゲームで登山の雰囲気を味わえたことは、とても新鮮で楽しかったのかもしれません。エピソードはネット上で拡散され、「素敵」「これだからゲームはやめられない」といった声が寄せられました。「コロナ禍のせいで病院では一切看病できなかったので、家で伏せっていた時に親父の望みを少しだけ叶えることができました」と語る、投稿者さん。親子で一緒にゲームをした思い出は、投稿者さんの胸の中で、いつまでも特別な記憶として残り続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年12月31日2021年12月現在、アメリカのミネソタ州にあるマクドナルドで働いている、15歳のシドニー・ラリーさん。ある日、ドライブスルーで注文の列に並んでいた親子の対応をしていると、運転席にいた母親が苦しそうに何度も咳をしているのに気が付きました。海外メディア『TODAY』によると、助手席に座っていた娘も、母親を心配そうに見ていたといいます。実はこの時、母親は食べ物をノドに詰まらせて、苦しんでいたのです。15歳の店員がとった行動はすぐにそのことに気付いたシドニーさんは、ドライブスルーの窓口を乗り越えて、親子の車に駆け寄ります。そして娘に「救急車を呼んで!」といい、すぐさま母親を車の外に引っ張り出し、ハイムリック法を行ったのです。ハイムリック法とはノドに異物を詰まらせた人に施す応急処置で、シドニーさんは4年ほど前にこの方法を習っていたのだとか。しかし、何度か試してもうまくいかなかったため、シドニーさんは近くにいた人に助けを求めました。そして再度、ハイムリック法を行ったところ、母親はノドに詰まっていたチキンナゲットを吐き出し、一命を取り留めました。通報を受けて駆け付けた2人の警察官は、シドニーさんの勇気ある行動に感銘を受けて、100ドルをプレゼントしました。このお金はホリデーシーズンに市民を支援するために、警察官に50ドルずつ渡されていたものだそうです。母親の命を救ったのはもちろんですが、思いがけず100ドルをもらったシドニーさんは大喜び。また自閉症をもっているシドニーさんは、今回の出来事によって「私は社会に貢献できる、力を発揮することができるんだ、ということを学びました」と嬉しそうに話しています。Guys. You will WANT to tune into @kare11 for a very amazing story!!!! This is Sydney Raley. She is a ray of sunshine, a brilliant young woman who also happens to have autism. Yesterday, she noticed one of her customers choking at the @McDonalds drive-thru window, and she 1/ pic.twitter.com/TVBVtLcyG1 — Eva Andersen - KARE 11 News (@EvaKare11) December 19, 2021 この出来事について伝えた報道には「彼女はヒーローだ」「あなたはすでにこの世界に影響をもたらしているよ」などの声が殺到しています。目の前で誰かがノドに物を詰まらせて苦しんでいたとして、落ち着いて対処できる人は多くはないでしょう。冷静な判断力と行動力で客の命を救ったシドニーさんは、紛れもなく称賛に値しますね![文・構成/grape編集部]
2021年12月29日メキシコで動物の保護活動をしているアマド・サスエタさん。2021年7月、アマドさんと彼の仲間たちは農道の水路に集まっていました。何かを見つけて、次々と濁った水の中に入っていく男性たち。そこにいたのは…イルカ。彼らはそのイルカを捕まえようとしているのです。迷いイルカを海に返してあげよう!アマドさんたちは興味本位でイルカを捕まえようとしているのではありません。実はこのイルカは、海から遠く離れたこの場所まで迷い込んでしまったのです。そこでアマドさんたちは、自らの手でイルカを捕まえて、海に返してあげることにしました。しかしイルカはとても大きく、救助は困難を極めました。近付くと逃げてしまい、なかなか大人しくしてはくれません。それでも彼らは諦めずに何度も挑戦して、ついに安全にイルカを捕まえることができました。イルカの体を傷付けないように、慎重にトラックに載せて、彼らは海へと向かいます。そして…結末はこちらをご覧ください。 View this post on Instagram A post shared by Amado Zazueta (@amado.zazueta) 海の中でイルカを放すと、イルカは元気に泳いでいきました!アマドさんたちはイルカに向かって「Adios!(さようなら)」と別れを告げ、喜びの声が上がりました。この動画には「素晴らしいチームワークだ」「海に帰れてよかった!」「イルカを助けてくれてありがとう」などの声が寄せられています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Amado Zazueta (@amado.zazueta) アマドさんの投稿によると、農道に迷い込んだイルカは2頭いたのだそう。彼らは2日間かけて2頭とも救助したのです。また救助は専門家にアドバイスをもらってから、その指示通りに実行したといいます。もしあのまま放っておいたら、濁った浅い水の水路で、エサとなるものもなく、イルカたちはいずれ死んでしまったでしょう。心優しい男性たちのおかげで、イルカが無事に海に帰れて本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月29日1児の母親である、たろす(taros_desu)さん。子供を連れて、夫婦で外食をした時のエピソードをInstagramに投稿しました。ある日、おいしいランチを食べて、楽しい気分になっていた、たろすさん夫婦。すると、見知らぬ80歳の高齢女性が、声をかけてきて…。子供を連れていた、たろすさんたちに、高齢女性は自分の経験を交えて「子育ては、自分の思い通りにいかないからこそ楽しい」と語ります。当時、たろすさんの子供は生後2か月。慣れない初めての子育てに、悩みながらも奮闘していた夫婦にとって、とても心に響く言葉だったことでしょう。たろすさん夫婦がお礼を告げると、高齢女性は「こちらこそ、かわいい赤ちゃんを見せてくれてありがとう」と返してくれたそうです。【ネットの声】・素敵な言葉。かっこよすぎる!・高齢女性の言葉に目からウロコ。子育てをつらく感じていたので、涙があふれた。・楽しみながら、子育てを頑張ろうと思えた。幼い子供を育てていると、想像もしていなかった事態が起きることが多々あります。子育てをしている現在はつらくても、後から振り返った時に懐かしく感じることもあるでしょう。大変な時こそ、一度深呼吸をして心に余裕を持ち、楽しむ視点を持てたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月28日日々、不特定多数の人たちが利用する電車。乗客同士は、たまたま同じ電車に乗っていたというだけで、それ以外の接点もなく、お互いに気にも留めることはないでしょう。しかし、電車の中では、赤の他人同士であっても、時に心温まる『ドラマ』が起こることがあります。『電車でやさしくしてもらった話』るしこ(@39baby_com)さんの夫と、息子さんが電車に乗っていた時のことです。「電車の窓から外の風景を見たい」といい始めた息子さんですが、座っていたのは端っこの席。すると、2人の隣に座っていた女性が、声をかけてきたといいます。電車でやさしくしてもらった話 pic.twitter.com/oIgClgmAM7 — るしこ (@39baby_com) December 26, 2021 女性が席を交換してくれたおかげで、息子さんは外の風景を楽しめて満足気。「孫が小さい頃を思い出す」と、女性もまた、嬉しそうにしています。さらに、近くの席に座っていた別の女性も、息子さんに優しく声をかけるなど、きっとその場にいた人たちは、心温まるやり取りに笑顔になっていたことでしょう。「優しい世界…!」と感動する声も電車の中で出会った人たちのことは、名前はもちろん、相手の人となりも分かりません。だからこそ、「声をかけたら迷惑じゃないか」「余計なお世話かもしれない」と考え、結局声をかけられないまま、その場をやり過ごしてしまいがちです。それは、漫画の中の状況に限らないことでしょう。もしも自分だったら…と考えると、席の交換を申し出てくれた女性が素敵に思えるものです。帰宅した夫から電車の中での話を聞き、席を交換してくれた女性や、優しく声をかけてくれた別の女性たちのことを「本当にありがたい限りです」と語る、るしこさん。漫画は反響を呼び「素敵な話」「自分もこうありたい」など、さまざまなコメントが寄せられています。・優しいマダム達…。優しさがあふれている世界ですね。・自分もいつか、このマダムのように、優しさを人にあげたい。・以前自分も、マダムたちのようなことをやりました。小さい子が喜ぶならいくらでもします。相手のことをまったく知らない場合、声をかけるのは勇気がいります。しかし、人に優しくされて、嫌な気持ちになる人は、ほぼいません。優しさと、それを人に与えるために一歩踏み出せば、自分も相手もきっとその日1日が素敵なものになることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年12月27日4歳の娘さんを育てる、とまとママ(tomatomama2021)さん。ある日、幼い娘さんを連れてスーパーマーケットに行きました。店内を回って商品を選び終え、レジに並んでいた時のこと。横にいた娘さんが、衝撃的な発言をします。トイレがない店だったため、商品を購入することを諦めようとした、とまとママさん。すると、レジでとまとママさんの前に並んでいた客たちが「急いでないので、先に会計をどうぞ」と提案してくれたのです。客たちは、親子のやり取りを見て、とまとママさんが困っていることに気付き、声をかけようと思ったのでしょう。とまとママさんは「申し訳ない」と思いつつ、周囲にお礼をいい、先に会計をさせてもらったそうです。ちなみに、レジにいた女性の店員も、急いで対応してくれたとのこと。一連の出来事について、とまとママさんは「いただいた優しさを、私もいろんなところで返していけたらいいなあと思います」とつづっています。困っている時に、親切にしてもらった記憶は、人の心を温かくさせるものです。こういう優しさの輪を広げていきたいと思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月18日Instagramで子育てをテーマにした漫画を投稿している、とまとママ(tomatomama2021)さん。とまとママさんの娘は、ゆずちゃんといい、漫画にたびたび登場しています。ゆずちゃんは生後3週目から、なかなか寝付かず、ずっと泣き止まないことが続いたそうです。生後2か月を迎える頃には、とまとママさんはすっかりヘトヘトになってしまいました。そんな折、友人に誘われ、ゆずちゃんを連れて出かけることになり…。目的地に向かう道中から、ゆずちゃんはご機嫌ななめです。ようやく眠ってくれた帰りのバスで、見知らぬおばあさんに声をかけられた、とまとママさん。おばあさんとのやりとりで、「子育ての苦労が顔に出てしまったのか」と思っていると…。「『たーくさん愛情をもらってまーす』って顔をしてるってこと」おばあさんは、ゆずちゃんの幸せそうな寝顔を見て、とまとママさんが子育てを頑張っていることを感じ取っていたのでした。漫画を読んだ人からは、称賛の声が集まっています。・こういうひと言に救われるんです。泣きそう。・大変な時だからこそ、温かい言葉にうるっときますよね。・こんな素敵なおばあちゃんになりたい!2021年12月現在、ゆずちゃんは3歳になりました。とまとママさんは、「赤ちゃんだった時期を、もっと楽しめばよかったな」と当時を振り返っています。小さな子供を連れている人がいたら、漫画のおばあさんのように、温かいまなざしで見守りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月16日Instagramなどに実録漫画を投稿しているirakoirさん。投稿者さんが高校生だった頃に、父親が病気の後遺症で車いすを利用するようになったといいます。当時、外出のために駅を利用した投稿者さん家族は、車いすユーザーならではの不便さを感じていました。移動に時間がかかり、駅内をさまよっていると…。困っていた投稿者さん家族に声をかけてくれたのは、通りすがりの見知らぬ男性たちでした。親切な男性たちは、投稿者さんの父親を乗せた車いすを持ち上げて、移動を手伝ってくれたのです。投稿者さんは、大人になった今でも、親切にされて嬉しかった思い出を、家族とともに振り返ることがあるといいます。【ネットの声】・すごく分かります。助けてもらったことは、忘れないものですよね。・泣けてきました。心温まるお話を書いてくださり、ありがとうございます。・足をケガした時に、見知らぬ男性が電車で席を譲ってくれました。私も周りの人に優しくしたいと思えました。ささいな出来事であれ、親切な振る舞いを受けた側は、嬉しかった気持ちごと覚えているものです。心にポッと灯りをともしてくれるような、優しさの輪を広げていけたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月11日スウェーデン発祥の家具量販店『イケア(IKEA)』。現代的なデザインとリーズナブルな価格で、世界中にファンが多いお店です。2021年12月1日、デンマークのオールボーで大雪が降りました。その夜、オールボーにある『イケア』を訪れていた6人の客が、吹雪によって帰宅できなくなったのです。また、勤務していた従業員たちも同じく、家に帰れなくなってしまいました。吹雪で家に帰れない…でも大丈夫!海外メディア『People』によると、その日は雪が30cm以上積もっていたのだそう。そんな中で車を運転するのは危険です。このような状況の時、普通なら困り果ててしまうでしょう。しかし、人々がいたのは…そう『イケア』です。ここにはベッドがたくさんあり、レストランも併設しています。こうして6人の客と約24人の従業員は、『イケア』の店内に宿泊することにしたのです。人々はレストランで大画面のテレビを見ながら、おいしい食事を楽しみ、夜は家具の展示コーナーのベッドで快適な眠りにつきました。 この投稿をInstagramで見る DR Nyheder(@drnyheder)がシェアした投稿 実はこの日に『イケア』に泊まったのは、店内にいた人たちだけではなかったのだとか。隣にあるおもちゃ店の従業員も帰宅困難になったため、『イケア』にその人たちも招いたそうです。『イケア』のオールボー店のInstagramでは、翌朝に人々が眠った後のベッドの写真を投稿。すると、見た人たちから羨望の声が殺到しました。・うらやましい!吹雪が発生した時、私もそこにいたかった。・イケアに泊まれるなんて、私の子供の頃の夢だわ!・いいなーちょっと楽しそう。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る IKEA Aalborg | Boligindretning(@ikeaaalborg)がシェアした投稿 『イケア』に泊まった人たちは、試してみたかったマットレスなど、好きなベッドを選んで眠ったそうです。購入する前に実際に眠って試せるなんて、「日常生活の商品テストだね」というコメントも寄せられています。『イケア』に買い物に行ったら大雪で帰れなくなり、そのまま店内に宿泊することになるなんて、誰が想像できたでしょうか。店側の粋な計らいによって、この日、貴重な経験ができた人たちはラッキーでしたね![文・構成/grape編集部]
2021年12月08日いいから黙って食え!第33話。ときにぶつかりながらも、お互いのことを思いやることができるようになっていった夫婦の関係性。夫は妻の話をちゃんと聞いてくれるようになり、妻は自分の気持ちを少しずつ伝えられるようになっていきました。すると、妻が飲んでいた薬の量は減っていき、病院ともサヨナラできたのです。そして、いよいよ最終回! いいから黙って食え! 第33話 妻が子ども2人と一緒に帰宅すると、パパが食事の準備をしています。 テレビをつけると、お惣菜に対して否定的な意見を述べている男性がインタビューを受けていました。 それを見た夫は「俺、この人と同じようなことを言ってたな……」と過去を振り返ります。 しかし、妻はそんな夫に対して、「もういいの。今のあなたはテレビの人とは違うから」とひと言。 家族団らんの楽しいひととき。 子どもの声によって、チャンネルは変えられました。 ★「いいから黙って食え」はこれにて完結です。ご愛読ありがとうございました!著者:イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2021年12月06日2021年12月現在、人それぞれ好みがあるように、 セクシュアリティについても、多様性が尊重されるような社会に変化しています。ゲイやレズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダー以外にも、さまざまなセクシュアルマイノリティが存在していて、最近では『LGBTQ+』や『SOGI』と呼ばれることが増えてきました。いと(@yawayorozu992)さんは、セクシュアルマイノリティの青年。パートナーと同棲するために、不動産会社へ行きました。自分のセクシュアリティを話すことに抵抗があった、いとさんは、「友人同士のルームシェアです」と伝えて部屋を探しますが、なかなか決まりません。そこで、正直に同性カップルということを明かすと…。彼氏と同棲する事になって、正直に話すのは抵抗があって友人同士のルームシェアって不動産屋の人に伝えて探してたんだけど、なかなか友人同士のルームシェアって出来ないみたいで、正直に同性カップルですって伝えた途端すぐに審査通って驚いた世の中ってこんなにも寛容だったのかって嬉しくなった— いと (@yawayorozu992) November 24, 2021 すぐに、審査が通ったのです!セクシュアルマイノリティを告白するのは、勇気が必要だったのではないでしょうか。イヤな顔をされたり、冷たい態度をとられたりするかもしれないという、マイノリティゆえの怖さがあったかもしれません。投稿者さんは驚きとともに、次のようにつづりました。「世の中ってこんなにも寛容だったのかって嬉しくなった」セクシュアルマイノリティとして生きていく中で、いろいろな出来事があったのでしょう。「自分たちが思うより世間は好意的なんだ」と、投稿者さんは感じたそうです。2人が一緒に暮らせることに、多くの人がコメントしました。・本当によかったね、優しい世界。・すごい!なんか嬉しい!・とっても温かいお話、末永くお幸せに。どんなセクシュアリティであっても、「好きな人と一緒にいたい」という気持ちは変わらないでしょう。手をつないだり、デートをしたり、自由に愛し合うのは、誰にとっても当然の権利です。セクシュアルマイノリティであっても、そうでなくても、自分らしく生きられるような社会であってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月01日個人差はありますが、2歳前後の子供は、自我の芽生えにより、自己主張が強くなる『イヤイヤ期』を迎えることがあります。本人にしか分からない強いこだわりを持っているため、周囲の大人がいろいろと提案しても、いうことをきかない状況に陥る場合も…。ぐずる2歳娘に、困っていた母親を救ったのは…2歳の娘さんを育てる、せるこ(@seruko)さんが描いた、実録漫画をご紹介します。ある日、保育園へお迎えに行った、せるこさん。靴を履かせようとした瞬間、娘さんは機嫌が悪くなります。どうやら、娘さんは名前が書いてある靴を履くことに、抵抗があるようです。せるこさんは、あの手この手を使って、娘さんに靴を履くようにうながしますが…。2歳娘のお迎え時に途方にくれてたら保育園の先生に助けてもらいましたすぐに余裕なくなってしまうのでいつも保育士さん本当に本当にほんっとうにありがとうございますっていうことです。 #育児漫画 #育児日記 pic.twitter.com/SPhkRwYant — せるこ (@seruko) November 22, 2021 泣き叫ぶ娘さんに困り果てる、せるこさんのもとへやってきたのは、あまり話したことがない事務室の先生でした。先生は話を丁寧に聞いた後、名前の部分にテープを貼ることで、娘さんの機嫌を直してくれたのです。途方に暮れていた、せるこさんにとって、先生の行動は涙が出るほど嬉しかったことでしょう。先生の機転が利いた対応に、読者からは絶賛の声が上がっています。・子供のことをよく分かっている、素敵な先生だなあ。・こういう時に第三者がいて、アイディアを提案してくれるのは本当に助かりますよね…。・最初にはがしやすいマスキングテープを提案したことに、お母さんへの気遣いが感じられます。最終的には笑顔を見せた娘さん。子供だけでなく、親にも配慮した対応は、誰にでもできることではありません。保育園で働く先生のプロフェッショナルな振る舞いに、グッときますね。[文・構成/grape編集部]
2021年11月28日子供の頃から「困っている人がいたら助けましょう」と習うように、社会は助け合い精神で成り立っています。見知らぬ他人を助けても、直接的なメリットはないといえるでしょう。しかし、一人ひとりが他人に親切にすることで、助けられた人やそれを見た人へと『優しさの輪』は広がっていくのです。電車で席を譲られた高齢者が、断ったかと思うと…電車に乗っていた、りらこ(@riraco123)さんは、素敵な光景を目撃したといいます。それは、電車に乗って来たおじいさんと、男性のやりとり。席を譲ろうとした男性が声をかけると、おじいさんは笑顔でこう告げたといいます。「ありがとう。でも、腰が悪いから、立っていた方が楽で…」腰やヒザの調子が悪い人の中には、座ると身体に負担がかかる場合があります。このおじいさんの場合は、立っていたほうが向いているそうです。男性の厚意に感謝しつつ、やんわりと断ったおじいさん。さらに彼は、電車から降りる時、男性にこのように声をかけたといいます。「さっきはありがとう。嬉しかったよ」電車で高齢男性に席を譲ろうとした男性がいて「ありがとう、でも腰が悪いから立ってた方が楽で☺︎」と断っていた。そして降りるときに「さっきはありがとう、嬉しかった」と声をかけておられた。とても素敵。断り方まで勉強になる。私もこんなふうに穏やかに歳をとりたい。— りらこ (@riraco123) November 13, 2021 社会では当たり前とされていても、見知らぬ他人に声をかけて席を譲るのは、なかなか勇気が要るもの。親切に接してくれた男性に対し、おじいさんはお礼と感謝の気持ちをしっかりと伝えました。席を譲った男性と、誠実な感謝の伝え方をするおじいさん2人の『人として手本になる姿』に、りらこさんは心打たれたといいます。人の温かさが伝わるエピソードは拡散され、多くの人がネットを通して学びを得たようです。・かっこいい!自分も高齢者になったら、こういう対応ができる人になりたい。・席を譲ってもらうと嬉しいよね。もう一度お礼をいいたくなる気持ちが分かる。・「ありがとう」だけじゃなく、「嬉しかった」って自分の気持ちも伝えられるのが素敵。見習いたい。男性とおじいさんのやり取りから、「自分も2人のような優しい人になりたい!」という声が相次いでいます。こうして『優しさの輪』は広がり、より多くの人が過ごしやすい社会に近付いていくのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年11月15日学校の楽しみの1つに、『給食』がありますよね。特にデザートが余ったら、争奪戦になるほど、クラス全体のテンションが上がります。イチゴ星人(@ichigo107)さんがTwitterに投稿した、給食にまつわるエピソードに、ネット上で大きな反響がありました。それは、新型コロナウイルス感染症が流行する前のこと。投稿者さんの息子さんが、余った冷凍ミカンを賭けた、ジャンケン大会に参加した時でした。息子さんは数多くのライバルがいる中、激戦を勝ち抜きます。ついに、たった1つの冷凍ミカンを、息子さんは手にしますが…。息子は給食で余った冷凍みかんジャンケンを激戦のなか勝ち抜き、勝利の雄叫びをあげたのち一房一房を敗者たちに分け与えてクラスの英雄になってた。「なかなかできる事じゃねえよ」って男子たちが絶賛してくれたらしい— イチゴ星人 (@ichigo107) November 6, 2021 一房一房、冷凍ミカンをみんなに分けてあげた!息子さんの行動に、クラスの男の子から称賛の声があがります。「なかなかできることじゃねえよ」クラスメイトの男の子にとって冷凍ミカンは、よほど価値あるものなのでしょう。微笑ましいやりとりに、多くの人がコメントを残しました。・息子さんも男の子たちも、みんないい子。・お見事、しびれるなあ。・『冷凍ミカン王子』の誕生か…。みんな笑顔になりながら、冷凍ミカンを食べている様子が目に浮かびそうです。投稿者さんは、この出来事を「冷凍ミカン外交」と呼んでいました。もしかしたら息子さんには、冷凍ミカンを分けたことによる、周囲からの恩返しがあったかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年11月11日■前回のあらすじ非常ベルに邪魔されながらも無事、止血用の包帯を取ってもらうことができました。いよいよ退院が現実となるのです…!■退院後、予防のためにできることは?筆者より:あくまで20年以上前に経験した話に基づいた感想・体験談をつづっており、さまざまな治療法を推奨・否定する意図はありません。その考えや選択に至った経緯を客観的に読んでいただければと思います。どんな治療を選ぶかは結局本人の意思によるものだと考えています。いよいよ退院が迫ってきて、食について考えるようになりました。せっかく治療をして、いつもの生活に戻ったとしても、健康に気をつけずにいたら、またガンになってしまうのではという恐怖感があったためです。睡眠、運動、食事。この3つはとても大事だと思うのですが、なかなかすべてを理想通りにこなす事は難しい。だからこそしっかり今のうちに勉強しとこうと思ったのです。たくさんの本も読みました。インターネットやテレビも見ました。たくさん情報があふれていて、どれを信用していいのか全くわからなくなってしまったのです。どれも嘘ではないと思うんですけどね。結局のところ自分で勉強して、選び取るしかないのだと思いました。だからこそ、自分が仕入れた情報の是非をプロの方に伺ってみたいということで、栄養士さんとの面談を希望しました。ガンになったことがある人は一度は悩む問題だと思います。でも他のガン患者がどのようなことを考えて、退院するかなんてお互い話さないので、少しでも共有できれば良いかと思い、今回漫画にしてみました。■私の一部を形成する大好きな叔母の存在いきなり出てきた「叔母のじゅんちゃん」の話ですが、ガン患者の食生活を描く上で、私の中では外せない思い出です。叔母のガン治療は、自分の根底にずっとあって、私を形成する一部になったと思います。今回描きながら、思い出して泣いてしまいました。次回に続く。「鼻腔ガンになった話」連載は14時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年11月09日クレーンが搭載されたトラック(通称:ユニック車)を仕事で運転している、しょーた(@NK_rcg)さん。納品先に向かうため、いつものようにユニック車で移動していたしょーたさんは、道で立ち止まっているおばあさんを目にしました。泣きそうな表情で見つめてくるおばあさんに、何があったのかを聞いてみると…。「乗っていたシニアカーが、田んぼに落ちちゃった…」周囲は田んぼだらけ。幸いおばあさんにケガはありませんでしたが、道が狭いため、誤ってシニアカーを落下させてしまったようです。しょーたさんが確認すると、5mほどの深さがある溝にはシニアカーが横たわっていました。おばあさん1人ではどうにもならない状況といえます。困っているおばあさんを前に、しょーたさんはユニック車に乗ると…。納品先入ろうとしたら涙目で見つめてくるおばあちゃんおって、どうしたん?って聞いたら田んぼに愛車落としてしまったみたいで時間あったし助けてきたお金いらんゆーたのに一生のお願いやから貰ってとか言われてお小遣い頂いちゃった pic.twitter.com/wYtk0pLzkk — しょーた (@NK_rcg) November 6, 2021 ユニック車のクレーンを巧みに操り、落下したシニアカーを見事に救出!この後、おばあさんは「一生のお願いだから、お礼をもらって」と告げ、しょーたさんにお小遣いを手渡してくれたのだとか。シニアカーは歩行が困難な高齢者にとって、自分の足のようなもの。しょーたさんに、おばあさんは心から感謝したのでしょう。仕事で培った技術で人助けをするしょーたさんの行動に、多くの人から「トラックドライバーの鑑だ!」という声が上がりました。・おばあさん、心細かったろうなあ。助けてもらって、本当にほっとしたと思う。・なんてかっこいいドライバー!この方にも、いいことがありますように。・涙が出た。優しいエピソードは涙腺がゆるくなる…。人と人との関りが減ったことで、『冷たい社会』ともいわれている現代。人情あふれるエピソードは、ネットを通して多くの人に「まだまだ、現代社会も捨てたものじゃない」と思わせてくれました。[文・構成/grape編集部]
2021年11月07日奈良県奈良市のとんかつ店、まるかつ(@marukatsunara)には、まるかつ無料食堂という貼り紙があります。金銭的な事情などで、満足に食事をとることができない人へ、無料でとんかつを提供するという、優しさあふれる取り組みです。2018年5月に開始し、2021年11月現在、約3年半継続している活動になります。・無料食堂を行うとんかつ店に「贅沢だ」と非難の声店の切り返しに「素晴らしい!」・貧困でご飯を食べられない人に無料食堂をしていたら…悪意ある注文に怒りの声無料食堂を3年半続けている中で、いたずらや、善意を逆手に悪用されることもあったといいます。しかしそれでも、さまざまな事情に悩む人に、とんかつを提供し続けてきた、まるかつの金子友則店長。2021年11月3日、Twitterに投稿されたエピソードが、話題となりました。ある日、金子店長は、財布をなくしてしまった長距離ドライバーさんへ、無料でとんかつを提供しました。すると後日、別のドライバーさんが「仲間が助けられたお礼に」と、家族で来店してくれたとのことです。財布をなくした長距離トラックのドライバーさんが無料食堂を利用されたと知って、別のドライバーさんが「仲間が助けられたお礼に」とご家族で食事にきてくださったり、結局当店も助けていただいているからこそ続けていけます。ありがとうございます。もし本当にお困りの方は遠慮なくご利用ください。 pic.twitter.com/1dN9RDtdeB — とんかつ店まるかつ奈良本店・生駒店 (@marukatsunara) November 3, 2021 優しさの連鎖がおき、「結局は当店も助けていただいている」と語る金子店長。『情けは人の為ならず』という言葉を、体現しているかのようなエピソードに、多くの『いいね』と、賞賛のコメントがあふれました。・人情には人情が返ってきた。『徳』の因果応報ですね!・素敵な話ですね。お店と人が優しさでつながっています!・奈良には、こんなに素晴らしいお店がある。世の中助け合い。無料食堂があるおかげで、救われている子供や大人、家族は多くいるはずです。そしてその善意は、めぐりめぐって、お店に返ってくることでしょう!素敵なエピソードに多くの人の心が温まりました。[文・構成/grape編集部]
2021年11月05日YouTubeチャンネル『なーすけFitness』を運営している、なーすけ(@Naasuke_fit)さん。肉体の美しさを競うコンテストへの出場経験があり、大会に向けたボディメイクの様子などを公開しています。ジムで体験したエピソードをTwitterに投稿し、12万件以上の『いいね』が集まりました。※写真はイメージある日、見知らぬ男性から、スマートフォン(以下、スマホ)の画面を急に見せられた、なーすけさん。画面には、このようなメッセージが表示されていたといいます。「耳に障害あるけど動画見てます」なーすけさんは、すべてのYouTube動画にテロップを付けて配信しています。男性は、動画の視聴者であることを伝えてくれたのですね。これを見た、なーすけさんは「泣きそうになった」とつづり、その時の思いを記しています。「これからの動画も全部フルテロップにする。僕の生きがいはこれだ」今日ジムで男の人に、急にスマホの画面を見せられて、なんだろうって思ったら、耳に障害があるけど動画見てますって文字に起こしてあって、泣きそうになった。これからの動画も全部フルテロップにする。僕の生きがいはこれだ。— なーすけ@筋トレ (@Naasuke_fit) October 15, 2021 なーすけさんは、今回の出来事を通して、今後、制作する動画についての決意を新たにしたようです。投稿を見た人からは、さまざまな声が寄せられました。・素敵な話!応援しています。・私も耳が聞こえません。フルテロップにするのは大変だと思いますが、助かっています!・なーすけさんの心づかいが、嬉しいです。・なーすけさんに気持ちを伝えてくれた人も、ありがとう。「1本1本の動画を丁寧に作りたい」と考え、テロップを付け続けてきた、なーすけさん。その想いが誰かに届いていたことを、意外な形で実感しました。なーすけさんの気持ちを思うと、胸に迫るものがありますね。これからも、多くの人が楽しめるコンテンツを広めてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年10月21日2021年10月現在、ウェブメディア『grape』では、エッセイコンテスト『grape Award 2021』を開催しています。今年の作品募集テーマは、コロナ禍によりこれまでと変わった生活スタイルが続くなか、『身の周りであった心温まるエピソード』や、『心が癒されるような体験談』です。『grape Award 2021』心に響くエッセイを募集!10月31日(日)まで今回は、昨年の受賞作品の中から『優しき山バア』をご紹介します。今から三十年以上前のこと。私が通っていた小学校から、少し坂を下った途中に一軒の駄菓子店があった。無口なお婆さんが一人で切り盛りしている店だった。「オバちゃん、コレちょうだい」「…二十円」小学生相手に、至って愛想は悪く、いつも店の奥に鎮座して、駄菓子の値段だけを呟き続けていた。動かざること山の如し。当時、そんな言葉はもちろん知らなかったが、私たちは密かに「山バア」と呼んでいた。ある日のこと。私は友達四人と、いつものように駄菓子を物色していた。すると、一人の子が、「このガム、お揃いで買おう」と言い出した。価格、五十円也。他の子が同調する中、私は手の平にある全財産を見つめ、勇気を出して言った。「三十円しかないねん」とワタシ。「ほな、家戻って取ってくる?」とトモダチ。女手一つで働く母に、二十円の「追加融資」を言い出す気にはなれず、私は、その場で立ちすくんでいた。気まずく思ったのか、友達も次々と店の外に出て、おしゃべりを始めた。私はただ一人、店の天井に飾られた風船を無意味に眺めていた。すると、山が動いた。いや、正確には、山バアの口が動いた。「裏にあるラムネ瓶の箱、持ってきて」どう見ても、店には私しかいない。山バアが、駄菓子の値段以外の日本語を発していることに驚きつつ、私は頷いて、店の裏へ行った。訝しげな友達を横目に、十数本の空のラムネ瓶が入った箱を、やっとの思いで店の中へ運び込んだ。「ココ、置いときます」こわごわ報告した私に、手招きをする山バア。「これで手ぇ拭き」そう言って、山バアから渡されたタオルの上には、十円玉が二枚、のっていた。戸惑う私の顔を見ながら、「手伝い賃や」と短く呟く山バア。「でも…」と言いかけると、彼女は、そっと私のポケットに、その二十円を入れた。結局、戻ってきた友達の話題は、「お揃いのガムを買う話」から、「明日の給食」へと変わっていた。帰りがけ、ふと店のほうを振り返った私は、思わず、「あっ」と声を上げた。さっき私が店に運んだラムネ瓶の箱を、腰を屈めた山バアが、店の裏へ戻していたのだ。申し訳なさと有難さが心の中でぐるぐると交差する中、私は帰り道の坂を下りて行った。最近、こんなことを教わった。「優しいという字はニンベンに『憂う』と書く。人の憂いに気付く人を優しい人と言うのではないか」と。三十数年前のあの日、小学生の小さな憂いに気付いてくれた山バアは、本当の優しさを教えてくれた、最初の大人かもしれない。grape Award 2020 応募作品テーマ:『心に響くエッセイ』タイトル:『優しき山バア』作者名:安部 飯駄(アベ パンダ)エッセイコンテスト『grape Award 2021』開催中!2017年から続く、一般公募による記事コンテスト『grape Award』。第5回目となる2021年は、『身の周りであった心温まるエピソード』や、『心が癒されるような体験談』をテーマに作品を募集しています。今回も、みなさんにとって「誰かに伝えたい」と思う素敵なエピソードをお待ちしております。『grape Award 2021』詳細はこちら[構成/grape編集部]
2021年10月19日日本は、接客業のホスピタリティが高いといわれています。誠意ある対応を受けると気分よく買い物をすることができ、その店を今後も利用したくなりますよね。みれ(@mire_jp)さんが描いたのは、携帯ショップで働く女性の物語。窓口で携帯電話の販売や修理の受付、機種変更の相談などを担当している彼女は、客からクレームを受けたことで、ある疑問を抱くようになりました。『誠意』って、一体なんなのだろう。『誠意』について自分なりに考える話おじいさんが再度、機種変更を依頼した理由は…女性が出した『誠意』の答えは?来店した老夫婦が告げた言葉『誠意』について自分なりに考える話 (8/8)完最後までお読みいただき有難うございました #コルクラボマンガ専科 #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/iQP4PHWu7V — みれマンガを描く人 (@mire_jp) October 13, 2021 売り上げの伸びがかんばしくない女性は、強い口調で先輩から怒られたばかり。もしここでおじいさんの機種変更に対応すれば、成績は伸びたことでしょう。しかし、女性はおじいさんにこういったのです。「お孫さんの写真を見たいなら、機種変更はしないほうがいいですよ」…と。続いて、スマホの使い方がよく分からないというおじいさんのため、設定変更を行うなど、親身になって接したのです。それは彼女なりの、客に対する『誠意』の表れ。客が求めていることをしっかりとくみ取り、真心を込めて対応しました。利益だけを追求せず、自ら「本当の誠意とは何か」という答えを導き出した女性の姿は、理想の接客といえるでしょう。みれさんの漫画は、接客業に限らず、働いている人の心にしみわたりました。・販売業をしていたので共感の嵐。温かいオチでよかったー!・利益を優先して、人として大切なことを見失ってしまう社会は悲しいよね。・泣いてしまった。お客様に喜んでもらえると「頑張ろう!」って気持ちになれる。確かに商売をしている以上、利益は大事です。しかし、相手を思いやる心があってこそ、次のチャンスにつながるのではないでしょうか。みれさんの漫画を通して、多くの人が「人と接しながら仕事をする上で、大切なこととは何か」について考えさせられたようです。[文・構成/grape編集部]
2021年10月18日『遠くの親戚より近くの他人』という、ことわざがありますよね。漫画家のカメントツ(@Computerozi)さんは昔、このことわざの意味を身にしみて感じる出来事がありました。今でこそ漫画家として引っ張りだこですが、漫画家志望の時は資料や画材、作画用のパソコンにお金を注ぎ込み、家計は火の車状態。毎食冷凍うどんのみの生活で、「もう、ヤバい!」と、ふらふらになっていた時、近所で飲食店を開いていた店主が現れ、カメントツさんにいいました。「食いに来い!」ちょっと漫画家志望者だった頃の話を聞いて欲しい…当時ハチャメチャに貧乏で貯金84円しかなくて、バイト代が入っても資料や画材や作画用のパソコンに全ぶっ込みして毎食冷凍うどんをのみ食べていました。そんな状況をみかねた近所の定食屋のオヤジさんが「食いに来い!」って言ってくれたんです。— カメントツ (@Computerozi) October 2, 2021 カメントツさんは日々の暮らしがやっとで、貯金も84円しかありませんでした。カメントツさんの「食べたいのは、やまやまだけど…」という気持ちを、店主はすべてお見通しだったのか、こう続けます。「いつでもタダ飯食いに来ていいぞ」※写真はイメージそのオヤジさんは「いつでもタダ飯食いに来ていいぞ」って言ってくれたんです。レバニラ定食大盛り。さすがに悪いと思って連日行ったりはしなかったけど、フラフラでもうやばい!ってなった時に行ける場所があるのは本当に心の支えになったし、物理的に胃袋も支えてくれてた。本当にお世話になった。— カメントツ (@Computerozi) October 2, 2021 全力で甘えるのは気が引けていたカメントツさんですが、本当にピンチの時は、店主の優しさが詰まったレバニラ定食を食べさせてもらったそうです。きっと店主は、カメントツさんが店に顔を出すたびに、「いらっしゃい!」「待ってたよ、腹いっぱい食べな!」と笑顔で出迎えていたことでしょう。いつでも支えてくれる人と場所があることに、カメントツさんは心から感謝していました。そして月日が経ち、夢を叶えたカメントツさんは…夢を叶えて、漫画家になったカメントツさんは、レバニラ定食を食べに店主の元へ行きます。昔と違うのは、カメントツさんが代金をもっていることです。その後無事に漫画で飯が食えるようになって代金を支払った時、本当に涙出るかと思った。オヤジさんはリアルに泣いてた。漫画家になって雑誌に載ったり単行本が出たりグッズ化したり色々嬉しい事が沢山あったけどレバニラ定食大盛りの代金を払えた瞬間が自分にとっての漫画家の第一歩だったと思う。— カメントツ (@Computerozi) October 2, 2021 カメントツさんがレバニラ定食の代金を払うと、店主は涙を流していたそうです。貧しくてろくに食べられていなかったカメントツさんが、漫画家の夢を叶えたのですから、感極まったのでしょう。店主の懐の深さとカメントツさんの真摯な対応に、たくさんのコメントが寄せられました。・読んでて涙が出ちゃいました。どれほど心の中の温かい支えになったことか…。・オヤジさんの心意気が素晴らしい。・あったかいなぁ…あったかいなぁ…。店主の善意にカメントツさんが支えられたように、誰かが見せたさりげない優しさに救われる人は、きっとたくさんいるでしょう。自分の身の回りで困っている人がいる時に、手を差し伸べられたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年10月12日『おじいちゃん・おばあちゃんち』は、多くの人にとって、自分をとことん甘やかしてくれる、魅力的な場所だったのではないでしょうか。大人になってから、昔の優しい記憶をふと思い出し、ノスタルジックな気持ちになる人もいるでしょう。仲曽良ハミ(nakasorahami8330)さんは、そんな誰もが「懐かしい」と感じてしまうような、思い出にまつわる作品を描いている漫画家です。2021年9月20日、敬老の日に、仲曽良さんがInstagramに投稿した『じいちゃんとばあちゃん』という漫画を紹介します。『じいちゃんとばあちゃん』ある日、男の子が祖父母の家に1人で遊びにやってきます。時間を持て余した男の子に、おじいちゃんが「一緒にやろう」と碁盤を持ってきました。しかし、囲碁のルールが分からずに、碁石をおはじきのようにして、マイルールで遊んでしまう男の子。それでもおじいちゃんは、どんなに意味不明なルールでも、笑ってそれに付き合ってくれるのでした。【ネットの声】・優しいおじいちゃんとおばあちゃん。なんだか泣ける…。・おじいちゃんおばあちゃんの家って楽しかったなぁ。・こうやって子供は将棋とか碁を覚えるんだなぁって感心してたら…。そっちかーい!多くの人が、「あの時間、楽しかったな」と共感したようです。自由な発想を持つ子供と、無条件に優しいおじちゃん、おばあちゃんのやり取りに心が温まりますね。[文・構成/grape編集部]
2021年09月27日横断歩道を利用する際は、周囲をよく確認して注意しながら渡るように、大人から教わった子供は多いでしょう。歩行者の安全を確保し、事故を未然に防ぐためですが、運転をする側にとっても、マナーを守った行動を目にするのは気持ちがいいものです。5歳と3歳の姉妹を育てる、チッチママ(chicchi.diary)さん。親子で、信号のない横断歩道を渡ろうとした時のことです。車をとめてくれた運転手に対し、チッチママさんが軽く会釈をすると…。姉妹は、運転手をジッと見つめながら、大きな声で「ありがとうございました!」とお礼をいいました。全力の声かけに、チッチママさんはちょっぴりビックリしてしまったようです。エピソードに対し、読者からはさまざまな感想が寄せられています。・朝からキュンとした。2人ともかわいすぎる。・こんな風に感謝されたら、運転手も嬉しいだろうなあ。・素敵な話をありがとうございます。見ていて気持ちがよいですね。子供たちは、チッチママさんが会釈をする姿を見て「自分たちもお礼を伝えたい」と考えたのかもしれません。姉妹のほほ笑ましい行動は、多くの人の心を温かくしました。[文・構成/grape編集部]
2021年09月20日2021年9月現在、妊娠中の、まあ(@ma20190101)さん。ある日、スーパーマーケットへ行くと、見知らぬおばあさんからこう声をかけられたといいます。「妊婦さん?手、アルコール消毒するから、お腹をなでさせてもらえない?」「急に話しかけてごめんね」といいながら、申し訳なさそうにする、おばあさん。まあさんは、近くに店員や警備員などがいるのを確認し、自衛できる状況を把握したうえで「いいですよ」と答えました。お腹をそうっとなでながら、おばあさんは…。「不安だと思うけど、こんなご時世乗り越えるくらい、きっと強くて元気な子が産まれるよ!無理せず頑張ってね。ありがとうね」※写真はイメージさっきスーパーで知らんおばあさんに「妊婦さん?手アルコール消毒するからお腹撫でさせて貰えない?」って声かけられた。どうぞ〜って答えたら「不安だと思うけど、こんなご時世乗り越えるくらいきっと強くて元気な子が産まれるよ!無理せず頑張ってね!ありがとうね」って言われて泣いた好き— まあ❁歳の差嫁初マタ28w (@ma20190101) September 7, 2021 おばあさんの優しい声かけに、まあさんは感動して涙が出たといいます。2020年から流行している、新型コロナウイルス感染症の影響により、世界中で人との接触が極力避けられるようになりました。出産を控えた妊婦の中には、先の見えない状況に不安を抱く人もいるでしょう。まあさんは、おばあさんの「強くて元気な子が産まれるよ」という言葉に、勇気付けられたに違いありません。【ネットの声】・素敵。優しい世界だなあ。・品のある素敵なおばあさんだね。自分もそんな人になりたい。・しっかりとアルコール消毒までしてくれる気遣いに、心が温かくなった。妊婦である、まあさんの不安を察し、気遣いを忘れない振る舞いをした、おばあさん。ギスギスとしやすい世の中だからこそ、こんな風に人の温かさに触れる機会は、心に残るものです。優しさの輪を広げていけたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年09月15日気になる男性と仲良くなるには、たくさん会話をするのが大事です。しかし、会話のなかでどうでもいい話ばかりをすると、彼から敬遠される可能性があります。そこで今回は、男性が「どうでもいいな…」と思う女性の話をご紹介します。■ 彼が知らない人について話す共通の知人ではなく、全くの見ず知らずの人の話をされても、なかなか話には入り込めないところがあります。その人のすごくおもしろい出来事であったり、驚きが起こるような話であればいいのかもしれません。しかし、そういった要素も一切ないのなら、話を聞くのはめんどくさいと感じるでしょう。「なんでこの話を俺にしたんだろう」と不思議がられたり、嫌がられたりする可能性があります。「会話を盛り上げたい」という気持ちがあるのなら、お互いの共通項を意識するのは大事なポイントですよ。■ うわさ話をする男性は、うわさ話やゴシップ話にあまり関心がない傾向があります。多少であれば盛り上がったりもするかもしれませんが、興味のある人の話でなければ、どうでもいいと感じることもあるでしょう。また、いつもうわさ話ばかりをしている女性には、男性はあまりいい印象は持てません。「どこで何を言われているかわかったものじゃない」などと思われたりもするので、信用もしてもらえなくなってしまいますよ。■ 一日に起こったことを最初から話す気になっている男性とは、少しでも長く話していたいという気持ちにもなるでしょう。だからといって、その日にあった出来事をダラダラと全て話したりするのは、さすがにNG行為。聞かされる男性からすると苦痛でしかないので、あなたと会話をすることが嫌になってしまう危険性もあります。自分の欲望を満たすだけではなく、聞く側の気持ちも考えるようにしないと、「話していて楽しい女性」とは思ってもらえないですよ。■ 昨日観たテレビや動画の話一緒に観ておもしろかったテレビや動画など、2人が知っているものに対する話であるのならまだわかります。そうではなく、全く興味も関心もないテレビや動画の話を長々と聞かされても、何も頭には入ってこないのではないでしょうか。自分がおもしろいと感じていても、必ずしも相手もそう感じるとは限りません。一方的に話し続けたりすると、間違いなくめんどくさいと思われる可能性が高いですよ。■ 相手の立場になって考えよう男性のなかには、目的のない会話を避ける人もいます。どうでもいい話をダラダラと続けるのは、仲のいい友達同士なら問題ないでしょう。しかし、男性には煙たがられる可能性があるので、注意した方がいいかもしれませんよ。(山田周平/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年09月05日3児の母親である月見(@tmakh1991)さんは、小学1年生の長女からある日突然、こんな要望を受けました。「給食で出た、ひじきのりが食べたい!」ひじきのりとは、タカ食品工業が製造する、のりとひじきを合わせた佃煮のこと。どうやら長女は学校の給食で初めて口にし、あまりのおいしさに驚いたようです。月見さんはひじきのりについてネットで検索し、タカ食品工業のウェブサイトで注文することに。なぜなら、およそ1週間後は長女の誕生日!月見さんは誕生日プレゼントも兼ねて、ひじきのりを長女にあげようと思ったのです。しかし、残念なことに最速の発送予定日として記載された日程は、長女の誕生日の数日後…。そこで月見さんは、注文の際に記入できる備考欄に、注文に至った経緯や「娘の誕生日までに間に合うと大変嬉しいです」と、『ダメ元』でつづることにしました。その数日後、まさかの展開に!ウェブサイトに記載されていた最速発送日は、2021年9月8日だったといいます。しかし、驚くべきことに同月2日に注文した品物が届いたのです!娘さんの誕生日は同月5日のため、十分間に合っています。さらに月見さんを驚かせたのは、同封されていたタカ食品工業からの手紙の内容でした。お誕生日おめでとうございます。小学校での給食で、私たちの佃煮を気に入ってくれてありがとうございます。スタッフみんなでメッセージを読ませてもらいました。学校の給食で出てきそうなサンプルを贈ったので食べてみてください。好きな味があると嬉しいです。身体に気を付けて、よい1年をお過ごしください。最速の発送が9月8日って書いてて「あぁ…誕生日には間に合わないか…」と思いつつ、ダメ元で「長女が給食でひじきのりを食べて衝撃を受けたようで(中略)9月5日が誕生日なのでその日に間に合えば大変嬉しいです…!」的な備考を付けて購入。そしたら昨日発送メール来て今日届いた…しかもマジ見て!!!!!! pic.twitter.com/yl5REGe6YF — 月見☺️6y4y2yママ♡ (@tmakh1991) September 2, 2021 なんと、長女の誕生日に間に合うように手配してくれただけでなく、誕生日のお祝いメッセージも同封していたのです!『神対応』という言葉がふさわしいタカ食品工業に、思わず涙目になってしまったという月見さん。長女の誕生日になったら、オモチャのプレゼントと一緒に、ラッピングしたひじきのりを渡す予定だといいます。大喜びするに違いありませんね!一連のエピソードはTwitterで拡散され、「素晴らしい対応!」「感動した」と話題に。その後、なんとタカ食品工業のウェブサイトにアクセスが集中し、サーバーダウンを起こす事態になりました。きっと投稿を見て多くの人が、タカ食品工業の神対応に心打たれたり、「ひじきのりを食べてみたい」と思ったりしたのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年09月04日「これ、どこにでもあるレシートに見えるでしょ?」そんな一文とともに1枚の写真を投稿した、3児の父親である、いれぶん(@eleven_s_s)さん。投稿された写真には、コンビニエンスストア『ローソン』での購入履歴が記載された、ごく普通のレシートが写っています。このレシートのエピソードに多くの人が心打たれ、24万件を超える『いいね』が寄せられました。いれぶんさんが『世界一優しいレシート』と称した理由がこちらです。「これは家事で疲れ気味の母親を喜ばせたくて、娘が自分のお小遣いを使ってこっそりと買い物をした、世界で一番優しいレシートなんです」これ、どこにでもあるレシートに見えるでしょ?…実は違うんです。これは家事で疲れ気味のママを喜ばせたくて、娘が自分のお小遣いで一人こっそりコンビニで買い物をした、世界で一番優しいレシートなんです…。 pic.twitter.com/wob3PJWYaL — いれぶん (@eleven_s_s) August 31, 2021 10歳になる末っ子の娘さんは、子供ながらに母親が疲れているのを察したのでしょう。家事は夫であるいれぶんさんと分業していますが、どうしても疲れは出てしまうもの。いつも母親を見ているからこそ、娘さんはちょっとした変化に気付いたのかもしれません。娘さんは母親を元気付けようと、コンビニでお菓子『ビスコ』とシュークリームをこっそり購入。手紙を添えて、母親にプレゼントしたのです。ママへいつもお仕事や家事などいろいろおつかれさま。こんなわがままの私だけど、いつもありがとう。私からほんとに少ない物だけど、少しでも休んでもらえたらと思います。これからもよろしく。れいぞうこの中を見てみて!ママのとかいてあるデザートは、私からママへだよ。大好き!!手紙からは、母親への感謝の気持ちや愛が伝わってきます。『世界一優しいレシート』と親子愛のエピソードは拡散され、多くの人から「なんて素敵な話」「娘さんの思いやりに泣いた」といった声が寄せられました。娘さんからの愛が詰まった甘いお菓子は、一生忘れられないほどおいしかったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年09月02日