36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに妹のまりさんと一緒に歯列矯正をすることに。矯正器具を装着したことで口元に厚みが出てしまい、ゴリラのような見た目になってしまったというまりさん。かなさんは見た目にこそ変化はなかったものの、器具による痛みに悩まされていて……。★前の話歯列矯正の救世主はワックス!?初めて矯正器具を装着したかなさんは、口の中にできた傷による痛みに悩まされていました。頬の内側に切り傷のような横一直線の傷ができてしまったのだとか。傷だけではなく、ワイヤーエンドという奥歯のブラケットにワイヤーを通した後に出るワイヤー端っこが口の中の粘膜が引っかかってしまうことも。しかし、そんな悩みを解決する救世主が現れたのです。私がもらった矯正用ワックスは、矯正器具のワイヤーやブラケットという留め具に直接付けて口の中を守る保護剤です。ワックスは小さくちぎって丸めて使うのですが、痛くなってから使うのではなくて、矯正器具を装着したと同時に使い始めるのが正解でした。口の中にできてしまった傷の痛みは、矯正用ワックスでは軽減されず……。矯正器具とワックスを装着して1カ月くらいすると、口の中の粘膜も回復して傷がほとんどなくなり、固形物も食べられるようになりました。でも、口を動かすと痛いので私はワックスをつけたままで食事をしていたんですが……そうするとワックスが器具にがっちりとくっついてしまい、外そうとしてもなかなか外れない状態になってしまうのです。歯磨きをするときはワックスを外さないといけないのですが、面倒くさいので装着したまま歯磨きをすると歯ブラシにワックスがくっついてゴワゴワに! 私は当時、1週間で5本もの歯ブラシをダメにしてしまいました。--------------矯正器具の上から装着して、口の中への刺激を少なくしてくれるのがワックスの役割なんですね。器具を装着すると同時に使い始めないと意味はない……何事も最初が肝心ということなのですね!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/古川雄亮先生国立大学歯学部卒業後、歯学府博士課程において歯のエナメル質形成に関わる遺伝子研究をおこないつつ、バングラデシュなどのアジア諸国で口腔衛生に関連した国際歯科研究に従事。その他、スウェーデンのイエテボリー大学での研修を修了。大学病院の医員を経験した後、南米のボリビアにおいてボランティア団体の力を借り外来・訪問歯科診療に参加。 2019年にNature系の雑誌に研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」が公開。現在は歯科臨床に従事する傍ら、多くの企業からの依頼で、セミナーや学会取材、医療関連記事の監修・執筆、歯科医師国家試験模擬試験の校閲など、さまざまな分野で活動している。【古川先生からのアドバイス】矯正用ワックスを装着しながら飲食ができるのであればそれでも良いですが、歯磨きのときは磨き残しの部位が出る可能性が高く、一度外したほうが良いでしょう。著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年07月17日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに妹のまりさんと一緒に歯列矯正をすることに。矯正前の治療を終え、ついに矯正器具を装着! まりさんから痛みは抜歯よりもマシだと聞いていたのに、予想をはるかに越える激痛にかなさんは絶望的な気分に。一方、まりさんは見た目の変化に悩まされて……。★前の話私ってこんなにゴリラっぽかった?念願の歯列矯正治療が始まり、矯正器具を装着したかなさんを襲ったのは猛烈な痛みでした。器具の一部が口の中の粘膜に引っかかり、口の中がズタズタの状態になってしまったのです。家に帰ったかなさんは抜歯よりも器具をつけたほうが痛い! とまりさんに報告したのですが、どうやらまりさんはそれどころじゃない様子。まりさんの顔をよく見ると、なんだか口元がモリッとしているではありませんか!矯正器具を装着し、ようやく始まった歯列矯正の治療。私は矯正器具のせいでまともに口を開くことすらできなくなり、1mmでも口を開けようものなら激痛が襲う日々に……。まりから「痛みのピークは抜歯」と聞いていただけに、この痛みは耐え難く……まりのうそつき! なんて思ったりしてしまいました(笑)。そしてまりは元々出っ歯なので口元が前に出ている感じはあったのですが、矯正器具であるブラケットを装着することで、器具の分だけ口元に厚みが増してしまっていました。ブラケットでいつも以上に口元がモリッとして、ゴリラ感が増したような……。まりはかなり気になっていたようで、見た目を指摘すると「気にしているから言うのやめて!」と言い返されました。矯正器具を装着した最初の1カ月間は、まりは口元のゴリラに、私は口の中の傷に悩まされました。--------------初めての矯正器具に対して、かなさんが口の中に激痛を感じているときに、見た目の変化に悩まされていたまりさん。どちらも実際に経験してみないとわからないことですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年07月14日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年4月スタートのテレビドラマ『ラストマン』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。まさにエンターテインメントの醍醐味そのものの、極上の喜怒哀楽がぎっしり詰まった最終話だった。若い刑事の命が助かったことに喜び、41年前に幸せな家族を引き裂いた男の暴虐に怒り、思わぬラストで笑ってしまった。だが最終話にこのドラマを名作にしたのは、やはり喜怒哀楽の『哀』。親が子を思う深い愛が41年もの間、真実を霧のように覆い隠した哀しみだった。これは全盲の男が国境、障がい、組織、あらゆる境界線を軽々と越える物語であり、同時に失われた父と息子二人が、断絶した絆を遠い記憶と縁を辿りながら結び直す物語だったのだ。アメリカから警視庁の日米交換留学でやってきたのは、全盲のFBI捜査官・皆実広見(福山雅治)だった。皆実はアテンド役の護道心太朗(大泉洋)をバディとして、捜査一課の難事件に次々と挑んでいく。しかし皆実が日本にやってきて、心太朗をバディに指名した本当の理由は、自分が失明するきっかけになった41年前の強盗殺人事件の真実を知るためだった。二人は捜査を進めるが、関係者が殺害され、ともに事件を追っていた心太朗の甥の泉(永瀬廉)が刺され、不穏な動きが襲いかかる。ここまでにも、ドラマの中で絶妙な『点』があちこちに置かれていた。心太朗の父・鎌田國士(津田健次郎)は冤罪ではないか、皆実と心太朗は実は血縁ではないか、冤罪には心太朗の養父・護道清二(寺尾聰)が関わっているのではないか。それらの結果はどれも私たち視聴者の『予想通り』ではあったけれども、その深層にあった因果ははるかに予想を超えていた。しかし思えば、ドラマが始まってからずっと一話完結のエピソードの中で、それらの芽はあったように思う。冤罪とメディアを描く2話(女性連続殺人)、罪と失うもののバランスを問う3話(俳優殺人)。料理や食がどれだけ人生の反映であるかの5話(インフルエンサー殺人)、親は子のためにどんな犠牲をも負うと描く6話(別荘立てこもり)、そして男女の真実は傍目には分からないと描いた7話(後妻業殺人)。そして幾つかの事件が、一見組織的な犯罪や政治的な主張の動機に見えて、実はもっと人の身体に近い情動的な動機で起きたものだという描き方も、どれも41年前の『はじまりの事件』の反影のようだ。41年前の真実を描き出したラスト30分余は、まるで映画1本分のような濃密さだった。息子たちの為に自らの人生をなげうつ鎌田國士の悲哀を演じた津田健次郎も、運命に翻弄される薄幸の女を演じた相武紗季も、悪辣な男を振り切って演じた要潤も、大義と正義の間で苦悩する若き日の護道清二を演じた奥野瑛太も、がっぷり四つの見事な演技だった。刑事として背中を追い続けた父を逮捕することが、その教育と愛情に報いる最上の方法に決着する清二と心太朗、そして清二と京吾(上川隆也)の父と子のありようが切なくつらい。40年近く、幼い心太朗が作った肩たたき券を大切に持っていたというエピソードが、護道清二という人物に苦く複雑な味わいを残している。そして自らは死の際にありながら、既に中年といっていい年齢の息子を「腹が減っていないか」と案ずる鎌田國士の言葉が圧巻だ。どんなに親子のありようが複雑にねじれ、ぼろぼろになろうとも、我が子が空腹ならばきちんと食べさせたいと思う親の願い以上に正しいものはないだろう。親として根源的なその問いかけに、私たちは幸せに生きてきましたと、子として根源的な言葉で皆実が応じることで、哀しい父と兄弟の物語は、深い悲しみと淡い幸福で幕を閉じた。張り詰めた最終話の中でも、皆実の人たらしと振り回される心太朗の魅力は健在で、中でも捜査に来た料亭に芸者を呼んで、楽しそうに踊る皆実と呆れつつキレキレの突っ込みを入れる心太朗の場面は、福山雅治・大泉洋ならではの楽しさだった。芸者と遊んでも少しも下品にならず愛おしい福山雅治と、思わず尻文字に合わせて首を振りつつも矢継ぎ早に突っ込む大泉洋の可笑しさに、本当にこの二人のバディを見られた三ヶ月、楽しかったと感慨深かった。吾妻(今田美桜)への想いが空振り中だった泉は、ようやく二人の食事にこぎつける。しかしどうやらまだデートではないようで、それでも半歩、確かに前進。佐久良(吉田羊)と心太朗は、互いに素直になれないが「私が好きな護道心太朗はそんなふぬけじゃない!」、佐久良の叱咤は『好きだった』の過去形じゃなくて現在形ということで、こちらも多分、半歩前進。そしてバディであり兄弟でもある二人は、互いの舌に残る肉じゃがの記憶で、幼すぎて覚えていない家族団らんの時間に想いを馳せる。母の味の肉じゃがを、赤子だったはずの弟は覚えていた。それが今は亡くなり、言葉も聞けない両親の幸福を信じる確かな手がかりとして残る。2話、盲目の兄が薄暗いホテルの部屋で肉じゃがを煮ていた時、偶然に弟が魚を持って訪ねてきた。それは、義父から釣った魚を持たされたからだった。幸せを信じる手がかりは、幾つかの偶然の連なりがもたらした。繰り返し連なり、重なり合うカノンの音色のように。それにしても、涙で湿った視聴者の頬を皆実の『ではまた来週』の一発で笑わせて乾かす最後のオチまでつくづく見事だった。今作恒例のラストにタイトルが出たあとの一言、最終回は先に皆実の言葉を撮り、対する心太朗の返答は別撮りで、大泉のアドリブだったとのこと。ものまね混じりのぼやきが、まさに大泉洋の真骨頂である。人たらしの男に散々振り回されつつも、尽きぬ親愛がにじみ出た、護道心太朗の言葉であり大泉洋本人の言葉でもある。いつもにこやかな皆実広見も人たらしだが、日々渋い顔でぼやきながら、それが愛おしい護道心太朗もまた、同じくらい人たらしだと思う。こんな素敵なバディを短期間で解散させてしまうなんて勿体ない。視聴者も思っているし、きっとデボラも、エージェントの彼女もそう思っているだろう。また会える日を楽しみにしている。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年06月27日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年4月スタートのテレビドラマ『ラストマン』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。ドラマの最終盤になって、改めて思う。もしも護道心太朗(大泉洋)が、警察官僚を代々輩出している名門の人間であることを強く意識していて、自身のキャリアにこだわっている男なら、皆実広見(福山雅治)にとっての「シンディー」たりえただろうか。皆実が、心太朗を命を預けるに足るバディだと確信したのはいつだろう。デボラ(木村多江)に心太朗の人となりを内偵してもらった時か、それとも蕎麦をすすっているときに不機嫌な『人材交流企画室室長』がやってきた時か、それとも爆弾犯を逮捕して初めて信頼の糸がつながった時か。護道泉(永瀬廉)に、心太朗の気持ちを考えて、「ひとりで41年前の事件を捜査します」と言った皆実の言葉に嘘はなかっただろうし、「あなたに私の目になって共に過去の事件を追ってほしい」と告げた言葉も本心だろう。遠い故郷で出会った、渋い顔ばかりしているバディを傷つけたくないという気持ちと、共に戦いたいという願いの間で、不屈の全盲の男もまた、迷ったのだと思う。警視庁の日米交換留学でやってきたのは、全盲のFBI捜査官・皆実広見だった。皆実は一匹狼の刑事・護道心太朗をバディに、捜査一課の難事件を解決していく。しかし皆実が日本に来た目的は、自身が失明するきっかけになった41年前の殺人事件を改めて調査するためだった。その殺人事件の犯人は、心太朗の実父である鎌田國士(津田健次郎)だった。『ラストマン-全盲の捜査官』(TBS系日曜21時)、物語は最終話だけを残してクライマックスである。殺人犯の息子という過去と向き合うことを拒んでいた心太朗が、皆実の説得でついに41年前の事件と再度向き合うことを決めた。泉と吾妻ゆうき(今田美桜)の助力も得て、皆実家を襲った強盗放火殺人を調べ始めた皆実と心太朗は、バブル期に皆実の父・誠(要潤)が犯罪まがいの地上げを行っていたこと、それに絡む土地の売却に大物政治家で、護道家の親戚でもある弓塚(石橋蓮司)が関わっていたことを知る。事件は決して調書通りのものではなく、何か隠蔽があるとバディが確信を深める中、当時を知る元ヤクザが口封じに殺害され、不穏な動きが心太朗たちに襲いかかる。今回、最終話に向けて次々と明かされる過去の人間関係は、まるでオセロで白黒が入れ替わるような面白さだった。思い出すのは、2話で皆実が母の味として作った肉じゃがを、心太朗は「懐かしい味だ」と言って食べていた場面である。過去に同じ料亭で働いていた皆実の母と、心太朗の父が同じ出汁の味を記憶に刻んでいたとしても不思議ではない。ここまでに一切語られない心太朗の実母の話も含め、まだ見えない点と線がある。そして、もしも鎌田國士が冤罪として無実の罪を着せられたのだとしたら、養子として警察官僚の名家に引き取られる息子は『詫び』であり、同時に冤罪を告発させない『人質』だったのではないか。次々と明らかになる人間関係の悲喜や機微を、福山雅治と大泉洋はそれぞれに絶妙な演技で受け止めている。大泉の、憮然としながら照れが伝わる様子、同じく憮然としていても怒りが伝わる表情。福山の、にこやかにしながらも、これは捜査用の仮面だと分かる笑顔と、仲間を得て心からくつろいでいる笑顔。今作の皆実広見と護道心太朗は、世間がそれぞれ二人に求めているイメージそのままの、いわゆる『鉄板』の役柄ではあるけれど、それに存分に応えながら、更に行間を魅せてくれる二人の演技に拍手を贈りたい。今回、捜査一課の中でも護道家の跡取りとしても『愛されキャラ』である泉が、捜査の中で刺されて瀕死という衝撃のシーンで終わる。心太朗にとっても、自分の出自を恥じながら生きてきた居場所のない人生の中で、甥っ子として泉が寄せてくれた親愛は、数少ない救いであったはずだ。それが最後に奪われるような残酷な結末にならないように願うばかりだ。より大きな正義のために小悪に目をつぶってきた護道清二(寺尾聰)と京吾(上川隆也)にも彼らなりの、正しいことを貫きたい泉にも泉なりの、そして過去の真実と向き合う皆実と心太朗にも二人なりの、それぞれ信じる正義がある。その正義がぶつかりあった後にどんな『ラスト』があるのか、最終話を心待ちにしている。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年06月21日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年4月スタートのテレビドラマ『ラストマン』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。ある程度生きていれば、誰しも触れてほしくない傷、ずっと隠しておきたいことの一つや二つある。誰かへの不義理だったり、忘れられない恨みだったり、それは加害かもしれない、被害かもしれない。隠しておきたいことを誰かが無理に暴こうとするとき、咄嗟に逃げるか、激しく怒るか。さらに、もしそれが簡単に縁の切れない信頼している誰かなら。アメリカから交換研修制度を利用して日本にやってきたのは、全盲のFBI捜査官・皆実広見(福山雅治)だった。皆実はアテンド担当の護道心太朗(大泉洋)を相棒に、盲目ながら高い能力で捜査一課の難事件をいくつも解決していく。当初は渋りながら皆実に同行していた心太朗との間にも、バディとして阿吽の呼吸が生まれつつある矢先、心太朗は皆実の来日の経緯と自分をアテンドに指名した理由を知ってしまう。それは、心太朗の実の父親・鎌田國士(津田健次郎)が起こした41年前の強盗放火殺人と深くかかわっていた。犯罪者の息子という過去を頑なに思い出したくない心太朗は皆実に失望し、バディの仲は断絶してしまう。そんな中、皆実と吾妻(今田美桜)はバスジャックの現場に居合わせることになり、皆実は犯人・清水拓海(京本大我)の銃で肩を撃ち抜かれて重傷を負う。バディはバラバラ、皆実は重傷、犯行現場のバスに乗り合わせたことすら知らせるすべがない。八方塞がりの中、バスジャック犯の奇妙な要求が明かされる。やはり今回は、互いに離れ、意思疎通の手段が限られた状態であっても、それぞれを信じて相手のために成すべきことを果たすバディのありように胸が熱くなった。血まみれのハンカチに書かれたシンディーという皆実だけが呼ぶ名、銃弾の数を伝えられれば必ず制圧してくれると信じる心太朗の奔走。共に、ある理由にすれ違いがあったとしても、互いの能力と犯罪に立ち向かう真摯さへの信頼は、既に揺るがないだけの積み重ねが二人にはあった。今回、ゲストとしてバスジャックの犯人を演じたのはアイドルグループ『SixTONES』の京本大我。名もない群衆から無責任に投げつけられた悪意で、仕事も家族も失った青年の絶望と狂気を哀しく演じきった。今作、ラストマンは3話の俳優殺人では不倫のイメージダウンより正当防衛の殺人を選ぶ展開、5話のインフルエンサー殺人事件では『SNSで力を得るために同業者を排除する』等、SNSや世論の評価と、刑事事件としての重大さのズレやねじれを問うエピソードが多く扱われている。今回は、同姓同名というだけでネットのデマで生活全てを破壊された青年の復讐劇である。しかしいざ真実の箱を開けてみたとき、特定の犯人は存在せず、ネットで無責任に石つぶてを投げた人々はどこまでも他人事で、何ともいえない空しい解決になった。これらはSNSと人の権利の関わりが整備されようとしている過渡期としての『いま』を捉えたストーリーの数々だと思うと興味深い。逮捕の瞬間、手錠をかけたのは永瀬廉演じる護道泉。犯人として手錠をかけられたのは京本大我。二人ともアイドルとしての存在感と、有望な若手俳優としての顔を持つ。『正しさや善』を体現する刑事が、『虚実の狭間で大衆の無責任な言葉に晒され傷つく存在』として犯人を捕らえるそのシーンは、ともにアイドルとしての側面を持つだけに、鋭く胸をつかれる瞬間だった。バスジャックの解決後、帰国する予定を目前に、皆実は再び心太朗に41年前の事件を共に追ってほしいと説得する。皆実の元妻・デボラ(木村多江)の話から、皆実が心太朗を求めたのは利用したいからではなく、同じ過酷な事件のサバイバー、同志として求めたのだと知った心太朗は過去に向きあう決意を固める。「結果、知らなければよかった現実を突きつけられるだけかもしれませんよ。皆実さんにとっても」噛みしめるように確かめる心太朗の言葉に思う。父が心底憎くて過去を封じたのではない、もしも父が悪人ではないと微かな希望を手にしたとして、その希望がもう一度砕かれるのが怖かったのかもしれないと。だが、どんな事実にも私たちは揺らがないという皆実の言葉が力強く響いた。それは、誰かが隠しているものだ。誰かが隠したいことは、返せば他の当事者にとって暴く価値のあるものだということだ。深く隠されているなら深いほどに。二人が開く重い扉の向こうには何が待っているだろうか。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年06月14日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに妹のまりさんと一緒に歯列矯正をすることに。矯正前の治療を終え、ついに矯正器具を装着! まりさんから痛みは抜歯よりもマシだと聞いていたかなさんでしたが……。★前の話抜歯よりも痛いやんけ!妹のまりさんはかなさんよりも2カ月先に矯正治療をスタートさせていました。治療についていたいのかどうかまりさんに聞いてみると「抜歯よりも痛くない」とのこと。その言葉を信じ、痛みは大丈夫だと思っていたかなさんでしたが、その言葉はまったく違っていたのです!私が装着したのは、ワイヤー型の矯正装置でした。歯の表面にブラケットというワイヤーを通す部品を取り付け、ワイヤーの両端をワイヤーエンドまで引っ張って固定します。ワイヤー型の矯正器具では、ワイヤーの弾性を利用して歯を矯正するのだそう。ワイヤーの引っ張る力を受け止めるのがワイヤーエンドの役目なので、まず歯が痛い! さらに奥歯に装着した器具のフックが口の粘膜という粘膜に引っかかる!その粘膜を引っ張るフックがなんと上下左右で4つも……。口を1mm開けるだけでも痛みが走るので、ストローをくわえるのさえ必死に。頬の内側には一直線になっている謎の傷もできてしまいました。まりは「痛みのピークは抜歯」と言っていたけどれ、この痛みが抜歯よりもしんどいものでした。思わずこの痛みが一生続くのかも……と絶望的な気持ちになっちゃいました。--------------ワイヤー型の矯正器具はこのような構造になっているんですね。ワイヤーエンドやフックなど聞くだけで痛そうです……。まりさんもこの痛みを経験されていると思いますが、痛みの感じ方は人それぞれということなのですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/古川雄亮先生国立大学歯学部卒業後、歯学府博士課程において歯のエナメル質形成に関わる遺伝子研究をおこないつつ、バングラデシュなどのアジア諸国で口腔衛生に関連した国際歯科研究に従事。その他、スウェーデンのイエテボリー大学での研修を修了。大学病院の医員を経験した後、南米のボリビアにおいてボランティア団体の力を借り外来・訪問歯科診療に参加。 2019年にNature系の雑誌に研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」が公開。現在は歯科臨床に従事する傍ら、多くの企業からの依頼で、セミナーや学会取材、医療関連記事の監修・執筆、歯科医師国家試験模擬試験の校閲など、さまざまな分野で活動している。★関連記事:★関連記事:「ボディコンみたいになってる!」ゆるっとワンピがいつの間にかまさかの! #アラフォー絵日記 43★関連記事:ミスは私の責任!? 先輩から理不尽に責められる私を助けてくれたのは #デブス女の修羅場 123★関連記事:横を向けばめちゃくちゃ出ている! 今まで歯列矯正をしなかった理由 #アラフォー双子の矯正日記 1著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年06月12日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに妹のまりさんと一緒に歯列矯正をすることに。矯正前に上下合わせて4本の抜歯が必要だと言われ、かかりつけの歯医者で抜歯をしたかなさん。矯正歯科のある病院に戻り、やっと治療を開始することになったのですが……。★前の話ついに治療スタート!2カ月間かけて抜歯を終え、やっと矯正治療を始められるようになったかなさん。「歯列矯正をしよう!」と決めてからすでに半年の月日がたっていました。妹のまりさんはかなさんよりも一歩先に治療を開始していました。そこで矯正器具をつけた際の痛みについて聞いてみることに。歯列矯正をしたいと思ってから半年後、ようやく矯正器具を装着することになりました!私は一部の前歯に神経がなかったため、先んじてブラケットという器具を装着してワイヤーでの矯正治療を受けていました。なのですでに治療が始まっていたようなものでしたが、やはり全部の歯に器具が付くとなると気分も違います。矯正治療の前日、まりに「痛い?」と聞いてみたら、「ビビり過ぎ! ピークは抜歯のとき! もうあれ以上の痛みはないよ!」と断言。偉そうな言い方に若干ムカつきましたが、まりの痛みは強くないという言葉を信じることに……。当日は事前にもらっていた薬を飲んで、矯正歯科に向かいました。器具の装着にかかった時間は2時間。その間、自分の口の中がどうなっているのか、何をどうされているかわからず、ただただ恐怖!しかし矯正器具がすべて付けられた自分の姿を見て、矯正治療が始まるというワクワクでいっぱいになりました。--------------いよいよ本格的な歯列矯正が始まりましたね! 矯正の先輩であるまりさんの「抜歯以上の痛みはない」という助言は心強いですが、矯正器具の違和感や痛みの強さなど気になることはたくさんあります。この先、かなさんの治療でトラブルが起こらないといいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。★関連記事:「おまたが熱い!?」無法地帯のVIOの毛をカットして知った衝撃の事実 # VIO脱毛とシミ取り 1★関連記事:「音がすごいと聞いたけど…」子宮の検査で入ったMRIの中で聞いたのは #子宮筋腫で開腹手術 12★関連記事:横を向けばめちゃくちゃ出ている! 今まで歯列矯正をしなかった理由 #アラフォー双子の矯正日記 1著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年06月10日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに妹のまりさんと一緒に歯列矯正をすることにしました。歯列矯正の前治療として、2カ月間かけて4本の抜歯を終えたかなさん。抜歯後は大きなトラブルもなかったかなさんですが、まさかのことに苦しめられたようで……!?★前の話抜歯後の落とし穴はまさかの!歯列矯正のために2カ月かけて4本の抜歯治療を受けたかなさん。初めは歯茎に痛みがあり、血餅(けっぺい)というかさぶたの役割をするものをはがさないよう食事はやわらかいものを食べるようにしていました。その後、歯茎も治り「何でも食べられる!」と思っていたのだそう。しかし、そんなかなさんをとあるものが苦しめてきたのでした。抜歯後、穴が開いてしまった歯茎は、まず血餅ができてそれがかさぶたになり4週間くらいかけて治ります。そして、完全に穴が埋まるには6カ月~1年くらいかかるのだそう。抜歯してすぐのときは硬いものやかみにくいものは食べないようにしていたのですが……まさかのものが食べにくかったのです!それは白米! やわらかいし、刺激的な味でもありませんが、とにかくつぶつぶとしているのがだめでした。私は抜歯後に雑炊やレトルトのおかゆを食べていました。すると、米粒が歯茎の穴に入り込み、それがすごい違和感に!他にも豆腐やヨーグルトなども食べたのですが、中でも一番食べやすかったのは、スープにしっかりと浸してやわらかくしたパンでした。--------------抜歯後、血餅ができなかった妹のまりさんと違って、ちゃんと血餅ができたかなさん。歯茎の穴は順調に治っていったようですが、食事の面で困りごとがあったのだそう。米粒のような細かいものが穴に入り込む違和感は想像しただけで気持ち悪いですし、入り込んだ米粒はなかなか取れなくて困りますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年06月09日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年4月スタートのテレビドラマ『ラストマン』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。下心と相手に尽くしたい気持ちは、グラデーションのように繋がっているのだろうけれども、自分自身の内面でも曖昧なものを、他人の真意となると到底分からない。全盲にして千里眼の男は直感でそれを見抜くけれども、私たち凡人にはそんなことは出来ないわけで、献身か打算か、最後は自分の受け取り方次第になるのだろうなと今回の『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系日曜21時)を見て思った。アメリカから警視庁の交換留学生としてやってきたのは全盲のFBI捜査官だった。その男・皆実広見(福山雅治)は、壮絶な過去を全く感じさせない人たらしの魅力と、高い捜査能力で案内役の刑事・護道心太朗(大泉洋)を相棒に、捜査一課の難事件を解決していく。後半に入った7話は、ビターな愛情のエピソードだった。埠頭から白骨化した遺体を積んだ車が引き上げられ、車のデータから遺体は行方不明の資産家の高齢男性・葛西征四郎(小林勝也)だと判明する。その高齢男性には40歳近く年の離れた美しい妻・亜理紗(岡本多緒)がおり、いわゆる『後妻業の女』として殺人の疑いが濃厚にかかっていた。しかし亜理紗に直接会って話をした皆実は、亜理紗に好意を抱き、呆れる心太朗や捜査一課の面々をよそに彼女は犯人ではないと断言する。今回、視聴者待望の皆実の離婚した妻、デボラジーン・ホンゴウが登場である。演じているのは木村多江。しなやかで風が通り抜けるように明朗だが、言動の端々に深い知性を感じさせる女性を好演している。印象的なのは、デボラが皆実に自身のグラスにワインを注ぐように音で催促するシーン。彼女にとって、皆実は庇護や介護の対象ではなく、何をどこまで出来るのかを知り尽くした、心許せる相手として接していると分かる場面だった。事件解決後のバーのシーン、皆実はデボラに「君は同情ではなく、愛情で私と結婚してくれました」と感謝をもって語りかける。この二人の信頼の間には、もう関係性の肩書きはいらないのだろう。それは同時に『同情でなくて愛情』、それが皆実広見という人物にとってどれだけ希有で大切なものだったか透けて見えるようで、少し切なかった。後妻業殺人として確定寸前だった事件は、皆実と心太朗の機転で、若い妻が老いた夫を深い愛情で守ろうとしていた真実が明かされる。自分を犠牲にしても老いた夫だけでも守りたかった妻と、若い妻の奔走が金目当ての打算だと思いながらも、妻をおいて逃げられなかった夫のすれ違いがほろ苦い。そんな事件のあと、佐久良(吉田羊)への想いを閉じ込めてきた心太朗の心境にもいささかの変化があったようである。一方で佐久良の部下として実績を積んできた馬目(松尾諭)もまた、キャリアの岐路で佐久良への想いを告げるべきか迷っている。未練や後悔や迷いが絡み合い、働き盛りで仕事に脂がのった世代の恋慕は、どうしても変化を前に動けずに立ち尽くす。だからこそしがらみのない若い世代の泉(永瀬廉)は、どさくさ感満載だとしてもちゃんと気持ちを伝えてくれよともどかしくなるけれども、それでもやはり永瀬廉のシャイな『揺れ』は魅力的だ。そして演技の繊細さとは対照的に、4話と今回で魅せた格闘シーンもまた、これから時代劇の殺陣や、もっと長いアクションで見てみたいと思うような華と切れ味だった。今回のラストで、ついに心太朗は皆実がこれまで語らなかった41年前の事件と自分達の関わりを知ってしまう。下心と打算しかないように見えた人間が、実は深い献身を捧げていたと明かされる事件の最後に、打算のない相棒だと信じていた相手には、そもそも下心があったのだと知る。薄暗がりに立ち尽くす心太朗、大泉洋の横顔には、静かな絶望と怒りが滲んでいる。だがしかし、皆実が逮捕された葛西征四郎と最後に対話した言葉がこれだった。「人が人を好きになるとき、そこに理屈なんかありません。年齢も性別も、人種も国籍も一切関係ない。どんな二人にも、愛情は生まれることがあります。そしてそれは、すべてが素晴らしいことです」これは皆実が葛西へ贈る言葉であると同時に、被害者家族である自分と加害者家族である心太朗も、きっと境界線を越えて理解しあえると心太朗に語りかけた言葉なのではないか。皆実のその真摯な想いが、心太朗に届くことを願っている。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年06月07日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに妹のまりさんと一緒に歯列矯正をすることにしました。歯列矯正の前治療として4本の抜歯をすることになったかなさん。2カ月間かけて4本すベての抜歯を終え、かなさんの歯の状態は……。★前の話抜歯、ラストスパート!上下2本ずつ、計4本の抜歯治療を受けることになったかなさん。これまでに3本の抜歯をおこないましたが、ドライソケットという抜歯した部分が乾いた状態になることもなく、順調に治療を進められていました。ついに最後となる4本目の抜歯日。抜歯後のかなさんは一体どんな状態になったのでしょうか?妹のまりも私と同じく4本の抜歯をおこないました。まりは私と違って1回の治療で2本ずつ抜歯することができたのですが、ドライソケットになってしまい抜歯後に骨を切ったりする治療を受けることになってしまいました。夜も眠れないほどの痛みでまりは大変だったのですが、私はドライソケットにはならずに済みました。これも先に抜歯を経験してくれていたまりのおかげで、いろいろと対策できたからだと思うのでまりには感謝!私たちが矯正治療をおこなう矯正歯科では抜歯ができなかったため、かかりつけの歯科で抜歯をしてもらいました。予定していた4本の抜歯が終わったのでかかりつけの歯医者での治療はこれで最後。次回からは矯正歯科での治療が始まります。私は神経のない歯が動くかどうかを確認するために、前歯の一部にブラケットという装置を付け、ワイヤーで矯正をおこなっていました。それに加えて抜歯で歯がない状態にもなっていたのでかなりマヌケな顔に。その状態で飲み会に行ったら「何それ!?」と驚かれることが何度かありました(笑)。--------------約2カ月かけて4本の抜歯を終えたかなさん。元々かかりつけだった歯医者だったものの、治療を重ねるごとにコンビネーションが良くなって、最後はベストパートナーに。治療だけではなく、医師と今までよりもさらに良い関係が築けたことも大きな収穫でしたね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年06月06日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに妹のまりさんと一緒に歯列矯正をすることにしました。歯列矯正の前治療として、かかりつけの歯科で4本の抜歯をすることになったかなさん。3本目の抜歯を迎え、治療にも大分慣れてきていたのですが……。★前の話自分の希望を伝えてみたら初めは2本ずつ抜歯する予定だったものの、1本目の抜歯に30分もかかってしまったかなさんは1本ずつ抜歯をすることに。2本目は1本目の時よりも短時間で抜歯が完了!そして、3本目の抜歯の日。麻酔の注射を打つと、意識が飛びそうになるくらいの痛みを感じてしまうというかなさん。注射の前に麻酔クリームを塗ってもらっていたので、そのことについて先生に自分の希望を伝えてみることにしました。私は過去に親知らずを抜いたとき、注射や抜歯への恐怖で気が遠くなり酸素マスクをつけてもらたことがありました。抜歯時はまず麻酔の注射を打つ場所の周辺に麻酔クリームを塗ってから、麻酔の注射を打ち、抜歯します。麻酔クリームとは表面麻酔のことで、塗ってからしばらくすると歯の周りの感覚が鈍くなって、注射を刺すときに痛みを感じにくくなるとのことでした。しかし私はクリームを塗ってもまだ痛みが強く、先生に「クリームをつけてから、何分くらい置いているんですか?」と聞いてみることにしました。すると、放置時間は3分程度とのこと。そこで思い切って「放置時間をもう少し長くしてもらえますか?」とお願いしてみたところ、時間を5分に変更してくれました。治療に対して意見を言うなんてウザイ患者だなと思うのですが、先生にやさしく聞き入れてもらえてホッとしました。そして、5分放置してから注射をしてもらったら……いつもより痛くない!それを伝えたところ、「痛くないように麻酔打ったからね!」と先生も注射で麻酔液を入れる際、ゆっくりと痛くないように入れてくれたみたいでした。先生は65歳で、大ベテラン! 「この年で抜歯する先生、なかなかいないよ!」と治療のたびに言っているのですが、このときはいつもよりも自慢げでした(笑)。そして、抜歯も3本目となると先生と私のコミュニケーションもかなりスムーズに。もはやベストコンビと言っても過言ではありません!--------------できるだけ痛くないように麻酔を打つには、麻酔クリームを塗ってからの放置時間と、注射する際の麻酔液を注入する速度にコツがあるんですね。歯医者によっては力が必要な抜歯などは若手で体力がある医師にお任せしたりするのかもしれませんが、大ベテランの医師が自ら施術してくれるなんて、とっても安心できますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/古川雄亮先生国立大学歯学部卒業後、歯学府博士課程において歯のエナメル質形成に関わる遺伝子研究をおこないつつ、バングラデシュなどのアジア諸国で口腔衛生に関連した国際歯科研究に従事。その他、スウェーデンのイエテボリー大学での研修を修了。大学病院の医員を経験した後、南米のボリビアにおいてボランティア団体の力を借り外来・訪問歯科診療に参加。 2019年にNature系の雑誌に研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」が公開。現在は歯科臨床に従事する傍ら、多くの企業からの依頼で、セミナーや学会取材、医療関連記事の監修・執筆、歯科医師国家試験模擬試験の校閲など、さまざまな分野で活動している。★関連記事:「最悪です!」従業員を敵に回す上司。そんな上司を無視できず #デブス女の修羅場 120★関連記事:「コレや!」次こそ絶対に幸せな結婚がしたい! 九星気学にハマり #アラフィフ主婦ちゃんねる 92★関連記事:横を向けばめちゃくちゃ出ている! 今まで歯列矯正をしなかった理由 #アラフォー双子の矯正日記 1著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年06月06日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに妹のまりさんと一緒に歯列矯正をすることにしました。上下合わせて4本抜歯する予定のかなさんは1本目の抜歯から2週間後、2本目の抜歯のためにかかりつけの歯科へ。抜歯後の縫合中、医師から「下手だな……」と気になるひと言が聞こえてきて……。★前の話もしかして、失敗した!?上下合わせて4本の歯を抜歯する予定だったかなさん。2本ずつ抜歯するはずでしたが、かなさんの歯が抜きにくいということで1本ずつ抜歯することに。2本目の抜歯の日、気が重いかなさんとは裏腹に、医師は大好きな宝塚歌劇団の曲をかけて気合十分な様子。抜歯した場所を縫合していると、医師が「下手だな……」とつぶやいたのだそう。歯列矯正の前治療として上下の歯を2本ずつ、計4本の抜歯をすることになりました。2本ずつ抜歯する予定だったものの、1本目のときに私の歯が抜きにくく治療に30分もかかってしまったので1本ずつ抜歯することに。先生のテーマソングだという宝塚歌劇団の曲が流れる中、音楽の盛り上がりとともに先生のテンションも上がり、1本目のときよりも比較的すんなりと抜歯が終わりました。そして、抜歯した部分を縫合してもらったのですが、その途中で先生が「下手だな……」とひと言。私は「抜歯、失敗した!?」「縫い方失敗した!?」とドキドキ……。麻酔をしているはずなのになんだか痛くなってきた気がして、不安でいっぱいになってしまいました。勇気を出して「何が下手なんですか?」と聞いてみたところ、「〇〇さんが歌、下手なんだよね〜」と予想外の返答が!先生が下手と言っていたのは、流していた曲を歌っていた人のことだったんです。すごく紛らわしいタイミングでつぶやくので、本当にびっくりしてしまいました。私、結構デリケートなんだから驚かせないでよ! と少し怒ってしまいました(笑)。--------------「下手だな……」というひとり言、たしかに紛らわしいですね! まさか抜歯中に関係ないことをつぶやくとは思いませんよね。しかし、かなさんと医師の関係がよかったからこそ医師もリラックスしてつぶやいてしまったんでしょうね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年06月03日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年4月スタートのテレビドラマ『ラストマン』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。大人の目線で考えると、『親ガチャ』という言葉の身も蓋もなさは切ないのだけれども、子の立場にとっては「ガチャなら仕方ない」と、その身も蓋もなさ加減がせめてもの救いなのかもしれない。親にとって子に何を残せるかの苦悩と、子にとって人生を肯定して生きたいという不安の間には、数字でも言葉でも割り切れない湿ったものが横たわっている。ましてや、服役中の親と、今は別の家庭で生きる子と、引き取った義理の親という複雑な三者の間ならば尚更だろう。6話、視聴率も好調を維持して物語が折り返しの『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系日曜21時)。アメリカから警視庁の交換留学生としてやってきたのは、全盲のFBI捜査官・皆実広見(福山雅治)だった。皆実はアテンド担当の護道心太朗(大泉洋)をバディとして、捜査一課の難事件に挑んでいく。当初は皆実の存在を煙たがっていた捜査一課の面々も、皆実の優れた能力と人柄を認め、協力関係を築きはじめた。6話は心太朗の義父、護道清二の誕生日のお祝いから始まる。和やかな雰囲気の中、家族の団らんに入らない心太朗の様子が皆実は気にかかっている。その最中に警備会社の社長・菊知(髙嶋政宏)が妻子を人質にした立てこもり事件発生の連絡が入り、皆実と心太朗、そして泉の三人は現場に急行する。怪我を負っている菊知の妻を解放するため皆実は自身が人質になることを申し出る。皆実は立てこもりの現場、そして心太朗は身代金運搬の現場。バディはそれぞれ捜査に入るが、当初立てこもり事件に見えたそれは、第三者の仕組んだ誘拐事件として別の事件の様相を見せつつあった。今回含めて、これまでのどのエピソードも、解決に向かう過程で見ている角度がずれるような奇妙な感覚がある。二転三転というよりも、一つの事件をじっくりと描き、それで次第に眼前の景色の見え方が変わるような面白さだ。最近の優れた刑事ドラマやクライムサスペンスは1話の中でも畳み掛けるスピード感の作品が多いが、こういう丁寧なテンポもとても良いと思う。今回の事件では、皆実の単独行動を見越した上で、無事を信じて別の現場に向かう心太朗と、それを送り出す皆実の互いの信頼感が印象に残った。心太朗は「むちゃをしないでください」と言い残しながら、無茶するんだろうなと内心思い、皆実はそれを見通されてると知りつつ笑顔で送り出す。そして皆実と心太朗の連携を核に、吾妻の調査、佐久良や泉、馬目、今藤ら捜査一課の機動力も含め、次々とパスが繋がるような展開は見応えがあった。アメリカからやってきた全盲の男は、人たらしの魅力とその実力で、強固なチームをいつの間にか作り上げていた。今回、皆実と共に立てこもりの解決にあたる特殊犯捜査係(SIT)の隊長・新井(山田純大)は、実は脚本の黒岩勉が同じ日曜劇場で手がけた人気作『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(2021年TBS系日曜21時)の3話で登場している。今回も前回同様、武骨なプロフェッショナルぶりが魅力的であった。部外者への対応が少し柔軟になったように見えるのは、あのドクターや看護師との出会いあってのことかもしれないと想像すると楽しい。他にも寺尾聰演じる護道清二に皆実がサングラスを贈ってかけてもらうなど、昭和世代としては『西部警察』や名曲『ルビーの指輪』を彷彿とさせ、にやりとする場面もあった。4話のラストの皆実の、虹にかけた「歌いましょうか?」などなど、知らなくても十分ストーリーを楽しめるが、知っているとちょっと笑顔になれるような小さな仕掛けもこのドラマの楽しみだ。今回、犯人から供述を引き出すための駆け引きとして、心太朗は自分が殺人犯の息子であるということを自ら明かし、犯人に圧力をかける。それは激情からキレたものと見せかけて、冷静に計算された言葉だった。殺人犯の息子としての過去を腫れ物にしない皆実との日々が、心太朗の閉じた扉を開けようとしている。その一方で、護道家の人々が向ける養子の心太朗への愛情は確かなものだが、40年前の事件をめぐる京吾の言動は、それでもどこか不透明だ。大切に思い、愛すればこそ明かせない想いもある。物語を縦に貫くこの40年前の事件についてもまた、終盤に向け徐々にこれまでと違う景色が見えるのかもしれない。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年05月31日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年4月スタートのテレビドラマ『ラストマン』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。皆実広見(福山雅治)がむごい事件で視力を失ったのが1980年代だとしたら、この10年来に起きた『映え』という価値観の急な高騰は、どうとらえられているのだろう。これまでのストーリーで、視聴者は皆実という人物が健常者よりよほど慧眼であること、身体的な能力も引けを取らないことを分かっている。それでもふとした折に、私たちは彼が失ったまま生きている深い淵に気づく。暗闇の中で静かに煮る肉じゃがに、暗がりで聴いているピアノの音に。思い出す女性の笑顔は少年の頃に見た母の笑顔だという言葉に。アメリカから日本の警視庁に交換留学でやってきたのは、全盲のFBI捜査官・皆実広見だった。視覚のハンデなどものともせず、皆実はアテンド役の護道心太朗(大泉洋)をバディとして捜査一課の難事件に挑んでいく。『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系 日曜21時)、5話は料理のSNSインフルエンサーをめぐる殺人事件。卓上に料理を残したまま、人気インフルエンサーが殺害される。皆実は最初の現場検証で見たテーブルのメニューに違和感を覚え、他の料理インフルエンサーに接触をはかる。皆実と心太朗は捜査を重ねるにつれ、インフルエンサー間の競争の熾烈さ、そして人気次第で動く金銭の規模を知って驚く。ひとり被疑者の男が浮かび上がる中、再びインフルエンサーの殺人未遂事件が起こるが、皆実はまだ最初に抱いた違和感を拭えずにいた。今回も、捜査の最中に「これでまた美味しい料理が食べられる!」と無邪気に語り、心底楽しそうに捜査と美食を並行する皆実の軽やかさは見ていて思わず頬が緩んでしまう。こういう肩の力が抜けた人たらしの魅力は、福山雅治本人と皆実広見という人物の境界線が重なって滲むようだ。そして、皆実の享楽的な振る舞いは捜査の一環だと頭では理解しつつも、毎度ハラハラしている心太朗の振り回されっぷりが絶妙な凹凸になっている。料理をめぐる会話のなかで、皆実は殺人犯として服役中の心太朗の父親の思い出について問いかける。素っ気なくいなす心太朗だが、言いよどむ一瞬を皆実は汲み取ったように見える。最後に、犯人の青嶌(高梨臨)が連行された後にテーブルに残された料理を心太朗は淡々と食べる。佐久良(吉田羊)に語った「食べ物に罪はないから」という言葉と「しょせん人殺しが作った飯だよ」という二つの言葉が、引き裂かれた父への愛情を滲ませて切なかった。普段は人に振り回されて愛嬌たっぷりに右往左往している大泉洋が、やさぐれて煤(すす)けた表情の瞬間に、淡い煙のように哀切と色気を放つ。印象に残る一瞬である。3話目では、芸能人の不倫によるイメージの低下と殺人罪を天秤にかけた結果、捜査が混迷している。4話目では痴漢や盗撮といった性犯罪に対する性別間の認識の差を丁寧にすくい上げて描いていた。そして今回の事件では、SNSの中で過剰な承認欲求と利益が人を狂わせる様子を描いている。従来の価値観が変動して、動機と罪と罰のバランスが崩れている現状を今作はじっと見据えて描いている。絶対的な価値が見えづらいからこそ、闇の中から迷わず本質をつかみ取る盲目の男に、私たちは惹かれてやまないのだろう。だが常に他者の本質を見抜いてしまう人生は、生きづらくはないだろうかと思う。実はバツイチだとあっけらかんと語った皆実の、かつてのパートナーはどんな人物だったのだろうと思った。事件が解決する時、心太朗は幼い自分を育んだ父の料理を思い出し、そして皆実は母親に置き去りにされても自立して生きようとする少女を励ます。少女の決意に、両親を失った自分の孤独と苦難の道を重ねたのかもしれない。食べるということが人を作るとしたら、皆実のそれは開けっぴろげで享楽的で、その一方で評価に容赦はない。そして心太朗のそれは、複雑な苦味を伴いながらも、突き放すことの出来ない愛着が根底にある。その対比が興味深かった。今回のラストで、皆実は自身の両親を殺された40年前の事件を調査したいと警察庁次長の護道京吾(上川隆也)に申し出る。丁寧に応じながらも、京吾の反応はあまり前向きなものではない。護道家、皆実家、そして心太朗の父。三つの家族を繋ぐ細く長い糸は、果たして後半に向けてどんな模様を描くだろうか。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年05月24日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年4月スタートのテレビドラマ『ラストマン』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。罪と同じくらい、罪の周辺について考えさせられるエピソードだった。許しがたい性犯罪をめぐって加害者の家族側と被害者側として、女性たちの立場が捻じれあう展開は重苦しかった。その重苦しさを『怒る男』護道心太朗(大泉洋)と護道泉(永瀬廉)、そして『包み込む男』皆実広見(福山雅治)の両方で突破して見せた回になった。アメリカから警察庁の交換留学生として来日したのは、全盲のFBI捜査官・皆実。全盲だが高い能力と判断力を持ち、捜査を終わらせる『ラストマン』と敬意を込めて呼ばれている。本来は形式的な留学だったはずの皆実は、アテンド役の護道心太朗をバディとして現場に乗り出し、捜査一課の難事件を次々と解決していく。『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系日曜21時)、4話目は一人の男性毒殺死に端を発する事件である。皆実と心太朗、そして吾妻ゆうき(今田美桜)のチームが男性の死因を探るうちに同様の不審死をした男性数人があぶり出されるが、彼らには痴漢行為の加害者あるいは被疑者という共通点があった。捜査が徐々に進んでいく中、過去に同種の事件でトラウマを負う吾妻は、性犯罪の加害者が被害者であるというねじれに、自身の捜査の意味を見失いかけて苦しむ。被害、加害、両方から性犯罪をめぐる女性達の苦悩が明かされ、それを見る視聴者側の気持ちもオセロのように白と黒がめまぐるしく入れ替わる。最終的に事件が解決しても残る湿った重さは、これまでの開放感あるエピソードとはまた異なる見応えがあった。刑事ドラマとしては苦い後味だったが、見る側の記憶に長く残るエピソードだと思う。重い展開ではあったが、大泉が絶妙な福山のものまねを差し込んで視聴者をニヤリとさせたり、クライマックスの地下鉄の中で皆実と心太朗が阿吽の呼吸を見せたりと、バディは絶好調である。バディを演じている本人達の互いへの信頼が、二人の演技を更に半歩踏み込ませているようだ。そして今回特筆すべきは、やはり心太朗の甥・護道泉を演じる永瀬廉と、吾妻ゆうきを演じる今田美桜の演技だろう。吾妻ゆうきは、陸上に打ち込んでいた学生時代に、いわゆるアスリート盗撮をされた上にストーカー被害まで受けて深く傷ついている。望まない見られ方に傷ついた少女は、見えない人生を自らの力で切り開いて生きるFBI捜査官の存在を知り、彼を人生の道しるべとして歩き出す。普段は控えめだが、迷いながらも過去の傷から逃げずに立ち向かう吾妻の強さを、今田美桜が懸命に、健気に演じていた。そして警察エリート一家・護道家の息子、護道泉を演じる永瀬廉も回を追うごとに存在感を増している。心太朗に恋心をいじられて上司部下から甥と叔父の口調になるのも、吾妻を案じて捜査から外れるよう勧め、すげなく断られて目線を落とす表情も、永瀬廉の演技はいつも名前のつけられない繊細なグラデーションで出来ている。とりわけ、父の護道京吾(上川隆也)から、「大人になりたければ、清濁併せのむことを覚えろ」と諭された時の、どうにものめないことを自覚している微かな憂いの表情は印象に残った。事件の解決後、皆実は傷を負った吾妻に「残酷で理不尽なことばかりですが、ある日突然目の前に虹がかかることがある。人生というものは、やはり素晴らしいものですね」と、彼女の心身の傷を包み込むように語りかける。その言葉に、軽やかに生きているように見える皆実のこれまでの痛みや、若い吾妻がこれからも警察の中で立ち向かわねばならないだろう理不尽が透けて見えるようだ。それでも、生きていれば虹はかかる。うつむかなければ虹を見る日が来る。勇気を出して綴った点字の手紙と、10年忘れなかった優しさの間に虹がかかったように。時に善悪の境界線さえ見失ってしまいそうな混迷の日々を、懸命に生きていく人たちに届く言葉だと思った。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年05月17日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年4月スタートのテレビドラマ『ラストマン』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。初回はFBI捜査官・皆実広見(福山雅治)、2話目は刑事・護道心太朗(大泉洋)、それぞれどんな性格の人物かの紹介だった。いわばこれまでは視聴者に対する名刺の交換で、3回目からが本格的なバディの始動。アメリカから日本の警察庁にやってきたのは、全盲のFBI捜査官、皆実広見。お飾り扱いの交換留学生としてやってきたはずが、皆実は案内担当の刑事・護道心太朗を連れて現場での事件解決に乗り出していく。現場を仕切る捜査一課から反発を受けつつ、有能かつ人たらしの皆実は心太朗の力を借りながら徐々に理解者を増やし、難事件を解決に導く。日曜の夜、視聴率も好調な『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系日曜21時)。第3話は人気刑事ドラマに絡む若い俳優の殺人事件である。早朝、不祥事で落ち目となっていた若い俳優が殴打殺害されているのが発見され、遺体の第一発見者もまた俳優、国民的スターの羽鳥潤(石黒賢)だった。羽鳥が演じる人気刑事ドラマシリーズの大ファンだという皆実は、半ば呆れる心太朗を連れて嬉々として羽鳥のもとに事情聴取に向かう。国民的人気俳優の気さくな対応と演技へのストイックな取り組みに感心する二人だったが、羽鳥は犯人ではないという皆実の見立てをよそに、羽鳥が犯行を自供したことで事件は意外な展開へと転がっていく。国民的スターとその妻、共演者の女優、ドラマのプロデューサー。それぞれに隠したいことが絡み合って殺人の真実を覆い隠す複雑な過程を、皆実と心太朗は一つ一つ要素を拾いながら解き明かしていく。今回もっとも興味深いのは、皆実が心太朗に対して捜査の中では多くを語らず、心太朗自身の判断を期待しながら行動を共にしていたことである。むしろ「私のバディは、そんな(ネタを共有する)必要はないはずですが」と突き放し、心太朗も自分の能力を証明すべく受けて立つ。一方で、皆実は彼特有の視覚以外をフルに活用した捜査の様子を逐一、心太朗に見せている。材料は提供しつつ、それを心太朗がどう調理していくのかを見るように。皆実のその様子には、自分が選んだ相棒をただの『添え物』にはしたくないという願い、対等な相棒と充実した日々を過ごしたいという願いが見えるようだ。そして初回と2話で、私たちも皆実の捜査の流儀を知りつつある。鍵に触れる指、玄関の床の違和感、台本の匂いを確かめる仕草、繰り返し差し出されるハンドクリーム。心太朗と私たち視聴者は、皆実の微妙な表情の変化を見つめつつ、どの要素が犯人に繋がるのかを緊張感とともに考える。匂いか、触覚か、それとも声か。意外にも皆実が重点的に求めた要素は『チューブの潰し方』であった。改めて皆実広見という男が見せてくれる、人ひとりを構成する要素の細かさ、複雑さに驚かされる。ドラマの中で、最終的に事件の種明かしに費やした時間はおよそ10分強。だがそのボリュームを感じさせない流れるような種明かしで、冒頭から解決まで一切緩めず駆け抜ける構成の見事さに唸った。回を追うごとに次々と人たらしの本領を発揮する皆実だが、今回は日本のドラマが好きだったり、女優のゴシップに本気でがっかりしたりと、意外とミーハーという愉快な一面を見せてくれた。それに呆れながらも、相棒として凸凹が噛み合っていく心太朗の様子も楽しい。とりあえず人前の『シンディー(皆実が心太朗につけた愛称)』呼びは嫌がりつつ、バディ二人ならもう『シンディー』呼びでかまわないようである。そして今回はバディ二人に加えて、心太朗の昔の恋人で現在は捜査一課の班長を務めている佐久良円花(吉田羊)の仕事ぶりが描かれていた。殺人事件自体が解決したあとも、その事件を引き起こした人々の根本の怒りや悲しみをしっかり掘り起こし、昇華させる。直接は組織内の評価に繋がらないだろうその仕事に、皆実が大きな敬意を表したのが印象深かった。こうした硬質で有能な女性の役は吉田羊の十八番(おはこ)である。今回は皆実の動向を監視しておきたいらしい護道家の思惑も垣間見え、この先バディの二人はもちろんのこと、佐久良、吾妻、護道泉ら周辺の面々の人物像もより奥行きを得て立体的になっていくだろう。楽しみに待ちたい。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年05月11日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに妹のまりさんと一緒に歯列矯正をすることにしました。1本目の抜歯から2週間が経過し、2本目の抜歯をおこなうことになったかなさん。恐怖に震えながら歯医者へと向かうと……。★前の話前回2本抜歯予定だったものの、あまりにも手強い歯だったということで1本しか抜歯できなかったかなさん。4本の歯を2回に分けて抜歯するということでしたが、結局1本ずつ治療を受けることに。2本目の抜歯のために、歯医者を訪れたかなさん。病院に入ると、とある音楽が流れ始めて……。1本目の抜歯がとても大変で怖かったため、2本目の抜歯も憂鬱(ゆううつ)な気持ちで病院に向かいました。病院に入ると、先生は元気に準備体操をしながら、私を待っていました。「気合を入れてくれるなんて、ありがたいな……」と思っていたら、おもむろに宝塚歌劇団の歌を流し始めた先生。先生のテーマソングとのことなのですが……初耳なんですけど! どうやら奥さんと宝塚歌劇団を観劇して、すっかりハマっちゃったんだとか。先生の動きもどことなく宝塚歌劇団の団員さんのようになり、以前よりもノリノリで治療を始めてくれました。途中、麻酔が効くのを待っていたときに曲が盛り上がったのですが、それに合わせて先生が声をかけてきて、なんとも言い難い気持ちになりました(笑)。--------------抜歯は大変な治療ですから、歯科医との相性って大切ですよね。この先生はジョークで緊張を和らげてくれるし、不安なときはちゃんと寄り添ってくれるとのことで、かなさんは信頼して治療を任せられるようでした。宝塚歌劇団ならではのドラマチックな音楽は歯医者のBGMとしては珍しいですが、音楽に身を任せていると抜歯の恐怖を一瞬でも忘れてしまえそうでいいですね!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年05月10日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに妹のまりさんと一緒に歯列矯正をすることにしました。抜歯予定である4本の歯のうち、1本の抜歯を終えたかなさん。抜歯後はいつものように飲食ができなかったそうで……。★前の話矯正治療のために抜歯をすることになったかなさん。かなさんの歯は根っこが曲がっていたようで、1本抜くのになんと30分もかかってしまいました。抜歯後は痛みがあるということで、いつものようにごはんを食べることができなかったのだそう。そんなかなさんが食べていたものとは。私はアラフォーなので、普段は健康と美のために添加物や白砂糖、小麦やショートニングなどを避けた食生活をしています。ただ、抜歯後は細かいことは気にしてられないので、糖質も小麦も気にせず、やわらかくておいしく食べられるものを選んでいました。例えば、炭水化物なら雑炊やレトルトのおかゆ、長めにゆでたやわらかいうどん、ふわふわの蒸しパンなど。たんぱく質は豆腐で作ったグラタンや茶碗蒸し、具だくさんのスープといったかみやすいものを食べるようにしていました。痛みに耐えて頑張った自分を癒やすおやつとしては、プリンやヨーグルト、チョコレート、焼きいもなどが食べやすかったです。まりが抜歯をしたとき、かさぶたの役割である血餅(けっぺい)ができずドライソケットという抜歯した部分が乾いた状態になってしまい大変な思いをしている様子を見ていました。そこで私はこれらの食事で栄養を付けながら、血餅を大事に育てることに。無事、ドライソケットにならず抜歯後のトラブルを回避することができました。--------------抜歯後は食べ物がかみにくいので、食事が偏りがちです。でも、かなさんは歯に負担をなるべくかけずに食べられるもので、バランスの良い食生活を心掛けていたんですね。歯列矯正中は何かとストレスがかかるので、自分の好みに合った食べやすいものを常備しておくと安心ですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/古川雄亮先生国立大学歯学部卒業後、歯学府博士課程において歯のエナメル質形成に関わる遺伝子研究をおこないつつ、バングラデシュなどのアジア諸国で口腔衛生に関連した国際歯科研究に従事。その他、スウェーデンのイエテボリー大学での研修を修了。大学病院の医員を経験した後、南米のボリビアにおいてボランティア団体の力を借り外来・訪問歯科診療に参加。 2019年にNature系の雑誌に研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」が公開。現在は歯科臨床に従事する傍ら、多くの企業からの依頼で、セミナーや学会取材、医療関連記事の監修・執筆、歯科医師国家試験模擬試験の校閲など、さまざまな分野で活動している。著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年05月09日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに妹のまりさんと一緒に歯列矯正をすることにしました。矯正前の治療として抜歯をおこなうことになったかなさん。注射や麻酔への恐怖を抱えながら抜歯をしてもらうと……。★前の話かなさんは抜歯予定である4本のうち、まずは2本の歯を抜くことに。麻酔をするから抜歯の痛みは我慢できると思っていたかなさんですが、実は大の注射嫌いで抜歯前の麻酔にも強い不安がありました。気を失わないようなんとか耐え、いよいよ抜歯スタート! 抜歯が終わると、医師がぼそっと「値上げしよう……」とつぶやいたようです。麻酔を打ってもらい、いよいよ抜歯することに。まずは歯を抜きやすくするために歯の両側を少し削って、歯を揺らすとのことでした。しかし私の歯は根っこが曲がって歯肉にはまっていたそうで、いくら削っても歯はピクリとも揺れません。最終的には歯を砕いて抜いていくことになり、歯を1本抜くのになんと30分もかかってしまいました。先生はすっかり過労困憊(こんぱい)した様子。矯正の準備のための抜歯で、こんなに手間がかかったのは初めてだったとか。「もう、大人の歯を抜くの大変だから、かなさんが終わったら抜歯の料金を値上げしよう……」とつぶやく先生。抜歯の料金体制を変えてしまうほど、私の歯は手強かったようでした。抜歯の料金は8,000円。それに加えて治りを良くするコラーゲン代が2,000円かかりました。これが高いのか安いのかはわかりませんが、値上げをさせてしまってどこか申し訳ない気持ちになりました。--------------麻酔の恐怖を乗り越えたと思ったら、抜歯も思いの外キツかったというかなさん。歯の根が頑丈で抜歯に時間と労力がかかるため、今回は1本しか抜歯できなかったとか。かなさんは4本抜歯予定なので、この後3回も抜歯をすると考えると大変ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/古川雄亮先生国立大学歯学部卒業後、歯学府博士課程において歯のエナメル質形成に関わる遺伝子研究をおこないつつ、バングラデシュなどのアジア諸国で口腔衛生に関連した国際歯科研究に従事。その他、スウェーデンのイエテボリー大学での研修を修了。大学病院の医員を経験した後、南米のボリビアにおいてボランティア団体の力を借り外来・訪問歯科診療に参加。 2019年にNature系の雑誌に研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」が公開。現在は歯科臨床に従事する傍ら、多くの企業からの依頼で、セミナーや学会取材、医療関連記事の監修・執筆、歯科医師国家試験模擬試験の校閲など、さまざまな分野で活動している。★関連記事:「シミより地味に気になる!」取ったらスッキリすると思いつつ取れないもの #アラフィフの日常 115★関連記事:「クッサ!」夫の口が臭い! 妻は歯槽膿漏を疑ったが!? #アラフィフ主婦ちゃんねる 85★関連記事:横を向けばめちゃくちゃ出ている! 今まで歯列矯正をしなかった理由 #アラフォー双子の矯正日記 1著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年05月07日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年4月スタートのテレビドラマ『ラストマン』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。本当に間口の広いドラマだな、というのが2話目の感想だった。初回を見ずに2回目から見始めても十分に楽しめる。相関図や設定を知らなくても、数分見ていれば大まかに把握できる。それでいて初回に示された情報の欠片が散りばめられているから、それが初回から見ている視聴者には楽しい。老若男女問わず、間口も奥行きもある。まさしく王道の面白さである。全盲のFBI捜査官・皆実広見(福山雅治)と、彼の世話係を命じられた孤高の刑事・護堂心太朗(大泉洋)がバディとして事件の解決にあたる『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系日曜21時)。初回は皆実広見という男の能力や魅力全開のストーリーだったが、2回目はバディである護堂心太朗の人物像を横糸に、そして二つの殺人事件をめぐる冤罪の疑いを縦糸にした物語になった。十数年前と類似の殺人事件が起き、その時の犯人が刑務所から出所していることが判明する。しかしその男には今回明確なアリバイがあり、そこから心太朗が担当していた過去の殺人が誤認逮捕であった疑いが発生する。当時の捜査は間違いないと強く主張する心太朗に対し、皆実は自分は日本の警察にしがらみのない立場であるから、公平に捜査をすると宣言する。以前、大泉は自分の演技を「悪く言えば何をやっても大泉洋なのかもしれないが、それでも大泉洋のお芝居が見たいという人のためにいる俳優でありたい」と語っていた。確かに、大泉の演じる役柄は軒並み『大泉洋の』として記憶に残るけれども、大泉洋という俳優の面白いところは、善人も悪人も同等の説得力を持って演じるというところにあると思う。2018年放送の『黒井戸殺し』(フジテレビ系)も、2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)も、善悪の境をギリギリで綱渡りするような人物を、彼は大泉洋の持ち味のまま、ユーモアでゆらゆらと揺れながら演じきった。今回も、手柄に貪欲になり善悪を見失ったのか、当時逮捕に至る正当な根拠があったのか、どちらにも見える一線を演じた大泉の演技が、物語全体を絶妙な緊張感で引っ張っていた。今回のラスト、殺人犯の息子だという罪悪感とコンプレックスに苦しみ続ける心太朗に、皆実は「(あなたは)まっとうな正義感を持った、ごくありふれた人間です」と語りかける。プラスでもマイナスでもなくニュートラルだと、殺人犯の息子であるという要素はどちらにも心太朗の倫理観を変えていないと伝える皆実の言葉は、人たらしの甘さはなくとも、真心に満ちていて心地よかった。また、兄・京吾(上川隆也)をはじめとする護堂家の面々と心太朗の関係も、互いに愛情はあると分かる一方で、一筋縄でないようで興味深い。そんな複雑な距離感を、甥の護堂泉(永瀬廉)の「階級は俺の方が上ですよ」という言葉に「誰がキャッチボールを教えてやったと思ってんだ」と憮然と返し、互いに緊張が緩む一連がよく表現していた。また、今回も事件捜査の過程は、全盲ゆえに皆実が視覚以外の感覚をフル稼働させて、推理を組み立てていく様子に唸らされた。嗅覚、聴覚を限界まで研ぎ澄ませて、犯人や犯罪の方法を絞り込んでいく皆実の言動に、健常者は『見えて』いるために逆に気づくことのない点と線があるのだと痛感する。一方、最後に暗闇の中で一人料理をする皆実の姿に、明かりの有無は彼にとって関係ないのだと、全盲であるということの厳しさについて今更のように想いをはせる。バディとして本格的に稼働しはじめた二人が、私たちにどんな『見えない世界』からわかるものを見せてくれるのか、楽しみにしたい。ヒーローは、白杖の乾いた音とともにやってくるのである。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら[文・構成/grape編集部]
2023年05月05日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに歯列矯正をしてみることにしました。妹のまりさんは抜歯時にトラブルがあったものの、かなさんよりひと足先に抜歯を終えました。そして、ついにかなさんも抜歯をすることになったのですが……。★前の話かなさんは一部の上の歯は神経がなく、この歯がきちんと動くのかを見るために、前歯に矯正器具を付けていました。その間にまりさんは抜歯を2回おこなうことに。かなさんの歯に問題はなく、ついに抜歯をすることになりました。麻酔をするから抜歯の痛みは我慢できるというかなさんですが、実は一番怖いのは抜歯前の麻酔だったのだそう。まりが抜歯を終え、いよいよ私が抜歯をする番に。実は私は注射が大の苦手! 以前、親知らずを抜いたときも恐怖心から気が遠くなって、酸素マスクを付けてもらいました。だから、今回も酸素マスクを用意して欲しいとお願いしたところ、「大丈夫だって! そのときは僕が人工呼吸してあげるから!」と先生が冗談を言ってくれて、和やかな雰囲気で治療がスタートしました。私は4本の抜歯をする予定で、今回は片側2本を抜くことになっていました。先生から上下の歯肉それぞれに麻酔を打つと言われ、覚悟を決めた私。麻酔の痛みを軽減してくれるクリームを塗ってもらったのに、ものすごく痛い! 思わず意識が飛びそうになりましたが、気を失ったら抜歯ができないかもしれない。そうしたら、また麻酔からやり直さなくちゃいけないかも……。それは避けたいと思ったので、なんとか気力をふり絞って痛みに耐えたのでした。--------------麻酔をしてもらうと治療の痛みを感じにくくさせるだけではなく、治療に対する不安や恐怖心も軽くなりますよね。でも、かなさんのように注射が苦手な人は、麻酔を打つのもひと苦労。緊張をほぐすようにジョークを言ってくれる先生はやさしいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。★関連記事:「あれ? 何かが違う…」愛されウルフボブになるはずだったのに違和感が #くそ地味系40代独身女子 84★関連記事:めまいに吐き気…寝返りすら打てない私の起き上がり方はこれだ! #アラフィフ主婦ちゃんねる 84★関連記事:横を向けばめちゃくちゃ出ている! 今まで歯列矯正をしなかった理由 #アラフォー双子の矯正日記 1著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年05月05日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに歯列矯正をすることにしました。矯正のために抜歯をした妹のまりさんは、血餅(けっぺい)ができずドライソケットと呼ばれる抜歯した部分が乾いた状態に。再度、歯医者で治療してもらい、ドライソケットは無事に解決しました。★前の話抜歯後は2週間、家に引きこもっていたまりさん。かなさんは久々に会ったまりさんの変わり果てたフェイスラインに心底びっくり。どうやらまりさんは大事をとって流動食ばかり食べていたみたいでした。1回目の抜歯を終え、安心したのもつかの間。まりさんは2回目の抜歯をすることに。一方、かなさんは神経がない歯がきちんと動くかチェックするために、上の歯の一部に矯正器具を着用していました。まりが抜歯をしていたころ、私は上の前歯の部分矯正をしていました。私は一部の歯の神経が死んでいたのですが、この歯がきちんと動いてくれるのかを見るために、前歯の6カ所にブラケットという装置を付け、ワイヤーで矯正をおこなっていました。まりは1回目の抜歯でドライソケットになってしまい大変でしたが、2回目のときはドライソケットを防止するためのコラーゲンを注入しました。そのおかげで1回目に比べて治療のストレスはなかったそうです。ただ抜歯の痛みは変わらずで、痛みに弱いまりは今回も2週間引きこもり、結果、私がまりの分の仕事もこなすことになって激務に!そして、ここで私の歯列矯正にかかったすべての費用をお見せしましょう。矯正前の検査代5万5,000円、歯磨き指導3万3,000円。これだけで10万円近くの出費に……。本命の矯正治療費は100万円超え! 他にも抜歯やアンカースクリューという器具代を含めて総額はなんと120万円!この他に歯ブラシなどのケアアイテムにも費用がかかります。この金額……私は予想よりも高くて驚きました!--------------歯列矯正にかかる費用ってやっぱり高いんですね! 歯列矯正は基本的に保険が適応されず、自費による治療となるため高額な治療費が必要となるのだとか。あらかじめかかる費用についての相場を調べておくと安心ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。★関連記事:「髪も老ける!?」年を重ねるとボブやショートにする女性が多い理由に納得 #アラフィフの日常 114★関連記事:疑われたくない! アームカバー装着時、つい気になってしまうこと #アラフィフ主婦ちゃんねる 83★関連記事:横を向けばめちゃくちゃ出ている! 今まで歯列矯正をしなかった理由 #アラフォー双子の矯正日記 1著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年05月03日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに妹のまりさんと一緒に歯列矯正をすることにしました。矯正治療の前準備として抜歯したまりさんは、血餅(けっぺい)ができずドライソケットと呼ばれる状態に。血餅をつくるために再びかかりつけの歯科医院へと行き……。★前の話歯科医の診察によると、まりさんは下顎の骨が硬くて血が十分に出なかったため、血餅ができず、ドライソケットという抜歯した部分が乾いた状態になったよう。再度治療して、下顎の骨を切ることで無事に血餅ができ、ドライソケットは解決!抜歯後の2週間はどこにも出かけずに家に引きこもっていたまりさん。抜歯後の痛みや傷も癒えてきたので、かなさんとのシェアオフィスに出勤することになりました。私たちは2人でオフィスを借りて仕事をしています。抜歯後、まりはずっと仕事を休んでいたので、2週間ぶりに再会しました。だけど、なんだかまりの顔に違和感が……。顎が細くなって、まるで骸骨みたいなフェイスラインになっていたのです! 私は思わず「顎、ちゃんと使っているの?」と叫んで、椅子から転げ落ちてしまいました。驚く私をさほど気にする様子もなく、「2週間、ほぼ流動食ばかり食べていたからかな」とのんきなまり。たまらず「矯正仲間の友だちは、両側1本ずつ抜いてかみにくいのに、抜歯翌日から普通にサラダとか食べていたらしいよ!」とお説教モードになった私に、ようやくまりも「そんなにヤバい?」と焦りを見せ始めましたまりは抜歯した当初から、仕事を休んだり大げさに振る舞っている部分がありました。ドライソケットになっていたということもありましたが、それにしてもオーバーすぎない? と私は思っていました。まりの細くなってしまった顎を見ながら、「私は積極的に顎を使って、まりみたいにならないようにしよう」と肝に銘じました。--------------抜歯後の食事は何をどうやって食べていいのか迷いますよね。大事をとって、まりさんのように流動食ばかりになってしまうのもわかる気がします。でも、顎を使わない食事ばかりしていると、顎が衰退したかのようなフェイスラインになってしまうなんて驚きですね!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。★関連記事:「え…?」6万円は不要な出費!? 粗大ごみ処分の落とし穴 #預金資産ゼロの父が倒れた話 64★関連記事:「いつ仕事を辞めるの?」働く女性の妊娠問題。離職したほうがいいの? #デブス女の修羅場110★関連記事:横を向けばめちゃくちゃ出ている! 今まで歯列矯正をしなかった理由 #アラフォー双子の矯正日記 1著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年05月01日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年4月スタートのテレビドラマ『ラストマン』(日本テレビ)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。そもそも配役だけで恐ろしくハードルが上がっている。大体、福山雅治と大泉洋だ。この国のどんな映像作品でも、どちらか一人だけでも主演を張れる。それが二人も揃う。盆と正月が一緒に来たような、というやつだ。誰もが思う、きっと面白い物語が見られるに違いない。そんな最初から爆上がりしたハードルを、今作『ラストマン全盲の捜査官』(TBS系 日曜21時)の初回はいとも軽々と越えて飛んだ。晴れた空に舞い上がるような気持ちの良い跳躍だった。アメリカから交換留学で来日した全盲のFBI捜査官・皆実広見(福山雅治)と、彼をアテンドすることになった警察庁の孤高の刑事・護道心太朗(大泉洋)。本来なら形式上の交換留学のはずが、皆実は警察庁が捜査中の無差別連続爆破事件の捜査に渋る心太朗を連れて乗り出していく。招かれぬ客として、皆実と心太朗に対して敵意満々の捜査一課の中で、皆実が最初に披露した犯人の見立ては意外なものだった。爆破現場に足を運んだ皆実は、火薬の匂いから一人の男を探り当てるが、そこから事件は意外な展開を迎える。初回の見どころは、やはり次から次に繰り出される『人たらし』、皆実広見という人物の魅力だろう。盲目という大きなハンデと引き換えに会得した鋭敏な聴覚、嗅覚。犯人の数手先まで見越した推理と適格な判断力、そしてシャープな身のこなし。捜査官としての高い能力はもちろんだが、皆実の周囲への飄々(ひょうひょう)とした言動一つ一つが魅力的だった。皆実はとにかく頻繁に相手の名前を呼ぶ。相手の存在が自分にとって記憶に足る特別なものだと暗に示すようだ。そして些細なことでも細かく礼を伝える。お礼の言葉は、いつも紋切り型のものではなくて、その場に応じた彼なりの言葉だ。爆破事件解決ののち、助力してくれた吾妻ゆうき(今田美桜)に、わざわざアイカメラの向きを変え、顔を見せて礼を伝えた場面はとりわけ印象に残った。皆実自身には視覚という感覚が失われているからこそ、その心遣いの重みが感じられるように思う。視覚の欠如は最新のガジェットや他の感覚で補い、無類の機転と身体能力で『ほぼ』健常者と同じように、いやそれ以上の能力を見せる皆実だが、それでも盲目という要素は大きく、どうしても彼一人でミッションを完結することは出来ない。とりわけ運転・歩行・走行といった身体の移動のハンデは大きい。その欠落の部分こそが他の刑事ドラマとの違いであり、物語全体に常に心地よい緊張の糸を張る。個人的に今回最もゾクゾクしたのは、皆実が爆弾を作った犯人・渋谷英輔(宮沢氷魚)と対峙し、銃を向けられながらも距離を詰めていくシーンだった。イヤホン越しに止めようとする心太朗を制し、「チャンスは今しかありません」と犯人に向かい合う瞬間、皆実はにっこりと完璧な作り笑いを見せる。ミュージシャンとしての魅力、俳優としての魅力、極上のトークも、ユーモアも寛容さも、何もかも持ち合わせている彼を見るたびに、「この人の内面は一体どこからどこまで『福山雅治』という存在なんだろう」と、畏怖に近い気持ちになる。演じる本人へのそんな憧れとシンクロするように、皆実の完璧な笑顔にしびれた瞬間だった。そして、皆実の超人めいた存在をリアリティとして物語に繋ぎとめるのは、実は護道心太朗を演じる大泉洋の『渋い顔』だと思う。人たらしの魅力に必死で抗い文句を言いつつ、それでもついていく心太朗の右往左往が、皆実を単調な超人、聖人君子にしない。それこそ、日本一『右往左往が絵になる男』大泉洋の、魅力の本領発揮だろう。また重要な初回のゲスト犯人役として、これまでの好青年の印象を覆し、社会に排除され恨みを暴走させる青年の哀切を演じきった宮沢氷魚もまた、見ごたえある演技だった。バディの脇を固める俳優陣もまた、日曜劇場に相応しい厚みのある顔ぶれだ。出会ってすぐの車の中で、心太朗は苦々しく「お別れする日が楽しみです」と嫌味を言い、それに皆実は「泣かないでくださいね?」と飄々と応じた。私たち見る側もこれからの数か月、一筋縄でいかないこのバディを堪能したい。きっと最終回、お別れする日にはひどく寂しくなってしまうだろうけれども。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年04月26日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに歯列矯正をしてみることにしました。矯正のために抜歯をした妹のまりさんは、血餅(けっぺい)ができずドライソケットと呼ばれる状態になってしまい、激痛に苦しんでいました。血餅を作るべく、歯医者を訪れたのですが……。★前の話ドライソケットという抜歯した場所が乾燥した状態になってしまったまりさん。医師からもう一度骨を切って血を出し、血餅を作る必要があると言われてしまいました。別の患者が来るということですぐに治療できず、骨を切る恐怖を想像しておびえること3時間……。まりさんは再度歯医者を訪れ、治療を受けることになりました。ドライソケットであると診断されたまりでしたが、これから患者さんが来るということですぐに治療せず、3時間ほど公園で待っていたそうです(笑)。その間、まりは骨をゴリゴリされるのかと思い恐怖を感じていたようでした。麻酔を打ってもらい治療をしてもらったところ、どうやらまりの下顎の骨が硬くて血が出ていなかったようでした。今回、しっかり血を出してもらったことで血餅ができるからもう大丈夫だろうとのことだったそう。まりは治療が終わって緊張の糸が切れたのか、アラフォーにして歯医者で泣いてしまったそうです。先生はやさしい方なので涙を拭ってくれたそうなのですが、力が強くてちょっと痛かったのだとか。次回の抜歯は3週間後にして、治りを良くするためにコラーゲンを入れることにしました。この日は痛みで眠れないなんてことはなく、翌日もそんなに痛いと思うことはなかったようです。こうしてまりの顎に住み着いていた和太鼓男による鈍痛とドラム男による鋭い痛みから、まりは解放されたのでした!--------------ドライソケットを治してもらい、痛みから解放されたまりさん。しかし、3週間後にはまた抜歯が待っているのだとか……。次もドライソケットになってしまったらどうしようという気持ちがまりさんの中にはあったのではないでしょうか。一度怖くてつらい経験をしてしまうと、なかなか次に踏み切れませんよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/古川雄亮先生国立大学歯学部卒業後、歯学府博士課程において歯のエナメル質形成に関わる遺伝子研究をおこないつつ、バングラデシュなどのアジア諸国で口腔衛生に関連した国際歯科研究に従事。その他、スウェーデンのイエテボリー大学での研修を修了。大学病院の医員を経験した後、南米のボリビアにおいてボランティア団体の力を借り外来・訪問歯科診療に参加。 2019年にNature系の雑誌に研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」が公開。現在は歯科臨床に従事する傍ら、多くの企業からの依頼で、セミナーや学会取材、医療関連記事の監修・執筆、歯科医師国家試験模擬試験の校閲など、さまざまな分野で活動している。著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年04月15日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに歯列矯正をしてみることにしました。妹のまりさんは矯正のために抜歯をしたのですが、痛みが治らず病院へ行くことにしました。そこで医師から「ドライソケットになっている」と言われ……。★前の話抜歯をした後、眠れないほどの痛みが出てしまっていたまりさん。病院へ連絡すると、一度受診するように言われました。人相が変わるほどの痛みがあることを伝え、医師に診察してもらったところドライソケットになってしまっていることが判明! 治療法を聞くと身の毛もよだつようなことを言われてしまいました。まりが痛みを感じていた原因は「ドライソケット」という抜歯した部分が乾いた状態になっていることが原因でした。抜歯をしたら血餅(けっぺい)という血液の塊が作られ、その血餅がかさぶたのような役割をになってくれるのだそうです。まりはその血餅がうまく作られておらず、外の刺激から抜歯した場所が守られていなかったのです! 傷のある部分にかさぶたがないのと同じなので、ずっと激痛が出てしまっていたようです。ドライソケットを解決するには、もう一度血を出して血餅を作るしかないのだとか。血を出すために骨を切るしかないと言われ、まりは覚悟を決めようとしたのですが先生からまさかの「今から別の患者さんが来るから、2時間後に来て!」と言われてしまい……。骨を切る恐怖や血を出す痛みにおびえながら時間が来るのを待つしかなくなってしまったまりなのでした。--------------まりさんの抜歯後の激痛はドライソケットが原因でした。たしかにかさぶたができる前の傷口がずっと剥き出しの状態のままだと、とても痛いですよね。そんな状態が続くとあれば、眠れなくなってしまうのも無理はないですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/古川雄亮先生国立大学歯学部卒業後、歯学府博士課程において歯のエナメル質形成に関わる遺伝子研究をおこないつつ、バングラデシュなどのアジア諸国で口腔衛生に関連した国際歯科研究に従事。その他、スウェーデンのイエテボリー大学での研修を修了。大学病院の医員を経験した後、南米のボリビアにおいてボランティア団体の力を借り外来・訪問歯科診療に参加。 2019年にNature系の雑誌に研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」が公開。現在は歯科臨床に従事する傍ら、多くの企業からの依頼で、セミナーや学会取材、医療関連記事の監修・執筆、歯科医師国家試験模擬試験の校閲など、さまざまな分野で活動している。著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年04月12日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに歯列矯正をしてみることにしました。妹のまりさんはかなさんよりも先に抜歯をしたのですが、抜歯後の痛みがずっと続いていました。痛み止めを飲んでしのいでいましたが……。★前の話抜歯後、和太鼓でたたかれるような鈍痛とシンバルを鳴らすような鋭い痛みに悩まされていたまりさん。その痛みは夜も眠れないほどのものでした。歯医者で抜歯の際に処方してもらった痛み止めを飲んでいたものの、そのせいで胃が荒れてしまい……。まりさんは歯だけではなく胃にも痛みを感じていました。私がひとりで仕事をしていた一方で、まりは抜歯後の痛みに苦しまされていました。以前親知らずの抜歯をしていたこともあったので、そこまで痛いなんてまりは大げさだな〜と思っていたのですが……どうやら痛み止めがなければ寝ることすらままならない状態だったようです。抜歯をしたときに痛み止めも処方してもらっていたようなのですが、歯科では胃薬を処方してもらうことができず、自分で市販薬を買って飲むことを勧められました。まりは胃薬を自分で用意して飲むことをしていなかったので、胃が荒れてしまいますます体調が悪くなっていったようでした。先生から何かあれば連絡してと言われていたまりは、もう一度歯医者へといくことになりました。抜歯しないことを歯列矯正の条件に入れるほど抜歯が嫌だったまりにとって、この事態はとても気が重くなるものだったと思います。--------------抜歯後、なかなか痛みが治らず、痛み止めの効果が切れるたびに薬を飲んでいたというまりさん。まりさんは痛み止めを飲むと胃が荒れがちになるそうで、歯だけではなく胃も痛み始めてしまったのだとか。ただでさえつらい状況なのに、追い打ちをかけられるように不調が出てしまうと気持ちも落ち込んでしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/古川雄亮先生国立大学歯学部卒業後、歯学府博士課程において歯のエナメル質形成に関わる遺伝子研究をおこないつつ、バングラデシュなどのアジア諸国で口腔衛生に関連した国際歯科研究に従事。その他、スウェーデンのイエテボリー大学での研修を修了。大学病院の医員を経験した後、南米のボリビアにおいてボランティア団体の力を借り外来・訪問歯科診療に参加。 2019年にNature系の雑誌に研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」が公開。現在は歯科臨床に従事する傍ら、多くの企業からの依頼で、セミナーや学会取材、医療関連記事の監修・執筆、歯科医師国家試験模擬試験の校閲など、さまざまな分野で活動している。著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年04月11日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに歯列矯正をしてみることにしました。妹のまりさんはかなさんよりひと足先に抜歯をすることに。抜歯後、とてつもない痛みに悩まされて……。★前の話抜歯後、まるで歯茎の上で和太鼓をたたかれているかのような痛みに襲われたまりさん。処方された痛み止めを飲むも、効果が切れるとまた痛みがやってきていました。痛みが出ないよう薬の効果が切れる前に痛み止めを飲み、対策をしてまりさんは就寝しました。しかし、夜中にまた太鼓をたたくような痛みが出てしまいました。痛み止めの効果が切れ、まりの歯茎には「ドンッ! ドンッ!」という鈍くて重い痛みが出ていました。以前親知らずを抜歯したことがあったのですが、そのときよりもひどい痛みだったのだとか。まりは寝る前に痛み止めを飲み、気持ちよく眠りについたのですが……服用から7時間後の夜中3時、また口の中で和太鼓の演奏がスタート!そして和太鼓だけではなく、今回はドラムも参加。シンバルをたたくような鋭い痛みも出てきたそうです。夜中に起きてしまうほどの痛みだなんて尋常じゃないと思いました。私もこの後抜歯することになっていたので、そんなに痛いだなんて……とまりの話を聞いて少し怖い気持ちになってしまいました。--------------まりさんは薬の効果が切れる前に薬を飲むことで、痛みが出ることを予防しようとしました。痛み止めのおかげで気持ちよく眠りについたまりさんでしたが、薬の効果が切れるとまた痛みが……。しかも鈍痛だけではなく、鋭い痛みまでも出てしまっていたのだとか。夜中に目が覚めてしまうことは時々ありますが、痛みで起きてしまうなんて嫌ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年04月05日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに歯列矯正をしてみることにしました。一緒に矯正治療をおこなうことにした妹のまりさんはひと足先に抜歯をすることに。抜歯後、家で休んでいたまりさんの身に……。★前の話かなさんは神経のない前歯が1本あり、その歯が動くかどうかを確認するためにいったん矯正のワイヤーを装着することに。一方、まりさんは矯正治療のために抜歯をおこないました。右側の上下の歯、2本を抜歯したまりさん。ゆっくり休んでいたところ、とてつもない痛みが襲ってきました!私たちは2人でオフィスを借りて仕事をしています。まりは抜歯をした日に、「2週間ほど家に引きこもります」と私に言いました。私は抜歯ぐらいで大げさ過ぎ! と思ったのですが、まりは翌日から仕事場には来ず本当に引きこもっていました。2人分の仕事をひとりでやらなければいけない私に対し、まりは家でゆっくりと休んでいました。まりが休んでいたところ、歯茎に和太鼓を置かれてたたかれているような鈍痛がしてきたのだそう。痛み止めを処方してもらっていたので薬を飲んで、ひとまず様子を見ることに。薬の効果は6時間。ちょうど効果が切れるころ、再びまりの歯茎に鈍痛がやってきたのだとか。しかもその痛みは最初のような痛みではなく、かなり強い痛みに変化していたそうでした。--------------かなさんがひとりで仕事をしていた一方で、抜歯後の痛みに苦しでいたというまりさん。痛み止めの薬を飲みましたが、薬の効果が切れるとさらに強い痛みが出てきたのだとか! まるで和太鼓を演奏されているような痛みだったそうなのですが、一体どんな痛さなのでしょうか……。抜歯経験のある皆さんはどのような痛みを感じましたか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。★関連記事:赤ちゃんの大きさはさくらんぼ! それを知った夫の無慈悲な行動とは #デブス女の修羅場 101★関連記事:「磁石…?」CTとMRIって同じように感じるけど、一体何が違うの? #夫とともに四半世紀 30★関連記事:横を向けばめちゃくちゃ出ている! 今まで歯列矯正をしなかった理由 #アラフォー双子の矯正日記 1著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年04月03日36歳で歯列矯正を始めた双子芸人☆まかりな☆のかなさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年、自身の歯並びが気になっていたかなさんは、コロナ禍をきっかけに歯列矯正をしてみることにしました。矯正治療の下準備として、まずは抜歯をすることに。かなさんよりも先に抜歯をした妹のまりさんは……。★前の話歯列矯正のためにT歯科で検査と歯磨き指導を受けたかなさん姉妹。覚悟を決め、いよいよ歯列矯正のために抜歯をすることになりました。抜歯はT歯科ではなく、かかりつけの歯医者でおこなうことに。かなさんよりも先にまりさんが抜歯をしたのだそうです。私たちは上下合わせて4本の抜歯が必要だと言われました。抜歯をしないことを治療の条件にしていたのですが、そういうわけにもいかず……理想の歯並びのために抜歯することを決意!しかし私は虫歯の悪化が原因で、1本の前歯の神経が死んでいました。抜歯前にこの神経がない歯がしっかりと動いてくれるのか、いったん矯正のワイヤーを装着して確認することになりました。なので、まりのほうが先に抜歯をしました。1回で4本抜くのではなく、左右で2本ずつに分けておこなうことに。私たちは双子芸人なので、2人でコンビを組んでいます。イラストやデザインの仕事も2人でおこなっているため、仕事をする上でまりの存在は必要不可欠。にもかかわらず、まりは抜歯をしたから仕事を休むと言うのです! 以前親知らずの抜歯をしていたこともあり、たかが抜歯ごときで休むなんて大げさ過ぎる!そう思った私はまりに「社会人で矯正している人は、抜歯の次の日も会社に行くんだよ!」とメッセージを送りました。--------------2人で仕事をしているかなさんにとって、まりさんが仕事を休むことは大きな痛手でした。たしかに、普段2人で分けている仕事をひとりでおこなうとなると大変ですよね。ただ、抜歯を終えたまりさんもしんどかったでしょうから、かなさんにやさしくしてほしい気持ちもあったのかもしれません。家族だと他人よりも言いやすい環境なので、気づかいが大切ですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/☆まかりな☆ かな(37歳)双子で芸人・エッセイギャグ漫画を描いています。40歳になった時に自分へのプレゼントが何かできないかと思い、36歳で思い切って矯正をスタート! あまりの痛さにやるんじゃなかった! と何度も思いましたがやってよかったと思える日まで矯正漫画を描き続けます。
2023年03月30日