第一子を妊娠したときのこと。夫婦ふたりで名前の候補をいくつか挙げ、おなかに向けて名前を呼び、毎日のように話しかけていました。もうすぐ生まれるというときには、漢字も決まっていたのですが……。 夫婦で決めていた子どもの名前を…妊娠がわかってから、子どもの名前について2人で話し合っていました。臨月にはいり、画数を見ながら漢字も決定。いよいよ生まれる!というときに夫から連絡がありました。 私たちが決めた子どもの名前を、義母が懇意にしている占い師のところへもっていったそうです。占いの結果、運勢が「大凶」と言われてしまったとのこと。画数的には何の問題もなく、やっと納得する名前が決まったと思っていたのに……。考え直して別の名前に変更しました。 当時は結婚したばかりで、自分の意見が言えなかったことを今でも後悔しています。なので2人目は出生届を出してから報告しました。子育てをしていると周りから何かと言われることもありますが、惑わされない気持ちも必要だなと思っています。 ◇ ◇ ◇ 最初の名前に愛着があったと思いますが、「大凶」と聞くと変更した方がいいのかなと心が揺れますよね。夫婦で話し合い、譲れないポイントなどを決めておくのもいいかもしれませんね。 作画/シュー子著者:田中恵美
2024年02月27日長女が1歳で、少し話し始めるようになったころの話です。 旅行中の娘の言葉に…あるとき、家族3人で旅行にいこうということになり、子連れOKの旅館を予約。昼は遊園地で目一杯遊びました。夜になり、ごはんもお風呂もご機嫌に済ませて、さあ寝ようというとき、娘が一言。 「おうち、帰りたい」 どうやら普段と違う環境で眠るのが嫌だったようで、そこからは大泣きしながら「おうち帰る」と泣き叫び、私たち夫婦は途方にくれました。結局長時間泣いたあと、泣き疲れて眠ってくれましたが、一時は本当に自宅に帰ることも考えました。私たち大人にとっては、旅行は楽しいものですが、こどもにとってはそうとは限らないのだということを痛感した出来事でした。 作画/miyuka 著者:片田ゆい長女と長男を育児中。自営業の夫の仕事を手伝っている。
2024年02月27日息子が2歳のときに、「わが子かわいさのあまり暴走するママ」と出会いました。このママとの出来事がきっかけで一時期はママ友を作ることが恐くなってしまったのです。息子が15歳になった今は笑い話ですが、悩み、落ち込み、苛立ち、対処に困ったことを今でも覚えています。 女の子のほうがかわいいという偏見私の息子が2歳のときに、保育園で同じクラスになった女の子、Hちゃんのママ。ママ同士も同い年ということがわかり、息子とHちゃんを連れてランチに行ったときのことです。ランチに行く前は気づかなかった、Hちゃんママの本性を知ることになりました……。Hちゃんママは息子がいる私に向かって「絶対に男の子より女の子のほうがかわいいよね!」と悪気もなく話し始めたのです。 私もはじめは「女の子は洋服とかおもちゃもかわいいしねー」と話を合わせていましたが、男の子をもつ私に「女の子のかわいさ」をずっと話し続けるHちゃんママにだんだん嫌気がさしてきました。「無神経な人だな」というのが私の本音。ランチに行く前は気づかなかったのですが、長い時間話をしたことで、少しずつHちゃんママの本性が出てきたのです。 かわいそうな息子Hちゃんママの自宅に招かれお邪魔したときは、Hちゃんママの「わが子ばかりかわいがる言動」に驚愕しました。見慣れない女の子のおもちゃに興味津々の息子だったのですが、「ごめんね、◯◯君は持ってきた自分のおもちゃで遊んでくれるかな? 女の子のおもちゃで遊んでも、きっとおもしろくないと思うよ?」と、息子がHちゃんのおもちゃを触ることにいい顔をしなかったのです。 2歳の息子は、なぜ目の前にあるおもちゃで遊べないのか当然理解できず、だだをこね始めました。するとHちゃんママは私に「しつけって小さいうちが大事っていうからね! 頑張らないとね!」と苦笑いで言ってきたのです。「ごめん、ぐずっているから帰るね」とすぐに私は帰りました。そして誓ったのです。2度とHちゃんママの自宅には行かないと。 最後の交流となった日Hちゃんママの数々の言動に不満をもちながらも、ママ友とはうまく付き合っていかなければならないと思っていました。私の家なら息子も伸び伸び遊べるのではないかと思った私は、誘いを断り続けていたHちゃんママを自宅に呼ぶことにしました。 すると、Hちゃんは、息子のおもちゃを独占。息子が「貸して」と言ってもHちゃんは貸してくれず、息子は自分のおもちゃでさえ遊べなくなって泣いてしまいました。そんな様子を見てHちゃんママは言ったのです。「◯◯君はすぐ泣いちゃうんだね……。やっぱり男の子の育児って大変そうだね! 私2人目も絶対女の子がいい!」と。 我慢の限界が来た私は、それ以来、プライベートでは距離を置くことにしました。無理して付き合うのは自分にも子どもにも、そして相手にも良くないことだと思ったからです。人それぞれ考えは違うものだと私は思います。子どもも大人も、相手が嫌な気持ちになることはしてはいけないと、改めて感じた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/ムチコ著者:市谷 千春
2024年02月27日私は、5歳の娘と3歳の息子を育てているシングルマザーです。娘がこども園へ入園してからしばらく経ったころ、寝る前に号泣しながら意地悪なお友だちのことを話してくれて、どうしたものかと悩んでいました。そしてそんな矢先に園の集まりが。すると、私はまさかの事態に驚くことに――! 4歳クラスから意地悪が始まった娘がこども園へ通い始めて8カ月ほど経ったころから、ある女の子(Aちゃん)が意地悪なことをしてくるという話が多くなっていきました。私は、「それは嫌だったね」「なんでそんなこと言ってくるんだろう?」などと返していたのですが……。 ある日、娘が就寝前に意地悪なことをしてくる女の子の話をしていると、声を出して泣き出したのです。娘が話してくれた内容は「水筒でお茶を飲んでいるときに、Aちゃんが水筒の底を押してきたから唇から血がでた」「Aちゃんがトイレの個室を開けきて笑ってきた」「描いた絵を見て、Aちゃんにぐちゃぐちゃだって言われた」「みんなが自分の好きな動物を描いているのに、Aちゃんが私には豚を描いてって言ってきた」など初めて聞く話もありました。 この話を聞いて、最近になって娘が頻繁に「私は絵が下手だから」と言っていたことを思い出しました。 公園で集まることに…娘の話を聞いて、私は次の日に担任の先生へ、Aちゃんとわが子について気をつけて様子を見ていてほしい、娘にも原因があれば教えてほしいと伝えました。先生はAちゃんが一方的に意地悪することがあると思ってはいたようで、注意してみてくださるとのことだったのですが……。娘の話では意地悪がなくなった様子はありませんでした。 そんなある日、クラスメイトが転園するため、日曜日にクラスのみんなでお別れ会として公園で遊ぶことに。すると……。 なんと娘がAちゃんのママに直接意地悪されたことを話していたのです。 娘が、Aちゃんのママに「Aちゃんが意地悪をしてくる」と話しているのを、私は遠くで様子を見ていました。娘の話を聞いたAちゃんのママは、「A(娘)に意地悪しちゃダメだよって言っておくね」と言っていたようです。 娘が自らAちゃんのママに伝えたのは驚きましたが、それからは、娘の話を聞く限りでは、以前に比べてAちゃんの意地悪の回数は減ったようです。5歳の子どものお友だち関係の悩みにはどう対応したら良いかまだ答えはありませんが、これからも娘の様子に注意しつつ見守りたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:本田りか
2024年02月26日夫に内緒で推し活を楽しんんでいる私。しかし、外泊が必要なコンサートの予定はさすがに内緒にできないと思い、思い切って打ち明けてみると……? 夫の意外な反応にびっくり…!半年ほど前に突然、韓国のアイドルにハマった私。オンラインライブや映画館でのライブビューイングを鑑賞したり、グッズを購入したりと出費が増える日々ですが、偶然にもそういったイベントがある日はいつも夫は出張中。グッズも夫が家にいないタイミングに届くよう指定配達にしているため、今のところ全てバレずに楽しんでいます。しかし、夫がいるときにリビングで推しアイドルの動画を見ることもあるため、私が何かにハマっているということはわかっているようです。ただ、無料で楽しんでいると思い込んでいる様子。 そんなある日、推しアイドルのコンサートが開催されると発表されました。絶対に行きたいと思いましたが、チケット代や交通費、宿泊費がかかること、家を数日開ける予定であることを考えるとさすがに内緒にしておくのは気が引けて、勇気を出して夫にこのことを伝えることに。結構な出費になるため許してくれないのではと不安でしたが、なんと夫は「わかった、楽しんできてね」と言ってくれたのです。「そんなことにお金を使うな!」と言われる覚悟もしていたため、夫の思いがけないやさしい言葉に内心とても驚きました。 私は今まで推し活を内緒でしていたことがなんだか申し訳なくなり、その後は夫に推し活の予定を共有するように。また、在宅ワークも始め、家計の足しになるよう頑張っています。私の楽しみを否定せず受け入れてくれた夫にはとても感謝しているので、今後もこの気持ちを忘れずに、家事と仕事、そして推し活をバランスよく続けていこうと思った出来事です。 作画/赤身まぐろ著者:宮崎 久美子
2024年02月25日私は友人関係である悩みがあります。それはSNSで頻繫にモテ自慢をする、古くからの友人についてです。友人は結婚しており、子どももいます。ママであり既婚者の友人が、なぜモテ自慢をするのか不思議です。同時に私は、とても不快な気持ちになっていってしまい……。友人の投稿をミュート設定にそもそも、この友人とは幼稚園生のころからの付き合い。お互いの結婚式には参列し、遠く離れた場所にいてもSNSを通じて良い関係を築けていました。しかし、あるときから友人がSNSに「またナンパされた! ママになってもいけるってことだね」「元カレからまた連絡きた」といった男性関係の投稿をたびたびするように。 かと思いきや、家族の仲むつまじい投稿。しかし、友人がご主人以外の男性に抱きついた写真をアップ。私の中で不快な気持ちが募ってしまい「あ、もうダメだ」という結論になったのです。私はミュート設定をし、友人の投稿が目に入らないようにしました。 本来ならば、完全にSNS上の関係を断ち切るブロックの選択が正しかったのかもしれません。しかし、古くからの付き合いで友人の良いところもたくさん知っていますし、実際に会った際にはモテ自慢は気になりません。そのため、友人の投稿を見なければいいだけだと思い、ミュート設定だけにして、そっとSNSを閉じました。 友人は良い人なので、また縁があって再会すれば、仲良く話すことができるかもしれません。しかし友人のSNSだけは、何を見ても不快に感じてしまう私。もちろん、SNSに投稿する内容は自由ですし、価値観や生活水準の違いは仕方ないことです。SNSにとらわれることなく友人の良いところに目を向けて、私は自分軸を大切にしていこうと思った出来事でした。 イラスト/ミロチ著者:都 うめこ
2024年02月25日ドラックストアで美容部員として働いていたころ、お客さんの子どもがイタズラをしているのを発見。やんわりと注意すると、その子の母親がまさかの行動に出て……!? し、信じられない…。ドラッグストアの美容部員として働いていたとき、私はあるお客さんの子どもがアイシャドウのテスターをほじって粉々にしているのを見つけました。近くに親らしき人がいなかったため、子ども本人に注意してやめてもらったのですが、私がいなくなるとまた同じことをし始めます。今度は親がそばにいたのですが、注意するどころか笑いながら見ていて驚きました。床に粉が落ちて汚くなっていたため再度子どもに注意すると、親は謝罪をするどころか舌打ちをしてこちらを睨み、子どもに注意することもなく帰っていきました。 その後、掃除をして片づけましたが、新しいテスターはすぐに用意できないため色を試したい方が使えない状態が続きました。もし子どもの行為に気がつかなかったら、粉々になったアイシャドウが店のあちこちに散らばり、他のお客様のお洋服が汚れていたかもしれないと思うとぞっとします。 自分の子どもが悪いことをしていたら、親にはしっかり注意してもらいたいと強く思いました。また、自分に子どもが生まれたときは、人に迷惑をかけるのはいけないことだときちんと教えたいと思った出来事です。 ◇ ◇ ◇ 子どもが人に迷惑をかけているのに、親が注意せず笑って見ているだけで困惑した……という体験をしたことがある方は、意外と多いのではないでしょうか。皆さんはそんな親子と出会ったとき、どのように対応していますか? 「こうしたら穏便に場がおさまりました」という体験談があれば、ぜひ教えてください。 作画/しおん著者:さいとう ゆり
2024年02月24日息子を屋内のレジャー施設で遊ばせていると、小学生くらいの子が息子を突き飛ばし!? 大泣きする息子を慰めていると、その子の母親が近づいてきて……。 母親の態度にびっくり…子どもが遊べる屋内施設に、4歳の息子をつれて遊びに行ったときのお話です。2歳から6歳までの小さな子ども専用のエリアで息子を遊ばせていると、10歳くらいの兄妹がやってきて、お互いを突き飛ばす遊びを始めました。近くに保護者らしき人は見当たらず、ほかのママさんたちは危険を感じて子どもを避難させます。 私も息子を避難させようとしたのですが間に合わず、その兄妹の妹ちゃんに息子が強く突き飛ばされてしまいました。お兄ちゃんに勝てず面白くなかったのか、近くにいた息子に攻撃し始めたのです。息子はもちろん大号泣しましたが、幸いけがはありませんでした。私は二人にやさしく注意をしたのですが、妹ちゃんはなんと「うるせえなババア!」と暴言を吐いてきたのです! これにはさすがに腹が立ちましたが、やっと母親が登場し「何やってんだ! 勝手にウロウロしやがって! 小さな子が遊ぶ場所に入ってんじぇねえよ!突き飛ばすとこ見てたぞ! 謝れ!」としっかりと叱ってくれたので苛立ちをグッと堪えることができました。ただ、言葉遣いの悪さには驚きを隠せませんでしたが……。 その後、妹ちゃんは母親に促されて泣きながら息子に「ごめんなさい」と謝ってくれ、その子の母親も「ごめんね、痛かったよね」と心配をしてくれたのです。お詫びにアイスまで買ってくれたので、言葉遣いは悪いけれど根は良い人なのかな?と思いました。 今後危ないなと感じたときは、もっと早く息子を避難させようと強く思った出来事です。 作画/赤身まぐろ著者:佐々木 亜紀
2024年02月24日義母がお土産を持ってきてくれたときに、困惑したエピソードをご紹介します! 義母のお土産に…ある日、義母が「あなたたちにお土産買ってきたの!」と言って、お刺身とフレーバーコーヒー(カフェインレスではないもの)を持ってきてくれました。生モノもカフェインも妊娠中で控えてるため私はどちらも食べられないのですが、とりあえず「ありがとうございます」と言いました。 すると義母は「花子さんは妊娠中だから食べられないよね。◯◯(夫の名前)、花子さんに刺し身は切ってもらって、コーヒーは淹れてもらって飲んでね!おいしいよ!!」と衝撃発言。予想外の言葉に少し驚きました。 ♢♢♢妊娠中はお嫁さんが食べ物に気をつけていることは、妊娠・出産経験者の義母なら知っているはず。どうせなら、夫婦で一緒に食べられるものをもらえるとうれしいですよね。もし、なにを持っていけばいいかわからないときは、好きなものや食べられそうな物を前もって聞いておくとお互いがモヤモヤせずに済むかもしれませんね。 作画/きょこ著者:高杉花子夫婦ふたり暮らし。初めての妊娠中。
2024年02月24日子育てと仕事に奮闘していたころ。仕事中に保育園からの呼び出し連絡がきたのです。しかし、それはちょうど接客業のピーク時間……。どうしたらいいか迷っていると――!? 予想していなかった後輩からの言葉私は育休明けから職場で指導する立場になり、後輩の指導をしつつ、毎日のタスクをこなす日々を過ごしていました。接客業だったのでピークタイムはとても忙しく、お店のみんなで一丸となってピークタイムを乗り越えていました。 ある日、ピークタイムが始まる30分前にお店の電話が鳴りました。私の娘が通う保育園から「お熱が出たので…」とお迎え要請。いつもは余裕のあるピークタイムの配置人数がこの日に限ってギリギリの人数で、私が抜けると厳しい状態でした。 1時間お迎えを待ってもらおうか、夫にお迎えをお願いしようか私が迷っていたとき、1人の後輩が私のほうに来て、「困ったときはお互いさまです。すぐに行ってあげてください」と言い、後輩はお店のみんなとピークの配置変更を考え始めました。 私は立場上、後輩たちの先頭を走らないといけないといつも思っていたので、後輩からの言葉に一瞬なにが起こったのか理解できず.......。同時に「あっ、私はひとりで頑張る必要はないのだな」と肩の力が抜けた感覚になりました。 そして、お店のみんなにお礼を伝えてすぐに保育園へ向かうことができました。保育園へ着き、熱でぐったりしている娘を抱きひと安心。娘をすぐに病院へ連れて行きました。 立場上、私の都合で後輩に仕事を任すことは迷惑なことだといつの間にか思っていた私。この出来事をきっかけに、私はあまり話さなかったプライベートな話を後輩たちと話すようになり、後輩たちもプライベートな話を私に話してくれるようになりました。 そのおかげか私は後輩たちの得意なことや日頃考えていることなどを知ることができ、どんどん仕事を任せられるように.......。仕事もママも常にしっかりしていないといけないと考えていた私に、周りに頼るということを教えてくれた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:楠 かのえ
2024年02月23日義母に会ったとき、ご近所さんが第4子を妊娠した話になりました。「おめでたいですね〜」と話していたのですが、その後に義母が発した言葉にびっくりしてしまいました。 義母と世間話をしていたら…お正月に義母と会ったとき、第4子を妊娠したご近所の女性の話になりました。その人は私と同年代で高齢出産にあたるのですが、「4人目なんてねぇ、年齢的にも中絶しないなんてビックリよね」と私に言うのです。 中絶を簡単に口に出すことに対して、また臨月間近の私にその同意を求める姿勢に衝撃を受けました。 ショックすぎて答えられない私に代わり、夫が「もう帰ろう」とすぐに席を立たせてくれました。 これまでにも私に対し、「おかしな子が生まれたらイヤよ」など信じられないようなことを言う義母でしたが、このときは何も言えませんでした。 ◇ ◇ ◇ 妊娠中のお嫁さんを前に、高齢出産や中絶の話をするなんてデリカシーがないですよね。世間話であっても口にする話題ではなく……。相手の状況を考え、会話や言葉選びには気をつけたいですね。 作画/さくら著者:吉川あやか
2024年02月23日初めての出産のときのこと。出産予定日を過ぎても出てくる気配のない長男。医師がエコーでおなかを診たところ……。 予定日を過ぎても生まれず…長男を出産したときのこと。出産予定日から数日経っても生まれてくる気配がありません。そんな矢先、おなかの中で逆子に……。 帝王切開の可能性を考えておこうと先生からお話がありました。その後も出てくる気配はなく、逆子は戻らず。帝王切開をする日を決めました。手術前日、手続きを済ませて入院。病室で長男にいろいろ話しかけ、当日を迎えました。 手術前、少し怖い気持ちもありましたが、覚悟はできていました。お昼になり、「頑張ろうね」とおなかの長男に話しかけて手術室へ。先生が「よーし頑張ろう、最後に超音波ね」と言い、私のおなかをエコーで診察。すると先生は少し黙り、そして「切りません!」と断言しました。なんと息子が頭位に戻ろうと動いていたそうです。 その数時間後、通常分娩で元気な赤ちゃんを出産しました。本当にびっくりしてしまい、妊娠・出産は神秘だなと心から思いました。 ◇ ◇ ◇ 逆子の帝王切開では、手術前に赤ちゃんが動いて頭を下にすることが時々あるようです。生まれるまでは不安や緊張を感じるママが多いと思いますが、赤ちゃんの産声が聞こえると安心しますよね。赤ちゃんのご誕生、おめでとうございます! 監修/助産師 松田玲子作画/しおん著者:匿名希望ママ
2024年02月23日妊娠中の私はおなかが大きく、自転車の練習がしたいと言う7歳の息子の希望を叶えてあげられません。そこで祖父が「かわりに練習に付き合ってあげよう」と言ってくれたので、任せることにしたのですが……。 祖父の信じられない行動に、ブチッ!年末年始の休暇中、7歳の息子が自転車の練習をしたいと言い出しました。しかし私は3人目の子どもを妊娠中でおなかが大きく、練習に付き合ってあげられません。そこで祖父が代わりに練習を見ると言ってくれたので、任せることに。 しかし、練習から帰ってきた息子はなんと、頭から血を流していたのです! 私はひどく驚き、急いでけがの手当をしながら「何があったの!?」と2人に聞くと、坂道での練習中に自転車の操作を誤り、ものすごいスピードで急降下しながら横転し、地面に頭をぶつけたとのこと。 まだ練習を始めたばかりでふらふら状態の息子に、傾斜が激しい坂道を下らせたことが信じられず困惑していると、さらに祖父は信じられないことを口にします。「2回目まではうまいこといってたんやで。でもふらふらやったから、もうやめとけって言ったんやけどなー。またするって言うから続けさせたんよ。やっぱ3回目はやめとけばよかったなぁ」。 頭を打って血を流しているのにそんな軽い言い方をする祖父に対して、さすがに怒りが爆発!「まだじょうずに乗れないのに、坂道で練習させるなんて危なすぎるやん! 頭打っとるんやで!? 何かあったらどうするんよ!」と怒りました。 年末年始で近くの病院はお休みのため、救急で診てもらうことに。先生には48時間は吐いたり様子がおかしくないか注意して経過観察をしてくださいと言われ、非常に心配な年越しとなりました。幸い息子にはその後心配するような症状はなく、無事にけがも治ってひと安心。 後日、例の坂道を見に行くと、「ここで練習したの!?」と目を疑うほどの急な坂道でした。子どもの面倒を見ようとしてくれる心づかいには感謝していますが、今後は祖父ひとりに子どもを任せるのはやめようと決意。私の周りにはありがたいことに、保育所の先生や祖父母、きょうだいなど子育てをサポートしてくれる人がたくさんいます。しかし今回のことで、その人たちに全面的に任せるだけでは子どもの安全は守れないと痛感。特に祖父に関しては、普段から事故のリスクについて話し合っておくことが必要だと感じました。 ◇ ◇ ◇ まだ自転車にうまく乗れない子どもに坂道で練習させるのは、大人が見守っている状態でも非常に危険です。傾斜がなく障害物も少ない広い場所で練習するようにし、目を離さないようにしましょう。また、練習時はもちろん、乗れるようになってからもヘルメットを着用しておくとけがの防止に繋がります。 作画/森田家著者:やすだ はなこ
2024年02月23日インターホンが鳴ると、どんな人か見て、いかにもやさしそうな人であれば一度は出るようにしていた私。しかし、「やはり出なければよかった」と思う出来事が起こりました……。 物腰柔らかな女性が家にやってきたある日、家のインターホンが鳴ったためモニターで見てみると、1人の物腰柔らかな女性が立っていました。「玄関先まで出てきてください」と深々と頭を下げられたため、とりあえず出ることに。地域のママとその子どもを対象に、子育てについて話し合う親子のための場があるため、参加してほしいとのことでした。 自転車置き場に子ども用の乗り物が置いてあったため、小さな子どもがいることがわかったようです。当時私は引っ越してきたばかりで知り合いもほぼいなかったため、少し興味はあったのですが、日程の都合が付かず参加は見合わせることに。女性はチラシだけを残し、「また誘います」と立ち去りました。 チラシには「子育ての話しをしませんか?」と書かれており、開催場所の地図と日時、女性の名字と携帯電話番号が書かれていました。詳細や主催団体の名前はどこにも書かれておらず、インターネットで調べられず……。 その後も2週間に1度くらいは家に来る女性。最終的には「子どもも今月から幼稚園に行きだしたので行けません」と嘘をつき撃退しました。それ以来、その女性が来ることはありませんでした。 嘘をついて撃退したはずが…しかし、今度は違う女性が家にやってきたのです。また勧誘なら面倒だなと思い、居留守を使うことに。すると、また今までと同じ「子育ての話をしませんか?」のチラシが入っていたのでした……。 いまだにポストにあのチラシが入ることがありますが、いつまで続くのやら……。実際のところどのような会なのか不明ですが、拒否しているのに強引に来るあたりが恐ろしく、絶対に行くことはないと思います。今後はインターホンが鳴ったときの対応は、慎重に判断しようと思っています。 著者:鬼頭いちか
2024年02月23日保育士として働いていたママ。周囲の反応に悩んでいたときのエピソードをご紹介いたします。 保育士だから…初めての出産や育児は分からないことだらけ。ただ、私は保育士として働いていたので、産院でも家庭でも親戚宅でも、「保育士だから子どものこと分かるよね」「保育士さんだから言わなくても大丈夫だね」と言われることが多く、なかなか周囲を頼れずにいました。また「保育士なのに」と新生児期のお世話や母乳育児のことなど何も分からない自分が情けなく、娘に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 そんなとき、生後1カ月の健診で保健師さんが親身に話を聞いてくれ「保育士だからって、できないこと、分からないことあっていいじゃない!」「私は保健師だけど、自分の子どもが生まれたときなーんにもわからなくて、おむつ替えも沐浴も離乳食もたくさん失敗したわよ。抱っこも上手じゃなくてよく子ども泣いてたわ」と言われました。その言葉をもらった私は「保育士だけど」できないことがあってもいいんだと心が軽くなりました。 それから私は、分からないことは分からないと言えるようになり、できないなりに試行錯誤したり、夫と一緒に調べながら乗り越えたり……楽しみながら育児ができるようになりました。私もあの保健師さんのように、同じような状況のママがいたら、「大丈夫だよ」と勇気づけてあげられるような人になりたいなと思っています。 作画/miyuka 著者:大原凛私立保育園勤務の保育士。本屋さんとパン屋さんめぐりが趣味。
2024年02月23日子どもが生まれ、年末年始に夫の実家に帰省したときのお話をご紹介します。 大丈夫じゃない!夫の実家には遠慮があり、私は喉が渇いたときもお茶をいただくのにも遠慮がありました。そんなとき、夫が「温かいお茶持って来たよ」と声をかけてくれました。 うれしくて口にすると、なんとそれは「お酒」。怒りと驚きですぐ吐き出し、何度も口をすすぎました。授乳中なのに、どうしたらいいのかパニックになり、ネットを検索して必死に情報を集めました。夫は酔っており、ことの重大さをまったく理解していない様子。すぐ義理の母にも伝えに行きましたが「大丈夫よ」と夫に注意することもありませんでした。不安だったのため、授乳は時間を空けておこなうことに。 ものすごく腹が立ったため、私の実家の家族に夫の前でこの件を話しました。すると、実家の家族は「ありえないわ」と言ってくれ、夫は少し肩身が狭くなっていたので気持ちがスッとしました。 ♢♢♢助産師さん曰く、母乳のアルコール濃度は、飲酒後30分から2時間がピークになると言われているとのこと。アメリカ小児科学会では、飲酒後2時間は授乳を避ける、母親がアルコールの影響を感じなくなるまで授乳をしない、ということを推奨しているそうです。また、授乳中に飲酒したあと、搾乳して母乳を捨てる必要はないとされており、2時間以上の間隔を空けて授乳するとよいとされているとのことでした。 ただ、アルコールは赤ちゃんへの影響だけでなく、母乳の分泌にも影響を及ぼすと言われているため、授乳中の飲酒は控えることがオススメしますとのことでした。 予想外のことにママは焦ったことでしょう。妊娠中だけではなく、出産後も気をつけていかなければならないことも多くあります。今回のことをきっかけに、夫さんもそのことに気づいてくれたらいいですよね。 作画/きょこ監修/助産師 松田玲子著者:西野 さくら 0歳児を育てる母。教育関係に勤務。趣味は懸賞。
2024年02月23日普段仕事が忙しく息子との関わりが少ない夫は、週末はなるべく一緒にお風呂に入ることで触れ合う時間を取ろうとしています。里帰りから戻ったその日も、夫がお風呂に入れていました。すると、お風呂から夫の笑い声と息子の泣き声が続いていたため、気になってのぞいてみると……。夫のまさかの行動に、怒り心頭に発した体験をお話しします。夫婦ふたりでの育児がスタート!里帰りを終えて、本格的に育児が始まりました。夫が仕事から帰ってくるころには、私が息子のお風呂を済ませて寝かしつけたあとなので、基本的に夫はほぼお世話ができません。 そのため、週末はミルクをあげたり、お風呂に入れたり、積極的に関わろうとしてくれます。その様子に私はほっこりしつつ、見守っていました。 お風呂から息子の泣き声と夫の笑い声…とある休日の夕方。お風呂から息子の泣き声と、夫の笑い声が聞こえてきました。 普段も多少は泣いてしまうことがあるものの、なかなか泣き止まないので心配になり、浴室の様子を見に行くと……夫は片手に息子、片手にシャワーを持ちニヤついていました。 息子が泣いていた原因は!?「泣き止まないからちょっと心配になって見に来たんだけど、どうしたの?」と聞くと、「職場の先輩に聞いてさ。今後、水を怖がらないように顔に直接シャワーを当ててた。すごく泣くから笑っちゃって」と言うのです! 私は「嫌がっているんだからやめてよ!!」と、ニヤつきながら答える夫に怒りが収まりませんでした。今後のためとはいえ、嫌がることを続けていたら余計に嫌いになってしまうと思います。息子はかなり激しく泣いてしまっていたので、今後もやめるように伝えました。 育児に対して積極的な姿勢でいてくれる夫に助けられることはもちろんありますが、今回のような息子への接し方をされてしまうと、こちらが手放しでお世話を頼めるようになるのはまだまだ先の話かな……と感じてしまいます。とはいえ、指摘するときは言葉を選ばないとすねてしまい、お世話をしてくれなくなっては困るので、慎重に伝えていこうと思います。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ミロチ著者:たなか かな
2024年02月22日やさしい先輩ママとの2人だけのランチ会。楽しくお話しできればいいなと思っていたのですが、「最近何だかよりきれいになりましたよね!」という私のひと言から、会話はあらぬ方向にいってしまい……。第一印象は明るくやさしい先輩ママ私が住む自治体で、移住者を増やそうと活動をする団体があります。私はその団体に入っており、そこで明るくやさしい40代の先輩ママに出会いました。笑顔の素敵なママさんで第一印象はとても良く、意気投合。「今度一緒にランチしましょう!」という流れになり、その日を楽しみにしていました。 私はただ純粋に、子育てや家族、趣味について楽しくランチができればいいなと思っていただけなのですが、出会ってから後悔することに……。 最初は盛り上がったけれど…ランチ当日。子どもや家族の話、移住者を増やす活動についてなど、いろんな話で盛り上がっていました。数カ月前に会ったときより髪型やお肌がきれいになったように思えたので、「最近何だかよりきれいになりましたよね!」と言いました。 すると、先輩ママは何かスイッチが入ったように「それがね、私これを始めたの!」と言いながら、いくつもの資料をテーブルに並べ始めました。私は思わず目がテン。並べられたのは、スキンケア商品や化粧品の資料でした。 止まらない…先輩ママの暴走トークそこから1時間以上、化粧品の押し売りトークが始まりました。オーガニック志向の強い先輩ママは、自然由来でできた品質の高い化粧品を熱く紹介。確かに化粧品そのものは良いと理解しましたが、「今度セミナーに来てみない?」「話だけでも聞いてみていいと思うの!」と営業は暴走気味に。 私は苦笑いでやんわり断ったのですが、先輩ママの押し売りトークが止まることはありませんでした。化粧品も先輩ママの印象もどんどん悪くなり……。 化粧品に興味が出たら連絡しますと伝え、ランチはそのまま終了。なんとも後味の悪いランチでした。言いたいことはわかるのですが、何においても押し付けは良くないと先輩ママを見て思いました。相手の気持ちや立場を考えたコミュニケーションが大切だと感じた出来事です。著者:松野椎香今年小3長男、小1娘、年中次男を持つ3児の母。実家は両家共に遠方。次男は知的療育中。調理師免許。書道セラピスト。筆文字やピアノ弾き語りが趣味。心理カウンセラーの資格取得を目指して日々勉強中。
2024年02月21日私と夫は、大学の同級生です。大学2年生のときに、夫の芯のあるところに惹かれて私が好きになり、付き合い始めました。大学を卒業し、お互いに就職してから結婚。すると、交際中にはわからなかった夫の一面が見えてきたのです。芯が強く男らしい夫の意外な一面私自身はとても優柔不断な性格。私が迷って迷って決めきれないことも、夫は交際中から的確なアドバイスをくれ、「男らしくて頼りになるな」と私は思っていました。そんな夫と結婚して長男を授かり、長男が生後6カ月になったころの話です。 夫が長男の足をくすぐったときに長男が「キャッキャ」と声を出して笑ったのです。長男が声を出して笑ったのは、そのときが初めてでした。夫は「今の聞いた? かわいいなぁ」と、何度も長男の足をくすぐっていました。 そのたびに声を出して笑う長男。夫がだんだん静かになり、目頭を押さえて「どうしよう、こんなにかわいいんだね」と涙を流していたのです。夫の涙を見たのは初めてだったので驚きましたが、私は「愛情深い人なんだな」とうれしくなりました。 それから4年が経ち、現在の長男はかんしゃくが多く、“自閉スペクトラム症の疑い”と診断がつきました。感情のコントロールが難しく、かんしゃくを起こしているときは長男自身もつらそうな様子です。 ある夜、子どもたちが寝たあとに長男の対応について夫と話し合いをしていると、夫が泣きながら「かんしゃくのときって、長男もつらいよね」と言いました。夫は「長男のかんしゃく時の気持ちを想像すると、胸がぎゅっと締め付けられるような思いでかわいそうになる」そうです。 私が今までに見た夫の涙は、すべて長男関係です。夫が泣いているのを私は今まで見たことがなかったので最初は驚きましたが、それだけ「子どもに対して愛情深いんだ」と思っています。結婚してから知った、夫の意外な一面でした。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ミロチ著者:吉川 みきな
2024年02月21日そんな長女が2歳のころ、育てにくさに悩んでいた私。言葉の遅れも気になっていました。そこで、市の広報で見つけた子育て相談に行ってみることに。しかし、専門家の言葉に私はひどく落ち込むことになってしまいました……。 子育ての悩みを相談すると…長女は生後10カ月ごろからかんしゃくが始まり、2歳ごろになると言葉の遅れが目立ち始めました。普段はほとんど話さない長女ですが、自動販売機やスーパーのロゴを見つけると指を差しながら唐突に話し出す長女に、私はネットでよく見る自閉症の特徴と似ているなと思っていました。 ある日、たまたま手にした市の広報誌で子育て相談があることを知り、すぐに予約。当日、長女と一緒に子育て支援センターへ行き、臨床心理士の先生に子育ての悩みを話しました。 すると……。 「でも、まだ2歳だしね。それにちゃんと理解力はありそうだけど」と言われ、私の思いや不安はあまり理解してもらえません……。それどころか、いたずらをし始めた長女に私が注意していたのを見て、「ダメって言っちゃダメよ。あなたの接し方が悪いんじゃない?」と言われてしまったのです。 後日、別の方に相談すると…指摘された言葉が頭に残り、私のせいかもしれないと、ひどく落ち込みました。ですが、夫や職場の託児の先生から励まされ、また、託児の先生が療育などに詳しかったこともあり、その後はたくさんの方からアドバイスをいただきました。 また、後日子育て相談の担当の方が変わると、その方のおかげで発達を専門に見ている医師と出会うことができたのです。そして長女は発達検査を経て、高機能自閉症と診断されました。 当時は心理や発達の専門家だからと、臨床心理士さんに言われたことを真に受けていた私。不安を理解してもらえず、ダメ出しをされたことは傷つきましたが、たった1時間で人を理解することは、専門家でも不可能なのかもしれません。今は割り切れるようになりました。子どもと一番近くにいるのは親である私なのだから、自分自身をもっと信じてみようと思えるようになるきっかけとなった出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:なか さおり
2024年02月21日夫は仕事が忙しく家事や育児の時間をとるのが難しいため、1人目の出産を機に私が仕事を辞めることになったわが家。しかし経済的な理由から、産後も仕事を継続してほしいという思いが夫にはあったのです。そして夫から度々投げかけられた言葉にモヤモヤしてしまい、ある日怒りが爆発してしまいました。夫の口から出た信じられない言葉「働くこと」に関する夫の言葉で強烈に印象に残っているのは、まず現在8歳の第1子が生後5カ月になるころに言われた言葉です。毎日、家事と慣れない育児を必死でワンオペでこなしている私に、「仕事っていつまでやらないつもりなの?」と言う夫。その後に続いたのは、「うちの経済状況的にいつまでも休まれては厳しい」。そして飛び出した耳を疑うような言葉は「働かざるもの食うべからず」でした。 産後5カ月といえば育休中の人でもまだ仕事復帰しない人も多く、仕事をしていなくて当たり前と私は思っていました。「なぜこの時期にそれを言う!?」と、衝撃しかありませんでした。子どもが生まれた当初、育児と家事にほとんどノータッチだった夫は、その大変さをまったく理解しておらず、毎日私のことを家でのんびりしている人のように思っていたようです。 働き始めると今度は夫は……その後、モヤモヤしながらも私は働いてほしいという夫の希望を背負い、1人目が1歳半になるころから一時保育を利用して少しずつ家でできる仕事を始めました。しかし、まず一時保育の空きが少なく、まとまった時間をとって思うように仕事をすることはできません。一方で受けた仕事は締め切りまでに完成させなければいけないため、仕事とワンオペ家事や育児でヒーヒーしていました。 ちょうどそのころは、周囲で新車を買ったりマイホームを買ったりといった話題が続いた時期。そういう話題が出るたびに夫の口から発せられていたのが、「あの家は共働きだから(そういうことができる)」というフレーズでした。 フルタイム以外は働いているに入らない!?夫の指す「共働き」とは、奥さんも正社員でフルタイム勤務で稼いでいるということ。「うちは共働きじゃないから家や新車を買うのは無理だよ」という意味合いが込められています。 その言葉を聞くたびに私は「こんなに日々いっぱいいっぱいで働いているのに、働いている人とはみなされていないのはおかしい」という怒りを覚えました。 そして、もっと稼いでほしいという願望を匂わせてくる夫と、夫の度重なる発言についにその怒りが爆発しました。 夫の変化私は夫に、「育児と家事でいっぱいいっぱいで、とても仕事を増やすことはできない。私に仕事をしてほしいなら、あなたが家事と育児をする時間を少しでも増やして。あなたにその覚悟がないなら現状を変えるのは難しい」と伝えました。夫は私の状況をまるで理解していなかったことに初めて気づいた様子。 その後は頻繁に言っていた、ほかの家の経済状況を羨むようなフレーズを言わなくなりました。そして今では、以前より家事や育児も手伝ってくれるように。とはいえ夫は仕事が忙しく、下の子が3歳になった今もなお、私の仕事の比率を劇的に増やすことはできていません。 夫婦で家事と育児の役割分担がきちんとできなければ、とてもフルタイムで働いて仕事、家事、育児のすべてを回していくことはできないと感じています。しかし、家事と育児の役割分担をするのは、夫の仕事時間が減らない限り難しいのが現状です。「夫の働き方が改善されれば、もっと子育てと仕事の両立がしやすくなるのに」と夫の会社や、ひいては日本社会の抱える課題を感じたりもしています。もっと夫婦で子育てしやすい社会になっていくといいなと思います。 著者:澤崎 凪1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。
2024年02月21日長男は3歳ぐらいから、幼児向けのDVDをよく見ていました。ある日たまたま、荷物を置いている部屋の片づけをしていると見慣れぬバッグが……。バッグを開けて中を見てみた結果、信じられないものが入っていたのです――。 見慣れぬバッグわが家は共働きですが、ほぼワンオペ。当時3歳の長男と1歳の長女を仕事帰りに保育園へお迎えに行き、帰ってきてご飯を作り食べさせ、お風呂と寝かしつけでバタバタの毎日。私がご飯を作っているときや、片づけをしているときは、子どもたちにDVDを見せて待ってもらっていました。 ある日、荷物を置いている部屋を片付けていると、子どもたちのDVDの奥に見慣れないバッグを発見。子どもたちのものかと中を開けて見てみました。 すると……。 それは夫が隠していたアダルトなDVDだったのです!その当時夫はシフト制で、夜勤のときは昼間家にいることもあります。私が働いている知らぬ間に見ていたのかと思うと怒りが込み上げてきました……。夫に問い詰めると怒りがおさまらず夫に「これ何?」と問い詰めると、「○○さんが見てみて!って貸してくれて……」と。私も知っている仕事仲間の名前を出し、「もう返すから」と言う夫。 「もし子どもたちが見るようなことがあったらどうするの? 私は自分の時間もないのに、さらに人のせいにして……」と、怒りを通り過ぎて悲しくなってきました。 時間がないなかでも、夫婦が一緒にいる時間があるときはその時間を大事にしてきたつもりだったのに、裏切られた気がして悲しくなってしまった私。けれどもそれ以降は、夫の隠しているものを目にすることはなくなりました。そして、私が自分の時間がないことを訴えたのが効いたのか、次女、次男が生まれてからは夫も育児に参加するように。複雑な心境ですが、その点は良かったなと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ぽん子著者:松田みさと
2024年02月20日息子は幼稚園に通っており、クラスでは息子を含めた仲良し5人組で楽しく過ごしているようです。私がお迎えに行ったとき、息子より先に私にかけ寄ってきてお喋りをしてくれる男の子がいたのですが、のちに私はその男の子に悩まされることになりました――。 「今日は意地悪されて嫌だった!」そのお友だちは仲良し5人組の1人。お迎えのとき「今日は○○君(息子)に意地悪された」「今日は喧嘩したけど謝ってくれなかった」など、息子がお友だちに対して嫌な思いをさせている内容を伝えてきました。 最初は「ごめんね」と言いつつ、子ども同士のよくある喧嘩だろうと軽く考えていました。でもお迎えのたびに言われるため、私は息子が一方的にお友だちを傷つけているのではないかと不安になってきたのです。 言われた内容を息子に聞いても「何のことかわからない」と言います。担任の先生に相談したかったのですが、私がお友だちから声をかけられるのはお迎えの後だっため、降園後のことまで先生を関わらせていいのか判断できず迷っていました。でも1カ月ほど続いたため、思い切って相談することに……。すると先生は「そんなことがあったんですか!」と驚いて、すぐに対応してくださいました。後日、先生から「お友だちと話しました」と声をかけて頂きました。 「実は他のお母さんにも同じことをしていたみたいなんです。お母さんたちとお喋りをしたいという気持ちから、大げさに話したり、嘘を言ったりしていたようでした」と先生。この回答をいただき、納得できました。 息子が、一方的にお友だちに嫌な思いをさせたわけではなかった点は一安心。お友だちへは先生から「相手の気持ちを考えて話をしよう」ということをお話ししたそうです。先生から「気になることはすぐ仰ってくださいね」と言われました。お友だちのためにも何かあればすぐに先生に伝えるべきだったと反省し、これからは迷わず相談しようと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/はたこ著者:海原えめ
2024年02月20日2年の不妊治療の末、ようやく子どもを授かった私。夫の祖父母の元へ報告に行ったのですが、そのとき義祖父から信じられないことを言われ……。 やっと授かったのに…結婚後しばらくして不妊症だとわかった私は、不妊治療を始めて2年でやっと子どもを授かることができました。妊娠の報告をしに夫の父方の祖父に会いにいくと、祖父は喜びつつ「男の子だといいなあ」と言葉をこぼします。夫の家には「長男が家を継ぐ」という昔ながらの考え方があると聞いており、夫はその跡取りの立場である長男だったため、男の子を望まれることに納得はしていました。しかし、私はそのあとに続く発言にひどく驚きます。 夫の妹も私と同時期に妊娠していたのですが、なんと夫の祖父は「もしお前さんの子が女の子で、妹のところが男の子だったら取り替えてもらえ」と言ったのです。私はデリカシーのないその発言に思わず言葉を失ってしまい、やっとの思いで授かった子どもを、なんだか家を存続させるための道具のように扱われた気がして、泣きそうになってしまいました。 すると夫の祖母が「なんてこと言うの! そんなこと言ったらだめでしょう!」と祖父を怒ってくれたのです。夫の祖父母に不妊症のことは言ってなかったのですが、思い返せばなかなか子どもを授かれず悩んでいたときに、祖父が「子どもはまだか」と言うのに対して、祖母は「今どきそんなことを言うのはおかしい」とずっとたしなめてくれていました。 本家の長男と結婚することの大変さを知ったと共に、夫の祖母のやさしさを感じた出来事です。 ◇ ◇ ◇ 「子どもを取り替えてもらえ」なんて、絶対に言ってはいけない言葉ですよね。「長男が家を継ぐべき」という昔ながらの考え方が残る家の中で、祖父の発言が人を傷つけるものだと理解し、すかさず怒ってくれた祖母の存在はとてもありがたいもの。このあと、ママが傷つくことなく義実家と関われていることを願うばかりです。 作画/さくら著者:江藤 かなこ
2024年02月20日生後4カ月の末っ子が、ある日突然高熱を出しました。上の子が感染症にかかったあとだったため、うつったのかな?と思いましたが、生後4カ月ではその感染症にかからないと聞いたことがあり……。 えっ、生後4カ月なのに!?私は3人の子どもの母です。末っ子が生後4カ月のころ、一番上の子が通っている保育園では突発性発疹が流行っていて、一番上の子も発症してしまいました。その後無事に治ったのですが、なんと末っ子が突然高熱を出したのです。 突発性発疹はまず突然高熱が出て、熱が下がると共に発疹が出るというのが主な症状だと聞いていたので、私は末っ子も突発性発疹かもしれないと思いました。しかし、突発性発疹は生後6カ月以降の子どもが多く発症すると言われています。末っ子はまだ生後4カ月なので、ただの風邪なのかも……?とも思いましたが、心配なので病院へ。 医師に相談すると、「生後4か月で突発性発疹にかかる子は確かに珍しいけれど、絶対にかからないわけではないですよ」と言われました。そしてその後、熱が下がったころ全身に発疹が出て、やはり突発性発疹だったことが判明。 生後4カ月でも突発性発疹にかかる子はいると、今回の件で初めて知ってとても驚きました。 自分の中の常識を鵜呑みにしてはいけないということを学べた今回の一件。 今後は「一般的にこの病気にかかる年齢ではない」と思い込まず、なにか症状が出たら病院の先生にしっかり診てもらうことが大切だと感じました。 ◇ ◇ ◇ 突発性発疹は、生後6カ月〜1歳半の時期にかかりやすい感染症として知られていますが、それ以外の時期であればかからないというわけではありません。また、ほとんどの突発性発疹は、熱が下がり、境界がはっきりした赤い発疹が現れてからでないと診断が難しいため、ほかの病気の可能性も考えておく必要もあります。高熱が出たり、それが数日続くようであれば小児科を受診するようにしましょう。 もしも意識状態が悪かったり、けいれんしていたりする場合は、緊急病院を受診することも重要です。 監修/助産師 松田玲子 作画/しおん著者:はな
2024年02月20日私は1歳の娘、6歳と9歳の息子を持つワーキングママです。平日は仕事のあとに保育園のお迎えがあり、その後の家事・育児など考えると、子どもに習い事をさせる余裕なんて……。そんなとき、ぽっちゃり体型になってきた息子を見た夫が決断し、習い事を始めることになりました。夫の意欲に感動したものの、結果的に感謝するどころか呆れ返ることになった体験談です。子育てに意欲的な夫に感動コロナ禍などもあり、すっかり運動不足になった息子たち。公園へ遊びに誘うも行きたがらず、長男はぽっちゃり体型に。体も硬いので、ケガをしやすくなりました。 そんなとき、見かねた夫が「スポーツスクールに通わせよう」と提案。共働きで忙しいのに送迎までも……と気が乗らない私に、夫は「大丈夫、俺が送っていくから!」と男前に言うのです。夫の子どもを思う気持ちに感動し、長男と次男を通わせてみることにしました。 せっかく運動を始めたのに…スポーツスクールが終わり、帰宅時間は19時。私が夕飯の用意をしていたところ夫からLINEが届き、「子どもたちがおなかが空いたとうるさいから食べて帰る」と書いてありました。夫と子どもが帰宅してから何を食べたのか尋ねると、なんと牛丼! 私はすぐ、「せっかく運動したのに意味ないじゃん!」と夫にツッコミを入れました。そのとき夫は苦い顔をして「わかったよ」と呟いていましたが、結局、毎週習い事が終わったら外食するのが習慣になってしまったのです。当然、長男の体重は増える一方でした。 月曜の夜なのに義両親を誘って…呆れて夕飯を用意しなかった、ある日の習い事終わり。突然の電話で「今から母さんたちと夕飯食べるから、おまえも娘を連れてきて」と言う夫。もう車に義両親は乗っており、スピーカーで話している様子で、とても断れない状況でした。 習い事は月曜日の夜で、明日からの仕事や育児や家事を考えると、本当におっくうだった私。私が車に乗ると耳元で夫が「高級焼肉奢ってくれるって! 孫にも会わせられるし、一石二鳥だろ」とささやいたのでした。 子どもたちは限界、20時からの焼肉焼肉屋は長蛇の列。ようやく席に着いたのが、20時でした。夫は「いっぱい食べようぜ」と言い、一番太ってほしくない長男にたくさん食べさせていたのです。帰宅すると21時を超え、次男が疲れたと機嫌を悪くし暴れました。 そんなときに寝ようとする夫。私は「寝るのは私、あなたは子どもを寝かせて家事を終わらせてから寝て」と寝室にこもり、ドアの鍵をかけました。ドアの外ではテンションが上がって眠れない娘が走り回る音が聞こえました。 その日はドア越しに夫と話し、長男の運動不足のための習い事だから、終わったらすぐ帰ってくるようにと伝えました。しかし、いまいちピンときていない夫。私はいい機会だと思い、その日の子どもの世話は夫に任せることに。あとから反省した夫に、相当大変だったと聞きました。 現在も習い事は続いていますが、夫は仕事が多忙になってしまい、私が送迎をしています。最初は長男のためにと張り切った夫でしたが、結果、不要な外食が続き、夫の考えの甘さに振り回された体験でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/森田家著者:巳村 糸9歳、6歳、1歳の子どもを持つアラフォーママ。子育てを両親に頼っていたが、コロナ禍で突然孤独なワンオペが始まる。趣味は断捨離。産休中に収納アドバイザー2級を取得。
2024年02月19日私にとっては車は子育てには便利なものですが、子どもがいても車を持たない選択をする人もいると思います。そして、なかには車があるのに使いたがらないママ友がいます。私にばかり車を出させようとするので、ある日、きちんと断ることに。するとママ友の本心が明らかになったのです――。 自分の車を使いたがらないママ友近所に住むママ友は、運転免許も車も所有しています。にもかかわらず、あまり乗りたがりません。しかも、家にいることが多い私に「一緒に行かない?」「ちょっと乗せていってくれない?」などと頻繁に連絡してきては、私に車を出させようとします。 最初のうちは毎回わが家の車を使うことに対して「まあ、いいか」と思っていたのですが、あまりに頻度が多いため嫌になってきた私。自分はタクシー代わりにされているのではないか、とまで思うようになりました。 ママ友の本心…夫にこれまでの状況を話すことにした私。夫からは「毎回はおかしいよ。万が一事故してけがでもさせてしまったら、とんでもない要求をしてきそうだし」と言われました。 確かに私はそこまで運転が得意ではないですし、気を付けて運転はしているつもりですが、いつ誰しも事故にあうことはあると思います。急に不安になった私は、また誘ってきたママ友に「もしも事故を起こして、今後の関係性がギクシャクするのは嫌だ」ということと、夫からも乗せないように言われたことを話して断ることに。 するとママ友は……。 「そっか、わかった。実はガソリン代高いから車使うの嫌だったんだよね」と言ってきたのです! ありえない発言をするママ友に失望し、私は「もう金輪際関わりたくない」と思ってしまいました。 非常識なママ友とは仲良くしたいとも思いません。しかし実際のところ、近所に住んでおり、子ども同士も友だちのため、完全に無視もできず……。いまだにたまに連絡が来ますが、適当に断っています。今後は適度な距離を保ってお付き合いをしたいと思います。 イラスト/ぽん子著者:鬼頭いちか
2024年02月19日生後8カ月の子どもがいる友人の家でバーベキューをしていたとき、友人がゆっくり食事をしようと旦那さんに子どもを預けたのですが、その直後旦那さんがまさかの行動に出て……? あ、危ない!新築のマイホームでバーベキューをするから一緒にどう? と友人に誘われ、友人夫婦と生後8カ月のお子さん、私を含む数人の友人で集まったときの話です。 友人は子どもを抱っこしながら食事をしていたので、一旦ゆっくり食べたいからと旦那さんへ子どもを預けます。しかしその時点で旦那さんはかなりの量のお酒を飲んでいて、誰が見ても酔っ払っている状態でした。そんな状態の人に子どもを任せて大丈夫なの……? と心配していると、やはり旦那さんは子どもをあやす途中で手を滑らせ、あやうく地面に落としてしまうところでした。 幸い落ちることはありませんでしたが、お子さんは大号泣! 旦那さんはおろおろしはじめ、友人もかなり動揺していましたが、その場では私たちに気を使わせないためか、落ち着いて「びっくりしたね〜」と子どもをあやします。しかし、内心旦那さんにご立腹であると感じ取った私は何もフォローを入れることができず、気まずい空気が流れました……。 この一件で、酔っ払った状況の人に赤ちゃんを預けることは、絶対にしないようにしようと強く思うように。私ももうすぐ子どもが生まれるので、夫にこのことを話して「一緒に気をつけていこうね」と決めました。 ◇ ◇ ◇ 子どもを預けてゆっくりごはんを食べたいと思うママの気持ちに共感した方は、多いのではないでしょうか。 子どもの面倒がママに任せきりにならないよう、パパと協力体制を取っていくことが大切ですね。また、酔うほどお酒を飲まないようにすることも大切です。 作画/森田家著者:黒田 シロ子
2024年02月19日「寒いよー、おなかすいたよー」と、真冬の近所の公園で言っていたのは、当時2歳の娘とよく遊んでくれていた小学3年生と1年生の姉と弟のきょうだい。「お昼ごはんを食べていないの?」と私が声をかけると、「食べていない。お母さんは寝ている」と言いました。薄い長袖1枚だけを着ている2人。私は育児放棄ではないかと疑い、それからその姉弟を気にかけるようになったのです……。 親は日中に寝ている?その姉弟はとても人懐っこくてよく笑い、一見、どこにでもいる小学生の姉弟のように見えました。しかし、よく見ていると公園にいる大人に誰でも話かけたりして、甘えたがる様子が伺えました。もしかして家で親に甘えられていないのかな、と感じる私。 夕方の公園で娘がその姉弟と一緒に遊んでいるときに「お母さんは家にいるの?」と聞くと、「いるよ。寝てるけど」という返事がほとんど。しかし、その姉弟からの家庭環境に対するSOSはないので、私は気にかける程度に留めていました。 初めて姉弟の母親と対面そんな日々が流れ、娘が4歳になったある日のこと。ショッピングモールのフードコートで食事をしていたときです。あの姉弟が少し離れた席から「Aちゃーん!(娘の名前)」と呼んでいるではありませんか。その横には姉弟のママと見られる人も。私は今まで姉弟が娘と遊んでくれたお礼を伝えるために席を立ち、どんな人か不安を抱えながら近づいていきました。 私が「いつも遊んでくださりありがとうございます」というと、姉弟のママは「こちらこそありがとうございます!」と満面の笑み。続けて「私、常夜勤の仕事で日中は寝ていて、公園に全然一緒に行けなくて。いつも遊んでいる話を聞いています」と明るい表情で教えてくれました。 私は、夜勤のために日中寝ているのは仕方ないことだと納得。育児放棄ではなくてよかった……とホッとしました。「もし日常で困ったことがあれば声をかけてください」と伝えた私。せっかく子どもたちが仲良くなったので、これからはその方とママ友としてお付き合いしていこうと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/まげよ著者:下園ひかり
2024年02月19日息子が2歳だったころ、まだおしゃべりがあまりじょうずではなく、成長度合いが少し気になっていました。市の健診でそのことを保健師さんに相談すると、予想もしていなかった言葉に、私は驚きショックを受けてしまったのです……。 姉に比べて発語がゆっくりな息子2人目の子どもである息子が2歳のころ、あまりおしゃべりをしないな……と気になっていました。4歳の娘が2歳だったころは複数の言葉を繋げて会話することができていたので、比べてしまうと少しゆっくりかなとは感じていたのです。 ただ、こちらから聞いた質問へ返答したり意思の疎通はできていたので「これが息子のペースなんだ」と、あまり深く気にしてはいませんでした。しかし同年齢の子でたくさん発語が出ている子も多かったので、2歳半健診のタイミングで保健師さんへ相談してみることに。 保健師さんの驚きの言葉2歳半健診で保健師さんに相談をお願いした私は、何か発語が増えるきっかけがもらえたらうれしいな、と思っていました。「上の子よりは話し出す月齢が遅いが、強く気にしているわけではないので、何か自宅でできるトレーニングや遊びはあるか?」と保健師さんへ質問したところ……。 私たちの普段の様子も聞かずに「母であるあなたが話しかけないことが良くない。常に話しかけて遊んであげなくてはダメ! このままではこの子はずっと喋らないよ」と言われてしまったのです。 突然強く言われた私は驚いてしまい、必死に普段の様子を伝えましたが、保健師さんからは療育へ行くようにすすめられました。突然の展開に警戒してしまった私はその場では決めず、療育へ行く場合にはこちらから連絡しますと伝えて退室しました。 その後予定が合わず療育へ通うことはありませんでしたが、そんな母の気持ちを知ってか知らずか、息子はどんどん発語が増え、小学生になった今では毎日騒がしいほどです。しっかりと対応できなかった私も良くなかったですが、相手へ気持ちを伝えることは簡単なことではないなと感じた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/はたこ著者:高山ななみ
2024年02月19日