思春期になった子供は、親と衝突しがち。親が部屋に入って来るタイミング1つで、ケンカになりかねません。親自身も多感な時期があったからこそ、我が子のことを想って、何かしらの対策を講じることがあるでしょう。思春期の息子2児の母親であるノンノ(nonno_kaba)さんは、高校生の息子さんのエピソードをInstagramに投稿しました。ある日、便利そうなカプセルトイを発見したノンノさんは、息子さん用に買って帰ります。いたずら心もあって、勝手に息子さんの部屋のドアに設置した結果をご覧ください。※画像と動画があります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ノンノ(@nonno_kaba)がシェアした投稿 ノンノさんが買ったカプセルトイは、インターホンのミニチュア。ボタンを押すと、本物さながらに「ピンポーン」と音が鳴るため、息子さんの部屋に貼りました。これで、いつ息子さんが反抗期になっても準備万端です!一方、当の本人は、部屋のドアに無断でインターホンを貼られても平気な様子。あまりにもおだやかな反応に、ノンノさんは「グレなさそう」と思ったのでした。後日、おもちゃのインターホンが不調になったのを機に、ノンノさんがさらにいたずらを重ねてみると…。※画像と動画があります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ノンノ(@nonno_kaba)がシェアした投稿 ノンノさんは、インターホンを新調するだけでなく、給湯器リモコンのミニチュアもドアに設置!しかし、部屋のドアでどんなに遊ばれても、息子さんはすぐに受け入れて怒らないのでした。部屋のドアには、息子さんが自分で貼った『会議室』のステッカーも増えています。『おいしい水』と書かれたシールと『許さない』の文字は、息子さんが娘さんの部屋のドアにいたずらで貼って、仕返しされたもの。いろいろなものが貼られたドアと、息子さんの様子には、こんな感想が寄せられています。・すごい適応力!・息子さん、人格者ですね。・「許さない」の文字がほほ笑ましい。姉弟らしいやり取りでいいね。・私もインターホンのおもちゃが欲しくなった。家族の行動を大らかに受け止める息子さん。親が思っているような反抗期が来ないまま、愉快な日々が過ぎていく…かもしれません![文・構成/grape編集部]
2023年05月25日世界中で愛されるフランスの児童書「プチ・二コラ」の誕生秘話を描く映画『プチ・二コラ パリがくれた幸せ』日本語吹き替え版の公開が決定。堀内賢雄、小野大輔、小市眞琴、井上喜久子、三上哲がメインキャラクターの声優を務めることも分かった。昨年のカンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映され、アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞のクリスタル賞を受賞した本作。急遽、公開が決定した日本語吹き替え版では、「プチ・ニコラ」を生み出した2人のクリエーター、原作を担当する作家ルネ・ゴシニを堀内さん、イラストレーターのジャン=ジャック・サンペを小野さんが演じる。堀内さんは「冒頭のサンペが自転車でやってくるというシーンは、なんてお洒落で洒脱で粋なんだろうと、一気に作品に引き込まれ、完全にこの映画のファンになりました。同時に、演者としてどういう風に演じるかは悩みましたね」と明かし、小野さんは「ゴシニ役の賢雄さんの深い愛情と優しさに満ちた声がとても印象的でした。一緒に収録をさせてもらえて、掛け合いの中で自然と『歳の離れた親友』になれたような気がしました。それがとても嬉しくて幸せでした」と収録をふり返っている。また、イタズラ好きの主人公二コラを小市さん、二コラのママを井上さん、パパを三上さんが担当する。小市さんは「原作者ふたりの人生も垣間見ることができたり、ニコラくんのように子供のころの感情を呼び起こすことができたり、サンペとゴシニのふたりのような素敵な出会いが自分にもあるといいなぁと思うこともできたり、いろんな感情で観ることのできる作品だと思うので、楽しんでいただけたらと思います」と作品について語り、井上さんは「本当に多くの方にご覧になって頂きたい作品です。大きな愛情を感じることのできる1本だと思いますので、老若男女を問わずみなさまに楽しんでいただける作品だと思います」と呼びかける。三上さんも「作品全体にやさしい雰囲気があふれていて、パパ役としても楽しむことができました。原作者のふたりの物語もですが、プチ・ニコラの物語もやさしく、かわいいので、ご両親、そしてお子さん、ご家族一緒に楽しんで頂くことのできる素敵な作品です」とコメントした。合わせて、吹き替え版のチラシが、本日より公開劇場にて配布・設置決定。昨年、フランスで公開された際のポスターデザインで、パリの街角でニコラと友達が楽しそうに集う様子が描かれている。また場面写真は、ゴシニとサンペの打ち合わせシーン、二コラの教室の様子、エッフェル塔が見えるパリの街並み、パパとママと過ごすニコラの日常などが描かれている。『プチ・二コラ パリがくれた幸せ』は6月9日(金)より新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2023年05月20日手軽に短時間で調理ができる料理の代表格といえば「目玉焼き」。卵焼きよりも手間をかける工程が少なく、誰でも簡単にできます。しかしいざお弁当箱に入れるとなると、その大きさがネックになります。白身の部分が外側に広がることで表面積が大きくなってしまい、子供用のお弁当箱にはなかなか入りません。そこで、子供用のお弁当箱や細長いお弁当箱にも、スッキリ入る「プチ目玉焼き」の作り方をご紹介します。焼く前に「あること」をするだけで、簡単にハーフサイズの目玉焼きができる画期的な裏技です。卵を冷凍!半分に切ってハーフサイズのプチ目玉焼きが作れる!子供用のお弁当箱にも問題なく入れられる「プチ目玉焼き」。意外な方法で下準備をします。その方法とは、なんと「冷凍」です。まず卵を洗ってキッチンペーパーで水気を取り、ラップで包みます。そしてジッパー付きポリ袋に入れたらひと晩、冷凍庫の中へ入れておきましょう。そして翌日、殻を割ってみると…ゆで卵のように中身がカチカチに固まっているのです。殻をむき終わったら、包丁で真ん中を半分に切ります。すると、1つの卵がハーフサイズになっているではありませんか。あとは、普段の目玉焼きと同じ要領で調理するだけです。フライパンに油をひいて、半分に割った卵を両面焼きます。塩コショウで味付けすれば完成です。このサイズであれば、小さい子供用の弁当箱にも、細長いタイプの弁当箱にも、問題なく入れられます。お弁当の卵料理といえば「卵焼き」という概念すら覆す、画期的な方法。ぜひ一度、作ってみてはいかがでしょう。ケチャップでデコレーションすれば、子供もきっと喜んでくれるはずです。[文・構成/grape編集部]
2023年05月18日夫の実家でお世話になりながら、中学に通っている長男。今回の連休久しぶりに帰ってきて、弟達も大喜び!私の身長もとっくに越して、心身共に急成長中の長男は【絶賛・反抗期】中です。 反抗期と言ってもまだまだ可愛いものなのですが、私自身、反抗期というものが全くない状態で育ったので、そういう意味では逆に長男がこうして反抗的な態度をとるのも信頼関係があってこそ。健全に成長している証でもあり、喜ばしいことなのです。(あくまで個人の意見です)母として、ここは穏やかな心で温かく見守… 大人げ感ゼロ過ぎて(笑)腹立つものは腹立つ!!とはいえ、ここで同じ土俵に立ってしまうと良くない。感情だけでぶつかってしまわないよう、伝えるべきことはきとんと伝え(※重要)そのあとは台所の籠城。泡立て器に全ての思いを込めて混ぜて混ぜて混ぜて… 大袈裟じゃなく、本当にパンケーキを山のように積み上げて食べました(笑)使えるべきことをきちんと伝えた後、悪い雰囲気を長く引きずったままなのはお互いに良くない。なので私は毎回、お菓子を大量生産して食べます(笑)子ども達が幼い頃からそうでしたが、美味しいものを食べてるときって平和なんですよね。私自身も美味しいものを食べることで心が満たされて落ち着いてくるし、気が付いたら長男も一緒に食べてて元の雰囲気に。まだまだ始まったばかりの反抗期。どうするのが正解なのか分かりませんが、探り探りやっていきたいと思います。
2023年05月10日多くの人は、誰にも見られたくない一面を持っていることでしょう。みり(quino_kozakura)さんと一緒に暮らすコザクラインコのキノちゃんにも、見られたくない姿があるようです。お腹が空いていても、飼い主さんの前ではご飯を食べないキノちゃん。部屋から誰もいなくなった瞬間に、ご飯を食べ始めるのだそうです。キノちゃんの行動には「反抗期?それもかわいいね」「人前でご飯を食べるのが恥ずかしいだなんて、思春期なのかな?」などの声が寄せられていました。ちなみにですが、飼い主さんによると、基本的にキノちゃんは飼い主さんが目の前にいてもご飯を食べるとのこと。しかし、遊ぶ時間にも関わらずご飯を食べさせようとすると、食べなくなってしまうのだそうです。「まだ遊んでいたい!」という気持ちをアピールするために、食事に興味のないフリをしているのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年05月09日■前回のあらすじ中間反抗期が始まり、わざと嫌がることをする長女に、私は怒ってはそれでも大好きと伝える日々。しっかり者の長女をひとりの「人」として扱い、次女とのケンカの仲裁も平等に対応していると思っていたのだが…。■1番大切な時間揉めてる話は描くの精神力削りますが、こんな平和な時もありました。■次女がいつも被害者に…ようやく第1話につながりました。お話はちょうど中盤です。家の外でのエピソードが出てくるのはまだ先になるので、少し補足しますと、園での長女は、家とは全く正反対です。男女ともにいろいろなお友だちと遊び、お友だちが長女を取り合いするほど人気者だそうです。泣いているお友達に対しても優しく接し、先生のお手伝いも進んでする、優等生タイプ。おそらく、外で頑張り過ぎている分、家で発散しているんだと思います。これからしばらく暗黒期のお話が続くので、これはあくまで長女の一面のお話で、長女も葛藤しながら成長しているんだということをご理解いただけると、描き手として、親として嬉しいです。次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月15日■前回のあらすじ長女のイヤイヤ期が終了。天使期がやって来るが、長く続かず中間反抗期に。いろんな人に「かわいい」と言われる妹に嫉妬し、爆発してしまった長女。そこで私たちは「かわいい」の使い方に厳しい制限を設けるのでした。■わざと嫌がることをする長女やっと本題の中間反抗期に突入です。ここからの展開は、濃密な(?)親子のやり取りが増えていきます。■平等に、冷静に対応したつもりの私叩いたらダメってことを伝えたすぎて、5歳の子に対して正論をぶつけまくっていました。子どもには子どもなりの理由があるのに、大人の理屈を並べ立ててはいけないと、反省です。対話、大事!!次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月14日■前回のあらすじ長女のイヤイヤ期がピークを迎え、何をやってもうまくいかない。そんな中、私は将来のために長女に謝ることを覚えてほしいと思い、さまざまな方法を試しながら、長女に合った伝え方を探すのでした。■天使期がやってきた!夢のような日々!!は、すぐ過ぎ去ったので、ほとんど記憶に残っていないという…。だからマンガも短めです。■「かわいい」の使い方に注意!さぁ皆さま、中間反抗期の入口へようこそ!上の子のヤキモチ問題。私自身が長女なので、めっちゃ気持ちわかるんですよ…。これまで「お姉ちゃんなんだから」という言い方は一切しないようにして、だいぶ寄り添ってきたんですが、爆発は防げませんでした。ふたり並んでいたら、より小さい方をかわいいと思っちゃう本能、恐ろしいです…。何か成果をあげないと褒めてもらえなくなった長女。火のついた不満が、だんだん周りへの攻撃に変わっていきます。次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月13日■前回のあらすじ長女は絶賛中間反抗期を迎え、私は日々苦悩しながら向き合っている。イヤイヤ期の3歳のときに、次女を出産。とてもやさしいお姉さんになったのだがイヤイヤは別で、特にパパに対する態度がひどくて…。■何をやってもうまくいかず…イヤイヤ期も後半になると、理不尽に当たられることが多かったです。でも私にとっては理不尽だけど、長女にとってはちゃんと理由があるんですよね。それをまだ、上手に言葉にできないだけで。イヤイヤの話は序章なので細かくは描いていないですが、イライラしたことも多々あるし、「ええ加減にせぇ」と大人げなく怒鳴ったこともあります。イヤイヤの渦中にいるときは、終わりが見えなくて毎日しんどかったですが、ちゃんと終わりはありました。その後にもっと大変な「中間反抗期」が来ようとは、このときの私は知る由もありません。■この子に合った道を探すのが正解と信じて大人でも素直にゴメンって言えない場面がよくあるんだから、子どもならなおさら難しいですよね…。この謝る練習は、イヤイヤ期が終わってから功を奏しました。具体的な声かけが出てきますが、育児書的な正解かどうかはわかりません。こうしたらいいよという、おすすめでもないです。その子に合わせたペースや、響く言葉があると思うので、それを遠回りしてでも見つけて行くのが正解だと思って、日々臨んでいます。次話は、ようやくイヤイヤ期が明けた、夢のような日々の話です。次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月12日こんにちは、とんがりめがねです。今回は長女の中間反抗期のお話です。しばしお付き合いください。■妹は生まれなくてもよかった!?次は、少しさかのぼってイヤイヤ期のお話から描いていきます。この衝撃の一言のエピソードは、シリーズ後半で出てくる予定です。■長女のイヤイヤ期は…イヤイヤ期の前半は、素直さとイヤイヤが半々で、「イヤだ」「やりたくない」という感情だけだったので、かわいいもんでした。むしろイヤイヤ自体より、「パパがイヤ」による負担の方がしんどかったです。次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月11日あの悪夢が再び顔舞い戻ってきた。何か話しかけるとまずは「NO」で返ってくる、そう…イヤイヤ期である。これ2歳の頃だと「やだ!」「ない!」の2文字返事だったものが、7歳になった現在では、なんとかこちらを丸め込もうと、巧みに言葉を操ってくる。「1」言えば「10」返ってくる現象なのである。2歳の頃の「やだ」とはまた違う、何かこう…言われて“もやっ”とくるものがある。7歳が繰り出す「いちゃもんレベル」の屁理屈と分かってはいるけれど、文章のテイで「NO」が返ってくると…なんかちょっと“もやっ”とするのである。こちらも心に余裕がある日や休みの日であれば特に追われるものもないので、そんな「いちゃもん」もサラッと流せるのだが、これが朝の登校前や帰宅して宿題がまだある場合など、後にせねばならんことがつかえていると母も余裕などない。伝家の宝刀「いい加減にしなさい」の雷落としたい。かなりの頻度で「NO」と言われるので、そのたびにどっかんどっかん怒っていたらこちらも気力体力が持たない。あちらも結構言葉巧みに言い返してくるので、収集はつかなくなるわ、同じ土俵に立ってしまい私も冷静さをたもてなくなるわで、なかなかの泥沼地獄絵図である。2歳のイヤイヤ期とはまた違う、7歳からの「NO」に母も心に余裕がない…!!そんなときは…。息子の顔を見る。凝視。これでもかってくらいじぃぃぃぃっと子どもの顔を見る。子の顔を見ると、いっぱいいっぱいになっていた私の心にスペースが生まれる。これ、私だけだろうか。ちなみにこの方法、今ちょっと手が離せないのにめっちゃ話しかけられるとか、自分に余裕がなくてなんだかイライラするって時にもする。だってカワイイ。わが子の顔、世界一。我も親バカと思う方、是非試してみて。まだ赤ちゃん感が少しだけ残る顔を見ていると徐々に心にゆとりが生まれ、「あー、大きくなったなぁ」「あらー、こんな理屈も出るようになったのー、覚えた言葉使いたいのー」と、脳内がみるみるうちに孫を見るじじばばのようになってくる。私だけだろうか。いや、いつもこの方法で乗り切れるわけではないのだが、「緊急!母発狂!!」となる前に、私はできるだけ子どもの顔を凝視するようにしている。するとカワイさで10回に4回くらいは怒りのボルテージがみるみるとしぼんでいくのである。親バカパワーは母の心を救う。誰にでも合う方法ではないかもしれないが、私なりの7歳の反抗期との付き合い方である。多分あと5年後くらいにやってくる本格的反抗期にはこの方法は使えなさそうなので、それまでに何か別の方法を考えないといけない。
2023年03月19日3歳から始まったとんがりめがねさんの長女のイヤイヤ期は終わりを迎え、天使期に入ったかと思ったのもつかの間、中間反抗期に突入しました。とんがりめがねさんが行った、長女の怒りを楽しさに変えるという対処方法により、親子の衝突は格段に減少。そして長女は、乳歯の抜歯という大きなイベントを乗り越えた日を境に、以前までの素直さを取り戻しました。さらに、6歳になるころには見違えるような成長を遂げていて……。 こんなにうれしい「2番」があるなんて…長女に訪れた中間反抗期は終わりを迎えました。しかし、私はそれよりも誇らしいことがあり……。 姉妹ケンカでは、何かと次女に突っかかっていた長女でしたが、中間反抗期が終わってからは、とんがりめがねさんが介入せずとも2人で解決できることが増えました。 中間反抗期が終わったことよりも、長女が自分の力で前に進んでいることのほうがうれしく、誇らしい気持ちだと話すとんがりめがねさん。 そして、長女から「1番好きなのは妹、かあちゃんは2番目に好き」というとてもステキなプレゼントをもらったのでした。 長くつらい時期を親子で一緒に乗り越えることができた、とんがりめがねさん親子。最後の長女からの言葉を聞いたときの喜びは、きっと言葉に言い表せないほどだったのではないでしょうか。 子どもにもそれぞれ違いがあり、子育ては育児書通りにはうまくいかないことも多いですよね。しかし、そんなときは「自分の子どもはどんなことに興味があるのだろうか」「どんなことなら前向きになってくれるんだろうか」と発想の転換をすることも大切なのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年03月15日3歳から始まったとんがりめがねさんの長女のイヤイヤ期は終わりを迎え、天使期に入ったかと思ったのもつかの間、中間反抗期に突入しました。5歳の長女の中間反抗期が始まってから、長女に対して、ほほ笑みかけたり共感してあげたりしていないことに気づいた、とんがりめがねさん。長女の怒りを楽しさに変えてみようと行動し始めると、親子で衝突することが格段に減り始めました。 長女の抜歯でさらなる変化が訪れて…?私が長女への対応を変えていくと、長女も少しずつ変わっていった。さらに、乳歯を抜きに行ったとき……。 長女は抜歯をした日を境に、また今までは「えー」「あとで」「無言」だった長女の返事は、「うん。わかった」に変化し、お手伝いをしたりや苦手なものを食べるようになったりと、反抗期前の素直さを徐々に取り戻していきました。 こうして長女に訪れた中間反抗期は、とんがりめがねさんをはじめとする家族を巻き込んで紆余曲折あったものの、長女が6歳を迎えるころには終わりを迎えたのでした。 子どもが成長するためには、いろいろな失敗や壁を乗り越えていく必要があるでしょう。とんがりめがねさんの長女は、「抜歯」というイベントが大きな成長のきっかけとなったようです。 長女の中間反抗期に悩んだとんがりめがねさんが編み出したのは、「嫌な気持ちを楽しく変換すること」。子どもの言動に悩んだ際は、とんがりめがねさんのように子どもの性格それぞれに合った対処方法を探すように意識していきたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年03月14日3歳からはじまったとんがりめがねさんの長女のイヤイヤ期は終わりを迎え、天使期に入ったかと思ったのもつかの間、中間反抗期に突入しました。5歳の長女の中間反抗期が始まってから、長女に対してほほ笑みかけたり共感してあげたりしていなかったことに気づいたとんがりめがねさん。自分から変わろうと決意し、とんがりめがねさんが行動し始めると、次第に長女も落ち着いてきました。 怒りを楽しさに変えてみよう!私が考えを改め、行動していくと長女も落ち着いてきたように思えた。 また、私も怒らないことで心が穏やかになり始め……。 ※6秒間怒りを我慢するという行為を「アンガーマネジメント」と言います。これは心理療法の1つで、人の怒りのピークは6秒間とされ、その6秒間を我慢できれば、衝動的な行動を抑えることができるとされています。 長女を怒ることでうまくいかないのなら、「怒りを楽しさに変えてみる」というとんがりめがねさんの発想の転換で、徐々に長女との関係性は改善されていきました。ポイントは3つ、好奇心をくすぐること、笑いに変換すること、「できる」や「わかる」に訴えかけること。3つのポイントを意識しながら試行錯誤を続けるとんがりめがねさんは「長女の心の扉を開くカギは何なのか」を考えワクワク感を自分の中に作り出します。嫌な気持ちを楽しく変換することで、長女もとんがりめがねさんも衝突することが格段に減りました。 とんがりめがねさんの育児方法は、ポジティブなものばかりで勉強になりますね。発想の転換をすることは、大人になればなるほど難しくなっていくものです。育児だけでなく日常生活においてもこの発想の転換を活用していきたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年03月08日3歳から始まったとんがりめがねさんの長女のイヤイヤ期は終わり、天使期に入ったかと思ったのもつかの間、中間反抗期に突入しました。5歳の長女の中間反抗期が始まってからというもの、親の気を引くために2歳の妹・ほーちゃんにいじわるをしたり、「死にたい」と言ったりと、長女の言動はとんがりめがねさんを追い詰めていきました。あるとき限界を迎え涙が止まらなくなったとんがりめがねさん。そんなとんがりめがねさんにやさしくほほえみかけ、慰めてくれたのは、ほーちゃんでした。そのほほえみを見てとんがりめがねさんは、長女に対してほほ笑みかけたり、共感してあげたりしていなかったことに気づきました。 変わるなら今がそのとき! 私は変わるんだ!5歳の長女と2歳の次女に優劣をつけないようにとしていた行動が、長女とっては不公平な言動であったことに気づき、心が痛みました。 5歳の甘えたい心が私のせいで行き場を失ってしまったのだと思うと罪悪感にさいなまれ……。 長女への罪悪感で押しつぶされそうになったとんがりめがねさんですが、昔上司に言われた「周りは変わらないから、まず君から変わりなさい」という言葉を思い出し、自分が変わることを決意しました。共感、目を見て話す、声のトーンを高くする、笑顔を増やす、甘えやすい雰囲気を作るという5つの決意を胸に、長女に接するようになったとんがりめがねさん。 怒りたいときも絶対に必要なとき以外は怒らないと決めていましたが、これにはとんがりめがねさんも相当の修業が必要。付かず離れずの距離感を保つとんがりめがねさんに、長女も笑顔が出るようになっていきました。 ようやくとんがりめがねさんと長女に笑顔が戻りました。子どものことを考えて先回りして注意したり、大人がやりやすいように誘導したりするのは、子育てをしている親からすれば、無意識のうちにしてしまうことも多いのではないでしょうか。 しかし、それが本当に子どものためになっているのか、寄り添えているのか、一度は立ち止まって考える時間があってもよいかもしれません。 今回のとんがりめがねさんのように、相手に寄り添えていないと気づいたとき、変わろうという思いに至り、すぐに行動できる人間になりたいですよね。著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年03月07日3歳から始まったとんがりめがねさんの長女のイヤイヤ期は終わり、天使期に入ったかと思ったのもつかの間、中間反抗期に突入しました。5歳の長女が親の気を引くために使う「死にたい」という言葉は、本心じゃないとわかっていながらもとんがりめがねさんの心を攻撃し続けます。もう聞きたくないと、暗い洗面所でひとり泣き続けるとんがりめがねさん。やってきた2歳の次女の慰めが染みわたり、あることに気がつきます。 思い返せば、最近長女に笑いかけていなかったも…長女の「死にたい」という言葉を聞くのにも限界を感じ、ひとりで洗面所で泣いていると、2歳の次女が頭を撫でてくれました。 次女のやさしいほほ笑みは「私を温かい気持ちにしてくれる」と思ったのと同時に、最近5歳の長女に「私がほほ笑みかけたのはいつだろう」と、我に返ったのです。 長女と次女に優劣をつけないようにしていた、とんがりめがねさんですが、無意識のうちに姉妹間での不公平を強いていたことに気がつきました。 1番共感してほしい母に共感してもらえず、目を見てやさしく話したり、笑顔で対応されたりすることもなく、早く成長することを求められ続けた長女の気持ちを思い、心が痛んだとんがりめがねさんでした。 上の子には成長を求め、下の子には幼くあれと思ってしまう気持ちは、とんがりめがねさんだけではなく、祖父母や近隣で成長を見守っている人でも思ってしまうこともあるのではないでしょうか。 大人の何気ない一言ほど子どもに深く突き刺さるもの。 自分たちの子どもでもそうでなくても、子どもにかける言葉には気をつけたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年03月06日フランスで50年以上愛される児童書「プチ・ニコラ」を初めてアニメ映画化した『Little Nicholas Happy as can be』(英題)が邦題『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』として6月9日(金)より公開されることが決定。日本版ポスタービジュアルも解禁された。パリの街並みを望む小さなアトリエ。イラストレーターのサンペと作家のゴシニは、いたずら好きの男の子のキャラクター、ニコラに命を吹き込んでいた。大好きなママのおやつ、校庭での仲間達との喧嘩、先生お手上げの臨海学校の大騒ぎ…。ニコラを描きながら、望んでも得られなかった幸せな子ども時代を追体験していくサンペ。また、ある悲劇を胸に秘めるゴシニは、物語に最高の楽しさを与えていった。児童書「プチ・ニコラ」の心躍らせる世界を創造しながら、激動の人生を思う2人。ニコラの存在は、そんな彼らの友情を永遠のものにしていく。フランスで50年以上愛され続け、世界30か国で翻訳されているロング・セラー「プチ・ニコラ」。その魅力の源は、親友同士の原作者、ジャン=ジャック・サンペとルネ・ゴシニの運命に屈することのない人生にあった。本作を初めてアニメーション作品として映画化するにあたり、原作のイラストレーターであるジャン=ジャック・サンペがグラフィック・クリエーターとして参加。原作者2人の人生に「プチ・ニコラ」の物語を交えて描く、子ども時代へのノスタルジーと創作の喜びに満ちた物語として完成させた。本作は、昨年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映されると、「繊細で優しさにあふれた傑作」(Le Monde)、「心があたたまり、喜びに溢れる1本」(Screen Daily)と賞賛され、その後、2022年アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞となるクリスタル賞をはじめ、プチョン国際アニメーション映画祭、ケンブリッジ映画祭で観客賞を受賞するなど高く評価された。ジャン=ジャック・サンペはアニメ映画制作にあたり、親友でもあった亡きルネ・ゴシニの記録に基づくリアリティを大切にしたという。そしてカンヌ国際映画祭での上映やアヌシーでの最高賞受賞を見届けて、2022年に89歳で亡くなった。世界中で愛されるニコラの誕生と、作家とイラストレーターふたりの波乱に満ちた人生、その中で育まれた友情に誰もがノスタルジーと共感を覚えるに違いない。併せて解禁された日本版ポスタービジュアルは、“小さなアトリエから生まれた大きな物語”というコピーが配され、2人の原作者が、パリの小さなアトリエで「プチ・ニコラ」を創造する様子と、222作品もの物語が生まれた作家ルネ・ゴシニのタイプライターにやんちゃなニコラが横たわり、2人が創造する世界を待っているような様子を表現している。窓の外にはパリの街並み。パリを舞台に、原作者2人がどのようにプチ・ニコラを生み出したのか…?愉快で温かい物語の始まりを予感させるポスタービジュアルとなっている。さらに本作は、3月17日(金)~22日(水)に開催される第1回新潟国際アニメーション映画祭コンペティション部門に出品されることも決定しており、3月19日(日)、20日(月)には、2人の監督アマンディーヌ・フルドン、バンジャマン・マスブルを迎えて、ジャパンプレミア上映が予定されている。『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』は6月9日(金)より新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年03月03日こんにちは、ぐっちぃと申します。 双子を授かっちゃいましたヨ☆ という現在中学1年生の双子絵日記を描いています。プチ反抗期の話ということで……わりと平和に過ごしてきたわが家にも、プチ反抗期はありました。わが家の娘たちは「反抗期」と言っても、学校のことやお友だちの話などは双子間で会話をしていて、それが自然とわたしの耳にも入ってくるので、「急に会話が減った」や「口数が少なくなった」というのは感じられなかったです。学校のことを話しして理解してくれる同い年の子が家にいるというのは、頼もしいなと思いました。とはいえ、だからと言って「反抗期、へっちゃらでした」というわけではなかったので、そうなったときのわたしルールを3つほど決めていました。わたし自身もそうですが「悩み」について「ただ話をきいてほしい」ってことがあるじゃないですか。なので娘たちの会話に急に介入したり、解決策を頼まれてもないのに提案したりするのはやめよう、と決めました。どうしても気になることがあったら、会話が終わって別のタイミングで話しかけるようにしています。たちの機嫌が悪いときは気になってしまいますが、「どうした?」「なにがあった?」なんて聞こうものなら「うるさい!」って返されてしまうので、「わたしは村人Aです」みたいな気持ちで過ごしていました。推しの話やチョコを出すと、少しごきげんが戻ります(我が家の場合)。「宿題は?」「提出物は?」「部屋の掃除は?」と言えば「あとでやろうと思ってた!」ってキレられるおそれのある会話、それを極力なくすために「今日は部屋の掃除をしてほしいんだけど、いつまでにできる?」と先に予定確認していました。ただ、その時間までに済ませてなかった場合、「予定時刻になりましたけど」と急かしてしまい、「今やるとこだった!」と怒られる可能性もあり、言うタイミングが大事なのだと学習しました(しかし同じ事をくり返してしまうこともしばしば)。とにかく「親が先に何かを言う」んじゃなくて、「子ども自らが行動を起こす」のを待つように心がけていました。あれもやってない、これもやってない、とハラハラ見るよりは、「この時間に〇〇をしなきゃいけない」と分刻みのスケジュールじゃなくて、1日の終わりにトータルで済んでいればいいなと、そのくらいの心構えでいることを心がけています。いつかは終わると信じてがんばりましょうね。おわり
2023年03月02日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。プチ反抗期ってご存じですか? 私はあまり知らなかったのですが、最近次女オコメがいろいろと激しくて、思い当たるところがありました。 長女ムスメもびっくりな反抗期です。ただ、どうやらこれも成長過程のようで…。落ち着いて観察するとまだまだかわいい反抗期。ただ2歳ごろのイヤイヤ期と違って達者にしゃべるしゃべる!激しいイヤイヤにアンバランスなおしゃべりに、周りも笑うしかありません(笑うと怒られますが)。本人はいたって真剣。こちらもなるべく冷静に、成長を見守っていきたいと思います。
2023年02月18日3歳から始まったとんがりめがねさんの長女のイヤイヤ期は終え天使期に入ったかと思ったのもつかの間、中間反抗期に突入しました。5歳の長女が2歳の次女が生まれなければよかったのにとつぶやいた夜から数日後、いつもの姉妹ゲンカをしていると思っていたとんがりめがねさん。しかし、長女は「怒られたくないからしみたい!(死にたい)」 と自分の命を盾にするような言葉を言い出します。その日はなんとか「死」 という言葉を使うことが悪いことだと長女は理解してくれたようでしたが……? 長女からの言葉の攻撃は、終わらず…長女が「死にたい」と口にしたことに衝撃は受けましたが、動揺する気持ちを落ち着けて、「命を大切にしてほしいから言わないで」と伝えました。 そして、号泣する長女を私は気が済むまで抱っこすることで丸く収まりましたが、次の日からも長女は簡単に「死」を口にし……。 ドラマのように熱く語って抱きしめて、ハッピーエンドを迎えるということはないのが現実。次の日からも、長女は気を引きたいように「死」 という言葉を何度も口にします。長女は保育園では評判も良く、落ち着いているようだし、休日でも行きたがるほどに精神的にも安定しているよう。そのため、とんがりめがねさんは長女の問題行動の解決への糸口が見つけきれず、軽く返すようにし始めました。それでも毎日何度も面と向かって叫び続けられると、本心ではないとわかっていても、心の壁を突破してきた言葉の矢が胸に突き刺さります。もう聞きたくないと思うと力も抜け、なにもかもが嫌になり立ち上がることもできずに、ひとり暗い洗面所であふれ出る涙をそのままにうずくまってしまうとんがりめがねさん。「どおしたん?よしよしだいじょぶよ」母を探しに来た次女の言葉と素直なやさしさに、とんがりめがねさんは思わず次女を抱きしめて泣き叫んびました。 何度もつらい言葉を投げ続けられると、心も疲弊してしまいますよね。そんなときにあらわれた次女の素直なやさしさに、とんがりめがねさんはどれだけ救われたことでしょうか。いまは伝わらなくて苦しい日々かもしれませんが、伝え続けることでいつの日か長女に、とんがりめがねさんの気持ちが伝わっていけばいいなと願うばかりですね。 著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年02月17日育児をする上でいつかは必ず通るであろう試練、「反抗期」…。小学生頃からもう反抗期の片鱗が見え始めてくる子も多いのではないでしょうか。わが家の姉妹も、まだ反抗期というほどではありませんが、怒られっぱなしではなく反撃するようになってきました。■姉妹で違う反抗スタイルひなの場合は…わかってる!!! と叫んでプリプリしていることが多いです。まわりに怒りマークやプンスカプンスカという文字が飛んでいるのが目に見えるかのような、漫画的な怒り方…。私もこのタイプなので遺伝なのか、私の背を見て育つうちに伝染してしまったのかもしれません。一方ひよりは…いつもポワーッとしていますが、意外ときちんとした理由ありきで言い返してくるひより。普段の親の様子をよく覚えていて、矛盾した行動を指摘されます…。反省。■2人の未来の姿を妄想中 2人がこのまま本格的な反抗期を迎えたら、感情型と論破型の二極したタイプになるかも?想像すると戦々恐々としてしまいます。そう考えると、今のちょっとした反発はひよこがピヨピヨ鳴いている程度の可愛いものに思えてきました。まぁ、実際怒っている時はそんな余裕はないのですが。反抗期があるのは健全な成長の証とよく言われますが、わかっていても直面する親は大変ですよね。きっとほんの数年後には本格的な反抗期を迎えることになると思うので、今のピヨピヨ反抗期から少しずつ心の準備をしておきたいと思います!
2023年02月17日3歳から始まったとんがりめがねさんの長女のイヤイヤ期は終え天使期に入ったかと思ったのもつかの間、中間反抗期に突入。5歳の長女が寝る前にぽつりと漏らした「次女が生まれなくてもよかったのに」という言葉にとんがりめがねさんはショックを受けます。本気で思っているわけではなくても、その言葉はとげのように刺さって抜けません。そして事件は起こり、長女がこの日から簡単に自分の命を盾にするようになります……。 自分の命を盾にする娘に、思わず感情的に怒鳴ってしまい…長女の「次女が生まれなくてもよかったのに」という言葉が胸に刺さって離れない私をよそに、今日も5歳の長女と2歳の次女はケンカ。 しかしこの日はいつもと違い、長女が衝撃的な言葉を発するようになりました。 どこで覚えたのか、「死」 という言葉を持ち出した長女に、動揺してしまうとんがりめがねさん。5歳の子どもが発した言葉とはわかっていながらも、自分の命を盾にした言葉にとんがりめがねさんは思わず感情的に怒鳴り返してしまいます。 「だって怒るもん! 怒られたくないからしみたい(しににたい)!」 「長女はただストレートに怒られたくないという気持ちを「死」 という言葉を絡めて発しているだけ。言葉の奥には別の真意があるのだから」と、とんがりめがねさんは気持ちを落ち着け、そして長女の手をにぎり、いつものように語りかけました。 「姉ぇねがどんなにアカンことをしても、母ちゃんがどんなに怒っても、しんでほしいなんて思うことは絶対にない!」 とんがりめがねさんの言葉に、自分がいけないことをしているとわかったのか、長女は自分の頭を叩きだします。 とんがりめがねさんは、「大事な姉ぇねをいじめるのは許さん。それが姉ぇねでも、自分のことも大切にして」と自分の頭を叩く長女の手を取り語りかけると、長女はやっと怒るのをやめ、とんがりめがねさんも長女の気が済むまで抱っこしてあげました。 長女の自分の命に関する発言。本心で言っているわけではないとわかっていても、読んでいる私たちでさえつらい言葉ですよね。そのため親であるとんがりめがねさんの心にはより深く突き刺さるものだったと思います。 そんなときでも長女をそっと抱きしめて、落ち着いて言葉をかけてあげられるとんがりめがねさんの強さには尊敬してしまいます。命はゲームのようにリセットはできないもの、命の大切さは何にも代えられません。どんな状況や関係でも命を盾にする発言には、冷静に対応できる人間でありたいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年02月16日こんにちは、マメ美です!毎日子育てお疲れ様です!!我が家は最近、反抗期6歳とイヤイヤ期2歳に囲まれて、それなりにヘロヘロになって毎日を過ごしております。そんな日々の中で、ふと思い出したことがあったんです。今回はその思い出したことを実践してみたら思った以上に良かったので、そのことを書きたいと思います!!■毎日ヘロヘロ!いやもうホントに毎晩こんな感じでヘロヘロになっております! 笑年明けから胃腸炎だの風邪だのを家族間でリレーをしたり、階段から落ちてお尻打撲したり…いろんな要素満載だったのもあるんですが…(^^;;そんな時ふと思い出したんです。とある人を。■突然思い出したあの人私がまだ小さい頃近くに住んでいた幼馴染のお母さんです!小さい頃なので記憶はうっすらとしかないんですが…なんか毎回遊びに行くと音楽が割と爆音でかかっていたんです。当時流行りの曲だったり古そうな曲だったりインストだったり…そんなことを突然思い出したので…せっかく思い出したんだしやってみました(笑)するといやこれ本当にオススメ!!!!!気分上がらない時やめんどくさい時にぜひやってみてほしい!テンション爆上がりで家事できます! 笑子どもたちも誘われて気がつくと子どもの好きな曲になりがちですが、それもまた良し!むしろ最近の曲とかは子どもたちから教えてもらってます!! (笑)思わぬところで出てきた記憶でしたが、とても大事な息抜きの一つになりました(^^)皆さんもぜひお試しあれ!!
2023年02月16日3歳から始まった長女のイヤイヤ期が終わりを迎え、天使期に入ったかと思ったのもつかの間、ついに突入した中間反抗期。5歳の長女は人の気持ちも想像できるようになったのか、2歳の次女へのイジワルは悪意が感じられるものに変わりました。そのたびに真剣に向き合い、説教を重ねるとんがりめがねさん。ある夜、いつものように寝かしつけをしようとすると、長女がなんの前置きもなく「ほーちゃん(妹)うまれなくてもよかったのに」とつぶやいたのを聞き、とんがりめがねさんはショックを受けます。 長女の言葉にショックを受けた母は…長女が漏らした言葉。それは私にはショックが大きすぎました。いつもならもっとしっかり話をしますが、この日はさすがに私もそれ以上言葉が出てこず……。 ある夜の寝かしつけで、長女が前置きもなく漏らした言葉が、胸に突き刺さったとんがりめがねさん。 「あーあ、ほーちゃん(妹)うまれなくてもよかったのに」 とんがりめがねさんも長女が本気で思っているわけではないのはわかってはいますが、そういわせてしまうような状況を作ってしまっているのかと自己嫌悪は募るばかり。 次女との大切な1対1の時間も長女のために犠牲にして向き合っていたのに、長女に届かなかったのかと思うと何も考えることができず、とんがりめがねさんはただただ胸をえぐるような痛みを感じ、その日は寝付けませんでした。 とんがりめがねさんの心の傷をよそに、翌日も次女につっかかり事件を起こす、長女。この日もとんがりめがねさんはいつものように叱り、一度次女から離れるように長女に言いました。 すると、長女から出たのは「じゃあもうわたし、しんでもいいんやな!」という言葉。この日から、長女は簡単に自分の生死を口にするようになったのでした。 「あーあ、ほーちゃん(妹)うまれなくてもよかったのに」というこの言葉も、長女はきっと本気で思っているわけではないし、死を理解して発言しているわけではないと思います。それでも、その言葉を受けたとんがりめがねさんの悲しみは計り知れませんよね。みなさんならこのような言葉をわが子からかけられたとき、どう返しますか?著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年02月15日4歳になった長男は、プチ反抗期を迎えました。2歳の頃のイヤイヤ期とはまた違う、「めんどくさい」「やりたくない」など不機嫌になる『思春期』のようなプチ反抗期。「4歳の壁」というものがあり、脳が著しく発達したことにより、今の自分だけでなく、過去や未来、自分以外の人へも意識がいき、身体も成長するものの、まだまだ自分の感情をコントロールする力が未熟だったりすることで起こる反抗期のようなものと聞いているのですが…、まさに! という感じで、我が家の長男にも当てはまるものでした。前回の連載でもプチ反抗期のことを書いたのですが、そのときは、ただただ「こうして」と伝えるだけでなく、「何故」こうしてと言われているのかを伝えることで理解してもらうというエピソードでした。4歳といっても、こちらの言うことやいろいろなルールを理解しているのだということを親も信頼し、子ども扱いして指示だけ出すのではなくきちんと理由を伝えることの大切さを書きました。が!!時間がないこともある…!朝のバタバタしているときや兄弟のお世話があるときなど、とにかく時間に追われているときの対策なのですが、我が家の場合はこれにつきます。この作戦は本当に有効的です。長男の性格は、好奇心旺盛だったり負けず嫌いだったりとアクティブな面が多いのですが、そんなお子さんには、より有効なのかなと感じます。よーいドン! 的な始まりに飽きてしまったときは、「よーし、今だったら勝てるかも~!」「よしよし、今のうちに息子くんよりも早くやっちゃお!」等々、抜け駆けで勝負を勝手に始めると乗ってきたりします。飽きさせずに楽しんで勝負をするのもポイントです。そしてこの勝負のときは、必ず惜しいところで負けてしまうようにしています。お片付けのときなどは、「あれ~? このおもちゃってどこにしまうんだっけな~?」などと、ついつい教えてあげたくなるようなことを言うと、教えてくれて、いつの間にかお片付けが進むということが多いです。何事にも創意工夫。方法は同じでも、入り口を工夫すれば飽きずに乗ってくれる我が家の子どもたちでした。
2023年02月15日3歳ごろから続いていたイヤイヤ期がやっと終わりを迎えた長女。ようやくイヤイヤ期を終え、天使期に入ったかと思ったのもつかの間、ついに突入した中間反抗期。5歳の長女が起こす5分に1回の事件に、とんがりめがねさんもイライラが募ります。寝る前は素直になれる長女に、「この平和な時間が永遠に続けばいいのに」と感じる、とんがりめがねさん。そして長女の中間反抗期が本格化してくると、2歳の次女へのイジワルは悪意のあるものに変わっていき……。 人の気持ちが想像できるようになったのは喜ばしい点だけど…?寝るときの素直で穏やかな長女はどこへやら。長女の行動には、次女の嫌がる気持ちがわかってやっているのがみえてきて……。 長女の中間反抗期が本格化し、次女へのイジワルは次女の嫌だと思う気持ちを読み取っているかのごとく、悪意のあるものに変化していきました。 そして、とんがりめがねさんの説教にもつい熱が入るように。 「その想像する力、良いほうに使って! 」 とんがりめがねさんの正論でぐうの根も出ない叱り方を受けて、何も言葉が出せずに目に涙を浮かべる長女。 一度でわかってくれればいいものの、長女もまだ5歳なので何度も同じようなイジワルをし、そのたびにとんがりめがねさんは長女と真剣に向き合いながら説教をしました。 そしてある夜、ついに長女は「ほーちゃん(妹)うまれなくてもよかったのに」とつぶやき……。 子どもは何度も注意をして「それがダメなことなんだ」と覚えていくものだとわかっていても、毎回真剣に向き合うのは骨が折れますよね。しかし、人の気持ちを想像して行動できることは、これからたくさんの人と接していく人生の中でとても大切な力。とんがりめがねさんの思いが長女へ伝わる日が来ることを願うばかりですね。 著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年02月14日いつも読んで下さってありがとうございます、もりりんパパです。まだまだ寒い日が続きますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。僕の住んでいる九州でも昨年のクリスマスや1月に雪が積もり、かなり寒い日がありました。雪が積もると子どもたちは飛び跳ねて喜ぶんですけどね、僕は通勤が大変になるのでテンションだだ下がりです(笑)さて、今回のお話はプチ反抗期についてです。うちの次女さんも高学年が近づいているのでそろそろかなとは思っていたのですが…それではどうぞご覧下さい。長女もあったな プチ反抗期次女の場合は…反抗する気持ちがわかる!?なんか次女さん、凄かった…長女の時に反抗期を経験してはいたのですが、姉妹でここまで違うものなのか…と驚いてしまいました。そして、なんと自己主張の強く押しつけがましい反抗期でしょうか(笑)この先が全く想像つきませんね。…といった感じで今回のお話はおしまいです。それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
2023年02月10日■前回のあらすじ最近、娘たちが冷たい気がする勇気。次女が発した「はやくいなくなって」という言葉がひっかかったものの、小学生が言うことだからとあまり気にしないことにしたのですが…。反抗期にしては様子がおかしい不穏な会話の内容が聞こえてきて…様子のおかしい娘たち、そして夫のいないところで引っ越しの相談をしているらしい妻。まさか、妻は離婚しようとしている…!?次回に続く 「見えない地獄〜僕は家族に裏切られた〜」(全69話)は22時更新!
2023年02月03日3歳ごろから続いていたイヤイヤ期がやっと終わりを迎えた長女。次に訪れた、長女が天使のように穏やかな時間は、一瞬のことでした。やってきたのは中間反抗期。周りの大人や友だちまでもが次女をかわいがることに、長女は嫉妬心が徐々に積もって、爆発してしまい……。 長女の被害にあうのは次女ばかり。話せばわかると思い込んでしまい…?次女が「かわいい」と言われることに嫉妬する長女。長女に気持ち穏やかに過ごしてもらうためにも、家族だけでなく親戚や保育園まで巻き込んで「かわいい」という言葉を最重要取扱注意表現としました。しかし、言葉を規制するだけでは長女の気持ちには寄り添えていなかったことに、私たちは気づいていなかったのです。 長女が5歳になるころには、次女への嫌がらせが5分に1回は起きるようになりました。 あまりの頻度にとんがりめがねさんもイライラしてしまいます。とんがりめがねさんは怒鳴りながらも「どれだけ怒っても長女のことが好き」と伝えることは忘れません。そのまま親子で仲直りすると、「長女のことを好きな気持ちと同じくらい次女のことが好きだから、お互いに意地悪するのは許さないよ」ということを必ず伝えます。 これで気持ちは伝わっていると思っていたとんがりめがねさんは、この日も長女に話すように叱りました。 「先に相手が悪かったとしても、叩いた方が負けやねん。人を叩いていい理由なんかない」 冷静に平等に話せばわかるし、しっかりしている長女にはこの叱り方で伝わる。とんがりめがねさんは「子ども扱いしない」ということが、次第に「大人の理屈を押し付ける」ということに変わっていっていることに気づくことなく、長女に訪れた中間反抗期を悪化させてしまうのでした。 実際、大人でも「それはわかっているけど、それでも腹立たしいんだ! 」という出来事もありますよね。どんな形が子どもの気持ちに寄り添っていることになるのか、親子といえども相手の気持ちを推し量るのは難しいですよね。みなさんなら、弟妹に嫉妬してしまう子どもにどう寄り添いますか? 著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年01月30日長女は3歳後半になり、イヤイヤ期がピークに。それでもとんがりめがねさんは、将来困らないようにと長女の未来を考え、粘り強く長女と向き合いました。そして、長女は幼稚園に入園したことをきっかけに、イヤイヤ期の終わりを迎えることができたのですが……。 家では姉妹平等にしているつもりだけど、ついに嫉妬が爆発して…?長女と私はお互い何度もぶつかり合いましたが、長女の幼稚園入園を皮切りに、イヤイヤ期は終わりました。その後ひとときの天使期を泣いて喜ぶ私でしたが、まさかの事態を迎えました。 長女にやっと訪れたイヤイヤ期の終わり。家ではやさしいお姉ちゃんであり、素直に謝ることもできるようになった長女は、天使期がやってきたように思えました。 しかし、長女の嫉妬の時限爆弾は突然はじけ飛びます。これまで赤ちゃん返りもなく、次女をかわいがってくれていた長女は4歳半ごろから次女がかわいがられることに嫉妬し、感情が爆発してしまったのです。 家の中では姉妹平等に接してきた、とんがりめがねさん家族ですが、ひとたび外に出ると祖父母、保育園の先生、長女のお友だちまでもが妹のことをかわいがるのです。 存在するだけで「かわいい」といわれる妹と、何かしなければ褒めてもらえない自分の気持ちの狭間でくすぶっていた感情が爆発してしまった長女。とんがりめがねさんは自分も長女であったからこそ、その気持ちがわかり、心を痛めます。 こうしてついに、とんがりめがねさん一家で「かわいい」という言葉を使うことに関してルールを設けることになり、親戚や保育園の先生にも協力してもらい、長女のために動くこととなったのでした。 兄弟姉妹のいる家庭あるあるかもしれない事件でしたね。大人にとっては何気ない一言のつもりでも、子どもにとってみたら大きな影響を与えられる一言なのかもしれません。みなさんも子どもに良かれと思ってやったことが裏目に出た経験はありませんか? 著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年01月29日