乳児期には笑顔で見守っていた娘の指しゃぶりも、卒乳して1歳半を過ぎたころから「そろそろやめさせるべき?」と悩み始めました。幼稚園へ入園する3歳までにはやめさせようと指吸い防止グッズや絵本を試してみましたが、どれも劇的な効果はなし。「もうすぐ5歳、来年は年長なのに……」あきらめかけていたとき、パパのあるひと言でその日から指吸いを卒業できました。赤ちゃんのころから四六時中……娘は、赤ちゃんのころから昼夜問わず指を吸っていました。おしゃぶりを与えることはなく、乳児期は指吸いについて注意しませんでした。そして、1歳半ごろから指吸いの注意をし始め、幼稚園入園までにやめさせることを目標にしていました。 対策として、2歳前ごろには子どもが舐めても害がない、爪噛みや指しゃぶり防止のマニキュア(おもちゃなどの誤飲防止に使用される安息香酸デナトニウムという苦味成分を配合した物)を爪に塗りました。舐めた瞬間は“苦い”という顔をしましたが、舐め続けてしまうため効果はありませんでした。 いよいよ幼稚園の入園が迫った3歳目前に、指吸いをやめるように促す絵本を購入。大きくなった娘にとって指吸いは恥ずかしいこと、やめたほうが良いことと認識させる効果はありましたが、やめることはありませんでした。 無意識の睡眠時は何をしてもダメ……幼稚園入園後は、幼稚園から帰宅した昼間に手持ち無沙汰なときは指吸いしている姿が見られましたが、徐々に昼間は指を吸うことがなくなりました。 ただ、本当に厄介だったのは夜間の指吸いでした。入眠の際は布団をかぶって隠れて指を吸い、完全に熟睡しているときも指を吸い……。こちらがそっと口元から指をはずしても、またすぐに吸うのでとても困りました。また、就寝中に指を吸うことで寝起きの娘の口臭は最悪……。指の臭いもひどいものでした。 爪噛みや指しゃぶり防止のマニキュアも、指吸いをやめるように促す絵本もほとんど効果がなく、指吸いをしているところを発見したら口頭で注意するしか術がない……。昼間は吸わなくなっても寝ているときは注意することもできず、無意識なので指がはずれなくて半ばあきらめていました。 5歳目前にやめたのはアニメのおかげ!?あと1カ月で5歳の誕生日を迎えるというころ。幼稚園の友だちから「乳歯が抜けて永久歯が生えてきた」という声が聞こえ始め、いよいよ睡眠中の指吸いをやめさせなければ歯並びに影響が出る、と焦っていました。 そんなとき、娘がハマっていたアニメの中に、嫌われ者の出っ歯のキャラクターがいました。パパが娘へ「娘ちゃん、かわいいのにこのまま指を吸い続けたら●●みたいな出っ歯になっちゃうよ」と言いました。これを受けて娘は「嫌だ! もう吸わない、やめる!」と宣言。 私は正直、「そうは言っても無意識だし、吸うんだろうな」と思っていました。ところが、その日の夜は一切指を吸っていませんでした。寝起きで口臭と指のにおいを確認しても無臭! その日を境に夜間も指を吸うことがなくなりました。 言葉がわかるようになったころから私は、娘に「前歯が出てしまうからやめようね」と指を吸い続けるとどうなるか具体的に説明して指吸いを注意していましたが、娘には響いていませんでした。パパの「●●みたいな出っ歯になっちゃうよ」のひと言は、出っ歯のイメージがわきやすく、そうなりたくないと思わせたようです。そのおかげで“指を吸わない”という強い決意が固まり、無意識だった夜間の指吸いを卒業することができました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:寺田梓地方在住で、幼稚園へ通う5歳の娘を育てる母。フリーランスの編集・ライターとして在宅勤務をしている。監修者・著者:助産師 松田玲子
2024年03月14日保育士の中田馨さんが、ママにお願いしたい子どもが体調不良のときの対応について教えてくれました。急に仕事は休めないから……とついついやってしまっていることありませんか!?こんにちは! 保育士の中田馨です。子どもが体調不良や発熱しているけれど、仕事はなかなかお休みできないし……ということもあるかと思います。 今回は私の保育園で実際にあったことと、友人保育士が経験したことも交え、お子さんが体調不良の際に保護者の方に配慮してほしいことについてお話しします。 ①朝に熱があるようならば登園は控えて!登園時に「昨夜から熱が上がって。朝方まで39度を超える熱があったんですが、解熱剤で下がったので来ました!」というエピソード。現在は新型コロナウイルスのこともあり、各ご家庭が用心しくださっているのでここ2年ほどはありませんが、以前は割とありました。 「体温」という数字でいうと、熱は下がっていますが、あくまでそれは薬で下がっているだけ。私の経験上、昼頃には再び熱が上がりお迎えに来ていただくことが多いです。「ひとまず出勤して、呼び出しで帰らせてもらう方が気が楽」という親御さんもいらっしゃいますが、是非ともお子さんの体を第一に考えていただけるとうれしいです。 大人も朝方まで39度以上の熱があるのに、解熱剤で下げて仕事に行くって、相当しんどいことですよね。お子さんも一緒です。 ②急なお迎え、無理は承知ですが「迎えにいけません」はNG!保育園で熱が出て職場に電話をすると「仕事を代わってくれる人がおらず、迎えに行けない」と言われることがあります。私自身も働く母なので、お仕事の都合がつかないのはよく分かります。私自身も、中学生の娘が体調不良になったときに学校から電話があっても「迎えに行けないので一人で帰らせてください」と言ったことがあります。娘の場合、熱もなく歩けたうえ、中学生ですのでそれができますが、保育園児は1人では家まで帰ることができません。 上記で書いたように、お子さんの体を第一に考えていただくことに加え、次のことも知っておきましょう。保育園で体調不良の子が出ると、感染症の疑いも含め、その子を隔離することになります。隔離するということは保育士がその子に1名専属でつくということ。短時間なら対応できるかもしれませんが長時間となると、うちの保育園のように小規模の場合は特に、難しくなる場合もあります。 保育士は、保育の専門家であって病気の子を見る専門家ではありません。安全に保育するためにも、どうにか仕事の都合をつけてくださると助かります。 中には「そんな細かいこと……」と思われることもあったかもしれませんが、毎日気持ちよく安全に過ごすためにも、ご協力いただけると助かります。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年03月12日私には、2歳の二卵性の双子の娘たちがいます。身長や体重は同じくらいでも顔や性格は違う2人。長女は外では頑張り屋さんで、私の前では頑張った分、気持ちを爆発させるタイプです。次女は極度の人見知り。初めての登園日は2人とも朝からわくわくしていて、ニコニコで登園の準備していました。しかし、保育園に着くと、まさかの事態が起こってしまったのです。 初めての登園の翌日に熱初めての登園日、家では帽子やリュックを身に着けて娘たちはニコニコでした。しかし、園に着くと、笑顔が引きつっていく長女と不安な顔の次女。2時間だけの慣らし保育だったのですが、次女は終始泣いていたようです。 長女は泣かずに過ごせていましたが、帰宅後、緊張の糸が切れたように私に八つ当たりしてはイヤイヤの連続でした。翌日はさっそく次女が発熱。感染症対策のため長女も一緒に園を休むことになりました。4月は慣らし保育に行っては風邪を引いて2日ほど休む、の繰り返しでした。 水分もとらない次女娘たちは3回目の登園日の朝からしばらく、泣いて登園するようになりました。頑張っている娘たちの様子を見てつらい気持ちになりましたが、早く慣れてもらうために登園させました。次女は登園当初から朝のおやつや牛乳はもちろん、給食も泣いて口にしなかったそうです。 園の先生たちが次女のために、特別にストローを用意してくれましたが飲まず、抱っこをしてもらわないとひたすら泣いていたようでした。朝起きてから泣いて何も口にせず、園でも水分をとろうとしないためなのか、園で熱が出た日もありました。 対策として私はさすがに次女に水分だけでもとってほしいと考え、5日間の慣らし保育後には、家で使っているマグにお茶を入れて持参し、先生に預けました。すると次女は園で少しずつマグのお茶が飲めるように。しかし次女は給食をまだ口にしなかったため、慣らし保育を4月いっぱいまで、残りの1週間を長女とともに延長させました。 5月に入ると、ようやく娘たちは朝から泣き始めることが少なくなりました。そして5月中旬ごろになると、次女は園でおやつや給食を食べられるようになり、マグの持参も終了。5月後半からは16時半まで預けられるように。 娘たちは園生活にすぐ慣れるだろうと思っていた私は、登園させてみて「甘かった!」と何度も思いました。娘たちが朝起きてからずっと泣き、園での2時間、次女は何も口にせず帰宅し、風邪もたくさん引いて……。つらい思いをさせている私をきっと娘たちにしてみれば鬼のような存在に思えたかもしれません。それでも最終的に園に慣れることができた娘たち。子どもの順応性の高さに驚かされました。今は、新しい環境に慣れて頑張っている娘たちに感謝しています! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ちひろ著者:北川さくら
2024年03月10日初めての育児に神経が過敏になっていた私は、正解がわからないことで息子をほめるよりも叱ることのほうが多かったように思います。そんな自分に対して、反省を繰り返す毎日を送っていたのですが、ある日幼稚園の先生の言葉に衝撃を受けたのです。息子の動きが止まらない!生まれたときから体が大きかった息子は、すくすくと成長し、歩き始めたころにはかなりやんちゃになっていました。同じ月齢の子と比べて体力があり、結構な距離をお散歩しないとお昼寝ができないほどでした。元気なのはいいことだと思いつつも、毎日のこととなると……。 それに他の子は絵や字に興味を持っているのに対して、息子は体を動かさない遊びは好きになれない様子で、もしかしたら発達に問題があるのではと考えてしまうこともありました。 ダメ出しばかりしてしまう自分に自己嫌悪「走らないの!」「ダメって言ったことをしないの!」「おとなしくして!」。息子の行動を制限することばかり言ってしまい、私自身が反省する日々が続きました。 発達に関してプレ保育で相談してみたり、幼稚園へ通い始めたら椅子に座っていられるだろうかと何度も母に相談したりしたのを覚えています。今思えば息子の良くない面ばかりが目に付いていたのは、入園を前にして母親として私の不安が強かったのだと思います。 幼稚園の先生が見つけてくれた息子の長所そんな息子を叱ってばかりの私を救ってくれたのは、幼稚園の先生からの言葉でした。毎月出席カードに先生がコメントを書いてくださるのですが、あるとき先生が書いてくださった言葉に目からウロコが落ちました。 「息子くんは、自分で目標を決めてそのために努力できるところが素晴らしいです」。……確かに、考えてみると息子はよちよち歩きのころから公園に行くとなれば自分の足で最後まで歩く子で、幼稚園に入って鉄棒にはまってからは逆上がりができるようになるまで何度も練習し、今では空中逆上がりもできます。私が息子の遊びの一環としてとらえていたものを、先生は努力と評価してくれたのでした。 それからというもの、息子の行動を安心して見守ることができるようになりました。すると、息子がちょっと失敗してしまったときも「ダメでしょ!」ではなく、「頑張ったね!」と評価してあげられるようになりました。今では胸を張って「息子の長所は努力ができるところです!」と言うことができます。これからも息子の努力と成長を見守っていきたいと思っています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/Michika著者:田丸あかね
2024年03月08日3歳で幼稚園に入園する少し前まで、嫌なことがあると地べたに転がり泣いていた息子。それは主に母である私だけにするもので、夫はイヤイヤ期の大変さをわかっていないようでした。そんな息子も入園するころにはすっかり落ち着き、平和な日々を過ごしていたのですが、年中になってから今度は夫へのみ反抗をするようになったのです。夫への態度が急変!息子が年中になり2学期に差し掛かるころ、息子の夫への態度が急変しました。まず私と夫に対する話し方や声色が変わり、発する言葉のすべてが反抗的になりました。入園前のイヤイヤ期のようにかんしゃくを起こすことはないのですが、頻繁に夫をにらみつけ、何かと突っかかる言い方をするのです。 1度目のイヤイヤ期は主に私に向けられており、息子の反抗的な態度にあまり免疫がなかったため、夫は今回の息子の態度によって精神的に参っていくのと同時に、4歳児相手にまともに喧嘩をするようになり、家庭内の空気が非常に悪くなりました。 夫がプチ家出まで! 困って先生に相談息子に反抗的な態度を取られ続けたある日、堪忍袋の緒が切れた夫が、「俺がいないほうがいいんだろ」と言いながら家を出て行ってしまいました。「なぜパパに対してあんな態度を取ってしまうの?」と聞いても、息子は「嫌いなわけではないし、好きだけど、今はパパが悪い」としか言いません。 結局夫は1時間ほどで帰宅してきましたが、自分たちでは解決できないと思い、幼稚園の先生に息子の様子を相談することにしました。 2段階目のイヤイヤ期に突入していた担任の先生に相談してみると、息子は平均年齢からすると早いけれどイヤイヤ期の2段階目に入っているのだと教えてくれました。 先生によると、この反抗は、親が自分に作った価値観を一度壊してやりたいという気持ちと、4歳児特有の人間関係のストレスを親に受け止めてほしいという欲求が表れているとのこと。 その気持ちは大抵、「自分がなかなか超えられない壁になり、反抗しやすそうなほうに向くので、息子は父親を反抗対象に選んだのだろう」とのことでした。 先生のアドバイスは「反抗を拒絶するのではなく受け入れてあげること」でした。このアドバイスで夫も腹をくくり、息子が反抗的な態度を取っても受け止めることを徹底。すると2週間もしないうちに反抗期前の息子に戻ったのです。イヤイヤ期は成長の過程だと受け止め、親が感情的にならずにどっしり構えることが、イヤイヤ期卒業への近道の1つなのだと学びました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ちひろ著者:大井絵衣
2024年03月08日私は2人の娘を育てている専業主婦です。長女は小学校2年生、次女は幼稚園の年少です。私は昨年の4月、次女が幼稚園にあがったタイミングでうつ病を発症。現在は心療内科に通っています。育児をすることが困難でしたが、ある日、私の異変に気づいた幼稚園の先生が、声をかけてくれたのです。私の目には、思わず涙があふれました……。まさか私がうつ病に次女が幼稚園に通い始め、育児がラクになったはずのタイミングでうつ病を発症しました。原因は定かではありませんが、もともと生真面目で完璧主義な私。家事も育児もうまく手が抜けない性格で、うつ病になりやすい気質だったと思います。調子が悪いときは何もできなくなり、ベッドから出ることも困難でした。 そんななか、幼稚園の送迎とごはん作りだけは何とかやっていましたが、幼稚園から14時に帰ってくる次女の遊び相手になる余裕はなく、長女が帰宅する16時までひたすらYouTubeを見せ、その間、私はベッドに横たわっていました。 「お母さん、大丈夫? 疲れている?」ある日、いつものように調子が悪いなか、娘を送迎したときのことです。よほど疲れた生気のない顔をしていたのか、娘の担任の先生が「お母さん、大丈夫? 疲れている?」と声をかけてくれました。そのやさしい言葉に思わず涙があふれました。 すると心配した担任の先生は職員室に連れて行ってくれました。そして、「つらいんだったら園の預かり保育を使ってね」と言ってくれたのです。預かり保育は仕事をするママだけではなく、病気で保育が困難なママ、リフレッシュしたいママも使ってもいいんだよ、と説明してくれました。 預けたら……娘はまだ入園したてで園生活にも慣れていないこともあり、私は預かり保育を利用することに抵抗を感じていましたが、ある日、意を決して利用することに。預かり保育中、次女はいつもとは違う様子に少し戸惑いもあったようです。しかし、お迎え時に先生からは「大丈夫です。楽しく遊んでいるときもありましたから。それよりお母さんが元気で笑顔になることが大事ですよ」とありがたいお言葉をいただきました。 普段は、次女の様子を気にしながらベッドに横になっていたのですが、幼稚園でしっかり見てもらえていると思うと、安心してゆっくりと休むことができました。また、困ったら頼れるところがあるというのは精神的な支えになりました。 最初はしぶしぶ預かり保育に行っていた次女も、今では喜んで行くように。家で構ってあげられない状態より、幼稚園で他のお友だちや先生と遊んでいるほうが次女にとっても良いと感じています。私の体調が悪く保育枠に余裕があるときにはこれからもお願いして、娘たちのためにも、私自身の体調を整えることも大事にしたいと思います。安心して任せられる環境を用意してくれている幼稚園には、本当に感謝しています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:小川恵子8歳と5歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2024年03月08日私は7歳の女の子のママです。娘が4歳、幼稚園年少のとき、私はママ友関係で悩みました。喧嘩やトラブルではないのですが、当時の私にとってはとても悲しい出来事でした。今回は私が体験した、異性の子を持つママ友との関係についてお話しします。娘の友だちは男の子ばかり娘が幼稚園に入る前、私は近所に住む3人のママたちと仲良くしていました。育児サークルで知り合い、3人とも子どもは男の子。子どもたちが2歳ぐらいのころから、お互いの家に行き来したり、一緒に公園に行ったりとたくさんの楽しい時間を4組で過ごしていました。 全員同じ幼稚園に入園することが決まったので、幼稚園が始まってからもこの関係は変わらず、みんなで降園後に遊べるものだと思っていたのですが……。入園して半年経ったころから、グループの関係性に変化が生まれてきたのです。 男の子とは遊びたくない娘幼いころの娘はその男の子たちと仲良く遊んでいましたが、年少の中盤から遊び方や好きな物に違いが出てきました。みんなは戦いごっこにハマり、技の名前を言いながら戦って遊んでいました。一方、娘は「男の子は戦ってばかりだから一緒に遊びたくない」と言うように。 みんなで集まって家で遊んでいても、娘だけ他の子たちと離れて私のひざの上でつまらなそうにしていました。「今日、〇〇くんの家に遊びに行く?」と聞いても、「行きたくない」と。そうなると私がママたちと話したいというだけの理由で遊びに行くわけにもいきません。 誘ってもらえなくて寂しい…みんなもそのことに気がついていました。なので、バス停で毎日顔をあわせるのですが、だんだんとうちだけ遊びの誘いがかからないように。正直とても寂しいし、仲間外れにされている気がしていました。今思えば当たり前の流れで、私の被害妄想だったのですが……。 娘も楽しそうではないし、と頭ではわかっていても、何で誘ってもらえないんだろう、私たち親子のことがあまり好きではないのかな……とマイナス思考に陥っていました。私もみんなと子どもたちを遊ばせながらおしゃべりを楽しみたいし、一応声はかけてほしいと感じていました。 その後、娘にはたくさんの女の子の友だちができました。当時のことを思い返すと、男の子ママたちに何の悪気もなかったことがよくわかります。そして、私は3人組の男の子ママのうちの1人とは、子どもたちが就学した現在、頻繁に2人でお茶やランチに行く仲です。子どもの手が離れ、本当に付き合いたいと思えるママ友以上の真の友人ができよかったと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:小川恵子
2024年03月07日保育士の中田馨さんが、実は困っている親がやりがちな生活習慣について教えてくれました。テレビなどの動画との付き合い方や離乳食で気をつけたい具体的なことについてご紹介します。こんにちは! 保育士の中田馨です。今回お話しするのは、保育園児の生活習慣のうち、「テレビ」と「離乳食」について。つい家でやりがちなNGについてお伝えします。 長時間テレビなどを見せっぱなしにする保育園から帰ってからのママは大忙しです。私自身も働く母親なのでよくわかります。子どもが中高生になっても寝るまでの時間がバタバタです。これが手のかかる乳幼児だった場合、さらにママのすることは増えます。ですので、ごはんを作っている間に、子どもがテレビを見てくれていると助かりますよね。 ただし、長時間テレビを見せっぱなしにしたり、見ていないときにもテレビをつけっぱなしにするのはやめましょう。 コミュニケーションをせずに動画を見せている以前、「毎日見るくらい大好きな映画があるんです。休日は2本立てで見ました」と教えてくれたママがいました。その映画は大人も見るような映画です。2本立てだとすると1日4時間ずっと画面を見ていることになります。映画などの動画は一方的に情報が流れるものです。その時間は人と関わる経験をしていないということになります。 子どもの集中力で考えると、1回に見るのは20分程度がいいとされています。長い映画などを見る際は、できるだけ大人もコミュニケーションを取りながら見るように心がけましょう。 食事をすべて親が食べさせている私の保育園で働く保育士から聞いた話をします。以前勤めていた保育園に2歳前に入園してきた子がいました。その子はこれまで、自分で食べ物を食べてきた経験がほぼない状態で入園してきたそうです。食事はすべてママが食べさせてきたとのこと。 スプーンやフォークを使った経験がなく、どう使うかもわかっていないようでしたし、年齢に対して手の器用さがなかったそうです。まずは手づかみ食べからスタートしました。その後は、ぐんぐんと食べる能力を発揮していったそうです。 自分で食べる経験をさせていないこれは極端な例なのですが、子どもに食事を任せるとグチャグチャになりますので、離乳食時に自分で食べさせることを避けがちなママもいます。保育園で自分で食べる経験を積んでいきますので、それでいいと言えばそうなのかもしれません。しかし、家庭で家族と一緒に自分で食べるという経験を積むことは、この時期の子どもにとってはかけがえのないことです。 「家族で食べるって楽しいな! おいしいな! よし、もっとたくさん食べるぞ!」と食べる意欲につながっていきます。ママやパパが食べさせることもしつつ、土日など少し余裕がある日は、自分で食べる経験を増やしていきましょう。 もし、少し当てはまることがあったら、少しずつ普段の生活習慣の中に取り入れてみてくださいね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年03月06日保育士の中田馨さんが、子どもの持ち物について教えてくれました。もうすぐ新年度も始まります。園で使用する子どもの持ち物についてしっかりと確認しておきましょう。こんにちは! 保育士の中田馨です。今回は、保育園に持っていく持ち物についてのお話です。園で子どもが困ってしまうことのないよう、今回のお話を参考に持ち物の準備や確認をしていただければと思います。 名前の未記入持ち物1つ1つに名前を書くのは、本当に大変。入園に向けての時は、新しい生活への期待もあって割と楽しく書けるのですが、日常になるとそうはいきません。乳児さんは、紙オムツに1枚1枚名前を書かなければいけない保育園もありますので、名前書きは大変な作業です。 保育園で様子を見ていると、入園して間もないころは、ほぼ100%の持ち物に名前が書かれていますが、だんだんと未記入の持ち物が増えてきます。毎日忙しい中ですので、うっかり忘れてしまうことはもちろんあることでしょう。特に、新しく買い替えた持ち物に名前を書き忘れることが多いので新調したときは「買って名前書きをする」を1つの流れにしていただけたら助かります。 例えば、私の場合、あらかじめシールなどにまとめて名前を書いておき「新たに買ったら貼るだけ」にしておきました。 衣服のサイズ服のサイズが大きかったり小さすぎたりも、困ることの一つです。例えば、ズボンが長すぎると、裾を踏んで転ぶ原因になることが。また袖が長すぎると、手先を使う遊びがしにくかったり砂遊びをするときに袖口がすぐに汚れます。保育士はその都度、折り返すなどして活動しやすいように工夫をしていますが、またすぐに裾が落ちてきたりするものです。 ズボンが小さすぎると、ぴちぴちで可動域が少なく、走ってコケることもあります。Tシャツが小さければおなかがすぐに出てしまいます。また、ズボンのゴムが緩んでいたらちょっと歩くだけですぐにズレてしまいます。靴が大きすぎても小さすぎても歩きにくいです。目まぐるしく成長している子どもたちです。服のサイズは定期的に見直していきましょう。 自分で着られない、脱げない身の回りの簡単なことを自分でできるようになってくると、段階を経ながら少しずつ衣服の着脱を子どもたち自身がし始めます。保育士はそばで見守りながら、できるだけ子ども自身に頑張ってもらい、難しいところだけさりげなくサポートしています。 しかし、例えば子どもが自分だけでは着ることができなかったり、脱げない服だったら、保育士がほぼすべてをサポートしなければいけなくなってしまいます。例えば、ボタンの小さいネルシャツ。サイズの小さなピチピチのズボンやTシャツ、ハイソックスなどなど。一生懸命脱ごうとしているのに、服の幅が小さくて腕を出すことができずに「ぬげない!!」と困っている子どもは実は多いものです。 服のサイズさえ合っていれば自分でできるはずなのに、できなかったら自分で着替える意欲の減退にもなりかねません。子どもの自立に向けても大切なことですので、保育園に持っていく(着せていく)服が着やすい、脱ぎやすい服かどうかの見直しをしてみてください。 誤嚥の恐れのあるもの保育園は、複数の異年齢児が一緒に過ごす場です。その中には、触ったものを口に入れる乳児もいます。ですので、保育室の中には、誤嚥の恐れのあるものは置かない。置いたとしても保育士がきちんと管理するようにしています。 ただ、家庭から持ち込まれたものは管理できない場合があります。細い髪ゴム、バンドエイド、虫よけシールなどはよくある例。家にある小さなおもちゃがかばんの中に入っていることもあります。例えば、虫よけシールを背中に貼っておけば、自分の子どもは手が届きませんが他の子には手が届きます。子どもははがすことが大好きですので、見つけたらはがして「これは何だろう」と確かめるために口に入れるでしょう。 ほんの些細なことかもしれませんが、それが大きな事故につながることもあります。きっとほとんどの保育園で入園時の注意点として伝えられていると思うのですが、入園児は数多くの決まり事を伝えられますので、すべてを覚えることができないでしょう。ポイントは「誤嚥の恐れのあるものは保育園に持って(つけて)行かない」と言うことです。 ここで書かれたことは、保育士からその都度、伝えられていると思います。子どもたちが安全で快適に保育園で生活するためにも、意識していただけたらうれしいです! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年03月03日息子の保育園の入園式でのこと。式が終わってクラスごとに子どもと親が入った集合写真を撮ることになりました。そこで、ひとりのママがあることを言い出し……。 クラスの集合写真を撮り終えて…1歳になる息子の保育園の入園式が終わり、最後にクラスごとで集合写真を撮ることに。動き出す子がいたり、イヤイヤモードになる子がいたりと、撮影には時間がかかりました。やっとのことで撮影し、各自解散となったのですが……。 みんなが帰ろうとするなか、ひとりのママが「カメラマンさん、ちょっと待って。うちの子、スカートめくれてたかも~」と大騒ぎ。カメラマンが写真を確認し、スカートはめくれてないと説明しましたが、「女の子だし、心配。私が気になるの〜」と大声で不満を言い続けました。 どうしても納得いかないようで、先生方が帰ろうとしていた人を引き止めるなどバタバタの状態で撮り直しに。 撮り終えた後に先生やほかの保護者に向けて一言あるかと思えばそれもなく……、仲のいいママ友たちとおしゃべりを始める始末。ほとんどの人は怒ったり、呆れたりしながら帰っていました。 気になることを主張するのはいいのですが、感謝の気持ちは大切だなと学びました。 ◇ ◇ ◇ 万が一のこともあるので撮り直したい気持ちはわかりますし、最後に一言「お時間いただいてすみませんでした」などがあるとモヤモヤも晴れますよね。春は出会いの季節ですが、他人への気遣いや気配りを忘れないようにしたいですね。 作画/さくら著者:西尾えり
2024年03月02日保育士の中田馨さんが、保護者と園の先生とのコミュニケーションについて教えてくれました。子どもの園での様子を把握したり、家庭での様子を伝えるためにも、先生と保護者とのコミュニケーションは大切ですよね。現役保育士の中田先生が日々心がけていることについてもお話ししてくれています。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。4月から保育園に入園予定の方は、準備などで忙しくなる時期かと思います。 今回は、先生と保護者のコミュニケーションのお話をしたいと思います。 小さなコミュニケーションの積み重ね:まずは「あいさつ」保育の研修で毎年必ずといっていいほど開催されるものの一つに「保護者対応」という題材の研修があります。子どものことが好きだけでは務まらないのが保育士の仕事。保護者とどれだけコミュニケーションがとれるか? が、日々の保育に活かされるのではないかと私は思っています。 私が一番大切にしていることは、日々の小さなコミュニケーションです。その中でも一番簡単にできることといえば、「元気にあいさつ」ですよね。 保護者と子どもが登園したときは、「おはようございます!」と元気に笑顔で迎え入れます。保護者が出勤するときは「いってらっしゃい」。保護者が帰宅したら「おかえりなさい」。保護者と子どもが帰宅するときは「さようなら」。この4つの言葉は、自分のテンションを普段よりもあげて言おう! と心がけています。こちらが笑顔になれば、保護者も自然と笑顔になってくれます。 ママたちから元気にあいさつをすることは、もしかするとハードルが高いかもしれませんが、朝先生を見かけたらママたちからもぜひあいさつをしてみてくださいね。あいさつから先生との会話が弾み、思わぬ我が子の嬉しいお話を聞くことができるかもしれませんよ。 小さなコミュニケーションの積み重ね:日々の子どもの変化を伝える私の保育所では、その日の子どもの様子をお帰りの時間と連絡帳で伝えるようにしています。子どもが帰る準備をしているときに、「今日は、かなり体をひねることができていました。もうすぐ寝返りができそうですね」や「今日はブロックで遊んでいたんですけどね。“これユニバーサル”って上手にブロックを組み合わせて、USJを作ってごっこ遊びをしたんです。ママとパパとお出かけしたUSJがとっても楽しかったのでしょうね」といった感じでお伝えしています。 子どもができたこと(できそうなこと)、楽しそうにしていたあそびなどを伝えるとパパやママはとっても喜んでくれます。同じように、保育士も子どもたちの日々の成長はとても嬉しいものなんです。ぜひ、保育士にお家でのお子さんの様子も伝えてみてください。 「お兄ちゃんのゴーグルをかけてお風呂で遊んでいるんです。少しだけ顔をつけられるんです」など、保育所では見ることができないエピソードを聞くと「へぇ! そんなことができるんですね。」と、私たち保育士も子どもの知らない一面を知ることができてうれしい気持ちになります。 保育士も保護者も、同じ目的があります。それは「子どもを健やかに育てること」。これに向かって、お互いが協力しながらコミュニケーションを取れるといいですね!著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年02月29日お正月に主人の実家を訪ねたときのこと。親戚の方々も集まって賑やかな宴会になってきたころのエピソードをご紹介します! 何してるんですか!下の子はようやく1歳を迎え、人見知りも減ってきたので義父が大変喜んでいたのですが、かなり酔っていたこともあるのか、行動が大胆に……。 食事の席で自分のコップに残っていた氷を1つ掴むと「小さいのがないなあ」とおもむろに自分の歯で噛み割り息子の口に入れたのです。周りは騒然となって義父を怒って二度としないように言ってくれたのですが、悲しい気持ちでいっぱいになりました。それから食事中や酔っているときには義父の側に子どもたちを近づけないように気をつけるようになりました。 作画/加藤みちか著者:月野ぷんこ 2児の姉弟を育てる母。小学校教諭をしている。趣味はドラマ鑑賞と裁縫。
2024年02月28日3人目を出産したときに、母が手伝いに家に来てくれたときのエピソードをご紹介します。 やめてよ〜!昔から人と比べて優劣を語るのが好きな母。私はそういうところが全然好きではありませんでした。案の定、私の上の2人の子どもたちにも「学校に入ったら絶対に他の子供には負けないで頑張ってね!」と言い聞かせながら遊んでいたのです。 おばあちゃんの立場になった母は、良かれと思って孫たちに言い聞かせているのでしょうけれど「その感性はもう受け継いではいけない!」と思いました。そのため私はあとで子どもたちにこっそり「おばあちゃんはあのように言ったけど、お母さんはこう思うよ」と伝えました。 母親といえども、子どもに何も押し付けてはいけないし、子どもたち本人の感性や意見を尊重しながら育てなければいけないな、と考えさせられました。 作画/加藤みちか著者:浜尾てるみ3人の子どもの母。2人は成人済みのため、現在は夫と子ども1人と3人暮らし。
2024年02月27日私は、5歳の娘と3歳の息子を育てているシングルマザーです。娘がこども園へ入園してからしばらく経ったころ、寝る前に号泣しながら意地悪なお友だちのことを話してくれて、どうしたものかと悩んでいました。そしてそんな矢先に園の集まりが。すると、私はまさかの事態に驚くことに――! 4歳クラスから意地悪が始まった娘がこども園へ通い始めて8カ月ほど経ったころから、ある女の子(Aちゃん)が意地悪なことをしてくるという話が多くなっていきました。私は、「それは嫌だったね」「なんでそんなこと言ってくるんだろう?」などと返していたのですが……。 ある日、娘が就寝前に意地悪なことをしてくる女の子の話をしていると、声を出して泣き出したのです。娘が話してくれた内容は「水筒でお茶を飲んでいるときに、Aちゃんが水筒の底を押してきたから唇から血がでた」「Aちゃんがトイレの個室を開けきて笑ってきた」「描いた絵を見て、Aちゃんにぐちゃぐちゃだって言われた」「みんなが自分の好きな動物を描いているのに、Aちゃんが私には豚を描いてって言ってきた」など初めて聞く話もありました。 この話を聞いて、最近になって娘が頻繁に「私は絵が下手だから」と言っていたことを思い出しました。 公園で集まることに…娘の話を聞いて、私は次の日に担任の先生へ、Aちゃんとわが子について気をつけて様子を見ていてほしい、娘にも原因があれば教えてほしいと伝えました。先生はAちゃんが一方的に意地悪することがあると思ってはいたようで、注意してみてくださるとのことだったのですが……。娘の話では意地悪がなくなった様子はありませんでした。 そんなある日、クラスメイトが転園するため、日曜日にクラスのみんなでお別れ会として公園で遊ぶことに。すると……。 なんと娘がAちゃんのママに直接意地悪されたことを話していたのです。 娘が、Aちゃんのママに「Aちゃんが意地悪をしてくる」と話しているのを、私は遠くで様子を見ていました。娘の話を聞いたAちゃんのママは、「A(娘)に意地悪しちゃダメだよって言っておくね」と言っていたようです。 娘が自らAちゃんのママに伝えたのは驚きましたが、それからは、娘の話を聞く限りでは、以前に比べてAちゃんの意地悪の回数は減ったようです。5歳の子どものお友だち関係の悩みにはどう対応したら良いかまだ答えはありませんが、これからも娘の様子に注意しつつ見守りたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:本田りか
2024年02月26日当時、私は3人の息子を保育園に預けながらパートタイムでの勤務をこなしていました。「保育園の先生方に迷惑をかけてはいけない!」という気持ちで、毎日子どもたちの持ち物はきっちりそろえていたのですが、忙しさからか、ついにやらかしてしまったのです……。 顔から火が出そう!パート帰りに3兄弟のお迎えに行くと、次男の担任の先生から「ちょっと大きめサイズのパンツが入っていましたよ」と言われました。その場では「長男と次男のパンツを間違えちゃったのかな……?」と思ったのですが、帰ってから次男のバッグの中身を確かめてみると……。 そこから現れたのは、なんと夫のパンツだったのです! 翌日、先生に「ちょっとじゃなくてずいぶんと大きいパンツを持たせてしまい、すみませんでした!!失礼しました!」と謝ると、先生は笑ってくれて、2人で大爆笑。 先生によると、兄弟間の着替えの入れ間違いはよくあるそうですが、パパのパンツが入っていたことは初めてだったそうです。 その日以降、私の持ち物チェックにはさらに熱が入りました。今でこそ笑い話ですが、私のパンツじゃなくてよかった……と思っていることは夫には内緒にしています。 イラスト/きりぷち著者:愛野梨奈
2024年02月24日私は新卒から働いていた職場で産後も働いているため、子どもは保育所へ預けています。0歳児クラスからずっと在籍しているので先生方とも良い関係を築かせていただいていてありがたい限りでした。そんな娘が3歳のころの話をご紹介します。 バレてたのか…ある日のみんな楽しみにしているおやつの時間のこと。娘のお隣に座っていた男の子が、不意に立ち上がっておやつを口に運び始めたそうです。もちろんやさしくもしっかり指導してくださる先生は「立って食べるのはお行儀悪いよ。座って食べてね。」と声をかけたそう。 するとそこで娘がすかさず「でもママ、キッチンでたってチョコ食べてるよ!!!」と大きな声で言ったそう……。 たしかに私は娘にバレないようにキッチンに隠してるお菓子を口にすることがあります。お迎えのときにこの話を聞いたのですが「バレてたのか……」という気持ちと、子どもはよく見てて迂闊なことはできないなぁという気持ちになりました。 保育士さんもご自身のお子さんで経験があるとのことで「結構みんなお家のこと教えてくれるんですよ~」と笑っておられましたが……ほんと気をつけようと思いました。 作画/マキノ著者:太田遥香1児の母。介護職で奮闘中。育休後すぐ職場復帰してバリバリ働いている。
2024年02月24日保育士の中田馨さんが、子どもの支度や切り替えの際の声かけについてのNGや、おすすめの方法について教えてくれました。外出時の支度や、生活におけるさまざまな場面での切り替え。子どもがなかなか支度をしてくれなくてついつい怒ってしまう……というパパやママも多いのではないでしょうか? お悩みの方はぜひ、参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。 子どもと生活していると、「この時間がホントに大変!」と思うのが、お出かけの支度や、生活の節目の切り替え時。子どもは、大人の思うようにはなかなか動いてくれません。特に長い休み明けは、余計に大変に思ってしまうかも! そんなときに、普段から使える子どもが動きやすくなる声かけのポイントをお話しします。 「早くして」は言わないように心がけよう!時間がないときに思わず言ってしまう言葉のNo. 1は「早くして」かもしれませんね。早くしなくてもよい場面でも、口癖のように「早くして」と言っているかもしれません。私の経験上、この「早くして」を言って「子どもが素早く準備ができた!」「子どもが機嫌よく出発できた!」ということはありません。 つまり、逆なんですね。大人が「早くして」と言うと、子どもは焦ります。焦るので早くしようとするのですがうまくいきません。うまくいかないのでまた「早くしてって言ってるでしょう!」と大人に言われるんです。どうしてこんなに詳しくわかるのかというと、私も自分の子に言っていたからなんです。 大人は新幹線、子どもは普通電車出かけるときは口癖のように「早くして」と言っていたある日の事。いつものように「早くして」と言うと、「僕なりに、早く準備をしている!!」と逆に息子から言われたんです。その時に「はっ!!」と気づきました。 私たち大人は人生経験が豊富にあります。要領よく準備することもできるんです。例えば、大人が新幹線の速さで準備ができるなら、子どもは普通電車のスピードなんです。息子にそれを言われたときから、私は「早くして」を言わないようにしました。あまりにも日常になっていた「早くして」ですから、言わないようにするには努力が必要でしたが、言わなくなるのが習慣になってきたら、私もイライラが少なくなってきたのです。 皆さんも、「早くして」という言葉を言わないようにしてみてください。では、何と言えばいいのか? それは次にお話しします。 子どもにも都合があることを知る私たち大人は、あまり気づいていないかも知れませんが、実は子どもにも「都合」があるんです。「今は、ブロックで遊んでるねん」「絵本が面白いねん」という、大切な都合がね。その、大切なことをしているときに、「もう出かけるよ。片づけて準備して」と言われたらどうでしょう? 「え? まだ終わってないけど??」と思うはず。大人もTVドラマを見ている途中に「スーパー行きたいんだけど、車出してくれる?」と言われたら「え? 今すぐ? なんで?」と思いますよね。 「早くして!」と言わないでいいようにするためには、出かけたい、片づけてほしいなど、親の目標時間の前から予告があるといいですね。「目標の時間の前」は何分前がいいのかというと、それは子どもの年齢や性格、今遊んでいる物にもよるでしょう。 例えばブロックで遊んでいたら、10分後。絵本を読んでいたらその絵本を読み終えるころ。「絵本を読んだら、出かけるよ」など、予告の声かけをしてみましょう。 「早くして」に代わる言葉はある?とはいえ、早くしてほしいときにのんびりしていると、やっぱり「早くしてよ!!」と思うものです。「早くしてほしいな」と思うときには、別の言葉で言い換えてみましょう。 言い換えの言葉はいくつかあります。「ママ(パパ)が少し手伝ってもいいかな?」「よし! 少しスピードアップしてみよう!」「ママ(パパ)と競争するぞ~よーいドン!(協奏曲を歌う)」「自分で片づけるなんて、さすがだなあ~!」などなど。 その場にあった言葉で、準備や片づけに向けて子どもがやる気になるように励ましたりほめたりしてみましょう。もちろん「早くして」という日もあります。絶対言ってはいけない言葉ではなく、別の言葉に言い換えできないかを声かけ前に考える時間を取れるとよいですね。思わず「早くして」と言ってしまったら、「(早くして)ほしいな~ママからのお願い!」と語尾につけるだけで、子どもに伝わる印象も変わりますね。 子どもと一緒に支度するときや、生活の切り替えの時の声かけは、親主導にしつつも、親主導になりすぎず、子ども目線に立つことも大切ですね。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年02月23日ママ友に「息子の夜泣き」について相談したときの話です。 なんでそんなこと言うの…?私はママ友に子どもの夜泣きがひどく眠れないと相談しました。私の相談にママ友は「男の子って大変だよね~。うちの子女の子だし、すっごくおとなしくておりこうさんだよ~。なんか、男の子のママじゃなくてよかったって本当に思っちゃうなぁ。私はちゃんと眠れてるよ。夜泣きもしないし!」と衝撃の返しが。 私はビックリしたと同時に、かなり嫌な気持ちに……。まるで、男の子だから夜泣きするんだといったかんじで言われてショックでした。その後はそのママ友と徐々に距離をおくようにしました。 友人から相談されたらなるべく相手に寄り添いたいと思いますよね。 ただ、このママ友は一方的な発言だけで、さらにママを嫌な気持ちにさせてしまいました。相手を変えるのは難しいもの。みなさんは「合わないな」と思った人とはどのように接していますか? 作画/大福著者:千葉裕子1児のママ。曲作りにハマっている。
2024年02月22日息子の吐き戻しが気になり、小児科に訪れたときのエピソードをご紹介します。 なにかおかしい…息子が生まれ、退院後自宅で過ごしていると、生後2週間ほどで息子が育児用ミルクを少量吐き戻しするようになりました。数日続いたので近所の小児科で診てもらうことに。医師からは「よくある新生児の吐き戻しですね」と診断を受け、そのまま帰宅し様子を見ていました。 ですが、次の日から育児用ミルクを飲んでいる最中に大量に戻すようになり、夜中も噴水のように吐き戻していました。やはりおかしいと思い、出産した産婦人科で診てもらうと、「ここでは診れません」と言われました。元々黄疸の数値が高く、それもおかしいと思っていたのですが、黄疸の数値が高い・吐き戻しが酷いという点が引っかかったようで、すぐに大学病院へ緊急搬送されました。 大学病院での診断は「肥厚性幽門狭窄症(ひこうせいゆうもんきょうさくしょう:生後2~3週ころから吐きもどしがみられ、徐々に「噴水状」になることが特徴。薬剤による治療法と手術による治療法があるが、病院によって方針が異なることがある)」でした。翌日すぐに手術し、無事回復に向かいました。黄疸の数値が高かったのも肥厚生幽門狭窄症で育児用ミルクが腸に届いていなかった、消化し切れていなかったことが原因とのことでした。 初めての子育てで、周りに前例もなくとても不安でしたが、病院の先生から「ママの勘が1番当たる」と言われました。「毎日一緒にいるママが少しでも異変を感じたらそれは病院に行くべき」と教えてもらい、そこからはすぐ病院に行くようにしています。 作画/大福監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:田中愛 1歳の息子を持つママ。医療事務にてパート勤務。趣味はライブ参戦
2024年02月21日夫は仕事が忙しく家事や育児の時間をとるのが難しいため、1人目の出産を機に私が仕事を辞めることになったわが家。しかし経済的な理由から、産後も仕事を継続してほしいという思いが夫にはあったのです。そして夫から度々投げかけられた言葉にモヤモヤしてしまい、ある日怒りが爆発してしまいました。夫の口から出た信じられない言葉「働くこと」に関する夫の言葉で強烈に印象に残っているのは、まず現在8歳の第1子が生後5カ月になるころに言われた言葉です。毎日、家事と慣れない育児を必死でワンオペでこなしている私に、「仕事っていつまでやらないつもりなの?」と言う夫。その後に続いたのは、「うちの経済状況的にいつまでも休まれては厳しい」。そして飛び出した耳を疑うような言葉は「働かざるもの食うべからず」でした。 産後5カ月といえば育休中の人でもまだ仕事復帰しない人も多く、仕事をしていなくて当たり前と私は思っていました。「なぜこの時期にそれを言う!?」と、衝撃しかありませんでした。子どもが生まれた当初、育児と家事にほとんどノータッチだった夫は、その大変さをまったく理解しておらず、毎日私のことを家でのんびりしている人のように思っていたようです。 働き始めると今度は夫は……その後、モヤモヤしながらも私は働いてほしいという夫の希望を背負い、1人目が1歳半になるころから一時保育を利用して少しずつ家でできる仕事を始めました。しかし、まず一時保育の空きが少なく、まとまった時間をとって思うように仕事をすることはできません。一方で受けた仕事は締め切りまでに完成させなければいけないため、仕事とワンオペ家事や育児でヒーヒーしていました。 ちょうどそのころは、周囲で新車を買ったりマイホームを買ったりといった話題が続いた時期。そういう話題が出るたびに夫の口から発せられていたのが、「あの家は共働きだから(そういうことができる)」というフレーズでした。 フルタイム以外は働いているに入らない!?夫の指す「共働き」とは、奥さんも正社員でフルタイム勤務で稼いでいるということ。「うちは共働きじゃないから家や新車を買うのは無理だよ」という意味合いが込められています。 その言葉を聞くたびに私は「こんなに日々いっぱいいっぱいで働いているのに、働いている人とはみなされていないのはおかしい」という怒りを覚えました。 そして、もっと稼いでほしいという願望を匂わせてくる夫と、夫の度重なる発言についにその怒りが爆発しました。 夫の変化私は夫に、「育児と家事でいっぱいいっぱいで、とても仕事を増やすことはできない。私に仕事をしてほしいなら、あなたが家事と育児をする時間を少しでも増やして。あなたにその覚悟がないなら現状を変えるのは難しい」と伝えました。夫は私の状況をまるで理解していなかったことに初めて気づいた様子。 その後は頻繁に言っていた、ほかの家の経済状況を羨むようなフレーズを言わなくなりました。そして今では、以前より家事や育児も手伝ってくれるように。とはいえ夫は仕事が忙しく、下の子が3歳になった今もなお、私の仕事の比率を劇的に増やすことはできていません。 夫婦で家事と育児の役割分担がきちんとできなければ、とてもフルタイムで働いて仕事、家事、育児のすべてを回していくことはできないと感じています。しかし、家事と育児の役割分担をするのは、夫の仕事時間が減らない限り難しいのが現状です。「夫の働き方が改善されれば、もっと子育てと仕事の両立がしやすくなるのに」と夫の会社や、ひいては日本社会の抱える課題を感じたりもしています。もっと夫婦で子育てしやすい社会になっていくといいなと思います。 著者:澤崎 凪1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。
2024年02月21日息子は幼稚園に通っており、クラスでは息子を含めた仲良し5人組で楽しく過ごしているようです。私がお迎えに行ったとき、息子より先に私にかけ寄ってきてお喋りをしてくれる男の子がいたのですが、のちに私はその男の子に悩まされることになりました――。 「今日は意地悪されて嫌だった!」そのお友だちは仲良し5人組の1人。お迎えのとき「今日は○○君(息子)に意地悪された」「今日は喧嘩したけど謝ってくれなかった」など、息子がお友だちに対して嫌な思いをさせている内容を伝えてきました。 最初は「ごめんね」と言いつつ、子ども同士のよくある喧嘩だろうと軽く考えていました。でもお迎えのたびに言われるため、私は息子が一方的にお友だちを傷つけているのではないかと不安になってきたのです。 言われた内容を息子に聞いても「何のことかわからない」と言います。担任の先生に相談したかったのですが、私がお友だちから声をかけられるのはお迎えの後だっため、降園後のことまで先生を関わらせていいのか判断できず迷っていました。でも1カ月ほど続いたため、思い切って相談することに……。すると先生は「そんなことがあったんですか!」と驚いて、すぐに対応してくださいました。後日、先生から「お友だちと話しました」と声をかけて頂きました。 「実は他のお母さんにも同じことをしていたみたいなんです。お母さんたちとお喋りをしたいという気持ちから、大げさに話したり、嘘を言ったりしていたようでした」と先生。この回答をいただき、納得できました。 息子が、一方的にお友だちに嫌な思いをさせたわけではなかった点は一安心。お友だちへは先生から「相手の気持ちを考えて話をしよう」ということをお話ししたそうです。先生から「気になることはすぐ仰ってくださいね」と言われました。お友だちのためにも何かあればすぐに先生に伝えるべきだったと反省し、これからは迷わず相談しようと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/はたこ著者:海原えめ
2024年02月20日子どもたちの大切な幼稚園アルバムを作成するときに、親同士が揉めるという出来事がありました。たまたま保護者の中にプロカメラマンであるママさんがいたので、その方にお願いしたら素晴らしいクオリティになった……と思っていたのですが、先輩ママたちの見解は違ったのです――。 有志でつくる幼稚園のアルバム作成長女が通っていた幼稚園にはPTAなどの組織はなく、気楽に通えるところが魅力的で、私を含めてほとんどの保護者が係活動はしていませんでした。ただし、アルバムだけは作りたいという保護者が多かったため、毎年保護者の有志が作成するという方針でした。 ある年、保護者の中に写真館に勤めているプロカメラマンのお母さんがいて、その方を中心に、アルバムを作ることになりました。 アルバムのラフを見せてもらったら、例年の写真に比べて明るい色調で、私たち保護者からも好評です。ただ、良質な紙を使用したため、例年1冊500円のアルバム料金が800円になり、300円高くなってしまいました。それに対して、上のお子さんのときにアルバム係を担当していた先輩ママたちがとても怒りだしたのです……。 先輩ママが憤慨!「お姉ちゃんのときも、お兄ちゃんのときも、アルバムの料金は500円だった! 値段が高すぎる!」と主張しました。 その言い分はわかるのですが、料金が高いことだけでなく、なんと、アルバムの出来も気に食わない様子。 プロカメラマンのお母さんたちが作ったアルバムは、ただ子どもの顔を写すだけでなく、写真のアングルや背景にもこだわっていました。ラフを見た瞬間、多くの保護者から歓声が上がっていたほどです。 それに対して先輩ママたちは「子どもの写真が少ない!もっと写真を隙間なく詰め込んでコストカットしたほうがいい!」と言うのです。驚いたものの、よく考えると、クオリティよりも枚数重視の方がいてもおかしくはありません。 プロカメラマン側のママたちも負けておらず「このアルバムを業者に依頼したら2,000円以上はかかるのに、相場がわかってない」「写真を詰め込み過ぎるとかえって一人ひとりが目立たなくなる」などと言い返して、和やかな幼稚園はギスギスした雰囲気になってしまいました。 結局、私を含めて「クオリティの高いアルバムを購入したい」という保護者の意見が多かったため、料金は800円に落ち着いたのですが、ママ同士の険悪な雰囲気はしばらく続きました。 有志のアルバム作成だからこそ、特にマニュアルも決まりもないため、予算などで揉めてしまうと大変だな……。と感じました。結局私を含めたアルバム係以外の保護者の多数決で金額を設定しましたが、お金の問題は難しいと感じた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:中野 迷子
2024年02月16日2歳半の娘は、保育園が好きでいつもなかなか帰ろうとしません。私がいろいろな方法で「帰ろう」と誘っても、保育園を出るまでに時間がかかります。そんなある日、見かねた保育園の先生が、娘の手を取り玄関まで送ってくれることに。 まさかの方法で問題解決!?保育園の先生に手を引かれて玄関まで送ってもらっても、娘は頑なに帰ろうとしません……。するとちょうど、隣のクラスのAちゃんがお母さんと一緒に帰ろうとしいるところに遭遇しました。先生はすかさず「Aちゃんと一緒に手をつないで帰ったら?」と娘に提案。すると、娘はAちゃんと手をつなぎ、うれしそうに玄関の外へ向っていったのです! Aちゃんのママも、Aちゃんから抱っこをせがまれて困っていたようで、ちょうどよかったと喜んでくれました。娘は友だちと手をつないで帰ったことがよっぽどうれしかったのか、次の日から友だちを見つけると「〇〇ちゃん、一緒に帰ろう!」と自分から手をつないで帰るように。 時にはうまくいかないこともありますが、それでも以前に比べると早く帰れる日が増えました。私の気持ちもラクになり、娘も機嫌良く帰ってくれるので万々歳!あれこれと考えていましたが、思わぬ方法であっさり解決したことにどこか拍子抜けしました。難しく考えすぎず、もう少しラクに構えていても良いのかなと思えた出来事です。 作画/Pappayappa著者:井上なお
2024年02月15日支援センターで出会ったママ友との話です。 ママ友の子どもは、私の子どもの1歳年下でした。お互い転勤族だったので共通の話題も多く、すぐに仲良くなり連絡先も交換しました。いつ返してくれるの!?春になり、子どもが近くの幼稚園に入園しました。次の年、ママ友の子どもも入園しました。そのときに、「入園式は何着たの? 教えて! 」とママ友から連絡があったのでネットショップのURLを添付してあげました。 ママ友は「ちゃんとした礼服がない!」と言うので、「私ので良ければ…」とジャケット付のワンピースを貸してあげました。 続けて「子どもが入園式に着た服も貸して欲しい!」と言われました。私は「サイズが合うかわかんないけど、こんなの1度しか着ないから買うのも勿体ないよね? 貸してあげるー」と快く貸してあげたのですが、あれから3年経ち一向に返して貰ってません。 あのときの子どもの服はもうサイズが合わないから良いとして、私の礼服を返して欲しいです。借りたものも返してくれないなんてありえません! 入園式後、何度か「いつ返して貰える?」と聞いたのですが「クリーニングして返すからね!」とは返事がありました。私は「クリーニングなんかわざわざ良いよ?」とは言いつつも「早く返して欲しいな」というのが本心でした。「クリーニングするからね」と言ってくれてたのでこちらもあまりくどくどと言わなかったのですが、いつのまにか連絡先もブロックされていました。 作画/まげよ著者:小林蘭
2024年02月12日生後10カ月で保育園に入園した娘ですが、私が気になったのは、連日、口の周りに給食の食べカスをつけて帰ってくること。「汚れに気づかないってことは、先生は娘の顔を見てくれていないの?」と心配になっていました。しかしある日、もっととんでもない汚れをつけて帰ってきたことで、私は我慢できなくなってしまったのです……。連日、娘の口の周りに食べカスが……わが家の娘は生後10カ月で保育園に入園しました。当時はまだおしゃべりができなかったので、本人の口から保育園の様子を聞くことはかなわず、またコロナ禍で規制が厳しかったため保育室の様子を見ることもできない状況。私は娘がどのように保育園で過ごしているのか、とにかく心配でなりませんでした。 そんな中、私が気になっていたのは、連日、娘が口の周りに給食の食べカスの汚れをつけたまま帰ってくることです。「口の周りの汚れに気づかないってことは、先生は娘の顔を見て接してくれていないのかな?」と、ますます心配を募らせていました。 今度は娘の足の裏に、アレがついていた!また別のある日、帰宅した娘の靴下を脱がせると、足の裏には、なんとうんちがべったり! 当時、娘がおむつ替えの最中に動いて足が汚れてしまうことは家でもあり、保育園でも同じ状況が起こったのだとは思いますが、まさか拭いてもらえずに帰ってくるとは……。 娘の保育園は日中みんな裸足で過ごしているので、おそらく娘は汚い足で保育室を歩いています。そうなるとお友だちの衛生面も心配です。また、万が一おむつ替えの場では汚れに気づかなくとも、降園時に靴下を履かせるときなど、気づくチャンスは他にもあるように思います。先生は気づいていたのにそのままにしていたのかなと感じてしまい、大切な娘がぞんざいに扱われているようでとても悲しくなってしまいました。 先生に要望を伝えるのはクレーマー?連日の汚れについて先生に要望を伝えたい気持ちはあったのですが、入園したばかりで関係性もできていないまま伝えることは勇気がいり、尻込みしていました。また、私が先生にクレーマーだと思われたら、娘に不利益があるのではないかとの心配もありました。 しかし、うんちの件で我慢できなくなってしまった私。客観的な意見を聞いてみようと、保育士をしている友だちに一連の出来事を話し、先生に要望を伝えるのはどうか聞いてみることに。すると友だちは「子どもの汚れをキレイにするのは、保育士として当たり前だよ。ただ文句を言うんじゃなくて、どうしてほしいかを冷静に伝えればきっと大丈夫!」と背中を押してくれました。 連絡帳で要望を伝えると……友だちの助言に勇気をもらった私は、早速連絡帳に、娘の足の裏にうんちがついていたこと、給食の食べカスがしばしば口の周りについていること、もし気づいたときにはお手数ですが拭いてあげてほしいことを書きました。 すると連絡帳を渡した日の帰りに、先生が「気づかずすみませんでした。これから注意して見ていきます」と声をかけてくださったのです。さらに娘にも「気持ち悪い思いをさせてしまってごめんね」と謝罪が。そしてそれ以降、娘が汚れたまま帰ってくることはなくなりました。 関係性ができていない状態で先生に要望を伝えるのは勇気が入りましたが、伝えないままだったらきっと、「先生は娘のことを全然見てくれていない!」と先生を信用できなくなっていただろうと思います。思い切って伝えてみて、改善していただけて本当によかったです。また、娘のことを思って、すぐに改善してくださった先生にも感謝しています。 著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2024年02月12日3歳になった次女が幼稚園に通い始めました。次女にとって2歳年上のお兄ちゃんはライバル! 何でも同じことをしたがるので、お兄ちゃんと同じようにリュックを背負って幼稚園に行くことを楽しみにしていました。とはいえ、母と離れて過ごすのもほぼ初めてのこと。息子には「幼稚園で〇〇ちゃん(妹)のことよろしく頼むね! 」と入園前から話していたのですが……。幼稚園に通い始めた次女の様子入園して最初の週、先生からの手紙によると、次女はやはり寂しくなって「△△(兄の名前)が良い!」と大泣き。年中の教室から息子が呼ばれてお世話を手伝ってくれたとのこと。私も夫もこの手紙を見て笑ってしまいました。 お兄ちゃん好きな次女らしいし、兄妹仲良くてほほえましいなぁと考えていたのです。そして息子にはお礼を伝え、「また頼むね」とお願い。息子も「いいよ! 〇〇ちゃん、お兄ちゃんがいるからね」と頼もしく返事をしてくれました。 妹のお世話がつらい……ところが、10日ほど経つと息子が「〇〇ちゃんのお世話するのつらいから、幼稚園に行きたくない」と言い出したのです。詳しく聞くと、「登園時に妹を教室まで連れて行ってあげることで、朝の遊び時間が少なくなって嫌」「午後の外遊びの時間も妹がくっついてくるので、自分の友だちと遊べなくて嫌」とのこと。 息子の気持ちを聞いてハッとしました。妹のお世話をお願いすることで、息子の幼稚園での楽しい時間を奪うことになってしまっていたのです。最初はお世話に意欲的だった息子にも、限界が来たのでした。 無理のない範囲で妹を助けてくれるように私から先生に息子の気持ちを伝えると、先生から息子に「お手伝いしなくていいよ」と話があったそうです。妹が泣いても息子が呼ばれることはなくなり、息子はまたお友だちと遊べるようになりました。 でも「心配だからちょっとお手伝いした」と自主的に妹のことを気にかけてくれているようです。次女はと言うと、迎えに行ったとき、兄から離れて同じクラスのお友だちと遊んでいるところを目にするようにもなりました。 「お兄ちゃんなんだから」という表現こそ使わなかったものの、当然のように上の子に妹のお世話を頼んでしまったこと、息子がお友だちと遊ぶ時間を奪ってしまっていたことを夫婦で反省しました。これから先も兄妹で助け合ってほしいなという気持ちはありますが、無理やり押しつけることになってはいけないなと考えを改めた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:青倉みゆ小2長女、年中長男、3歳次女の3児の母。趣味の文房具集めと宅トレで自分を癒やしつつ、実家から離れた土地で子育て中。450gで生まれた長女は、現在元気な小学生。
2024年02月11日ある日、「幼稚園へ行きたくない」と泣き出した4歳の息子。息子は泣きながら理由を説明してくれて、お友だちに言われた言葉に傷ついていることが分かりました。しかし、同時にその原因は息子にあることが分かったのです……!!友だちから遊ばないと言われた理由は……!夏休み中、突然息子が「幼稚園へ行きたくない」と泣き始めました。夏休みは息子と一緒に自宅で過ごしていたのですが、急にそんなふうに泣き出すなんて、何か理由があるに違いないと私は思いました。 理由を聞くと「△△くんから、よだれが出てるから〇〇とはもう遊ばない、ごめんねって言われたんだ」と涙ながらに訴える息子。夏休みに入ってから約2週間、息子はずっとこんな悲しい気持を抱えていたのかと考えると、私も思わず涙が出てきました。 4歳でもよだれが出続けている息子たしかに、息子は4歳でも集中したり、笑いすぎたりすると口が大きく開いてしまってよだれが出てきてしまうタイプです。これまで、「よだれゴックンしようね~」と声かけはしてきましたが、なかなか直すことができずにいました。 コロナ禍で飛沫に気を遣っている家庭の子どもからしたら、とても不潔なものに思えたのかもしれません。どのように対応すればよいのか、考えました。 よだれを出さない練習をすることに親子でしっかり向き合うことで、息子は「よだれを出さないよう意識すること」と「友だちに嫌なことを言われたときの対応」を学ぶ良い機会だと感じました。 「よだれが出てるから遊ばないって言われたなら、よだれを出さない練習をしよう、遊べない理由がなくなるでしょ?」と息子に言うと「わかった!」と息子本人もよだれを出さないように意識することに前向きな反応を見せました。 息子に起きた変化は……前向きになったとはいえ、実際には「よだれを出さないように意識すること」は、息子にとってはとても難しいことのようでした。息子はテレビやブロック遊び、本を読んでいるときなど、なにかに集中しているとどうしても口が開いてしまって、よだれが出てしまいます。 よだれを出さないように意識させるために、私が息子を見てよだれが出そうなタイミングで「よだれ、ゴックンしようね」と、その都度息子に伝えるという地道なトレーニングを続けました。そして徐々にですが、息子は集中しているときでもよだれを飲み込めるようになってきたのです。 「友だちに嫌なことを言われたときの対応」に関しては、自分の気持ちと相手にどうしてほしいのかを言葉で伝える練習をしました。始業式の日は、息子に「△△くんに、遊んでくれるか自分で聞いてきてね、応援してる」と伝えました。 始業式の日、私は息子が自分で問題に対処できたかドキドキしながら自宅で待ちました。息子は帰宅すると「△△くん、これからずっと一緒に遊んでくれるって!」と満面の笑みで私に教えてくれました。ひとつのつらい経験を自分で乗り越えられた自信が表情に出ているような気がして、私も誇らしい気持ちになりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:石垣 まり5歳男児のママ。大学病院で4年間助産師として勤務し、現在は筆耕業務をおこなっている。副業として、妊娠・出産・育児・芸能などの記事を執筆中。
2024年02月10日息子が転園したため、新しいママ友ができました。中でもAさんは人見知りの私に気さくに話しかけてくれたうえ、家が近いこともあり、徐々に仲良しに。しかし、話していくうちに驚きの事実が判明!私は次第にモヤモヤしていきました。新たなママ友との出会い年少の2学期に、保育園から認定こども園に転園した息子。新しい環境に馴染めるか、息子以上に緊張していた私ですが、そこでできた新しいママ友はみんなとても気さくでやさしい方ばかりでした。 特に最初に話しかけてくれたAさんは、家が近いため登園ルートがまったく同じ。家を出る時間もほとんど一緒だったので、自然と毎朝子どもたちを送りながら仕事やプライベートの話をするのが日課になっていました。 大量に飛び出すほかのママさん情報そんなある日、私が園の近くに新しくできるマンションを買おうとしている話に。地域情報に詳しいAさんに、小学校情報や学区のことなどを教えてもらったのですが……。 「〇〇さんはあそこの一軒家に住んでいるから子どもは××小学校」「〇〇さんはあそこのマンションの手付金を払ったものの、やっぱりやめて別の家を買うか悩んでいるらしい」などの情報や、さらには、「〇〇さんはコロナ禍で正社員ではなくなってしまいローン返済に困っている」など、次々に園児の家族情報が飛び出してきてびっくり。「これは聞いていいのか……?」と、プライベートな内容にこちらが慌ててしまいました。 私の情報もほかのママ友に筒抜けだった!そして案の定、次の日にお迎えが重なった他のママ友に「新しくできるマンション買うんだって?」と話しかけられた私。Aさんに相談したのは前日の朝だったのに、すでに周りのママ友にも伝わっていたのでした。 家を買うことは隠しているわけではないのでその場は笑ってやり過ごしましたが、ちょっとモヤモヤしたのも本音。悪気はないにせよ、なんでもかんでも勝手に話してしまうのは考えものだなと感じた出来事でした。 自分の口から伝えたかったことも先に言われてしまいしばらくモヤモヤしましたが、Aさん自身に悪気は一切ありません。教えてくれる情報に助かっていたのも事実なので、それからは広められたくないことは話さないことにしました。来年には新しいマンションに引っ越すので、今後は少し疎遠になるのが残念なようなほっとするような、複雑な気持ちです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ねね著者:大瀬木あさみ
2024年02月08日保育士の中田馨さんが、保護者と園の先生とのコミュニケーションについて教えてくれました。良かれと思ってやっていたパパやママの行動が、実は先生たちを困らせてしまっていることも……!? 「こんなことに注意しほしい!」というポイントについてもお話ししてくれているのでぜひ確認してみてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。保育園や幼稚園に子どもを通わせている保護者のみなさんにとって、先生とコミュニケーションをとることも子どもの日常を知る上で大切ですよね。4月から新学期が始まると、新たに関わる先生もいることでしょう。そこで今回は、先生と保護者のコミュニケーションのお話をしたいと思います。 「伝え忘れてた……」はNG! 大切なことは必ず伝えて!保育所を運営していく中で大切なことがいくつかあります。例えば、「時間」。送り迎えの時間は、入園時に契約した時間を守ること。もし、早くなる、遅くなるようなことがあれば、事前に伝えることはやはり大切なこと。時間によっては、保育体制が整っていない場合もありますし、連絡がなく遅いと「何かあったのではないか?」と心配してしまいます。 また、子どもの体調面で気になることがあれば、必ず教えてください。例えば、いつもより機嫌が悪い、食欲がない、何度も起きてあまり寝ていない、昨日下痢があった、熱がある、咳や鼻水がある……などです。ちょっとしたことでも保育士に伝えてもらえると、その日の子どもの活動予定を変えることができます。本来は外遊びをめいっぱいする日だったとしても、「今日は、お部屋でゆっくりしようか」とその子のペースに合わせることができます。 保育所をスムーズに運営するためのこと、子どもの身体を守るための大切なことは、必ず伝えてください。 子どもは意外と見ています! お互いを尊重する言葉遣いは大切どれだけ年下の保護者だったとしても、どれだけ年下の保育士だったとしても、どれだけ保育者と保護者が仲良くなったとしても、相手を尊重して話をすることが大切だと私は思っています。「尊重するのですから、お互いに敬語を使いましょう!」とまではもちろん言いませんが、丁寧な言葉遣いは心がけたいものです。 そして、普段あまり意識をしていないところかもしれませんが、保育士と保護者が話している様子を、子どもたちは見ています。ほんとに、じーっと見て聞いていますよ。現に、2歳を過ぎ言葉の発達がたけてくると、私たちが普段会話で使っている言葉を取り入れることが増えてくるものです。私たち大人の会話が、子どもたちへの良き見本になるといいですね。 保育士も保護者も、同じ目的があります。それは「子どもを健やかに育てること」です。これに向かって、お互いが協力しながらコミュニケーションを取れるといいですね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年02月08日わが家には4人の子どもがいるため、保育園には長年通っていて送迎には慣れていました。しかし、次女が3歳で、私が次男を妊娠中でもう臨月というときに、あわや事故になりそうな出来事が起こりました。私はパニックになり、過呼吸になってしまったのです……!いつものように保育園から帰るはずが長男から長年お世話になっている保育園は大きな公園のすぐ横にあり、保育園を出ると公園の駐車場があります。いつもは通り過ぎるだけの道ですが、その日は前の車が駐車場に入ろうとしていたため、止まっていると、道路上でその車がどんどんバックしてきたのです。 距離を取っていたものの近づいてくるので、私は後ろを確認しました。すると、後ろには他の車が止まっています。若干パニックになりながらも、私はクラクションを鳴らすことしかできませんでした。 事故にはならずも発作が……隣には次女、私はおなかの大きい状態で、もうぶつからないことを祈るしかありませんでした。クラクションを鳴らしていると、どうやらその車と待ち合わせをしていた人が気づき、ぶつかる寸前で車は止まりました。私はドキドキが止まらずそのまま過呼吸に。次女の手をにぎりながらも動けずにいました。 するとクラクションの音を聞いた保育園の先生が駆けつけてきてくれて、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのです。運転できる状態ではなかった私を後部座席に移動させて、車を安全なところに移動させてくれました。 先生の対応に感謝しばらくして発作はおさまったものの、私はそれからというもの、運転が怖くなってしまいました。すると主任の先生が園長先生と2人で来てくれて、わが家まで運転して送ってくれることに。次の日はちょうど妊婦健診だったので、おなかの子の無事を確認し、先生方にもお礼を伝えました。そのとき、うちの連絡先を相手の方に教えていいか聞かれ、後日、相手の方がお詫びに来ました。 ぶつかりそうになった相手は保育園児の祖父で、お迎えにきたもののチャイルドシートを積んでいなかったので、それをもらうために公園で園児のママである娘さんと待ち合わせしていたのだそうです。娘さんの車を見つけ、行き過ぎたため後方を確認せずにバックをしたということでした。後方を確認しなかったため、私に発作が起きていることにも気づかなかったようです。保育園に預けているママが申し訳なさそうでした。 クラクションの音を聞いて飛び出してきてくれ、対応してくださった先生には感謝しかありません。次男は無事に生まれ、今もその保育園にお世話になっています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2024年02月07日