長男が1歳9カ月ごろの話です。私は39度の高熱が出て動けない状態に。夫は出張中、実両親も旅行中で頼れず、保育園への子どもの送迎を義母にお願いしました。しかし、グズる子どもを見て「連れて行けない」と拒否。そして義母から信じられない言葉を言われ、悲しくなった出来事をお伝えします。高熱で育児ができない!長男が通っていた保育園は保護者が病気のときも預かり可になっていたのですが、私は高熱でもうろうとしていたので送迎が難しい状態でした。出張中の夫に相談したところ、義母を呼べばいいと言われ、夫から義母に電話してもらうことに。そして、快く引き受けてくれるとのことだったので甘えることにしました。義父の運転で40分ほどかけて駆けつけてくれて、本当にありがたい思いでした。 グズって行きたがらない長男義父母がくる前に、なんとか保育園の準備は完了しました。あとは保育園に連れて行くだけだったのですが、長男が激しく嫌がり私のそばから離れません。保育園に行く前に泣くことはよくありましたが、行けばケロッと遊んでくれることはわかっていました。そのため、「泣いてもいいので連れて行ってくれませんか?」と義母に伝えると、「泣いている子を保育園に連れて行くなんて嫌よ!」と断られてしまったのです。仕方なく保育園に連れて行くのは諦めて、家で面倒を見ることに。義父母は「熱がひどいなら長男と一緒に家にくる?」と言ってくれましたが、私はもともと車酔いしやすく、熱もあり、とても車に乗れる状態ではなかったので断りました。 帰り際の義母からショックなひと言私が断ったことに腹が立ったのか、義母は「次から自分の親を呼びなさいよね!」と言い残し、帰ってしまったのです。その後、私が長男の相手をしようとしましたが、熱でもうろうとしてどうしても無理でした。結局フラフラしながら保育園に行き、事情を話し長男を預けることに。その後、お迎えの時間まで寝ることができました。どうやら義母はもとから保育園に連れて行くつもりはなく、私も子どもも義実家に連れて行く気だったようです。私→夫→義母との伝言がうまく伝わっておらず、夫は義母が義実家に連れていくつもりと知っていましたが、私がラクができればどちらでも良いと思ったようです。うまく伝えてくれなかった夫にもイライラしてしまい、その後大喧嘩をしてしまいました。 後日、義母からこの件について謝罪を受けました。私も熱でイライラしてしまい、義母が保育園に連れて行かないとなったあと、態度が悪かったことを謝りました。また、義母に苦手意識があり直接連絡をせず、夫に伝言を頼んだことも反省。今は義母に頼みがあるときは夫から伝えてもらうのではなく、自分からお願いするようにしています。 著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年11月27日子どもの送迎のため、車で保育園に向かいました。駐車場に戻ってくると、なんと私の車に傷がついていたのです……。一体だれが…風の強い日、保育園の駐車場にとめていた車の助手席側に傷を付けられてしまいました。ぶつかったときの衝撃で、相手の車の塗装も付着。保育園の園長に相談し、警察に防犯カメラを確認してもらうと私の隣の車だと判明しました。おそらくこのお母さんだとわかり、話を聞くことに。するとそのお母さんはしらを切ったのです。 でも、防犯カメラにも映っているし(ぶつかっているところまでは映ってはいなかったのてすが、車のナンバーは確認できました)、私の車に残っている塗装の色も同じだと伝えると……。 そのお母さんはしぶしぶ謝罪。弁償してもらうことになりました。相手の車に傷を付けたにもかかわず、黙って逃げようとしたことに驚きが隠せませんでした。 ◇◇◇ 相手の車に傷をつけたのにしらを切ろうとしてしまったママさん。本来は、自分から過ちを認めて弁償をしなければいけなかったのではないでしょうか。黙ってそのまま逃げようとしてしまったことについても、相手にきちんと謝罪ができるといいですね。 作画/ぽよ母著者:今井麗華40代、2児の母です。現在は金融系の会社員として働きつつ、体験談などの記事作成をしています。
2023年11月26日子どもたちが事故に遭うことを大人は防ぐ必要があります。でも古い家の場合や状況によっては難しい場合も…。そんな時には一体どうしたらいいのでしょうか?家の前に幼稚園のバスが停まる美月さん一家。そこをバス停として使用する許可は、元の家の持ち主であったおばさんが出したものでした。しかしそこに集うママさんたちとその子どもたちが非常識な行動を繰り返し…。ある決意をもって幼稚園に出向いた美月さん夫婦。この解決法でうまくいくのでしょうか?■前回のあらすじ映像を見た将は通報しようとするが、美月は、娘の今後のことを考えると躊躇してしまう。しかし将は子どもたちのケガを未然に防ぐべきだと主張。その意見に納得した美月だったが、その前に幼稚園に一緒に来てほしいと言うのだった。幼稚園に抗議した後に、バス停は取りやめに。そしてバス停に集っていたママのうち、いつもゴミ拾いをしたり、子どもたちの面倒を見ていた女性・有希さんが我が家に謝罪にやって来て…。次回に続く(全11話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ 和泉スゥ
2023年11月26日子連れ同士の再婚で、5人家族となったひーぼんママさん、そしてそのご家族をご紹介します。ひーぼんママさんは、保育園の保護者交流会で知り合ったシングルのパパさんと再婚。現在(2021年8月投稿の動画において)は、サッカーが趣味の旦那さん、ゲームが大好きな11歳サムくん(現在の旦那さんの連れ子)、同じくゲームが大好きな9歳ユイくん(ひーぼんママの連れ子)、お絵描き好きの3歳のヒナくん(自閉症スペクトラム・現在の旦那さんとの間に生まれた子)と暮らしています。 ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=『新しい家族のカタチ』について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 YouTubeチャンネル「ひーぼんママfamily」では、自閉症児の育児に関すること、ステップファミリーのこと、ひーぼんママさんご自身の体調についてなど、楽しいだけではないご家族のありのままの姿を動画で紹介されています。 この日は、月1の面会交流日(2021年8月投稿の動画において)。 ユイくんは元旦那さんの実家へ、そしてサムくんは元奥さんの家へと遊びに行っています。その間、末っ子のヒナくんと2人きりのひーぼんママさん。元旦那さんと過ごしていた当時を振り返り、そして再婚した現在の旦那さんとのなれそめを語りました。 最後はこの日のナイトルーティンを紹介。継母として子育てに奮闘するひーぼんママさんの本音もポロリ……!? 「あのころは想像も絶する状況…」元旦那さんとの離婚と、現在の旦那さんとの出会い「元旦那さんとは、どうしてもうまくやっていけずに喧嘩ばかりだった」というひーぼんママさん。精神的に追い詰められ、ママ大好きっ子だったユイくんを引き取り、シングルマザーになる道を選択。頼れる実家も、頼れる人も、仕事もお金もない状態で、2人の生活がスタートしました。 当時を振り返り、「仕事がないので家を借りられず、保育園には仕事がないので入れず……という負のループに陥りました」と語ります。 最初は託児つきの仕事から始め、仕事に就けたことでユイくんは区の保育園へ転園。ひーぼんママさんは契約社員として働きはじめました。入園した保育園では、父母会が行われ保護者同士の交流がありました。「とにかく相談できる人が欲しかったので、シングルマザーがいないか聞いてみたところ、シングルになったお父さんならいると聞き、最初はがっかりしたんです」とひーぼんママさんは笑って言います。その方が現在の旦那さんです。 当時は離婚直後で、実家で暮らしていた現在の旦那さん。保育園の保護者同士として出会い、紆余曲折を経て子連れ同士で再婚することになりました。 月1の面会交流日、ナイトルーティンこの日は、月1の面会交流日。ユイくんは元旦那さんの実家へ、そしてサムくんは元奥さんの家へと泊まりで遊びに行っています。パパはお仕事で不在。 末っ子のヒナくんと2人きりで日中を過ごすひーぼんママさん。家事などをしながら過ごしています。 元気いっぱい日焼けしたユイくんが帰宅最初にユイくんが帰宅!プールや公園に連れて行ってもらったようで、真っ黒に日焼けしています。 ユイくんは、小さいころは面会から帰ってくると泣く日もあったそうです。けれども今は自分の居場所はここだと強く思っているようで、「この家族5人がボクには必要」と言ってくれるのだとか。ちなみに、元旦那さんも元義両親もユイくんを大切にしてくれているそうです。 3人でお風呂と夕飯タイム とにかくママと話がしたくてずっと喋り続けるユイくんと、イヤイヤ期が始まったヒナくんと3人でお風呂に入ります。 ひーぼんママさんのつかの間の休息タイムは終わりです……。 サムくんは元奥さんと一緒にごはんを食べてくるので、今日は3人での夕飯です。「今日の夕飯は手抜き」とひーぼんママさん。近所のスーパーのお惣菜と家にあったものにしたそうです。 食後の片付けをしながらほっこりタイム。そして継母としての本音…夕飯を食べて片づけをしても、サムくんがなかなか帰ってきません……。夏休みだからか、いつもより帰りが遅いようです。 ここでひーぼんママさんの本音がこぼれました。元奥さん、つまりサムくんの実母さんは、時々会うサムくんを甘やかしていると感じている様子。継母であるひーぼんママさんは「毎日一緒にいるから親として叱らないといけないこともあり、時々複雑な心境になる……」とのこと。 そうこうしているうちにサムくんが帰ってきました。ようやく帰ってきたサムくんを交えて、みんなでテレビゲームタイム! お兄ちゃん2人が帰ってきて、ヒナくんがとてもうれしそうなのが印象的です。お兄ちゃん2人が大好きなのですね。 その後サムくんとユイくんは2人で部屋にこもり、いつものようにカードゲームを楽しんでいたようです。 サムくんとユイくんはもちろん喧嘩もするけれど、お互いのことが大好きで仲良しなのだそう。そして、2人ともヒナくんに負けずに、ヒナくんのことを大事に思っている様子。ヒナくんを可愛がっているのが動画からも伝わってきます。 歯磨きタイムのあと、就寝子どもたちそれぞれが違う環境で過ごしてきた1日。 最後はみんなで楽しく遊んで、歯磨きをしたら就寝です。安心して眠る子どもたちの寝顔を見ているとなんだか胸にこみ上げるものがありますね。 ひーぼんママさん、今日も1日お疲れさまでした……! 『家族』について思うことパパの連れ子であるサムくん、ママの連れ子であるユイくん、そしてパパとママから生まれたヒナくん。ひーぼんママfamilyの他の動画を拝見していても、ひーぼんママさんがそれぞれの子どもたちを深く愛しているのが伝わってきます。 ひーぼんママさんは家族についてこう思っているそうです。 「家族は血のつながりがあるかどうかではなく、大切な存在かどうか。家族として一緒に過ごすと大変なこともあるけれど、いいところもたくさん知っているので、みんなあたたかく受け入れられる。」 継母として、ときに複雑な心境になることもあるひーぼんママさん。「家族みんなが笑顔で過ごせる家庭づくり」を意識して、日々奮闘中とのことです。 ◇◇◇ 家族みんなが互いを大切に想い、支え合っているひーぼんママfamily。動画を拝見して、家族の強い絆を感じました。そしてなによりも印象的なのが、ひーぼんママさんの笑顔! そのひまわりのような笑顔が、家族をおおらかに包み込んでいるのでしょうね。これからも、ひーぼんママfamilyから目が離せません! 著者:ライター 福島絵梨子
2023年11月26日私は、3人きょうだいの中で育てられ、当時は母親=専業主婦で、「子どもは母親が面倒を見る」という家庭が多かった時代。そのため、私は当時では一般的な、年少からの保育園入園を経験しました。しかし、わが子3人は全員0・1歳児クラスで入園しています。そんな私に、実母が放った言葉は……。乳児から保育園に預ける私を諭す母3人の子どもたちを乳児から保育園に預ける私に、「こんなかわいい時期、今しかないよ~」とやんわり言ってくる母。もちろん悪気がないことも、子育てを終えた母にとって幼少期がいかに貴重でかけがえのない時間であるかも理解できます。 しかし、子育て真っただ中の私は、その言葉を聞いてショックを受けたと同時に、自分のことを否定されたようでとても悲しかったです。そのときは、「そうだね~」「感じ方は人それぞれだからね~」と返事しましたが……。 今から8年前の当時は子どもを預けて働く理由が自分でもよくわかりませんでしたが、今ならわかります……。働く理由は人それぞれですが、私の場合は、かわいいかわいいわが子であっても、2人きりでいることに限界を感じていたから。私は孤独な育児に耐えられなかったのです。 “子育てのかたち”は人それぞれもちろんわが子はかわいいですが、子どもとの向き合い方は人それぞれだと私は思います。「子育て」とひとくくりにされますが、大変と感じる場面や時期は異なり、そもそも比較する対象ではありません。 子育てしていたころの実母も、本当は私と同じように葛藤しながら毎日頑張ってくれていたのかもしれません。それでも、「大変だよね」「疲れちゃうときもあるよね」と、一言でいいから私に寄り添ってくれる言葉が欲しかったな……と思うのです。 最初のころは、母の発言に適当に「そうだね~」と返事をしていました。しかし、母に対して「いろいろな考え方の人がいることを知ったほうがいい」という気持ちにもなり、最近は「感じ方はみんな違うからね」とさらっと伝えることも増えました。 今は、仕事で自分の居場所を見つけ、イキイキとした日々を過ごせています。子どもを育てるためには、親の心と体が元気であることが一番だと私は強く思います! 月日が経てば、大変なことも良き思い出となって、当時はかけがえのない時間だったと感じるのかもしれません。もしもいつか、子どもたちに赤ちゃんが生まれたときには、子どもや孫にとって、気持ちに共感できる、寄り添えるおばあちゃんでいたいなと思います。 イラスト/ななぎ著者:小林 芽衣
2023年11月26日私は、4歳の長女と2歳の長男を育てています。今回は、4歳の娘が通っている幼稚園のママとのトラブルについてお話しします。娘が年中クラスに上がって1カ月ほどが経ったとき、同じクラスの女の子に嫌がらせをされていると話してくれました。すると女の子のママがまさかの態度をとってきて……。クラスの女の子から嫌がらせ!?4歳の娘が年中クラスに上がって1カ月ほどが経ったときに、ある女の子について話してくれました。娘の話によると、その女の子が嫌なことをしてくるのだそうです。 例えば、娘が作った作品を「かわいくない」と言ったり、娘が水筒でお茶を飲んでいるときにわざと水筒の底を押したり……。 私は娘がされたことについて、担任の先生に相談しました。先生は、私の娘が女の子に嫌がらせをされていることは認識していなかったようで「今後、注意して様子を見ます」と言ってくれました。 相手の子のママに会うと…その後、先生から女の子のママへ伝えてくれたのか、女の子が娘について言及したのかわかりませんが、以前より女の子のママからの態度が冷たくなったと感じるように……。態度が冷たいと感じた理由は、私を避けるようになったり、立ち話をしなくなったりしたからです。 娘が嫌がらせをされて、どう対応をしたら良いか正解はわかりません。今でも女の子から意地悪なことを言われることはあるとのこと。しかし、娘は私が先生に話したことで、女の子の意地悪に気づいたときは注意してくれるようになり安心した様子です。 女の子のママには冷たい態度をとられるようになりましたが、私は今までと同じようにあいさつをしています。今後も娘の話に耳を傾けて、見守っていきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/森田家著者:本田りか
2023年11月24日息子が保育園に通っていたときのことです。4月開所の保育園に7月に転園で入園しました。すぐにお友だちができ仲良く過ごせてホッとしていたのですが、一人とても乱暴なお友だちがいて、お迎えのたびにその子を見ては心配になっていました……。友だちの意外な行動息子から「今日ね、〇〇くんがね……」と毎日のように乱暴な友だちがやらかしたことの報告が。「何かあったらすぐに逃げて先生に相談するんだよ。やり返したりしないようにね」と口を酸っぱくして伝えていました。そして恐れていたとおり、あるときから息子が被害に合うように。 気に入らないことがあると突き飛ばす、叩くは当たり前。息子が作ったものを壊す、積み木で裸足の足の甲をガンッと殴る(勿論ギャン泣き、保育園でも保冷剤で冷やしてくれました)など。息子は「〇〇くんが……」と報告してくれます。 保育士さんからもご連絡いただくこともあり、どうやら息子の話は本当のよう。私は気になりつつも、保育園が対応してくれているようだったので見守っていました。 しかし、小学校に入学すると驚く出来事が。廊下で息子がその子とすれ違ったとき、息子の荷物を教室まで運ぶのを手伝ってくれたのだそうです。また、息子曰く乱暴することはなくなったのだそう。子どもは日々学んで成長していくのだと感じた出来事でした。 作画/ぽよ母著者:からは りく40代、小学生の母。体調を崩し現在離職中。夫は在宅勤務。
2023年11月24日12月が近づき、長男が幼稚園でクリスマスの工作を作ったときのこと。画用紙に繰り広げられたパーティーの様子を見てびっくり。思わず赤面してしまいました……。 子どもの工作を見て思わず赤面…クリスマスの時期が近づいたころ。長男が通う幼稚園でチラシを切り抜いて画用紙に貼り、おうちのクリスマスを再現しようと言った工作がありました。園児たちは思い思いに、ケーキやオードブル、チキンやジュースなどを貼り付けてクリスマスの食卓を再現していたようです。長男も「楽しかった!」と話していました。 その後、長男を幼稚園へ迎えに行ったときのこと。先生から「この前のクリスマスの工作で○○くんが作ったものです」とチラシを貼った画用紙を渡されました。見るとそこにはビール、酎ハイ、ワイン、焼酎にウイスキーといった酒類オンリーのクリスマスが開催されていました。先生からは「お父さんはお酒がすきなんですね」と笑顔で言われてしまい……、妻からは「本当に恥ずかしい」と叱責を受けました。 子どもは親の事をよく見ていると痛感。それからは行動に気をつけるようになりました。 ◇ ◇ ◇ 子どもって大人の言動をよく見ていますよね。 そんな所も見てたの?とドキッとすることもしばしば。子どもたちのお手本となるよう行動に気をつけたいですね。 作画/てる子著者:河山 秀2児の父。発達障害の子どもたちと毎日奮闘。仕事の後や休日などに執筆活動を行う。
2023年11月23日娘は2歳の4月から保育園に通い始めました。保育園生活にも慣れたある日、娘の右手の甲が腫れるトラブルがありました。原因がなかなかわからず、保育園の先生と2回電話でやり取りをすることに……。その後、保育園の先生と病院で待ち合わせ、手の診察をすることになりました。中指がプラスチックカゴの穴にハマった!ある金曜日、いつもどおり保育園へお迎えに行くと、元気に飛びついてくる娘。しかし、右手の中指には傷テープが貼ってありました。お昼寝時になかなか寝つけず、プラスチックのカゴに手を入れて遊んでいたら抜けなくなってしまった、という話を先生から聞きました。 先生がカゴから少し力を入れて引き抜いたことで、中指をかるく擦ってしまったそうです。また、娘が痛がったため、念のため冷やしてくれたとのこと。私は異変にもすぐに気づいてくれた先生に対してありがたさを感じていました。 朝起きると手の甲が腫れている次の日は土曜日で保育園はお休みでした。朝起きると、娘の手の甲がぷっくりと赤く腫れあがっています。でも、本人は痛がる様子もなくいつも通りのやんちゃさで動き回っていました。「痛い?」と聞いても「痛くないよ!」と気にしていない様子。 昨日手がカゴにハマったことで、「軽いねんざのような状態なのかな?」と思い、元看護師の母に電話で相談したところ、「骨に異常があったら痛がるはずだから、冷やして様子を見れば?」とのこと。これ以上腫れてきたら病院に行こうと決めつつ、冷やしてみることにしました。幸い、腫れはひどくならずに落ち着いていきました。 骨に異常? 虫刺され?月曜日に、まだほんの少し腫れの残る手で登園した娘。連絡カードに、土日に手の甲が腫れていたけれど、だいぶ良くなったことを書き、その日はパパが送っていきました。10時ごろ保育園から電話があり、土日の娘の様子について確認されました。そして、手の甲の腫れがひどかったようなので、念のため病院で診てもらったほうがいいということに。保育園の先生と外科で待ち合わせて、娘と先生は保育園の車で病院にきたので、一緒に診察室へ。 レントゲンを撮ったところ、骨に異常がないことがわかりました。たまたま同じ日に虫に刺されて腫れたのではないか、という結論になり、塗り薬を処方してもらいました。診察料と薬代については、保育園で加入した保険から降りることになりひと安心。治りかけのケガにもかかわらず、保育園からとても丁寧に対応していただいて、恐縮する思いでした。 今回の怪我は大したことはなかったものの、ひとりで悩まずに早く保育園に電話で相談すればよかったと感じました。先生からも、休みの日でも何かあれば気軽に相談してくださいと言ってもらえて安心しました。先生とマメにコミュニケーションを取ることの大切さ感じ、今では家での様子をなるべく丁寧に伝えるように心がけています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:津崎 あぐり2歳女児を子育て中。大学卒業後、建築模型製作やガラス雑貨の販売を経験。趣味はステンドグラス製作。インテリアや育児などのライフスタイルについて執筆している。
2023年11月23日2人の息子を育てていますが、実は数年間後悔し続けていることがあります。それは電動自転車を買わなかったこと! 5年前のある日、私は数万円安く済ませたいがために、電動ではない自転車を購入しました。車の運転ができない私は、現在、毎日自転車で保育園の送迎をしています。「電動を買っていれば、汗だくになりながら全力で自転車をこがなくてよかったのに……」と毎日思っている私のさまつな体験談です。保育園の送迎が始まる長男は1歳のとき、保育園に通い始めました。保育園は最寄り駅の近くにあり、大人の足なら10分ほどですが、ベビーカーを押して歩くと20分ほどかかります。そこで子どもを乗せられる自転車を買おうと思った私。 早速、夫と長男を連れて自転車屋さんへ行きました。独身時代に使っていた自転車は1万円ほどで買ったので、子ども用の椅子が付いていても3万円くらいと想像していました。 自転車は想像以上に高価しかし、子どもを乗せる自転車はタイヤの強度が高いなど、ひとりで乗るための自転車と比べるとさまざまな機能が充実していて、電動ではないの物でも5万円。電動自転車は一番安くて10万円でした。 保育園が始まるまで無職だった私は、節約のことで頭がいっぱい。「少しでも安い物がいい」という考え方をしていました。私が「10万円は高い」と言うと、自転車屋の店員さんは「平たんな道が多いなら電動じゃなくても大丈夫、運動にもなりますよ」と言ってくれ、そのまま5万円の自転車を買うことに。 電動の快適さに衝撃長男が軽いうちは、ストレスなく使えていたのですが、かなり大きめの長男は2歳を過ぎたころには15kgくらいに。こぎ始めるときにとても力がいるようになりました。子どもを乗せている状態で立ちこぎをすると危ないので、坂道では降りて自転車を押さなければならないことも。 ちょうど不満に思っていたとき、ママ友に相談すると電動自転車を少しこがせてくれました。走り出しの軽さが衝撃的! 坂道もすいすいのぼれ、やはり10万円の価値はあるのだと実感しました。でも長男もあと少しすれば、歩いて登園するだろうと思い、買い替える決断はしませんでした。 買った当時は長男が小さい間だけ使うという想定だったのですが、長男が3歳のときに次男が生まれ、結局、私は現在まで5年間、自転車での送迎生活をしています。おそらく、あと1年くらいは次男を自転車で送迎することになるのですが、いまさら電動自転車を買うのはもったいない気がして、買えない私。5年前にタイムスリップして、当時の私に「電動にしなさい」とアドバイスしたいです。 監修/助産師 松田玲子著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
2023年11月21日長女が幼稚園で見えないけがをしました。顔面から転んでしまったものの、本人が痛がらないので、唇が切れた程度で済んだと思っていました。ところが、とんでもない事態になっていたのです……。 顔面から転んだ長女幼稚園へ長女を迎えに行くと、下駄箱にある段差にみんなで座って上靴を履き替えていました。そのとき、先生の「あっ!」という声がし、その直後、長女が顔面から転んでしまったのです。長女は唇が切れて血が出ており、急いで先生が傷口を流しに手洗い場へ行き、私もすぐに駆け寄りました。血はすぐに止まりました。 先生から「履き替えているときに、後ろを通った子が長女さんの背中に当たりました。けがをしてしまい申し訳ないです」と説明がありました。血はすぐに止まり、長女も泣き止んだので、園の先生に歯が折れていないか見てもらい、大丈夫とのことで帰宅。 その日の夜、歯磨きのときに痛いところがあるかと聞くと、大丈夫と元気に話す長女でしたが、次の日から前歯が痛いと言ったり痛くないと言ったり……。心配になり歯医者を受診しました。すると……。 診察の結果歯医者でレントゲンを撮ってもらうと、なんと、前歯の歯根が2本とも折れていることが判明。触診でも前歯の揺動がありました。先生から「生え替わりまでは固定はしません。堅い物は前歯で噛まないようにしてください」と言われました。 生え替わりまでは早くて1年半ほど。それまで前歯で噛むのを控えなくてはいけないとなると、食事で不便が出てしまう。またその他にも急に痛みが出たり、生え替わり後の歯の並びや色に影響が出たりするかもしれないと言われ、ショックで悲しい気持ちになりました。 あれから長女は親の心配をよそに元気いっぱいに園に通い、たくさんいろいろな物を食べ、新しいことに挑戦しています。心配していた食べ方も、園でも食べにくい物は先生に自分で伝えるなど工夫して食べるようになりました。すごくショックな事故でしたが、そんな長女を見て私たちはすごく勇気づけられ、成長していると感じた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラスト/きりぷち著者:やまぐち さき
2023年11月19日4歳の娘は食物アレルギーがあるため、幼稚園の給食はアレルゲンを除去した物をお願いしています。幼稚園では快く対応していただいていましたが、偶然、担任の先生のアレルギー対応への不満が聞こえてきてしまったのです……。だんだん良くなる娘のアレルギー娘は、卵と乳のアレルギーを持っています。ただ、まったく食べられなかった時期を乗り越え、今ではアレルゲンの量を気にしつつ食べられる物もたくさんあります。しかし、食べられる物が増えても、幼稚園の給食は卵も乳もすべて除去のまま。 これは体調によってアレルギー反応が出てしまう可能性もあるからです。また、食べられるようになったと言ってもまだ量を気にしつつ食べさせている状況。給食であげてもらう場合、量を気にしてもらわなければなりません。そこで、幼稚園では除去していただたいたほうが良いと考えました。かかりつけの医師の考えを踏まえわが家で話し合った結果、家庭で心置きなく食べられるようになってからアレルゲン除去の解除をしようと決めました。 先生! そんなふうに思ってたの!?ある日、幼稚園のお弁当の日がありました。娘の体調もよかったことから、卵や乳製品も入れていました。朝先生には「卵と乳製品が入っていますが、今は問題なく食べられます」と伝えておきました。そしてお迎えに行った際、廊下にいると教室で掃除をしている先生の声が漏れて聞こえてきたのです。「アレルギーの対応はこっちも大変なんだし、食べられるようになったのなら早く言ってほしいよね」との言葉。 娘を名指ししてはいませんが、クラスでアレルギーがあるのは娘だけです。以前は「気をつけますね!」と快くアレルギーの対応を引き受けていてくれた先生。先生の本音に触れ「そんなふうに思っていたのか……」と、とても落ち込みました。 しっかりと説明!娘は今まで、何回か軽いアナフィラキシーの症状で病院に駆け込んだことがあります。その怖さもあり、自分が対応できない場所で、多量のアレルゲンを摂取するのはできるだけ避けていました。親としては「みんなと同じ物を食べさせてあげたい」という思いもある中で決めた給食のアレルゲン除去。しかし、先生の言葉を聞いて「これではいけない」と行動に出ることにしました。 後日、先生の時間がありそうなときを狙って話しかけ、今まで説明したことがあることも含めて、娘のアレルギーについてひとしきり説明しました。「現状食べられている物」「体調によって症状が出ること」「今までのアナフィラキシーの経験」「親の思い」など……。 今までの伝え方を反省そして最後に「大変だとは思いますがよろしくお願いします」とお願いしました。先生は「そうだったんですね、すみません。私、今まで理解が足りなかったです」と応えてくれて、気持ちが伝わったように感じました。 今まで、アレルギーに関する必要なことは伝えてきましたが、あまり立ち話をしない先生ということもあり、わざわざ呼び止めて親の思いやアレルゲン解除に向けての方針までは伝えたことがありませんでした。また、「幼稚園の先生だからアレルギーの子どもの対応にも慣れているだろう」と思っていた部分もあったと思います。今回の先生の本音に触れて、必要なことを十分に伝えられていなかったと痛感しました。 それまでアレルギーの対応に不満もなく、「必要なことだけ伝えておけばいいか」と思っていた私。しかし、クラスの中でひとりだけに違う対応をする先生は、やはり大変です。これをきっかけにコミュニケーション不足を反省し、ちょっとしたことでも報告するようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2023年11月15日保育士の中田馨さんが、登園時のママやパパのちょっと困ってしまう行動について教えてくれました。バタバタと忙しい朝の登園ですが、ちょっとしたことを気をつけるだけで子供もママやパパも、保育士もみんなが気持ちのよい1日をスタートさせることができますよ。こんにちは。保育士の中田馨です。保育園に通っているご家庭の朝は大忙しだと思います。私も、2人の子どもを抱え働いていますので、朝の目まぐるしさはとてもよく分かります。そんな忙しい朝の登園時ですが、「ここを心がけてくれたら、保育士が助かります。逆に、これをされるとちょっと困っちゃう」というポイントをいくつかご紹介します。 保育園は多くの子どもが生活するところだから決まりがある保育園は多くの子どもたちが生活する場です。ですので、ある程度の決まりがなければ運営することができません。保護者から見ると「何でこんなに厳しいんだろう?」と感じることもあるでしょう。 また、「あっちの園ではOKなのに、うちの園はNGなのはなぜ?」ということもあると思います。それは、きっとその園で過去に問題があったり、園が大切にしている思いが含まれていたりするのだと思います。 保育園が多くの子どもたちを預かり、元気にケガも少なく過ごせるのは、実はこの「決まり」があるからなのです。生活リズムや対応が「いつもと一緒」でいることが子どもたちにとって「安心」の材料になり、スムーズに生活が進むことにつながるのです。 最初に決めた時間に登園を多くの保育園は、登園・降園時間は保護者の勤務時間+通勤時間+準備時間(更衣など)を合わせた時間になっていると思います。入園前にその時間を双方で話し合い決めた時間です。できる限り、毎日最初に決めた時間に登園するように心がけましょう。 「保育園が開いている時間だし、今日は30分早く行こう」と気軽に思うかもしれませんが、保育園は「子ども○人に対して保育者が○人」という人数が決まっています。30分早く行くことで、保育の体制が整っていないこともあります。また、遅くなるときや休むときも必ず連絡を! 例えば「今日は園外の公園に遊びに行こう!」と計画していても、いつ来るかわからない子どもを待てばいいのか、出発してもいいのか? 悩むところなのです。保育園をお休みする場合や、登園時刻が大幅に変わる場合は園への連絡を忘れないようにしましょう。 朝食は保育園に入る前に終わらせる乳幼児に朝食を食べさせるのは、一苦労です。例えば、遊び食べをしたり選り好みをしたりして、食事自体にあまり興味がない時期もあります。よく食べる子だとしても、自分で食べさせていたらテーブル周りがグチャグチャになって片づけが大変! なんてこともあります。 時間がなくて保育園に来る途中に、おにぎりやパンをかじりながら来ることもあるかもしれません。おうちの食べ物を保育園に持ち込むと、他の子どもたちが欲しがったりすることもあるので保育園に入る前に、片づけるかゴックンと飲み込むなど配慮していただければ助かります。 このとき、子どもに「早く食べなさい」と言うと慌てますので、慌てさせないようにします。また、移動中の飲食は、のどに詰まったりする原因になる恐れがありますので、できる限り控えるようにしましょう。 子どもが泣いても元気に「行ってきます!」を心がけて!登園時に子どもが泣いてママから離れなかったら。どうにか泣き止ませたいけど、出勤時間が迫っているし! と焦ることだと思います。「泣いているのに、預けてもいいのかな」「うちの子、泣くことが多くて先生たちに迷惑かけているなあ」など心配する親御さんもいますが、そこは心配しなくて大丈夫です! だって、泣いている子どもを保育するのも保育士の仕事なので、泣かれてもへっちゃらなんですよ。 ママとしては、泣いている子どもを置いての出勤は、後ろ髪惹かれる思いでしょうが、そこはプロに任せて仕事へ向かってください! 「行ってきます!」と元気に出発する親御さんの姿を、子どもと見送ることが、私たちのパワーにもなるのです。 一日の始まりの朝を、子どもも親御さんも保育士も、気持ちよくスタートできるといいですね。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年11月13日娘が幼稚園に入園後、急速に仲良くなった同じバス停の2人のお友だち。一方で、当初はそのママたちと話が合わないと感じることが多かった私。中でも夫に関する話題で辟易した出来事が、数年経った今も記憶に残っています。雑談中に夫の顔の話に知り合って間もないころ、降園後に子どもたちが遊ぶ傍らで私たちは雑談をしていました。話がそれぞれの夫の話題になり、Aさんの旦那さんをイケメンだと褒め始めたBさん。いつも通り2人の会話の聞き役になっていた私。 確かにAさんの旦那さんは目鼻立ちがはっきりとした濃い顔で、私もイケメンだと感じていました。 突然、話をふられ…Aさんは「そんなことないよ~」と謙遜しながら、突然私のほうに「Cさんの旦那さんも濃い系でイケメンだよね」と話をふってきたのです。 たしかに私の夫もどちらかといえば濃い系ではありますが、「イケメン」というようなタイプではありません。周りからイケメンと言われたこともなければ、私自身もイケメンだと思ったことはありません。 本当は思ってないでしょ!?びっくりして戸惑っている私から視線を移し、Bさんに「そうだよね?」と同意を求めるAさん。Bさんはとっさに正直に「え、そうかな」と言ったあと、気を使って「そうだね!」と言い直していました。Bさんがそうは感じていないことは明らかです。 Aさんに対しても、まだよく知らない相手だっただけに「バカにしてるのかな」と感じ、何だろうこの会話……とモヤモヤしました。 当初、微妙だと感じていたそのママたちとの関係も、その後どっぷりと幼稚園での時間を共有することで違和感を覚えなくなりました。しかし、会って間もないころから、相手やその旦那さんの外見的なことに言及するのはトラブルの元だと感じます。私自身、よく知らないママには、そういう話題を振らないように気を付けています。 イラスト/ミロチ著者:澤崎 凪
2023年11月13日とりこさんには発達グレーゾーンの息子・ねこ太がいます。ねこ太は2021年の春に、公立の幼稚園に入学しました。今では、幼稚園でたくさんの友だちもでき、充実した日々を過ごすねこ太。しかし、ねこ太が幼稚園に入れることになるまでには、たくさんの困難が待ち受けていたのです。とりこさんが書いた陳情書が受理され、委員会で陳情内容をスピーチしたとりこさん。陳情を聞いた教育委員会や市議会議員からさまざまな意見が飛び交い……。陳情書により長年にわたり放置されていた問題を見直すきっかけになりました。その後も数回にわたり委員会は開かれ……。協力し合えばきっと解決できるはず! すべての委員会を傍聴したとりこさんは、制度を改革することの大変さを痛感。その後、採決の結果は保留となり騒めく一同ですが、次年度からの採用は間に合わないため、来年度に向けて迅速に始動していくとのことでした。こうして、発達グレーゾーンの子どもたちに対する制度は徐々に変化し、公立幼稚園の人数制限は撤廃されたほか、消極的だった私立幼稚園でも入園を受け入れる園も増えるなど、陳情書による成果が出始めたのです。 そんな中、改革によって誰かの迷惑になったのではないかと心配するとりこさんですが、実際に改革改良により救われたというママと話す機会があり、自分の行動は無駄ではなかったのだと報われた気持ちになりました。 もともとは息子の入園先がなかなか見つからず、行動を起こしたとりこさんでしたが、結果的にたくさんの人の救いになる結果を導くことができました。しかし、このような困難に直面しないと、問題を認知される機会は少ないのが現状です。今回のお話でひとりでも多くの方に認知され、考えるきっかけになるよう願っています。著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とり子
2023年11月12日VISH株式会社(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)は、幼稚園・保育園・認定こども園の園業務負担軽減を支援するICTツール「園支援システム+バスキャッチ」を導入した学校法人幌南学園 幌南学園幼稚園(所在地:北海道札幌市、理事長:高木 宏壽)の導入事例インタビューを2023年10月30日に無料公開したことをお知らせします。理事長 高木 宏壽 様(中)、園長 冨田 明好 様(右)、事務 権平 真侑子 様(左)導入事例記事全文はこちら: ■幼稚園基本情報・1968年4月開学・在籍園児160名年少・年中・年長各2クラス・職員総勢25名・2022年7月より「園支援システム+バスキャッチ」を導入【導入前の状況】・子どもたちの安全を常に最優先に考え、園の運営やシステムの整備を進めてきた・「園支援システム+バスキャッチ」導入前にも、複数のシステムを導入・10年ほど前にメールシステムを導入。その後、バスの位置確認システム、園児管理・登降園管理のシステムを導入【導入のきっかけ】・業務ごとに異なるシステムを導入したが、システムはあっても決して効率的とは言えない状況だった・保護者からはいくつもアプリを見なければならなくてわかりにくいという声があった・何か一つのシステムでできないかと思い、親しい幼稚園園長に紹介された・2022年5月にVISH株式会社と打ち合わせを行い、6月には契約した【導入効果】1. 預かり保育の予約状況が事前に把握できるので、教員のシフトを早めに組める2. 欠席連絡を登録された時間を見ると、前日の登録が多く、保護者の都合がいい時間で連絡を入れられるメリットがある3. 連絡帳機能は、担任しか把握できなかった内容が、園全体で共有できるようになった4. お便りについては、PDFでメール配信とした。教員の業務負担の軽減やペーパーレスにも大きく役立った5. メール機能は日々活用。テンプレートの登録機能を活用し、緊急の連絡に関しては、即座にメール配信ができるようにした6. 日頃は制服や道具の販売に使用している「用品注文」機能は、PTAバザーの食券販売でも活用。使い勝手が良かった【システムを園に合わせることができる】「機能について、こちらである程度の設定ができるところがいいですね。システムにこちらが合わせるのではなく、システムを当園に合わせることができるので、とても使いやすいと思います。例えば預かり保育のパターンの設定やアンケート内容の作り込みなど、かなり自由にできます。何かをやろうとしたとき、自分たちでできるという点が素晴らしいです」■園支援システム+バスキャッチについて2010年にリリースされた「園支援システム+バスキャッチ」は、園バス運行情報、園児管理を中心に、保護者の連絡手段のデジタル化、教職員の働き方改革に寄与する低価格なクラウドサービスです。2023年10月時点で、全国で2,300以上の幼稚園・保育園・認定こども園で利用されています(解約・閉園除く)。園支援システム公式サイト: ■会社概要会社名 : VISH株式会社(ヴィッシュ株式会社)所在地 : 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX5F設立 : 2004年12月資本金 : 11,500,000円代表者 : 代表取締役 田淵 浩之企業サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月09日私の住む地域では入園前におむつがはずれていなければならない園が多いことを知りました。息子は1歳半のころからトイレトレーニングを始めていましたが、3歳前になってもまったくおむつがはずれる気配がありません。そこで強制的なおむつはずしに出ましたが、なかなかうまくいかない日々。ある日、私の怒りは爆発してしまいました。しかし、うまくいかないのには理由があることを知って怒ったことを後悔しています……。夏に家の中でおむつを強制的に外した1歳半のころからトイレトレーニングをしていましたが、3歳前になってもおむつがとれる様子のなかった息子。ネットの体験談や友人から、「夏は室内で何もつけないでいるといい。部屋の中でおもらしはしてしまうけれど、子ども自身それが嫌で1カ月でおむつはずれができるようになる」というアドバイスがあり、3歳前の夏ごろそれを決行しました。 おむつもズボンもはかないことに対してはなんの抵抗も見せず、むしろ快適そうに過ごしていた息子でしたが、アドバイスとは裏腹に、2週間経っても3週間経っても自らトイレに行くことが成功することはなく、リビングでおもらしをしてしまうという日々が続きました。 日中はおむつからおむつパッドに変更家でのおもらしがまったくなくならないまま2カ月が過ぎたころ、少し肌寒くなってきました。そこで、何もはかないトレーニングは諦めて、おむつからおむつパッドに切り替えました。おむつパッドはおむつと違って、1回おしっこやうんちをしただけで子どもが不快感をおぼえると友人から聞いたからです。 トイレに行くことを促されると、タイミングが合えばトイレでおしっこやうんちをすることができるようにはなってはいましたが、自分ではタイミングが掴めていなかった息子。おむつパッドからおしっこが染み出すことが多々ありました。そうこうしているうちに、気づけばおむつはずれに1年以上かかっていました。私はストレスが溜まっていき、息子の失敗を責める回数も増えていきました。 ショッピングモールのトイレで怒りが爆発ある日ショッピングモール内で、おむつパッドからおしっこが染み出していることがわかり、急いでトイレへ駆け込みました。1年以上のおむつはずれの失敗の日々にストレスが頂点に達していた私は、「なんでできないの! なんでわからないの!」と息子を責め立ててしまいました。 涙目で私の顔を見ながら、小さな声で「ごめんなさい……、ごめんなさい……」と謝り続ける息子。その言葉で私は、なんでこんなに小さな子どもを責めているんだろうとハッとしました。そして同時に息子の心を深く傷つけてしまったと後悔しました。 理由があったことを知って……幼稚園選びが始まったころ、ある幼稚園説明会で「おむつははずれていたほうが良いと思う親御さんが多いと思いますが、焦らないでください。このころはまだ膀胱が未発達な場合があって、本人ではどうしてもコントロールがきかないこともあるんですよ」ということを教えてもらいました。 息子は体も標準より小さかったのでこの説明はとても腑に落ちました。そして私は説明会後からは精神的にラクになっておもらしをしても責めることはまったくなくなりました。おもらしをしても怒られないことで息子もリラックスした様子になり、それから3カ月後のある日、突然トイレに完璧に行けるようになったのです。 息子の発達を見定めることなく、おむつはずしのトレーニングを1年以上強制したことは、親のエゴだったと反省しています。子育て中うまくいっていないときに、自分だけでなんとかしようと頑なになることは良くないことなのだと気づいた出来事。おむつが完全にはずれた3年たった今でも、思い出しては私は「ごめんね」と息子に思うのでした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:大井絵衣5歳男児の母。「楽しく子育てがしたい!」がモットー。台所育児を実践中で、息子が1歳のころから毎日夕飯を一緒に作るのが日課。自身の育児経験を中心に、子育て関連の記事を多く執筆中。
2023年11月08日娘は幼稚園に通っています。娘の幼稚園のクラスでは、子どもの親だけでランチをする茶話会が年に数回開催されます。茶話会の幹事は順番に回り、今回、私が茶話会の幹事を担当することに。私を含め5名で茶話会の企画や進行をすることになったのですが……。LINEを通して仲が深まる幹事メンバーでLINEグループを作り、茶話会のランチの場所や席順などを決めることになりました。 LINE上でみんなで意見を出し合っていたのですが、徐々に茶話会のことだけでなく、日々の出来事もLINEで報告し合う雰囲気に。最初は子どもたちが登園している日中だけだったのが、夕方や夜間にもLINEが流れてくるようになりました。 1日中流れてくるLINE私には娘の他に1歳の息子がおり、時短でパートもしていました。そのため、LINEを確認できない時間もあるのですが、ある日、LINEを開くと200件以上ものメッセージが届いていたのです。 ほとんどが茶話会以外の話題で、茶話会について決まったこともわからず、膨大なLINEの会話を読むことに。しかし、茶話会について何も決まったことはないようでした。 Aさんの言葉をきっかけに…私以外にも、フルタイムで仕事をしているママ・Aさんも、LINEの会話にほとんど入っていませんでした。 ある日、Aさんから茶話会の幹事LINEグループに「仕事をしているので、毎日LINEを読むことはできない。茶話会について決まったことがあるなら教えてほしい。自分にできることは精いっぱいするので」というメッセージが……。Aさんのメッセージをきっかけに、茶話会について話し合うようになり、とんとん拍子に決まっていきました。 茶話会の幹事にならなければ、あまり関わらなかったであろうママとも交流ができて良い機会でしたが、普段、関わりがないために、言いたいことをなかなか言えないと思いました。Aさんの言葉がなければ、茶話会についてスムーズに決めることができなかったかもしれません。私は茶話会の話が進まないことに少し焦っていたので、Aさんのように他の幹事メンバーに声かけするべきだったなと反省した出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ななぎ著者:神崎 ハナ
2023年11月07日お友だちとのおもちゃの貸し借りでの子どものトラブル、経験したことがあるという方も多いのでは……!? 今回は保育士の中田馨さんが、お友だちとのおもちゃトラブルを招く、実はNGな声かけについて教えてくれました。こんにちは。保育士の中田馨です。私は0~2歳児が対象の保育園を運営しています。日々、子どもたちと過ごしていてよくあるのが「お友だちとのおもちゃトラブル」です。おもちゃをとられてしまった時や、逆に相手のおもちゃをとってしまった時に「どう声かけをするべきか?」と悩むところだと思います。今回は、低年齢児の子どもたちの「お友だちとのおもちゃトラブル」についてお話しします。 お友だちにおもちゃを取られた場合はどうすればいい?公園や児童館で遊んでいて、同じくらいの年齢のお友だちにおもちゃを取られる場面があると思います。相手の親御さんは見ているのに何も言ってこない。さて、こんなときどうすればいいか? このような場合、まず大切にしたいのがご自身のお子さんの「遊びを保証」することです。きっとその遊びを楽しんでいたと思います。ですので「今、遊んでいるからおもちゃ返して欲しいな」と伝えましょう。そしてお子さんには「お友だちも遊びたいみたいだから、終わったら渡そうね」と伝えます。 お友だちも返そうとはしないかもしれません。そんなときは、相手の親御さんにも協力してもらえるとベストですが「うちの子も使いたいのに、なんで貸してくれないのよ」と思っているかもしれません。そうなると、なかなか難しいですよね。 でも、私は「すぐに貸せることがえらい」とは思いません。子どもがその遊びに満足し「もう、貸せるよ!」という気持ちになるまで周りの大人が待つことも大切だと思います。まずは「この子の遊びが終わるまで、待ってもらえますか?」とお願いしてみましょう。 お友だちのおもちゃを取ったときはどうすればいい?逆に、ご自身のお子さんがお友だちのおもちゃを取ったときはどうしましょう? この場合まずは、返さなければいけませんね。「このおもちゃで遊びたかったの?」と遊びたかったことに共感し、「でも、これはお友だちのだから返そうね」と伝えます。 低年齢児は、自分から返すことがなかなかできませんので「返しなさい」と何度も言うのではなく「ママと一緒に返そうね」と一緒に返すといいでしょう。このとき、お子さんが泣いても返します。そして「あのおもちゃで遊びたかったんだね」と遊びたかった気持ちに共感します。 また、こんな場面は「貸して」と伝えることを学ぶ機会でもあります。「貸してもらえるかママと聞いてみよう!」と一緒に聞いてみましょう。「いいよ」と言われれば「やった!!」ですし、もし「イヤ」と言われても「今、お友だち、楽しく遊んでいるみたい。じゃあ、あっちでママと遊ぼうか!」と気持ちを切り替えることも大切な経験です。 「お友だちと仲良く遊ぶ」ことはとても大切なこと。しかし、実は「お友だちとモノの取り合いやケンカする」ことも大切なんです。「こうしたら友だちは嫌がる」「こうなったら悲しい」「これをされたら嬉しい」なんて喜怒哀楽の感情を沸き立たせる経験は、友だち関係だからこそできること。今、子どもたちは親以外の人間関係を学んでいる時です。むやみに止めるのではなく、安心して友だちと過ごせる場を提供することも、私たち大人の役目なのですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年11月03日千葉県八千代市の私立保育園で、2歳の園児が園外に1人で抜け出してしまうという、なんともヒヤッとする事件がありました。園児は園外の施設から連絡を受けて無事保護されましたが、一歩間違えると大きな事故につながりまねません。保育園や幼稚園に子どもを預けている保護者にとっては、他人事ではないこの事件。園側の対策はもちろんのこと、保護者としてできることはないのでしょうか。抜け出した原因は?今回の事故は、どうやら門の鍵を閉め忘れたことが原因のよう。園児の抜け出しを防ぐためには、子どもが簡単に抜け出せないような設備や複数の大人の目が必要です。しかし昨今の保育士不足は深刻で、一朝一夕には変えられない問題です。 また、日本が設定する配置基準の保育士を配置していたとしても、実際に園児を見ている保育士からは「とてもじゃないが目が足りない」という声が上がっているようです。 このような環境下、園児の抜け出しを防ぐためには園や制度はもちろんのこと、保護者も対策を考える必要がありそうです。 保育時の経験を持つ育児の専門家・小崎恭弘先生(大阪教育大学教育学部教授)にお話をうかがいました。いつどこで起きてもおかしくない園児の抜け出し小崎恭弘先生「明確な調査やデータがないので、保育施設から子どもの抜け出しが起きた具体的な実数を把握することは難しいでしょう。 少し違っていますが、以前東京都が公表した調査データによると、保育施設の散歩先での園児置き忘れは、最近の4年間で100件(迷子を含む)近くあり、予想外の数の多さを感じました。もちろんこのデータも、すべての件数を網羅できていないので、氷山の一角なのかもしれません。保育施設からの抜け出しは、散歩での事案以上に多い可能性があります。私自身も保育士時代に、何度か経験があります。保護者の出入りのタイミングに、2歳児が門を飛び出したのです。幸い近くで見ていたので、慌てて門の外に飛び出て抱き抱えて戻りました。 いくら施錠やカメラがあっても、人の出入りがある以上、子どもが出入りしてしまう隙やタイミングはいくらでもできてしまいます。」園児の抜け出しを防ぐためには?小崎恭弘先生「これらを防ぐには、2つの視点が必要です。」 物理的な取り組み「これは門や鍵などの物理的な環境の工夫です。保育施設においては、子どもが決して手の届かない高い所に設置されている鍵を見かけると思います。またインターフォンや番号入力などの、子どもだけでは開錠ができないものも多くあります。」 ミスを防ぐ取り組み「子どもが抜け出す原因は、さまざまであると思います。保育施設が嫌、保護者に会いたいという思い、また外に対する興味や関心が高いということもあるでしょう。 これらの子どもの思いや関心に対する意識を保育者が持ち、気持ちを察し、受け止めながらも安全の確保をしっかりとおこなう必要があります。これは保育者と同じように、保護者にも気を付けてほしいことです。 また普段から衝動性が強く大胆な行動をする子どもを把握し、その子どもの制動などもきちんと意識することも大切です。」家庭でできる園児の抜け出し防止策しかしながら、ここで問題になるのが保育士不足です。園に任せるだけでなく、家庭でできることはないのでしょうか。 小崎恭弘先生「ぜひ普段の生活の中でも、気を付けてほしいことがあります。 子どもたちは突発的な行動をしがちです。そのようなことが習慣づかないように、しっかりと手を握っておく、車などの多い場所では突然走ったりしないように繰り返し伝えるなど、日常生活の中でも、安全に配慮し、それらが子どもたちに身につくように根気良く伝えてほしいです。また『何かあったら、先生の言うことをちゃんと聞くこと』と言うように、保育者に協力的な姿勢を持てるように伝えることも大切です。 子どもの安全に対しては、絶対に大丈夫ということはありません。だからこそ、物理的環境・人的環境など、子どもを取り巻くさまざまな取り組みを複合的に組み合わせ、できる限りのリスクを軽減していくことが求められますね。」 監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘
2023年11月02日双子の妹たちのお世話を楽しそうにしていた娘が、本当は我慢していると知った私は、それまで気がつかなかったことに反省と後悔の気持ちでいっぱいに。そこである行動にでることにしました。それは、毎日たった10分のことなのですが、それが功を奏したのです。幼稚園の先生から驚きの話が双子を妊娠したと知らせたときから、生まれてくることをとても楽しみにしてた当時4歳の娘。妹たちが生まれてからは、育児用ミルクを飲ませたり、本を読んであげたり、歌をうたってあげたり、とても楽しそうにお世話をしていました。 そんな姿を見て、私はとてもうれしく思っていたのです。しかし、双子たちが生まれて半年くらいたったころ、幼稚園の先生に「ちょっと我慢しているように感じます」と言われ、正直私は驚きを隠せませんでした。 気がつかなかった娘の気持ち先生に話を聞くと、幼稚園で娘が「お姉ちゃんだから我慢するんだ」などと言っていたので「ママに甘えてもいいんだよ」と声をかけると、「でも、お姉ちゃんだから……」と少し寂しそうに答えるということでした。気になるたびに声をかけると娘は毎回同じような答えを返すので、先生は私に話をしてくれたようです。その日の夜は、娘にかわいそうなことをしてしまったという反省と、気がつかなかったことを後悔する気持ちでいっぱいでした。出産前から1カ月ほど娘を実家に預けて入院をし、産後は双子の育児が中心の生活。思えば、娘に寂しい思いをさせていたはずなのに気がついてあげることができませんでした。 双子のお世話に追われながらできることを考えた結果……娘に何かしてあげられることはないか、を考えました。ただ、どうしても日々は手のかかる双子の育児が中心となってしまいます。そのため、時間もありません。でも、何かしてあげたい気持ちで考えたのが、「娘とママだけの寝る前の10分」を作ること。 この10分は双子をパパや手伝いにきてくれている母にお願いし、私と娘だけの時間にしました。パズルをしたり、積み木をしたり、好きな本を読んだり、折り紙をしたり、2人でその日にあったことを話したり、娘のしたいことをして最後にぎゅっと抱きしめて「おやすみ」をします。娘もこの時間を毎日楽しみにしていました。 娘の様子に変化が現れた!この10分の時間を過ごすようになりしばらくしたころ、娘がよく笑っていて変化がみられると幼稚園の先生から連絡がありました。先生から「何かしたのですか?」と聞かれるほどでした。 たった10分の短い時間ですが、大事なのは「娘だけのママとの時間」だったのです。下の子が生まれるまではひとり占めしていたママとの時間がなくなり、娘は本当に寂しい気持ちでいたと思います。 娘が無理していることに気がつかせてくれた、幼稚園の先生からのひと言。本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。多くのことはしてあげられなかったのですが、娘の気持ちに気がつき、少しでも寄り添うことができて本当によかったです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:田中つばさ二卵性の双子(年中)と小学生の娘の三姉妹を育てる母。Web企画や秘書、人材系営業職を経験。現在は在宅ワークとワンオペ育児に奮闘する毎日。出産体験や双子育児に関するエピソードを執筆中。
2023年11月02日引っ越しを機に、長女が年少の夏に幼稚園を転園することになりました。通っている幼稚園に退園することを伝え、引っ越しの5カ月ほど前から、私は引越し先の近くで通える幼稚園がないかどうか探し始めました。すると、予想もしていない事態に陥ったのです。引っ越しを機に年少の夏に転園私たち家族は、住んでいた街とは違う街に新築戸建てを建設中でした。新居が完成するのは、夏ごろの予定。夏休みの期間に引っ越しをすることに決め、転園する旨を当時通っていた幼稚園へ伝えました。そして夏休み後に通うための、新たな幼稚園を探し始めました。 第1候補は新居から1番近いA幼稚園です。第2候補と第3候補は、バスで15分ほどの距離にあるB幼稚園とC幼稚園です。「このどれかに通えればいいや〜」と、このときの私は軽く考えていました。 想定外!幼稚園に入れない!?引っ越し先の幼稚園探しで最初に電話をしたのが、第1候補であるA幼稚園です。しかし年少クラスの定員はいっぱいで、キャンセル待ちが15名いるとのこと。さすがに諦めました。次にB幼稚園にも電話をしましたが、ここも年少クラスの定員がいっぱいでした。次にC幼稚園にも問い合わせましたが、やはり年少クラスの定員はいっぱい。 しかしC幼稚園は娘が1人目のキャンセル待ちだったので、一応登録だけしてもらいました。その後は、範囲を広げて市内の幼稚園に電話をかけましたが、どの幼稚園も年少クラスに空きがありませんでした。想定外の事態に私は焦るばかり! 引っ越しまであと1カ月ちょっと最終的に新居近くまで園バスが通っている幼稚園すべてに範囲を広げましたが、すべて撃沈。こども園などへも問い合わせましたがいっぱいでした。まさか転園できる幼稚園がないなんて、予想もしていなかった展開です。もう私には「キャンセル待ち1人目のC幼稚園の定員に空きが出るまでひたすら待つ」という選択肢しかありませんでした。 そして6月後半、引っ越しまであと1カ月ちょっとというときに事態が好転! なんと、C幼稚園から「年少さんに空きが出たので入園できますよ」という電話があったのです。奇跡が起こりました! 運良く夏休みで転園する子が1人いて空きが出たとのこと。無事にC幼稚園に夏休み明けから通うこととなりました。本当にラッキーとしか言いようがありません。引っ越しで幼稚園を転園する予定がある場合は、引っ越し先の幼稚園の下調べや空き状況の確認は大事だなと痛感した出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:小山田ちよえ2男1女の母、アラフォー主婦。夫の仕事が忙しく平日はワンオペ育児に奮闘中。チョコレートとパンが大好き。復職に向けて資格取得を目指している。
2023年11月01日株式会社アヴェニエールが運営している保育園、「ふるーる保育園」・「よつば保育園」・「ローリングマンデープリスクール」の11月最新の保育園空き状況が更新されましたので、お知らせいたします。空き状況一覧名称:ふるーる保育園川口本町住所: 埼玉県川口市本町4−16−14空き:5歳児:1名URL: 名称:ふるーる保育園川口並木住所:埼玉県川口市並木2-13-1空き:2歳児:1名URL: 名称:ふるーる保育園川口芝住所:川口市並木2-13-1ウィンビル西川口A空き:2歳児:1名URL: 名称:ふるーる保育園赤塚駅前住所:練馬区北町8-37-15スタシオン赤塚空き:2歳児:2名URL: 園見学にあたり気になる点などございましたらお気軽にお問い合わせください♪お問い合わせはこちら 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月31日当時2歳だった息子と公園で遊んでいたときに、背筋が凍るような体験をしたママのお話をご紹介します! 何してるの…?当時2歳になりたての息子は元気よく、芝生で走り回ったりしゃぼん玉をしたりとてと楽しそうに遊んでいました。息子が遊具で遊びたいと言うので「遊具まで競争しようか!」と私が走ろうとしたときです。突然誰もいない所に向かって「バイバイ!!怖いから」と泣きそうになりながら怯えたように嫌がっていました。私は内心怖くて焦っていましたが、息子が余計に怖がるといけないと思い、「何もいないから大丈夫だよ」と息子に伝えてそのまま芝生をあとにしました。 結局何だったのかはわかりませんが、その後は普通に公園でご機嫌に遊び、その後また同じ公園に行って芝生に行っても大丈夫そうなので気にしないで過ごしています。子どもは小さいころはそういうこともあると聞いていたので今でもたまに不思議なことを言いますが、気にしないで過ごしています。 作画/大福
2023年10月31日子どもを保育園に送っているから、子どものお便りに目を通したからと満足しているパパはいませんか? パパは育児を「やっているつもり」と思っていても、ママからすれば「中途半端」「全然やっていない」と思ってしまうことは少なくないようです。そして、このようなパパの行動はママのストレスになってしまうことが多いと語るのは、父親の育児参加のスペシャリスト、大阪教育大学教育学部教授の小崎恭弘先生。そこで今回は、ママが不満をいだきがちな、パパの「やりがちなNG育児」を3つ取り上げ、パパとママの気持ちのズレや認識の違いがなぜ生まれるのかについて解説をいただきました。【ママの不満1】子どもの行事の把握はママ任せ保育園や幼稚園や習い事の行事予定などが書かれたお便り、地域からのお便り、予防接種や健康診断のお知らせなど子ども関連のお便りは育児に欠かせない情報が詰まっています。 しかし「保育園からプリントもらってきたよ」「ポストにお便り入っていたよ」とママに伝え、さらっと目を通しダイニングテーブルの上に置いて完了! というパパは少なくないと思います。 その結果、行事の日に間違えて出張を入れてしまったり、出かける間際になって「持ち物ある?」とママに確認したりするパパも。育児をするために必要な情報把握もきちんとしてほしいと思うママは多いのではないでしょうか。 小崎先生パパの中で、子どもの行事の対応はママがやるものだという意識があるのではないでしょうか。そういったパパたちには、保育園や幼稚園の行事担当をしてもらうと良いかもしれません。 この担当というのは、ただ行事へ参加するだけではありません。子どもの持ち物の準備も含みます。パパも自分が担当になれば、当事者意識を持てるでしょう。そうすれば自然と、その他のお便りの内容をきちんと把握するようになっていくのではないでしょうか。 なお、育児はやることがたくさんあるので、子どもの行事に限らず夫婦で役割分担をするのはひとつのやり方としておすすめです。ただし、その際には完璧に分担をしすぎないことが大切です。なぜなら、日々の育児は振り分けられないことや突発的に生じるものがたくさんあるから。分担を決めていたとしても、いつでも柔軟に対応できるようにしておくことが大切です。日頃からお互いが歩み寄り、積極的に協力し合える関係をつくっていけるといいですね。 【ママの不満2】子どもの朝の身支度はママ任せ保育園や幼稚園の送迎をするパパは増えていますが、共働きの場合、パパだけでなくママも朝は忙しいのに、なぜか出発前、パパは自分の身支度をしてママが子どもの身支度をしているということはありませんか? 例えば、ママは子どもにご飯を食べさせたり、着替えさせたりしているのに、ゆったりと食事をして、自分の身支度だけ済ませて、「もういける?」なんてママに言ってしまっているパパ。子どもの身の回りの準備をママにすべて任せようとしたり、他人事のような言い方をしたりするパパに対して、不満を抱いてしまうママは少なくないようです……。 小崎先生パパが朝、保育園や幼稚園の送りをしている場合、ママはまだ家にいてゆっくりできるのだからラクなどと勘違いをしているのかもしれませんね。実際はママだって自分が職場に行くために身支度をしたり、朝食を食べたり、お皿洗いをしたりとやることはたくさんあるでしょう。なかには朝のうちに夕飯の下準備をしているという方もいるのでは。朝の時間は分担したり協力したりして乗り越えたいですよね。 やることがわかっていないパパの場合は、夫婦で一度、朝やることリストを書き出してみるのはどうでしょうか。実際に書き出してみると、これだけたくさんのことをママが担当してくれていたのかとパパに気づいてもらうことができます。 そのうえで、朝ご飯の準備はママ、子どもを着替えさせるのはパパなどと担当を決めれば、パパも子どもの朝の身支度が主体的にできるようになるのではないでしょうか。「家事・育児シェア」見える化シートなどを作成している自治体もあるので、参考にしてみるといいかもしれませんね。 参考:『「家事・育児シェア」見える化シート』,福井市総務部未来づくり推進局女性活躍推進課 【ママの不満3】子どもが体調不良のときのお迎えはママ任せ保育園や幼稚園の送迎を進んでやってくれるパパは増えているのですが、子どもが「熱を出しました。迎えにきてください」のような急な対応は、共働きであってもママがお迎えという家庭は多いようです。会社の状況、働き方にもよると思いますが、急なお迎えこそ対応してほしいのにと、緊急連絡先の1番目が自分であることに、モヤモヤするママたちもいるのではないでしょうか。 小崎先生本来育児はママがするものといった思い込みがあり、普段の送迎だけで十分自分は育児をしているのだと満足してしまっているパパも多いのではないでしょうか。また、ママが時短勤務の場合、ママの方が仕事がラクだとパパが思い込んでいる可能性も。でも残業ができない時短勤務のママたちは仕事の時間が削られるのが惜しく、普段残業でカバーできるパパに行ってほしいと思っているかもしれませんね。 ママとパパの仕事の内容や業務は単純に比べられるものではありませんし、ましてやママの仕事の方がラクなんてことはないですよね。だからこそ、夫婦でのすり合わせが重要になります。 お互いが納得いくよう、保育園などに連絡先を伝える前にしっかり話し合っておくことが大切です。もちろん、最初に連絡がくるのはママであっても、夫婦で連絡を取り合って、できる方がやると決めるのも良いと思います。あるいは、お互いの仕事の状況に合わせて、今月はママが忙しい時期だからパパ、来月はパパの会社の繁忙期だからママなどと事前に決めておくのもいいですね。 突然の早退を会社に言い出しにくい雰囲気がある場合は、あらかじめ上司にうちは共働きだから、子どものお迎えで急に抜けたり早退したりする場合があると相談しておくことも必要だと思います。また、受診や看病などで休まなければいけなくなった場合は有給休暇を利用する方が多いと思いますが、もしものために有給休暇を残しておきたい、すでに使い切ってしまったなんて場合には、「子の看護休暇制度」(一定の条件を満たせば子ども1人につき5日の休暇を取得できる制度)を活用するという方法もあります。 3つのネットワークをうまく活用してみてパパとママどちらも対応ができないといった場合も想定し、さまざまなネットワークを利用して子育てを乗り越えていってほしいです。そのネットワークには、親族ネットワーク(祖父母、きょうだい、叔父叔母など)、友だちネットワーク(ママ友やパパ友)、社会のネットワークなどがあります。 社会のネットワークとして、自治体がおこなうファミリーサポート(自治体によっては子どもの熱や病気に対応していないところもあるため事前確認が必要です)や病児保育、病児後保育の一時預かりといったものが活用できます。また、その他にも、自宅に病児保育を専門とした保育スタッフやベビーシッターを派遣してくれるサービスも。地域によって利用できる内容が異なるため、事前によく調べておくといいですね。 子どもの病気やけがは起こりうるもの。リスクマネジメントとして、日頃から夫婦で緊急時のスケジュール管理をしたり、手助けをしてくれるネットワークを用意しておいたりすると、ママもパパも安心できるのではないでしょうか。 ※保護者以外が降園時の引き渡しを担当する場合は、事前に保育園や幼稚園に、引き渡し先として連絡をしておく必要があります。 子育てを共にやっていくという気持ちを大切に多くのパパは頑張って育児をしていると思いますが、3つのケースでお伝えしたように、ママ任せな部分があるなかで「やっているつもり」になっている場合もあると考えます。まずパパには、育児は2人で共にやっていくという意識を持ってほしいと思います。そのうえで、ママが何をしているのかをパパは観察して、日頃やってくれている育児に気が付いたら積極的におこないましょう。 一方でママは、パパに対する不満が爆発してしまわないように、最初は大変かもしれませんがママからパパに要望を伝えることが大切です。経験が少ないパパの場合は、やるべき育児に気がついていないことも多いはず。ママがやったほうが早いし、スムーズに生活が進んでいくかもしれません。でも育児はこれからも長く続いていきます。パパに任せられることが増えれば、結果としてママの負担は軽くなるでしょう。小さな不満もそのままにせず、夫婦で声を掛け合って協力できる文化をつくっていってほしいと思います。(小崎先生)監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘
2023年10月30日現在3歳になる息子は、1歳6カ月のときに保育園に入園しました。先輩ママから「入園してすぐは病気の連続で、まともに保育園に通えないよ」と聞いていましたが、まさかここまでとは! 病気の連続で心が折れてしまった私を救ってくれたのは……。入園後、新型コロナウイルスに感染息子が4月に入園し、慣らし保育が終わってすぐのことでした。ゴールデンウィーク中に家族全員が新型コロナウイルスに感染してしまったのです。幸い息子の熱は1日で下がったのですが、当時は10日間の隔離期間があったので、保育園に登園できたのは5月中旬ごろ。 「やっと登園できる!」と通い出した3日目に、今度は保育園から「息子さん、お熱が出ました」と電話が……。高熱が1週間ほど続き、親子ともにつらい時期でした。やっと元気になって登園できたのは、月末ごろ。気づけば5月は5日間しか登園していませんでした。 保育園の先生がかけてくれた言葉思うように登園できない焦りと不安で落ち込んでいる私に、「大変だったね」と保育園の先生が声をかけてくれました。 大学生のお子さんがいるというその先生は、「私も息子が入園した月は、数日しか通えなかったよ。すごくつらかったから気持ちわかるよ」と共感してくれたのです。「そのうち元気に毎日登園できるようになるから大丈夫!」と励ましてくれて、とても勇気が出ました。 3歳になった今でも月に1度は熱を出す息子。しかし、入園直後に大変だった経験があるからこそ、「今は頑張って免疫をつけている時期なんだ」と前向きに捉えることができています。共感し、励ましてくれた保育園の先生に感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:田中はぐみ
2023年10月30日5年務めた保育園を退職し、新たな保育園で2歳児クラスを担当することなったはちみつこ。希望をもって勤め始めたのですが…そこは募集内容とまったく異なる、長時間勤務のうえパワハラが横行するブラック保育園だったのです。初日の挨拶から不穏な空気新しい保育園の初日。担当クラスに挨拶に行くと…?募集要項にあった「残業0」の実態は?そして初日が始まるのですが…いつまでたっても休憩に入れる気配がありません。すでに休みなしで長時間勤務しているのに、さらに園長が来るまで残っていないといけない…!?勤務初日から様子がおかしいこの保育園。しかしこれはほんの始まりに過ぎません。パワハラ、学歴差別、さらには窃盗まで…ここは問題だらけの保育園だったのです。こちらは作者・はちみつこの経験をもとに2023年8月26日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。読者が経験したブラック保育園の実態募集要項と異なる勤務内容にパワハラ。あまりに劣悪な環境に読者は驚きを隠せません。・保育士さんは激務だと感じました。違う世界の現状を知るのは勉強になります。・保育士さんは傍から見るだけでも大変そうではありましたが、このマンガを読んで細かい部分でさらによくわかりました。業界全体をなんとかしないといけませんね。・保育士の仕事の大変さがヒシヒシと伝わってきます。・他の先生たちは、同じ条件でなんで働いているんだろう? 言い出しにくい、我慢していれば…で、マインドコントロールされまくってるんでしょうね。 残業代も払わないなんて、搾取もいい所。 それにつけ込む園長や経営者は保育士を人として尊重していないよね。最低。 ・私は預ける側で引っ越しや転職で何か所かお世話になりましたが、 端で見てても異様な雰囲気のところは確かにありますねすべての保育園がブラックというわけではないでしょうが、確かにブラックな園も存在しているということがわかります。それも、案外多いようで…・保育士してますが、あるある! そうそう! という内容でした。・保育士あるあると思った。今の働きぐちも、お局のような人間が何故保育が出来るのか未だに不明です。・保育士のなり手がいないのは 給料の安さより、労働環境と人間関係ですよ。 それさえよければ、またやってもいいと思いますけどね保育士。・私もブラック保育園に勤めていたので、わかるわかる!と思いながら読んでいました。子どもを預けている保護者さんは保育園の裏側なんてわからないわけだから、こんな環境で保育士さんたちが働いているなんてなんだか怖いですよね。ブラックな保育園の実態は? 経験者が語ってくれました。・保育園に勤務したけれど、 他の先生や子どもや保護者の悪口を言う先生がいました。子どものお昼寝の時間に毎日ですよ。 書類が無いと、無実の人を泥棒呼ばわりするしね。 経験が長いってだけで偉そうにしていました。 その人が園長に繰り上がるって言うんで辞めましたよ。 パートなのに、休憩時間も1年に1回取っただけ。 作り物も、持ち帰ってやったし、給料に見合わないです。・タイムテーブル的には我が園と同じです。休憩は全くなく会議や担当の話し合い。早番でも明るい時間に帰ることは難しいです。・私も保育園で働いていますが、有給を取るにも理由を書かされまた、文句をつけられます。子どもの運動会と言っても「中学生にもなって親に見られたいと思うかしら? 自分の子は、見に来なくていいと言われたわ」と。有給は、労働者の権利じゃないの? と思いました。・うちの園は人間関係は悪くないですが、休憩は一切ないです。 園長が最後の砦にはなってくれないので、保護者対応は全て一人で処理しないといけないです(園全体のことでも)。残業代はそれなりに申請すれば出るのでなんとか続けられそうですが。・休憩時間がないっていう保育園は多いかも。自分も1年で1回しか取ったことないしね。そういう体質も変えないとダメ。激務でお休みがとりにくい保育園が多いことが読者の経験から明らかに…ましてや人間関係まで悪いなんて耐えられるものではないですね。大切な子どもを預かる保育園の先生たちが穏やかな気持ちで働けるよう、環境が整うのを祈るばかりです。さて、これからはちみつこに降りかかる衝撃的なこととは…?▼漫画「ブラック保育園辞めました」
2023年10月27日私が子どもを保育園に入れたのは、現在6歳の子どもが生後7カ月になったころでした。生活のために私も働きに出るので、保育園への入園を決意。しかし、子どもを預けることへの心配が次から次へと頭を巡り、不安で仕方ありませんでした。そんな私を救ったのは……。保育園入園への葛藤働きに出るために保育園への入園を決意したものの、当時の私は子どもから離れることが不安でした。「まだ小さいのに、親が見ないで保育園に預けるなんてかわいそう」と親戚からも言われてショックを受けました。 「大事に育てているつもりだけれど、自分はこの子にかわいそうなことをしているのか」と、わが子の寝顔を見ながら泣いたこともあります。 不安を払拭してくれた言葉私は子どもを連れて、園長先生、担任の先生と入園の面談をしました。「子どもと離れることが不安だ」と伝えると、園長先生はやさしくこう答えてくれたのです。 「お母さん、大丈夫! お母さんの分まで私たちみんなで愛情をもって赤ちゃんをお世話しますから! おうちに帰ったら今まで通りお母さんが愛情もってお世話するだけ! 子どもって、みんなで育てるんですよ」。 この言葉のおかげで、表現できずにいた心のモヤモヤが晴れました。 初登園は涙だったけど…初めての登園。たった2時間の慣らし保育でしたが、離れるときには普段あまり泣かない子どもが大きな声で泣いているのを見て、胸が締め付けられる思いでした。 しかし、迎えに行くとご機嫌で、先生からは「来たときは泣いていたけど、楽しそうにお友だちと遊んでいました。すぐに慣れるよ!」と言われ、子どものたくましさと、あんなに泣いていた子どもをご機嫌にする先生方のプロのすごさを実感しました。 自分の分まで愛情をもって子どもを預かってくれる先生方は、親にとっても子どもにとっても心強い存在だと思います。子どもを預けることは、自分の子どもを同じようにかわいがってくれる仲間をつくるようなものだと、悩んでいた昔の自分に言ってあげたいです。「子どもはみんなで育てるんだよ」と。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:神谷 まりな
2023年10月27日娘のプレ幼稚園のクラスには、近寄りがたい派手なギャルママ2人組がいました。地味な性格の私はギャルママと会話しようとするとどうしても緊張してしまい、他愛もない話しかできません。しかし、ある日の幼稚園のお迎えのとき、1人のギャルママから声をかけられたのです……。 同じクラスにギャルママが2人いた娘が週2日のプレ幼稚園に通うことになり、同じクラスにどんなママがいるのかドキドキしていた私。1学期は母子同室の幼稚園だったため、同じクラスのママの顔を早く覚えたいと思っていました。 緊張しながら初めて登園すると、真っ先に目に入ったのは、金髪ロングヘアのギャルママ。もう1人、茶髪ロングヘアの若いギャルママがいて、人を寄せ付けないピリピリした雰囲気を醸し出していました。地味な性格の私は2人を見るとどうしても緊張してしまいました。 登園しているうちに同じクラスのギャルママたち2人は仲良くなったようで、いつも楽しそうに喋っているのを見かけました。私は他のママたちなら緊張しないで話せるのに、ギャルママたちとあいさつ程度しかできず情けない……。 会話する機会は何度かありましたが、2人とも赤ちゃんを連れてきていて、私はとにかく「赤ちゃんとってもかわいいですね」と声をかけることぐらいしかできませんでした。 ギャルママに声をかけられて…なかなかギャルママたちと距離が縮まらないまま娘が年少になり、ある日幼稚園のお迎えに行くと、ギャルママの1人が私に声をかけてくれました。ギャルママから「他のママから聞いたんですけど、私同い年なんですよ! 勝手に友だちだと思ってました!」と言われてビックリ! 私よりも遥かに若く見えるのに……。 その後も会ったときはギャルママたちの会話に入れてくれるようになり、偏見を持っていた自分に後悔しました。 ギャルママたちの派手な見た目に勝手に距離を感じていた私ですが、実際には人柄のよいママたちでした。私は現在2人目を妊娠中なので、きょうだい育児の先輩としてギャルママたちにいろいろ相談してみると、ギャルらしく、と言ってはなんですが、明るく楽しい育児話を教えてくれるところがおもしろいです。これからも、彼女たちとのお付き合いも含めて楽しく育児ができたらいいなと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:渡邊なつ4歳女の子のママ。実家が遠方で頼れない、友だちがいない、夫は夜勤あり。トラブル満載な育児体験記を執筆中。
2023年10月26日私は4歳と2歳の男の子を育てています。長男には幼稚園で仲良くしている男の子が2人いるのですが、3人が集まるといつもいたずらが始まるのです。幼稚園の授業では、3人が別々のグループになるように担当の先生が工夫しているほど。ある日、仲良くしている男の子のママ友から3人の衝撃事実を聞いて私はショッを受けました。そして、担当の先生に相談すると……。 ママ友から聞いた衝撃の話ある日、ママ友から「うちの子と○○と○○(長男の名前)が学校で、ズボンとパンツを下ろしておしりを出して遊んでたらしいよ」と衝撃発言がありました。 私は驚いてママ友に誰から聞いたのか確認したら、ある男の子が直接ママ友に話してきたらしいのです。長男は何も言わないし、私が聞いてもはっきりとしたことがわかりません。 個人面談で確認すると…ちょうど幼稚園で個人面談があったので、担当の先生に長男の様子を聞いてみました。先生は「○○くん(長男)は遊びの延長だと思って友だちについていっているようです。友だちのマネをして遊ぶことは普通のこと。」と、おしりを出したことについては確かにやり過ぎだけれど、つい真似してしまっただけのようであると、問題視していない様子。 一方で、「悪いことをしたときはこちらで注意しているのですが、○○くんは二度三度注意しなければ聞かないところがあります」とのお話もありました。 その後、長男のことを教えてくれたママ友から個人面談がどうだったか聞かれたので、先生に言われたことを報告。 そして2人で「3歳か4歳の小さい子がすることとはいえ、おしりを出すような遊びは注意はしていこうね」と話しました。 長男は今回に限らず、好きなことや夢中になったことに突き進んでいくタイプです。先生に言われた、「何度も注意をしなければ聞かない」ところは直していけるといいなと思っており、私たち夫婦が教育していかなければと考えています。すべてをダメというのではなく、子どもの成長やペースを見守りながら、バランスよく、そして個性を尊重しつつ育児をしていけたらと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ふくふく著者:岩見 エリ
2023年10月26日