婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、玉の輿に乗った女友達に嫉妬する29歳女性のお悩み。玉の輿に乗った女友達と、素直に仲よくできません『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:玉の輿に乗り、一気に生活レベルが変わった友人がいます。夫のお金で頻繁に海外旅行したり高級レストランに通ったりと贅沢を楽しんでいる友人が正直言って妬ましく、これまでのように素直に仲よくできなくなってしまいました。煌びやかな生活を始めてから上から目線の発言も目立つし、人としても尊敬できません。ハッキリ言って彼女は容姿も普通だし、学歴も職歴も内面もこれといって優れている点があると思えません。私はハイスペックな男性と釣り合うために、これまで仕事に自分磨きにと頑張ってきたのに…。夫の方も女性にモテるタイプではないですが、とはいえお金があれば選び放題だろうに、よりによって何で彼女と? という気持ちもあります。こういう感情にはどう折り合いをつけたらよいのでしょうか。(29歳・会社員)他人を批判するより、自分の人生を生きて玉の輿に乗って贅沢三昧している友人が妬ましく、これまでのように素直に仲よくできない。ーー相談者さんはある意味、とっても正直な人だと思います。妬ましく思ってしまう、その感情は誰にも否定できません。同じような状況を目の当たりにしたとき、妬み嫉みを1ミリも抱かない人の方が少ないのではないでしょうか。ただ一歩引いて、冷静に考えてみてください。相談者さんと友人は別の人間で、異なる人生を送るのは当然のことですよね。相談者さんが仕事に自分磨きにと頑張ってきたからといって友人にまで強要するのはおかしな話だし、就職や結婚を機に金銭感覚が合わなくなるのも仕方のないことです。友人が誰と結婚してどんな生活を送ろうが、相談者さんに口を出す権利はありません。煌びやかな生活を始めて上から目線になったと感じても、それも彼女の自由。人として尊敬できないとか大した容姿でも学力でもないのにとか旦那さんもモテるタイプじゃないとか…あれこれ批判するくらいならそっと離れて、相談者さんは相談者さんの人生を生きてください。妬みの感情のまんなかにあるのは…認めたくないかもしれませんが…妬みの感情のまんなかにあるのは憧れです。相談者さんも煌びやかな生活がしたいなら、手に入れればいいじゃないですか。友人を貶めたところで何も得られません。それなら自分の気持ちを素直に認めて、掴み取ることに全力を注いだ方がよっぽど建設的です。友人と同じように玉の輿に乗るのも手だし、相談者さんは仕事に自分磨きにと頑張ってきたのだから、男性に頼るまでもなく自力で叶えることだってできるはず。友人は友人のやり方で、相談者さんは相談者さんのやり方で手に入れればいいんです。ちなみに男性のお金で贅沢三昧するのって、相談者さんが思うほど楽な生き方ではないと思いますよ。お金を出せば口も出すのが常で自由になりませんし、明確な上下関係ができるのを避けられません。男性のお金で贅沢三昧しながら幸せな結婚生活を続けている女性がいたとしたら、ベクトルが違うだけで、自力で稼ぐのと同じかそれ以上のスキルを持っているに違いありません。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Drobot Dean/Adobe Stock文・安本由佳
2023年09月16日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、学生時代の仲間と一泊二日のぶどう狩りに行った23歳女性。そのなかに意中の彼もいたのだが…。三松先生が、恋が長続きする女性の特徴を教えてくれます!美咲(23歳)、待ちに待った彼とのぶどう狩り。でも、虫対策レスで楽しめない休日になったよ【レスなひとびと】vol. 216待ちに待った、学生時代の仲良しメンバーでの一泊二日のぶどう狩り。男女3人ずつ、計6人のメンバーの中には、美咲が思いを寄せる大輝もいる。この旅行で、絶対、大輝に振り向いてもらう。そう念じて、レンタカーの車内では、無事に大輝の隣をゲット。「あ、ごめんっ」山道のカーブ、不可抗力でカラダが横に倒れて、隣の大輝と密着。「いいって。揺れるけど、酔ってない?大丈夫か」そっと耳元で聞いてくれる大輝にますますキュン。美咲は、よくまわりから脚をほめられる。「細白(ホソシロ)――。膝丸(ひざまる)――」って感じで。だから今日も、デニムのミニスカートに白いコットンブラウスだ。知子と果穂は、ワイドパンツとサロペットと、かなりゆるい服選び。3人の中だと一番美咲がガーリーでキュート。「よし、差をつけたな」と思っていたんだけど。(えっ、こんな格好してるのって私だけ!?)農園に着くなり、まわりの女性たちとの服装のギャップが気になりはじめた。みんな長ズボン、長袖シャツ。アームカバーをつけているひともいる。ひとまず受付を済ませて、みんなで農園に入るけれど。(ぷ〜ん)もう秋だから、と思って虫除けスプレー持ってこなかったけど。虫いるじゃないか!ノーガードの美咲のホソシロ脚には、すでに虫刺されがポツポツ。自慢の脚がちょっと見られたくないぶさいくな状態に。(か、か、かゆい)そう思いながらも、ぼりぼり掻くのはみっともない気がして、ガマン。すると、大輝がこっちにやってきた。「美咲、ぶどうに手、届いてんの?」「えっ、なにそれ〜!さすがに届くよ」「だってほら、まだ一房もとってきてないからさ」「あ、う、うん」痒くてそれどころではないんだが。「ほら、あそこのやつとか、熟しててうまそうじゃない?俺が房持ってるから、美咲、切ってよ」「うん」やっぱり、大輝ってやさしいな。美咲は、大輝との共同作業に胸を高鳴らせる。でもそのとき、脚にまた蚊が止まってる気が。「あ、ちょっと待って」急いで太ももを手でパチパチ払って、視線をぶどうに戻す。そうしたら、向こうから知子と果穂がやってきた。「美咲、そのカッコだと虫刺されやばくない?スプレー貸したげる」「白ブラウスも汚れちゃいそうで心配だよ。なんで今日その服なん?」大輝の前でそんなこと言わなくても。無知なやつだと思われるじゃない。知子と果穂は、美咲の純な想いを知らないし、しょうがないといえばしょうがないんだけど。大輝が、美咲の脚に目をやって。「えっ、めっちゃ刺されてるじゃん。まずいよ。この脚」と心配そう。っていうか、ちょっと引いてる…。いつのまにか、ぶどうからも手が離れてしまっている。ああ、こんなことなら、知子や果穂みたいなガード万全の格好でくるべきだった。狙いすぎた自分を大反省。【三松さんからのコメント】せっかくの好きな人とのおでかけ、気合を入れたくなる気持ちはわかるわかる。でも、18歳過ぎたなら目的に応じた応じた“TPO”というのを意識しないと恥ずかしいです。まわりに気を遣わせてしまうし、自分も思いっきり楽しめないでしょう。そしてなにより狙った彼に「適切な衣服を選べない残念なひと」と思われて、幻滅されたらもったいない。美咲さん、ふだんからガーリーなファッションが多めなのでしょう。もしそうだとしたら、アウトドアシーンでのカジュアルファッションは、逆にアリだったかも。「こんな格好もするんだ」と、きっといい意味でのギャップ萌えにつながります。もし一泊二日ならば、部屋着をヘルシーなショートパンツにするなど、ホソシロ脚をアピールするシーンは他にもありそうですし。以前、日焼け止め忘れてひどい日焼けになり、痛みでエッチ中断した女性の話を紹介しましたが、恋の成就に「備えあれば憂いなし」ということわざは活きてきます。みんなで旅行をするときは、日焼け止め・虫除けスプレー、ウエットティッシュなどあらゆる予防線を貼るべし。さらに、予備の薬や、マスクなどプラスαを忍ばせておくと、自分も安心。友達助けもできる。手が汚れたときに、さりげなくウエットティッシュを差し出されたら。性別問わず、やられてイヤな人はいません。つい、ファッションや髪型、肌の手入れなど見た目の美しさを優先しがちですが、内面のやさしさを見つめてくれるひとを彼にすると、その恋、長続きします。「レスなひとびとに告ぐ。備えあれば憂いなし。起こりうる複数のアクシデントに向けて予防策を準備せよ。例:今日のデートで初裸になると予測したらムダ毛処理して、予備パンツをバッグに入れとくみたいな」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©bymuratdeniz/Gettyimages文・三松真由美
2023年09月14日恋愛をしていると、女性の行動で男性が自然と冷めてしまうシーンがよくあります。今回は男性が「面倒くさいな…」と思わず漏らしてしまうような行動を5つご紹介。自分がやってしまっていないか、振り返ってみましょう。今すぐやめて!男性が敬遠する女性が出す「面倒くさいオーラ」とは【おおしまりえの恋愛道場】vol. 239恋愛のやり方には、誰しも自分なりの「当たり前」が存在します。でもその当たり前の中には、無意識に男性を冷めさせてしまったり、喧嘩に発展させたりする行動がいくつかあります。今回は実際に男性から聞いた事例の中から、見たら思わず冷めてしまう行動を5つご紹介します。原因は分からないけどいつも振られる喧嘩になると「面倒くさい女」と言われることがある「気分屋だよね」と良くも悪くも言われる感情表現豊かなのが魅力だと思っているこれら項目に心当たりのある女性は、今回の話が参考になるかもしれません。ぜひ無意識にやっていないか、考えてみましょう。「大丈夫」「なんでもない」と言いながら顔は不機嫌最初は言葉と行動が一致していない女性のケースです。人は生きていれば、誰しもイラッとしたりムスッとしたりするような出来事に遭遇するものです。そんなとき、彼から「どうしたの?」「大丈夫?」「なんかあった?」と聞かれたら、あなたはどう返事をするでしょうか。相手に知られたくないと思い、「大丈夫」と切り返している女性が多いと思いますが、中には「大丈夫」と言いながらも、イライラが顔に出てしまい、男性にさらに心配をさせる女性がいます。また、中には「男性に自分で気づいてほしい」という気持ちから、「なんでもない」と男性を突き放し、その後の行動を観察する、という謎の上から目線を発揮する人もいます。こうした言葉と行動が一致しない行動は、男性から見ると全て「察してちゃん」と受け止められ、面倒な女性と思われてしまいます。イライラしているけどどうしてもうまく説明できないときは、「今気持ちを整理しているから待って」と、回答保留にするだけで男性は安心できますよ。「なんでもよい」と言ったのに文句が出る恋愛の最中は選択の連続です。どこで何をするか、どっちにするか、自分は何がほしいかなど思わず迷うことばかり。そんなとき、最適解が分からずに「なんでもよいよ」「任せるよ」と言ってしまいがちですが、その言葉を心から言っていない女性が中にはいます。こうした女性たちは、「なんでもよい」と言いながら、結局彼が選んだ選択に文句をつけがちです。よく聞くのが、ごはん屋さんのチョイスについて。「なんでもよいよ」と言いながら、彼が好みじゃないお店を選択したら不機嫌になってしまう女性は少なくありません。こうしたときによく使える行動のひとつには、「選びたいほうを答える」のではなく、「NG内容を伝える」ことを意識すると、答えがわからないから丸投げ、といった選択を簡単に避けられます。ごはん屋さんを問われたときなら、「何でもよい」と答えるのではなく「こってりしたご飯は避けたい」「ゆっくり話したいからガヤガヤした店は嫌だ」「お腹ペコペコだから、並ぶのは嫌」など、NGポイントを伝えるのです。人間の思考の特徴として、人はOKのハードルよりもNGのハードルの方が低く設定されています。相手から何か聞かれたとき、OKのハードルを答えるよりも、NGのハードルを答えるほうが簡単かつ、相手に丸投げすることにもならないのでオススメです。LINEのテンポも気分も自分次第「彼氏とは頻度高く連絡を取りたい」そう考える女性は多いものです。こうした性格に彼が自然と合えばよいのですが、お互いのペースがイマイチ噛み合わないこともあります。それでも彼女側が無理せず我慢したり、彼のペースに合わせたりできればよいのですが、中にはこんな問題に発展したケースもあります。彼女は事務職をしており、比較的時間の融通が利くタイプでした。そのため、彼にも時間を問わずLINEを送っていたのですが、彼からの返信はあまりもらえていませんでした。そんな彼は、打ち合わせでスマホを見られないタイミングも多く、またひとつのことに集中すると他に気を配るのが苦手でもありました。こうしたリズムのズレにより、彼女はときどき返事がないことにイライラし、小さな喧嘩になることもあったと言います。お互いの事情(LINEのテンポ)を話し合ったりもしたそうですが、彼女としては自分が放っておかれるのがどうしても我慢できず、そのたびに不機嫌になっていたため、彼が「合わない」と判断し、別れることになったようです。これは極端な例ですが、LINE(その他の連絡手段)のテンポがもし自分のペースなのであれば、返事も相手のペースを尊重することを覚えていきましょう。それが難しい場合は、2人の相性は「合っていない」と言わざるを得ません。夢はあるけど叶えるのは全部男性任せ恋愛中は、誰しも夢や理想を抱えているものです。あそこに行きたい、こんな関係になりたい、こういうことをしたいなど…筆者はすでに結婚していますが、未だに「夫婦でこういうことがしたいな」と、思わぬ気持ちがポンと浮かぶことがあるので、夢や理想って尽きないものだなと感じます。恋愛が始まると、女性の多くは「ここに行きたい」「こんな関係がいい」「こんなことがしたい」と、夢が次々膨らむと思います。それ自体はよいことなのですが、ちょっと注意が必要です。中には浮かんだ夢を男性に叶えてもらおうと、全任せになってしまう人が少なくないからです。例えば「カップルでディズニーデートが夢」と女性が思ったとします。夢を抱くのは自由ですが、その日程やプラン、チケットの手配まで彼にまかせてしまうのが、全任せ女性の叶え方です。ノリノリな男性ならよいのですが、テーマパークやプランニングが苦手な男性には、やや重荷になってしまうこともあるでしょう。言いっぱなしの男性任せな女性は、どうしても男性から面倒くさいと思われる確率が高まります。こうした夢はなるべく相手に相談しつつ、自分が頑張る部分は頑張るように(むしろ自分の夢なら自分のほうが実現に向けて頑張るくらいで)相手と分担する考え方が大切です。体調のコントロールを男性に強要女性はホルモンバランスの変化によって、体調がコロコロ変わるものです。生理前後などは最たる例ですし、天気や気圧の変化によっても、体調に影響が出てしまう人も少なくありません。これは避けられないことですが、こうした体調の変化への理解を、男性に無理に強要している女性も少なくないようです。例えば生理前にイライラする女性が「生理前なんだからわかってよ」と彼にキレてしまうなどがこれに当たります。たしかに生理前にイライラするのは仕方ないのですが、だからといって男性にキレる自分を受け止めろと強要するのは違います。こうした一方的な要求にならないようにするには、以下の3つに気をつけることが大切です。自分の状態を説明する起きたときの対処法をお願いする自分でも対処法を知る今回のケースであれば、「生理前はイライラしてしまい、当たってしまうことがある」を事前に彼にも伝えること。そして「イライラしていたら多少の言動も大目に見てほしい、そういう日に厳しいことは言わないでほしい」など、対処法も合わせて伝えます。それと同時に、イライラしがちな時期は寝る時間を多く取る、彼とのデート頻度も下げるなど、イライラをよくない形で発揮しないよう、自分でできる対処法も身に付けましょう。こうした配慮がないと、男性から「『女性だから』って、無茶言い過ぎ」と思われかねません。ここまで、男性から聞いた5つの「面倒くさい女性」認定される振る舞いを紹介しました。女性に限らず、人は恋愛相手に対してはリラックスした“素の対応”になりがちです。素の対応になったとしても、そこには彼に対する気遣いの気持ちは忘れずに。その心が、2人の関係をよりよいものに発展させてくれますよ。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Studio Romantic/Adobe Stock文・おおしまりえ
2023年09月14日ママ友付き合いは子どもの手前、関係がこじれると厄介ですよね。そのため、相手の発言にいら立ちを覚えても反撃をためらうことが多々あるようです。今回は“20代女性が思わず耳を疑った「ママ友の信じられないひと言」”をご紹介します。「自分の家だと思って気軽に遊んでおいで」と言ってあるから…子どものすることにそこまで目くじら立てることないじゃない!「私には親しいママ友がいます。彼女の子はうちにやって来ては、断りもなく引き出しの中を物色したり、突然冷蔵庫を開けてアイスを食べたりやりたい放題なんです。いつも『勝手に家の物を触らないでね』と注意するものの、その子は一向に態度を改めず…。困り果ててママ友に状況を説明すると『「自分の家だと思って気軽に遊んでおいで」と言ってあるから…子どものすることにそこまで目くじら立てることないじゃない! 』と私にけんかを売る始末。あまりの言葉に腹が立ったものの、彼女に何を言っても無駄な気がして…。これからは子どもたちを外で遊ばせることにして、ママ友から徐々にフェードアウトすることにしました」(実花・仮名/29歳)どんなに親しい間柄でも、プライバシーを侵害してはいけませんよね。今回のように身勝手な振る舞いをすることで子どもが嫌われてしまうこともあるでしょう。親として最低限度のマナーはしっかり教えておきたいところです。さんに「あなたと違って私は若いから、子どもを産んでも体型が戻るのが早い」って自慢されちゃった「ボス的存在のママ友に困っています。彼女は私より年上という理由で、何かにつけて年齢のことを引き合いに出してくるんです。その日も『二人目を産んだのに体型がスリムだね』と言われたので『そんなことないですよ』と慌てて否定したのですが…。彼女はそばにいる友人に駆け寄って『さん(私)に「あなたと違って私は若いから、子どもを産んでも体型が戻るのが早い」って自慢されちゃった』と私に聞こえるように悪口を言ってきて。その変わり身の早さにびっくり…年齢を気にしているのは私じゃなくて彼女自身なのに。また勝手に悪い噂を流されても困るので、このママ友とは一定の距離を置くことにしました」(日香里・仮名/27歳)ママ友同士の絆は年齢だけが全てではないはず。でたらめな話をあたかも事実であるかのようにしゃべられると正直迷惑ですね。相手は、ただ人を悪く言いたいだけなので同じ土俵に立たないようにしましょう。お昼代として、一人1,000円もらってもいい? 食材もただじゃないから「ママ友の家に子どもを連れて行った時の話です。午前中からお邪魔していたので、お昼になったら帰ろうと思っていました。すると、彼女が『お昼作るから食べていきなよ』と言うので、ご厚意に甘えることに。そこでカレーライスをごちそうになったので、後からお礼をしようと考えていたのですが…。その日の夜に『お昼代として、一人1,000円もらってもいい? 食材もただじゃないから』とママ友からLINEが送られてきて。私は『そんなにお金がかかる…? 外食した方がマシだったかも…』とうんざり。仕方ないのでお金は支払ったものの、もう同じ目に逢いたくないのでママ友付き合いをやめることにしました」(美久・仮名/28歳)お金のことで揉めると、その後のお付き合いが難しくなりそうですね。こちらの考えとママ友の意見が必ずしも一致するとは限りません。たとえ納得いかなくても、トラブルになる前に手を打つことも解決策のひとつです。以上、“20代女性が思わず耳を疑った「ママ友の信じられないひと言」”をご紹介しました。ママ友にもさまざまなタイプの人がいるようですね。子どもに悪影響を及ぼさないよう、ママ友とは上手にお付き合いしたいところです。感情を抑えるのはほどほどにして、つかず離れずの距離を大切にしましょう。©JustLife/Adobe文・菜花明芽
2023年09月11日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、条件完璧なお見合い相手なのに「ときめかない…」と悩む34歳・婚活女性のお悩み。条件完璧なのに…お見合い相手にときめかない『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:婚活中の34歳です。お見合いで知り合ったお相手と3回目のデートを終え、「またお会いしたい」と次回も誘われています。性格も穏やかで経歴・仕事・家柄どれをとっても申し分のない方です。この先まだ婚活を続けても、こんな素敵な方とは出会えないだろうと思います。だけど、ときめかないんです。過去にお付き合いしていた彼氏には直感的にときめいていました。とはいえ、ときめきを重視していたからうまく行かなかった気もするし…結婚相手の決め手がわかりません。(34歳・会社員)結婚に「ときめき」は必要?結婚するなら、こういう相手でないと――。婚活当初、相談者さんは現実的に結婚生活をイメージした上で必須条件を設定したのですよね。そして、そのすべてをクリアしている男性と出会った。申し分のないお相手とデートを重ね、順調に交際が進んでいる…にもかかわらず「ときめかない」という、実に感覚的な理由で結婚を迷っています。相談者さんはこれまで、見た目が素敵だったりエスコートが手慣れていたり、ロマンチックな雰囲気を作るのが上手な男性にときめいて恋愛してきたようです。けれどもそういうお相手とは結婚に至らなかった…。なぜでしょうか?「ときめき」は一過性の魔法だからです。魔法にかかっている束の間に非日常の恋愛を楽しむことはできても、日常に戻った後、互いの価値観を擦り合わせたり、歩み寄ったり、力を合わせて未来を一緒に作り上げることができない二人だったからです。ときめく気持ちを大事にするスタンスを否定はしません。ただ結婚がしたくてお見合いをしているのなら、優先順位を変えませんか。「ときめき」よりも大切なこともちろん中にはときめき優先の恋愛から勢いのまま結婚し、その後も仲睦まじく添い遂げる夫婦もいます。しかしそれは運命の二人だったからではなくて、魔法が解けて「ときめき」がなくなった後も互いに尊重し、歩み寄り、人生のパートナーとして絆を作り上げた結果です。つまり、結婚生活に「ときめき」は必須ではないのです。それよりも、互いに尊重できるか、歩み寄れるか、人生のパートナーになれるかどうかが大切です。結婚は現実、日常生活です。だからこそ相談者さんもお見合いに際し、年収とか学歴とか居住エリアとか、お相手に現実的な条件を課したわけですよね。いま相談者さんの目の前には、現実の結婚生活を送るにあたって必要だと思われる条件をすべてクリアしている男性がいます。しかもその彼は相談者さんとの結婚に前向きです。だったら非日常の「ときめき」はいったん横に置いて、現実を見てはどうでしょうか。日常を分かち合える相手かどうか、価値観のズレがあっても話し合うことができ、歩み寄れる相手なのかどうかを見極めてください。人生のパートナーとして一緒に未来を作っていけることがわかれば、絆ができます。感謝が生まれます。そして感謝は愛情に変わります。結婚相手とはこの先の長い人生をともに過ごすのですから、一過性の「ときめき」より愛情のほうがよほど信頼できると思いませんか?筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©manifeesto/Adobe Stock文・安本由佳
2023年09月09日職場内で良好な人間関係を築くのは、なかなか難しい面もありますよね。揉めごとにならないように、グッと感情を抑える場面も多々あるのではないでしょうか。そこで今回は、“30代女性が怒りを覚えた「先輩の強烈な嫌味」”についてご紹介します。これで少しは仕事ができるようになるかな…? あなたをフォローしなくてもいいなら、私の負担も減るね「頼りになる先輩がいます。最近、書類のペーパーレス化が進んでおり、うちの職場にも新しいシステムが導入されました。私が、作業に手間取っていると『わからないことがあるなら教えるよ』と先輩が声をかけてくれて…おかげでやり方をマスターできたのですが…。急に『これで少しは仕事ができるようになるかな…? あなたをフォローしなくてもいいなら、私の負担も減るね』と彼女が嫌味を言ってきて。思わぬ本音に驚愕…いつから私をそんな風に見ていたの…? わざわざ皮肉を言う必要ってある…? と不信感でいっぱいに。私は、ただただショックで相手に何も言い返すことができず…。これ以上傷つきたくないので、先輩からフェードアウトすることにしました」(若奈・仮名/31歳/経理)先輩を信用していたからこそ、予想外の言葉を受け入れられなかったのではないでしょうか。職場では「仕事は仕事」と割り切って、場合によってはあまり相手に深入りしない方がいいかもしれません。君も仕事ばかりしていないで、少しは自分の幸せを考えたら?「ひと言余計な先輩の話です。ある日、職場の後輩が結婚するため寿退社することがわかりました。みんなで祝福していると、先輩が急に近寄って来て『君も仕事ばかりしていないで、少しは自分の幸せを考えたら? 』と私に面と向かって言ってきたのです。ハッキリ言って余計なお世話だし、自分の幸せは自分で決めるもの…彼の身勝手な気持ちの押しつけに、私は怒り心頭。すぐにでも反撃したかったけれど、相手にすることもないなと思い直し、作り笑顔でやり過ごすことに。すると、その場にいた同僚たちが『なんてひどい言い方をするの!』『先輩だけど許せない』と私の味方をしてくれて。ただ、また同じようなことを言われたら嫌なので、先輩とは一定の距離を置くことにしました」(沙貴子・仮名/36歳/人事)「結婚=幸せ」という価値観を持つ人は多くいるようですね。ただ考え方は人それぞれなので、職場でプライベートな問題に口出しするのはもっての外です。円滑な人間関係のためにも相手を思いやる気持ちを大切にしましょう。あなたって本当に上司に取り入るのが上手ね「上司から重要な役目を任された時の話です。私がやる気にみなぎっていると、ある先輩が『あなたって本当に上司に取り入るのが上手ね』と意地悪を言ってきました。あまりの言葉に腹が立ったので『この仕事は私が実力で勝ち取ったものです』と応戦。すると、彼女は見る見るうちに涙目になって…周りにいる男性社員から私は、『キツイ言い方をして先輩を泣かすなよ』と言われてしまったのです。さらに先輩は『さん(私)は悪くないよ、私がいけなかったの』と同情を誘う始末。このままでは自分が悪者になってしまうと思い、とりあえず謝罪をすることに。今後は先輩になるべく話しかけられないように、徐々に距離を置くことにしました」(史奈・仮名/33歳/総務)同情を誘うように持っていくあたり、先輩は一筋縄ではいかない存在のようですね。まともに相手にせず、臨機応変に自分の身を守りたいところです。程よい距離感を保つことで、極力相手と関わらないようにしましょう。以上、“30代女性が怒りを覚えた「先輩の強烈な嫌味」”をご紹介しました。職場の人とのトラブルはできるだけ避けたいものですね。ただ、波風立てないことも大事ですが、時には相手にきちんと意見することも必要です。ベストな環境で働くため、より良い人間関係を築きましょう。©yganko/Adobe文・菜花明芽
2023年09月08日ずっと気になっていた介護脱毛をするために、動き始めました。やらなくてはと思っていたものの、先延ばしにしていた介護脱毛についての私の体験談をお話しします。★関連記事:蒸れによる湿疹や悪臭対策に!「おまたの悩み」が劇的に減ったVIO脱毛【体験談】介護脱毛は「今のうちに」介護脱毛とは、将来介護されるときを見越して、排せつ物などの拭き取りで介護者の負担にならないようにデリケートゾーンであるVIO脱毛をしておくことをいうそうです。きっかけは保険の見直しをしてもらったときに言われた「40代で若いと思っていても、元気な人が脳卒中になり、倒れてからは寝たきりになった人を知っている」の言葉です。前日まで元気だった人でも、寝たきりになるリスクがある……。私はアラフォーで、まだまだ元気なものの、前に健康診断で再検査になって大学病院に行った過去もあり、老後準備は早めにしておかなくてはいけないことを実感しました。アラフォーやアラフィフで、ムダ毛が白髪交じりになってしまうと、美容脱毛やレーザー脱毛の効果が薄れます。理由は、黒いメラニン色素に反応できなくなってしまうからだそうで、そういったこともあり、早めに動かなくてはと思っていました。かといって、一気に高額な出費は無理な話です。そんなとき、介護脱毛ができるサロンの予約サイトを見ていたところ、「都度脱毛」の文字があり、これなら通えそうだと感じました。「都度脱毛」の初回料金は安かった選んだのはエステサロンの美容脱毛で、種類は光脱毛。そして、料金形態は1回ごとに料金を支払う都度払い形式。私はこれまで、脇、腕、足の脱毛は独身時代に完了しているため、なんとなくの相場を知っています。脱毛は、エステサロンでだと割安ではあるものの、コースで契約するとどうしても金額が高くなってしまうイメージがありました。しかし、1回ごと支払う都度払いなら、そこまで家計負担にならず、いいように思いました。また、初回は安く「顔を除く全身脱毛」は12,980円が6,900円とお試し価格でできました。この都度脱毛は、脱毛コースを一気に契約するほどお金に余裕がないことをカバーできることはもちろん、白髪になったら通えなくなるので都度払いがよかった点。脱毛を始めるなら早めがいいと聞いていたこともあり、見つけてすぐに申し込み。決断は早かったです。初回の施術が終わって次は2回目久しぶりに施術を受けた光脱毛、過去に脱毛経験がある私は、事前にシェーバーでムダ毛を剃っていきました。もしシェービングを忘れた場合などでサロン側でシェービングをすると有料になるそうです。その点は注意が必要だと思いました。気になっていた痛みはほぼなく、全身脱毛も約20分くらいで終了。過去には脱毛でゴムで弾く痛みを感じたので、1回目の効果が本当にあるのか不安ではあるものの、とりあえず無事に終了しました。まとめ都度脱毛を選び、介護脱毛をスタートさせたアラフォーの私、できる限りやっておこうと思っています。エステティシャンによると、VIO脱毛が完了すると、お手入れが不要になりラクになるとのこと。白髪になってしまうと、VIO脱毛に限らず、脱毛全般ができなくなってしまうため、注意も必要だと思っています。「あのときやっておけば」を防ぐため、今のうちから動いてみました。あとは、結果が出るのみ。次はいつ行くかはまだ決まってはいないものの、飽きずに通っていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/sawawa著者/Kumiko3(41歳)夫と小学生2人の4人家族。Webライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!
2023年09月06日友達と揉めてしまうことは誰にでもあると思います。その後仲直りできれば良いのですが、時には二度と修復が不可能なほど亀裂が入ってしまうことも。そして実は、それまでとても仲がよかったのに、「結婚式」を機に絶縁してしまったエピソードが非常に多いようです。今回は、友人と絶縁したエピソード 〜結婚式編〜をお届けします。結婚式を欠席した理由が…「結婚式に招待して、一度は参加の返事をくれた友人がやっぱり行けない…と連絡してきました。やむをえない理由なら納得できるんですが、行けない理由が『入手困難なコンサートのチケットが取れて、家族で行くことになったの。なかなか手に入らないチケットだからもう二度とない機会だと思うし、親もすごく楽しみにしていて…。本当にごめんね』と言われたんです。私の結婚式はコンサートに負けたんだな…と思って悲しかったです。いっそのこと、どうしても休めない仕事とか嘘をついてくれた方がよっぽどよかったかも。正直に言われたことで、余計に傷つきました」(遥/30歳/公務員)結婚式を欠席するときは、断り方に気をつけないと相手を傷つけてしまいます。どんな事情があるにせよ、結婚式を挙げる本人にとっては、一世一代の大イベント。「そんな理由で断るの?」と思われるとその後の関係にヒビが入ることも。どうしても参加できない場合も、できるだけ失礼のないような対応をしたいですね。余興を強いられた「大学時代のサークルの女友達が結婚することになったんです。そしたら新婦本人から、K-POPダンスをみんなで踊ってほしいと言われて…。しかも衣装も指定されて、アイドルみたいなミニワンピを着るように言われました。私はダンスも苦手だし、スタイルがコンプレックスなので衣装も絶対に着たくなくて、一度は断ったんです。でも彼女、『どうしても踊ってほしい』の一点張りでした。友達の結婚は嬉しいしお祝いしたいけれど、たまに自分のことしか考えていない新婦もいて、驚かされることがあります」(香織/31歳/IT)結婚式を機に友人関係に亀裂が入るのは、招待される側ばかりに問題があるわけではないようです。時に、結婚する本人の言動が、周りの友人を不快にしていることも。結婚が喜ばしいのは当然ですし、親しい友達には思いっきりお祝いしてもらうのがいいと思います。しかし周りが見えなくなって、友達に迷惑をかけることだけは避けたいですね。寝坊して披露宴に大遅刻!「私の結婚式で、寝坊して披露宴の後半まで姿を見せなかった友達がいました。結局来てくれたのでありがたいのですが、すごく仲のいい子だと思っていたので、寝坊されてしまったのは傷つきました。しかも『ごめんごめん!昨日飲みすぎちゃって!』と軽い調子で謝られたので、余計にモヤモヤしてしまいました…」(ななみ/27歳/メーカー営業)結婚式に遅刻するのは当然ですがマナー違反。どんなに仲の良い友人でも、お祝いの場では失礼のないように気を引き締めましょう。そのほかにも、直前のドタキャンやご祝儀袋にお金が入っていなかった…などのハプニングがあったという人も。親しい仲にも礼儀あり。マナーはしっかりと守りたいですね。以上、結婚式を機に友人と絶縁したエピソードを紹介しました。一生に一度のイベントだけに、普段だったら許せるようなことも、結婚式が絡むとそうはいかないのかもしれません。結婚式のような一生モノの機会に失礼な言動をされると、された側は深く傷つきます。親しい友達だからこそ、ここぞという場面では心からのお祝いをしてあげたいですね。©zinkevych/Adobe文・小泉幸
2023年09月05日「不倫には代償がつきもの」などとよく言いますが、実際はどうなのでしょうか。経験者に話を聞くと、不倫と引き換えに失ったものは多いと言います。また、不倫をしている間は我慢しなければいけない辛いこともたくさんあるのだとか。不倫経験者の女性に聞いた「不倫中、一番辛かったこと」を紹介します。友達が離れていった「実際に不倫をして知ったのは、『不倫反対派』の女性はけっこう多いんだな…ということでした。よく芸能人のゴシップで、不倫したタレントや女優を批判するコメントで炎上しているのを見かけますよね。不倫がバッシングされるのは芸能人の世界だけではありませんでした。私が既婚者と付き合っていたとき、何人かの友達からあからさまに距離を置かれたのを感じました。また、かなり仲良かった子からも不倫を反対されて、少し気まずくなったこともあります。友達が離れていったのは、当時けっこう辛かったですね」(サキ/33歳)不倫に対して嫌悪感を示す人は多いので、全ての人に理解しようとしてもらうのは難しいかもしれません。不倫の世界に足を踏み入れるのであれば、周囲の大切な人が離れていくかもしれないという覚悟が必要。さらには、今まで親しかった人からも、厳しい意見を言われる可能性があります。彼の一番になれないのが辛かった「不倫中、結局自分が二番手であることがすごく辛かったです。どんなに甘い時間を過ごしても、彼は泊まらずに家に帰ってしまうんです。クリスマスや年末も彼は家族と過ごすので、私はひとりぼっちでした。言葉では『本当に愛しているのは実香だよ』と言っていても、結局は奥さんや子どもの方が大事。私は決して一番になれないというのが、本当に虚しかったです」(実香/31歳)不倫にハマる女性は、既婚男性の甘い言葉を鵜呑みにしてしまいがち。「君が一番だよ」とか「妻より愛してる」などの言葉を信じている人もいますが、結局彼が帰っていくのは、家族の待つ家。不倫をして、寂しい思いや惨めな気持ちになったという経験談は非常に多いようです。誰にも言えない禁断の恋「20代の頃、会社の上司と不倫をしていたのですが、誰にも恋愛の話ができないのがキツかったです。周りはみんな彼氏のことや結婚の話で盛り上がっているのに、私は誰にも話せなくて、ずっと彼氏がいないふりを続けていました。上司と不倫しているのがバレたら大変なことになるので、辛い思いをしたときに相談できる相手もいません。途中で『なんで私は、人に言えないようなことをしているんだろう…』と我に返って、すごく虚しくなりました」(雅美/34歳)禁断の恋ゆえに、普通の恋愛と違って人に話せないのも不倫ならではです。特に仕事が絡んだ関係の場合、周囲にバレてしまったら、取り返しのつかないことになる可能性も。誰にも聞いてもらえないのは辛いかもしれませんが、不倫を選択したのはその人自身。自業自得だと言えるのかもしれません。不倫経験者に聞いた「不倫中、一番辛かったこと」を紹介しました。不倫をするかわりに大切なものを失ったり、辛いことを我慢し続けたり、やはり不倫をしていると、そう簡単に幸せは手に入れられないようです。安定したい幸せが欲しいなら、やはり不倫ではなく、本当にあなたを大切にしてくれる人と普通の恋愛をするのが一番ですね。©Syda Productions/Adobe文・小泉幸
2023年09月03日皆さんは日常で怖い思いをしたことはありますか?今回は、ある家族に起こった衝撃の体験談を紹介します。イラスト:イルカ(@irukakun_sorakoara)就寝中…ある夜、主人公が寝ていると突然異様な声が聞こえてきました。「ホオォオオオ!」という声が部屋中に響きわたり、跳び起きた主人公。するとそこには驚くほど口を大きく開けて奇声を上げる夫の姿がありました。なんとか夫を起こした主人公。すると夫は震えながら「幽霊がいた」と話して…。髪の長い女性が…出典:イルカの日常突然金縛りにあい、下半身のない髪の長い女性に襲われたと話す夫。そしてその女性に口を掴まれたというのです。夫の恐ろしい話を聞き、主人公たちはその家から引っ越したのでした。自宅で恐ろしい経験主人公宅では不可解な出来事が続いていましたが…。ついに夫が幽霊を目撃してゾッとしたエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年09月01日親の圧がうんざり…恋愛や結婚を考えるとき、そんな悩みを抱く女性が多くいます。親の圧と一言で表現しても、そのタイプはいくつかに分かれます。今回は代表的な3つのタイプを解説しつつ、親の圧から脱する方法についても紹介します。親の圧がうんざり、適切な距離感を作って良い恋愛する方法【おおしまりえの恋愛道場】vol. 238そろそろ結婚したいから頑張っているけど、予想外に親が足を引っ張るケースが存在します。親が自分の恋愛や将来にいろいろ口出ししてきて、うっとうしくて婚活が進まない。結婚を考えると、つい親にどう思われるかがよぎってブレーキがかかる。人生不安だから結婚を考えるけど、親を見ていると結婚にいいイメージが持てない。こんな問題を抱えた女性には、今日のお話が参考になるかもしれません。親は、私達に「結婚生活の形」を、生まれて初めて示してくれる存在です。また、家族とのつながりの強さによっては、恋愛や結婚に大きな影響力を持ち続けていることもあります。それが良い影響であれば問題ないのですが、ときには、子どもの恋愛や結婚に、大きな障害となって現れます。今回は結婚を遠ざけ、婚活をうまく進めさせなくしてしまう、恋愛面での「親ガチャ失敗」に当たるパターンを3つ紹介します。こうした親との関係を整理して自分らしい人生を歩む方法もお伝えするので、合わせてご確認ください。人間関係に軋轢をもたらす親最初にご紹介するのは、「人間関係に軋轢をもたらす親」です。これは物理的に、あなたの人間関係に介入する親を指すわけではありません。そうではなくて、幼少の頃から支配的で命令的であったり、高圧的な態度だったりする親を指します。こうした親のもとで育った女性は、「親しい人との対等な人間関係」の築き方を知らずに大人になってしまうことも。その結果、好かれるために従順になるとか、そもそも親しくなりそうな関係を避けるなど、良くない自分の中での行動パターンを持って大人になってしまいます。正解とは言えない自分なりの行動パターンを持ったまま、新たな親しい人(恋愛や結婚相手)との関係づくりを進めていくと、距離感に苦労することが多いと言われています。物理的に婚活を阻む親続いてご紹介するのは、物理的に婚活を阻む親です。物理的な阻み方は、バリエーションはさまざまあります。「その人は年収が低いし性格がキツそう」など、いい感じの人にダメ出ししてくる「公務員と結婚しなさい」など、恋愛や結婚相手の条件を勝手に出す「どうせ無駄よ」「アプリなんて恐ろしいわ」など、一方的な批判をしてくる「私はカラダが弱いから、あなたが結婚したら心細くなる」など、同情で気を引く親の性格によって、意欲を削ぐタイプや、支配で行動を制限するタイプ、同情によって足を引っ張るタイプなど、パターンはさまざまです。このタイプは、親自身も自分が足を引っ張っている自覚はありません。だからこそ厄介なのですが、親の発言は子どもにとっては説得力があるものですから、本当に困りものです。不幸事例を伝えてくる親最後は、親自身に離婚歴があったり、結婚生活で苦労していたりするケースで起きがちな問題です。根底には子どもに同じ道を歩ませたくないという想いがあるのでしょうが、余計な情報を事前に伝え不安がらせるので曲者です。「男なんて必ず浮気する生き者なんだからね」「結婚って、本当に苦労するものよ」「お金がなくて私は本当に大変で…」など、子どもが結婚する前からネガティブキャンペーンを張ってくるのがこのタイプです。最後には「だから気をつけなさいね」など、ちょっとだけポジティブなまとめ方をしてそれっぽく済ませるのですが、子どもの意欲を削ぐという点においては、いい存在とは言えません。親の影響を最小限にして婚活を頑張るためにできること3つ子どもの恋愛や結婚など、明るい未来へのチャレンジを削ぐ親のタイプを3つ解説しました。ここからは、そんな親の負の影響を最小限にするために、ぜひ1歩ずつやってほしいことを紹介します。できることから物理的に距離を取る最初は、生活に支障が出ない範囲で、物理的に距離を取ることです。一緒に住んでいる人は、一人暮らしを考える。一人暮らしが難しければ、婚活の進捗を親には内緒にするなど、できる範囲で構いません。また、心が痛むかもしれませんが、自分の人生にとっていい影響がないなら、一時的でも、LINEの返事を控え、電話に出たりしないようにすることも有効です。人は自分の身近にいる5人に最も影響を強く受けると言われています。その5人のうちの1人が口うるさい親であれば、少し距離を取り、別のポジティブになれる人と親しい関係づくりができるよう意識しましょう。良い事例を意識的にインストールする親からネガティブな影響を受けていると、無意識には恋愛や結婚に負のイメージが蓄積されていきます。婚活して恋愛して幸せになりたいなど理想があるなら、その理想に近い人物像(夫婦像)を意識的にインストールするようにしましょう。知り合いのラブラブ夫婦に話を聞くとか、憧れの恋愛映画を見るとかでOKです。無意識に蓄積された負のイメージ以上に、ポジティブなイメージを具体的にどんどん積み上げていきましょう。心も経済的にも小さな自立を目指す「親もとを離れる」とよく言いますが、それは経済的な側面と、精神的な側面の2つで離れることが大事です。経済的な側面は判断がしやすいですが、精神的な自立は人によって解釈が異なります。ここでは「親に影響を受けすぎないこと」だと考えます。つまり、親の価値観や判断、評価軸といったものに、心を揺さぶられない自分で行動できるようになることが、精神的な自立だと思います。「婚活で親に足を引っ張られる」とは、見方を変えると「あなたが親に足を引っ張ることを許してしまっている」状態とも言えます。今すぐ親のことをまったく考えてないようにするのは難しくても、何か言われたときに「また言ってる」「それって偏見だな」と冷静な判断ができるよう、思考力や判断力、行動力を1つずつ、つけていくようにしましょう。自分にとってオリジナルの家族である親。その親との関係に悩み、また大人になってもいろんな場面で足を引っ張られると感じる人は、筆者の周りにもたくさんいます。最近では「親ガチャ失敗」といった表現でくくられることもありますが、それが仮に失敗であれば、そこから子ども自身がどう向き合い、前に進んでいくかが大切ではないでしょうか。恋愛や結婚は、人生において転機となるイベントです。だからこそ、自分を変える意識で、小さな一歩を前に出してみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©skynesher/Gettyimages文・おおしまりえ
2023年08月31日信頼関係を築くにはコミュニケーションを取ることが大事ですね。しかし、予想外に相手の恐ろしい一面を見てショックを受ける人はそう少なくないようです。今回は“30代女性が衝撃を受けた「裏表が激しすぎる同僚のひと言」”についてご紹介します。あの人が原因でプロジェクトが大失敗すればいいのに「私には親しい同僚がいます。仕事ができる彼女は、周りから大きなプロジェクトに推薦されました。私が羨望のまなざしを向けると、突然上司が『今回の企画は彼女(同僚)より、〇〇さん(私)の方がふさわしい』と言い出して。その鶴の一声で、同僚でなく私が急遽プロジェクトへ参加することに。気まずい空気が流れるなか、彼女は『私の分まで頑張ってね! 』と声をかけてくれたんです。すぐに会議のためその場を離れようとすると、遠くから『あの人(私)が原因でプロジェクトが大失敗すればいいのに』とつぶやく同僚の声が…。悔しい気持ちもわかるけど、あまりにひどい言いぐさに驚愕。これを機に、同僚から少しずつフェードアウトすることにしました」(亜子・仮名/31歳/企画)職場の人が突然ライバルになることはそう珍しい話ではありませんね。お互い切磋琢磨していい仕事をしたいところですが、はからずも相手の怒りを買ってしまうことも…。今回のように「仕事は仕事」と割り切ったお付き合いをするのもひとつの手です。あなたのせいで私まで怒られたじゃない、人の尻拭いなんてごめんだわ「得意先に契約を打ち切られてしまいました。それを同僚に話すと『これからいくらでも挽回できるよ』と優しく励ましてくれたんです。そのタイミングで電話が鳴り彼女が受話器を取ることに。しきりに謝る姿を見て『クレーム対応も大変だな』と思ったのですが…。なんと相手はさっき私が契約終了を言い渡されたクライアント…同僚は電話に出たばっかりに私の代わりに怒鳴られた様子。電話が終わると『あなたのせいで私まで怒られたじゃない、人の尻拭いなんてごめんだわ』と怒り出して。同僚は普段温厚なだけに周りが驚いていると『ごめん言い過ぎたね』と別人のようにニッコリ。怒らせたら怖いタイプだとわかったので、彼女とは一定の距離を保つことにしました」(千晶・仮名/33歳/営業)職場で理不尽なことがあっても「仕事だから仕方ない」と考える人は少なくありません。ただ気持ちを押さえるだけでなく、今後同じことが起きないよう対策に打って出たいところです。あの子はさんのことが好きなんですよ…だからたくさんデートに誘ってあげてくださいね「ある上司にとても迷惑しています。何かにつけて『今度二人で食事に行かない…? 』『仕事終わりに飲もうよ』とやたら私を誘ってくるのです。目上の人なのでいちいち断るのも大変で…仲のいい同僚に相談するといろいろアドバイスをくれたのですが…。ある日『あの子(私)はさん(上司)のことが好きなんですよ…だからたくさんデートに誘ってあげてくださいね』と同僚が上司に嘘を吹き込んでいるのを目撃してしまって。その場で問い詰めると『あなたばかり仕事が評価されていたから、とにかく悔しかったの』と腹いせにしていことを白状。同僚には上司へ事実を説明させた後、二度と同じことはしないと約束させました」(麗佳・仮名/34歳/経理)人と自分を比べてしまうのはよくあることですね。もし、自分が劣っていると思うなら、ここぞとばかりに仕事に打ち込んでみてはどうでしょう。すると結果が自然についてくるので、断然仕事ができる人になるはずです。以上、“30代女性が衝撃を受けた「同僚の裏表が激しすぎるひと言」”をご紹介しました。誰でも人に言えない本音をひとつやふたつ抱えているのではないでしょうか。相手を信用しきっていると、思わぬところを目にして度肝を抜かれることが多々あるようです。職場の人と程よい距離感を保つことで、より良い人間関係を築きましょう。©kokouu/Getty Images文・菜花明芽
2023年08月30日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、高校時代の半年間、清い交際をしていた彼と再会した29歳女性。見た目は好みではなくなっていたけれど、経済力はある彼に告白されて…。佑雪さんのアドバイスは?お悩み:「変わり果てた姿の元カレに告白されて…」【クラブ佑雪】vol. 309高校生のとき、半年だけ付き合ったものの(カラダの関係どころか、キスもしていません)、大学進学で離れ離れになった同級生の元カレが転勤で上京してきたので再会しました。一度、飲みに行ったら、帰り際に「やっぱり好き。また付き合いたい」と言われて、「えー、本当? そんなこと帰るときに言わないでよ。またね」と電車に乗りましたが、本心では小太りのおじさん化していた彼に動揺していました。ただ、会話は楽しく、お互い性格もわかっているのと、上場企業にお勤めという安心感、そろそろ結婚も考えたいとなると、断るのももったいないかな〜と打算が働いてしまいます。ほかにいい人もいませんが、もうひと花咲かせたい思いもあって、迷っています。(粉100%29歳未婚 OL)「言い寄ってきた男性から、得られることは盛りだくさん!」うーん、彼、転勤したばかりで心細いんでしょうね。それでつい、元カノに連絡してしまった、と。わかるな〜。しかも、何もしてないわけでしょ! 高校生のときの付き合いって、進んでる子は当然、最後までしちゃってるけど、そうでもないと「最後までは怖いから、途中までなら…」って、なんだかんだやってないの、挿入だけじゃん!! ってところまでいってたりもするけど、それすらない! 清い関係で終わったわけでしょ?そりゃ〜彼の妄想は止まらないでしょ〜。毎回、メッセージ打つだけでギンギンなはず。たぶん、1. ファーストキスからのベッドインまでの流れ、2. 最中のご相談者さまの顔と声、重要部位の反応、3. イク瞬間からの事後トークまでは頭の中で展開してると思う。ていうか、してます!!それもこれも、ご相談者さまの罪な魅力のせいですから、責任とって対処しないとイケませんね(笑)。これは別に付き合いなさいというわけではありませんので、あしからず。でも、嬉しいじゃないですか。ご相談者さまは彼の見た目にがっかりしたけれど、彼は「素敵~!」ってときめいてくれたなんて。ご相談者さまのご精進の賜物でしょう。幸い、現在、ご相談者さまはフリー。しかも、彼の条件はいいわけでしょ? たとえ最終的に付き合うには至らなかったとしても、向き合ってみたら? あのね、理想の男性を待っていたら、歳ばっかり喰って、周りから独身者がいなくなっていくだけだから。可能性がゼロじゃない限り、向き合ってみるといいと思うの。結婚でも恋愛でもなんでもいいけど、それぞれお相手に対してとか、関係性についてとか、お相手と過ごすことで自分のライフスタイルがどうか、みたいなことに対して、もや~っとした理想があるじゃない?それが具体的なお相手と接することで、「こういうのは案外いいな」とか、もしくはその逆とかが見えてきて、自分の求めることがはっきりしてくる。それがいいんですよ。それがわかってきたら、今後は向き合う余地のある人とそうじゃない人を選べるようになってくるだろうし、男性との接し方も変わるでしょう。物事ってね、結婚や恋愛に限らず、求めるものが明確なほど、それに向かってどんな努力をすべきかわかって、叶えやすくなるものだから。その結果、うまくいけばラッキーだし、そうでなくても学びがあるということでラッキー。それにね、自分を求めてくれる男性からの熱い視線とか、甘い囁きって、やっぱり重要! 女性としての自信につながって、そこからモテ・オーラが溢れ出すから、次のターゲットをおびき寄せるためにも、ありがたい存在なのよね。もうひと花咲かせたいんでしょ?彼と咲かせるか、それとも別の人となのか。選べる側でいるために、彼と向き合うの、いいと思うな〜。というわけで、結果、楽しみにしています!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishimaマガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©AleksandarNakic/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2023年08月28日「女性は勘が鋭い」という話をよく耳にしますね。そのため、いち早く夫の違和感に気づき、自ら不倫を暴く妻の存在は珍しくないようです。今回は“30代妻が浮気を確信した「不倫夫の裏切り誤爆LINE」”をご紹介します。いつも通り二人でいる時に君が撮った写真を使ったんだよ「夫はやけに出張が多いです。仕事だから仕方ないと思っていたものの、なんとなく様子がおかしいと感じていました。なぜなら、出張するたびLINEのアイコンの写真を変えるからです。その日も、出張先で夫のLINEのアイコンがレトロな雰囲気のメロンソーダの写真になって。明らかに映える写真に変わったので、私は『このLINEのアイコンどうしたの…? 』と夫にメッセージを送信。すると『いつも通り二人でいる時に君が撮った写真を使ったんだよ』と夫から意味不明な返信が…。『出張は嘘だったの? 』と私が怒りのLINEをすると、慌てて帰宅した夫は部下の女性との不倫を白状。夫の裏切りが許せなかった私は、慰謝料をたっぷりもらって離婚することにしました」(実里・仮名/33歳)何度も出張と偽って不倫相手と密会していたとなると、夫は相当浮気慣れしているのではないでしょうか。相手に違和感を抱いてモヤモヤするくらいなら、今回のように夫をしっかり追及してみてもいいでしょう。無理しなくて大丈夫だよ! 〇〇ちゃんのことを愛しているから、カラダを重ねなくてもキスだけで十分「最近夫が素っ気ないです。ある日『宿泊予約の確認をしたい』と、とあるホテルから自宅に電話がありました。身に覚えがなかった私は、すぐに夫の浮気を確信。そこで『週末ホテルに泊まるのキャンセルしてもいい…? 体調が悪くてとてもそんな気になれないの』と夫に不倫相手を装ってLINEを送ったのです。すると、彼女と勘違いした夫が『無理しなくて大丈夫だよ! 〇〇ちゃんのことを愛しているから、カラダを重ねなくてもキスだけで十分』と返信してきて…。帰宅した夫にスマホ片手に詰め寄ると、たちまち顔面蒼白に。彼女と別れると言う夫の言葉を信じることができず…。私は、不倫の事実を義実家に密告し夫を懲らしめてから離婚することにしました」(咲織・仮名/32歳)夫の浮気の真相を確かめるには、どんな結果でも受け入れる覚悟が必要ですね。もし、納得いかない結末を迎えたのなら、それなりの制裁を相手に下すのもひとつの手です。妻が浮気を疑っていると言っただろう…ここにいるのは自宅から離れた場所で君に電話をかけるためだよ「夫の帰りが遅いと浮気を疑った私は、車のドライブレコーダーの履歴を確認することにしました。すると、仕事が終わると遠方のコンビニの駐車場に一時間程停車していることがわかったのです。コンビニなら近くにいくらでもあるし、買い物するには時間が長過ぎる…私はあやしいと思って『仕事終わりのコンビニで何をしているの? 』と夫にLINEを送信することに。すぐに『妻が浮気を疑っていると言っただろう…ここにいるのは自宅から離れた場所で君に電話をかけるためだよ』と目を疑うような返信が…。不倫だと勘づいて『今すぐ家に帰ってきなさい』と夫に説教をするためメッセージを送信。帰宅して必死に謝る夫を無視して、私は離婚することを決意しました」(円・仮名/36歳)妻が浮気を疑っても、それを認めない夫は少なくありません。今回のように動かぬ証拠があるのなら、徹底的に追求することで、夫は事実として認めざるを得ない状況になるでしょう。以上、“30代妻が浮気を確信した「不倫夫の裏切り誤爆LINE」”でした。不倫している夫は心ここにあらずなので、ほんの少しの引っかかりを妻に見抜かれることが多々あるようですね。ただこれからの人生も長いので、大きな決断はくれぐれも慎重にしましょう。©RyanKing999/Getty Images文・菜花明芽
2023年08月26日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、仕事をしながら家事・育児を完璧にこなせず自己嫌悪に陥っている35歳パート主婦のお悩み。家事・育児と仕事。完璧にできない自分に自己嫌悪『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:35歳のパート主婦です。家事と育児、仕事を理想どおりにこなせない自分を自己嫌悪してしまいます。本当はいつも部屋をきれいに保ちたいし、子どものためにも食事は手料理にしたいし、パートの仕事も続けたいーーインスタグラムを見ていると、仕事をしていても家事も育児も完璧にこなし、それでいて身なりも美しい女性がたくさんいるのに、同じようにできない自分がダメな人間に思えて凹みます。出かける前に掃除して洗濯して、パートに行って、子どもを迎えに行って、帰宅したらすぐにご飯作って…毎日疲労困憊で「疲れた」が口癖になってしまっています。子どもの前でもため息をついてしまう自分がすごく嫌なのに、やめられません。(35歳・パート主婦)インスタグラムの「完璧妻」は虚構まずは相談者さん、落ち着いてください。インスタグラムに登場する「完璧妻」など、本当は存在していません。SNS用に作り上げられた虚構です。仕事しながら、いつもきれいに整えられた部屋で食事は毎回美味しい手料理で、きれいな服を着て笑顔で化粧もヘアセットも完璧でーーなんて、そんなことが現実でできるわけないじゃないですか。…まあ、もしかしたらなかには超人的な体力と処理能力と精神力を持った女性がいるのかもしれませんが、常人には無理です。ところで、もし仮に「完璧妻」になる方法があるとして、無理をしてまで完璧を目指すのはいったい誰の、何のためですか?相談者さんもインスタグラムで「完璧妻」である自分を披露したいとか、まさかそんな理由ではありませんよね。そうではなくて、相談者さんはきっと自分も含めて家族のために、妻として「完璧」でありたいと考えていらっしゃるのでしょう。いつもきれいな部屋と美味しい手料理を提供して、毎日心地よく幸せに暮らしてもらいたいーーそう願っていらっしゃるのではないですか。それならば、視点を変えて考えてみてください。夫や子どもが心地よく幸せに暮らすために欠かせないものは何でしょうか。それはきれいな部屋より手料理より、何よりもまず母親である相談者さんが毎日笑顔で楽しそうに過ごしていることです。家族が求める「完璧」とは掃除をサボったところで、大したことはありません。埃や水垢が溜まってしまってもすぐに健康を害するようなことはないし、どうしても気になるなら月に1、2度のペースで家事代行サービスを頼ってはどうでしょう。食事に関しても、愛情たっぷりの手料理が健康にいいだとか、そんな話は刷り込みにすぎません。外食でもレトルトでもきちんと選べば美味しいし、栄養バランスだって保てます。繰り返しますが、相談者さんが毎日笑顔で楽しそうに過ごすことが一番大事なんです。超人を目指す必要なんてありません。「完璧妻」を目指したいという向上心は否定しませんが、同じ頑張るのであれば、どこの誰だか知らない人たちの基準ではなくて、相談者さんにとって一番大事な家族にとっての「完璧」を目指しましょう。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Halfpoint Images/Getty Images文・安本由佳
2023年08月26日好きな男性の前では、いつもの自分ではいられなくなる女性も多いのではないでしょうか。意識しすぎるがあまり、思わずよそよそしい態度を取ってしまうこともあるかもしれません。そこで今回は、好きな男性にそっけない態度をとらずに済む方法について紹介します。「緊張する」と伝える「ただでさえ人見知りなので、好きな男性の前ではうまく話せなくなっちゃうこともあります。だから、緊張していることを前もって伝えておきたいですね」(20代・女性・建築関係)自分が緊張しやすい性格だということを伝えておくと、変に不快感を与えなくて済むはず。むしろ、「僕と話すのは緊張するんだ」と、好意に気づいてもらえるかもしれません。嫌っているからよそよそしくしているわけではない、ということを、きちんと示すのがいいかもしれません。SNSでコミュニケーションを取る「SNSなら普通に会話もできるから、LINEでは積極的に結構話しかけています。仕事の相談などをして、距離を縮めたりすることも多いです」(30代・女性・販売)好きな男性と面と向かって話すのが緊張するという場合は、SNSを活用するといいかもしれません。SNS上でのやり取りであれば、上手に距離を縮めていけるでしょう。そこから徐々に直接話す回数も増やしていけるはずです。「察してもらおう」としない「『わかってほしい』という気持ちでいると、結局わかり合えないままになってしまう気がします。若いときはそういうことが多くて、なかなかうまくいかなかったですね」(30代・女性・WEBデザイナー)態度や仕草などで察してもらおうと思っていると、なかなか真意は伝わらないもの。察することが苦手な人もいるので、誤解を生んでしまう可能性も高いです。できるだけわかりやすい言動を取るようにしないと、あなたの思いに気づいてもらえないかもしれません。関わりを増やす「気になっている同僚と同じチームになり、仕事での関わりが増えてから、一対一で話すときもそわそわしなくなりました。緊張感が解けてくるのも大切なことですね」(20代・女性・出版)必然的に関わる機会が増えることで緊張感が解け、よそよそしさがなくなるのでしょう。話す機会を増やしたり、協力して何かを行うなど一緒にいる時間が増えれば、自然に接することができるようになってくるはずです。関わりが増えれば次第に親密さも増していくので、二人の関係性を進展させる後押しにもなるでしょう。よそよそしい振る舞いやそっけない態度をとってしまうと、「嫌われているのかも」と男性に誤解をされてしまう危険性もあります。好きだからこそ緊張してしまう気持ちもわかりますが、素っ気なくなりすぎないように気をつけてくださいね。©NDAB Creativity/shutterstock©Africa Studio/shutterstock文・山田周平
2023年08月25日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、32歳で初めて合コンに参加したという女性。そこで、27歳の年下男性といい雰囲気になったが…。三松先生が、男性がドン引きする「女性の言葉」を教えてくれます!真帆(32歳)自信レスで「自称おばさん発言」がやめられない!【レスなひとびと】vol. 21432歳になって、はじめての合コン。しかも相手はオール年下らしい。正直、20代男性なんて…「おばさん」って思われそうじゃないか。真帆はびびっていた。でも、合コンは盛り上がり、27歳の郁人くんはぐいぐい来た。合コン終わってすぐ「真帆さん、また会いたいです」ってニッコリ。真帆はどちらかといえば年上好き。でも、こんなにストレートに好意を示してくれるって、うれしい。キュンとはこういう感覚なのか?好奇心も混じり、デートに行くことに。お互い人材系の会社で働いているところまでは合コンで紹介済み。ゆっくり話してみると、ちょうど同じ資格試験の勉強中。どうやって勉強時間を作っているかとか、わかりやすかった動画や参考書とか、シェアして盛り上がる。ふたりとも日本酒好きで詳しくて、お酒の銘柄やお店の話も楽しくてしょうがない。なんか、意外といい感じかも。そう思った真帆だったが、いかんせん自信がない。ひとりになると急に、「遊ばれてるだけなのでは?」と不安になる。だって、郁人くんはかっこいいし、仕事もがんばってるし、なにより若いしーーー。そのうえ大企業勤めだし、職場には同い歳のかわいい子がいっぱいいるんだろうなとアレヤコレヤ邪念が。金曜日の夜、つい郁人くんからの返信がないから送ってしまった。「後輩女子と華金?おばさん、嫉妬しちゃうな〜」って。「遊んでない、仕事だよ!」って返ってきたけど、わかんないよね。2回目のデートでバーに行ったあと、ホテルに行く流れになった。もちろん、郁人くんとはくっつきたい。でも、2回目でホテルって、やっぱり遊ばれてるに違いない。年上だから、チョロいって思われてるんじゃないか。また邪念がムクムク。シャワーを浴びて、タオルを巻いた姿で出てきた郁人くんの上半身は、鍛えられてて、今風マッスル。Tarzanとか読んで鍛えたに違いない。褒めると「1年前からジム行き始めたんだよね」とうれしそう。引き締まった若々しいカラダを見て、真帆の不安はさらに増幅。勇気を出して、真帆も脱いでみたけれど。「やっぱ若い子と比べたら、肌にハリがないよね」「いや、30代になってから急にむくみがひどくなって」「背中とかソバカスあるしさ」と自虐が止まらない。「真帆さん、きれいだよ」と郁人くんは言ってくれるけど。どうしても「だってやっぱり、郁人くんに比べたらおばさんだし」と返してしまう。何度目かのやりとりのあと、郁人くんがついに言った。「おれ、真帆さんのこと、すごくいいと思ってきたのに、そんなふうに言われると萎えるわああ」って。郁人くんは服を着始めてしまう。「また時間がある時飲もうね」って、ホテル代を置いて出て行ってしまった。ただの飲み相手に位置付けされた。“おばさんだから、萎えたんだろうな。一生彼氏なんかできないよ。わたし”【三松さんからのコメント】真帆さん、それ、年齢のせいじゃありません。自信レスなのを年齢のせいにしているだけ。ひとは、自信がない部分について、つい言い訳をしてしまうもの。「頭悪いのは親に似た」「ブサイクに生まれたのは運命」「妹のほうがかわいい」などなど。内心は自信レスの事象を「そんなことないよ。全部好きだよ」って、まるごと受け止めてほしい。だからあえて先に自虐に走って、それを相手に否定してもらいたいという回路。そんな、はかない思いで自虐が止まらないのかもしれません。かわいい面もあるのですが、それって何度も続くとただのめんどくさい女。何度も繰り返すうちに、もともとよかったはずの印象が、自虐のイメージで塗り替えられてしまいます。ああ、もったいない。「おばさんだよ」「かわいくないよ」「スタイル悪いし」などの言葉は、使い過ぎに気をつけて。しかも同じ年齢の同性の前でそれ言うと、彼女もまた「おばさん区分」に入れられてるって、いい気分じゃなくなる。傷つきたくないし、防御線を張りたくなる気持ちはわかりますが、せっかくのチャンスを、自虐連射で逃してしまうのは不正解。真帆さんは資格試験の勉強をしていたり、日本酒に詳しかったりで、彼の目には一生懸命で話が合う女性に映っていたはず。もっと一緒にいたいなと思われたから誘われたんです。「このひと、いいかも」と思ったら、傷つく覚悟も必要です。自虐は卒業して、自分磨きをしていけば、どっちに転んだとしてもプラスです。「口にする言葉って大事です。そっちに意識が傾くからね。呪いの言葉を口にすると怖~い顔になる。性格も悪くなるぞ。呪うな。自分を貶めるな。負けの言葉を口癖にするな」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Wavebreakmedia/Gettyimages文・三松真由美
2023年08月24日付き合うとなぜか全然大事にされない。気づくと後回しになってることが多い。そんな女性は、実は“二番手彼女”の振る舞いが無意識にクセになっているかもしれません。二番手彼女を脱して長く愛されるために、女性側が無意識にやりがちな3つのクセを解説します。いつも二番手な女性が長く愛される彼女になるために気をつけたいこと【おおしまりえの恋愛道場】vol. 237彼はいるけど、なぜかいつも大事にされている感じがしない。そんな小さな不満を募らせる女性はいないでしょうか。例えば、デートしたらいつも疲れた彼のフォローばかりしているとか。せっかくの週末は、ゲームや彼の趣味が優先のため、なんだか後回しにされて寂しさが募る。こんな女性は、少なくありません。こうした、自分よりも何か別の物を常に優先させられている女性を、ここでは「二番手彼女」と呼びたいと思います。浮気するわけでもないし、すごくクズ男と付き合っているわけではないけれど、どこか自分の存在が大事にされていない。こんな場合は、今日解説する話が参考になるかもしれません。彼にとって優先順位の低い扱いを受ける女性は、実は本人も無意識に、自分が二番手や三番手になるような行動を、自然と取っているケースが少なくありません。今回は愛されるために絶対やめたい、二番手彼女に陥る無意識の振る舞いを3つご紹介します。“二番手彼女”ってどんな女性?そもそも二番手の女性って、どんな人を指すのでしょうか。イメージとして湧くのが、浮気相手やセカンド彼女かもしれません。でも実際は、これら以外にもさまざまなタイプの二番手が存在します。例えば、趣味や仕事が何より大事な男性の彼女は、常に彼がそれらを謳歌したうえで空いている時間と労力で付き合いが続いているため、万年二番手になっていることが多いです。他にも、彼女よりも友達優先の男性は、周りから見ると社交的で魅力的に見えるかもしれませんが、彼女は常に寂しい思いをしていることが多いです。趣味に夢中な男性は浮気の心配がないため、ハタから見ると「安心できる一途な男」と例えられることもあるでしょう。また、仕事に打ち込む男性も、ハタから見たら「真面目な男」と評価されることが多いです。しかし彼女としては、一緒にいればいるほど自分が後回しにされるので、寂しさや孤独が募るもの。周りと彼女との中で彼に対するギャップがあると、彼女側は付き合いを続けるのがしんどくなっていきます。二番手をやめる行動1.勝手な配慮をやめる二番手彼女とは、彼が自分以外の何かを常に優先する状態を、嫌々ながら受け入れる女性のことです。こうした問題は、男性側の根本的な性格のケースもありますが、なかには女性側の振る舞いがこうした問題を引き寄せていることもよくあります。ここからは、具体的にどういった振る舞いをやめると二番手ポジションが和らぐか、具体的に3つ解説していきます。最初は、「お願いされていない勝手な配慮をやめる」です。例えば、以下のような行動が、勝手な配慮として挙げられます。・彼が疲れていそうだから、週末は家デートを提案した・仕事で忙しそうだから、デートはいつも近場で我慢している・趣味に忙しそうだから、あまりワガママを言わないようにしている・社交的な彼だから、嫌だけど女友だちとの集まりにも明るく送り出すなぜこうした勝手な配慮をやめるべきかというと、結局彼としては、彼女側に気を遣わせていることにいつまでも気づかないし、彼女としても、自発的な行動ながら彼への不満が溜まっていくからです。そもそも配慮は、相手からお願いされてから行動しても遅くはありませんし、お願いされる前に行動してしまうと、相手はそれがデフォルトだと勘違いし、相手に感謝をしなくなります。こうしたやり取りが積み重なった結果、起きることは彼女が後回しにされる運命です。まずは彼がどうしてもらいたいか、確認してから行動を始めましょう。二番手をやめる行動2.「嫌」「これがいい」希望を出す配慮と合わせ二番手彼女がやりがちなのが、自分の希望をぐっと飲み込むことです。「ここは行きたくない」「それはされたら嫌」「私はこう思う」「私はこれがいい」こうした、自分の「嫌い」「好き」といった意志を、配慮ができる女性ほど外に出さずに飲み込みがちです。その結果、勝手に我慢したはずなのに、自分が大事にされないことで、女性の中にはモヤモヤがたまっていくことも少なくありません。実はこれ、日本女性特有のクセの1つでもあります。日本はもともと女性像として「慎ましやか」であることが良いとされていた時代がありました。つまり、自分の意志をガンガン出す女性は、男性のみならず社会からも主張が強いと疎ましく思われるという価値観が広がっていました。その結果として、未だに自分の意見を出せず、そつなく相手に合わせるのがうまい女性が増えているというわけです。もちろん、こうした振る舞いが評価される時もありますが、恋愛において関係は対等な方がハッピーになれますから、良いことがありません。伝え方には工夫が必要ですが、まずは無理に心を押し込めず、「私はこうしたい」といった希望を、マメに伝えるようにしましょう。二番手をやめる行動3.自分の魅力を自分で伝える突然ですが質問です。「彼はあなたのどういった点に惹かれていると、あなた自身は考えますか?」ここでの回答に正解はありません。あくまでも、あなたが考える彼にとってのあなたの魅力を、言葉にできればそれでOKです。これにパッと答えられない人は、もしかしたら二番手彼女の可能性が濃厚かもしれません。なぜなら、相手に自分の魅力を伝えられない状態とは、相手からしても、具体的な魅力を評価できていない状態につながりやすいからです。例えば、彼の身の回りのサポートを普段からしている彼女がいたとします。しかし彼女は「付き合っているんだからこれくらい当然」と自分の行動を低く評価しているとします。すると彼には、無意識にその低い自己評価が伝わり、「俺のことが好きなんだし、やってくれて当然」といった感覚になるものです。人の価値も物の価値も、発信する側が価値をまず感じることで、受け手にも伝わっていきます。このサイクルを間違うと、女性の価値が彼に低く伝わってしまい、その結果二番手彼女という存在に甘んじることになります。こうした負のループを脱するためには、まず「やって当然」「自分なんて」「これくらい当たり前」など、自己評価が低くなるような考えを1つ1つ気づいてやめていくことが重要です。同時に、自分の良いところや魅力となる部分をもう一度振り返り、1つずつ言葉として言い表すと、自分の魅力が自分の中で整理され、相手にも伝わりやすくなりますよ。ここまで、彼になかなか大事にされない二番手彼女を脱するための対処法を3つ解説しました。二番手彼女になる可能性は、男性の人間性もありますが、半分は彼女自身の振る舞いも大きく影響しています。今日の話を参考に、しっかりと自分に価値を見出し、そして伝えることで、彼とより良い関係を築いていってください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©FluxFactory/Gettyimages文・おおしまりえ
2023年08月24日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、10歳年上のハイスペック彼と交際中の26歳女性。食事はごちそうしてくれるけど、タクシー代は「貸して」という彼に困惑し…。佑雪さんのアドバイスは?お悩み:「お金はあるはずの彼が、お金を返してくれません」【クラブ佑雪】vol. 308最近、お付き合いを始めた彼のことでご相談です。彼は36歳で外資系金融勤め。タワマン住みでいい車にも乗っていて、お金はあります。デートで行くレストランも星付きのお店など、高いところが多いです。全部、ごちそうしてくれます。ただ、気になることがあって、駐車料金やタクシー代を払うとき、「細かい持ち合わせがないから、貸して。必ず返すから」と言われるので、千円を貸すのですが、1度もお金を返してくれたことがありません。いつもごちそうしてもらっていることに感謝はしていますが、「貸して。必ず返す」と言ったお金を返さないことに、モヤモヤしてしまいます。総額、すでに1万円を超えています。これはワザとやられているのでしょうか? それとも借りたことを忘れてしまっているのか、だらしないのか。だらしないのだとしたら、結婚は考えない方がいいのかなとか、いろいろ考えてしまう私がいます。(ふうちゃん26歳未婚 OL)「お金貸してという彼の心境」イヤですね〜、こういうの。これ、ワザとですよ。彼、金融でしょ?お金に細かいに決まってるじゃない?きちんと覚えてますよ。あげたのか、貸したのか、間違いなく覚えてます。それでいて、そんな言い方をするっていうのは、暗に「ごはん代はいいけど、それくらいは払ってね」ってことでしょ?だったら、はっきり「ここ、払ってもらってもいい?」って言えばいいのに。きっと、彼は“察して”って思いが強いのでしょう。きっと、いつになったらご相談者さまが自分から「ここ、私が払っておくよ」って言い出すか待ってるのでは?ここでご相談者さまには、いくつかの選択肢があります。まず、こういうモヤモヤする男性とは別れる。これが一番スッキリとした、問題解決法です。でも、まだ続けるというチョイスをするなら、そこから先の選択肢は4つ。1.「ねぇ、ずっと貸したままになってる駐車場代とタクシー代、返してくれる?」と借金返済を迫る。2.次からは自ら進んで「あ、私、払うから」と積極的な支払い姿勢を見せる。3.「いつもごちそうになってばかりだから、私にもごちそうさせて」と言って、安いお店やランチ、カフェなどの支払いを負担したり、家に招いてごはんを作る。4.1の借金返済は迫りつつ、2や3を併用して、「私はごちそうになって当たり前という人間ではありません」という意思表示をする。で、おそらく、ですけど。彼のなかでも葛藤があるんじゃないかな? 10歳年下の彼女から高級店でお金を徴収するのは申し訳ないし、男性としてもカッコ悪い。でも、おごりっぱなしだと、パパ活しているようにも思えてくる。ご相談者さまは「自分に経済力があるから付き合ってるだけで、自分のパーソナリティにさほど惚れてなかったら、悲しい」っていう気持ちもあるのかもしれません。そもそも、ご相談者さまが「ごちそうしてくれて当然でしょ?」って考えだったら、それもちょっと…。とか、いろんなことを考えた結果の言動とも考えられます。だって、付き合い始めて、まだ日が浅いわけでしょ? まだまだ、上っ面のデートをしてるだけで、お互いのこともよくわかってないし、自分への気持ちも不明確。まだまだ、揺れてるわけですよ。つまり、信頼関係が成立してない。そこが一番の問題なんですよね。ご相談者さまに知ってほしいのは“彼も大人じゃない”ってこと。10歳離れていて、お金もバリバリ稼いでいると、彼がすっごく大人に見えるかもしれないけれど、いくつになっても完璧な大人なんていないんです。まして、彼もまだ独身なわけでしょ? パートナーシップの正解にたどり着いてないから、今も独身なんです。彼だって、どう振る舞えばいいかわからない。でも、だからこそ、一緒にいる時間で信頼関係を育てつつ、お互いに“パートナーシップの正解”を探る必要があるんです。それが付き合うってこと。1~4の選択肢。どれを選んだらいいかっていう正解だって、人によって、2人の関係性によっても違います。それを探りながら、ちょっとずつ、お互いを知っていくといいんじゃないかな。2人の幸せな未来、応援してます!!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishimaマガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Image Source/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2023年08月21日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、転勤族の彼と結婚したいが、仕事も辞めたくないという29歳女性のお悩み。転勤族の彼と結婚したい。でも仕事も辞めたくない…『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:転勤族の彼と遠距離恋愛中です。そんななか、彼がまた別の地方に転勤することになり、このタイミングで結婚しようと言ってもらって話が進んでいます。私も彼と結婚したいし、結婚するなら彼の転勤先で一緒に生活するのがベストだと思っています。ただそれには私が今の仕事を辞める必要があります。新卒からずっと勤めてきた会社だし、人間関係も収入も安定しているため、正直辞めたくありません…。結婚しても仕事は続けておいた方がいいのではとも思います。仕事も愛も諦めないためには、どうすればいいのでしょうか。(29歳・会社員)両立し得ない選択肢は、優先順位をつけて選択を彼と結婚したい。結婚したら夫婦一緒に暮らしたい。だけど今の仕事も辞めたくない…。何一つ諦められない、すべてを手に入れたいという相談者さんの気持ちはもちろんわからなくありません。ただ彼が転勤族で地方にいる以上、相談者さんが今の仕事をしながら彼と一緒に暮らすのは現実問題として不可能なわけです。どうしたって無理なことに対して「嫌だ」「諦めたくない」と駄々をこねても不毛でしかないし、両立し得ない選択肢は優先順位をつけて選び取る以外に方法はありません。彼との結婚、夫婦一緒の生活、そして新卒から勤めてきて人間関係も収入も安定している会社。この3つのうち、どうしても代わりのきかないものはどれでしょう?ーー彼との結婚と、会社ではないですか。困難を前向きに解決していくのが夫婦結婚は縁とタイミングです。彼が「結婚しよう」と言ってくれた、この機会を逃したら、彼との結婚は実現しなくなる可能性が高いです。一方、会社も代えがききませんよね。長年勤めてきたからこそのポジションも培ってきた信頼もストレスのない人間関係も、一度手放してしまったら一朝一夕には取り戻せません。また結婚しても仕事を続けていきたいと考える相談者さんにとって、キャリアの中断はできる限り避けたい選択です。ーーとなると、彼と結婚し、会社も辞めないでおいて、最初は別居婚からスタートするのが現実的ではないですか。夫婦一緒に生活できるのが一番だけれど、理想にこだわって取り返しのつかない犠牲を払うのはお勧めしません。また捉え方次第では、別居婚だからこそのメリット(新鮮さが保てる、お互いの土地を行き来する楽しみ等)だってあります。ところで、彼はこの件についてどう考えているのでしょうか。今回のことに限らず、降り掛かってくる困難を一緒に解決していくのが夫婦です。どのような選択をするにしても独りで抱え込まず、互いに納得できるまでよく話し合ってくださいね。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©YuriF/Getty Images文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2023年08月19日現在、生後5カ月の息子がいます。切迫早産を乗り越えた矢先、別の理由で約1カ月早めに出産。そんな私の体験談を紹介します。※新型コロナ感染症が「5類感染症」に移行する前の体験談です。 自分は大丈夫だろうと油断していたそのとき、私は妊娠37週0日でした。その2日前、実家には普段は夜勤などが多く、あまり会うことのない実父がいました。実父は、会社の集まりでごはんに行っていたらしく、酔っていました。食事をしていたところから歩いて帰ってきた実父は、「寒いんだよなぁー。なんか寒気するんだよなぁー。喉も少し痛いし」と冗談交じりに笑いながら話していました。 「コロナじゃないよね、こわいなー」など他愛もない会話をして、私はその日に自宅へ帰宅。次の日、私は喉が痛くなりました。ただ喉が痛いだけで、熱などはなかったこともあり、「のど飴を舐めていればなんとかなるだろう」と、そう思っていたのです。 お医者さんの言葉に自分を責める…次の日の朝、頭痛がすることに気づきました。熱を測ると37.5度。「あぁやってしまった」と思いました。すぐ病院を探したのですが、早くても翌日しか空いていなかったため、できるだけ体を休めることに集中しました。 しかし夕方になるにつれて熱は高くなり、39.2度にまで達していました。そして、なんだか胎動が弱く感じたのです。実母に連絡したところ、「すぐに産婦人科に電話しなさい」と言われました。そのとき、すでに22時ごろだったと思いますが、電話をすると「すぐに来てください」と言われ、病院へ行きました。 いろいろな検査をしてわかったことは、新型コロナが陽性であること、そして羊水が少ないこと、赤ちゃんが危険な状態であること、ということでした。産婦人科の先生はこう私に告げました。「今から緊急帝王切開になります。ただ、ここの病院では受け入れることができないので、約1時間ほどかかりますが、対応しているこちらの病院に行ってください」と。おなかの子は大丈夫なのか不安になった私は、自分の行動を振り返り、自分を責めました。 防護服の先生に囲まれての出産1時間かけて向かった病院には、防護服を身につけた先生方がいました。夜中0時ごろに病院へ着き、約2時間半おなかの具合を検査して3時ごろにオペ室へ。私が覚えているのは、真っ白な部屋とおなかを触られる感覚。そして、息子が生まれてきたときの小さい泣き声と、うっすらと見えた息子の体です。 そこから12日間は感染対策のため、息子に会うことはできず、術後の痛みに耐える日々でした。ただ、息子に再会してからは、痛みなんて忘れるほど幸せな毎日を過ごせています。 新型コロナが流行っている中での妊娠・出産は、もともと不安なことが多くありました。しかし不安な中でも、どこかで「自分は大丈夫」と思っていたのかもしれません。結局、最後の最後でかかってしまい、新型コロナは本当に身近に潜んでいる病気なのだと実感しました。おなかの子や子どもを守るためにも、必要最低限の対策を講じたうえで生活していかないといけないと感じました。 感染したときは家族が力になってくれて、そして病院の先生たちが助けてくれました。そのことに感謝し、今後のことをしっかり考えて過ごしていきたいと思っています。あのときの痛みを忘れさせてくれるくらい、子どもは本当にかわいいです。これからも、かわいい息子と幸せな日々を過ごしていこうと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:そら22歳で一児の母。犬2匹と一緒に幸せに暮らしています。
2023年08月18日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、交際歴3年の彼がいる23歳女性。いつものように、仕事帰りに彼の家へ向かったが…。三松先生が、女性が相手から別れを告げられる原因のひとつを教えてくれます!蘭(23歳)彼の家の玄関でプーン。これって、ふられるパターン?【レスなひとびと】vol. 213じめじめとして暑い日の、帰宅ラッシュの電車内。(はあー。冷房ってサイコー!今日はがんばったし、最寄りのスーパーでお惣菜とビール買っていっちゃお)蘭は、IT系の会社でソフトウェアの営業をする23歳。ほどよい疲れを抱えつつ、彼の家に向かい中だ。彼氏の健太とは、お付き合い歴3年目。大学のテニスサークルで出会って、だんだんと恋に発展。社会人になってからは家の合鍵をくれて、順調に交際を続けている。(ピンポーン)「おつかれっ!」ドアが開いて、笑顔の健太が現れた。「ごめん、手がいっぱいで鍵あけられなくて。はい、ビールとお惣菜買ってきたよー。飲も飲も」そう言って靴を脱いだとたん、健太の笑顔が固まった。蘭をジッと見つめ、なにやら言葉を失っている。「ど、どうしたの…?」蘭は健太の反応に戸惑いつつ、ふっとあることに気づいた。(げげっ、なんか足元から、賞味期限切れ納豆みたいなニオイがする!?く、く、くさい)顔は真っ赤、頭は真っ白。長く付き合ってきたけど、こんなことって今までなかったぞ。まさに地獄絵図。「ご、ごめん!なんか…クサいよね…」そう言って、うずくまり、言葉を詰まらせながら謝る蘭。しばらく無言の健太を、おそるおそる見上げる。目が合って、健太が顔をゆがめて笑い出した。「いや、蘭も足とか、クサくなるんだなって思ってさ」「え、ちょ、どういう」「ほら、シャワー浴びておいでよ」「うん」健太が笑ってくれて、気まずい状況はなんとか和らいでいったけど。恥ずかしい気持ちは消えないまま、シャワーを浴びる。足の指の間をソープでゴシゴシこする。足の臭いってどっから湧き出るんだろう。そして部屋へ。冷えたビールとお惣菜、そして“謎の粉”が出してあった。「これ、おれのニオイケアグッズ」「え、そうなんだ」蘭は、今までニオイケアグッズなんて、高校生の頃から使ってる、汗拭きシートや制汗スプレーくらいしか知らなかった。「引越しのバイトしてたときに、先輩から教えてもらって。靴にいれると臭わなくなる粉。ストックあるから蘭にもやるよ」「ありがと」「でも、蘭でもクサくなるとか、かわいいよ。それだけ、1日汗かいてがんばってるってことだよな」そう言って、頭を撫でてくれた。「恥ずかしよ。臭い女なんて。穴があったら入りたいよ」そういって、体育座りをした膝に、顔をうずめる蘭を、健太はぎゅぅっと抱きしめる。「大丈夫、大丈夫。年取ったら、もっと恥ずかしいこと絶対あるって。おれのお尻、蘭に拭いてもらうことになるかもしれないし」「もう、なにそれ」顔をあげて笑う蘭に、キスが降ってくる。本当に、そのくらいの歳になっても、そばにいられたらなと思う蘭だった。【三松さんからのコメント】健太さん、ムッチャいい彼氏さんじゃないですか!気まずくなるような事態に、瞬間でそれを笑いとばせちゃうユーモアがあるってステキです。彼女に恥をかかせないようさりげなく機転を利かせる頭の良さ。ニオイケア、意外と疎い女性がいるのですよ。足もそうですが、脇やフェムゾーンも。夏になると、ツンとすえたニオイがしてる人、電車や混んでいるスーパーのレジなどで遭遇しませんか。「わたしは大丈夫」と思っていても、体質やライフスタイルが変化して、急にニオイが倍増することもあります。ストレスも大敵。月経や行為もニオイにかかわってきます。ちょっとクサいけど、まぁいいやとフタをして、それでパートナーとの関係が悪化してしまったらもったいないですよね。ニオイケアは汗かく部位にあらかじめ塗っておくものや、フェムゾーン専用ミストなど、いろいろあるので試してね。もちろん、過敏になりすぎる必要はなし。ただ、パートナーがみんな健太さんみたいな対応をしてくれるとは限りません。彼女のフェムゾーンを触ると3日間くらい爪から臭うというお話も聞いたなあ。彼らは彼女と別れています。言いづらいから伝えずに、別の理由でそっと別れを告げるなんてケースも。よって相手への思いやりとして、ニオイには気を遣いましょう。ニオイを気にせず思いっきり開放的になれるボディを意識すると、モテ度もあがります。「少々臭うほうが燃える」というメンズもいますが、だいたいは臭いレスを求めています。女性もそうでしょ!「フェムケア必須の清潔時代になりました。フットとフェムの“2F地帯”はケアしてニオイレス彼女をめざそう」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Ghislain & Marie David de Lossy/Gettyimages文・三松真由美
2023年08月17日実家暮らしの女性が、今都内を中心に増えています。事情は人によって異なりますが、実家暮らしは時に男性から「ドン引き」されるケースも少なくありません。全ての女性が問題とは思いませんが、今回は過去に男性から聞いた、実家暮らしだからこそのドン引きエピソードとともに、実家暮らしの問題点を3つ解説します。「実家女子」ってホントにダメ?男性から見える印象、ダメな要素とは【おおしまりえの恋愛道場】vol. 236近年増える、大人になっても実家暮らしを続ける「実家女子」。収入や家庭環境など事情はいろいろあるでしょう。全ての「実家女子」が悪いとは言いませんが、一方で婚活や恋愛を考えると、男性からあらぬ先入観を抱かれ、印象を悪くする可能性を秘めています。今回は男性から実際に聞いた「実家女子」のヤバいエピソードを交えつつ、どんな先入観を抱かれるリスクがあるかを紹介します。実家に3万入れてドヤ顔!自立を理解できないズレた金銭感覚実家住まいと一人暮らしによって起きるズレの1つが、金銭感覚だと言われています。実家であれば、住居費や光熱費といったものの負担が減り、また食費の負担も違うことが多いでしょう。そのメリットを活かし、貯金をしたり、やりたいことに注いだりするのも1つの選択です。ただこうした恵まれた状況は、一人暮らしをしている人からは、「自立していない」といった印象につながるケースもあります。A子のケースも、そうした勘違いが引き起こしたものでした。A子は都内の実家に住み会社員として働いていました。利便性からも一人暮らしは考えていなかった彼女。ある日婚活中に出会った男性から「実家暮らしで生活力がなさそう」といった理由から、断られるシーンがありました。A子はこれに対し「でも家には毎月3万円を入れて仕事もしているんだから、ちゃんと自立している」とドヤ顔をしたそうです。男性いわく、A子は3万円を入れてはいるものの、家事は全部親まかせ。単純に生活が楽だから暮らしているだけのようで、デート費用などの金銭感覚もズレを感じていたようです。「お金を入れているのは確かに偉いのかもしれないけど、3万円でドヤられても…やっぱり金銭感覚がズレていることが証明されたなって印象です」と彼は話します。ちなみに3万円は、都内1人暮らしの家賃にも満たない金額です。一人暮らしと同じくらい金銭的な苦労をしろとは思いませんが、自分の生活と相手の生活の水準にズレがあるかも、という認識のなさが、相手のドン引きを誘ったのかもしれません。仲が良すぎて彼ドン引きも「向こうがおかしい」の一点張り実家暮らしを選択する理由に、親子がずっと仲が良いというものがあります。B子は母親といわゆる「友達親子」のような関係で、どんな悩みもまず親に相談するし、休日も一緒に出かけることが多い仲良し親子でした。そんなある日、B子には結婚を考える彼ができたそうです。母親のアドバイスも聞きながらB子は交際を続けていたようですが、いざ結婚の話が具体的に出ると、彼女と彼の間にはズレが生まれたといいます。「B子は常に『親に相談するから』とか『お母さんが~』といった親ファーストな答えが目立ちました。例えば、指輪のこととか、住まいのこととかについてです。新たな生活に母親が介入してくる感じがして、僕にとっては違和感がありました」彼がB子に合わせることで話は進んでいったそうですが、ある日2人は些細なことから大喧嘩に発展したそうです。するとB子は実家に電話。すぐに母親が仲裁に飛んできたとか。「母親が来たことで、2対1の構図になり、2人から『いかに僕が悪いか』といった話をされました。なんだかそれを見て、結婚してもずーっとこの感じが続くのかと思ったら面倒だなと思い冷めてしまい、結婚直前でしたが別れることにしました」ちなみに離婚理由の1つには、義実家との不仲をあげる人も多いです。今回のケースのように、夫(彼)<親、の構図が強くあると、男性側から自分をないがしろにされていると感じ、気持ちが冷えていくケースは少なくありません。実家暮らしに限ったことではありませんが、親との仲が良すぎるのも時として問題です。親の発言に右往左往!共依存親子のヤバさ最後は、いわゆる“毒親”のにおいも感じる親子関係の問題です。C子は実家暮らしを続けながら働いていましたが、その理由は「親が怒るから」「危ない」というモノだったそうです。C子の親は、いわゆる子どもを手の届く範囲に置きたいタイプだったようで、住まいや仕事、将来に関しても、いろいろ辛辣な口出しをしては、C子のやる気を削ぐことが多かったようです。そんなC子にも彼氏ができたことがあったようですが、ほどなくして、彼がドン引きするようなことがいくつもあったと言います。「結婚の挨拶まではいきませんが、C子の親と食事をしたことがありました。そしたら母親から、『結婚を考えるなら兄が先なので順番は守るように』『入籍日は吉日などもあるから、こちらに相談するように』『できるだけC子実家宅の沿線に住むように』など、ちょっと意味がわからないことをいくつも言われました。それに対して、C子に後日聞いてみたら『うちの親はいつもあんな感じだから』と、諦めモードというか、こちらがおかしさを訴えても、全部退ける感じです」その後C子と親の関係を聞いていくと、どうやら両親は小さい頃から教育熱心がいきすぎるタイプで、長年C子に支配的な態度を取っていたといいます。従順だったC子は、親の手を離れるといった選択を取らずに今に至るようです。「C子はいい子でしたが、結婚したらあの親が常に口出ししてくると思うと、トラブルが予見できました。いろいろ考え、タイミングもあって別れることにしましたが、C子自体は嫌いになったわけではありません。元気に幸せになってくれたらと、今も思っています」C子のように、親と癒着関係や共依存にも似た状態を大人になっても続けている人は一定数います。多くは実家暮らしを続けており、結婚したとしても、実家の意見を起点とした結婚生活に切り替わるだけのケースを耳にします。これを良しとするか、問題とするかは男性の価値観にもよりますが、一部の男性からはドン引き案件であることは認識しておいた方が良いでしょう。実家暮らしによるドン引きエピソードを3つご紹介しました。他にも「家事がまったくできない」「収入を全額推し活に使う」「遊ぶお金が足りず、自分の給料と合わせて今もお小遣いをもらっている」「さんざん実家を頼っておきながら親の老後話はトンズラ」など、実家暮らし女子のトンデモエピソードは多数あります。全ての実家暮らし女性がこうではありませんが、恋愛で知り合う男性からは、こうした女性達と一緒くたに考えられるリスクがあることは覚えておきましょう。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©fizkes/Gettyimages文・おおしまりえ
2023年08月17日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、実家が資産家である彼と良い仲になりつつある28歳女性。ところが彼にマザコン疑惑が生じて…。佑雪さんのアドバイスは?お悩み:「資産家なのはいいけれど、彼、マザコンでは?」【クラブ佑雪】vol. 307婚活中です。最近、友人の紹介で出会った、1歳年上の男性が私を気に入ってくれているようで、何度かデートをしています。見た目はそこまで好みではないのですが、性格が温和なのと国内外の数か所に別宅を所有しているような資産家のお坊ちゃまという条件に惹かれて、一応、前向きになっています。ただ、気になることがあります。私が何かひと言言うと、「僕の母もそうなんだよ」と言うのです。先日は「僕の母も表千家でお茶をやってるんだよ」でした。彼のSNSの家族写真をチェックしたところ、彼の母親の雰囲気がどことなく自分に似ているような気がしています。彼は私に母親を求めているのでしょうか? まだ、手も握っていませんが、この先、関係を進めることに恐怖を感じ始めています。ちなみに彼はひとりっ子です。(なつみ28歳未婚 自営業)「結婚に際しての“ママ問題”と向き合う」資産家、いいですね! 彼はひとりっ子なんですね。ということは、将来、ご両親が財産を失うとか、どこかに全額寄付しない限り、彼が集中して財産を相続するわけですね? こりゃ大変。それまでにできる限り、子孫を増やして、相続税を減らさないと! なんてことまで、あちらのご家族は考えていらっしゃるかもしれません。相続する人の人数を増やすことも、立派な節税対策。ご相談者さまは現在、彼ファミリーの“節税対策チーム”の重要な候補者として目されていてもおかしくはありません。非常にセンシティブな話なので、彼はご相談者さまに今の段階で、そのようなことは言わないでしょうが、資産家と結婚するってことは、そういうことでもあるってことは認識しておくといいでしょう。そのうえで、自分でどうするか選択するってことが重要ですからね。ご相談者さまが条件でお相手を見ているように、彼だって、いろんな条件をチェックしながらご相談者さまと向き合っている。そこは、忘れちゃならないポイントです。で、ご相談者さまが気にされているのは“彼がマザコンなんじゃないか?” ってことですよね? いや、間違いなくそうでしょ? っていうか、彼は根が素直だから、ことあるごとに「母が」ってキーワードを出してくるだけで、世の中の男性は全員、マザコンっていうのがデフォルトですよ。むしろ、そうじゃない方がおかしい! 逆に申し上げれば、それだけ嬉しそうに「母が」って言えるってことは、虐待などされず、愛情たっぷりに注がれて、幸せに育った証です。これはね、プラスに捉えていきましょう! お母さんを大事にできる男性は、妻も大事にできる可能性が高いですからね(ただし、100%そうとは言わない)。まして、彼がご相談者さまに、自分を産み育ててくれた偉大なる母の面影を感じているならば、余計にプラス!!! むしろ、彼を落とすために“お母さんプレイ”を徹底的にテクニックとして使うという、戦略すら立てられるわけです。簡単です! お母さん、ありがとう! と彼のお母さまに感謝したいくらいの話です。だって、あなた、彼が資産家のお坊ちゃまだから、「結婚相手にいいかも」って思ってるわけでしょ? だったら、覚悟決めて、目的に向かわなきゃ! 問題は、彼がマザコンかどうかじゃなく、ご相談者さまが“恋愛ではなく、結婚をする”、さらに申し上げるなら、“結婚によって経済的に恵まれた豊かな人生を送る”って、明確な目的を設定するかどうかって話なんじゃないの?今後、大好きな人と結婚する予定があるなら、いいですよ? でも、その見込みがないから、「じゃあ、お金がある人と」ってなってるわけでしょ? 世の中には“ときめきもお金もない”結婚だって、あるわけです。そのへんもよく考えてください。そして、ときめきって、時が経つにつれ、消えゆくもの。と申し上げると「お金だって、いつなくなるか、わからないでしょ?」という意見が必ず、上がります。でもね、世の中、貧乏人が金持ちになる確率は本当に低い一方、金持ちが貧乏になる確率はそれより断然、低いです。ここでたとえ話をしましょう。目の前に神さまが現れて、「世界一おいしいアイスクリームと、デザインは気に入らないけど、そこそこ大きいダイヤモンドの指輪、どっちがいい?」と聞かれたら、どちらをとりますか? すぐ溶けてなくなるアイスクリームと永遠の輝きを放つダイヤモンド。さあ、どっち? という話です。そんなわけで、少なくとも彼が“いい人”っぽいなら、お付き合いを深めてもいいんじゃないかと、わたくしは思うんですけどね。あと、昔は彼がイク際、「ママー!」って叫ばなければ、セーフでは? って思ってましたけど、今は「それだけの資産が手に入るなら、叫ぶくらいはOK。ママとしてなければ、いいんじゃない?」という境地に至っております。最後に重要なことを。こんなところでタヌキの皮算用してても、どうしようもないです。“結婚は入籍するまでが結婚”。そこに至るまで、ご自身が“選ぶ立場”でいられるよう、全力で腕を磨かれんことを、祈っております。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishimaマガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©DjelicS/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2023年08月14日婚約していた彼が、インターネットで特定の相手を誹謗中傷していたことを知った20代の玲奈さん(仮名)。さらには慰謝料を請求され、玲奈さんに黙って二人の貯金からお金を出していたことを知ります。一度は彼を許し、一緒に罪を償っていこうと決意しますが、事態は玲奈さんが想像していたよりもひどいものだったそうです。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、彼の愚行によって婚約破棄をした20代女性のエピソードをご紹介します。どのような誹謗中傷をしたのか問い詰めると…彼が被害者に対して慰謝料を支払ったのはつい最近のことだったそう。玲奈さんが彼に対して、どのような誹謗中傷をしていたのかを問い詰めると、その内容は玲奈さんが想像していたよりもひどいものだったと言います。「彼に事情を聞いてみると、最初は女性インフルエンサーにファンとしてメッセージを送っていたそう。だんだんとセクハラまがいの内容になり、相手にされないことに腹が立って、徐々に内容が誹謗中傷になっていったとのことでした。実際にメッセージを見せてもらったのですが、女性インフルエンサーは彼のことをまったく相手にしていないのに、彼が一方的にしつこく連絡を取り続けている様子がよくわかり、それを見て呆れるやら情けないやら…。しかも、私と婚約しているにもかかわらず、彼は独身で彼女もいないと嘘をついて、女性インフルエンサーにコンタクトを取ろうとしていたんです。彼のしていたことは誹謗中傷だけでなく、私への裏切りでもあるので、しばらくは怒りが収まりませんでした」婚約破棄を決意して新たな道を歩み出す玲奈さんはそれからしばらく考えたあとに、彼に婚約破棄を言いわたすことを決意。最初は「一緒に乗り越えよう」と思っていたものの、実態を把握するにつれて、そんな気持ちも失せていったと話します。そして、一人で抱えているのがつらいと感じた玲奈さんは、彼と同じ職場に勤める共通の友人に相談したそうです。「友人は、最近の彼は職場でも人が変わったような感じで、仕事でもミスが増えていて周囲からの評価も下がっていると教えてくれました。おそらく誹謗中傷と慰謝料の件がバレたことでメンタルに余裕がなくなり、仕事にも差し障りが出ていたんだと思います。友人も『今の彼なら、結婚しないほうが正解だと思う』と言ってくれたので、自分の婚約破棄の判断は間違っていなかったんだなって安心しました」婚約を破棄するにあたって、最初は世間体が気になったと振り返る玲奈さん。しかし我慢をして結婚をしても、その先に幸せはないだろうと判断したのが婚約破棄の決め手となったようです。彼の愚行はやがて職場にも知れわたってしまい、婚約破棄から半年後には、彼は居心地が悪くなってしまって職場を退職したとのこと。現在玲奈さんは、彼がどこで何をして暮らしているのかまったくわからないそうです。婚約を破棄するには大きな勇気が必要でしょう。悪いのは相手であっても、自分が婚約を破棄することで親や職場などの周囲に与えるダメージを考慮すると、我慢してそのまま結婚するべきなのかと悩む人もいるはずです。しかし結婚は一生の選択ですから、添い遂げるのが難しいと思うような出来事が発覚した場合は、その時点でリセットをしたほうが結果的にダメージを最小限に抑えられるケースも多いでしょう。©torwai/gettyimages©yamasan/PIXTA(ピクスタ)文・並木まき
2023年08月13日SNSの普及により、さまざまな人と気軽に繋がることができる現代。しかし、SNSによって恋人の本性を知り、愕然とするケースもあるようです。そんな体験をしてしまった20代女性のエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。入籍目前に彼が貯金を使い込んでいた事実が判明!結婚を前提に恋人と交際していた20代後半の玲奈さん(仮名)は、お互いの親への挨拶もすませ、仕事が落ち着いたタイミングで籍を入れようと考えていたそうです。ところがある日、二人で貯めていた新婚旅行費用が減っていることに気づます。不審に思った玲奈さんは彼を問い詰めました。話を聞くと、玲奈さんに一言もなく勝手に貯金を使っていたことが発覚し、二人の間に不協和音が生じ始めたとのこと…。「しかも、彼を何度問い詰めても、何に使ったのかなかなか口を割らないんですよ。新生活に向けたお金として、二人でコツコツと貯めてきたものだったのに、どう考えてもおかしいじゃないですか?家具も家電も買っていないし、式場もまだ検討中だったのでお金もかかっていなかったし…。それで、ちょっとおかしいと思って彼の身近なところを調べてみたら、思いもよらない理由が判明したんです」婚約者は誹謗中傷の加害者だった…貯金の使い道が気になった玲奈さんは、彼のSNSアカウントを特定して、くまなくチェックしてみることに。すると、彼が特定の人物に誹謗中傷のメッセージを送っていた痕跡を発見したのだそう。それを手がかりに追及すると、彼が慰謝料を請求された事実が判明したそうです。玲奈さんは、最愛の彼が自分の知らないところで犯していた罪にショックを受けるとともに、新生活に向けた二人の貯金から慰謝料を出したことに激怒するしかなかったと振り返ります。「まさか自分の身近な人が、誰かを誹謗中傷しているなんて思いもしなくて、ただただショックでした。普段は穏やかで優しい彼が、SNSでそんな言動をしていたなんて信じられなかったんです。それに慰謝料を二人のお金から勝手に出したことにも呆れるやら悔しいやら。とにかくいろんな感情がぐちゃぐちゃになってしまい、彼に対しては数日間にわたって激怒するしかできませんでした」身近な人がSNSなどで誰かを誹謗中傷していたと発覚すれば、その人間性を疑う人も多いでしょう。自分の婚約者という将来を誓ったばかりの相手がそんな愚行をしていたと知ったとき、許そうと思ってもなかなか許せるものではありません。婚約前に、彼のSNSアカウントやネットでの振る舞い方を把握しておけるといいですね。©SunnyVMD/junce/gettyimages文・並木まき
2023年08月13日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、学生時代の燃え上がるような恋が忘れられないアラサー女性のお悩み。素敵な彼氏なのに…盛り上がらないのはなぜ?『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:大学時代から付き合っていた彼と別れて、もうすぐ1年が経ちます。振られて終わった恋だったのでしばらく引きずっていましたが、現在は別の男性とお付き合いしています。ただ、とっても優しい申し分のない相手なのに、なぜか盛り上がっていない自分がいて…。元カレの時のように情熱が湧いてこないんです。これは歳をとったせいなのでしょうか。昔の、燃え上がるような恋愛を知っているだけに、このまま彼と付き合い続けていいものか不安になっています。(28歳・会社員)学生時代の恋愛は「非現実」だと認識して学生時代の恋愛は、誰にとっても特別なものです。特に、親の庇護下にありながらも多くの自由を手にしている大学時代は、有り余る時間と体力のすべてを目の前の恋愛に注ぐことができます。すでに社会人になっている相談者さんなら、これがいかに特殊な状況かよくわかるはずです。社会人になれば、仕事があり、生活があり、その余力で恋愛するのが現実ですものね。しかもまだ経験値の浅い学生時代の恋愛は、たくさんの「初めて」を共有することができます。初めての経験ってそれだけで眩しいし、鮮烈な印象を残すもの。そりゃあ特別な思い出になります。つまり、相談者さんの記憶の中で今なお元カレとの恋愛が輝きを放っていたとしても、彼が特別な存在だからではないんです。非現実な状況下での恋愛だったからです。非現実でしていた恋愛と現実世界の恋ーー次元が違うのに、ときめきレベルを比較するのは間違っていますよね。そんなことをしたら確実に拗らせてしまいます。燃え上がるだけが恋じゃないアラサーになった相談者さんは、現実世界を生きています。過去は過去、今は今です。学生時代とは違うのだから、恋愛の仕方も変わって当然ではないでしょうか。情熱的にのめりこむ恋は確かにドラマチックだけど、仕事や生活が手につかなくなって支障をきたすようでは「良い恋愛」とは言えませんしね。燃え上がるだけが恋じゃない。大人の男女には、むしろ心を安定させてくれる穏やかな恋愛が必要だし、それだって十分に大恋愛です。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年〜2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Uwe Krejci/Getty Images文・安本由佳
2023年08月12日男性と知り合ってから次第に距離が縮まり、いい雰囲気になることもあるでしょう。しかしそこで、思いがけない発言を受けることも…。今回は、“いい雰囲気になった男性に言われた衝撃のひと言”というテーマで、女性たちに体験談を語ってもらいました。「お互いの友だちを紹介し合おう!」「ある飲み会に参加して、一人の男性と親しくなりました。後日、食事の誘いを受けたので一緒に出かけることに。相手は爽やかな感じの人で、印象が良かったんです。なので、2回目は私のほうから誘ってみました。食事をしながら会話をしていると、“彼氏は欲しくないの?”と聞かれたので、“欲しい”と答えました。すると向こうも、“俺も彼女が欲しい”と。これはいい流れかと思いきや、“じゃあお互いの友だちを紹介をし合おう!”と言われ、拍子抜けしました」スズ(仮名)/28歳告白の言葉が来るかと思いきや、期待がはずれてしまったんですね。彼のほうも、踏み込みきれずに躊躇してしまったのかもしれません。「ハニートラップじゃないよね?」「大人数のバーベキューに参加したときのことです。いじられキャラの男性がいたのですが、私は彼の明るい性格に惹かれて興味を持ちました。後日、二人で飲みに行ったときに“タイプなんだ”と伝えると、とても喜んでいました。ただ、“本当に?”“嘘じゃない?”としつこいくらいに何度も確認してきて…。しまいには“ハニートラップじゃないよね?”と聞かれて、さすがに疑いすぎだと思いました」カホ(仮名)/27歳男性にとってはまさかの展開だったのでしょう。普段からいじられキャラということもあり、そんないい話があるはずないと疑ってしまったのかもしれません。「2番目でいいかな?」「以前、親しくなった男性と飲みに行ったときです。途中で手をつないできたので、気があるんだなと思いましたし、私としても悪い気はしませんでした。そのあと、“うちにくる?”と誘われて部屋へ。そこで私が思い切って、“付き合うの?”と尋ねたんです。すると彼は、“実は彼女がいるんだ”と…。さらには、“だから2番目でいいかな?”と言われて、腹が立ったので速攻で帰りました」ユイカ(仮名)/27歳なんとも失礼な話ですね。すぐに帰る選択をしたのは正解だったでしょう。「結婚してください」「私が婚活をしているころ、友人の紹介で出会った男性がいました。穏やかで優しい感じがして、悪い印象は抱きませんでした。後日、初めて二人で食事に出かけたときに、人通りのない道で彼が突然立ち止まって……。なんとなく告白されるんだろうなと思っていると、なんと彼は“結婚してください”と言ってきたんです。さすがに結婚は早いと思い、無難にはぐらかすと、その日から連絡が取れなくなりました」ユミ(仮名)/30歳付き合ってもいないのに、いきなりの結婚の申し出は驚きますよね。すぐに音信不通になったことからも、本当に好意を持っていたのかあやしく思えます。“いい雰囲気になった男性に言われた衝撃のひと言”をご紹介しました。せっかくいい感じの関係になったのに、たったひと言で台無しになってしまう場合もあります。男女どちらにも言えることですが、会話をする際は慎重に言葉を選ぶべきでしょう。©Shift Drive/shutterstock ©PeopleImages.com – Yuri A/shutterstock文・塚田牧夫
2023年08月11日好きじゃない人からいつも好かれる。こんな経験に頭を悩ませている方はいませんか。それは漠然とした問題なのではなく、女性側の無自覚な振る舞いに原因があるかもしれません。今日は「無駄モテ」している女性がやりがちな、5つの特徴と解消方法をご紹介します。好きじゃない人や変な人にばかり好かれて困る…恋愛に悩みを抱える女性が直すべき特徴【おおしまりえの恋愛道場】vol. 235恋はするけど、いつも好かれるのは別の人。なぜか好みじゃないタイプばかりに好かれる。そんな悩みを抱えている女性に、今日のお話は参考になるかもしれません。恋愛とは双方の気持ちが向いた時に成立するので、それが叶わないこともあります。しかし、冒頭でお伝えしたような、毎回自分の気持ちと違う方向(違う人)から返ってくるなら、何か別の問題が隠れているかもしれません。例えばそれは、無自覚に「無駄モテ(無駄に意図しない人ばかりからモテること)」しているかもしれません。今回はそんな女性に共通する5つの特徴をご紹介します。好意が行動にリンクしていない好きな人との関係発展を望むなら、ただぼーっとしていては始まりません。相手と積極的に話したり、ご飯やデートに誘ったりすることで、相手との接点も増え、好意も伝わっていきます。しかしなかにはちょっと不器用ゆえに、好きという気持ちが行動にリンクしにくいタイプがいます。・断られたら怖いからデートに自分から誘えない・好きな人の前だと静かになってしまう・好きな人ほど避けて行動してしまう・嫌われ不安から男性にはいつも極端に臆病・恋愛対象外の男性とはフランクに接することができるこんなタイプは要注意です。そうした不器用さが、好きという気持ちを相手に伝わりにくくさせているかもしれません。こうした不器用さの結果、好きじゃない人以外からのアプローチだけが残るようになり、結果「無駄モテ」になっているかもしれません。このタイプは、勇気を出して気持ちと行動をリンクさせていく必要があります。好きな人には積極的になる。それと同時に、好きじゃない人には、余計に距離を詰めすぎない。こうした行動が、だんだんと思い違いの好意の発生を減らしていきます。自分のストライクゾーンの認識違い多くの人には「ウケる層」が存在します。例えば筆者は20代の頃、なぜかオラオラ系の男性からモテる(受けがいい)傾向があり、まったく好みではなかったので困りました。こうした無自覚な傾向は、自分の性格や見た目、行動を振り返ることで、なぜその層から支持を集めるのかを考えることで、ある程度変えていくことができます。再び筆者の話しで恐縮ですが、私の場合は、どうやらオラオラ系に対して物怖じせずに会話ができる部分が、高く評価されていたようです。私個人はまったく好みではなかったので、こうした長所を活かし、別のタイプの人との恋愛に向き合えたところがあります。幸せな婚活や恋愛を引き寄せるポイントの1つには、「自己分析」が大事だと言われています。こうした無駄モテから自己分析を深めていくのも、1つのキッカケとしてオススメです。無自覚の思わせぶり行動発動中男性から好意を寄せられる場合、当然女性側は、男性に対して“それなりの行動”を取っているものです。道ですれ違っただけで相手から惚れられるなんてことは、めったにありません。この“それなりの行動”とは、ご飯に誘ったり、積極的に声をかけたり、LINEを素早く丁寧に返したりといったことが該当します。無駄モテを繰り返すタイプは、好きじゃないタイプにこうした行動を無意識に取っており、その結果好きと言われても「なんで??」と首をかしげることもあるようです。過去に筆者が相談に乗った無駄モテ女性のエピソードをご紹介します。彼女は好きじゃない相手に対しても「悪いから」「別に負担じゃないし」と、誘いには極力応じ、LINEは毎回丁寧に返していたそうです。その結果、彼からは「脈アリ」と判断され、彼女にとっては想定外の片思いが始まっていました。またこの女性は、「ご縁なし」と思った相手も、ダラダラLINEがくれば連絡を続けてしまう傾向がありました。なぜ会う気もないのに続けるのか聞くと、「相手を傷つけたら嫌だから」「嫌われたりしたら嫌だから」「自分のせいでメンタル壊れたら心配だから」と話します。なんとも優しい一方で、本当に相手のためを思うなら、早期に「ご縁なし」を態度で示してあげるのも、相手の労力を使わせないという意味では優しさです。無駄モテして困る女性は、こうした余計な配慮をしすぎていないかを、考えてみましょう。自分の理想が高すぎる無駄モテする女性には、そもそも理想と現実が一致していないケースも多数あります。分かりやすく解説するため、年収を例に紹介します。彼に求める理想年収は1,000万円だけど、自分は年収100万円。特別美人でもないし、料理や趣味や仕事など、アピールできることもない。こんな女性が、当然年収1,000万円の男性にアプローチしても、気持ちが返ってくることは少ないでしょう(絶対無理とは言い切れませんが)。このように、世の中には自覚なく理想が高すぎて、意図しないタイプの男性ばかりとご縁ができ、不満を募らせることが少なくありません。こうしたケースに気づくには、以下のような点を振り返ってみるのがオススメです。・理想年収や見た目など諸条件が自分と釣り合っているか・第三者からみて高望みしているように感じられるか・やみくもに出した夢物語の理想になっていないか確認するこうした感じで、自分の理想をもう一度振り返る時間を取ることで、だんだんと現実的なモテと諸条件も近づいていきます。無駄にモテても仕方ないと思われるかもしれませんが、意識外からの好意は、自分の行動と心の不一致に気づかせてくれるサインとも言えるのです。分かる範囲から、振り返ってみましょう。無駄にいい人すぎて余計にモテている大人になると、優しい人や明るい人、回りへの配慮を欠かさない人など、いわゆる「いい人」は、それだけでモテていきます(人望が集まるとも言います)。ただこのいい人要素が極端に振りまかれると余計にモテてしまい、自分にとって疲れる要素にもなります。筆者の近くにいる無駄モテ女性は、常に回りにも気配りを欠かさない女性でした。しかしその結果、誰からも慕われ、いろんなところに誘われ、応じたり断ったりするのがだんだんとおっくうになり、ときどき頭を抱えていました。モテない人からしたら贅沢な悩みかもしれませんが、本人からしたら、来すぎるもの問題です。結局彼女は、いい人という要素は最大限彼や好きな人など、「自分が大事にしたい人」にのみ集中することを意識したそうです。そして困る前に断ることや、話しを聞きすぎないことを意識し、自分の中での線引きをし直したそうです。これは、「バウンダリー(境界線)」という、自分と他人の心と体の距離を適切に引くという、心理学の1手法です。いい人は優しい反面、相手に自分の境界線内に踏み込ませすぎている傾向があります。例えば、負担になるまで話を聞くとか、無理に相手の要望に合わせてしまうなどは、相手が自分のバウンダリーを超えることを許していることの代表です。その結果、相手は「受け止めてもらえる」といった感覚を持ち、余計なモテを誘発していることもあるのです。「自分の境界線はここまでです。これ以上踏み込まないでください」といった線引きを自分から積極的にすることで、余計なモテも減らすことができますし、自分の負担も軽くすることができます。周りからいい人と言われることが多い女性は、一度このバウンダリーを見直してみると良いかもしれません。無駄モテ女性が無自覚にやっている、5つの特徴と改善方法を解説しました。無駄なモテというのは、ある意味人間関係がうまくできていない小さなサインとも言えます。ぜひ自分を振り返りながら、心地よい人間関係や恋愛を見つけていってください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Zave Smith/Gettyimages文・おおしまりえ
2023年08月10日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、マッチングアプリで知り合った彼と交際1か月になるという31歳女性。順調と思いきや、彼がほかの女性と密会していることを知り不安に…。佑雪さんのアドバイスは?お悩み:「アプリで会った彼が、ほかの女性と密会していました」【クラブ佑雪】vol. 306春頃にアプリで知り合った同い年の彼の真面目そうなところに惹かれて、私から告白。お付き合いを始めて1か月経ちました。彼も私も共に忙しく、会えないときがあるのも当たり前だと思っていましたが、なんと、ほかの女性とも会っていることがわかりました。その相手ともアプリで出会ったようです。彼は「気が合うから友だちになっただけ。それ以上の関係はない」と言います。彼を信じないといけないと思いつつ、どうしても疑ってしまう自分がいます。いったい、どうしたらいいでしょうか?(ぴーちゃん31歳未婚 金融)「アプリで始まった恋の注意点」まず、申し上げます。アプリを利用している男性は、よっぽどのことがない限り、交際を始めたとしてもアプリを使い続けます。ヘタすれば、結婚後も続けるくらい。まあ、ラブラブ絶頂期で彼の方が女性にゾッコンだったりすると、それもないのかもしれません。でも、ずーっと100%、関係が好調ならば問題ないのですが、男女の関係って波があるじゃないですか。いいときもあれば、悪いときもある。悪くはなくても、ときめき度が低くなったり。そういうタイミングにチラッとアプリを再開させる。そこでマッチングしたり、リアルで会うところまでいかなければいいんですが、会ってハマるところまでいく場合もある。で、モテる男性ほど、ハマるところまでいく確率は高いですからね〜。ご相談者さまの彼、31歳で独身なんでしょ?まして、ご相談者さまが好きになるくらいですから、アプリでも相当モテるはず。そりゃね、自分ひとりって思わない方がいいですよ。女性って、一途な人が多いから、彼氏ができたらアプリをやめる人が多いんです。でも、男性は浮気しなくても、モテるだけで嬉しいから、その嬉しさを捨てられないんですよね。で、ズルズル、アプリを使い続けちゃうわけです。アプリで出会った女性をたとえ、友だちという名目であっても切れない。もうひとつ覚えておいていただきたいのは、交際が始まっても最低、半年間は “お試し期間”だってこと。もっと言うなら、入籍するまでがお試し期間なんです。その間は何が起こってもしょうがないですよね。ほかの女性の影があるなんて、腹も立つし、何より悲しかったり不安になったりもしますが、そこでちゃぶ台ひっくり返したら負け、みたいなところがあります。入籍するまでは“試されているのだ”という意識をもった方がいいですね。たとえ話をします。ケーキを買いたいとします。ある街にはケーキ屋さんは1軒だけ。お店に入ったら、ケーキも1種類しか置いてません。そしたら、それを買うしかないわけです。でも、ある街ではケーキ屋さんが10軒あって、どのお店でも目も眩むような魅力的なケーキを何十種類も扱っていて、「全種類、試食できますよ〜」って言われたら、どうですか? 全種類とは言わないまでも、気になるものは試食してから決めますよね?そういうことなんです。“ちゃぶ台ひっくり返したら負け”についても説明しましょう。最初に入った1軒では試食したけど、気に入らないから買わなかった。そしたら、お店の人から「また、来週、違う種類のものが出ますから、そのときまた見に来てください」って笑顔で言ってくれました。次のお店では「買わないんなら、試食もしないでくださいよ。失礼です」と言われました。となると、最初のお店では、もしかしたら、また買わないかもしれないけれども、足を運ぶ可能性はありますよね? でも、次のお店には2度と行きませんよね? そういうことなんです。アプリって、巨大なお取り寄せマーケットのようなもの。常に上記のケーキ屋さんのようなことが起こっていると考えれば、自分というケーキを買ってもらうにはどのような対応をすべきか、わかると思います。残念ながら、信頼関係を築くには時間がかかります。それは誰と付き合っても同じことです。彼がいいなら、完全に1対1で向き合えるようになるまでは焦らず、彼の気持ちを惹きつけていく必要があります。また、逆に言えば、ご相談者さまだって“試食”すればいいんです。本当に今の彼でいいのか。アプリを使って、いろんな人との可能性を探ってみてもいいのではないでしょうか? 自分にだって、ほかにも可能性があるってわかれば、彼との向き合い方も変わると思います。可能性は無限大。人生を楽しんでくださいね!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishimaマガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Tomas Rodriguez/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2023年08月07日