育った環境、周りの環境によって、人の価値観って違ってきて当然ですよね。ですが、大好きな彼とそれが大幅に違ってしまうと、お付き合いに支障が出てくるのも無理ありませるにはどうしたらいいのか、うまく関係をつくる心がけをお教えします!■会うのは時々にする価値観の違いは、一緒にいれば居るほど大きく感じるようになります。ですから、会う頻度を減らせば、大きな価値観の違いは感じにくくなります。また、会うのが久々であれば、お互いに思いやりを持った行動ができて、愛情もうまく育めるはず。価値観のズレが気にならないだけでなく、会えない期間で好きな気持ちを高めることができるので、一石二鳥です。うまくやるためには、お互いに居心地のいい距離をあえてとる、ということも必要なのかもしれません。■価値観の違いを楽しむ食べ物の趣味が合わない、お金の価値観が合わない、趣味嗜好が合わない、など違いの種類には色々あるでしょう。そのすべてを無理に合わせようとするから、些細なことにもイライラするようになってしまうのです。お互いの価値観をつぶしてまで合わせようとするのではなく、その違い自体を楽しむ工夫ができると心地よい関係を築くことができるでしょう。たとえば映画の趣味が違うのならば、映画を見終わったあとに感想を述べあって彼の新しい意見を発見したりすれば、楽しく過ごせますよね。価値観が違うということは、ふたりで2倍の考えを持てるということ。うまく活かせるとお互いを高め合えるでしょう。■お金や生活の価値観は埋めておこう長いスパンで彼と一緒にいることを考えるならば、お金の使い方や生活に関わる部分の価値観は埋めておかないと後になって確実に困ります。特に生活をするうえでの大切になってくる価値観は、何としても折り合いをつけておきたいものです。付き合いはじめから無理に価値観をあわせようとすると、楽しい恋愛期間が訓練のようになってしまいますから、長い付き合いの中で徐々に、さりげなく自分の価値観を伝えていきましょう。何か違いを感じたなら、「こうしてくれたら嬉しいな」など、彼の価値観に気を配りつつも、あなた自身の意見を伝えるような言い回しをすることが重要です。■全面的に彼を受け入れるのもアリ「恋愛は惚れたもんが負け!」という言葉があるように、好きなら主導権を握るのを諦めるのもひとつの手。彼のどんな価値観も、甘んじて受け入れることが解決につながるかもしれません。「我慢」と言うと一方的に強いられている感じがしますが、他人を変えるのは、時間と労力さらに気苦労も増えるもの。他人を変えるより、自分を変える方があなたにとって楽な場合もあるのです。無駄なケンカを増やすようなことはせず、彼に合わせてみるのもアリでしょう。■価値観が違うのは当然価値観がはじめから全く一緒!というカップルは稀でしょう。価値観が違うから得られることもあります。その違いも含め、可愛いなと思ってあげられればうまく付き合っていけるはずです!(odango/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年06月16日元プロ野球選手の野村克也さん(享年84)の義理の息子・団野村氏(62)が、2月16日にTwitterに克也さんの遺体写真を投稿した。団氏は野村沙知代さん(享年85)が実母で、克也さんは継父にあたる。克也さんの葬儀は、14日に身内だけで密葬が行われたという。ネットでは克也さんの遺体写真が賛否を呼び、物議を醸している。《最期の姿が見れて良かった》や《色々な弔い方があっていいのだと思います》といった賛同の声も。しかし、批判も多く寄せられている。《非常識なので消してください ノムさんもこんな風に大々的にSNSで亡骸を載せられて嬉しいわけありません》《野村監督の遺体がTwitterに載ってるけど有名人だからといってあまり見たくない……。それなら見なきゃいいとかいってるけどTwitterに載せるのは常識的にどうかと思う》メジャーリーグ「シカゴ・カブス」に所属するダルビッシュ有投手(33)も、19日にTwitterで苦言を呈した。《本人がいいって言ってたならわかるけど、そうでないならダメでしょう。賛否の賛の意味がわからない》と克也さんを慮った。団氏は17日にTwitterで、多くの人々が克也さんの死を悲しんでいることを疑問視。克也さんの写真を添えて、「彼の旅立ちを私と同じように祝うべきだ」と英語で綴っていた。「野村克也さんのように、家族葬において故人の写真撮影が許可されている場合があります。最近では葬儀社側が写真撮影サービスを用意しているところもあるので、撮影自体は悪いことではありません。しかしSNSへの投稿は、意図せずとも不特定多数の目に触れてしまう可能性があります。現に、『Twitterを開いたら画像がタイムラインに流れてきた』という声も上がっています。いくら故人に敬意を抱いていたとしても、写真の取り扱いに対する配慮は必要でしょう」(社会部記者)SNSの普及により、死生観も変化してきているのだろうか――。
2020年02月19日映画『3月のライオン』では、倉科カナ&清原果耶と演じた三姉妹の末っ子役で注目を受け、アニメーション映画『ディリリとパリの時間旅行』では主人公役で堂々と吹き替えを行い、「NHK 2020応援ソングプロジェクト」による応援ソング「パプリカ」では音楽ユニット「Foorin」のメンバーとして、第69回NHK紅白歌合戦にも出演するなど、大活躍中の子役・新津ちせ。初主演を務めた映画『駅までの道をおしえて』が10月18日より公開され、さらに話題を呼んでいる。一般公募で3カ月間・4次審査まで行われたオーディションを勝ち抜いた新津は、同作で主人公のサヤカを演じた。愛犬のルーとの別れや、老人・フセコウタローとの交流を通して、魂の触れ合いが描かれたこの感動作を、現在9歳の新津はどうとらえていたのか。今回は新津にインタビューし、撮影の思い出やその深い洞察力からくる死生観、意外な愛読書などに迫る。○■お父さんからは…「まわりの人に感謝を」――オーディションに受かった時はすごく喜ばれていましたが、ふだんからどういう気持ちでオーディションに臨んでいるんですか?私は、オーディションに行けることが本当に嬉しくて、いつもワクワクしながら会場に向かいます。オーディションが大好きで、審査員さんに自分の演技を観てもらえるのが素直にすごく嬉しいので、毎回全力で課題に取り組みます。その審査で受かったり落ちたりして、受かると嬉しいし、落ちるとがっかりするけど、結果は結果だから、「全力を出してこの結果なんだから、しかたないな。よし、次はもっと頑張ろう!」と思います。だから、オーディションは大好きです。――今回のオーディションに受かったときはどういう嬉しさでしたか?もともと私は動物が全部大好きで、「このオーディションに受かったら、わんちゃんと一緒に映画に出られる!」と思い、絶対にこの作品に出演したい、と強く願っていたので、すごく嬉しかったです。――ルーの存在が重要ですね! ルーと1年半一緒に暮らしたということですが、お家ではどういうふうに過ごしていたんですか?私がルーのお世話をしていました。ルーはお散歩がとっても好きで、「はやく行きましょ〜!」っていう感じで自分のからだで玄関のドアをぐいぐい開けようとするくらいの勢いなんです。玄関で、ルーが、私が外に出る準備ができるのを待っているので、私も大慌てで着替えたりしました。――逆に、撮影ではどういうことが思い出に残っていますか?ルーと一緒に雪で遊んだシーンとか、大きい公園にイルミネーションを見に行ったシーンとか、色々あります。ルーとお散歩するシーンも好きです。ルーは本当に雪が好きで、雪を見るとすぐ走り出しちゃう。ぐるぐるまわってて方向がわからなくなって、柵の向こう側に出て行っちゃったときがあって、そのときは必死に追いかけました。――作品で演じている時には、お父さんやお母さんから何かアドバイスをもらうんですか?お父さんは、演技のアドバイスとかは特にないんですけど、「映画は、たくさんのスタッフさんの力が集まって作られているものなんだよ。だから、いつもまわりの人に感謝の気持ちを持ちなさい」とよく言っています。――今回の作品は死もテーマとなってきますが、ふだん生死について考えることはありますか?実はこの撮影の期間中に、お母さんの方のおじいちゃんが亡くなって。その時にお母さんがすごく悲しんでいて、私も悲しかったです。おじいちゃんは山口に住んでて、大阪や福岡で舞台の公演があると観に来てくれて、この映画も「観たいな」と言ってくれていたんです。でも、お母さんが、よくおじいちゃんが元気だった頃の思い出話をしてくれて、それを聞くのがすごく好きです。思い出話をしているときは、そのお話の中でおじいちゃんも生きているから、あんまり死については怖いと思ったことはなくて、その人のことを思い出していれば、その間はまだ生きているから、それでずっとつながっているのかなって思います。――めちゃくちゃ深いですね…。ふだんからすごくいろいろなことを考えてるのかなと思いますが、漫画や小説などで言うと、どういう作品が好きなんですか?漫画が好きで、特にグルメ漫画が好きです。お父さんもお母さんもみんなグルメ漫画が好きなので、お母さんが漫画に出てきたごはんを作ってくれると家族じゅうで盛り上がります。「これ、あのマンガの○巻の料理だ!」って! 私は、だいたい好きな漫画はセリフをまるごと覚えているんですけど、それで、その料理が出てくるシーンのセリフをブワーッて言うと、お父さんとお母さんが「よく覚えているねぇ〜」ってビックリするんです(笑)。――ちなみに、どんなマンガを読んでるんですか?たくさんあります。『クッキングパパ』とか『銀平飯科帳』とか『おかわり飯蔵』とか『めしばな刑事タチバナ』とか。それから、清野とおるさんの『ゴハンスキー』『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』とか。清野とおるさんの本は大体好きです。赤羽に行ってみたい!――意外な名前が! 清野さんと赤羽を巡る対談企画などはどうですか?対談は……緊張しそう……。――Foorinのメンバーとして歌う「パプリカ」も大ヒットしていますが、歌って踊ってる時と演技している時に意識の違いはありますか?「表現している」というところは同じですけど、お芝居だと役になりきって演じます。でも、時々自分の素の部分が出てしまうから、撮影しているあいだは普段から役になりきるようにしています。歌って踊る時は、より、自分自身に近い感じがします。ステージで歌って踊ると、お客さんが楽しんでくださる姿が見えて、私も嬉しくなって、もっと楽しくなります。お客さんと一緒に楽しくなれることが嬉しいです。――友達からも反響がありましたか?クラスのみんなも「パプリカ」が好きだから、林間学校でのクラスの出し物も「パプリカ」でした。それから、学校で掃除しているときに、先生が唐突に流してくれたり。みんなすごく応援してくれてるから、嬉しいです。――とても仲良しのクラスなんですね。映画の話に戻りまして、改めて今回の『駅までの道をおしえて』で好きだなと思ったところを教えてください。サヤカちゃんが、自分の意思を持って頑張って生きているところが好きです。サヤカちゃんがまっすぐな心で生きているから、フセさんやルーやルースにも出会えたんだと思います。それから、ある特別な奇跡が起こるところが、すごく美しいシーンになっていて、大好きです。ぜひ劇場でご覧ください!■新津ちせ2010年生まれ、東京都出身。2014年にミュージカル『ミス・サイゴン』のタム役でデビュー。2017年、映画『3月のライオン』に川本モモ役で出演して注目を浴びる。その他の出演作に映画『バースデーカード』(16)、ドラマ『傘をもたない蟻たちは』(16)、『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』(17)などがある。また、米津玄師が手掛けた、NHK2020応援ソングプロジェクトによる応援ソング「パプリカ」を歌うFoorinのメンバーとしても活躍し、2018年の紅白歌合戦にも出場した。2019年8月公開の仏アニメ『ディリリとパリの時間旅行』では声優として主演もつとめる。
2019年10月20日価値観の違いは埋めることができる!?お付き合いしている男性とあまりにも価値観が違ったとき、困ってしまったり、別れるべきか悩んでしまう人も多いことでしょう。せっかく出会って好きになった相手なのに、価値観が違うからといって別れてしまうのは寂しいような気がしますね。価値観の違いは誰しもあることですが、世のカップルはその溝をどのようにして埋めているのでしょうか。また、溝を埋めるだけでなく、恋愛を長続きさせるにはどのような方法があるのでしょうか。こちらでは、恋愛中に価値観の違いを感じた瞬間と、恋愛を長続きさせる方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。恋人と価値観の違いを感じた瞬間3選素敵な人と出会って付き合うことになって幸せ!と思いきや、相手のことを知れば知るほど価値観の違いが出てきて悩んでしまった…という経験をした人も多いのではないでしょうか。価値観は育ってきた環境や人間関係などを通して形成されています。できれば価値観が合う人と付き合いたいですよね。でも、思ったようにはいかないのが現実。こちらでは恋人と価値観の違いを感じた瞬間を紹介します。(1) 金銭感覚のズレどうしても譲れなかったり、喧嘩になってしまう原因のひとつに、金銭感覚の違いがあります。お金の使い方や経済的価値観が違うと、デートのときだけでなく同棲や結婚したらどうなるのだろうと不安になってしまいますよね。女性の金銭感覚がしっかりしていて、男性がお金にルーズというパターンが多いかもしれませんが、その場合女性が我慢したり負担に感じ、逆の場合、男性からすれば結婚相手として見ないという人もいるようです。(2) 優先順位のズレ男性は仕事や趣味、友人との付き合いを優先しますが、女性は恋愛すると彼氏が第一優先になることが多いようです。優先順位があまりにも違いすぎると、お互いに不満がたまってしまったり、喧嘩になってしまうということもあるようです。(3) 家族への思いのズレ人それぞれ育ってきた環境が違うように、家族への思いも人それぞれ違うでしょう。家族を大切に考えているか、家族との関わり方などが違いすぎると、結婚を考えたときに不安になってしまうこともあるようです。また、あまりにもどちらかの家族の結束が強すぎると、その輪に入っていけないという気持ちからすれ違ってしまうこともあるようです。価値観が違う相手と恋愛を長続きさせる方法3選せっかく出会って好きになった相手とは恋愛を長続きさせたいと思うものです。しかし、価値観が違うとなるとなかなかその溝が埋まらないということもあるでしょう。こちらでは価値観が違う恋人との恋愛を長続きさせる方法を紹介します。彼と価値観の違いで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。(1) 男性の考えを最初から否定しない人それぞれ考え方は違いますが、男性と女性ということで基本的に考え方に違いがあるということを頭に入れておきましょう。男性脳・女性脳と言われるように、男性と女性では脳の作りが違うと言われていますよね。考え方や恋愛の仕方、仕事への取り組み方など、男女の差を理解して男性の考えや行動を最初から否定しないことが大切です。(2) 価値観の違いを感じたらお互いに話してみる価値観の違いは、長年積み重なっていくと大きなストレスとなってしまうことがあります。価値観のズレが今後も恋愛を続けていく中で気になると感じるようであれば、お互いに時間を取ってじっくりと話してみるとよいでしょう。一方的にならないように、相手の意見を聞いて、自分の意見を伝えるようにして、お互いの気持ちを確かめましょう。(3) 価値観の違い以外の良いところを大切にする価値観の違いはどんなカップルにもあることでしょうが、逆にここだけは価値観が合うよね、というポイントもあるかもしれません。価値観の違いにばかり意識をやらないようにし、その他の彼の素敵なところに目を向けましょう。そうすることで、相手のことを許せるようになる場合もあります。今まで見えてこなかった彼の素敵なところを見つけていきましょう。価値観の違いを受け入れることが大切価値観が違うということを受け入れ、向き合いながら恋愛を長続きさせる方法を見つけるようにしましょう。価値観の違いを受け入れることで、楽しく素敵な恋愛をすることが出来るようになるかもしれませんね。
2019年10月07日恋人と別れる時に特に多いのが「価値観の違い」です。価値観の違いは様々な要因によって生まれます。お互いに価値観を知って理解することで別れを避けられます。価値観の違いとは男女の価値観の違いとは何か、ということを理解することが男心を理解することにつながります。何を大切にしているか、物事をどう捉えているか、優先度の違いということが男女の価値観の違いとなることが多いとされています。価値観の違いは、性別に関係なく育った環境や経済環境、人間関係、これまでの経験、所属しているコミュニティなどによって形作られていきます。相手の価値観を否定してしまうことで、問題が起こります。問題を起こさないためには、お互いの価値観を認め合って妥協点を探していくことが重要です。男女の価値観の違い男性と女性では価値観が違いますが、特に多いのが金銭感覚のズレです。節約志向の人もいれば、金額を考えずに買い物をしてしまう人もいるため、この価値観の違いは将来的に大きな問題となってしまう可能性が高いと考えられます。物事に対する優先順位の決め方も違ってきます。仕事や働き方、家族に対しての考え方の違いなどは、大きな価値観のズレへとつながります。食べ物への価値観の違いも一緒にいて苦痛になる原因です。偏食が酷い、価格の高いものだけを食べる、食べ物の趣味が合わないという場合には、一緒にいて楽しく無くなります。その他、デートよりも自分の都合を優先する、結婚への考え方が違う、衣食住への価値観の違いも男女に差があります。価値観が違うと感じるカップルが長続きするには価値観が違っていても、一緒に居たいという時には、お互いに違っていて当たり前ということを理解することが大切です。特に女性の場合は、自分の価値観に共感してほしいと思いがちですが、男性にも男性の価値観があります。共感だけでは解決できないことも、男性がいることで補えるケースもよくあります。そのことを考えて、その価値観の違いを埋めるように努力することが大切です。また、相手の価値観に関心を持ってみたり、価値観を否定しないようにするということを心がけます。別れた場合復縁はできるか?価値観で別れた、喧嘩したという場合、話し合っても解決できないときは復縁は難しい傾向にあります。妥協できるのであればお互いに冷静になれる冷却期間を設ければ復縁できる可能性もありますが、ほとんどの場合お互いに譲れない、歩み寄れないというケースは復縁するのは難しいです。どうしても復縁したい場合には、なるべく早めに相手にその気持ちを伝え、歩み寄ることが重要となります。
2019年09月15日女性の生々しさをコミカルにもシリアスにも描く、漫画家の鳥飼茜さん。最新作『サターンリターン』から見えてくる、独特の死生観とは?女性が救われる漫画、と言っていいだろう。男女の性の不平等を描いた『先生の白い嘘』や、生き方や自立について考えさせられる『おんなのいえ』など、鳥飼茜さんの漫画は夢物語ではない現実を突きつけてくるのに、優しさが通底している。連載中の『サターンリターン』もかなり力の入った作品で、今回の主人公はデビュー以降、小説を書けなくなった女性・理津子。かつて書くきっかけを作ってくれた男友だち・中島が自殺したことを知り、彼女の人生が動き始める…。――死や喪失がテーマと思われますが発想の経緯を教えてください。鳥飼:もともと私は、漫画を描くのが苦手なんですよ。――えっ!?鳥飼:こういう世界や人がいいなって思えるような理想的なことを描けないんです。それで『先生の白い嘘』が完結したとき、次に何を描けばいいかわからなくなっちゃって。今までとは違うテイストの絵にするなど、いろいろ工夫してみて、結局自分が描けるのは、実際に存在しそうな人や出来事をフィクションとして成立させることなのかなと思ったんです。それと理想は描けないけど、怖いものは描けるっていうのもあって。私にとって漫画を描くことでカタルシスを得られるのは、現実的に恐れていることを絵にしたり、セリフにしたとき。一般的な漫画の描き方とは違う気がしてコンプレックスでもあるんだけど、そういうやり方しかできないんですよね。――『先生の白い嘘』で、そのことに気がついた感じですか?鳥飼:そうですね。中学生のとき、レイプが怖すぎて警察に電話相談したことがあるんです。彼氏とかも全然できないような“おぼこい”子どもだったんですけど、「どうしたら防げますか?」って。なんで女であるだけで、レイプに遭うかもしれないっていう地雷を抱えて生きなければいけないのか、ずっとわからなくて。そういう思いを漫画にしたら「男女の不平等を描く人」みたいな冠をつけてもらうようになったんですけど、私自身は論理としてのフェミニズムよりも、不安を残したまま、恐怖にさらされる可能性のある世界を生きていることが、単純に嫌で気になるんですよね。同様に、死ぬことや自分の人生を失うことも怖いんです。以前、自分の近い人が死んじゃったことがあって。当時付き合っていた人の友だちとして紹介されたのですが、彼氏よりもフィーリングが合ったくらい。だけど亡くなってから、自分が見てきたその人と、そのあとに見聞きして知った姿が、合致しないような違和感があったんです。――「30歳になる前に死ぬ」と言って自殺した中島というキャラクターは、そうした経験が影響しているのですね。だけど若くして死んだミュージシャンが伝説になるように、早世の美学みたいなものはたしかにありますよね。鳥飼:私は一日でも長く生きたいと思っていたから、かっこ悪くなる前に死にたいっていう感覚は全然わからなかったんですけど…生きていると失っていくことも同時にありますよね。物事に対する興味もそうだし、健康だってそう。それで昔、その死んだ友だちが、このまま失い続けるなら、生きているよりここで終わったほうがましだと思える地点がいつか来るんじゃないかみたいなことを言っていて。それまでまったく理解できないと思っていたことが、そのときすこしわかった気がしたんです。物事を失うスピードは人によって違って、加速度的に失っている人もいる。私も生きながらちょっとずつ何かを失っているけれども、それが急に加速したらどうなるかわからないなあって思ったんです。――その中島を救えなかった思いにとらわれる、主人公の“書けない小説家”の理津子は、いつになくミステリアスな女性ですね。鳥飼:今って共感の嵐が起こりまくっているけど、自分はそれに飽きちゃったところがあるんです。私は物語の受け手として、共感をあまり重視していないほうなのですが、人って共感できないと物語を消化できないものなのかな、と疑問に思って。共感はなくてもなんらかの共鳴があれば、物語は成立するんじゃないかなっていう実験的な意識もあります。要するに、理津子は最初から共感できない女ってことだと思うんですけど(笑)。――それでも気になってしまう、というのはありますね。今回は、今までで一番描くのがしんどくて、同時に描いていて一番スリルを感じる漫画だそうですが。鳥飼:基本的にどんな漫画も描くのはしんどいけれど、いろんな種類のしんどさがあるんです。たとえば『地獄のガールフレンド』とか『おんなのいえ』みたいなコメディタッチで、前向きに生きようねって背中を押してあげる系の作品は、ちょっとだけ嘘をついているというか、いい子を演じているようなしんどさがあります。今回の作品にそういう感覚は全然なくて、そのぶん描きたいことを率直に描こうとしているから、「これが伝わらなかったら負け」くらいに思ってます。隠し立てできないからこその、身ひとつのしんどさっていうのかな。自分が描ける情感の極みと、読む人を飽きさせないエンタメ性っていう、頭の使い方が全然違う表現を両立させようとしてるから、息切れするんです。背伸びしているし、身の丈に合っているかもわからないけど、この描き方が今は一番面白いですね。――作品の系統としては『先生の白い嘘』と比較的近いと思うのですが、また違うしんどさですか?鳥飼:違うけど、ケンカ腰っていうのは一緒。青年誌で描くと、なぜかケンカ腰になっちゃうんです。女性誌だと、やっぱり同じ女だからわかってくれるよね、みたいな甘えが出てしまうし、女の人には笑っていてほしい。怒られたくないんです(笑)。だからいい子ちゃんになってしまうのかも。――タイトルの「サターンリターン」は土星回帰という意味で、占星術では約30年に一度、大きな転機が訪れるといわれているそうですが、今までの人生でそう思えるような出来事はありましたか?鳥飼:サターンリターンとされる時期でいうと、子どもができたことですね。妊娠が判明したその日から、お医者さんに動いちゃダメって言われたんです。これから漫画を連載したかったのに、体を起こすこともできなくなって。安定期が一切ない妊娠期間で、ハラハラしっぱなしでした。出産後は、家のことや仕事で動きっぱなし。そのうち夫とうまくいかなくなって、震災もあったりして。無茶苦茶だったけど絶望的だと思ったことはその間一度もなくて、むしろ元気で希望がありました。寝たきりは最悪だったけど子どもに会うためのことだし、離婚もよくなるためにすることだったから。不安だったけれども、“変わっていく過程”っていう実感がありました。戻りたくはないですけど(笑)。とりかい・あかね1981年生まれ、大阪府出身。2004年デビュー。漫画単行本は『おはようおかえり』『おんなのいえ』『先生の白い嘘』『地獄のガールフレンド』『マンダリン・ジプシーキャットの籠城』など。エッセイ&対談集『鳥飼茜の地獄でガールズトーク』、エッセイ『漫画みたいな恋ください』なども。『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で隔週連載している『サターンリターン』は、第1巻発売中。書けない小説家となり、現在は専業主婦の加治理津子。ある日、30歳を目前にかつての友人・中島が自死したことを知り、真相を追う。男女の性差、夫婦、母性など、鳥飼さんらしい視点で現代社会のさまざまなひずみが切り取られている。※『anan』2019年9月11日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・木村舞子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2019年09月04日フランスを代表する現代アーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーの50年にわたる創作活動を紹介する国内最大規模の回顧展が始まった。人の痕跡を日用品から。ボルタンスキーの大規模回顧展。ボルタンスキーは日本とも縁が深く、近年では「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」や「瀬戸内国際芸術祭」にも参加。また2008年からベネッセアートサイト直島にて展開されている≪心臓音のアーカイブ≫は、人間が生きた証として人の心臓音を採録するという斬新なプロジェクトだ。他にも、越後妻有の廃校を使ったインスタレーションや、ドキュメント映像など、様々な作品を日本で発表してきた。作品の根底にあるのは、どれも人間の存在を訴える悲痛な叫びだ。原点は彼の生い立ちにある。1944年、ナチスの占領時代が終わった直後のパリで生まれたボルタンスキー。ユダヤ人である彼の父親は、迫害を逃れるため母親と偽装離婚し、家の床下に隠れ住まなければならなかった。終戦後、周囲から聞かされた強制収容所の話など、幼少時の経験が彼の生涯のトラウマとなる。例えば‘87年に発表された≪保存室(プーリム祭)≫。電球と子供たちの白黒写真を祭壇風に設えたこの作品は、使用されたブリキ缶が骨壺を暗示していて、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を語る代表作となる。その後、ボルタンスキーはユダヤ人にとどまらず普遍的な死の表現に目を向け、あらゆる立場の人々を想った作品を制作。表現手段も多様化し、古着など様々なメディアを使い、人間の存在と不在を示す作品を追求してゆく。‘90年代中盤からは、劇場や廃病院といった空間でのインスタレーションにも着手。最近では作品に神聖さを志向し、人里離れた砂漠や海岸など、簡単には辿り着けない場所に作品を設置していた。そんなボルタンスキーの作品を、東京で体感できる絶好のチャンスが本展。今回は初期作品から最新作まで約46点(予定)もの作品を紹介する。“空間アーティスト”を自認する彼だけに、展示は会場に合わせて作品を組み合わせ、ひとつの大きなインスタレーションとして構成されている点も見どころ。彼の死生観から生まれる独創的な作品は、きっと私たちの琴線に触れるはずだ。≪保存室(カナダ)≫1988 / 衣類 / 作家蔵© Christian Boltanski / ADAGP, Paris, 2019, © Ydessa Hendeles Art Foundation, Toronto, Photo by Robert Keziereクリスチャン・ボルタンスキー1944年パリ生まれ。‘60年代後半から作品を発表し始め、‘70年代からヴェネチアビエンナーレなどの国際展に招待されるなど国際的なアーティストに。2006年、高松宮殿下記念世界文化賞受賞。クリスチャン・ボルタンスキー © Christian Boltanski / ADAGP, Paris, 2019, Photo by Didier Plowyクリスチャン・ボルタンスキー -Lifetime国立新美術館 企画展示室2E東京都港区六本木7-22-2開催中~9月2日(月)10時~18時(金・土曜に関しては6月は20時まで、7・8月は21時まで。入場は閉館の30分前まで)火曜休館一般1600円ほか。 TEL:03・5777・8600(ハローダイヤル)※『anan』2019年6月26日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2019年06月24日女優の戸田恵梨香と大原櫻子、平松恵美子監督が19日、東京・練馬の日本大学芸術学部江古田校舎で行われた映画『あの日のオルガン』(2月22日公開)試写会イベントに出席。その中で、戸田が阪神淡路大震災で被災した当時を振り返る場面があった。本作は、戦時下の日本を舞台に、子どもたちの命を守るために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描く。保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓役を戸田が、天真爛漫で音楽好きの保母・野々宮光枝役を大原が演じ、山田洋次監督のもとで助監督・脚本を務めながら2012年公開の『ひまわりと子犬の7日間』で監督デビューを果たした平松恵美子氏がメガホンを握る。保育士を目指す学生らを招いたこの日のイベント。実際に保育所を訪れて子どもたちと接する中でも、戸田は「とにかく体力のいる仕事」であると肌で感じ、命を預かる仕事としても責任と共に体力的、精神的な負担の大きさを想像したという。「保育士さんが不足していて、なかなか難しい現実があるというのを何度か耳にしたことがあったので、一人でも多くの保育士さんが増えるのを祈っていますし、楽しみながら自分の生きがいを見つけて励んでいってほしいなと思います」と学生たちにエールを送った。戦争に対する怒りや苦しみがあふれ出るシーンでは、戸田の演技を見ていた子どもが別の出演者に「なんで戦争なんかやるの?」と素朴な疑問を投げかけていたこともあった。そのことを思い出し、「すごく純粋な心で、純粋な目で聞いていたので、それにハッとさせられるというか」とその印象に触れ、「この子たちの未来を私たちがつないでいかなければならないという責任があると実感させられました」と胸の内を明かす。ある学生からの「この作品を通して命の重さ、大切さについてどのように思いましたか」という質問には、「この作品をやるにあたってずっと思い返していたこと」と前置きし、「兵庫県出身なんですけど、当時6歳の時に阪神淡路大震災を経験しました」と返答。「近所のおじちゃんやおばちゃんが亡くなりましたし、街が突然無くなってしまって」とつらい記憶をたどり、被災したことによって「今の日常は当たり前じゃない」と痛感したという。また、「死を初めて目の当たりにしましたが、その恐怖がいまいち分からなかった。けど、少しずつ自分がいろんなものを理解していく中で、『なんで! なんで!』という気持ちが生まれました」と自身の成長による変化に触れ、「その当時の気持ちや大人になったからこそ考えること」を胸に今回の撮影に挑んだという。イベントの最後にマイクを託されると、「映画やドラマは感動を与えるだけではなくて、こうやって一緒にみんなが同じ空間で観て、語り合うのが映画やドラマの良さだと思います」とした上で、「これから制作する人、お芝居をはじめる人、たくさんいると思うんですけど、やる意義はすごく大きいですし、『感動を与える』『感動をもらう』のがすべてじゃないと思います」と一役者としての熱い思いを伝えた戸田。「震災の話をしましたけど、重い話ではなくて。しんどい話でもなくて、同情してほしいとかそういうことではなくて、ただ事実を知ってほしいという思いで伝えました」と丁寧に意図を明かし、「これがどういうふうに皆さんにとってもらえるか分かりませんが、ここで見たこと感じたことがこの先ずっと残ってくれたらいいなと思います」と締めくくっていた。
2019年02月19日「死んだらどうなるの? ばあちゃんにもう会えないの?」私の祖母(娘たちにとっては曾祖母)の葬儀のときに、6歳の三女が口にした言葉でした。何をどのように説明したらいいのか分からなかった私は、子どもと一緒に読める絵本を探すことにしました。もう会えないけれど、心や記憶に残された大切なもの「わすれられないおくりもの」スーザン・バーレイさく・え小川仁央やく(評論社)誰もが一度は目にしたことがあるであろう、この表紙。長く読み継がれている絵本です。動物たちに慕われていたアナグマに死が訪れます。彼の死を悲しむモグラやカエルの仲間たち。時間が経ち春がきて、動物たちがアナグマに習った知恵や工夫、それぞれのあたたかい記憶を思い出すお話です。私も娘たちと亡くなった祖母の思い出を振り返りました。帰省したときに作ってくれた料理、一緒に花火をしたことや温泉に行った思い出など…。特に高校生まで一緒に住んでいた私は、昔、祖母から聞いた話を思い出し、今になってその意味やありがたさを知ることができました。大切な誰かを亡くすことは悲しく寂しいことですが、その人が私たちに残してくれたものを改めて思い返すと、あたたかく豊かな気持ちになれるものです。「チャーちゃん」保坂和志作小沢さかえ画(福音館書店)「ぼくチャーちゃん、はっきり言っていま死んでいます。てか、踊っています」から始まる、死んだネコが主人公の絵本。死んだあといろいろなところで楽しく踊っているチャーちゃん。“踊っている”という表現に、天国でも楽しく過ごしてくれているんだろうなと、残された家族がホッとする内容です。愛するネコを亡くしたときにこの本を読んだ友人は、心が少し軽くなったのだとか。また「子どもたちが猫の死で悲しんで打ちひしがれてしまったらどうしよう…という不安も軽くしてくれたの」と話してくれました。今でも「天国でもごはんを探して、今日もいっぱい食べてるだろうね」と食いしん坊だったネコのことを思い出すそうです。命はめぐる。死ぬことは、変化のひとつ「葉っぱのフレディ―いのちの旅―」レオ・バスカーリア作みらいなな訳(童話屋)こちらは“葉の一生”を春夏秋冬を通して表現した絵本。春に芽吹き、夏には青々と茂っていた葉が、秋には枝から次々と落ちていきます。最後に枝に残った葉っぱのフレディとダニエル。「ぼく死ぬのがこわいよ」と言うフレディに、「死は変わることのひとつなんだよ」と答えるダニエル。葉っぱが緑から赤に変わることも、枝から落ちることも変化のひとつで、自然なことだという考え方が新鮮でした。“死”は終わりではなく次の“生”につながる、めぐりめぐる命の循環であること。そして私たち一人ひとりも連鎖の一部であり、自分にも役割があり、意味があるという大切なことも教えてくれます。今、生きている私たちにできる一番大切なことは…「ずーっとずっとだいすきだよ」ハンス・ウィルヘルムえとぶん久山太市やく(評論社)主人公の男の子と一緒に大きくなった犬のエルフィー。犬なので人間よりも早く年老いていきます。ある朝、エルフィーが亡くなっていました。家族みんながエルフィーの死を悲しみますが、主人公の男の子は、悲しみだけではない感情を抱きます。それは毎晩「ずーっとずっとだいすきだよ」と、エルフィーに気持ちを伝えていてよかったという気持ちでした。小学校1年生の教科書にも採用されているこの本は、三女が何度も繰り返し読み、暗唱してしまうくらいお気に入り。娘の音読で私の心に響くのは、「すきならすきっていってやればよかったのに…」というフレーズです。毎日何気なく生活をしていますが、大切な子どもたちや家族、ペットにも“愛しているよ”と、気持ちをしっかり伝えておかねばと、聞くたびに思うのでした。これらの絵本を読み返し、“死”について知ることは、今を大切に生きることにつながり、また今を生きる私たちにできる大切なことは、愛する人に“愛”を伝えることなのかも、と改めて考えさせられました。みなさんもぜひ手に取って読んでみてください。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2019年02月19日平成最後に絶対見るべき映画!言いたいけど言えない、衝撃のラストとは!? ショッキングなタイトルに思わず心を奪われる、映画「十二人の死にたい子どもたち」。ベストセラー作家の冲方丁(うぶかたとう)原作で、直木賞の候補作となり話題となった現代サスペンスの傑作が実写化されました。2019年1月25日(金)全国公開を前に、ネットにてアップされた予告動画の再生回数がとんでもないことに!公式Twitterでは瞬く間に600万回(24時間)、公式Youtubeは100万再生(24時間)を超え、凄まじい反響を呼んでいます。もはや社会現象!これは絶対観たい!ということで、PeLuLu編集部はひと足先に鑑賞してまいりました。 それぞれの“死にたい”理由を抱えた子どもたちが、安楽死を求めて廃病院に集うことから物語の幕が上がる。 自殺サイト管理人のサトシの厳正なる審査のもと12人の未成年たちが、廃病院の密室に集まった。 ▼目的12人同時の安楽死。▼ルール・12人の意見が合わないと実行できない。・全員一致するまで議論すること。・途中で退出することも可能。退出した場合は、秘密厳守。 「みんなで死ねば怖くない」気持ちは全員一致のはずでした。ところが、そこにまだ生温かい13人目の死体が現れることで、事態は思わぬ展開へと変化していきます。 「13人目の正体とは?」「自殺か他殺か?」「殺したのは誰か?」 その謎を解き明かそうとすればするほど、疑心暗鬼に陥っていく12人のウソとダマしあいの心理ゲームが始まる。果たして彼等は安心して“死ねるのか”怯えながら“殺されてしまうのか”……。12人の死にたい理由と13人目を巡る真実が明らかになったとき、あなたはを衝撃のクライマックスを体験する! 舞台となる廃病院は仄暗く、子どもたちが抱えている闇も深い!でも物語が進んでいくうちに、不思議と青春ドラマを観ているような清々しい気持ちになっていきます。もちろん、堤監督の繊細でドラマチックな映像美も存分に楽しむことができる作品でした。特に空の描写は素晴らしく、劇中の時間の流れと子どもたちの感情の変化を美しく写し出しているよう。 “未成年ではあるものの、もう自分の命に対して決断できる。”大人と子どもの狭間で揺れ動く個性豊かな12人の誰かしらに感情移入してしまう、人間模様もこの映画の大きな魅力のひとつです。自らの命を終わらせるために議論していたはずが、いつの間にか生きることの意味に向き合っていく12人の姿に心が熱くなる、素晴らしい映画でした! 全員平成生まれ!!日本を代表する次世代俳優たちの演技バトル 出演するのは2018年の日本映画界をことごとく席巻した杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈など若手超オールスターキャストに加え、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「SPEC」シリーズで数々の若手俳優を発掘し続けてきた堤幸彦監督にオーディションで選ばれた吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗ら将来の活躍が期待される俳優6人。な、なんとこの12人“全員平成生まれ”……!日本を代表する若手俳優達の凄まじい才能のぶつかり合いが、この映画の大きな見どころであることは言うまでもありません! PeLuLu編集部が個人的に気になったのは、10番 セイゴの役を務める坂東龍汰(ばんどうりょうた)君。劇中では、不良キャラながらも繊細で心優しい一面も垣間見えるキーパーソンです。その繊細な表情の変化や演技力の高さに目が離せませんでした!デビューから1年余りで次々と出演作も決まり、若手実力派俳優として注目を集めています。▼坂東龍汰主な出演作:映画「EVEN~君に贈る歌~」、ドラマNHK BS「春子の人形」(主演)など公開待機作に、「十二人の死にたい子どもたち」(1/25公開)、「峠 最後のサムライ」(2020年公開予定)がある。 伏線だらけの謎解きミステリー×現代の死生観をめぐる人間ドラマ×次世代を担う若手俳優の演技バトル『十二人の死にたい子どもたち』、これは間違いなく平成最後に観るべき映画NO.1です! ■公式サイト■公式Twitter@shinitai12movie■公式Instagram@shinitai12movie■ハッシュタグ#しにたい12©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
2019年01月26日三島由紀夫がその思想と死生観のすべてを注ぎ込んだ長編小説であり、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺をする直前に、最終巻の原稿を渡したことでも知られる『豊饒の海』。この小説は『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の全4巻から成るが、根底に一貫して流れているテーマは“輪廻”だ。今回の公演では、文学作品の核心をすくいとり、舞台化する手腕に定評のある長田育恵が翻案と脚本を担当。さらに、昨年オールドヴィックシアター(ロンドン)のアソシエイトディレクターに就任したばかりの新鋭、マックス・ウェブスターが演出を手掛ける。長編小説をひとつの舞台作品として再構築するなか、三島の美しく深遠な世界観が、どのように立ち現われているのかに注目だ。いよいよ本日11月7日(水)に初日を迎えた本作で、華族の家に生まれ、幼馴染みの令嬢・聡子を愛しながらも、二十歳で世を去る松枝清顕を演じるのは東出昌大。物語が進むにつれ、清顕が転生する(と思われる)人物は別の役者が演じるが、もちろん東出の登場は序盤だけではないだろう。どういう形で舞台上に存在するのかも見どころだ。清顕の親友で、生涯を通して彼の転生に触れてゆく本多繁邦には、大鶴佐助(青年時代)と首藤康之(中年時代)、そして笈田ヨシ(老齢時代)と魅力的な配役が叶った。他にも、宮沢氷魚、上杉柊平、神野三鈴、初音映莉子ら盤石の役者たちがそろい、舞台を引き締める。本作のポスターには、海でたたずむ東出の写真と共に、「又、会ふぜ。きつと会ふ。」の文字が。その清顕の言葉がどんな意味を持つのか、ぜひ客席から見届けたい。12月2日まで紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAまで上演され、12月8日(土)・9日(日) には森ノ宮ピロティホールにて公演を行う。文: 佐藤さくら
2018年11月07日こんにちは、美佳です。よく付き合うなら(結婚するなら)価値観の似た人がいいなどとも言われますが、人の価値観も十人十色。自分と価値観が同じ人を見つけることも、付き合うこともそう簡単ではありませんし、見た目はタイプだけど価値観が違う男子と付き合っている女子もいるはず。そこで今回は、価値観が合わない彼との付き合い方について、いくつか述べたいと思います。■価値観の違いを無理に理解してもらおうとしない価値観が違う彼と付き合っていく上で一番のタブーは価値観の押し付け。自分の価値観が絶対とばかりに彼に押し付けては、二人の関係はうまくいきません。もちろん「なんでわかってくれないの?」と無理に自分の価値観を理解してもらおうとするのもタブー。価値観が違う人にとってそれは、ストレスでしかありません。うまく付き合っていきたいのなら「彼は彼、私は私」とそれぞれの価値観を認めるしかないです。どうしても私の価値観をわかってほしい!というのなら彼はあなたのパートナーには相応しくないので離れるべきかと。■「価値観の違い」のポジティブ面に目を向ける彼と価値観が違うとちょっとイラッとしてしまうこともあるでしょう。けどそれってお互い様ですよね。価値観が違っても彼と関係を続けていきたいのなら「なんで彼はあんな考えなの?信じられない・・・」とネガティブに考えるのではなく、「彼はああいう考えなのね。私にはない考えだったな」とポジティブに考えた方がいいかと。彼と価値観が違ったおかげで視野が広がった!くらいに思った方がいいです。まぁ、あまりにも違いすぎるとお互い理解できないシーンが多くてストレスにはなるかもしれません。そういうときは、二人でルールを設けてしまうのもアリかと思うのです。例えば、いつも揉めてしまうことに関しては、お互いの折衷案として~しよう、とか。その方が意見のぶつかり合いも減りますからね。■ぶっちゃけ、絶対に譲れないこと以外は譲るくらいの気持ちは必要誰にでも、譲れないことの一つや二つはあるもの。価値観の違う彼と付き合っていくのなら、お互い絶対に譲れないことは譲らなくてもいいけど、(というか、譲れないでしょうけど・・・)それ以外は相手に譲る!くらいの気持ちは必要かと。価値観が似てる似てないに関わらず、人づき合いって少しは譲り合いが必要です。なので価値観の違う彼とうまく付き合えるようになれば、耐久性もつくと思うので、学校や会社で価値観の違う人に会っても上手にやっていけるかと。その点で考えると、価値観の違う彼というのは今後の自分の人付き合いの上でメリットだったり。■終わりに付き合ってから「価値観が違ったなぁ・・・」と気づいてもすぐに別れを考えないほうがいいです。そもそも価値観が全く同じ人なんて、いないんですから。むしろ、どうすれば価値観の違う彼とうまくやっていけるか想像して工夫したほうがいい。じゃないと誰と付き合っても短期間で終わってしまいますって。(美佳/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年10月04日恋人と別れた原因で「価値観が合わなかった」と言う人は多いですよね。価値観とは、何に価値があると認めるかということですが、育ってきた環境や経験などで培われ、成長するにつれて変わるのも事実です。でも、価値観が合わないってどういうことなのでしょうか?1. 価値観が合わない時の考え方たとえば、あなたの朝食が毎日「パン」だったとします。でも彼が「朝はずっとご飯だったから、ご飯にして」と言ったとしたらどうしますか?急に彼の生活パターンを強いられたら対応に困りますよね。これが価値観の違い。幼いころから朝食がパンだったとしても、他の人もパンを食べているとは限りませんよね。「朝食」=「パン」と自分で思いこんでしまうのです。パンを好む人と、ご飯を好む人が一緒になれば、価値観が違うのは当たり前なんです。この場合「パンにして!」と相手にお願いしても、受け入れてもらえる可能性は低いですよね?自分の思い通りにしようとすればするほど、溝も大きくなってしまうのが価値観の違いなのです。 (1) 最終的に離婚や破局価値観が合わないことは、自分とのギャップがあるので不満がたまると思いましょう。人は自分が理解できないことがあると「否定」しようとします。受け入れられない状況が続くと、相手を許せなくなってしまうのです。当然、相手に合わせていけば、我慢は必要ですし、相手が合わせてくれなければイライラは増すばかりですよね。我慢の限界に達している可能性もあるので、爆発しないうちに周りや相手に相談し、不満をどのように改善するか答えを出しましょう。 (2) 優先順位で価値観は変わる価値観の違いから、物事の捉え方や優先順位も違ってきます。人は自分以外の人のことを理解するのはほぼ不可能ですよね。彼に嫌われたくないために、我慢に我慢をしてきた人や、彼の意見に合わせている人は、精神的に疲れやすいです。「正直しんどい…」「めんどくさい」と思いつつ、相手の要望を受け入れ続ければ、疲れるのは当たり前です。難しいと言われる価値観と上手く付き合いながら、NG行動をとらないように気をつけましょう。2. 男性が思う”価値観が合わない”とは? (1) セックスアピールでも気をつけるパートナーがセックスに対して積極的なのに、あなたは自信のなさから淡白を好む場合。セックスの考え方の違いは、セックスレスになりやすいとも言われています。男性は性欲が満たされないと、仕事に支障がでたり、浮気をしたりと生活に支障がでます。恥ずかしさから積極的にいけない人もいるでしょう。ですが、結婚をして夫婦になると、相手のセックスの要求に応える義務があるほど、夫婦間の身体の相性と言うのは非常に大切なんです。 (2) 考え方のズレ男性は、友人との付き合いや自分の時間を大切にします。四六時中「彼女」のことを考えている訳ではないのです。毎日会いたいと思う女性がいたとしても「無理」と答える男性はむしろ正常なのかもしれませんね。このギャップで会う回数も減ってくるのは仕方のないことです。 (3) 不平不満を口にだしてしまうさらには、女性はおしゃべり好きで有名ですが、陰で物事を言う人を男性は嫌います。仕事の文句ばかりだったり、仲良くしていた人の文句を言う女性は理解しがたいようです。不平不満なことを平気で言葉に出したり、悪口を言ったりすれば状況は不利になるでしょう。 (4) お金に対する問題点金遣いが荒いのもそうですが、節約のしすぎや、ケチ過ぎても男性は「無理…」と思うようです。外食に行っても1円単位までの割り勘にこだわったり、全員分をおごったりする人も要注意。3. 我慢の限界に達しないためのコツ交際や結婚って結局は「妥協なの?」と思ってしまうかもしれません。別れたくないからと自己犠牲をしていても良い恋愛はできないでしょう。「我慢しないといけないの?」と思う前に、相手と歩み寄る努力も必要です。高圧的な親の元で育った人は、親と違う考えを持った相手と上手くいかないケースがあります。自分の意思を親に伝えることが怖いので、親の言うことを聞いておけば、安心、喧嘩にならないと思いこんでいるからです。 (1) 会話を増やしてみる日頃からLINEでのやり取りが多く、直接話しをする時間が少ないカップルは注意が必要です。丁寧に話し合う時間が少ないと、自分の意見を伝えるのが面倒になっていき、それが当たり前になってしまうと、大事な部分でどう表現して良いか分からなくなってしまいます。メールが多くなると、言葉の受け取り方の違いで行き違いも増えます。自分の思い通りにならないからと、八つ当たりやストレスのはけ口に相手を利用している人は、コミュニケーション不足が原因です。相手と会話することを面倒だと思わずに、自分の思いは自分の口で伝える実践をしましょう。 (2) 無関心になってみる「納得できない!」と思っていても、不満をストレートに伝えるのはケンカの原因になるので避けましょう。例えばタバコをやめてほしい時は、「タバコやめて!」と言うのではなく「タバコを吸うなら遠い場所に行くね」と譲歩することも大切なのです。完全に「無視」をすることとは違うので気をつけましょう。難しいかもしれませんが「無関心」になると価値観のズレは減ってきます。お互いの領域に踏み込み過ぎないことが大切です。4. まとめ価値観が合わない理由で、破局してしまうカップルは多いです。上手く付き合っていけるカップルは、お互い尊重しあっているから。不満があっても我慢をしている訳ではなく、違う所でうまくバランスをとっているのです。相手とのギャップを埋めるために、気になる所があれば、少し改善してみてはいかがでしょうか?written by キララ
2018年09月21日お笑いタレントの明石家さんまが、23日に放送されたMBSラジオの番組『MBSヤングタウン 土曜日』(毎週土曜22:00~)で、自身の死生観について語った。明石家さんま番組冒頭、さんまは同番組のレギュラーでモーニング娘。’18のメンバー・横山玲奈が、実父が亡くなったために収録を欠席していることを説明。「大変だろうと思うんですけども」と横山を心配した。また、さんまは「俺らも気を付けなあかんなぁ」と出演者の一人・村上ショージへ注意を促しつつも、もし仮に自分に死期が迫ったら「俺はしゃあないなぁ、寿命やなぁって諦めるタイプ」と語った。続けて「人の生き死はどうすることもできひんやんか、我々では」と話し、「あれだけ勉強積んだ医者たちが手を尽くしても、助けられへんこともあるわけやんか、それはもう仕方がないよね」と持論を展開した。そのため、さんまは「これを見られたらもうええか」と考えるようにしていると話す。たとえば、22日に行われたサッカーW杯の試合において、クロアチアの主将モドリッチが劇的なミドルシュートを決めた時には「あ、もうええかこれで。これでいつ死んでもええか」と思ったという。また、NBAファイナルでスター選手であるステフィン・カリーが3ポイントシュートを決めた際も「これ見れたから、人生もういいか」と思ったとのこと。さんまは「毎度、毎度、つもりはできてるんですよ」として、「自分の好きなものを見て。こんなすごいものを見られて、ここで死ねたら逆にいいか」と考えていることを明かした。
2018年06月27日人間関係において「価値観の違い」ってとても大事ですよね。それが恋愛となってくると「自分と同じ価値観の人と付き合いたい!」と思うのは、ごく自然なことだと思います。それに実際、「価値観が合わない」という理由によって恋人と別れる人は多いもの。今回は、価値観が合わないと思う瞬間と、その解決策についてご紹介していきます。■「価値観が合わない」ってどんなこと?「価値観」というのは、ものや行為に対して良い・悪い、好ましいか・好ましくないかを判断するときの根底となるものの見方のことです。そこから考えると、「価値観が合わない」ということは何を良いとするか、悪いとするかの判断が一致しないということを意味します。具体的に見ていきましょう。たとえば、以下のようなことが挙げられます。・彼がゴミをポイ捨てするのが許せない・嫌だと言っても目の前でタバコを吸う・洋服の趣味が合わない・好きな食べ物がことごとく違った・LINEの頻度が違ったこのように本当に人の価値観は様々ですが、価値観が合わないと感じる瞬間は特に男女で違うようでした。そこで続いては、男女別で価値観の違いを感じる瞬間をご紹介していきます。■女性が価値観の違いを感じる瞬間まずは、女性が男性に価値観が合わないと感じる瞬間を見ていきましょう。女性が男性に対して価値観が合わないと感じやすいのは、男性が自分より仕事や趣味を優先するといった優先順位や、「女なんだから家事くらいしろ」など、固定観念にとらわれている女性に対する考え方を目の当たりにしたときです。また、料理を作る機会が多い女性の方は、食べ物の好みに対して価値観の違いを感じることもあるそうです。外食した際の食べ物の好みはもちろんですが、外食では分からない、いわゆる「家庭の味」に関する価値観の違いが気になるということでした。どう頑張っても、たとえば卵焼きには砂糖がいいとか、塩だとか、そういう慣れた味に対する価値観は変えにくいでしょう。■男性が価値観の違いを感じる瞬間それに対して男性は、より生活に近いことがらで価値観が合わないと感じることが多いようです。たとえば、金銭感覚、住居、趣味の時間、結婚に対する考え方などが挙げられます。金銭感覚で価値観が合わないというのは、例として、男性が自分にとって価値のないもの、たとえば彼女の化粧品などに対して、そんなに高いものでなくてもいいのではないかと疑問を呈することが挙げられます。また、同棲するときにどんな部屋に住みたいかや、結婚はいつまでにしたいかなどの考え方で、女性に対して価値観が合わないと感じることが多いようです。■解決策:相手の価値観を否定しない男女の間で価値観が合わないというのはよくあることです。むしろ、お互いの価値観がぴったりと合うなんてことの方が珍しいでしょう。では、長続きするカップルはどうしているのか、男女間で価値観が合わないときの解決策をご提案していきます。相手と価値観が合わないときに一番大切なのは、自分とは違う相手の価値観を否定しないということです。自分と違う価値観の人に出会ったとき、人はしばしば自分の価値観を押し付けたり、相手の価値観を否定したりしてしまいますが、これから長く付き合いたいという相手の場合、相手の価値観を尊重することが大切です。人それぞれなので、「そういう考え方もあるのか」と肯定的に受け止められるようになるとよいでしょう。■解決策:歩み寄る価値観が合わない相手であったとしても、相手の価値観を尊重できるようになったら、次のステップは、お互いの価値観をすり合わせることが大切です。これは恋愛に限ったことではありませんが、何らかの衝突が起こったとき、お互いに譲歩しながら歩み寄るというのは必要不可欠でしょう。歩み寄るためには、あなたが相手の価値観を否定しないだけでなく、あなた自身の価値観を開示し、相手に理解してもらわなければなりません。価値観が合わないときでも、お互いが相手のことを大切にできればその問題は良い方向に向かいます。まずはあなたの価値観を相手に開示し、なぜそういう価値観をもっているのか理由をつけて説明することで、相手はあなたの価値観も自分の価値観と同じくらい大切にしてくれるでしょう。■おわりに現実問題、自分と価値観がぴったり合致する相手に出会えることはないですよね。それなのに全てにたいして「自分の価値観」で相手をはかるのは、ただ意見を押し付けているだけだと言われても仕方ないでしょう。もちろん、人としてNGな行為は許す必要はありません。でも彼氏や彼女の趣味嗜好であるならば、少し許容範囲を広げてみる、もしくはすれ違いがあったときはきちんと話し合うことも時には必要です。目には見えないからこそ難しい「価値観が合わない」問題。でも「価値観が合わないから」とバッサリ切り捨てる前に、「自分は相手を思いやれているか」「なぜ自分がそうしたいかきちんと伝わっているか?」を考えてみる必要がありそうです。
2018年05月08日出会ったときには「この人だ!」と感じていたはずの彼なのに、付き合いだしてみると価値観が合わないところが次々と出てきた経験はありませんか? 価値観が合わないとケンカが増えたりなど、あまり良いことがないと思いますよね。 しかし、彼とのお付き合いを諦める必要はありません。今回は彼と価値観が合わないと感じたときの対処法をご紹介します。価値観は違って当たり前!どれだけ気の合う人だろうと、自分と全く同じ価値観の人は存在しません。そのため、彼と付き合っていく中で、価値観の違いを感じるのは当然のことなのです。問題は合わないと感じたときに、どのように対処するかです。その対処法を間違えてしまうと、彼と良い関係を築くことが難しくなってしまいます。価値観の違いを感じたら、どちらかに合わせるのではなく、お互いの価値観をすり合わせていくことが何よりも大切。そうすることで二人だけの新しい価値観をつくっていくことができます。まずは相手の価値観を理解しようまずは彼の価値観についてきちんと理解しましょう。相手を正しく理解できていない状態ですり合わせようとしても、結局お互いの価値観を押し付け合うだけで終わってしまいます。自分と違う価値観を受け入れられないのは、その裏にある背景を理解できていないから。彼がなぜそのような価値観を持つようになったのかが分かれば、「そういうことならしょうがないな」と思える部分も出てくると思います。そうなれば自然とあなたの方から譲ってあげても良いと思えるでしょう。「本当にゆずれないもの」を見極めよう彼の価値観を理解するのと一緒に自分の価値観についても見直してみましょう。彼の価値観を理解していく中で、当たり前だと思っていたことがそうでないこともあるのだと気づけたと思います。自分の価値観を見直していく中で、「ここだけはゆずれない」という部分が出てきたら、それを彼に正直に話してみましょう。あなたが彼の価値観の背景を知ることで「しょうがないな」と思えたように、彼もきっと「しょうがないな」と思ってくれるはずです。価値観が合わないからと諦めないで!価値観が合わないからと簡単に別れてしまうのはとても勿体ないことです。お互いの価値観について理解していくことで、二人の新しい価値観をつくっていくことは可能です。もし彼と価値観が合わないと悩んでいるなら、ぜひ彼と話し合ってみてください。
2017年12月28日こんにちは、恋愛デトックスカウンセラーの下村さきです。「価値観が違うから別れよう」と、フラれた経験がある人もいるのではないでしょうか。でも、よく考えてみたら「価値観が違ったって、具体的にどういうこと?」って思いませんか?今回は、「価値観の違いで別れる」ことの真意について掘り下げます。■「価値観が違う」ことが原因では別れません実は、人は「価値観が違う」ことが原因では別れません。そもそも、価値観という言葉自体、とてもあいまいなもの。お金の価値観だったり、仕事に対する価値観など、さまざまなものを指します。だから、価値観がすべて一致する人なんていないわけです。家族だって「お金の価値観は一緒だけど、趣味の価値観は違う」だったり、親友だって「趣味の価値観は同じだけど、恋愛の価値観は全く違う」というのは、よくありますよね。でも、それだけで「もう、この人と一緒にいるなんて無理!」ってならないはずです。■「価値観が違う」の真実では、なぜ「価値観が違って別れる」ことになるのかというと、「価値観が違うことが気になる。気に障る」から。つまり、相手との違いがあるかないか、ということではなく、その違いに対して「この人のここが嫌い」「この人のこれが理解できない」と思う気持ちこそが、別れの原因。たとえば、自分は毎日でも連絡をとりたいのに、彼は必要事項でしかLINEも電話もしてくれないだとか、逆に自分は友達との時間や趣味の時間も必要なのに、彼は休日は恋人同士で過ごすものだと決めつけていていつもケンカになってしまうだとか、そうした違いによる「すれ違い」こそが「価値観が違うから別れよう」のもとなのです。■「価値観が違う」のに別れないカップル「違うな」と思うことがまったくないカップルっているんでしょうか。おそらく、ほぼゼロだと思います。それなら、「価値観が違うから別れる」カップルと「価値観は違うけど幸せ」カップルの違いは何なのか疑問に思う人もいますよね。その答えは、「価値観の違いが気にならないくらい、相手のここが好き」ポイントがあるかどうか。趣味の価値観が違うけど、優しい彼が大好き!お金の価値観は違うけど、頼りになる彼が大好き!こんな風に思えるカップルは、価値観の違いなんて簡単に乗り越えられるんです。■彼に「価値観が違う」と言われたら彼に「価値観が違う」と言われた人は、自分のすべてを否定されたように感じてしまうかもしれません。でも、落ち込まなくて大丈夫。前述したように、「価値観が違う」というのは、「〇〇なところが合わない」ということ。あなたのことが嫌いという意味ではありません。彼に「価値観違うよね」と言われたら、「具体的にどんなところ?」と聞いてみましょう。そして、「確かにそれは違うかもしれないけど、〇〇なところは私たちそっくりだよね」と答えればOK。ふたりの中に「違うところはあるけれど、しっくりくる」という意識が育っていきます。■おわりに「価値観が違う」ことは、当たり前。その上で、「でも、〇〇が好き!」に気づけるカップルは、違うからこそ補い合うこともできる、長く付き合えるカップルになれますよ。(下村さき/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年12月15日「価値観を変えたくて」の旅行者に思うことby rawpixel「価値観を変えたくて、一人旅しているんですよ」と言われて、「またか」と思った。インドに行くと、この価値観を変えたくて旅行している就職活動前の大学生と出会い、話す機会が必ずある。インドには、野良牛がいて、大きな道路や路地裏、店の前、至るところで姿を見ることができる。その野良牛に出会うのと同じくらいの確率で、価値観を変えたいと話す大学生に会っている気がする。以前もお伝えしたように、この前まで有給休暇の消化期間をいただいて、2週間ほどインドのラダック地方を見て回った。タクシーをたまたまシェアしたハンガリー人から、少し離れた村で祭りがあることを聞き、急遽スケジュールを変更して「デスキット」という村に向かった時の話だ。こんな時期の、こんなところに何故日本人が…と思って話かけてみると、どうやら就職活動前に大学を休学して、約4か月間で世界を旅しているらしかった。「価値観を変えたくて」「何かを吸収したくて」と普通の顔をして言えてしまう大学生に出会う度に、不思議な気持ちになる。価値観が変わるのは、結果の話であって、目的にするにはなんだかおかしい気がして。自分の中身を変えるためだけに、こんな僻地にまで足を伸ばせるのも、なんだか違和感を覚える。こんなことを言うのは少し恥ずかしい気もするけれど、私の安い価値観は、間違いなく旅行で激変したと思っている。大学生の言葉に、おかしさみたいなものを感じながら、私だって同じようなものだった。私の旅行の目的は特になくて、「なんとなく楽しそうだから」「行ってみたいと思ったから」程度だし、意識も低ければやる気もない。価値観を変えたくて日本国外に出ている人と比較すると、きっと頭に詰め込んでいる情報量も少ないだろうし、全然何の役にも立たないようなことばかりを覚えて帰国している気すらする。「旅行に行くと価値観が変わる」という言葉に対して、「そんな価値観しか持っていないのかよ」と毒づく人がいるけれど、大抵はあまり国外に出たことのない人が言っているように思う。私の人生観や性格は、旅行中に色々な人に出会い、たくさんの場面で少しずつ決断し、変化していった。旅行は、間違いなく人の価値観を変えると思っている。今までにないものに触れた瞬間、価値観は少しずつ変化していく人が考えを変えるきっかけや自分を客観視する時間、自分の常識が覆される機会というのは、そう滅多に訪れるものではない。例えば、知らなかった世界に飛び込んでみたり、人と出会って会話をしたり、新しいことをはじめてみたりと、今まで自分の持ち合わせていなかったものに触れた瞬間に、価値観は少しずつ変化していくのだと思っている。絶対に海外である必要はないけれど、旅行は歩いているだけで衝撃を受けることがある。今回の野良牛だってそうだ。日本では見られるものではない。人間としての扱いを受けていない物乞いの人達、当然のようにポイ捨てをする人、目や耳に入る全てが真新しい環境で、自分に何の変化も訪れないだなんてありえないんじゃないだろうか。6時間くらいバスに揺られながら、隣の席に座った地元の女の子とポテトチップスを分け合ったこと。チャイ屋で知り合ったネパール人の女の子に日本の文化を説明したこと。現地でできた友達にバイクの後ろに乗せてもらって、綺麗な景色を見ながらドライブをしたこと。文字にすると大したことないのかもしれないけれど、色々なところで偶然出会った人に優しくしてもらったり、話をしたりすることによって、気づかされることがたくさんある。山道を歩いていると、たまたま僧侶に声を掛けてもらって、一緒にクリケットをしにいく機会があった。その中に一人、とても流暢な英語を話す方がいて、ラクダを見に行くことになった。歩きながら、ラダックのことや僧侶の生活など、色々なことを教えてもらう。その会話の中で、「僕は国外に行ったことがないんだ。日本は、とても大きな国なんだよね?旅行には行けないから、想像するんだ」と言われた。さり気無い一言だったけれど、衝撃を受けたのをよく覚えている。何が幸せで、どんな人生が一番いいんだろう、と思った。どこへも行けない僧侶の彼は、気軽にどこにでも行ける外国人の私を、どう見ているんだろう。おそらく自分よりもお金を持っていて不自由していないであろう外国人の私に対して、優しく接してくれるのはなぜなんだろう。決して尋ねたりはしないけれど、数日程ずっと考えていた。今回あったことも、色々なことを考えるきっかけになったし、おそらく忘れることはないんだろう。何かふとした瞬間に思い出して、「あんなこともあったんだし、また仕事を頑張ろう」と思う日も来るかもしれない。旅行にでることを「面倒くさいなあ」「死んだらどうしようかなあ」と考えることもあるけれど、その不安を吹き飛ばすくらい楽しい面が大きい。色々な人たちとの出会いや今まで気が付かなかった発見、自分の知らなかったことに驚き、感動するために、多分私はこれからも時間を見つけて様々なところに行くのだろうと思う。Text/あたそ<私たちには時間がない!「誰かを誘いたい」のに気が引ける理由>もチェック!誘いたい、だけど面倒くささが勝ってしまう。本当にしたいことをするだけでも、私たちには時間がないのだから。
2017年11月07日戦争映画というシンプルなカテゴリーでは到底語り尽くせないクリストファー・ノーラン監督作『ダンケルク』(9月9日公開)。『インセプション』(10)や『インターステラー』(14)に続く革新的な映像体験はもとより、多層的に描かれた人間ドラマにもうならされる。来日したノーラン監督に単独インタビューし、その舞台裏に迫った。今回ノーラン監督は初めて実話の映画化に臨んだが、イギリス人である監督にとって「ダンケルク」という題材には、特別な思い入れがあった。本作で描かれるのは、第二次世界大戦中にフランスの港町ダンケルクで起きた史上最大の救出劇だ。ドイツ軍に追い詰められたイギリスとフランスの連合軍兵士40万人を救出しようと、イギリスから軍艦だけではなく約900隻の民間船が自らの意思でダンケルクに向かった。この不屈の精神と決意は、イギリス人の誇り“ダンケルク・スピリット”として、後世に語り継がれている。ノーラン監督に言わせると「体に染み込んでいる」そうだ。陸の防波堤での1週間、海峡を渡る船での1日、空中戦での1時間と、それぞれの異なる時間軸を編み込んだ緊迫感溢れる106分間。映像への没入感はハンパなく、怖くて思わず目を背け、弾を避けようとしてピクリと体が動く瞬間もあった。まさに「一切緩急をつけず、お客さんを休ませないという容赦ない映画にしたかった」と言うノーラン監督の狙い通りだ。戦場の対局を見せる上で監督がこだわったのは、ダンケルクから外へとカットバックしないことだった。「軍の上層部や政治家たちが何かをしゃべっているといったありがちなシーンに飛ばすことを一切禁じた。ひたすら戦場を映すことで、そこでのドラマが深くなり、サスペンスで引っ張っていくことができると考えたんだ」。空から援護射撃をするイギリス軍パイロット・ファリア役のトム・ハーディとは、『インセプション』、『ダークナイト ライジング』(12)に続いて3度目のタッグとなった。奇遇にもトムの祖父が当時ダンケルクの戦地にいて、彼が少年の頃、退役軍人の祖父からその話を聞いていたそうだ。「トムのおじいさんの件はオファーの際には全く知らなかった。まあ、第二次大戦で祖父母を亡くしたイギリス人は大勢いるからね。僕の祖父も第二次世界大戦に趣き、ダンケルクにはいなかったけど、空軍でパイロットをしていて亡くなっている」。トム・ハーディのキャスティングの決め手は前2作で認めた演技力にあった。「パイロットは操縦席に乗り込んだ後、マスクを付けっぱなしになるので、目で感情とストーリーを語れる俳優が欲しかった。彼は『ダークナイト ライジング』の時も、マスクをつけた役柄(ベイン)を演じていたが、目だけでも見事な演技を見せていたから」。ノーラン監督の名を日本で最初に知らしめたのは監督2作目の『メメント』(00)だろう。映画デビュー作『フォロウィング』(99)と同様に、時系列をシャッフルするという脚本の新たな方程式を見せ、映画ファンを驚嘆させた。脚本家としても超一流のノーラン監督だが、今回は史実をリスペクトし、一切キャラクターの背景を盛らず、敢えて台詞を極力抑えた。「兵士たちの口から、自分はどこから来たのか、どういう人なのか、といったことを説明させないようにした。あくまでもその兵士がその場で立たされた現状に、お客さんが引き込まれていく映画にしたかった。途中でテンションを緩ませたくなかったんだ」お手本にしたのは、アルフレッド・ヒッチコックやアンリ・ジョルジュ・クルーゾなどサスペンスの巨匠の作品だ。「彼らは台詞ではなくビジュアルでテンションを挙げ、ストーリーを語っている。そういったアプローチは脚本段階からこだわり、脚本自体も76ページという非常に簡潔なものとなった」。登場するのは架空の人物だが、彼らはノーラン監督がリサーチした当時の資料や、実際にダンケルクで生き延びた退役軍人たちから聞いた体験談を反映させたリアルなキャクラターたちだ。ダンケルクで多くの兵士たちが次から次へと命を落としていく中、ある民間人の少年の死も描かれていく。そこにはノーラン監督の戦争における死生観が投影されていた。「このエピソードも、戦時中のいろんな実体験をベースにしたものだが、実は彼のキャラクターには非常に重要な役割がある。僕があの少年の死を通して訴えたかったことは、戦場の死というのは非常にランダムなもので、生きるか死ぬかの境目が決まるのは“たまたま偶然”に過ぎないという点だ」。ノーラン監督は「戦地においての栄光の死というもの描きたくなかった」と語気を強める。確かに兵士ではない少年を死に至らしめたのは、不運な出来事だったというしかない。「死んだ兵士に対して生き残った者が、『君は英雄だ』とか『立派な自己犠牲を払った』とかいろんな後付けの解釈を加えることがよくある。でも、僕はそう思わない。実際、彼らが死んだのはたまたまだったんだ」。その少年は戦地の状況について何も理解していないまま救出作戦に参加し、悲劇に見舞われる。「彼は非常にナイーブで良い少年で、兵士たちを助けようとする。そんな彼が死んでしまうことはとても不条理なことだ。でも、実際に戦場の男たちの運命というのはそういうものなんだと僕は思う。つまり戦地では勧善懲悪の原理なんて一切働かない。モラルがある人だからといって、生きながらえるわけではないんだ」。身内を戦争で亡くしているノーラン監督の口から出た言葉だからこそ、より一層重みが感じられる。折しも不安定な世界情勢となり、日本もきな臭い状況にある今、『ダンケルク』が公開されることはとても意義深い。多くの戦争映画の場合、ベクトルは“死”へ向かうのだが、本作では救出劇という“生”に向けられている気がするからだ。まあ、いろんな講釈はさておき、一番声を大にして言いたいことは「この映画史上に残るエポックメイキングな映画は、絶対にでかいスクリーンで体感すべきだ!」ということ。これに尽きる!(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2017年09月09日育った環境、周りの環境によって、人の価値観って違ってきて当然ですよね。ですが、大好きな彼とそれが大幅に違ってしまうと、お付き合いに支障が出てくるのも無理ありませるにはどうしたらいいのか、うまく関係をつくる心がけをお教えします!■1.会うのは時々にする価値観の違いは、一緒にいれば居るほど大きく感じるようになります。ですから、会う頻度を減らせば、大きな価値観の違いは感じにくくなります。また、会うのが久々であれば、お互いに思いやりを持った行動ができて、愛情もうまく育めるはず。価値観のズレが気にならないだけでなく、会えない期間で好きな気持ちを高めることができるので、一石二鳥です。うまくやるためには、お互いに居心地のいい距離をあえてとる、ということも必要なのかもしれません。■2.価値観の違いを楽しむ食べ物の趣味が合わない、お金の価値観が合わない、趣味嗜好が合わない、など違いの種類には色々あるでしょう。そのすべてを無理に合わせようとするから、些細なことにもイライラするようになってしまうのです。お互いの価値観をつぶしてまで合わせようとするのではなく、その違い自体を楽しむ工夫ができると心地よい関係を築くことができるでしょう。たとえば映画の趣味が違うのならば、映画を見終わったあとに感想を述べあって彼の新しい意見を発見したりすれば、楽しく過ごせますよね。価値観が違うということは、ふたりで2倍の考えを持てるということ。うまく活かせるとお互いを高め合えるでしょう。■3.お金や生活の価値観は埋めておこう長いスパンで彼と一緒にいることを考えるならば、お金の使い方や生活に関わる部分の価値観は埋めておかないと後になって確実に困ります。特に生活をするうえでの大切になってくる価値観は、何としても折り合いをつけておきたいものです。付き合いはじめから無理に価値観をあわせようとすると、楽しい恋愛期間が訓練のようになってしまいますから、長い付き合いの中で徐々に、さりげなく自分の価値観を伝えていきましょう。何か違いを感じたなら、「こうしてくれたら嬉しいな」など、彼の価値観に気を配りつつも、あなた自身の意見を伝えるような言い回しをすることが重要です。■4.全面的に彼を受け入れるのもアリ「恋愛は惚れたもんが負け!」という言葉があるように、好きなら主導権を握るのを諦めるのもひとつの手。彼のどんな価値観も、甘んじて受け入れることが解決につながるかもしれません。「我慢」と言うと一方的に強いられている感じがしますが、他人を変えるのは、時間と労力さらに気苦労も増えるもの。他人を変えるより、自分を変える方があなたにとって楽な場合もあるのです。無駄なケンカを増やすようなことはせず、彼に合わせてみるのもアリでしょう。■価値観が違うのは当然価値観がはじめから全く一緒!というカップルは稀でしょう。価値観が違うから得られることもあります。その違いも含め、可愛いなと思ってあげられればうまく付き合っていけるはずです!(odango/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月01日アラサー女子が年下男性とお付き合いする時、ギリギリ「ゆとり世代」の男性という事が多いようです。28歳くらいまでの男性が丁度「ゆとり世代」。恋愛価値観も30代を過ぎている女性と、20代後半の男性では違うことが多く、すれ違いや喧嘩の原因にもなってしまうみたいです。年下男子と上手に付き合うためにもゆとり男子の恋愛観を覗いてみましょう。草食系男子発症はゆとりからゆとり世代の男性は基本的に草食系です。草食系男子と言う言葉も、ちょうどゆとり世代初期が大人になった頃に出始めた言葉です。自分がガツガツ動いて格好悪くなるくらいなら待っていようと思うのが、この世代の男性の特徴でもあります。女性に興味がない訳ではなく、「果報は寝て待て」スタイルなのです。棚からぼたもちが本気で落ちてくると信じています。そのため、好きな女性がいても「向こうから声をかけてくれるだろう」と考え行動を起さないのがゆとり世代の男性の特徴です。出会いは合コンやナンパよりもSNSゆとり世代の前、バブル世代との中間辺りに当るアラサー世代には、ナンパや合コンというのが出会いの主流でした。友達の紹介で知り合うというのもスタンダードの出会い方でしたよね。でも、ゆとり世代の男性が女性と知り合う時に使うのは、もやはネットオンリーというのが普通みたいです。FacebookやTwitterなどのSNSを使った出会いはもちろん、出会い系アプリやサイトなども充実しているからかもしれません。年下男性と付き合うとき、SNSに疎かったり、TwitterやFacebookが常にオンラインな状態じゃないとそれだけでアウトーなんて思われる事もあるみたい。ゆとりは割り勘は当たり前アラサーからアラフォーに近い30代女性は、デートで割り勘なんてされたら怒って帰ってしまう人もいるくらい「割り勘に厳しい意見」を持つ人ばかりですが、でも、ゆとり世代はデート代の割り勘は当たり前。不景気世代なので仕方がないのかもしれませんが、男性がおごるという考え方がそもそも無いのです。しかも年上女性と付き合うとなると「おごってくれないの?」スタンスで来ることも。割り勘デートがキツイ女性は、ゆとり男子とのお付き合いは難しいかもしれません。。面倒くさくなるくらいならネットゲームで良い男性は、エッチがしたいという性欲に突き動かされ女性を求めることが多いものですが、でも、ゆとり男子はセックスが嫌いな人もいます。というか、面倒くさい人間関係を築く位ならエッチなネットゲームでオナニーしたほうがマシと考えます。ゆとり男子と付き合いたいのなら、アラサー女性の「普通」や「常識」といった概念が全く通用しないので、泳がせておくしかないとも言えます。自由に自分の生活を楽しめる恋愛の出来る女性なら良いのですが、自分勝手に放置される事も良くあることなので寂しい思いをする事もあるみたいです。ゆとり世代の男性全員にこの特徴が当てはまるわけではありませんが、しかし、基本的にはこれらの特徴を持ち合わせている人が多く、理解せずに付き合うと大変な事になってしまいます。特に若くなればなる程、その傾向は強くなるようです。年下君と付き合うときは、世代の特徴を掴んで、じっくり吟味してから付き合った方が身のためかもしれませんね。
2016年10月06日死に場所を求めてアメリカから日本に向かい、富士の青木ヶ原を目指した男性が、樹海に足を踏み入れた途端に傷だらけの日本人男性と出会う。外界から隔絶された空間での2人の会話劇は思いがけないもう1つの物語が導き出し、愛と生命の尊さを描いていく。ガス・ヴァン・サント監督がメガホンをとり、マシュー・マコノヒーが『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞主演男優賞受賞直後の出演作として選んだ『追憶の森』。渡辺謙はマシューが演じる主人公・アーサーの前に現れる傷だらけの男、ナカムラ・タクミを演じている。数年前、初めて脚本を読んだとき、「最初に思ったのは、こういう死生観感にアメリカ人、外国の人が興味を持つようになったんだな、ということです」と渡辺さんはふり返る。「ただ、お話を頂いたのは2011年の震災後すぐだったので、当時の僕にはそれを受け止めるだけの余裕がない、とペンディングしていたんです。でも、一昨年かな。ガスが手を挙げてくれたので。これはもしかしたら、すごく良い作品になるんじゃないかという思いがあって、お受けすることになりました」。ヴァン・サント監督の参加が大きなきっかけの一つだが、「後からの答え合わせみたいになっちゃうんですけど」と前置きして、渡辺さんはこう続ける。「たまたま、この間、胃がんが見つかって。手術をしていただいて、あっという間に仕事ができるようになったんです。そこで医学や科学のものすごい進歩を体感したわけです。昔だったら治らなかったり、見つけられなかったり、それで人は亡くなっていたんですけど、それが見つかるようになり、すごい手術もできるようになった。今回はそこまで深刻ではなかったにしても、20代の後半に味わった“人生には終わりというものが必ずある”という感覚を、久々に思ったわけです。医学や科学がこれだけ進歩しても、それはもう何千年も人間が抱えてる命題なんだと再認識したというか。だから、こういう映画を作ることにも多少なりとも意味があるんだと思いました」。マシューとは撮影の数か月前に一度会って以降、撮影初日までは敢えて顔を合わせないようにした。「ガスは『リハーサルや打ち合わせしたりする?』って聞いてくれたけど、『初日に樹海で会うまでいいんじゃない?』と言ったら、『そうだね。そうしようか』と。衣裳合わせとかも、全部すれ違いのスケジュールにしてくれて。撮影当日も、樹海で『アクション!』となるまでは顔を合わせないようにしてくれたんですよ。で、それなりに面白いエモーショナルなシーンになったんですけど、あまりにもエモーショナル過ぎて、『これは使えないね』って(笑)。でも、そうやって毎日積み上げて行くことで、2人の関係性ができ上がっていったので、それは間違いではなかったなと思います」。マシューについて、「もちろん経歴も違うし、歳も違うんだけど、タイプ的に似てるような俳優だという気はするんです」と言う。「それなりに準備はちゃんとするんだけど、それは全部置いて、裸一貫というか、何にも持たない状態でカメラの前に捨て身で立っていくところが結構似てるなと思って。あまり構えずに、そこで起きていること、そこで感じることをどこまで忠実に出せるか、みたいなことを2人でやっていけたような気がします」。マシューは撮影時の渡辺さんについて、常に準備万端で現場に現れたと語っている。彼のコメントについて、「いや、四の五の言わないからでしょ」という反応がすぐに返ってきた。「現場に入って、『俺はこうなんだ。このシーンは…』と、そういう理詰めの人もいるけど、僕はもう(笑)。そういう意味でも僕とマシューは似てると思ったんです。彼もそのままストンとそこに立つ人で。だから、彼の言ってくれた言葉は、そのまま返したい感じです。彼もそういう人でした」。アーサーとタクミの物語はすべて樹海の中だけで起きる。だが、出口を求める2人の彷徨は、観客にとってはもちろん、演じる俳優たちにとってもドラマティックなものだった。「最初に脚本を読んだときに、こんな大変な話だとは思わなかった。2人で樹海を彷徨って終わる話だと思ってたら、こんなに大変になるとは…。ちょっと予想外でしたね」と言う渡辺さんの表情には達成感が見てとれる。「自然と、撮影がないときは日常の回転数を落としましたね。撮影から戻ると、本当に誰とも会わずに、じーっとしてました。回転数を上げると、マインドが変わっちゃう気がしたんですよ。だからあの頃、嫁さんとも電話でも喋らず、メールのやり取りだけで済ましてたりとか、そんなことでしたね」。『ラスト・サムライ』でハリウッドに進出してから10余年、渡辺さんがこれまで出演した海外作品はクリント・イーストウッド監督やクリストファー・ノーラン監督などの大作ばかり。今回もガス・ヴァン・サント、マシュー・マコノヒーというアカデミー賞受賞経験者が揃う作品だが、いわゆるメジャー・スタジオ大作ではなく、インディペンデント作品。撮影現場の違いもあっただろうか。「ガスの映画だという違いはあったんですけど、そんなに少人数でもなかったですし。ただ、もちろんスタジオのプロダクションがやってるバジェットではないので。でもね、撮ってる感覚はそんなに変わりないですね」。それよりも監督が誰なのか。その違いこそが「大きいですね」と言う。「そんなにすごい細かく繊細に詰めてどうこうってことはないんです。ぼん、とカメラの動きを決めて、『こんな感じ?』『じゃあやってみようか』とマシューと2人でリハーサルして。わりと放りっぱなしという感じでした。それは、信頼されてたのかもしれないですけど」。渡辺さんがツイッター(@harryken311)を始めたのは、ちょうど『追憶の森』の撮影が始まった2014年夏だった。詳細にふれないよう細心の注意を払いながら、現場の様子や感じたことをつぶやいていたが、改めて当時のツイートを読み返してみると、タクミについては「本当に厄介で面白い役」と表現し、先の発言と同様に「事前のプランを全部捨てて、とにかく何を感じるか?それに徹してます」と役に臨む気持ちを綴っている。「結局、僕の役って実線じゃない感じがするんですよ。要するに点線だったりとか、もしかしたら影絵みたいな。それでいてそれでないような、というかな。そんな部分があって。だから、彼のバックグラウンドや人生観を全部掘り起こすのではなく、どれぐらいのさじ加減で出していくかをガスとも話をしながらの演技でした。ある時点からはそれを面白がってやってましたね」。お気に入り、あるいは印象深いシーンは?という質問には「ちょっと哲学的なセリフが多かったですが、『魂が昇華するときに花が咲くんだよね』というシーンですね」というお答え。「すごく幻想的にも撮ってましたし、輪廻転生みたいな感覚はすごくよくわかる感じもあったし。デザイナーがすごくかわいい花を作ってくれたので、いいシーンになったと思います」。それにしてもタクミとは一体、何者なのか。樹海の中からアーサーの目の前に現れ、彼と言葉を交わしていくにつれ、その謎は深まっていく。渡辺さんは「この世とあの世の臨界というか結界があるとしたら、そこのフレームから顔を出してる人みたいなものですよ。恐らくね」と言う。「さっき話した、自分とは違う魂が昇華するときに花が咲くっていう話。それはもしかしたら、自分の終わりかも知れないわけですよ。自分もいつかはこうやって花が咲いたら昇華できるかもしれない。それはいいことかもしれないし、悪いことかもしれないし、ある種の未練として、それがもう無くなって消えていくかもしれない。その辺って、明確なロジックにあてはまることではなくって、非常に微妙な曖昧なところで話が進んでいく。あまりそのことを僕の中で明確に輪郭つけようっていうふうにはしなかったですね。こういうことかな、ああいうことかな、みたいな。そういう“居方”みたいなものは気をつけました。あんまり色濃く、本当にこう、できればそれこそCGで輪郭を薄くして欲しいみたいなね、ところはありましたから」。取材が行われたのは3月初旬。以前と何ひとつ変わらず、明るくて前向きで、写真撮影中はカメラマンに冗談を飛ばす気さくな渡辺さんがいた。取材から数日後には渡米し、今月17日(現地時間)まで、ブロードウェイでミュージカル「王様と私」の舞台に立ち、2度目のキングを演じた。そして取材時には明らかにされていなかったが、当時は夫人の南果歩さんも闘病中だったことが後に発表された。どんなときでも態度を変えず、常に準備万端。世界で活躍するために求められる本物のプロフェッショナリズム。渡辺さんはそれを体現している。(text:Yuki Tominaga/photo:Kyoko Akayama)
2016年04月28日どういう調査結果を見ても、たいてい「離婚の理由」のトップにあがっているのは「性格の不一致」とか「価値観の相違」です。その「価値観の相違」って、具体的になにを指しているのか?結婚前に知っておくと、結婚後に「価値観」が彼と違わなくて済む・・・・・・こういうことも言えるかと思います。価値観が違うってどういうこと?というところから見ていきたいと思います。■価値観の相違とは?たとえば、夫婦で、お互いの両親の介護に対する価値観が違うから離婚することになった、というケースもあります。ある芸能人のように、妻がせっせと外にはたらきに出るので、旦那は妻の両親の介護に専念してください・・・・・・なんてことには、一般人はなかなかならないでしょうから、夫婦で介護をめぐって価値観にズレが生じます。*あるいは、夫婦どちらかにほかに好きな人ができた、という生々しい事実を、世間にうまく隠すために「価値観の相違」という理由をうまく使っている人もいます。でも、おおかたのケースは、これも生々しい話ですが、男の稼ぎがよくなって、男のほうは精神的にワンランク上のステージに行ったけど、奥さんのほうはその旦那の価値観についていけないとか、あるいはこの男女逆のパターンとか、そういうことが、じつのところ多いのではないかと思います。ほら、よく芸能人の離婚で、「価値観のちがい」を理由にしていることがありますが、よ~くその夫婦を見たら、どちらかがブレイクして収入が上がった、ということって、ありますよね。あるいは、どちらかが仕事が激減したとか・・・・・・。■そもそも「価値観」とは・・・人の価値観って、じつのところ、経済活動とすごくリンクしています。今月のお給料日まであと1,000円しかないときと、お給料が入った直後では、気持ちがまったく違いますよね?おなじようなことが、夫婦生活においても言えるものです。人生はなにもお金がすべてではないけれど、お金がある・ない、というのは、人の気持ちや夫婦の関係を大きく変えます。だから、夫婦において「価値観が一緒」というのは「お金に関する価値観が一緒」ということで、この「お金に関する」ということが、世間では省略されて言われている、ということは、知っておいて損はないかもしれません。もちろん夜の夫婦の営みにおける価値観の相違というケースもありますが、これはなかなか裁判所が「はい、わかりました」と認めないケースが多い。■彼氏の(旦那の)お財布を握ってしまえ!旦那がブレイクして一夜にして大金を手にしたという芸能人の場合、その奥さんが、旦那のお金をしっかりと管理していたので、離婚ということにならなかった・・・・・・こういう芸能人だって、何人か想像できますよね?*夫婦といっても他人です。他人のお金に首をつっこみすぎるのも品がないかなあと、少々ビクビクしていたら、価値観なんて一夜にして合わなくなってくるものです。お金の問題という、すごくデリケートなところに、どんどん足を踏み入れる。こういう態度を、彼女として(妻として)貫き通せるのであれば、価値観の相違で離婚、ということは、かなりの確率で避けることができるのではないでしょうか。*旦那のDVなどのように「明らかな」理由による「価値観の相違」以外は、たいがい「お金に関する価値観の相違」でしょう。愛はお金では買えませんが、価値観の相違という溝は、札束であるていどは埋めることが可能なのでしょう。それくらい、人の精神衛生と経済活動は、リンクしているのでしょう。(ひとみしょう/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年02月19日芸能人の破局報道で、別れの原因でよく挙がるのが「価値観の違い」。実際にどうなのかは分かりませんが、確かに「価値観が違う」というのは、長い時間一緒にいる中でだんだん大きな問題になっていくでしょうね。とはいえ、「価値観」にも別に合わなくてもやっていけるものもあれば、やがてすれ違いの原因になるものもあります。今回は、付き合う中で「合致していないとしんどくなってくる」4つの価値観とその解決法をご紹介します。■1.仕事への意識「彼氏が仕事に対してはめちゃくちゃ意識高くて、あんまり愚痴とか言えない。私も別に辞めたいとかって訳じゃないしそこそこ頑張ってはいるけど、彼氏のほうが明らかに意欲もあって頑張ってて私よりキツそうだから、なんか疲れた~とか言いづらい」(24歳/食品メーカー)「彼ほどじゃないけど、わたしだって頑張ってる」と思っても、彼の話を聞くと、とてもじゃないがこの内容で愚痴るのはなんだか忍びないし、彼にも失礼かも・・・という気持ちが出てしまい、どうしても共有できなくなってしまいますよね。「私なんてまだまだだけど、こう思う時があって・・・」というような感じで前置きして話してみるか、いっそのこと「仕事の愚痴は友達同士で」という形にしてみてもいいかも。■2.友達との距離感「私の彼氏は、男女関係なく友達は友達!て考え方。だから女の子と平気で2人で出かけたりする。私のこと一途に思ってくれてるんだけど、毎回モヤっとする。「◯◯くんは友達のつもりでも、女の子の方はどう思ってるかわかんないじゃん」って言ったんですけど、「俺は友達に対してそんな気にはならないし、仮に迫ってこられても平気」って言われるともう何も言えない・・・」(22歳/学生)「どこからが浮気?」「どこまでが友達?」問題ですね。極論、どんな行為でもそこに下心があれば浮気なんでしょうけど、それは本人以外が測れるものではないので、「客観的に考えて、これは浮気に疑われるかも」な行動はお互い慎む、というのが一番でしょう。それで折り合いがつかないのならば、「こういう所が気になる」という部分をきちんと話しあってクリアにするしかないですね。■3.サプライズへの考え方「彼氏はサプライズとか大好きで、私の誕生日にはお店にこっそり友達を集めてて、運ばれてくるケーキとともに合唱!みたいな感じだったんだけど、正直私はそう言うの好きじゃなくて、イベントだからこそ2人きりでまったりしたい派。せっかくやってくれてるから、『わ~!ありがとう!嬉しい~!』て言ってるけど・・・」(23歳/広告)「一大イベントにしたい!」というタイプの人と「ふたりきりのささやかな思い出にしておきたい」というタイプの人がいます。しかし、「女子はサプライズが好き」と思われている節があり、また彼も良かれと思ってやっているので、決行されてしまっては「あんま好きじゃないんだよね」とは言いづらいところ。たまにネットなんかで「感動のプロポーズ!」みたいな動画があるので、彼と一緒に見ながら「こういうの憧れるー!」なり、「私は2人だけの思い出にしたいけどなー」などと事前に彼にすりこんでおきましょう。■4.休日の過ごし方「私の彼は、休日=遊ぶ日って考えてるから、土日連続遠出とか、デートがやたらアクティブ。私は週末は1日遊んで1日休息したいタイプだから正直しんどい。適当に「その日は予定あるから~」って断るのも嘘つくことになっちゃって忍びない・・・」(22歳/教育)彼は「休息?なんで?」というレベルらしいのですが、ムリをしてデートしたって楽しめるものではありませんし、ここはすぱっと断ってしまったほうがいいでしょう。「1日は休息したい」といってもイマイチ彼が納得出来ないようなら、「あんまり体力ないから」と理由づけしたり、おうちデートを提案したりして、お互いに譲歩しましょう。■おわりに付き合ってから「えっ、そういうタイプの人?」となる部分も多々あるものですが、そういう部分をお互いに譲歩しつつ解決できてこそ、長続きするんでしょうね。「仕方がない」と我慢するだけでなく、お互いにちょうどいいポイントを見つけられるよう頑張ってくださいね。(Sakura/ハウコレ)
2014年12月16日ぐるなびウエディングはこのほど、「牛レバ刺し」 が7月1日から食品衛生法に基づき提供が禁止されることに関連し、レバ刺し好きの人の恋愛観・結婚観について調査を実施し発表した。調査期間は6月23日~6月24日、調査対象は10代~40代までのぐるなび会員の男女で、男性565名、女性592名。今回の調査では、全体の半数近い45.8%の人がレバ刺しを「かなり好き」「好き」と回答。この”レバ刺し好き派”を”アンチレバ刺し派”と比較し、レバ刺し好きの人の特徴や恋愛観・結婚観を考察している。まず食事に関する質問で、レバ刺しを「かなり好き」と答えたレバ刺し大好き派では、お酒好きの割合が71%と突出して高かった。アンチレバ刺し派は41%だったので30%も多い結果に。また、居酒屋から高級フレンチまで、あらゆる分野の飲食店で食事をする機会もアンチレバ刺し派に比べ多く、「女子会」や「男子会」といった同性との飲み会に出席する率も52%とアンチレバ刺し派の35%に比べ高かった。美味しいものへの探求心にあふれ、「人との交流」と「美味しいものを食べること」を大事にするライフスタイルがうかがえると分析している。次に恋愛体質に関する質問で、これまでに付き合った人数を聞いたところ、「これまで付き合ったことがない」という人はアンチレバ刺し派の8.3%に比べてレバ刺し大好き派は2.8%と少なく「5~9人と付き合った」(31.5%)、「10人以上と付き合った」(16.5%)と アンチレバ刺し派に比べて多くの恋を経験していることがわかった。また、「もしレバ刺しが食べられるとしたら、レバ刺しと○○、どちらを優先させるか」という質問では、約50%が「仕事の飲み会よりはレバ刺し優先」と回答したのに対し、「お目当ての異性からのデートの誘い」があれば大好きなレバ刺しを我慢してもいいと回答した人が87%に上り、恋愛を優先する恋愛体質であることがわかったという。結婚願望に関する質問においても、「絶対に結婚したい」「できれば結婚したい」と前向きな回答がレバ刺し大好き派で76.7%、アンチレバ刺し派は59.7%と差が見られた。レバ刺し大好き派は結婚にも積極的な傾向が見られるとしている。次に「大好きな人と別れなくてはならなくなったら?」との質問では、アンチレバ刺し派の人には「しばらく恋愛しない」と答えた人が41.8%と多かったのに対し、レバ刺し大好き派は28.2%だった。逆に「諦めて別の相手を探す」は55.3%とアンチレバ刺し派の42.2%より多く、たとえ大好きだった人との恋でも引きずらずあっさりしているようだと分析している。さらに女性の回答者に男性の好みについて聞いたところ、少数派ではあるものの「草食系男子」についてレバ刺し大好き派の女性はアンチレバ刺しの女性に比べ「好み」だと答える人の割合が約2倍だった。また、レバ刺し大好き派の女性は自分を「肉食系」だと認識している割合が78%と高い、という結果も。調査結果から同サイトでは「社交的で情熱的。恋愛・結婚に積極的。友達も大事にし、食費は惜しまない…。レバ刺し好きは、明るい人間関係や、活発な経済を担っている人たちと言えるかもしれません」と分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月02日