夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。しかし、夫の携帯を見たことがきっかけで夫が不倫していることを知ってしまいました。相手は毒太が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆり。中川ゆりと毒太のそれぞれに不倫を問い詰めると、どちらも別れることを選択。毒太が再構築の条件を受け入れ、不倫の話に決着をつけた瓜田チャリさん。翌日の夕方に、毒太と話し合った結果の報告をするため、不倫女・中川ゆりに電話をかけました。毒太が中川ゆりとの関係を一切断つことを選び、別れの挨拶もしないよう約束したことを中川ゆりに伝えた瓜田チャリさん。それだけでは気が済まず、毒太が泣いて土下座したことなどを話して、中川ゆりが動揺する声を聞き、“もっと傷つけ”という想いから瓜田チャリさんはヒドい言葉が止まらなくなってしまいました。 傷つける言葉を言うほどみじめに思え… 昨晩の毒太との話だけでは収まらず、瓜田チャリさんは不倫女・中川ゆりについても話し始めました。 「あのーお花屋さんなんですよね?」 「……はい」 「ですよねー。結婚式のブーケとかも作るんですよね」 「不倫してる人が作ったブーケとか、知らずに持つ花嫁さんって悲惨ですねー」「汚れた花ですもんね」 もういっか。 言えば言うほど自分がみじめに思えてくる。これ以上話すのはやめよう。 「とにかくもう一切関わらないでください。それを条件に今回、慰謝料請求もしないので」 瓜田チャリさんがそう言うと、今度は中川ゆりが話し始め……? 中川ゆりを傷つけたくて、いろんな発言をした瓜田チャリさんでしたが、自分がみじめに思えてきたため、自ら言うのをやめました。確かに言いたいことを言った後はスッキリしたような感覚になるかもしれませんが、他人を傷つける言葉を発した瞬間に、自分の耳からもその言葉が入ってくるため、自分自信も傷ついてしまいます……。この電話を最後に中川ゆりと関係を絶つことで、瓜田チャリさんには健康な心を取り戻してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年02月19日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。しかし、夫の携帯を見たことがきっかけで夫が不倫していることを知ってしまいました。相手は毒太が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆり。中川ゆりと毒太のそれぞれに不倫を問い詰めると、どちらも別れることを選択。毒太が “不倫女と一切の関わりを絶つ”という再構築の条件を受け入れ、瓜田チャリさんは不倫を許すことに。そんな不倫の話をした夜、毒太は夜の誘いをしてきました。毒太を愛する瓜田チャリさんは、不倫女との記憶を消してほしい思いから応じてしまうのでした……。誘いに応じたものの、今日の状況でよくやれるなと心底軽蔑する瓜田チャリさん。それでも、いつも以上にオーバーに気持ちがいいフリをしました。翌日はいつも通り子どもたちを保育園や学校へ行かせ、仕事をした瓜田チャリさん。夕方には、毒太と話し合った結果の報告をするため、不倫女・中川ゆりに電話をしたのですが……? 不倫女を傷つけないと気が済まない…! 「離婚するのか、そちらとの関係を断つのか、どちらにするのか聞きました」「毒太はそちらとの関係を一切断つそうです。別れの挨拶もしないように伝えてます。必要ないですし」瓜田チャリさんの話を無言で聞く中川ゆり。 傷つけたい……こんな女。でないと気が済まない。 そう思った瓜田チャリさんは昨夜のことを話し始めました。「毒太、大泣きして土下座して謝ってました」「えっ」動揺する中川ゆりの声を聞いて、さらに続ける瓜田チャリさん。「泣いてすがって許してほしいって懇願されました」 瓜田チャリさんは中川ゆりを傷つけたくて、止まらなくなってしまいました。「なんか……ただ刺激がほしくて、歳もだいぶ上で、全然好みでもないのに不倫の状況を楽しんでしまったって言ってました」 「クズな奴ですけどね。まぁ、不倫するような奴ですから、クズってわかってて関係を持たれてたとは思いますけど……」中川ゆりは黙って瓜田チャリさんの話を聞いていたのですが……? 瓜田チャリさんは昨晩の毒太の様子を伝え、中川ゆりを精神的に傷つけました。この先、中川ゆりは次の恋愛に進んで、毒太のことや不倫したことを忘れるかもしれません。しかし、瓜田チャリさんは再構築を選んだため、不倫されたという事実を抱えながら夫と一緒にいることになります。中川ゆりには“本当は毒太に愛されていなかった”ということを伝え、少しでも傷つけたいという妻側の気持ち……。しかし、どんな言葉で不倫相手を傷つけたとしても、妻側の心の傷はなかなか癒えそうにないですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年02月18日「私のクリニックには、動悸、めまい、不眠や不安など、さまざまな症状を訴える患者さんが毎日たくさんいらっしゃいます。診察していて感じるのは、もとをたどると『毒』をためすぎてしまったために、何らかの症状を招いている方が多いということです」こう話すのは、工藤内科(福岡県みやま市)の工藤孝文院長だ。工藤院長が指摘する不調や病気の原因となる「毒」には大きく2つあるという。一つは「心の毒」、もう一つが「体の毒」だ。「『心の毒』は心や精神をむしばんで、気力をなくす、やる気がなくなる、落ち込みやすくなるといった状態につながるもので、主にストレスが原因で蓄積するものです。いっぽう『体の毒』は、たまった部位から病気が発生します。糖尿病、がん、脳疾患、心疾患などは、どれも体の毒が蓄積された結果引き起こされる病気です。こちらは生活習慣の乱れからたまりやすくなります」(工藤院長、以下同)どちらも、最初は「少し調子がよくない」「なんだかスッキリしない」程度の不調であるため、病院に行くほどではないとやり過ごしてしまうが、この段階からすでに「毒」はたまり始めている。自覚症状が現れる段階では、かなりの毒がたまっているというのだ。「大切なのは、毒をきちんと排出することです。運動や入浴などで体を温めて汗をかくのは、わかりやすい『毒出し』ですが、食事によっても『毒出し』はできます。食材が持つ作用を知り、それを上手に取り込めば、毒をコンスタントに排出できるのです」今回は、「毒出し」の相乗効果を得られる食材の組み合わせを工藤先生に教わった(別添表参照)。16組の食べ合わせは、いずれも互いの栄養素の吸収効果を高めたり、不足している栄養素を補い合うなど相性のよいもの。さらに、その効果を得るのに適した時間帯もある。「心の毒出し」では、安眠につながる、自律神経を整えるなど、リラックスにつながる食材が役立つ。「“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンを生み出すには、トリプトファンが含まれる食材を取ることが効果的ですが、これらを摂取するのは1日の早い時間帯、できれば午前中が好ましいです。これは、トリプトファンが体内でセロトニンに変わるまでには14~15時間ほど要するためです」ほかにも自律神経を整えてくれるアミノ酸のGABAや乳酸菌を取り入れて腸内環境を改善することによって心の状態を整えることもできる。鉄分が不足するとうつ病のリスクが高まるので、疲れやすい人や貧血気味という人は、鉄分だけでなく、タンパク質も意識的に取りたい。「『体の毒出し』では、たまった内臓脂肪やコレステロールの排出、また血糖値を抑制する、血圧を下げるなどのはたらきがある食材を取りましょう」食事に当たっては、空腹時に大量の糖質を一気に取るような食べ方は避けること。そして魚や肉、大豆などの良質なタンパク質をバランスよく取りつつ、野菜や発酵食品などを組み合わせて、血液をサラサラにしたり、体を温めたりすることが大切だ。そして余分な水分などの毒を排出したい。日照時間が短く、寒さの厳しい冬は毒がたまりがちな季節だという。食事の面から心と体の毒出しを促して、イキイキと過ごそう。
2023年02月08日メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、「自分は毒親かも」と思った方に向けてお話ししています。どんなことをしてしまうと毒親なのかを詳しく解説!子どもをしっかりした子に育てたい、勉強のできる子に育てたい。大切なわが子の将来を思うからこそ、子どもにさまざまなことを期待し、教えたくなりますよね。教えなければという思いから、ついつい子どもに対して口うるさくなってしまう親は多いものです。でも、それが“毒親”としての一歩だったとしたら……。毒親にならないために、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。 そもそも“毒親”とは?最近、ニュースなどで見かけるようになった「毒親」という言葉。毒親とは、暴言や暴力、しつけという名の過干渉をする親について使われる一方、自分の都合を優先し、子どもを放置したり、かまわない親についても使われる言葉とされています。また、親の過干渉から生じることとして、子どものキャパシティ以上に勉強をさせることを“教育虐待”とも言われるようになりました。 もしかしたらその対応は“毒親”の一歩かも暴言や暴力はもちろんしていない、ネグレクトもしていない、だから私は毒親ではない、と思っている人はもしかしたら危険かもしれません。誰でも毒親への一歩に足を踏み入れている可能性があります。お行儀よく食べさせよう、お片付けができるようにさせよう、電車の中でじっとしているように教えよう、これらはどれも当たり前に子どもに教えたいことだと思います。もちろん、お子さんがきちんと社会で過ごせるように教えたほうがいいことでもあります。けれど、子どもの成長に合わせず急ぎすぎて教えてしまうことは、毒親への第一歩を進めてしまうことにつながるかもしれません。 期待をかけすぎないようにブレーキを親としては、ついつい先回りしてお子さんにいろいろと教えこませたくなります。でも、まだまだ小さいときにお行儀などを教え過ぎることが、その後の“教育虐待”にもつながっていく恐れがあります。 根底にあるのは、こうなってほしい、こうあるべき、という子どもへの期待。しかし、小さなお子さんのキャパシティは、まだまだ小さいものです。それが本当に“今”教えたほうがいいことなのか? 子どものキャパシティを超えた親の「期待」がかかっていないか?を考えてみましょう。もし、ちょっと子どもにうるさく言い過ぎているかも……と思ったら、友人やご自身の親御さんに自分の対応が過干渉になっていないか聞いてみてください。自分の子どもに責任を持っていない、ある意味「無責任」な意見が、自身の毒親への一歩を止めてくれるブレーキになることがあります。 大切で愛するわが子のためだからこそやっていることであり、お子さんによってできる範囲も受け止め方もさまざまなため、どこからが毒親への一歩となるのかは、本当に難しいところです。うるさく言い過ぎているときに、「子どものため」という理由からであればちょっと立ち止まってみて、お子さんの気持ちが後回しになっていないか考えてみるといいかもしれません。 イラスト/マメ美 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2023年02月07日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。しかし、夫の携帯を見たことがきっかけで夫が不倫していることを知ってしまいました。相手は毒太が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆり。不倫女に電話すると、毒太とは別れると約束してきました。一方毒太にも家族と不倫女のどちらを選ぶか迫ると、家族を選び、瓜田チャリさんに謝罪してきました。毒太が “この瞬間から不倫女と一切の関わりを絶つこと”という再構築の条件を受け入れ、瓜田チャリさんは妥協で不倫を許しました。話し合いをしていた2階の寝室からリビングへ移動すると、子どもたちは空気を読んでわがままも言わず、泣きはらした瓜田チャリさんの顔を見ても、何も聞いてきませんでした。瓜田チャリさんは夕飯を作ったものの、不倫のショックで食欲不振に。一方の毒太は不倫のことで責められ、謝罪して許しを得た身であるにもかかわらず、その日に夜の誘いをしてきました。それでも毒太を愛する瓜田チャリさんは、不倫女との記憶を消してほしいという思いから応じてしまうのでした……。 夫を軽蔑しながら妻は演技をして… 誘いに応じたものの、今日の状況でよくやれるなと心底毒太を軽蔑する瓜田チャリさん。しかし、それを態度に出したら不倫相手の花屋との濃厚なセックスと比較されると思ったため、瓜田チャリさんはいつも以上にオーバーに気持ちがいいフリをしました。 そして翌日。毒太はなんと自分で靴下を履きました。 いつものように足を瓜田チャリさんに出す勇気がなかったのか、これまでの甘えを改心しようとしたのか、本当のところはわかりませんでした。 そして瓜田チャリさんはいつも通り子供たちを送り出し、保育園へ預け、いつも通り職場へ行き、仕事をしました。 仕事を終えて夕方になると、毒太と話し合った結果の報告をするため、不倫女の中川ゆりに電話をしたのですが……? 不倫女との記憶を消したい一心で誘いに応じたものの、心のなかではこんな状況で誘ってくる毒太に軽蔑している瓜田チャリさん。さらに、その気持ちを態度に出さないため、気持ちが良い演技をしました。こんなに悲しい夫婦の営みはないですよね。そして不倫を謝罪した毒太は、いつも偉そうに足を出して瓜田チャリさんに履かせてもらっていた靴下を、自分で履きました。これを機にいろんなモラハラ行為や発言をやめてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年01月31日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。しかし、夫の携帯を見たことがきっかけで夫が不倫していることを知ってしまいました。相手は毒太が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆり。不倫女に電話すると、毒太とは別れると約束してきました。一方毒太にも家族と不倫女のどちらを選ぶか迫ると、家族を選び、瓜田チャリさんに謝罪してきました。再構築への道を選んだ瓜田チャリさんが出した条件は、“この瞬間から不倫女と一切の関わりを絶つこと”。毒太はその条件を受け入れ、改めて瓜田チャリさんへ謝罪しました。そうして瓜田チャリさんは、不倫した毒太を妥協で許したのでした。そんな不倫の話の後、瓜田チャリさんが夕飯の準備をしていないことを毒太に告げると、「おかずは1品でも全然いいし」とこの状況でまさかの発言。毒太が用意するはずもなく、瓜田チャリさんが夕飯を用意することに……。一方、子どもたちは空気を読んでわがままも言わず、泣きはらした瓜田チャリさんの顔を見ても、何も聞いてきませんでした。 不倫の話をした夜にまさかの… 食事をとろうとする瓜田チャリさんですが……「ちょっとごめん、ごちそうさまでした」息がしづらく、食べられずに食事を終えてしまいました。 そしてなぜか汚らわしいと思う反面、触れずにはいられなくなり、毒太の服の裾を握る瓜田チャリさん。 その日の夜……。不倫の話をしたにもかかわらず、毒太は「しよう」と誘ってきました。早く不倫相手の花屋の女の記憶を消してほしくて、瓜田チャリさんは簡単に応じてしまうのでした……。 不倫のショックで息がしづらくなり、食欲不振になってしまった瓜田チャリさん。一方の毒太は不倫のことで責められ、謝罪して許しを得た身であるにもかかわらず、その日に夜の誘いをしてきました。一体どんな神経をしているのでしょうか……。それでも毒太を愛する瓜田チャリさんは、不倫女との記憶を消してほしい思いから応じてしまいました。“惚れたら負け”なんていう言葉もありますが、瓜田チャリさんの想いが強い以上は毒太が何をしても許してしまうのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年01月30日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。しかし、夫の携帯を見たことがきっかけで夫が不倫していることを知ってしまいました。相手は毒太が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆり。不倫女に電話すると、毒太とは別れると約束してきました。一方毒太にも家族と不倫女のどちらを選ぶか迫ると、家族を選び、瓜田チャリさんに謝罪してきました。モラハラでひどい扱いを受けていたにもかかわらず、「他の女に毒太を取られたくない!」と泣き叫んだ瓜田チャリさん。毒太が不倫女への想いを否定すると、 “不倫女より自分のほうが勝っている”と思い、再構築への道を選ぶのでした……。再構築の条件は、“この瞬間から不倫女と二度と会わない・連絡を取らない・一切の関わりを絶つこと”。それを聞いた毒太は条件を受け入れ、改めて瓜田チャリさんへ謝罪しました。そうして瓜田チャリさんは、終始半土下座で謝る毒太を妥協で許してしまうのでした……。 ママを見た子どもたちの反応は… 「今日はごはんまだ何も作ってないし……買い物してないから、もやしぐらいしかない」瓜田チャリさんがそう言うと……「そんなんいいよ。それどころちゃうかったもんな」「おかずなんか別に、1品とかでも全然いいし」毒太の返答は瓜田チャリさんが夕飯を作るのが当たり前で、少なくても許可するというものでした。 「買ってくるわ」とかじゃないんや……。 毒太の返答にガッカリしつつ、瓜田チャリさんは2階の寝室から子どもたちがいる1階へ移動することに。 「ごめんなーお腹すいてない?」「全然大丈夫ー」 瓜田チャリさんが2階で泣きわめいた声も聞こえて、泣きはらしたひどい顔を見ているのに、そんなことには一切触れない子どもたち。ごはんと味噌汁、もやし炒めの夕食にも何一つ文句を言わないでくれたのでした。 不倫を責められた後にもかかわらず、「おかずは1品でも全然いいし」と上から目線の毒太。こんなときぐらい自ら惣菜を買ってきたり、外食して気分転換しようと言ったりして欲しいですよね。不倫を許してもらった側だとしても、それとこれとは別で、“ごはんを用意するのは妻の役目”という固定概念が見え、モラハラは治っていません。一方、子どもたちは空気を読んでわがままも言わず、平気そうに振る舞っています。夫が不倫さえしなければこんな気をつかわせることはないのに……といたたまれない気持ちになりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年01月29日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。しかし、夫の携帯を見たことがきっかけで夫が不倫していることを知ってしまいました。相手は毒太が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆり。不倫女に電話すると、毒太とは別れると約束してきました。一方毒太にも家族と不倫女のどちらを選ぶか迫ると、家族を選び、瓜田チャリさんに謝罪してきました。モラハラでひどい扱いを受けていたにもかかわらず、“本当は大事に思っているんだ”と感じた瓜田チャリさんは、「他の女に取られたくない!」と思わず本音が出て、泣き叫んでしまいました。それを見た毒太は「そんなことはない。好きなのはチャリだけ」と否定したのですが……?瓜田チャリさんが不倫女と交わしていたメールの内容を問い詰めても、「適当に返事しただけ」と弁解する毒太。「相手は本気かも……」と瓜田チャリさんが泣きながら言い返しても、「関係ない」と不倫女への想いを否定しました。それを聞いた瓜田チャリさんは、 “不倫女より自分のほうが勝っている”と思ってしまい、再構築への道を選ぶのでした……。 妻が提示した再構築の条件とは… 「もう二度と相手と会わない、連絡も取らないって約束できる?謝罪とか最後の挨拶も一切なしで。今この瞬間から一切関わらんといて。私はそれで……妥協する」 瓜田チャリさんが再構築のための条件を提示すると……「……そんなん当たり前やん。何も連絡せえへんし、話すこともないごめん。ほんまに……ごめんな」毒太は条件を受け入れ、改めて謝罪しました。 そうして瓜田チャリさんは、終始半土下座の毒太を妥協で許してしまうのでした……。 瓜田チャリさんが再構築のために提示したのは、“話し合っているこの瞬間から不倫女と一切の関わりをなくす”という条件でした。毒太はごねることなくこの条件を受けれたのですが、本当にこの条件を守ってくれるのでしょうか? 一度“不倫”という裏切りを受けているので、この約束も破られるのではないか……と不安になってしまいます。毒太にはこの約束を必ず守ってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年01月28日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。しかし、夫の携帯を見たことがきっかけで夫が不倫していることを知ってしまいました。相手は毒太が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆり。不倫女に電話すると、毒太とは別れると約束してきました。帰宅してきた毒太にも家族と不倫女のどちらかを選ぶよう迫ると「お前に決まってるやん。ほんまにごめん」と謝ってきました。しかし、謝る体制はまさかの半土下座! それでも自分のことを失いたくない気持ちがあると知った瓜田チャリさんは……?ひどい扱いをされたけど、それは甘えがあっただけで、本当は自分のことを大事に思っているんだ、と解釈した瓜田チャリさん。「離婚してもいいと思ってる」と毒太へ言ったものの、「でも……他の女に取られたくない!」と思わず本音が出て瓜田チャリさんは泣き叫んでしまいました……。そんな妻を見て、毒太は……? 妻が質問攻め!すると夫は… 「取られたくないよー」泣き叫ぶ瓜田チャリさん。 すると毒太は……「いや、そんな取られるとか……そんなんないから……」「俺はチャリしか好きじゃないから、ほんまに」瓜田チャリさんに不倫女への想いを否定しました。 「『私には毒ちゃんがいる、そう思っていい』って、『いいよ』って返信してるのも見たし!」瓜田チャリさんが泣きながら問い詰めると、「あんなもん、適当に返事しただけやん」そう弁解する毒太。 しかし、納得がいかない瓜田チャリさんは、「相手は本気かもしれんやん!」泣きながら言い返しますが……「関係ないわ、そんなん」毒太はそれでも不倫女への想いを否定。 毒太に誠意がなく、瓜田チャリさんも花屋の不倫女もどちらも惨めなのに、瓜田チャリさんは“自分のほうが勝っている”と思ってしまうのでした……。 (不倫相手に)取られることはない、妻のことしか好きではないと言うのなら、なぜ毒太は不倫したのでしょうか? その場しのぎで誠実な態度には見えない毒太。それでも毒太のことが好きな瓜田チャリさんは、不倫女に対する想いを否定されたことで、“自分のほうが勝っている”と思ってしまっています。こんなに一途で尽くしてくれる奥さんを見て、毒太にはしっかり反省してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年01月27日「彼からもっと愛されたい」と思っている女性もいるのではないでしょうか?愛されれば愛されるほど、自己肯定感が上がるという人もいるかもしれません。そこで今回は【男性の“愛してる度”爆上がり仕草】を3つご紹介します。彼の前でこれらの仕草を見せれば、彼にもっと求められるようになるかも!さっそく見ていきましょう。上目遣い「女の子の上目遣いに弱い」 、そう語る男性は多いようです。女性に甘えられている気分になるため、思わずキュンとしてしまうのかもしれませんね。中でも「~なの?」と質問されながら上目遣いをされると、男性はその場でギュッと抱きしめたくなるくらい愛おしく感じるのだとか。彼がすぐそばにいるとき、試してみてはいかがでしょうか?髪型を変える髪が長い女性は、彼と会っているとき髪型に変化を出してみてください。おろしていた髪を1つにまとめるなど、瞬時にヘアスタイルが変わると、男性はドキッとするようです。髪型が変わると、女性の雰囲気がガラリと変わるからでしょう。これはギャップを見せる方法としても活用できるはずですから、髪型をアレンジできるよう、ヘアゴムなどを持ち歩いておくといいかもしれません。嬉しそうに駆けよる女性が自分のもとへ嬉しそうに駆けよってくる姿を見て、想いが膨らむ男性も少なくないよう。まるで「やっと会えた!」「大好きでたまらない!」と言われているようで、男性も嬉しく感じるのでしょう。そう考えたら、彼になついているように見える仕草は効果的かも!別れ際に「まだ○○くんと一緒にいたい」と言いながら彼の袖を引っ張る、なんて甘えるのもアリかもしれません。仕草をちょっと工夫するだけでも、彼の想いを強められるはずです。彼に深く愛されたい女性は、ぜひ参考にしてみてください。
2023年01月21日1月14日、EX THEATER ROPPONGIにてオフ・ブロードウェイ・ミュージカル『悪魔の毒毒モンスターREBORN』が開幕した。本公演は、2020年に日本初演されたミュージカル『悪魔の毒毒モンスター』を"REBORN"と銘打ちパワーアップさせた作品で、1984年にアメリカで公開され、一部熱狂的なファンに愛され続ける伝説のカルト映画を原作にしたスプラッターホラーコメディミュージカルだ。舞台はアメリカのニュージャージー。いじめられっ子だったメルビン(福田悠太)は産業廃棄物で汚染された街を救うために立ち上がった途端、汚染の黒幕である市長(霧矢大夢)の命令で放射性廃棄物のドラム缶に放り込まれ、緑色のモンスターになってしまう。しかし、モンスターになって助けた片思いの相手、盲目の司書・サラ(平野綾)とはいいムードに。けれど彼は、実は自分がメルビンであることや、今はモンスターの姿をしていることをサラに明かす勇気がない。その頃、市長はメルビンの命を狙い――。福田は、毒毒モンスターのときは顔の3分の2をマスクで覆い、そのマスクはけっこう変なのだが、メルビンの放つ純粋さやサラへの思いがその「変」を超える瞬間があり、感動的で本作の魅力そのものとなっている。また、唯一の新キャスト平野が演じる盲目の司書・サラは、空気を全く読まないタイプの人物。それを平野が実に絶妙なラインで好演しており、観ていて振り回される感情も楽しい。さらに、林は12役、宮原は16役、霧矢は3役を演じ分けており、林と宮原はまさに三面六臂の活躍ぶり。役柄を行き来しながら、幅広いジャンルの楽曲を歌いこなし、時に鞭で打たれ、時に手足を切られ、ひどい目に遭い、いつもちょっと切なげな表情を浮かべつつこの作品を支えている。霧矢の3役は、本当に同じ俳優か? と疑うほどの振り切れっぷりで、霧矢でなければあり得ない芝居が観られる。 霧矢が演じる二役の対決シーンは圧巻だ。ロックバンド「ボン・ジョヴィ」のデヴィッド・ブライアンによる音楽も名曲揃いで、物語のカオスとのギャップに遊び心を感じる。本公演で歌われるからこそ際立つ真っ直ぐな想いも印象的だ。グッズのペンライトを使った観客参加の楽曲もあるとのこと。開幕にあたっての会見で福田は本作を「スピード感もすごい、まったく飽きない舞台」と言い、「初演のときは、こういう感じでやっていいのかなという思いがありました。今回はもう、やっちゃっていいんだってところから始められます!」とコメント。霧矢も「またこのメンバーが集結し、この座長のもとで、たのしい作品に巡りあえて嬉しいです。平野綾ちゃんが新キャストとしていい味を出しまくっています」と話した。<公演情報>オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『悪魔の毒毒モンスターREBORN』脚本:ジョー・ディピエトロ音楽:デヴィッド・ブライアン演出:池田テツヒロ■出演福田悠太(ふぉ~ゆ~)/平野綾/林翔太/宮原浩暢(LE VELVETS)/霧矢大夢【東京公演】2023年1月14日(土)~22日(日) ※全12回公演会場:EX THEATER ROPPONGI■アフタートークショー1月19日(木) 13:00公演(福田悠太/霧矢大夢/平野綾)【大阪公演】2023年1月27日(金)~29日(日) ※全4回公演会場:サンケイホールブリーゼ■アフタートークショー1月27日(金) 18:30公演(福田悠太/霧矢大夢/宮原浩暢)■チケット料金 ※東京&大阪共通価格:11,500円(税込・全席指定)※未就学児入場不可問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(平日・土曜 11:00~18:00)公式サイト:公式Twitter:
2023年01月17日毒太が帰宅したら不倫女・中川ゆりにした同じ質問をして、毒太の回答を電話すると中川ゆりに伝えた瓜田チャリさん。震える指で通話終了ボタンを押し、中川ゆりとの電話を終えました。すると……あまりのストレスで、体調が悪くなってきた瓜田チャリさん。次は毒太に全部話す、そしてどんな返答であろうと“離婚したい”と思っていたのですが……? 何も知らない夫が帰宅し… 不倫相手・中川ゆりとの電話が終わったこと、次は毒太と不倫・今後のことについて話さなければいけないストレスを感じ、瓜田チャリさんは短時間で体調がどんどん悪化……。 立つことも、座ることもできません……。 床へ横になった状態で足を上げて抱え、少しでも体調を回復させようとする瓜田チャリさん。 すると……「ただいまー」毒太が帰ってきました。 瓜田チャリさんは2階から弱々しい声で毒太を寝室に呼びました。しかし、「は? なんでやねん」と答える毒太。 それでも、「いいから来て」と瓜田チャリさんが言うと、「はぁ!? マジめんど」不機嫌になる毒太がようやく2階の寝室へやってきました。 瓜田チャリさんは、すかさず中川ゆりのSNSの画面を見せ……? 瓜田チャリさんがストレスから体調を崩しているところに帰宅した毒太。弱々しい声で瓜田チャリさんが呼んでも、心配するどころかモラハラな発言をやめません……。高圧的な態度をとった直後に不倫相手のSNS画面を見て、一体どんな反応をするのでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年12月24日瓜田チャリさんが不倫女・中川ゆりに与えた選択肢は2つ。1つ目は、このままモラハラ夫・毒太との関係を続けること。2つ目は、この通話以降一切毒太との関係を絶つこと。すると……中川ゆりは、「申し訳ありませんでした。毒太さんとは……二度と会いません」と回答。毒太との関係を終わらせると約束したのですが……? 不倫女の選択を受け入れた妻は… 「わりました。ただ、毒太がどうしたいのかまだわからないので、毒太が帰ったら同じ質問をします。あなたとの関係を続けたいのかどうか」 「毒太の回答を伝えるために、またもう一度私からそちらに改めて電話します」 瓜田チャリさんがそう言うと、中川ゆりは弱々しい声で「わりました」と答えました。 瓜田チャリさんは、震える指で通話終了ボタンを押しました。 あまりのストレスで体調が悪くなってきた瓜田チャリさん……。 次は毒太……毒太に全部話す。何て答えようが離婚したい。そう思っている瓜田チャリさんですが……? 不倫女との電話が一旦終わった瓜田チャリさん。次は毒太へ不倫女と同じ質問をする予定ですが……モラハラ体質の夫・毒太は、不倫を認めるのでしょうか? そして、瓜田チャリさんが出す二択に何と答えるのでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年12月23日国立科学博物館(東京・上野公園)にて、様々な“毒”について紹介する特別展「毒」が開催されている。同展のオフィシャルサポーターを務め、「QuizKnock」として毒にまつわるクイズを提供している伊沢拓司に本展の魅力について話を聞いた。今回の展示の魅力として、伊沢が強調するのがその「重厚さ」である。「ただ『怖い!』で終わるのではなく、毒と人類の歴史、それを防ぐ方法や共存の仕方など、毒にまつわるあらゆる観点から展示を作っている」と語る。特に衝撃を受けたというのが「ブルーノイシアタマガエル」という南米産の毒ガエル。「頭部骨格の3Dモデルがこの特別展のために作られているんですけど、頭の突起で頭突きをして、相手に毒を注入するという、およそカエルとは思えない戦略を採っていて、それがわかりやすく展示されているんです」と興奮気味に語る。なぜ人間は「毒」という存在に惹かれるのか? そんな問いに伊沢は「怖いからこそ『知っておきたい』という防衛本能が働くのかな? 危険なものに知識としても惹かれ、好奇心が沸き立つのかもしれない」と語る。歴史の転換に毒が関わっていたことも数多く、ミステリーや映画などの題材にもなっている。「ソクラテスが自ら毒杯を仰ぐ――死という運命を受け入れるって、毒を通して哲学的に『死とは? 生とは?』というテーマを哲学者であるソクラテスに突き付けていて面白いですよね。人類普遍のテーマであり、重厚な主題で、だからこそ創作のテーマにもなっているんだなと思います」。我が子にサイエンスに興味を持ってほしい! と考える親も多いが、子どもの頃から国立科学博物館(科博)に親しんできたという伊沢は自身の経験も踏まえこう語る。「僕の科博の一番古い記憶は『エスカレーターの中ってこうなってるんだ!』と思ったこと。科博のエスカレーターは透明になっていて構造が見えるんです。それは、親が見てほしかったところじゃなかったと思います(笑)。うちの親は『子どもが標本に興味示している。じゃあ図鑑を買おう』という感じではなかったですし、役に立つルートを親が作ろうと思わなくていいと思います。それこそ10年後とかに時限爆弾のように『あの時の体験が…!』という感じで効いてきたり、そういう気長さが結果的に僕を助けてくれたと思います。無理して親が面白いポイントを伝えなくても、子どもは勝手に学びとると思っています」。特別展「毒」は2023年2月19日まで開催。文章:くろずなおき
2022年12月15日2023年1月に上演されるオフ・ブロードウェイ・ミュージカル『悪魔の毒毒モンスターREBORN』の記者会見風動画「悪魔の毒毒モンスター トンデモ記者会見!?」が公開された。本作は、1984年に公開されたアメリカのカルト・ムービー『悪魔の毒々モンスター』を、『メンフィス』でトニー賞を受賞したジョー・ディピエトロが脚本、ボン・ジョヴィのキーボード、デヴィッド・ブライアンが音楽を手がけ、2009年にオフ・ブロードウェイで上演された“ぶっ飛んだコメディミュージカル”。2020年に日本初演となる東京公演が上演されたものの、新型コロナウイルスの影響を受け、予定していた大阪公演は中止に。今回待望の再演となる。公開された動画は、「毒毒モンスター」の見どころや爆笑ポイントをキャストと演出の池田テツヒロ自ら紹介する動画のダイジェスト版。初演での手応えや、“REBORN”となる今作のパワーアップポイント、さらに主演・福田悠太(ふぉ~ゆ~)が演じるモンスターの姿を見ることができる。なおモンスターのマスクはまだ仮のマスクとのことだ。また、12月17日(土) 28時5分より放送の『イベ検』(関東ローカル)では、テレビ朝日の本間智恵アナウンサーが稽古場に潜入。独自の目線で作品の魅力をキャストたちにインタビューする模様がオンエアされる。悪魔の毒毒モンスター トンデモ記者会見!?<公演情報>『悪魔の毒毒モンスターREBORN』脚本:ジョー・ディピエトロ音楽:デヴィッド・ブライアン演出:池田テツヒロ翻訳・歌詞対訳:可児理華音楽監督:岡崎司振付:足立夏海/原田薫【出演】福田悠太(ふぉ~ゆ~)平野綾 林翔太 宮原浩暢(LE VELVETS)霧矢大夢【東京公演】2023年1月14日(土) ~22日(日) EX THEATER ROPPONGI(全12回)■アフタートークショー1月15日(日) 17:30公演(福田悠太・林翔太・宮原浩暢)1月19日(木) 13:00公演(福田悠太・霧矢大夢・平野綾)【大阪公演】2023年1月27日(金) ~29日(日) サンケイホールブリーゼ(全4回)■アフタートークショー1月27日(金) 18:30公演(福田悠太・霧矢大夢・宮原浩暢)【チケット料金】全席指定11,500円(税込)※未就学児入場不可チケット情報はこちら:<番組情報>テレビ朝日『イベ検』12月17日(土) 28:05~放送(関東ローカル)『悪魔の毒毒モンスターREBORN』稽古中の現場にテレビ朝日の本間智恵アナウンサーが潜入。キャストへのインタビューの模様をオンエア関連リンク公式サイト:公式Twitter:
2022年12月12日「私の妹が毒親です」第13話。一穂さんは、幼いころから両親の目の届かないところで、妹、双葉さんにいじめられていました。やがて2人は大人になり、双葉さんは外国籍の男性と結婚。2人の子どもを授かります。夫を侮辱する双葉さんを見て、一穂さん両親は胸を痛めていました。そんな矢先に1人で海外勤務を決めてしまう双葉さん。夫を日本に残し、2人の子どもを連れて夫の母国であるA国へ飛び立ちました。子どもたちが心配になった一穂さんと両親は、A国を訪れます。子どもを怒鳴り散らし、現地の人には上から目線の双葉さん。滞在中は一穂さんたちは子どもたちをフォローをしました。一穂さんが帰国すると、双葉さんの夫から連絡がありました。なんと、双葉さんがA国へ行ってから、双葉さんと連絡がとれないと言うのです。家族と音信不通になってしまった妹の双葉さんの夫は、ひとりぼっち……。そんなとき、同じ境遇の女性と出会い、親密な仲になってしまいます。もちろん不倫はいけないことだとわかっていますが、妹の夫の立場を考えると、現状から逃げたくなってもおかしくないと、姉の一穂さんは感じていました。 しかし、そんな浮気の事実は、SNSを通じて双葉さんが知ることになり……。 夫放置の妻が浮気知ってヒステリックに… 「マルコが浮気した!!」と両親に知らせた妹の双葉さんは、ヒステリックに騒ぎ立てました。 一方、妹の今までの夫への仕打ちを知っている家族は冷静に受け止めているものの、複雑な心境を抱きながら。どっちが悪いか言うことができず静観するしかありませんでした……。 幸せだった家族が壊れていく姿に心を痛める一穂さん。解決方法が見いだせないのは、とてもつらいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ三国一のテキトーで面倒くさがり。絵が苦手なのになぜか絵を描いています。将来の夢は旅人。▶あこさんの連載マンガをまとめて読む!
2022年12月08日■3年半離れ離れだった家族。今からでもやり直せる?双子の子を授かった咲希と勇人は、ごく普通の夫婦だったが、里帰りした咲希が実家から帰ってこないまま三年半という月日が経っていて…。意を決して、咲希の実家から子どもたちと咲希を連れ戻した勇人。その背景には毒親とも言える咲希の実母の存在があったのです…。母親の支配から咲希を切り離した勇人。しかし、勇人は咲希の母の言葉を忘れることはありませんでした。もし、また義母が咲希や双子を連れ戻しに来たら…。そう考えると不安でいっぱいになりました。一方、咲希の気持ちは…。やっと母親の元を離れて家族で暮らせる…そう思っていた咲希ですが、家に戻ると双子の育児の負担が容赦なくのしかかります。次第に自分を追い詰める咲希。そんなときに限って、母に怒られたことを思い出すのです。■予感は的中!母が突然家にやって来た!揺れ動く咲希の心里帰りをしている間、ずっと勇人から生活費をもらっていた咲希は、早く仕事に就かなければと焦っていました。すると…。会ってはいけないとわかっていても、母の言葉に気持ちが揺れ動く咲希。「どうして一番会いたくない人が、私の気持ちをわかるの?」と動揺します。さて、この後咲希と勇人はどうなるのでしょうか?こちらは投稿されたエピソードを元に2022年8月17日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■双子育児はただでさえ大変…!そして、毒親からの呪縛から解放された人たちの告白も…まずは、双子育児に関するコメントからご紹介します。一人でも大変な育児なんだから、双子だったらなおさら大変で当たり前。身近な人や自分自身が双子を育てた人からの意見も寄せられました。・いや、双子ちゃんは大変よ。友だちが双子を産んだけど、もう買い物どころか掃除もままならなかったし、よくお母さんやお姉さんが手伝いに来てた。自分を責めたらダメだと思う。・高2の双子男子の母です。2歳過ぎから小学校入学までは、本当に大変でした。夫がひとりになる時間を作ってくれたりもしましたが、とにかくしんどくて。認可ではない保育園に入れて仕事を始めて、やっと自分を取り戻せたのを思い出しました。私の収入の大半が保育料に消えましたが、それでも良かったなと思います。・一人でも大変なのに双子はもっと大変!パパが協力してくれるなら甘えないと自分が疲れるよ。・私は2人目が双子ですが、初めての育児が双子って、想像以上に大変ですよ。歩き出したら、毎日24時間、手が2本じゃ足りないんです。・要領悪いとかじゃないんだよ!めちゃくちゃ大変なんだって。双子育児したことあるママさんとお話できるといいんじゃないかな…。従姉妹が双子育児してたけど、うちに子連れで遊びに来ると時々気絶したみたいに寝てましたよ。その間、母と姉と私で子どもを見てたんだよなぁ。・私も双子を出産して育児・家事てんてこ舞いでした。出産時に姑が「うちのバカ嫁が双子なんか産みやがって〜」と、産院中に響き渡るように叫ばれたことも。でも、どんなに辛くても頑張りました。段取りが悪いと思わないで、自分なりにその日を一生懸命やればいいんです。・双子の育児は、いくら健康な人だって大変だと思うよ。旦那にいいとこ見せようとするより、甘えてほしいけど、それができないから苦しいんだよね。そして、咲希の母親に対するコメントもたくさんありました。言動を批判するものから、ただただ怖いという意見まで。また、ここまでする母親なら家族ではなく、第三者や専門家に任せるべきという声も。・娘のことを自分の所有物、自分より下に見ていないと気が済まない。精神的に追い込むだけじゃなくて、金ヅルとしか思ってないなんて毒親って恐ろしすぎますね。孫のことも金のための道具としか思ってない。・ああ、これは母親の呪縛…毒親だったんだね。何をしても否定しかされなかったんだね…。・正直引きました。 3年間娘と孫をほぼ軟禁状態にして、旦那さんから金銭を無心させてたなんて、許し難いですよ。 ・こんな毒母に育てられたら、自信なんかなくなるし、自分で決められなくなるのも分かる。しかし、それでも母親になったんだから、今こそ強くなるとき。・精神科医とか第三者が介入したほうがいいと思う。根深過ぎて家庭内では解決できないよ。最後にご紹介するのは、毒親に育てられたという経験者の方からのコメントです。咲希が優柔不断に見えたり、だらしなく見えてしまうかもしれないけれど、毒親の支配下で育てられるとそう言った判断もできなくなるという、経験者からのコメントが寄せられました。・うちも似たような親でした。私は、息子が反抗期になった姿を見て初めて「親の言うことを聞かなくて良いんだ」と思いました。それがきっかけで、私の反抗期が始まり、夫は私の反抗期を受け入れてくれました。毒親が変わることは難しい。物理的にも精神的にも距離をとる必要があると思う。・若い頃の自分を思い出します。母が当たり前にしていたことができず「あんたみたいな母親の元に生まれて、子どもたちが可哀想」と言われ、「まだダメ、全然できてない」と自分を責めていました。ずっと主人は「充分だよ」「もう少し肩の力を抜いて」と言ってくれていました。・苦しいよね…わかるよ…私の親がこうでした。私もずっとこうだったけど、離れてようやく自分たちの家族の姿を手に入れました。今はお腹に赤ちゃんも来てくれて…。家族って自分で作っていくんですよね、わかるまで本当に苦しかった。いつか必ず救われるときが来ますよ。・こういう親と縁がなく普通の家庭で育った人から見たらイライラするだろうけど、長いことこういう親のもとにいると、何もかも自分で決められなくなるよね。私もそうだった…。今考えると恐ろしいけど、当時はそれが普通だったから。親のせいで自分を責めてばかりいたという読者たちの告白。毒親の支配から逃れるのは簡単なことではありませんが、「距離を取る」「信頼できる人を頼る」など、行動に移すことで気付ける事があるのかもしれません。▼漫画「里帰りした妻が帰ってこない」▼漫画「【続編】里帰りした妻が帰ってこない」
2022年12月05日海外で暮らす妹の双葉さんとその子どもたちの暮らしぶりが気になる両親。姉の一穂さんも、妹が住む外国へいっしょに行くことになり……。 彼女の嫉妬心をあおるべく、あえて、ぴったりくっついてバイクに乗るという理由に妹らしさを感じつつ、家に到着すると……。 「子どもをお前呼び」して怒り狂う妹 甥っ子の翔くんが、うまく靴が脱げず困っていました。 「遅い!! 早くしなさい! 早く! 早く!」「お前は今、みんなに迷惑をかけている!!」 妹にきつく叱られた翔くんは泣き出してしまいました……。 強い口調で怒鳴られ、まくしたてられたら、よけいにうまくいかずにオロオロしてしまいますよね。ましてや子どもならなおさらだと思います。双葉さんのお母さんがフォローしてくれたのが救いですね。著者:マンガ家・イラストレーター あこ三国一のテキトーで面倒くさがり。絵が苦手なのになぜか絵を描いています。将来の夢は旅人。▶あこさんの連載マンガをまとめて読む!
2022年12月04日私は「子どもを持つこと自体」に漠然とした不安がありました。なぜならば、私の両親が「毒親」だったからです。自分も同じように「毒を持って子どもに接してしまうかもしれない」「私のようなつらい幼少期を過ごすのであれば、子どもは作らないほうがいいのでは?」といった考えが頭から離れませんでした。そんな私が紆余曲折ありながらも1人目を出産し、さらに2人の子どもを持つまでの過程や葛藤などをお伝えします。 転換期は20代後半の同棲経験憂うつ感に苛まれながらも、私はなんとか幼少期~思春期を過ごしてきました。そんな私の大きな転換期は20代後半のころ。今の夫となる人と結婚前提で同棲し始めたころです。 今まで生きてきた人生のなかで初めて長期に渡って親と離れて暮らせることができ、だんだんと心に落ち着きを取り戻し、「過去に親から受けてきた仕打ち」に対してやっと疑問を感じるようになってきました。いわば過去の自分は、親からマインドコントロールを受けていたと言っても過言ではないと思います。 友人たちの妊娠で心境の変化数年に渡る同棲期間を経て30歳になるころに、私は今の夫と結婚しました。しかし、結婚した1年ほどは前述した理由や背景があり、子作りする気になれませんでした。そんな私の気持ちを変化させたのが「友人たちの妊娠」です。 その友人たちとは数十年付き合っており、いろいろな過去も知っていた仲なので、「人生いろいろありながらも、皆どこか決断をして新たな道へ進んでいくのだな」ということが、友人たちの妊娠・出産を通して改めて実感しました。 過去と折り合いをつけるという決断また、友人たちのなかには不妊治療に励んでもなかなか授かれない子もいました。そんな友人を見て「授かれること自体が奇跡なんだ」「私ももう31歳になるし、女性の妊活は時間が区切られている。どこかで親のことは見切りをつけなければ」と、私の心境が友人を通して少しずつ変わっていきました。 そして、31歳のときに1人目を出産。里帰りはせず、基本的にワンオペ育児でしたが、なんとか1人目を2歳まで私の手で育てることができました。その後は1人目が2歳になったころ、2人目の妊活を始めました。 自分が毒親になることなく、気持ちに余裕を持って妊活や育児ができたのは「いざとなれば福祉の手を借りて助けを求められる」という安心感です。産後ヘルパーの活用や、産前産後要件で保育園に通うことができることなど、子育て支援情報は調べ抜きました。情報収集は育児の不安を解消し、自分を救う手立てになっています。 監修/助産師REIKOイラストレーター/みいの著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年11月28日毒太の不倫相手である中川ゆりは、毒太の会社近くにある花屋の経営者であることがわかりました。他人の結婚を祝うブーケを作りながら、他人の家庭を壊す不倫行為を平気でしている不倫相手は……毒太より10歳近く年上に見えて、ショートヘア。毒太の好みのタイプとは真逆でした。恩人の親類なのに罪悪感もなく、好みのタイプに当てはまらない中川ゆりと不倫していることにショックを受けた瓜田チャリさんは……? 最低なクズとは一緒にいたくない… 最低……クズ……!こんなクズと一緒にいたくない。 そう思うと気分が悪くなってくる瓜田チャリさん。明日も仕事だから寝なければ……そう思っても頭の中がぐちゃぐちゃで、結局ほとんど眠れませんでした。 それでも翌朝、毒太のお弁当を用意する瓜田チャリさん。 何で私は不倫してるやつにお弁当を作るんやろう。何で不倫してるやつの靴下を履かせてるんやろう。 「いってらっしゃい」毒太を見送りながら言葉ではそう言っても、瓜田チャリさんの心は壊れ始めていました……。 不倫されて離婚する場合は、万全な準備・綿密な計画が必要なので、それまでは不倫について知らないと装って一緒に住まなければいけないことが多いです。不倫している夫のためにお弁当を作ったり、モラハラな夫の世話を焼くのは精神的にもキツイので早く解放されることを願うばかりですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年11月24日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。 お母さんかお父さんのどちらかを選ばなければいけない局面で、五月さんはお母さんとこれからの人生を歩んでいくこと決めました。 離婚、引っ越し、転校。いろいろありましたが、五月さんのママ役は変わることはありませんでした。そんな中、お母さんに新しい彼氏ができたのです。 五月さんは、自分たちのお父さんになるわけではないし、彼氏がお母さんの支えになるならいいのではないかと思っていました。しかし、その反面、お母さんが「一緒に頑張ろう」と、五月さんに言っていたことを忘れてしまったのかなと思い、少しモヤモヤする気持ちも……。 そしてお母さんの彼氏は、初めからいたかのように、五月さんたちの日常の生活に、踏み込んできたのです……。どうして父親の言うことが聞けないんだ!! お母さんが仕事に行っている間は、彼氏の態度が豹変。五月さんたちに理不尽なルールを押し付けてきたのです。 五月さんはお母さんの彼氏に自由を奪われただけでなく、何も知らないお母さんには「お父さんに生意気な態度をとるな!」と怒鳴られたあげく頬を叩かれるという、散々な目に。 7年後。やっと五月さんのお母さんは、彼氏の異常さに気づきました。 五月さんが「長かったなあ、7年」と言うと、サツキさんが「なんで五月はそんなにママのことかばうの?」と聞きました。 すると五月さんは少し黙った後、こう答えました。 「ママがかわいそうだから……だよ」「ママは何を食べても、何を飲んでもずっとおなかが空いているの……。あのころからずっとーー」 ◇ ◇◇ 「ママがかわいそうだから」五月さんがお母さんをかばう理由は、お母さんの子ども時代にあるようです。五月さんのお母さんはどんな生活を送っていたのでしょうか……。 「毒親だけど、愛されたかった」の続きはComic Walkerで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月15日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。お母さんは、遊んでいた最中にけがをしてしまった三葉ちゃんを連れてダッシュで病院へ。診断の結果、喉に切り傷ができていたけれど問題はなく、安静にすることを言い渡されました。 帰宅後、四葉ちゃんはお風呂も食事も終えてぐっすり眠っていました。五月さんが、自分が2人目のママだからと、四葉ちゃんのお世話をしてくれていたのです。 「私は1人じゃない。五月がいる」 そう思ったお母さんは、離婚することを決意しました。ママを選べばパパには会えなくなる… 「これから寂しい思いも、つらい思いもさせるけれどそれでもママについてきてくれる?」とお母さんに言われた五月さん。お母さんについて行けば、お父さんに会えなくなることが頭によぎりましたが「大丈夫。ママと一緒に頑張るよ」と答えました。 離婚、引っ越し、転校。いろいろありましたが、五月さんのママ役は変わることはありませんでした。そんな中、お母さんに新しい彼氏ができたのです。 五月さんは、自分たちのお父さんになるわけではないし、彼氏がお母さんの支えになるならいいのではないかと思っていました。しかし、その反面、お母さんが「一緒に頑張ろう」と、五月さんに言っていたことを忘れてしまったのかなと思い、少しモヤモヤする気持ちも……。 そしてお母さんの彼氏は、まるで最初からいたかのように五月さんたちの日常の生活に、踏み込んできたのです。 ◇◇◇ お母さんに、離婚したらついてきてくれるかと聞かれた五月さん。まるでお母さんかお父さんを選べと言われているようでした。そして、五月さんはお母さんを選びました。しかし、もう1人のサツキさんが言っているように、本当は「離婚しないで」とお母さんに言いたかったのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月14日「毒親」という言葉が世間一般に知られるようになってきましたが、私の父も祖父母も毒親でした。子どものときは本当につらい思いをし、その毒親ぶりは今でも夢に出てきて夜中に飛び起きてしまうほどです。しかし、捉え方を変えれば彼らは立派な反面教師。今回は毒親育児を反面教師にしている私の経験をお伝えします。祖父母からの言葉がけを反面教師に私は物心ついたときには祖父母に育てられており、実の両親の顔を知りませんでした。今でも、なぜ両親がいなかったのかはわかりませんし、知りたくもありません。それでもやさしい祖父母に育てられて、めでたしめでたしといきたいところでしたが、決してそういうわけにはいかなかったのです。 祖父母はとても恩着せがましく、口癖のように「お前は本当は施設行きだったのに」と言ってきたのです。これは今思い出してもつらい言葉です。そのため、私はわが子には毎日のように「生まれてきてくれてありがとう」と伝えるように心がけています。 お風呂は週1、おかずはスーパーの総菜のみ祖父母は戦争時代を生きた人だったためか、今の人と感覚がズレているところがありました。その最たる例がお風呂に毎日入らないことです。どんなに汗をかいても週1回しかお風呂に入れてくれませんでした。 また、祖父母は2人ともごはんを作ることができないからと毎日スーパーの総菜を与えられました。そのため、私にとってのおふくろの味はスーパーの総菜なのです。 これらの経験から、私はどんなに疲れていてもわが子を毎日丁寧に入浴させ、手作りの料理をおなかいっぱい食べさせるように努めています。 父が帰ってきてからは恐怖政治が始まるそれでも、小学生のときにフラッと父が帰ってきてお風呂などの衛生面は改善されました。ところが、この父親もとんでもない人でした。思い通りにならなければ乱暴な言葉で怒鳴って言うことを聞かせようとするのです。その怒り方は本当に常軌を逸していて、とても恐ろしいものでした。 父はたまに家に立ち寄る程度の存在だったのに、怒鳴り散らすためだけに現れることもあって、父がいると気が休まりませんでした。私はこの父の恐怖政治を反面教師に、むやみに大声を出さず、諭すように叱ることを心がけています。 私自身は毒親にはなるまいと努めてきたためか、わが子はのびのびと育っています。昔のつらい思い出を振り切れる日はなかなかこないと思いますが、子育ての反面教師として毒親との思い出を利用すれば、親としての道を踏みはずすことはないだろうとプラスに考えるようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて専門家や専門機関に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/imasaku著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2022年11月14日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。 夫の借金や不倫行為に、お母さんは我慢の限界だったようで、離婚を考えました。しかし、「離婚して1人で、4人の子どもをどうやって育てていくのだろうか」とお風呂に入りながら、考えてしまいます。 すると、急に「ギャアアアア、ママああ」という叫び声が聞こえてきたのです。急いでお風呂から出ると、三女の三葉ちゃんが倒れていました。 なんと、鯉のぼりの棒を口にくわえたまま転んでしまったのです。口から血を流し、苦しむ三女を見て、お母さんは青ざめました……。こんなに毎日が大変なのに、1人で子育てなんて… 「うそ……やだっ……血が……」「どうしよう、早く病院に行かなきゃ……」 焦るお母さんを見た五月さんは、「お風呂に入っている四葉は私がなんとかするから、早く病院に行って!」と声をかけました。 その言葉を聞いたお母さんは、三葉ちゃんを連れてダッシュで病院へ。診断の結果、喉に切り傷ができていたけれど問題はなく、安静にすることを言い渡されました。 帰宅後お母さんは、五月さんが末っ子の四葉ちゃんのお世話をひと通りしてくれていたことを知りました。四葉ちゃんはお風呂も食事も終えてぐっすり眠っていたのです。 五月さんは「2人目のママだもん」と言いました。そしてその言葉を聞いて、お母さんは思わず涙ぐみました。 「私は1人じゃない。五月がいる」 お母さんは、離婚することを決意したのでした。 ◇◇◇ 五月さんが「2人目のママだもん」と言ったことで、お母さんは1人じゃない。五月と一緒なら、旦那さんがいなくてもこの子たちを育てていけると決心がついたのですね。 五月さんはお母さんを助けたくて、2人目のママ役を頑張っていたのかもしれません。けれども五月さんはまだ小学生。お母さんに頼られるうれしさもあったと思いますが、きっととても無理をしていたのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月13日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。 小学校の教室での出来事です。五月さんは、筆箱を開けたのですが、鉛筆が入っていませんでした。 五月さんは「ごめん……鉛筆1本貸してもらえないかな」と、友だちに言いました。すると、友だちは鉛筆を貸してくれたのですが、五月さんは友だちに「ほんと五月ちゃんって忘れ物多いよね」と言われてしまいます。 しかし、五月さんは忘れたわけではなく、書ける長さの鉛筆がなかったのです……。 五月さんは、お母さんに「鉛筆を買って」と言うことができなかったので、大人になって仕事して自分で買えばいいと、自分に言い聞かせました。今日は大事な日なのに… ※小さい子の身の回りには危険なものがたくさんあります。誤飲や危険につながりそうなものは、子どもの手の届かないところにしまう、子どもが遊んでいるときは大人が近くで見守るなど、注意しましょう。 今日は四女、四葉ちゃんの誕生日。 生活が苦しく、ホールケーキを買うことができなかったお母さん。代わりにカップケーキを4つ買って、家族でお祝いをしました。 しかし、その場に夫の姿はありませんでした。四女の誕生日にも帰ってこないばかりか、借金、さらに不倫までしている夫……。お母さんは我慢の限界を感じ、離婚を考えましたが、簡単には決意することができません。 「子どもたちはパパのこと大好きなのに?」「離婚して1人で、4人の子どもをどうやって育てていく?」 と、お風呂に入りながら、考えていました。すると突然、「ギャアアアア、ママああ」という叫び声が聞こえてきたのです。 急いでお風呂から出ると、三女の三葉ちゃんが倒れていました。 なんと、鯉のぼりの棒を口にくわえたまま転んでしまったのです。口から血を流し、苦しむ三女を見て、お母さんは青ざめました……。 ◇ ◇ ◇ 「離婚をしたら、ひとりで4人の子どもを育てられるのだろうか……」そう悩んでいた矢先の三葉さんのけが。このときお母さんは五月さんと四葉さんとお風呂に入っていて、三葉さんから目を離していました。お母さんにとっても、4人の子育てを頑張っていた中、とてもショッキングな出来事だったと思います。行政や保育所など、お母さんが相談したり頼ったりできるところが身近に見つけられるとよさそうですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月12日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。3年後。お母さんのおなかの中に、新しい命が宿っていることを知った五月さん姉妹。 家族が増えるので、今よりも大きい家に引っ越すことに。引っ越した先の家は、お世辞にもきれいとは言えないほどの有様でした。この家での五月さんの役割は、保育園のお迎えと3人目の妹、四葉ちゃんのママ役。 五月さんの家は貧しかったけれど、お母さんは決して「お金がない」とは言いませんでした。 あまり家に帰って来ないお父さんに、実は借金があったこと。お母さんにとって、お父さんがどんな存在だったのか、このときの五月さんはまだ知りませんでした……。ごめん、鉛筆借りてもいいかな? 小学校の教室での出来事です。五月さんは筆箱を開けたのですが、鉛筆が入っていませんでした。 五月さんは「ごめん……鉛筆1本貸してもらえないかな」と、友だちに言いました。すると、友だちは鉛筆を貸してくれたのですが、五月さんは友だちに「ほんと五月ちゃんって忘れ物多いよね」と言われてしまいます。 しかし、本当は忘れたわけではなく、書ける長さの鉛筆がなかったのです……。 そこへ、もう1人のサツキさんが現れました。そしてサツキさんは、「あの子と同じかわいい鉛筆が欲しいって言いなよ」と五月さんに言いました。しかし、「え……言わないよ。いらないし、言えない……。いつか自分で買うから、今は大丈夫」と答える五月さん。 五月さんは、大人になって仕事して自分で買えばいいと、自分に言い聞かせたのでした。 ◇◇◇ 五月さんの側にたびたび出てくるもう1人のサツキさん。サツキさんの言葉は、五月さんの、声に出すことのできない本心を表しているのでしょうね。サツキさんとのやりとりから、五月さんの心の葛藤が伺えて、とても切なくなりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月11日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。下の子どものたちの世話に追われて、五月さんに八つ当たりをしていたお母さんでしたが、「イライラしてぶったりしてごめんね、痛かったね……」と謝罪。 それに対して、五月さんは「大丈夫。痛くなかったよ」と答えました。 時々お母さんが五月さんに見せる涙や弱さは、五月さんに、「イイ子でいなければいけない」呪いをかけていたのです。そして、お母さんがかわいそうだから、「痛い」「寂しい」とは言ってはいけない、言うのはわがままだと自分に言い聞かせるようになっていったのでした……。仕事って何歳からできるんだろう…? 3年後。お母さんのおなかの中に、新しい命が宿っていることを知った五月さん姉妹。 家族が増えるので、今よりも大きい家に引っ越すことに。五月さんは、喜んでいるようにはみえない母さんの顔を見て、「赤ちゃんうれしくないのかな……?」と思いました。 引っ越した先の家は、お世辞にもきれいとは言えないほどの有様でした。この家での五月さんの役割は、保育園のお迎えと3人目の妹、四葉ちゃんのママ役。 五月さんの家は貧しかったけれど、お母さんは決して「お金がない」とは言いませんでした。 あまり家に帰って来ないお父さんに、実は借金があったこと。お母さんにとって、お父さんがどんな存在だったのか、このときの五月さんはまだ知りませんでした……。 ◇◇◇ 五月さんは小学生のころから、妹たちの保育園のお迎えや、末っ子のママ役をしていたのですね。さらにはお金の面でもお母さんを助けたいと思っていたようです。お友だちと遊びたい盛りのはずなのに……。胸が締め付けられますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月04日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。五月さんが物心ついたころには、2人の妹がいました。そのときから、もう1人のサツキさんが現れ始めたのです。 お母さんは小さい妹2人につきっきり。それを見た、サツキさんは五月さんに「寂しいね……」と声をかけます。しかし、五月さんは「寂しくない。お絵描き好きだし」「それに、良い子にしていればママはやさしい」と言いました。 そんなやさしいお母さんは、ときどき豹変し、怖いママになることも。 五月さんが幼稚園へ行く準備に手間取ってしまっていると、頭を叩いてきて「なんであんたはそんなに鈍臭いの!? いいかげんにしてっ!!」と怒鳴ったのです……。イライラしてぶったりして… 五月さんに怒鳴った後、お母さんは「もぉ〜〜っ、いつまで泣いてるの……」と泣いている妹たちの方へ。 すると、サツキさんが「二葉と三葉はいいね……。ママに抱っこしてもらえて」と五月さんに声をかけてきました。 「もう赤ちゃんじゃないから」「良い子でいないと、ママに抱っこしてもらえない」 そう五月さんは思っていました。 そして五月さんは、自分で幼稚園に行く準備をしてお母さんに「もしママ大変だったら今日幼稚園行かなくていいよ」と言ったのです。 すると「イライラしてぶったりしてごめんね、痛かったね……」とお母さん。それに対して、五月さんは「大丈夫。痛くなかったよ」と答えました。 本当は痛かったのに、うそをつく五月さんのことが理解できないサツキさん。 時々お母さんが五月さんに見せる涙や弱さは、五月さんに、「イイ子でいなければいけない」呪いをかけていたのです。 そして、お母さんがかわいそうだから、「痛い」「寂しい」とは言ってはいけない、言うのはわがままだと自分に言い聞かせるようになっていったのでした……。 ◇◇◇ 下の子どもたちのお世話が大変で、五月さんに八つ当たりをして怒鳴ってしまったお母さん。それでもお母さんの弱さを見た五月さんは、お母さんがかわいそうだからと、お母さんのことを優先的に考えているのですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月03日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。五月さんは、お母さんのことが大好きだったのですが、今や状況は一変。 お母さんと妹たち3人と暮らすようになってからは生活が苦しく、五月さんは家計を支えるために毎日のように働いているのです。しかし、それでもお金が足りず……。 「もっと稼げる仕事すれば?」 「風俗とかさぁ」 「仕事に行く前、掃除くらいしてね。この家汚すぎっ!!」 と言い、お母さんは遊びに出かけてしまうのでした。五月はいつもわがまま言わない良い子だね〜!! 今月の光熱費が足りるのかと心配になる五月さん。 すると、「ねぇ、ねぇっ……大丈夫?」と小さいころのサツキさんの声が聞こえてきます。なんと小さいサツキさんは、現在の五月さんにつきまとっているのです。 五月さんが物心ついたころには、2人の妹がいました。そのときから、もう1人のサツキさんが現れ始めたのです。 お母さんは小さい妹2人につきっきり。それを見た、サツキさんは五月さんに「寂しいね……」と声をかけます。しかし、五月さんは「寂しくない。お絵描き好きだし」「それに、良い子にしていればママはやさしい」と言いました。 そんなやさしいお母さんは、ときどき豹変し、怖いママになることも……。 五月さんが幼稚園へ行く準備に手間取ってしまっていると、頭を叩いてきて「なんであんたはそんなに鈍臭いの!? いいかげんにしてっ!!」と怒鳴ったのです。 ◇ ◇ ◇ 五月さんが物心ついたと気には小さい妹さんが2人いたのですね。当時、お母さんは妹たちの世話で忙しく、五月さんはなかなかかまってもらえなかったようです。きょうだいがいると、上の子をかまってあげられる時間が減ってしまうもの。心にも余裕がなくなってしまって、キツい言い方をしてしまい、自己嫌悪に陥ってしまう…というママの声もよく耳にします。育児はママ1人が頑張る必要はありません。五月さんも、もっとまわりを巻き込んで頼っていけると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月02日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。五月さんのお母さんは毒親だけれど、最初はやさしい人でした。幼稚園のお弁当はいつも手が込んでいて、お友だちにうらやましがられるほど。 そんなお母さんのことが、五月さんは大好きでした。 しかし、お母さんは今は別人のよう……。今日も、五月さんはお母さんにとんでもないことを言われてしまって―?いつまであんたのママでいればいいの? ときどき思い出す、子どもの頃の思い出。お母さんがかわいくしてくれた幼稚園の制服やお弁当の味。五月さんは、お母さんのことが大好きだったのです。 しかし、今や状況は一変。五月さんは、お母さんと妹たち3人と暮らしています。生活が苦しく、五月さんは家計を支えるために毎日のように働いているのです。それでもお金が足りず……。 「もっと稼げる仕事すれば?」 「風俗とかさぁ」 「仕事に行く前、掃除くらいしてね。この家汚すぎっ!!」 と言い、お母さんは遊びに出かけてしまうのでした。 ◇◇◇ 今はすっかり毒親になってしまった五月さんのお母さんですが、昔はやさしくて、五月さんはお母さんのことが大好きだったそうです。当時のお母さんが作ってくれたお弁当の味は、五月さんにとって忘れられない大切な思い出なのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月01日