沢尻エリカの5年ぶりのスクリーン復帰作として、今年話題をさらった映画『ヘルタースケルター』が、アメリカ・ロサンゼルスで開催された「LA EIGA FILM FES」で、北米プレミアとして公式上映され、本作の監督を務めた蜷川実花とキャストのひとりでもある桃井かおりが出席し、現地ファンから大喝采に応えた。原作は人気漫画家・岡崎京子の伝説的コミック。全身整形により、ほとんど全てが作り物の肉体による“美”を手に入れ、トップスターに上り詰めたりりこ(沢尻さん)が、欲望渦巻く芸能界を疾走するさまを描き出す本作。沢尻さんを筆頭に大森南朋、寺島しのぶ、綾野剛、水原希子、窪塚洋介など豪華キャストが蜷川監督の下に集結した。今年で90周年を迎えるハリウッドを象徴する劇場ハエジプシャン・シアターで、12月14日(現地時間)に行われたレッドカーペット、その翌日15日(現地時間)に行われた舞台挨拶ともに出席した蜷川監督と桃井さんは、現地メディアとファンからの歓迎に終始ご機嫌。現地のマスコミから「若いころは“りりこ”だったんですよね?」とツッコミを入れられた蜷川監督は、「そうよ。昔はりりこだったの、私(笑)」と笑いで返し客席を沸かせるほど。さらに、蜷川監督は「桃井さんにはオファーさせていただいた際、『私、あなたを助けるわ』と言ってくださって、その後のいろんなことがスムーズに動いて本当に感謝しています」と桃井さんとの知られざるエピソードも明かした。それを聞いた桃井さんは「日本には女性の映画監督がいないの。みんなイジメないで育ててね(笑)」とハリウッドでもそのスタンスは変わらないようだ。また原作選びについて、蜷川監督は「原作は時代を先取っていて、90年代には特別で特殊なスターの物語であったが、2010年代にはtwitterやfacebook、ブログの登場によって、普通の人が“発信する側”になったことで、誰にでもありえる状況を描いた映画になったと思っています」と本作に込めた思いを語った。最後に、次回作の予定を聞かれた蜷川監督は「映画は私にとってセルフポートレートのようなものなので、本当にやりたいものを見つけるのに時間がかかります…でも、3年後にはハリウッドに戻ってきます!」と更なる創作活動に対する意気込みを明かした。『ヘルタースケルター』DVD&ブルーレイは、12月21日(金)よりレンタル開始。© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会© 岡崎京子/祥伝社.■関連作品:ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会
2012年12月17日いよいよ2012年も残りわずか。今年はどんなことがあったっけ、を振り返ってみる機会も多くなる季節だ。映画や映像ソフトで今年話題になったものといえば、を挙げていくと、ひとつ共通のキーワードが見えてくる。その他の写真今年公開された映画800本弱のチラシを全網羅掲載する等、振り返りには最適な雑誌として発売中の「ぴあ Movie Special 2012-2013」(発売中)の中で実施されたのが、VOD(ビデオ・オン・デマンド)配信サービスを提供するJ:COM オン デマンドと共同で実施しているエンタメ振り返り対決企画。そこで名を連ねたのは、洋画は『アベンジャーズ』や『バイオハザードV リトリビューション』、邦画が『るろうに剣心』や『ヘルタースケルター』といった作品。どれも話題になったのはもちろん興行収入としても成果を挙げているものばかりだが、共通しているのはいずれも漫画やゲーム原作であること。ハリウッドでも“ネタ枯れ”が叫ばれる中、一定の読者やユーザーがついた原作ものが増えてくる現象はここ数年ますます顕著になってきているが、ついには『アベンジャーズ』のように全世界歴代興収3位を叩き出すメガヒット作が生まれたり、国内でも蜷川実花×沢尻エリカの組み合わせで女性から中高年男性まで動員した『ヘルタースケルター』や、『るろうに剣心』がその本格的な殺陣アクションで玄人映画ファンまでもうならせたりと、スケールやバリエーションの拡大とともにその存在感は大きくなる一方だ。他にも、映像系ではついにテレビアニメ化された『ジョジョの奇妙な冒険』や実写映画化とともにアニメ化された『宇宙兄弟』など、やはり漫画原作ものが挙げられている。2013年も引き続きこの傾向は続きそうだが、「映像化されてがっかり」が少なくなって原作とはまた違った楽しみ方が純粋に楽しめるようになってきているのは、嬉しい傾向と言えるのかもしれない。「ぴあ Movie Special 2012-2013」発売中
2012年12月14日シグマが運営する発明商品に特化したショッピングサイト「アイデア商品見本市」は6日、「家庭・職場のストレスについてアンケート」結果を発表した。同調査は7月2日~20日、全国の20代~60代までの男女539人を対象に実施。男女比は、男性55.3%、女性43.6%。「家庭、あるいは職場でストレスを感じる頻度は?」との問いに対して、「毎日」は28.2%。「週に3回以上」は21.5%、「1日に複数回」が7.0%となり、およそ2人に1人(56.7%)が週に3回以上、ストレスを感じて生活しているという結果となった。そのほか、「週に1回程度」は24.5%、「月に1回程度」が11.5%となり、9割以上が多かれ少なかれストレスを感じていることがわかる。同アンケートでは同時に、「ストレスが多そうな有名・芸能人」「ストレスに負けなさそうな有名・芸能人」も聞いた。「ストレスが多そうな有名人」としては、1位「野田佳彦(総理大臣)」、2位「スギちゃん」、3位「沢尻エリカ」、4位「岡村隆史(ナインティナイン)」、5位「AKB48」が上位となった。一方、「ストレスに負けなさそうな有名人」は「明石家さんま」が堂々の1位に。以下、2位「ローラ」、3位「タモリ」、4位「和田アキ子」、5位「ビートたけし」と続いた。6位以下の結果は、「アイデア商品見本市」アンケートページで閲覧可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日こんな質問が編集部に寄せられていました。■風呂場で歌を熱唱したら隣のおばあちゃんに聞かれました40歳男性です。10歳の息子がいるのですが、お風呂に一緒に入ったときに私が歌を歌うと、とても喜んでくれます。最近は「粉雪」が好きで、「こなああああ~!ゆきいいいい~!」と熱唱してあげています。昨日、息子と隣のおばあちゃんが話しているところに偶然通りかかったのですが、「○○君のお父さん歌がとってもお上手ね」と言われていました。死ぬほど恥ずかしかったです。これからどうやって隣のおばあちゃんと世間話をすればいいのかわかりません。「こんにちは」と、普通にあいさつしてもいいものでしょうか?⇒原文はこちらから。レミオロメンの「粉雪」、いいですね。悲しく切ないロッカバラードの名曲です。沢尻エリカ主演のテレビドラマ「1リットルの涙」で記憶されている方も多いのではないでしょうか。エコーの効いたお風呂場で、シャウトするのはさぞかし気持ちよかろうと思いますが、おばあちゃんに聞かれていましたか……。早速マイナビニュースの読者からの回答を見てみましょう。大半は「気にしなくても大丈夫」という意見のようです。■普通にあいさつして大丈夫ですよ(タロウさん)■普段通りあいさつをなさればいいでしょう。それほどおかしいことではなく、むしろほほ笑ましいことです(ひっちゃん)■いつも通りにあいさつしていいと思います(hataneさん)■別に苦情が来たわけじゃないですから、普通に接すればいいと思います(kazさん)普通にしていて大丈夫、という見解ですね。また、先手を打ってこちらからおわびしてみては、という意見もあるようです。■この間はどうも失礼しました、と普通に笑顔であいさつすればいいと思いますよ(Kさん)■歌は近所迷惑にならないように。実は、うるさいって言えないからやんわり注意していたりして(笑)。にぎやかで申し訳ありませんと言いながら、普通に接すればいいでしょう(かわぽさん)中には、同様の体験をした人もいるようです。その経験を踏まえてのアドバイスも寄せられています。■風呂場は換気扇などもあって割と外につながっている場所ですので、今後気をつけましょう。私も同じような経験があります……(ピエロさん)■穴があったら入りたい気持ち分かります。でも、ほとぼりが冷めれば、笑い話に昇華できますよ。歌をけなされたのではなく、褒めてもらえただけでも悲観的にとらえなくても良いと思います(TAKA氏さん)さらに、よりポジティブな回答もありました。■いっそのこと、おばあちゃんとハモってみてはいかがですか?(X cloveさん)これはいいですね! より親密なご近所付き合いが実現できるのではないでしょうか? パートを決めて、毎日練習して……。夢が広がりますね。■この質問にアドバイスをするにはこちらから(文/エボル)
2012年11月15日結婚披露宴と聞くと、ゴンドラで派手に登場するような豪華な演出ばかりのイメージがどうしてもあるのですが、どうやら最近の披露宴の演出のトレンドはいろいろと違うようです。今回は、最近の披露宴や結婚式のトレンドはどんなものか、東京ウェディング&ブライダル専門学校の講師・古賀さんにお話を伺いました。■結婚式のトレンドは?――まず結婚式について伺いたいと思います。式は昔ながらの神前式やチャペルで行う教会式などがありますが、どういったタイプの挙式が主流なのでしょうか?件数で言いますと、まだまだ人気なのはチャペルで行う教会式ですね。やはり一番多いです。――やはりそうなんですね。神前式はほとんど行われていないのですか?いえ、実はそうではないのです。ここ2、3年は和婚ブームというのがありまして、普通の生活を送っていると和装を着る機会がほとんどないので、そういった和装にあこがれている人も実は多かったりするんです。なので「和装を着たい!」という方が増えてきているんです。――確かに和服を着る機会なんてめったにないですもんね。少し前までは「和装なんて……」と考える人も多かったのですが、今の和装は若者向けと言いますか、気軽に着ることのできる和服なども増えているんですね。それに乗る形で和婚を希望する人が多くなっています。もちろん、教会式などに比べると数は少ないのですが、占める割合は増えてきていますね。――和婚はどんどん減っていっているものだと思っていたので、増えているのは本当に意外ですね。いまでも文金高島田のカツラをかぶる人っていらっしゃるのですか?もちろんいらっしゃるのですけど、やはり数は多くないです。――そうなんですね。和装でもカツラをかぶらないスタイルがはやっているのですか?そうなんです。和婚ブームは3年前に女優の沢尻エリカさんの和装での式が火付け役と言われています。結婚式で沢尻さんが大きな白い花をつけて髪を肩に垂れかけた髪型をされたんですね。それが「あ、和装でこういう髪型もありなんだ」と非常に話題になったんです。それ以降、和装での式でも洋髪を採用される女性が増えましたね。――あと、最近は神様や仏様に結婚を誓うのではなく、家族や友人の前で結婚を誓う人前式というものが増えてきていると聞きましたが……。そうですね、人前式も増えてきていまして、数としては教会式に次ぐ多さですね。――なるほど。いまは教会式ばかりが目立ちますが、最近ではそれ以外の式も増えてきているのですね。■最近の披露宴はどんな演出があるの?――次に伺いたいのが、披露宴の演出についてなのですが、昔と比べると、披露宴や披露宴の演出などはどういった点が違うのですか?20年ほど前は、結婚式は一生に一度の晴れ舞台なので盛大にやるもの、という感覚が強かった時代なので、やはり豪華で派手な演出が多かったんですね。――ハデ婚なんて言葉もありましたね。そうなんです。ところが近年では、従来の披露宴の流れや派手な演出を好まない方が多くなっています。もちろん、派手な演出をされる方もいらっしゃいますが、「自分たちらしい」披露宴を好む人が増えていますね。そのあたりが昔との大きな違いでしょうか。――ということは、昔のように「ゴンドラに乗って登場!」という演出もほとんどないのですね。今はゴンドラがある式場自体、ほとんどないですからね。やはりスペースなどの問題もありますので。最近は『おもてなし重視』の演出といいますか、来ていただいた方がくつろげるような事だったり、新郎新婦と一緒に楽しめるような演出などに重点が置かれています。――なるほど。新郎新婦と一緒になって楽しめる演出とは、例えばどういったものがありますか?参加型の演出ですと、「ハッピードラジェ」という切り分けたウェディングケーキの中にドラジェというアーモンドの形のお菓子を隠しておいて、そのケーキが当たった人にプレゼントを贈る、という演出がありますね。こうしたお楽しみ感覚の演出は本当に多いです。あとは新郎新婦と触れ合える機会を作ると言いますか、デザートビュッフェのコーナーを作って、そこで新郎新婦に配ってもらう、というようなものもありますね。――とにかくアットホームな雰囲気が感じられる演出なのですね。ほかに目新しい演出はあるのでしょうか?やはり写真や映像関係の演出というのは、ここ数年でさまざまなものが出てきていますね。式場内で撮影したばかりの写真や映像を取り込んで上映したりするのが本当に多くなっています。やっぱり自分の顔が登場するのはうれしいですからね。――撮影したばかりのものをすぐに編集・加工して上映できるのは、本当に最近の技術ならではですね。ほかには、従来のキャンドルサービスを暗闇で発光する液体で行ったりしていますね。――なるほど。時代の流れで演出もいろいろと変化してきているのですね。変化する結婚式・披露宴のトレンド。ちなみに結婚式にかかる費用はだいたい300万円だそうです。費用の面でもいろいろがんばらないといけませんね。さて、みなさんは結婚式でどんな演出をしたいか決めていますか?(貫井康徳@dcp)
2012年11月11日どういうわけか、女性はいきなり不機嫌になる。と、こう書くと全国の御婦人方に怒られそうだが、少なくとも僕にはそれが女性特有の心理現象に見えてしょうがない。たとえば、ある旦那がいつものように仕事から帰宅し、玄関で「ただいまー」と言ったとする。すると、なぜか家にいるはずの妻からの反応がまったくなく、旦那は「聞こえなかったのかな?」と思いつつ、玄関で靴を脱ぎ、その足でリビングに向かう。そしてリビングのドアを開けた瞬間、旦那の全身に嫌な予感が走る。なぜなら、リビングにいる妻の表情があきらかに暗く、部屋の空気もなんとなく重くなっているからだ。このとき、旦那が真っ先に考えるのは「妻が怒っているのか否か?」ということだ。だから、それを確認するため、旦那はわざとにこやかな口調で様々な話題を妻に投げかけることになっている。「夕飯はなに?」「今日、会社でこんなことがあってさあ~」「お、そのピアスかわいいじゃん。どうしたの?」そうやって妻の反応をうかがうわけだ。ところが、それに対して妻が徹底的に無言を貫くか、あるいは「別に……」という沢尻エリカ的な素っ気ない一言だけを残す場合がある。こうなったら、たいていの旦那は「妻が怒っている」と確信し、今度はその怒りの理由を考えることになっている。やばい、なんで怒っているんだ? 俺、なんかやったっけ? ひょっとして、何かがばれたということか? けど、その何かってなんだ? まさか、あれか――?不思議なことに男という生き物は、妻が何かに怒っていると、無意識のうちに「その理由は自分にあるのではないか?」と考えることになっている。事の真相は、たとえば妻がママ友と喧嘩したことであったとしても、世の旦那の多くはそんな冷静な想像力を働かせることができず、なぜか最初に自分を疑い、おまけに勝手に怯えることになっている。それを御婦人方は「自分にやましいことがあるからでしょ?」と指摘なさるかもしれないが、いやいや、実際はそうではない。少なくとも僕は、自分に何もやましいことがなかったとしても、妻の突然の不機嫌に堂々としていられるほど神経が太くなく、きっと自分が何かやったのだと、自己を振り返ってしまうだろう。浮気や浪費の覚えがなくとも、たとえば大便を流し忘れたのかもしれないとか、もしや寝言で下ネタでも発していたのかもしれないなどと、あらぬ心配を駆りたてられるわけだ。果たして、ここからが本格的に厄介なのである。旦那が様々な話題を投げかけても妻の反応が薄いため、旦那はいよいよ「もしかして怒っている?」と核心をつくわけだが、そこで素直に「うん、怒っているよ」「うん、不機嫌だよ」などと認めてくれるケースはほとんどない。この場合の女性は、それでも徹底して無言か「別に」を貫くものであり、解決の糸口は一向に見えてこない。だから、男性は余計に困惑するのだ。長くなって大変申し訳ないが、これが冒頭に書いたところの「女性のいきなり不機嫌現象」である。実際、男性が数人集まって女性論を交わし合えば、この話題は必ずと言っていいほど出る。男性目線限定の「女性あるあるネタ」のひとつだ。さて、この現象について、僕の妻に真相を訊いてみたことがある。すると、彼女は二つの原因が考えられると教えてくれた。ひとつは旦那に対して本当に怒っている。もうひとつは別に何かにはっきりと怒っているわけではないけど、なんとなく気分的に落ち込んでいるだけ――。前者の場合はある意味しょうがないが、後者になると、これはもう手に負えない。原因がない不機嫌に解決策などあるわけないからだ。しかしこういうとき、男は狼狽(うろた)えてはいけないのだ。僕も以前は妻が「いきなり不機嫌現象」を発生させたとき、それをなんとか回復させたくて、あの手この手の策を練り、解決に励んだものだ。妻の機嫌をとろうと饒舌になったり、積極的に家事を手伝ったり、とにかく自分から何かを仕掛けたものだが、そのほとんどが効果を発揮することはなく、かえって妻に鬱陶(うっとう)しがられるという泥沼にはまっていったものだ。そんな僕の対応が大きく変わったのは、ある日の出来事がきっかけだった。その日、妻が通算何度目かの「いきなり不機嫌現象」を発生させ、しかも後者の「理由は特になしパターン」だったため、僕はどうしていいかわからず、ただ困惑するしかなかった。ところが翌朝になると、妻の不機嫌は意外なことであっさり完治したのだ。完治の理由は、昨夜の妻がぐっすり眠れたということである。正直、これには拍子抜けしたものの、冷静に考えると膝を打つものがあった。子供のころ、よく祖母が「睡眠は万病に効く」と言っていたが、まさにその通りだ。医学が発達していない時代を生きた人間にとって、快眠とは己の自然治癒能力を高める唯一の方法であり、それは精神面においても効果的だったのだろう。よく考えれば、人間の怒りや不機嫌は一種の精神の乱れであり、病気にたとえるなら心が風邪を引いたようなものだ。だったら、なおのこと寝れば治るわけだ。不機嫌になるということは、心身が疲れている証拠だ。だから世の男性は、妻が「いきなり不機嫌現象」を発生させたとき、狼狽えることなく、妻に快眠を促すように努めればいいわけだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日韓国出身の男性5人組グループ、SHINee(シャイニー)が、10月10日(水)に初めての日本オリジナル・シングル『Dazzling Girl』をリリースする。同曲は、洗練されたビートと爽やかなメロディが印象的なピアノ・エレクトロ・ナンバー。“Dazzling”(=輝く)というタイトル通り、眩いほどに輝く女性に出会ってしまった恋の始まりの瞬間や胸の高まりを表現した女性賛歌だ。レコーディング・プロデュースは、JUJUや西野カナなど数々のヒットソングを作り上げてきたJeff Miyaharaが手がけ、ミックスは、ビヨンセでグラミー賞を受賞したマイルス・ウォーカー、マスタリングは世界的に有名なマスタリング・スタジオ「スターリング・サウンド」のエンジニア、トム・コインが担当した。また、沢尻エリカ主演で話題の映画『ヘルタースケルター』の衣装とメイクを担当した、世界的ファッションデザイナーの丸山敬太と、広告テレビCMなどで活躍中の冨沢ノボルがジャケットとミュージックビデオの衣装とヘアメイクを担当。振り付けは、アメリカ・カルフォルニアにて開催されたダンスコンテストで2年連続優勝を果たし、世界中から注目を集めるダンス・チーム「s**t kingz」(シットキングス)が手がけるなど、日本のトップクリエイターが集結し、新曲の世界観を表現した。初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤の3バージョンがリリースされ、初回限定盤Aは、音楽業界初の“クラッチバッグ仕様”のパッケージで、ミュージック・ビデオや撮りおろしのフォトカードなどが付く。詳細は公式サイト(まで。
2012年08月17日現在、主演作『ヘルタースケルター』が興行収入20億円を突破する勢いの大ヒットを飛ばしている沢尻エリカが、日本テレビ『NEWS ZERO』のインタビューに応じ、その模様が今夜放送されることが明らかになった。その他の写真映画『ヘルタースケルター』は、岡崎京子の同名コミックを、『さくらん』の蜷川実花監督が実写化した作品。全身整形によって芸能界のトップへ上りつめた主人公りりこの栄光と転落を描いている。7月14日から公開され、8月14日までの32日間で、動員は130万人を突破し、興行収入が20億円は確実と言われている。沢尻にとっては5年ぶりの復帰作となりながら、撮影後は公開初日まで活動を休止した沢尻が、『ヘルタースケルター』へかけた自身の想いを語るのは初めて。番組では初タッグを組んだ蜷川監督と共にインタビューに応じ、公開から1か月を経た今、その胸の内を赤裸々に語るという。常にその言動が注目を集める女優、沢尻エリカだけに、話題を呼ぶこととなりそうだ。『ヘルタースケルター』公開中日本テレビ『NEWS ZERO』月~木22時54分~23時58分金23時58分~24時58分
2012年08月16日サマーシーズンと言えば、海にプール、そして解放感に満ちたバケーション!どれも魅力的だけれど、楽しいことはいつだって危険と隣り合わせ。ブログ上で語られるキーワードを参考に、映画の“いま”を分析する「ブログ話題度ランキング」ではいま、夏にぴったり(?)の“危険なバカンス”ムービーが高い注目を集めている。夏休み大作が続々と公開される中、圧倒的なリードで1位に躍り出たのは『BRAVE HEARTS海猿』ではなく、映画『シャーク・ナイト』!舞台となるのは、美しい水と深い緑に囲まれた絶景を誇るクロスビー湖。都会の裕福な若者たちがひと夏を過ごすべくやってくるのだが、世にも恐ろしいショーが彼らを待ち受ける。その恐怖とは、46種類もの鮫!拷問ホラーのジャンルを確立した『ホステル』シリーズのプロデューサー、クリス・ブリッグスと死の運命が巻き起こす衝撃的な描写が回を追うごとにエスカレートする『ファイナル・デスティネーション』シリーズのデヴィッド・R・エリス監督による強力タッグが実現した本作、その衝撃は言わずもがな。『ジョーズ』を超える“鮫映画”となりえるか?そして、2位には2011年の夏を賑わせ、伝説となった“パニック・ムービー”『ピラニア3D』の続編となる『ピラニア リターンズ』が堂々ランクイン。こちらの舞台は、ピチピチのギャルとメンズがはしゃぐプール。だが、前作と同じく、ピラニアたちが容赦なく彼らに襲い掛かる!ネットを中心に口コミで「おもしろい!」と話題になった前作を上回る衝撃を放つ本作だが、魚くん以上に(?)語尾に「ギョ」を付けて情報を発信する公式ツイッターも盛り上がりを見せている様子。本編では恐怖の対象であるピラニアだが、ツイッター上でのつぶやきは案外かわいらしいところが人気の秘密?そして、7位にはこちらも夏の海を舞台にした、阿部サダヲ主演のサバイバル・ムービー『ぱいかじ南海作戦』が浮上。先週の初日舞台挨拶で、同日公開となった沢尻エリカの主演作『ヘルタースケルター』を意識しての阿部さんの発言も話題を集めていたのは記憶に新しい。先に挙げた2作とは違い、ほのぼのとした雰囲気が魅力の本作。気分転換のために南の果てに訪れた阿部さん扮する主人公・佐々木。この世のパラダイスかと思いきや、そこで4人のキャンプ生活者に出会ったが運の尽きで酒に酔いつぶれた翌朝、目を覚ますと、持ち物の一切合財と共に4人組は失踪。“全てを盗られる”という絶体絶命の危機に陥りながらも島を訪れた若者たちとその状況を楽しみながら乗り切る姿は心を和ませてくれる。視覚的な涼しさもあるのか、「夏」を連想させる海辺やプール、リゾートを舞台にした映画が混戦模様。どれもバカンス中に起こる事件を題材にしているが、その中でもほかを大差で引き離した上位2作品がいわゆる大作映画ではなく、ミニシアター公開のパニック・ムービーというのが興味深いところ。次から次へと訪れる、逃れることのできない恐怖は、きっと夏の暑さを忘れさせてくれるはず。ブログ話題度ランキング■ブログ話題度とは?ブログで話題の情報を提供する「kizasi.jp」独自のブログ解析エンジンにより、シネマカフェに掲載されている映画作品名がブログ上に掲載されている“話題度”をポイント化。いまブログ上で最も話題の映画作品のランキングを掲載しています。また、映画作品に関連する言葉も抽出して掲載。その作品がブログで、どのような言葉で語られているかを知ることができます。興行成績やDVD売上だけでは知ることの出来ない、映画ファンが“いま”話題にしている映画はどの作品か?ヒットの“kizasi”が見えてくるオリジナルランキングです。■関連作品:シャーク・ナイト 2012年7月14日よりTOHOシネマズ日劇にて公開© 2011 INCENTIVE FILM PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ピラニア リターンズ 2012年7月14日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2011 PDOUBLED FILMS, LLC. ALL RIGHTS RESERVEDぱいかじ南海作戦 2012年7月14日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012 「ぱいかじ南海作戦」製作委員会ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会
2012年07月20日先週末公開を迎え、大ヒットスタートを記録している『ヘルタースケルター』。沢尻エリカの5年ぶりの映画復帰作としてたびたび注目を集めてきた本作だが、映画完成前からアジア各国でその配給権をめぐり激しい争奪戦が繰り広げられ、その結果、台湾を始め、香港、韓国でこの夏公開されることが決定している。これに先駆けて、本作を引っさげ蜷川実花監督が台北にて開幕中の第14回台北国際映画祭にて舞台挨拶を敢行、大熱狂に包まれた。カルト的人気を集める岡崎京子の同名コミックを、蜷川監督の指揮のもと、沢尻さんら豪華キャスト陣で映画化した本作。全身整形で作り上げた完璧な“美”を武器に、欲望渦巻く芸能界のトップに上り詰めたりりこが周りの人間を巻き込みながら疾走していくさまが圧倒的な映像美と共に描かれる。アジア進出の皮切りとして、本作は同映画祭のガラ・プレミア部門の特別招待作品として出品されアジア・プレミア上映を果たしたが、一時“女優休業”を発表していた沢尻さんが登壇して話題をさらった日本での初日舞台挨拶からまもなく、翌15日(日)に蜷川監督は台湾に渡り、メイン・ゲストとして登壇した。台湾では写真家としても昨年大規模な写真展が開催され、『さくらん』も大ヒットを記録した蜷川監督とあって当日行われた舞台挨拶付き上映のチケットは30分で完売、会場は大勢のファンで満席に!試写後のティーチ・インは観客から数々の質問が飛び出す熱気あふれるものとなった。本映画祭のディレクターから沢尻さんの起用理由について尋ねられ、「整形してまで美貌を手に入れた女性の話なので、圧倒的にかわいくてみんなが好きな顔でなくてはならないので、外見という点で。演技力もあり、濡れ場やハードな露出もある役なのでそういうことができる気合いの入った女優魂のある人がいいなと考えると彼女しかいなかった」と語る蜷川監督。本作の題材である美容整形について質問が及ぶと、「整形手術自体については、やりたい方はやったら良いんじゃないかなと思うのですが、整形した人が整形を止められなくなっていく、依存していく、中毒性があることが恐ろしいと思います」と素直な胸中を明かす。この中毒にまさにハマってしまうのが主人公・りりこ。「美」の虜になる彼女を象徴するように劇中たびたび登場する「蝶」の存在も気になるところだが、「蝶はさなぎが蝶に美しく変身するとか孵化すること、はかない生き物なので、すぐに美しい寿命が過ぎ去ってしまうといったことの象徴として使いました」と監督。これから本作を鑑賞する方はぜひ注目してみてほしい。台湾では8月24日、香港では9月24日より公開予定の本作は、今後日本のみならず、アジアを舞台に旋風を巻き起こしてくれそう。『ヘルタースケルター』は全国にて公開中。■関連作品:さくらん 2007年2月24日より渋谷シネクイント、シネリーブル池袋ほか全国にて公開©2007蜷川組「さくらん」フィルム・コミッティ、©安野モヨコ/講談社ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会
2012年07月17日第144回芥川賞を受賞した西村賢太氏の同名小説を、『天然コケッコー』『マイ・バック・ページ』などを手掛けた山下敦弘監督が映画化した『苦役列車』が 7月14日、全国で封切られ、西村氏と山下監督をはじめ、主演の森山未來、共演する高良健吾、前田敦子(AKB48)、マキタスポーツが東京・丸の内 TOEIで初日舞台あいさつに立った。その他の写真三畳一間に住み、日雇い労働にすがる19歳の青年役に森山を迎え、実力派俳優の高良と、映画オリジナルのヒロインを演じるAKB48の前田が脇を固める本作。原作は壮絶な自身の過去をベースに書き綴った“私小説”だが、西村氏は完成した映画をさまざまなメディアで公に酷評し、大きな話題と熱い議論を巻き起こしていた。舞台あいさつでもその言動に注目が集まったが、この日は「ご覧いただき、ありがとうございます。小説家として終わりかけたときに執筆した思い入れのある作品。妙に図々しさとしぶとさがある小説なので、その部分に皆さんが共鳴してもらえたら、こんなにうれしいことはない」と観客への感謝に終始した。それでも山下監督と言葉を交わすことはなく、いまだ埋められない“距離感”が見て取れたのも事実。今後、両者の確執がどのようにクリアされるか、さらに注目を集めそうだ。山下監督は「毎日、日替わりで面白い人がやってくる、まるでイベントのような現場だった」と多彩なキャストが集結した現場を振り返っていた。主演の森山は「昨日、急に十二指腸あたりが痛くなって、まさかの『体調不良で舞台あいさつ欠席』になるところだった」と同日、公開初日を迎えたライバル作『ヘルタースケルター』に主演する沢尻エリカを連想させる第一声で客席の笑いを誘い、高良は「憧れの山下組で、素敵な経験ができた」と感激しきりの様子だった。また、先日21歳になったばかりの前田は「ぜひ、同世代の人たちに見てほしい」とアピールしていた。『苦役列車』公開中取材・文・写真:内田 涼
2012年07月17日“現代版ロビンソン・クルーソー”と評された椎名誠の小説を映画化した『ぱいかじ南海作戦』が7月14日(土)に初日を迎え、都内劇場にて行われた舞台挨拶に主演の阿部サダヲを始め、永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希、細川徹監督が登壇し、爆笑トークを繰り広げた。失業と離婚を同時に迎え南の島に旅行で訪れた男・佐々木(阿部さん)が、ホームレスに騙され持ち物を全て奪われたことをきっかけに、バックパッカーのオッコチ(永山さん)に関西弁の女子2人組アパ&キミ(貫地谷さん&佐々木さん)らとの島での共同生活を始めるという奇妙な冒険物語。阿部さんは登壇早々、「朝からず~っともう2時間くらいほぼ僕が(映画に)出てて、すみません(笑)。お腹いっぱいでしょう?」と、恐縮ぎみに挨拶。本作の撮影は沖縄・西表島で行われ、阿部さんは海辺での全裸シーンにも臨んだが、「ホントにふわ~っとした、いい撮影現場でしたね。同じヌードになるにしても、気持ちよく脱げました!脱ぎごたえが違う(笑)」と満足げにふり返った。永山さんは阿部さんと行った魚の追い込み漁のシーンが思い出深いものとなったようだが「ホントに長く(カメラを)回していて、ずっとやっている間に面白くなってきてしまって、海に潜って誤魔化したりして大変でした」と島での思い出を語った。一方、南の島が舞台ということで、貫地谷さんと佐々木さんの女優陣は日焼け対策が大変だったそう。「頑張って対策をしてたつもりだったんですけど、結構焼けましたね」という貫地谷さんの言葉に佐々木さんも「うん、もう帰ったら真っ黒でした」と乗っかるも、貫地谷さんと監督からすかさず「いや、それは嘘でしょ(笑)!」とツッコまれていた。これには「うそでした…(笑)」と素直に認める佐々木さん、姐御・貫地谷しほりに「希ちゃんはそういうところがあるんですよ」とたしなめられる一幕も。ちなみに、意外にも(?)阿部さんは美肌パックに勤しんでいたとの暴露も。本作には「一歩踏み出せば、人生は変えられる」というメッセージが込められているが、ハイテンションな雰囲気から一転、「俳優になる前はずっとボ~っとしてましたけど、一歩踏み出して役者になって、主演で出させていただいてありがたいです」と、真面目なトーンで話す阿部さん。ただ奇しくも同日に沢尻エリカ主演の『ヘルタースケルター』や森山未來主演の『苦役列車』などの強豪作が公開を迎えたことを意識しているのか、「今日はほかにもいろいろやってるんでしょ?そういう中でこういう作品を選んでもらってホント嬉しいです」と恐縮モードに。MCから今後挑戦したいことを聞かれると、沢尻さんを意識して「別に…」と即答し、客席を大いに沸かせた。これに火が付いたのか、細田監督も最後の挨拶では「『ヘルタースケルター』に対抗し、阿部さんに全裸になっていただきまして、そして『苦役列車』に対抗して森山未來にちょっと似ている僕が監督を務めました(笑)。よろしくお願いします!」と熱烈アピール。さらに負けじと阿部さんが「この夏、話題作がいっぱいありますけど、こういう『アベンジャーズ』もあるぞってことをみなさんに伝えてもらえれば」と、最後まで強豪作を意識してのアプローチで、爆笑を巻き起こしていた。『ぱいかじ南海作戦』は新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:ぱいかじ南海作戦 2012年7月14日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012 「ぱいかじ南海作戦」製作委員会
2012年07月16日全身整形のトップスター・りりこを大熱演!沢尻エリカ本人と重なる?監督・蜷川実花の第2作映画『ヘルタースケルター』が14日、劇場公開された。蜷川が運命的な作品と称し達成感を噛みしめたという、沢尻エリカ(26)主演映画の評判は?ユーチューブ・映画『ヘルタースケルター』メイキング映像りりこの秘密は全身整形圧倒的な美貌でトップスターになったりりこの秘密は全身整形。しかし無理な手術の後遺症が身体をむしばみ始めるという。りりこの慟哭が沢尻の慟哭に重なるりりこになりきる沢尻の演技は凄まじくりりこの地獄がゴシップまみれの沢尻の現在とシンクロする程生々しく痛ましいという。金髪ショートで再活動映画のクランクアップ後、体調不良を理由に全ての宣伝活動に参加しなかった沢尻。しかし公式サイトの14日再活動の告知通りに初日の舞台挨拶に笑顔で現れた。再活動の沢尻は金髪のショートカット、大胆なヒマワリ柄のミニスカート、ヒールの高い黄色のサンダルと、ラッキーカラー?の黄色で統一して登場し、「みんなと会えて嬉しい」と話し、久々のフラッシュの中で笑顔が輝いていた。元の記事を読む
2012年07月15日映画『苦役列車』が7月14日(土)に公開を迎え、主演の森山未來を始め、高良健吾、前田敦子(AKB48)、マキタスポーツ、山下敦弘監督、そして原作者の西村賢太が上映後の舞台挨拶に登壇した。芥川賞を受賞し話題を呼んだ西村さんの私小説を映画化。風呂トイレ共同の3畳間で暮らし、日雇いで収入を得る北町貫太(森山さん)の青春を生々しく描き出す。森山さんは「昨日の夜中に腹痛で身動きが取れなくなった」と告白。幸い大事には至らず、無事に舞台挨拶に出席することができたが「まさかの体調不良による初日舞台挨拶欠席かと思った」と、同日公開の『ヘルタースケルター』主演の沢尻エリカ(※沢尻さんは初日舞台挨拶に出席)を意識するかのようなきわどい発言で笑いを誘った。これで闘争本能に火がついた(?)マキタスポーツが負けじと「『海猿』よりも『ヘルタースケルター』よりもこちらを選んでいただいてありがとうございます」、「未來くんは全身整形をしたり、舞台挨拶をすっぽかさない」など過激な発言を連発し会場を沸かせた。劇中、貫多が下北沢に住む地方出身者をボロボロにこき下ろすシーンがあるが、高良さんは「僕は下北が好きでよく行くので、未來さんに言われて行きづらくなりました。『田舎モンが!』と言われながらイタかったです」と苦笑交じりに明かした。また、貫太の魅力について前田さんは「森山さんを好きなのか、貫多を好きなのか分からないけど…好きです!」と大胆に愛を告白!これには森山さんも「みたいです(笑)」と何とも照れくさそうな表情を浮かべていた。マキタスポーツも前田さんにメロメロのようで「その目で見られると何もできない。こっちが過呼吸を起こしそうになる」とまたも奔放な発言で客席をざわつかせたが、前田さん本人は爆笑していた。舞台挨拶の最後に原作者の西村さんが登場。これまで西村さんはインタビューや雑誌の取材などことあるごとに映画を酷評していたが、この日は毒舌は封印。「小説書きとして終わりかけていたときに書いた作品で思い入れがあります。(登場人物たちの)妙なしぶとさ、図々しさに共感していただければ」と作品をアピールした。『苦役列車』は全国にて公開中。■関連作品:苦役列車 2012年7月14日より全国にて公開© 2012「苦役列車」製作委員会
2012年07月14日沢尻エリカの5年ぶりの主演映画として注目を浴びる『ヘルタースケルター』が7月14日(土)に公開を迎え、都内劇場で行われた舞台挨拶で、これまで体調不良によりプロモーション活動を欠席していた沢尻さんが復帰。共演の大森南朋、綾野剛、窪塚洋介、哀川翔、蜷川実花監督と共に登壇し、ファンへの感謝の気持ちや作品に込めた思いを語った。人気漫画家・岡崎京子の漫画を原作に、全身整形によって手に入れた美貌で芸能界のトップの座にのぼりつめたモデル・りりこの破滅的な人生を描き出す。沢尻さんは撮影後に体調を崩し、映画の公開に先立って先日行われたジャパン・プレミアも欠席。この日の登壇は、かつて「別に…」発言で物議をかもした『クローズド・ノート』の初日以来、5年ぶりの舞台挨拶となった。会場には70社を超える報道陣が駆けつけ、ショートカットの金髪にひまわりの絵柄のワンピース姿の沢尻さんが登場すると、フラッシュの嵐を浴びせた。温かい拍手と「おかえり」という歓声に迎えられて、沢尻さんは「ありがとうございます。超緊張してる」と戸惑いつつ、気を取り直して「今日は来てくれてありがとうございます。5年ぶりの主演映画でこうしてここでみんなと会えて嬉しいです」と感謝の思いと喜びを口にした。蜷川監督は「7年前からやりたくてやりたくて…やっと初日を迎えることができました」と万感の思い。あまりのカメラマンの多さとフラッシュの凄まじさに「この場に立つと(劇中でりりこが行なう)記者会見のシーンとリンクしますね」と語った。沢尻さんも監督の言葉にうなずき「自分自身もリアルに会見をすることがあるので(笑)、シンクロするところがありました。というか、りりこの全部にシンクロしていた」と文字通り役になりきっていたことを明かした。沢尻さんの恋人役を演じた窪塚さんは、りりこ役を「そのときの自分でガッチリ勝負しないと通用しない役」と語り、「撮影中もエリカに『すごいな。よく受けたな。素晴らしいな』と言ってました」と明かす。哀川さんは沢尻さんとの初対面が撮影場所のラブホテルのエレベーターだったそうで、「お互いにバスローブで『どうも初めまして』って言ってた」と述懐。沢尻さんも「いきなり気まずかったですね」と苦笑交じりにふり返った。人間の欲望を赤裸々に描いた本作にちなんで、登壇陣には「いま一番手に入れたいものは?」という質問が投げかけられたが、沢尻さんは「透明人間になりたい。見えなくなるくらいになりたい」と常に自身の一挙手一投足を追いかける報道陣への皮肉とも取れる意味深な回答。蜷川監督は「このスピードでモノを作っていける気合い」、大森さんは「どんなに飲んでも壊れない肝臓」、綾野さんは「これから出会うであろう新しい役」、窪塚さんは「仮免なので免許(笑)」、そして哀川さんは「300ヤード飛ぶドライバーか、いつでも300ヤード飛ばせる肉体かな?」とそれぞれユニークな答えで会場を沸かせていた。最後に沢尻さんは「この作品とりりこという役は真剣に向き合い、魂を削って作りました」とその強い思いを激白。会場は大きな拍手に包まれた。『ヘルタースケルター』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会
2012年07月14日極彩色の世界で美貌のヒロインがもがき、嘆き、それでも負けない強さで疾走する。しかし、その美しさが虚構の産物だとしたら?そもそも美しさとは何なのか…?岡崎京子のベストセラーコミックを沢尻エリカ主演で映画化した『ヘルタースケルター』では、全身整形を施したトップスター、りりこの心の旅が展開する。一見すると、狂気と絶望が目まぐるしく絡み合う不毛な旅。だが、そこには監督・蜷川実花の愛情と優しさがあった。「真ん中」に立っていることの自負と孤独美しさを讃えられながら、そのメンテナンスに神経を尖らせる主人公・りりこ。世界的フォトグラファーとしてファッション業界に身を置く蜷川監督にとって、彼女は「“こういう子っているよね”という存在」だという。「原作に描かれているりりこ自体、私にはちっともモンスターキャラクターに見えなかったんです。映画化にあたってはりりこが現在の彼女に至った背景を書き加えるプランもありましたが、それは拒否しました。何か大変な思いをしたからじゃなくたって、女性がりりこのようになり得る世界に私たちは生きている。試写の段階でファッション業界の友人にも作品を観てもらったんですけど、モデルの子の中には暗い顔をして帰っていく人もいました(笑)。人前に立って消費される者にとっては、ドキュメンタリーを観ている感覚すらあったようです」。とは言え、りりこが立っているのはまさに業界の頂点。美に翻弄される者としての普遍的な共感を呼ぶ反面、彼女にはトップスターの自負があり、“共感”などという生ぬるい感情を蹴散らす気迫すらある。「業種は違いますけど、矢面に立って最前線でやっているのは私自身も同じ。主演のエリカがあれだけの歓声と罵声を浴びながら何年も女優を続けていることに対し、共感できる思いを抱いたのも大きかったです。エリカの方がもちろん圧倒的に認知度は高いですけど、真ん中に立っている孤独さみたいなものは言葉にしなくても分かり合えるところがありました。だからこそ、そうある人間としての覚悟もきちんと描きたかったんです」。スターとして生きるりりこ、彼女に振り回される女性マネージャー、彼女の地位を脅かす新進モデル…。交錯する人間模様を彩るのは、蜷川監督ならではの色づかいが視覚と脳を刺激するビジュアル世界だ。「ビジュアルが美しいのはマストだと思っていました。とは言え、前作の『さくらん』もそうだったんですけど、美術的なことは得意で自信がある分、意外と後回しにする傾向にありました。それよりもまず、“脚本だ!キャスティングだ!演出だ!”って。最終的には、それぞれの登場人物が使う携帯からりりこの部屋にある化粧品のメーカーまで、細かい部分まで結構うるさく言っていたんじゃないかな…。美術的なことに関しては、やっぱり自ら動いている部分も多い気がします。最初にスクラップブックみたいなものを作ってスタッフに渡すんですが、そういった画作りは難なく見えてきます。“夕飯はハンバーグにしようかな”なんて思いつくのと同じくらいの感覚で」。男性を撮るなら、女子向け『クローズZERO』に?タイトルの挙がった初監督作の『さくらん』でも、本作『ヘルタースケルター』でも、着目しているのは女性の世界。「“女性の世界を描きたい!”なんて頑なに思っているわけではないんですけど、その方がきっと得意なのかなとは思っています」と自己分析する。「女性キャストにはリアリティを求めますが、男性キャストには夢の男を演じてほしい癖(へき)があって、夢の男たちがいっぱい出てくる楽しいエンタメみたいな映画なら撮りたいんですけどね。楽しそうでしょう(笑)?でも、ちゃんと心情を描いていくとなると、やっぱり同性じゃないと分かりきれないものはある気はする。監督をしているうちにシンクロしていくものもどこかあって、主人公と同じような気分になったりもするんですよ。だから、男性が主人公の映画となると、ひたすらイイ男が出てくる女の子向け『クローズZERO』とか…。そういうのがいいですよね。それを観て、女の子たちはハフ~ッと喜ぶ。撮影現場も楽しそうだし(笑)」。“女の子向け『クローズZERO』”の何とも女性に優しく甘美な響き…。もちろん、りりこを見つめる眼差しを含め、女性に優しい蜷川監督のスタンスは『ヘルタースケルター』の中でも存分に感じられる。「(りりこの通う美容整形外科を調査する)検事役の大森南朋さんなんて、そもそも女性漫画から生まれたキャラクターである上に、私のこじれた乙女度を足してしまったので(笑)。さぞやりづらかったとは思うんですけど、役の背景云々よりも、この場でこう輝いてほしいというキャラクターを演じるために腹をくくってくれていました。でも、逆に考えると、ボンドガール然り、男性が主人公の映画にはそういったヒロインも多いですからね。今回はあくまでもりりこの物語なので、男性に対しては“カッコよくいてくれ!以上!”のスタンスでいました。その結果、南朋さんの台詞に痺れる女性が続出していました。かなり夢を乗っけましたので…。逆に、綾野剛くんが演じたキャラクター(りりこのマネージャーの恋人)には、ダメ男が好きな私の経験が反映されています(笑)。家でゲームをしている感じとか…。うん、ダメそうでいいですよね」。母・アーティストとしてのワークバランスプライベートでは一児の母。「4歳の息子に向かって、『今日はハンバーグにチーズ乗せる?』なんて言ってるお母さんが撮った映画に見えないかな?」と不敵に微笑む姿がたまらなく素敵だ。「普段は息子と遊んでばかりですね。息子のことが好き過ぎて超イチャイチャしているので、周りからはバカップルと言われています。子育てをして、仕事をして…、注ぎ込む対象は2つが限界かなと感じているので、オトコはいいやと思っています(笑)。ただ、子供がいるとすごく楽しいし、本当に幸せな反面、時間の全部を自分に使っていたときとはやっぱり勝手が違いますよね。そういった状況に対する少しのストレスみたいなものを上手く溜め込んで起爆剤にするのがいまの私のやり方。やっぱり満たされ過ぎていると、物を作る時にうまくいかなかったりするのも事実ではあるんです。『お母さんになって作品が柔らかくなったね』なんて言われるのも嫌ですし、今後も自分なりの方法を探りながら、バランスよく振り切っていきたいです」。(text:Hikaru Watanabe)© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会■関連作品:ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会
2012年07月13日岡崎京子の人気漫画を映画化した『ヘルタースケルタ―』のジャパン・プレミアが7月5日(木)、都内で開催された。事前に伝えられていた通り、体調不良で療養中の主演の沢尻エリカは欠席となったが、蜷川実花監督、大森南朋、綾野剛、水原希子、新井浩文が舞台挨拶に来場。沢尻さんから届けられたという手紙が司会者により代読された。全身におよぶ美容整形で究極の美を手に入れ、芸能界の頂点に君臨するようになったモデル・りりこが、狂気をはらみつつ芸能界を渡り歩いていく様を描く。蜷川監督は撮影を「ヤマ場の連続でエリカも私も前日に何を撮ったか分からないくらい全力疾走だった」とふり返る。「主演は誰がいいかと考えたときに何度考えても沢尻エリカしかいないって思った。撮り終えたいまも彼女しかいなかったと心の底から思ってる」と言葉に力を込めた。大森さんは「強烈な女優が集まっていたんで…」と笑みを浮かべつつ、沢尻さんを始め、桃井かおり、寺島しのぶと実力派&個性派の女優の揃い踏みによる現場の空気を語る。その3人と共演シーンのあった新井さんは「すごく気を遣いますよ。希子ちゃんとやるときは『やった、今日は希子ちゃんだ』って感じで楽しかったです」と本音トークで会場を沸かせた。改めて大森さんは、沢尻さんについて「1日だけでしたが近い距離で向かい合ってセリフを交わして、力のある女優さんだと思った」と称賛。水原さんは「優しくて妹分のようにかわいがってもらいました」と意外な(?)現場での素顔を明かす。綾野さんも沢尻さんとはかなり濃厚な共演シーンがあるが「前のめりになって入り込んでしまうところで、コミュニケーションを惜しむことがなかった。正しい姿勢で現場にいてくれた」と語った。沢尻さんは手紙で、監督を始めキャスト陣、そして何より駆けつけたファンにこの日の欠席を謝罪。さらに「エリカはいっぱい悩んだけど、いっぱい伝えたい気持ちがあります。早くみんなに会えるよう公開に向け気持ちを立て直して頑張ります」と映画公開初日の7月14日(土)に行なわれる舞台挨拶に出席する意思を示した。この日、電話で話をしたという蜷川監督は「14日に向け整える」と沢尻さんが言っていたことを明かし、「劇場で会えるの楽しみに待ってます」とニッコリ。これから映画を観る観客に「精神状態を崩すのも分かるような熱量と魂がフィルムに焼き付いてます。それをぜひ見てください!」と呼びかけた。『ヘルタースケルター』は7月14日(土)より公開。■関連作品:ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会
2012年07月05日これまで“ゴシップ”が代名詞のセレブリティたちが数多く誕生してきたが、いま一番ホットな“お騒がせ”セレブと言えば誰を思い浮かべる?シネマカフェでは、スキャンダル満載のドラマ「dirt/ダート:セレブが恐れる女」と「Dirty Sexy Money/ダーティ・セクシー・マネー」のDVDリリースを記念して、「お騒がせセレブ」投票を実施!その結果は…。多数のセレブリティの名前が挙げられる中、上位10名に並んだのはすべて、女性。5位、4位には若くして名声を得たばかりに一時道を外してしまった2人、ブリトニー・スピアーズ(5位)とリンジー・ローハン(4位)が仲良くランクイン!スピード結婚から離婚まで、度々の奇行に走っていたブリちゃん、飲酒運転やコカイン所持などで度々警察&裁判所のお世話になっているリンジーと、彼女たちの度重なる問題行動はパパラッチの恰好の的となっていました。話題のドラマ「dirt/ダート:セレブが恐れる女」のセレブ描写には彼女たちの私生活が生かされている!?ハリウッドセレブとパパラッチが切っても切り離せない関係にあるように、セレブとドラッグ&アルコール問題の関係も同じ。一時は人気絶頂のスターまで上り詰めるも、とある事件をきっかけにドラッグに溺れていくジュリアはまさに彼女たちを象徴するキャラクター。タブロイド誌「Dirt」、「NOW」の敏腕編集長・ルーシーはそんな彼女にまつわる“ネタ”と引き換えに、時にジュリアのカレをも利用するのだが…。また、ショウビズ界ならではの浮き沈みの残酷さも描く本作。ヴィンセント・ギャロが演じる元子役スター、サミーはその被害者とも言うべき一人。かつて自分を記事にしてくれなかったルーシー率いる編集部に銃をもって乗り込むさまは滑稽でさえあるのだが、ここまでいかなくても、タブロイド誌を始めとする報道ひとつがセレブ生命を左右するのは確か。その報道というツールを逆に自らのブランド化と活動にうまく取り込んでいるのは、お騒がせセレブ3位にランクインしたガガ様こと、レディー・ガガ!昨年、「フォーブス」誌から贈られた「世界で最も影響力のあるセレブ」、「最も稼いでいる30歳未満のセレブ」といった称号はまさに彼女のセレブリティ度を押し上げるものだろう。「dirt/ダート:セレブが恐れる女」がセレブたちにメスを入れた作品ならば、セレブリティの品格、そしてセレブの「金」と「幸」の関係を問うのが「Dirty Sexy Money/ダーティ・セクシー・マネー」。ゴシップ誌では見聞きはしても、その全貌を知ることはできないセレブのプライベート。『ユージュアル・サスペクツ』のブライアン・シンガーが製作総指揮にあたり、彼らのスキャンダラスな私生活と、サスペンス要素をミックスさせ極上の“大人”のドラマに仕上げている。もしも自分が主人公の大富豪ダーリング家のように、何不自由ない、豪奢な環境に生まれ育っていたら…なんて想像をめぐらしたくなる本作だが、その生活を地で行くのが、お騒がせセレブ1位に見事(?)輝いた、お嬢ゴシップ女王パリス・ヒルトン。一時は、パーティに顔を出すだけで数百万円も稼いでいたという彼女だが、彼女のゴシップも最近では激減。次にゴシップを賑わすのは、愛するダーリンとのゴールインの時になってほしいものだが、先日の破局報道を見る限り、これも少し先になりそう。金と名声だけでは手に入れられない「愛」のドラマも本作の題材の一つとなっているが、これはパリス自身も痛感しているところ…?ちなみに、お騒がせセレブ第2位に選ばれたのは、唯一の日本人エントリーとなった沢尻エリカ。この女王もまた、まだまだゴシップの目から逃れることはできなさそうだが…。ゴシップの裏側にある、リアリティのあるセレブたちの悲喜こもごもを存分に楽しめる「dirt/ダート:セレブが恐れる女」と「Dirty Sexy Money/ダーティ・セクシー・マネー」は、現在DVDリリース中。あなたの頭の中にいる“お騒がせセレブ”を思い浮かべながら観てみると、もっと楽しくなるかも!?「お騒がせセレブ」ランキングTOP101位:パリス・ヒルトン2位:沢尻エリカ3位:レディー・ガガ4位:リンジー・ローハン5位:ブリトニー・スピアーズ6位:キム・カーダシアン7位:アンジェリーナ・ジョリー8位:デミ・ムーア9位:マドンナ10位:ブレイク・ライヴリー「dirt/ダート:セレブが恐れる女DVD COMPLETE BOX」価格:15,750円(税込)発売中※DVD Vol.1~11 レンタル中「Dirty Sexy Money/ダーティ・セクシー・マネーDVD COMPLETE BOX」価格:15,750円(税込)発売中※DVD Vol.1~11 レンタル中発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン公式サイト:Disney-studio.jp/kaidora/© Buena Vista Home Entertainment, Inc., ABC Studios and Bluebush Productions, LLC.© ABC Studios.特集:「dirt/ダート:セレブが恐れる女」&「Dirty Sexy Money/ダーティ・セクシー・マネー」© Broadimage/AFLO■関連作品:Dirty Sexy Money/ダーティ・セクシー・マネー [海外TVドラマ]dirt/ダート:セレブが恐れる女 [海外TVドラマ]
2012年06月28日沢尻エリカの5年ぶりのスクリーン復帰作として注目を集める『ヘルタースケルター』。このたび本作の劇中で撮影されている「パルコグランバザール」のCMがスクリーンを飛び出し、実際に7月2日(月)より関東地区でTV放送されることが決定!沢尻エリカ扮する主人公・りりこと水原希子扮するこずえの重要な共演シーンでもあるこのシーン。その注目のCM映像が放送に先駆けて到着した。カルト的人気を集める岡崎京子の同名コミックを、蜷川実花の指揮のもと、沢尻さんら豪華キャスト陣で映画化した本作。全身整形で作り上げた完璧な“美”を武器に、欲望渦巻く芸能界のトップに上り詰めたりりこが周りの人間を巻き込みながら疾走していくさまが描かれる。今回、このCMで共演を果たした沢尻さんと水原さんは共に売れっ子ファッション・アイコンという設定。沢尻さん扮する全身整形のトップモデル・りりこの人気を脅かす存在として、水原さん扮するこずえが登場する。こちらの「パルコ夏のグランバザール」のCMでは、コアラの耳をつけた2人が、カットが変わるごとに夏らしい華やかな衣裳で登場している。CMではパルコのキャラクターである「パルコアラ」との共演も果たした2人だが、りりことこずえが同じCMに出演するこのシーンは、2人の関係性を表す重要な意味を持っているそう。パルコのホームページ上では現在、本CMのメイキング映像も公開中。そこにはモニターを真剣に見つめる蜷川実花監督の姿が。そしてそのモニター画面上には、トランポリンの上で軽やかに跳ねる沢尻さんと水原さんの姿が確認できる。本編での撮影は、CM撮影の風景を映画撮影チームが撮影するという方法で行われたという。今回披露されたメイキング&本編映像には、劇中のCM撮影が終わった後にりりこの元に駆け寄る専属ヘアメイク役の新井浩文の姿も!蜷川監督のカットがかかるまでCM撮影スタッフたちも演技を続けているのが何とも新鮮だ。さらに、“沢尻エリカ=りりこ”と“水原希子=こずえ”はCMのみならず、パルコのポスターにも登場!女子ならば、クルクルと変わる2人のファッションを見ているだけで気分が上がること間違いなし。その超キュートなCMをチェックしてみて!『ヘルタースケルター』は7月14日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERYパルコグランバザール期間:7月5日(木)~7月22日(日)公式サイト:© PARCO■関連作品:ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会
2012年06月27日酒癖が悪い、浮気癖がある、常識がない男たち…通称・ダメ男。映画の中に登場する“ダメ男”も千差万別。どうしようもない男たちだが、女性からは「ほっとけない!」、「なぜか気になる」といった声があるのも事実。シネマカフェのランキング企画「シネマカフェゴコロ ランキング5」では、「あなたが思う“ダメ男”が似合う俳優」をテーマにアンケートを実施。納得の人から意外な人まで、世の“ダメ男”像を背負う俳優たちを大発表!堂々の1位に見事(?)輝いたのは、先の二股報道により時の人となった塩谷瞬。連日にわたるワイドショーやネットニュースでの報道が後押しし、大差で1位を獲得した。今回もやはりゴシップに対する手厳しい意見が多数寄せられたが、私生活でのリアルなダメ男像とは裏腹に、役者としては沢尻エリカとの共演で国境を超えた恋にもがく純愛男子を演じた『パッチギ!』や、現在公開中の『道~白磁の人~』、さらに今夏公開予定の主演映画『バナナとグローブとジンベイザメ』など、順風満帆の様子の正統派イケメン俳優に票が集まる結果となった。2位には、森山未來がランクイン。こちらは1位の塩谷さんとは逆に、役の上での強烈なダメ男っぷりが大きく影響したようだ。その代表格と言えるのが『モテキ』。意外にも「似合うというか演じ切るですね」(30代・男性)、「ダメ男をやるとセクシー」(20代・男性)など、男性からの高い支持を得ていた。さらに、待機作として芥川賞作家・西村賢太が自身の堕落した青春を描いた同名小説の映画化『苦役列車』(7月14日公開)の公開を控えており、もはや魅力的なダメ男を演じさせたら彼の右に出る者はいない?3位には、好んでダメ男を演じるハリウッドからの刺客、ジョニー・デップがランクイン。現在公開中の『ダーク・シャドウ』はもちろん、今週末に公開を迎える『ラム・ダイアリー』(6月30日公開)など、“完璧ではない男”を演じることを哲学としているかのような役選びが森山さん同様に大きく影響したようだ。寄せられたコメントにも、「いい男過ぎて、逆に似合う」(30代・女性)といった、どこか欠点があるからこそ光る彼の魅力に女性からの支持が見られた。そして4位には、「悪い意味ではなくて、愛すべき可愛いダメ男を演じたら一番だと思う」(30代・女性)との声が集まったコメディ俳優・阿部サダヲ。『舞妓 Haaaan!!!』や『なくもんか』など、ハイテンションでどんなダメ男役も愛すべきキャラクターに変えてしまう、まさに天才。松たか子と夫婦役で共演した『夢売るふたり』(9月8日公開)で演じる、結婚詐欺に講じる夫役にも期待が集まる。そして5位には、温厚なイメージが強い堺雅人と伊藤淳史が同票で滑り込んだ。堺さんには「滑稽な役が上手いなぁ~と感じた」(40代・女性)、伊藤さんには「ダメ男というか“弱男”(?)が似合うかな。昔の『電車男』のイメージが強いです。でも演技上手です!」(20代・女性)と、演技巧者な2人から生み出される独特のダメ男像に惹かれる女性の意見が多数見られた。堺さん主演の『鍵泥棒のメソッド』(9月15日公開)ではこれまでにないダメ男ぶりを発揮しているので、ご注目を。そのほかにも、「最高のダメ男!女子をキュンとさせる魅力があります」(50代・女性)といった声が挙がった西島秀俊や、妻夫木聡、オダギリジョーなど日本映画界を背負って立つ俳優たちの名が並んだ。こうして見ると、森山さん以外は女性票がほぼ全体を占め、男性の「ダメさ」に母性をくすぐられてしまう女性が多いように見受けられた。さて、あなたが気になる“ダメ男”は誰?「“ダメ男”俳優」ベスト51位:塩谷瞬2位:森山未來3位:ジョニー・デップ4位:阿部サダヲ5位:堺雅人、伊藤淳史次回の「シネマカフェゴコロランキング5」のテーマは「“女王様”が似合う女優は?」。こちらもぜひ、ご応募ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会ボクたちの交換日記 2013年公開予定夢売るふたり 2012年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012「夢売るふたり」製作委員会ラム・ダイアリー 2012年6月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 GK Films, LLC. All Rights Reserved.苦役列車 2012年7月14日より全国にて公開© 2012「苦役列車」製作委員会道~白磁の人~ 2012年6月9日より新宿バルト9、有楽町スバル座ほか全国にて公開© 2012 「道~白磁の人~」フィルムパートナーズ
2012年06月25日“現代版ロビンソン・クルーソー”と評された椎名誠のコメディ小説を映画化した『ぱいかじ南海作戦』の完成披露試写会が21日、東京・新宿バルト9で開催され、主演の阿部サダヲをはじめ、永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希、長編監督デビューを飾る細川徹(劇団「男子はだまってなさいよ!」主宰)が舞台挨拶を行った。その他の写真リストラ&離婚を同時に経験した主人公(阿部)が失意の中訪れた西表島で、奇想天外なサバイバル生活をおくる姿をコミカルに描く。旅先で出会う仲間たちを永山、貫地谷、佐々木が演じ、それぞれ悩みを抱えながらも団結し、タイトルにある“作戦”を遂行すべく力を合わせて奮闘する。昨年11月から約1か月間、西表島でのオールロケを敢行し「のんびりした映画だから、のんびり撮ろうと。1か月間、同じ島にいるので仲が悪い人がいると大変じゃないですか(笑)。とにかくピリピリしないように意識した」(細川監督)。阿部は、もともと細川が演出を手掛ける舞台の大ファンだったといい「昔から『好きだな』『出たいな』と思っていたので、本当に嬉しかった。台本も面白かった」。共演する永山は「終始笑いをこらえるのに必死でした」と阿部との共演を振り返る。貫地谷は「撮影が終わった後も、徒歩で行けるお店が1軒しかないので、みんな自然と集まって楽しくご飯を食べました。絢斗君と希ちゃんが、ずっとヤドカリを観察していて(笑)」と西表島ならではのエピソードを披露した。佐々木は普段から「阿部のファン」と公言しており、今回の初共演に「緊張して、どんな方なのか妄想した。いざ会うと気さくで、イメージと違いました。本当はもっと暗い人かと思っていたので(笑)」とニッコリ。さらに「大好きです。ますます好きになりました」と告白し、阿部をメロメロに…。阿部は「映画の冒頭で全裸になっています。舞い上がっちゃって(笑)。別に(沢尻エリカが主演する)『ヘルタースケルター』を意識したわけじゃありません」と照れ隠ししていた。『ぱいかじ南海作戦』7月14日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年06月22日椎名誠の同名小説を映画化した『ぱいかじ南海作戦』の完成披露試写会が6月21日(木)、都内で開催され、主演の阿部サダヲを始め永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希に細川徹監督が舞台挨拶に登壇した。失業と離婚を同時に迎えた男性(阿部さん)が、旅先の南の島で怪しいホームレス4人組に騙され、持ち物を全て奪われてサバイバル生活を強いられることに。旅人の若者(永山さん)や関西弁の女子2人組(貫地谷さん&佐々木さん)などが加わり共同生活を送る中で、ホームレス4人組に復讐するチャンスが巡ってくるのだが…。撮影は全編、沖縄の離島・西表島で行われたが、阿部さんは映画に協力してくれた地元の人々とかなり仲良くなったそうで、いまでも交流が続いているとか。「昼ごはんや映画の中の料理を作ってくださったり、親睦会を開いてくださいました。子供たちが『マルマル、モリモリ…』をやったりして『阿部さんも上がんなきゃ』って言われてステージに上がりました。おうちに行って鍋をごちそうになったりもしました」と明かした。永山さんは好きなシーンとして「一度やってみたかった(笑)」と砂浜での阿部さんとの巨大棒倒しのシーンをチョイス。最初は砂が乾いていたため、すぐに棒が倒れてしまう状態だったが、スコールのおかげで地面が固まり、なかなか倒れない状態になってしまったそうで、一発勝負の本番で阿部さんと永山さんが数分にわたって奮闘するハメに…。「阿部さんのドロップキックが決まってます」と笑顔で明かした。貫地谷さんによると、待ち時間はみんなでヤドカリを眺めて、のんびり過ごしていたとか。「絢斗くんと希ちゃんが大量にとってきたので観察してました。貴重な体験でした」とニッコリ。阿部さんも「ヤドカリの引っ越しが見れるんですよ!」と熱弁するも、監督から「ヤドカリの話はいいですから!貫地谷さん、いま映画の話全くしてない(苦笑)」とストップがかかり、会場は笑いに包まれた。佐々木さんは以前よりことあるごとに好きな芸能人として阿部さんの名を挙げていたが、ついに念願叶って共演を果たした。「始まるまで緊張して『どんな方なんだろう?』と妄想してました。イメージではもっと暗い人かと思ってたら(笑)、とても気さくでますます好きになりました。大好きです!」と公衆の面前で愛の告白。撮影時にそのことを知った阿部さんは佐々木さんとまともに口がきけなくなるほど照れていたそうだが、この日も体をくねらせながら「顔が見れない」と照れ笑いを浮かべていた。そんな阿部さんだが、舞台挨拶終了が近づくと「みなさんに言っておかないといけないことがある」と前置きし、劇中で自身が裸を披露していることを告白。「舞い上がって全裸になるので気をつけてください!決して『ヘルタースケルター』に対抗したわけではなくて、テンションが上がって真っ裸になっちゃったんです」と沢尻エリカの大胆シーンが話題を呼んでいるライバル作(?)の名を挙げて、言い訳を交えつつ“警告”。会場は笑いに包まれた。『ぱいかじ南海作戦』は7月14日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:ぱいかじ南海作戦 2012年7月14日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012 「ぱいかじ南海作戦」製作委員会
2012年06月21日“Ravijour×「ヘルタースケルター」 POP UP SHOP”“魅力的、魅惑的な女性の為のランジェリーブランド”「Ravijour(ラヴィジュール)」を展開するペリグリは、沢尻エリカ主演映画「ヘルタースケルター」とコラボ、“Ravijour×「ヘルタースケルター」 POP UP SHOP”を、7月1日~7月31日 東急プラザ 表参道原宿3F 「OMOHARA STATION」内にOPENする。「ヘルタースケルター」は、監督:蜷川実花×主演:沢尻エリカ×原作:岡崎京子で、全身整形でつくりものの美を纏った“りりこ”は欲望渦巻く世界を疾走していく、世界を挑発する極彩色エンタテインメント。7月14日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー予定。Ravijour×蜷川実花×沢尻エリカの世界観を再現RavijourカタログVol.26」では、“Ravijour meets Lilico from ヘルタースケルター”として、監督蜷川実花氏が“りりこ”(沢尻エリカ)を撮影、表紙・グラビアページを飾ったが、“Ravijour×「ヘルタースケルター」 POP UP SHOP”は、カタログヴィジュアルの世界観を再現したもの。POP UP SHOPでは、カタログ内で“りりこ”が着用している商品を販売。POP UP SHOPでしか買えない、Ravijour×「ヘルタースケルター」オリジナルランジェリーなどのアイテムの販売、コラボカフェにてオリジナルメニューを販売するとしている。元の記事を読む
2012年06月21日働く女子を刺激するAnother Action、ウーマンタイプがお送りするランチタイムのお慰みコラム【ビバ!ばら色人生から学ばせて】の、今回のテーマは「自己矛盾・炎上人生の沢尻エリカに学ぶ自己受容のススメ」。知名度、お騒がせ度、ケツ出し度、どれをとっても申し分のない女、沢尻エリカ。「女が嫌う女」ランキングでは常に上位に食い込む逸材、姿を現したと思ったらヒゲのドラァグ・クイーンと原宿でお買い物、記者会見では「悪女なエリカか、聖女なエリカか、どちらが好きか拍手でこたえてください」という懇親のギャグで会場を氷点下へと誘う……いつでも登板バッチコイというくらいネタをばらまきまくってくれている沢尻さんですが、いざコラムにしようとするとこれがまぁ書き辛いことこの上ない。映画『ヘルタースケルター』の公開迫る中での謎の休業宣言と、なんだか不吉な予感いっぱいの中、敢えてこのタイミングで沢尻さんの攻略を試みようとする冒険心をお許しください。さてさて、例えば当コラムのような「10%の情報、70%の決めつけ、20%の僻み」といったゲーセワ話におきましては、話をぷっくりと膨らますイースト菌のような存在が必要不可欠。「なんでそんなに紗栄子嫌いなの?かわいいから?」「えー眞鍋かをりのツイッター超面白いじゃーん」と小3の脳みそでのたまう男性諸氏には分からないでしょうが、「子どものために生きてまぁす」「私って本当にイタイ女」というアピールの裏側にある強かさを見咎めるのが、女という生き物。その強かさこそがイースト菌となり私の妄想をいかんなく発酵させ……ゼニビッチ紗栄子パンも、ビジネス非リア眞鍋パンもなかなか香ばしい焼き上がりに。一方で沢尻さんにはこの強かイーストがないのです。ワガママ、生意気、外国かぶれの目立ちたがり……材料はこんなに揃っているのに、膨らまないのが沢尻パン。要するに、ベタ過ぎるんです。ほら、「学校一のヤンキーが、おばあちゃんの手をひいて横断歩道を渡っていた」なら萌えますが、沢尻さんの場合「ヤンキーが駅前でカツアゲ」というステレオタイプ。だから萎える。面白くない。ワビサビがない(言いたい放題)。さて、気になるこの記事の続きは「 自己矛盾・炎上人生の沢尻エリカに学ぶ自己受容のススメ 【連載:ビバ!ばら色人生から学ばせて Vol.8】 」で読んでみよう。
2012年06月09日2009年台湾エミー賞5部門を受賞し、年間視聴率No.1を記録した人気“相棒”ドラマ「ブラック&ホワイト」が映画化され、『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode 1』という邦題で9月8日(土)より公開されることが決定した。正反対の性格の2人がコンビを組む、台湾版「相棒」とも言えるノンストップ・アクション刑事ドラマの劇場版となる本作では、テレビシリーズから時を遡り、正義感あふれる熱血刑事ウー・インションがまだ新人刑事だった頃に巻き込まれた事件が描かれる。インションの“相棒”となるのは、何とヤクザのチンピラ、シュー・ダーフー。ありえない組み合わせの2人が国を挙げての大掛かりな陰謀に巻き込まれ、36時間というタイムリミットの中で事件解決に向けて奔走する。ドラマに続いて熱血刑事、ウー・インションを演じるのは第23回東京国際映画祭で上映され話題を集めた『モンガに散る』で確かな演技力を見せつけた台湾出身のマーク・チャオ。そして映画版での新たな“相棒”、チンピラのシュー・ダーフーに中国を代表する喜劇俳優、ホアン・ボーが扮する。さらに、日本でもモデルとして活躍し、沢尻エリカを主演に迎えた蜷川実花監督作『ヘルタースケルター』にも出演を果たした香港出身のモデル、アンジェラベイビーも本作に出演しており、いま注目のアジア俳優たちが集結している。本作で撮影を担当するのはウォン・カーウァイ監督作『花様年華』や松山ケンイチ主演『ノルウェイの森』のリー・ピンビン、そして華流の火付け役となった人気ドラマ「流星花園~花より男子~」で「F4」を生み出した仕掛け人ツァイ・ユエシュンが、ドラマ版に続いて本作のメガホンを握る。再び、華流が日本中を席巻する予感?『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode1』は9月8日(土)より全国にて公開。■関連作品:ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode1 2012年9月8日より全国にて公開© 2012 Hero Pictures Corporation Limited. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年06月06日女性にとって、永遠のテーマである「美」。何をもって「美」と呼ぶのか?もちろんそれは各々の価値観によって異なるものであり、様々な手段を用いて女性たちはその理想型を日々追求している。そんな女性の「美」に対する欲望と執着、切っても切り離せない「美」と「個」の関係をとことん追究した映画がまもなく公開となる。あなたはここで描かれる「究極の美」から何を感じるのか?注目の3本をご紹介。まずご紹介するのは、スペインの鬼才ペドロ・アルモドバルが満を持して贈る問題作『私が、生きる肌』。問題作と称するに値するのが、主人公の天才外科医・ロベルが長年の研究を経て生み出す「美」である。彼は亡き妻の幻影を追いかけ、ある人物を囚われの身にして、彼女の身体に究極の美を与えていく。美しい体と顔を手に入れたならば、女性は鏡を見て喜びそうなところだが、この囚われの女性・ベラは浮かない、というより困惑と嫌悪の表情を浮かべる。それもそのはず、彼女の美は彼女自身が望んでいるものではなく、感情も理性も失ったマッドサイエンティスト・ロベルが復讐という名の下に創り出したものだから。彼女にとっては屈辱と苦しみ以外の何物でもない、この美しい肌と身体と顔。それを知らずしてか、自らの手で芸術的な美女を完成させたロベルは「ベラ(Bella=美しさ)」と名づけ、彼女を愛するようになるのだが…。果たして、彼が注ぐものは愛情なのか?それとも理想の美を手にした自己満足なのか…?この真価は観る者に委ねられる。ベラが囚われの美女だとするならば、こちらは美しさに囚われた女性のお話。映画『ヘルタースケルター』では、「キレイになって幸せになりたい」という女性ならば誰もが抱く欲望のもと、体にメスを入れて「美」を手に入れた女性の欲望と崩壊が描かれる。ここ最近では、全身整形のトップスター・りりこを演じた沢尻エリカの突然の休業の話題で持ちきりとなっている本作だが、彼女を通して問われるのは「消費されていく美しさ」の価値と代償。完璧なプロポーションと美しい顔を手にし、羨望の眼差しで女性から注目されることで自分の居場所、存在を確認するりりこだが、そこには“落とし穴”があるのだ…。「キレイになれば強くなれる」。そう断言する彼女に対して妹は言う。「強いからお姉ちゃんはキレイになれた」のだと。いつの時代にも、見た目の美しさで多少なりとも判断され、翻弄される女性たち。本来の自分を捨ててまでも美しさに執着する彼女たちの姿に、あなたは何を感じるだろうか?そして最後にご紹介するのは美のカリスマ、ヴィダル・サスーンが提唱した新たな「美しさ」のルーツに迫るドキュメンタリー映画『ヴィダル・サスーン』。シャンプーや髪のトリートメントなどのブランドの創始者としても広く知られるが、ハサミ一本で女性のヘアスタイルに新しい風穴を開けた人物であるヴィダル。それまでパーマをあて髪型を作り込んでいた女性が多かった中で、彼は頭と顔のバランス、そして髪本来の自然な流れを生かした“ファイブ・ポイント・カット”という全く新しいヘアスタイルを考案、「美しい髪」をより解放的で身近なものにした。その人が本来持ち合わせているものを最良の素材として美しさを引き出し、喜びをもたらす。数々の斬新なヘアデザインを編み出してきたヴィダルに対して、あるレポーターが彼の仕事の悦びについて聞いたところ、彼は言う。「安全性は保証されないけど、それだけ得るものは大きい」と。かの有名な「あなたの美しさは私たちの喜びです」というフレーズは、そんな彼の「美」への精神を表している。彼のこの飽くなき精神がどこから来ているのか?本作ではじっくりと知ることができる。時代によって変わりゆく「美」の価値観と手段、そして変わらない「美」への欲求。あなたにとっての「美しさ」とは?『私が、生きる肌』は5月26日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。『ヴィダル・サスーン』は5月26日(土)より渋谷アップリンクほかにて公開。『ヘルター・スケルター』は7月14日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。特集「追求!究極の愛と美。」■関連作品:私が、生きる肌 2012年5月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開© Photo by Jose Haro © El Deseoヴィダル・サスーン 2012年5月26日より渋谷アップリンク、銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会■関連記事:あなたはこれを愛と呼べる?『私が、生きる肌』“美しい髪”セットを3名様にプレゼント危険な匂いがプンプン!謎のトラ男の正体は?『私が、生きる肌』禁断映像を公開アルモドバルが、生きるファッション。史上最高級の「オートクチュール」とは…?美のパイオニア、ヴィダル・サスーン生前最後のインタビュー映像公開アルモドバルが、生きる愛。「とんでもない奴ら」に裏打ちされた愛のかたちとは?
2012年05月25日沢尻エリカは「憑依型・女優」で、本当に体調が悪くなっている。話題の映画「ヘルタースケルター」主演女優の沢尻エリカ(26)が、女優復帰後わずか半年で休業宣言をし、世間を騒がせている。15日、沢尻の事務所は、体調が悪く医師から「一定期間の静養が必要」と診断されたと発表。しかし、世間では映画のPRの為など、色々な憶測が飛び交っている。「沢尻エリカは憑依型・女優で、本当に体調が悪くなっている。」井上公造 語録18日、朝日TV系「おはよう朝日」の芸能デラックス・コーナーで芸能レポーター、井上公造が、かつては、荻野目慶子が映画収録後、顔つきが変わり、その恐ろしさにマネージャーが辞めるということがあった。さらに、原田美枝子は殺人鬼の役を演じ、夫に包丁を突きつけたという。それからは原田の撮影期間中は夫婦は別に暮らすようにしているという。沢尻も荻野目や原田と同じく、憑依型・女優で、役柄が抜けきらず本当に体調が悪くなっていると井上はコメントした。「憑依型俳優」とは?作品の役柄により、演技・外見にいたるまで柔軟に転換させ、固定した役柄・イメージが存在しない。「カメレオン俳優」とも言われる。男優では、松山ケンイチが憑依型俳優と称されている。元の記事を読む
2012年05月19日役にのめり込み過ぎて。zakzakによると、映画「ヘルタースケルター」(蜷川実花監督)で主演を演じた沢尻エリカが「うつ状態だった」という情報が流れている。関係者によると、今では現実と役との区別がついていない状態になっているという。映画現場のスタッフによると、沢尻エリカは、酔っ払ったシーンの撮影ですでにお酒を飲んで1時間も遅刻をしての登場だったという。大物女優の寺島しのぶさんも怒っていたし、蜷川監督もあきれていたという。image by AMAZON7月には元気に戻りたい。他の撮影では目立った遅刻や行動はなく、ヌードなどのシーンでもスムーズに行うことができたらしい。お尻のお肉もしっかりしぼってきていて、スリムな状態になっていたという。7月5日の完成披露イベントや同14日の初日あいさつでは、出席したいと本人は言っているという。役が抜けて元気になっているといいのだが。元の記事を読む
2012年05月18日女優復帰も体調を崩しダウン女優の沢尻エリカが再び活動休止状態に入っているようだという。15日、日刊スポーツなどスポーツ各紙が伝えた。7月14日に劇場公開が予定されている「ヘルタースケルター」の撮影が終了した今月に入り、心身のバランスを崩してダウンしているそうだ。この体調不良により、PR取材など、予定されていた仕事もキャンセル。今後についてもすべて白紙といわれている。同作は、岡崎京子氏の原作によるもので、沢尻扮するヒロインは、全身整形でトップスターにまで登りつめるが、術後の後遺症や業界のストレス、軋轢から、心身ともにボロボロになってゆく。大胆な性描写や精神錯乱的シーンにも数多く果敢に挑戦しており、その点で話題を呼んでいたが、ある意味その役にのめり込むように演じ切り、女優・沢尻エリカを見せつけたことが災いしたのかもしれない。難役続きも影響?沢尻は昨年11月末のBeeTVドラマ「L et M わたしがあなたを愛する理由、そのほかの物語」で一人二役を熱演。その後、この「ヘルタースケルター」に挑み、続けてTBS系ドラマ「悪女について」でも魔性の女を演じていた。女優復帰後、たてつづけに難役に挑んだことも、今回の活動休止を招いたのではないかとみられている。活動休止は残念だが、ここまで体当たりで演じたその演技には、プロとして高い評価も集まっている。こうしたところまで含めて、どこまでも“エリカ様”というところなのだろうか。お騒がせとされることも多いが、美しさと才能をもった人物だけに、休養後の再復帰に期待したい。元の記事を読む
2012年05月16日7月5日沢尻エリカさんはじめ豪華キャスト登壇予定沢尻エリカさん主演の「ヘルタースケルター」(7月14日丸の内ピカデリーほか全国ロードショー予定)のジャパン・プレミアが、沢尻エリカさんはじめ豪華キャスト登壇予定で、7月5日に開催されることが緊急決定した。“伝説的熱狂コミック”を監督・蜷川実花により映画化「ヘルタースケルター」の原作は、第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞に輝く岡崎京子さんのコミックで、監督蜷川実花さんにより、岡崎作品初の映画化となる。主演は、沢尻エリカさんで、「この作品に衝撃をうけて、とにかく面白い、りりこをやってみたいと長い間願ってきました」という。(C)2012映画『ヘルタースケルター』製作委員会物語は、美・名声・金・愛の欲にまみれた芸能界で光り輝くトップスターへ上りつめた、全身整形でつくりものの美を纏ったりりこが主人公。欲望渦巻く世界を疾走していく生き様と辿り着く場所とは?大森南朋・寺島しのぶ・綾野剛・桃井かおり・水原希子・新井浩文など豪華共演陣にも期待が集まる。元の記事を読む
2012年05月13日