女性が気になる運気アップのためのヒントを風水心理カウンセラーの谷口令さんがナビゲート。その開運キーワードに基づいて、五感に心地よく響く身のまわりのアイテムをセレクト。心ときめくアイテムが満載です。私たちの人生や暮らしに豊かさをもたらしてくれるお金。その神様に好かれるようになるためには、“金”のエネルギーをぜひ味方につけたいもの。キラキラと光るもの、色であればゴールドやシルバーが金運上昇のキーアイテムに。「そういった象意を取り入れるならば、まずはお金の出入り口であるお財布から。プラスαで上質な財布を選ぶとお金を増やすと同時にステイタスアップにも。また、鈴など音に関するチャームをつければ、仕事関係をはじめ、さまざまな出会い運を高めてくれます」また、家の中心的存在であり、寛ぎの場所のリビングもこだわりどころ。照明などで光りものを上手に取り入れると、お金が入ってくるようになるのだとか。「光が光(お金)を呼び寄せてくれるんです。ただし、光りものはできるだけピカピカの状態をキープすることが大切。また、にわとりや縁をつなぐ丸いアイテムも、財を生み出してくれる“金”のラッキーモチーフ。リビングのインテリアにぜひプラスしてみて」■スムーズなお金の巡りを促すゴールドの財布。収納力が高く、コインも出し入れしやすいなど、使い勝手のいいシンプルデザインが人気のウォレット。きらめくゴールドはお金の巡りを活性化させ、“金”のエネルギーをさらに高めてくれる。長財布¥37,500正方形財布¥23,500(共にウォレット・コム デ ギャルソン/コム デ ギャルソンTEL:03・3486・7611)ライトボックス¥6,900(MoMA デザインストア)その他はスタイリスト私物■リビングでの寛ぎの時間にも“金”の気をちりばめて。グラスの底にあしらったデザインは、まさにお金の縁を呼び寄せてくれそうなゴールドの丸。金のスプーンとともにティータイムを演出すれば、金運に恵まれそうな予感!グラス 各¥2,000(ヘイ/シボネ青山)ミニスプーン 各¥580(シボネ青山)フリーズドライマンダリン¥1,400(カリフォルニア クリスプ/ザ・コンランショップ)オーバルプレート¥2,300(サタルニア/ラカグ)■財を生むにわとりモチーフをインテリアのアクセントに。七赤金星の象意であるにわとりは、金運アップの代表的モチーフ。にわとりが巣の上で卵を温める姿が愛らしい陶器のエッグホルダーは、卵だけでなく、お菓子入れや小物入れにしてリビングに飾っても。エッグホルダー¥11,000(メイソン キャッシュ/ザ テイストメイカーズ アンド コー)スツール60¥26,250(アルテック/センプレ青山)その他はスタイリスト私物■遊び心あるお金モチーフが金運を呼び寄せる!金運にダイレクトに働くお金モチーフ。一見、ドル紙幣の財布は、耐久・耐水性に優れたタイベックというペーパー素材を使用。“yen”と並べたキーホルダーは、“金”のラッキーカラーのゴールド。タイベックウォレット ハーフダラー¥1,850(MoMA デザインストア)イニシャルキーホルダー各¥900(アダム エ ロペ ル マガザン/アダムエ ロペ ル マガザン アトレ恵比寿店TEL:03・5708・5632)■安定した高収入を願って上質なゴールドのバブーシュを。すべての運の入り口となる玄関にはゴールドのスリッパを常備。しかも2つで一組のアイテムは安定の意味が。つややかなシャンパンゴールドのレザーバブーシュは、ラグジュアリーで洗練された印象。暮らしをランクアップさせる“金”の運気が安定的に入ってくるように。自分用はもちろん、お客様用にもそろえておくとさらにいい。バブーシュ 各¥9,800(ファティマ モロッコ/ラカグ)◇たにぐち・れい風水心理カウンセラー。風水に心理学を取り入れたメソッドと、洗練されたセンスで幅広い活動を行う。近著は『谷口令の風水インテリア』(主婦の友社)。※『anan』2016年10月26日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・岡尾美代子取材、文・野尻和代撮影協力・ZOO動物プロ
2016年10月24日恋愛運アップのためのヒントを風水心理カウンセラーの谷口令さんがナビゲート。その開運キーワードに基づいて、五感に心地よく響く身のまわりのアイテムをセレクト。心ときめくアイテムが満載です。「とにかく新しい出会いが欲しい」「ハッピーな恋愛がしたい!」「結婚がしたい」。恋に悩む女性がまず取り入れるべきは、“木”のエネルギーなのだとか。「特にポイントとなるのは、風水学の中の九星の一つである四緑木星。この星が持つ、葉の茂った木々を渡る風のような気、そしてその象意は良い縁を運ぶキーワードになります」おすすめのラッキーアイテムとしては、ゆらゆらと揺れるデザインのピアスや風鈴、ハーモニーベル、フラッグ、スカーフ、そしてお香やキャンドル……風になびく軽やかなイメージのもの。さらにふわふわとしたもの、さわり心地のいいもの、鳥モチーフなども良縁を引き寄せる鍵に。また、華やかな“金”の七赤金星にも恋愛運の気があるとも。「その象意であるピンクや花モチーフ、キラキラと輝くものなども、女性をより魅力的に見せ、愛されキャラに導いてくれるキーアイテム。恋愛運アップのために、積極的に身につけてほしいですね」■揺れる花をまとって新しい出会いにアクセス!生花がゆらゆらと揺れるハンドメイドのイヤーカフとピアス。花は女らしさを際立たせ、さらに風に揺れることで出会いも運んでくれる、まさに恋愛運アップの最強アイテム。アクセサリーとしてはもちろん、窓辺に飾っても素敵!※オーダーによる製作のみ。フラワーイヤーカフ¥1,200~フラワーピアス¥800~(共にエデンワークス ベッドルーム)■身につけると滲み出てくる女らしさで良縁をつかんで。裾がふわりと広がるデザインがなんとも軽やかなシルクのショーツ。ベージュとの組み合わせが上品な淡いローズピンクは“金”の気を持つカラー。ツヤのある素材感とともに、フェミニンな魅力を引き出してくれる。ガラスのボトルのパッケージはプレゼントにもぴったり。フレアショートパンツ¥7,800(バサラ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店TEL:03・5772・5501)■触れるだけでハッピー!白くてふわふわの丸顔ベア。“金”のエネルギーを持つ白と、風にたなびく雲のようなふわふわ感は、ラブの感情を刺激。アルパカの極上の毛を使ったテディベアは、真っ白な色と思わず頬ずりしたくなるファーのさわり心地との相乗効果で、まさに恋愛運アップのラッキーチャーム!まんまるの顔や目も愛らしく、抱きしめるだけでしあわせな気持ちに。テディベア¥10,600(アルパカ/ラカグTEL:03・5227・6977)■甘いピンクの丸メガネでチャーミングな魅力を演出。女性らしいピンクに、コミュニケーション力を高める丸いモチーフ。さりげなく“金”のパワーに満ち溢れたピンクの丸メガネ。一見、個性的なルックスながらも、かけてみるとピンク色が肌にすっとなじんで意外と合わせやすい。知的だけれど、顔立ちを優しくキュートな印象に見せてくれるのも女性にとっては嬉しい。メガネ¥27,000(白山眼鏡店/白山眼鏡店 WALLSTEL:03・5468・0397)■ローズや森林系の香りを空間にふわりと漂わせて。風に乗って香りを拡散させるお香も、恋する気持ちを高めるとっておきの小道具。香りはローズや森林系を選んで。インセンスホルダー、奥から、猫¥38,000(アスティエ・ド・ヴィラット×セツコ・クロソフスカ・ド・ローラ)サークル型クローバー¥8,500クローバー¥8,000(共にアスティエ・ド・ヴィラット)猫のキャンドルカバー¥15,200パフュームキャンドル グラン・シャレ¥9,500(共にアスティエ・ド・ヴィラット×セツコ・クロソフスカ・ド・ローラ)以上エイチ・ピー・デコTEL:03・3406・0313◇たにぐち・れい風水心理カウンセラー。風水に心理学を取り入れたメソッドと、洗練されたセンスで幅広い活動を行う。近著は『谷口令の風水インテリア』(主婦の友社)。※『anan』2016年10月26日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・岡尾美代子取材、文・野尻和代
2016年10月24日女優の松下奈緒が主演を務めるフジテレビ系スペシャルドラマ『特命指揮官 郷間彩香』が、あす22日(21:00~23:10)に放送されるのを前に、原作の梶永正史氏が試写の感想を寄せた。このドラマは、松下演じる捜査二課知能犯第二係主任・警部補の郷間彩香が、巨大組織の事件に挑む姿を描くもの。原作本は、2013年度の第12回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞している。梶永氏は「台本のセリフの箇所に『!』マークひとつしか書いていない部分があって、ここはどうなるんだろうと思っていましたが、撮影現場に伺った際、出演者の方々は物語の背景や解釈を考えながら表情を作り、納得がいくまで何度も撮り直されているのを目の当たりにしました」と感心したそう。実際に作品を見て、「私が稚拙な言葉をいくら紡いでも伝わらないことを、一瞬の表情で表現されていて、これが映像の力か、と感動した」といい、「著者ですら予想外の展開、そしてなにより俳優の方をはじめとした制作スタッフの方々が真心を込められた作品ですので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけている。
2016年10月21日グラビアアイドルの清水あいり(23)、加納隼監督(30)らが1日、都内で行われた映画『シンデレラゲーム』の初日舞台あいさつに出席した。本作は、拉致されたアイドルたちが孤島を舞台に、トップの座を賭けて争う「負ければ死」のカードバトル。Hカップのバストを武器にグラビア界で活躍中の清水は、「普段はグラビアのお仕事を中心に活動させていただいていて、なかなかこういう機会もないので、すごく緊張しています」と素直な感想を述べて照れ笑いを浮かべた。この日集まった主要キャストは、劇中衣装で統一。清水も水着に上着を羽織っただけのセクシーな格好で劇中を再現し、「チャック全開で今日も一日乗り越えたいなと思います」の一言で会場の笑いを誘った。また、今回の撮影で「グラビアの現場だったら、水着でどれだけ出ても問題ないんですけど、こういう現場だったらやっぱり気を使いました。出ちゃわないように」と"ポロリ"を心配していたことを告白。加納監督が「ちょっと出てましたよ」と冗談交じりに暴露すると、清水は慌てて「出てないですよ!」と訂正して再び観客を盛り上げていた。この日は、清水と加納監督のほか、山谷花純(19)、吉田明加(22)、春川芽生(20)、佐々木萌詠(20)、阿知波妃皇(22)、其原有沙(15)、水木彩也子(24)、西岡璃南(18)が出席した。
2016年10月01日誕生日やお祝い事はもちろん、友人宅に招かれた時や、ちょっとした挨拶代わりに。シンプルだけど思いのこもった花束を、気取らず贈ってみませんか。「ちょっとしたお呼ばれや友人の誕生日に、よく小さな花を持っていきます。日本人って花を贈るのが下手だなぁと思うんです。特別じゃなく、もっと気軽なもの。私にとっては“こんにちは”の挨拶代わりです」気軽に贈るものだからこそ、花束のしつらえもシンプルがいい、とフードスタイリストの高橋みどりさん。「仰々しいものじゃなく、さりげない感じの花束が理想。迷ったら1輪でもいいし、“自分が持って歩きたい”と思えるくらいのものでもいい。お花屋さんとのコミュニケーションは、“花を贈る”なんて構えないで、どんな気分でどんな人に持っていくのか、自分の素直な気持ちを言葉で伝えるだけでいい」そんな高橋さんが信頼する花屋は『Florist IGUSA』。「ここの花は、どれも鮮度がよくて生き生きとしているの」。近所に越してきたスタイリストの友人へ贈る花束を、実際にオーダーしてもらいました。「彼女、お酒が好きだから“ワインのある食卓に似合う花”をお願いしました。小ぶりな花束なら、リボンをほどけば、グラスにポンと飾れる。そのくらいの軽さがちょうどいいんです」以下では、センスのいいあの人が普段使いしているフローリストをご紹介。スタイリストの田中美和子さんにそれぞれの店で、推薦してくれた方に贈るための花束を実際にオーダーしてもらいました。田中さんが花束のイメージを伝える際の、注文のヒントもぜひ参考に。■冷水希三子さん(料理家)が推薦→「まるふく農園」「料理家の冷水さんのためにオーダーしたのは、“まるごと食べられるハーブの花束”。実家から野菜が送られてきたようなイメージで、10種類以上をミックスしてもらいました。フェンネルやミントはサラダに、ローズマリーや月桂樹は料理のスパイスに」(予算3000円)じつはここ、花屋ではなく無農薬ハーブの農家さん。「高知の日曜市に行った時に知り合って以来のお付き合い。電話で好みのハーブをリクエストして予算を伝えると、がさっと新聞紙に包まれた束が段ボールで届くので、そこから自分でいくつかの枝を選んで麻ひもで結んで贈ります」と冷水さん。シンプルな服を着こなす人や料理上手な友人には、華やかなものではなく、こんな自然な花束が似合いそう。◇ひやみず・きみこ東京・中目黒のアトリエにて11月から料理教室がスタート。:高知県高知市福井町512-1TEL:088・875・382611:00~17:00日曜休全国に配送可。■荒井博子さん(『DANSKO』ブランドディレクター)が推薦→「野の花 司」「オーダーする時に思い浮かんだのは、“道で野の花を摘んでそのまま花束にした”というストーリー。ポイントは、可憐な荒井さんにぴったりな一本の白いキキョウ。まるで野原に荒井さんが佇んでいるようなイメージで仕上げてもらいました」(予算3000円)「ショップのオープニングレセプションの際に女優の桐島かれんさんが贈ってくださったここのお花が、シックで力強くて個性的で」、以来、荒井さんも愛用中。花束上手の近道は、自分好みの店を見つけること。センスのよい知り合いにリサーチをするのもひとつの手。「お店さえ決まれば注文は案外簡単。贈る人の好みの色や届ける場所の画像などを伝えたらあとはお任せです」◇あらい・ひろこアメリカ発のコンフォートシューズを扱う。東京・吉祥寺『galley féve』にて「くつ下とダンスコ」展開催中(~10/1)。:東京都中央区銀座3-7-21TEL:03・3535・692910:00~19:00(日・祝日11:00~18:00)無休全国に配送可。◇たかはし・みどりフードスタイリスト。雑誌や料理本のスタイリングのほか、自身の暮らしについての著書も。新著『ありがとう! 料理上手のともだちレシピ』(小社刊)が好評。※『anan』2016年10月5日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・田中美和子文・瀬尾麻美
2016年09月30日これまでにも数多くの著作が映像化されてきたベストセラー作家、湊かなえの小説「往復書簡」(幻冬舎文庫)所収の「十五年後の補習」が、松下奈緒、市原隼人出演でこのたびドラマ化。本日9月30日(金)TBS系で放送される。2007年に「第29回小説推理新人賞」を受賞、デビュー作「告白」が「第6回本屋大賞」に輝きいまやミステリー界屈指のヒットメーカーとなった湊氏。これまで『告白』をはじめ『白ゆき姫殺人事件』など発表作が続々と映像化されてきたが、「夜行観覧車」「Nのために」に続いてTBSがドラマ化するのが短編集「往復書簡」の一篇となる「十五年後の補習」だ。物語はOLの万里子と辺境の国へ赴任中の恋人・純一の間で交わされるエアメールの中で、2人が中学生の頃に関わったある事件の真相が紐解かれていくというもので、タイトルの通り交わされる手紙の文面上で進むストーリーを「ストロベリーナイト」の旺季志ずかが脚本を担当し、「アイムホーム」「スペシャリスト」などを手掛けた七高剛監督が映像化。登場人物たちの背景を掘り下げるオリジナルストーリーを追加することでドラマティックにアレンジされているという。中学生の頃に同級生間で起きたある事件に巻き込まれ、ショックで事件前後の記憶を失った主人公・岡野万里子を松下奈緒が演じ、万里子の恋人・永田純一を市原隼人が演じる。ドラマオリジナルのキャラクターである刑事・亀山隆三役に鹿賀丈史。そのほか多岐川裕美、山崎銀之丞、森永悠希、大沢逸美、篠田諒らが出演。OLの万里子(松下さん)は、恋人の純一(市原さん)が突然、辺境の国へ旅立ってしまったことに戸惑っていた。国際ボランティアに志願し、発展途上国の子どもたちに勉強を教える任に就いた純一は、 あと2年は帰ってこない。そんな大事なことを、純一は自分にも家族にも相談せずに決めてしまった。その理由は何なのか。電話も通じず、万里子は純一に宛てた手紙に不安な思いをつづることしかできない。あくる日の朝、材木倉庫で女性の焼死体が発見される。現場を訪れた刑事の亀山(鹿賀さん)の脳裏によぎったのは、15年前に同じ倉庫で起きた放火殺人だった。15年前――。出火した材木倉庫の中に、当時中学生の万里子(西畑澪花)と、同級生の一樹(篠田さん)が閉じ込められた。万里子は駆けつけた純一(福山康平)に救出されたが、一樹は死亡。倉庫に外からかんぬきがかけられていたことから、放火殺人の線で捜査され、万里子たちの同級生である康孝(今井悠貴)に疑いがかけられた。だが、康孝は事件翌日に自殺。真相は解明されないまま、捜査は打ち切られたのだった。担当刑事だった亀山は、その結末をとても悔やんでいた。死んだ女性の身元は、康孝の母親・綾子(大沢さん)だと判明。その報道に驚く万里子のもとに、亀山が訪ねてくる。実は万里子は15年前の事件の直後、ショックで事件の記憶を失っていた。そして記憶の扉は、いまでも開かれていなかった。数日後、綾子の告別式に事件に関与した子どもたちの親が揃った。一樹の母親・百合(多岐川さん)は、息子の死の真相を知りたいがあまり、記憶を取り戻そうとしない万里子を責める。そんな中、海外の純一から手紙の返事が届く。そこには万里子の知らなかった、純一のある告白が書かれていた…という物語。「ドラマ特別企画 往復書簡~十五年後の補習」は9月30日(金)20時57分~TBSにて放送。(笠緒)
2016年09月30日お世話になった人に感謝の気持ちを伝えたり、大切な人に季節の挨拶をしたい時、あなたはどうしていますか。今の時代、メールなら簡単に用件を伝えることもできるけれど、たまには机に向かい、心のこもった手紙をしたためてみるのも、大人ならではのたしなみ。「いざ手紙を書こうと思っても、『書く言葉が思い浮かばない』とか『字が下手だから』といってためらう人もいるかもしれません。ですが、私は“手書きする”ということ自体に意味があると思っています。必要以上に畏まるのではなく、自分自身の等身大の言葉を贈ることが大事」(手紙文化振興協会代表理事・むらかみかずこさん)それでも、尻込みしてしまう人は、道具の力を借りて一歩を踏み出してみるのも手。「実際に、手紙を受け取る側の立場に立ってみると、印象に残るのは手紙の内容だけではなく、全体の雰囲気だったりします。例えば、今の季節にぴったりなレターセットや、それに合う切手やシールが使われていると、とても丁寧で気の利いた印象を受けるもの。トータルのコーディネートに目を向けてみるのも、手紙の楽しさを知るひとつのきっかけになるかもしれません」そこでここでは、知っているようで知らない手紙道具の選び方のコツを解説。「大事なことは相手への心配りと、自分が心から気に入っているアイテムを使うこと。お気に入りのペンやレターセットを持っていれば、書きたい気持ちも自然と高まるはず。苦手意識にとらわれずにチャレンジしてみてください」以下では、手紙の基本に関する素朴な疑問について、むらかみさんが回答します。Q.縦書きと横書きの違いを教えて!A.縦書きが比較的フォーマルだけど、書きやすいほうで始めよう。「正式なお礼状やお詫びの手紙などの場合は、よりフォーマルな印象の縦書きが原則。ですが、それ以外の手紙であれば書きやすいほうで大丈夫。あまり気にする必要はありません。文章を縦書きするのが苦手な人は、横書きからチャレンジしてみるのがおすすめ。たとえ目上の人に送っても、失礼にはあたりません」Q.ペンの色、とりあえず黒にすればいい?A.青色をチョイスすると、文字が明るく見え、読みやすい文章に。「ベーシックは黒ですが、私のおすすめは青色のペン。黒に比べて自分の文字が明るく見えますし、爽やかで誠実な印象を与えることができます。紙との相性も考えて選びましょう。緑や茶色など、他の色でも構わないのですが、なるべく赤は避けたいところ。そして、お悔やみの手紙では黒いペンを使うのがルールです」Q.手紙が上手に見えるコツは?A.余白をたっぷりとって書くこと。そのために、便箋は枚数の多いものを持つと安心。「文字をびっしり書いて余白を埋めようとするのは、手紙を書き慣れていない人にありがちなクセ。でも実は、ある程度の余白があったほうが読みやすく、見た目も軽やかになります。書きたい内容が長くなっても、数枚の便箋に分ければOK。あらかじめ、綴りの多い便箋を用意しておくと気兼ねなく使えます」◇むらかみ かずこさん手紙文化振興協会代表理事。通信講座「手紙の書き方講座」や「仕事で差がつく!メール・文章の書き方講座」を開発・運営。著書に『おとなの手紙時間』(サンマーク出版)など。※『anan』2016年10月5日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・田中美和子文・瀬尾麻美
2016年09月30日女優・中谷美紀が14日、テレビ東京系スペシャルドラマ『模倣犯』(9月21日、22日 21時~)の製作発表記者会見に、共演の坂口健太郎、山本裕典、清水富美加、岸部一徳とともに登場した。同作は小説家・宮部みゆきのベストセラーを原作に、中谷美紀主演でドラマ化。「第52回芸術選奨文部科学大臣賞」「第55回毎日出版文化賞特別賞」「第5回司馬遼太郎賞」「このミステリーがすごい!2002年版」などを受賞し、発行部数は420万部を突破している。2002年には、中居正広主演の映画版も公開された。中谷は「かねてより憧れておりました、宮部みゆきさんの傑作」と気合いは十分。作品について「被害者にも同情を覚えますし、加害者の悲しみも描かれているというのが、本作の醍醐味」と語り、豪華共演者についても「台本読みの段階から心が震えましたし、涙が出そうになりました」と絶賛した。特に清水について「また清水富美加さんに泣かされまして、大ファンになってしまいました」としみじみ振り返ると、清水は驚いた様子で「後でグミを差し上げます」と提案。中谷は「グミはいらないです」と強めに返しながら、「好きです。ファンです」と告白していた。一方清水は、中谷との撮影中印象に残った"肩なめ"シーンのエピソードを披露。肩のアップから他の出演者の表情に近づいていくショットを撮るため、スタッフから「肩を貸してください」と言われた中谷が「なんなりと」と、応えていたという。清水は「『なんなりと』って自然におっしゃられて、かっこいいな、美しいなと思いました」と説明し、「私もいつか『なんなりと』って言う女性になりたいなと思いました」と、憧れを表した。
2016年09月14日エネルギッシュに進化し続ける香港では、歴史を刻んだ建物をリノベーションして、カルチャー発信地として再び活用する動きが加速中。連日多くの人で賑わう若手クリエイターの施設「PMQ 元ユンチョンフォン創方」もその一つ。古き良き空間の中で、活気づく香港アートやものづくりの熱量を感じる。まさに香港の歴史と「いま」が詰まったスポットです。■アジア芸術に親しむ都会のオアシス。アジアカルチャーを紹介する文化センターとして2012年にオープンしたこちらは旧英国軍の武器庫兼弾薬庫。緑豊かな敷地内に、当時の建物を生かした劇場やギャラリーが点在する。注目アーティストの展示も頻繁に開催。併設のバー『AMMO』はクリエイティブなカクテルが話題。看板のアールグレイマティーニHK$110。「Asia Society(アジア・ソサエティ)」TEL:852・2103・951111:00~18:00(会期中の月最終木曜~20:00)月曜休入場無料。AMMO 12:00~23:00(金・土・日・祝日~24:00)無休。アクセス:金鐘正義道9號■下町の民家がコミック文化の発信地に。庶民的な灣仔エリアに残る1916年建築の民家10軒をつなげて造られた、香港アニメ&漫画文化の情報館。当時の生活の名残が色濃い館内には、入場無料の漫画サロンやロシア料理の老舗『Queen's Cafe』が入っている。『Queen's Cafe』の名物ボルシチ(HK$52)。牛骨を煮込んだスープはリッチな味わい。「Comix Home Base 動漫基地(コミックス・ホームベースドーンマンゲイデイ)」TEL:852・2824・530310:00~20:00無休漫画サロン12:00~20:00月曜休Queen's Cafe 11:30~22:30無休日本語メニューあり。アクセス:灣仔茂蘿街7號■元警察官宿舎に新進クリエイターが集合!1951年建築の元警察官宿舎をリノベした空間には、約100軒のショップが入居。多くが香港の新進ブランドで、香港らしさとセンスを兼ね備えた雑貨や服が集まる。館内はペンキの色など昔の資料に忠実に修繕。当時の意匠があちこちに残っていて、見て回るだけでも楽しい。スカーフやバッグのブランド『The Dot』。ポジティブなエネルギーを持つデザインが身上。「PMQ 元創方(ピーエムキュー ユンチョンフォン)」TEL:852・2870・23357:00~23:00無休営業時間、休日は各店で異なる(The Dot 11:00~19:00無休)。※『anan』2016年9月7日号より。写真・清水奈緒取材、文・大澤千穂コーディネーター・甲斐美也子
2016年08月31日ベストセラー作家・湊かなえの小説「往復書簡」(幻冬舎文庫)所収の「十五年後の補習」が、9月30日(金)に放送されることが決定した。OLの万里子(松下奈緒)は、恋人の純一(市原隼人)が突然、辺境の国へ旅立ってしまったことに 戸惑っていた。国際ボランティアに志願し、発展途上国の子どもたちに勉強を教える任に就いた純一は、 あと2年は帰ってこない。そんな大事なことを、純一は自分にも家族にも相談せずに決めてしまった。その理由は何なのか。電話も通じず、万里子は純一に宛てた手紙に不安な思いをつづることしかできない。あくる日の朝、材木倉庫で女性の焼死体が発見される。現場を訪れた刑事の亀山(鹿賀丈史)の脳裏によぎったのは、15年前に同じ倉庫で起きた放火殺人だった。15年前――。出火した材木倉庫の中に、当時中学生の万里子(西畑澪花)と、同級生の一樹(篠田諒)が閉じ込められた。万里子は駆けつけた純一(福山康平)に救出されたが、一樹は死亡。倉庫に外からかんぬきがかけられていたことから、放火殺人の線で捜査され、万里子たちの同級生である康孝(今井悠貴)に疑いがかけられた。だが、康孝は事件翌日に自殺。真相は解明されないまま、捜査は打ち切られたのだった。担当刑事だった亀山は、その結末をとても悔やんでいた。死んだ女性の身元は、康孝の母親・綾子(大沢逸美)だと判明。その報道に驚く万里子のもとに、亀山が訪ねてくる。実は万里子は15年前の事件の直後、ショックで事件の記憶を失っていた。そして記憶の扉は、いまでも開かれていなかった。数日後、綾子の告別式に事件に関与した子どもたちの親が揃った。一樹の母親・百合(多岐川裕美)は、息子の死の真相を知りたいがあまり、記憶を取り戻そうとしない万里子を責める。そんな中、海外の純一から手紙の返事が届く。そこには万里子の知らなかった、純一のある告白が書かれていた…。2007年に「第29回小説推理新人賞」を受賞し、デビュー作「告白」は「第6回本屋大賞」を受賞。その後も発表した作品が次々と話題作になっている、ミステリー界屈指のヒットメーカー・湊氏。また小説が話題になるだけではなく、『告白』『白ゆき姫殺人事件』など多くの作品が映像化されてきた。そして今回、「夜行観覧車」「Nのために」続き、TBSが湊氏の小説をドラマ化するのは、短編集「往復書簡」から一編、「十五年後の補習」。OLの万里子と辺境の国へ赴任中の恋人・純一の間で交わされるエアメールの中で、2人が中学生の頃に関わったある事件の真相が紐解かれていく。「往復書簡」のタイトルの通り、原作は交わされる手紙の文面上で進んでいく。そんな映像化の難しいこの原作に挑んだのは、「アイムホーム」、「スペシャリスト」などを手掛けた七高剛監督。また脚本は「ストロベリーナイト」の旺季志ずかが担当し、登場人物たちの背景を掘り下げるオリジナルストーリーを追加し、物語をよりドラマティックに仕上げているという。今回のドラマ化にあたり主演を務めるのは女優・松下奈緒。今回松下さんが演じるのは、中学生の頃に同級生間で起きたある事件に巻き込まれ、ショックで事件前後の記憶を失った主人公・岡野万里子。子どもの頃から正義感が強く一本気な性格で、事件から15年が経ったある日、昔の事件と関連した新たな殺人事件が起こり、失ったはずの記憶が断片的に蘇っていくという役どころだ。湊氏の作品はいつも読んでいると言う松下さんは「どの作品も、思ってもみない展開にいつもドキドキさせられています。このドラマの原作の『往復書簡』も、万里子と純一の手紙のやり取りにドキドキしました。サスペンスでもあり、ラブストーリーでもあると私は思いましたので、万里子と純一の心の動きを丁寧に演じたいと思いました」と意気込み。また「最後まで本当に犯人がわかりません。息子を守りたい母親。恋人を守りたいと思う優しさ。様々な愛情が、15年前の事件を知ることで明らかになっていきます。見てくださる方も、事件の真相を知っていく万里子と同じ気持ちで、ハラハラ、ドキドキしながらご覧いただければ嬉しい」とメッセージを寄せた。そして、万里子の恋人・永田純一役には、実力派俳優・市原隼人。純一は15年前の事件で万里子を救い、以降万里子をずっとそばで支えてきた人物。だがある日突然、国際ボランティアとして海外へ旅立ってしまう。新たな殺人事件が起こり戸惑う万里子と、遠く辺境の地から手紙のやりとりを交わしていく。さらに、原作には登場しない、ドラマオリジナルのキャラクターで、15年前の事件と現在の事件を共に担当する刑事・亀山隆三役を鹿賀丈史。そのほか、多岐川裕美、山崎銀之丞、森永悠希、大沢逸美、篠田諒らが出演する。「ドラマ特別企画 往復書簡~十五年後の補習」は9月30日(金)20時57分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年08月31日長野五輪スピードスケート金メダリストの清水宏保氏が、18日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(レギュラーは毎週月曜20:00~20:54)の3時間スペシャルに出演し、離婚後に待ち受けていた悲惨な逆境を告白する。今回清水氏は「都会に憧れすぎて、スケートだけじゃなく私生活も滑り倒しちゃった先生」として登場。長野の次のソルトレイクシティ五輪でも銀メダルを獲得するなど、輝かしい経歴を持つが、モデルの高垣麗子との結婚からわずか1年3カ月後、写真週刊誌に銀座で飲み歩く姿をスクープされてしまう。このスキャンダルでイメージが失墜。現在は地元・北海道で家賃5万円のアパート生活を送りながら、若手アスリートを支えているという清水氏は、しくじりの理由を「東京に"なまら"憧れていたから(※なまら…北海道の方言で"すごく"の意味)」と告白し、大都会の誘惑に負けてしまったために、浮かれてチャラチャラした生活を送ってしまったと反省する。清水氏は、高垣と離婚した後に待ち受けていた悲惨な逆境を明かしながら、それをどう乗り越えてきたかを熱弁。最後はリオ五輪に出場する未来のメダリストに向け、熱いメッセージを送る。なお、生徒役には、ともに長野五輪で活躍した岡崎朋美氏も出演し、清水氏のしくじり体験に衝撃を受ける。この日の放送では、島田洋七も先生役として出演し、「人の話を聞かずに思いつきで行動して何度も同じ失敗を繰り返さないための授業」を行う。
2016年07月11日ハワイを100%満喫するにはファッションも大事な要素。今回はモデルのAlyssa Wootenさん、Mariさん、Mayuさんの3人が、ロコガールになりきれる、最新のショップ情報を教えてくれました!「せっかくのハワイ、完全防備せず、いつもより肌を出して太陽を楽しんで」(Mayuさん)、「水着を下着代わりにいつでも海に入れるスタイルがロコ!」(Alyssaさん)と現地在住のモデルが語るよう、肌の露出&ミニマムなスタイルがロコ的!最近ではハワイっぽいファッションやインテリア、雑貨まですべてが揃うライフスタイルショップも充実。日本に帰ってもハワイ気分にひたれるアイテムを買い揃えて、ロコ道を極めてみては!?3人がオススメするショップはこちらです♪■Diamond Head Beach House(ダイヤモンド・ヘッド・ビーチ・ハウス)人気セレクトショップ『Rebecca Beach』の姉妹店として、昨年8月にオープン。「Rebeccaに比べるとよりカジュアル。センスのいいビーチウェアやトレンド感のあるかわいい雑貨がたくさん!」(Mariさん)。マウイ出身デザイナーの水着ブランド『ACACIA』などロコデザイナーのアイテムも多数。3128 Monsarrat Ave., HonoluluTEL:808・737・86678:30~18:00(日曜10:00~17:00)不定休カード可■SoHa Living(ソーハ・リビング)貝殻型の置物や、亀がプリントされたお皿…海やハワイをテーマにした雑貨・インテリアが揃う人気店。「うちのインテリア、ぜんぶココで買い揃えたいくらい好き!(笑)トレンドのビーチモチーフを1アイテム買うだけでもいまっぽさが足されるはず」(Alyssaさん)。カハラモールのほかカイルアにも店舗が。4211 Waialae Ave. #1390, HonoluluTEL:808・591・977710:00~21:00(日曜~18:00)無休カード可■Under a Hula Moon(アンダー・ア・フラ・ムーン)カイルアのショッピングモールの小さな雑貨店。ビーチモチーフのアイテムのほかハワイアンな雑貨などインテリアデザイナーのオーナーがセレクトした、ゆるいアイテムが揃う。「ティーンに大人気のマーメイドモチーフの雑貨が充実しています。お土産にはフラガールアイテムを買ってみては?」(Mariさん)600 Kailua Rd. #116, KailuaTEL:808・261・42529:30〜18:00(日曜のみ~17:00)不定休カード可◇Alyssa Wootenさんモデル、タレントとしてハワイをベースに活動。アクセサリーブランド『Reverie Hawaii Jewelry』のデザイナーもつとめる。◇Mariさんビーチが大好きなティーンモデル。「ハワイで完璧なファッションやメイクは不要。シェルのアクセだとかさりげないおしゃれが◎」◇Mayuさんハワイで子育てをするサーファーママモデル。「おでかけするならあまり荷物を持たないで小さめバッグがロコガール風!」※『anan』2016年7月6日号より。写真・清水奈緒コーディネーター・内野 亮(AIRS HAWAII)
2016年07月03日『呪怨』シリーズを生み出したホラーの名匠であり、ハリウッドでも活躍する清水崇監督が新作『雨女』を“4DX専用映画”として発表。椅子が動き、風が吹き、水が降ってくるなどさまざまな効果を駆使した4Dに初挑戦したこだわりを語った。その他の写真「本来はアナログ人間で、新技術、新システムに過敏なタイプではない」という清水監督。しかし、現在4DXで公開される映画のほとんどが「4DXありきで作られているわけではない」ことに新しい可能性を見出したという。「4DXの作品をいくつか見ていると、場面とエフェクトのバランスが取れてなかったり、エフェクトの手数が多過ぎて逆に醒めることがあるんです。そもそも監督やプロデューサーも4DX用に作ってるわけじゃない。今回は僕が脚本の段階から4DXの効果を書き込んでいました」。『雨女』のもとになったのは監督デビューをした18年ほど前に清水監督が温めていたホラー企画。4DXでは椅子が揺れるというのはすでに広く認知されているので、“客席に雨が降る”というインパクトを活かせるからと昔の企画を掘り起こした。「映画はやっぱり視聴ではなく、劇場で体験して欲しいし、もっと気軽に入っていただきたい。ぶらりと映画館に入って、短時間で4DXで体感してもらって、『怖かった、濡れたね!』という思い出だけでも持ち帰ってもらいたい」と抱負を語る。4DX未体験の人にも気軽に楽しんでもらうために、上映時間はコンパクトに35分、入場料は4DX料金込みで1500円とリーズナブル。今後ソフト化される予定もないという。「4DXに対してテーマパークのアトラクション的な印象を持たれている方が多いとは思いますが、『雨女』ではじっとりと湿った日本の感覚的な映画の質感を追求しています。ただエフェクトの大きさ、椅子の揺れ幅なんかは『ジュラシック・ワールド』みたいな派手な大作と一緒なんです。4DXでもここまで印象が変わる、違うことができることも知って欲しいですね」。『ガールズ&パンツァー劇場版』の4DXバージョンが連日大盛況となるなど、知名度も上がり人気も定着してきた4DX。日進月歩で進化していく映画の新たな可能性として、清水監督が目指した未体験の“恐怖”と“没入感”を体感してみてはいかがだろうか。取材・文:村山章『雨女』6月4日(土)全国のユナイテッド・シネマ他にて4DX限定公開
2016年06月01日松下奈緒が結婚相手を見つけるべく奔走する実家暮らしの女性教師役を演じるドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」に、佐々木希がゲスト出演することがこのほど明らかとなった。主演の松下さんが演じる小学校教師・立木早子が、ひとりの人間として、ひとりの女性として、「結婚とは」「家族とは」、そして「人生とは」をつかんでいく姿を描く本作。共演に、早子の同僚教師役に貫地谷しほり、佐藤仁美、八嶋智人のほか、ミカの友人でOLの羽村舞役の舞羽美海らが、“自分が本当に好きな人”を見つけるべく奔走していく。このほど佐々木さんのゲスト出演が決定したのは、6月9日(水)放送の本ドラマの第8話。佐々木さん演じる、26歳・メーカー勤務しているOLの赤坂亜衣子は、早子の妹・風子(川栄李奈)の夫と同じ会社の名古屋支店に勤めていたが、このたび新規プロジェクトのサブリーダーに抜擢されて東京・本社に異動になった。風子いわく、亜衣子は、仕事がバリバリでき、素直でスタイルがよくて、かわいいのに彼氏がいないので「恋愛するための活動=恋活」をしてみたいらしい。そこで風子のすすめで、早子たちの「婚活同盟」に入ることになる。まずは「婚活同盟」メンバーでカラオケに出かけたが、そこで気さくな性格で明るい人柄の亜衣子に、なんと千駄木先生がひかれ始めるのだ…。ただ、マジメすぎて控えめすぎる性格の千駄木は、亜衣子に自分の気持ちを伝えられないどころか、電話すらできないのだが…。真逆の性格の2人の行方はどうなっていくのか!?目が離せない恋の展開がありそうだ。本作の出演に際して、「結婚」に対する考え方やイメージについて佐々木さんは、「良いときも悪いときもみんなで支え合う家族になっていくというイメージを持っています」とコメント。また、初めて同じシーンで共演した八嶋さんについて「お芝居でやりとりをさせていただくのは、今回が初めてなのですが、本当に優しくて面白い方で、一緒にカラオケをするシーンで、2人でノリノリで歌いながら撮影をしたときはとても楽しかったです」と語っている。「婚活同盟に加入した亜衣子がどのように婚活を進めていくのか是非ご注目ください。また、ダンスを踊りながらのカラオケシーンがありますので、楽しんでいただけたらうれしいです」と佐々木さんが話す第8話。放送を楽しみに待ちたい。「早子先生、結婚するって本当ですか?」は、毎週木曜22時よりフジテレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日日本三大八幡宮のひとつであり「やわたのはちまんさん」の名で親しまれる京都府八幡市の神社「石清水八幡宮」にて、6月18日(土)・19日(日)の2日間にわたって、田中恆清(たなかつねきよ)宮司による講演と社殿の特別拝観が、実施される。「国宝 石清水八幡宮本社―神社建築と戦国武将の信仰―」チケット情報「石清水八幡宮」は、前後二棟(内殿・外殿)からなる八幡造りの建築様式が用いられており、全国の神社で現存する八幡造りとして、最古かつ最大の規模を誇る。今年の2月、国宝に指定されたことでも知られる一方、戦国武将が厚く信仰した武将たちの聖地でもあった。今回の講演では神社建築の特徴や、織田信長公に寄進されたという「黄金の雨樋(あまどい)」など戦国武将たちのエピソードから、武将たちの石清水八幡宮に対する信仰について語られる。建築の細部に多数施されている極彩色の華麗な桃山風透かし彫りや、西門上にある蟇股(かえるまた)と呼ばれる部分に伝説の名工・左甚五郎が彫刻したと伝わる「目貫(めぬき)の猿」など、普段は見られない見事な神社建築を見ながら、歴史を振り返ってみてはいかが。チケットは、セブン-イレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあ店舗にて販売中。
2016年05月27日松下奈緒扮する“独身で実家暮らしの女性教師”が、運命の結婚相手を見つけるべく奔走するドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」。この度、6月2日(木)放送の第7話から、平岡祐太がゲスト出演することが分かった。物語は、小学校教師・立木早子(松下奈緒)が、ひとりの人間として、ひとりの女性として「結婚とは」、「家族とは」、そして「人生とは」をつかんでいく、笑って泣けるヒューマンドラマ。早子の同僚教師の久我山ミカ(貫地谷しほり)、成増梅子(佐藤仁美)、千駄木廉太郎(八嶋智人)、ミカの友人でOLの羽村舞(舞羽美海)らが、“自分が本当に好きな人”を見つけるべく奔走していくストーリーだ。そして今回新たにゲストとして加わることとなった平岡さんが演じるのは、銀行員の香川優介。多摩銀行の営業マンで、早子の住んでいる地域を担当しているため、早子の父・辰志(尾藤イサオ)や母・尚子(松坂慶子)とは顔見知りの関係。ある日、早子の家で早子とミカがメイクの練習をしているときに、いきなり香川が訪れる。なんと偶然にも、香川はミカの学生時代の先輩だったのだ。この運命の再会を機に、ミカと香川は、懐かしい思い出に浸りながら、2人でデートをすることに…。フジテレビ連続ドラマでは、「ディア・シスター」「テディ・ゴー!」とコンスタントに出演している平岡さん。ドラマ、映画と幅広く出演し、爽やかな印象でさまざまな役を演じてきたが、今回の役については「一生懸命に仕事をしているのだけど、30代の会社での板挟み感があり、次のステージに行きたいのになかなか行けない」「お笑いが好きなので、家ではよくバラエティーを見ていると思う」と独自の香川優介像を語った。また撮影では、「貫地谷さんと同じシーンで絡みがあったことがうれしい」と話した平岡さん。「最初に一緒だった作品が10年以上も前になり、撮影合間に当時の思い出話や近況、短い時間の中で昔に戻ったように話ができて、素直にうれしかった」と続けた。さらに、異性との出会いや結婚に関して「出会いも突然訪れるのだと思っています。出会うタイミングもありますが、相手を好きだと思う気持ちには素直でいたいです。結婚は好きな人としたいです」とコメントした。香川の登場で一体どのような恋模様が展開されていくのか。果たして、香川はミカの運命の人になっていくのだろうか!?「早子先生、結婚するって本当ですか?」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月26日21日(木)に放送スタートした松下奈緒主演ドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」。今回の第1話にて、坂上忍が25年ぶりにフジテレビの連ドラに出演、松下さん演じる早子の最初のお見合い相手役として登場した。本作は、実話を基に飾り気がなく親近感が沸く内容が女性を中心に共感と人気を集めている、ブログにて連載をスタートされた4コマエッセイ漫画が原作。恋愛要素だけではなく、1人の人間として、1人の女性として「結婚とは」「家族とは」そして「人生とは」をつかんでいくヒューマンドラマ。松下さんが演じるのは、“女子力ゼロの34歳独身教師”立木早子。今まで「結婚」に対して無関心だった早子だったが、両親がひそかに結婚をのぞんでいたことをきっかけに好きな人・運命の人を探し始めるのだ。初回放送では、その第一歩として、早子は、初めてのお見合いに挑戦。その相手・ミスターダンディーこと月島遼一を演じたのが、坂上さんだった。今回の坂上さんの件は、1話の放送まで明かされていなかったため、公式ホームページなどには、意外なお見合い相手の登場に驚きの声などが寄せられ、話題を集めている。「バイキング」のMC をはじめ、バラエティー番組で目にしない日がないほどの活躍をみせるだけでなく、劇団や芸能スクールの主催を務めるなど幅広く活動している坂上さん。しかし、単発・スペシャルドラマを除くと、フジテレビ連続ドラマ出演は、「銭形平次」第1シリーズにゲスト出演して以来、実に約25年ぶりとなる。また松下さんとも初顔合わせの坂上さんは、「“あ、普通の人で良かった”って思いました。女優然としている人より僕もやりやすいので」と好印象だった様子。お見合いシーンの感想を問われると、「嫌な予感はしていたんです(笑)。途中で止めずに、通しでやるんじゃないかな、って。そうしたら本当に通しで撮影したので、クタクタになりました」とポロリ。さらに「年齢の設定はないみたいなので、まあ実年齢だと思ってやっていたんですけど、気持ちは分かりますよ。こっちが気を遣うとか、こっちが話をしなきゃ、っていう感じとか。若いころだったらもっとぎこちなくなるのかもしれないですけど」と話した。今回、坂上さんが演じる月島のニックネームは“ミスターダンディー”。スーツに身を包み、堂々とした態度に柔らかい物腰だが、口癖は「グッジョブ」という怪しげな男。さらにはお見合い中に「早子さんはどちらがお好みですか?お金を好きなだけ使える、時間を好きなだけ使える」、「動物と話せる、コンピューターと話せる」、「カレーの匂いのするウンチと、ウンチの匂いのするカレー」などと、不可思議な質問を早子に浴びせかける…。そんなクセのある男を演じた坂上さんは「いや、だいぶ怪しいんじゃないですかね(笑)。だから僕も、どこまでやっていいのか、ちょっと分からなかったんです。根は良い人だと思うんですけどね」と戸惑いもあったようだ。そして坂上さんは「僕ですいません(笑)。いま、そうそうドラマに出られる状況ではないんですけど、やっぱりあのリズムが好きなんですよね」と話し、「でも、早子さんは誰と結婚するんでしょうかね?僕かもしれないけど(笑)」と期待(?)も寄せた。坂上さん演じる月島は、来週以降も登場予定だそう。果たして、月島は早子の“運命の人”になるのだろうか?普段のバラエティーでは見られない坂上さんの顔に注目だ。「早子先生、結婚するって本当ですか?」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年04月22日昨年女優デビュー10周年、今年音楽家としても10周年を迎えた松下奈緒が、初のショートカット姿になったことでも話題の「早子先生、結婚するって本当ですか?」が、今夜21日(木)放送開始となる。連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が話題を呼び、「ディア・シスター」 以来2年ぶりの主演となった松下さんが今回挑むのは、体育会系教師役で“女子力ゼロの独身女”立木早子。幅広い年代を引きつけ、「お嫁さんにしたいNo.1」とも言われる松下さんが、現代女性の実状を織り交ぜながら「結婚に向かう女性」を好演していく。本作は、実話をもとに飾り気がなく親近感が沸く内容が女性を中心に共感と人気を集めた、ブログで連載の4コマエッセイ漫画が原作。恋愛要素だけではなく、一人の人間として、一人の女性として「結婚とは」「家族とは」そして「人生とは」をつかんでいく、笑って泣けるヒューマンドラマ。早子の性格はマイペースでサバサバ。周囲の意見にきちんと耳を貸すが、最後は自分なりの答えを出す芯のある性格で、子供たちの前では、おおらかな心の広い先生…と、一見突っ込みどころのない女性のように見えるが、実は、食べることが大好きで酒豪な体育会系。趣味は筋トレ、子供たちにせがまれると、全然似てもいない“イナバウアー”を自信満々に披露したりするかわいらしさも併せ持つ、どこか憎めない天真爛漫な3枚目キャラ。恋愛に関しても無頓着なタイプで、結婚に対して「好きな人と、いつかはしたい」という思いはあるものの、積極的に結婚に向け、何かをしているわけでもなく、焦っているわけでもない。しかし、気づけば34歳…。実家暮らしで両親とは仲が良く、学校へ行けばかわいい生徒たちに囲まれてそれなりに幸せ。なのに時々ふとさみしくなるのはなぜだろう?そんな早子は、結婚に興味がない素振りを見せていた両親が、居間の引き出しにお見合い写真を隠しているのを、ある日見つけてしまう。そして、父(尾藤イサオ)が倒れ入院。命に別状はないものの、早子は実家の豆腐屋をたたむことを両親に提案。しかし翌日の早朝、早子は、父親のいない店先で、慣れない手つきで豆腐の仕込みをしている母(松坂慶子)の姿を見る。長年寄り添い、信頼し合い固い絆で結ばれた夫婦の形を目の当たりにし、いよいよ結婚を本気で考え始めるのだ。そして早子は、同僚の女性教諭3人と「婚活同盟」を結成。独身の先輩男性教諭もその同盟に参加したり、慣れないながらも「お見合い」「合コン」「年下との恋の予感」など、「結婚」に向けて一歩を踏み出し、奮闘していく――。そして主演の松下さんを支える共演者たちにも個性あふれる俳優陣がそろい踏みしている。早子の父親・立木辰志役に尾藤イサオ、母親・尚子役に松坂慶子。早子と「婚活同盟」を組むことになるメンバーの同僚教師で、女子力が高く気が強い久我山ミカ役に貫地谷しほり、いつもネガティブ思考な音楽教師・成増梅子役に佐藤仁美、独身の先輩男性教師・千駄木廉太郎役に 八嶋智人。同僚教師に、山内圭哉と田野倉雄太、川栄李奈、田中圭らも出演し、一波乱も二波乱もありそうな面々が勢ぞろいしている。4月5日に行われた制作会見で、役作りのために30cm以上髪を切ったことについて松下さんは「15年ぶりに髪の毛を切りました。イメチェンというか、自分の中で変わりたいと思ったのとドラマの時期が重なりました」と話し、さらにショートカットに憧れもあったと明かした。また、役について松下さんは「裸で踊ったり、どこか3枚目寄りなところがあって、初めて演じる役柄」であることや、共演の八嶋さんは「回を重ねていくとポロリもあるはず」と大胆発言も。今までにない“松下奈緒”の姿が見られるとあって、第1話がどのように幕を開けるのか楽しみだ。「早子先生、結婚するって本当ですか?」は4月21日(木)22時~フジテレビテレビにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年04月21日●早子先生、全裸で踊るって本当ですか?女優の松下奈緒が、婚活を通してさまざまな幸せを見つけていく34歳独身女性を演じる、フジテレビ系連続ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(毎週木曜22:00~22:54)が、1日(第1話は~23:09)に、初回放送を迎える。髪を約30センチカットし、女優になってから初めてというショートカット姿を披露する松下。今作では、いまだ結婚を意識していない小学校教師・立木早子を演じる。性格は天真爛漫(らんまん)、どこか憎めない三枚目キャラで、恋愛に関して無頓着。結婚についても焦ってはおらず、ただ最近、少しさみしさも感じ始めたという、両親と自宅で共暮らしをしている34歳の独身女性だ。松下にとって、非常にチャレンジングな作品となっており、まずその1つが、前述した髪型。もう1つは、早子の自宅での暮らしぶりにある。自宅での早子は飾り気のないグレーのジャージを愛用しているが、そのスタイルで床にあぐらをかき、ビールを缶から直飲みして、テレビにツッコミを入れつつ大爆笑。さらには全裸(!)で踊るといったシーンも登場するのだ。第1話は、小学校の教室で、早子が生徒の子どもたちに囲まれ、指で鼻の穴を広げられるなど、にぎやかな描写から始まる。その後は「イナバウアー」や「コマネチ」のあまりに似ていないモノマネを披露。早子の生活は、子どもたちや同僚、愛らしい両親との掛け合いなど、愛すべきものに囲まれた幸せのなかにあった。だがある日、早子が帰宅すると、父・辰志(尾藤イサオ)、母・尚子(松坂慶子)の姿がない。辰志が病院に運ばれてしまったのだ。やがて早子は、しっかり者の妹・風子(川栄李奈)から、両親がひそかに「早子に結婚してほしい」と願っていたことを聞かされ、この幸せが永遠に続くものではないことに今更ながら気付き、学校の同僚たちと婚活を始める――。さて、問題の早子の"裸踊り"だが、これはドラマ開始から約23分後に到来する。自宅に両親がいないことをあらためて確認した早子は、その開放感でテンションがMAXに。バスタオルを裸体に巻いただけの姿で風呂から上がってくる早子。突如「ヒャッホー!」という喜びの奇声とともに、バスタオルをオープン! 全裸で手拍子、歌い踊り始めたかと思うと、ちょっとテキトーなムーンウォークを披露し…!?このはっちゃけぶりは、直前のシーンで服を着て登場する、とにかく明るい安村(早子の同僚のダメ彼氏・木の下役)のお株を奪いかねない思い切りの良さ。同ドラマの制作発表で、共演の八嶋智人が「回を重ねていくとポロリもあるはず」と冗談めかして話していたが、誰もがそんな"イジり"をしたくなってしまうほど、才女、良妻賢母といった松下の役がらのイメージは今回、良い意味で払しょくされている。まさに新生・松下奈緒の誕生の瞬間なのだ。●早子先生、夜でも朝ドラ出演者がいっぱいって本当ですか?脇を固める共演者にも触れておきたい。学校の同僚では、結婚願望も女子力も高い同僚・久我山ミカ役を貫地谷しほり、腐れ縁の彼がいるネガティブ思考の成増梅子役に佐藤仁美、合コンにいそしむ千駄木廉太郎役に八嶋智人。また、甘えん坊だが根はやさしい港草介役に間宮祥太朗、早子にお見合いを勧めてくる本郷潤吉役に山内圭哉、保健の先生・秋川莉々役に小芝風花、新婚の神田和夫役を田野倉雄太、ミカの友人で独身OLの羽村舞を舞羽美海が好演している。ここまで紹介して、お気づきの方も多数いらっしゃるだろう。そう、今作の出演者は、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)経験者が非常に多いのだ。ざっと挙げるだけでも、松下(『ゲゲゲの女房』)、貫地谷(『ちりとてちん』)ら主演クラスをはじめとして、佐藤(『あすか』『ファイト』『おひさま』)、八嶋(『マッサン』)、山内(『はっさい先生』『あさが来た』)、小芝(『あさが来た』)、舞羽(『あさが来た』)、川栄(『とと姉ちゃん』)、尾藤(『はっさい先生』『すずらん』)、松坂(『ゲゲゲの女房』『あさが来た』)……なんとも爽やかな布陣である。その結果、メタレベルでは、早子の合コンシーンで、松下、貫地谷、舞羽の3人の朝ドラ女優が列席しているなど、男性諸君には夢のような状況も登場。これら画面の華やかさも、木曜夜の癒やしになるのではないか。原作は立木早子の人気ウェブ4コマ。脚本は『みにくいアヒルの子』『ホタルノヒカリ』の水橋文美江。監督は『ようこそ、わが家へ』『Dr.コトー診療所』の中江功ほか。劇中の音楽は牧歌的であたたかく、山下達郎と竹内まりやのデュエットによる劇中歌「Let It Be Me」が感動シーンをやさしく彩っていく。このドラマは正直、地味だ。だが、地味で普通の何気ない日常の中にこそ、リアリティのある幸せが潜み、心からわずかにこぼれ出したような、そんな小さな幸せが見る人の心を大きく揺さぶる。chayが歌う主題歌「それでしあわせ」も同様で、まさに本作の象徴的な楽曲。木曜の夜、疲れがたまり始めた心に、週の残りを乗り切る力を与えてくれる、一服の清涼剤的なドラマにもなりそう。第1話の最後には、早子の初めてのお見合い相手が登場。意外な人物が演じているのだが、その正体が誰なのかは、ドラマを見てのお楽しみだ。
2016年04月21日ギフトコンシェルジュの真野知子さんがオススメするギフトをご紹介。今回教えてくれたのはの『15度』のドライフルーツとグラノーラです。***代々木八幡エリアにある人気のベーカリー『365日』。その姉妹店『15度』がオープンした。カフェスペースも充実し、店内で焙煎されるオリジナルブレンドのコーヒーや、オーダーしてから作られるハンバーガー&サンドウィッチがテイクアウトできるのも魅力のひとつ。ショーケースには焼き菓子&デリなどが並び、棚には本やレコードまで。見ていて飽きないディスプレイのなか、ひときわ目に飛び込んできたのはテトラ型のパッケージたち。小さなテトラの中身は無農薬のドライフルーツ。グリーンレーズンにクランベリー、デーツ、セミドライのプルーン。4種類がラインナップ。どれもぷっくりとして肉厚なのが私好み。お手頃なプライスに、このサイズ感はバッグの中に忍ばせるヘルシーなおやつにもぴったり。大きめのテトラは店内で製造されるオリジナルのグラノーラ。オートミールとクルミ、ピスタチオがザクザクした食感と、ほのかにクリーミーな風味を後から連れてくる。隠し技には白ゴマ(!)も。グリーンレーズンやカレンツ、クランベリーなどドライフルーツの異なる甘酸っぱさがミックスされて口に運ぶ度に変化するのも味わい深い。こだわりの食材からでき上がる、おいしい&ナイスなルックスたちは誰もがギフトにしたくなるはず。◇まの・ともこギフトコンシェルジュ。著書『大切な日のためのギフト・マニュアル』(マーブルブックス)好評発売中。◇左から、グリーンレーズン、クランベリー各¥380グラノーラ¥1,000デーツ¥380プルーン¥454◇15度テイクアウトほか、サンドイッチやハンバーガーをはじめとするイートインメニューも充実。東京都渋谷区富ヶ谷1‐2‐8TEL:03・6407・09427:00~23:00不定休※『anan』2016年4月20日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子
2016年04月14日ジャパニーズ・ホラーの名手・清水崇監督が、『TOKYO TRIBE』『東京無国籍少女』の清野菜名を主演に迎えた映画『雨女』が初夏に公開されることが決定し、特報映像が公開された。本作は、体験型上映システム“4DX”を最大限に駆使したホラー作品で、4DX限定で公開される。『雨女』特報映像4DXとは最新の映画上映システムで、映画のシーンに合わせてシートが動き、水、風、雷、香り、煙までも劇場内に再現することができる。臨場感たっぷりの特殊効果で、映画を目で観るだけではなく、体全体で感じる鑑賞へと転換させた上映方法だ。4DX専門の作品を製作するにあたり、徹底的に4DXシステムを研究したという清水監督は「映画は進化し続けます。暗闇の四角いスクリーンに構成された限定的な映像と音響は、時に無いはずの“匂い”や“風”、“暑さ”や“寒さ”、“痛み”や“ぬくもり”すら感じさせる名作を生み出してきました。ところが4DXはその壁を越えます。座席が揺れ、風が吹き、匂いがして、水が飛びます」と4DXの魅力を語り、「もちろん映画で最も重要なのは“気持ちを揺さぶられる事”です。今回、皆さんに映画の新しい形を体感してもらうべく、『雨女』という4DX専用の映画を用意しました。ぜひ劇場へ“雨女”に会いに来てください。“雨女”に遭った時、あなたの心はどんな風に揺らぐでしょうか?」とコメントを寄せた。初のホラー作品への出演となる清野は「4DXでの公開ということで、撮影しながらどんな作品に仕上がっていくのか?ということを私自身楽しみにしていたので、公開が決まって大変嬉しいです!」とコメント。さらに「タイトなスケジュールの中で結構ハードな撮影も多かったんですが、中でも水深5メートルプールでの撮影は今まで体験したことのないシチュエーションだったので、水中で演技をすることの難しさや、体力的にも限界を超えた撮影でした」と振り返った。映画は、雨の日の夜、必ず同じ夢を見てしまう主人公・理佳(清野)が、恋人との関係に悩み、母の命日に地元に帰省するところから始まる。特報映像には、理佳がいつも見る夢が描かれる。雨が降る中、黒い服を着たビショ濡れの女が現れ、踏切に入っていく。その後、女は踏切の真ん中で男の子を抱き寄せ、次の瞬間、黄色いレインコートを着た少女の目の前で電車に轢かれてしまう衝撃的な内容だ。理佳が見る夢は何を意味しているのか?さらに、謎の親子、プールの中で誰かに頭をつかまれる理佳、シャワー中に見える何者かの足が次々と映し出され、映像全体を通して降り続く雨がさらなる恐怖を感じさせる。この恐怖が4DXではどのように表現されるのか、期待が高まる映像となっている。『雨女』2016年初夏、全国のユナイテッド・シネマ他にて4DX限定公開
2016年04月08日フジテレビ系連続ドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」の制作会見が4月5日(火)都内で行われ、主演の松下奈緒、共演の貫地谷しほり、八嶋智人、松坂慶子が出席した。同作は、女子力ゼロの独身小学校教師・立木早子(松下さん)が、運命の相手を見つけるべく婚活に奮闘していく姿を描くヒューマンドラマ。役作りのために30センチ以上髪の毛を切った松下さんは「あまり気づかれないけれど、15年ぶりに髪の毛を切りました。イメチェンというか、自分の中で変わりたいと思ったのとドラマの時期が重なった」と説明し「ショートカットに憧れがあったけれど、切る勇気がなくて、切りたいと思ったときに役が来て、決意した。でもいざ切ろうと思ったときは3日前まで悩みました。15年分の重みを置いてもいいものなのかと。でも切ったら首元がスース―してよかった」と変化を喜んだ。また松下さんは「自分も結婚をテーマにしたドラマに出演するようになったんだとシミジミするし、裸で踊ったり、どこか3枚目寄りなところがあって、初めての役柄」と明かすと、八嶋さんは「思ったよりも松下奈緒いってんなぁ、とビックリした。回を重ねていくとポロリもあるはず」と更なる大胆演技を期待。これに松下さんは「そういう所で体を張って頑張っています」と応えていた。さらに松下さんは、生徒役から好きな男性のタイプを聞かれると「(大人に)絶対に言わされていますよね」と怪しみつつも「よく食べる人が好き。美味しそうにご飯を食べる人が好き。よく笑う人も」と理想を挙げた。これに貫地谷さんが「怒らない人がいい」、松坂さんが「温かくて面白い人がいい」と続くと、八嶋さんは「皆そういうことを言うけれど、世の中まあまあカッコイイ人と結婚しますよ!」とバッサリ斬っていた。フジテレビ系連続ドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」は、4月14日(木)22:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月05日女優の松下奈緒が5日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた同局系主演ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(14日スタート、毎週木曜22:00~22:54)の制作発表会見に登場し、今回の役柄と同様に自身が実家暮らしをしていることで「結婚が遠ざかってるのかな…」と分析した。このドラマは、実話を元にした4コマエッセイ漫画が原作。同作のために髪を30センチ以上切った、松下演じる34歳の独身小学校教師・立木早子が、周囲に巻き込まれて結婚に向かって動き始め、傷つきながらも運命の人と出会うために奮闘していく姿を描く。結婚はもちろん、家族、人生についても考えさせられる、笑いあり涙ありのヒューマンドラマだ。今回、松下が演じるのは、マイペースなサバサバした性格で、裸で踊ってしまう場面もあり、「今まで自分がやってきたものを考えると、初めての役柄」だという。それでも、監督から「普段通りにやってくれ」と言われ、「普段の私の何を知ってるんだろうか」と心の中で突っ込みながら、最初は自分と似ていないと思って演じていたそうだが、「最近似てるなと思うようになってきました」という。早子は、実家暮らしの設定だが、松下自身も独身で「実家暮らし女優ですからね」と同じ境遇。食事面を中心に助けられているメリットを説明したが、「(実家の)安心感ゆえに、結婚が遠ざかってるのかな?という気持ちはすごく理解できますね」と、今作の設定に強く共感した。それでも、家を出ようとしたことはあるのかという質問に対し、松下は「ないです」と食い気味に即答していた。この会見には、早子が勤務する小学校の児童を演じる子役たちも登場。いきなり「早子先生はどんな男の人が好きですか?」と直球が投げ込まれ、松下は「絶対言わされてますよね…」とあきれながらも、「おいしそうにご飯を食べる人が好きですね。あとよく笑う人」と回答した。これに、同席した同僚教師役の八嶋智人が「今のところ僕ですね」と反応。今作で、松下の運命の相手役はまだ明かされておらず、八嶋は、それが自身になる可能性に欲を見せつつも「いろんな大きな力がそれを無しにします! 視聴者も望んでいない!」と断言したが、松下は「どうなるかわかりません!」とフォローしていた。
2016年04月05日フードライターの平野紗季子さんがオススメするお店をご紹介。今回教えてくれたのは『インド富士子』の二種類盛りカレーです。***東小金井のカレーの名店『インド富士』の2号店が高円寺にオ ープンした。その名も『インド富士子』。ってそのネーミングちょっと可愛すぎやしませんか、ずるいぞ富士子、突然の親近感が出てしまう。というわけで街の人々に早速愛されている富士子。「ここで店をやるって想像したら、なんだかいい予感しかしなかったんです」と言うオーナーの小城正樹さんの予感は的中で、2月に開店したばかりとは思えないほど角のとれた居心地の良さが既に醸成されている。ガッと食べてサッと帰るのもいいけれど、小技の光るインドなおつまみをあれこれ、スパイスたっぷりのインド富士ソーダ(まるでインドのコカ・コーラ!サワーもあるよ)を飲み飲みしつつ、のんびりカレーをいただくまでのゆらり流れる一連の富士子タイムはいい感じ、としか言いようがない。小城さんがインドを旅しながら(とりわけ南インドを中心に)出会った味をベースに仕上げられたカレーは、辛みと油分をそっと抑えたなんともリラックスな味わい。世の中には“カレーと俺のボクシング”的な強烈カレーに汗をかきかき挑む楽しさもあるけれど、ふーっと肩の力を抜いてさらさらカレーを頬張ってスパイスの香りに揺られているのもまた幸福なこと。「お茶漬け系って感じかなー」という小城さんの言葉がじーんと沁みた。◇ひらの・さきこ1991年生まれ。フードライター。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)。◇東京都杉並区高円寺南3‐59‐11TEL:非公開18:00~23:00火曜休Twitter(@indfjk)でその日の営業状況が確認できます。※『anan』2016年4月6日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子
2016年04月04日ギフトコンシェルジュの真野知子さんがオススメする季節の贈り物。今回教えてくれたのは「フィオレンティーナ ペストリーブティック」の桜ブレッドです。***日本の食文化が良いなと思うのは、巡る季節を大切にしているところ。ことさら桜の咲く季節には、あの手この手を使って愛でますよね。皆さんには春が巡るたびに食べたくなるものってありますか?私の場合は、フィオレンティーナの2種類の桜あんぱん。まず、なんといってもその姿。桜の花がちょこんとのって、とってもキュートな春の装い。「桜あんぱん」は洋風でエレガントなルックス。けれど、ひとたび口に運ぶと、しっかり和の印象を残します。ミルクロールの生地に桜餡が練り混ぜられ、その桜餡には細かく刻んだ桜の葉が。ほんのりした塩加減が甘さを引き締め、ほどよく生地の甘さを引き立てる。ねじねじ&くるくるのデザインで、バランスよく餡がポジショニング。どこから食べても淡いピンク色の餡が入っていて、キュンとします。桜餅のように塩漬けした桜の葉がアクセントの「桜の葉あんぱん」はもちもちした生地で、おやき風に焼きあげられ、この焼き色えも美しい。桜餅の葉は食べない派という人も、これはぜひ葉も一緒に。そして、できれば最初のひと口より後の方に。風味が変わるのも楽しんでみて。個々に丁寧かつ品よく包装されているので、お花見のお供やパーティの手土産にもぴったり。老若男女が楽しめます◇まの・ともこギフトコンシェルジュ。著書『大切な日のためのギフト・マニュアル』(マーブルブックス)好評発売中。◇SHOP DATAご紹介の桜ブレッド2種類の販売は4月中旬まで。この季節は、エクレアやロールケーキなど見た目にも華やかな桜スイーツも登場。東京都港区六本木6‐10‐3グランド ハイアット 東京1FTEL:03・4333・8713 9:00 ~ 22:00無休※『anan』2016年3月23日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子
2016年03月21日松下奈緒が初のショートカットで“女子力ゼロの独身女性教師”の主人公に挑む4月期放送のドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」。この度、新たなキャストとして小芝風花が出演すること明らかとなった。早子(松下奈緒)は、マイペースでサバサバ。周囲の意見にきちんと耳を貸すが、最後は自分なりの答えを出す芯のある性格で、子供たちの前では、おおらかな心の広い先生、と一見突っ込みどころのない女性のように見えるが、実は、食べることが大好きで酒豪な体育会系。趣味は筋トレ。どこか憎めない天真爛漫な3枚目キャラ。恋愛に関しても無頓着なタイプで、結婚に対して「好きな人と、いつかはしたい」という思いはあるものの、積極的に結婚に向け何かをしているわけでもなく、焦っているわけでもない。そんな中、父の入院をきっかけに、いよいよ結婚を本気で考え始める。そして早子は同僚の女性教諭3人と「婚活同盟」を結成。慣れないながらも「お見合い」「合コン」「年下との恋の予感」など、「結婚」に向けて一歩を踏み出し、奮闘していく…。原作は、2009年からブログにて連載をスタートされた四コマエッセイ漫画。実話をもとに、飾り気がなく親近感が沸く内容が女性を中心に共感と人気を集め、計3冊書籍化となっている。初めてのドラマ化となる本作は、恋愛要素だけではなく、一人の人間として、一人の女性として「結婚とは」「家族とは」そして「人生とは」をつかんでいく、笑って泣けるヒューマンドラマだ。出演には、主演の松下さんをはじめ、早子の父・辰志役に尾藤イサオ、母・尚子役に松坂慶子、早子と婚活同盟を組むことになるメンバーの同僚教師役に貫地谷しほりと佐藤仁美、先輩男性教師役に八嶋智人、そのほか同僚教師役で山内圭哉、 田野倉雄太などが顔を揃えている。そして、この度新たに出演が決定したのは、実写版『魔女の宅急便』の主人公・キキ役や、『ガールズ・ステップ』の小芝さん。本作は、「息もできない夏」以来約3年半ぶりのフジテレビ連ドラ出演となる。本作で彼女が演じるのは、新任として早子たちの小学校にやってくる小学校の保健の先生・秋川莉々役。幼い見た目のため、子どもたちからは慕われやすい反面、高学年の生徒からはからかわれたりもするという役どころだ。今回初の教師役に挑戦する小芝さんは「気合が入っています。監督には最初『まだ小学生の役、空いてるよ』と言われたのですが…(笑)。役でメガネをかけるのは初めてですし、少しオトナっぽく見えるようにしていきたいです。そして新任の先生なので、憧れていたこの職業につけた喜びも表現していきたいです」と意気込みを語っている。小芝さん演じる秋川は、一見おとなしそうで控えめに見えるが、実は計画的で結婚願望が非常に高く、特に自身の結婚に関しては緻密な予定年表を作成しているなどかなりの本気モードという役どころ。ただ、一旦恋に落ちてしまうと計算通りには行動できない乙女な一面もあり、年が近い同僚教師との恋の予感もありそう。教師役初挑戦の小芝さんの、新たな魅力に期待できそうだ。「早子先生、結婚するって本当ですか?」は4月、毎週木曜日22時~放送予定。(cinemacafe.net)
2016年03月15日実話を基にしたエッセイ漫画「早子先生、結婚するって本当ですか?」を、4月よりフジテレビの22時「木曜劇場」にてドラマ化することが決定。主演に松下奈緒、共演に貫地谷しほり、佐藤仁美、八嶋智人らが出演することが明らかになった。早子は、マイペースでサバサバ。周囲の意見にきちんと耳を貸すが、最後は自分なりの答えを出す芯のある性格で、子どもたちの前では、おおらかな心の広い先生、と一見突っ込みどころのない女性のように見えるが、実は、食べることが大好きで酒豪な体育会系。趣味は筋トレ。どこか憎めない天真爛漫な3枚目キャラ。恋愛に関しても無頓着なタイプで、結婚に対して「好きな人と、いつかはしたい」という思いはあるものの、積極的に結婚に向け何かをしているわけでもなく、焦っているわけでもない。実家暮らしで両親とは仲が良く、学校へ行けばかわいい生徒たちに囲まれてそれなりに幸せ。なのに時々ふとさみしくなるのはなぜだろう?ある日、早子の結婚に興味ないそぶりを見せていた両親が、居間の引き出しにお見合い写真を隠しているのを見つけてしまう。そんな中、父が倒れ入院。命に別状はないものの早子は実家の豆腐屋をたたむことを両親に提案。しかし翌日の早朝、早子は父親のいない店先で慣れない手つきで豆腐の仕込みをしている母の姿を見る。長年寄り添い信頼し合い固い絆で結ばれた夫婦の形を目の当たりにし、いよいよ結婚を本気で考え始める。そして早子は同僚の女性教諭3人と「婚活同盟」を結成。独身の先輩男性教諭もその同盟に参加したり、慣れないながらも「お見合い」「合コン」「年下との恋の予感」など、「結婚」に向けて一歩を踏み出し、奮闘していく…。原作は、2009年からブログにて連載をスタートされた4コマエッセイ漫画。飾り気がなく親近感が沸く内容が女性を中心に共感と人気を集め、計3冊書籍化。ドラマは、その3冊を元に初めてのドラマ化となった。恋愛要素だけではなく、一人の人間として、一人の女性として「結婚とは」「家族とは」そして「人生とは」をつかんでいく、笑って泣けるヒューマンドラマだ。主人公・立木早子を演じるのは、「ディア・シスター」以来2年ぶりの主演となった松下さん。今回は体育会系教師役で、現代女性の実状を織り交ぜながら“結婚に向かう女性”を好演している。連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で人気を博し、昨年女優デビュー10周年、今年音楽家としても10周年を迎えた松下さん、今回の出演に関しては「キャラクター一人一人の胸の内や、セリフ、思いがとてもナチュラルで素直に描かれていたので、この台本が導いてくれると思いました。 私も早子と同様、子どもの頃、大人になれば誰でも結婚するものだと思っていました。 いまの仕事や環境に満足していて、でも“結婚”というものには少し遠いところにいる。 そんな早子にとても共感できました」と語った。また、今回役作りのために髪を30cm以上切り、いままでで最も短い髪型に変身したことについては「デビューして以来ずっとロングヘアーだったので、未だにショートカットの自分に見慣れません(笑)。ずっとショートにしたいなとは思っていましたが、なかなかチャンスがなくて。 この作品で、早子同様、何か自分も変わりたいなと思い短くしました」と明かした。さらに「この作品は恋愛ドラマでもあり、家族ドラマでもあり、お仕事ドラマでもあるいろんな要素が詰まったものになると思います。結婚したい気持ち1000%の同僚、本当は結婚して欲しいと思っている両親、 恋愛はしても結婚には結びつかない人、誰もがある年齢になれば結婚できると思っている人。様々なキャラクターに共感してもらえると嬉しいです」とアピールした。そして共演者たちも個性あふれる俳優陣が揃った。真面目でどこかお茶目な早子の父・辰志役に尾藤イサオ、母・尚子役に松坂慶子、早子と婚活同盟を組むことになるメンバーの同僚教師で、女子力が高く気が強い久我山ミカ役に、フジテレビドラマには4年ぶりのレギュラー出演となる貫地谷さん、いつもネガティブ思考な音楽教師・成増梅子役にドラマやバラエティー番組で幅広く活躍中の佐藤さん、結婚願望が強く、真面目で几帳面な独身の先輩男性教師・千駄木廉太郎役に八嶋さん、そのほか同僚教師役で山内圭哉、田野倉雄太などが出演している。今回「愛という名のもとに」「ひとつ屋根の下」など90年代の数々の名作から「Dr.コトー診療所」シリーズ、「ようこそ、わが家へ」、『冷静と情熱のあいだ』の中江功監督が演出にあたり、松下さんとは「花の鎖」2度目の顔合わせとなった。中江監督の見る者の想像力を膨らませ、作品に引き込んで心をつかんではなさない絶妙な演出と、松下さんのすがすがしい表現力が、一体どんな作品を紡ぎ出していくのだろうか。「早子先生、結婚するって本当ですか?」は4月期、毎週木曜日22時~放送予定。(cinemacafe.net)
2016年03月07日“MIT”と聞いて、ピンとくる人はまだ少ないかも?これは今台湾で、ある種ブームになっている言葉で「Made in Taiwan」を略した造語。数多くの輸入品が混在する中で、いま一度台湾製品のクオリティの高さ、デザインの良さを認識してほしいという思いから生まれたもの。食品や雑貨などに始まり、徐々にファッションやコスメの分野にも浸透。最近ではMIT専門のショップも多く見かけるようになり、新進気鋭の若手デザイナーたちもMITを主張する人が急増中。実際にそのアイテムを探しに行くと、トレンドや都会感というようなイメージではなく、温もりのあるクラフトマンシップを感じるものが多々。日本未上陸のブランドが多いから、台湾ならではのお楽しみプランにMIT探しを加えてみて。◆好丘(ハオチョウ)文化遺産保全地区である元軍人村「四四南村」の建物を改装。取り扱う雑貨はずばり、“このレトロ空間に合ったもの”!雑貨で約20ブランド、コスメや食品を入れれば500以上もが陳列。土日は店前でマーケットが開かれるため、若手発掘も積極的に行う。作家ものの食器やクスッと笑える文具など、ここでしか出合えない商品も。カフェも併設。2000元以上買うとホテルデリバリーのサービスも。●TEL:02・2758・260910:00~21:30(土・日曜9:00~18:30)第1月曜休カード可、日本語不可。台北市信義區松勤街54號◆爆炸毛頭與油炸朱利(バオザーマオトウユンヨウザーズーリー)元同級生の女性2人が2005年にシルバーアクセの店を出店。“従来と異なる独自の視点”をモットーにデザインを模索し、展示も工夫。今では、マーケットやギャラリーで出会って共感を得た若手6人が加わり、発信の場に進化。オリジナリティ魂を随所に感じる空間だ。●TEL:02・2552・593113:30~21:30月曜休カード可、日本語不可、英語少し可。台北市大同區承德路二段1巷27號◆in Blooom印花樂(イン・ブルーム インホワラー)2008年にブランドをスタート。アンティークガラスやモザイクタイル、台湾固有の「八哥鳥」など、台湾伝統の象徴をキャッチーなテキスタイルに。色使いはこれぞ台湾、というポップさもありつつ、大人向けにシックにまとめている。綿100%の帆布も販売していて裁縫好きにはたまらない。●TEL:02・2555・10269:30~19:00無休カード可、日本語少し可。台北市大同區民樂街28號※『anan』2016年2月24日号より。写真・清水奈緒コーディネーター・黄 碧君
2016年02月20日デコラガールの“ニューイメージモデル”として登場する「清水沙也佳」さんクレアモード株式会社は、人気のある「清水沙也佳」(しみずさやか)さんを同社運営の化粧品ブランド“デコラガール”のニューイメージモデルに起用する。デコラガールはクーピー化粧品で話題を集めており、同ブランドのコンセプトは“カラーマイライフ”で、【マニッシュ】【ロック】【スゥイート】など全4タイプの鮮やかなカラーメイクを提供する。新イメージモデル起用の背景デコラガールは2015年春に始動したブランドで、クーピー化粧品が人気を集めると同時に、ブランド名が“ゴテゴテ風に飾られたスタイル”の代名詞として認識されるのを防ぐ為に、ブランドメッセージおよびイメージモデル起用を確立した。おしゃれコスプレなどの趣味を持つ個性的な「清水沙也佳」さんを新イメージモデルに起用したことで、同ブランドの魅力が今まで以上に引きだされたという。清水沙也佳さんについて1991年生まれで京都在住。趣味はおしゃれコスプレやスキューバダイビングなどだ。現在BLENDAやSWEETなどの人気雑誌出演や、東京ランウェイおよび神戸コレクションなど、数多くのファッションショーでも活躍している。また才能を生かしてDJやアーティストなど幅広い分野での活動もおこなう。(画像はクレアモード株式会社 ニュースより)【参考】クレアモード株式会社 ニュース清水沙也佳さん (twitter)
2016年02月05日NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」に出演した松下奈緒、向井理、実写版『ゲゲゲの鬼太郎』主演のウエンツ瑛士らが1月31日(日)に青山葬儀所で開催された「水木しげるサン お別れ会」に出席。向井さん、松下さんは涙を浮かべて水木さんとの思い出を語った。昨年11月に亡くなった水木さんのお別れの会として、水木さんの“弟子”である作家の荒俣宏、京極夏彦らが発起人となって開催。水木作品となじみの深い俳優や声優、作家や行政関係者まで多くの人々が参列した。松下さんと向井さんは、水木さんの妻・布枝さんが著した自伝を原作としたドラマ「ゲゲゲの女房」で水木さん夫妻をモデルにした村井布美枝&茂夫妻を演じ、高視聴率を叩き出した。献花後に揃って報道陣の取材に応じた。向井さんは、生前「100歳まで生きる」と語っていた水木さんの死に「不死身のような人だと思っていたので、一報を聞いた時は信じられなかったです。いまもこうやって会に参加してるんですけど、どこかに漂ってるんじゃないかという雰囲気を感じてます」と語った。存命中の水木さんの役を演じることに、撮影前はプレッシャーでいっぱいだったというが「お会いした水木さんに『好きなようにやりなさい』と言っていただき、不安と葛藤が吹き飛びました」と明かし「その言葉を糧にこれからもやっていくんだろうと思います」と語った。松下さんも涙ながらに「ゲゲゲの女房」への出演は「宝物です」と語り「先生を支える人に一瞬でもなれたことは本当に素敵なことでした」とうなずいた。映画で2度にわたって鬼太郎を演じたウエンツさんは、映画の完成時に水木さんと言葉を交わしたそうで「第一声は『カッコよすぎるな』でした(笑)」と水木さんとの思い出を明かし「これだけ愛される作品に参加できたことを感謝しています」と語った。(text:cinemacafe.net)
2016年01月31日