《正しくマスクをしないといけないのはわかる。でも、鼻を出していた受験生が失格になる一方、マスクすらしていない麻生太郎大臣は注意すらされないのはモヤる》1月16日、大学入学共通テストの1日目の試験で、試験監督の再三の注意にもかかわらず“鼻出しマスク”をやめなかったとして、受験生1人が失格となったことが波紋を呼んでいる。この受験生はマスクから鼻を出したまま試験を受けていることを試験監督から計6回にわたって注意されたが、従わなかったことが不正行為と認定され、すべての成績が無効になった。1月18日のNHKの報道によると「受験生は40代で、監督者の指示に従わなかった際の対応に加えて、最終的には不正を告げられると会場内のトイレに閉じこもり出て来なかったことから、かけつけた警察官によって退去させられた」という。大学入学共通テストの「受験上の注意」には、<マスク(予備のマスクを含む。)を持参し、試験場内では常にマスクを正しく着用してください>とあるほか、<試験場において監督者等の指示に従わない>場合は不正行為となる可能性があることが記載されている。Twitter上では、《ルールに明記されてるんだから失格は当然》《鼻マスクよりも試験官の注意に従わなかったのがいちばんの問題》と、テストを運営する大学入試センターの対応に賛同する声が多い。一方で、こんな意見も多くみられた。《試験会場でマスクを正しく着用しろというのは分かるけど、例えば国会で麻生氏が平気で鼻出しマスクしている映像を何度も見せられる側とすれば、どうして誰も麻生氏にも「正しく着用しろ」と言わないのかと思うよね。受験生は強制されても、国会議員は好きにしていいの?》麻生太郎財務大臣(80)といえば、マスクから鼻を出した状態や、耳にマスクをかけた状態で、国会での答弁や記者会見に臨む姿がたびたび話題になっていた。また、最近はトランシーバーのようなマウスシールド姿でもおなじみだ。ちなみに、マウスシールドやフェイスシールドは、マスクと比べて飛沫を防ぐ効果は著しく低く、特に飛沫の“吸い込み”に関してはほとんど防ぐ効果がないことが、スーパーコンピュータのシミュレーションなどからわかっている。大学入学共通テストの「受験上の注意」にも「フェイスシールド又はマウスシールドの着用のみでは、受験することはできません」と“太字”で明記されている。都内の大学病院に勤務する医師で、受験生の子供を持つ男性に話を聞いた。「正しくマスクを着けるのは医学的に必要なことです。今回、鼻を隠すのを拒んだ受験生にどんな事情があったかは知りませんが、過敏症などでマスクの着用が困難な人は事前申請すれば別室で受験できるという措置もとられていたわけですから、試験監督の判断は正しいことだと思います」そのうえで、こう続けた。「ただ、ひっかかるのは、一般人は医学的に正しいルールを守るように厳しく求められている一方で、模範となるべき政治家はそれを無視してきたことです。マウスシールドに効果がないと指摘されて久しいのにいまだにつけ続ける人がいたり、会食の自粛を国民に求めつつも自分たちの会食は必要なものだと主張したり……。自分たちは一般人のルールは適用されない。そんな政治家の特権意識を感じてきたから、今回の件で違和感をもった人がいるのでは?」黙々と試験を解く受験生たちはマスクの正しい着用を強く求められる一方で、重症化リスクの高い高齢者が多く、口角泡を飛ばして議論をする場である国会でまともにマスクをつけていない大臣が注意もされないというのは、なんとも不合理な状況ではなかろうか。新型コロナウイルスは受験生と政治家を区別したりはしない。本来であれば、試験会場でも国会でも、医学的に正しい感染防止策が取られるべきだ。ちなみに、今回の件が関係あるのかは不明だが、1月18日に召集された国会では、麻生大臣は大きいマスクを正しく着用するようになっていた。
2021年01月18日肌が乾燥するとポツポツとでき始めるニキビ。乾燥ニキビは、毎日のスキンケアで十分予防できます。とはいえ、具体的にどのようなスキンケアをすれば乾燥ニキビを予防できるのかピンとこない人もいるでしょう。本記事では、乾燥によるニキビを予防するスキンケアについて紹介します。肌の乾燥によるニキビを予防するには「泡洗顔」「高保湿化粧品を使ったお手入れ」「ピールオフタイプのパックによる角質ケア」の3つが有効です。肌の乾燥とニキビの関係出典:byBirth肌の乾燥とニキビには、深く関わりがあります。ここでは「ニキビができる過程」と「肌の乾燥がニキビを起こす理由」について説明します。ニキビができる過程ニキビは、毛穴に皮脂が詰まり、細菌が繁殖することで起こります。細菌が毛穴から肌に入ると、炎症がおこって赤く腫れ、痛みを伴うようになります。ニキビを適切に対処せずそのままにしておくと、炎症が激しくなり黄色い膿を持つニキビに変わります。すると、腫れが起こり、手や衣服に擦れて潰れやすくなります。誤って潰すと、ニキビの痕が長期間肌に残り、ひどくなると色素沈着によるシミの原因になることもあります。肌の乾燥がニキビを起こす理由ニキビを起こす原因の1つに、肌の乾燥が挙げられます。肌には、汗と皮脂を出して皮脂膜をつくり、紫外線などの外的刺激から保護するバリア機能があります。しかし、肌が乾燥して水分が不足するとバリア機能が低下するため、皮脂を多く分泌して肌を保護しようとします。すると、皮脂が毛穴に詰まりやすくなり、細菌が繁殖してニキビを起こします。ニキビを防ぐには、肌に十分なうるおいを与えて、皮脂の過剰分泌を抑制することが大切です。肌の乾燥によるニキビを予防するスキンケア出典:byBirth肌の乾燥に効くスキンケアを毎日継続することで、ニキビができにくい肌を目指せます。ここでは、乾燥によるニキビ予防におすすめのスキンケアを3つ紹介します。洗顔は弾力ある泡で優しく行う洗顔は、毛穴に詰まった皮脂や汚れを取り除き、ニキビを防ぐために有効です。洗顔をするときは、洗顔料をしっかりと泡立ててから顔にのせ、なでるようにして優しく行いましょう。泡はきめ細かいほど汚れの吸着力が増すため、できる限りかたく弾力のある泡をつくることをおすすめします。一方、洗顔料を泡立てずゴシゴシと顔を洗うと、皮ふを傷つけます。すると、肌のバリア機能が低下し、肌内部の水分が流れ出て乾燥しやすくなります。肌のうるおいをキープするために、摩擦レスの泡立て洗顔を意識して行いましょう。保湿効果の高いスキンケア化粧品を使う出典:byBirth乾燥によるニキビには、保湿効果の高いスキンケア化粧品を使ったお手入れが有効です。とくに、肌に水分を補給する化粧水には、高保湿成分が配合されたものを選ぶことをおすすめします。化粧水によく配合されている高保湿成分は次のとおりです。セラミドヒアルロン酸コラーゲンなかでも、セラミドは水分を挟み込んで逃がさないため、高保湿成分の中でもとくに保湿効果に優れているといわれています。化粧水を選ぶときは、パッケージの裏の成分表を確認し、セラミドが配合されているか確認することをおすすめします。また、化粧水の成分を長時間キープするために、乳液やクリームを重ねて油膜を張り、蒸発を防ぐことも乾燥ニキビに有効です。乳液やクリームにも、上述の高保湿成分が配合されているものを選びましょう。乳液やクリームは油性成分が多く、有効成分の配合量が化粧水よりも多いため、高保湿成分以外にも、抗炎症成分などのニキビに有効な成分が配合されている場合があります。乳液やクリームも毎日のスキンケアに上手に活用して、乾燥によるニキビを効率的に予防しましょう。ピールオフタイプのパックで角質ケアピールオフタイプのパックは、液状のパックを顔に塗って放置し、乾いてからはがすタイプのパックです。液状のパックが毛穴の中に入り込んで、汚れ、皮脂、古い角質を除去するため、肌を清潔にしてニキビを予防します。また、パックが肌に密着することで、肌内部の水分蒸発を防ぎ、保湿効果も得られます。ピールオフタイプのパックは、汚れの除去と保湿の両方を同時に行え、ニキビを効率的に予防できるのです。ただし、ピールオフタイプのパックは汚れの吸着力が高いため、やりすぎると必要な皮脂まで落として、かえって肌を乾燥させる場合があります。ピールオフタイプのパックの効果を最大限に実感するために、使用頻度を守るようにしましょう。メーカーによって設定している使用頻度は異なるため、説明書をよく読み指示に従うことが大切です。まとめ出典:byBirthニキビは、皮脂が毛穴に詰まって細菌が繁殖してでき、ひどくなると炎症を起こして赤く腫れ、膿を持ちます。肌が乾燥すると、皮脂が過剰に分泌され毛穴に詰まりやすくなるため、ニキビができやすくなります。肌の乾燥によるニキビを予防するには、「泡洗顔」「高保湿化粧品を使ったお手入れ」「ピールオフタイプのパックによる角質ケア」の3つが有効です。乾燥しやすいこの季節、毎日のスキンケアを見直して乾燥ニキビを予防しましょう!
2021年01月13日大人ニキビってなぁに?出典:byBirth何歳になっても肌トラブルはつきないもの。しっかりケアをしているつもりでも、朝に鏡を見たらニキビができていた、なんてことは珍しくありません。ニキビは年齢とともに原因や対処法が変わってきますが、10代の頃にできるのが“思春期ニキビ”。思春期特有のホルモンバランスの影響で皮脂分泌が活発になり、主にTゾーンにできやすいニキビです。対して20代を越えてからできるのが“大人ニキビ”で、吹き出物ともいわれます。主にUゾーンといわれる顎や口周りにできるのが特徴で、その大人ニキビには様々な原因が考えられます。大人ニキビはどうしてできる?出典:byBirth過剰な皮脂の分泌でできる思春期ニキビとは違い、様々な要因が絡み合ってできる“大人ニキビ”。原因は、その生活習慣にあります。ストレスホルモンバランスが乱れることで皮脂分泌が盛んになり、ニキビができる原因に。睡眠不足自律神経のバランスが乱れることにより、血流が悪化。ターンオーバーが遅れる原因になります。ターンオーバー(新陳代謝)の乱れターンオーバーが通常の周期よりも遅くなることで角質が厚くなります。その古い角質や皮脂によって毛穴が詰まり、ニキビとなります。他にも、喫煙や飲酒、肌の乾燥などもターンオーバーの乱れにつながり、大人ニキビができる原因となります。大人ニキビさんのケア方法出典:byBirth【1】クレンジング・洗顔はやさしく、しっかり洗い流す大人ニキビをできにくくするために、最も重要といえるのがクレンジングや洗顔。頑固なメイク汚れや皮脂、古い角質などを肌に負担をかけずに洗い流すことで、ニキビの素を撃退します。洗うときは、なるべく肌に刺激を与えないことが大切です。摩擦がかからないようにやさしく汚れを落とし、すすぎ残しがないように洗い流します。お肌の水分量を保つためにも、できるだけ時間をかけずに流すことがポイントです。【2】十分な保湿で乾燥を防ぐクレンジング・洗顔をした後は、肌の水分が蒸発しないうちにスキンケアに取り掛かります。化粧水・乳液やクリーム、必要であれば美容液などを丁寧に肌に浸透させ、十分な保湿で肌のバリア機能を高めます。肌の水分と油分のバランスを整え、すこやかな肌を維持しながら毛穴の詰まりを予防します。【3】スペシャルアイテムで整える。ピーリングやパック〈大人ニキビがない時に〉肌荒れを起こしているときは刺激になってしまうため、大人ニキビがない時の限定ケア。ピーリングではニキビの素になる古い角質を取り除き、ターンオーバーを促します。週1~2回のパックでは、肌に美容成分をたっぷり補給。うるおいをチャージし、肌のバリア機能を高めるアイテムです。出典:byBirth【4】万全の紫外線対策1年中降り注ぐ紫外線は、しみや肌を乾燥させたりなどの肌トラブルを招く原因に。きれいなお肌をキープするためにも、日焼け止めは毎日塗るのが正解です!【5】ストレスを減らす現代社会では避けては通れないストレスとの付き合い方。多少のストレスは自身の向上や成長に効果があるといわれるものの、それを超えるようなストレスは身体もお肌も影響を受けてしまいます。普段の生活ではなるべくストレスがかからない方法を選択したり、意識してリラックスする時間をつくる、運動して発散するなど、なるべく溜め込まないようにするのがGood。【6】良質な睡眠をとる美しいお肌を保つために大切といわれる睡眠。私達が寝ている間は成長ホルモン・睡眠ホルモン(メラトニン)が分泌されます。これらは肌のターンオーバーを促し、肌トラブルの素となる活性酸素を除去。肌トラブルを改善し、美容効果を高めることができるのです。【7】栄養を考えた食事を意識するニキビをできにくくするためには、内側からのケアである“食事”は大事なポイントです。コラーゲンをつくるタンパク質(肉・魚・大豆など)。ターンオーバーを促すビタミンB2(豚・鶏・牛レバー・牛乳など)。皮脂分泌を正常に保つビタミンB6(マグロ・カツオ・バナナなど)。ニキビの原因となる便秘を改善する食物繊維(きのこ・野菜・穀物など)。これらを積極的に摂りながら、インナービューティのケアも行いましょう。大人ニキビとさようなら。一押しスキンケアの紹介クリニーククラリファイングローション 2200ml3,850円(税込)この投稿をInstagramで見る クリニーク(@cliniquejp)がシェアした投稿 クレンジングや洗顔では落としきれなかった汚れや、毛穴汚れ、古い角質などを除去します。コットンに500円玉くらいの大きさで含ませたら、顔全体をやさしくすべらせるように拭き取ります。その後は、いつも通りのスキンケアでOK。拭き取り化粧水 → 化粧水 → 乳液の順番です。汚れが一掃されて化粧水の浸透も抜群。化粧ノリも良くなること間違いなし。
2020年11月28日■前回のあらすじ長女のお弁当の日。料理苦手な夫がおにぎりを作ることに…。■ある日、鼻をフーンとかんだら…鼻から出ないようなものが突然出てきた…!?その正体とは…■鼻から出てきたのは…まさか鼻から肉片が出てくるなんて思いもしなかったので、心底びっくりしました…!次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月20日あごにポツポツとできるニキビ。気になって触ると、潰れて悪化を繰り返すという悪循環に陥ります。あごニキビは、スキンケアと生活習慣の改善で予防できます。しかし、あごニキビに効くスキンケアと生活習慣がどのようなものかわからない人も多くいます。本記事では、あごニキビの原因と対策について説明します。あごニキビの原因は、「ホルモンバランスの乱れ」「外部からの刺激」「新陳代謝の悪化」の3つ、対策は「保湿ケア」「角質ケア」「栄養バランスのよい食事」「質のよい睡眠」の4つです。あごニキビについて出典:byBirthあごニキビは、同じ場所に何度も繰り返し起こり、改善まで時間がかかります。あごニキビの特性を知ることで、対策法が分かり、改善までのスピードを早められます。ここでは「あごの皮ふの特徴」と「あごニキビの原因」について説明します。あごの皮ふの特徴あごの皮ふは、汗腺が少なく皮脂腺が多い特徴があります。そのため、うるおい不足となりやすく、皮脂の過剰分泌が起こりやすい場所といえます。皮脂の過剰分泌が起こると、毛穴に汚れが詰まって炎症を起こし、ニキビとなります。しっかりとケアをしないと、皮脂分泌を抑えられず何度も同じ場所にニキビができ、ひどくなると色素沈着を起こすこともあります。あごニキビの原因あごニキビの原因は、次の3つが考えられます。ホルモンバランスの乱れ生理前などは、ホルモンバランスが乱れて皮脂が過剰に分泌され、あごニキビが起こりやすくなります。外部からの刺激あごは、外部からの刺激を受けやすくニキビができやすい場所です。ほおづえをつく、口元を触るなど何気ない仕草によって、手についている雑菌があごの毛穴に入り込み炎症を起こします。また、マスクによる摩擦やムレも、あごの皮ふを傷つけてニキビをできやすくします。新陳代謝の悪化新陳代謝が悪くなり、肌の生まれ変わりが遅くなると、不要な角質が落ちず毛穴に詰まり、あごニキビを起こします。新陳代謝の悪化は、加齢、栄養不足、血行不良などによって起こるため、適切なスキンケアで対策が必要です。あごニキビの対策出典:byBirthあごニキビの対策は、スキンケアと生活習慣の改善が有効です。ここでは、あごニキビの対策法を4つ紹介します。保湿ケア出典:byBirth前述のとおり、あごの皮ふは、汗腺が少なく水分不足になりやすい場所です。保湿力の高い化粧水でうるおいを補給し、皮脂分泌を抑えてニキビを防ぎましょう。使用する化粧水は、セラミドやヒアルロン酸などの高保湿成分が含まれているものを選ぶことをおすすめします。また、乳液やクリームなど油性成分を化粧水の後に使用すると、水分蒸発を抑えてうるおいを長くキープできるので、保湿効果が高まります。角質ケア出典:byBirthあごにきびは、肌の生まれ変わりが遅くなり、古い角質が毛穴に溜まると起こります。ピーリングをして、毛穴に詰まった古い角質の除去を行いましょう。ピーリングは液状で、顔にのせると毛穴の奥まで入り込み、汚れを吸着して除去します。洗浄力が非常に高いため、ピーリング後は肌がさっぱりとしてツルツルになります。しかし一方で、過剰に行うと肌に必要な水分や皮脂まで落とし、乾燥させてかえってニキビが悪化する場合があります。メーカーが推奨している適切な頻度を守って正しく使うことで、効果を最大限実感できます。栄養バランスのよい食事を摂る出典:byBirth栄養バランスのよい食事は、肌状態を整えニキビになりにくい肌をつくります。とくに、タンパク質は、正常な肌の細胞を生み出す働きがあるため、積極的に摂取しましょう。肉類、魚介類、卵類、大豆製品などに多く含まれています。また、ビタミンB群も整肌効果があり、ニキビに有効です。豚肉、ナッツ類、レバー、牛乳などもタンパク質と併せて摂ることをおすすめします。質のよい睡眠をとる出典:byBirth質のよい睡眠をとると、成長ホルモンが分泌されて、肌の回復が速やかに行われます。すると、ニキビの悪化を防ぎ、回復もスムーズになります。とくに、22時~2時までに熟睡をしている状態が、最も成長ホルモンの分泌が活発になり、肌が美しくなるといわれています。しかし、生活スタイルの関係でどうしてもできない場合は、0時を回まわる前に就寝するように心がけましょう。また、就寝時間と起床時間が日によってバラバラになると、睡眠サイクルが崩れて睡眠の質が悪くなります。平日も休日もできる限り同時刻に就寝と起床を行うことも、ニキビ予防に繋がります。まとめ出典:byBirthあごニキビは、同じ場所に何度も繰り返し起こり、改善まで時間がかかります。あごニキビが起こる原因は、「ホルモンバランスの乱れ」「外部からの刺激」「新陳代謝の悪化」の3つが挙げられます。対策として「保湿ケア」「角質ケア」「栄養バランスのよい食事」「質のよい睡眠」の4つが有効です。あごニキビの原因と対策について理解し、でこぼこ顔にピリオドを打ちましょう!
2020年11月14日大人ニキビの正しい対処法を知っていますか?出典:byBirthニキビって皮脂が原因だから、汗をかきやすい時期に増えるもの。そう思ってはいませんか?実は、大人ニキビができる原因は“肌の乾燥”にもあるのです。特に乾燥しやすい秋冬のニキビ対策は、保湿とニキビケアの両方を行えるスキンケアアイテムがおすすめ。今回は大人ニキビにお悩みの方にぴったりのスキンケア製品をご紹介していきます。大人ニキビができる原因とはニキビというと、思春期である10代にできやすいイメージがありますよね。「思春期ニキビ」は主に皮脂の過剰な分泌が原因で、鼻周りや額に発生しやすいのが特徴です。しかし、20代を過ぎてからのニキビは「大人ニキビ」と呼ばれ、種類が変わります。実はこの2つ、同じニキビでも原因は大きく異なるため、それに合わせて対処法も変えていかなければいけないのです。大人ニキビは生活習慣の乱れやストレス、間違ったスキンケアなど様々な要因が重なり、肌のバリア機能が下がってしまうことが原因と考えられています。特に思春期ニキビと分かりやすく違う点は、肌が乾燥しやすいというところ。ニキビ=皮脂の過剰分泌が原因と考えてしまっている方は意外と多く、保湿しすぎないように…という意識が逆にニキビを招いてしまっている可能性があるのです。大人ニキビを予防するには?出典:byBirth大人ニキビの原因が分かったところで、皆さんが気になるのは「どのように予防し、対処していけば良いの?」というところだと思います。先ほどお伝えしたように、大人ニキビは普段の生活習慣が肌に悪影響を与えているパターンが多いため、ニキビがなかなか治らない、何度も繰り返し出来てしまう、という方は1度見直してみるのが良いでしょう。十分な睡眠時間の確保栄養バランスの整った食事ストレスを溜め込まない肌に合ったスキンケアこちらの4つは大人ニキビを予防するだけでなく、健康や美容などトータルの面で意識しておきたいポイントです。いきなり全部を行うのは難しいと思いますので、少しずつ出来ることから始めて見て下さいね。ニキビケアと保湿をダブルで叶えるおすすめスキンケアここでは大人ニキビの“乾燥”に焦点を当てて、しっかりと保湿をしながらニキビケアを出来るスキンケア製品をご紹介します。b.glenクレイローション4,070円(税込) この投稿をInstagramで見る b.glen ヒ゛ーク゛レン(@bglen_official)がシェアした投稿 – 2020年 2月月20日午後5時06分PST大人ニキビにふさわしい、“防ぐ”と“守る”の2つの機能を兼ね備えた化粧水です。デリケートになった肌を天然のクレイが潤いの膜で守りつつ、コンディションを整えることができます。ニキビなどの肌荒れに効果的な「グリチルリチン酸ジカリウム」や「納豆エキス」が肌トラブルにしっかりとアプローチ。保湿成分である「ヒアルロン酸」配合で、潤い不足も補うことができますよ。大人ニキビにお悩みの時だけでなく、マスク生活で肌が敏感になりやすい今の時期にもぴったりのアイテムです。ETVOS薬用アクネVCクリームジェル4,950円(税込) この投稿をInstagramで見る エトウ゛ォス(@etvos.jp)がシェアした投稿 – 2020年 8月月24日午前5時30分PDTニキビ予防・美白ケア・保湿という女性にとって嬉しい3つの機能を持った美容液です。ジェルタイプなので美容液特有のこってりとした重たさはなく、サラッとベタつきの少ない使用感がポイント。有効成分の「油溶性ビタミンC誘導体」が含まれており、保湿をしながら日焼けによるシミ・そばかすを予防することができます。オールシーズン使いやすく、いつものスキンケアにプラスしてニキビケアを行いたい方や、スキンケア後のベタつきが苦手な方におすすめの美容液です。TSUDA COSMETICSスキンバリアバーム5,940円(税込) この投稿をInstagramで見る 津田コスメ(@tsudacosme_official)がシェアした投稿 – 2020年 6月月24日午前6時34分PDT(画像左下)こちらはSNSや美容雑誌で“お守りコスメ”として話題となったアイテムです。メイク下地から保湿ケア、ニキビ予防などあらゆる用途で使うことの出来る万能さが人気の秘訣で、マスクが原因で肌荒れを起こしやすい今、特に注目が高まっています。ニキビができにくい処方であることを示す「ノンコメドジェニックテスト」を行っているため、ニキビ肌の方でも使いやすいのが嬉しいポイント。いざという時、手元にあると安心できるアイテムです。Kiehl’sキールズ ハーバル トナー CL アルコールフリー4,400円(税込) この投稿をInstagramで見る キールス゛ KIEHL’S SINCE 1851(@kiehlsjp)がシェアした投稿 – 2020年10月月19日午前2時44分PDT肌を整える効果のある「カレンデュラエキス」や「アラントイン」などが含まれた、キールズのロングセラー化粧水です。赤みやヒリつきのある時でも使いやすく、優しく肌を労わりながらケアすることができます。サラッとした付け心地で、コットンパックやプレ化粧水としての使用もおすすめですよ。ラ ロッシュ ポゼエファクラ H3,300円(税込) この投稿をInstagramで見る LA ROCHE-POSAY JAPAN ラロッシュホ゜セ゛(@larocheposayjp)がシェアした投稿 – 2019年 7月月24日午前1時59分PDT敏感肌向けのスキンケア製品が揃うラ ロッシュ ポゼ。こちらはその中でもニキビケアと保湿に特化したクリームです。肌のバリア機能を整えながら、しっとりと潤いを与えて滑らかに仕上げます。伸びが良く、ベタつきがあまり感じられないのも嬉しいポイントです。保湿効果をプラスしたい時に、スキンケアの1番最後に使用するのがおすすめ。大人の肌トラブルは保湿重視で!今回ご紹介した大人ニキビだけでなく、あらゆる肌トラブルは年齢と共に変化していきます。肌に不調が見られる時は、自分自身の健康を見直す1つのサインとして、トータル面でケアしていくのがおすすめです。気温の変化やマスクの着用などで肌がゆらぎやすい時期ではありますが、上手く対処して肌の健康を守っていきましょう。
2020年11月02日■前回のあらすじ隣の寝たきりのおばあちゃん、苦しそうな声がずっと聞こえてくるのが気になってしまい、部屋を変えてもらえないか相談することに…■抗がん剤投与と手術について説明を受ける画像はイメージです切開!? 鼻を開くの…!?!?K先生の説明を聞いてかなり怖くなり、抗がん剤が効くことを切に願いました…!■鼻を開く手術とは?画像はイメージです画像はイメージです画像はイメージです画像はイメージです画像はイメージです「切開」と聞くとやはり怖い…切った方が癌が隠れている場合も取りきれると分かってはいても、出来れば内視鏡手術が良い…と思ってしまいます。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月02日あなたのそのニキビ、セルフケアで治せるかもしれません出典:byBirth繰り返すあごのニキビ、クリニックに行かないと絶対に治らないと思っていませんか?確かに、ケア方法を間違えるとニキビ跡になってしまう可能性があります。しかし、まずは、セルフケア方法を見直すことが重要です。なぜなら、クリニックに通い治療を受けても、セルフケア方法が間違っているとまたニキビができたり、ニキビが悪化してしまう恐れがあります。お肌に良いと思って行っていたケア方法が、もしかするとニキビに影響していたかもしれません。アゴのニキビの予防のためのケア方法を徹底解説します。大人ニキビの原因と改善方法徹底解説出典:byBirthあごニキビの基本的なケア方法を解説します。まずは、今日できることから少しずつ始めていきましょう。お肌は、ストレスによってもトラブルが起きやすくなってしまうので、ニキビのことを考えすぎないことも大切です。それでは早速、おすすめのケア方法をご紹介します。アゴニキビのケア方法(1)ホルモンバランスを整えるあごニキビに限らず、お肌トラブルの原因としてホルモンバランスの乱れがあります。まずは、ホルモンバランスを整える生活習慣を心がけていくことが必要です。ストレスをため込みすぎないように、ストレスを発散していく方法を見つけましょう。また、何度も聞いたことがある方も多いと思いますが、規則正しい睡眠とバランスのとれた食生活が基本となります。この基本は、スキンケアよりも重要です。どんなにクリニックで良いとされる治療をうけても、この基本が乱れているとニキビは悪化してしまいます。アゴニキビのケア方法(2)スキンケアホルモンバランスが一番大切と言っても、スキンケアによってお肌に負担をかけていては、治るニキビも治りません。洗顔時に、アゴのクレンジングはできていますか?しっかりと、アゴまで泡で洗うことが出来ている方でも、洗い流しが十分でないことがあります。すすぎができていないことで、洗顔料がお肌に残り、毛穴を詰まらせます。ニキビができやすい方は、すすぎまでを見直してみましょう。毛穴に詰まってしまった皮脂やメイク汚れを落とすことに目が行きがちですが、お肌に負担をかけないケアはそれ以上に必要なことです。ゴシゴシ洗いは、絶対に辞めましょう。よく泡立てた生クリームのような泡で、押し洗いするだけで汚れは落ちます。汚れが落ちないと感じている方は、泡立てが足りていないかもしれません。洗顔後の保湿は、自分のお肌にあったものを選びましょう。ニキビができやすい方は、皮脂分泌が多い為、皮脂を抑えるビタミンC誘導体やお肌のバリア機能を高めるセラミドが配合された化粧品を使用しましょう。日々のケアで、ニキビ治療に効果が期待できる成分が配合された化粧品を使用することも大切です。アゴニキビのケア方法(3)UVケアあごは、特に紫外線の影響を受けやすい部位です。ニキビ肌の方は、敏感肌に傾いています。1年中、日焼け止めをこまめに塗りなおし、紫外線をブロックしましょう。アゴニキビのケア方法(4)ニキビを触らないこれは、当たり前のことです。しかし、無意識にニキビを触ってしまっている方も多いのではないでしょうか。手で触ることで、手にある雑菌によってニキビが悪化します。また、爪で傷つけてしまうこともあります。ニキビができてしまっている時は、爪を短くするなど対策をすると良いでしょう。しつこい!あごニキビの皮膚科での治療方法とは出典:byBirthもうすでに出来てしまったニキビは、放っておくと悪化し、ニキビ跡となる場合もあります。セルフケアが基本であると説明しましたが、セルフケアの注意点を理解した上で、早期に皮膚科に相談することも大切です。皮膚科でのニキビ治療は、保険適応となる治療と全額自己負担での治療があります。外用レチノイド【保険適用】レチノイドは、塗り薬です。顆粒細胞が角質細胞となることを抑制し、毛穴の詰まりを解消します。ディフェリンゲルと呼ばれているものです。イオウ製剤【保険適用】毛穴に詰まった角質をはがし、お肌のターンオーバーを促す働きがあります。洗浄力と殺菌力があるので、炎症を抑える効果も期待できます。面皰圧出【保険適用】毛穴に詰まっている面皰と呼ばれる皮脂や角質を、専用の器具で取り除く方法です。炎症を起こす前のニキビに効果的です。抗菌薬【保険適用】抗菌薬には、塗り薬と飲み薬があります。ニキビの原因となる病原菌の発育を抑えたり、タンパク質合成を阻害して殺菌する力があります。イオン導入【保険適用外】微弱の電流を流すことでイオンを発生させ、有効成分をお肌の真皮層に浸透させます。ビタミンC誘導体や保湿成分を導入していきます。ケミカルピーリング【保険適用外】角質がたまったお肌は、毛穴が詰まりやすくなっています。ケミカルピーリングを行うことで、お肌の生まれ変わりであるターンオーバーを促します。大人ニキビができるメカニズムを知ってニキビ知らずのお肌に出典:byBirthいかがでしたか?今回は、アゴニキビのケア方法について解説しました。皮膚科でのニキビ治療を受けても、セルフケアでお肌に負担をかけてしまっていると、治るニキビも治らなくなってしまいます。まずは、セルフケアから見直していきましょう。セルフケアを見直すだけでは、ニキビを綺麗に治していくことが難しい場合も多くあります。なかなか治らないニキビは、迷わず皮膚科へ相談に行きましょう。どんなニキビも必ず良くなっていきます。ニキビ跡になってしまう前に、正しく対処していきましょう。
2020年10月19日赤ちゃんの爪切りは、慣れないと怖かったりどのくらいするべきなのか悩みますよね。今回は、赤ちゃんの爪切りについて、またその他に気をつけたい鼻や耳のケアについてもお話します。 爪切りのタイミングと用意するものは?赤ちゃんの爪は、薄いので少し伸びているだけでも顔を引っ掻いて傷つけがちです。爪が指先からはみ出してくるようにならないように切りましょう。だいたい1週間に1回ぐらいのペースを目安にしましょう。長さの目安は白い部分が1〜0.5mmぐらいが目安です。深爪になりやすいので、白い部分もうっすら残しておくようにしましょう。爪を切るときに用意するのは、ハサミタイプの赤ちゃん用爪切りがおすすめです。切った端などが鋭くなりやすいので、爪やすりで丸くするようにしましょう。赤ちゃん用の爪やすりや、大人用の爪の表面用の爪やすり(きめが細かいほう)で仕上げをするのもいいです。お風呂上がりは爪が柔らかく切りやすくなっています。 爪切りが怖い! どうしたら安全にできる?爪を切るときは、赤ちゃんが動かないようにすることが大切です。 そのため、・赤ちゃんが寝ているとき・おっぱいや育児用ミルクを飲んでいるときなどがやりやすいです。 部屋が暗い場合は手元をライトで照らしたり、手伝いをお願いして大人2人でおこなうと安心です。爪を切るときは、手や足の指を一本ずつ持って固定しながら切るようにしましょう。 鼻の掃除のポイントは?お風呂上がりが取れやすいのですが、赤ちゃんが泣いて動いてしまう場合は、お風呂上がりに限らず落ち着いているときで大丈夫です。頻度は毎日でなくても、かたまりがあるときなど、気になるときだけにします。鼻の穴の手前の部分だけにして、奥にかたまりある場合は手前まで自然に出てくるのを待つようにしましょう。 赤ちゃんの額に片方の手をしっかりあてて、顔が動かないように固定します。赤ちゃんが動く場合は手伝いを頼んで、掃除する人と固定する人の2人でするようにしましょう。 耳掃除のポイントは?お風呂上がりが鼻の中に溜まった汚れを取りやりやすいですが、赤ちゃんが泣いて動く場合は落ち着いているときでも大丈夫です。耳の耳介(外側部分)を拭いてあげる程度で、穴の奥は掃除はしなくてもいいと言われています。耳垢は自然に排泄する機能(自浄作用)が備わっているため、多少の耳垢であれば家庭で無理に取る必要はありません。綿棒でなくてもガーゼで拭くぐらいで十分です。綿棒を使う場合は、左右どちらかに顔を向けて、動かないようにこめかみあたりに手を当てて、固定しておこなうようにしましょう。どうしても耳垢が気になるときは、耳鼻咽喉科を受診しましょう。 爪・鼻・耳が小さい赤ちゃんのケアは、慣れないと怖かったり難しかったりします。最初は、お手伝いの人と2人で協力しながらするといいですね。 <参考>日本耳鼻咽喉科学会HP 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2020年09月08日マスクによる肌荒れが増えている!?出典:byBirthまだまだ続くマスク生活を送る中で、今まで気にすることのなかった肌の不調が出てきている方も多いようです。今の時期の肌はマスクによる蒸れだけでなく、夏の汗や皮脂でニキビができやすくなっています。そこで今回は大人ニキビにお困りの方必見の、お助けスキンケアアイテムをご紹介。最近肌の調子が悪いな…と感じる時は、スキンケアの見直しから始めてみましょう。マスクでニキビができやすくなる理由ニキビにも色々なタイプのものが存在しますよね。例えば10代にできるものは「思春期ニキビ」、20代以降であれば「大人ニキビ」などと分けられます。しかし、どちらもマスクをしていることが直接の原因になるわけではなく、マスクの着脱による摩擦や乾燥などあらゆる要因が積み重なることで、肌のバリア機能が低下しやすくなっていることが原因として考えられます。肌のバリア機能が低下すると、少しの刺激でも肌が炎症を起こし、ニキビや赤みが発生してしまうのです。ただでさえニキビができやすい肌質の方は、荒れた肌にマスクが触れることでさらに治りが遅くなるといった悪循環が生まれ兼ねません。マスクが必須となったこの環境下の中は、肌の状態を健やかに保つこと、そしてマスクによる負担を少しでも軽くするなどの対策が必要となってきます。「大人ニキビ」のケア方法出典:byBirth1. 肌を清潔な状態に保つもしニキビができてしまった場合は、まず第一に患部を清潔に保つことを意識しなければなりません。気になるからといって、むやみに触ったり潰してしまうのはNG。帰宅したらなるべく早くメイクを落としましょう。洗顔はしっかりと泡を立てて、肌を擦らないように優しく洗います。1日に何度も顔を洗ったり、洗浄力の強すぎる洗顔料は肌に必要な潤いまで失うことに繋がります。洗顔の仕方や使ってるアイテムも1度チェックしてみてくださいね。2. 保湿をする大人になると肌に備わっている水分や油分が減少し、バリア機能が低下しやすい状態になっています。皮脂の分泌過剰が原因となりやすい思春期ニキビに比べて、大人ニキビは乾燥が原因となっている場合が多いのが特徴。スキンケアの基本に従い、化粧水で保湿をした後は、乳液やクリームなどで水分を逃さないように蓋をしてあげましょう。3. 食生活・睡眠の改善肌荒れを起こしている肌は、栄養の偏った食事や睡眠不足などの影響を受けやすいと言われています。ビタミンの豊富な野菜やフルーツを積極的に摂取したり、なるべく睡眠時間を確保するなど、生活習慣を整える意識を持ちましょう。ニキビが気になる時は、枕カバーをこまめに替えて清潔を保つのがおすすめです。ニキビ肌におすすめのスキンケアアイテムをご紹介キールズハーバル トナー CL アルコールフリー250ml4,400円(税込) この投稿をInstagramで見る キールズ KIEHL'S SINCE 1851(@kiehlsjp)がシェアした投稿 – 2020年 8月月10日午前3時16分PDT 肌のガードマンとも言われるカレンデュラ(マリーゴールド)を含んだ化粧水です。使い続けることで赤みやザラつきが改善されたという口コミも多く寄せられている人気のアイテム。ニキビや日焼けを起こした肌を整え、トラブルの起きにくい状態へと導いてくれます。刺激となるアルコールが含まれていないため、敏感肌でも使いやすいのが特徴です。肌荒れが気になる時はコットンにたっぷりと化粧水を含ませて、コットンパックとして使うのもおすすめ。さっぱりとした使用感で、暑さの残る時期にもぴったりですよ。ベネフィークリセットクリア3,800円(税抜) この投稿をInstagramで見る ベネフィーク【公式】(@benefique.official)がシェアした投稿 – 2020年 7月月21日午前1時00分PDT 洗顔後、1番最初のステップとして使用するふきとり化粧水です。洗顔では落としきれなかった汚れや古い角質を除去し、スキンケアの浸透力を上げてくれるアイテム。少しとろみのあるテクスチャーで、不要な汚れを浮かして優しく取り除くことができます。肌のくすみやゴワつきが気になる方、ニキビ予防をしたい方におすすめ。天然精油を配合した爽やかなハーバル・フローラルの香りに、気分も浄化されますよ。AYURAリズムコンセントレート8,800円(税込) この投稿をInstagramで見る AYURA(アユーラ)(@ayura.official)がシェアした投稿 – 2020年 4月月3日午前12時25分PDT マスクや紫外線など、ダメージを受けて肌がゆらぎがちな時におすすめの美容液。肌のコンディションを整え、ハリのあるみずみずしい肌へと導いてくれます。生命力の強い樹木から抽出したコウヤマキエキスが肌本来の生命力を呼び覚まし、外的ストレスの受けにくい状態に整えてくれますよ。同じシリーズとして発売されているリズムコンセントレートウォーターと併用することで、より高い美肌効果を期待できます。b.glenクレイウォッシュ4,290円(税込) この投稿をInstagramで見る b.glen ビーグレン(@bglen_official)がシェアした投稿 – 2020年 8月月4日午後3時56分PDT (画像右)落とすものと残すものを見極めて、肌に必要な皮脂や潤いを残してくれる洗顔です。大人ニキビには洗浄力の強すぎる洗顔が合わないこともありますが、こちらは天然のクレイを使用しており、泡立てずに吸着力で肌を洗浄することができるアイテムです。滑らかなクリーム状で、洗顔後のつっぱり感も気になりません。ニキビの予防だけでなく、毛穴の黒ずみや肌のくすみにも効果的ですよ。ALBION薬用スキンコンディショナー エッセンシャル110ml3,500円(税抜) この投稿をInstagramで見る ALBION アルビオン(@albion_jp)がシェアした投稿 – 2020年 6月月30日午後6時55分PDT 長年多くのトラブル肌を支え続ける定番化粧水。“スキコン”の相性で親しまれており、崩れがちな肌のコンディションを整えてくれるアイテムです。肌荒れをケアして鎮静させるハトムギエキスが配合されています。乾燥や大人ニキビだけでなく、あらゆる肌トラブルを改善して健やかな状態をキープしてくれますよ。みずみずしいテクスチャーで、肌を引き締める効果も期待できるとのこと。肌がひんやりするくらいまでしっかりと浸透させて使うのがおすすめです。肌悩みに合わせたスキンケアを出典:byBirth今回は、大人ニキビにお悩みの方におすすめのスキンケアアイテムをご紹介しました。ニキビケアで何よりも重要なのは、普段から肌荒れを起こしにくい健康な肌を作ることです。季節の変わり目や体調などで肌の状態は変わりやすいもの。その時の自分の肌をしっかりと見極めて、悩みに対処できるようなスキンケア製品を見つけてみてくださいね。
2020年08月21日顔にできるニキビの中でも、赤く化膿しやすく治っても跡に残りやすいのが、あごを中心としたUゾーンのニキビ。思春期に悩むニキビは、おでこや鼻の周りにできる場合が多いですが、あごニキビは20代以降に多くなる傾向があるようです。ニキビはできる箇所によって原因やスキンケアが違うようです。今回は、大人になってからできやすい「あごニキビ」の原因と正しいケア方法をご紹介しましょう。【監修】イシハラクリニック副院長 石原新菜 先生小学校は2年生までスイスで過ごし、その後、高校卒業まで静岡県伊東市で育つ。2000年4月帝京大学医学部に入学。2006年3月卒業、同大学病院で2年間の研修医を経て、現在父、石原結實のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている。クリニックでの診察の他、わかりやすい医学解説と、親しみやすい人柄で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。著書に、13万部を超えるベストセラーとなった『病気にならない蒸し生姜健康法』(アスコム健康BOOKS)をはじめ、『「体を温める」と子どもは病気にならない』(PHP研究所)等30冊を数える。■あごニキビの原因あごニキビの原因1:皮脂が多い皮脂は皮脂腺から分泌されますが、顔の中でもあごには多くの皮脂腺が集中しています。おでこや鼻といったTゾーンほど目立ちませんが、実は、ふだんから皮脂が多く出ているのです。そのため、何らかの理由で肌の正常な状態が一旦崩れてしまうと、皮脂で毛穴がつまりやすくなり、ニキビに発展するのでしょう。あごニキビの原因2:食生活の乱れ仕事や家事育児が忙しすぎると、自分のことがついつい後回しになり、食生活も乱れがちになりますよね。それは、あごニキビという形で顔に出てしまうものです。特に、皮脂の分泌を抑えるビタミンB2が不足すると、ニキビは増えてしまう傾向にあるようです。あごニキビの原因3:ストレスあごニキビの原因の一つに、身体的・精神的なストレスが考えられます。肌は本来、定期的なターンオーバー(=肌の角層の細胞が入れ替わること)を繰り返すことで、健やかかつ潤った状態をキープできます。しかし、過度なストレスがかかることでターンオーバーの周期が狂い、ニキビの原因となるのです。あごニキビの原因4:油分多めのスキンケアアイテム前述した通り、あごは皮脂分泌が多い部分です。そのため、あご部分をケアする基礎化粧品の成分にも気をつかう必要があるでしょう。例えば、油分を多く含む基礎化粧品などを使うと、肌表面をおおう油分が多くなりすぎて、毛穴がつまりやすくなります。そのため、ニキビの外部的要因となることが多いといえます。同様に、油分の多いクリームタイプのファンデーションも、カバー力があるのでニキビは目立たなくなりますが、より悪化を招く原因にもなります。あごニキビの原因5:乾燥あごは、皮脂腺が多い反面、汗腺が少ない場所です。暑い時や運動をした時、おでこや鼻の頭は汗をかいても、あごは汗をかいていないのはそのためです。汗腺が少ないということは肌が乾燥しやすく、それを補おうとより多くの皮脂を肌は分泌しようとします。すると、さらに毛穴はつまり、ニキビの悪化という悪循環となってしまうのです。あごニキビの原因6:睡眠不足女性は、生理周期によって体内のホルモンバランスが変化します。生理前、生理中、生理後といった体の変化に合わせ、適切なホルモンが分泌されています。しかし、夜更かしをしたり十分な睡眠がとれていないと、必要なホルモンがうまく分泌されなかったり、逆に多く出てしまうことも。そのため、体内のホルモンバランスが崩れ、肌荒れの原因となります。また、ホルモンバランスの狂いによって、肌のターンオーバー周期も乱れ、ニキビができやすくなるのです。あごニキビの原因7:摩擦あごはフェイスラインでもあり、口に近い部分でもあるため、何かと刺激を受けやすい場所です。例えば、頬杖をつく、食事時に紙ナプキンでふく、マスクでおおう、首に巻いたマフラーが当たるなど、普通に生活していても1日に何度も摩擦を受けます。そのため、初期ニキビでもそれらの刺激によって傷つき、化膿・炎症を起こして赤ニキビに発展してしまうことも。あごニキビの原因8:ホルモンバランスの乱れホルモンバランスの乱れは、ニキビや肌荒れの原因となります。前述した通り、睡眠不足やストレスはホルモンバランスの崩れを招き、あごにぷくっと化膿した赤ニキビができたりします。また、男性とは違い、女性には生理があります。ホルモンバランスが不安定になる生理前の時期もニキビができやすいといわれています。この時期は、皮脂分泌を活発化させるプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響が強くなり、過剰な皮脂によって毛穴がつまりがちになるのです。参考サイト:資生堂 医肌研究所 「顎(あご)にニキビができやすいのはなぜ?原因と予防対策」 資生堂 医肌研究所 「気になる大人のニキビ!発生のしくみと原因を知って対策を」 クラシエ おとなのにきび研 「治りづらい顎"にきび"を何とかしたい!」 日本痤瘡研究会 「ニキビQ&A」 日本新薬 「生理のしくみ」 ■あごニキビは大人の方がなりやすい?▼思春期ニキビと大人ニキビ10代の頃にできる「思春期ニキビ」と20代以降にできる「大人ニキビ」は、同じニキビでも原因が異なります。思春期ニキビの原因は、「男性ホルモン」の影響が一番大きいといわれています。男性ホルモンは12歳〜18歳くらいまで活発に分泌され、女性も卵巣や副腎から代謝される男性ホルモンの影響を受けます。その期間は、ちょうど生理が始まるなど女性の体が大きく変わる時期とも重なり、皮脂の分泌量が増えてニキビができやすくなるのです。一方、20代以降にできる大人ニキビは、主に次の3つの原因が考えられます。・肌のバリア機能の低下・肌のターンオーバーの乱れ・生理周期による過度な皮脂分泌思春期ニキビは体の成長による内的な原因であるのに対し、大人ニキビは乾燥や紫外線、摩擦による肌バリアの低下や、生活習慣や食習慣、ストレスによるターンオーバーの乱れなど、外的要因が大きいようです。▼Uゾーンのニキビは大人ニキビの定番?先に解説したように、あご、フェイスラインといったUゾーンは、皮脂腺が多い反面、汗腺が少ないため乾燥しやすい箇所です。さらに、Uゾーンは帽子や洋服で太陽光を防ぐのが難しく、地面からの照り返しもあることから、紫外線にさらされやすい場所です。しっかり日焼け予防をしていたのに、首やデコルテが日焼けしてしまったという経験はありませんか? 同じようにUゾーンも紫外線に刺激にさらされているのです。乾燥や紫外線といった外界からの刺激によって、肌を守るバリア機能が弱まってしまうため、大人ニキビはUゾーンにできやすいといわれています。「そういえば、若い頃はTゾーンにニキビができていたのに、大人になってからのニキビは別のところにできるようになった」と感じている人も多いでしょう。その代表格があごニキビなのです。▼あごニキビができるまで原因は異なりますが、あごニキビができるまでの過程は、ほかのニキビと同じです。1.何らかの理由によって毛穴がつまる。2.毛穴に皮脂がたまり、アクネ菌(ニキビの原因菌)が増殖。3.毛穴に炎症が起こる。最初は白ニキビや黒ニキビなどの初期ニキビですが、さらに炎症が強くなると赤ニキビ、それが黄色くうんでしまう黄ニキビに発展していきます。参考サイト:NHK 健康ch 「【思春期のニキビ】特徴・原因・スキンケア・治療法を徹底解説」 資生堂 医肌研究所 「気になる大人のニキビ!発生のしくみと原因を知って対策を」 日本痤瘡研究会 「ニキビQ&A」 ■あごニキビなどUゾーンのニキビケア方法ケア方法1:ゴシゴシNG! でもUゾーンもしっかり洗顔ニキビのケアで大切なのは、清潔に保つこと。洗顔によって皮脂や汚れを取り除き、まずは毛穴がつまらないようにすることが大切です。ただし、きれいにしようとするあまり強くゴシゴシこすって洗うと、その摩擦で肌が傷ついてしまったり、潤いがなくなってさらに乾燥してしまうことも。洗顔は、よく泡立てた洗顔料をクッション代わりにして、やさしく包むように洗い上げましょう。Uゾーンは洗顔料が残りやすい箇所なので、ぬるめのお湯でていねいにすすぎます。タオルで水分を拭き取る際も極力こすらず、上から抑えるようにします。ニキビができている時は何度も洗いたくなるものですが、洗いすぎによる刺激や乾燥は逆にニキビを悪化させてしまうので、1日2回程度を目安に洗顔しましょう。ケア方法2:Uゾーンも保湿をしようTゾーンの保湿はていねいにするけれど、あごやフェイスラインは手を抜きがちという人は少なくないでしょう。しかし、Uゾーンは乾燥しやすい箇所なので、一層保湿は重要です。洗顔後や入浴後は、すぐに保湿をするのがベストです。その際の基礎化粧品は「ノンコメドジェニック」もしくは「コメドジェニック試験済み」など表記があるものを選ぶといいでしょう。これらは、ニキビができにくいかどうか調べるテストを実施して開発された商品です。ケア方法3:生活習慣を見直す大人ニキビには、食事や睡眠など生活習慣の見直しも大切です。食事は、肌の元となるたんぱく質、肌の新陳代謝や皮脂の分泌を促すビタミンB2やビタミンB6、肌の血行を促進し肌荒れを改善するといわれるビタミンE、腸環境を整える食物繊維などを積極的にとりましょう。また、ビタミンAやビタミンB1、ビタミンCなど、肌のターンオーバーを促し、バリア機能を整えるビタミン類の摂取もおすすめです。一般的に油っこい物、甘い物を食べるとニキビができるといわれていますが、これは誤解です。特定の食べ物がニキビの原因になるというはっきりとした根拠はありません。その逆もしかりで、これを食べればニキビが治るということもありません。偏りのないバランスの良い食事を心がけ、1日3食、間食は控えめにといった食生活を心がけましょう。食事と同様に大切なのが、睡眠。質の高い深い眠りは、肌の細胞を生まれ変わらせ、ニキビや肌荒れを改善する効果があります。特に大切なのは、眠りに落ちてからの最初の3時間。この間は「ノンレム睡眠」といわれる深い眠りで、成長ホルモンが分泌される「眠りのゴールデンタイム」と呼ばれています。午後10時〜午前2時を眠りのゴールデンタイムとする場合がありますが、これは一般的な日本人の就寝時間からノンレム睡眠時間を割り出しただけなので、最近は当てはまらないといわれています。質の高い眠りは、就寝時刻ではなく、就寝からの時間なのです。このノンレム睡眠時間帯に質の良い睡眠を取るために、ベッドに入る1〜2時間前にお風呂に入って体温を上げる、眠りを阻害するブルーライトを発する機器(テレビやスマホなど)は使わないなど、睡眠環境を整えましょう。ケア方法4:適度に薬も取り入れて清潔と保湿を心がけ、生活習慣を整えてもニキビが改善しないようであれば、皮ふ科の受診やニキビ薬を取り入れるのも一つの手です。白ニキビや黒ニキビなど、炎症がそれほどひどくない初期ニキビなら、ドラッグストアなどで購入できる市販のOTC医薬品(処方せんが必要ない要指導医薬品もしくは一般医薬品)でも改善が期待できます。もし、赤ニキビや黄ニキビなど炎症がひどい場合、かゆみや痛みがある場合、OTC医薬品で良くならなかった場合は、皮ふ科の受診がおすすめです。病院で処方された薬を使用することで、ニキビの状態に合った治療ができ、より早く改善できるでしょう。また、ニキビと間違えやすい皮ふ疾患、例えば毛包炎、ニキビダニ症、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)などの場合、受診によってわかるメリットもあります。参考サイト:資生堂 医肌研究所 「顎(あご)にニキビができやすいのはなぜ?原因と予防対策」 日本痤瘡研究会 「ニキビQ&A」 資生堂 医肌研究所 「ニキビをセルフケアで治すには?食事や睡眠、お手入れの注意点」 NHK 健康ch 「【思春期のニキビ】特徴・原因・スキンケア・治療法を徹底解説」 第一三共ヘルスケア くすりと健康の情報局 「ニキビ・吹き出物ができたらどうする?」 大人ニキビの代表格といわれる、あごニキビ。あごという部位ならではのケアをすることで、手強い大人ニキビの改善・予防ができます。あごニキビを治すポイントは3つ。清潔、保湿、生活習慣の改善の3つを心がけて、あごニキビとさよならしましょう。参考資料:・ 資生堂 医肌研究所 ・ クラシエ おとなのにきび研 ・ 日本痤瘡研究会 ・ 日本新薬 ・ NHK 健康ch ・ 第一三共ヘルスケア くすりと健康の情報局
2020年08月06日顔にできた白ニキビのおすすめ対策法出典:byBirthおでこや口元にできやすい白色のニキビ。この白ニキビは、本来落ちるべき角質が溜まったままの状態になることで、毛穴が塞がれてしまい、皮脂が閉じこもることによって発生します。わかりやすく白色のポチッとしたニキビもあれば、触ったときに肌がザラザラしているときも、白ニキビの可能性が高いです。白ニキビを対策する方法としては、皮脂を閉じ込める原因を退治すること。つまり、古い角質がそのままにならないようにケアして、毛穴をクリーンな状態に整えることが大切です。定期的な角質ケア洗顔を取り入れるまず古い角質を溜めこまないように、角質オフ効果のある洗顔を、夏場は少し多めに週に2~3回程度取り入れていきましょう。お肌の状態が不安定なのにスクラブなどの刺激が強いものを使うと、なおさら肌荒れを招く心配があるので、個人的なおすすめは酵素洗顔などのマイルドな角質オフ洗顔料。泡立てフォームなどを使ってたっぷりの泡で、お肌を擦らないように注意しながら洗顔していきます。また、ベタつきやすい夏場の肌を清潔にするために、泡をTゾーンや顔周りにのせて30秒程度放置する洗顔パックもおすすめ。半身浴中などに取り入れてみてください。保湿ケアはサボらずにしっかりと!夏場に肌がベタついていると、乳液や保湿関連のケアが途端に不必要に感じてしまうことはありませんか。保湿ケアを怠りすぎると、肌の内側の水分量が不足してしまい、お肌を潤わせようとして皮脂を過剰に分泌してしまうので逆効果。化粧水後は必ず保湿ケアをしてください。顔にできた赤ニキビのおすすめ対策法出典:byBirth赤色のニキビは、炎症を起こしているので赤くなってしまっています。白ニキビをそのままにしておくと、詰まった皮脂で菌が繁殖して赤ニキビに進化してしまうのです…。赤ニキビの対策法としては、ひとまず炎症を鎮めるケアに注力するのが大切。鎮静作用の期待できるケアでお肌を整えていきましょう。皮脂の状態を整えるスキンケアを取り入れる赤ニキビは小鼻のまわりや頬にできやすいです。炎症を起こしている状態なので、下手に触ると色素沈着してしまう可能性もあるので注意が必要。過剰な皮脂の分泌をコントロールしながら、色素沈着の予防にも期待できるのが、ビタミンC配合のスキンケアアイテム。さっぱりした使い心地のものなどを、夏場だけ切り替えるのもよいでしょう。赤ニキビの気になる部分に、大判のコットンにたっぷりとビタミンC配合化粧水を染み込ませたコットンパックをして、お肌の炎症を鎮めるケアがおすすめです。ニキビ用のケアアイテムでピンポイントに鎮める市販のニキビ用のケアアイテムを活用して、炎症を抑えるのももちろんおすすめです。赤く炎症しているニキビのところだけ、ピンポイントでケアして、今以上ニキビを成長させる菌を増やさないようにしましょう。背中にできた白ニキビ・赤ニキビの対策法出典:byBirth夏場に背中がざっくり開いたファッションを楽しみたい方や、水着を着たときに気になるのが、背中の白ニキビ・赤ニキビやザラザラではないでしょうか。なかなかセルフケアしにくく、自分で鏡でチェックしにくい部分だからこそ、気づいたら対策できていなかった…なんてことも起きやすいエリアです。人間の背中は、全身の中でも皮脂腺が多いところ。必然的に皮脂が過剰に分泌されやすく、毛穴が詰まりやすいのです。背中の白ニキビ・赤ニキビや、触ったときのザラザラ・ぶつぶつを対策するには、炎症しないように整える対策を取り入れることをおすすめします。なるべく擦らないように注意して洗う背中は見えにくいので、ボディタオルでがしがし擦ると、無意識にニキビを傷つけて炎症を招いてしまう可能性があります。夏場はボディタオルではなく、手のひらでやさしく撫でるように背中を洗うのもおすすめ。たっぷりの泡で皮脂や汗を洗い流すように、猫背のストレッチをするような気持ちで洗ってみてください。背中用ケアアイテムを使うならお風呂上がりに背中用のニキビケア用品や、ボディケア用品が最近はいろいろと展開されています。夏場はスペシャルケアとして、背中用のアイテムを取り入れるのもおすすめ。特に背中は自分の手が届きにくいので、スプレータイプのミストなど使いやすいアイテムを使うと便利です。使うとするなら、お風呂上がり。背中をしっかり洗った後は、まずしっかりタオルで水分を拭き取り、清潔な状態にしてからケアをしてみてください。顔のケアと一緒で、ケチらずにたっぷり量を使って、丁寧なケアを心がけてください。ニキビ・吹き出物と無縁の夏を手に入れよう!出典:byBirth夏のファッションやアウトドアを全力で楽しみたいときに、顔はもちろん背中などの状態が気になって乗り気じゃなくなる…なんてもったいない!白ニキビや赤ニキビ、背中ニキビは簡単なお手入れを面倒臭がらずに取り入れれば、きっとあなたの期待を裏切らないはずです。ぜひ今年の夏はニキビ対策を取り入れて、全力で夏を満喫しましょう!!
2020年07月13日自宅でできるニキビケア!プロアクティブとは?出典:byBirth10代から20代に人気の「プロアクティブ」。30代にも人気があることをご存知ですか。「プロアクティブプラス」は、新しくニキビができることを防ぐ効果があります。「洗顔料」「美容液」「ジェル状クリーム」の全てが「医薬部外品」として厚生労働省に認可されています。従って、安心して使用できるニキビケア商品となっています。しかし、ニキビを治療するということは出来ないので、重度のニキビがある方は、プロアクティブでのホームケアと美容クリニックでの治療を併用することでより高い効果を得ることができます。「プロアクティブプラス」の特徴は、以下の通りです。毛穴つまりを改善し、ニキビを予防する殺菌してニキビを防ぐオイリー肌も乾燥肌も使用できる思春期ニキビも大人ニキビもケアできる保湿成分が配合されている肌をひきしめキメを整える以上のように、「プロアクティブプラス」は、ニキビの原因となる油分のバランスを整え、ニキビ知らずのお肌に導いてくれます。30代にも、プロアクティブが人気の理由とは?出典:byBirth「プロアクティブプラス」は、30代にも人気です。その理由は、大人ニキビにも効果があるからです。「プロアクティブプラス」は、抗炎症作用のある成分「サリチル酸」「グリチルリチン酸ジカリウム」が使われています。これは、美容クリニックでのニキビ治療をする際にも使用される成分と同じです。「サリチル酸」とは、お肌の角質を溶かすことができる成分です。ニキビ治療では、お肌の古い角質を溶かして柔らかくし、角栓を取り除くことで、ニキビの原因を取り除きます。美容クリニックでは、お肌のケミカルピーリングで使用される成分です。「グリチルリチン酸ジカリウム」とは、抗炎症作用があります。赤ニキビの症状を緩和してくれる効果があります。美容クリニックでの治療では、高濃度ビタミンCをお肌に導入する際に使用される化粧水の中に、この「グリチルリチン酸ジカリウム」を混ぜています。「サリチル酸」も「グリチルリチン酸ジカリウム」も、美容クリニックの治療で使用されるほどニキビ改善に効果の高い成分の為、30代からも人気があります。さらに、大人ニキビはお肌の「乾燥」が原因です。「プロアクティブプラス」は、保湿効果の高い植物性エキスが配合されているので、乾燥肌を改善する効果も期待できます。その結果、お肌が潤い、ニキビが出来にくい健やかなお肌に導いてくれます。プロアクティブの使用感は?出典:byBirthそれでは、実際に「プロアクティブプラス」の使用感を見ていきましょう。お試しコースを注文すると、写真のようなセットで送られてきます。「薬用洗顔料で洗顔→美容液→薬用ジェル状クリーム」の順番に使用していきます。スキン スムージング クレンザー出典:byBirth薬用洗顔料です。ニキビを予防し、毛穴の汚れをしっかりと洗い流してくれます。付属の「ポア クレンジング ブラシ」というプロアクティブ専用の電動クレンジングツールを使用することで、簡単に毛穴のケアをすることができます。スクラブ入りなので、目周りや唇を避けて優しくマッサージすることで、簡単に自宅でピーリングをすることができます。1日2回、朝晩に使用します。白いトロトロのクリームの中にザラザラしたスクラブが入っており、洗い上りがすっきりしてるのに、お肌がつっぱりません。お肌の油分を取りすぎることがないので、乾燥肌の方も安心して使用できます。ポアターゲティング トリートメント出典:byBirth薬用美容液です。有効成分をお肌の毛穴の奥まで届けてくれるので、お肌が潤います。写真のように白いトロトロのテクスチャーです。トロトロなのにお肌への伸びが良いので、パール大の量で十分お肌が潤います。使用後のベタベタ感もなく、すぐにお肌に浸透しているのが分かります。スキンコンディショニング セラム出典:byBirth薬用ジェル状クリームです。お肌のコンディションを整えて、ニキビを予防してくれます。写真のように透明のもったりとしたテクスチャーです。パール大の量で、「ポアターゲティング トリートメント」のようにしっかりとお肌に伸びます。お顔全体に伸ばした後にしっかりとお肌に馴染むようにハンドプレスしていくことで、どんどんお肌に浸透していきます。少しハンドプレスするだけでも、べたつきがなくなり、お肌が潤い、もっちりとしてきます。以上のように、さっぱりしているのに、しっかりとお肌が潤うので、どんなお肌のタイプの方でも使用できます。敏感肌の方は2日に1回の使用にする、乾燥肌の方は薬用ジェル状クリームを重ね付けするなど、工夫することでより効果を実感することができます。毎日のケアでニキビ知らずのお肌に!出典:byBirthいかがでしたか?今回は、大人ニキビにも効果のある「プロアクティブプラス」をご紹介しました。プロアクティブは、お試しコースがあり、お肌にあわない場合は、返品することもできるので安心して使用することができます。毎日スキンケアをしているのに、ニキビが治らないという方は、プロアクティブを試してみると良いでしょう。自宅でのスキンケア方法や生活習慣を見直すことで、ニキビを作らせないお肌をつくることができます。まずは、ご自身のお肌の観察をしてみてくださいね。
2020年07月02日間違った対処法でニキビ跡になってしまう出典:byBirthニキビができると早く治したいと思うあまり、つい気になって触ってしまったり、間違った対処法をしたりしてしまう人も。気持ちは理解できますが、それではニキビが悪化してしまいます。しかも、ニキビ跡が残ってしまったら、なかなか消えないのでその後のケアが大変になってしまいます。そのため、ニキビができてしまったら、できる限りニキビ跡を残さないための「ニキビケア」をすることが大切です。ニキビができたらやってはいけないことニキビができやすいオイリー肌の人はもちろん、大人ニキビができやすいインナードライ肌の人もニキビの悩みはつきないもの。とくに大人ニキビは、くり返し同じ場所にできるのが特徴なのでニキビ跡になりやすいのです。そこで、ニキビ跡を残さないためにも、ニキビができたらやってはいけないことをご紹介します。つぶす・触る「ニキビをつぶして芯を取れば治る」と一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?しかし、ニキビをつぶすと炎症が悪化して治りにくくなります。また、ターンオーバーが乱れやすい30代になると、ニキビをつぶしたり触ったりすることでニキビ跡になりやすくなってしまうのです。とくに、爪やピンセットには多少なりとも雑菌が付着しているため、ニキビが悪化してしまったり、新たな炎症を引き起こしたりしてしまいます。そのため、ニキビができたらとにかく触らないことが大事。ニキビに直接的な処置をするよりも、体の内部から改善するような対処法が効果的です。メイクを厚塗りする出典:byBirthニキビができると恥ずかしいので、メイクを厚塗りして隠したくなるのが乙女ゴコロ。しかし、ファンデーションなどの化粧品には肌に良くない成分も含まれているため、かえってニキビが悪化してしまうことがあります。それに、化粧品が毛穴につまり、炎症が悪化してしまうことも少なくありません。そのためニキビができたら、むしろニキビの部分だけ何も塗らないほうが得策です。オイルフリーで低刺激の化粧品にチェンジすることも効果的です。髪の毛で隠す出典:byBirthファンデーションはニキビを避けて塗ったとしても、ニキビが目立ってしまうのは避けたいですよね。そのため、髪の毛で隠そうとする人もいるかもしれません。しかし、髪の毛にはさまざまな汚れが付着しているため、ニキビの炎症を悪化させてしまうことがあります。ニキビを早く治すには、できるだけ清潔に保つことが大切なので、ニキビに髪の毛がかからないように注意しましょう。洗顔をしすぎるニキビができてしまうのは、「皮脂の過剰分泌」や「たまった角質」がおもな原因。そのため、洗顔を一生懸命している人もいるかもしれません。しかし、ニキビができたら刺激を与えないことが早く治すコツなので、洗顔もほどほどにしましょう。また、ニキビケア用の洗顔料は刺激の強いものが多く、ニキビ予防がおもな目的です。そもそもニキビができているということは肌が敏感な状態なので、刺激の強い洗顔料を使うのはおすすめできません。角質を落とすピーリングやスクラブも、ニキビを傷つけて炎症を悪化させてしまう原因になるため、ニキビができたら使うのを控えましょう。低刺激の洗顔料で、やさしく洗うことがニキビケアのポイントです。ニキビができたら、まず試したいことでは、ニキビができてしまったらどうすれば良いのでしょうか?ニキビができてしまったときの対処法としても、ニキビ予防の対策としてもおすすめのニキビケアについてご紹介します。睡眠をしっかりとる出典:byBirthニキビの原因は、「ホルモンバランス」や「ターンオーバー」が乱れてしまうことが大きく関係しています。この両方を改善してくれるのが、睡眠をしっかりとること。睡眠をしっかりとることでホルモンバランスの乱れを改善したり、ターンオーバーを正常にする「成長ホルモン」の分泌を増やしたりする効果が期待できます。ニキビができたら「疲れがたまっているのかな」と自覚して、良質な睡眠をとるように心がけましょう。洗顔後のタオルは毎回清潔にニキビケアには洗顔も重要ですが、とにかく清潔に保つことが基本です。そのため、洗顔後に使用する「タオル」も清潔でなければいけません。くり返し使用したタオルには雑菌が付着しているため、洗顔後は洗濯済みの新しいタオルを毎回使用するようにしましょう。このちょっとした心がけによって、ニキビを早く治すことにつながります。保湿をする出典:byBirthニキビができたら保湿ケアを避けている人もいるかもしれませんが、実はこれが逆効果。ニキビは乾燥やターンオーバーの乱れなどが原因の場合が多いため、保湿ケアをして肌を正常な状態に戻してあげることが大切です。肌の乾燥やターンオーバーの乱れを改善することで、肌のバリア機能が回復し、ニキビを早く治すことができます。コーヒー・タバコ・お酒などの刺激物を控えるコーヒーやタバコ、お酒などの嗜好品は、刺激物なのでニキビが悪化してしまう原因になります。それに加えてこれらの刺激物は、美肌を保つ「ビタミンC」を消耗してしまうため、ニキビの回復を遅らせてしまいます。日頃から過度な摂取を控えることはもちろん、ニキビができたときはできるだけ避けるようにしましょう。高脂肪の食事を控える高脂肪の食事は皮脂の分泌を増やし、ニキビの原因になったり、ニキビを悪化させたりします。そのため、油っこい食事はなるべく避けるようにしましょう。また、ニキビは腸内環境の悪化が原因になることも多いため、野菜などを中心とした栄養バランスの良い食生活を心がけることも大切です。ニキビ跡のないピカピカな素肌を目指そう!ニキビを一日でも早く治すためのニキビケアについてご紹介しました。ニキビをできるだけ悪化させないことが、ニキビ跡をつくらない対策になります。日頃からニキビ予防をするとともに、ニキビの悪化を防ぎ、ピカピカな素肌を目指しましょう!
2020年06月15日最近ゆめこが鼻をほじるようになりました。世界一可憐な私のレディは鼻をほじっていても最高に可愛いけれどなるだけほじらない方向でお願いしたい。鼻をほじることを覚えた子どもの約半数がほじったはなくそを常習的に食べるようになるという研究結果が表しているように(嘘)はなくそは一定数の子どもの味覚にヒットするらしく甘いものが嫌いでおやつは塩味派のゆめこはその一定数の素質を持っていると思われるためです。万が一口に入れてしまったが最後、ゆめこはきっと気に入ってしまう。なんでも口に入れる危ない時期を回避したと思ったらここにきて突然の揺り戻し、しかもはなくそを食べるだの食べないだの……ほんと子育てってエキサイティング。
2020年06月12日ビー玉のような麗しいお目めを持つ、こちらの猫を飼っている、megu(@__fw108)さん。ある日、室内のあるモノに擬態する猫の姿を発見しました。その時の様子をご覧ください。鼻セレブに擬態する猫。 pic.twitter.com/qmXUVsJJVa — megu*☪︎ (@__fw108) June 6, 2020 猫が擬態していたのは、パッケージにウサギやアザラシなどの写真がプリントされたデザインが特徴のティッシュ『鼻セレブ』。まるで『鼻セレブ』のティッシュケースになりきったように、すき間に収まる猫が愛らしくて、クスッとしますね。写真はネット上で拡散され、39万件を超える『いいね』を集めました。・最高にかわいい。・猫ってこういうところに隠れるの好きだよね。・ぱっと見て気付かなかった。『鼻セレブ』の新パッケージとして採用される日は近い…かもしれません![文・構成/grape編集部]
2020年06月10日ニキビのてっぺんに膿(うみ)ができた状態の「黄ニキビ」。できてしまうと憂鬱(ゆううつ)な気持ちになってしまいますね。しかし、この黄ニキビは、できた後の治し方が肝心。無理につぶしてしまったら、跡として残ってしまう可能性も高いのです。そこで今回は、「黄ニキビができた時の正しい対処方法」を解説します。【監修】成城松村クリニック院長 松村圭子先生婦人科専門医。1995年広島大学医学部卒業、同年広島大学付属病院産婦人科学教室入局。2010年、成城松村クリニックを開院。女性の「体の健康」「心の健康」のために、一般の婦人科診療だけではなく女性のあらゆる面をトータルにケア。講演、執筆、TV出演など幅広く活動。著書に、『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)、『医者が教える女性のための最強の食事術』(青春出版社)など多数。■黄ニキビとは? 赤ニキビとどう違う?黄ニキビは赤ニキビが進行した状態まず「赤ニキビ」ですが、これは白ニキビや黒ニキビが悪化して炎症を起こしたものです。毛穴が赤くなり、なかで膿がたまっていることもあります。毛穴のなかでは、ニキビの元の「アクネ菌」などが炎症を起こしています。黄ニキビは、その赤ニキビが悪化し、ニキビのてっぺんに膿が黄色く見えるものです。黄ニキビになると、「ニキビ跡」ができる可能性が高まります。皮ふの内部では、アクネ菌の出す酵素「リパーゼ」という物質が、毛穴の壁を破壊していき、炎症が大きく広がってしまいます。この状態では、ニキビ跡も残りやすくなります。参考サイト:東京医科大学病院 お薬のしおり 「尋常性痤瘡(ニキビ)と外用薬について」 白ニキビや黒ニキビってどんなニキビ?「白ニキビ」は、皮脂が毛穴からうまく排出されずに、毛穴にたまってしまっている状態です。小さくポツンと白い点のようになって、目立たないものがほとんどです。「黒ニキビ」とは、毛穴の皮脂が酸化して黒っぽくなっている初期ニキビです。白ニキビの毛穴が開き、酸化した皮脂やメラニン色素が黒く見えている状態です。黒く目立つためにシミのように見えることもあり、気になってしまう人も多いでしょう。参考サイト:マルホ ニキビ一緒に治そうProject 「STEP1 ニキビの原因と種類」 黄ニキビの原因黄ニキビの黄色は、赤ニキビの時にアクネ菌と白血球が戦って、その残骸が黄色く変色して見える状態です。膿疱(のうほう)という黄色い膿の塊を伴います。原因はほかのニキビにも共通していますが、食生活の乱れやホルモンバランスの乱れなどにより、皮脂が過剰に分泌されること。毛穴の出口部分が皮脂でふさがってしまい、さらに皮脂がどんどんたまっていきます。そこに、皮脂をエサとするアクネ菌やブドウ球菌が繁殖。菌の影響で内部は炎症を起こし、赤くなったりはれたりする赤ニキビができます。さらに炎症が悪化すると、膿疱を含む黄ニキビと変化していくのです。ひどい時はかゆくなる?黄ニキビの膿は、アクネ菌やブドウ球菌などの「ニキビ菌」と白血球が戦った後の残骸です。ニキビがかなり進行した状態なので、触ると痛かったり、かゆかったりすることがあります。かゆみがある場合でも、黄ニキビを無造作にかいてつぶしてしまわないようにしましょう。ニキビ跡が残ってしまう可能性があります。黄ニキビの状態から悩むより、できるだけ早めに病院を受診することがおすすめです。■黄ニキビはつぶしていいの?つぶすのはNG! 膿は出さないで放置が正解黄ニキビは黄色い膿が見えるため、ついつい触ったり、つぶしたりしたくなります。しかし、自分で適当に手でつぶすのは厳禁です。ニキビ跡として凹んだり、黒くシミになって残ってしまったりする場合があります。日常生活では「ニキビは触らずにそのまま放置」を心がけましょう。病院では、専門の器具を使って圧出し、黄ニキビの中身を出す処置もありますが、これは専門の医師だからできること。自己判断で同じことをしないことが大切です。黄ニキビが取れた! 膿が勝手に出てきた場合はどうしたらいい?黄ニキビの膿が何かの拍子で自然に出てくる場合もあります。その時も、あまり触らず、そっとしておくのがいいでしょう。下手に手で触ったり、残りの膿を手で押し出したりしてはいけません。ニキビ跡が傷になり、治りにくくなります。ニキビが悪化してしまうこともあるので注意しましょう。また、ニキビ跡を早くきれいにしたいなら、ビタミンC誘導体が配合されたコスメを使用するのがおすすめです。合わせて、ビタミンCのサプリメントを飲むなど、体の中からのケアもいいでしょう。■黄ニキビの正しい対処方法 対処方法1:刺激を与えずやさしくスキンケア黄ニキビに関わらず、すべてのニキビに共通することですが、「スキンケアはできるだけやさしく」が基本です。まずはていねいに1日2回の洗顔をします。洗顔料を泡立てて、泡で顔を包むように、毛穴の皮脂を排出するようにやさしく洗います。タオルで拭き取る時もこすらずソフトに行いましょう。対処方法2:やりすぎはダメ! 自然治癒力に任せるのも大切黄ニキビは炎症が進んだ状態のため、自己流で治すことは難しいといえます。気にしすぎて触っていると、つぶしてしまったり、傷つけてしまったり、余計にニキビの悪化に繋がる可能性もあります。普段通りにスキンケアをやさしく行い、あとは放置しているだけでも、自然治癒力で快方に向かうこともあります。無理にいじらず、そっとしておきましょう。対処方法3:保湿ケアで見守る黄ニキビは、脂性肌だからできやすいイメージがあるかもしれません。しかし、実は「乾燥肌の人こそニキビができやすい」と言われています。過剰な皮脂の分泌は乾燥を補おうと皮ふが反応しているため。ですから、肌の保湿を怠ることは禁物です。また、乾燥肌は肌バリアを弱くします。バリアを保護するために、肌は角層を厚くしていくと言われています。その結果、毛穴が詰まりがちになり、ニキビができやすくなってしまいます。黄ニキビができている状態でも、保湿は大切です。どうしても気になる方はニキビになりにくい成分で構成されている「ノンコメドジェニック処方」の化粧品を使ってみるといいかもしれません。化粧水、乳液をつけ、さらに保湿が足りないと感じたらクリームを塗ってもいいでしょう。対処方法4:薬でケア黄ニキビは薬での対応が可能です。市販でも炎症を抑える成分配合のもの、抗菌作用のあるものなど、複数の塗り薬が出ていますね。しかし、一定の効果が期待できる薬は、病院で処方してもらうのがいいでしょう。2015年に登場した「過酸化ベンゾイル」という成分の薬は、皮脂の過剰分泌を抑え、殺菌力があります。厚くなった角質も取ってくれるため、とても有効な塗り薬です。飲み薬では、アクネ菌を抑えるものや皮脂分泌を正常に戻してくれるビタミン剤があります。体質改善したいなら漢方薬を処方してもらうことも可能です。対処方法5:ひどい場合は専門医の元へニキビがひどくなりそうに感じたなら、早めに病院を受診するのがおすすめです。その人のニキビの状態に一番効き目のある治療法を提案してくれるので、スムーズに治療ができるでしょう。参考サイト:Medical Note 「治りにくいにきびを治すために – にきびの原因・治療と自分でできる対処法」 ■まとめ今回は、黄ニキビの正しい処置方法についてみていきました。炎症の強い黄ニキビは、自己判断で触ってしまうと、ニキビ跡が残りやすい厄介なもの。しかし、きちんと正しい処置で治療を行えば、きれいに治すことも可能です。やはり早い段階で病院を受診することが、美肌に戻すための一番の近道となるでしょう。参考資料:・ マルホ ・ 東京医科大学病院 ・ Mddical Note
2020年05月11日ニキビになって一番心配なのは、ニキビの跡が顔に残ってしまうこと。クレーターのように凹んでしまったり、シミになったり…。炎症を残したまま、赤く残ることもあります。このニキビ跡の「赤み」がなかなか厄介で、「一度できるとしばらく消えない」という声も多く聞きます。では、どのようにケアするのがベストなのでしょうか。そこで今回は、ニキビ跡の赤みを治すための正しいケア方法をくわしくご紹介していきます。【監修】成城松村クリニック院長 松村圭子先生婦人科専門医。1995年広島大学医学部卒業、同年広島大学付属病院産婦人科学教室入局。2010年、成城松村クリニックを開院。女性の「体の健康」「心の健康」のために、一般の婦人科診療だけではなく女性のあらゆる面をトータルにケア。講演、執筆、TV出演など幅広く活動。著書に、『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)、『医者が教える女性のための最強の食事術』(青春出版社)など多数。■ニキビ跡の赤みの原因赤くなっているのは細胞が修復しようとしているからニキビ跡の赤みが気になっている人は多いはず。実はこの赤みは、皮ふの内部の炎症が治まっていないため起こる現象です。細胞が炎症の部分を修復しようとがんばっている状態で、皮ふの血管が開くために赤く見えます。細胞の修復が完了すれば、赤みは少しずつ消えていきます。参考サイト:Medical Note 「治りにくいにきびを治すために - にきびの原因・治療と自分でできる対処法」 ニキビ跡が凹んでしまったら…「ニキビ跡が赤い状態」は、まだ細胞が修復をしようとしていますが、すでに赤みが引き凹んだ状態のニキビ跡や、数年経過したニキビ跡は、自然治癒の時期は過ぎています。そのため、肌を元のようにきれいに治すのは難しい状態です。凹んでしまったニキビ跡を元の美しい肌に戻したいなら、自然に任せるのではなく、皮ふ科の受診など積極的な働きかけが必要でしょう。■ニキビ跡の赤みをケアする方法ケア方法1:紫外線対策をしっかりとニキビ跡のケアでまずやるべきことは「紫外線対策」です。なぜなら、紫外線は炎症を促進し、悪化させる原因になるからです。ニキビ跡の赤みを抑えたいなら、日焼け止めクリームや日傘を利用して、日ごろから対策を行いましょう。ケア方法2:正しい洗顔方法でキレイを保つ正しい洗顔をして、患部を清潔に保つことは大切です。ニキビの予防にも改善にも役立ちます。洗顔は1日2回行い、ていねいに石けんを泡立てることがポイントです。泡で毛穴の中の皮脂汚れをやさしく取り除き、すすいだ後もこすらずにタオルで押さえるようにふきとります。自己判断で、市販のピーリング剤やピーリング作用のある洗顔料などを使う方がいますが、これは注意が必要です。ピーリングはバリア機能が低下している肌には刺激となり、余計な炎症を引き起こす可能性があるからです。また、エステサロンのような場所でもピーリングを行っている場合があります。しかし、そのピーリングが適切かどうかを判断する意味でも、まずは皮ふ科での診察を受けるのがおすすめです。ピーリング剤は濃度を肌に合わせる必要があるため、専門医の判断を仰ぎましょう。ケア方法3:ニキビ跡の赤みに効果的な成分配合のアイテムを使おうニキビ跡の赤みには、ビタミンC配合のローションやクリームが有効です。トランサミン(トラネキサム酸)などの成分が入ったものもいいでしょう。炎症を鎮めて、美白効果などが期待できます。市販で販売されていますが、皮ふ科では肌の状態に適したアイテムなどを処方してくれるでしょう。また、市販のきり傷・すり傷用クリームにはニキビ跡の赤みを消す効果はありません。抗菌作用は期待できるかもしれませんが、ニキビやニキビ跡を治す本質的な治療ではないため、補助として考えておきましょう。ケア方法4:生活習慣を見直してニキビになりにくい肌に最後は、何といっても生活習慣です。日々の生活を見直し、ニキビになりにくい肌作りをしていきましょう。肌の代謝を高めるビタミンCやビタミンB群、血行を良くするビタミンEを食事のなかでとり、 ターンオーバーを高めること。脂肪や甘いものを食べすぎないようにすることも大切です。基本的には規則正しい生活、十分な睡眠、適度な運動が健康な肌を作ってくれます。さらに、自分に合ったストレス発散方法を知っておくと、ニキビの改善にもつながっていくでしょう。■ニキビ跡の赤みにはレーザーが効果的?ニキビ跡のレーザー治療とはレーザー治療は、細胞を活性化して皮ふのバリア機能をアップさせ、コラーゲンの合成も促すため、とくに凹んだニキビ跡に効果的です。10年前などの古い凸凹のニキビ跡でも、レーザー治療に塗り薬スキンケア、注射治療などを組み合わせることできれいになっていきます。ニキビのレーザー治療は、美容皮ふ科などの医療機関でのみ受けられ、ほとんどの場合は保険適用外となるので、費用は各医療施設に確認しましょう。赤みの段階でのレーザー治療はダウンタイムに要注意赤みが残るニキビ跡の段階なら、レーザー治療を検討しなくても十分に治療ができる場合もあります。医師の診断のもと、ケミカルピーリングやビタミンCを利用したスキンケアが用いられるでしょう。レーザー治療はメリットも多いのですが、デメリットもあります。一番は顔が赤くなり、その状態がしばらく続いてしまう「ダウンタイム」を伴うことです。まとまった休みが取れない人は、治療が難しい場合もあるかもしれません。いずれにせよ、治療後のケアも含めて病院で相談するのがおすすめです。 飲み薬や塗り薬は使うべき?ニキビ跡には、飲み薬と塗り薬を併用して治療する場合が多く、皮ふ科ではビタミンCを含んだ飲み薬や塗り薬を処方されることが多いようです。治療を目的とした薬なので、市販のビタミンCクリームなどよりも高い効果が期待できるので、なるべく早く治したい人は早めの受診がいいでしょう。■ニキビ跡を隠すにはコンシーラーを上手に使おう!「ニキビ跡の赤みはいずれ目立たなくなる」とは言っても、急に消えるわけではありません。気になるニキビ跡は今すぐに隠して、気分良く日々を過ごしたいですよね。そこで、「コンシーラー」の出番です。コンシーラーとは、肌のシミや目の下のクマなどを隠すためにスポット的に使うカバー力の強い化粧品です。さまざまなタイプがありますが、おすすめはスティックタイプかパレットタイプです。どちらも硬めの質感なので、ニキビ跡をしっかりカバーし、目立たなくしてくれます。逆にふんわりと塗るタイプのリキッドタイプやペンシルタイプはカバー力が弱く、ニキビ跡には不向き。自分に合った肌色を選ぶこともポイントです。ニキビ跡よりも一回り大きく塗るのが、コンシーラーの使い方のコツ。塗ったコンシーラーの縁を指先などでポンポンとやさしくたたいて、肌になじませます。境目をぼかすようなイメージで行いましょう。最後に、メイク崩れ防止のフェイスパウダーを重ねれば完成です。メイクをしたらしっかり洗顔大切なのは、メイク後のクレンジングと洗顔です。メイクが落としきれないと、角質とともに毛穴を詰まらせて、新たなニキビの原因となってしまいます。ていねいにクレンジングをしてからすすぎ、その後は洗顔料をよく泡立ててやさしく顔を洗うダブル洗顔が基本です。クレンジング剤も、ニキビが気になる人向けに「ノンコメドジェニックテスト済み」と記載された「ニキビになりにくい処方」の商品が市販されています。積極的に利用していきましょう。■まとめニキビ跡の赤みをケアする方法をご紹介してきました。ニキビ跡を治していくには、生活習慣を整えながら、正しいセルフケアをすることが基本です。また、赤みに関しては、ダウンタイムが生じるレーザー治療を行わなくてもピーリングやスキンケアで治療が可能な場合もあります。ニキビ跡を早く治したい人は、早めに皮ふ科を受診するといいでしょう。また、ニキビ跡を新しく増やさないように、ニキビの予防と対策は継続して行っていきましょう。参考資料:・ Medical Note
2020年05月10日ふと鏡を見たら、いつの間にか頬に大きなニキビができていた…そんな経験はありませんか? ニキビ発症のメカニズムは思春期の頃と同じですが、大人ニキビができる要因は、不規則な生活や不適切なスキンケアなど、さまざま考えられます。まずは「なぜ、できてしまったのか?」をしっかり理解したうえで適切なケアを施すことで、突然の頬ニキビにも慌てず対処できるはず。【監修】成城松村クリニック院長 松村圭子先生婦人科専門医。1995年広島大学医学部卒業、同年広島大学付属病院産婦人科学教室入局。2010年、成城松村クリニックを開院。女性の「体の健康」「心の健康」のために、一般の婦人科診療だけではなく女性のあらゆる面をトータルにケア。講演、執筆、TV出演など幅広く活動。著書に、『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)、『医者が教える女性のための最強の食事術』(青春出版社)など多数。頬ニキビができる原因額や鼻などのTゾーンにできる若い頃のニキビとは違い、大人になってからできるニキビは頬やあご、口周りにできやすいのが特徴。その原因は、乾燥による皮脂の過剰な分泌や生活の乱れなど、いくつかあります。まずは大人ニキビができる原因から探ってみましょう。▼頬は乾燥しやすい!顔の中で目元や口元だけではなく、実は頬も乾燥しやすい場所。というのも、頬は皮脂の分泌量が少ないため皮脂膜が作られにくく、そのために水分が蒸発しやすく乾燥してしまうのです。この乾燥が、ニキビの原因になるわけ。肌は乾燥すると、潤いを補おうと皮脂を過剰に分泌。その一方で、乾燥した肌はターンオーバー(肌細胞の生まれ変わり)が乱れやすくなり、古い角質がはがれ落ちず、厚くたまってしまうことがあります。こうなると毛穴に皮脂がつまりやすくなり、結果としてニキビを発症させてしまうのです。▼頬ニキビの原因のひとつはメイクきれいになるためにメイクに力を入れている人も多いと思いますが、実はこのメイクが原因でニキビを発症することも。ファンデーションやチークなどの汚れを就寝前にしっかり落とさないと、皮脂と混ざり合い、アクネ菌(毛穴の奥などに存在する常在菌。皮脂や汚れが栄養源)が増殖。この細菌が過剰に増えてしまうと肌に炎症を引き起こし、ニキビにつながるのです。▼胃腸の不調サインの可能性も暴飲暴食や辛いもの・甘いものの食べ過ぎなど、胃腸に負担のかかる食生活を続けていると腎臓や肝臓に負担がかかり、老廃物がスムーズに排出されなくなります。余分な老廃物が体内にたまった結果、頬にニキビができることもあります。▼寝具やタオルの汚れにも気をつけて規則正しい生活を送り、スキンケアもしっかり行っているのにニキビができてしまう場合は、いつも使っている寝具を見直した方がいいかもしれません。シーツや枕カバーなどを頻繁に洗わないと、寝ている間に出た汗や皮脂、フケなどの汚れがたまりダニが繁殖。ダニだらけの寝具に寝ていると肌荒れやニキビが発症してしまうのです。同じように、フェイスタオルをこまめに取り換えず使いまわしていると、増殖した細菌によりニキビを発症します。▼男性の頬ニキビの原因は別?!大人ニキビ発症のメカニズムは、基本的には男女に違いはありません。ただ、メイク汚れが原因で女性にニキビができるように、男性ならではの行為や体質から発症することも。まず考えられるのは、毎朝のひげそり。ひげをそった後に保湿を怠ると、乾燥や肌荒れを起こし、これがニキビの原因に。また男性は女性よりも皮脂が多く分泌されるため、毛穴に皮脂がつまり、ニキビを引き起こすこともあります。頬ニキビは跡を残さず治そう!一度できてしまった大きなニキビ。「このまま跡が残ってしまったらどうしよう」と心配になってしまいますが、正しいケアを続ければ、無理なく治すことができます。▼頬ニキビの治し方 1:しっかり保湿乾燥はニキビの原因になる場合があります。逆を言えば、しっかり保湿していれば発症を防ぐことができます。そこで大切になってくるのが日頃のスキンケアです。特にオイリー肌の人は「ベタつくから」などの理由から、保湿を怠りがちですが、乾燥肌の人と同様に、洗顔後は化粧水&乳液で顔全体をしっかり保湿することで肌環境が整い、ニキビを防ぐことができます。ただ、できてしまったニキビにはコメドジェニック試験、つまりニキビができにくいかどうかを調べた製品を使うのがおすすめ。「ノンコメドジェニック」または「ハイポコメドジェニック」試験済みと明記された専用化粧品を使うことで、症状悪化を防ぐことができます。▼頬ニキビの治し方 2:メイクはきちんとオフして洗顔これまで見てきたとおり、ファンデーションやチークなどのメイク汚れも、しっかり洗い落とさないと肌荒れやニキビの原因になります。メイクした後は、クレンジング剤できちんと落とし、さらに洗顔料を泡だて、十分な水でやさしく洗い流すこと。なお、洗顔料はニキビ専用のものを使うとより良いでしょう。朝晩2回の洗顔が基本です。▼頬ニキビの治し方 3:食事できちんと栄養をとる方法食生活の乱れも肌環境に影響を及ぼします。栄養バランスを考慮した食事を心がけましょう。特にニキビの原因になりやすい動物性脂肪(肉、乳製品など)のとりすぎに注意し、抗酸化作用の強い緑黄色野菜(かぼちゃ、ニンジン、ブロッコリーなど)や皮脂の分泌を調整するB2(鶏肉、納豆、ブロッコリーなど)などを意識して取り入れるように。腸内環境を調える海藻類や発酵食品も積極的にとりましょう。▼頬ニキビの治し方 4:頬に触れるアイテムを見直そう雑菌が毛穴に入り、炎症を起こすとニキビになる場合があります。そのため日頃から、頬に触れるものは清潔を心がけましょう。シーツや枕カバー、フェイスタオルはこまめに洗濯すること。雑菌だらけの手で顔を触ったり、頬づえをつくのもおすすめできません。また、ニキビができている間は、できるだけ頬に髪が触れないように束ねておくと、肌に刺激を与えずに済みます。頬ニキビは皮ふ科に行ったほうがいい?自宅でいろいろ試してもなかなかニキビが治らない場合は、早めに皮ふ科を受診しましょう。適切な処置を施してもらうことが、ニキビに悩まされないための近道です。▼受診の目安「もう少し時間がたてば治るかもしれない」と、待っている間に症状が悪化する場合があります。受診に早すぎることはありませんので、気づいたら早々に皮ふ科を訪ねましょう。▼薬は使ったほうがいいの?皮ふ科では、大きく分けて2つの治療法で進めていきます。まず、赤いニキビやうみのあるニキビには、アダパレン(毛穴つまり改善、ニキビをできにくくする塗り薬)とアクネ菌や炎症に有効な抗生物質の2つを併用します。そして症状が緩和してきたら、引き続きアダパレンを使っての再発予防が一般的な進め方です。ただ、薬治療には人によって合う・合わないがありますので、医師に相談し、治療を進めていくようにしましょう。まとめニキビはおよそ90%の人が経験したことがある身近な病気と言われています。あまりにも日常的に発症するのでつい軽視しがち。でも、場合によっては症状が長引いたり、悪化することもあります。日頃からニキビができないように身の回りに配慮するだけでなく、できてしまったらなるべく早く皮ふ科を受診するのがおすすめです。参考資料:・ 日本皮膚科学会 ・ 日本痤瘡研究会 文/長谷部美佐
2020年05月09日鼻の中にニキビができた経験はあるでしょうか。外側からは状態が分かりにくいうえ、ニキビ特有の赤みや痛みを伴うなど不快なものです。ちまたでは「鼻の中にニキビができると身近な人が妊娠する」というジンクスがあるようですが、残念ながら根拠はありません。今回は、そんな気になる鼻の中のニキビの「原因と治し方」を取り上げていきます。【監修】成城松村クリニック院長 松村圭子先生婦人科専門医。1995年広島大学医学部卒業、同年広島大学付属病院産婦人科学教室入局。2010年、成城松村クリニックを開院。女性の「体の健康」「心の健康」のために、一般の婦人科診療だけではなく女性のあらゆる面をトータルにケア。講演、執筆、TV出演など幅広く活動。著書に、『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)、『医者が教える女性のための最強の食事術』(青春出版社)など多数。■鼻の中にもニキビはできる?▼鼻の中にニキビができる原因ニキビは、皮脂分泌が増え、毛穴に皮脂や汚れがたまって詰まることが最初の原因です。おでこや頬、あごなどにできるイメージですが、鼻の穴にもできることがあります。毛穴に古い角質や皮脂がたまり(白ニキビ)、そこにアクネ菌が感染して増殖すると炎症を起こし、赤くはれてしまうニキビ(赤ニキビ)を作ります。時にはうみや痛みを伴うことがあります。また、鼻の周りは凹凸があるため、メイクなども落としにくい部分です。メイクの落とし残しは皮脂と混ざって毛穴に詰まると、アクネ菌の栄養になり、鼻周りのニキビ悪化の原因となります。メイクはきちんと落としましょう。参考サイト:Medical Note 「ニキビ」 Medical Note 「鼻が痛い」 日本耳鼻咽喉科学会Medical Note 「鼻の病気 Q&A」 ▼ニキビではない可能性も鼻の穴にできものができると、ついニキビだと判断しがちですが、ちょっと待ってください。実はニキビではない可能性があります。症状はニキビに似ていますが、「毛嚢炎(もうのうえん)」という病気かもしれません。これは、一つの毛包(=毛嚢/毛穴の奥の毛根を包んでいる部分)に細菌が感染して炎症が起こるもので、毛包炎とも呼ばれます。一つだけでできる場合もありますし、一度に複数でできることもあります。症状は、毛包に一致した赤いぶつぶつがあったり、ぶつぶつの中心に膿疱(のうほう)と呼ばれるうみがあり、周りが赤くはれていたりしています。この時、押したときに痛みを伴うことも多いです。毛嚢炎の原因は、主に黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌の感染です。両方に同時感染していることもあります。ブドウ球菌は通常誰もが持っている皮ふの常在菌ですが、湿った状態の鼻の中をいじるなどで毛穴が傷つくと、菌が中に入りこみやすくなります。そして毛穴に炎症を引き起こします。ステロイド外用薬を使用している時も、このような毛嚢炎が起こることがあります。そのほか、真菌であるカンジダが感染して起こる、カンジダ性毛包炎も時々みられます。「毛嚢炎とニキビの違いがよく分からない」と言う声もあります。一般的にニキビと呼ぶものはアクネ菌の感染で、まだ炎症のない白ニキビやニキビ痕など、種類や段階が広範囲に及びます。一方、毛嚢炎は主にブドウ球菌の感染という違いがあります。また、鼻のできものは「単純ヘルペス」の可能性もあります。ヘルペスウイルスはいくつかの種類があり、口の周りや性器などにできる印象ですが、鼻の周りにできることもあります。ヘルペスウイルスは一度感染すると、体内に潜んで消失することはないので、症状は治まっても体調によってはまた再発することもあります。参考サイト:Medical Note 「毛嚢炎」 ■ニキビが鼻の中にできたら病院へ行くべき?▼痛みが強い・なかなか治らない時は病院へ鼻の穴にできたニキビは意外に根が深いことが多く、いじると熱をもって悪化したり、痛みが増したりといいことはありません。市販の治療薬では治りが悪い場合やニキビが大きく熱もってしまった時などは、病院に行きましょう。鼻の痛みが長引く時は耳鼻咽喉科ですが、皮ふ科のほうが相談できそうと思う場合はどちらでも構いません。まずは症状を伝えてみるといいでしょう。▼ニキビか毛嚢炎か? 判断がつかない時も受診がおすすめニキビか毛嚢炎か区別がつかない場合も病院の受診がおすすめです。毛嚢炎自体はできている数が少なければ、何もしなくても治ることがあります。しかし、痛みがある時や数が多い場合は、抗菌薬の内服や外用を使った治療となるでしょう。一種類の抗菌薬であまり効果が見られない場合は、抗菌薬を変更するなどの処置がされるでしょう。自己判断でドラックストアなどの市販薬を使うよりも、病院できちんと診断・処置をしてもらった方が、治り方も早く安全です。■鼻の中のニキビの治し方▼ニキビなら食生活を見直そう鼻の中のニキビもほかのニキビも、やはり食生活の見直しは大事です。暴飲暴食は避けて、朝食抜きの生活や間食、夜食は控えましょう。動物性脂肪のとりすぎ、お酒の飲みすぎなどは、すべてのニキビの元となります。寝る前の3~4時間はおやつをやめ、朝食はしっかり食べて、健康的な食生活を送るようにしましょう。脂肪分や糖分の多い食事、香辛料、アルコールなどの嗜好品のとりすぎは避けましょう。以下の4つを守り、バランスの良い食事を心がけると、ニキビになりにくい肌になっていきます。・炭水化物ばかりなどはNG。偏りなく食べるようにしましょう。・繊維の多い根菜や海藻をとり、便秘予防をしましょう。・肌の新陳代謝を促す、ビタミンB群(特にB2やB6)やビタミンCなどは積極的にとるといいでしょう。・肌の再生をスムーズにする、タンパク質をとることも大切です。▼触らないようにする鼻の中のニキビもほかのニキビ同様に触らないようにします。鼻ニキビのできる原因の一つは、鼻を触りすぎていることです。鼻ニキビは気になるものですが、触らないのが一番です。鼻をかむ時も必要以上に力を入れないようにしましょう。■まとめ鼻の中のニキビは大きくなりやすい傾向があり、とても気になるものです。特に鼻を強くかんだり、無理に鼻毛を抜いたりすると、鼻の中の粘膜が傷つき、炎症を起こす原因にもなります。鼻の中は湿り気があり、菌も繁殖しやすい部分。傷つけてしまうとニキビではなく、毛嚢炎になってしまう可能性もあります。鼻のニキビやできものは、できるだけ触らずに、清潔に保っておきましょう。参考資料:・ 日本耳鼻咽喉科学会 ・ Medical Note ・ MSDマニュアル家庭版
2020年05月06日コンシーラーは部位ごとに使い分けがおすすめシミやニキビ跡、鼻の毛穴や目の下のクマなど、お肌に関する悩みはなかなか尽きないものです。ファンデーションで隠そうとすれば、逆にデコボコが目立ってしまったり、厚塗り感が出てしまったり、悪目立ちしてしまうことは珍しくありません。そんなお肌トラブルを隠してくれる便利なアイテムが、コンシーラーです。コンシーラーの商品には大きくわけて5種類存在しています。カバー力がやや控えめなリキッドタイプ、ピンポイントをカバーしたい時にも使いやすいペンシルタイプ、保湿力が高く広範囲をカバーしやすいクリームタイプがあります。また、複数の色が入っているのでカバーしたい部位に合わせて色を調節しやすいパレットタイプ、ハイライトとしても併用ができるスティックタイプがあり、自分がカバーしたい部位に合わせて使い分けるのがおすすめです。シミやニキビ跡を自然にカバーしたい!おすすめのコンシーラーとは?ベアミネラルベアプロ フル カバレッジ コンシーラー3,600円(税抜) この投稿をInstagramで見る ベアミネラル(@bareminerals_jp)がシェアした投稿 – 2018年 6月月17日午後9時00分PDT ベアミネラルから発売されているベアプロ フル カバレッジ コンシーラーは、16時間化粧もちをキープできるといった強い持続力と、シミやニキビ跡をしっかりと隠すことができる高いカバー力が特徴です。コンシーラーにありがちなよれてしまうといった悩みも、汗や皮脂に強いフルカバレッジコンシーラーではお肌の潤いを保ちながら、よれることなく化粧をしっかりとキープできます。高いカバー力やキープ力を持ちながらも、厚塗り感なくナチュラルに仕上がるので、毎日のメイクに取り入れたいコンシーラーです。保湿力に優れていることも特徴であり、乾燥肌の人や乾燥しやすい冬にも負担感なく使えるのが嬉しいですね。伸びがよく質感が柔らかいので広範囲をカバーすることもでき、ファンデーションの代用として使っている人もいる程です。the SAEMザ セム ミネラライジング クリーミーコンシーラー1,420円(税込) この投稿をInstagramで見る 글로벌 에코 더샘(@thesaem.official)がシェアした投稿 – 2018年 9月月20日午前12時59分PDT 韓国の化粧品ブランドthe SAEMから発売されているミネラライジング クリーミーコンシーラーは、プチプラながらも高いカバー力と保湿力を持っています。こちらのコンシーラーは水分量が多く、非常に伸びが良いので、広範囲にわたるシミや赤みを自然にカバーすることができます。クリーミーといった名前同様、保湿力が高いので割れにくく、目尻や目の下の小じわといった細かな部位もナチュラルにカバーすることが可能です。乾燥肌のためにコンシーラーを塗ると、化粧が崩れて汚くなってしまうといった人でも、パウダー粒子が細かくしっかりと密着するので非常に崩れにくいです。ニキビ跡をカバーしたい時には、同じくthe SAEMから発売されているチップコンシーラーもおすすめです。クリーミーコンシーラーよりテクスチャーはやや硬めであるものの、1,000円以下といった低価格とカバー力の高さが特徴です。IPSAクリエイティブコンシーラーe3,500円(税抜) この投稿をInstagramで見る IPSA Japan(@ipsa_jp)がシェアした投稿 – 2019年 4月月12日午前2時30分PDT パレットタイプのコンシーラーを探している場合におすすめなのが、IPSAから発売されているクリエイティブコンシーラーeです。パレットタイプで3色入っているので、カバーしたい部位に合わせて色合いを調節して使えるのが非常に便利です。付属のブラシでナチュラルさを自分で調節できるので、厚塗りになりにくく、ピンポイントにも塗りやすいです。柔らかく伸びが良いので広範囲にも使いやすく、長時間経過してもヨレにくいコンシーラーです。クマ消し、口角、小鼻、シワなどさまざまな部位にコンシーラーを使う人でも、自分で色をブレンドできるので、お肌の色々な悩みにアプローチしてカバーできます。MISSHAミシャ ザ コンシーラー825円(税込) この投稿をInstagramで見る MISSHA JAPAN OFFICIAL ミシャ公式(@missha.beauty)がシェアした投稿 – 2019年 6月月13日午前3時11分PDT すっぴんのような自然な仕上がりのコンシーラーを探している場合におすすめなのが、MISSHAから発売されているザ コンシーラーです。4つのタイプが販売されており、シミやニキビ跡を隠すにはマルチカバータイプか、AKAMIのグリーンベージュが適しています。クマを自然とカバーできるKUMA ピーチベージュも販売されているので、部位ごとに合わせて買い揃えるのも良いですね。アイシャドウのベースとして併用することもできるので、1つは持っておきたい便利なプチプラコンシーラーです。FASIOUV コンシーラー1,000円(税抜・編集部調べ) この投稿をInstagramで見る FASIO (ファシオ)(@fasio.official)がシェアした投稿 – 2019年 6月月27日午前2時05分PDT スティックタイプで、プチプラのコンシーラーを探している場合におすすめなのが、FASIOのUV コンシーラーです。厚塗り感はなく、気になる部位をナチュラルに隠すことができます。スティックタイプなのでスルスルと塗れて、コンシーラー初心者の人でも扱いやすく、広範囲に使いやすいといった特徴があります。UV効果によって紫外線もカットでき、すっぴんのように自然とシミやクマをカバーできるので、ポーチに1つ入れておくと化粧直しに便利なコンシーラーです。コンシーラーでマイナス5歳肌へシミや目元の小じわ、クマや大人ニキビによる肌荒れは疲れた印象を与えてしまいがちです。いつものメイクにコンシーラーを足すだけで、明るく若々しい印象を与えられます。
2020年04月30日シミとニキビを集中ケアシミとニキビを集中ケアしたいという人は、多いのではないだろうか。その希望を叶えてくれるのが、株式会社ネイチャーラボが展開している、敏感肌スキンケアブランド「アクネスラボ」より、2020年3月15日から発売される「薬用 美白 アクネホワイトクリーム」だ。アクネスラボシリーズは、皮膚専門家との共同開発で生まれており、厳選した肌に本当に良い成分を使って作られている。大人ニキビをしっかりベースからケアし、肌のうるおう力を引き出し、すこやかな素肌に整えてくれる。気になる部分を集中ケア気になる部分を集中ケアするのが、「薬用 美白 アクネホワイトクリーム」で、治りかけのニキビに悩む人に向けて作られている。ユキノシタ、タイムエキス、ヨクイニン、キウイエキス、プルーン酵素分解物を配合しており、メラニンの生成を抑えることで、シミ・そばかすを防ぐ。夜用ポイントパッチが付属しており、クリームを塗った部分を覆うことで、クリームをとどめて届ける効果がある。価格は夜用ポイントパッチ付きで7g1480円。また、夜用ポイントパッチの大容量60枚入りも同時発売され、価格は60枚入り880円。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ネイチャーラボ プレスリリース
2020年03月19日頭を掻いたり、シャンプーしたりしているときに、頭皮ニキビに気づくことはありませんか?うっかり引っかいてしまうと痛くてたまらないですよね。頭皮ニキビは生活習慣が原因でできることが多く、悪化すると薄毛の原因になることも。そうなる前に予防して、健やかな頭皮をキープしましょう!「頭皮のニキビ」と「顔のニキビ」は同じもの出典:byBirth頭がかゆくて掻いていると、頭皮ニキビを引っかいてしまい「痛い!」となった経験はありませんか?頭皮ニキビは顔にできるニキビと同じものですが、顔ニキビよりも悪化しやすいのが特徴です。頭皮は顔よりも皮脂の分泌が多く、ニキビの原因となる「アクネ菌」が繁殖しやすい環境になっています。その上、ヘアスタイリング剤をつけたり、汗をかいて蒸れやすかったりするため、ニキビの症状が悪化しやすいのです。頭皮ニキビの原因は生活習慣の乱れ頭皮ニキビの原因は、顔のニキビと同じです。大きな原因となるのが、生活習慣の乱れ。睡眠不足やストレス、栄養バランスの悪い食事などをしていると、肌のターンオーバーが乱れて「皮脂」や「角質」が毛穴につまりやすくなります。これらは、ニキビの原因となる「アクネ菌」の繁殖を増やし、炎症が悪化して痛みのある大きなニキビをつくってしまうのです。シャンプーが頭皮ニキビの原因になっている場合も出典:byBirth生活習慣だけでなく、シャンプーも頭皮ニキビの原因になります。頭皮ニキビは皮脂の多さが原因のため、すっきり洗いたくて洗浄力の強いシャンプーを使いがちですよね。しかし、洗浄力の強いシャンプーは頭皮の皮脂を取りすぎてしまい、頭皮が乾燥することでかえって皮脂の分泌を増やします。また、とくに問題となるのがすすぎ残し。すすぎが十分にできていないとシャンプーが毛穴につまり、アクネ菌を増殖させて頭皮ニキビをつくってしまいます。さらに、髪を乾かさずに自然乾燥させると、頭皮が湿った状態になるためアクネ菌が繁殖しやすくなり、頭皮ニキビができやすくなってしまうのです。頭皮を清潔に保つことが頭皮ニキビの予防になるため、正しいシャンプー方法で頭皮を清潔に保ちましょう。正しいシャンプー方法基本的なことですが、意外と正しいシャンプー方法を実践できていない人も多いもの。ここで、改めて正しいシャンプー方法をチェックしてみましょう。ぬるめのお湯で洗うまずは、お湯だけで頭皮を洗うことが大切。お湯洗いだけで、頭皮の「汚れ」や「皮脂」を7割くらい落とせると言われています。ただし、熱いお湯はNG。熱いお湯で洗うと頭皮の皮脂を落としすぎてしまい、頭皮が乾燥することで皮脂の分泌を増やします。そのため、シャンプーをするときは「ぬるめのお湯」で洗うことが大切です。シャンプーを泡立てて頭皮を洗う洗髪するときは、シャンプーをきちんと泡立ててから頭皮につけることが大切です。頭皮につけてからシャンプーをグシャグシャと泡立てると、頭皮に刺激を与えてバリア機能が低下してしまいます。頭皮のバリア機能が低下すると頭皮ニキビができやすくなるため、シャンプーはしっかりと泡立ててから使いましょう。しっかりすすぐシャンプーで洗った後は、しっかりすすぐことが重要です。すすぎ残しがあると頭皮ニキビを増やしたり、悪化したりする原因になるため、シャンプーの2倍くらいの時間をかけてすすぐことが大切です。リンスやコンディショナーを頭皮につけないシャンプーの後はリンスやコンディショナーを使うと思いますが、頭皮につけないように気をつけましょう。リンスやコンディショナーが頭皮についてしまうとアクネ菌のエサになり、頭皮ニキビの原因になります。頭皮ニキビを防ぐには、リンスやコンディショナーもしっかり洗い流すことが大切です。できる前に防ぐ!頭皮ニキビの予防法頭皮ニキビは一度できてしまうと悪化しやすいため、できる前に予防することが大切です。ストレスをためない出典:byBirth日常生活の中で、多くの人が感じているストレス。ストレスがたまると男性ホルモンの分泌が増え、ホルモンバランスを崩します。男性ホルモンには皮脂の分泌を増やす作用があり、頭皮ニキビの原因になるのです。そのため、できるだけストレスをためないようにして、ストレスを感じたときは上手に解消するようにしましょう。保湿するベタつきやすい頭皮は、保湿するよりも洗浄するほうが良いと思いがちですよね。しかし、乾燥すると皮脂分泌が多くなるため、頭皮を保湿するほうが皮脂分泌を抑えることができます。ホホバオイルや椿オイルなどのヘアケアに適した美容オイルを使い、頭皮を保湿して頭皮ニキビを予防しましょう。食生活に気をつける出典:byBirth顔のニキビと同様に、食生活の乱れが頭皮ニキビの原因になります。とくに、ビタミン不足や飲酒などは皮脂の分泌を増やすため、食生活を見直すことも大切です。また、揚げ物やジャンクフードなどの食品も皮脂の過剰分泌を招き、頭皮ニキビの原因に。現代人が不足しがちな「ビタミン」や「ミネラル」をしっかり摂り、栄養バランスの良い食生活を心がけましょう。疲労や睡眠不足は早めに改善睡眠不足は、頭皮ニキビが悪化する原因になります。疲労や睡眠不足は男性ホルモンを優位にさせ、皮脂の分泌を増やすことで頭皮ニキビを悪化させてしまうのです。また、睡眠中に分泌される「成長ホルモン」は、肌のターンオーバーを活発にして頭皮ニキビを改善してくれますが、睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が減ります。すると頭皮ニキビを修復できないため、悪化しやすいのです。疲労や睡眠不足を早めに改善することが、頭皮ニキビの予防につながります。枕カバーを清潔にする出典:byBirth毎晩使っている枕カバーは、どれくらいの頻度で洗濯していますか?なかなか毎日は洗えないと思いますが、枕カバーの汚れが頭皮ニキビを悪化させる原因になることも。汗や皮脂がつきやすい枕カバーは、きれいに見えても意外と汚れています。定期的に洗濯をして、つねに清潔に保つことが頭皮ニキビの予防につながります。頭皮ニキビは薄毛の原因になる!頭皮ニキビができるということは、頭皮環境が悪化している証拠。頭皮ニキビができたらすぐに薄毛になるわけではありませんが、頭皮環境が悪化したまま放置すると薄毛につながることがあります。頭皮環境が悪化すると髪の毛の成長を妨げ、抜け毛が増える原因になってしまうのです。最近は女性でも薄毛に悩む人が増えているため、早めにケアをして薄毛を防ぎましょう。頭皮ニキビを予防して健やかな頭皮環境を頭皮ニキビの原因や予防法についてご紹介しました。悪化すると薄毛の原因になることもあるため、できるだけ早めに改善することが大切です。食生活や睡眠などの生活習慣を見直し、ストレスをためないことで頭皮ニキビを予防していきましょう。
2020年03月18日ニキビの再発を予防するスキンケアシリーズ2020年5月16日、株式会社ドクターフィルコスメティクスは、同社が展開するドクターズコスメ『フォルミュール』より、薬用スキンケアシリーズ「フォルミュールACNEO」を発売する。同シリーズは、ニキビを繰り返す肌にアプローチするニキビケアシリーズだ。ニキビを繰り返す原因であるニキビの根っこに働きかけて、ニキビの再発を予防して健やかな肌に導く製品が提供される。殺菌・消炎・美白有効成分を配合 同シリーズからは、クレンジング、洗顔料、化粧水、ジェル乳液、スキンケアパウダーが誕生。配合されている有効成分アクネクリア成分やニキビ防止成分には殺菌・消炎効果があり、ニキビの原因をすっきり取り除いてくれる。そして、保湿成分が肌をみずみずしく潤してくれるため、ニキビのできにくい肌に整えられる。美白有効成分ビタミンC誘導体が配合されていて、ニキビ跡などの色素沈着を防いで、透明感のある肌に導く。また、ジェル乳液は、肌の各部分の油分と水分をバランスよく補えるように「Tゾーン」「Uゾーン」「T &Uゾーン」の3タイプがラインナップ。パウダーには、PLGAポアパウダーを配合。このパウダーは、毛穴のざらつきをなめらかにする効果があり、肌の凹凸が目立たないようにカバーして、なめらかな肌に仕上げてくれる。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ドクターフィルコスメティクスのニュースリリース
2020年03月11日突然できる不快なニキビ。ついつい気になって触ってしまったり、つぶしたくなってしまったりしませんか。しかしきちんと治したいなら、つぶすのは禁物です。ニキビをきれいに治すためにはどうしたらいいのでしょうか。今回は「ニキビの正しいケアの方法」をご紹介していきます。【監修】成城松村クリニック院長 松村圭子先生婦人科専門医。1995年広島大学医学部卒業、同年広島大学付属病院産婦人科学教室入局。2010年、成城松村クリニックを開院。女性の「体の健康」「心の健康」のために、一般の婦人科診療だけではなく女性のあらゆる面をトータルにケア。講演、執筆、TV出演など幅広く活動。著書に、『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)、『医者が教える女性のための最強の食事術』(青春出版社)など多数。■ニキビってそもそも何?▼ニキビとはニキビとは、医学名では「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という毛穴の炎症の病気です。特に皮脂分泌が盛んになる思春期はできやすく、男女問わず9割以上の人が経験しているといわれます。「思春期ニキビ」は年齢13歳~18歳くらいまでにできるものをいい、18歳を超えてできるニキビを「大人ニキビ」と呼んで区別することもあります。大人ニキビは一般的に「吹き出物」ともいわれています。ニキビは日常的にある皮ふトラブルであり、熱が出るなどの症状はないため、放置したり、セルフケアを怠ったりする人も多いでしょう。特に「病院に行って治す」という意識も低めなのが現状です。ニキビには段階があり、炎症を伴わない「白ニキビ」「黒ニキビ」、炎症を起こしている「赤ニキビ」「黄ニキビ」があります。適切なセルフケアなどを怠ると、炎症が強くなって赤くなったり、痛みを伴ったりなど、さまざまな症状が出てきます。炎症を伴うニキビの場合、ひどくなって皮ふの奥まで広がってくると、ニキビあとが残ってしまう場合もあり、注意が必要です。参考サイト:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A「にきび」 ▼ニキビの原因ニキビは、皮脂の分泌が増えて、毛穴が詰まることが原因とされています。ニキビのできやすい思春期は、男女ともに第二次性徴を迎えるため、皮ふの乾燥を防いで皮脂分泌を促す「性ホルモン」が多く分泌されます。また、まだホルモンバランスが不安定なので、皮脂が過剰に分泌されることもあります。また、この時期は毛穴の角質が増えて、毛穴の出口がふさがりやすくなります。結果、皮脂が毛穴にたまってしまい、ニキビができやすくなってしまうのです。毛穴には多くの常在菌がいて、通常は何もしないのですが、中には数が増えることで悪さをするものがいます。ニキビの原因菌「アクネ菌」はその一つです。アクネ菌は毛穴の皮脂をエサにして増えていきます。そして毛穴に炎症を起こし、ニキビを作っていくのです。実は、部位によって、ニキビ発症を助長する原因は異なります。顔は皮脂の分泌が多い部分です。特におでこや鼻などの「Tゾーン」はニキビのできやすい場所です。さらに、顔はいつも空気にさらされていて、皮脂が酸化しやすい部位でもあり、長時間細かいほこりなどが付着するなど、毛穴が詰まりやすい部分でもあります。さらに思春期以降の女性は化粧をする人が増えて、洗顔では落としきれない化粧残りが角質と同様に毛穴の詰まりを引き起こしていきます。これらの複数の要因が、顔のニキビの原因になっています。背中や胸も皮脂分泌が多いため、ニキビができやすい部分になります。衣類を着ているので蒸れやすく、アクネ菌も増えやすい環境です。お風呂の時も、背中などは洗いにくい部分のため、洗浄が不十分になってしまうこともあります。そのため、背中や胸のニキビは炎症が悪化しやすい傾向にあります。■ニキビをつぶすのはNGなの?▼ニキビはつぶさずにケアするニキビは長引くほどに「早くつぶしてなくしてしまいたい」と思う人も多いでしょう。しかし、ニキビをつぶすのは禁物です。下手にいじってしまうとあとが残ったり、さらに菌が入り込んでしまったりする可能性があるからです。また、たまたま何かの拍子にニキビがつぶれてしまった、というケースももちろんあるでしょう。その場合、白ニキビなどの初期のニキビなら、あとが残らないこともあります。しかし炎症の強い赤ニキビがつぶれた場合、あとが残る可能性は高くなります。ニキビがつぶれたら、血やうみが出ている場合はティッシュペーパーで軽く拭き取って、できるだけ触らないようにしましょう。触ると、さらに菌が入り込んで炎症が悪化したり、刺激になって治りが遅くなったりする場合があります。▼段階によって違うニキビのケア方法ニキビには段階があり、ケアの方法も異なってきます。皮脂や汚れで毛穴の出口が狭くなり、そこに増えた皮脂がたまることで、ニキビはできはじめます。そこから、皮ふが角化異常を起こしていくと「白ニキビ」となります。一方、皮脂や汚れが詰まって毛穴を押し広げていくと「黒ニキビ」となります。この白ニキビと黒ニキビはまだ炎症を起こしていない状態ですが、それを放ってしまうとアクネ菌が増えて、皮ふの内側で炎症が起こり始め「赤ニキビ」の状態になります。赤ニキビが進行して、中心に黄色っぽいうみがたまった状態が「黄ニキビ」です。白ニキビ白ニキビはまだ炎症が起こっていない状態です。医療用語では「閉鎖面ぽう」といいます。ニキビケアは1日2回を目安に洗顔をして、乾燥しないように保湿をしていきます。肌を清潔に保ち、毛穴にたまった角質や皮脂を取り除いて、いじらないことが大切です。すべてのニキビに共通することですが、化粧をしている人はメイク落とし(クレンジング)で化粧はしっかり落としましょう。その後、洗顔料を使って洗顔をします。メイク落としがオイル製のものでも、きちんと洗顔をすれば問題はありません。スクラブ入りなどの洗顔料は、ニキビが刺激され、悪化する原因になるため控えましょう。化粧水などは「ノンコメドジェニックテスト済み」と記載のあるものがおすすめです。これは、ニキビのできにくさのテストをクリアした製品という印で、安心して使用できるでしょう。黒ニキビ黒ニキビは医療用語では「開放面ぽう」と呼びます。こちらも白ニキビと同様にまだ炎症は起こっていません。ケアの方法は基本的には白ニキビと同じです。洗顔で肌を清潔にし、アクネ菌を増やさないことがポイントです。また、抗酸化作用のあるビタミンCを使ったケアを取り入れるのもいいでしょう。赤・黄ニキビ赤ニキビは医療用語で「紅色丘疹」といいますが、炎症が起こってしまった状態です。毛穴のなかで増えてしまったニキビの元の「アクネ菌」が白血球と戦っています。赤くはれて、痛みを伴うこともあり、悪化してしまうとあとが残ってしまうため、無理につぶすことはやめましょう。ケアはできるだけ刺激をなくし、お化粧やコンシーラーもできるだけ控えておきます。市販のニキビ用の塗り薬を使ってみるのもいいでしょう。黄ニキビは赤ニキビがさらに進展して膿疱(のうほう)ができた状態です。破裂するとニキビ内の皮脂や角質などがもれ出てしまいます。対処としては市販薬を塗るなどがありますが、赤ニキビも黄ニキビも強い炎症が起こっているため、病院を受診するのがおすすめです。▼つぶしてもいいと言われているタイミングもあるけど…?「白ニキビはつぶしたほうが早く治る」という意見を聞くことがあります。しかし、素人が自己流でニキビをつぶすことは、かえって炎症を引き起こしてしまったり、菌が入り込んでしまったり、さまざまなリスクが伴います。初期の白ニキビをつぶすことで、わざわざ悪化させてしまったら本末転倒です。ニキビをつぶすのは控えておきましょう。■つぶしたくなるけど我慢! ニキビの正しいケア方法▼正しいケア方法1:しっかり洗顔ニキビケアの基本は1日2回、しっかり洗顔することです。洗顔料はよく泡立て、毛穴の皮脂や汚れが落ちるように洗います。強くこする必要はありません。すすぐ時は、洗顔料が残らないように水でていねいに洗います。タオルで拭き取るときもやさしく行いましょう。▼正しいケア方法2:保湿をして自然治癒を待つニキビケアには肌の保湿も大切です。なぜなら、肌が乾燥してしまうと、皮脂の分泌量が増えてしまうからです。保湿のための化粧水は自分の肌に合うものを選んでください。前述の、ニキビのできにくい「ノンコメドジェニックテスト済み」処方のものを選ぶのも賢い選択です。初期ニキビなら、そのまま様子を見て自然治癒を待つのも手でしょう。▼正しいケア方法3:ニキビのケアアイテムを使うニキビケアアイテムはドラックストアでも多く販売されています。ニキビの炎症を抑える成分の入った化粧水や保湿クリーム、ピンポイントでつける市販薬もあります。忙しい人はそれらのアイテムを使用して、ケアするのもいいでしょう。ただし、2週間ほど使っても改善されない場合や効果を感じない場合は、ほかの市販薬に変えてみたり、皮膚科の受診を検討してみましょう。▼正しいケア方法4:病院で治す赤ニキビや黄ニキビなら、早めの受診がおすすめです。ニキビの状態によって治療は異なりますが、一番確実に治すことができるはずです。塗り薬では、角質をやわらかくして毛穴詰まりを抑える外用薬と炎症を抑える外用薬を併用することが一般的です。飲み薬では抗菌薬やビタミン剤、漢方薬などが処方され、体の内外から効果的にニキビを治していきます。▼正しいケア方法5:メディカルエステという方法もほかにも「メディカルエステ」という選択肢もあります。これは、専門医の指導のもとに行うエステで、医学的な見地からエステ施術ができるので、安心感があります。主な施術としては、古い角質を除去するピーリングやニキビあとに効果的なレーザー治療などを行います。■まとめここまで、ニキビの正しいケアの方法をご紹介してきました。ニキビの様子や状態によって、適切なケアは異なります。しかし、すべてのニキビケアに共通することは、ニキビをつぶさないように気をつけ、できるだけ触らないこと。そして洗顔も保湿もやさしく行うこと、です。また、このようなセルフケアは大切ですが、なかなか改善しない場合は、医療機関の受診も検討していきましょう。参考資料:・ 日本皮膚科学会
2020年01月31日ニキビは思春期だけでなく、大人になってからもできるもの。発見すると不快になってしまいますよね。きれいな肌を保つためには、ニキビの正しいケアの仕方や治し方を知っておくことが必須です。ニキビの予防方法を確認し、ニキビになりにくい素肌を手に入れましょう。【監修】成城松村クリニック院長 松村圭子先生婦人科専門医。1995年広島大学医学部卒業、同年広島大学付属病院産婦人科学教室入局。2010年、成城松村クリニックを開院。女性の「体の健康」「心の健康」のために、一般の婦人科診療だけではなく女性のあらゆる面をトータルにケア。講演、執筆、TV出演など幅広く活動。著書に、『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)、『医者が教える女性のための最強の食事術』(青春出版社)など多数。■ニキビを治す方法を知る、その前に! ▼ニキビとは?ニキビとは、皮ふの慢性炎症性疾患の一つです。ニキビのでき始めは、毛穴に皮脂がたまった状態です。毛穴の先が閉じていると「白ニキビ」、毛穴が開いていると「黒ニキビ」と呼ばれます。その皮脂がたまった毛穴が炎症を起こすと、ぷつっとした赤いニキビ「丘疹(きゅうしん)」となり、さらに炎症が大きくなるとうみがたまって「膿疱(のうほう)」となります。さらに炎症が進むと、皮ふの下にうみのたまった袋ができる「嚢腫(のうしゅ)」、または初期に比べて大きく硬い状態の「硬結(こうけつ)・結節(けっせつ)」に進行します。炎症が治まり、プツっとした状態が治っても、炎症後紅斑(えんしょうごこうはん)と呼ばれる赤みが一時的に残ることがあります。これは時間がたつにつれ、少しずつ消えていきます。しかし、炎症が強かった場合はケロイドのように盛り上がったり、へこんだあとが残ってしまったりすることもあります。ニキビが悪化すると、何より精神的な影響が大きいでしょう。ニキビあとが気になって引っ込み思案になってしまったり、素肌に自信がもてなくなったり…。できるだけニキビあとで悩まないためにも、予防やケアをきちんと行うことが大切です。また、「ニキビは思春期特有のもの」という思い込みはありませんか? 確かに思春期はニキビができやすいので「青春のシンボル」のような扱いをされがちですが、大人になってからもできるもの。そして、ニキビは約90%の人が経験する病気です。ドラックストアではニキビケア用化粧品が数多く販売されているので、初期ニキビなら、それを使って自己流で治そうとする人が多いでしょう。「ニキビはひどくなってから病院にかかる」というイメージがあるかもしれませんが、最近は初期の軽い症状でも皮ふ科受診が一般的になり、治療の選択肢が広がってきています。参考サイト:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A「にきび」 思春期ニキビ思春期のニキビは、小学校の高学年から中学校にかけてでき始め、高校生を過ぎると少しずつ快方に向かっていきます。ニキビができる部位も小学校の頃はおでこが中心ですが、年齢が上がるにつれて頬やあご、首、胸、背中などに広がっていきます。ニキビは個人差が大きいため、でき始める時期や部位は人によって異なります。大人ニキビ大人のニキビとは、医療用語で「思春期後ざ瘡(ししゅんきござそう)」といい、「大人になってもニキビの症状が続くもの」や「大人になって初めてできたニキビ」のことをさします。大人のニキビは女性に多く、ストレスや不規則な生活、睡眠不足、合わないスキンケアなどが悪化の要因です。大人の女性は乾燥肌が多いため、治療の副作用を軽くするために保湿剤が必要になることもあります。もし無月経が続いていたり、体毛が濃くなったりなどの症状がある場合は要注意。ホルモン異常の多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)の可能性があります。早めに病院を受診しましょう。▼ニキビの原因ニキビの原因は思春期と大人では少し異なります。額や鼻を代表とする「Tゾーン」は、思春期ニキビができやすい部分です。皮脂腺が活発に働き、皮脂が多く出るために毛穴が詰まることが主な原因です。対して、頬やあご、口周りにできるニキビは、大人ニキビとしてできやすい部分です。一つだけ大きくできることも多く、同じ場所に繰り返しできることもあります。大人ニキビの主な原因は皮脂の分泌のほか、メイクの洗い残しやスキンケアのやりすぎなどです。さらに、ストレスや不規則な生活によるホルモンバランスの乱れなども考えられます。規則正しい生活を送れるように工夫が必要でしょう。■ニキビを治す正しい方法5つ▼ニキビを治す方法1:しっかりスキンケアニキビを治すには、まずは正しいスキンケアを知ることが大切です。余分な皮脂や汚れを落とすために洗顔はしなくてはならないですが、ニキビの原因が皮脂だからといっても、ただ洗顔の回数を多くすれば良いというわけではありません。1日に何度も洗顔したり、ゴシゴシ強くこすったりしてはかえって炎症をおこし、ニキビを悪化させてしまうでしょう。洗顔は1日に2回を目安に、ニキビ用の洗顔石けん(洗顔料)を泡立てて、手でやさしく洗います。そのあとは十分に水ですすぎましょう。化粧をしている場合は、メイク落としでしっかりメイクを落として、その次に洗顔石けんを使用して洗っていきます。肌が乾燥する場合は、ニキビのできにくい「ノンコメドジェニック」または「ハイポコメドジェニック」と明記された保湿用の化粧品を使用しましょう。▼ニキビを治す方法2:バランスの良い食事をとるニキビを早く治したいなら、食事はバランスよく食べることが大切です。間食はできるだけ避けて、規則正しい食生活をするように心がけましょう。バランスの良い食事は、主食・主菜・副菜を意識して組み合わせることがおすすめです。・主食:主に炭水化物で、エネルギー補給源です。お米や麺類、パンなどの穀類を選びます。・主菜:主に良質なたんぱく質や脂質を摂取します。おかずの中心となる、肉や魚、大豆製品、卵などです。・副菜:主菜だけでは足りない食物繊維やビタミン、ミネラルを補給します。主に野菜を使った料理となります。参考サイト:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A にきび「食事の注意点は?」 日本皮膚科学会 皮膚科Q&A にきび「日常生活で注意することはありますか?」 東京都福祉保健局 とうきょう健康ステーション バランスの良い食事「合言葉は主食・主菜・副菜」 ▼ニキビを治す方法3:つぶすのはNG! 触らないようにするニキビは気になるもの。つい触ってしまいたくなりますが、早く治したいなら、ニキビは触らないようにします。触ってしまうとなかなかよくならないものです。髪の毛もニキビに触れないように、束ねるなどの工夫が大切です。特にニキビをつぶすのは絶対にやめましょう。つぶしてできた傷に雑菌が入ったりすると、さらに炎症が悪化したり、あとが残りやすくなったりします。もしニキビの原因となる毛穴の皮脂を外に出したいなら、医療機関で行うことがおすすめです。▼ニキビを治す方法4:市販薬を使うニキビの市販薬は気軽に使用できるので、多くの人が利用しています。ニキビの炎症がそこまでひどくない場合には、これらの市販薬でセルフケアをしましょう。ただし、1週間を目安に使ってみて改善がみられない場合は、慢性化していて治りにくくなっている、別の疾患の可能性があるなどが考えられます。その場合は、医療機関の受診をおすすめします。▼ニキビを治す方法5:皮ふ科を受診する一番確実なニキビ治療法は、やはり皮ふ科を受診することです。個々に応じて適切な治療を行ってもらえるからです。日本皮膚科学会が策定した「ニキビ治療のガイドライン」にのとった薬も出してもらえます。現在は、毛穴の詰まりを改善してニキビをできにくくする薬「アダパレン」と、炎症やアクネ菌に効く抗生物質の飲み薬や塗り薬が処方されることが多いでしょう。そのほか、毛穴のたまった皮脂を針によって出す「面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)」という処置やケミカルピーリング、漢方の処方なども行われています。■ニキビにならないようにする方法▼ニキビを予防する方法1:保湿重視のスキンケアニキビの予防には、1日2回の石けんを使った洗顔に、基礎化粧品で保湿をしていきます。その場合には、やはりノンコメドジェニック、またはハイポコメドジェニックと書かれたものがおすすめです。化粧水のあとの保湿剤も同様で、ニキビができにくいものを使用し、しっとり清潔な肌を保つようにしていきます。▼ニキビを予防する方法2:睡眠の質を高めるニキビにとって睡眠不足は大敵です。ニキビの要因の皮脂分泌はホルモンによってコントロールされています。寝不足や昼夜逆転の生活ではこのホルモンバランスが崩れ、ニキビが悪化しやすくなります。規則正しい生活を心がけるようにしましょう。新陳代謝の面でも寝不足はマイナスです。肌のターンオーバーが乱れて毛穴のつまりを引き起こしてしまうことも。特に、寝始めの2~3時間は質の良い睡眠がとれるように心がけることが大切です。また、就寝時の衣類や寝具は、清潔で吸湿性が高いものを使用するのもポイントです。直接肌に触れるものなので、肌触りのよい綿素材がおすすめ。菌の繁殖を防ぐために、まめに洗って清潔にすれば、心地よい睡眠が確保できニキビもできにくくなるでしょう。▼ニキビを予防する方法3:きちんと食べるニキビ予防のためには規則正しい生活と食習慣が重要です。「ニキビを治す正しい方法」の章でもお伝えしましたが、バランスの良い食事を心がけましょう。ニキビができることと特定の食べ物との因果関係は、今のところ、はっきりとはしていません。そのため、特別食べてはいけないという食品はありませんが、個人それぞれの体質によるでしょう。「ケーキやチョコレート、ナッツ類などを食べるとニキビができやすい」など特定の食品を食べることで肌の調子が悪くなると感じる人は控えておくのが無難です。▼ニキビを予防する方法4:紫外線などの刺激を避けるニキビには刺激が大敵です。ニキビ予防の観点からも、紫外線などの刺激は避けておきたいもの。特に強い日差しは皮ふにとって大きな刺激で、赤くなってしまうことがあります。皮ふ細胞のDNAを傷つけてしまう場合もあり、またニキビにとっても良くありません。紫外線の刺激を防ぐため、日焼け止めの使用はおすすめです。ニキビの治療後は肌が乾燥しがちになり、紫外線によってさらに乾燥が進む可能性があるため、特に日焼け止めが必要でしょう。日焼けは皮ふがんの原因になるともいわれているので、特に海や山のアウトドア活動や屋外の作業をする場合は、しっかりと日焼け止めを使いましょう。参考サイト:環境省 「紫外線による健康影響」 ▼ニキビを予防する方法5:ストレスケアも大切先述したように、ニキビの主な原因の一つに「ストレス」があります。ストレスから睡眠不足や不規則な生活になると、さらにニキビができやすくなるでしょう。ストレスを感じたら、体を動かしたり、ゆっくり音楽を聴いたり、今の気持ちを紙に書いて整理したりなど、工夫をして発散させましょう。ノンストレスな規則正しい生活を送ることが、ニキビを予防するコツかもしれません。参考サイト:厚生労働省「こころもメンテしよう〜若者を支えるメンタルヘルスサイト〜」 「こころと体のセルフケア」 ■まとめ 今回はニキビを予防し、正しく治す方法を紹介してきました。思春期ニキビも大人ニキビも、肌を清潔に保ち、正しいスキンケアを行っていけば、改善してくるもの。そして、ストレスを上手に発散し、規則正しい生活や食事をしていくことがきれいな肌を保つ秘けつといえそうです。「健やかな肌は、健やかな生活からつくられる」と覚えておくといいかもしれませんね。参考資料:・ 日本皮膚科学会 ・ 東京都福祉保健局 ・ 環境省 ・ 厚生労働省
2020年01月30日美しすぎるメイク講師は毎日ここも洗っていた!2019年11月19日(火)、メイク講師の福井美余は、「ここを洗えば吹き出物とニキビは激減する・・・」というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。美肌を叶えるために、メイクするときに使うスポンジを毎日洗うことを推奨している。福井は、メイクスポンジは1回使うだけでも「雑菌だらけの雑菌天国」になってしまうとし、洗わずに使い続けることで、ニキビや吹き出物の原因になると注意を促す。ハンドソープやボディーソープで十分汚れは落ちるため、お風呂にメイクスポンジを持って入って、毎日洗うのがオススメだ。1万人以上の美容指導した経験を持つ福井美余福井美余は株式会社Excess Beautyの代表取締役社長、一般社団法人日本パーソナルメイク協会の代表理事を務め、メイク講師としても活躍している。これまで1,500回以上の講座に登壇。美容指導した受講生は1万人を超えている。オフィシャルブログのフォロワーは1万3千人以上。2017年のミス・ユニバース・ジャパン ビューティキャンプ講師を務めた経験を持つ。 著書には『今あるコスメで上品で洗練された美人になれる』、『身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック』などがある。(画像は福井美余オフィシャルブログ「毎日1分読むだけで メイク美人になるブログ」より)【参考】※福井美余オフィシャルブログ「毎日1分読むだけで メイク美人になるブログ」※福井美余オフィシャルサイト
2019年11月24日こんにちは、ユキミです。3歳の息子に日々振り回されております、母でございます。幼稚園に入ってから、息子は風邪をひくことが多くなりました。鼻水が根こそぎ取れるし、鼻の回りも荒れないので、とても重宝しております。しかし、幼稚園へ行っている間はどうしても鼻吸い機は使えないので、そろそろ息子にはティッシュで鼻をかめるようになってほしいなぁ…と母は思っておりました。ならば練習あるのみ! ティッシュで鼻をかむ練習スタート何度か説明したり、目の前でやって見せるもなかなか習得には至らず。いやいや、こういうことは忍耐が大切と、温かい目で見守ろうとしていた矢先…なぜっ!!???なぜ、服で鼻水を拭くことを先に覚えてしまうんだああ~!!服も汚れるし鼻も痛くなるし、いいことなんか何にもないじゃないですか…。「鼻水=鼻吸い器で取る」と思っていたけれど、日中幼稚園にいる時間が長くなった今、自分でティッシュでかんでもらわないといけないのです。ティッシュで鼻をかめない息子に、ふと名案が思いついた!昭和~平成初期生まれのお母さんならご存知でしょうか!?あの懐かしの匂いつきティッシュが今も売っていましたよ~!(私は100円ショップで見つけました)これなら絶対にティッシュを使ってくれるはずと、息子に匂いつきティッシュを猛アピールしました。ところが…ん?何故かフリーズする息子。「おかしの匂い付きティッシュ…??」どうやら「ティッシュからおかしの匂いがすること」が彼の想像の範囲を超えてしまい、プチパニックになってしまったようです。息子よ、一体どんな想像をしたのだ?この後「きったん普通のティッシュがいいから、大丈夫よ」と、箱からせっせとティッシュを取りだし鼻水を拭いていました。おまけに最近では、「フーっ」とかんでいるようなしぐさも時おり見られます。狙い通りではありませんでしたが、結果は大成功!匂いつきティッシュが間接的にお役にたった出来事でした。
2019年10月28日突然できてしまうニキビ…。あなたはどう対処しますか?ニキビは、生活習慣やホルモンバランスが関係しています。できてしまったニキビの悪化を防ぐための注意点をご紹介しましょう。ニキビができてしまう原因出典:byBirth肌には、肌の弱酸性バランスを整える「表皮ブドウ球菌」や「アクネ菌」、肌荒れの原因になる「黄色ブドウ球菌」が存在しています。皮膚常在菌であるアクネ菌は、肌の環境が整っている場合は、弱酸性バランスを保つ働きをしています。しかし、何らかの理由で肌状態が崩れてしまうと、アクネ菌が増殖しニキビをつくってしまうのです。ニキビは、ホルモンバランスの乱れや生活習慣がおもな原因であるといわれています。そのため、食事や睡眠、スキンケアなどを改善することで、ニキビのできにくい肌をつくることができますよ。食生活について出典:byBirthニキビの直接的な原因は、皮脂の過剰分泌です。とくに、摂取する油には気をつけなければいけません。カップヌードルやスナック菓子などの添加物などが多い食べ物を食べ続けていたり、空気に触れて酸化された油で揚げ物をあげていたり…など、ニキビにつながる要因はたくさんあるんです。そのため、油の摂り方の見直しを頻繁に行うことが大切です。過剰に油(脂)を摂りすぎてしまった場合は、脂質をコントロールする食生活に切り替えましょう。とくに、ビタミン類は、脂質の代謝を促したり、脂質の分解をコントロールする働きがあります。ビタミンB2とビタミンB6は一緒に摂ることで効果がパワーアップしますよ。満遍なく栄養素を含んだ、バランスの良い食事を心がけましょう。睡眠不足について出典:byBirth睡眠時間が3時間未満の場合、身体のさまざまな機能をコントロールする成長ホルモンが分泌されません。成長ホルモンは、3時間以上寝ないと分泌されないので、最低3時間以上は寝るように心がけるとよいでしょう。本来であれば、肌のゴールデンタイムは22時以降といわれているので、22時に就寝できれば言うことなし!なるべく早い時間に眠るようにして、朝も早起きを心がけると自律神経バランスも整います。さらに、枕カバーは雑菌の温床!ニキビ発生につながりやすいので、毎日清潔なものに交換しましょう。シーツなども定期的に清潔なものに交換してくださいね。ホルモンバランスについて出典:byBirth女性は、ホルモンバランスの乱れにより体調や肌に影響が現れやすい生き物です。とくに、生理前は肌荒れしやすい時期といわれ、皮脂分泌も増えてしまいます。なるべく、ホルモンをコントロールしてあげるためにストレスを解消し、睡眠をしっかり取り、ゆっくり身体を休ませてあげることが大切です。スキンケアについて出典:byBirthニキビができてしまったときのスキンケアは、シンプルケアが一番!一日2回の洗顔と、油分の少ないスキンケア化粧品を使用することが大切です。肌表面には、弱酸性の膜を張った「皮脂膜」と、うるおいを保つ「角層」があります。この層がしっかり保湿されていると乾燥対策にもなり、皮脂分泌は抑制されるんです。洗浄力の強い洗顔料やあぶらとり紙などは、肌に必要な油分(皮脂)まで奪ってしまうので控えるようにすると良いでしょう。皮脂の過剰分泌は、シンプルケアを行いながら油の摂り方を気をつけることで、少しずつ落ち着いてくるといわれています。ニキビができたときの注意点4つ出典:byBirth①つぶさない雑菌が入ると化膿してしまいます。まずは、手で触らないように気をつけましょう。また、髪の毛にも菌はついています。なるべく、髪の毛がニキビに触らないように注意しましょう。刺激を与えると肌が反応し、悪化してしまいます。スキンケア化粧品を使用する場合には、清潔な手で行うようにしてください。②過剰な洗顔は避けるニキビができると皮脂量も増えるため、洗顔の回数を増やす人や洗浄力の高い洗顔料を使って洗う人がいます。しかし、このような行動は逆に皮脂を増やしてしまう原因に!肌状態に合わせて洗顔料を選ぶようにしましょう。メイク汚れは、毛穴詰まりの原因につながるため、汚れを肌に残さないように洗顔料を選ぶことも大切です。比較的、泡立ちの良い洗顔料は洗浄力が強く、泡が立ちにくい洗顔料は洗浄力が弱いといわれています。さらに、もともと泡で出てくるタイプもあるので、いくつか準備してその日の肌に合わせて使い分けをすることも大切です。③刺激を与えない化粧水のパッティングは、肌に刺激を与えます。さらに、ピーリングやスクラブなどもニキビ悪化につながるため、ニキビがあるうちはシンプルケアのみ行いましょう。④油分を控えめにリキッドファンデーションやオイル配合美容液は、クレンジングをしっかり行わないと毛穴詰まりになることがあります。なるべく、油分を控えめにしたアイテムを使うように心がけてくださいね。生活習慣を見直そう出典:byBirthいかがでしたか?肌は、食生活、睡眠、運動、ホルモンバランスなど様々なことが絡み合って出来ています。健康な肌を維持するためには、1つでも欠けてはいけません。これらをバランスよく維持することが大切なんです。ニキビができてしまったら、生活習慣やスキンケアを見直すことで、素早くニキビを改善することが期待できます。
2019年10月01日ニキビは、大きく分けて4つの種類に分けられます。それぞれの症状に合わせたケアをご存知ですか?コスメコンシェルジュが種類別の対処法を伝授します。ニキビの種類をご紹介出典:byBirth思春期ニキビとは?特徴思春期のホルモンバランスの変化により、皮脂量が増えるためニキビが発症します。おもに、おでこや鼻など皮脂の分泌が多くなるTゾーンを中心に、顔全体にできることがあります。皮脂の分泌が増える春から夏にかけてできやすく、脂性肌に多くみられることがありますよ。対処法10代のニキビは、ホルモンバランスの変動によるものなので、特に何もしなくても少しずつ治癒することが可能です。ですが、ニキビは早く治したいものですよね。そんなときは、炎症を抑制する「グリチルリチン酸2K」や「アラントイン」などが配合されたニキビ用化粧品を使用しても良いでしょう。また、ニキビが悪化する前に皮膚科を受診することも大切です。ただし、皮膚科で処方される薬は、使用期限を守り長期にわたる継続使用は控えましょう。この時期に、殺菌治療や脱脂力の強い洗顔料を使い続けると、ニキビがいつまでも治らない慢性ニキビにつながることがあるので注意が必要です。大人ニキビとは?特徴20代以降にできるのが「大人ニキビ」です。おもに、顔の下半分に発生しやすくなります。思春期ニキビと違い、ストレスや自律神経の乱れ、生活習慣などが原因になることが大半です。大人ニキビは、一年中いつでも発症しやすく、乾燥肌に多いといわれています。対処法食事や睡眠、運動など生活習慣の乱れや免疫力の低下が関係します。スキンケア化粧品を変更しても、根本原因を改善しなければ再発の心配も考えられます。大人ニキビの場合の対処法はおもに2つ!1つ目は、スキンケア化粧品をニキビ用にすること。ニキビが発症している間だけニキビ用化粧品を使用し、抗炎症作用のある「グリチルリチン酸2K」などの成分で悪化を防ぎましょう。洗顔では、毎日の肌状態に合わせてぬるま湯洗顔にするか洗顔料を使用するか選択し、必要な皮脂まで奪いすぎないように気をつけることが大切です。2つ目は、スキンケア化粧品よりも生活習慣を見直すことが改善への近道です。バランスのよい食生活を心がけ、油の摂り方を見直してみましょう。慢性ニキビとは?特徴思春期ニキビや大人ニキビのときの誤ったケアを繰り返した結果、ニキビが悪化して慢性化することがあります。長期にわたる殺菌治療や脱脂力の強い洗顔を毎日のように行うと、肌に必要な菌まで殺菌してしまうことに。素っ裸状態になった肌は、少しずつ免疫力が低下していきます。自らの危険を察した肌は、細胞作りを急ぐため未熟な細胞を作り出してしまうのです。未完成な肌細胞は、バリア力が弱い状態のままなので、ニキビが長引いてしまうことに繋がるのです。慢性ニキビは、年齢関係なく、顔全体に発症します。対処法慢性化してしまったニキビは、治すまでにとても時間がかかります。生活習慣を改め、角層を健康に戻すためにスキンケアを見直すことが大切です。なるべく、肌の治癒能力を戻してあげられるように、過度なケアや洗浄力の高いアイテムを控えるとよいでしょう。慢性ニキビの場合は、ピーリングや長期にわたる殺菌剤の使用は、皮膚常在菌を失ってしまうので避けたほうが良いでしょう。自分一人で判断せずに、皮膚科を受診し肌を健康に戻していきましょう。化膿ニキビとは?特徴痛みや赤みを伴い、膿ができることもあります。おもに、免疫機能の低下やホルモンバランスの乱れ、栄養不足などが関係しているといわれています。対処法一時的な免疫力の低下によるものなので、ゆっくり身体を休ませてあげることが早期回復につながります。生活習慣を見直すことも一つの手段です。早く治したい場合は、皮膚科を受診するとよいでしょう。化膿した部分を触ると炎症が悪化してしまうため、触らないように気をつけてくださいね。ニキビができやすい肌とは?出典:byBirthそもそもなぜニキビはつくられるのでしょうか?大きく分けて2つの原因があります。毛穴を塞いでしまった弱酸性バランスが崩れているクレンジングや洗顔で、しっかり汚れを落としてあげることが大切です。毛穴の上に古い皮脂やメイク汚れなどが残ってしまうと、毛穴が塞がれてしまい、ニキビの原因になることがあります。また、肌の弱酸性バランスが崩れてしまうと、ニキビを発症してしまうことも。水分と油分をバランスよく保つことが大切ですよ。健康な肌は角層が正常に作られる環境出典:byBirthニキビ肌と無縁になるためには、「角層」を育てるケアが大切です。健康な肌とは、「角層が正常につくられている肌」を指します。肌に汚れを残さないように洗顔方法を見極め、しっかり汚れを落とすこと。運動をして汗をかく習慣を身につけ、血流に乗せて栄養を肌細胞に送るようにすること。睡眠不足は、汗の量が減るため皮脂が多い肌になる。一つ一つの生活習慣を見直すことで改善できることもあります。弱酸性バランスは、毎日変化します。そのため、毎日の肌状態は異なるはずです。しっかり基本から改善することが出来ると、ニキビを予防することができます。
2019年09月24日