「SMAP解散後、メンバーが誰も歌ってこなかった楽曲を、このタイミングで歌うことに対して、一部のファンから否定的な意見が上がる懸念もありました。それでも木村さんは明石家さんまさん(64)の『楽曲はアーティストだけのものじゃない。皆さんとの共有物や』というアドバイスと、SMAPへの強い思い入れで実現させたんです」(音楽関係者)2月8日から東京・国立代々木競技場第一体育館で始まった木村拓哉(47)のソロライブツアー。全20曲を熱唱した木村だが、東京公演の3日間を通して、SMAP時代の名曲『夜空ノムコウ』を歌った。なぜ『夜空ノムコウ』を“復帰曲”に選んだのだろう。「この曲で、SMAPは初めてミリオンセラーを記録しました。木村さん自身がギターを抱え、ほかの4人が囲む演出を特に気に入っていました。今年の正月に放送されたドラマ『教場』(フジテレビ系)の打ち上げでも歌っていましたね」(別の音楽関係者)木村は東京公演の3日間、SMAP時代の曲をもう1曲ずつ、日替わりで歌っていた。初日に選んだのは『SHAKE』。「発売された’96年はSMAPにとってターニングポイントとなった年。現オートレーサーの森且行さん(46)が脱退し、冠番組『SMAP×SMAP』が始まりました。木村さん自身“カラオケで1曲目に歌うならこの曲”と語っています」(前出・音楽関係者)2日目に歌った『らいおんハート』は、SMAPが2度目のミリオンセラーを獲得した曲。「発売した年に木村さんが入籍発表しました。ご本人の半生を振り返っても、忘れられない曲なんでしょう」(前出・音楽関係者)そして3日目には『$10』。「中居正広さん(47)が『SMAPが“いい感じになってきた”』と評する’93年の曲です。SMAPがカバーする前から森さんが好んでライブのソロで歌っていただけに、彼との思い出の曲でもあり、ライブで盛り上がる“鉄板曲”です」(前出・音楽関係者)今回の木村のライブについて観客の反応はやはり多種多様だった。《うれしい半面、やっぱり1人では歌ってほしくなかったかな。SMAPの歌は、5人で一緒に歌わなきゃ意味がない》《喜ぶ人もいれば複雑な人もいることなんて彼自身がいちばん理解しているはず。自分の立場、気持ちとして、歌う決断をしてくれて私はうれしいです》次のライブではどんな“思い出の曲”を歌ってくれるのだろうか――。「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月20日「当初の計画では、ライブの選曲は1月8日発売のアルバム曲と、主演ドラマで使用した楽曲のカバーという“2本柱”で進んでいました。それが、あるとき木村さんからSMAPの楽曲も歌いたいと提案があったんです」(音楽関係者)2月8日から東京・国立代々木競技場第一体育館で始まった木村拓哉(47)のソロライブツアー。彼のライブは、SMAP時代の’15年1月から約5年ぶりのことだ。全20曲を熱唱した木村だが、東京公演の3日間を通して、SMAP時代の名曲『夜空ノムコウ』を歌った。会場からはファンの大歓声が上がった――。そんな木村だが、今回SMAPの代表曲『世界に一つだけの花』を歌うことはなかった。前出の音楽関係者によると、選曲打ち合わせでも同曲が候補に挙がることはなかったという。「5人それぞれのパートがあり、木村さん1人で歌うにはさすがに荷が重すぎます。ただ、それ以上に、木村さん自身が“この曲は1人で歌うものではない。5人で歌うべき曲”と考えていたからでしょう」1月12日、木村のラジオ『木村拓哉Flow supported by GYAO!』に作詞・作曲をした槇原敬之(50)がゲスト出演した際、槇原はこんな感謝も口にしている。「SMAPというアイコンに対して、時代とかいろいろなものがあって生まれた宿命みたいな曲。だから、SMAPがいなかったらあの曲は書けてないですよ。それは間違いない」実は、ソロツアーでも歌わなかった『世界に一つだけの花』が世界の大舞台で披露される計画が極秘裏に進んでいたという――。「7月から開催される東京五輪のセレモニーなどでこの曲を使いたいという構想が進んでいたんです。『世界に一つだけの花』は平成で最も売れたシングル曲。詞の内容からも五輪の世界中の人々へアピールするにはうってつけです。安倍首相も昨年4月、元号が平成から令和に変わる記者会見で『世界に一つだけの花』をたとえに出し、『次の時代を担う若者たちが、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そのような若者たちにとって希望に満ちあふれた日本をつくりたい』と語っていました。首相のそうした意向もあり“56年ぶりの東京五輪でこの曲をどこかのタイミングで披露する”よう関係各位に水面下で働きかけていたといいます」(東京五輪関係者)新しい地図の3人、稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(43)がパラリンピックの公式サポーターに就任していることも、同曲が選ばれた理由に大きな影響を与えていたという。「もしメンバーそろっての歌唱が難しい場合でも、槇原さんが歌い、会場の観客と大合唱するということも選択肢のひとつでしたが……」(前出・東京五輪関係者)だが、そんな“夢の計画”は、一瞬で吹き飛んでしまった――。2月13日、槇原が覚せい剤取締法違反と、医薬品医療機器等法違反の疑いで逮捕されてしまったのだ。「槇原さんは木村さんのアルバムの中に、作詞・作曲・編曲を手掛けた『UNIQUE』という曲も提供しています。逮捕前の東京公演では3日間、すべてで歌っていましたが、大阪での2公演では見合わせる方向で話が進んでいます。木村さんが“SMAPファンへの恩返し”として心で温め続けていた、『世界に一つだけの花』を披露する機会も幻に終わってしまいました。今回の逮捕に、木村さんもひどく驚き、ショックを受けています」(前出・音楽関係者)“晴れ舞台”を見られたかもしれないSMAPファンには、あまりにつらい事件になってしまった。「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月20日新しい地図の香取慎吾(43)と草なぎ剛(45)によるTwitter上でのやり取りが話題を呼んでいる。2人は、SMAP時代からファンの間で“しんつよ”と呼ばれ、その絆が深いことで知られている。2月17日の夕方、草なぎが先に自身のTwitterを更新し、先日、アカデミー賞で作品賞を含む4冠を達成した映画『パラサイト』を鑑賞してきたことを報告。「パラサイト。見ました。ひと時も退屈なし。役者さん達。素晴らしいです」と感想をツイートした。その約3時間後、今度は香取が自身のTwitterを更新。草なぎのツイートを引用し、「一緒に観に行こうって言ってたのに」とポツリ。どうやら先を越されてしまったようで、涙する絵文字を使って寂しさを表した。しかし、ファンからは《結局、一緒に行きたかったんかーーい!》《あれ?でも慎吾ちゃん断ってなかったっけ?ww》とツッコミが。というのも、同月16日に放送された2人がパーソナリティを務めるラジオ番組『ShinTsuyo POWER SPLASH』で、草なぎから「一緒に行こうよ」と誘われた時、香取は「え~…時間を合わせて?一人で行くよ~」と断っていたのだ。拗ねる香取に対し、《恋人かって感じの文面可愛すぎっ》《慎吾ちゃんのツンデレ愛はつよぽんには届きにくい》《素直じゃないんだから(笑)》《先に1人で行くのがつよぽんらしい》と言ったコメントが寄せられている。
2020年02月18日2月13日、歌手の槇原敬之容疑者(50)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。各メディアによると、槇原容疑者は2019年4月に東京都港区のマンションで覚せい剤を含む粉末を所持。また、覚せい剤のほかにも危険ドラッグを所持していた疑いもあるという。槇原容疑者は1999年にも、覚せい剤取締法違反の現行犯で逮捕されている。その際は懲役1年6カ月執行猶予3年の有罪判決が言い渡され、活動を自粛することとなった。しかし翌2000年にアルバムをリリースし、活動を再開。2003年には『世界に一つだけの花』を作詞作曲。SMAPに提供した同曲は、大ヒットとなった。槇原容疑者は『世界に一つだけの花』制作にあたり、覚せい剤事件と活動自粛から影響を受けたと語っている。《そこで思い知ったんですよ、“身の程”みたいなものを。でも、それがなかったら、勘違いしまくって“最低な人間”になっていたと思いますね。》(『テレビブロス』2015年3月7日号)99年の逮捕に対して“身の程を思い知った”ほど反省していたはずの槇原容疑者が、まさかの2度目の逮捕――。ネットでは、動揺の声が広がっている。《マッキー大好きなのにショックだよ…》《まさかまた覚せい剤やってしまうなんて思ってなかった》《マッキーすごく残念…なんでだ…》前回の公判後、《今後は、絶対にこの様なことを起こさない》と覚悟をあらわにしていた槇原容疑者。薬物との関わりは、簡単には断ち切れなかったようだ。
2020年02月13日木村拓哉(47)が2月8日から東京・国立代々木競技場の第一体育館で自身初となるソロライブツアーをスタートした。木村が単独ライブを行うのは、SMAP時代の15年1月以来。1月に最新アルバム『Go with the Flow』をリリースした木村は、発売が決定した際に「CDを出させて頂くので、みんなと騒げる場所も真剣に考えたい」とライブ実施への意気込みを語っていた。各メディアによると、会場には1万2,500人のファンが駆け付けたという。関係者席には木村と『グランメゾン東京』(TBS系)で共演した沢村一樹(52)や冨永愛(37)を始め、多くの俳優陣が姿を現した。さらに、木村と親交の深い明石家さんま(64)も木村のステージを見守っていたという。最新アルバムの収録曲を中心に、全20曲を歌唱した木村。SMAPの名曲『SHAKE』や『夜空ノムコウ』も熱唱したという。木村がSMAPの楽曲を歌うのは、16年12月に『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で『世界に一つだけの花』を歌唱して以来、約3年ぶりのことだ。「ソロになった木村さんがSMAPの楽曲を歌うと決心したのは、“おじき”と慕うさんまさんのアドバイスがあったからだそうです。さんまさんが『楽曲はアーティストだけのものじゃない。皆さんとの共有物や』と、木村さんを説得したと聞きました。 普段から“俺は木村派や!”と公言するさんまさんがライブに足を運ぶのも、木村さんを気にかけている証拠でしょう」(芸能界関係者)歌唱後に木村は、「みんなと自分の共有物をこれからも大切にします」と語ったという。ネットではファンによるコンサートの余韻が広がっている。《コンサート最高でした。SMAPの歌を歌い終わったあと、音楽はアーティストだけの物じゃない。みんなとの共有物。これからもみんなの歌を大切にしますって言っていて、さすがだなと思いました。かっこよすぎました》《SMAPの歌を歌う姿に凄まじい覚悟と切なさを感じた。5人で歌ってきた歌をたった1人で歌う事に、どれだけの覚悟があったのだろう。不安だったんだろう。実際歌ってみてどれだけ切なかっただろう。SMAPへの愛もファンへの愛も痛いほど感じた。紛れもなくSMAPのエースだった》《自分だけじゃなくファンのためにもやるんやで。さんまさんらしい。それをちゃんと自分の中で消化してSMAP時代の歌を歌ってくれたんだなぁ。思い出として大事に守って歌い継ぐために》
2020年02月10日元SMAPの香取慎吾が6日、東京・表参道の青山学院大学 青山キャンパスで行われた壁画「Be the Difference アート」除幕式に出席。学生たちからのオファーを受けて制作した約高さ2.5m×幅11.5mの巨大な壁画をお披露目した。青山学院の経営スローガンである「Be The Difference」は、あらゆることの多様性を認めて一人ひとりの個性を大事にするという考え。このスローガンを掲げ立ち上がった学生たちが、自分のスタイルを持ってチャレンジし続けている香取のアート作品を通じて「Be The Difference」を社会に発信したいと思ってオファーし、快諾した香取が同プロジェクトを象徴するアートを共同制作した。除幕式に登場した香取は、学生たちと一緒に除幕を行い、11日かけて制作したという壁画をお披露目。「形も考えも違うそれぞれの人間が、みんなの愛でそれぞれを支え合って生きていくのは素晴らしいこと。自分も多くの方の愛に支えられて生きています。そんな思いで描きました」と作品に込めた思いを語り、「十人十色、10体の人のような。そこから百人百様でもいいじゃないかと、100体描きました」と、大きな10体と小さな90体、合計100体の人間を描いたと説明した。中央には巨大なハートが描かれており、「ハートの真ん中は壊れています。傷つけるためにハンマーで打ちつけたり。傷ついたハートも、自分だけでは立ち直れないときも、いろんな人の助けで、みんなの愛で、一人ひとりが生きていると表現したかった」とその意味を説明。壁画の素材はステンレスパネルで、「人通りのある場所だと聞いて、みなさんが写り込んだら面白いかなと。全部を色で埋めるのではなく、抜けているところはみんなこの絵の中に入れる」と余白を作った狙いも明かした。また、「あまりの大きさに最初はうろたえました。大きさでは一番大きいと思います」と話した。そして、大学の中に作品が飾られることに、「すごくうれしいです。夢をたくさん持った人たちに僕の絵を見てもらって、そこから何か少しでも感じてもらえたり、影響を受けて大人になってくれたらうれしい」と喜び、「東京の街が好きで、東京に自分の壁画があるのも初めて。パラリンピックの絵はサポートセンターの室内なので。ここはみなさん入れる場所みたいなので、しょっちゅう来ることになると思います。みなさんが見ている姿を見に」と出没を予告した。
2020年02月06日元SMAPの香取慎吾が、「Ameba」の中で2019年に最も注目されたブログを表彰する「BLOG of the year 2019」の優秀賞に選出された。運営するサイバーエージェントが6日、発表した。今回、香取のブログ「空想ファンテジー」が、優秀賞芸能人・有名人ブログ部門を受賞。受賞理由は「『新しい地図』の活動に加え、アーティストとしても活躍する香取さん。頭の中に浮かんだ空想を綴るブログは、初投稿時には3万件を超える『いいね』が集まりました」とのこと。香取は「優秀賞を頂きとてもうれしく思っています。僕の好きなエンターテインメントは、『本当ではない』ことが大事だと思っていて、空想の世界に浸れるこのブログが大好きです。今年もこのブログでたくさん遊びたいです」と喜びのコメントを寄せた。「BLOG of the year」は、著名人から一般の人まで、「Ameba」の中で2019年の1年間で最も注目されたブログを表彰するもの。一般投票の結果および、話題性、ブログ活用の先進性、独自性などの観点で審査し、受賞者を選出している。■「BLOG of the year 2019」著名人の受賞一覧【最優秀賞】堀ちえみ【優秀賞芸能人・有名人ブログ部門】香取慎吾水嶋ヒロ伊達みきお(サンドウィッチマン)富澤たけし(サンドウィッチマン)高橋メアリージュン【部門賞(パパ部門賞)】マック鈴木【部門賞(ママ部門賞)】小原正子【部門賞(ドラマ部門賞)大友花恋【部門賞(テーマ部門賞)】ホラン千秋【部門賞(新人部門)】石田明(NON STYLE)
2020年02月06日「SMAP解散後初となる3人そろっての出演は放送前から話題となり『笑ってはいけない』は関東地区で16.2%と大晦日の民放視聴率1位を獲得。日テレでは早くも3人に今年の年末の『笑ってはいけない』に出演する話が内定しているそうです」(テレビ局関係者)昨年大晦日に放送された『ガキの使い!大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ系)に出演した稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(43)の3人。ジャニーズ事務所を退社した17年以来「新しい地図」がそろって地上波の民放バラエティ番組に出演するのは初めてのことだった。「先日、草なぎさんは主演舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』の囲み会見でテレビ出演について『声をかけていただけたら。仕事ください!』と懇願。その気持ちは稲垣さんも香取さんも同じです。先週、43歳になった香取さんは昨年1年を振り返って“この番組は、一生忘れないと思う”と漏らしていたそうです」(制作関係者)草なぎの全力の“アピール”が功を奏したのか、他の2人のテレビ出演も相次いでいる。「香取さんは2月1日放送のフジテレビ系の特番『内村カレンの相席どうですか』に出演。稲垣さんもNHK連続テレビ小説『スカーレット』に3月上旬から登場します。『笑ってはいけない』出演以降、3人の地上波への露出は確実に増えてきています」(テレビ誌記者)前出の制作関係者は、『笑ってはいけない』番組出演後の反響の大きさをこう明かす。「放送後にはネットを中心に彼らの振り切った演技やトークに称賛の声が上がり、日テレにも《3人の姿をもっと見たい!》という趣旨のメールが多数届いています。実は3人を全面的に起用できたのは、昨年6月に社長が代わったことが大きいと聞いています」小杉義信社長(65)は『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』、『マジカル頭脳パワー』など90年代を代表する高視聴率番組のプロデューサーを務めた人物として知られている。「王道のバラエティ番組を知り尽くした小杉社長は直接、自らが担当することはなかったSMAPを昔から高く評価していました。編成畑を歩むようになってからも“いつかはSMAPの番組を作りたい”と願っていたそうです。そのため、早い段階から小杉社長は3人を出演させられる番組を模索していました。彼らの起用に尽力し、最終的にトップダウンで“笑ってはいけない”への出演が決まったといいます。放送日に至るまで、各方面への調整に、相当時間を要して実現させたそうです」(前出・制作関係者)3人にとって日本財団パラリンピックのスペシャルサポーターを務めていることも今年、大きな追い風になっているという。「各局の東京五輪の関連番組で、露出が増えるのは確実です。3人は年明け、テレビ東京の看板番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』に出演。新春特番の激戦区にもかかわらず、11.6%と2桁の高視聴率でした。早ければ東京五輪後から3人のレギュラー番組を始められないか検討中で、水面下の調整を進めています」(日テレ関係者)前出の制作関係者もこう続ける。「稲垣さん、香取さん、草なぎさんのバラエティ番組1本の出演料は一人80万円ほどです。3人揃えば300万円前後になります。経費削減の波が押し寄せるバラエティ番組では高額ですが、何より知名度は抜群ですし、SMAP時代と比べると半額以下。その分、番組制作費に予算を回せるので番組内容の幅も広げられます。小杉社長はそういう点も考慮して、3人のレギュラー番組起用に意欲的だそうです」「新しい地図」の事務所関係者によれば、レギュラー番組は「現時点で依頼はいただいていない」と語るが、具体的にはどのような番組になるのだろか。「大枠では俳優や芸人、アーティストからアスリートまで幅広いジャンルのゲストを呼んで3人がトークを展開するバラエティ番組になりそうです。さらに『充電させてもらえませんか?』でも一般の方と大変うまく絡んでいたので全国各地へのロケ企画も定期的に登場しそう。もろもろの調整を経て実現は年明けかもしれませんが、将来的には『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のような国民的番組に育て上げたいようです」(前出・制作関係者)「新しい地図」の歴史は、また塗り替えられるのか――。「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月05日お笑い芸人の江頭2:50(54)が2月1日に、YouTubeに公式アカウント『エガちゃんねる EGA-CHANNEL』を開設した。同日22時の時点で、登録者数は12.9万人を記録。再生回数は34万回を超えている。また江頭は同日に、Twitterやインスタグラム、TikTokのSNSも一斉に解禁した。冒頭で江頭は「やりたいこと全部やってやる!おもしろいこと全部やってやる!」とし、「99人に嫌われても、1人が笑ったら勝ち」と“宣戦布告”した。また「世界のEGA」を目指すとも決意表明をした。そのため海外向けのハンドルネームを「BADASS SAMURAI」とし、英語のテロップも表示された。いっぽう、性的表現には厳しい規約があるYouTube。江頭は初回からアカウント停止を覚悟で、お尻の穴に筆を入れて文字を書く「お尻書道」にチャレンジ。背面姿で「エガちゃんねる」と題字を綴った。各メディアによると、江頭は1年間で登録者が100万人達成したら、“マブダチ”である「新しい地図」の草なぎ剛(45)をゲストに招くと意気込んでいるという。江頭は19年12月に、草なぎとユースケ・サンタマリア(48)によるAmazon Prime Video配信番組『なぎスケ!#5』にゲスト出演を果たした。そして今年元旦にYouTubeで配信された『江頭のピーピーピーするぞ!#239』では、「あいつらには俺が必要だと実感した」と述懐していたのだ。「江頭さんは身体を張った破天荒な芸風のため、出演可能なテレビ番組が限られていました。ですが、草なぎさんがMCを務める『『ぷ』っすま』(テレビ朝日系)では準レギュラーに。18年3月に放送された最終回にも登場し、草なぎさんから感謝されていました。そんな江頭さんは、16年にSMAPが解散した直後も『大丈夫か?心配だ』と同番組内で草なぎさんを気にかけていました。江頭さんにとって、草なぎさんはとても大切な存在なのでしょう」(テレビ局関係者)視聴者からは歓喜の声と、草なぎとの共演を望む声が広がっている。《江頭、チャンネル開設おせえぞ いつまで待たせてんだよ》《なぎスケに出てくれてめっちゃ感激したから、YouTubeでも剛くんとの共演見れたら嬉しいなぁアカウント停止にならないことを祈っとこうw》《エガちゃん 頑張って! 俺は応援してるぜ。 そしてエガちゃんをあしらう草なぎ君を見たいぞ》YouTuberとしても活躍する草なぎと、コラボする日が訪れるかもしれない。
2020年02月02日1月上旬のある夜。東京・渋谷にあるステーキハウスに響き渡る大きな笑い声が。その主は明石家さんま(64)だ。この日、自身が主演を務める舞台の公演を終えたさんまは、共演者の中尾明慶(31)らとの食事会を楽しんでいた。そしてほどなくして、そこに驚くべきゲストが現れた!木村拓哉(47)だ。「舞台は見られなかったようですが、木村さんはさんまさんをねぎらいに駆けつけたのでしょう。実は、5年ぶりの主演舞台ということでさんまさんもプレッシャーを感じているといいます。さんまさんは人前では絶対に弱みを見せませんが、木村さんには『俺も木村やったらこんなに心配せんでええのに』と不安を漏らしていたと聞いています。木村さんも真剣にアドバイスをしていたそうです」(舞台関係者)さんまが吐露した“主役の重圧”。緊急相談会が開催された陰には2人の確かな信頼関係があった。「2人は’95年にテレビ番組で共演して以来の仲で、木村さんはさんまさんのことを“おじき”と慕っています。さんまさんも木村さんのことを公私ともにかわいがっているそうです」(テレビ局関係者)さんまは木村との対談でこう語っている。《この人にわかってもらえたらいいというのが何人かいるんですよ。たけしさんもそうだし、所さんもそうだし、タモリさんもそう。木村もその中の一人ですね》(『UOMO』’20年2月号)前出のテレビ局関係者は言う。「木村さんが主演した『グランメゾン東京』(TBS系)は高視聴率を記録。発売されたばかりのソロデビューアルバムもオリコンチャートで1位を獲得し、絶好調です。すでにドラマの続編や3本の映画への出演が内定しており、スケジュールは数年先まで埋まっているといいます。今も第一線で活躍し続ける木村さんのことをさんまさんも高く評価しています。復帰のめどが立たない宮迫博之さん(49)の面倒を見るなど、悩みの尽きないさんまさんにとって、木村さんは腹を割って話すことのできる数少ない“同志”なのだと思います」今回の悩み相談は木村なりのさんまへの“恩返し”だという。「SMAP解散後も、さんまさんは『俺は木村派や!』と公言するなど、どんなときも木村さんの味方でした。木村さんも少しでもそんなさんまさんの力になりたいのでしょう」(前出・テレビ局関係者)木村の熱血指導でさんまの舞台も“三つ星”間違いなし!?「女性自身」2020年2月4日号 掲載
2020年01月23日元SMAPの稲垣吾郎が、女優の戸田恵梨香がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『スカーレット』(毎週月~土曜8:00~)に医師役で出演することが22日、明らかになった。同作は、焼き物の里である滋賀・信楽の女性陶芸家・川原喜美子が、ものを作り出す情熱と喜びを糧に、失敗や挫折にめげずに生きていく姿を描く物語。稲垣は、喜美子が病院で知り合う医師・大崎茂義を演じる。大崎は、息子の武志が病気になった際の主治医。穏やかで親しみやすく、武志と、その母・喜美子を精神的にも支えていく。稲垣は「連続テレビ小説への出演は1989年の『青春家族』に出演して以来、約30年ぶりとなりますので大変感慨深いものがあります。喜美子と息子・武志の支えとなる医師をしっかり演じていきたいと思います」と意気込み。制作統括の内田ゆき氏は「ヒロイン・喜美子にとって、息子の病気というこれまでにない苦難に、ともに立ち向かってくれる医師は、物語終盤のとても大切な役どころです。医師としての信頼とともに、少し型破りなところも感じさせる個性的な人物。柔らかさと強さをもって演じていただければ、と大いに期待しております」と語っている。
2020年01月22日元SMAPの稲垣吾郎が16日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われた「ウォルト・ディズニー・アーカイブス コンサート」ワールドプレミアプレス向けセレモニーに登場した。ウォルト・ディズニーの貴重な映像・資料を保有するウォルト・ディズニー・アーカイブスの全面協力により、ウォルトの描いた夢の数々を、初公開を含む映像、資料とともに贈る「ウォルト・ディズニー・アーカイブス コンサート」。ウォルト・ディズニー・アーカイブス設立50周年記念として開催される公演がついに開幕した。同コンサートの案内人(ナビゲーター)を務める稲垣は「ここまで何回もリハーサルを重ねてきたのですが、改めてウォルト・ディズニーさんの偉大さというか、キング・オブ・エンタメの方なんだなと実感しました」と語り、「きょう会場に来て、こんなに広いんだとドキドキしています」と心境を伝えた。セレモニーには、アメリカから来日したウォルト・ディズニー・アーカイブスのディレクター、ベッキー・クライン氏も登場し、1930年代のテレビ番組『ミッキーマウスクラブ』のテーマソング「ミニーズユーフー」の貴重な楽譜を、稲垣に記念品としてサプライズで贈呈。この曲は、ウォルト・ディズニー自ら作詞し、「ミッキーマウスのテーマソング」と公認されているもので、ベッキー氏は「額装も骨董品的な価値があります」と説明した。稲垣は「これは、ブログとかにアップして大丈夫ですか?」と確認し、ベッキー氏から「オフコース」と快諾されると、「インスタも始めたので、世界に発信して、世界の皆さまに自慢をさせていただきたい」とうれしそうにコメント。「ありがとうございます。光栄です」と感謝した。最後に稲垣は「今回、いろいろとウォルトさんのことを学ばせていただく中で、ウォルトさんは当時の人々だけでなくて、未来に生きる我々にもエンターテインメントを伝えてくれようとしていた、ということをすごく感じました。ウォルトさんが亡くなっても、夢は決して終わることはなく、それぞれ皆さんによって引き継がれて、永遠に語り継がれる。きょうは僕もその1人になれてとても光栄なことだと思う。お客様と共に楽しくて夢のようなひとときを過ごせたらと思います」と語った。「ウォルト・ディズニー・アーカイブス コンサート」は、17日に同会場にて2公演(完売)、21・22日に兵庫にて3公演、28日に名古屋にて2公演が行われる。
2020年01月17日木村拓哉初のオリジナルアルバム『Go with the Flow』(2020年1月8日発売)が、初週12.7万枚を売り上げ、1月14日発表の「オリコン週間アルバムランキング」で初登場1位を獲得した。本作は、2018年8月から始まったTOKYO FM『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』にて番組に出演したゲストアーティストたちとリスナーからの声により、音楽プロジェクトとして実現。始動のきっかけになった稲葉浩志作詞によるリードトラック「One and Only」は、「GYAO!」の新CMに起用。水野良樹(いきものがかり、HIROBA)提供の「NEW START」は、スマートフォン向けアクションRPG「白猫プロジェクト」のCMタイアップが決定した。このほか、Uru、川上洋平([ALEXANDROS])、槇原敬之、森山直太朗、LOVE PSYCHEDELICOと番組出演したゲスト以外にも、小山田圭吾(コーネリアス)などが参加している。また、1997年にリリースされたSMAPの10thアルバム『SMAP 011 ス』で、木村のソロ曲として忌野清志郎が提供した「弱い僕だから」を再録。全13曲を収録している。なお木村は、2月8日より東京・国立代々木競技場 第一体育館と大阪・大阪城ホールにて、ソロ初のライブツアー「TAKUYAKIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow」を開催する。
2020年01月14日「自信がないとなると、大きなものってあると、なんか、頼りたくなっちゃうというか。ネット右翼の人たちもそうかもしれませんし」2020年1月1日に放送された「100分deナショナリズム」(NHK・Eテレ)でこう語ったのは、稲垣吾郎(46)だ。古今東西の“名著”を100分で読み解いていく「100分 de 名著」のスペシャル版である同番組。4人の識者とともに、ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』、マキャヴェッリ『君主論』、橋川文三『昭和維新試論』、安部公房『方舟さくら丸』という4つの名著から、ナショナリズムを紐解いていくという高度な内容。芸能界きっての読書家らしく、稲垣は見事なMCぶりを見せた。識者のコメントを視聴者にわかりやすく伝えるのはもちろん、元SMAPならではのコメントも。テーマがテーマなだけに、硬くなりがちな場の雰囲気を和ませた。アンダーソンの「ナショナリズム(国民意識)は植民地で生まれ、それが独立戦争に発展した」という論を受けて、稲垣はこんな発言をする。「僕なんかも個人的に言うと、大きな会社にいて、ちょっと独立して。でもなんかそうなることによって、仲間意識がいつも以上に強くなってきたりとか<中略>独立戦争したわけではないんですけど(笑)」さらに「(日本人の)日本に対する自信」の推移を示したグラフが紹介される場面では、こんな冗談も。高度経済成長とともに上昇していった“日本人の自信”が1983年をピークに下降していき、2003年ごろからふたたび上昇に転じていることを受けて……。「2003年の要因として、『世界に一つだけの花』があったからかな、と勝手に思っちゃった」稲垣が冒頭のように、“ネット右翼”に言及したのはこの直後。“経済的衰退による自信の喪失が、排他的なナショナリズムの一因ではないか”という識者の指摘をうけてのものだった。だが、これに噛みついたのが、作家の百田尚樹氏(63)だ。1月9日にニュースサイト「LITERA」が番組の内容を記事にまとめると、ツイッター上で稲垣の発言が話題に。すると、10日に百田氏はこんなツイートをしたのだ(現在は削除)。《頭の悪いタレントが、リベラル的なこと言えば受けるかもと考えて発言したんだろうね。 マジレスすると、「大きなもの」とは何かも定義せず、「自信がないとそれに頼る」という仮説の前提の上に、抽象的な結論を導き出したバカ発言》だが、これに対して“百田氏は番組を観ていないのではないか”という指摘が多く出た。《稲垣吾郎のことを批判しているが、実際のところ番組自体をしっかり見た人は皆、稲垣吾郎を絶賛している。このような著名人が番組自体を見ず、好き勝手意見を言って良いものか?》《この番組はオンデマンドで視聴できるので批判するのであれば最低番組を見てからにしてもらいたかったですね》稲垣の発言前に社会学者の大澤真幸氏が、“昭和維新”の活動家たちが「自分の自我が“大きいもの”と一体化することで救済が来るという気持ち」があったこと、そして彼らにとってはそれが「天皇」であったことを指摘している。さらにカルト宗教の信者の場合、“大きいもの”が教祖であった例も紹介している。要は、稲垣が言った“大きいものに頼りたくなる”というのは人間の精神構造を指しており、文脈によって“大きいもの”は異なる。そこに“リベラル的”も、“保守的”もない。さらに番組では明治政府によって日本のナショナリズムが“作り出された”過程や、第一次大戦後の不況がナショナリズムを醸成した経緯も詳細に論じられている。番組を観ていれば稲垣の発言はけっして唐突なものではないし、具体的な議論の上でなされた発言であることも一目瞭然だ。また番組内容を理解していれば、ネット右翼が頼る“大きいもの”として、稲垣が明治維新後に生み出されたいわば「想像の共同体」を念頭に置いていることも想像がつくだろう。番組の最後で、稲垣吾郎はこう語った。「すぐ近くにいる人のことを違うなって思っても、それを受け入れられる。そういう許容、寛容みたいなものって絶対に(必要です)。それが広がっていくのかな、なんて、ちょっと夢みたいなことを言いますけれども(笑)」自分と意見を異にする相手を“頭の悪いタレント”と断じてしまう百田尚樹氏には、この言葉が響くだろうか。
2020年01月13日元SMAPの草なぎ剛が1日、アメーバにてオフィシャルブログを開設。愛犬クルミのイラストを公開し、画伯ぶりが話題を呼んでいる。この日、稲垣吾郎、草なぎ、香取慎吾によるAbemaTVのレギュラー番組『7.2新しい別の窓』の元日スペシャル(15:00~22:15)が生配信され、昨年に引き続き3人による“SNSシャッフル”を発表。稲垣はインスタグラム、草なぎはブログ、香取はYouTubeをそれぞれ始める。番組終了後、「12月30日 クルミちゃん3歳の誕生日」と題して初めてブログを更新した草なぎ。「真っすぐ見つめる瞳は、かがやく黒いダイヤモンドだ。僕の心を正してくれる、クルの神(しん)である。」と12月30日で3歳の誕生日を迎えた愛犬“クルミ”について触れ、「これからもクルミちゃんヨロシクネ!たくさん遊んで、楽しい思い出作りましょう。僕の所に来てくれて、ありがとう!」と“クルミ”へメッセージを送った。ブログでは、「3」や「クルミ」の文字も入った手書き“クルミ”の絵も公開。この投稿にファンからは、「クルミちゃんの絵にインパクト大」「なかなか衝撃的なクルミちゃん」「草彅画伯 降臨だあ」「つよぽん画伯最高!」「クルちゃん愛が伝わる絵」「画伯の絵!」「相変わらず画伯~笑笑」「くるみちゃんの絵、愛を感じます」「すごいです…なんか…」「ちょっと笑っちゃうwww」「可愛らしい絵」「愛情たっぷり」「クルミちゃんへの愛ある絵と文章素敵」「さすが画伯」「草彅画伯の腕は落ちてませんね」などのコメントが殺到している。
2020年01月02日漫画家・久保ミツロウ、エッセイスト・能町みね子、音楽プロデューサー・ヒャダインという3人による、全くTV的でないクリエイターの妄想本音こじらせトーク番組「久保みねヒャダ こじらせナイト」の年越しSPが12月31日(火)深夜に放送される。小学生の頃から漫画家になりたいという夢を抱き、高校時代には同人誌も出品。吉田まゆみのアシスタントを経て1996年デビュー。当初は少女マンガを描いていたが、その後現在の久保ミツロウ名義で少年誌デビュー。『モテキ』がドラマ化、映画化されたほか「ユーリ!!! on ICE」の原案も務めるなど、いまや人気マンガ家として、トークイベント、ラジオ、テレビなどでコメンテーターとしても活躍する久保さん。2005年に開始したブログ「オカマだけどOLやってます。」が書籍化され、そこからイラストレーター、エッセイストとして数多くの雑誌やWEBで連載、挿絵などを手掛けるようになり、数々の著作を刊行しつつラジオ、テレビ出演もこなす能町さん。ニコニコ動画への投稿から注目され、ももいろクローバーZの「行くぜっ!怪盗少女」などを手掛けたことで一躍ヒットメーカーの仲間入りを果たすと、自身もアニメ主題歌でアーティストデビュー。「SMAP」や「Kis-My-Ft2」、郷ひろみに「DISH//」といった男性アーティストからももクロをはじめ「でんぱ組.inc」などの女性アイドル、数々のアニメソングやゲームソングもプロデュースするヒャダインさん。この3人の“こじらせ系”クリエイターたちのおしゃべりバラエティーである本番組が、今回は番組史上最長の2時間15分のオンエア。ヒャダインさんの親友でもある俳優の千葉雄大との人気企画「千葉ヒャダ旅第5弾・台湾編」もお届けする。今回ヒャダインさんと台湾への旅に繰り出す千葉さんが主演を務める『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』は2020年2月21日(金)より全国東宝系にて公開。千葉さん扮するIT業界から突然警察に転職した刑事・加賀谷が、再び発生した謎の連続殺人事件に挑むストーリー。前作の“犯人”浦野役で成田凌も続投。加賀谷の恋人・美乃里役で白石麻衣が今作より出演する。「久保みねヒャダ明けましてこじらせナイト寿SP」は12月31日(火) 26時45分~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年12月31日3人のゲストが、それぞれの立場から自由気ままに語り合うトークドキュメンタリー「ボクらの時代」。12月29日(日)はスペシャル版として、本放送に続いて映画『マスカレード・ホテル』で初共演した木村拓哉と長澤まさみの未公開秘蔵トークをお届けする。毎週日曜7時から30分にわたり放送されている本番組。今回は通常通り7時からキックボクシング選手の那須川天心、元プロレスラーでタレントの高田延彦、格闘技好きのタレント、ケンドーコバヤシの3人によるトークを放送したのち、続いて7時30分より木村さんと長澤さんの未公開トークを放送する。1987年にジャニーズ事務所入りし、1991年にはSMAPとしてCDデビューし数々のヒット曲を世に送り出す一方、俳優としても「あすなろ白書」「若者のすべて」でその演技が評価され、「ロングバケーション」「ラブジェネレーション」では社会現象と呼べるほどの人気に。00年代に入ると「HERO」シリーズや『武士の一分』などで大人の俳優としての魅力を発揮。近年は「BG~身辺警護人~」で父親役を演じるなど新たな一面を見せつつ、『無限の住人』『検察側の罪人』などの映画では重厚な演技でその存在感を発揮している木村さん。東宝「シンデレラ」オーディションから芸能界入り、『世界の中心で、愛をさけぶ』のヒロイン役で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など多数の映画賞を受賞。「セーラー服と機関銃」や『涙そうそう』などの作品で人気女優となると、SNSを中心に大きな盛り上がりをみせた『モテキ』や、日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を受賞した『海街diary』や『散歩する侵略者』などの作品で実力派としての地位を確立。大河ドラマ「真田丸」や「コンフィデンスマンJP」などのドラマでも活躍する長澤さん。今年1月に公開された『マスカレード・ホテル』で初共演した木村さんと長澤さんによる秘蔵トークを今回蔵出しオンエア。撮影の舞台裏から意外な素顔までたっぷりと2人のトークをお届けする。そして来年1月3日(金)には『マスカレード・ホテル』の地上波初放送が決定。本作は連続殺人事件を解決するためにホテルに潜入するエリート刑事・新田浩介を木村さんが、新田と共に事件の真相に迫る優秀なホテルマン・山岸尚美を長澤さんが演じ、立場も性格も正反対で“水と油”の異色バディが、ホテルという非日常の特殊な空間で巻き起こる難事件に挑んでいくという物語。『マスカレード・ホテル』は1月3日(金)21時~フジテレビ系で放送。「ボクらの時代 木村拓哉&長澤まさみ 未公開拡大SP」は12月29日(日)7時30分~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年12月28日「あの番組以降、最近の中居さんは雑談でも自らのことを“古い地図”と言って、周囲の人たちをざわつかせています」(番組制作関係者)あの番組とは、中居正広(47)の冠番組『中居くん決めて!』(TBS系)11月18日放送での発言だった。「キンプリ・高橋海人くんがゲスト出演したときでした。女性アイドルが『初めてジャニーズの方に(会う)!』とテンションが上がるのを見て、中居さんもジャニーズなのに、そう認識されなかったことを『俺、“古い地図”じゃないんだよ!』と言い放ったんです」(テレビ局関係者)“古い地図”とは、元SMAPの稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)の“新しい地図”にかけた言葉だろう。“古い地図”発言の真意はどこにあるのか――。「確かにこの1年、中居さんは新規のCM出演依頼については断ることが多かったと聞いています。というのも、CMは年間契約のスポンサーが多いのですが、中居さんはいろいろな選択肢を考えていたようです」(広告代理店関係者)ジャニーズ屈指の人気者となった中居にとって、’19年で最も大きかった出来事は、ジャニー喜多川氏(享年87)の逝去にほかならない。6月18日、くも膜下出血で倒れてから約3週間の闘病生活中、24時間態勢で所属タレントの誰かが病床を見守っていたという。「病室内には中居さんが自ら作ったジャニーズの音楽のプレーリスト(演奏曲)と滝沢(秀明)さんの編集映像が流れていたそうです。中居さんはジャニーさんが気づいて目覚めてくれるように、大好きだった焼き肉を焼こうと、タレとお肉とホットプレートを用意してきたのですが、病院に断られたといいます。結局、焼き肉弁当をみんなで食べたそうです。中居さんの連日の看病のかいなく天国に旅立たれ、悲嘆にくれていました」(音楽関係者)ジャニーさんの死をきっかけに、中居自身に変化が見られるようになったと話すのは、別の音楽関係者だ。「SMAP解散後、中居さんがステージで踊ったのは、’18年1月31日。中居さんがプロデュースしたKis-My-Ft2の『舞祭組』のコンサートにサプライズ出演したのが最後でした。彼は以前からKis-My-Ft2には特別に目をかけており、ライブの演出のアドバイスなどもしていました。ハッキリと『SMAPを超えるグループになれ!』とも言っていましたね。ジャニーさんが亡くなったことで、より後輩に“ジャニーズ愛”を伝える姿勢に変わりました。彼らのきょうだいまで連れて福島に旅行に行ったり、自宅に招いたり。“古い地図”と自虐的に言ったのも“後輩たちが自分を超えていってほしい”という意識の現れだと思います」中居は’20年、「ジャニーズの“古い地図”はもう捨てないと!」という新たな決意で臨むというのだ。ジャニーさんとの永別を経て、ジャニーズの後輩たちのためにも彼は前に歩を進める――。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月18日「今年の大みそかに放送される『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の年越しスペシャル番組『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』に『新しい地図』の3人がゲストとして出演するそうです」(日本テレビ関係者)年末恒例の人気番組へ出演することが決まった、稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)の3人。16年末にSMAPが解散し、ジャニーズ事務所退所後の17年9月に3人は「新しい地図」を設立。それ以降、3人そろって地上波キー局の番組に出演するのは同番組が初となる。3人が“地上波への帰還”に同番組を選んだのには理由があった。「SMAPが解散した今、真裏で放送されている『NHK紅白歌合戦』に3人が出場するのはかなり難しい状況です。そこで、目をつけたのが紅白の次に視聴率のいい『笑ってはいけない』ということでしょう。今年の紅白は目玉候補が少ないといわれていますから、3人が『笑ってはいけない』に出演するとなれば話題を独占する可能性もあります。地上波への復帰としてこれ以上、適した場はありません。SMAP時代からバラエティは得意分野だったということもあり、撮影現場では3人ともかなり前向きで、ダウンタウンの松本人志さん(56)も感心していたそうです」(前出・日テレ関係者)さらに、他局の地上波番組への出演も決まっているという。「稲垣さんはNHKで11月からレギュラー番組『不可避研究中』の司会を務めることが先日発表されました。また、年明けに放送される大物芸人が出演するゴールデン帯の人気番組に3人そろって出演することも決まっているそうです。そのほかにもいくつか地上波番組への出演が内定しているといいます」(前出・日テレ関係者)大みそかを皮切りに始まる、“新しい地図の逆襲”。3人はこのときに向けて“入念な準備”をしていた――。「新しい地図を設立して以降、3人は未開拓の分野に次々と挑戦してきました。SNSを開始し、ネットテレビの『AbemaTV』でレギュラー番組をスタート。そうして、SMAP時代は距離のあったネット世代の支持を急速に獲得していきました」個々の活動でも輝きを放っている。「香取さんは今年主演した映画『凪待ち』で、ギャンブルに溺れる男という汚れ役を見事に演じ切り、高い評価を集めました。またファッションブランドの立ち上げや、パリ・ルーブル美術館で絵画の個展も開催しています。稲垣さんは、豊富なワインや料理への知識を生かして、銀座に自身がプロデュースしたレストランを開店しました。草なぎさんはYouTubeチャンネルを開設。さらに、11月には奥田民生さん(54)といった親交のあるミュージシャンを集めて、ギターの弾き語りイベントを開催するなど、それぞれ得意分野を生かした仕事にチャレンジしています」(レコード会社関係者)それらはすべて2020年への布石だったという。「3人は日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターとなっています。世界中から注目が集まるタイミングに向けて、ずっと準備をしていたのです。今年まではネットで新たな支持層を獲得し、個々の活動を充実させ、おのおののスキルを高めることに尽力してきました。東京でパラリンピックが開催されるタイミングで地上波に復帰し、華々しい復活の印象を与えることができると考えているのではないでしょうか」(前出・レコード会社関係者)2020年、世界は「新しい地図」を知る!
2019年12月11日大晦日の風物詩、『NHK紅白歌合戦』を脅かす大きなライバル登場か――。毎年紅白に次ぐ視聴率を誇る『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の年越しスペシャル番組『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』に「新しい地図」の3人がゲストとして出演することがわかった。ほかにも年明けには大物芸人が出演する人気番組にも3人で出演すると言われており、華々しい“地上波復活”を遂げる「新しい地図」。しかし、17年9月の結成直後から順調なわけではなかったようだ。「もともと人気のある3人ですが、SMAPという大きな後ろ盾を失った直後は『仕事がなくなることも覚悟しよう』と不安を漏らしていたそうです。そこで、最年長の稲垣吾郎さん(46)が『今までの役割を見直そう』と提案したといいます。一匹狼だった稲垣さんは2人を優しく見守る立場に。草なぎ剛さん(45)も、率先してしゃべるようになりました。香取慎吾さん(42)は各方面へ意識的にアンテナを張り、わからないことがあるとすぐスタッフに聞いているといいます」(テレビ局関係者)以前にも増して3人の絆も強まっていった。「草なぎさん主催の音楽イベントや、香取さんの個展など、おのおのの活動に3人は必ず足を運ぶようにしているといいます。その様子をSNSで発信するなど、『僕たちは3人で1つ』と団結力が高まっているそうです。戦友としてお互いを信頼し合っているのでしょう」(レコード会社関係者)そして、奮闘を続ける3人への追い風が――。今年7月に公正取引委員会が「退所した元メンバー3人の番組起用を妨げるような働きかけがあった場合は独占禁止法違反につながる恐れがある」という内容でジャニーズ事務所を注意した、という報道がされたのだ。「その影響もあり、民放各局もオファーを検討するようになったといいます。今回の『笑ってはいけない』のように特番へのゲスト出演という形でまず様子を見て、今後はレギュラー番組や連続ドラマへの出演も検討していく方向だと聞いています」(前出・テレビ局関係者)草なぎは今後の活動について、『日経エンタテインメント』’19年7月号でこう語っている。《人気は……まだまだ欲しいです(笑)。“人気”って“人の気”と書きますけど、僕らは、人の気によって動かされていると思うから》2020年は、“新しい地図イヤー”となりそうだ――。
2019年12月11日「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」新春3時間SPに、稲垣吾郎&草なぎ剛&香取慎吾がゲストライダーとして登場することが分かった。3人がテレビ東京で“単独ロケ”をするのは、「愛ラブSMAP!」以来23年ぶり。出川哲朗と3人はこれまで何度もバラエティ番組で共演しており、2016年には「SMAP×SMAP」のBISTRO SMAPのコーナーで出川さんが大好きだという「ヤバい!カレー」のオーダーを叶え喜ばせ、香取さんとは「香取慎吾の天声慎吾」や「おじゃMAP!!」で、草なぎさんとは「ぷっすま」で何度も共演した。さらに、昨年のAbemaTV「7.2 新しい別の窓」では出川さんがYouTuber草なぎさんと本気の「七番勝負」を繰り広げ、これを見た香取さんがTwitterで絶賛していた。まさに相思相愛で今回番組共演が実現!番組プロデューサーも今回の実現について「あれはそう…澤穂希さんとのロケが終わった後、帰り際出川さんと相模湖にある中華屋さん台湾料理幸楽園で豚肉とキクラゲの卵炒めを食べていたとき、ふと出川さんが『3人に出てもらえたら…オモシロイよね』といった一言からだった」ときっかけを明かし、「まさか本当に実現するとは。しかも、吾郎さん、剛さん、慎吾さん三人揃っての出演なんて」とコメントした。「出川哲朗の充電させてもらえませんか?行くぞ!令和最初のお正月は超パワスポ“伊勢神宮”!関宿から松阪、鳥羽、志摩おめでたスポット巡る15キロ!ですがひぇ~吾郎ちゃんにつよぽんも慎吾ちゃんもハチャメチャすぎてヤバイよヤバイよ!新春3時間SP」は2020年1月2日(木)17時55分~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年12月10日来年1月8日にアルバム『Go with the Flow』をリリースする木村拓哉(47)。2月には東京、大阪の2大都市で初の単独ライブ『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』を行うことが発表された。「先日、ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)などの出演番組の間を縫ってミュージックビデオが撮影されました。ノースリーブ姿で歌う曲もあるのですが、驚いたのはアスリート並みの筋肉質で引き締まった体になっていたこと。ドラマ撮影の合間に最近ハマっている柔術のトレーニングやジムへ通い、MV撮影のためにかなり体を絞ってきたそうです。ライブステージ自体、SMAPとして出演した’16年3月の『明日へコンサート』(NHK総合)以来約4年ぶり。ファンへ『騒ぎに来てください!』と呼び掛けるなど、木村さんも気合が入っています」(音楽関係者)11月13日、『グランメゾン東京』の撮影現場で、木村は47歳の誕生日を迎えた。「スタジオには午前中に誕生日ケーキが登場。チョコペンで木村の似顔絵が丁寧に描かれ、マカロンやベリー系のフルーツでデコレーションされたケーキを前に『さすが料理ドラマなだけあるな~』と感心していました。ふだんはクールですが、このときは笑顔。パリでのロケなどもあり、スケジュール的にもハードでしたが、『残りも一丸となって頑張りましょう!』と主演らしく挨拶していました」(ドラマスタッフ)木村自身も「じゃんがらラーメン」や有名西洋料理店のサンドイッチなどをスタジオに連日、差し入れる大盤振舞い。金の三ツ星刺しゅう入りのオリジナルパーカも配り、出演者やスタッフの絆は強固になったという。「共演者の中では佐藤浩市の息子・寛一郎さん(23)のことを気にかけており、クランクインして間もないころは撮影の合間に昼食に誘っていました。物怖じしない性格を気に入っているそうです。第4話・第5話に出演した三浦知良さんの長男・三浦りょう太さん(22・りょうは、けものへんに寮)はかなりの緊張ぶりだったんですが、木村さんがリラックスさせようと声をかけ、芝居のアドバイスもしていました。重圧のかかる“2世”へのさりげないフォローは木村さんならではでしょう」(前出・スタッフ)一方で、ライブ活動を再開するまでなぜ4年もかかったのか。前出の音楽関係者はこう説明する。「SMAPの解散問題が表面化したのは’16年1月。同年3月のテレビ番組でのライブ以降、木村さんは歌手としてライブステージに立つことはありませんでした。SMAP解散直後にも音楽活動の話はありましたが、木村さんは俳優業専念を決心。『俳優業で軌道に乗らなければ、もう歌えないかも……』と背水の陣を敷いたようです。その後、ドラマ、映画と実績を積み、結果も残してきました。そして親友でもあるB’zの稲葉浩志さん(55)からも強いエールを送られ、音楽活動の再始動を本気で考え始めたそうです」きっかけは、’18年9月のB’zのライブへの木村のサプライズ出演。「木村さんと稲葉さんは、共通の趣味のサーフィンを通じて、5年前から家族ぐるみの付き合いです。昨年のB’zのライブで木村さんは歌わなかったのですが、稲葉さんは“ライブの熱狂”をもう一度、木村さんに体感してほしかったようです」(前出・音楽関係者)昨年末、稲葉から、こんな手紙が送られてきたという。《そろそろ木村拓哉の思い切り歌う姿を見たいなと単純に僕は思っているということです。無理にとは言いませんが、もし歌いたい気分がむくむく盛り上がったなら、ぜひ1人の木村ファンとして、今後の木村スタイル、とっても楽しみにしております。稲葉浩志》親友に背中を押された木村。待望のライブで、どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろう。
2019年12月04日《久々にレコーディングスタジオに入って、エンジニアのスタッフがいたり、テープ出しをしてくれるスタッフがいたり、以前と変わらない景色なんですけど、変わってるのは自分だけで。“なんか、この感じ久々だな”みたいな、ちょっと照れはありましたけど。スタートを切ってからは、非常に歌筋を使いまくってやらせていただきましたね》自身が出演するラジオ『Flow』(TOKYO FM)でそう語ったのは、木村拓哉(47)。来年1月8日にアルバム『Go with the Flow』をリリースし、2月には東京、大阪の2大都市で初の単独ライブ『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』を行うことが発表された。1年以上前から、木村は歌手だけではなくギター演奏などにも関わって制作を行ってきた。「今回のアルバムには稲葉さんや槇原敬之さん、森山直太朗さん、コーネリアス・小山田圭吾さんなど錚々たるメンバーが楽曲提供。一切妥協せず、何度も歌い方やイントネーションを変えながらレコーディングに臨み、アレンジを提案するなどセルフプロデュースもしっかりと行っていました」(前出・音楽関係者)そして自身のたっての希望で実現となった初のソロツアー。「大好きな音楽を人前で歌えない孤独な4年間を過ごしてきましたからね。思い入れは強いです。ツアーは“ファンとの距離”を重要視した会場、構成になっており、木村さんの言うところの“騒げるライブ”となりそうです。新アルバムの曲がメインになるでしょうが、彼自身、カラオケでは1曲目に『SHAKE』を歌うと公言していますから、アンコールで飛び出すかもしれません」(別の音楽関係者)今後は海外ツアーも視野に入れていると話す芸能プロ関係者も。「木村さんはアジア圏、特に中国での人気が高く、中国版ツイッター“Weibo”のフォロワー数は150万人を超えています。音楽活動再開のニュースは中国でも大きく扱われその影響力は大きい。来年以降に中国を中心としたアジアツアーの話も上がっており、満を持しての“海外進出”となりそうです」50歳までに歌手で世界へ――。そんな野望も夢物語ではない!?
2019年12月04日元SMAPの草なぎ剛が27日・28日、東京・昭和女子大学人見記念講堂で自身初のソロライブ「草なぎ剛のはっぴょう会」を開催。終了後に報道陣の囲み取材に応じ、ライブの感想などを語った。これまで草なぎが書きためてきた楽曲の初の「はっぴょう会」。初日の27日は奥田民生と和田唱(TRICERATOPS)、2日目の28日は斉藤和義と田島貴男(ORIGINAL LOVE)がゲスト出演し、草なぎとのセッションも披露した。ライブ終盤、草なぎは「日本一幸せな環境でギターを弾けています。昨日から夢の中にいる感じ。レジェンド方に挟まれて…。本当にありがとうございます」と喜びを語り、「これからも練習して、少しでもいい音楽を届けられるように頑張りますのでよろしくお願いします」と成長を誓った。囲み取材では「今までも音楽に触れてきてコンサートをやってきたんですけど、新しい音楽の世界に飛び込んだかなという気持ちです」と心境を告白。アイドルとして数々のステージを経験してきた草なぎだが、弾き語りライブは初めて。「自分でリズムを作るというのはまったく新しい感覚。今まで歌もやってきたけどまた違う自分の感情が出てくる感じがあるので楽しい」とうれしそうに話した。「はっぴょうかいのテーマ」、「いま・新しい地図」、「クルミちゃんの唄」など、自身作詞作曲の歌を届けた草なぎ。どういうときにひらめくのか聞かれると、「なんか好きなんですよね。言葉遊びとか。ちょっと向いているんじゃないかなと思っているところがあって。うまくはまりやすい言葉だったり、適当に浮かんでくるので、遊びながら作っている」と明かした。ステージのセットは、草なぎが大切にしているジーパンやバイクなど私物がずらり。総額どれくらいか聞かれると「総額は2億。買った時の値段はそれくらいです。本物のビンテージしか置いてないので」と答え、「僕の人生が詰まっている」とコメント。「搬入のときに立ち会わないといけない」と大変さも打ち明けるが、「毎回続けたい」と話した。そして、「細部にわたって作りものがなく全部本物。ずっと見てられる。1つだけ偽物は、俺の歌とギターテクニック(笑)。俺もいつか本物のギター弾けるようになりたいなと思った」と私物セットを見て奮い立ったそう。「本物のギターの弾き語りの方はこういうことなんだって感じられて、それが血となり肉となり、みなさんに届けられるように生まれ変われたらと思います」と豪華ゲストからも刺激をもらったようだ。
2019年11月29日木村拓哉(47)が、初となるソロライブツアーを開催すると11月27日に発表された。ファンは喜びを隠しきれないようだ。日刊スポーツによると、同ツアーは1月にリリースされる初のソロアルバムにちなんで「TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow」と銘打たれている。東京と大阪で合計4公演、計5万5,000人を動員する予定だ。木村は「ようやく騒げる場所が決定致しました。なるべく皆さんと近い距離で楽しみたいと思ったので、東京と大阪の会場を選ばせていただきました」とコメントしているという。91年9月にSMAPのメンバーとしてデビューした木村だが、今回が初めてのソロツアーとなる。ネットでは「木村拓哉」がトレンド入りを果たし、驚きの声が上がっている。《木村拓哉ソロツアー……?????そんな時代が来た???ちょっと驚きと嬉しさで思考力停止してるんだけど…泣いていい????》《ソロツアー?ツイで流れてきてびっくり。情報が追い付かない》《私の初恋相手木村拓哉様がソロコン、、、》また9月、木村はソロアルバムのリリースを発表した際に「今後はライブという『騒げる場所』も本気で考えています」とコメントしていた。「騒げる場所用意しました」というフレーズに感激する、こんな声も上がっている。《本当に待ってました!!騒げる場所が決まりましたね 嬉しすぎる~》《ようやく騒げる場所が決定したって言葉が木村拓哉さんすぎて胸がぎゅんぎゅんなるわ。。》《騒げる場所決定の嬉しすぎるお知らせ ありがとう。歌って踊る木村くんはほんと最強なの》
2019年11月27日おとな向け映画ガイド今週のオススメは『すみっコ…』を含むこの4作品。ぴあ編集部 坂口英明19/11/25(月)イラストレーション:高松啓二この週末に公開の作品は30本(ライブビューイングを除く)。全国のシネコンで拡大上映されるのは『ドクター・スリープ』。ミニシアターや一部シネコンなどで上映される作品が29本です。この中から、おとなの映画ファンにオススメしたい3作品と、上映中の話題の1本をご紹介します。『ドクター・スリープ』スタンリー・キューブリック監督が1980年に発表したホラーの名作『シャイニング』。リゾートホテルの冬季閉鎖中に管理人として雇われた売れない小説家ジャックが、次第に狂っていき、最後は妻と息子を襲う……。古いゴシック調のホテルの不気味さ、主演ジャック・ニコルソンの狂気、映像的にも恐ろしく、記憶に残る作品でした。これは、その続編。何とか生き残った、あの超能力=シャイニングの持ち主、ジャックの息子ダニー(ユアン・マクレガー)が、惨劇のトラウマをかかえたまま40代となり、そして因果は巡る……、というお話です。新たに登場するのは、ダニーと同じシャイニングを持つ少女アブラ(カイリー・カラン)、そして彼女のような超能力保持者を狙う謎の集団とその女ボス、ローズ・ザ・ハット(レベッカ・ファーガソン)。サイキッカーが入り乱れての超絶バトル。最終決戦の場所は……、あのホテル……です。ダニーの脳裏にやきついているさまざまなイメージや、前作とよく似た雰囲気の役者たちもでてきます。前作を映画ファンは大傑作と評価しましたが、原作者スティーブン・キングは気に入らず、自身で別にTV映像化。が、このTV版のできがいまいちで、と両巨匠の対立はいまや伝説です。キングは2013年に小説の続編を書くのですが、その映画化には、キューブリックの遺族とキングの両者を納得させる必要がある、そういうハードルを越えてきた続編です。キューブリックの『シャイニング』をリスペクトしつつ、そのファンをうならせ、『IT』などのキング信者も満足させる、その課題はクリアできるかー。『ファイティング・ファミリー』全米のCATVなどで大人気のプロレス、WWE。イギリスからひとりその世界に飛び込んだ実在の女性、リング名「ペイジ」の、異色スポ根映画です。まず、彼女の家族にびっくりします。イギリス北部の町で、レスリング・ジムを営んでいるのですが、ヘビメタのオジー・オズボーン一家みたいな、ド派手で本音まるだし、やや露悪趣味。モヒカンで髭面の親父、唇にピアスの母親、口をひらけば4文字言葉の連発です。WWEはそんな彼らのあこがれの総本山。家族の夢を背負い、ペイジはWWEのファームNXT(入門クラス)をクリアし、晴れの舞台への道を歩むのです。WWEの大スター、ドウェイン・ジョンソンが本人役で特別出演し、彼女の道をアシストするのですが、その存在感たるや圧巻です。ペイジを演じるフローレンス・ビューはレスラー役は初体験。WWEは、もちろん完全ガチンコではないにしても、体を張った試合ぶり、高度なテクニックと体力を身につけるための訓練の様子も生半可なものではありません。そんな舞台裏が覗けるのも魅力ですが、実は、ペイジを支える家族のドラマも重要な要素。『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』などの太っちょコメディアン、ニック・フロスト演じる父親を始め、本音で生きる母、家族思いで不器用な兄。やや乱暴で、そして泣かせる人情劇でもあります。Fighting with My Family(C) 2019 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC., WWE STUDIOS FINANCE CORP. AND FILM4, A DIVISION OF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.『幸福路のチー』SMAPの「あのころの未来に……」の歌詞が印象的なあの歌(『夜空ノムコウ』)を思い出しました。アメリカに暮らす現代の台湾女性が、祖母の死で久しぶりに故郷に帰り、生きてきた道を振り返る。少女から40過ぎのオトナになるまでを描いた台湾のアニメ映画です。彼女が何を考え、どんなふうに生きてきたか。そこに、台湾の現代史が織り込まれます。1975年の4月5日、国民党の蒋介石総統が亡くなった日に主人公チーは生まれます。6歳のときに、田舎から、台北郊外の「幸福路」という町に両親と引っ越し、小学校に入学。ランドセルに黄色い帽子、チーの姿はまるでちびまる子ちゃんです。いじめっ子、お金持ちの子、さまざまな事情のクラスメートがいます。仲良くなったのは駐留アメリカ軍人を父に持つ金髪のハーフ、ベティと、わんぱくなエンでした。3人は日本のアニメ『ガッチャマン』ごっこをしたり、子供ながらに真剣に夢を語りあっていました。38年も続いた戒厳令が終わり、民主化のなかで青春時代を過ごしたチー。いまは決してうまくいっていないわけではないけれど、これでよかったのだろうか……何かがちがう。人生のなかで、ふと立ち止まるとき、故郷の景色が浮かんできます。それでも日々は続きます。水彩画のような温かいタッチで、どこか我々にとっても懐かしく、心が和む作品です。首都圏は、11/29(金)からシネマカリテほかで公開。中部は、12/21(土)から三重・進富座、1/3(金)から伏見ミリオン座で公開。関西は、11/29(金)から京都シネマ、1/24(金)からテアトル梅田ほかで公開。『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』最後の一本は、上映中の作品です。いま、大変な話題になっています。実は、小学生対象のアニメと考え、ほぼスルーしていた映画でした。それが11/8に公開されると、大作映画目白押しのなか、興行ベストテンの3位に登場。2週目は動員50%増で2位に躍進する大ヒットとなりました。内容も、ぴあの初日満足度調査でもダントツの1位という評価です。『この世界の片隅に』『カメラを止めるな!』『若おかみは小学生』『愛がなんだ』などと同じように、大掛かりな宣伝ではなく、SNSなどで作品のよさが拡散した映画です。観て参りました。遅ればせながらですが、オススメ致します。「すみっコぐらし」、不勉強にも知りませんでした。リラックマやたれぱんだのような、いわゆる癒やし系のゆるキャラです。その初めての映画化。映画でも最初にキャラを紹介してくれます。ひとみしりのしろくま、自信のないぺんぎん、とんかつのはじっこ、えびふらいのしっぽ、はずかしがりやのねこ……。みな、引っ込み思案で「すみっこ」が好き。すみっこにいると、おちつくという存在たちです。その「すみっコぐらし」たちがある日、お昼にでかけた喫茶店で、世界のおとぎ話が入った飛び出す絵本を見つけます。それからは、すみっコキャラが、桃太郎やマッチ売りの少女、人魚姫といった絵本の世界と一体となっていく、冒険もあり、感動もある、ファンタジックなストーリーです。脚本は小演劇界注目の「ヨーロッパ企画」角田貴志。ナレーションは井ノ原快彦と本上まなみが担当しています。実にかわいい。映画が評判になったのは、そのかわいさと、大人も泣ける、といううわさです。私はひねくれているので、泣けませんでしたが、自称引っ込み思案なので、この「すみっこが好き」な感じはすごくわかります。全国のイオン系のシネコンで公開中です。このぶんだと、お正月まで上映されると思います。お近くに小学生の女のお子さん、またはお孫さんがおありなら、ぜひご一緒にご覧になるのをオススメします。きっと、映画のあとの会話が楽しいものになると思います。都心の映画館では、おひとりのおとなのお客さんも多いそうです。この映画を楽しむポイントは、感動とか、感激とか、あまり多くを期待しないことです。ひとりでのんびり、ぼんやり観るのが一番かも。でも人気ですからネット予約はお忘れなく。
2019年11月25日12日、国民的アイドルグループ・嵐のメンバーの二宮和也さんがかねてからお付き合いしていた女性と結婚したことを報道各社、ファンたちに報告をしました。新聞などの報道によると、二宮さんの結婚のお相手は、元フリーアナウンサーの一般女性のAさん(38)。■ 二人のなれそめは?2人の出会いは2012年8月に、Aさんがレギュラーを務める「newsevery.」に二宮さんが出演した時。14年には嵐のレギュラー番組にAさんがゲスト出演をし、その後、交際がスタートしたとのこと。2016年には、フリーアナウンサーの伊藤綾子さんが二宮さんのマンションに連泊していたことを週刊誌が報じ、交際が発覚しました。つまり5年の交際を得て、結婚に至ったようです。結婚相手の名前は公式には発表されていないものの、おそらく相手は伊藤綾子さんではないかと推測されています。■ 周りの人々の反応国内だけではなく、海外にも根強いファンがいる二宮さん。発表後、ネット上では「ショック……」と衝撃を受けて気落ちした人が多かったのですが、時間が経つにつれ、「ニノ、結婚おめでとう!幸せになってね!」と祝福の嵐が巻き起こっています。ショックを受けたのは最初だけのようですね。皆さん、すぐに気持ちを切り替え、「むしろ喜ばしいことじゃないか!」と推しの幸せを自分のことのように喜んでいる声が溢れています。■ 木村拓哉さんのときは?5人組のアイドル、結婚発表、と言って思い出すのは、2016年末に解散したSMAPのメンバー・木村拓哉さん。2000年11月13日に結婚会見を開きました。SMAPのライブが終わった直後に、開かれた結婚会見。スーパーアイドルの結婚、とのことで世間は騒然としました。今回の二宮さんの会見は、同じくスーパーアイドルの結婚でしたが、ファンは比較的落ち着いていましたね。この20年で何が変わったのでしょうか?■ 世の中の風潮が大きく変わったこの違いを恋愛結婚学研究所長・新上幸二氏は以下のように分析しています。「この20年で男性も女性も初婚年齢が上昇しています。木村さんが結婚を発表したときの年齢は28歳、今回の二宮さんは36歳。近年結婚を発表したV6の岡田さんは37歳、森田さんは39歳。TOKIOの国分さんは41歳、城島さんは48歳(いずれも結婚時の年齢)といずれも年齢は30代後半以降。まさしく世の中の流れを反映していますね。アイドルの年齢が高いということは、ファン層の年齢も上がっているということ。今回、二宮さんのケースでは比較的素直に祝福してくれたファンが多かったのは、ファンの年齢層が高いというのもあるかと思います。また、『生活者の平成30年史(博報堂生活総合研究所/日本経済新聞出版社・刊)』によれば、1998年では、亭主関白を理想の夫婦像とする方が37.4%いました。(2018年では17.8%に減少)木村さんも妻の工藤静香さんもお互いにスーパーアイドルでしたので、当時の「まだ男性を立てる」風潮が残っていた時代には、受け入れられづらい部分もあったのでしょう。今回二宮さんのお相手は一般人とはいえ、元アナウンサーとも言われています。そんな二人であっても、受け入れられるのは友だち夫婦、夫婦平等が当たり前になっているからでしょうね。今後も、アイドルの結婚はもちろん続いていきます。夫婦のあり方が変わり、友達夫婦が当たり前になっていますから、より祝福されるケースが増えると思います」二宮さん、二宮さんの奥さま、どうぞ末永くお幸せに!(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年11月14日残すところあと2カ月となった、令和初のNHK紅白歌合戦。超厳戒態勢で行われる出場者選考会議の様子を総力取材!11月下旬の出場者発表に先駆けて、どこよりも早い内定者リストを公開する。平成を代表する“復活組”も今年の大きな目玉だという。「今年デビュー25周年を迎えたGLAYは8月のライブで『今年こそ紅白』とアピールするなどやる気まんまん。『HOWEVER』や『誘惑』といった過去の代表曲を披露するそうです。また、朝ドラ『まんぷく』で主題歌を担当するも昨年は欠場したDREAMS COME TRUEの6年ぶりとなる出場も噂されています」(NHK関係者)豪華出演陣のなかでトリ候補と目されるのが、紅組は来年デビュー40周年の松田聖子(57)。白組は“おげんさん”や『いだてん』で同局の貢献度も高い星野源(38)が有力視されているという。19年を振り返るうえで忘れてはならないのが、7月に亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)。SMAPや嵐など日本を代表するアイドルを見出してきた“ジャニーさん”を悼む、特別企画が計画されているという。ある芸能レポーターはこう語る。「ジャニーズ事務所の副社長にも就任した滝沢秀明さん(37)主導で追悼企画が進められていると聞いています。ジャニーさんが生前可愛がっていた来年1月に同時デビューするSix TONESとSnowManの2組もそこでパフォーマンスするはず。『紅白』当日にはカウントダウンコンサートもあるので、前半の山場に持ってくるのではないでしょうか」SNSで大きな反響を呼んだドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)で主演を務めた田中圭(35)も特別枠での出場が噂されている。「昨年『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で大ブレイクし、“あな番”の劇中歌で歌手デビューした田中さんに熱烈オファーしているようです」(日本テレビ関係者)田中圭の快進撃は、一体どこまで続くのか――。
2019年11月08日人気グループ・嵐がデビュー20周年を迎えた11月3日、初のYouTubeライブ配信で会見を行った。内容が注目されるなか、ライブ配信は70万人超が視聴。メンバーたちからはツイッター、インスタグラムなどグループ公式SNSの開設が発表された。また11月末に完成する新国立競技場で来年5月15日と16日のコンサート開催することや、さらには来週の中国・北京公演の開催などが発表された。「先月末に開設したYouTube公式チャンネルの登録者数は会見中に急増。すでに200万人を突破しています。この日開設したばかりなのに、SNSのフォロワーは夕方時点でツイッターが96万人。インスタは79万人を突破しています。SNS開設により、改めてすさまじい人気ぶりがうかがえました」(音楽関係者)すでに来年いっぱいでの活動休止に向けてカウントダウンに入っているが、状況的には来年おおみそかの紅白でラストステージを迎える可能性が濃厚。そこで注目されるのが、民放テレビ番組への“ラスト出演”だという。「5人そろっての民放レギュラー番組は日本テレビ系で毎週土曜放送の『嵐にしやがれ』と、フジテレビ系で毎週木曜放送の『VS嵐』のみ。今後は日テレとフジの間で“ラスト出演”をめぐる綱引きが行われそうです。来年のカレンダーを見ると、有力なのは12月26日が土曜日なので日テレですが、奇しくもその日は16年末で解散したSMAPの冠番組『SMAP × SMAP』(フジテレビ系)の最終回放送日でした」(テレビ局関係者)活動休止まで1年、さらにファンの熱気は高まっていきそうだ。
2019年11月03日かつてはボカロPとして活躍していた米津玄師をはじめ、ネット発のミュージシャンが日本の音楽シーンを盛り上げている現在。神山羊はボカロPとしての活動を経て、昨年からシンガーソングライターとしての活動を開始。投稿した楽曲「YELLOW」はYouTubeの再生数が3000万回を突破するなど既に絶大な支持を得ている。ネット発、クールな温度感のポップが生む熱狂。「もともとはバンドをやっていたんですが、やめて就職をして。でも精神的に参って働けなかった時期に、ボカロや打ち込みで音楽を作れることを知りました。それまでニコニコ動画やボカロなどのカルチャーに触れてなかったんですが、人と繋がる術がなかった時に、作品を通じて自分の居場所を見出したんです」彼にとって音楽が純粋に大切なものであるからこそ、「再生回数で曲の評価が決まるとは思わない」と言う。でも、こんな野望がある。「僕は今あるJ-POPをもっと面白いものにしていきたい。それこそ山口一郎さんや星野源さんは洋楽テイストなトラックや難易度高めな音楽を歌謡曲にすることでいろんな人に愛されて評価されている。そういうことをするのが音楽が好きな人間としての役割だと思う」『ゆめみるこども』はエッジの利いたポップ感と、クールな温度感を持つメッセージ性とのバランスが絶妙。「SMAPが好きで、’90年代に彼らの曲を作った作家陣に影響を受けた」と語るのも納得の、華やかでダンサブルな「bunny」も聴きどころ。一方「アイスクリーム」はバンドサウンドで届ける。「僕は日本のロックバンドが大好きなんですけど、海外のトラックを意識して曲作りをする人が増えたぶん、ノスタルジーと色気のあるギターサウンドの曲が減ってきてる。だからこそ今あえて、自分のバランス感覚で作れば届くと思ったんです」家の中で一人きりで始まった音楽は今、多くの人の心を動かしている。「今後はライブでもタイアップでも、いろんな領域に飛び込んでアクティブな活動をしていきたいです」かみやま・よう2014年、有機酸として投稿した「退紅トレイン」でボカロPデビュー。’18年、神山羊名義での活動をスタートさせ、DAOKOなど他アーティストへの楽曲提供も話題に。前作『しあわせなおとな』と対になる2作目。2nd mini Album『ゆめみるこども』【通常盤CD】¥2,000【初回数量限定「CUT」盤CD+Tシャツ】¥5,000【初回数量限定「アイスクリーム」盤CD+DVD】¥3,000※『anan』2019年11月6日号より。写真・井出野下貴弘取材、文・上野三樹(by anan編集部)
2019年11月02日