イメージコンサルタントと理学療法士が考案7月13日、それぞれの骨格に合うエクササイズにより、体型の悩みを解消しようという新刊『最速で理想のカラダになる 骨格タイプ別ボディメイク セルフ骨格診断+エクササイズで体型の悩みを解決!』が発売された。A5判、144ページ、Gakkenからの発行であり、美人力PLUSシリーズとして発売。イメージコンサルタントでイメージコンサルティングサロン「Colorcle(カラクル)」代表のRina Saiki氏と、理学療法士で、姿勢改善トレーナー、パーソナルトレーニングジム「Us Flow」代表のSHOTA氏の共著である。女性ならではの悩みに骨格別でアプローチ「イエベ」「ブルべ」「骨格ストレート」などの文字を見かけることがあるが、これらは、その人の見た目の特徴から似合う服装、メイク、ヘアスタイルを判断するものである。イメージコンサルティング、通称「イメコン」と呼ばれるこの考え方は、さらに広まっていくことが予想される。「イメコン」はファッションの分野で活用されることが多く、自分のタイプを知ることで服選びなどの失敗が少なくなるという。ボディメイクでも、その人の特徴に合わせたアプローチがあり、自分の骨格タイプを知ることで、最適なエクササイズを見つけることができるとしている。新刊では、まず15項目の質問によるセルフ骨格診断で自分の骨格タイプを知り、首が短く見える、猫背、ぽっこりとした下腹、ししゃも脚などの悩みを解消する骨格タイプ別エクササイズを紹介。つらい運動や食事制限ではなく、効率的なボディメイクがイラスト形式でわかりやすく解説されている。(画像はプレスリリースより)【参考】※美人力PLUS『最速で理想のカラダになる 骨格タイプ別ボディメイク セルフ骨格診断+エクササイズで体型の悩みを解決!』 ‐ 学研出版サイト
2023年07月24日多くの方は上半身の重みを脚に乗せて、脚だけで体を支えて歩いています。そのような歩き方になる原因は、“姿勢の崩れ”かもしれません。歩くだけで疲れるようなら、脚がむくみやすい姿勢になっている可能性も…。ヨガインストラクターの筆者が、筋肉太りやむくみにつながる「NG習慣」と、体幹を整えるストレッチをご紹介します。歩き方で強化されてしまうむくみ脚マッサージや脚やせエクササイズをしても、脚に負担のかかる歩き方をしていたら意味がないでしょう。効果を打ち消すどころか、歩くたびに余計な力みや筋トレを繰り返すことになってしまうかも…。脚の太さやむくみに悩んでいる方は、歩き方と歩くときの姿勢を意識して変えていきましょう!膝を曲げた行進歩き猫背さんに多いのが、歩くときに膝の裏が伸びず、膝を曲げたまま行進するように歩くスタイル。歩幅が浅いのも原因のひとつといえますが、後ろ足を地面から離すときに膝が伸びきらず、曲がったまま歩いていたら要注意です。前に出した脚が地面に着地する際、ふくらはぎに力が入ったまま踏みしめる形になってしまいます。これでは、地面に脚が着地するたびにふくらはぎに力が入ってしまうでしょう。本来は歩くたびに足首がしなることでふくらはぎが伸縮し、血液の循環を促しますが、それが毎回力で止められているようなイメージです。行進歩きをしているときは足首も硬くなっており、むくみ脚やたくましいふくらはぎになりやすくなります。太ももを太くする姿勢立っているときに、膝の裏をピンと張りすぎていませんか?膝の裏を伸ばしすぎると、自然と腰が反り、お腹を前に突き出したような姿勢になります。すると骨盤が歪み、体を支えにくい体勢に。このような体勢では、歩くたびに腰が反ってしまい、太ももの前や横に力が入ります。反対に骨盤を支えるのに大切な内ももやお尻の力は使えないため、下半身全体が痩せにくく、お肉がついた印象になりかねないのです。太ももの裏をストレッチして歩くフォームを整えよう上記の歩き方や姿勢は、下半身にかなりの負担がかかりやすい状態です。上半身の筋力がうまく使えないため、下半身だけがたくましくなっていく可能性も。まずは足運びを軽くして、太ももの後ろ側やお尻、内ももが使えるように体勢を整えましょう!1.両脚を腰幅に開きます。2.膝の裏を少しだけ緩めて緊張させないようにしましょう。そうすることで股関節周りに余裕ができるはず。股関節を外側へ回転させるイメージでお尻を意識します。3.後方へお尻を突き出しながら、膝を曲げて上体を屈ませ、肘を膝の上におろします。お尻を後方斜め上に突き出すようにしながら、足の裏で床をしっかり踏みしめましょう。太ももの後ろ側とお尻との境目、膝の少し上が伸びているのを感じてみてください。太ももの後ろが縮んでいると感覚を感じにくいので、丁寧にポジションを探します。4.30秒キープします。終えたら一度リラックスし、3セット行います。引っ張る力がポイント上記のストレッチは、太ももの後ろを引っ張る力を維持するのがポイントです。30秒もキープしているときつくなってくるかもしれませんが、太ももの後ろが硬くなっている証拠なのでしっかりと伸ばしてください。そのあと歩いてみると足運びがかなり楽になり、歩きやすさを実感できると思います。歩き方は体型を左右する要因の一つなので、下半身だけが疲れやすい人は是非行ってみてくださいね。©Indeed/gettyimages筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として 女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年07月21日履いて歩くだけ!毎日ながらケア株式会社バレットは、運営するヘルス&ビューティーブランド habits(ハビッツ)で、女性用の高機能リカバリーサンダル『ビーメイクサンダル (B-MAKE SANDALS)』を2023年4月に発売した。同社は、スポーツアパレル(サイクルウェア)の企画・製造・販売を展開。2019年には、日本人男性向けのリカバリーサンダルを開発した。リカバリーサンダルは、本来、アスリートの足の回復を早めるために開発された製品である。血流を促進して浮腫みや冷え症の改善に女性用のリカバリーサンダルは、これまでの技術を応用し、男女で異なる足の形や筋肉量、女性特有の悩みである浮腫み・冷え症・巻き爪などを研究し、開発された。土踏まずのアーチは、少し硬めに設定されており、青竹踏みと同様の効果で、やさしくツボを刺激されているような心地よさがある。サンダルを履くことで、血流を促進し、浮腫みや冷え症を改善し、スッキリとした足に導く。弓型にデザインされたソールの傾斜により、自然と体がバランスをとるため、普段使わない筋肉を刺激して体感を鍛える。カロリー消費量がUPするので、美脚効果も期待できる。サンダルを履くことで、足指を使う歩き方になり、巻き爪を改善・予防できる。カラーはブラック。サイズは3タイプ(S 22.5~23.5・M 23.5~24.5・L 24.5~25.5)。重さは、Mサイズ片足で160g。価格は、7,700円(税込み)。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社バレット※B-MAKE SANDALS リカバリーサンダル for women
2023年07月06日下半身太りを解消し、理想の美脚を手にするのにハードな筋トレは必要ない。安定した姿勢と足指を使った歩き方さえ身につければ、歩くだけでほっそり脚に。その2つのポイントを鍛え“足指ウォーク”を実践するためのレッスンをご紹介!「脚やせには筋トレもマッサージも食事制限も必要ありません」と言うのは、美脚専門トレーナーの大道匡彦さん。そもそも脚が太くなるのは不安定な姿勢で歩いているから。歩き方を改善し、正しいカラダの使い方が身につけば、自然とすっきり引き締まるという。「姿勢が不安定だと、足裏で地面を押す(=地球を踏み抜く)効率的な歩き方ができません。そのため過剰な力や緊張が生まれ、脚に余計な筋肉がついたり、むくみが生じてしまうのです。効率的な歩き方をマスターすれば、ただ歩くだけで美脚が手に入ります」効率的な歩き方とは、大道さんが提案する上の写真のような“足指ウォーク”。一見、普通に歩いているように見えて、実はさまざまな条件が整っていないとできない歩き方。足指を使って地面を捉え、深い呼吸で体幹を安定させることが必須条件だという。そこで、足指ウォークを実践するためにステップアップ方式で進めていくエクササイズをご紹介。なぜ、“足指ウォーク”で脚が細くなる?姿勢が不安定な人は、歩く時に地面からの反発を利用できない。このため自分で頑張って地面を蹴ってしまい、余計な筋肉がついたり、足首の動きが悪くなるので、ふくらはぎがむくむ。安定した姿勢で、足首を使って地面を押す足指ウォークなら、それらが解消できる。不安定な立ち姿勢や歩き方だと不必要な筋肉がついてしまう。体幹を安定させ、足指で地面を押して歩けば改善できる!足指ウォークのポイントを覚えよう!1、立った時に重心が土踏まずにくる。2、重心がゆらりと前に来て、足指に体重が乗る。3、1歩目は体幹から前へ。後ろ足で体重を感じる。4、前足が着地して、体重も前足に乗る。基本編(1日1回)まずは、足指ウォークの基本、足指慣らしと呼吸法を習得する。足裏で地面をしっかり捉えられるようになるために、足首や足裏、足指に刺激を入れる。また、ブレない体幹をつくるのに必要なのが呼吸の練習。基本エクササイズは毎日の習慣に!STEP1:足裏、足指を柔らかくする。足裏や足指が硬くなってしまうと地面からの反発を感じる能力が低下する。「足はカラダと地面との唯一の接点です。やさしく刺激して情報インプット能力を高めましょう」【足首回し】(左右各20回)硬くなった足首をゆるめて小指荷重ができる足をつくる。椅子に座って片脚を反対側の膝に乗せる。手の指を足の指の間に入れて握り合うように組む。大きくゆっくり小指側に向かって足首を20回回す。反対の足も同様に行う。【足裏トントン】(左右各20秒)足裏をやさしく刺激して地面と接する感覚を磨く。指の付け根(母趾球~小趾球)、小指側、踵=土踏まず以外の地面と接する部分をこぶしでトントンと叩く。リズミカルにまんべんなく20秒程度叩いたら、反対の足も同様に行う。【足チョキ】(左右各10回)足指を動かして活性化させ、地面を押す準備をする。足指で床を押す。まずは親指で床を押したまま、親指以外の4本指を浮かせて戻す。今度は4本指で床を押したまま、親指を浮かせて戻す。10回繰り返したら反対の足でも同様に。STEP2:正しい呼吸を身につける。呼吸のパターンに問題があると、その影響で姿勢が乱れたり動きが非効率になる。「お腹に腹筋で壁をつくり、体幹をまんべんなく膨らませる、深く長い呼吸をマスターしましょう」【壁ヒップリフト】(4呼吸)お腹の力を抜かずに背中側に息を入れる練習。(1)仰向けになって壁に足の裏をつける。膝の角度は90度。(2)足裏で壁を押し、お腹に力を入れてお尻を若干浮かせたら、息を吸う吐ききる止めるを5秒ずつ行い、4回繰り返す。NG:お尻を浮かせることを意識すると腰が反りやすいので注意。大道匡彦さん美脚専門パーソナルジム「Desty」代表トレーナー。ジム&オンラインサロン、メディアで美脚づくりのノウハウを提供する。近著に『頑張らなくても勝手にやせる足指ウォーク』(イースト・プレス)。ブラトップ¥8,250レギンス¥14,300(共にジュリエ/ジュリエ ヨガ アンド リラックス TEL:03・5720・8256)※『anan』2023年6月28日号より。写真・中島慶子スタイリスト・武政ヘア&メイク・浜田あゆみモデル・中嶋杏里沙(ボン・イマージュ)取材、文・石飛カノ(by anan編集部)
2023年06月23日夏までにまだ間に合う美脚メソッド6月6日、短期間で脚が細くなり美脚になるメソッドを紹介する新刊『誰でも脚やせ! 美脚10日間プログラム』が発売された。A4判、96ページ、価格は1,430円(税込)である。同書は宝島社から「TJ MOOK」として発売。関東、関西に多数の店舗を構える人気の脚やせ専門サロン「リフィート」代表の金井志江(かないゆきえ)氏が監修を務めている。簡単!運動も食事制限も不要!年齢による脚のラインのくずれ。脚のむくみやたるみは女性の敵であるが、年齢だから仕方がないと諦めるのは早い。新刊の監修を担当した金井志江氏は「正しい知識と正しい技術とがあれば必ず脚は細くなる!」と語る。また、細くなるスピードを加速するためには、もう一つ大事なものがあるとしている。脚が太い原因は脂肪ではなく、むくみであることが多い。10日間で美脚をつくるキーワードは「骨」と「筋」であり、運動も食事制限も不要。1万人以上の脚をみてきた同氏による美脚をつくるためのメソッドは、初心者でもできる簡単なものばかりである。掲載の脚の写真は全て同氏のもの。簡単ですぐに結果が出るメソッドが詰まった「美脚本」となっている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※誰でも脚やせ! 美脚10日間プログラム ‐ 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
2023年06月20日膝上のたるみ肉に悩むときは、マッサージや筋トレをする前に、“脚の歪み”を疑ってみてください。ポイントは、股関節の位置です。今回は、ヨガインストラクターの筆者が、膝上のたるみ肉解消を目指す簡単エクササイズをご紹介します。”脚の歪み”が膝上にたるみを作る!?膝上のたるみ肉について、ご相談を受けることがあります。気になる部分をスッキリさせたいとき、パーツに特化したエクササイズなどをやりがちですが、膝上のたるみは“脚の歪み”と関係していることがあります。この場合、ポイントは股関節。内股やガニ股の方は要注意です。股関節が内側に向きすぎていたり、外側に開きすぎていると、脚の筋肉をバランス良く使いづらくなってしまいます。膝上のたるみ肉が気になるときは、股関節や太ももの内側の筋肉を使えるように、歪みケアをしていきましょう。股関節ほぐし1.床に座ります。2.左脚は伸ばしたままで、右脚の膝を曲げ、膝と足の甲を抱えます。3.股関節とお尻を意識しながら、抱えた右脚を外側へ開くように動かします。4.元の位置へ戻します。5.この動きをリズミカルに、なるべく大きく開くように意識しながら30秒間行います。6.左脚も同様に行います。内ももスッキリケア1.両足を閉じて立ちます。2.かかとはつけたままで、足先を45~60度くらいに開きます。3.息を吸いながら、膝を左右に開いて軽く曲げていきます。4.息を吐きながら、内股を引き上げるようにして膝を閉じ、元の位置に戻します。5.ゆっくりと10回行います。膝が痛いときは無理をしないで内ももをスッキリさせるケアは、股関節の歪みレベルによって、膝に痛みを感じてしまう可能性があります。膝に違和感がある場合は、股関節ほぐしの方を行いましょう。また、足先を開く角度によって負荷が調整できるので、試しながら無理のないように行ってみてくださいね。©Ruletka/gettyimages上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整えることで健やかな心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナヨガセラピー】でホリスティックな視点で幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京にて開催。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始。2023年6月より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年06月06日なかなか脚痩せしない…と悩んでいる方は、同時に下腹部のお肉に悩んでいることも多い傾向があります。下半身が痩せづらい理由は、股関節にあるかもしれません。今回は、ヨガインストラクターの筆者が、股関節を整えて脚痩せを目指す簡単なエクササイズをご紹介します。下半身痩せには”股関節”が重要股関節に適度な筋力や柔軟性があることは、姿勢の維持や下半身をすっきりさせるために大切。なぜなら股関節は、お腹から太もも、骨盤を含めた姿勢を安定させる筋肉を動かすために、重要な役割を担っているためです。股関節周りが硬かったり筋力が弱い女性が多いのは、歩くときや姿勢を維持するために、下半身に頼りがちなのが要因かもしれません。股関節を整えると、長距離を歩いても疲れにくくなったり、姿勢が整って腰や肩の凝りが軽減されたりと、体全体が軽くなったように感じる方もいます。また、脂肪は動かしにくい部分につくことが多いので、股関節が整うと、自然と下腹や脚痩せに繋がりやすいのです。気持ちいいところを狙う「股関節ケア」1.四つ這いになります。2.内腿が痛くならない程度に、両脚を大きく開きます。3.肘を肩の真下に下ろし、肩と肩甲骨を引き下げ、胸から首を引き上げます。4.息を吐きながらお尻を後方にスライドさせ、上体を伏せていきます。※このとき、なるべく腰を下方へ落とすようにしましょう。5.このポーズを3秒間キープし、元の位置に戻します。1~5を1セットとして、10~15セットほどゆっくり行います。つらい場合は肘を下ろさなくてもOKこのエクササイズは内腿がしっかりと伸びるので、つらいと感じる方は肘を下ろさず、両手で支えて行っても大丈夫です。脚幅はある程度広げる必要がありますが、お尻を後方へ下げられる余裕があるように意識してみてください。エクササイズを終えた後は、刺激が抜けるまで、脚を閉じて楽な姿勢で休みましょう。無理な刺激は必要ありません。痛気持ちいいと感じるくらいで大丈夫。夜寝る前に行うと、お腹周りが刺激されて温まり、血流も良くなりやすいので、リラックスして眠れると思います。ぜひ試してみてくださいね。©narith_2527/gettyimages上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整えることで健やかな心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナヨガセラピー】でホリスティックな視点で幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京にて開催。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始。2023年6月より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年05月26日「地に足がついている」「足元を見られる」など、脚に関する言葉は意外と多いものです。そこで今回は、脚に注目した診断をご紹介!体形や手の長さなどを占う【体相】における“脚の形”から「人生でつまずきやすいポイント」を診断します。Q.あなたの脚の形は次のどれに近いですか?A:まっすぐB:ガニ股C:内股D:O脚あなたはどれを選びましたか?さっそく結果を見てみましょう。“脚の形”でわかるのは?「人生でつまずきやすいポイント」体相において“脚の形”は、姿勢の影響を受けると考えられています。姿勢は、その人が人生や人と向き合うスタンスと密接。そのため、選んだ答えから「あなたが人生でつまずきやすいポイント」がわかるのです。A:「まっすぐ」を選んだあなた…根拠のない自信で大失敗この脚の形の人は、自己肯定感が高く、自分の生き方や仕事に誇りを持っているタイプ。だからこそ、いつも胸を張って背筋をピンと伸ばし、堂々と行動できるのでしょう。そんなあなたの人生でつまずきやすいポイントは、皮肉にも高すぎる自信がトリガーになることが多いようです。あなたは大抵のことは難なくこなせますが、そのせいで根拠のない自信を深め、結果的に無謀なチャレンジに挑んで玉砕してしまうこともあるかもしれません。また、プライドの高さから失敗を受け入れられず、なかなか再起を果たせないという心配も。まずは自分のダメな部分を認め、次に自分のいいところを見つけて褒めましょう。そんな二段階のトレーニングを続けるうちに、きっと持ち前の自信も回復してくるはず。B:「ガニ股」を選んだあなた…アバウトすぎて失速この答えを選んだあなたは、おおらかでおおざっぱな性格のよう。細かいことは気にしない分、鈍感な一面もあり、周りをイライラさせてしまうこともありそうです。そんなあなたが人生でつまずきやすいポイントは、アバウトすぎて失敗しやすいところでしょう。大事なことを確認するのをおろそかにするせいで、せっかくのチャンスを逃してしまうことがあるようです。お気楽気質のあなたは、たとえミスをしてもあまり気にすることはないはず。でも、そのせいでパッとしない毎日を送りたくないなら、意識改革に取り組みましょう。特に仕事では、報告・連絡・相談のいわゆるホウレンソウをしっかりと。そこを意識して丁寧にするだけでミスを回避でき、人生でつまずく機会も減っていくでしょう。C:「内股」を選んだあなた…人に流されて後悔控え目でおとなしいタイプに多いのが、この内股の脚の持ち主。誰に対しても優しく親切なあなたには、気が小さい一面もあるようです。周囲に何かと遠慮をして、自分の希望や本心などを伝えられないことがよくあるかもしれません。あなたが人生でつまずくのは、人に流されがちなところが原因のよう。NOと言えずにしぶしぶ合わせた結果、不本意な立場や環境に追いやられたり、やりたくないことをやらされたりする心配も。相手に迷惑をかけたくないという気持ちもわかりますが、ハッキリ言わないと真意は伝わりません。充実した人生を送るためにも、もっと自己主張することを意識してみて。あなたの人生はあなたのもの。自分の力で未来をたぐり寄せましょう!D:「O脚」を選んだあなた…ネガティブ思考が悪循環を誘発O脚の原因と言われているのが、猫背。不満や不安を抱えやすく、ネガティブ思考に陥りやすい人に多い姿勢です。あなたは一度落ち込むと簡単に立ち直れず、困ってしまうことが多いのではないでしょうか。あなたが人生でつまずきやすいポイントは、そんな持って生まれた思考グセにあるよう。些細なことをバッドサインだと勝手に解釈して、アンラッキーな出来事を引き寄せる傾向があります。だからといって「急に前向きになりなさい」と言われても難しいですよね。それなら、ネガティブ思考をやめる練習から始めてみましょう。ネガティブな発想が浮かんだら、“それは間違い”と脳に伝えてみて。そうすれば悲観的な考えにハマりにくくなり、人生でつまずくことも減っていくでしょう。おわりに人生には失敗や挫折がつきもの。だからこそ、ただ落ち込むのでなく、そこから何かを学んで活用していくことが大切です。今回の診断を参考にして、あなたのつまずきポイントを探り、幸せな未来へとつなげていきましょう。©トワトワ/PIXTA(ピクスタ)文/月風うさぎ
2023年04月12日長時間のデスクワークは、頭痛や肩こり、むくみなど、さまざまな体の不調を引き起こす原因に…!仕事中に1分で手軽にできる、血の巡りにアプローチするエクササイズを紹介します。不調対策にはもちろん、より良いコンディションで仕事をするために早速、今日からトライしてみよう。教えてくれたのは、治療家の小池謙雅さんです。1分ほぐし習慣「筋肉を包んでいる膜である筋膜に働きかけて体の緊張をリリースし、血流を良くします。スマホなどのタイマーで30分、1時間などと仕事をする時間を設定し、アラームが鳴ったら1分やってみるのがおすすめです。疲れの回復はもちろん、頭がすっきりして集中力が高まるなど、仕事をするのにいいコンディションも作れます」スイングの動きで硬くなった腰をほぐす。腰に手を当て、両肘を少し後ろに引く。その状態で腰を左右に30秒間、スイングする。さらに、8の字を描くように腰を30秒間動かす。腰痛の原因となりやすい腰方形筋にアプローチでき、骨盤の歪み対策にも有効。硬くて開かない胸をじんわり柔らかく。ドアなどに右手をつけ、肘を直角に曲げ、まっすぐに立つ。上半身をゆっくりと左側に向けて、デコルテから胸のあたりを30秒間伸ばす。反対側も同様に。デスクワークでうつむき姿勢が続いている時におすすめ。詰まった胸全体をまんべんなくケア。胸まわりに詰まったような不快感がある時に。両手を後ろに伸ばした状態で指を組み、胸をぐっと反らしながら腕を後ろに20秒間伸ばす。その後20秒間、腕を左右に動かし、さらに20秒かけて、下方向へと引っ張る。肩甲骨を緩めてツラい肩こりを撃退。硬くて動きの悪い肩甲骨まわりをケア。腰を曲げ、デスクや台など安定した場所に両手をつく。力を抜いて楽にした首を30秒間上げ下げ。その後、肩甲骨を水平にスライドさせるようにして、前後に30秒間動かす。むくんでダルい脚の疲れにさようなら。足を肩幅に開く。拳の小指側を両脚の外側の付け根に当て、腕を勢いよく左右交互に振り下ろしながら、10秒かけて脚の外側を膝下までリズミカルに叩いていく。今度は膝下から脚の付け根に戻りながら同様に10秒かけて叩いていく。3往復行う。座りっぱなしでむくんだ脚に。腰痛の原因になる内転筋伸ばし。座りっぱなしだと硬くなりがちな内転筋を柔らかくするためのエクササイズ。右足を椅子や台にのせ、脚をまっすぐに伸ばす。体を右足の方へ倒し10秒間キープ。次に、体を正面に倒して10秒間キープしたら体を起こし、足首を左右に10秒間振る。左脚も同様に。小池謙雅さん治療家、鍼灸師、柔道整復師。トリガー鍼灸院グループ代表。鹿島アントラーズのトレーナーを務めた経験の持ち主。著書に『疲れて「もうムリ!」と思った時にすぐ動ける!トリガー体操』(文藝春秋)。※『anan』2023年4月12日号より。イラスト・別府真衣取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年04月10日脚痩せのために、単に脚に負担のかかるエクササイズをするのは危険かもしれません。骨盤の歪みがある場合、余計に脚が太くなってしまう可能性も…。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「下半身をスッキリと整える簡単なエクササイズ」をご紹介します。まずは3か月間続けてみましょう!その脚痩せケアは逆効果かも?“脚痩せは成功しづらい”とよく言われます。「ダイエットで上半身は痩せたけど下半身には変化がなかった」「エクササイズをするほど脚がゴツくなっている気がする」「ウォーキングをしたら余計に脚がむくんだり張ったりするようになってしまった」…といった悩みを持つ人も多く、脚痩せは難しいとイメージされがちではないでしょうか。脚痩せがしづらい原因のひとつとして、「上半身と下半身の体幹が不安定になっている」ことが考えられます。そのアンバランスさを増長させているのは、骨盤のゆがみからくる“姿勢の悪さ”かもしれません。骨盤が後傾していると、太ももの前側や外側がゴツくなり、後ろ側がたるみやすくなります。反対に、骨盤が前傾していると、太もも全体がもっちりしがちに。そのため、脚痩せをするには下半身全体のアプローチへと切り替えることが大切なのです。骨盤の位置を整えると、脚の負担が減って自然と脚がすっきりしやすくなるはず。今回ご紹介するエクササイズは、どれもが1回2~3分でできる簡単なものなので、ぜひ試してみてくださいね!脚の付け根を伸ばすエクササイズ1.椅子の背もたれを横にして、浅く腰掛けます。2.腰から上半身をまっすぐに保ったまま、片脚を後ろへと伸ばしていきます。3.脚の付け根がしっかりと伸びているのを感じながら、そのまま30秒ほどキープします。※上半身が丸まらないように、腰からしっかりと立ち上げるように意識しましょう。4.脚を元の位置に戻したら、反対側の脚も同様に行っていきます。太ももの後ろ側を鍛えるエクササイズ1.両脚を腰幅程度に開いて立ち、両手を骨盤に添えます。2. 息を吸いながら上体を前に倒し、90度のラインを作ります。3.前方を見るように頭を上げて、お尻から背中のラインが一直線になるように揃えます。太ももの後ろがピンと張っているかどうかを確認しましょう。4.息を吐きながら、脚の付け根の後ろと太ももの後ろ側の力を意識しつつ、ゆっくりと上半身を起こして元の姿勢へ戻ります。1~4を1セットとして10セット行います。骨盤を整えてレッグラインにアプローチするエクササイズ1.両脚を軽く閉じて立ちます。2.右脚の力を抜いて膝を曲げ、おなかの位置まで持ち上げます。3.左脚を軸にして、右脚を腰骨から脚の付け根までを開いていきます。4.姿勢がぶれないように注意しながら脚を下ろします。5.1~4を10回行ったら、反対回しで後ろから前への動きを10回行います。6.左脚も同様に行います。ビフォーアフターを確認しようご紹介したエクササイズは簡単でありながら、しっかりと下半身を整えることができるものばかり。股関節が硬い方は、少し息が上がってしまう動きもあるかもしれません。大切なのは、エクササイズを行う前と後の姿勢の感覚、特に腰回りの感覚の差をチェックすることです。このエクササイズが効いてくることで、腰が楽になったような感覚や、重心が上に引き上がったような感覚があるはず。すぐに体感できなくてもいいので、まずは続けて体の感覚を養ってみてくださいね。最初の3週間は毎日、その後は3日に1回と減らしながらマイペースに行っていきましょう!©Pascal Broze/gettyimages上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文/上村由夏
2023年04月07日「脚がパンパンでなかなか痩せない」「運動しているのにむくみが取れない」といった脚のお悩みはありませんか?今回は、脚が太くなる原因とおすすめのストレッチ、脚痩せのポイントなどをご紹介します。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!脚が太くなる原因は?長時間同じ姿勢でいるお仕事などで長時間座りっぱなしでいることが多い方は、血流やリンパの流れが滞りやすく、むくみやすい状態に。定期的に屈伸などをして、こまめに体を動かすように意識しましょう。骨盤が歪んでいる姿勢が悪いと骨盤の歪みが起こりやすくなります。反り腰や猫背の姿勢が定着してしまうと、筋肉のバランスが悪くなり、それが脂肪やむくみとなる可能性もあるので要注意。もし姿勢が崩れていることに気が付いたら、その都度直すことが大切です。習慣化すれば、きれいな姿勢が保てるようになるでしょう。食べすぎ、運動不足脂質や糖質の多い食べ物や飲み物が好きな方は注意が必要です。摂取カロリーが消費カロリーよりも多くなると、体内でエネルギーを消費しきれず、皮下脂肪が溜まり、脂肪太りに繋がりやすくなります。また運動不足の方や筋肉量が少ない方は、エネルギー消費が少ない傾向があるので、普段から体を動かす習慣をつけることをおすすめします。頻繁にヒールの高い靴を履くいつもヒールの高い靴を履いている方や、過去にハードなトレーニングをしていた方は、部分的に筋肉が肥大化している可能性が。一部の筋肉だけを使う癖があったり、筋肉が凝り固まっていたりすることで、血液やリンパが滞りやすい状態になっているかもしれません。その場合は、普段から良い姿勢を意識することと、硬くなりやすい箇所をマッサージやストレッチでほぐしてあげることが大切です。脚痩せを目指す簡単ストレッチそれでは、脚やせを目指すための「簡単ヨガストレッチ」をご紹介します!脚だけでなく、お腹、お尻、骨盤周りの筋肉にもアプローチできるので、全身のボディラインを整えることにも繋がるはず。ぜひ毎日の習慣として取り入れてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.四つん這いになり、右足を右手の外側に置く2.左足を後ろに遠く伸ばし、左の膝を伸ばす3.お腹を引き上げて背中をまっすぐにし、両足でしっかり体を支え、手に体重がかからないようにする4.右膝を内に曲げて右手首の側に置く5.左の足の甲をまっすぐ伸ばし、左右のお尻の高さを揃える6.上半身を前に倒して深呼吸を繰り返す7.右のお尻周りの筋肉の伸びや緩みを意識する8.反対の脚も同様に行う脚痩せのために意識したいポイント最後に、その他の意識したいポイントもご紹介します。有酸素運動を取り入れる日常的に歩く習慣を作ると、自然とむくみの解消や脚痩せが期待できます。一定時間以上の有酸素運動は脂肪燃焼にも繋がりやすいでしょう。マッサージを取り入れるむくみや筋肉のコリには、ストレッチと合わせてマッサージもおすすめです。脚の付け根から足先まで筋肉を揉んだり、手で滑らせたりして筋肉をしっかりほぐしてあげましょう。体を温める、冷やさない脚は心臓から遠い場所なので、特に冷えやすい部位だといわれています。気温の高い時期はシャワーで済ませる方も多いですが、季節を問わず、なるべく湯船に浸かって体を温めましょう。血行促進に繋がり、むくみにくくなるはずです。まずは無理なくできることから取り入れて、スッキリ美脚を目指しましょう!©︎kei.channel/metamorworks/zon/maruco/Kazpon/PIXTA(ピクスタ)NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、「anan Beauty +」ライターとしての記事連載やウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年04月01日たった1分の筋トレで筋力と血行を改善!免疫エクササイズをご紹介。血流を促す筋肉を鍛え免疫細胞を巡らせる。運動が苦手な人や忙しい人でも、1分間で効率よく免疫力を上げられるよう、整形外科医の陣彦善先生が考案したのが、免疫エクササイズ。「免疫力を支えている大きな要素が筋肉と血流。運動不足だと筋肉が収縮して血液を巡らせるポンプ作用がうまく機能しなくなり、血流が悪くなってしまいます。するとリンパ液の流れも悪くなり、免疫細胞が全身の隅々まで行き渡らなくなってしまうのです」特に鍛えるべきは、太もも、背中、足裏の筋肉。「太ももの大腿四頭筋は全身の中でもっとも大きな筋肉なので、鍛えると効率的に筋肉量を増やすことができます。また、背中を鍛えると姿勢が改善し、深い呼吸ができるようになるため、血液循環が良くなります。足裏は、バランスをとったり、衝撃を受け止める役割があるので、エクササイズをスムーズにするためにも鍛えておきたい筋肉の一つです」4つの動きで構成された免疫エクササイズは、1日に10回×2セットでOK。「正しいフォームで行うことが大切なので、うまくできなければ、最初は上半身と下半身の動作を分けて行うとよいでしょう。細切れでいいので毎日続けて」免疫エクササイズたった1分間で、免疫力をアップするための筋肉を鍛えることができるエクササイズ。日課にすることで、血行が良くなり、冷えにくい体に。さらに、姿勢が良く、呼吸も深くなるので、疲れにくくなるメリットも。STEP1正しい姿勢で立ち両手をまっすぐに上げる。両腕をまっすぐに上げることによって重心が上がり、体を支えるためにお腹の筋肉にスイッチが入る。あごは軽く引き、お尻はキュッと締めることを心がけて。・手のひらは向かい合わせに。・腕が耳につかなくてもOK。・足は肩幅に開く。STEP2息を吸いながら2秒かけてゆっくりと腰を下ろす。スクワットの動きで、お尻、太もも、ふくらはぎの筋肉を鍛える。膝を曲げるというよりも、椅子に座る感じで股関節から曲げて。膝がつま先より前に出ないよう注意。・呼吸を忘れずに。・股関節から脚を曲げる。・膝がつま先よりも前に出ないように。STEP3左右の肘を90度に曲げて肩甲骨を寄せる。肘を90度に曲げることによって、肩甲骨を背中の中央に寄せる。広背筋が鍛えられ、巻き肩の改善にも。腰を反らさないよう、背中をフラットに保ちながら行って。・手のひらは前向きに。・肩をすくめない。STEP4息を吐きながら2秒かけてゆっくりと元の姿勢に戻る。再び両腕を上げ、お腹の筋肉にスイッチをオン。背中まわりの脊柱起立筋を刺激することで、正しい姿勢を保ちやすくなる。長く息を吐くことで、副交感神経も優位に。・手のひらを向かい合わせにしていく。・お腹をへこませる。陣 彦善先生有栖川整形外科院長、整形外科専門医、スポーツ専門医、統合医療認定医。著書は『医師が教える!1分免疫エクササイズ』(世界文化社)。※『anan』2023年3月29日号より。イラスト・岡田 丈取材、文・古屋美枝(by anan編集部)
2023年03月25日「脚を引き締めたい」「おなかをへこませたい」など、体型の悩みは尽きないですよね。露出の増えるこれからの季節に向けて、今のうちになんとかしておきたいもの。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が、おなかと脚の同時痩せを目指せる「1週間の短期集中トレーニング」をご紹介します。まずは1週間続けてみてくださいね!ボディメイクは大きい筋肉から鍛えよう!ボディメイクやダイエットをするときには、筋肉量を増やして基礎代謝を上げ、脂肪燃焼を促すことが大切です。まずはお尻や脚といった、下半身の大きい筋肉を鍛えることから始めるのがおすすめ。大きい筋肉を鍛えることで、連動して小さ筋肉も刺激され、全身の代謝アップにつながるといわれています。おなかと脚の同時痩せ! 1週間の「短期集中トレーニング」下半身の中で最も大きい筋肉といわれている「大腿四頭筋」「大臀筋」「ハムストリング」を鍛えながら、おなかや体幹も使う一石二鳥のトレーニングをご紹介します。動画を見ながら、ぜひ一緒にやってみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.両足を揃えて立つ2.右足を大きく後ろに引きながら腰を落とす※この姿勢のとき、左脚の膝が前に出すぎないように注意する3.左足の踵を踏み込んで右脚を胸の方に引き寄せる※脚を上げるときに軸足の踵でしっかりと踏み込み、お尻や太もも裏の筋肉を意識する4.右足を戻して腰を落とし、2と同じ姿勢をとる5.バランスをとりながら10回程度繰り返す6.反対の足も同様に行うおなかにしっかりと力を入れて、胴体を安定させながら行いましょう。「短期集中トレーニング」でおなかと脚の同時痩せを目指そう大切なのは「続けること」と「習慣にすること」。最初は3回でも5回でも構いません。無理のない回数で、まずは1週間続けてみてください。継続すれば、体と心に少しずつ変化がでてくるはず。自分の体調と相談しながら、できる範囲からチャレンジしてみてくださいね。©︎xquang/Ushico/PIXTA(ピクスタ)NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、「anan Beauty +」ライターとしての記事連載やウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年03月11日そもそもなぜ「お腹痩せ」するには下半身エクササイズを行うべきなのか?「お腹痩せに効く下半身エクササイズ」をご紹介する前に、なぜお腹痩せするには下半身エクササイズを行うべきなのか、その理由について触れておきたいと思います。その理由として、以下の2つが挙げられます。「基礎代謝」がアップし、お腹痩せしやすくなるから「骨盤の開き」が改善され、お腹痩せ効果につなげることができるから詳しく解説していきましょう。理由1:「基礎代謝」がアップし、お腹痩せしやすくなるから下半身の筋肉を鍛えることで効率よく筋肉量を増やすことができ、基礎代謝アップにつなげることができます。なぜなら全身の筋肉のうちの70%を下半身が占めていると言われているからです。また、基礎代謝は一日の総消費エネルギー量の70%を占めていることから、基礎代謝を高めることで消費エネルギー量がアップし、お腹痩せしやすくなると言えます。出典:byBirth理由2:「骨盤の開き」が改善され、お腹痩せ効果につなげることができるから内ももの筋肉である「股関節内転筋群」を鍛えることで骨盤の開きが改善され、お腹痩せ効果につなげることができると言えます。股関節内転筋群は、「恥骨筋」「短内転筋」「長内転筋」「大内転筋」そして「薄筋」という5つの筋肉から成りますが、これらは骨盤下部にある「恥骨」から始まり大腿骨に付いている筋肉だからです。そのためこれらの筋肉が弱くなると、恥骨が外に開いて太ももも外に開きやすくなります。恥骨が開きっぱなしになると内臓が下垂してしまい、下腹部がぽっこり出た状態である「ぽっこりお腹」につながると考えられます。そこで股関節内転筋群を鍛えることで恥骨の開きが改善され、お腹痩せ効果につなげることができると言えます。出典:byBirth「お腹痩せ」に効く下半身エクササイズ5選それではお腹痩せ効果の高い下半身エクササイズを5つご紹介していきたいと思います。エクササイズを行うにあたり、ご用意していただきたいものは以下の2つです。ヨガマット、もしくは大きめのバスタオル1枚エクササイズボール、もしくは枕やクッションなどトレーニング中のケガを避けるために、周りに障害物などがないことを確認した上でエクササイズを行うようにしましょう。(1)ワイドスタンス・スクワット出典:byBirth肩幅よりも広めに足幅を広げて、つま先と膝はできるだけ大きく外側に向けて立ちます。脚で「正三角形」を作るようなイメージです(写真左)。両手を頭の後ろに組んで胸を正面に向けて、上体を起こします。息を吸いながらお尻が左右の膝の間に位置するまでゆっくり下ろし(写真右)、息を吐きながら立ち上がるという動作を繰り返します。足幅を広げてスクワット動作を行うことで、股関節の「開いて閉じる」という動作が繰り返されるようになるので、股関節内転筋群が鍛えられるようになります。10回前後反復可能な強度で1分~1分半の休憩を挟みながら、3~6セット行います。骨盤の開きが改善され、お腹痩せ効果につなげることができます。ポイント及び注意すべき点股関節内転筋群に効かせるには、つま先と膝をできるだけ大きく外側に向けることと、上体を床に対して垂直の状態をキープすることがポイントです。胸を正面に向けるようにすると、上体を床に対して垂直の状態をキープできるようになります。エクササイズ中は、つま先と膝が同じ方向を向くようにしましょう。膝がつま先よりも内側に入ってしまうと、膝への負担が大きくなってしまうからです。(2)スクワット出典:byBirth肩幅もしくはそれよりもやや広めに足幅を広げて、つま先と膝はやや外側に向けて立ちます(写真左)。両手を頭の後ろに組んで肩甲骨を内側に寄せて胸を張り、お尻を軽く後ろに突き出した体勢を作ります。息を吸いながら軽く後ろに突き出したお尻を、膝もしくはそれよりもやや低い位置までゆっくり下ろし(写真右)、息を吐きながら立ち上がります。そうすることでお尻の筋肉である「大殿筋」や、太ももの筋肉である「ハムストリングス」と「大腿四頭筋」が鍛えられます。10回前後反復可能な強度で1分~1分半の休憩を挟みながら、3~6セット行います。筋肉量がアップすることで基礎代謝もアップし、お腹痩せしやすいカラダにすることができます。ポイント及び注意すべき点膝への負担を軽減させながら大殿筋に効かせるには、お尻を軽く後ろに突き出すようにし、膝もしくはそれよりもやや低い位置までゆっくり下ろすようにします。腰痛を防ぐために、背中が反りすぎてしまったり丸まったりしないようにしましょう。お尻を軽く後ろに突き出しつつ胸を張るようにすると、背中のラインをまっすぐにすることができます。また、ワイドスタンス・スクワットと同様、エクササイズ中はつま先と膝が同じ方向を向くようにしましょう。(3)ボール挟み出典:byBirth太ももの間にエクササイズボールを挟み、左右のかかとをつけてつま先をできるだけ大きく外側に向けて立ちます。息を吐きながら内ももを閉じることでボールを挟んでいき、内ももの筋肉が収縮していることが感じられるところで1~3秒間静止し、息を吸いながら緩めるという動作を繰り返します。そうすることで股関節内転筋群に加えて、大殿筋も鍛えられるようになります。15~20回を1分間の休憩を挟みながら、3セット行います。骨盤の開きが改善され、お腹痩せ効果につなげることができます。ポイント及び注意すべき点股関節内転筋群に効かせるコツは、できるだけしっかりボールを挟むようにすることです。左右のかかとをつけてつま先をできるだけ大きく外側に向けてボールを挟む動作を繰り返すことで、大殿筋にも効かせることができるようになります。エクササイズ中は、カラダ全体をまっすぐに伸ばした状態を保つようにします。(4)バックランジ出典:byBirth両手を頭の後ろに組んで足幅を腰幅程度に広げて、つま先と膝は正面に向けて立ちます(写真左)。息を吸いながら片足を一歩後ろに引いて、前脚の太ももが床と平行になるまでお尻を下ろし(写真右)、息を吐きながら前足裏で床を押し蹴ることで後ろ脚を元の位置に戻します。後ろへランジ動作を行うことで、前脚の股関節の曲げ伸ばし動作が強調されるようになるので、大殿筋やハムストリングスが鍛えられるようになります。左右交互に20回を1分~1分半の休憩を挟みながら、3セット行います。筋肉量がアップし基礎代謝を上げることができ、お腹痩せしやすいカラダにすることができます。ポイント及び注意すべき点膝への負担を軽減しつつ大殿筋やハムストリングスへの効果を高めるには、上体をやや前傾させるようにします。上体をやや前傾させるコツは、お尻を軽く後ろに引くようにすることです。(5)ヒップリフト出典:byBirth出典:byBirth両膝を立てて仰向けになり、腰幅程度に足幅を広げてつま先は正面に向けます。両腕はカラダの横に「ハ」の字に構えて、息を吐きながら膝からお腹までが一直線になるまでお尻を上げていき、お尻の筋肉が収縮していることが感じられるところで1秒程度静止します(写真上)。息を吸いながら床に触れる手前までお尻を下ろします(写真下)。膝からお腹までが一直線になるまでお尻を上げることで、大殿筋を鍛えることができます。15~20回を1分間の休憩を挟みながら、3セット行います。同じく大殿筋が鍛えられる「スクワット」と合わせて行うことで、大殿筋に十分な刺激を与えることができます。その結果、筋肉量が効果的にアップし基礎代謝アップにつなげることができます。ポイント及び注意すべき点エクササイズ中は肩甲骨を床から離さないようにします。肩甲骨が床から離れてしまうと、お尻の筋肉ではなく腰の筋肉を使ってヒップリフトを行ってしまうことになるからです。また、足とお尻が離れすぎてしまうと、お尻の筋肉ではなく太もも裏側の筋肉に効いてしまうことになるので、膝の真下にかかとが位置するようにします。確実に「お腹痩せ」するために重要なこととは?出典:byBirth今回は、お腹痩せに効く下半身エクササイズを5つご紹介しました。確実にお腹痩せするには、腹筋エクササイズだけでなく下半身エクササイズや上半身エクササイズも必要です!食事にも当てはまりますが、運動もバランスが重要です。「腹筋だけ」「二の腕だけ」というような偏ったトレーニングは、アンバランスなカラダを作ってしまい、見た目だけでなく腰痛やひざ痛など関節のトラブルにつながってしまうからです。偏りなく全身をバランス良く鍛えて、見た目はもちろんのこと、健康的なカラダを手に入れましょう!
2023年02月28日スマホを見ながらできる簡単な動きで、ボディラインを整えられたらいいですよね。今回は、内ももを引き締めて脚のラインを整えるエクササイズを、ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。ビフォーアフターで感覚の違いを比べてみてくださいね。スマホ片手にできる「美脚エクササイズ」スマホでダイエットやエクササイズの方法を調べただけで満足して、結局やらずじまいといった経験はありませんか?せっかく思い立ったのに、やらないなんてもったいない!今回は、スマホを見ながらサクッとできる「美脚エクササイズ」をご紹介しますので、ぜひトライしてみてください。脚のラインを整えて内もも痩せを叶えるエクササイズ1.両脚を閉じて立ちます。2.足先を60度くらいの角度に開きます。3.お尻に軽く力を入れて背骨とお腹を上に引き伸ばし、脚の付け根にピンと張った感覚があればOKです。4.息を吸いながら、脚の付け根から動かすようにして膝を曲げ、左右に開いていきます。5.息を吐きながら、内ももをキュッと締めるように意識しつつ膝を伸ばして元の姿勢へ戻ります。6.内ももを引き締めて息を吐ききったら、力を抜きます。1~6を1セットで10~15回くらい行います。【ポイント】膝を曲げるときはまっすぐ腰を落とし、伸ばすときは内ももを引き締めながら行いましょう。慣れてきたら、20回まで回数を増やしてみてください。ビフォーアフターで違いを比べてみていかがでしたか?エクササイズをする前と比べて、内ももがピタッと引き締められて、骨盤がスッと立っている感覚があるかをチェックしましょう。スマホやテレビなどを見ながらでもできる簡単なエクササイズなので、思いついたときにやってみてくださいね。無理のない範囲で続けて、スラッとしたレッグラインを目指しましょう。©️マハロ/zak/PIXTA(ピクスタ)上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文 /上村由夏
2023年02月20日なぜお腹痩せするには「姿勢改善」が必要なのか?前回のおさらいとなりますが、お腹がぽっこり出た状態である「ぽっこりお腹」を解消してお腹痩せするには、まず姿勢改善が必要と言えます。なぜならぽっこりお腹の原因の一つとして、「姿勢」が考えられるからです。「猫背」や「反り腰」といった悪い姿勢になると腹筋が緩んだ状態となるため、骨盤が開きっぱなしになったりお腹まわりに脂肪がつきやすくなったりして、ぽっこりお腹につながると考えられます。そのためぽっこりお腹を解消しお腹痩せするには、まずは姿勢を改善させる必要があると言えるのです。出典:byBirth姿勢改善し「お腹痩せ」するにはストレッチだけでは不十分と言える理由姿勢の歪みは筋力と柔軟性のバランスが崩れた状態なので、それを改善させるにはストレッチだけでは不十分と言えます。ストレッチで一時的に姿勢がリセットされたとしても、姿勢を支える筋力が弱いままになっていると、結局は元の悪い姿勢に戻ってしまいます。そのため猫背や反り腰といった姿勢を改善してお腹痩せ効果につなげるためには、姿勢を支える筋肉を鍛えるエクササイズを行うことも必要となります。出典:byBirth姿勢を改善して「お腹痩せ」効果につながるエクササイズ5選それではぽっこりお腹の原因にもなる猫背と反り腰の姿勢を改善し、お腹痩せ効果につなげることができるエクササイズをお伝えしていきましょう。行うべきエクササイズは、以下の5つです。僧帽筋中部線維のエクササイズ僧帽筋下部線維のエクササイズ菱形筋のエクササイズ腹直筋下部のエクササイズ腹横筋のエクササイズ猫背の姿勢は肩甲骨が外に開いて上背部が丸まっており、肩甲骨内転筋群である「僧帽筋中部・下部線維」や「菱形筋」と、「脊柱起立筋上部」の筋力が低下している状態です。一方、反り腰は骨盤が強く前傾し腰の反りが強くなっているため、「腹筋」の筋力が低下しています。そこで姿勢を改善させるには、肩甲骨内転筋群と脊柱起立筋上部、そして腹筋を強化するエクササイズを行うようにします。しかし、「腹筋を強化するエクササイズ」といっても数多くあります。ここでは、骨盤後傾動作に関与する「腹直筋下部」と、腰椎の安定性を保ち正しい姿勢を維持する「腹横筋」を強化するエクササイズを行います。エクササイズを行うにあたり、ヨガマットもしくは大きめのバスタオルを1枚ご用意ください。(1)僧帽筋中部線維のエクササイズ出典:byBirth出典:byBirthマットにうつ伏せになり、肩のライン上に両腕を広げて親指側を天井に向けます。胸を床から離し、その体勢を維持したまま息を吸いながら肩甲骨を内側に寄せることで両腕を上げていき、肩甲骨内側の筋肉が収縮していることが感じられるところで1~3秒間静止します(写真上)。息を吐きながら両腕を床に触れる手前まで下ろします(写真下)。そうすることで僧帽筋中部線維と脊柱起立筋上部が鍛えられます。15~20回を1分程度の休憩を挟みながら、2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点僧帽筋中部線維に効かせるには、肩甲骨を内側に寄せる動作で腕を上げていくようにすることがポイントです。肩甲骨内側の筋肉ではなく腰の筋肉に効いてしまっている場合、上体を起こしすぎてしまっている可能性が考えられます。お腹(みぞおちから下)は床から離さないようにしましょう。アゴを上げてしまうと首への負担が大きくなってしまうので、アゴを上げないようにします。(2)僧帽筋下部線維のエクササイズ出典:byBirth出典:byBirthマットにうつ伏せの体勢から、「V」の字を描くように両腕を斜め前方に伸ばします。親指側は天井に向けるようにします。胸を床から離し、その体勢を維持したまま息を吸いながら肩甲骨を内側に寄せる動作で腕を真上に上げていき、肩甲骨の内側の筋肉が収縮していることが感じられるところで1~3秒間静止します(写真上)。息を吐きながら両腕を床に触れる手前まで下ろしていきます(写真下)。脊柱起立筋上部に加えて、両腕を斜め前方に伸ばして肩甲骨を内側に寄せる動作を繰り返すと、僧帽筋下部線維が鍛えられるようになります。15~20回を1分程度の休憩を挟みながら、2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点僧帽筋中部線維と同様に、肩甲骨を内側に寄せる動作で両腕を上げていくようにすることが僧帽筋下部線維に効かせるポイントです。両腕を上げた際、お腹(みぞおちから下)が床から離れないようにしましょう。肩甲骨内側の筋肉ではなく腰の筋肉に効いてしまうことになるからです。(3)菱形筋のエクササイズ出典:byBirth出典:byBirthマットにうつ伏せの体勢から、両腕をカラダの横に構えて手の甲を天井に向けます。胸を床から離し、その体勢を維持したまま息を吸いながら肩甲骨を内側に寄せる動作で両腕を上げていき、肩甲骨の内側の筋肉が収縮していることが感じられるところで1~3秒間静止します(写真上)。息を吐きながら両腕を床に触れる手前まで下ろします(写真下)。脊柱起立筋上部に加えて、両腕をカラダの横に構えて肩甲骨を内側に寄せる動作を繰り返すと、菱形筋という肩甲骨内転筋群が鍛えられるようになります。15~20回を1分程度の休憩を挟みながら、2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点肩甲骨を内側に寄せる動作が難しい場合、肩を後ろに引くようなイメージで行ってみましょう。腰の筋肉に効かせないようにするために、両腕を上げた際、お腹(みぞおちから下)が床から離れないようにしましょう。(4)腹直筋下部のエクササイズ出典:byBirth出典:byBirthマットに仰向けになり、膝と股関節を90度に曲げて膝と足を閉じるようにします。両腕はカラダの横に「ハ」の字に構えて、手のひらを天井に向けます。そうすることで手を使って起こしにくくなるからです(写真上)。息を吐きながら下腹部を支点に、「仙骨」という腰とお尻の間にある骨が床から離れるまで骨盤を起こします(写真下)。息を吸いながら骨盤を下ろします。15~20回を1分程度の休憩を入れながら、2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点エクササイズ中は腰を床から離さないようにすることが、腹直筋下部に効かせるポイントです。また、膝と足をしっかり閉じるようにしましょう。そうすることで股関節内転筋群にも効かせることができ、開きっぱなしとなった恥骨の改善にもつなげることができます。(5)腹横筋のエクササイズ出典:byBirth左右のかかとをつけて、つま先は大きく外側に向けて立ちます。肩甲骨を内側に寄せて胸を張り、お腹を最大限に凹ませた状態をキープします(写真赤矢印参照)。1分程度の休憩を入れながら30~60秒間お腹を凹ませた状態のキープを、2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点おへそを凹ませるようにすると、腹横筋への効果が感じられるようになります。呼吸を止めないように自然な呼吸を心がけましょう。エクササイズを「お腹痩せ効果」につなげるためには?出典:byBirth今回は、姿勢を改善しお腹痩せ効果につなげるために行うべき5つのエクササイズをお伝えしました。エクササイズを効果につなげるためには、最低でも週3回は行うようにしましょう。「トレーニング効果が感じられない…」という人に見られる共通点は、トレーニング頻度が少ないことです。週に1回程度では、効果は期待できないと言えます。そのため週に3回は行うように心がけましょう。月・水・金というように、合間に休養日を入れて週3回行うことがお勧めです。良い姿勢とすっきりしたお腹まわりを手に入れてくださいね!
2023年02月20日「腰まわりの引き締め」には有酸素運動だけでは不十分!?腰まわりについた脂肪を落とす方法については、以前、【腰まわりを引き締める!「腰肉」を落とす3つのステップ】でお伝えしました。しかし、有酸素運動で腰まわりについた脂肪を落とすことができても、「たるみ」を解消させるにはそれだけでは不十分と言えます。なぜなら腰まわりのたるみの原因として考えられるのが、腰まわりの筋力低下だからです。腰まわりの筋力が低下すると筋肉が緩んだままとなってしまうため、腰まわりのたるみへとつながると考えられます。そこでたるんだ腰まわりを引き締めるには、腰まわりの筋肉をエクササイズで強化する必要があると言えます。出典:byBirth「腰まわりの引き締め」に有効なエクササイズ5選ここで言う「腰まわりの筋肉」とは、腰の筋肉である「脊柱起立筋下部」や、わき腹の筋肉である「内腹斜筋」と「外腹斜筋」のことです。これらの筋肉は、普段使われることがないので、筋力が低下しやすいと言えます。そのためたるみやすく、エクササイズで強化する必要があります。では、どのようなエクササイズをどのように行うべきか?今回は、腰まわりの引き締めに有効なエクササイズとして、以下の5つをご紹介したいと思います。プローンバックアーチバタ足サイドベントサイドジャックナイフツイストクランチ5つのエクササイズ全てを行うというよりも、この中からご自身に合ったエクササイズを選んで行っていただけたらと思います。(1)プローンバックアーチ出典:byBirth床にうつ伏せになり、親指側を天井に向けて腕を前に伸ばし、脚も真っ直ぐに伸ばします。そこから両肘と両膝を床から離した体勢を30~60秒間保持します。背骨を真っ直ぐに伸ばした状態を保持することにより、脊柱起立筋が鍛えられます。30~60秒間の体勢の保持を、1分程度の休憩を挟みながら2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点腰に負担をかけずに脊柱起立筋に効かせるには、両肘と両膝を床から離したら、そこから腕と脚を前後に伸ばすようにすることがポイントです。顔は上げないようにします。頚椎への負担が大きくなってしまうからです。(2)バタ足出典:byBirth出典:byBirthうつ伏せになって両脚を伸ばし、両膝は軽く床から離しておきます(写真上)。両膝を床から離したまま、左右交互にバタ足動作を繰り返します(写真下)。そうすることで脊柱起立筋下部を鍛えることができます。左右交互に20~30回のバタ足動作を、1分程度の休憩を挟みながら2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点腰から脚を動かしていくようにすることで、脊柱起立筋下部に効かせることができます。脊柱起立筋下部への効果を高めるには、足首を曲げて行うようにします。足首を伸ばすと太もも裏側の筋肉にも刺激が分散してしまうからです。(3)サイドベント出典:byBirth片手にダンベルや水の入ったペットボトルなどウエイトを持ち、もう一方の手は後頭部に添えて、腰幅程度に足幅を広げて立ちます。息を吸いながら上体をウエイトを持っている側へ倒してわき腹の筋肉をストレッチさせてから(写真左)、息を吐きながらわき腹を支点に上体を真横に倒す(写真右)という動作を繰り返します。わき腹の筋肉を伸縮させることで、内・外腹斜筋を鍛えることができます。左右それぞれ15~20回を3セット行います。ポイント及び注意すべき点内・外腹斜筋への効果を高めるには、上体を真横に倒しながらかかとを上げるようにします(写真赤矢印参照)。そうすることで、骨盤が挙上し内・外腹斜筋を更に収縮させることができるようになるからです。(4)サイドジャックナイフ出典:byBirth出典:byBirth横向きに寝た体勢となって、上になっている手は頭の後ろに、もう一方の手はわき腹に添えます。両脚は真っ直ぐに伸ばしておきます(写真上)。息を吐きながらわき腹を支点に上半身と下半身を同時に起こしていき、わき腹の筋肉が収縮していることが感じられるところで1秒程度静止します(写真下)。息を吸いながら上半身と下半身を下ろします。わき腹から上半身と下半身を起こしていくことで、内・外腹斜筋を鍛えることができます。やはり左右それぞれ15~20回を3セット行います。ポイント及び注意すべき点内・外腹斜筋への効果を感じられるようにするには、ナイフを折り畳むイメージで、わき腹を支点に上半身と下半身を起こすようにします。上半身と下半身は、下になっている肘と膝が床から離れるまで上げるようにします。上半身と下半身を起こす際には、勢いを使わないようにしましょう。(5)ツイストクランチ出典:byBirth出典:byBirth両膝を立てて仰向けになり、両手は頭の後ろに組んで両肘を開きます。頭は床から離しておきます(写真上)。息を吐きながら上半身と下半身を捻り起こしていき、お腹の真上で対角線上の肘と膝の外側を引き付けます(写真下)。わき腹の筋肉が収縮していることが感じられるところで1秒程度静止し、息を吸いながら元の体勢へ。これを左右交互に繰り返します。そうすることで内・外腹斜筋が鍛えられます。1分程度の休憩を挟みながら、左右交互に20~30回を2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点内・外腹斜筋に効かせるには、お腹から上半身と下半身を捻り起こすようにします。捻り起こした時、目線はわき腹に向けるようにすると内・外腹斜筋が収縮していることが感じられるようになります。「腰痩せエクササイズ」を「腰まわりの引き締め効果」につなげるためには…出典:byBirth今回は腰まわりのたるみが気になる方に向けて、「腰まわりの引き締めに有効なエクササイズ」を5つご紹介しました。これらのエクササイズを週3回の頻度で続けるようにすることで、2~3ヵ月で効果が現れるようになります。よく「腰まわり引き締めエクササイズを始めて3週間が経ちますが、なかなか効果が現れません…」という声を耳にしますが、3週間程度では効果は現れません!今行っているトレーニングが成果となって現れるのは、2~3ヵ月後ということをしっかり認識しておきましょう。そのためにはエクササイズを続ける必要がありますが、「なりたい腰まわり」をできるだけ具体的にイメージしながら取り組むことが続けるコツです。エクササイズを行い続けて、引き締まった腰まわりを手に入れてくださいね!
2023年02月11日筋肉の中には動かずにサボっている“ぐ~たら筋”なるものが存在!これを目覚めさせれば、メリハリボディへ。そこでここでは、脚のぐ~たら筋にフォーカスしたボディメイク術をヨガインストラクター・廣田なおさんに教えていただきました。体型崩れの原因になる、脚まわりのぐ~たら筋【前脛骨筋(ぜんけいこつきん)】つま先を上に持ち上げたり、足首を反らす時に使われるすねの筋肉。前脛骨筋が弱まると、同時にふくらはぎの筋肉も伸び縮みしなくなり、むくみやハリに繋がるので、目覚めさせてあげることでふくらはぎへの負担が軽減され、すっきり美脚へ。ぐ~たらになっちゃう原因・深くしゃがまない・ヒール靴をよく履く・立ち仕事が多い・猫背【足底筋群(そくていきんぐん)】足の裏にある10個の筋肉の総称。歩行や運動をするために重要な筋肉だが、使わないと足裏のアーチが崩れて、扁平足や、クリームパンのようなむくんだ足に。すると歩行時に体にかかる地面からの衝撃が吸収されず、パンパンに張ったふくらはぎの原因になる。ぐ~たらになっちゃう原因・靴を履いている時間が長い・普段あまり歩かない・足指を動かさない・運動不足寒い時期は末端の冷えが深刻になり、足がつったり、ふくらはぎがパンパンに!足裏とすねのぐ~たら筋にダイレクトに効くエクササイズで、冷えやむくみとサヨナラ。お風呂上がりなどに行うのがおすすめです。足底筋群に効く!1、ペンを1本用意する(ペンはビー玉などでも代用可。足先でつかめる大きさならOK)。あぐらの状態から、左膝だけを立てて座る。2、左足の指でペンをつかむ。この際、足指を根元の関節からしっかり曲げること。ペンを離して、10回繰り返す。反対側も同様に。左右10回。前脛骨筋に効く!1、足をこぶし1個分開き、真っすぐ立つ。手の甲が上になるように、両腕を真っすぐ前に伸ばし、肩と同じ高さまで上げる。2、膝とつま先を正面に向けたままゆっくりしゃがむ。膝が内側に入ったり、つま先が外側に開くのはNG。かかとが浮かないように注意。8秒キープ×2セット。3、余力がある方はレベルアップ!両腕を後ろに回して、指を組むと、さらに前脛骨筋が強化される。また1の状態に戻り、2回繰り返す。8秒キープ×2セット。ふくらはぎ・前脛骨筋のストレッチ四つん這いの姿勢からお尻を高く上げる。左足の甲を床につけ、右足のかかとを床に押しつけてふくらはぎを伸ばす。反対側も同様に。左右10秒キープ。日常生活でやってみよう!・負荷がかかる靴はなるべく避ける・家の中では裸足で過ごす・日常でしゃがむ回数を増やす・5本指ソックスなどで足指を広げる廣田なおさんヨガインストラクター。解剖学に基づいた独自メソッド「美筋ヨガ(ほぐす+伸ばす+鍛える)」の考案者。新著『たった5日でウエスト-7cm 美くびれデザイン』(幻冬舎)が13万部超えのベストセラーに。※『anan』2023年2月1日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・yumi(Three PEACE)取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2023年01月26日脚のむくみで太く見えてしまうと悲しいですよね。実は、普段の歩き方をちょっと意識して変えるだけで、むくみ取りができるんです。元オリンピック選手でモデルウォーキングも指導している園原健弘さんにメソッドを教わります。“ながら”トレーニングは超効率的!シェイプアップのためには、激しい運動や毎日のトレーニングがマストと思っていませんか?でも「時間がないから」という言い訳で終わってしまうことも多いですよね。実は、日常の動きやトレーニングにちょっと工夫を加えるだけで、理想的なボディをキープし続けることはできるんです。何かの動作をしながら取り入れる“ながら”トレーニングは、忙しい私たちにぴったり。先日、EMS機器で知られるSIXPAD(シックスパッド)が、“ながら”トレーニングメソッドを発表。アスリートランナーのために、「SIXPAD RUNNINGMETHOD」というランニングメソッドを、日本ランニング協会マスターインストラクターで1992年のバルセロナオリンピックで競歩の日本代表として出場したこともある園原健弘さんと共同開発したのです。「SIXPAD RUNNINGMETHOD」を解説する園原健弘さん。SIXPAD独自のEMSテクノロジーを搭載したコアベルトを着用することにより、腹筋や背筋の下部を鍛える体幹トレーニングをしながらランニングの有酸素運動を同時に行うという、効率的なトレーニング方法「ハイブリッドランニング」。プロでなくとも真似したくなります。開発に携わった園原さんは、ダイエット目的やモデル向けウォーキングなど、ウォーキングについても指導を行っています。今回は園原さんに、女性が気になる脚のむくみを歩きながら取る、“ながら”ウォーキングの方法を教えていただきました。脚がむくんで気になる人に!「かかと着地」むくみ取りウォーキングを伝授園原さんによれば、「脚が太い」悩みは下半身のむくみが原因のこともあるとのこと。運動不足に心当たりがある人は、歩くときにふくらはぎの筋肉をしっかり使えるように、「かかと着地」むくみ取りウォーキングを行いましょう!「かかと着地」むくみ取りウォーキングとは?「かかと着地」むくみ取りウォーキングは、その名の通り、かかとから着地して歩くこと。かかとから着地すると膝が自然に伸びるので、ふくらはぎの筋肉が歩くたびに伸ばされてから縮むという状況を作り出します。血流を回すポンプ作用も活発化するので、むくみ解消の効果が期待できるというわけです。さっそく、やり方を見ていきましょう。「かかと着地」むくみ取りウォーキングのやり方1.足を振り出し、地面とのファーストコンタクトの際に、外くるぶしの下のほうと外側辺りを意識する。2.着地した足の小指・薬指へ、瞬時に荷重足圧を移動させる。3.拇指球(ぼしきゅう)という親指の付け根のふくらんだ部分へ荷重足圧を移動させる。この段階でカラダは、すでに前方方向へ送られているのが理想。最初はかかと着地から小指・薬指のパートのみを意識して歩いてもOKとのこと。ここでうまく着地できれば、自然に拇指球のほうへ乗り込んでいけるそうです。ポイントは、ふくらはぎの筋肉をしっかりと使うこと。また階段を昇るときには、股関節をしっかりと伸ばすのを意識しながら昇ることも、むくみを取るのに有効だそうですよ。このウォーキング方法はいつでもどこでも手軽にできるので、運動する時間がないという人にもおすすめ!ぜひ習慣付けて、むくみ知らずの脚を目指しましょう。Information教えてくれた人…園原 健弘(そのはら・たけひろ)さん一般社団法人日本ランニング協会マスターインストラクター兼テクニカルディレクター 明治大学競走部総監督。世界陸上2回連続出場、箱根駅伝2回出場など競技者としての経験をベースに健康づくり・ ダイエット指導・モデルウォーキング指導・アスリート指導など幅広い分野で活躍中。(C)artparadigm/Getty Images文・椎原茜
2023年01月21日お腹痩せを目指しても、ハードな運動やエクササイズはなかなか続かないですよね。ちょっとしたスキマ時間にできる簡単な動きで、お腹まわりをすっきりさせてみませんか?ヨガインストラクターの筆者が「お腹ぺたんこエクササイズ」をご紹介します。股関節を動かしてお腹すっきりを目指すスキマ時間にサクッとエクササイズをしたいけど、ハードなものは億劫…。そんな人におすすめの座りながらできる「お腹すっきりエクササイズ」をご紹介します。股関節にアプローチして、「腸腰筋」を意識的に動かしていきましょう。腸腰筋はお腹まわりにある筋肉の総称で、インナーマッスルとして姿勢を支えているものです。今回は座りながら脚を倒すだけの簡単なエクササイズ。けれども意識して行えば、お腹のあたりが徐々に熱くなってきますよ。お腹痩せを目指す! 脚パタパタエクササイズ1.床に座ります。2.両手をお尻の後ろ側の床に置きます。胴体が軽く斜め後ろに倒れる程度の場所に置きましょう。3.腰を丸めないように、肋骨とお腹、骨盤のラインをまっすぐに保ちます。4.両脚は肩幅より広めに開き、両膝の幅も同じにします。5.お腹を丸めないように意識して、両脚を付け根から左方向へ倒します。6.お腹の奥を意識しながら、左右に交互に脚を倒していきましょう。7.この動作をまずは10回行います。8.続いて、両脚を左に倒しながら左腕を頭上に引き上げましょう。9.右に脚を倒す時は、左腕を頭上に引き上げます。10.この動きも交互に10回行います。スキマ時間でポカポカにスキマ時間にテレビを見ながらなど、座ったついでにできる簡単エクササイズです。ポイントは腰をねじるのではなく“股関節から倒す”こと。腰からねじってしまうと、股関節やお腹の奥の筋肉が働きづらくなってしまいます。“股関節から倒す”ことを意識して動かしながら、お腹が刺激されている感覚を覚えましょう。お腹がしっかり使えていれば、体もポカポカになって温まってくるはず。ぜひ試してみてくださいね。©PeopleImages/gettyimages文 / 上村由夏
2022年12月27日「美味しいものを食べて罪悪感なく過ごしたい」「今の体重や体型をキープしたい」という人は、痩せ体質を目指すエクササイズを習慣にしてみませんか?リバウンドが気になるときや、体が重いなと感じる人にもおすすめな「しゃがみエクササイズ」をご紹介します。後背部を整えて“痩せ体質”を目指す美味しいものを食べた翌日に罪悪感があったり、最近体型が戻りにくくなってきたと感じたりする人は、体の後背部の筋力を鍛えるのがおすすめ。姿勢を維持する体幹や後背部の筋力が弱まっていると姿勢が悪くなり、関節周りにお肉がつきやすくなったり、痩せにくくなってしまう恐れがあるのです。背中を使えていますか?今回のエクササイズで背筋を目覚めさせつつ、大きな筋肉のあるお尻や太ももを使うことで“痩せ体質”を目指していきましょう。エクササイズをやってみて、しんどいと感じる場合は要注意!肩こりの慢性化や、背筋が衰えている可能性があります。まずは10回を目指してチャレンジしてみてください。1日1分で痩せ体質をつくる「しゃがみエクササイズ」1.両脚を適度に開いて立ちます。しゃがむ想定で幅を決めると良いでしょう。2.呼吸を整えて、上半身の余分な力を抜きます。3.肩周りや鎖骨をリラックスさせ、鎖骨から腕がぶら下がっている感覚を意識すると力が抜けやすいはず。4.息を吸いながら、両腕を鎖骨の位置で前方へ伸ばします。※肩の位置にあげると首がすくむので注意!5.息を吐きながらゆっくりとしゃがんでいきます。6.息を吸いながら前方を見て、両腕を肩甲骨、肋骨から伸ばすようにして斜め上方向へ持ち上げます。7.重心をスネ側に置きながら、背骨を上に引き上げます。8.その姿勢を維持しながら1呼吸キープします。9.次の吸う息のタイミングで、太ももの後ろや、股関節後ろ側の力を意識して勢いよく立ち上がりましょう。10.これを1セットとし、まずは10回繰り返します。慣れてきたら、15回を目指しましょう。腕を引き上げるときの感覚をチェック!いかがでしたか?腕を引き上げるときに顔を正面に向けるのがツラい、腕をあげるのがしんどいという場合は、肩や背中が凝っていたり、背筋力が弱っている可能性があります。背骨を上に引き上げることを毎回意識して、呼吸を止めないようにチャレンジしましょう。まずはできる回数からでOK。少しずつやってみてくださいね!©bymuratdeniz/gettyimages文 / 上村由夏
2022年12月11日お腹とお尻を引き締める前に“行っておきたいこと”とは?お腹とお尻を同時に引き締めるエクササイズを実施する前に、行っておきたいことがあります。それは、お腹とお尻のサイズを測定することです。測定をすることで、現状を把握することができるからです。現状と理想の数字にギャップが生まれれば問題が明確になり、トレーニングを行う理由も明確にすることができます。では、お腹とお尻はどのように測定すればよいのか、測定方法についてお伝えしていきましょう。「お腹」の測定方法お腹の測定箇所は1箇所ではなく2箇所あります。それは、「ウエスト」と「腹囲」です。この2つは混同されてしまいがちですが、違うものです!ウエストはお腹まわりの中で一番細い部位を測定するのに対して、腹囲はおへそまわりを測定します。ちなみに、下の写真の女性はウエストを測定しています。出典:byBirthここでは、ウエストの測定方法と理想的なサイズをお伝えします。ウエストはお腹まわりの一番細くなっている部位、具体的にはおへそより2~3cm上にメジャーを1周させます。その際、メジャーが床と水平になるようにします。理想的なウエストサイズは、女性で〈身長(cm)× 0.38〉、男性では〈身長 × 0.43〉で求めることができます。「お尻」の測定方法次にお尻の測定方法をお伝えします。お尻の測定は、お尻のふくらみが一番高いところをメジャーを1周させて測定します。やはりメジャーが床と水平になるようにしましょう。理想的なお尻のサイズは、〈身長(cm)× 0.54〉で求められます。出典:byBirthいかがでしょうか。現状と理想の間に大きなギャップがあっても、凹む必要はありません!これからご紹介する5つのエクササイズで引き締めていきましょう!「たるんだお腹とお尻」を同時に引き締めるエクササイズ5選それでは5つのエクササイズをご紹介していきましょう。ここでは、ペルビックチルト&ヒップリフトプランクヒップエクステンションボール挟みスタンディング・ドローインサイドブリッジ&アブダクションという5つのエクササイズを行います。エクササイズを行うにあたり、以下の2つをご用意ください。ヨガマットもしくは大きめのバスタオル1枚小さなエクササイズボール、もしくはそれに代わるもの1つまた、エクササイズを行う際は、周りに障害物がないことを確認した上で行うようにしましょう。(1)ペルビックチルト&ヒップリフト出典:byBirth両膝を立てて仰向けになり、腰幅程度に足幅を広げつま先と膝は正面に向けます。両腕はカラダの横に「ハの字」に構えます。息を吐きながらお腹の力を使って腰を床に押し付けて1秒程度静止します(写真1赤矢印参照)。そこからお尻を持ち上げていき、お尻の筋肉が収縮していることが感じられるところで1秒程度静止し(写真2赤矢印参照)、息を吸いながらゆっくりと腰 → お尻という順に下ろしていきます。骨盤を後傾させることで腹直筋下部を鍛える「ペルビックチルト」と、股関節を伸ばすことで大殿筋が鍛えられる「ヒップリフト」が融合したエクササイズです。15~20回を1分程度の休憩を入れながら、3セット行います。ポイント及び注意すべき点お腹とお尻に効かせるには、肩甲骨を床から離さないようにすることがポイントです。肩甲骨が床から離れてしまうと、腰を反らす動作でヒップリフトを行ってしまい、お腹とお尻の力が抜けてしまうからです。(2)プランクヒップエクステンション出典:byBirth肘を床についた「腕立て」の体勢をとり、頭から足を結ぶラインが一直線となるようにします。カラダのラインを一直線の状態をキープしたまま、股関節を支点に膝が股関節よりも上に位置するまで脚を上げる動作を繰り返します。カラダを一直線に保つことで腹横筋を鍛える「プランク」と、股関節を伸ばす動作を繰り返すことで大殿筋を鍛える「ヒップエクステンション」が融合したエクササイズです。左右それぞれ10~15回を行ったら、1分程度の休憩を入れます。これを3セット行います。ポイント及び注意すべき点お腹を軽く凹ませるようにすることで、腹横筋に効かせることができます。エクササイズ中、骨盤は床と向き合うようにします。(3)ボール挟み出典:byBirth内ももに小さなエクササイズボールもしくはそれに代わるものを挟んで、左右のかかとをつけて立ち、つま先をできるだけ大きく外側に向けるようにします。息を吐きながらボールを挟んでいき、内ももの筋肉が収縮していることが感じられるところで1~3秒間静止し、息を吸いながら緩めるという動作を繰り返します。つま先を大きく外側に向けてボールを挟むという動作を繰り返すことで、股関節内転筋群に加えて大殿筋と梨状筋も鍛えられるようになります。10~15回を1分程度の休憩を入れながら、3セット行います。ポイント及び注意すべき点股関節内転筋群に効かせるには、内ももの筋肉が収縮していることが感じられるところまでしっかりボールを挟むようにします。背すじをまっすぐに伸ばして行うようにしましょう。(4)スタンディング・ドローイン出典:byBirth左右のかかとをつけて立ち、つま先をできるだけ大きく外側に向けます。肩甲骨を内側に寄せて胸を張り、お腹を凹ませた状態を30~60秒間キープします。そうすることで腹筋の中でも深層部にある腹横筋を鍛えることができます。更に内ももを閉じるようにすると、股関節内転筋群と大殿筋、梨状筋にも効かせることができます。30~60秒間を1分程度の休憩を入れながら、3セット行います。ポイント及び注意すべき点腹横筋に効かせるコツは、おへそ辺りを凹ませるようにすることです。呼吸が止まらないように注意しましょう。(5)サイドブリッジ&ヒップアブダクション出典:byBirth肘をついて横向きの体勢となり、肩の真下に肘が位置するようにします。両膝を90度に曲げて、膝、股関節、肩を結ぶラインが一直線となるようにします。そこから骨盤を上に引き上げて、上になっている股関節を外に開いた体勢をキープします。骨盤を引き上げることで内腹斜筋と外腹斜筋が、股関節を外に開くことで中殿筋が鍛えられます。左右それぞれ20~30秒を3セット行います。ポイント及び注意すべき点中殿筋に効かせるには、「膝の位置」がポイントとなります。膝を股関節よりも後ろに位置させ、またそれよりも高い位置にキープすることで、中殿筋に効かせることができます。上体は正面に向けるようにしましょう。呼吸は止めずに、自然な呼吸を心がけるようにしましょう。お腹とお尻を確実に引き締めるには?出典:byBirth今回は、お腹とお尻を同時に引き締めることができるエクササイズを5つご紹介しました。お腹とお尻への効果が感じられましたか?確実にお腹とお尻を引き締めるには、お腹とお尻の筋肉にしっかり効いていることを確認しながら行うようにしましょう。ご紹介した5つのエクササイズで、引き締まったお腹とお尻を手に入れてくださいね!
2022年11月18日「40代からの美とからだ」を全力応援11月1日、「40代からの美とからだ」を全力で応援する集英社の雑誌『MyAge』2022秋冬号が発売された。『MyAge』初登場となる内田有紀さんの表紙が目印である。出版社は集英社で168ページ、価格は1,200円(税込)だ。最新号では、巻頭大特集で「痛み改善&美尻・美脚の完全メソッド 40代からは『下半身力』!」を掲載。第2特集では「子宮筋腫の新常識」を掲載する。痛くない・柔らかい・すっきり見える下半身40代あたりからは腰や膝の痛みなどに加え、ヒップラインや太い脚などにも悩まされることになる。これらは下半身力の低下が原因だという。最新号の巻頭特集では、骨格と筋肉を整えて痛みを減らす体操、美尻の骨盤スクワット、むくみ対策のリンパ流しエクササイズなどを掲載する。また、『MyAge』2022年春号では、「悩み解決! 閉経前後の子宮・卵巣・腟まわり」を掲載したが、今号では第2特集で特に反響が大きかった子宮筋腫をさらに掘り下げて解説する。そのほか、免疫機能に効果があるという「動物性×植物性 Wタンパク質レシピ」などを掲載。内田有紀さんはズボラ筋トレ、ポジティブ思考がからだに与える影響など、40代後半の今の美と健康について語っている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※MyAge 2022 秋冬号
2022年11月10日人気ボディワーカー初のランニング本で美脚に脚を引き締めて美しくするランニングを紹介している新刊『美脚RUN 細くなるだけじゃない、脚がまっすぐに変わる』が発売された。A5判、128ページ、定価は1,540円(税込)である。学研プラスが発行する新刊であり、「美人力Plusシリーズ」として発売。著者はボディワーカーでピラティス指導者、整体師、美容矯正師、モデルや女優なども指導する森拓郎氏。同氏は株式会社rinato代表、株式会社ルポルテ代表取締役でもある。美脚の近道は苦しくないランニングランニングは一人でも始めることができ、好きな場所で行える。やせたいと思った時に、思い浮かぶ運動でもあるが、ランニングで本当にやせることができるのかという疑問もある。そんな疑問に対し、森拓郎氏は「イエスでもあり、ノーでもあります」と回答する。運動不足の人がランニングを始めれば、代謝アップによりやせるきっかけになるが、間違った走り方をすれば、脚が太くなる原因を作ることになる。正しい走り方なら、脚がまっすぐになって細くなり、全身の引き締め、姿勢改善の効果に加え、ストレス解消、幸福感などの精神面にも好影響となる。新刊では正しいランニングが自然にできるようになる走り方のコツをストレッチや筋トレなどとともに紹介。効果的なランニングは苦しいものではなく、まずは同書で紹介している「ストレッチと5分のおうちランから始めてください」としている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※美人力Plusシリーズ『美脚RUN 細くなるだけじゃない、脚がまっすぐに変わる』 - 学研出版サイト
2022年11月10日「あれ?ヒップが垂れぎみかも…!?」気付いたときが勝負!ヒップに効くエクササイズを行って、美尻を目指しましょう。蹴りまくるキックボクシングの要素を取り入れているのでストレス発散にも!その場ですぐにできちゃう簡単エクササイズを、キックボクシングフィットネスジムのインストラクターが教えます。美尻シェイプのついでにストレス発散!最近、ヒップのたるみが気になる……!そんな人はぜひ今すぐトライしたいのがこのエクササイズ。簡単な動作でヒップアップを目指せるんです。キックボクシングの要素を取り入れているため、ついでにストレス発散にも。そんな一石二鳥の効果が期待できるキックボクシングエクササイズを一つご紹介。すぐその場で簡単にできるので、ぜひトライを!今回は、キックボクシングを取り入れた独自のパーソナルトレーニングを提供するフィットネスジム「バンゲ」恵比寿店の女性インストラクターに、キック付きの美尻シェイプエクササイズを教わります。ヒップ・太もも・体幹に効くキックエクササイズ今回教えてもらったのは、「バックランジニュー&フロントキック」というエクササイズ。キックボクシング歴4年、「バンゲ」トレーナー歴2年半の田中菜月さんは次のように解説します。田中さんこのエクササイズはお尻・太ももの引き締めに効果が期待できます。ヒップアップしたい女性には特におすすめです!少しのスペースでできるので、それほど広くない部屋でも続けやすいと思います。ーーさっそく、やり方を見ていきましょう!1.片方の足を後ろへ引き、もう片方の足の膝を曲げる。すべての動作中はふらつかないように、両裏の親指の付け根にあるふくらみ「母指球」を意識して踏んばると良い。2.後ろへ引いた足を元の位置に戻すときに、膝蹴りをする。膝関節をたたんで、膝の角度を鋭角にして前に突き出すようにする。膝蹴りと同時に、膝蹴りをする側の腕を後ろに振り下ろす。3.膝蹴りが慣れてきたら、前蹴りにする。膝蹴りと同様に、片方の足を後ろへ引き、後ろへ引いた足を元の位置に戻すときに、もう片方の足の膝を曲げて、そこから足を前に思い切り蹴り上げる。田中さんやり始めは膝蹴りを片足5回ずつ計10回を1セットとし、慣れてきたら前蹴りを片足5回ずつ計10回を1セットとして行ってください。そして膝蹴りと前蹴りどちらでも良いので、3セットを続けて行ってください。この1日3セットを、3日に1度のペースで行うのが理想です。ただし、無理せずに続けることのほうが大切なので、回数やセットはできる範囲で取り組んでみてください。トレーナーが教える効果を上げるコツーーこのエクササイズをより効果的に行うためのコツを田中さんに教えていただきました!田中さん姿勢が大切なので、背筋を伸ばして胸を張りながら行いましょう。また膝関節ではなく股関節から動くのを意識するのがコツ。膝げりと前げりは脚から上げず、腰を前に出してけるイメージで行ってください。ーーそして、エクササイズを続けるためのアドバイスをいただきました。田中さんみなさんは普段、あまりキックはしないのではないでしょうか。日常ではあまり行わないキックの動きを入れることで、ストレス発散につながり、楽しく続けられると思います。ーー簡単なエクササイズなので、ぜひ3日に1度、続けて行いましょう!(C)South_agency/Getty Images文・椎原茜
2022年10月30日「三角筋」とは?三角筋とは、肩を覆っている大きな筋肉のことで、前部、中部、後部という3つの部位から成ります。それぞれ以下のような働きがあります。三角筋前部線維:腕の前方挙上三角筋中部線維:腕の側方挙上三角筋後部線維:腕の後方挙上及び側方挙上このように三角筋は、腕を上げる動作に関与する筋肉です。三角筋を鍛える「3つのメリット」とは?肩の筋肉である三角筋を鍛えるメリットとして、次の3つが挙げられます。「引き締まった肩まわり」を手に入れることができるなで肩を改善することができる基礎代謝がアップし、痩せやすいカラダにすることができる一つずつ詳しく解説していきましょう。1.「引き締まった肩まわり」を手に入れることができる女性が三角筋を鍛えることで、引き締まった肩まわりを手に入れることができます。「筋トレをすると、筋肉ムキムキなカラダになるのでは…」と思っている方がいますが、はっきり言います。ムキムキなカラダにはなりません!女性には筋肉を発達させる効果の強い、「テストステロン」という男性ホルモンが少ないからです。したがって女性が筋トレを行っても筋骨隆々なカラダにはならず、むしろ引き締まった、メリハリのあるカラダにすることができると言えます。出典:byBirth2.「なで肩」を改善することができる三角筋を鍛えることは、なで肩の改善にも効果が期待できます。腕の重みで下がりがちな肩をサポートする筋力をアップすることができるからです。すると見た目だけではなく、肩こりの軽減にもつなげることができます。3.基礎代謝がアップし、ダイエット効果につなげることができるそして三角筋を鍛えることで基礎代謝がアップし、ダイエット効果につなげることができます。なぜなら三角筋は、上半身の中で最も筋断面積が大きい筋肉だからです。そのため三角筋を鍛えることで効率よく筋肉量を増やすことができ、基礎代謝アップにつなげることができると言えます。基礎代謝を高めるとエネルギー消費量もアップするので、ダイエット効果につなげることができると言えるのです。出典:byBirth手軽でダイエット効果の高い三角筋エクササイズ5選それでは、三角筋を鍛えるにはどのようなエクササイズを行えばよいのでしょうか。ここでは、ご自宅でも手軽にできて、なおかつ高い効果を得ることができるエクササイズを5つご紹介したいと思います。エクササイズを行うにあたりご用意していただきたいものは、ウエイトとなる10回挙上可能なダンベル一組、もしくは水の入った500mlペットボトル2本だけです!あと水分補給用のお水と、汗拭き用のタオルもあるといいですね。トレーニング中のケガを防ぐために、周りに障害物がないことを確認した上でトレーニングを行うようにしましょう。1.ショルダープレス出典:byBirth両手にウエイトを持って立ち、耳のラインで構えて手のひらを正面に向けます(写真左)。息を吐きながらウエイトを頭上に向かって上げていき、頭上まで上げたら手のひら同士を向き合わせます(写真右)。そうすることで、三角筋をより収縮させることができる上、肩への負担を軽減させることができます。息を吸いながら元の位置へ戻します。三角筋に加えて、腕の筋肉である「上腕三頭筋」も鍛えることができます。10回を1分~1分半の休憩を入れながら、3~6セット行います。ポイント及び注意すべき点三角筋への効果を高めるには、上腕部で頭を挟むようなイメージで、頭上までしっかり上げるようにすることがポイントです。動作中は、グリップの真下に肘が常に位置するようにします。2.壁を使ったショルダープレス出典:byBirth壁と向き合って立ち、両手を肩幅よりも手のひら一つ分広めに広げて、胸の高さで壁にセットします。お尻を後ろに引いて上腕部の間に頭をセットし、必要であれば足を後ろに引きます(写真左)。息を吸いながら両肘を外に開くようにしてゆっくりと頭を壁に近づけ(写真右)、息を吐きながら両手で壁を押して両肘を閉じるという動作を繰り返します。やはり10回を1分~1分半の休憩を入れながら、3~6セット行ってみましょう。ポイント及び注意すべき点基本的には「ショルダープレス」と同じですが、頭を壁に近づける動作をできるだけゆっくり行うようにします。そうすることで、三角筋に大きな刺激を与えることができるからです。3.サイドレイズ出典:byBirth両手にウエイトを持って立ち、太ももの前外側に構えます(写真左)。息を吐きながら肘を軽く曲げた状態でウエイトを、肩関節を支点にやや斜め前方に向かって上げていき、肩の高さまで上げて1秒程度静止します(写真右)。息を吸いながらゆっくりと元の位置へ戻します。肩関節のみが関与する「単関節運動」となるので、三角筋に特化したエクササイズとなります。特に三角筋中部線維を鍛えることができます。10回を1分間の休憩を入れながら、3セット行います。ポイント及び注意すべき点肘は伸ばし切らず、軽く曲げておくようにします。肘を伸ばし切ってしまうと、負荷を筋肉ではなく関節や骨で受け止めることになってしまうからです。4.ベントオーバー・サイドレイズ出典:byBirth両手にウエイトを持って立ち、お尻を後ろに引きながら上体が床と平行になるまで前に倒します。このとき、両膝が軽く曲がっても構いません。ウエイトを持つ両手を肩の真下に下ろし、手のひら同士が向き合うようにします(写真左)。息を吐きながら、やはり肘を軽く曲げた状態でウエイトを、肩関節を支点に肩の高さまで上げていき、1秒程度静止します(写真右)。息を吸いながらゆっくりと元の位置へ戻します。そうすることで三角筋後部線維を鍛えることができます。10回を1分間の休憩を入れながら、3セット行います。ポイント及び注意すべき点肩関節を支点に肘をカラダの後方に向かって開くように動かすことで、三角筋後部線維に効かせることができます。やはり肘は伸ばし切らないようにしましょう。5.アップライトローイング出典:byBirth両手にウエイトを持って立ち、太ももの前で構え手の甲を正面に向けます(写真左)。息を吐きながら、ウエイトを胸の高さまで引き上げて、1秒程度静止します(写真右)。息を吸いながらゆっくりと元の位置へ戻します。上腕部を側方に上げる動作を繰り返すので、三角筋中部線維を鍛えることができます。10回を1分間の休憩を入れながら、3セット行います。ポイント及び注意すべき点肘でウエイトを引き上げるようにすることで、三角筋中部線維に効かせることができます。ウエイトを上げる際は、背中を反らさないように注意しましょう。背中のラインはまっすぐな状態をキープするようにします。エクササイズを行う際に「心がけるべきこと」とは?出典:byBirth今回は、ご自宅で手軽にできる、ダイエット効果の高い三角筋エクササイズを5つご紹介しました。5つ全てを行うというよりも、この中でご自身に合ったエクササイズを選んで行っていただけたらと思います。エクササイズを行う際は、くれぐれも無理をせずに行うようにしましょう。無理をせずに行うことは、トレーニングを続けるコツでもあります。ご自身に合ったエクササイズを、ご自身のペースで行ってみてくださいね!
2022年10月30日脚のむくみには様々な原因がありますが、脚の筋力の低下はその一つです。長時間イスに座ってデスクワークをした日や、立ち仕事をした日に脚がむくむのは、脚をあまり動かさないことによる血行不良が原因です。大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)が運用する健康情報サイト「大正健康ナビ( )では、そんなつらいむくみへの対処法として10月13日(木)、下北沢病院 院長菊池 守先生監修のもと、【動画】『脚のむくみを解消! おやすみ前の「リンパドレナージ」』を新着掲載いたしました。「リンパドレナージ」は、余分な水分や老廃物の回収と処理を行っているリンパの流れをよくする方法です。むくんだ脚を放置していると、その積み重ねによって、脚が本来の太さに戻りにくくなってしまいます。その日のむくみはその日のうちに解消することが大切です。ぜひ、おやすみ前にご紹介のリンパドレナージをお役立てください。大正健康ナビは、開設以来、生活者の日常生活に寄り添い、「人生100年時代をサポートする健康情報発信基地」として、みなさまの健康の維持・増進にお役立ていただける情報ステーションの役割を担うことを目指して運営しております。当社は、これからも健康と美を願う生活者に納得していただける優れた医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを、社会から支持される方法で創造・提供することにより、社会へ貢献してまいります。■新着動画:脚のむくみを解消! おやすみ前の「リンパドレナージ」(動画再生時間:4分43秒) 【監修者プロフィール】医療法人社団青泉会下北沢病院 院長 菊池 守 (きくち・まもる)先生2000年大阪大学医学部卒業。香川大学医学部形成外科助手、大阪大学医学部形成外科助手などを経て、2016年日本初の「足の総合病院」としてリニューアルした下北沢病院の院長に就任。日本形成外科学会専門医、日本フットケア学会評議員、日本リンパ浮腫治療学会評議員、日本創傷外科学会専門医、日本下肢救済・足病学会評議員・認定師。■ご参考●大正健康ナビ 大正健康ナビでは、お悩みの原因、症状、対策や予防法などをご紹介しています。いろいろな疑問に専門家が分かりやすくお答えしています。●Twitter「大正セルフケア」 健康お役立ち情報、商品情報、キャンペーン・イベント情報などを楽しくお届けする大正製薬の公式アカウントです。動画【大正健康ナビ】脚のむくみを解消! おやすみ前の「リンパドレナージ」.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月13日背中を鍛えるにあたり頭に入れておきたい3つの筋肉背中の筋肉を鍛えるメリットと背中エクササイズをお伝えする前に、まずは背中の筋肉について触れておきたいと思います。背中には主に、「広背筋」「僧帽筋」「脊柱起立筋」という3つの筋肉があります。それぞれの特徴や機能は、以下の通りです。広背筋:その名の通り背中を広く覆っている筋肉で、上腕部を後ろに引く動作に関与僧帽筋:首の後ろから肩甲骨まわりをダイヤ型に覆っている筋肉で、肩甲骨を上げたり内側に寄せたりする動作に関与脊柱起立筋:脊柱(背骨)に沿って走行している筋肉で、脊柱を伸ばしたり横に倒したりする動作に関与出典:byBirth背中を鍛える「5つのメリット」とは?普段、あまり意識しない背中の筋肉ですが、女性こそ背中の筋肉を鍛えるべきと言えます!なぜならば背中を鍛えることで、女性にとって多くのメリットが得られるからです。では、どのようなメリットが得られるのでしょうか。背中を鍛える主なメリットとして、背中引き締め効果姿勢改善肩こりや腰痛の改善「ぽっこりお腹」の解消ウエスト引き締め効果という5つが挙げられます。1.背中引き締め効果背中の筋肉の中でも広背筋を鍛えることで背中全体を引き締めることができるので、「背中引き締め効果」が期待できます。2.姿勢改善脊柱起立筋を鍛えることにより背すじをまっすぐに伸ばすことができ、姿勢改善効果につなげることができます。出典:byBirth3.「肩こり」や「腰痛」の改善姿勢が改善されることで肩や腰への負担が軽減されるようになるので、肩こりや腰痛の改善効果も期待できます。4.「ぽっこりお腹」の解消背中の筋肉を鍛えることは、なんと「ぽっこりお腹」の解消にも効果的です!背中の筋肉を鍛えることで、ぽっこりお腹の原因でもある猫背の姿勢を改善することができるからです。猫背が改善されると腹筋が機能するようになる上、脂肪燃焼効率も上がるため、ぽっこりお腹の解消につなげることができます。5.ウエスト引き締め効果広背筋を鍛えることにより逆三角形のシルエットを作ることができるので、ウエストまわりに「くびれ」ができるようになります。出典:byBirth手軽にできて効果の高い背中エクササイズ5選それでは、ご自宅でも手軽にできて、なおかつ効果の高い背中エクササイズを5つご紹介していきたいと思います。ご用意していただきたいものは、以下の2つだけです。ウエイトとなる10回挙上可能なダンベル一組やチューブ、もしくは水の入った500mlペットボトル一組ヨガマットもしくは大きめのバスタオルまた、トレーニングを行う際、半径1メートル以内に障害物がないことを確認した上で行うようにしましょう。1.バックエクステンション出典:byBirth両腕と両脚を伸ばした状態でマットにうつ伏せになります。両手は親指側を天井に向けるようにします。そうすることで肩への負担を軽減させることができるからです。そこから写真のように、両肘と両膝をマットから離し、手足を遠くに伸ばすようにします。背中の筋肉が収縮していることが感じられるところで1秒間静止し、ゆっくりと元の体勢に戻ります。背中を伸ばす動作を繰り返すので、脊柱起立筋を鍛えることができます。15~20回を1分程度の休憩を入れながら2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点両肘と両膝を高く上げすぎないようにしましょう。腰の反りが強くなってしまい、腰への負担が大きくなってしまうからです。そこで腰への負担を軽減させるために、両肘と両膝をマットから離したら、手足を遠くに伸ばすようにします。2.リバースバタフライ出典:byBirth出典:byBirthマットにうつ伏せになり、両腕を肩のライン上に広げて親指側を天井に向けます。胸をマットから離したまま、息を吸いながら肩甲骨を内側に寄せることで両腕を上げていき、上げ切ったところで1~3秒間静止します(写真上)。息を吐きながら両腕を床に触れる手前まで下ろします(写真下)。両腕を横に開いて肩甲骨を内側に寄せる動作を繰り返すことで、僧帽筋中部線維を鍛えることができます。15~20回を1分程度の休憩を入れながら2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点肩甲骨を内側に寄せる動作で両腕を上げるようにすることで、肩甲骨内側にある僧帽筋中部線維に効かせることができます。肩甲骨内側ではなく腰の筋肉に効いてしまう場合は、上体を起こしすぎてしまっていることが考えられます。あくまでも胸だけをマットから離すようにし、お腹はマットから離さないようにしましょう。3.ベントオーバーローイング出典:byBirth両手にウエイトを持ち、腰幅程度に足幅を広げて、つま先と膝は正面に向けて立ちます。両膝を軽く曲げてお尻を後ろに引きながら、上体を床と向き合うまで前に倒します。両腕は真下に下ろし、手のひらは正面に向けます(写真左)。息を吸いながらウエイトをわき腹に触れるまで引き上げていき、そこから更に肩甲骨を内側に寄せて胸を張った状態で1秒程度静止します(写真右)。息を吐きながら重力に逆らうように、ゆっくりウエイトを下ろしていきます。このエクササイズ一つで、広背筋、僧帽筋中部線維、脊柱起立筋の3つを鍛えることができます。10回反復可能な強度で1分~1分半の休憩を入れながら、3~6セット行います。ポイント及び注意すべき点広背筋に効かせるコツは、肘でウエイトを引き上げるようにすることです。そのためには、エクササイズ中は常にウエイトの真上に肘が位置するようにします。エクササイズ中は背中が丸まらないようにしましょう。4.バタ足出典:byBirth出典:byBirthマットにうつ伏せになり、両膝をマットから離します(写真上)。そこから「バタ足」をするように、左右交互に脚を上げる動作を繰り返します(写真下)。そうすることで脊柱起立筋下部を鍛えることができ、腰まわりを引き締めることができます。20~30回を1分程度の休憩を入れながら2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点脚はあまり高く上げすぎないようにしましょう。腰への負担が大きくなってしまうからです。このエクササイズをすると腰が痛くなってしまう場合は、すぐに中止するようにしましょう。5.ラットプルダウン出典:byBirth出典:byBirthマットにうつ伏せになり、両腕を前に伸ばします。手のひらは床に向けるようにします(写真上)。胸をマットから離し、その体勢を維持したまま、息を吸いながら上腕部が閉じるように体側につくまで下ろして1秒程度静止します(写真下)。息を吐きながら元の位置まで戻します。広背筋外側を鍛えることができ、ウエストまわりにくびれを作ることができます。15~20回を1分程度の休憩を入れながら2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点広背筋外側に効かせるには、上腕部を体側につくまでしっかり閉じるようにします。美の決め手は「背中」?!出典:byBirth今回は、背中の筋肉を鍛えるメリットと背中エクササイズについてお伝えしました。「背中の筋肉を鍛える重要性」をご理解いただけたでしょうか。美しさは背中で差がつくと言っても過言ではありません!なぜなら背中は、他人から一番目につきやすいところと言えるからです。そういう意味で、背中は“美の決め手”と言えます。背中の筋肉もしっかり鍛えるようにしてくださいね!
2022年10月01日そもそも「腹筋」とは?腹筋エクササイズを効果的に行うにあたり、腹筋について理解しておく必要があります。そこでまずは、「腹筋」について触れておきましょう。腹筋とはその名の通り腹部を覆っている筋肉のことで、「腹直筋」「外腹斜筋」「内腹斜筋」「腹横筋」という4つの筋肉で構成されています。1.腹直筋腹部を縦に走行している筋肉で、お腹が割れているときに見ることができる筋肉です。体幹部を曲げたり横に倒したりする際に機能します。腹直筋の筋力が低下してしまうと、お腹まわりに皮下脂肪がつきやすくなってしまいます。2.外腹斜筋わき腹にある筋肉で、体幹部を横に倒したり反対側へ回したりする際に機能します。3.内腹斜筋外腹斜筋の下を走行している筋肉で、体幹部を横に倒したり回したりする際に機能します。外腹斜筋と内腹斜筋を鍛えることで、ウエストが引き締まり「くびれ」のあるお腹を手に入れることができます。4.腹横筋腹筋群の中でも最も深層部にあり、その名の通り腹部を横断している筋肉です。深層部にあるインナーマッスルなので、体幹部の動きよりも安定性に関与します。腹横筋の筋力が低下してしまうと、ベルトが緩んだような状態となるため骨盤が開きやすくなり、「ぽっこりお腹」をもたらすと言われています。出典:byBirthこのように腹直筋が縦に、内・外腹斜筋が斜めに、そして腹横筋が横に走行しているので、お腹の上を「米」の字を描いているようにみられるのです。おうちで手軽にできる「お腹引き締め」に有効な腹筋エクササイズ7選それではお腹引き締めに有効な腹筋エクササイズをご紹介していきたいと思います。今回ご紹介するエクササイズは、トレーニングツール不要でご自宅で手軽にできるものです!ですから、「お腹まわりを引き締めたい!」という方は是非、今すぐトライしてみてください。フローリングの上で行う場合は、ヨガマットや大きめのバスタオルを敷いて行うことをお勧めします。1.ペルビックチルト出典:byBirth両膝を立てて仰向けになり、両腕はカラダの横に「ハ」の字に構えます。息を吐きながら腹筋の力で腰を床に押し付けていきます(写真赤矢印参照)。腹筋が収縮していることが感じられるところで1~3秒間静止したら、息を吸いながら力を抜くという動作を繰り返します。そうすることで腹直筋下部と腹横筋を鍛えることができ、下腹引き締め効果が期待できます。腰と床の隙間をなくすように腰を床にしっかり押し付けることで、腹直筋下部と腹横筋に効かせることができます。腰を床に押し付ける際、呼吸が止まらないようにしましょう。15~20回を1分程度の休憩を挟みながら、2~3セット行います。2.クランチ出典:byBirth両膝を立てて仰向けになり、両手は頭の後ろに組んで両肘を開きます(写真上)。頭を床から浮かしたところから、息を吐きながらみぞおちを支点に上体を起こし、そこから更におへそを覗き込むように上体を丸めます(写真下)。腹直筋上部が収縮していることが感じられるところで1秒静止し、息を吸いながら上体を下ろします。このエクササイズを行うことで、腰に負担をかけずに腹直筋上部を鍛えることができます。腹直筋上部に十分な刺激を与えるには、みぞおちを支点に上体を起こし、そこから更におへそを覗き込むように上体を丸めるようにします。動作中、両肘が閉じないようにしましょう。両肘を閉じてしまうと、腹直筋上部ではなく腕の力で起こしてしまいやすくなるからです。15~20回を1分程度の休憩を挟みながら、2~3セット行います。3.ツイストクランチ出典:byBirth両膝を立てて仰向けになり、両手は頭の後ろに組んで両肘を開きます。頭は床から浮かしておきます(写真上)。息を吐きながらみぞおちを支点に上体を捻り起こしていき、お腹の真上で対角線上の肘と膝の外側を引き寄せます(写真下)。腹斜筋群が収縮していることが感じられるところで1秒静止し、息を吸いながら元の位置に戻ります。これを左右交互に繰り返していきます。そうすることで内・外腹斜筋を鍛えることができ、ウエスト引き締め効果が期待できます。上体を捻り起こす際、肩を内側に回すようにすることが内・外腹斜筋に効かせるコツです。クランチと同様、両肘が閉じないようにしましょう。20~30回を1分程度の休憩を挟みながら、2~3セット行います。4.サイドベント出典:byBirth肩幅程度に足幅を広げ、両手を頭の後ろに組んで立ちます。息を吸いながら上体を反対側へ倒していき、内・外腹斜筋をストレッチさせます(写真左)。息を吐きながらわき腹を支点に上体を真横へ倒していき、内・外腹斜筋が収縮していることが感じられるところで1秒静止します(写真右)。再び2の動作へ。わき腹を支点に上体を真横に倒す動作を繰り返すことで、「くびれ」のあるお腹を作ることができます。サイドベントで内・外腹斜筋に効かせるコツは、上体を真横に倒しながら倒している側のかかとを上げるようにすることです。左右それぞれ15~20回を、2~3セット行います。5.プランク出典:byBirth肘をついた「腕立て」の体勢を作ります。肘は肩の真下に位置するようにします。頭から足までを結ぶ線が一直線の状態を30~60秒キープします。そうすることで腹横筋を鍛えることができ、ぽっこりお腹の解消につなげることができます。腰が落ちてこないように、お腹(腹横筋)で引き上げるようにすることで腹横筋に効かせることができます(写真赤矢印参照)。エクササイズ中は呼吸を止めずに自然な呼吸を心がけるようにしましょう。30~60秒を1分程度の休憩を挟みながら2~3セット行います。6.ハイプランクツイスト出典:byBirth「腕立て」の体勢を作り、頭から足までを結ぶ線が一直線となるようにします(写真上)。息を吐きながら骨盤を捻り、膝を反対側のわきの下に引き付ける動作を左右交互に繰り返します(写真下)。内・外腹斜筋下部を引き締めることができるので、ウエストと腰まわりの引き締めに有効です。動作中、胸が床を向いた状態をキープするようにしましょう。20~30回を1分程度の休憩を挟みながら、2~3セット行います。7.スタンディング・ドローイン出典:byBirth左右のかかとを合わせて、つま先はできるだけ大きく外側に向けて立ちます。肩甲骨を内側に寄せて胸を張り、お腹を凹ませた状態を30~60秒間キープします。余裕があれば、内ももは閉じるようにしましょう。お腹を最大限に凹ませることで腹横筋を鍛えることができ、ぽっこりお腹の解消につなげることができます。おへそ辺りを凹ませるようにすることが、腹横筋に効かせるコツです。呼吸が止まらないように注意しましょう。30~60秒を1分程度の休憩を挟みながら2~3セット行います。腹筋エクササイズを「お腹引き締め」につなげるコツ出典:byBirth今回は、ご自宅でできるお腹引き締めに有効な腹筋エクササイズをご紹介しました。このように腹筋エクササイズには様々なバリエーションがあるので、ご自身に合ったエクササイズを選んで行うことをお勧めします。腹筋エクササイズをお腹引き締めにつなげるコツに関しては、【「腹筋エクササイズ」でお腹を引き締めるコツとは?】でも詳しくお伝えしておりますので、こちらも合わせてお読みいただけたらと思います。腹筋エクササイズを効果的に行って、引き締まったお腹まわりを手に入れてくださいね!
2022年09月25日「下半身がなかなか痩せない」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?下半身の分厚さが気になる時は、ヒップから脚までの体の後背部を意識したエクササイズがおすすめ。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「1日10回で下半身痩せを目指す簡単習慣」をご紹介します。下半身痩せのつもりが“ゴツ脚作り”になってない?下半身痩せのトレーニングやエクササイズをしても、脂肪が落ちた実感がしづらかったり、頑張りすぎて逆に筋肉質になったりと、失敗した経験がある人も多いと思います。下半身痩せに大切なのは“姿勢癖”。骨盤や肋骨のポジションが安定せず、姿勢が崩れてしまうと、上半身の重みがそのまま下半身の負担となってしまいます。その状態で下半身痩せトレーニングをすると、期待する効果が得られない可能性も。下半身痩せに必要なのは、“骨盤の安定”だと言えるでしょう。今回ご紹介する簡単習慣で、姿勢を安定させる筋肉を刺激しながら、ヒップや太もものラインを引き締めていきましょう!寝ながら10回! 体の隅々まで意識しながらトレーニング1.仰向けに寝る背中と腰の間に隙間が深く空いてしまい違和感がある人は、背中が床にペタッとくっつくようにポジションを整えてください。2.背中と腰を丸めるようにしながら脚を持ち上げ、両膝を抱える背中と腰を床にペッタリと下ろし、背骨の尾てい骨部分が軽く浮いているような姿勢をとりましょう。3.両膝を曲げて足を床に降ろし、両腕がリラックスできるように左右へ伸ばす4.両足と膝の幅は腰幅にセットし、膝より足首が少し前に出る程度の位置に足を置く(後で調整可能)5.両肘を曲げて、肘はついたまま腕を持ち上げる6.腕をリラックスさせたまま肩甲骨から持ち上げて、大きなボールを抱きかかえるようなポジションを作る7.呼吸を整える。8.息を吸い、吐くタイミングで足の裏で床を押しながらお尻を持ち上げる9.ここで1呼吸キープ横から見たときに、肋骨、腰骨、太もものラインがまっすぐになる位置まで持ち上げましょう。10.息を吸うタイミングで、背中、腰、お尻の順番に背骨を床に下ろすこれを1セットとし、10セット行います。常に体全体を意識する体を動かす時は、自分の体を支える骨格と、その骨で動いているイメージを持つと、全体を意識しやすくなります。自分が骨そのものになったつもりで動いてみましょう。お尻を持ち上げた時は、お尻と太もも裏の境目や、内腿に力が入っているはず。上体を下ろすときに腰より先にお尻が下りてしまう人は、腰を丸めるように意識してみてください。一つ一つの動作を丁寧に行うことで、引き締めを目指しながら、下半身痩せしやすい姿勢を整えることができます。ぜひチャレンジしてみてくださいね。©Bob Thomas/gettyimages文 / 上村由夏
2022年09月06日今の時代だから気になる! 美容医療にできること
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