下半身冷えを改善するには、筋トレするより、硬くなった股関節と足関節(足首)をほぐしてあげるのが、簡単かつ効果的!股関節と足関節がほぐれれば、下半身の筋肉がフル稼働。第二の心臓・ふくらはぎも働きだして、冷えない下半身に変わっていきます。下半身冷えの原因、固まった関節をほぐす。筋肉には全身を動かし、熱を生み出すという大切な働きがある。「特にお尻や太ももなど大きな筋肉がある下半身は、熱を生み出すエンジンのよう。でも、間違った体の使い方をして、上手に使えていない人が多いんです」(ピラティストレーナー・千葉絵美さん)特に気になるのが歩き方。下半身の筋肉を最小限しか使わない歩き方をしている人がほとんど。「歩き方を見直すだけでも、下半身の冷えはだいぶ改善します。一方で間違った歩き方を続けていると、股関節と足関節が固まり、血流が滞って冷えやすくなります」日々の歩き方を見直しつつ、固まりやすい股関節と足関節をマメにほぐせば、滞った血流が改善。冷え知らずの下半身が手に入る。CHECK!日々の歩き方を見直そうエクササイズをやるより断然即効性が高いのが、日々の歩き方を見直すこと。股関節と足関節を使った、下半身が温まる歩き方を身につけて、血流を上げていこう。股関節と足関節が固まり、下半身が冷える歩き方前かがみスネと太もも前の筋肉で歩くペタペタ足を引きずるような歩き方歩幅狭い前かがみで腰が落ちた状態だと歩幅が狭くなり、脚の前側の筋肉だけを使った歩き方に。股関節と足関節の可動域も狭まり、硬くなる。股関節と足関節を柔軟に使い、下半身が温まる歩き方2cm背を高くするイメージ足裏~お尻の下半身の筋肉をフル稼働足指を意識歩幅広め身長が2cm高くなるイメージで背筋を伸ばし、足指で地面を掴むように意識。歩幅を広めに歩くと、下半身の筋肉をフルに使える。1日何回でも行いたい、股関節&足関節ほぐし。1、とにかくしゃがむかかとまで床につけてしゃがめないのは、股関節と足関節が硬くなっている証拠。少しずつ床に近づけていこう。足を腰幅に開いてしゃがみ、つま先は外に向ける。両手は胸の前で合わせ、腕の力で両膝を外に押すようにする。息は止めず、自然な呼吸で。10呼吸キープ。かかとをつけてしゃがめない人は…両手を軽く床について体を支え、かかとを最大限下ろせるところまで下ろす。重心はかかとの方にかける。その状態をキープして10呼吸。少しずつかかとを床に近づけていく。2、かかとを上げ下げ足の指を使ってかかとを上げ下げすることで、足裏からお尻までの筋肉を一気に刺激できる、ハードなエクササイズ。両手を体の前で軽く床につき、かかとをゆっくり上げ下げ。足の指で床を捉えるイメージで。下げる時は床ギリギリまでで床につけない。5回往復。LEVEL UP!両手を胸の前で合わせ、足指の力だけでかかとを上げ下げする。3、股関節をほぐす座っている時間が長いと硬くなりやすい股関節。座ったままでもできるエクササイズで、こまめにほぐそう。1、椅子に浅く座り、足を軽く開き膝が直角になるようにする。親指以外の4本の指を太ももの付け根に添える。2、息を吸いながら、両ひじを引くようにして胸を押し出す。3、息を吐きながら背骨を丸める。2~3を5回繰り返す。4、股関節をさらにほぐす日中はほとんど使っていない、股関節の回旋の動き。内側と外側に回旋させることで股関節のこわばりが取れる。1、左側を下にして横向きで床に寝る。左手は頭を支え、右手は股関節に当てる。2、右膝を少し曲げ、股関節と膝を内側に回旋し、次に外側に回旋。この動きを10回繰り返す。呼吸は自然に。左脚も同様に。トップス¥7,500パンツ¥12,800(共にルルレモン TEL:0800・080・4090)千葉絵美さんピラティストレーナー。ピラティススタジオ「studio‐emi」を主宰。自身が開発した手ぬぐいを使ったトレーニング「手ぬトレ(R)」をYouTubeで配信中。近著は『キレイをつくるピラティス』(白夜書房)。※『anan』2023年12月6日号より。写真・中島慶子スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみ取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2023年12月01日そもそもなぜ「お腹痩せ」するには下半身エクササイズを行うべきなのか?「お腹痩せに効く下半身エクササイズ」をご紹介する前に、なぜお腹痩せするには下半身エクササイズを行うべきなのか、その理由について触れておきたいと思います。その理由として、以下の2つが挙げられます。「基礎代謝」がアップし、お腹痩せしやすくなるから「骨盤の開き」が改善され、お腹痩せ効果につなげることができるから詳しく解説していきましょう。理由1:「基礎代謝」がアップし、お腹痩せしやすくなるから下半身の筋肉を鍛えることで効率よく筋肉量を増やすことができ、基礎代謝アップにつなげることができます。なぜなら全身の筋肉のうちの70%を下半身が占めていると言われているからです。また、基礎代謝は一日の総消費エネルギー量の70%を占めていることから、基礎代謝を高めることで消費エネルギー量がアップし、お腹痩せしやすくなると言えます。出典:byBirth理由2:「骨盤の開き」が改善され、お腹痩せ効果につなげることができるから内ももの筋肉である「股関節内転筋群」を鍛えることで骨盤の開きが改善され、お腹痩せ効果につなげることができると言えます。股関節内転筋群は、「恥骨筋」「短内転筋」「長内転筋」「大内転筋」そして「薄筋」という5つの筋肉から成りますが、これらは骨盤下部にある「恥骨」から始まり大腿骨に付いている筋肉だからです。そのためこれらの筋肉が弱くなると、恥骨が外に開いて太ももも外に開きやすくなります。恥骨が開きっぱなしになると内臓が下垂してしまい、下腹部がぽっこり出た状態である「ぽっこりお腹」につながると考えられます。そこで股関節内転筋群を鍛えることで恥骨の開きが改善され、お腹痩せ効果につなげることができると言えます。出典:byBirth「お腹痩せ」に効く下半身エクササイズ5選それではお腹痩せ効果の高い下半身エクササイズを5つご紹介していきたいと思います。エクササイズを行うにあたり、ご用意していただきたいものは以下の2つです。ヨガマット、もしくは大きめのバスタオル1枚エクササイズボール、もしくは枕やクッションなどトレーニング中のケガを避けるために、周りに障害物などがないことを確認した上でエクササイズを行うようにしましょう。(1)ワイドスタンス・スクワット出典:byBirth肩幅よりも広めに足幅を広げて、つま先と膝はできるだけ大きく外側に向けて立ちます。脚で「正三角形」を作るようなイメージです(写真左)。両手を頭の後ろに組んで胸を正面に向けて、上体を起こします。息を吸いながらお尻が左右の膝の間に位置するまでゆっくり下ろし(写真右)、息を吐きながら立ち上がるという動作を繰り返します。足幅を広げてスクワット動作を行うことで、股関節の「開いて閉じる」という動作が繰り返されるようになるので、股関節内転筋群が鍛えられるようになります。10回前後反復可能な強度で1分~1分半の休憩を挟みながら、3~6セット行います。骨盤の開きが改善され、お腹痩せ効果につなげることができます。ポイント及び注意すべき点股関節内転筋群に効かせるには、つま先と膝をできるだけ大きく外側に向けることと、上体を床に対して垂直の状態をキープすることがポイントです。胸を正面に向けるようにすると、上体を床に対して垂直の状態をキープできるようになります。エクササイズ中は、つま先と膝が同じ方向を向くようにしましょう。膝がつま先よりも内側に入ってしまうと、膝への負担が大きくなってしまうからです。(2)スクワット出典:byBirth肩幅もしくはそれよりもやや広めに足幅を広げて、つま先と膝はやや外側に向けて立ちます(写真左)。両手を頭の後ろに組んで肩甲骨を内側に寄せて胸を張り、お尻を軽く後ろに突き出した体勢を作ります。息を吸いながら軽く後ろに突き出したお尻を、膝もしくはそれよりもやや低い位置までゆっくり下ろし(写真右)、息を吐きながら立ち上がります。そうすることでお尻の筋肉である「大殿筋」や、太ももの筋肉である「ハムストリングス」と「大腿四頭筋」が鍛えられます。10回前後反復可能な強度で1分~1分半の休憩を挟みながら、3~6セット行います。筋肉量がアップすることで基礎代謝もアップし、お腹痩せしやすいカラダにすることができます。ポイント及び注意すべき点膝への負担を軽減させながら大殿筋に効かせるには、お尻を軽く後ろに突き出すようにし、膝もしくはそれよりもやや低い位置までゆっくり下ろすようにします。腰痛を防ぐために、背中が反りすぎてしまったり丸まったりしないようにしましょう。お尻を軽く後ろに突き出しつつ胸を張るようにすると、背中のラインをまっすぐにすることができます。また、ワイドスタンス・スクワットと同様、エクササイズ中はつま先と膝が同じ方向を向くようにしましょう。(3)ボール挟み出典:byBirth太ももの間にエクササイズボールを挟み、左右のかかとをつけてつま先をできるだけ大きく外側に向けて立ちます。息を吐きながら内ももを閉じることでボールを挟んでいき、内ももの筋肉が収縮していることが感じられるところで1~3秒間静止し、息を吸いながら緩めるという動作を繰り返します。そうすることで股関節内転筋群に加えて、大殿筋も鍛えられるようになります。15~20回を1分間の休憩を挟みながら、3セット行います。骨盤の開きが改善され、お腹痩せ効果につなげることができます。ポイント及び注意すべき点股関節内転筋群に効かせるコツは、できるだけしっかりボールを挟むようにすることです。左右のかかとをつけてつま先をできるだけ大きく外側に向けてボールを挟む動作を繰り返すことで、大殿筋にも効かせることができるようになります。エクササイズ中は、カラダ全体をまっすぐに伸ばした状態を保つようにします。(4)バックランジ出典:byBirth両手を頭の後ろに組んで足幅を腰幅程度に広げて、つま先と膝は正面に向けて立ちます(写真左)。息を吸いながら片足を一歩後ろに引いて、前脚の太ももが床と平行になるまでお尻を下ろし(写真右)、息を吐きながら前足裏で床を押し蹴ることで後ろ脚を元の位置に戻します。後ろへランジ動作を行うことで、前脚の股関節の曲げ伸ばし動作が強調されるようになるので、大殿筋やハムストリングスが鍛えられるようになります。左右交互に20回を1分~1分半の休憩を挟みながら、3セット行います。筋肉量がアップし基礎代謝を上げることができ、お腹痩せしやすいカラダにすることができます。ポイント及び注意すべき点膝への負担を軽減しつつ大殿筋やハムストリングスへの効果を高めるには、上体をやや前傾させるようにします。上体をやや前傾させるコツは、お尻を軽く後ろに引くようにすることです。(5)ヒップリフト出典:byBirth出典:byBirth両膝を立てて仰向けになり、腰幅程度に足幅を広げてつま先は正面に向けます。両腕はカラダの横に「ハ」の字に構えて、息を吐きながら膝からお腹までが一直線になるまでお尻を上げていき、お尻の筋肉が収縮していることが感じられるところで1秒程度静止します(写真上)。息を吸いながら床に触れる手前までお尻を下ろします(写真下)。膝からお腹までが一直線になるまでお尻を上げることで、大殿筋を鍛えることができます。15~20回を1分間の休憩を挟みながら、3セット行います。同じく大殿筋が鍛えられる「スクワット」と合わせて行うことで、大殿筋に十分な刺激を与えることができます。その結果、筋肉量が効果的にアップし基礎代謝アップにつなげることができます。ポイント及び注意すべき点エクササイズ中は肩甲骨を床から離さないようにします。肩甲骨が床から離れてしまうと、お尻の筋肉ではなく腰の筋肉を使ってヒップリフトを行ってしまうことになるからです。また、足とお尻が離れすぎてしまうと、お尻の筋肉ではなく太もも裏側の筋肉に効いてしまうことになるので、膝の真下にかかとが位置するようにします。確実に「お腹痩せ」するために重要なこととは?出典:byBirth今回は、お腹痩せに効く下半身エクササイズを5つご紹介しました。確実にお腹痩せするには、腹筋エクササイズだけでなく下半身エクササイズや上半身エクササイズも必要です!食事にも当てはまりますが、運動もバランスが重要です。「腹筋だけ」「二の腕だけ」というような偏ったトレーニングは、アンバランスなカラダを作ってしまい、見た目だけでなく腰痛やひざ痛など関節のトラブルにつながってしまうからです。偏りなく全身をバランス良く鍛えて、見た目はもちろんのこと、健康的なカラダを手に入れましょう!
2023年02月28日立ち姿勢は意識できても、座ったときの姿勢は崩れがち。その“崩れた座り姿勢”が、実は下半身太りにつながっている可能性もあります。今回は脚痩せにもつながる、「座り姿勢」を整える方法を、ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。とっても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。お腹をつぶす座り方をしていませんか?下半身太りが気になるときには、エクササイズをしたり、良い姿勢を心がけたりしますよね。でも、普段の生活の中で長い時間を割く「座り姿勢」を意識することは、意外と少ないのではないでしょうか。座る時間が長いと鼠蹊部が圧迫され、下半身の血流が悪くなったり、むくみが慢性化しやすくなったりする可能性があります。さらに、前かがみになりがちな座り姿勢は、背骨が丸まってしまいお腹にお肉がつきやすくなる傾向も。長時間デスクワークをする方や、座ることが多い生活をしている方は要注意です。背骨を引き上げるだけで“良い座り姿勢”にそれでは、座ったときの姿勢がスッと整う方法をご紹介します。やり方はとっても簡単!頭のてっぺんから吊るされているイメージで、みぞおち辺りまでの背骨を上に引き上げるだけ。このとき、腰を反らしたり、胸を突き出したりしないように注意してください。反り腰で胸が突き出た体勢だと、肋骨が開いてお腹の力が抜け、下半身に負担がかかりやすくなる原因に。これでは下半身痩せは遠のいてしまうでしょう。みぞおち辺りまでの背骨を引き上げると、自然と腰が立ち、お腹が安定します。あとは後頭部と背中のラインを一直線に揃えるだけ。これだけで姿勢が伸び、楽にお腹に力が入るはずです。座り姿勢を整えてスッキリ脚にお腹をピンと張ったり、腰を反らせたりする姿勢は、一見姿勢がよく見えますが、その状態を維持するのは難しいはず。それは体に負担がかかっているからだと考えられます。下半身太りしにくい姿勢は、「リラックスしつつ安定している状態」だと覚えておくといいでしょう。まずはお腹を丸めてつぶさないことが大切。これだけでも普段の姿勢が変わってくるはずですよ。立ち姿勢や歩くときにも大切なポイントなので、ぜひ意識してみましょう。©︎polkadot/PIXTA(ピクスタ)文/上村由夏
2023年01月29日体が硬くて前屈が苦痛だという人も多いのではないでしょうか。前屈は脚周りの柔軟性を上げるだけではなく、姿勢を整えて下半身をスッキリさせることも期待できるのです。今回は、無理なくできる「前屈エクササイズ」をご紹介しましょう。前屈で下半身痩せも!?前屈運動というと、硬い体を柔らかくしたり、柔軟性を上げてむくみを取ったり…といったイメージが強い人も多いでしょう。実は前屈をすることで、姿勢の崩れを整えて脚痩せに繋がることも期待できるのです。ただし、前屈のやり方にコツがあります。もも裏の筋力を整えるとはいえ、前屈ばかりすれば良いというわけではありません。太ももの裏側の柔軟性ばかりにこだわると、筋肉の使い方にアンバランスさが出て、太ももの前側が張り続ける可能性も。太ももが前側に引っ張られてしまい、上半身の姿勢も前のめりや反り腰になりやすい傾向があります。それによって太ももの裏側の筋肉が使いにくくなり、たるみの原因になってしまうことも。伸ばすだけでなく、適度に太ももの裏側の筋力も整えることによってバランスが良くなり、姿勢や下半身太りを整えるのに役立つのです。下半身痩せや姿勢改善にも! 片足前屈エクササイズ1.両脚を適度な幅に開いて立ちます。2.左腕を前方へ出します。3.息を吸います。4.息を吐きながら、仙骨から体を倒すように意識して前屈し、左脚は後方へ伸ばしていきます。5.左手は床につく場合はつけて、つかない場合はできる範囲でおろしましょう。6.この時、お尻が傾かないようにおへそを真下に向けた姿勢を維持しましょう。7.息を吸いながら、再び仙骨から体を起こすように意識し、太ももの後ろ、背中、お腹の力で起き上がってきます。8.もとの姿勢に戻ります。9.これを10回繰り返したら、反対側も同様に行います。後背部を意識しよう太ももの後ろ側の筋肉を使う意識をして前屈すると、お尻やお腹、背筋も同時に働きます。前屈の角度は浅くても良いので、上半身が丸まらないようにすること、仙骨からシーソーのように体を倒すイメージを意識しながら行ってみてください。リラックスして体の重みを意識するとなお良いでしょう。まずは5回を目安にチャレンジ!少しずつ10回を目指してみてくださいね。@Eugenio Marongiu/gettyimages文 / 上村由夏
2022年12月09日ぽっこりお腹や骨盤の歪みからくる下半身太りには、インナーマッスルの“腸腰筋”を整えるのがおすすめです。まずは1日3分で簡単に始められるエクササイズから習慣にしてみましょう!下半身ぽっちゃりさんに「腸腰筋エクササイズ」腸腰筋とは、お腹まわりにある筋肉の総称で、大腰筋・小腰筋・腸骨筋のこと。腰骨の前側から骨盤を通り、太ももの付け根内側へと繋がっており、お腹や腰、脚を動かすときに働きます。いわゆるインナーマッスルと言われる部分です。猫背や反り腰など崩れた姿勢が定着すると、腸腰筋が縮みすぎたり伸びすぎたりしてしまい、うまく働かなくなる恐れが。そうすると、お腹やお尻まわり、太ももの内側に余分な脂肪がつきやすくなるのです。腸腰筋を動かして下半身すっきり!腸腰筋は表面からはわかりにくい部分なので、意識しながら体を動かすようにしてエクササイズしましょう。下半身のぽっちゃり感に悩む場合、脚を鍛えすぎると逆効果になる可能性が。腸腰筋を整えて骨盤の位置を安定させないと、脚の負担が多くなり、スムーズな脚痩せが期待できないのです。腸腰筋を目覚めさせ、骨盤の位置を整えた姿勢を取り戻すことで、すっきりした下半身を手に入れましょう。立ったままできる腸腰筋エクササイズ1.両脚が安定する幅で立ちます。2.両手を腰骨に当てましょう。3.左脚に重心を乗せます。4.右脚の力を抜いたまま、膝を曲げ、お腹の力を意識しながらおへその位置あたりまで持ち上げます。5.膝から下は深く曲げず、膝の真下に足首が来るようにしてリラックスさせておきましょう。6.両脚の股関節を外へ開くように意識しながら、右脚を横へ開いていきます。※このとき、おへそはまっすぐ前方に向けたまま骨盤が右脚の方へ傾いていかないように注意します。7.横から真下に脚を下ろし、元の立ち姿勢に戻ります。8.これを1セットとし10回行います。9.今度は逆回し。横から脚を持ち上げます。10.開いた脚を前方に向けて閉じます。11.元の立ち姿勢に戻ります。12.これを1セットとし、逆回しも10セット行ったら、反対側も同様に行います。お腹の奥が疲れてきたらバッチリ!ポイントは骨盤を安定させ、股関節から脚を持ち上げて開いたり閉じたりすることです。このとき、お腹の奥の力で支えながら動かす感覚を意識しながら行いましょう。続けていると、次第にお腹とお尻が疲れてきます。どこにも疲労感がないときは、骨盤がふらついていないかをチェックしましょう。終わった後は立ち姿勢が楽になって、腰まわりや骨盤が安定しているのを感じられるはず。ぜひ試してみてくださいね!©Deagreez/gettyimages文 / 上村由夏
2022年12月04日「下半身がなかなか痩せない」という人は、股関節まわりに原因があるかもしれません。ガチガチに凝り固まった股関節をほぐすことで、お尻から脚のすっきり痩せが期待できますよ。今回は、今すぐ始められる「股関節簡単トレーニング」をご紹介しましょう。股関節の筋力と柔軟性を整えよう!下半身太りで悩んでいる方や、太りやすくて痩せにくい方は、股関節まわりの筋力や柔軟性の有無が関わっているかもしれません。股関節まわりを動かす筋肉は、お腹周りから太ももにかけて広い範囲で繋がっています。股関節が内側に向いている内股さんは、お尻が大きくなって垂れやすい可能性が。また股関節の筋力が弱くなっている場合は、立っているときや歩いているときに脚の負担が大きく、下半身がゴツくなりやすくなります。つまり股関節の状態によって、姿勢のポジションが崩れてしまうのです。姿勢が崩れることで、体を動かしにくい部分には余分なお肉が残って痩せにくい体に。まずは股関節まわりの筋力と適度な柔軟性をつけるようにしましょう。するとお腹からお尻のライン、太ももがすっきりとしてくるはず。座ったついでにできる簡単股関節トレーニング1.床に座ります。2.両脚であぐらの姿勢を取ってから、左脚を開きます。3.腰がまっすぐ立ち、お尻が安定するのが条件です。4.腰が傾いたり、片方のお尻が浮く場合は、両手を前に着き補助しましょう。5.左のかかとは床へ、指先は天井を向けます。6.体勢に無理がない方は、両腕を鎖骨の位置あたりで伸ばし、両肘をつかみます。7.左脚の付け根から足先を外側へ開くように意識して、上半身はリラックスしましょう。8.息を吸います。息を吐きながらお尻を持ち上げて、脚の付け根から足先までを内側へ内旋させ、膝で立ちます。9.息を吸いながらお尻を下ろすと同時に、脚の付け根から足先を開く方向へ外旋させながら座ります。10.数回繰り返して、無理が無ければ、脚の付け根を開く方向へ外旋させたまま膝立ちと、座り姿勢を繰り返します。11.10〜15回繰り返したら、反対側も同様に行います。“お尻がキュッ!”がポイント膝立ち姿勢のときに股関節まわりが硬いと、脚の付け根前側が伸びず、上体が前傾しがちになります。なるべく脚の付け根の前側から、お腹の横あたりまでの伸びを意識しながら、膝立ちになりましょう。目安はお尻と太ももの付け根がキュッと締まる感覚がするところまで。無理は不要ですが、少しずつ目指していってください。終わった後はお腹が温かく感じたり、下半身の巡りが良くなっている感覚があるはず。無理のない範囲で丁寧に行ってみてくださいね!©d3sign/gettyimages文 / 上村由夏
2022年11月17日株式会社FLOReは2022年9月20日(火)、シリーズ累計販売数120万枚※を誇るボディメイクの「キュリエット」シリーズから、新商品として下半身をトータルでケアする着圧レギンスの『キュリエット スリムレギンス -Quliet Slim Leggings-』を発売いたします。※FLORe調べキュリエット スリムレギンスの特徴■美脚引き上げトルネード構造脚全体をテーピングしているような「トルネード加工」を施すことにより、下からギューッと加圧の力で絞り上げ、美脚を目指します!■くびれを作る!サイドシェイプ構造サイドからの加圧をポイント分散加圧テクノロジーで解決し、サイドからしっかり気になるお肉を押し込む加圧設計になっております!■クロス着圧加工でお腹と姿勢をしっかりサポート設計骨盤まわりを360°加圧サポート!独自のクロスした着圧構造で気になるぽっこり下腹も瞬間シェイプ!■ヒップ全体を持ち上げ中臀筋をピンポイントケア!ヒップ全体をシッカリ持ちあげ、その中にある中臀筋をピンポイント加圧!ヒップアップには欠かせない中臀筋をピンポイントで刺激しヒップアップを目指します!■快適な素材選定季節を選ばない素材設計により一年通してムレ知らず!暑い夏でも、厚着する冬でも快適に過ごせます。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年09月22日「下半身がなかなか痩せない」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?下半身の分厚さが気になる時は、ヒップから脚までの体の後背部を意識したエクササイズがおすすめ。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「1日10回で下半身痩せを目指す簡単習慣」をご紹介します。下半身痩せのつもりが“ゴツ脚作り”になってない?下半身痩せのトレーニングやエクササイズをしても、脂肪が落ちた実感がしづらかったり、頑張りすぎて逆に筋肉質になったりと、失敗した経験がある人も多いと思います。下半身痩せに大切なのは“姿勢癖”。骨盤や肋骨のポジションが安定せず、姿勢が崩れてしまうと、上半身の重みがそのまま下半身の負担となってしまいます。その状態で下半身痩せトレーニングをすると、期待する効果が得られない可能性も。下半身痩せに必要なのは、“骨盤の安定”だと言えるでしょう。今回ご紹介する簡単習慣で、姿勢を安定させる筋肉を刺激しながら、ヒップや太もものラインを引き締めていきましょう!寝ながら10回! 体の隅々まで意識しながらトレーニング1.仰向けに寝る背中と腰の間に隙間が深く空いてしまい違和感がある人は、背中が床にペタッとくっつくようにポジションを整えてください。2.背中と腰を丸めるようにしながら脚を持ち上げ、両膝を抱える背中と腰を床にペッタリと下ろし、背骨の尾てい骨部分が軽く浮いているような姿勢をとりましょう。3.両膝を曲げて足を床に降ろし、両腕がリラックスできるように左右へ伸ばす4.両足と膝の幅は腰幅にセットし、膝より足首が少し前に出る程度の位置に足を置く(後で調整可能)5.両肘を曲げて、肘はついたまま腕を持ち上げる6.腕をリラックスさせたまま肩甲骨から持ち上げて、大きなボールを抱きかかえるようなポジションを作る7.呼吸を整える。8.息を吸い、吐くタイミングで足の裏で床を押しながらお尻を持ち上げる9.ここで1呼吸キープ横から見たときに、肋骨、腰骨、太もものラインがまっすぐになる位置まで持ち上げましょう。10.息を吸うタイミングで、背中、腰、お尻の順番に背骨を床に下ろすこれを1セットとし、10セット行います。常に体全体を意識する体を動かす時は、自分の体を支える骨格と、その骨で動いているイメージを持つと、全体を意識しやすくなります。自分が骨そのものになったつもりで動いてみましょう。お尻を持ち上げた時は、お尻と太もも裏の境目や、内腿に力が入っているはず。上体を下ろすときに腰より先にお尻が下りてしまう人は、腰を丸めるように意識してみてください。一つ一つの動作を丁寧に行うことで、引き締めを目指しながら、下半身痩せしやすい姿勢を整えることができます。ぜひチャレンジしてみてくださいね。©Bob Thomas/gettyimages文 / 上村由夏
2022年09月06日下半身のむくみや腰や肩のコリは体の歪みが原因になっているかも。そんなときはまず股関節を整えてみると良いでしょう。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、「凝り固まった股関節をやわらかくする簡単習慣」をご紹介します。体がアンバランスになっているかも腰痛や、肩こり、歩くとすぐ疲れる、むくみが取れないなどの悩みがある人も少なくないでしょう。これらの要因の1つに体の歪みが考えられます。体の歪みは、日常的な動作のクセや歩き方、姿勢などによって使う筋肉がアンバランスになることで生じると言われています。特に女性は股関節周りが硬く動きが鈍くなりやすいと言われることもあります。股関節を整える股関節周りには骨盤を安定させる筋肉が多く、股関節が硬いとそのぶん筋肉が働きづらくなるとされています。そうすると、腰痛やむくみ、ぽっこりお腹などにつながる恐れもあるので、股関節を柔軟にして、ある程度の筋力をつけていくことが大切です。そこで今回は、股関節をほぐすストレッチ、そして簡単に筋力を整える簡単エクササイズをご紹介します。1.股関節をほぐす簡単ストレッチ1.床に座り、両膝を曲げる2.両手を後方につき、上半身を斜めに倒すこのときお腹を丸めないように注意し、骨盤を起こすことを心がけてください。3.左足のくるぶしを右膝の上に乗せ、左脚を外側へ倒す脚が硬くてこの姿勢が苦しい場合は、右脚の立膝の角度をゆるめましょう。4.3の姿勢で息を吸う5.息を吐きながら骨盤を起こし、脚のつけ根にお腹を近づけるこのとき、顔や胸を先に脚の付け根に近づけないようにしましょう。顔や胸が近づかなくても、お腹が脚に近づいていればOKです。また、左のお尻から太ももの外側、股関節周りに刺激があるか確認しましょう。6.ゆっくりと5回呼吸しながら、5の姿勢をキープする7.反対側も同様に行う2.股関節周りに筋力をつけるエクササイズ1.両膝を曲げてあぐらを組む2.右脚をそのまま外側へ倒し、左脚を開くこのとき、腰が後ろに倒れそうになったら、腰が起こせるところまで両脚の幅を狭めるか、左膝を曲げてみましょう。3.骨盤を軽く前傾させ、両手を前に置く4.3の姿勢で息を吸う5.息を吐くタイミングでお尻をあげる6.息を吸いながらお尻をおろす7.10~15回繰り返し、反対側も同様に行う今回の動きのポイントどちらの動きも、脚を膝にのせたとき、脚を開いたときに腰が丸まらず安定するように座ることが重要です。骨盤の動きを常に意識して行いましょう。骨盤が正しいポジションに入っていれば内腿、お尻周りに刺激を感じるはず。それを目安に、体の変化を確認しながら自分のペースで取り組んでみてくださいね。©Yagi Studio/gettyimages文 / 上村由夏
2022年08月30日下半身の筋肉を鍛えることで得られる5つのメリット冒頭でもお伝えしたように、下半身の筋肉を鍛えることで多くのメリットが期待できるので、下半身の筋肉を鍛えることはとても重要です。では、下半身の筋肉を鍛えることでどんなメリットが期待できるのでしょうか。「下半身の筋肉を鍛えるメリット」として、次の5つが挙げられます。基礎代謝がアップし、「痩せやすいカラダ」にすることができる疲れにくくなる姿勢改善「むくみ」の改善「冷え」の改善それでは1つずつ詳しくお伝えしていきましょう。1:基礎代謝がアップし、「痩せやすいカラダ」にすることができる全身の筋肉のうちの70%を下半身が占めていると言われています。そのため、下半身の筋肉を鍛えることで効率よく筋肉量を増やすことができ、基礎代謝アップにつなげることができると言えます。基礎代謝は、一日の総消費エネルギーの70%を占めていることから、基礎代謝を上げることで「痩せやすいカラダ」にすることができます。出典:byBirth2:疲れにくくなる下半身の筋肉を鍛えることで、重い物を床から持ち上げたり階段の上り下りをしたり、日常生活における様々な行動にも疲れを感じなくなることから、疲れにくいカラダにすることができると言えます。3:姿勢改善下半身の筋力が低下してしまうと、骨盤に歪みが生じてしまうので、姿勢も崩れてしまいます。そのため、下半身の筋肉を鍛えることにより骨盤の歪みを改善することができ、姿勢改善につなげることができると言えます。例えば内ももの筋肉である「股関節内転筋群」を鍛えることで、骨盤の開きを改善することができ、O脚の姿勢を改善することができます。4:「むくみ」の改善筋肉には「力を発揮して運動を起こす」という働き以外にも、「血液やリンパ液を心臓に向かって送り出す」という筋ポンプ作用があります。下半身の筋力が低下してしまうと、筋ポンプ作用も低下してしまうので、脚に溜まった血液やリンパ液を送り出せなくなってしまい、「むくみ」が生じてしまいます。下半身の筋肉を鍛えることで、筋ポンプ作用も高めることができるようになり、むくみの改善効果も期待できます。出典:byBirth5:「冷え」の改善下半身の筋肉を鍛えることで、効率よく筋肉量を増やすことができます。筋肉量が増えると基礎代謝がアップして痩せやすいカラダになるだけでなく、「冷え」の改善にもつなげることができると言えます。筋肉には「体熱を作り出す」という働きもあるからです。実際、体熱の約40%が筋肉で作り出されていると言われています。そのため筋肉量がアップすると、冷えの改善効果も期待できます。どこでも、手軽にできる下半身エクササイズ5選「下半身の筋肉を鍛えるメリット」を頭に入れた上で、下半身の筋肉を鍛えるエクササイズを行っていきましょう。ここでは、トレーニングツール不要で場所を選ばずにできるエクササイズを5つご紹介したいと思います。ご用意していただきたいものは、水分補給用のお水汗拭き用のタオルの2つだけです!周りに障害物などがないことを確認した上で、エクササイズを行うようにしましょう。(1)ワイドスタンススクワット出典:byBirth足幅をできるだけ大きく広げて、つま先と膝は外側に向けて立ちます。脚で「正三角形」を作るイメージです。両手を頭の後ろに組んで胸を正面に向けます。息を吸いながらお尻を左右の膝の間にゆっくりと下ろしていき(写真左)、息を吐きながら立ち上がる(写真右)という動作を繰り返します。足幅を大きく広げてスクワット動作を行うことで、股関節の「開いて閉じる」という動作が繰り返されるようになるので、内ももの筋肉である「股関節内転筋群」を鍛えることができます。10回を、1分間の休憩を入れながら3~6セット行いましょう。つま先と膝を外側に向けることと、上体を床に対して垂直の状態をキープすることで、内ももの筋肉に効かせることができます。(2)スクワット出典:byBirth肩幅もしくはそれよりもやや広めに足幅を広げ、つま先と膝はやや外側に向けるようにします。両手を頭の後ろに組んで胸を前に突き出し、お尻を軽く後ろに突き出すようにします。息を吸いながらお尻を膝もしくはそれよりもやや低い位置までゆっくり下ろしていき(写真左)、息を吐きながら立ち上がる(写真右)という動作を繰り返します。そうすることで股関節と膝の曲げ伸ばし動作が繰り返されるようになるので、お尻の筋肉である「大殿筋」や、太ももの筋肉である「ハムストリングス」と「大腿四頭筋」が鍛えられます。10回を、1分間の休憩を入れながら3~6セット行いましょう。膝に負担をかけずに大殿筋やハムストリングスなどに効かせるには、お尻を軽く後ろに突き出すことがポイントとなります。(3)バックランジ出典:byBirth腰幅程度に足幅を広げて、つま先は正面に向けて立ちます。両手は頭の後ろに組んでおきます。息を吸いながら片足を一歩後ろに引いて、前脚の太ももが床と平行になるまで上体を下ろし、息を吐きながら前足裏で床を押し蹴ることで後ろ脚を元の位置に戻します。これを左右交互に繰り返します。後ろに向かってランジ動作を行うことで、前脚の股関節の曲げ伸ばし動作が強調されるようになるので、大殿筋やハムストリングスを鍛えることができます。左右交互に20回を1分間の休憩を入れながら3セット行います。上体をやや前傾させることで膝が前に突き出しにくくなる上、大殿筋やハムストリングスへの効果を高めることができます。上体をやや前傾させるコツは、お尻を軽く後ろに引くようにすることです。(4)スタンディングレッグカール出典:byBirth片脚立ちとなって、大腿部が動かないように固定した上で息を吐きながら膝を曲げていき、太もも裏側の筋肉が収縮していることが感じられるところで1秒程度静止します。息を吸いながら膝を伸ばすという動作を繰り返します。膝を曲げる動作を繰り返すことで、太もも裏側にある「ハムストリングス」を鍛えることができます。左右それぞれ10回を3セット行います。膝の曲げ伸ばし動作を行う際、大腿部を動かさないようにすることがポイントです。バランスがとりづらい場合は、何かに掴まったり壁に手をついたりして行っても構いません。(5)カーフレイズ出典:byBirth壁と向き合って立ち、腰幅程度に足幅を広げてつま先は正面に向けます。両手は壁に付きます。息を吐きながらかかとをできるだけ高く上げていき、ふくらはぎの筋肉が収縮していることが感じられるところで1~3秒間静止し(写真左)、息を吸いながら床に触れる手前までかかとを下ろす(写真右)という動作を繰り返します。かかとを上げる動作を繰り返すことで、ふくらはぎの筋肉である「下腿三頭筋」を鍛えることができます。15~20回を1分程度の休憩を入れながら、3セット行います。できるだけかかとを高く上げるようにすると、下腿三頭筋に効かせることができます。トレーニングに進んで取り組むために必要なこととは?出典:byBirth今回は場所を選ばずに手軽にできる下半身エクササイズと合わせて、「下半身の筋肉を鍛えるメリット」についてお伝えしました。メリットがわかると、「トレーニングをしっかり行わなくては!」という気持ちになりますよね。どんなトレーニングでも、それを行うことでどんなメリットが得られるのかをまず認識しておくことが大切です。「トレーニングがなかなか続かない…」という方は、まずはそれを行うことで得られるメリットに着目してみましょう。
2022年08月09日ダイエット中は、上半身に比べて下半身はなかなか痩せづらいと感じている人がいるかもしれません。特に、太ももの贅肉が落ちづらく気になるなんて声をよく聞きます。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、続けるだけで下半身がスッキリする簡単トレーニングをご紹介します。脚を10回上げ下げするだけなので、誰でも取り組みやすいですよ。夏までに内ももを引き締める!下半身といってもお尻や内もも、ハムストリングなどさまざまな部位がありますが、今回は特に“内もも”にアプローチするトレーニングをご紹介します。内ももの筋肉を普段の生活で意識して使うことは少ないため、筋力が落ちやすい上に脂肪が気になる部位でもあります。トレーニングでしっかり内もも使っていきましょう!内ももがみるみる細くなる!? たった10回上下するだけの簡単エクササイズ\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.横向きになり、下側の肘を地面について頭を支えます2.腹圧を入れ背中を真っ直ぐにし、両脚を浮かせてください3.息を吐きながら、下側の脚を上側の脚に近づけます4.3を5~10回程度チャレンジして、反対の脚も同様に行いましょうトレーニング時のポイント今回のトレーニングのポイントは6つ!より効果的にトレーニングを行うためにも、ぜひ意識してみてくださいね。1.深く呼吸をしましょう2.下側にある脚の内ももを使う意識をしましょう3.背中を真っ直ぐにして、体幹を強く保ちましょう4.骨盤を地面と平行になるように維持しましょう5.上側の脚はなるべく動かさないようにしましょう6.お腹を締めたまま行いましょう体幹を使いながら、内ももにしっかりとアプローチする簡単トレーニングです。上半身がブレないように姿勢を意識して、呼吸を止めずにゆっくり行うことが大切です。余裕がある日は10回取り組んだ後に、休憩を入れながら2~3セットチャレンジしてみて!©YAKOBCHUK VIACHESLAV/shutterstockNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2022年05月10日★デスクワークで下半身太りに★上半身に比べて下半身が太くなりやすくダイエットをしたいと考えているお客様も多くいらっしゃいますが下半身太りの原因が気になりますよね。お客様で多いのは1日中パソコンなどのデスクワークで長時間座っているケースですね。座っている時間が長いと坐骨が広がってしまい脚の付け根が外側に張り出してお尻や太ももが太く見えたりO脚やガニ股の原因にもなります。ふくらはぎの冷えにもつながりむくんでしまいセルライトへの生成の手助けをしてしまうことにも。また体の動きが少ないので使う筋肉の量も少なくなって代謝が低くなることに。筋肉が少ないと基礎代謝が下がりむくみを引き起こしセルライトとなり下半身が太くなってしまいます。簡単な対策として30分~1時間に1回は必ず立ち上がって動いたり階段を使って脚を動かしたり意識していただければと思います。
2022年02月27日下半身のお肉が気になるけれど、トレーニングやエクササイズはハードルが高くていつも断念してしまう…。ダイエットを諦める理由に、「ツラそうだからやりたくない」「忙しくて体を動かす時間がない」という人もいるでしょう。そんな人におすすめしたいのが、スキマ時間におうちで超簡単にできる“膣トレーニング”。今回はヨガインストラクターの筆者が、寝ながら下半身の引き締めが目指せる「簡単膣トレーニング」をご紹介します。「膣トレーニング」で下半身の筋肉にアプローチして膣トレーニングは、効果的に骨盤底筋やお腹、お尻、太ももの内側を刺激して、下半身の血流にアプローチすることが可能。じわっと引き締めた刺激と脱力を繰り返すことによって、筋肉を刺激して血流やリンパ液の流れを促すことが期待できます。思い切り力を入れなくても、効果的に下半身の筋肉を刺激できるトレーニングなら、お腹やヒップラインを整えるのにも効果的!キツいトレーニングでなくても、下半身太り解消は目指せますよ。寝ながらできる!下半身太り解消を目指す「超簡単膣トレーニング」1.仰向けに寝て、両手を腰骨あたりに置きます。2.両脚は腰幅程度開いて、指先は天井に向けましょう。3.息をゆっくり吸います。4.息を吐きながらかかとで床を押し、膣を下腹部の方向へ引き上げ、同時にお腹を凹ませます。5.お尻に力を入れ、お尻から腰が軽く持ち上がるようにしましょう。6.吸う息で脱力します。7.力を抜いた感覚を味わいながら少し休みます。8.これを1回として、ゆっくりと10回繰り返しましょう。急がず休憩を入れながら行うのがポイント!忙しい現代人は、副交感神経がオンになりっぱなしで、心身をリラックスさせることが難しいと言われています。自律神経の乱れは、睡眠の乱れや暴飲暴食につながることもあるでしょう。また、エクササイズ中は、急いで回数をこなすことを目的としがち。ですが、膣トレーニングをするときは、引き締めと脱力を丁寧に繰り返しながら、脱力したときの感覚をきちんと味わうのが大切です。心身がゆるんだ安心感は、睡眠の質もあげてくれるので、体を愛おしむような気持ちで行ってみてくださいね。©Anastasiya Shatyrova/Shutterstock上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整え頑張らなくても、自然と痩せてキレイになっていく“マナメソッド”を発案。現在は女性の体の巡りを目覚めさせるレッスンをテーマとし、エネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】と【ゆる痩せマナメソッド】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし外側も内側も本質的な幸せを見出セルレッスンを展開中。生徒は全国にわたり、個人レッスンはキャンセル待ちが出るほどの人気。文 / 上村由夏
2022年01月01日「肩こり」と「冷え」を引き起こしている原因とは?まずは「肩こりと冷えを引き起こしている原因」について触れておきましょう。これらを引き起こしている原因として考えられるのが、ズバリ血行不良です。血行不良になると、酸素や栄養素が組織に行き届かなくなる上、老廃物が蓄積してしまい「肩こり」となって現れます。また、熱を全身に送ることができなくなるので、「冷え」にもつながります。そのため、肩こりと冷えを解消させるためには、これらをもたらしている「血行不良」という根本的原因を解消させる必要があると言えます。出典:byBirth下半身への筋トレが「肩こり」と「冷え」の解消にも有効な理由その「血行不良」を解消させるために有効と言えるのが、下半身への筋トレです。それではなぜ下半身への筋トレが、肩こりと冷えの解消に有効と言えるのでしょうか。その理由として2つ挙げることができます。1.筋ポンプ作用アップ下肢の筋肉には「力を発揮して運動を起こす」という働きにも、下肢に滞留した血液やリンパ液をカラダの中心に向かって送り出す「筋ポンプ作用」というものがあります。筋トレで下肢の筋力を強化することで、筋ポンプ作用がアップし血流が促進され、血行不良という問題を解消させることができます。2.体熱産生能力アップ筋肉には「熱を作り出す」という働きもあるのです。実際、体熱の約40%が筋肉で生み出されていると言われています。また、全身の筋肉のうちの約70%を下半身が占めているとも言われています。そのため、筋トレで下半身の筋肉量を増やすことで体熱産生能力を高めることができ、冷えの解消につなげることができると言えます。出典:byBirth「肩こり」と「冷え」を解消させるために行っておきたい下半身エクササイズ5選それでは下半身への筋トレとして、具体的にどのようなエクササイズを行えばよいのかご紹介していきましょう!行っておきたいエクササイズは、以下の5つです。スクワットバックランジ&ニーアップストレートレッグ・ヒップリフトボール挟みカーフレイズ下半身に存在する筋肉には、お尻の筋肉である「大殿筋」、太ももの筋肉である「大腿四頭筋」と「ハムストリングス」、内ももの筋肉である「股関節内転筋群」、そしてふくらはぎの筋肉である「下腿三頭筋」などがありますが、この5つのエクササイズを行うことでこれらの筋肉を鍛えることができます!エクササイズを行うにあたり、以下の5つを用意しておきましょう。脚が4つある安定したイス小さいエクササイズボール、もしくはそれに代わるものヨガマット、もしくは大きめのバスタオル1枚水分補給用のお水汗拭き用のタオルまた、周りに障害物などがないことを確認した上でエクササイズを行うようにしましょう。1.スクワット出典:byBirth足を肩幅もしくはそれよりもやや広めに開き、つま先はやや外側に向けて立ちます。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、お尻を軽く後ろに突き出します。目線は正面に向けておきましょう。息を吸いながら後ろに突き出したお尻を、膝もしくはそれよりもやや低い高さまでゆっくり下ろしていき(写真左)、息を吐きながら立ちあがる(写真右)という動作を繰り返します。そうすることで大殿筋、ハムストリングス、そして大腿四頭筋を強化することができます。10回を、1分間の休憩を挟みながら、3~5セット行います。【ポイント及び注意すべき点】大殿筋とハムストリングスに効かせるには、上体をやや前傾させるようにします。胸を前に、お尻を後ろに突き出すことで上体を前傾させることができます。また、お尻を後ろに突き出すことで、膝がつま先よりも前に出にくくなります!2.バックランジ&ニーアップ出典:byBirth腰幅程度に足幅を広げ、つま先は正面に向けて立ちます。息を吸いながら片脚を後ろに引いて上体を真下に下ろしたら(写真左)、息を吐きながら前足裏で床を押すことで後ろに引いた脚を前に振り上げていき、ニーアップ動作を腕振り動作を加えながら行います(写真右)。スクワットと同様、大殿筋、ハムストリングス、大腿四頭筋に効かせることができますが、体幹の安定性も要求されるようになります。左右それぞれ10回を3セット行います。【ポイント及び注意すべき点】動作中は、つま先、膝、股関節を結ぶラインが一直線となるようにしましょう。膝がつま先よりも前に突き出さないようにしましょう。「お尻を真下に下ろす」ということを意識することで、膝が前に突き出しにくくなります。3.ストレートレッグ・ヒップリフト出典:byBirthイスに両足を乗せて仰向けになり、両膝を伸ばしてつま先は天井に向けます。両腕はカラダの横に「ハの字」に構えておき、手のひらを天井に向けます。そうすることで手による反動が使えなくなるからです。両足のかかとでイスの座面を下に向かって押しつつ、息を吐きながらお腹から足を結ぶラインが一直線になるまでお尻を上げていきます(写真上)。太もも裏側の筋肉が収縮していることが感じられるところで1秒程度静止し、息を吸いながらお尻を床に触れる手前まで下ろす(写真下)という動作を繰り返します。膝を伸ばしてヒップリフト動作を繰り返すことで、大殿筋よりもハムストリングスに効かせることができます。10~15回を、1分間の休憩を挟みながら3セット行います。【ポイント及び注意すべき点】両足のかかとでイスの座面をしっかり押しながらお尻を上げることで、ハムストリングスへの効果が感じられるようになります。通常のヒップリフトと同様に、動作中は肩甲骨が床から離れないようにします。4.ボール挟み出典:byBirthエクササイズボールもしくはそれに代わるものを内ももに挟んで、左右のかかとをつけて、つま先をできるだけ大きく外側へ向かって開いて立ちます。息を吐きながら内ももの筋肉でボールもしくはそれに代わるものをしっかりと挟んで3秒間静止し、息を吸いながら緩めていくという動作を繰り返します。かかとをつけてつま先を大きく外側に開きながらボールを挟む動作を繰り返すことで、股関節内転筋群だけでなく大殿筋にも効かせることができます。10~15回を、1分間の休憩を挟みながら3セット行います。【ポイント及び注意すべき点】股関節内転筋群に効かせるためには、ボールを挟む位置がポイントとなります。ボールは内ももの上部で挟むようにします。5.カーフレイズ出典:byBirth壁と向き合って立ち、腰幅程度に足幅を広げてつま先は正面に向けます。壁に両手をついてバランスを保ち、息を吐きながらかかとをできるだけ高く上げます(写真左)。ふくらはぎの筋肉が収縮していることが感じられるところで1秒程度静止し、息を吸いながらかかとを床に触れる手前まで下ろす(写真右)という動作を繰り返します。15~20回を、1分程度の休憩を挟みながら、3セット行います。【ポイント及び注意すべき点】かかとをできるだけ高く上げるようにすることで、下腿三頭筋に効かせることができます。「肩こり」と「冷え」を解消させるために下半身エクササイズと合わせて行いたいこととは…今回は、多くの女性を悩ます「肩こり」と「冷え」という2つの問題を一気に解消させるために行っておきたい下半身エクササイズを5つご紹介しました。エクササイズは、休養日を挟んで週2回行うとよいでしょう。肩こりと冷えをもたらす血行不良を解消させるには、合わせてストレッチも行うとより効果的です。そのストレッチについては、次回お伝えする予定ですので、楽しみにしていてください!
2021年12月16日エクササイズで効率良く「下半身痩せ」するポイント下半身痩せするには、太ももの筋肉をエクササイズで引き締める必要がありますが、ただやみくもに太ももの筋肉のエクササイズを行っても、下半身痩せ効果は期待できません!それでは下半身痩せを効率良く実現させるには、具体的にどの筋肉へのエクササイズを行うべきでしょうか。太ももは大きく4つの筋肉から成ります。太もも表側にある「大腿四頭筋」と、太もも裏側にある「ハムストリングス」、内ももの筋肉である「股関節内転筋群」、そして太もも外側にある「股関節外転筋群」の4つです。この中で下半身痩せのために強化すべき太ももの筋肉は、ズバリ股関節内転筋群とハムストリングスの2つです。これらの筋肉は、普段の生活ではほとんど使われることがないため、筋力が低下しやすく緩みやすいと言えます。そのためこの2つの筋肉をエクササイズで引き締めることで、太もも全体の引き締めにつながります。また、股関節内転筋群の筋力が低下してしまうと太ももが外に開いた状態となり、下半身太りの原因となるO脚を引き起こしてしまいます。このようなことから、効率良く下半身痩せさせるためには、股関節内転筋群とハムストリングスを強化するエクササイズを行うようにします。出典:byBirth効率良く下半身痩せするために行っておきたい「太ももエクササイズ」5選ここでは、股関節内転筋群とハムストリングスを強化できるエクササイズを5つご紹介していきましょう。エクササイズを行うにあたり用意しておきたいものは、小さなエクササイズボール1つとイス1つだけです。小さなエクササイズボールがない場合は、クッションなどでも構いません。エクササイズ中のケガを防ぐために、周りに障害物がないことを確認した上で行うようにしましょう。1.ワイドスタンス・スクワット出典:byBirth足幅を肩幅より広めに広げて、脚で左右の足を結ぶ線を底辺とする「正三角形」を作ります。つま先はやや外側に向けます。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、目線は正面に向けます。息を吸いながら、上体を真下にゆっくりと下ろして股関節を外側に開いていき、息を吐きながら股関節を閉じるようにすることで立ち上がる動作を繰り返します。足幅を広げてつま先をやや外側に向けてスクワット動作を行うことで、股関節を開いて閉じるという動作が繰り返されるようになり、股関節内転筋群に効かせることができます。10回前後反復可能な強度で、1分間の休憩を入れながら3~5セット行います。エクササイズ効果を高めるポイントワイドスタンス・スクワットで股関節内転筋群に効かせるポイントは、上体を起こしたまま真下に下ろしていくようにすることです。そうすることで、股関節を開いて閉じるという動作が可能となるからです。上体を起こしてスクワット動作を行うためには、目線だけでなく胸も正面を向いているようにします。2.ボール挟みエクササイズ出典:byBirth内ももに小さなエクササイズボール、もしくはそれに代わるクッションなどを挟み、左右のかかとを付けてつま先をできるだけ大きく外に開いて立ちます。息を吐きながらエクササイズボール、またはクッションなどをしっかり挟んでいき、挟み切ったところで1~3秒間静止し、息を吸いながら緩めていくという動作を繰り返します。つま先を大きく外に開いてボールを挟む動作を繰り返すことで、股関節内転筋群に加えて、お尻の筋肉である「大殿筋」にも効かせることができます。10~15回を、1分間の休憩を入れながら3セット行います。エクササイズ効果を高めるポイントこのエクササイズのポイントは、ボールを挟む位置です。股関節内転筋群に効かせるためには、内ももの上部でボールを挟むようにします。3.バックランジ出典:byBirth腰幅程度に足幅を広げて立ち、つま先は正面に向けます。両手を頭の後ろに組み、上体をやや前傾させたまま、息を吸いながら片足を後方に踏み込みながら上体を真下に下ろします。息を吐きながら、前足裏で床を押し蹴ることで、後ろに踏み込んだ足を元の位置に戻していきます。この動作を左右交互に繰り返します。そうすることで前脚の大殿筋とハムストリングスに効かせることができます。左右交互に20回を、1分間の休憩を入れながら3セット行います。エクササイズ効果を高めるポイント膝に負担をかけずに大殿筋やハムストリングスに効かせるには、片足を後ろに引いて上体を真下に下ろす際、お尻を後ろに引くようにします。お尻を後ろに引くようにすることで、股関節曲げ伸ばし動作が確実に行われるようになるからです。4.ストレートレッグ・ヒップリフト出典:byBirth用意したイスに両足を乗せて仰向けになり、両腕はカラダの横に「ハの字」に構えます。足幅は腰幅程度に広げて、つま先は天井に向けるようにします。息を吐きながら、写真のように足からお腹までが一直線になるまでお尻を上げていき、上げ切ったところで1~3秒間静止します。息を吸いながらお尻を床に触れる手前まで下ろすという動作を繰り返していきます。15~20回を、1分程度の休憩を入れながら3セット行います。エクササイズ効果を高めるポイント両足のかかとでイスの座面を真下に押しながらお尻を上げていくようにすると、ハムストリングスへの効果を感じることができます(写真矢印参照)。通常のヒップリフトとは異なり、膝を伸ばした状態でヒップリフト動作が繰り返されると、ハムストリングスにフォーカスしたエクササイズとなります。5.スタンディングレッグカール出典:byBirth片足を床から離して、片脚立ちとなります。写真では両手を骨盤横に添えて行っていますが、バランスを保つのが難しいので、壁に手をついたり何かにつかまったりしながら行っても構いません。大腿部が動かないように固定した上で、息を吐きながら膝を曲げていきます。太もも裏側の筋肉がしっかりと収縮していることが感じられるところで1秒程度静止し、息を吸いながら足を元の位置に戻すという動作を繰り返します。左右それぞれ10回を、1分間の休憩を入れながら3セット行います。エクササイズ効果を高めるポイントスタンディングレッグカールでハムストリングスに十分な刺激を与えるには、大腿部を動かさないようにすることが大前提です。その上でできるだけしっかりと膝を曲げていくことで、ハムストリングスに効かせることができ、下半身痩せ効果につなげることができます。下半身痩せ効果のあるエクササイズでも効果が現れない理由出典:byBirth今回は効率良く下半身痩せするために行っておきたい太ももエクササイズを5つご紹介しました。この中からご自身に合ったエクササイズをチョイスし、休養日を間に挟みながら週3回は続けるようにしましょう。いくら効果のあるエクササイズでも、週1回しか行わないのでは効果は得られません!効果のあるエクササイズを効果的なやり方で週に3回続けていけば、3ヶ月後には変化が現れてくるハズです!理想の脚を目指して続けてみてくださいね!
2021年11月04日「下半身太り」が起こるメカニズムまずはどのようにして下半身太りが起こるのか、そのメカニズムについて触れておきましょう。脚に「むくみ」が生じると、不要な水分が溜まるので体熱が逃げやすくなり「冷え」をもたらします。冷えると脂肪が蓄積しやすくなります。更に皮下脂肪組織は、老廃物や水分を取り込んで肥大化します。これが「セルライト」と言われるものです。このようにして下半身太りが起こると言われています。出典:byBirthストレッチを「下半身痩せ効果」につなげるポイントこのように下半身太りが起こるメカニズムに触れてみると、「むくみ」が下半身太りを引き起こしていると考えられます。では、なぜ「むくみ」が生じるのでしょうか。むくみとは老廃物や不要な水分が体外へ排出できず、細胞間に溜まった状態を言います。老廃物や不要な水分は、血液やリンパ液によって運搬されるので、むくみが生じる原因として「血液やリンパ液の流れの不良」が挙げられます。そこで、血液やリンパ液の流れを促進させる方法の一つとして、ストレッチが必要となります。出典:byBirthしかし、ただ闇雲に脚ストレッチを行っても、下半身痩せ効果にはつながりにくいと言えます。ストレッチを下半身痩せ効果につなげるために踏まえておくべきポイントがあります。それは「2つのリンパ節」です。その2つのリンパ節とは、股関節前面にある「鼠径リンパ節」と、膝裏にある「膝窩リンパ節」です。リンパ節というのは、老廃物をろ過して不要なものを取り除くフィルターのような役割を果たしています。分かりやすく例えるならば、下水処理場にあたる部分です。そのため、リンパ節の流れが滞ってしまうと老廃物が排泄されなくなってしまい、細胞間に溜まってしまうというわけです。このようなことから、ストレッチを下半身痩せ効果につなげるには、鼠径リンパ節と膝窩リンパ節という2つのリンパ節周りの筋肉へのストレッチを行うことがポイントとなります。「下半身痩せ効果」につながるストレッチ3つそれでは具体的にどのようなストレッチを行うべきか、ここで下半身痩せ効果につなげる3つのストレッチをご紹介していきましょう。鼠径リンパ節と膝窩リンパ節の周りには、それぞれ腸腰筋と下腿三頭筋という筋肉が存在します。そのため「腸腰筋への静的ストレッチ」と「下腿三頭筋への静的ストレッチ」を行います。また、鼠径リンパ節は骨盤が開いた状態になると内臓が下垂するため、圧迫を受けやすくなると言われています。骨盤が開くと股関節も外に広がるので、股関節外転筋である「大腿筋膜張筋」の緊張が強くなります。そこで「大腿筋膜張筋への静的ストレッチ」も合わせて行うようにします。〈ストレッチを行うにあたり用意すべきもの〉ストレッチを行うにあたり、ヨガマットもしくは大きめのバスタオル1枚と、フェイスタオル1枚を用意しておきましょう。1.腸腰筋への静的ストレッチ出典:byBirth脚を前後に大きく開き、前脚の膝を立てて、後ろ脚は膝が股関節よりも後方に位置するように後ろへ伸ばします。両手を立てた前脚の膝の上に乗せて、重心を上体の真下に下ろし骨盤を後傾させることで、後ろ脚の股関節前面にある腸腰筋がストレッチされます。〈ポイント及び注意すべき点〉骨盤を後傾させるコツは、目線をお腹に向けるようにすることです。ストレッチ中は、骨盤が正面を向いているようにしましょう。2.下腿三頭筋への静的ストレッチ出典:byBirth両膝を立てて仰向けになり、片方の脚を膝を伸ばして真上に上げます。用意したフェイスタオルをつま先に引っ掛けて足首を曲げ、できるだけ膝を伸ばすことで、ふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋がストレッチされます。〈ポイント及び注意すべき点〉膝裏には坐骨神経が通っているので、ストレッチを行う際はいきなり強く伸ばさないようにしましょう。伸ばしていて余裕があれば、立てているもう片方の膝を伸ばすようにしてみましょう。3.大腿筋膜張筋への静的ストレッチ出典:byBirth立位の体勢から、ストレッチする方の脚を後ろにして脚をクロスさせます。一方の手を使って骨盤をストレッチする方向に突き出すようにスライドさせることで、太もも外側にある大腿筋膜張筋という筋肉がストレッチされます。〈ポイント及び注意すべき点〉腸腰筋へのストレッチと同様、ストレッチ中は骨盤が正面を向いているようにしましょう。ストレッチを効果的に行うコツとは?3つのストレッチはすべて、左右それぞれ、筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、30秒間伸ばし続けるようにします。筋肉を柔らかくしようと強く伸ばしてしまうと、却って筋肉が収縮してしまうばかりか、筋肉を痛めてしまう危険性があるので逆効果です!そのため、ストレッチを安全かつ効果的なものにするには、心地よく筋肉が伸ばされていることが感じられる強度で行うようにします。また、筋肉の緊張を緩めるには、腱の中に存在する「腱紡錘」が機能する必要があります。筋肉の伸ばし始めは筋肉の中に存在する「筋紡錘」が作動し、過伸展を防ごうと筋肉を収縮させるように働きかけます。しかしストレッチを始めてから20秒を過ぎたあたりから腱紡錘が優位に働くようになるため、筋肉の緊張を緩め柔軟性を高めることができるようになります。ストレッチを行うおススメのタイミング出典:byBirth今回は「下半身痩せ効果を後押しする3つのストレッチ」と「ストレッチを効果的に行うコツ」についてお伝えしました。ご紹介したストレッチは、トレーニング後や入浴後のカラダが温まっているタイミングで行うようにすると、筋肉を伸ばしやすくより効果的です。下半身太りでお悩みの方は、早速今日から始めてみてください!
2021年08月03日着圧レギンス『BELLE SKINNY(ベルスキニー)』を展開する2FLAG株式会社が、18歳~30代前半の女性に『下半身の悩みと着圧レギンス』に関する調査を行ったところ、コロナ禍で下半身が太くなったと感じた人は5割以上いることがわかりました。“下半身太り”への悩みが増加まず、女性が下半身について気になるところを調査してみると「太もも」「下腹」「お尻」がランクイン。お腹~太ももにかけては約7割以上の女性たちが悩みを抱えているようです。下半身が気になる理由を部位別に聞いてみると、太ももは「おしりとももの境目がわからない」、下腹は「他が痩せても、へこまない」など、下半身部分のケアの仕方にそもそも悩んでいる人が多い様子。特に細身のズボンを穿いた時に気になるといった声や、産後の体型変化に悩むといった声も寄せられていました。多くの人が気にしている下半身太りですが、外出の機会が減った今、より一層気になっている人が多いよう……!コロナ禍で下半身が太くなったと感じた人が半数以上もいることがわかりました。なかなかケアがしにくいものの、太ももやお尻は服を着こなすうえでも重要なパーツ。それでは、みなさんは実際にどんな対策をしているのでしょうか?みんなのやってる対策方法は?下半身太りの原因として、「おうち時間が増えたことによる運動不足・代謝の低下」や、むくみ・冷えと考えている人が多い様子。その具体的な対策としては「半身浴 、マッサージ」「筋トレを始めた」「階段を使う」と体を動かすことに注力しているといった声や、「着圧レギンスを履いたり、ストレッチをする」など着圧グッズもうまく取り入れながらケアしていることがわかりました。特に着圧グッズは穿くだけで簡単にケアできるという点で、毎日忙しい人も重宝しているそうですよ。着圧レギンス、取り入れてみる?そんな着圧レギンス(ソックス、タイツ、ガードルなどを含む)の使用経験について聞いてみると、実際に5割以上の人が着圧レギンスの使用経験があると答えており、効果を感じたという人は7割以上いるということもわかりました。具体的には「むくみが改善され脚がスッキリ軽くなった」「脚全体の見た目が細くなった」「痩せ見えするようになった」など、下半身太りの原因と考えられているむくみの改善や、よりスリムになったと実感する人が多い様子。“ながらケア”ができる着圧レギンスは、忙しい人や運動が苦手な人にとって下半身痩せの救世主といえそうです。『BELLE SKINNY(ベルスキニー)』¥3,980(税抜)着圧レギンスはいろいろな商品がありますが、『BELLE SKINNY(ベルスキニー)』も外せません。10段強圧で脚にアプローチするほか、お尻を包み込むようにして持ち上げてくれるような設計でシェイプアップもサポート。気温が高くなるとムレなどが気になるという悩みもありますが、ゲルマニウム配合・抗菌防臭加工も施されていて汗対策もばっちり。季節問わず快適に穿き続けられるアイテムですよ。【商品情報】『BELLE SKINNY(ベルスキニー)』価格:¥3,980(税抜)サイズ:XS/S/M/L/XL日々のセルフケアに、着圧レギンスなら簡単に取り入れられそう。まだ使ったことのない方や下半身に悩んでいる方は、ぜひ取り入れてみては?【参考】【救世主は着圧レギンス?!】10代〜30代の女性7割が抱える、下半身太りの悩みとは? - PR TIMES2FLAG株式会社Antonio Guillem/fizkes/liza54500/aslysun/Shutterstock※下半身の悩みと着圧レギンス」に関する実態調査【調査日】2021年3月3日(水)【調査方法】インターネット調査【調査人数】1,064人【調査対象】全国の18歳~30代前半の女性【モニター提供元】ゼネラルリサーチ文/Sayuri
2021年03月22日「ランジ」とは…いきなり「ランジ」と言われても、何のことか理解できない方も多いと思いますので、まずは「ランジ」とはどういうエクササイズなのかをお伝えしておきましょう。「ランジ(lunge)」とはどういう意味なのかというと、「突進」という意味です。そのエクササイズ動作が突進するように見えることから、「ランジ」と呼ばれています。実際には突進するというよりも、下の写真のように足を前もしくは後ろに大きく踏み出していく動作を繰り返すエクササイズです。足を前に大きく踏み出していくランジのことを「フロントランジ」と言い、後ろに大きく踏み出すランジのことを「バックランジ」と言います。どちらも太ももとお尻の筋肉に効かせることができる下半身エクササイズとなります。出典:byBirth「ランジ」と「スクワット」の違い代表的な下半身エクササイズとして「スクワット」がありますが、それではランジとスクワットはどう違うのでしょうか。その違いとして2つ挙げることができます。1つは、どちらも下半身エクササイズですが、「足の接地」に違いがあります。基本的なスクワットは両足が接地した状態で行われるのに対し、ランジは片足のみが接地した状態でエクササイズ動作を繰り返すことになります。そのため、ランジでは片脚に負荷がかかった状態でなされるエクササイズとなります。出典:byBirthもう一つは、「カラダの移動方向」です。カラダを上下に移動させるスクワットに対して、ランジはカラダを前後に移動させていきます。それによってランジでは、スクワット以上に膝関節や体幹部の安定性が要求されることになると言えます。このように違いをお伝えすると、ランジの方がスクワットよりも優れたエクササイズのように思われてしまうかもしれませんが、スクワットでは高重量が扱えるので、筋力アップに適していると言えます。一方、ランジは片脚に負荷がかかった状態で、なおかつスクワットと比べて安定性が要求されるので、筋力アップよりも動作の向上や関節の機能向上に適していると思われます。このようにランジとスクワットはそれぞれ異なった特性があるのです。出典:byBirthなぜ「ランジ」がお腹痩せにも有効なのか?実際行ってみるとわかりますが、ランジは全身運動であり、エクササイズ後は息が上がった状態になります。激しい運動を行った後の息が上がった状態のことを「運動後過剰酸素消費量(EPOC)」と言いますが、これは運動後も脂肪燃焼を持続させる効果をもたらすと言われています。そのためランジもお腹痩せ効果につなげることもできると言えます。お腹痩せ効果につなげるためのポイントは、セット数を多めにしてセット間の休憩時間をできるだけ短めにすることです。確実にお腹痩せするために覚えておきたい「3つのランジ」それではお腹痩せ効果を高めるために、是非覚えておきたいランジを3つご紹介します。(1)フロントランジ出典:byBirth両手を頭の後ろに組み、腰幅程度に足幅を広げます。つま先は正面に向けます。息を吸いながら片足を大きく一歩前に踏み出し、次いでお尻が膝の高さと同じになるまで上体を真下に下ろします。息を吐きながら前足で床を押し蹴ることで元の位置へ。この動作を左右交互に繰り返していくことで、太ももの筋肉である大腿四頭筋とハムストリングス、そしてお尻の筋肉である大殿筋などに効かせることができます。左右交互に20回を45秒~1分程度の休憩を入れながら、3~5セット行います。ポイント及び注意すべき点肩甲骨を内側に寄せてしっかり胸を張るようにします。そうすることで上体をまっすぐに保つことができる上、腹横筋や内腹斜筋といった腹筋群にも効かせやすくなります。膝がつま先よりも前に突き出てしまったり、内側や外側に流れてしまったりしないようにしましょう。膝を痛めてしまう原因となるからです。膝がつま先よりも前に突き出ないようにするコツは、お尻を後ろに突き出すことです。お尻を後ろに突き出して上体をやや前傾させると、膝がつま先よりも前に出にくくなります。胸を張りやすくするために両手を頭の後ろに組んでいますが、それが難しい場合、両手を骨盤横に添えて行っても構いません。(2)バックランジ出典:byBirthフロントランジと同様、両手を頭の後ろに組んで腰幅に合わせて足幅を広げ、つま先は正面に向けます。息を吸いながら片足を大きく一歩後ろに踏み込んで、お尻が膝の高さと同じになるまで上体を真下に下ろしていきます。息を吐きながら前足で床を押し蹴ることで、後ろに踏み込んだ脚を元の位置へ戻します。この動作を左右交互に繰り返していきます。フロントランジと比べて股関節の動きが強調されるようになるため、大殿筋とハムストリングスなどに効かせることができます。左右交互に20回を45秒~1分程度の休憩を入れながら、3~5セット行います。ポイント及び注意すべき点肩甲骨を内側に寄せて胸を張ることで上体をまっすぐに保つことができ、腰への負担を軽減させながら腹筋群にも効かせやすくなります。「大殿筋やハムストリングスに効かない…」という場合は、上体をやや前傾させるようにします。すると股関節の曲げ伸ばし動作がより強調されるようになるので、大殿筋やハムストリングスにしっかり効かせられるようになります。やはり前脚の膝がつま先よりも前に突き出てしまったり、内側や外側に流れてしまったりしないようにしましょう。(3)バックランジ&ニーアップ出典:byBirth腰幅程度に足幅を広げて、つま先は正面に向けます。息を吸いながら片足を後ろに踏み込んで上体を真下に下ろしたら、息を吐きながらその脚をそのまま前に振り上げて、ニーアップ動作を上の写真のように腕振り動作を加えながら行います。この動作を繰り返すことで、大殿筋とハムストリングス、そして大腿四頭筋などに効かせることができます。左右それぞれ10回行い、45秒~1分程度の休憩を入れながら3~5セット行います。ポイント及び注意すべき点腕振り動作が加わることで、より体幹の安定性が要求されるようになります。やはり、前脚の膝がつま先よりも前に突き出てしまったり、内側や外側に流れてしまったりしないようにしましょう。背中が丸まってしまったり腰を反らせてしまったりしないように、上体はまっすぐの状態を維持するようにします。大殿筋への刺激を大きくしたい場合は、上体をやや前傾させるようにします。「ランジ」も行うことでお腹痩せ効果を加速!出典:byBirth今回は「お腹痩せにも有効な下半身エクササイズ」として、3つのランジをご紹介しました。この3つのランジのうちの1つでもお腹痩せプログラムに加えていくことで、「お腹痩せ」効果を加速させることができます!「確実にお腹を凹ませたい!」という方は、是非取り入れてみてください!
2021年03月02日「下半身痩せ」にも有効な2つの腹筋エクササイズそれでは早速、「下半身痩せにも有効と言える腹筋エクササイズ」を2つご紹介していきましょう。一つは床に仰向けになって行うので、フローリングの上で行う場合は、ヨガマットや大きめのバスタオルをご用意していただくことをお勧めします。(1)リバースクランチ出典:byBirth両膝を立てて仰向けになり、両腕はカラダの横に「ハの字」に構えて、手のひらを天井に向けるようにします。そうすることで、手による反動が使えなくなるからです。膝と股関節を90度に曲げて、左右の膝と足をしっかりくっつけ、息を吐きながら「仙骨」という腰とお尻の間にある骨が床から離れるところまで骨盤を起こし、息を吸いながら起こした骨盤をゆっくり下ろすという動作を繰り返します。そうすることで「腹直筋下部」と内ももの筋肉である「股関節内転筋群」に効かせることができます。15~20回を1分程度の休憩を挟みながら、3セット行います。「内ももの筋肉」に効かせるには…膝と足をしっかり閉じることで、股関節内転筋群にも効かせることができるようになります。そのためエクササイズ中は、膝と足が離れないように心がけましょう。「腹直筋下部に効いた感じがしない」という場合の対処法腹直筋下部に効かないという場合、下腹部を支点に骨盤を起こすように意識してみましょう。もしくは、骨盤を起こした際、両膝をお腹に入れるイメージで行うと、腹直筋下部への効果が感じられるようになるかと思います。注意すべき点反動をつけて骨盤を起こさないようにしましょう。骨盤を下ろす際も、なるべくゆっくり下ろすように心がけましょう。(2)スタンディング・ドローイン出典:byBirth左右のかかとをしっかりつけて、つま先をできるだけ大きく外側に開いて立ちます(写真左)。内ももをしっかり閉じるようにして、片方の手でおへそを覆うようにします。肩甲骨を内側に寄せてしっかりと胸を張り、おへそを覆った手から遠ざけていくようにお腹を凹ませていきます(写真右)。お腹を凹ませた状態を20~30秒間キープします。このエクササイズを行うことで、腹筋群のうち深層部にある「腹横筋」と股関節内転筋群、そしてお尻の筋肉である「梨状筋」に効かせることができます。お腹を凹ませた状態で20~30秒間静止し、1分程度の休憩を挟みながら3セット行いましょう。「腹横筋」に効かせるポイント腹横筋に効かせるには、おへそ辺りをできるだけ最大限に凹ませることがポイントとなります。それでもうまくお腹を凹ませることができず、腹横筋への効果を感じない場合は、肩甲骨を内側にしっかりと寄せるようにしてみましょう。そうすると、お腹を凹ませやすくなり、腹横筋への効果が感じられるようになります。「スタンディング・ドローイン」でお尻の筋肉に効かせるコツお尻の筋肉である梨状筋に効かせるには、左右のかかとをしっかりつけて、つま先をできるだけ大きく外側に開いて立つことが重要です。その上で内ももをしっかり閉じるようにすると、股関節内転筋群だけでなく梨状筋にも効かせることができるようになります。注意すべき点エクササイズ中は、呼吸が止まらないように気をつけましょう。腹筋エクササイズが「下半身痩せ」にも有効な理由それではなぜこれらの腹筋エクササイズが下半身痩せにも効果的と言えるのでしょうか。その理由は、下半身太りをも引き起こすと考えられる「骨盤の開き」の改善につなげることができると言えるからです。骨盤が開いた状態になると、それに伴い大腿骨も外に開きやすくなります。いわゆる「O脚」と呼ばれる状態です。すると血液とリンパの流れが妨げられるので、老廃物や不要な水分が蓄積し、「むくみ」をもたらします。不要な水分が溜まると冷えやすくなり、脂肪が蓄積してしまいます。その結果、「下半身太り」が起こると考えられます。出典:byBirth「骨盤が開いた状態」というのは、本来逆三角形のような形をした骨盤が、台形のような形をした状態を言います。すなわち、骨盤の下の部分が開いた状態です。骨盤の下には「恥骨」と「坐骨」があるので、これらが外に開いた状態ということです。恥骨には腹筋群と股関節内転筋群が付いているため、恥骨が開いた状態になるとこれらの筋肉も緩んだ状態になると言えます。そこで、腹筋群と股関節内転筋群をエクササイズで強化することで、骨盤の開きの改善につなげることができると言えます。「腹筋エクササイズ」は下半身痩せプログラムの一部にすぎない!出典:byBirth今回ご紹介した腹筋エクササイズは、下半身太りの“引き金”となる骨盤の開きの改善につなげることができますが、下半身痩せさせるにはこれだけでは不十分です!「リバースクランチ」や「スタンディング・ドローイン」は、あくまでも下半身痩せプログラムの一部にすぎないということを、頭に入れておきましょう。下半身痩せしたい人にお勧めなトレーニングプログラムは、「脚を細くしたいけれど時間がない人のための『20分間下半身痩せプログラム』」でご紹介しておりますので、このプログラムと合わせて今回ご紹介した腹筋エクササイズを行っていただくとより効果的です。早速実践してみてください!
2021年02月19日下半身が太くなるメカニズムプログラムを行うにあたり、「下半身が太くなるメカニズム」について触れておきましょう。下半身が太くなる原因として、血液やリンパ液の流れの不良が考えられます。血液やリンパ液の流れが悪くなると、老廃物や不要な水分が排出されなくなります。その結果「むくみ」が生じます。不要な水分が溜まると、冷えやすくなります。すると脂肪が蓄積しやすくなります。そして、皮下脂肪組織が老廃物や不要な水分を取り込んで肥大化します。これが「セルライト」と言われるものです。セルライトはお尻の下や太ももに多く見られると言われています。これが「下半身太りのメカニズム」です。元を辿ると、「血液やリンパ液の流れの不良」が引き金となっていることから、これが下半身が太くなる原因として挙げられるのです。出典:byBirth「下半身太り」解消のためには何をすべきか?それでは、血液やリンパ液の流れを改善させるには何が必要でしょうか。それにはズバリ、「筋肉の機能を高めること」が必要と言えます。筋肉には「運動を起こす」という働きのほかに、血液とリンパ液を送り出す「筋ポンプ作用」があります。血液は筋肉だけでなく心臓によって送り出すことが可能ですが、リンパ液を送り出すものは筋肉以外にないのです。そのため、血液やリンパ液の流れを改善させるには、筋肉の機能、すなわち筋ポンプ作用を高める必要があると言えるのです。筋ポンプ作用を高めるためには、「下半身の筋肉を強化するエクササイズ」を行う必要があります。しかし、トレーニングをする時間が限られてしまうと、下半身全ての筋肉へのエクササイズを行うというわけにはいきません。下半身の筋肉の中でも特に下半身痩せのために強化すべき筋肉は、内ももの筋肉とふくらはぎの筋肉です。この2つの筋肉を強化することで、血液やリンパ液の流れを改善させることができると考えられるからです。内ももの筋肉が弱くなると、骨盤と太ももが外に開きやすくなり、「O脚」をもたらします。O脚は脚が「くの字」に歪んだ状態なので、血液やリンパ液の流れが妨げられやすい状態と言えます。また、ふくらはぎの筋肉は「第2の心臓」と言われます。そのため、ふくらはぎの筋肉の収縮力を高めることで、血液やリンパの流れを促進させることができると考えられます。以上のことから、内ももの筋肉とふくらはぎの筋肉を強化するエクササイズを行うようにします。おうちでできる「20分間下半身痩せプログラム」それでは「下半身痩せに有効なトレーニングプログラム」をご紹介していきましょう。今回ご紹介するプログラムは、特別なトレーニングツールがなくてもできるので、おうちでもできます!トレーニングを安全に行うために、周りに障害物がないところで、滑りにくい床の上で行うようにしましょう。(1)ワイドスタンス・スクワット出典:byBirth足を肩幅よりも大きく広げて、左右の足を底辺とする「正三角形」を作ります。つま先は外側に向けるようにします。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、目線は正面に向けます。息を吸いながら、お尻が膝もしくはそれよりもやや低い位置になるまで、出来るだけゆっくり下ろしていき、息を吐きながら立ち上がる動作を繰り返します。太ももの「開いて閉じる」という動作を繰り返すことで、内ももの筋肉に効かせることができます。下ろす際、出来るだけゆっくり下ろすことが、筋肉への刺激を高めるポイントです。10回を、1分間の休憩を挟みながら3~5セット行いましょう。(2)ボール挟みエクササイズ出典:byBirth小さなエクササイズボール、もしくはそれに代わるものを内ももに深く挟み、左右の足のかかとをくっつけて、つま先を大きく外に開いて立ちます。息を吐きながら、内ももに挟んだエクササイズボール、もしくはそれに代わるものをしっかりと挟み込んで、限界のところで1秒程度静止し、息を吸いながら緩めていきます。左右の足のかかとをくっつけて、つま先を大きく外に開いて挟み込み動作を行うことで、内ももの筋肉だけでなく、お尻の筋肉にも効かせることができます。挟み込みが甘いと内ももの筋肉に効かせることができないので、左右の内ももを合わせるつもりで挟み込むようにしましょう。10回を、1分間の休憩を挟みながら3セット行いましょう。(3)カーフレイズ出典:byBirth足を腰幅程度に広げ、つま先は正面に向けて立ちます。壁などに手をついてバランスを保つようにします。息を吐きながら、かかとを出来るだけ高く上げて、上げ切ったところで1~3秒程度静止し(写真左)、息を吸いながらかかとを下ろしていきます(写真右)。この時、かかとを床に下ろし切らないようにしましょう。かかとを出来るだけ高く上げることで、ふくらはぎの筋肉に効かせることができます。15~20回を、1分程度の休憩を入れながら3セット行います。更に「下半身痩せ効果」を確実なものにするために行っておきたいことは…下半身太りは、脂肪が蓄積された状態でもあるので、合わせて脂肪燃焼に有効な有酸素運動を行うとより効果的です。「ウォーキング」や「自転車漕ぎ」などを、筋トレ後に軽く息が弾む程度に10分程度行うようにします。「有酸素運動まで行う時間がない!」という場合は、通勤時間の中やお買い物へ行くときなど、日常生活の中でウォーキングなど有酸素運動を行う場面を設けるように工夫してみましょう。出典:byBirthトレーニングを行うにあたり注意すべき点出典:byBirth今回ご紹介したプログラムは、週2~3回行うようにしましょう。週に1回よりも、やはり週2回行った方が効果が現れやすいと言えます。体調の優れない時はムリをしないようにしましょう。「理想の脚」を目指して、続けてみてくださいね!
2021年01月26日「ワイドスタンス・スクワット」のフォームを再確認!まず最初に、「ワイドスタンス・スクワット」のエクササイズフォームを再確認しておきましょう。出典:byBirth両脚で左右の足を底辺とする正三角形を作るイメージで、肩幅よりも広めに足幅をとります。つま先はやや外側に向けるようにします。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、息を吸いながら膝のライン(写真赤線参照)よりもやや下の位置までお尻を下ろしていき、息を吐きながら立ち上がる動作を繰り返します。足幅を肩幅より大きく広げることで、股関節の「開いて閉じる」という動作が強調されるようになり、内ももの筋肉の引き締め効果が期待できます。なぜ「ワイドスタンス・スクワット」を行っても、下半身痩せ効果が感じられないのか?ワイドスタンス・スクワットで下半身痩せ効果が感じられない原因として、股関節の「開いて閉じる」という動作ができていないことが考えられます。先程お伝えした通り、ワイドスタンス・スクワットは股関節の「開いて閉じる」という動作を繰り返すことで、内ももの筋肉である股関節内転筋群に効かせることができます。しかし、「股関節を開く」という動作が制限されてしまっていると、お尻を十分に下まで下ろすことができないばかりか、膝が前へ流れてしまいます。すると股関節の動きではなく膝の動きとなってしまい、筋肉への刺激は内ももではなく太もも前面に入ってしまいます。太もも前面の筋肉である「大腿四頭筋」は刺激が入りやすい上、肥大しやすい筋肉でもあります。そのためこの筋肉に効いてしまうと、下半身痩せどころか却って太ももが太くなってしまうことになってしまいます。出典:byBirthまた、膝が前へ流れてしまうということは、つま先よりも内側に入りやすくなるということなので、膝への負担も大きくなってしまうと言えます。そのためこのままエクササイズを続けていると、下半身痩せ効果が得られないばかりか、膝を痛めてしまう可能性が十分に考えられます。下半身痩せエクササイズの効果が感じられない場合に行っておきたい「股関節ストレッチ」それでは、ワイドスタンス・スクワットで股関節を開くという動作が制限されてしまっている場合に行っておきたい、股関節ストレッチをご紹介していきましょう。ここで「股関節を開く」という動作を制限している筋肉として、股関節を内側に閉じる働きをする「股関節内転筋群」と、内旋という内側に捻る作用をもたらす「股関節内旋筋群」が考えられます。これらの筋肉の緊張が強すぎて、「外側に開く」という働きが制限されてしまっているものと思われます。そのため、まずは股関節内転筋群と内旋筋群の過度な緊張を静的ストレッチで緩め、次に動的ストレッチで股関節を外に捻る動きと開く動きを高めていくようにします。(1)股関節内転・内旋筋群への静的ストレッチ出典:byBirth両脚を出来るだけ大きく開き、つま先を天井に向けるようにします。胸を張って骨盤を立てたまま上体を前傾させていくと、内ももにある股関節内転筋群と内旋筋群がストレッチされます。内ももの筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、20~30秒間伸ばし続けるようにします。そうすることで股関節内転・内旋筋群の緊張を緩めることができます。このストレッチを行う際、背中が丸まらないように注意しましょう。背中を丸めてしまうと骨盤が後傾し、内ももの筋肉へのストレッチ効果が激減してしまうからです。そのため、胸を張り骨盤を立てるようにします。ストレッチ中は呼吸が止まらないように、自然な呼吸を心がけるようにしましょう。(2)股関節外旋方向への動きを高める動的ストレッチ出典:byBirth上の写真のように開脚状態で、内側から外側へ股関節を捻る動作を10回繰り返していきます。太ももの付け根から少しずつ大きく動かしていくようにしましょう。必ず高めたい動きである外側へ股関節を捻る動作で終えるようにします。(3)股関節外転方向への動きを高める動的ストレッチ出典:byBirth上の写真のように横向きの体勢になり、上になっている股関節を外に向かって開く動作を、左右それぞれ10回繰り返します。骨盤を動かさないようにすることと、少しずつ外に向かって開く動作を大きくしていくことが可動域を広げるポイントです。動的ストレッチも、無理のない範囲で動かしていくようにしましょう。もし動かして痛みや違和感があれば、中止するようにしましょう。エクササイズを効果のあるものにするためには…出典:byBirthストレッチを終えたら、改めてワイドスタンス・スクワットを行ってみて、股関節を開いて閉じる動作ができて、内ももの筋肉に効かせることができているかどうかを確かめておきましょう。いかがでしょうか。内ももの筋肉に効かせることができましたか?どんなに下半身痩せに効果的なエクササイズでも、ターゲットとする筋肉に効いていなければ効果は期待できません!エクササイズを効果のあるものにするためには、ターゲットとする筋肉にしっかりと効いているかどうか確かめながら行うようにしましょう。
2020年09月06日「下半身太り」が起こるメカニズムまずは下半身太りはどのようにして起こるのか、そのメカニズムに触れておきましょう。下半身太りが起こる原因として、「骨盤の開き」が考えられます。「骨盤が開く」とは、本来逆三角形のような形をした骨盤が、台形のような形になっている状態を言います。具体的には、骨盤上部にある腸骨が閉じて、骨盤下部にある坐骨や恥骨が外に開いた状態になります。すると、大腿骨も外に開きやすくなります。これがいわゆる「O脚」と言われる状態です。そうなると骨格に歪みが生じるので、血液やリンパの流れが悪くなり、老廃物や不要な水分が排出されずに体内に留まってしまった結果、「むくみ」が生じます。不要な水分が体内に溜まってしまうと冷えやすくなるので、脂肪が蓄積しやすくなってしまいます。更に、行き場を失った老廃物が皮下脂肪組織の周りに付着して、皮下脂肪が肥大化します。これが「セルライト」です。下半身太りはこのようにして起こると考えられます。出典:byBirth下半身痩せに有効な2つのエクササイズ下半身太りを引き起こしている骨盤の開きは、先程お伝えした通り、骨盤上部にある腸骨が閉じて、骨盤下部にある坐骨や恥骨が外に開いた状態です。坐骨や恥骨が外に開いているということは、内ももの筋肉である股関節内転筋群やお尻の筋肉である大殿筋が緩み、収縮力が低下した状態と言えます。そのため、骨盤の開きを改善し下半身痩せにつなげるためには、股関節内転筋群と大殿筋の筋力を強化するエクササイズが有効と言えます。具体的には、股関節内転筋群強化に効果的で、トレーニングツールなしでもできる「ワイドスタンス・スクワット」と、股関節内転筋群と大殿筋を強化できる「ボール挟み」という2つのエクササイズが挙げられます。(1)内ももを引き締める「ワイドスタンス・スクワット」出典:byBirth左右の足を底辺として正三角形を作り、つま先はやや外側に向けて立ちます。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、目線は正面に向けるようにします。息を吸いながらお尻をゆっくりと膝の高さ(写真赤線)よりも下に位置するまで下ろしていき、息を吐きながら立ち上がる動作を繰り返していきます。足幅を大きく広げることで、股関節の「開いて閉じる」動きが強調されるので、内ももの筋肉である股関節内転筋群に効かせることができ、内もも引き締め効果が期待できます。10回を1分間の休憩を入れながら、5セット行ってみましょう。ポイント股関節内転筋群に効かせるポイントは2つあります。1つはお尻をできるだけゆっくり下ろしていくことです。そうすることでターゲットである股関節内転筋群が伸ばされながら収縮することになり、筋肉に大きな刺激を与えることができるからです。もう一つは、お尻を膝の高さよりも下になるまで下ろすことです。運動範囲が広くなることで、股関節内転筋群への刺激が大きくなるからです。注意すべき点エクササイズ中は、膝とつま先が同じ方向を向くように心がけましょう。膝がつま先に対して内側に入ってしまうと、脚の歪みを大きくしてしまう上、膝への負担が大きくなってしまいます。(2)内ももとお尻の筋肉に効く「ボール挟み」出典:byBirth内ももに小さなエクササイズボールを挟み、左右のかかとを付けてつま先を最大限に外側に開くようにします。息を吐きながらボールをしっかりと挟み(写真赤矢印参照)、息を吸いながら緩めていく動作を繰り返します。このエクササイズを行うことで、内ももの筋肉はもちろんのこと、お尻の筋肉にも効かせることができます!小さなエクササイズボールがない場合は、クッションや枕などで代用しても構いません。10回を1分間の休憩を入れながら、3セット行います。ポイント左右のかかとをしっかり付けて、つま先をできるだけ大きく外側に開くようにすることです。そうすることでお尻の筋肉に効かせることができます。注意すべき点エクササイズ中、膝は伸ばしたままで行うようにします。ボールを挟む際、呼吸が止まらないようにしましょう。エクササイズを続けるコツ出典:byBirth今回は下半身痩せに特に有効と言える2つのエクササイズを取り上げてみました。この2つのエクササイズを続けることで、下半身太りをもたらす骨盤の開きを改善させることができ、下半身痩せ効果が実現できます。個人差がありますが、エクササイズを週1~2回行うことで、2~3ヶ月で効果が現れます。しかし、どんなに有効なエクササイズでも、やはり続けなければ効果は得られません!エクササイズを続けるためには、「どのような下半身を目指したいのか」、「下半身痩せに成功したら何がしたいのか」ということをできるだけ明確にしておくことが大切です。目指す方向性が明確になると、エクササイズに対するモチベーションを高めることができると言えるからです。下半身痩せ、お腹痩せ、ダイエットなどどんな目的であれ、まずはゴールを明確に設定するところから取り組んでみましょう!
2020年08月30日『下半身からみるみるやせるおうちダイエットBOOK』美脚トレーナーでボディメンテナンスセラピストの久優子(ひさしゆうこ)氏による新刊『下半身からみるみるやせるおうちダイエットBOOK』が講談社より発売された。久氏はボディメンテナンスサロン「美・Conscious~カラダ職人~」の代表でもある。この新刊では腸にアプローチ。9日間の脚やせプログラムを掲載し、A5判、112ページ、「講談社の実用BOOK」として1,300円(税別)の価格で発売中である。ストレッチとマッサージで下半身やせ1974年生まれの久優子氏は、現在、二児の母であるが、かつて激太りし、様々なダイエットを試みた末にリバウンドを繰り返していたという。しかし、その後、半年間で15kgのダイエットに成功。脚のパーツモデルにもなっている。同氏はやせることができたのは、トレーニングのおかげではなく、リンパマッサージでむくみをとったからであり、脚を太くする原因の多くはリンパの滞りによって起きるむくみだと語る。新刊では著者がダイエットに成功後、二十数年経っても体型を維持できている秘訣のストレッチとマッサージを掲載。「腸リンパ」など、歪みとむくみのない正しいポジションにある体を目指し、ボディメイクのコツを紹介。3日間で基礎を行い、6日間で脚を細くまっすぐにボディメイクしていくことになる。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※『下半身からみるみるやせるおうちダイエットBOOK』(久 優子):講談社の実用BOOK - 講談社BOOK倶楽部
2020年07月31日2週間で効果を実感?!2020年7月9日、宝島社から、『下半身からみるみるやせる2週間レシピ』が発売される。著者は美脚トレーナーの久優子(ひさしゆうこ)氏。同書は、久優子氏の代表作である『脚からみるみるやせる2週間レシピ』のアップデート版で、「腸リンパ」へのアプローチ方法を新たに追加。「腸リンパ」を押し続けるだけで、太ももや脚、おなかまわりが自動的にやせていく。販売価格は1,320円(税込み)。宝島CHANNELやAmazon.co.jpなどで予約を受け付けている。美脚作りのスペシャリスト 久優子氏久優子氏は1974年生まれ。東京都出身。半年で15kgの減量に成功し、脚のパーツモデルとしてスカウトされた経験を持つ。人体学、解剖生理学などを学んだ後、「足首」と「リンパ」にこだわったボディメンテナンスメソッドを確立。現在はボディメンテナンスサロン「美Conscious~カラダ職人~」代表、日本ホリスティックトータルビューティ協会 代表を務め、美脚トレーナー、ボディメンテナンスセラピストとして活躍している。「やせたいところから最速でやせる!久式リンパマッサージ」「ハイヒールをはいても脚が痛くならないからだのつくり方」など著書多数。2児の母でもある。(画像はボディメンテナンスサロン「美Conscious~カラダ職人~」より)【参考】※宝島CHANNEL※ボディメンテナンスサロン「美Conscious~カラダ職人~」※Amazon.co.jp
2020年06月21日下半身太りの原因は「骨盤の開き」?!下半身太りの原因は「血液とリンパの流れの不良」であり、その背景として「筋肉のポンプ作用の低下」ともう一つ「開きっぱなしの骨盤」が考えられます。骨盤が開きっぱなしの状態というのは、本来「逆三角形」の形をした骨盤が「台形」のような形をした状態になっていることです。骨盤が開きっぱなしになると血管や鼠径リンパ節が圧迫されてしまい、脚から流れてくる血液やリンパ液が滞ってしまうからです。すると老廃物や不要な水分が滞留してしまい、「むくみ」が生じるのです。出典:byBirth骨盤の開きの原因の1つに「腹筋の筋力低下」が挙げられます。また、坐骨や恥骨などが外に開いた状態であるので、内ももやお尻の筋肉の筋力も低下している状態とも言えます。腹筋エクササイズの中に、腹筋と内ももの筋肉を同時に刺激することができるエクササイズがあります。それは「リバースクランチ」というエクササイズです。この腹筋エクササイズこそが、骨盤の開き改善に有効と考えられます。お腹痩せと下半身痩せに有効な「リバースクランチ」リバースクランチは以前にもご紹介したことがあるエクササイズですが、とても重要なエクササイズですので改めてお伝えしておきましょう。リバースクランチ出典:byBirth仰向けになり膝と股関節を90度に曲げて、膝と足をしっかりくっつけるようにします。両腕は手のひらを天井に向けて身体の横に「ハの字」に構えるか、頭の後ろに組みます。そうすることで手を使った反動が利用しにくくなるからです。息を吐きながら下腹部を軸に、「尾骨」というお尻の骨が床から離れるまで骨盤を起こしていき、息を吸いながらゆっくりと起こした骨盤を下ろしていく動作を繰り返すことで、腹直筋下部に効かせることができます。15~20回を1分間の休憩を挟みながら3セット行いましょう。ポイント腹直筋下部に効かせるポイントは2つあります。1つは下腹部を軸に骨盤を起こすように心がけることです。もう一つの重要なポイントは、膝と足をしっかりくっつけて離さないようにすることです。そうすることで腹直筋下部に効きやすくなる上、内ももの筋肉である股関節内転筋群に効かせることができるからです。「リバースクランチ」をしても腹筋に効かない理由と対処法リバースクランチをすると「下腹部ではなく太ももの付け根に効いてしまう…」という場合、骨盤ではなく股関節の動きで行ってしまっていることが考えられます。すると腹直筋下部ではなく股関節を曲げる働きをする「腸腰筋」に効いてしまうのです。腸腰筋には「骨盤を前傾させる」という働きもあるため、この筋肉の働きが強くなり過ぎると骨盤の前傾が強くなり、腹筋がますます機能しにくい状態になってしまう可能性があります。そこで、リバースクランチで腹直筋下部への効果が感じられない場合は、次にご紹介する2つのストレッチを行ってみましょう。1. 腸腰筋へのストレッチ出典:byBirth脚を前後に大きく開き、前脚の膝は立てて後ろ脚はしっかり伸ばすようにします。立てた前脚の膝の上に両手を乗せて重心を上体の真下に下ろすことで、後ろ脚の太ももの付け根前面にある腸腰筋がストレッチされます。後ろ脚の太もも付け根前面の部分が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、20~30秒間伸ばし続けます。ストレッチの強度変換方法ストレッチの強度は後ろ脚の膝の位置で変えることができます。膝の位置は股関節よりも後ろにあることが基本ですが、股関節から後ろに遠ざけていくほどストレッチの強度は高いものになります。ポイントこのストレッチの決め手は「骨盤」にあります。骨盤を後傾させることと、正面に向けるようにすることで腸腰筋がストレッチされます。目線をお腹に向けるようにすると、骨盤を後傾させやすくなります。2. 骨盤後傾方向への動きを高めるストレッチ出典:byBirth四つん這いになり、腰を軽く反らせてから(写真上)…腰を丸める動作(写真下)を10回繰り返します。ポイント腰を丸めていく動きをゆっくりと少しずつ大きくしていくようにすることで、骨盤後傾方向の動きを高めることができます。このストレッチでよくある間違いこのストレッチを行う際、顔も一緒に動かしていませんか?ストレッチ中、顔は床に向けたままにします。顔が動いてしまうと、骨盤というよりも背骨全体の動きを高めるストレッチになってしまうからです。エクササイズを効果のあるものにするコツストレッチを行ったら、改めてリバースクランチを行ってみましょう。すると、骨盤が後傾方向にしっかりと動くようになっているため、腹直筋下部に効いている感じが得られるかと思います!エクササイズは、ターゲットとする筋肉にしっかり効いているかどうか、確かめながら行うようにしましょう。それが、エクササイズを効果のあるものにするコツです。このようにリバースクランチは腹直筋下部と股関節内転筋群を強化することができるので、「ポッコリお腹」や「下半身太り」をもたらす骨盤の開きの改善に有効と言えるのです。出典:byBirthお腹痩せしたい方も下半身痩せしたい方も、是非リバースクランチをトレーニングメニューに加えてみてください!
2020年06月12日「下半身太り」が起こるメカニズムエクササイズをご紹介する前に、下半身太りが起こるメカニズムに触れておきましょう。下半身太りの原因として「血液とリンパの流れの不良」が挙げられます。血液やリンパの流れが悪くなると、老廃物や不要な水分が排出できなくなるため「むくみ」が生じます。不要な水分が体内に留まると冷えやすくなります。冷えやすくなると脂肪が蓄積しやすくなり、更には「セルライト」が形成されるようになります。セルライトとは、主にお尻周りや太ももに見られる、老廃物や水分を取り込んで肥大化した皮下脂肪組織のことです。出典:byBirthこのようにして下半身太りは引き起こされると言われています。下半身痩せに効く3つのエクササイズそれでは下半身太り解消に効果的なエクササイズをご紹介しましょう。先ほど、「下半身太りの原因として『血液とリンパの流れの不良』が挙げられる」とお伝えしました。血液とリンパの流れが悪くなる背景の1つに、「筋肉のポンプ作用の低下」が考えられます。筋肉には「運動を起こす」という働き以外に、血液やリンパ液を送り出すポンプ作用というそれもあるのです。筋肉量が少なく、またその働きが弱いと、筋力だけでなくポンプ作用が低下してしまいます。すると血液とリンパの流れが悪くなり、下半身太りに繋がると考えられます。そこで下半身痩せには、下肢の筋肉を強化するエクササイズを行っていきます。ここで1つ注意したいことがあります。それは、下半身痩せ目的で下半身のエクササイズを行う場合、大腿四頭筋のエクササイズは避けるようにすることです。何故ならば大腿四頭筋は刺激を受けやすく、また太くなりやすいと言われているからです。下半身痩せを目的とする場合は、内ももの筋肉やお尻の筋肉、そしてふくらはぎの筋肉を強化するエクササイズを行っていきます。1. ワイドスタンス・スクワット出典:byBirth肩幅よりも広めに足幅をとり、つま先を外側に向けます。左右の足を結ぶ線を底辺とする正三角形を作るようなイメージです。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、目線は正面に向けます。上の写真のように、息を吸いながらお尻が膝のラインよりもやや下の位置になるまでゆっくり上体を下ろして股関節を外に開き、息を吐きながら股関節を閉じる動作を繰り返すことで、内ももの筋肉に効かせることができます。10回を1分程度の休憩をいれながら3~5セット行いましょう。ポイント股関節の「開いて閉じる」という動きを意識することで、内ももの筋肉に効かせることができます。注意すべき点エクササイズ中は、膝とつま先は同じ方向を向くようにしましょう。違う方向に向いてしまっていると、膝を傷めてしまう可能性があるからです。2. ボール挟みエクササイズ出典:byBirth太ももに小さなエクササイズボールを挟み、かかとをくっつけてつま先をできるだけ外側に向けるようにします。息を吐きながら、太ももに挟んだエクササイズボールを潰すように内ももを閉じて3秒間キープし(写真矢印参照)、息を吸いながら緩めていきます。10~15回を1分程度の休憩を挟みながら3セット行います。内ももとお尻の筋肉に効かせることができます。両手は写真のように腰に当てるとよいでしょう。エクササイズボールの空気の量で強度が変わります。空気が入っているほど強度が高くなります。小さなエクササイズボールがない場合は、それに変わる挟みやすいもので行っても構いません。ポイントつま先をできるだけ大きく外側に向けるようにすることで、お尻の筋肉にも効かせるもことができるようになります。注意すべき点エクササイズ中は呼吸が止まらないように気をつけましょう。3. カーフレイズ出典:byBirth腰幅程度に足幅をとり、つま先は正面に向けて立ちます。息を吐きながらかかとをできるだけ高く上げて、ふくらはぎの筋肉が最大限に収縮したところで3秒間キープし(写真左)、息を吸いながらかかとを床スレスレまで下ろしていく動作(写真右)を繰り返すことで、ふくらはぎの筋肉に効かせることができます。15~20回を1分程度の休憩を挟みながら3セット行います。もちろん何かにつかまりながら行っても構いません。ポイントかかとをできるだけ高くあげることが、ふくらはぎの筋肉に効かせるポイントです。注意すべき点エクササイズ中は、膝を伸ばしたままで行うようにしましょう。下半身痩せ効果を高めるためにエクササイズと合わせて心がけたいことエクササイズは週2、3回行うようにしましょう。下半身痩せ効果をよりアップさせるために、エクササイズと合わせて行っておきたいことがあります。それはカリウムの摂取です。何故ならカリウムには、体内の塩分を外に排出する効果があるからです。血液中の塩分濃度が高くなると、身体は水分をため込もうとします。これが表面化したものが「むくみ」です。そこでカリウムを摂ることで塩分と水分が排出され、むくみの解消に繋げることができると言えるからです。そのためエクササイズと並行して、普段の食事の中からカリウムを摂るように心がけてみましょう。カリウムを含む食品として、バナナ、ホウレンソウ、サツマイモ、納豆などが挙げられます。出典:byBirth以上をヒントに、下半身痩せに取り組んでみてくださいね!
2020年06月09日ダイエットしても、なかなか痩せないのが下半身。上半身は痩せたのに、下半身だけ痩せないとバランスが悪くなりますよね。下半身太りの原因を見てみると、女性に多い特徴がズラリ。もともと女性は下半身が太りやすいのです。そこで、下半身だけ痩せない理由と効果的な痩せ方についてご紹介します。上半身は痩せたのに下半身は太いまま……「ダイエットして上半身は痩せたのに、下半身は太いままなのがイヤ!」と悩んでいませんか?下半身太りのままだと全身のバランスがとれず、スタイルが悪く見えますよね。中には、上半身と下半身のサイズが違うという人も。太ももに脂肪がたっぷりついてムチムチだったり、足首がなくてサリーちゃん足だったりすると、自分のスタイルに自信が持てなくなってしまいます。では、なぜ下半身だけ痩せないのでしょうか?その理由を見ていきましょう。下半身だけ痩せない理由下半身太りの原因を見てみると、女性に当てはまる特徴がたくさんあります。では、下半身だけ痩せない理由について見ていきましょう。骨盤のゆがみ出典:byBirth骨盤のゆがみは、女性に多い特徴の1つ。「姿勢の悪さ」や「歩き方の癖」などによって、徐々に骨盤にゆがみが生じてきます。骨盤がゆがむと下半身の血行が悪くなり、足がむくんだり、下半身に脂肪がつきやすくなったりすることで下半身だけ痩せにくくなります。むくみ・冷え女性に多い体の冷えは、むくみを引き起こします。体が冷えるとリンパや血液の流れが悪くなり、むくみが生じることで下半身が痩せにくくなるのです。また、ストレスや便秘、運動不足や食生活などによってもむくみや冷えを引き起こし、下半身に脂肪がつきやすくなることで結果的に痩せにくくなります。筋肉の衰え日頃からあまり歩かない人は、運動不足によって足の筋肉が衰えてしまいます。筋肉の衰えは血行不良を招き、下半身が痩せにくくなってしまうのです。また、運動はしているもののウォーキングなどの有酸素運動が多い人は、筋肉量を増やすことができないため代謝が低下している可能性があります。有酸素運動は脂肪を燃焼する効果は高いのですが、筋トレをしないことで筋肉量を増やすことができず、有酸素運動による消費カロリーが少なくなってしまう場合があるのです。女性にオススメ!下半身の痩せ方は実は簡単では、女性にオススメの下半身の痩せ方についてご紹介します。どれも簡単で取り組みやすいので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。下半身痩せに効果のあるストレッチ下半身が痩せにくい原因となる「冷え」や「むくみ」を解消するには、下半身を中心としたストレッチが効果的です。骨盤ストレッチ出典:byBirth仰向けになり、両膝が90℃になるように立てます。ゆっくりとお尻を上げていき、膝から肩までが一直線になるようにキープします。30秒たったら、ゆっくりとお尻を下ろします。これを5回くり返しましょう。骨盤にゆがみがあると下半身のリンパや血液の流れが悪くなり、冷えやむくみを引き起こします。これにより下半身が痩せにくくなってしまうため、諸悪の根源である「骨盤のゆがみ」を解消するストレッチを取り入れましょう。太ももやお尻の筋トレ効果も得られるので、下半身痩せに効果抜群です。むくみ解消ストレッチ出典:byBirth仰向けになり、両手で片方の膝を抱えて胸に近づけます。20秒キープしたら、反対の足も同様に行います。両足の膝を抱え、胸に近づけます。20秒キープ。右足首を左膝に乗せ、左足を両手で抱えて胸に近づけます。20秒キープしたら、反対の足も同様に行います。もともと下半身はむくみやすい場所ですが、このストレッチをすることで下半身のリンパや血液の流れを促進することができます。足首回し床に座り、右足を左足の膝の上に乗せます。右足のつま先を左手で持ち、右足の足首を右手でつかみます。ゆっくりと足首を10回ずつ回しましょう。反対の足も同様に行います。足首には老廃物がたまりやすいので、足のむくみの原因になります。朝晩に足首を回すだけで、むくみを解消する効果があります。むくみを解消する食べ物とくに女性はむくみやすいため、むくみを解消する食べ物も取り入れてみましょう。塩分を控えてカリウムを摂る塩分の摂りすぎは、むくみの原因になります。むくみを解消するには塩分の摂取を控えるとともに、カリウムを摂ることが効果的です。カリウムには体内の余計な塩分や水分を排出する効果があり、むくみを解消してくれます。カリウムが含まれる食べ物は、バナナや納豆、キノコ類などです。体を温める食材を取り入れる女性に多いむくみは、体が冷えることで誘発されます。そのため、体が冷えやすい女性は体を温める食材を取り入れましょう。生姜やシナモン、コショウや山椒などのスパイス類には体を温める効果があります。手軽に料理に取り入れることができるため、毎日の食生活に活用してみましょう。股関節を動かす歩き方出典:byBirth下半身太りの原因の1つが、歩き方の癖によるもの。股関節を大きく動かすように意識すると、下半身のむくみを解消しやすくなり、痩せやすくなります。股関節を大きく動かすためには、大股で歩くことを意識します。背すじは伸ばし、膝が曲がらないようになるべく足をまっすぐにすることもポイントです。手は自然に振る程度でOKですが、手を大きく振ることで大股で歩きやすくなります。視線は正面を向き、胸を張って歩きましょう。むくみを解消する「リンパマッサージ」むくみを解消するには、リンパマッサージが欠かせません。入念に行う方法もありますが、今回は手軽にできるリンパマッサージのやり方についてご紹介します。床に座り、片足の膝を立てます。手をグーにして、足首から膝裏まで滑らせます。足を伸ばし、膝から足の付け根まで滑らせます。両足あわせて、3分くらい続けましょう。リンパマッサージは、お風呂上がりの体が温まっているタイミングで行うと効果的です。足を細くするエクササイズ下半身痩せをするなら、足を細くすることは欠かせないですよね。足を細くするには、太ももの内側にある「内転筋」を鍛えることが効果的。内転筋を鍛えると足の脂肪が燃焼しやすくなります。足パカエクササイズ出典:byBirth仰向けになり、両手は体の横につきます。両足をまっすぐ上に伸ばし、ゆっくりと横に開きます。ゆっくりと足を閉じ、再び開きます。これを20回くり返しましょう。足パカエクササイズはやりすぎると腰を痛める恐れがありますが、腰の下にクッションなどを敷いて行うと腰を痛めにくいです。内転筋エクササイズ出典:byBirth床の上で、横向きに寝ます。下の手で頭を支え、上の手は体の前につきます。上の足を曲げて膝を立て、下の足をゆっくりと持ち上げます。30回くり返したら、反対側も同様に行います。これは、内転筋をダイレクトに鍛えるエクササイズなので非常に効果的です。簡単なダイエット方法で下半身太りにサヨナラ!下半身が痩せにくいのは、むくみや骨盤のゆがみ、筋肉の衰えなどが原因です。今回ご紹介した方法はどれも簡単なので、ぜひダイエットに役立ててみてください。これで下半身太りにサヨナラできますよ!
2020年03月21日下半身のぽっちゃり感をなんとかしたい。そんな時は同時にぽっこりとした下腹も気になっている方が多くいます。なぜならそこには関連性があるからです。今回は、そんな下腹から下半身をすっきりさせるエクササイズをご紹介していきます。下腹と内腿は同時に脂肪がつきやすい下半身のぽっちゃり感に悩む人に多いのが、お腹から太腿にかけての肉付きです。お腹だけではなく、太腿周りも同時に悩んでいる方が多く、それは立ったときの姿勢を維持する筋力の低下により、姿勢が崩れることで下腹から太ももに脂肪がつきやすくなっているのが大きな原因の一つとなっています。関連記事「ポッコリお腹」の原因はふくらはぎ!?効果を高めるストレッチ下腹をすっきりさせるには腹筋ではダメ?下腹のお肉をなんとかしたいときに、腹筋を必死に頑張っても効果を感じられなく、やる気をそがれることがありませんか?下腹がぽっこりと出てしまうのは、骨盤の歪みや傾きによって脂肪がつきやすく、内臓が下がってしまっていることが原因であることが多いです。そのため、骨盤を支える筋力を整える方法でエクササイズをすることが必要となります。ぽっこりお腹と内腿を引き締めるエクササイズstep1床に座ります。床に対して腰をまっすぐに立てて両膝を曲げます。両手をお尻の後ろについてバランスをとりましょう。step2両脚の間にクッションを挟んでも良いでしょう。下腹を意識して両脚を持ち上げ、膝の高さまで足先をあげます。step3ゆっくり脚を下ろします。再び下腹で脚を引きつけるようにして脚を持ち上げます。この動きを5回行いましょう。step46回目に両腕を前方に伸ばし、5呼吸キープします。エクササイズで下腹をすっきりと引き締めようこのエクササイズは腰が丸まってしまうと、下腹と内腿に聞かせることができません。ですので、腰を丸めないように意識して行いましょう。つらい場合はできる範囲から始めてみてくださいね。エクササイズは継続することが大切になります。ちょっとしたスキマ時間などを使って引き締めていきましょう。yuukaヨガインストラクター、ボディセラピスト、ラジオパーソナリティ
2020年01月17日ダイエットを成功させたいのは皆さんの共通した目標だと思います。しかしその効果がなかなか出なくて困っている方も多いはず。もしかしたら、そもそもの問題点はやり方が違うせいかもしれません。今回は皆さんがお悩みのダイエットの成功の秘訣について解説していきたいと思います。下半身がダイエット成功の鍵を握るダイエットの成功には下半身が重要です。その理由は、下半身(臀部~足裏)が全身の筋肉の2/3を占めていると言われているからです。また筋肉の大きさも下半身が大きく、それは筋力にも比例するので鍛えれば代謝量にも比例します。ちなみに大きさの順位は、大腿四頭筋→大殿筋→三角筋→ハムストリングスとなっていきます。その下半身がしっかりとエネルギーを消費出来る環境が整っていないと代謝は上がらず、脂肪燃焼などに働いてくれません。ダイエット成功に欠かせない2つの運動無酸素運動無酸素運動とは筋トレです。無酸素運動を行うと鍛えた筋肉の働きや機能の活性が高まっていきます。そうすると1回の動作での熱量は高くなり、発汗もしやすくなって、脂肪燃焼に繋がります。無酸素運動を行うと体が太くなってイヤだという声も聞きますが、それは問題ありません。ダイエットとして行う負荷は筋肉が大きくなるほどの負荷では無く、むしろ脂肪燃焼が促進されるので見た目もスッキリします。有酸素運動これはウォーキングやジョギングなどの運動です。有酸素運動を行うと、体内に多くの酸素が取り込まれていきます。酸素は血液の成分でもありますので血流がどんどんと上がり、代謝は上がっていきます。代謝には糖質や脂肪などのエネルギーが必要になり、運動に時間をかければかけるほど燃焼具合は高まっていきます。そしてこのウォーキングやジョギングも下半身の筋肉が重要になります。この有酸素運動は、時間をかければかけるほど脂肪の燃焼に繋がります。ですので無酸素運動ではこの有酸素運動に対して持続して行えるようにトレーニングを行うのです。組み合わせが大切無酸素運動と有酸素運動の組み合わせは重要で、どちらも徐々に効果を高めていくと段々と痩せられる理想の体になります。また、これらの運動を毎日両方とも行う必要はありません。それぞれを週に2~3回ずつで構いません。ですので、2日に1回、無酸素運動か有酸素運動のどちらかを行い、それを交互に行うようにしてください。鍛えた筋肉に休む時間も必要なので、無理は禁物です。ダイエットに効果的な下半身トレーニング臀部<やり方>写真のように上半身は真っ直ぐを保ち、片脚だけを後ろに反らします。その際に臀部に力を集中して行いましょう。片脚を上げ切ったらその位置で10秒維持します。そしてゆっくり戻し、これを3回行います。この3回を1セットとし、2~3セット行いましょう。この際に上半身が前に倒れて行うと効果はありません。上半身が倒れた反動で脚が上がっているだけなので、効果の無いトレーニングとなります。太ももとふくらはぎ<やり方>つま先立ちになります。つま先立ちになった際に、膝と足首を出来る限り伸ばし、その2点に力を集中させます。こちらも10秒維持し、3回を1セット、2~3セット行いましょう。10秒維持したらゆっくり足を戻しますが、床にはかかとを着けず、ギリギリの位置でキープし、再度行ってください。ダイエットを成功させるための食事のポイント無酸素運動と有酸素運動を行ったからといって、食事に関して怠って良い訳ではありません。そもそもダイエットを行わないといけなくなった理由の大半は、食事だと思います。それを健康的にかつ効率よく行うのが運動ということです。またどのような栄養素を摂るべきかという疑問になりますが、運動を行っている最中はそういうアプローチは敢えて要らないと思います。必要なことは摂取カロリーと消費カロリーのバランスと栄養素の偏りが無いことだと思います。運動を行えばたくさんの栄養素は消費され、体の各細胞も疲労してしまいます。それを補うためにも栄養素の偏りは良くないですし、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば行っているものの意味がありません。この運動を行う前提での摂取カロリーの目安は、女性1700キロカロリー、男性2000キロカロリーだと思います。無酸素運動&有酸素運動でダイエットこのように無酸素運動と有酸素運動が体にもたらす役割は違います。もちろん全く効果が違う訳ではなく、無酸素運動でもエネルギー消費は行われ、有酸素運動でも筋肉は付きます。また、これらをしっかりと行うと、ダイエットだけの効果では無く、新陳代謝も高まります。そうすると肌や髪の質などの変化も加わり、一石二鳥どころか三鳥・四鳥と良いことばかりになります。肥後晴久ボディセラピスト、整体師
2019年12月26日秋も深まり、冷えを感じ始めている方も多いのではないでしょうか?特に女性は下半身の冷えや、冷えからくるむくみに悩まされがちです。解消するポイントは股関節周りにあります。今回は冷えを解消する股関節ほぐしについてご紹介していきます。股関節周りをほぐすと下半身が温まる下半身が冷えると、むくみやだるさを感じる人もいます。冷えは血液の循環も悪くさせてしまうので、むくみ太りや、いつも履いているはずの靴がパンパンになってしまったり、足先から脚全体が凍るように冷たくなってしまい全身が温まりません。そんな時、股関節周りを指などで押してみましょう。お風呂の湯船に使っている時に、脚の付け根の前も横も内側も後ろなど、全体を少しずつ指や関節で優しく押しながらマッサージしていきましょう。リンパの滞りも解消されやすくなり、下半身が温まりやすくなっていきます。関連記事お尻の冷えは下半身太りの原因に!血行を良くして冷えを撃退寝る前におすすめ!股関節周りをほぐすストレッチお風呂で股関節周りを軽くほぐした後、余裕がある時は股関節周りのストレッチも取り入れてみましょう。股関節周りが硬い場合、最初は痛いかもしれませんが、無理をせず気持ちがいいと感じる程度に調整しながら行います。step1床やベッドの上に四つ這いの姿勢になり、両肘を下ろします。step2両ひざを左右に広めに開きます。step3息を吸います。息を吐きながらお尻を後方へ引きながら、上体を床に沈めていきます。両脚が左右に開き、内腿から股関節周りが刺激されますので、無理のない範囲で調整しましょう。step4息を吸いながら体を前へと押し出し、可能であれば腰を床に近づけて、お腹を下ろします。無理のない範囲で大丈夫です。STEP5再び息を吐きながらお尻を後方へ引いていき、上体を沈めます。ゆっくりと呼吸に合わせながら繰り返しましょう。最後にSTEP4か5の気持ちが良いと感じた方の姿勢をとり、30秒ほどキープしていきます。終えたら楽な姿勢で休みましょう。※この姿勢は最初からは難しいので、できなくても大丈夫です。股関節周りをほぐしてポカポカ体質を目指そうストレッチを行っていて気持ちがいいと感じること、気持ちがリラックスしていくことに重点をおいて、マイペースに続けてみましょう。できれば毎日。難しければ3日に一回など定期的に取り入れることで、下半身の循環を促し、ポカポカの冷えない体を目指しましょう。yuukaヨガインストラクター、ボディセラピスト、ラジオパーソナリティ
2019年12月07日今の時代だから気になる! 美容医療にできること
初めてのデリケートゾーンケア
やせにくいママのための「脳科学ダイエット」ってなに?