こんにちは、はな@まるママです!現在3歳の息子まる…2歳の頃に比べると話せば分かってくれる、という場面が増えて本当にありがたいなと感じるのですが、それでも日常のちょっとしたこと(例えばお片付け、着替え、トイレに行くこと…など)で声を掛けても『やらない!』『しない!』というような場面はたくさんあります。■「〜しなさい」の言葉に反発する息子『気分が乗らない』『今はほかのことをしたい』というのも分からないではない…しかし時間のない朝なんかには特に色々とスムーズにやってほしいもので、ついついこちらも…せかせか、あれしなさいこれしなさい…と上から目線で言ってしまうことが日常的にあるわけですが、息子の場合はこれだと『いや!』と、反発してなかなかやってくれないことが多く…結局こちらとしても更に焦りとイライラが募ったりするという良くない流れになりがちです。しかし!最近ようやくそんな息子の心を動かすコツを掴めた気が…■言い回しの違いで息子の反応も変化コツなんて大げさに言っていますが、ほんの少し語尾を変えるだけで息子には劇的に効果がありました。その言い回しの違いとは…たったのこれだけで、驚くほど動いてくれるようになりました…!ちょっと気分が乗らなそうな時でも、こちらが優しく誘うように声をかけていると短時間で気持ちを切り替えて行動してくれたりするのです。そして意識的に語尾を変えるようにすることで、不思議とこちらの気持ちも柔らかくなる効果もある気がします。何となく言葉に合わせて手を差し伸べたりなんかも自然とできたり。わが家の息子の場合は、『◯◯しなさい』と上から物を言われると、その内容に関わらず(本当は言われた事をやった方が良いと分かっていたとしても、)『やだな…』というちょっとした反発心が生まれるようで、逆に手を差し伸べられて『◯◯しようね』と言われると、多少気分が乗らなくても『…うん』となる。そんな風に言われ方一つで気持ちが変化するのは、私も覚えがあるなぁ…と思ったり。そんなこんなわけで、今回はわが家の息子に今のところ効果を発揮している声掛けの仕方について書いてみました。十人十色の子供たち…そんな子供の心と体が動く声掛けの仕方もきっと色々なのですよね。また息子にとっても、成長に合わせてこちらの言葉選びも変化していく必要があるんだろうなと感じる今日この頃です。
2019年11月26日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 1人目のときは使わなかった「電動ベビーラック」。2人目の出産後はレンタルサービスを利用して約6カ月間使用しました。「1人目のときも使用すればよかった~」と後悔するほど便利だった電動ベビーラックについてお伝えします。 1人目は電動ベビーラックを利用せず1人目を出産したときも電動ベビーラックの存在は知っていましたが、周りに電動ベビーラックを使用している人がおらず、その良さを知る機会がありませんでした。気軽に手を出せる値段ではないですし、「子どもが嫌がって使えなかったらもったいない」という思いもあり、購入には至りませんでした。 1人目の子育てですし、1人の赤ちゃんにすべての時間を注げたので「寝かしつけを短縮する」という発想もありません。2人目以降の赤ちゃんだと「他のきょうだいに踏まれたりしないか」といった心配もあるかもしれませんが、初めての子どもだったのでその心配がなく、赤ちゃんをラックの上で寝かせる必要もありませんでした。 2人目は電動ベビーラックをレンタル2人目の妊娠中に、友人の家で電動ベビーラックを活用した寝かしつけを見せてもらいました。とにかく便利そうで感動し、「私も次は絶対に使おう!」と決意。 わが家は2人目妊娠中の時点では3人目以降の妊娠予定はなく、また電動ベビーラック自体の使用期間も「寝返りを始めると使用できない」ということだったので、レンタルサービスを利用しました。「赤ちゃんが嫌がるかもしれない」という心配もありましたが、赤ちゃんが気に入らなかった場合は途中で返却すれば良いので安心して利用できました。 電動ベビーラックを6カ月利用そして2人目の出産後、退院してすぐに電動ベビーラックを使用開始。1人目のときは、赤ちゃんが眠ったと思っても布団に置くと起きてしまうということを毎回3~4回は繰り返していました。2人目は赤ちゃんがまだウトウトしている状態でラックに置いても、電動ベビーラックのリズミカルな揺れのおかげでスムーズに入眠させることができました。寝かしつけだけで30分の短縮です。 電動ベビーラックは寝返りをするようになるまで、昼間の寝かしつけには毎日利用しました。上の子が赤ちゃんを踏んでしまわないか、いたずらをしないかということも心配だったのですが、その点、電動ベビーラックなら高さを調整できるので安心でした。 1人目育児の際は、赤ちゃん期の寝かしつけで体力面、精神面、時間を大幅に消耗しました。2人目育児では、電動ベビーラックを使用することでその苦労はかなり軽減できました。「1人目のときから使用すればもっとラクできたのに……」と後悔するほどでしたが、結果的に2人目の育児に活用できてよかったです。 著者:幸村あゆ5歳と2歳の兄妹の母。販売職、事務職を経て現在は子育てをはじめとする様々なジャンルの記事を執筆。子ども服やママファッション、インテリア、整理収納を研究するのが趣味。
2019年11月25日こんにちは、保育士の中田 馨です。赤ちゃんを寝かしつけることが難しい日もありますよね。私も娘の寝かしつけに苦労したことを思い出します。 赤ちゃんはどうして寝てくれないのか? どうすれば寝てくれるか? 保育所では多くの赤ちゃんを寝かせてきたのに、自分の子どもには苦労した私が今だからこそわかる「もっと簡単に寝かしつける方法」をお話しします。 どうして時間がかかるの? 寝てくれないの?寝かしつけに時間がかかるのはつらいですね。「赤ちゃんが寝たら残りの家事をしないと」と、時間に追われるママの気持ちは焦ります。そんなとき、まずは赤ちゃんの今の様子を確認しましょう。 おむつは替えましたか? おなか空いていませんか? 汗はかいていませんか? 寒そうにしていませんか? 体調はどうですか? もしかすると熱があるかもしれません。体がかゆい場合もあります。そもそも、まだ眠たくない場合もあります。そんな赤ちゃんの今の様子を確認しましょう。 赤ちゃんの眠たくなったサインを見つける赤ちゃんが眠たくなったサインを見つけましょう。目をこすり始めた、あくびをしている、ぐずぐず言い出したなど、赤ちゃんによってサインはさまざま。赤ちゃんのサインのタイミングが寝かしつけのチャンスです。 また、月齢が高くなるにつれ、食事や遊び、睡眠の生活リズムをつけることで寝る時間が一定になってきます。規則正しい生活をすると赤ちゃんは決まった時間に眠たくなります。規則正しい生活を送ることも寝かしつけの時間を短縮する大切なポイントです。 ママの焦りは伝わっています!「赤ちゃんが寝たら残りの家事をしないと!」など、ママの気持ちが赤ちゃんに集中していないことを赤ちゃんは察知します。そのため、こんなことに気をつけてみましょう。 ゆったりとした気持ちで寝かしつけるこれが一番大切です。寝かせるときは赤ちゃんに気持ちを集中。体も気持ちも赤ちゃんを包み込んであげましょう。寝る前に絵本を読むなどスキンシップをして、リラックスタイムをもうけることも大切。これが習慣になると「絵本を読んだら、今から寝るんだよ」というサインにもなりますね。 添い寝する一緒に布団に寝転んで添い寝をし、やさしく体をトントンしたりさすったりしてみましょう。赤ちゃんによって、さすって気持ちの良い場所がありますので、あなたの赤ちゃんの気持ちの良い場所を探して見ましょうね。 抱っこ・おんぶする添い寝では寝てくれない場合は、抱っこやおんぶをしましょう。私はおんぶをよくしています。赤ちゃんのおなか全体がママの背中に引っ付いて、ママの心臓の音が聞こえるから安心するようです。私自身も父や母に幼児期までおんぶをしてもらっていたので、その安心感を今でも覚えています。 子守歌を歌うママの声を聴くと赤ちゃんは安心します。子守歌で赤ちゃんを安心させてあげましょう。 一緒に寝るママも一緒に寝るつもりで寝かしつけをしましょう。私はこれで朝までぐっすり寝てしまったことが何度もあります。赤ちゃんと早くに寝て、早くに起きて残りの家事をする。これもOKです。 それでも寝ないときがあると思います。私の娘がそうでした。泣いて泣いて止まらない。焦ってイライラしてしまうかもしれません。そんなときは、少し心の距離を置いて、そばで泣く赤ちゃんを見守りましょう。そしてママは大きく深呼吸。イライラしている気持ちを深呼吸で外に吐き出します。そうするだけで、私はなんだか娘の姿が愛しくかわいく思うことができました。 ママが笑えると「よし、もう一回抱っこしてみよう!」と、落ち着いて抱っこができます。ママが落ち着けば、赤ちゃんは意外にスーッと寝てしまうのです。ぜひ、ゆったりとした気持ちで寝かしつけてみてくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2019年11月21日私の父親は、気に入らないことがあるとすぐに怒鳴り散らしたり暴力をふるったりする人でした。特に子どもに求める学力のレベルが高く、勉強が原因で叩かれることが当たり前の家庭で育ちました。自分が親になってみて、反面教師にしようと思うことがたくさんあります。 年齢以上のレベルを求める父父自身は家庭の事情でレベルの高い学校に通うことができなかったため、子どもである私と弟に過剰な期待をかけていたようです。 5歳になってひらがなが読めるようになると、新聞を毎日読み上げさせるようになりました。大人が読むものですから、もちろん漢字にふりがなはふっていません。漢字の読み方がわからないと1度は教えてくれますが、2度目に同じ漢字が読めないと頬を平手打ちです。小学校4年生くらいまで続いたと思います。つらくて泣きながら読みました。 弟への罪悪感私は女の子だったので、まだ手加減していたようです。男の子には容赦がなく、2歳下の弟は私よりも高い学力レベルを要求され、さらにひどい暴力をふるわれていました。恐ろしいのはそれが当たり前になってしまっていたことです。 私は進学し、弟よりも先に家を出ました。私がいなくなった家では、父のターゲットは弟ひとり。どんなにかつらい目にあったことだろうと思います。しかし、当時の私は進学できた安心感と家を出られるうれしさで、弟のことなど考えていませんでした。その罪悪感は、今でも持ち続けています。 母親との喧嘩がつらい一方、母は子どもに声を荒げたことがなく、とてもやさしい人でした。父と母の立場は対等だったようで、父は子どもには日常的に手を上げましたが、母を叩いているところは見たことがありません。母はよく父と大きな声で口喧嘩をしていましたが、それでも子どもへの暴力を止めることはできませんでした。慣れてしまっていたのだと思います。 子どもの私は、両親の喧嘩が嫌でたまりませんでした。2人は「親の責任」を果たすために、ののしり合いながらも一緒に生活し、弟が成人したあとに離婚しました。子どものせいにしないで、自分たちの責任でさっさと別れたらよかったのにと思います。 親ですから尊敬できる部分もあります。しかし、しつけと称して暴力をふるったこと、子どもへの過剰な期待、毎日のように起こる夫婦喧嘩という点に関しては、確実に毒親だったと思います。私は子育てに関して、何があっても絶対に暴力をふるわないこと、子どもの前で夫婦喧嘩をしないことの2つだけは、絶対に守ろうと思っています。 著者:武田沙季子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年11月20日パパと息子の男2人旅のきっかけわが家のパパは出張が多い仕事のため、生まれたときからママと2人で過ごす時間が多かった息子。ほぼワンオペの毎日だったため、お風呂や寝かしつけ、出先でのトイレも「ママと一緒がいい!」が常でした。「パパは出張だから、今日はママと二人きりだよ」と話すと、「大丈夫!僕がママのこと守るから!パパいなくてもいいよね」と言うことも。パパはそんな息子を見て、頼もしいやら、寂しいやら、複雑な気持ちだったようです。そんな中、パパが一念発起!息子と2人で旅に出ることに!息子にも私にも「自分をもっと頼ってほしい」と思ったとのこと。このとき息子は3歳11か月。初めてパパと2人だけでの旅のスタートしました。2人旅での息子とパパの様子今回の旅の行程は…・東海道線特急踊り子号に乗車・静岡にて2泊・大井川鉄道のトーマス号を見て、ジェームスの修理工場に行く・日本平ロープウェイに乗る・新幹線のぞみで帰宅おおまかな行程はパパが決め、私がしたのはホテルの予約のみです。そして、いざ「行ってきます」の時間。「あれ?ママは行かないの?」と気づいた様子の息子。「みんなで行きたい!ママが行かないなら僕も行かない!」と言い出しました。パパは「先に行っていよう!」と言いながら、強制的に玄関のドアを閉めました。泣いて出発した息子に私の不安は募りましたが、その後の連絡で、家を出て5分もたつと大好きな都営バスに乗ることができて、自然に笑顔になっていたとのこと。以前から乗りたがっていた踊り子号に乗り、見たがっていた大井川鉄道のトーマス号を見て、大好きなイクラのお寿司を食べ、息子は終始大興奮だったようです。「ママの話、一切してなかったよ!俺でも大丈夫だな」と、パパは得意げでした。実際に、ママを思い出して泣くといったことは一度もなかったようです。パパは、息子が喜んでいる様子を見てうれしかったそうですが、今までほとんどなかった2人きりの時間に疲れて、宿に着くころにはぐったり。たくさん動き回り、普段とは違う目線で危険はないかと気を張っていたようで、夜は8時に息子と一緒に寝てしまったそうです(笑)。2晩とも、2人は朝までぐっすり眠ったそうで、パパが心配していた夜泣きはまったくなかったとのことでした。子どもが生まれて初めての1人時間に私は…一方、息子の出産後、初めてのひとり時間を手に入れた私。計画段階では、普段会えない友達と会って、ジムに行って、エステに行って…と考えていたのですが、実際は大掃除をして、断捨離をして…。あっという間に1日目が終わってしまいました。そして2日目は、朝から晩まで予定をつめ、4年分遊びつくしました(笑)。家族と離れた時間に寂しさをまったく感じなかったわけではありませんが、音楽を聞きながら衣替えをしたり、時間を気にせず食事をしたりといった何気ないことがとても新鮮に感じられました。帰ってきてからの3人の心境の変化2人旅を通して、息子はパパの頼りがいに気づいたようです。「僕のパパってさー、かっこいいよね」と、いつも言うようになりました。また、毎日のように「パパ、今日帰ってくる?」と聞くように。出張のときは「あと何回寝たら帰ってくる?」と、帰りを楽しみに待っています。パパは、やはり自分にも懐いてくれるとよりかわいいのだそうです。以前にもまして息子が喜びそうなお出かけの提案や、休日に息子の習い事の送迎を積極的にしてくれるようになりました。私はべったりだった息子がママ離れしていったようで、少し寂しくも感じました。でも、すべて「ママじゃなきゃダメ」だったのが、パパもOKになりトイレに一緒になったり、寝かしつけしてくれるようになったことで、本当に身も心もラクになりました。子どもの成長と関係性の変化を実感できたパパと息子の2人旅。パパははりきって次回の旅を計画中です。<文・写真:ライターゆかダコ>
2019年11月18日「子どもをきちんと育てたい」というのは、多くの親が思うこと。そして「自分自身もちゃんとした人間でありたい」と思うでしょう。ただもし、あなた自身がまじめで責任感が強いタイプならば、ちょっと気をつけてほしいことがあります。今回は心理カウンセラーの筆者が、そんなママたちが陥りやすい子育て中の負のループについてお話しします。子ども自身の選択を待てずに、つい口出ししてしまうまじめなタイプのママは「子どもに失敗させないように」「過ちを犯させないように」と気をまわした結果、子ども自身に判断させることなく、大人の判断を押しつけることが増えます。たとえば、朝着る服1つとっても「今日はその服じゃなくて、これにしなさい」と指示することが多いでしょう。親の指示を守ることに慣れた子どもは、自分で自分のことを判断できないため、優柔不断になりがちです。しかし親から見ればそれが頼りなく感じられ、ますます子どもが間違わないよう指示を出してしまうという悪循環に陥りやすいのです。他人の目を気にして叱ってしまう子どもがいけないことをした時は、叱らなくてはならないことがあります。本来、子どもを叱る時は揺るぎのない正しい基準によってそれを行わなくてはなりません。つまり親自身の正義感や倫理観が叱る基準となります。しかし、責任感が強いタイプのママにとっては、叱る基準が他者の目になってしまいがちです。たとえば飲食店で子どもが騒いだ時「店員さんに怒られるよ!」と言ってしまったことはないでしょうか。責任感が強いママにとっては、子どもが正しいことをしているかや、子どもの成長の度合いよりも、自分の子育てが他人にどのように受け取られるかが気になって仕方ないものです。その裏側には「よい母親と思われたい」「しっかりしつけをしているというふうに見られたい」などの心理が隠されていることも。こうした叱り方は子どもの自信を損なうだけでなく、他人の目を常に気にすることによって、ママのストレスも高まってしまうという状態にハマりやすいのです。自分自身を否定して責めてしまう子育ては、指南書通りに進むことはなく、思い通りにいかないことの連続です。幼児が大人の判断力を持っているはずがありませんから、それは当然のこと。ところが、まじめなタイプのママはそれを「自分の責任だ」ととらえてしまうことがあります。子育てがうまくいっていないように感じてイライラしてしまう、それが募って子どもに対して怒鳴ってしまったり、温厚な態度で接することができなくなる、そして、そんな自分を否定し、「ダメなママだ」と責めてしまうことで、マイナスの気持ちが膨らんでいきます。そんなエンドレスの状況はどこかで断ち切らないと、どんどんエスカレートしてしまいかねません。不完全であることを受け入れる、開き直ることも大切まじめで責任感の強いママは、さまざまなことを、成功と失敗という2つの局面で物事を考えてしまいがち。もちろん子育てについても同様です。他人の目を気にかけ、自分とほかのママ、自分の子どもとほかの子どもとを比較して、つい自分の子育てについて「失敗」のレッテルを貼ってしまうことがよくあります。しかし子育ては常に順風満帆であることは、きわめて稀。その時々の成功と失敗だけで語れるほど単純なものではないのです。あなたがもし自分の子育てについて不完全であると感じているのなら、それはごく普通のことだと意識を変えてみましょう。不完全である事実を受け入れて、子どもは大人の思いどおりにならないほうが自然であると認識できれば、少しずつ悪循環から脱することができるはずです。子育て中の誰もが、さまざまな局面で悩み、迷いながら進んでいます。きちんとカンペキなんてムリ!とある意味開き直るくらいの気持ちが大切ですよ。<文・写真:ライターあん茉莉安>
2019年11月12日赤ちゃんを抱っこで寝かしつけてベビーベッドや布団などに置くと途端に泣き出してしまう現象、いわゆる“背中スイッチ”に悩まれているというお話をよく聞きます。途中で諦めて抱っこし続けているママも多いと思いますが、それでは他のことができなくて、困ってしまいますよね。実は、この現象を克服できる方法があるのです。 背中スイッチを発動させない寝かせ方 1.抱っこで寝かしつけたら、ママと赤ちゃんの体がくっついている状態で、ベッド(クッション)にそーっと着地させます 2.赤ちゃんの様子を見ながら、腕をそーっと抜き、落ち着くまでそのままの体勢を保ちます 3.片方の手を赤ちゃんの胸に添え、体をゆっくりと離します 4.しばらく手は添えたままにして、落ち着いた(眠りが深い)ことを確認したらそっと手を離しましょう スイッチは背中ではなく胸と足にあった!赤ちゃんを寝床に下ろすと目を覚ましてしまう、この現象を“背中スイッチ”と言いますが、実は“スイッチ”は背中でなく、胸と足の付け根にあると言われています。だから、胸に最後まで触れているとママから急に離れた感覚がなく、安心して寝ていてくれるのです。 ベビーベッドや布団に寝かせるときのポイント●一つひとつの動作に時間をかけましょう●赤ちゃんが落ち着いて眠るまで、動かずに待ちます●手のひらで胸を温めて、そーっと離すのがコツ とにかく、ゆっくりじっくりおこないましょう。これが成功するようになれば、時間に余裕ができて、毎日のいろいろなことがかなりラクになるはず。ぜひお試しくださいね。 監修者:助産師 特定非営利活動法人だっことおんぶの研究所認定 ベビーウェアリングコンシェルジュ 宮川めぐみ2001年京都第二赤十字看護専門学校卒業、2002年国立病院東京医療センター附属東が丘看護助産学校助産学科卒業。産科病棟にて約12年間助産師として勤務し、多くの妊産婦、褥婦、新生児のケアに関わる。2013年に退職後パリで数カ月過ごし、自分自身と向き合う。大切にしていきたいことなどに気づいて「lier」を立ち上げ、個人の活動を開始する。現在、東京23区内で新生児訪問、母乳育児相談を中心に母子のケアに携わる。
2019年11月09日パパイラストレーターのYUDAI9℃(ユウダイクド)と申します。今回は、2歳になる子どもの寝かしつけに苦労するパパの様子をお届けします。2歳児の寝かしつけは大変ですね。体力が有り余っているのか、布団の上を行ったり来たり。毎晩、格闘しています。 あまりにも寝付かないため、寝たふりを決め込み「パパはもう寝たよ〜」アピールをしているのですが、子どもの突拍子もない発言に思わず吹きだしてしまい、これまでの努力が水の泡……なんてことも少なくありません。毎晩、寝かしつけは子どもとの戦いですね。でも、そんなやりとりをしている間に僕のほうが先に寝てしまうことも多いです。無念! ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。Twitter:@yudai9cInstagram:@jyo_taro_san
2019年11月08日大阪府・茨木市を拠点に活動するレオSC。U-15の監督を務める安楽竜二さんは、47FAのチーフインストラクターを務め、昨年度まで長期に渡って関西トレセン、大阪府トレセンのスタッフを兼任するなど、育成年代の指導経験が豊富で、名古屋グランパス加入内定の児玉駿斗(東海学園大学)などのJリーガーを輩出しています。自身もサッカーをする子を持つパパでも安楽さんは、お子さんとの関わり方をどのようにしているのでしょうか?お話をうかがいました。(取材・文:鈴木智之)頑張ることを促すのは必要だけど、親が先走ったり、逆に無関心になるのもダメ■子ども以上に親の気持ちが先走ってない?安楽さんに「小学生年代の子どもを持つ親として、気をつけていることはありますか?」と尋ねると、次のような言葉が返ってきました。「先日、小学生の息子をJクラブのセレクションに連れて行ったのですが、保護者の方が子ども以上に熱が入ってるんちゃうかなという光景を目にしました。子どもたちがコートを移動するたびに声をかけて、『もうちょっとワンタッチでプレーした方がええんとちゃうか』とか『なんでサイドのポジションやねん』とか。気持ちはわかりますけど、サッカー面は口出ししないほうがいいんじゃないかと思いましたね」ひょっとしたら、Jクラブに入りたい子ども以上に、親の「Jクラブに入れたい!」という気持ちが先走っているのかもしれません。「僕の子どももサッカーをしているので、親の気持ちはめっちゃわかるんです。ですが、セレクションを受けると決めたのが本人なのであれば、そこでのプレーには口を出さないほうがいいと思います」■サッカーとしつけをごっちゃにしてしまう親がいるさらに、こう続けます。「僕も子どもができるまでは、全部コーチに任せておいたらええやん、子どもと距離が近い親はしんどいなと思っていたんですが、いざ親になってみると、人に迷惑をかけたらあかん、失礼な態度はあかんとなると、口出ししたくなるんですよね。しつけは大事ですから。ただ、サッカー面としつけは分けなければいけません。そこをごっちゃにしている親が多いのかなと感じます」サッカーとしつけは分ける。それがキーワードのようです。「サッカー面で子どものプレーを見たら、気になることはたくさんあります(笑)。でも、うちの子は僕が指導者であるがゆえに、自分からは聞いてこないですね。小学5年生からゴールキーパーをしているのですが、最初はフィールドプレイヤーだったんです。でも、自分で決断してGKをやろうと決めたので、尊重したいじゃないですか。セレクションで見た保護者のように、ポジションがどうやとかは言えないですよね」「サッカーの部分はコーチに任せた方がいい」と言う安楽さん。子どもにどうやったら上手くなるの?と聞かれたときは「わからんけど、両足で蹴れた方がいいんちゃうか?ぐらいしか言いません」と笑顔を見せます。「そしたら、両足で蹴れるように練習してますね。頑張ることをうながすような声かけは必要やと思うんです。無関心でいるのも違うと思うし。僕らの頃と違って、今の子の親は難しいと思いますよ」■食事中にネガティブな話はしない家庭で気をつけることは「食事中はサッカーのネガティブな話はしないこと」だと言います。「食事は親子のコミュニケーションの大切な時間だと思います。その時間に大好きなサッカーのネガティブな話をされると、子どもにとってはしんどい時間になると思います。食事中に嫌なことを言われたら、ご飯の味も変わりますよね(笑)。それなのにアスリートは食事が大事やというのは、本末転倒やと思うんです」食事とグラウンドへの送迎。この2つは親子が密接に関わる時間でもあります。「送迎の時も、子どもの話は聞いた方がいいと思いますが、評価はしない方がいいですよね。『今日どうやった?』『あんまり調子よくなかった』と言うたら『そうか。また頑張ろうな』ぐらいでいいと思うんですよ。プレーの細かな評価やダメ出しには、ならない方がいいです。今は昔と違って、サッカーの知識のある保護者の人もいると思うんですけど、我が子のプレーを応援こそすれ、ジャッジはしない方がいいですね」サッカーの指導者として、たくさんの家庭と関わってきた安楽さん。「お父さんの関わり方が上手な家庭は、不思議と良い選手になっていきます」と振り返ります。■「察しの悪い大人」になるのも子どもの成長に必要子どものプレーをジャッジして、ああだこうだと言い過ぎないこと「多くの場合、両親のどちらかというとお母さんがお弁当を作ったり送迎したりと、絶対に関わらなきゃいけないじゃないですか。そこでお父さんが子どものプレーをジャッジするというか、ああだこうだ言い過ぎると、両方から言われる感じになってしまいますよね。できる子の親は、試合は見に来て応援はするけど、言いたいことはあっても言わない人が多いように思います」さらに安楽さんは「察しの悪い大人になってみてはどうですか?」と提案します。「例えば、こうした方がいいとわかっていても、答えを言わずにわかってないふりをする。親が先回りせず、子どもに判断、決断をさせる。そのスタンスが大切だと思います。チャレンジして失敗して、それを克服する過程で子どもは成長していくので、失敗はつきもの。『失敗しそうだな』と思っても、許容できる範囲のミスであれば、先回りをして障害を取り除かない。察しの悪い大人になるのも、子どもの成長には必要なのだと思います」次回の記事では、中学年代を指導する立場から、小学生から中学生に進むときの親子の心構えや進路の選び方などをうかがいます。安楽さんが指導をするレオSCのHPはこちら>>
2019年11月07日私の息子は3歳半健診で、「発達障害の疑いがある」と診断されました。結果的に、その一年後の健診で「発達障害ではない」と診断されましたが、息子の幼過ぎる行動を見るたびに、発達障害と親のしつけについて考えさせられた私の体験談をお伝えします。 3歳半健診で色が答えられない私の夫は外国人で、私たち家族は長い期間を国外で過ごしています。息子の周りで日本語を話すのは私だけでした。 あれは日本に帰国し、3歳半健診を受けたときのことです。「この色は何?」という質問に、息子は答えられませんでした。私は相談室に入り、医師に「息子は日本語が苦手なだけです」と話をしました。その後も、さまざまなテストを受け、できることもあればできないこともありましたが、最終的には「発達障害の疑いがある。様子を見ましょう」と医師に言われてしまいました。 発達障害? 親のしつけのせい?息子はレゴブロックを組み立てたり、本の内容を覚えたりする点ではほかの子よりも優れているところもありました。そのため、息子が店で走り出したり、大声で怒り出して止まらなくなったりしても、手のかかる子だと思う程度でした。 ところが周りからは、私の息子への対応が甘過ぎる、しつけが悪いと言われることもありました。そう指摘され、息子に厳しく接することも。そのため、3歳半健診で「発達障害の疑いがある」と言われたとき、「本当に発達障害かもしれない」という思いと、「いや違う、私のしつけのせいだ」という思いから毎日悩みました。 息子の個性と親のしつけを考える 一年後の健診で、息子は「発達障害ではない」との診断を受けました。テスト結果は、同年代より優れている部分と劣っている部分の両方がありましたが、普段の生活でも、ほかの子より優れている部分と劣っている部分の差が大きい息子。以前は、その劣っている部分を直そうと、厳しくしつけをしていました。 私はその視点を変えることにしました。周りからのプレッシャーもありましたが、今は息子の個性を大事にして、優れている部分を伸ばそうと考えています。 息子は、いまだに幼い子のように自分の感情を強く出します。それは、のちに発達障害と診断されることになるかもしれません。でも、私には息子の優れた部分もきちんと見えています。今はその個性を大切にしたいと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。イラスト:imasaku著者:シュストルじゅんこ二児の母。海外で結婚し、2人の男の子を妊娠・出産。異文化を楽しみながら子育てをしている。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡
2019年11月01日私が子どもの頃、親のしつけはそれなりに厳しかったような気がします。小学校のうちは、子どもだけで買い食いはダメ、休日は友だちと遊ぶのではなく家族と過ごす、夜10時には寝る、無駄なものは買わない、サンタさんは5000円以下(笑)…。わりと「ダメなものはダメ!」と言う親でした。さて、そんな親ですが、孫が産まれると…。■厳しかった親だったのに…「あまぁぁぁぁーーーい!」小沢さんかよ。他にも100均でなんか買ったり、セールで「かわいい」という理由で服買ったり…。なんか私のときとだいぶ違う。そしてそんな母に対して、上の子が小さいときは、「甘やかさないで!」と思っていました。ただ、上の子が5歳になった今…。■ママの建前を立て、子どもの気持ちを満たしてくれる親子どもが5歳になり、適当…もとい程良く力が抜けたので、こういう対応がありがたくなりました!そして元々あまり小さい子が得意ではない父は…めちゃめちゃかわいがってくれてます!ありがたや…!孫が産まれて、甘くなったばぁばとじぃじ。そして、子どもが産まれて、親への感謝の気持ちがどんどん大きくなる私。これからも楽しい時間を一緒に過ごせたらいいなぁと思います!
2019年10月28日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! こんにちは、保育士の中田馨です。双子の赤ちゃんの離乳食が始まり、食べる意欲もスピードも好みも違う2人にどう食べさせればいいか? どうすれば少しでもラクになるのでしょうか? 保育所では、2~3人の赤ちゃんの離乳食を1人の保育士が食べさせています。そこで、双子の赤ちゃんにラクに離乳食を食べさせるコツをお話します。 離乳食が1回食のときの与え方とコツ離乳食が1回食の5~6カ月ごろ(離乳食初期)のときは、まだお座りがしっかりと安定していません。ですので、ママが赤ちゃんを抱っこして離乳食を食べさせることがメインになる時期です。抱っこして食べさせると、離乳食を安心した環境で食べさせられるというメリットもあります。 ママが一人であげる場合は、ひとりずつ順番に食べさせます。まだ、離乳食の量が多くない時期なので、1人ずつで食べさせてもそう時間はかかりません。とはいえ、赤ちゃんの食欲や食への興味関心はその子によってマチマチ。もし、赤ちゃんが食べることを嫌がったら、無理強いせず母乳や育児用ミルクを飲ませて満足させましょう。 これは、離乳食期全般に言えることですが、「離乳食の時間は1人15分で切り上げる」など、ママの中で時間の目安を決めておくと気持ちがラクになります。ちなみに、5~6カ月ごろ(離乳食初期)の最初は、嫌がったならすぐに切り上げても大丈夫。少しずつ離乳食に慣れていきましょう。 離乳食が2〜3回食のときの与え方とコツ離乳食が2回食になる7~8カ月ごろ(離乳食中期)になると、安定して一人で座れるようになります。離乳食の食べっぷりも安定してくる時期です。ですので、椅子に座らせて2人同時に食べさせることができます。このとき、双子の赤ちゃんの顔をママが見られる位置で食べさせます。テーブルがあったら角にそれぞれ赤ちゃんを座らせ、ママは2人の顔が見える正面で食べさせる、または赤ちゃんを並んで座らせ、ママは赤ちゃんの正面に座り食べさせます。 2回食のときは、ママはスプーンを2本持って交互に食べさせます。手づかみなどで、自分で食べるようになってきても、2本のスプーンを使って、ときおりママが口の中に入れてあげます。自分でスプーンを持って食べられるようになってきたら、赤ちゃんはそれぞれ1本ずつスプーンを持ち、ママは2本を持って時々補助的に手伝います。2人同時に与えるのが難しい場合は、時間差でももちろんOKです。2対1だとどうしてもバタつきますが、1対1ならじっくりと関わることができるメリットがあります。 また、1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)になると、集中して食べなくなることがあります。それぞれが、それぞれの食べる姿に影響されてしまうのが集中できない原因のことも。そんなときは、横並びの間隔を少し間を開けます。すると、自分のごはんに集中できるようになります。また、向かい合わせで座らせることで刺激し合い、食べる意欲が増す場合もあります。「絶対にこうでなければいけない」という配置はありませんので、赤ちゃん2人の性格を見極めつつ座らせてみましょう。 離乳食グッズを活用する(エプロン、椅子など)離乳食グッズを活用するのもおすすめです。 離乳食エプロン離乳食でママが大変に思うことの一つが「食べこぼし」です。自分で食べる意欲が増してくる9~11カ月ごろ(離乳食後期)は、赤ちゃんの体もテーブルもグチャグチャになります。そんなときに大活躍するのが、プラスティックやシリコン製のポケット付きエプロンです。口や手からこぼれる離乳食をポケットがキャッチしてくれるので重宝します。 食器それぞれ食べるペースが違うので、食器は2セット用意するといいでしょう。2人分を重ねて収納できるものは重宝します。また、ママや赤ちゃんがすくいやすい器や使いやすいスプーン選びも大切です。 椅子椅子は、赤ちゃんの体が安定するものを使いましょう。座り方ひとつで離乳食への集中度が変わります。大切にしてほしいポイントは「おしりを安定させること」。安定しない場合は、バスタオルをクルクル巻いたものを、背中・ひざ裏などに差し込み補正し、おしりでしっかり座らせます。後片付けは後まわしにしてみる離乳食を食べたあとは、テーブル周りの汚れがとても気になるところですが、手口を拭く、服を着替える、食後の母乳、または育児用ミルクを飲ませる、寝かしつけるなど、赤ちゃんの身の回りのことを済ませ、ひと段落してから片付けを始めます。 ママが同時にいろいろしようとすると、赤ちゃんも落ち着かず大泣きして収拾がつかなくなることがあります。ときには諦めることも大切。離乳食後にすることの優先順位を決めてみましょう。食べこぼしが多い時期は、こんな方法もおすすめです。・テーブル・椅子の下に、新聞紙やレジャーシートをあらかじめ敷いておく・顔や手を拭くタオルもスタンバイ・食べ終わってから着る服もおむつもすべて準備する・食べ終わってから遊ぶ(寝る)場所をつくっておく 食べ終わった子から体についた離乳食をふき取り、その場で服を脱がせます。そして、新しい服を着せ、食べ終わってから遊ぶ(寝る)場所に連れていきます。 この場所は、すぐ近くで赤ちゃんが一人でいても安全な場所であることが大切です。後追いする時期などは、これがうまくいかない場合があります。そんなときは、食べ終わった赤ちゃんはおんぶして、もう一人の赤ちゃんの対応をします。お昼寝前だと、おんぶしている赤ちゃんがいつのまにか背中で寝てしまい、寝かしつけがラクになる場合もあります。 赤ちゃんが2人いると、離乳食が進みにくい子のほうに手がかかって疲れてしまうという悩みもありますが、一番大切なのはママが疲れないことです。例えば、離乳食を市販のベビーフードにしてみるなど、少しでもラクになる方法を試してみることも必要です。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2019年10月24日こんにちは、保育士の中田馨です。低月齢の赤ちゃんを持つママのお悩みの中でよくあるのが、「赤ちゃんがまとめて寝てくれない」ということ。やっと布団に寝かせて一息ついたのに小さな物音で起きてしまった、ということはよくある話です。保育園でも、特に入園したての赤ちゃんにそういった傾向があります。 できれば、一度寝たらまとめて寝てほしいと思いますよね。今回は、低月齢の赤ちゃんがまとめて寝てくれないときにできるアプローチ方法を話します。 低月齢の赤ちゃんの睡眠まず知っておいてほしいことは、生まれたての赤ちゃんはまとめては寝てくれないということ。このころの赤ちゃんの睡眠時間は一定ではありません。昼夜の区別もついていないので、赤ちゃんが寝ている時間は昼間でもママも寝ると決めるなど、ママは育児に専念することが大切です。 1カ月ごろになると、昼間起きている時間が長くなりますが、まだ昼夜の区別はついていません。2カ月ごろに少しずつですが昼夜の区別がつき始め、夜にまとめて寝ることができるようになります。3~5カ月ごろになると昼夜の区別がつき、生活リズムが整いはじめ、寝る時間・起きる時間が一定になってきます。赤ちゃんの個性によって違いはありますが、このように低月齢の赤ちゃんは、寝たり起きたりを繰り返し、成長するにつれ徐々に続けて眠るようになります。 赤ちゃんの寝ている環境を見直してみる赤ちゃんが寝ているときの環境を見直してみましょう。まずは室温です。生まれたての赤ちゃんの体温は36.5~37.5度くらいですが、外気温の影響を受けやすく体温調節が未熟です。基本的にママが過ごしやすい温度でOKですが、温度でいうと25度前後に設定します。温度計は赤ちゃんの足元など、赤ちゃんに近い場所に置きましょう。 次に赤ちゃんを観察します。赤ちゃんが頭や背中に汗をかいている場合は暑いときです。衣服や寝具の確認もしましょう。分厚くないか、薄すぎないかを確認して、季節により入れ替えをします。赤ちゃんによっても、暑がりな子も寒がりな子もいますので、自分の子がどのタイプかを確かめてみましょう。 生活音などにも慣れさせていく赤ちゃんが物音で起きてしまうと、どうしても物音を立てないように生活をしてしまいがちです。「赤ちゃんが寝たら物音を立てない」という生活をしていたら、ママもパパもストレスが溜まってしまいます。そこで、徐々に生活音に慣れさせていきましょう。 まずは起きている時間に、ママやパパの話し声、ママが料理しているときの音、窓を開けたときの外の音、音楽やラジオの音など生活音を聞かせてあげます。寝ているときは、わざわざ大きな音を出すことはありませんが、普段と変わりなく生活をします。赤ちゃんが起きているときも寝ているときも、もし物音でビクッとしたら「大丈夫だよ」ということをわかってもらうために、優しく背中などをトントンしてあげます。 寝ているときはそのまま再度寝かしつけましょう。それを繰り返しているうちに、赤ちゃんは集中してまとめて寝てくれるようになります。また、起きてしまったときに「ああ、起きちゃったのね」と目を覚まさせてしまうのではなく、もう一度寝かしつけることが集中して寝てくれることにもつながります。 起きているときにスキンシップを取り入れる赤ちゃんが起きている時間にスキンシップを取り入れ、十分に遊んで赤ちゃんを疲れさせることも集中して寝ることには重要なこと。赤ちゃんの顔やほっぺをツンツンと優しく触れたり、手のひらをおなかや背中にふわりと当てたりなどのマッサージをするのも効果的。赤ちゃんが気持ちいい表情をする体の部位を、優しく触ってあげましょう。 赤ちゃんが「気持ちいい」という表情をする体の部位は、寝かしつけや一度起きたときに触ることで入眠してくれます。このように、普段のスキンシップから赤ちゃんの安心する場所を探しておくと寝かしつけ時に役立ちます。ガラガラなどのおもちゃを使って、正面から左右にゆっくり動かし、目で追わせる「追視」をしながら遊ぶのもOK。 また、うつ向け遊びも取り入れていきましょう。新生児のころは寝転んでいるママのおなかの上にうつ向けになり一緒にごろごろ遊びをします。1~2カ月ごろになったら、布団の上でうつ向けにします。最初は頭が上がらないのは当たり前ですので、頭を横にして息ができる体勢にしてください。嫌がったら10秒でおしまい。徐々に時間を増やしているうちに、自分で頭を上げてみようとする姿も見られてきます。うつ向け遊びは、赤ちゃんにとってかなり疲れる遊びです。いっぱい遊んでしっかり寝てもらいましょう。うつ向けのときに寝てしまったら、そのままにはせず仰向けにして寝かせてください。 今回紹介した方法は、集中して寝れない赤ちゃん向けに、保育所で実践していることです。すべて始めるのは難しいですが、できることからスタートしてみてください。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2019年10月23日普段の何気ない言葉遣いも子どもたちはしっかり聞いてるな…と思ったお話です。相変わらず言うことを聞かない子ども達。(特に長男&次男ペア)何度言っても同じ事を繰り返していたので、最近ストレスでハゲてしまった自分の頭皮を見せつけながら(なんでやねん)『母ちゃんストレスで薄毛どころかマルハゲなってしまうわ!!』って怒ったんですよ。そんな母のハゲアピールは一切通用せず(そらな)その後また同じ事を繰り返していたので『ああ…マジでホンマ全然聞いてへんな…。』って思っていたんですが、それから数日後。悔しさをあらわにした次男を見て…思わず全力でツッコミを入れたのは言うまでもありません(笑)いや…確かに言葉としては間違っていなくもない…。自分の中で言葉を解釈して使っているんですが、でも聞く人によっては誤解を招く表現だからそれ!!ああ、普段の言葉遣いには注意しないとなと私も反省しました。そしてまた別の日。毎日の学校給食用に、自分専用のスプーン&お箸セットをプラスチックケースに入れて持って行っている3人。同じように持って行ってるはずなのに、なぜか長男だけ結構な頻度で壊して帰ってきます。(そして毎回『勝手に割れてた!』っていう 笑)あたかも『諭す』かのような口調で『母ちゃん。のぶはのぶやから。』って言われてしまいました(笑)いや、まあ確かにそれはごもっともや。ごもっともやけど…微妙に使い方間違ってないか…(笑)小学校中学年に入り、難しい言葉や微妙なニュアンスの言葉も理解して使うようになってきた長男。この言葉も、長男なりに解釈して使っているんですが、たまに『…ん?』と思うときがあります(笑)なにはともあれ、私自身も言葉遣いには今一度注意しないといけないなと再確認しました。
2019年10月23日子どもの枕、持っていますか?0歳で入園した保育園では、お昼寝布団に枕は必要ありませんと言われました。わが家の娘は現在3歳。寝相がすごくて、とても枕がいるように思わないのですが、あることがきっかけで枕を買いました。これが意外に便利だったので記事にしたいと思います。基本的に小さな子どもに枕は必要ないのだけれど…2歳の頃、寝かしつけ時に私の枕を使いたがるようになりました。両親とも使っているので、娘にとっては憧れだったようです。しかし、私は小さな子どもに枕は必要ない気がしていました。実際、出産した病院の助産師からは、赤ちゃんに枕を使用するのは、大人とは背骨の形が違うからやめましょうと言われていました。大人の背骨はS字型。横になると首と床の間に隙間ができ、安眠ができません。S字型の背骨は成長と共に形成されていきますが、赤ちゃんはお母さんのお腹の中で丸まっていた名残りで背骨はC字型の状態。背骨や筋肉がそってから…だいたい1歳になってからがよいとのことでした。とはいえ、あまりにしつこくほしがるので、親が根負けし、子ども用の枕を買うことにしたのです。2歳で初めて買った枕は、その時大好きだったアンパンマンの枕。必要性をうたがうほどの、高さのない枕に家族で笑いましたが、娘的には大満足ですぐにお気に入りになりました。枕があると、自分の寝場所がとてもわかりやすいすぐに興味を失うのではと思っていた枕ですが、初めての購入から1年、かなり役に立っています。寝かしつけのとき、あちこち動きたがる娘に「あなたの寝場所はここだよ」と強く印象づけることができるようになりました。ゴロゴロと転がって遊んだあとも枕のもとにやってくるように。これは夜中にむくりと起きた寝ぼけた状態でも効果を発揮し、寝相によってとんでもないところにいたとしても、娘は自分の枕を探して元の場所に戻るようになりました。夜中にふと目を覚ました私は、たまたまその光景を目撃し驚きました。小さな枕は旅行先でも大活躍旅行に行くと、ホテルで寝てくれるか心配するものですが、この点でも枕は大活躍。いつもの枕があることは、子どもにとって大きな安心だったようで、自分の枕でしっかりと眠ってくれました。幼児用の枕は本当に薄くて小さいので、旅行荷物になっても困りません。旅の心配がひとつ減らせることは大変うれしいことでした。枕を持つメリットとは?選ぶ時のポイントは?店員さんに聞いてみた!上述したのは私が感じたメリットです。では実際に枕を持つとどんなメリットがあるのか、枕売り場の店員さんに聞いてみました。結論は「メリットもデメリットもほぼありません」。なぜなら小さな子どもは寝相でほとんど動いてしまい、枕を実際には使っていないから。あえてメリットを考えるならば、「大きくなった時に寝る時は枕を使用するものという習慣づけができるかもしれませんね」ということでした。枕の種類、枕の中身に関しても、好みのもので大丈夫とのこと。ただ子どもは成長が早いので、高さを調節しやすいものだと長く使えるのではないかということでした。わが家はとても薄い枕を購入し、タオルなどで調節していこうと考えています。実際、娘は寝ついた10分後にはもう元の場所にはいません。寝相によってほとんど使わないだろうと思っていましたが、意外と使えるので、育児のお助けグッズのひとつにいかがでしょうか。私はかなりおすすめです!<文・写真:ライター幸森陽子>
2019年10月21日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、こんにちは。中川マナです。「何度言っても、子どもに伝わらない」ということ、日々いろんなシーンでありますよね。今回は、前の連載で少し触れた「自分を責めるのはよくない」の延長上にある「子どもに何か伝えるとき、責める要素をオフにすると伝わりやすくなる」について詳しく書きたいと思います。▼前回エピソード■「責める」要素があると、伝わりにくくなる!?子どもに大事なことを伝えるとき、「責める」要素があるかないかで伝わり方が全然違います。話を聞いた子どもが、伝えたことを実行してくれる度合いも違うんですよ。というのも、我が家でこんなことがありました。「9時に家族で出かけよう」と決めていたのに、時間になっても私の準備がまだで出かけられない。夫はイライラ。その夫が、A「7時って言ったよね? 朝、あのゆっくりしてる時間動けば間に合ったのに!」と言ったときと、B「7時って言ったのに…、間に合わなそうなら早めにタスク振って」と言ったときがありました。Aのときは「私のほうがやること多いのに!」的な反感が先に出てしまったのですが、Bのときは自然に「…ごめんなさい」となったのです。そのあとの夫の話も「A:あーもー聞きたくない」と「B:聞いとこう」で分かれました。何が違うのかなーと考えてみたところ、夫の「言い方」が違う。Aは責める気持ちが全面に出ているのに比べて、Bにはそれがないんです。これは子どもも同じじゃないかな? と感じました。■責める気持ちを抑えて、伝えてみたところ…子育て中、子どもの言動を見て「それは危ない!」「待ってー!」ということが沢山ありますよね。親も子どもにいつも的確に説明できるわけではないので、「何が悪くて何がいいのか」を子どもが理解するには数年かかるようです。そのことをわかっていても、何度かダメだと伝えたことを子どもがやってしまったとき…、「前も言ったのに!」という怒りの感情が現れて、親は強い口調になりがちです。ストレスが溜まっているときは特に…。でも、夫とのやりとりを思い出して、ある日、試してみました。もちろん、心に余裕がある日に。勢いよく走ってきた息子が、私の足に激突…! いつもだったら怒るところを、感情を抑えながら、「息子くん、それやったら痛いんだよね」と言ってみたところ、「……ごめんねぇ」と息子。おっと!? 私が「痛いっ!!」と怒りまじりに言ったときは、他の部屋に走っていってしばらく帰ってこないのが定番の息子が!!!(行った先で笑っている場合と、落ち込んでいる場合あり=どちらもびっくりしたときの心の反応)伝わり方が全然違っているように見えました。■頭が感情の処理でいっぱいに!?怒られた時の息子の頭の中は、「やってしまったショック」「怒られてるショック」「そして反感(冒頭のわたしと同じ気持ち…多分)」などなど、いろいろな感情の処理に圧倒されているように見えました。頭が混乱しているときに「こうしてほしい」と言っても、伝わりにくく抜け落ちやすいのではないかと思います。反感の気持ちがある場合は「聞きたくない」と拒否することも…。自分を責めるのがよくないという理論も同じだと思います。落ち込むことがあって自分を責めると、それだけで消耗するし混乱します。▼「自分を責めてしまう」についてはこちらということで、子どもが何か困ったことをしたときは「〇〇してほしい」という肝心なことを聞き取ってもらうために、できるだけ感情抑えめで伝えるように努めるようになりました。何度も伝えてることだと感情的になりやすいのですが…うちの場合は…ロールカーテン!!ロールカーテンも大家さんのものなのに…遊んでしわくちゃに。こういうの、弁償したら高いのに!などなど、波立つ感情を抑えめに伝える…。やや我慢比べのような感じになるので、体力やメンタルに余裕があるときに…。わたしも同じくまだまだ要練習で、普通にプリプリ怒ることもありながら。そのためにも、休息や睡眠といった親自身のベースを整えることに気を使いたいです。それでは、また次回!
2019年10月20日子どもを産んだ瞬間、個人の考えや意見よりも、社会や周りが期待するような“親としての正しさ”を意識せずにはいられないのはなぜなのでしょうか?その根底には「親だったらこうあるべき」という固定観念の枠にはまらなければ生きづらいという感覚があるからなのかもしれません。枠から少しでもはみ出せば、批判の対象になるのではという不安や恐れ。しつけに関しても、一方的に親の責任と捉えられ、「親がしないから子どももしない」と否定的な言葉を浴びせられることさえあるのです。そんな周りからの理不尽な指摘に苦しみ、葛藤を抱えた自らの経験を自身のブログ 『甘辛ミックス』 に描いたのが、ウーマンエキサイトでもおなじみの人気コミックライター「こっさん」。漫画を読んだ子育て世代から「救われた」と反響を呼んだ“他人の正義に振り回されない思考術”はぜひ見習いたい内容です。■“正しさ”を突きつけられ苦しむ親の本心3児の母であるこっさんは、人見知りで挨拶が苦手なわが子のことを気にしつつ、あくまで子どもたちの成長を待ちながら、自らが手本を示していくしかないと大きな気持ちで捉えていました。まだまだ幼い子どもたちだからこそ、周りも寛容に受け止めてくれていたのですが、身内にとってはそうはいかなかったようで…実家に帰るたび、祖母から手厳しい言葉をかけられるこっさん。「自分のことを想ってあえてキツイ言い方でアドバイスしてくれているのかも…」そんな悪気のなさを感じていたからこそ、柔らかに弁解するものの、本心は深く傷付き、親としての責任の重さに押しつぶされそうになっていたのです。「こうすべきこと」も「こうあるべき姿」も一体誰の“正しさ”なのかそもそも不明確なのに、「こうあるべき」になぜか途方もなくとらわれてしまう…。こっさん自身もそんな苦悩と葛藤を抱えたまま数年間を過ごしたのち、ある時を機に周りの言葉に振り回される自分から脱することを決意するのです。■完璧でないわが子を見守ることも親としての大切なつとめ祖母の言葉に対して「聞こえない」フリを徹底することにしたこっさん。その時の決意をこのように記しています。子どもにもそれぞれ個性があって、必ずしも親の思い通りに育てることなどできないという現実。子どもだって1人の人間であり、それぞれのペースがあり、心がある…。わが子だから言っても、親が子どものことをコントロールできないからこそ、育児には難しさがつきまとうわけなのです。大抵の親は、子どもことを一番に思っています。偏食だと、自分の料理のせいじゃないか人見知りだと、自分がもっと周りに関わらせないからじゃないか手が出ちゃう子だと、自分がちゃんとしつけないからじゃないか周りに迷惑かけないようにとか周りに変な子だと思われないようにとかそれであっても、子どもを責めないようにとか。いろんなことを考えながら子どもの健全な成長を見守っているんです。出典:こっさんブログ 『甘辛ミックス』 そうこっさんが綴るように、親は子どもの個性を理解したうえで、子どもを頭ごなしに責めたり、否定したりせず、いかにしつけを行うかに頭を悩ませるもの。「できないこと」が「できるようになる」までには時間はかかるのが当たり前であり、まだ小さな子どもたちに完璧を求めること自体、親の苦しみをより助長させるにすぎない理不尽な要求でもあるのです。■正しさだけでは見えない。「人それぞれ」の正義のカタチもちろんマナーや礼儀は、必ず子どもに教えていけなければならないものではあります。しかし、うまく実践できない子どもに否定的な言葉をかけつづけるよりも、こっさんが言うように「大人になったときに出来ればOK」くらいの考えで十分なのかもしれません。なかには「礼儀がなっていない」と批判する大人もいるでしょうが、目に見えることだけで判断し、その人の正義や正しさで人を変えようとすること自体、果たして正しいことなのでしょうか?ままならない育児においても、正しさだけで人をはかるのは難しいこと。本当は「人ぞれぞれ」で済むことだってたくさんあるはずなのです。それなのに「親」という役割に現実味のない理想や正義を押し付けたくなるのはなぜなのか?もしかしたら、過去から受け継がれる「こうあるべき」の負のループからいまだ抜け出せない…という一因があるかもしれません。しかしそんな応戦を繰り返し、正義や正しさを名目に誰かをねじ伏せて自分の弱さから目を背けるよりも、みんなが「人ぞれぞれ」と他人を認める強さを持てたらなら、もっと生きやすく、子育てしやすい未来が待っているように思うのです。こっさん山口県在住。年子の小学生兄姉と年の離れた弟を子育て中の3児の母。家事育児をはじめ、オススメ商品や山口観光などについても日々SNSで発信中。●ブログ: 甘辛ミックス ●Twitter: @33kossan33 ●Instagram: @33kossan3
2019年10月20日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! こんにちは、保育士の中田馨です。赤ちゃんとの生活が始まったママたちからよく聞く悩みのひとつに「赤ちゃんを布団におくと寝てくれない」ということがあります。そんな赤ちゃんの様子をよく「背中スイッチがある」なんて表現をすることも。本来ならゆっくり休んでほしい産後のママが、赤ちゃんを一日中抱っこしていては、ゆっくり休むこともできません。今回は、生後43日目からの赤ちゃんを受け入れている私の保育所で実践している、新生児の赤ちゃんを泣かせずにラクに布団に寝かせる方法を話します。 新生児の赤ちゃんの「泣く」は自己表現まず、新生児の赤ちゃんが泣くのは、自分の要求を訴えるための自己表現です。布団に寝かせたとたんに泣くのは、ママと離れたことによる不安などを表現しているのでしょう。でも、おっぱいも飲んで、おむつも替えて、考えられることをすべてしたのに、まだ泣き続けている赤ちゃんを見ていると、わけが分からずママも泣きそうになります。これからずっとこんなに泣くのかしらと思ってしまいますが、成長するごとに泣くことは落ち着いてきます。育児全般で言えるのは、「今は、こういう時期なんだ」と思うことです。新生児の赤ちゃんがなぜ泣いているのかが分からないのは初めてのことだから。これから、何度も赤ちゃんの泣いているシーンに出会い、「あれかな?」「これかも!」と試行錯誤しているうちに、赤ちゃんの気持ちが分かるようになりますし、赤ちゃんもママがすることに安心してくれるようになります。そうすることで、徐々に赤ちゃんが泣くことへのつらさが軽くなってきます。 新生児の赤ちゃんの安心する体勢とはまず、新生児の赤ちゃんの安心する体勢を知りましょう。新生児の赤ちゃんの背中を丸く「C」の形にします。腕は「W」、脚は「M」です。つまり、母体にいるときのような体勢にすることで赤ちゃんは安心します。 背中を伸ばした抱き方をしたり、腕や足を屈曲せずに伸びた状態にしたりすると、赤ちゃんはビックリしてしまいます。布団におろすときは、抱っこで丸くなっている背中がまっすぐ伸びますね。そうすると赤ちゃんはビックリします。ビックリすると、手足もビクッと伸びてしまいます。そして起きてしまうのです。なので、布団におろすときは赤ちゃんの安心する体勢のままおろしてあげましょう。 基本の布団へのおろし方まずは、赤ちゃんを布団におろすときの基本です。【1】 赤ちゃんを横抱きし、布団の前でママは膝を床について腰を落とします。【2】 赤ちゃんの首とおしりを支えながら、ママの体ごと布団に寄せていきます。【3】 おしりをおろし、頭をおろし、腕をそっと引き抜きます。これで寝たままならOK。でも、背中スイッチのある赤ちゃんはおしりを下した時点で「あ、おろされている!」と分かります。だから、寝かしつける前に周りの環境を整えましょう。 ラクに布団に寝かせる方法次に、ラクに布団に寝かせる方法です。●敷布団の上にドーナツ型の座布団やバスタオルをドーナツ型にして置く赤ちゃんの背中が「C」のまま寝られるようにする工夫です。ドーナツ型の座布団を使う場合は、座布団の上にバスタオルなどをかけます。 ●赤ちゃんの体をおくるみに包む腕を「W」、脚を「M」の状態でおくるみに包んでみましょう。この準備ができてから抱き上げます。そして、寝たら布団におろします。 寒い季節でしたら、厚めの毛布をおくるみにして、布団におろすときに頭と脚に少し厚みを増やして寝かせることで、座布団がなくてもそのまま寝てくれます。 スキンシップで安心させる方法も普段からのスキンシップの中で、全身を触ることも赤ちゃんの不安感を取り除くことにつながります。優しくさすったり、軽く手を置いてじわーっと触れたりするだけでOK。スキンシップしているときの赤ちゃんの表情を見てください。「あぁ~、そこ気持ちいいいい~」と幸せそうな表情や、「ちょっと!そこはやめてよ!」と難しい顔をすることがあります。スキンシップをすることで、赤ちゃんの好きな場所と苦手な場所が分かります。寝かしつけするときは好きな場所をさすったり、軽く手を置いたりしてあげると、赤ちゃんは安心します。 また、これまで保育所で見てきた多くの赤ちゃんが安心するのが「手」です。寝かしつけするときに、赤ちゃんの手のひらにひとさし指を入れ優しく包みます。赤ちゃんを布団におろすまで手を離さず、一番最後に手を離します。もし、途中で起きたときも、手を包んで優しくトントンすると安心して寝入っていく赤ちゃんが多いです。 赤ちゃんを泣かせずにラクに布団に寝かせるには、赤ちゃんが安心する体勢と、赤ちゃんが気持ちいいと思う体の場所を知ることが大事。保育士が実践している方法を、ぜひ活用してみてくださいね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年10月17日待望の子どもができて幸せな反面、ずっと悩みの種だったのが“満足に寝られない”ということ。子どもを寝かしつけてから家事をし、改めて眠ろうと思うと寝つきが悪くて睡眠不足……という日々が続きました。このままだと体によくないと考え、長子が2歳になったころ習慣を変えました。 うまく寝つけないわが家の子どもの寝かしつけ時間はだいたい20時です。布団へ横になり、寝かせるために子どもの胸をトントンしていると、自分も眠くなってきてウトウト……。そのまま一緒に眠ってしまって30分~1時間くらいしてから起き、残った家事などの仕事を済ませ、いざ眠ろうとすると、仮眠をとってしまったためにうまく寝つけないのです。日付が変わっても寝つけず、ようやく眠ったと思ったらもう朝……という睡眠不足が続きました。 「このままだと体がまいってしまう」と考え、子どもが2歳になったころに思い切って習慣を変えることにしました。 早寝早起きが習慣にそれまでは「子どもを先に寝かせて、残った仕事をすべて片付けてから就寝」という習慣にしていましたが、「子どもと一緒に眠って、朝早起きして残った仕事を片付ける」という習慣に変えました。 20時に寝かしつけを始めると、だいたい30分くらいで寝つきます。朝4時にアラームをセットし、子どもが寝たらそのまま一緒に眠ります。おおよそ7時間くらい眠れるので、睡眠時間は十分。寝つきがいいのですっきりと起床でき、「眠たいのに眠れない」と布団の中でイライラすることもありません。 週末はパパとのコミュニケーション日にしかし、1つ問題が。パパが残業で帰ってくるのが遅いと、朝の一瞬しか会うことができないのです。忙しい期間はそれが何日も続くので、夫婦間のコミュニケーションが足りないなとお互いに思うようになりました。 そこで、週末は子どもを寝かしつけたあと、パパと映画を見たりお酒を飲んでおしゃべりしたりして、“コミュニケーション日”にすることにしました。翌日がお休みなら寝坊しても安心だし、おおらかな気持ちでいられます。 週末寝る時間が遅くなっても、習慣化した早寝早起きがすぐに崩れることはなかったので、この方法でうまくいっています。もともと早起きが得意なタイプなので、この習慣は自分の体質にとても合っていると思います。2人目が生まれたときに1度崩れましたが、夜中の授乳が終わってから再開し、6歳になった今までずっとおこなっています。 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2019年10月15日子どもの才能と個性を伸ばす育て方とは?パパ小児科医の加納友環(ぱぱしょー)先生に、「子どものしつけ」についてお話を伺いしました。叱り方の工夫は…?危険な行動については叱りましょう。落ち着いたときに改めて理由を説明しましょう。育児で大切にしていることは…?否定をしないで、まず子どもにいろいろなことをさせてみることが大切です。子どもの才能と個性を伸ばすには…?子どもの自己肯定感を養うこと、そして決めつけないことが大切です。ほかにも、ぱぱしょー先生の育児エピソードをお伺いしました。ぜひ動画をチェックしてみてくださいね。動画目次0:41叱り方の工夫について1:50おすすめの褒め方について3:06ぱぱしょー先生が育児で大切にしてること5:06ぱぱが娘の育児をするときに気をつけてることってある?5:49子どもの才能と個性を伸ばす育て方字幕付きのため、音声なしでもお楽しみいただけます♪加納友環(ぱぱしょー)二児(2歳、4歳)の父で小児科専門医。TwitterやInstagramを中心に子育て当事者の立場から、また医療者の立場から子育てに役立つ情報を発信しています。子育てに役立つ情報が盛りだくさん!ままのてのYouTubeチャンネルでは、ママ・プレママの素朴な疑問やリアルな悩みを解決します。ぱぱしょー先生の育児と家事について先生が育児のときに注意していること、また先生おすすめの育児グッズについて紹介してくださっています。後悔しない子育てのコツは?先生が子育てで実際にやっておけばよかったこと、また先生からパパへのメッセージなどを紹介しています。子どもを上手に寝かしつける方法は?子どもの睡眠の大切さや、なかなか寝ない子どもを上手に寝かしつける方法について、ぱぱしょー先生が実演しながら解説してくださっています!子どもの予防接種で保護者が注意すべきことは?子どもの予防接種のスケジュールの立て方や、予防接種をするときの過ごし方などを、具体的に説明しています。秋に気をつけたい食中毒!秋のお弁当で食中毒にならないために注意したいポイント、また食中毒の予防法について解説しています。動画は絶賛更新中!ぜひチャンネル登録してみてくださいね。
2019年10月09日何を言っても「イヤ」と言われてしまう、2歳ごろから始まるイヤイヤ期。今まで赤ちゃんだった子どもに自我が芽生えはじめ、社会の一員としての一歩を踏み出し、ママのしつけのはじまりの時期とも言えます。でも、しつけといってもまだ焦ることはありませんよ。 多くの人が乗り越えなければならないイヤイヤ期イヤイヤ期は、寝てくれない、ミルクを飲んでくれないなどに悩まされていたママにとって、次にやってくる難関とも言えるでしょう。 何を言っても「イヤ」と言われてしまうので、ママとしてはイライラもしてしまうし、自分のやり方に不安を感じ、自信をなくしてしまう人も多いでしょう。けれども、イヤイヤ期の訪れは、それこそ息をするように普通のこと。イヤイヤ期が来てくれて、順調に育ってくれているのだと考えましょう。 両親や友人の話を聞いてみようイヤイヤ期の終わりが見えなくてつらいと感じたら、自分のお母さんや先輩ママに話を聞いてみましょう。みんなうんざりしながら、イライラしながら、イヤイヤ期を乗り越えたことがわかるのではないでしょうか。みんなもそうだとわかれば、少し心も軽くなるはずです。脅してしまう、怒ってしまう、いろいろ試して、だましだましやっていることに罪悪感を覚えてしまうこともあるでしょうが、子どもが自分の自我と向き合いはじめて戸惑っているように、ママが戸惑うのも実は当たり前のことなんです。 イヤイヤ期は子どももママも成長するための時期。自分がママとして成長している時期だと思って、自分を責めずに応援してあげてください。 ドンとかまえていよう「イヤイヤ」言ったら、うろたえず、危険でないかぎり「どうぞ、どうぞ、お好きなように」とドンとかまえていてください。自我が出始めた時期だけに「早いうちに悪いことは悪いと教えなくてはならない」と思ってしまいがちですが、おむつがなかなかとれない子でも、ある年齢にいったら必ずトイレでできるようになるように、まだまだ続く育児、焦ることはありません。2歳ですべてを教えこもうとする必要は全くないのです。 子どももまだ自分の変化に戸惑っている時期です。子どもが手探り状態の中でいろいろと教えようとしても、聞いてはくれません。それこそ「イヤ」と言われてしまうでしょう。本当にダメなことから少しずつ教えるようにしましょう。 イヤイヤ期の終わりは必ず来ます。とはいってもイヤイヤ期の次には、また新たな課題が出てくるのが育児。難題が次々と出てくる……と暗い気持ちにならずに、順調に成長してくれている! と前向きにとらえて過ごしてください。 著者:ライター カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2019年10月05日赤ちゃんが少しでも短い時間で寝てくれたらいいのに……。そう思っていらっしゃるママやパパも多いのではないでしょうか。今回は、わが家で実践している寝かしつけをご紹介します。 1.低月齢の時期はブランケットを活用赤ちゃんが低月齢の時期は、せっかく抱っこで寝かせても、ふとんに下ろしたとたんに起きてしまった……なんて経験ありませんか? そんなときにおすすめなのが、赤ちゃんを抱っこするときに赤ちゃんとママの腕の間にブランケットを1枚はさむこと! 赤ちゃんが寝ついたら、ブランケットを赤ちゃんの背中にはさんだまま、ふとんに下ろします。以前、赤ちゃんは背中の感覚が敏感だということを知り、この方法を試したところ、起きてしまう回数が激減しました! 2.後ろから前に向かって頭をなでなで赤ちゃんの月齢が上がってくると、添い寝で寝てくれるようになりました。添い寝では、おなかをトントンするといいとよく言いますが、私が効果的だと感じたのは「頭なでなで」です。 後ろからおでこに向かってなでることで、手がおでこに来たときに反射的に目をつむりますよね。目をつむる&頭をなでられる気持ちよさからか、わが家の息子はよく「頭なでなで」で寝てくれるようになりました。 3.寝る前のお風呂で思いっきり遊んでもらう!わが家では、「お風呂からあがったら寝る」というのが毎日の習慣。赤ちゃんが活発になる1歳半ごろからは、寝る前のお風呂の時間に思いっきり遊んでもらっていました。 ママのそばで遊んでいる間に、ママは体や髪を洗うことができます。お風呂で温まった体温が下がってきて眠くなるという効果も合わさって、寝る準備としてとても効果的でした。 寝かしつけに困っているママやパパはたくさんいらっしゃると思います。とくに初めてのお子さんだとなおさらですよね。いろいろな寝かしつけを試して、わが子に合う方法を見つけたいですね!著者:前田奈々自閉症の長男、次男の二児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年10月03日どんな育児してる?パパのおすすめ育児グッズは?パパ小児科医の加納友環(ぱぱしょー)先生に、「パパの育児」についてお話を伺いしました。どのような家事をしている…?例えば皿洗いやゴミ捨てをしたり、洗濯物を畳んだりしています。育児のときに注意していることは…?育児・家事について、奥さんとの価値観の違いを把握するようにしています。育児で便利だと思ったグッズは…?子どもが風邪を引いたとき、電動の鼻吸引機がとても便利でした。ほかにも、ぱぱしょー先生の育児エピソードをお伺いしました。ぜひ動画をチェックしてみてくださいね。動画目次0:20ぱぱしょー先生の育児と家事1:44育児のときに注意していることは?2:26ぱぱしょー先生のおすすめグッズ字幕付きのため、音声なしでもお楽しみいただけます♪加納友環(ぱぱしょー)二児(2歳、4歳)の父で小児科専門医。TwitterやInstagramを中心に子育て当事者の立場から、また医療者の立場から子育てに役立つ情報を発信しています。子育てに役立つ情報が盛りだくさん!ままのてのYouTubeチャンネルでは、ママ・プレママの素朴な疑問やリアルな悩みを解決します。子どもを上手に寝かしつける方法は?子どもの睡眠の大切さや、なかなか寝ない子どもを上手に寝かしつける方法について、ぱぱしょー先生が実演しながら解説してくださっています!子どもの予防接種で保護者が注意すべきことは?子どもの予防接種のスケジュールの立て方や、予防接種をするときの過ごし方などを、具体的に説明しています。秋に気をつけたい食中毒!秋のお弁当で食中毒にならないために注意したいポイント、また食中毒の予防法について解説しています。動画は絶賛更新中!ぜひチャンネル登録してみてくださいね。
2019年09月25日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、寝かしつけがラクになり、家事効率もあがったという方法をママが紹介! 食事の後片づけや翌日の準備など、夜のうちに済ませておきたい家事はたくさんあります。しかし、なかなか思うように寝てくれないわが子を前に、イライラは募りがち。私もそんなママの1人でした。そこで仕事復帰後、思い切って夜の家事を諦めました! 仕事復帰後、毎晩の寝かしつけが苦痛……娘が1歳半のときに、仕事復帰した私。保育園で2時間近くお昼寝して帰ってくるせいか、娘は夜になかなか寝てくれませんでした。布団に入る前に疲れるまで遊んでみても、娘と一緒に布団に入って寝たふりをしてみても、頑なに寝ない娘。 保育園の先生に相談してみると「寝る前に頭を使うパズル遊びをしてみたらいい」「1分ほど、ギュッと布団の中で抱きしめていたら眠たくなる」というアドバイスをもらいましたが、どれも娘には通用せず。ママ友の「部屋を暗くしていたら、いつの間にか寝ているよ」の声に、なぜ娘は寝ないのか……と途方に暮れることもありました。寝かしつけに1時間以上かかることがよくあり、最終的に私のほうが疲れて先に寝落ちしてしまう日々でした。 家事ができない! 寝ない娘にイライラ……寝ない娘を前に、いつもイライラしていました。そのイライラの原因は「娘が寝たあとに家事をしたい」「早く娘を寝かさないと、家事の時間が確保できない」「明日も朝早いのに……」という思いがあったからです。 寝かしつけをしている最中も、シンクに溜まった食器類や、手つかずのまま洗面所に放置されている洗濯物が気がかりで、寝かしつけに集中できなかった私。そんな思いを持っているから、無意識に娘への態度もイライラしたものになっていたのかもしれません。寝かそうと必死になりながらも心ここにあらずなママの本心を、娘は見透かしていたのかなとも思います。 夜の家事を諦めたら、家事の効率もアップ!あまりにも寝ない娘を前に、ついに夜の家事を諦めることに。夜寝る分、それまでよりも早く、朝5時に起きる生活に切り替えることにしました。娘が寝たあとに家事をしなければならないというプレッシャーがなくなったことで、娘が寝なくてもイライラしないでいられるようになった私。寝かしつけにも集中できるようになりました。 1日の疲れが出る夜に家事をするよりも、朝の元気なうちに家事をすると効率がいいことも実感。早朝だと娘と一緒にパパも寝ているので、万が一娘が目を覚ましてもパパが相手をしてくれるというメリットもありました。 育児をしながら家事や仕事をするには、時には諦めたり、大きく方法を変えたりすることも必要です。私の場合、夜の家事はやめてよかったことのうちの1つ。パパやママと子ども自身がストレスフリーでいられる生活を、今後も追及していきたいと思っています。著者:金谷ともみ第2子妊娠中、5歳の娘の母。働きながら結婚、出産、産休育休を経て復帰、マイホーム購入などを経験。よりフレキシブルな働き方を求めて、ライターに転向。
2019年09月24日登場人物ママ(オキエイコ):28歳で出産、1児の母。子育て日記などをブログやSNSなどで更新しつつダラママ満喫中。パパ:出張が多いサラリーマン。娘のハナ:2016年1月生まれ、現在イヤイヤ期真っ最中でピンクが大好き3歳。1歳から保育園に通っている。ママが語る!「寝かしつけ」を乗り越えたある方法とは…?寝かしつけがうまくいかずストレスが溜まりイライラ…という経験をしたことがあるママも少なくないでしょう。「良いママとして頑張らなきゃ!」と家事に育児に全てなんとかしようとするよりも、パンクしてしまわないように抜けるところで手を抜くということを、頭の片隅に置いておくと良いかもしれませんね。現役ママの本音や体験談を語るママトーク、2本続けてお届けしましたが、いかがだったでしょうか?次回もお楽しみに!次回の掲載予定日は2019年10月4日(金)です。(編集部)前回のママトークはこちら過去のエピソードままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!著者情報
2019年09月20日「魔の2歳児」という言葉があるように、2歳ごろは多くのママが頭を悩ます時期ですよね。こんなに怒りたくないのに、やさしいママでいたいのに……。実際に経験すると思うようにいかないことが多いもの。今回は、わが子のイヤイヤ期に私が感じた悩みとその対応策について紹介します。 とにかく泣き声がつらい!イヤイヤ期の悩みの1つに、「とにかくわが子の泣き声がつらい」というものがありました。私の場合、泣き声を聞くだけで精神的ストレスを感じてしまいました。こうした悩みを抱えているママも少なくないと思います。 私が経験をして学んだのが、「泣き」と「イヤ」にうろたえないことです。何をしても泣き止まないときは、周りの迷惑にならない場所で思いきり泣かせてあげることも。その間に私も心を落ち着かせることができました。 何が「イヤ」なのかわからない!わが子のイヤイヤのなかでは、理由のわからないものも多くありました。「何がイヤなの?」と問い詰めても泣いて暴れるだけ。こんなとき、対応に困り果ててしまいます。大人の反応を見たいがための「イヤ」、親の指示に対する「イヤ」など、理由はさまざまだったように感じます。 なかには、子ども自身も理由がわからずに泣いていることもあるようでした。理由がわからない「イヤ」もあることを知っておくと、仕方のないことかな、とも思えました。 イヤイヤ真っ最中のしつけは大変!わが家では、イヤイヤ真っ最中の2歳のときにトイレトレーニングを開始しました。ただでさえ大変な時期に生活習慣を教えていくのは、本当に大変です。 夏までにおむつをはずしたいなど、私自身が目標を立てていたのですが、スムーズにいかずイライラしたこともありました。私の焦りが怒りへと変わっていき、子どもにも伝染して、逆効果でした。イヤイヤ期は「あれもこれも」より「これだけは」と思うしつけに絞ってみるのも方法だったと感じています。 そのほか、イヤイヤを予測して退屈させないおもちゃなどを用意しておくなどの工夫をしたことも。子どもによって合う・合わない対応があるかと思います。わが子に合った対応ができると良いですね。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年09月19日ママ友と話していると、子育て中の「あるある!」という笑えるネタで盛り上がることが結構ありますよね。今回は、共感してもらえなかったものも含めて、わが家の子育てあるあるをご紹介します。 1.寝かしつけ後、おもちゃが動き出す子育て中のママにとって夕方は、本当に慌ただしい時間ですよね。夕食の準備や片付けをしたり、お風呂入れたり、とにかく忙しい! やっと子どもたちを寝かしつけて、静けさに包まれたそのときです。突然、鳴り響くおもちゃの音には、とっても驚かされます。電車がガーッと走りだしたり、光りながらメロディが流れたり。「赤ちゃんが起きちゃうから早く止めなきゃ!」と焦ったら、夫を踏んづけてしまいました。 2.ママも育児用ミルクを飲んじゃう♪私は、母乳と育児用ミルクの混合栄養で子どもを育てていました。赤ちゃんの育児用ミルクをママの飲むココアなどに入れると結構おいしいんですよ。そして、そのココアを飲みながら授乳していたのです。 想像してみてください、なんだか変な感じがしますよね。飲ませているのはホントに母乳なのか? これぞ混合? ってことで、ちょっと笑えます。「私もやっていた!」という方はいませんか? 3.おしりふきの使いすぎ不経済だと思いながらも、つい「おしりふき」を多用してしまいました。ふきんをキッチンからわざわざ取ってくるのが面倒になり、目の前のおしりふきでテーブル拭きを済ませてしまうんです。日常的に使っていました。 もったいないけれど、便利だからついやってしまうという方もいると思います。おしりふきを箱買いしていると、なおさら「たくさんあるから」と思ってしまいます。 子育て中は疲れやストレスが溜まることもありますが、ママ友と楽しくおしゃべりに花を咲かせて気分転換しています。著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2019年09月17日息子が1歳になるころ、私は寝かしつけに苦戦していました。そこで夫がプレゼントしてくれたのが「ドリームスイッチ」でした。それからは寝かしつけがうまくいき、わが家ではとても活躍しているこちらのアイテム。特徴などをお伝えしていきます。 ドリームスイッチに出合うまで1歳までの寝かしつけは授乳に頼りきりで、そのまま寝落ちするだけでした。抱っこで寝かしつけようと試みたこともありましたが、日に日に息子の体重が増えて挫折。絵本は数冊読んだところで自分が飽きてしまうために断念……。職場復帰を目前に控え、断乳したらどうなるんだろう......と不安を抱いていたところに現れた「ドリームスイッチ」。わが家にやってきた晩、ワラにもすがる思いで早速使うことにしたのです。 ドリームスイッチとは? 正式名称「ディズニー&ディズニー/ピクサーキャラクターズDream Switch(ドリームスイッチ)」というもので、天井に映像を映しだすおもちゃです。“動く絵本による読み聞かせ”をコンセプトとしており、ディズニーの絵本から厳選された30話もの作品を楽しむことができます。本を持つ必要がないため、子どもと目を合わせながらスキンシップをとることもできます。音声・字幕の有無も選べて、聞き慣れたママの声で読み聞かせができるうれしい機能も。説明書を読みながら、「こんな便利なものがあったんだ!」と衝撃を受けました。 床に置くだけ! スペースいらず セットはとても簡単で、付属の土台に本体を置き、コンセントを繋ぐだけ。操作は感覚でできるほど単純ですし、説明書も付いています。話の切り替えだけではなく画面の回転、明るさ、音量もリモコンで操作できます。息子と一緒に寝転んだまま操作できるので、寝入りの邪魔をする心配もありませんでした。わが家は真上が照明とかぶってしまったため、照明器具の傘をはずして映していますが、今のところ鑑賞に問題はありません。部屋が狭くても天井だったらある程度スペースがとれますし、木目があるお宅でも明るさを最大に設定すればきれいに反映されると思います。 気になる息子の反応は…息子はうれしそうに「あ!」と指をさし、まじまじと見つめていました。途中起き上がったりしましたが、「あれ見て!」と気を引くとすぐにまた寝転んでくれました。そして開始20分ほど経ったころ、目をこすりだした息子。そろそろかな〜と思い横を見ると、すやすやと寝息を立てていました。そのときの感動は今でも忘れません。もうすぐ2歳になる息子ですが、「ドリームスイッチ」を見るのが寝る前の習慣になっています。長くても30分ほどで寝るようになり、さらに私の寝落ち率もグッと下がりました。そんなドリームスイッチは、今のところわが家の買ってよかった子ども用グッズナンバーワンです。 寝かしつけがスムーズになってからというもの、私の生活の質が劇的に良くなりました。息子と笑って過ごすためにも、これらかも便利グッズに頼っていきたいと思います。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。 著者:高橋さちこ1歳男児の母。新卒で営業職に就き、妊娠を機に退職。その後就活・保活に成功し、現在は働きつつ妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年09月15日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、おくるみのおかげで寝かしつけがラクになったというママの体験談です。 娘が生まれてから1年半あまり、同じおくるみを睡眠グッズとして使い続けています。1枚あれば長く使えて、寝かしつけもラクになる。そんなおくるみにまつわる私の体験談を紹介します。 生まれた日からおくるみ私が出産した産院では、おくるみの使用が推奨されていました。助産師さんのお話では「おくるみを使用することで赤ちゃんが寝つくまでの時間が短くなり、さらに起きにくくなる」と、寝かしつけに効果を感じている人が多いそうです。 娘は生まれたその日から、寝るときは必ず全ぐるみ(両手、両足、全身をすべて包むくるみ方)。おくるみの効果か、娘は私が起こすまで寝ていることが多かったです。 成長に合わせて形を変えるくるみ方は、娘の成長に伴って変えていきました。寝ている間におくるみから手が出るようになったころから、だんだんと半ぐるみ(両手を出し、脇から下だけを包むくるみ方)にし、くるむ強さもゆるく変えていきました。 いつからか、娘はおくるみ=寝るためのものだと理解したようで、眠たくなるとおくるみを触るようになりました。娘の眠たいサインがわかりやすくなり、寝かしつけに苦労することが少なくなりました。 2歳前になった今ではそのうち、おくるみはゆるく体に巻くだけになりました。寝返りを邪魔しないよう、両足も出しています。歩けるようになった今では、眠たくなると娘自らおくるみを引っ張り出してきます。逆に、私がおくるみを持って来ると「寝る時間だ」と思うようで、遊びをやめて寝室へ行こうとします。「おくるみ=寝る時間」という意識が予想以上にしっかりと娘の中に刻み込まれていることがわかります。 おくるみというと、小さな赤ちゃんのときだけに使うようなイメージを抱いている方もいるかもしれません。でも、実際は子どもの成長に合わせて長く使えるアイテムです。娘が生まれた日から使い続けていて、本当によかったと思っています。 著者:丸川朋一女の母。出産を機に仕事を退職。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在二人目妊活中。
2019年09月11日ある休みの日、小学3年生の娘と2歳の息子を、ショッピングセンター内のキッズスペースに遊びに連れて行ったときのお話です。そこは大きめのキッズスペースで、いろいろなおもちゃがありました。子どもたちはそれぞれおもちゃへ向かい、少しはなれたところで別々に遊びはじめました。■積み木で作った娘の力作、母に報告しようとしたところ…娘は、積み木を高く積み上げる遊びをしていました。ママ見て~! と娘が私に声をかけた瞬間、息子が積み木に気づき、走ってきました。そして…娘が必死に積み上げた積み木を、息子は一瞬で壊してしまいました。突然の出来事に号泣する娘。「してやったり」の表情をする息子は、姉に謝らずに走って自分のいた席へ逃げていきました。■お仕置きしようと思ったら、意外な結末に!?ちゃんと謝らせなきゃ、と追いかけると…そこには、たたずむ息子の姿が。そこで目にしたのは…さっきまで息子が遊んでいた線路を、ぐちゃぐちゃにする子の姿。息子はその場に崩れ落ち、号泣…。偶然にも、さっき自分がやったことを、そのままやられた息子。「きーしゃんのがぁぁぁぁ!」と泣きわめく息子でしたが、私たちはあえて黙って見守りました。自分がやったいじわるは、自分に返ってくる…身をもって知った2歳児でした(笑)
2019年09月10日猫の手貸して~育児絵日記~
うちはモフモフ暮らし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々