第2子を出産したときのお話です。出産予定日の11日前。朝起きるとおしるしがあり、おなかの張りと痛みがあったので急きょ病院へ。母と上の子と一緒に車で病院へ向かったのですが、そのとき何気なく言った上の子の発言に衝撃を受けた体験談です。予定日の11日前におしるしが!妊娠38週3日のときのことです。前の日の夜中に上の子(当時3歳)が嘔吐をしてしまい、朝には落ち着きましたが、私はまったく寝ていない状態で朝を迎えました。そして、朝トイレに行くと「おしるし」が! 第二子を妊娠してから、まったく抱っこしていなかった上の子を抱っこしたからかも……と焦りました。 おしるしは上の子のときにはなかったので、「ついに!」と思ったものの、もうそろそろという目安なだけで、「おしるしがあってから出産まで1週間かかる場合もある」という情報をネットで見てしまったので、仕事に行く夫に軽い気持ちで「妊婦姿見納めかも〜」なんて伝えていました。 妊婦健診のあとにおなかの張りを感じ始めて……その日はちょうど妊婦健診があり、母に送迎してもらう予定だったので、保育園をお休みにした上の子を小児科に連れて行き、そのまま妊婦健診へ。 11時の時点で子宮口は1cm。2人目なので、「痛みがあったら早く来てね」と言われ帰宅しました。帰る車の中、なんとなくおなかが張って定期的な痛みはあるなぁと、陣痛アプリを使ってみると、すでに3~4分! いやいや、まだわからない……そう思いつつも不安だったので、念のため母にはしばらく自宅で一緒に待機してもらい様子を見ていました。 しかし痛みは引かず、15時30分に病院へ電話。すると、「入院セットを持ってきてください」と言われたので、急いで病院へ出発しました。 上の子の予言が的中!?病院に向かう車の中で、上の子に「何時に生まれるかねぇ?」と何気なく質問したところ、「ろくじ!」と言われました。ちなみに当時、上の子はまだ時間のことは理解できていません。私は、「18時ならあと2時間か〜。それくらいなら耐えられるわ。がんばってくるねー!」と言って別れました。 助産師さんにそのやりとりを伝えると、「子どもの言うことは意外と当たるよ」と言われましたが、「もしこれが朝の6時だったら結構キツイなぁ」なんて思っていました。そして、陣痛室に入ったのが17時30分。すると助産師さんが、経産婦だから早め早めにと言って、子宮口が7~8cmになったところで早々に分娩室へ。 分娩室に入ってからいつまで経ってもいきんでいいと言ってもらえず、いきみ逃しをしているはずが……何とそのままスルッと誕生! そのとき17時52分。まさかの上の子の予言が的中してビックリでした! 出産後、本人に「生まれる時間当たったよー!」と伝えたのですが、言った本人は無反応(笑)。 産後、複数の助産師さんから「小さい子どもの言うことは当たるから!」と言われました。あんまり信じてはいなかった、上の子が言った下の子の誕生した時間。出産直後に時間を聞いて、とても不思議な気持ちになったのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ミルク3歳、0歳の2児の母。ただいま育休中。
2023年10月14日元々は夫にいろいろしてあげることが好きだった私。家事は自分のやり方やこだわりがあり、特に家事をしない夫に対して不満はありませんでした。ところが、子どもを出産したことがきっかけで疲労が蓄積し、だんだん家事をしない夫に対してイライラするように……。私がいかにして夫をイクメンに変えたのか、その方法をご紹介します。まずは真剣に話し合いを女性は出産する前に長い妊娠期間があります。そのため、夫よりも親としての実感や子どもに対する愛情が早く芽生えやすいように感じました。はじめはそれほど感じていませんでしたが、いざ出産を終えると、お互いの家事・育児の認識に対してギャップが生まれることに……。 今までの家事に加えて夜間の授乳や夜泣きの対応など、休む暇もなかった私。そんな私の状況を目にしていながら、特に何も手伝ってくれない夫に嫌気がさすようになりました。「このままでは産後クライシスになる!」と思った私は、夫に自分の気持ちを打ち明けました。少しは子どもの面倒を見てほしい、休日は私も休ませてほしい……。 夫はそこまで私が思い詰めていたとは気づかなかったらしく、素直に謝ってくれました。まずは真剣に今後どうしたいのか、話し合う場を設けることが第一歩だと思いました! とにかく褒める! 褒めまくる!今まで家事・育児を何もしてこなかった夫に、完璧を求めるのは無理な話。そのため、私は夫がすることに寛容でいるよう心がけました。 おむつ替えは私の3倍の時間がかかり、皿洗いは雑で泡がついていることも……。それでも言いたいことをぐっと我慢して、とにかく褒めます! 誰だって褒められて嫌な思いをしませんよね。特に夫は頼りにされると喜ぶタイプなので、「いつもすごく助かる!」「さっすがパパ!」など少々大袈裟に褒めるようにしています。 すると、頼まなくても自らやるべきことに気づいて行動するように。ここまで成長するとは思っていなかったので、本当にうれしい驚きです。 子どもが夫に懐くようになった子どもが生後5カ月になったころ、パパとママの区別がだんだんつくようになったらしく、子どもが夫にも懐くようになりました。喃語しか話さないものの、明らかに夫を意識してニコニコしている子どもを見て、夫はうれしかった様子。子どもフィーバーにはならないタイプだと思っていましたが、子どもの写真を携帯の待ち受けにするほど子ども好きになっていました。 そして、休日はベビーカーで近所を散歩したり、泣いたら抱っこをしてあやしたりするなど、すすんで子どものお世話をするようになりました。今では立派なイクメンになったと思います。 最初はハードルが高いかもしれないと思っていたイクメン。わが家の場合はちょっとした工夫で変わることができました。今後もさらなる成長を期待して、イクメン育成期間をもう少し延長しようと思います! イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:中原けいこ2歳男児の母。妊娠を機に金融機関からライターへ転向。現在第2子妊娠中。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
2023年10月14日現在5歳、2歳、0歳の3人の子どもがいます。5歳の娘を出産するときの話です。初めての出産で不安が多かった私は、里帰り出産を選択しました。何もかも初めての体験で、不安や戸惑いも多かったなか、離れて暮らしていた夫から衝撃の発言を耳にしたのです……。里帰り出産で夫とは離れて生活現在5歳の長女を出産したときのことです。初めての出産だったので、いろいろと不安もあり、自宅から飛行機で2時間の距離にある実家に里帰り出産をすることにしました。早めに産休に入り、妊娠8カ月に入ってすぐに夫と離れ、実家へと帰りました。里帰り中も夫とは電話をしたりLINEをしたり、連絡はこまめにとっていて、妊娠経過や赤ちゃんのことなどもその都度伝えていました。妊娠経過は順調でした。 陣痛らしき痛みで夫に連絡。ところが…妊娠38週2日の朝、陣痛らしき痛みがきました。これが陣痛かな?と不安とドキドキもあり、夫に朝一番にLINE。しかし、この日は土曜日で仕事も休みのはずなのに、何回連絡してもまったく既読になりません……。 実家で実母とドキドキしながら連絡を待っていても、まさかの朝からお昼まで音信不通。ようやくお昼に電話がきたと思ったら、寝起きの掠れた声で「あー、二日酔い気持ち悪い。飲んだー」とふざけた第一声が! どうやら金曜の夜は飲み会だったようで、お昼まで二日酔いで寝ていて、LINEも見ていなかったようです。 夫の会社はもともと飲み会が多く、夫もまだ20代。飲み歩くことが大好きな人でしたが……。初めての陣痛でドキドキした連絡。やっときた電話が二日酔いの報告であ然としました。さらには「陣痛がきたかも」と伝えると、「え、そうなんだ! あ、でも今日◯◯(友人の名前)の誕生日会だからさー。俺、幹事なんだよね! 幹事がいないなんてあり得ないっしょ? 明日の飛行機でそっち行くわ! 陣痛って3日かかるんだよね?」との発言! もう、悲しみや怒りの前に、呆気にとられて電話を切ってしまいました。 出産に対する温度差が浮き彫りに私と離れて暮らしているとはいっても、この温度差と知識のなさ。電話を切ったあとに怒りがふつふつと湧いてきて、実母に夫への怒りをわーっと吐き出しました。里帰りしたからといって、すべて私と実家へ丸投げするような態度。出産という人生の一大事で、母子の命にも関わる出来事への関心のなさ。出産より友人の誕生日会を優先されたことが悲しく、怒りを覚えました。 また、母親も初めてのことで、母親学級やネットなどで勉強しているのに、「陣痛は3日間」という一般的でない、夫にとって都合の良い解釈をしていたことに非常に腹が立ちました。その後、連絡をとる暇もなく、お産はあっという間に進み、夕方には無事出産。 義母に説得されてようやく到着結局、夫は義母に怒られて説得されたようで、誕生日会という名の飲み会をあきらめ、夜には飛行機でこちらに到着しました。しかも、義母が飛行機代まで出してあげてようやく来たという情けなさ……。 あとから聞いた話によると、初めは誕生日会に出向いたらしいのですが、参加していた女性陣たちから「こんなところにいる場合か!」と総批判をくらったようです。そして、ようやく初めての赤ちゃんに会えた夫でしたが、抱っこはしてくれたものの、せっかくはるばる会いに来たのに、「明日から仕事だから」と日曜の夜には飛行機で帰ってしまいました。仕事が大事なのもわかりますが、誕生日会の話があってからのことだったので、自分の子どもなのにまったく関心もないんだな、と悲しくなり、産後のメンタルはボロボロでした……。 里帰り出産で、夫との温度差が浮き彫りになった出来事でした。里帰り出産は、夫がパパになる自覚が芽生えるのが遅れがちだと聞きます。妊娠中はただでさえ不安な時期。早くから夫にもパパとしての自覚を持ってもらえるよう、両親学級へ参加したり、出産や育児について一緒に勉強したりする機会を増やしたかったなと思いました。 それから数年が経ち、今は3人の子宝に恵まれています。夫は1人生まれるたびにちょっとずつパパとして成長し、今では育児も手伝ってくれるようになりました。 著者:ゆずmama5歳、2歳、0歳の3児の母。専業主婦ですが、たまに育児情報のweb媒体でママブログを執筆しています。
2023年10月13日私には現在6歳と1歳、生後0カ月の子どもがいます。下の2人は年子で出産。1歳1カ月しか離れていないので、出産直後は赤ちゃんが2人いるような状態でした。平日はワンオペ育児をしていたので、子ども1人ひとりに十分な時間を割けず、心の中で「ごめんね」と思う日々。私は次第に「本当に年子で出産してよかったのかな?」と思うようになっていったのです。 上の子に全然構ってあげられない毎日1人目と2人目は5歳差なので、2人育児とはいえまだ余裕がありました。一方で、2人目と3人目は年子であるため、5歳差育児とは大変さが全然違いました。0カ月児と1歳児のお世話をしていると、長男の相手をする時間は全然ありません。毎日寂しい思いをさせて、このままでいいのだろうかと悩む日々。 遊んでほしいのに、全然構ってもらえなくてぐずぐずしがちな長男に私は怒ってばかりで、毎日ごめんねと思っていました。 本当に年子で出産してよかったの?2人目はまだ1歳。たくさんママに構ってもらいたい時期ですが、0カ月児がいるため思う存分抱っこしてあげられません。まだ1歳なのに我慢させてばかりで、心苦しく感じていました。 わが子は3人ともすごく愛しい存在ですが、もっと年齢差をあけて1人ひとりをじっくり見てあげたほうがよかったのかなと、何度も悩んだ私。しかし、そうはいっても、もう後戻りはできません。どうしたらもっと子どもたちと深く関わっていけるだろうと模索していました。 次第に心に余裕を持てるように3人目の出産直後から、ごめんねと思うことが多い日々を送っていましたが、産後6カ月ぐらい経ったころ、少しだけ慣れて余裕を持てるように。子どもたちはお互いの存在を認め合い譲り合いながらも、時には順番交代で、時には同時にママを求めてやってきます。 私は筋力がついて、年子の2人を同時に抱っこすることにも慣れてきました。テレビを見るときは、3人の子どもが私の上に乗るようになり、最近は「ごめんね」よりも「子どもが3人でよかった」「年子でよかった」と思えるようになりました。 年子で出産したことで「十分に構ってあげられなくてごめんね」と思っていた私ですが、時間の経過とともにそんなふうには考えなくなりました。今でも十分に構ってあげられていませんが、子どもたちはお互いがかけがえのない存在になっているようです。これからも悩むことは多々あると思いますが、子どもたちとしっかり向き合っていこうと思います。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/miyuka著者:花野あやせ
2023年10月11日妊娠中期におりものは増えることが多い妊娠中期にはホルモンバランスの変化から、おりものの量が増える人が多くいます。おりものには腟の自浄作用があり、腟から体内に雑菌が侵入するのを防ぎ、母体と赤ちゃんを守る役割をしています。正常なおりものは、透明や白、あるいはクリームがかっており、時期によってさらさらした状態になったり粘り気が出たりします。乾燥すると黄色っぽくなって下着につく場合もあるかもしれません。妊娠中期におりものの量が増えて気になるようなら、おりものシートをうまく使ってデリケートゾーンを清潔に保っていきたいですね。妊娠中期は安定期に入り体調が落ち着いている妊婦さんも多いかもしれませんが、妊娠中は基本的に体力や免疫力が低下しており感染症になりやすい時期なので油断は禁物です。おりものの変化が感染症のサインになることもあります。たとえば筆者は3回妊娠しましたが、いずれも妊娠中期に何度もカンジダ腟炎にかかり、とても不快な時期がありました。普段からおりものの様子をしっかりみておくことで身体の変化に気が付きやすくなるかもしれません。妊娠中期のおりものに注目してみましょう。先輩ママに聞いてみた!妊娠中期におりものは増えましたか?ままのて調査隊調べ妊娠中期におりものが増えたママは53.1%、増えていないというママは47%という結果でした。妊娠したら必ずおりものが増えるというわけではないようですね。おりものが増えると気になって、洗いすぎてしまう傾向があるようです。洗いすぎると必要な常在菌も洗い流すことになり、病気の原因になってしまうことがあります。ぬるま湯でやさしく洗い流す程度にし、石鹸の使用は1日1回程度に抑えましょう。弱酸性の石鹸をよく泡立ててから洗ってあげると良いでしょう。妊娠中はおりものが普段より多く、下着が汚れることが多かったのでおりものシートを使っていました。妊娠していないときはお風呂上がりに新しいのをつけて翌日も1日それで過ごしていたのですが、妊娠してからおりものが増え、ジメジメしたまま使っていたからか、よくかぶれたりかゆみを感じたりしていました。(chiwachiwaさん/出産当時29歳)私は妊娠中に、色や臭いのついたおりものが気になりました。色は、白っぽかったり黄色だったり、緑色に近い色のときもありました。かゆみや痛みがあるわけではなかったのですが、インターネットでよく検索して大丈夫なのか調べていました。周りの人にはなかなか言いづらいのでネットで調べていましたが、思いきって健診日に主治医の先生に聞いてみました。すると「今までの検査ではなにも問題ないし、よくあることだから、かゆみがないなら、後期の検査まで様子見で良いよ」と言われ、その後はあまり気にせずにいました。後期の検査でも特に問題はなく、その後、無事に出産も終えています。(サンサンさん/出産当時30歳)妊娠中期のおりものの特徴はさまざま妊娠中期には、チーズのようなポロポロしたおりものや、細かい泡のようなおりもの、ピンク色のおりもの、茶色いおりもの、さらさらとして長時間出続けるおりものなどがあるようです。どうしてこんなおりものが出るのか不安になってしまいますよね。それぞれのおりものについて詳しくみていきましょう。妊娠中期のチーズのようなポロポロしたおりものおりものが黄色や白で、カッテージチーズのようにポロポロとしているときは、カンジダ腟炎の可能性があります。豆腐や酒かす、ヨーグルトのようだと形容されることもあるでしょう。カンジダ腟炎は妊娠中期にかかりやすい感染症のひとつで、筆者も妊娠中期に何度も繰り返しました。もともと人の身体に常在しているカンジダ菌(カビの一種)ですが、体力が落ちていたり疲れていたりすると増殖してしまいます。そのため、体力も免疫力も落ちている妊娠中期にかかる人が多いのです。カンジダ腟炎になると、おりものの変化に加えて我慢できないほどのかゆみを伴います。かゆみが出始めたくらいの初期段階で、おりものの変化に気が付く場合もあります。かゆみがひどくなるとしみたり痛くなったりするので、早めに医師に相談しましょう。抗生物質や塗り薬を使用して治療を行うことになるかもしれません。黄色や白で、カッテージチーズのようなポロポロとしたおりものが出るときは、カンジダ腟炎の可能性があります。豆腐や酒かす、ヨーグルトのようだと形容されることもあるでしょう。カンジダ腟炎は妊娠中期にかかりやすい感染症のひとつで、筆者も妊娠中期に何度も繰り返しました。もともと人の身体に常在しているカンジダ菌(カビの一種)ですが、体力が落ちていたり疲れていたりすると増殖してしまいます。そのため、体力も免疫力も落ちている妊娠中期にかかる人が多いのです。カンジダ腟炎になると、おりものの変化に加えて我慢できないほどのかゆみを伴います。かゆみが出始めたくらいの初期段階で、おりものの変化に気が付く場合もあります。かゆみがひどくなるとしみたり痛くなったりするので、早めに医師に相談しましょう。抗生物質や塗り薬を使用して治療を行うことになるかもしれません。(2023.10.3更新)妊娠5ヶ月を過ぎた頃、急におりものが増えたように感じました。においや色は特にそれまでと変わりなかったのですが、だんだんかゆみも感じるようになって気になったので検診のときに相談して検査してもらったところ、カンジダ腟炎と診断されました。病院によって治療方法は異なるようですが、私が通っていたところは24時間効果がある錠剤を入れるという方法だったので、可能な限り頻繁に通うように言われ、しばらく洗浄と腟錠の挿入のために通院しました。おりものはだんだん減っていき、診断から3週間ほどで完治して、その後は再発しませんでした。(まあやさん/出産当時34歳)妊娠中期の細かい泡のようなおりものかゆみを伴い、においがきつく、黄色や黄緑の泡のようなおりものが出る場合は、トリコモナス腟炎かもしれません。トリコモナス腟炎は小さな原虫が腟に侵入することで起こる腟炎で、多くは性行為やお風呂から感染します。タオルや下着、便座から感染することもあります。おりものが正常にはたらかなくなり腟内の自浄作用が損なわれてしまうことによって、他の感染症を併発してしまうこともあります。早めに治しておきましょう。完治しないまま放置すると再発する恐れもあるので、しっかり治しておくことが大切です。また、妊娠中期の腟の感染症が原因で早産になる事例もあるため、早めに医師に相談し、適切な治療を始めましょう。トリコモナス腟炎と診断された場合は、セックスによってパートナーにも感染している可能性があります。パートナーと一緒に治していくことも必要です。筆者は妊娠中期ではありませんが、外のお風呂でこれに感染したことがあります。山盛りの泡のようなおりものに驚いて受診したところトリコモナス腟炎でした。強いかゆみがあり、見た目で病的なおりものなのですぐにわかりました。お風呂や便座でもうつる可能性があるということで、知らないうちに誰かにうつしている危険もあります。感染症にかかりやすい妊娠中期は、大勢が利用するお風呂や便座も注意した方が良いのかもしれません。また妊娠中期のセックスは、感染症予防のためにも必ずコンドームを使用しましょう。妊娠中期のピンク色のおりものピンクがかったおりものは血の混じったおりものです。健診時の内診やセックスの刺激で傷ついた腟からの出血かもしれません。こうした出血は一時的かつ少量の出血の場合がほとんどですが、そうでない場合には注意が必要です。性感染症や切迫早産などの妊娠トラブルを原因とする出血の可能性があります。ピンクのおりものの回数・量が多いときは、胎動のありなしにかかわらず医師に相談した方が良いでしょう。ピンクがかったおりものは血の混じったおりものです。健診時の内診やセックスの刺激で傷ついた腟からの出血かもしれません。こうした出血は一時的かつ少量の出血の場合がほとんどですが、そうでない場合には注意が必要です。性感染症や切迫早産などの妊娠トラブルを原因とする出血の可能性があります。ピンクのおりものの回数・量が多いときは医師に相談した方が良いでしょう。(2023.10.3更新)おりものの量が多いことに初めて気づいたのは4ヶ月か5ヶ月の頃です。初期の頃からおりものが出てはいましたがトイレに行くとパンツまでは汚れてないし、あまり気にするほどの量ではありませんでした。しかし、ある日から拭いても拭いても粘りけの強いドローっとしたおりものが出るようになりました。色は白っぽく、切迫気味と診断されていたのでときどきピンク色のおりものが出ることもありました。パンツまで汚しかねないので、おりものシートは必需品になりました。 それまで経験したことがない症状に正直びっくりしましたし、赤ちゃんにも影響するものなのか不安に感じました。健診のときに主治医の先生に確認したところ、診察や触診をしてもらうことができ、何も異常がないことがわかったので安心しました。(まみこさん/出産当時24歳)妊娠中期の茶色のおりもの茶色いおりものも、ピンクのおりものと同様に血液が混ざっています。血液は時間が経つと酸化して茶色や褐色になります。そのため出血後時間が経ってから体外に排出された血液や、体外に排出されてから陰部や下着に付着して時間が経った血液がおりものに混ざると、おりものが茶色や褐色に変色してみえることがあるのです。茶色のおりものも、一時的で少量の出血であれば問題ない場合がほとんどですが、頻繁に出る場合や量が多い場合には一度病院で診てもらいましょう。身体に何らかの異常が発見されるかもしれません。茶色のおりものも、ピンクのおりものと同様に血液が混ざっています。血液は時間が経つと酸化して茶色や褐色になります。そのため出血後時間が経ってから体外に排出された血液や、体外に排出されてから陰部や下着に付着して時間が経った血液がおりものに混ざると、おりものが茶色や褐色に変色してみえることがあるのです。茶色のおりものも、一時的で少量の出血であれば問題ない場合がほとんどですが、頻繁に出る場合や量が多い場合には一度病院で診てもらいましょう。身体に何らかの異常が発見されるかもしれません。(2023.10.3更新)妊娠中期の水っぽくて長時間出続けるおりもの水のようなおりものが出続けている場合は、破水かもしれません。妊娠中期はおりものの量が増えやすく、破水を水っぽいおりものと勘違いしてしまうことがあるため注意が必要です。妊娠中期でも破水が起こってしまうことがまれにあります。においを確認してみたときにいつものおりものと違う生臭いにおいがしたり、さらさらとした水のようなおりものがチョロチョロと出続けたりするときは、すぐに医師に連絡して指示を仰いでください。破水の場合はおりものシートでは吸収しきれないので、生理用ナプキンや尿漏れシート、バスタオルなどを使って抑えると良いでしょう。妊娠中期のおりもの、清潔に保とう妊娠中期はおりものの量が増えるため、おりもののおかげで腟から悪い菌が入り込みにくくなり、身体を守ることができます。しかし、量が増えたおりものをそのままにしておくと、雑菌が繁殖してかえって感染症を引き起こしてしまうかもしれません。免疫力が低い妊娠中期は感染症にかかりやすいため、おりもののケアは非常に大切です。感染症は母体のみならず赤ちゃんにも影響を与える可能性があり、そのままにしておくのはとても危険です。おりものシートの交換をまめにして、下着を清潔に保ちましょう。また、おりものが多くて不快だからといってトイレでビデを使いすぎたり石鹸で洗いすぎてしまったりするのは良くありません。お風呂でやさしく洗い流す程度にしておきましょう。おりものは不快に感じられることもあるかもしれませんが、女性の身体を守るためになくてはならないものです。しっかりケアしておりものと上手に付き合っていきましょうね。※この記事は2023年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2023年10月11日2人目の妊活中、マタニティ用品や育児グッズは1人目のときの物をまた使えばいいので、妊娠・出産に向けて特に何か準備が必要だとは考えていませんでした。しかし、実際に2人目を授かってみると、予想しなかった問題が生じたのです。つわりがつらい!1人目のときはつわりがほとんどなかったのですが、2人目を妊娠すると、つわりがつらく、ひどい船酔いのような状態が何週間も続きました。 そのころ、上の子はまだ幼稚園入園前。1日中遊びの相手をするのが大変で、一時保育を利用してみたいと考えました。ところが、それまでに一時保育の利用経験がなく、預けられる施設を探すところからのスタートになってしまいました。 一時保育の予約がとれない!?近所で見つけた施設は、事前に利用登録が必要でした。なんとか登録手続きを済ませたものの、いざ利用の予約を入れようとすると「すみません、その日は一時保育の枠はいっぱいです」と、思いがけない回答が……。 つわりの具合を見ながら、どうしてもつらいときだけ預けようと思っていたのですが、予約は早めに入れておかないとすぐいっぱいになってしまうようです。結局、思ったようには利用することができませんでした。 早めの情報収集と利用登録を!当時住んでいた地域は子どもが多く、保育園や幼稚園の入園は激戦状態。一時保育も例外ではなく、「使いたいときに使うためには、複数の施設に利用登録しておいたほうがいいよ」と、あとになってママ友から教わりました。 妊娠前は特に一時保育の必要性は感じていなかったのですが、何かあったときのためにもっと早くから情報収集をして利用登録を済ませておけばよかったです。 1人目のときは妊娠経過が順調だった人も、2人目以降も同様とは限りません。実家が遠方など頼れる人が近くにいない場合は、不測の事態に備え一時保育等を利用できるよう準備しておくことをおすすめします。 イラスト/imasaku監修/助産師 松田玲子著者:奥田美紀2児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年10月09日妊娠中はひとりで過ごすことが多かった、すやすや子さん。住んでいる場所には知り合いもおらず、夫は出張がち。出産したら話せるママ友が欲しいと思っていましたが、産後はメンタルが落ちることも。そんなある日、育児教室で連絡先交換した「よう子さん」というママに出会って2回目で結婚式に誘われ、迷いながらも参列。その後保険勧誘されたことでカモにされている?という疑念が拭えず、連絡をフェードアウト。次は児童館の「育児の悩みを話して聞く」というお話会で、ひとりだけ話題がズレている「牧野さん」からランチに誘われたすや子さん。聞き上手の牧野さんによって自身の悩みを打ち明けていると、話題が宗教の話になり、またも勧誘されてーー。保険と宗教、どちらの勧誘も断ることができましたが、もう新たな知り合いを作ることはいいやとあきらめたすや子さん。気分転換に出かけたショッピングセンターのキッズスペースで新たなママと出会います。子どもの誕生日が一緒で、ママと同い年という共通点があったものの、連絡先交換はしないまま別れましたが、息子の健診で再会! 連絡先を聞かれて躊躇しつつも交換。しかしこの出会いは、子ども抜きで付き合える友人へと変化した大切なものとなりました。 子どもの発達に悩んでいなさそうに見える親がうらやましい 息子の発達に悩んでいたすや子さん。ある日、児童館に行くとおしゃべりがじょうずな娘さんのいるママに出会います。息子の言葉がゆっくりなことが気になっているため質問をしてみますが、特別なことはしていないとの返答。きっと、子どもの発達で悩んだりしないのだろうとうらやましく思ったのでした。 後日、発達支援相談センターを訪れると、なんと児童館で話したあのママを見かけ、帰りに話しかけました。そこでお互いわが子の発達に悩んでいることを知ります。さらにそのママも産後うつになったことがわかり、そこで一気に距離が縮まります。 子どもの療育と自分のメンタル、同じような経験や悩みがあるので相談しやすく、考え方や好みも似ていて話が尽きません。家も近かったのでよく遊んだ、出産後にできたすや子さんの大事な友だちの1人となったようです。 ◇◇◇ 出産後の大事な友となったママとの出会い。それは、おしゃべりがじょうずな相手の娘さんを見たすや子さんが何か秘訣があるのではと思って話しかけたことでした。しかし実はそのママもわが子の発達に悩んでいました。自分が悩んでいる問題について、よそはそんな悩みはないだろうと思っていても、大なり小なり何かで悩んでいるものなのでしょうね。みなさんにも産後に大切な友だちとなった出会いはありましたか?次の話 著者:マンガ家・イラストレーター すやすや子
2023年10月08日ユキさんは夫・タツヤと義母の3人で暮らしています。自分のことしか考えず身勝手な行動ばかりの夫に、精神的・金銭的に余裕のない生活を送っていたユキさん。離婚さえ許してもらえず、命を絶つことしか考えられないほど追い詰められていたユキさんは、自宅で命を断とうとして意識を失います。昏睡状態のユキさんは夢の中で、髪の毛の一部が紫色の老婆・ネエさんから小さな木箱を受け取りました。目覚めたユキさんは、その話を聞いた義母から産婦人科を受診することをすすめられ、自分が妊娠していることを知ります。しかし、夫に妊娠を伝えても返ってきたのは「ギャンブルの邪魔をしないなら産めばいい」という言葉……。この状況では子どもは育てられないと絶望するユキさんでしたが、その夜、夢の中で自分を「ママ」と呼ぶ女の子と話したことで、出産することを強く決意します。ユキさんは、子どものための資金を貯めてから離婚するために、夫にギャンブルを一時やめさせるのを手伝ってほしいと義母に頼み、2人で夫に立ち向かうことになりました。ユキさんが夫にギャンブルをやめてほしいことを伝えると……?今だけでいい、協力してください…! ギャンブルをやめてほしいと頼まれた夫でしたが、やはり抵抗してきます。 しかし、義母の必死の説得、ユキさんの土下座ながらの訴えに、夫は渋々期間限定でギャンブルをやめることを約束したのでした。ユキさんは出産まで身を粉にして働きながら、離婚後も母子で生活するために有用な方法や制度を調べ、資格取得にも励むなど、生活の基盤づくりに動きます。 そうして生まれた娘・カナを見たとき、かつて夢の中で出会った女の子はカナだったのだと確信したのでした。 夢の中でまだ見ぬ娘に会えていたとは、なんとも不思議な出来事です。あのときカナが伝えたかったのは、ユキさんへの「生きてほしい」というメッセージだったのかもしれませんね。 ようやく生きて出会えたユキさんとカナに、これから幸せが訪れることを願うばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター ババレオ
2023年10月08日リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「脱お姫様大作戦」を紹介します。柚希は、35歳を過ぎて子宝に恵まれました。夫はもちろん、義理の両親も大喜びで、みんな赤ちゃんが生まれるのをとても楽しみにしています。……義妹の玲奈をのぞいては。 玲奈はシングルマザーで、今は娘と一緒に実家で暮らしています。とても甘やかされて育ったお姫様気質で、母親になった今でもちやほやされています。しかし柚希の妊娠がわかると、みんなの関心が柚希の子どもに集まり、玲奈は良い気がしません。そのため、事あるごとに柚希にからんでくるようになりました。 マウントをとってくる義妹義母から妊娠のことを聞いた玲奈が、柚希に連絡をしてきました。母親である玲奈は、子育ての先輩としてマウントをとることから始まり……。それが終わると、今度はとことん高齢出産をディスりました。 待望の赤ちゃんですから、柚希は不安を抱えながらも幸せいっぱい、前向きな気持ちで過ごしていました。しかし、玲奈はまともに子どもが産めるのか、おばあちゃんみたいな親で子どもが笑われるのではないかと、嫌な気持ちになるようなことばかり言うのです。世の中にはいろいろな考えの人がいると、努めて冷静に受け止めた柚希でした。 予想もしない展開に…!!数日後、義母から連絡をもらった柚希。体調を気遣い、いろいろなアドバイスをしてくれる義母に、柚希はとても感謝しています。義両親を見習って良い親になりたいと柚希が言うと、自分は失敗ばかりだと義母はぼやくのでした。 子どもの頃に体が弱かったり、心配ごとが多かったりするとつい甘やかしてしまいがち。しかし、可哀想だと思ってあまり叱らずにいるといずれしわ寄せがくると思っている、と話します。思うことがあるような口ぶりで、直接会ってしっかり話したいという義母に、柚希は近々会う約束をしました。 後日、柚希は義両親宅へ。義母と柚希が話している内容を、一緒に住んでいる玲奈はドア越しに聞いていたそうです。後日さっそく柚希に連絡をしてきました。「うちのママも高齢出産の子はダメだって~w」玲奈は、義母の発言の意図に気づいていないようです。「確かにあなたを見てるとそう思いますよね」「は……?」 じつは義母は今で言う高齢出産に当たる時期に、玲奈を産みました。自分も周りも甘やかした結果、玲奈がワガママになってしまったことを後悔していると話します。柚希には同じ思いをしてほしくないと思い、気持ちを打ち明けたとのこと。そして、最近の玲奈の言動に危機感を抱き、もうこれ以上は甘やかさないと決めたと言います。 今までは義両親の手前、玲奈に遠慮のあった柚希ですが、義母の決意を聞いて思い切った態度に出ました。玲奈から言われたことに反論したのです。 義両親から突き放された義妹は…義父母もさっそく行動に移しました。玲奈を家から追い出し、アパートでひとり暮らしをしながら自立するよう促したのです。玲奈が自立するまで、孫のお世話を引き受けることに。ひとりの大人、親である以上、まずはまずは自立してほしいという両親の切なる願いでした。 「柚希さんに高齢出産の子はダメって言ったみたいだけど、そうするとあなたもダメな人になるわね!!違うというのなら、まずはしっかりとした母親になりなさい!」 義母の協力や負けず嫌いな性格も相まって、玲奈は気持ちを入れ替えて仕事に打ち込みました。今では娘と2人で暮らしながら、仕事と家事育児を両立させています。柚希への態度も軟化し、今までの意地悪な言動も謝罪してくれました。無事生まれた柚希の子どものことも、一緒に見守ってくれています。 これまで何があっても自分のことを肯定してくれた母親に突き放されたことで、玲奈は変わろうと思ったのでしょうか……。誰かのひと言、ふとしたきっかけで自分を変えられることってありますよね。柚希も玲奈の謝罪を受け入れたようなので、今後は家族みんなで仲良く過ごしてほしいですね。 ぴっとく記事をまとめて読む▶著者:ライター ぴっとくリアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル【ぴっとく】で投稿されたエピソードを紹介!YouTube:ぴっとく
2023年10月08日この記事では、2023年9月に妊娠を発表した芸能人や有名人をご紹介! 妊娠・出産時期が自分と近い芸能人や有名人には、なんとなく親近感がわくものですよね。北川景子さん、安めぐみさんなど、多方面でご活躍中の方々からおめでたいニュースが届きました。俳優、タレントなど、9名の妊娠のニュースをお届けします。 妊娠発表安めぐみ(41歳)タレント ※夫は東 貴博(53歳)お笑い芸人 妊娠発表:2023年9月1日(2人目) 出産予定:来年1月ごろ ブログ・SNS:Instagram(@yasu_megumi_official)藤岡麻美(41歳)俳優・シンガーソングライター 妊娠発表:2023年9月6日(3人目) 出産予定:年明けごろ ブログ・SNS:藤岡麻美オフィシャルブログ笹川友里(33歳)フリーアナウンサー ※夫は太田雄貴(37歳)国際フェンシング連盟副会長 妊娠発表:2023年9月6日(2人目) ブログ・SNS:Instagram(@sasagawayuri)鈴木ちなみ(34歳)モデル・タレント 妊娠発表:2023年9月8日(2人目) ブログ・SNS:Instagram(@chinami_suzuki0926)葉加瀬マイ(36歳)俳優・タレント 妊娠発表:2023年9月18日(2人目) ブログ・SNS:Instagram(@m.hakase)北川景子(37歳)俳優 ※夫はDAIGO(45歳)ミュージシャン・タレント 妊娠発表:2023年9月25日(2人目) ブログ・SNS:公式サイト坂口佳穂(27歳)元ビーチバレー選手・キャスター ※夫は松井千士(28歳)ラグビー選手 妊娠発表:2023年9月30日(1人目) ブログ・SNS:オフィシャルブログ宮下舞花(30歳)歌手・俳優 妊娠発表:2023年9月30日(1人目) ブログ・SNS:Instagram(@maikamaimaika)パパになる芸能人・有名人せいや(31歳)お笑いコンビ・霜降り明星 妊娠発表:2023年9月22日(1人目) 出産予定:12月ごろ ブログ・SNS:X(@simofuriseiyam)気になる芸能人や有名人はリストの中にいましたか? 同じくらいの妊娠週数だったり、わが子と近い月齢の赤ちゃんが登場したりする芸能人のブログには、マタニティライフや子育てのヒントがあるかもしれません。家事や子育ての息抜きにチェックしてみてはいかがでしょうか。
2023年10月07日初めての出産で不安なことだらけだけど、多くの女性が経験していることだからきっと大丈夫。初産だと出産は14~15時間かかるって聞くけど、ちゃんと終わりが来るから大丈夫。 陣痛は男性が失神しちゃうレベルの痛さだって聞くけど、女だからきっと大丈夫。鼻の穴からスイカだよって聞くけど、実際はオレンジだって聞くから大丈夫。そう、きっと大丈夫……。ようやく授かった待望の命6年前、長女を出産したときのお話です。私たち夫婦はなかなか子どもを授かることができず、結婚してから3年、不妊治療をして人工授精7回目にしてやっと赤ちゃんが私のおなかに宿ったことがわかりました。 しかも、出産予定日は私の誕生日と同じ日。それから晴れて妊婦となった私は、妊娠中の過ごし方や出産について片っ端から調べました。出産に向けての準備は万全です。 そしていよいよ出産予定日。日付が変わってすぐに破水し、まだ外が真っ暗な中、前もって休みを取っていた夫と一緒に車で病院まで向かいました。 病院へ着いて、先生の診察を受けると子宮口は1cm。破水しているのでそのまま入院となり、陣痛が来るのを待つことになりました。 夕方になっても本格的に陣痛が始まらなかったため、夫は一旦家に帰ることになったのですが、夫が家に帰ったあとすぐおなかに違和感が……。本格的な陣痛が来たのです。 「もう少しお産が進んでから、旦那さんを呼びましょう」と助産師さんが言ってくださったので、夫への連絡はもう少ししてからすることにしました。 長時間にわたる死闘に……そして、陣痛が始まり5時間ほど経ったころ、お産がだいぶ進んできたので助産師さんが夫を呼んでくれました。 1時間後、夫が到着するころにはかなりお産が進んでいて、私は初めて味わう激痛になりふり構わず叫んでいました。夫は私のお尻にテニスボールを押し付けて痛みが和らぐよう頑張ってくれていました。 途中、私は痛みのため呼吸を忘れてしまい、赤ちゃんに酸素がいかなくなってしまうからと、酸素マスクを装着。かなりの痛みで陣痛の間隔も5分ぐらいになったので、子宮口のチェックをしてもらうことに。 陣痛と陣痛の間の痛みが治まっているときに先生の診察を受けなくてはならず、陣痛室から診察室まで急いで移動。普段ならすぐ移動できるぐらいの距離なのに、おなかも大きいし、すでに陣痛の痛みでヘトヘトだし、途中で陣痛は来るしで診察室までがとても遠く感じました。しかし、先生に診てもらうと「1.5cmです」と……! 全然開いていない!? こんなに痛いのに!? そんなことある?? 本格的な陣痛が始まって10時間経つころには、陣痛の間隔は1〜2分! そのころには私も夫も疲れて、「陣痛と陣痛の間に爆睡&陣痛が来た瞬間に飛び起きる」を繰り返していました。 助産師さんによる子宮口チェックは3cm……。3cm!? そして再び夫と陣痛・爆睡・陣痛の死闘を繰り広げました。 出産後も痛みの連続!?そして再び診察室へ。全然診察室に辿り着かない……。診察台にも全然乗れない……。 そんな私の様子を見て先生は、「え? なんかおかしくない?」と……。何人もの出産の現場に立ち会ってきた先生がそんなこと言うなんて……。「やばくない?」と思いつつ、先生も「ん~切る(帝王切開する)のもなぁ、理由がないしなぁ」とブツブツ……。「いやもう、切ってくれ!」と思いましたが、再び陣痛室へ戻されてしまいました。 本格的な陣痛から13時間、陣痛の間隔が5分切ってから6時間。あまりにも限界が近づき、私はナースコールを押して「もう無理です……」と伝えると、助産師さんが急いで来てくれました。 そして出産となったのですが、そのころにはもう私の力もほとんど残っておらず……。先生と助産師さんによって赤ちゃんが引っ張られるように出てきました。 破水から約32時間、本格的な陣痛から約15時間。赤ちゃんの泣き声は、想像していたかわいらしい「ほぎゃぁほぎゃぁ」という泣き声ではなく、「ギャギャギャギャー!」という怪獣のような泣き声でした。 そして、分娩台の上で待望の赤ちゃんとの初対面。ドラマや漫画で見るような天使のようにかわいい姿とはまるで違って、「しわくちゃのおじさん」でした。 その後、分娩台で2時間ほど休み、病室へ移動したのですが、急に体がとても重く感じ、赤ちゃんがいなくなったはずのおなかも「妊娠7カ月ですか?」というぐらい大きかったです。歩くたびに痛みが走り、病室までまったく歩けませんでした。胎盤を出すときも痛かったし、授乳のときの後陣痛も痛い……。出産が終わってからもまだ痛いなんて知りませんでした。 出産の形はいろいろで、子どもによっても全然違う。出産は壮絶だったけど、この世に人が1人誕生するって本当に奇跡だと思いました。何もかもが予想していなかった出来事ばかりの出産でしたが、思い出として記憶に残る経験ができてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:たつこ6歳、3歳、2歳、0歳の4児の母。現在、実家で夫と子ども4人、実の両親と同居中。夫の自営業をお手伝いする形で仕事をするかたわら、自身もインターネット関連の仕事を始める準備中。
2023年10月07日子育てにはいろいろな方法があり、時代や家庭によって良いとされることやそうでないことがありますよね。今回は、私が第1子を妊娠・出産し、子育てをする中で習慣にしておいてよかったことを紹介します。子育てについて夫と情報を共有する初めて出産をしたとき、私も夫も子育て初心者でした。私の場合は妊娠中に妊娠や出産、子育てに関する情報を本やインターネットで調べたり、先輩ママから話を聞いたりしていました。一方、夫はあまり自分から情報を収集しないタイプ。そのため、妊娠中から妊娠や出産、子育てに必要になりそうな情報についてはSNSで記事を送ったり、直接伝えたりして情報を共有していました。娘が生まれてからは、娘の様子や娘に対する自分の対応をなるべく頻繁に伝えることで、一緒にいる時間は少ないけれど子育てについてお互いの意見を言い合えるようになりました。 実家の母とも子育てについて話し合う私の中でかなり苦戦したのが、実家の母との子育てに対する考え方のすり合わせです。母には母の考え方があるけれど、私が娘を産んだときとは時代が異なります。湯冷ましをあげる・あげないから始まり、娘に対するしつけの仕方など、時にはかなりキツイ言い争いになることもありました。けれど、何かあったときに頼りにする人でしたし、何度も私自身の子育てに対する考え方を伝えていくうちに 「あなたの考え方があるんでしょう」 と見守ってくれるようになりました。 友だちと子育てに対する考え方を伝え合う子どもを育てていくうちに知り合った友だちとも、子育てに対する考え方を伝え合うようにしています。そうすることで、一緒に子どもを遊ばせたときにそれぞれの家庭で大切にすることを尊重することができるからです。また 「娘は慣れない友だちには少し攻撃的である」といったことや、「子ども同士の喧嘩はできる限り見守りたいと考えている」といったことを伝えることで、子ども同士が喧嘩になってもトラブルになることなく親同士で見守ることができています。 子育てに対する考え方や方法がいろいろある中で、自分なりの考えについて周りの人に伝えることを習慣にしたところ、周りの人たちの協力を得やすくなって子育てがしやすくなりました。娘は今4歳。これからも周りの人たちと意思疎通を図りながら楽しく子育てをしていきたいです。 イラスト/ののぱ監修/助産師 松田玲子著者:ライター 吉川麻和
2023年10月06日私が初めての妊娠・出産を経験したのは、夫の転勤先であるイギリス。産後、近くに頼れる友人も少なく、家族もいません。日本とは違う文化や気候に戸惑うことも多く、ひとりで頑張りすぎてショートすることが多かった私。育児が少しずつラクになるきっかけとなった、友人がくれた意外なおやつとは?慣れない海外生活と育児に手を焼く日々長男を出産後、私は慣れない海外生活と初めての育児という2つの壁にぶつかりました。見慣れない食材が並ぶスーパーや、朝8時でもまだ暗い冬など、戸惑いも大きかったです。 その中でも生まれたばかりの長男の生活リズムを整えるため、1日のスケジュールを細かく決めていました。さらに健康のために料理を習うなど、食事作りにも手間をかけていた私。当然食材選びにも時間がかかり、疲れて泣く長男を抱えてスーパーで立ち尽くしたことも。今思えば、私はあれこれ頑張りすぎでした。 友人親子の“超シンプルおやつ”とは?長男が生後11カ月のころです。疲れがたまっていたある日、とあるきっかけが訪れました。公園で友人のロシア人親子と遊んでいたとき、当時1歳の息子さんがおやつを食べ始めたのです。そのおやつはなんと、ざく切りの生キャベツ。 「え? キャベツ?」と驚く私。お母さんは私たちにも分けてくれようとしましたが、私は戸惑いを隠せません。 「キャベツって、おやつなの?」と、当時の私にはまさに目からウロコでした。よくよく考えてみると、りんごや桃などを丸かじりする子どもが多かったイギリス。私はおやつ作りを頑張りすぎなのかも……と、やっと気づきました。 キャベツのおやつがきっかけで、慣れない海外での育児を一層忙しくしていたのは自分だったのだとわかり、それからは私も、カットしただけのきゅうりやりんごを持ち歩くように。おやつを選ぶときは手の込んだものにこだわらず、シンプルでもいいものを選べるようになったことで、頑張りすぎの育児が少しずつラクになりました。 ※赤ちゃんに丸い食材(プチトマト、ぶどう、ウズラの卵、丸いチーズなど)を与える際は、誤嚥を防ぐために1/4程度に小さくカットして食べさせるようにしましょう。 監修/助産師 松田玲子イラスト/森田家著者:濱田よし
2023年10月05日出産できる病院の種類出産に関わる病院には種類があります。出産までできる病院、医療に特化した病院、家庭的な雰囲気を重視した病院、自分の納得できる病院探しが重要です。助産院助産師が開院している9床以下の病院です。家庭的で安心感がありますが、双子の場合や異所性妊娠(子宮外妊娠)など医療行為が必要だと助産院では受け付けてもらえません。また、助産院では医療行為ができないため、病院での健診が同時に必要になることや、事前に健診を受けてからしか助産院での受付をしてくれないこともあります。医院や個人病院19床以下の病院が医院と呼ばれ、現在はクリニックと表記されていることも多くあります。小さな病院は常に同じ先生に見てもらえることがあるので、信頼できることが大きいです。ですが、健診のみの受け付けで出産は受け付けてくれないところもあるので、必ず確認が必要です。大学病院や総合病院ハイリスクな妊婦さんにおすすめですが、高度な医療を受けることができて安心という反面、予約が必要で待ち時間がかなり長いという面があります。まずは個人病院などで診てもらい、ハイリスクな出産になる場合や、そうでなくても妊娠後期に出産のために紹介状を書いてもらうことをおすすめします。つわりなどで待ち時間に気持ち悪くなることや、予約の日にどうしても起き上がれないほどしんどいこともあるので、待ち時間も病院選びの考慮に入れると健診が楽になります。周産期母子医療センターほかの病院では危険と判断された場合や、救急で搬送される病院です。ベッド数や病院の大きさにもよりますが、最初からここにかかりたいと思っても受けてもらえないこともあります。母体と胎児にとって最高の医療を用意してあるので、どこの病院にかかっていたとしても、危険性が高いと判断された場合にはここに運ばれます。産婦人科の探し方口コミ先輩ママに聞くのが一番ポピュラーで安心感があります。しかしこれには知り合いに先輩ママがいないとどうしようもないという問題もあります。多くの病院の情報は得られませんが、近所の病院やクリニックに関する細かい情報、生の声が聞けるのは大きいです。インターネット多くの情報を一度に集めるには有効な方法です。何を重視して病院を選ぶのかによって絞り込めることもおすすめできるポイントです。ただ、最初からインターネットに頼ると情報量が多く迷いすぎてしまうこともあるので注意が必要です。病院のホームページを見て、説明がわかりやすいと感じるところが良いかもしれません。ブログがあれば医師やスタッフの人柄の参考になりますね。雑誌や書籍産婦人科のことをまとめた雑誌が出ていますので、参考になります。産婦人科の特色がそれぞれ書かれているので全体的にわかりやすく、自分にあった病院が探しやすいです。タウンページ近くの産婦人科を探すのにはとても役に立ちます。近くの病院に的を絞って探すことができ、連絡先がすぐにわかるのが良いところです。産婦人科の選び方のポイントは?距離里帰り出産なのかどうかにもよりますが、健診にその都度行ける距離であることは大切です。夫の立ち合いを望んでいるから出産時に夫が間にあう距離が良いとの考え方もありますが、1時間以内の距離であれば十分間にあいます。あまり遠い場合は健診のために通うのも大変ですし、陣痛が始まってから病院に行くまでの距離を考えると危険性もあります。分娩方法・育児の方法病院によって分娩の方法や母乳育児の考え方が違います。どのような出産を望んでいるのか、完全母乳で育てたいのか、粉ミルクで育てたいのか、病院の方針がどうなのか事前に調べておくと後悔をしなくて済みます。筆者は臍帯血バンクへ協力したかったのですが、病院側が登録していなかったため、断念せざるを得ませんでした。譲れないものは最初の健診を受ける前に確認が必要です。助産師さんやお医者さんとの相性インターネットや口コミで、どんな先生なのか、看護師さんたちの対応はどうなのか知ることができます。フレンドリーな人が良いのか、医学的な細かい説明を重視してくれるのか、どんな人だと安心して任せられるのかを考えてください。自分の命と子どもの命を任せるのですから信頼できる人を探しましょう。一度受診してあわないと感じれば病院を変えることもできるので、実際に診察を受けてから決めても良いですね。ご飯はおいしいか出産という人生で何度もない経験をするのですが、これには体力が必要です。出産後にしっかりとご飯を食べないと体力は回復しません。できればおいしいものを食べられる方が嬉しいですよね。医療水準外から見て、その病院の医療水準を知るのは難しいですよね。参考になるとしたらお産の件数です。毎年たくさんのお産を経験しているところの方が技術や知識が保たれ、いざというときの対応もしっかりしています。医師ひとりあたり毎年何件のお産が行われているのかを比べてみましょう。もしホームページに病気やお産の説明があれば、参考文献が載っているかを見てみてください。近年のものを含めしっかり論文を読んでいれば、きちんと最新の医療を提供している可能性が高いです。また参考程度ですが、クリニックの場合は学会があるときに休診していたり代診の先生だったりすると、その先生は毎年学会で勉強していることがわかります。里帰り出産をする場合は?里帰り出産をする場合は、健診を受ける病院と出産をする病院が異なります。出産をする病院と健診を受ける病院を決め次第、すぐに連絡をしないと受け付けてくれませんので、里帰りを考えている場合は早めに行動に移すことが必要です。健診を受ける病院では、健診の結果を書いてもらい、出産予定の病院に提出しなければならないので忘れないようにしましょう。出産に備えて赤ちゃんを出産した病院については出産を記憶している限り思い出として忘れることはありません。出産する際に何を重視したいのか、病院のきれいさ、看護師さんの対応の良さ、病院の近さ、医療体制、家庭的な雰囲気、それぞれに望むものは違います。一番大切にしたいことをまず考えて、病院を選びましょう。
2023年10月04日長男を出産した私は出産後、隣の市にある実家へ里帰りすることに。自宅近くの病院で出産し、退院後に実家で約1カ月程度お世話になりました。産後の里帰りに前向きな夫でしたが、ある事件をきっかけに不機嫌な態度をとるようになったのです。 夫を喜ばせたかっただけなのに… 第1子となる長男を出産後に夫と話し合い、退院後は自宅がある場所の隣の市にある実家へお世話になることに。 退院から2週間ほど経ったある日、弟夫婦が子どもを連れて実家に来ました。弟夫婦も私の息子が生まれる少し前に、娘が誕生したばかり。息子にとってはいとこになる関係です。 すると弟の奥さんが、赤ちゃん用のユニフォーム風の洋服を2枚取り出し、「子どもたちに着せませんか?」と一緒に写真撮影することを提案。弟の奥さんは自分の妹から出産祝いにもらったと言っていましたが、実は私たち夫婦もお祝いでまったく同じユニフォームを義兄からもらっていたのです。偶然に驚きつつ、早速、息子に着せて姪っ子とのツーショットを撮影。かわいく撮れたので、夫に写真を送りました……。 夫からの返信は「兄貴からもらったお祝いと同じだよね? なんで先に着せるの?」と少し怒っている様子。「今、息子が着ている服は、弟夫婦が持ってきた別物で……」と撮影の経緯を送ったものの、返事はありません。私は、ただ「かわいいね!」と喜んでもらえるかと思っていましたが、まさかの展開に動揺しました。 母に話すと、私に寄り添ってくれた一方で、「夫くんにとっても初めての子どもで、しかも今は愛おしい時期。何もかもが新鮮で、それを共有したいと思っているのかもしれないよ」と諭されました。冷静になった私は、翌日夫に電話をかけ「私の配慮が足りなかったね」と謝罪。夫の怒りは徐々におさまりました。 妻が里帰りをしていると、育児に参加できないもどかしさや疎外感を抱くのかもしれません。なるべく夫の気持ちを汲むことが大切だと感じた出来事でした。 作画/yacco著者:内野みお
2023年10月03日待望の男の子・りんたろうくんを出産したミキさん。生後3日目に「耳の聞こえ」を検査する新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果、異状は見つかりませんでした。毎日お世話をしているうちに、ミキさんはりんたろうくんのある異変に気づきます。それは、音に対して反応が薄いということ。違和感を覚えたミキさんが、りんたろうくんを病院へ連れて行くと……。2人目について、ミキさんは夫と話し合いました。ミキさんはりんたろうくんに妹や弟を作ってあげたいという思いがある一方で、「下の子も難聴児だったらどうしよう……」という不安な気持ちもありました。 そんなミキさんとは反対に夫は「家族が多いほうがいいかな。俺たちが亡くなったあとも、きょうだい手を取り合って生きていてほしい!」という意見でした。 夫の意見に心を動かされたミキさんは、2人目について前向きな気持ちに! それから数年後に長女を出産、そして次男を出産しました。新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果……。 「下の子の耳はどうでしょうか…」検査結果は? 次男を出産してから数日後に、新生児聴覚スクリーニングテストを受けると結果は再検査が必要という意味の「リファー」でした。 すぐに大きな病院へ行って再検査をすると、りんたろうくんと同じ重度の難聴ということが判明。しかし、ママもパパもひどく落ち込むことはありませんでした。それは成長したりんたろうくんが毎日明るく楽しく過ごしているから。 りんたろうくんは手話を習得し、楽しくろう学校に通っています。友だちと楽しそうにしているりんたろうくんを見ていると、前向きな気持ちになれました。不便なこともあるかもしれないけど、家族で助け合いながら過ごしていこうと思ったミキさんでした。 難聴でも、そうでなくても、子どもが楽しそうに過ごしてくれることが親にとっての幸せではないでしょうか。家族みんなで困難を乗り越え、絆を深めていってほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※リファーとは検査はパス(pass)とリファー(refer)で結果がでます。パスとは言語に影響する聴覚の異常はない、リファーとは再検査が必要という意味です。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年10月02日待望の男の子・りんたろうくんを出産したミキさん。生後3日目に「耳の聞こえ」を検査する新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果、異状は見つかりませんでした。毎日お世話をしているうちに、ミキさんはりんたろうくんのある異変に気づきます。それは、音に対して反応が薄いということ。違和感を覚えたミキさんが、りんたろうくんを病院へ連れて行くと……。りんたろうくんの難聴が判明してから、同じような症状の子どもを育てる方のブログやSNSを見るようになったミキさん。 その中で、聴力に障害がある子どもをサポートしながら教育を施す「ろう学校」の存在を知ります。自宅から通えそうな場所にろう学校があったので、電話で問い合わせてみることに。 その後、未就園児を担当する先生と面接し、りんたろうくん未就園児クラスに入園しました。穏やかに過ごしていたミキさんは、2人目について考えるようになり……。 遺伝だったらどうしよう 2人目について、ミキさんは夫と話し合いました。ミキさんはりんたろうくんに妹や弟を作ってあげたいという思いがある一方で、「遺伝したらどうしよう……。下の子も難聴児かもしれない……」という不安な気持ちもありました。 そんなミキさんとは反対に夫は「家族は多いほうがいいかな。俺たちが亡くなったあとも、きょうだい手を取り合って生きていてほしい!」という意見でした。 夫の意見に心を動かされたミキさんは、2人目について前向きな気持ちに! それから数年後に長女と次男を出産しました。 りんたろうくんに妹と弟ができて、ミキさん一家は一気ににぎやかになりました。夫の言葉の通り、手を取り合って仲良い兄弟に育ってほしいですね。 ※難聴と遺伝について先天性難聴は遺伝子の変異によって発症すると言われています。たまたま原因となる遺伝子が赤ちゃんに伝わることで発症するため、親が健聴でも子どもが難聴となることがあります。先天性難聴の原因には、遺伝子の異常、先天感染(サイトメガロウイルス、風疹)、水頭症、染色体異常や奇形症候群、内耳の奇形などさまざまな原因があります。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 <参考>公益財団法人母子衛生研究会「難聴ってどういうこと?」 >>次の話監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年10月01日私は幼稚園に通う4歳の女の子と、2歳の男女の双子を育てています。双子を出産するときのこと、一緒に入院準備をしていた母に持たされた“あるもの”にすごく助けられました。最初は不要だと思っていたのですが、持って行って本当によかったものとは……。クタクタの中、まさかのごはん抜き!?双子の出産時、計画自然分娩でしたが、帝王切開になる可能性もあり、朝から出産までは絶飲食でした。私が出産した大学病院では、20時までに分娩室から病室に戻ることができれば病院の夕食が食べられるとのことで、18時前に2人目を出産した直後に助産師さんから「夕食に間に合うよ!」と言われていました。ほぼ24時間何も食べずに出産したので、私はおなかがペコペコ。 しかし、出産後の出血が多く、分娩室から病室に戻ることができず……。結局、病室に戻ったのは23時ごろ。助産師さんから「遅くなって夕食が出せないんだけど、何か食べられるもの持ってきてる?」と聞かれましたが、「ないですが、大丈夫です!」と伝えました。 コロナ禍で立ち会いや面会ができないため差し入れもしてもらえず、「明日の朝までごはんがないのか……」と残念な気持ちになりました。 母に持たされた荷物を開けて思わず喜びが…入院バッグの中から洗面用具を出そうとすると、ある袋が目につきました。入院前日の夜、母に「あったら便利なものってあるかな」と話しながら準備をしていたときに、「荷物になるけど、一応持って行きなさい」と渡してくれたものでした。 袋を開けるとパンが2つと少しのおやつが! 私は出産の疲れから、パンを持ってきていることを忘れていました。「荷物になるし、どうせ食べないからいらないよ」と思いながらも、母がせっかく用意してくれたからと入院バッグに入れておいたのです。 そして夜中にパンを食べながら、コロナ禍でひとりで臨んだ出産を、母がねぎらってくれているような気持ちになりました。 私は入院中の着替えなどの用意や一緒に連れて帰る子どもの準備、出産のことで頭がいっぱいになっていました。小さなことですが、自分では気づかないことに助言をもらえたので、母と一緒に入院準備をしてよかったと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/森田家著者:やまぐち さき
2023年09月30日初めての出産前、私は夫から誕生日プレゼントに眼鏡をもらいました。長く使うものだからと、奮発して購入してくれたものです。でもその大切な眼鏡、もうきれいに折りたたむことができません。ピカピカだった眼鏡は不格好な姿になって、育児の現実を物語っています。1歳、なんでも触りたいお年頃ウン万円もするお気に入りの眼鏡は、1歳になったばかりの息子に折り曲げられました。当時の息子は夜泣きをしており、私も十分睡眠がとれていない時期。息子の昼寝中に隣で仮眠をとっていました。眼鏡を枕元に置いてちょっと休憩……のはずが、息子に起こされるまで熟睡していたのです! そしてなんとか目を開け、起き上がったときにはもう手遅れ。親の持ち物はなんでも興味がある息子の、新しいおもちゃにされていたというわけです……。 私と同じような目に遭ったママさん眼鏡を折りたたむときに曲がる「蝶番」という部分が、変な方向に曲がってしまった私の眼鏡。ケースに収納できないだけで、使うことができるのは幸いでした。 そうして息子への怒りもすっかり消えたある日、外出先である親子と居合わせたのです。電車好きな息子と同じように、電車にくぎづけの男の子。それを見守る眼鏡姿のママ。わが家と共通点のある親子だなぁと思いながら、そのママと会話をしていました。 そして聞いてみたのです。「眼鏡、子どもにいたずらされませんか?」と。するとママはうなずきながら、「これでもう3個目です」と苦笑い。男の子を産んでから、なんと2個の眼鏡を壊されたと言うのです。眼鏡を狙われているのは私だけじゃないんだ!と妙にホッとした瞬間でした。 眼鏡に限らず、子どもは大人の持ち物が気になって仕方ありません。でも出産前は、そのことを知りませんでした。現在、息子は2歳、下の娘は1歳。いたずら好きな2人が大きくなるまでは、自分の服も小物も、高価なものを買うことは決してないと思います。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:おかもとえみ
2023年09月29日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「父親になりきれなかった夫に制裁!」を紹介します。2カ月前に娘のパニ美を出産し、育児休暇中のパニ子。夫のタツオもパニ美が生まれるのを楽しみにしていて、毎日張り切って仕事に出掛けていました。困っているのは近所に住む義母のこと。妊娠がわかって以来、お節介に磨きがかかっているのです。出産直後に押しかけられてはたまらないと思ったパニ子は、里帰り出産を決めました。しかし、里帰りから帰ってすぐのことーー。変わってしまった夫義母にバレないようにこっそり帰宅したパニ子。毎日家事と育児に追われてクタクタです。でもパニ子をどっと疲れさせているのがタツオです。出産前はあんなに張り切っていたのに、いざ子育てが始まってみると何も手伝わず、文句ばかり。昨日も仕事から帰ってすぐに夕飯が出てこないことが不満で、イライラしていました。 パニ子が「食事の支度をする間、パニ美にミルクをあげてほしい」と頼むと「は? なんで俺が?」と苛立った返事。結局ブツブツ文句を言いながらパニ美のお世話をしていました。 「妻が家事を押し付けてくる!」あるときパニ子はパニ美を寝かしつけながら一緒に寝てしまいました。しかし、仕事から帰ってきたタツオに叩き起こされたのです。 「こんな時間から寝ているなんていい身分だな!」 「ごめん、疲れちゃって……」とパニ子が言うと「1日中家にいるくせに疲れるわけないだろ!」と横柄な態度。これ以上言い争うとパニ美が起きてしまうと思ったパニ子は、グッと我慢してタツオの食事を作りにキッチンに立ったのです。 その日の夜、パニ子が寝ているとリビングから電話をする声が聞こえてきます。耳を澄ますと「出産してからパニ子がサボってて……育児も俺に押し付けるし」とパニ子の愚痴。そしてタツオは、家事育児を手伝ってもらうために義母を家に呼んでいたのです。 まるで地獄!?翌朝早く、大きなスーツケースを持って義母はやってきました。手伝いに来られるだけでも負担なのに、義母は同居する気でいるようです。おかげで地獄のような毎日が始まりました。 手伝いにきたはずが、義母は指示出しと文句ばかりで手は動かしません。パニ子にはパニ子のペースがあるのに、義母のせいでぐちゃぐちゃです。それでも文句を言われたくないパニ子は、寝る間も惜しんで家事をしていました。 しかしそれももう限界。義母に帰るように伝えてほしいとタツオに頼むも、聞く耳持たず、家がきれいで時間通りに食事が出てくるのは義母のおかげだと言います。それならタツオが家事を手伝ってほしいと伝えると「俺に養ってもらってるんだから家事くらいひとりでやれ!」と、パニ子は心底呆れてしまいます。 我慢の限界を超えたパニ子は、その日のうちにパニ美を連れて出ていくことにしました。 妻の決心に夫は…「お義母さんを追い出さないなら私が出ていく!」タツオは慌てて引き留めようとしますが、パニ子の決心は揺らぎません。 「育児も家事も手伝わないなんてそれでも父親?! もうパニ美には会わないでいいから! さようなら!」パニ子が本気だとわかったタツオと義母は必死で止めにかかります。あれだけひどい態度をとっていたのに急な手のひら返し。パニ美に会えなくなるのは嫌だったのか、パニ子を説得しはじめました。 今がチャンス! と思ったパニ子。まず、義母を勝手に家に招かないよう約束をしました。そして家事育児は分担をすること、時期が来たらパニ子の職場復帰を認めることなど、これまで納得できずにいたことを改めて話し合い、結婚生活を継続することを決めたのでした。 家事・育児は夫婦で支え合っておこなうもの。何も言わずとも双方を思いやって分担できるのが理想ですが、パニ子たちのようにしっかり話し合うのも一案ですね。 タツオが夫として父として、改心することを願います。パニコレ記事をまとめて読む▶著者:ライター パニコレ
2023年09月28日今回は、かいさんちの体験談です。まだ独身のころ、高校時代の親友から出産報告を受けたかいさんちは、親友という特別な関係ということもあり、奮発して6万円のお祝い金を渡してお祝いをしました。それから時は流れ、いつしかかいさんちも結婚して家族を持つように……。その後、出産や住宅の購入など節目を迎え、たくさんの人たちからお祝いをいただいたのですが、親友からお祝いをしてもらうことはなく、ずっとモヤモヤしたまま月日が流れていきました。あるとき、連休に地元に帰るタイミングでかいさんちは親友と久しぶりに再会することに。しかし、親友からお祝いの話題を切り出されることはありませんでした。それ以降もお祝いの件は完全にスルーされ、次第にかいさんちはこのことは"もうこのことは忘れよう"と、お祝いの件について蓋をするようになっていきました。 その数年後、親友と地元のショッピングモールに遊びに行くと、なんと親友も同じ場所にいたようで、突然連絡が来たかと思うと、すぐ見つかってしまいました。最初は親友に対して気を使っていたかいさんちでしたが、このタイミングで親友にお祝いの件について聞いてみることを決意。 すると、親友は「覚えてねぇわ」とひと言。さらに「そんなことより」と言うと、別の話題に変えようとしたのでした。親友の態度にかいさんちは静かな怒りを覚えて……? お祝いの話を出すと、「覚えてない」とバッサリ言われてしまって… 「お金じゃないけどお金なんじゃない?」 今回の話において「お金」というのは、「気持ち」だと思うんです。 独りよがりな考えかもしれません。 人によっては「だからなんなの?」となるかもしれませんが、あくまで私個人的には嫌な気持ちになった経験でした。 ただ、彼と過ごした日々は楽しかった記憶がたくさんあります。 "最後の最後にその楽しかった想い出の景色に好きじゃない色で色を塗られた"そんなイメージですかね。 私自身忘れてはいけないことを忘れてることがあるかもしれません。 ある意味、この漫画を描いたのは、自分への戒めでもあります。 ◇◇◇ 親友はお祝いの話は覚えていなかったようです。それにしてもだからといって、いきなり話題を変えようとするのではなく、本当に覚えていなかったとしても「申し訳なかった」という謝罪の言葉や、別の言い方もできそうだなと思ってしまいましたが……。かいさんちが言うように、「親しき中にも礼儀あり」というのは本当にそうだと思います。仲が良い関係だと時に甘んじてしまいがちですが、仲が良いからこそ相手に対する言動をきちんとわきまえたり、相手の気持ちを尊重するなどを忘れずにいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター かいさんち
2023年09月27日義実家で奮闘中のいちごさん。実家のことは気にはかけているものの、なかなか連絡はできずにいました。そんなある日、いちごさんの弟・りょうの彼女みほの妊娠が判明し、結婚することに。しかしその後、みほとみほ家族の非常識な態度に、いちごさんや両親は不信感が高まっていきます……。りょうとみほからのお願いで、みほの出産前後の間、孫のお世話をすることになった実母。 実母が息子宅に訪れた日。りょうは実母がきた途端、そのまま家を出ていきました。家の中に残されたのは、実母と泣いている孫だけ。 孫が泣き疲れて寝たあと、実母はりょうに「戻ってきてほしい」と電話をかけます。帰宅したりょうは「みほが浮気を心配しているみたいで……」と理由を説明。実母は事情を聞き、孫が泣かないように接することを決意。その結果、孫は実母にべったりになっていました。 だから私を呼んだのね… 孫(長女)の面倒をみるため息子宅に訪れた実母。息子のりょうは仕事へ行った帰りに、病院に行くという生活をしており、実母は「夜まで長女の面倒を見てもらう必要があるから私を呼んだんだ」と納得しました。 その2日後、嫁のみほが退院して家に帰ってくることに。玄関で出迎えた実母と長女でしたが、長女は実母の後ろに隠れて出てきません。 みほが近づくと、首を振る長女。そしてみほは「ママ大っ嫌い」とつらい一言をもらいました。 2人目の出産で、上の子の変化に苦労したママもいらっしゃるのではないでしょうか。今回の長女ちゃんもママとの時間が少なくなり、不安だったりさびしくなったりしてしまったのかもしれませんね。助産師さん曰く、そういうときは「大丈夫、ママは大好きだよ」と長女との時間を作って言葉でゆっくりと伝えたり、「ママは変わらないよ、一緒に生まれたばかりの小さな赤ちゃんを守ってあげようね」と伝えると長子としての気持ちも芽生えたりするそうです。また、ベビーカレンダーでは無料で専門家相談をおこなっており、他にも先輩ママに相談できる場所があります。専門家のアドバイスや先輩ママの経験を参考にしてみるのもいいかもしれませんね。ぜひ活用してみてください! 原作/いちご著者:マンガ家・イラストレーター 小出ちゃこ 著者:原作者 いちご
2023年09月27日双子を妊娠した私は、不妊治療専門クリニックの先生の紹介でNICU(新生児集中治療室)のある総合病院で出産しました。私と息子はすぐに退院できましたが、娘は退院できる基準の体重に達しておらず、NICUで引き続き入院生活を送ることになったのです。 昼は息子の育児、夜は娘のために病院へ退院後、私は日中に家で息子の面倒をみて、夜に夫が帰宅すると搾乳した母乳を娘に届けるため総合病院へ行きました。私はNICUで見た衝撃的な光景を忘れることはないでしょう。そこにはたくさんの保育器が並び、中には複数の管につながれた赤ちゃんや非常に小さな赤ちゃんがいました。 わが子を前に笑顔の親もいれば、泣いている親もいます。また、看護師さんたちは赤ちゃんたちをよく見回り、常に1人以上の医師が駐在し、厳戒態勢がとられていました。 夜中に新しい赤ちゃんが大勢のスタッフに囲まれて入ってきて、「頑張れ」と励まされながらさまざまな処置をされ、部屋全体がピリピリした雰囲気に包まれたこともあります。私はそこにいながら、「ドラマや漫画のシーンにそっくりだなぁ」とぼんやりと感じていました。 親の代わりを務めるスタッフたち私が一番驚いたのは、スタッフの赤ちゃんたちへの対応です。スタッフさんたちは、可能な限り赤ちゃんを抱っこして哺乳びんで母乳を飲ませていました。また、メリーやガラガラなどのおもちゃで赤ちゃんをあやし、細かくお世話をしていました。 「今日はご機嫌だね」「たくさん飲めたね」と、やさしく赤ちゃんに語りかける姿はまるで本物の親のようです。また、哺乳量や検査結果の数値などを毎日細かく先生が説明し、私たち親の不安を取り除くために今後の予定や治療方針を話してくれました。 退院日が近付くと、家で赤ちゃんの受け入れ態勢はできているか、さりげなくヒアリングし、保育器に空きがあれば退院日を1~2日融通してくれるなど、とても親切でありがたかったです。 幸いにも、娘は特に問題なく約2週間で退院することができました。しかし、何も問題なく退院できたのは、丁寧な看護をしてくれた看護師さんたち、日々、神経をとがらせながら娘を診てくれた先生たちの存在があったからに違いありません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:長谷川 なぎイラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年09月26日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「出産したばかりの妻を捨てた夫を母が成敗!」を紹介します。28歳のパニ子は、念願の第1子・パニ美を出産したばかりで実家に里帰り中。しかし、夫のタイキは、仕事が忙しいという理由で会いに来てくれません。パニ子は「タイキは私たちのために仕事を頑張っているはず」と思っていましたが……。 夫の嘘が発覚出産から3カ月以上経ち、体調もだいぶ落ち着いてパニ美の世話にも慣れてきたころ、パニ子はそろそろ家に帰るつもりだとタイキに伝えました。しかしタイキは、「もう2,3カ月実家に居ても大丈夫だよ! 掃除とか洗濯とか母さんにやってもらってるし」と予想外の返事。パニ子の体調を気遣っているのか、それとも帰るのを嫌がっているのか……。 そんな中、義母がパニ美に会いに実家へ遊びに来てくれました。すると「タイキが『パニ子さんの体調があまり良くなくて、まだしばらく実家から帰れない』っていうから、心配してたのよ」と言うではないですか!さらに、自宅の掃除や洗濯のお礼を伝えると、「え? タイキが来るなって言うから、私は一度も行っていないわよ?」と予想外の答えが! タイキがパニ子にも義母にも嘘をついていることが発覚し混乱したパニ子は、とにかくタイキと話をするために家に帰ることを決意しました。 サプライズのつもりが、浮気現場に遭遇!タイキは週末出勤だと言っていたため、パニ子はパニ美を連れてこっそり家に帰って驚かせようと計画。しかし、家に入ると誰もいないはずのリビングから人の気配が!恐るおそる入ってみると、タイキがソファで若い女性と親密な様子で話していたのです! 「おい!おまえ、何急に帰って来てんだよ! 連絡ぐらいしろ!」とタイキは逆切れ。そして「私、タイキさんの部下でミキって言います♪ まだ22歳♡ タイキさんの子を妊娠しているの」と驚きの発言! これは、パニ子が妊娠しているときに、ミキと関係を持っていたことを意味します。 「ミキは俺がいないとダメなんだ! お前の住む場所はないし、荷物も全部まとめといたから」と。部屋の片隅には、パニ子の荷物が無造作に積み上げられていました。 怒り心頭のパニ子は、娘を抱いたまま家を飛び出し、実家の母に電話をしました。 母の力で2人を撃退すぐに、激怒した母が車で迎えに来てくれました。そして、「後は私にまかせておきな!」と、2人がいる家に乗り込んでいきました。リビングの扉を開けるやいなや、「出て行くのはお前だよ!」とタイキに説教! 青ざめた顔で驚くタイキに「この家の頭金を払ったのも、ローンを支払っているのも私よ!」とパニ子の母は事実を突き付けました。 タイキに経済力がないことを知ったミキは「金の無い中年男なんて何の魅力もないんですけどw」と態度を豹変。金目当てでタイキに近づいたと告白。 家がなくなると慌てたタイキはパニ子と母に謝罪しましたが、もはや手遅れ。タイキとミキを家から追い出しました。 身勝手な夫の末路その後、パニ子は2人に慰謝料を請求し、タイキには養育費も支払わせて離婚へ。2人はあっという間に借金地獄行きが決定。タイキは実家からも勘当された上に、会社に社内不倫がバレて解雇に。今は工場で昼夜休む暇もなく働いているそう。身重のミキも借金返済のため、実家で家業の手伝いをしているとのこと。 一方パニ子は実家で両親に助けてもらいながら、子育てに奮闘しています。父母はもちろん兄弟や祖父母も一緒になって育児をしてくれ、とても恵まれた環境です。妻が命がけで出産をしているときに不倫をしている非常識な夫とは離れて大正解! たくさんの人から愛情を注がれているパニ美。親戚一同、成長を楽しみにしています。著者:ライター パニコレ
2023年09月26日今回は、かいさんちの体験談です。まだ独身のころ、高校時代の親友から出産報告を受けたかいさんちは、親友という特別な関係ということもあり、奮発して6万円のお祝い金を渡してお祝いをしました。それから時は流れ、いつしかかいさんちも結婚して家族を持つように……。その後、出産や住宅の購入など節目を迎え、たくさんの人たちからお祝いをいただいたのですが、親友からお祝いをしてもらうことはなく、ずっとモヤモヤしたまま月日が流れていきました。あるとき、連休に地元に帰るタイミングでかいさんちは親友と久しぶりに再会することに。しかし、親友からお祝いの話題を切り出されることはありませんでした。それ以降もお祝いの件は完全にスルーされ、次第にかいさんちはこのことは"もうこのことは忘れよう"と、お祝いの件について蓋をするようになっていきました。 その数年後、親友と地元のショッピングモールに遊びに行くと、なんと親友も同じ場所にいたようで、突然連絡が来たかと思うと、すぐ見つかってしまいました。最初は親友に対して気を使っていたかいさんちでしたが、このタイミングで親友にお祝いの件について聞いてみることを決意。 すると、親友は……!? 親友が口を開いて言った言葉は…!? 「覚えてない」 「そんなことより」 一人で悩んだ数年間のモヤモヤと、それを晴らすために勇気を出して話した言葉を一瞬で消し去られました。 お前だから悩んだのに。お前だから勇気がいったのに。 全身が崩れ落ちるような気持ちでした。 ◇◇◇ 勇気を出して親友に聞いてみるとことにしたかいさんち。しかし、現実は想像していたよりも残酷なものでした。確かにしばらく前のことだったため、記憶が薄れてしまうこともあるかもしれないですが、仮に覚えていなかったとしても、もう少し言い方というのがありそうですが……。このときのかいさんちの心情は、絶望そのものだったのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター かいさんち
2023年09月26日私は里帰り出産をしました。実母は私の妊娠がわかってから大変喜んでくれ、出産を心待ちにしてくれていました。しかし、普段から家事を嫌う実母は特に料理が苦手で、私の産後の肥立ちを考え栄養バランスの良い食事を作ることや、頻繁に汚れる孫の肌着の洗濯などが重荷になっていったようでした。 日に日にイライラしていく実母産院から退院して3日を過ぎたころから実母の様子が変化していきました。家事をするたびにため息をつくのです。私は出産時に会陰切開をしていて、座ったときに特に痛みがあり、退院後も続いている状態でした。実母にすべて頼ってしまって申し訳ないと思いましたが、なかなか自分の思うように体を動かすことができなかったのです。 実母は私や孫の世話で疲れてしまったのだろうと思い、その後は自分でできることは自分ですることにしました。しかし、外出はまだ控えていたため、買い物は引き続き実母にお願いしていたのですが、それも負担だったようです。実母から買い物が大変だと毎日のように言われるように……。 今は実母に甘えていいの?生後1カ月を過ぎたころに、保健師さんの新生児訪問が実家でおこなわれることに。わが子は順調に成長していると話があり安心したのですが、保健師さんから「産後を実家で過ごせるのはとても恵まれている。自宅に戻ったら家事・育児で忙しくなるから、今のうちにお母さんにたくさん甘えなさい」と言われ、実母はその会話を笑顔で聞いていました。また、保健師さんは実母に「娘さんとお孫さんのお世話は大変だと思いますが、お任せしますね。お母さんがいれば私たちも安心です!」と言っていました。 早く自宅に帰ってほしいと言われ…保健師さんから言われた「今のうちにお母さんに甘えなさい」という言葉が気になっていました。現状、私は甘えることができないのです。実母が疲れないようにできるだけ家事をしていたので、私もどんどん疲れていきました。そのうちに、わが子も泣く頻度が増え、私は1日中抱っこすることが増えていきました。そして、実父から「母さんがおまえたちの世話でとても疲れている。早く自宅に帰ってほしいと言っている。母さんがおまえに面と向かって言えないから俺から言った」と告げられたです。 果たして実母の本心は?正直ショックを隠し切れませんでした。そして、同時にそれは実父からではなく、実母から直接話してほしかったと思いました。その後、実母と話をすることに。実母は「父さんは母さんを気づかって言ってくれたけど、まだ実家にいていいのよ」と言うのです。 しかし、実母の本心としては、きっとかなりの負担があったのではないかと思います。そのため、私は産後1カ月が過ぎたころ、自宅に戻ることにしたのです。 里帰り出産は、実家で気兼ねなく心身共に休めるものだと思っていました。しかし、私が年齢を重ねた分、実母も年齢を重ねたということ。実家への滞在中、実母の体力が以前よりなくなっていると感じました。今後、子どもの世話などで実家を頼りたくなることもあると思います。そのときは、実家によく相談をして、無理のない範囲でお願いしたいと考えています。 イラストレーター/まっふ 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。
2023年09月25日出産を機に東京から自然豊かな沖縄に移住した、モデルの武智志穂さん。大好きな地で双子の子育てを楽しむ志穂さんに、ママライフを綴ってもらう人気連載。第37回目は、前編に続き武智さん一家の夏休みの思い出を振り返ります。今回は静岡、大阪、高知の旅をたくさんの写真とともにお届け♪ プールやプレイヴィルなど親子で大満喫したお出かけを早速チェック!今回のコラムでは、先月のコラムの続きをお届けしたいと思います!早速ではありますが、静岡、大阪、高知編です(^^)【@静岡】少し前に静岡に移住したばかりの友人の素敵なマイホームに、一家でお邪魔してきました。海が見える家ってやっぱり憧れ~!もともとマイホーム願望のない私でもうらやましくなってしまうほどおしゃれで居心地のいいお家に、愛犬たちも自分の家かのようなくつろぎっぷり。滞在中は友人宅についているプールで、朝から夕方まで遊んでいました。今年の夏はプール三昧!最高の夏の過ごし方(≧∇≦)【@大阪】子どもたちが楽しみにしていた新幹線に乗って、私の生まれ育った大阪へ。大阪も東京と変わらず灼熱。室内から外に出た瞬間、毛穴という毛穴から汗が吹き出す……。 大阪には子どもたちの大好きな『ボーネルンド』のプレイヴィルがあります。こんなにも暑い中、室内で遊べばいいのに、わざわざ外で遊ぶ子どもたち。『勘弁してよ……』と心の中で思いながらも仕方なく(笑)、汗だくになりながら一緒にお砂遊び。今回は滞在中に2回もお世話になりました。公園にある室内あそび場と屋外あそび場を組み合わせたこのプレイヴィル。切実に沖縄にもできてほしい!何度訪れてもすばらしい施設だなぁと毎回感じます。別の日には母方のお墓参りにも行ってきました。去年来たときはベビーカーに乗って見ているだけでしたが、今年は子どもたちも草を引いたりブラシでゴシゴシしたり、お掃除を手伝ってくれました。もう立派な戦力!頼もしくなってきたなぁ。【@高知】コロナ禍や妊娠出産を経て、4年ぶりに父方の田舎の高知にも帰省しました。台風の影響で予定していたより短い帰省となり、だいぶ駆け足の滞在となりましたが、ず~~っと気がかりだったお墓掃除や、私が小さなときから可愛がってくれていた親戚に子どもたちを紹介することができて、とても充実した家族の時間を過ごすことができました!少しでしたが、観光も楽しんできました。この夏にオープンしたばかりの佐川おもちゃ美術館。「木育」「植育」「職育」をコンセプトに掲げたこちらの施設では、高知の木材がふんだんに使用されていて、さまざまな世代がオモチャを通してコミュニケーションが取れる場所になっていました。子どもたちも大喜びで何時間も遊んでいました!入場料を支払えば時間制限なしで、何度でも再入場できるというのもありがたかったです。ここは帰省したときに遊びに行く定番のスポットになりそう(併設されている道の駅内にあるごはん屋さんもおいしかったです!)。 わが家の3週間の夏休みはざっとこんな感じ。なるべく短く簡潔にまとめたつもりですが、やっぱり長くなってしまいました……! 子どもたちと今しかできない体験や楽しい思い出を今年もたくさん共有できて幸せでした! 今回のコラムも最後までお付き合いいただきありがとうございました♡PROFILE武智志穂さんファッション誌、TV、CM、ラジオなどモデル発のタレントとして10年以上のキャリアを持つ。現在は、美容・グルメ・アウトドア・音楽・旅行などライフスタイルを発信し、同世代の女性から高い支持を集める。出産を機に沖縄に移住し、双子の男の子の育児に奮闘中。Instagram:@shiho_takechiARCHIVE「夏休みのお出かけ~東京、新潟、山梨編~」武智志穂の沖縄でのんびり双子育児 Vol.362023-08-25「大人気の水遊びオモチャ“アクアプレイ”が楽しい!」武智志穂の沖縄でのんびり双子育児 Vol.352023-07-25「わが家の夏バテ解消法!」武智志穂の沖縄でのんびり双子育児 Vol.342023-06-25「嘉手納基地アメリカフェスタに参戦!」武智志穂の沖縄でのんびり双子育児 Vol.332023-05-25「わが家のトイレトレーニング事情」武智志穂の沖縄でのんびり双子育児 Vol.322023-04-25「食のフェス【OKINAWA FOOD FLEA】」武智志穂の沖縄でのんびり双子育児 Vol.312023-03-25
2023年09月25日待望の男の子・りんたろうくんを出産したミキさん。生後3日目に「耳の聞こえ」を検査する新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果、異状は見つかりませんでした。毎日お世話をしているうちに、ミキさんはりんたろうくんのある異変に気づきます。それは、音に対して反応が薄いということ。違和感を覚えたミキさんが、りんたろうくんを病院へ連れて行くと……。待望の第1子となるりんたろうくんを出産したミキさん。新生児聴覚スクリーニング検査を受けたりんたろうくんですが、問題は見つかりませんでした。 慣れない育児に悪戦苦闘するミキさん。夜中になると隣の赤ちゃんの泣き声が聞こえてきますが、りんたろうくんはあまり泣きません。「大物になるかもね!」と笑っていました。 その後、退院し実家での子育てがスタート。ミキさんが大きな物音を立てても、りんたろうくんは相変わらずぐっすり眠っています。数日後、救急車がサイレンが家の近くで鳴っても、りんたろうくんは無反応です。反応の薄さに心配になったミキさんは医師へ相談すると……。 「音への反応が薄いのですが」医師に相談してみると 音に対しての反応があまりないような気がすると、生後1カ月健診で医師に相談したミキさん。しかし「新生児聴覚スクリーニングテストでパスしているなら問題ありません」と言われてしまいました。 その後もりんたろうくんはおもちゃやインターホンの音に反応しません。気になったミキさんは生後3カ月健診、6カ月健診でも医師に相談しました。医師が指を鳴らしてみると、そっちの方向を見るりんたろうくん。そのときも「大丈夫だと思いますよ」と言われ健診は終了しました。 何度聞いても問題はないと言われ、「私の思い過ごしなのかな? おとなしい性格なのかな?」と思い込もうとするミキさん。帰宅後、夫に相談すると「医者が大丈夫って言ってるなら平気じゃない?」と言われてしまい、ミキさんは「そうだよね……」と納得しようとするのでした。 りんたろうくんと過ごす時間が長くなるほど、りんたろうくんが心配になるミキさんでした。医師や夫に大丈夫だろうと言われても、ミキさんのモヤモヤした気持ちは晴れません。りんたろうくんがなぜ音への反応が薄いのか、判明する日が早く来るといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年09月25日私には3歳の長男と1歳になる次男がいます。ちょうど1年前、次男の出産予定日の20日前におしるしが来ました。おしるしが来てもまだ生まれないだろうと、その日私は長男と2人で普段通りお散歩へ行ったり家で遊んだりして過ごしていました。しかし、だんだんおなかが痛いような気が⋯⋯。出産予定日よりかなり早かったので、まさかその日に生まれるとは思っていなかったのです。おしるしからすぐに生まれないと思い込む長男を出産したときは、おしるしから24時間以上して陣痛が来ました。私は次男のときも同じように、おしるしが来てもすぐには生まれないだろう、たまにある腹痛は前駆陣痛だろう、と思い込んでいたのです。 しかしズーンとした生理痛のような痛みが続き、もしかして陣痛かもしれないと気づきました。そして19時ごろ夫が帰宅。すぐに夫におしるしがあったことと、陣痛かもしれないということを伝えました。夫が帰ってきた途端、気が緩んだのか痛みがジワジワと強くなってきたのです。 コロナ禍で面会時間が少ないからこそ……そのまま痛みは続きましたが、間隔が20分程度空いていたのでまだ大丈夫だろうと思って我慢をしていました。長男を寝かしつけたあと、私も早めに布団に入りました。しかし、だんだん20分、10分と痛みの間隔が狭くなって……。コロナ禍で面会時間が30分に限定されるため、私はせめて、長男が朝起きるまでは自宅で耐えたいなと思っていたのです。 次男を出産するときには、長男を私の実家に預けるつもりでした。もし長男を寝たまま実家に連れて行ってしまえば、長男とまともに話す時間がないまま産婦人科へ入院になります。それは私にとっても長男にとっても寂しいなと思ったのです。 もう限界! 長男を実家に預け、産婦人科へ夜中3時、3時10分、20分……とあのときの時間が経つのは永遠に感じました。長男が「おはよう!」と起きてくる7時ごろまでは耐えなければ……と、私はかなり痛かったですがひとりで耐えていました。しかし、もう限界。痛みの間隔も10分以下と狭くなってきたので、夫を起こし病院へ電話することに。そうすると「すぐに来てください」とのことでした。 仕方なく寝ている長男を車へ乗せ、実家に連絡をし、そのまま長男を預けることになりました。そのときの陣痛の痛みはかなり強いもので、車の揺れさえつらかったです。無事に産婦人科へ着き、そのまま分娩室へ。診察してビックリ、子宮口が全開大だったのです! 助産師さんから「3人目はもう少し早く来ててくださいね〜」と言われてしまいました。 そのままありがたいことに15分程度で破水、合計30分程度で次男は元気に生まれてきてくれました。しかし、陣痛を我慢するのはほどほどにしておかないと、本当に危なかったようです。コロナ禍で面会時間が短いからと長男との時間を惜しんでしまった結果です。今のところ3人目は未定ですが、もし授かることがあったら次は早めに受診したいと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:森下ミメカ3歳男児と1歳男児の母。長男妊娠を機に専業主婦に。2歳差育児の大変さを痛感中。現在、子育てや暮らしについてのブログや体験談を執筆している。
2023年09月25日義実家で奮闘中のいちごさん。実家のことは気にはかけているものの、なかなか連絡はできずにいました。そんなある日、いちごさんの弟・りょうの彼女みほの妊娠が判明し、結婚することに。しかし、みほとみほ家族の非常識な態度に、いちごさんや両親は不信感が高まっていきました。結婚式後、籍を入れた息子・りょうとみほ。その年の年末、りょう家族が帰省をすることに。しかし、お持ち帰り目的で実母に育児用ミルクやおむつを用意してもらい、義実家でのやりたい放題するみほに、いちごさんと実母はあ然としていました。ある日、実家に大きな段ボールが届きます。送り主はみほの実家から。何か違和感を覚えた実母は娘のいちごさんに開けてほしいと頼み、荷物の中を確認することに。 段ボールの中には、なんと大量の古着が。予想外の荷物の中身に戸惑ういちごさんと、実母。ひとまず、実母は義両親宅へ電話することにしました。荷物が届いたことを伝えると、義母は「実はうちフリーマーケットをやってて」「在庫があったので、おすそ分けしました!」と言い出します。 実母が「今後は必要ないです」とキッパリ伝えますが、義母にはなかなか伝わらない様子。痺れを切らした実母は、贈り物を送り合うのはやめましょうかと提案します。義母はそれを聞いた途端、焦った様子で「ギフトは楽しみなので、このまま続けていきましょう!」と言い残して電話を切りました。 その後、実母はギフトを送るのをやめ、義実家からも送られてくることは無くなったのですが……。 え、なんで私が? ある日、嫁・みほの母から電話が。みほの母からは「いつもはお義母さんから届いていたギフトが届かず、心配したんですよ」と驚きの第一声。実母ははっきりと「お気を使わせてしまうのでやめさせていただきました」と告げましたが、みほの母にはその思いが届かず「送っていただいて大丈夫ですよ」と返答されます。 呆れた実母はそのまま電話を切ろうとしましたが、みほの母からみほが2人目を妊娠したことを告げられ、さらにはみほの出産中、長女のお世話を実母(みほから見た義母)に頼みたいと言うのです。 里帰りで出産するみほをなぜ実家で面倒を見ないのか疑問に思った実母。実母は「仕事がありますし、私たちのほうが遠方なので……」と断ろうとすると、みほの母は「娘のいちごちゃんがいるでしょ?」「こちらは2人目の孫が生まれるんですよ?」と主張。実母はなんで実の親が面倒を見ないのか。しかも嫁の母から連絡が来るのか疑問に思いました。 里帰り出産で実家のほうが近いにもかかわらず、みほさんの面倒を任せようとするみほさんの母。仮に義母のほうが近ければわからなくもありませんが、出産の前後は気を使わなくていい実の親のほうがありがたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。みなさんは、出産前後に誰がそばにいてくれたら1番安心しますか? 原作/いちご著者:マンガ家・イラストレーター 小出ちゃこ 著者:原作者 いちご
2023年09月24日先輩ママから便利とよく聞く「バウンサー」。赤ちゃんが生まれる前や生まれたあとすぐに購入を検討する人も多いと思います。でも、実際にバウンサーが必要なのか、またどんなバウンサーを選べばいいのか悩みますよね。そこで、おすすめのバウンサーや選び方…
出産準備で購入を検討するもののひとつ、ベビーベッド。決して安くはない買い物になりますので本当に必要なのか?使う期間は? と悩まれる方も多いと思います。場合によってはレンタルのほうがお得になることもあります。そこで、先輩ママたちの実体験やお…
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女優の小雪さんが利用したことから産後ケア施設はもはやママたちの新常識になりつつあります。最近では、卓球の福原愛さんも台湾の産後ケアセンターに1ヶ月滞在したそう。出産で体にダメージを受けた女性の体に必要な産後ケアのポイントと、自宅でできるマ…
何か月も続くつらいつわり。人によって症状が違うこともあり、まわりの人にはなかなかその苦しみがわかってもらえないのが余計につらいところ。そんなつわりについて、タイプや乗りこえ方をまとめました。プレパパに読んでもらいたい内容もあるので、ぜひご…
妊娠36週を過ぎるといよいよ臨月。マタニティライフも残りわずかです。臨月になると、出産準備や産後の不安でストレスを感じる人も少なくないそうです。今回は臨月のストレス緩和方法や過ごし方についてまとめました。臨月、またはまもなく臨月を迎える妊…
親の手を借りて体を休められる里帰り出産ですが、意外とストレスになるなど、いいことばかりとは限らないようです。里帰り出産のメリットデメリット、また成功させるために必要な準備についてまとまめました。いつからいつまで帰るべき? 何を用意していく…
我が子の誕生に立ち会うのは、感動的。出産に立ち会いを希望する旦那さんも多いでしょう。しかし、実際に出産の場に立ち会うとなると、夫として「自分に何ができるのだろう」と疑問に思う人も。立ち会い出産にまつわる、夫と妻、それぞれの本音と希望をまと…
ヲタママだっていーじゃない!
ムスメちゃんとオコメちゃん
猫の手貸して~育児絵日記~