現在公開中の映画『MANKAI MOVIE「A3!」~AUTUMN & WINTER~』(通称『エームビ』)。同作は人気アプリ、イケメン役者育成ゲーム『A3!』を舞台化し、現在の2.5次元を牽引する人気を誇るMANKAI STAGE『A3!』シリーズ(通称『エーステ』)をさらに映画化した、新たな試みの作品となる。ゲームでは主人公が劇団「MANKAIカンパニー」の主宰兼『総監督』となり、春組・夏組・秋組・冬組のメンバーを率いていく物語だが、今回の映画化は春組・夏組を中心とした『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』が昨年12月に公開され、現在は秋組・冬組を中心とした『MANKAI MOVIE「A3!」~AUTUMN & WINTER~』が上映中。今回は秋組リーダー・摂津万里役の水江建太、冬組リーダー・月岡 紬役の荒牧慶彦にインタビューし、映画化への思いやそれぞれから見たメンバーの姿について話を聞いた。○■荒牧慶彦、水江建太にお兄ちゃん目線――最初に「映画化」と聞いた時はどう思われましたか?荒牧:いや、驚きました。水江:本当に!荒牧:これだけの舞台キャストがほとんどそのまま映画に出演できるってなかなかないですし、舞台を見たことがない方が映画を観ることによって『エーステ』という作品を好きになってくれるんだったら、すごく嬉しいことだなと思ってました。水江:僕もやっぱり映画化すると聞いた時に、『A3!』および『エーステ』はすごいなと思いました。僕自身、映画に挑戦させていただくのは初めてだったので、そのステージを『エーステ』に作ってもらったのが光栄で頑張ろうと思いました。まっきーさんはもちろん、素敵な仲間や先輩に出会って縁をたくさんいただいて、本当にありがたい作品だと思ってます。荒牧:役者について改めて考えさせてくれる作品なんですよね。役者が考えていることやあるあるがふんだんに盛り込まれているので、実は役作りの参考にもなったり。各キャラクターが役に対して考えていることについて「あ、そういう考え方もあるんだ」という新しい発見もありました。――春組リーダーの横田龍儀さん、夏のリーダーの陳内 将さんにも同じ質問をしたんですが、ご自身も含めて、ぜひ秋組、冬組メンバーのことを紹介していただけたら。水江:それぞれの役者がキャラと重なるところも多いとずっと思っています。古市左京役の(藤田)玲さんはすごくあたたかい人で、役割的にも“ボス”というか、背中を押していただいたり、支えていただいたりしています。七尾太一役の(赤澤)遼太郎は本当に芝居や役にまっすぐ向き合うところが役とも重なって。撮影の裏でも他の役のポートレイトのシーンをずっと見ているんです。伏見 臣役の(稲垣)成弥さんも、どんな空気でも笑いに変えてくれて、役と通じるあたたかさがある。兵頭十座役の(中村)太郎は役とのギャップが1番あって、十座の硬派とは重ならないんですけど、みんなを柔らかくしてくれるすごくいい仲間です。僕は…どうなんだろう? 秋組の中では支えられている側だなと感じます。自分のことで精一杯になってしまうことがよくあるので、全員に支えられて、立たせてもらっていると感じます。皆さんに甘えてばかりはいけないなと思うんですけど、誰よりも一生懸命やる姿を見せなきゃという思いがあって。「ついてこい」タイプのリーダーではなく、頑張っている姿を見せれたらと思いながら、ずっと演じていました。――映像になったことで新たな発見はありましたか?水江:舞台の時と戦い方が全然違ったので、改めて皆さんのことを尊敬しました。臨機応変に対応できるんだと驚きましたし、勉強にもなりました。玲さんは映像撮影の経験が豊富ですし、僕も含めてみんな玲さんに相談することは多かったです。――荒牧さん、冬組についてはいかがですか?荒牧:まず、雪白 東役の堪ちゃん(上田堪大)は本当に東のように寂しんぼです。集まっているときになぜか堪ちゃんが1人だけいないタイミングが多くて、4人で話して盛り上がっていたらどこかから戻ってきて「何の話?」って。1回やったくだりを堪ちゃんのためにもう1回やっていることがけっこうあります(笑)水江:その様子が見える(笑)荒牧:有栖川 誉役の(田中)涼星はちょっと動きが独特なんだけど、1番しっかりしています(笑)。人と人との間柄を見て自分が調整役に入ったりとか、しっかりとできた後輩です。御影 密役の植ちゃん(植田圭輔)は周りを見ていて、冬組で1番小さいけど1番お兄ちゃん。高遠 丞役の(北園)涼はすごくストイックでまともに見えるんだけど、実は1番変わっているんです。芝居やダンスには真剣に向きあってるけど、突拍子もないことを言い出す(笑)。実は面白い、クセのある役者だと思います。みんな大人なので、僕はその中での中間管理職じゃないけど、副部長みたいな感じで調整役に回れればと思っています。――映像での発見などはいかがでしたか?荒牧:冬組は舞台の頃から繊細さを求められることが多かったので、映像にもはまっていたように思います。客席から見ているのとはまたちょっと違うのかもしれないですけど、僕らは間近で芝居をしていたので、「こういう表情してたよね」みたいな懐かしさがありました。劇中劇も、より神秘的なものになっていると感じました。――ちなみに、水江さんから見た冬組の荒牧さん、荒牧さんから見た秋組の水江さんはどう見えているのでしょうか?水江:まっきーさんもおっしゃってたけど、冬組はすごく大人なので、その中でのリーダーとしての立ち位置を取られている風に見えています。荒牧:そうでありたいですね。建太は、秋組になじめて良かった〜! と思います。だいぶお兄ちゃん目線になってしまって(笑)。「うちの子がなじめてるよ!」みたいな気持ちになります。秋組はやっぱり仲が良いので。水江:(笑)―― いつから「うちの子」感を持っていたんですか?荒牧:いつからなんだろうなあ。でもAUTUMN & WINTER 2019公演の最初の頃から「建太笑ってる、よかった」みたいな感じで見守っていました。――見守ってる中で、「立派に成長したな」といった思いは?荒牧:成長しましたね〜!水江:本当ですか!? よかった。荒牧:芝居の柔軟性が、もう初期の頃から段違いで。もともとできてはいたんですけど、(演出の)松崎史也さんや倉田(健次)監督から細かな調整などを求められることで、どんどん柔軟性が付いてきたのかなと思います。水江:逆に僕から見たまっきーさんはずっと上にいて、目標としている方です。役者としてもすごいし、人としても立ち居振る舞いも素敵な方で。本当に最初からずっとお世話になってるし、今もずっとお世話になっています。○■「これからも生きていこう」と思ってもらえたら――改めて、この作品がいろいろな方に愛されている魅力はどこにあると思いますか?荒牧:人が夢に向かっていく熱い思いを体験できることが魅力なんじゃないかなと、個人的には思っています。人って夢を持つ生き物だし、もし夢を持っていないという方でも「夢を持つことはこんなにエネルギッシュなことなんだな」と思わせてくれる作品なんじゃないかな。水江:キャストが魅力的で、春・夏・秋・冬組とそれぞれのキャストの色があって、戦い方や見せ方が彩り豊かなところもすごい。荒牧:演じてても感じるよね。水江:役の姿もそうだし、劇中劇や目指すものがそれぞれにあるのが素敵なんじゃないかなと思います。荒牧:あとは「役者をやっていてよかった」と思える瞬間やシーンも多いです。水江:僕は、自分自身のスタートでもある作品ですので、思い入れはすごく強いです。――映画化で期待することはありますか? 「映画を見て舞台に来てほしい」とか「役者のことを知ってほしい」とか、「こうなってくれたらいいな」ということがあれば教えてください。荒牧:もちろん舞台は観に来てもらいたいんですけど、『エーステ』はやっぱり観終わった後に元気が出る作品なんです。今はコロナ禍で皆が大変な時期だと思うので、この映画を観てまずは元気になっていただいて「よし、これからも生きていこう」と思ってもらえたら、それが1番幸せなことなのかなと思います。水江:素敵ですね……本当にその通りです。『エーステ』に元気をもらえる感覚は、出ている僕たち自身もすごくわかっていて、多くの人に伝わればいいなと思いますし、落ち着いたら舞台にもまた来てもらえたらすごく嬉しいです。■水江建太1995年11月2日生まれ、東京都出身。2018年より俳優として活動し、MANKAI STAGE『A3!』 シリーズ(19年〜)、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage シリーズ(19年〜)などで活躍。「BANANA FISH」-The Stage -(21年〜22年)、ドラマ『たびくらげ探偵日記』(22年)などに出演する。ミュージカル『CROSS ROAD〜悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ〜』上演を控える。■荒牧慶彦1990年2月5日生まれ、東京都出身。舞台を中心に活躍し、『ミュージカル・テニスの王子様』(12年〜13年)、舞台『刀剣乱舞』シリーズ (16年〜)、MANKAI STAGE『A3!』シリーズ(19年〜)、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage シリーズ(20年〜)など人気シリーズに数々出演。映像出演は日本テレビ系ドラマ「あいつが上手で下手が僕で」、『映画演劇 サクセス荘』(21年)主演や、舞台「ゲゲゲの鬼太郎」上演を控える。
2022年03月09日2006年にトップスター・和央ようかを中心とする宝塚歌劇団宙組で上演された『NEVER SAY GOODBYE』―ある愛の軌跡―。『ジキル&ハイド』『THE SCARLET PIMPERNEL』など世界的大ヒットミュージカルを手掛ける作曲家フランク・ワイルドホーンと、作・演出の小池修一郎とのコラボレーションで生まれた作品だ。当時、読売演劇大賞優秀作品賞や小池が文部科学大臣賞を受賞。大きな話題を呼んだミュージカルが、再び宙組で上演される。トップスター・真風涼帆に公演に向けての思いを聞いた。思い出深い初舞台作品に、トップとして挑戦16年前、『NEVER SAY GOODBYE』で初舞台を踏んだ真風。本作への挑戦に「とても思い入れのある大切な作品で、身の引き締まる思いです」と力を込める。当時のことは鮮明に覚えていると語る。「宝塚大劇場の幕が開き、初めてお客様を前に拍手をいただいた日のことは、私にとって忘れられない大切な日。本公演では、初舞台生としての口上とロケット(ラインダンス)の出演だけでしたが、新人公演では民衆のひとりとして出演し、銃や旗を持たせていただきました。当時はわけも分からず旗を振り回していたなと、懐かしく感じます」。1936年のスペイン内戦を背景に、人気写真家と女性劇作家との愛や、ファシズムと闘う人々の生き様を描いた物語。ナチス政権下のベルリンオリンピックに対抗し、バルセロナで人民オリンピックが開催される。取材に訪れた人気写真家ジョルジュ(真風涼帆)は、リベラルな女性劇作家キャサリン(潤 花)と運命的な再会を果たし、ふたりは恋に落ちるが、やがてスペイン内戦に巻き込まれていく……。「ワイルドホーンさんの素晴らしい楽曲に、小池先生の歌詞が合わさり、物語を紡いでいく。戦争を題材に、音楽と歌詞といろんなものが相まって、日々改めて多くのことを考えさせられます。ジョルジュはカメラマンとして、自分が捉えたいと思う真実の瞬間を捉えていかなければいけない。内戦下でのキャサリンとの出会いだったり、親友のヴィセント(芹香斗亜)たちの生き様を目の当たりにしたときに、ジョルジュとして導き出していくものをしっかりと表現したいと思います」。初演では、舞台袖から上級生の演技を観て勉強していたという真風。全場面、今も色濃く記憶に残っていると語る。「どのナンバーも思い入れがあると言いますか、今お稽古場で音楽がかかると、ここで移動していたなとか、本能に染み渡っているように思い出されます。1曲1曲重厚感があり、耳に残るような音楽が多いと感じます。初演で特に印象に残っているのは、最後の戦場のシーン。上級生の皆さんのダンスが脳裏に焼き付いています。ただ今回は、今のメンバーで作るものとして、その記憶を追いかけないように、しっかりと作品に向き合ってお稽古に励んでいます」。“一生懸命生きる”ことを届けられたら今、ジョルジュを演じることでより深く作品を噛み締めている。「戦場という極限状態にいる人たちの感覚というのは、恵まれた時代に生きている私たちにはとても遠いものですが、一つひとつ想像を膨らませて役に没頭しています。ジョルジュを演じながら、自分自身、“一生懸命生きよう”と強く思うので、ジョルジュやヴィセントたちの生き様を見たお客様にもそう感じていただけるよう演じたいです」。宙組『NEVER SAY GOODBYE』(C)宝塚歌劇団Photographer/LESLIE KEE(SIGNO)「一生懸命生きる」こと。それはコロナ禍で過ごす日々でも感じていたことだ。「この2年ほどは、あまり先のことを考えるよりも、その瞬間を一生懸命生きて、それが明日、明後日につながるようにと考えて過ごしてきました。これからも今日一日があることに感謝して、自分ができることを精一杯やっていきたいと思います」。コロナ禍での上演が続く中、改めてファンへの思いを尋ねると「公演ができて、客席にお客様がいてくださって、喜んでくださっているお顔を見られることがなにより幸せだと感じますし、当たり前じゃないということを気付かされます。このような状況でもずっと応援してくださる皆さまは、本当にかけがえのない存在です。直接コミュニケーションを取れない寂しさもありますが、思いを届けられる場所があることが、本当にありがたいことだと感じています」。真風が初舞台生当時、トップスターの和央ようかを見て「素晴らしく磨き上げられた、男役の究極の形を目の当たりにした」と思い返す。それから16年。「自分はそこに近づけているのかはわかりませんが、ずっと追求していくことが大事だと思っています。男役も娘役も、舞台人はみんな、自分の経験からつながっていくもの。自分が素敵だなと思う男役像を育て続けていきたいです」。真風自身、強い思い入れを持つ今作。初演から16年を経た今、トップスターとして組の中心に立ち、どんな表現で魅せてくれるのか楽しみにしたい。取材・文・撮影:黒石悦子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント真風涼帆さんのサイン色紙を1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!宝塚歌劇団宙組ミュージカル『NEVER SAY GOODBYE』-ある愛の軌跡-【兵庫公演】2022年2月28日(月)~2022年3月14日(月)会場:宝塚大劇場※2月5日(土)~27日(日)公演は、新型コロナウイルス感染症の影響により公演中止。【東京公演】2022年4月2日(土)~2022年5月1日(日)会場:東京宝塚劇場
2022年02月28日宝塚月組によるミュージカル・キネマ『今夜、ロマンス劇場で』と、ジャズ・オマージュ『FULL SWING!』の東京公演が、2月25日(金)から東京宝塚劇場で開幕する。この2作品は、昨年8月に退団した前トップコンビ、珠城りょうと美園さくらの後を受け、新トップコンビに就任した月城かなとと海乃美月の本拠地お披露目公演として、1月1日に宝塚大劇場で幕を開けた。今年に入って宝塚では、公演関係者の新型コロナウイルス陽性が相次ぎ、花組の東京宝塚劇場公演が途中3週間の間中止になり、星組のバウホール公演と雪組の東京国際フォーラム公演は全日程中止。さらには星組御園座公演、宙組大劇場公演の開幕も延期され、混乱が続いたが、この月組公演はすべて予定通りに上演された。この勢いに乗って、東京でも3月27日の千秋楽まで、無事完走できることを祈りたい。『今夜、ロマンス劇場で』は、2018年に綾瀬はるかと坂口健太郎の主演で公開された同名映画の舞台化で、脚本・演出を手がけるのは、これまでにも『フットルース』『Shall we ダンス?』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『幕末太陽傳』など、映画原作の作品を数々ヒットさせてきた小柳奈穂子。月城の主演作を担当するのは、昨年10月の博多座公演『川霧の橋』から2作連続となる。月城が演じるのは、映画監督を夢見て撮影所で助監督として働く牧野健司。彼は、ロマンス劇場という古い映画館の映写室で見つけたモノクロ映画のヒロイン美雪に思いを寄せているが、ある日、その美雪がスクリーンから突然飛び出してきた。お転婆姫の役そのままに自分をしもべ扱いし、カラフルな現実の世界に興味津々の美雪に振り回されながらも、彼女への純粋で一途な愛を貫き通す誠実な青年を、月城が好演。美雪役の海乃も、これまでになくストレートに意志や感情を表現するお姫様役を生き生きと演じている。このほか、銀幕の大スター俊藤龍之介を存在感たっぷりに演じる鳳月杏、映画の登場人物で隣国の王子大蛇丸役の暁千星、健司の助監督仲間、山中伸太郎役の風間柚乃らが、それぞれ個性を生かして、周囲をしっかり固めている。併演の『FULL SWING!』は、ベテラン三木章雄の作・演出で、お披露目公演にふさわしく、明るくバラエティ豊かなショーだ。フランク・シナトラのメドレーや、“月”に因んだナンバーなど、様々なジャズのリズムに乗せ、歌とダンスがスタイリッシュに、情熱的に繰り広げられる。月城以下、大人っぽく色気たっぷりの月組男役たちによる黒燕尾の群舞なども見逃せない。3月27日(日)の千秋楽には、全国の映画館でライブ中継が行なわれ、タカラヅカ・オン・デマンドでライブ配信も予定されている。取材・文:原田順子
2022年02月25日劇団岸野組(主宰:岸野幸正)主催、劇団岸野組『石川五右衛門外伝TOKYO2022春』が2022年3月30日 (水) ~2022年4月3日 (日)に本多劇場(東京都世田谷区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにて発売中 公式ホームページ 石川五右衛門は言った。「俺の子孫なら、あきらめるな!」と。初老のホームレス・石川五朗は時代遅れの任侠道を尊ぶ男。そんな五朗が出会ったのは、女ばかりの探偵たち。彼女たちに共感した五朗は仲間に入るのだが、大きな敵と対峙する事になる。追い詰められた五朗の前に現れたのは、彼の先祖だという、かの大泥棒・石川五右衛門。はてさて、これは夢まぼろし?それとも?劇団岸野組がお送りするハードボイルドコメディ!劇団岸野組劇団岸野組は、劇団薔薇座出身の俳優岸野幸正を主宰として1990年「幕末太陽傳」公演で 旗揚げしました。娯楽劇を目標に、年齢性別を問わない幅広い層のお客様に楽しんでいただける作品創りを続けております。公演概要劇団岸野組『石川五右衛門外伝TOKYO2022春』公演期間:2022年3月30日 (水) ~2022年4月3日 (日)会場:本多劇場(東京都世田谷区北沢2-10-15)■出演者岸野幸正 / 山崎和佳奈 / 山口紗貴 / 成瀬瑛美 / 川本紗矢 / 奥戸裕子 / 上岡昌雄 / 中村美緒 / 岡田有紀 / 宗金英里子 / 手島祐香 / 山口紗由美 / 松田祐司 / 兼岩玲志 / 重信千実弥 / 樋口紀代 / 三國里菜【トリプルキャスト】: 福山潤(3/30(水))、石戸谷克馬(3/31(木)、4/1(金))、内田夕夜(4/2(土)、4/3(日))■スタッフ台本:観世桂男演出:岸野幸正音楽:星出尚志振付:香坂千晶美術:皿田圭作照明:日高勝彦(日高舞台照明)音響:清水吉郎、マツダトモコかつら:太陽かつら宣伝美術:イノリユキエ(hypeLLP)大道具:志賀克也衣裳:岸野組衣裳部舞台監督:大倉正章制作:山路清子企画製作:劇団岸野組1990プロジェクト■公演スケジュール3月30日(水)19:003月31日(木)15:004月1日(金)15:004月2日(土)15:004月3日(日)13:00※開場は、開演の30分前■チケット料金前売:6,000円(全席指定・税込)※ペア券・高校生割引は劇団への申込のみ取り扱い 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月24日宝塚歌劇星組公演『王家に捧ぐ歌』が、2月17日の16時公演から、名古屋の御園座で幕を開ける。この公演は、当初2月8日に初日を迎えるはずだったが、公演関係者から新型コロナウイルスの陽性が確認されたため、開幕が延期されていた。グランド・ロマンス『王家に捧ぐ歌』は、古代エジプトを舞台にしたヴェルディのオペラ『アイーダ』を、2003年、木村信司の脚本・演出で宝塚版として初演。これが星組トップお披露目公演だったラダメス役の湖月わたる、男役ながらヒロインのアイーダを好演した安蘭けい、美貌の王女アムネリスのトップ娘役檀れい他が熱演し、甲斐正人による美しく印象的な音楽も評判になって、その年の芸術祭優秀賞を受賞した。その後、05年の中日劇場公演を経て、15年には宙組の朝夏まなとが、やはりトップお披露目公演として主演。アイーダ役はトップ娘役の実咲凜音が務め、翌16年にはこのコンビで博多座公演もおこなわれた。今回の御園座での公演は、7年ぶり5度目、名古屋では17年ぶりの上演となる。エジプトの若き将軍ラダメスと、エジプト軍に捕えられて奴隷にされたエチオピアの王女アイーダとの悲恋が描かれるが、エチオピアの民の解放を願うラダメスが、世界の平和と戦争の終結を求めて歌う壮大なナンバー「世界に求む」や、アイーダが、戦いは新たな戦いを生むだけと歌う「アイーダの信念」など、緊迫する世界情勢が連日伝えられる今こそ、心により響くのではないだろうか。御園座公演では、新たに舞台装置や衣裳が大幅にリニューアルされ、ラダメスを演じる星組トップスター礼真琴と、アイーダ役のトップ娘役舞空瞳の斬新なビジュアルも話題になったが、何と言っても全編ほぼ歌で物語が綴られていくため、礼真琴の抜群の歌唱力を堪能できるのも大きな魅力だろう。千秋楽前日の2月26日16時公演は、全国の映画館でライブ中継され、タカラヅカ・オン・デマンドでライブ配信も予定されている。また、横浜のKAAT神奈川芸術劇場では、同じ星組の人気スター瀬央ゆりあ主演の『ザ・ジェントル・ライアー~英国的、紳士と淑女のゲーム~』(脚本・演出田渕大輔)が、2月19日から25日まで上演予定だ。瀬央にとっては主演作の初東上公演で、2月1日から13日までの宝塚バウホール公演が、新型コロナの陽性者が出て中止になったため、公演はこの横浜のみとなった。原作はオスカー・ワイルドの喜劇「理想の夫」で、瀬央は、スキャンダルに見舞われた親友のために奔走するプレイボーイの子爵、アーサー・ゴーリング卿を演じる。文:原田順子
2022年02月17日ビームス T(BEAMS T)は、20周年を迎えるにあたり12組とコラボレーションしたウェアを販売。2022年2月10日(木)から2月20日(日)まで、東京・ビームス T原宿にて発売される。ビームス T×12組とのコラボTやフーディービームス Tは、世界のアーティスティックなグラフィックを取り入れ、多彩なTシャツを展開するレーベル。今まで音楽やスポーツ、ゲーム、アニメなど、様々なカルチャーとのコラボレーションアイテムを発表してきた。今回は、誕生20周年を記念してビームス Tと所縁のある12組とタッグを組み、ビームス TのエッセンスをプラスしたTシャツやフーディーなどをラインナップする。注目は、上質な素材とこだわりの利いたディテールが魅力の「オーラリー(AURALEE)」とコラボレーションしたスウェットシャツ。様々なコーディネートに合わせやすいアイボリーとボルドーの2色を用意する。架空のレコードレーベルをコンセプトとしたTシャツブランド「タコマフジレコード(TACOMA FUJI RECORDS)」とのTシャツも登場。腕の部分にブランドロゴを複数あしらったインパクト抜群のデザインとなっている。ニットデザイナーが手掛けるファッションブランド「クレプスキュール(crepuscule)」からは、ダークネイビーのニットとショーツがラインナップする。別々で着用するのはもちろん、セットアップとしても楽しむこともできる。他にも、“音楽とスポーツの融合”をコンセプトに掲げる音楽レーベル「ジャジースポート(Jazzy Sport)」とのコラボレーションフーディーや、アメリカ・ニューヨークのセレクトショップ「ザ グッドカンパニー(THE GOOD COMPANY)」とのTシャツなども取り揃える。また、先着でコラボレーションアイテムの購入者に、本イベントのロゴと、タコマフジレコードやクレプスキュールなどのコラボレーションブランドロゴをあしらったTシャツをプレゼント。その場でシルクスクリーンプリントし、プレゼントしてくれる。【詳細】ビームス T 20 周年を記念したコラボレーションアイテム発売日:2022年2月10日(木)~2月20日(日)取り扱い店舗: ビームス T原宿<アイテム例>AURALEE × BEAMS T スウェットシャツ(ボルドー、アイボリー) 18,700円TACOMA FUJI RECORDS × BEAMS T ロングスリーブTシャツ 9,350円crepuscule × BEAMS T ニット 19,800円、ショーツ 16,500円JAZZY SPORT × BEAMS T フーディー 14,200円THE GOOD COMPANY × BEAMS T Tシャツ 6,930円<参加ブランド一覧>※アルファベット順AURALEE、Chaos Fishing Club、crepuscule、HOLE AND HOLLAND、JAM、JAZZY SPORT、KIOSCO、MIN-NANO、SAYHELLO、TACOMA FUJI RECORDS、THE GOOD COMPANY、WHIMSY SOCKS■シルクスクリーンイベント[数量限定]先着でコラボレーションアイテムの購入者に、本イベントのロゴとコラボレーションブランドロゴをデザインしたTシャツをプレゼント。
2022年02月11日開幕3日前に残念なニュースが飛び込んできた。『FIBA 女子バスケットボールワールドカップ 2022』予選の出場をベラルーシが辞退。新型コロナウイルス感染症の陽性者・体調不良者が多数発生し、来日を断念したのだ。これにより日本、カナダ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ベラルーシで争うはずだった上位3位までの本戦出場の権利はFIBAでの協議により決定することとなった。ベラルーシの不出場は残念だが、『W杯』予選は実施される。日本は『アジアカップ』5連覇を達成した若手と『東京2020オリンピック』銀メダルを獲得したベテランが、恩塚亨HCのもとついに融合を果たすのだ。1月17日からは強化合宿をスタート。まずメンバーを見てみたい。【AKATSUKI FIVE日本代表候補選手】髙田真希(PF/デンソーアイリス)渡嘉敷来夢(C/ENEOSサンフラワーズ)近藤楓(SG・SF/デンソーアイリス)町田瑠唯(PG/富士通レッドウェーブ)宮澤夕貴(SF・PF/富士通レッドウェーブ)谷村里佳(PF/日立ハイテククーガーズ)本橋菜子(PG/東京羽田ヴィッキーズ)三好南穂(SG・SF/トヨタ自動車アンテロープス)藤岡麻菜美(PG/シャンソン化粧品シャンソンVマジック)林咲希(SG・SF/ENEOSサンフラワーズ)馬瓜エブリン(SG・SF/トヨタ自動車アンテロープス)宮崎早織(PG/ENEOSサンフラワーズ)中田珠未(PF/ENEOSサンフラワーズ)吉田舞衣(SG・SF/シャンソン化粧品シャンソンVマジック)赤穂ひまわり(SG・SF/デンソーアイリス)馬瓜ステファニー(SF・PF/トヨタ自動車アンテロープス)オコエ桃仁花(PF/富士通レッドウェーブ)山本麻衣(PG/トヨタ自動車アンテロープス)東藤なな子(SG・SF/トヨタ紡織サンシャインラビッツ)1月24日には恩塚亨HCがオンライン取材に対応。指揮官は「『アジアカップ』メンバーと『五輪』メンバーの融合がひとつのテーマ。世界一のアジリティを生かせるよう原則のインスタールとワクワクのマインドセットを入れている」と合宿のテーマを語った。恩塚HCは若い林に主将の大役を託し、副将には高田を指名した。「『東京五輪』のメダリストたちから引き継ぎたいところは役割と任務遂行能力、その力を存分に発揮してくれることを期待している。私たちの目指すチーム像はポジティブな思考でい続けるチーム。『アジアカップ』を導いてくれた林選手の存在が大きかったので、今回もお願いした。もうひとつ、『東京五輪』メダリストとの素晴らしいケミストリーを期待し、高田選手にお願いした。キャプテンを経験したことで副キャプテンとして支える経験に生きると思うので、キャプテンを林選手、副キャプテンを高田選手にお願いした」『東京五輪』はケガに泣いたスペシャリスト渡嘉敷への期待も大きい。「アジリティを生かして戦うのは変わらない。渡嘉敷選手のスピードを生かすのか、高さを生かすのか、その都度考えている。高さの幅が広がった。ポストプレー、リバウンドのところで貢献に期待できる。あとメンタル面でも素晴らしいリーダーシップを発揮してくれている」世界一のアジリティについてはこう補足した。「これまでも日本代表はスピードで勝負してきたが、もう一段階高めたいし、幅を広げたい。物理的なスピードだけではなく、適応能力を発揮し続けることで先手を取って高さを克服していきたい。それにはメンタル的な要素も含まれる。次から次へいいオフェンスを展開し、ディフェンスがついていけない状態にすること。3ポイントだけ、レイアップだけではなく、判断のスピードを磨いて、期待値の高いシュートを選択し続けることを強みにしたい」1月25日~2月2日には選手たちがメディア対応に登場。日本代表候補たちは以下のように意気込みを口にした。林「お姉さん方が来て、『質の高いバスケができているのかな』『私自身も楽しくできているのかな』と思っている。若い選手も短いながらも恩塚コーチのもとでやれているので、自信を持ってアグレッシブにできていると思う。3Pだけではなく、ドライブ、パス、レイアップ、ジャンプシュートも練習している。(『東京五輪』決勝)アメリカ戦で3Pしかなくて、その3Pを止められて悔しかったので、3P以外も見せていきたい。1クール目は不安が多かったが、高田さんと話す時間もあり、相談したら『キキらしくやればいいよ』と言われて、開き直れた」高田「オフェンスもディフェンスも原則がある中、ほとんどフリーで動くことがあるので、個々のスキルを求められている。若い選手はすごいスキルを持っているし、自分は合わせるプレーが好きなので、みんなが1対1で強気で攻めている姿勢を頼もしく思う。恩塚HCになって初めての合宿なので、覚えていかないといけないことが多い。まず落とし込んで、身体に沁み込ませているところ。副キャプテンとしてというより年齢が上でいろんなことを経験してきているので、役割に関係なくチームに貢献していきたい。年上の選手がいる中、林選手がキャプテンに選ばれてやり辛さもあると思うので、コミュニケーションを取っていきたいし、気を使わせないようにチームをサポートしていければいいかなと思っている」宮崎「やっと恩塚さんのバスケットに慣れてきたと思う。今回は新しい選手も数名いるので、その選手たちといいコミュニケーションを取りながら、合宿をがんばっている。新しいメンバーとも教え合うことができ、本当にいいコミュニケーションが取れている。ライバルが増えたが、そこはポジティブに考えて、いろんな選手のいいところを見て学んで、それを習得できたらいいなと思う」渡嘉敷「トム(・ホーバス)さんとはスタイルが違うので、最初はそのスタイルに慣れるのに時間がかかった。今はだいぶ浸透してきて、『これから自分自身がどうなるのかな』というのが楽しみな状態。『センターがセンターらしくない動きをしているのかな』という感じ。普段より運動量は間違いなく多いし、常にカッティングやダウンスクリーンにいったり、ポジションチェンジをしたりと動いているので、そこは今までになかったこと」赤穂「(『東京五輪』は)お姉さん方についていっただけ。やりたいことをやらせてもらったし、何も考えずにやれた。『アジアカップ』は引っ張っていかないといけない立場になっていい経験をさせてもらった。恩塚さんのバスケットは私たちの方が経験していてわかっているので、お姉さん方にしっかりと伝えていきたい。恩塚さんのバスケットはチャンスを見つけたら自分でいく。チャンスを逃さずにどんどん攻める。そこは変わらない。ディフェンスリバウンドを取った後にボールプッシュができたらと思うので、そこを増やしていきたい」ステファニー「もっと得点に絡んでいけるようにしたい。ただガムシャラにやるのではなく、チームにとっていい方向になるように。海外の選手、大きい選手に対してアタックすることは3×3で学んだので、もっと出していきたい。恩塚さんのバスケットは、お互いにタイミングや思っていることが通じた時に本当にハマるという感じ」オコエ「恩塚さんのバスケットをやっていたのでスムーズに合宿に入ることができた。ベテランが入り、チームの雰囲気は良くやれている。3Pはもちろん、ドライブ、センターのディフェンス、何でもやって相手から見て嫌な選手になりたい。『五輪』で銀メダルを取れたが、同じことをしていても相手はもっと上を目指してきていると思うので、もっと質の高いバスケをしていくことが大事だと思う。(渡嘉敷は)コート内外ですごいコミュニケーションを取ってくれるのでお手本。来夢さんの守りを学んでいきたい。私が3Pを躊躇していると、『私がリバウンドを取るからどんどん打っていいよ』と心強いアドバイスをくれた」本橋「ヒザの状態が万全ではない中でも呼んでもらい素直にうれしいし、この環境でやれるのは楽しみ。すごく頭をフル回転させて、速い判断、速いバスケを展開するので、判断するのが追い付かないこともあった。でも今はちょっとずつ体現できるようになった。この女子日本代表が世界一のアジリティを目指して、ワクワクしながらバスケをしている姿を見せて、多くの人に夢を与えたいとみんなで共通認識を持って活動しているので、私もその一員としてやれたい。これまでもそうだったが、あまり先のことは見ずに、今いる環境でこのメンバーとバスケットができたらいいなと思う」『女子W杯』予選は2 月10日(木)に日本×カナダ、12日(土)はカナダ×ボスニア・ヘルツェゴビナ、13日(日)にはボスニア・ヘルツェゴビナ×日本をおおきにアリーナ舞洲にてティップオフ。チケットは残りわずか。FIBA 女子バスケットボールワールドカップ 2022予選のチケット情報 1フォトギャラリー髙田真希渡嘉敷来夢林咲希赤穂ひまわりオコエ桃仁花馬瓜ステファニー宮崎早織恩塚亨ヘッドコーチ
2022年02月09日新撰組隊士・中島登が箱館戦争終結の後に静岡県・浜松で暮らした日々を描く『中島鉄砲火薬店』が、1月20日(木)から新国立劇場小劇場で開幕する。作・演出はミュージカル『刀剣乱舞』シリーズや舞台『幽☆遊☆白書』など、2.5次元舞台でヒットを生み出している伊藤栄之進。本作は2012年に劇団スーパー・エキセントリック・シアターの劇団員が立ち上げた「ブレーメンプロデュース」に書き下ろした作品で、今回が待望の再演だ。初日を前に熱気を帯びる稽古場を訪ねた。舞台は明治時代の浜松。元新撰組隊士の中島登(唐橋充)は、後妻にヨネ(福永マリカ)を迎え、その妹ヨシ(市橋恵)と共に静かに暮らしていた。道場で剣術を教える生活も落ち着き、登は先妻との間に生まれた息子で、離れて暮らしていた登一郎(小西成弥)を呼び寄せる。そんなある日、かつての仲間・大島(栗原功平)が訪れ、元新撰組隊士たちが不審な死を遂げていると切り出す……。スタジオに足を踏み入れると、稽古は登と登一郎が久しぶりの再会を果たすシーン。唐橋の飄々としつつも誠実さを醸し出すたたずまいは、登が多面的な人物であることを伝えるようだ。一方の小西も、初めは父親に鬱屈した思いを抱えるものの、次第に心を開いてゆく登一郎役にピッタリ。ところどころで見せる素直な表情が、登と登一郎が親子であることに説得力を持たせていた。一方で、登をつけ狙う甘利(田村心)と内山(松井勇歩)のシーンは、笑いも取り入れてテンポ良く進む。登と土方歳三(高木トモユキ)の対話シーンも同様だが、新撰組の史実も多く語られ、観ているうちに幕末の志士たちの“その後”が浮かび上がってくる。薬売りの石田(飯野雅彦)を含むそんな骨太な男たちに対して、甘利たちの命で動く鶴太郎(松本寛也)と亀吉(大見拓土)兄弟は、農村出の少年たちの葛藤をストレートに表現。それも当時の現実のひとつだったのだろうと思わず見入ってしまった。稽古の後半では、登と大島のやりとりや、甘利の父親との秘密など、次第にシビアなシーンが展開。歴史の転換期に自分の“道”を模索した男たちを等身大で描く……とはいえ、そこは伊藤演出のこと。シリアスな場面と共に笑いあり殺陣ありのメリハリあるストーリー運びに引き込まれているうち、取材の時間はあっという間に終了。1人ひとりの演者が丁寧に人物像を創り上げていく様子と和やかなチームワークが感じられる現場に、ますます本番が楽しみな稽古場見学となった。取材・文/佐藤さくら
2022年01月19日音楽ストリーミングサービス・Spotifyが18日、2022年の飛躍が期待される新進気鋭の国内アーティスト10組を「RADAR:Early Noise 2022」として発表した。2017年に日本でスタートした「Early Noise」は、Spotifyが厳選した次世代アーティストを年初に発表し、同名のプレイリストを通じて音楽ファンにいち早く届けるプログラム。過去にはあいみょん、Official髭男dism、King Gnu、藤井 風といった人気アーティストを数多く輩出していることから、毎年注目を集めている。6年目となる今年は、従来のプレイリストやイベントなどでのサポートに加え、新たな取り組みを実施。世界で展開する新進アーティストサポートプログラム「RADAR」との連携を強化し、海外アーティストとのコラボレーション機会の模索や国を越えたリスナーの獲得も後押しする。また、アーティストの魅力を伝えるパフォーマンス映像やドキュメンタリー映像を制作し、Spotifyのオウンドチャンネルなどでの発信も予定している。今回選出されたのは、ao、秋山璃月、ego apartment、CVLTE(カルト)、菅原圭、tonun、Bialystocks、Bleecker Chrome、Penthouse、WurtSの10組。傾向としては、作詞作曲から映像制作に至るまでトータルでのセルフプロデュースや、デジタルネイティブ世代を反映して国境や言語、ジャンルなど様々なボーダーを越えて活動するアーティストが増えているという。○■「RADAR:Early Noise 2022」アーティスト10組ao小学6年生のときに初めて出演したオーディションで才能を見出された15歳。2020年9月に「no THANKYOU」を自主配信し、2021年9月に「Tag」でメジャーデビュー、同年11月には「you too」と自身の作詞作曲による3曲をリリースした。秋山璃月2000年生まれのシンガーソングライター。2017年、10代限定の音楽フェス「未確認フェスティバル」で楽曲「偏見」を初披露し、3,000組を超える挑戦者の中から当時17歳でグランプリを獲得。その後、初のミニアルバム『DAWN TO YOUTH』をリリースし、音楽フェス「New Acoustic Camp」に2018年から2年連続で出演した。受験、休学を経て、ついに本格始動する。ego apartmentBassのサイパン島出身リーダー・Dyna(ダイナ)、Guitar/Vocalの大阪市堺市出身Peggy Doll(ペギードール)、同じくGuitar/Vocalのシドニー出身Zen(ゼン)による3人組音楽ユニット。日本語英語を混ぜ合わせた歌詞、変幻自在な2ボーカルスタイルにアナログ感を残す新しさを感じさせる。CVLTE北海道札幌を中心に活動するオルタナティブバンド・CVLTE(カルト)。2018年に本格的に活動を開始し、Vo.aviel kaei.が作り出す独自の世界観と、HIP-HOPアーティストや気鋭の海外アーティストをフィーチャリングに迎えるなど、ジャンルに囚われない楽曲を生み出している。菅原圭中性的かつ感傷的な歌声と切なさをまとったハイトーンが特徴的で、作詞・作曲も自身で行う菅原圭(スガワラケイ)。ほろ苦い繊細な言葉で紡がれる歌詞や、心の奥底の琴線に触れるメロディーラインによって多くのリスナーを虜にし、インターネット上で注目を集めている。2020年10月に初の配信シングル「フライミ feat. PSYQUI」をリリースして以降、YouTubeやストリーミングサービスを中心に続々とオリジナル曲を発表・リリース。感度の高いティーンやアンテナを張ったリスナーを魅了し、急速にフォロワーを増やしている。tonun作詞・作曲・トラックメイクを自身にて手掛ける現代型シンガーソングライター。2020年10月に動画投稿サイトへ「最後の恋のmagic」を投稿し、活動を始める。2021年1月には初の配信作品である1st EP「tonun EP」をリリース。その後は毎月SGリリースを重ねつつも、2021年7月には2nd EP「tonun 2」、2021年12月に3rd EP「tonun 3」という驚異的なスピードで作品を発表している。Bialystocks2019年、ボーカル・甫木元空の監督作品、青山真治プロデュース映画『はるねこ』の生演奏上映をきっかけに結成したBialystocks(ビアリストックス)。ソウルフルで伸びやかな歌声と温かみのあるメロディー、ジャズをベースに持ちながら自由にジャンルを横断する楽器陣の組み合わせは、普遍的であると同時に先鋭的と評される。2021年に1stアルバム『ビアリストックス』を発表し、収録曲「I Don’t Have a Pen」はNTTドコモが展開する「Quadratic Playground」のWEB CMソングに採用されている。Bleecker Chrome“Xin”と“KENYA”で構成されるBleecker Chrome(ブリーカークローム)。3年半のニューヨーク武者修行でアーティストとしての感性・実力を養い、2019年に1st EP「Born Again」でシーンの話題をさらった。「14」のMusic Videoは再生回数44万回を越え、デビュー時から音楽性の高さと持ち前のセンスで注目を集める。その後、各自ソロ活動を展開し、AK-69「Next to you」への客演参加をはじめ、トップアーティストとのコラボレーション作品への参加やヒットアルバムへの楽曲提供など幅広い活動を続ける。2021年7月「ALIVE」のリリースで活動を再開した。Penthouse浪岡真太郎(Vo, Gt)、大島真帆(Vo)、Cateen(Pf)、矢野慎太郎(Gt)、大原拓真(Ba)、平井辰典(Dr)による6人組ツイン“リード”ボーカル・バンド。大学時代に所属したバンドサークル「東大POMP」のOBである現メンバーが、ボーカルの浪岡を中心に集まり、2019年6月より活動開始。これまでオリジナル楽曲に加え、アレンジを施した様々なジャンルのカバー動画をYouTubeにて公開。2021年5月に配信リリースされたオリジナル楽曲「...恋に落ちたら」はSpotifyバイラルチャート6位を獲得。11月25日にはメジャー1st EP「Living Room」を配信リリースし、その音楽的素養の高さにより幅広い世代から注目を集めている。WurtS2021年本格始動した「研究者×音楽家」で、作詞・作曲・アレンジ、アートワークや映像に至るまで全てをセルフプロデュースする、21世紀生まれのソロアーティスト。その楽曲は、ロック、ヒップホップ、エレクトロなど様々なジャンルの垣根を超え、日々変貌を遂げている。
2022年01月18日先週、1月7日の「私たち結婚しました 2」第6話では、浅香航大&トリンドル玲奈、塩野瑛久&足立梨花の2組の夫婦が家飲みする模様を配信。そして、今夜配信の第7話は、浅香さんが妻の妹と初対面し、塩野さんの胸キュン行動も炸裂するようだ。東村アキコ考案の斬新なミッションがそれぞれの夫婦に与えられ、2組の夫婦が初対面することとなった第6話。4人の間にやや緊張した空気が流れつつも、ワインで乾杯し家飲みがスタート。お互いの好きなところを話し、徐々に会話が弾んでいった。そして、足立さんが塩野さんと2人で撮った思い出の写真を浅香夫婦に披露。浅香さんとトリンドルさんも写真を探すも、ラブラブな写真は意外となかった様子。すると、足立さんが「撮りますよ」と言い、塩野さんと2人でカメラを構える。「もうちょっとラブラブな感じ、もらっていいですかー?」「もうちょっと近づいてもらっていいですかー?」と言われながら、徐々に距離が縮まり、そして急に浅香さんが、トリンドルさんの頬にキス。スタジオで彼らを見守る三浦翔平もこれには「やりよったな!キスしやがって!」「あそこまで照れていた浅香航大はどこ行った。顔赤らめてー!」とツッコミを入れる場面も。お酒も進み、すっかり打ち解けた様子の4人。トリンドルさんが「甘えたいか、甘えられたいかどっちがいい?」と質問すると、「どっちもだけど、甘えたい日もあるよ」と塩野さん。さらに、トリンドルさんが「SかMかにしよう」とド直球な質問を投げかけると、塩野さんは「ドM」と即答。一方の浅香さんは、「いや、SとMってなに?エッチなことしか考えられないんだけど!」と話し、一同爆笑。「ハッキリして!」と女性陣に言われ、浅香さんは「これをMっていうならMかもしれないけど、すっごいSなときはあると思う」と曖昧な反応を見せた。そして、お家飲み会もお開きになると、トリンドルさんが「最後にさ、チュッてしてほしいな」と大胆なリクエスト。足立さんは驚きつつも、「いいよ、チュッてする代わりにそっちもしてね」と交換条件を提示。スタジオも「ナイス!トリンドル!」「トリちゃんありがとう!」と大興奮の様子。続く今夜の第7話は、浅香さんは、トリンドルさんと妹の食事の場に同席し、初対面することに。一方、塩野さんは、家で「可愛い系・かっこいい系・大人系の3パターンで奥さんがキュンとするセリフや行動をお願いします」というミッションを発見。1日を通して、塩野さんが色々なパターンで妻をキュンとさせる。「私たち結婚しました 2」第7話は1月14日(金)ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2022年01月14日映画『MANKAI MOVIE「A3!」~AUTUMN & WINTER~』(3月4日公開)のポスタービジュアルが12日に公開された。同作は主人公が劇団「MANKAIカンパニー」の主宰兼総監督となり、春組・夏組・秋組・冬組のメンバーを率いていく人気ゲーム「A3!」の舞台「MANKAI STAGE『A3!』」シリーズの実写映画化作品。2018年から始まった舞台シリーズは「エーステ」の愛称でファンから親しまれ、現在の2.5次元を牽引する舞台となっている。この度、ギャガ配給にてMANKAI STAGE『A3!』の2作連続実写映画化が決定した。今回公開されたのは、秋組の摂津万里(水江建太)、兵頭十座(中村太郎)、七尾太一(赤澤遼太郎)、伏見臣(稲垣成弥)、古市左京(藤田玲)、そして冬組の月岡紬(荒牧慶彦)、高遠丞(北園涼)、御影密(植田圭輔)、有栖川誉(田中涼星)、雪白東(上田堪大)が勢揃いしたポスタービジュアル。春組・夏組のポスタービジュアルと同様にこちらへ手を差し伸べる秋組・冬組リーダーの万里と紬の姿が。その背後で微笑みを見せる劇団メンバーたちの間には、「見届けて。俺たちがつなげる物語を。」とコピーが添えられている。また、このポスタービジュアルがデザインされた第2弾ムビチケカードの発売が1月28日に決定した。(C)2022 MANKAI MOVIE『A3!』製作委員会
2022年01月12日新トップコンビ月城かなと・海乃美月を中心とする新生月組の本拠地お披露目公演『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』が1月1日、兵庫・宝塚大劇場にて開幕した。2011年の入団から約10年、娘役として研鑽を積んだ新トップ娘役・海乃美月が、12月の稽古中に行われた取材会でお披露目公演に向けての思いを語った。原作を大事にしつつ、舞台ならではの表現で2011年に宝塚歌劇団に入団し、2012年に月組へ配属。2014年には新人公演で初のヒロインを務めたほか、数々の大役にも挑戦してきた海乃。着実に経験を重ね、現在は客観的に作品を考えられるようになったという。「下級生の頃は、とにかく目の前にある自分の課題に挑戦していくことに重きを置いていたのですが、学年を重ねるにつれて、組全体として見られるようになりました。男役さんの演じられる役柄に対して、相手役である私はどう存在していたらいいのだろう、とか。もっと早く気付けたことなのかもしれませんが、私自身は10年経験させていただいたからこそ、今、そうした姿勢で作品に取り組めていると感じています」。トップ娘役就任の話を受けて、不安な気持ちも大きかったと話す海乃だが、「月城さんがいらっしゃるなら」と、心を固めた。「月城さんは想像力がとても豊かで、これまでも私が台本を読んで気付けなかったことや、作品を通して一番大事なことを、いつも具体的に教えてくださったり、アドバイスしてくださっていました。実際に表現するお力も、お人柄もとても素晴らしいお方で、ご一緒させていただけることをとても光栄に思い、以前より尊敬していた月城さんがいらっしゃるなら頑張ってついていこうと。ふたりで支え合いながら、寄り添い合いながら、作品に取り組んでいきたいと思います」。第一幕の『今夜、ロマンス劇場で』は、2018年に公開された大ヒット映画をミュージカル化した作品で、映画監督を夢見る青年・牧野健司と、モノクロ映画のヒロイン・美雪の奇跡的な出会いを描いたラブストーリーだ。海乃は「原作で綾瀬はるかさんが演じられた美雪も参考にしながら、私なりの美雪をしっかりと作っていきたいです」と意気込む。「映画版は、天真爛漫な中に日本人らしさも垣間見えるようなお役の印象でした。舞台では、お客様にしっかりと届くように、動きや感情の振り幅を大きく演じなければと思っています」。ショー『FULL SWING!』は、全編通してジャズをテーマにしたステージ。「今まで月組でやってきたショーは、振りが大きかったり、パワフル、エネルギッシュなものが多かったのですが、今回のショーはリズムを取ることが大切。同じ曲でもリズムの取り方や感じ方は自由なのですが、それをひとつの場面、ひとつの作品として作るためにはどうすればいいか、みんなで試行錯誤しながら作っています」。新しい幕開き、相当なエネルギーを持って挑戦海乃は歌、芝居、ダンスの3拍子揃った実力派。クラシカルで落ち着きのある雰囲気も魅力だ。自身が表現するうえで大切にしているのは、“心”だと話す。「もちろん、宝塚はお衣装も、舞台美術も素晴らしく、見た目もとても美しいですが、やはりそれは相手を思う気持ちや、受け取る気持ち、心が動いてこそ映えてくるものがあると思います。また、宝塚は男役さんあってのものですので、しっかりと寄り添える娘役というのは、最後の日まで突き詰めていきたいです」。さらに、役と向き合う気持ちは誰よりも強くありたいとも言う。「自分とすごくかけ離れた役ですとか、自分が得意としていない分野の踊りなど、すごくたくさんのことに挑戦させていただいている中で、絶対にあきらめずに挑戦していく、突き詰めていく。千秋楽まで、全力で役と向き合って深めていきたいという気持ちは誰にも負けずに持っていたいと思っています」。一見、柔らかな空気をまとう海乃だが、そうした言葉の端々からは意思の強さを感じる。2022年、新たな月組の幕開きに、気を引き締める海乃。「きっと、私にとってもすごく挑戦の多い年になるでしょうし、新しい月組としても、月城さんを中心にみんなで一緒に考えながら、作り上げていきたいです。楽しみではありますが、相当なエネルギーを持って挑戦していかなければと思います」。取材・文・撮影:黒石悦子宝塚歌劇団月組ミュージカル・キネマ『今夜、ロマンス劇場で』/ジャズ・オマージュ『FULL SWING!』【兵庫公演】2022年1月1日(土・祝)~2022年1月31日(月)会場:宝塚大劇場【東京公演】2022年2月25日(金)~2022年3月27日(日)会場:東京宝塚劇場
2022年01月08日宝塚歌劇団月組の新トップコンビ月城かなと・海乃美月の大劇場お披露目公演が、1月1日、いよいよスタート。2022年の宝塚大劇場の幕開きを華々しく飾る。演目は、2018年公開の大ヒット映画を舞台化したロマンチックなミュージカル『今夜、ロマンス劇場で』と、第2幕では、ジャズをテーマにしたショー『FULL SWING!』を上演する。本拠地・宝塚大劇場でのお披露目公演に向けて、トップスター・月城かなとに心境を聞いた。大ヒット映画を舞台化、未来へのエネルギーを感じる作品に2009年に宝塚歌劇団に入団。雪組での約8年間では、新人公演の主演を3度務めるなど、早くから注目を集めてきた月城。2017年の月組への組替えは、自身にとって「すごく転機だった」と話す。「誰も自分のことを知らない環境に飛び込む機会があまりない中で、雪組で培ったことを持って、またなりたい自分を作ることができる環境に飛び込ませていただけたことはすごくありがたかったです」。そしてさらなる経験を積み、珠城りょうからトップスターのバトンを受け取った。「5年ほど月組で過ごしていく中で、作品ごとに自分の立場に対しての責任を感じてきたつもりではありました。でもやはり、次の主演でと言われたときはとても緊張しましたし、驚きとともに、今までに感じたことのないような責任感を感じた瞬間でした」。そう語る月城だが、一方で「何かを気負って変えたりする必要はないと感じている」とも話す。「ありがたいことに、組の皆さんもいつもと変わらず接してくださいますし、作品に対する姿勢も変わらずにいてくださるので、そこは私も甘えて、これまで通りみんなで一緒に苦しみながら作っていきたい。そういう環境でお稽古をできていることがありがたいなと思います」。今回、月城が『今夜、ロマンス劇場で』で扮するのは、映画監督を目指し、助監督として働く牧野健司。足繁く通う映画館「ロマンス劇場」で、突然モノクロ映画の世界から飛び出してきた映画のヒロイン・美雪と奇跡的な出会いを果たすという、ロマンチックで切ないラブストーリーだ。「話の内容としてはシンプルで、とても宝塚らしさのある作品だと感じます。登場人物がすごく前向きで、健司自身も何かを乗り越えてでも進んでいこうというエネルギーのある人。この舞台版では、映画のイメージはそのままに、そこに宝塚らしさがプラスされています。今この状況下でこの作品を上演する意味や、月組が新しくスタートしていくときにこの作品をやる意味、作品の内容とともに未来へのエネルギーも感じていただけるのではと思いますので、等身大で演じたいです」。2022年の幕開きにいい勢いをつけて、次の組につないでいきたい一方、ジャズをテーマにしたショー『FULL SWING!』は、「全体を通してとても大人っぽい雰囲気」と魅力を語る。「私自身もファン時代に、少し色気のある大人っぽいショーが好きでしたので、今回挑戦させていただけることがありがたく思います。また、お芝居とは全然色が違うというのが、私自身、一番楽しみなところです」。スウィングのヒーロー誕生を祝うゴージャスなプロローグをはじめ、時にスタイリッシュに、時にソウルフルに、バラエティに富んだ場面で構成される。「『ビギン・ザ・ビギン』や『フレネシー』など原曲のある楽曲も使いながら、全編通してジャズで綴る作品です。お芝居仕立ての場面が多く、場面ごとに異なるストーリー性を楽しんでいただけるのではと思います」。トップ娘役として、月城の相手役となるのは海乃美月。「とても繊細で、絶対に役を体得したいという強い気持ちを持っている人なので、これからもお互いに体当たりでやっていきたいです。この立場になって作品に向き合うというのは、以前よりも強く責任を感じて、お互いにとても緊張している状態だと思います。いつも言っているのは、私たちが一番楽しんで舞台を作っていくということ。舞台で楽しめるように、お稽古で精一杯苦しんでやろうね、と話しています」。これからどんなふうに月組を率いていくのか。理想のトップ像を尋ねると「自分でも模索しながら進んでいます」と月城。「自分だけの力でトップとして存在していけるわけではないと、今すごく感じていて。男役としてもトップとしてもまだ全然完成されていませんので、時間をかけて、みんなの中に存在するトップになりたいです。周りの方々の力でこの立場でいさせていただいているという気持ちを、ずっと忘れないようにしたいです」。そしてお披露目公演に向けて「新しい組が1月1日からスタートするというのはもちろんですが、宝塚歌劇としても2022年の幕開きの公演ですので、これからどんどん、次の組に引き継いでいけるように、いい勢いをつけたいです。全力でスタートを切りたいと思います」。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント月城かなとさんのサイン色紙を抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!取材・文・撮影:黒石悦子宝塚歌劇団月組ミュージカル・キネマ『今夜、ロマンス劇場で』/ジャズ・オマージュ『FULL SWING!』【兵庫公演】2022年1月1日(土・祝)~2022年1月31日(月)会場:宝塚大劇場【東京公演】2022年2月25日(金)~2022年3月27日(日)会場:東京宝塚劇場
2022年01月06日神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ソロ・コンサートマスターの石田泰尚が2014年に企画・結成した弦楽アンサンブル『石田組』が2022/2023ツアー日程を発表。4月9日の東京かつしかシンフォニーヒルズ公演を皮切りに全国を周ります。石田泰尚が集めたメンバーは全員男性のみで “石田組長”が信頼を置く第一線で活躍するオーケストラメンバーを中心に”組員”が構成されています。今まで『石田組』で演奏したメンバーは50名を超え、毎回少しずつメンバー構成が変わります。演奏される楽曲は、クラシックのみならず、ピアソラや映画音楽、ロックと幅広く、公演地によってもプログラムが変わるのが特徴で、奏者一人一人の持ち味を存分に生かした松岡あさひの編曲も注目です。年々ファンを増やしている『石田組』の2022/2023ツアーにぜひご期待ください。©Hikaru.☆2022/2023 ツアースケジュール予定2022年4月9日(土) かつしかシンフォニーヒルズモーツァルトホール(東京)4月17日(日) 高崎芸術劇場(群馬)5月3日 (火祝) ザ・シンフォニーホール(大阪)5月27日(金)28日(土) 八ヶ岳高原音楽堂(長野)6月11日(土) サントリーホール・大ホール(東京)7月21日(木) りゅーとぴあ(新潟)7月30日(土) 長崎ブリックホール(長崎)8月19日(金) ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川)9月11日(日) 防府市地域交流センターアスピラート(山口)9月24日(土) 杉田劇場(神奈川)9月25日(日) 北國新聞赤羽ホール(石川)10月9日(日) 愛知県芸術劇場(愛知)10月10日(月祝) 東大阪市文化創造館DreamHouse・大ホール(大阪)10月15日(土) つくばノバホール(茨城)10月29日(土) 兵庫県立芸術文化センター・大ホール(兵庫)11月23日(水・祝) クレアこうのす(埼玉)11月30日(水) iichiko音の泉ホール(大分)2023年1月15日(日) 市川市文化会館・大ホール(千葉)1月28日(土) 横須賀芸術劇場(神奈川)2月12日(日) 中野ZEROホール(東京)2月19日(日) 相模女子大学グリーンホール(神奈川)各地のチケット販売情報、メンバー、プログラムはアーティストHP( ) に決まり次第、順次更新いたします。石田泰尚よりメッセージ「プログラムに色々なジャンルが入ることで自分たちの演奏を聴いてくれる人が多くなれば嬉しいと思って選曲しています。そして、自分が選んだメンバーは皆本当に上手いので、ぜひ注目してください。今まで『石田組』として行ったことのない地でたくさんのお客さんの前で演奏したいです。お客さんにももちろん、メンバーにも『石田組』を楽しんでもらいたい。それだけが自分の望みです。」石田泰尚(いしだ・やすなお)プロフィール神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ソロ・コンサートマスター。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。結成時から20年以上参加するYAMATO String Quartet、自身がプロデュースした男性奏者のみの弦楽アンサンブル“石田組”など、様々なユニットでも独特の輝きを見せる。2018 年には石田組がNHK-FM「ベストオブクラシック」およびBSプレミアム「クラシック倶楽部」 で放送されその熱いステージの模様は大きな反響を呼び、2019年にはEテレ「ららら♪クラシック」で特集が組まれた。2020年4月より京都市交響楽団特別客演コンサートマスターを兼任。2021年12月にライブアルバム第4弾となる“PIAZZOLLA LIVE”がリリースされた。使用楽器は 1690 年製 G.Tononi、 1726 年製 M.Goffriller。©Hikaru.☆Violinist of a Legend : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月05日茨城県にていちご狩り農園、直売所などを運営する有限会社大地(本社:常総市本石下、代表取締役:吉原 将成)は、下妻農場にて『1棟2組完全貸切』のいちご狩りを、2022年1月2日(日)よりスタートいたしました。貸切いちご狩り風景貸切いちご狩り風景2<『1棟2組完全貸切』について>下妻農場では昨シーズンから新型コロナ対策として、専用サイトで予約可能な『1棟2組完全貸切』制を設け、密を避けて来園者が安心して楽しめるように感染症対策を行っています。1棟完全貸切なので、おいしそうないちごを取られてしまったなんて心配もございません。小さなお子様がいらっしゃっても、周りに遠慮する必要もありません。<『1棟2組完全貸切』の特長>(1)たとえ1名の予約であっても1組とカウントします。他の農場にはない取り組みになります。大人、子供併せて最大14名までの予約制になっております。(それ以上の場合要問い合わせ)(2)専用の予約サイトにて完全予約制なので、順番待ちになることがありません。いちご狩り専用予約サイトを導入し、完全予約制になっております。順番待ちで並ぶことにより密になることもございません。(3)1棟貸切なので小さなお子様がいても安心小さなお子様がいて騒いでしまっても、周りの方の目を気にする必要がありません。のびのびといちご狩りを楽しむことができます。【概要】店舗名 : 下妻農場所在地 : 茨城県下妻市唐崎932定休日 : シーズン中(1月~5月中旬ごろ)は無休営業時間: 10:30~12:30貸切時間: 1組30分価格帯 : 大人(中学生以上)1,800円、小学生1,300円、園児(4歳以上の未就学児)1,000円、3歳以下無料 要予約TEL : 0296-43-9215URL : ■会社概要会社名 : 有限会社大地所在地 : 〒300-2707 茨城県常総市本石下4807代表取締役: 吉原 将成資本金 : 300万円設立年月日: 平成6年10月従業員数 : 27人(うちパート13人)URL : 【店舗・取扱商品に関するお客様からのお問い合わせ先】有限会社大地 下妻農場Tel:0296-43-9215 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月05日雀組ホエールズ(主宰:佐藤 雀)主催による『凪のように穏やかに』が2022年2月17日 (木) ~2022年2月21日 (月)にアターグリーンBASE THEATRE(東京都豊島区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて12月25日(土)より発売開始です。カンフェティにて12月25日(土)よりチケット発売開始 公式ホームページ 雀組ホエールズ 旗揚げ10周年にして2年ぶりの公演ビジュアル・キャスト決定!大河ドラマ「八代将軍吉宗」で青年期の吉宗役を演じた阪本浩之、「鳩子の海」「山口さんちのツトムくん」でお馴染みの斉藤こず恵の初顔合わせ。東日本大震災は被災者たちから何を奪っていったのか、そしてそれをニュースでしか知らない私たちは何を思えばよかったのか。重いテーマに真正面から向き合いながら、人間の弱さ、可笑しさ、そして冷酷さを小さな舞台から発信します。作・演出は社会派なテーマをそれぞれの人間模様を通して描く、佐藤雀。いつ売れてもおかしくないと言われ続けた「雀組ホエールズ」が禁断のテーマに挑戦します。あらすじ「俺、あいつらを見捨てたんです」自分を責めずにはいられなかった。自分の気持ちから逃げずにいられなかった。あの大震災で失ったものと裏腹に、世間は感動を求め、正しい生き方を求めた。あれから10年。俺は幸せになってはいけない。しかし、この男には気付くことができない事実があった・・・。石巻の漁船で被災した街を見ていた男は魚屋を営む東京の知人を頼って10年が過ぎた。男の妻娘は津波に襲われ今も行方が分からないままだった。心のどこかでは妻娘が生きているかもしれないと感じながら、それを否定し続ける日々。そんな男の背中を見てきた魚屋の息子・カケルは、生きる意味や夢を持つ方法を見つけられずもがきながら20歳になった。人が人を想う気持ちが奇跡を呼び、震災の傷を少しだけ癒してくれる。哀しみを背負ったすべての人に見て欲しい優しい物語です。雀組ホエールズ横浜がホームグラウンドですが、公演は都内を中心に活動。雀組ホエールズは「社会派」といわれることが多いですが、作品の根底は「思いやり」をテーマにしたいと思っています。「恥ずかしいくらいに正直な思いを伝えてみて、そこからどう思われるかはお客様に委ねるしかない」そう考えています。現実がどんどん殺伐としていく中で私たちがお伝えできることを探していきたいと考えています。また雀組ホエールズは、小劇場の面白さを初めて演劇に触れる方にお伝えしたい。演劇ファンはもちろんですが、演劇を観たことがないという人にこそ、見て欲しいんです。お金を払って90分以上、狭い空間に押し込められて、なんだかお金も時間も損した気分になる、それが演劇。そんな風に思ってる方にこそ見て欲しいんです。楽しい、笑える、そして泣ける。舞台上の役者たちと観客が一体となって作り上げる空間。それが演劇の魅力だということを体験して欲しいんです。役者はお客様の空気を敏感に感じる。そしてお客様も、そんな役者の空気を感じることができる。舞台の上と観客席がお互いに心を開き合ったとき演劇は、最高のエンタテインメントになるんです。映画は1800円、演劇はその倍以上の値段がかかります。雀組はそのことを踏まえて、「お客さんに損はさせない」そういう思いで演劇を作り上げて本番に臨みます。そんなわけで、一緒に小さな空間を共有しましょう。公演概要雀組ホエールズ『凪のように穏やかに』【作・演出】佐藤雀公演期間:2022年2月17日 (木) ~2022年2月21日 (月)会場:シアターグリーンBASE THEATRE(東京都豊島区南池袋2-20-4)■出演者阪本浩之/棚橋幸代/辺見のり子/永井良/平賀絢子/横田友菜/赤沼正一/斉藤こず恵■スタッフ技術演出・照明: 林高士音楽: 田中潤也音響: ステージハットリザウルス舞台監督: 川崎耕平美術: 服部工衣裳: 高倉絵緒里宣伝美術: 手島アリサ、安藤理樹映像製作: 倉本和人稽古事務: 美里悠茉、阪本ひまり制作: 岩間麻衣子同盟: Story Dance Group TAO企画・製作: 雀組ホエールズ■公演スケジュール2月17日(木)19:002月18日(金)14:00/19:002月19日(土)14:00/18:302月20日(日)14:002月21日(月)14:00/18:30※開場は、開演の30分前■チケット料金前売販売券/¥4500(予約のみ)VIP席券/¥6500(予約のみ・限定販売)高校生割引/¥3000(証明書提示・予約のみ)当日販売券/¥5500中学生以下/無料(要予約・乳幼児はご相談ください)(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月04日「今回の紅白のテーマはカラフル。ロゴははっきり赤と白で区別されていたものから、グラデーションのあるものに刷新されました。『紅組司会』『白組司会』『総合司会』という呼称も、全員『司会』に統一。これには“多様な価値観を認め合おう”という思いがこめられています」(NHK関係者)毎年紅白を行っていたNHKホールが改修工事で使えず、東京国際フォーラムでの開催となった『第72回NHK紅白歌合戦』。本誌は今年も舞台裏で起きた事件を独占キャッチしたーー。【1】長崎県出身者が大活躍国民的人気番組の紅白に、実は一大派閥が誕生していた。「今年の紅白では、長崎県出身者が“最大勢力”でした。司会を務めた川口春奈さん(26)に、特別企画で出演したさだまさしさん(69)。さらにトリの福山雅治さん(52)、大トリのMISIAさん(43)。この4人全員が長崎県生まれです。企画でも長崎色が強く、SDGsをPRするコーナーで、川口さんが、長崎・五島市へ里帰りする様子が流れました。みなさん紅白に出場するのは、平和への願い、そして長崎への恩返しの思いが強いそうです」(前出・NHK関係者)【2】キンプリ菅モネに“嫉妬”紅白といえば、出演者同士の絡みも見どころのひとつだ。「King&Princeの歌唱後に永瀬廉さん(22)が、朝ドラ『おかえりモネ』で共演し、審査員席にいた清原果耶さん(19)、坂口健太郎さん(30)と、談笑する一幕がありました。そのとき、横にいた平野紫耀さん(24)は後ろを向いて、落ち着かない様子。平野さんは、『廉の知らない一面を見ちゃって気まずい』と思っていたそうですよ」(前出・NHK関係者)【3】上白石萌音再会3連発大河に朝ドラに紅白と’21年は、NHKにでずっぱりだった上白石萌音(23)。紅白では親友に会うことができた。「上白石萌音さんは、プライベートでも仲のいい清原さんと会えてうれしそうでしたよ。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で夫役を務める松村北斗さん(26)とも舞台裏ですれ違い、『頑張ってください』とエールを送ったそうです」(前出・NHK関係者)友人たちよりも恩師との“再会”に、最も感動していたと前出・NHK関係者は続ける。「上白石さんは女優業と、歌手活動の“二刀流”の薬師丸ひろ子さん(57)を尊敬しているのです。今回の朝ドラでは10人の子役を相手に母親を演じたのですが、薬師丸さんの子役への接し方を参考にしていたようです。‘17年に初めて行ったワンマンライブでも、薬師丸さんが今回の紅白で歌った『Woman “Wの悲劇”より』を自ら提案してカバーしました。薬師丸さんと同じ渋谷のNHKのスタジオで、自分も歌うことができて感涙したそうです」大舞台を経た上白石の未来は“カラフル”に違いないーー。
2022年01月04日株式会社コドルニス(所在地:兵庫県丹波市、代表取締役:近兼 拓史)は、街のお荷物だった元暴力団組事務所を映画館に変える、一発逆転プロジェクトの最後の一歩への応援を、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて12月18日(土)よりスタートしました!「CAMPFIRE」クラウドファンディングサイト ヱビスシネマ。オープニングスタッフ■プロジェクト開始の背景兵庫県の山奥で過疎に悩む町、丹波市氷上町には大きな悩みがありました。2014年住民運動で退去させることに成功した暴力団組事務所の建物が、良いアイデアが無いまま「第三公民館」という誰も使わない経費だけが発生する建物になっていました。街を過疎化から救うアイデアとして映画監督の近兼 拓史が「映画館へのリノベーション」を提案。街をあげての一発逆転プロジェクトがスタートしました!■本プロジェクトについて*過疎の街の負の遺産を、街の集客中心施設に大転換!地元特産の国指定文化財「丹波布」と杉間伐材を使ったシート。映画監督が監修した国内最高レベルの音響システム。人情あふれる山里らしい映画館へと生まれ変わりつつあります。元暴力団組事務所を映画館に 構想から3年半、半世紀ぶり街に映画の灯 / 神戸新聞 *コロナ禍の2年間の逆風で資金が枯渇してしまう映画館建設のため映画監督の近兼 拓史が同物件を購入したのが2020年3月。しかし、ここからコロナが猛威をふるい、プロジェクトは1年間凍結。2021年2月ようやく再開し工事が始まりますが、映画館への換気量等の規制強化で、工事費は予定の倍以上に跳ね上がりました。万難を超えて2021年開業を迎えますが、非常事態宣言発令で1ヶ月の自主休業となります。この間に資金が枯渇し、最後に世界基準の映画上映に必要な、高額な機材DCP(デジタル・シネマ・パッケージ:注1)の購入ができなくなりました。この歴史的にまれな市民に寄る一発逆転プロジェクトを無事成功させるために、広くクラウドファンディングで応援を募ることとなりました。注1:DCP (上映用映画を劇場で上映するための、暗号解読機付き上映システム。ハリウッドなど大作映画は100億円を超えるような莫大な予算で映画が作られています。それを簡単にコピー転売されることがないように、各配給会社は上映データを暗号化したHDDによって映画館に届けます。したがって、暗号解読できるDCPを持たない映画館は配給を受けることが出来ません。非常に高額な機材で、最低導入金額は700万円とされています。)ヱビスシネマ。外観■リターンについて1,000円(税込):ヱビスシネマ。応援ステッカーセット スタッフお礼メッセージカード入り3,500円(税込):ヱビスシネマ。応援Tシャツ スタッフお礼メッセージカード入り5,500円(税込):ヱビスシネマ。キャラクター「えべっパン」クッションスタッフお礼メッセージカード入り100,000円(税込):国指定文化財「丹波布」使用ヱビスシネマ。劇場用座席(劇場使用中のものと同仕様)※他にも多数ご用意しています。詳しくはクラウド対象ページをご覧ください。■プロジェクト概要プロジェクト名: 最後の一歩に応援を!元暴力団組事務所を映画館に変えるプロジェクト!期間 : 2021年12月18日(土)7:00~2022年1月31日(月)23:59URL : <製品概要>商品名 : ヱビスシネマ。応援Tシャツサイズ : S、M、L、XLカラー : バーガンディ素材 : 綿100%販売場所: ヱビスシネマ。■会社概要商号 : ヱビスシネマ。(株式会社コドルニス)代表者 : 代表取締役 近兼 拓史所在地 : 〒669-3601 兵庫県丹波市氷上町成松263-3設立 : 2018年8月事業内容: 映画制作、映画館の経営資本金 : 800万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社コドルニス お客様相談窓口TEL:0795-88-5910 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月24日岡田准一が土方歳三を演じた映画「燃えよ剣」(10 月15日公開)がロングランヒット、三谷幸喜脚本のNHK大河ドラマ「新選組!」総集編が年始に再放送(2022年1月2日&3日深夜)が予定されるなど、新選組ブームが続いています。それに合せる形で、株式会社文藝春秋コミック編集部は、『新選組血風録(一)~(三)』(原作・司馬遼太郎、作画・森秀樹)を、文春オンラインにて12月25日(土)から2022年1月10日(月)の期間限定で、3巻合計334ページを無料公開します。 文春時代コミックス『新選組血風録』は、司馬遼太郎の没後25年を記念して、『墨攻』や『戦国自衛隊』で知られる時代劇画の第一人者・森秀樹がコミック化したものです。維新前夜の京都の治安維持を任務として結成された新選組。「誠」の旗の下に集った浪人たちが「鬼の副長」土方歳三の厳しい規律のもと、最強の剣客集団に鍛え上げられます。剣のみを信じ、時代の奔流に抗い続けた男たちの苛烈なる運命の行方は──。今回、無料公開するのは、「芹沢鴨の暗殺」(全12話)、「海仙寺党異聞」(全10話)、「胡沙笛を吹く武士」(全10話)の3篇です。「芹沢鴨の暗殺」は、新選組の筆頭局長となった剣豪・芹沢鴨が、その粗暴で傍若無人な振る舞いが災いし、近藤勇や土方歳三、沖田総司らによって謀殺されるまでを描きます。芹沢の死によって、新選組における近藤・土方体制が確立されることになります。「海仙寺党異聞」は、争いを好まず、会計係として新選組に入ったはずの長坂小十郎が、同郷の隊士の敵討ちに駆り出されてしまうという一篇。まるで噺家のような風貌の長坂ですが、実は居合の達人でもあったのです……。「胡沙笛を吹く武士」は、胡沙笛というアイヌ伝来の笛を吹く奥州南部出身の隊士、鹿内薫の物語。隊の中でも腕も度胸も抜群と評判の鹿内だったが、京女・小つるとの出会いが鹿内の運命を狂わせていくことになります……。盛り上がる新選組ブームに合せて、コミック版『新選組血風録』を併読することで、司馬遼太郎が描いた幕末世界への理解がより深まるのでは、と考えております。■書誌情報■書名:新選組血風録(一)販売価格:990円(税込)体裁:B6判 並製カバー装詳細URL: 書名:新選組血風録(二)販売価格:990円(税込)体裁:B6判 並製カバー装詳細URL: 書名:新選組血風録(三)販売価格:990円(税込)体裁:B6判 並製カバー装詳細URL: ■著者プロフィール■司馬遼太郎(しば・りょうたろう)1923年大阪府生まれ。産経新聞在職中の60年に『梟の城』で直木賞を受賞。66年の『竜馬がゆく』『国盗り物語』による菊池寛賞はじめ、多くの賞を受賞。主な著書に『坂の上の雲』『翔ぶが如く』『花神』『関ヶ原』『功名が辻』『菜の花の沖』など多数。幕末時代を扱った作品としては、『燃えよ剣』『幕末』『最後の将軍』『十一番目の志士』『峠』などがある。96年、逝去。森秀樹(もり・ひでき)1961年鳥取県生まれ。82年、「増刊少年サンデー」に掲載の「チェイサー」でデビュー。95年、『墨攻』(原作・酒見賢一)で小学館漫画賞を受賞。主な著書に『ムカデ戦旗』、『新・子連れ狼』(原作・小池一夫)、『戦国自衛隊』(原作・半村良)など。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月24日株式会社TATE(本社:東京都中野区、事業内容:殺陣・ダンスの振付会社)は、2021年12月25日~12月26日に座・高円寺にて開催する2021年末公演「新撰組」のメインビジュアルを解禁いたしました。新撰組メインビジュアル有名な「新撰組」を新たな解釈で株式会社TATEが舞台化。今までにない新しい新撰組を観て明るくパワフルに、そしてコロナ禍の時期だからこそ、人と人との繋がりを強く感じていただける題材をと、この新撰組を上演することにいたしました。土方歳三役を田中裕幸、本作のキーとなる役の井上源三郎役を木村都貴が演じます。新撰組のトレードマークでもある羽織をまとい、それぞれのキャラクターを活かした衣装とビジュアルになっております。当社の人気コンテンツの“殺陣”と刀を使った踊り“殺陣ダンス”を織り込んだエンターテインメント時代劇。オリジナル脚本、演出、振付でお送りする新しい「新撰組」をぜひご覧ください。■開催概要<公演>日程 : 2021年12月25日(土)19:00~2021年12月26日(日)13:00~/17:00~会場 : 座・高円寺2席種 : 全席指定アクセス : JR高円寺駅 徒歩5分チケット料金(税込) : プレミアム席9,800円(ポスター付き)/S席8,000円/A席7,000円劇場観劇チケット販売: <配信>配信チケット料金(税込): 3,500円配信チケット販売 : 配信日時 : 2022年1月17日 0:00~2022年1月23日 23:59【チケット問い合わせ】カンフェティチケットセンター 0120-240-540(受付時間 平日10:00~18:00) 【公式サイト】 【企画・製作】株式会社TATE■会社概要商号 :株式会社TATE所在地 :〒165-0027 東京都中野区野方6-49-9設立 :2017年9月事業内容:殺陣・ダンス・時代劇の演出および振付をおこなう会社。劇団(東京侍踊社)運営、スタジオ(studio-TATE・studio-殺陣ダンス)運営 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月21日今年は史上最多6,017組の漫才師が出場した『M-1グランプリ2021』(ABC・テレビ朝日系)。12月19日の生放送で、決勝進出者9組と敗者復活戦から勝ち上がった1組、計10組による漫才の日本一をかけた熱い戦いが繰り広げられる。決勝進出コンビは、真空ジェシカ、ゆにばーす、ロングコートダディ、もも、オズワルド、ランジャタイ、インディアンス、錦鯉、モグライダー(以上、準決勝での出場順)と、敗者復活戦で勝ち上がった1組。今大会にエントリーするために芸人に復帰し、3回戦進出を果たしたインタビューマン山下が『M-1グランプリ2021』決勝の展望をつづった。前編は真空ジェシカからオズワルドまでの5組。■真空ジェシカ(川北茂澄/ガク)初の決勝進出を果たした真空ジェシカは学生お笑い出身。直近3年のM-1チャンピオンの霜降り明星、ミルクボーイ、マヂカルラブリーも学生時代からお笑いを始めているコンビなのだ。彼らが優勝すると4年連続となり、さらに学生お笑い勢の強さを印象づけることになる。多種多様な設定でボケの切り口も新しく、どんどん新たなネタにチャレンジしている彼らは同業の芸人からの評価も高い。スピードワゴンの小沢一敬さんは2、3年前から絶賛しており、今年の始めに真空ジェシカの決勝進出を予想して見事的中させた。彼らのネタは少し難解なため、見る側が前のめりになり、ネタを理解しようとしないと楽しめないところがある。準決勝は即完売となるプラチナチケットを手に入れたお笑い好きの観客だったため、彼らのネタで会場は沸いていた。しかし、決勝はコアなお笑いファンばかりではない、一般的なフラットなお客さんなので彼らの面白さを、はたして理解してくれるのか少し気がかりなところではある。■ゆにばーす(川瀬名人/はら)3年ぶり3度目の決勝進出を果たしたゆにばーすはファイナリスト唯一の男女コンビだ。王者になれば一夜にして芸人人生が変わると言われるM-1グランプリ。しかし川瀬名人は優勝したら芸人引退を宣言している。このことから川瀬名人は変わり者扱いされているのだ。しかし引退の理由を聞くと、M-1で優勝するために芸人になったので、その目標が達成されれば芸人を辞めるという、実はすごく筋が通っている宣言だった。川瀬名人はM-1の傾向と対策をもっとも理解している芸人と言っても過言ではない。吉本芸人は自社の劇場を多く抱えているため、外のライブにあまり出ることはない。しかし吉本ライブと外のライブのお客さんとでは、ウケるポイントが微妙に違うという。そこで吉本興業所属のゆにばーすは積極的に外のライブに出演し、ネタの調整を重ねているのだ。決勝に過去2度進出している経験と、長きにわたる分析に加え準決勝では漫才のスタイルをマイナーチェンジしてきており、笑いの量も多く文句なしのできだった。今年こそは、聞きたいようで聞きたくない川瀬名人のM-1史上初の芸人引退宣言が飛び出すかもしれない!■ロングコートダディ(堂前透/兎)初の決勝進出だが2020年の『キングオブコント』(TBS)ではファイナリストになっており、どちらかと言えばコントが得意なイメージのコンビだ。準決勝はしっかりとしたパッケージになっている漫才で、天然っぽいところがある兎さんのキャラもちゃんと生かされたネタだった。キングオブコントのファイナル経験者ということもあり、舞台も広く使っているためネタが見やすく完成度も高い。関西の芸人が東京でネタをするときに、お客さんの認知度の低さから不利になる場合がある。ロングコートダディは大阪吉本だが、コロナ感染の影響で今回準々決勝の会場が東京になった。しかしそんな影響は全くなく、めちゃくちゃウケていたそう。もし準決勝で披露したネタを1本目にやれば大ウケすることは間違いない。そうなると2本目のネタの強さがカギとなる。■もも(せめる。/まもる。)結成4年目で初の決勝進出を果たし、ファイナリストの中で、もっとも芸歴が浅く知名度が低いコンビ。2019年はミルクボーイがそうだった。その年にテレビで、はじめて漫才をやったのが、なんと優勝した『M-1グランプリ2019』だったのだ。そう考えると知名度は勝敗にあまり関係ないことがわかる。むしろメディアでネタをやってなかったことが、ネタバレせず、有利に働いたともいえる。ももとミルクボーイにはもう1つ共通点がある。ミルクボーイは「行ったり来たり漫才」と呼ばれる「型」がある。ももも、お互いのことを言い合う「型」の漫才なのだ。型がある漫才は年数を重ねれば重ねるほど鮮度が落ちてくるため賞レースでは不利になる。そうなると、ももは今回初進出ながら優勝を決めておきたいところだ。■オズワルド(畠中悠/伊藤俊介)3年連続で決勝進出し、19年は7位、20年は5位と年々順位を上げてきている。さらに今年7月に行われたM-1の前哨戦と言われている『ABCお笑いグランプリ』(ABC)でも優勝している。今年の予選ではオズワルドが登場した瞬間のお客さんの拍手がすごく大きくて、かなり高い期待値を感じる。オズワルドもしっかりとその期待に応え爆笑をかっさらっていた。今年の大本命はオズワルドで間違いないでしょう。さらに、オズワルドの準決勝でやったネタが新ネタではなかったのだ。ということは、まだ決勝用に温存している新ネタがあるかもしれない。はたしてどんなネタを見せてくれるのか今から楽しみだ。【PROFILE】インタビューマン山下1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
2021年12月18日今年は史上最多6,017組の漫才師が出場した『M-1グランプリ2021』(ABC・テレビ朝日系)。12月19日の生放送で、決勝進出者9組と敗者復活戦から勝ち上がった1組、計10組により漫才の日本一をかけた熱い戦いが繰り広げられる。決勝進出コンビは、真空ジェシカ、ゆにばーす、ロングコートダディ、もも、オズワルド、ランジャタイ、インディアンス、錦鯉、モグライダー(以上、準決勝での出場順)と敗者復活戦で勝ち上がった1組。今大会にエントリーするために芸人に復帰し、3回戦進出を果たしたインタビューマン山下が『M-1グランプリ2021』決勝の展望をつづった。後編はランジャタイ以降の4組と、敗者復活組。■ランジャタイ(伊藤幸司/国崎和也)去年初めて準決勝に進出するも、残念ながら敗退し敗者復活戦に回った。結果は最下位だったのだが、敗者復活戦の放送で国崎さんの奇想天外なボケがインパクトを残しネタ番組に呼ばれるようになったのだ。それをきっかけに今年テレビの出演数が増え、知名度がアップしたことで今回初の決勝進出につながったことは間違いない。お笑いライブの世界では、国崎さんのクレージーなボケはすでに認知されており、お客さんが笑い疲れるほどウケていると聞く。しかし決勝のお客さんに、どれくらいランジャタイの免疫ができているのだろうか。それ次第で彼らの漫才のウケが変わってくる。決勝のお客さんがどんな反応をするのか楽しみだ。■インディアンス(田渕章裕/きむ)今年3年連続のファイナリストとなったインディアンスは、とにかくハイテンションに田渕さんがボケまくる漫才。おそらくボケ数はファイナリストの中で1番だと思う。多くの芸人さんや関係者から、今、インディアンスが予選で爆ウケしており、ライブでも、すべり知らずだと聞く。さらに驚くのが新宿にある吉本興業が常設する劇場『ルミネtheよしもと』でM-1用のネタをやってもちゃんとウケていると、ある芸人さんから聞いた。なぜ筆者が驚いているかと言うと、ルミネの劇場の客層は、お笑いファンに加えファミリー層や観光のお客さんもたくさん来られていている。つまり寄席に近いのだ。そのためM-1でやるような4分間に凝縮され研ぎ澄まされたネタは、あまりウケないことが多い。実際に去年オズワルドを取材した際に伊藤さんが「M-1の決勝でやるネタを調整目的でルミネでやったら、1笑いもなくて焦りました」と言っていた。しかしインディアンスはライブも寄席も関係なく両方でウケているというのだ。もし出番順が前半であれば、万人にウケるハイテンションな漫才のインディアンスが、勢いそのまま上位に行きそうだ。■錦鯉(長谷川雅紀/渡辺隆)去年初めてM-1の決勝に進出し、長谷川さんは49歳で歴代最年長のファイナリストになった。そして今年2年連続で決勝進出を決め、自らの最年長記録を破り50歳でのファイナリストとなった。去年のM-1の後に錦鯉を取材したとき「僕らはM-1の登場してくるときの階段が怖いから、リハーサルで2回ぐらい階段を降りる練習をしました。だから来年のM-1は手すりが欲しいです」と言っていた。そんなコンビはほかにはいない。錦鯉の漫才は、ネタがどうこうというより、とにかく長谷川さんという人間が面白い。その『ぎょろ目スキンヘッド人間』に渡辺さんの切れ味鋭いツッコミがバシッと入る。もうそれだけで最高の漫才になるのだ。今年は『上半期ブレイクタレント』の4位にランクインするほど活躍し、錦鯉の面白さは完全に世間に浸透した。決勝の舞台で、今年もさらなる大爆発が起きること間違いない。■モグライダー(ともしげ/芝大輔)ずっと期待されていたコンビで、やっと初の決勝進出を果たしたモグライダー。おバカキャラでどこまでが、ネタなのかわからない、ともしげさんのボケに、芝さんが的確にツッコむスタイルの漫才だ。今年のネタは、つかみのボケで初見の人でも、ともしげさんのキャラが伝わるネタで、例年より整理され見やすくなっていると聞く。吉本以外の東京の芸人さんからよく聞くのは、芝さんはライブのコーナーの仕切りがうまく、先輩でも後輩でもビシビシとツッコんで笑いに変えるそう。さらにいじられる側に回ることもありオールマイティでポテンシャルが高くカズレーザーさんも一目置く存在だという。周りの芸人からも慕われていて決勝進出者の名前を呼ばれた時の祝福の拍手が1番大きかった。ともしげさんのおバカなキャラがハマれば一気に優勝する可能性は十分ある。■敗者復活組どの組が決勝に這い上がってくるのだろうか。やはり注目は3年連続となる決勝進出を逃したニューヨークと4年連続進出を逃した見取り図でしょう。ニューヨークは準決勝でネタのチョイスを失敗した感があった。しかし個人的には見取り図は面白かったし、めちゃくちゃウケていたので敗退という結果を耳にしたときは正直驚いた。二組とも雪辱に燃えているに違いない。後は、からし蓮根は毎年完成度の高いネタを持ってくるのだが、今年は特にボケの質も上がっていて、さらに面白くなっていた。是非決勝で見てみたい。敗者復活戦はパソコン・スマホ・データ放送から投票され、最も多くの視聴者票を獲得したコンビが復活する。視聴者投票で決まるとなると、知名度が高く勢いのあるニューヨークか見取り図が有力だ。今大会の特徴としては吉本興業所属以外の芸人が過去最多の4組決勝に進出している。過去の17回の大会で4組選ばれたのはわずか3回だけ。吉本興業VS吉本以外の図式で見ても面白いかもしれません。『M-1グランプリ2021』のチャンピオンに輝くのは、果たしてどのコンビになるのか!芸人人生が変わる瞬間を12月19日の生放送で目撃することになる。【PROFILE】インタビューマン山下1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
2021年12月18日今年は史上最多6,017組の漫才師が出場した「M-1グランプリ2021」(ABC・テレビ朝日系)。12月19日の生放送で、決勝進出者9組と敗者復活戦から勝ち上がった1組、計10組により漫才の日本一をかけた熱い戦いが繰り広げられる。実は筆者は今大会の6,017組のうちの1組としてM-1にチャレンジしていた。ここで筆者の経歴を簡単に紹介させてください。1992年にジャリズムというコンビでデビューし、2011年に解散。相方は世界のナベアツとしてピンでも活動し、現在は落語家に転身した桂三度さん。ちなみにジャリズムでは2004年、2005年、2006年のM-1にエントリーし、いずれも準決勝敗退。その後、筆者は2017年に芸人を引退しライターに転身したが、今年再び、『M-1グランプリ』に挑戦したいという思いから芸人に復帰した。■取材を通して、再燃した舞台への思いライターを始めた2017年から『M-1』の準決勝の会場に足を運んだり、その年のチャンピオンにインタビューしたりと、M-1にチャレンジしている多くの芸人さんに取材をしてきた。その取材の中で大会に向けてネタを考えたり、ライブでネタを調整したり、たった4分間の漫才を作るために相当な量のエネルギーを何年間も注ぎこみ、高い目標へ向かって日々精進している芸人さんの姿を見て、正直めちゃくちゃうらやましく感じた。そこで自分も「やりたい!」という気持ちが湧いてきて、52歳にして挑むことになったのだ。今年に入って筆者は相方を探し始め、ピン芸人に照準を絞りネタ動画を片っ端から視聴した。すると、体重100キロを優に超える、丸坊主でセイウチのような大男に目が止まった。その名は街裏ぴんく(36)。架空の出来事を、さも自身が実体験したかのように熱を込めて話す漫談は秀逸だった。以前からぴんくさんの存在は知っていたが、相方探しの観点から見ていると、よりぴんくさんの漫談に引き込まれた。ぴんくさんの漫談は架空の話のため、少しわかりづらくなるところもある。もし漫才にすれば、その部分をツッコめるため、お客さんに面白さをより伝えられるのではないかと筆者は考えたのだ。■審査員にまさかの元相方が…ぴんくさんと面識がなかった筆者はSNSのダイレクトメッセージでコンタクトを取った。ぴんくさんは1週間考えた末、M-1挑戦を快諾してくれ「山下ぴんく」が誕生したのだ。我々はネタ合わせを重ね、出演者のほとんどが20代30代の若手芸人に混じってライブに出た。ウケたときのアドレナリンが放出される快感と、スベったときの心臓がキュッと締め付けられるような嫌悪感を約10年ぶりに感じ、嬉しく思えた。そこから何度かネタのブラッシュアップを重ね、我々はM-1の1回戦に挑んだのだ。1回戦の会場に着くと審査員の名前が張り出されていて、そこには「友野英俊」という名前があった。実はジャリズムは2度解散しており、1回目の解散後に友野さんと「ガリッパナ」というコンビでM-1に挑んだ過去があったのだ。かつての相方がまさかの審査員という複雑な思いを抱えながら1回戦に挑み、意外にも、さほど緊張することもなく無事終えることができた。漫才終了後に友野さんがわざわざご挨拶に来てくれた。そのときM-1の密着のカメラが回っていたこともあり、筆者は審査員の友野さんに「元相方なんですから、お願いしますよ」と冗談で言った。当然、友野さんも「そんな不正ができる訳ないでしょ!」とツッコんでくれたのだが、現場は何とも冷ややかな空気感に包まれたのだ。その現場は広々としたロビーだったのだが、出場者の控室でもあり、その冷ややかな空気は1回戦の出番を待つ出場者からのものだった。いわば若者たちが人生をかけて挑んでいる緊張感のある現場で、何とも不謹慎なノリをしてしまい反省しかない。そんなしでかしがありながらも、なんとか2回戦にコマを進めることができた。続く2回戦は1回戦とは違い、会場にはたくさんのお客さんが入っていて、リアクションも大きく満足して舞台を降りることができた。■相方にはハマってなかった!?しかしまたもや漫才終わりのM-1の密着中に事件が起きたのだ。インタビュアーから「山下ぴんくさんはユニットコンビですが、来年はどうするんですか?」という質問がきた。筆者は当然、もし今年がダメでも来年という気持ちがあったので「やりたい」と即答。そして同じ質問がぴんくさんにも。するとピンクさんは「その話はここでは、ちょっと」と口ごもったのだ。なんと、まだ2回戦の結果も出てない状況で、ぴんくさんは来年、山下ぴんくで漫才をやる気がないということが発覚した。理由は年上の筆者に自分が気を使い過ぎて、漫才に向いてないと思ったそう。筆者のモチベーションがガタ落ちの中、皮肉にも山下ぴんくは3回戦にコマを進めた。結局気持ちを切り替え、全力で挑んだものの3回戦敗退。山下ぴんくの『M-1グランプリ2021』は終わった。わずか半年ほどのコンビ活動だったが、若手のころ賞レースにかけてネタを磨いていた時代を思い出し、青春がよみがえってきたようで、最高に楽しかった。そんな貴重な体験をさせていただき、ぴんくさんには感謝しかない。そして今週の日曜日に、いよいよ選ばれしM-1ファイナリストたちが漫才で火花を散らす。その戦いをテレビの前でしっかり見届けた後、筆者は「M-1グランプリ2022」に向けて動き出す。【PROFILE】インタビューマン山下1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し、現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
2021年12月18日劇団丸組 第七回公演 『新山猫第三章~夏暁の旅立ち~』が2022年1月8日(土)~1月9日(日)にCBGKシブゲキ!!(東京都渋谷区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中! 公式ホームページ 戦争を止めたいと願い、純粋で優しい心を持つ薩摩の少女「きり」そんなきりを守り父親のように付き添う「山猫」実の父に命を狙われるきりは薩摩の追手から逃げるように北へと旅を続けるそんな二人の前に突然現れる一人の少女と新政府軍そして新撰組の男…慶応四年-夏-戊辰戦争の局面の一つ「会津戦争」自ら戦場に立つ会津の女達「会津娘子隊」きり「戦争をする事でしか国を変えられないなんてそんなはずはない。私はこの戦争を止める!」「新撰組」と「会津娘子隊」との出会いに二人は再び激動の渦へと飲み込まれていく…■出演者丸山貢治 / 田中千空 / 熊倉功 / 宮原華音 / みなみ / 北野瑠那 / 一本鎗希華 / 木村心静 / 打出菜摘 / 伊藤教人 / 下川真矢 / 南誉士広 / 進藤ひろし / 中井勝信 / 中村宏毅 / 白濱孝次 / 田中佳人 / 半田佳子 / Rio / 片岡大知 / 神倉雅弥 / 今井大樹 / 青柳拓也 / 高木龍馬■スタッフ舞台監督: 池田弘樹 / 音響: 小幡純樹 / 照明: 丸山みき■タイムテーブル1月8日(土)13:00/18:001月9日(日)12:00/16:30※開場は、開演の40分前※上演時間:約2時間■チケット料金前売一般:6,500円中高生:3,000円小学生:1,000円当日一般:7,000円中高生:3,500円小学生:1,500円(全席指定・税込)■団体概要劇団丸組は2017年より、プロのスタントマンによるアクション演劇を行う劇団としてスタートしました。プロのアクション、スタント技術や、プロのスタント機材を取り入れた演劇を行います。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月17日2022年を迎えるにあたり、占い師・ゲッターズ飯田さんからのスペシャルメッセージをお届けします。2022年は革命前夜。時代の流れをつかんで、行動した人こそ勝ち組に。2022年は「準備」の年。というのも、2023年が新時代の幕開けとなるからです。’23年から5年間、革命が起きるぐらい、世の中が大きく変わります。すでにスポーツ界を中心に、若きエースが活躍し始めていますが、これから世代交代の流れはますます加速します。その波に乗るか、呑まれるかは、’22年上半期の行動にかかっています。’22年は寅年。時代の流れに乗るために、新しいことに目を向け、あらゆる情報を敏感にキャッチしながら、まさに虎視眈々と物事を進める年になります。コロナ禍により、生活の変化を余儀なくされ、物事を思うように進められなくなった人も多いかもしれません。ワクチン接種が進み、ようやく状況が落ち着いてきましたが、ただだらだらと緩慢と過ごしていると、次の時代を見据えて猛進し始めている虎たちに一瞬で食われてしまいます。それは、この2年近くをどのように過ごしてきたのかも大きく影響しています。家にいる時間が必然的に増えたことで、スキルを磨いたり、今こそ勉強する絶好のチャンスだと、自分をアップデートするために何かに励んだ人と、何もしなかった人では、大きな差が生まれています。その結果が、’23年に如実に表れます。もし、これを読んで焦りを感じた人は、今からでも遅くありません。’21年12月までに始めたことは実を結びやすいので、来年を待たず、今すぐに行動に移してください。何をしたらいいのか分からない人は、まずは時代の流れをキャッチすることから始めてみましょう。すぐにできることは主に2つ。1つめが書店に行くこと。本屋をぐるりと一周してみると、今の時代が分かります。特に実用書コーナーは世相がダイレクトに反映されているので、今何が流行っているのか、はたまた何が足りていないのかが見えてきます。2つめが次世代を担う10代~20代前半の若者たちの話を聞いてみること。どんなことに興味があるか、どんな価値観を持っているかリサーチする。聞いたことを全て鵜呑みにしなくていいので、これからどんな時代になっていくか、自分なりに未来を予測してみるんです。時代はどんどん進んでいます。めまぐるしく変わっていく時代の変遷に柔軟に対応できる人こそ、新時代でも長く活躍できます。いまだにコロナ禍前の生活に戻れると信じている人もいるかもしれませんが、戻ることはありません。その間にいろんなことが一気に進んだからです。そのことを肝に銘じて、新時代が幕を開ける’23年に向けて、どう準備していくか考えて行動することが大事なんです。人に誇れる武器や強みがある人は、それをどんどん伸ばしてください。ない人は自分の新たな武器を探してください。’22年は革命のきっかけになるものが生まれる年なので、それを見つけられた者だけが、’23年の卯年に大きく飛躍できます。’23年が大事な年だと、何度も伝えていますが、それは十干十二支を合わせた六十干支占いからも分かります。六十干支占いは、60年で運気が一巡するのですが、’23年は、江戸幕府ができてからちょうど420年となり、それと同じ巡りなんです。天下分け目の関ヶ原の合戦で徳川家康が勝利して、江戸に幕府を開くまでの3年の間に、さまざまなことが変わりました。それと同じように、今も時代の大きな転換期を迎えているのです。げったーず・いいだ数々の占術を研究し考案した「五星三心占い」で、これまでにのべ6万人以上を鑑定した芸能界最強の占い師としてテレビ、ラジオで活躍。※『anan』2021年12月15日号より。取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2021年12月11日公益財団法人国立劇場おきなわ運営財団 『研究公演「伊祖の子組」』が2022年1月22日(土)に国立劇場おきなわ 大劇場(沖縄県浦添市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中!日本語ページ: 英語ページ: 公式ホームページ ■公演内容継子いじめを背景に、親子の情愛を主題とした組踊「伊祖の子組」を上演いたします。「雪払い」と異名同作され、台本が複数存在するなか、今回は、書写年代と筆者が唯一特定されている八重山博物館所蔵本により、研究公演として御冠船舞台でお楽しみいただきます。-演目-第1部 八重山舞踊「赤馬節」喜舎場慶子・真玉橋光子・名城功子「鶴亀節」佐藤清香・伊良皆櫻「古見の浦節」山里静香・ 米盛須美恵「鳩間節」 川井民枝「石ぬ屏風」 山里恵子【地謡】歌三線:竹田祐規 石垣信岳囃子:喜屋武奈美箏:友寄朱里笛:宮良清晃太鼓:加川アキ子第2部 組踊「伊祖の子組」考証:「伊祖の子組」文芸研究会演出:嘉数 道彦茂木 仁史【配役】伊祖の子石川 直也乙樽阿嘉 修思鶴山城 崚称亀千代宮里 光也供川満 俊祐【地謡】歌三線:大城 貴幸和田 信一仲嶺 良盛箏:糸数 成美笛:横目 大哉胡弓:徳田 泰樹太鼓:久志 大樹※演目・出演者等は都合により変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。■ タイムテーブル令和3年1月22日(土)14時開演※開場は、開演の45分前■ チケット料金一般:3,500円(全席指定・税込)■ タイムテーブル令和3年1月22日(土)14時開演※開場は、開演の45分前■ チケット料金一般:3,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月09日新年を迎える直前の4組のカップルを豪華キャスト共演で描いたラブコメディ『ニューイヤー・ブルース』から、本作の魅力が豪華キャストや『結婚前夜~マリッジブルー~』の女性監督ホン・ジヨンによって余すところなく語られたメイキング映像が解禁。4組のカップルの“見つめる視線”が印象的な場面写真4点も到着した。メイキング映像の「CHAPTER1」では監督とキャストが、4組のカップルそれぞれの関係性や魅力を余すところなく語っており、ユ・ヨンソクやイ・ヨニ、キム・ガンウやユ・インナら、カップルを演じたキャスト同士の和気あいあいとした仲睦まじい姿もうかがえる。「CHAPTER2」では4組のケミストリーを監督が語っており、韓国版『ラブ・アクチュアリー』と評される本作で4組のカップルがどのように影響し合っていくのかに触れる。さらに、本作の魅力の1つでもあるアルゼンチンの美しい景色もメイキング映像に収められている。ジェホン役を演じたユ・ヨンソクが「イグアスの滝での撮影は韓国映画初かも」と語るように、現地でもなかなか撮影許可が取れないことで有名なイグアスの滝には、観光客が入場する前に最低限の機材の持ち込み・最少人数・短時間での撮影を条件に許可を得て、韓国映画で初めての撮影が実現。そのほかにも、本作には冬のソウルのデートスポットも多数登場。クリスマスから新年にかけてのソウルの雰囲気をスクリーンで目にすることのできる作品となっている。『ニューイヤー・ブルース』は12月10日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ニューイヤー・ブルース 2021年12月10日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2021 ACEMAKER MOVIEWORKS & SOO FILM All Rights Reserved.
2021年12月08日映画『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』(12月3日公開)の公開記念舞台挨拶が4日に都内で行われ、横田龍儀、高橋怜也、前川優希、立石俊樹、古谷大和、宮崎湧、野口準、本田礼生、赤澤燈、田口涼(MC)、陳内将(ビデオコメント)が登場した。同作は主人公が劇団「MANKAIカンパニー」の主宰兼総監督となり、春組・夏組・秋組・冬組のメンバーを率いていく人気ゲーム「A3!」の舞台「MANKAI STAGE『A3!』」シリーズの実写映画化作品。2018年から始まった舞台シリーズは「エーステ」の愛称でファンから親しまれ、現在の2.5次元を牽引する舞台となっている。この度、ギャガ配給にてMANKAI STAGE『A3!』の2作連続実写映画化が決定し、『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』が2021年12月3日、『MANKAI MOVIE「A3!」~AUTUMN & WINTER~』 が2022年3月に公開されるこの日は夏組のリーダーである陳内が仕事の都合で欠席したが、ビデオコメントを通じて、前川が劇中で毎回披露する「脚本を書き上げて倒れるシーン」が生で見たいという無茶ぶりも。前川は「足をすごい上げて欲しいと言われて、苦労した。達人芸みたいに言われても、倒れるだけだから!」躊躇する前川に対し、古谷が先に「じゃあ、やりまーす」と"倒れ芸"でぼけ、前川は「インパクト薄くなる」と苦笑。実際に倒れて見せた前川に会場からは拍手が贈られたが、「金具が痛い」と普段と違う衣装にダメージを受けていた。今回の映画から参加になった高橋は「どっきどきでした。今も」と緊張した様子で、立石が「(舞台挨拶が始まる前に)ずっと俺の隣に来るんだよ」と暴露。しかし今は「家族のよう」という関係で、打ち解けるきっかけがあったのか聞かれると、なぜか立石が「やっぱ、大和さんじゃない?」と答え、高橋は「ほんとそれ!」と同意する。そのやりとりに、春組リーダーの横田は「そっかあ、俺じゃないんだあ。1番最初に会ったの、誰だっけ?」と拗ねてみせ、高橋は「龍儀くんのおかげっすね」と言い直していた。一方夏組のメンバーは、物語当初のギクシャクした関係性の演技をつくらなければいけないため、楽屋でもあまり話さないようにしていたようで、本田は「いつもみんなでわちゃわちゃがちゃガチャガチャうるさいから、『こういうシーンを撮るんだね』と話してたりして」と振り返る。しかし宮崎は「そうなんですか? だからちょっとぎこちない雰囲気感じたんですよ! 役作りのアレだったんですね。今、解消しました、モヤモヤを」と驚きの発言を繰り出す。また映像経験の少ないメンバーもいたため、宮崎は「準ちゃんといっしょに陳さんのシーンは張り付いて演技の勉強をさせてもらった」と明かし、野口は「映像のお芝居をまったく知らなかったんですけど、湧くんがすごくて、一発OKなんですよ」と互いに刺激を受けていたという。赤澤は「ドローンの撮影中、ずっと三角くん(本田)が『あのドローンを捕まえていいかな?』と言ってて」と暴露し、本田は「もしも役だったら、三角だったら捕まえに行くだろうなって思って、ずっとやってたの」と休憩中もキャラクターに入り込んでいたことを語った。そんな9人の様子を見て、支配人役の田口は「仲間に入れてくれる優しさを、年々感じます。楽しかった。支配人ともたまにはしゃべってやろうという気持ちがそれぞれの俳優から伝わってきて、このカンパニーでいいんだなと思わせていただいております」としみじみ。最後に横田は「本当に素敵な人がそろっていますし、役を演じる時もみんな本当に素敵。もしかしたら推しの方がいる方もいるかもしれないんですけど、みんなが本当に素敵なので、一人ひとりを見ていただけたらありがたいです。そしてこれからも『A3!』『エーステ』、そして『エームビ』を愛してくれたらありがたいです」と観客に語りかけた。
2021年12月04日12月3日より公開されている、映画『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』(通称『エームビ』)。同作は人気アプリゲーム『A3!』を舞台化し、現在の2.5次元を牽引する人気を誇る「MANKAI STAGE『A3!』」シリーズ(通称『エーステ』)をさらに映画化した、新たな試みの作品となる。主人公が劇団「MANKAIカンパニー」の主宰兼『総監督』となり、春組・夏組・秋組・冬組のメンバーを率いていく同作だが、春組・夏組を中心とした『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』が今回公開され、秋組・冬組を中心とした『MANKAI MOVIE「A3!」~AUTUMN & WINTER~』が2022年3月4日に公開される。今回は春組リーダー・佐久間咲也役の横田龍儀、夏組リーダー・皇 天馬役の陳内 将にインタビューし、映画化への思いやそれぞれから見たメンバーの姿について話を聞いた。○■『エーステ』が映画化というところに驚き——まずはやっぱり、「『エーステ』が映画化する」と聞いた時の印象を教えてください。横田:もう、驚きました! まさか映画になるとは思わなかったです。素直に嬉しい気持ちはもちろんのこと、どういう風になっていくんだろう? ということも気になりました。陳内:僕は最初、『A3!』が映画化するんだと思っていたんだけど、よくよく聞いたら『エーステ』が映画化するということで、驚きました。なかなか聞いたことがない話だったので、『エーステ』がたくさんの方に愛されている証拠だと改めて感じました。ただずっと舞台でやってきたので、映画となる怖さは少し……あったよね?横田:ありました。僕も映像経験が多いわけではなかったので、すごく緊張していました。陳内:でも、不安になる必要がないぐらい、映画のスタッフの皆さんも大きな愛で僕らを包み込んでくれた。その愛が、映画の随所に表れています。——今回マイナビニュースではこの作品についてインタビューするのが初めてということで、ご自身も含めて、ぜひ春組、夏組メンバーのことを紹介していただけませんか?横田:まず自分……自分の紹介!?(笑) 僕、横田龍儀は春組の佐久間咲也を演じていますが、咲也くんと似ているところがけっこうあるなと思っています。僕自身も、頑張り屋だけど不器用なところもあり、でも「負けないぞ」という頑固さがあります。それが横田龍儀です! 碓氷真澄役は、映画から新しく参加する高橋怜也くん。出会った時から本当に思いやりのある素敵な子で、最初はやっぱり緊張していたんですが、だんだんメンバーとも打ち解けていって、新しい春組の家族が増えました。皆木 綴役の前川優希くんは、しっかりしてるように見えて抜けているところがあります。もともと春組は天然さんが多かったので、優希くんが「俺はしっかりしなきゃ」と頑張ってくれていたんですが、今はもう心を許しすぎたのか、彼自身も天然化してきています(笑)。でも、それもまた面白いし、かわいらしいです。茅ヶ崎 至役の立石俊樹くんは、1番、ど天然。思いやりがあって、存在自体が春組という感じで、ムードメーカーです。明るくてあたたかい性格をしているので、けっこう内に入っちゃう性格の僕としてはすごく支えられています。シトロン役の古谷大和さんはしっかり者で、僕たちに目線を合わせて会話をしてくれたり、アドバイスをしてくれたりするし、ふざける時は一緒にふざけてくれる大人な方です。みんなから頼られて、お兄ちゃん的な存在です。——今回新たに高橋さんが参加されることになって、雰囲気が変わったということはあったんですか?横田:これまで碓氷真澄を演じていた(牧島)輝くんがめちゃめちゃいい子、かつ……。陳内:クセが強い!横田:クセは強い(笑)。だから怜也くんが入った春組になって、優希くんのツッコミ頻度がちょっと減ったかもしれません。輝くんと怜也くんも仲良しになっていて、春組のグループLINEではみんなで会話しているぐらい。みんな打ち解けて、家族みたいになっています。——それでは、夏組の方の紹介もお願いいたします。陳内:僕は夏組のリーダーをやっています、皇 天馬役の陳内 将です。それぞれ映画になった時の印象を交えて紹介すると、瑠璃川 幸役の宮崎 湧は、シリーズの最初の稽古の時は少し頼りないところもあったけれど、映画で改めて見えた役の説得力があって、ものすごく感動しました。向坂 椋役の野口 準は舞台上でも繊細な表現をしているけど、映像ではカメラが彼に寄ってくれるから、その演技がさらに活きていて素敵でした。斑鳩三角役の本田礼生は、舞台上をいつもガンガンに動き回って歌って踊って……とトリッキーな動きがあって、映画でもその良さが表れてる上に、ナチュラルな三角像も見せてくれて、とても良かった。三好一成役の赤澤 燈も、舞台ではガンガンテンションを上げていたけど、映像では少し調節してナチュラルに臨んでいて、夏組のいいバランスを作ってくれたなと思います。横田:見方がすごい!——ご自身についてはいかがですか?陳内:僕は、いいです(笑)。リーダーをやってます、というだけです!——今作では天馬が公開ゲネプロで緊張して…というエピソードも描かれますが、先日行われた夏組の単独ライブ(MANKAI STAGE『A3!』Troupe LIVE 〜SUMMER 2021〜)の取材に行った時は、アドリブも飛び交っているのが印象的でした。陳内:あの時は、演出の松崎史也さんの方から「ゲネプロだけど、ガンガン攻めてほしい。どこまでできるか楽しみにしてるよ」と言われていたんです。でも、天馬は何でもできますから。○■今までにないエモさがある——3年前にスタートした『エーステ』シリーズから、今回の『エームビ』に至るまで、印象が変わった、成長したと思うようなことはありましたか?陳内:印象は、あんまり変わらないよね?横田:陳さんは、最初の時から本当にすごく相談に乗ってくれて、頼りになる大先輩でした。でも今回はあまり撮影で一緒になることがなかったんです。だから、撮影に入る前にもっといろいろ聞いておけばよかった、とは正直思いました(笑)陳内:(笑)横田:めちゃめちゃ思いましたよ! できあがった映像で陳さんの芝居を見たら、表情の動かし方なども細部まで作っていて、本当に素敵だったんです。でも、僕も精一杯やった演技が今回の作品に出ていますし、そういった面では後悔もなく、今後もより頑張っていこうという気持ちになりました。陳内:龍儀の感情を爆発させる演技も、すごく素敵だったから、自信を持って世に出せば大丈夫! 僕は、誰かが成長した、といったことよりも「映像だと、こういう演技になるんだ」という感想しかなくて。もちろん「3年前の稽古の時はこうだったな」と懐かしく思い出すこともありましたが、舞台と映画はそもそも違うものなので、皆の映像の演技を見て新鮮に思う気持ちの方が大きかったです。——改めて、この作品についてお二人が魅力だと思うところを教えてください。横田:ずっと『エーステ』を見てくれている方は、まず懐かしい気持ちで感動してもらえるんじゃないかと思います。物語としてもスタート地点で、メンバーが初めて出会うところから始まっているので、そこから距離が近くなっていく様子も感動のポイントなんじゃないかな。陳内:映画の中を生きるという点ではここが始まりなので、舞台とは別物ではあるんですが、舞台でも公演を重ねて来たからこその、エモさがある。これは『エーステ』が『エームビ』になったが故に味わえる特殊な経験だと、役者陣も思っています。だから『エーステ』が好きな方たちは『エームビ』を見た時に本当に特殊な感情が生まれると思うし、でも『エームビ』から見てくださる方にも『エーステ』の魅力が伝わって「劇場に行ってみたい」と思っていただけるんじゃないかと、期待しています。本当に『エーステ』×『エームビ』はすごい企画だと思うので、今までずっと応援してくださっている監督も、これから監督になってくださる方も楽しみにしていてください。■横田龍儀1994年9月9日生まれ、福島県出身。2012年に第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで審査員特別賞を受賞し、2015年に映画『宇田川町で待っててよ。』で初主演を飾る。ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ(17年〜)、MANKAI STAGE『A3!』シリーズ(18年〜)、舞台『KING OF PRISM -Shiny Rose Stars-』(20年)などに出演し、2022年1月には舞台「炎炎ノ消防隊」出演を控える。■陳内将1988年1月16日生まれ、熊本県出身。ミュージカル『テニスの王子様』、ドラマ『特命戦隊ゴーバスターズ』などで注目を集め、舞台、映像などで活躍する。主な出演作に、『HiGH&LOW』シリーズ(16年~)、MANKAI STAGE『A3!』(18年〜)シリーズ、舞台「紅葉鬼」シリーズ(19年、21年)、東映ムビ×ステ『死神遣いの事件帖』 (20年)、舞台『東京リベンジャーズ』(21年) 、ドラマ『あいつが上手で下手が僕で』(21年)など。
2021年12月03日『3年タフ組(グミ)! 集中力UPキャンペーン』カバヤ食品株式会社(本社:岡山市、代表取締役社長:野津 基弘)は、集中したいときに食べたいグミブランドNo.1(※)の『タフグミ』ブランドが、東大発の知識集団『QuizKnock』とコラボレーションしたキャンペーン『3年タフ組! 集中力UPキャンペーン」を、2021年12月7日(火)より実施いたしますので、お知らせします。(※日本マーケティングリサーチ機構による調査において)本キャンペーンは2種のキャンペーンを同時展開致します。『タフグミ』を買って応募する「タフグミを買って当てろ!タフ集中ギア!レシート応募キャンペーン」と、『QuizKnock』監修の「集中」が必要な「クイズ」に参加して豪華賞品をゲットできる「タフ集中テストキャンペーン」を実施致します。その他特設ページでは、『QuizKnock』が語る「集中」アドバイス等のコラムも展開し、受験シーズン向けて集中して勉強をするためのコツ等を掲載いたします。3年タフ組(グミ)! 集中力UPキャンペーンキャンペーン専用サイト(※12月7日(火)より公開) : 各種キャンペーン概要レシート応募キャンペーン【キャンペーン名】タフグミを買って当てろ!タフ集中ギア!レシート応募キャンペーン【キャンペーン期間】2021年12月7日(火)~2022年1月31日(月)23:59【賞品・当選者数】ひとりでタフ集中コース:タフ集中チェア(ゲーミングチェア)25名様みんなでタフ集中コース:タフ集中シェアBOX(オリジナル文具+タフグミ詰め合わせ)50名様たまには一息。コース:選べるe-ギフト(5,000円分)100名様【対象商品】カバヤ食品「タフグミ」全商品【応募方法】キャンペーン専用サイト(スマートフォン・PC)から応募【応募条件】「タフグミ」を各賞品の応募に必要な個数をご購入いただいたレシートでご応募いただけます。テスト参加形式オープンキャンペーン【キャンペーン名】タフグミを食べて集中力を試せ!QuizKnock監修 タフ集中テストキャンペーン【キャンペーン期間】2021年12月7日(火)~2022年1月31日(月)23:59【賞品・当選者数】みんなで分け合える3年タフ組!セット(タフグミ40個詰め合わせ+図書カード2万円分)10名様【応募条件】Twitterのタフグミ公式アカウント(@kabaya_tough)をフォローし、キャンペーンページよりテストに挑戦してください。全問正解し、必要事項を記入することで応募ができます。※全問正解するまで何回でも挑戦可能です。『タフグミ』Twitterアカウント : 《ご参考》『QuizKnock』についてQuizKnock(クイズノック)は、東大クイズ王・伊沢拓司が中心となって運営する、エンタメと知を融合させたメディア。「楽しいから始まる学び」をコンセプトに、何かを「知る」きっかけとなるような記事や動画を毎日発信中。『QuizKnock』ポータルサイト : 「タフグミ」ブランドは「集中したいときに食べたいグミブランドNo.1」(※)を含む2部門を獲得! (※日本マーケティングリサーチ機構による調査において)日本マーケティングリサーチ機構が2020年12月に実施した、グミ商品におけるインターネット調査の結果、タフグミ』ブランドが、「集中したい時に食べたいグミブランド No.1」「ハードグミ人気 No.1」を獲得しました。小腹が減ったときはもちろん、仕事でもうひと頑張りしたい、運転中で集中したい、勉強のお供としてもおすすめです。タフグミ」ブランドは「集中したいときに食べたいグミブランドNo.1」(※)を含む2部門を獲得! (※日本マーケティングリサーチ機構による調査において)『タフグミ』ブランドサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月02日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!