多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が主演を務める「いちばんすきな花」の2話が10月19日に放送。神尾楓珠演じる紅葉がまた4人で集まるための口実に、椿の家にわざとハンカチを忘れ物として置いていくシーンに「すごく可愛かった」や「涙が溢れた」などの声が上がっている。「silent」の脚本を務めた生方美久が脚本を担当する本作は、小さい頃から二人組が苦手だった男女による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、婚約破棄になり新居で有休消化中の春木椿を松下洸平、美容師でルックスばかり見られる深雪夜々を今田美桜、コンビニでアルバイトをしながらイラストレーターとして頑張る佐藤紅葉を神尾楓珠、椿の元婚約者の純恋を臼田あさ美が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。潮ゆくえ(多部未華子)は、わざわざ帰省して参加した小学校の同窓会で当時仲の良かったグループの中で、自分だけ友人の結婚式に呼ばれていなかったことを知る。その後、実家に帰省したゆくえは母のみきこ(神野三鈴)から、人間に一番必要なのは社交性や愛嬌、気配りだと言われ、子供の時は勉強が大事と言っていた母の変わりようにモヤモヤする。コンビニのバイト終わりで帰ろうとする佐藤紅葉(神尾楓珠)は、バイト仲間たちが自分のイラストを褒めておけばシフトを代わってくれる「調子がいい人」と話しているのを聞いてしまう。また春木椿(松下洸平)は実家の花屋に帰宅し、母の鈴子(美保純)と弟の楓に結婚はしないと告げる。そんなある日、友人の結婚式に参加した深雪夜々(今田美桜)は新婦の両親への手紙に涙ぐむも、帰り道に、他の友人たちに感動している演技が上手いと言われてしまう。実は彼女たちは結婚式の手紙に対し、感動の強要だと醒めていたのだ。嫌われないよう、友人たちに話を合わせる夜々。友人たちと別れ、夜々がアパートに帰ると同僚の相良大貴(泉澤祐希)がなぜか部屋の近くに。恋人ではなく「友達からで良い」と言う相良に、夜々はなぜ友達の方が格下のような言い方なのかと疑問をぶつける。友達の方が作るのが簡単だからと言う相良に、価値観の違う夜々は逃げ出す。そして夜々が公園に入ると、そこに偶然紅葉がいて――というのが1話の展開。その後、紅葉を彼氏と偽って難を逃れた夜々は、ふたりきりの気まずさから、椿の忘れ物を届けようと提案し、ふたりで椿の家に向かう。紅葉と夜々の突然の来訪に戸惑う椿だが、仕方なくふたりを迎え入れることに。さらにそこに紅葉がゆくえを呼び出し、いつかの4人が揃うのだった。そこで話は、ゆくえが子供の時に見たちびっ子相撲大会のエピソードに。ゆくえが小さな少年が大きな体格の少年に勝ったことで場内が盛り上がった話をすると、椿と紅葉は小さな少年を賞賛する発言をする。一方でそれを聞いていた夜々は、複雑な表情を浮かべる。しかし、ゆくえが自分は負けてしまった体格の大きな少年の方の感情や将来を考えて泣いたと話すと、夜々は少し和らいだ表情を浮かべるのだった。SNSではそんな脚本の秀逸さが光るシーンに「体格が恵まれている男の子と今にも泣き出しそうな男の子の相撲を比喩として夜々が抱えている闇を表現する脚本、ほんとにすごすぎ」や「ゆくえちゃんの相撲話のくだりで「あぁ、やっぱりあなたも…」って顔した後に、違う価値観に救われたような夜々ちゃんの表情の変化に涙がとまらない」などの声が上がっている。また自分の意見が人と違うことを気にするゆくえに椿が「同じもの見たからって、みんな同じ感情になってたら気持ち悪いですよ」「言っちゃダメなことはたくさんあるけど、思っちゃダメなことはないです」と言う場面に対しては「全ての人の“心の内”や“感じる角度”に繋がっていくのがすごかった」や「心が救われる言葉だな」などの声が。その後、落ち着く時間を過ごした紅葉は、帰り際に忘れ物をして良いかと椿に確認する。そんな次に会うための口実として忘れ物をする紅葉に、SNSでは「次また4人で会うために口実として忘れ物を自ら置いていくの、すごく可愛かった」や「もみじくんが、忘れ物していきますねってハンカチを置いたとき、なぜか涙が溢れた」といった声が。そしてその忘れ物を大事に引き出しにしまう椿には「どこにおいておこうかウロウロして、丁寧に引き出しにしまう描写、愛おしいな」や「紅葉の忘れ物を大事そうにしまう椿が凄く良かった」といった声が上がっている。次週も、忘れ物を口実に再会する4人がどのような会話を繰り広げるのか、待ち遠しい。【第3話あらすじ】椿(松下洸平)元婚約者の純恋(臼田あさ美)が忘れ物をしたと言って残したままにしていた自分の荷物を取りにやってくる。しかし、気を利かせてあげられなかったと謝る椿に「ごめん以外に言いたいことないの?」と問いかける純恋はそのまま家の鍵を返して帰っていく。一方、バイトを終えた佐藤紅葉(神尾楓珠)は、忘れ物を取りにいくことを理由に、椿の家に行くも椿は不在で会えず。そして椿の連絡先を聞いていなかったことに気づく。また深雪夜々(今田美桜)も、常連の女性客がこれから女友達とご飯に行くという話を聞いて少しうらやましくなるが、自分のスマホに会いたい人の連絡先が入っていないことに気づき――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月20日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が出演するドラマ「いちばんすきな花」の第2話(10月19日放送)より、一ノ瀬颯が出演することが分かった。本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマにした、くすっと笑って、ふわっと泣ける物語。潮ゆくえ(多部さん)、春木椿(松下さん)、深雪夜々(今田さん)、佐藤紅葉(神尾さん)という、境遇だけでなく、考え方も全く違う彼らが、ある出来事を機に巡り会い、“友情”と“愛情”というテーマに自然と向き合っていく。「騎士竜戦隊リュウソウジャー」で主演を務め、「ドクターX~外科医・大門未知子~」や「テッパチ!」などに出演した一ノ瀬さん。今作で演じるのは、主人公のひとりである椿の弟・楓。実家暮らしを続けながら、親が営んでいる花屋「フラワーショップはるき」の手伝いをしている彼は、周囲からいい人だと言われている兄の姿を見て、実際は“都合の良い人”に思われているのでは…と少し心配。そんなこともあり、婚約者と別れた兄の様子がいつも気になっている。一ノ瀬さんは「椿を、幼い頃から1番近くで、かつ客観的に見てきた楓は、どこか楽観的に見えつつも、芯をつくような言葉を発することがあります。そんな楓にも共感しながらご覧いただけたら幸いです!」とメッセージ。プロデューサー・村瀬健は「中でも、1話の感想で多いのが、“椿さんかわいそう、椿さんに幸せになってほしい”というものです。椿は今、日本で最も幸せを願われている男性の1人なのではないでしょうか。ドラマの中で椿に幸せになってほしいと一番思っているのが、楓です。誰よりも優しい兄・椿のことが大好きで、でも、誰よりも不器用な兄のことを誰よりも心配している弟、楓。その意味において、楓の目線は視聴者の皆さんの目線と一緒かもしれません。その楓役を、一ノ瀬颯さんに演じていただけることになりました。まさにこの役にぴったりの方だと思っています」と役を説明。そして、「生まれた時からずっと、誰よりも優しい男・椿と一緒に過ごしてきた彼もまた、誰よりも優しい男です。でも、そんな椿が損ばかりしてきたのを誰よりも身近で見てきたせいで、彼には、兄とは違う部分もあります。“花は好きだけど、花屋は嫌い”という兄の気持ちを知った上で、家業の花屋を手伝い続けている楓の本音がどこにあるのか?優しそうだけど、ちょっと何を考えているのかわからない雰囲気を持っている一ノ瀬さんが、きっと興味深く、面白く演じてくださることと思います。今後の展開と共に、ご期待ください」とコメントしている。なお、本作は初回無料見逃し配信が4日間(10月12日~15日)で200万再生を大きく突破(配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値)、「TVer」のお気に入り登録数もおよそ75万人に上り、注目度の高さがうかがえる。第2話では、オープニング映像を放送することも決定。ポスター撮影の際に撮られた主人公たちの写真を使用した、新たな取り組みとも言えるオープニング映像となっている。第2話あらすじ小学校の同窓会に参加した潮ゆくえ(多部未華子)は、当時仲の良かった友人の結婚式に自分だけ呼ばれていなかったことを知る。ある日、勤めている学習塾に、塾の生徒である望月希子(白鳥玉季)と同じ中学校に転校してきたという穂積朔也(黒川想矢)がやって来る。「教室移動がない教科は、好きです」と話す朔也にゆくえは昔の自分を重ね合わせる。コンビニのバイト終わりで帰ろうとする佐藤紅葉(神尾楓珠)は、バイト仲間たちが自分のイラストを褒めておけばシフトを代わってくれると話しているのを聞いてしまう。だが、紅葉が彼らを責めることは無い。春木椿(松下洸平)が実家の花屋に帰宅すると、母の鈴子(美保純)と弟の楓(一ノ瀬颯)が出迎えた。椿の新居での生活を尋ねる鈴子に、椿は結婚をしないことを告げる。友人の結婚式に参加した深雪夜々(今田美桜)は、新婦の両親への手紙に涙ぐむが、帰り道、ほかの友人たちに感動している演技がうまいと言われてしまう。アパートに帰ると相良大貴(泉澤祐希)がいた。恋人ではなく「友達からで良い」と言う相良に、夜々は…。「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月17日多部未華子(34)、松下洸平(36)、今田美桜(26)、神尾楓珠(24)が“クワトロ主演”する新ドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)が、10月12日からスタートした。社会現象を巻き起こした’22年10月期放送の『silent』(フジテレビ系)を手がけた脚本家の生方美久氏と村瀬健プロデューサーが再タッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに男女4人が紡ぎ出す友情と愛情を描くストーリーだ。村瀬プロデューサーが《“男女の間に友情は成立するのか?”この永遠のテーマをいつかドラマにしたい。ずっとそう思っていました。でも、これは物語化するのが非常に難しいテーマなんです》とコメントを寄せているように、出演者たちの考え方も千差万別のようだ。各メディアによれば、10日に行われた完成披露試写イベントで、多部は「男女の友情が成立するか?」との質問に「私は取材の時に“しない”と答えています」と回答。だが「大親友と呼べる男性の友達もいるので、ケースバイケースだと思います」と補足したという。松下は過去の取材で「すっごい曖昧な感じで逃げた(笑)」としつつ、「同世代や年齢の近い男女では難しいと思いました」とコメント。いっぽう、今田と神尾は「成立する派」とのこと。今田は「同じ価値観の男女なら“する”と思います」とし、神尾は「大人になって世界が広がっていろいろな方の話を聞いたり、見たりしていると“あり得るな?”となりました」と理由も様々なようだ。そこで本誌は全国15歳~30代の男女それぞれ500人を対象に、WEBアンケートツール「QiQUMO」を使って調査を実施。本記事では、男性500人のアンケート結果を紹介する。「男女の友情が成立しますか?」との質問に「成立する」と答えた男性は54%、「成立しない」と回答した男性は46%だった。「成立する派」の理由として最も多かった声は、「実際に女性の友人がいるから」というもの。ほかには、“友情に性別は関係ない”といった声も集まっていた。《男女関係が必ずしも恋愛関係と直結するとは思えないから》《恋愛とは違った信頼感や義理でつながることもある》《同じ人間なので価値観が合えばどんな人とも友情は芽生えると思ったから》《今は多種多様な生き方がある時代だからお互いが納得している形なら男女の友情は普通にありだと思う》では「成立しない派」の意見はどうだろうか?《男女の価値観が根底から違うから》《どこか性的な魅力を感じてしまいそう》《いつかは一線を越えるから》といった意見があるいっぽう、“相手の気持ち次第”との声も。《どちらかが好意をもってることが多いと思う》《どちらかが異性としてみた瞬間に、友情感が成立しなくなるから》《相手側がどう思っているか分からないから》また《個人的には男女の友情は成立すると思っていたが女性の方から告白されて成立しなかったことがあったから》と、考えが覆されたという例もあった。一概に決められない“永遠のテーマ”を、ドラマではどう描いていくのだろうか。
2023年10月14日10月期のドラマが続々とスタートし、12日に第1話が放送された『いちばんすきな花』(フジテレビ系)も注目を集めている作品の一つだろう。多部未華子(34)、松下洸平(36)、今田美桜(26)、神尾楓珠(24)が“クワトロ主演”し、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに男女4人の友情と愛情を描くドラマだ。昨年に社会現象を巻き起こした『silent』(フジテレビ系)を手がけた脚本家の生方美久氏と村瀬健プロデューサーが再タッグを組み、放送前からSNSで期待の声が上がっていた。村瀬プロデューサーが《“男女の間に友情は成立するのか?”この永遠のテーマをいつかドラマにしたい。ずっとそう思っていました。でも、これは物語化するのが非常に難しいテーマなんです》とコメントを寄せているように、主人公を演じる俳優たちの価値観も様々だ。各メディアによれば10日に行われた完成披露試写イベントでは、「男女の友情が成立するか?」との話題で多部、松下、今田、神尾がそれぞれ持論を述べたという。まず多部は「私は取材の時に“しない”と答えています」とした上で、「大親友と呼べる男性の友達もいるので、ケースバイケースだと思います」と回答。松下は過去の取材で「すっごい曖昧な感じで逃げた(笑)」としつつ、「同世代や年齢の近い男女では難しいと思いました」と語ったとのこと。反対に「成立する」と答えたのは、今田と神尾。今田は「同じ価値観の男女なら“する”と思います」とし、神尾は「大人になって世界が広がっていろいろな方の話を聞いたり、見たりしていると“あり得るな?”となりました」と述べたという。実際に主人公4人に近い世代は、どのように考えているだろうか?そこで本誌は全国15歳~30代の男女それぞれ500人を対象に、WEBアンケートツール「QiQUMO」を使って調査を実施。本記事では、女性500人のアンケート結果を紹介する。「男女の友情が成立しますか?」との質問に「成立する」と答えた女性は60.8%で、「成立しない」との回答は39.2%。半数以上が「成立する」と考えているようだ。まず「成立する派」の回答では、《性別に関係なく個人の性格によると思う》《性別はどうでもいいから》との意見が多かった。また自らの経験が価値観に影響を与えている場合もあり、次のような声もあった。《職場に、お互い既婚者だが仲の良い人を知っている》《お互い彼氏、彼女がいなかったクリスマスに2人で旅行(サイパンにダイビングライセンス取得)にいっても同性の友人と同じように過ごせた》《今、3年ぐらいの付き合いでお互い、恋人の話が出来るぐらいの良い友達がいるから》ほかには、“男友達の方が話しやすい”といった声も。《自分が男友達の方が付き合いやすく話しやすい》《女友達と話すときよりも男友達と話すときのほうがいろんな愚痴や話をすることができる》《絶対本能的に恋愛対象にならない男友達がいると思う!女性より相談しやすいこともある》いっぽう「成立しない派」の回答には、《ふとした時に一線を越える》《仲良くなりすぎると恋愛関係になってしまう》と関係性の変化を指摘する声が多かった。実際に「男女の友情は成立する」と考えていたが、経験によって価値観が変わったという声も。《今まで男友達だと思ってた人に告白された》《どちらかが少なくとも友達以上の感情があることが多いと思うから。自分自身も友達としてみられなかった場合や逆の場合があった》《ある一定までは男女の友情が存在したとしても、どこかで崩れてしまうことが多々あるため、結局は友情として認識できなくなってしまった》《成立すると思っていたけど、実際に関わっているとそうじゃなくなっていた》果たしてドラマでは、どのように“永遠のテーマ”が描かれるだろうか。
2023年10月14日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠がクアトロ主演を務める「いちばんすきな花」の1話が10月12日に放送。「silent」の脚本家とプロデューサーの再タッグに「やっぱり良かった」や「好きすぎる」などの声が上がっている。「silent」の脚本を務めた生方美久と村瀬健PDが再タッグを組んだ本作は、男女による友情と愛情を描いた物語で、四人のキャストが主演を務める。塾講師の潮ゆくえを多部未華子、出版社勤務の春木椿を松下洸平、美容師の深雪夜々を今田美桜、イラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、ゆくえの友人・赤田鼓太郎を仲野太賀が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。学習塾で講師をする潮ゆくえ(多部未華子)は幼い頃から二人組を作ることが苦手だった34歳。そんなゆくえにも学生時代から気を許せる赤田鼓太郎(仲野太賀)という唯一無二の男友達がいたが、赤田の結婚話が浮上すると同時に突然友情の終わりを告げられる。また出版社に勤める36歳の春木椿(松下洸平)は、結婚を間近に控えていた。子供の頃から二人組になれなかった椿にも、ついに妻というパートナーが。しかし、結婚を目前に恋人・小岩井純恋(臼田あさみ)が男友達との関係を深め破局してしまう。また26歳の美容師・深雪夜々(今田美桜)は、その容姿から注目されることが多く、1対1で人と向き合うことに怖さを感じていた。そして最適な相談相手になってくれると思えた同僚から、突然友達以上の関係を迫られ、辟易する。佐藤紅葉(神尾楓珠)は、コンビニで働きながらイラストレーターを夢見る27歳。紅葉は小さい時から1対1で自分に向き合ってくれる人がいないという思いを抱えていた。そんなある日、紅葉が知人に会おうととある住宅を訪ねると、家から出てきたのは椿。前の住人はすでに引っ越しており、そこには新婚生活を送るはずだった椿が住んでいた。そしてそこに、偶然の縁からゆくえと夜々も加わり――というのが1話の展開。その後4人は、椿の母の提案でコーヒーを一緒に飲むことに。そしてそれぞれ「昔から二人っていう単位にずっと苦しめられてて」や「大人数でワイワイ楽しく薄っぺらい話する友達はいっぱいいるけど、二人ってなると…嫌われてるわけじゃないけど誰も好んで自分のこと選ばないし、興味すら持たれないから虐められもしないし。いてもいなくても同じで、いると便利な時だけ使われる」「嫌でも興味持たれて、いるだけで目立ってみたいですか?」など人との関係で苦手なことや、悩みを言い始める。そんな一連のやり取りにSNSでは「切なくて胸が締め付けられた」や「4人のテーブル囲むシーンはさすが村瀬さんのドラマ。最高。勝手に泣いた」「共感でしかなかった」などの声が上がっている。また、脚本を絶賛する声も多く「言葉ひとつひとつが刺さるし共感がすごいこのドラマ」や「期待以上におもしろかったすき花」などの声が。また「silent」の脚本家&プロデューサーの再タッグを喜ぶ声も多く、「やっぱり良かった」や「好きすぎる」「さすが村瀬健プロデューサー×脚本家生方美久さん」といった声が上がっている。【第2話あらすじ】小学校の同窓会に参加した潮ゆくえは、当時仲の良かった友人の結婚式に自分だけ呼ばれていなかったことを知る。その後、実家に帰省したゆくえは母のみきこ(神野三鈴)から人間関係のアドバイスを受けるも、どれもいまいち納得がいかない。一方、コンビニのバイト終わりで帰ろうとしていた紅葉は、バイト仲間がイラストを褒めればシフトを代わってくれると話しているのを聞いてしまう。また、椿が実家の花屋に帰宅すると、母の鈴子(美保純)と弟の楓が出迎える。椿が結婚すると思っている鈴子は、新居での生活を尋ねるが、椿はそんな母に結婚はしないと告げるのだった。また友人の結婚式に参加した夜々は、新婦の両親への手紙に涙ぐむが、帰り道に他の友人たちから感動している演技が上手いと言われてしまう。さらに、夜々がアパートに帰ると同僚の相良大貴(泉澤祐希)がいた。恋人ではなく「友達からで良い」と言う相良に、夜々はなぜ友達の方が格下のような言い方なのかと告げて逃げる。そして夜々が公園に入るとそこには、紅葉がいて――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月13日フジテレビ10月期木曜劇場「いちばんすきな花」完成披露試写イベントが10月10日(火)、都内にて行われ、クアトロ主演を務める多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が登壇した。「いちばんすきな花」は社会現象を巻き起こした「silent」(2022年10月期)の村瀬健プロデューサーと脚本・生方美久によるタッグで「男女の間に友情は成立するのか?」をテーマにしたドラマ。年齢も性別も過ごしてきた環境も違う4人の男女が紡ぎ出す、見る者の心を静かに揺さぶる新たな時代の恋愛も友情も含めた愛の物語になっている。撮影して1か月が経ったというが、4人とも自分の役について「まだ探り探りやっている」と異口同音に伝える。しかしながらそれは苦労という雰囲気ではなく、「とても楽しく撮影しています」と全員が声を弾ませた。多部未華子それぞれの場面写真が紹介される段で、多部さんのときには仲野太賀とのカラオケシーンがスクリーンに映し出された。このときはテンションが高かったと周囲から指摘された多部さんは、「嘘、私、大人しいでしょ!?」と松下さんたちに勢いよく尋ねる。神尾さんは「基本は大人しいです」とたじたじながら返すと、松下さんは「0か100かですよね(笑)」と仲良さそうに指摘した。松下洸平さらに、松下さんはオフィスで転ぶシーンが紹介された。松下さんは「監督の指示で“飛んで”っと言われて飛んで転んだけど、OA(の完パケ)で使われてねえの…!しかもバストアップだったし、足映ってねえでやんの」と、ぼやき出す。しかし、3人は「こけるシーンはやろうとするとわざとらしくなるけど、そんなことがなくてすごい!」(神尾さん)「本当に上手ですよね」(多部さん)「本当にこけたかと思いました、さすがだなって」(今田さん)と大絶賛だった。今田美桜本作のテーマ「男女の間に友情は成立するか」についても話は及ぶ。事前の取材でそれぞれが答えた回答は、多部さんは「しない」、今田さんは「する」と言ったという。松下さんは「すっごい曖昧な感じで逃げた(笑)」と照れ笑い。神尾さんは「する。高校生のときはしないだろうと思っていたんです。高校生のときはもてたくてもてたくて(笑)!あわよくば恋愛、というのがあった」と赤裸々に明かすと、3人は「ほんと?」と驚いた。神尾楓珠司会者から「実際はもてたのでは?」と向けられると、神尾さんは「いやいやいや、そうっすね」とすぐに肯定。これには松下さんが「格好いい!!いいなあ!!俺も言いたい、最高」と大爆笑でリアクション。神尾さんは「冗談ですけど…」と、またもやたじたじで否定していた。「いちばんすきな花」は10月12日(木)22時よりフジテレビ系にて放送スタート(初回20分拡大) 。(シネマカフェ編集部)
2023年10月10日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演を務める新ドラマ「いちばんすきな花」に、追加キャストとして白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希の出演が決定した。“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに描く本作は、潮ゆくえ(多部さん)、春木椿(松下さん)、深雪夜々(今田さん)、佐藤紅葉(神尾さん)という別々の人生を送ってきた4人の男女がある日、ふとした出来事を機に巡り会い、友情と愛情というテーマに自然と向き合っていくストーリー。白鳥玉季/望月希子役朝ドラ「とと姉ちゃん」や「テセウスの船」、「極主夫道」などに出演した白鳥玉季が演じるのは、ゆくえが講師として働く塾「おのでら塾」の生徒・望月希子。少し大人びた雰囲気を醸し出しているが、普段はゆくえのことを「ゆくえちゃん」と呼び、ゆくえの悩みも聞くなど、友人同士のような関係性でもある。「silent」を観ていたという白鳥さんは、「いつかこのチームの方々とご一緒したいと思っていたので、こんなに早く叶(かな)うなんて!と素直にうれしかったです」と参加を喜び、「“希子が登場すると安心する”と言ってもらえる存在になれるとうれしいです」とコメント。黒川想矢/穂積朔也役また、『怪物』で映画初出演を果たした黒川想矢が、ゆくえや希子たちが住む街に引っ越し、希子と同じ中学に転校した穂積朔也役。黒川さんは「登場して最初のセリフが僕の実体験であったかのような感覚で、もしかして学校生活をのぞかれているのかもしれないとちょっと怖くなり、背後を確認してしまいました(笑)」とふり返っている。田辺桃子/白石峰子役そして、「癒やしのお隣さんには秘密がある」で主演を務めた田辺桃子が、ゆくえにとって何でも話せるという唯一の男友達・赤田鼓太郎(仲野太賀)の婚約者・白石峰子を演じる。田辺さんは「柔らかい部分や受動的な赤田を優しくリードするようなキャラクターです。パートナーを大切に思う姿や考え方の違いとの向き合い方、峰子なりの表現方法を今作の一つの要素として楽しんでもらえたらうれしいです!」と呼びかける。泉澤祐希/相楽大貴役「時をかけるな、恋人たち」の放送も控える泉澤祐希は、夜々が務める美容院「スネイル」で働く美容師・相良大貴を演じる。夜々とは同期という間柄からか、夜々が職場で先輩からいびられていることを日頃から心配している。そんな相良について「いかようにも転がることのできるキャラクターだと思いました」と印象を明かし、「友達とは、恋人とはなんなのか、誰しもが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。自分はこう思っていても相手はそうじゃない、そんなドギマギした答えの出ないテーマで、一体登場人物たちはどのように自分に決着をつけるのか、是非お楽しみに」とメッセージを寄せている。「いちばんすきな花」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(※初回20分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年10月05日多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜がクアトロ主演を務める新ドラマ「いちばんすきな花」の公式SNSが、新たなシーンを詰め込だ本予告編と、撮影の合間に撮られた4人の集合写真を公開した。来週、ついに放送がスタートする本作は、「silent」でプロデュースを務めた村瀬健と脚本家・生方美久が再タッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、4人の男女が紡ぎ出す友情と恋愛、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う感情を丁寧に描いていくドラマ。多部さんが学習塾の講師・潮ゆくえ、松下さんが出版社勤務の春木椿、神尾さんがゆくえの幼なじみ・佐藤紅葉、今田さんが美容師・深雪夜々を演じるほか、仲野太賀、臼田あさ美、齋藤飛鳥らも出演する。今回公開された映像は、全カット完全新撮の予告編。主人公たちのそれぞれの物語が映し出されるが、ラストには4人が一緒に映る様子も見られる。放送を待つ視聴者からは「予告だけで、泣きそう。。」、「誰だよこんな酷いことゆう男」、「すきすぎる花になる予感」、「たまらなく切ない」、「なかなか動けなくなる木曜日になりそう」と期待の声が寄せられている。また、初めて4人が現場に揃った日に撮影されたという貴重な4ショットも公開され、「足の開きとピースの安定感」、「美桜ちゃんかわい」、「癒しでしかないです」、「笑顔がとても素敵」、「動き出す4人が楽しみ」などと多くの反響を呼んでいる。「いちばんすきな花」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(※初回20分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年10月04日臼田あさ美が、多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が“クアトロ主演”する「いちばんすきな花」にて、松下さん演じる主人公の1人・春木椿の婚約者役で出演することが決定。3年ぶりに木曜劇場に出演する。「silent」でプロデュースを務めた村瀬健と脚本家・生方美久が再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマにくすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマを描いていく本作。境遇だけでなく、考え方も全く違う4人の男女が、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“恋愛”というテーマに自然と向き合っていくことになるストーリーとなる。臼田さんが演じるのは、春木椿の婚約者・小岩井純恋(こいわい・すみれ)。椿とはもともと高校時代の同級生で、卒業後しばらくしてから、別の同級生の結婚式で再会したことをきっかけに交際。結婚も決まり幸せそうな2人だったが、椿はたびたび聞かされる純恋の“男友達”の存在が気になっていた。そして、新居への引越しを迎えた日に…。臼田さんは、映画『恋空』やドラマ「東京DOGS」といった多くの話題作に出演して注目を集めると、映画『ランブリングハート』(2010年)で初主演、映画『愚行録』(2017年)では第39回ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞。ドラマでも「家売るオンナ」や「架空OL日記」、「イチケイのカラス」とその高い演技力で人気ドラマ作品に出演を続けている。フジテレビ系連続ドラマに出演するのは「ラジエーションハウスll~放射線科の診断レポート~」(2021年10月期)以来で、木曜劇場へは「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(2020年7月期)以来3年ぶりの出演となる。「村瀬さん×生方さんのタッグということで台本を読む前からワクワクしたのを覚えています。ただ役どころは意外でした!」と明かす臼田さん。「今まで何度か感じたことはあるけれど、何となくやり過ごせてきた日常の中での違和感のようなものを、丁寧に紐解いて言葉を紡いでいる台本だと感じました」と語り、「会話劇の中に、妙に腑に落ちるフレーズが落ちていたり、どんなシーンになるのか楽しみになる」台本であることをコメント。「誰かのセリフにハッとしたり、ホッとしたりしながら見ていただける作品になるのではないでしょうか。とても優しいドラマになれば良いなと思っております」と期待を寄せた。プロデューサーの村瀬氏は「(臼田さん演じる)純恋は、“男女の間に友情は成立するか?”という、このドラマのテーマを象徴する役」と説明し、脚本の生方さんと「恒例の当て書きで純恋というキャラクターを作ってきたのですが、臼田さん曰く『意外』で、なんなら全然違っていたようです」とそのキャラクターを語っている。木曜劇場「いちばんすきな花」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送(初回20分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月29日多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜がクアトロ主演、“男女の間に友情は成立するのか”をテーマに描く男女4人の物語「いちばんすきな花」のポスタービジュアルが完成した。この物語の主人公は潮ゆくえ(多部未華子)、春木椿(松下洸平)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)という別々の人生を送ってきた4人の男女。そんな年齢も性別も、育ってきた環境も全く違う4人が、「唯一心を許せた異性の友達が、結婚を機に友達ではなくなってしまった」「結婚を考えていた彼女を、彼女の男友達に奪われた」「友達になりたいだけなのに、異性というだけで勝手に恋愛と捉えられてしまう」「友達の友達もみんな友達と思っていたが、気付けば本音を話せる相手はいなかった」と、それぞれの日常のなかで“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面。ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“恋愛”というテーマに自然と向き合っていくことになるストーリー。今回解禁となったポスタービジュアルは、それぞれの主人公たちが過ごす時間、そこに流れる空気感を丁寧に切りとった4枚の写真から構成。それらを組み合わせた1枚のビジュアルは、どの主人公を中心に見つめても、それぞれの間にどんな物語が生まれ紡がれていくのか期待が膨らむ1枚に仕上がっている。例えば、ゆくえ(左上)と椿(右上)の間ににじむ空気感や、そんな2人に対して何かしらの思いをはせているようにも見える夜々(右下)と紅葉(左下)との関係性。ほかにも、視線の先に何かを見つけほほえむ姿のようにも見えたり、物思いにふけるように宙を見つめている姿のようにも映るなど、見る者の想像力をかき立てる作品に。また、中央には、この作品の脚本家でもある生方美久が、このポスタービジュアルのためだけに寄せた「二人組を求める人生で出会った、4人のひとりたち」というキャッチコピーが添えられ、4枚の写真の物語を結びつける。さらに、このポスタービジュアルの撮影は、本作でも撮影を担当する市橋織江がシャッターを切ることで完全オリジナル作品であるこのドラマのイメージをより丁寧に、忠実に表現。ポスタービジュアルを担当したアートディレクター・高垣美月も「それぞれが一緒に過ごしたかけがえのない時間を感じられるよう、会話を楽しんでいたり、ふと何かを考えているような自然な表情を撮影させていただきました」とコメント。「写真が持つ空気感を大切にしながら、4人の人生が少しずつ重なっていくことを示唆できるようにデザインしています」と語っている。木曜劇場「いちばんすきな花」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送(初回20分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月26日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が“クアトロ主演”する10月スタートの新・木曜劇場「いちばんすきな花」に齋藤飛鳥の出演が決定。多部さんの妹役で、「乃木坂46」卒業後初の連続ドラマ出演となる。本作は、社会現象とも呼ばれた「silent」でプロデュースを務めた村瀬健と脚本家・生方美久が再びタッグを組んだ完全オリジナル作品。主人公は潮ゆくえ(多部未華子)、春木椿(松下洸平)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)という別々の人生を送ってきた4人の男女。そんな年齢も性別も、育ってきた環境も全く違う4人がある日、「唯一心を許せた異性の友達が、結婚を機に友達では無くなってしまった」、「結婚を考えていた彼女を、彼女の男友達に奪われた」、「友達になりたいだけなのに、異性というだけで勝手に恋愛と捉えられてしまう」、「友達の友達もみんな友達と思っていたが、気付けば本音を話せる相手はいなかった」と、それぞれの日常のなかで“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面してしまう。境遇だけでなく、考え方も全く違う彼らが、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“恋愛”というテーマに自然と向き合っていくことになるストーリー。多部未華子そんな本作で齋藤さんが演じるのは、主人公の1人・ゆくえの妹・このみ役。ゆくえとは8歳年が離れているが、現在は地元・新潟から上京し、姉妹2人で一緒に暮らしている。子どもの頃からどこか落ち着きがあって常に冷静なこのみは、周囲の人の言葉に流されがちな姉を見て「自分はこうはならない」と思うようになり、いつも楽な方や波風の立たない方を選択しながら平穏に過ごしてきた。そのため、もともと大人びていたことも相まって「愛想がない」とか「感情がない」など勘違いされることが多く、人間関係に苦手意識を持っている。一方で、他人の恋愛には興味がないわけではなく、冷静な目で観察するような一面も。椿や夜々と出会い、紅葉と再会した姉・ゆくえの姿を一番近くで見守ることで、また、自分自身も椿、夜々、紅葉と触れ合うことで、クールなこのみの心にも変化が訪れるのか、それとも訪れないのか…。齋藤飛鳥齋藤さんは2011年「乃木坂46」のオーディションに合格し、第1期生最年少メンバーとしてグループに加入。グループとしての活動のほか、女性ファッション誌の専属モデルに抜てきされファッションモデルとしても活躍。さらには「少女のみる夢」で本格的ドラマ初出演ながら初主演を務め、2017年には「乃木坂46」出演の舞台「あさひなぐ」で主演を務めたほか、翌年には映画『あの頃、君を追いかけた』(2018年)でヒロインを演じるなど活動の幅を広げ、ドラマ「ザンビ」や、人気漫画を実写化したドラマ&映画『映像研には手を出すな!』では立て続けに主人公を演じた。本作で齋藤さんは、このみという役柄を演じるにあたり「無責任なようで、でもどこか、ことばには責任がにじんでいたり、興味がないようで、あたたかい目を持っていたり、わたし自身もまだ、“ゆくえの妹”という存在でしかつかめていないですが、みなさんにいろいろ教えていただきながら、すこしずつこの役になじんでいけたらと思っています」とコメント。また、「脚本家の生方さんをはじめ、すてきなチームのみなさんがつくる繊細な作品は、受け手である視聴者のみなさんも細部まで目を凝らしてくださっているのだろう、という印象があります。私にもその機微を感じられるだろうかと不安な気持ちはありますが、あの世界観に浸れることをうれしく、とても楽しみに思います」と語っている。木曜劇場「いちばんすきな花」は10月12日(木)毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送(初回20分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月25日多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜がクアトロ主演を務める、この秋放送スタートの新ドラマ「いちばんすきな花」より、ついに4人が登場する本編映像が初公開された。「silent」のプロデューサー・村瀬健と脚本家・生方美久が再タッグを組んだ本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、くすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマ。違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う感情を丁寧に描いていく。今回公開された映像では、マイクを片手にはしゃぐ学習塾の講師・潮ゆくえ(多部さん)、つまづく出版社勤務の春木椿(松下さん)、雨の中を歩く美容師・深雪夜々(今田さん)、公園でどこか浮かない表情のゆくえの幼なじみ・佐藤紅葉(神尾さん)が登場。待望の本編映像に、放送を待つ視聴者からは、「待ち遠しい」、「4人がどう出会うのか楽しみ」、「楽しみすぎる」、「なんかもう泣きそうです」と期待の声が寄せられ、また「切ない美桜ちゃんの表情最高なのだが」、「こける時の右手ぐるんぐるんが可愛すぎる」、「ドジっ子ちゃんなの??」、「マラカス振って楽しそう」などと、それぞれのキャラクターに対するコメントも多く見られる。「いちばんすきな花」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(※初回20分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月22日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演を務める新ドラマ「いちばんすきな花」に、仲野太賀が出演し、さらに彩りを加えることが分かった。本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、くすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマ。違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う感情を丁寧に描いていく。人気ドラマの劇場版『ゆとりですがなにか インターナショナル』や『愛にイナズマ』が来月公開を控える仲野さんが本作で演じるのは、主人公のひとり、多部さん演じるゆくえにとって、学生時代から1人だけ気さくになんでも話せる男友達・赤田鼓太郎。高校時代に通っていた塾で知り合い、いつしかお互いの愚痴や悩みだけでなく、たわいもない会話ができる仲になり、お互いを分かりあうことのできる唯一無二の友達となる。恋愛感情は一切無いが、ある日、付き合っていた彼女・峰子と結婚することになったのを機に、ゆくえとの関係に変化が生じる。「なんて面白い脚本なのだろう」と物語の印象を語った仲野さんは、「不器用な人たちが彼らなりにすごく誠実に生きようとしていたりする様がとても愛おしく感じました。この4人がどんな風に成長して、どういう風に物語が展開していくのか、とても楽しみです」とコメント。演じる赤田については「多部さん演じるゆくえの親友でありながら、ある決断をすることによって、ゆくえに影響を与える役です。主人公たちとはまた違う雰囲気を表現できたらいいなと思っています。物語がどういう展開になっていくのかを楽しみにしながら、僕自身もとにかく楽しく演じられたらいいなと思っています」と意気込む。また、「まるで自分ではうまく形容できなかった気持ちを繊細に台詞にされていて、僕も刺さるものがたくさんあります。見てくださる皆さんにとってもきっとそういう台詞(せりふ)や、シーンがたくさん出てくると思うので、どうか最後まで楽しんでいただければうれしいです」とメッセージを寄せている。「いちばんすきな花」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(※初回20分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月22日今田美桜が、10月スタートの木曜劇場「いちばんすきな花」にて多部未華子、松下洸平、神尾楓珠とともに“クアトロ主演”を務めることが発表。幼いころの経験から「1対1で人と向き合うのが怖い」という思いを抱える若者を演じる。本作は、社会現象とも呼ばれた「silent」(2022年10月期/フジテレビ系)でプロデュースを務めた村瀬健と脚本家・生方美久が再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマにくすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマ。違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれる、そのどちらとも違う“感情”を丁寧に描いていく。フジテレビ系連続ドラマ初主演となる今田美桜が演じる、主人公のうちの1人・深雪夜々(みゆき・よよ)は表参道の美容院で美容師として働いている女性。純粋に友達になろうとしても、男性からは異性というだけで勝手に恋愛ととらえられ、女性からはそんな姿をねたまれてしまうという経験をしてきたことで、「1対1で人と向き合うのが怖い」という思いを抱えるように。周囲に合わせるために思っていないことを口にしたり、取り繕ったりするようになり、そのせいで態度を勘違いされてしまうことも。人間に性別がなかったら、きっと自分の悩みの大半は解決する気がする、と考えることもしばしば。そんな夜々がゆくえ(多部未華子)や椿(松下洸平)、紅葉(神尾楓珠)の3人と出会うことで、どのように変わっていくのか…。今田さんは「僕たちがやりました」(2017年7月期/カンテレ・フジテレビ系)でドラマ初出演。その後、「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」「花のち晴れ~花男Next Season~」、さらに「SUITS/スーツ」「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「半沢直樹」、映画『東京リベンジャーズ』シリーズと立て続けに話題作に出演し、「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?」で連続ドラマ初主演も果たした。今年に入ってからも「ラストマン-全盲の捜査官-」「トリリオンゲーム」と2クール連続で出演するだけでなく、映画『わたしの幸せな結婚』(2023年)にも出演し、多くの視聴者から支持を得ている。本作の村瀬プロデューサーは「映画『わたしの幸せな結婚』を見て、改めて女優さんとしてのすごさを感じました」と、今田さんにオファーしたという。今田美桜今田さんは「この作品は日常的で誰しもが考えたことのある永遠のテーマで、台本を読ませていただいた時、ぜひやってみたいと思いました。私が演じる夜々というキャラクターをこのチームのみなさんの中で演じられることに今からワクワクしています」とコメント。「“あーあるよね、確かに、あるある”と思いながら、クスッと笑ってしまったり、じわんとくるものがあったり、不思議な出会いの4人をずっと見てたいという気持ちになりました。登場するキャラクター、掛け合い、台詞もすごく魅力的で4人が今後どう交わっていくのか」自身でも楽しみにしていると明かす。「プロデューサーの村瀬さんに“今田さんをイメージしてます”と言っていただきました」という本作。「皆さんの反応が楽しみです。いろいろな愛があふれ、穏やかな気持ちになるようなこのドラマをチームの皆さんと一緒にお届けしたいです」と意気込んでいる。本音を話せる友達が欲しいという思いを心に秘めた夜々という現代を生きる女性の姿を、今田さんがどう演じるのか注目だ。「いちばんすきな花」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送(初回20分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月18日月9ドラマ「真夏のシンデレラ」に出演中の神尾楓珠が、10月12日スタートの木曜劇場「いちばんすきな花」に主演の1人として出演することが決定。多部未華子の幼なじみ役を演じる。本作は、「silent」のプロデューサー・村瀬健と脚本家・生方美久が再びタッグを組み、違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そして、そこで生まれるそのどちらとも違う“感情”を丁寧に描いていく。すでに4人主演のうち多部さんと松下洸平の2人が決まっているが、今回、神尾さんの出演が決定。神尾さんは木曜劇場初主演となる。演じるのは、主人公のうちの1人である佐藤紅葉(さとう・もみじ)。潮ゆくえ(多部未華子)の幼なじみで、現在は上京し、コンビニで働きながらイラストレーターの夢を追いかける青年。小学生の時には、当時高校生だったゆくえとよく家族ぐるみで遊んでいたが、ゆくえが大学進学を機に地元・新潟から離れてからは年賀状のやり取りをする程度の間柄に。多部未華子そんな紅葉は、周囲から“友達が多いやつ”というイメージを持たれ、自分自身もそのキャラクターを演じている一方、本当は「昔から、一対一で向き合ってくれる人がいなかった」という思いを抱えるなど、大人になったいまも嫌な記憶に縛られているようなところも。本音で悩みを打ち明けられるような友達もおらず、表面的にしか人と関われない自分の薄っぺらさに気づきつつも、誰でも構わず“友達”と素知らぬ顔してやり過ごしてきてしまった紅葉。それでも夢を追いかけ、日々アルバイト先のコンビニでイラストを描き続けていたある日、ゆくえと再会。思いがけぬ再会に、かつて自分が抱えていた気持ちを思い出す…。2015年にドラマデビューした神尾さんは、「シグナル 長期未解決事件捜査班」や「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」など話題作に出演し、その存在感のある演技が話題に。「左ききのエレン」で連続ドラマ初主演を務めるなど、数多くの作品に出演。水10ドラマ「ナンバMG5」で演じた“一匹狼のヤンキー役”が注目を集めた。現在放送中の月9ドラマ「真夏のシンデレラ」では海辺の町で働く大工役を演じている。神尾楓珠本作への出演決定に際し、「自分にできることを精いっぱいやっていきたい」と神尾さん。「台本はすごく人間味のある本だなと思いました。愛や友情などの人間の根本の部分というのは抽象的で難しい中で、人間関係や心情がすごく丁寧に描かれていると思います」と台本についてコメント。今作で紅葉という役柄を演じるにあたり、「紅葉が抱えている悩みや、多部さん演じるゆくえを始めとする他の人物とのつながりの中で紅葉という人間としっかり向き合っていきたいです」とコメントしており、繊細な思いを抱えるキャラクターをどう表現するのか、注目だ。神尾楓珠木曜劇場「いちばんすきな花」は10月12日より毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送(初回20分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月12日多部未華子が主演の1人を務めることが発表されている、「silent」製作陣による“クアトロ主演”の新・木曜劇場「いちばんすきな花」に、松下洸平の参加が決定。松下さんは地上波連続ドラマ初主演となる。「silent」(2022年10月期)でプロデュースを務めた村瀬健と脚本家・生方美久が再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに描く本作。年齢も性別も、過ごしてきた環境も違う4人を主人公のうち、松下さんが演じる春木椿(はるき・つばき)は出版社で働く会社員。実家が花屋を営んでいることもあり、“ツバキは花屋にないから椿”という理由で名付けられたのだが、そのせいで下の名前を名字と間違えられることも。また、「花は好きだけど、花屋は嫌い」と口にして実家と距離を置くなど、花屋を営む家族に対して少し複雑な感情を持っている。会社では“いい人”だと思われているが、実際は“人がいいのも仕事ができるのも、めんどくさいことを避けてきた結果でしかない”という思いが。そんな椿には長年付き合っている彼女がおり、いよいよ結婚、新居での新しい生活をスタートしようとしていたある日、その彼女を“彼女の男友達”にとられてしまう。“男友達”が友達ではなかったことを知った椿は、「男女の間に友情なんて芽生えるはずがない」ということを思い知らされる。傷心の椿だったが、その後訪れたある出会いをきっかけに、自分が“友達”という存在に求めていたものに気づきはじめ…。椿を演じる松下さんは、2018年の舞台「母と暮らせば」で第73回文化庁芸術祭の演劇部門新人賞を受賞。翌2019年には連続テレビ小説「スカーレット」(2019年)でヒロインの相手役を演じ、一躍話題となった。ここ数年でも「最愛」や「やんごとなき一族」「アトムの童」など数多くの話題作に出演したほか、「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」(2023年4月期)から3クール連続でのドラマ出演となる。さらには「ミステリと言う勿れ」の劇場版(9月15日公開)への出演も決まっており、その活躍はとどまることを知らない。また演技だけでなく、2021年8月には音楽アーティストとして二度目のメジャーデビュー。全国ツアーも開催するなど、マルチな才能を発揮している。松下洸平今回主人公の1人・椿を演じるにあたり、「人と違う自分のことを否定も肯定もせず、迷子になっている人なので、どう演じていこうかまだ考え中です。でもきっと皆さんとお芝居をしたらすぐに見つかるはずだし、楽しんで取り組んでいけたらいいなと思います」と語るなど、今回も役柄に誠実に向き合いながら松下にしか表現できない登場人物が作品を彩ってくれるはず。また、キャラクターについて「自分らしく生きようともがく4人の不器用な今がとても愛おしくて、少し切なくて。恋愛ドラマのようだけど、それだけではないし、複雑な話に見せかけて、とてもシンプルなことで笑い合うし、なんとも可愛らしい登場人物たちがいました」とコメント。「いいことも悪いことも、隠さずに描くドラマだからこそ、共感できる数も多いと思います!どこにでもいる4人なので、そっと見守るように、時に自分ごとのように、秋の夜長、ほほ笑みながら見ていただけるとうれしいです」と視聴者に向けてメッセージを贈っている。豪華4人主演で主人公たちの織り成す物語を丁寧に描いていく本作。多部さん、松下さんに続き、残りのキャストをはたして誰が務めるのか、期待が高まる。木曜劇場「いちばんすきな花」は10月、毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年08月30日高橋一生、松たか子、多部未華子らが豪華共演、野田秀樹率いるNODA・MAPによる2年ぶりの書き下ろし最新作「兎、波を走る」が今冬にWOWOWで放送、オンデマンドでも配信されることが決定した。舞台は“潰れかかった遊園地”。迷子になった娘を探す母親の妄想が、遊園地でリハーサル中の“不思議の国のアリス”の“劇中劇”(ショー)と交錯していく。そこにある“世界的な稀代の劇作家”の末裔たちも絡んで、物語は展開。母は“兎”と出会い、娘の行方を求めて“兎”を追いかけるが…。出演は、「フェイクスピア」(2021年)でNODA・MAP初参加にし、その年の読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞した高橋一生。そして昨年の『「Q」: A Night At The Kabuki』のワールドツアーで国内外の観客を魅了した松たか子。今回NODA・MAP初参加となった多部未華子は2010年の舞台「農業少女」(作:野田秀樹/演出:松尾スズキ)で初舞台を踏んだ経歴を持つ。さらに秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一ら実力が勢揃い。変幻自在の野田演出を縦横無尽の演技で彩り、華麗な肉体表現でも魅せる18名のアンサンブルキャストにも注目。今回も野田さんが仕掛ける演出に、舞台装置や映像にアイディアが溢れる。WOWOWでは高橋さん、松さん、多部さん、野田さんによるスペシャルインタビューも。野田さんが作品に込めた思いや、俳優たちの稽古場での印象的なエピソードなど、作品をより深く多角的に楽しめるものとなっている。NODA・MAP「兎、波を走る」は今冬、WOWOWにて放送・配信予定。(シネマカフェ編集部)
2023年08月28日4人の俳優が主演を務める木曜劇場「いちばんすきな花」が、この秋放送決定。主演のひとりを多部未華子が務めることも分かった。本作は、川口春奈、目黒蓮(Snow Man)、鈴鹿央士らが出演し大きな話題となった「silent」でプロデュースを務めた村瀬健と脚本家・生方美久が再タッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、4人の男女が紡ぎ出す友情と恋愛、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う感情を丁寧に描いていくドラマ。主人公の潮ゆくえ、春木椿、深雪夜々、佐藤紅葉はある日、「唯一心を許せた異性の友達が、結婚を機に友達では無くなってしまった」、「結婚を考えていた彼女を、彼女の男友達に奪われた」、「友達になりたいだけなのに、異性というだけで勝手に恋愛と捉えられてしまう」、「友達の友達もみんな友達と思っていたが、気付けば本音を話せる相手はいなかった」と、それぞれの日常の中で人間関係に直面。境遇だけでなく、考え方も全く違う彼らだが、ふとした出来事を機に巡り会い、友情と恋愛というテーマに自然と向き合っていくことになる。フジテレビ系連続ドラマ初主演となる多部さんが演じるのは、新潟から上京し、妹と2人で暮らしながら学習塾の講師として働いている潮ゆくえ。子どもの頃から勉強も運動も人間関係も全部頑張ってきたが、「がんばると嫌われる」ということも知っている。女友達にあまり本音を出すことができず居心地が悪い思いをしてきていた経験から、子どもの頃から二人組をつくるのが苦手だった。しかし、学生時代から1人だけ気さくになんでも話せる男友達がおり、唯一頑張らなくていい関係だったが、ある日「もう会えない」と言われてしまう。さすがに全部を頑張れなくなったゆくえは、ふとした出来事により椿、夜々、紅葉と出会うことに。多部さんは今回の役柄について「彼女は自分の本音をなかなか言えず、人に合わせようとして生きてきました。誰かが何気なく言った些細(ささい)な一言が心にずっと残っていたり、自分の本音とは裏腹な態度をとってしまったり。そんなことは誰にでも日常的に起こり得ることですし、同じような思いをしている方は、世の中にたくさんいるんだろうなと思っています。そういう意味で共感しやすいキャラクターだと思います」と述べ、「見てくださる皆様の心に留まる作品になればうれしいなと思います。頑張ります」と意気込む。村瀬氏は「ドラマを作ろうと思い立ったとき、最初に頭に浮かんだ多部未華子さんをお迎えすることができたのは、このドラマにとって最高の幸せです。少女のような可憐(かれん)さを持っていて、なのに大人の冷静さも同時に感じさせる多部さんのあの特別な魅力に強くひかれていました。また、どんな役も納得感のある”共感キャラ”にしてみせる説得力のあるお芝居も素晴らしく、いつかご一緒したい!とずっと思っていました。“男女の間の友情”というテーマを物語化するのにこれ以上ない方だと思っていたので、オファーを受けてくださった時には、あまりにもうれしくてあからさまにガッツポーズをしてしまいました」と熱い思いを明かし、ほかの主演3名については「多部未華子さんに加え、これ以上ない最高のキャストの皆さんが、あと3人揃って下さっています。それが一体誰なのか?予想しながら、楽しみにしていただけたらうれしいです」とコメントしている。「いちばんすきな花」は10月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年08月23日‘19年7月期のドラマ『これは経費で落ちません!』が8月11日から18日にかけてNHK総合で一挙再放送された。多部未華子(34)が主演を務める同作は、経理部で働く女子の奮闘が描かれている。多部の演技や重岡大毅(30)演じる同僚の営業マンとの恋模様などが話題を呼び、初回放送時はすぐさま続編を望む声が続出。定期的に続編待望論が浮上する人気ドラマであり、今回の再放送でもたSNS上でたちまち話題になり、《続編希望すぎる》《続編やらないかな〜〜。やって欲しいな〜〜》と続編を望む声がふたたび盛り上がった。しかし続編の実現は難しいようでーー。’20年に本誌は続編のクランクイン2カ月前に多部が、キャストが1人変更されたことを理由に降板し、続編制作が中止になったと報じていた。「多部さんの所属事務所は作品の世界観を大切にしたいため、前作と同じキャスト・スタッフで臨むことを条件に続編のオファーを受けており、その約束が実現しなかったため降板に至ったと、当時説明していました。主要キャストの病気や事故、あるいは逮捕によりドラマ制作が中止になる事例は聞いたことがありますが、都合がつかない出演者がいるから主演女優が降板するのは異例です。すでにNHKは他の出演者たちのスケジュールを抑えていましたから、謝罪することになったそうです。また放送を予定していた枠を埋めるのにも苦心したとか。こういったことが過去にあったため、『これは経費で落ちません!』の続編は難しいのではないでしょうか」(芸能関係者)当時、多部の所属事務所も本誌の取材に対して、「前作キャスト・スタッフの続投という当初のお約束がかなわなかったため、成立にいたりませんでした」と回答していた。多くのファンが待ち望む『これは経費で落ちません!』の続編。“ドタキャン降板”を乗り越え、制作される日がくることを祈るばかりだ。
2023年08月18日名作・話題作を集中編成するNHK「イッキ見!」がこの夏、実施されることが決定した。総合テレビでは、放送時反響の大きかった細野晴臣による音楽と笑いのエンタメショー「細野晴臣イエローマジックショー」や、 坂本龍一の音楽の軌跡をたどる特番「坂本龍一 芸術は長く、人生は短し」、多部未華子、重岡大毅(ジャニーズ WEST)らが出演するドラマ「これは経費で落ちません!」、戦争をテーマにした「NHK スペシャル 新・ドキュメント太平洋戦争」シリーズなどをイッキ見放送。Eテレでは、「ピタゴラミングスイッチ」、板垣李光人、北香那、石橋静河ら若手俳優出演の「怖い絵本」は、これまで放送したものの中から6作品をピックアップしている。▼NHKの名作番組をイッキ見!●放送(NHK総合)/配信番組「細野晴臣イエローマジックショー」8月8日(火)0:47~※7日深夜「坂本龍一 芸術は長く、人生は短し」8月8日(火)0:00~※7日深夜「これは経費で落ちません!」※放送日時変更あり8月10日(木)0:00~<水曜深夜>1~4話8月11日(金・祝)0:45~<木曜深夜>5~6話8月16日(水)午前1:17~<火曜深夜>7~10話NHKスペシャル8月5日(土)0:52~※4日深夜ほか●放送(Eテレ)/配信番組「ピタゴラスイッチ」8月7日(月)16:40~「ピタゴラミングスイッチ1~4」8月8日(火)~11日(金)16:40~「怖い絵本」8月14日(月)0:45~※13日深夜親子で楽しむ4K5番組(Eテレ-4K同時放送)8月14日(月)9:00~ほか「イッキ見!」は8月4日(金)深夜~19日(土)深夜NHKにて放送・配信。(シネマカフェ編集部)
2023年08月01日タレント・村島未悠のSTRiKE!デジタル写真集『村島未悠 With you』(イマジカインフォス 1,210円)が23日より配信されている。昨年12月に発売した1st写真集『むらみゆ』が絶好調の村島未悠。STRiKE!デジタル写真集第31弾となる同作は、久々の休日に2人だけで箱根の温泉旅館へまったりデートしに行った気分になれるような、ドキュメンタリーグラビアとなっている。
2023年06月26日今年春、長期休館目前の渋谷・シアターコクーンで開催されたショースタイルの公演『シブヤデマタアイマショウ』。総合演出の松尾スズキさんをはじめとした個性的なキャスト陣の中で、誰よりもインパクトを残したのが多部未華子さんだった。演技も華もだが、それ以上に多部さんの表情や動きの愛くるしさに目を奪われ、自然と多部さんの役柄に共感し応援したくなってしまうのだ。「役者さんなら誰もが思うことだと思いますが、私はなるべく演出家の方がやりたいというもの、思い描くイメージに近づけたいと思っているひとりというだけです。ただ最近は、1か月近い舞台の稽古期間を楽しいと思うようになりました。若い頃は、やるべきことをやり、自分の出番が終わったら帰りたいと思っていたけれど、今は他の方が試行錯誤している様子を見て学ぶこともあるし、みんなでいろんなことを試して失敗しての繰り返しの中に気づきがあったりもする。勉強になるし、楽しいと思うようになりました」そんな多部さんの次の舞台は、NODA・MAP『兎、波を走る』。今の日本の演劇界のトップランナーである野田秀樹さんの作品に初参加となる。「演出家は野田さんですが、チーム全体でアイデアを出し合っている感じです。野田さんもですし周りの方も、意見を言いやすいし聞きやすい環境にしてくれているんです。特に(高橋)一生さんはアイデアマンで、野田さんの『ちょっとやってみよう』を楽しんでいて、野田さんが信頼を寄せられるのもわかります。松(たか子)さんは言わずもがな、大倉(孝二)さんも秋山菜津子さんもいらして心強いです。今はわからないことは秋山さんに聞いています(笑)」作品の舞台は、潰れかかった遊園地。そこに現れる“アリス”が多部さんの役どころだが、そこは野田作品だけに、さまざまな言葉遊びや示唆的なシーンが重ねられ、一筋縄ではいかない複雑な物語が展開される。「稽古に入る前に今回の題材の説明はしていただきましたが、単純な結末が用意されているわけではないし、心にずしんとくるようなテーマですし、自分のアリス役はどういうテンションでいけばいいのか、探っている段階です。ただ、作品を全部噛み砕いて理解して演じたいタイプの俳優さんもいらっしゃいますが、私は多分こんな感じかな、くらいの理解度でやってしまう方。今も、稽古場で『あのセリフはあそこにかかってるのかな?』などと話していると、秋山さんが『野田さん本人もわからずに書いているところもあるから大丈夫よ』って言ってくれて、『じゃあいっか』って開き直れたりして(笑)」観終わった後も余韻が長引き、あれこれと思考を巡らせる楽しみをもたらしてくれるのが野田作品の魅力。「個人的に面白いのは、スローモーション。これまでに観た野田さんの舞台でも取り入れられてきた手法ですが、稽古場で自分もやったり、みなさんがやっているのを見ていたら、すごく効果的に使われていました。しかもアンサンブルの方たちの動きがすごくて、まるでアスリート。早く本番を見てみたいです」プライベートでの大きな変化もありつつ、なお精力的に活動しているが、その原動力とは何なのだろう。「女優として“どうしても演じていたい”というほどの強い気持ちはないんです。すごく暇が苦手で(笑)。でも今回の稽古は本当に楽しくて、お芝居をしていなくても現場にいたいくらいです」NODA・MAP 第26回公演『兎、波を走る』6月17日(土)~7月30日(日)池袋・東京芸術劇場プレイハウス作・演出/野田秀樹出演/高橋一生、松たか子、多部未華子、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一、野田秀樹S席1万2000円A席8500円サイドシート5700円ほか全公演にて当日券あり。NODA・MAP TEL:03・6802・6681(平日11時~19時)大阪、博多公演あり。たべ・みかこ1989年1月25日生まれ、東京都出身。2002年にデビューし、映画、ドラマを中心に活躍。舞台では、松尾スズキ、蜷川幸雄、白井晃などさまざまな演出家の作品に出演。最近のおもな出演作に、ドラマ『マイファミリー』、映画『流浪の月』など。シャツ¥55,000(チノ/モールド TEL:03・6805・1449)スカート¥33,000(ビリティス・ディセッタン/ビリティス TEL:03・3403・0320)バングル¥60,500(フォーヴィレイム/フォーヴィレイム カスタマーサポートcustomer@fauvirame.com)その他はスタイリスト私物※『anan』2023年6月21日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・岡村春輝ヘア&メイク・赤松絵利(ESPER)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年06月20日「このままどうなっちゃうんだろう…」多部未華子さんは6月17日より上演する舞台NODA・MAP 第26回公演『兎、波を走る』で共演している俳優の大倉孝二さんとともに、番組に登場し、星ひとみさんに占われました。2019年に写真家の熊田貴樹氏と結婚した多部さんは、2021年に第一子の出産を発表。産後、吹き替え声優として参加したアニメーション映画の公開記念舞台挨拶では、子供が生まれたことによる環境の変化が一番大きかったといい、「今までと同じ道を歩いても世界が違って見える」「子どもを産んでから、全ての赤ちゃんがかわいくて仕方がない」と心境を語りました。番組では星さんから「すごい素直で嘘が下手、嘘は全部バレちゃう」「好き嫌いがはっきりしすぎ」「超負けず嫌い」と性格をズバズバ言い当てられ、「まったくその通りです」「日常生活、何においても負けたくないという気持ちでしか生きてない(笑)」と認めた多部さん。さらに「束縛が嫌い、男性に依存しない、母性めっちゃ強いから子どものためにやっていけるタイプ」とたたみかけられ、「そうですね、まさに……。自分は本当に過保護に、親に愛されて育ってきたと思うので、結婚して子どもが出来る前から、『将来自分に子どもができたときには、自分がしてもらったようにしてあげよう』と思っていました」と明かします。ただ実際に子どもを育てる中では、戸惑うことも多々。星さんから「2024年に2つの転機が訪れる。1つは子宝とか誕生に関する決断、2つめは仕事の状態で自分の流れを確立する決断。このどちらかが入る」と予言されると、第一子を出産してからの心境も漏らしました。「子どもができてからその間に私は仕事どうしてるんだろう、2人目もどうしてるんだろうとか、予想もできない。不器用なので、何するにも時間がかかるんですね、育児も、恥ずかしながら。だからこのままどうなっちゃうんだろうって思って、考えないように逃げているというか……」と、多部さん。自身のキャリアを継続しながら、我が子のことも大切に育てていこうとするとき、迷いが生じるのは仕方がないことですよね。その都度、最善だと思える道を選びながら、様々な選択を積み重ねていくしかないのかもしれません。
2023年06月07日女優の多部未華子と俳優で歌手の星野源が出演する、キリンビール・淡麗グリーンラベルの新CM「GREEN JUKEBOX 居(いる)」編が、9日より放送される。シリーズ13作目となる新CMに星野が登場。草原の大きな木の下にあるツタで造られた家で「不思議」の弾き語りアレンジバージョンを披露する。CMキャラクターの多部は、優しいギターの音色と星野の歌声に耳を傾け、同商品を飲みながら嬉しそうな表情を浮かべる。今回、CM初共演となった多部と星野。多部が「そんなに、はじめましての感覚はないような雰囲気でいてくださったので、とても和やかな時間を過ごせたんじゃないかと思います」と話したように、撮影は終始和やかなムードで進行した。同CMシリーズ初参加となった星野は、「予想の何倍も気持ち良くてですね、いつもこんな感じで撮っているのかなと思って、毎回来たくなりました」と笑顔。「ずっと普段家にいて、曲を作っているのも屋内なので、この撮影でこういうところに来れてよかったです」と撮影を振り返った。
2023年05月09日生田斗真&多部未華子共演「幸運なひと」の後編が4月11日オンエア。拓哉の“最後の授業”に「エゴがないと生きる力なんて湧いてこない」「命と家族の物語だけではなく、生き方だった」など感動の声が続々とSNSに投稿されている。生田さんと多部さんが夫婦役で共演。夫のがんをきっかけに、夫婦がキレイごと抜きに向き合い関係を再構築していく物語を前後編で描く本作。中学校で保健体育の教師をしており駅伝部の顧問も務めていたが、肺がんの告知を受けてしまう松本拓哉に生田斗真。拓哉の子どもを欲しいと願い続けるなか、ミュージシャンのマネージャーから自身がプレイヤーとなるチャンスをつかんだ拓哉の妻・松本咲良に多部さん。拓哉・咲良夫婦を見守る腫瘍内科医で拓哉の主治医を務める中村昭彦に山中崇。咲良が勤める音楽事務所の社長・吉井理沙に西田尚美。地元の商店街でパン屋さんを営む拓哉の母親・松本小百合に宮崎美子。拓哉の中学時代の同級生で保育士の仲澤哉太に加藤諒といった面々が出演。突然胸の激痛に襲われ、肺ガンの告知を受けた拓哉。咲良は子どもが欲しいと願っており、夫婦は子供を持つかどうかの選択を迫られることになる。拓哉は抗がん剤治療を受けないだけでなく、将来のことを考えて子どもを持つ気もなかった。しかしガン患者の会に出席し患者と話したことで、拓哉の中で考えが変わっていく…というのが前編のおはなし。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。後編ではオーディションに駆けつけた拓哉の姿を見て、咲良は2人が出会った時に弾いていた曲を奏でる。治療にも子供を設けることにも消極的だった拓哉は思いを変えたことを伝え、「これからはできることを数えていこう」と抗がん剤治療が始まる。しかし腫瘍は悪化していき、ある日苦痛にうずくまっていた拓哉に、咲良が「しんどいなら寝たら?」と告げると、拓哉は「もう少し優しくしてよ」と咲良に返答。そこから2人は本音を伝えあうように…というのが後編のストーリー。そして拓哉の“最後の授業”が行われる。そこで拓哉は「何かをしたいって心が動く欲望、エゴが“生きる”ってことなんじゃないか」と生徒たちに語りかけ、「エゴは我のまま、わがまま。自分の本当とも言える」と続け、この社会でワガママをぶつけられるひとはそうそう出会えないが、もしそんな人と出会えたら勇気をもってエゴをぶつけ合ってください」と話す…。「エゴがないと生きる力なんて湧いてこないわけで」「エゴって生きるってことで、正直になっていいんだよね。わがままに生きていいんだね」「わがままをぶつけられる人と出会えたら勇気を持ってエゴをぶつけ合う」「エゴの話にくるとは思わなかった。命と家族の物語だけではなく、生き方だった。すばらしい」など、拓哉の最後の言葉に感動の声が続出。放送後も「やわらかくて優しい話だったなあ。いつも、できたことを数えて生きていきたいな」「ドキュメンタリーとドラマの良いとこ取りのような、しみじみと余韻に浸れて考えさせられる作品だった」といった反応がタイムラインに投稿され続けている。(笠緒)
2023年04月12日6月から8月にかけて東京・大阪・福岡で上演されるNODA・MAPの新作公演『兎、波を走る』のメインビジュアルが公開された。『兎、波を走る』は、作・演出を務める野田秀樹曰く“潰れかかった遊園地”を舞台に繰り広げられる“劇中劇(ショー)”のような作品。“アリス”や“世界的な稀代の劇作家”まがいの人間ふたりも登場するという。出演は、およそ2年ぶりに野田作品に登場する高橋一生をはじめ、昨年の『Q』:A Night At The Kabuki ワールドツアーで国内外の観客を魅了した松たか子、そして野田作品に初登場となる多部未華子のほか、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一、野田といったキャストが名を連ねている。写真家・篠山紀信が撮影を担当したメインビジュアルには、高橋、松、多部の3人が登場。すでに公開されていたグラフィックイメージと呼応するようなデザインで、公演タイトルの“兎”と“波”を想起させるポップなカラーリングと、3人のフラットな表情のコントラストがミステリアスなアートワークとなっている。併せてメインキャスト8名の魅力あふれるソロビジュアルも公開となった。NODA・MAP『兎、波を走る』ソロビジュアルさらに、NODA・MAPらしい遊び心たっぷりの公式ホームページも本日オープン。HPではキャストインタビュー動画も公開されている。<公演情報>NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』作・演出:野田秀樹NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』公演ビジュアル【出演】高橋一生松たか子多部未華子秋山菜津子大倉孝二大鶴佐助山崎一野田秀樹秋山遊楽石川詩織織田圭祐貝ヶ石奈美上村聡白倉裕二代田正彦竹本智香子谷村実紀間瀬奈都美松本誠的場祐太水口早香茂手木桜子森田真和柳生拓哉李そじん六川裕史【東京公演】日程:6月17日(土)~7月30日(日) 東京芸術劇場プレイハウス料金(全席指定・税込):S席12,000円、A席8,500円、サイドシート5,700円※25歳以下の方は、サイドシートを3,000円でご購入いただけます。一般発売日:5月28日(日) 10:00【大阪公演】日程:8月3日(木)~8月13日(日) 新歌舞伎座料金(全席指定・税込):S席12,000円、A席8,000円、サイドシート5,700円※25歳以下の方は、サイドシートを3,000円でご購入いただけます。一般発売日:7月8日(土) 10:00【博多公演】日程:8月17日(木)~8月27日(日) 博多座料金(全席指定・税込):S席12,000円、A席10,000円、B席8,500円、サイド席5,700円※25歳以下の方は、サイド席を3,000円でご購入いただけます。一般発売日:7月8日(土) 10:00チケット購入リンク:公式サイト:
2023年04月07日高橋一生、松たか子、多部未華子が共演する舞台「兎、波を走る」のメインビジュアルが完成。公式サイトもオープンした。東京芸術劇場プレイハウスにて6月より開幕する舞台「兎、波を走る」は、野田秀樹の2年ぶりの最新作。高橋さん、松さん、多部さんが写る今回のメインビジュアルは、写真家・篠山紀信が撮影。公開されているグラフィックイメージと呼応するようなデザインで、タイトルの“兎”と“波”を想起させるポップなカラーリングと、3人のフラットな表情のコントラストが、ミステリアスな仕上がりとなっている。さらに、2本の人参がまるで兎の耳かのような、3人に加え、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一、野田さんといったメインキャスト8名のソロビジュアルも公開された。NODA・MAP第26回公演「兎、波を走る」は6月17日(土)より東京芸術劇場プレイハウスにて上演。※ほか大阪・博多公演あり(cinemacafe.net)
2023年04月07日生田斗真と多部未華子が共演する「幸運なひと」前編が4月4日放送。がんの告知を受けた拓哉がノートに記した“ある言葉”に視聴者からは「心えぐるワードで胸が痛い」「ズシンとくるねえ」などの反応が続々と寄せられている。本作が夫ががんと分かった後の“日常”を描くスペシャルドラマ。誰もががんの当事者やその家族になりうる時代に、“がんになったらどうなる”か、当事者の声をもとにリアリティにこだわって作られた作品となる。キャストはかつては箱根駅伝にも出場した地元のヒーローで、今は中学校で保健体育の教師をしており駅伝部の顧問でもある松本拓哉に生田斗真。音大出身でミュージシャンのマネージャーをしている拓哉の妻・松本咲良に多部未華子。腫瘍内科医で拓哉の主治医となり、治療するか、子どもを持つかで悩む拓哉・咲良夫婦を、言葉少なに見守る中村昭彦に山中崇。咲良が勤める音楽事務所の社長で、拓哉のがんがわかった後「仕事をセーブしたい」と言う咲良に複雑な思いを抱く吉井理沙に西田尚美。地元の商店街でパン屋さんを営み、子どもの頃から好きなことをしてきた拓哉を支えてきた、拓哉の母親で松本小百合に宮崎美子。拓哉が参加したがんの“患者の会”で、自らの体験を語る患者の会メンバーの山内に相島一之。地元で保育士をしている拓哉の中学時代の同級生・仲澤哉太に加藤諒といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。拓哉は「話がある」という咲良の言葉をろくに聞かず、家を出て仕事先の学校まで走り出すが、途中胸の激痛に襲われ、肺がんだと告げられる。帰宅した拓哉に咲良は離婚届を突きつける。プレイヤーになるチャンスをつかんだ咲良は“ピアニストをしながら子供も欲しい”と拓哉に協力を求めるが、拓哉は自分は咲良の力になれないとがんの告知を受けたことを明かす。そして2人は子供を持つかどうかの選択を迫られることになるが、拓哉は抗がん剤治療を受けず、子供も持つ気はないと話す…というのが前編のストーリー。ある日、探し物をしていた咲良は、拓哉が克服したい課題を記した“できないことノート”を見つけ中を見る。そこには“子供を作ること、考える”“負けない”“死なない”などの言葉とともに“咲良の未来に嫉妬しない”という言葉が…。この言葉に視聴者からは「これからを生きていく人の未来に嫉妬しないっという心えぐるワードで胸が痛い」「できないことノートの「咲良の未来に嫉妬しない」にはハッとした」「未来に嫉妬しない」か。ズシンとくるねえ」などの反応が上がる。その後、がん患者の会に足を運んだ拓哉は、1人暮らしをしているという患者の山内と出会う。「自立されてるんですね」と驚く拓哉に山内は、1人暮らしだが日替わりで友人と隣の部屋の住人が来てくれると話し、「自立っていうのは、迷惑かけられる人を何人か見つけるところから始まる」と笑う…。このセリフにも「あらためて聞いても胸打つ言葉。迷惑かけられる人…」「ホント、なぁ…耳が痛いわぁ…w」といった声が寄せられている。【後編あらすじ】治療にも子供を設けることにも消極的だった拓哉は、あるきっかけから思いを変える。「これからはできることを数えていこう」ようやく治療が始まったが咲良には気になることがあった。「夫はがんになってから一度も私の前で泣いてない。泣かせてあげられなくて…」ある日、夫婦は本当の思いを交わすことに…。「幸運なひと」後編は4月11日(火)22時~NHK総合ほかで放送。(笠緒)
2023年04月05日NODA・MAPの新作公演がいよいよ始動!高橋一生、松たか子の顔合わせだけでも鉄板だが、さらに多部未華子、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一と、いつものごとく豪華なキャストが勢揃いだ。もちろん作・演出の野田秀樹も出演する新作公演、その中身は……!?高橋、松、野田の御三方から少しでもヒントを得るべく粘っても、「分かっちゃったら、つまらないでしょ」(by 野田)と、今回もやはり秘密のヴェールは厚かった。笑い満載の会話からニュアンスを嗅ぎ取っていただき、想像を膨らませていただくための“ほぼ実録”インタビューをどうぞ。潰れかかった遊園地が舞台の劇中劇「のような」お話――現段階で私たちが知らされているのはタイトルのみ。ぜひ出来る限りの情報を語っていただけたらと思います。野田一昨年の『フェイクスピア』が終わった後ぐらいから、少しずつ構想を重ねていった感じですかね。役者さんにもちょっと前に少しだけ台本を渡して。台本はいつもよりは時間的に早く、今のところは出来ています。ま、タイトルから想像していただくのが一番よろしいかと思います(笑)。NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』キービジュアル――『兎、波を走る』を調べると、諺としてふたつの意味が出て来るのですが。野田あ、諺は関係ないです。『不思議の国のアリス』の世界です、ってことでいいんですかね? まずはね。高橋はい。野田そういうことです。そこに、潰れかかった遊園地みたいなのがありまして、そこの廃れた舞台で劇中劇が行われる……のかな、どうなのかな〜っていう感じですよね?高橋はい。野田劇中劇にはなってないけど、劇中劇のようなお話、そんな感じですかね。――今回も作品のためのワークショップをされたとか。野田そうですね。結構皆が来てくれたので、とても有意義な時間でした。いろんなことを試すことが出来たっていうかな。試すと同時に、役者さんも自由にいろいろやってくれて、面白いアイデアをいただきました。――高橋さん、松さんに台本を読んだ印象をお聞きしたいです。野田渡した部分を読むだけだとちょっと分からないので、少しだけ、どういう方向に向かっていくかという話はさせてもらいました。高橋どうでしょう。アリス…の話…なんですね…。(一同笑)寓話的な話ととらえると、すぐに出て来るのはアニメのイメージでしょうか。よくよく解体してみると、寓話って怖い、ちょっとゾクッとするところがあって、いったいどういう思考の人が書いているんだろう…ということを、野田さんからいただいた台本に照らし合わせながら読みました。松そうですね、私も、アリス……なんだあって。(一同笑)野田こういうところで話すには「アリスの話なんです」って言って、お客さんを導入していただくのがいいのかな〜と思って。ま、アリスの話じゃないですもんね!高橋ハハハハ!松……ないけど、アリスを使うんだ…っていうのかな。野田ま、実はアリスだけではなくて、ある著名な劇作家たちとか、そういう世界もありますよね。松ワークショップで別のキャラクターが飛んでいるのも見ましたし(笑)、試みとしていろいろ、それも使える……というか用いるんだな、へえ〜!って思っている状態です。野田あのね、昨日ワークショップでやっていたヤツ、あれよかったと思うよ。高橋そうですか?野田うん、ト書きの部分とうまく融合できるな〜と思って。本人が走ってるのは、やっぱりいいよな。高橋そうですね!野田あ、すいません、ちょっと業務連絡でした。(一同笑)忘れられてしまうことを作品として残す――ここまででまったくつかめていませんが……ストーリーを追ってはいけない?野田ストーリーは……。高橋追えるんじゃないでしょうか。野田まあ追えるでしょうね。アリスの世界ですから。ただ、アリスの世界が、アリスの話のように進まないので……っていうようなことかな。――高橋さんがおっしゃったように、寓話のような世界だけれど、見ていくうちに私たちが生きる現実世界とリンクするとか。高橋……そうだと、思います。そういうふうに視点を少しだけシフトしながら観る方もいらっしゃるのではないかとは思います。松そういったアリスのようなおとぎ話の世界もあり、現実世界ももちろん出て来るんですけど、私個人にとっては現実なんだけど、知らない世界だったり…。現実にあるということを、信じろ!って言わないと分からないくらいの現実が、まだあるな、という感覚。それを突きつけられると、うわ〜それを現実と思わなきゃいけない!?って持っていかれちゃうので…。どこまでファンタジーで、どこまで現実で…というのが、私は読んだだけではまだ分からないことがいっぱいで、すごく頭の整理がつかない感じでワークショップを終えたので(笑)、台本はいったんスタッフの方にお返ししました。もう持っているのが怖くて、「一回ちょっと出直します!」みたいな気持ちで、とりあえず返そうと。ちょっとまだ受け止め切れない…、そんなふうに感じて、楽しいワークショップを終えました(笑)。野田フフフ、この話がどこに行き着くかはもうふたりとも知っているけど、そこはいま言えないから言葉が濁っちゃうんだよね。松そう!ワークショップの終わりに全体に向けて「台本のお取り扱いに気を付けてください」みたいなことを言われて、持っているのが怖いからもういいや〜と思って(笑)。野田落としちゃったりしたら?松落とさないけど(笑)。早く完成形をいただくために一回、お返ししたんです。野田中途半端じゃダメだよ、ってことですね。プレッシャー(笑)。松いや、やっぱり今回、今まで以上に緊張感はあるのかなと。だから、本当に気をつけなきゃ!と思った時に自然とそうなりました。その言葉は、持っておくにはちょっと私には大きくて。――おふたりの役柄や、ほかにどんな人物が登場するのか、伺ってもいいですか?松私はアリスじゃないです。野田松さんはアリスに近しい関係の役ですね。で、高橋さんは○○○ということになっています。高橋はい、…ということになっています。野田ほかにふたりの劇作家とか、いろいろと出て来ますけど。でもね、観る日に知ってほしいかな。――今回の作品を構想したきっかけとは?野田まず、「これを書いてもいいものだろうか」っていうのがひとつあって。それで本や資料をいろいろ読んで、どうかな〜と。非常に口籠もってしまうんだけど。――「これ」というのは、例えば『フェイクスピア』におけるボイスレコーダーのようなものでしょうか。野田そことはまたちょっと違うな。今度のものは、そういうものではないんです。年齢もあると思うのですが、自分が書いておくことで少しでも残るのであれば、後々それを読む人にとっていいんじゃないかなと思ったんですね。少なくとも、あらゆるものが忘れられてしまうよりは。だからここ半年くらいは毎日そのことを考えていて、「俺はこの世できっと、当事者の人くらい考えているな」と言えるだけの自信はありますね。しかも、朝起きた時からず〜っとそのことばかり考えているので。それを意識しているか、していないかはちょっと大きいような気がする…といったものかな。私の中でね。皆が知っていることではあるんだけど。高橋そうですね。――幕が開いたら、ああ、あのことか!と皆が分かることでしょうか。野田それはこれからの書きようではあるけれども、分かるようには書いています。――今のお話の「忘れられぬよう、書き残さなければ」といった使命感のようなものは、なぜ出て来たのでしょうか。野田やっぱり歳を取ったからかな。作品って残るんだよな、ってことをあらためて考えて。例えとしていいのか分からないけれど、(十八代目、中村)勘三郎さんのお葬式の時に坂東三津五郎さんが弔辞で「役者は辛い、本人がいなくなったら全部なくなってしまうから」ということをおっしゃっていて、そうか、でも俺は少しだけ違う立場にいるなと思ったんですね。役者は肉体がなくなったら終わってしまうけれど、自分はそれとは違うところで芝居と向き合っているのだろうなと。そんな気はしていますね。預けた言葉をちゃんと肉化してくれる――松さんはNODA・MAPは今回が6作目の出演で、高橋さんは『フェイクスピア』に続く2作目です。ワークショップに参加された際に、今回の作品に関して、何かこれまでの野田作品と違った新たな感触などはあったのでしょうか。松いや、まだ分からないです。でも一生くんを始めキャストの方たちは…、大鶴佐助くんとは初めてご一緒するんですけど、すごい人たちが集まったカンパニーで、どうしよう〜と(笑)。個人的にお芝居を観たときに「うわ、すごいな!」って一回は思わされた人たちだらけなんですよ。その中でこのお芝居に向かっていけるのは、とても幸せですね。だから、あとはいつも通りにただただ必死になるでしょうし、私はそれしか出来ないので。野田さんの言葉を埋もれさせないために頑張ろうと思います。高橋『フェイクスピア』では作っている過程も含めて、これまでにない充実感があったんです。野田さんは俳優でもあるから、お芝居を作る過程の楽しみ方が、演出のみされる方とは決定的に違うんじゃないかなと僕は感じていて。演者としても、演出としてもその場にいてくださる中で、まずは自由に芝居を見てくれる。僕にとっては心強かったなという感覚があったので、今回もお話をいただけてとても嬉しかったです。――『フェイクスピア』に続く今回で、「また来たか!」みたいな衝撃がありましたか?高橋おお!という感じで、「また」ではないですね。違うものではあるんですけれど、現実と地続きになる世界観を感じることが多くなって来ている気がするんです。寓話的というか……、それがファンタジーなのかディストピアなのか、分かりませんが、そういうものがだんだん近づいて来てしまっている、その表裏のようなものが曖昧になって来ている感じはするんです。とくにこの3年で。それで今、野田さんが言っていた、アリスとしての世界と現実が続いてしまう瞬間が、劇構造の中に組み込まれたりするのかな、と思っています。――なんとなく、先ほど松さんがおっしゃった「現実と思わなきゃいけない」怖さの感覚と繋がって来たような気が。やっぱり何かドカンと衝撃的なものが提示される、そんな予感がしますね。野田今回のワークショップで、ちょっとひとシーンやってみた後の、たかちゃん(松)の顔が「やめてよ〜」っていう顔で(笑)。松フフフフ。野田一生は、今回のワークショップで初めて見たでしょ?高橋初めて見ました。野田あれやると、大体みんな同じ顔になるのよ。…って謎だらけでスミマセンね。でもここで言ってしまって書かれてしまうと、見た人がその瞬間に、本当に感じられないだろうから。高橋そうですよね。だから、こういう取材は難しいです。――はい、ここまでのお話で想像しながら本番を待ちます。野田さんに、本作にこのおふたりを誘った理由を教えていただきたいです。野田だって、ふたりとも素晴らしいじゃないですか。預けた言葉をちゃんと肉化してくれる、その力があるふたりです。あと共通するところがあるとすれば、役者ってどうしても自分の目線からだけ入るけれど、ふたりともに作品全体を見ることが出来る役者さんですよね。出しゃばらないで、ちゃんと世界を作る人たち。……って自分がそう、俺は出しゃばってナンボの役者だから、なんだけど(笑)。一生は『フェイクスピア』の時に圧倒的な身体能力を見せてくれて、今回のワークショップでもやっぱりすごいなと思ったし。身体性は、たかちゃんも強い、こう見えて……って言っちゃいけない。(一同笑)松たか子が出る時はいつも、「お〜い」とか「あ〜」とか、悲鳴のような長〜い声が出るように書いてる。松ハハハ!野田去年の『Q』でも「お〜い」って台詞を、そこまで長くしなくてよかったのに、負けず嫌いだから「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ」って(笑)。松え、そうだったんですか!? そう言ってくだされば…(笑)。野田いやいや、あれは助かってるんです。舞台装置を外さないといけないから、「お〜い」が長いとありがたい。高橋そんな裏話が(笑)。野田ま、たかちゃんが持っている声の高さ、伸びというのは、自分が表現をしたい世界のものだからね。――昨夏の高橋一生さんの一人芝居(『2020』)のパンフレットに、野田さんが高橋さんのことを「不安をいつも持っている」と談話を寄せていました。勝手ながら、高橋さんにはつねに冷静沈着、どこか飄々とされている印象を抱いていたので意外に感じたのですが。野田不安というのは持っていないとダメでしょう。たかちゃんだって、不安だから台本を突っ返しちゃうわけだ。松ハハハ!野田不安のない人は、信用出来ない。自信満々で表現している人で、いい表現者はいないんじゃないですか。高橋そうかもしれません。お客さんに見せるものは違うかもしれないけれど。野田そう、本番の舞台で台詞をオロオロ読んでいたりしたら、それはまた別の不安だから(笑)。モノ作りの過程で「自分がこれをどういうふうにやれるかな」といったことだね。舞台初共演のふたり。お互いの印象は・・・?――高橋さんと松さんは舞台では初共演ですね。お互いにどんな魅力を持った俳優と見ていらっしゃるのか、その印象と期待をお話しいただきたいです。松私は今回の初共演が本当に楽しみで。『フェイクスピア』を観た時に、物語自体の衝撃はもちろんありましたが、お芝居としてものすごく感動したんですね。目が覚めたと言いますか。ここにまた戻りたいな! と思わせてくれた、その舞台に彼が出ていて。初めてのNODA・MAPでああいうふうに舞台の真ん中に立つ俳優さん、素敵だなと思って、野田さんに変なメールを送ったんです(笑)。「私なんかが真ん中で長台詞とか言うのはおかしい気がする!一生くんがいいですよ!」みたいな(笑)。なんて言いますか…、「頑張ってます!」じゃない主役でいてくれたことに感動して。もちろんすごく頑張っていたと思いますけど。本当にご一緒出来るのが楽しみでしたし、すでに若干、迷惑をかけ始めていますが(笑)、かけないようにしたいと思います。野田たかちゃんからああいう、作品に関するメールが来ること、まずないからね。高橋そういう感想って、俳優同士では送ってはいけない暗黙の了解でもあるのかなと思うくらいあまりないんです。けれど松さんはすぐに連絡をくださって。そのリアクションを受けて、僕は感動しました。あ、こんなふうに思ってくれる人が同業者でもいるんだと。以前にドラマでご一緒した時も、ちゃんと“そこにいてくれる”、素敵な女優さんだなと感じて。さっき野田さんが「出しゃばらない」とおっしゃっていたように、主張するのではなく、空間に、そこにいる人。一緒に芝居をしていてとても楽しかった記憶があるので、また野田さんの作品でご一緒出来て本当に嬉しいです。さっき褒めていただいただけに、「……あ、コイツの力じゃなかったな」って思われないようにしなきゃなと。松ハハハ!不安同士が、すごくビクビクしながら挑んでいきます(笑)。――本番当日まで、謎は謎のままに。それでも最後にひとつだけ、観終わったあと、どんな気持ちになりそうでしょうか。野田多部ちゃん(多部未華子)との取材の時に、やっぱり同じような質問が来て「台本を読むかぎり、重くて、ハアアア〜!」って多部ちゃんが(笑)。つまりその「ハアアア〜〜〜!」というようなことじゃないかなと思います(笑)。取材・文:上野紀子撮影:You Ishiiスタイリスト:伊賀大介(band)ヘアメイク:赤松絵利(ESPER)<公演情報>NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』【東京公演】2023年6月17日(土)~7月30日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス一般発売日:5月28日(日) 10:00【大阪公演】2023年8月3日(木)~8月13日(日)会場:新歌舞伎座一般発売日:7月8日(土) 10:00【博多公演】2023年8月17日(木)~8月27日(日) 博多座一般発売日:7月8日(土) 10:00チケット情報:・MAP公式ホームページ★【よくばり❣ぴあニスト】限定NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』大阪公演のアプリユーザー向け先行抽選を実施中!受付期間:6月25日(日) 23:59まで詳細は こちら() から
2023年03月17日4月1日(土)夜6時30分放送土曜ゴールデンシアター特別企画「シアターコクーンと申します~33年の歩み休館、そしてこれから~」BS松竹東急<BS260ch・全国無料放送>では、4月1日(土)夜6時30分より土曜ゴールデンシアター特別企画「シアターコクーンと申します~33年の歩み休館、そしてこれから~」を放送いたします。2023年4月10日(月)から2027年度までの間、オーチャードホールを除き休館となる渋谷の複合文化施設「Bunkamura」。今回、中でも長年にわたり劇場文化を支えてきた「シアターコクーン」に焦点を当て、シアターコクーンの歴代の芸術監督をはじめ、舞台を彩ってきた俳優陣、共に歩んできたBunkamura社員から新聞記者まで、数々の関係者の証言により、その功績を深掘りします。さらに、シアターコクーン初のライブ配信となった舞台「プレイタイム」(2020年。出演:森山未來、黒木華)も放送。また、ナレーションは、開館から33年のシアターコクーンと同い年の岡田将生が担当するなど、演劇ファンはもちろん、広くエンターテインメント好きの方には必見の内容でお送りします。©Bunkamura「Bunkamuraシアターコクーン」芸術監督 松尾スズキ コメント撮影:細野晋司「シブヤデマタアイマショウ」(3/30~4/9上演。松尾が総合演出・構成台本・出演)は、シアターコクーン休館前の最後の舞台となります。再演ではありますが、前回を踏襲しながらも新たなものを模索していきたい。ひとつの日常がいったん終わりを迎える節目に居合わせるというのは、滅多にないこと。その寂しさもショーの一部にできたらと思っています。私も60歳になり、何にでも別れはつきまとうとわかってきました。楽しいショーが終わったあとに、切なさみたいなものを感じてもらえたら。シアターコクーンは、デパートの隣にあって、華やかで賑やかなイメージです。でも、私のような猥雑なものも受け入れてくれる懐の深さがある。歌舞伎があったり、海外の演出家を呼んでみたりと、挑戦ができる場所だなと思います。ひとつの劇場に対して番組が作られるのは、なかなかないことです。シアターコクーンという劇場がいったん終わりを迎える、そんな貴重なひとときを楽しんでもらえたらと思います。株式会社東急文化村 常務執行役員加藤真規 コメントはじめに、これまでシアターコクーンに足をお運びいただいたお客様皆様に感謝申し上げます。数多くの作品を世に送り出してきた劇場の節目にこのような番組を企画していただき光栄です。国内外の劇作家、演出家、俳優、様々な才能がこの舞台を踏んでくださいました。そんな方々のシアターコクーンへの思いが伝わるならば、これ以上の喜びはありません。32年間にわたり仕事をし続けた劇場が休館することとなりました。寂しさはありません、思い出されるのはひとつひとつの舞台を作り上げる上で、本当に毎回毎回様々な試練、それを乗り越えて得た感動や達成感です。すべての作品が私にとって宝物であり、これを肥やしにまた数年後、シアターコクーンでさらなる挑戦を続けていければと思っています。松尾芸術監督!私も60歳ですがもうしばらくお力を貸してください!番組プロデューサー BS松竹東急湯浅敦士 コメントシアターコクーンを訪れると、あの席であの芝居を観たなあと、鮮明に思い出すことがあります。それは、劇場という空間で演劇人と観客によって生み出された一種の特異な空気や感動が、僕の記憶に深く刻まれているからだと思います。あらゆる演劇は空間がなければ成立しません。劇場史を中心に描く演劇愛と感謝にあふれた番組を制作したいと思いました。BS松竹東急だからこそできる視点の番組だと思います。どうぞご期待ください。【番組概要】【 番組名 】土曜ゴールデンシアター特別企画「シアターコクーンと申します~33年の歩み休館、そしてこれから~」【 放送日時 】4月1日(土)夜6時30分~夜9時【 番組内容 】2023年4月10日(月)より2027年度までの間、オーチャードホールを除いて休館となる複合文化施設「Bunkamura」。中でも長年にわたり劇場文化を支えてきたシアターコクーンの功績に迫る。歴代の芸術監督でもある、串田和美、松尾スズキにインタビューし、これまでの歴史や演劇の発信に懸けた想いも送る。また、1999年から2016年の間、芸術監督を務めた蜷川幸雄の作品を振り返るなど、BS松竹東急ならではの視点で、「Bunkamura」が創出している“これまでの、そしてこれからの劇場文化”を紹介。加えて、2020年に新型コロナウイルスの影響で一時休館となったシアターコクーンが、初のライブ配信に挑戦した話題作「プレイタイム」も放送する。出演は森山未來、黒木華。また、コクーン アクターズ スタジオなど、休館後の「Bunkamura」のこれからについても伝える。●出演/串田和美松尾スズキ大竹しのぶ笹野高史多部未華子中村勘九郎中村七之助野村萬斎加藤真規山口宏子●舞台「プレイタイム」出演/森山未來黒木華●ナレーション/岡田将生「プレイタイム」撮影:細野晋司【 関連番組 】渋谷・コクーン歌舞伎「佐倉義民傅」4月9日(日)夜6時~夜9時▼中村勘三郎最後の渋谷・コクーン歌舞伎出演作。出演は、中村勘三郎、中村橋之助(現・芝翫)、中村七之助、笹野高史、片岡亀蔵、坂東彌十郎、中村扇雀2ケ月連続企画 「Bunkamuraル・シネマ」セレクション4月8日(土)〜5月20日(土)の土曜夜9時▼ミニシアター「Bunkamuraル・シネマ」で上映され好評を博した名作の中から、世界三大映画祭受賞作を含めて、珠玉の7作品を特集放送[ 放送予定作品 ]〈ジャック・ドワイヨン監督の代表作〉「ポネット」(「Bunkamuraル・シネマ」歴代興行収入1位)〈クシシュトフ・キェシロフスキ監督の「トリコロール」三部作〉「トリコロール/青の愛」(ヴェネチア国際映画祭 1993年金獅子賞受賞)「トリコロール/白の愛」(ベルリン国際映画祭 1994年銀熊賞(監督賞)受賞)「トリコロール/赤の愛」(全米映画批評家協会賞外国語映画賞受賞)〈ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督の代表作〉「ロゼッタ」(カンヌ国際映画祭 1999年パルム・ドール受賞)ほか【 放送局 】BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)【 番組「お知らせ」ページ 】 【 局公式Twitter 】@BS260_official©Bunkamura 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
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